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442
宮崎県
歴史
『古事記』に「竺紫(つくし)の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき」とあり、天照大神の孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が降り立った国(天孫降臨神話)。この神の孫である山幸彦と海幸彦の争い(山幸彦と海幸彦神話)、さらに、山幸彦の孫であるカムヤマトイワレヒコが、東征して大和橿原宮にて、天皇に即位し初代天皇神武天皇となった(神武東征神話)などの神話(日向神話)がある。
[ "古事記", "天照大神", "ニニギ", "天孫降臨", "山幸彦と海幸彦", "ホオリ", "神武天皇", "神武東征" ]
[ 5488, 6775, 47903, 85376, 61277, 85156, 6262, 88326 ]
[ 8621, 11101, 88225, 174265, 118403, 173740, 10141, 181486 ]
442
宮崎県
歴史
令制国における宮崎県の領域は、日向国(ただし、薩摩国及び大隅国の分立後)とほぼ一致するため、廃藩置県以前の歴史は「日向国の歴史」にて記述。
[ "令制国", "日向国", "薩摩国", "大隅国", "廃藩置県" ]
[ 11898, 10340, 10390, 10439, 6369 ]
[ 19848, 17105, 17186, 17286, 10347 ]
442
宮崎県
歴史
廃藩置県当初(1871年)、現在の宮崎県域には飫肥県・延岡県・高鍋県・佐土原県・鹿児島県・人吉県が設置されるが、1871年の府県合併によって美々津県・都城県に再編。その後1873年に旧日向国の領域をもって宮崎県が設置された(初期宮崎県と呼称される)。県政のため、県庁を県の中央部に設置する必要が認められた結果、当時は寒村であった宮崎郡上別府村(現在地)に県庁が移された。1876年8月21日に宮崎県は鹿児島県に合併され、宮崎県庁は支庁へ格下げされた。
[ "廃藩置県", "1871年", "飫肥藩", "延岡藩", "高鍋藩", "佐土原藩", "鹿児島県", "人吉藩", "美々津県", "都城県", "1873年", "日向国", "宮崎郡", "1876年" ]
[ 6369, 3073, 67849, 108476, 101166, 17877, 458444, 108188, 198716, 94518, 3037, 10340, 24448, 2659 ]
[ 10347, 4812, 133233, 233565, 213849, 29781, 1331124, 232700, 495380, 197417, 4775, 17105, 42297, 4207 ]
442
宮崎県
歴史
1883年5月9日 - 飫肥藩士の川越進 らによる分県運動の結果、日向国のうち志布志郷・松山郷・大崎郷 を除いた地域をもって、国より再置県が認められ分県が成立した(宮崎県再置)。なお、同日に富山県・佐賀県も再置されている(「明治16年太政官布告第15号 富山佐賀宮崎三縣設置」参照)。
[ "1883年", "川越進", "日向国", "富山県", "明治", "太政官布告・太政官達" ]
[ 2960, 1280378, 10340, 519663, 1126, 96559 ]
[ 4652, 4432736, 17105, 1569468, 1803, 202288 ]
442
宮崎県
歴史
分県運動は西南戦争の旧薩摩藩士族側の敗北により、鹿児島県及び宮崎支庁での旧薩摩藩士族の影響が少なくなった時点で「鹿児島県所属のままでは、日向国の発展は望まれない」との認識が背景に興り、1880年に徳島県が高知県から分離したことで活発になる。旧薩摩藩領であり、当時日向国最大の都市であった都城が「表立っての賛成はできないが、運動に反対しない」との立場を採ったことは分県運動への大きな弾みとなった。
[ "西南戦争", "鹿児島県", "日向国", "1880年", "徳島県", "高知県", "薩摩藩" ]
[ 14429, 458444, 10340, 2961, 174, 169, 12637 ]
[ 24005, 1331124, 17105, 4653, 411, 395, 21132 ]
442
宮崎県
歴史
1882年に宮崎県再置の案が鹿児島県会に提出されたがこのときは否決。川越進が県議会議長となった後、1883年3月の県議会で再度案は提出され可決し、5月9日に太政官達示により宮崎県再置が成立した。
[ "1882年", "鹿児島県議会", "川越進", "1883年" ]
[ 2779, 380947, 1280378, 2960 ]
[ 4372, 1065416, 4432736, 4652 ]
442
宮崎県
歴史
江戸時代の日向国は複数の藩(飫肥藩・延岡藩・高鍋藩・佐土原藩・薩摩藩)が分立していた。この為住民の「日向国」としての意識はやや希薄になっており、宮崎県再置の為の鹿児島県からの分県運動は、日向国民(宮崎県民)として一体となって行動した初めての出来事でもあった。当時の日向は薩摩よりも人口密度が低く、県庁が遠い為に何かにつけ不便であった。分県運動が最高潮となった1881年は、金融が逼迫し、自由民権運動も盛んだった時期で、鹿児島県による宮崎支庁への支出が徴収される地方税よりも少ないという悲憤もあった。一方の薩摩側は当初分離に反対の意向を示していたが、分離した方が財政上有利になるとして、分離を受け入れることになった。
[ "江戸時代", "日向国", "飫肥藩", "延岡藩", "高鍋藩", "佐土原藩", "薩摩藩", "鹿児島県", "人口密度", "自由民権運動", "地方税" ]
[ 1763, 10340, 67849, 108476, 101166, 17877, 12637, 458444, 7471, 45049, 47522 ]
[ 2740, 17105, 133233, 233565, 213849, 29781, 21132, 1331124, 12475, 82076, 87350 ]
442
宮崎県
政治
詳細は宮崎県公式ウェブサイト を参照。
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[]
442
宮崎県
政治
地方債残高
[ "地方債" ]
[ 78548 ]
[ 157471 ]
442
宮崎県
政治
衆議院の小選挙区が3。参議院では、全県で1区を構成。(2011年現在)
[ "衆議院", "2011年" ]
[ 2824, 4983 ]
[ 4435, 7829 ]
442
宮崎県
政治
防衛省
[ "防衛省" ]
[ 2203 ]
[ 3424 ]
442
宮崎県
経済・産業
総県民所得 約3兆16億円(全国第36位 国民所得に占める割合0.77% 2000年度調べ。本項目において、以下同じ)、1人当たり県民所得 約256万円(全国第37位 全国平均約308万円の約83% 国内最高である東京都約440万円と比較すると約58%)と低所得の自治体に位置するが、物価水準もそれに伴って低い ため、所得格差ほどの生活水準の低さはない。
[ "国民所得", "東京都" ]
[ 45992, 287014 ]
[ 83946, 774362 ]
442
宮崎県
経済・産業
県民所得に占める第一次産業の比率が国内で最も高い(5.6% 全国平均は1.2%)。
[ "第一次産業" ]
[ 15295 ]
[ 25427 ]
442
宮崎県
経済・産業
日本有数の農業県であり、平成29年の統計では、農業産出額全国5位である。温暖な気候を利用し、稲作においては超早場米の生産地として有名であり、また、野菜・果実などの促成栽培、葉たばこ・サツマイモなどの商品性作物の生産が盛ん。また、牧畜業は乳牛・肉牛・豚・鶏の全てにおいて日本有数の生産高を誇る。以前はそれほど知名度が高くなかった農畜産物も、2007年に知事に就任した東国原英夫の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げている。
[ "日本", "平成", "稲作", "早場米", "野菜", "果実", "促成栽培", "タバコ", "サツマイモ", "牧畜", "2007年", "東国原英夫", "マスメディア" ]
[ 1384029, 1323885, 4969, 252553, 1870, 2378, 110588, 601713, 28479, 33314, 382272, 867384, 5808 ]
[ 4821051, 4597053, 7806, 667968, 2915, 3719, 239529, 1839869, 50811, 60694, 1069779, 2809946, 9301 ]
442
宮崎県
経済・産業
県中央部に広がる宮崎平野では、冬季の日照に恵まれた温暖な気候を利用して様々な野菜が栽培されている。1953年から1960年にかけてビニールハウスが普及した。
[ "宮崎平野", "野菜", "1953年", "1960年", "ビニールハウス" ]
[ 413570, 1870, 1658, 1226, 70556 ]
[ 1176123, 2915, 2563, 1934, 139550 ]
442
宮崎県
経済・産業
