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wav/OKA_1053.wav|ただ、頼みがあるんだ……聞いてくれるか……
wav/OKA_1054.wav|あのダンボールを……運ぶのを、手伝ってくれ……
wav/OKA_1055.wav|2人なら……なんとかなる……。今は、お前だけが、頼りなんだ……
wav/OKA_1056.wav|できるさ。お前なら
wav/OKA_1057.wav|よし、ルカ子は反対側を持ってくれ
wav/OKA_1058.wav|いや、まだ油断はできない。今は一時的におさまっているだけかもしれん
wav/OKA_1059.wav|本調子ではないが、今のうちに運べるところまで運んでしまいたい
wav/OKA_1060.wav|案ずるな、俺がなんとかサポートする
wav/OKA_1061.wav|踏ん張れ……! とにかく進むぞ。いいか、横向きに進むんだ。前や後ろには動くなよ!
wav/OKA_1062.wav|右……いや、俺が右だから、ルカ子は左だ、左に進め……!
wav/OKA_1063.wav|ルカ子、踏ん張れ、いいか、絶対に落とすなよ、壊れてしまったらまずい……!
wav/OKA_1064.wav|ああ……よく、手伝って……くれた……助かった……
wav/OKA_1065.wav|ふう、本当に……はぁ、ありがとう……
wav/OKA_1066.wav|……出でよ我が&rs下僕&rtしもべ&reたち! 今こそ契約に従い、我に力を貸したまえ!
wav/OKA_1067.wav|むっ、助手を召喚してしまったか。なぜそこにいる?
wav/OKA_1068.wav|召喚されし&rs下僕&rtしもべ&reたちよ、集まれ! これより極秘ミッションを開始する! さあ、集まるのだ!
wav/OKA_1069.wav|いかにも
wav/OKA_1070.wav|柳林神社だ
wav/OKA_1071.wav|ああ
wav/OKA_1072.wav|IBN5100を手に入れたのだよ
wav/OKA_1073.wav|知っている
wav/OKA_1074.wav|知らんな。お前が、なにか怒らせるようなマネをしたのではないのか?
wav/OKA_1075.wav|それより手伝ってくれ。このダンボールをラボに運び込むぞ
wav/OKA_1076.wav|貴様、なぜ手伝わんのだー!
wav/OKA_1077.wav|全員集合だと言ったではないか!
wav/OKA_1078.wav|3人とも、よくやってくれた
wav/OKA_1079.wav|それは手伝ってくれた礼だ。遠慮せずに食べてくれ
wav/OKA_1080.wav|そう言えばまゆり。このIBN5100を手に入れられたのは、お前のおかげだ。お前の情報がなければ、見つけるのにもっと手こずっていただろう
wav/OKA_1081.wav|気になるのか、クリスティーナ
wav/OKA_1082.wav|これはSERNとの戦いに必要となるのだよ
wav/OKA_1083.wav|表向きは、な
wav/OKA_1084.wav|フッ、警察だと? マッドサイエンティストであるこの俺が、警察を恐れると思っているのか。それより遙かに容赦ない“機関”の連中に追われ続けてきた、この俺が?
wav/OKA_1085.wav|それは後でゆっくり話す。それよりダルよ、IBN5100はいつからSERNへのハッキングに使えそうだ?
wav/OKA_1086.wav|構わん。ID探しを優先させてくれ
wav/OKA_1087.wav|できれば今月中にIBN5100を使えるようにはしてもらいたいところだが
wav/OKA_1088.wav|おお、2人ともご苦労。助かったぞ
wav/OKA_1089.wav|それで、とは?
wav/OKA_1090.wav|あ……?
wav/OKA_1091.wav|今、なんて言った?
wav/OKA_1092.wav|岡部、だと?
wav/OKA_1093.wav|今、岡部と言ったか?
wav/OKA_1094.wav|違う!
wav/OKA_1095.wav|俺は岡部ではない! 鳳凰院凶真だ! 何度言わせれば分かるのだクリスティーナ!
wav/OKA_1096.wav|以後、俺のことは鳳凰院、あるいは凶真と呼ぶように
wav/OKA_1097.wav|もしかして泣いたのか
wav/OKA_1098.wav|ダルよ、助手はなぜ泣いている?
