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wav/OKA_1253.wav|そのせいで被験者がゼリーマンになっていると見るべきだな |
wav/OKA_1254.wav|リフターはまだ未完成、か |
wav/OKA_1255.wav|つまり、俺たちが先に電話レンジ(仮)を完成させれば、SERNを出し抜くことも可能というわけだ……! |
wav/OKA_1256.wav|可変重力ロックシステム、というようなものがあるとタイターは言っていた。それによって地球の重力を捉え、必ず地球がある場所に到着できるようになると |
wav/OKA_1257.wav|地球は常に動き続けているからだ |
wav/OKA_1258.wav|フッ、ならば仕方あるまい。タイターを探し出し、その可変重力システムを借りようではないか |
wav/OKA_1259.wav|………… |
wav/OKA_1260.wav|いい機会だ、ラボメンが全員集合したところだし、久々に円卓会議を開こうと思う |
wav/OKA_1261.wav|ラボメンによる報告会、ミーティングだ |
wav/OKA_1262.wav|実物はない。だが我らラボメンの心の中にはある。そうだろう? |
wav/OKA_1263.wav|ああ、あるさ |
wav/OKA_1264.wav|とにかく円卓会議だ! まゆりは昨日の夜はいなかったので、ひとまず今の俺たちの置かれた状況を教えておく |
wav/OKA_1265.wav|フン、悪いだと? 俺たちが? なにをバカな |
wav/OKA_1266.wav|それを言うならばSERNの方がよほど悪。世界だけでは飽きたらず時空までも手に入れようと企んでいる連中だ |
wav/OKA_1267.wav|いずれにせよこれで、我がラボとSERNとの&rs最終聖戦&rtラグナロック&reは避けられなくなった |
wav/OKA_1268.wav|クリスティーナ! お前にはSERN調査について命じていたな! なにか新たに分かったことは? |
wav/OKA_1269.wav|それで助手よ。SERNのタイムマシンから、電話レンジ(仮)のヒントになるようなものは見つかったか? |
wav/OKA_1270.wav|そうか! つまり電話レンジ(仮)はLHCの縮小版ということだな!? |
wav/OKA_1271.wav|少なくとも、ゼリーマンという現象が電話レンジ(仮)でも起きているのだから、まゆりのバナナはカー・ブラックホールのリング状特異点に到達していると考えるべきだ |
wav/OKA_1272.wav|まだ2度しか成功していないが、その放電現象が意味するのは電荷、すなわち電子注入の可能性が高い |
wav/OKA_1273.wav|それが発生したときだけ、特異点への道が開けるのだ |
wav/OKA_1274.wav|それはこれから調べる |
wav/OKA_1275.wav|いいや、やることは同じだ。デジタルデータが特異点を通り抜けないと、誰か保証したのか? 人間サイズの物体を通り抜けさせるよりよほど簡単だと思うが |
wav/OKA_1276.wav|むしろ光線だろう。光デジタルデータみたいな |
wav/OKA_1277.wav|ところで“過去へ送れるメール”は言いにくいな。名前を付けようではないか |
wav/OKA_1278.wav|また、とか言うな! この鳳凰院凶真をバカにしているのか! |
wav/OKA_1279.wav|フッ、ヘンテコとは失敬だな。ならば発表しよう。俺はこの“過去へ送れるメール”という現象について、こう名付けた。その名も── |
wav/OKA_1280.wav|&rs時を超えた郷愁への旅路&rtノスタルジアドライブ&re |
wav/OKA_1281.wav|貴様! 助手の分際で却下できる権限があると思っているのかー! |
wav/OKA_1282.wav|裏切ったな、ダル! まゆり! |
wav/OKA_1283.wav|ならばお前たちには、自分で考えたとっておきのネーミングがあるのだろうな!? まさか我が案を否定しておいて、ノープランとは言わせんぞ……! |
wav/OKA_1284.wav|今のまゆりの反応が答えだ、クリスティーナ。分かりやすい名前を付けるべきと言っておきながら、ちっとも分かりやすくないではないか! |
wav/OKA_1285.wav|もしかして今、まゆりがバカだからと言おうとしたか? |
wav/OKA_1286.wav|少し表現が硬いな。言いにくい |
wav/OKA_1287.wav|ロマンがあればいいのだ。ロマンが |
wav/OKA_1288.wav|いずれにせよ長い! |
wav/OKA_1289.wav|もうなんのメールかさっぱり分からないではないか |
wav/OKA_1290.wav|いや、しかしそれでは味気なさすぎると言うか…… |
wav/OKA_1291.wav|リング特異点への道が開いているからだ。何度も言っているだろう |
wav/OKA_1292.wav|なにを言う。お前は自分たちでタイムマシンを作りたいとは思わないのか? そのために、危険を冒してSERNにハッキングまでしたのだぞ |
wav/OKA_1293.wav|今語るべきは、電話レンジ(仮)をタイムマシンとして使えるようにするにはどうしたらいいか、だ |
wav/OKA_1294.wav|できるかどうかではない。やるのだ! |
wav/OKA_1295.wav|くっ、おのれ……。狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真に対してなんたる言い草だ…… |
wav/OKA_1296.wav|いかにも。俺はラボの象徴であって、トップではない |
wav/OKA_1297.wav|解法か……。そうだな、1つある |
wav/OKA_1298.wav|放電現象が起きるか起きないかはランダムだと思っているようだが、俺には仮説があるのだ |