ダイコンの作付け面積は日本国内3位であり、特に秋冬物の生産量は日本一である。切り干し大根は古くから作られていたが、1906年、愛知県から宮崎郡住吉村(現在の住吉地域自治区)へ移住した長谷川弥七らによって本格的な生産が始められた。大正時代に鉄道や港湾が整備されると北部九州方面あるいは東京方面へも出荷されるようになった。初期の産地は宮崎市周辺であったが、後に周辺部へ移り、現在は国富町と清武町が主要産地となっている。作付面積は1,000ヘクタール以上、生産量5,500トン、生産額23億円は日本一である。
[ "ダイコン", "日本", "切り干し大根", "1906年", "愛知県", "宮崎郡", "住吉地域自治区", "大正", "北部九州", "宮崎市", "国富町", "清武町", "ヘクタール" ]
[ 2012, 1384029, 43579, 1596, 338859, 24448, 194433, 1128, 43135, 26988, 96915, 61738, 6882 ]
[ 3145, 4821051, 79415, 2494, 934064, 42297, 483251, 1805, 78589, 47526, 203245, 119479, 11291 ]
442
宮崎県
経済・産業
キュウリは1895年、宮崎市上野町(現在は小戸地域自治区に属する)で栽培が始まった。現在では宮崎市、西都市、国富町、新富町、綾町が主要産地であり大阪、東京、福岡県へ出荷される。2007年における生産量は60,700トン、生産額は185億円で群馬県に次いで日本国内2位、特に冬春物は1位である。
[ "キュウリ", "1895年", "宮崎市", "小戸地域自治区", "西都市", "国富町", "綾町", "福岡県", "2007年", "群馬県", "日本" ]
[ 18101, 3318, 26988, 185019, 50340, 96915, 96337, 115634, 382272, 669869, 1384029 ]
[ 30125, 5123, 47526, 452946, 94098, 203245, 201667, 254551, 1069779, 2074142, 4821051 ]
442
宮崎県
経済・産業
ピーマンは昭和初期、高知県からの移住者により本格的な生産が始められ、昭和40年代以降に普及した。現在では西都市、宮崎市、新富町、日南市、国富町が主要産地であり大阪、東京、名古屋へ出荷される。2007年における生産量は29,400トン、生産額は110億円で茨城県に次いで日本国内2位、特に冬春物は1位である。
[ "ピーマン", "昭和", "高知県", "西都市", "宮崎市", "日南市", "国富町", "2007年", "茨城県", "日本" ]
[ 2009, 1115, 169, 50340, 26988, 67424, 96915, 382272, 287011, 1384029 ]
[ 3137, 1789, 395, 94098, 47526, 132276, 203245, 1069779, 774349, 4821051 ]
442
宮崎県
経済・産業
油津港や細島港などを本拠とした沖合・遠洋漁業が盛んであり、近海カツオ一本釣り・沿岸まぐろはえ縄・ウルメイワシについては漁獲量日本一を誇るが、大消費地に近い漁港で水揚げを行うため、県内の漁港の水揚げ量は少ない。近年では鹿児島県と共に九州産のウナギの養殖でも知られるようになってきている。
[ "油津港", "細島港", "遠洋漁業", "ウルメイワシ", "鹿児島県", "ウナギ", "養殖業" ]
[ 339664, 115391, 155894, 430143, 458444, 769231, 14624 ]
[ 936191, 253817, 369958, 1233534, 1331124, 2437297, 24349 ]
442
宮崎県
経済・産業
国産建築材料の供給基地としての役割を担っている。県木に指定されている飫肥杉はシロアリの殺蟻活性成分を持ち、生産高は全国一の生産高を占める。
[ "建築材料", "飫肥杉", "シロアリ" ]
[ 127565, 408833, 47713 ]
[ 289236, 1157973, 87812 ]
442
宮崎県
経済・産業
かつては、銅鉱、錫鉱などが採掘されたが、現在ほぼ全てが閉山となっている(日本の鉱山の一覧#宮崎県参照)。
[ "日本の鉱山の一覧" ]
[ 350431 ]
[ 970518 ]
442
宮崎県
経済・産業
西臼杵郡高千穂町の旧土呂久鉱山においては、亜砒酸を製造する「亜ヒ焼き」が行われ、重金属の粉塵、亜硫酸ガスの飛散、坑内水の川の汚染で公害(土呂久砒素公害)が発生している。
[ "西臼杵郡", "高千穂町", "重金属", "粉塵", "二酸化硫黄", "土呂久砒素公害" ]
[ 33729, 57809, 81416, 102103, 9207, 649933 ]
[ 61329, 110480, 164529, 216140, 15258, 2005520 ]
442
宮崎県
経済・産業
宮崎県は隣県の大分県と共に、東九州地域を医療機器産業の拠点として整備をする東九州地域医療産業拠点構想(通称・東九州メディカルバレー構想)を発表している。
[ "大分県", "医療機器" ]
[ 163, 60953 ]
[ 372, 117659 ]
442
宮崎県
経済・産業
県の経済規模が小さいほか、交通の便などの事情もあり商圏が県内一円にほぼ限られるため、地域商業の域を出ていない。有力な地元百貨店がなく、顧客の鹿児島・熊本・福岡への流出が見られる。また、地場のスーパーマーケットチェーンも有力なものがなく、イオングループなど進出に対する地元商業の状況は非常に厳しい。
[ "スーパーマーケット", "イオングループ" ]
[ 14961, 20382 ]
[ 24934, 35430 ]
442
宮崎県
経済・産業
県内に本社または拠点事業所を置く主要な企業を挙げる。
[]
[]
[]
442
宮崎県
生活・交通
宮崎市に宮崎ブーゲンビリア空港が所在する。なお、高千穂町など北部山間部では阿蘇くまもと空港、えびの市などでは鹿児島空港のほうが至近である。
[ "宮崎市", "宮崎空港", "高千穂町", "熊本空港", "えびの市", "鹿児島空港" ]
[ 26988, 75448, 57809, 75449, 84129, 75033 ]
[ 47526, 150433, 110480, 150434, 171229, 149570 ]
442
宮崎県
生活・交通
鉄道はJR線5路線があるが、北に隣接する大分県とともにJR線(旧国鉄)以外の普通鉄道がない。鉄道事業者が県内に1つしかない県は、宮崎県のほかに沖縄県がある。県内の普通列車の本数は宮崎市近郊を除いて毎時1本以下となっている。
[ "大分県", "鉄道事業者", "沖縄県", "普通列車", "宮崎市" ]
[ 163, 2482, 165, 3636, 26988 ]
[ 372, 3923, 379, 5646, 47526 ]
442
宮崎県
生活・交通
以上の路線は全区間単線となっており、徳島県と並んで単線のみの県となっている。ただし、徳島県の佐古駅〜徳島駅間は単線並列区間であるため、狭義での複線区間がない県は宮崎県のみである。また、県内は長らくJR九州管内でSUGOCA・Suicaなどの鉄道系IC乗車カードで乗車可能な駅が全く無い区域となっていたが、2015年11月14日より宮崎駅を中心とする12駅にてSUGOCAの利用が可能となっている。特急列車も含めた県内の鉄道のほとんどがワンマン運転を実施している。
[ "単線", "徳島県", "佐古駅", "徳島駅", "単線並列", "複線", "SUGOCA", "Suica", "乗車カード", "2015年", "宮崎駅", "ワンマン運転" ]
[ 10359, 174, 87210, 57966, 152140, 533940, 645987, 2479, 2483, 7882, 57984, 10531 ]
[ 17137, 411, 178812, 110780, 359674, 1616838, 1991639, 3919, 3924, 13144, 110834, 17420 ]
442
宮崎県
生活・交通
宮崎県に事業拠点を置く路線バス事業者。ほぼ宮崎交通の独占となる。
[ "路線バス" ]
[ 2480 ]
[ 3920 ]
442
宮崎県
生活・交通
宮崎県は九州で最も道路改良率の低い県で、2018年4月1日現在で一般国道で83.3%(全国44位)、県道で61.3%(全国36位)となっている。高規格幹線道路の供用率は74%(2020年3月末現在)で、これも九州平均 (85%) を下回る。
[ "道路構造令", "2018年", "4月1日", "一般国道", "高規格幹線道路", "2020年" ]
[ 68673, 7823, 1281, 8518, 9465, 7867 ]
[ 135306, 13067, 2004, 14158, 15649, 13129 ]
442
宮崎県
マスメディア
宮崎県全域を対象とする地方紙として宮崎日日新聞があり、県北部(延岡・日向)を中心に夕刊紙の夕刊デイリー新聞が発刊されている。
[ "地方紙", "宮崎日日新聞", "夕刊デイリー" ]
[ 117752, 56502, 184740 ]
[ 261647, 107404, 452089 ]
442
宮崎県
マスメディア