wav/OKA_1099.wav|俺は名前の間違いを正しただけだ
wav/OKA_1100.wav|それでも飲んで、少し待っていてくれ
wav/OKA_1101.wav|さて……
wav/OKA_1102.wav|待たせたな、クリスティーナ
wav/OKA_1103.wav|ほう、助手はドクターペッパーがイケる口か
wav/OKA_1104.wav|なるほど。お前とはいい飲み友達になれそうだ
wav/OKA_1105.wav|そうではない。ドクターペッパーを飲み交わす友達という意味だ
wav/OKA_1106.wav|SERNのデータベースに、IBN5100が使われているのだ
wav/OKA_1107.wav|では説明しよう。我が右腕であるスーパーハカー、ミスター・ダルが──
wav/OKA_1108.wav|スーパーハッカーのミスター・ダルが、SERNにハッキングを仕掛けた
wav/OKA_1109.wav|その結果、ヤツらがLHCでタイムトラベル理論を研究している痕跡を見つけたのだ
wav/OKA_1110.wav|そしてミニブラックホールの生成にも成功している
wav/OKA_1111.wav|そこだ。なぜかヤツらは、公表していない
wav/OKA_1112.wav|LHCが9年前から稼働していたことも、ミニブラックホール生成に成功したことも、タイムトラベル理論を研究していることも、だ
wav/OKA_1113.wav|……それはつまり後ろめたいことを──
wav/OKA_1114.wav|それはつまり、SERNが後ろめたいことをしている証拠である。陰謀の匂いがプンプンとしないか?
wav/OKA_1115.wav|済まない。ダルよ、説明を続けていてくれ
wav/OKA_1116.wav|それで、どこまで話した?
wav/OKA_1117.wav|つまりそれが意味するところは──
wav/OKA_1118.wav|そのデータベースの情報を解読するには、同じくIBN5100を使う他ないということだ
wav/OKA_1119.wav|とある筋からの情報だ
wav/OKA_1120.wav|ダル。SERNのサーバ管理者のパスワードを見つけるのは、時間がかかるのか?
wav/OKA_1121.wav|というわけだ
wav/OKA_1122.wav|ククク、いい心がけだ。もはやSERNに隠された陰謀に魅了され、知りたくて知りたくてたまらないという様子だな
wav/OKA_1123.wav|ではダル。任せたぞ
wav/OKA_1124.wav|よかろう。実験してみるか?
wav/OKA_1125.wav|ガラクタではない!
wav/OKA_1126.wav|お前はまだ知らないようだから特別に教えてやろう。これは我ら未来ガジェット研究所が、その科学力の粋を結集させて発明した、栄えある未来ガジェットたちである!
wav/OKA_1127.wav|ここに保管されているのは未来ガジェット1号から7号までであり、電話レンジ(仮)は未来ガジェット8号にナンバリングされるのだ
wav/OKA_1128.wav|未来ガジェット4号機『モアッド・スネーク』は、クレイモア地雷に似せて作られた、瞬間加湿器だ
wav/OKA_1129.wav|水を入れて電源を入れれば、わずか数秒で大量の蒸気が噴き出すのだ
wav/OKA_1130.wav|おお──
wav/OKA_1131.wav|助手よ、お前は“分かっている”じゃないか!
wav/OKA_1132.wav|やはり研究開発においては、白衣こそがユニフォームだよな!
wav/OKA_1133.wav|やはり俺の目に狂いはなかった。クリスティーナ、お前は、最高の──助手だ
wav/OKA_1134.wav|その白衣はラボメン加入記念としてお前にプレゼントしよう。元々誰も使っていなかったのだ、気兼ねすることはない
wav/OKA_1135.wav|フッ、あるいは、その白衣は元からお前に巡り会うべくして巡り会ったのかもしれん。ダルが着ようとしなかったのもまた必然。すべてはシュタインズ──
wav/OKA_1136.wav|…………
wav/OKA_1137.wav|常時ターミナルモードにしてある。どんな設定にもできるのだ。市販されている電子レンジよりも“無茶”をさせることも可能だ
wav/OKA_1138.wav|特になにも。出荷時設定のままだった
wav/OKA_1139.wav|それはまゆりのものだ
wav/OKA_1140.wav|レンジが普通に動作した、ということか
wav/OKA_1141.wav|どういうことだ……
wav/OKA_1142.wav|イレギュラーだろうがなんだろうが、原因を究明せねばなるまい
wav/OKA_1143.wav|この前の実験では──
wav/OKA_1144.wav|ちぎられたバナナは電話レンジ(仮)で120秒間を過ごした後、バナナの房へとゲル化して瞬間移動した。これは120秒前の状態に戻ったと考えるべきだ
wav/OKA_1145.wav|からあげはゲル化せずに冷凍状態へと戻ったのだぞ
wav/OKA_1146.wav|塩に関してはゲル化はしなかった
wav/OKA_1147.wav|この前の放電現象が発生した後、徹夜で実験した結果、キャベツ、大根、米、こんにゃく、メロンパン、&cTIPSC;ガルガリ君&cMESC;、カップ麺、いずれも“なにも起きなかった”
wav/OKA_1148.wav|液体に関しても同様だ。あの日は、放電現象の前後で実験の成功率が180度変わった
wav/OKA_1149.wav|放電現象前はすべて成功。放電現象後はすべて失敗
wav/OKA_1150.wav|ここは、タイムトラベル理論を前提に考えてみるべきだ
wav/OKA_1151.wav|すでにいくつも実験成功例があるのだぞ。それを否定するのか
wav/OKA_1152.wav|誰が観測するか、だな