id
int64 5
471k
| title
stringlengths 1
74
| text
stringlengths 0
233k
| paragraphs
list | abstract
stringlengths 1
4.6k
⌀ | wikitext
stringlengths 22
486k
⌀ | date_created
stringlengths 20
20
⌀ | date_modified
stringlengths 20
20
| is_disambiguation_page
bool 2
classes | is_sexual_page
bool 2
classes | is_violent_page
bool 2
classes | templates
sequence | url
stringlengths 31
561
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4,864,312 | 第17回フィルムフェア賞 南インド映画部門 | 第17回フィルムフェア賞 南インド映画部門(17th Filmfare Awards South)は、インドの映画賞。『フィルムフェア』が主催し、1969年の南インド映画(タミル語映画、テルグ語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画)を対象としており、1970年に開催された。また、この年からカンナダ語映画が受賞対象に加わった。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第17回フィルムフェア賞 南インド映画部門(17th Filmfare Awards South)は、インドの映画賞。『フィルムフェア』が主催し、1969年の南インド映画(タミル語映画、テルグ語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画)を対象としており、1970年に開催された。また、この年からカンナダ語映画が受賞対象に加わった。",
"title": null
}
] | 第17回フィルムフェア賞 南インド映画部門は、インドの映画賞。『フィルムフェア』が主催し、1969年の南インド映画(タミル語映画、テルグ語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画)を対象としており、1970年に開催された。また、この年からカンナダ語映画が受賞対象に加わった。 | {{Infobox Award
| name = 第17回フィルムフェア賞<br />南インド映画部門
| current_awards =
| image =
| imagesize =
| alt =
| caption =
| description = 優秀な[[南インドの映画|南インド映画]]
| presenter = 『[[フィルムフェア]]』
| host =
| date = 1970年4月19日
| country = {{IND}}
| location = [[マハーラーシュトラ州]][[ムンバイ|ボンベイ]]
| reward = <!-- 報酬 -->
| website = [http://awards.filmfare.com/ Filmfare]
| previous = [[第16回フィルムフェア賞 南インド映画部門|第16回]]
| main = [[フィルムフェア賞 南インド映画部門]]
| next = [[第18回フィルムフェア賞 南インド映画部門|第18回]]
}}
'''第17回[[フィルムフェア賞 南インド映画部門]]'''(17th Filmfare Awards South)は、[[インド]]の映画賞。『[[フィルムフェア]]』が主催し、1969年の[[南インドの映画|南インド映画]]([[タミル語映画]]、[[テルグ語映画]]、[[マラヤーラム語映画]]、[[カンナダ語映画]])を対象としており、1970年に開催された<ref>{{cite web|url=https://bollywoodproduct.in/17th-filmfare-awards-south-1970/|title=17th Filmfare Awards South (1970)|publisher=Bollywood Product|accessdate=2023-12-09}}</ref>。また、この年からカンナダ語映画が受賞対象に加わった。
== 審査員 ==
* P・R・ゴークラクリシュナン(審査員長)
* スンダルラール・ナータ
* S・ケーシャヴル
* P・カーラ・バシュヤーム
* P・リーラー
* A・ヴァーラダッパ・チェッティ
* サウンダラーム・カイラサム
* S・V・ヴェーヌゴーパーラン
* M・シヴァラーマン
== 受賞結果 ==
=== 作品賞 ===
{| class=wikitable width=50% |
|-
! style="background:#EEDD82; width:50%" | {{仮リンク|フィルムフェア賞 タミル語映画部門作品賞|en|Filmfare Award for Best Film – Tamil|label=タミル語映画部門作品賞}}
! style="background:#EEDD82; width:50%" | {{仮リンク|フィルムフェア賞 テルグ語映画部門作品賞|en|Filmfare Award for Best Film – Telugu|label=テルグ語映画部門作品賞}}
|-
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:Adimai Penn|Adimai Penn]]'''''』
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:Bangaru Panjaram|Bangaru Panjaram]]'''''』
|-
! style="background:#EEDD82; width:50%"| {{仮リンク|フィルムフェア賞 カンナダ語映画部門作品賞|en|Filmfare Award for Best Film – Kannada|label=カンナダ語映画部門作品賞}}
! style="background:#EEDD82; width:50%"| {{仮リンク|フィルムフェア賞 マラヤーラム語映画部門作品賞|en|Filmfare Award for Best Film – Malayalam|label=マラヤーラム語映画部門作品賞}}
|-
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:Namma Makkalu|Namma Makkalu]]'''''』
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:Adimakal|Adimakal]]'''''』
|}
=== 特別賞 ===
{| class=wikitable width=50% |
|-
! style="background:#EEDD82; width:50%"| {{仮リンク|フィルムフェア賞 南インド映画部門特別賞|en|Filmfare Special Award – South|label=特別賞}}
|-
| valign="top" |
* '''[[J・ジャヤラリター]]''' - 『'''''[[:en:Adimai Penn|Adimai Penn]]'''''』<ref>{{cite web|url=https://www.deccanchronicle.com/nation/in-other-news/051216/j-jayalalithaa-the-superstar.html|title=J Jayalalithaa: The Superstar|publisher=Deccan Chronicle|date=2016-12-05|accessdate=2023-12-09}}</ref>
|}
== プレゼンター ==
* [[インドラ・クマール・グジュラール]] - {{仮リンク|M・G・ラーマチャンドラン|en|M. G. Ramachandran}}にタミル語映画部門作品賞を授与。
* {{仮リンク|アチャラ・サチデーヴ|en|Achala Sachdev}} - {{仮リンク|ハリーニー|en|Harini (Kannada actress)}}にカンナダ語映画部門作品賞を授与。
* {{仮リンク|ラキー・グルザール|en|Rakhee Gulzar}} - {{仮リンク|M・O・ジョゼフ|en|M. O. Joseph}}にマラヤーラム語映画部門作品賞を授与。
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{Official|http://awards.filmfare.com/}}
{{DEFAULTSORT:ふいるむふえあしようみなみいんとえいかふもん17}}
[[Category:フィルムフェア賞 南インド映画部門|17]]
[[Category:1970年のインド]]
[[Category:1970年の映画|*ふいるむふえあしようみなみいんとえいかふもん]]
[[Category:1970年4月]] | 2023-12-09T09:04:01Z | 2023-12-18T14:35:48Z | false | false | false | [
"Template:Infobox Award",
"Template:仮リンク",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Official"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC17%E5%9B%9E%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E8%B3%9E_%E5%8D%97%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%98%A0%E7%94%BB%E9%83%A8%E9%96%80 |
4,864,313 | 小田久美子 (エデュケーター) | 小田久美子は、日本のエデュケーター。
1985年、鹿児島県生まれ。
鹿児島大学大学院 教育学研究科 教科教育専攻 美術教育専修 修了(教育学修士)。
鹿児島県霧島アートの森学芸推進員(2009-2012)、鹿児島市立美術館学芸補助、NPO法人 PandAコーディネーター(2012-2013)、及び、鹿児島市の文化薫る地域の魅力づくり実行委員会美術部会員(2012)、アーツ前橋教育普及担当学芸員(2013-2018)を経て、フリーランスとして活動。2023年4月より札幌市在住。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "小田久美子は、日本のエデュケーター。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1985年、鹿児島県生まれ。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "鹿児島大学大学院 教育学研究科 教科教育専攻 美術教育専修 修了(教育学修士)。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "鹿児島県霧島アートの森学芸推進員(2009-2012)、鹿児島市立美術館学芸補助、NPO法人 PandAコーディネーター(2012-2013)、及び、鹿児島市の文化薫る地域の魅力づくり実行委員会美術部会員(2012)、アーツ前橋教育普及担当学芸員(2013-2018)を経て、フリーランスとして活動。2023年4月より札幌市在住。",
"title": "概要"
}
] | 小田久美子は、日本のエデュケーター。 | {{複数の問題
|一次資料=2023年12月9日 (土) 10:26 (UTC)
|特筆性=2023年12月9日 (土) 10:26 (UTC) | 分野=人物
}}
'''小田 久美子'''(おだ くみこ、[[1995年]] - )は、日本の[[エデュケーター]]。
== 概要 ==
[[1985年]]、[[鹿児島県]]生まれ。
[[鹿児島大学]]大学院 教育学研究科 教科教育専攻 美術教育専修 修了(教育学修士)<ref>{{Cite web |title=PROFILE |url=https://o-dazs.amebaownd.com/pages/2063647/page_201807050818 |website=ODA Kumiko |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。
鹿児島県[[霧島アートの森]]学芸推進員(2009-2012)、[[鹿児島市立美術館]]学芸補助、NPO法人 PandAコーディネーター(2012-2013)、及び、鹿児島市の文化薫る地域の魅力づくり実行委員会美術部会員(2012)、アーツ前橋教育普及担当学芸員(2013-2018)<ref>{{Cite web |title=美術館が子育ての場に?!親子でアートを楽しむイベント「あーつひろば」 | |url=https://issueplusdesign.jp/hatahagu/wisdom/c037/ |website=前橋はたらきはぐくむPROJECT |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=2021年度 美術館のアクセシビリティ向上推進事業 報告書オンライン版 2アクセス展寄稿 |url=https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000260289.htm |website=www.bunka.pref.mie.lg.jp |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>を経て、フリーランスとして活動。2023年4月より[[札幌市]]在住。
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
https://o-dazs.amebaownd.com/
{{DEFAULTSORT:おだ くみこ}}
[[Category:日本のエデュケーター]]
[[Category:鹿児島大学出身の人物]]
[[Category:鹿児島県出身の人物]]
[[Category:1995年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:アーツ前橋の人物]] | 2023-12-09T09:04:38Z | 2023-12-09T13:17:11Z | false | false | false | [
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90_(%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC) |
4,864,317 | 第36回シカゴ映画批評家協会賞 | 第36回シカゴ映画批評家協会賞(だい36かいシカゴえいがひひょうかきょうかいしょう、36th Chicago Film Critics Association Awards)は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月12日に受賞作品が発表された。
最多ノミネート作品は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』の10部門であり、『バービー』の9部門、『May December』の7部門が続いた。最多受賞作品は『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『May December』の3部門であり、『The Holdovers』『哀れなるものたち』の2部門が続いた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第36回シカゴ映画批評家協会賞(だい36かいシカゴえいがひひょうかきょうかいしょう、36th Chicago Film Critics Association Awards)は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月12日に受賞作品が発表された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "最多ノミネート作品は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』の10部門であり、『バービー』の9部門、『May December』の7部門が続いた。最多受賞作品は『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『May December』の3部門であり、『The Holdovers』『哀れなるものたち』の2部門が続いた。",
"title": null
}
] | 第36回シカゴ映画批評家協会賞は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月12日に受賞作品が発表された。 最多ノミネート作品は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』の10部門であり、『バービー』の9部門、『May December』の7部門が続いた。最多受賞作品は『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『May December』の3部門であり、『The Holdovers』『哀れなるものたち』の2部門が続いた。 | {{Infobox Award
| name = 第36回シカゴ映画批評家協会賞
| current_awards =
| image =
| imagesize =
| alt =
| caption =
| description =
| presenter = [[シカゴ映画批評家協会]]
| host =
| date = [[2023年]][[12月12日]]
| country = {{USA}}
| location = [[イリノイ州]][[シカゴ]]
| reward = <!-- 報酬 -->
| year =
| year2 =
| year3 = <!-- 初代受賞者 -->
| holder =
| most_wins = 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』 (3)<br />『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』 (3)<br />『''[[:en:May December|May December]]''』 (3)
| most_nominations = 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』 (10)<br />『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』 (10)<br />『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』 (10)
| website = https://www.chicagofilmcritics.org/
<!-- テレビ放送 -->
| network =
| runtime = <!-- 放送時間 -->
| ratings = <!-- 視聴率 -->
| previous = [[第35回シカゴ映画批評家協会賞|第35回]]
| main = [[シカゴ映画批評家協会|シカゴ映画批評家協会賞]]
| next = 第37回
}}
'''第36回[[シカゴ映画批評家協会|シカゴ映画批評家協会賞]]'''(だい36かいシカゴえいがひひょうかきょうかいしょう、36th Chicago Film Critics Association Awards)は、[[2023年の映画]]を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月12日に受賞作品が発表された<ref name="NBP">{{cite web|url=https://nextbestpicture.com/the-2023-chicago-film-critics-association-cfca-winners/|title=The 2023 Chicago Film Critics Association (CFCA) Winners|publisher=Next Best Picture|date=2023-12-12|accessdate=2023-12-13}}</ref>。
最多ノミネート作品は『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』の10部門であり、『[[バービー (映画)|バービー]]』の9部門、『''[[:en:May December|May December]]''』の7部門が続いた<ref>{{cite web |url=https://chicagofilmcritics.org/blog/2023nominations |title=Three Films Claim Impressive 10 Nominations Each in Chicago Film Critics Association 2023 Awards |publisher=Chicago Film Critics Association |date=December 8, 2023 |accessdate=December 8, 2023}}</ref><ref>{{cite web |url=https://awardswatch.com/chicago-film-critics-association-cfca-nominations-killers-of-the-flower-moon-oppenheimer-poor-things-lead-with-10-each/ |title=Chicago Film Critics Association (CFCA) Nominations: 'Killers of the Flower Moon', 'Oppenheimer', 'Poor Things' Lead with 10 Each |first=Erik |last=Anderson |publisher=AwardsWatch |date=December 8, 2023 |accessdate=December 8, 2023}}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.rogerebert.com/festivals/killers-of-the-flower-moon-oppenheimer-poor-things-lead-cfca-nominations |title='Killers of the Flower Moon', 'Oppenheimer', 'Poor Things' Lead CFCA Nominations |first=Brian |last=Tallerico |work=[[RogerEbert.com]] |date=December 8, 2023 |accessdate=December 8, 2023}}</ref>。最多受賞作品は『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』『''[[:en:May December|May December]]''』の3部門であり、『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』の2部門が続いた<ref name="NBP"/>。
== 受賞一覧 ==
{| class="wikitable"
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 作品賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Film|label=作品賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 監督賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Director|label=監督賞}}
|-
| valign="top" |
* 『'''[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『''[[:en:May December|May December]]''』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
| valign="top" |
* '''[[クリストファー・ノーラン]]''' - 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** [[グレタ・ガーウィグ]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** [[トッド・ヘインズ]] - 『''[[:en:May December|May December]]''』
** [[ヨルゴス・ランティモス]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
** [[マーティン・スコセッシ]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 主演男優賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Actor|label=主演男優賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 主演女優賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Actress|label=主演女優賞}}
|-
| valign="top" |
* '''[[ポール・ジアマッティ]]''' - 『'''''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]'''''』:'''ポール'''
** [[レオナルド・ディカプリオ]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』:{{仮リンク|アーネスト・バークハート|en|Ernest Burkhart}}
** [[キリアン・マーフィー]] - 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』:[[ロバート・オッペンハイマー]]
** [[アンドリュー・スコット]] - 『{{仮リンク|異人たち|en|All of Us Strangers}}』:アダム
** [[ユ・テオ]] - 『[[パスト ライブス/再会]]』:ハエ・サング
| valign="top" |
* '''[[エマ・ストーン]]''' - 『'''[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]'''』:'''ベラ・バクスター'''
** [[リリー・グラッドストーン]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』:{{仮リンク|モーリー・カイル|en|Mollie Kyle|label=モーリー・バークハート}}
** {{仮リンク|ザンドラ・ヒュラー|en|Sandra Hüller}} - 『[[落下の解剖学]]』:サンドラ
** [[ナタリー・ポートマン]] - 『''[[:en:May December|May December]]''』:エリザベス
** [[マーゴット・ロビー]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』:バービー
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 助演男優賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Supporting Actor|label=助演男優賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 助演女優賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Supporting Actress|label=助演女優賞}}
|-
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|チャールズ・メルトン(俳優)|en|Charles Melton (actor)|label=チャールズ・メルトン}}''' - 『'''''[[:en:May December|May December]]'''''』:'''ジョー・ヨー'''
** [[ロバート・ダウニー・Jr.]] - 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』:{{仮リンク|ルイス・ストローズ|en|Lewis Strauss}}
** [[ライアン・ゴズリング]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』:ケン
** {{仮リンク|グレン・ハワートン|en|Glenn Howerton}} - 『{{仮リンク|ブラックベリー (映画)|en|BlackBerry (film)|label=ブラックベリー}}』:{{仮リンク|ジム・バルシリー|en|Jim Balsillie}}
** [[マーク・ラファロ]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』:ダンカン・ウェダーバーン
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ|en|Da'Vine Joy Randolph}}''' - 『'''''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]'''''』:'''メアリー'''
** [[ジョディ・フォスター]] - 『[[ナイアド 〜その決意は海を越える〜]]』:ボニー・ストール
** {{仮リンク|ザンドラ・ヒュラー|en|Sandra Hüller}} - 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』:ヘドヴィク・ヘス
** [[レイチェル・マクアダムス]] - 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』:バーバラ・サイモン
** [[ジュリアン・ムーア]] - 『''[[:en:May December|May December]]''』:グレーシー
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 脚本賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Original Screenplay|label=脚本賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 脚色賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Adapted Screenplay|label=脚色賞}}
|-
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|サミー・バーチ|en|Samy Burch}}''' - 『'''''[[:en:May December|May December]]'''''』
** {{仮リンク|ジュスティーヌ・トリエ|en|Justine Triet}}、{{仮リンク|アルチュール・アラリ|en|Arthur Harari}} - 『[[落下の解剖学]]』
** [[グレタ・ガーウィグ]]、[[ノア・バームバック]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** デヴィッド・ヘミングソン - 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
** {{仮リンク|セリーヌ・ソン|en|Celine Song}} - 『[[パスト ライブス/再会]]』
| valign="top" |
* '''[[エリック・ロス]]、[[マーティン・スコセッシ]]''' - 『'''[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]'''』
** {{仮リンク|ケリー・フレモン・クレイグ|en|Kelly Fremon Craig}} - 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』
** [[クリストファー・ノーラン]] - 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** {{仮リンク|トニー・マクナマラ|en|Tony McNamara (writer)}} - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
** [[ジョナサン・グレイザー]] - 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 アニメ映画賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Animated Film|label=アニメ映画賞}}
![[シカゴ映画批評家協会賞 外国語映画賞|外国語映画賞]]
|-
| valign="top" |
* 『'''[[君たちはどう生きるか (映画)|君たちはどう生きるか]]'''』
** 『''[[:en:Leo (2023 American film)|Leo]]''』
** 『''[[:en:Robot Dreams (film)|Robot Dreams]]''』
** 『[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]』
** 『{{仮リンク|ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!|en|Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem}}』
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]'''''』
** 『[[落下の解剖学]]』
** 『[[君たちはどう生きるか (映画)|君たちはどう生きるか]]』
** 『[[ゴジラ-1.0]]』
** 『''[[:en:The Teachers' Lounge|The Teachers' Lounge]]''』
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Documentary|label=ドキュメンタリー映画賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 作曲賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Original Score|label=作曲賞}}
|-
| valign="top" |
* 『'''{{仮リンク|ココモ・シティ|en|Kokomo City}}'''』
** 『[[実録 マリウポリの20日間]]』
** 『[[ビヨンド・ユートピア 脱北]]』
** 『''Menus-Plaisirs – Les Troisgros''』
** 『[[STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー]]』
| valign="top" |
* '''[[ロビー・ロバートソン]]''' - 『'''[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]'''』
** [[マーク・ロンソン]]、{{仮リンク|アンドリュー・ワイアット|en|Andrew Wyatt}} - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** [[ルドウィグ・ゴランソン]] - 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** {{仮リンク|ジャースキン・フェンドリックス|en|Jerskin Fendrix}} - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
** {{仮リンク|マイカ・リーヴァイ|en|Mica Levi}} - 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
|-
!美術監督/プロダクションデザイン賞
!衣装デザイン賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[バービー (映画)|バービー]]'''』
** 『[[アステロイド・シティ]]』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
| valign="top" |
* '''ホリー・ワディントン''' - 『'''[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]'''』
** [[ミレーナ・カノネロ]] - 『[[アステロイド・シティ]]』
** [[ジャクリーヌ・デュラン]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** {{仮リンク|ジャクリーン・ウェスト|en|Jacqueline West}} - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** ステイシー・バタット - 『[[プリシラ (2023年の映画)|プリシラ]]』
|-
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 編集賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Editing|label=編集賞}}
!{{仮リンク|シカゴ映画批評家協会賞 撮影賞|en|Chicago Film Critics Association Award for Best Cinematography|label=撮影賞}}
|-
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|ジェニファー・レイム|en|Jennifer Lame}}''' - 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** {{仮リンク|リー・チャータメーティクン|en|Lee Chatametikool}} - 『''[[:en:All Dirt Roads Taste of Salt|All Dirt Roads Taste of Salt]]''』
** エヴァン・シフ - 『[[ジョン・ウィック:コンセクエンス]]』
** [[セルマ・スクーンメイカー]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** {{仮リンク|エディ・ハミルトン|en|Eddie Hamilton}} - 『[[ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE]]』
| valign="top" |
* '''[[ホイテ・ヴァン・ホイテマ]]''' - 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** [[ロバート・D・イェーマン]] - 『[[アステロイド・シティ]]』
** [[ロドリゴ・プリエト]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** [[ロビー・ライアン]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
** [[ウカシュ・ジャル]] - 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
|-
!視覚効果賞
!ミロス・シュテーリック・ブレイクスルー・フィルムメーカー賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[ゴジラ-1.0]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『[[ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|セリーヌ・ソン|en|Celine Song}}''' - 『'''[[パスト ライブス/再会]]'''』
** カイル・エドワード・ボール - 『''[[:en:Skinamarink|Skinamarink]]''』
** レイヴァン・ジャクソン - 『''[[:en:All Dirt Roads Taste of Salt|All Dirt Roads Taste of Salt]]''』
** {{仮リンク|コード・ジェファーソン|en|Cord Jefferson}} - 『[[アメリカン・フィクション]]』
** {{仮リンク|A・V・ロックウェル|en|A. V. Rockwell}} - 『''[[:en:A Thousand and One|A Thousand and One]]''』
|-
!有望俳優賞
!
|-
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|チャールズ・メルトン(俳優)|en|Charles Melton (actor)|label=チャールズ・メルトン}}''' - 『'''''[[:en:May December|May December]]'''''』:'''ジョー・ヨー'''
* [[アビー・ライダー・フォートソン]] - 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』:マーガレット・サイモン
* マイロ・マチャド=グレイナー - 『[[落下の解剖学]]』:ダニエル
* {{仮リンク|ドミニク・セッサ|en|Dominic Sessa}} - 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』:アンガス
* [[ユ・テオ]] - 『[[パスト ライブス/再会]]』:ハエ・サング
| valign="top" |
|}
== 内訳 ==
{{col-begin}}
{{col-1-of-2}}
複数ノミネート作品:
{| class="wikitable"
! 数
! 作品名
|-
| style="text-align:center;" rowspan="3"| 10
| 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
|-
| 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
|-
| 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
|-
| style="text-align:center;"| 9
| 『[[バービー (映画)|バービー]]』
|-
| style="text-align:center;"| 7
| 『''[[:en:May December|May December]]''』
|-
| style="text-align:center;"| 5
| 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
|-
| style="text-align:center;" rowspan="3"| 4
| 『[[落下の解剖学]]』
|-
| 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
|-
| 『[[パスト ライブス/再会]]』
|-
| style="text-align:center;" rowspan="2"| 3
| 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』
|-
| 『[[アステロイド・シティ]]』
|-
| style="text-align:center;" rowspan="4"| 2
| 『''[[:en:All Dirt Roads Taste of Salt|All Dirt Roads Taste of Salt]]''』
|-
| 『[[君たちはどう生きるか (映画)|君たちはどう生きるか]]』
|-
| 『[[ゴジラ-1.0]]』
|-
| 『[[ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE]]』
|}
{{col-2-of-2}}
複数受賞作品:
{| class="wikitable"
!数
!作品名
|-
| style="text-align:center;" rowspan="3"| 3
| 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
|-
| 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
|-
| 『''[[:en:May December|May December]]''』
|-
| style="text-align:center;" rowspan="2"| 2
| 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
|-
| 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
|}
{{col-end}}
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{official|https://www.chicagofilmcritics.org/}}{{en icon}}
{{DEFAULTSORT:しかこえいかひひようかきようかいしよう2023}}
[[Category:シカゴ映画批評家協会賞|36]]
[[Category:2023年の映画賞]]
[[Category:2023年のアメリカ合衆国]]
[[Category:2023年12月]] | 2023-12-09T09:10:22Z | 2023-12-30T01:46:19Z | false | false | false | [
"Template:Col-2-of-2",
"Template:Col-end",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Official",
"Template:Col-begin",
"Template:仮リンク",
"Template:Col-1-of-2",
"Template:En icon",
"Template:Infobox Award"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC36%E5%9B%9E%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%B4%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A%E8%B3%9E |
4,864,319 | ロシア大統領官邸 | ロシア大統領官邸(ロシアだいとうりょうかんてい、ロシア語:Сенатский дворец)または元老院宮殿は、ロシア連邦のモスクワの中心部に位置するクレムリン内にあるロシア大統領の官邸。
マトヴェイ・ガザコフの設計によって1776年に建設が始まり、12年後の1788年に完成した大統領官邸は、のちに18 世紀後半から19 世紀にかけてロシアの他の都市にあるいくつかの公的建物のモデルとなった。
1917年に発生したロシア革命によってロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の成立し、首都がサンクトペテルブルクからモスクワに移ると、ロシア大統領官邸はロシア・ソビエト社会主義共和国政府の本拠地として用いられることになった。初代指導者のウラジーミル・レーニンは1918 年から 1922 年にかけて、3 階に書斎兼私有アパートを構えていました。その後、ロシア大統領官邸にはヨシフ・スターリンの研究および会議場が置かれた。
1946年から1991年のソ連崩壊まで大統領官邸には人民委員会議の本部として使用された。1994年から1998年にかけて大統領官邸は改築され、それ以降はロシア大統領の官邸として使用されている。
2023年5月2日深夜に大統領官邸はドローン攻撃を受けた(2023年クレムリンドローン攻撃)。
ロシア大統領官邸にはロシア大統領の執務室、閣僚会議を行う部屋やロシア大統領補佐官の執務室などが設置されている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ロシア大統領官邸(ロシアだいとうりょうかんてい、ロシア語:Сенатский дворец)または元老院宮殿は、ロシア連邦のモスクワの中心部に位置するクレムリン内にあるロシア大統領の官邸。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "マトヴェイ・ガザコフの設計によって1776年に建設が始まり、12年後の1788年に完成した大統領官邸は、のちに18 世紀後半から19 世紀にかけてロシアの他の都市にあるいくつかの公的建物のモデルとなった。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1917年に発生したロシア革命によってロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の成立し、首都がサンクトペテルブルクからモスクワに移ると、ロシア大統領官邸はロシア・ソビエト社会主義共和国政府の本拠地として用いられることになった。初代指導者のウラジーミル・レーニンは1918 年から 1922 年にかけて、3 階に書斎兼私有アパートを構えていました。その後、ロシア大統領官邸にはヨシフ・スターリンの研究および会議場が置かれた。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1946年から1991年のソ連崩壊まで大統領官邸には人民委員会議の本部として使用された。1994年から1998年にかけて大統領官邸は改築され、それ以降はロシア大統領の官邸として使用されている。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2023年5月2日深夜に大統領官邸はドローン攻撃を受けた(2023年クレムリンドローン攻撃)。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "ロシア大統領官邸にはロシア大統領の執務室、閣僚会議を行う部屋やロシア大統領補佐官の執務室などが設置されている。",
"title": "官邸内"
}
] | ロシア大統領官邸または元老院宮殿は、ロシア連邦のモスクワの中心部に位置するクレムリン内にあるロシア大統領の官邸。 | '''ロシア大統領官邸'''(ロシアだいとうりょうかんてい、[[ロシア語]]:Сенатский дворец)または'''元老院宮殿'''は、[[ロシア|ロシア連邦]]の[[モスクワ]]の中心部に位置する[[クレムリン]]内にある[[ロシア連邦大統領|ロシア大統領]]の[[官邸]]。
{{建築物
|名称 = ロシア大統領官邸
|旧名称 = 元老院宮殿
|画像 = Kremlin Senate-1.jpg
|画像説明 = ロシア大統領官邸
|用途 = ロシア大統領の執務、閣僚会議
|旧用途 = 元老院の議場
|設計者 = [[マトヴェイ・カザコフ]]
|構造設計者 =
|設備設計者 =
|施工 =
|建築主 =
|事業主体 =
|管理運営 = [[ロシア政府]]
|構造形式 = [[新古典主義建築]]
|敷地面積= |敷地面積ref= |敷地面積備考=
|建築面積= |建築面積ref= |建築面積備考=
|延床面積= |延床面積ref= |延床面積備考=
|状態 = 完成
|階数 = 5階建
|高さ =
|エレベーター数 =
|戸数 =
|駐車台数 =
|着工 = [[1776年]]
|竣工 = [[1788年]]
|開館開所 =
|改築 =
|解体 =
|所在地郵便番号 =
|所在地 = [[ロシア連邦]]、[[モスクワ]]、[[クレムリン]]
|緯度度 = |緯度分 = |緯度秒 = |N(北緯)及びS(南緯) =
|経度度 = |経度分 = |経度秒 = |E(東経)及びW(西経) =
|地図国コード =
|座標右上表示 =
|位置図種類 =
|文化財 =
|指定・登録等日 =
|備考 =
}}
== 歴史 ==
[[マトヴェイ・カザコフ|マトヴェイ・ガザコフ]]の設計によって1776年に建設が始まり、12年後の1788年に完成した大統領官邸は、のちに18 世紀後半から19 世紀にかけてロシアの他の都市にあるいくつかの公的建物のモデルとなった。
=== 1990年代以降 ===
1917年に発生したロシア革命によって[[ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国]]の成立し、首都が[[サンクトペテルブルク]]からモスクワに移ると、ロシア大統領官邸は[[ロシア・ソビエト社会主義共和国政府]]の本拠地として用いられることになった<ref name=":0">{{Cite web |url=http://www.kremlin.ru/articles/buildings.shtml |title=Ошибка 404 Страница не найдена |access-date=2023年12月9日}}</ref>。初代指導者の[[ウラジーミル・レーニン]]は1918 年から 1922 年にかけて、3 階に書斎兼私有アパートを構えていました。その後、ロシア大統領官邸にはヨシフ・スターリンの研究および会議場が置かれた<ref name=":0" />。
1946年から1991年のソ連崩壊まで大統領官邸には[[人民委員会議]]の本部として使用された。1994年から1998年にかけて大統領官邸は改築され、それ以降は[[ロシア連邦大統領|ロシア大統領]]の官邸として使用されている<ref name=":0" />。
2023年5月2日深夜に大統領官邸はドローン攻撃を受けた([[2023年クレムリンドローン攻撃]])。
== 官邸内 ==
ロシア大統領官邸にはロシア大統領の執務室、閣僚会議を行う部屋やロシア大統領補佐官の執務室などが設置されている。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
== 関連項目 ==
* [[ロシア連邦大統領]]
* [[官邸]]
== 参考資料 ==
* Klein, Mina. ''The Kremlin: Citadel of History''. MacMillan Publishing Company (1973). {{ISBN2|0-02-750830-7}}[[ISBN (identifier)|ISBN]] [[Special:BookSources/0-02-750830-7|0-02-750830-7]]
* Tropkin, Alexander. ''The Moscow Kremlin: history of Russia's unique monument''. Publishing House "Russkaya Zhizn" (1980). ASIN: B0010XM7BQ
== 外部リンク ==
* [http://www.kreml.ru/en/kremlin/buildings/Senat/ Official webpage]
{{デフォルトソート:ろしあたいとうりようかんてい}}
[[Category:モスクワ・クレムリン]]
[[Category:大統領官邸]]
[[Category:1788年生]] | 2023-12-09T09:11:25Z | 2023-12-22T10:21:14Z | false | false | false | [
"Template:建築物",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Cite web",
"Template:ISBN2"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E5%AE%98%E9%82%B8 |
4,864,321 | ビオグラドスカー・ゴラ | ビオグラドスカー・ゴラ(セルビア語: Биоградска Гора, Biogradska Gora, 発音: [bîoɡradskaː ɡǒra])は、モンテネグロにある森林で、同国の国立公園で国際連合教育科学文化機関認定の生物圏保護区の一部である。山腹の原生林や氷河湖等の景観が見られる地域である。
ビェラシツァ山脈に位置しており、河川で言うとタラ川とリム川に挟まれた土地である。行政的にはコラシンに所属している。モンテネグロ国内の国立公園では最も北東にあり、また面積も最小の54 km2である。
アクセスとしては、自動車で高速道路E65号線から来る方法か、ポドゴリツァかビイェロ・ポリェからバスで来る方法が一般的である。ビジターセンターやハイキング用の道、キャンプ場、レストラン等の観光客向けの設備は一通り揃っている。観光目的としてもハイキング、マウンテンバイク、水泳、釣り、四輪車での探索など多様である。また、公園入口とビオグラード湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っており、湖ではボートあるいは自転車を借りることが出来る。
1878年にオスマン帝国からコラシンが解放されるとニコラ1世の所有地となった。その後ブラニク・クラリャ・ニコレとして保全された。
1952年にユーゴスラビア国立公園に認定された。1977年に国連の生物圏保護区に認定された。
昨今では一般にも開放されており、夏には避暑を求める観光客がやってくる。
この国立公園の構成としては、最大で2000mを超える山とその山腹に位置する原生林、そして6つの氷河湖である。6つのうち5つは標高1820mの高地に位置しておりアクセスに苦労するものの、ビオグラード湖だけは公園入口近くに所在している。
川の速い流れ、緑の草原、澄んだ湖に映る数百年の森があり、地形学的にも特筆すべき場所である。またこの地域の建築物自体も伝統的な様式で建てられており、歩道からも原生林に隣接して見ることが出来る。
国立公園としての面積は狭いものの、動植物は多様である。草花が220種、樹木が86種、鳥類が150種、哺乳類が10種、虫が350種確認されている。水中ではマスが3種見られる。年間降水量は2500mmに迫り、この多雨が森を育てている。
この国立公園の特徴は原生林であり、樹齢は500年に達する木々が生えている。その中心地はビオグラード湖であり、この湖の周りにはヨーロッパブナ、セイヨウカジカエデ、セイヨウトネリコの三種がよく見られる。
国際連合教育科学文化機関はこの地を重要植物群落、重要真菌集落、重要鳥類集落に指定しており、以下のように見解を出している。
この地に原住した動植物が現在でも多数残っており、それらによって生態系が成立している土地である。(中略)非常に多くの種が存在し、それらが多様な生態系を生み出していることによって興味深い土地になっている。その多様性はバルカン半島のみならずヨーロッパでも有数であり(中略)ヨーロッパでは数えるほどしか残っていない原生林の一つである。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ビオグラドスカー・ゴラ(セルビア語: Биоградска Гора, Biogradska Gora, 発音: [bîoɡradskaː ɡǒra])は、モンテネグロにある森林で、同国の国立公園で国際連合教育科学文化機関認定の生物圏保護区の一部である。山腹の原生林や氷河湖等の景観が見られる地域である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "ビェラシツァ山脈に位置しており、河川で言うとタラ川とリム川に挟まれた土地である。行政的にはコラシンに所属している。モンテネグロ国内の国立公園では最も北東にあり、また面積も最小の54 km2である。",
"title": "位置"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "アクセスとしては、自動車で高速道路E65号線から来る方法か、ポドゴリツァかビイェロ・ポリェからバスで来る方法が一般的である。ビジターセンターやハイキング用の道、キャンプ場、レストラン等の観光客向けの設備は一通り揃っている。観光目的としてもハイキング、マウンテンバイク、水泳、釣り、四輪車での探索など多様である。また、公園入口とビオグラード湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っており、湖ではボートあるいは自転車を借りることが出来る。",
"title": "位置"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1878年にオスマン帝国からコラシンが解放されるとニコラ1世の所有地となった。その後ブラニク・クラリャ・ニコレとして保全された。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1952年にユーゴスラビア国立公園に認定された。1977年に国連の生物圏保護区に認定された。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "昨今では一般にも開放されており、夏には避暑を求める観光客がやってくる。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "この国立公園の構成としては、最大で2000mを超える山とその山腹に位置する原生林、そして6つの氷河湖である。6つのうち5つは標高1820mの高地に位置しておりアクセスに苦労するものの、ビオグラード湖だけは公園入口近くに所在している。",
"title": "国立公園"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "川の速い流れ、緑の草原、澄んだ湖に映る数百年の森があり、地形学的にも特筆すべき場所である。またこの地域の建築物自体も伝統的な様式で建てられており、歩道からも原生林に隣接して見ることが出来る。",
"title": "国立公園"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "国立公園としての面積は狭いものの、動植物は多様である。草花が220種、樹木が86種、鳥類が150種、哺乳類が10種、虫が350種確認されている。水中ではマスが3種見られる。年間降水量は2500mmに迫り、この多雨が森を育てている。",
"title": "国立公園"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "この国立公園の特徴は原生林であり、樹齢は500年に達する木々が生えている。その中心地はビオグラード湖であり、この湖の周りにはヨーロッパブナ、セイヨウカジカエデ、セイヨウトネリコの三種がよく見られる。",
"title": "国立公園"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "国際連合教育科学文化機関はこの地を重要植物群落、重要真菌集落、重要鳥類集落に指定しており、以下のように見解を出している。",
"title": "国立公園"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "この地に原住した動植物が現在でも多数残っており、それらによって生態系が成立している土地である。(中略)非常に多くの種が存在し、それらが多様な生態系を生み出していることによって興味深い土地になっている。その多様性はバルカン半島のみならずヨーロッパでも有数であり(中略)ヨーロッパでは数えるほどしか残っていない原生林の一つである。",
"title": "国立公園"
}
] | ビオグラドスカー・ゴラは、モンテネグロにある森林で、同国の国立公園で国際連合教育科学文化機関認定の生物圏保護区の一部である。山腹の原生林や氷河湖等の景観が見られる地域である。 | {{Infobox protected area
| name = ビオグラドスカー・ゴラ
| iucn_category = II
| photo = Biogradska_suma.jpg
| photo_caption = [[ヨーロッパブナ (植物)|ヨーロッパブナ]]の原生林
| location = [[モンテネグロ]]
| nearest_city = [[コラシン]]
| coordinates = {{coords|42|53|53|N|19|36|07|E|display=inline, title}}
| area = 54 km²
| established = 1952
| visitation_num =
| visitation_year =
| governing_body =
}}
'''ビオグラドスカー・ゴラ'''({{lang-sr|Биоградска Гора, Biogradska Gora}}, {{IPA-sh|bîoɡradskaː ɡǒra|pron}})は、[[モンテネグロ]]にある森林で、同国の国立公園で[[国際連合教育科学文化機関]]認定の[[生物圏保護区]]の一部である<ref name='rain'>{{cite web|title=National Park Biogradska gora|url=https://www.montenegro.travel/en/2723/northern-region/kolasin/nature-and-public-areas/national-parks/national-park-biogradska-gora|publisher=Montenegro Travel|archive-url=https://web.archive.org/web/20160324142947/https://www.montenegro.travel/en/2723/northern-region/kolasin/nature-and-public-areas/national-parks/national-park-biogradska-gora|access-date=March 7, 2021|archive-date=2016-03-24}}</ref>。山腹の原生林や氷河湖等の景観が見られる地域である<ref name='parksite'>{{cite web|title=NACIONALNI PARK BIOGRADSKA GORA (Official Park Site, in Montenegrin|url=http://www.nparkovi.me/sajt/np-biogradska-gora|publisher=Nacionalni parkovi Crne Gore|access-date=January 30, 2016}}</ref>。
==位置==
[[ビェラシツァ山脈]]に位置しており、河川で言うと[[タラ川]]と[[リム川]]に挟まれた土地である。行政的には[[コラシン]]に所属している。モンテネグロ国内の国立公園では最も北東にあり、また面積も最小の54 km²である<ref name='montvisit'>{{cite web|title=National Parks of Montenegro|url=http://www.visit-montenegro.com/tourism/national-parks/|publisher=VisitMontenegro|access-date=January 30, 2016}}</ref>。
アクセスとしては、自動車で高速道路E65号線から来る方法か、[[ポドゴリツァ]]か[[ビイェロ・ポリェ]]からバスで来る方法が一般的である。ビジターセンターやハイキング用の道、キャンプ場、レストラン等の観光客向けの設備は一通り揃っている。観光目的としてもハイキング、マウンテンバイク、水泳、釣り、四輪車での探索など多様である。また、公園入口とビオグラード湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っており、湖ではボートあるいは自転車を借りることが出来る<ref>[https://www.visit-montenegro.com/destinations/kolasin/attractions/biogradska-gora/ Visitor's Guide to Biogradska Gora National Park]</ref><ref>[https://meanderbug.com/12-best-places-to-stay-near-biogradska-gora-national-park-in-northern-montenegro/ Best Places to Stay Near Biogradska Gora National Park]</ref>。
==歴史==
[[File:Biogradska Gora.jpg|thumb|250px|right|[[ビオグラード湖]]]]
1878年に[[オスマン帝国]]からコラシンが解放されると[[ニコラ1世 (モンテネグロ王)|ニコラ1世]]の所有地となった。その後ブラニク・クラリャ・ニコレとして保全された<ref>[https://balkanica.me/article.6.news.html National Park Biogradska Gora]</ref>。
1952年に[[ユーゴスラビア]]国立公園に認定された。1977年に国連の生物圏保護区に認定された。
昨今では一般にも開放されており、夏には避暑を求める観光客がやってくる<ref name='rain'/><ref>[https://whc.unesco.org/en/tentativelists/5569/ ’Biogradska gora’ National Park Statements of authenticity and/or integrity]</ref>。
==国立公園==
[[File:BiogradskoJezeroSteg.jpg|250px|thumb|池の周りの歩道]]
この国立公園の構成としては、最大で2000mを超える山とその山腹に位置する原生林、そして6つの氷河湖である。6つのうち5つは標高1820mの高地に位置しておりアクセスに苦労するものの、[[ビオグラード湖]]だけは公園入口近くに所在している<ref>[https://meanderbug.com/exploring-biogradska-gora-national-park-montenegro/ Exploring Biogradska Gora National Park in Montenegro]</ref>。
川の速い流れ、緑の草原、澄んだ湖に映る数百年の森があり、地形学的にも特筆すべき場所である。またこの地域の建築物自体も伝統的な様式で建てられており、歩道からも原生林に隣接して見ることが出来る<ref name='parksite'/>。
[[File:Biogradska gora - National Park, the oldest protected natural resource in Montenegro 10.jpg|200px|thumb|left|説明板]]
国立公園としての面積は狭いものの、動植物は多様である。草花が220種、樹木が86種、鳥類が150種、哺乳類が10種、虫が350種確認されている。水中では[[マス]]が3種見られる。年間降水量は2500mmに迫り、この多雨が森を育てている。
この国立公園の特徴は原生林であり、樹齢は500年に達する木々が生えている。その中心地はビオグラード湖であり、この湖の周りには[[ヨーロッパブナ (植物)|ヨーロッパブナ]]、[[セイヨウカジカエデ]]、[[セイヨウトネリコ]]の三種がよく見られる<ref name='parksite-flora'>{{cite web|title=NACIONALNI PARK BIOGRADSKA GORA - Flora and Fauna, in Montenegrin|url=http://www.nparkovi.me/sajt/np-biogradska-gora/priroda/flora-i-vegetacija|publisher=Nacionalni parkovi Crne Gore|access-date=January 30, 2016|archive-date=February 6, 2016|archive-url=https://web.archive.org/web/20160206030154/http://www.nparkovi.me/sajt/np-biogradska-gora/priroda/flora-i-vegetacija|url-status=dead}}</ref>。
国際連合教育科学文化機関はこの地を重要植物群落、重要真菌集落、重要鳥類集落に指定しており、以下のように見解を出している<ref>[https://whc.unesco.org/en/tentativelists/5569/ ’Biogradska gora’ National Park Justification of Value]</ref>。
<blockquote>この地に原住した動植物が現在でも多数残っており、それらによって生態系が成立している土地である。(中略)非常に多くの種が存在し、それらが多様な生態系を生み出していることによって興味深い土地になっている。その多様性はバルカン半島のみならずヨーロッパでも有数であり(中略)ヨーロッパでは数えるほどしか残っていない原生林の一つである。</blockquote>
==参考文献==
{{reflist|30em}}
==外部リンク==
* [http://www.nparkovi.me/sajt/np-biogradska-gora Official Website of Biogradska Gora National Park]
{{モンテネグロの国立公園}}
{{DEFAULTSORT:ひおくらあとすか こら}}
[[Category:モンテネグロの国立公園]]
[[Category:IUCNカテゴリーII]]
[[Category:コラシン]] | 2023-12-09T09:15:39Z | 2023-12-09T10:24:29Z | false | false | false | [
"Template:Infobox protected area",
"Template:Lang-sr",
"Template:IPA-sh",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:モンテネグロの国立公園"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%A9 |
4,864,322 | モンテネグロの国立公園 | モンテネグロの国立公園は計5箇所であり、同国の面積の凡そ10%を占めている。公園の管理はモンテネグロ政府国立公園管理局によって行われている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "モンテネグロの国立公園は計5箇所であり、同国の面積の凡そ10%を占めている。公園の管理はモンテネグロ政府国立公園管理局によって行われている。",
"title": null
}
] | モンテネグロの国立公園は計5箇所であり、同国の面積の凡そ10%を占めている。公園の管理はモンテネグロ政府国立公園管理局によって行われている。 | [[モンテネグロ]]の国立公園は計5箇所であり、同国の面積の凡そ10%を占めている。公園の管理はモンテネグロ政府国立公園管理局によって行われている<ref>
[http://www.nparkovi.me/ Official Website], National Parks Montenegro</ref>。
{{legend|#B3E0E4|青色背景、太字のものは[[世界遺産]]に登録されている。|border=solid 1px #AAAAAA}}
{| class="sortable wikitable plainrowheaders"
|-
!scope=col|名称
! 画像
!scope=col|位置
!scope=col|面積
!scope=col|指定年
|-
!scope=row style="background:#CFECEC;"|[[ドゥルミトル]]
| [[File:The Black Lake in Montenegro.jpg|100px]]
| [[ジャブリャク (モンテネグロ)|ジャブリャク]]
| {{sort|{{commas|39000}}|{{convert|39000|ha|acre|0|abbr=on}}}}
| 1952
|-
|scope=row| [[ビオグラドスカー・ゴラ]]
| [[File:Biogradska suma.jpg|100px]]
| [[コラシン]]
| {{sort|{{commas|5650}}|{{convert|5650|ha|acre|0|abbr=on}}}}
| 1952
|-
|scope=row| [[ロヴチェン山]]
| [[File:NP Lovćen (by Pudelek) 03.jpg|100px]]
| [[ツェティニェ]]
| {{sort|{{commas|6220}}|{{convert|6220|ha|acre|0|abbr=on}}}}
| 1952
|-
|scope=row| [[シュコダル湖]]
| [[File:Montenegro 1 (35783841882).jpg|100px]]
| [[バール (モンテネグロ)|バール]]、[[ポドゴリツァ]]
| {{sort|{{commas|40000}}|{{convert|40000|ha|acre|0|abbr=on}}}}
| 1983
|-
|scope=row| [[プロクレティエ山脈]]
| [[File:Koplje, Sjeverni and Veliki vrh.jpg|100px]]
| [[プラヴ]]、[[グシニェ]]
| {{sort|{{commas|16630}}|{{convert|16630|ha|acre|0|abbr=on}}}}
| 2009
|-
|}
==地域規模の自然公園==
<gallery>
File:Drina River Starting Point Underwater - The place where Piva and Tara river waters meet.jpg|[[ピヴァ川]]
File:Sinjajevina approaches.jpg|[[シニャイェヴィナ山]]
File:Komovi Štavna.jpg|[[コモヴィ山]]
File:Vucji zub leg P.Cikovac towards Zubacki kabao - the Vucji zub ice cave in the lower half.jpg|[[オリェン山地]]
</gallery>
==参考文献==
{{reflist}}
{{モンテネグロの国立公園}}
{{ヨーロッパの題材|国立公園}}
{{DEFAULTSORT:もんてねくろ}}
[[Category:モンテネグロの国立公園|*]]
[[Category:ヨーロッパの国立公園]]
[[Category:各国の国立公園]] | 2023-12-09T09:15:42Z | 2023-12-09T10:06:54Z | false | false | false | [
"Template:モンテネグロの国立公園",
"Template:ヨーロッパの題材",
"Template:Legend",
"Template:Sort",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8D%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92 |
4,864,323 | 野村裕樹 | 野村 裕樹(のむら ゆうき、1999年12月1日 - )は、静岡県静岡市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。ハヤテ223新球団所属。
静岡市立大里西小学校4年次にテレビアニメ『メジャー』の影響で少年野球チーム・静岡ツインズで野球を始める。
静岡市立大里中学校在学時には静岡ジュニアユースbbcの1期生として在籍した。
中学卒業後は静岡市立清水桜が丘高等学校に進学。制球力不足から野手へと転向し、高校3年次の夏の大会では5番・レフトとして出場した。高校最終戦となった2017年7月20日の浜松商との3回戦では4打数2安打3打点1本塁打の活躍を見せた。
高校卒業後は東都大学野球連盟所属の東洋大学の公募制自己推薦入試に合格。3学年上に''東洋三羽烏''と謳われた甲斐野央、梅津晃大、上茶谷大河の3投手、中川圭太、末包昇大、2学年上には佐藤都志也、1学年上には村上頌樹、同学年には佐々木俊輔、2学年下には細野晴希がいた。進学後は投手へ再転向した。
2021年11月9日に行われたルートインBCリーグ2021ドラフト会議にて特別合格選手として埼玉武蔵ヒートベアーズに加入したことが発表された。背番号は28。
2022年シーズンは先発5試合を含む21試合に登板し、2勝4敗1完投、28奪三振、防御率6.04の成績を残した。4月9日の開幕戦では4回裏から登板し3回を無失点に抑え、BCリーグ初勝利を挙げた。シーズンオフの9月28日に神奈川フューチャードリームスへの移籍が発表された。背番号は25。
2023年シーズンは先発4試合を含む15試合に登板し、0勝4敗、15奪三振、防御率6.92の成績を残した。シーズンオフの10月6日、球団から任意引退選手として退団することが発表された。
2023年12月7日、2024年シーズンから日本野球機構(NPB)のファームリーグ、ウエスタン・リーグに新規参入するハヤテ223新球団に入団することが発表された。背番号は28。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "野村 裕樹(のむら ゆうき、1999年12月1日 - )は、静岡県静岡市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。ハヤテ223新球団所属。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "静岡市立大里西小学校4年次にテレビアニメ『メジャー』の影響で少年野球チーム・静岡ツインズで野球を始める。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "静岡市立大里中学校在学時には静岡ジュニアユースbbcの1期生として在籍した。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "中学卒業後は静岡市立清水桜が丘高等学校に進学。制球力不足から野手へと転向し、高校3年次の夏の大会では5番・レフトとして出場した。高校最終戦となった2017年7月20日の浜松商との3回戦では4打数2安打3打点1本塁打の活躍を見せた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "高校卒業後は東都大学野球連盟所属の東洋大学の公募制自己推薦入試に合格。3学年上に''東洋三羽烏''と謳われた甲斐野央、梅津晃大、上茶谷大河の3投手、中川圭太、末包昇大、2学年上には佐藤都志也、1学年上には村上頌樹、同学年には佐々木俊輔、2学年下には細野晴希がいた。進学後は投手へ再転向した。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "2021年11月9日に行われたルートインBCリーグ2021ドラフト会議にて特別合格選手として埼玉武蔵ヒートベアーズに加入したことが発表された。背番号は28。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2022年シーズンは先発5試合を含む21試合に登板し、2勝4敗1完投、28奪三振、防御率6.04の成績を残した。4月9日の開幕戦では4回裏から登板し3回を無失点に抑え、BCリーグ初勝利を挙げた。シーズンオフの9月28日に神奈川フューチャードリームスへの移籍が発表された。背番号は25。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "2023年シーズンは先発4試合を含む15試合に登板し、0勝4敗、15奪三振、防御率6.92の成績を残した。シーズンオフの10月6日、球団から任意引退選手として退団することが発表された。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "2023年12月7日、2024年シーズンから日本野球機構(NPB)のファームリーグ、ウエスタン・リーグに新規参入するハヤテ223新球団に入団することが発表された。背番号は28。",
"title": "経歴"
}
] | 野村 裕樹は、静岡県静岡市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。ハヤテ223新球団所属。 | {{別人|x1=日本ハム・内野手の|野村佑希}}
{{複数の問題
|一次資料=2023年12月
|特筆性=2023年12月|分野=人物
}}
{{Infobox baseball player
| 選手名 = 野村 裕樹
| 本名 =
| 英語表記 =
| 所属球団 = ハヤテ223新球団
| 役職 =
| 背番号 = 28
| 画像 = Yuki_Nomura_KanagawaFD_25.jpg
| 画像サイズ = 200
| 画像説明 = BCリーグ・神奈川時代<br />2022年4月5日 [[保土ケ谷球場]]にて撮影
| 国籍 = {{JPN}}
| 出身地 = [[静岡県]][[静岡市]]
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1999|12|1}}<!-- 亡くなった場合はこちらを使用。{{生年月日と年齢|生年|月|日|no}} -->
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|生年|月|日|没年|月|日}} -->
| 身長 = 184
| 体重 = 85
| 利き腕 = 右
| 打席 = 右
| 守備位置 = [[投手]]
| プロ入り年度 = BCL / 2021年
| ドラフト順位 = 特別合格
| 初出場 = BCL / 2022年4月9日
| 最終出場 = BCL / 2023年9月2日
| 年俸 =
| 経歴 =
* [[静岡市立清水桜が丘高等学校]]
* [[東洋大学硬式野球部|東洋大学]]
* [[埼玉武蔵ヒートベアーズ]] (2022)
* [[神奈川フューチャードリームス]] (2023)
* [[ハヤテ223]] (2024 - )
| 派遣歴 =
| 経歴補足題 =
| 経歴補足 =
| 代表チーム =
| 五輪 =
| WBC =
| プレミア12 =
| 選出国 =
| 選出年 =
| 得票率 =
| 選出方法 =
}}
'''野村 裕樹'''(のむら ゆうき、[[1999年]][[8月25日|12月1日]] - )は、[[静岡県]][[静岡市]]出身の[[プロ野球選手]]([[投手]])。右投右打。[[ハヤテ223]]新球団所属。
== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
[[静岡市立大里西小学校]]4年次にテレビアニメ『[[メジャー (アニメ)|メジャー]]』の影響で少年野球チーム・静岡ツインズで[[野球]]を始める<ref>{{Cite web |url=http://futuredreams.jp/team-info/player/202212121621-2 |title=選手プロフィール 野村裕樹 {{!}} 【公式】神奈川フューチャードリームス|BCリーグ |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
[[静岡市立大里中学校]]在学時には静岡ジュニアユースbbcの1期生として在籍した<ref>{{Cite web |title=おめでとう 清水桜ヶ丘 2回戦突破! |url=https://www.shizuoka-jr-youth-bbc.com/archives/210 |website=静岡ジュニアユースベースボールクラブ |date=2017-07-17 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
中学卒業後は[[静岡市立清水桜が丘高等学校]]に進学し、高校3年次の夏の大会では5番・[[左翼手|レフト]]として出場した。高校最終戦となった[[2017年]][[7月20日]]の[[静岡県立浜松商業高等学校|浜松商]]との3回戦では4打数2安打3打点1本塁打の活躍を見せた<ref>{{Cite web |title=試合結果 {{!}} バーチャル高校野球 {{!}} スポーツブル |url=https://vk.sportsbull.jp/koshien/game/ |website=バーチャル高校野球 |accessdate=2023-12-09|first=The Asahi Shimbun |last=Company}}</ref>。
高校卒業後は[[東都大学野球連盟]]所属の[[東洋大学]]に入学。進学後は[[投手]]へ再転向した。
=== BCリーグ時代 ===
{{by|2021年}}[[11月9日]]に行われたルートインBCリーグ2021ドラフト会議にて特別合格選手として[[埼玉武蔵ヒートベアーズ]]に加入したことが発表された<ref>{{Cite web |title=2021年ルートインBCリーグドラフト会議 特別合格選手のお知らせ {{!}} musashibears |url=https://musashibears.com/7058/ |website=musashibears {{!}} |date=2021-11-09 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。背番号は'''28'''<ref>{{Cite web |title=Xユーザーの埼玉武蔵ヒートベアーズ【公式】さん: 「【新入団選手紹介動画💁♀️✨】 背番号28 野村 裕樹(のむら ゆうき) 意気込みはコチラから🗣💭 ↓↓↓ #埼玉武蔵ヒートベアーズ #新入団選会見 #野村裕樹 https://t.co/W9PtDSNBq3」 / X |url=https://twitter.com/musashi_bears/status/1471310598197882881?s=20 |website=X (formerly Twitter) |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
{{by|2022年}}シーズンは先発5試合を含む21試合に登板し、2勝4敗1完投、28奪三振、防御率6.04の成績を残した。[[4月9日]]の開幕戦では4回裏から登板し3回を無失点に抑え、BCリーグ初勝利を挙げた<ref>{{Cite web |title=一球速報 |url=https://baseball.omyutech.com/CupHomePageSeiseki.action?gameId=20222684757 |website=baseball.omyutech.com |accessdate=2023-12-09}}</ref>。シーズンオフの[[9月28日]]に[[神奈川フューチャードリームス]]への移籍が発表された<ref>{{Cite web |title=移籍選手のお知らせ {{!}} musashibears |url=https://musashibears.com/17512/ |website=musashibears {{!}} |date=2022-09-28 |accessdate=2023-12-09}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://futuredreams.jp/news/release/202209271841.html |title=移籍加入選手のお知らせ {{!}} 【公式】神奈川フューチャードリームス|BCリーグ |access-date=2023-12-09}}</ref>。背番号は'''25'''<ref>{{Cite web |url=http://futuredreams.jp/news/release/202212091309.html |title=背番号決定及び変更のお知らせ {{!}} 【公式】神奈川フューチャードリームス|BCリーグ |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
{{by|2023年}}シーズンは先発4試合を含む15試合に登板し、0勝4敗、15奪三振、防御率6.92の成績を残した。シーズンオフの[[10月6日]]、球団から任意引退選手として退団することが発表された<ref>{{Cite web |url=http://futuredreams.jp/news/release/202310051538.html |title=退団選手のお知らせ {{!}} 【公式】神奈川フューチャードリームス|BCリーグ |access-date=2023年12月9日}}</ref>。
=== ハヤテ223時代 ===
2023年[[12月7日]]、{{by|2024年}}シーズンから[[日本野球機構]](NPB)のファームリーグ、[[ウエスタン・リーグ]]に新規参入する[[ハヤテ223]]新球団に入団することが発表された。背番号は'''28'''<ref>{{Cite web |url=https://hayate.co.jp/pdf/20231207_hayate223_press_release.pdf?202312073 |title=ハヤテ223新球団 新入団選手のお知らせ |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
== 詳細情報 ==
=== 独立リーグでの年度別投手成績 ===
{| {{投手成績|リーグ=ベースボール・チャレンジ・リーグ}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2022}}
|rowspan="1" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[埼玉武蔵ヒートベアーズ|埼玉]]
||21||5||1||0||0||2||4||0||0||.333||213||47.2||59||2||13||-||3||28||5||2||34||32||6.04||1.51
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2023}}
|rowspan="1" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[神奈川フューチャードリームス|神奈川]]
|15||4||0||0||0||0||4||0||0||.000||125||26.0||35||1||17||-||2||15||1||0||23||20||6.92||2.00
|-
!colspan="2"|通算:2年
|36||9||1||0||0||2||8||0||0||.200||338||73.2||94||3||30||-||5||43||6||2||57||52||6.35||1.68
|}
* 2023年シーズン終了時
=== 背番号 ===
* '''28''' (2022年、2024年 - )
* '''25''' (2023年)
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[埼玉武蔵ヒートベアーズの選手一覧]]
* [[神奈川フューチャードリームスの選手一覧]]
* [[ハヤテ223の選手一覧]]
{{ハヤテ223}}
{{デフォルトソート:のむら ゆうき}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:東洋大学硬式野球部の選手]]
[[Category:埼玉武蔵ヒートベアーズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:神奈川フューチャードリームスの選手]]
[[Category:ハヤテ223の選手]]
[[Category:静岡市出身の人物]]
[[Category:1999年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T09:22:25Z | 2023-12-14T03:19:18Z | false | false | false | [
"Template:Infobox baseball player",
"Template:By",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:別人",
"Template:投手成績",
"Template:By2",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:ハヤテ223"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E8%A3%95%E6%A8%B9 |
4,864,327 | CMLL世界女子タッグチーム王座 | CMLL世界女子王座は、CMLLが管理、認定している王座。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "CMLL世界女子王座は、CMLLが管理、認定している王座。",
"title": null
}
] | CMLL世界女子王座は、CMLLが管理、認定している王座。 | {{Infobox プロレスベルト
|タイトル名 = CMLL世界女子タッグチーム王座
|現保持者 = [[セウシス]] & ステファニー・バッケル
|獲得日 = 2023年9月16日
|管理団体 = [[CMLL]]
|設立日 = 2023年9月16日
|初代王者 = [[セウシス]] & ステファニー・バッケル
}}
'''CMLL世界女子タッグチーム王座'''は、[[CMLL]]が管理、認定している王座。
== 歴代王者 ==
{| class="wikitable" style="font-size: small; width: 100%; margin: 0 auto;"
|- bgcolor="#ff99ff"
!歴代
!タッグチーム
!戴冠回数
!獲得日付
!獲得場所
|-
|初代
|[[セウシス]] & ステファニー・バッケル
|1
|2023年9月16日
|[[メキシコシティ]]
|}
== 外部リンク ==
* [https://www.wrestling-titles.com/jp/mexico/cmll/j-cmll-wm-t.html プロレス選手権変遷史 CMLL世界女子タッグ選手権]
{{Martialart-stub}}
{{DEFAULTSORT:CMLLせかいしよしたつくちいむおうさ}}
[[Category:CMLLの王座]]
[[Category:女子プロレスのタッグチーム王座]] | 2023-12-09T09:51:46Z | 2023-12-09T12:58:03Z | false | false | false | [
"Template:Infobox プロレスベルト",
"Template:Martialart-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/CMLL%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E7%8E%8B%E5%BA%A7 |
4,864,329 | イヨフウロ | イヨフウロ(伊予風露、学名: Geranium shikokianum)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草。別名、シコクフウロ(四国風露)。
茎は高さ30-80cmになり、直立し、開出毛またはやや下向きの長い毛が生える。葉柄にも同様な毛が生える。根出葉は、花期には残存しないか、あっても少数である。茎葉は対生し、葉身は円形から腎形で、幅4-10cm、掌状に5-7中-深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯があり、先端は鈍形になる。葉の表面と裏面の葉脈上に長毛が生え、葉柄は下部で長さ約20cm、上部では無柄になる。葉柄の基部の托葉は膜質で褐色、広卵形で長さ8-10mmになり、合生する。
花期は7-9月。花は紅紫色で径2.5-3mm、漏斗状に平開し、茎先または枝先に2個ずつつき、花序柄と花柄に開出毛か下向きの長毛が密生する。萼片は5個あり、長さ8-10mm、縦に3-5脈があり、先端は芒状にとがり、外面の脈上に開出毛と斜上毛が密に生える。花弁は5個あり、萼片より長く、倒卵形で先端は鈍形でときにやや波状になり、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。雄蕊は10個あり、葯は青紫色から淡紅紫色になる。雌蕊は1個で長さ約8mm、花柱合生部の先端の花柱分枝は長さ5-6mmになる。果実は分果で、基部の果体には開出した長毛と短毛が生え、上向きの細長い嘴には細毛が密生する。染色体数は2n=28。
本州の東海地方以西、四国、九州に分布し、山地の草地に生育する。
和名イヨフウロは、「伊予風露」の意。別名シコクフウロは、「四国風露」の意で、四国産の標本に基づいて命名されたことによる。
種小名(種形容語)shikokianum は、「四国産の」の意味。
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
都道府県のレッドデータ、レッドリストの選定状況は次の通り。
本種と、同属のイチゲフウロ Geranium sibiricum、タチフウロ G. krameri、コフウロ G. tripartitum などは、日本の代表的な民間薬の一つであり、古くから下痢止めとして煎じて飲まれている同属のゲンノショウコ 「現の証拠」 G. thunbergia 同様の目的で使用される。
カイフウロ(甲斐風露)Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara (1936) - はじめ、独立種 Geranium kaimontanum Honda (1930)されたことがある。イヨフウロの変種で、葉の裂片の先端がとがり、全体に毛が少ないもの。山梨県の三つ峠に分布し、林縁や草地に生育する。染色体数は2n=28。国の絶滅危惧II類(VU)。白花品種をシロバナカイフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara f. albiflorum Hiyama (1937)といい、八重咲の品種をヤエザキカイフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara f. plenum Hiyama (1951)という。
ヤマトフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. yamatense H.Hara (1954) - イヨフウロの変種で、葉が基本種より深く切れ込み、裂片も深く切れ込むもの。奈良県の大峰山に分布する。染色体数は2n=28。
ヤクシマフウロ(屋久島風露)Geranium shikokianum Matsum. var. yoshiianum (Koidz.) H.Hara (1948) - はじめ、独立種 Geranium yoshiianum Koidz. (1917)とされた。イヨフウロの変種で、全体に小型で、茎の高さ15-30cm、葉は幅1-2cmで掌状に分裂し、毛が生える。花茎には開出毛が生え、萼片には軟毛が生える。花の径は2cm程度。鹿児島県の屋久島に分布する。国の絶滅危惧IA類(CR)。
ヒメイヨフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. quelpaertense Nakai (1912) - 韓国の済州島産のもの。基本種のイヨフウロの変種として区別されることがある。別名、タンナフウロ。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "イヨフウロ(伊予風露、学名: Geranium shikokianum)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草。別名、シコクフウロ(四国風露)。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "茎は高さ30-80cmになり、直立し、開出毛またはやや下向きの長い毛が生える。葉柄にも同様な毛が生える。根出葉は、花期には残存しないか、あっても少数である。茎葉は対生し、葉身は円形から腎形で、幅4-10cm、掌状に5-7中-深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯があり、先端は鈍形になる。葉の表面と裏面の葉脈上に長毛が生え、葉柄は下部で長さ約20cm、上部では無柄になる。葉柄の基部の托葉は膜質で褐色、広卵形で長さ8-10mmになり、合生する。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "花期は7-9月。花は紅紫色で径2.5-3mm、漏斗状に平開し、茎先または枝先に2個ずつつき、花序柄と花柄に開出毛か下向きの長毛が密生する。萼片は5個あり、長さ8-10mm、縦に3-5脈があり、先端は芒状にとがり、外面の脈上に開出毛と斜上毛が密に生える。花弁は5個あり、萼片より長く、倒卵形で先端は鈍形でときにやや波状になり、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。雄蕊は10個あり、葯は青紫色から淡紅紫色になる。雌蕊は1個で長さ約8mm、花柱合生部の先端の花柱分枝は長さ5-6mmになる。果実は分果で、基部の果体には開出した長毛と短毛が生え、上向きの細長い嘴には細毛が密生する。染色体数は2n=28。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "本州の東海地方以西、四国、九州に分布し、山地の草地に生育する。",
"title": "分布と生育環境"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "和名イヨフウロは、「伊予風露」の意。別名シコクフウロは、「四国風露」の意で、四国産の標本に基づいて命名されたことによる。",
"title": "名前の由来"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "種小名(種形容語)shikokianum は、「四国産の」の意味。",
"title": "名前の由来"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)",
"title": "種の保全状況評価"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "種の保全状況評価"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "都道府県のレッドデータ、レッドリストの選定状況は次の通り。",
"title": "種の保全状況評価"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "本種と、同属のイチゲフウロ Geranium sibiricum、タチフウロ G. krameri、コフウロ G. tripartitum などは、日本の代表的な民間薬の一つであり、古くから下痢止めとして煎じて飲まれている同属のゲンノショウコ 「現の証拠」 G. thunbergia 同様の目的で使用される。",
"title": "利用"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "カイフウロ(甲斐風露)Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara (1936) - はじめ、独立種 Geranium kaimontanum Honda (1930)されたことがある。イヨフウロの変種で、葉の裂片の先端がとがり、全体に毛が少ないもの。山梨県の三つ峠に分布し、林縁や草地に生育する。染色体数は2n=28。国の絶滅危惧II類(VU)。白花品種をシロバナカイフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara f. albiflorum Hiyama (1937)といい、八重咲の品種をヤエザキカイフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. kaimontanum (Honda) Honda et H.Hara f. plenum Hiyama (1951)という。",
"title": "下位分類"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "ヤマトフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. yamatense H.Hara (1954) - イヨフウロの変種で、葉が基本種より深く切れ込み、裂片も深く切れ込むもの。奈良県の大峰山に分布する。染色体数は2n=28。",
"title": "下位分類"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "ヤクシマフウロ(屋久島風露)Geranium shikokianum Matsum. var. yoshiianum (Koidz.) H.Hara (1948) - はじめ、独立種 Geranium yoshiianum Koidz. (1917)とされた。イヨフウロの変種で、全体に小型で、茎の高さ15-30cm、葉は幅1-2cmで掌状に分裂し、毛が生える。花茎には開出毛が生え、萼片には軟毛が生える。花の径は2cm程度。鹿児島県の屋久島に分布する。国の絶滅危惧IA類(CR)。",
"title": "下位分類"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "ヒメイヨフウロ Geranium shikokianum Matsum. var. quelpaertense Nakai (1912) - 韓国の済州島産のもの。基本種のイヨフウロの変種として区別されることがある。別名、タンナフウロ。",
"title": "下位分類"
}
] | イヨフウロは、フウロソウ科フウロソウ属の多年草。別名、シコクフウロ(四国風露)。 | {{生物分類表
|色 = lightgreen
|名称 = イヨフウロ
|画像 = [[ファイル:Geranium shikokianum 1.JPG|300px]]
|画像キャプション = [[広島県]][[庄原市]] 2023年9月下旬
|分類体系 = [[APG IV]]
|界 = [[植物界]] {{Sname||Plantae}}
|門階級なし = [[被子植物]] {{Sname||Angiosperms}}
|綱階級なし = [[真正双子葉類]] {{Sname||Eudicots}}
|亜綱階級なし = バラ上類 {{Sname|Superrosids}}
|下綱階級なし = [[バラ類]] {{Sname||Rosids}}
|上目階級なし = アオイ類 {{Sname|Malvids}}
|目 = [[フウロソウ目]] {{Sname||Geraniales}}
|科= [[フウロソウ科]] {{Sname||Geraniaceae}}
|属= [[フウロソウ属]] {{Snamei||Geranium}}
|種 = '''イヨフウロ''' {{Snamei|G. shikokianum}}
|学名 = {{Snamei|Geranium shikokianum}} {{AU|Matsum.}} (1901) var. {{Snamei|shikokianum}}<ref name="YList1">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=8962 イヨフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref>
|和名 = イヨフウロ(伊予風露)<ref name="Kadota">『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.296</ref>
|英名 =
}}
{{Commons|Geranium shikokianum}}
{{wikispecies|Geranium shikokianum}}
'''イヨフウロ'''(伊予風露、[[学名]]: {{Snamei|Geranium shikokianum}})は、[[フウロソウ科]][[フウロソウ属]]の[[多年草]]<ref name="Kadota" /><ref name="Kitamura">『原色日本植物図鑑・草本編II』p.90</ref><ref name="H.Ohashi">門田裕一 (2016)「フウロソウ科」『改訂新版 日本の野生植物 3』p.253</ref>。別名、シコクフウロ(四国風露)<ref name="Makino">『新分類 牧野日本植物図鑑』p.749</ref>。
== 特徴 ==
[[茎]]は高さ30-80cmになり、直立し、開出毛またはやや下向きの長い毛が生える。[[葉柄]]にも同様な毛が生える。[[根出葉]]は、花期には残存しないか、あっても少数である。茎[[葉]]は対生し、葉身は円形から腎形で、幅4-10cm、掌状に5-7中-深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯があり、先端は鈍形になる。葉の表面と裏面の[[葉脈]]上に長毛が生え、葉柄は下部で長さ約20cm、上部では無柄になる。葉柄の基部の托葉は膜質で褐色、広卵形で長さ8-10mmになり、合生する<ref name="Kadota" /><ref name="Kitamura" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="Makino" />。
花期は7-9月。[[花]]は紅紫色で径2.5-3mm、漏斗状に平開し、茎先または枝先に2個ずつつき、花序柄と[[花柄]]に開出毛か下向きの長毛が密生する。[[萼]]片は5個あり、長さ8-10mm、縦に3-5脈があり、先端は[[芒]]状にとがり、外面の脈上に開出毛と斜上毛が密に生える。[[花弁]]は5個あり、萼片より長く、倒卵形で先端は鈍形でときにやや波状になり、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。[[雄蕊]]は10個あり、葯は青紫色から淡紅紫色になる。[[雌蕊]]は1個で長さ約8mm、花柱合生部の先端の花柱分枝は長さ5-6mmになる。[[果実]]は分果で、基部の果体には開出した長毛と短毛が生え、上向きの細長い嘴には細毛が密生する。[[染色体数]]は2n=28<ref name="Kadota" /><ref name="Kitamura" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="Makino" />。
== 分布と生育環境 ==
本州の[[東海地方]]以西、四国、九州に分布し、山地の草地に生育する<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" />。
== 名前の由来 ==
[[和名]]'''イヨフウロ'''は、「伊予風露」の意<ref name="Kadota" />。別名シコクフウロは、「四国風露」の意で、四国産の標本に基づいて命名されたことによる<ref name="Makino" />。
[[種小名]](種形容語){{Snamei|shikokianum}} は、「四国産の」の意味<ref name="Makino2">『新分類 牧野日本植物図鑑』p.1513</ref>。
== 種の保全状況評価 ==
{{準絶滅危惧}}<ref name="RDB1">[http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06030602672 イヨフウロ]、日本のレッドデータ検索システム、2023年12月9日閲覧</ref>
都道府県のレッドデータ、レッドリストの選定状況は次の通り<ref name="RDB1" />。
{|
|- style="vertical-align:top"
|
* 長野県-絶滅危惧IA類(CR)
* 静岡県-要注目種(N-III)
* 奈良県-(ヤマトフウロ)絶滅寸前種
|
* 鳥取県-準絶滅危惧(NT)
* 岡山県-絶滅危惧II類
* 広島県-準絶滅危惧(NT)
|
* 徳島県-準絶滅危惧(NT)
* 熊本県-準絶滅危惧(NT)
* 大分県-情報不足
|
* 宮崎県-絶滅危惧IA類(CR-r,g,d)
|}
== 利用 ==
本種と、同属の[[イチゲフウロ]] {{Snamei|Geranium sibiricum}}、[[タチフウロ]] {{Snamei|G. krameri}}、[[コフウロ]] {{Snamei|G. tripartitum}} などは、日本の代表的な[[民間薬]]の一つであり、古くから下痢止めとして煎じて飲まれている同属の[[ゲンノショウコ]] 「現の証拠」 {{Snamei|G. thunbergia}} 同様の目的で使用される<ref name="H.Ohashi2">門田裕一 (2016)「フウロソウ科」『改訂新版 日本の野生植物 3』pp.249-251</ref>。
== ギャラリー ==
<gallery mode="nolines" widths="240" heights="240">
ファイル:Geranium shikokianum 2.JPG|花は紅紫色で径2.5-3mmと大きく、漏斗状に平開し、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。
ファイル:Geranium shikokianum 3.JPG|茎、花序柄、花柄に開出毛か下向きの長毛が密生する。
ファイル:Geranium shikokianum 4.JPG|果実は分果で、上向きの細長い嘴には細毛が密生する。萼片に縦に3-5脈があり、先端は芒状にとがり、外面の脈上に開出毛と斜上毛が密に生える。
ファイル:Geranium shikokianum 5.JPG|葉の裏面の葉脈上に長毛が生える。
ファイル:Geranium shikokianum 6.JPG|葉身は円形から腎形で、掌状に5-7中-深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯があり、先端は鈍形になる。
</gallery>
== 下位分類 ==
=== カイフウロ ===
'''カイフウロ'''(甲斐風露){{Snamei|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|kaimontanum}} ({{AU|Honda}}) Honda et {{AU|H.Hara}} (1936)<ref name="YList2">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=8964 カイフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref> - はじめ、独立種 {{Snamei|Geranium kaimontanum}} Honda (1930)<ref name="YList2-2">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=27181 カイフウロ(シノニム)] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref>とされたことがある。イヨフウロの[[変種]]で、葉の裂片の先端がとがり、全体に毛が少ないもの。[[山梨県]]の[[三つ峠]]に分布し、林縁や草地に生育する。染色体数は2n=28<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" />。国の絶滅危惧II類(VU)<ref name="RDB2">[http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06030602673 カイフウロ]、日本のレッドデータ検索システム、2023年12月9日閲覧</ref>。[[白花変種|白花品種]]を'''シロバナカイフウロ''' {{Snamei|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|kaimontanum}} (Honda) Honda et H.Hara f. {{Snamei|albiflorum}} {{AU|Hiyama}} (1937)<ref name="YList3">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=22647 シロバナカイフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref>といい、八重咲の[[品種]]を'''ヤエザキカイフウロ''' {{Sname|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|kaimontanum}} (Honda) Honda et H.Hara f. {{Snamei|plenum}} Hiyama (1951)<ref name="YList4">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=22646 ヤエザキカイフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref>という<ref name="H.Ohashi" />。
=== ヤマトフウロ ===
'''ヤマトフウロ''' {{Snamei|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|yamatense}} H.Hara (1954)<ref name="YList5">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=8965 ヤマトフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref> - イヨフウロの変種で、葉が基本種より深く切れ込み、裂片も深く切れ込むもの。[[奈良県]]の[[大峰山]]に分布する。染色体数は2n=28<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" />。
=== ヤクシマフウロ ===
'''ヤクシマフウロ'''(屋久島風露){{Snamei|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|yoshiianum}} ({{AU|Koidz.}}) H.Hara (1948)<ref name="YList6">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=8966 ヤクシマフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref> - はじめ、独立種 {{Snamei|Geranium yoshiianum}} Koidz. (1917)<ref name="YList6-2">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=35849 ヤクシマフウロ(シノニム)] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref>とされた。イヨフウロの変種で、全体に小型で、茎の高さ15-30cm、葉は幅1-2cmで掌状に分裂し、毛が生える。花茎には開出毛が生え、萼片には軟毛が生える。花の径は2cm程度。[[鹿児島県]]の[[屋久島]]に分布する<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" />。国の絶滅危惧IA類(CR)<ref name="RDB3">[http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06030602674 ヤクシマフウロ]、日本のレッドデータ検索システム、2023年12月9日閲覧</ref>。
=== ヒメイヨフウロ ===
'''ヒメイヨフウロ''' {{Snamei|Geranium shikokianum}} Matsum. var. {{Snamei|quelpaertense}} {{AU|Nakai}} (1912)<ref name="YList7">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=38944 ヒメイヨフウロ] 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)</ref> - [[韓国]]の[[済州島]]産のもの。基本種のイヨフウロの変種として区別されることがある<ref name="H.Ohashi" />。別名、タンナフウロ<ref name="YList7" />。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
== 参考文献 ==
* 北村四郎・村田源著『原色日本植物図鑑・草本編II(改訂版)』、1984年、保育社
* 門田裕一監修、永田芳男写真、畔上能力編『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』、2013年、山と溪谷社
* 大橋広好・門田裕一・木原浩他編『改訂新版 日本の野生植物 3』、2016年、平凡社
* 牧野富太郎原著、邑田仁・米倉浩司編集『新分類 牧野日本植物図鑑』、2017年、北隆館
* [http://ylist.info/ 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)]
* [http://jpnrdb.com/ 日本のレッドデータ検索システム]
{{Plant-stub}}
{{デフォルトソート:いよふうろ}}
[[Category:フウロソウ科]] | 2023-12-09T09:56:13Z | 2023-12-10T12:21:38Z | false | false | false | [
"Template:生物分類表",
"Template:Commons",
"Template:Wikispecies",
"Template:Snamei",
"Template:AU",
"Template:Sname",
"Template:準絶滅危惧",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Plant-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%83%95%E3%82%A6%E3%83%AD |
4,864,332 | アルシャー左旗炭鉱崩落事故 | アルシャー左旗炭鉱崩落事故(中国語:阿拉善左旗露天煤矿坍塌事故)は、2023年2月22日13時16分、内モンゴル自治区アルシャー左旗の新京石炭業露天掘り炭鉱で重大な崩落事故が発生し、53人が連絡不能または死亡し6人が負傷した。
当初は2名が死亡、53名が行方不明と報道された。 国営の中国中央テレビは3月、閉じ込められた残りの鉱山労働者全員が行方不明か死亡していることを認めた。6月には全員が死亡したことを間接的に確認し、死者数は53人となった。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "アルシャー左旗炭鉱崩落事故(中国語:阿拉善左旗露天煤矿坍塌事故)は、2023年2月22日13時16分、内モンゴル自治区アルシャー左旗の新京石炭業露天掘り炭鉱で重大な崩落事故が発生し、53人が連絡不能または死亡し6人が負傷した。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "当初は2名が死亡、53名が行方不明と報道された。 国営の中国中央テレビは3月、閉じ込められた残りの鉱山労働者全員が行方不明か死亡していることを認めた。6月には全員が死亡したことを間接的に確認し、死者数は53人となった。",
"title": "概要"
}
] | アルシャー左旗炭鉱崩落事故(中国語:阿拉善左旗露天煤矿坍塌事故)は、2023年2月22日13時16分、内モンゴル自治区アルシャー左旗の新京石炭業露天掘り炭鉱で重大な崩落事故が発生し、53人が連絡不能または死亡し6人が負傷した。 | {{Expand Chinese|date=2023年12月}}{{Infobox event
| title =アルシャー左旗炭鉱崩落事故
| image =
| caption =
| date =[[2023年]][[2月22日]]
| time = 13時16分
| timezone = [[Time in China|BJT]], [[UTC+08:00|UTC+8]]
| location = [[中国]][[内モンゴル自治区]][[アルシャー左旗]]
| coordinates = {{coord|37|58|11|N|105|39|23|E|display=title,inline}}
| type =炭鉱事故
| cause =
| outcome =
| reported deaths = 53
| reported injuries = 6
| reported missing =
| reported property damage =
| map = {{Location map|China|lat_deg=37.5811|lon_deg=105.3923}}
}}
'''アルシャー左旗炭鉱崩落事故'''([[中国語]]:阿拉善左旗露天煤矿坍塌事故)は、[[2023年]][[2月22日]]13時16分、[[内モンゴル自治区]][[アルシャー左旗]]の新京石炭業露天掘り[[炭鉱]]で発生した重大な崩落事故。
53人が連絡不能または死亡し6人が負傷した<ref>{{Cite web |last=Nasser |first=Xiaofei Xu,Irene |date=2023-02-22 |title=Death toll rises in China mine collapse as rescue efforts continue |url=https://www.cnn.com/2023/02/22/china/china-coal-mine-collapse-intl/index.html |access-date=2023-07-30 |website=CNN |language=en}}</ref><ref>{{Cite news |date=2023-02-24 |title=China coal mine death toll rises to six, 47 missing |language=en |work=Reuters |url=https://www.reuters.com/world/china/china-coal-mine-death-toll-six-47-missing-rescue-resumes-2023-02-24/ |access-date=2023-07-30}}</ref>。
== 概要 ==
当初は2名が死亡、53名が行方不明と報道された。
国営の[[中国中央テレビ]]は3月、閉じ込められた残りの鉱山労働者全員が行方不明か死亡していることを認めた。6月には全員が死亡したことを間接的に確認し、死者数は53人となった<ref>{{Cite web |last= |first= |date=June 22, 2023 |title=China Confirms 53 Killed In February Mine Collapse |url=https://www.barrons.com/news/china-confirms-53-killed-in-february-mine-collapse-15d9ce0c |access-date=2023-10-02 |website=Barron's |language=en-US}}</ref>。
==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://www.mem.gov.cn/gk/sgcc/tbzdsgdcbg/2023dcbg_5532/202308/P020230829554887762749.pdf 内蒙古阿拉善新井煤业有限公司露天煤矿“2·22”特别重大坍塌事故调查报告] {{Wayback|url=https://www.mem.gov.cn/gk/sgcc/tbzdsgdcbg/2023dcbg_5532/202308/P020230829554887762749.pdf|date=20230829170829}} — [https://www.mem.gov.cn/gk/sgcc/tbzdsgdcbg/ 中华人民共和国应急管理部] {{Wayback|url=https://www.mem.gov.cn/gk/sgcc/tbzdsgdcbg/|date=20230831123720}}
{{DEFAULTSORT:あるしやあさきたんこうほうらくしこ}}
[[Category:中国の鉱山災害]]
[[Category:中国の崩落事故]]
[[Category:2023年の災害]]
[[Category:2023年の中華人民共和国]]
[[Category:内モンゴル自治区の歴史]]
[[Category:アルシャー盟]]
[[Category:2023年2月]] | 2023-12-09T09:58:42Z | 2023-12-24T06:50:39Z | false | false | false | [
"Template:Infobox event",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%B7%A6%E6%97%97%E7%82%AD%E9%89%B1%E5%B4%A9%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85 |
4,864,342 | FIFAフットサル女子ワールドカップ | FIFAフットサル女子ワールドカップ(フィファじょしワールドカップ、英: FIFA Futsal Women's World Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによる女子フットサルの世界選手権大会である。開催時期は女子W杯の中間年の4年毎開催。
2022年12月カタールで行われたFIFA評議会で承認。第一回大会は2025年に実施予定。
| [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "FIFAフットサル女子ワールドカップ(フィファじょしワールドカップ、英: FIFA Futsal Women's World Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによる女子フットサルの世界選手権大会である。開催時期は女子W杯の中間年の4年毎開催。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2022年12月カタールで行われたFIFA評議会で承認。第一回大会は2025年に実施予定。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "",
"title": null
}
] | FIFAフットサル女子ワールドカップは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによる女子フットサルの世界選手権大会である。開催時期は女子W杯の中間年の4年毎開催。 2022年12月カタールで行われたFIFA評議会で承認。第一回大会は2025年に実施予定。 | '''FIFAフットサル女子ワールドカップ'''(フィファフットサルじょしワールドカップ、{{Lang-en-short|FIFA Futsal Women's World Cup}})は、[[国際サッカー連盟]](FIFA)が主催する、[[ナショナルチーム]]による[[女子フットサル]]の[[世界選手権大会]]である。開催時期は[[FIFA女子ワールドカップ|女子W杯]]の中間年の4年毎開催。
2022年12月カタールで行われたFIFA評議会で承認<ref>{{cite news |date=16 December 2022 |title=FIFA World Cup 2022™ praised for its "unique cohesive power" |url=https://www.fifa.com/about-fifa/organisation/fifa-council/media-releases/fifa-world-cup-2022-tm-praised-for-its-unique-cohesive-power |work=FIFA.com |accessdate=16 December 2022|publisher=FIFA}}</ref>。第一回大会は2025年に実施予定<ref>{{cite web |url=https://www.uefa.com/insideuefa/news/027f-178c3bfb34b6-f1682405ee05-1000/ |title=Women's futsal: just the beginning |publisher=[[UEFA]] |date=16 March 2023 |access-date=16 March 2023}}</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[FIFAフットサルワールドカップ]]
{{FIFAフットサルワールドカップ}}
{{世界のサッカー国際大会}}
{{国際フットサル}}
{{デフォルトソート:FIFAふつとさるわあるとかつふ}}
[[Category:FIFAフットサルワールドカップ|*]]
[[Category:フットサル大会]]
[[Category:FIFA女子サッカー大会]]
[[Category:2025年開始のスポーツイベント]] | 2023-12-09T10:11:07Z | 2023-12-10T04:16:41Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:FIFAフットサルワールドカップ",
"Template:世界のサッカー国際大会",
"Template:国際フットサル",
"Template:Lang-en-short",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/FIFA%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%AB%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97 |
4,864,345 | 中国製造2025 | 中国製造2025(ちゅうごくせいぞう2025)は、2015年5月に習近平発表した中国の政策。
2025年までに中国が世界の製造強国の仲間入りを目指すことを目標にする。
品目ごとに国際比率の目標を設定して、ロボットは70%移動通信システムは40%など。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "中国製造2025(ちゅうごくせいぞう2025)は、2015年5月に習近平発表した中国の政策。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2025年までに中国が世界の製造強国の仲間入りを目指すことを目標にする。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "品目ごとに国際比率の目標を設定して、ロボットは70%移動通信システムは40%など。",
"title": "概要"
}
] | 中国製造2025(ちゅうごくせいぞう2025)は、2015年5月に習近平発表した中国の政策。 | {{Expand language|langcode=zh|langcode2=en|date=2023年12月}}
{{Uncategorized|date=2023年12月}}{{infobox person/Wikidata|fetchwikidata=ALL}}'''中国製造2025'''(ちゅうごくせいぞう2025、中:中国制造2025、英:Made_in_China_2025)は、[[2015年]]5月に[[習近平]]発表した[[中国]]の政策<ref name=":0">{{Cite web |title=中国製造2025とは 重点10分野と23品目に力 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXKZO38656320X01C18A2EA2000/ |website=日本経済新聞 |date=2018-12-07 |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref><ref>{{Citation|title=China: A New World Order|url=https://www.bbc.co.uk/iplayer/episodes/m0007zp0/china-a-new-world-order|archive-url=https://web.archive.org/web/20190926210556/https://www.bbc.co.uk/iplayer/episodes/m0007zp0/china-a-new-world-order|archive-date=2019-09-26|language=en-GB|access-date=2019-09-26|url-status=live}}</ref>。
== 概要 ==
[[2025年]]までに中国が世界の製造強国の仲間入りを目指すことを目標にする<ref name=":0" />。
品目ごとに国際比率の目標を設定して、ロボットは70%移動通信システムは40%など<ref name=":0" />。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考資料 ==
* {{Cite book |title=Assessing Made in China 2025: The US - China Trade War and Ways Going Forward |author=Boris Lee |date=2019 |publisher=Claremont Colleges Library}}
* {{Cite book |title=Technology and National Security: Maintaining America's Edge |author=Edward Alden, Nicholas Burns, Ash Carter, Jack Clark |date=2019 |isbn=978-0578427959 |publisher=The Aspen Institute}}
* {{Cite book |title=The End of Cheap China: Economic and Cultural Trends That Will Disrupt the World |author=Shaun Rein |publisher=[[John Wiley & Sons]] |date=2012}}
<references />
[[Category:中華人民共和国]] | 2023-12-09T10:12:41Z | 2023-12-10T10:54:43Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD%E9%80%A02025 |
4,864,347 | アンドリッツ | アンドリッツ(Andritz AG)は、紙パルプ、ハイドロ、鉄鋼、固液分離機の分野を中心とする産業機器の製造・販売を行う多国籍企業。オーストリア・グラーツに本拠を置き、世界40カ国以上に拠点を持つ。ウィーン証券取引所上場企業。
アンドリッツは、1852年にグラーツ近郊地区のアンドリッツにあるハンガリーの起業家Josef Körösiによって設立された鉄の鋳造所にその起源を持つ。 事業はクレーン、ポンプ、蒸気ボイラーなどに拡大、2度の世界大戦と大恐慌期には一時生産停止に追い込まれるも、戦後はスイスのエッシャーウイスとの協力のもと水タービン、遠心ポンプ、クレーン、鋼板製造などに事業をしぼり、1951年から紙パルプ関連の産業機器にも着手した。1980年代初頭の第2次オイルショックを、オーストリア政府の補助金と合理化により乗り切り、1987年以降はカーライル・グループなど海外の投資会社の資本下にあったが、2001年にウィーン証券取引所で株式公開を行った。1990年のアメリカ・ペンシルベニア州に拠点を持つSprout Bauer Incの買収以降企業買収も進み、2013年にはドイツのプレス機器メーカーのシューラーグループを買収した。
グループ全体としては紙パルプ関連が最大であり、鉄鋼およびハイドロが次ぐ。売上は中国を含むアジアが約3分の1、ヨーロッパおよび北米が各3割弱となっている。
日本法人は「アンドリッツ株式会社」(Andritz K.K.)と、抄紙機で使用されるファブリックやフェルト等に特化した「アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社」の2法人がある。アンドリッツ株式会社は紙パルプ生産工程に関わる機器の販売およびアフターサービスを中心にバイオマス発電機器などの提供も行っている。東京(晴海アイランドトリトンスクエア)に本社オフィスを持つほか、アンドリッツ株式会社は神戸市に事業所を持ち、アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社は茨城県鉾田市に工場を保有する。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "アンドリッツ(Andritz AG)は、紙パルプ、ハイドロ、鉄鋼、固液分離機の分野を中心とする産業機器の製造・販売を行う多国籍企業。オーストリア・グラーツに本拠を置き、世界40カ国以上に拠点を持つ。ウィーン証券取引所上場企業。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "アンドリッツは、1852年にグラーツ近郊地区のアンドリッツにあるハンガリーの起業家Josef Körösiによって設立された鉄の鋳造所にその起源を持つ。 事業はクレーン、ポンプ、蒸気ボイラーなどに拡大、2度の世界大戦と大恐慌期には一時生産停止に追い込まれるも、戦後はスイスのエッシャーウイスとの協力のもと水タービン、遠心ポンプ、クレーン、鋼板製造などに事業をしぼり、1951年から紙パルプ関連の産業機器にも着手した。1980年代初頭の第2次オイルショックを、オーストリア政府の補助金と合理化により乗り切り、1987年以降はカーライル・グループなど海外の投資会社の資本下にあったが、2001年にウィーン証券取引所で株式公開を行った。1990年のアメリカ・ペンシルベニア州に拠点を持つSprout Bauer Incの買収以降企業買収も進み、2013年にはドイツのプレス機器メーカーのシューラーグループを買収した。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "グループ全体としては紙パルプ関連が最大であり、鉄鋼およびハイドロが次ぐ。売上は中国を含むアジアが約3分の1、ヨーロッパおよび北米が各3割弱となっている。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "日本法人は「アンドリッツ株式会社」(Andritz K.K.)と、抄紙機で使用されるファブリックやフェルト等に特化した「アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社」の2法人がある。アンドリッツ株式会社は紙パルプ生産工程に関わる機器の販売およびアフターサービスを中心にバイオマス発電機器などの提供も行っている。東京(晴海アイランドトリトンスクエア)に本社オフィスを持つほか、アンドリッツ株式会社は神戸市に事業所を持ち、アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社は茨城県鉾田市に工場を保有する。",
"title": "日本における展開"
}
] | アンドリッツは、紙パルプ、ハイドロ、鉄鋼、固液分離機の分野を中心とする産業機器の製造・販売を行う多国籍企業。オーストリア・グラーツに本拠を置き、世界40カ国以上に拠点を持つ。ウィーン証券取引所上場企業。 | {{基礎情報 会社
|社名 = アンドリッツ
|英文社名 = Andritz AG
|ロゴ = [[File:Andritz Logo.svg|300px]]
|画像 =
|画像説明 =
|種類 = [[公開会社]]
|市場情報 =
|略称 =
|国籍 = {{AUT}}
|本社郵便番号 = 8045
|本社所在地 = Stattegger Strasse 18, [[グラーツ]]
|本店郵便番号 =
|本店所在地 =
|設立 = {{start date and age|1852}}
|業種 =
|法人番号 =
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = 紙パルプ、ハイドロ、鉄鋼、固液分離機の各産業機器の製造・販売
|代表者 = Joachim Schönbeck([[最高経営責任者|CEO]])
|資本金 =
|発行済株式総数 =
|売上高 =
|営業利益 =
|経常利益 =
|純利益 =
|純資産 =
|総資産 =
|従業員数 =
|支店舗数 =
|決算期 =
|主要株主 =
|主要子会社 =
|関係する人物 =
|外部リンク = [https://www.andritz.com/group-en グローバルサイト]{{en icon}}
|特記事項 =
}}
'''アンドリッツ'''({{lang|de|Andritz AG}})は、[[製紙業|紙パルプ]]、[[ハイドロ]]、[[鉄鋼業|鉄鋼]]、固液分離機の分野を中心とする産業機器の製造・販売を行う多国籍企業。[[オーストリア]]・[[グラーツ]]に本拠を置き、世界40カ国以上に拠点を持つ。[[ウィーン証券取引所]]上場企業。
== 沿革 ==
アンドリッツは、[[1852年]]にグラーツ近郊地区のアンドリッツにあるハンガリーの起業家{{lang|hr|Josef Körösi}}によって設立された鉄の鋳造所にその起源を持つ<ref name="history">{{cite web|url=https://www.andritz.com/group-en/about-us/gr-history|title=History|publisher=Andritz AG|language=英語|accessdate=2023-12-09}}</ref>。 事業はクレーン、ポンプ、蒸気ボイラーなどに拡大、2度の世界大戦と大恐慌期には一時生産停止に追い込まれるも、戦後はスイスの[[エッシャーウイス]]との協力のもと水タービン、遠心ポンプ、クレーン、鋼板製造などに事業をしぼり、[[1951年]]から紙パルプ関連の産業機器にも着手した<ref name="history"/>。1980年代初頭の[[オイルショック|第2次オイルショック]]を、オーストリア政府の補助金と合理化により乗り切り、[[1987年]]以降は[[カーライル・グループ]]など海外の投資会社の資本下にあったが、[[2001年]]にウィーン証券取引所で株式公開を行った<ref>{{cite web|url=https://www.carlyle.com/media-room/news-release-archive/carlyle-exits-andritz-ag-through-successful-public-offering|title=Carlyle Exits Andritz AG Through Successful Public Offering|publisher=カーライル・グループ|language=英語|date=2003-06-24|accessdate=2023-12-09}}</ref>。[[1990年]]のアメリカ・[[ペンシルベニア州]]に拠点を持つ{{lang|en|Sprout Bauer Inc}}の買収以降企業買収も進み、[[2013年]]にはドイツのプレス機器メーカーのシューラーグループを買収した<ref>{{cite web|url=https://fbc.de/sc/sc31349/|title=Andritz AG -プレス機械のSchuler買収へ-|publisher=FBC|date=2012-06-06|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
グループ全体としては紙パルプ関連が最大であり、鉄鋼およびハイドロが次ぐ<ref name="annual">{{cite web|url=https://www.andritz.com/resource/blob/492160/e37d87b597f2370ff9ace127c22866de/andritz-annual-report-2022-small-data.pdf|title=Annual Report 2022|publisher=Andritz AG|format=PDF|language=英語|date=2023-02-27|accessdate=2023-12-09}}</ref>。売上は中国を含むアジアが約3分の1、ヨーロッパおよび北米が各3割弱となっている<ref name="annual"/>。
== 日本における展開 ==
日本法人は「アンドリッツ株式会社」({{lang|en|Andritz K.K.}})と、[[抄紙機]]で使用されるファブリックやフェルト等に特化した「アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社」の2法人がある。アンドリッツ株式会社は紙パルプ生産工程に関わる機器の販売およびアフターサービスを中心にバイオマス発電機器などの提供も行っている。東京([[晴海アイランドトリトンスクエア]])に本社オフィスを持つほか、アンドリッツ株式会社は[[神戸市]]に事業所を持ち、アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社は茨城県[[鉾田市]]に工場を保有する。
== 出典 ==
{{reflist}}
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Andritz AG}}
* [https://www.andritz.com/pulp-and-paper-en/locations/kk-tokyo-japan-japanese アンドリッツ株式会社]
* [https://www.andritz.com/group-en グローバルサイト]{{en icon}}
* {{YouTube|c=andritzgroup|ANDRITZ GROUP}}{{en icon}}
{{STOXX Europe}}
{{DEFAULTSORT:あんとりつつ}}
[[Category:オーストリアの工業製品メーカー]]
[[Category:オーストリアの多国籍企業]]
[[Category:ウィーン証券取引所上場企業]]
[[Category:1852年設立の企業]] | 2023-12-09T10:13:42Z | 2023-12-28T17:51:23Z | false | false | false | [
"Template:STOXX Europe",
"Template:基礎情報 会社",
"Template:Lang",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Commonscat",
"Template:En icon",
"Template:YouTube"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84 |
4,864,349 | 南山名村 | 南山名村(みなみやなむら)は、愛知県丹羽郡にかつてあった村(町村制施行前の村)。
現在の扶桑町南山名にあたる。
『尾張徇行記』によると、当時の扶桑の村としては人口も比較的多く、石高は下野村に次いで多い村であった。藩の農業奨励もあって開発が進み、人々は農耕に励みながら副業に養蚕をしていた。『覚書』には「当村ニ桶師有之、御用之節ハ御役相勤ル」とあり、桶作りも古くから行われていた。(このことは北山名村の項にも記されている。)また、仔馬を育て名古屋方面を売り出していたことも北山名村と同じである。馬場という地名が残っているが、馬を馴らした跡と言われ、馬市が開かれたところ、ともいわれている。
このほか、『徇行記』によると、般若渠の水はこの集落の西辺りの低地で逆流していたらしく、「逆巻」の地名が残っている。なお、『徇行記』には他の村の寺社がほとんどその境内の広さの記述であるのに、顕宝寺については多くのスペースで記され、悟渓宗頓についても、その生誕の挿話等が記されている。
『天保村絵図』を見ると、村から斎藤を経て柳街道へ出る道があり、西側には山那神社・顕宝寺があって高札の場所がみえる。西には小淵から和田勝佐へ通じる道が、東には北山名村から下野村へ通じる道があり、この三筋が主要道路であった。さらに北山名境を下般若から草井へ、東には上野を通って犬山へ出る道があった。堤防へ出れば御幸通りへ出ることができる。西と南は小川で、北は道路で境をなしていた。南山名村は江戸時代尾張侯の領地となり、小牧代官所の支配下に置かれた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "南山名村(みなみやなむら)は、愛知県丹羽郡にかつてあった村(町村制施行前の村)。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "現在の扶桑町南山名にあたる。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "『尾張徇行記』によると、当時の扶桑の村としては人口も比較的多く、石高は下野村に次いで多い村であった。藩の農業奨励もあって開発が進み、人々は農耕に励みながら副業に養蚕をしていた。『覚書』には「当村ニ桶師有之、御用之節ハ御役相勤ル」とあり、桶作りも古くから行われていた。(このことは北山名村の項にも記されている。)また、仔馬を育て名古屋方面を売り出していたことも北山名村と同じである。馬場という地名が残っているが、馬を馴らした跡と言われ、馬市が開かれたところ、ともいわれている。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "このほか、『徇行記』によると、般若渠の水はこの集落の西辺りの低地で逆流していたらしく、「逆巻」の地名が残っている。なお、『徇行記』には他の村の寺社がほとんどその境内の広さの記述であるのに、顕宝寺については多くのスペースで記され、悟渓宗頓についても、その生誕の挿話等が記されている。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "『天保村絵図』を見ると、村から斎藤を経て柳街道へ出る道があり、西側には山那神社・顕宝寺があって高札の場所がみえる。西には小淵から和田勝佐へ通じる道が、東には北山名村から下野村へ通じる道があり、この三筋が主要道路であった。さらに北山名境を下般若から草井へ、東には上野を通って犬山へ出る道があった。堤防へ出れば御幸通りへ出ることができる。西と南は小川で、北は道路で境をなしていた。南山名村は江戸時代尾張侯の領地となり、小牧代官所の支配下に置かれた。",
"title": "地理"
}
] | 南山名村(みなみやなむら)は、愛知県丹羽郡にかつてあった村(町村制施行前の村)。 現在の扶桑町南山名にあたる。 | {{日本の町村 (廃止)
| 廃止日 = 1889年
| 廃止理由 = 合併
| 廃止詳細 =
| 現在の自治体 = [[扶桑町]]
| よみがな = みなみやなむら
| 自治体名 = 南山名村
| 画像 = File:Yanajinja(Minamiyana).jpg
| 画像の説明 = [[山那神社]]
| 区分 = 村
| 都道府県 = 愛知県
| 郡 = 丹羽郡
| 面積 =
| 境界未定 =
| 人口 = 650{{sfn|扶桑町教育委員会|扶桑町史編集委員会|1998|pp=279}}
| 人口の時点 = 1800年代初め{{sfn|扶桑町教育委員会|扶桑町史編集委員会|1998|pp=279}}
| 隣接自治体 =
| 所在地 =
| 位置画像 =
| 特記事項 =
}}
'''南山名村'''(みなみやなむら)は、[[愛知県]][[丹羽郡]]にかつてあった[[村]]([[町村制]]施行前の村)。
現在の[[扶桑町]][[南山名]]にあたる。
== 歴史 ==
『尾張徇行記』によると、当時の扶桑の村としては人口も比較的多く、[[石高]]は[[下野村 (愛知県)|下野村]]に次いで多い村であった{{sfn|扶桑町教育委員会|扶桑町史編集委員会|1998|pp=288}}。藩の農業奨励もあって開発が進み、人々は農耕に励みながら副業に[[養蚕]]をしていた。『覚書』には「当村ニ桶師有之、御用之節ハ御役相勤ル」とあり、桶作りも古くから行われていた。(このことは[[北山名村]]の項にも記されている。)また、仔馬を育て名古屋方面を売り出していたことも北山名村と同じである。馬場という地名が残っているが、馬を馴らした跡と言われ、馬市が開かれたところ、ともいわれている。
このほか、『徇行記』によると、般若渠の水はこの集落の西辺りの低地で逆流していたらしく、「逆巻」の地名が残っている。なお、『徇行記』には他の村の寺社がほとんどその境内の広さの記述であるのに、顕宝寺については多くのスペースで記され、[[悟渓宗頓]]についても、その生誕の挿話等が記されている。
== 沿革 ==
* [[1889年]](明治22年)10月1日 - 山那村と合併し、[[山名村]]となる。
* [[1906年]](明治39年)10月1日 - [[豊国村 (愛知県丹羽郡)|豊国村]]、[[高雄村 (愛知県)|高雄村]]の一部、[[柏森村]]の一部と合併し、[[扶桑町|扶桑村]]発足。同日山名村は廃止。
== 地理 ==
『天保村絵図』を見ると、村から斎藤を経て[[柳街道]]へ出る道があり、西側には[[山那神社]]・顕宝寺があって[[高札]]の場所がみえる。西には小淵から和田勝佐へ通じる道が、東には北山名村から下野村へ通じる道があり、この三筋が主要道路であった。さらに北山名境を下般若から草井へ、東には上野を通って犬山へ出る道があった。堤防へ出れば御幸通りへ出ることができる。西と南は小川で、北は道路で境をなしていた。南山名村は江戸時代尾張侯の領地となり、小牧代官所の支配下に置かれた。
== 学校 ==
* 涵養学校(現・[[扶桑町立山名小学校]]) - [[1873年]]([[明治]]6年)11月創立<ref>{{PDFlink|[https://www.nua.ac.jp/research/files/pdf/fd62537ad4a7c4f3757c298d0a023aba.pdf 尾張北部の旧丹羽郡の学校史 ⑵]}}</ref>。
== 出身者 ==
* [[悟渓宗頓]]([[臨済宗]]の僧、[[妙心寺]]四派の一つである東海派の開祖)
* [[小室仲太郎]]([[歌舞伎役者]])
== 参考文献 ==
* {{cite book|和書
|author=扶桑町教育委員会
|author2=扶桑町史編集委員会
|title=扶桑町史 上
|publisher=扶桑町
|year=1998
|ref={{sfnref|扶桑町教育委員会|扶桑町史編集委員会|1998}}
}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[愛知県の廃止市町村一覧]]
{{デフォルトソート:みなみやなむら}}
[[Category:南山名]]
[[Category:丹羽郡]]
[[Category:扶桑町の歴史]]
[[Category:愛知県の市町村制以前の自治体]] | 2023-12-09T10:15:08Z | 2023-12-18T09:59:06Z | false | false | false | [
"Template:PDFlink",
"Template:日本の町村 (廃止)",
"Template:Sfn",
"Template:Cite book",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%B1%B1%E5%90%8D%E6%9D%91 |
4,864,350 | 小田久美子 (曖昧さ回避) | 小田 久美子(おだ くみこ) | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "小田 久美子(おだ くみこ)",
"title": null
}
] | 小田 久美子 小田久美子 - アナウンサー
小田久美子 (声優)
小田久美子 (エデュケーター) | '''小田 久美子'''(おだ くみこ)
* [[小田久美子]] - アナウンサー
* [[小田久美子 (声優)]]
* [[小田久美子 (エデュケーター)]]
{{人名の曖昧さ回避}}
{{DEFAULTSORT:おた くみこ}} | 2023-12-09T10:15:46Z | 2023-12-09T10:15:46Z | false | false | false | [
"Template:人名の曖昧さ回避"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF) |
4,864,351 | Gato (DeepMind) | Gatoは、マルチモーダリティ(英語版)を示す、幅広い複雑なタスク向けディープ・w:ニューラル ネットワークである。それは対話に参加したり、ビデオ・ゲームをプレイしたり、ロボット・アームを制御してブロックを積み上げるようなタスクやその他色々も実行できる。これはロンドンに拠点を置くAI企業DeepMindの研究者によって作り出された。GPT-3のように、Transformer(モデル)である。MIT Technology Reviewによると、このシステムは「複数の異なるタスクを同時に学習し、1つのスキルを忘れてから別のスキルを学習する必要がなく、タスク間で切り替えることができる」のに対し、「今日のAIシステムは「弱い(詳細は「強いAIと弱いAI」を参照されたし)」と呼ばれ、これはテキストの生成など、特定の制限された一連のタスクのみを実行できることを意味する」、そしてインデペンデント紙 によれば、それは「ブロックの積み上げから詩の執筆まで、膨大な範囲の複雑なタスクを実行できる『ジェネラリスト・エージェント』」である。これは12億パラメータによる教師あり学習を利用する。この技術は「多目的」人工知能、および人工汎用知能への「一歩」であると述べられている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "Gatoは、マルチモーダリティ(英語版)を示す、幅広い複雑なタスク向けディープ・w:ニューラル ネットワークである。それは対話に参加したり、ビデオ・ゲームをプレイしたり、ロボット・アームを制御してブロックを積み上げるようなタスクやその他色々も実行できる。これはロンドンに拠点を置くAI企業DeepMindの研究者によって作り出された。GPT-3のように、Transformer(モデル)である。MIT Technology Reviewによると、このシステムは「複数の異なるタスクを同時に学習し、1つのスキルを忘れてから別のスキルを学習する必要がなく、タスク間で切り替えることができる」のに対し、「今日のAIシステムは「弱い(詳細は「強いAIと弱いAI」を参照されたし)」と呼ばれ、これはテキストの生成など、特定の制限された一連のタスクのみを実行できることを意味する」、そしてインデペンデント紙 によれば、それは「ブロックの積み上げから詩の執筆まで、膨大な範囲の複雑なタスクを実行できる『ジェネラリスト・エージェント』」である。これは12億パラメータによる教師あり学習を利用する。この技術は「多目的」人工知能、および人工汎用知能への「一歩」であると述べられている。",
"title": null
}
] | Gatoは、マルチモーダリティを示す、幅広い複雑なタスク向けディープ・w:ニューラル ネットワークである。それは対話に参加したり、ビデオ・ゲームをプレイしたり、ロボット・アームを制御してブロックを積み上げるようなタスクやその他色々も実行できる。これはロンドンに拠点を置くAI企業DeepMindの研究者によって作り出された。GPT-3のように、Transformer(モデル)である。MIT Technology Reviewによると、このシステムは「複数の異なるタスクを同時に学習し、1つのスキルを忘れてから別のスキルを学習する必要がなく、タスク間で切り替えることができる」のに対し、「今日のAIシステムは「弱い」と呼ばれ、これはテキストの生成など、特定の制限された一連のタスクのみを実行できることを意味する」、そしてインデペンデント紙 によれば、それは「ブロックの積み上げから詩の執筆まで、膨大な範囲の複雑なタスクを実行できる『ジェネラリスト・エージェント』」である。これは12億パラメータによる教師あり学習を利用する。この技術は「多目的」人工知能、および人工汎用知能への「一歩」であると述べられている。 | <!--{{Short description|マルチモーダル・ニューラルネットワーク}}-->