読売・朝日・毎日は宮崎版で県内の記事を扱う。南日本新聞は鹿児島県の地方紙であるが県西部(諸県)においても販売されており、宮崎県政・県西部の話題についても「鹿児島県内のニュース」と同様に扱うことがある。読売新聞は宮崎日日新聞の工場にて県内全域と鹿児島県(北薩及び離島除く)向けに発行される分を委託印刷している。なお、西日本新聞は2018年3月31日をもって宮崎・鹿児島両県での発行を終了した(西日本スポーツも同様)。
[ "南日本新聞", "鹿児島県", "地方紙", "読売新聞", "宮崎日日新聞", "西日本新聞", "2018年", "3月31日", "西日本スポーツ" ]
[ 29854, 458444, 117752, 507642, 56502, 24814, 7823, 3012, 30168 ]
[ 53545, 1331124, 261647, 1526294, 107404, 42932, 13067, 4725, 54203 ]
442
宮崎県
マスメディア
宮崎県は、他県で多くの放送局(平成新局)が開局しチャンネル数が増加した後も、放送対象地域とする民間放送はフジテレビ系列がメインのテレビ宮崎 (UMK) とTBS系列の宮崎放送 (MRT) の2局のみである。なお 1990年代に第3民放テレビ局ができる予定だったが、断念しており、現在も新局開局の予定・目途は立っていない(別項詳述参照)。
[ "平成新局", "放送対象地域", "テレビ宮崎", "宮崎放送", "1990年代" ]
[ 301269, 27553, 38962, 33990, 905 ]
[ 818759, 48664, 70896, 61796, 1484 ]
442
宮崎県
マスメディア
民放が2局しかない県は他に(福井県・山梨県)があるが、これらの県は共聴設備・ケーブルテレビ (CATV) または直接の地域外受信により隣県の放送局が視聴可能な地域が大半である。これに対し、本県では後述のように民放数の割にはケーブルテレビの普及率が低いこと、また地域外受信もえびの市・都城市・串間市・三股町などの一部で鹿児島県を放送対象地域とする民放 が、五ヶ瀬町などの一部で熊本県を放送対象地域とする民放 が視聴できるにとどまっていることから、日本国内では相対的な情報格差が存在するとされている。
[ "福井県", "山梨県", "ケーブルテレビ", "えびの市", "都城市", "串間市", "三股町", "鹿児島県", "放送対象地域", "五ヶ瀬町", "熊本県", "日本", "情報格差" ]
[ 182, 187, 16211, 84129, 977850, 71423, 127805, 458444, 27553, 61941, 168, 1384029, 37636 ]
[ 432, 448, 26843, 171229, 3268897, 141415, 289957, 1331124, 48664, 119898, 391, 4821051, 68521 ]
442
宮崎県
マスメディア
なお、民放が2局しかないためテレビをつけているときは視聴中でない方の局を「裏」または「反対」と呼ぶことがある。
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442
宮崎県
マスメディア
宮崎県は民放が2局以下の県の中ではケーブルテレビの普及率が最も低い42.5%(2020年度末現在) であるが、その一方で衛星放送加入率が高い。
[ "ケーブルテレビ" ]
[ 16211 ]
[ 26843 ]
442
宮崎県
マスメディア
ビデオリサーチによる通常の機械式視聴率調査が最後(2021年10月)に開始された都道府県の一つ(他には、福井県・山梨県・徳島県・佐賀県)である。2020年時点では年4回(2月・6月・10月・12月)の特定の1週間に日記式で調査が行われていた他、2020年3月30日以降は全国視聴率を算出するための機械式調査は行われていた。なお、本県を含むこれらの県は放送局数が少ないことから、視聴率調査が行われる場合は統計学上、民放が3局以上ある地域と比較して高い数値が出ることになる。一例として、『世界まるごとHOWマッチ!!』の関東地区での番組最高視聴率は33.8%だったが、宮崎地区においては1985年2月の調査で47.9%であった。
[ "ビデオリサーチ", "視聴率", "2021年", "福井県", "山梨県", "徳島県", "2020年", "3月30日", "統計学", "世界まるごとHOWマッチ", "1985年" ]
[ 61173, 6875, 7868, 182, 187, 174, 7867, 3013, 570, 39398, 628110 ]
[ 118152, 11282, 13130, 432, 448, 411, 13129, 4726, 1031, 71555, 1931419 ]
442
宮崎県
マスメディア
親局がある鰐塚山は、標高が1,119メートルと送信条件が良好であることから宮崎県外(特に鹿児島県の大隅地方)を含めて広範囲をカバーしている。
[ "鰐塚山", "鹿児島県" ]
[ 113538, 458444 ]
[ 248174, 1331124 ]
442
宮崎県
マスメディア
宮崎県内にアナログテレビ送信所が設置される1960年7月(NHK宮崎放送局開局)以前は、宮崎市内においては鹿児島局を、鹿児島局開局以前は広島局を電離層反射を利用して受信していた ほか、五ヶ瀬町や椎葉村では熊本県のテレビ局が、日之影町の見立地区では愛媛県のテレビ局が受信されていた。五ヶ瀬町の事情については五ヶ瀬中継局を参照。
[ "1960年", "NHK宮崎放送局", "NHK鹿児島放送局", "電離層", "五ヶ瀬町", "椎葉村", "熊本県", "日之影町", "愛媛県", "五ヶ瀬中継局" ]
[ 1226, 51664, 47616, 19818, 61941, 128885, 168, 128092, 162, 519632 ]
[ 1934, 96896, 87590, 34329, 119898, 292810, 391, 290663, 371, 1569362 ]
442
宮崎県
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1990年に民放第3局の割り当て(宮崎21ch)がなされ、約400件の免許申請があった。その中でも日本テレビは沖縄とともに放送局設置計画を掲げていた(沖縄については南西放送を参照)が、バブル景気崩壊後の不況による影響や衛星放送へ資金を注入する必要があったことから、1993年4月までに「番組は無償で提供するが、開局支援はせずネット補償金は一切与えない」(スポンサーを自ら探さなければならないことを意味する。)としてキー局としての宮崎への進出を断念した。そのため、後にテレビ朝日をキー局とする案も出されたがテレビ朝日側は難色を示したため、第3局の設置構想は暗礁に乗り上げた形となり2000年9月6日には電波割り当てが取り消された。なお、宮崎新局のために確保されていた用地はのちに駐車場となっている。県としては、放送局などの民間企業の意向に一任し、行政主体で第3局の開局を推進することは困難であるという立場を取っている。
[ "1990年", "日本テレビ放送網", "バブル景気", "1993年", "キー局", "テレビ朝日", "2000年", "駐車場" ]
[ 487716, 1852, 21286, 965, 37461, 416797, 957, 13264 ]
[ 1450076, 2882, 36879, 1565, 68257, 1187903, 1547, 22047 ]
442
宮崎県
マスメディア
なお、東国原前知事もマニフェストにテレビ局の増設を掲載していた が、これは必ずしも地上波民放のことではなく、インターネットテレビのようなものもイメージしていたという。これに対し、早稲田大学マニフェスト研究所はこのマニフェストを「かなり遅れている、または方針転換」にあたるC評価(A・B・Cの3段階で最低)と判断している。
[ "インターネットテレビ" ]
[ 76759 ]
[ 153287 ]
442
宮崎県
マスメディア
地上デジタル放送は2006年12月に鰐塚山親局から本放送を開始し、2008年7月の飯野・真幸中継局開局によりすべての市で、2009年10月までに西米良村(ほぼ全域が共同受信)を除く全市町村で直接受信が可能となった。こちらもアナログ放送同様宮崎県外、特に鹿児島県の大隅地方でも視聴可能である。
[ "2006年", "鰐塚山", "2008年", "中継局", "2009年", "西米良村", "鹿児島県" ]
[ 293184, 113538, 487419, 37904, 1215, 127785, 458444 ]
[ 793034, 248174, 1448844, 68981, 1917, 289908, 1331124 ]
442
宮崎県
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宮崎県内のテレビ局は鰐塚山に親局となる送信所を設置しており、県内の7割以上をカバーしている。鰐塚山からの電波が届きにくい地域には約50の中継局(Category:宮崎県の放送送信所を参照)が設置されているが、送信出力や重要性に基づき中継局ごとに分類がなされている。微小局の大部分とミニサテライト局(ミニサテ)は地元自治体が建設費の一部を負担しており(これを宮崎方式または入郷方式と呼称する。後述)山間部の一部でも直接受信することができる。中継局のない地域では共同受信設備を各々で設置しており、特に西米良村ではほぼ全域で共同受信設備を利用している。
