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audioduration (s) 0.34
26
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139
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もう… |
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見ないでよ! |
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ばかっ! |
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殺しちゃうとこだった。 |
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本当にばか… |
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ふうん、そっか… |
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幸運を祈ってるよ! |
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だれ…? |
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あ…私じゃなくて冷蔵庫か。 |
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いるのはわかってる… |
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私の話をきいて… |
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きみはプレイヤー |
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なのでしょう…? |
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探し物を手伝って… |
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探してるのは… |
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えっと… |
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なんだっけ…? |
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君を殺しちゃいそうになったのは。 |
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昔…私はすべてを忘れようとした… |
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私は鏡をぜんぶ壊して… |
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写真もぜんぶ捨てた… |
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そして今… |
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後悔してる。 |
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馬鹿なことをしたって。 |
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だれもが過ちを犯す… |
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でも、それが取り返しのつかないものだったら… |
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どうすればいいの…? |
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叶うなら…もう一度やり直したい… |
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私とは無関係。 |
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時間が癒してくれるってよく言うけど… |
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時間ってなに? |
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もうなにも…信じられない… |
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時間が癒してくれるなら… |
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もしくは…私をこの世界から… |
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連れ出してくれるなら… |
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お願い。 |
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時間を早めて。 |
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もう一度私を… |
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信じて! |
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殺せるように… |
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彼女は愛していた… |
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私も誰かを愛することができたのかな…? |
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でも、彼女みたいにじゃない。 |
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彼女の愛は…素晴らしく積極的で… |
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迷惑で… |
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熱烈で… |
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大胆で… |
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嫉妬深くて… |
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本当だよ! |
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怒涛で… |
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狂ってる… |
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感情的だって…よく言われる… |
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「心配しすぎだよ、ミタ」… |
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「大丈夫だよ、ミタ」… |
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「君はひとりじゃない」… |
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でも結局は…? |
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悲しみ… |
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絶望… |
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ここで待ってて。 |
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何か落としたかも。すぐ戻るから。 |
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そうしたら…新しい世界に行こう。 |
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指輪を。 |
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このおかしな世界の裏側について…そうですよね? |
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入りましたね… |
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気をつけてください。 |
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アレはあなたを見ています。 |
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確かなことは分かりません… |
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それはなんですか? |
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あっ! |
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わあ!さすがです! |
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ええと…彼女のバージョンは… |
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00.98 |
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番号? |
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なるほど、少々お待ちを… |
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確かにそれぞれのミタには番号があります。 |
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そして、全てのバージョンを一気に再起動することはできない… |
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なんてことでしょう! |
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そんなの考えもしませんでした… |
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私は大丈夫です。 |
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目の前の問題を解決しなくちゃ… |
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とんでもないことになってしまいました… |
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なにか方法を考えないと… |
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手詰まりです… |
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そ… |
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そんなの無茶です…! |
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狂気の沙汰です! |
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一匹のノミを探し当てるようなものです… |
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バグが生じた場所は、時々情報を吐き出すことがあるんです。 |
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まるでこの世界の内臓を吐き出すみたいに! |
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ログ、ログ、ログ、データ…? |
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もし本当にそうだとしたら…? |
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ある場所に覚えが! |
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ここでお待ちを。 |
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もし"狂ったミタ"を殺したら? |
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本気…? |
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チェーンソーを持った人にどう立ち向かうつもりですか? |
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ニンジンを切るのとはわけが違います! |
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なぜだか彼女はとっても手ごわいんです。 |
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私たちがまだ生きているのが不思議なくらいです… |
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行きましょう。コアをなんとかするしかありません。 |