{{Infobox software
| name = Gato
| logo =
| screenshot =
| screenshot size =
| caption =
| author = [[DeepMind]]
| developer =
| released = 2022年5月12日
| latest release version =
| latest release date =
| repo =
| programming language =
| operating system =
| genre =
| license =
| website = {{URL|https://www.deepmind.com/}}
}}
'''Gato'''は、{{仮リンク|マルチモーダリティ|en|Multimodality}}を示す、幅広い複雑なタスク向けディープ・[[w:Neural_network|w:ニューラル ネットワーク]]である。それは対話に参加したり、ビデオ・ゲームをプレイしたり、ロボット・アームを制御してブロックを積み上げるようなタスクやその他色々も実行できる。これはロンドンに拠点を置く[[AI]]企業[[DeepMind]]の研究者によって作り出された。[[GPT-3]]のように、[[Transformer (機械学習モデル)|Transformer]](モデル)である{{sfn|Ray|2022}}。''[[MITテクノロジーレビュー|MIT Technology Review]]'' によると、このシステムは「複数の異なるタスクを同時に学習し、1つのスキルを忘れてから別のスキルを学習する必要がなく、タスク間で切り替えることができる」のに対し、「今日のAIシステムは「弱い(<!-- ※原文: narrow、(守備範囲が)狭い、すなわち弱いということ -->詳細は「[[強いAIと弱いAI]]」を参照されたし)」と呼ばれ、これはテキストの生成など、特定の制限された一連のタスクのみを実行できることを意味する」{{sfn|Heikkilä|2022}}、そして''[[The Independent|インデペンデント紙]]'' によれば、それは「ブロックの積み上げから詩の執筆まで、膨大な範囲の複雑なタスクを実行できる『ジェネラリスト・エージェント』」である{{sfn|Cuthbertson|2022}}。これは12億パラメータによる[[教師あり学習]]を利用する{{sfn|Reed|Zolna|Parisotto|Sergio Gomez Colmenarejo|2022}}。この技術は「多目的」人工知能、および[[汎用人工知能|人工汎用知能]]への「一歩」であると述べられている{{sfn|Wiggers|2022}}。
== 関連項目 ==
* [[Gemini (言語モデル)]]
* [[ニューラルネットワーク (曖昧さ回避)]]{{Snd}}国際言語間リンクがおかしいので、注意喚起かねて立ち上げました
== 外部リンク ==
* [[GIGAZINE]]
** [https://gigazine.net/news/20220518-deepmind-gato/ DeepMindが人間レベルにかなり近づいたAI「Gato」を構築、ゲームプレイ・チャット・ロボットアーム操作などが可能]{{Snd}}2022年05月18日
** [https://gigazine.net/news/20221123-roadmap-artificial-general-intelligence/ 人間のように思考する「汎用人工知能(AGI)」が実現するまでのロードマップ]{{Snd}}2022年11月23日
** [https://gigazine.net/news/20230621-robocat-self-improving/ Google DeepMindから「自己改善型AI」が登場、あらゆる場面でのロボットアームの使い方を勝手に身につけることが可能]{{Snd}}2023年06月21日
==脚注==
{{reflist}}
===情報源===
*{{cite news |last=Cuthbertson |first=Anthony |title='The Game is Over': Google's DeepMind says it is on verge of achieving human-level AI |newspaper=The Independent|date=23 May 2022|url=https://www.independent.co.uk/tech/ai-deepmind-artificial-general-intelligence-b2080740.html}}
*{{citation |last=Heikkilä |first=Melissa |work=[[MIT Technology Review]]|title=The hype around DeepMind's new AI model misses what's actually cool about it |date=May 23, 2022|url=https://www.technologyreview.com/2022/05/23/1052627/deepmind-gato-ai-model-hype/}}
*{{citation |last=Ray |first=Tiernan |publisher=[[ZDNet]]|title=DeepMind's 'Gato' is mediocre, so why did they build it? |date= May 14, 2022 |url=https://www.zdnet.com/article/deepminds-gato-is-mediocre-so-why-did-they-build-it/}}
*{{cite arXiv | last1=Reed| first1=Scott| last2=Zolna| first2=Konrad| last3=Parisotto| first3=Emilio| author4=Sergio Gomez Colmenarejo| last5=Novikov| first5=Alexander|last6=Barth-Maron| first6=Gabriel| last7=Gimenez| first7=Mai| last8=Sulsky| first8=Yury| last9=Kay| first9=Jackie| author10=Jost Tobias Springenberg| last11=Eccles| first11=Tom| last12=Bruce| first12=Jake| last13=Razavi| first13=Ali| last14=Edwards| first14=Ashley| last15=Heess| first15=Nicolas| last16=Chen| first16=Yutian| author16-link=Chen Yutian| last17=Hadsell| first17=Raia| last18=Vinyals| first18=Oriol| last19=Bordbar| first19=Mahyar| author20-first=Nando|author20-last=de Freitas|author20-link=Nando de Freitas| title=A Generalist Agent| date=12 May 2022 |class=cs.AI |eprint=2205.06175}}
*{{citation |last=Wiggers |first=Kyle |title=DeepMind's new AI can perform over 600 tasks, from playing games to controlling robots |date=May 13, 2022|work=[[TechCrunch]]|url=https://techcrunch.com/2022/05/13/deepminds-new-ai-can-perform-over-600-tasks-from-playing-games-to-controlling-robots/}}
==参考文献==
*{{citation|work=[[New Scientist]]|title= Is DeepMind's Gato AI really a human-level intelligence breakthrough?|author=Matthew Sparkes |date= May 19, 2022 |url=https://www.newscientist.com/article/2320823-is-deepminds-gato-ai-really-a-human-level-intelligence-breakthrough/}}
[[Category:2022年のソフトウェア]]
<!--{{compu-ai-stub}}
[[Category:Deep learning software applications]]--> | 2023-12-09T10:15:51Z | 2023-12-09T19:03:25Z | false | false | false | [
"Template:Cite news",
"Template:Citation",
"Template:Cite arXiv",
"Template:Infobox software",
"Template:仮リンク",
"Template:Sfn",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Gato_(DeepMind) |
4,864,353 | ビオグラード湖 | ビオグラード湖(セルビア語: Биоградско језеро, Biogradsko jezero)は、モンテネグロ・コラシンに所在する氷河湖である。
国立公園のビオグラドスカー・ゴラの中心地に位置しており、標高1094m地点に存在している。同公園内には7つの氷河湖が存在するが、その中で最もアクセスしやすく、最も大きい湖である。他の6つの湖はより高い地点に位置しており、この湖が最も標高が低い。
面積は228,500 mで、平均水深は4.5mである。最大水深は12.1mで、長さ870m、幅261mである。
ビオグラード川から流入し、イェゼルスティカ川に流出している。
アクセスとしてはビオグラドスカー・ゴラの公園入口からこの湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っている。そして湖畔ではボートあるいは自転車を借りることが出来る。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ビオグラード湖(セルビア語: Биоградско језеро, Biogradsko jezero)は、モンテネグロ・コラシンに所在する氷河湖である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "国立公園のビオグラドスカー・ゴラの中心地に位置しており、標高1094m地点に存在している。同公園内には7つの氷河湖が存在するが、その中で最もアクセスしやすく、最も大きい湖である。他の6つの湖はより高い地点に位置しており、この湖が最も標高が低い。",
"title": "地理"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "面積は228,500 mで、平均水深は4.5mである。最大水深は12.1mで、長さ870m、幅261mである。",
"title": "地理"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "ビオグラード川から流入し、イェゼルスティカ川に流出している。",
"title": "地理"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "アクセスとしてはビオグラドスカー・ゴラの公園入口からこの湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っている。そして湖畔ではボートあるいは自転車を借りることが出来る。",
"title": "地理"
}
] | ビオグラード湖は、モンテネグロ・コラシンに所在する氷河湖である。 | {{Infobox body of water
| name = ビオグラード湖
| image = Biogradsko jezero (2).JPG
| caption =
| image_bathymetry =
| caption_bathymetry =
| location = {{Flagicon|MNE}}[[コラシン]]
| coords = {{Coord|42|53|52|N|19|36|2|E|type:waterbody_region:ME|display=inline,title}}
| type = [[氷河湖]]
| inflow = ビオグラード川
| outflow = イェゼルスティカ川
| catchment =
|pushpin_map=
| basin_countries =モンテネグロ
| length = {{convert|870|m|abbr=on}}
| width = {{convert|261|m|abbr=on}}
| area = {{convert|228,500|m2|abbr=on}}
| depth = {{convert|4.5|m|abbr=on}}
| max-depth = {{convert|12.1|m|abbr=on}}
| volume =
| residence_time =
| shore =
| elevation = {{convert|1,094|m|abbr=on}}
| islands =
| cities =
}}
'''ビオグラード湖'''({{lang-sr|Биоградско језеро, Biogradsko jezero}})は、[[モンテネグロ]]・[[コラシン]]に所在する氷河湖である。
==地理==
国立公園の[[ビオグラドスカー・ゴラ]]の中心地に位置しており、標高1094m地点に存在している。同公園内には7つの氷河湖が存在するが、その中で最もアクセスしやすく、最も大きい湖である。他の6つの湖はより高い地点に位置しており、この湖が最も標高が低い。
面積は228,500 m<sup>2</sup>で、平均水深は4.5mである。最大水深は12.1mで、長さ870m、幅261mである。
ビオグラード川から流入し、イェゼルスティカ川に流出している。
アクセスとしてはビオグラドスカー・ゴラの公園入口からこの湖を結ぶ3.5kmの観光列車が走っている。そして湖畔ではボートあるいは自転車を借りることが出来る<ref>[https://www.visit-montenegro.com/destinations/kolasin/attractions/biogradska-gora/ Visitor's Guide to Biogradska Gora National Park]</ref><ref>[https://meanderbug.com/12-best-places-to-stay-near-biogradska-gora-national-park-in-northern-montenegro/ Best Places to Stay Near Biogradska Gora National Park]</ref>。
==参考文献==
{{reflist}}
{{DEFAULTSORT:ひおくらあと}}
[[Category:モンテネグロの湖]]
[[Category:コラシン]]
[[Category:氷河湖]] | 2023-12-09T10:23:13Z | 2023-12-09T10:23:13Z | false | false | false | [
"Template:Lang-sr",
"Template:Reflist",
"Template:Infobox body of water"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B9%96 |
4,864,356 | 摩耶山 (山形県) | 摩耶山(まやさん)は、山形県鶴岡市にある山。標高1019.8メートル。
朝日山地北西部の大鳥屋岳から北に向かい金峯山に繋がる支尾根の主峰で、その眺望から「磐梯朝日国立公園の大展望台」として登山者に知られている。山頂部には3つの峰があって北側から「前の山」「中の山」「南の山」と呼ばれており、最高峰は前の山。地質的には古第三紀初期の火山活動による花崗閃緑岩を山体の基盤岩として地塁山地を形成している。
摩耶山を含めた山稜は断層によって東西に切られており、西側は中新世の堆積層が発達した構造谷が南北に続いて、風衝樹形のブナ原生林が広がる。一方、東側は偏東積雪によって大きく浸食された急峻な地形になっている。
1961年(昭和36年)に山形県の名勝に指定。1978年(昭和53年)には日本三百名山のひとつに、1990年(平成2年)には東北百名山、2017年(平成29年)にはやまがた百名山に選定された。
山の西側の植生の多くがブナとチシマザサの群落で、山頂付近には亜高山植物も分布。稜線にはキタゴヨウやクロベの群落が、東側ではヒメヤシャブシやタニウツギの群落が確認されている。動物は主に西側の森林でヤマネやニホンカモシカ、ツキノワグマなど9科・12種の哺乳類に加えて、イヌワシ、クマタカなど17科・29種の鳥類が生息。こうした点から山の周辺は鳥獣保護区に指定されている。
山名は須佐之男命が馬をこの山に繋いだことから「厩山」と呼ばれたものが転じたという説のほか、摩耶夫人から取られたとする説などがあり、古来より信仰の対象となっていた。
都岐沙羅柵が置かれるとその守護神として厩山城輪神社と呼ばれて、出羽開拓の鎮守とされたという。また、山頂に三峰があることから熊野権現が祀られ金峯山修験の修行場として「摩耶山権現」などと呼ばれて崇められた。修験道に関わるものとして、羽黒山の抗争から逃れた山伏が莫大な財宝を隠したという「埋蔵金伝説」も伝えられている。
独特の山形から漁民には航海時の目印・守護神とされ、馬の育成や豊漁、女人愛護や雨乞いなど霊験あらたかな山としても信仰されたが、江戸時代になると庄内藩は山頂からの眺望の良さを国境警備上の問題と見做して山止めを実施したことから民衆の信仰は衰退した。この山止めは入山禁止にとどまらず地形や風景を描くことすら禁じる厳しいものだったとされる。摩耶山への民間信仰の本格的な復興は1912年(大正元年)に倉沢の大滝慶順が登るのを待つことになる。
なお、慶応2年(1866年)に庄内藩の史家・安倍親任によって書かれた「筆濃余理」では、旧温海町域に属した木野俣村・越沢村は産土神であった「天王峰」を本社とし、山頂の三峰は奥院であったとしている。
登山口は鶴岡市の温海地域(旧・温海町)に「越沢」「関川」の2か所と朝日地域(旧・朝日村)の「倉沢」にあり、いずれも片道で2時間半から3時間を要する。例年5月下旬から6月上旬に山開きして10月下旬に閉山されるが、特に新緑の5月下旬と紅葉の10月中旬ごろが見頃とされている。登山道は設置された手すりや梯子、鎖などを使って登らなければならないルートもあって標高の割に険しいとされているものの、山頂からは朝日山地の山々に加えて月山や鳥海山、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島、時に男鹿半島までを遠望出来ることから人気が高い。
なお、登山道の手すりや梯子、案内板などは山開きに合わせて例年6月上旬に設置され、閉山に合わせて撤去されている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "摩耶山(まやさん)は、山形県鶴岡市にある山。標高1019.8メートル。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "朝日山地北西部の大鳥屋岳から北に向かい金峯山に繋がる支尾根の主峰で、その眺望から「磐梯朝日国立公園の大展望台」として登山者に知られている。山頂部には3つの峰があって北側から「前の山」「中の山」「南の山」と呼ばれており、最高峰は前の山。地質的には古第三紀初期の火山活動による花崗閃緑岩を山体の基盤岩として地塁山地を形成している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "摩耶山を含めた山稜は断層によって東西に切られており、西側は中新世の堆積層が発達した構造谷が南北に続いて、風衝樹形のブナ原生林が広がる。一方、東側は偏東積雪によって大きく浸食された急峻な地形になっている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1961年(昭和36年)に山形県の名勝に指定。1978年(昭和53年)には日本三百名山のひとつに、1990年(平成2年)には東北百名山、2017年(平成29年)にはやまがた百名山に選定された。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "山の西側の植生の多くがブナとチシマザサの群落で、山頂付近には亜高山植物も分布。稜線にはキタゴヨウやクロベの群落が、東側ではヒメヤシャブシやタニウツギの群落が確認されている。動物は主に西側の森林でヤマネやニホンカモシカ、ツキノワグマなど9科・12種の哺乳類に加えて、イヌワシ、クマタカなど17科・29種の鳥類が生息。こうした点から山の周辺は鳥獣保護区に指定されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "山名は須佐之男命が馬をこの山に繋いだことから「厩山」と呼ばれたものが転じたという説のほか、摩耶夫人から取られたとする説などがあり、古来より信仰の対象となっていた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "都岐沙羅柵が置かれるとその守護神として厩山城輪神社と呼ばれて、出羽開拓の鎮守とされたという。また、山頂に三峰があることから熊野権現が祀られ金峯山修験の修行場として「摩耶山権現」などと呼ばれて崇められた。修験道に関わるものとして、羽黒山の抗争から逃れた山伏が莫大な財宝を隠したという「埋蔵金伝説」も伝えられている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "独特の山形から漁民には航海時の目印・守護神とされ、馬の育成や豊漁、女人愛護や雨乞いなど霊験あらたかな山としても信仰されたが、江戸時代になると庄内藩は山頂からの眺望の良さを国境警備上の問題と見做して山止めを実施したことから民衆の信仰は衰退した。この山止めは入山禁止にとどまらず地形や風景を描くことすら禁じる厳しいものだったとされる。摩耶山への民間信仰の本格的な復興は1912年(大正元年)に倉沢の大滝慶順が登るのを待つことになる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "なお、慶応2年(1866年)に庄内藩の史家・安倍親任によって書かれた「筆濃余理」では、旧温海町域に属した木野俣村・越沢村は産土神であった「天王峰」を本社とし、山頂の三峰は奥院であったとしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "登山口は鶴岡市の温海地域(旧・温海町)に「越沢」「関川」の2か所と朝日地域(旧・朝日村)の「倉沢」にあり、いずれも片道で2時間半から3時間を要する。例年5月下旬から6月上旬に山開きして10月下旬に閉山されるが、特に新緑の5月下旬と紅葉の10月中旬ごろが見頃とされている。登山道は設置された手すりや梯子、鎖などを使って登らなければならないルートもあって標高の割に険しいとされているものの、山頂からは朝日山地の山々に加えて月山や鳥海山、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島、時に男鹿半島までを遠望出来ることから人気が高い。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "なお、登山道の手すりや梯子、案内板などは山開きに合わせて例年6月上旬に設置され、閉山に合わせて撤去されている。",
"title": "概要"
}
] | 摩耶山(まやさん)は、山形県鶴岡市にある山。標高1019.8メートル。 | {{Infobox 山
|名称=摩耶山
|画像=
|画像キャプション=
|標高=1,019.8
|座標={{ウィキ座標2段度分秒|38|31|12|N|139|43|40|E|type:mountain_region:JP|display=inline,title}}
|所在地 = [[山形県]][[鶴岡市]]
|山系 = [[朝日山地]]
|地図={{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|38.311209|139.434004}}|caption=|width=300}}<small>摩耶山の位置</small>{{日本の位置情報|38|31|12|139|43|40|摩耶山|38.311209, 139.434004|摩耶山|nocoord=Yes}}
}}
'''摩耶山'''(まやさん)は、[[山形県]][[鶴岡市]]にある山である。標高1019.8メートル<ref>地理院地図に基づく</ref>。
== 概要 ==
[[朝日山地]]北西部の[[大鳥屋岳]]から北に向かい[[金峯山 (山形県)|金峯山]]に繋がる支尾根<ref group="注釈">山地の主要な[[尾根]]から枝分かれした尾根のこと</ref>の主峰で<ref name="hyakka">山形県大百科事典(1983)、P.879</ref><ref>角川日本地名大辞典 6. 山形県(1981)、P.721</ref><ref name="maff">{{Cite web|url=https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/introduction/gaiyou_kyoku/annai/midokoro/midokoro_mayasan.html |title=名称「摩耶山(まやさん)(埋蔵金伝説の山)」 |publisher=東北森林管理局 |date=2014-02-13 |accessdate=2023-12-09}}</ref>、その眺望から「[[磐梯朝日国立公園]]の大展望台」として登山者に知られている<ref name="tabi">{{Cite web|url=https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2014.html |title=摩耶山 |publisher=やまがたへの旅 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。山頂部には3つの峰があって北側から「前の山」「中の山」「南の山」と呼ばれており<ref name="taikei">山形県の地名(1990)、P.561</ref>、最高峰は前の山<ref name="meisho">{{Cite web|url=https://www.pref.yamagata.jp/cgi-bin/yamagata-takara/?m=detail&id=1616 |title=摩耶山 |publisher=山形県 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。地質的には[[古第三紀]]初期の火山活動による[[花崗閃緑岩]]を山体の基盤岩として<ref name="meisho"/>[[地塁|地塁山地]]を形成している<ref name="hyakka"/>。
摩耶山を含めた山稜<ref group="注釈">角川日本地名大辞典においてはこの山稜(尾根)を「摩耶山脈」と表記している。</ref>は[[断層]]によって東西に切られており<ref name="meisho"/>、西側は[[中新世]]の堆積層が発達した構造谷が南北に続いて<ref>角川日本地名大辞典 6. 山形県(1981)、P.1031</ref>、風衝樹形の[[ブナ]]原生林が広がる<ref name="hyakka"/>。一方、東側は偏東積雪<ref group="注釈">山の東側に多く降雪する現象。発生する雪崩によって浸食が進む。</ref>によって大きく浸食された急峻な地形になっている<ref name="hyakka"/><ref name="sangakushi">新日本山岳誌(2016)、P.477</ref>。
1961年([[昭和]]36年)に山形県の[[名勝]]に指定<ref name="meisho"/>。1978年(昭和53年)には[[日本三百名山]]のひとつに<ref>{{Cite web|url=https://jac1.or.jp/wp-content/uploads/2016/10/300meizanlist%E3%80%80.pdf |title=日本山岳会編 新版 日本三百名山登山ガイド(2014)掲載 山岳リスト |publisher=[[日本山岳会]] |date=2016-10-18 |accessdate=2023-12-09 |format=PDF }}</ref>、1990年([[平成]]2年)には[[東北百名山]]、2017年(平成29年)には[[やまがた百名山]]に選定された<ref>{{Cite web|url=https://yamagatayama.com/shonai/
|title=やまがた百名山一覧(庄内地域) |publisher=やまがた山 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。
=== 動植物相 ===
山の西側の植生の多くがブナと[[チシマザサ]]の群落で、山頂付近には亜高山植物も分布。稜線には[[キタゴヨウ]]や[[クロベ]]の群落が、東側では[[ヒメヤシャブシ]]や[[タニウツギ]]の群落が確認されている。動物は主に西側の森林で[[ヤマネ]]や[[ニホンカモシカ]]、[[ツキノワグマ]]など9科・12種の哺乳類に加えて、[[イヌワシ]]、[[クマタカ]]など17科・29種の鳥類が生息<ref >{{Cite web |url=https://www.pref.yamagata.jp/documents/2048/shiryou3-a.pdf |title=摩耶山鳥獣保護区特別保護地区 指定計画書(再指定)|publisher=山形県 |page=5 |accessdate=2023-12-09 |format=PDF }}</ref>。こうした点から山の周辺は鳥獣保護区に指定されている。
=== 信仰の山 ===
山名は[[スサノオ|須佐之男命]]が馬をこの山に繋いだことから「厩山」と呼ばれたものが転じたという説のほか、[[摩耶夫人]]から取られたとする説などがあり<ref name="meisho"/>、古来より信仰の対象となっていた。
[[都岐沙羅柵]]が置かれるとその守護神として厩山城輪神社と呼ばれて、出羽開拓の鎮守とされたという<ref name="atsumi">{{Cite web|url=https://atsumi-spa.or.jp/atsumisightseeing/mayasan/ |title=摩耶山(山形県鶴岡市・標高1,019m) |publisher=あつみ観光協会 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。また、山頂に三峰があることから[[熊野権現]]が祀られ[[金峯山寺|金峯山修験]]の修行場として「摩耶山権現」などと呼ばれて崇められた<ref name="taikei"/><ref name="sangakushi"/>。修験道に関わるものとして、[[羽黒山 (山形県)|羽黒山]]の抗争から逃れた山伏が莫大な財宝を隠したという「埋蔵金伝説」も伝えられている<ref name="maff"/>。
独特の山形から漁民には航海時の目印・守護神とされ<ref name="atsumi"/>、馬の育成や豊漁、女人愛護や雨乞いなど霊験あらたかな山としても信仰されたが<ref name="sangakushi"/>、[[江戸時代]]になると[[庄内藩]]は山頂からの眺望の良さを国境警備上の問題と見做して山止めを実施したことから民衆の信仰は衰退した<ref name="hyakka"/>。この山止めは入山禁止にとどまらず地形や風景を描くことすら禁じる厳しいものだったとされる<ref name="sangakushi"/>。摩耶山への民間信仰の本格的な復興は1912年([[大正]]元年)に倉沢の大滝慶順が登るのを待つことになる<ref name="sangakushi"/>。
なお、[[慶応]]2年(1866年)に庄内藩の史家・[[安倍親任]]によって書かれた「筆濃余理」では、旧[[温海町]]域に属した木野俣村・越沢村は[[産土神]]であった「天王峰」を本社とし、山頂の三峰は奥院であったとしている<ref name="taikei"/>。
=== 登山 ===
登山口は鶴岡市の温海地域(旧・温海町)に「越沢」「関川」の2か所と朝日地域(旧・[[朝日村 (山形県)|朝日村]])の「倉沢」にあり、いずれも片道で2時間半から3時間を要する<ref name="yamagatayama">{{Cite web|url=https://yamagatayama.com/hyakumeizan/no-059/ |title=摩耶山 |publisher=やまがた山 |accessdate=2023-12-09}}</ref>。例年5月下旬から6月上旬に山開きして10月下旬に閉山されるが、特に新緑の5月下旬と紅葉の10月中旬ごろが見頃とされている<ref name="tabi"/><ref name="atsumi"/>。登山道は設置された手すりや梯子、鎖などを使って登らなければならないルートもあって標高の割に険しいとされているものの<ref name="tabi"/>、山頂からは朝日山地の山々に加えて[[月山]]や[[鳥海山]]、日本海に浮かぶ[[佐渡ヶ島]]、時に[[男鹿半島]]までを遠望出来ることから人気が高い<ref name="maff"/>。
なお、登山道の手すりや梯子、案内板などは山開きに合わせて例年6月上旬に設置され、閉山に合わせて撤去されている<ref name="tabi"/><ref name="atsumi"/><ref name="yamagatayama"/>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{reflist|3}}
== 参考文献 ==
* [[山形放送]]・山形県大百科事典事務局編、服部敬雄発行『山形県大百科事典』、1983年6月1日
* 角川日本地名大辞典編纂委員会編、『[[角川日本地名大辞典]] 6 山形県』、[[角川書店]]、1989年7月8日、ISBN 4-04-001060-4
* 平凡社地方資料センター編、下中弘発行『[[日本歴史地名大系]] 山形県の地名』、[[平凡社]]、1990年2月26日、ISBN 4-582-49006-9
* 徳久球雄・石井光造・武内正編『三省堂 日本山名事典 改訂版』、[[三省堂]]、2011年8月10日、ISBN 978-4-385-15428-2
* [[日本山岳会]]編著、中西健夫発行、『改訂 新日本山岳誌』、[[ナカニシヤ出版]]、2016年5月4日、ISBN 978-4-779-50995-7
{{Commonscat|Mount Maya (Yamagata)}}
{{日本三百名山}}
{{Mountain-stub|pref=山形県}}
{{DEFAULTSORT:まやさん}}
[[Category:山岳名目録]]
[[Category:山形県の山]]
[[Category:鶴岡市の地理]] | 2023-12-09T10:39:15Z | 2023-12-13T10:51:27Z | false | false | false | [
"Template:Commonscat",
"Template:日本三百名山",
"Template:Mountain-stub",
"Template:Infobox 山",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%91%A9%E8%80%B6%E5%B1%B1_(%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C) |
4,864,358 | PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿 | PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿(ことぶき)は、2021年3月3日にU/M/A/Aから発売されたピノキオピー初のベストアルバム。
2009年から2021年までの名曲をチョイスしたピノキオピー初のベストアルバム。
「腐れ外道とチョコレゐト」や「ありふれたせかいせいふく」、「すろぉもぉしょん」、「すきなことだけでいいです」など一部を除きほぼすべてのミリオン達成曲を収録している。
Disc1(CD)
1. 愛されなくても君がいる
2. すきなことだけでいいです
3. おばけのウケねらい
4. ニナ
5. すろぉもぉしょん
6. アップルドットコム
7. からっぽのまにまに
8. モチベーションが死んでる
9. 頓珍漢の宴 - MV edit -
10. マッシュルームマザー
11. きみも悪い人でよかった
12. ぼくらはみんな意味不明
13. 10年後のボーカロイドのうた
Disc2(CD)
1. セカイはまだ始まってすらいない
2. はじめまして地球人さん
3. ありふれたせかいせいふく
4. 腐れ外道とチョコレゐト
5. 空想しょうもない日々 - MV edit -
6. 内臓ありますか
7. ボカロはダサい
8. 祭りだヘイカモン - MV edit -
9. ゴージャスビッグ対談
10. アンテナ - re:rec -
11. ラブソングを殺さないで
12. eight hundred
13. 君が生きてなくてよかった
Disc3(CD)
1. マッシュルームマザー - ZANIO & PinocchioP live remix - / ZANIO & ピノキオピー
2. ニナ - Jumping remix - / ピノキオピー
3. ラブソングを殺さないで - JAPAN EXPO remix - / ピノキオピー
4. すきなことだけでいいです - DECO*27 & TeddyLoid remix - / DECO*27 & TeddyLoid
5. ぼくらはみんな意味不明 - nu metal remix - / 鬱P
6. アップルドットコム - Sickness remix - / ARuFa
7. ヨヅリナ - doze off remix - / ササノマリイ
8. 祭りだヘイカモン - 姦し remix - / 梨本うい
9. はじめまして地球人さん - nakatagai remix - / 椎名もた
10. 内臓ありますか - ATOLS remix - / ATOLS
11. すろぉもぉしょん - sasakure.UK remix - / sasakure.UK | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿(ことぶき)は、2021年3月3日にU/M/A/Aから発売されたピノキオピー初のベストアルバム。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2009年から2021年までの名曲をチョイスしたピノキオピー初のベストアルバム。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "「腐れ外道とチョコレゐト」や「ありふれたせかいせいふく」、「すろぉもぉしょん」、「すきなことだけでいいです」など一部を除きほぼすべてのミリオン達成曲を収録している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "Disc1(CD)",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1. 愛されなくても君がいる",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "2. すきなことだけでいいです",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "3. おばけのウケねらい",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "4. ニナ",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "5. すろぉもぉしょん",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "6. アップルドットコム",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "7. からっぽのまにまに",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "8. モチベーションが死んでる",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "9. 頓珍漢の宴 - MV edit -",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "10. マッシュルームマザー",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "11. きみも悪い人でよかった",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "12. ぼくらはみんな意味不明",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "13. 10年後のボーカロイドのうた",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "Disc2(CD)",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "1. セカイはまだ始まってすらいない",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "2. はじめまして地球人さん",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "3. ありふれたせかいせいふく",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "4. 腐れ外道とチョコレゐト",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "5. 空想しょうもない日々 - MV edit -",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 23,
"tag": "p",
"text": "6. 内臓ありますか",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 24,
"tag": "p",
"text": "7. ボカロはダサい",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 25,
"tag": "p",
"text": "8. 祭りだヘイカモン - MV edit -",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 26,
"tag": "p",
"text": "9. ゴージャスビッグ対談",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 27,
"tag": "p",
"text": "10. アンテナ - re:rec -",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 28,
"tag": "p",
"text": "11. ラブソングを殺さないで",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 29,
"tag": "p",
"text": "12. eight hundred",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 30,
"tag": "p",
"text": "13. 君が生きてなくてよかった",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 31,
"tag": "p",
"text": "Disc3(CD)",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 32,
"tag": "p",
"text": "1. マッシュルームマザー - ZANIO & PinocchioP live remix - / ZANIO & ピノキオピー",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 33,
"tag": "p",
"text": "2. ニナ - Jumping remix - / ピノキオピー",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 34,
"tag": "p",
"text": "3. ラブソングを殺さないで - JAPAN EXPO remix - / ピノキオピー",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 35,
"tag": "p",
"text": "4. すきなことだけでいいです - DECO*27 & TeddyLoid remix - / DECO*27 & TeddyLoid",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 36,
"tag": "p",
"text": "5. ぼくらはみんな意味不明 - nu metal remix - / 鬱P",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 37,
"tag": "p",
"text": "6. アップルドットコム - Sickness remix - / ARuFa",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 38,
"tag": "p",
"text": "7. ヨヅリナ - doze off remix - / ササノマリイ",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 39,
"tag": "p",
"text": "8. 祭りだヘイカモン - 姦し remix - / 梨本うい",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 40,
"tag": "p",
"text": "9. はじめまして地球人さん - nakatagai remix - / 椎名もた",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 41,
"tag": "p",
"text": "10. 内臓ありますか - ATOLS remix - / ATOLS",
"title": "収録曲"
},
{
"paragraph_id": 42,
"tag": "p",
"text": "11. すろぉもぉしょん - sasakure.UK remix - / sasakure.UK",
"title": "収録曲"
}
] | PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿(ことぶき)は、2021年3月3日にU/M/A/Aから発売されたピノキオピー初のベストアルバム。 | {{複数の問題
|出典の明記=2023年12月10日 (日) 18:05 (UTC)
|Wikify=2023年12月10日 (日) 18:05 (UTC)
|ソートキー=音ひのきおひいへすとあるはむ2009-2020ことふき
}}
{{Infobox Album
| Name = PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿
| Cover =
| Type = ベスト・アルバム
| Artist = [[ピノキオピー]]
| Released = 2021年3月3日
| Recorded =
| Genre = [[J-POP]]
| Length = <!-- 153分秒 -->
| Label = U/M/A/A
| Producer =
| Reviews =
| Chart position =
| Certification =
| Last album = 零号(2019)
| This album = '''寿'''(2021)
| Next album = ラヴ(2021)
| Misc =
| EAN =
| Tracklist =
}}
『'''PINOCCHIOP BEST ALBUM 2009-2020 寿'''』(ことぶき)は、[[2021年]][[3月3日]]に[[U/M/A/A]]から発売された[[ピノキオピー]]初の[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]。
==概要==
2009年から2021年までの名曲をチョイスした[[ピノキオピー]]初のベストアルバム。
「腐れ外道とチョコレゐト」や「ありふれたせかいせいふく」、「すろぉもぉしょん」、「すきなことだけでいいです」など一部を除きほぼすべてのミリオン達成曲を収録している。
==収録曲==
'''Disc1(CD)'''
1. 愛されなくても君がいる
2. すきなことだけでいいです
3. おばけのウケねらい
4. ニナ
5. すろぉもぉしょん
6. アップルドットコム
7. からっぽのまにまに
8. モチベーションが死んでる
9. 頓珍漢の宴 - MV edit -
10. マッシュルームマザー
11. きみも悪い人でよかった
12. ぼくらはみんな意味不明
13. 10年後のボーカロイドのうた
'''Disc2(CD)'''
1. セカイはまだ始まってすらいない
2. はじめまして地球人さん
3. ありふれたせかいせいふく
4. 腐れ外道とチョコレゐト
5. 空想しょうもない日々 - MV edit -
6. 内臓ありますか
7. ボカロはダサい
8. 祭りだヘイカモン - MV edit -
9. ゴージャスビッグ対談
10. アンテナ - re:rec -
11. ラブソングを殺さないで
12. eight hundred
13. 君が生きてなくてよかった
'''Disc3(CD)'''
1. マッシュルームマザー - ZANIO & PinocchioP live remix - / ZANIO & ピノキオピー
2. ニナ - Jumping remix - / ピノキオピー
3. ラブソングを殺さないで - JAPAN EXPO remix - / ピノキオピー
4. すきなことだけでいいです - DECO*27 & TeddyLoid remix - / DECO*27 & TeddyLoid
5. ぼくらはみんな意味不明 - nu metal remix - / 鬱P
6. アップルドットコム - Sickness remix - / ARuFa
7. ヨヅリナ - doze off remix - / ササノマリイ
8. 祭りだヘイカモン - 姦し remix - / 梨本うい
9. はじめまして地球人さん - nakatagai remix - / 椎名もた
10. 内臓ありますか - ATOLS remix - / ATOLS
11. すろぉもぉしょん - sasakure.UK remix - / sasakure.UK
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Album-stub}}
{{DEFAULTSORT:ひのきおひいへすとあるはむ2009-2020ことふき}}
[[Category:2021年のベスト・アルバム]] | 2023-12-09T10:40:37Z | 2023-12-10T18:05:47Z | false | false | false | [
"Template:Infobox Album"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/PINOCCHIOP_BEST_ALBUM_2009-2020_%E5%AF%BF |
4,864,360 | エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス | エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス(スペイン語: Estadio Único Madre de Ciudades)は、アルゼンチン・サンティアゴ・デル・エステロ州サンティアゴ・デル・エステロにあるサッカー専用スタジアム。
2018年4月13日、サンティアゴ・デル・エステロ州の知事とアルゼンチンサッカー協会の会長の両者によって、新スタジアム建設計画が認可され、2018年6月に着工した。こけら落としはそれからおよそ3年後の2021年3月4日、スーペルコパ・アルヘンティーナのCAリーベル・プレート対ラシン・クラブの試合が行われ、5-0でリーベル・プレートが優勝を果たした。
開場当初はコパ・アメリカ2021を開催するスタジアムの一つに選ばれていたが、国内におけるCOVID-19感染拡大の影響により、開催権を返上したことで大会の開催は白紙になった。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス(スペイン語: Estadio Único Madre de Ciudades)は、アルゼンチン・サンティアゴ・デル・エステロ州サンティアゴ・デル・エステロにあるサッカー専用スタジアム。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2018年4月13日、サンティアゴ・デル・エステロ州の知事とアルゼンチンサッカー協会の会長の両者によって、新スタジアム建設計画が認可され、2018年6月に着工した。こけら落としはそれからおよそ3年後の2021年3月4日、スーペルコパ・アルヘンティーナのCAリーベル・プレート対ラシン・クラブの試合が行われ、5-0でリーベル・プレートが優勝を果たした。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "開場当初はコパ・アメリカ2021を開催するスタジアムの一つに選ばれていたが、国内におけるCOVID-19感染拡大の影響により、開催権を返上したことで大会の開催は白紙になった。",
"title": "概要"
}
] | エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデスは、アルゼンチン・サンティアゴ・デル・エステロ州サンティアゴ・デル・エステロにあるサッカー専用スタジアム。 | {{スタジアム情報ボックス
|スタジアム名称 = エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス<br />Estadio Único Madre de Ciudades
|愛称 =
|画像 = [[ファイル:Estadio Único Madre de Ciudades (Este).jpg|300px]]<br />2021年のスタジアム
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point|marker=soccer}}
|所在地 = {{ARG}} [[サンティアゴ・デル・エステロ]]
|位置 = {{coord|27|45|58.00|S|64|16|12.00|W|type:landmark|display=inline, title}}
|起工 = 2018年6月12日
|開場 = 2021年3月4日
|修繕 =
|拡張 =
|閉場 =
|取り壊し =
|所有者 = [[サンティアゴ・デル・エステロ|サンティアゴ・デル・エステロ市]]
|運用者 =
|グラウンド = [[芝|天然芝]]
|ピッチサイズ = 105 x 70m
|照明 =
|大型映像装置 =
|建設費 = 150億[[アルゼンチン・ペソ]]
|設計者 = {{flagicon|ARG}} エンリケ・ロンバルディ
|建設者 = {{flagicon|ARG}} [https://www.astoriestructuras.com.ar/ Astori]<br />{{flagicon|ARG}} [http://www.mijovisrl.com.ar/ Mijovi SRL]
|ウェブサイト =
|旧称 =
|使用チーム、大会 = [[CAセントラル・コルドバ]](2021年-)<br />[[サッカーアルゼンチン代表|アルゼンチン代表]](2021年-)<br />[[2023 FIFA U-20ワールドカップ]]
|収容能力 = 30,000人
|アクセス =
}}
'''エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス'''({{lang-es|Estadio Único Madre de Ciudades}})は、[[アルゼンチン]]・[[サンティアゴ・デル・エステロ州]][[サンティアゴ・デル・エステロ]]にある[[サッカー専用スタジアム]]。
== 概要 ==
2018年4月13日、[[サンティアゴ・デル・エステロ州]]の知事と[[アルゼンチンサッカー協会]]の会長の両者によって、新スタジアム建設計画が認可され、2018年6月に着工した<ref>{{Cite web|title=Buscarán que sea sede del Mundial 2030, además de utilizarlo como escenario alternativo para las Eliminatorias.|url=https://www.tycsports.com/nota/seleccion-argentina/2018/04/13/asi-sera-el-estadio-unico-de-santiago-del-estero.html|date=2018-4-13|accessdate=2023-12-9|language=es|publisher=TyC Sports}}</ref>。[[こけら落とし]]はそれからおよそ3年後の2021年3月4日、[[スーペルコパ・アルヘンティーナ]]の[[CAリーベル・プレート]]対[[ラシン・クラブ]]の試合が行われ、5-0でリーベル・プレートが優勝を果たした<ref>{{Cite web|title=River y Racing jugarán la Supercopa Argentina en el Estadio Único de Santiago del Estero|url=https://www.tycsports.com/river-plate/river-y-racing-jugaran-la-supercopa-argentina-en-el-estadio-unico-de-santiago-del-estero-20200130.html|date=2020-1-30|accessdate=2023-12-9|language=es|publisher=TyC Sports}}</ref>。
開場当初は[[コパ・アメリカ2021]]を開催するスタジアムの一つに選ばれていたが、国内における[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|COVID-19]]感染拡大の影響により、開催権を返上したことで大会の開催は白紙になった<ref>{{Cite web|和書|url=https://goleador.net/contents/news/20210530_33_02_01.shtml|title=感染拡大が理由でアルゼンチンでの開催も不可能に CONMEBOLは中止せず別の国での開催を模索|publisher=Goleador|accessdate=2021年5月31日|date=2021年5月31日}}</ref>。
== 開催された主な大会・試合 ==
*[[国際Aマッチ]]
{| class="wikitable"
|-
!日付!!ホームチーム!!結果!!アウェーチーム!!大会
|-
|2021年6月3日||{{ARGf}}||align="center"|1-1||{{CHIf}}||[[2022 FIFAワールドカップ・南米予選]]
|-
|2023年3月28日||{{ARGf}}||align="center"|7-0||{{CUWf}}||親善試合
|}
*[[2023 FIFA U-20ワールドカップ]]
== ギャラリー ==
<gallery widths="200" style="font-size:98%;">
ファイル:Estadio Único Santiago del Estero (construcción).jpg|建設中のスタジアム(2019年)
ファイル:Inauguración Estadio Madre de Ciudades.jpg|落成式の様子(2021年)
ファイル:Est santiago estero 3.png|スタジアムの空撮(2022年)
ファイル:Est santiago de estero 2.png|2023年の内観
</gallery>
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Estadio Único de Santiago del Estero}}
*[https://www.copaargentina.org/es/sedes/323_Estadio-Unico-Madre-de-Ciudades.html エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス] - Copa Argentina {{es icon}}
{{デフォルトソート:うにこ まとれ て しうたてす}}
[[Category:アルゼンチンのサッカー競技施設]]
[[Category:サンティアゴ・デル・エステロ州]]
[[Category:2021年開設のスポーツ施設]] | 2023-12-09T10:52:34Z | 2023-12-09T10:52:34Z | false | false | false | [
"Template:Es icon",
"Template:CHIf",
"Template:CUWf",
"Template:Reflist",
"Template:Commonscat",
"Template:スタジアム情報ボックス",
"Template:Lang-es",
"Template:ARGf",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%80%E3%83%87%E3%82%B9 |
4,864,364 | ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 (2023年) | 95th NBR Awards
作品賞: キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
第95回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は、2023年の映画を対象とした賞であり、2023年12月6日に受賞者が発表された。授賞式の司会はウィリー・ガイスト(英語版)が務める。この年からスタントマンの功績を称えるため、新たにスタント功績賞が創設された。
※作品賞を除き原題のアルファベット順
※英題のアルファベット順
※英題のアルファベット順
※原題のアルファベット順 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "95th NBR Awards",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "作品賞: キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "第95回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は、2023年の映画を対象とした賞であり、2023年12月6日に受賞者が発表された。授賞式の司会はウィリー・ガイスト(英語版)が務める。この年からスタントマンの功績を称えるため、新たにスタント功績賞が創設された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "※作品賞を除き原題のアルファベット順",
"title": "受賞結果"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "※英題のアルファベット順",
"title": "受賞結果"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "※英題のアルファベット順",
"title": "受賞結果"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "※原題のアルファベット順",
"title": "受賞結果"
}
] | 第95回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は、2023年の映画を対象とした賞であり、2023年12月6日に受賞者が発表された。授賞式の司会はウィリー・ガイストが務める。この年からスタントマンの功績を称えるため、新たにスタント功績賞が創設された。 | <div style="float: right; font-size: smaller; background-color:#E6E6FA; padding: 12px; margin-left: 5em; margin-bottom: 2em; width: 180px" align="center">
{{big|'''95th NBR Awards'''}}
----
作品賞:
{{big|'''[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]'''}}
</div>
'''第95回[[ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞]]'''は、[[2023年の映画]]を対象とした賞であり、[[2023年]][[12月6日]]に受賞者が発表された<ref>{{cite web |url=https://deadline.com/2023/12/2023-national-board-of-review-winners-list-1235654653/ |title='Killers of the Flower Moon' Named Best Film by the National Board of Review |first=Patrick |last=Hipes |work=Deadline Hollywood |date=December 6, 2023 |accessdate=December 6, 2023}}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.indiewire.com/awards/results/2023-national-board-of-review-winners-list-1234932607/ |title=2023 National Board of Review Winners List: 'Killers of the Flower Moon' Leads Top Honors |first=Samantha |last=Bergeson |publisher=IndieWire |date=December 6, 2023 |accessdate=December 6, 2023}}</ref><ref>{{cite web |url=https://variety.com/2023/film/awards/national-board-of-review-winners-2023-1235821182/ |title='Killers of the Flower Moon' Named Best Picture by National Board of Review, Lily Gladstone and Paul Giamatti Nab Top Acting Honors |first=Clayton |last=Davis |work=Variety |date=December 6, 2023 |accessdate=December 6, 2023}}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/2023-national-board-of-review-winners-list-1235714873/ |title=National Board of Review Names 'Killers of the Flower Moon' Best Film of 2023 |first=Hilary |last=Lewis |work=The Hollywood Reporter |date=December 6, 2023 |accessdate=December 6, 2023 |archive-date=December 7, 2023 |archive-url=https://web.archive.org/web/20231207072909/https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/2023-national-board-of-review-winners-list-1235714873/ |url-status=live}}</ref>。授賞式の司会は{{仮リンク|ウィリー・ガイスト|en|Willie Geist}}が務める<ref>{{cite web |url=https://nationalboardofreview.org/2023/09/the-national-board-of-review-to-host-annual-awards-gala-thursday-january-11th-2024-in-new-york-city/ |title=The National Board of Review to Host Annual Awards Gala Thursday, January 11th, 2024 in New York City |publisher=National Board of Review |date=September 18, 2023 |accessdate=December 6, 2023}}</ref>。この年から[[スタントマン]]の功績を称えるため、新たに'''スタント功績賞'''が創設された<ref>{{cite web |url=https://collider.com/national-board-of-review-awards-stunt-artistry/ |title=National Board of Review Awards Establishes Stunt Artistry Category |first=Justin |last=Klawans |work=[[Collider (website)|Collider]] |date=September 18, 2023 |accessdate=December 6, 2023}}</ref>。
== 受賞結果 ==
=== 作品賞トップ10 ===
※作品賞を除き原題のアルファベット順
* 『'''[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『[[君たちはどう生きるか (映画)|君たちはどう生きるか]]』
** 『[[フェラーリ (映画)|フェラーリ]]』
** 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
** 『[[アイアンクロー (映画)|アイアンクロー]]』
** 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[パスト ライブス/再会]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
=== 外国語映画トップ5 ===
※英題のアルファベット順
*『{{仮リンク|枯れ葉 (映画)|en|Fallen Leaves (film)|label=枯れ葉}}』
*『''[[:en:La chimera|La chimera]]''』
*『''[[:en:The Teachers' Lounge|The Teachers' Lounge]]''』
*『''[[:en:Tótem (film)|Tótem]]''』
*『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
=== ドキュメンタリー映画トップ5 ===
※英題のアルファベット順
*『[[実録 マリウポリの20日間]]』
*『''32 Sounds''』
*『''[[:en:The Eternal Memory|The Eternal Memory]]''』
*『{{仮リンク|地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録|en|The Pigeon Tunnel}}』
*『''A Still Small Voice''』
=== インディペンデント映画トップ10 ===
※原題のアルファベット順
*『''[[:en:All Dirt Roads Taste of Salt|All Dirt Roads Taste of Salt]]''』
*『{{仮リンク|異人たち|en|All of Us Strangers}}』
*『{{仮リンク|ブラックベリー (映画)|en|BlackBerry (film)|label=ブラックベリー}}』
*『{{仮リンク|アース・ママ|en|Earth Mama}}』
*『{{仮リンク|フローラとマックス|en|Flora and Son}}』
*『{{仮リンク|ペルシアン・バージョン|en|The Persian Version}}』
*『''[[:en:Scrapper (2023 film)|Scrapper]]''』
*『{{仮リンク|ショーイング・アップ|en|Showing Up (film)}}』
*『{{仮リンク|シアター・キャンプ|en|Theater Camp}}』
*『''[[:en:A Thousand and One|A Thousand and One]]''』
=== 各賞受賞者 ===
*作品賞:『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
*監督賞:[[マーティン・スコセッシ]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
*主演男優賞:[[ポール・ジアマッティ]] - 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
*主演女優賞:[[リリー・グラッドストーン]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
*助演男優賞:[[マーク・ラファロ]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
*助演女優賞:{{仮リンク|ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ|en|Da'Vine Joy Randolph}} - 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
*オリジナル脚本賞:デヴィッド・ヘミングソン - 『''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]''』
*脚色賞:{{仮リンク|トニー・マクナマラ|en|Tony McNamara (writer)}} - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
*アニメーション映画賞:『[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]』
*ブレイクスルー演技賞:{{仮リンク|テヤナ・テイラー|en|Teyana Taylor}} - 『''[[:en:A Thousand and One|A Thousand and One]]''』
*新人監督賞:{{仮リンク|セリーヌ・ソン|en|Celine Song}} - 『[[パスト ライブス/再会]]』
*外国語映画賞:『[[落下の解剖学]]』
*ドキュメンタリー映画賞:『[[STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー]]』
*アンサンブル演技賞:『[[アイアンクロー (映画)|アイアンクロー]]』
*撮影功績賞:[[ロドリゴ・プリエト]] - 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』『[[バービー (映画)|バービー]]』
*スタント功績賞:[[チャド・スタエルスキ]]、ステファン・ダンレヴィ、スコット・ロジャース - 『[[ジョン・ウィック:コンセクエンス]]』
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{Official|https://nationalboardofreview.org}}{{en icon}}
{{ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞}}
{{デフォルトソート:なしよなるほおとおふれひゆうしよう2023}}
[[Category:ナショナル・ボード・オブ・レビュー|2023]]
[[Category:2023年の映画賞]]
[[Category:2023年のアメリカ合衆国]]
[[Category:2023年12月]] | 2023-12-09T11:00:27Z | 2023-12-30T01:47:03Z | false | false | false | [
"Template:Big",
"Template:仮リンク",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Official",
"Template:En icon",
"Template:ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E8%B3%9E_(2023%E5%B9%B4) |
4,864,369 | パラアンキロサウルス類 | パラアンキロサウルス類(学名:Parankylosauria)は、南アメリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸の白亜系から知られている基盤的曲竜類恐竜の分類群。この分類群は中期ジュラ紀に他の曲竜類から分岐したと考えられているが、判別可能な証拠は発見されていないため、分岐した期間は不明である。
当時の中生代、南半球の大陸(南アメリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸・アフリカ大陸・インド亜大陸・ジーランディア)は、ゴンドワナ大陸と呼ばれる超大陸に統一さていた。これは、同じくパンゲア大陸に端を発する北半球のローラシア大陸とは対照的であった。ゴンドワナ自体は、ジュラ紀と白亜紀の間に徐々に分裂していった。ローラシア大陸の曲竜類は、歴史的にもはるかに広範囲に記録があり、研究されてきた。ゴンドワナにおける曲竜類の報告は1904年まで遡り、オーストラリアからの標本は、様々な断片的な化石から知られるロリコサウルス(英語版)、ラメタサウルス(英語版)、ブラキポドサウルス(英語版)をグループ化することが記載されていた。この化石の多くは、誤同定されたものであって曲竜類のものではないことが後に判明することになり、その中には命名された属も含まれていた。ゴンドワナ大陸で確認された最初の決定的な曲竜類は1964年にオーストラリアで発見され、後に1980年にミンミ・パラベルテブラ(Minmi paravertebra)と命名された。南アメリカとオーストラリアの曲竜類が生物地理学的につながっている可能性は、発見と同時に、推測に基づくものではあるが提起された。
ゴンドワナ大陸産の曲竜類は依然として謎に包まれている。また、化石物質は依然として乏しく、南部の分類群については系統発生学的文脈で解釈することは困難である。例えば、南極大陸で発見されたアンタークトペルタの脊椎骨は、真曲竜類のものと比べあまりにも異質であり、キメラ標本に基づくため海棲爬虫類(英語版)に属するのではないかと疑問視されていた。2021年に発表されたステゴウロスの記載によって、それまでの混乱の解消に役立った。ステゴウロスのタイプ標本には十分な骨格が保存されており、これらの南半球産曲竜類はこれまで認識されていなかった単一系統のグループ分けがあることが明らかになった。そのため、Sergio Soto-Acuñaらによるステゴウロスの研究では、前述の2属とクンバラサウルスをもとに「Parankylosauria」という造語が用いられた。上位分類群であるAnkylosauria(曲竜類)にちなんだこの名は、「曲竜類の側にいる」という意味である。
パラアンキロサウルス類はゴンドワナ大陸産の曲竜類だけではなかった。2022年にアルゼンチンからノドサウルス科のパタゴペルタ(英語版)が記載され、ノドサウルス亜科(英語版)の北アメリカ産ノドサウルス科と密接であることが判明した。このことは、より古代のパラアンキロサウルス類に加え、より派生した真曲竜類も南アメリカに生息していたことを示唆している。
パラアンキロサウルス類の既知の属はすべて約1.5メートルから約4.0メートルの小型恐竜であり、それに比例して大きな頭蓋骨を持っていた。このグループの最も特徴的な特徴はマクアウィトル(スパイク)で、マクアフティルという武器にちなみ名付けられた。これらの特徴は、剣竜類のザコマイザーやアンキロサウルス亜科から知られるスパイクに似ているが、それぞれ独自の進化を遂げたものである。これは尾の先端にある構造であり、5対の頑丈な皮骨板(皮膚の中にある骨)が融合して形成され、尾の側面を取り囲み、先端付近では全体を取り囲んでいた。この武器はステゴウロスでは知られており、アンタークトペルタでは間接的な証拠に基づいて記載されているため疑わしく、完全な尾が知られていないクンバラサウルスでは確認されていない。前者の分類群では、この武器は尾の劇的な短縮に関連しており、他のどの種類の曲竜類よりもはるかに少ない椎骨で構成されていた。このグループの他の多くの属と同様に、骨硬膜はパラアンキロサウルス類の体の大部分を覆い、棘のある装甲として機能していたと考えられている。
パラアンキロサウルス類は、よりよく研究されている真曲竜類に比べ、より原始的な獣脚類や剣竜類に見られた特徴をより多く保持していた。これらは胴体に最も当てはるが、かなり長くて細い手足を持っていることが最も顕著に見られた。頭蓋骨は比較的、他の曲竜類のものと類似しており、これは曲竜類の進化の初期に高度な頭骨形質の獲得したことを示していると考えられている。また、真曲竜類とは異なり、クンバラサウルスの保存されている骨皮や、他の属に見られる側腹の骨皮の欠如から、パラアンキロサウルス類はその近縁種と比べて、むしろ軽い鎧で覆われていなかった可能性があると考えられている。剣竜類の表面的な骨板よりも補強されているが、真曲竜類に見られるような過剰な構造ではなかった。
このタクソンは系統学的に「アンキロサウルスよりもステゴウロスに近いすべての分類群」と定義され、逆の定義を持つ真曲竜類と対をなす。以下のクラドグラムは、Sergio Soto-Acuñaらによる2021年の研究の系統解析に基づき、再現されたものである。
2022年、Timothy Gは、クンバラサウルスとされている新しい標本(SAMA P40536)について、Frauenfelderらは2021年の研究のデータセットでその新しい標本をテストし、パラアンキロサウルス類と同様の配置と構成を発見したが、ヴィクトリア・アーバー(英語版)とフィリップ・J・カリーにより、この標本は2016年に発表した論文の古い系統データセットにコード化されていた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "パラアンキロサウルス類(学名:Parankylosauria)は、南アメリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸の白亜系から知られている基盤的曲竜類恐竜の分類群。この分類群は中期ジュラ紀に他の曲竜類から分岐したと考えられているが、判別可能な証拠は発見されていないため、分岐した期間は不明である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "当時の中生代、南半球の大陸(南アメリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸・アフリカ大陸・インド亜大陸・ジーランディア)は、ゴンドワナ大陸と呼ばれる超大陸に統一さていた。これは、同じくパンゲア大陸に端を発する北半球のローラシア大陸とは対照的であった。ゴンドワナ自体は、ジュラ紀と白亜紀の間に徐々に分裂していった。ローラシア大陸の曲竜類は、歴史的にもはるかに広範囲に記録があり、研究されてきた。ゴンドワナにおける曲竜類の報告は1904年まで遡り、オーストラリアからの標本は、様々な断片的な化石から知られるロリコサウルス(英語版)、ラメタサウルス(英語版)、ブラキポドサウルス(英語版)をグループ化することが記載されていた。この化石の多くは、誤同定されたものであって曲竜類のものではないことが後に判明することになり、その中には命名された属も含まれていた。ゴンドワナ大陸で確認された最初の決定的な曲竜類は1964年にオーストラリアで発見され、後に1980年にミンミ・パラベルテブラ(Minmi paravertebra)と命名された。南アメリカとオーストラリアの曲竜類が生物地理学的につながっている可能性は、発見と同時に、推測に基づくものではあるが提起された。",
"title": "研究史"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "ゴンドワナ大陸産の曲竜類は依然として謎に包まれている。また、化石物質は依然として乏しく、南部の分類群については系統発生学的文脈で解釈することは困難である。例えば、南極大陸で発見されたアンタークトペルタの脊椎骨は、真曲竜類のものと比べあまりにも異質であり、キメラ標本に基づくため海棲爬虫類(英語版)に属するのではないかと疑問視されていた。2021年に発表されたステゴウロスの記載によって、それまでの混乱の解消に役立った。ステゴウロスのタイプ標本には十分な骨格が保存されており、これらの南半球産曲竜類はこれまで認識されていなかった単一系統のグループ分けがあることが明らかになった。そのため、Sergio Soto-Acuñaらによるステゴウロスの研究では、前述の2属とクンバラサウルスをもとに「Parankylosauria」という造語が用いられた。上位分類群であるAnkylosauria(曲竜類)にちなんだこの名は、「曲竜類の側にいる」という意味である。",
"title": "研究史"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "パラアンキロサウルス類はゴンドワナ大陸産の曲竜類だけではなかった。2022年にアルゼンチンからノドサウルス科のパタゴペルタ(英語版)が記載され、ノドサウルス亜科(英語版)の北アメリカ産ノドサウルス科と密接であることが判明した。このことは、より古代のパラアンキロサウルス類に加え、より派生した真曲竜類も南アメリカに生息していたことを示唆している。",
"title": "研究史"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "パラアンキロサウルス類の既知の属はすべて約1.5メートルから約4.0メートルの小型恐竜であり、それに比例して大きな頭蓋骨を持っていた。このグループの最も特徴的な特徴はマクアウィトル(スパイク)で、マクアフティルという武器にちなみ名付けられた。これらの特徴は、剣竜類のザコマイザーやアンキロサウルス亜科から知られるスパイクに似ているが、それぞれ独自の進化を遂げたものである。これは尾の先端にある構造であり、5対の頑丈な皮骨板(皮膚の中にある骨)が融合して形成され、尾の側面を取り囲み、先端付近では全体を取り囲んでいた。この武器はステゴウロスでは知られており、アンタークトペルタでは間接的な証拠に基づいて記載されているため疑わしく、完全な尾が知られていないクンバラサウルスでは確認されていない。前者の分類群では、この武器は尾の劇的な短縮に関連しており、他のどの種類の曲竜類よりもはるかに少ない椎骨で構成されていた。このグループの他の多くの属と同様に、骨硬膜はパラアンキロサウルス類の体の大部分を覆い、棘のある装甲として機能していたと考えられている。",
"title": "解剖学"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "パラアンキロサウルス類は、よりよく研究されている真曲竜類に比べ、より原始的な獣脚類や剣竜類に見られた特徴をより多く保持していた。これらは胴体に最も当てはるが、かなり長くて細い手足を持っていることが最も顕著に見られた。頭蓋骨は比較的、他の曲竜類のものと類似しており、これは曲竜類の進化の初期に高度な頭骨形質の獲得したことを示していると考えられている。また、真曲竜類とは異なり、クンバラサウルスの保存されている骨皮や、他の属に見られる側腹の骨皮の欠如から、パラアンキロサウルス類はその近縁種と比べて、むしろ軽い鎧で覆われていなかった可能性があると考えられている。剣竜類の表面的な骨板よりも補強されているが、真曲竜類に見られるような過剰な構造ではなかった。",
"title": "解剖学"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "このタクソンは系統学的に「アンキロサウルスよりもステゴウロスに近いすべての分類群」と定義され、逆の定義を持つ真曲竜類と対をなす。以下のクラドグラムは、Sergio Soto-Acuñaらによる2021年の研究の系統解析に基づき、再現されたものである。",
"title": "分類"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "2022年、Timothy Gは、クンバラサウルスとされている新しい標本(SAMA P40536)について、Frauenfelderらは2021年の研究のデータセットでその新しい標本をテストし、パラアンキロサウルス類と同様の配置と構成を発見したが、ヴィクトリア・アーバー(英語版)とフィリップ・J・カリーにより、この標本は2016年に発表した論文の古い系統データセットにコード化されていた。",
"title": "分類"
}
] | パラアンキロサウルス類は、南アメリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸の白亜系から知られている基盤的曲竜類恐竜の分類群。この分類群は中期ジュラ紀に他の曲竜類から分岐したと考えられているが、判別可能な証拠は発見されていないため、分岐した期間は不明である。 | {{生物分類表
| 名称 = パラアンキロサウルス類 <br />Parankylosauria
| fossil_range = [[中生代]][[白亜紀]]、{{fossilrange|105|70}}
| 画像 = [[File:Stegouros elengassen holotype and skeletal.png|250px|パラアンキロサウルス類の一属である、ステゴウロスの骨格図とホロタイプ標本]]
| 画像キャプション = パラアンキロサウルス類の一属である、[[ステゴウロス]]の骨格図とホロタイプ標本
| 地質時代 = [[白亜紀]]
| 地質時代2 =
| 省略 = 恐竜上目
| 目 = [[絶滅|†]][[鳥盤類|鳥盤目]] {{sname||Ornithischia}}
| 目階級なし = {{生物分類表/階級なし複数
| †{{sname||Saphornithischia}}
| †[[ゲナサウルス類]] {{sname||Genasauria}}}}
| 亜目 = †[[装盾亜目]] {{sname||Thyreophora}}
| 下目 = †[[曲竜類|曲竜下目]] {{sname||Ankylosauria}}
| 上科階級なし = †'''パラアンキロサウルス類''' '''{{sname||Parankylosauria}}'''
| 学名 = '''Parankylosauria''' <br />{{AUY|Soto-Acuña ''et al''.|2021}}
| 和名 = パラアンキロサウルス類(パラアンキロサウルスるい)<ref name="真鍋真2022"/>
| 下位分類名 = [[属 (分類学)|属]]
| 下位分類 =
* †[[アンタークトペルタ]]
* †[[クンバラサウルス]]
* †[[ステゴウロス]]
}}
'''パラアンキロサウルス類'''<ref name="真鍋真2022">{{Cite book|和書 |author = [[真鍋真]] |others = [[真鍋真]]監修 |year = 2022 |title = きみも恐竜博士だ!真鍋真先生の恐竜教室 |publisher = [[岩波書店]] |isbn = 978-4-00-116042-0 |pages = }}{{要ページ番号|date=2023年12月}}</ref>([[学名]]:'''Parankylosauria''')は、[[南アメリカ大陸]]・[[南極大陸]]・[[オーストラリア大陸]]の[[白亜紀|白亜系]]から知られている基盤的[[曲竜類]][[恐竜]]の[[分類群]]。この分類群は[[中期ジュラ紀]]に他の曲竜類から[[分岐]]したと考えられているが、判別可能な証拠は発見されていないため、分岐した期間は不明である<ref name=sotoacuna2021>{{cite journal |last1=Soto-Acuña |first1=Sergio |last2=Vargas |first2=Alexander O. |last3=Kaluza |first3=Jonatan |last4=Leppe |first4=Marcelo A. |last5=Botelho |first5=Joao F. |last6=Palma-Liberona |first6=José |last7=Simon-Gutstein |first7=Carolina |last8=Fernández |first8=Roy A. |last9=Ortiz |first9=Héctor |last10=Milla |first10=Verónica |last11=Aravena |first11=Bárbara |last12=Manríquez |first12=Leslie M. E. |last13=Alarcón-Muñoz |first13=Jhonatan |last14=Pino |first14=Juan Pablo |last15=Trevisan |first15=Cristine |last16=Mansilla |first16=Héctor |last17=Hinojosa |first17=Luis Felipe |last18=Muñoz-Walther |first18=Vicente |last19=Rubilar-Rogers |first19=David |title=Bizarre tail weaponry in a transitional ankylosaur from subantarctic Chile |journal=Nature |date=2021 |volume=600 |issue=7888 |pages=259–263 |doi=10.1038/s41586-021-04147-1|pmid=34853468 |s2cid=244799975 |display-authors=10|url=https://www.researchsquare.com/article/rs-821192/latest.pdf }}</ref>。
== 研究史 ==
[[File:Antarcopelta_recovering.jpg|thumb|left|パラアンキロサウルス類の一属、[[アンタークトペルタ]]の[[化石]]]]
当時の[[中生代]]、[[南半球]]の[[大陸]]([[南アメリカ大陸]]・[[南極大陸]]・[[オーストラリア大陸]]・[[アフリカ大陸]]・[[インド亜大陸]]・[[ジーランディア]])は、[[ゴンドワナ大陸]]と呼ばれる[[超大陸]]に統一さていた。これは、同じく[[パンゲア大陸]]に端を発する[[北半球]]の[[ローラシア大陸]]とは対照的であった。ゴンドワナ自体は、[[ジュラ紀]]と[[白亜紀]]の間に徐々に分裂していった<ref>{{Cite encyclopedia |url=https://www.britannica.com/place/Gondwana-supercontinent |encyclopedia=[[Encyclopaedia Britannica]] |title=Gondwana |access-date=13 December 2021}}</ref>。ローラシア大陸の[[曲竜類]]は、歴史的にもはるかに広範囲に記録があり、研究されてきた。ゴンドワナにおける曲竜類の報告は[[1904年]]まで遡り、[[オーストラリア]]からの標本は、様々な断片的な[[化石]]から知られる{{仮リンク|ロリコサウルス|en|Loricosaurus}}、{{仮リンク|ラメタサウルス|en|Lametasaurus}}、{{仮リンク|ブラキポドサウルス|en|Brachypodosaurus}}をグループ化することが記載されていた<ref name=molnar1980/>。この化石の多くは、誤同定されたものであって曲竜類のものではないことが後に判明することになり、その中には命名された[[属 (分類学)|属]]も含まれていた<ref name=molnar1980/><ref name=lamanna2010>{{cite journal | url=https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1671/0272-4634%282004%29024%5B0764%3AFDTDCR%5D2.0.CO%3B2 | title=From dinosaurs to dyrosaurids (Crocodyliformes): removal of the post-Cenomanian (Late Cretaceous) record of Ornithischia from Africa | journal=Journal of Vertebrate Paleontology | last1=Lamanna | first1=Matthew C. | last2=Smith | first2=Joshua B. | last3=Attia | first3=Yousry S. | last4=Doson | first4=Peter | year=2010 | volume=24 | issue=3 | pages=764–768 | doi=10.1671/0272-4634(2004)024[0764:FDTDCR]2.0.CO;2| s2cid=16525132 }}</ref><ref name=salgado2013>{{cite journal | url=https://ameghiniana.org.ar/index.php/ameghiniana/article/view/972 | title=Considerations on the bony plates assigned to titanosaurs (Dinosauria, Sauropoda). | author=Salgado, Leonardo | journal=Ameghiniana | year=2013 | volume=40 | issue=3 | pages=441–456}}</ref>。ゴンドワナ大陸で確認された最初の決定的な曲竜類は[[1964年]]にオーストラリアで発見され、後に[[1980年]]に[[ミンミ|ミンミ・パラベルテブラ]](''Minmi paravertebra'')と命名された<ref name=molnar1980>{{cite journal | last1 = Molnar | first1 = R.E. | year = 1980 | title = An ankylosaur (Ornithischia: Reptilia) from the Lower Cretaceous of southern Queensland | journal = Memoirs of the Queensland Museum | volume = 20 | pages = 65–75 }}</ref>。南アメリカとオーストラリアの曲竜類が[[生物地理学|生物地理学的]]につながっている可能性は、発見と同時に、推測に基づくものではあるが提起された<ref name=arbour2015>{{cite journal|doi=10.1080/14772019.2015.1059985|title=Systematics, phylogeny and palaeobiogeography of the ankylosaurid dinosaurs|journal=Journal of Systematic Palaeontology|volume=14|issue=5|pages=1|year=2015|last1=Arbour|first1=Victoria M.|last2=Currie|first2=Philip J.|s2cid=214625754}}</ref>。
ゴンドワナ大陸産の曲竜類は依然として謎に包まれている。また、化石物質は依然として乏しく、南部の分類群については系統発生学的文脈で解釈することは困難である。例えば、南極大陸で発見された[[アンタークトペルタ]]の[[脊椎骨]]は、真曲竜類のものと比べあまりにも異質であり、[[キメラ (古生物学)|キメラ]]標本に基づくため{{仮リンク|海棲爬虫類|en|Marine reptile}}に属するのではないかと疑問視されていた。[[2021年]]に発表された[[ステゴウロス]]の記載によって、それまでの混乱の解消に役立った。ステゴウロスのタイプ標本には十分な骨格が保存されており、これらの南半球産曲竜類はこれまで認識されていなかった単一系統のグループ分けがあることが明らかになった。そのため、Sergio Soto-Acuñaらによるステゴウロスの研究では、前述の2属と[[クンバラサウルス]]をもとに「Parankylosauria」という造語が用いられた。上位分類群であるAnkylosauria(曲竜類)にちなんだこの名は、「曲竜類の側にいる」という意味である<ref name=sotoacuna2021/>。
パラアンキロサウルス類はゴンドワナ大陸産の曲竜類だけではなかった。[[2022年]]に[[アルゼンチン]]から[[ノドサウルス科]]の{{仮リンク|パタゴペルタ|en|Patagopelta}}が記載され、{{仮リンク|ノドサウルス亜科|en|Nodosaurinae}}の[[北アメリカ]]産ノドサウルス科と密接であることが判明した。このことは、より古代のパラアンキロサウルス類に加え、より派生した真曲竜類も南アメリカに生息していたことを示唆している<ref>{{Cite journal |last1=Riguetti |first1=Facundo |last2=Pereda-Suberbiola |first2=Xabier |last3=Ponce |first3=Denis |last4=Salgado |first4=Leonardo |last5=Apesteguía |first5=Sebastián |last6=Rozadilla |first6=Sebastián |last7=Arbour |first7=Victoria |date=2022-12-31 |title=A new small-bodied ankylosaurian dinosaur from the Upper Cretaceous of North Patagonia (Río Negro Province, Argentina) |url=https://doi.org/10.1080/14772019.2022.2137441 |journal=Journal of Systematic Palaeontology |volume=20 |issue=1 |pages=2137441 |doi=10.1080/14772019.2022.2137441 |s2cid=254212751 |issn=1477-2019}}</ref>。
== 解剖学 ==
[[File:Minmi model Canberra email.jpg|thumb|left|マクアウィトル(スパイク)のない[[クンバラサウルス]]の生態復元模型]]
[[File:Parankylosauria Size Comparison.svg|thumb|[[ヒト]]と比較した3属のパラアンキロサウルス類とのサイズの比較図]]
パラアンキロサウルス類の既知の属はすべて約1.5[[メートル]]から約4.0メートルの小型恐竜であり、それに比例して大きな[[頭蓋骨]]を持っていた。このグループの最も特徴的な特徴はマクアウィトル(スパイク)で、[[マクアフティル]]という武器にちなみ名付けられた。これらの特徴は、[[剣竜類]]の[[ザコマイザー]]や[[アンキロサウルス亜科]]から知られるスパイクに似ているが、それぞれ独自の進化を遂げたものである。これは尾の先端にある構造であり、5対の頑丈な[[皮骨板]](皮膚の中にある骨)が融合して形成され、尾の側面を取り囲み、先端付近では全体を取り囲んでいた。この武器は[[ステゴウロス]]では知られており、[[アンタークトペルタ]]では間接的な証拠に基づいて記載されているため疑わしく、完全な尾が知られていない[[クンバラサウルス]]では確認されていない。前者の分類群では、この武器は尾の劇的な短縮に関連しており、他のどの種類の曲竜類よりもはるかに少ない[[椎骨]]で構成されていた。このグループの他の多くの属と同様に、骨硬膜はパラアンキロサウルス類の体の大部分を覆い、棘のある装甲として機能していたと考えられている<ref name=sotoacuna2021/>。
[[File:Kunbarrasaurus skull reconstruction.png|thumb|クンバラサウルスの[[頭蓋骨]]の図]]
パラアンキロサウルス類は、よりよく研究されている真曲竜類に比べ、より原始的な[[獣脚類]]や剣竜類に見られた特徴をより多く保持していた。これらは胴体に最も当てはるが、かなり長くて細い手足を持っていることが最も顕著に見られた。頭蓋骨は比較的、他の曲竜類のものと類似しており、これは曲竜類の進化の初期に高度な頭骨形質の獲得したことを示していると考えられている。また、真曲竜類とは異なり、[[クンバラサウルス]]の保存されている骨皮や、他の属に見られる側腹の骨皮の欠如から、パラアンキロサウルス類はその近縁種と比べて、むしろ軽い鎧で覆われていなかった可能性があると考えられている。剣竜類の表面的な骨板よりも補強されているが、真曲竜類に見られるような過剰な構造ではなかった<ref name=sotoacuna2021/>。
== 分類 ==
[[File:Stegouros tail.jpg|thumb|スパイクを形成する、[[ステゴウロス]]の[[尾椎]]とその周囲の[[皮骨板]]]]
[[File:Stegouros elengassen original Luis Pérez López.jpg|thumb|[[ステゴウロス]]の想像図]]
この[[タクソン]]は[[系統学]]的に「[[アンキロサウルス]]よりも[[ステゴウロス]]に近いすべての分類群」と定義され、逆の定義を持つ真曲竜類と対をなす。以下の[[クラドグラム]]は、Sergio Soto-Acuñaらによる[[2021年]]の研究の系統解析に基づき、再現されたものである<ref name=sotoacuna2021/>。
{{clade| style=font-size:85%; line-height:85%
|1={{clade
|1=[[レソトサウルス]]
|2={{clade
|1=[[スクテロサウルス]]
|2={{clade
|1=[[エマウサウルス]]
|2={{clade
|1=[[スケリドサウルス]]
|label2=[[ユーリ脚類]]
|2={{clade
|label1=[[剣竜類]]
|1={{clade
|1=[[ファヤンゴサウルス]]
|2=[[ステゴサウルス科]] }}
|label2=[[曲竜類]]
|2={{clade
|label1='''パラアンキロサウルス類'''
|1={{clade
|1=[[クンバラサウルス]]
|2={{clade
|1=[[アンタークトペルタ]]
|2=[[ステゴウロス]] }} }}
|label2=[[真曲竜類]]
|2={{clade
|1=[[ノドサウルス科]]
|2={{clade
|1=[[リャオニンゴサウルス]]
|2={{clade
|1=[[ゴビサウルス]]
|2={{clade
|1=[[シャモサウルス]]
|2=[[アンキロサウルス亜科]] }} }} }} }} }} }} }} }} }} }} }}
[[2022年]]、Timothy Gは、クンバラサウルスとされている新しい[[標本]](SAMA P40536)について、Frauenfelderらは[[2021年]]の研究のデータセットでその新しい標本をテストし、パラアンキロサウルス類と同様の配置と構成を発見したが、{{仮リンク|ヴィクトリア・アーバー|en|Victoria Arbour}}と[[フィリップ・J・カリー]]により、この標本は[[2016年]]に発表した論文の古い系統データセットにコード化されていた。
{{clade| style=font-size:85%; line-height:85%
|1={{clade
|1=[[レソトサウルス]]
|2={{clade
|1=[[スケリドサウルス]]
|2={{clade
|1=[[ファヤンゴサウルス]]
|2={{clade
|1={{clade
|1=[[クンバラサウルス]]
|2=SAMA P40536 }}
|2={{clade
|1=[[ミモオラペルタ]]
|2={{clade
|1=[[ノドサウルス科]]
|2=[[アンキロサウルス科]] }} }} }} }} }} }} }}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
== 関連項目 ==
* {{仮リンク|曲竜類の研究の年表|en|Timeline of ankylosaur research}}
{{装盾類}}
{{Taxonbar|from = Q109887677}}
{{デフォルトソート:はらあんきろさうるいるい}}
[[Category:2021年に記載された化石分類群]]
[[Category:曲竜類]]
[[Category:白亜紀]] | 2023-12-09T11:04:53Z | 2023-12-21T11:18:03Z | false | false | false | [
"Template:Cite encyclopedia",
"Template:要ページ番号",
"Template:Cite journal",
"Template:Clade",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite book",
"Template:Taxonbar",
"Template:生物分類表",
"Template:仮リンク"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9%E9%A1%9E |
4,864,371 | アルフォンス・ド・ブリエンヌ | アルフォンス・ド・ブリエンヌ(Alphonse de Brienne, 1227年ごろ - 1270年8月25日)は、フランス貴族でフランス侍従長(grand chambrier de France)をつとめた。リュジニャン家出身のウー女伯マリー・デクソダンとの結婚により、ウー伯となった。
アルフォンスはエルサレム王・ラテン皇帝ジャン・ド・ブリエンヌとその3番目の妃でレオン王アルフォンソ9世とカスティーリャ女王ベレンゲラ(ブランシュ・ド・カスティーユの姉)の娘ベレンゲラ・デ・レオンの間の長男、第三子として生まれた。
アルフォンスの異母姉にはエルサレム女王イザベル2世がいる。また、同母姉に1234年にラテン皇帝ボードゥアン2世と結婚したマリー、同母弟にボーモン子爵ルイおよびフランスの大執事をつとめたジャンがいる。
母方の祖母を通じて、アルフォンスはプランタジネット家の血を引いている。また、フランス王ルイ9世およびアルフォンス・ド・ポワティエのはとこにあたる。
アルフォンスは弟のルイおよびジャンと共に、コンスタンティノープルで若年時代を過ごしたが、1236年にルイ9世に預けられ、成人後はルイ9世の側に仕えた。
1256年10月、妻マリー・デクソダンはアルフォンスにシゼ城主の位を遺贈し、マリーの上級領主であるアルフォンス・ド・ポワティエに夫を迎え入れてもらうよう頼んだ。
1260年に妻と死別し、息子のジャンが未成年であったためアルフォンスはウー伯領の摂政となった。同年、フランス王ルイ9世は彼をフランス侍従長に任命した。
1265年、アルフォンスはアフリカのムーア人との戦いで従兄弟のカスティーリャ王アルフォンソ10世を支援した。アルフォンスは勇敢に戦い大成功を収め、教皇クレメンス4世から祝意のメッセージを受け取った。
アルフォンスは第8回十字軍の際、フランス王ルイ9世に同行した。王と同様に、アルフォンスも赤痢にかかり、王と同じ日の1270年8月25日にチュニスで亡くなった。
アルフォンスの遺体はフランスに運ばれ、サン・ドニ修道院にルイ9世と並んで埋葬された。
アルフォンスは1250年頃に、リュジニャン家のウー伯・エクソダン領主ラウル2世(1207年頃 - 1246年)とその2番目の妻ヨランド・ド・ドルー(1216年 - 1239年)の娘で唯一の相続人マリー・デクソダン(1232年頃 - 1260年頃)と結婚した。
この政略結婚は、マリーの祖母であるウー女伯アリックスとブランシュ・ド・カスティーユとの間の合意により決められた。
夫妻の間には4子が生まれた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "アルフォンス・ド・ブリエンヌ(Alphonse de Brienne, 1227年ごろ - 1270年8月25日)は、フランス貴族でフランス侍従長(grand chambrier de France)をつとめた。リュジニャン家出身のウー女伯マリー・デクソダンとの結婚により、ウー伯となった。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスはエルサレム王・ラテン皇帝ジャン・ド・ブリエンヌとその3番目の妃でレオン王アルフォンソ9世とカスティーリャ女王ベレンゲラ(ブランシュ・ド・カスティーユの姉)の娘ベレンゲラ・デ・レオンの間の長男、第三子として生まれた。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスの異母姉にはエルサレム女王イザベル2世がいる。また、同母姉に1234年にラテン皇帝ボードゥアン2世と結婚したマリー、同母弟にボーモン子爵ルイおよびフランスの大執事をつとめたジャンがいる。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "母方の祖母を通じて、アルフォンスはプランタジネット家の血を引いている。また、フランス王ルイ9世およびアルフォンス・ド・ポワティエのはとこにあたる。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスは弟のルイおよびジャンと共に、コンスタンティノープルで若年時代を過ごしたが、1236年にルイ9世に預けられ、成人後はルイ9世の側に仕えた。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "1256年10月、妻マリー・デクソダンはアルフォンスにシゼ城主の位を遺贈し、マリーの上級領主であるアルフォンス・ド・ポワティエに夫を迎え入れてもらうよう頼んだ。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "1260年に妻と死別し、息子のジャンが未成年であったためアルフォンスはウー伯領の摂政となった。同年、フランス王ルイ9世は彼をフランス侍従長に任命した。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "1265年、アルフォンスはアフリカのムーア人との戦いで従兄弟のカスティーリャ王アルフォンソ10世を支援した。アルフォンスは勇敢に戦い大成功を収め、教皇クレメンス4世から祝意のメッセージを受け取った。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスは第8回十字軍の際、フランス王ルイ9世に同行した。王と同様に、アルフォンスも赤痢にかかり、王と同じ日の1270年8月25日にチュニスで亡くなった。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスの遺体はフランスに運ばれ、サン・ドニ修道院にルイ9世と並んで埋葬された。",
"title": "生涯"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "アルフォンスは1250年頃に、リュジニャン家のウー伯・エクソダン領主ラウル2世(1207年頃 - 1246年)とその2番目の妻ヨランド・ド・ドルー(1216年 - 1239年)の娘で唯一の相続人マリー・デクソダン(1232年頃 - 1260年頃)と結婚した。",
"title": "結婚と子女"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "この政略結婚は、マリーの祖母であるウー女伯アリックスとブランシュ・ド・カスティーユとの間の合意により決められた。",
"title": "結婚と子女"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "夫妻の間には4子が生まれた。",
"title": "結婚と子女"
}
] | アルフォンス・ド・ブリエンヌは、フランス貴族でフランス侍従長をつとめた。リュジニャン家出身のウー女伯マリー・デクソダンとの結婚により、ウー伯となった。 | {{基礎情報 皇族・貴族
| 人名 = アルフォンス・ド・ブリエンヌ
| 各国語表記 = Alphonse de Brienne
| 家名・爵位 = [[ウー伯]]
| 画像 = Arms of Alphonso of Brienne.svg
| 画像サイズ = 120px
| 画像説明 =
| 在位 = [[1250年]]ごろ - [[1270年]]
| 続柄 =
| 称号 =
| 全名 =
| 身位 =
| 敬称 =
| 出生日 = [[1227年]]ごろ
| 生地 = {{JER1099}}、[[アッコ]]
| 死亡日 = [[1270年]][[8月25日]]
| 没地 = [[ハフス朝]]、[[チュニス]]
| 埋葬日 =
| 埋葬地 = {{FRA1211}}、サン・ドニ修道院
| 配偶者1 = [[ウー伯|ウー女伯]][[マリー・ド・リュジニャン (ウー女伯)|マリー・デクソダン]]
| 子女 = [[ジャン2世・ド・ブリエンヌ|ジャン2世]]<br>イザベル<br>マルグリット<br>ブランシュ
| 家名 = [[ブリエンヌ家]]
| 父親 = [[エルサレム王]][[ジャン・ド・ブリエンヌ]]
| 母親 = ベレンゲラ・デ・レオン
| 栄典 =
| 役職 =
| 宗教 =
| サイン =
}}
'''アルフォンス・ド・ブリエンヌ'''(Alphonse de Brienne, [[1227年]]ごろ - [[1270年]][[8月25日]])は、フランス貴族でフランス侍従長(grand chambrier de France)をつとめた。[[リュジニャン家]]出身の[[ウー伯|ウー女伯]]マリー・デクソダンとの結婚により、[[ウー伯]]となった。
== 生涯 ==
=== 家族 ===
アルフォンスは[[エルサレム王]]・[[ラテン皇帝]][[ジャン・ド・ブリエンヌ]]とその3番目の妃で[[レオン王]][[アルフォンソ9世 (レオン王)|アルフォンソ9世]]と[[カスティーリャ王|カスティーリャ女王]][[ベレンゲラ (カスティーリャ女王)|ベレンゲラ]]([[ブランシュ・ド・カスティーユ]]の姉)の娘ベレンゲラ・デ・レオンの間の長男、第三子として生まれた{{sfn|Perry|2013|p=16}}{{sfn|Vasselot de Régné|2018|p=170}}。
アルフォンスの異母姉には[[エルサレム王|エルサレム女王]][[イザベル2世 (エルサレム女王)|イザベル2世]]がいる。また、同母姉に1234年にラテン皇帝[[ボードゥアン2世 (ラテン皇帝)|ボードゥアン2世]]と結婚したマリー、同母弟にボーモン子爵ルイおよびフランスの大執事をつとめたジャンがいる{{sfn|Perry|2013|p=16}}{{sfn|Nielen|2004|loc=par. 5n<sup>o</sup>}}。
母方の祖母を通じて、アルフォンスは[[プランタジネット家]]の血を引いている。また、[[フランス王]][[ルイ9世 (フランス王)|ルイ9世]]および[[アルフォンス・ド・ポワティエ]]のはとこにあたる。
=== 生い立ち ===
アルフォンスは弟のルイおよびジャンと共に、[[コンスタンティノープル]]で若年時代を過ごしたが、1236年にルイ9世に預けられ、成人後はルイ9世の側に仕えた{{sfn|Nielen|2004|loc=par. 29n<sup>o</sup>}}。
=== 政治的活動 ===
1256年10月、妻マリー・デクソダンはアルフォンスにシゼ城主の位を遺贈し、マリーの上級領主であるアルフォンス・ド・ポワティエに夫を迎え入れてもらうよう頼んだ{{efn|「1256年10月5日木曜日、ポワティエ:ウー女伯・シヴレー、シゼ、メル、ベネ、ラ・モットおよびヴィルヌーヴの女領主マリー・[デクソダン]は、夫のアルフォンス・ド・ブリエンヌにシゼ城主を譲ることを決定し、彼女の上級領主アルフォンス・ド・ポワティエに夫からの臣下の礼を受け入れるよう求めた。」{{sfn|Laborde|1875|pp=326-327|loc=part 4295}}}}。
1260年に妻と死別し、息子のジャンが未成年であったためアルフォンスはウー伯領の摂政となった。同年、フランス王ルイ9世は彼をフランス侍従長に任命した。
1265年、アルフォンスはアフリカの[[ムーア人]]との戦いで従兄弟の[[カスティーリャ王]][[アルフォンソ10世 (カスティーリャ王)|アルフォンソ10世]]を支援した。アルフォンスは勇敢に戦い大成功を収め、教皇[[クレメンス4世 (ローマ教皇)|クレメンス4世]]から祝意のメッセージを受け取った{{sfn|Tillemont|1848}}。
=== 十字軍と死 ===
アルフォンスは[[第8回十字軍]]の際、フランス王ルイ9世に同行した。王と同様に、アルフォンスも[[赤痢]]にかかり、王と同じ日の1270年8月25日に[[チュニス]]で亡くなった。
アルフォンスの遺体はフランスに運ばれ、サン・ドニ修道院にルイ9世と並んで埋葬された。
== 結婚と子女 ==
アルフォンスは1250年頃に、[[リュジニャン家]]のウー伯・エクソダン領主ラウル2世(1207年頃 - 1246年)とその2番目の妻ヨランド・ド・ドルー(1216年 - 1239年)の娘で唯一の相続人[[マリー・ド・リュジニャン (ウー女伯)|マリー・デクソダン]](1232年頃 - 1260年頃)と結婚した。
この政略結婚は、マリーの祖母であるウー女伯アリックスと[[ブランシュ・ド・カスティーユ]]との間の合意により決められた{{efn|「アリックスは生前、彼女の孫娘マリーを高貴な領主アルフォンスと結婚させた。アルフォンスはエルサレム王ジャンの息子である。」{{sfn|Wailly|Delisle|1894|p=443}}}}。
夫妻の間には4子が生まれた{{sfn|Vasselot de Régné|2018|p=170}}。
* [[ジャン2世・ド・ブリエンヌ|ジャン2世]](1250年頃 - 1294年) - ウー伯
* イザベル(1254年頃 -1302/7年) - ダンピエール領主ジャン2世・ド・ダンピエールと結婚
* マルグリット(1257年頃 - 1310年5月20日) - トゥアール女子爵
* ブランシュ(1260年頃 - 1338年以前) - モビュイソン女子修道院長となり、同修道院教会に埋葬された{{sfn|Nielen|2004|loc=par. 29n<sup>o</sup>}}。
== 注釈 ==
{{notelist}}
== 脚注 ==
{{Reflist|3}}
== 参考文献 ==
*{{cite book |title=The Briennes: The Rise and Fall of a Champenois Dynasty in the Age of the Crusades, c. 950-1356 |first=Guy |last=Perry |publisher=Cambridge University Press |year=2018 }}
*{{cite book|last=Vasselot de Régné |first=Clément de |title=Le "Parentat" Lusignan (X<sup>e</sup> - XIV<sup>e</sup> siècles) : structures, parenté vécue, solidarités et pouvoir d’un lignage arborescent |volume=vol. 4 |publisher=Université de Nantes |year=2018 }}
*{{cite book|first=Marie-Adélaïde |last=Nielen |chapter=Du comté de Champagne aux royaumes d’Orient: sceaux et armoiries des comtes de Brienne |editor=Damien Coulon, Catherine Otten-Froux, Paule Pagès et Dominique Valérian |title=Chemins d'outre-mer: Études d'histoire sur la Méditerranée médiévale offertes à Michel Balard |location=Paris |publisher=Publications de la Sorbonne |series=Byzantina Sorbonensia (20) |year=2004 |doi=10.4000/books.psorbonne.3907 |url=https://books.openedition.org/psorbonne/3981 }}
*{{cite book|title=Layettes du trésor des chartes, de l'année 1247 à l'année 1260 |editor=Joseph de Laborde |volume=t. III |location=Paris |publisher=Plon |year=1875 |url=https://books.google.fr/books?id=aYRTAAAAcAAJ&pg=PA326&focus=viewport&hl=fr&output=html}}
*{{cite book|first=Louis-Sébastien Le Nain de |last=Tillemont |title=Vie de Saint Louis, Roi de France |year=1848}}
*{{cite book|chapter=Chronique des comtes d'Eu depuis 1130 jusqu'à 1390 |editor1=Natalis de Wailly |editor2=Léopold Delisle |volume=t. XXIII |title=Recueil des historiens des Gaules et de la France |publisher=Scriptores |location=Paris |year=1894 |url=https://archive.org/details/recueildeshistor23bouq/page/443/mode/1up}}
{{先代次代|[[ウー伯]]|1250年ごろ - 1270年<br><small>(マリー・デクソダンと共治)</small>|ラウル2世|[[ジャン2世・ド・ブリエンヌ|ジャン2世]]}}
{{先代次代|シゼ領主|1260年 - 1270年|マリー・デクソダン|-}}
{{DEFAULTSORT:あるふおんす ふりえんぬ}}
[[Category:ウー伯]]
[[Category:ブリエンヌ家]]
[[Category:1220年代生]]
[[Category:1270年没]] | 2023-12-09T11:12:37Z | 2023-12-16T10:18:55Z | false | false | false | [
"Template:Cite book",
"Template:先代次代",
"Template:基礎情報 皇族・貴族",
"Template:Sfn",
"Template:Efn",
"Template:Notelist",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8C |
4,864,378 | ホーン効果 | ホーン効果(ホーンこうか、英語: Horn effect)とは社会心理学においてハロー効果に対して逆の意味を持つ認知バイアスの概念である。逆ハロー効果(reverse-halo effect)、悪魔効果(devil effect)とも呼ばれる。なお、英語表現において複数形Horns effectが用いられることもある。また、「ハロー効果」を包括的な概念として用いる場合には、ハロー効果の負の作用として位置づけられる。「ホーン(horn(s))」は悪魔の角が原義である。例えば、外見と倫理観には何の関連もないにも関わらず、外見が魅力に欠ける人物について、好印象の人物よりも倫理観が劣るように感じる場合が挙げられる。
ある対象物の特定の側面について強い負の印象を持った場合に、その印象に引きずられてその他の側面についても悪印象を感じてしまう心理的効果(認知バイアス)を指す。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ホーン効果(ホーンこうか、英語: Horn effect)とは社会心理学においてハロー効果に対して逆の意味を持つ認知バイアスの概念である。逆ハロー効果(reverse-halo effect)、悪魔効果(devil effect)とも呼ばれる。なお、英語表現において複数形Horns effectが用いられることもある。また、「ハロー効果」を包括的な概念として用いる場合には、ハロー効果の負の作用として位置づけられる。「ホーン(horn(s))」は悪魔の角が原義である。例えば、外見と倫理観には何の関連もないにも関わらず、外見が魅力に欠ける人物について、好印象の人物よりも倫理観が劣るように感じる場合が挙げられる。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "ある対象物の特定の側面について強い負の印象を持った場合に、その印象に引きずられてその他の側面についても悪印象を感じてしまう心理的効果(認知バイアス)を指す。",
"title": "概要"
}
] | ホーン効果とは社会心理学においてハロー効果に対して逆の意味を持つ認知バイアスの概念である。逆ハロー効果(reverse-halo effect)、悪魔効果(devil effect)とも呼ばれる。なお、英語表現において複数形Horns effectが用いられることもある。また、「ハロー効果」を包括的な概念として用いる場合には、ハロー効果の負の作用として位置づけられる。「ホーン(horn)」は悪魔の角が原義である。例えば、外見と倫理観には何の関連もないにも関わらず、外見が魅力に欠ける人物について、好印象の人物よりも倫理観が劣るように感じる場合が挙げられる。 |
{{Expand English|date=2023年12月}}
'''ホーン効果'''(ホーンこうか、{{Lang-en|Horn effect}})とは[[社会心理学]]において[[ハロー効果]]に対して逆の意味を持つ[[認知バイアス]]の概念である<ref>{{Cite web |title=Halo Effect: Definition and Examples |url=https://www.simplypsychology.org/halo-effect.html |access-date=2022-02-11 |publisher=Simply Psychology}}</ref><ref name="Attitudes">{{Cite web |url=http://www.rightattitudes.com/2010/04/30/rating-errors-halo-effect-horns-effect |title=The Halo and Horns Effects [Rating Errors] |author=Belludi |first=Nagesh |date=30 April 2013 |website=Right Attitudes |access-date=15 August 2017}}</ref><ref name="JoshKennon">{{Cite web |url=https://www.joshuakennon.com/mental-model-horns-effect-and-halo-effect |title=Mental Model: Horns Effect and Halo Effect |author=Kennon |first=Joshua |date=12 November 2011 |website=www.joshuakennon.com |access-date=15 August 2017}}</ref>。
逆ハロー効果 (reverse-halo effect) 、悪魔効果 (devil effect) とも呼ばれる。なお、英語表現において複数形Horns effectが用いられることもある。また、「ハロー効果」を包括的な概念として用いる場合には、ハロー効果の負の作用として位置づけられる。「ホーン(horn(s))」は悪魔の角が原義である<ref>{{Cite journal|last=Noor|first=Norzalina|last2=Beram|first2=Sukor|last3=Yuet|first3=Fanny Khoo Chee|last4=Gengatharan|first4=Kumaran|last5=Rasidi|first5=Mohamad Syafiq Mohamad|date=2023-03-14|title=Bias, Halo Effect and Horn Effect: A Systematic Literature Review|url=https://hrmars.com/index.php/IJARBSS/article/view/16733/Bias-Halo-Effect-and-Horn-Effect-A-Systematic-Literature-Review|journal=International Journal of Academic Research in Business and Social Sciences|volume=13|issue=3|pages=1116–1140|language=en|doi=10.6007/ijarbss/v13-i3/16733}}</ref>。例えば、外見と倫理観には何の関連もないにも関わらず、外見が魅力に欠ける人物について、好印象の人物よりも倫理観が劣るように感じる場合が挙げられる<ref>{{Cite journal|last=Nisbett|first=Richard E.|last2=Wilson|first2=Timothy D.|date=1977-04|title=The halo effect: Evidence for unconscious alteration of judgments.|url=http://doi.apa.org/getdoi.cfm?doi=10.1037/0022-3514.35.4.250|journal=Journal of Personality and Social Psychology|volume=35|issue=4|pages=250–256|language=en|doi=10.1037/0022-3514.35.4.250|issn=1939-1315}}</ref><ref name="study.com">{{Cite web |author=Long-Crowell |first=Erin |title=The Halo Effect: Definition, Advantages & Disadvantages |website=Psychology 104: Social Psychology |publisher=study.com |url=http://study.com/academy/lesson/the-halo-effect-definition-advantages-disadvantages.html |access-date=September 30, 2015}}</ref><ref name="nisbett">{{Cite journal|last=Nisbett|first=Richard E|last2=Wilson|first2=Timothy D|year=1977|title=The halo effect: Evidence for unconscious alteration of judgments|url=https://deepblue.lib.umich.edu/bitstream/2027.42/92158/1/TheHaloEffect.pdf|journal=Journal of Personality and Social Psychology|volume=35|issue=4|pages=250–56|publisher=American Psychological Association|doi=10.1037/0022-3514.35.4.250|hdl=2027.42/92158}}</ref>。
== 概要 ==
ある対象物の特定の側面について強い負の印象を持った場合に、その印象に引きずられてその他の側面についても悪印象を感じてしまう心理的効果(認知バイアス)を指す<ref>Rogelberg, S. G. (2016). Encyclopedia of Industrial and Organizational Psychology (2nd ed.), Vol 2, p661.</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.britannica.com/art/halo-art |title=halo {{!}} History, Art, & Facts |website=Encyclopedia Britannica |language=en |access-date=2019-02-03}}</ref>。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[分裂 (心理学)]]
{{心理学}}{{Authority control}}{{デフォルトソート:ほんこうか}}
[[Category:認知バイアス]]
[[Category:社会心理学]] | 2023-12-09T11:30:51Z | 2023-12-10T11:20:12Z | false | false | false | [
"Template:Cite journal",
"Template:Lang-en"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%8A%B9%E6%9E%9C |
4,864,380 | トリックスター (音楽家) | トリックスター(本名:ユルゲン・ピヒラー)は、英国在住のオーストリア人ミュージシャンで、その多彩な音楽スタイルで知られています。
シンガーのトリックスターは、2022年11月にシングル「サンク・ファック・イッツ・クリスマス(Thank Fuck It's Christmas)」でデビュー。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、その年の緊張とストレスを反映した、仕事には危険な暴言が飛び交う曲を披露。作詞はガイ・チェンバース(ロビー・ウィリアムスのソングライター兼プロデューサー)とコメディアンのスティーヴ・ファーストとトリックスター。「2022年に生まれた唯一のクリスマス・ソング」と評されたその歌詞は、英国政府の活動、生活費の危機、パンデミック、火星に移住しようとする超富裕層など、その年の問題要素を狙ったもの。
また、『プレイズ・ビー・イッツ・クリスマス(Praise Be It's Christmas)』と題されたクリーン・バージョンもリリースされ、その2つのビデオはYouTubeで数百万回再生されるなど大流行。これらのミュージックビデオの1つはフィル・グリフィン(エイミー・ワインハウス、ダイアナ・ロス、ポール・マッカートニーとの仕事で知られる)が監督し、スイス・アルプスで撮影されたもう1つはノルベルト・ブレチャ(『ドミニクのためのレクイエム』、『ヴォルフスリーベ』)が監督。トリックスターは、この2曲で集まった寄付金を児童福祉や社会的飢餓に取り組む慈善団体に寄付。
これらのミュージック・ビデオでは、トリックスターの正体はアニメーションで隠されていたため、歌詞の共同執筆者であるスティーブ・ファーストなのか、ガイ・チェンバースが以前一緒に仕事をしたことのある人気者なのか、それとも過去の因縁を持つ色あせた有名人なのか、といった憶測が飛び交いました。
2023年5月、トリックスターはシングル「スティル・キッキング(Still Kicking)」をリリース。この曲は、彼が2017年に南フランスで遭遇した交通事故にインスパイアされたもので、90年代後半のオルタナティヴ・ロック、アメリカーナ、シネマティック・サウンドスケープを取り入れた音楽性が特徴。この曲はガイ・チェンバース、リチャード・フラック、トリックスターがプロデュース。ミュージック・ビデオでは、シンガーがアニメーションを隠すことなく登場し、曲のストーリーとともに、彼がイギリス在住のオーストリア人であることが報道されました。
2023年11月、トリックスターは、ヴォーカル・グループ、スウィングル・シンガーズをフィーチャーした2つのクリスマス・クラシックのマッシュアップ・ブレンド、「きよしこの夜」対「サンタが町にやってくる」をリリース。この際、メディアはこのシンガーの本名であるユルゲン・ピヒラー(Tricksterブランドのオーナー)についても言及。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "トリックスター(本名:ユルゲン・ピヒラー)は、英国在住のオーストリア人ミュージシャンで、その多彩な音楽スタイルで知られています。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "シンガーのトリックスターは、2022年11月にシングル「サンク・ファック・イッツ・クリスマス(Thank Fuck It's Christmas)」でデビュー。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、その年の緊張とストレスを反映した、仕事には危険な暴言が飛び交う曲を披露。作詞はガイ・チェンバース(ロビー・ウィリアムスのソングライター兼プロデューサー)とコメディアンのスティーヴ・ファーストとトリックスター。「2022年に生まれた唯一のクリスマス・ソング」と評されたその歌詞は、英国政府の活動、生活費の危機、パンデミック、火星に移住しようとする超富裕層など、その年の問題要素を狙ったもの。",
"title": "音楽キャリア"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "また、『プレイズ・ビー・イッツ・クリスマス(Praise Be It's Christmas)』と題されたクリーン・バージョンもリリースされ、その2つのビデオはYouTubeで数百万回再生されるなど大流行。これらのミュージックビデオの1つはフィル・グリフィン(エイミー・ワインハウス、ダイアナ・ロス、ポール・マッカートニーとの仕事で知られる)が監督し、スイス・アルプスで撮影されたもう1つはノルベルト・ブレチャ(『ドミニクのためのレクイエム』、『ヴォルフスリーベ』)が監督。トリックスターは、この2曲で集まった寄付金を児童福祉や社会的飢餓に取り組む慈善団体に寄付。",
"title": "音楽キャリア"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "これらのミュージック・ビデオでは、トリックスターの正体はアニメーションで隠されていたため、歌詞の共同執筆者であるスティーブ・ファーストなのか、ガイ・チェンバースが以前一緒に仕事をしたことのある人気者なのか、それとも過去の因縁を持つ色あせた有名人なのか、といった憶測が飛び交いました。",
"title": "音楽キャリア"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2023年5月、トリックスターはシングル「スティル・キッキング(Still Kicking)」をリリース。この曲は、彼が2017年に南フランスで遭遇した交通事故にインスパイアされたもので、90年代後半のオルタナティヴ・ロック、アメリカーナ、シネマティック・サウンドスケープを取り入れた音楽性が特徴。この曲はガイ・チェンバース、リチャード・フラック、トリックスターがプロデュース。ミュージック・ビデオでは、シンガーがアニメーションを隠すことなく登場し、曲のストーリーとともに、彼がイギリス在住のオーストリア人であることが報道されました。",
"title": "音楽キャリア"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "2023年11月、トリックスターは、ヴォーカル・グループ、スウィングル・シンガーズをフィーチャーした2つのクリスマス・クラシックのマッシュアップ・ブレンド、「きよしこの夜」対「サンタが町にやってくる」をリリース。この際、メディアはこのシンガーの本名であるユルゲン・ピヒラー(Tricksterブランドのオーナー)についても言及。",
"title": "音楽キャリア"
}
] | トリックスターは、英国在住のオーストリア人ミュージシャンで、その多彩な音楽スタイルで知られています。 | {{Infobox Musician <!-- プロジェクト:音楽家を参照 -->
|名前 = トリックスター
|画像 = <!-- 画像ファイル名 -->
|画像説明 = <!-- 画像の説明文 -->
|画像サイズ = <!-- サイズが幅250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
|画像補正 = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
|背景色 = singer
|出生名 = Juergen Walter Pichler
|別名 = <!-- ミュージシャン/グループの別名を記載。愛称や略称ではありません -->
|出生 = <!-- 個人のみ --><!-- {{生年月日と年齢|XXXX|XX|XX}} 出生地が出身地と異なる場合、生年月日の後に記入 -->
|出身地 =[[オーストリア]]
|死没 = <!-- 個人のみ --><!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
|学歴 = <!-- 個人のみ -->
|ジャンル =
|職業 = [[歌手]]、[[ソングライター]]、[[音楽家]]
|担当楽器 = [[ボーカル]], [[ピアノ]]
|活動期間 =
|レーベル =
|配偶者 = <!-- 個人のみ -->
|著名な家族 = <!-- 個人のみ -->
|事務所 =
|共同作業者 =
|公式サイト = {{url|http://www.trickster.com|trickster.com}}
|メンバー = <!-- グループのみ -->
|旧メンバー = <!-- グループのみ -->
|著名使用楽器 = <!-- 個人のみ -->
}}
'''トリックスター'''(本名:ユルゲン・ピヒラー)は、[[英国]]在住の[[オーストリア]]人ミュージシャンで、その多彩な音楽スタイルで知られています。
==音楽キャリア==
シンガーのトリックスターは、2022年11月にシングル「サンク・ファック・イッツ・クリスマス(Thank Fuck It's Christmas)」でデビュー。[[ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]]と共演し、その年の緊張とストレスを反映した、[[NSFW|仕事には危険な暴言]]が飛び交う曲を披露。作詞はガイ・チェンバース([[ロビー・ウィリアムス]]のソングライター兼プロデューサー)とコメディアンのスティーヴ・ファーストとトリックスター。<ref>{{cite web | title=Sweary Single Up For UK Christmas #1 Written By Robbie Williams' Songwriter| publisher=The Music| url=https://themusic.com.au/news/sweary-single-up-for-uk-christmas-1-written-by-robbie-williams-songwriter/vbel0dDT0tU/26-11-22| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref><ref>{{cite web | title=Robbie Williams’ songwriter Guy Chambers shares NSFW song ‘Thank Fuck It’s Christmas’| publisher=[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス]]| url=https://www.nme.com/news/music/robbie-williams-songwriter-guy-chambers-shares-nsfw-song-thank-fuck-its-christmas-3355929| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref><ref>{{cite web | title=Robbie Williams' songwriter aiming for Christmas Number One with expletive-ridden tune| publisher=[[デイリー・ミラー]]| url=https://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/robbie-williams-songwriter-aiming-christmas-28579004?int_source=amp_continue_reading&int_medium=amp&int_campaign=continue_reading_button#amp-readmore-target| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>「2022年に生まれた唯一のクリスマス・ソング」と評されたその歌詞は、英国政府の活動、生活費の危機、パンデミック、[[イーロン・マスク#宇宙開発企業の立ち上げ|火星に移住しようとする超富裕層]]など、その年の問題要素を狙ったもの。<ref name="FMT">{{cite web | title=Swear words and the Christmas spirit: Trickster’s holiday song| publisher=Free Malaysia Today| url=https://www.freemalaysiatoday.com/category/leisure/entertainment/2022/12/03/swear-words-and-the-christmas-spirit-tricksters-holiday-song/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>
また、『プレイズ・ビー・イッツ・クリスマス(Praise Be It's Christmas)』と題されたクリーン・バージョンもリリースされ、その2つのビデオはYouTubeで数百万回再生されるなど大流行。これらのミュージックビデオの1つはフィル・グリフィン([[エイミー・ワインハウス]]、[[ダイアナ・ロス]]、[[ポール・マッカートニー]]との仕事で知られる)が監督し、<ref name="PN">{{cite web | title=Animator Ben Wild, director Phil Griffin and Robbie Williams songwriter Guy Chambers hope for Christmas number one| publisher=Prolific North| url=https://www.prolificnorth.co.uk/news/animator-ben-wild-director-phil-griffin-and-robbie-williams-0/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>[[アルプス山脈|スイス・アルプス]]で撮影されたもう1つはノルベルト・ブレチャ(『ドミニクのためのレクイエム』、『ヴォルフスリーベ』)が監督。<ref>{{cite web | title=Blecha drehte Musikvideo für Weihnachts-Hit | publisher=Burgenländische Volkszeitung| url=https://www.bvz.at/eisenstadt/st-georgen-blecha-drehte-musikvideo-fuer-weihnachts-hit-st-georgen-am-leithagebirge-weihnachten-norbert-blecha-print-347912883| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>トリックスターは、この2曲で集まった寄付金を児童福祉や社会的飢餓に取り組む慈善団体に寄付。<ref>{{cite web | title=Celebs supporting good causes this Christmas - Trickster supports food banks across the UK| publisher=UK Fundrising| url=https://fundraising.co.uk/2022/12/22/celebs-supporting-good-causes-this-christmas/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref><ref>{{cite web | title=Trickster Supports UK Biggest Food Bank Network in ‘Tsunami of Need’ With Record-breaking Donations of Food & £10,000 Cash During 2022’s Winter of Discontent| publisher=London Daily News| url=https://www.londondaily.news/record-breaking-donations/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>
これらのミュージック・ビデオでは、トリックスターの正体はアニメーションで隠されていたため、歌詞の共同執筆者であるスティーブ・ファーストなのか、<ref name="PN"/>ガイ・チェンバースが以前一緒に仕事をしたことのある人気者なのか、それとも過去の因縁を持つ色あせた有名人なのか、といった憶測が飛び交いました。<ref name="FMT"/>
2023年5月、トリックスターはシングル「スティル・キッキング(Still Kicking)」をリリース。この曲は、彼が2017年に南フランスで遭遇した交通事故にインスパイアされたもので、90年代後半の[[オルタナティヴ・ロック]]、[[アメリカーナ (音楽)|アメリカーナ]]、[[映画音楽|シネマティック・サウンドスケープ]]を取り入れた音楽性が特徴。<ref>{{cite web | title=Still Kicking| publisher=Record of the Day| url=https://www.recordoftheday.com/record-of-the-day/2023-05-19/still-kicking2023| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>この曲はガイ・チェンバース、リチャード・フラック、トリックスターがプロデュース。ミュージック・ビデオでは、シンガーがアニメーションを隠すことなく登場し、曲のストーリーとともに、彼がイギリス在住のオーストリア人であることが報道されました。<ref>{{cite web | title=Eclectic Austrian Music Artist Trickster To Release New Single "Still Kicking"| publisher=Top40-Charts| url=https://top40-charts.com/news.php?nid=181348| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>
2023年11月、トリックスターは、ヴォーカル・グループ、[[スウィングル・シンガーズ]]をフィーチャーした2つのクリスマス・クラシックのマッシュアップ・ブレンド、「きよしこの夜」対「サンタが町にやってくる」をリリース。この際、メディアはこのシンガーの本名であるユルゲン・ピヒラー<ref>{{cite web | title=It’s a Merry Trickster Christmas!| publisher=Classic Pop| url=https://www.classicpopmag.com/2023/11/its-a-merry-trickster-christmas/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>(Tricksterブランドのオーナー<ref>{{cite web | title="Trickster" trademark| publisher=Wirtschaft.ch| url=https://www.wirtschaft.ch/trademarks/Trickster/Juergen+Walter+Pichler/Freienbach/15041/2022/| access-date=2023 年 12 月 8 日}}</ref>)についても言及。
==脚注==
<references />
[[Category:オーストリアの歌手]] | 2023-12-09T11:31:47Z | 2023-12-09T12:56:37Z | false | false | false | [
"Template:Infobox Musician",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%AE%B6) |
4,864,392 | L3C | L3C(LOOK LONESOME LANE CLUB | ルック・ロンサム・レーン・クラブ)は、日本のバンド。1988年のLOOKのヴォーカル鈴木トオル脱退から1年後に、新ヴォーカル大和邦久を加えて結成された日本のバンド。1991年活動停止。
1989年LOOKのメンバーであった千沢、チープ、山本の3人に新ヴォーカルとして大和邦久を迎え入れ、L3C(LOOK LONESOME LANE CLUBの略)を結成。11月28日にシングル「さよならは冬の星座」をリリース。
1990年3月25日にアルバム『I LOVE YOU』をリリース。
1990年11月28日にシングル『もっともっと』をリリース。
1991年1月にメンバーの山本はるきちが脱退。以降、グループ名をBECAUZと改め活動を継続。
LOOKでの鈴木トオル脱退後、当初は残された3名で活動を継続する計画であったが、1989年秋に新ヴォーカルとして大和邦久が加入。またバンド名をL3C(LOOK LONESOME LANE CLUB)と改め再デビューを果たすかたちとなった。。 また、大和自身も当初はソロアーティストとしてのデビューが計画されていたと言われている。
デビュー時のキャッチコピーとして、以下の2種が公開されていた
L3C名義で演奏を行なっていたが、CD化されていない楽曲として、以下のものがある。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "L3C(LOOK LONESOME LANE CLUB | ルック・ロンサム・レーン・クラブ)は、日本のバンド。1988年のLOOKのヴォーカル鈴木トオル脱退から1年後に、新ヴォーカル大和邦久を加えて結成された日本のバンド。1991年活動停止。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1989年LOOKのメンバーであった千沢、チープ、山本の3人に新ヴォーカルとして大和邦久を迎え入れ、L3C(LOOK LONESOME LANE CLUBの略)を結成。11月28日にシングル「さよならは冬の星座」をリリース。",
"title": "略歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1990年3月25日にアルバム『I LOVE YOU』をリリース。",
"title": "略歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1990年11月28日にシングル『もっともっと』をリリース。",
"title": "略歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1991年1月にメンバーの山本はるきちが脱退。以降、グループ名をBECAUZと改め活動を継続。",
"title": "略歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "LOOKでの鈴木トオル脱退後、当初は残された3名で活動を継続する計画であったが、1989年秋に新ヴォーカルとして大和邦久が加入。またバンド名をL3C(LOOK LONESOME LANE CLUB)と改め再デビューを果たすかたちとなった。。 また、大和自身も当初はソロアーティストとしてのデビューが計画されていたと言われている。",
"title": "エピソード"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "デビュー時のキャッチコピーとして、以下の2種が公開されていた",
"title": "エピソード"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "エピソード"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "L3C名義で演奏を行なっていたが、CD化されていない楽曲として、以下のものがある。",
"title": "未発表楽曲"
}
] | L3Cは、日本のバンド。1988年のLOOKのヴォーカル鈴木トオル脱退から1年後に、新ヴォーカル大和邦久を加えて結成された日本のバンド。1991年活動停止。 | {{Infobox Musician<!-- プロジェクト:音楽家を参照 -->
| 名前 = L3C(LOOK LONSOME LANE CLUB | ルック・ロンサム・レーン・クラブ)
| 画像 =
| 画像説明 =
| 画像サイズ = <!-- サイズが幅250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
| 画像補正 = yes
| 背景色 = group
| 出身地 = {{JPN}}
| ジャンル = {{Hlist-comma|[[ロック (音楽)|ロック]]|[[ポップ・ロック]]}}
| 活動期間 = [[1989年]] - [[1991年]]
| レーベル = [[エム・エム・ジー]]
| 事務所 =
| 共同作業者 =
| 公式サイト =
| メンバー = {{Plainlist|
* [[大和邦久]]([[ボーカル]])
* 千沢仁([[ピアノ]]・ボーカル)
* [[チープ広石]]([[サクソフォーン|サックス]])
* [[山本はるきち]]([[シンセサイザー]]・ボーカル)
}}
| 旧メンバー =
}}
'''L3C'''(LOOK LONESOME LANE CLUB | ルック・ロンサム・レーン・クラブ)は、[[日本]]の[[バンド (音楽)|バンド]]。[[1988年]]の[[LOOK]]のヴォーカル[[鈴木トオル]]脱退から1年後に、新ヴォーカル[[大和邦久]]を加えて結成された日本のバンド。[[1991年]]活動停止。
== メンバー ==
{| class="wikitable"
! 名前
! 生年月日
! 血液型
! 担当
|-
| '''[[大和邦久]]'''<br />(やまと くにひさ)
| {{生年月日と年齢|1963|4|25}}
| [[ABO式血液型|A型]]
| [[ボーカル]]
|-
| '''千沢仁'''<br />(ちざわ まさし)
| {{生年月日と年齢|1959|9|9}}
| [[ABO式血液型|AB型]]
| [[ピアノ]]<br />ボーカル
|-
| '''[[チープ広石]]'''<br />(チープひろいし)
| [[1961年]][[3月19日]] - {{死亡年月日と没年齢|1961|3|19|2014|3|9}}
| [[ABO式血液型|A型]]
| [[サクソフォーン|サックス]]
|-
| '''[[山本はるきち]]'''<br />(やまもと はるきち)
| {{生年月日と年齢|1960|5|4}}
| [[ABO式血液型|O型]]
| [[シンセサイザー]]<br />ボーカル
|}
== 略歴 ==
[[1989年]]LOOKのメンバーであった千沢、チープ、山本の3人に新ヴォーカルとして[[大和邦久]]を迎え入れ、'''L3C'''(LOOK LONESOME LANE CLUBの略)を結成。[[11月28日]]にシングル「さよならは冬の星座」をリリース。
[[1990年]]3月25日にアルバム『I LOVE YOU』をリリース。
[[1990年]]11月28日にシングル『もっともっと』をリリース。
[[1991年]]1月にメンバーの[[山本はるきち]]が脱退。以降、グループ名をBECAUZと改め活動を継続。
== エピソード ==
LOOKでの鈴木トオル脱退後、当初は残された3名で活動を継続する計画であったが、1989年秋に新ヴォーカルとして大和邦久が加入。またバンド名をL3C(LOOK LONESOME LANE CLUB)と改め再デビューを果たすかたちとなった<ref name="showa401702">[https://uehra.hatenablog.com/entries/2016/05/03 LOOKについての四方山話(追記1)] - exclamation!</ref>。
また、大和自身も当初はソロアーティストとしてのデビューが計画されていたと言われている。
デビュー時のキャッチコピーとして、以下の2種が公開されていた
* LOOKがちょっと大人になった{{R|"showa401702"}}。
* 酔わせ方が、紳士です<ref name="">[https://teamyamato.exblog.jp/23167432/ 「酔わせ方が、紳士です」~L3C] - 大和邦久 STAFF BLOG</ref>
== 作品 ==
=== シングル ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
! #
! 発売日
! タイトル
! B面
! 規格
! [[規格品番]]
|-
!colspan="6" style="font-size:small;”|[[エム・エム・ジー]]
|-
! 1st
| [[1989年]][[11月28日]]
| '''さよならは冬の星座'''
| Voyage
| [[8センチCD|8cmCD]]
| 10SD-39
|-
! 2nd
| [[1990年]][[11月28日]]
| '''もっともっと'''
| Falling in Love
| 8センチCD|8cmCD
| AMDX-6026
|}
=== アルバム ===
==== オリジナル・アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!