[ "鰐塚山", "網走送信所", "中継局", "ミニサテライト局", "西米良村" ]
[ 113538, 447970, 37904, 138959, 127785 ]
[ 248174, 1294567, 68981, 321627, 289908 ]
442
宮崎県
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以下に記載する分類は、アナログテレビ放送中期の1980年代時点のものである(プラン局#従前のプラン局も参照)。
[ "1980年代" ]
[ 474 ]
[ 902 ]
442
宮崎県
マスメディア
プラン局(地上デジタル放送の置局計画では大規模中継局)と呼ばれる中継局は、中継局の設置によりカバーエリアの大幅な拡大が見込めることから、基本的に放送局ごとが単独で設置している(地上デジタル放送では一部は共同建設となる)。宮崎県内では延岡・高千穂・串間・飯野(えびの市)の4中継局が該当し、微小局に分類される日向・青島・日之影も、放送局によってはプラン局に準じる形で整備された。
[ "中継局", "えびの市" ]
[ 37904, 84129 ]
[ 68981, 171229 ]
442
宮崎県
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微小局はアナログ放送における送信出力が10W以下、0.5W以上の中継局を指し、難視聴地域のうち数百世帯をカバーする。日向・真幸(えびの市)は当初微小局に分類される中継局であったが、地上デジタル放送では重要中継局とされ、大規模中継局とほぼ同等の扱いとされた。
[ "中継局", "難視聴地域", "えびの市" ]
[ 37904, 739557, 84129 ]
[ 68981, 2327250, 171229 ]
442
宮崎県
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ミニサテライト局はアナログ放送における送信出力が0.1Wの中継局を指し、数十世帯をカバーする。宮崎県内では美々津に最初に設置され、その後20ほどの中継局が設置された。地上デジタル放送においては一部の中継局は設置されない。
[ "ミニサテライト局", "中継局" ]
[ 138959, 37904 ]
[ 321627, 68981 ]
442
宮崎県
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テレビ送信所の宮崎方式とは、中継局の設置費用の一部を受益者となる地元自治体が負担することである。
[ "中継局" ]
[ 37904 ]
[ 68981 ]
442
宮崎県
マスメディア
民間放送局としてはプラン局の設置だけで県内カバー率はほぼ100%となることから、山間部への中継局設置は費用対効果が見込めないものであった。これが設置の方向となったのは1973年に入郷地区(現在の美郷町・日向市東郷町・諸塚村・椎葉村)の自治体が設置費用の一部の負担を放送局側に申し入れたことによる。これにより入郷・日向西郷・東郷(1973年度)、北諸塚・南諸塚・椎葉(1974年度)に中継局が設置された。以後宮崎県内で設置された中継局に対しては基本的にこの方式が採用され、1984年度には中継局数がNHKと同じ48局に達している。
[ "中継局", "1973年", "東臼杵郡", "日向市", "諸塚村", "椎葉村" ]
[ 37904, 470, 33728, 76187, 128878, 128885 ]
[ 68981, 898, 61328, 152075, 292797, 292810 ]
442
宮崎県
マスメディア
宮崎県におけるケーブルテレビは情報格差の是正(不足している系列局の補充)が主な目的である。
[ "ケーブルテレビ", "情報格差" ]
[ 16211, 37636 ]
[ 26843, 68521 ]
442
宮崎県
マスメディア
地上デジタル放送の区域外再放送は、ケーブルメディアワイワイ、BTV、宮崎ケーブルテレビ、QTnet各4社および諸塚村によるサービスとして実施されている。その他のケーブルテレビ局において、「自局のチャンネルサービス」として取り扱うのは県内のテレビ局のみであり、区域外再放送は上記4社からのサービス提供を受ける形をとっている。
[ "区域外再放送", "ケーブルメディアワイワイ", "宮崎ケーブルテレビ", "QTnet", "諸塚村" ]
[ 150969, 49811, 38575, 258861, 128878 ]
[ 356318, 92497, 70194, 687619, 292797 ]
442
宮崎県
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ラジオ事情はテレビと比べてそれほど悪くなく、特にエフエム宮崎は1984年12月に開局(九州で3番目、全国民放エフエムでも53局中12番目)と比較的早いほうであった。ただ、MRTラジオについては、宮崎に電波割り当てがなされながらも開局の動きがなかったために、南日本放送(MBC、鹿児島県の放送局)が宮崎への中継局設置を計画していたところに、これを阻止するという目的で開局している。
[ "エフエム宮崎", "1984年", "宮崎放送", "南日本放送", "鹿児島県", "中継局" ]
[ 47658, 266, 33990, 33639, 458444, 37904 ]
[ 87704, 583, 61796, 61205, 1331124, 68981 ]
442
宮崎県
マスメディア
MRTラジオとJOY FMはradikoを通じて、宮崎県内限定との地域制限 があるもののインターネット上での聴取も可能となっている。サンシャインFMとシティエフエム都城の自社番組については全世界においてインターネット上で聴取できる(前者はSimulRadio、後者はスマートフォン向けアプリケーション「FM++」経由)。
[ "宮崎放送", "エフエム宮崎", "Radiko", "インターネット", "宮崎サンシャインエフエム", "シティエフエム都城", "SimulRadio", "スマートフォン" ]
[ 33990, 47658, 656935, 212779, 123012, 242356, 131796, 149695 ]
[ 61796, 87704, 2029642, 539319, 276316, 636146, 301174, 352027 ]
442
宮崎県
マスメディア
地域によっては周辺各県のラジオ局も受信できることがある。一例として、熊本放送 は高千穂・えびの方面を公式にサービスエリアとしている。
[ "熊本放送", "サービスエリア" ]
[ 33991, 17021 ]
[ 61802, 28372 ]
442
宮崎県
マスメディア
また、ラジオ放送もテレビと同じく県外での聴取が可能であり、MRTラジオは愛媛県南予南部、高知県西南地域、熊本県球磨地方、大分県南部、鹿児島県大隅半島を、エフエム宮崎は高知県西南地域、鹿児島県大隅半島全域、錦江湾沿岸(鹿児島市・指宿市・霧島市・姶良市)、種子島・屋久島などを公式にサービスエリアとしている。鹿児島県の地方紙・南日本新聞ではMRTラジオとエフエム宮崎の番組欄が掲載されている。
[ "宮崎放送", "愛媛県", "高知県", "熊本県", "大分県", "鹿児島県", "大隅半島", "エフエム宮崎", "鹿児島湾", "鹿児島市", "指宿市", "霧島市", "姶良市", "種子島", "屋久島", "サービスエリア", "地方紙", "南日本新聞" ]
[ 33990, 162, 169, 168, 163, 458444, 91126, 47658, 14687, 10040, 21727, 143043, 627225, 423671, 9006, 17021, 117752, 29854 ]
[ 61796, 371, 395, 391, 372, 1331124, 188991, 87704, 24479, 16600, 37593, 333347, 1928454, 1211279, 14931, 28372, 261647, 53545 ]
442
宮崎県
文化・スポーツ
宮崎県の典型的男性を表す言葉として「いもがらぼくと」、女性を表す言葉として「日向かぼちゃ」がある。前者は「芋がらで作った木刀」の意であり、見掛けは立派だが芯のないお人よしであることを意味し、後者は、見た目は黒く小ぶりだが味はしっかりしているということを意味しており、民謡(但し、近年の作によるもの)にも歌われる。
[ "木刀", "民謡" ]
[ 113869, 3976 ]
[ 249210, 6198 ]
442
宮崎県
文化・スポーツ
そもそも、「県民性」というものがステレオタイプのものであり、多くの例外を含んでいるものであるが、宮崎県は歴史的に明治以前は一体性を欠いていたのに加え、風土も地域によってかなり異なる(例えば、冬季における温暖のイメージは、県西部においては当てはまらない)ことから、単一のイメージには当てはまらない例も多い。
[ "県民性", "ステレオタイプ", "明治" ]
[ 359172, 84070, 1126 ]
[ 995572, 171060, 1803 ]
442