wav/OKA_1299.wav|発生条件の再現だよ、クリスティーナ。昨日の夜、色々検討したはずだぞ。そして俺たちは、最も単純で最も決定的な“条件”を見落としていた |
wav/OKA_1300.wav|すなわち、発生時刻だ |
wav/OKA_1301.wav|過去2回の放電現象が起きた時間を調べてみたんだが |
wav/OKA_1302.wav|それによれば、俺がダルのケータイに送ったときに偶然発生した最初のDメールは、だいたい12時から13時の間 |
wav/OKA_1303.wav|そして2回目、俺たち4人全員が目撃したDメールは、18時頃に発生している |
wav/OKA_1304.wav|つまり、その2つの時間帯に実験をすれば、あるいは再現が可能かもしれないのだ |
wav/OKA_1305.wav|ドジっ&rs娘&rtこ&reアピールはよせ |
wav/OKA_1306.wav|床に穴が開いてしまうからムリだ |
wav/OKA_1307.wav|ク、ククク……フハハハ、フゥーハハハハ! やはり俺の予想通り、発生条件は“時間帯”だったな! |
wav/OKA_1308.wav|悔しいのか? それでも俺に賛辞の言葉を送る姿勢は、評価してやろう。フハハハハ! |
wav/OKA_1309.wav|くっ、この鳳凰院凶真の威厳が、クリスティーナのせいでどんどん落ちていく…… |
wav/OKA_1310.wav|待て。そこの助手、なにを打ち込んでいる! |
wav/OKA_1311.wav|フゥーハハハハ! 来た……! 来たぞっ! |
wav/OKA_1312.wav|クリスティーナ、お前はメールを2通送ったのか? |
wav/OKA_1313.wav|しかし2通受信しているぞ |
wav/OKA_1314.wav|ちなみにこの文章の意味は? |
wav/OKA_1315.wav|そうだったか? |
wav/OKA_1316.wav|確かに、こちらも2つに分割されているな |
wav/OKA_1317.wav|ゼリーマンと関係があるかもしれん |
wav/OKA_1318.wav|ああ。そうだった |
wav/OKA_1319.wav|よし、ラボメンよ、全員配置に付け! |
wav/OKA_1320.wav|これよりDメール実験を可能な限り連続で行う! |
wav/OKA_1321.wav|ダルは&rsX68000&rtペケロッパ&reにて電話レンジ(仮)の監視、調整、情報収集 |
wav/OKA_1322.wav|助手はメールを打ち続けろ。様々なパターンの文章を試せ。日本語、英語、全角半角、絵文字。内容は問わん |
wav/OKA_1323.wav|まゆりには買い出しを命じる。とりあえずバナナを買ってきてくれ。金はこの鳳凰院凶真が出す! |
wav/OKA_1324.wav|フッ、いいや、助手の判断は的確だ。おそらくDメール成否の鍵は、レンジのドアを開けるタイミングにかかっている! |
wav/OKA_1325.wav|フゥーハハハ! レンジのドアの開け閉め、この鳳凰院凶真に任せるがいい! 神の如き正確さと、修羅の如き大胆さ、そして女性を扱うかの如き繊細さを持って開け閉めしてやろう! |
wav/OKA_1326.wav|なお、本作戦はトップシークレットである。誰にも漏らしてはならない。いいな? |
wav/OKA_1327.wav|では、作戦名を発表する── |
wav/OKA_1328.wav|なん……だと……? |
wav/OKA_1329.wav|いかにも。聞いて驚くな。俺たちは人類史にその名を残すであろうタイムマシンを作っているのだ |
wav/OKA_1330.wav|お、お前、もっと驚いたらどうなのだ! |
wav/OKA_1331.wav|しまった……! そこのバイト戦士よ、今俺が話したことは内密に頼む |
wav/OKA_1332.wav|と言うと? |
wav/OKA_1333.wav|よし、ここは俺に任せろ。それとダルよ、助手にしばらく実験を止めるように伝えてくれ |
wav/OKA_1334.wav|ああ |
wav/OKA_1335.wav|知り合いなのか? |
wav/OKA_1336.wav|しょけん? |
wav/OKA_1337.wav|おお、なるほど |
wav/OKA_1338.wav|初めて会ったにしては、やたら敵意をむき出しにしていなかったか? |
wav/OKA_1339.wav|おお。個人的な恨みがあるということか。しかし……初めて会ったのに? |
wav/OKA_1340.wav|なにかあったのか? |
wav/OKA_1341.wav|間接的と言うとどういう繋がりだ? |
wav/OKA_1342.wav|なんなら俺がクリスティーナに話を付けてもいい |
wav/OKA_1343.wav|もしかして単なる逆恨みだったりするのか? |
wav/OKA_1344.wav|失礼する! |
wav/OKA_1345.wav|実は世紀の実験中でしてね。すなわち人類の科学史を塗り替えるタイム── |
wav/OKA_1346.wav|ククク、ミスターブラウンよ、まさかこのビル、耐震偽装物件ではなかろうな? |
wav/OKA_1347.wav|フッ、このビルの1つや2つ崩壊したからなんだと言うのです |
wav/OKA_1348.wav|我らが行っている実験は、何度も言うが人類の科学史、いいや人類の歴史そのものを塗り替えるような壮大な内容なのです |
wav/OKA_1349.wav|このビルをあと10年延命させるよりよほど意義のあるものだ! |
wav/OKA_1350.wav|任せるがいいミスターブラウン! 我が名誉に懸けて、今日はもう揺らさないと誓おう! |
wav/OKA_1351.wav|クリスティーナ! 今すぐ実験は中止だ! |
wav/OKA_1352.wav|……そ、そうか |
Subsets and Splits
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