! 発売日
! タイトル
! 規格
! [[規格品番]]
|-
! colspan="5" style="font-size:small;" |[[エム・エム・ジー]]
|-
! rowspan="2"|1st
| rowspan="2"|[[1990年]][[3月25日]]
| rowspan=“2”|'''I LOVE YOU'''
| [[コンパクトディスク|CD]]
| AMCX-4095
|}
====収録曲====
:1.I Believe
::作詞:大和邦久・広石正宏 作曲:山本はるきち 編曲:山本はるきち L3C
:2.クローズ・ユア・アイズ
::作詞:大和邦久・広石正宏 作曲:大和邦久 編曲:L3C
:3.二人きりのメモリー
::作詞:大和邦久 作曲:大和邦久 編曲:広石正宏 L3C
:4.さよならは冬の星座
::作詞:松井五郎 作曲:千沢仁 編曲:L3C
:5.NIGHT FLIGHT
::作詞:大和邦久 作曲:千沢仁 編曲:L3C
:6.Dancin' Shoes
::作詞:広石正宏 作曲:広石正宏 編曲:広石正宏 山本はるきち
:7.Voyage
::作詞:広石正宏 作曲:大和邦久 編曲:山本はるきち L3C
:8.SEXY BLUE
::作詞:大和邦久 作曲:大和邦久 編曲:千沢仁 L3C
:9.Funny Cry
::作詞:広石正宏 作曲:千沢仁 編曲:千沢仁 L3C
:10.やるせない想い
::作詞:広石正宏 作曲:千沢仁 編曲:千沢仁 L3
:11.FOREVER
::作詞:広石正宏 作曲:山本はるきち 編曲:山本はるきち L3C
=== 参加楽曲 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
! 発売日
! 商品名
! 歌
! 楽曲
! 備考
|-
| 1986年6月21日
| Hiroshima '90
| '''L3C'''
| 「I BELIEVE」
|
|}
== タイアップ一覧 ==
{|class="wikitable" style="font-size:smaller;"
|-
! 使用年
! 曲名
! タイアップ
|-
! 1991年
| '''I BELIEVE'''
| [[国際証券]]CFソング
|}
== 未発表楽曲 ==
L3C名義で演奏を行なっていたが、CD化されていない楽曲として、以下のものがある。
* I Can't Say I LOVE YOU<ref name="">https://www.youtube.com/watch?v=1wW8P6GkrE0</ref>
* Say Good-bye<ref name="">https://www.youtube.com/watch?v=WN-pFKkKucw</ref>
::作詞:大和邦久 作曲:千沢仁
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
*[[ルック (音楽グループ)]]
*[[大和邦久]]
*[[山本はるきち]]
*[[チープ広石]]
== 外部リンク ==
* [https://www.yamatokunihisa.com/ 大和邦久 公式サイト]
* [https://harukichi.main.jp/ 山本はるきち 公式サイト]
* {{Wayback |url=http://www.cheephiroishi.com |title=チープ広石 公式サイト |date=20140224 }}
{{Music-stub}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:るつく}}
[[Category:日本のロック・バンド]]
[[Category:4人組の音楽グループ]] | 2023-12-09T12:04:15Z | 2023-12-27T07:47:12Z | false | false | false | [
"Template:Wayback",
"Template:Music-stub",
"Template:Infobox Musician",
"Template:死亡年月日と没年齢",
"Template:Reflist",
"Template:Normdaten",
"Template:生年月日と年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Notelist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/L3C |
4,864,400 | 後鼻孔 | 後鼻孔(こうびこう)は以下の2つを指すことがある。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "後鼻孔(こうびこう)は以下の2つを指すことがある。",
"title": null
}
] | 後鼻孔(こうびこう)は以下の2つを指すことがある。 内鼻孔 後外鼻孔 | '''後鼻孔'''(こうびこう)は以下の2つを指すことがある。
* '''内鼻孔''' ([[w:Choana|choana]] / internal nostril / internal naris)
:[[四肢動物]]の外鼻孔から[[鼻腔]]を経て口腔または咽頭部に開口する部分。[[鼻孔#内鼻孔]]を参照。
* '''後外鼻孔''' (posterior nostril / posterior external nostril / posterior external naris)
:[[硬骨魚類]]が持つ2対の外鼻孔のうち後方のもの。これに準じ硬骨魚類の前方の前外鼻孔を前鼻孔と呼ぶ場合もある。[[鼻孔#構成]]、[[鼻孔#魚類]]を参照。
== 関連項目 ==
* [[前鼻孔]]
{{aimai}}
{{DEFAULTSORT:こうひこう}} | 2023-12-09T12:26:18Z | 2023-12-19T11:57:58Z | true | false | false | [
"Template:Aimai"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E9%BC%BB%E5%AD%94 |
4,864,403 | 第3回産経杯争奪トーナメント戦 | 第3回産経杯争奪トーナメント戦 (だい3かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1953年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、大山康晴名人が大野源一八段を下した。
| [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第3回産経杯争奪トーナメント戦 (だい3かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1953年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、大山康晴名人が大野源一八段を下した。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "本戦"
}
] | 第3回産経杯争奪トーナメント戦 (だい3かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1953年度の産経杯争奪トーナメント戦である。
決勝は、大山康晴名人が大野源一八段を下した。 | {{Infobox 各年の棋戦
|期=第3回
|イベント名称=産経杯争奪トーナメント戦
|開催期間=1953年 - 1954年3月3日
|タイトル=産経杯
|今期=第3回
|新タイトル=[[大山康晴]]
|△昇級△=
|▼降級▼=
|前回=[[第2回産経杯争奪トーナメント戦|第2回]]
|次回=[[第1回早指し王位決定戦]]
}}
'''第3回産経杯争奪トーナメント戦''' (だい3かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、[[1953年度の将棋界|1953年度]]の[[早指し王位決定戦#産経杯争奪トーナメント戦|産経杯争奪トーナメント戦]]である。
決勝は、[[大山康晴]]名人が[[大野源一]]八段を下した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html|title=終了棋戦・産経|産経杯争奪トーナメント戦<産経新聞>|publisher=日本将棋連盟|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
== 本戦 ==
{|style="white-space:nowrap; text-align:center; font-size:110%"
|
{{竜王戦ランキング戦4
|W11= 10em
|W1= 2em
|W12= 2em
|[[角田三男]]五段|●|
|[[廣津久雄]]七段|○|A
}}
|
{{竜王戦ランキング戦4
|W11= 10em
|W1= 2em
|W12= 2em
|[[松下力]]八段|○|B
|[[二上達也]]六段|●|
}}
|}
{|style="white-space:nowrap; text-align:center; font-size:95%"
|
{{竜王戦ランキング戦2-1
|FS=90%<!--fontsize-->
|RD1= 2回戦
|RD2= 3回戦
|RD3= 準々決勝
|RD4= 準決勝
|RD5= '''決勝'''
|W11=0em<!--スコア幅 1回戦左-->
|W1= 10em<!--名前欄幅1左 1回戦-->
|W2= 0em<!--名前欄幅2右 1回戦-->
|W3= 4.5em<!--名前欄幅2左 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W4= 0em<!--名前欄幅2右 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W5=10em<!--名前欄幅3 決勝-->
|W12=2em<!--スコア幅1 1回戦-->
|W13=2em<!--スコア幅2 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W14=2em<!--スコア幅3 決勝-->
<!--1回戦-->
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[升田幸三]]八段| |-
| |[[南口繁一]]八段| |●
| |{{align|left|{{sup|A/}}}}[[廣津久雄]]七段| |○
| |[[原田泰夫]]八段| |○
| |[[熊谷達人]]六段| |●
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[高柳敏夫]]八段| |-
| |[[大野源一]]八段| |○
| |[[板谷四郎]]八段| |●
| |[[塚田正夫]]九段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |'''[[大山康晴]]名人'''| |-
| |[[灘蓮照]]八段| |○
| |{{align|left|{{sup|B/}}}}[[松下力]]八段| |●
| |[[高島一岐代]]八段| |○
| |[[花村元司]]八段| |●
| |[[松浦卓造]]七段| |○
| |[[松田茂役|松田茂行]]八段| |●
| |[[梶一郎]]八段| |●
| |[[小堀清一]]八段| |○
| |[[本間爽悦]]七段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
<!--2回戦-->
|{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
|升田| |-
|廣津| |●
|原田| |○
|高柳| |●
|大野| |○
|塚田| |-
|{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
|{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
|'''大山'''| |-
|灘| |●
|高島| |○
|松浦| |○
|小堀| |●
|本間| |-
|{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
<!--準々決勝-->
|升田| |●
|原田| |○
|大野| |○
|塚田| |●
|'''大山'''| |○
|高島| |●
|松浦| |●
|本間| |○
<!--準決勝-->
|原田| |●
|大野| |○
|'''大山'''| |○
|本間| |●
<!--決勝-->
|[[大野源一]]八段|●|
|'''{{Bgcolor|#FFC0C0|{{0}}[[大山康晴]]名人{{0}} }}'''|○|'''優勝'''
}}
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
*[https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html 終了棋戦・産経]
{{各回の早指し王位決定戦}}
{{Shogi-stub}}
{{DEFAULTSORT:さんけいはいそうたつとおなめんとせん03き}}
[[Category:早指し王位決定戦|+03]]
[[Category:1953年の将棋]]
[[Category:1954年の将棋]] | 2023-12-09T12:31:24Z | 2023-12-10T10:42:58Z | false | false | false | [
"Template:Shogi-stub",
"Template:Infobox 各年の棋戦",
"Template:竜王戦ランキング戦4",
"Template:竜王戦ランキング戦2-1",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:各回の早指し王位決定戦"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E5%9B%9E%E7%94%A3%E7%B5%8C%E6%9D%AF%E4%BA%89%E5%A5%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E6%88%A6 |
4,864,406 | 坂田浩一 | 坂田 浩一(さかた こういち、1928年3月5日 - 2006年9月28日)は、日本の経営者。日本テレコム社長、会長を務めた。兵庫県神戸市出身。
1951年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業し、同年に日本国有鉄道に入社。1983年11月に常務理事に就任し、1985年6月に理事兼技師長を経て、1986年12月に鉄道通信(のちの日本テレコム)社長に就任。1998年6月に会長に就任。
1998年11月に勲二等旭日重光章を受章。
2006年9月28日肺炎のために死去。78歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "坂田 浩一(さかた こういち、1928年3月5日 - 2006年9月28日)は、日本の経営者。日本テレコム社長、会長を務めた。兵庫県神戸市出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1951年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業し、同年に日本国有鉄道に入社。1983年11月に常務理事に就任し、1985年6月に理事兼技師長を経て、1986年12月に鉄道通信(のちの日本テレコム)社長に就任。1998年6月に会長に就任。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1998年11月に勲二等旭日重光章を受章。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "2006年9月28日肺炎のために死去。78歳没。",
"title": "経歴"
}
] | 坂田 浩一は、日本の経営者。日本テレコム社長、会長を務めた。兵庫県神戸市出身。 | '''坂田 浩一'''(さかた こういち、[[1928年]][[3月5日]] - [[2006年]][[9月28日]])は、[[日本]]の[[経営者]]。[[日本テレコム]]社長、会長を務めた{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。[[兵庫県]][[神戸市]]出身{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。
== 経歴 ==
[[1951年]]に[[早稲田大学]]理工学部機械工学科を卒業し、同年に[[日本国有鉄道]]に入社{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。[[1983年]]11月に常務理事に就任し、[[1985年]]6月に理事兼技師長を経て、[[1986年]]12月に[[ソフトバンクテレコム|鉄道通信]](のちの[[ソフトバンクテレコム|日本テレコム]])社長に就任{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。[[1998年]]6月に会長に就任{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。
[[1998年]]11月に[[旭日章|勲二等旭日重光章]]を受章{{sfn|人事興信所|1999|loc=さ150頁|ref=jinji-40-jo}}。
[[2006年]][[9月28日]][[肺炎]]のために死去<ref>2006年 9月30日 日本経済新聞 夕刊 p13</ref>。{{没年齢|1928|3|5|2006|9|28}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第40版 上|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1999|pages = |url = |ref = jinji-40-jo}}
{{People-substub}}
{{デフォルトソート:さかた こういち}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:日本国有鉄道の人物]]
[[Category:勲二等旭日重光章受章者]]
[[Category:早稲田大学出身の人物]]
[[Category:神戸市出身の人物]]
[[Category:1928年生]]
[[Category:2006年没]] | 2023-12-09T12:37:26Z | 2023-12-09T12:37:46Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:People-substub",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%B8%80 |
4,864,408 | 俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜 | 『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』(おれはすべてをパリイする ぎゃくかんちがいのせかいさいきょうはぼうけんしゃになりたい)は、鍋敷による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2019年10月17日より連載中。2020年9月15日からアース・スターノベル(アース・スター エンターテイメント)より書籍版が発行されている。イラストはカワグチ。2020年3月10日時点での「小説家になろう」年間総合ランキング第1位を獲得している。
2020年9月30日より、KRSGによる漫画版が『コミック アース・スター』(同社)にて連載されている。2023年にはテレビアニメ化が発表された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』(おれはすべてをパリイする ぎゃくかんちがいのせかいさいきょうはぼうけんしゃになりたい)は、鍋敷による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2019年10月17日より連載中。2020年9月15日からアース・スターノベル(アース・スター エンターテイメント)より書籍版が発行されている。イラストはカワグチ。2020年3月10日時点での「小説家になろう」年間総合ランキング第1位を獲得している。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2020年9月30日より、KRSGによる漫画版が『コミック アース・スター』(同社)にて連載されている。2023年にはテレビアニメ化が発表された。",
"title": null
}
] | 『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』は、鍋敷による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2019年10月17日より連載中。2020年9月15日からアース・スターノベルより書籍版が発行されている。イラストはカワグチ。2020年3月10日時点での「小説家になろう」年間総合ランキング第1位を獲得している。 2020年9月30日より、KRSGによる漫画版が『コミック アース・スター』(同社)にて連載されている。2023年にはテレビアニメ化が発表された。 | {{Infobox animanga/Header
| タイトル = 俺は全てを【パリイ】する<br />〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜
| 画像 =
| サイズ =
| 説明 =
| ジャンル = [[ファンタジー]]
}}
{{Infobox animanga/Novel
| タイトル =
| 原作・原案など =
| 著者 = 鍋敷
| イラスト = カワグチ
| 出版社 = [[アース・スター エンターテイメント]]
| 他出版社 =
| 掲載誌 = [[小説家になろう]]
| レーベル = [[アース・スターノベル]]
| 開始号 = 2019年10月17日
| 終了号 =
| 開始日 = 2020年9月15日
| 終了日 =
| 発表期間 =
| 巻数 = 既刊7巻(2023年11月現在)
| 話数 =
| その他 =
| インターネット = 1
}}
{{Infobox animanga/Manga
| タイトル =
| 作者 = 鍋敷・カワグチ
| 作画 = KRSG
| 出版社 = アース・スター エンターテイメント
| 他出版社 =
| 掲載誌 = [[コミック アース・スター]]
| レーベル = アース・スター コミックス
| 開始日 = 2020年9月30日
| 終了日 =
| 発表期間 =
| 巻数 = 既刊3巻(2023年11月現在)
| 話数 =
| その他 =
| インターネット = 1
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
| タイトル =
| 原作 = 鍋敷
| 総監督 =
| 監督 =
| シリーズディレクター =
| シリーズ構成 =
| 脚本 =
| キャラクターデザイン =
| メカニックデザイン =
| 音楽 =
| アニメーション制作 =
| 製作 =
| 放送局 =
| 放送開始 =
| 放送終了 =
| 話数 =
| その他 =
| インターネット =
}}
{{Infobox animanga/Footer
| ウィキプロジェクト = [[プロジェクト:ライトノベル]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]
| ウィキポータル = [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜'''』(おれはすべてをパリイする ぎゃくかんちがいのせかいさいきょうはぼうけんしゃになりたい)は、鍋敷による[[日本]]の[[ライトノベル]]。小説投稿サイト「[[小説家になろう]]」にて2019年10月17日より連載中<ref>{{Cite web|和書|url=https://ncode.syosetu.com/n6537fu/|title=俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜|website=小説家になろう|accessdate=2023-12-10}}</ref>。2020年9月15日から[[アース・スターノベル]]([[アース・スター エンターテイメント]])より書籍版が発行されている<ref name="lnnews20200908">{{Cite news|和書|url=https://ln-news.com/articles/109539|title=「小説家になろう」年間総合ランキング第1位の話題作『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』が9月15日発売|newspaper=ラノベニュースオンライン|publisher=Days|date=2020-09-08|accessdate=2023-12-10}}</ref>。イラストはカワグチ。2020年3月10日時点での「小説家になろう」年間総合ランキング第1位を獲得している{{R|lnnews20200908}}。
2020年9月30日より、KRSGによる漫画版が『[[コミック アース・スター]]』(同社)にて連載されている<ref>{{Cite news|和書|url=https://ln-news.com/articles/109708|title=『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』のコミカライズ連載が開始|newspaper=ラノベニュースオンライン|publisher=Days|date=2020-10-01|accessdate=2023-12-10}}</ref>。2023年にはテレビアニメ化が発表された<ref name="natalie20231102">{{Cite news|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/547716|title=「俺は全てを【パリイ】する」TVアニメ化!才能のない男が極めたパリイですべてを弾く|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-11-02|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 登場人物 ==
; ノール
: 声 - [[浪川大輔]](CM{{R|lnnews20200908}})
: 主人公{{R|natalie20231102}}。少年時代に才能無しと判断され、山で防御技「パリイ」の鍛錬をしていた。
; リンネブルグ・クレイス / リーン
: クレイス王国の第一王女。
== 書誌情報 ==
=== 小説 ===
* 鍋敷(著) / カワグチ(イラスト) 『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』 アース・スター エンターテイメント〈アース・スターノベル〉、既刊7巻(2023年11月15日現在)
*# 2020年9月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/978-4-8030-1452-5.html|title=俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1452-5}}
*# 2021年3月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/978-4-8030-1502-7.html|title=俺は全てを【パリイ】する 2 ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1502-7}}
*# 2021年8月18日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/978-4-8030-1551-15.html|title=俺は全てを【パリイ】する 3 ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1551-5}}
*# 2022年2月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/9784803016154.html|title=俺は全てを【パリイ】する 4 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|9784803016154}}
*# 2022年6月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/9784803016543.html|title=俺は全てを【パリイ】する 5 ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|9784803016543}}
*# 2023年6月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/9784803018004.html|title=俺は全てを【パリイ】する 6~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1800-4}}
*# 2023年11月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/book/d_book/9784803018653.html|title=俺は全てを【パリイ】する 7~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~|work=アース・スターノベル|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1865-3}}
=== 漫画 ===
* 鍋敷・カワグチ(原作) / KRSG(漫画) 『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』 アース・スター エンターテイメント〈アース・スター コミックス〉、既刊3巻(2023年11月10日現在)
*# 2021年3月12日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/comic/d_comic/978-4-8030-1494-5.html|title=俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~ 1|work=アース・スターコミックス|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1494-5}}
*# 2021年11月12日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/comic/d_comic/978-4-8030-1574-4.html|title=俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~ 2|work=アース・スターコミックス|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1574-4}}
*# 2023年11月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.earthstar.jp/comic/d_comic/9784803018615.html|title=俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~ 3|work=アース・スターコミックス|publisher=アース・スターエンターテイメント|accessdate=2023-12-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-8030-1861-5}}
== 出典 ==
{{Reflist|30em}}
== 外部リンク ==
* {{小説家になろう作品|n6537fu}}
* {{Official website|https://www.es-novel.jp/special/parry/|俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜 特集ページ}} - アース・スターノベル
* {{Official website|https://www.comic-earthstar.jp/detail/parry/|俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる〜}} - コミック アース・スター
{{デフォルトソート:おれはすへてをはりいする きやくかんちかいのせかいさいきようはほうけんしやになりたい}}
[[Category:2019年の小説]]
[[Category:小説家になろうの小説]]
[[Category:アース・スターノベル]]
[[Category:ハイファンタジー小説]]
[[Category:漫画作品 お|れはすへてをはりいする きやくかんちかいのせかいさいきようはほうけんしやになりたい]]
[[Category:2020年の漫画]]
[[Category:コミック アース・スター]]
[[Category:ハイファンタジー漫画]]
[[Category:アニメ作品 お|れはすへてをはりいする きやくかんちかいのせかいさいきようはほうけんしやになりたい]]
[[Category:アース・スターノベルのアニメ作品]]
[[Category:ハイファンタジーアニメ]]
[[Category:継続中の作品]]
[[Category:長大な項目名]] | 2023-12-09T12:40:30Z | 2023-12-11T14:57:29Z | false | false | false | [
"Template:ISBN2",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite news",
"Template:小説家になろう作品",
"Template:Infobox animanga/TVAnime",
"Template:Infobox animanga/Novel",
"Template:Infobox animanga/Manga",
"Template:Infobox animanga/Footer",
"Template:R",
"Template:Official website",
"Template:Infobox animanga/Header"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%BA%E3%81%AF%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%82%92%E3%80%90%E3%83%91%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%80%91%E3%81%99%E3%82%8B_%E3%80%9C%E9%80%86%E5%8B%98%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AF%E5%86%92%E9%99%BA%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%9C |
4,864,410 | 政治資金パーティー収入の裏金問題 | 政治資金パーティー収入の裏金問題(せいじしきんパーティーしゅうにゅうのうらがねもんだい)とは、自由民主党5派閥における政治資金パーティーをめぐる政治資金収支報告書への過少記載の問題、および各派閥が派閥の所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきたとされる問題である。安倍派においては、議員側が「中抜き」するなど3つのパターンで裏金づくりを行っていたことが関係者の証言により明らかとなっている。また、安倍派では少なくとも参議院議員選挙があった2019年と2022年に開いたパーティーについて、改選となる参議院議員に販売ノルマを設けず、集めた収入を全額キックバックした。2018 - 2022年の5年間で安倍派は約5億円のキックバックを行い、議員側はノルマを超えて集めた分約1億円を納入せずに懐に納めた。安倍派の直近5年間の裏金の総額は約6億円に上るとされる。裏金問題は2022年11月にしんぶん赤旗がスクープし、同月から東京地方検察庁への告発状が断続的に提出され、2023年11月2日に読売新聞が報じたことで表面化した。
2023年12月、岸田文雄首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田光一と高木毅と世耕弘成も党要職を解かれた。
同月、東京地検特捜部は安倍派と二階派の事務所への強制捜査と議員の任意聴取を開始した。特捜部による自民党派閥への強制捜査は、日本歯科医師連盟からの1億円の迂回献金事件で2004年に旧橋本派の事務所を家宅捜索して以来。
本項では、議員辞職に追い込まれた薗浦健太郎の事例など、議員個人の政治資金パーティーを介在した裏金づくりについては原則的に扱わない。
2022年11月6日、しんぶん赤旗日曜版は、自民党5派閥が政治資金パーティー券を20万円超購入した大口購入者の名前を政治資金収支報告書に記載せず、長年にわたり脱法的隠蔽を行っていたことが分かったと報じた。同紙によれば、不記載は2018年~2020年の3年間で少なくとも59件、額面で計2422万円分に上るとされた。このスクープ記事中でコメントを求められたことをきっかけに、神戸学院大学教授の上脇博之は独自に調査を開始した。
同月、上脇は自民党の派閥の会計責任者らに対する政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの1回目の告発状を東京地方検察庁に提出した。その後も正月返上で告発状を書き続けた。この告発文書には「パーティー券の内訳の明細がないのはおかしい。これは恐らく裏金がつくられているのではないか。捜査してほしい」と記載していた。
2023年10月、上脇は、自民党5派閥が政治資金パーティーの収入を2018~2021年分の政治資金収支報告書に計4168万円分を過少記載したとする告発状を東京地検に提出した。記載漏れの内訳は、清和政策研究会(安倍派)が1952万円、志帥会(二階派)が974万円、平成研究会(茂木派)が620万円、志公会(麻生派)が410万円、宏池政策研究会(岸田派)が212万円。安倍派が各派閥の200万~900万円台と比べて突出していることが同月までの告発状により明らかとされた。政治団体「清和政策研究会」の代表者ならびに会計責任者は、派閥の事務局長として事務方を取り仕切っている松本淳一郎。松本はNTT社員や日本会議杉並支部長などをつとめた人物で、同じNTT出身の世耕弘成の紹介で2019年に現在の役職に就いた。
同年11月2日、読売新聞が上脇の告発状提出を報じ、派閥の裏金づくりの疑惑が表面化した。読売の配信記事は読者会員限定の記事だったため一般の読者は本文を読めなかった。その後11月18日にNHKが報道。東京地検特捜部が5派閥の担当者に任意の事情聴取を要請し、聴取を進めていることが明らかとなり、裏金問題は全国的に知られるところとなった。安倍派は11月24日までに54か所の収支報告書の訂正に追い込まれた。
同年11月21日、衆議院予算委員会で立憲民主党の大西健介が派閥の不記載問題を追及。岸田文雄首相は楽観ムードで「裏金うんぬんという指摘には当たらない」と答弁し、「説明責任は各政策集団(派閥)が果たすべきだ」と述べた。
同年11月24日、総務省は2022年分の政治資金収支報告書を公表。自民党5派閥がそれぞれ同年に開催した政治資金パーティーの収入額もあわせて公表された。金額は清和政策研究会が9480万円、志帥会が1億8845万円、平成研究会が1億8142万円、志公会が2億3331万円、宏池政策研究会が1億8328万円。安倍派はパーティ開催時で所属国会議員98人を有する最大派閥であるにもかかわず収入の金額が著しく低いことが明らかとなった。
同年11月29日、文春オンラインは、安倍派の2021年の政治資金パーティーの大口購入者35社のうち3割以上の13社が、池田佳隆の政治団体に献金またはパーティー券を購入したことのある支援企業であり、また2022年の大口購入者17社のうち3割以上の6社が池田の支援企業であると報じた。安倍派関係者は取材に対し「池田氏は異常なほどパーティー券をさばいていると言っていい」と答えた。
同日、NHKが、一部の派閥が所属する議員ごとにパーティー券の販売ノルマを設定し、ノルマを超えた分の収入を議員側に戻していたことを示すリストを作成していたことが分かったと報道。
同年11月30日、安倍派は自民党本部で会合を開催。派閥の事実上トップの座長を務める塩谷立は、記者団から、ノルマを超えて政治資金パーティーのパーティー券を販売した議員に資金のキックバックがあったかどうかを問われると「あったと思う」と語った。しかしその5時間後、自らが還流を認めた発言について、「事実確認しておらず、撤回したい」と釈明した。そして記者団に対し「精査する」という言葉を繰り返した。
朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた。清和政策研究会の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。
午前、松野博一官房長官は首相官邸で記者会見を開催。松野は安倍派の意思決定機関「常任幹事会」に幹事として名を連ねており、記者から裏金問題の詳細説明を求められるが、「政府の立場としてお答えは差し控えたい」と繰り返し、回答を避けた。松野が安倍派の事務総長をしていたとき(2019年9月~2021年10月)にキックバックはあったのかとの質問に対しても、「先ほど申し上げたが、個々の政治団体や私の政治活動に関するお尋ねについては、政府の立場としてお答えは差し控えさせていただきたい」と答えた。
朝日新聞が、二階派でも所属している議員が販売のノルマを超過して集めた分を派閥側の政治資金収支報告書の収入に記載しない運用をしていた疑いがあると報じた。記載しなかった総額は安倍派と同じ1億円を超えるとされた。志帥会(二階派)の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。
内閣記者会に所属する報道各社は疑惑解明のため、松野に対し記者会見で説明するよう書面で申し入れた。
松野は報道各社が求めていた会見要請を拒否する意向を示した。
政治団体「清和政策研究会」の代表者兼会計責任者の松本淳一郎が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、ノルマ超過分のキックバックについて「事務総長に報告した」と説明していることが明らかとなった。
朝日新聞が、松野が直近5年間で安倍派から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあるとスクープした。
衆議院と参議院でそれぞれ予算委員会が開催。松野は自分自身に対し裏金疑惑が降りかかったことから集中砲火を浴びた。「キックバック受け取られましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、「お金は受け取りましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、同文の答弁を繰り返した。岸田文雄首相は野党からの官房長官更迭要求を拒み、松野をかばった。
夜、NHKは、高木毅と世耕弘成が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。
朝日新聞は、松野、高木、世耕のほか、安倍派座長の塩谷立、自民党政調会長の萩生田光一、経済産業大臣の西村康稔についても裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。
午前の読売新聞や毎日新聞の記事により、岸田が松野官房長官を交代させる方針を固めたことが明らかとなった。午後には西村、高木の交代も検討されているとの報道がなされた。
朝日新聞は、大野泰正が直近5年間で5,000万円超、池田佳隆と谷川弥一がそれぞれ4,000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。朝日新聞は前日までの各紙の報道をもとに「安倍派5人衆一掃」と見出しに掲げた。
NHKは、直近5年間に1,000万円を超えるキックバックを受けた議員は松野らのほか、橋本聖子元東京オリンピック・パラリンピック担当大臣など10人以上いるとみられると報じた。
毎日新聞の報道によれば、岸田は事実上の更迭という形で高木、西村、萩生田を交代させる方針を固めたとされた。また、同日のテレビ朝日の報道によれば、安倍派から所属している議員に対して、「収支報告書に記載しないでほしい」と指示があったとされた。
時事通信の報道によれば、安倍派の複数の議員側が数千万円の還流を受けた上に、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることがわかり、その裏金の総額は安倍派だけで数億円規模に上るという。
報道陣が事実関係を谷川弥一に確認すると、谷川は「読み上げますよ。清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認をして、適切に対応してまいりたい」と答えた。ノルマや今後の議員活動に関する質問が続くと「だから今言った通りって言っているでしょ。今言った通り」と述べ、「頭悪いね。質問しても、これ以上、今日言いませんと言っているじゃない。わからない?」と記者を責めた。事態を重く見た地元テレビ局の長崎文化放送は谷川への取材の模様の動画をノーカットで配信した。
東京地検特捜部が12月13日の臨時国会の閉会後に、安倍派の幹部らを任意で事情聴取することが明らかとなった。本格化する捜査に対応するため、東京地検特捜部では、全国から検事を集めて、およそ50人の態勢を動員するという。
岸田は、安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人、大臣政務官6人の政務三役15人について、全員交代させる意向を固めた。
ある自民党の関係者がTBSテレビの単独インタビューで、安倍派での裏金問題について「議員の関与は絶対ある」と証言した上で、「『ついては、このぐらいの金額のキックバックを渡してきたいというふうに思ってます』というのは、事務方がそんな権限を多分持っていないので『分かった』という了承を得なければ、それはできないと思いますね」とも証言した。また、キックバックの実態についても「例えば、よくあるのは、A派閥が嫌になって、B派閥に行ったとか、C派閥からB派閥に行ったっていったら、その人はそのシステムを持って他派閥に行くわけでしょう。なので、これはもう共有された話だったと思いますので、これから各派閥、多分戦々恐々としてると思いますよ」とも証言している。さらに、安倍派がこの5年間で1億円を超える裏金があったのではないかと指摘されていることに、「額が少なすぎる。相当なプール金があると思う」という認識を示した。
NHKが関係者への取材で、岸田派でも実際にパーティーで集めた収入よりも少ない金額が政治資金収支報告書に記載していたことが明らかにされた。
朝日新聞は、以前に報じた直近5年間の安倍派の所属議員へキックバックした裏金の総額を修正。関係者への取材をもとに「総額は約5億円に上る」と報じた。
毎日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が、最大派閥の安倍派を集中的に捜査する方針であることが明らかになった。特捜部では、臨時国会の会期末にあたる12月13日以降に、議員側への聴取を本格化させることにしていて、主要な捜査対象は組織的還流が疑われている安倍派で、その安倍派の歴代の幹部も捜査の対象に含まれているという。
読売新聞によると、安倍派がパーティー券の販売のノルマを超過した分を所属している議員側に現金で還流させたうえに、その分を政治資金収支報告書に記載しないように求めていたという。東京地検特捜部では、安倍派の実務を取り仕切る事務総長を経験した人を含め、数十人の所属している議員への事情聴取を検討しているという。また、東京地検特捜部では、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記入)の容疑の適用を視野に、既に一部の議員の秘書らの聴取を開始しているという。
安倍派の三ッ林裕巳が1000万円を超えるキックバックを受け、収支報告書に記載していない疑いがあることがわかった。
二階派の小泉龍司法務大臣は参議院法務委員会で、政治資金パーティーの販売ノルマを超えた分について、同派閥からキックバックを受けていたと答弁した。
午前、岸田首相は、交代させる意向を固めている安倍派所属の政務三役計15人のうち、松野、西村、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相の4閣僚交代の人事を14日に先行して実施する方向で調整に入った。午後、立憲民主党が提出した松野官房長官の不信任決議案は衆議院本会議で採決され、自民、公明の与党などの反対多数で否決された。否決の見通しが立っていた前日、日本共産党の宮本徹は自身のX(旧Twitter)に「更迭を考えているのに、自民党はどういう理由で信任するのか。説明がつかない」と投稿し、与党の方針を批判した。
午後、岸田は側近の木原誠二を遣わして、浜田靖一に官房長官就任を打診したが、浜田は「自分にはできない」と固辞した。夕方、岸田は世耕を遣わして、阿達雅志に外務副大臣就任を打診したが、阿達は「体力がもたない」として断った。
岸田は安倍派所属の閣僚ら15人を政権から一掃することを12月10日に決断したが、安倍派内から「当選1回など議員歴が短い政務官が対象となるのはおかしい」などと反発が出たため、政務官6人については方針を修正し、辞任は自主判断とする意向を固めた。
産経新聞が報じているところによれば、東京地検特捜部が、3つのルートを政治資金規正法(不記載・虚偽記載など)の違反の疑いで、重点的に捜査をしているという。その3つのルートは、「安倍派のノルマ超過分のパーティー収入と所属議員に還流した分の支出が記載されていない派閥としての不記載疑惑」と「安倍派から還流された分を所属議員の関連団体が記載していない議員側の不記載疑惑」、それに、「二階派(志帥会)のパーティー収入の一部が記載されていない派閥としての不記載疑惑」だという。
毎日新聞が報じたところによれば、東京地検特捜部の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の秘書らが「キックバック(還流)を収支報告書に記載しないのは派閥からの指示だった」と証言しているという。関係者によれば、複数の秘書らが東京地検特捜部に対して、同様の趣旨の供述をしているという。毎日新聞の取材によれば、安倍派の議員の関係者は、派閥側から「収支報告書に載せなくて大丈夫と強く言われた」と証言しており、この還流資金を議員側の政治資金収支報告書に記載しないことについて、「派閥のルール」と受け止めた上で、その問題意識を持つことが無かったという。また、ノルマを超過した分は議員事務所の収入になるため、「パーティー券の販売を頑張ろうという気持ちになった」とも述べている。
読売新聞が報じたところによれば、安倍派が、パーティー券の収入の一部をキックバックした安倍派に所属している議員の名前やその金額を示す記録を作成していたという。この記録は、安倍派の会計担当職員が作成したもので、それぞれの議員の秘書らとの間で、現金の受け渡しや要請を行い、さらに、ノルマを超過した分を含めたパーティの収入の金額や還流した議員の名前と金額などを示す記録を作成していたという。この記録を東京地検特捜部では、任意の捜査の過程で入手しており、この記録などを基に東京地検特捜部は安倍派に所属している議員から一斉に聴取をすることになっている。
TBSテレビの報道により、およそ20人の安倍派に所属している議員側が、この5年間で1000万円を超えるキックバックを受けた可能性があることが明らかにされた。
文春オンラインが、西村康稔の事務所関係者や経済産業省の関係者の証言をもとに、西村が2023年10月から12月8日にかけて「架空の政治資金パーティー」を3回にわたって開催したと報じた。
衆議院議員で元文科副大臣の池田佳隆の事務所が、安倍派からの収入を政治資金収支報告書に記載していないことを認めた。関係者によれば、12月13日までに2020年から2022年までの政治資金収支報告書を修正し、還流分約3200万円を寄付として計上したとされる。
宮澤博行防衛副大臣は、安倍派から箝口令が敷かれていると明かしたうえで、安倍派から収支報告書の不記載の指示があったと、国会内で答えた。キックバックの金額は3年間で140万円で、様々な団体の年会費や政治的な交際費に使っていたと答えた。
午後、立憲民主党が提出した内閣不信任決議案の採決が衆議院本会議で行われ、自民、公明両党などの反対多数で否決された。
東京地検特捜部が、近く安倍派側の強制捜査に乗り出す方針であることが明らかになった。また、産経新聞によれば、数十人規模にわたる国会議員に対する任意での事情聴取を本格化させることにしていて、議員側で派閥の事務総長の経験者に対する事情聴取を検討しており、還流を受けた議員本人に対しても、記載していなかったことについての経緯について、任意での事情聴取を進めることにしている。読売新聞によれば、東京地検特捜部では、安倍派が政治資金パーティーの収入の一部の還流に加え、政治資金収支報告書に記載しない処理を組織的に行っていた疑いが強くなった為、実態の解明のためには、強制調査が必要だと判断したという。
毎日新聞は、関係者への取材で裏金化していた安倍派に所属している議員側を一斉聴取する方針であることを伝えた。聴取の対象は数十人に上るという。また、毎日新聞が複数の関係者に取材したところによれば、安倍派では、還流された資金については、現金という形でやり取りが行われ、派閥側から議員本人が受け取るケースがあったことが明らかになった。
フジテレビは、東京地検特捜部が安倍派に所属している議員に任意の事情聴取を要請した上で、日程の調整を始めたことを伝えた。また、関係者に取材したところによれば、2022年に開催されたパーティー後に、派閥が還流した資金を「派閥ではなく、議員個人が開いたパーティー収入として、収支報告書に記載してほしい」と、派閥側から議員側に要請した疑いがあり、それまでの安倍派内における手口を問題視する声を受けて、実態を隠そうとして、計上の方法を変えようとしていた疑いがある。
日本テレビは、安倍派と二階派に対し、週明け(2023年12月18日月曜日以降)にも東京地検特捜部が強制捜査に乗り出す方針を固め、派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すことを伝えた。この時点で、東京地検特捜部は捜査態勢を100人以上に拡充しているという。
TBSテレビは、関係者への取材として、東京地検特捜部の任意の聴取に対して、還流を受けた安倍派の議員の秘書が「派閥の指示で報告書に記載しなかった」と説明していることを伝えた。
日本経済新聞は、関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派の幹部を含む複数議員に対して、事情聴取をを要請したことを伝えた。TBSテレビは、安倍派に所属している国会議員が、東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けたことを伝えた。
午前、松野官房長官、西村経済産業大臣、鈴木総務大臣、宮下農林水産大臣、堀井学内閣府副大臣、堀井巌外務副大臣、青山周平文部科学副大臣、酒井庸行経済産業副大臣、宮澤防衛副大臣、佐藤啓財務大臣政務官、上野通子内閣総理大臣補佐官、和田義明防衛大臣補佐官の安倍派所属の各政務三役・補佐官が辞表を提出し、受理された。また、党幹部では萩生田政調会長、高木国会対策委員長、世耕参議院幹事長が辞表を提出した。岸田首相は当初、安倍派の政務三役15人のうち政務官6人についても更迭する意向だったが、安倍派内から反発が出たため、当選1回の小森卓郎、塩崎彰久、石井拓、加藤竜祥、松本尚の5人については留任とし、当選2回の佐藤啓のみを交代させた。
鈴木は退任時の記者会見で「しっかり調べないと分からないが、秘書と話をしたところ、(資金の還流は)ほんのわずかにあるようだ」と述べ、否定の立場から一転して資金還流があったことを認める発言をした。堀井学は取材に応じ、ノルマの超過分に対する安倍派からのキックバックとして、2018~22年の5年間に1200万円を受け取り裏金にしていたことを認めた。
朝日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の聴取に、安倍派議員の秘書が、派閥側の指示として、「党から議員個人に支給された、記載義務がない政策活動費なので、政治団体の収入には記載する必要ない」と説明されたことを供述していると伝えた。東京地検特捜部では、派閥側が還流した裏金を、政策活動費という虚偽の名目で隠蔽した可能性があるとして、捜査を進めている。
読売新聞は、東京地検特捜部が安倍派の会計責任者を、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討していると伝え、会計責任者が東京地検特捜部に対して、その政治資金収支報告書に記載していなかったという事実関係を認めた上で、その還流の仕組みについても説明をしているとも伝えた。
時事通信が関係者への取材で、安倍派側が、実際に書かれた収入額の資料とは別に、政治資金収支報告書に記載する金額が書かれた資料を作成していたと伝えた。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の議員秘書らが東京地検特捜部の事情聴取に対して、「党から議員に支給された政策活動費にあたるため、政治資金収支報告書に記載する必要が無いと派閥側から説明を受けた」とキックバックについて説明したことを伝えた。東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けた安倍派の関係者は、TBSテレビの取材に「政治資金収支報告書の原本など様々な資料を持参するよう言われた」と話した上で「相当な人数が聴取されるため、場所も複数に分かれるようだ」と述べ、捜査の規模の大きさを指摘している。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の事情聴取に、キックバックを受けた議員側が、安倍派側から、「領収書の受け取りを拒否された」と説明していると伝えた。これは、安倍派に所属している議員が、安倍派の派閥事務所において、現金という形で、キックバックを受けた際に、領収書を渡そうとした際に、派閥側が「慣例でいらないことになっている」と、受け取りを拒否されたという。
NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派に所属している議員の複数の秘書が、「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、政治資金収支報告書に記載しないよう指示された」などと説明しているという。東京地検特捜部は、キックバックを受けた金額が多い議員を中心に任意の事情聴取を要請しており、派閥側に加え、議員本人の認識といった、不透明な政治資金の流れの実態解明を本格化させるものと見られる。
TBSテレビは政府関係者の話として、今回の問題を受け、岸田総理が近日中に自民党の幹部に対して、政治改革に向けた議論を始めるよう指示をする方針であることを伝えた。この政治改革に向けた議論では、「閣僚や党幹部に就任した議員が派閥に所属しないようにすること」と「政治資金規正法を改正する必要性」について議論が行われ、2024年1月に召集されることになっている通常国会までに提言をまとめたいとしている。
産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派からパーティー券の販売のノルマを超過した分を政治資金収支報告書に記載せずに還流を受けた所属している議員側について、還流分の金額や使途に加え、議員の関与の3点を重点的に捜査していることが明らかになった。東京地検特捜部では、この3点の判断基準を中心に悪質性を見極めた上で、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)の罪で刑事処分を行う際の判断基準にするという。なお、この判断基準の一端が明らかになるのはこれが初めてとなる。東京地検特捜部では、この判断基準を中心に悪質性などを総合的に判断して、議員の関連団体の会計責任者や議員本人に対して、起訴するかどうかを判断する模様。
読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している一部の議員に対して、任意の事情聴取に着手し、週明けの2023年12月18日から重点的に任意の事情聴取を行うという。この事情聴取では、高額の還流を受けた議員らを中心に行って、金額や使い道、それに、政治資金収支報告書に記載しなかった経緯や認識について確認を行う。また、東京地検特捜部では、安倍派の所属議員の大半の秘書から任意の事情聴取を行っていて、このうち、複数の秘書が、取り調べの中で、派閥から還流された現金を「収支報告書に記載しないよう派閥から指示があった」を供述しているということで、その秘書らからの聴取結果も踏まえて、派閥側が裏金化を主導したという見方を強め、安倍派の会計責任者に対して、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討している。
毎日新聞は関係者への取材で、安倍派がノルマを超過したパーティー券の収入を議員側に還流する際に、「戻し」という言葉を使用して、現金を渡していた疑いがあることがあるといい、東京地検特捜部でもこのようなやり取りがあったことが把握していて、派閥と議員側の双方が裏金化を認識していたとみていると伝えている。安倍派の場合、パーティー券を購入した企業や団体に派閥の口座に代金を振り込んでもらい、それに、議員側が東京都千代田区の派閥の事務所にパーティーの売上金を持ってきたりして、派閥に収入を報告した上で、派閥側がノルマ分を差し引いた金額を議員側に戻して、資金を還流させていたという。その際、派閥側は還流された資金を「戻し」や「バック」と呼んで、現金という形で議員本人や秘書に手渡していたとされ、派閥側のみならず、大半の議員側でもノルマの超過分が還流する仕組みを認識した上で裏金化をしていたとみているという。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部による安倍派に所属している議員への任意の事情聴取がこの日から開始することを伝えている。この任意の事情聴取は、高額な還流を受けたとされる安倍派に所属している議員から、順次聴取を行っていって、政治資金収支報告書に記載していなかったことについての議員の認識などを確認するという。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派側から1000万円を超える還流を受けた議員が20人ほどに上る可能性があるといい、その還流を受けた議員の中には、すでに東京地検特捜部の任意の事情聴取の日程が決まった議員もいるという。今後、捜査は派閥側と議員側との同時並行で行われるという。
TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が、この週末から週明け(2023年12月16日から12月18日)にかけ、安倍派に所属している議員の一部に対して事情聴取を行うといい、この捜査は国会議員本人に対する事情聴取という新しい段階を迎えたことになる。また、安倍派では宮沢博行衆議院議員が、すでに、還流の存在に加え、派閥側から口止めをされていたことを認めており、それを含めて、東京地検特捜部では、議員本人に対する事情聴取によって、議員側の認識に加え、還流された金の使い道について詳しく調べるという。
その後、フジテレビは関係者への取材で東京地検特捜部が安倍派に所属している議員への任意の事情聴取を開始したことを伝えた。日本テレビは関係者への取材で12月16日から、安倍派に所属している議員に対する任意の事情聴取を始めていて、週明けにかけ、集中的に安倍派に所属している複数の議員に対する任意の事情聴取を行うことにしているという。
自民党内で長年にわたって中央政界に関わってきたある関係者は、NHKの取材にパーティー券の収入を巡るこの問題について「キックバックがあって、それを政治資金収支報告書に報告していなかった、全く裏金化してしまったということだ。修正がきかないような額が多年度にわたって続いていれば、それはうっかりという言い逃れはできない。政治資金の透明化については、リクルート事件の時から言われているが、そこの部分が全く不透明だったということではないか」と指摘した。そのリクルート事件を受けて1989年(平成元年)に自民党が掲げた「政治改革大綱」について触れた際に「35年もたつと、喉元過ぎればではないが、みんなリクルート事件を忘れてしまったということだろう。みんなやはりどこか忘却の彼方ではないが、忘れ去ってしまって、だんだんと形骸化してきているのではないか」と指摘した上で「平成4年(1992年)に自民党の政治改革本部が作った政治改革の基本方針に、党の役員は派閥から抜けましょうと書いてあるにもかかわらず、ずっとそのまま派閥の長で居続けてきた。そして、大規模パーティーを自粛しましょうと言ったにもかかわらず、やってきている。これらが象徴的な部分で、おごり、慢心、緩みということだろう」と述べ、「リクルート事件はもちろん自民党にとって打撃だったが、個人の犯罪という部分が強かった。でも今回は、清和政策研究会という1つの派閥ぐるみの話になるので、質が違うと思う。リクルート事件後に定めた基本方針に立ち返り、襟を正して欲しい」とも述べた。
1989年に発覚したリクルート事件をきっかけにして、国民の政治不信がピークに達したことを受け、自民党では、1989年に「政治改革大綱」を決定していた。この「政治改革大綱」では「いまこそ事態を深刻かつ率直に認識し、国民感覚とのずれをふかく反省し、さまざまな批判にこたえ、『政治は国民のもの』と宣言した立党の原点にかえり、党の再生をなしとげて国民の信頼回復をはたさなければならない」として、「政治家個々人の倫理性の欠如や多額の政治資金とその不透明さ、それに派閥偏重といった硬直した党運営などが自民党批判の中心にある」と位置付けた上で、「政治資金をめぐる新たな秩序の確立」のために、その政治資金の支出の抑制に加え、その政治資金パーティーの自粛と新たに規制を設けるなどの収入の改革、パーティーの収支の明確化といった公開性の徹底を掲げていた。しかし、その後も政治とカネの問題が相次いだため、自民党では、1992年に「政治改革の基本方針」をまとめていた。この「政治改革の基本方針」では、「国民の厳しい目が注がれている派閥について、党運営の硬直化をもたらしてきた弊害を除き、国民に開かれた近代化な党を確立しなければならない」ということで「派閥の弊害の除去を速やかに断行するため、派閥による資金調達の制限などとともに、公の地位にある者の派閥離脱を徹底する」などと掲げていた。
産経新聞は関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分である100万円以上を安倍派に納入せずに、政治資金収支報告書に記載しないままに、いわば「中抜き」を行っていたことを伝えた。もし、還流に加えて、「中抜き」の分を含めれば、不記載額がさらに膨らむ可能性があるという。関係者によると、安倍派では政治資金パーティー券用の口座を用意して、そのパーティー券を購入する支援者が、議員ごとに割り振られたパーティー券の番号を名義に添えて送金する。そして、派閥として各議員ごとのパーティー券の販売額を集計して、後日、ノルマを超過した分を議員に還流していたという。また、安倍派に所属している議員の一部は支援者に対して、安倍派の口座を用いずに、個人のパーティー券用の口座に送金するように依頼し、その個人口座からノルマの分だけを安倍派に納入した上で、そのノルマの超過分は中抜きを行い、議員側の支出に充てるが、ノルマに達しなかった場合の補填にに充てたりしていた。議員の関連団体の政治資金収支報告書に記載はされておらず、関係者の話では、その中抜きの金額が100万円を超える議員も複数確認されているという。しかしながら、安倍派側では、「中抜き」をしたかどうかについて、確認が困難なため、東京地検特捜部では、個人の口座を調べて、いわば、中抜き分の資金の流れについての解明を進めている。
読売新聞が伝えたところによれば、安倍派に所属している議員側が、パーティー券の販売のノルマを超過した分の還流を受ける際に、派閥側が領収書を受領するのを拒否していたという。関係者への取材によれば、この還流分は安倍派の政治資金パーティーが終了した後に安倍派の会計担当の職員が現金という形で提供していたが、一部の議員側ではこの現金を受け取った際に安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提にして、領収書の発行を申し出たところ、その安倍派の会計担当の職員は「困るからいらない」と拒否をして、その議員側に対しても記載しないよう要請をされた。東京地検特捜部では、このやり取りについて、派閥側が裏金化を主導していたという事情の一つだとしていて、議員本人からの任意の事情聴取を通じて、このような派閥のやり取りに加え、還流分の使途の詳細についても確認をしている。
自民党の石破茂元幹事長はこの日の朝に放送されたフジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」に出演して、この政治資金パーティーの問題について「政治資金規正法を含め法体系の見直しをやらなければ、『以後気をつけます』では済まない」と指摘した上で、2024年の通常国会で、政治改革をこの通常国会のテーマとして位置付けて「法体系の見直しを議論する必要がある」という考えを示した。その法体系の見直しについては「透明性の確保、あるいは罰則の強化もあるかもしれない」と説明した上で「民間ならこうだが、政治家だけ特別というのは良くない」とも述べた。安倍派の説明責任については「説明するには資料の確認や論理の整合性をとることも必要で、ある程度の時間はかかるだろうが、中間報告というものがあってもいいのではないか」という考えを示した。また、「検察によって真相が明らかにされる前に、党や議員自身が説明責任を果たすべきだ」という考えを示したうえで「一番知っているのは当事者だ。それが自浄作用ではないか」と説明した。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派では派閥内において、議員の事務所を移籍した秘書がその移籍先の事務所にキックバックなどの手法を伝えていた事例があったと伝えた。具体的には、議員の政界引退などにより、秘書が派閥に所属している別の議員に移籍する事例があり、その移籍先の事務所において、政治資金収支報告書に記載しない手法を伝えていた事例があったという。つまりは、議員の秘書を通じて、政治資金収支報告書の不記載が派閥内で広がっていったという。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、安倍派議員の複数の秘書が「派閥から『政策活動費の名目なので、収支報告書に記載しなくてもいい』と言われた」と説明していることを伝えた。この政策活動費は、政党から議員への寄付によるもので、政治資金収支報告書への記載の義務はないが、議員本人がノルマを超過した分のキックバックだと認識して、議員自ら現金で受け取っていたこともあったという。つまりは、派閥側が、政治資金収支報告書の記載が必要なノルマを超過した分を、意図的に隠していた可能性がある。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派の幹部側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した収入が議員側にキックバックをした分の記載がないことについて、「派閥や特定の議員がもうけているように見せたくなかった」と周囲に対して話していたと伝えた。
時事通信は関係者への取材で、安倍派に所属している99人の議員のうち、10人以上の議員が1000万円を超えるキックバックを受けた上で、それを政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあると伝えた。これまで、東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けた複数の安倍派に所属している議員の秘書らは、キックバックに加え、政治資金収支報告書への不記載について認めた上で「政策活動費なので記載義務はない」として、派閥側から政治資金収支報告書に記載しないように指示されたと説明している。
共同通信は関係者への取材で、東京地検特捜部が週の前半(12月18日から12月20日)に政治資金規正法の違反の疑いで、安倍派の派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すと伝えた。東京地検特捜部では、先行して安倍派の会計責任者に加え、還流を受けた安倍派に所属している議員側の秘書らを任意で事情聴取をを行い、安倍派に所属している議員本人への任意の事情聴取も着手していて、議員本人に対しては、還流分の政治資金収支報告書に不記載に関する認識を確認している。また、派閥側は捜査に協力的で、東京地検特捜部では、受領側の議員のリストなど、多くの資料を入手しているが、還流の額が巨額で、その上、悪質性は高いとして、強制捜査を行うことになっている。
NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部によるこれまでの任意の事情聴取に安倍派の所属議員の複数の秘書が「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、収支報告書に記載しないよう指示された」と説明していたが、このうち、安倍派の所属議員の一部の秘書が「当初は収支報告書にキックバック分を収入として記載していたが、派閥側から指示されたため、記載しないようになった」と新たに説明していることを伝えた。また、別の秘書らからは「派閥側からは、党から議員個人に配られる政策活動費なので、記載する必要がないと言われた」と説明しているという。
自民党において、議員活動への支援に加え、選挙対策に携わっていた関係者はNHKの取材に「政治には金がかかるというが、どこにかかるかというと、大きくは選挙と議員を支える秘書をどれだけ多く雇っていくかにかかっている」と話した上で、秘書について、「公設秘書以外は私設秘書として雇わなければならない。支援組織がある党はそこから送り込むことができるが、自民党は昔から、よく『自分党』と言われるように、組織があるようでないので、お金も人も自分で集めてこないといけない」とも話している。このような事情は、選挙でも同じだとして「選挙で宣伝車を走らせる場合、ドライバーとウグイス嬢を雇用しなければならないが、いずれも適性のある人がそれほど多くないため、争奪戦になり、甘くはない。さらに、永田町では陣中見舞いということばを使うが、自分の子分となる選挙区内の地方議員に金を配るので、それも相当な額になる。裏金がなければ、じゃあ、その金はどこから捻出するのかという形になる」と述べた上で「裏金というのはどんな形にも使える自由な金なので、それを人件費に使おうと、銀座のクラブでの飲み食いに使おうと、選挙に使おうと、自由にその財布から出せる。裏金がなければ何もできない。今回の事件を受けて政治資金規正法を厳しくしても、いたちごっこだと思う」と指摘した。そして、この関係者は自らも選挙対策を通じ、裏金に関わってきたことを反省していると述べた上で「自民党にお願いしたいのは、政治とカネの問題や裏金づくりについて正直に有権者に謝罪することだ。このような使途不明の金は作りませんと宣言し、立党以来のうみをこの機にすべて出してほしい」と話している。
日本経済新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金のパーティの収入の総額と政治資金収支報告書に記載する金額について、別々の資料を作成していたと伝えた。つまりは、政治資金収支報告書に記載していない裏金を派閥内のいわゆる二重帳簿で継続的に管理をしていた疑いがあるという。また、テレビ朝日でも、政治資金パーティー券の実際の収入とは別に、キックバック分を除いた金額を記載した2つの帳簿で資金を管理していたことを伝えた。
毎日新聞は複数の議員秘書の証言によって、安倍派が10年以上前(2013年以前)から、ノルマを超過した分のパーティー券の収入を議員側に対して還流する仕組みを続けていた疑いがあることが明らかになったと伝えている。また、2000年代からこの仕組みが続いていたという情報もある。政治資金収支報告書の違反にあたる不記載、虚偽記載の公訴時効は5年に設定されているため、東京地検特捜部が行っている捜査は2018年以降を対象にしている。秘書らが毎日新聞に対して行った証言では、この還流の仕組みは2018年より前から続いているということで、より膨大な裏金が議員側に回っていた可能性が大きいという。永田町にて国会議員の秘書歴が長い、ある中堅は毎日新聞に対し、およそ10年前に安倍派に所属している議員の秘書だったころから、ノルマを超過した分の還流が派閥側からあったことを証言した上で、別の安倍派に所属している議員からキックバックの仕組みを聞いたことをきっかけにして、勤めていた議員の事務所でも派閥の政治資金パーティー券を企業や団体に対して、売りさばくようになったとも証言した。別の安倍派に所属している議員のベテランの秘書は毎日新聞の取材に「正確な経緯や時期は分からない」と断ったうえで、2000年代からノルマを超過した分を議員側に戻す仕組みがあった可能性を示した。
日本経済新聞は、岸田文雄首相が、今回の問題を受け、この週内(12月18日から12月22日)にも、自民党に所属する各議員と政治改革についての意見交換を開始すると報じた。自民党の各派閥でばらつきのある資金管理の方法について、統一したルールの策定を探る。
読売新聞は関係者の話として、先週の後半(12月16日から12月18日)から安倍派に所属している議員本人に対する任意の事情聴取を行っていて、数千万円から千数百万円の還流を受けた議員に対しても事実関係を確認したと伝えた。このうち、1000万円を超える還流を受けた議員の一人は、任意の事情聴取に還流が始まった時期に加え、高額に上った経緯について、説明を求められた。東京地検特捜部では、この議員に対する任意の事情聴取と並行して、この週内(12月18日から12月22日)にも安倍派の関係先に対し、政治資金規正法の違反の容疑で強制捜査に乗り出すことにしている。
TBSテレビは、安倍派の関係者が「細田博之前衆院議長が派閥の会長だったころ、キックバックの具体的な金額を議員に伝えていたことがあった」という証言を伝え、11月に亡くなった細田博之前衆院議長が、現在の安倍派に当たる細田派の会長を務めていた際に、キックバックの金額を所属している議員に対して伝えていたのは派閥の会長を退く数年前だとも伝えた。この証言は、派閥の会長を務めていた細田博之が政治資金収支報告書の不記載の支持をしていたかについては分かっていないものの、派閥の会長がキックバックを認識していたみられる根拠になるという。
日本テレビは関係者への取材で、派閥側が所属している議員ごとの政治資金パーティー券を販売した金額に加え、ノルマを超過した分の金額の一覧表(リスト)を作成していたと伝えた。また、パーティー券を購入した団体からの入金の状況を一覧表(リスト)としてまとめて、派閥から議員側に対して共有されていたという。このノルマを超過した分の一覧表については、派閥側から東京地検特捜部へ提出されたということで、今後、派閥でキックバックの仕組みが組織的に管理されていた可能性があるとみて、実態の解明を進めていくものとみられる。
自民党の茂木派に所属している船田元衆議院議員総会長・元経済企画庁長官は、この日、自身が発行しているメールマガジンの中で「自民党全体が国民から懐疑の目で見られ、極めて危機的な状況に置かれている。場合によっては内閣総辞職に追い込まれたり、政権から引きずり下ろされたりする可能性だってある」と指摘した上で「派閥の効用がないとは言えないが、弊害のほうが大きいというのが人々の共通認識だ。派閥の解消・廃止について、本気で議論しなければ、一度離れた国民の信頼は取り戻せない」と記した。さらに、岸田文雄首相が打ち出している派閥主催のパーティーの当面の自粛と自民党の茂木敏充幹事長が明らかにした派閥主催のパーティーの党本部の関与といった一連の対策についても「まだまだ不十分だ」と指摘した上で、派閥に代わって党の本部において、政治資金や人事を集約すべきだという考えを示している。
自民党の茂木敏充幹事長は、この日、東京都内で自民党の茂木派に所属している議員のパーティーに出席して、今回の裏金問題を受けて、「国民に疑念が広がっていることを深刻に受け止めなければならない。自民党全体に厳しい目が向けられており、危機感を持って対応しなければならない」と述べた。また、政治資金規正法の改正も議論の対象になり得るという認識を示したうえで「法改正を含め、透明性が確保できるような素地を早急に検討しなければいけない」と話した。さらに、茂木幹事長は「自民党全体に厳しい目が向けられている」「収支の透明性が確保されていなかったことが、問題の一因なのは明らか」と述べた上で、政治資金パーティー券の購入を現金で行っていたのを銀行振り込みに改め、その後の支出についても、全て銀行口座を通して行うといった再発防止策を提案した。また、茂木幹事長は派閥の政治資金パーティーの収支に問題やミスはないかを自民党本部でチェックする体制を構築するべきという考えを示した。
その日の夜、岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対して、各報道機関の世論調査で内閣支持率が下がっていることについて「世論調査の一つ一つの結果について申し上げることは控えるが、国民から厳しい声をいただいていることは謙虚に受け止めなければならない。特に政策集団の政治資金に関して国民に疑念の思いが広がっていることは深刻に危機感を感じなければならない課題で、信頼回復のために全力で取り組まなければならないと強く感じている」と述べた上で、再発防止策の議論については「今後、捜査が進み、全容や原因、課題が明らかになっていく。こうした推移を見ながら、しかるべきタイミングで党としても国民の信頼回復のための新たな枠組みを立ち上げるなど、果断に対応を行っていくことは重要だ」だとも述べている。政治資金規正法の改正の必要性については「そういった選択肢も決して否定するものではない。今後明らかになっていく推移をしっかりみたうえで、対応を考えていかなければならない」と話した。
また、岸田総理大臣は、その日の夜に開催された経済関係者らの会合の中で「国民から大変疑念を持たれる事態を招いていることについて大変遺憾に思い、心からおわびを申し上げなければならない」と述べた。また、記者団に対して、再発防止に向けて、自民党として新たな枠組みを立ち上げることも含めて取り組むと共に、「政治資金規正法の改正も選択肢として否定するものではない」という考えを示した。
立憲民主党の長妻昭政務調査会長は、この日に行われた党の会合で「法律に不備があるという声が自民党から聞こえてくるが、基本的なルールを逸脱していることを、ほかの議論に絡めて弱める動きは看過できない」と批判した上で、政治資金の透明性の向上には政治資金規正法の改正も必要として、「収支報告書に名前などの記載が義務づけられるパーティー券の購入金額について現在の20万円を超えるという基準を引き下げるべき」と主張した。
テレビ東京は独自取材として、二階派が政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった総額がこの5年間で1億円台半ばのにのぼるとみられることを伝えた。また、関係者の話によれば、二階派の会計責任者は、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金収支報告書の不記載と認めているという。
東京地検特捜部が、東京都千代田区平河町にある安倍派と二階派の事務所に対し、この日にも政治資金規正法の疑いで強制捜査に乗り出す方針を固めた。安倍派と二階派とも、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載しない運用が組織的に行われていた疑いがあるという。また、日本テレビが関係者への取材によれば、政治資金収支報告書に記載されていないパーティー券の収入について、さらに詳細に調べるために、安倍派と二階派の事務所など関係先の家宅捜索に乗り出すことを伝えた。東京地検特捜部では、この問題の全容解明には、強制捜査が必要と判断したとみられるという。東京地検特捜部では、この強制捜査で資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつについて、詳しく調べるという。
日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、政治資金収支報告書への政治資金パーティーの収入の不記載を認めたことを伝えた。この会計責任者は、裏金について、「記載しなければいけないと分かっていた」とも供述していて、違法性の認識があったことを説明している。東京地検特捜部は、派閥側の政治資金収支報告書の不記載について、安倍派の会計責任者を政治資金規正法の容疑で立件する方針を固めたという。
日本経済新聞は関係者への取材で、二階派についても政治資金規正法の違反の疑いで刑事責任を追及する方針を固めたと伝えた。この二階派では、議員に還流した1億円を超える政治資金パーティーの収入が、派閥の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあるという。
産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派に所属している議員が「派閥から報告書に記載する必要はないといわれた」という趣旨の説明していることを伝えた。このうち、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の1人は、安倍派から現金を還流された際に派閥の担当者から「通常の寄付ではなく、党からの『政策活動費』のため、収支報告書に記載する必要はない」という説明を受けて、議員自身への政治資金収支報告書に記載しなかったと話している。東京地検特捜部では、安部派が議員側に対して、虚偽の説明をしていたとみて捜査を進めている。
毎日新聞によれば、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派の会計責任者がパーティー券の収入のノルマを超過した分を議員側にキックバックする仕組みがあったことを認める供述をしているという。東京地検特捜部によると、安倍派の会計責任者は還流された資金の流れが記載されたリストを管理していたとされていて、東京地検特捜部に対して、その還流の仕組みや政治資金収支報告書に記載していなかった経緯について説明したという。
読売新聞は関係者の話として、二階派の会計責任者が、派閥の事務局の職員らが集計した政治資金パーティーの収入の総額から、その一部を除外した金額を政治資金収支報告書に記載していた疑いがあると伝えた。この除外された分については、派閥の内部で裏金となっていた可能性があって、このような運用は長年にわたって続けられていたとみられる。東京地検特捜部は、複数の二階派の職員への事情聴取を通じて、このような会計処理についても把握していて、二階派の政治資金パーティーの不記載に加えて、虚偽の記入が意図的に行われていた疑いがあるとして、この裏金の使途についても調べているという。
東京地検特捜部は、この日、安倍派の関係先への家宅捜索を始めた。これは、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられ、今後、東京地検特捜部では、安倍派において、この5年間で総額が5億円を超えるとされている裏金問題の全容の解明を目指すという。
東京地検特捜部は、この日、二階派の関係先への家宅捜索を始めた。これは、パーティー券の収入を正確に政治資金収支報告書に記載しなかった、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられる。東京地検特捜部では、二階派でも政治資金収支報告書の不記載額が大きいと判断して、強制捜査に踏み切ったという。
自民党の最大派閥である安倍派の事務所前では、朝早くからおよそ50人の報道陣が集まり、午前10時ごろに、安倍派の事務所には黒のスーツを着たおよそ10人の係官が、待ち構えた報道陣をかき分けて建物の中に入っていった。その後、2つの黒の大きなスーツケースを持った係官とみられる男性が安倍派の事務所に入った。安倍派の事務所に、係官が入っていったほぼ同じ時刻に、その安倍派の事務所から100メートルほどある二階派の事務所では、午前10時と午前10時半の2回に分けて、合わせて24人の係官が建物の中に入っていった。このうち、安倍派の家宅捜索は、およそ5時間にわたって実施されて、午後3時過ぎに終了したという。また、二階派の家宅捜索は夕方の時間帯まで続いた。
この東京地検特捜部による自民党の派閥に対する強制捜査は、2004年に発覚した日本歯科医師連盟からの1億円の裏献金事件に絡んで、当時の平成研究会に対して家宅捜索をを行って以来、およそ19年ぶりになる。
朝日新聞は検察幹部の話として、「この事件は、組織として裏金を作り続けてきた派閥のシステム、体質、慣習を摘発する事件だ」と説明し、この日の家宅捜索の対象を派閥側にとどめて、議員の事務所には家宅捜索をしなかった事情を伝えた。
東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの派閥事務所の資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつに加え、事務職員や議員側がどこまで認識していたかについて詳しく調べるという。
毎日新聞は、会計処理に関与したとされている安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者が、政治資金収支報告書に不記載とした経緯について、東京地検特捜部に説明していて、その東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者を政治資金規正法の違反で立件する方針だと伝えた。
自民党の茂木幹事長は、この日行われた記者会見の中で、この家宅捜索について「大変遺憾に思っている」と述べた上で「厳粛に受け止め、今後の捜査の推移もしっかり見守りつつ必要な対策を取ってまいりたい」という考えを示した。
立憲民主党の泉健太代表は、この日、この家宅捜索を受けて「異常事態ですね。自民党の複数の政策集団に強制捜査が入る、そのこと自体がもう前代未聞」と述べた上で「政策集団と言っても、実態は裏金作りの温床になっていた。自民党は未だに説明責任を果たしておらず、岸田総理の責任は重大だ」と厳しく批判した。また、二階派の事務所に捜索が入ったことについても「二階派の大臣も存在している。安倍派を一掃して済むのか」とも指摘した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、この日、この家宅捜索を受けて「政治に対する信頼を根底から揺るがす事態が生じている」と語った。「首相のリーダーシップで実態を調べて、説明責任を速やかに果たすべきだ」と述べた。
この家宅捜索を受けたことについて、安倍派では、「この度の清和政策研究会の件では、多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、また政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます。重大に受け止め、捜査については最大限協力し、真摯に対応してまいります」というコメントを明らかにした。また、二階派の二階俊博会長は、「政策集団の件ではご支援いただいている皆さまをはじめ、多くの関係者の方にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よりおわび申し上げます。当局からの要請には事務局、会員ともに真摯に協力し、事案の解決に向けて努力して参ります」とのコメントを出した。
TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派の会計責任者が「収支報告書に記載しなければならないことだった」と認める説明としていることを伝えた。これまでの東京地検特捜部の任意の事情聴取に一部の安倍派に所属している議員の秘書は、このキックバックの分について政治資金収支報告書に記載しなかったことについては「派閥の指示だった」ことを説明していて、安倍派に所属している現職の議員も同じような発言を行っているという。
安倍派の議員のかつての秘書の男性は、TBSテレビに対し、キックバックの実態について「まあまあ酷いですよ、どこも。派閥としての慣例、慣習というのがあって、普通に知らずにキックバックを貰って、『よかった』と言って平気な顔をしてポケットに入れている人もいる。悪気が無くてやっているかもしれない」と「キックバックは派閥の慣習」だと明かした。また、キックバックの目的については「例えば、選挙の時に派閥から別で(選挙資金を)もらえるとか。派閥の規模を維持するためにキックバックを渡して、派閥から出ないように囲い込みをする」と所属している議員の「囲い込み」に裏金が使われていたことを明らかにした。
二階派に所属している小泉龍司法相が、この問題を受けて、「国民の誤解を招くことがないよう派閥を離脱したい」という意向を派閥の会長である自民党の二階俊博元幹事長に伝えて、二階会長もこれを了承したという。また、テレビ東京によれば、二階派に所属している中野英幸法務政務官も派閥を離脱することであることが分かった。2人とも検察庁を所管している法務省の大臣や政務官に就いている人が二階派の所属では、検察によって行われる捜査の公正性に支障が出るのではという指摘が出ていた。
その日の夜、東京都内の日本料理店にて、小泉元総理大臣や山崎元副総裁がおよそ3時間半にわたって会合を行い、その結果、派閥の解消を含む「解党的な出直しが必要」という認識で一致した。また、岸田内閣の支持率が今後も低迷するようならば、「岸田総理のもとで次の衆議院選挙を戦うのは難しい」という意見でも一致した。本来であれば、この会合には二階元幹事長も参加することになっていたが、会長を務める二階派に対しその日に強制捜査が入った為、欠席した。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者とかつての二階派の会計責任者が、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、政治資金パーティーの収入の一部を「収支報告書に記載すべきものだとわかっていた」だとする趣旨の説明を行い、不記載を認めたことを伝えた。日本テレビも関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、その所属している議員にパーティー券の収入のノルマを超過した分をキックバックしていたことについて「収支報告書に記載しないといけないことはわかっていた」と不記載を認める供述をしていることを伝えた。これは、この会計責任者がこの違法性を認識しながら長年にわたって、組織的に不記載を続けていた可能性もあるとみられるという。
NHKは関係者への取材で、安倍派と二階派に所属しているそれぞれの複数の議員側が、政治資金パーティーの券の販売のノルマを超過した分のそのパーティーの収入を、そもそも派閥側に対して納入していない事例があることが分かったと伝えた。このような政治資金パーティーの収入は、派閥側と議員側の政治資金収支報告書に記載されていない疑いがあるため、実際に政治資金収支報告書に記載されていない政治資金パーティーの収入の総額はさらに膨らむ可能性があるという。
二階派に所属している小泉龍司法相は、この日、派閥に対して退会届を提出し、これを受理された。二階派に所属している自見英子地方創生・万博相が、この問題を受けて、二階派を離脱することになった。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派に所属している10人以上の国会議員側がパーティーの収入のノルマを超過した分派閥側に収めない、いわば「中抜き」を行って議員の手元で金を管理していたことを伝えた。中には「中抜き」の額が100万円以上の議員も複数人いるという。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者らが、キックバック現金を議員の秘書に対して渡した後に、議員の事務所に電話をして、議員本人が受け取っていたかを確認していたことを伝えた。東京地検特捜部では、2024年1月下旬に開会される見通しである通常国会までに、派閥が主導して作り出していたいわゆる裏金システムの実態の解明を目指す。
テレビ朝日は自民党の関係者への取材で、安倍派の事務総長の経験者が周囲に対して、キックバックの不記載について、「派閥の会長と会計責任者で決めていた」と説明していることを伝えた。東京地検特捜部では、この派閥内の指示系統について実態の解明を進めるという。
この日の午後1時に野党各党(立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主、れいわなど)の国会対策委員長などの幹部が国会内で会談を行い、その結果、国会の閉会中審査の開催を求めることで一致を見た。
時事通信は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを受けた安倍派の議員が「政治資金収支報告書に記載する必要があると知っていた」といった趣旨の供述をしていることを伝えた。安倍派の会計責任者も同じ趣旨の供述をしている。
日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している一部の国会議員が政治資金パーティーの収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかったのを説明していることを伝えた。
産経新聞は、政治資金収支報告書の分析結果として、安倍派の政治資金パーティーの収入が政治資金収支報告書の記載分だけで、年間の収入が6割から7割に上っていたことを伝えた。また、安倍派では、2022年に政治資金パーティー券をノルマ以上に売らないよう通達していたが、その後も販売のノルマを超過した分は一部の議員にキックバックされていたという。2018年から2022年分の安倍派の政治資金収支報告書によれば、繰越金を除いた年間の収入の総額は10億8804万円で、そのうち記載された政治資金パーティーの収入は総額で6億5884万円で、年間の収入の5割から7割を占めていて、いずれの年も最大の収入源だったという。また、記載されなかったノルマを超過した分は5億円に上り、そのノルマを超過した分を加えると、年間の収入に占める割合は平均で7割に高まるという。この重要な方針の変更のために、会計責任者が派閥の会長や事務総長などに相談した可能性があり、東京地検特捜部では、この最大の収入源が記載されていなかった経緯について、会長の関与の有無や権限の解明が不可欠として、慎重に捜査を進めている模様。
朝日新聞は関係者への取材で、安倍派が、選挙資金を想定した特例措置として、改選を迎える参議院議員が集めた資金について、その全額を裏金としてキックバックした疑いがあると伝えた。参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されることになっているが、この改選の年に限って、ノルマの方は関係なく、集めた金額が派閥から議員側に還流される仕組みになっていたという。
読売新聞は関係者の話として、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、複数の安倍派に所属している議員の事務所の関係者が、パーティー券の販売のノルマを超過した分を「事務所でプールし、派閥側に届け出ないことがあった」と説明していることを伝えた。中には、プール分がこの5年間で百万円に上る議員もいて、東京地検特捜部では、安倍派に所属している議員への事情聴取において、そのプール分の有無について確認を行い、もし、プール分がある場合には、その使途についても聴取しているという。パーティー券の販売のノルマを超過した分をプールしたことがある議員の関係者は読売新聞の取材に「翌年以降のパーティーでノルマに達しない場合に補填する資金として管理していた」と証言しており、東京地検特捜部では、派閥側のキックバックの分に加えて、議員側のプール分についても派閥の収入として計上されるべきだったとしている。
日本テレビは関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティー券を販売した際に、その代金を議員側に管理する口座に振り込んでもらって、それを派閥の口座に入金していなかったことを伝えた。そこから、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥側に入金して、ノルマを超過した分は議員自身の収入にしていたといい、議員自身の収入とした分の総額がこの5年間で100万円を超える議員も複数いたという。
NHKや日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が新たに松野博一前官房長官のほかに、複数の安倍派の幹部側に対して任意の事情聴取を要請したことを伝えた。東京地検特捜部では、政治資金パーティーの収入の一部を、いわば裏金化する運用が、組織的に行われていた疑いがあるとみて、派閥の幹部としての認識に加え、キックバックを受けた議員側としての認識について確認を進めるという。また、TBSテレビも、東京地検特捜部が安倍派の事務総長を務めた松野博一前官房長官が任意の事情聴取を要請されたことが分かったと伝えている。朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が松野博一前官房長官に加え、世耕弘成前自民党参院幹事長を含む安倍派の中枢幹部に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた。東京地検特捜部は、萩生田光一政調会長や高木毅国会対策委員長にも事情聴取を要請したという。この任意の事情聴取は今週末(12月23日・24日)にかけて行って、派閥内での指揮系統などを確認するという。
毎日新聞はこの5年間の安倍派の事務総長として、下村博文元文部科学相・松野博一前官房長官・西村康稔前経済産業相・高木毅党国対委員長が任意の事情聴取の対象になるとみられると伝えた。東京地検特捜部では、この安倍派の派閥幹部の説明を聴取して、この幹部の立件の可否について慎重に検討するものとみられる。
安倍派所属で、現在、派閥の事務総長を務める自民党の高木国対委員長は、報道陣に対し「派閥の政治資金に関しては、刑事告発もされ現在捜査にも入っておりますので、事実関係をしっかりと調査確認をして、適切に対応してまいります」と述べたが、任意の事情聴取の要請があったかについては、明らかにしなかった。
安倍派の塩谷座長は、この東京地検特捜部が安倍派の幹部に対して任意の事情聴取を要請したという一部の報道について「非常に重大に受け止めている。捜査がどういう風な進展をしていくか把握しながら、適切に対応していく」とコメントした上で、自身が事情聴取を受けたのかという記者団からの質問を受け「まだ、聴取を受けていない」と答えた。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派側において、政治資金パーティー券の収入で得た本来の総額とキックバック分などを除いた政治資金収支報告書に記載する額の2種類の資料を作成していたことを伝えた。
公明党の北側一雄副代表は、この日の記者会見で「再発防止に向けて議論し、方向性を出してもらいたい」と自民党に注文をつけた上で、公明党として、2024年の年明けの通常国会に向けて、政治資金規正法の改正を含む、改革案をまとめると語った。
この日、岸田総理大臣は45歳以下の自民党議員で構成されている自民党青年局に対し、「地方や若い世代の意見を集めて報告する」ように指示を行った。自民党の中曽根康隆青年局長代理は、岸田総理から「自民党の全国組織である青年局、青年局の地方の皆さん、そして青年世代の皆さんの意見をしっかりと聞いてこいと。そしてそれを自分に報告しなさいという指示をいただきました」と述べた。これに対し、中曽根青年局長代理は、「厳しい声も正面から受け止め、事態の解明、再発防止、国民の信頼回復にリーダーシップを発揮してほしい」と岸田総理に要請した。
テレビ東京は関係者への取材で、二階派に所属している複数の議員の秘書に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた。これまで、東京地検特捜部では、二階派の派閥の事務局への任意の事情聴取が行われていたが、二階派に所属している議員の秘書への任意の事情聴取の要請はこれが初めてとなる。
産経新聞は関係者への取材で、安倍派の幹部を含む複数の議員が、2019年から2022年まで、議員個人の政治資金パーティーの開催を見合わせていたと伝えた。関係者によれば、安倍派の幹部を含む複数の議員は個人の政治資金パーティーの開催を見合わせる一方で、派閥としての安倍派の政治資金パーティー券の販売は継続していたという。派閥の政治資金パーティーの場合は、個人の政治資金パーティーと違って、会場代などを議員側が支出する必要がないうえに、ノルマを除いた還流分の金額が収入となる。その為、関係者の話では「資金集めの効率が良く裏金として使える」という。2001年に閣議で決定されている大臣規範によれば大臣や副大臣、それに政務官に対して大規模な政治資金パーティーを自粛するように求めているが、いずれの議員は2018年以降は党の役職に就いていても、政府の役職に就いていない。東京地検特捜部では、安倍派の慣行によって、「議員の不透明な資金集め」を助長したとして捜査している。
日本経済新聞は、安倍派での裏金の用途は、選挙地盤の強化を狙ったものだったという見方を伝えた。参院選が行われる年は議員への還流分が増やされ、地元の対応を担う秘書に対しては、その給与へと充当されるといった事例が多かったという。
時事通信は関係者への取材で、安倍派の事務総長が、議員側に対するキックバックの額や政治資金収支報告書の記載の状況について、派閥の会長に対し報告していた疑いがあると報じた。これは、派閥の事務方が所属している議員ごとの販売額をランキング形式でまとめた一覧表を作成し、これとは別に政治資金収支報告書に記載する金額を記した資料も作成し、この2種類の資料を基にして、派閥の実務を取り仕切っている事務総長に報告して、それらを事務総長は会長に見せて、了承を得るなどしていたとも伝えている。
テレビ朝日は関係者への取材で、二階派でもキックバックをした議員の名前に加え、金額などをまとめた資料を作成されていたことを伝えた。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派の事務総長をおよそ2年間務めていた松野博一前官房長官が、「派閥の通帳すらほぼ見たことがなく、お金のことはわからない」と周囲に説明していることを伝えた。
TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥の高木毅事務総長が2023年5月の政治資金パーティーの開催前に、キックバックを取り止めることを派閥に所属している一部の議員に伝えていたことを報じた。政治資金規正法において、20万円以上の政治資金パーティー券の購入者の名前を政治資金収支報告書に記載するという規定があるが、高木事務総長は2022年5月の政治資金パーティーの開催前にも所属している議員に対し「名寄せを厳格にする」と伝えて、20万円以下の政治資金パーティー券の購入者の名前も報告するように求めたという。これは、同じ購入者が複数の議員から政治資金パーティー券を購入して、合計で20万以上になったものの、派閥が把握できずに、不記載になる事例を懸念していたとして、安倍派の内部で資金管理の問題を認識して、方針を変更した可能性があるという。また、産経新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金パーティー券の専用口座に対し、パーティー券代を振り込むことを徹底するように指示を行い、支援者が議員の口座に振り込んだ後に、その議員が安倍派に納入する形式を禁止していたと伝えた。これは、2022年末に、安倍派が政治資金パーティー券を20万円以上購入した団体の内訳について、一部記載されていなかった疑いで政治資金規正法の違反の罪で刑事告発を受けており、それが影響した可能性があるという。さらに、安倍派では2022年にもパーティー券をノルマ以上に売らないように通達していたものの、一部の所属している議員には、継続してノルマの超過分を還流していたという。
自見英子万博担当相はこの日、国会内で記者会見を行い、二階派から退会することを明らかにした。自見万博担当相は「政治家個人の判断として、退会することとした。(閣僚の)職責を全うするに当たり必要な判断だ」と理由を述べ、退会届については、「派閥事務局に受け取っていただいた。その手前で幹部の先生方に相談し、了解いただいた」と述べて、円満に退会したことを強調している。しかし、二階派の武田良太事務総長は「退会届は受理していない。派閥幹部への相談もない」というコメントを発表した。
毎日新聞は安倍派に所属している議員の証言として、派閥が2022年以降に政治資金収支報告書のパーティー券の収入の記載内容にについて、自民党のコンプライアンス担当の弁護士が「法令違反の疑いがある」と指摘されていたことが分かったと伝えた。この安倍派に所属している議員の話では、法令違反の指摘を受けたのが2022年11月で、共産党の機関紙であるしんぶん赤旗が自民党の5つの派閥について、パーティー券の収入が過少に記載されている疑惑を報道した後に、その自民党のコンプライアンス担当の弁護士が安倍派側に対して、法令違反の疑いを指摘した。その弁護士がこの違法性を指摘されたのは、政治資金収支報告書に記載の義務がある20万円以上の大口のパーティー券の購入者について、派閥側の政治資金収支報告書に一部記載がなくて、そのパーティー券を購入した政治団体側の政治資金収支報告書に記載した政治資金パーティー券の購入金額と整合性が取れないという。この政治資金収支報告書の過少の記載が生じた背景には、前述したように、ノルマを超過していた分の還流の分の不記載があったという。この自民党のコンプライアンス担当の弁護士からの指摘は、還流についての言及ではなかったものの、これによって、安倍派では、議員側への還流を取り止めるを決定し、2023年5月に行われた安倍派の政治資金パーティー分の還流は実施されなかったという。
読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している議員側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した分のキックバックを受ける際に、派閥側から領収書の受領を拒否されていたことを伝えた。この還流分は安倍派の政治資金パーティーの終了後に、派閥の会計担当職員が議員側に現金という形で提供していて、一部の安倍派に所属している議員側はその現金を受け取った際に、安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提に、領収書の発行を申し出たものの、会計担当職員からは「困るからいらない」と拒否されて、議員側も記載しないように要請をされたという。東京地検特捜部は、安倍派に所属している議員本人からの任意の事情聴取を行っていて、このような派閥側とのやり取りに加え、還流分の使途について詳細を確認しているという。
日本テレビは関係者への取材で、安倍派側が2022年の政治資金パーティーの前に、一度キックバックを取り止めることを決定したにもかかわらず、その後、撤回されていたことを伝えた。安倍派は、2022年の政治資金パーティーを前にして、4月頃に、派閥の幹部らでキックバックを取り止める方針を決定していて、この方針は安倍派に所属している議員側にも伝えられたものの、その後、一部の議員に対して、キックバックが行われた上に、安倍派に所属している議員に対しては、個人で行われた政治資金パーティーの収入として、政治資金収支報告書に記載するよう、派閥側が指示を行ったという。
TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥幹部である高木毅前国会対策委員長が、2022年の段階では政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを続ける方針を一部の議員に伝えていたが、2023年の政治資金パーティーの前には、一転してキックバックの取り止めを議員側に伝えたことを報じた。これは、安倍派の内部で派閥の幹部らが資金管理に関する問題を認識した上で、その派閥の方針を変更した可能性があるという。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派が2022年にキックバックを取り止める方針を一度は決めたものの、安倍派に所属している議員側から反発があった為、その後、撤回していたことを伝えた。2022年当時に安倍派の事務総長を務めていた西村康稔前経産大臣や、他の安倍派の幹部らが、キックバックの問題を認識していた可能性があるという。
フジテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派に所属している池田佳隆衆議院議員に対して、任意の事情聴取をしていたことを伝えた。この任意の事情聴取では、政治資金収支報告書の不記載への認識に加え、その資金の使い道について確認をしたという。
読売新聞は関係者の話として、安倍派が参院選が行われる年に開催した政治資金パーティーについて、改選を迎えた参議院議員の販売のノルマを免除した上で、その販売した分を全額キックバックしていたことを伝えた。このような運用は少なくとも2019年の参院選まで継続していた。関係者の話では、参議院議員について、改選にあたる年はノルマを課さない運用が継続しており、安倍派の政治資金パーティーは例年春に開催されていて、改選を迎えた議員側は自身が販売した政治資金パーティー券の代金を全額還流され、夏に行われる参院選に臨んでいたという。しかし、衆議院議員の場合は、解散があって、選挙の時期が不規則のため、ノルマの免除の措置はなかった。安倍派に所属している99人の議員のうち、参議院議員は40人が所属していて、政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがある大野泰正参議院議員、世耕弘成前自民党参議院幹事長、橋本聖子元五輪相の3人はいずれも2019年に改選されている。安倍派の政治資金収支報告書によれば、参院選が行われた2016年の政治資金パーティーの収入は、2015年と比べると、およそ1800万円減っていた。また、2019年の政治資金パーティーの収入は、2018年と比べると、およそ5500万円減っていて、いずれも改選を迎えた参議院議員側への還流が原因だったという。改選時を含めて、この5年間で数百万円の還流を受けていたという参議院議員の事務所の関係者は読売新聞の取材に「選挙費用や翌年のパーティーのノルマに備えてプールしていた」と述べている。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派では、政治資金パーティー券の収入が派閥の口座に対して直接振り込まれる場合と、議員側の口座に対して振り込まれる場合がそれぞれあることが分かったと伝えた。さらに、議員側の口座から、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥に対して納める場合と、パーティー券の収入の全額を納めた上でノルマを超過した分がキックバックされる場合があって、合わせて、3つのパターンがあったとみられるという。
東京地検特捜部は、24日までに松野、高木、世耕、塩谷から任意で事情聴取した。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部がこの週末に行った安倍派の派閥幹部4人に対する任意の事情聴取について、政治資金収支報告書に記載のないキックバックを取り止める方針を撤回した経緯に加え、議員個人の政治資金パーティー券の収入として記載する形でキックバックを続けていた経緯について、4人の派閥幹部から詳しく話を聞いたものとみられると伝えた。
岸田総理は、その日の午後に自民党本部で渡海政調会長と、麻生副総裁や茂木幹事長らと政治改革をめぐり、意見交換を行い、年明けの早い時期に、政治改革を検討するための新しい組織を立ち上げる考えを示した。今後は、自民党の全体において再発防止と信頼回復に取り組むとして、立ち上げる新たな組織の体制やその議論の進め方について、調整を急ぐことにしている。岸田総理は記者団に「きぜんとした対応をとっていく。党の信頼回復のために全力で取り組まなければならない」と強調している。
朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派の中枢幹部である萩生田光一前党政調会長に対しても任意での事情聴取を行ったことを伝えた。今後は、西村康稔前経済産業相に対しても任意の事情聴取を要請するとという。
産経新聞は関係者への取材で、安倍派の座長を務めている塩谷立元文部科学相が東京地検特捜部の任意の事情聴取に、パーティー券の収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったことの関与を否定していることを伝えた。また、東京地検特捜部では、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長ら安倍派幹部を任意での事情聴取を行い、いずれも周囲に対して、不記載への関与を否定していて、特捜部に対しても同じような説明をしたという。
読売新聞は複数の安倍派の関係者への取材で、2000年代初頭に当時の小泉純一郎首相の出身派閥として、その所属議員が急増したころには、すでに政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分を還流するという仕組みが存在していて、それ以後、還流が続けられてきたことを伝えた。東京地検特捜部では、長期にわたって、政治資金収支報告書の不記載が続いていた疑いもあるとみて調べを進めているという。
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所、東京・港区の衆議院議員の宿舎に加え、名古屋市天白区の地元の議員事務所の捜索をそれぞれ行った。午前10時40分過ぎに、東京地検特捜部の数人の係官が衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所の捜索に入り、およそ5時間にわたり捜索を行った。この問題で議員側が強制捜査を受けるのは、これが初めてとなる。
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、大野泰正参議院議員の東京・千代田区の参議院議員会館にある事務所と議員宿舎といった関係先への家宅捜索を行った。議員宿舎には、午前9時過ぎに、議員会館の事務所には、午前10時過ぎに東京地検特捜部の数人の係官がそれぞれ捜索に入り、このうち、議員会館の事務所にはおよそ7時間半にわたって捜索を行った。
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、岐阜県羽島市の大野泰正参議院議員の地元事務所の捜索を始めた。午前10時半ごろ、東京地検特捜部の10人の係官が捜索に入った。
この日、東京地検特捜部は、安倍派の事務総長を務めた経験がある西村康稔前経済産業大臣や下村博文元政務調査会長から任意で事情を聴いた。
下記の国会議員は二階派の小泉龍司、自見英子、中野英幸を除きすべて安倍派に所属する。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "政治資金パーティー収入の裏金問題(せいじしきんパーティーしゅうにゅうのうらがねもんだい)とは、自由民主党5派閥における政治資金パーティーをめぐる政治資金収支報告書への過少記載の問題、および各派閥が派閥の所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきたとされる問題である。安倍派においては、議員側が「中抜き」するなど3つのパターンで裏金づくりを行っていたことが関係者の証言により明らかとなっている。また、安倍派では少なくとも参議院議員選挙があった2019年と2022年に開いたパーティーについて、改選となる参議院議員に販売ノルマを設けず、集めた収入を全額キックバックした。2018 - 2022年の5年間で安倍派は約5億円のキックバックを行い、議員側はノルマを超えて集めた分約1億円を納入せずに懐に納めた。安倍派の直近5年間の裏金の総額は約6億円に上るとされる。裏金問題は2022年11月にしんぶん赤旗がスクープし、同月から東京地方検察庁への告発状が断続的に提出され、2023年11月2日に読売新聞が報じたことで表面化した。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2023年12月、岸田文雄首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田光一と高木毅と世耕弘成も党要職を解かれた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "同月、東京地検特捜部は安倍派と二階派の事務所への強制捜査と議員の任意聴取を開始した。特捜部による自民党派閥への強制捜査は、日本歯科医師連盟からの1億円の迂回献金事件で2004年に旧橋本派の事務所を家宅捜索して以来。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "本項では、議員辞職に追い込まれた薗浦健太郎の事例など、議員個人の政治資金パーティーを介在した裏金づくりについては原則的に扱わない。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2022年11月6日、しんぶん赤旗日曜版は、自民党5派閥が政治資金パーティー券を20万円超購入した大口購入者の名前を政治資金収支報告書に記載せず、長年にわたり脱法的隠蔽を行っていたことが分かったと報じた。同紙によれば、不記載は2018年~2020年の3年間で少なくとも59件、額面で計2422万円分に上るとされた。このスクープ記事中でコメントを求められたことをきっかけに、神戸学院大学教授の上脇博之は独自に調査を開始した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "同月、上脇は自民党の派閥の会計責任者らに対する政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの1回目の告発状を東京地方検察庁に提出した。その後も正月返上で告発状を書き続けた。この告発文書には「パーティー券の内訳の明細がないのはおかしい。これは恐らく裏金がつくられているのではないか。捜査してほしい」と記載していた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2023年10月、上脇は、自民党5派閥が政治資金パーティーの収入を2018~2021年分の政治資金収支報告書に計4168万円分を過少記載したとする告発状を東京地検に提出した。記載漏れの内訳は、清和政策研究会(安倍派)が1952万円、志帥会(二階派)が974万円、平成研究会(茂木派)が620万円、志公会(麻生派)が410万円、宏池政策研究会(岸田派)が212万円。安倍派が各派閥の200万~900万円台と比べて突出していることが同月までの告発状により明らかとされた。政治団体「清和政策研究会」の代表者ならびに会計責任者は、派閥の事務局長として事務方を取り仕切っている松本淳一郎。松本はNTT社員や日本会議杉並支部長などをつとめた人物で、同じNTT出身の世耕弘成の紹介で2019年に現在の役職に就いた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "同年11月2日、読売新聞が上脇の告発状提出を報じ、派閥の裏金づくりの疑惑が表面化した。読売の配信記事は読者会員限定の記事だったため一般の読者は本文を読めなかった。その後11月18日にNHKが報道。東京地検特捜部が5派閥の担当者に任意の事情聴取を要請し、聴取を進めていることが明らかとなり、裏金問題は全国的に知られるところとなった。安倍派は11月24日までに54か所の収支報告書の訂正に追い込まれた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "同年11月21日、衆議院予算委員会で立憲民主党の大西健介が派閥の不記載問題を追及。岸田文雄首相は楽観ムードで「裏金うんぬんという指摘には当たらない」と答弁し、「説明責任は各政策集団(派閥)が果たすべきだ」と述べた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "同年11月24日、総務省は2022年分の政治資金収支報告書を公表。自民党5派閥がそれぞれ同年に開催した政治資金パーティーの収入額もあわせて公表された。金額は清和政策研究会が9480万円、志帥会が1億8845万円、平成研究会が1億8142万円、志公会が2億3331万円、宏池政策研究会が1億8328万円。安倍派はパーティ開催時で所属国会議員98人を有する最大派閥であるにもかかわず収入の金額が著しく低いことが明らかとなった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "同年11月29日、文春オンラインは、安倍派の2021年の政治資金パーティーの大口購入者35社のうち3割以上の13社が、池田佳隆の政治団体に献金またはパーティー券を購入したことのある支援企業であり、また2022年の大口購入者17社のうち3割以上の6社が池田の支援企業であると報じた。安倍派関係者は取材に対し「池田氏は異常なほどパーティー券をさばいていると言っていい」と答えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "同日、NHKが、一部の派閥が所属する議員ごとにパーティー券の販売ノルマを設定し、ノルマを超えた分の収入を議員側に戻していたことを示すリストを作成していたことが分かったと報道。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "同年11月30日、安倍派は自民党本部で会合を開催。派閥の事実上トップの座長を務める塩谷立は、記者団から、ノルマを超えて政治資金パーティーのパーティー券を販売した議員に資金のキックバックがあったかどうかを問われると「あったと思う」と語った。しかしその5時間後、自らが還流を認めた発言について、「事実確認しておらず、撤回したい」と釈明した。そして記者団に対し「精査する」という言葉を繰り返した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた。清和政策研究会の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "午前、松野博一官房長官は首相官邸で記者会見を開催。松野は安倍派の意思決定機関「常任幹事会」に幹事として名を連ねており、記者から裏金問題の詳細説明を求められるが、「政府の立場としてお答えは差し控えたい」と繰り返し、回答を避けた。松野が安倍派の事務総長をしていたとき(2019年9月~2021年10月)にキックバックはあったのかとの質問に対しても、「先ほど申し上げたが、個々の政治団体や私の政治活動に関するお尋ねについては、政府の立場としてお答えは差し控えさせていただきたい」と答えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞が、二階派でも所属している議員が販売のノルマを超過して集めた分を派閥側の政治資金収支報告書の収入に記載しない運用をしていた疑いがあると報じた。記載しなかった総額は安倍派と同じ1億円を超えるとされた。志帥会(二階派)の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "内閣記者会に所属する報道各社は疑惑解明のため、松野に対し記者会見で説明するよう書面で申し入れた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "松野は報道各社が求めていた会見要請を拒否する意向を示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "政治団体「清和政策研究会」の代表者兼会計責任者の松本淳一郎が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、ノルマ超過分のキックバックについて「事務総長に報告した」と説明していることが明らかとなった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞が、松野が直近5年間で安倍派から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあるとスクープした。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "衆議院と参議院でそれぞれ予算委員会が開催。松野は自分自身に対し裏金疑惑が降りかかったことから集中砲火を浴びた。「キックバック受け取られましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、「お金は受け取りましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、同文の答弁を繰り返した。岸田文雄首相は野党からの官房長官更迭要求を拒み、松野をかばった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "夜、NHKは、高木毅と世耕弘成が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は、松野、高木、世耕のほか、安倍派座長の塩谷立、自民党政調会長の萩生田光一、経済産業大臣の西村康稔についても裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 23,
"tag": "p",
"text": "午前の読売新聞や毎日新聞の記事により、岸田が松野官房長官を交代させる方針を固めたことが明らかとなった。午後には西村、高木の交代も検討されているとの報道がなされた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 24,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は、大野泰正が直近5年間で5,000万円超、池田佳隆と谷川弥一がそれぞれ4,000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道。朝日新聞は前日までの各紙の報道をもとに「安倍派5人衆一掃」と見出しに掲げた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 25,
"tag": "p",
"text": "NHKは、直近5年間に1,000万円を超えるキックバックを受けた議員は松野らのほか、橋本聖子元東京オリンピック・パラリンピック担当大臣など10人以上いるとみられると報じた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 26,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞の報道によれば、岸田は事実上の更迭という形で高木、西村、萩生田を交代させる方針を固めたとされた。また、同日のテレビ朝日の報道によれば、安倍派から所属している議員に対して、「収支報告書に記載しないでほしい」と指示があったとされた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 27,
"tag": "p",
"text": "時事通信の報道によれば、安倍派の複数の議員側が数千万円の還流を受けた上に、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることがわかり、その裏金の総額は安倍派だけで数億円規模に上るという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 28,
"tag": "p",
"text": "報道陣が事実関係を谷川弥一に確認すると、谷川は「読み上げますよ。清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認をして、適切に対応してまいりたい」と答えた。ノルマや今後の議員活動に関する質問が続くと「だから今言った通りって言っているでしょ。今言った通り」と述べ、「頭悪いね。質問しても、これ以上、今日言いませんと言っているじゃない。わからない?」と記者を責めた。事態を重く見た地元テレビ局の長崎文化放送は谷川への取材の模様の動画をノーカットで配信した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 29,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部が12月13日の臨時国会の閉会後に、安倍派の幹部らを任意で事情聴取することが明らかとなった。本格化する捜査に対応するため、東京地検特捜部では、全国から検事を集めて、およそ50人の態勢を動員するという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 30,
"tag": "p",
"text": "岸田は、安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人、大臣政務官6人の政務三役15人について、全員交代させる意向を固めた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 31,
"tag": "p",
"text": "ある自民党の関係者がTBSテレビの単独インタビューで、安倍派での裏金問題について「議員の関与は絶対ある」と証言した上で、「『ついては、このぐらいの金額のキックバックを渡してきたいというふうに思ってます』というのは、事務方がそんな権限を多分持っていないので『分かった』という了承を得なければ、それはできないと思いますね」とも証言した。また、キックバックの実態についても「例えば、よくあるのは、A派閥が嫌になって、B派閥に行ったとか、C派閥からB派閥に行ったっていったら、その人はそのシステムを持って他派閥に行くわけでしょう。なので、これはもう共有された話だったと思いますので、これから各派閥、多分戦々恐々としてると思いますよ」とも証言している。さらに、安倍派がこの5年間で1億円を超える裏金があったのではないかと指摘されていることに、「額が少なすぎる。相当なプール金があると思う」という認識を示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 32,
"tag": "p",
"text": "NHKが関係者への取材で、岸田派でも実際にパーティーで集めた収入よりも少ない金額が政治資金収支報告書に記載していたことが明らかにされた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 33,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は、以前に報じた直近5年間の安倍派の所属議員へキックバックした裏金の総額を修正。関係者への取材をもとに「総額は約5億円に上る」と報じた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 34,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が、最大派閥の安倍派を集中的に捜査する方針であることが明らかになった。特捜部では、臨時国会の会期末にあたる12月13日以降に、議員側への聴取を本格化させることにしていて、主要な捜査対象は組織的還流が疑われている安倍派で、その安倍派の歴代の幹部も捜査の対象に含まれているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 35,
"tag": "p",
"text": "読売新聞によると、安倍派がパーティー券の販売のノルマを超過した分を所属している議員側に現金で還流させたうえに、その分を政治資金収支報告書に記載しないように求めていたという。東京地検特捜部では、安倍派の実務を取り仕切る事務総長を経験した人を含め、数十人の所属している議員への事情聴取を検討しているという。また、東京地検特捜部では、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記入)の容疑の適用を視野に、既に一部の議員の秘書らの聴取を開始しているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 36,
"tag": "p",
"text": "安倍派の三ッ林裕巳が1000万円を超えるキックバックを受け、収支報告書に記載していない疑いがあることがわかった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 37,
"tag": "p",
"text": "二階派の小泉龍司法務大臣は参議院法務委員会で、政治資金パーティーの販売ノルマを超えた分について、同派閥からキックバックを受けていたと答弁した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 38,
"tag": "p",
"text": "午前、岸田首相は、交代させる意向を固めている安倍派所属の政務三役計15人のうち、松野、西村、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相の4閣僚交代の人事を14日に先行して実施する方向で調整に入った。午後、立憲民主党が提出した松野官房長官の不信任決議案は衆議院本会議で採決され、自民、公明の与党などの反対多数で否決された。否決の見通しが立っていた前日、日本共産党の宮本徹は自身のX(旧Twitter)に「更迭を考えているのに、自民党はどういう理由で信任するのか。説明がつかない」と投稿し、与党の方針を批判した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 39,
"tag": "p",
"text": "午後、岸田は側近の木原誠二を遣わして、浜田靖一に官房長官就任を打診したが、浜田は「自分にはできない」と固辞した。夕方、岸田は世耕を遣わして、阿達雅志に外務副大臣就任を打診したが、阿達は「体力がもたない」として断った。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 40,
"tag": "p",
"text": "岸田は安倍派所属の閣僚ら15人を政権から一掃することを12月10日に決断したが、安倍派内から「当選1回など議員歴が短い政務官が対象となるのはおかしい」などと反発が出たため、政務官6人については方針を修正し、辞任は自主判断とする意向を固めた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 41,
"tag": "p",
"text": "産経新聞が報じているところによれば、東京地検特捜部が、3つのルートを政治資金規正法(不記載・虚偽記載など)の違反の疑いで、重点的に捜査をしているという。その3つのルートは、「安倍派のノルマ超過分のパーティー収入と所属議員に還流した分の支出が記載されていない派閥としての不記載疑惑」と「安倍派から還流された分を所属議員の関連団体が記載していない議員側の不記載疑惑」、それに、「二階派(志帥会)のパーティー収入の一部が記載されていない派閥としての不記載疑惑」だという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 42,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞が報じたところによれば、東京地検特捜部の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の秘書らが「キックバック(還流)を収支報告書に記載しないのは派閥からの指示だった」と証言しているという。関係者によれば、複数の秘書らが東京地検特捜部に対して、同様の趣旨の供述をしているという。毎日新聞の取材によれば、安倍派の議員の関係者は、派閥側から「収支報告書に載せなくて大丈夫と強く言われた」と証言しており、この還流資金を議員側の政治資金収支報告書に記載しないことについて、「派閥のルール」と受け止めた上で、その問題意識を持つことが無かったという。また、ノルマを超過した分は議員事務所の収入になるため、「パーティー券の販売を頑張ろうという気持ちになった」とも述べている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 43,
"tag": "p",
"text": "読売新聞が報じたところによれば、安倍派が、パーティー券の収入の一部をキックバックした安倍派に所属している議員の名前やその金額を示す記録を作成していたという。この記録は、安倍派の会計担当職員が作成したもので、それぞれの議員の秘書らとの間で、現金の受け渡しや要請を行い、さらに、ノルマを超過した分を含めたパーティの収入の金額や還流した議員の名前と金額などを示す記録を作成していたという。この記録を東京地検特捜部では、任意の捜査の過程で入手しており、この記録などを基に東京地検特捜部は安倍派に所属している議員から一斉に聴取をすることになっている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 44,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビの報道により、およそ20人の安倍派に所属している議員側が、この5年間で1000万円を超えるキックバックを受けた可能性があることが明らかにされた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 45,
"tag": "p",
"text": "文春オンラインが、西村康稔の事務所関係者や経済産業省の関係者の証言をもとに、西村が2023年10月から12月8日にかけて「架空の政治資金パーティー」を3回にわたって開催したと報じた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 46,
"tag": "p",
"text": "衆議院議員で元文科副大臣の池田佳隆の事務所が、安倍派からの収入を政治資金収支報告書に記載していないことを認めた。関係者によれば、12月13日までに2020年から2022年までの政治資金収支報告書を修正し、還流分約3200万円を寄付として計上したとされる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 47,
"tag": "p",
"text": "宮澤博行防衛副大臣は、安倍派から箝口令が敷かれていると明かしたうえで、安倍派から収支報告書の不記載の指示があったと、国会内で答えた。キックバックの金額は3年間で140万円で、様々な団体の年会費や政治的な交際費に使っていたと答えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 48,
"tag": "p",
"text": "午後、立憲民主党が提出した内閣不信任決議案の採決が衆議院本会議で行われ、自民、公明両党などの反対多数で否決された。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 49,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部が、近く安倍派側の強制捜査に乗り出す方針であることが明らかになった。また、産経新聞によれば、数十人規模にわたる国会議員に対する任意での事情聴取を本格化させることにしていて、議員側で派閥の事務総長の経験者に対する事情聴取を検討しており、還流を受けた議員本人に対しても、記載していなかったことについての経緯について、任意での事情聴取を進めることにしている。読売新聞によれば、東京地検特捜部では、安倍派が政治資金パーティーの収入の一部の還流に加え、政治資金収支報告書に記載しない処理を組織的に行っていた疑いが強くなった為、実態の解明のためには、強制調査が必要だと判断したという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 50,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞は、関係者への取材で裏金化していた安倍派に所属している議員側を一斉聴取する方針であることを伝えた。聴取の対象は数十人に上るという。また、毎日新聞が複数の関係者に取材したところによれば、安倍派では、還流された資金については、現金という形でやり取りが行われ、派閥側から議員本人が受け取るケースがあったことが明らかになった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 51,
"tag": "p",
"text": "フジテレビは、東京地検特捜部が安倍派に所属している議員に任意の事情聴取を要請した上で、日程の調整を始めたことを伝えた。また、関係者に取材したところによれば、2022年に開催されたパーティー後に、派閥が還流した資金を「派閥ではなく、議員個人が開いたパーティー収入として、収支報告書に記載してほしい」と、派閥側から議員側に要請した疑いがあり、それまでの安倍派内における手口を問題視する声を受けて、実態を隠そうとして、計上の方法を変えようとしていた疑いがある。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 52,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは、安倍派と二階派に対し、週明け(2023年12月18日月曜日以降)にも東京地検特捜部が強制捜査に乗り出す方針を固め、派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すことを伝えた。この時点で、東京地検特捜部は捜査態勢を100人以上に拡充しているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 53,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは、関係者への取材として、東京地検特捜部の任意の聴取に対して、還流を受けた安倍派の議員の秘書が「派閥の指示で報告書に記載しなかった」と説明していることを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 54,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は、関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派の幹部を含む複数議員に対して、事情聴取をを要請したことを伝えた。TBSテレビは、安倍派に所属している国会議員が、東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けたことを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 55,
"tag": "p",
"text": "午前、松野官房長官、西村経済産業大臣、鈴木総務大臣、宮下農林水産大臣、堀井学内閣府副大臣、堀井巌外務副大臣、青山周平文部科学副大臣、酒井庸行経済産業副大臣、宮澤防衛副大臣、佐藤啓財務大臣政務官、上野通子内閣総理大臣補佐官、和田義明防衛大臣補佐官の安倍派所属の各政務三役・補佐官が辞表を提出し、受理された。また、党幹部では萩生田政調会長、高木国会対策委員長、世耕参議院幹事長が辞表を提出した。岸田首相は当初、安倍派の政務三役15人のうち政務官6人についても更迭する意向だったが、安倍派内から反発が出たため、当選1回の小森卓郎、塩崎彰久、石井拓、加藤竜祥、松本尚の5人については留任とし、当選2回の佐藤啓のみを交代させた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 56,
"tag": "p",
"text": "鈴木は退任時の記者会見で「しっかり調べないと分からないが、秘書と話をしたところ、(資金の還流は)ほんのわずかにあるようだ」と述べ、否定の立場から一転して資金還流があったことを認める発言をした。堀井学は取材に応じ、ノルマの超過分に対する安倍派からのキックバックとして、2018~22年の5年間に1200万円を受け取り裏金にしていたことを認めた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 57,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の聴取に、安倍派議員の秘書が、派閥側の指示として、「党から議員個人に支給された、記載義務がない政策活動費なので、政治団体の収入には記載する必要ない」と説明されたことを供述していると伝えた。東京地検特捜部では、派閥側が還流した裏金を、政策活動費という虚偽の名目で隠蔽した可能性があるとして、捜査を進めている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 58,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は、東京地検特捜部が安倍派の会計責任者を、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討していると伝え、会計責任者が東京地検特捜部に対して、その政治資金収支報告書に記載していなかったという事実関係を認めた上で、その還流の仕組みについても説明をしているとも伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 59,
"tag": "p",
"text": "時事通信が関係者への取材で、安倍派側が、実際に書かれた収入額の資料とは別に、政治資金収支報告書に記載する金額が書かれた資料を作成していたと伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 60,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の議員秘書らが東京地検特捜部の事情聴取に対して、「党から議員に支給された政策活動費にあたるため、政治資金収支報告書に記載する必要が無いと派閥側から説明を受けた」とキックバックについて説明したことを伝えた。東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けた安倍派の関係者は、TBSテレビの取材に「政治資金収支報告書の原本など様々な資料を持参するよう言われた」と話した上で「相当な人数が聴取されるため、場所も複数に分かれるようだ」と述べ、捜査の規模の大きさを指摘している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 61,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の事情聴取に、キックバックを受けた議員側が、安倍派側から、「領収書の受け取りを拒否された」と説明していると伝えた。これは、安倍派に所属している議員が、安倍派の派閥事務所において、現金という形で、キックバックを受けた際に、領収書を渡そうとした際に、派閥側が「慣例でいらないことになっている」と、受け取りを拒否されたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 62,
"tag": "p",
"text": "NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派に所属している議員の複数の秘書が、「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、政治資金収支報告書に記載しないよう指示された」などと説明しているという。東京地検特捜部は、キックバックを受けた金額が多い議員を中心に任意の事情聴取を要請しており、派閥側に加え、議員本人の認識といった、不透明な政治資金の流れの実態解明を本格化させるものと見られる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 63,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは政府関係者の話として、今回の問題を受け、岸田総理が近日中に自民党の幹部に対して、政治改革に向けた議論を始めるよう指示をする方針であることを伝えた。この政治改革に向けた議論では、「閣僚や党幹部に就任した議員が派閥に所属しないようにすること」と「政治資金規正法を改正する必要性」について議論が行われ、2024年1月に召集されることになっている通常国会までに提言をまとめたいとしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 64,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派からパーティー券の販売のノルマを超過した分を政治資金収支報告書に記載せずに還流を受けた所属している議員側について、還流分の金額や使途に加え、議員の関与の3点を重点的に捜査していることが明らかになった。東京地検特捜部では、この3点の判断基準を中心に悪質性を見極めた上で、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)の罪で刑事処分を行う際の判断基準にするという。なお、この判断基準の一端が明らかになるのはこれが初めてとなる。東京地検特捜部では、この判断基準を中心に悪質性などを総合的に判断して、議員の関連団体の会計責任者や議員本人に対して、起訴するかどうかを判断する模様。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 65,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している一部の議員に対して、任意の事情聴取に着手し、週明けの2023年12月18日から重点的に任意の事情聴取を行うという。この事情聴取では、高額の還流を受けた議員らを中心に行って、金額や使い道、それに、政治資金収支報告書に記載しなかった経緯や認識について確認を行う。また、東京地検特捜部では、安倍派の所属議員の大半の秘書から任意の事情聴取を行っていて、このうち、複数の秘書が、取り調べの中で、派閥から還流された現金を「収支報告書に記載しないよう派閥から指示があった」を供述しているということで、その秘書らからの聴取結果も踏まえて、派閥側が裏金化を主導したという見方を強め、安倍派の会計責任者に対して、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 66,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞は関係者への取材で、安倍派がノルマを超過したパーティー券の収入を議員側に還流する際に、「戻し」という言葉を使用して、現金を渡していた疑いがあることがあるといい、東京地検特捜部でもこのようなやり取りがあったことが把握していて、派閥と議員側の双方が裏金化を認識していたとみていると伝えている。安倍派の場合、パーティー券を購入した企業や団体に派閥の口座に代金を振り込んでもらい、それに、議員側が東京都千代田区の派閥の事務所にパーティーの売上金を持ってきたりして、派閥に収入を報告した上で、派閥側がノルマ分を差し引いた金額を議員側に戻して、資金を還流させていたという。その際、派閥側は還流された資金を「戻し」や「バック」と呼んで、現金という形で議員本人や秘書に手渡していたとされ、派閥側のみならず、大半の議員側でもノルマの超過分が還流する仕組みを認識した上で裏金化をしていたとみているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 67,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部による安倍派に所属している議員への任意の事情聴取がこの日から開始することを伝えている。この任意の事情聴取は、高額な還流を受けたとされる安倍派に所属している議員から、順次聴取を行っていって、政治資金収支報告書に記載していなかったことについての議員の認識などを確認するという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 68,
"tag": "p",