宮崎県
文化・スポーツ
日向(ひゅうが)時間とは、宮崎県人が良くも悪くものんびり屋で、時間にルーズでありながらも寛大に受け止める言葉。集合の予定時間に自宅を出発する人がいるなど、時間設定の個人間のずれを指す。この習慣から、時間のずれをあらかじめ見込んで、集合時間などを早めに設定する事もある。なお、類似例は南四国や鹿児島・沖縄などの太平洋側に広範囲で見受けられる。
[ "太平洋" ]
[ 3442 ]
[ 5330 ]
442
宮崎県
文化・スポーツ
宮崎県の大部分では豊日方言に分類される宮崎弁が話されているが、かつて薩摩藩領だった諸県地方では薩隅方言に分類される諸県弁が話される。2007年から2011年に県知事を務めた東国原英夫が初議会で発言した「どげんかせんといかん」が流行語になったが、これは諸県弁であり、宮崎弁に直せば「どんげかせんといかん」となる。東国原など苗字が他県と違う特徴があり、東国原の出身が鹿児島県と隣接する都城市であることから、宮崎県全体では「どんげかせんといかん」の方が通じる。
[ "豊日方言", "宮崎弁", "薩摩藩", "諸県郡", "薩隅方言", "諸県弁", "2007年", "2011年", "東国原英夫", "流行語", "鹿児島県", "都城市" ]
[ 68269, 160615, 12637, 95772, 43804, 226332, 382272, 4983, 867384, 2598, 458444, 977850 ]
[ 134251, 383477, 21132, 200423, 79795, 581590, 1069779, 7829, 2809946, 4111, 1331124, 3268897 ]
442
宮崎県
観光
1960年代には新婚旅行のメッカとして全国的に有名であり、「観光宮崎」として地域経済に貢献したが、日本人の余暇や観光に対する価値観の変化に対応できず低迷している。また、本県の観光はいわゆる「南国情緒」が売りものであったが、1972年の沖縄返還以降は同様のイメージでは沖縄県と競合、同県は沖縄振興特別措置法に基づく税制面での特例 が適用されることから、本県の競争力は相対的に低下した。さらに、1990年代以降は円高や規制緩和などにより格安となった海外旅行との競合もある。これらの悪条件に対し、1990年代末までは個人消費の拡大などによって乗り切ったが、ITバブル期を経た2000年代初頭には県内の大型リゾート施設であるシーガイアが会社更生法の適用を申請したほか、県内最大の交通企業であり、観光宮崎の牽引役であった宮崎交通が産業再生機構の支援を仰ぐことになった。
[ "1960年代", "メッカ", "1972年", "沖縄返還", "沖縄県", "沖縄振興特別措置法", "1990年代", "規制緩和", "インターネット・バブル", "2000年代", "シーガイア", "会社更生法" ]
[ 1026, 371857, 1218, 108222, 165, 639387, 905, 2932, 598577, 901, 452680, 55642 ]
[ 1658, 1036019, 1922, 232757, 379, 1969468, 1484, 4604, 1828922, 1479, 1310765, 105459 ]
442
宮崎県
観光
また有力な観光資源である温泉については、隣県の大分県・熊本県・鹿児島県とは異なり、本県は西日本火山帯の火山フロント より東側にあることから、火山性温泉にあまり恵まれていない。
[ "大分県", "熊本県", "鹿児島県", "西日本火山帯", "火山" ]
[ 163, 168, 458444, 529774, 4898 ]
[ 372, 391, 1331124, 1604034, 7693 ]
442
宮崎県
観光
県内に国宝がない(県内からの出土品である日向国西都原古墳出土金銅馬具類が東京都の五島美術館に所蔵されている)。2018年現在、国宝が1つもない都道府県は、徳島県と当県のみである。
[ "国宝", "日向国", "古墳", "馬具", "東京都", "五島美術館", "2018年", "徳島県" ]
[ 14395, 10340, 1654, 200792, 287014, 46479, 7823, 174 ]
[ 23938, 17105, 2559, 501305, 774362, 84978, 13067, 411 ]
442
宮崎県
観光
観光業復活の鍵として、プロ野球(巨人・広島・ソフトバンク・西武・オリックス・東京ヤクルト(ファームのみ)・楽天(ファームのみ)7球団)・サッカーのキャンプ地巡るツアーや、宿泊を含めたゴルフプランが主催されているほか、近隣国(韓国・中国・台湾)からの顧客開拓を図っている。2019年の訪日外国人観光客数は166,042人で、最も多かった国籍は香港で49,236人、そして台湾の41,663人、続いて韓国の36,104人という。
[ "サッカー", "2019年" ]
[ 587686, 7825 ]
[ 1790929, 13069 ]
442
宮崎県
観光
宮崎県は、サーフィンに好適で空港や高速道路からのアクセスの良い海岸に恵まれた日本最南端の県である。このことは、国内の主要サーフィン大会は5月に行われる本県での国際大会(WQS 4-starランク)から始まることや、日本サーフィン連盟協力サーフショップの数が九州で1番多いことからもうかがえる。ただし、一般的にサーフィンは特段の施設を利用しない(天然の海を利用する)余暇であることから、観光業にとっては宿泊と最低限の飲食費以外の経済効果が薄いという見方もある。
[ "サーフィン", "日本", "日本サーフィン連盟" ]
[ 36494, 1384029, 471400 ]
[ 66491, 4821051, 1383517 ]
442
宮崎県
観光
宮崎県内では重要伝統的建造物群保存地区が3か所選定されている。
[ "重要伝統的建造物群保存地区" ]
[ 105148 ]
[ 223577 ]
442
宮崎県
人物
※印は県民栄誉特別賞。宮崎県県民栄誉賞の受賞者一覧(外部リンク、宮崎県総合政策部秘書広報課栄典担当)を出典とする。受賞事由などの詳細については同サイト参照のこと。
[ "宮崎県" ]
[ 185 ]
[ 442 ]
446
山口県
null
山口県(やまぐちけん)は、日本の中国地方に位置する県。県庁所在地は山口市。
[ "山口県", "日本", "中国地方", "都道府県庁所在地", "山口市" ]
[ 186, 1384029, 2801, 19725, 6518 ]
[ 446, 4821051, 4406, 34134, 10634 ]
446
山口県
概要
本州の最西端に位置している。県土の大半は山陽地方に含まれ、県北部の北浦地区が山陰地方の西端に当たるとされる。
[ "本州", "山陽地方", "長北地区", "山陰地方" ]
[ 3859, 74105, 288545, 17797 ]
[ 6021, 147473, 778725, 29615 ]
446
山口県
概要
県庁所在地は県央部の山口市だが、瀬戸内側に人口10万人から20万人台の都市が複数点在する分散型都市構造を形成しており、山口市の求心力は大きくない。県内で最大の都市は県西端の下関市で、下関市を始めとする県西部は福岡県との繋がりが密接である。一方で岩国市などの県東部は広島県との繋がりが密接である(詳細は後述)。令制国の長門国と周防国に相当することから、防長(ぼうちょう)という別名を持つ。周防国と長門国は後に毛利氏により統治され、江戸時代には、併せて長州藩と称していたことから、長州(ちょうしゅう)と呼ばれる。幕末には倒幕運動の中心となり明治維新の立役者となった。
[ "都道府県庁所在地", "山口市", "下関市", "福岡県", "岩国市", "広島県", "令制国", "長門国", "周防国", "毛利氏", "江戸時代", "長州藩", "幕末", "倒幕運動", "明治維新" ]
[ 19725, 6518, 16600, 115634, 16804, 181, 11898, 10027, 9946, 20026, 1763, 15738, 7981, 9983, 2873 ]
[ 34134, 10634, 27572, 254551, 27959, 428, 19848, 16563, 16415, 34737, 2740, 26102, 13313, 16485, 4516 ]
446
山口県
概要
山口県魚に指定されているふぐは下関市の南風泊市場が日本一の市場取扱量を占めている。地元や周辺地域では、主に取扱業者を中心に縁起を担いで「ふく」と呼んでいる(下関とふく参照)。ふぐの他にも日本海側のイカやアジ、瀬戸内側のアンコウやハモなど、海産物の資源が豊富である。
[ "山口県", "下関市", "下関とふく" ]
[ 186, 16600, 228151 ]
[ 446, 27572, 587679 ]
446
山口県
概要
山口県はインテルサットのインド洋経由の欧州向け、太平洋経由の米国向けの両方向への通信が可能な位置にあり、KDDI山口衛星通信センターが山口市にある。当センターではインテルサット・インマルサットのサービスをしているが、その他、スカパーJSATが SUPERBIRD の地上局(山口ネットワーク管制センター)、自治体衛星通信機構の地上局(山口管制局)も立地している。後者については、全国瞬時警報システムなど最重要ミッションを運用している。