"text": "フジテレビは関係者への取材で、安倍派側から1000万円を超える還流を受けた議員が20人ほどに上る可能性があるといい、その還流を受けた議員の中には、すでに東京地検特捜部の任意の事情聴取の日程が決まった議員もいるという。今後、捜査は派閥側と議員側との同時並行で行われるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 69,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が、この週末から週明け(2023年12月16日から12月18日)にかけ、安倍派に所属している議員の一部に対して事情聴取を行うといい、この捜査は国会議員本人に対する事情聴取という新しい段階を迎えたことになる。また、安倍派では宮沢博行衆議院議員が、すでに、還流の存在に加え、派閥側から口止めをされていたことを認めており、それを含めて、東京地検特捜部では、議員本人に対する事情聴取によって、議員側の認識に加え、還流された金の使い道について詳しく調べるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 70,
"tag": "p",
"text": "その後、フジテレビは関係者への取材で東京地検特捜部が安倍派に所属している議員への任意の事情聴取を開始したことを伝えた。日本テレビは関係者への取材で12月16日から、安倍派に所属している議員に対する任意の事情聴取を始めていて、週明けにかけ、集中的に安倍派に所属している複数の議員に対する任意の事情聴取を行うことにしているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 71,
"tag": "p",
"text": "自民党内で長年にわたって中央政界に関わってきたある関係者は、NHKの取材にパーティー券の収入を巡るこの問題について「キックバックがあって、それを政治資金収支報告書に報告していなかった、全く裏金化してしまったということだ。修正がきかないような額が多年度にわたって続いていれば、それはうっかりという言い逃れはできない。政治資金の透明化については、リクルート事件の時から言われているが、そこの部分が全く不透明だったということではないか」と指摘した。そのリクルート事件を受けて1989年(平成元年)に自民党が掲げた「政治改革大綱」について触れた際に「35年もたつと、喉元過ぎればではないが、みんなリクルート事件を忘れてしまったということだろう。みんなやはりどこか忘却の彼方ではないが、忘れ去ってしまって、だんだんと形骸化してきているのではないか」と指摘した上で「平成4年(1992年)に自民党の政治改革本部が作った政治改革の基本方針に、党の役員は派閥から抜けましょうと書いてあるにもかかわらず、ずっとそのまま派閥の長で居続けてきた。そして、大規模パーティーを自粛しましょうと言ったにもかかわらず、やってきている。これらが象徴的な部分で、おごり、慢心、緩みということだろう」と述べ、「リクルート事件はもちろん自民党にとって打撃だったが、個人の犯罪という部分が強かった。でも今回は、清和政策研究会という1つの派閥ぐるみの話になるので、質が違うと思う。リクルート事件後に定めた基本方針に立ち返り、襟を正して欲しい」とも述べた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 72,
"tag": "p",
"text": "1989年に発覚したリクルート事件をきっかけにして、国民の政治不信がピークに達したことを受け、自民党では、1989年に「政治改革大綱」を決定していた。この「政治改革大綱」では「いまこそ事態を深刻かつ率直に認識し、国民感覚とのずれをふかく反省し、さまざまな批判にこたえ、『政治は国民のもの』と宣言した立党の原点にかえり、党の再生をなしとげて国民の信頼回復をはたさなければならない」として、「政治家個々人の倫理性の欠如や多額の政治資金とその不透明さ、それに派閥偏重といった硬直した党運営などが自民党批判の中心にある」と位置付けた上で、「政治資金をめぐる新たな秩序の確立」のために、その政治資金の支出の抑制に加え、その政治資金パーティーの自粛と新たに規制を設けるなどの収入の改革、パーティーの収支の明確化といった公開性の徹底を掲げていた。しかし、その後も政治とカネの問題が相次いだため、自民党では、1992年に「政治改革の基本方針」をまとめていた。この「政治改革の基本方針」では、「国民の厳しい目が注がれている派閥について、党運営の硬直化をもたらしてきた弊害を除き、国民に開かれた近代化な党を確立しなければならない」ということで「派閥の弊害の除去を速やかに断行するため、派閥による資金調達の制限などとともに、公の地位にある者の派閥離脱を徹底する」などと掲げていた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 73,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分である100万円以上を安倍派に納入せずに、政治資金収支報告書に記載しないままに、いわば「中抜き」を行っていたことを伝えた。もし、還流に加えて、「中抜き」の分を含めれば、不記載額がさらに膨らむ可能性があるという。関係者によると、安倍派では政治資金パーティー券用の口座を用意して、そのパーティー券を購入する支援者が、議員ごとに割り振られたパーティー券の番号を名義に添えて送金する。そして、派閥として各議員ごとのパーティー券の販売額を集計して、後日、ノルマを超過した分を議員に還流していたという。また、安倍派に所属している議員の一部は支援者に対して、安倍派の口座を用いずに、個人のパーティー券用の口座に送金するように依頼し、その個人口座からノルマの分だけを安倍派に納入した上で、そのノルマの超過分は中抜きを行い、議員側の支出に充てるが、ノルマに達しなかった場合の補填にに充てたりしていた。議員の関連団体の政治資金収支報告書に記載はされておらず、関係者の話では、その中抜きの金額が100万円を超える議員も複数確認されているという。しかしながら、安倍派側では、「中抜き」をしたかどうかについて、確認が困難なため、東京地検特捜部では、個人の口座を調べて、いわば、中抜き分の資金の流れについての解明を進めている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 74,
"tag": "p",
"text": "読売新聞が伝えたところによれば、安倍派に所属している議員側が、パーティー券の販売のノルマを超過した分の還流を受ける際に、派閥側が領収書を受領するのを拒否していたという。関係者への取材によれば、この還流分は安倍派の政治資金パーティーが終了した後に安倍派の会計担当の職員が現金という形で提供していたが、一部の議員側ではこの現金を受け取った際に安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提にして、領収書の発行を申し出たところ、その安倍派の会計担当の職員は「困るからいらない」と拒否をして、その議員側に対しても記載しないよう要請をされた。東京地検特捜部では、このやり取りについて、派閥側が裏金化を主導していたという事情の一つだとしていて、議員本人からの任意の事情聴取を通じて、このような派閥のやり取りに加え、還流分の使途の詳細についても確認をしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 75,
"tag": "p",
"text": "自民党の石破茂元幹事長はこの日の朝に放送されたフジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」に出演して、この政治資金パーティーの問題について「政治資金規正法を含め法体系の見直しをやらなければ、『以後気をつけます』では済まない」と指摘した上で、2024年の通常国会で、政治改革をこの通常国会のテーマとして位置付けて「法体系の見直しを議論する必要がある」という考えを示した。その法体系の見直しについては「透明性の確保、あるいは罰則の強化もあるかもしれない」と説明した上で「民間ならこうだが、政治家だけ特別というのは良くない」とも述べた。安倍派の説明責任については「説明するには資料の確認や論理の整合性をとることも必要で、ある程度の時間はかかるだろうが、中間報告というものがあってもいいのではないか」という考えを示した。また、「検察によって真相が明らかにされる前に、党や議員自身が説明責任を果たすべきだ」という考えを示したうえで「一番知っているのは当事者だ。それが自浄作用ではないか」と説明した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 76,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、安倍派では派閥内において、議員の事務所を移籍した秘書がその移籍先の事務所にキックバックなどの手法を伝えていた事例があったと伝えた。具体的には、議員の政界引退などにより、秘書が派閥に所属している別の議員に移籍する事例があり、その移籍先の事務所において、政治資金収支報告書に記載しない手法を伝えていた事例があったという。つまりは、議員の秘書を通じて、政治資金収支報告書の不記載が派閥内で広がっていったという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 77,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、安倍派議員の複数の秘書が「派閥から『政策活動費の名目なので、収支報告書に記載しなくてもいい』と言われた」と説明していることを伝えた。この政策活動費は、政党から議員への寄付によるもので、政治資金収支報告書への記載の義務はないが、議員本人がノルマを超過した分のキックバックだと認識して、議員自ら現金で受け取っていたこともあったという。つまりは、派閥側が、政治資金収支報告書の記載が必要なノルマを超過した分を、意図的に隠していた可能性がある。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 78,
"tag": "p",
"text": "テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派の幹部側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した収入が議員側にキックバックをした分の記載がないことについて、「派閥や特定の議員がもうけているように見せたくなかった」と周囲に対して話していたと伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 79,
"tag": "p",
"text": "時事通信は関係者への取材で、安倍派に所属している99人の議員のうち、10人以上の議員が1000万円を超えるキックバックを受けた上で、それを政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあると伝えた。これまで、東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けた複数の安倍派に所属している議員の秘書らは、キックバックに加え、政治資金収支報告書への不記載について認めた上で「政策活動費なので記載義務はない」として、派閥側から政治資金収支報告書に記載しないように指示されたと説明している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 80,
"tag": "p",
"text": "共同通信は関係者への取材で、東京地検特捜部が週の前半(12月18日から12月20日)に政治資金規正法の違反の疑いで、安倍派の派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すと伝えた。東京地検特捜部では、先行して安倍派の会計責任者に加え、還流を受けた安倍派に所属している議員側の秘書らを任意で事情聴取をを行い、安倍派に所属している議員本人への任意の事情聴取も着手していて、議員本人に対しては、還流分の政治資金収支報告書に不記載に関する認識を確認している。また、派閥側は捜査に協力的で、東京地検特捜部では、受領側の議員のリストなど、多くの資料を入手しているが、還流の額が巨額で、その上、悪質性は高いとして、強制捜査を行うことになっている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 81,
"tag": "p",
"text": "NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部によるこれまでの任意の事情聴取に安倍派の所属議員の複数の秘書が「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、収支報告書に記載しないよう指示された」と説明していたが、このうち、安倍派の所属議員の一部の秘書が「当初は収支報告書にキックバック分を収入として記載していたが、派閥側から指示されたため、記載しないようになった」と新たに説明していることを伝えた。また、別の秘書らからは「派閥側からは、党から議員個人に配られる政策活動費なので、記載する必要がないと言われた」と説明しているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 82,
"tag": "p",
"text": "自民党において、議員活動への支援に加え、選挙対策に携わっていた関係者はNHKの取材に「政治には金がかかるというが、どこにかかるかというと、大きくは選挙と議員を支える秘書をどれだけ多く雇っていくかにかかっている」と話した上で、秘書について、「公設秘書以外は私設秘書として雇わなければならない。支援組織がある党はそこから送り込むことができるが、自民党は昔から、よく『自分党』と言われるように、組織があるようでないので、お金も人も自分で集めてこないといけない」とも話している。このような事情は、選挙でも同じだとして「選挙で宣伝車を走らせる場合、ドライバーとウグイス嬢を雇用しなければならないが、いずれも適性のある人がそれほど多くないため、争奪戦になり、甘くはない。さらに、永田町では陣中見舞いということばを使うが、自分の子分となる選挙区内の地方議員に金を配るので、それも相当な額になる。裏金がなければ、じゃあ、その金はどこから捻出するのかという形になる」と述べた上で「裏金というのはどんな形にも使える自由な金なので、それを人件費に使おうと、銀座のクラブでの飲み食いに使おうと、選挙に使おうと、自由にその財布から出せる。裏金がなければ何もできない。今回の事件を受けて政治資金規正法を厳しくしても、いたちごっこだと思う」と指摘した。そして、この関係者は自らも選挙対策を通じ、裏金に関わってきたことを反省していると述べた上で「自民党にお願いしたいのは、政治とカネの問題や裏金づくりについて正直に有権者に謝罪することだ。このような使途不明の金は作りませんと宣言し、立党以来のうみをこの機にすべて出してほしい」と話している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 83,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金のパーティの収入の総額と政治資金収支報告書に記載する金額について、別々の資料を作成していたと伝えた。つまりは、政治資金収支報告書に記載していない裏金を派閥内のいわゆる二重帳簿で継続的に管理をしていた疑いがあるという。また、テレビ朝日でも、政治資金パーティー券の実際の収入とは別に、キックバック分を除いた金額を記載した2つの帳簿で資金を管理していたことを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 84,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞は複数の議員秘書の証言によって、安倍派が10年以上前(2013年以前)から、ノルマを超過した分のパーティー券の収入を議員側に対して還流する仕組みを続けていた疑いがあることが明らかになったと伝えている。また、2000年代からこの仕組みが続いていたという情報もある。政治資金収支報告書の違反にあたる不記載、虚偽記載の公訴時効は5年に設定されているため、東京地検特捜部が行っている捜査は2018年以降を対象にしている。秘書らが毎日新聞に対して行った証言では、この還流の仕組みは2018年より前から続いているということで、より膨大な裏金が議員側に回っていた可能性が大きいという。永田町にて国会議員の秘書歴が長い、ある中堅は毎日新聞に対し、およそ10年前に安倍派に所属している議員の秘書だったころから、ノルマを超過した分の還流が派閥側からあったことを証言した上で、別の安倍派に所属している議員からキックバックの仕組みを聞いたことをきっかけにして、勤めていた議員の事務所でも派閥の政治資金パーティー券を企業や団体に対して、売りさばくようになったとも証言した。別の安倍派に所属している議員のベテランの秘書は毎日新聞の取材に「正確な経緯や時期は分からない」と断ったうえで、2000年代からノルマを超過した分を議員側に戻す仕組みがあった可能性を示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 85,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は、岸田文雄首相が、今回の問題を受け、この週内(12月18日から12月22日)にも、自民党に所属する各議員と政治改革についての意見交換を開始すると報じた。自民党の各派閥でばらつきのある資金管理の方法について、統一したルールの策定を探る。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 86,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、先週の後半(12月16日から12月18日)から安倍派に所属している議員本人に対する任意の事情聴取を行っていて、数千万円から千数百万円の還流を受けた議員に対しても事実関係を確認したと伝えた。このうち、1000万円を超える還流を受けた議員の一人は、任意の事情聴取に還流が始まった時期に加え、高額に上った経緯について、説明を求められた。東京地検特捜部では、この議員に対する任意の事情聴取と並行して、この週内(12月18日から12月22日)にも安倍派の関係先に対し、政治資金規正法の違反の容疑で強制捜査に乗り出すことにしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 87,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは、安倍派の関係者が「細田博之前衆院議長が派閥の会長だったころ、キックバックの具体的な金額を議員に伝えていたことがあった」という証言を伝え、11月に亡くなった細田博之前衆院議長が、現在の安倍派に当たる細田派の会長を務めていた際に、キックバックの金額を所属している議員に対して伝えていたのは派閥の会長を退く数年前だとも伝えた。この証言は、派閥の会長を務めていた細田博之が政治資金収支報告書の不記載の支持をしていたかについては分かっていないものの、派閥の会長がキックバックを認識していたみられる根拠になるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 88,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、派閥側が所属している議員ごとの政治資金パーティー券を販売した金額に加え、ノルマを超過した分の金額の一覧表(リスト)を作成していたと伝えた。また、パーティー券を購入した団体からの入金の状況を一覧表(リスト)としてまとめて、派閥から議員側に対して共有されていたという。このノルマを超過した分の一覧表については、派閥側から東京地検特捜部へ提出されたということで、今後、派閥でキックバックの仕組みが組織的に管理されていた可能性があるとみて、実態の解明を進めていくものとみられる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 89,
"tag": "p",
"text": "自民党の茂木派に所属している船田元衆議院議員総会長・元経済企画庁長官は、この日、自身が発行しているメールマガジンの中で「自民党全体が国民から懐疑の目で見られ、極めて危機的な状況に置かれている。場合によっては内閣総辞職に追い込まれたり、政権から引きずり下ろされたりする可能性だってある」と指摘した上で「派閥の効用がないとは言えないが、弊害のほうが大きいというのが人々の共通認識だ。派閥の解消・廃止について、本気で議論しなければ、一度離れた国民の信頼は取り戻せない」と記した。さらに、岸田文雄首相が打ち出している派閥主催のパーティーの当面の自粛と自民党の茂木敏充幹事長が明らかにした派閥主催のパーティーの党本部の関与といった一連の対策についても「まだまだ不十分だ」と指摘した上で、派閥に代わって党の本部において、政治資金や人事を集約すべきだという考えを示している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 90,
"tag": "p",
"text": "自民党の茂木敏充幹事長は、この日、東京都内で自民党の茂木派に所属している議員のパーティーに出席して、今回の裏金問題を受けて、「国民に疑念が広がっていることを深刻に受け止めなければならない。自民党全体に厳しい目が向けられており、危機感を持って対応しなければならない」と述べた。また、政治資金規正法の改正も議論の対象になり得るという認識を示したうえで「法改正を含め、透明性が確保できるような素地を早急に検討しなければいけない」と話した。さらに、茂木幹事長は「自民党全体に厳しい目が向けられている」「収支の透明性が確保されていなかったことが、問題の一因なのは明らか」と述べた上で、政治資金パーティー券の購入を現金で行っていたのを銀行振り込みに改め、その後の支出についても、全て銀行口座を通して行うといった再発防止策を提案した。また、茂木幹事長は派閥の政治資金パーティーの収支に問題やミスはないかを自民党本部でチェックする体制を構築するべきという考えを示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 91,
"tag": "p",
"text": "その日の夜、岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対して、各報道機関の世論調査で内閣支持率が下がっていることについて「世論調査の一つ一つの結果について申し上げることは控えるが、国民から厳しい声をいただいていることは謙虚に受け止めなければならない。特に政策集団の政治資金に関して国民に疑念の思いが広がっていることは深刻に危機感を感じなければならない課題で、信頼回復のために全力で取り組まなければならないと強く感じている」と述べた上で、再発防止策の議論については「今後、捜査が進み、全容や原因、課題が明らかになっていく。こうした推移を見ながら、しかるべきタイミングで党としても国民の信頼回復のための新たな枠組みを立ち上げるなど、果断に対応を行っていくことは重要だ」だとも述べている。政治資金規正法の改正の必要性については「そういった選択肢も決して否定するものではない。今後明らかになっていく推移をしっかりみたうえで、対応を考えていかなければならない」と話した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 92,
"tag": "p",
"text": "また、岸田総理大臣は、その日の夜に開催された経済関係者らの会合の中で「国民から大変疑念を持たれる事態を招いていることについて大変遺憾に思い、心からおわびを申し上げなければならない」と述べた。また、記者団に対して、再発防止に向けて、自民党として新たな枠組みを立ち上げることも含めて取り組むと共に、「政治資金規正法の改正も選択肢として否定するものではない」という考えを示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 93,
"tag": "p",
"text": "立憲民主党の長妻昭政務調査会長は、この日に行われた党の会合で「法律に不備があるという声が自民党から聞こえてくるが、基本的なルールを逸脱していることを、ほかの議論に絡めて弱める動きは看過できない」と批判した上で、政治資金の透明性の向上には政治資金規正法の改正も必要として、「収支報告書に名前などの記載が義務づけられるパーティー券の購入金額について現在の20万円を超えるという基準を引き下げるべき」と主張した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 94,
"tag": "p",
"text": "テレビ東京は独自取材として、二階派が政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった総額がこの5年間で1億円台半ばのにのぼるとみられることを伝えた。また、関係者の話によれば、二階派の会計責任者は、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金収支報告書の不記載と認めているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 95,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部が、東京都千代田区平河町にある安倍派と二階派の事務所に対し、この日にも政治資金規正法の疑いで強制捜査に乗り出す方針を固めた。安倍派と二階派とも、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載しない運用が組織的に行われていた疑いがあるという。また、日本テレビが関係者への取材によれば、政治資金収支報告書に記載されていないパーティー券の収入について、さらに詳細に調べるために、安倍派と二階派の事務所など関係先の家宅捜索に乗り出すことを伝えた。東京地検特捜部では、この問題の全容解明には、強制捜査が必要と判断したとみられるという。東京地検特捜部では、この強制捜査で資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつについて、詳しく調べるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 96,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、政治資金収支報告書への政治資金パーティーの収入の不記載を認めたことを伝えた。この会計責任者は、裏金について、「記載しなければいけないと分かっていた」とも供述していて、違法性の認識があったことを説明している。東京地検特捜部は、派閥側の政治資金収支報告書の不記載について、安倍派の会計責任者を政治資金規正法の容疑で立件する方針を固めたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 97,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は関係者への取材で、二階派についても政治資金規正法の違反の疑いで刑事責任を追及する方針を固めたと伝えた。この二階派では、議員に還流した1億円を超える政治資金パーティーの収入が、派閥の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 98,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派に所属している議員が「派閥から報告書に記載する必要はないといわれた」という趣旨の説明していることを伝えた。このうち、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の1人は、安倍派から現金を還流された際に派閥の担当者から「通常の寄付ではなく、党からの『政策活動費』のため、収支報告書に記載する必要はない」という説明を受けて、議員自身への政治資金収支報告書に記載しなかったと話している。東京地検特捜部では、安部派が議員側に対して、虚偽の説明をしていたとみて捜査を進めている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 99,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞によれば、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派の会計責任者がパーティー券の収入のノルマを超過した分を議員側にキックバックする仕組みがあったことを認める供述をしているという。東京地検特捜部によると、安倍派の会計責任者は還流された資金の流れが記載されたリストを管理していたとされていて、東京地検特捜部に対して、その還流の仕組みや政治資金収支報告書に記載していなかった経緯について説明したという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 100,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、二階派の会計責任者が、派閥の事務局の職員らが集計した政治資金パーティーの収入の総額から、その一部を除外した金額を政治資金収支報告書に記載していた疑いがあると伝えた。この除外された分については、派閥の内部で裏金となっていた可能性があって、このような運用は長年にわたって続けられていたとみられる。東京地検特捜部は、複数の二階派の職員への事情聴取を通じて、このような会計処理についても把握していて、二階派の政治資金パーティーの不記載に加えて、虚偽の記入が意図的に行われていた疑いがあるとして、この裏金の使途についても調べているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 101,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部は、この日、安倍派の関係先への家宅捜索を始めた。これは、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられ、今後、東京地検特捜部では、安倍派において、この5年間で総額が5億円を超えるとされている裏金問題の全容の解明を目指すという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 102,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部は、この日、二階派の関係先への家宅捜索を始めた。これは、パーティー券の収入を正確に政治資金収支報告書に記載しなかった、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられる。東京地検特捜部では、二階派でも政治資金収支報告書の不記載額が大きいと判断して、強制捜査に踏み切ったという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 103,
"tag": "p",
"text": "自民党の最大派閥である安倍派の事務所前では、朝早くからおよそ50人の報道陣が集まり、午前10時ごろに、安倍派の事務所には黒のスーツを着たおよそ10人の係官が、待ち構えた報道陣をかき分けて建物の中に入っていった。その後、2つの黒の大きなスーツケースを持った係官とみられる男性が安倍派の事務所に入った。安倍派の事務所に、係官が入っていったほぼ同じ時刻に、その安倍派の事務所から100メートルほどある二階派の事務所では、午前10時と午前10時半の2回に分けて、合わせて24人の係官が建物の中に入っていった。このうち、安倍派の家宅捜索は、およそ5時間にわたって実施されて、午後3時過ぎに終了したという。また、二階派の家宅捜索は夕方の時間帯まで続いた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 104,
"tag": "p",
"text": "この東京地検特捜部による自民党の派閥に対する強制捜査は、2004年に発覚した日本歯科医師連盟からの1億円の裏献金事件に絡んで、当時の平成研究会に対して家宅捜索をを行って以来、およそ19年ぶりになる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 105,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は検察幹部の話として、「この事件は、組織として裏金を作り続けてきた派閥のシステム、体質、慣習を摘発する事件だ」と説明し、この日の家宅捜索の対象を派閥側にとどめて、議員の事務所には家宅捜索をしなかった事情を伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 106,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの派閥事務所の資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつに加え、事務職員や議員側がどこまで認識していたかについて詳しく調べるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 107,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞は、会計処理に関与したとされている安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者が、政治資金収支報告書に不記載とした経緯について、東京地検特捜部に説明していて、その東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者を政治資金規正法の違反で立件する方針だと伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 108,
"tag": "p",
"text": "自民党の茂木幹事長は、この日行われた記者会見の中で、この家宅捜索について「大変遺憾に思っている」と述べた上で「厳粛に受け止め、今後の捜査の推移もしっかり見守りつつ必要な対策を取ってまいりたい」という考えを示した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 109,
"tag": "p",
"text": "立憲民主党の泉健太代表は、この日、この家宅捜索を受けて「異常事態ですね。自民党の複数の政策集団に強制捜査が入る、そのこと自体がもう前代未聞」と述べた上で「政策集団と言っても、実態は裏金作りの温床になっていた。自民党は未だに説明責任を果たしておらず、岸田総理の責任は重大だ」と厳しく批判した。また、二階派の事務所に捜索が入ったことについても「二階派の大臣も存在している。安倍派を一掃して済むのか」とも指摘した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 110,
"tag": "p",
"text": "国民民主党の玉木雄一郎代表は、この日、この家宅捜索を受けて「政治に対する信頼を根底から揺るがす事態が生じている」と語った。「首相のリーダーシップで実態を調べて、説明責任を速やかに果たすべきだ」と述べた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 111,
"tag": "p",
"text": "この家宅捜索を受けたことについて、安倍派では、「この度の清和政策研究会の件では、多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、また政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます。重大に受け止め、捜査については最大限協力し、真摯に対応してまいります」というコメントを明らかにした。また、二階派の二階俊博会長は、「政策集団の件ではご支援いただいている皆さまをはじめ、多くの関係者の方にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よりおわび申し上げます。当局からの要請には事務局、会員ともに真摯に協力し、事案の解決に向けて努力して参ります」とのコメントを出した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 112,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派の会計責任者が「収支報告書に記載しなければならないことだった」と認める説明としていることを伝えた。これまでの東京地検特捜部の任意の事情聴取に一部の安倍派に所属している議員の秘書は、このキックバックの分について政治資金収支報告書に記載しなかったことについては「派閥の指示だった」ことを説明していて、安倍派に所属している現職の議員も同じような発言を行っているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 113,
"tag": "p",
"text": "安倍派の議員のかつての秘書の男性は、TBSテレビに対し、キックバックの実態について「まあまあ酷いですよ、どこも。派閥としての慣例、慣習というのがあって、普通に知らずにキックバックを貰って、『よかった』と言って平気な顔をしてポケットに入れている人もいる。悪気が無くてやっているかもしれない」と「キックバックは派閥の慣習」だと明かした。また、キックバックの目的については「例えば、選挙の時に派閥から別で(選挙資金を)もらえるとか。派閥の規模を維持するためにキックバックを渡して、派閥から出ないように囲い込みをする」と所属している議員の「囲い込み」に裏金が使われていたことを明らかにした。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 114,
"tag": "p",
"text": "二階派に所属している小泉龍司法相が、この問題を受けて、「国民の誤解を招くことがないよう派閥を離脱したい」という意向を派閥の会長である自民党の二階俊博元幹事長に伝えて、二階会長もこれを了承したという。また、テレビ東京によれば、二階派に所属している中野英幸法務政務官も派閥を離脱することであることが分かった。2人とも検察庁を所管している法務省の大臣や政務官に就いている人が二階派の所属では、検察によって行われる捜査の公正性に支障が出るのではという指摘が出ていた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 115,
"tag": "p",
"text": "その日の夜、東京都内の日本料理店にて、小泉元総理大臣や山崎元副総裁がおよそ3時間半にわたって会合を行い、その結果、派閥の解消を含む「解党的な出直しが必要」という認識で一致した。また、岸田内閣の支持率が今後も低迷するようならば、「岸田総理のもとで次の衆議院選挙を戦うのは難しい」という意見でも一致した。本来であれば、この会合には二階元幹事長も参加することになっていたが、会長を務める二階派に対しその日に強制捜査が入った為、欠席した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 116,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者とかつての二階派の会計責任者が、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、政治資金パーティーの収入の一部を「収支報告書に記載すべきものだとわかっていた」だとする趣旨の説明を行い、不記載を認めたことを伝えた。日本テレビも関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、その所属している議員にパーティー券の収入のノルマを超過した分をキックバックしていたことについて「収支報告書に記載しないといけないことはわかっていた」と不記載を認める供述をしていることを伝えた。これは、この会計責任者がこの違法性を認識しながら長年にわたって、組織的に不記載を続けていた可能性もあるとみられるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 117,
"tag": "p",
"text": "NHKは関係者への取材で、安倍派と二階派に所属しているそれぞれの複数の議員側が、政治資金パーティーの券の販売のノルマを超過した分のそのパーティーの収入を、そもそも派閥側に対して納入していない事例があることが分かったと伝えた。このような政治資金パーティーの収入は、派閥側と議員側の政治資金収支報告書に記載されていない疑いがあるため、実際に政治資金収支報告書に記載されていない政治資金パーティーの収入の総額はさらに膨らむ可能性があるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 118,
"tag": "p",
"text": "二階派に所属している小泉龍司法相は、この日、派閥に対して退会届を提出し、これを受理された。二階派に所属している自見英子地方創生・万博相が、この問題を受けて、二階派を離脱することになった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 119,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、安倍派に所属している10人以上の国会議員側がパーティーの収入のノルマを超過した分派閥側に収めない、いわば「中抜き」を行って議員の手元で金を管理していたことを伝えた。中には「中抜き」の額が100万円以上の議員も複数人いるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 120,
"tag": "p",
"text": "フジテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者らが、キックバック現金を議員の秘書に対して渡した後に、議員の事務所に電話をして、議員本人が受け取っていたかを確認していたことを伝えた。東京地検特捜部では、2024年1月下旬に開会される見通しである通常国会までに、派閥が主導して作り出していたいわゆる裏金システムの実態の解明を目指す。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 121,
"tag": "p",
"text": "テレビ朝日は自民党の関係者への取材で、安倍派の事務総長の経験者が周囲に対して、キックバックの不記載について、「派閥の会長と会計責任者で決めていた」と説明していることを伝えた。東京地検特捜部では、この派閥内の指示系統について実態の解明を進めるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 122,
"tag": "p",
"text": "この日の午後1時に野党各党(立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主、れいわなど)の国会対策委員長などの幹部が国会内で会談を行い、その結果、国会の閉会中審査の開催を求めることで一致を見た。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 123,
"tag": "p",
"text": "時事通信は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを受けた安倍派の議員が「政治資金収支報告書に記載する必要があると知っていた」といった趣旨の供述をしていることを伝えた。安倍派の会計責任者も同じ趣旨の供述をしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 124,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している一部の国会議員が政治資金パーティーの収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかったのを説明していることを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 125,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は、政治資金収支報告書の分析結果として、安倍派の政治資金パーティーの収入が政治資金収支報告書の記載分だけで、年間の収入が6割から7割に上っていたことを伝えた。また、安倍派では、2022年に政治資金パーティー券をノルマ以上に売らないよう通達していたが、その後も販売のノルマを超過した分は一部の議員にキックバックされていたという。2018年から2022年分の安倍派の政治資金収支報告書によれば、繰越金を除いた年間の収入の総額は10億8804万円で、そのうち記載された政治資金パーティーの収入は総額で6億5884万円で、年間の収入の5割から7割を占めていて、いずれの年も最大の収入源だったという。また、記載されなかったノルマを超過した分は5億円に上り、そのノルマを超過した分を加えると、年間の収入に占める割合は平均で7割に高まるという。この重要な方針の変更のために、会計責任者が派閥の会長や事務総長などに相談した可能性があり、東京地検特捜部では、この最大の収入源が記載されていなかった経緯について、会長の関与の有無や権限の解明が不可欠として、慎重に捜査を進めている模様。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 126,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は関係者への取材で、安倍派が、選挙資金を想定した特例措置として、改選を迎える参議院議員が集めた資金について、その全額を裏金としてキックバックした疑いがあると伝えた。参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されることになっているが、この改選の年に限って、ノルマの方は関係なく、集めた金額が派閥から議員側に還流される仕組みになっていたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 127,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、複数の安倍派に所属している議員の事務所の関係者が、パーティー券の販売のノルマを超過した分を「事務所でプールし、派閥側に届け出ないことがあった」と説明していることを伝えた。中には、プール分がこの5年間で百万円に上る議員もいて、東京地検特捜部では、安倍派に所属している議員への事情聴取において、そのプール分の有無について確認を行い、もし、プール分がある場合には、その使途についても聴取しているという。パーティー券の販売のノルマを超過した分をプールしたことがある議員の関係者は読売新聞の取材に「翌年以降のパーティーでノルマに達しない場合に補填する資金として管理していた」と証言しており、東京地検特捜部では、派閥側のキックバックの分に加えて、議員側のプール分についても派閥の収入として計上されるべきだったとしている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 128,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティー券を販売した際に、その代金を議員側に管理する口座に振り込んでもらって、それを派閥の口座に入金していなかったことを伝えた。そこから、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥側に入金して、ノルマを超過した分は議員自身の収入にしていたといい、議員自身の収入とした分の総額がこの5年間で100万円を超える議員も複数いたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 129,
"tag": "p",
"text": "NHKや日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が新たに松野博一前官房長官のほかに、複数の安倍派の幹部側に対して任意の事情聴取を要請したことを伝えた。東京地検特捜部では、政治資金パーティーの収入の一部を、いわば裏金化する運用が、組織的に行われていた疑いがあるとみて、派閥の幹部としての認識に加え、キックバックを受けた議員側としての認識について確認を進めるという。また、TBSテレビも、東京地検特捜部が安倍派の事務総長を務めた松野博一前官房長官が任意の事情聴取を要請されたことが分かったと伝えている。朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が松野博一前官房長官に加え、世耕弘成前自民党参院幹事長を含む安倍派の中枢幹部に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた。東京地検特捜部は、萩生田光一政調会長や高木毅国会対策委員長にも事情聴取を要請したという。この任意の事情聴取は今週末(12月23日・24日)にかけて行って、派閥内での指揮系統などを確認するという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 130,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞はこの5年間の安倍派の事務総長として、下村博文元文部科学相・松野博一前官房長官・西村康稔前経済産業相・高木毅党国対委員長が任意の事情聴取の対象になるとみられると伝えた。東京地検特捜部では、この安倍派の派閥幹部の説明を聴取して、この幹部の立件の可否について慎重に検討するものとみられる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 131,
"tag": "p",
"text": "安倍派所属で、現在、派閥の事務総長を務める自民党の高木国対委員長は、報道陣に対し「派閥の政治資金に関しては、刑事告発もされ現在捜査にも入っておりますので、事実関係をしっかりと調査確認をして、適切に対応してまいります」と述べたが、任意の事情聴取の要請があったかについては、明らかにしなかった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 132,
"tag": "p",
"text": "安倍派の塩谷座長は、この東京地検特捜部が安倍派の幹部に対して任意の事情聴取を要請したという一部の報道について「非常に重大に受け止めている。捜査がどういう風な進展をしていくか把握しながら、適切に対応していく」とコメントした上で、自身が事情聴取を受けたのかという記者団からの質問を受け「まだ、聴取を受けていない」と答えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 133,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは関係者への取材で、安倍派側において、政治資金パーティー券の収入で得た本来の総額とキックバック分などを除いた政治資金収支報告書に記載する額の2種類の資料を作成していたことを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 134,
"tag": "p",
"text": "公明党の北側一雄副代表は、この日の記者会見で「再発防止に向けて議論し、方向性を出してもらいたい」と自民党に注文をつけた上で、公明党として、2024年の年明けの通常国会に向けて、政治資金規正法の改正を含む、改革案をまとめると語った。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 135,
"tag": "p",
"text": "この日、岸田総理大臣は45歳以下の自民党議員で構成されている自民党青年局に対し、「地方や若い世代の意見を集めて報告する」ように指示を行った。自民党の中曽根康隆青年局長代理は、岸田総理から「自民党の全国組織である青年局、青年局の地方の皆さん、そして青年世代の皆さんの意見をしっかりと聞いてこいと。そしてそれを自分に報告しなさいという指示をいただきました」と述べた。これに対し、中曽根青年局長代理は、「厳しい声も正面から受け止め、事態の解明、再発防止、国民の信頼回復にリーダーシップを発揮してほしい」と岸田総理に要請した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 136,
"tag": "p",
"text": "テレビ東京は関係者への取材で、二階派に所属している複数の議員の秘書に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた。これまで、東京地検特捜部では、二階派の派閥の事務局への任意の事情聴取が行われていたが、二階派に所属している議員の秘書への任意の事情聴取の要請はこれが初めてとなる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 137,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は関係者への取材で、安倍派の幹部を含む複数の議員が、2019年から2022年まで、議員個人の政治資金パーティーの開催を見合わせていたと伝えた。関係者によれば、安倍派の幹部を含む複数の議員は個人の政治資金パーティーの開催を見合わせる一方で、派閥としての安倍派の政治資金パーティー券の販売は継続していたという。派閥の政治資金パーティーの場合は、個人の政治資金パーティーと違って、会場代などを議員側が支出する必要がないうえに、ノルマを除いた還流分の金額が収入となる。その為、関係者の話では「資金集めの効率が良く裏金として使える」という。2001年に閣議で決定されている大臣規範によれば大臣や副大臣、それに政務官に対して大規模な政治資金パーティーを自粛するように求めているが、いずれの議員は2018年以降は党の役職に就いていても、政府の役職に就いていない。東京地検特捜部では、安倍派の慣行によって、「議員の不透明な資金集め」を助長したとして捜査している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 138,
"tag": "p",
"text": "日本経済新聞は、安倍派での裏金の用途は、選挙地盤の強化を狙ったものだったという見方を伝えた。参院選が行われる年は議員への還流分が増やされ、地元の対応を担う秘書に対しては、その給与へと充当されるといった事例が多かったという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 139,
"tag": "p",
"text": "時事通信は関係者への取材で、安倍派の事務総長が、議員側に対するキックバックの額や政治資金収支報告書の記載の状況について、派閥の会長に対し報告していた疑いがあると報じた。これは、派閥の事務方が所属している議員ごとの販売額をランキング形式でまとめた一覧表を作成し、これとは別に政治資金収支報告書に記載する金額を記した資料も作成し、この2種類の資料を基にして、派閥の実務を取り仕切っている事務総長に報告して、それらを事務総長は会長に見せて、了承を得るなどしていたとも伝えている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 140,
"tag": "p",
"text": "テレビ朝日は関係者への取材で、二階派でもキックバックをした議員の名前に加え、金額などをまとめた資料を作成されていたことを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 141,
"tag": "p",
"text": "フジテレビは関係者への取材で、安倍派の事務総長をおよそ2年間務めていた松野博一前官房長官が、「派閥の通帳すらほぼ見たことがなく、お金のことはわからない」と周囲に説明していることを伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 142,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥の高木毅事務総長が2023年5月の政治資金パーティーの開催前に、キックバックを取り止めることを派閥に所属している一部の議員に伝えていたことを報じた。政治資金規正法において、20万円以上の政治資金パーティー券の購入者の名前を政治資金収支報告書に記載するという規定があるが、高木事務総長は2022年5月の政治資金パーティーの開催前にも所属している議員に対し「名寄せを厳格にする」と伝えて、20万円以下の政治資金パーティー券の購入者の名前も報告するように求めたという。これは、同じ購入者が複数の議員から政治資金パーティー券を購入して、合計で20万以上になったものの、派閥が把握できずに、不記載になる事例を懸念していたとして、安倍派の内部で資金管理の問題を認識して、方針を変更した可能性があるという。また、産経新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金パーティー券の専用口座に対し、パーティー券代を振り込むことを徹底するように指示を行い、支援者が議員の口座に振り込んだ後に、その議員が安倍派に納入する形式を禁止していたと伝えた。これは、2022年末に、安倍派が政治資金パーティー券を20万円以上購入した団体の内訳について、一部記載されていなかった疑いで政治資金規正法の違反の罪で刑事告発を受けており、それが影響した可能性があるという。さらに、安倍派では2022年にもパーティー券をノルマ以上に売らないように通達していたものの、一部の所属している議員には、継続してノルマの超過分を還流していたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 143,
"tag": "p",
"text": "自見英子万博担当相はこの日、国会内で記者会見を行い、二階派から退会することを明らかにした。自見万博担当相は「政治家個人の判断として、退会することとした。(閣僚の)職責を全うするに当たり必要な判断だ」と理由を述べ、退会届については、「派閥事務局に受け取っていただいた。その手前で幹部の先生方に相談し、了解いただいた」と述べて、円満に退会したことを強調している。しかし、二階派の武田良太事務総長は「退会届は受理していない。派閥幹部への相談もない」というコメントを発表した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 144,
"tag": "p",
"text": "毎日新聞は安倍派に所属している議員の証言として、派閥が2022年以降に政治資金収支報告書のパーティー券の収入の記載内容にについて、自民党のコンプライアンス担当の弁護士が「法令違反の疑いがある」と指摘されていたことが分かったと伝えた。この安倍派に所属している議員の話では、法令違反の指摘を受けたのが2022年11月で、共産党の機関紙であるしんぶん赤旗が自民党の5つの派閥について、パーティー券の収入が過少に記載されている疑惑を報道した後に、その自民党のコンプライアンス担当の弁護士が安倍派側に対して、法令違反の疑いを指摘した。その弁護士がこの違法性を指摘されたのは、政治資金収支報告書に記載の義務がある20万円以上の大口のパーティー券の購入者について、派閥側の政治資金収支報告書に一部記載がなくて、そのパーティー券を購入した政治団体側の政治資金収支報告書に記載した政治資金パーティー券の購入金額と整合性が取れないという。この政治資金収支報告書の過少の記載が生じた背景には、前述したように、ノルマを超過していた分の還流の分の不記載があったという。この自民党のコンプライアンス担当の弁護士からの指摘は、還流についての言及ではなかったものの、これによって、安倍派では、議員側への還流を取り止めるを決定し、2023年5月に行われた安倍派の政治資金パーティー分の還流は実施されなかったという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 145,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している議員側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した分のキックバックを受ける際に、派閥側から領収書の受領を拒否されていたことを伝えた。この還流分は安倍派の政治資金パーティーの終了後に、派閥の会計担当職員が議員側に現金という形で提供していて、一部の安倍派に所属している議員側はその現金を受け取った際に、安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提に、領収書の発行を申し出たものの、会計担当職員からは「困るからいらない」と拒否されて、議員側も記載しないように要請をされたという。東京地検特捜部は、安倍派に所属している議員本人からの任意の事情聴取を行っていて、このような派閥側とのやり取りに加え、還流分の使途について詳細を確認しているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 146,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、安倍派側が2022年の政治資金パーティーの前に、一度キックバックを取り止めることを決定したにもかかわらず、その後、撤回されていたことを伝えた。安倍派は、2022年の政治資金パーティーを前にして、4月頃に、派閥の幹部らでキックバックを取り止める方針を決定していて、この方針は安倍派に所属している議員側にも伝えられたものの、その後、一部の議員に対して、キックバックが行われた上に、安倍派に所属している議員に対しては、個人で行われた政治資金パーティーの収入として、政治資金収支報告書に記載するよう、派閥側が指示を行ったという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 147,
"tag": "p",
"text": "TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥幹部である高木毅前国会対策委員長が、2022年の段階では政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを続ける方針を一部の議員に伝えていたが、2023年の政治資金パーティーの前には、一転してキックバックの取り止めを議員側に伝えたことを報じた。これは、安倍派の内部で派閥の幹部らが資金管理に関する問題を認識した上で、その派閥の方針を変更した可能性があるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 148,
"tag": "p",
"text": "テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派が2022年にキックバックを取り止める方針を一度は決めたものの、安倍派に所属している議員側から反発があった為、その後、撤回していたことを伝えた。2022年当時に安倍派の事務総長を務めていた西村康稔前経産大臣や、他の安倍派の幹部らが、キックバックの問題を認識していた可能性があるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 149,
"tag": "p",
"text": "フジテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派に所属している池田佳隆衆議院議員に対して、任意の事情聴取をしていたことを伝えた。この任意の事情聴取では、政治資金収支報告書の不記載への認識に加え、その資金の使い道について確認をしたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 150,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は関係者の話として、安倍派が参院選が行われる年に開催した政治資金パーティーについて、改選を迎えた参議院議員の販売のノルマを免除した上で、その販売した分を全額キックバックしていたことを伝えた。このような運用は少なくとも2019年の参院選まで継続していた。関係者の話では、参議院議員について、改選にあたる年はノルマを課さない運用が継続しており、安倍派の政治資金パーティーは例年春に開催されていて、改選を迎えた議員側は自身が販売した政治資金パーティー券の代金を全額還流され、夏に行われる参院選に臨んでいたという。しかし、衆議院議員の場合は、解散があって、選挙の時期が不規則のため、ノルマの免除の措置はなかった。安倍派に所属している99人の議員のうち、参議院議員は40人が所属していて、政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがある大野泰正参議院議員、世耕弘成前自民党参議院幹事長、橋本聖子元五輪相の3人はいずれも2019年に改選されている。安倍派の政治資金収支報告書によれば、参院選が行われた2016年の政治資金パーティーの収入は、2015年と比べると、およそ1800万円減っていた。また、2019年の政治資金パーティーの収入は、2018年と比べると、およそ5500万円減っていて、いずれも改選を迎えた参議院議員側への還流が原因だったという。改選時を含めて、この5年間で数百万円の還流を受けていたという参議院議員の事務所の関係者は読売新聞の取材に「選挙費用や翌年のパーティーのノルマに備えてプールしていた」と述べている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 151,
"tag": "p",
"text": "テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派では、政治資金パーティー券の収入が派閥の口座に対して直接振り込まれる場合と、議員側の口座に対して振り込まれる場合がそれぞれあることが分かったと伝えた。さらに、議員側の口座から、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥に対して納める場合と、パーティー券の収入の全額を納めた上でノルマを超過した分がキックバックされる場合があって、合わせて、3つのパターンがあったとみられるという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 152,
"tag": "p",
"text": "東京地検特捜部は、24日までに松野、高木、世耕、塩谷から任意で事情聴取した。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 153,
"tag": "p",
"text": "日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部がこの週末に行った安倍派の派閥幹部4人に対する任意の事情聴取について、政治資金収支報告書に記載のないキックバックを取り止める方針を撤回した経緯に加え、議員個人の政治資金パーティー券の収入として記載する形でキックバックを続けていた経緯について、4人の派閥幹部から詳しく話を聞いたものとみられると伝えた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 154,
"tag": "p",
"text": "岸田総理は、その日の午後に自民党本部で渡海政調会長と、麻生副総裁や茂木幹事長らと政治改革をめぐり、意見交換を行い、年明けの早い時期に、政治改革を検討するための新しい組織を立ち上げる考えを示した。今後は、自民党の全体において再発防止と信頼回復に取り組むとして、立ち上げる新たな組織の体制やその議論の進め方について、調整を急ぐことにしている。岸田総理は記者団に「きぜんとした対応をとっていく。党の信頼回復のために全力で取り組まなければならない」と強調している。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 155,
"tag": "p",
"text": "朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派の中枢幹部である萩生田光一前党政調会長に対しても任意での事情聴取を行ったことを伝えた。今後は、西村康稔前経済産業相に対しても任意の事情聴取を要請するとという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 156,
"tag": "p",
"text": "産経新聞は関係者への取材で、安倍派の座長を務めている塩谷立元文部科学相が東京地検特捜部の任意の事情聴取に、パーティー券の収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったことの関与を否定していることを伝えた。また、東京地検特捜部では、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長ら安倍派幹部を任意での事情聴取を行い、いずれも周囲に対して、不記載への関与を否定していて、特捜部に対しても同じような説明をしたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 157,
"tag": "p",
"text": "読売新聞は複数の安倍派の関係者への取材で、2000年代初頭に当時の小泉純一郎首相の出身派閥として、その所属議員が急増したころには、すでに政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分を還流するという仕組みが存在していて、それ以後、還流が続けられてきたことを伝えた。東京地検特捜部では、長期にわたって、政治資金収支報告書の不記載が続いていた疑いもあるとみて調べを進めているという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 158,
"tag": "p",
"text": "この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所、東京・港区の衆議院議員の宿舎に加え、名古屋市天白区の地元の議員事務所の捜索をそれぞれ行った。午前10時40分過ぎに、東京地検特捜部の数人の係官が衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所の捜索に入り、およそ5時間にわたり捜索を行った。この問題で議員側が強制捜査を受けるのは、これが初めてとなる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 159,
"tag": "p",
"text": "この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、大野泰正参議院議員の東京・千代田区の参議院議員会館にある事務所と議員宿舎といった関係先への家宅捜索を行った。議員宿舎には、午前9時過ぎに、議員会館の事務所には、午前10時過ぎに東京地検特捜部の数人の係官がそれぞれ捜索に入り、このうち、議員会館の事務所にはおよそ7時間半にわたって捜索を行った。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 160,
"tag": "p",
"text": "この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、岐阜県羽島市の大野泰正参議院議員の地元事務所の捜索を始めた。午前10時半ごろ、東京地検特捜部の10人の係官が捜索に入った。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 161,
"tag": "p",
"text": "この日、東京地検特捜部は、安倍派の事務総長を務めた経験がある西村康稔前経済産業大臣や下村博文元政務調査会長から任意で事情を聴いた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 162,
"tag": "p",
"text": "下記の国会議員は二階派の小泉龍司、自見英子、中野英幸を除きすべて安倍派に所属する。",
"title": "関係する国会議員一覧"
}
] | 政治資金パーティー収入の裏金問題(せいじしきんパーティーしゅうにゅうのうらがねもんだい)とは、自由民主党5派閥における政治資金パーティーをめぐる政治資金収支報告書への過少記載の問題、および各派閥が派閥の所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきたとされる問題である。安倍派においては、議員側が「中抜き」するなど3つのパターンで裏金づくりを行っていたことが関係者の証言により明らかとなっている。また、安倍派では少なくとも参議院議員選挙があった2019年と2022年に開いたパーティーについて、改選となる参議院議員に販売ノルマを設けず、集めた収入を全額キックバックした。2018 - 2022年の5年間で安倍派は約5億円のキックバックを行い、議員側はノルマを超えて集めた分約1億円を納入せずに懐に納めた。安倍派の直近5年間の裏金の総額は約6億円に上るとされる。裏金問題は2022年11月にしんぶん赤旗がスクープし、同月から東京地方検察庁への告発状が断続的に提出され、2023年11月2日に読売新聞が報じたことで表面化した。 2023年12月、岸田文雄首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田光一と高木毅と世耕弘成も党要職を解かれた。 同月、東京地検特捜部は安倍派と二階派の事務所への強制捜査と議員の任意聴取を開始した。特捜部による自民党派閥への強制捜査は、日本歯科医師連盟からの1億円の迂回献金事件で2004年に旧橋本派の事務所を家宅捜索して以来。 本項では、議員辞職に追い込まれた薗浦健太郎の事例など、議員個人の政治資金パーティーを介在した裏金づくりについては原則的に扱わない。 | {{暫定記事名|date=2023-12-09}}
{{最新の出来事|date=2023-12-11}}
'''政治資金パーティー収入の裏金問題'''(せいじしきんパーティーしゅうにゅうのうらがねもんだい)とは、[[自由民主党の派閥|自由民主党5派閥]]における[[政治資金パーティー]]をめぐる[[政治資金収支報告書]]への過少記載の問題、および各派閥が派閥の所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を[[裏金]]として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきたとされる問題である<ref name="asahi202312010500"/>。[[清和政策研究会|安倍派]]においては、議員側が「中抜き」するなど3つのパターンで裏金づくりを行っていたことが関係者の証言により明らかとなっている{{efn2|安倍派で行われているとされる裏金づくりの3つの手法の詳細は下記のとおり<ref name="tokyo202312221808">{{cite web | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/297651 | title=安倍派、3パターンで裏金化 ノルマ超過分、議員側と調整か | publisher=共同通信(東京新聞) | date=2023-12-22 | accessdate=2023-12-23 }}</ref><ref name="sankei_20231217"/>。<br>(1)支援者は派閥の口座に直接代金を振り込み、派閥側はノルマ超過分を議員に還流(キックバック)する。<br>(2)支援者は頼まれた議員の口座に代金を振り込み、議員は振り込まれたパーティー券代のうち、ノルマ分だけを派閥に納めて「中抜き」し、残った分は手元にプールし事実上の還流とする。<br>(3)支援者は頼まれた議員の口座に代金を振り込み、議員はその全額を派閥に納め、派閥側はノルマ超過分を議員に還流する。}}。また、安倍派では少なくとも参議院議員選挙があった2019年と2022年に開いたパーティーについて、改選となる参議院議員に販売ノルマを設けず、集めた収入を全額キックバックした<ref name="nhk202312251836">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231225/k10014299461000.html | title=安倍派 参院選の年は改選参院議員に全額キックバックか | publisher=NHK | date=2023-12-25 | accessdate=2023-12-25 }}</ref>{{efn2|2019年改選時の安倍派所属の参議院議員と2022年改選時の同所属の参議院議員のそれぞれの内訳は下記のとおり(当選回数順)。詳細不詳の[[井上義行]]についてはその他とした。2020年8月入会の[[吉川有美]](2019年改選)<ref>{{cite web |和書| url=https://www.facebook.com/wwwjijicom/posts/2362300357409919/ | title=時事通信社 Facebook 2020年8月6日 | publisher= | date= | accessdate=2023-12-28 }}</ref>と2023年4月入会の[[片山さつき]](2022年改選)は含めていない。
;2019年改選
:[[橋本聖子]]、[[世耕弘成]]、[[衛藤晟一]]、[[北村経夫]]、[[西田昌司]]、[[古川俊治]]、[[丸川珠代]]、[[宮本周司]]、[[森まさこ]]、[[赤池誠章]]、[[石井正弘]]、[[石田昌宏]]、[[太田房江]]、[[大野泰正]]、[[酒井庸行]]、[[滝波宏文]]、[[長峯誠]]、[[羽生田俊]]、[[堀井巌]]
;2022年改選
:[[山崎正昭]]、[[岡田直樹]]、[[末松信介]]、[[野上浩太郎]]、[[山谷えり子]]、[[山本順三]]、[[上野通子]]、[[江島潔]]、[[長谷川岳]]、[[佐藤啓 (参議院議員)|佐藤啓]]、[[松川るい]]、[[山田宏]]
;その他
:[[井上義行]]}}。2018 - 2022年の5年間で安倍派は約5億円のキックバックを行い<ref name="asahi202312120400"/>、議員側はノルマを超えて集めた分約1億円を納入せずに懐に納めた。安倍派の直近5年間の裏金の総額は約6億円に上るとされる<ref name="nhk202312311900">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231231/k10014304561000.html | title=安倍派 複数議員側 パーティー収入約1億円 派閥側に納入せずか | publisher=NHK | date=2023-12-31 | accessdate=2023-12-31 }}</ref>。裏金問題は[[2022年]]11月に[[しんぶん赤旗]]が[[スクープ]]し<ref name="jcp20221106"/><ref name="tokyo202311281200"/>、同月から[[東京地方検察庁]]への告発状が断続的に提出され<ref name="tokyo202311281200"/><ref name="kobe20231217"/>、[[2023年]]11月2日に[[読売新聞]]が報じたことで表面化した<ref name="yomiuri20231102"/><ref name="dailyshincho20231108"/>。
2023年12月、[[岸田文雄]]首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、[[安倍派5人衆]]のうちの残りの[[萩生田光一]]と[[高木毅]]と[[世耕弘成]]も党要職を解かれた<ref name="asahi202312102223"/><ref name="nhk202312141234"/>。
{{see|#関係する国会議員一覧}}
同月、[[特別捜査部#東京地方検察庁特別捜査部|東京地検特捜部]]は安倍派と[[志帥会|二階派]]の事務所への強制捜査と議員の任意聴取を開始した<ref name="nhk202312191503">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/k10014292161000.html | title=安倍派 二階派の事務所を強制捜査 東京地検特捜部 | publisher=NHK | date=2023-12-19 | accessdate=2023-12-19 }}</ref><ref name="asahi202312250400"/>。特捜部による自民党派閥への強制捜査は、[[日本歯科医師連盟]]からの1億円の[[日歯連闇献金事件|迂回献金事件]]で[[2004年]]に旧[[平成研究会#橋本派時代|橋本派]]の事務所を[[捜査|家宅捜索]]して以来<ref>{{cite news|url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/400039|title=社説 安倍・二階派家宅捜索 自民に自浄能力はあるのか|newspaper=[[中国新聞|中國新聞デジタル]]|date=2023-12-20|accessdate=2023-12-21}}</ref>。
本項では、議員辞職に追い込まれた[[薗浦健太郎#不祥事|薗浦健太郎の事例]]<ref name="nhk20221221">{{Cite web|和書|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221221/k10013929651000.html | title=自民 薗浦衆院議員が議員辞職 検察は近く略式起訴へ | publisher=NHK |date=2022-12-21 | accessdate=2022-12-21 }}</ref>など、議員個人の政治資金パーティーを介在した裏金づくりについては原則的に扱わない。
== 概要 ==
=== 2022年11月 - 2023年11月 ===
[[2022年]]11月6日、[[しんぶん赤旗]]日曜版は、自民党5派閥が[[政治資金パーティー]]券を20万円超購入した大口購入者の名前を[[政治資金収支報告書]]に記載せず、長年にわたり脱法的隠蔽を行っていたことが分かったと報じた。同紙によれば、不記載は[[2018年]]~[[2020年]]の3年間で少なくとも59件、額面で計2422万円分に上るとされた<ref name="jcp20221106">『[[しんぶん赤旗]]日曜版』2022年11月6日、[https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2022/11/06-week/ 「パー券収入 脱法的隠ぺい 2500万円分 不記載 岸田派など主要5派閥」]</ref>。このスクープ記事中でコメントを求められたことをきっかけに、[[神戸学院大学]]教授の[[上脇博之]]は独自に調査を開始した<ref name="tokyo202311281200">{{cite web | author=木原育子、山田祐一郎 | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/292592 | title=自民5派閥の過少申告も告発した…上脇博之教授が「政治とカネ」で孤軍奮闘 「チェック役」どう増やす? | publisher=東京新聞 | date=2023-11-28 | accessdate=2023-12-10 }}</ref>。
同月、上脇は自民党の派閥の会計責任者らに対する政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの1回目の告発状を[[東京地方検察庁]]に提出した<ref name="kobe20231217">{{cite web | author=井沢泰斗、篠原拓真 | url=https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202312/0017138454.shtml | title=政治資金パーティー、告発の裏金「氷山の一角」 調査した神院大・上脇教授 資料見て「法律違反確信」 | publisher=神戸新聞 | date=2023-12-17 | accessdate=2023-12-17 }}</ref>。その後も正月返上で告発状を書き続けた<ref name="tokyo202311281200"/>。この告発文書には「パーティー券の内訳の明細がないのはおかしい。これは恐らく裏金がつくられているのではないか。捜査してほしい」と記載していた<ref>{{Cite news |和書 |title= なぜ自民党にはこれほどのカネが必要なのか パーティー券疑惑を告発した上脇博之教授が読み解く背景|newspaper= 東京新聞|date= 2023-12-19|author= 聞き手・望月衣塑子|url= https://www.tokyo-np.co.jp/article/296754|access-date=2023-12-19}}</ref>。
[[2023年]]10月、上脇は、自民党5派閥が政治資金パーティーの収入を2018~[[2021年]]分の政治資金収支報告書に計4168万円分を過少記載したとする告発状を東京地検に提出した<ref name="tokyo202311281200"/><ref name="jcp20231122">{{cite web | url=https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-11-22/2023112201_01_0.html | title=5派閥パー券収入不記載に捜査の手 自民“戦々恐々”「赤旗」日曜版報道が発端 | publisher=しんぶん赤旗 | date=2023-11-22 | accessdate=2023-12-11 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331600 | title=自民党に「裏金」疑惑…5派閥でパーティー収入4000万円の過少記載、党内で手口蔓延か? | publisher=日刊ゲンダイ | date=2023-11-6 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。記載漏れの内訳は、[[清和政策研究会]](安倍派)が1952万円、[[志帥会]](二階派)が974万円、[[平成研究会]](茂木派)が620万円、[[志公会]](麻生派)が410万円、[[宏池会|宏池政策研究会]](岸田派)が212万円。安倍派が各派閥の200万~900万円台と比べて突出していることが同月までの告発状により明らかとされた<ref name="jcp20231122"/><ref name="yomiuri20231130">{{cite web | url=https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231130-OYT1T50233/ | title=自民安倍派・塩谷座長、パーティー収入キックバック「あったと思う」…5時間後に撤回し「精査する」 | publisher=読売新聞 | date=2023-11-30 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>{{efn2|[[上脇博之]]は2023年10月の告発内容について、「岸田首相が会長を務める宏池会が他派閥に比べ、比較的少ない不記載額になってるのは、岸田の地元である広島県の選挙管理委員会では[[政治資金収支報告書]]をインターネットで公開しておらず、調査できなかったから」と説明している<ref name="dailyshincho20231108"/>。同選挙管理委員会は2023年にようやくネット公開に踏み切った<ref>{{cite web | author= | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231128/k10014270811000.html | title=政治資金収支報告書のネット公開 全国で唯一見送った新潟県 | publisher=NHK | date=2023-11-28 | accessdate=2023-11-29 }}</ref>。}}。政治団体「清和政策研究会」の代表者ならびに会計責任者は、派閥の事務局長として事務方を取り仕切っている松本淳一郎。松本はNTT社員や[[日本会議]]杉並支部長などをつとめた人物で<ref>{{cite web | url=https://kachimai.jp/article/index.php?no=405262 | title=松本さん北方領土訪問語る 元NTT社員の会合で | publisher=十勝毎日新聞 | date=2017-9-26 | accessdate=2023-12-12 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://www.nipponkaigi.jp/event/761/ | title=講演会「マスコミはどこまで堕落するのか」~ジャーナリズムの死を告げた2017年~のご案内 | publisher=日本会議東京都中野支部 | date=2017-10-24 | accessdate=2023-12-12 }}</ref><ref name="nikkan-gendai20231129-p2">{{cite web | url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/332662/2 | title=自民・安倍派は「パー券裏金疑惑」に後手後手対応…“素人”金庫番が派閥のアキレス腱に(2/2ページ) | publisher=日刊ゲンダイ | date=2023-11-29 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>、同じNTT出身の[[世耕弘成]]の紹介で2019年に現在の役職に就いた{{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(平成30年分 定期公表)}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20181130/3126600039.pdf |title=政治資金収支報告書 清和政策研究会(平成29年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2018-11-30 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2021-7-2 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11542239/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20181130/3126600039.pdf }}</ref><ref name="shukan-bunshun20231221">『週刊文春』2023年12月21日号、14-19頁、「安倍派・現役幹部が激白『森喜朗さんから全て始まったんです』」。</ref><ref name="news-postseven20231222">{{cite web | url=https://www.news-postseven.com/archives/20231222_1929848.html?DETAIL | title=【自民党裏金問題】二階派のキーマン「派閥の会計責任者」が10月に辞めていた!全容解明への影響は | publisher=NEWSポストセブン | date=2023-12-22 | accessdate=2023-12-22 }}</ref>。
同年11月2日、読売新聞が上脇の告発状提出を報じ、派閥の裏金づくりの疑惑が表面化した<ref name="yomiuri20231102">{{cite web | url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20231102-OYT1T50072/ | title=自民5派閥 過少記載疑い…告発状提出 パーティー収入4000万円 | publisher=読売新聞 | date=2023-11-2 | accessdate=2023-12-12 }}</ref><ref name="dailyshincho20231108">{{cite web | url= https://www.dailyshincho.jp/article/2023/11080600/?all=1 | title=“増税メガネ”岸田総理に降りかかる「政治資金パーティー」過少申告問題 告発者は「裏金作りの温床になっている」 | publisher=デイリー新潮 | date=2023-11-8 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>。読売の配信記事は読者会員限定の記事だったため一般の読者は本文を読めなかった<ref name="yomiuri20231102"/>。その後11月18日にNHKが報道。[[特別捜査部#東京地方検察庁特別捜査部|東京地検特捜部]]が5派閥の担当者に任意の事情聴取を要請し、聴取を進めていることが明らかとなり<ref name="nhk202311181914">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231118/k10014262361000.html | title=自民5派閥の団体 約4000万収入不記載で告発 特捜部が任意聴取 | publisher=NHK | date=2023-11-18 | accessdate=2023-12-13 }}</ref>、裏金問題は全国的に知られるところとなった。安倍派は11月24日までに54か所の収支報告書の訂正に追い込まれた<ref name="bunshun20231129">{{cite web | url=https://bunshun.jp/articles/-/67329 | title=《派閥パーティ問題》安倍派パーティ券大口購入者の3割以上が“萩生田の舎弟”池田佳隆元文科副大臣の支援企業だった 「彼は異常なほどパー券を捌いている」 | publisher=文春オンライン | date=2023-11-29 | accessdate=2023-12-10 }}</ref>。
同年11月21日、衆議院予算委員会で[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]の[[大西健介]]が派閥の不記載問題を追及。[[岸田文雄]]首相は楽観ムードで「裏金うんぬんという指摘には当たらない」と答弁し、「説明責任は各政策集団(派閥)が果たすべきだ」と述べた<ref>{{cite web | author=鶴岡正寛、今野忍、松井望美、神山純一 | url=https://www.asahi.com/articles/ASRCN740XRCNUTFK01V.html | title=【詳報】パーティー収入の不記載問題 首相「裏金の指摘あたらない」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-11-21 | accessdate=2023-12-22 }}</ref><ref>{{cite web | author= | url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20231222-OYT1T50003/ | title=高額還流に首相周辺「誰かが議員バッジを外すことになりかねない」…検察「本気の100人態勢」 | publisher=読売新聞 | date=2023-12-22 | accessdate=2023-12-22 }}</ref>。
同年11月24日、[[総務省]]は2022年分の政治資金収支報告書を公表。自民党5派閥がそれぞれ同年に開催した政治資金パーティーの収入額もあわせて公表された。金額は清和政策研究会が9480万円、志帥会が1億8845万円、平成研究会が1億8142万円、志公会が2億3331万円、宏池政策研究会が1億8328万円。安倍派はパーティ開催時で所属国会議員98人<ref group="注">2022年5月17日の[[政治資金パーティー]]開催時の所属国会議員の人数は98人。2023年12月時点の人数は99人。変遷は下記のとおり。
{| class="wikitable"
|-
! 年月日 !! 事由 !! 人数
|-
| 2022年7月8日 || [[安倍晋三]]が死去 || align="right" | 97人
|-
| 2023年2月7日 || [[岸信夫]]が議員辞職 || align="right" | 96人
|-
| 2023年4月23日 || [[岸信千世]]、[[吉田真次]]、[[白坂亜紀]]が[[2023年日本の補欠選挙|補選]]で初当選 || align="center" | --
|-
| 2023年4月27日 || 岸、吉田、白坂の3人が入会 || align="right" | 99人
|-
| 同日 || 無所属の[[片山さつき]]が入会 || align="right" | 100人
|-
| 2023年9月15日 || [[土井亨]]が退会 || align="right" | 99人
|-
| 2023年10月20日 || [[細田博之]]が衆議院議長を辞任し、派閥に復帰 || align="right" | 100人
|-
| 2023年11月10日 || 細田博之が死去 || align="right" | 99人
|}</ref>を有する最大派閥であるにもかかわず収入の金額が著しく低いことが明らかとなった{{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和4年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和4年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 志公会(令和4年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和4年分 定期公表)}}。
同年11月29日、[[文春オンライン]]は、安倍派の2021年の政治資金パーティーの大口購入者35社のうち3割以上の13社が、[[池田佳隆]]の政治団体に献金またはパーティー券を購入したことのある支援企業であり、また2022年の大口購入者17社のうち3割以上の6社が池田の支援企業であると報じた<ref name="bunshun20231129"/>{{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和3年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表)}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/1003400020.pdf |title=政治資金収支報告書 池田黎明会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-11-28 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/1003600020.pdf |title=政治資金収支報告書 池田黎明会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-11-28 }}</ref>。安倍派関係者は取材に対し「池田氏は異常なほどパーティー券をさばいていると言っていい」と答えた<ref name="bunshun20231129"/>。
同日、NHKが、一部の派閥が所属する議員ごとにパーティー券の販売[[ノルマ]]を設定し、ノルマを超えた分の収入を議員側に戻していたことを示すリストを作成していたことが分かったと報道<ref>{{cite web | author= | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231129/k10014272701000.html | title=自民派閥“パーティー券ノルマ超分を議員側に”リスト作成 | publisher=NHK | date=2023-11-29 | accessdate=2023-12-11 }}</ref>。
同年11月30日、安倍派は自民党本部で会合を開催。派閥の事実上トップの座長を務める[[塩谷立]]<ref name="mainichi202312091111">{{cite web | author=井口慎太郎、北村秀徳、黒川晋史、遠藤龍 | url=https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/076000c | title=安倍派主要6幹部に裏金か 塩谷、萩生田、西村の3氏にも疑い | publisher=毎日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>は、記者団から、ノルマを超えて政治資金パーティーのパーティー券を販売した議員に資金の[[キックバック]]があったかどうかを問われると「あったと思う」と語った。しかしその5時間後、自らが還流を認めた発言について、「事実確認しておらず、撤回したい」と釈明した。そして記者団に対し「精査する」という言葉を繰り返した<ref name="yomiuri20231130"/>。
=== 2023年12月1日 - 12月7日 ===
;12月1日
朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあると[[スクープ]]した<ref name="asahi202312010500">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRCZ6W8LRCZUTIL03K.html | title=安倍派、1億円超の裏金か パー券ノルマ超えを還流 地検が立件視野 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-1 | accessdate=2023-12-8 }}</ref>。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している<ref name="mainichi202312091133">{{cite web | author= | url=https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/080000c | title=松野博一官房長官を更迭へ パー券還流、裏金1000万円未記載疑惑 | publisher=毎日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ<ref name="asahi202312010500"/>、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた<ref>{{cite web | author= | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/293442 | title=安倍派、8億円前後収入か 裏金含め、記載は6億円超 | publisher=共同通信(東京新聞) | date=2023-12-1 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。清和政策研究会の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。
:{| class="wikitable" style="font-size:smaller;"
|+清和政策研究会
! 年月日 !! パーティー名 !! 会場 !! 収入 !! 購入者数 !! 出典
|-
| 2018年5月22日 || 清和政策研究会との懇親の集い || [[東京プリンスホテル]] || align="right" | 2億802万円 || align="right" | 7,021人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(平成30年分 定期公表)}}
|-
| 2019年5月21日 || 清和政策研究会との懇親の集い || 東京プリンスホテル || align="right" | 1億5338万円 || align="right" | 5,177人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和元年分 定期公表)}}
|-
| 2020年9月28日 || 清和政策研究会との懇親の集い || 東京プリンスホテル || align="right" | 1億262万円 || align="right" | 3,464人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和2年分 定期公表)}}
|-
| 2021年12月6日 || 清和政策研究会との懇親の集い || 東京プリンスホテル || align="right" | 1億2万円 || align="right" | 3,376人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和3年分 定期公表)}}
|-
| 2022年5月17日 || 清和政策研究会との懇親の集い || 東京プリンスホテル || align="right" | 9480万円 || align="right" | 3,200人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表)}}
|-
| align="center" | (合計) || || || '''6億5884万円''' || ||
|}
午前、[[松野博一]]官房長官は首相官邸で記者会見を開催。松野は安倍派の意思決定機関「常任幹事会」に幹事として名を連ねており、記者から裏金問題の詳細説明を求められるが、「政府の立場としてお答えは差し控えたい」と繰り返し、回答を避けた。松野が安倍派の事務総長をしていたとき(2019年9月~2021年10月)<ref name="tokyo202312081022">{{cite web | author= | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/294839 | title=松野官房長官側に1000万円超 パーティー収入還流か 19〜21年、事務総長経験 東京地検特捜部捜査 | publisher=東京新聞 | date=2023-12-8 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>にキックバックはあったのかとの質問に対しても、「先ほど申し上げたが、個々の政治団体や私の政治活動に関するお尋ねについては、政府の立場としてお答えは差し控えさせていただきたい」と答えた<ref>{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRD13FLQRD1ULFA005.html | title=安倍派のパー券還流問題 松野官房長官「お答えは差し控えたい」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-1 | accessdate=2023-12-8 }}</ref>。
;12月3日
朝日新聞が、二階派でも所属している議員が販売のノルマを超過して集めた分を派閥側の政治資金収支報告書の収入に記載しない運用をしていた疑いがあると報じた<ref name="asahi_20231203">{{Cite news |和書 |title= 二階派も1億円超の収入不記載か パー券ノルマ超え 地検が立件視野|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-03|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRD261YPRD2UTIL009.html|access-date=2023-12-12}}</ref>。記載しなかった総額は安倍派と同じ1億円を超えるとされた<ref name="asahi_20231203"/>。志帥会(二階派)の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり。
:{| class="wikitable" style="font-size:smaller;"
|+志帥会
! 年月日 !! パーティー名 !! 会場 !! 収入 !! 購入者数 !! 出典
|-
| 2018年4月23日 || 強くしなやかに共に生きる || [[ホテルニューオータニ]] || align="right" | 2億1744万7555円 || align="right" | 8,371人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(平成30年分 定期公表)}}
|-
| 2019年5月9日 || 新しい時代に進める「強靭な国づくり」 || ホテルニューオータニ || align="right" | 2億4940万円 || align="right" | 9,976人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和元年分 定期公表)}}
|-
| 2020年10月7日 || ワンチームで時代を前へ 輝け日本! || ホテルニューオータニ || align="right" | 2億2767万円 || align="right" | 9,106人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和2年分 定期公表)}}
|-
| 2021年9月24日 || 新たな時代の国家戦略 || ホテルニューオータニ || align="right" | 2億7802万7583円 || align="right" | 11,121人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和3年分 定期公表)}}
|-
| 2022年5月16日 || 志帥会と同志の集い || ホテルニューオータニ || align="right" | 1億8845万1308円 || align="right" | 7,538人 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和4年分 定期公表)}}
|-
| align="center" | (合計) || || || '''11億6099万6446円''' || ||
|}
;12月6日
内閣記者会に所属する報道各社は疑惑解明のため、松野に対し記者会見で説明するよう書面で申し入れた。
;12月7日
松野は報道各社が求めていた会見要請を拒否する意向を示した<ref>{{cite web | author= | url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120700819 | title=松野長官、会見要請を拒否 安倍派パーティー裏金疑惑 | publisher=時事ドットコム | date=2023-12-7 | accessdate=2023-12-8 }}</ref><ref>{{Cite web |url = https://news.yahoo.co.jp/articles/c00039662ddce8a647441d1064a80e364b717755 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20231208080706/https://news.yahoo.co.jp/articles/c00039662ddce8a647441d1064a80e364b717755 |author = |title = 松野官房長官、コメント「控える」30回…パーティー券裏金疑惑で説明拒み続ける|website = news.yahoo.co.jp|publisher = 読売新聞|date = 2023-12-07|archivedate = 2023-12-08|accessdate = 2023-12-08}}</ref>。
政治団体「清和政策研究会」の代表者兼会計責任者の松本淳一郎{{Sfn|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表)}}が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、ノルマ超過分のキックバックについて「事務総長に報告した」と説明していることが明らかとなった<ref>{{cite web | url=https://sp.m.jiji.com/article/show/3116622 | title=資金還流「事務総長に報告」=安倍派、会計責任者が説明―地検の任意聴取に | publisher=時事通信ニュース | date=2023-12-7 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。
=== 2023年12月8日 - 12月18日 ===
{{multiple image
| footer = 安倍派座長の[[塩谷立]]と「5人衆」とされる[[松野博一]]、[[西村康稔]]、[[萩生田光一]]、[[高木毅]]、[[世耕弘成]]。2023年12月9日、安倍派の中枢幹部6人全員が派閥からキックバックを受けた疑いがあることが明らかとなった<ref name="asahi202312090400"/>。
| align = right
| direction =horizontal
| caption_align =
| total_width =
| width = 70
| image1 = Ryu Shionoya (cropped).jpg
| image2 = 20220201 message (cropped).jpg
| image3 = Yasutoshi Nishimura 20200916 (cropped).jpg
| image4 = Kōichi Hagiuda 20211004 (cropped).jpg
| image5 = Tsuyoshi Takagi 201309 (cropped).jpg
| image6 = Hiroshige Sekō 20160928 (cropped2).jpg
}}
;12月8日
朝日新聞が、松野が直近5年間で安倍派から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあるとスクープした<ref name="asahi202312080400">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRD7777MRD7UTIL01J.html | title=松野官房長官に裏金1千万円超か パーティー収入還流、政権内に波及 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-8 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。
衆議院と参議院でそれぞれ予算委員会が開催。松野は自分自身に対し裏金疑惑が降りかかったことから集中砲火を浴びた。「キックバック受け取られましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、「お金は受け取りましたか」と聞かれると「私の政治団体についても精査して適切に対応して参りたいと考えております」と答え、同文の答弁を繰り返した<ref>{{cite web | author= | url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000327570.html | title=ウラ金疑惑で1000万円の松野官房長官“集中砲火”もゼロ回答繰り返し国会大荒れ | publisher=テレ朝ニュース | date=2023-12-8 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。岸田文雄首相は野党からの官房長官更迭要求を拒み、松野をかばった<ref name="asahi202312081245">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRD8446WRD8UTFK014.html | title=首相、松野官房長官の更迭を拒否 「役割をしっかり果たして」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-8 | accessdate=2023-12-8 }}</ref>。
夜、NHKは、[[高木毅]]と[[世耕弘成]]が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道<ref name="nhk202312081926">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014282571000.html | title=高木・世耕氏側も1000万超キックバック受け 収入不記載の疑い | publisher=NHK | date=2023-12-8 | accessdate=2023-12-11 }}</ref>。
;12月9日
朝日新聞は、松野、高木、世耕のほか、安倍派座長の[[塩谷立]]、自民党政調会長の[[萩生田光一]]、経済産業大臣の[[西村康稔]]についても裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道<ref name="asahi202312090400">{{cite web | author= | url= https://www.asahi.com/articles/ASRD86JXCRD8UTIL020.html| title=安倍派幹部6人に裏金か 塩谷・松野・高木・世耕・萩生田・西村氏 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-11 }}</ref>。
午前の読売新聞や毎日新聞の記事により、岸田が松野官房長官を交代させる方針を固めたことが明らかとなった。午後には西村、高木の交代も検討されているとの報道がなされた<ref>{{Cite web |title=自民・安倍派6幹部裏金疑惑 13日に内閣改造・党人事案浮上 |url=https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/285000c |website=毎日新聞 |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。
;12月10日
朝日新聞は、[[大野泰正]]が直近5年間で5,000万円超、[[池田佳隆]]と[[谷川弥一]]がそれぞれ4,000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いがあると報道<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派3人に5千万円超~4千万円超 最大規模の裏金か パー券収入|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-10|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRD96533RD9UTIL010.html|access-date=2023-12-10}}</ref>。朝日新聞は前日までの各紙の報道をもとに「安倍派5人衆一掃」と見出しに掲げた<ref>{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRD96VPLRD9UTFK004.html | title=松野・西村・萩生田・高木氏更迭へ 世耕氏も交代 安倍派5人衆一掃 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-10 | accessdate=2023-12-13 }}</ref>。
NHKは、直近5年間に1,000万円を超えるキックバックを受けた議員は松野らのほか、[[橋本聖子]]元[[東京オリンピック・パラリンピック担当大臣]]など10人以上いるとみられると報じた<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231210/k10014284041000.html 政治資金 橋本聖子元五輪相側 1000万円超キックバック受けたか] - NHK NEWS WEB 2023年12月10日</ref>。
毎日新聞の報道によれば、岸田は事実上の更迭という形で高木、西村、萩生田を交代させる方針を固めたとされた<ref name="mainichi202312100358">{{Cite web|和書|date=2023-12-10 |url= https://mainichi.jp/articles/20231210/k00/00m/010/006000c | title=高木、西村、萩生田氏も更迭へ パー券収入裏金疑惑で首相 | publisher=毎日新聞 | accessdate=2023-12-10 }}</ref>。また、同日のテレビ朝日の報道によれば、安倍派から所属している議員に対して、「収支報告書に記載しないでほしい」と指示があったとされた<ref>{{Cite news |和書 |title= 「収支報告書に記載しないで」ノルマ超え収入で安倍派から議員側に指示|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-10|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000327733.html|access-date=2023-12-10}}</ref>。
時事通信の報道によれば、安倍派の複数の議員側が数千万円の還流を受けた上に、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることがわかり、その裏金の総額は安倍派だけで数億円規模に上るという<ref>{{Cite news |和書 |title= 複数議員に裏金数千万円か 安倍派、総額数億円の可能性―パーティー収入還流|newspaper= 時事通信|date= 2023-12-10|author= |url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2023121000292&g=pol|access-date=2023-12-11}}</ref>。
報道陣が事実関係を谷川弥一に確認すると、谷川は「読み上げますよ。清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認をして、適切に対応してまいりたい」と答えた。ノルマや今後の議員活動に関する質問が続くと「だから今言った通りって言っているでしょ。今言った通り」と述べ、「頭悪いね。質問しても、これ以上、今日言いませんと言っているじゃない。わからない?」と記者を責めた<ref>{{cite web |author= |url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000327763.html |title=また疑惑議員が…記者追及に「頭悪いね」裏金問題に総理周辺では「安倍派一掃」の声も |publisher=テレ朝ニュース |date=2023-12-10 |accessdate=2023-12-11}}</ref>。事態を重く見た地元テレビ局の[[長崎文化放送]]は谷川への取材の模様の動画をノーカットで配信した<ref>{{cite web |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/881286975ef91f8eed485d97d7c8cd61cb5e3f93 |title=【ノーカット版】安倍派パーティー裏金問題 記者追及に「頭悪いね」など…安倍派所属・長崎3区選出 谷川弥一衆院議員インタビュー |publisher=[[長崎文化放送]] |date=2023-12-11 |accessdate=2023-12-13}}</ref>。
東京地検特捜部が12月13日の臨時国会の閉会後に、安倍派の幹部らを任意で事情聴取することが明らかとなった<ref>{{Cite news |和書 |title= <独自>安倍派幹部ら一斉聴取へ 東京地検、上級庁と最終調整 パーティー収入不記載|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-10|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231210-EUD3LYUI75NIVKPNG7FKIUAEOM/|access-date=2023-12-10}}</ref>。本格化する捜査に対応するため、東京地検特捜部では、全国から検事を集めて、およそ50人の態勢を動員するという<ref>{{Cite news |和書 |title= 自民派閥「裏金」問題 特捜部、週内に捜査本格化 検事50人態勢|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-10|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76825880Z01C23A2CM0000/|access-date=2023-12-10}}</ref>。
岸田は、安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人、大臣政務官6人の政務三役15人について、全員交代させる意向を固めた<ref name="asahi202312102223">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDB7D5BRDBUTFK00H.html | title=安倍派の政務三役、計15人を全員交代へ 鈴木総務相、宮下農水相も | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-10 | accessdate=2023-12-10 }}</ref>。
;12月11日
ある自民党の関係者がTBSテレビの単独インタビューで、安倍派での裏金問題について「議員の関与は絶対ある」と証言した上で、「『ついては、このぐらいの金額のキックバックを渡してきたいというふうに思ってます』というのは、事務方がそんな権限を多分持っていないので『分かった』という了承を得なければ、それはできないと思いますね」とも証言した<ref name="TBS_20231211">{{Cite news |和書 |title= 【独自】自民党関係者が証言 安倍派の裏金疑惑で“議員の関与は絶対ある”|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-11|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/887026?display=1|access-date=2023-12-11}}</ref>。また、キックバックの実態についても「例えば、よくあるのは、A派閥が嫌になって、B派閥に行ったとか、C派閥からB派閥に行ったっていったら、その人はそのシステムを持って他派閥に行くわけでしょう。なので、これはもう共有された話だったと思いますので、これから各派閥、多分戦々恐々としてると思いますよ」とも証言している<ref name="TBS_20231211"/>。さらに、安倍派がこの5年間で1億円を超える裏金があったのではないかと指摘されていることに、「額が少なすぎる。相当なプール金があると思う」という認識を示した<ref name="TBS_20231211"/>。
;12月12日
NHKが関係者への取材で、岸田派でも実際にパーティーで集めた収入よりも少ない金額が政治資金収支報告書に記載していたことが明らかにされた<ref>{{Cite news |和書 |title= 政治資金問題 自民 岸田派でもパーティーめぐり収入過少記載か|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-12|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231212/k10014285351000.html|access-date=2023-12-12}}</ref>。
朝日新聞は、以前に報じた直近5年間の安倍派の所属議員へキックバックした裏金の総額を修正。関係者への取材をもとに「総額は約5億円に上る」と報じた<ref name="asahi202312120400">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDC6399RDCUTIL02Y.html | title=安倍派の裏金、5億円か 所属議員の大半に還流 派閥側の立件不可避 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>。
毎日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が、最大派閥の安倍派を集中的に捜査する方針であることが明らかになった<ref name="mainichi_20231212">{{Cite news |和書 |title= 東京地検特捜部、自民安倍派を集中捜査へ 国会会期末後に聴取本格化|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-12|author= 井口慎太郎、北村秀徳、岩本桜、山田豊|url= https://mainichi.jp/articles/20231211/k00/00m/040/266000c|access-date=2023-12-12}}</ref>。特捜部では、臨時国会の会期末にあたる12月13日以降に、議員側への聴取を本格化させることにしていて、主要な捜査対象は組織的還流が疑われている安倍派で、その安倍派の歴代の幹部も捜査の対象に含まれているという<ref name="mainichi_20231212"/>。
読売新聞によると、安倍派がパーティー券の販売のノルマを超過した分を所属している議員側に現金で還流させたうえに、その分を政治資金収支報告書に記載しないように求めていたという<ref name="yomiuri_20231212">{{Cite news |和書 |title= 安倍派、現金で還流し収支報告書への不記載求める…5年間で数億円の可能性|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-12|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231211-OYT1T50252/|access-date=2023-12-12}}</ref>。東京地検特捜部では、安倍派の実務を取り仕切る事務総長を経験した人を含め、数十人の所属している議員への事情聴取を検討しているという<ref name="yomiuri_20231212"/>。また、東京地検特捜部では、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記入)の容疑の適用を視野に、既に一部の議員の秘書らの聴取を開始しているという<ref name="yomiuri_20231212"/>。
安倍派の[[三ッ林裕巳]]が1000万円を超えるキックバックを受け、収支報告書に記載していない疑いがあることがわかった<ref>{{Cite web |title=【本人直撃】三ッ林裕巳議員側も1000万円超キックバック不記載か 自民・安倍派のパーティー券問題 {{!}} TBS NEWS DIG (1ページ) |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/888557 |website=TBS NEWS DIG |date=2023-12-12 |access-date=2023-12-12 |language=ja}}</ref>。
二階派の[[小泉龍司]][[法務大臣]]は参議院法務委員会で、政治資金パーティーの販売ノルマを超えた分について、同派閥からキックバックを受けていたと答弁した<ref>{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDD5S9MRDDUTIL020.html | title=小泉法相もパー券「還流」認める 「収支は記載」と説明 参院法務委 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-19 }}</ref>。
午前、岸田首相は、交代させる意向を固めている安倍派所属の政務三役計15人のうち、松野、西村、[[鈴木淳司]]総務相、[[宮下一郎]]農林水産相の4閣僚交代の人事を14日に先行して実施する方向で調整に入った<ref>{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDD3662RDDUTFK002.html | title=松野官房長官ら安倍派4閣僚、14日に交代 首相が記者会見で表明へ | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>。午後、[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]が提出した松野官房長官の[[不信任決議#国会での不信任決議|不信任決議]]案は衆議院本会議で採決され、自民、公明の与党などの反対多数で否決された<ref>{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDD4RNNRDDUTFK00G.html | title=松野官房長官の不信任案を否決 主要4野党は揃って賛成 自公は反対 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>。否決の見通しが立っていた前日、[[日本共産党]]の[[宮本徹]]は自身のX(旧Twitter)に「更迭を考えているのに、自民党はどういう理由で信任するのか。説明がつかない」と投稿し、与党の方針を批判した<ref>{{cite web | url=https://twitter.com/miyamototooru/status/1734196612493345196 | title=宮本徹 X 2023年12月11日 午後10:01 | publisher= | date= | accessdate=2023-12-12 }}</ref>。
午後、岸田は側近の[[木原誠二]]を遣わして、[[浜田靖一]]に官房長官就任を打診したが、浜田は「自分にはできない」と固辞した<ref>{{cite web | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDF4KF7RDFUTFK00L.html | title=官房長官の後任打診、浜田前防衛相が固辞 「自分にはできない」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-13 | accessdate=2023-12-13 }}</ref><ref>{{cite web | author=明楽麻子、森岡航平、多湖清子、白見はる菜 | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDF73J8RDFUTFK00M.html | title=官房長官固辞に「泥舟乗りたくないか」 安倍派一掃もできない首相 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。夕方、岸田は世耕を遣わして、[[阿達雅志]]に外務副大臣就任を打診したが、阿達は「体力がもたない」として断った<ref>{{cite web | author=小手川太朗 | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDG4T23RDGUTFK00N.html | title=「体力が持ちません」外務副大臣の打診固辞 菅前首相に近い阿達氏 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-15 }}</ref>。
岸田は安倍派所属の閣僚ら15人を政権から一掃することを12月10日に決断したが<ref name="asahi202312102223"/><ref name="ntv202312141106"/>、安倍派内から「当選1回など議員歴が短い政務官が対象となるのはおかしい」などと反発が出たため、政務官6人については方針を修正し、辞任は自主判断とする意向を固めた<ref>{{cite web | url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023121200699 | title=萩生田氏、辞任の見通し 安倍派一掃は見送り―岸田首相、14日にも人事・裏金疑惑 | publisher=時事ドットコム | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-13 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDD739QRDDUTFK00J.html | title=「安倍派15人除外」を修正、6人は自主判断に 首相、求心力低下も | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-13 | accessdate=2023-12-13 }}</ref><ref name="ntv202312141106">{{cite web | url=https://news.ntv.co.jp/category/politics/b87f0ac82a134d3c86de2fe52a3c4917 | title=安倍派の閣僚と副大臣の9人全員が交代へ 安倍派の政務官は1人を除いて留任固まる | publisher=日テレNEWS | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-15 }}</ref>。
;12月13日
産経新聞が報じているところによれば、東京地検特捜部が、3つのルートを政治資金規正法(不記載・虚偽記載など)の違反の疑いで、重点的に捜査をしているという<ref name="sankei_20231213">{{Cite news |和書 |title= <独自>パーティー収入巡り安倍派など3ルート重点捜査 東京地検、議員ら聴取本格化へ|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-13|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231213-VABXR3QI7VPBLLEUCIE6ZWNBNU/|access-date=2023-12-13}}</ref>。その3つのルートは、「安倍派のノルマ超過分のパーティー収入と所属議員に還流した分の支出が記載されていない派閥としての不記載疑惑」と「安倍派から還流された分を所属議員の関連団体が記載していない議員側の不記載疑惑」、それに、「二階派(志帥会)のパーティー収入の一部が記載されていない派閥としての不記載疑惑」だという<ref name="sankei_20231213"/>。
毎日新聞が報じたところによれば、東京地検特捜部の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の秘書らが「キックバック(還流)を収支報告書に記載しないのは派閥からの指示だった」と証言しているという<ref name="mainichi_20231213">{{Cite news |和書 |title= 「キックバック不記載は派閥の指示」 特捜部聴取に議員側が説明|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-13|author= 井口慎太郎、酒井志帆、高良駿輔、志村一也|url= https://mainichi.jp/articles/20231212/k00/00m/040/282000c|access-date=2023-12-13}}</ref>。関係者によれば、複数の秘書らが東京地検特捜部に対して、同様の趣旨の供述をしているという<ref name="mainichi_20231213"/>。毎日新聞の取材によれば、安倍派の議員の関係者は、派閥側から「収支報告書に載せなくて大丈夫と強く言われた」と証言しており、この還流資金を議員側の政治資金収支報告書に記載しないことについて、「派閥のルール」と受け止めた上で、その問題意識を持つことが無かったという<ref name="mainichi_20231213"/>。また、ノルマを超過した分は議員事務所の収入になるため、「パーティー券の販売を頑張ろうという気持ちになった」とも述べている<ref name="mainichi_20231213"/>。
読売新聞が報じたところによれば、安倍派が、パーティー券の収入の一部をキックバックした安倍派に所属している議員の名前やその金額を示す記録を作成していたという<ref name="yomiuri_20231213">{{Cite news |和書 |title= 安倍派がパーティー券裏金の還流記録を作成…氏名や金額|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-13|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231212-OYT1T50232/|access-date=2023-12-13}}</ref>。この記録は、安倍派の会計担当職員が作成したもので、それぞれの議員の秘書らとの間で、現金の受け渡しや要請を行い、さらに、ノルマを超過した分を含めたパーティの収入の金額や還流した議員の名前と金額などを示す記録を作成していたという<ref name="yomiuri_20231213"/>。この記録を東京地検特捜部では、任意の捜査の過程で入手しており、この記録などを基に東京地検特捜部は安倍派に所属している議員から一斉に聴取をすることになっている<ref name="yomiuri_20231213"/>。
TBSテレビの報道により、およそ20人の安倍派に所属している議員側が、この5年間で1000万円を超えるキックバックを受けた可能性があることが明らかにされた<ref>{{Cite news |和書 |title= 自民党派閥パーティー券問題 少なくとも約20人の安倍派議員側がキックバック1000万円超か|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-13|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/890856?display=1|access-date=2023-12-13}}</ref>。
文春オンラインが、西村康稔の事務所関係者や経済産業省の関係者の証言をもとに、西村が2023年10月から12月8日にかけて「架空の政治資金パーティー」を3回にわたって開催したと報じた<ref>{{cite web | url=https://bunshun.jp/articles/-/67669 | title=《安倍派幹部に新疑惑》西村康稔経産相が捜査中に「架空パーティ」を開催していた!《儲けは1回数百万、経産官僚をサクラに…》 | publisher=文春オンライン | date=2023-12-13 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。
衆議院議員で元文科副大臣の池田佳隆の事務所が、安倍派からの収入を政治資金収支報告書に記載していないことを認めた<ref name="nikkei_20231213">{{Cite news |和書 |title= 安倍派の池田氏 パーティー収入3200万円の不記載認める|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-13|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE12COQ0S3A211C2000000/|access-date=2023-12-13}}</ref>。関係者によれば、12月13日までに2020年から2022年までの政治資金収支報告書を修正し、還流分約3200万円を寄付として計上したとされる<ref name="nikkei_20231213"/>。
[[宮澤博行]]防衛副大臣は、安倍派から箝口令が敷かれていると明かしたうえで、安倍派から収支報告書の不記載の指示があったと、国会内で答えた<ref name=":0">{{Cite web |title=「収支報告書に記載するな」と派閥から指示があった 宮沢防衛副大臣 キックバックは3年間で140万円 副大臣として「やり残したことは沢山ある」【動画あり】 {{!}} TBS NEWS DIG (1ページ) |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/891545 |website=TBS NEWS DIG |date=2023-12-13 |access-date=2023-12-13 |language=ja}}</ref>。キックバックの金額は3年間で140万円で、様々な団体の年会費や政治的な交際費に使っていたと答えた<ref name=":0" />。
午後、立憲民主党が提出した[[内閣不信任決議]]案の採決が衆議院本会議で行われ、自民、公明両党などの反対多数で否決された<ref>{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231213/k10014286571000.html | title=内閣不信任決議案 自民・公明など反対多数で否決 | publisher=NHK | date=2023-12-13 | accessdate=2023-12-13 }}</ref>。
;12月14日
{{multiple image
| footer = 2023年12月14日、安倍派所属の大臣4人、副大臣5人、政務官1人が辞表を提出し、受理された<ref name="nhk202312141234"/>。左の写真は後任の大臣4人と岸田首相{{efn2|1枚目の写真。左から[[齋藤健]]経済産業大臣、[[松本剛明]]総務大臣、岸田文雄首相、[[林芳正]]内閣官房長官、[[坂本哲志]]農林水産大臣。}}。右の写真は後任の副大臣5人と岸田首相と林芳正官房長官{{efn2|2枚目の写真。左から[[鬼木誠 (1972年生の政治家)|鬼木誠]]防衛副大臣、[[阿部俊子]]文部科学副大臣、[[古賀篤]]内閣府副大臣、岸田文雄首相、林芳正官房長官、[[柘植芳文]]外務副大臣、[[上月良祐]]経済産業副大臣。}}。
| align = right
| caption_align = center
| total_width = 400
| image1 = 20231214daijin 1.jpg
| caption1 =
| image2 = 20231214fukudaijin_1.jpg
| caption2 =
}}
東京地検特捜部が、近く安倍派側の強制捜査に乗り出す方針であることが明らかになった<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派裏金疑惑、東京地検が近く強制捜査へ-報道|newspaper= ブルームバーグ|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-13/S5JSYHT1UM0W00|access-date=2023-12-14}}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派「裏金」強制捜査へ 地検、議員からも聴取方針|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE07AZN0X01C23A2000000/|access-date=2023-12-14}}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title= 東京地検、安倍派側を近く強制捜査 パーティー収入不記載 議員聴取も本格化|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231214-JHQNLOOG6JLVJHUQIZHV5NYLPA/|access-date=2023-12-14}}</ref>。また、産経新聞によれば、数十人規模にわたる国会議員に対する任意での事情聴取を本格化させることにしていて、議員側で派閥の事務総長の経験者に対する事情聴取を検討しており、還流を受けた議員本人に対しても、記載していなかったことについての経緯について、任意での事情聴取を進めることにしている<ref>{{Cite news |和書 |title= 特捜部、安倍派側など強制捜査へ パーティー収入不記載 江東区長選買収でも|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231214-BAIMKOBVYBI3THWJOXHQZ6KS3E/|access-date=2023-12-14}}</ref>。読売新聞によれば、東京地検特捜部では、安倍派が政治資金パーティーの収入の一部の還流に加え、政治資金収支報告書に記載しない処理を組織的に行っていた疑いが強くなった為、実態の解明のためには、強制調査が必要だと判断したという<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派を強制捜査へ、収支報告書への不記載総額10億円超か…宮沢博行氏「派閥から指示あった」|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231214-OYT1T50004/|access-date=2023-12-14}}</ref>。
毎日新聞は、関係者への取材で裏金化していた安倍派に所属している議員側を一斉聴取する方針であることを伝えた<ref name="mainichi_20231214">{{Cite news |和書 |title= 自民裏金疑惑 安倍派議員を一斉聴取へ 特捜部、対象は数十人か|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-14|author= 井口慎太郎、北村秀徳、岩本桜、山田豊|url= https://mainichi.jp/articles/20231213/k00/00m/010/330000c|access-date=2023-12-14}}</ref>。聴取の対象は数十人に上るという<ref name="mainichi_20231214"/>。また、毎日新聞が複数の関係者に取材したところによれば、安倍派では、還流された資金については、現金という形でやり取りが行われ、派閥側から議員本人が受け取るケースがあったことが明らかになった<ref name="mainichi_20231214"/>。
フジテレビは、東京地検特捜部が安倍派に所属している議員に任意の事情聴取を要請した上で、日程の調整を始めたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】自民・安倍派議員に任意の聴取要請 日程など調整 東京地検特捜部|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/629694|access-date=2023-12-14}}</ref>。また、関係者に取材したところによれば、2022年に開催されたパーティー後に、派閥が還流した資金を「派閥ではなく、議員個人が開いたパーティー収入として、収支報告書に記載してほしい」と、派閥側から議員側に要請した疑いがあり、それまでの安倍派内における手口を問題視する声を受けて、実態を隠そうとして、計上の方法を変えようとしていた疑いがある<ref>{{Cite news |和書 |title= 派閥が「議員個人が開いたパーティー収入で記載」など要請か 組織的に“裏金化”していた疑い 近く強制捜査へ|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/629801|access-date=2023-12-14}}</ref>。
日本テレビは、安倍派と二階派に対し、週明け(2023年12月18日月曜日以降)にも東京地検特捜部が強制捜査に乗り出す方針を固め、派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すことを伝えた<ref name="ntv_20231214">{{Cite news |和書 |title= 特捜部、安倍派・二階派に強制捜査へ 派閥側関係先を週明けにも捜索か|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-14|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/cc21e7106c5c47b08e5fb09a4f11ab6c|access-date=2023-12-14}}</ref>。この時点で、東京地検特捜部は捜査態勢を100人以上に拡充しているという<ref name="ntv_20231214"/>。
TBSテレビは、関係者への取材として、東京地検特捜部の任意の聴取に対して、還流を受けた安倍派の議員の秘書が「派閥の指示で報告書に記載しなかった」と説明していることを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派の議員秘書「派閥の指示で記載しなかった」特捜部の任意聴取に|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-14|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/893202?display=1|access-date=2023-12-14}}</ref>。
日本経済新聞は、関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派の幹部を含む複数議員に対して、事情聴取をを要請したことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 自民党安倍派「裏金」、派閥幹部らに聴取要請 東京地検|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-14|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE117OR0R11C23A2000000/|access-date=2023-12-15}}</ref>。TBSテレビは、安倍派に所属している国会議員が、東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派国会議員に事情聴取を要請 自民党パーティー券「裏金」問題で東京地検特捜部|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-14|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/895065?display=1|access-date=2023-12-15}}</ref>。
午前、松野官房長官、西村経済産業大臣、鈴木総務大臣、宮下農林水産大臣、[[堀井学]]内閣府副大臣、[[堀井巌]]外務副大臣、[[青山周平_(政治家)|青山周平]]文部科学副大臣、[[酒井庸行]]経済産業副大臣、宮澤防衛副大臣、[[佐藤啓 (参議院議員)|佐藤啓]]財務大臣政務官、[[上野通子]]内閣総理大臣補佐官、[[和田義明]]防衛大臣補佐官の安倍派所属の各政務三役・補佐官が辞表を提出し、受理された。また、党幹部では萩生田政調会長、高木国会対策委員長、世耕参議院幹事長が辞表を提出した<ref name="nhk202312141234">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231214/k10014287861000.html | title=【速報中】政治資金問題で閣僚交代へ 安倍派「5人衆」辞任へ | publisher=NHK NEWS WEB | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。岸田首相は当初、安倍派の政務三役15人のうち政務官6人についても更迭する意向だったが、安倍派内から反発が出たため、当選1回の[[小森卓郎]]、[[塩崎彰久]]、[[石井拓]]、[[加藤竜祥]]、[[松本尚]]の5人については留任とし、当選2回の佐藤啓のみを交代させた<ref name="ntv202312141106"/>。
鈴木は退任時の記者会見で「しっかり調べないと分からないが、秘書と話をしたところ、(資金の還流は)ほんのわずかにあるようだ」と述べ、否定の立場から一転して資金還流があったことを認める発言をした<ref>{{cite web | url=https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231214-OYT1T50137/ | title=資金還流「ほんのわずかにあるようだ」…目を潤ませた鈴木総務相、否定から一転 | publisher=読売新聞 | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-18 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02001298.html | title=鈴木総務大臣退任記者会見の概要 | publisher=総務省 | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-18 }}</ref>。堀井学は取材に応じ、ノルマの超過分に対する安倍派からのキックバックとして、2018~22年の5年間に1200万円を受け取り裏金にしていたことを認めた<ref>{{cite web | url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/894981?display=1 | title=【独自】安倍派の堀井学・前内閣府副大臣が証言 裏金1200万円は現金で…「習わしに従ってしまった甘え」 | publisher=TBS | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref><ref>{{cite web | author=森岡航平 | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDG6R6DRDGUTFK02Q.html | title=安倍派・堀井議員も裏金認める 5年で1千万円超 「秘書が使った」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。
;12月15日
朝日新聞が関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の聴取に、安倍派議員の秘書が、派閥側の指示として、「党から議員個人に支給された、記載義務がない政策活動費なので、政治団体の収入には記載する必要ない」と説明されたことを供述していると伝えた<ref name="asahi_20231215">{{Cite news |和書 |title= 安倍派、裏金隠蔽か 「政策活動費なので記載不要」 幹部秘書聴取へ|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-15|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDG73XZRDGUTIL00N.html|access-date=2023-12-15}}</ref>。東京地検特捜部では、派閥側が還流した裏金を、政策活動費という虚偽の名目で隠蔽した可能性があるとして、捜査を進めている<ref name="asahi_20231215"/>。
読売新聞は、東京地検特捜部が安倍派の会計責任者を、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討していると伝え、会計責任者が東京地検特捜部に対して、その政治資金収支報告書に記載していなかったという事実関係を認めた上で、その還流の仕組みについても説明をしているとも伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 不記載疑いで会計責任者の立件検討…東京地検、安倍派議員らに事情聴取を要請|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-15|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231214-OYT1T50334/|access-date=2023-12-15}}</ref>。
時事通信が関係者への取材で、安倍派側が、実際に書かれた収入額の資料とは別に、政治資金収支報告書に記載する金額が書かれた資料を作成していたと伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派、資料2種類作成か 実際の収入と報告書記載分―議員らに聴取要請・東京地検|newspaper= 時事通信|date= 2023-12-15|author= |url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2023121401120&g=soc|access-date=2023-12-15}}</ref>。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の議員秘書らが東京地検特捜部の事情聴取に対して、「党から議員に支給された政策活動費にあたるため、政治資金収支報告書に記載する必要が無いと派閥側から説明を受けた」とキックバックについて説明したことを伝えた<ref name="TBS_20231215">{{Cite news |和書 |title= 「政策活動費なので記載不要と派閥側から説明」安倍派議員秘書ら供述 自民党パーティー券「裏金」問題で東京地検特捜部に|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-15|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/895673?display=1|access-date=2023-12-15}}</ref>。東京地検特捜部から事情聴取の要請を受けた安倍派の関係者は、TBSテレビの取材に「政治資金収支報告書の原本など様々な資料を持参するよう言われた」と話した上で「相当な人数が聴取されるため、場所も複数に分かれるようだ」と述べ、捜査の規模の大きさを指摘している<ref name="TBS_20231215"/>。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が行っている任意の事情聴取に、キックバックを受けた議員側が、安倍派側から、「領収書の受け取りを拒否された」と説明していると伝えた<ref name="NTV_20231215">{{Cite news |和書 |title= キックバック受けた議員側“派閥側から領収書拒否された” 安倍派パーティー問題|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-15|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/3a8a2088c08449d1977166f669feb334|access-date=2023-12-15}}</ref>。これは、安倍派に所属している議員が、安倍派の派閥事務所において、現金という形で、キックバックを受けた際に、領収書を渡そうとした際に、派閥側が「慣例でいらないことになっている」と、受け取りを拒否されたという<ref name="NTV_20231215"/>。
NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派に所属している議員の複数の秘書が、「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、政治資金収支報告書に記載しないよう指示された」などと説明しているという<ref name="NHK_20231215">{{Cite news |和書 |title= 「キックバックは現金で」事情聴取に安倍派議員の複数秘書説明|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-15|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231215/k10014289241000.html|access-date=2023-12-16}}</ref>。東京地検特捜部は、キックバックを受けた金額が多い議員を中心に任意の事情聴取を要請しており、派閥側に加え、議員本人の認識といった、不透明な政治資金の流れの実態解明を本格化させるものと見られる<ref name="NHK_20231215"/>。
TBSテレビは政府関係者の話として、今回の問題を受け、岸田総理が近日中に自民党の幹部に対して、政治改革に向けた議論を始めるよう指示をする方針であることを伝えた<ref name="TBS_20231215_2">{{Cite news |和書 |title= 岸田総理 近く政治改革に向け議論指示へ 派閥の裏金疑惑受け|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-15|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/897675?display=1|access-date=2023-12-16}}</ref>。この政治改革に向けた議論では、「閣僚や党幹部に就任した議員が派閥に所属しないようにすること」と「政治資金規正法を改正する必要性」について議論が行われ、2024年1月に召集されることになっている通常国会までに提言をまとめたいとしている<ref name="TBS_20231215_2"/>。
;12月16日
産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派からパーティー券の販売のノルマを超過した分を政治資金収支報告書に記載せずに還流を受けた所属している議員側について、還流分の金額や使途に加え、議員の関与の3点を重点的に捜査していることが明らかになった<ref name="sankei_20231216">{{Cite news |和書 |title= <独自>パーティー裏金疑惑、金額・使途を重点捜査 東京地検、刑事処分の判断基準か|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-16|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231216-BMQSGL43RVNHRAY4A36I77KZPI/|access-date=2023-12-16}}</ref>。東京地検特捜部では、この3点の判断基準を中心に悪質性を見極めた上で、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)の罪で刑事処分を行う際の判断基準にするという<ref name="sankei_20231216"/>。なお、この判断基準の一端が明らかになるのはこれが初めてとなる<ref name="sankei_20231216"/>。東京地検特捜部では、この判断基準を中心に悪質性などを総合的に判断して、議員の関連団体の会計責任者や議員本人に対して、起訴するかどうかを判断する模様<ref name="sankei_20231216"/>。
読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している一部の議員に対して、任意の事情聴取に着手し、週明けの2023年12月18日から重点的に任意の事情聴取を行うという<ref name="yomiuri_20231216">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員の聴取に着手…裏金疑惑、対象者は高額還流中心に数十人に及ぶ見通し|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-16|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231216-OYT1T50051/|access-date=2023-12-16}}</ref>。この事情聴取では、高額の還流を受けた議員らを中心に行って、金額や使い道、それに、政治資金収支報告書に記載しなかった経緯や認識について確認を行う<ref name="yomiuri_20231216"/>。また、東京地検特捜部では、安倍派の所属議員の大半の秘書から任意の事情聴取を行っていて、このうち、複数の秘書が、取り調べの中で、派閥から還流された現金を「収支報告書に記載しないよう派閥から指示があった」を供述しているということで、その秘書らからの聴取結果も踏まえて、派閥側が裏金化を主導したという見方を強め、安倍派の会計責任者に対して、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)の容疑での立件を検討している<ref name="yomiuri_20231216"/>。
毎日新聞は関係者への取材で、安倍派がノルマを超過したパーティー券の収入を議員側に還流する際に、「戻し」という言葉を使用して、現金を渡していた疑いがあることがあるといい、東京地検特捜部でもこのようなやり取りがあったことが把握していて、派閥と議員側の双方が裏金化を認識していたとみていると伝えている<ref name="mainichi_20231216">{{Cite news |和書 |title= 安倍派、還流を「戻し」と伝え現金手渡し 議員側も裏金認識か|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-16|author= 井口慎太郎、山田豊、大場弘行、山口智|url= https://mainichi.jp/articles/20231215/k00/00m/010/323000c|access-date=2023-12-16}}</ref>。安倍派の場合、パーティー券を購入した企業や団体に派閥の口座に代金を振り込んでもらい、それに、議員側が東京都千代田区の派閥の事務所にパーティーの売上金を持ってきたりして、派閥に収入を報告した上で、派閥側がノルマ分を差し引いた金額を議員側に戻して、資金を還流させていたという<ref name="mainichi_20231216"/>。その際、派閥側は還流された資金を「戻し」や「バック」と呼んで、現金という形で議員本人や秘書に手渡していたとされ、派閥側のみならず、大半の議員側でもノルマの超過分が還流する仕組みを認識した上で裏金化をしていたとみているという<ref name="mainichi_20231216"/>。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部による安倍派に所属している議員への任意の事情聴取がこの日から開始することを伝えている<ref name="NTV_20231216">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員への任意聴取 きょうから開始 東京地検特捜部|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-16|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/04634220532e4d6c8b26f57d2cb0fade|access-date=2023-12-16}}</ref>。この任意の事情聴取は、高額な還流を受けたとされる安倍派に所属している議員から、順次聴取を行っていって、政治資金収支報告書に記載していなかったことについての議員の認識などを確認するという<ref name="NTV_20231216"/>。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派側から1000万円を超える還流を受けた議員が20人ほどに上る可能性があるといい、その還流を受けた議員の中には、すでに東京地検特捜部の任意の事情聴取の日程が決まった議員もいるという<ref name="FNN_20231216">{{Cite news |和書 |title= 1000万円超のキックバック受けた安倍派議員は20人ほどに 特捜部の聴取の日程決まった議員も|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-16|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/630855|access-date=2023-12-16}}</ref>。今後、捜査は派閥側と議員側との同時並行で行われるという<ref name="FNN_20231216"/>。
TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が、この週末から週明け(2023年12月16日から12月18日)にかけ、安倍派に所属している議員の一部に対して事情聴取を行うといい、この捜査は国会議員本人に対する事情聴取という新しい段階を迎えたことになる<ref name="TBS_20231216">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員本人の事情聴取へ 週末から週明けにかけ 東京地検特捜部 自民党パーティー券「裏金」問題|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-16|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/897990?display=1|access-date=2023-12-16}}</ref>。また、安倍派では宮沢博行衆議院議員が、すでに、還流の存在に加え、派閥側から口止めをされていたことを認めており、それを含めて、東京地検特捜部では、議員本人に対する事情聴取によって、議員側の認識に加え、還流された金の使い道について詳しく調べるという<ref name="TBS_20231216"/>。
その後、フジテレビは関係者への取材で東京地検特捜部が安倍派に所属している議員への任意の事情聴取を開始したことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 【独自】安倍派“裏金疑惑” 東京地検特捜部が議員への聴取を開始|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-16|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/630912|access-date=2023-12-16}}</ref>。日本テレビは関係者への取材で12月16日から、安倍派に所属している議員に対する任意の事情聴取を始めていて、週明けにかけ、集中的に安倍派に所属している複数の議員に対する任意の事情聴取を行うことにしているという<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派所属議員へ任意聴取 きょうから週明けにかけ集中的に…東京地検特捜部|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-16|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/42c75f31b0d7458baa6786294a8ce9b5|access-date=2023-12-16}}</ref>。
自民党内で長年にわたって中央政界に関わってきたある関係者は、NHKの取材にパーティー券の収入を巡るこの問題について「キックバックがあって、それを政治資金収支報告書に報告していなかった、全く裏金化してしまったということだ。修正がきかないような額が多年度にわたって続いていれば、それはうっかりという言い逃れはできない。政治資金の透明化については、[[リクルート事件]]の時から言われているが、そこの部分が全く不透明だったということではないか」と指摘した<ref name="NHK_20231216">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員の任意聴取始める 東京地検特捜部 政治資金問題|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-16|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231216/k10014289991000.html|access-date=2023-12-17}}</ref>。そのリクルート事件を受けて1989年(平成元年)に自民党が掲げた「政治改革大綱」について触れた際に「35年もたつと、喉元過ぎればではないが、みんなリクルート事件を忘れてしまったということだろう。みんなやはりどこか忘却の彼方ではないが、忘れ去ってしまって、だんだんと形骸化してきているのではないか」と指摘した上で「平成4年(1992年)に自民党の政治改革本部が作った政治改革の基本方針に、党の役員は派閥から抜けましょうと書いてあるにもかかわらず、ずっとそのまま派閥の長で居続けてきた。そして、大規模パーティーを自粛しましょうと言ったにもかかわらず、やってきている。これらが象徴的な部分で、おごり、慢心、緩みということだろう」と述べ、「リクルート事件はもちろん自民党にとって打撃だったが、個人の犯罪という部分が強かった。でも今回は、清和政策研究会という1つの派閥ぐるみの話になるので、質が違うと思う。リクルート事件後に定めた基本方針に立ち返り、襟を正して欲しい」とも述べた<ref name="NHK_20231216"/>。
1989年に発覚したリクルート事件をきっかけにして、国民の政治不信がピークに達したことを受け、自民党では、1989年に「政治改革大綱」を決定していた<ref name="NHK_20231216"/>。この「政治改革大綱」では「いまこそ事態を深刻かつ率直に認識し、国民感覚とのずれをふかく反省し、さまざまな批判にこたえ、『政治は国民のもの』と宣言した立党の原点にかえり、党の再生をなしとげて国民の信頼回復をはたさなければならない」として、「政治家個々人の倫理性の欠如や多額の政治資金とその不透明さ、それに派閥偏重といった硬直した党運営などが自民党批判の中心にある」と位置付けた上で、「政治資金をめぐる新たな秩序の確立」のために、その政治資金の支出の抑制に加え、その政治資金パーティーの自粛と新たに規制を設けるなどの収入の改革、パーティーの収支の明確化といった公開性の徹底を掲げていた<ref name="NHK_20231216"/>。しかし、その後も政治とカネの問題が相次いだため、自民党では、1992年に「政治改革の基本方針」をまとめていた<ref name="NHK_20231216"/>。この「政治改革の基本方針」では、「国民の厳しい目が注がれている派閥について、党運営の硬直化をもたらしてきた弊害を除き、国民に開かれた近代化な党を確立しなければならない」ということで「派閥の弊害の除去を速やかに断行するため、派閥による資金調達の制限などとともに、公の地位にある者の派閥離脱を徹底する」などと掲げていた<ref name="NHK_20231216"/>。
;12月17日
産経新聞は関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分である100万円以上を安倍派に納入せずに、政治資金収支報告書に記載しないままに、いわば「中抜き」を行っていたことを伝えた<ref name="sankei_20231217">{{Cite news |和書 |title= <独自>安倍派複数議員「中抜き」 パーティー収入不記載拡大、10億円超か|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-17|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231217-K6TKWMBBCZJH3LTLSVG65JC6YQ/|access-date=2023-12-17}}</ref>。もし、還流に加えて、「中抜き」の分を含めれば、不記載額がさらに膨らむ可能性があるという<ref name="sankei_20231217"/>。関係者によると、安倍派では政治資金パーティー券用の口座を用意して、そのパーティー券を購入する支援者が、議員ごとに割り振られたパーティー券の番号を名義に添えて送金する<ref name="sankei_20231217"/>。そして、派閥として各議員ごとのパーティー券の販売額を集計して、後日、ノルマを超過した分を議員に還流していたという<ref name="sankei_20231217"/>。また、安倍派に所属している議員の一部は支援者に対して、安倍派の口座を用いずに、個人のパーティー券用の口座に送金するように依頼し、その個人口座からノルマの分だけを安倍派に納入した上で、そのノルマの超過分は中抜きを行い、議員側の支出に充てるが、ノルマに達しなかった場合の補填にに充てたりしていた<ref name="sankei_20231217"/>。議員の関連団体の政治資金収支報告書に記載はされておらず、関係者の話では、その中抜きの金額が100万円を超える議員も複数確認されているという<ref name="sankei_20231217"/>。しかしながら、安倍派側では、「中抜き」をしたかどうかについて、確認が困難なため、東京地検特捜部では、個人の口座を調べて、いわば、中抜き分の資金の流れについての解明を進めている<ref name="sankei_20231217"/>。
読売新聞が伝えたところによれば、安倍派に所属している議員側が、パーティー券の販売のノルマを超過した分の還流を受ける際に、派閥側が領収書を受領するのを拒否していたという<ref name="yomiuri_20231217">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員へのキックバック提供時、派閥職員が領収書の受領拒否「困るからいらない」|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-17|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231216-OYT1T50317/|access-date=2023-12-17}}</ref>。関係者への取材によれば、この還流分は安倍派の政治資金パーティーが終了した後に安倍派の会計担当の職員が現金という形で提供していたが、一部の議員側ではこの現金を受け取った際に安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提にして、領収書の発行を申し出たところ、その安倍派の会計担当の職員は「困るからいらない」と拒否をして、その議員側に対しても記載しないよう要請をされた<ref name="yomiuri_20231217"/>。東京地検特捜部では、このやり取りについて、派閥側が裏金化を主導していたという事情の一つだとしていて、議員本人からの任意の事情聴取を通じて、このような派閥のやり取りに加え、還流分の使途の詳細についても確認をしている<ref name="yomiuri_20231217"/>。
自民党の[[石破茂]]元幹事長はこの日の朝に放送されたフジテレビの報道番組「[[日曜報道 THE PRIME]]」に出演して、この政治資金パーティーの問題について「政治資金規正法を含め法体系の見直しをやらなければ、『以後気をつけます』では済まない」と指摘した上で、2024年の通常国会で、政治改革をこの通常国会のテーマとして位置付けて「法体系の見直しを議論する必要がある」という考えを示した<ref name="NHK_20231217">{{Cite news |和書 |title= 自民 石破氏 派閥の政治資金問題 “法体系の見直し議論を”|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-17|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231217/k10014290411000.html|access-date=2023-12-17}}</ref>。その法体系の見直しについては「透明性の確保、あるいは罰則の強化もあるかもしれない」と説明した上で「民間ならこうだが、政治家だけ特別というのは良くない」とも述べた<ref name="nikkei_20231217">{{Cite news |和書 |title= 自民・石破氏「政治資金規正法見直しを」 通常国会で|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-17|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1634J0W3A211C2000000/|access-date=2023-12-17}}</ref>。安倍派の説明責任については「説明するには資料の確認や論理の整合性をとることも必要で、ある程度の時間はかかるだろうが、中間報告というものがあってもいいのではないか」という考えを示した<ref name="NHK_20231217"/>。また、「検察によって真相が明らかにされる前に、党や議員自身が説明責任を果たすべきだ」という考えを示したうえで「一番知っているのは当事者だ。それが自浄作用ではないか」と説明した<ref name="nikkei_20231217"/>。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派では派閥内において、議員の事務所を移籍した秘書がその移籍先の事務所にキックバックなどの手法を伝えていた事例があったと伝えた<ref name="TBS_20231217">{{Cite news |和書 |title= キックバック手法 事務所間で秘書が継承か 自民党パーティー券「裏金」問題 東京地検特捜部|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-17|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/898714?display=1|access-date=2023-12-17}}</ref>。具体的には、議員の政界引退などにより、秘書が派閥に所属している別の議員に移籍する事例があり、その移籍先の事務所において、政治資金収支報告書に記載しない手法を伝えていた事例があったという<ref name="TBS_20231217"/>。つまりは、議員の秘書を通じて、政治資金収支報告書の不記載が派閥内で広がっていったという<ref name="TBS_20231217"/>。
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、安倍派議員の複数の秘書が「派閥から『政策活動費の名目なので、収支報告書に記載しなくてもいい』と言われた」と説明していることを伝えた<ref name="NTV_20231217">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員秘書「派閥から、政策活動費の名目なので記載しなくてもいいと…」と説明 特捜部の任意聴取に|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-17|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/0aade36f8d3a4dac95e11fb60dd68e94|access-date=2023-12-17}}</ref>。この政策活動費は、政党から議員への寄付によるもので、政治資金収支報告書への記載の義務はないが、議員本人がノルマを超過した分のキックバックだと認識して、議員自ら現金で受け取っていたこともあったという<ref name="NTV_20231217"/>。つまりは、派閥側が、政治資金収支報告書の記載が必要なノルマを超過した分を、意図的に隠していた可能性がある<ref name="NTV_20231217"/>。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派の幹部側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した収入が議員側にキックバックをした分の記載がないことについて、「派閥や特定の議員がもうけているように見せたくなかった」と周囲に対して話していたと伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 「儲けてるよう見せたくなく」政治資金巡り安倍派幹部側|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-17|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000328766.html|access-date=2023-12-17}}</ref>。
時事通信は関係者への取材で、安倍派に所属している99人の議員のうち、10人以上の議員が1000万円を超えるキックバックを受けた上で、それを政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあると伝えた<ref name="jiji_20231217">{{Cite news |和書 |title= 10議員以上が1千万円超か 安倍派の還流、不記載疑い―パーティー収入問題|newspaper= 時事通信|date= 2023-12-17|author= |url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2023121700262&g=soc|access-date=2023-12-17}}</ref>。これまで、東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けた複数の安倍派に所属している議員の秘書らは、キックバックに加え、政治資金収支報告書への不記載について認めた上で「政策活動費なので記載義務はない」として、派閥側から政治資金収支報告書に記載しないように指示されたと説明している<ref name="jiji_20231217"/>。
共同通信は関係者への取材で、東京地検特捜部が週の前半(12月18日から12月20日)に政治資金規正法の違反の疑いで、安倍派の派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すと伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】東京地検特捜部、週前半にも安倍派家宅捜索へ|newspaper= 共同通信|date= 2023-12-17|author= |url= https://www.47news.jp/10276330.html|access-date=2023-12-17}}</ref>。東京地検特捜部では、先行して安倍派の会計責任者に加え、還流を受けた安倍派に所属している議員側の秘書らを任意で事情聴取をを行い、安倍派に所属している議員本人への任意の事情聴取も着手していて、議員本人に対しては、還流分の政治資金収支報告書に不記載に関する認識を確認している<ref name="tokyo_20231217">{{Cite news |和書 |title= 安倍派関係先、週前半捜索へ 特捜部、議員聴取も継続|newspaper= 東京新聞|date= 2023-12-17|author= 共同通信|url= https://www.tokyo-np.co.jp/article/296604|access-date=2023-12-17}}</ref>。また、派閥側は捜査に協力的で、東京地検特捜部では、受領側の議員のリストなど、多くの資料を入手しているが、還流の額が巨額で、その上、悪質性は高いとして、強制捜査を行うことになっている<ref name="tokyo_20231217"/>。
NHKは関係者への取材で、東京地検特捜部によるこれまでの任意の事情聴取に安倍派の所属議員の複数の秘書が「派閥側からのキックバックは現金で受け取り、収支報告書に記載しないよう指示された」と説明していたが、このうち、安倍派の所属議員の一部の秘書が「当初は収支報告書にキックバック分を収入として記載していたが、派閥側から指示されたため、記載しないようになった」と新たに説明していることを伝えた<ref name="NHK_20231217_2">{{Cite news |和書 |title= 政治資金問題 安倍派の所属議員秘書が新たな説明|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-17|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231217/k10014290691000.html|access-date=2023-12-18}}</ref>。また、別の秘書らからは「派閥側からは、党から議員個人に配られる政策活動費なので、記載する必要がないと言われた」と説明しているという<ref name="NHK_20231217_2"/>。
自民党において、議員活動への支援に加え、選挙対策に携わっていた関係者はNHKの取材に「政治には金がかかるというが、どこにかかるかというと、大きくは選挙と議員を支える秘書をどれだけ多く雇っていくかにかかっている」と話した上で、秘書について、「公設秘書以外は私設秘書として雇わなければならない。支援組織がある党はそこから送り込むことができるが、自民党は昔から、よく『自分党』と言われるように、組織があるようでないので、お金も人も自分で集めてこないといけない」とも話している<ref name="NHK_20231217_2"/>。このような事情は、選挙でも同じだとして「選挙で宣伝車を走らせる場合、ドライバーとウグイス嬢を雇用しなければならないが、いずれも適性のある人がそれほど多くないため、争奪戦になり、甘くはない。さらに、永田町では陣中見舞いということばを使うが、自分の子分となる選挙区内の地方議員に金を配るので、それも相当な額になる。裏金がなければ、じゃあ、その金はどこから捻出するのかという形になる」と述べた上で「裏金というのはどんな形にも使える自由な金なので、それを人件費に使おうと、銀座のクラブでの飲み食いに使おうと、選挙に使おうと、自由にその財布から出せる。裏金がなければ何もできない。今回の事件を受けて政治資金規正法を厳しくしても、いたちごっこだと思う」と指摘した<ref name="NHK_20231217_2"/>。そして、この関係者は自らも選挙対策を通じ、裏金に関わってきたことを反省していると述べた上で「自民党にお願いしたいのは、政治とカネの問題や裏金づくりについて正直に有権者に謝罪することだ。このような使途不明の金は作りませんと宣言し、立党以来のうみをこの機にすべて出してほしい」と話している<ref name="NHK_20231217_2"/>。
;12月18日
日本経済新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金のパーティの収入の総額と政治資金収支報告書に記載する金額について、別々の資料を作成していたと伝えた<ref name="nikkei_20231218">{{Cite news |和書 |title= 安倍派「裏金」、二重帳簿で管理か 地検が近く強制捜査|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-18|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE158JH0V11C23A2000000/|access-date=2023-12-18}}</ref>。つまりは、政治資金収支報告書に記載していない裏金を派閥内のいわゆる二重帳簿で継続的に管理をしていた疑いがあるという<ref name="nikkei_20231218"/>。また、テレビ朝日でも、政治資金パーティー券の実際の収入とは別に、キックバック分を除いた金額を記載した2つの帳簿で資金を管理していたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派“二重帳簿”で管理か 政治資金巡る不記載問題|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-18|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000328865.html|access-date=2023-12-18}}</ref>。
毎日新聞は複数の議員秘書の証言によって、安倍派が10年以上前(2013年以前)から、ノルマを超過した分のパーティー券の収入を議員側に対して還流する仕組みを続けていた疑いがあることが明らかになったと伝えている<ref name="mainichi_20231218">{{Cite news |和書 |title= パー券収入、議員へ還流 10年以上継続か 複数の安倍派秘書が証言|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-18|author= 志村一也、長屋美乃里、高良駿輔、北村秀徳|url= https://mainichi.jp/articles/20231217/k00/00m/040/087000c|access-date=2023-12-18}}</ref>。また、2000年代からこの仕組みが続いていたという情報もある<ref name="mainichi_20231218"/>。政治資金収支報告書の違反にあたる不記載、虚偽記載の公訴時効は5年に設定されているため、東京地検特捜部が行っている捜査は2018年以降を対象にしている<ref name="mainichi_20231218"/>。秘書らが毎日新聞に対して行った証言では、この還流の仕組みは2018年より前から続いているということで、より膨大な裏金が議員側に回っていた可能性が大きいという<ref name="mainichi_20231218"/>。永田町にて国会議員の秘書歴が長い、ある中堅は毎日新聞に対し、およそ10年前に安倍派に所属している議員の秘書だったころから、ノルマを超過した分の還流が派閥側からあったことを証言した上で、別の安倍派に所属している議員からキックバックの仕組みを聞いたことをきっかけにして、勤めていた議員の事務所でも派閥の政治資金パーティー券を企業や団体に対して、売りさばくようになったとも証言した<ref name="mainichi_20231218"/>。別の安倍派に所属している議員のベテランの秘書は毎日新聞の取材に「正確な経緯や時期は分からない」と断ったうえで、2000年代からノルマを超過した分を議員側に戻す仕組みがあった可能性を示した<ref name="mainichi_20231218"/>。
日本経済新聞は、岸田文雄首相が、今回の問題を受け、この週内(12月18日から12月22日)にも、自民党に所属する各議員と政治改革についての意見交換を開始すると報じた<ref name="nikkei_20231218_2">{{Cite news |和書 |title= 首相「派閥資金に党関与」 自民の分権構造、統治に穴|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-18|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1576M0V11C23A2000000/|access-date=2023-12-18}}</ref>。自民党の各派閥でばらつきのある資金管理の方法について、統一したルールの策定を探る<ref name="nikkei_20231218_2"/>。
読売新聞は関係者の話として、先週の後半(12月16日から12月18日)から安倍派に所属している議員本人に対する任意の事情聴取を行っていて、数千万円から千数百万円の還流を受けた議員に対しても事実関係を確認したと伝えた<ref name="yomiuri_20231218">{{Cite news |和書 |title= 安倍派裏金化疑惑、週内にも強制捜査の方針…1000万円超の高額還流議員を任意聴取|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-18|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231218-OYT1T50047/|access-date=2023-12-18}}</ref>。このうち、1000万円を超える還流を受けた議員の一人は、任意の事情聴取に還流が始まった時期に加え、高額に上った経緯について、説明を求められた<ref name="yomiuri_20231218"/>。東京地検特捜部では、この議員に対する任意の事情聴取と並行して、この週内(12月18日から12月22日)にも安倍派の関係先に対し、政治資金規正法の違反の容疑で強制捜査に乗り出すことにしている<ref name="yomiuri_20231218"/>。
TBSテレビは、安倍派の関係者が「[[細田博之]]前衆院議長が派閥の会長だったころ、キックバックの具体的な金額を議員に伝えていたことがあった」という証言を伝え、11月に亡くなった細田博之前衆院議長が、現在の安倍派に当たる細田派の会長を務めていた際に、キックバックの金額を所属している議員に対して伝えていたのは派閥の会長を退く数年前だとも伝えた<ref name="TBS_20231218">{{Cite news |和書 |title= 【独自】細田前議長がキックバックの金額を具体的に指示か 自民党パーティー券「裏金」問題|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-18|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/899560?display=1|access-date=2023-12-18}}</ref>。この証言は、派閥の会長を務めていた細田博之が政治資金収支報告書の不記載の支持をしていたかについては分かっていないものの、派閥の会長がキックバックを認識していたみられる根拠になるという<ref name="TBS_20231218"/>。
日本テレビは関係者への取材で、派閥側が所属している議員ごとの政治資金パーティー券を販売した金額に加え、ノルマを超過した分の金額の一覧表(リスト)を作成していたと伝えた<ref name="NTV_20231218">{{Cite news |和書 |title= 自民・安倍派、キックバック額をリスト化した一覧表作成 政治資金パーティー問題|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-18|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/70fe3238047049199b5af90ba196df5c|access-date=2023-12-18}}</ref>。また、パーティー券を購入した団体からの入金の状況を一覧表(リスト)としてまとめて、派閥から議員側に対して共有されていたという<ref name="NTV_20231218"/>。このノルマを超過した分の一覧表については、派閥側から東京地検特捜部へ提出されたということで、今後、派閥でキックバックの仕組みが組織的に管理されていた可能性があるとみて、実態の解明を進めていくものとみられる<ref name="NTV_20231218"/>。
自民党の茂木派に所属している[[船田元]]衆議院議員総会長・元[[経済企画庁]]長官は、この日、自身が発行しているメールマガジンの中で「自民党全体が国民から懐疑の目で見られ、極めて危機的な状況に置かれている。場合によっては内閣総辞職に追い込まれたり、政権から引きずり下ろされたりする可能性だってある」と指摘した上で「派閥の効用がないとは言えないが、弊害のほうが大きいというのが人々の共通認識だ。派閥の解消・廃止について、本気で議論しなければ、一度離れた国民の信頼は取り戻せない」と記した<ref name="NHK_20231218">{{Cite news |和書 |title= 自民幹事長 政治資金規正法の改正含め透明性確保への措置 検討|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-18|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231218/k10014291411000.html|access-date=2023-12-18}}</ref>。さらに、岸田文雄首相が打ち出している派閥主催のパーティーの当面の自粛と自民党の[[茂木敏充]]幹事長が明らかにした派閥主催のパーティーの党本部の関与といった一連の対策についても「まだまだ不十分だ」と指摘した上で、派閥に代わって党の本部において、政治資金や人事を集約すべきだという考えを示している<ref name="tokyo_20231218">{{Cite news |和書 |title= 派閥解消「本気で議論を」 自民船田氏、裏金疑惑受け|newspaper= 東京新聞|date= 2023-12-18|author= |url= https://www.tokyo-np.co.jp/article/296698|access-date=2023-12-18}}</ref>。
自民党の茂木敏充幹事長は、この日、東京都内で自民党の茂木派に所属している議員のパーティーに出席して、今回の裏金問題を受けて、「国民に疑念が広がっていることを深刻に受け止めなければならない。自民党全体に厳しい目が向けられており、危機感を持って対応しなければならない」と述べた<ref name="NHK_20231218"/>。また、政治資金規正法の改正も議論の対象になり得るという認識を示したうえで「法改正を含め、透明性が確保できるような素地を早急に検討しなければいけない」と話した<ref>{{Cite news |和書 |title= 「規正法改正含め議論を」 自民・茂木幹事長、資金問題|newspaper= 日本経済新聞|date= |author= 共同通信|url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA185K90Y3A211C2000000/|access-date=2023-12-18}}</ref><ref name="NTV_20231218_2">{{Cite news |和書 |title= パーティー券購入“振り込み”に…政治資金の透明性確保へ検討を 自民・茂木氏|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-18|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/politics/bba4513e48df4e29bc6b1797bec9b695|access-date=2023-12-18}}</ref>。さらに、茂木幹事長は「自民党全体に厳しい目が向けられている」「収支の透明性が確保されていなかったことが、問題の一因なのは明らか」と述べた上で、政治資金パーティー券の購入を現金で行っていたのを銀行振り込みに改め、その後の支出についても、全て銀行口座を通して行うといった再発防止策を提案した<ref name="NTV_20231218_2"/>。また、茂木幹事長は派閥の政治資金パーティーの収支に問題やミスはないかを自民党本部でチェックする体制を構築するべきという考えを示した<ref name="NTV_20231218_2"/>。
その日の夜、岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対して、各報道機関の世論調査で内閣支持率が下がっていることについて「世論調査の一つ一つの結果について申し上げることは控えるが、国民から厳しい声をいただいていることは謙虚に受け止めなければならない。特に政策集団の政治資金に関して国民に疑念の思いが広がっていることは深刻に危機感を感じなければならない課題で、信頼回復のために全力で取り組まなければならないと強く感じている」と述べた上で、再発防止策の議論については「今後、捜査が進み、全容や原因、課題が明らかになっていく。こうした推移を見ながら、しかるべきタイミングで党としても国民の信頼回復のための新たな枠組みを立ち上げるなど、果断に対応を行っていくことは重要だ」だとも述べている<ref name="NHK_20231218_2">{{Cite news |和書 |title= 岸田首相 政治資金問題 再発防止策で“新たな枠組みも”|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-18|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231218/k10014291811000.html|access-date=2023-12-19}}</ref>。政治資金規正法の改正の必要性については「そういった選択肢も決して否定するものではない。今後明らかになっていく推移をしっかりみたうえで、対応を考えていかなければならない」と話した<ref name="NHK_20231218_2"/>。
また、岸田総理大臣は、その日の夜に開催された経済関係者らの会合の中で「国民から大変疑念を持たれる事態を招いていることについて大変遺憾に思い、心からおわびを申し上げなければならない」と述べた<ref name="NHK_20231219_2">{{Cite news |和書 |title= 岸田首相 “政治資金規正法 改正も選択肢として否定せず”|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-19|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/k10014291831000.html|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、記者団に対して、再発防止に向けて、自民党として新たな枠組みを立ち上げることも含めて取り組むと共に、「政治資金規正法の改正も選択肢として否定するものではない」という考えを示した<ref name="NHK_20231219_2"/>。
立憲民主党の[[長妻昭]]政務調査会長は、この日に行われた党の会合で「法律に不備があるという声が自民党から聞こえてくるが、基本的なルールを逸脱していることを、ほかの議論に絡めて弱める動きは看過できない」と批判した上で、政治資金の透明性の向上には政治資金規正法の改正も必要として、「収支報告書に名前などの記載が義務づけられるパーティー券の購入金額について現在の20万円を超えるという基準を引き下げるべき」と主張した<ref name="NHK_20231219_2"/>。
テレビ東京は独自取材として、二階派が政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった総額がこの5年間で1億円台半ばのにのぼるとみられることを伝えた<ref name="TX_20231218">{{Cite news |和書 |title= 【独自】二階派 不記載額は5年で1億円台半ば 会計責任者は不記載認める|newspaper= テレビ東京|date= 2023-12-18|author= |url= https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/txn/news_txn/287693|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、関係者の話によれば、二階派の会計責任者は、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金収支報告書の不記載と認めているという<ref name="TX_20231218"/>。
=== 2023年12月19日以降 ===
;12月19日
東京地検特捜部が、東京都千代田区平河町にある安倍派と二階派の事務所に対し、この日にも政治資金規正法の疑いで強制捜査に乗り出す方針を固めた<ref name="NHK_20231219">{{Cite news |和書 |title= 安倍派と二階派にきょうにも強制捜査 東京地検特捜部|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-19|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/k10014292091000.html|access-date=2023-12-19}}</ref><ref name="TBS_20231219">{{Cite news |和書 |title= 【速報】自民党・安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部がきょう強制捜査へ 派閥の政治資金パーティー「裏金」めぐる問題で|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901250?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。安倍派と二階派とも、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載しない運用が組織的に行われていた疑いがあるという<ref name="NHK_20231219"/>。また、日本テレビが関係者への取材によれば、政治資金収支報告書に記載されていないパーティー券の収入について、さらに詳細に調べるために、安倍派と二階派の事務所など関係先の家宅捜索に乗り出すことを伝えた<ref name="NTV_20231219">{{Cite news |和書 |title= 安倍派・二階派事務所、きょうにも強制捜査へ 東京地検特捜部が方針固める|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/366fcf7e02994aaca77d23db130c1b82|access-date=2023-12-19}}</ref>。東京地検特捜部では、この問題の全容解明には、強制捜査が必要と判断したとみられるという<ref name="NTV_20231219"/>。東京地検特捜部では、この強制捜査で資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつについて、詳しく調べるという<ref name="TBS_20231219"/>。
日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、政治資金収支報告書への政治資金パーティーの収入の不記載を認めたことを伝えた<ref name="nikkei_20231219">{{Cite news |和書 |title= 安倍派「裏金」、会計責任者を立件へ 違法性認める供述|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE18ACP0Y3A211C2000000/|access-date=2023-12-19}}</ref>。この会計責任者は、裏金について、「記載しなければいけないと分かっていた」とも供述していて、違法性の認識があったことを説明している<ref name="nikkei_20231219"/>。東京地検特捜部は、派閥側の政治資金収支報告書の不記載について、安倍派の会計責任者を政治資金規正法の容疑で立件する方針を固めたという<ref name="nikkei_20231219"/>。
日本経済新聞は関係者への取材で、二階派についても政治資金規正法の違反の疑いで刑事責任を追及する方針を固めたと伝えた<ref name="nikkei_20231219_2">{{Cite news |和書 |title= 二階派も刑事責任追及へ、パーティー1億円超不記載疑い|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE18BQF0Y3A211C2000000/|access-date=2023-12-19}}</ref>。この二階派では、議員に還流した1億円を超える政治資金パーティーの収入が、派閥の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあるという<ref name="nikkei_20231219_2"/>。
産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派に所属している議員が「派閥から報告書に記載する必要はないといわれた」という趣旨の説明していることを伝えた<ref name="sankei_20231219">{{Cite news |和書 |title= <独自>安倍派「記載必要ない」 パーティー収入 所属議員、地検聴取に説明|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231219-4BS5Z7A57JMW5F77V4AYEXMKRQ/|access-date=2023-12-19}}</ref>。このうち、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している議員の1人は、安倍派から現金を還流された際に派閥の担当者から「通常の寄付ではなく、党からの『政策活動費』のため、収支報告書に記載する必要はない」という説明を受けて、議員自身への政治資金収支報告書に記載しなかったと話している<ref name="sankei_20231219"/>。東京地検特捜部では、安部派が議員側に対して、虚偽の説明をしていたとみて捜査を進めている<ref name="sankei_20231219"/>。
毎日新聞によれば、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派の会計責任者がパーティー券の収入のノルマを超過した分を議員側にキックバックする仕組みがあったことを認める供述をしているという<ref name="mainichi_20231219">{{Cite news |和書 |title= 自民安倍派の会計責任者、還流と不記載認める 裏金疑惑で事情聴取|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-19|author= 井口慎太郎、北村秀徳、岩本桜、山田豊|url= https://mainichi.jp/articles/20231218/k00/00m/010/304000c|access-date=2023-12-19}}</ref>。東京地検特捜部によると、安倍派の会計責任者は還流された資金の流れが記載されたリストを管理していたとされていて、東京地検特捜部に対して、その還流の仕組みや政治資金収支報告書に記載していなかった経緯について説明したという<ref name="mainichi_20231219"/>。
読売新聞は関係者の話として、二階派の会計責任者が、派閥の事務局の職員らが集計した政治資金パーティーの収入の総額から、その一部を除外した金額を政治資金収支報告書に記載していた疑いがあると伝えた<ref name="yomiuri_20231219">{{Cite news |和書 |title= 自民二階派も強制捜査へ…裏金疑惑で東京地検、パーティー券収入の一部を報告書記載しなかった疑い|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231218-OYT1T50171/|access-date=2023-12-19}}</ref>。この除外された分については、派閥の内部で裏金となっていた可能性があって、このような運用は長年にわたって続けられていたとみられる<ref name="yomiuri_20231219"/>。東京地検特捜部は、複数の二階派の職員への事情聴取を通じて、このような会計処理についても把握していて、二階派の政治資金パーティーの不記載に加えて、虚偽の記入が意図的に行われていた疑いがあるとして、この裏金の使途についても調べているという<ref name="yomiuri_20231219"/>。
東京地検特捜部は、この日、安倍派の関係先への家宅捜索を始めた<ref name="mainichi_20231219_2">{{Cite news |和書 |title= 安倍派事務所を家宅捜索 自民・政治資金問題で 東京地検特捜部|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-19|author= 井口慎太郎、木許はるみ|url=https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/010/039000c |access-date=2023-12-19}}</ref>。これは、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられ、今後、東京地検特捜部では、安倍派において、この5年間で総額が5億円を超えるとされている裏金問題の全容の解明を目指すという<ref name="mainichi_20231219_2"/>。
東京地検特捜部は、この日、二階派の関係先への家宅捜索を始めた<ref name="mainichi_20231219_3">{{Cite news |和書 |title= 自民党二階派の事務所を家宅捜索 東京地検特捜部 政治資金問題|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-19|author= 井口慎太郎、寺田剛|url= https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/040/040000c|access-date=2023-12-19}}</ref>。これは、パーティー券の収入を正確に政治資金収支報告書に記載しなかった、政治資金規正法の違反(不記載、虚偽記載)の容疑とみられる<ref name="mainichi_20231219_3"/>。東京地検特捜部では、二階派でも政治資金収支報告書の不記載額が大きいと判断して、強制捜査に踏み切ったという<ref name="mainichi_20231219_3"/>。
自民党の最大派閥である安倍派の事務所前では、朝早くからおよそ50人の報道陣が集まり<ref name="sankei_20231219_2">{{Cite news |和書 |title= 異例の派閥強制捜査、報道陣が殺到、騒然|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231219-HIH7AD5G75OL7OLWIHODC52R24/|access-date=2023-12-19}}</ref>、午前10時ごろに、安倍派の事務所には黒のスーツを着たおよそ10人の係官が、待ち構えた報道陣をかき分けて建物の中に入っていった<ref name="mainichi_20231219_4">{{Cite news |和書 |title= 自民安倍・二階派の関係先を家宅捜索 東京地検特捜部 政治資金問題|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-19|author= 井口慎太郎、山口智、木許はるみ、秋丸生帆|url= https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/040/072000c|access-date=2023-12-19}}</ref>。その後、2つの黒の大きなスーツケースを持った係官とみられる男性が安倍派の事務所に入った<ref name="sankei_20231219_2"/>。安倍派の事務所に、係官が入っていったほぼ同じ時刻に、その安倍派の事務所から100メートルほどある二階派の事務所では、午前10時と午前10時半の2回に分けて、合わせて24人の係官が建物の中に入っていった<ref name="mainichi_20231219_4"/><ref>{{Cite news |和書 |title= 【中継】与党“最大派閥”事務所に異例の強制捜査 安倍派・二階派で捜索続く|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901668?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。このうち、安倍派の家宅捜索は、およそ5時間にわたって実施されて、午後3時過ぎに終了したという<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派の事務所を5時間捜索…特捜部は派閥側の立件を検討 安倍派・二階派に強制捜査|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/632064|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、二階派の家宅捜索は夕方の時間帯まで続いた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派捜索5時間、二階派は夕方まで続く…パーティー収入不記載の疑い|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231219-OYT1T50261/|access-date=2023-12-20}}</ref>。
この東京地検特捜部による自民党の派閥に対する強制捜査は、2004年に発覚した[[日本歯科医師連盟]]からの1億円の裏献金事件に絡んで、当時の[[平成研究会]]に対して家宅捜索をを行って以来、およそ19年ぶりになる<ref name="mainichi_20231219_4"/>。
朝日新聞は検察幹部の話として、「この事件は、組織として裏金を作り続けてきた派閥のシステム、体質、慣習を摘発する事件だ」と説明し、この日の家宅捜索の対象を派閥側にとどめて、議員の事務所には家宅捜索をしなかった事情を伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 検察「派閥の裏金システム摘発する」 事務総長経験者、共謀認定に壁|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDM5RHPRDJUTIL01H.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。
東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの派閥事務所の資料を押収して、政治資金収支報告書に記載されていない収支の規模やいきさつに加え、事務職員や議員側がどこまで認識していたかについて詳しく調べるという<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】自民党・安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部が家宅捜索 派閥の政治資金パーティー「裏金」めぐる問題で|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901321?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。
毎日新聞は、会計処理に関与したとされている安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者が、政治資金収支報告書に不記載とした経緯について、東京地検特捜部に説明していて、その東京地検特捜部では、安倍派と二階派のそれぞれの会計責任者を政治資金規正法の違反で立件する方針だと伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍・二階派の会計責任者を立件へ 東京地検特捜部、規正法違反容疑|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-19|author= 井口慎太郎、北村秀徳、井上知大、坂根真理|url= https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/010/303000c|access-date=2023-12-20}}</ref>。
自民党の茂木幹事長は、この日行われた記者会見の中で、この家宅捜索について「大変遺憾に思っている」と述べた上で「厳粛に受け止め、今後の捜査の推移もしっかり見守りつつ必要な対策を取ってまいりたい」という考えを示した<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】自民・茂木幹事長「大変遺憾に思っている」 政治資金問題巡り安倍派・二階派の事務所に家宅捜索|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901403?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。
立憲民主党の泉健太代表は、この日、この家宅捜索を受けて「異常事態ですね。自民党の複数の政策集団に強制捜査が入る、そのこと自体がもう前代未聞」と述べた上で「政策集団と言っても、実態は裏金作りの温床になっていた。自民党は未だに説明責任を果たしておらず、岸田総理の責任は重大だ」と厳しく批判した<ref name="TBS_20231219_3">{{Cite news |和書 |title= 【速報】立憲 泉代表「異常事態で、前代未聞」安倍派事務所など捜索受け|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901461?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、二階派の事務所に捜索が入ったことについても「二階派の大臣も存在している。安倍派を一掃して済むのか」とも指摘した<ref name="TBS_20231219_3"/>。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、この日、この家宅捜索を受けて「政治に対する信頼を根底から揺るがす事態が生じている」と語った。「首相のリーダーシップで実態を調べて、説明責任を速やかに果たすべきだ」と述べた<ref>{{Cite news |和書 |title= 自民派閥への家宅捜索、立民・泉代表「異常事態」|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192600Z11C23A2000000/|access-date=2023-12-19}}</ref>。
この家宅捜索を受けたことについて、安倍派では、「この度の清和政策研究会の件では、多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、また政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます。重大に受け止め、捜査については最大限協力し、真摯に対応してまいります」というコメントを明らかにした<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】自民・安倍派「心よりお詫び」とコメント 東京地検特捜部の家宅捜索を受け|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/631854|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、二階派の二階俊博会長は、「政策集団の件ではご支援いただいている皆さまをはじめ、多くの関係者の方にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よりおわび申し上げます。当局からの要請には事務局、会員ともに真摯に協力し、事案の解決に向けて努力して参ります」とのコメントを出した<ref>{{Cite news |和書 |title= 自民党・二階派の二階俊博会長、強制捜査を受けコメント|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/politics/b2c27a384ed74bd981beeda072da0243|access-date=2023-12-19}}</ref>。
TBSテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に安倍派の会計責任者が「収支報告書に記載しなければならないことだった」と認める説明としていることを伝えた<ref name="TBS_20231219_2">{{Cite news |和書 |title= 安倍派会計責任者が「不記載」認める説明 東京地検特捜部の聴取に 自民党派閥パーティー券「裏金」問題|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901683?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。これまでの東京地検特捜部の任意の事情聴取に一部の安倍派に所属している議員の秘書は、このキックバックの分について政治資金収支報告書に記載しなかったことについては「派閥の指示だった」ことを説明していて、安倍派に所属している現職の議員も同じような発言を行っているという<ref name="TBS_20231219_2"/>。
安倍派の議員のかつての秘書の男性は、TBSテレビに対し、キックバックの実態について「まあまあ酷いですよ、どこも。派閥としての慣例、慣習というのがあって、普通に知らずにキックバックを貰って、『よかった』と言って平気な顔をしてポケットに入れている人もいる。悪気が無くてやっているかもしれない」と「キックバックは派閥の慣習」だと明かした<ref name="TBS_20231219_4">{{Cite news |和書 |title= 【独自】「議員の『囲い込み』に裏金使われていた」自民党最大派閥“安倍派”の実態を元秘書が証言|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-19|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/901712?display=1|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、キックバックの目的については「例えば、選挙の時に派閥から別で(選挙資金を)もらえるとか。派閥の規模を維持するためにキックバックを渡して、派閥から出ないように囲い込みをする」と所属している議員の「囲い込み」に裏金が使われていたことを明らかにした<ref name="TBS_20231219_4"/>。
二階派に所属している[[小泉龍司]]法相が、この問題を受けて、「国民の誤解を招くことがないよう派閥を離脱したい」という意向を派閥の会長である自民党の二階俊博元幹事長に伝えて、二階会長もこれを了承したという<ref>{{Cite news |和書 |title= 小泉龍司法相が自民・二階派を離脱する意向 東京地検家宅捜索|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-19|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231219-DSLD3BG5KJLHJMCL5O52B2IL3E/|access-date=2023-12-19}}</ref>。また、テレビ東京によれば、二階派に所属している[[中野英幸]]法務政務官も派閥を離脱することであることが分かった<ref name="TX_20231220">{{Cite news |和書 |title= 【独自】小泉法務大臣 中野政務官 二階派を20日離脱へ|newspaper= テレビ東京|date= 2023-12-20|author= |url= https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/news/post_287836?utm_source=txweb&utm_medium=thumbnail&utm_campaign=nms|access-date=2023-12-20}}</ref>。2人とも検察庁を所管している法務省の大臣や政務官に就いている人が二階派の所属では、検察によって行われる捜査の公正性に支障が出るのではという指摘が出ていた<ref name="TX_20231220"/>。
その日の夜、東京都内の日本料理店にて、小泉元総理大臣や山崎元副総裁がおよそ3時間半にわたって会合を行い、その結果、派閥の解消を含む「解党的な出直しが必要」という認識で一致した<ref name="tvasahi_20231220">{{Cite news |和書 |title= 小泉元総理ら会合 自民党の「解党的出直しが必要」|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-20|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000329144.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。また、岸田内閣の支持率が今後も低迷するようならば、「岸田総理のもとで次の衆議院選挙を戦うのは難しい」という意見でも一致した<ref name="tvasahi_20231220"/>。本来であれば、この会合には二階元幹事長も参加することになっていたが、会長を務める二階派に対しその日に強制捜査が入った為、欠席した<ref name="tvasahi_20231220"/>。
;12月20日
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者とかつての二階派の会計責任者が、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、政治資金パーティーの収入の一部を「収支報告書に記載すべきものだとわかっていた」だとする趣旨の説明を行い、不記載を認めたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派・二階派の会計責任者ら不記載認める 自民党の政治資金パーティーめぐる「裏金」問題|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-20|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/903562?display=1|access-date=2023-12-20}}</ref>。日本テレビも関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派の会計責任者が、その所属している議員にパーティー券の収入のノルマを超過した分をキックバックしていたことについて「収支報告書に記載しないといけないことはわかっていた」と不記載を認める供述をしていることを伝えた<ref name="NTV_20231220">{{Cite news |和書 |title= 安倍派の会計責任者、不記載認める供述 政治資金規正法違反の疑い|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-20|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/a88e6c7a981647e8b2d75acde00bb50f|access-date=2023-12-20}}</ref>。これは、この会計責任者がこの違法性を認識しながら長年にわたって、組織的に不記載を続けていた可能性もあるとみられるという<ref name="NTV_20231220"/>。
NHKは関係者への取材で、安倍派と二階派に所属しているそれぞれの複数の議員側が、政治資金パーティーの券の販売のノルマを超過した分のそのパーティーの収入を、そもそも派閥側に対して納入していない事例があることが分かったと伝えた<ref name="NHK_20231220">{{Cite news |和書 |title= 自民2派閥 複数の議員側がノルマ超えの収入を派閥側に納入せず|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-20|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231220/k10014293151000.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。このような政治資金パーティーの収入は、派閥側と議員側の政治資金収支報告書に記載されていない疑いがあるため、実際に政治資金収支報告書に記載されていない政治資金パーティーの収入の総額はさらに膨らむ可能性があるという<ref name="NHK_20231220"/>。
二階派に所属している小泉龍司法相は、この日、派閥に対して退会届を提出し、これを受理された<ref>{{Cite news |和書 |title= 小泉法相、二階派を退会 派閥への地検捜査踏まえ判断|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2020Q0Q3A221C2000000/|access-date=2023-12-20}}</ref>。二階派に所属している[[自見英子]]地方創生・万博相が、この問題を受けて、二階派を離脱することになった<ref>{{Cite news |和書 |title= 小泉龍司法相、自見英子地方創生相が二階派を離脱へ 強制捜査を受け|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDN3GJFRDNULFA00L.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派に所属している10人以上の国会議員側がパーティーの収入のノルマを超過した分派閥側に収めない、いわば「中抜き」を行って議員の手元で金を管理していたことを伝えた<ref name="TBS_20231220">{{Cite news |和書 |title= 【独自】安倍派10人以上がノルマ超を“中抜き”か 派閥に納めず 自民・安倍派パーティー券問題|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-20|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/903930?display=1|access-date=2023-12-20}}</ref>。中には「中抜き」の額が100万円以上の議員も複数人いるという<ref name="TBS_20231220"/>。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派の会計責任者らが、キックバック現金を議員の秘書に対して渡した後に、議員の事務所に電話をして、議員本人が受け取っていたかを確認していたことを伝えた<ref name="FNN_20231220">{{Cite news |和書 |title= 議員本人がパーティー収入の一部を受け取ったかどうか確認か 派閥主導の“裏金システム”の実態解明へ 東京地検特捜部|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/632497|access-date=2023-12-20}}</ref>。東京地検特捜部では、2024年1月下旬に開会される見通しである通常国会までに、派閥が主導して作り出していたいわゆる裏金システムの実態の解明を目指す<ref name="FNN_20231220"/>。
テレビ朝日は自民党の関係者への取材で、安倍派の事務総長の経験者が周囲に対して、キックバックの不記載について、「派閥の会長と会計責任者で決めていた」と説明していることを伝えた<ref name="tvasahi_20231220_2">{{Cite news |和書 |title= 【独自】「会長と会計責任者で決めた」安倍派の事務総長経験者|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-20|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000329198.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。東京地検特捜部では、この派閥内の指示系統について実態の解明を進めるという<ref name="tvasahi_20231220_2"/>。
この日の午後1時に野党各党(立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主、れいわなど)の国会対策委員長などの幹部が国会内で会談を行い、その結果、国会の閉会中審査の開催を求めることで一致を見た<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】野党各党が閉会中審査の要求で一致 自民2派閥への強制捜査を受け国対委員長が会談|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/632613|access-date=2023-12-20}}</ref>。
時事通信は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを受けた安倍派の議員が「政治資金収支報告書に記載する必要があると知っていた」といった趣旨の供述をしていることを伝えた<ref name="jiji_20231220">{{Cite news |和書 |title= 「記載必要と知っていた」 安倍派議員、任意聴取に供述―パーティー収入巡る事件|newspaper= 時事通信|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122000159&g=soc|access-date=2023-12-20}}</ref>。安倍派の会計責任者も同じ趣旨の供述をしている<ref name="jiji_20231220"/>。
日本経済新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対して、安倍派に所属している一部の国会議員が政治資金パーティーの収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかったのを説明していることを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員の一部、還流「不記載」認める 地検聴取に|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE202CL0Q3A221C2000000/|access-date=2023-12-21}}</ref>。
;12月21日
産経新聞は、政治資金収支報告書の分析結果として、安倍派の政治資金パーティーの収入が政治資金収支報告書の記載分だけで、年間の収入が6割から7割に上っていたことを伝えた<ref name="sankei_20231221">{{Cite news |和書 |title= <独自>安倍派会長権限も捜査 不記載事件で東京地検 パーティー、最大の収入源|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-21|author= |url=https://www.sankei.com/article/20231221-QL5EB4I5HNLFHNBCLNHEJBFPWU/ |access-date=2023-12-21}}</ref>。また、安倍派では、2022年に政治資金パーティー券をノルマ以上に売らないよう通達していたが、その後も販売のノルマを超過した分は一部の議員にキックバックされていたという<ref name="sankei_20231221"/>。2018年から2022年分の安倍派の政治資金収支報告書によれば、繰越金を除いた年間の収入の総額は10億8804万円で、そのうち記載された政治資金パーティーの収入は総額で6億5884万円で、年間の収入の5割から7割を占めていて、いずれの年も最大の収入源だったという<ref name="sankei_20231221"/>。また、記載されなかったノルマを超過した分は5億円に上り、そのノルマを超過した分を加えると、年間の収入に占める割合は平均で7割に高まるという<ref name="sankei_20231221"/>。この重要な方針の変更のために、会計責任者が派閥の会長や事務総長などに相談した可能性があり、東京地検特捜部では、この最大の収入源が記載されていなかった経緯について、会長の関与の有無や権限の解明が不可欠として、慎重に捜査を進めている模様<ref name="sankei_20231221"/>。
朝日新聞は関係者への取材で、安倍派が、選挙資金を想定した特例措置として、改選を迎える参議院議員が集めた資金について、その全額を裏金としてキックバックした疑いがあると伝えた<ref name="asahi_20231221">{{Cite news |和書 |title= 参院選の年、改選議員に全額還流か 安倍派のパーティー収入、裏金で|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDN5SFJRDNUTIL02X.html|access-date=2023-12-21}}</ref>。参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されることになっているが、この改選の年に限って、ノルマの方は関係なく、集めた金額が派閥から議員側に還流される仕組みになっていたという<ref name="asahi_20231221"/>。
読売新聞は関係者の話として、東京地検特捜部の任意の事情聴取に、複数の安倍派に所属している議員の事務所の関係者が、パーティー券の販売のノルマを超過した分を「事務所でプールし、派閥側に届け出ないことがあった」と説明していることを伝えた<ref name="yomiuri_20231221">{{Cite news |和書 |title= 安倍派「裏金」、複数議員側がノルマ超過分を派閥に届けず事務所にプールか…不記載額が増える可能性|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-21|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231220-OYT1T50310/|access-date=2023-12-21}}</ref>。中には、プール分がこの5年間で百万円に上る議員もいて、東京地検特捜部では、安倍派に所属している議員への事情聴取において、そのプール分の有無について確認を行い、もし、プール分がある場合には、その使途についても聴取しているという<ref name="yomiuri_20231221"/>。パーティー券の販売のノルマを超過した分をプールしたことがある議員の関係者は読売新聞の取材に「翌年以降のパーティーでノルマに達しない場合に補填する資金として管理していた」と証言しており、東京地検特捜部では、派閥側のキックバックの分に加えて、議員側のプール分についても派閥の収入として計上されるべきだったとしている<ref name="yomiuri_20231221"/>。
日本テレビは関係者への取材で、安倍派に所属している複数の議員が、政治資金パーティー券を販売した際に、その代金を議員側に管理する口座に振り込んでもらって、それを派閥の口座に入金していなかったことを伝えた<ref name="NTV_20231221">{{Cite news |和書 |title= 安倍派の複数議員 パーティー券のノルマ超過分、派閥に入れず自身の収入に|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-21|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/ac6247adfd1f454b892d511fa983fbe2|access-date=2023-12-21}}</ref>。そこから、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥側に入金して、ノルマを超過した分は議員自身の収入にしていたといい、議員自身の収入とした分の総額がこの5年間で100万円を超える議員も複数いたという<ref name="NTV_20231221"/>。
NHKや日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が新たに松野博一前官房長官のほかに、複数の安倍派の幹部側に対して任意の事情聴取を要請したことを伝えた<ref name="NHK_20231221">{{Cite news |和書 |title= 松野前官房長官側らに任意聴取を要請 政治資金問題で 東京地検|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-21|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231221/k10014294721000.html|access-date=2023-12-21}}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title= 松野前官房長官ら安倍派の複数幹部側に任意聴取を要請 東京地検特捜部|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-21|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/9b96ef74aed746fbb7941bd60ecee545|access-date=2023-12-21}}</ref>。東京地検特捜部では、政治資金パーティーの収入の一部を、いわば裏金化する運用が、組織的に行われていた疑いがあるとみて、派閥の幹部としての認識に加え、キックバックを受けた議員側としての認識について確認を進めるという<ref name="NHK_20231221"/>。また、TBSテレビも、東京地検特捜部が安倍派の事務総長を務めた松野博一前官房長官が任意の事情聴取を要請されたことが分かったと伝えている<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】松野前官房長官の任意聴取要請 自民党安倍派から1000万円超のキックバック受け裏金化か 東京地検特捜部|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-21|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/906591?display=1|access-date=2023-12-21}}</ref>。朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が松野博一前官房長官に加え、世耕弘成前自民党参院幹事長を含む安倍派の中枢幹部に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた<ref name="asahi_20231221_2">{{Cite news |和書 |title= |newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-21|author= |url= |access-date=2023-12-21}}</ref>。東京地検特捜部は、萩生田光一政調会長や高木毅国会対策委員長にも事情聴取を要請したという<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派の萩生田・松野・高木3氏らに聴取要請 東京地検|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE213B50R21C23A2000000/|access-date=2023-12-21}}</ref>。この任意の事情聴取は今週末(12月23日・24日)にかけて行って、派閥内での指揮系統などを確認するという<ref name="asahi_20231221_2"/>。
毎日新聞はこの5年間の安倍派の事務総長として、下村博文元文部科学相・松野博一前官房長官・西村康稔前経済産業相・高木毅党国対委員長が任意の事情聴取の対象になるとみられると伝えた<ref name="mainichi_20231221">{{Cite news |和書 |title= 松野前官房長官ら複数の安倍派幹部に事情聴取を要請 東京地検|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-21|author= 井口慎太郎|url= https://mainichi.jp/articles/20231221/k00/00m/040/123000c|access-date=2023-12-21}}</ref>。東京地検特捜部では、この安倍派の派閥幹部の説明を聴取して、この幹部の立件の可否について慎重に検討するものとみられる<ref name="mainichi_20231221"/>。
安倍派所属で、現在、派閥の事務総長を務める自民党の高木国対委員長は、報道陣に対し「派閥の政治資金に関しては、刑事告発もされ現在捜査にも入っておりますので、事実関係をしっかりと調査確認をして、適切に対応してまいります」と述べたが、任意の事情聴取の要請があったかについては、明らかにしなかった<ref>{{Cite news |和書 |title= 松野前官房長官らに任意聴取要請受け 安倍派の高木事務総長「適切に対応する」|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-21|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000329391.html|access-date=2023-12-21}}</ref>。
安倍派の塩谷座長は、この東京地検特捜部が安倍派の幹部に対して任意の事情聴取を要請したという一部の報道について「非常に重大に受け止めている。捜査がどういう風な進展をしていくか把握しながら、適切に対応していく」とコメントした上で、自身が事情聴取を受けたのかという記者団からの質問を受け「まだ、聴取を受けていない」と答えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 【速報】安倍派・塩谷座長「非常に重大に受け止めている」 派閥幹部への事情聴取要請に|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-21|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/907380?display=1|access-date=2023-12-21}}</ref>。
TBSテレビは関係者への取材で、安倍派側において、政治資金パーティー券の収入で得た本来の総額とキックバック分などを除いた政治資金収支報告書に記載する額の2種類の資料を作成していたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派で二重帳簿か 2つの資料の作成判明 自民党の政治資金パーティーめぐる事件|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-21|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/906590?display=1|access-date=2023-12-21}}</ref>。
公明党の北側一雄副代表は、この日の記者会見で「再発防止に向けて議論し、方向性を出してもらいたい」と自民党に注文をつけた上で、公明党として、2024年の年明けの通常国会に向けて、政治資金規正法の改正を含む、改革案をまとめると語った<ref>{{Cite news |和書 |title= 公明「同じ穴のむじなでない」 資金問題で改革案提言へ|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-21|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA212RA0R21C23A2000000/|access-date=2023-12-21}}</ref>。
この日、岸田総理大臣は45歳以下の自民党議員で構成されている自民党青年局に対し、「地方や若い世代の意見を集めて報告する」ように指示を行った<ref name="tvasahi_20231221">{{Cite news |和書 |title= 「地方や若い世代の意見集約を」自民派閥の政治資金問題で岸田総理が党青年局に指示|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-21|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000329411.html|access-date=2023-12-21}}</ref>。自民党の[[中曽根康隆]]青年局長代理は、岸田総理から「自民党の全国組織である青年局、青年局の地方の皆さん、そして青年世代の皆さんの意見をしっかりと聞いてこいと。そしてそれを自分に報告しなさいという指示をいただきました」と述べた<ref name="tvasahi_20231221"/>。これに対し、中曽根青年局長代理は、「厳しい声も正面から受け止め、事態の解明、再発防止、国民の信頼回復にリーダーシップを発揮してほしい」と岸田総理に要請した<ref name="tvasahi_20231221"/>。
テレビ東京は関係者への取材で、二階派に所属している複数の議員の秘書に対して、任意の事情聴取を要請したことを伝えた<ref name="TX_20231221">{{Cite news |和書 |title= 【独自】二階派の議員秘書にも任意聴取要請 東京地検特捜部|newspaper= テレビ東京|date= 2023-12-21|author= |url= https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/readings/1739|access-date=2023-12-21}}</ref>。これまで、東京地検特捜部では、二階派の派閥の事務局への任意の事情聴取が行われていたが、二階派に所属している議員の秘書への任意の事情聴取の要請はこれが初めてとなる<ref name="TX_20231221"/>。
;12月22日
産経新聞は関係者への取材で、安倍派の幹部を含む複数の議員が、2019年から2022年まで、議員個人の政治資金パーティーの開催を見合わせていたと伝えた<ref name="sankei_20231222">{{Cite news |和書 |title= 安倍派パーティー 幹部ら派閥開催に専念 個人は自粛、裏金目的か|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231222-PCGDRDGS3ZPW3AL5IIPJ65R7PA/|access-date=2023-12-22}}</ref>。関係者によれば、安倍派の幹部を含む複数の議員は個人の政治資金パーティーの開催を見合わせる一方で、派閥としての安倍派の政治資金パーティー券の販売は継続していたという<ref name="sankei_20231222"/>。派閥の政治資金パーティーの場合は、個人の政治資金パーティーと違って、会場代などを議員側が支出する必要がないうえに、ノルマを除いた還流分の金額が収入となる<ref name="sankei_20231222"/>。その為、関係者の話では「資金集めの効率が良く裏金として使える」という<ref name="sankei_20231222"/>。2001年に閣議で決定されている大臣規範によれば大臣や副大臣、それに政務官に対して大規模な政治資金パーティーを自粛するように求めているが、いずれの議員は2018年以降は党の役職に就いていても、政府の役職に就いていない<ref name="sankei_20231222"/>。東京地検特捜部では、安倍派の慣行によって、「議員の不透明な資金集め」を助長したとして捜査している<ref name="sankei_20231222"/>。
日本経済新聞は、安倍派での裏金の用途は、選挙地盤の強化を狙ったものだったという見方を伝えた<ref name="nikkei_20231222">{{Cite news |和書 |title= 安倍派の選挙地盤、裏金で強化か 参院選の年に全額還流|newspaper= 日本経済新聞|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE212D10R21C23A2000000/|access-date=2023-12-22}}</ref>。参院選が行われる年は議員への還流分が増やされ、地元の対応を担う秘書に対しては、その給与へと充当されるといった事例が多かったという<ref name="nikkei_20231222"/>。
時事通信は関係者への取材で、安倍派の事務総長が、議員側に対するキックバックの額や政治資金収支報告書の記載の状況について、派閥の会長に対し報告していた疑いがあると報じた<ref name="jiji_20231222">{{Cite news |和書 |title= 事務総長が会長に報告か 安倍派、パーティー収入還流―松野氏らに聴取要請・東京地検|newspaper= 時事通信|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122100953&g=soc|access-date=2023-12-22}}</ref>。これは、派閥の事務方が所属している議員ごとの販売額をランキング形式でまとめた一覧表を作成し、これとは別に政治資金収支報告書に記載する金額を記した資料も作成し、この2種類の資料を基にして、派閥の実務を取り仕切っている事務総長に報告して、それらを事務総長は会長に見せて、了承を得るなどしていたとも伝えている<ref name="jiji_20231222"/>。
テレビ朝日は関係者への取材で、二階派でもキックバックをした議員の名前に加え、金額などをまとめた資料を作成されていたことを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 二階派も“キックバック資料”作成 自民・政治資金巡る不記載事件|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-22|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000329547.html|access-date=2023-12-22}}</ref>。
フジテレビは関係者への取材で、安倍派の事務総長をおよそ2年間務めていた松野博一前官房長官が、「派閥の通帳すらほぼ見たことがなく、お金のことはわからない」と周囲に説明していることを伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 「通帳ほぼ見たことない」松野前官房長官が周囲に説明 週末にかけ幹部聴取へ|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/633909|access-date=2023-12-22}}</ref>。
TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥の高木毅事務総長が2023年5月の政治資金パーティーの開催前に、キックバックを取り止めることを派閥に所属している一部の議員に伝えていたことを報じた<ref name="TBS_20231222">{{Cite news |和書 |title= 【独自】キックバック中止を高木事務総長が今年議員に伝達 パーティー券購入者の「名寄せ厳格化」も 安倍派内で方針変更か|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-22|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/909151?display=1|access-date=2023-12-22}}</ref>。政治資金規正法において、20万円以上の政治資金パーティー券の購入者の名前を政治資金収支報告書に記載するという規定があるが、高木事務総長は2022年5月の政治資金パーティーの開催前にも所属している議員に対し「名寄せを厳格にする」と伝えて、20万円以下の政治資金パーティー券の購入者の名前も報告するように求めたという<ref name="TBS_20231222"/>。これは、同じ購入者が複数の議員から政治資金パーティー券を購入して、合計で20万以上になったものの、派閥が把握できずに、不記載になる事例を懸念していたとして、安倍派の内部で資金管理の問題を認識して、方針を変更した可能性があるという<ref name="TBS_20231222"/>。また、産経新聞は関係者への取材で、安倍派が政治資金パーティー券の専用口座に対し、パーティー券代を振り込むことを徹底するように指示を行い、支援者が議員の口座に振り込んだ後に、その議員が安倍派に納入する形式を禁止していたと伝えた<ref name="sankei_20231222_2">{{Cite news |和書 |title= 安倍派、違法性認識か 今年は還流停止し内訳報告も要請 パーティー収入不記載|newspaper= 産経ニュース|date= 2023-12-22|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231222-ST32EFFMXNKQDB2ING7JYA7ZPM/|access-date=2023-12-23}}</ref>。これは、2022年末に、安倍派が政治資金パーティー券を20万円以上購入した団体の内訳について、一部記載されていなかった疑いで政治資金規正法の違反の罪で刑事告発を受けており、それが影響した可能性があるという<ref name="sankei_20231222_2"/>。さらに、安倍派では2022年にもパーティー券をノルマ以上に売らないように通達していたものの、一部の所属している議員には、継続してノルマの超過分を還流していたという<ref name="sankei_20231222_2"/>。
自見英子万博担当相はこの日、国会内で記者会見を行い、二階派から退会することを明らかにした<ref name="mainichi_20231222">{{Cite news |和書 |title= 自見英子万博相「離脱」、二階派は「受理していない」 派内混乱|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-22|author= 池田直|url= https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/010/136000c|access-date=2023-12-22}}</ref>。自見万博担当相は「政治家個人の判断として、退会することとした。(閣僚の)職責を全うするに当たり必要な判断だ」と理由を述べ、退会届については、「派閥事務局に受け取っていただいた。その手前で幹部の先生方に相談し、了解いただいた」と述べて、円満に退会したことを強調している<ref name="mainichi_20231222"/>。しかし、二階派の[[武田良太]]事務総長は「退会届は受理していない。派閥幹部への相談もない」というコメントを発表した<ref name="mainichi_20231222"/>。
;12月23日
毎日新聞は安倍派に所属している議員の証言として、派閥が2022年以降に政治資金収支報告書のパーティー券の収入の記載内容にについて、自民党のコンプライアンス担当の弁護士が「法令違反の疑いがある」と指摘されていたことが分かったと伝えた<ref name="mainichi_20231223">{{Cite news |和書 |title= パー券収入記載「法令違反疑い」 党内弁護士、22年に安倍派へ指摘|newspaper= 毎日新聞|date= 2023-12-23|author= 志村一也、二村祐士朗、寺田剛|url= https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/040/324000c|access-date=2023-12-23}}</ref>。この安倍派に所属している議員の話では、法令違反の指摘を受けたのが2022年11月で、共産党の機関紙であるしんぶん赤旗が自民党の5つの派閥について、パーティー券の収入が過少に記載されている疑惑を報道した後に、その自民党のコンプライアンス担当の弁護士が安倍派側に対して、法令違反の疑いを指摘した<ref name="mainichi_20231223"/>。その弁護士がこの違法性を指摘されたのは、政治資金収支報告書に記載の義務がある20万円以上の大口のパーティー券の購入者について、派閥側の政治資金収支報告書に一部記載がなくて、そのパーティー券を購入した政治団体側の政治資金収支報告書に記載した政治資金パーティー券の購入金額と整合性が取れないという<ref name="mainichi_20231223"/>。この政治資金収支報告書の過少の記載が生じた背景には、前述したように、ノルマを超過していた分の還流の分の不記載があったという<ref name="mainichi_20231223"/>。この自民党のコンプライアンス担当の弁護士からの指摘は、還流についての言及ではなかったものの、これによって、安倍派では、議員側への還流を取り止めるを決定し、2023年5月に行われた安倍派の政治資金パーティー分の還流は実施されなかったという<ref name="mainichi_20231223"/>。
読売新聞は関係者の話として、安倍派に所属している議員側が、政治資金パーティー券の販売のノルマを超過した分のキックバックを受ける際に、派閥側から領収書の受領を拒否されていたことを伝えた<ref name="yomiuri_20231223">{{Cite news |和書 |title= 安倍派議員へのキックバック提供時、派閥職員が領収書の受領拒否「困るからいらない」|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-23|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231216-OYT1T50317/|access-date=2023-12-23}}</ref>。この還流分は安倍派の政治資金パーティーの終了後に、派閥の会計担当職員が議員側に現金という形で提供していて、一部の安倍派に所属している議員側はその現金を受け取った際に、安倍派と議員側の双方の政治資金収支報告書に記載されることを前提に、領収書の発行を申し出たものの、会計担当職員からは「困るからいらない」と拒否されて、議員側も記載しないように要請をされたという<ref name="yomiuri_20231223"/>。東京地検特捜部は、安倍派に所属している議員本人からの任意の事情聴取を行っていて、このような派閥側とのやり取りに加え、還流分の使途について詳細を確認しているという<ref name="yomiuri_20231223"/>。
日本テレビは関係者への取材で、安倍派側が2022年の政治資金パーティーの前に、一度キックバックを取り止めることを決定したにもかかわらず、その後、撤回されていたことを伝えた<ref name="NTV_20231223">{{Cite news |和書 |title= 安倍派「キックバック」中止決定後に撤回 去年5月のパーティー前に|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-23|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/35ab52dc6013481abd7d8412f66ac9d7|access-date=2023-12-23}}</ref>。安倍派は、2022年の政治資金パーティーを前にして、4月頃に、派閥の幹部らでキックバックを取り止める方針を決定していて、この方針は安倍派に所属している議員側にも伝えられたものの、その後、一部の議員に対して、キックバックが行われた上に、安倍派に所属している議員に対しては、個人で行われた政治資金パーティーの収入として、政治資金収支報告書に記載するよう、派閥側が指示を行ったという<ref name="NTV_20231223"/>。
TBSテレビは安倍派の関係者への取材で、派閥幹部である高木毅前国会対策委員長が、2022年の段階では政治資金パーティーの収入の一部のキックバックを続ける方針を一部の議員に伝えていたが、2023年の政治資金パーティーの前には、一転してキックバックの取り止めを議員側に伝えたことを報じた<ref name="TBS_20231223">{{Cite news |和書 |title= 安倍派高木氏 去年の段階ではキックバック継続伝達 安倍派内で方針変更か|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-23|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/911187?display=1|access-date=2023-12-23}}</ref>。これは、安倍派の内部で派閥の幹部らが資金管理に関する問題を認識した上で、その派閥の方針を変更した可能性があるという<ref name="TBS_20231223"/>。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派が2022年にキックバックを取り止める方針を一度は決めたものの、安倍派に所属している議員側から反発があった為、その後、撤回していたことを伝えた<ref name="tvasahi_20231223">{{Cite news |和書 |title= 政治資金巡る“キックバック” 安倍派が廃止決定後に撤回|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-23|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000329694.html|access-date=2023-12-23}}</ref>。2022年当時に安倍派の事務総長を務めていた西村康稔前経産大臣や、他の安倍派の幹部らが、キックバックの問題を認識していた可能性があるという<ref name="tvasahi_20231223"/>。
フジテレビは関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派に所属している池田佳隆衆議院議員に対して、任意の事情聴取をしていたことを伝えた<ref name="FNN_20231223">{{Cite news |和書 |title= 【独自】池田佳隆議員を東京地検特捜部が任意聴取 自民派閥の裏金問題 4000万円超キックバックか|newspaper= フジテレビ|date= 2023-12-23|author= |url= https://www.fnn.jp/articles/-/634603|access-date=2023-12-24}}</ref>。この任意の事情聴取では、政治資金収支報告書の不記載への認識に加え、その資金の使い道について確認をしたという<ref name="FNN_20231223"/>。
;12月24日
読売新聞は関係者の話として、安倍派が参院選が行われる年に開催した政治資金パーティーについて、改選を迎えた参議院議員の販売のノルマを免除した上で、その販売した分を全額キックバックしていたことを伝えた<ref name="yomiuri_20231224">{{Cite news |和書 |title= 参院選の年はパーティー収入「全額」キックバック…安倍派改選議員ノルマ免除|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-24|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231223-OYT1T50183/|access-date=2023-12-24}}</ref>。このような運用は少なくとも2019年の参院選まで継続していた<ref name="yomiuri_20231224"/>。関係者の話では、参議院議員について、改選にあたる年はノルマを課さない運用が継続しており、安倍派の政治資金パーティーは例年春に開催されていて、改選を迎えた議員側は自身が販売した政治資金パーティー券の代金を全額還流され、夏に行われる参院選に臨んでいたという<ref name="yomiuri_20231224"/>。しかし、衆議院議員の場合は、解散があって、選挙の時期が不規則のため、ノルマの免除の措置はなかった<ref name="yomiuri_20231224"/>。安倍派に所属している99人の議員のうち、参議院議員は40人が所属していて、政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがある大野泰正参議院議員、世耕弘成前自民党参議院幹事長、橋本聖子元五輪相の3人はいずれも2019年に改選されている<ref name="yomiuri_20231224"/>。安倍派の政治資金収支報告書によれば、参院選が行われた2016年の政治資金パーティーの収入は、2015年と比べると、およそ1800万円減っていた<ref name="yomiuri_20231224"/>。また、2019年の政治資金パーティーの収入は、2018年と比べると、およそ5500万円減っていて、いずれも改選を迎えた参議院議員側への還流が原因だったという<ref name="yomiuri_20231224"/>。改選時を含めて、この5年間で数百万円の還流を受けていたという参議院議員の事務所の関係者は読売新聞の取材に「選挙費用や翌年のパーティーのノルマに備えてプールしていた」と述べている<ref name="yomiuri_20231224"/>。
テレビ朝日は関係者への取材で、安倍派では、政治資金パーティー券の収入が派閥の口座に対して直接振り込まれる場合と、議員側の口座に対して振り込まれる場合がそれぞれあることが分かったと伝えた<ref name="tvasahi_20231224">{{Cite news |和書 |title= 政治資金パーティー巡り 安倍派 3パターンで“キックバック”か|newspaper= テレビ朝日|date= 2023-12-24|author= |url= https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000329747.html|access-date=2023-12-24}}</ref>。さらに、議員側の口座から、パーティー券の収入のノルマ分のみを派閥に対して納める場合と、パーティー券の収入の全額を納めた上でノルマを超過した分がキックバックされる場合があって、合わせて、3つのパターンがあったとみられるという<ref name="tvasahi_20231224"/>。
東京地検特捜部は、24日までに松野、高木、世耕、塩谷から任意で事情聴取した<ref name="asahi202312250400">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDS7WCWRDSUTIL00G.html | title=松野前官房長官を任意聴取 高木、世耕、塩谷氏も 安倍派・裏金事件 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-25 | accessdate=2023-12-25 }}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title= 自民党・安倍派の松野前官房長官、高木前国対委員長、世耕前参院幹事長、塩谷元文科相から任意聴取 東京地検特捜部|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-25|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/7b6195ff79054a668cf0d37796563049|access-date=2023-12-25}}</ref>。
;12月25日
日本テレビは関係者への取材で、東京地検特捜部がこの週末に行った安倍派の派閥幹部4人に対する任意の事情聴取について、政治資金収支報告書に記載のないキックバックを取り止める方針を撤回した経緯に加え、議員個人の政治資金パーティー券の収入として記載する形でキックバックを続けていた経緯について、4人の派閥幹部から詳しく話を聞いたものとみられると伝えた<ref>{{Cite news |和書 |title= 安倍派幹部4人から任意聴取 "キックバック中止"の経緯確認か 東京地検特捜部|newspaper= 日本テレビ|date= 2023-12-25|author= |url= https://news.ntv.co.jp/category/society/014c5a46bbc947fc909e993e1c3a257f|access-date=2023-12-25}}</ref>。
岸田総理は、その日の午後に自民党本部で渡海政調会長と、麻生副総裁や茂木幹事長らと政治改革をめぐり、意見交換を行い<ref>{{Cite news |和書 |title= 総理、午後に党幹部と政治改革の意見交換 党内に新組織を立ち上げへ|newspaper= TBSテレビ|date= 2023-12-25|author= |url= https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/912642?display=1|access-date=2023-12-25}}</ref>、年明けの早い時期に、政治改革を検討するための新しい組織を立ち上げる考えを示した<ref name="NHK_20231226">{{Cite news |和書 |title= 自民 政治資金問題受けた改革検討の新組織 体制など調整急ぐ|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-26|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231226/k10014299661000.html|access-date=2023-12-26}}</ref>。今後は、自民党の全体において再発防止と信頼回復に取り組むとして、立ち上げる新たな組織の体制やその議論の進め方について、調整を急ぐことにしている<ref name="NHK_20231226"/>。岸田総理は記者団に「きぜんとした対応をとっていく。党の信頼回復のために全力で取り組まなければならない」と強調している<ref name="NHK_20231226"/>。
;12月26日
朝日新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が、安倍派の中枢幹部である萩生田光一前党政調会長に対しても任意での事情聴取を行ったことを伝えた<ref name="asahi_20231226">{{Cite news |和書 |title= 萩生田・前自民党政調会長も任意聴取 安倍派・裏金事件 東京地検|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-26|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDT6FD3RDTUTIL039.html|access-date=2023-12-26}}</ref>。今後は、西村康稔前経済産業相に対しても任意の事情聴取を要請するとという<ref name="asahi_20231226"/>。
;12月27日
産経新聞は関係者への取材で、安倍派の座長を務めている塩谷立元文部科学相が東京地検特捜部の任意の事情聴取に、パーティー券の収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったことの関与を否定していることを伝えた<ref name="sankei_20231227">{{Cite news |和書 |title= 塩谷氏は不記載関与否定 東京地検、萩生田氏も任意聴取|newspaper= 産経新聞|date= 2023-12-27|author= |url= https://www.sankei.com/article/20231227-HKTJPRTAEZM4TBNPFDHQOVA65A/|access-date=2023-12-27}}</ref>。また、東京地検特捜部では、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長ら安倍派幹部を任意での事情聴取を行い、いずれも周囲に対して、不記載への関与を否定していて、特捜部に対しても同じような説明をしたという<ref name="sankei_20231227"/>。
読売新聞は複数の安倍派の関係者への取材で、2000年代初頭に当時の小泉純一郎首相の出身派閥として、その所属議員が急増したころには、すでに政治資金パーティーの収入のノルマを超過した分を還流するという仕組みが存在していて、それ以後、還流が続けられてきたことを伝えた<ref name="yomiuri_20231227">{{Cite news |和書 |title= 安倍派のキックバック、20年以上前から…幹部5人は不記載への関与否定|newspaper= 読売新聞|date= 2023-12-27|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231226-OYT1T50271/|access-date=2023-12-27}}</ref>。東京地検特捜部では、長期にわたって、政治資金収支報告書の不記載が続いていた疑いもあるとみて調べを進めているという<ref name="yomiuri_20231227"/>。
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所、東京・港区の衆議院議員の宿舎に加え、名古屋市天白区の地元の議員事務所の捜索をそれぞれ行った<ref name="NHK_20231227">{{Cite news |和書 |title= 自民 池田佳隆衆院議員の事務所捜索 政治資金問題 東京地検|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-27|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231227/k10014301151000.html|access-date=2023-12-27}}</ref>。午前10時40分過ぎに、東京地検特捜部の数人の係官が衆議院第二議員会館にある池田佳隆衆議院議員の事務所の捜索に入り、およそ5時間にわたり捜索を行った<ref name="NHK_20231227"/>。この問題で議員側が強制捜査を受けるのは、これが初めてとなる<ref name="NHK_20231227"/>。
;12月28日
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、大野泰正参議院議員の東京・千代田区の参議院議員会館にある事務所と議員宿舎といった関係先への家宅捜索を行った<ref name="NHK_20231228">{{Cite news |和書 |title= 自民 大野泰正参院議員関係先 捜索開始 政治資金問題 東京地検|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-28|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231228/k10014302161000.html|access-date=2023-12-28}}</ref>。議員宿舎には、午前9時過ぎに、議員会館の事務所には、午前10時過ぎに東京地検特捜部の数人の係官がそれぞれ捜索に入り、このうち、議員会館の事務所にはおよそ7時間半にわたって捜索を行った<ref name="NHK_20231228"/>。
;12月29日
この日、東京地検特捜部は、政治資金規正法の違反の疑いで、岐阜県羽島市の大野泰正参議院議員の地元事務所の捜索を始めた<ref name="NHK_20231229">{{Cite news |和書 |title= 自民 大野泰正参院議員の岐阜の事務所を捜索 東京地検|newspaper= 日本放送協会|date= 2023-12-29|author= |url= https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231229/k10014303211000.html|access-date=2023-12-29}}</ref>。午前10時半ごろ、東京地検特捜部の10人の係官が捜索に入った<ref name="NHK_20231229"/>。
;12月29日
この日、東京地検特捜部は、安倍派の事務総長を務めた経験がある[[西村康稔]]前経済産業大臣や[[下村博文]]元政務調査会長から任意で事情を聴いた<ref>{{Cite web |title=西村前経産相や下村元政調会長を任意聴取 政治資金 東京地検 {{!}} NHK |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231230/k10014303951000.html |website=NHKニュース |date=2023-12-30 |access-date=2023-12-30 |last=日本放送協会}}</ref>。
;2024年1月1日
産経新聞は関係者への取材で、東京地検特捜部が安倍派の元会長である森喜朗元首相の関与の有無の確認をしていることが分かったと伝えた<ref name="sankei_20240101">{{Cite news |和書 |title= <独自>森元首相の関与有無解明へ 東京地検、パーティー収入不記載事件|newspaper= 産経ニュース|date= 2024-01-01|author= |url= https://www.sankei.com/article/20240101-FH4SD772SZIWDD3ZMLQXQDQPB4/|access-date=2024-01-01}}</ref>。東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けた一部の議員によれば、特捜部から還流分の使い道を聞かれた際に、使途先について「森氏が含まれていなかったか確認された」と周囲に説明したという<ref name="sankei_20240101"/>。東京地検特捜部では、安倍派に影響力を保持している森元首相が還流のスキームの維持や議員側からの相談に関わった可能性を視野に入れ、この問題の実態解明に乗り出すという<ref name="sankei_20240101"/>。
読売新聞は、2022年までのこの5年間に安倍派に所属しているおよそ100人の議員が派閥からのキックバックに加え、自らの事務所でのプールによって、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることを伝えた<ref name="yomiuri_20240101">{{Cite news |和書 |title= 安倍派100人が不記載の疑い…還流・プール総額5億7000万円超の見通し|newspaper= 読売新聞|date= 2024-01-01|author= |url= https://www.yomiuri.co.jp/national/20231231-OYT1T50197/|access-date=2024-01-01}}</ref>。少なくともプール分は7000万円で、およそ5億円の還流分と合わせた安倍派の不記載の総額は5億7000万円を超える見通しになる<ref name="yomiuri_20240101"/>。このおよそ100人の内訳は、現在の所属議員の99人のうちおよそ80人とおよそ20人の元議員である<ref name="yomiuri_20240101"/>。そのおよそ100人のうち派閥の幹部を含めて、10人以上の議員側が還流とプールの両方の手法を行い、このプール分で1000万円を超える事例も確認されていて、中には、このプールを派閥に対して、報告していなかった事例もある<ref name="yomiuri_20240101"/>。東京地検特捜部では、このプール分についても本来は派閥への支払いであることを踏まえて、その派閥の収入に計上されるべきだったという見方を強めている<ref name="yomiuri_20240101"/>。
== 関係する国会議員一覧 ==
下記の国会議員は二階派の[[小泉龍司]]、[[自見英子]]、[[中野英幸]]を除きすべて安倍派に所属する。
{| class="wikitable"
|-
! 氏名 !! 選挙区 !! {{nowrap|裏金疑惑}} !! 役職 !! 進退
|-
| [[松野博一]] || 衆・[[千葉県第3区|千葉3区]] || align="center" | ○ || [[内閣官房長官]] || 2023年12月14日、大臣退任。後任は[[林芳正]]。
|-
| [[西村康稔]] || 衆・[[兵庫県第9区|兵庫9区]] || align="center" | ○ || [[経済産業大臣]] || 2023年12月14日、大臣退任。後任は[[齋藤健]]。
|-
| {{nowrap|[[萩生田光一]]}} || 衆・[[東京都第24区|東京24区]] || align="center" | ○ || [[自由民主党政務調査会#政務調査会長|自民党政務調査会長]] || 2023年12月22日、自民党政務調査会長退任。後任は[[渡海紀三朗]]。
|-
| [[高木毅]] || 衆・[[福井県第2区|福井2区]] || align="center" | ○ || [[自由民主党国会対策委員会#国会対策委員長|自民党国会対策委員長]] || 2023年12月22日、自民党国会対策委員長退任。後任は[[浜田靖一]]。
|-
| [[世耕弘成]] || 参・[[和歌山県選挙区|和歌山県]] || align="center" | ○ || 自民党参議院幹事長 || 2023年12月14日に辞表提出。同月19日付で辞任。
|-
| [[塩谷立]] || 衆・[[比例東海ブロック|比例東海]] || align="center" | ○ || 自民党財務委員長 ||
|-
| [[橋本聖子]] || 参・[[参議院比例区|比例区]] || align="center" | ○ || 自民党両院議員総会長 ||
|-
| [[大野泰正]] || 参・[[岐阜県選挙区|岐阜県]] || align="center" | ○ || [[内閣委員会|参議院内閣委員長]] ||
|-
| [[池田佳隆]] || 衆・比例東海 || align="center" | ○ || なし ||
|-
| [[谷川弥一]] || 衆・[[長崎県第3区|長崎3区]] || align="center" | ○ || 自民党総務副会長 ||
|-
| [[三ッ林裕巳]] || 衆・[[埼玉県第14区|埼玉14区]] || align="center" | ○ || 自民党国会対策副委員長 ||
|-
| [[宮澤博行]] || 衆・比例東海 || align="center" | ○ || [[防衛副大臣]]兼[[内閣府副大臣]] || 2023年12月14日、副大臣退任。後任は[[鬼木誠 (1972年生の政治家)|鬼木誠]]。
|-
| [[堀井学]] || {{nowrap|衆・[[比例北海道ブロック|比例北海道]]}} || align="center" | ○ || 内閣府副大臣 || 2023年12月14日、副大臣退任。後任は[[古賀篤]]。
|-
| [[鈴木淳司]] || 衆・[[愛知県第7区|愛知7区]] || align="center" | ○ || [[総務大臣]] || 2023年12月14日、大臣退任。後任は[[松本剛明]]。
|-
| [[宮下一郎]] || 衆・[[長野県第5区|長野5区]] || align="center" | -- || [[農林水産大臣]] || 2023年12月14日、大臣退任。後任は[[坂本哲志]]。
|-
| [[堀井巌]] || 参・[[奈良県選挙区|奈良県]] || align="center" | -- || [[外務副大臣]] || 2023年12月14日、副大臣退任。後任は[[柘植芳文]]。
|-
| [[青山周平 (政治家)|青山周平]] || 衆・比例東海 || align="center" | -- || [[文部科学副大臣]] || 2023年12月14日、副大臣退任。後任は[[阿部俊子]]。
|-
| [[酒井庸行]] || 参・[[愛知県選挙区|愛知県]] || align="center" | -- || [[経済産業副大臣]]兼内閣府副大臣 || 2023年12月14日、副大臣退任。後任は[[上月良祐]]。
|-
| [[佐藤啓 (参議院議員)|佐藤啓]] || 参・奈良県 || align="center" | -- || [[財務大臣政務官]] || 2023年12月14日、政務官退任。後任は[[進藤金日子]]。
|-
| [[上野通子]] || 参・[[栃木県選挙区|栃木県]] || align="center" | -- || [[内閣総理大臣補佐官]] || 2023年12月14日、補佐官退任。
|-
| [[和田義明]] || 衆・[[北海道第5区|北海道5区]] || align="center" | -- || 防衛大臣補佐官 || 2023年12月14日、補佐官退任。
|-
| [[小泉龍司]] || 衆・[[埼玉県第11区|埼玉11区]] || align="center" | ○ || [[法務大臣]] || 2023年12月20日、二階派を離脱<ref name=":1">{{Cite news|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231220/k10014293531000.html|title=自民党二階派の小泉法相 派閥を離脱|newspaper=NHK|date=2023-12-20|accessdate=2023-12-20}}</ref><ref name=":2">{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2020Q0Q3A221C2000000/|title=小泉龍司法相が二階派退会 派閥への地検捜査踏まえ判断|newspaper=日本経済新聞|date=2023-12-20|accessdate=2023-12-20}}</ref>。
|-
| [[自見英子]] || 参・比例区 || align="center" | -- || [[国際博覧会担当大臣]]兼[[内閣府特命担当大臣]] || 2023年12月20日、二階派離脱を表明<ref>{{Cite news |和書 |title= 小泉龍司法相、自見英子地方創生相が二階派を離脱へ 強制捜査を受け|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-20|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDN3GJFRDNULFA00L.html|access-date=2023-12-20}}</ref>。
|-
| [[中野英幸]] || 衆・[[埼玉県第7区|埼玉7区]] || align="center" | -- || [[法務大臣政務官]] || 2023年12月20日、二階派を離脱<ref name=":1" /><ref name=":2" />。
|-
| [[下村博文]] || 衆・[[東京都第11区|東京11区]] || align="center" | -- || 自由民主党総務 ||
|}
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|3}}
== 参考文献 ==
;清和政策研究会(安倍派)
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3123500039.pdf |title=【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(平成30年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2019-11-29 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2021-7-2 | archiveurl=https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11705362/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3123500039.pdf |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(平成30年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/312130.pdf |title=【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和元年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2020-11-27 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2021-8-16 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20210816102804/https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/312130.pdf |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和元年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/311980.pdf |title=【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和2年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2021-11-26 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和2年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/3122600039.pdf |title=【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和3年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3120000041.pdf |title=【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 清和政策研究会(令和4年分 定期公表)}} }}
;志帥会(二階派)
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3051900040.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志帥会(平成30年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2019-11-29 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2022-11-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12364831/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3051900040.pdf |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志帥会(平成30年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/305250.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志帥会(令和元年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2020-11-27 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2023-6-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12896028/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/305250.pdf |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和元年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/305280.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志帥会(令和2年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2021-11-26 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和2年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/3055500051.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志帥会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和3年分 定期公表)}} }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3054100036.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志帥会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志帥会(令和4年分 定期公表)}} }}
;平成研究会(茂木派)
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3206900031.pdf |title=【政治資金収支報告書】 平成研究会(平成30年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2019-11-29 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2022-11-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12364831/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3206900031.pdf }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/320280.pdf |title=【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和元年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2020-11-27 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2023-6-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12896028/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/320280.pdf }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/320120.pdf |title=【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和2年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2021-11-26 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/3206200035.pdf |title=【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3204100048.pdf |title=【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 平成研究会(令和4年分 定期公表)}} }}