[ "山口県", "インド洋", "太平洋", "KDDI山口衛星通信センター", "山口市", "SUPERBIRD", "地上局", "自治体衛星通信機構", "全国瞬時警報システム" ]
[ 186, 5930, 3442, 289240, 6518, 82908, 776508, 412520, 397298 ]
[ 446, 9570, 5330, 780529, 10634, 168218, 2465167, 1172309, 1117707 ]
446
山口県
地形・地域
南側を瀬戸内海(広島湾・伊予灘・周防灘)、西側と北側を日本海(響灘)と、三方を海に囲まれ、その中央部を中国山地が横断している。中国山地に水源を発する河川として、一級水系の佐波川および小瀬川、二級水系の錦川、椹野川、厚東川、木屋川、阿武川などがある。平野部が小さく、瀬戸内側の一部(主要河川の河口部並びに周南地区)を除けば山に囲まれた谷底平野が多く存在する。
[ "瀬戸内海", "広島湾", "伊予灘", "周防灘", "響灘", "中国山地", "一級水系", "佐波川", "小瀬川", "二級水系", "錦川", "椹野川", "厚東川", "木屋川", "阿武川", "谷底平野" ]
[ 14454, 332297, 159294, 158753, 57370, 139349, 10364, 111120, 111119, 10365, 99939, 285644, 285120, 422868, 189394, 236467 ]
[ 24054, 913858, 379559, 377930, 109400, 322707, 17145, 241004, 241002, 17147, 210978, 770178, 768776, 1208772, 467087, 615979 ]
446
山口県
地形・地域
外海と内海の両方に面し、中央部に山地が横たわるという地理的条件上、同じ県内でも気候には大きな違いが見られる。気候の特徴的に「瀬戸内海沿岸地域」「内陸山間地域」「日本海沿岸地域」に大きく分けられるが、年平均気温が12~16度、年平均降水量が1,600~2,300mmと比較的温暖であり、風水害や地震も比較的少ない。ただし、梅雨期は広島県と同様に梅雨前線と暖湿流の影響で大雨となりやすい上、急傾斜地崩壊危険箇所等の数も広島県に次いで全都道府県で2位 であり、表層に堆積した真砂土による土砂災害が発生しやすく、近年でも平成21年7月中国・九州北部豪雨や平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨で被害を受けている地域がある。
[ "瀬戸内海", "梅雨", "広島県", "暖湿流", "急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律", "真砂土", "平成21年7月中国・九州北部豪雨", "平成", "平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨" ]
[ 14454, 6362, 181, 553800, 1278946, 393590, 601744, 1323885, 871143 ]
[ 24054, 10336, 428, 1674454, 4427783, 1105788, 1839987, 4597053, 2822625 ]
446
山口県
地形・地域
このように、同じ県内でも地域ごとの気象傾向に差があることもあり、天気予報を発表する際の一次細分区域は「西部」「中部」「東部」「北部」の4つに設定されている(元々は「東部」「西部」「北部」の3区分だったが、旧東部から中部が分割された)。2003年(平成15年)3月3日には気象に関する注警報・警報発表区域の細分化(二次細分区域の設定)が行われ、県内が7区域「西部」(豊田 / 下関・宇部)、「中部」(山口・防府 / 周南・北玖珂)、「東部」、「北部」(長門 / 萩・美祢)に細分化された。2007年(平成19年)3月1日には市町村合併を反映する形で二次細分区域が再編され、二次細分区域が8区域に再設定されている。
[ "天気予報", "2003年", "平成", "2007年", "日本の市町村の廃置分合" ]
[ 1151, 911, 1323885, 382272, 129497 ]
[ 1831, 1491, 4597053, 1069779, 294706 ]
446
山口県
地形・地域
長らく県内の有人観測点は山口測候所・下関地方気象台の2箇所であったが、山口測候所は2010年10月1日を以て廃止され、現在は下関地方気象台のみとなっている。なお、下関地方気象台は福岡管区気象台の管轄であり、山口県は気象庁の予報区分では「九州北部地方(山口県含む)」として九州北部と同一の区域として扱われる。
[ "下関地方気象台", "2010年", "10月1日", "福岡管区気象台", "山口県", "気象庁" ]
[ 1195624, 663972, 914, 248084, 186, 2236 ]
[ 4104255, 2053712, 1494, 654301, 446, 3484 ]
446
山口県
地形・地域
八地方区分では山口県は中国地方に区分されるが、関門海峡・周防灘を挟み近接する九州とともに「九州・山口地方」と称される場合もあり、山口県知事は九州地方知事会と中国地方知事会の両方に参加している。
[ "山口県", "中国地方", "関門海峡", "周防灘", "九州・山口地方", "九州地方知事会", "中国地方知事会" ]
[ 186, 2801, 51721, 158753, 192356, 380961, 528610 ]
[ 446, 4406, 97007, 377930, 476862, 1065453, 1599818 ]
446
山口県
地形・地域
公的機関では、衆議院比例区(中国ブロック)、財務省(中国財務局)、農林水産省(中国四国農政局)、NHKなどが山口県を中国地方に区分している。
[ "衆議院", "中国財務局", "農林水産省", "中国四国農政局", "山口県", "中国地方" ]
[ 2824, 299242, 2202, 301165, 186, 2801 ]
[ 4435, 812417, 3423, 818471, 446, 4406 ]
446
山口県
地形・地域
民間では、ゆうちょ銀行(中国エリア)、NTTドコモ(エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国)、全国高等学校総合体育大会<インターハイ>(中国大会)、選抜高等学校野球大会(中国・四国ブロック)などがある。
[ "ゆうちょ銀行", "NTTドコモ", "エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国", "選抜高等学校野球大会" ]
[ 150367, 2861, 180946, 903648 ]
[ 354658, 4495, 439948, 2947304 ]
446
山口県
地形・地域
公的機関では、気象庁(福岡管区気象台、気象区分「九州北部」に山口県を含む)、税関(門司税関)、水産庁(九州漁業調整事務所)などが山口県を九州地方と共通の区分に含む。
[ "気象庁", "福岡管区気象台", "山口県", "門司税関", "水産庁", "漁業調整事務所" ]
[ 2236, 248084, 186, 301701, 11927, 301652 ]
[ 3484, 654301, 446, 819976, 19891, 819871 ]
446
山口県
地形・地域
民間では、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞の全国紙各社およびグループ会社が、西部本社(支社・本部)などの地域組織において九州地方とともに山口県を管轄区域としている。
[ "読売新聞", "日本経済新聞", "全国紙", "山口県" ]
[ 507642, 18507, 68298, 186 ]
[ 1526294, 31003, 134323, 446 ]
446
山口県
地形・地域
公的機関では、以下の部局が山口県域を九州地方側と中国地方側に分割して区分している。
[ "中国地方" ]
[ 2801 ]
[ 4406 ]
446
山口県
地形・地域
民間経済団体である九州経済連合会はかつて「九州・山口経済連合会」と称し、改称後も下関市や宇部市を中心に山口県に本社を置く企業や大学など21法人が加盟している。中国経済連合会と重複会員もおり、山口銀行は九州経済連合会と中国経済連合会の両方で副会長を務めている。
[ "九州経済連合会", "下関市", "宇部市", "山口県", "中国経済連合会" ]
[ 395273, 16600, 11344, 186, 395270 ]
[ 1111226, 27572, 18837, 446, 1111214 ]
446
山口県
地形・地域
日本小型船舶検査機構は岩国市・柳井市・田布施町・平生町・上関町・和木町・周防大島町を広島支部が管轄し、それら以外の地域を福岡県北九州市・京築地域とともに下関支部が管轄している。
[ "日本小型船舶検査機構", "岩国市", "柳井市", "田布施町", "平生町", "上関町", "和木町", "周防大島町", "福岡県", "北九州市" ]
[ 359725, 16804, 17641, 41868, 89429, 88666, 69347, 71279, 115634, 657979 ]