;志公会(麻生派)
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3050600088.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志公会(平成30年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2019-11-29 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2022-11-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12364831/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3050600088.pdf }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/305120.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志公会(令和元年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2020-11-27 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2023-6-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12896028/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/305120.pdf }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/305140.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志公会(令和2年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2021-11-26 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/3054200074.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志公会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3052800076.pdf |title=【政治資金収支報告書】 志公会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 志公会(令和4年分 定期公表)}} }}
;宏池政策研究会(岸田派)
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3036800038.pdf |title=【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(平成30年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2019-11-29 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2022-11-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12364831/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20191129/3036800038.pdf }}</small>
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/303810.pdf |title=【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和元年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2020-11-27 |accessdate=2023-12-12 | archivedate=2023-6-1 | archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12896028/www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/303810.pdf }}</small>
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/303730.pdf |title=【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和2年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2021-11-26 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20221125/3039200036.pdf |title=【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和3年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2022-11-25 |accessdate=2023-12-12 }}
* {{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3038100037.pdf |title=【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和4年分 定期公表) |publisher=総務省 |date=2023-11-24 |accessdate=2023-12-12 |ref= {{SfnRef|【政治資金収支報告書】 宏池政策研究会(令和4年分 定期公表)}} }}
== 関連項目 ==
* [[清和政策研究会]]
* [[志帥会]]
* [[平成研究会]]
* [[志公会]]
* [[宏池会]]
{{自由民主党 (日本)}}
{{岸田文雄}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:せいししきん}}
[[Category:自由民主党の事件]]
[[Category:岸田文雄]]
[[Category:2023年の日本の事件]]
[[Category:2023年12月]]
[[Category:2023年の日本の政治]]
[[Category:政治資金問題]] | 2023-12-09T12:45:23Z | 2023-12-31T20:42:34Z | false | false | false | [
"Template:Nowrap",
"Template:Cite web",
"Template:自由民主党 (日本)",
"Template:Normdaten",
"Template:See",
"Template:Multiple image",
"Template:Efn2",
"Template:Sfn",
"Template:Reflist",
"Template:Cite news",
"Template:岸田文雄",
"Template:暫定記事名",
"Template:最新の出来事"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E8%B3%87%E9%87%91%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E5%8F%8E%E5%85%A5%E3%81%AE%E8%A3%8F%E9%87%91%E5%95%8F%E9%A1%8C |
4,864,414 | JR東日本トレインシミュレータ | JR東日本トレインシミュレータ(ジェイアールひがしにほんトレインシミュレータ、JR EAST Train Simulator)は、音楽館が開発し、JR東日本が販売する鉄道運転シミュレーションゲームである。JRETSと略されることもある。
音楽館がJR東日本の全乗務員区所に納入している訓練用シミュレーターを、家庭用に移行したものである。
販売はSteamにて行われており、早期アクセス版は980円で販売されていた。現在は基本パックが2980円で販売されている。
ゲーム内の映像は、運転士の目線に合わせ、実際の車両で、実際の路線を走行し収録されたもので、音声についても実際の車両で収録されている。
また、ゲーム内のBGMは、音楽館の代表取締役社長である向谷実も所属しているかつしかトリオの曲が使用されている。
基本パック(本体)に加え、DLCを購入することで運転できる区間を追加したり、運転できる路線を追加することができる。
DLC発売に合わせ、向谷実のYouTubeチャンネルにて、JR東日本の担当者3名(JR東日本三銃士)と一緒に、アップデート内容やDLCの詳細について説明をする生配信を行うのが定番である。一部の生配信には、現役の乗務員も参加し、路線の魅力や運転方法などを紹介している。また、一部の路線では、現役の車掌による肉声放送が実装されている。
本シミュレーションゲームは、JR東日本と音楽館がタッグを組んて運営しているが、JR北海道の路線である留萌本線の発売が予定されている。留萌本線は2023年4月1日に一部区間が廃止となっているが、JR北海道全面協力のもと、廃止直前に撮影専用列車を走らせ、映像の収録を行っていた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "JR東日本トレインシミュレータ(ジェイアールひがしにほんトレインシミュレータ、JR EAST Train Simulator)は、音楽館が開発し、JR東日本が販売する鉄道運転シミュレーションゲームである。JRETSと略されることもある。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "音楽館がJR東日本の全乗務員区所に納入している訓練用シミュレーターを、家庭用に移行したものである。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "販売はSteamにて行われており、早期アクセス版は980円で販売されていた。現在は基本パックが2980円で販売されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "ゲーム内の映像は、運転士の目線に合わせ、実際の車両で、実際の路線を走行し収録されたもので、音声についても実際の車両で収録されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "また、ゲーム内のBGMは、音楽館の代表取締役社長である向谷実も所属しているかつしかトリオの曲が使用されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "基本パック(本体)に加え、DLCを購入することで運転できる区間を追加したり、運転できる路線を追加することができる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "DLC発売に合わせ、向谷実のYouTubeチャンネルにて、JR東日本の担当者3名(JR東日本三銃士)と一緒に、アップデート内容やDLCの詳細について説明をする生配信を行うのが定番である。一部の生配信には、現役の乗務員も参加し、路線の魅力や運転方法などを紹介している。また、一部の路線では、現役の車掌による肉声放送が実装されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "本シミュレーションゲームは、JR東日本と音楽館がタッグを組んて運営しているが、JR北海道の路線である留萌本線の発売が予定されている。留萌本線は2023年4月1日に一部区間が廃止となっているが、JR北海道全面協力のもと、廃止直前に撮影専用列車を走らせ、映像の収録を行っていた。",
"title": "他社線DLCについて"
}
] | JR東日本トレインシミュレータは、音楽館が開発し、JR東日本が販売する鉄道運転シミュレーションゲームである。JRETSと略されることもある。 | '''JR東日本トレインシミュレータ'''(ジェイアールひがしにほんトレインシミュレータ、JR EAST Train Simulator)は、[[音楽館]]が開発し、[[JR東日本]]が販売する[[鉄道シミュレーター|鉄道運転シミュレーションゲーム]]である。JRETSと略されることもある。
== 概要 ==
音楽館がJR東日本の全乗務員区所に納入している訓練用シミュレーター<ref>{{Cite web |title=東日本旅客鉄道株式会社様 在来線 運転士/車掌連携訓練シミュレータ {{!}} 導入実績 |url=https://www.ongakukan.co.jp/business/train_simulator/case/jreast02.html#:~:text=2019%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%85%A8%E4%B9%97%E5%8B%99%E5%93%A1%E5%8C%BA%E6%89%80%E3%81%AB%E7%B4%8D%E5%85%A5%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82 |website=株式会社音楽館 |access-date=2023-12-20 |language=ja}}</ref>を、家庭用に移行したものである。<ref>{{Cite web |title=JR東日本トレインシミュレータ:JR東日本 |url=https://www.jreast.co.jp/simulator/#:~:text=%E9%81%8B%E8%BB%A2%E5%A3%AB%E3%81%8C%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AB%E8%A8%93%E7%B7%B4%E3%81%A7%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%94%A8%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E3%81%94%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%94%A8%E3%81%AB%E9%85%8D%E4%BF%A1 |website=JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 |access-date=2023-12-20 |language=ja}}</ref><ref group='注'>路線は順次発売されており、すべての路線を運転することはできない(2023年12月現在)</ref>
販売は[[Steam]]にて行われており、[[早期アクセス|早期アクセス版]]は980円で販売されていた。<ref>{{Cite web |title=JR東日本の公式ゲーム! 「JR東日本トレインシミュレータ」、本日9月20日よりSteamにて早期アクセス開始 本物さながらの運転が自宅でも体験できる |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1440566.html#:~:text=%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82-,%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AF980%E5%86%86,-%EF%BC%88%E7%A8%8E%E8%BE%BC%EF%BC%89%E3%80%82 |website=GAME Watch |date=2022-09-20 |access-date=2023-12-20 |language=ja |last=株式会社インプレス}}</ref>現在は基本パックが2980円で販売されている。
ゲーム内の映像は、運転士の目線に合わせ、実際の車両で、実際の路線を走行し収録されたもの<ref>{{Cite web |title=JR東日本トレインシミュレータ:JR東日本 |url=https://www.jreast.co.jp/simulator/#:~:text=%E5%AE%9F%E5%86%99%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%82%92,%E3%81%AA%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BD%93%E9%A8%93 |website=JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 |access-date=2023-12-20 |language=ja}}</ref>で、音声についても実際の車両で収録されている。<ref>{{Cite web |title=JR東日本トレインシミュレータ:JR東日本 |url=https://www.jreast.co.jp/simulator/#:~:text=%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AE%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%8B%E3%82%89,%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%81%AA%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E9%9F%B3 |website=JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 |access-date=2023-12-20 |language=ja}}</ref>
また、ゲーム内のBGMは、音楽館の代表取締役社長である[[向谷実]]も所属している[[かつしかトリオ]]の曲が使用されている。
基本パック(本体)に加え、[[ダウンロードコンテンツ|DLC]]を購入することで運転できる区間を追加したり、運転できる路線を追加することができる。
{| class="wikitable mw-collapsible"
|+早期アクセス版に収録されていた作品
!路線
!区間
!駅数
!距離
!車種
|-
|[[京浜東北線]]
|[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]~[[南浦和駅|南浦和]]
|6駅
|7.8km
|[[JR東日本E233系電車|E233系1000番台]]
|-
|[[八高線]]
|[[高崎駅|高崎]]~[[群馬藤岡駅|群馬藤岡]]
|4駅
|11.7km
|[[JR東日本キハ100系気動車|キハ100系]]
|}
{| class="wikitable mw-collapsible"
|+基本パックに収録されている作品
!路線
!区間
!駅数
!距離
!車種
|-
|[[京浜東北線|京浜東北・根岸線]]
|[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]~[[大船駅|大船]]
|40駅
|81.2km
|[[JR東日本E233系電車|E233系1000番台]]
|-
|[[東海道本線|東海道線]]
|[[東京駅|東京]]~[[品川駅|品川]]
|3駅
|6.3km
|[[JR東日本E233系電車|E233系3000番台]]
|-
|[[中央線快速電車]]
|[[高尾駅 (東京都)|高尾]]~[[八王子駅|八王子]]
|3駅
|5.7km
|[[JR東日本E233系電車|E233系0番台]]
|-
|[[大糸線]]
|[[松本駅|松本]]~[[梓橋駅|梓橋]]
|5駅
|5.2km
|[[国鉄211系電車|211系]]
|}
{| class="wikitable mw-collapsible"
|+発売されているDLC
!商品(路線)
!区間
!駅数
!距離
!車種
|-
|[[東海道本線|東海道線]]
|[[東京駅|東京]]~[[熱海駅|熱海]]
|21駅
|104.6km
|[[JR東日本E233系電車|E233系3000番台]]
|-
|[[中央線快速電車]]
|[[高尾駅 (東京都)|高尾]]~[[東京駅|東京]]
|24駅
|53.1km
|[[JR東日本E233系電車|E233系0番台]]
|-
|[[大糸線]]
|[[松本駅|松本]]~[[南小谷駅|南小谷]]
|33駅
|70.1km
|[[国鉄211系電車|211系]]
|-
|[[埼京線]]・[[川越線]]
|[[大崎駅|大崎]]~[[川越駅|川越]]
|20駅
|53.0km
|[[JR東日本E233系電車|E233系7000番台]]
|-
|[[仙石線]]
|[[あおば通駅|あおば通]]~[[石巻駅|石巻]]
|32駅
|49.0km
|[[国鉄205系電車|205系3100番台]]
|-
|[[京葉線]]
|[[蘇我駅|蘇我]]~[[東京駅|東京]]
|17駅
|43.0km
|[[JR東日本E233系電車|E233系5000番台]]
|-
|[[山手線]]
|[[大崎駅|大崎]]~[[大崎駅|大崎]] 内回り
|29駅
|34.5km
|[[JR東日本E235系電車|E235系0番台]]
|-
|[[常磐線]]
|[[品川駅|品川]]~[[勝田駅|勝田]]
|29駅
|133.7km
|[[E531系]]
|-
|[[信越本線]]
|[[直江津駅|直江津]]~[[新潟駅|新潟]]
|42駅
|136.3km
|[[E129系]]
|-
|[[八戸線]]
|[[八戸駅|八戸]]~[[久慈駅|久慈]]
|24駅
|64.9km
|[[キハE130|キハE130系500番代]]
|-
|[[南武線]]
[[南武支線]]
[[鶴見線]]
|[[川崎駅|川崎]]~[[立川駅|立川]]
[[浜川崎駅|浜川崎]]~[[尻手駅|尻手]]
[[鶴見駅|鶴見]]~[[扇町駅 (神奈川県)|扇町]]、[[鶴見駅|鶴見]]~[[大川駅|大川]]、[[鶴見駅|鶴見]]~[[海芝浦駅|海芝浦]]
|26駅
5駅
13駅
|35.5km
4.1km
9.7km
|[[JR東日本E233系電車|E233系8000番台]]
[[国鉄205系電車|205系3100番台]]
[[国鉄205系電車|205系1100番台]]
|-
|[[総武快速線]]<ref group='注'>[[成田線]]を含む</ref>
|[[東京駅|東京]]~[[成田空港駅|成田空港]]
|19駅
|79.2km
|[[E217系]]
|}
{| class="wikitable"
|+発売予定のDLC
!商品(路線)
!区間
!駅数
!距離
!車種
!発売予定時期
|-
|[[留萌本線]]
|[[深川駅|深川]]~[[留萌駅|留萌]]
|12駅
|50.1km
|キハ54形
|2024年3月下旬
|}
DLC発売に合わせ、向谷実のYouTubeチャンネルにて、JR東日本の担当者3名(JR東日本三銃士)と一緒に、アップデート内容やDLCの詳細について説明をする生配信を行うのが定番である。一部の生配信には、現役の乗務員も参加し、路線の魅力や運転方法などを紹介している。また、一部の路線では、現役の車掌による肉声放送が実装されている。
== 他社線DLCについて ==
本シミュレーションゲームは、JR東日本と音楽館がタッグを組んて運営しているが、[[JR北海道]]の路線である留萌本線の発売が予定されている。留萌本線は2023年4月1日に一部区間が廃止となっているが、JR北海道全面協力のもと、廃止直前に撮影専用列車を走らせ、映像の収録を行っていた。<ref>{{Cite web |title=Steam :: JR EAST Train Simulator :: 初の他社線!JR北海道留萌本線の制作に着手します! |url=https://store.steampowered.com/news/app/2111630/view/5657125992528268785 |website=store.steampowered.com |date=2023-04-14 |access-date=2023-12-20 |language=ja}}</ref>
== 歴史 ==
* 2022年([[令和]]4年)
** 9月2日:Steamのストアページ公開とともに同月20日に早期アクセス版を発売すると発表。
** 9月20日:早期アクセス版が発売。
** 11月15日:早期アクセス版の販売が終了。早期アクセス版購入者は、基本パックへ無償でアップグレードされた。また、早期アクセス版終了に伴い、京浜東北線と八高線が削除された。同日に基本パックが発売され、東海道線、中央線快速電車、大糸線のDLCも発売された。
* 2023年(令和5年)
** 2月21日:DLC第4弾にあたる埼京線・川越線のDLCが発売。
** 4月27日:早期アクセス版に収録されていた京浜東北線が、大船まで延長し、京浜東北・根岸線として基本パックへ無償追加された。
** 5月30日:DLC第5弾にあたる仙石線のDLCが発売。
** 6月27日:DLC第6弾にあたる京葉線のDLCが発売。
** 7月25日:DLC第7弾にあたる山手線のDLCが発売。
** 8月29日:DLC第8弾にあたる常磐線のDLCが発売。
** 9月26日:DLC第9弾にあたる信越本線のDLCが発売。
** 10月31日:DLC第10弾にあたる八戸線のDLCが発売。
** 11月28日:DLC第11弾にあたる南武線、南武支線、鶴見線のDLCが発売。
** 12月19日:DLC第12弾にあたる総武快速線のDLCが発売。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group=注}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 外部リンク ==
* [https://www.jreast.co.jp/simulator/ JR EAST Train Simulator 公式サイト]
* [https://store.steampowered.com/app/2111630/JR JR EAST Train Simulator ストアページ]
* [https://twitter.com/JRETS_official JR EAST Train Simulator 公式X]
* [https://www.ongakukan.co.jp/ 音楽館 公式サイト]
* [https://www.youtube.com/@minorumukaiya2422 向谷実 公式YouTubeチャンネル]
{{DEFAULTSORT:しえいああるひかしにほんとれいんしみゆれえた}}
[[Category:音楽館]]
[[Category:鉄道シミュレーションゲーム]]
[[Category:実機シミュレーションゲーム]]
[[Category:2022年のコンピュータゲーム]] | 2023-12-09T12:52:34Z | 2023-12-20T10:35:18Z | false | false | false | [
"Template:特筆性",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF |
4,864,415 | 近藤大雅 | 近藤大雅(こんどう たいが、2005年9月18日 - )は、兵庫県出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "近藤大雅(こんどう たいが、2005年9月18日 - )は、兵庫県出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。",
"title": null
}
] | 近藤大雅は、兵庫県出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。 | {{Infobox baseball player
| 選手名 = 近藤 大雅
| 本名 =
| 所属球団 = 横浜DeNAベイスターズ
| 背番号 = 130
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 国籍 = {{JPN}}
| 出身地 = [[兵庫県]]
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|2005|9|18}}
| 没年月日 =
| 身長 = 174
| 体重 = 80
| 利き腕 = 右
| 打席 = 右
| 守備位置 = [[捕手]]
| プロ入り年度 = {{NPBドラフト|2023}} | ドラフト順位 = 育成ドラフト5位
| 初出場 =
| 最終出場 =
| 年俸 = 340万円(2024年)
| 経歴 =
* [[専修大学北上高等学校]]
* [[横浜DeNAベイスターズ]] (2024 - ) }}
'''近藤 大雅'''(こんどう たいが、[[2005年]][[9月18日]] - )は、[[兵庫県]]出身の[[プロ野球選手]]([[捕手]]・[[育成選手]])。右投右打。[[横浜DeNAベイスターズ]]所属。
== 経歴 ==
== 詳細情報 ==
=== 背番号 ===
* '''130'''(2024年 - )
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[横浜DeNAベイスターズの選手一覧]]
{{横浜DeNAベイスターズの選手・スタッフ}}
{{横浜DeNAベイスターズ2023年ドラフト指名選手}}
{{Baseball-biography-stub}}
{{デフォルトソート:こんとう たいか}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:専修大学北上高等学校出身の野球選手]]
[[Category:横浜DeNAベイスターズ及び横浜ベイスターズの育成選手]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]
[[Category:2005年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T12:52:48Z | 2023-12-12T09:05:12Z | false | false | false | [
"Template:Infobox baseball player"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%97%A4%E5%A4%A7%E9%9B%85 |
4,864,416 | 勤労者女性会館しなのき | 勤労者女性会館しなのき(きんろうしゃじょせいかいかんしなのき)とは、長野県長野市にある多目的ホールを兼ねた複合施設である。通称は『しなのき』。
1994年(平成6年)に竣工、1995年(平成7年)4月10日に開館。勤労者団体や女性団体の拠点、勤労者と女性が気軽に集まることができる場所として建設された。脱車社会を先取りする開館として、本会館には利用者用の駐車所がない(地下駐車場は従業員専用)。
| [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "勤労者女性会館しなのき(きんろうしゃじょせいかいかんしなのき)とは、長野県長野市にある多目的ホールを兼ねた複合施設である。通称は『しなのき』。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1994年(平成6年)に竣工、1995年(平成7年)4月10日に開館。勤労者団体や女性団体の拠点、勤労者と女性が気軽に集まることができる場所として建設された。脱車社会を先取りする開館として、本会館には利用者用の駐車所がない(地下駐車場は従業員専用)。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "概要"
}
] | 勤労者女性会館しなのき(きんろうしゃじょせいかいかんしなのき)とは、長野県長野市にある多目的ホールを兼ねた複合施設である。通称は『しなのき』。 | {{行政施設
|名称=勤労者女性会館しなのき
|旧名称=
|画像={{画像募集中|cat=長野市}}
|用途=音楽ホール、公益施設、複合施設
|旧用途=
|主構造物=
|設計者=
|施工=
|建築主=
|事業主体=[[長野市]]
|管理運営=長野市
|構造形式=RC造
|敷地面積=
|建築面積=
|延床面積=5272
|階数=地上4階・地下1階
|高さ=
|着工=
|竣工=[[1994年]](平成6年)
|改築=
| 緯度度 = |緯度分 = |緯度秒 =
| 経度度 = |経度分 = |経度秒 =
|所在地郵便番号=
|所在地=[[長野県]][[長野市]][[鶴賀 (長野市)|大字鶴賀]]1481番地1
|特記事項=
}}
'''勤労者女性会館しなのき'''(きんろうしゃじょせいかいかんしなのき)とは、[[長野県]][[長野市]]にある音楽ホールを兼ねた複合施設である。通称は『しなのき』。
== 概要 ==
[[1994年]]([[平成]]6年)に竣工、[[1995年]](平成7年)[[4月10日]]に開館。勤労者団体や女性団体の拠点、勤労者と女性が気軽に集まることができる場所として建設された<ref>{{Cite web |url=https://convention.nagano-cvb.or.jp/modules/convention/facility/c022 |title=長野市勤労者女性会館しなのき |access-date=2023-12-09 |publisher=公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー |language=ja}}</ref><ref>{{Cite news|和書 |title=長野市勤労者女性会館「しなのき」開館イベント 「男女の役割は…」300人参加、考える |newspaper=信濃毎日新聞 |date=1995-04-28 |edition=朝刊、北信面 |page=25}}</ref>。脱車社会を先取りする開館として、本会館には利用者用の駐車所がない(地下駐車場は従業員専用)<ref>{{Cite news|和書 |title=スポット=長野市勤労者女性会館「しなのき」 公共交通、利用PR 掛け声だけでなく、割引切符など対策を |newspaper=信濃毎日新聞 |date=1995-04-30 |edition=朝刊、東北信面 |page=25}}</ref><ref>{{Cite news|和書 |title=交通渋滞=長野市役所周辺 駐車場不足で“お手上げ状態” |newspaper=信濃毎日新聞 |date=1995-11-08 |edition=朝刊、北信2面 |page=18}}</ref>。
=== 音楽ホール ===
本施設にある音楽ホールは295席があり、移動観覧席となっている<ref name=":0">{{Cite web |url=https://www.shinanoki.org/hall.html |title=ホールの利用案内 |access-date=2023-12-09 |publisher=勤労者女性会館}}</ref>。そのため座席を全て収納する事ができ、当ホールを会議室として使用することもできる<ref name=":0" />。
== 沿革 ==
* [[1994年]](平成6年) - 竣工
* [[1995年]](平成7年)[[4月10日]] - 開館
== フロア ==
* '''4F''' - 音楽室・録音室 など
* '''3F''' - 応接室・研修室・和室・視聴覚室・第一~第三会議室 など
* '''2F''' - 男女共同参画センター・ホール・ホワイエ・喫煙室 など
* '''1F''' - 管理事務所・シルバー人材センター・長野市勤労者共済会 など
* '''BF''' - トレーニングルーム・従業員専用駐車場 など
== アクセス ==
* [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]・[[長野電鉄]][[長野駅]]善光寺口より徒歩約15分
* [[長野電鉄]][[長野電鉄長野線|長野線]][[権堂駅]]より徒歩約2分
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[長野市]]
* [[男女共同参画社会基本法]]
* [[労働三権]]
== 外部リンク ==
* [https://shinanoki.org/ 長野市勤労者女性会館しなのき]
* [https://www.city.nagano.nagano.jp/n086500/shisetsu/p000319.html 勤労者女性会館しなのき - 長野市公式ホームページ]
{{DEFAULTSORT:きんろうしよせいかいかんしなのき}}
[[Category:長野市の建築物]]
[[Category:1994年竣工の日本の建築物]] | 2023-12-09T12:55:08Z | 2023-12-10T02:27:04Z | false | false | false | [
"Template:行政施設",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E8%80%85%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BC%9A%E9%A4%A8%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8D |
4,864,417 | ピエタ (ベッリーニ、ブレラ美術館) | 『ピエタ』、または『聖母マリアと福音書記者聖ヨハネに支えられる死せるキリスト』 は、イタリア初期ルネサンスのヴェネツィア派の巨匠ジョヴァンニ・ベッリーニが1465-1470年ごろ、板上にテンペラで制作した絵画である。描かれている「ピエタ」 (聖母マリアがイエス・キリストの死を悼む情景) の図像は、15世紀以降にイタリアで制作されるようになったものである。作品は現在、ミラノのブレラ美術館に所蔵されている。
この絵画は、ジョヴァンニ・ベッリーニが彼の義兄弟であったアンドレア・マンテーニャの影響を超越し始めた時期に制作された。作品は、1811年にボローニャのサンピエーリ (Sampieri) ・コレクション (目録番号454) からイタリア王国 (1805年-1814年) のウジェーヌ・ド・ボアルネの贈り物としてブレラ美術館に入った。作品は、マンテーニャの『死せるキリスト』を展示するためにエルマンノ・オルミにより設置された部屋へと続く、ヴェネツィア派のルネサンス絵画の廊下に配置された。
不自然なくらい軽く見えるイエス・キリストの死せる身体は、左側で聖母マリアに、右側で福音書記者聖ヨハネにより支えられている。キリストの手は前景の大理石板に載せられているが、そこにはベッリーニの署名とセクストゥス・プロペルティウスのエレジー (悲歌) からの引用「HAEC FERE QVVM GEMITVS TVRGENTIA LVMINA PROMANT / BELLINI POTERAT FLERE IOANNIS OPVS」 (訳「これらの 腫れた目はほとんど呻いており、このベッリーニの作品は涙を流させることができる」)。
石板と銘文は初期フランドル派絵画の伝統に従っているもので、しばしばマンテーニャや他のパドヴァの画家たちに用いられている。石板は鑑賞者のいる現実世界と描かれている人工的な世界を分かつ境界のようにみえるが、その境界は越えられている。キリストの左手は、2つの世界が同じ区間を占めているかのような錯視 (イリュージョン) を生み出しているのである。
作品の精緻で素描的な線 (1本1本描かれている福音書記者聖ヨハネの髪とキリストの腕の静脈) はマンテーニャの様式を想起させるが、絵画の色彩と光の使用は異なっている。色調はマンテーニャより柔らかで、晴れた日の自然な光の効果を再現している。冷たい、ほとんど金属的な光は場面の苦悩を強調している。色彩に厚塗りされたハイライトの部分は表現を甘美なものにしているが、それはテンペラ絵具の密で精緻な筆触に負っている。
遠近法で空間に焦点を当てるよりも、ベッリーニは人物たちの人間的悲しみを表現することに関心があるようにみえるが、それは初期フランドル派の巨匠ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの芸術様式から借用したものである。人物の彫刻的量感と晴れた空を背にしている孤立した風景は、聖母マリアと死んだ息子キリストの間のドラマを増進している一方、聖ヨハネの視線は彼が狼狽していることを示している。彼は深い悲しみへと鑑賞者を誘っている。交流する感情は、悲しみと配慮両方の感覚を表す人物たちの手の仕草にも反映している。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『ピエタ』、または『聖母マリアと福音書記者聖ヨハネに支えられる死せるキリスト』 は、イタリア初期ルネサンスのヴェネツィア派の巨匠ジョヴァンニ・ベッリーニが1465-1470年ごろ、板上にテンペラで制作した絵画である。描かれている「ピエタ」 (聖母マリアがイエス・キリストの死を悼む情景) の図像は、15世紀以降にイタリアで制作されるようになったものである。作品は現在、ミラノのブレラ美術館に所蔵されている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "この絵画は、ジョヴァンニ・ベッリーニが彼の義兄弟であったアンドレア・マンテーニャの影響を超越し始めた時期に制作された。作品は、1811年にボローニャのサンピエーリ (Sampieri) ・コレクション (目録番号454) からイタリア王国 (1805年-1814年) のウジェーヌ・ド・ボアルネの贈り物としてブレラ美術館に入った。作品は、マンテーニャの『死せるキリスト』を展示するためにエルマンノ・オルミにより設置された部屋へと続く、ヴェネツィア派のルネサンス絵画の廊下に配置された。",
"title": "歴史"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "不自然なくらい軽く見えるイエス・キリストの死せる身体は、左側で聖母マリアに、右側で福音書記者聖ヨハネにより支えられている。キリストの手は前景の大理石板に載せられているが、そこにはベッリーニの署名とセクストゥス・プロペルティウスのエレジー (悲歌) からの引用「HAEC FERE QVVM GEMITVS TVRGENTIA LVMINA PROMANT / BELLINI POTERAT FLERE IOANNIS OPVS」 (訳「これらの 腫れた目はほとんど呻いており、このベッリーニの作品は涙を流させることができる」)。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "石板と銘文は初期フランドル派絵画の伝統に従っているもので、しばしばマンテーニャや他のパドヴァの画家たちに用いられている。石板は鑑賞者のいる現実世界と描かれている人工的な世界を分かつ境界のようにみえるが、その境界は越えられている。キリストの左手は、2つの世界が同じ区間を占めているかのような錯視 (イリュージョン) を生み出しているのである。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "作品の精緻で素描的な線 (1本1本描かれている福音書記者聖ヨハネの髪とキリストの腕の静脈) はマンテーニャの様式を想起させるが、絵画の色彩と光の使用は異なっている。色調はマンテーニャより柔らかで、晴れた日の自然な光の効果を再現している。冷たい、ほとんど金属的な光は場面の苦悩を強調している。色彩に厚塗りされたハイライトの部分は表現を甘美なものにしているが、それはテンペラ絵具の密で精緻な筆触に負っている。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "遠近法で空間に焦点を当てるよりも、ベッリーニは人物たちの人間的悲しみを表現することに関心があるようにみえるが、それは初期フランドル派の巨匠ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの芸術様式から借用したものである。人物の彫刻的量感と晴れた空を背にしている孤立した風景は、聖母マリアと死んだ息子キリストの間のドラマを増進している一方、聖ヨハネの視線は彼が狼狽していることを示している。彼は深い悲しみへと鑑賞者を誘っている。交流する感情は、悲しみと配慮両方の感覚を表す人物たちの手の仕草にも反映している。",
"title": "作品"
}
] | 『ピエタ』、または『聖母マリアと福音書記者聖ヨハネに支えられる死せるキリスト』 は、イタリア初期ルネサンスのヴェネツィア派の巨匠ジョヴァンニ・ベッリーニが1465-1470年ごろ、板上にテンペラで制作した絵画である。描かれている「ピエタ」 (聖母マリアがイエス・キリストの死を悼む情景) の図像は、15世紀以降にイタリアで制作されるようになったものである。作品は現在、ミラノのブレラ美術館に所蔵されている。 | {{Infobox artwork
|image=Giovanni-Bellini-Pietá (1465).jpg
|image_size=380px
|title=ピエタ
| other_language_1 = [[イタリア語]]
| other_title_1 = Pietà
| other_language_2 = [[英語]]
| other_title_2 = Pietà
|artist=[[ジョヴァンニ・ベッリーニ]]
|year=1465–1470年ごろ
|height_metric=86
|width_metric=107
|city=[[ミラノ]]
|museum=[[ブレラ美術館]]
}}
『'''ピエタ'''』({{Lang-it-short|Pietà}}、{{Lang-en-short|Pietà}})、または『'''聖母マリアと福音書記者聖ヨハネに支えられる死せるキリスト'''』(せいぼマリアとふくいんしょきしゃせいヨハネにささえられるしせるキリスト、{{Lang-en-short|The Dead Christ Supported by the Virgin Mary and St John the Evangelist}})は、[[イタリア]]初期[[ルネサンス]]の[[ヴェネツィア派]]の巨匠[[ジョヴァンニ・ベッリーニ]]が1465-1470年ごろ、板上に[[テンペラ]]で制作した絵画である。描かれている「[[ピエタ]]」 ([[聖母マリア]]が[[キリスト|イエス・キリスト]]の死を悼む情景) の[[図像]]は、15世紀以降にイタリアで制作されるようになったものである<ref name="ReferenceSS">『週刊世界の美術館 No.67 ブレラ美術館』、2001年 21項。</ref>。作品は現在、[[ミラノ]]の[[ブレラ美術館]]に所蔵されている<ref name="ReferenceSS" /><ref name="ReferencePB">{{Cite web |url=https://pinacotecabrera.org/en/collezione-online/opere/pieta-giovanni-bellini/|title=Pietà|website=[[ブレラ美術館]]公式サイト (英語)|access-date=2023/12/09}}</ref><ref name="ReferenceBG">ブレラ 絵画館全作品ガイド 1997年、22項。</ref>。
== 歴史 ==
この絵画は、ジョヴァンニ・ベッリーニが彼の義兄弟であった[[アンドレア・マンテーニャ]]の影響を超越し始めた時期に制作された<ref name="ReferencePB" />。作品は、1811年に[[ボローニャ]]のサンピエーリ (Sampieri) ・コレクション (目録番号454) から[[イタリア王国 (1805年-1814年)]] の[[ウジェーヌ・ド・ボアルネ]]の贈り物としてブレラ美術館に入った<ref name="ReferencePB" /><ref name="ReferenceBG" />。作品は、マンテーニャの『[[死せるキリスト (マンテーニャ)|死せるキリスト]]』を展示するために[[エルマンノ・オルミ]]により設置された部屋へと続く、ヴェネツィア派のルネサンス絵画の廊下に配置された<ref>Armando Besio, ''Giovanni Bellini. Maria piange davvero e il tempo si ferma nella Pietà più bella'', [[La Repubblica (quotidiano)|La Repubblica]], 1º giugno 2014, pp. 46–47</ref>。
== 作品 ==
[[ファイル:Giovanni_bellini,_pietà,_dettaglio.jpg|サムネイル|『ピエタ』 (部分) における錯視 (イリュージョン) 的効果 ]]
不自然なくらい軽く見えるイエス・キリストの死せる身体は、左側で聖母マリアに、右側で[[福音書記者聖ヨハネ]]により支えられている。キリストの手は前景の[[大理石]]板に載せられているが、そこにはベッリーニの署名と[[セクストゥス・プロペルティウス]]の[[エレジー]] (悲歌) からの引用「<small>HAEC FERE QVVM GEMITVS TVRGENTIA LVMINA PROMANT / BELLINI POTERAT FLERE IOANNIS OPVS」</small> (訳「これらの 腫れた目はほとんど呻いており、このベッリーニの作品は涙を流させることができる」)<ref name="ReferencePB" />。
石板と[[銘文]]は[[初期フランドル派]]絵画の伝統に従っているもので、しばしばマンテーニャや他の[[パドヴァ]]の画家たちに用いられている。石板は鑑賞者のいる現実世界と描かれている人工的な世界を分かつ境界のようにみえるが、その境界は越えられている。キリストの左手は、2つの世界が同じ区間を占めているかのような[[錯視]] (イリュージョン) を生み出しているのである<ref name="ReferencePB" />。
作品の精緻で素描的な線 (1本1本描かれている福音書記者聖ヨハネの髪とキリストの腕の静脈) はマンテーニャの様式を想起させる<ref name="ReferencePB" />が、絵画の色彩と光の使用は異なっている。色調はマンテーニャより柔らかで、晴れた日の自然な光の効果を再現している<ref name="ReferencePB" />。冷たい、ほとんど金属的な光は場面の苦悩を強調している<ref>{{Cite book |last=De Vecchi |first=Pierluigi |title=I tempi dell'arte |date=2005 |publisher=Bompiani |location=Milano |isbn=88-451-7212-0 |language=it}}</ref>。色彩に厚塗りされたハイライトの部分は表現を甘美なものにしているが、それはテンペラ絵具の密で精緻な筆触に負っている。
[[ファイル:Giovanni_Bellini_-_Pietà_(detail)_-_WGA1634.jpg|サムネイル|キリストと聖母マリアの顔]]
[[遠近法]]で空間に焦点を当てるよりも、ベッリーニは人物たちの人間的悲しみを表現することに関心があるようにみえる<ref name="ReferencePB" />が、それは初期フランドル派の巨匠[[ロヒール・ファン・デル・ウェイデン]]の芸術様式から借用したものである。人物の彫刻的量感と晴れた空を背にしている孤立した風景は、聖母マリアと死んだ息子キリストの間のドラマをいや増している一方、聖ヨハネの視線は彼が狼狽していることを示している。彼は深い悲しみへと鑑賞者を誘っている。交流する感情は、悲しみと配慮両方の感覚を表す人物たちの手の仕草にも反映している。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* [[千足伸行]]監修『週刊世界の美術館 No.67 ブレラ美術館』、[[講談社]]、2001年6月刊行
* 『ブレラ 絵画館全作品ガイド』、SCALA、1977年 ISBN 978-888117680-9
* AA.VV., ''Brera, guida alla pinacoteca'', Electa, Milano 2004. {{ISBN2|978-88-370-2835-0}}[[ISBN (identifier)|ISBN]] [[Special:BookSources/978-88-370-2835-0|978-88-370-2835-0]]
* Mariolina Olivari, ''Giovanni Bellini'', in AA.VV., ''Pittori del Rinascimento'', Scala, Firenze 2007. {{ISBN2|88-8117-099-X}}[[ISBN (identifier)|ISBN]] [[Special:BookSources/88-8117-099-X|88-8117-099-X]]
== 外部リンク ==
* [https://pinacotecabrera.org/en/collezione-online/opere/pieta-giovanni-bellini/ ブレラ美術館公式サイト、ジョヴァンニ・ベッリーニ『ピエタ』(英語)]
{{ジョヴァンニ・ベッリーニ}}
{{DEFAULTSORT:ひえたへつりいにふれらひしゆつかん}}
[[Category:ジョヴァンニ・ベッリーニの作品]]
[[Category:ブレラ美術館の所蔵品]]
[[Category:聖母マリアを描いた絵画]]
[[Category:イエス・キリストを描いた絵画]]
[[Category:1470年代の絵画]] | 2023-12-09T12:56:34Z | 2023-12-09T13:37:51Z | false | false | false | [
"Template:Cite book",
"Template:ISBN2",
"Template:ジョヴァンニ・ベッリーニ",
"Template:Infobox artwork",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%82%BF_(%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%80%81%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A9%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8) |
4,864,418 | 第27回ラスベガス映画批評家協会賞 | 第27回ラスベガス映画批評家協会賞(27th Las Vegas Film Critics Society awards)は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月13日に受賞者が発表された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第27回ラスベガス映画批評家協会賞(27th Las Vegas Film Critics Society awards)は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月13日に受賞者が発表された。",
"title": null
}
] | 第27回ラスベガス映画批評家協会賞は、2023年の映画を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され、同月13日に受賞者が発表された。 | {{Infobox Award
| name = 第27回ラスベガス<br />映画批評家協会賞
| current_awards =
| image =
| imagesize =
| alt =
| caption =
| description =
| presenter = [[ラスベガス映画批評家協会]]
| host =
| date = [[2023年]][[12月13日]]
| country = {{USA}}
| location = [[ネバダ州]][[ラスベガス]]
| reward = <!-- 報酬 -->
| year =
| year2 =
| year3 = <!-- 初代受賞者 -->
| holder =
| most_wins =
| website = http://www.lvfcs.org/
<!-- テレビ放送 -->
| network =
| runtime = <!-- 放送時間 -->
| ratings = <!-- 視聴率 -->
| previous = [[第26回ラスベガス映画批評家協会賞|第26回]]
| main = [[ラスベガス映画批評家協会|ラスベガス映画批評家協会賞]]
| next = 第28回
}}
'''第27回[[ラスベガス映画批評家協会|ラスベガス映画批評家協会賞]]'''(27th Las Vegas Film Critics Society awards)は、[[2023年の映画]]を対象とした映画賞。2023年12月8日にノミネート作品が発表され<ref>{{cite web|url=https://nextbestpicture.com/the-2023-las-vegas-film-critics-society-lvfcs-nominations/|title=The 2023 Las Vegas Film Critics Society (LVFCS) Nominations|publisher=Next Best Picture|date=2023-12-08|accessdate=2023-12-09}}</ref>、同月13日に受賞者が発表された<ref>{{cite web|url=https://nextbestpicture.com/the-2023-las-vegas-film-critics-society-lvfcs-winners/|title=The 2023 Las Vegas Film Critics Society (LVFCS) Winners|publisher=Next Best Picture|date=2023-12-13|accessdate=2023-12-14}}</ref>。
== 受賞結果 ==
{| class=wikitable style="width="100%"
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 作品賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 監督賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『[[ザ・キラー (2023年の映画)|ザ・キラー]]』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』
| valign="top" |
* '''[[クリストファー・ノーラン]]''' - 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** [[ブラッドリー・クーパー]] - 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』
** [[グレタ・ガーウィグ]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** [[ヨルゴス・ランティモス]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
** {{仮リンク|セリーヌ・ソン|en|Celine Song}} - 『[[パスト ライブス/再会]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 主演男優賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 主演女優賞
|-
| valign="top" |
* '''[[ブラッドリー・クーパー]]''' - 『'''[[マエストロ: その音楽と愛と]]'''』:'''[[レナード・バーンスタイン]]'''
** [[ニコラス・ケイジ]] - 『''[[:en:Dream Scenario|Dream Scenario]]''』:ポール・マシューズ
** [[コールマン・ドミンゴ]] - 『''[[:en:Rustin (film)|Rustin]]''』:{{仮リンク|バイヤード・ルスティン|en|Bayard Rustin}}
** [[キリアン・マーフィー]] - 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』:[[ロバート・オッペンハイマー]]
** [[ジェフリー・ライト]] - 『[[アメリカン・フィクション]]』:セロニアス・“モンク”・エリソン
| valign="top" |
* '''[[エマ・ストーン]]''' - 『'''[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]'''』:'''ベラ・バクスター'''
** [[アネット・ベニング]] - 『[[ナイアド 〜その決意は海を越える〜]]』:{{仮リンク|ダイアナ・ナイアド|en|Diana Nyad}}
** {{仮リンク|グレタ・リー|en|Greta Lee}} - 『[[パスト ライブス/再会]]』:ノラ・ムーン
** [[キャリー・マリガン]] - 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』:フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン
** [[ナタリー・ポートマン]] - 『''[[:en:May December|May December]]''』:エリザベス
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 助演男優賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 助演女優賞
|-
| valign="top" |
* '''[[ロバート・ダウニー・Jr.]]''' - 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』:'''{{仮リンク|ルイス・ストローズ|en|Lewis Strauss}}'''
** [[ライアン・ゴズリング]] - 『[[バービー (映画)|バービー]]』:ケン
** {{仮リンク|グレン・ハワートン|en|Glenn Howerton}} - 『{{仮リンク|ブラックベリー (映画)|en|BlackBerry (film)|label=ブラックベリー}}』:{{仮リンク|ジム・バルシリー|en|Jim Balsillie}}
** {{仮リンク|チャールズ・メルトン(俳優)|en|Charles Melton (actor)|label=チャールズ・メルトン}} - 『''[[:en:May December|May December]]''』:ジョー・ヨー
** [[マーク・ラファロ]] - 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』:ダンカン・ウェダーバーン
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ|en|Da'Vine Joy Randolph}}''' - 『'''''[[:en:The Holdovers|The Holdovers]]'''''』:'''メアリー'''
** [[ジョディ・フォスター]] - 『[[ナイアド 〜その決意は海を越える〜]]』:ボニー・ストール
** [[レイチェル・マクアダムス]] - 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』:バーバラ・サイモン
** [[ジュリアン・ムーア]] - 『''[[:en:May December|May December]]''』:グレーシー
** [[ロザムンド・パイク]] - 『''[[:en:Saltburn (film)|Saltburn]]''』:エルゼス・キャットン
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 脚本賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 脚色賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[マエストロ: その音楽と愛と]]'''』
** 『[[AIR/エア]]』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『''[[:en:May December|May December]]''』
** 『[[パスト ライブス/再会]]』
| valign="top" |
* 『'''[[アメリカン・フィクション]]'''』
** 『''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]''』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 撮影賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 編集賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』
** 『[[ナポレオン (2023年の映画)|ナポレオン]]』
** 『''[[:en:Saltburn (film)|Saltburn]]''』
| valign="top" |
* 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** 『[[AIR/エア]]』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『[[マエストロ: その音楽と愛と]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 作曲賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 歌曲賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** 『[[ザ・キラー (2023年の映画)|ザ・キラー]]』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『''[[:en:Society of the Snow|Society of the Snow]]''』
** 『[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]』
| valign="top" |
* 「'''''I’m Just Ken'''''」 - 『'''[[バービー (映画)|バービー]]'''』
** 「''What Was I Made For?''」 - 『バービー』
** 「''Road to Freedom''」 - 『''[[:en:Rustin (film)|Rustin]]''』
** 「[[ピーチス]]」 - 『[[ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]』
** 「''Better Place''」 - 『''[[:en:Trolls Band Together|Trolls Band Together]]''』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | ドキュメンタリー映画賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | アニメ映画賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー]]'''』
** 『{{仮リンク|ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー|en|American Symphony (film)}}』
** 『[[ビヨンド・ユートピア 脱北]]』
** 『{{仮リンク|ココモ・シティ|en|Kokomo City}}』
** 『''[[:en:Little Richard: I Am Everything|Little Richard: I Am Everything]]''』
| valign="top" |
* 『'''[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]'''』
** 『[[君たちはどう生きるか (映画)|君たちはどう生きるか]]』
** 『[[マイ・エレメント]]』
** 『[[ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]』
** 『{{仮リンク|ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!|en|Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem}}』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 外国語映画賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 衣装デザイン賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[ゴジラ-1.0]]'''』
** 『[[落下の解剖学]]』
** 『''[[:en:Society of the Snow|Society of the Snow]]''』
** 『''[[:en:When Evil Lurks|When Evil Lurks]]''』
** 『''[[:en:The Zone of Interest (film)|The Zone of Interest]]''』
| valign="top" |
* 『'''[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『''[[:en:The Color Purple (2023 film)|The Color Purple]]''』
** 『[[ナポレオン (2023年の映画)|ナポレオン]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 美術賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 視覚効果賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[バービー (映画)|バービー]]'''』
** 『[[アステロイド・シティ]]』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[哀れなるものたち (映画)|哀れなるものたち]]』
| valign="top" |
* 『'''[[ザ・クリエイター/創造者]]'''』
** 『[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3]]』
** 『[[ゴジラ-1.0]]』
** 『[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]』
** 『[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | アクション映画賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | コメディ映画賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[ジョン・ウィック:コンセクエンス]]'''』
** 『[[ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り]]』
** 『[[ゴジラ-1.0]]』
** 『[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3]]』
** 『[[ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE]]』
| valign="top" |
* 『'''[[バービー (映画)|バービー]]'''』
** 『[[アメリカン・フィクション]]』
** 『[[ダム・マネー ウォール街を狙え!]]』
** 『''[[:en:Joy Ride (2023 film)|Joy Ride]]''』
** 『[[マディのおしごと 恋の手ほどき始めます]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | ホラー/SF映画賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | ファミリー映画賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[ゴジラ-1.0]]'''』
** 『[[ザ・クリエイター/創造者]]』
** 『[[トーク・トゥ・ミー (2022年の映画)|トーク・トゥ・ミー]]』
** 『[[サンクスギビング (映画)|サンクスギビング]]』
** 『''[[:en:When Evil Lurks|When Evil Lurks]]''』
| valign="top" |
* 『'''''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]'''''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『[[マイ・エレメント]]』
** 『[[スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース]]』
** 『{{仮リンク|ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!|en|Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem}}』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | アンサンブル賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | ブレイクアウト・フィルムメーカー賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[オッペンハイマー (映画)|オッペンハイマー]]'''』
** 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** 『''[[:en:The Color Purple (2023 film)|The Color Purple]]''』
** 『[[キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン]]』
** 『''[[:en:Saltburn (film)|Saltburn]]''』
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|セリーヌ・ソン|en|Celine Song}}''' - 『'''[[パスト ライブス/再会]]'''』
** [[ジェフリー・ライト]] - 『[[アメリカン・フィクション]]』
** {{仮リンク|アデル・リム|en|Adele Lim}} - 『''[[:en:Joy Ride (2023 film)|Joy Ride]]''』
** {{仮リンク|ニダ・マンズール|en|Nida Manzoor}} - 『''[[:en:Polite Society (film)|Polite Society]]''』
** {{仮リンク|モリー・ゴードン|en|Molly Gordon}}、ニック・リーバーマン - 『{{仮リンク|シアター・キャンプ|en|Theater Camp}}』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 若手男優賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | 若手女優賞
|-
| valign="top" |
* '''{{仮リンク|ジュード・ヒル|en|Jude Hill}}''' - 『'''[[名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊]]'''』
** マイロ・マチャド=グレイナー - 『[[落下の解剖学]]』
** {{仮リンク|ジェイク・ライアン|en|Jake Ryan (American actor)}} - 『[[アステロイド・シティ]]』
** {{仮リンク|クリスチャン・コンヴェリー|en|Christian Convery}} - 『[[コカイン・ベア]]』
** チェイス・W・ディロン - 『[[ホーンテッドマンション (2023年の映画)|ホーンテッドマンション]]』
| valign="top" |
* '''[[アビー・ライダー・フォートソン]]''' - 『'''''[[:en:Are You There God? It's Me, Margaret. (film)|Are You There God? It's Me, Margaret.]]'''''』
** {{仮リンク|エリー・グラハム|en|Elle Graham}} - 『''Are You There God? It's Me, Margaret.''』
** {{仮リンク|アリアナ・グリーンブラット|en|Ariana Greenblatt}} - 『[[バービー (映画)|バービー]]』
** [[イマン・ヴェラーニ]] - 『[[マーベルズ]]』
** [[ヴァイオレット・マッグロウ]] - 『[[M3GAN ミーガン]]』
|-
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | スタント賞
! style="background:#EEDD82;" ! style="width="50%" | ウィリアム・ホールデン生涯功労賞
|-
| valign="top" |
* 『'''[[ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE]]'''』
** 『[[ジョン・ウィック:コンセクエンス]]』
** 『[[ザ・キラー (2023年の映画)|ザ・キラー]]』
** 『''[[:en:Polite Society (film)|Polite Society]]''』
** 『[[サイレント・ナイト (2023年の映画)|サイレント・ナイト]]』
| valign="top" |
* '''[[ニコラス・ケイジ]]'''
** [[ポール・ジアマッティ]]
** [[宮崎駿]]
** [[ジュリアン・ムーア]]
** [[ロドリゴ・プリエト]]
|}
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
{{official|http://www.lvfcs.org/}}{{en icon}}
{{デフォルトソート:らすへかすえいかひひようかきようかいしよう}}
[[Category:ラスベガス映画批評家協会賞|27]]
[[Category:2023年の映画賞]]
[[Category:2023年のアメリカ合衆国]]
[[Category:2023年12月]] | 2023-12-09T13:01:21Z | 2023-12-30T01:59:40Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Official",
"Template:En icon",
"Template:Infobox Award",
"Template:仮リンク"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC27%E5%9B%9E%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%99%E3%82%AC%E3%82%B9%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A%E8%B3%9E |
4,864,422 | ヤンギチャル | ヤンギチャル(モンゴル語: Yangičar、生没年不詳)は、オゴデイの孫のカイドゥの息子で、モンゴル帝国の皇族。兄のチャパルが失脚した後、一時的に「カイドゥのウルスの帝王(カイドゥ・ウルス君主)」の地位に就いたが、最期はチャパルら兄弟とともに大元ウルスに亡命した末に亡くなった。
『集史』「オゴデイ・カアン紀」によると、モンゴル帝国第2代皇帝オゴデイの孫カイドゥの第2子であったとされる。ただし、母親については『集史』で名前、出身部族ともに欠落して詳細は不明である。「美しい顔立ちで才能があった」ため、カイドゥはヤンギチャルを大変愛していたという。
カイドゥの存命中、ヤンギチャルは対オルダ・ウルス(ジョチ・ウルスの左翼部)の最前線に配備されていた。『集史』には以下のように記されている。
すなわち、カイドゥは「オルダ・ウルス当主のバヤンが大元ウルス/フレグ・ウルスと連合しカイドゥ・ウルスの事業の損失となること」を懸念し、ヤンギチャル、シャー、トレ・テムル、メリク・テムルという4人の王子をオルダ・ウルスとの境界線上に派遣した。ヤンギチャルらの派遣は「クペレクの乱(オルダ家王族のクペレクによる、バヤンへの叛乱)」と連動したもので、これに対して大元ウルス側もトトガクやユワスといった将軍をシベリア方面に展開しカイドゥ・ウルス軍と戦ったことが漢文史料上でも記録されている(イビル・シビルの戦い)。
カイドゥが1301年にテケリクの戦いで負った傷が元で亡くなると、カイドゥ・ウルスは混乱状態に陥った。カイドゥは息子達の中でオロスを最も気に入り後継者と目していたが、チャガタイ家当主のドゥアは敢えて庶長子のチャパルを支援し、1303年にはドゥアの後ろ盾の下チャパルがエミル川にて即位した。これに対して本来の後継者であったオロス、その妹で戦士としても有名だったクトルン、グユク家のトクメらはチャパルの即位を「カイドゥの意思と命令に背くもの」として非難し、両者は内戦状態に陥った。そもそもドゥアがチャパルを擁立した目的はオゴデイ家内部に不和をもたらすことで勢力を弱体化させ、代わってチャガタイ家が「カイドゥ・ウルス」のイニシアチブを得ることにあったと考えられ、オロスとチャパルがオゴデイ家どうしで相争うのはドゥアの目論み通りであった。
更に、1304年にはドゥアは長年敵対関係にあった大元ウルスと単独講和を果たし、1306年に至るとカイシャン率いる大元ウルス軍とドゥア軍の挟撃によってほとんどのオゴデイ系諸王は捕虜となり、チャパル・オロス・トクメ・ヤンギチャルらのみが追撃を逃れて中央アジアに留まることができた(イルティシュ河の戦い)。配下の領民をほとんど失ったチャパルらはやむなくチャガタイ家のドゥアに投降し、同年クナス草原にてクリルタイを開催したドゥアはチャパルを廃位することで名実ともにカイドゥの後継=中央アジアの支配者としての地位を確立した。『オルジェイトゥ史』によると、この時ドゥアによってヤンギチャルは「カイドゥのウルスの帝王位」に就けられたとするが、実態を伴わないお飾りの帝王であることは明らかであった。同じく『オルジェイトゥ史』は、この頃のヤンギチャルが「ナウルーズの帝王(=名目だけの王)」と呼ばれて嘲笑されていたと伝えている。
しかしドゥアが1307年に亡くなると、その後を継いだ息子のゴンチェクも在位1年で急逝してしまい、遠縁で長老格のナリクが即位することになったが、今度はナリクとドゥアの遺児達との間で内戦が起こることになった。これを好機と見たチャパルは、ヤンギチャル、オロス、トクメらオゴデイ家残党とともに蜂起し、ナリクを破って即位したケベクを一度は破った。しかし、大元ウルスの支援を受けて体勢を立て直したケベクによってチャパルらは敗北を喫し、当時大元ウルスのカアンとなっていたカイシャン(武宗クルク・カアン)の誘いもあって大元ウルスへの亡命を決意した。『オルジェイトゥ史』によると、チャパルらは1千2百頭のウラク(駅馬)を用いてクルク・カアンの下までやってきたが、ハンバリク(大都)に辿り着いた時にヤンギチャルは「毒のシャルバト(薬)」によって殺されたとされる。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ヤンギチャル(モンゴル語: Yangičar、生没年不詳)は、オゴデイの孫のカイドゥの息子で、モンゴル帝国の皇族。兄のチャパルが失脚した後、一時的に「カイドゥのウルスの帝王(カイドゥ・ウルス君主)」の地位に就いたが、最期はチャパルら兄弟とともに大元ウルスに亡命した末に亡くなった。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "『集史』「オゴデイ・カアン紀」によると、モンゴル帝国第2代皇帝オゴデイの孫カイドゥの第2子であったとされる。ただし、母親については『集史』で名前、出身部族ともに欠落して詳細は不明である。「美しい顔立ちで才能があった」ため、カイドゥはヤンギチャルを大変愛していたという。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "カイドゥの存命中、ヤンギチャルは対オルダ・ウルス(ジョチ・ウルスの左翼部)の最前線に配備されていた。『集史』には以下のように記されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "すなわち、カイドゥは「オルダ・ウルス当主のバヤンが大元ウルス/フレグ・ウルスと連合しカイドゥ・ウルスの事業の損失となること」を懸念し、ヤンギチャル、シャー、トレ・テムル、メリク・テムルという4人の王子をオルダ・ウルスとの境界線上に派遣した。ヤンギチャルらの派遣は「クペレクの乱(オルダ家王族のクペレクによる、バヤンへの叛乱)」と連動したもので、これに対して大元ウルス側もトトガクやユワスといった将軍をシベリア方面に展開しカイドゥ・ウルス軍と戦ったことが漢文史料上でも記録されている(イビル・シビルの戦い)。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "カイドゥが1301年にテケリクの戦いで負った傷が元で亡くなると、カイドゥ・ウルスは混乱状態に陥った。カイドゥは息子達の中でオロスを最も気に入り後継者と目していたが、チャガタイ家当主のドゥアは敢えて庶長子のチャパルを支援し、1303年にはドゥアの後ろ盾の下チャパルがエミル川にて即位した。これに対して本来の後継者であったオロス、その妹で戦士としても有名だったクトルン、グユク家のトクメらはチャパルの即位を「カイドゥの意思と命令に背くもの」として非難し、両者は内戦状態に陥った。そもそもドゥアがチャパルを擁立した目的はオゴデイ家内部に不和をもたらすことで勢力を弱体化させ、代わってチャガタイ家が「カイドゥ・ウルス」のイニシアチブを得ることにあったと考えられ、オロスとチャパルがオゴデイ家どうしで相争うのはドゥアの目論み通りであった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "更に、1304年にはドゥアは長年敵対関係にあった大元ウルスと単独講和を果たし、1306年に至るとカイシャン率いる大元ウルス軍とドゥア軍の挟撃によってほとんどのオゴデイ系諸王は捕虜となり、チャパル・オロス・トクメ・ヤンギチャルらのみが追撃を逃れて中央アジアに留まることができた(イルティシュ河の戦い)。配下の領民をほとんど失ったチャパルらはやむなくチャガタイ家のドゥアに投降し、同年クナス草原にてクリルタイを開催したドゥアはチャパルを廃位することで名実ともにカイドゥの後継=中央アジアの支配者としての地位を確立した。『オルジェイトゥ史』によると、この時ドゥアによってヤンギチャルは「カイドゥのウルスの帝王位」に就けられたとするが、実態を伴わないお飾りの帝王であることは明らかであった。同じく『オルジェイトゥ史』は、この頃のヤンギチャルが「ナウルーズの帝王(=名目だけの王)」と呼ばれて嘲笑されていたと伝えている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "しかしドゥアが1307年に亡くなると、その後を継いだ息子のゴンチェクも在位1年で急逝してしまい、遠縁で長老格のナリクが即位することになったが、今度はナリクとドゥアの遺児達との間で内戦が起こることになった。これを好機と見たチャパルは、ヤンギチャル、オロス、トクメらオゴデイ家残党とともに蜂起し、ナリクを破って即位したケベクを一度は破った。しかし、大元ウルスの支援を受けて体勢を立て直したケベクによってチャパルらは敗北を喫し、当時大元ウルスのカアンとなっていたカイシャン(武宗クルク・カアン)の誘いもあって大元ウルスへの亡命を決意した。『オルジェイトゥ史』によると、チャパルらは1千2百頭のウラク(駅馬)を用いてクルク・カアンの下までやってきたが、ハンバリク(大都)に辿り着いた時にヤンギチャルは「毒のシャルバト(薬)」によって殺されたとされる。",
"title": "概要"
}
] | ヤンギチャルは、オゴデイの孫のカイドゥの息子で、モンゴル帝国の皇族。兄のチャパルが失脚した後、一時的に「カイドゥのウルスの帝王(カイドゥ・ウルス君主)」の地位に就いたが、最期はチャパルら兄弟とともに大元ウルスに亡命した末に亡くなった。 | '''ヤンギチャル'''({{Lang-mn|Yangičar}}、生没年不詳)は、[[オゴデイ]]の孫の[[カイドゥ]]の息子で、[[モンゴル帝国]]の皇族。兄の[[チャパル]]が失脚した後、一時的に「カイドゥのウルスの帝王(カイドゥ・ウルス君主)」の地位に就いたが、最期はチャパルら兄弟とともに[[大元ウルス]]に亡命した末に亡くなった。
== 概要 ==
『集史』「オゴデイ・カアン紀」によると、モンゴル帝国第2代皇帝[[オゴデイ]]の孫カイドゥの第2子であったとされる{{sfn|松田|1996|p=29}}。ただし、母親については『集史』で名前、出身部族ともに欠落して詳細は不明である{{sfn|松田|1996|p=29}}。「美しい顔立ちで才能があった」ため、カイドゥはヤンギチャルを大変愛していたという{{sfn|松田|1996|p=29}}。
=== クペレクの乱 ===
{{main|クペレク}}
カイドゥの存命中、ヤンギチャルは対[[オルダ・ウルス]]([[ジョチ・ウルス]]の左翼部)の最前線に配備されていた。『集史』には以下のように記されている。
{{Quotation|ジョチ・ハン紀:これ(1303.1-2頃のバヤンによる対ガザン遺使)より以前、(オルダ・ウルス領と大元ウルス領とは)互いに隣接していた。この数年間にて、カイドゥは、彼ら(バヤンと、ジュチ家宗主トクタの軍)がカアン(=成宗テムル)軍に合するかも知れないという恐れによって、ヤンギチャルという名の自分の二男、および、シャーという名のもうひとりの子を、そして、モンケ・カアンの子の[[シリギ]]の子のトレ・テムル 、および、[[アリク・ブケ]]の子の[[メリク・テムル]]を、軍と共にバヤンの諸州の国境に派遣し、その境域を彼らに委ねた。即ち、(彼らが)カアン軍とバヤン軍との間に障害物となり、(両軍を)一緒にさせないように。
<br>
オゴデイ・カアン紀:大軍と共に、オルダの一族出身のコニチの子息のバヤンの方向のスペ(=辺境軍事拠点)は、彼(ヤンギチャル)が支配している。即ち、(彼らは)互いに敵である。バヤンがカアン(=成宗テムル)およびイスラームの君主(=ガザン)と友人であるということのため。そして、彼(バヤン)の従兄弟[[クペレク]]は、カイドゥの諸子およびドゥアの方に傾いている。彼らは、彼(クペレク)を引き立てている。即ち、バヤンがカアンの諸軍にイスラームの君主と共に合し、彼らの事業の損失の原因とならないように。|[[ラシードゥッディーン]]|『集史』<ref>訳文は赤坂2005,171-172頁より引用</ref>}}
すなわち、カイドゥは「オルダ・ウルス当主のバヤンが大元ウルス/フレグ・ウルスと連合しカイドゥ・ウルスの事業の損失となること」を懸念し、ヤンギチャル、シャー、トレ・テムル、メリク・テムルという4人の王子をオルダ・ウルスとの境界線上に派遣した。ヤンギチャルらの派遣は「クペレクの乱(オルダ家王族のクペレクによる、バヤンへの叛乱)」と連動したもので、これに対して大元ウルス側も[[トトガク]]や[[ユワス]]といった将軍を[[シベリア]]方面に展開しカイドゥ・ウルス軍と戦ったことが漢文史料上でも記録されている([[イビル・シビルの戦い]])。
=== カイドゥ死後の動乱 ===
カイドゥが[[1301年]]に[[テケリクの戦い]]で負った傷が元で亡くなると、カイドゥ・ウルスは混乱状態に陥った{{sfn|加藤|1999|p=30}}。カイドゥは息子達の中でオロスを最も気に入り後継者と目していたが、チャガタイ家当主の[[ドゥア]]は敢えて庶長子のチャパルを支援し、[[1303年]]にはドゥアの後ろ盾の下チャパルが[[エミル川]]にて即位した{{sfn|加藤|1999|p=31}}。これに対して本来の後継者であったオロス、その妹で戦士としても有名だった[[クトルン]]、グユク家の[[トクメ]]らはチャパルの即位を「カイドゥの意思と命令に背くもの」として非難し、両者は内戦状態に陥った{{sfn|加藤|1999|p=31}}。そもそもドゥアがチャパルを擁立した目的はオゴデイ家内部に不和をもたらすことで勢力を弱体化させ、代わってチャガタイ家が「カイドゥ・ウルス」のイニシアチブを得ることにあったと考えられ、オロスとチャパルがオゴデイ家どうしで相争うのはドゥアの目論み通りであった{{sfn|加藤|1999|p=31}}。
更に、[[1304年]]にはドゥアは長年敵対関係にあった大元ウルスと単独講和を果たし、[[1306年]]に至るとカイシャン率いる大元ウルス軍とドゥア軍の挟撃によってほとんどのオゴデイ系諸王は捕虜となり、チャパル・オロス・トクメ・ヤンギチャルらのみが追撃を逃れて中央アジアに留まることができた([[イルティシュ河の戦い]]){{sfn|加藤|1999|pp=32-36}}。配下の領民をほとんど失ったチャパルらはやむなくチャガタイ家のドゥアに投降し、同年クナス草原にて[[クリルタイ]]を開催したドゥアはチャパルを廃位することで名実ともにカイドゥの後継=中央アジアの支配者としての地位を確立した{{sfn|加藤|1999|p=36}}。『[[オルジェイトゥ史]]』によると、この時ドゥアによってヤンギチャルは「カイドゥのウルスの帝王位」に就けられたとするが、実態を伴わないお飾りの帝王であることは明らかであった{{sfn|大塚ほか|2022|p=104}}。同じく『オルジェイトゥ史』は、この頃のヤンギチャルが「ナウルーズの帝王(=名目だけの王)」と呼ばれて嘲笑されていたと伝えている{{sfn|大塚ほか|2022|p=105}}。
しかしドゥアが[[1307年]]に亡くなると、その後を継いだ息子の[[ゴンチェク]]も在位1年で急逝してしまい、遠縁で長老格の[[ナリク]]が即位することになったが、今度はナリクとドゥアの遺児達との間で内戦が起こることになった。これを好機と見たチャパルは、ヤンギチャル、オロス、トクメらオゴデイ家残党とともに蜂起し、ナリクを破って即位した[[ケベク]]を一度は破った。しかし、大元ウルスの支援を受けて体勢を立て直したケベクによってチャパルらは敗北を喫し、当時大元ウルスのカアンとなっていた[[カイシャン]](武宗クルク・カアン)の誘いもあって大元ウルスへの亡命を決意した{{sfn|大塚ほか|2022|p=282}}。『オルジェイトゥ史』によると、チャパルらは1千2百頭のウラク(駅馬)を用いてクルク・カアンの下までやってきたが、[[ハンバリク]](大都)に辿り着いた時にヤンギチャルは「毒のシャルバト(薬)」によって殺されたとされる{{sfn|大塚ほか|2022|p=105}}。
== カシン王家 ==
*[[オゴデイ|オゴデイ・カアン]](Ögödei Qa'an >窩闊台,اوگتاى قاآن/Ūgtāy Qā'ān)
**'''[[カシン (オゴデイ家)|カシン大王]]'''(Qašin >合失/héshī,قاشی/qāshī)
***'''[[カイドゥ|カイドゥ大王]]'''(Qaidu >海都/hǎidōu,قايدو/qāydū)
****'''[[チャパル|汝寧王チャパル]]'''(Čapar >察八児/chábāér,چاپار/chāpār)
*****[[チャパル#子孫|汝寧王オルジェイ・テムル]](Ölǰei temür >完者帖木児/wánzhě tiēmùér)
******[[チャパル#子孫|汝寧王クラタイ]](Qulatai >忽剌台/hūlátái)
****'''ヤンギチャル'''(Yangičar >يانگيچار/yāngīchār)
****'''[[オロス (オゴデイ家)|叛王オロス]]'''(Oros >斡羅思/wòluosī,اوروس/ūrūs)
****[[カイドゥ#子女|サルバン]](Sarban >ساربان/sārbān)
****'''[[クトルン|クトルン・チャガン]]'''({{lang|mn|Qutulun Čaγan}} >قوتولو ن جغا/qūtūlūn jaghā)
== 脚注 ==
<references />
== 参考文献 ==
* 加藤和秀『ティームール朝成立史の研究』北海道大学図書刊行会、1999年
* 杉山正明『モンゴル帝国と大元ウルス』京都大学学術出版会、2004年
* 松田孝一「オゴデイ諸子ウルスの系譜と継承」 『ペルシア語古写本史料精査によるモンゴル帝国の諸王家に関する総合的研究』、1996年
* 宮紀子「『オルジェイトゥ史』が語るアジキ大王の系譜(1)」『東方学報』94号、2019年
* 村岡倫「オゴデイ=ウルスの分立」『東洋史苑』39号、1992年
* 大塚修・赤坂恒明・髙木小苗・水上遼・渡部良子訳註『カーシャーニー オルジェイトゥ史──イランのモンゴル政権イル・ハン国の宮廷年代記』名古屋大学出版会、2022年
{{DEFAULTSORT:やんきちやる}}
[[Category:モンゴル帝国の皇族]]
[[Category:オゴデイ家]]
[[Category:カイドゥの子女]]
[[Category:生没年不詳]] | 2023-12-09T13:13:57Z | 2023-12-09T13:13:57Z | false | false | false | [
"Template:Lang",
"Template:Lang-mn",
"Template:Sfn",
"Template:Main",
"Template:Quotation"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB |
4,864,423 | 第2回産経杯争奪トーナメント戦 | 第2回産経杯争奪トーナメント戦 (だい2かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1952年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、本間爽悦七段が板谷四郎八段を下した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第2回産経杯争奪トーナメント戦 (だい2かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1952年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、本間爽悦七段が板谷四郎八段を下した。",
"title": null
}
] | 第2回産経杯争奪トーナメント戦 (だい2かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1952年度の産経杯争奪トーナメント戦である。
決勝は、本間爽悦七段が板谷四郎八段を下した。 | {{Infobox 各年の棋戦
|期=第2回
|イベント名称=産経杯争奪トーナメント戦
|開催期間=1952年 - 1953年6月19日
|タイトル=産経杯
|今期=第2回
|新タイトル=[[本間爽悦]]
|△昇級△=
|▼降級▼=
|前回=[[第1回産経杯争奪トーナメント戦|第1回]]
|次回=[[第3回産経杯争奪トーナメント戦|第3回]]
}}
'''第2回産経杯争奪トーナメント戦''' (だい2かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、[[1952年度の将棋界|1952年度]]の[[早指し王位決定戦#産経杯争奪トーナメント戦|産経杯争奪トーナメント戦]]である。
決勝は、[[本間爽悦]]七段が[[板谷四郎]]八段を下した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html|title=終了棋戦・産経|早指し王位決定戦<産経新聞>|publisher=日本将棋連盟|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
== 本戦 ==
{|style="white-space:nowrap; text-align:center; font-size:95%"
|
{{竜王戦ランキング戦2-1
|FS=90%<!--fontsize-->
|RD1= 1回戦
|RD2= 2回戦
|RD3= 準々決勝
|RD4= 準決勝
|RD5= '''決勝'''
|W11=0em<!--スコア幅 1回戦左-->
|W1= 10em<!--名前欄幅1左 1回戦-->
|W2= 0em<!--名前欄幅2右 1回戦-->
|W3= 4.5em<!--名前欄幅2左 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W4= 0em<!--名前欄幅2右 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W5=10em<!--名前欄幅3 決勝-->
|W12=2em<!--スコア幅1 1回戦-->
|W13=2em<!--スコア幅2 2回戦/3回戦/準決勝-->
|W14=2em<!--スコア幅3 決勝-->
<!--1回戦-->
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[板谷四郎]]八段| |-
| |[[清野静男]]七段| |●
| |[[二見敬三]]六段| |○
| |[[建部和歌夫]]八段| |○
| |[[二上達也]]六段| |●
| |[[升田幸三]]八段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[松田茂役|松田茂行]]八段| |-
| |[[花村元司]]八段| |○
| |[[五十嵐豊一]]八段| |●
| |[[松下力]]八段| |●
| |[[佐瀬勇次]]七段| |○
| |[[丸田祐三]]八段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[原田泰夫]]八段| |-
| |'''[[本間爽悦]]七段'''| |○
| |[[熊谷達人]]六段| |●
| |[[南口繁一]]八段| |○
| |[[灘蓮照]]八段| |●
| |[[塚田正夫]]九段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
| |[[萩原淳 (棋士)|萩原淳]]八段| |-
| |[[金高清吉]]七段| |●
| |[[北村秀治郎]]七段| |○
| |[[梶一郎]]八段| |●
| |[[小堀清一]]八段| |○
| |[[坂口允彦]]八段| |-
| |{{color|#BBB|(Bye)}}| |-
<!--2回戦-->
|板谷| |○
|二見| |●
|建部| |○
|升田| |●
|松田| |○
|花村| |●
|佐瀬| |●
|丸田| |○
|原田| |●
|'''本間'''| |○
|南口| |○
|塚田| |●
|萩原| |○
|北村| |●
|小堀| |●
|坂口| |○
<!--準々決勝-->
|板谷| |○
|建部| |●
|松田| |○
|丸田| |●
|'''本間'''| |○
|南口| |●
|萩原| |○
|坂口| |●
<!--準決勝-->
|板谷| |○
|松田| |●
|'''本間'''| |○
|萩原| |●
<!--決勝-->
|[[板谷四郎]]八段|●|
|'''{{Bgcolor|#FFC0C0|{{0}}[[本間爽悦]]七段{{0}} }}'''|○|'''優勝'''
}}
|}
== 記念対局 ==
{{竜王戦ランキング戦4
|RD1= 記念対局
|W11= 10em
|W1= 0em
|W12= 2em
|'''[[大山康晴]]名人'''| |○
|[[本間爽悦]]七段| |●
}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
*[https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html 終了棋戦・産経]
{{各回の早指し王位決定戦}}
{{Shogi-stub}}
{{DEFAULTSORT:さんけいはいそうたつとおなめんとせん02き}}
[[Category:早指し王位決定戦|+02]]
[[Category:1952年の将棋]]
[[Category:1953年の将棋]] | 2023-12-09T13:17:05Z | 2023-12-10T10:42:18Z | false | false | false | [
"Template:竜王戦ランキング戦2-1",
"Template:竜王戦ランキング戦4",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:各回の早指し王位決定戦",
"Template:Shogi-stub",
"Template:Infobox 各年の棋戦"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E5%9B%9E%E7%94%A3%E7%B5%8C%E6%9D%AF%E4%BA%89%E5%A5%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E6%88%A6 |
4,864,430 | 武藤高義 | 武藤 高義(むとう たかよし、1938年3月25日 - 2021年12月27日)は、日本の経営者。カルピス社長を務めた。長野県出身。
1961年に慶應義塾大学経済学部を卒業し、同年に味の素に入社した。1997年に取締役に就任し、1995年に顧問とカルピス食品工業常任顧問、1996年にカルピス食品工業副社長を経て、2000年に社長に就任。2005年に会長に就任。
2021年12月27日病気のために死去。90歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "武藤 高義(むとう たかよし、1938年3月25日 - 2021年12月27日)は、日本の経営者。カルピス社長を務めた。長野県出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1961年に慶應義塾大学経済学部を卒業し、同年に味の素に入社した。1997年に取締役に就任し、1995年に顧問とカルピス食品工業常任顧問、1996年にカルピス食品工業副社長を経て、2000年に社長に就任。2005年に会長に就任。",
"title": "来歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2021年12月27日病気のために死去。90歳没。",
"title": "来歴・人物"
}
] | 武藤 高義は、日本の経営者。カルピス社長を務めた。長野県出身。 | '''武藤 高義'''(むとう たかよし、[[1938年]][[3月25日]] - [[2021年]][[12月27日]])は、日本の[[経営者]]。[[カルピス]]社長を務めた。[[長野県]]出身<ref name="日本紳士録" >「第八十版 日本紳士録 2007年 む200」</ref>。
== 来歴・人物 ==
[[1961年]]に[[慶應義塾大学]]経済学部を卒業し、同年に[[味の素]]に入社した<ref name="日本紳士録" />。[[1997年]]に取締役に就任し、[[1995年]]に顧問と[[カルピス|カルピス食品工業]]常任顧問、[[1996年]]にカルピス食品工業副社長を経て、[[2000年]]に社長に就任<ref name="日本紳士録" />。[[2005年]]に会長に就任<ref name="日本紳士録" />。
[[2021年]][[12月27日]]病気のために死去<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1282N0S2A110C2000000/ 武藤高義氏が死去 元カルピス社長]2022年 1月12日 日本経済新聞</ref>。{{没年齢|1926|2|5|2017|1|30}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Businessperson-stub}}
{{デフォルトソート:むとう たかよし}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:味の素の人物]]
[[Category:カルピス|人]]
[[Category:慶應義塾大学出身の人物]]
[[Category:長野県出身の人物]]
[[Category:1938年生]]
[[Category:2021年没]] | 2023-12-09T13:27:14Z | 2023-12-09T13:27:14Z | false | false | false | [
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Businessperson-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%97%A4%E9%AB%98%E7%BE%A9 |
4,864,434 | Dangerous Romance | 『Dangerous Romance』 (タイ語: หัวใจในสายลม、デンジャラス・ロマンス)は2023年にタイで放送されたタナポン・スクムパンタナーサーン (パース)とワチラウィット・ルーアンウィワット (チモン)が主演するテレビドラマシリーズである。2023年8月18日から同年11月3日までの金曜日20:30 (ICT)にGMM 25にて放送され、同日22:30 (ICT)からはViuにて配信された。 日本でも同年9月13日よりTELASAにて配信された。
リッ・パドゥン・サマジャンとウォーラウット・タナマーチャイチャルーンが監督しGMMTVがFillframeと共に制作した本作は、GMMTVが2022年11月22日に開催した"GMMTV 2023 Diversely Yours,"のイベント内にて2023年放送予定の19のドラマシリーズのうちの一つとして紹介された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『Dangerous Romance』 (タイ語: หัวใจในสายลม、デンジャラス・ロマンス)は2023年にタイで放送されたタナポン・スクムパンタナーサーン (パース)とワチラウィット・ルーアンウィワット (チモン)が主演するテレビドラマシリーズである。2023年8月18日から同年11月3日までの金曜日20:30 (ICT)にGMM 25にて放送され、同日22:30 (ICT)からはViuにて配信された。 日本でも同年9月13日よりTELASAにて配信された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "リッ・パドゥン・サマジャンとウォーラウット・タナマーチャイチャルーンが監督しGMMTVがFillframeと共に制作した本作は、GMMTVが2022年11月22日に開催した\"GMMTV 2023 Diversely Yours,\"のイベント内にて2023年放送予定の19のドラマシリーズのうちの一つとして紹介された。",
"title": "制作"
}
] | 『Dangerous Romance』は2023年にタイで放送されたタナポン・スクムパンタナーサーン (パース)とワチラウィット・ルーアンウィワット (チモン)が主演するテレビドラマシリーズである。2023年8月18日から同年11月3日までの金曜日20:30 (ICT)にGMM 25にて放送され、同日22:30 (ICT)からはViuにて配信された。 日本でも同年9月13日よりTELASAにて配信された。 | {{基礎情報 テレビ番組/sandbox|番組名=Dangerous Romance|ジャンル=ロマンス<br />学園ドラマ|監督=パドゥン・サマジャーン<br />ウォーラウット・タナマーチャイチャルーン|出演者=[[タナポン・スクムパンタナーサーン|パース]]<br />[[ワチラウィット・ルーアンウィワット|チモン]]|国・地域={{THA}}|言語=[[タイ語]]|話数=12話|各話の長さ=40 - 45分|制作=[[GMMTV]]<br />Fillframe|放送チャンネル=[[GMM 25]]<br />Viu|放送開始日=2023年8月18日|放送終了日=2023年11月3日}}
'''''『Dangerous Romance』''''' ({{Lang-th|หัวใจในสายลม}}、デンジャラス・ロマンス)は2023年にタイで放送された[[タナポン・スクムパンタナーサーン]] (パース)と[[ワチラウィット・ルーアンウィワット]] (チモン)が主演するテレビドラマシリーズである。2023年8月18日から同年11月3日までの金曜日20:30 ([[UTC+7|ICT]])に[[GMM 25]]にて放送され、同日22:30 (ICT)からはViuにて配信された。<ref>{{Cite web |url=https://www.youtube.com/watch?v=-gV6qWZIJmg |title=[Official Trailer] หัวใจในสายลม Dangerous Romance |date=2023-8-7 |website=youtube.com |publisher=[[GMMTV]] |url-status=live |access-date=26 tháng 8 năm 2023}}</ref><ref>{{Citation|title=[Official Trailer] หัวใจในสายลม Dangerous Romance (Romantic Ver.)|url=https://www.youtube.com/watch?v=HEmIL-kZQjQ|language=vi-VN|access-date=2023-08-26}}</ref> 日本でも同年9月13日よりTELASAにて配信された。<ref>{{Cite web |title=タイドラマ「Dangerous Romance」がTELASAで見放題配信、御曹司×貧乏特待生のラブストーリー |url=https://natalie.mu/eiga/news/540088 |website=映画ナタリー |access-date=2023-11-06 |language=ja |first=Natasha |last=Inc}}</ref>
== 制作 ==
リッ・パドゥン・サマジャンとウォーラウット・タナマーチャイチャルーンが監督し[[GMMTV]]がFillframeと共に制作した本作は、[[GMMTV]]が2022年11月22日に開催した"GMMTV 2023 Diversely Yours,"のイベント内にて2023年放送予定の19のドラマシリーズのうちの一つとして紹介された。<ref>{{Citation|title=[LIVE] GMMTV 2023 {{!}} DIVERSELY YOURS,|url=https://www.youtube.com/watch?v=1Mo_qFTz-qY|language=en|access-date=ngày 16 tháng 2 năm 2023}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.gmm-tv.com/news/2872/ |title=“GMMTV” เปิดโผโปรเจกต์ใหม่สุดปัง!! ในงาน “GMMTV 2023 : DIVERSELY YOURS” ส่งคอนเทนต์บันเทิงหลากหลายครบรส กับซีรีส์ 19 เรื่อง และภาพยนตร์ฟอร์มยักษ์ 1 เรื่อง พร้อมตอกย้ำความสำเร็จในระดับสากล |website=gmm-tv.com |url-status=live |access-date=16 tháng 2 năm 2023}}</ref>
== キャスト ==
=== 主演 ===
* '''ガンハン''':[[タナポン・スクムパンタナーサーン]] (パース)
* '''サイロム''':[[ワチラウィット・ルーアンウィワット]] (チモン)
=== 助演 ===
* '''ガーイ''':[[パーフン・チヤチャルーン|パーフン・チヤチャルン]] (マーク)
* '''ナーワー''':[[パウィン・クンカランヤウィット]]
* '''ピムファー''':[[ベンヤーパー・ジーンプラソーム]] (ヴィウ)
* '''ナップダオ''':[[ワンウィモン・ジェーンアサワメティー]] (ジューン)
* '''サイファー'''(サイロムの兄):[[プロンフィリヤ・トンプッタラック]] (パーペン)
* '''ネーム''':パーヌロート・チャルームキットポーンタウィー (ペッパー)
* '''オトー''':タナセート・スリヤポーンチャイクン (ユーロ)
* '''マックス''':[[チャヤコーン・ジュターマー]] (JJ)
* '''ギン'''(ガンハンの祖母):クンチョン・ナ アユタヤ (ピムケー)
* '''コンギアット'''(ガンハンの父親):Natchukorn Maikan (Nong)
=== ゲスト出演 ===
* '''ガレージオーナー''':Phadung Samajarn (Lit) (1, 4話)
* '''ガンハンの母親''':Savika Kanjanamas (Tuang) (3話)
== オリジナルサウンドトラック ==
{| class="wikitable"
!タイトル
!アーティスト
!備考
|-
|''สายลม (Wind)''
|[[ワチラウィット・ルーアンウィワット|Chimon]]
| style="text-align: center;" |<ref>{{Citation|title=สายลม (Wind) Ost.หัวใจในสายลม Dangerous Romance - Chimon Wachirawit|url=https://www.youtube.com/watch?v=8P9N82LkW7U|language=vi-VN|access-date=2023-08-26}}</ref>
|-
|''ไม่ต้องเป็นแฟนก็ได้ (Here with you)''
|[[タナポン・スクムパンタナーサーン|Perth]]
| style="text-align: center;" |<ref>{{Citation|title=ไม่ต้องเป็นแฟนก็ได้ (Here with you) Ost.หัวใจในสายลม Dangerous Romance - Perth Tanapon|url=https://www.youtube.com/watch?v=nQj3Bw8qFAQ|language=vi-VN|access-date=2023-08-26}}</ref>
|-
|''ซบกันไปนานๆ (Sunset)''
|[[ワチラウィット・ルーアンウィワット|Chimon]], [[タナポン・スクムパンタナーサーン|Perth]]
| style="text-align: center;" |<ref>{{Citation|title=ซบกันไปนานๆ (Sunset) Ost.หัวใจในสายลม Dangerous Romance - Perth Tanapon, Chimon Wachirawit|url=https://www.youtube.com/watch?v=oYxA2EbIJFc|language=vi-VN|access-date=2023-09-16}}</ref>
|}
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [http://www.gmm-tv.com GMMTV]
[[Category:タイのテレビドラマ]] | 2023-12-09T13:35:46Z | 2023-12-09T13:35:46Z | false | false | false | [
"Template:基礎情報 テレビ番組/sandbox",
"Template:Lang-th",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Citation"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Dangerous_Romance |
4,864,436 | 村上春雄 | 村上 春雄(むらかみ はるお、1939年1月30日 - )は、日本の経営者。日本テレコム社長を務めた。神奈川県出身。
1961年に慶應義塾大学工学部を卒業し、同年に日本国有鉄道に入社した。1987年に鉄道通信(のちの日本テレコム)取締役に就任し、1998年には社長に就任。2001年に会長を経て、2006年に相談役に就任。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "村上 春雄(むらかみ はるお、1939年1月30日 - )は、日本の経営者。日本テレコム社長を務めた。神奈川県出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1961年に慶應義塾大学工学部を卒業し、同年に日本国有鉄道に入社した。1987年に鉄道通信(のちの日本テレコム)取締役に就任し、1998年には社長に就任。2001年に会長を経て、2006年に相談役に就任。",
"title": "来歴・人物"
}
] | 村上 春雄は、日本の経営者。日本テレコム社長を務めた。神奈川県出身。 | '''村上 春雄'''(むらかみ はるお、[[1939年]][[1月30日]] - )は、日本の[[経営者]]。[[ソフトバンクテレコム|日本テレコム]]社長を務めた。[[神奈川県]]出身<ref name="日本紳士録" >「第八十版 日本紳士録 2007年 む213」</ref>。
== 来歴・人物 ==
[[1961年]]に[[慶應義塾大学]]工学部を卒業し、同年に[[日本国有鉄道]]に入社した<ref name="日本紳士録" />。[[1987年]]に鉄道通信(のちの[[ソフトバンクテレコム|日本テレコム]])取締役に就任し、[[1998年]]には社長に就任<ref name="日本紳士録" /><ref>1998年 3月26日 日本経済新聞 朝刊 p15</ref>。[[2001年]]に会長を経て、[[2006年]]に相談役に就任<ref name="日本紳士録" />。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Businessperson-stub}}
{{デフォルトソート:むらかみ はるお}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:日本国有鉄道の人物]]
[[Category:慶應義塾大学出身の人物]]
[[Category:神奈川県出身の人物]]
[[Category:1939年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T13:37:16Z | 2023-12-10T05:16:17Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Businessperson-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E9%9B%84 |
4,864,440 | 第1回産経杯争奪トーナメント戦 | 第1回産経杯争奪トーナメント戦 (だい1かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1951年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、坂口允彦八段が松田茂役八段を下した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第1回産経杯争奪トーナメント戦 (だい1かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1951年度の産経杯争奪トーナメント戦である。 決勝は、坂口允彦八段が松田茂役八段を下した。",
"title": null
}
] | 第1回産経杯争奪トーナメント戦 (だい1かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、1951年度の産経杯争奪トーナメント戦である。
決勝は、坂口允彦八段が松田茂役八段を下した。 | {{Infobox 各年の棋戦
|期=第1回
|イベント名称=産経杯争奪トーナメント戦
|開催期間=1951年 - 1952年7月28日
|タイトル=産経杯
|今期=第1回
|新タイトル=[[坂口允彦]]
|△昇級△=
|▼降級▼=
|前回=
|次回=[[第2回産経杯争奪トーナメント戦|第2回]]
}}
'''第1回産経杯争奪トーナメント戦''' (だい1かいさんけいはいそうだつトーナメントせん) は、[[1951年度の将棋界|1951年度]]の[[早指し王位決定戦#産経杯争奪トーナメント戦|産経杯争奪トーナメント戦]]である。
決勝は、[[坂口允彦]]八段が[[松田茂役|松田茂行]]八段を下した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html|title=終了棋戦・産経|早指し王位決定戦<産経新聞>|publisher=日本将棋連盟|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
== 本戦 ==
{|style="white-space:nowrap; text-align:center; font-size:100%"
|
{{竜王戦ランキング戦1
|W1=10em
|W2= 6em
|W3= 1
|W4= 2em
|W5= 2em
|RD1=1回戦
|RD2=2回戦
|RD3=準決勝
|RD4='''決勝'''
<!--1回戦-->
|[[斎藤銀次郎]]八段| |●
|'''[[坂口允彦]]八段'''| |○
|[[金高清吉]]七段| |○
|[[花村元司]]七段| |●
|[[荒巻三之]]八段| |○
|[[北村秀治郎]]七段| |●
|[[梶一郎]]八段| |○
|[[升田幸三]]八段| |●
|[[原田泰夫]]八段| |●
|[[丸田祐三]]八段| |○
|[[建部和歌夫]]八段| |●
|[[松下力]]七段| |○
|[[松田茂役|松田茂行]]八段| |○
|[[大山康晴]]九段| |●
|[[塚田正夫]]八段| |●
|[[板谷四郎]]八段| |○
<!--2回戦-->
|'''坂口'''| |○
|金高| |●
|荒巻| |○
|梶| |●
|丸田| |○
|松下| |●
|松田| |○
|板谷| |●
<!--準決勝-->
|'''坂口'''| |○
|荒巻| |●
|丸田| |●
|松田| |○
<!--決勝-->
|'''{{Bgcolor|#FFC0C0|{{0}}[[坂口允彦]]八段{{0}} }}''' |○
|[[松田茂役|松田茂行]]八段|●
|'''優勝'''
|
}}
|}
== 記念対局 ==
{{竜王戦ランキング戦4
|RD1= 記念対局
|W11= 10em
|W1= 0em
|W12= 2em
|'''[[大山康晴]]名人'''| |○
|[[坂口允彦]]八段| |●
}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
*[https://www.shogi.or.jp/match/finished/sankei.html 終了棋戦・産経]
{{各回の早指し王位決定戦}}
{{Shogi-stub}}
{{DEFAULTSORT:さんけいはいそうたつとおなめんとせん01き}}
[[Category:早指し王位決定戦|+01]]
[[Category:1951年の将棋]]
[[Category:1952年の将棋]] | 2023-12-09T13:41:02Z | 2023-12-10T10:41:43Z | false | false | false | [
"Template:竜王戦ランキング戦1",
"Template:竜王戦ランキング戦4",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:各回の早指し王位決定戦",
"Template:Shogi-stub",
"Template:Infobox 各年の棋戦"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC1%E5%9B%9E%E7%94%A3%E7%B5%8C%E6%9D%AF%E4%BA%89%E5%A5%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E6%88%A6 |
4,864,442 | 無人島のディーバ | 『無人島のディーバ』(むじんとうのディーバ、原題:무인도의 디바)は、韓国のtvNで2023年10月28日から12月3日まで放送されたテレビドラマ。Netflixを通じて海外にも配信され、日本でも同日配信された。
主演はパク・ウンビン。脚本のパク・へリョンと演出のオ・チュンファンは『あなたが眠っている間に』、『スタートアップ: 夢の扉』に続き3度目のタッグを組んだ。
2007年、チュンサム島に暮らしていた中学生のモクハはディーバ(歌姫)になる事を夢見ていた。憧れの歌手ランジュに自分の歌を聴いてもらうため、モクハは犬猿の仲だった同級生のギホに頼み込み、ギホのカメラでランジュのコンテストに送るためのMVを撮影してもらう。夢を膨らませていたモクハだったが、家では父親からの家庭内暴力に苦しむ日々を送っており、ある日、警察に通報したところ、警察官からはモクハの中二病だと諭されてしまう。自分の話を信じてもらえず絶望感に苛まれたモクハはディーバになる夢を諦めかけるが、そんなモクハを放っておけずギホはコンテストにMVを送る。モクハが家庭内暴力を受けていた事を否定した警察官はギホの父で、ギホもまた父から暴力を受けていた。同じ境遇のモクハを助けようとギホはチュンサム島を離れオーディションが行われるソウルに逃げる計画を企てるが、船で島を出ようとしていたタイミングでモクハの父が追ってきて、逃げきれなかったモクハは父と共に海に転落してしまう。そのまま行方不明となり死亡扱いとなったモクハだったが、55キロ離れた無人島に流れ着き、その島で生き延びる事となる。そして15年経ったある日、たまたまこの無人島に清掃活動にやってきたボゴルとウハクという兄弟に発見される。この兄弟に助けられながら社会復帰に向けて動き出したモクハはランジュと念願の対面を果たし、失踪したギホを探そうとする。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『無人島のディーバ』(むじんとうのディーバ、原題:무인도의 디바)は、韓国のtvNで2023年10月28日から12月3日まで放送されたテレビドラマ。Netflixを通じて海外にも配信され、日本でも同日配信された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "主演はパク・ウンビン。脚本のパク・へリョンと演出のオ・チュンファンは『あなたが眠っている間に』、『スタートアップ: 夢の扉』に続き3度目のタッグを組んだ。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2007年、チュンサム島に暮らしていた中学生のモクハはディーバ(歌姫)になる事を夢見ていた。憧れの歌手ランジュに自分の歌を聴いてもらうため、モクハは犬猿の仲だった同級生のギホに頼み込み、ギホのカメラでランジュのコンテストに送るためのMVを撮影してもらう。夢を膨らませていたモクハだったが、家では父親からの家庭内暴力に苦しむ日々を送っており、ある日、警察に通報したところ、警察官からはモクハの中二病だと諭されてしまう。自分の話を信じてもらえず絶望感に苛まれたモクハはディーバになる夢を諦めかけるが、そんなモクハを放っておけずギホはコンテストにMVを送る。モクハが家庭内暴力を受けていた事を否定した警察官はギホの父で、ギホもまた父から暴力を受けていた。同じ境遇のモクハを助けようとギホはチュンサム島を離れオーディションが行われるソウルに逃げる計画を企てるが、船で島を出ようとしていたタイミングでモクハの父が追ってきて、逃げきれなかったモクハは父と共に海に転落してしまう。そのまま行方不明となり死亡扱いとなったモクハだったが、55キロ離れた無人島に流れ着き、その島で生き延びる事となる。そして15年経ったある日、たまたまこの無人島に清掃活動にやってきたボゴルとウハクという兄弟に発見される。この兄弟に助けられながら社会復帰に向けて動き出したモクハはランジュと念願の対面を果たし、失踪したギホを探そうとする。",
"title": "あらすじ"
}
] | 『無人島のディーバ』は、韓国のtvNで2023年10月28日から12月3日まで放送されたテレビドラマ。Netflixを通じて海外にも配信され、日本でも同日配信された。 主演はパク・ウンビン。脚本のパク・へリョンと演出のオ・チュンファンは『あなたが眠っている間に』、『スタートアップ: 夢の扉』に続き3度目のタッグを組んだ。 | {{基礎情報 テレビ番組
| ジャンル = [[テレビドラマ]]<br/>[[ヒューマン]]<br/>[[ロマンス]]<br/>[[音楽]]
| 制作 = パラムピクチャーズ<br />[[カカオエンターテインメント]]
| 言語 = {{ISO639言語名|ko}}
| 放送開始日 = [[2023年]][[10月28日]]
| 話数 = 12話
| 出演者 = [[パク・ウンビン]]<br />[[キム・ヒョジン]]<br />[[チェ・ジョンヒョプ]]<br />[[エン (VIXX)|チャ・ハギョン]]
| 脚本 = パク・ヘリョン<br />ウンヨル
| 演出 = オ・チュンファン
| 言語 = [[朝鮮語|韓国語]]
| 放送国 = {{ROK}}
| 放送局 = {{flagicon|KOR}} [[tvN]]<br />{{flagicon|World}} [[Netflix]]
| 放送終了日 = [[2023年]][[12月3日]]
| 放送枠 = 土曜日・日曜日
| 企画 = [[スタジオドラゴン]]
| シーズン = 1
}}
『'''無人島のディーバ'''』(むじんとうのディーバ、原題:''무인도의 디바'')は、[[大韓民国|韓国]]の[[tvN]]で[[2023年]][[10月28日]]から[[12月3日]]まで放送された[[テレビドラマ]]。[[Netflix]]を通じて海外にも配信され、日本でも同日配信された<ref>{{cite news|url=https://navicon.jp/news/82876/|title=Netflix「無人島のディーバ」第1−2話:パク・ウンビン、無人島からの脱出、15年越しの夢を叶えて号泣|work=navicon|date=2023-10-30|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
主演は[[パク・ウンビン]]<ref>{{cite news|url=https://hitocinema.mainichi.jp/article/phfc548u_5z|title=「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でブレーク、パク・ウンビンの新作ドラマ「無人島のディーバ」:オンラインの森|work=ひとシネマ|date=2023-12-03|accessdate=2023-12-09}}</ref>。脚本のパク・へリョンと演出のオ・チュンファンは『[[あなたが眠っている間に]]』、『[[スタートアップ: 夢の扉]]』に続き3度目のタッグを組んだ<ref>{{cite news|url=https://realsound.jp/movie/2023/11/post-1477856.html|title=『無人島のディーバ』パク・ウンビンの歌唱力に驚き ウ・ヨンウから新たなヒロインへ|work=Real Sound|date=2023-11-02|accessdate=2023-12-09}}</ref>。
== あらすじ ==
2007年、チュンサム島に暮らしていた中学生のモクハはディーバ(歌姫)になる事を夢見ていた。憧れの歌手ランジュに自分の歌を聴いてもらうため、モクハは犬猿の仲だった同級生のギホに頼み込み、ギホのカメラでランジュのコンテストに送るためのMVを撮影してもらう。夢を膨らませていたモクハだったが、家では父親からの家庭内暴力に苦しむ日々を送っており、ある日、警察に通報したところ、警察官からはモクハの中二病だと諭されてしまう。自分の話を信じてもらえず絶望感に苛まれたモクハはディーバになる夢を諦めかけるが、そんなモクハを放っておけずギホはコンテストにMVを送る。モクハが家庭内暴力を受けていた事を否定した警察官はギホの父で、ギホもまた父から暴力を受けていた。同じ境遇のモクハを助けようとギホはチュンサム島を離れオーディションが行われるソウルに逃げる計画を企てるが、船で島を出ようとしていたタイミングでモクハの父が追ってきて、逃げきれなかったモクハは父と共に海に転落してしまう。そのまま行方不明となり死亡扱いとなったモクハだったが、55キロ離れた無人島に流れ着き、その島で生き延びる事となる。そして15年経ったある日、たまたまこの無人島に清掃活動にやってきたボゴルとウハクという兄弟に発見される。この兄弟に助けられながら社会復帰に向けて動き出したモクハはランジュと念願の対面を果たし、失踪したギホを探そうとする。
== キャスト ==
=== 主要人物 ===
;ソ・モクハ - 演:[[パク・ウンビン]](中学時代:[[イ・レ]])
: 歌手を夢見る全羅道の離島出身の主人公。
: 中学時代に父の暴力から逃れ、海で行方不明となり15年間、無人島で過ごす。31歳で再び夢を追いかける。
; ユン・ランジュ - 演:[[キム・ヒョジン]]
: モクハの憧れたスター。
: かつては一世を風靡した歌手だったが、15年後、[[声帯結節]]で歌えなくなり落ちぶれた歌手になっていた。
; カン・ボゴル/チョン・ギホ - 演:[[チェ・ジョンヒョプ]](中学時代:ムン・ウジン)
: テレビ局YGNのプロデューサー。寡黙な性格だがモクハの事を気にかけている。実はモクハの中学時代の同級生であり、モクハと同様、父親から虐待を受けており、モクハが行方不明になった後、失踪していた。
; カン・ウハク/チョン・チェホ - 演:[[エン (VIXX)|チャ・ハギョン]]
: ボゴルの兄。YGNの報道記者。事故の影響で高校以前の記憶がない。
=== RJエンターテイメント ===
; イ・ソジュン - 演:[[キム・ジュホン]]
: ランジュのマネージャーでRJエンターテインメント代表。
; ウン・モレ - 演:ペ・カンヒ
: 第2のランジュと言われる人気歌手。15年前にモクハが来れなかったオーディションで合格した。
=== その他 ===
; ソン・ハジョン/ヤン・ジェギョン - 演:ソ・ジョンヨン
: ボゴルとウハクの母。
; カン・サンドゥ/イ・ウク - 演:イ・ジュンオク
: ボゴルとウハクの養父。役場の元職員で、現在は美容室を営む。
; ソ・ジョンホ - 演:イ・ユジュン
: モクハの父。刺身店を営む。早くに妻を亡くしている。海へ逃げたモクハを探した矢先に転落死。
; チョン・ボンワン - 演:イ・スンジュン
: ギホの父。元警察官。失踪した息子を探している。
; コ・サンヒ - 演:ムン・スク
: ランジュの母。現在は[[認知症]]を患う。
== 視聴率 ==
{| class="wikitable" border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows" style="font-size: 100%; text-align: center;"
! colspan="5" |[[2023年]]
|-
! rowspan="2" |Ep
! rowspan="2" |放送日
! rowspan="2" |副題
! colspan="2" |AGB視聴率<ref>{{Cite web|url=https://www.nielsenkorea.co.kr/tv_terrestrial_day.asp?menu=Tit_1&sub_menu=1_1&area=00|title=AGB 닐슨 미디어리서치 홈페이지 참조|access-date=2023-12-10}}</ref>
|-
!全国(韓国)
!ソウル首都圏
|-
!第1話
|10月28日
|水槽の中vs水槽の外
|<span
style="color:blue">'''3.172%
|<span
style="color:blue">'''3.450%
|-
!第2話
|10月29日
|偶然vs必然
|5.155%
|5.402%
|-
!第3話
|11月4日
|クーラーボックスvs ドローン
|5.557%
|6.177%
|-
!第4話
|11月5日
|2008 vs 2022
|7.988%
|8.885%
|-
!第5話
|11月11日
|後悔vs誇り
|5.390%
|6.163%
|-
!第6話
|11月12日
|秘密vsウソ
|7.933%
|8.887%
|-
!第7話
|11月18日
|ソ・モクハvsウン・モレ
|6.053%
|6.647%
|-
!第8話
|11月19日
|ファン1号vsファン1号
|8.680%
|9.354%
|-
!第9話
|11月25日
|慰めvs誓い
|7.315%
|8.369%
|-
!第10話
|11月26日
|正解vsリスク
|7.995%
|8.948%
|-
!第11話
|12月2日
|お人好しvsしたたか
|7.285%
|8.140%
|-
!第12話
|12月3日
|偶然vs必然
|<span
style="color:red">'''9.002%
|<span
style="color:red">'''9.840%
|-
|}
== 脚注 ==
<references/>
== 外部リンク ==
* [https://tvn.cjenm.com/ko/castawaydiva/ tvN公式サイト]
{{Tvn週末連続ドラマ}}
{{スタジオドラゴンの作品}}
{{DEFAULTSORT:むしんとうのていは}}
[[Category:2023年のテレビドラマ]]
[[Category:tvN週末連続ドラマ]]
[[Category:Netflixオリジナルドラマ]]
[[Category:韓国の恋愛ドラマ]]
[[Category:ヒューマンドラマ]]
[[Category:ロマンティック・コメディ・テレビドラマ]]
[[Category:スタジオドラゴンの作品]]
[[Category:歌手を題材としたテレビドラマ]] | 2023-12-09T13:48:00Z | 2023-12-23T06:02:46Z | false | false | false | [
"Template:スタジオドラゴンの作品",
"Template:基礎情報 テレビ番組",
"Template:Cite news",
"Template:Cite web",
"Template:Tvn週末連続ドラマ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90 |
4,864,446 | 蟻川五二郎 | 蟻川 五二郎(ありかわ ごじろう、1904年11月21日 - 1989年7月23日)は、日本の経営者、銀行家。東京都新宿区出身。
1931年に東京帝国大学法学部法律学科を卒業し、同年に日本銀行に入行。
1955年5月に福岡銀行頭取に就任し、1973年11月に会長を経て、1977年12月には顧問に就任。1974年1月から1980年5月までに福岡商工会議所会頭を務めた。
1960年11月に藍綬褒章を受章し、1975年4月に勲二等瑞宝章を受章。
1989年3月22日心不全のために死去。84歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "蟻川 五二郎(ありかわ ごじろう、1904年11月21日 - 1989年7月23日)は、日本の経営者、銀行家。東京都新宿区出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1931年に東京帝国大学法学部法律学科を卒業し、同年に日本銀行に入行。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1955年5月に福岡銀行頭取に就任し、1973年11月に会長を経て、1977年12月には顧問に就任。1974年1月から1980年5月までに福岡商工会議所会頭を務めた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1960年11月に藍綬褒章を受章し、1975年4月に勲二等瑞宝章を受章。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1989年3月22日心不全のために死去。84歳没。",
"title": "経歴"
}
] | 蟻川 五二郎は、日本の経営者、銀行家。東京都新宿区出身。 | '''蟻川 五二郎'''(ありかわ ごじろう、[[1904年]][[11月21日]] - [[1989年]][[7月23日]])は、日本の[[経営者]]、[[銀行|銀行家]]。[[東京都]][[新宿区]]出身{{sfn|人事興信所|1985|loc=あ230頁|ref=jinji-33-jo}}。
== 経歴 ==
[[1931年]]に[[東京大学|東京帝国大学]]法学部法律学科を卒業し、同年に[[日本銀行]]に入行{{sfn|人事興信所|1985|loc=あ230頁|ref=jinji-33-jo}}。
[[1955年]]5月に[[福岡銀行]]頭取に就任し、1973年11月に会長を経て、1977年12月には顧問に就任{{sfn|人事興信所|1985|loc=あ230頁|ref=jinji-33-jo}}。[[1974年]]1月から[[1980年]]5月までに福岡商工会議所会頭を務めた{{sfn|人事興信所|1985|loc=あ230頁|ref=jinji-33-jo}}。
[[1960年]]11月に[[褒章|藍綬褒章]]を受章し、[[1975年]]4月に[[瑞宝章|勲二等瑞宝章]]を受章{{sfn|人事興信所|1985|loc=あ230頁|ref=jinji-33-jo}}。
[[1989年]][[3月22日]][[心不全]]のために死去<ref>1989年 3月23日 日本経済新聞 夕刊 p19</ref>。{{没年齢|1904|11|21|1989|03|22}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第33版 上|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1985|pages = |url = |ref = jinji-33-jo}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:ありかわ こしろう}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:日本の銀行家]]
[[Category:日本銀行の人物]]
[[Category:ふくおかフィナンシャルグループの人物]]
[[Category:藍綬褒章受章者]]
[[Category:勲二等瑞宝章受章者]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:東京都区部出身の人物]]
[[Category:1904年生]]
[[Category:1989年没]] | 2023-12-09T14:00:39Z | 2023-12-09T14:00:39Z | false | false | false | [
"Template:Citation",
"Template:Normdaten",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9F%BB%E5%B7%9D%E4%BA%94%E4%BA%8C%E9%83%8E |
4,864,452 | 谷田部透湖 | 谷田部 透湖(やたべ とうこ、1991年4月24日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー。栃木県出身。代表的作品に『龍の歯医者』、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(副監督)など。
幼い頃より絵を描くことが好きであり、中学3年生の頃から漫画やアニメに関わる仕事をしたいと意識し始める。
2010年、武蔵野美術大学映像学科に入学し、手書きアニメーションを中心に映像制作を始める。大学卒業時に卒業制作として『木の葉化石の夏』を制作し、卒業制作展では優秀賞を、TOHOシネマズ学生映画祭ではショートアニメーション部門で準グランプリを受賞する。
卒業後アニメ制作会社のカラーに入社し、同社の動画検査を務める村田康人のもとで学びながら動画マンとして働く。
2017年『龍の歯医者』に絵コンテ、演出として関わった際、鶴巻和哉より「『エヴァ』が動くときには戻ってきてほしい」と言われていたことをきっかけに、2021年『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にて副監督を務めた。また同作の派生作品『EVANGELION:3.0(-46h)』では監督を務めた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "谷田部 透湖(やたべ とうこ、1991年4月24日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー。栃木県出身。代表的作品に『龍の歯医者』、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(副監督)など。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "幼い頃より絵を描くことが好きであり、中学3年生の頃から漫画やアニメに関わる仕事をしたいと意識し始める。",
"title": "人物"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2010年、武蔵野美術大学映像学科に入学し、手書きアニメーションを中心に映像制作を始める。大学卒業時に卒業制作として『木の葉化石の夏』を制作し、卒業制作展では優秀賞を、TOHOシネマズ学生映画祭ではショートアニメーション部門で準グランプリを受賞する。",
"title": "人物"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "卒業後アニメ制作会社のカラーに入社し、同社の動画検査を務める村田康人のもとで学びながら動画マンとして働く。",
"title": "人物"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2017年『龍の歯医者』に絵コンテ、演出として関わった際、鶴巻和哉より「『エヴァ』が動くときには戻ってきてほしい」と言われていたことをきっかけに、2021年『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にて副監督を務めた。また同作の派生作品『EVANGELION:3.0(-46h)』では監督を務めた。",
"title": "人物"
}
] | 谷田部 透湖は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー。栃木県出身。代表的作品に『龍の歯医者』、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(副監督)など。 | {{Infobox animator
| 名前 = 谷田部 透湖<!-- 姓と名がある場合は間に半角スペースを入れる -->
| ふりがな = やたべ とうこ<!-- 姓と名がある場合は間に半角スペースを入れる -->
| 画像 = <!-- 画像ファイル名 -->
| 画像サイズ = <!-- 空白の場合は220px -->
| 画像解説 = <!-- 画像の説明文 -->
| 本名 =
| 別名義 = <!-- 愛称の欄ではありません -->
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1991|04|24}}<!-- 死去された場合は{{生年月日と年齢|YYYY|MM|DD|no}} -->
| 出身地 = {{JPN}}・[[栃木県]]
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
| 死没地 = <!-- [[日本]]・XX都道府県YY市区町村 -->
| 国籍 = <!-- [[日本]] 出生地から推定できない場合のみ指定 -->
| 出身校 = [[武蔵野美術大学]]
| 職業 = [[アニメーター]]、[[キャラクターデザイナー]]
| 所属 = [[カラー (映像制作会社)|カラー]]
| 活動期間 = 2010年 - <!-- XXXX年 - YYYY年 -->
| ジャンル =
| 配偶者 =
| 交流関係 = <!-- 友人や同期、師事した相手など -->
| 代表作 = <!-- 「代表作を挙げた出典」に基づき記載 -->
| 受賞 = [[TOHOシネマズ学生映画祭]] ショートアニメーション部門準グランプリ
| サイン = <!-- 画像ファイル名 -->
| URL =
| サイト名 =
| その他 =
}}
'''谷田部 透湖'''(やたべ とうこ、[[1991年]][[4月24日]]<ref name="animage202312">{{Cite journal |和書 |title=鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 謎の解明まであと7日 |journal=[[アニメージュ]] |issue=2023年12月号 |page=81 |publisher=徳間書店 }}</ref> - )は、日本の[[アニメーター]]、[[キャラクターデザイン|キャラクターデザイナー]]。[[栃木県]]出身<ref name="animage202312" />。代表的作品に『[[龍の歯医者]]』、『[[ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第6シリーズ)|ゲゲゲの鬼太郎]]』第6期、『[[シン・エヴァンゲリオン劇場版]]』(副監督)など<ref name="animage202312" />。
== 人物 ==
幼い頃より絵を描くことが好きであり、中学3年生の頃から漫画やアニメに関わる仕事をしたいと意識し始める<ref name=mynavi1857826>{{Cite web |url= https://news.mynavi.jp/kikaku/20210331-1857826/ |title= 「妥協せずギリギリまで粘りたい時に、デジタルが助けてくれた」――副監督・谷田部透湖さんに聞く『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作現場 |accessdate=2023-12-09 |author= 宮崎新之 |date=2021-03-31 |website=+Digital |publisher=マイナビ }}</ref>。
2010年、[[武蔵野美術大学]]映像学科に入学し<ref name="animage202312" />、手書きアニメーションを中心に映像制作を始める<ref>{{Cite web |url= https://awrd.com/creatives/user/36880/profile |title=谷田部透湖 |accessdate=2023-12-09 |website=AWRD |publisher=ロフトワーク }}</ref>。大学卒業時に卒業制作として『木の葉化石の夏』を制作し、卒業制作展では優秀賞を、[[TOHOシネマズ学生映画祭]]ではショートアニメーション部門で準グランプリを受賞する<ref name=impress654264>{{Cite web |url= https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/654264.html |title= ショートアニメ「木の葉化石の夏」の全編がYouTubeで公開中 |accessdate=2023-12-09 |date=2014-06-20 |website=INTERNET Watch |publisher=インプレス }}</ref>。
卒業後アニメ制作会社の[[カラー (映像制作会社)|カラー]]に入社し<ref name="animage202312" />、同社の動画検査を務める村田康人のもとで学びながら動画マンとして働く{{R|mynavi1857826}}。
2017年『[[龍の歯医者]]』に絵コンテ、演出として関わった際、[[鶴巻和哉]]より「『エヴァ』が動くときには戻ってきてほしい」と言われていたことをきっかけに、2021年『[[シン・エヴァンゲリオン劇場版]]』にて副監督を務めた{{R|mynavi1857826}}。また同作の派生作品『[[シン・エヴァンゲリオン劇場版#関連商品|EVANGELION:3.0(-46h)]]』では監督を務めた。
== 主な参加作品 ==
=== TVアニメ ===
{{dl2
| 2016年 |
* [[三者三葉]](第2話絵コンテ・演出)<ref>{{Cite web|和書 |url=http://sansyasanyou.com/story/02.html |title=STORY 第2話 |accessdate=2023-12-09 |website=三者三葉 公式サイト }}</ref>
| 2017年 |
* [[龍の歯医者]](絵コンテ・演出)<ref>{{Cite web|和書 |url=https://eiga.com/movie/88024/ |title=龍の歯医者 特別版:作品情報 |accessdate=2023-12-09 |website=映画.com }}</ref>
| 2018年 |
* [[ダーリン・イン・ザ・フランキス]](第7話絵コンテ・演出)<ref>{{Cite web|和書 |url=https://darli-fra.jp/story/?no=7 |title=STORY 第7話 |accessdate=2023-12-09 |website=ダーリン・イン・ザ・フランキス 公式サイト }}</ref>
* [[ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第6シリーズ)|ゲゲゲの鬼太郎]](第7話原画、第14話原画、第23話原画、第27話 - 第37話ED絵コンテ・演出・原画)<ref>{{Cite tweet|author=谷田部透湖 |user=tocodot |number=1714613343422755089 |title=6期も配信される! 「幽霊電車」は駅〜電車乗り込んで骸骨の踏切まで、「まくら返しと幻の夢」は夢の中の父さんの目アップからの夢繰りの鈴が割れるまで&まさしがお礼言うラストシーン を原画で担当していました |date=2023-10-18 |accessdate=2023-12-09}}</ref><ref>{{Cite tweet|author=谷田部透湖 |user=tocodot |number=1733847176701468702 |title=第23話『妖怪アパート秘話』原画で参加してます!Aパートの現代シーン担当してます! |date=2023-12-10 |accessdate=2023-12-11}}</ref><ref>{{Cite tweet|author=谷田部透湖 |user=tocodot |number=1713909610762190872 |title=鬼太郎のOPEDってノンクレ版公開とかしてないのかー 6期ED③のコンテ演出作画もろもろをやらせて頂いてたので、もし配信サイトで観る方がいらしたら色々細かく見て楽しめるネタを画面に仕込んでいますので探してみてください! |date=2023-10-16 |accessdate=2023-12-09}}</ref>
| 2022年 |
* [[チェンソーマン#テレビアニメ|チェンソーマン]](第2話絵コンテ・演出)<ref>{{Cite web|和書 |url=https://chainsawman.dog/episodes/#ep2 |title=EPISODES.02 |accessdate=2023-12-09 |website=チェンソーマン 公式サイト}}</ref>
* [[モブサイコ100#アニメ|モブサイコ100 III]](第9話絵コンテ)<ref>{{Cite tweet|author=谷田部透湖 |user=tocodot |number=1597975653344608256 |title=#モブサイコ100 III 第9話コンテ担当致しましたありがとうございました! |date=2022-12-01 |accessdate=2023-12-09}}</ref>
}}
=== 劇場アニメ ===
{{dl2
| 2013年 |
* 寫眞館(動画)<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201311.html |title=「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2013-11-07 |website= |publisher= }}</ref>
| 2021年 |
* [[シン・エヴァンゲリオン劇場版]](副監督)<ref>{{Cite web|和書 |url=https://eiga.com/movie/57683/ |title=シン・エヴァンゲリオン劇場版:作品情報 |accessdate=2023-12-09 |website=映画.com }}</ref>
| 2023年 |
* [[鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎]](キャラクターデザイン)<ref>{{Cite web|和書 |url=https://eiga.com/movie/94687/ |title=鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:作品情報 |accessdate=2023-12-09 |website=映画.com }}</ref>
}}
=== OVA ===
{{dl2
| 2023年 |
* [[シン・エヴァンゲリオン劇場版#関連商品|EVANGELION:3.0(-46h)]](監督) - 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』BD・DVDに収録の特典映像
}}
=== 自主制作 ===
{{dl2
| 2011年 |
* あの子にまたあった日<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201109.html |title=手描きアニメ「あの子にまたあった日」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2011-09-21 |website=とりあえ図 }}</ref>
* にしきえ一景<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-entry-23.html |title=なんちゃってアニメOP「にしきえ一景」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2011-11-15 |website=とりあえ図 }}</ref>
| 2012年 |
* 竜絵描きのはなし<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201201.html |title=「竜絵描きのはなし」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2012-01-09 |website=とりあえ図 }}</ref>
* WANTED!かぐや姫<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201204-1.html |title=仮進級展アニメ「WANTED!かぐや姫」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2012-04-23 |website=とりあえ図 }}</ref>
* やまのかみさま<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.mitaka-univ.org/iafesta/films.html |title=ノミネート作品 |accessdate=2023-12-09 |website=第12回インディーズアニメフェスタ 公式サイト |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131230225635/https://www.mitaka-univ.org/iafesta/films.html |archivedate=2013-11-03 }}</ref>
* なかなか仲直り{{Efn2|name=braun|自身の所属するユニット「ブラウン管」の制作作品}}<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201211.html |title=「なかなか仲直り」 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2012-11-06 |website=とりあえ図 }}</ref>
| 2013年 |
* ブラウン管AtoZ{{Efn2|name=braun}}<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-date-201311-1.html |title=2013年ムサビ芸祭 |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2013-11-01 |website=とりあえ図 }}</ref>
| 2014年 |
* 木の葉化石の夏{{R|impress654264}}
}}
=== その他 ===
{{dl2
| 2012年 |
* [[Cell The Rough Butch]]によるミュージックビデオ「里帰り」(原画)<ref>{{Cite web|和書 |url=http://ytbtoco.blog98.fc2.com/blog-entry-39.html |title=MV「里帰り」に参加しました |accessdate=2023-12-09 |author=toco |date=2012-09-09 |website=とりあえ図 }}</ref>
| 2016年 |
* [[日本アニメ(ーター)見本市]]第7話「until You come to me.」(動画)<ref>{{Cite web|和書 |url=http://animatorexpo.com:80/untilyoucometome |title=until You come to me. |accessdate=2023-11-03 |website=日本アニメ(ーター)見本市 公式サイト |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150103125023/http://animatorexpo.com:80/untilyoucometome |archivedate=2015-01-03 }}</ref>
}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{notelist2|20em}}
=== 出典 ===
{{reflist|20em}}
== 外部リンク ==
* {{Twitter|tocodot|toco}}
* {{YouTube channel|YATABETOKO|toco}}
{{デフォルトソート:やたへ とうこ}}
[[Category:日本の女性アニメーター]]
[[Category:カラーの人物]]
[[Category:武蔵野美術大学出身の人物]]
[[Category:栃木県出身の人物]]
[[Category:1991年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T14:11:52Z | 2023-12-12T17:54:24Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Notelist2",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Twitter",
"Template:Infobox animator",
"Template:R",
"Template:Dl2",
"Template:Cite journal",
"Template:YouTube channel"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E7%94%B0%E9%83%A8%E9%80%8F%E6%B9%96 |
4,864,454 | オレとアニキと五人の女たち | 『オレとアニキと五人の女たち』(おれとあにきとごにんのおんなたち)は、高原秀和監督の日本映画。2023年12月2日劇場公開。
「OP PICTURES+フェス2023」作品の1本として劇場公開。脚本は『恋は光』『ももいろそらを』を監督した小林啓一が担当。小林にとって自作以外への初の脚本提供となった。落語好きの小林が落語演目「五人廻し」をモチーフに色恋の世界を描く。
治郎は才能に憧れ、アニキと慕うミュージシャンの秀次のマンションに居候していたが、このときの秀次といえば、怪我を理由に音楽活動をせず、女を部屋に連れ込む自堕落な生活をしていた。
この日も秀次が彼女の葵とセックスをしている最中に、別の女性・緑が訪ねてくる。女王様の緑にお仕置きを受けながらも帰ってもらう。秀次にどうなっているのかと問いただすと、複数人の女性と交際しているため、別の女性が来ても言い訳をし「今はここにいないから追い返せ」と無理難題を突き付けられる。
次にやってきたのは和装姿の寿だった。治郎は極道の妻を名乗る寿にたじたじになるも、「秀次は死んだ」と嘘をつく。しかし極妻は諦めるどころか、「これがうちの弔いや」と治郎は逆に迫られてしまう。葵が帰ると、また別の女性・光子が訪ねてくる。秀次は彼女は最高の楽器だと光子の女体をかき鳴らした。
壮絶な体験をした治郎はその後、交際を始めたお嬢様・和美とデートする。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『オレとアニキと五人の女たち』(おれとあにきとごにんのおんなたち)は、高原秀和監督の日本映画。2023年12月2日劇場公開。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "「OP PICTURES+フェス2023」作品の1本として劇場公開。脚本は『恋は光』『ももいろそらを』を監督した小林啓一が担当。小林にとって自作以外への初の脚本提供となった。落語好きの小林が落語演目「五人廻し」をモチーフに色恋の世界を描く。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "治郎は才能に憧れ、アニキと慕うミュージシャンの秀次のマンションに居候していたが、このときの秀次といえば、怪我を理由に音楽活動をせず、女を部屋に連れ込む自堕落な生活をしていた。",
"title": "ストーリー"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "この日も秀次が彼女の葵とセックスをしている最中に、別の女性・緑が訪ねてくる。女王様の緑にお仕置きを受けながらも帰ってもらう。秀次にどうなっているのかと問いただすと、複数人の女性と交際しているため、別の女性が来ても言い訳をし「今はここにいないから追い返せ」と無理難題を突き付けられる。",
"title": "ストーリー"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "次にやってきたのは和装姿の寿だった。治郎は極道の妻を名乗る寿にたじたじになるも、「秀次は死んだ」と嘘をつく。しかし極妻は諦めるどころか、「これがうちの弔いや」と治郎は逆に迫られてしまう。葵が帰ると、また別の女性・光子が訪ねてくる。秀次は彼女は最高の楽器だと光子の女体をかき鳴らした。",
"title": "ストーリー"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "壮絶な体験をした治郎はその後、交際を始めたお嬢様・和美とデートする。",
"title": "ストーリー"
}
] | 『オレとアニキと五人の女たち』(おれとあにきとごにんのおんなたち)は、高原秀和監督の日本映画。2023年12月2日劇場公開。 | {{Infobox Film|
| 作品名 = オレとアニキと五人の女たち
| 原題 =
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = [[高原秀和]]
| 製作総指揮 =
| 製作 =
| 脚本 = [[小林啓一]]
| 出演者 = [[入田真綾]]<br />[[幾田まち]]<br />[[真白みのり]]<br />[[燃ゆる芥]]<br />[[辰巳ゆい]]<br />[[長野こうへい]]<br />[[山科圭太]]
| 音楽 = 五十嵐理
| 主題歌 =
| 撮影 = 田宮健彦
| 編集 = 高原秀和
| 制作会社 = ラブパンク
| 配給 = [[オーピー映画]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}} [[2023年]][[12月2日]]<ref name=":Pia"/>
| 上映時間 = 77分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 制作費 =
| 興行収入 =
| 前作 =
| 次作 =
}}
『'''オレとアニキと五人の女たち'''』(おれとあにきとごにんのおんなたち)は、[[高原秀和]]監督の[[日本映画]]<ref>{{Cite web |title=オレとアニキと五人の女たち |url=https://eiga.com/movie/100475/ |website=映画.com |access-date=2023-10-14 |language=ja |first=|last=|date=2023年10月13日}}</ref><ref name=":0">{{Cite web |title=R15ピンク映画の祭典〈OP PICTURES+フェス2023〉、全16作を上映 |url=https://www.kinejun.com/article/view/31638 |website=キネマ旬報WEB |access-date=2023-10-21 |language=ja |date=2023年10月19日}}</ref>。[[2023年]][[12月2日]]劇場公開<ref name=":Pia">{{Cite web |title=オレとアニキと五人の女たち|url=https://lp.p.pia.jp/event/movie/308819/index.html |website=ぴあ映画 |access-date=2023/12/2|language=ja |date=2023/12/2}}</ref>。
==概要==
「[[OP PICTURES+フェス|OP PICTURES+フェス2023]]」作品の1本として劇場公開<ref name=":0" /><ref>{{Cite web |title=R15+ピンク映画の祭典「OPフェス」11月開催、全ラインナップ16本発表 |url=https://natalie.mu/eiga/news/544782 |website=映画ナタリー |access-date=2023-10-14 |language=ja |first=|last= |date=2023年10月13日}}</ref>。脚本は『[[恋は光]]』『[[ももいろそらを]]』を監督した[[小林啓一]]が担当。小林にとって自作以外への初の脚本提供となった。[[落語]]好きの小林が落語演目「[[五人廻し]]」をモチーフに色恋の世界を描く。
== ストーリー ==
治郎は才能に憧れ、アニキと慕うミュージシャンの秀次のマンションに居候していたが、このときの秀次といえば、怪我を理由に音楽活動をせず、女を部屋に連れ込む自堕落な生活をしていた。
この日も秀次が彼女の葵とセックスをしている最中に、別の女性・緑が訪ねてくる。女王様の緑にお仕置きを受けながらも帰ってもらう。秀次にどうなっているのかと問いただすと、複数人の女性と交際しているため、別の女性が来ても言い訳をし「今はここにいないから追い返せ」と無理難題を突き付けられる。
次にやってきたのは和装姿の寿だった。治郎は極道の妻を名乗る寿にたじたじになるも、「秀次は死んだ」と嘘をつく。しかし極妻は諦めるどころか、「これがうちの弔いや」と治郎は逆に迫られてしまう。葵が帰ると、また別の女性・光子が訪ねてくる。秀次は彼女は最高の楽器だと光子の女体をかき鳴らした。
壮絶な体験をした治郎はその後、交際を始めたお嬢様・和美とデートする。
== 登場人物 ==
; 治郎
: 演 - [[長野こうへい]]
: 秀次の憧れ尊敬している駆け出しミュージシャン。秀次のため防波堤となる。
; 秀次
: 演 - [[山科圭太]]
: 才能溢れるギタリスト。しかし現在は自称プロのヒモ。治郎に女性が来ても追い返せと告げる。
; 和美
: 演 - [[入田真綾]]
:治郎と付き合い始めたお嬢様。
; 光子
: 演 - [[幾田まち]]
: 秀次のイマカノ。
; 葵
: 演 - [[真白みのり]]
: 秀次のモトカノ。
; 緑
: 演 - [[燃ゆる芥]]
: 女王様。
; 寿
: 演 - [[辰巳ゆい]]
: 極妻。
== スタッフ ==
*監督:高原秀和
*脚本:小林啓一
*撮影監督:田宮健彦
*録音:百瀬賢一
*メイク:ビューティ★佐口
*着付け:小川みゆき
*編集:高原秀和
*音楽:五十嵐理([[THE PRISONER]])
*助監督:小泉剛 迫田遼亮
*スチール:本田あきら
*協力:[[石川均|石川欣]] 森山茂雄
*制作:ラブパンク
*提供:[[大蔵映画|オーピー映画]]
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://eiga.com/movie/100475/ オレとアニキと五人の女たち] - [[映画.com]]
* [https://filmarks.com/movies/112990 オレとアニキと五人の女たち - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ] - [[filmarks]]
{{DEFAULTSORT:おれとあにきとこにんのおんなたち}}
[[Category:2023年の映画]]
[[Category:ピンク映画]]
[[Category:R指定の映画]]
[[Category:落語を原作とする作品]]
[[Category:オーピー映画の映画作品]]
[[Category:高原秀和の監督映画]] | 2023-12-09T14:28:35Z | 2023-12-18T07:42:12Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:Infobox Film",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%81%A8%E4%BA%94%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1 |
4,864,457 | 麻鈴 | 麻鈴(まりん、1990年6月23日 - )は、日本の女優、声優。東京都出身。プロダクション・タンク所属。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科中退。アミューズメントメディア総合学院卒業。
特技はクラシックバレエ(15年)、歌、ピアノ、線画、マッサージ。資格は普通自動車免許(ペーパー)。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "麻鈴(まりん、1990年6月23日 - )は、日本の女優、声優。東京都出身。プロダクション・タンク所属。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "武蔵野美術大学工芸工業デザイン科中退。アミューズメントメディア総合学院卒業。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "特技はクラシックバレエ(15年)、歌、ピアノ、線画、マッサージ。資格は普通自動車免許(ペーパー)。",
"title": "人物"
}
] | 麻鈴は、日本の女優、声優。東京都出身。プロダクション・タンク所属。 | {{ActorActress
| 芸名 = 麻鈴
| ふりがな = まりん
| 画像ファイル =
| 画像サイズ =
| 画像コメント =
| 本名 =
| 別名義 = <!-- 別芸名がある場合に記載。愛称の欄ではありません -->
| 出生地 =
| 出身地 = {{JPN}}・[[東京都]]<ref name="日本タレント名鑑">{{Cite web|和書|url=https://www.vip-times.co.jp/?talent_id=W17-1023&r|title=麻鈴|work=日本タレント名鑑|publisher=VIPタイムズ社|accessdate=2023-12-09}}</ref><ref name="pro-tanc">{{Cite web|和書|url=https://www.pro-tanc.com/female/marin/|title=麻鈴|有限会社プロダクション・タンク|accessdate=2023-12-09}}</ref><ref name="thetv">{{Cite web|和書|url=https://thetv.jp/person/2000022274/|title=麻鈴のプロフィール・画像・写真|WEBザ・テレビジョン|accessdate=2023-12-09}}</ref>
| 死没地 =
| 国籍 = <!--「出生地」からは推定できないときだけ -->
| 民族 = <!-- 民族名には信頼できる情報源が出典として必要です -->
| 身長 = 160[[センチメートル|cm]]{{R|pro-tanc}}
| 血液型 =
| 生年 = 1990
| 生月 = 6
| 生日 = 23
| 没年 =
| 没月 =
| 没日 =
| 職業 = [[俳優|女優]]、[[声優]]
| ジャンル = [[テレビドラマ]]、[[舞台]]、[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]、[[吹き替え]]
| 活動期間 =
| 活動内容 =
| 配偶者 =
| 著名な家族 = <!-- 『著名活動をしている人物』で記事対象の家族として公開されている人物がいる場合に記載。単にメディアで紹介された新生児の名前などは書かないように注意 -->
| 所属劇団 =
| 事務所 = [[プロダクション・タンク]]{{R|pro-tanc}}
| 公式サイト = [https://www.pro-tanc.com/female/marin/ 麻鈴|有限会社プロダクション・タンク]
| 主な作品 = 『[[放課後のブレス]]』
| アカデミー賞 =
| AFI賞 =
| 英国アカデミー賞 =
| セザール賞 =
| エミー賞 =
| ジェミニ賞 =
| ゴールデングローブ賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
| 全米映画俳優組合賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| その他の賞 =
| 備考 =
}}
'''麻鈴'''(まりん、[[1990年]]{{R|pro-tanc|thetv|日本タレント名鑑}}[[6月23日]] - )は、[[日本]]の[[俳優|女優]]、[[声優]]。[[東京都]]出身{{R|日本タレント名鑑|pro-tanc|thetv}}。[[プロダクション・タンク]]所属{{R|pro-tanc}}。
== 来歴 ==
[[武蔵野美術大学]]工芸工業デザイン科中退。[[アミューズメントメディア総合学院]]卒業{{R|pro-tanc}}。
== 人物 ==
特技は[[クラシックバレエ]](15年)、[[歌]]、[[ピアノ]]、[[線画]]、[[マッサージ]]{{R|pro-tanc}}。[[資格]]は[[普通自動車]][[日本の運転免許|免許]]([[ペーパードライバー|ペーパー]]){{R|pro-tanc}}。
== 出演 ==
=== テレビドラマ ===
* [[仮面ライダーエグゼイド]](2016年)
* [[やすらぎの刻〜道]](2019年) - 声の出演
* [[警視庁強行犯係・樋口顕|聖域 警視庁強行犯係・樋口顕]](2019年) - 声の出演
* [[砂の器]](2019年) - 声の出演
* [[一億円のさようなら]](2020年)
* [[ランチ探偵|ランチ合コン探偵 〜恋とグルメと謎解きと〜]](2020年)- 声の出演
* [[警視庁強行犯係・樋口顕|呪縛 警視庁強行犯係・樋口顕]](2020年)- 声の出演
* [[ドクター・ホワイト|ドクターホワイト]](2022年)
* [[警視庁・捜査一課長]]6(2022年) - 声の出演
* [[クロサギ (2022年のテレビドラマ)|クロサギ]](2022年) - 声の出演
* [[親愛なる僕へ殺意をこめて]](2022年) - 声の出演
* [[テッパチ!]](2022年) - 声の出演
* [[忍者に結婚は難しい]](2023年)
=== 映画 ===
* [[君のまなざし]](2017年) - 声の出演
* [[ラプラスの魔女]](2018年) - 声の出演
* [[さらば青春、されど青春。]](2018年) - 声の出演
=== テレビアニメ ===
* [[夢王国と眠れる100人の王子様]](2018年、町の人)
* [[刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火]](2020年、オペレーター)
=== Webアニメ ===
* [[放課後のブレス]](2023年、'''ホーマ''')<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pokemon.co.jp/ex/sv/ja/sp_anime/|title=放課後のブレス|website=『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト|publisher=|accessdate=2023-08-09}}</ref>
=== ゲーム ===
* [[黒い砂漠]](2017年、少年、少女、女性)
* [[ポケモンガオーレ]](2018年、むくちなしょうねんのケイタ)
* [[モンスターストライク]](2018年、まつ、ファーブル、ベディヴィア)
* [[リネージュM]](2018年、エルシャベ)
* [[原神]](2020年)
=== 吹き替え ===
==== 映画 ====
* [[恋するブロンド・キャスター]]
==== ドラマ ====
* [[ヴァイキング 〜海の覇者たち〜]]
* [[グランド・アーミー]]
* [[シカゴ・メッド]](リー捜査官)
* [[ヘチ 王座への道]]([[宣懿王后]]〈[[ソン・ジイン]]〉)
* [[MACGYVER/マクガイバー]]
=== ボイスオーバー ===
* [[ソーイング・ビー]]5(ロラトゥ)
* [[プロジェクト・ランウェイ]]15
=== ナレーション ===
* [[Amazon]][[オーディブル]]
** 「一流のサービスを受ける人になる方法」
** 「精神科ピアサポート」
** 「AFFECTIVE DESIGN webムービー」
** 「発券機取扱いビデオ」
** 「株主総会映像」
** 「ファンド商品説明ビデオ」
** 「ミニストーリーで覚える JLPT日本語能力試験ベスト単語N4 合格1200」
=== VP ===
* ImSAFERビデオ
* 接客研修用ビデオ
=== 舞台 ===
* シェイクスピア物語 〜真実の愛〜(ダリル)
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<!--
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
-->
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{Official|1=https://www.pro-tanc.com/female/marin/|name=麻鈴|有限会社 プロダクション・タンク}}
{{プロダクション・タンク}}
{{デフォルトソート:まりん}}
[[Category:日本の女優]]
[[Category:日本の女性声優]]
[[Category:プロダクション・タンク]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:武蔵野美術大学の人物]]
[[Category:1990年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T14:37:34Z | 2023-12-09T15:58:54Z | false | false | false | [
"Template:ActorActress",
"Template:R",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Official",
"Template:プロダクション・タンク"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%88%B4 |
4,864,458 | 鈴木俊晴 | 鈴木俊晴は、日本のキュレーター。豊田市美術館学芸員。
1982年生まれ。
名古屋大学大学院文学研究科修了。
「バランスをとること──ゲルハルト・リヒターとブリンキー・パレルモのミュンヘンオリンピックのスタジアムへの提案をめぐって」中尾拓哉編『スポーツ/アート』(森話社、2020) | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "鈴木俊晴は、日本のキュレーター。豊田市美術館学芸員。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1982年生まれ。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "名古屋大学大学院文学研究科修了。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "「バランスをとること──ゲルハルト・リヒターとブリンキー・パレルモのミュンヘンオリンピックのスタジアムへの提案をめぐって」中尾拓哉編『スポーツ/アート』(森話社、2020)",
"title": "論考"
}
] | 鈴木俊晴は、日本のキュレーター。豊田市美術館学芸員。 | {{複数の問題
|一次資料=2023年12月9日 (土) 15:57 (UTC)
|特筆性=2023年12月9日 (土) 15:57 (UTC) | 分野=人物
}}
'''鈴木俊晴'''は、日本のキュレーター。[[豊田市美術館]]学芸員。
== 概要 ==
1982年生まれ。
名古屋大学大学院文学研究科修了。<ref>{{Cite web |title=鈴木俊晴 {{!}} |url=https://madoken.jp/authors/toshiharu_suzuki/ |website=窓研究所 WINDOW RESEARCH INSTITUTE |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>
== 企画 ==
* 「[[村瀬恭子]] fluttering far away」(2010)
* 「[[奈良美智]] for better or worse」(2017)
* 「[[フランシス・ベーコン]]」(2013、東京国立近代美術館との共同企画)<ref>{{Cite web |title=スポーツ/アート |url=http://www.shinwasha.com/145-3.html |website=www.shinwasha.com |access-date=2023-12-09}}</ref>
* 「開館25周年記念コレクション展 光について/光をともして」(2020)
* 「[[ヨーゼフ・ボイス|ボイス]]+[[ブリンキー・パレルモ|パレルモ]]」(埼玉県立近代美術館、国立国際美術館と共同企画、2021-22)
== 論考 ==
「バランスをとること──[[ゲルハルト・リヒター]]とブリンキー・パレルモのミュンヘンオリンピックのスタジアムへの提案をめぐって」[[中尾拓哉]]編『スポーツ/アート』(森話社、2020)<ref>{{Cite web |title=リヒターははたして「画家」なのか? キュレーターふたりに聞く「ゲルハルト・リヒター展」。桝田倫広×鈴木俊晴【前編】 |url=https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/richter.exhibit-crosstalk-01-2022-07-11 |website=Tokyo Art Beat |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>
== 外部リンク ==
https://twitter.com/harerus
{{DEFAULTSORT:すずき としはる}}
[[Category:学芸員]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:豊田市美術館の人物]]
<references />
[[Category:日本のキュレーター]]
[[Category:名古屋大学出身の人物]]
[[Category:1982年生]] | 2023-12-09T14:37:59Z | 2023-12-09T15:57:49Z | false | false | false | [
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E4%BF%8A%E6%99%B4 |
4,864,463 | クロフォーズビル・モンスター | クロフォーズビル・モンスター(英: Crawfordsville monster)は1891年にアメリカのインディアナ州クロフォーズビルに出現したという未確認動物。クロフォードズビルの怪物とも呼ばれる。
公式に確認された目撃は二つあり、どちらも1891年9月のことである。以下は、二つの目撃の簡単な説明。
色は白色で、大きさは長さ5.5メートル、幅2.5メートル程度。体に沿って複数の翼を持つ巨大なウナギのような姿で、爬虫類的な容姿でもあった。 頭部には三つの顎がありその中心に目があったとする証言がある一方、頭部が見当たらなかったとする証言もある。
この生き物は悲鳴のような音を立てたほか、高熱の吐息を人々に吐きかけたという。
この怪物の異形さや行動から、異世界からの来訪者だったのではないかとするも説が出たが、ジョン・ホーンベックとエイブ・ハーンリーという2人の目撃者は、モンスターの正体がフタオビチドリと呼ばれる鳥の群れであったことを突き止めた。体色の白は鳥の色、怪物の無数の翼はたくさんの鳥の翼の誤認、悲鳴のような叫びは鳥の声だったという。 また他の説として、当時流行していたバルーンパラシュートなのではないかともいわれている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "クロフォーズビル・モンスター(英: Crawfordsville monster)は1891年にアメリカのインディアナ州クロフォーズビルに出現したという未確認動物。クロフォードズビルの怪物とも呼ばれる。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "公式に確認された目撃は二つあり、どちらも1891年9月のことである。以下は、二つの目撃の簡単な説明。",
"title": "目撃"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "色は白色で、大きさは長さ5.5メートル、幅2.5メートル程度。体に沿って複数の翼を持つ巨大なウナギのような姿で、爬虫類的な容姿でもあった。 頭部には三つの顎がありその中心に目があったとする証言がある一方、頭部が見当たらなかったとする証言もある。",
"title": "容姿と行動"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "この生き物は悲鳴のような音を立てたほか、高熱の吐息を人々に吐きかけたという。",
"title": "容姿と行動"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "この怪物の異形さや行動から、異世界からの来訪者だったのではないかとするも説が出たが、ジョン・ホーンベックとエイブ・ハーンリーという2人の目撃者は、モンスターの正体がフタオビチドリと呼ばれる鳥の群れであったことを突き止めた。体色の白は鳥の色、怪物の無数の翼はたくさんの鳥の翼の誤認、悲鳴のような叫びは鳥の声だったという。 また他の説として、当時流行していたバルーンパラシュートなのではないかともいわれている。",
"title": "正体"
}
] | クロフォーズビル・モンスターは1891年にアメリカのインディアナ州クロフォーズビルに出現したという未確認動物。クロフォードズビルの怪物とも呼ばれる。 | '''クロフォーズビル・モンスター'''(英: Crawfordsville monster)は1891年にアメリカの[[インディアナ州]]クロフォーズビルに出現したという[[未確認動物]]。クロフォードズビルの怪物<ref name="東スポ"> {{Cite web |title=数百人が目撃!?複数のヒレで空を泳ぐ、不気味な一つ目の「クロフォードズビルの怪物」 |url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/231910 |website=東スポWEB |date=2022-07-29 |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>とも呼ばれる。
[[File: Crawfordsville monster.jpg |thumb|left|クロフォーズビル・モンスター]]
== 目撃 ==
公式に確認された目撃は二つあり、どちらも1891年9月のことである。以下は、二つの目撃の簡単な説明<ref name="ガディス">{{Cite web |author=Vincent Gaddis |year=1967 |title=Mysterious Fires and Lights |url=https://archive.org/details/mysteriousfiresl00gadd |editor=David McKay Company Inc |oclc=1038158835 |access-date=2023年12月10日}}</ref>。
* 9月4日午後2時頃、空飛ぶ怪物がスウィッツァー牧師とその妻、農業作業員2人に目撃される。
* 9月6日、100人程度の人々によって目撃された。怪物は目撃者の上空を飛び再び姿を消した。
== 容姿と行動 ==
色は白色で、大きさは長さ5.5メートル、幅2.5メートル程度<ref name=東スポ/>。体に沿って複数の翼を持つ巨大なウナギのような姿で、爬虫類的な容姿でもあった<ref name=クラーク/>。
頭部には三つの顎がありその中心に目があった<ref name=東スポ/>とする証言がある一方、頭部が見当たらなかったとする証言もある<ref name="クロニクル"> {{Cite web |title=The Crawfordsville Monster |url=https://blog.newspapers.library.in.gov/crawfordsville-monster/ |website=Hoosier State Chronicles: Indiana's Digital Newspaper Program |date=2015-10-26 |access-date=2023-12-09 |language=en-US |first=Chandler |last=Lighty}}</ref>。
この生き物は悲鳴のような音を立てた<ref name=東スポ/><ref name=ガディス/><ref name=クロニクル/>ほか、高熱の吐息を人々に吐きかけたという<ref name=東スポ/><ref name=クラーク>{{cite book | last=Clark | first=J. | title=Encyclopedia of Strange and Unexplained Physical Phenomena | publisher=Gale Research Incorporated | year=1993 | isbn=0-8103-8843-X | url=https://archive.org/details/encyclopediaofst0000clar | url-access=registration | access-date=2023-12-09 | page=[https://archive.org/details/encyclopediaofst0000clar/page/61 61]}}</ref>。
== 正体 ==
この怪物の異形さや行動から、異世界からの来訪者だったのではないかとするも説が出た<ref name=クロニクル/>が、ジョン・ホーンベックとエイブ・ハーンリーという2人の目撃者は、モンスターの正体がフタオビチドリと呼ばれる鳥の群れであったことを突き止めた。体色の白は鳥の色、怪物の無数の翼はたくさんの鳥の翼の誤認、悲鳴のような叫びは鳥の声だったという<ref name=東スポ/><ref name=クロニクル/>。
また他の説として、当時流行していたバルーンパラシュートなのではないかともいわれている<ref name=クロニクル/>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{DEFAULTSORT:くろふおーすひるもんすたー}}
{{Paranormal-stub}}
[[Category:未確認動物]] | 2023-12-09T15:07:29Z | 2023-12-09T15:07:29Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite book",
"Template:Paranormal-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC |
4,864,467 | 宍道一郎 | 宍道 一郎(しんじ いちろう、1920年11月25日 - 2010年3月30日)は、日本の経営者。日本ビクター(現在のJVCケンウッド)社長、会長を務めた。島根県出身。
1943年に東京帝国大学理学部物理学科を卒業し、同年に日本ビクター(のちのに入社。1973年11月に取締役に就任し、1978年6月に常務を経て、1979年6月に社長に就任。1986年6月に会長に就任。
1984年6月に藍綬褒章を受章。
2010年3月30日老衰のために死去。89歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "宍道 一郎(しんじ いちろう、1920年11月25日 - 2010年3月30日)は、日本の経営者。日本ビクター(現在のJVCケンウッド)社長、会長を務めた。島根県出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1943年に東京帝国大学理学部物理学科を卒業し、同年に日本ビクター(のちのに入社。1973年11月に取締役に就任し、1978年6月に常務を経て、1979年6月に社長に就任。1986年6月に会長に就任。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1984年6月に藍綬褒章を受章。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "2010年3月30日老衰のために死去。89歳没。",
"title": "経歴"
}
] | 宍道 一郎は、日本の経営者。日本ビクター(現在のJVCケンウッド)社長、会長を務めた。島根県出身。 | '''宍道 一郎'''(しんじ いちろう、[[1920年]][[11月25日]] - [[2010年]][[3月30日]])は、[[日本]]の[[経営者]]。日本ビクター(現在の[[JVCケンウッド]])社長、会長を務めた。[[島根県]]出身{{sfn|人事興信所|1985|loc=し37頁|ref=jinji-33-jo}}。
== 経歴 ==
[[1943年]]に[[東京大学|東京帝国大学]]理学部物理学科を卒業し、同年に[[日本ビクター]]に入社{{sfn|人事興信所|1985|loc=し37頁|ref=jinji-33-jo}}。[[1973年]]11月に取締役に就任し、[[1978年]]6月に常務を経て、[[1979年]]6月に社長に就任{{sfn|人事興信所|1985|loc=し37頁|ref=jinji-33-jo}}。[[1986年]]6月に会長に就任<ref>1986年 4月23日 日本経済新聞 朝刊 p13</ref>。
[[1984年]]6月に[[褒章|藍綬褒章]]を受章{{sfn|人事興信所|1985|loc=し37頁|ref=jinji-33-jo}}。
[[2010年]][[3月30日]][[老衰]]のために死去<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG05032_V00C10A4CC1000/ 宍道一郎・元日本ビクター社長が死去]2010年 4月5日 日本経済新聞</ref>。{{没年齢|1920|11|25|2010|3|30}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第33版 上|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1985|pages = |url = |ref = jinji-33-jo}}
{{People-substub}}
{{先代次代|日本ビクター社長|1979年 - 1986年|[[松野幸吉]]|[[垣木邦夫]] }}
{{デフォルトソート:しんし いちろう}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:日本ビクターの人物]]
[[Category:藍綬褒章受章者]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:島根県出身の人物]]
[[Category:1920年生]]
[[Category:2010年没]] | 2023-12-09T15:38:44Z | 2023-12-09T15:39:12Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:People-substub",
"Template:先代次代",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8D%E9%81%93%E4%B8%80%E9%83%8E |
4,864,471 | 田中佐智子 | 田中佐智子(たなか さちこ、1968年4月3日 - )は日本の厚生労働官僚。厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用開発審議官。
京都府舞鶴市。京都府立西舞鶴高等学校、東京大学法学部卒業。
東大法学部在学中に国家公務員一種試験(法律)を合格し、1990年 労働省入省(職業安定局高齢・障害者対策部企画課)。
2001年1月6日 厚生労働省職業安定局雇用政策課長補佐。同年4月 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO・青少年室長。2002年4月 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO活動促進室長。
2006年4月 厚生労働省職業安定局雇用開発課地域企画官兼職業能力開発局総務課。同年7月3日 浜松市助役。2007年4月1日 浜松市副市長。
2017年7月11日 厚生労働省職業安定局総務課長。2018年7月31日 厚生労働省大臣官房地方課長。2019年7月8日 厚生労働省大臣官房参事官(総合政策統括担当)。
2020年8月7日 厚生労働省労働基準局安全衛生部長。2023年7月4日 厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用開発審議官。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "田中佐智子(たなか さちこ、1968年4月3日 - )は日本の厚生労働官僚。厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用開発審議官。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "京都府舞鶴市。京都府立西舞鶴高等学校、東京大学法学部卒業。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "東大法学部在学中に国家公務員一種試験(法律)を合格し、1990年 労働省入省(職業安定局高齢・障害者対策部企画課)。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "2001年1月6日 厚生労働省職業安定局雇用政策課長補佐。同年4月 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO・青少年室長。2002年4月 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO活動促進室長。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2006年4月 厚生労働省職業安定局雇用開発課地域企画官兼職業能力開発局総務課。同年7月3日 浜松市助役。2007年4月1日 浜松市副市長。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "2017年7月11日 厚生労働省職業安定局総務課長。2018年7月31日 厚生労働省大臣官房地方課長。2019年7月8日 厚生労働省大臣官房参事官(総合政策統括担当)。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2020年8月7日 厚生労働省労働基準局安全衛生部長。2023年7月4日 厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用開発審議官。",
"title": "来歴"
}
] | 田中佐智子は日本の厚生労働官僚。厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用開発審議官。 | '''田中 佐智子'''(たなか さちこ、[[1968年]][[4月3日]] - )は[[日本]]の[[厚生労働省|厚生労働]][[官僚]]。厚生労働省[[職業安定局]][[審議官#○○審議官|高齢・障害者雇用開発審議官]]。
== 来歴 ==
[[京都府]][[舞鶴市]]<ref name="Mainich Kyōto(2018-11-9)">{{Cite web|和書|url=https://mainichi.jp/articles/20181030/org/00m/010/028000c|title=京都府(上)|publisher=毎日フォーラム・霞が関ふるさと記|date=2018-11-9|accessdate=2023-12-9}}</ref>。[[京都府立西舞鶴高等学校]]、[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]卒業<ref name="Mainich Kyōto(2018-11-9)"/>。
東大法学部在学中に[[公務員試験#国家公務員試験|国家公務員一種試験(法律)]]を合格し<ref name="MHLW Jirei">{{Cite news|title=厚生労働省辞令|newspaper=[[日刊薬業]]([[Portable Document Format|PDF]])|url=https://nk.jiho.jp/sites/default/files/nk/document/import/201510/1226582676495.pdf|accessdate=2023-12-9}}</ref>、[[1991年]] [[労働省]]入省([[職業安定局]]高齢・障害者対策部企画課)<ref name="MHLW Jirei"/>。
[[2001年]][[1月6日]] [[厚生労働省]]職業安定局雇用政策課長補佐。同年4月 [[宮城県庁|宮城県]]環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO・青少年室長。[[2002年]]4月 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長兼NPO活動促進室長。
[[2006年]]4月 厚生労働省職業安定局雇用開発課地域企画官兼職業能力開発局[[総務|総務課]]。同年[[7月3日]] [[浜松市役所|浜松市]][[副市町村長|助役]]。[[2007年]][[4月1日]] 浜松市[[副市町村長|副市長]]。
[[2017年]][[7月11日]] 厚生労働省職業安定局総務課長。[[2018年]][[7月31日]] [[厚生労働省大臣官房]]地方課長。[[2019年]][[7月8日]] 厚生労働省大臣官房[[参事官#課長級総括整理職|参事官]](総合政策統括担当)。
[[2020年]][[8月7日]] 厚生労働省[[労働基準局]]安全衛生部長。[[2023年]][[7月4日]] 厚生労働省職業安定局[[審議官#○○審議官|高齢・障害者雇用開発審議官]]。
== 略歴 ==
* [[1991年]]4月 - [[労働省]]入省([[職業安定局]]高齢・障害者対策部企画課)<ref name="MHLW Jirei"/>。
* 1991年12月 - [[愛知県庁|愛知県]]労働部職業安定課。
* [[1992年]]4月 - [[愛知労働局|愛知労働基準局]]監督課。
* 1992年8月 - 労働省職業安定局雇用保険課。
* [[1994年]]7月 - 労働省[[官房|大臣官房]]国際労働課。
* [[1996年]]9月 - [[国際労働機関#国際労働事務局|国際労働事務局]]([[ジュネーヴ]])。
* [[1998年]]9月 - 労働省大臣官房政策調査部総合政策課。
* [[1999年]]7月 - 労働省女性局庶務課長補佐。
* [[2000年]]7月 - 労働省職業安定局雇用政策課長補佐。
* [[2001年]][[1月6日]] - [[厚生労働省]]職業安定局雇用政策課長補佐。
* 2001年4月 - [[宮城県庁|宮城県]]環境生活部男女共同参画推進課長 兼 NPO・青少年室長。
* [[2002年]]4月 - 宮城県環境生活部男女共同参画推進課長 兼 NPO活動促進室長。
* [[2003年]]4月 - 厚生労働省[[雇用均等・児童家庭局]]短時間・在宅労働課長補佐。
* [[2005年]]5月 - 厚生労働省[[職業能力開発局]]総務課長補佐。
* [[2006年]]4月 - 厚生労働省職業安定局雇用開発課地域企画官 兼 職業能力開発局[[総務|総務課]]。
* 2006年[[7月3日]] - [[浜松市役所|浜松市]][[副市町村長|助役]]。
* [[2007年]][[4月1日]] - 浜松市[[副市町村長|副市長]]。
* 2007年5月 - 厚生労働省職業安定局需給調整事業課派遣・請負労働企画官。
* [[2009年]]7月 - 厚生労働省職業安定局雇用開発課若年者雇用対策室長 兼 職業安定局雇用政策課。
* [[2010年]]8月 - 厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部企画課若年者雇用対策室長。
* 2010年9月 - 厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部企画課雇用支援企画官。
* [[2011年]]10月 - 厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部企画課求職者支援室長。
* [[2012年]]9月 - 厚生労働省雇用均等・児童家庭局短時間・在宅労働課長。
* [[2014年]]7月 - 厚生労働省[[社会・援護局]]障害保健福祉部障害福祉課長。
* [[2016年]]6月 - 厚生労働省職業安定局雇用保険課長。
* [[2017年]][[7月11日]] - 厚生労働省職業安定局総務課長。
* [[2018年]][[7月31日]] - [[厚生労働省大臣官房]]地方課長。
* [[2019年]][[7月8日]] - 厚生労働省大臣官房[[参事官#課長級総括整理職|参事官]](総合政策統括担当)。
* [[2020年]][[8月7日]] - 厚生労働省[[労働基準局]]安全衛生部長。
* [[2023年]][[7月4日]] - 厚生労働省職業安定局[[審議官#○○審議官|高齢・障害者雇用開発審議官]]。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{DEFAULTSORT:たなか さちこ}}
[[Category:日本の女性官僚]]
[[Category:日本の厚生労働官僚]]
[[Category:学士(法学)取得者]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:1968年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T15:51:13Z | 2023-12-10T00:02:54Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%BD%90%E6%99%BA%E5%AD%90 |
4,864,472 | 新生ロシア1991 | 『新生ロシア1991』(しんせいロシア1991、ロシア語原題: Событие; Sobytie、英題: The Event)は、ウクライナの映画監督セルゲイ・ロズニツァによる2015年のドキュメンタリー映画。第72回ヴェネツィア国際映画祭出品(コンペティション外)。トロント国際映画祭出品。ライプツィヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭「Leipziger Ring」受賞。
1991年のソ連8月クーデター当時、「ドキュメンタリー映画スタジオ」(Lendoc)のカメラマン8人がレニングラード(サンクトペテルブルグ)の市中を撮影し、その記録映像を使用してセルゲイ・ロズニツァ監督は映画を構成した。ミハイル・ゴルバチョフ政権はソ連の民主化を進めていた。それを阻止しようとするソ連政府内の保守派がソ連軍まで引き連れたクーデターに、民衆らが抵抗する姿が映し出されている。セルゲイ・ロズニツァは当時、キーウ(キエフ)で映画監督を志し、事件を注視していた。科学研究者であったセルゲイ・ロズニツァは後に「ドキュメンタリー映画スタジオ」に所属した。
チャイコフスキーの「白鳥の湖」が映画の中で繰り返し流される。当時ソ連のテレビは実際このクーデターのニュースの代わりに「白鳥の湖」を放送した。民衆はミハイル・ゴルバチョフが死んだのだろうと噂した。ソ連のテレビは重大事件が発生すると「白鳥の湖」を流すことが習慣となっていた。これまでに1982年レオニード・ブレジネフの死、1984年ユーリ・アンドロポフの死、1985年コンスタンティン・チェルネンコの死に際して「白鳥の湖」は放送された。この映画は2014年に起きたウクライナ紛争のただ中という国際政治情勢で2015年9月のヴェネツィア国際映画祭プレミア上映に至った。日本では2022年ロシアのウクライナ侵攻開始後の2023年1月21日公開。ミハイル・ゴルバチョフは2022年8月30日に永眠した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『新生ロシア1991』(しんせいロシア1991、ロシア語原題: Событие; Sobytie、英題: The Event)は、ウクライナの映画監督セルゲイ・ロズニツァによる2015年のドキュメンタリー映画。第72回ヴェネツィア国際映画祭出品(コンペティション外)。トロント国際映画祭出品。ライプツィヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭「Leipziger Ring」受賞。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1991年のソ連8月クーデター当時、「ドキュメンタリー映画スタジオ」(Lendoc)のカメラマン8人がレニングラード(サンクトペテルブルグ)の市中を撮影し、その記録映像を使用してセルゲイ・ロズニツァ監督は映画を構成した。ミハイル・ゴルバチョフ政権はソ連の民主化を進めていた。それを阻止しようとするソ連政府内の保守派がソ連軍まで引き連れたクーデターに、民衆らが抵抗する姿が映し出されている。セルゲイ・ロズニツァは当時、キーウ(キエフ)で映画監督を志し、事件を注視していた。科学研究者であったセルゲイ・ロズニツァは後に「ドキュメンタリー映画スタジオ」に所属した。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "チャイコフスキーの「白鳥の湖」が映画の中で繰り返し流される。当時ソ連のテレビは実際このクーデターのニュースの代わりに「白鳥の湖」を放送した。民衆はミハイル・ゴルバチョフが死んだのだろうと噂した。ソ連のテレビは重大事件が発生すると「白鳥の湖」を流すことが習慣となっていた。これまでに1982年レオニード・ブレジネフの死、1984年ユーリ・アンドロポフの死、1985年コンスタンティン・チェルネンコの死に際して「白鳥の湖」は放送された。この映画は2014年に起きたウクライナ紛争のただ中という国際政治情勢で2015年9月のヴェネツィア国際映画祭プレミア上映に至った。日本では2022年ロシアのウクライナ侵攻開始後の2023年1月21日公開。ミハイル・ゴルバチョフは2022年8月30日に永眠した。",
"title": null
}
] | 『新生ロシア1991』は、ウクライナの映画監督セルゲイ・ロズニツァによる2015年のドキュメンタリー映画。第72回ヴェネツィア国際映画祭出品(コンペティション外)。トロント国際映画祭出品。ライプツィヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭「Leipziger Ring」受賞。 1991年のソ連8月クーデター当時、「ドキュメンタリー映画スタジオ」(Lendoc)のカメラマン8人がレニングラード(サンクトペテルブルグ)の市中を撮影し、その記録映像を使用してセルゲイ・ロズニツァ監督は映画を構成した。ミハイル・ゴルバチョフ政権はソ連の民主化を進めていた。それを阻止しようとするソ連政府内の保守派がソ連軍まで引き連れたクーデターに、民衆らが抵抗する姿が映し出されている。セルゲイ・ロズニツァは当時、キーウ(キエフ)で映画監督を志し、事件を注視していた。科学研究者であったセルゲイ・ロズニツァは後に「ドキュメンタリー映画スタジオ」に所属した。 チャイコフスキーの「白鳥の湖」が映画の中で繰り返し流される。当時ソ連のテレビは実際このクーデターのニュースの代わりに「白鳥の湖」を放送した。民衆はミハイル・ゴルバチョフが死んだのだろうと噂した。ソ連のテレビは重大事件が発生すると「白鳥の湖」を流すことが習慣となっていた。これまでに1982年レオニード・ブレジネフの死、1984年ユーリ・アンドロポフの死、1985年コンスタンティン・チェルネンコの死に際して「白鳥の湖」は放送された。この映画は2014年に起きたウクライナ紛争のただ中という国際政治情勢で2015年9月のヴェネツィア国際映画祭プレミア上映に至った。日本では2022年ロシアのウクライナ侵攻開始後の2023年1月21日公開。ミハイル・ゴルバチョフは2022年8月30日に永眠した。 | {{Infobox Film
| 作品名 = 新生ロシア1991
| 原題 = {{lang|ru|Событие|}}
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = [[セルゲイ・ロズニツァ]]
| 脚本 = セルゲイ・ロズニツァ
| 原案 =
| 原作 =
| 製作 = マリア・ベイカー=チョストバ<br />セルゲイ・ロズニツァ
| 製作総指揮 =
| ナレーター =
| 出演者 =
| 音楽 =
| 主題歌 =
| 撮影 = ウラジミール・グラスコフ<br />ワジム・ドネッツ<br />ウラジミール・ディアコノフ<br />アレクサンドル・イワノフ<br />セルゲイ・ランド<br />ウラジミール・モロゾフ<br />イゴール・ペトレンコ<br />レフ・ロジン
| 編集 = ダニエリウス・コカナウキス
| 制作会社 =
| 製作会社 = Atoms & Void<br />(サポート: Cinematek)
| 配給 =
| 公開 = 2015年<br />(日本: 2023年)
| 上映時間 = 74分<br />(日本: 予告編なし70分)
| 製作国 = ベルギー<br />オランダ
| 言語 = ロシア語
| 製作費 =
| 興行収入 =
| 配給収入 =
| 前作 = Maidan
| 次作 = Austerlitz
}}
'''『新生ロシア1991』'''(しんせいロシア1991、ロシア語原題: {{lang|ru|Событие|}}; Sobytie、英題: {{lang|en|The Event}})は、[[ウクライナ]]の映画監督[[セルゲイ・ロズニツァ]]による2015年のドキュメンタリー映画。[[第72回ヴェネツィア国際映画祭]]出品<ref name=pia>“[https://lp.p.pia.jp/event/movie/264044/index.html 新生ロシア1991]”. [[ぴあ]]</ref>(コンペティション外)。[[トロント国際映画祭]]出品<ref>{{cite news|url=https://variety.com/2015/film/festivals/the-event-review-1201628035/|title=Film Review: ‘The Event’|author=Jay Weissberg|date=2015-10-31|publisher=[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety Magazine]]}}</ref>。[[ライプツィヒ]]国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭「{{lang|de|Leipziger Ring}}」受賞<ref>“[https://www.dok-leipzig.de/en/film/20152489/event The Event]”. [[:en:Dok Leipzig|Dok Leipzig]]</ref>。
1991年の[[ソ連8月クーデター]]当時、「ドキュメンタリー映画スタジオ」([[:en:Lendoc|Lendoc]])のカメラマン8人が[[レニングラード]](サンクトペテルブルグ)の市中を撮影し、その記録映像を使用してセルゲイ・ロズニツァ監督は映画を構成した<ref name=pia />。[[ミハイル・ゴルバチョフ]]政権はソ連の民主化を進めていた。それを阻止しようとするソ連政府内の保守派がソ連軍まで引き連れたクーデターに、民衆らが抵抗する姿が映し出されている。セルゲイ・ロズニツァは当時、キーウ(キエフ)で映画監督を志し、事件を注視していた。科学研究者であったセルゲイ・ロズニツァは後に「ドキュメンタリー映画スタジオ」に所属した。
[[チャイコフスキー]]の「[[白鳥の湖]]」が映画の中で繰り返し流される。当時ソ連のテレビは{{efn|クーデター勢力によって情報統制されていた。}}実際このクーデターのニュースの代わりに「白鳥の湖」を放送した<ref name=mainichi>{{cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20211209/k00/00m/030/020000c|title=ソ連崩壊30年・現場の記憶 「白鳥の湖」を映すテレビ 「何かが起きた!」と感じた91年夏|date=2021-12-12|publisher=[[毎日新聞]]}}</ref>。民衆はミハイル・ゴルバチョフが死んだのだろうと噂した。ソ連のテレビは重大事件が発生すると「白鳥の湖」を流すことが習慣となっていた<ref name=mainichi />。これまでに1982年[[レオニード・ブレジネフ]]の死、1984年[[ユーリ・アンドロポフ]]の死、1985年[[コンスタンティン・チェルネンコ]]の死に際して「白鳥の湖」は放送された。この映画は2014年に起きた[[ウクライナ紛争 (2014年-)|ウクライナ紛争]]のただ中という国際政治情勢で2015年9月のヴェネツィア国際映画祭[[初演|プレミア]]上映に至った。日本では[[2022年ロシアのウクライナ侵攻]]開始後の2023年1月21日公開{{efn|日本では2022年にセルゲイ・ロズニツァ監督作品『[[ドンバス (映画)|ドンバス]]』、『[[バビ・ヤール#文学と音楽、映画|バビ・ヤール]]』、『[[ヴィータウタス・ランズベルギス|ミスター・ランズベルギス]]』の3作品が公開されていた。}}。ミハイル・ゴルバチョフは2022年8月30日に永眠した。
== 映像に登場する人物 ==
* [[アナトリー・サプチャーク]] - クーデターへの抵抗を訴える改革派のレニングラード市長。
* [[ウラジーミル・プーチン]] - アナトリー・サプチャーク市長の側近。
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{notelist}}
=== 出典 ===
{{reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://www.sunny-film.com/theevent サニーフィルム配給『新生ロシア1991』公式サイト]
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:しんせいろしあ1991}}
[[Category:2015年の映画]]
[[Category:ドキュメンタリー映画]]
[[Category:白黒映画]]
[[Category:合作映画]]
[[Category:ロシア語の映画]]
[[Category:ベルギーのドキュメンタリー映画]]
[[Category:オランダの映画作品]]
[[Category:ソ連8月クーデター]] | 2023-12-09T15:54:12Z | 2023-12-11T13:58:33Z | false | false | false | [
"Template:Efn",
"Template:Notelist",
"Template:Reflist",
"Template:Cite news",
"Template:Normdaten",
"Template:Infobox Film",
"Template:Lang"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%94%9F%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A21991 |
4,864,474 | ピダーソン和紀 | ピダーソン 和紀(ピダーソン かずき、2000年7月24日 - )は、日本のプロ野球選手(投手)。右投右打。
カナダ人の父と日本人の母の間に東京都で生まれる。妹が1人いる。小学生低学年から野球を始め、小学2年生時に熊本県熊本市へ転居し、熊本市立託麻原小学校に通った。
熊本市立湖東中学校から鎮西高等学校へ進学したが、1年生の春に右手首腱鞘炎、夏には右肩痛に見舞われた。環境を変えるために、自ら連絡して北海道のクラーク記念国際高校に転校した。転校から1年は規程により公式戦に出場できず、その間は体力作りに専念した。3年生時には球速145km/hを記録した。
その後、長崎国際大学に進学し、野球を続けた。大学時代には2022年(4年生時)に、福岡ソフトバンクホークス二軍との交流戦を行う九州地区大学野球連盟選抜チームのメンバーに選ばれた。
2023年に四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツへ入団。4月1日にホーム開幕投手としてプロ初登板した。同年は先発を中心に起用され、14試合の登板で4勝3敗、防御率2.55の成績だった。愛媛が出場したリーグチャンピオンシップやグランドチャンピオンシップでの登板機会はなかったが、シーズン終了後に開催されたみやざきフェニックス・リーグのリーグ選抜選手に選ばれた。
『週刊ベースボール』の選手紹介では、ストレート、カットボール、スライダー、ツーシームといった球種を投げると記されている。大学時代は140km/h台中盤のストレートを軸に投球を組み立てていた。
出典はリーグのデータサイト。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ピダーソン 和紀(ピダーソン かずき、2000年7月24日 - )は、日本のプロ野球選手(投手)。右投右打。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "カナダ人の父と日本人の母の間に東京都で生まれる。妹が1人いる。小学生低学年から野球を始め、小学2年生時に熊本県熊本市へ転居し、熊本市立託麻原小学校に通った。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "熊本市立湖東中学校から鎮西高等学校へ進学したが、1年生の春に右手首腱鞘炎、夏には右肩痛に見舞われた。環境を変えるために、自ら連絡して北海道のクラーク記念国際高校に転校した。転校から1年は規程により公式戦に出場できず、その間は体力作りに専念した。3年生時には球速145km/hを記録した。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "その後、長崎国際大学に進学し、野球を続けた。大学時代には2022年(4年生時)に、福岡ソフトバンクホークス二軍との交流戦を行う九州地区大学野球連盟選抜チームのメンバーに選ばれた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2023年に四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツへ入団。4月1日にホーム開幕投手としてプロ初登板した。同年は先発を中心に起用され、14試合の登板で4勝3敗、防御率2.55の成績だった。愛媛が出場したリーグチャンピオンシップやグランドチャンピオンシップでの登板機会はなかったが、シーズン終了後に開催されたみやざきフェニックス・リーグのリーグ選抜選手に選ばれた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "『週刊ベースボール』の選手紹介では、ストレート、カットボール、スライダー、ツーシームといった球種を投げると記されている。大学時代は140km/h台中盤のストレートを軸に投球を組み立てていた。",
"title": "選手としての特徴"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "出典はリーグのデータサイト。",
"title": "詳細情報"
}
] | ピダーソン 和紀は、日本のプロ野球選手(投手)。右投右打。 | {{特筆性|人物|date=2023-12}}
{{Infobox baseball player
| 選手名 = ピダーソン 和紀
| 本名 =
| 英語表記 =
| 所属球団 = 愛媛マンダリンパイレーツ
| 役職 =
| 背番号 = 16
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 国籍 = {{JPN}}
| 出身地 = [[東京都]]
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|2000|7|24}}
<!-- 亡くなった場合はこちらを使用。{{生年月日と年齢|生年|月|日|no}} -->
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|生年|月|日|没年|月|日}} -->
| 身長 = 184
| 体重 = 88
| 利き腕 = 右
| 打席 = 右
| 守備位置 = [[投手]]
| プロ入り年度 =
| ドラフト順位 =
| 初出場 =
| 最終出場 =
| 年俸 =
| 経歴 =
* [[鎮西高等学校]](中退)
* [[クラーク記念国際高等学校]]
* [[長崎国際大学]]
* [[愛媛マンダリンパイレーツ]](2023 - )
| 派遣歴 =
| 経歴補足題 =
| 経歴補足 =
| 代表チーム =
| 五輪 =
| WBC =
| プレミア12 =
| 選出国 =
| 選出年 =
| 得票率 =
| 選出方法 =
}}
'''ピダーソン 和紀'''(ピダーソン かずき、[[2000年]][[7月24日]] - )は、[[日本]]の[[プロ野球選手]]([[投手]])<ref name=":0">[https://note.com/mappy_e/n/nf6c5e71f45af VOL1. 投手 ピダーソン和紀(ぴだーそん かずき)背番号16・新入団 1月に最速152㌔を記録 高校時代の挫折乗り越えNPB目指す!] - 愛媛マンダリンパイレーツ公式[[note (配信サイト)|note]](2023年4月3日)2023年12月15日閲覧。</ref>。右投右打。
== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
[[カナダ人]]の父と[[日本人]]の母の間に[[東京都]]で生まれる<ref name=":0" />。妹が1人いる<ref name=":0" />。小学生低学年から[[野球]]を始め、小学2年生時に[[熊本県]][[熊本市]]へ転居し、[[熊本市立託麻原小学校]]に通った<ref name=":0" /><ref name="shochi">{{Cite news|url=https://hochi.news/articles/20180625-OHT1T50192.html?page=1|title=【北北海道】クラークの145キロ右腕・ピダーソンにスカウト熱視線|newspaper=[[スポーツ報知]]|date=2018-06-26|accessdate=2023-12-15}}</ref>{{Efn|野球を始めた時期について、愛媛マンダリンパイレーツ公式noteは「小学1年生」<ref name=":0" />、2018年のスポーツ報知記事は熊本市転居後の小学2年生時に少年野球チーム・託麻フェニックスに加入したときとしている<ref name="shochi"/>。}}。
[[熊本市立湖東中学校]]から[[鎮西高等学校]]へ進学したが、1年生の春に右手首腱鞘炎、夏には右肩痛に見舞われた<ref name="shochi"/>。環境を変えるために、自ら連絡して[[北海道]]の[[クラーク記念国際高等学校|クラーク記念国際高校]]に転校した<ref name=":0" /><ref name="shochi"/>。転校から1年は規程により公式戦に出場できず、その間は体力作りに専念した<ref name=":0" /><ref name="shochi"/>。3年生時には球速145km/hを記録した<ref name="shochi"/>。
その後、[[長崎国際大学]]に進学し、野球を続けた<ref name=":0" />。大学時代には2022年(4年生時)に、[[福岡ソフトバンクホークス (ファーム)|福岡ソフトバンクホークス二軍]]との交流戦を行う[[九州地区大学野球連盟]]選抜チームのメンバーに選ばれた<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kubu.jp/topics/index.php?165897720915808|title=福岡ソフトバンクホークス(2軍)との交流戦開催について (九州地区大学野球連盟創立70周年記念行事)※8/12選抜選手更新|publisher=九州地区大学野球連盟|accessdate=2023-12-16}}</ref>。
=== 愛媛時代 ===
{{by|2023年}}に[[四国アイランドリーグplus]]の[[愛媛マンダリンパイレーツ]]へ入団<ref name=":0" />。4月1日にホーム開幕投手としてプロ初登板した<ref name="llds"/>。同年は[[先発投手|先発]]を中心に起用され、14試合の登板で4勝3敗、防御率2.55の成績だった<ref name="llds"/>。愛媛が出場したリーグチャンピオンシップや[[2023年のグランドチャンピオンシップ (独立リーグ)|グランドチャンピオンシップ]]での登板機会はなかったが<ref>[https://www.iblj.co.jp/game/18173/ トリドール杯チャンピオンシップ 9/22徳島IS-愛媛MP] - 四国アイランドリーグplus</ref><ref>[https://www.iblj.co.jp/game/18427/ 2023年シーズン・グランドチャンピオンシップ 9/29愛媛MP-石狩] - 四国アイランドリーグplus</ref><ref>[https://www.iblj.co.jp/game/18436/ 2023年シーズン・グランドチャンピオンシップ 9/30愛媛MP-熊本] - 四国アイランドリーグplus</ref>、シーズン終了後に開催された[[みやざきフェニックス・リーグ]]のリーグ選抜選手に選ばれた<ref>[https://www.iblj.co.jp/news/18453/ 第20回みやざきフェニックス・リーグ出場メンバー決定のお知らせ] - 四国アイランドリーグplusSニュースリリース(2023年10月4日)2023年12月15日閲覧。</ref>。
== 選手としての特徴 ==
『[[週刊ベースボール]]』の選手紹介では、[[速球|ストレート]]、[[カット・ファスト・ボール|カットボール]]、[[スライダー (球種)|スライダー]]、ツーシームといった球種を投げると記されている<ref>[https://sp.baseball.findfriends.jp/player/%E3%83%94%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%92%8C%E7%B4%80/ ピダーソン和紀] - 週刊ベースボールONLINE</ref>。大学時代は140km/h台中盤のストレートを軸に投球を組み立てていた<ref>{{Cite news|和書|title=長崎国際大、悲願のVへ 北部九州大学野球 9日開幕|newspaper=長崎新聞|date=2022-04-04|url=https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=883540947286982656|accessdate=2023-12-16}}</ref>。
== 詳細情報 ==
=== 独立リーグでの投手成績 ===
出典はリーグのデータサイト<ref name="llds">[https://data.iblj.co.jp/players/2109970/2023 ピダーソン和紀] - 四国アイランドリーグplusデータサイト</ref>。
{| {{投手成績|リーグ=四国アイランドリーグplus}}
|-
|rowspan="1" style="text-align: center;"|{{by2|2023}}
|rowspan="1" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[愛媛マンダリンパイレーツ|愛媛]]
|14||12||0||0||0||4||3||0||1||.571||258||60.0||47||0||34||-||3||57||1||1||22||17||2.55||1.35
|-
!colspan="2"|通算:1年
|14||12||0||0||0||4||3||0||1||.571||258||60.0||47||0||34||-||3||57||1||1||22||17||2.55||1.35
|}
* 2023年度シーズン終了時
=== 背番号 ===
* '''16''' (2023年 - )
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [http://www.m-pirates.jp/team/profile/entry/021518.php ピダーソン和紀] - 愛媛マンダリンパイレーツ
{{愛媛マンダリンパイレーツ}}
{{DEFAULTSORT:ひたあそんかすき}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:カナダ系日本人のスポーツ選手]]
[[Category:愛媛マンダリンパイレーツの選手]]
[[Category:長崎国際大学出身の人物]]
[[Category:九州地区大学野球連盟の選手]]
[[Category:クラーク記念国際高等学校出身の人物]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:熊本市出身の人物]]
[[Category:熊本県出身のスポーツ選手]]
[[Category:2000年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T16:17:07Z | 2023-12-26T03:45:33Z | false | false | false | [
"Template:特筆性",
"Template:By",
"Template:Reflist",
"Template:愛媛マンダリンパイレーツ",
"Template:Cite web",
"Template:Infobox baseball player",
"Template:Efn",
"Template:投手成績",
"Template:By2",
"Template:Notelist",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%92%8C%E7%B4%80 |
4,864,480 | Gold 〜また逢う日まで〜 | 「Gold ~また逢う日まで~」(ゴールド 〜またあうひまで〜)は、2023年7月28日に配信限定シングルとしてリリースされた宇多田ヒカルの楽曲。2023年公開の映画「キングダム 運命の炎 」の主題歌として起用された。「One Last Kiss」・「君に夢中」に続く3作目のA.G. Cookとの共作になった。
宇多田ヒカルが2023年公開の映画キングダム最新作「キングダム 運命の炎」の主題歌を担当することが、同年の6月2日に発表された。曲名に加え、今回の楽曲に対して「幸福とはなにかの歌ができました。」とコメントを残した。同年7月8日には、東宝MOVIEチャンネルにて1コーラスが解禁され、7月12日にはロンドンで撮影されたジャケット写真公開と同時にプレオーダーキャンペーンがスタートした。発売後の8月9日には自身の公式YouTubeチャンネルにてMVの一部をショート動画に投稿し、8月11日にはフル公開をされた。
今回はメディア露出が増え、NHK民放で3番組に・雑誌「ELLE」の中国版にて表紙を飾った。
また杏の公式YouTubeチャンネルに初登場し「餃子を作る」動画が投稿された。今回の企画は宇多田本人の逆オファーだったという。動画内にて試写会をした際、同行していた宇多田の息子は初めて映画を見て泣いたというエピソードなどを語った。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "「Gold ~また逢う日まで~」(ゴールド 〜またあうひまで〜)は、2023年7月28日に配信限定シングルとしてリリースされた宇多田ヒカルの楽曲。2023年公開の映画「キングダム 運命の炎 」の主題歌として起用された。「One Last Kiss」・「君に夢中」に続く3作目のA.G. Cookとの共作になった。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "宇多田ヒカルが2023年公開の映画キングダム最新作「キングダム 運命の炎」の主題歌を担当することが、同年の6月2日に発表された。曲名に加え、今回の楽曲に対して「幸福とはなにかの歌ができました。」とコメントを残した。同年7月8日には、東宝MOVIEチャンネルにて1コーラスが解禁され、7月12日にはロンドンで撮影されたジャケット写真公開と同時にプレオーダーキャンペーンがスタートした。発売後の8月9日には自身の公式YouTubeチャンネルにてMVの一部をショート動画に投稿し、8月11日にはフル公開をされた。",
"title": "背景"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "今回はメディア露出が増え、NHK民放で3番組に・雑誌「ELLE」の中国版にて表紙を飾った。",
"title": "背景"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "また杏の公式YouTubeチャンネルに初登場し「餃子を作る」動画が投稿された。今回の企画は宇多田本人の逆オファーだったという。動画内にて試写会をした際、同行していた宇多田の息子は初めて映画を見て泣いたというエピソードなどを語った。",
"title": "背景"
}
] | 「Gold ~また逢う日まで~」は、2023年7月28日に配信限定シングルとしてリリースされた宇多田ヒカルの楽曲。2023年公開の映画「キングダム 運命の炎 」の主題歌として起用された。「One Last Kiss」・「君に夢中」に続く3作目のA.G. Cookとの共作になった。 | {{Infobox Song
| Name = Gold 〜また逢う日まで〜
| Artist = [[宇多田ヒカル]]
| Type = [[音楽配信|配信限定シングル]]
| Album =
| Released = [[2023年]][[7月28日]]
| Format = [[音楽配信]]
| Genre = [[J-POP]]
| Length = 4分14秒
| Label = [[エピックレコードジャパン]]
| Writer = 宇多田ヒカル
| Composer = 宇多田ヒカル
| Producer = 宇多田ヒカル
[[A.G. Cook]]
| Chart position = '''[[Billboard Japan]]'''
*週間10位 ([[Billboard Japan Hot 100|HOT 100]])
*週間4位 ([[Billboard Japan Download Songs|Download Songs]])
| Misc = {{Extra chronology 2
| Artist = 宇多田ヒカル
| Type = single
| Last single = [[君に夢中]]<br>(2021年)
| This single = '''Gold ~また逢う日まで'''<br>(2021年)
| Next single =
}}
{{external music video|{{YouTube|u-8R5n54toE|「Gold ~また逢う日まで~」}}}}
}}
「'''Gold ~また逢う日まで~'''」(ゴールド 〜またあうひまで〜)は、[[2023年]][[7月28日]]に[[音楽配信|配信限定]]シングルとしてリリースされた[[宇多田ヒカル]]の楽曲。
2023年公開の[[映画]]「[[キングダム 運命の炎]] 」の主題歌として起用された。「[[One Last Kiss]]」・「[[君に夢中]]」に続く3作目の[[A・G・クック|A.G. Cook]]との共作になった。
== 背景 ==
宇多田ヒカルが2023年公開の映画キングダム最新作「キングダム 運命の炎」の主題歌を担当することが、同年の6月2日に発表された<ref>{{Cite web |title=宇多田ヒカルの新曲が映画『キングダム 運命の炎』主題歌に「幸福とはなにかの歌ができました」 |url=https://bezzy.jp/2023/06/26635/ |website=Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア |access-date=2023-12-09}}</ref>。曲名に加え、今回の楽曲に対して「幸福とはなにかの歌ができました。」とコメントを残した<ref>{{Cite web |title=宇多田ヒカルの新曲が映画『キングダム 運命の炎』主題歌に「幸福とはなにかの歌ができました」 |url=https://bezzy.jp/2023/06/26635/ |website=Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア |access-date=2023-12-09}}</ref>。同年7月8日には、[https://www.youtube.com/@OfficialTohoMovie 東宝MOVIEチャンネル]にて1コーラスが解禁され、7月12日にはロンドンで撮影されたジャケット写真公開と同時にプレオーダーキャンペーンがスタートした。発売後の8月9日には自身の公式[[YouTube]]チャンネルにてMVの一部をショート動画に投稿し、8月11日にはフル公開をされた。
今回はメディア露出が増え、[[NHK]][[民間放送|民放]]で3番組に・雑誌「[[ELLE (雑誌)|ELLE]]」の中国版にて表紙を飾った。
また[[杏]]の公式YouTubeチャンネルに初登場し「餃子を作る」動画が投稿された。今回の企画は宇多田本人の逆オファーだったという。動画内にて試写会をした際、同行していた宇多田の息子は初めて映画を見て泣いたというエピソードなどを語った<ref>{{Citation|title=宇多田ヒカルさんと餃子を作りました【Homemade gyoza with Hikaru Utada】|url=https://www.youtube.com/watch?v=hsPghlQkLVs|language=ja-JP|access-date=2023-12-09}}</ref>。
== 脚主 ==
{{Reflist}}
{{宇多田ヒカル}}
{{デフォルトソート:こおるとまたあうひまて}}
[[Category:楽曲 こ|おるとまたあうひまて]]
[[Category:宇多田ヒカルの楽曲]]
[[Category:21世紀の日本の音楽]]
[[Category:2023年のシングル]]
[[Category:日本映画の主題歌]] | 2023-12-09T16:51:32Z | 2023-12-24T04:52:12Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:Citation",
"Template:宇多田ヒカル",
"Template:Infobox Song",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Gold_%E3%80%9C%E3%81%BE%E3%81%9F%E9%80%A2%E3%81%86%E6%97%A5%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%9C |
4,864,481 | きゅうくらりん | きゅうくらりん(Kyu-kurarin)は、いよわ feat. 可不による楽曲である。2021年8月29日にYouTubeおよびニコニコ動画に投稿され、同年9月4日に各種音楽配信サービスにてリリースされた。2021年12月22日には、アルバム『わたしのヘリテージ』に収録された。
作詞、作曲、編曲、イラスト、動画すべてをいよわが制作しており、可不に歌唱させた楽曲である。シンセサイザーのリバースサウンドが特徴的で、可愛さのある曲調の中に深い物語性が込められている。ミュージックビデオに登場する少女は「くらりちゃん」であり、髪型は内巻きで寝グセ気味、右側にリボン型、左側に花型のピンクの髪留めを3つずつ留めている。
いよわ本人によると、無自覚ながらナムコオリジナル「そつおめしき」の影響も受けている。
2021年9月5日にはニコニコ動画で殿堂入りを果たした。また、2022年6月19日までには1000万再生を突破し、2023年12月現在4700万再生を上回っている。2023年8月23日に公開されたBillboard JAPAN「ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20」では、首位を獲得した。
歌詞の内容については、ほかのいよわの楽曲と同様、ファンにより様々に考察されている。
MADムービーなどの二次創作も多数制作されており、Minecraft の音ブロックを用いて本楽曲を再現した2021年11月11日のYouTube動画「音ブロックで 『きゅうくらりん』」や、2022年3月3日にYouTube上で公開されたリズム天国MAD動画『きゅうくらりん / いよわ feat.可不 【リズム天国MAD】 』については、いよわ本人も言及している。2023年2月19日にニコニコ動画にアップロードされた水咲(みさき)による動画『Winくらりん.exe』は、本楽曲のミュージックビデオを Windows 上の実行ファイルで再現したもので、反響を呼んだ。
2022年8月17日に配信リリースされた超学生によるカバーのように、多くの「歌ってみた」動画が公開され、100万再生を上回るものも数多い。他のボーカロイドやVOICEROIDを用いたカバーも多数見られ、ハチナナの調声によるついなちゃんのカバーなどがある。
2023年1月12日にはチュウニズムに実装された。同年7月3日にはリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に収録された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "きゅうくらりん(Kyu-kurarin)は、いよわ feat. 可不による楽曲である。2021年8月29日にYouTubeおよびニコニコ動画に投稿され、同年9月4日に各種音楽配信サービスにてリリースされた。2021年12月22日には、アルバム『わたしのヘリテージ』に収録された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "作詞、作曲、編曲、イラスト、動画すべてをいよわが制作しており、可不に歌唱させた楽曲である。シンセサイザーのリバースサウンドが特徴的で、可愛さのある曲調の中に深い物語性が込められている。ミュージックビデオに登場する少女は「くらりちゃん」であり、髪型は内巻きで寝グセ気味、右側にリボン型、左側に花型のピンクの髪留めを3つずつ留めている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "いよわ本人によると、無自覚ながらナムコオリジナル「そつおめしき」の影響も受けている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "2021年9月5日にはニコニコ動画で殿堂入りを果たした。また、2022年6月19日までには1000万再生を突破し、2023年12月現在4700万再生を上回っている。2023年8月23日に公開されたBillboard JAPAN「ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20」では、首位を獲得した。",
"title": "影響"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "歌詞の内容については、ほかのいよわの楽曲と同様、ファンにより様々に考察されている。",
"title": "影響"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "MADムービーなどの二次創作も多数制作されており、Minecraft の音ブロックを用いて本楽曲を再現した2021年11月11日のYouTube動画「音ブロックで 『きゅうくらりん』」や、2022年3月3日にYouTube上で公開されたリズム天国MAD動画『きゅうくらりん / いよわ feat.可不 【リズム天国MAD】 』については、いよわ本人も言及している。2023年2月19日にニコニコ動画にアップロードされた水咲(みさき)による動画『Winくらりん.exe』は、本楽曲のミュージックビデオを Windows 上の実行ファイルで再現したもので、反響を呼んだ。",
"title": "影響"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2022年8月17日に配信リリースされた超学生によるカバーのように、多くの「歌ってみた」動画が公開され、100万再生を上回るものも数多い。他のボーカロイドやVOICEROIDを用いたカバーも多数見られ、ハチナナの調声によるついなちゃんのカバーなどがある。",
"title": "影響"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "2023年1月12日にはチュウニズムに実装された。同年7月3日にはリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に収録された。",
"title": "影響"
}
] | きゅうくらりん(Kyu-kurarin)は、いよわ feat. 可不による楽曲である。2021年8月29日にYouTubeおよびニコニコ動画に投稿され、同年9月4日に各種音楽配信サービスにてリリースされた。2021年12月22日には、アルバム『わたしのヘリテージ』に収録された。 | {{Infobox Single
|Name=きゅうくらりん
|Artist=[[いよわ]] feat. [[可不]]
|Album=[[わたしのヘリテージ]]
|Released={{Start date|2021|9|4}}
|Format=[[音楽配信]]
|Genre=[[J-POP]]
|Length=3分37秒
|Label=[[Igusuri Records]]
|Writer=[[いよわ]]
|Producer=
|Certification=
|Chart position=
|Chronology=[[いよわ]]のシングル
|Last single=[[あだぽしゃ]]<br />(2021年)
|This single='''きゅうくらりん'''<br />(2021年)
|Next single={{nobr|[[われらはハレ]]}}<br />(2021年)
|Misc={{Extra track listing
| Album = [[わたしのヘリテージ]]
| Type = single
| prev_track = [[うらぽしゃ]]
| prev_no = 8
| this_track = '''きゅうくらりん'''
| track_no = 9
| next_track = [[灰色の靴]]
| next_no = 10
}}
}}
'''きゅうくらりん'''(Kyu-kurarin)は、[[いよわ]] feat. [[可不]]による楽曲である<ref name="YouTube">{{Cite web|和書|author=いよわ/ iyowa|url=https://www.youtube.com/watch?v=2b1IexhKPz4|title=きゅうくらりん / いよわ feat.可不(Kyu-kurarin / Iyowa feat.Kafu)|website=YouTube|date=2021-08-29|accessdate=2023-12-10}}</ref><ref name="nicovideo">{{Cite web|和書|author=いよわ|url=https://www.nicovideo.jp/watch/sm39257413|title=きゅうくらりん / いよわ feat.可不|website=ニコニコ動画|date=2021-08-29|accessdate=2023-12-10}}</ref>。[[2021年]][[8月29日]]に[[YouTube]]および[[ニコニコ動画]]に投稿され<ref name="YouTube"/><ref name="nicovideo"/><ref name="Billboard">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/129059/2|title=【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”いよわ『きゅうくらりん』が首位、「カゲロウデイズの日」の影響で じん『カゲロウデイズ』が2位に|website=Billboard JAPAN|date=2023-08-23|accessdate=2023-12-10}}</ref>、同年[[9月4日]]に各種音楽配信サービスにてリリースされた<ref>{{Cite web|和書|url=https://music.tower.jp/album/detail/1018430487|title=いよわ『きゅうくらりん』|website=TOWER RECORDS MUSIC|date=2021-09-04|accessdate=2023-12-10}}</ref>。2021年[[12月22日]]には、アルバム『[[わたしのヘリテージ]]』に収録された<ref>{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/item/5271140|title=いよわ_わたしのヘリテージ|website=TOWER RECORDS|date=2021-12-22|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 概要 ==
{{external media
| align = right
| width = 250px
| image1 = [https://pbs.twimg.com/media/E-CrJkMVgAkHGEd?format=jpg&name=large くらりちゃん]<br />[[いよわ]] [@igusuri_please]([[Twitter]])
}}
作詞、作曲、編曲、イラスト、動画すべてを[[いよわ]]が制作しており、[[可不]]に歌唱させた楽曲である<ref name="YouTube"/><ref name="nicovideo"/>。[[シンセサイザー]]の[[リバースサウンド]]が特徴的で、可愛さのある曲調の中に深い物語性が込められている<ref name="niconews231010">{{Cite web|和書|author=DAiZY・杏藤心娃|url=https://originalnews.nico/437309|title=SUMMER SONIC出演 DAiZY・杏藤心娃(ここぴょん)の“推し活”! 「きゅうくらりん」「寝起きヤシの木」など推しボカロ曲&オタ活をとことん語る|website=ニコニコニュース|date=2023-10-10|accessdate=2023-12-10}}</ref>。[[ミュージックビデオ]]に登場する少女は「くらりちゃん」であり、髪型は内巻きで寝グセ気味、右側にリボン型、左側に花型のピンクの髪留めを3つずつ留めている<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1432332867208548357|title=かわいいね|date=2021-08-30|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
いよわ本人によると、無自覚ながら[[太鼓の達人|ナムコオリジナル]]「[[そつおめしき]]」の影響も受けている<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1439986295892111365|title=言われて気づいたけどきゅうくらりん結構そつおめしきの影響受けてんな ナムコオリジナルを浴びて育ったのが滲み出てるかもしれん|date=2021-09-21|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 影響 ==
2021年9月5日にはニコニコ動画で殿堂入りを果たした<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1434382118935662605|title=きゅうくらりん、殿堂入りした(はっや…⁉️)ありがとうございます これからもたくさん聴いてもらえたら嬉しい! https://nico.ms/sm39257413|date=2021-09-05|accessdate=2023-12-10}}</ref>{{Efn|「VOCALOID殿堂入り」とは、再生数が10万以上のVOCALOID曲を指す<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.nicovideo.jp/watch/nw8592140 |title=ニコニコで100万回以上再生されたボカロ動画を大公開!2007年-2020年を年代別に約700曲をリストアップ |website=[[ニコニコニュース]] |date=2020-12-07 |accessdate=2023-12-14}}</ref>。}}。また、2022年6月19日までには1000万再生を突破し<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1538431392970842112|title=きゅうくらりんYouTube1000万再生ありがとうございます!https://youtu.be/2b1IexhKPz4 嬉しい通り越してビックリ… これからも大切に聴いてあげてください|date=2022-06-19|accessdate=2023-12-10}}</ref>、2023年12月現在4700万再生を上回っている。2023年8月23日に公開された[[Billboard JAPAN]]「ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20」では、首位を獲得した<ref name="Billboard"/>。
歌詞の内容については、ほかのいよわの楽曲と同様、ファンにより様々に考察されている<ref name="niconews230626">{{Cite web|和書|author=小鳥遊るい|url=https://originalnews.nico/425648|title=#ババババンビ・小鳥遊るいの“かわいい”エネルギーを補充!「バスルームガーデン」から「きゅうくらりん」まで、新旧多彩なお気に入りボカロ曲|website=ニコニコニュース|date=2023-06-26|accessdate=2023-12-10}}</ref>{{Efn|元ネタとなったのが「[[ドキドキ文芸部!]]」であるという考察もある<ref name="niconews230626"/>。}}。
[[MADムービー]]などの二次創作も多数制作されており、[[Minecraft]] の音ブロックを用いて本楽曲を再現した2021年11月11日のYouTube動画「音ブロックで 『きゅうくらりん』」<ref>{{Cite web|和書|author=키미트 Kimit|url=https://www.youtube.com/watch?v=1rpLNLn8FDM|title=音ブロックで 『きゅうくらりん』|website=YouTube|date=2021-11-11|accessdate=2023-12-10}}</ref>や、2022年3月3日にYouTube上で公開された[[リズム天国]]MAD動画『きゅうくらりん / いよわ feat.可不 【リズム天国MAD】 』<ref>{{Cite web|和書|author=Near / にあ|url=https://www.youtube.com/watch?v=mWCy1tpFCVI|title=きゅうくらりん / いよわ feat.可不 【リズム天国MAD】 |website=YouTube|date=2022-03-03|accessdate=2023-12-12}}</ref>については、いよわ本人も言及している<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1462780441648242692|title=音ブロックで 『きゅうくらりん』 https://youtu.be/1rpLNLn8FDM @YouTubeより めっちゃすごい|date=2021-11-22|accessdate=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1501241454080843777|title=きゅうくらりん / いよわ feat.可不 【リズム天国MAD】 https://youtu.be/mWCy1tpFCVI @YouTubeより すごすぎる…|date=2022-03-09|accessdate=2023-12-12}}</ref>。2023年2月19日にニコニコ動画にアップロードされた水咲(みさき)による動画『Winくらりん.exe』は、本楽曲のミュージックビデオを [[Windows]] 上の[[実行ファイル]]で再現したもので、反響を呼んだ<ref>{{Cite web|和書|author=水咲(みさき)|url=https://www.nicovideo.jp/watch/sm41820938|title=Winくらりん.exe|website=ニコニコ動画|date=2023-02-19|accessdate=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=高橋ホイコ|url=https://news.nicovideo.jp/watch/nw12337427|title=Windowsで『きゅうくらりん』のMVを再現してみた! ウィンドウをプログラムで制御する手法に「ガチ??」「MADじゃない!?」と驚きの声|website=ニコニコニュース|date=2023-03-30|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
2022年8月17日に配信リリースされた[[超学生]]によるカバー<ref>{{Cite web|和書|author=SPICE編集部|url=https://spice.eplus.jp/articles/306841|title=超学生、ファンによる人気楽曲投票で選ばれた3曲を配信リリース 「さらにバリエーション豊かで幅広いセレクトになりました」|website=SPICE|date=2022-08-17|accessdate=2023-12-10}}</ref>のように、多くの「歌ってみた」動画が公開され、100万再生を上回るものも数多い<ref>{{Cite web|和書|author=[[壱百満天原サロメ]] / Hyakumantenbara Salome|url=https://www.youtube.com/watch?v=2His-fN0sFI|title=❤きゅうくらりん❤cover壱百満天原サロメ【ですわ~】|website=YouTube|date=2023-07-17|accessdate=2023-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=[[天宮こころ|天宮 こころ]] / Amamya Ch.|url=https://www.youtube.com/watch?v=6LXbazi_RHo|title=✦.* きゅうくらりん┊天宮こころ 〖 歌ってみた 〗|website=YouTube|date=2022-02-20|accessdate=2023-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Nakiri Ayame Ch. [[百鬼あやめ]]|url=https://www.youtube.com/watch?v=mySACB_aVAE|title=【歌ってみた】きゅうくらりん/ 百鬼あやめ cover|website=YouTube|date=2023-06-30|accessdate=2023-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=[[ナナヲアカリ]] OFFICIAL|url=https://www.youtube.com/watch?v=QMRDrG_4dic|title=きゅうくらりん 歌ってみた / ナナヲアカリ|website=YouTube|date=2023-07-17|accessdate=2023-12-12}}</ref>。他の[[ボーカロイド]]や[[VOICEROID]]を用いたカバーも多数見られ、ハチナナの調声による[[ついなちゃん]]のカバーなどがある<ref>{{Cite Tweet|author=いよわ|user=igusuri_please|number=1501192414681509891|title=【ついなちゃん】きゅうくらりん【カバー】 #sm40139257 #ニコニコ動画 https://nico.ms/sm40139257?ref=twitter_cap_off めっちゃかわいい〜良|date=2022-03-08|accessdate=2023-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=セブヶ崎詠人|url=https://www.nicovideo.jp/watch/sm40139257|title=【ついなちゃん】きゅうくらりん【カバー】|date=2022-03-07|accessdate=2023-12-12}}</ref>。
=== ゲームへの実装 ===
2023年1月12日には[[チュウニズム]]に実装された<ref>{{Cite tweet|author=チュウニズム公式|user=chunithm|number=1613008223644315649|title=【1/12(木) 楽曲追加!】1月12日(木)より、niconicoに2曲の人気楽曲「きゅうくらりん」「生きる」がチュウニズムに登場!さらに、先日のイロドリミドリ生放送で先行公開された、「MAIGAHARA パンチラインキッカーズ」も登場!https://info-chunithm.sega.jp/4051/|date=2023-01-11|accessdate=2023-12-10}}</ref>。同年7月3日にはリズムゲーム『[[プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク]]』に収録された<ref>{{Cite web|和書|author=株式会社セガ|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005170.000005397.html|title=『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』ナノウさん、一二三さん×40mPさんによる書き下ろし楽曲提供決定!|website=PR TIMES|date=2023-06-20|accessdate=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite Tweet|author=プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク【プロセカ】|user=pj_sekai|number=1670755880894341121|title=🎶楽曲追加情報✨ 『きゅうくらりん』を追加💿📺番組生配信中:https://youtu.be/sOx_BrMzQuU #プロセカ生放送|date=2023-06-19|accessdate=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://app.famitsu.com/20230703_2100749/|title=【プロセカ】新リズムゲーム楽曲『きゅうくらりん』(作詞・作曲:いよわ)実装!|date=2023-07-03|website=ファミ通App|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 外部リンク ==
* [https://www.youtube.com/watch?v=2b1IexhKPz4 きゅうくらりん / いよわ feat.可不(Kyu-kurarin / Iyowa feat.Kafu)] - [[YouTube]]
* [https://www.nicovideo.jp/watch/sm39257413 きゅうくらりん / いよわ feat.可不] - [[ニコニコ動画]]
{{DEFAULTSORT:きゆうくらりん}}
[[Category:楽曲 き|ゆうくらりん]]
[[Category:2021年の楽曲]]
[[Category:VOCALOIDを用いている楽曲]]<!-- 厳密には CeVIO であるが該当するカテゴリが作成されていないため便宜的に --> | 2023-12-09T16:55:41Z | 2023-12-23T09:23:44Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Notelist",
"Template:Reflist",
"Template:Cite Tweet",
"Template:Efn",
"Template:External media",
"Template:Cite web",
"Template:Cite tweet",
"Template:Infobox Single"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8A%E3%82%93 |
4,864,486 | 赤司初太郎 | 赤司 初太郎(あかし はつたろう、1874年1月7日 - 1944年2月12日)は、日本統治時代の台湾で活動した高知県出身の実業家である。
若年期に北海道で林業や水産業に携わった後、1895年、乙未戦争の際に陸軍軍属として台湾に渡った。1898年には雲林県斗六で雑貨店や旅館を経営し、1902年まで陸軍の御用商人を務めた後、様々な事業を展開した。赤司が携わった事業は、樟脳、鉱業、製糖業、酒造業、新聞業など様々であり、東邦炭鉱、満洲製糖、台湾パルプ、台湾合同鳳梨、東邦金属精錬、台湾苧麻、台湾鉄道、内外ビルデイング、大正製酒など17社の社長、日華紡織など13社の董事(取締役)を務めた。その他、斗六衛生組合長、斗六庁愛国婦人会顧問、斗六街市区建設委員、地方税委員、嘉義庁地方税委員、嘉義庁市敷地調査委員、南投農会名誉評議員、台北州協議会員、台北建築調査委員、台北市区政改正調査委員などの公職に就いた。
1940年、赤司は日本の東京発動機株式会社(現在のトーハツ)の第2代社長に就任した。就任後間もなく、同社は軍管理工場となり、当時の日本で小型ガソリンエンジンの開発を担当する唯一の軍需工場となった。
1944年2月12日、赤司は心臓病により東京都渋谷区の自宅で死去した。墓は多磨霊園にあり、長男の赤司大介とともに埋葬されている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "赤司 初太郎(あかし はつたろう、1874年1月7日 - 1944年2月12日)は、日本統治時代の台湾で活動した高知県出身の実業家である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "若年期に北海道で林業や水産業に携わった後、1895年、乙未戦争の際に陸軍軍属として台湾に渡った。1898年には雲林県斗六で雑貨店や旅館を経営し、1902年まで陸軍の御用商人を務めた後、様々な事業を展開した。赤司が携わった事業は、樟脳、鉱業、製糖業、酒造業、新聞業など様々であり、東邦炭鉱、満洲製糖、台湾パルプ、台湾合同鳳梨、東邦金属精錬、台湾苧麻、台湾鉄道、内外ビルデイング、大正製酒など17社の社長、日華紡織など13社の董事(取締役)を務めた。その他、斗六衛生組合長、斗六庁愛国婦人会顧問、斗六街市区建設委員、地方税委員、嘉義庁地方税委員、嘉義庁市敷地調査委員、南投農会名誉評議員、台北州協議会員、台北建築調査委員、台北市区政改正調査委員などの公職に就いた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1940年、赤司は日本の東京発動機株式会社(現在のトーハツ)の第2代社長に就任した。就任後間もなく、同社は軍管理工場となり、当時の日本で小型ガソリンエンジンの開発を担当する唯一の軍需工場となった。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1944年2月12日、赤司は心臓病により東京都渋谷区の自宅で死去した。墓は多磨霊園にあり、長男の赤司大介とともに埋葬されている。",
"title": null
}
] | 赤司 初太郎は、日本統治時代の台湾で活動した高知県出身の実業家である。 若年期に北海道で林業や水産業に携わった後、1895年、乙未戦争の際に陸軍軍属として台湾に渡った。1898年には雲林県斗六で雑貨店や旅館を経営し、1902年まで陸軍の御用商人を務めた後、様々な事業を展開した。赤司が携わった事業は、樟脳、鉱業、製糖業、酒造業、新聞業など様々であり、東邦炭鉱、満洲製糖、台湾パルプ、台湾合同鳳梨、東邦金属精錬、台湾苧麻、台湾鉄道、内外ビルデイング、大正製酒など17社の社長、日華紡織など13社の董事(取締役)を務めた。その他、斗六衛生組合長、斗六庁愛国婦人会顧問、斗六街市区建設委員、地方税委員、嘉義庁地方税委員、嘉義庁市敷地調査委員、南投農会名誉評議員、台北州協議会員、台北建築調査委員、台北市区政改正調査委員などの公職に就いた。 1940年、赤司は日本の東京発動機株式会社(現在のトーハツ)の第2代社長に就任した。就任後間もなく、同社は軍管理工場となり、当時の日本で小型ガソリンエンジンの開発を担当する唯一の軍需工場となった。 1944年2月12日、赤司は心臓病により東京都渋谷区の自宅で死去した。墓は多磨霊園にあり、長男の赤司大介とともに埋葬されている。 | [[File:Akashi Hatsutarō.jpg|thumb|赤司初太郎]]
'''赤司 初太郎'''(あかし はつたろう、[[1874年]][[1月7日]] - [[1944年]][[2月12日]])は、[[日本統治時代の台湾]]で活動した[[高知県]]出身の実業家である{{r|臺灣記憶}}{{r|歴史が眠る多磨霊園}}{{r|臺灣歷史辭典}}。
若年期に[[北海道]]で林業や水産業に携わった後、1895年、[[乙未戦争]]の際に陸軍軍属として[[台湾]]に渡った。1898年には[[雲林県]][[斗六市|斗六]]で雑貨店や旅館を経営し、1902年まで陸軍の御用商人を務めた後、様々な事業を展開した{{r|臺灣記憶}}{{r|臺灣歷史辭典}}。赤司が携わった事業は、樟脳、鉱業、製糖業、酒造業、新聞業など様々であり、東邦炭鉱、満洲製糖、台湾パルプ、台湾合同鳳梨、東邦金属精錬、台湾苧麻、台湾鉄道、内外ビルデイング、大正製酒など17社の社長、日華紡織など13社の董事(取締役)を務めた{{r|臺灣記憶}}。その他、斗六衛生組合長、斗六庁愛国婦人会顧問、斗六街市区建設委員、地方税委員、嘉義庁地方税委員、嘉義庁市敷地調査委員、南投農会名誉評議員、台北州協議会員、台北建築調査委員、台北市区政改正調査委員などの公職に就いた{{r|臺灣記憶}}。
1940年、赤司は日本の東京発動機株式会社(現在の[[トーハツ]])の第2代社長に就任した。就任後間もなく、同社は陸海軍の共同管理工場となり、当時の日本で小型ガソリンエンジンの開発を担当する唯一の軍需工場となった{{r|歴史が眠る多磨霊園}}。
1944年2月12日、赤司は[[心臓病]]により[[東京都]][[渋谷区]]の自宅で死去した<ref>{{cite news|script-title=ja:赤司初太郎氏|publisher= 《臺灣日日新報》|date= 1944-02-14}}</ref>。墓は[[多磨霊園]]にあり、長男の赤司大介とともに埋葬されている{{r|歴史が眠る多磨霊園}}。
== 参考文献 ==
* [[土師清二]]著『赤司初太郎伝』(1948年){{r|歴史が眠る多磨霊園}}
== 出典 ==
{{reflist|refs=
<ref name="臺灣記憶">{{cite web |url=http://memory.ncl.edu.tw/tm_cgi/hypage.cgi?HYPAGE=toolbox_figure_detail.hpg&project_id=&dtd_id=&subject_name=&subject_url=&xml_id=0000293681&who=%E8%B5%A4%E5%8F%B8%E5%88%9D%E5%A4%AA%E9%83%8E |language=zh-tw |title=赤司初太郎 |publisher=臺灣記憶 |accessdate=2011-09-12 |author=張子文 |archive-date=2016-03-04 |archive-url=https://web.archive.org/web/20160304112753/http://memory.ncl.edu.tw/tm_cgi/hypage.cgi?HYPAGE=toolbox_figure_detail.hpg&project_id=&dtd_id=&subject_name=&subject_url=&xml_id=0000293681&who=%E8%B5%A4%E5%8F%B8%E5%88%9D%E5%A4%AA%E9%83%8E |dead-url=no }}</ref>
<ref name="臺灣歷史辭典">{{cite web |url=http://nrch.cca.gov.tw/ccahome/website/site20/contents/007/cca220003-li-wpkbhisdict001282-0411-u.xml |language=zh-tw |title=《臺灣歷史辭典·赤司初太郎》 |publisher=遠流出版、行政院文建會 |accessdate=2011-09-12 |author=鍾淑敏 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060527115815/http://nrch.cca.gov.tw/ccahome/website/site20/contents/007/cca220003-li-wpkbhisdict001282-0411-u.xml |archivedate=2006-05-27 }}</ref>
<ref name="歴史が眠る多磨霊園">{{cite web|url=http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/A/akashi_ha.html | language=ja | title=赤司初太郎 |publisher=-{歴史が眠る多磨霊園}- |accessdate=2011-09-12 |author=小村大樹、guti }}</ref>
}}
{{デフォルトソート:あかし はつたろう}}
[[Category:1874年生]]
[[Category:1944年没]]
[[Category:高知県出身の人物]]
[[Category:日本統治時代の台湾の人物]]
[[Category:台湾の実業家]]
[[Category:日本の実業家]] | 2023-12-09T17:27:14Z | 2023-12-09T23:29:08Z | false | false | false | [
"Template:R",
"Template:Reflist",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%8F%B8%E5%88%9D%E5%A4%AA%E9%83%8E |
4,864,489 | Library of Ruina | 『Library of Ruina』(ライブラリーオブルイナ)は、2021年8月11日に大韓民国のスタジオProject Moonによって、制作、公開されたインディー・ストラテジー・RPGゲーム。同スタジオは正編として2018年にLobotomy Corporation、続編として2023年にLimbus Companyをリリースしている。
プレイヤーは、「招待状」を受け取った人物に「接待」という名の戦闘で勝利し本に変え、「全てのことが記されたたった一つの本」を手に入れるのが目的の「図書館」にて館長として「接待」においての味方である司書を操作し勝利するのが目的である。
「図書館」には階層があり、階層ごとに指定司書と呼ばれる階層の長が存在する。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『Library of Ruina』(ライブラリーオブルイナ)は、2021年8月11日に大韓民国のスタジオProject Moonによって、制作、公開されたインディー・ストラテジー・RPGゲーム。同スタジオは正編として2018年にLobotomy Corporation、続編として2023年にLimbus Companyをリリースしている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "プレイヤーは、「招待状」を受け取った人物に「接待」という名の戦闘で勝利し本に変え、「全てのことが記されたたった一つの本」を手に入れるのが目的の「図書館」にて館長として「接待」においての味方である司書を操作し勝利するのが目的である。",
"title": "概要 "
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "「図書館」には階層があり、階層ごとに指定司書と呼ばれる階層の長が存在する。",
"title": "登場人物 "
}
] | 『Library of Ruina』(ライブラリーオブルイナ)は、2021年8月11日に大韓民国のスタジオProject Moonによって、制作、公開されたインディー・ストラテジー・RPGゲーム。同スタジオは正編として2018年にLobotomy Corporation、続編として2023年にLimbus Companyをリリースしている。 | {{コンピュータゲーム
| Title = Library of Ruina
| image = <!-- 画像ファイル名(著作権に注意) -->
| caption = <!-- 画像ファイルのキャプション -->
| Genre = シミュレーションゲーム
| Plat = [[Xbox One]]・[[Microsoft Windows|Windows]]
| Dev = Project Moon
| Pub = <!-- 発売・運営メーカー -->
| distributor = <!-- 販売元 -->
| producer = <!-- 担当プロデューサー -->
| director = <!-- 担当ディレクター -->
| designer = <!-- 担当ゲームデザイナー -->
| writer = <!-- シナリオ担当スタッフ -->
| programmer = <!-- 担当プログラマー -->
| composer = <!-- 音楽担当スタッフ -->
| artist = <!-- 美術関係の主なスタッフ -->
| license = <!-- ソフトウェアライセンス(無料配布ゲームの場合のみ) -->
| series = <!-- ゲームシリーズ -->
| Ver = <!-- バージョン -->
| Play = <!-- プレイ人数 -->
| Media = <!-- ソフト媒体 -->
| discless = <!-- ディスクレス起動(PCゲームの場合のみ) -->
| activation = <!-- アクティベーション(PCゲームの場合のみ) -->
| Date = 2021年8月11日
| latest release version = <!-- 最新バージョン -->
| latest release date = <!-- 最新バージョンリリース日 -->
| latest preview version = <!-- 最新評価版 -->
| latest preview date = <!-- 最新評価版リリース日 -->
| Rating = <!-- 対象年齢(CEROレーティングなど) -->
| ContentsIcon = <!-- コンテンツアイコン -->
| Download content = <!-- ダウンロードコンテンツ -->
| Device = <!-- 使用可能デバイス -->
| Spec = <!-- 必要環境(PCゲームの場合のみ) -->
| Engine = <!-- 使用ゲームエンジン -->
| aspect ratio = <!-- 画面のアスペクト比 -->
| resolution = <!-- 画面の解像度 -->
| cabinet = <!-- アーケード筐体(アーケードゲームの場合のみ) -->
| Arcade system = <!-- システム基板(アーケードゲームの場合のみ) -->
| cpu = <!-- 使用CPU(アーケードゲームの場合のみ) -->
| sound = <!-- 使用サウンドハードウェア(アーケードゲームの場合のみ) -->
| display = <!-- 使用ディスプレイ(アーケードゲームの場合のみ) -->
| Sale = <!-- 出荷・販売本数 -->
| Lang = <!-- 対応言語 -->
| etc =
}}
『'''Library of Ruina'''』(ライブラリーオブルイナ)は、2021年8月11日に[[大韓民国]]の[[インディーゲーム]]スタジオProject Moonによって制作・公開されたゲームソフト
<ref>[https://store.steampowered.com/app/1256670/Library_Of_Ruina/?l=japanese Library of Ruina Steam販売サイト日本語版]</ref>。同スタジオが2018年に発売した『[[Lobotomy Corporation]]』と世界観を共有するスピンオフ作品。
== 概要 ==
プレイヤーは、「招待状」を受け取った人物に「接待」という名の戦闘で勝利し本に変え、「全てのことが記されたたった一つの本」を手に入れるのが目的の「図書館」にて館長として「接待」においての味方である司書を操作し勝利するのが目的である。
== 登場人物 ==
;ローラン
:本作の主人公である総記の階指定司書。図書館に迷い込みアンジェラからの拷問を受けた男性。
;アンジェラ
:図書館館長兼司書として「全てのことが記されたたった一つの本」を手に入れるために招待状を送っている人工知能<ref>[https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210811-171996/ 図書館バトルSLG『Library Of Ruina』Xbox/Steamなどに向けて正式リリース。ゲストを倒して本を集める、『Lobotomy Corporation』続編] - AVTOMATON</ref><ref> [https://www.famitsu.com/news/202105/03219794.html 『Library of Ruina』人を本に変える図書館の司書として戦うシミュレーション] - ファミ通.com</ref>。
=== 指定司書 ===
「図書館」には階層があり、階層ごとに指定司書と呼ばれる階層の長が存在する。
;マルクト
:歴史の階指定司書。前作『Lobotomy Corporation』でのコントロールチームのセフィラ。赤いカチューシャをつけた短髪の女性
;イェソド
:技術科学の階指定司書。前作での情報チームのセフィラ。紫色の髪で短髪の男性。
;ホド
:文学の階指定司書。前作での教育チームのセフィラ。茶髪の女性。
;ネツァク
:芸術の階指定司書。前作での安全チームのセフィラ。緑色の髪の男性。
;ティファレト
:自然科学の階指定司書。前作での中央本部部門のセフィラ。金髪のリボンをつけた女性。
;ゲプラー
:言語の階指定司書。前作での懲戒チームのセフィラ。赤髪の女性。
;ケセド
:社会科学の階指定司書。前作での福祉チームのセフィラ。青髪の男性。
;ビナー
:哲学の階指定司書。前作での抽出チームのセフィラ。黒髪の男性。
;ホクマー
:宗教の階指定司書。前作での記録チームセフィラ。白髪の年老いた男性。
== 世界観 ==
;Lobotomy Corporation
:前作の舞台。都市の17区に存在していた翼の一つだが、今作では崩壊し跡地に図書館が立っている。
;翼
:都市において最高峰の会社。A〜Z社まで有り、特異点と呼ばれる技術を保有することで反映している。
;図書館
:Lobotomy Corporation跡地に建設された建物。普通には入ることができず、「招待状」を受け取ることによって侵入できる
;接待
:招待状を受け取り図書館に侵入した人物との戦闘。侵入側が勝利すると図書館にある全ての本を読め、図書館側が勝利すると人物を本に変えることができる。
== 関連項目 ==
* [[Lobotomy Corporation]]
* [[Limbus Company]]
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{Video-game-substub}}
{{DEFAULTSORT:らいふらりいおふるいな}}
[[Category:2021年のコンピュータゲーム]]
[[Category:大韓民国で開発されたコンピュータゲーム]]
[[Category:Windows用ゲームソフト]]
[[Category:Xbox One用ソフト]]
[[Category:インディーゲーム]]
[[Category:ターン制ストラテジーゲーム]]
[[Category:図書館を題材としたコンピュータゲーム]] | 2023-12-09T18:39:35Z | 2023-12-21T01:40:43Z | false | false | false | [
"Template:コンピュータゲーム",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Library_of_Ruina |
4,864,491 | かんづめズ | かんづめズは、日本の朗読団体。2018年結成。主宰を大野トマレ、脚本を夢の味わいが務める。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "かんづめズは、日本の朗読団体。2018年結成。主宰を大野トマレ、脚本を夢の味わいが務める。",
"title": null
}
] | かんづめズは、日本の朗読団体。2018年結成。主宰を大野トマレ、脚本を夢の味わいが務める。 | '''かんづめズ'''は、[[日本]]の[[朗読]]団体。[[2018年]]結成。主宰を[[大野かなこ|大野トマレ]]、脚本を[[夢の味わい]]が務める。
== メンバー ==
* [[大野かなこ|大野トマレ]]
* [[瀬川安実]]
* [[菅原壮一郎]](サー・ウインド)
* [[高橋由貴奈]]
* [[ファンネル高田]]
* [[夢の味わい]]
== 公演一覧 ==
{| class="wikitable" style="font-size:small"
! タイトル
! 公演日 !! 会場 !! 演目 !! 出演(50音順)
|-
| '''かんづめ'''
| 2018年6月16日・17日
| Art Live Space スペシャルカラーズ(東京都)
| 「わた飴とあぶらあげ」<br />「333M」他
| 大野トマレ、[[岡本芽子]]、[[黒瀬亘]]、サー・ウインド、[[佐藤慧 (声優)|佐藤慧]]、[[白岩ぱんだ]]、瀬川亜美、高橋由貴奈、[[夏陽りんこ]]、[[増田瑛子]]、[[牟田朱梨沙]]、[[湯浅悟朗]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|997805449876422656}}</ref>
|-
| '''かんづめ ふた缶目'''
| 2018年9月8日・9日
| rowspan="3" | 東中野バニラスタジオ(東京都)
| 「メモリ」<br />「リア充撲滅委員会」<br />「baby blue」
| 大野トマレ、岡本芽子、[[神戸のい]]、サー・ウインド、佐藤慧、瀬川亜美、高橋由貴奈、[[堀場亮佑]]、[[みゆら]]、牟田朱梨沙<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1031771108599451648}}</ref>
|-
| '''かんづめ さん缶目'''
| 2018年12月28日・29日
| 「おねぼうさんのサンタクロース」<br />「わたしのオデコ」<br />「二十一グラウのキボウ」
| [[榎あづさ]]、大野トマレ、岡本芽子、神戸のい、黒瀬亘、[[後藤瑠美]]、サー・ウインド、佐藤慧、[[末永直己]]、瀬川亜美、高橋由貴奈、[[堂坂有希]]、堀場亮佑、牟田朱梨沙<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1068548803437854720}}</ref>
|-
| '''かんづめ よん缶目'''
| 2019年3月16日・17日
|
| [[新井裕士]]、榎あづさ、大野トマレ、岡本芽子、サー・ウインド、佐藤慧、瀬川亜美、高橋由貴奈、[[野表つばさ]]、ファンネル高田、増田瑛子、牟田朱梨沙、湯浅悟朗<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1097326854720020481}}</ref>
|-
| '''びんづめ'''
| 2019年4月20日・21日
| rowspan="2" | シネマハウス大塚(東京都)
| 「ひそくいろ」<br />「魔女の棲む森」<br />「ヒカルトウキョウ」
| [[伊藤愛 (声優)|伊藤愛]]、[[戌岡あやめ]]、[[大石歩佳]]、大野トマレ、[[小野絵梨]]、神戸のい、[[実川桃子|倉口桃]]、後藤瑠美、[[香坂彩佳]]、瀬川亜美、[[新田さやか]]、[[美早紀]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1109156224501637120}}</ref>
|-
| '''かんづめ ご缶目'''
| 2019年7月6日・7日
|「ボクは貴方のモノですから」<br />「梅の実落ちても見もしまい」<br />「私たちの復讐」
| 新井裕士、榎あづさ、大石歩佳、[[大澤有紗]]、大野トマレ、小野絵梨、サー・ウインド、瀬川亜美、高橋由貴奈、堂坂有希、[[二瓶由佳子]]、ファンネル高田、みゆら、牟田朱梨沙、[[村田綾野]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1137953125170417665}}</ref>
|-
| '''BIN・KANまつり'''
| 2019年8月24日
| 東中野バニラスタジオ(東京都)
| 「わた飴とあぶらあげ」<br />「練馬ちゃん」<br />「わたしのオデコ」
| 榎あづさ、大野トマレ、倉口桃、サー・ウインド、瀬川亜美、[[松村若菜]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1161180409826177025}}</ref>
|-
| '''かんづめ ろっ缶目'''
| 2019年10月26日・27日
| スペースコウヨウ(東京都)
|「debug」<br />「さよならハイウェイ」<br />「月のうさぎを捕まえて」
| 新井裕士、大野トマレ、岡本芽子、後藤瑠美、サー・ウインド、瀬川亜美、高橋由貴奈、[[中島練]]、二瓶由佳子、[[星間美佳]]、牟田朱梨沙、湯浅悟朗<ref>{{Cite web |url=https://kanzumezu.amebaownd.com/posts/7179842 |title=10月公演 かんづめ ろっ缶目|NEWS |access-date=2023-12-12 |publisher=かんづめズ |date=2019-10-24 |website=朗読 かんづめズ}}</ref>
|-
| '''びんづめ ふた瓶目'''
| 2019年12月14日・15日
| rowspan="2" | 光塾common contact並木町(東京都)
| 「銀色の糸」<br />「ねこかいぎ」<br />「デイドリームビリーバー」
| 伊藤愛、戌岡あやめ、大石歩佳、大野トマレ、神戸のい、[[北村真理奈]]、倉口桃、後藤瑠美、[[さわらぎまこと]]、瀬川亜美、[[せんす]]、[[堀篭智恵]]<ref>{{Cite web |url=https://kanzumezu.amebaownd.com/posts/7255349 |title=朗読劇「びんづめ」ふた瓶目 12月公演|NEWS |access-date=2023-12-12 |publisher=かんづめズ |website=朗読 かんづめズ |date=2019-11-07}}</ref>
|-
| '''かんづめ なな缶目 ~リモートじゃないよ!~'''
| 2022年7月2日・3日
| 「BEISPIELLOSE」<br />{{Nobr|「もう、君の声さえも思い出せない」}}<br />「ストロベリーブレット」<br />「ボクは貴方のモノですから」<br />「かんづめズ公開稽古!」
| 新井裕士、[[内田吉則]]、大野トマレ、小野絵梨、[[粕谷雄太]]、[[桐山和久]]、[[桜羽萌子]]、菅原壮一郎、瀬川安実、せんす、高橋由貴奈、[[丹羽まなえ]]、野表つばさ<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1538015809116971008}}</ref>
|-
| '''かんづめ はち缶目'''
| {{Nobr|2022年11月26日・12月3日}}
| 西荻シネマ準備室(東京都)
| 「ぼっちくんと、とかとかちゃん」<br />「月のうさぎを捕まえて」<br />「メモリ」<br />「fin」<br />「かんづめズ公開稽古!」
| 大澤有紗、大野トマレ、小野絵梨、[[金川周平]]、[[下塚恭平]]、菅原壮一郎、瀬川安実、せんす、高橋由貴奈、[[比良恭子]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1585621051832401920}}</ref>
|-
| {{Nobr|'''かんづめ きゅー缶目'''}}
| 2023年5月13日・14日
| 光塾common contact並木町(東京都)
| 「crocus」<br />「貧すれば鈍する」<br />「透明なぼくらへ」
| [[飯田義樹]]、戌岡あやめ、内田吉則、大野トマレ、後藤瑠美、菅原壮一郎、瀬川安実、高橋由貴奈、新田さやか、星間美佳、[[松村こりさ]]、[[森山幸央]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1655084908036104193}}</ref>
|-
| '''びんづめズ特別公演「不思議の国の私たち」'''
| 2023年12月15日 - 17日
| 西荻シネマ準備室(東京都)
| 「Branco」<br />「ちょうのうりょく」<br />「夕暮れのシロ」<br />「びんかんまつり」
| 大野トマレ、後藤瑠美、菅原壮一郎、瀬川安実、せんす、高橋由貴奈、ほりごめちえ、実川桃子<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1732295879984660678}}</ref>
|}
=== 配信公演 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
! タイトル
! 公演日 !! 演目 !! 出演(50音順)
|-
| '''かんづめ リモート! ~どこいったの!?かんづめズの2020~'''
| {{Nobr|2020年12月26日}}
| 「魔女の棲む森」<br />「すって、はいて。」<br />「八雲」<br />{{Nobr|「アフタートーク!~どこいったの!?かんづめズの2020~」}}
| 大野トマレ、北村真理奈、佐藤慧、菅原壮一郎、[[須佐光昭]]、瀬川亜美、せんす、高橋由貴奈<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1337004316297588736}}</ref>
|-
| '''びんづめ リモート!'''