[ 996957, 27959, 29325, 76086, 184325, 182735, 136702, 141142, 254551, 2032970 ]
446
山口県
地形・地域
地形は、県中央部が山地で沿岸・山あいに小規模な平野や盆地が分散している。海岸線は臨海工業が立地して、それぞれの工場地区ごとに労働力を引き寄せた。また、幹線交通網である国道2号や山陽本線、山陽自動車道も海岸線沿いに走っているため、物流・内陸工業の面でも労働力を引き寄せた。このような産業構造と分布をしているため、瀬戸内海側の都市への人口・物流・資本・情報の集中が発生している。
[ "国道2号", "山陽自動車道", "瀬戸内海" ]
[ 10887, 10311, 14454 ]
[ 18104, 17065, 24054 ]
446
山口県
地形・地域
県庁所在地である山口市の県内他地域に対する求心力が低いこともあって、同市など県央地域よりも県外の地域との交流が深い自治体もある。県西部の下関市は福岡県北九州市とともに関門都市圏の核都市となっており、宇部市、山陽小野田市、美祢市などが同都市圏に含まれるほか、県東部の岩国市、和木町などは広島県広島市を核都市とする広島都市圏に含まれる。
[ "都道府県庁所在地", "山口市", "下関市", "福岡県", "北九州市", "関門都市圏", "宇部市", "山陽小野田市", "美祢市", "岩国市", "和木町", "広島県", "広島市", "広島都市圏" ]
[ 19725, 6518, 16600, 115634, 657979, 148989, 11344, 90616, 17643, 16804, 69347, 181, 479454, 133099 ]
[ 34134, 10634, 27572, 254551, 2032970, 350289, 18837, 187387, 29328, 27959, 136702, 428, 1417657, 304915 ]
446
山口県
地形・地域
地域圏にはいくつかの区分方法があるが、一例として山口県による 8つの広域都市圏 がある。下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。以下に記載する人口は、2023年11月1日現在。なお、山口県の総人口は1,295,897人。
[ "山口県", "下関都市圏", "2023年" ]
[ 186, 294805, 7869 ]
[ 446, 798588, 13131 ]
446
山口県
地形・地域
基礎自治体は、以下の13市・4郡・6町がある(自治体コード順)。山口県では、町はすべて「ちょう」と読む。村は2006年(平成18年)3月20日の本郷村の合併に伴って消滅している。
[ "全国地方公共団体コード", "山口県", "2006年", "平成" ]
[ 26663, 186, 293184, 1323885 ]
[ 46924, 446, 793034, 4597053 ]
446
山口県
歴史
廃藩置県の際、県庁が置かれた山口町(現・山口市)の町名がそのまま県名に採用された。「山口」という地名は、阿武郡にある「山の入り口」に由来する。山口弁では、県名は共通語と同じ「やまぐち」、市名は「やまぐち」とアクセントによる区別がある(後ろに「県」や「市」など接尾語が付く場合は、どちらも共通語と同じアクセントになる)。
[ "廃藩置県", "山口市", "阿武郡", "山口弁" ]
[ 6369, 6518, 31169, 75377 ]
[ 10347, 10634, 56332, 150293 ]
446
山口県
人口
国立社会保障・人口問題研究所が2018年に推計した人口は、2045年の県人口が103万6千人(2015年を100とすると73.7になると予測されている)となっている。市町村別では、下関市 181,656人(同67.7)、山口市 178,452人(同90.4)、宇部市132,461(同78.2)、周南市 107,540人(同74.2)、防府市 101,202人(同87.3)、岩国市 89,637人(同65.5)、下松市 50,419人(同90.3)、山陽小野田市 46,021人(同73.4)、光市 35,636人(同69.4)、萩市 26,119人(同52.7)、柳井市 21,059人(同63.9)、長門市 17,888人(同50.5)美祢市 14,447人(同55.2)、田布施町 10,154人(同66.3)、平生町 8,460人(同66.1)、周防大島町 7,095人(同41.3)、和木町 5,083人(同80.9)、阿武町 1,419人(同41.0)、上関町 913(同32.6)となっている。
[ "国立社会保障・人口問題研究所", "2018年", "2015年", "下関市", "山口市", "宇部市", "周南市", "防府市", "岩国市", "下松市", "山陽小野田市", "光市", "萩市", "柳井市", "美祢市", "田布施町", "平生町", "周防大島町", "和木町", "阿武町", "上関町" ]
[ 556098, 7823, 7882, 16600, 6518, 11344, 6540, 11337, 16804, 6541, 90616, 647050, 6539, 17641, 17643, 41868, 89429, 71279, 69347, 89785, 88666 ]
[ 1681679, 13067, 13144, 27572, 10634, 18837, 10676, 18827, 27959, 10677, 187387, 1995336, 10674, 29325, 29328, 76086, 184325, 141142, 136702, 185125, 182735 ]
446
山口県
政治
衆議院の小選挙区が4。参議院では、全県で1区を構成する。
[ "衆議院" ]
[ 2824 ]
[ 4435 ]
446
山口県
経済・産業
内閣府経済社会総合研究所が行った「令和元年度度県民経済計算」によると、2019年度(令和元年度)の一人あたりの県民所得は325.1万円、名目県内総生産は6兆3505億円(第一次産業300.7億円、第二次産業2兆5531.4億円、第三次産業3兆7468.11億円)であった。経済成長率は名目+0.5%、実質−0.3%であった。総生産の経済活動別の構成比について全国を1とする特化係数で比較すると、第一次産業は0.5、第二次産業は1.6、第三次産業は0.8であった。さらに詳しく見ていくと鉱業(特化係数1.8)、製造業(1.7)、電気・ガス・水道・廃棄物処理業等(1.3)、運輸・郵便業(1.1)、保健衛生・社会事業(1.1)で全国を上回った。製造業の内訳を見ると特に化学(特化係数7.0)、窯業・土石製品(2.8)、石油・石炭製品(2.3)、輸送用機械(1.5)、一次金属(1.2)、繊維製品(1.2)、金属製品(1.2)で全国を上回った。
[ "経済社会総合研究所", "令和", "県民経済計算", "第一次産業", "第二次産業", "第三次産業", "窯業", "石油", "石炭" ]
[ 730607, 1144773, 210849, 15295, 16298, 16299, 138018, 511360, 22708 ]
[ 2293973, 3925995, 533133, 25427, 26990, 26991, 318785, 1540503, 39142 ]
446
山口県
経済・産業
経済圏は県内各地域に分散しており、経済産業省は都市雇用圏の考え方に基づいた経済圏を以下の地域に設定し、その産業特性を以下のように分析している。
[ "経済産業省", "都市雇用圏" ]
[ 2198, 151234 ]
[ 3417, 357188 ]
446
山口県
経済・産業
山口県が行った「令和元年度市町民経済計算」による、令和元年度の市町内総生産は県全体で6兆3505億円であり、県全体に占める割合は下関市が15.2%でトップ、以下周南市(15%)、山口市(12.9%)、宇部市(9.8%)、岩国市(8.7%)と続く。地域別市町内総生産額は周南地区が1兆7501億円と全体の27.6%を占め、ついで山口・防府地区(21.5%)、宇部・小野田地区(17.2%)、下関地区(15.2%)と続く。 市町民所得は県全体で4兆4074億円であり、県全体に占める割合は下関市が18%でトップ、以下山口市(15.1%)、周南市(13.2%)、宇部市(12.2%)、岩国市(9.1%)と続く。 。
[ "山口県", "令和", "下関市", "周南市", "山口市", "宇部市", "岩国市", "山口・防府地区" ]
[ 186, 1144773, 16600, 6540, 6518, 11344, 16804, 319288 ]
[ 446, 3925995, 27572, 10676, 10634, 18837, 27959, 873889 ]
446
山口県
経済・産業
山陽地方に当たる瀬戸内海側は、重化学コンビナートを中心とした工業と、高速道路網などを生かした流通業などが発展しており、瀬戸内工業地域の一角を成す。一方で、山陰地方に当たる日本海側は、農業・漁業などの第一次産業と観光業などのサービス産業が中心である。
[ "山陽地方", "瀬戸内海", "瀬戸内工業地域", "山陰地方", "第一次産業" ]
[ 74105, 14454, 29207, 17797, 15295 ]
[ 147473, 24054, 52288, 29615, 25427 ]
446
山口県
経済・産業
かつては宇部・美祢で鉱業が盛んであり、宇部炭鉱 (宇部市) や大嶺炭鉱 (美祢市) で無煙炭を中心とした石炭が採掘されていた。いずれも現在は閉山しているが、県西部 (宇部市・山陽小野田市など) の重化学工業地域は元々この炭鉱を背景としている。現在美祢地区では石炭に代わって石灰石の採掘が行われており、セメントの製造企業が集中している。一方、周南・岩国などの東部では太平洋戦争当時の海軍燃料廠などに由来する石油精製コンビナートを展開、ソーダなど化学系の製品製造を主とする工業地域を形成している。
[ "宇部炭鉱", "宇部市", "大嶺炭田", "美祢市", "石炭", "山陽小野田市", "炭鉱", "太平洋戦争" ]
[ 204890, 11344, 1048642, 17643, 22708, 90616, 174323, 672787 ]
[ 514754, 18837, 3560974, 29328, 39142, 187387, 421517, 2084285 ]
446
山口県
経済・産業
沿岸部から中山間部までの多様な自然条件や消費地の近さ、交通網の高い整備状況により米や野菜、果物、花、牛肉といった様々な農産物が生産されている。特に長州藩時代の四白政策以来米作りが盛んに行われており、干拓や棚田などの新田開作により農地が増やされてきた。特に米はコシヒカリやひとめぼれ、ヒノヒカリが生産されている。野菜はわさびやれんこん、トマトの生産が盛んで、果物は瀬戸内側で温州みかんや夏みかん、中山間部では栗の栽培が盛ん。花は下関市を中心にゆり、バラ、カーネーション、菊の栽培が盛んである。また、畜産においては本県が日本で初めて誕生させ全国唯一である無角和牛 や和牛の原種と言われ国の天然記念物に指定されている見島牛が、養鶏が盛んな長門市では県オリジナル地鶏「長州黒かしわ」の飼育が行われている。 農業生産額の割合では、米が全生産額の34.9%で最も多く、野菜が24.2%、鶏(鶏卵・ブロイラー)が14.7%、果実が6.6%と成っている。
[ "野菜", "牛肉", "長州藩", "防長三白", "干拓", "棚田", "コシヒカリ", "ひとめぼれ", "ヒノヒカリ", "トマト", "ウンシュウミカン", "ナツミカン", "下関市", "日本", "無角和種", "天然記念物", "見島牛", "養鶏", "地鶏", "鶏卵", "果実" ]
[ 1870, 240150, 15738, 864642, 50166, 74486, 84914, 198526, 181809, 1946, 2933, 250615, 16600, 1384029, 338025, 15418, 25156, 196389, 142524, 406816, 2378 ]
[ 2915, 628574, 26102, 2800107, 93624, 148313, 173101, 495010, 442817, 3051, 4605, 662198, 27572, 4821051, 931469, 25596, 43623, 488689, 331676, 1150881, 3719 ]
446
山口県
経済・産業
三方が海に面する山口県では古くから水産業が盛んであり、江戸時代に長州藩は漁業を推奨し特に現在の長門市の通地区や仙崎地区を中心に捕鯨に力を入れ、「鯨一頭とれば七浦賑わう」と謳われた。捕鯨は明治時代まで続いたがロシアによる日本海での捕鯨が原因で北浦捕鯨は早々に衰退、その後ノルウェー式捕鯨の導入で下関市は日本有数の捕鯨基地となった。その後国際的な反捕鯨運動が盛んになり、また日本が国際捕鯨委員会に加盟したことで長らく商業捕鯨は禁止されていたが2019年に脱退したことで再び商業捕鯨が再開され、下関市は再び商業捕鯨及び調査捕鯨の基地となっている。また、同市はふぐの日本一の取扱量を誇っており、同市南風泊市場では全国のふぐの大半を取り扱っている。平成21年度の山口県の漁獲量はアマダイ、サザエで全国2位、イサキ、アワビ類で全国4位、マダイ、クルマエビ、マアジで全国5位であり多くの魚種で日本有数の捕獲量を誇る。水産加工業も盛んであり下関市ではウニの瓶詰め、辛子明太子、蒲鉾を始めとする練り製品で全国有数の生産量を誇る。2020年度における本県の陸揚量は21,598トン、登録漁船数は5491隻、総トン数は14,954トン、利用漁船数は7023隻、組合員数は6634人である。また三方を海に囲まれていることもあり本県の漁港数は94港あり、全国で9番目に多い状況にある。その内訳は第一種漁港54港、第二種漁港34港、第三種漁港2港、特定第三種漁港1港、第四種漁港3港であり、このうち県管理漁港7港(下関漁港、川尻漁港、江崎漁港、見島漁港、仙崎漁港、萩漁港、徳山漁港)、市町村管理漁港87港となっている。
[ "山口県", "水産業", "江戸時代", "長州藩", "捕鯨", "明治", "下関市", "日本", "国際捕鯨委員会", "2019年", "平成", "アマダイ", "アワビ", "マダイ", "ウニ", "辛子明太子", "蒲鉾", "漁船", "漁港", "特定第3種漁港", "下関漁港" ]
[ 186, 16537, 1763, 15738, 324428, 1126, 16600, 1384029, 16625, 7825, 1323885, 52992, 53637, 6065, 46361, 131919, 10766, 46116, 111338, 213787, 87148 ]
[ 446, 27442, 2740, 26102, 890247, 1803, 27572, 4821051, 27615, 13069, 4597053, 99485, 100801, 9813, 84740, 301547, 17849, 84179, 241687, 542287, 178691 ]
446
山口県
経済・産業
山口県の瀬戸内海沿岸では大正時代より造船業や化学、機械、金属の工場が次々に進出し、第二次世界大戦中は旧日本軍の工廠などが立地した。戦後は石油化学コンビナートが形成され全国有数の工業県となり、瀬戸内工業地域を構成している。特に下関市や宇部市、山陽小野田市、美祢市などは北九州工業地域の構成都市でもある。県西部では美祢市のカルスト台地から産出される石灰石を原料とするセメント製造工場が立地、周南市や岩国市など県東部では石油コンビナートやソーダなどの化学製品を生産する企業が集中している。
[ "山口県", "瀬戸内海", "大正", "造船", "第二次世界大戦", "瀬戸内工業地域", "下関市", "宇部市", "山陽小野田市", "美祢市", "北九州工業地帯", "周南市", "岩国市", "石油コンビナート" ]
[ 186, 14454, 1128, 396312, 810952, 29207, 16600, 11344, 90616, 17643, 26235, 6540, 16804, 26267 ]
[ 446, 24054, 1805, 1114526, 2593589, 52288, 27572, 18837, 187387, 29328, 46056, 10676, 27959, 46114 ]
446
山口県
経済・産業
経済産業省が実施した工業統計調査によると、2020年度の製造品出荷額は5兆6169億円(周南市1兆1317.6億円、防府市8170.3億円、下関市6022.6億円)、付加価値額は1兆8643億円、事業所数は1725ヶ所(下関市369ヶ所、宇部市186ヶ所、周南市160ヶ所)、従業者数は9万5292人(下関市1万6141人、防府市1万3266人、周南市1万1619人)、1事業所当たりの製造品出荷額は2000年ごろから全国首位が続いており90億1572万円、1事業所当たりの付加価値額は10億8100万円、従業者1人当たりの付加価値額は1956万円であった。特に化学、輸送、石油、鉄鋼、窯業が盛んであり、マツダ(自動車)、日立製作所(鉄道車両)、三菱重工業・三菱造船(造船)、ブリヂストン(タイヤ)、シマノ(自転車)、武田薬品工業(製薬)、マルハニチロ(食料品)、日清食品(食料品)などの大手メーカーが数多く立地している。
[ "経済産業省", "周南市", "防府市", "下関市", "宇部市", "2000年", "石油", "窯業", "三菱重工業", "シマノ", "武田薬品工業", "マルハニチロ" ]
[ 2198, 6540, 11337, 16600, 11344, 957, 511360, 138018, 28091, 16839, 69713, 907322 ]
[ 3417, 10676, 18827, 27572, 18837, 1547, 1540503, 318785, 49921, 28030, 137629, 2960238 ]
446
山口県
経済・産業
このほか、かつての財閥の一つである日産コンツェルンの創業者たち(鮎川義介・久原房之助ら)は山口県出身であり、日産コンツェルンの流れをくむ複数の企業の生産拠点が山口県に残っている。また、東芝の創業者の一人である藤岡市助も山口県出身である。
[ "日産コンツェルン", "鮎川義介", "久原房之助", "山口県", "藤岡市助" ]
[ 53522, 22915, 66673, 186, 262296 ]
[ 100550, 39561, 130656, 446, 698700 ]