| 2021年3月27日
| 「プラットホーム」<br />「ぼっちくんと、とかとかちゃん」<br />「春追うふたり」<br />「アフタートーク!~花ざかりのびんづめ達~」
| [[五十嵐浩子]]、大野トマレ、北村真理奈、倉口桃、瀬川亜美、新田さやか、村田綾野、[[夢月 (女優)|夢月]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1370313321371500545}}</ref>
|-
| {{Nobr|'''かんづめ リモート!vol.2'''}}
| 2021年5月30日
| 「迷いネコ観察記録」<br />「砂糖菓子みたい」<br />「梅の実落ちても見もしまい」<br />「fin」<br />「アフタートーク!~嵐を呼ぶかんづめズ!?~」
| 新井裕士、[[有栖川姫子]]、大野トマレ、桜羽萌子、菅原壮一郎、須佐光昭、瀬川亜美、高橋由貴奈<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1393174310101995525}}</ref>
|-
| '''かんづめ リモート!vol.3'''
| 2021年11月27日
| 「メモリ」<br />「ぼくらはみんな猫みたいに」<br />「セガワ学生になりたいッ!!」<br />「333M」<br />「アフタートーク!~せめて、かんづめズらしく~」
| 大野トマレ、粕谷雄太、後藤瑠美、[[齋藤理沙]]、菅原壮一郎、須佐光昭、瀬川亜美、高橋由貴奈、新田さやか<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1460221286962003972}}</ref>
|-
| '''かんづめ リモート!vol.4'''
| 2022年2月27日
| 「二十一グラムのキボウ」<br />「わたしのオデコ」<br />「月の丘」<br />「アフタートーク!~立ち上がれ!かんづめズ!~」
| 大野トマレ、[[岡部涼音]]、桐山和久、桜羽萌子、菅原壮一郎、瀬川安実、せんす、高橋由貴奈、[[星秀美]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1494295897311969285}}</ref>
|-
| '''かんづめ リモート!vol.5'''
| 2022年4月29日
| 「金春色~こんぱるいろ~」<br />「さよならハイウェイ」<br />「僕が、キミにできること。」<br />「アフタートーク!~春のカンまつり!~」
| 新井裕士、大野トマレ、岡部涼音、[[熊野ふみ]]、[[柴田翔平 (俳優)|柴田翔平]]、菅原壮一郎、瀬川亜美、高橋由貴奈、ファンネル高田、[[吉野史桜]]<ref>{{Twitter status|kanzumezu|1515885911137202183}}</ref>
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 外部リンク ==
* {{公式サイト|https://kanzumezu.amebaownd.com/|朗読 かんづめズ}}
* {{Twitter|kanzumezu}}
* {{YouTube|channel=UCB6ebD0hlaVR5yJMQhSVGNQ}}
* {{BOOTH|id=kanzumezu|name=かんづめズやさん}}
{{DEFAULTSORT:かんつめす}}
[[Category:日本の劇団]]
[[Category:日本の演劇ユニット]] | 2023-12-09T18:42:14Z | 2023-12-11T18:04:17Z | false | false | false | [
"Template:BOOTH",
"Template:出典の明記",
"Template:Nobr",
"Template:公式サイト",
"Template:Twitter",
"Template:YouTube"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%A5%E3%82%81%E3%82%BA |
4,864,492 | ニューラルネットワーク (曖昧さ回避) | ニューラルネットワーク(英語版)は、動物、人間、およびコンピューティング・システムにおける神経系の構造とアーキテクチャを形成する、相互接続されたニューロンの個体群またはニューロン・シミュレーションを指す:
Neural networks(ニューラル・ネットワークス)は以下を指すこともある: | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ニューラルネットワーク(英語版)は、動物、人間、およびコンピューティング・システムにおける神経系の構造とアーキテクチャを形成する、相互接続されたニューロンの個体群またはニューロン・シミュレーションを指す:",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "Neural networks(ニューラル・ネットワークス)は以下を指すこともある:",
"title": null
}
] | ニューラルネットワークは、動物、人間、およびコンピューティング・システムにおける神経系の構造とアーキテクチャを形成する、相互接続されたニューロンの個体群またはニューロン・シミュレーションを指す: 生物学的ニューラルネットワーク、特定の機能を一緒に担う物理的に相互接続されたニューロンの集合
脳の大規模ネットワーク、より大規模な生物学的ニューラルネットワーク(i.e.、複数の神経回路の相互作用)
人工ニューラルネットワーク:ANN、動物の脳に見られる生物学的ニューラルネットワークにヒントを得たコンピューティング・システム
深層ニューラルネットワーク:DNN or ディープ・ニューラルネットワークとも、入力層と出力層の間に複数の層がある人工ニューラルネットワーク
畳み込みニューラルネットワーク:CNN、ディープ・ニューラルネットワークの一種で、たいてい一般的には視覚画像の分析に適用される Neural networks(ニューラル・ネットワークス)は以下を指すこともある: ニューラル・ネットワークス (学術誌)、査読済み科学学術誌 | {{wikt|neural network}}
'''{{仮リンク|ニューラルネットワーク|en|Neural network|preserve=1}}'''<!-- 英語版には序説が書かれておるが、日本語版はANNのうち人工を省略したものにリンクされている -->は、動物、人間、およびコンピューティング・システムにおける神経系の構造とアーキテクチャを形成する、相互接続されたニューロンの個体群またはニューロン・シミュレーションを指す:
*生物学的ニューラルネットワーク(別名: {{仮リンク|神経回路|en|neural circuit}})、特定の機能を一緒に担う物理的に相互接続されたニューロンの集合
**[[脳の大規模ネットワーク]](Large scale brain networks)、より大規模な生物学的ニューラルネットワーク(i.e.、複数の神経回路の相互作用)
*[[人工ニューラルネットワーク]]:ANN、動物の脳に見られる生物学的ニューラルネットワークにヒントを得たコンピューティング・システム
**[[深層ニューラルネットワーク]]<!--https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Deep_neural_network&redirect=no があるが、なぜか言語間リンクが追加できない。誰か助けてほしい-->:DNN or ディープ・ニューラルネットワークとも、入力層と出力層の間に複数の層がある人工ニューラルネットワーク
***[[畳み込みニューラルネットワーク]]:CNN、ディープ・ニューラルネットワークの一種で、たいてい一般的には視覚画像の分析に適用される
'''Neural networks(ニューラル・ネットワークス)'''は以下を指すこともある:
*''{{仮リンク|ニューラル・ネットワークス (学術誌)|en|Neural Networks (journal)}}''、査読済み科学学術誌
==関連項目==
*{{仮リンク|ニュートラル・ネットワーク (進化学)|en|Neutral network (evolution)}}
*[[Gato (DeepMind)]]{{Snd}}これを書いている時にニューラルネットワークの国際言語間リンクがおかしいことに気付いたので
{{disambig}}
{{DEFAULTSORT:にゆうらるねつとわあく}} | 2023-12-09T18:44:15Z | 2023-12-09T22:15:30Z | false | false | false | [
"Template:Wikt",
"Template:仮リンク",
"Template:Disambig"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF) |
4,864,493 | 葉山さゆり | 葉山 さゆり(はやま さゆり、1990年11月23日 - )は、日本のAV女優。HRSエンターテインメント所属。
2023年5月、マドンナの専属女優としてAVデビュー。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "葉山 さゆり(はやま さゆり、1990年11月23日 - )は、日本のAV女優。HRSエンターテインメント所属。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2023年5月、マドンナの専属女優としてAVデビュー。",
"title": "略歴"
}
] | 葉山 さゆりは、日本のAV女優。HRSエンターテインメント所属。 | {{性的}}
{{複数の問題
|特筆性=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)|分野=人物
|存命人物の出典明記=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)
|一次資料=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)
|雑多な内容の箇条書き=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)
|wikify=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)
}}
{{ファンサイト的|date=2023年12月10日 (日) 02:31 (UTC)}}
{{AV女優
|名前=葉山 さゆり
|ふりがな=はやま さゆり
|画像ファイル=
|画像コメント=
|別名=
|愛称=
|生年=1990
|生月=11
|生日=23
|没年=
|没月=
|没日=
|出身地=
|血液型=
|瞳の色=
|毛髪の色=
|時点=[[2023年]]<ref>{{Cite web|url=https://madonna-av.com/actress/detail/828267 |title=葉山さゆり |work= |publisher=マドンナ |accessdate=2023-12-10}}</ref>
|身長=170
|体重=
|バスト=92
|ウエスト=62
|ヒップ=92
|カップ=G
|股下=
|靴=
|身体備考=
|ジャンル=[[アダルトビデオ]]
|AV出演期間=2023年 -
|専属契約=[[File:Maza sirdute.png]][[マドンナ (アダルトビデオ)|マドンナ]]
|活動備考=
|他の活動=
|その他=
}}
'''葉山 さゆり'''(はやま さゆり、[[1990年]][[11月23日]]<ref name="twitter"/> - )は、[[日本]]の[[AV女優]]。[[HRSエンターテインメント]]所属<ref name="twitter">[https://twitter.com/hym_sayuri 公式X プロフィール欄]</ref>。
== 略歴 ==
[[2023年]][[5月]]、[[マドンナ (アダルトビデオ)|マドンナ]]の[[AV女優#単体(専属)女優|専属女優]]として[[アダルトビデオ|AV]][[デビュー]]。
== 作品 ==
=== アダルトDVD ===
; 2023年
* 原石 Madonna超大型新人 葉山さゆり 32歳 AV DEBUT 不倫経験ゼロの人妻が、不貞色に輝く裏切りの3日間。(5月9日、マドンナ)
* Madonna超大型新人 原石妻《第2章》初ドラマ作品!! 夫よりも義父を愛して…。(6月13日、マドンナ)
* Madonna超大型新人 原石妻≪第3章≫初NTR!! クレーム対応NTR 取引先のセクハラ部長と妻の【閲覧注意】寝取られ話 背徳に濡れる濃密3本番!!(7月11日、マドンナ)
* マドンナ原石妻 中出し解禁!! 妻には口が裂けても言えません、義母さんを孕ませてしまったなんて…。 ―1泊2日の温泉旅行で、我を忘れて中出ししまくった僕。―(8月8日、マドンナ)
* 取引先の傲慢社長に中出しされ続けた出張接待。 専属美女、イイ女のスーツ『美』―。(9月12日、マドンナ)
* ヌードモデルNTR 上司と羞恥に溺れた妻の衝撃的浮気映像(10月10日、マドンナ)
* 妻の妊娠中、オナニーすらも禁じられた僕は上京してきた義母・さゆりさんに何度も種付けSEXをしてしまった…。(11月14日、マドンナ)
* 新婚旅行先で人妻に這い寄る指先…。 いいなりリゾートエステ調教(12月12日、マドンナ)
=== ネット配信限定 ===
* 配信限定 マドンナ専属女優の『リアル』解禁。 MADOOOON!!!! 葉山さゆり ハメ撮り(2023年11月7日、マドンナ)
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{twitter|hym_sayuri}}
{{Pornstar-stub}}
{{DEFAULTSORT:はやま さゆり}}
[[Category:日本のAV女優]]
[[Category:マドンナ女優]]
[[Category:1990年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T18:50:20Z | 2023-12-10T02:31:54Z | false | true | false | [
"Template:性的",
"Template:AV女優",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Twitter",
"Template:Pornstar-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E5%B1%B1%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A |
4,864,494 | 口腔内スキャナー | 口腔内スキャナー(こうこうないスキャナー、英: Intraoral scanner)とは、歯科領域で利用されている計測装置である。口腔内の情報を、3次元形状として光学的手法で非接触に計測して印象採得することができる。切削した歯など口腔内の形状をスキャンして、歯科技工用CAD/CAMシステムにデータを送り、インレー等の修復物・補綴物の製作、および歯科矯正装置や歯科用インプラントサージカルガイドの設計製作に利用される。
光学的な3次元計測の手法には、パターン投影法や光干渉法を利用した三角測量方式や、共焦点法やホログラフィック法利用した同軸方式を用いるものや、波面センサーを利用するものなど、幾つかの手法がある。ごく狭い領域を1秒間に数十回の頻度でスキャンして3次元のデータを生成し、それを重ね合わせて繋げていくことにより全体像を構築するため、開始点から遠くなる程データのずれが生じる可能性がある。このため、スキャンする経路や順番が重要になる。
リアルタイムの3次元計測と画像処理が要求されるため、口腔内スキャナーを駆動するコンピュータには、比較的高いスペックが必要とされたが、近年の技術の進歩によりポータブルなシステムでも十分に実用となり、世界的に普及が加速している。国内では、機器の医療認可は下りているものの、保険適用が認められていないため、広く普及するには至っていない。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "口腔内スキャナー(こうこうないスキャナー、英: Intraoral scanner)とは、歯科領域で利用されている計測装置である。口腔内の情報を、3次元形状として光学的手法で非接触に計測して印象採得することができる。切削した歯など口腔内の形状をスキャンして、歯科技工用CAD/CAMシステムにデータを送り、インレー等の修復物・補綴物の製作、および歯科矯正装置や歯科用インプラントサージカルガイドの設計製作に利用される。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "光学的な3次元計測の手法には、パターン投影法や光干渉法を利用した三角測量方式や、共焦点法やホログラフィック法利用した同軸方式を用いるものや、波面センサーを利用するものなど、幾つかの手法がある。ごく狭い領域を1秒間に数十回の頻度でスキャンして3次元のデータを生成し、それを重ね合わせて繋げていくことにより全体像を構築するため、開始点から遠くなる程データのずれが生じる可能性がある。このため、スキャンする経路や順番が重要になる。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "リアルタイムの3次元計測と画像処理が要求されるため、口腔内スキャナーを駆動するコンピュータには、比較的高いスペックが必要とされたが、近年の技術の進歩によりポータブルなシステムでも十分に実用となり、世界的に普及が加速している。国内では、機器の医療認可は下りているものの、保険適用が認められていないため、広く普及するには至っていない。",
"title": "概要"
}
] | 口腔内スキャナーとは、歯科領域で利用されている計測装置である。口腔内の情報を、3次元形状として光学的手法で非接触に計測して印象採得することができる。切削した歯など口腔内の形状をスキャンして、歯科技工用CAD/CAMシステムにデータを送り、インレー等の修復物・補綴物の製作、および歯科矯正装置や歯科用インプラントサージカルガイドの設計製作に利用される。 | {{複数の問題
| 出典の明記 = 2023年12月29日 (金) 04:37 (UTC)
| 独自研究 = 2023年12月29日 (金) 04:37 (UTC)
}}
'''口腔内スキャナー'''(こうこうないスキャナー、{{Lang-en-short|''Intraoral scanner''}})とは、歯科領域で利用されている計測装置である。医療機器基準等の一般名称では'''デジタル印象採得装置'''と呼ばれて、<q>デジタル手法により、歯科修復物等のコンピュータ支援設計(CAD)及びコンピュータ支援製造(CAM)に用いるための三次元形状データを取得するもの</q>と定義されている<ref>{{Cite web |url=https://www.std.pmda.go.jp/scripts/stdDB/JMDN/stdDB_jmdn_resr.cgi?Sig=1&Select=1&jmdn_no=4102&kjn_no=0 |title=医療機器基準等情報提供ホームページ |access-date=2023-12-30 |publisher=[[医薬品医療機器総合機構]] |year=2023}}</ref>。口腔内の情報を、3次元形状として光学的手法で非接触に計測して印象採得することができる。本装置では、切削した歯など口腔内の形状をスキャンして、歯科技工用CAD/CAMシステムにデータを送り、[[インレー]]等の修復物・補綴物の製作、および歯科矯正装置や歯科用インプラントサージカルガイドの設計製作に利用される。
== 概要 ==
光学的な3次元計測の手法には、パターン投影法や光干渉法を利用した三角測量方式や、共焦点法やホログラフィック法利用した同軸方式を用いるもの{{Sfn|堀田|2021|p=291}}や、波面センサーを利用するものなど、幾つかの手法がある。ごく狭い領域を1秒間に数十回の頻度でスキャンして3次元のデータを生成し、それを重ね合わせて繋げていくことにより全体像を構築するため、開始点から遠くなる程データのずれが生じる可能性がある。このため、スキャンする経路や順番が重要になる。
リアルタイムの3次元計測と画像処理が要求されるため、口腔内スキャナーを駆動するコンピュータには、比較的高いスペックが必要とされたが、近年の技術の進歩によりポータブルなシステムでも十分に実用となり、世界的に普及が加速している。国内では、機器の医療認可は下りているものの、保険適用が認められていないため、広く普及するには至っていない。
== 参考文献==
* {{Cite journal|和書|journal=日本補綴歯科学会誌|year=2021|title=口腔内スキャナに使われる三次元光計測法の基礎知識|volume=13|last=堀田|first=康弘|author-link=堀田康弘|issue=4|pages=291-298|doi=10.2186/ajps.13.291|ref=harv}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{DEFAULTSORT:こうこうないすきやなあ}}
[[Category:歯科医療]]
[[Category:歯科器具]]
[[Category:3次元映像]]
[[Category:計測機器]]
{{Dentistry-stub}} | 2023-12-09T19:18:54Z | 2023-12-29T20:41:31Z | false | false | false | [
"Template:複数の問題",
"Template:Lang-en-short",
"Template:Sfn",
"Template:Cite journal",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Med-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%85%94%E5%86%85%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8A%E3%83%BC |
4,864,495 | タイタンの学校 | タイタンの学校(タイタンのがっこう)は、タイタンが設立したお笑い芸人の養成所。
2018年10月開設。
理事長はタイタン社長の太田光代。
「芸人コース」と「一般コース」からなる。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "タイタンの学校(タイタンのがっこう)は、タイタンが設立したお笑い芸人の養成所。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2018年10月開設。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "理事長はタイタン社長の太田光代。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "「芸人コース」と「一般コース」からなる。",
"title": "概要"
}
] | タイタンの学校(タイタンのがっこう)は、タイタンが設立したお笑い芸人の養成所。 2018年10月開設。 | {{日本の学校
|校名=タイタンの学校
|画像 =
|国公私立=
|学校種別=[[タレント]][[養成施設|養成所]]
|設置者=[[タイタン (芸能プロダクション)|タイタン]]
|過去校名=
|設立年月日=[[2018年]]
|閉校年月日=
|共学・別学=
|学期=
|郵便番号=
|所在地=
|外部リンク=[https://www.titan-net.co.jp/college/introduction/index.html/ タイタンの学校公式ホームページ]
}}
'''タイタンの学校'''(タイタンのがっこう)は、[[タイタン (芸能プロダクション)|タイタン]]が設立した[[お笑い芸人]]の養成所<ref>{{Cite web |title=ウエストランド、春とヒコーキ、現役生に聞く「タイタンの学校」、爆笑問題・太田の哲学に通ずる育て方 - お笑いナタリー 特集・インタビュー |url=https://natalie.mu/owarai/pp/titan03 |website=お笑いナタリー |access-date=2023-12-10}}</ref>。
2018年10月開設<ref>{{Cite web |title=芸人養成所「タイタンの学校」に潜入 定員30人の少人数制、月2回ライブで実戦力も鍛える |url=https://www.moneypost.jp/1002910 |website=マネーポストWEB |date=2023-03-24 |access-date=2023-12-10 |language=ja}}</ref>。
== 概要 ==
理事長はタイタン社長の[[太田光代]]<ref>{{Cite web |title=芸能事務所タイタン、コミュニケーションカレッジ「タイタンの学校」10月に開校 |url=https://www.oricon.co.jp/news/2109355/full/ |website=ORICON NEWS |access-date=2023-12-09}}</ref>。
「芸人コース」と「一般コース」からなる。
== 出身者 ==
{|class="wikitable"
!期!!入学年月!!出身者
|-
|style="text-align: center;"|1||2018.10||[[タカマッチ]]、[[ボニータ (お笑いコンビ)|ボニータ]]、浅桜ぽんず、エミチコ、弟、お水、やらまいかカンパニー、須藤ジム、ダメリーノ、ツチハシトシサダ、ひでクラフト、山口雅史
|-
|style="text-align: center;"|2||2019.4||[[春とヒコーキ]]、阿部物語、いくひろぼーい。、笠生大収穫祭、クノモン、佐野寛(バターヤング)、[[〜2分59秒の人〜 月極現太]]、石井康平(元[[アクアキャンディー]])
|-
|style="text-align: center;"|3||2020.4||クレソン、ナサ、KOSSAN、ツキオラバンカ、マンゴー高橋、互角、ミケランジェロ、らっこ、モサク、ヒューマンライジング三輪、ハマチン
|-
|style="text-align: center;"|4||2021.4||しびれグラムサム、らこめでぃ、すぐさまバード、テンプズ、新宿ガンツ、kafka、鎌
|-
|style="text-align: center;"|5||2022.4||ガッツキカツカレー、ジャンボタニシ、チョコレートクリームパンケーキ、ひかおか族、ほんわか流星群、メンコイ、レーズンダイナマイト
|-
|style="text-align: center;"|6||2023.4||
|-
|style="text-align: center;"|7||2024.4||
|-
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
== 公式サイト ==
*[https://www.titan-net.co.jp/college/introduction/index.html/ 公式ホームページ]
*[https://twitter.com/titan_college タイタンの学校 (@titan_college) · X]
*[https://www.youtube.com/channel/UCiBk_abjv19D6P9U3SsZh6Q タイタンの学校チャンネル]
{{デフォルトソート:たいたんのがっこう}}
[[Category:お笑い関連の学校]]
[[Category:2018年設立の教育機関]]
[[Category:タイタン (芸能プロダクション)]] | 2023-12-09T19:46:52Z | 2023-12-21T08:20:13Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Cite web",
"Template:日本の学校"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1 |
4,864,498 | デルタ航空723便着陸失敗事故 | デルタ航空723便着陸失敗事故は、1973年7月31日にジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で発生したダグラスDC-9による着陸失敗事故である。 この事故で最終的に乗員・乗客89人全員が死亡した。
事故当時の総重量は87,800ポンドと推定されていた。
ジャンプシートには、DC-9の飛行資格訓練中だったオブサーバーパイロット(52歳)が座っていた。
723便はバーリントン国際空港発ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港行きの定期旅客便であった。この日はキャンセルされた別の便の代わりに、マンチェスター・ボストン地域空港に寄港していた。墜落までの間、機長が管制との通信を、副操縦士が操縦を担当した。
10時55分、降下マニュアルの読み上げが開始され、10時56分にボストン進入管制(AR-1)により、3000フィートまでへの降下が許可された。
10時57分、機首方位220°への旋回が要請され、723便はこれに従った。その後オブサーバーにより進入チェックリストの読み上げが行われ、管制によって4回の進路変更がされながらも、723便はジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港の滑走路4RへのILS方式での進入を進めていた。
11時4分、機体は機首方位80°への旋回を指示され、これに従った。
フライトデータレコーダーの情報によれば、機体は11時5分に降下を開始し、以降墜落に至るまで降下は続けられた。11時6分には、副操縦士によって着陸前チェックリストの読み上げが行われ、またちょうどこの時にアウターマーカーの通過が記録されている。
衝突22秒前、管制官より最大滑走路視距離が6000フィートであることと、濃霧のため進入が困難である旨が機長に連絡された。これが723便と管制との最後の交信となった。コックピットボイスレコーダーによれば、衝突の11秒前には航空機が進入ルートから外れたことを認識した機長が「Let's get back on course.」と発言し、副操縦士が「I just gotta get this back.」と応えたのが記録されている。
11時8分、機長が何かを発言したあと、オブサーバーが叫び声を上げた。その直後、機体は滑走路4Rの中心線より、167フィート(50m)右側、滑走路端より3,000フィート(900m)の地点に位置する防潮堤に衝突。爆発炎上した。機体は完全に粉砕したうえに、火災で全焼した。事故現場より3,500フィート地点にいた空港職員が爆発を目撃し、救助に向かった。。
乗員乗客の多くはその場で即死した。機体後部に座っていた2人が救出されたが、1人は事故後数時間で死亡した。もう1人は一命を取り留め治療されたが、その後容態が悪化し、事故から133日後の同年12月11日に死亡した。このため最終的に乗員乗客89名全員が死亡することとなった。なお、国家運輸安全委員会(NTSB)では事故7日以内を事故による死亡と定義しているため、それ以降の死者はカウントされないことになっている。
乗員は両名とも適切な資格を持ち、訓練も受けていて適格であった。また、乗務の前に十分な休息を取っているとされた。航空機は規則と要件を守った運用がされており、重心も規定範囲内であった。また、機内での火災や機体の欠陥に関する証拠は見当たらず、高度計の表示は墜落時の標高と一致しており、機材トラブルは事故原因には関係しないと考えられた。そのため、調査の焦点は航空管制と進入時における乗員の運用にあてられることになった。
723便が高度3,000フィートで進入を行っていた時、進入管制の管制官は同高度で発生しようとしていたニアミスへの対処にあたっていた。またそのうちの一機との通信障害が生じたことも、723便への監視が緩んだ要因に繋がった。そのため、723便への進入許可が遅れてしまい、723便のクルーがアウターマーカーの位置を認識して降下をすることと、それに伴った減速が遅れることになった。事故機のアウターマーカー接近時の対気速度は206ktであり、これはデルタ航空の手順で推奨される最高速度を46kt、総重量(87,800lb)から計算される最低速度を63kt上回っていた。アウターマーカー通過後の対気速度は計算上よりも123kt上回っていた。また事故機のアウターマーカー通過時の高度は200フィート上回っていた。
このことは、グライドスロープの捕捉と維持が困難になったことと、クルーに対して通常よりも過大な降下率での降下及び迅速な行動が要求されることに繋がった。事故機がグライドスロープを辿るために必要な降下速度は毎分1,300フィート以上と見積もられた。ただし、これ自体は許容範囲内であった。
高速で行われたアプローチに繋がるもう1つの要因として、フライト・ディレクターのモードに関するものがある。通常このような場合でのモード選択はVOR / LOCモードが選ばれるが、事故機の場合先述した通り、グライドスロープを捕捉できていなかった。そのため、捕捉できている場合に表示されるコマンドバーなどの情報も表示されなかったと考えられる。
このような状況に陥った場合には、APPモードを選択する必要があったが、残骸を調査したところ、機体のフライト・ディレクターはG/Aモード(ゴーアラウンドモード)に設定されていた。また飛行情報によれば、機体はグライドスロープから左に逸脱した飛行を続けていた。このため、調査委員会は副操縦士がフライト・ディレクターの表示に混乱しており、またゴー・アラウンドについて言及した様子がないから、誤ってG/Aモードを選択した可能性があるとした。
副操縦士がモード選択をミスした要因として、フライト・ディレクターのスイッチの構造の違いが考えられる。クルーは以前はノースイースト航空で勤務しており、デルタ航空による吸収合併に伴って、デルタ航空で勤務することになった。ノースイースト航空機のスイッチは時計回りに回転することでAPPモードを適用できたが、デルタ航空機では同じ位置にG/Aモードが配置されていた。副操縦士は習慣でスイッチを回し、G/Aモードを適用したと考えられる。
CVRによれば、乗務員は異常に気づいており、これを修正しようとしていたことが読み取れる。11時7分5秒、機長は副操縦士に対して、"Get on it."と発言した。その21秒後には、"This [unintelligible] command bar shows "と発言し、機長が"Yeah, that doesn't show much."と返答した。11時07分40秒段階では、機長が"You better go to raw data, I don't trust that thing."と発言した。FDRでは、上記の機長の発言から衝突まで進路変更を試みた痕跡があり、最後にはグライドスロープの右側に向かって針路を取ったことが記録されている。
衝突の22秒前、機長は最大滑走路視距離が6,000フィートであることと、濃霧であるという、報告を行っていた。この時視界は更に悪化しており、報告時の滑走路視距離は1,600フィートまで急速に低下していた。目撃者の証言によれば、この日の天候は秒ごとに変化しており、事故当時の視界はゼロに等しかったと証言している。しかし機長はこのことを知らず、報告された天候を信じ、400フィートで滑走路を視認できると信じていた。そのため、天候の極端な悪化に気がつかなかった。
またこの管制官とのやり取りは丁度決心高度を通過したタイミングであった。着陸前のチェックリストでは、航空機を操縦していないパイロットは進入を監視し、航空機が決定高度に近づくと、高度を読み上げることが義務付けられている。しかし、事故機では上記のようなやり取りに最中だったため、そのようなコールアウトがされた形跡はなかった。
この点についてNTSBは、副操縦士の行動と合わせて、針路の修正や天候よりも高度の監視に注意を払うべきであったと批判している。
事故原因は以下のように推定された。
国家運輸安全委員会は、事故の推定原因は、急速に変化する気象条件の中で実施された殺菌されていない精密進入において、乗務員が高度をモニターせず、航空機が進入決定高度を通過したことを認識できなかったことであると判断した。進入が滅菌されていなかったのは、航空機が過大な対気速度でグライドスロープ上空の外側マーカーを通過したことがまず原因であり、その後、乗務員がフライト・ディレクタから提示された疑わしい情報に気を取られていたことがさらに悪化させた。進入のポジショニングが悪かったのは、標準的でない航空交通管制サービスのせいでもある。(The National Transportation Safety Board determines that the probable cause of the accident was the failure of the flight crew to monitor altitude and to recognize passage of the aircraft through the approach decision height during an unsterilized precision approach conducted in rapidly changing meteorological conditions. The unsterilized nature of the approach was due initially to the aircraft's passing the outer marker above the glide slope at an excessive airspeed and thereafter compounded by the flight crew’s preoccupation with the questionable information presented by the flight director system. The poor positioning of the flight for the approach was in part the result of nonstandard air traffic control services.) | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "デルタ航空723便着陸失敗事故は、1973年7月31日にジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で発生したダグラスDC-9による着陸失敗事故である。 この事故で最終的に乗員・乗客89人全員が死亡した。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "事故当時の総重量は87,800ポンドと推定されていた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "ジャンプシートには、DC-9の飛行資格訓練中だったオブサーバーパイロット(52歳)が座っていた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "723便はバーリントン国際空港発ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港行きの定期旅客便であった。この日はキャンセルされた別の便の代わりに、マンチェスター・ボストン地域空港に寄港していた。墜落までの間、機長が管制との通信を、副操縦士が操縦を担当した。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "10時55分、降下マニュアルの読み上げが開始され、10時56分にボストン進入管制(AR-1)により、3000フィートまでへの降下が許可された。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "10時57分、機首方位220°への旋回が要請され、723便はこれに従った。その後オブサーバーにより進入チェックリストの読み上げが行われ、管制によって4回の進路変更がされながらも、723便はジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港の滑走路4RへのILS方式での進入を進めていた。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "11時4分、機体は機首方位80°への旋回を指示され、これに従った。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "フライトデータレコーダーの情報によれば、機体は11時5分に降下を開始し、以降墜落に至るまで降下は続けられた。11時6分には、副操縦士によって着陸前チェックリストの読み上げが行われ、またちょうどこの時にアウターマーカーの通過が記録されている。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "衝突22秒前、管制官より最大滑走路視距離が6000フィートであることと、濃霧のため進入が困難である旨が機長に連絡された。これが723便と管制との最後の交信となった。コックピットボイスレコーダーによれば、衝突の11秒前には航空機が進入ルートから外れたことを認識した機長が「Let's get back on course.」と発言し、副操縦士が「I just gotta get this back.」と応えたのが記録されている。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "11時8分、機長が何かを発言したあと、オブサーバーが叫び声を上げた。その直後、機体は滑走路4Rの中心線より、167フィート(50m)右側、滑走路端より3,000フィート(900m)の地点に位置する防潮堤に衝突。爆発炎上した。機体は完全に粉砕したうえに、火災で全焼した。事故現場より3,500フィート地点にいた空港職員が爆発を目撃し、救助に向かった。。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "乗員乗客の多くはその場で即死した。機体後部に座っていた2人が救出されたが、1人は事故後数時間で死亡した。もう1人は一命を取り留め治療されたが、その後容態が悪化し、事故から133日後の同年12月11日に死亡した。このため最終的に乗員乗客89名全員が死亡することとなった。なお、国家運輸安全委員会(NTSB)では事故7日以内を事故による死亡と定義しているため、それ以降の死者はカウントされないことになっている。",
"title": "事故までの経緯"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "乗員は両名とも適切な資格を持ち、訓練も受けていて適格であった。また、乗務の前に十分な休息を取っているとされた。航空機は規則と要件を守った運用がされており、重心も規定範囲内であった。また、機内での火災や機体の欠陥に関する証拠は見当たらず、高度計の表示は墜落時の標高と一致しており、機材トラブルは事故原因には関係しないと考えられた。そのため、調査の焦点は航空管制と進入時における乗員の運用にあてられることになった。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "723便が高度3,000フィートで進入を行っていた時、進入管制の管制官は同高度で発生しようとしていたニアミスへの対処にあたっていた。またそのうちの一機との通信障害が生じたことも、723便への監視が緩んだ要因に繋がった。そのため、723便への進入許可が遅れてしまい、723便のクルーがアウターマーカーの位置を認識して降下をすることと、それに伴った減速が遅れることになった。事故機のアウターマーカー接近時の対気速度は206ktであり、これはデルタ航空の手順で推奨される最高速度を46kt、総重量(87,800lb)から計算される最低速度を63kt上回っていた。アウターマーカー通過後の対気速度は計算上よりも123kt上回っていた。また事故機のアウターマーカー通過時の高度は200フィート上回っていた。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "このことは、グライドスロープの捕捉と維持が困難になったことと、クルーに対して通常よりも過大な降下率での降下及び迅速な行動が要求されることに繋がった。事故機がグライドスロープを辿るために必要な降下速度は毎分1,300フィート以上と見積もられた。ただし、これ自体は許容範囲内であった。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "高速で行われたアプローチに繋がるもう1つの要因として、フライト・ディレクターのモードに関するものがある。通常このような場合でのモード選択はVOR / LOCモードが選ばれるが、事故機の場合先述した通り、グライドスロープを捕捉できていなかった。そのため、捕捉できている場合に表示されるコマンドバーなどの情報も表示されなかったと考えられる。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "このような状況に陥った場合には、APPモードを選択する必要があったが、残骸を調査したところ、機体のフライト・ディレクターはG/Aモード(ゴーアラウンドモード)に設定されていた。また飛行情報によれば、機体はグライドスロープから左に逸脱した飛行を続けていた。このため、調査委員会は副操縦士がフライト・ディレクターの表示に混乱しており、またゴー・アラウンドについて言及した様子がないから、誤ってG/Aモードを選択した可能性があるとした。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "副操縦士がモード選択をミスした要因として、フライト・ディレクターのスイッチの構造の違いが考えられる。クルーは以前はノースイースト航空で勤務しており、デルタ航空による吸収合併に伴って、デルタ航空で勤務することになった。ノースイースト航空機のスイッチは時計回りに回転することでAPPモードを適用できたが、デルタ航空機では同じ位置にG/Aモードが配置されていた。副操縦士は習慣でスイッチを回し、G/Aモードを適用したと考えられる。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "CVRによれば、乗務員は異常に気づいており、これを修正しようとしていたことが読み取れる。11時7分5秒、機長は副操縦士に対して、\"Get on it.\"と発言した。その21秒後には、\"This [unintelligible] command bar shows \"と発言し、機長が\"Yeah, that doesn't show much.\"と返答した。11時07分40秒段階では、機長が\"You better go to raw data, I don't trust that thing.\"と発言した。FDRでは、上記の機長の発言から衝突まで進路変更を試みた痕跡があり、最後にはグライドスロープの右側に向かって針路を取ったことが記録されている。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "衝突の22秒前、機長は最大滑走路視距離が6,000フィートであることと、濃霧であるという、報告を行っていた。この時視界は更に悪化しており、報告時の滑走路視距離は1,600フィートまで急速に低下していた。目撃者の証言によれば、この日の天候は秒ごとに変化しており、事故当時の視界はゼロに等しかったと証言している。しかし機長はこのことを知らず、報告された天候を信じ、400フィートで滑走路を視認できると信じていた。そのため、天候の極端な悪化に気がつかなかった。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "またこの管制官とのやり取りは丁度決心高度を通過したタイミングであった。着陸前のチェックリストでは、航空機を操縦していないパイロットは進入を監視し、航空機が決定高度に近づくと、高度を読み上げることが義務付けられている。しかし、事故機では上記のようなやり取りに最中だったため、そのようなコールアウトがされた形跡はなかった。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "この点についてNTSBは、副操縦士の行動と合わせて、針路の修正や天候よりも高度の監視に注意を払うべきであったと批判している。",
"title": "事故調査"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "事故原因は以下のように推定された。",
"title": "事故原因"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "国家運輸安全委員会は、事故の推定原因は、急速に変化する気象条件の中で実施された殺菌されていない精密進入において、乗務員が高度をモニターせず、航空機が進入決定高度を通過したことを認識できなかったことであると判断した。進入が滅菌されていなかったのは、航空機が過大な対気速度でグライドスロープ上空の外側マーカーを通過したことがまず原因であり、その後、乗務員がフライト・ディレクタから提示された疑わしい情報に気を取られていたことがさらに悪化させた。進入のポジショニングが悪かったのは、標準的でない航空交通管制サービスのせいでもある。(The National Transportation Safety Board determines that the probable cause of the accident was the failure of the flight crew to monitor altitude and to recognize passage of the aircraft through the approach decision height during an unsterilized precision approach conducted in rapidly changing meteorological conditions. The unsterilized nature of the approach was due initially to the aircraft's passing the outer marker above the glide slope at an excessive airspeed and thereafter compounded by the flight crew’s preoccupation with the questionable information presented by the flight director system. The poor positioning of the flight for the approach was in part the result of nonstandard air traffic control services.)",
"title": "事故原因"
}
] | デルタ航空723便着陸失敗事故は、1973年7月31日にジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で発生したダグラスDC-9による着陸失敗事故である。
この事故で最終的に乗員・乗客89人全員が死亡した。 | {{Infobox Airliner incident
|name= デルタ航空723便
|画像=Delta Air Lines DC-9-32; N3337L, December 1980 BCX (5127243088).jpg
|caption =事故機と同型のDC-9-31
|Date=[[1973年]][[7月31日]]
|Type= ATCエラー、[[パイロットエラー]]による[[CFIT]]
|Site= {{USA}}[[マサチューセッツ州]][[ボストン]] [[ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港]]
|coordinates = {{coord|42|20|59|N|071|00|45|W|type:event_region:US-MA|display=inline,title}}
|Fatalities= 89(全員)<ref>規定上では88人</ref><ref name="ASN"/>{{sfn|NTSB|p=5}}
|Injuries= 0<ref>規定上では1人</ref><ref name="ASN"/>{{sfn|NTSB|p=5}}
|Aircraft Type= [[ダグラスDC-9|マグドネル・ダグラスDC-9-31]]
|Operator={{Flagicon|USA}} [[デルタ航空]]
|Tail Number= N975NE
|Passengers= 83{{sfn|NTSB|p=2}}<ref name="ASN">{{cite web|url=https://aviation-safety.net/database/record.php?id=19730731-0|title=Accident investigation report completed and information captured As Delta Flight 723 |last=Ranter|first=Harro|website=aviation-safety.net|accessdate=2023-12-10}}</ref>
|Crew= 6{{sfn|NTSB|p=2}}<ref name="ASN"/>
|Survivors = 0<ref>規定上では1人</ref>{{sfn|NTSB|p=5}}
|origin={{Flagicon|USA}} [[バーリントン国際空港]]
|stopover={{Flagicon|USA}} [[マンチェスター・ボストン地域空港]]
|destination={{Flagicon|USA}} [[ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港]]
}}
'''デルタ航空723便着陸失敗事故(でるたこうくう723びんついらくじこ、[[英語]]: Delta Air Lines Flight 723)'''は、1973年7月31日に[[アメリカ合衆国]]で発生した航空事故である。[[ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港]]で[[ダグラスDC-9]]が着陸に失敗し、乗員乗客89人全員が死亡した{{sfn|NTSB|p=5}}。
== 概要 ==
=== 事故機 ===
*使用機材:[[ダグラスDC-9|DC-9-31]]{{sfn|NTSB|p=35}}
**エンジン:[[プラット・アンド・ホイットニー JT8D]]{{sfn|NTSB|p=35}}
**機体記号:{{Airreg|N|975NE}}{{sfn|NTSB|p=35}}
**シリアルナンバー:47075{{sfn|NTSB|p=35}}
**製造年月:1967年9月{{sfn|NTSB|p=35}}
**総飛行時間:約14,639時間{{sfn|NTSB|p=35}}
事故当時の総重量は87,800ポンドと推定されていた。
=== 乗務員 ===
*[[機長]]:49歳。事故当時14,840時間の飛行経験を有していた。機長としての経験は17年。DC-9での飛行時間は1,457時間{{sfn|NTSB|p=32,33}}。
*[[副操縦士]]:31歳。事故当時6,994時間の飛行経験を有していた。DC-9での飛行時間は、217時間{{sfn|NTSB|p=32,33}}。
ジャンプシートには、DC-9の飛行資格訓練中だったオブサーバーパイロット(52歳)が座っていた{{sfn|NTSB|p=32,33}}。
== 事故までの経緯 ==
723便は[[バーリントン国際空港]]発[[ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港]]行きの定期旅客便であった。この日はキャンセルされた別の便の代わりに、[[マンチェスター・ボストン地域空港]]に寄港していた。墜落までの間、機長が管制との通信を、副操縦士が操縦を担当した{{sfn|NTSB|p=2-5}}。
10時55分、降下マニュアルの読み上げが開始され、10時56分にボストン進入管制(AR-1)により、3000[[フィート]]までへの降下が許可された{{sfn|NTSB|p=2-5}}。
10時57分、機首方位220°への旋回が要請され、723便はこれに従った。その後オブサーバーにより進入チェックリストの読み上げが行われ、管制によって4回の進路変更がされながらも、723便はジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港の滑走路4Rへの[[計器着陸装置|ILS方式]]での進入を進めていた{{sfn|NTSB|p=2-5}}。
11時4分、機体は機首方位80°への旋回を指示され、これに従った。
[[フライトデータレコーダー]]の情報によれば、機体は11時5分に降下を開始し、以降墜落に至るまで降下は続けられた。11時6分には、副操縦士によって着陸前チェックリストの読み上げが行われ、またちょうどこの時にアウターマーカーの通過が記録されている{{sfn|NTSB|p=2-5}}。
衝突22秒前、管制官より[[滑走路視距離|最大滑走路視距離]]が6000フィートであることと、濃霧のため進入が困難である旨が機長に連絡された。これが723便と管制との最後の交信となった。[[コックピットボイスレコーダー]]によれば、衝突の11秒前には航空機が進入ルートから外れたことを認識した機長が「Let's get back on course.」と発言し、副操縦士が「I just gotta get this back.」と応えたのが記録されている{{sfn|NTSB|p=2-5}}。
11時8分、機長が何かを発言したあと、オブサーバーが叫び声を上げた。その直後、機体は滑走路4Rの中心線より、167フィート(50m)右側、滑走路端より3,000フィート(900m)の地点に位置する[[防潮堤]]に衝突。爆発炎上した。機体は完全に粉砕したうえに、火災で全焼した。事故現場より3,500フィート地点にいた空港職員が爆発を目撃し、救助に向かった{{sfn|NTSB|p=2-5}}<ref name="atlanta">{{cite web|url=https://www.ajc.com/news/50th-anniversary-memorial-for-delta-flight-723-crash-held-in-boston/4N42FB24KFD4BNCMJZ6CRAN2TE/|title=50th anniversary memorial for Delta Flight 723 crash held in Boston |last= |first=The Atlanta Journal-Constitution |accessdate=2023-12-10}}</ref>。
乗員乗客の多くはその場で即死した。機体後部に座っていた2人が救出されたが、1人は事故後数時間で死亡した。もう1人は一命を取り留め治療されたが、その後容態が悪化し、事故から133日後の同年12月11日に死亡した。このため最終的に乗員乗客89名全員が死亡することとなった。なお、[[国家運輸安全委員会|国家運輸安全委員会(NTSB)]]では事故7日以内を事故による死亡と定義しているため、それ以降の死者はカウントされないことになっている{{sfn|NTSB|p=5}}。
== 事故調査 ==
乗員は両名とも適切な資格を持ち、訓練も受けていて適格であった。また、乗務の前に十分な休息を取っているとされた。航空機は規則と要件を守った運用がされており、重心も規定範囲内であった。また、機内での火災や機体の欠陥に関する証拠は見当たらず、高度計の表示は墜落時の標高と一致しており、機材トラブルは事故原因には関係しないと考えられた。そのため、調査の焦点は航空管制と進入時における乗員の運用にあてられることになった{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
=== 不適切な航空管制 ===
723便が高度3,000フィートで進入を行っていた時、進入管制の管制官は同高度で発生しようとしていたニアミスへの対処にあたっていた。またそのうちの一機との通信障害が生じたことも、723便への監視が緩んだ要因に繋がった。そのため、723便への進入許可が遅れてしまい、723便のクルーがアウターマーカーの位置を認識して降下をすることと、それに伴った減速が遅れることになった。事故機のアウターマーカー接近時の対気速度は206ktであり、これはデルタ航空の手順で推奨される最高速度を46kt、総重量(87,800lb)から計算される最低速度を63kt上回っていた。アウターマーカー通過後の対気速度は計算上よりも123kt上回っていた。また事故機のアウターマーカー通過時の高度は200フィート上回っていた{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
このことは、[[グライドスロープ]]の捕捉と維持が困難になったことと、クルーに対して通常よりも過大な降下率での降下及び迅速な行動が要求されることに繋がった。事故機がグライドスロープを辿るために必要な降下速度は毎分1,300フィート以上と見積もられた。ただし、これ自体は許容範囲内であった{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
=== 不安定な進入 ===
{{multiple image
| direction = vertical
| width = 500
| header = Delta Flight 723 final approach from NTSB report
| image1 = Delta-723-localizer.png
| alt1 =
| caption1 = 事故機の針路(赤)とグライドスロープ(青)を示した平面図。青点はアウターマーカー。{{sfn|NTSB|p=60}}
| image2 = Delta723-profile.png
| alt2 =
| caption2 = 墜落までの事故機の針路(赤)とグライドスロープ(青)を示した立体図。{{sfn|NTSB|p=60}}
}}
高速で行われたアプローチに繋がるもう1つの要因として、フライト・ディレクターのモードに関するものがある。通常このような場合でのモード選択はVOR / LOCモードが選ばれるが、事故機の場合先述した通り、グライドスロープを捕捉できていなかった。そのため、捕捉できている場合に表示されるコマンドバーなどの情報も表示されなかったと考えられる{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
このような状況に陥った場合には、APPモードを選択する必要があったが、残骸を調査したところ、機体のフライト・ディレクターはG/Aモード(ゴーアラウンドモード)に設定されていた。また飛行情報によれば、機体はグライドスロープから左に逸脱した飛行を続けていた。このため、調査委員会は副操縦士がフライト・ディレクターの表示に混乱しており、またゴー・アラウンドについて言及した様子がないから、誤ってG/Aモードを選択した可能性があるとした{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
副操縦士がモード選択をミスした要因として、フライト・ディレクターのスイッチの構造の違いが考えられる。クルーは以前は[[ノースイースト航空]]で勤務しており、デルタ航空による吸収合併に伴って、デルタ航空で勤務することになった。ノースイースト航空機のスイッチは時計回りに回転することでAPPモードを適用できたが、デルタ航空機では同じ位置にG/Aモードが配置されていた。副操縦士は習慣でスイッチを回し、G/Aモードを適用したと考えられる{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
CVRによれば、乗務員は異常に気づいており、これを修正しようとしていたことが読み取れる。11時7分5秒、機長は副操縦士に対して、"Get on it."と発言した。その21秒後には、"This [unintelligible] command bar shows "と発言し、機長が"Yeah, that doesn't show much."と返答した。11時07分40秒段階では、機長が"You better go to raw data, I don't trust that thing."と発言した。FDRでは、上記の機長の発言から衝突まで進路変更を試みた痕跡があり、最後にはグライドスロープの右側に向かって針路を取ったことが記録されている{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
===天候への注意と不十分な高度の監視 ===
衝突の22秒前、機長は[[滑走路視距離|最大滑走路視距離]]が6,000フィートであることと、濃霧であるという、報告を行っていた。この時視界は更に悪化しており、報告時の滑走路視距離は1,600フィートまで急速に低下していた。目撃者の証言によれば、この日の天候は秒ごとに変化しており、事故当時の視界はゼロに等しかったと証言している。しかし機長はこのことを知らず、報告された天候を信じ、400フィートで滑走路を視認できると信じていた。そのため、天候の極端な悪化に気がつかなかった{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
またこの管制官とのやり取りは丁度決心高度を通過したタイミングであった。着陸前のチェックリストでは、航空機を操縦していないパイロットは進入を監視し、航空機が決定高度に近づくと、高度を読み上げることが義務付けられている。しかし、事故機では上記のようなやり取りに最中だったため、そのようなコールアウトがされた形跡はなかった{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
この点についてNTSBは、副操縦士の行動と合わせて、針路の修正や天候よりも高度の監視に注意を払うべきであったと批判している{{sfn|NTSB|p=20-28}}。
== 事故原因 ==
事故原因は以下のように推定された。
<blockquote>国家運輸安全委員会は、事故の推定原因は、急速に変化する気象条件の中で実施された殺菌されていない精密進入において、乗務員が高度をモニターせず、航空機が進入決定高度を通過したことを認識できなかったことであると判断した。進入が滅菌されていなかったのは、航空機が過大な対気速度でグライドスロープ上空の外側マーカーを通過したことがまず原因であり、その後、乗務員がフライト・ディレクタから提示された疑わしい情報に気を取られていたことがさらに悪化させた。進入のポジショニングが悪かったのは、標準的でない航空交通管制サービスのせいでもある。<br>(The National Transportation Safety Board determines that the probable cause of the accident was the failure of the flight crew to monitor altitude and to recognize passage of the aircraft through the approach decision height during an unsterilized precision approach conducted in rapidly changing meteorological conditions. The unsterilized nature of the approach was due initially to the aircraft's passing the outer marker above the glide slope at an excessive airspeed and thereafter compounded by the flight crew’s preoccupation with the questionable information presented by the flight director system. The poor positioning of the flight for the approach was in part the result of nonstandard air traffic control services.){{sfn|NTSB|p=29}}</blockquote>
== 脚注 ==
=== 出典 ===
{{reflist|2}}
== 参考文献 ==
{{Citeweb|author=[[国家運輸安全委員会]]|title=AIRCRAFT ACCIDENT REPORTDELTA AIR LINES, INC.DOUGLAS DC-9-31, N975NE BOSTON, MASSACHUSETTSJULY 31,1973|url=https://libraryonline.erau.edu/online-full-text/ntsb/aircraft-accident-reports/AAR74-03.pdf|year=1974|publisher=|accessdate=2023-12-10 |ref={{sfnref|NTSB}}}}
{{1973年の航空事故一覧}}
{{DEFAULTSORT:てるたこうくう0723ひんちやくりくしつはいしこ}}
[[Category:1973年の航空事故]]
[[Category:デルタ航空の航空事故|0723ひんちやくりくしつはいしこ]]
[[Category:CFITによる航空事故]]
[[Category:パイロットエラーによる航空事故]]
[[Category:DC-9による航空事故]]
[[Category:アメリカ合衆国で発生した航空事故]]
[[Category:アメリカ合衆国の災害 (1945年-1989年)]]
[[Category:1973年のアメリカ合衆国]]
[[Category:マサチューセッツ州の交通事故]]
[[Category:ボストンの交通]]
[[Category:ボストンの歴史]]
[[Category:1973年7月]] | 2023-12-09T20:04:33Z | 2023-12-12T11:29:12Z | false | false | false | [
"Template:Infobox Airliner incident",
"Template:Sfn",
"Template:Airreg",
"Template:Multiple image",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Citeweb",
"Template:1973年の航空事故一覧"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E8%88%AA%E7%A9%BA723%E4%BE%BF%E7%9D%80%E9%99%B8%E5%A4%B1%E6%95%97%E4%BA%8B%E6%95%85 |
4,864,501 | HD 172555 | HD 172555あるいはHR 7012は、くじゃく座にある恒星である。見かけの等級は4.78と、肉眼でみえる明るさである。年周視差を基に太陽系からの距離を計算すると、約94光年である。がか座β運動星団(英語版)に属し、とても若い恒星である。やや離れた位置にある9等星CD -64°1208と連星をなし、CD -64°1208もまた2つの恒星からなるため、3重連星ではないかと考えられる。HD 172555の周囲には残骸円盤(英語版)が存在し、その観測的な特徴から、最近10万年以内に惑星級の天体同士の巨大衝突があり、大量の塵がばらまかれたのではないかと考えられている。また、HD 172555のスペクトルからは、太陽系外彗星の証拠とみられる成分もみつかっている。
HD 172555はA型星で、スペクトル型はA7 Vと分類される。質量は太陽の1.7倍程度、半径は太陽の1.6倍程度と推定され、表面の有効温度はおよそ7,800 K、光度は太陽の8倍程度である。
HD 172555は、がか座β運動星団の一員とされており、運動星団の年齢を適用して、HD 172555の年齢はおよそ2300万年と見積もられる。
HD 172555から東に1.2分程離れた位置にみえる9等星、CD -64°1208は、同じくがか座β運動星団の一員であるとみられ、HD 172555とは固有運動が共通する連星と考えられている。
CD -64°1208はまた、離角が0.2秒程度の近接する2つの恒星からなり、この2つの恒星もまた物理的に結びついているものと考えられる。したがってHD 172555は、2つの小質量星(HD 172555 Ba、HD 172555 Bb)からなる連星(CD -64°1208、HD 172555 B)が、主星(HD 172555 A)の周りを回る3重連星系である可能性が高い。
HD 172555は、1980年代に赤外線天文衛星IRASによって、中間赤外線に顕著な赤外超過がみられることが確認され、星周塵を持つ天体と認識され、塵が黒体であると仮定すればその温度は約290 Kと温かい塵であることが推定された。ラ・シヤ天文台やスピッツァー宇宙望遠鏡による追観測で、中間赤外スペクトルに目立った放射成分がみられ、粒子径の小さいケイ酸塩鉱物が豊富に存在することが示された。更に、成分が似ているテクタイトや黒曜石の、実験室における熱放射スペクトルと比較した分析から、HD 172555の星周塵の組成が、同じように中間赤外線で明るい星周塵を持つ星の中でも特異であることがわかった。
HD 172555の星周塵は、粒子径がミクロン以下の微細な塵が豊富で、粒子径が大きくなるに従って急激に粒子数が減少する、という分布を示し、この分布から比較的最近、古くとも10万年以内には新しい塵を供給する現象があったと推測される。微細な塵は、質量が大型の小惑星1つ分に相当し、中心星に対し太陽系では小惑星帯に当たるような位置関係で分布している。一方、質量で微細塵の100倍に上る気相一酸化ケイ素も存在し、また質量でそれに匹敵する、低温でとても大きい礫も存在する。このような星周物質の構成から、その起源が巨大な岩石質微惑星同士の非常に高速での衝突にあることが示唆された。衝突した天体は、大きさが水星級の岩石微惑星と、月級の岩石微惑星が想定され、小さい天体は崩壊、大きい天体も地殻がはぎ取られ飛散したものと考えられる。大量の一酸化ケイ素も、衝突で蒸発したケイ酸鉱物から解離したと考えると、巨大衝突説を支持する。
HD 172555の星周円盤は、ジェミニ南望遠鏡の分光撮像装置や、VLT干渉計を用いた中間赤外線での観測で、空間的に分解されている。その後、VLTの偏光撮像装置によって、可視光・近赤外線で散乱光像も検出された。双方の観測結果は整合しており、円盤は真横(エッジ・オン)に近い向きからみる傾きになっており、中心星から8 au以内に塵の熱放射が最も強い領域があって、外側は8.5ないし11.3 auまで広がっている。HD 172555には伴星系が存在するが、およそ2000 au離れた位置にあるので、1000 auに達するような非常に大きな軌道はともかく、10 au程度の星近傍の円盤は阻害されない。
HD 172555からは、ハーシェル宇宙天文台が取得した遠赤外線スペクトルで、酸素原子の禁制線(波長63 μm)が検出され、ALMAのミリ波観測では、一酸化炭素分子輝線も検出された。気相の一酸化ケイ素が光解離から保護されるためには、より大量の酸素とケイ素の原子が必要であり、酸素原子の検出はそれと整合する。一酸化炭素は、中心星から6ないし9 auの範囲に環状に分布しており、塵の分布とよく似ている。一酸化炭素も、光解離で破壊され尽くさないために何らかのしくみが必要であり、巨大衝突がそれを補うかもしれない。
がか座β星とよく似ているHD 172555は、HARPSによって多数観測が行われており、その中からカルシウムイオンのH・K線に突発的な吸収成分が繰り返し現れることが発見された。その後、ハッブル宇宙望遠鏡が取得した紫外線スペクトルで、炭素イオンでも同様の現象が観測され、これは落下する蒸発天体(falling evaporating bodies=FEBs、いわゆる系外彗星)から発生した気体が、星の手前を通過する際に吸収を引き起こしたものと考えられた。FEBが彗星か否かについては留保が付けられたが、精密測光観測によってFEB通過時の減光をとらえたことで、FEBの軌道や大きさは、既知の系外彗星とよく似ていることがわかった。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "HD 172555あるいはHR 7012は、くじゃく座にある恒星である。見かけの等級は4.78と、肉眼でみえる明るさである。年周視差を基に太陽系からの距離を計算すると、約94光年である。がか座β運動星団(英語版)に属し、とても若い恒星である。やや離れた位置にある9等星CD -64°1208と連星をなし、CD -64°1208もまた2つの恒星からなるため、3重連星ではないかと考えられる。HD 172555の周囲には残骸円盤(英語版)が存在し、その観測的な特徴から、最近10万年以内に惑星級の天体同士の巨大衝突があり、大量の塵がばらまかれたのではないかと考えられている。また、HD 172555のスペクトルからは、太陽系外彗星の証拠とみられる成分もみつかっている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "HD 172555はA型星で、スペクトル型はA7 Vと分類される。質量は太陽の1.7倍程度、半径は太陽の1.6倍程度と推定され、表面の有効温度はおよそ7,800 K、光度は太陽の8倍程度である。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "HD 172555は、がか座β運動星団の一員とされており、運動星団の年齢を適用して、HD 172555の年齢はおよそ2300万年と見積もられる。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "HD 172555から東に1.2分程離れた位置にみえる9等星、CD -64°1208は、同じくがか座β運動星団の一員であるとみられ、HD 172555とは固有運動が共通する連星と考えられている。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "CD -64°1208はまた、離角が0.2秒程度の近接する2つの恒星からなり、この2つの恒星もまた物理的に結びついているものと考えられる。したがってHD 172555は、2つの小質量星(HD 172555 Ba、HD 172555 Bb)からなる連星(CD -64°1208、HD 172555 B)が、主星(HD 172555 A)の周りを回る3重連星系である可能性が高い。",
"title": "特徴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "HD 172555は、1980年代に赤外線天文衛星IRASによって、中間赤外線に顕著な赤外超過がみられることが確認され、星周塵を持つ天体と認識され、塵が黒体であると仮定すればその温度は約290 Kと温かい塵であることが推定された。ラ・シヤ天文台やスピッツァー宇宙望遠鏡による追観測で、中間赤外スペクトルに目立った放射成分がみられ、粒子径の小さいケイ酸塩鉱物が豊富に存在することが示された。更に、成分が似ているテクタイトや黒曜石の、実験室における熱放射スペクトルと比較した分析から、HD 172555の星周塵の組成が、同じように中間赤外線で明るい星周塵を持つ星の中でも特異であることがわかった。",
"title": "星周領域"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "HD 172555の星周塵は、粒子径がミクロン以下の微細な塵が豊富で、粒子径が大きくなるに従って急激に粒子数が減少する、という分布を示し、この分布から比較的最近、古くとも10万年以内には新しい塵を供給する現象があったと推測される。微細な塵は、質量が大型の小惑星1つ分に相当し、中心星に対し太陽系では小惑星帯に当たるような位置関係で分布している。一方、質量で微細塵の100倍に上る気相一酸化ケイ素も存在し、また質量でそれに匹敵する、低温でとても大きい礫も存在する。このような星周物質の構成から、その起源が巨大な岩石質微惑星同士の非常に高速での衝突にあることが示唆された。衝突した天体は、大きさが水星級の岩石微惑星と、月級の岩石微惑星が想定され、小さい天体は崩壊、大きい天体も地殻がはぎ取られ飛散したものと考えられる。大量の一酸化ケイ素も、衝突で蒸発したケイ酸鉱物から解離したと考えると、巨大衝突説を支持する。",
"title": "星周領域"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "HD 172555の星周円盤は、ジェミニ南望遠鏡の分光撮像装置や、VLT干渉計を用いた中間赤外線での観測で、空間的に分解されている。その後、VLTの偏光撮像装置によって、可視光・近赤外線で散乱光像も検出された。双方の観測結果は整合しており、円盤は真横(エッジ・オン)に近い向きからみる傾きになっており、中心星から8 au以内に塵の熱放射が最も強い領域があって、外側は8.5ないし11.3 auまで広がっている。HD 172555には伴星系が存在するが、およそ2000 au離れた位置にあるので、1000 auに達するような非常に大きな軌道はともかく、10 au程度の星近傍の円盤は阻害されない。",
"title": "星周領域"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "HD 172555からは、ハーシェル宇宙天文台が取得した遠赤外線スペクトルで、酸素原子の禁制線(波長63 μm)が検出され、ALMAのミリ波観測では、一酸化炭素分子輝線も検出された。気相の一酸化ケイ素が光解離から保護されるためには、より大量の酸素とケイ素の原子が必要であり、酸素原子の検出はそれと整合する。一酸化炭素は、中心星から6ないし9 auの範囲に環状に分布しており、塵の分布とよく似ている。一酸化炭素も、光解離で破壊され尽くさないために何らかのしくみが必要であり、巨大衝突がそれを補うかもしれない。",
"title": "星周領域"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "がか座β星とよく似ているHD 172555は、HARPSによって多数観測が行われており、その中からカルシウムイオンのH・K線に突発的な吸収成分が繰り返し現れることが発見された。その後、ハッブル宇宙望遠鏡が取得した紫外線スペクトルで、炭素イオンでも同様の現象が観測され、これは落下する蒸発天体(falling evaporating bodies=FEBs、いわゆる系外彗星)から発生した気体が、星の手前を通過する際に吸収を引き起こしたものと考えられた。FEBが彗星か否かについては留保が付けられたが、精密測光観測によってFEB通過時の減光をとらえたことで、FEBの軌道や大きさは、既知の系外彗星とよく似ていることがわかった。",
"title": "星周領域"
}
] | HD 172555あるいはHR 7012は、くじゃく座にある恒星である。見かけの等級は4.78と、肉眼でみえる明るさである。年周視差を基に太陽系からの距離を計算すると、約94光年である。がか座β運動星団に属し、とても若い恒星である。やや離れた位置にある9等星CD -64°1208と連星をなし、CD -64°1208もまた2つの恒星からなるため、3重連星ではないかと考えられる。HD 172555の周囲には残骸円盤が存在し、その観測的な特徴から、最近10万年以内に惑星級の天体同士の巨大衝突があり、大量の塵がばらまかれたのではないかと考えられている。また、HD 172555のスペクトルからは、太陽系外彗星の証拠とみられる成分もみつかっている。 | {{天体 基本
| 色 = 恒星
| 和名 = [[ヘンリー・ドレイパーカタログ|HD]] 172555
| 画像ファイル = Exocomets plunging into a young star (artist’s impression).jpg
| 画像説明 = [[星周円盤]]を横切り中心星(HD 172555)へ突っ込んでゆく[[太陽系外彗星|系外彗星]]の想像図。出典: [[NASA]], [[ESA]], and A. Felid & G. Bacon ([[STScI]]){{R|opo1702a}}
| 星座 = [[くじゃく座]]{{R|aa090818}}
| 視等級 = 4.78{{R|esa97}}
}}
{{天体 位置
| 色 = 恒星
| 元期 = [[J2000.0]]
| 赤経 = {{RA|18|45|26.9009806435}}{{R|simbad}}
| 赤緯 = {{DEC|-64|52|16.534807985}}{{R|simbad}}
| 視線速度 = 3.85 km/s{{R|en03}}
| 固有運動 = 赤経: 31.952 [[秒 (角度)|ミリ秒]]/[[年]]{{R|simbad}}<br />赤緯: -149.730 ミリ秒/年{{R|simbad}}
| parallax = 34.7355
| p_error = 0.1575
| parallax_footnote = {{R|simbad}}
| 絶対等級2 = 2.5
| 星図位置画像 = Pavo constellation map.svg
| 位置画像left = 59
| 位置画像top = 38
| 画像説明 = HD 172555の位置(赤丸)
}}
{{天体 物理
| 色 = 恒星
| 半径 = 1.56 [[太陽半径|''R''<sub>☉</sub>]]{{R|rm12}}
| 質量 = ≃ 1.68 [[太陽質量|''M''<sub>☉</sub>]]{{R|rm12}}
| 表面重力log = 4.28 [[CGS単位系|cgs]]{{R|rm12}}
| 自転速度 = 116 km/s{{R|en03}}
| スペクトル分類 = A7 V{{R|gray06}}
| 光度 = 7.8 ± 0.7 [[太陽光度|''L''<sub>☉</sub>]]{{R|rm12}}
| 有効温度 = 7,800 ± 200 [[ケルビン|K]]{{R|rm12}}
| 色指数_BV = 0.199{{R|esa97}}
| 色指数_VI = 0.21{{R|esa97}}
| 金属量 = 0.07{{R|en03}}
| 年齢 = 23 ± 3 {{e|6}} 年{{R|mb14}}
}}
{{天体 別名称
| 色 = 恒星
| 別名称 = [[基本星表|FK5]] 3489, [[ヒッパルコス星表|HIP]] 92024, [[輝星星表|HR]] 7012, [[スミソニアン天文台星表|SAO]] 254358{{R|simbad}}
}}
{{天体 終了|恒星}}
'''[[ヘンリー・ドレイパーカタログ|HD]] 172555'''あるいは'''[[輝星星表|HR]] 7012'''は、[[くじゃく座]]にある[[恒星]]である{{R|aa090818}}。[[見かけの等級]]は4.78と、[[肉眼]]でみえる明るさである{{R|esa97|kiefer23}}。[[年周視差]]を基に[[太陽系]]からの距離を計算すると、約94[[光年]]である{{R|simbad}}{{R|注dist|group="注"}}。{{仮リンク|がか座ベータ運動星団|en|Beta Pictoris moving group|label=がか座β運動星団}}に属し、とても若い恒星である{{R|zuckerman01}}。やや離れた位置にある9[[等星]]'''[[掃天星表|CD]] -64°1208'''と[[連星]]をなし、CD -64°1208もまた2つの恒星からなるため、[[多重星|3重連星]]ではないかと考えられる{{R|feigelson06|biller07|messina17}}。HD 172555の周囲には{{仮リンク|残骸円盤|en|Debris disk}}が存在し、その観測的な特徴から、最近10万年以内に[[惑星]]級の[[天体]]同士の巨大衝突があり、大量の塵がばらまかれたのではないかと考えられている{{R|lisse09}}。また、HD 172555の[[スペクトル]]からは、[[太陽系外彗星]]の証拠とみられる成分もみつかっている{{R|kiefer14}}。
== 特徴 ==
{{Planetary radius
| align =
| Exoplanet = HD 172555
| base = Sun
| radius = 156
}}
HD 172555は[[A型主系列星|A型星]]で、[[スペクトル型]]はA7 Vと分類される{{R|gray06}}。[[質量]]は[[太陽質量|太陽]]の1.7倍程度、[[半径]]は[[太陽半径|太陽]]の1.6倍程度と推定され、表面の[[有効温度]]はおよそ7,800 [[ケルビン|K]]、[[光度 (天文学)|光度]]は[[太陽光度|太陽]]の8倍程度である{{R|rm12}}。
HD 172555は、がか座β運動星団の一員とされており、運動星団の年齢を適用して、HD 172555の年齢はおよそ2300万年と見積もられる{{R|zuckerman01|mb14}}。
=== 星系 ===
HD 172555から東に1.2[[分 (角度)|分]]程離れた位置にみえる9等星、CD -64°1208は、同じくがか座β運動星団の一員であるとみられ、HD 172555とは[[固有運動]]が共通する連星と考えられている{{R|zuckerman01|feigelson06}}。
{{天体 基本
| 色 = 恒星
| 和名 = CD -64°1208
| 仮符号・別名 = HD 172555 B
| 視等級 = 9.30{{R|messina17}}
}}
{{天体 物理
| 色 = 恒星
| 質量 = 0.83 + 0.21 ''M''<sub>☉</sub>{{R|af15}}
| スペクトル分類 = K5 Ve{{R|af15}}
| 色指数_BV = 1.20{{R|messina17}}
| 色指数_VI = 1.54{{R|messina17}}
}}
{{天体 重星
| 色 = 恒星
| 主星 = HD 172555
| 位置角 = 65度{{R|af15}}
| 角距離 = 71.83秒{{R|af15}}
}}
{{天体 別名称
| 色 = 恒星
| 別名称 = [[ティコ星表|TYC]] 9077-2489-1{{R|simbad_b}}
}}
{{天体 終了|恒星}}
CD -64°1208はまた、[[角距離|離角]]が0.2[[秒 (角度)|秒]]程度の近接する2つの恒星からなり、この2つの恒星もまた物理的に結びついているものと考えられる{{R|biller07|mw12}}。したがってHD 172555は、2つの小質量星(HD 172555 Ba、HD 172555 Bb)からなる連星(CD -64°1208、HD 172555 B)が、主星(HD 172555 A)の周りを回る3重連星系である可能性が高い{{R|af15|messina17}}。
== 星周領域 ==
HD 172555は、1980年代に赤外線天文衛星[[IRAS]]によって、中間[[赤外線]]に顕著な[[赤外超過]]がみられることが確認され、[[星周塵]]を持つ天体と認識され、塵が[[黒体]]であると仮定すればその温度は約290 Kと温かい塵であることが推定された{{R|cote87}}。[[ラ・シヤ天文台]]や[[スピッツァー宇宙望遠鏡]]による追観測で、中間赤外スペクトルに目立った[[放射]]成分がみられ、粒子径の小さい[[ケイ酸塩鉱物]]が豊富に存在することが示された{{R|sms05|chen06}}。更に、成分が似ている[[テクタイト]]や[[黒曜石]]の、実験室における熱放射スペクトルと比較した分析から、HD 172555の星周塵の組成が、同じように中間赤外線で明るい星周塵を持つ星の中でも特異であることがわかった{{R|lisse09}}。
HD 172555の星周塵は、粒子径が[[マイクロメートル|ミクロン]]以下の微細な塵が豊富で、粒子径が大きくなるに従って急激に粒子数が減少する、という分布を示し、この分布から比較的最近、古くとも10万年以内には新しい塵を供給する現象があったと推測される{{R|lisse09}}。微細な塵は、質量が大型の[[小惑星]]1つ分に相当し、中心星に対し太陽系では[[小惑星帯]]に当たるような位置関係で分布している{{R|lisse09}}。一方、質量で微細塵の100倍に上る[[気相]][[一酸化ケイ素]]も存在し、また質量でそれに匹敵する、低温でとても大きい[[礫]]も存在する{{R|lisse09}}。このような星周物質の構成から、その起源が巨大な岩石質[[微惑星]]同士の非常に高速での衝突にあることが示唆された{{R|lisse09}}。衝突した天体は、大きさが[[水星]]級の岩石微惑星と、[[月]]級の岩石微惑星が想定され、小さい天体は崩壊、大きい天体も[[地殻]]がはぎ取られ飛散したものと考えられる{{R|lisse09}}。大量の一酸化ケイ素も、衝突で蒸発したケイ酸鉱物から解離したと考えると、巨大衝突説を支持する{{R|lisse09|johnson12}}。
[[ファイル:Artist's concept of collision at HD 172555.jpg|thumb|[[月]]大の[[天体]]が、[[水星]]大の天体に高速で衝突する様子の想像図。HD 172555の周りで最近このような現象が起きたと予想される。出典: [[NASA]] / [[ジェット推進研究所|JPL]]-[[カリフォルニア工科大学|Caltech]] / T. Pyle (IPAC){{R|ssc2009-16}} ]]
HD 172555の星周円盤は、[[ジェミニ天文台|ジェミニ南望遠鏡]]の[[天体分光学|分光]][[撮像]]装置や、[[超大型望遠鏡VLT|VLT]][[干渉計]]を用いた中間赤外線での観測で、空間的に分解されている{{R|swh12}}。その後、VLTの[[偏光]]撮像装置によって、[[可視光]]・近赤外線で[[光散乱|散乱光]]像も検出された{{R|engler18}}。双方の観測結果は整合しており、円盤は真横(エッジ・オン)に近い向きからみる傾きになっており、中心星から8 [[天文単位|au]]以内に塵の熱放射が最も強い領域があって、外側は8.5ないし11.3 auまで広がっている{{R|swh12|engler18}}。HD 172555には伴星系が存在するが、およそ2000 au離れた位置にあるので、1000 auに達するような非常に大きな軌道はともかく、10 au程度の星近傍の円盤は阻害されない{{R|lisse09}}。
{{OrbitboxPlanet begin
| table_ref = {{R|engler18}}
}}
{{OrbitboxPlanet disk
| disk = 残骸円盤
| periapsis = 不明<!--近星点、もしくは最も近い距離(天文単位)-->
| apoapsis = 8.5-11.3
| inclination = ≈103.5
}}
{{Orbitbox end}}
HD 172555からは、[[ハーシェル宇宙天文台]]が取得した遠赤外線スペクトルで、[[酸素]]原子の禁制線([[波長]]63 μm)が検出され、[[アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計|ALMA]]のミリ波観測では、[[一酸化炭素]]分子輝線も検出された{{R|rm12|schneiderman21}}。気相の一酸化ケイ素が光解離から保護されるためには、より大量の酸素とケイ素の原子が必要であり、酸素原子の検出はそれと整合する{{R|rm12|wilson16}}。一酸化炭素は、中心星から6ないし9 auの範囲に環状に分布しており、塵の分布とよく似ている{{R|schneiderman21}}。一酸化炭素も、光解離で破壊され尽くさないために何らかのしくみが必要であり、巨大衝突がそれを補うかもしれない{{R|schneiderman21}}。
[[がか座ベータ星|がか座β星]]とよく似ているHD 172555は、[[HARPS]]によって多数観測が行われており、その中から[[カルシウム]]イオンの[[フラウンホーファー線|H・K線]]に突発的な吸収成分が繰り返し現れることが発見された{{R|kiefer14}}。その後、[[ハッブル宇宙望遠鏡]]が取得した[[紫外線]]スペクトルで、[[炭素]]イオンでも同様の現象が観測され、これは落下する蒸発天体(falling evaporating bodies=FEBs、いわゆる系外彗星)から発生した気体が、星の手前を[[通過 (天文)|通過]]する際に吸収を引き起こしたものと考えられた{{R|grady18|kiefer14}}。FEBが彗星か否かについては留保が付けられたが、精密[[測光 (天文)|測光観測]]によってFEB通過時の減光をとらえたことで、FEBの軌道や大きさは、既知の系外彗星とよく似ていることがわかった{{R|grady18|kiefer23}}。
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist |group="注" |refs=
}}
=== 出典 ===
{{Reflist |colwidth=30em |refs=
<ref name="simbad">{{Cite web |url=https://simbad.cds.unistra.fr/simbad/sim-id?Ident=HD+172555 |title=HD 172555 -- High Proper Motion Star |work=[[SIMBAD]] |publisher=[[ストラスブール天文データセンター|CDS]] |accessdate=2023-12-07 }}</ref>
<ref name="esa97">{{Citation |author=ESA |author-link=欧州宇宙機関 |date=1997 |title=The HIPPARCOS and TYCHO catalogues. Astrometric and photometric star catalogues derived from the ESA HIPPARCOS Space Astrometry Mission |publisher=ESA Publications Division |place=Noordwijk, [[オランダ|Netherlands]] |series=ESA SP Series |volume=1200 |isbn=9290923997 |bibcode=1997ESASP1200.....E }}</ref>
<ref name="opo1702a">{{Cite web |url=https://esahubble.org/images/opo1702a/ |title=Exocomets plunging into a young star (artist’s impression) |date=2017-01-11 |publisher=[[ESA]] |accessdate=2023-12-07 }}</ref>
<ref name="aa090818">{{Cite web |和書 |url=https://www.astroarts.co.jp/news/2009/08/18planetary_collision/index-j.shtml |title=スピッツァーが見た、惑星どうしの衝突現場 |date=2009-08-18 |publisher=[[AstroArts]] |accessdate=2023-12-07 }}</ref>
<ref name="en03">{{Citation |last1=Erspamer |first1=D. |last2=North |first2=P. |date=2003-02 |title=Automated spectroscopic abundances of A and F-type stars using echelle spectrographs. II. Abundances of 140 A-F stars from ELODIE |journal=[[アストロノミー・アンド・アストロフィジックス|Astronomy & Astrophysics]] |volume=398 |pages=1121-1135 |doi=10.1051/0004-6361:20021711 |bibcode=2003A&A...398.1121E }}</ref>
<ref name="rm12">{{Citation |author=Riviere-Marichalar, P.; et al. |date=2012-10 |title=HD 172555: detection of 63 μm [OI] emission in a debris disc |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=546 |page=L8 |doi=10.1051/0004-6361/201219745 |bibcode=2012A&A...546L...8R }}</ref>
<ref name="gray06">{{Citation |author=Gray, R. O.; et al. |date=2006-07 |title=Contributions to the Nearby Stars (NStars) Project: Spectroscopy of Stars Earlier than M0 within 40 pc-The Southern Sample |journal=[[アストロノミカルジャーナル|Astronomical Journal]] |volume=132 |issue=1 |pages=161-170 |doi=10.1086/504637 |bibcode=2006AJ....132..161G }}</ref>
<ref name="mb14">{{Citation |last1=Mamajek |first1=Eric E. |last2=Bell |first2=Cameron P. M. |date=2014-12 |title=On the age of the β Pictoris moving group |journal=[[王立天文学会月報|Monthly Notices of the Royal Astronomical Society]] |volume=445 |issue=3 |pages=2169-2180 |doi=10.1093/mnras/stu1894 |bibcode=2014MNRAS.445.2169M }}</ref>
<ref name="kiefer23">{{Citation |author=Kiefer, F.; et al. |date=2023-03 |title=Hint of an exocomet transit in the CHEOPS light curve of HD 172555 |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=671 |page=A25 |doi=10.1051/0004-6361/202245104 |bibcode=2023A&A...671A..25K }}</ref>
<ref name="zuckerman01">{{Citation |author=Zuckerman, B.; et al. |date=2001-11 |title=The β Pictoris Moving Group |journal=[[アストロフィジカルジャーナル|Astrophysical Journal]] |volume=562 |issue=1 |pages=L87-L90 |doi=10.1086/337968 |bibcode=2001ApJ...562L..87Z }}</ref>
<ref name="feigelson06">{{Citation |author=Feigelson, E. D.; et al. |date=2006-03 |title=51 Eridani and GJ 3305: A 10-15 Myr old Binary Star System at 30 Parsecs |journal=Astronomical Journal |volume=131 |issue=3 |pages=1730-1739 |doi=10.1086/499923 |bibcode=2006AJ....131.1730F }}</ref>
<ref name="biller07">{{Citation |author=Biller, Beth A.; et al. |date=2007-11 |title=An Imaging Survey for Extrasolar Planets around 45 Close, Young Stars with the Simultaneous Differential Imager at the Very Large Telescope and MMT |journal=Astrophysical Journal Supplement Series |volume=173 |issue=1 |page=143-165 |doi=10.1086/519925 |bibcode=2007ApJS..173..143B }}</ref>
<ref name="messina17">{{Citation |author=Messina, S.; et al. |date=2017-04 |title=The β Pictoris association: Catalog of photometric rotational periods of low-mass members and candidate members |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=600 |page=A83 |doi=10.1051/0004-6361/201629152 |bibcode=2017A&A...600A..83M }}</ref>
<ref name="lisse09">{{Citation |author=Lisse, C. M.; et al. |date=2009-08 |title=Abundant Circumstellar Silica Dust and SiO Gas Created by a Giant Hypervelocity Collision in the ∼12 Myr HD172555 System |journal=Astrophysical Journal |volume=701 |issue=2 |pages=2019-2032 |doi=10.1088/0004-637X/701/2/2019 |bibcode=2009ApJ...701.2019L }}</ref>
<ref name="kiefer14">{{Citation |author=Kiefer, F.; et al. |date=2014-01 |title=Exocomets in the circumstellar gas disk of HD 172555 |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=561 |page=L10 |doi=10.1051/0004-6361/201323128 |bibcode=2014A&A...561L..10K }}</ref>
<ref name="af15">{{Citation |author=Alonso-Floriano, F. J.; et al. |date=2015-11 |title=Reaching the boundary between stellar kinematic groups and very wide binaries. III. Sixteen new stars and eight new wide systems in the β Pictoris moving group |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=583 |page=A85 |doi=10.1051/0004-6361/201526795 |bibcode=2015A&A...583A..85A }}</ref>
<ref name="simbad_b">{{Cite web |url=https://simbad.cds.unistra.fr/simbad/sim-id?Ident=CD-64%20%201208 |title=CD-64 1208 -- Spectroscopic Binary |work=SIMBAD |publisher=CDS |accessdate=2023-12-07 }}</ref>
<ref name="mw12">{{Citation |last1=McCarthy |first1=Kyle |last2=White |first2=Russel J. |date=2012-06 |title=The Sizes of the Nearest Young Stars |journal=Astronomical Journal |volume=143 |issue=6 |page=134 |doi=10.1088/0004-6256/143/6/134 |bibcode=2012AJ....143..134M }}</ref>
<ref name="cote87">{{Citation |last=Coté |first=J. |date=1987-07 |title=B and A type stars with unexpectedly large colour excesses at IRAS wavelengths |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=181 |pages=77-84 |bibcode=1987A&A...181...77C }}</ref>
<ref name="sms05">{{Citation |last1=Schütz |first1=O. |last2=Meeus |first2=G. |last3=Sterzik |first3=M. F. |date=2005-02 |title=Mid-IR observations of circumstellar disks. II. Vega-type stars and a post-main sequence object |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=431 |pages=175-182 |doi=10.1051/0004-6361:20041490 |bibcode=2005A&A...431..175S }}</ref>
<ref name="chen06">{{Citation |author=Chen, C. H.; et al. |date=2006-09 |title=Spitzer IRS Spectroscopy of IRAS-discovered Debris Disks |journal=Astrophysical Journal |volume=166 |issue=1 |pages=351-377 |doi=10.1086/505751 |bibcode=2006ApJS..166..351C }}</ref>
<ref name="johnson12"> {{Citation |last1=Johnson, B. C.; et al. |date=2012-12 |title=A Self-consistent Model of the Circumstellar Debris Created by a Giant Hypervelocity Impact in the HD 172555 System |journal=Astrophysical Journal |volume=761 |issue=1 |page=45 |doi=10.1088/0004-637X/761/1/45 |bibcode=2012ApJ...761...45J }}</ref>
<ref name="ssc2009-16">{{Cite web |url=https://www.spitzer.caltech.edu/news/ssc2009-16-planet-smash-up-sends-vaporized-rock-hot-lava-flying |title=Planet Smash-Up Sends Vaporized Rock, Hot Lava Flying |date=2009-08-10 |website=[[スピッツァー宇宙望遠鏡|Spitzer Space Telescope]] |publisher=[[ジェット推進研究所|JPL]]-[[カリフォルニア工科大学|Caltech]] |accessdate=2023-12-07 }}</ref>
<ref name="swh12">{{Citation |last1=Smith |first1=R. |last2=Wyatt |first2=M. C. |last3=Haniff |first3=C. A. |date=2012-05 |title=Resolving the terrestrial planet forming regions of HD 113766 and HD 172555 with MIDI |journal=Monthly Notices of the Royal Astronomical Society |volume=422 |issue=3 |pages=2560-2580 |doi=10.1111/j.1365-2966.2012.20816.x |bibcode=2012MNRAS.422.2560S }}</ref>
<ref name="engler18">{{Citation |author=Engler, N.; et al. |date=2018-10 |title=Detection of scattered light from the hot dust in HD 172555 |journal=Astronomy & Astrophysics |volume=618 |page=A151 |doi=10.1051/0004-6361/201832674 |bibcode=2018A&A...618A.151E }}</ref>
<ref name="schneiderman21">{{Citation |author=Schneiderman, Tajana; et al. |date=2021-10 |title=Carbon monoxide gas produced by a giant impact in the inner region of a young system |journal=[[ネイチャー|Nature]] |volume=598 |issue=7881 |pages=425-428 |doi=10.1038/s41586-021-03872-x |bibcode=2021Natur.598..425S |arxiv=2110.15377 }}</ref>
<ref name="wilson16">{{Citation |author=Wilson, T. L.; et al. |date=2016-08 |title=Constraints on the Presence of SiO Gas in the Debris Disk of HD 172555 |journal=Astrophysical Journal |volume=826 |issue=2 |page=165 |doi=10.3847/0004-637X/826/2/165 |bibcode=2016ApJ...826..165W }}</ref>
<ref name="grady18">{{Citation |author=Grady, C.A.; et al. |date=2018-06 |title=The Star-grazing Bodies in the HD 172555 System |journal=Astronomical Journal |volume=155 |issue=6 |page=242 |doi=10.3847/1538-3881/aabe74 |bibcode=2018AJ....155..242G }}</ref>
}}
== 関連項目 ==
* [[からす座イータ星|からす座η星]]
* [[ぼうえんきょう座イータ星|ぼうえんきょう座η星]]
* [[2M1207b]]
* [[くじゃく座の恒星の一覧]]
== 外部リンク ==
{{Commonscat|HD 172555}}
* {{Cite web |和書 |url=https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/1556/ |title=天体衝突の瞬間 |date=2009-08-10 |website=[[ナショナル ジオグラフィック (雑誌)|ナショナル ジオグラフィック]] |accessdate=2023-12-07 }}
* {{Cite web |url=https://skyandtelescope.org/astronomy-news/exoplanets-demolition-derby/ |title=Exoplanets' “Demolition Derby” |last=Beatty |first=J. Kelly |date=2009-08-11 |publisher=[[スカイ&テレスコープ|Sky & Telescope]] |accessdate=2023-12-07 }}
* {{Cite web |url=http://www.solstation.com/stars3/hr7012.htm |title=HD 172555 / HR 7012 |website=SolStation |accessdate=2023-12-07 }}
* {{Cite web |url=https://www.circumstellardisks.org/show.php?id=236 |title=HD 172555; HR 7012 |date=2021-06-09 |website=Catalog of Circumstellar Disks |accessdate=2023-12-07 }}
* {{Cite web |url=https://exoplanet.eu/catalog/exocomet_hd_172555_b--8586/ |title=Planet Exocomet HD 172555 b |date=2023-01-19 |website=[[太陽系外惑星エンサイクロペディア|Extrasolar Planets Encyclopaedia]] |accessdate=2023-12-07 }}
{{Sky|18|45|26.26.9009806435|-|64|52|16.534807985|93.9}}
[[Category:くじゃく座]]
[[Category:恒星]]
[[Category:連星]]
[[Category:星周円盤]]
[[Category:天文学に関する記事]] | 2023-12-09T21:06:26Z | 2023-12-09T21:09:30Z | false | false | false | [
"Template:天体 基本",
"Template:天体 位置",
"Template:天体 終了",
"Template:Orbitbox end",
"Template:Sky",
"Template:天体 別名称",
"Template:仮リンク",
"Template:Reflist",
"Template:Commonscat",
"Template:天体 物理",
"Template:天体 重星",
"Template:Cite web",
"Template:R",
"Template:Planetary radius",
"Template:OrbitboxPlanet begin",
"Template:OrbitboxPlanet disk"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/HD_172555 |
4,864,502 | 天の川の誕生 | 『天の川の誕生』(あまのがわのたんじょう)あるいは『天の川の起源』(あまのがわのきげん、蘭: De geboorte van de Melkweg, 西: El nacimiento de la Vía Láctea, 英: The Birth of the Milky Way)は、バロック期のフランドルの巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスが1636年から1638年に制作した絵画である。油彩。天の川の誕生にまつわるギリシア神話の英雄ヘラクレスと女神ヘラ(ローマ神話のユノ)のエピソードを主題としている。ルーベンスの最晩年を代表する神話画の1つで、スペイン国王フェリペ4世の発注により、エル・パルド山中に建設された狩猟館トゥーレ・デ・ラ・パラーダ(英語版)を装飾するために制作された。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている。またブリュッセルのベルギー王立美術館に本作品の油彩による準備習作が所蔵されている。
シケリアのディオドロスによると、ヘラクレスの母アルクメネはヘラの嫉妬を恐れ、生まれたばかりの赤子を野に捨てた。しかしヘラが近くを通ったとき、お供をしていたアテナは赤子を発見してその資質に驚異を感じ、赤子に母乳を与えるようヘラに頼んだ。ヘラはこれを了承したが、ヘラクレスが赤子とは思えない力で女神の乳房をつかんだため、ヘラは赤子を突き放した。しかしアテナは赤子が母乳を飲むのを見ると、赤子をアルクメネのもとに連れて行き、育てるよう勧めた。
ヒュギーヌスの『天文譜』は天の川の起源についていくつかの説を挙げている。それによると、ヘラは気づかずに幼児のヘルメス(ローマ神話のメルクリウス)に母乳を与えた。しかし幼児がゼウス(ユピテル)の愛人マイアの息子であると知ったとき、ヘルメスを突き飛ばした。すると流れる白い母乳が星座の中に天の川となった。あるいはこの幼児はヘラクレスであったと言い、ヘラが眠っている間に授乳させようとしたが、ヘラが目を覚まして突き飛ばし、同様のことが起きた。あるいはヘラクレスがあまりに乳を欲しがっていたため、吸った母乳のすべてを口に含むことができず、こぼれて天の川になった。このほかにヒュギーヌスはレアの母乳であるとする説も述べている。
偽エラトステネスの『カタステリスモイ』の説はヒュギーヌスの第2の説に近い。ヘルメスはヘラクレスにヘラの母乳を与えるため、ヘラのところに連れて行った。しかしヘラはヘラクレスを払いのけたため母乳がこぼれ、天の川になった。
フェリペ4世は1636年、改築が終わったトゥーレ・デ・ラ・パラーダを装飾するため、ルーベンスに神話画63点、狩猟画50点に及ぶ膨大な作品を発注した。この大規模発注は、当時スペイン領ネーデルラント総督であったフェリペ4世の弟、枢機卿フェルナンド・デ・アウストリアを仲介して行われた。しかし納品までの期間が短かったため、ルーベンスはフェリペ4世に許可を取り、下絵を描いたうえでかつての弟子であったヤーコプ・ヨルダーンスやヤン・ブックホルストなどの画家たちに発注の大部分を委託した。このうちルーベンス自身が完成させたものは本作品を含む約15点の作品のみと見られる。完成した膨大な作品群は1638年にマドリードに向けて発送された。
ルーベンスはヘラが幼児のヘラクレスに授乳する場面を描いている。ヘラは満天の星の中、雲の上に座っている。真珠のネックレスと宝石をあしらったブレスレットを身に着け、頭に白いヴェールをかぶっている。ヘラクレスはヘラの左の乳房に右手を伸ばしているが、乳房を口に含んではいない。左の乳房からは母乳が勢いよく噴き出し、星空の中に天の川となって広がっている。おそらく、幼児のヘラクレスはゼウスによってヘラの胸元に置かれたのだろう。ヘラの背後には黄金に輝く戦車があり、さらにその後方にゼウスが右肘をついて座り、その様子を見つめている。また2羽の孔雀が綱で戦車の轅に結びつけられている。孔雀はヘラのアトリビュートであるため、戦車はヘラのものであると分かる。同様に、座っている男神は、彼の下をゼウスの典型的なアトリビュートの鷲が飛翔しており、ゼウスその人であると分かる。鷲はさらにその足にゼウスの雷(ケラウロス)をつかんでいる。赤子が突き飛ばされておらず、乳房から母乳が噴き出ている点は、おそらくルーベンスの神話の再解釈を反映している。
一般的に神話の場面が描かれる際は、オウィディウスの『変身物語』が参照される。しかし『変身物語』は天の川の誕生にまつわる神話についての豊かな言及を全く欠いているため、ルーベンスは他の文献、おそらくヒュギーヌスを参照した。ヒュギーヌスによると、ヘラはヘラクレスだけでなく、神々の伝令使ヘルメスにも授乳している。美術史家セシル・グールド(英語版)は、画面にゼウスが登場することから、幼児がヘラクレスではなくヘルメスと考えており、スヴェトラーナ・アルパースもそれに従っている。
ルーベンスはキャンバスすべてを自ら描いている。ヘラの顔は2番目の妻エレーヌ・フールマンをモデルにしている。ベルギー王立美術館に保存されている準備素描と比較すると、ルーベンスが最終的にいくつかの変更を加えていることが分かる。女神の下肢の位置は修正され、ゼウスと鷲を追加している。
絵画はトゥーレ・デ・ラ・パラーダでは1701年に記録されている。スペイン継承戦争の際にトゥーレ・デ・ラ・パラーダが焼失した後は新王宮に移され、1772年、1794 年、1814年から1818年に記録されている。スペイン国王フェルナンド7世の死後の1834年にプラド美術館に収蔵された。
トゥーレ・デ・ラ・パラーダのために制作されたルーベンスの横長の画面の神話画はほかに以下のような作品がある。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『天の川の誕生』(あまのがわのたんじょう)あるいは『天の川の起源』(あまのがわのきげん、蘭: De geboorte van de Melkweg, 西: El nacimiento de la Vía Láctea, 英: The Birth of the Milky Way)は、バロック期のフランドルの巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスが1636年から1638年に制作した絵画である。油彩。天の川の誕生にまつわるギリシア神話の英雄ヘラクレスと女神ヘラ(ローマ神話のユノ)のエピソードを主題としている。ルーベンスの最晩年を代表する神話画の1つで、スペイン国王フェリペ4世の発注により、エル・パルド山中に建設された狩猟館トゥーレ・デ・ラ・パラーダ(英語版)を装飾するために制作された。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている。またブリュッセルのベルギー王立美術館に本作品の油彩による準備習作が所蔵されている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "シケリアのディオドロスによると、ヘラクレスの母アルクメネはヘラの嫉妬を恐れ、生まれたばかりの赤子を野に捨てた。しかしヘラが近くを通ったとき、お供をしていたアテナは赤子を発見してその資質に驚異を感じ、赤子に母乳を与えるようヘラに頼んだ。ヘラはこれを了承したが、ヘラクレスが赤子とは思えない力で女神の乳房をつかんだため、ヘラは赤子を突き放した。しかしアテナは赤子が母乳を飲むのを見ると、赤子をアルクメネのもとに連れて行き、育てるよう勧めた。",
"title": "主題"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "ヒュギーヌスの『天文譜』は天の川の起源についていくつかの説を挙げている。それによると、ヘラは気づかずに幼児のヘルメス(ローマ神話のメルクリウス)に母乳を与えた。しかし幼児がゼウス(ユピテル)の愛人マイアの息子であると知ったとき、ヘルメスを突き飛ばした。すると流れる白い母乳が星座の中に天の川となった。あるいはこの幼児はヘラクレスであったと言い、ヘラが眠っている間に授乳させようとしたが、ヘラが目を覚まして突き飛ばし、同様のことが起きた。あるいはヘラクレスがあまりに乳を欲しがっていたため、吸った母乳のすべてを口に含むことができず、こぼれて天の川になった。このほかにヒュギーヌスはレアの母乳であるとする説も述べている。",
"title": "主題"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "偽エラトステネスの『カタステリスモイ』の説はヒュギーヌスの第2の説に近い。ヘルメスはヘラクレスにヘラの母乳を与えるため、ヘラのところに連れて行った。しかしヘラはヘラクレスを払いのけたため母乳がこぼれ、天の川になった。",
"title": "主題"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "フェリペ4世は1636年、改築が終わったトゥーレ・デ・ラ・パラーダを装飾するため、ルーベンスに神話画63点、狩猟画50点に及ぶ膨大な作品を発注した。この大規模発注は、当時スペイン領ネーデルラント総督であったフェリペ4世の弟、枢機卿フェルナンド・デ・アウストリアを仲介して行われた。しかし納品までの期間が短かったため、ルーベンスはフェリペ4世に許可を取り、下絵を描いたうえでかつての弟子であったヤーコプ・ヨルダーンスやヤン・ブックホルストなどの画家たちに発注の大部分を委託した。このうちルーベンス自身が完成させたものは本作品を含む約15点の作品のみと見られる。完成した膨大な作品群は1638年にマドリードに向けて発送された。",
"title": "制作背景"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "ルーベンスはヘラが幼児のヘラクレスに授乳する場面を描いている。ヘラは満天の星の中、雲の上に座っている。真珠のネックレスと宝石をあしらったブレスレットを身に着け、頭に白いヴェールをかぶっている。ヘラクレスはヘラの左の乳房に右手を伸ばしているが、乳房を口に含んではいない。左の乳房からは母乳が勢いよく噴き出し、星空の中に天の川となって広がっている。おそらく、幼児のヘラクレスはゼウスによってヘラの胸元に置かれたのだろう。ヘラの背後には黄金に輝く戦車があり、さらにその後方にゼウスが右肘をついて座り、その様子を見つめている。また2羽の孔雀が綱で戦車の轅に結びつけられている。孔雀はヘラのアトリビュートであるため、戦車はヘラのものであると分かる。同様に、座っている男神は、彼の下をゼウスの典型的なアトリビュートの鷲が飛翔しており、ゼウスその人であると分かる。鷲はさらにその足にゼウスの雷(ケラウロス)をつかんでいる。赤子が突き飛ばされておらず、乳房から母乳が噴き出ている点は、おそらくルーベンスの神話の再解釈を反映している。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "一般的に神話の場面が描かれる際は、オウィディウスの『変身物語』が参照される。しかし『変身物語』は天の川の誕生にまつわる神話についての豊かな言及を全く欠いているため、ルーベンスは他の文献、おそらくヒュギーヌスを参照した。ヒュギーヌスによると、ヘラはヘラクレスだけでなく、神々の伝令使ヘルメスにも授乳している。美術史家セシル・グールド(英語版)は、画面にゼウスが登場することから、幼児がヘラクレスではなくヘルメスと考えており、スヴェトラーナ・アルパースもそれに従っている。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "ルーベンスはキャンバスすべてを自ら描いている。ヘラの顔は2番目の妻エレーヌ・フールマンをモデルにしている。ベルギー王立美術館に保存されている準備素描と比較すると、ルーベンスが最終的にいくつかの変更を加えていることが分かる。女神の下肢の位置は修正され、ゼウスと鷲を追加している。",
"title": "作品"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "絵画はトゥーレ・デ・ラ・パラーダでは1701年に記録されている。スペイン継承戦争の際にトゥーレ・デ・ラ・パラーダが焼失した後は新王宮に移され、1772年、1794 年、1814年から1818年に記録されている。スペイン国王フェルナンド7世の死後の1834年にプラド美術館に収蔵された。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "トゥーレ・デ・ラ・パラーダのために制作されたルーベンスの横長の画面の神話画はほかに以下のような作品がある。",
"title": "ギャラリー"
}
] | 『天の川の誕生』(あまのがわのたんじょう)あるいは『天の川の起源』は、バロック期のフランドルの巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスが1636年から1638年に制作した絵画である。油彩。天の川の誕生にまつわるギリシア神話の英雄ヘラクレスと女神ヘラ(ローマ神話のユノ)のエピソードを主題としている。ルーベンスの最晩年を代表する神話画の1つで、スペイン国王フェリペ4世の発注により、エル・パルド山中に建設された狩猟館トゥーレ・デ・ラ・パラーダを装飾するために制作された。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている。またブリュッセルのベルギー王立美術館に本作品の油彩による準備習作が所蔵されている。 | {{Infobox 絵画作品
| image_file = Peter Paul Rubens - The Birth of the Milky Way, 1636-1637.jpg
| image_size = 350px
| title = 天の川の誕生
| other_language_1 = [[オランダ語]]
| other_title_1 = De geboorte van de Melkweg
| other_language_2 = [[英語]]
| other_title_2 = The Birth of the Milky Way
| artist = [[ピーテル・パウル・ルーベンス]]
| year = 1636年-1638年
| type = [[油彩]]、[[キャンバス]]
| height = 181
| width = 244
| city = [[マドリード]]
| museum = [[プラド美術館]]
}}
『'''天の川の誕生'''』(あまのがわのたんじょう)あるいは『'''天の川の起源'''』(あまのがわのきげん、{{lang-nl-short|De geboorte van de Melkweg}}, {{lang-es-short|El nacimiento de la Vía Láctea}}, {{lang-en-short|The Birth of the Milky Way}})は、[[バロック]]期の[[フランドル]]の巨匠[[ピーテル・パウル・ルーベンス]]が1636年から1638年に制作した絵画である。[[油彩]]。[[天の川]]の誕生にまつわる[[ギリシア神話]]の英雄[[ヘラクレス]]と[[女神]][[ヘーラー|ヘラ]]([[ローマ神話]]の[[ユノ]])のエピソードを主題としている。ルーベンスの最晩年を代表する神話画の1つで、[[スペイン]]国王[[フェリペ4世]]の発注により、[[フエンカラル=エル・パルド|エル・パルド]]山中に建設された狩猟館{{ill|トゥーレ・デ・ラ・パラーダ|en|Torre de la Parada}}を装飾するために制作された。現在は[[マドリード]]の[[プラド美術館]]に所蔵されている<ref name=Pes>{{cite web|title=El nacimiento de la Vía Láctea |accessdate=2023/12/09 |url=https://www.museodelprado.es/coleccion/obra-de-arte/wd/c7369ad2-f0ae-4d5d-bb23-21f51bd3283c |publisher=[[プラド美術館]]公式サイト}}</ref><ref name=Pen>{{cite web|title=The Birth of the Milky Way |accessdate=2023/12/09 |url=https://www.museodelprado.es/en/the-collection/art-work/the-birth-of-the-milky-way/c7369ad2-f0ae-4d5d-bb23-21f51bd3283c |publisher=プラド美術館公式サイト}}</ref><ref name=Pt>{{cite web|title=Torre de la Parada |accessdate=2023/12/09 |url=https://www.museodelprado.es/aprende/enciclopedia/voz/torre-de-la-parada/78f1c689-b905-4189-a80b-a9c97a32303e |publisher=プラド美術館公式サイト}}</ref><ref name=RKD>{{cite web|title=The creation of the milky way (Ovid, Metamorphoses, I, 168-171), 1636-1638 |accessdate=2023/12/09 |url=https://rkd.nl/en/explore/images/248249 |publisher=[[オランダ美術史研究所|オランダ美術史研究所(RKD)]]公式サイト}}</ref>。また[[ブリュッセル]]の[[ベルギー王立美術館]]に本作品の油彩による準備習作が所蔵されている<ref>{{cite web|title=Juno voedt Hercules |accessdate=2023/12/09 |url=https://fine-arts-museum.be/nl/de-collectie/peter-paul-rubens-juno-voedt-hercules |publisher=[[ベルギー王立美術館]]公式サイト}}</ref><ref name=RKDd>{{cite web|title=The creation of the Milky Way (Ovid, Metamorphoses, I, 168-171), 1636-1637 |accessdate=2023/12/09 |url=https://rkd.nl/en/explore/images/248253 |publisher=オランダ美術史研究所(RKD)公式サイト}}</ref>。
== 主題 ==
[[File:Musée Oldmasters Museum — Juno voedt Hercules, Peter Paul Rubens.jpg|thumb|260px|油彩による準備習作。[[ベルギー王立美術館]]所蔵。]]
[[シケリアのディオドロス]]によると、ヘラクレスの母[[アルクメネ]]はヘラの嫉妬を恐れ、生まれたばかりの赤子を野に捨てた。しかしヘラが近くを通ったとき、お供をしていた[[アテナ]]は赤子を発見してその資質に驚異を感じ、赤子に母乳を与えるようヘラに頼んだ。ヘラはこれを了承したが、ヘラクレスが赤子とは思えない力で女神の[[乳房]]をつかんだため、ヘラは赤子を突き放した。しかしアテナは赤子が[[母乳]]を飲むのを見ると、赤子をアルクメネのもとに連れて行き、育てるよう勧めた<ref>シケリアのディオドロス、4巻9・6。</ref>。
[[ヒュギーヌス]]の『天文譜』は天の川の起源についていくつかの説を挙げている。それによると、ヘラは気づかずに幼児の[[ヘルメス]](ローマ神話の[[メルクリウス]])に母乳を与えた。しかし幼児がゼウス([[ユーピテル|ユピテル]])の愛人[[マイア]]の息子であると知ったとき、ヘルメスを突き飛ばした。すると流れる白い母乳が星座の中に天の川となった。あるいはこの幼児はヘラクレスであったと言い、ヘラが眠っている間に授乳させようとしたが、ヘラが目を覚まして突き飛ばし、同様のことが起きた。あるいはヘラクレスがあまりに乳を欲しがっていたため、吸った母乳のすべてを口に含むことができず、こぼれて天の川になった。このほかにヒュギーヌスは[[レアー|レア]]の母乳であるとする説も述べている<ref>{{cite web|title=Hyginus, Astronomica, 2.43.1, Milky Way |accessdate=2023/12/09 |url=https://topostext.org/work/207#2.43.1 |publisher=Topostext}}</ref>。
偽[[エラトステネス]]の『[[カタステリスモイ]]』の説はヒュギーヌスの第2の説に近い。[[ヘルメス]]はヘラクレスにヘラの母乳を与えるため、ヘラのところに連れて行った。しかしヘラはヘラクレスを払いのけたため母乳がこぼれ、天の川になった<ref>{{cite web|title=エラトステネスの星座物語 44. 天の川 |accessdate=2023/12/09 |url=https://www.kotenmon.com/era/44_lacte.html |publisher=古天文の部屋}}</ref>。
== 制作背景 ==
フェリペ4世は1636年、改築が終わったトゥーレ・デ・ラ・パラーダを装飾するため、ルーベンスに神話画63点、狩猟画50点に及ぶ膨大な作品を発注した<ref name=P2002>『プラド美術館展』2002年、p.20「わが子を食らうサトゥルヌス」。</ref><ref name=P2006>『プラド美術館展』2006年、p.174「ヒッポダメイアの略奪」。</ref>。この大規模発注は、当時[[南ネーデルラント|スペイン領ネーデルラント]]総督であったフェリペ4世の弟、[[枢機卿]][[フェルナンド・デ・アウストリア (枢機卿)|フェルナンド・デ・アウストリア]]を仲介して行われた<ref name=Pes /><ref name=P2002 /><ref name=P2006 />。しかし納品までの期間が短かったため、ルーベンスはフェリペ4世に許可を取り、下絵を描いたうえでかつての弟子であった[[ヤーコプ・ヨルダーンス]]や[[ヤン・ブックホルスト]]などの画家たちに発注の大部分を委託した。このうちルーベンス自身が完成させたものは本作品を含む約15点の作品のみと見られる。完成した膨大な作品群は1638年にマドリードに向けて発送された<ref name=P2002 /><ref name=P2006 />。
== 作品 ==
[[File:Rubens.Helene.Fourment.jpg|thumb|210px|『ルーベンスとエレーヌ・フールマン、その息子フランシス』。[[メトロポリタン美術館]]所蔵。]]
ルーベンスはヘラが幼児のヘラクレスに[[授乳]]する場面を描いている。ヘラは満天の星の中、雲の上に座っている。[[真珠]]の[[ネックレス]]と宝石をあしらった[[ブレスレット]]を身に着け、頭に白い[[ベール (服飾)|ヴェール]]をかぶっている。ヘラクレスはヘラの左の[[乳房]]に右手を伸ばしているが、乳房を口に含んではいない。左の乳房からは[[母乳]]が勢いよく噴き出し、星空の中に天の川となって広がっている。おそらく、幼児のヘラクレスはゼウスによってヘラの胸元に置かれたのだろう。ヘラの背後には黄金に輝く[[チャリオット|戦車]]があり、さらにその後方にゼウスが右肘をついて座り、その様子を見つめている<ref name=Pen />。また2羽の[[孔雀]]が綱で戦車の轅に結びつけられている。孔雀はヘラの[[アトリビュート]]であるため、戦車はヘラのものであると分かる。同様に、座っている男神は、彼の下をゼウスの典型的なアトリビュートの[[鷲]]が飛翔しており、ゼウスその人であると分かる。鷲はさらにその足にゼウスの雷(ケラウロス)をつかんでいる<ref name=Pen />。赤子が突き飛ばされておらず、乳房から母乳が噴き出ている点は、おそらくルーベンスの神話の再解釈を反映している<ref name=Pes />。
一般的に神話の場面が描かれる際は、[[オウィディウス]]の『[[変身物語]]』が参照される。しかし『変身物語』は天の川の誕生にまつわる神話についての豊かな言及を全く欠いているため、ルーベンスは他の文献、おそらくヒュギーヌスを参照した<ref name=Pes />。ヒュギーヌスによると、ヘラはヘラクレスだけでなく、神々の伝令使ヘルメスにも授乳している。[[美術史家]]{{ill|セシル・グールド|en|Cecil Gould}}は、画面にゼウスが登場することから、幼児がヘラクレスではなくヘルメスと考えており、[[スヴェトラーナ・アルパース]]もそれに従っている<ref name=Pes />。
ルーベンスはキャンバスすべてを自ら描いている<ref name=Pen />。ヘラの顔は2番目の妻[[エレーヌ・フールマン]]を[[モデル (職業)|モデル]]にしている<ref name=Pen />。ベルギー王立美術館に保存されている準備素描と比較すると、ルーベンスが最終的にいくつかの変更を加えていることが分かる。女神の下肢の位置は修正され、ゼウスと鷲を追加している<ref name=Pen />。
== 来歴 ==
絵画はトゥーレ・デ・ラ・パラーダでは1701年に記録されている。[[スペイン継承戦争]]の際にトゥーレ・デ・ラ・パラーダが焼失した後は[[王宮 (マドリード)|新王宮]]に移され、1772年、1794 年、1814年から1818年に記録されている。スペイン国王[[フェルナンド7世 (スペイン王)|フェルナンド7世]]の死後の1834年にプラド美術館に収蔵された<ref name=Pes /><ref name=Pen />。
== ギャラリー ==
; 関連作品
トゥーレ・デ・ラ・パラーダのために制作されたルーベンスの横長の画面の神話画はほかに以下のような作品がある。
<gallery widths="160px" heights="130px" perrow="5" style="font-size:smaller">
Peter Paul Rubens - The Rape of Proserpina, 1636-1638.jpg|『プロセルピナの略奪』1636年-1637年
Peter Paul Rubens - The Rape of Hippodame, 1636-1638.jpg|『ヒッポダメイアの略奪』1636年-1637年
Orpheus and Eurydice by Peter Paul Rubens.jpg|『[[オルペウスとエウリュディケ (ルーベンス)|オルフェウスとエウリュディケ]]』1636年-1638年
Peter Paul Rubens - Tereus Confronted with the Head of his Son Itylus - WGA20314.jpg|『テレウスに息子の首を差し出すプロクネとピロメラ』1636年-1638年
</gallery>
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* [[シケリアのディオドロス|ディオドロス]]『神代地誌』飯尾都人訳、龍溪書舎(1999年)
* 『ブラド美術館展 スペイン王室コレクションの美と栄光』[[国立西洋美術館]](2002年)
* 『プラド美術館展 スペインの誇り 巨匠たちの殿堂』[[国立プラド美術館]]、[[読売新聞東京本社]]文化事業部ほか編(2006年)
== 外部リンク ==
* プラド美術館公式サイト
** [https://www.museodelprado.es/coleccion/obra-de-arte/wd/c7369ad2-f0ae-4d5d-bb23-21f51bd3283c ピーテル・パウル・ルーベンス『天の川の誕生』]{{es icon}}
** [https://www.museodelprado.es/en/the-collection/art-work/the-birth-of-the-milky-way/c7369ad2-f0ae-4d5d-bb23-21f51bd3283c ピーテル・パウル・ルーベンス『天の川の誕生』]{{en icon}}
== 関連項目 ==
{{Commonscat|The Origin of the Milky Way by Peter Paul Rubens}}
* [[天の川の起源 (ティントレット)]]
{{ピーテル・パウル・ルーベンス}}
{{DEFAULTSORT:あまのかわのたんしよう}}
[[Category:ピーテル・パウル・ルーベンスの作品]]
[[Category:1630年代の絵画]]
[[Category:ギリシア神話を題材とした絵画]]
[[Category:ヘーラー]]
[[Category:ヘルメース]]
[[Category:ヘーラクレース]]
[[Category:美術における鳥]]
[[Category:プラド美術館の所蔵品]] | 2023-12-09T21:10:14Z | 2023-12-11T16:31:57Z | false | false | false | [
"Template:Lang-nl-short",
"Template:Lang-es-short",
"Template:Lang-en-short",
"Template:Ill",
"Template:En icon",
"Template:ピーテル・パウル・ルーベンス",
"Template:Infobox 絵画作品",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Es icon",
"Template:Commonscat"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E3%81%AE%E5%B7%9D%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F |
4,864,507 | 2024年の柏レイソル | 2024年の柏レイソルは、柏レイソルの2024年シーズンの成績を詳述する。
昨シーズン監督に就任した井原正巳が続投することとなり、井原体制2年目となる。今シーズンでは前年同様、J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯に参加予定。
2023シーズン終了時のトップチームリストに、その後の加入・移籍発表を踏まえたリスト。
勝利 引分 敗戦
最終更新日:2023年12月09日.出典:J.LEAGUE Data Site 開催地:A = アウェー、H = ホーム。結果: D = 引き分け、 L = 敗戦、W = 勝利。
勝利 引分 敗戦
| [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "2024年の柏レイソルは、柏レイソルの2024年シーズンの成績を詳述する。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "昨シーズン監督に就任した井原正巳が続投することとなり、井原体制2年目となる。今シーズンでは前年同様、J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯に参加予定。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2023シーズン終了時のトップチームリストに、その後の加入・移籍発表を踏まえたリスト。",
"title": "所属メンバー"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "勝利 引分 敗戦",
"title": "結果"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "最終更新日:2023年12月09日.出典:J.LEAGUE Data Site 開催地:A = アウェー、H = ホーム。結果: D = 引き分け、 L = 敗戦、W = 勝利。",
"title": "結果"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "勝利 引分 敗戦",
"title": "結果"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "結果"
}
] | 2024年の柏レイソルは、柏レイソルの2024年シーズンの成績を詳述する。 | {{Pathnav|柏レイソル|frame=1}}
'''2024年の柏レイソル'''は、[[柏レイソル]]の2024年シーズンの成績を詳述する。
{{Infobox football club season
| クラブ = [[柏レイソル]]
| シーズン = 2024
| 代表者 = {{Flagicon|JPN}} [[山崎和伸]]
| 監督 = {{Flagicon|JPN}} [[井原正巳]]
| スタジアム = [[日立柏サッカー場]]
| リーグ = [[2024年のJ1リーグ|J1リーグ]]
| リーグ成績 = 開幕前
| カップ1 = [[天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]
| カップ成績1 = 開幕前
| カップ2 = [[2024年のJリーグカップ|ルヴァン杯]]
| カップ成績2 = 開幕前
| リーグ最多得点者 = -
| シーズン最多得点者 = -
| 最多観客動員 = -
| 最少観客動員 = -
| 平均観客動員 = -
| pattern_la1 =
| pattern_b1 =
| pattern_ra1 =
| leftarm1 =
| body1 =
| rightarm1 =
| shorts1 =
| socks1 =
| pattern_la2 =
| pattern_b2 =
| pattern_ra2 =
| leftarm2 =
| body2 =
| rightarm2 =
| shorts2 =
| socks2 =
| 前シーズン = [[2023年の柏レイソル|2023]]
| 次シーズン = [[2025年の柏レイソル|2025]]
}}
== 概要 ==
昨シーズン監督に就任した井原正巳が続投することとなり<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036260.html|title=井原 正巳監督 続投のお知らせ|website=柏レイソル Official site|publisher=柏レイソル|language=ja|date=2023-12-13|accessdate=2023-12-13}}</ref>、井原体制2年目となる。今シーズンでは前年同様、J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯に参加予定。
<!--
== ユニフォーム ==
{|
|
{{Football kit
| pattern_la = _Kashiwa Reysol 2024 HOME FP
| pattern_b = _Kashiwa Reysol 2024 HOME FP
| pattern_ra = _Kashiwa Reysol 2024 HOME FP
| pattern_sh = _Kashiwa Reysol 2024 HOME FP
| pattern_so = _Kashiwa Reysol 2024 HOME FP
| leftarm =
| body =
| rightarm =
| shorts =
| socks =
| title = ホーム
}}
|
{{Football kit
| pattern_la = _Kashiwa Reysol 2024 AWAY FP
| pattern_b = _Kashiwa Reysol 2024 AWAY FP
| pattern_ra = _Kashiwa Reysol 2024 AWAY FP
| pattern_sh = _Kashiwa Reysol 2024 AWAY FP
| pattern_so = _Kashiwa Reysol 2024 AWAY FP
| leftarm =
| body =
| rightarm =
| shorts =
| socks =
| title = アウェイ
}}
|}
-->
<!--
== スタッフ ==
=== IN ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|役職||名前||前職||発表日||備考
|-
|}
=== OUT ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|役職||選手名||就職先||発表日||備考
|-
|}
-->
== 加入・移籍選手 ==
=== IN ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||前所属||発表日||備考
|-
|MF||{{Flagicon|JPN}} [[熊坂光希]]||{{Flagicon|JPN}} [[東京国際大学体育会サッカー部|東京国際大学]]||2023年{{0}}7月20日||新加入<ref name="柏20230720">{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/035961.html|title=東京国際大学 熊坂 光希選手 新加入内定|website=柏レイソル Official site|publisher=柏レイソル|language=ja|date=2023-07-20|accessdate=2023-07-26}}</ref>
|-
|}
<!--
=== IN (レンタル) ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color::black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||前所属||発表日||期間||備考
|-
|}
-->
=== OUT ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||移籍先||発表日||備考
|-
|MF||{{Flagicon|JPN}} [[三原雅俊]]||—||2023年12月09日||契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036259.html|title=三原 雅俊選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|accessdate=2023-12-09}}</ref>
|-
|DF||{{Flagicon|JPN}} [[大嶽拓馬]]||—||2023年12月14日||契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036259.html|title=大嶽 拓馬選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|accessdate=2023-12-17}}</ref>
|-
|DF||{{Flagicon|BRA}} [[ウェリントン・ダニエル・ブエノ|ブエノ]]||—||2023年12月20日||契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036279.html|title=ブエノ選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|date=2023-12-20|accessdate=2023-12-21}}</ref>
|-
|MF||{{Flagicon|BRA}} [[デャンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス|ドウグラス]]||—||2023年12月20日||契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036280.html|title=ドウグラス選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|date=2023-12-20|accessdate=2023-12-21}}</ref>
|-
|MF||{{Flagicon|JPN}} [[椎橋慧也]]||{{Flagicon|JPN}} [[名古屋グランパス]]||2023年12月27日||完全移籍<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036283.html|title=椎橋 慧也選手 名古屋グランパスへ移籍|publisher=柏レイソル|date=2023-12-27|accessdate=2023-12-27}}</ref>
|-
|MF||{{Flagicon|BRA}} [[ロドリゴ・ルイス・アンジェロッティ|アンジェロッティ]]||—||2023年12月28日||期限付き移籍終了および契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036281.html|title=アンジェロッティ選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|date=2023-12-28|accessdate=2023-12-28}}</ref>
|-
|DF||{{Flagicon|BRA}} [[エメルソン・サントス]]||—||2023年12月28日||期限付き移籍終了および契約満了<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036282.html|title=エメルソン サントス選手 契約満了のお知らせ|publisher=柏レイソル|date=2023-12-28|accessdate=2023-12-28}}</ref>
|-
|}
<!--
=== OUT (レンタル) ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||移籍先||発表日||期間||備考
|-
|}
-->
<!--
=== トップチームへ選手登録 (2種登録) ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||前所属||発表日||備考
|-
|}
-->
=== 来シーズン以降からの加入内定 ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|Pos||選手名||前所属||発表日||備考
|-
|DF||{{Flagicon|JPN}} [[関根大輝]]||{{Flagicon|JPN}} [[拓殖大学麗澤会体育局サッカー部|拓殖大学]]||2023年{{0}}5月11日||2025シーズンから新加入内定<ref name="柏20230511">{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/035785.html|title=拓殖大学 関根 大輝選手 新加入内定|website=柏レイソル Official site|publisher=柏レイソル|language=ja|date=2023-05-11|accessdate=2023-05-20}}</ref>
|-
|DF||{{Flagicon|JPN}} [[桒田大誠]]||{{Flagicon|JPN}} [[中京大学体育会サッカー部|中京大学]]||2023年{{0}}6月{{0}}1日||2025シーズンから新加入内定<ref name="柏20230601">{{Cite web|和書|url=https://www.reysol.co.jp/news/topteam/035842.html|title=中京大学 桒田 大誠選手 新加入内定|website=柏レイソル Official site|publisher=柏レイソル|language=ja|date=2023-06-01|accessdate=2023-07-15}}</ref>
|-
|}
== 所属メンバー ==
2023シーズン終了時のトップチームリストに、その後の加入・移籍発表を踏まえたリスト。
=== トップチーム選手 ===
{{updated|2023年12月09日}}
{|
|-valign=top
|
{| class="wikitable sortable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
!Pos||No.||選手名||備考
|-
| rowspan="4" |'''GK'''||'''1'''||{{Flagicon|JPN}} [[猿田遥己]]||
|-
|'''21'''||{{Flagicon|JPN}} [[佐々木雅士]]||
|-
|'''31'''||{{Flagicon|JPN}} [[守田達弥]]||
|-
|'''46'''||{{Flagicon|JPN}} [[松本健太 (サッカー選手)|松本健太]]||
|-
| rowspan="11" |'''DF'''||'''2'''||{{Flagicon|JPN}} [[三丸拡]]||
|-
|'''3'''||{{Flagicon|BRA}} [[ジエゴ・ジャラ・ロドリゲス|ジエゴ]]||
|-
|'''4'''||{{Flagicon|JPN}} [[古賀太陽]]||キャプテン
|-
|'''13'''||{{Flagicon|JPN}} [[犬飼智也]]||[[浦和レッズ]]から期限付き移籍加入中
|-
|'''16'''||{{Flagicon|JPN}} [[片山瑛一]]||
|-
|'''20'''||{{Flagicon|JPN}} [[田中隼人 (サッカー選手)|田中隼人]]||
|-
|'''23'''||{{Flagicon|JPN}} [[岩下航]]||
|-
|'''24'''||{{Flagicon|JPN}} [[川口尚紀]]||
|-
|'''32'''||{{Flagicon|JPN}} [[関根大輝]]||2025シーズンから加入内定
|-
|'''44'''||{{Flagicon|JPN}} [[桒田大誠]]||2025シーズンから加入内定
|-
|'''50'''||{{Flagicon|JPN}} [[立田悠悟]]||
|-
| rowspan="13" |'''MF'''||'''5'''||{{Flagicon|JPN}} [[高嶺朋樹]]||
|-
|'''10'''||{{Flagicon|BRA}} [[マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ|マテウス・サヴィオ]]||
|-
|'''11'''||{{Flagicon|JPN}} [[山田康太]]||
|-
|'''14'''||{{Flagicon|JPN}} [[小屋松知哉]]||
|-
|'''28'''||{{Flagicon|JPN}} [[戸嶋祥郎]]||
|-
|'''30'''||{{Flagicon|JPN}} [[加藤匠人]]||
|-
|'''34'''||{{Flagicon|JPN}} [[土屋巧]]||
|-
|'''36'''||{{Flagicon|JPN}} [[山田雄士]]||
|-
|'''40'''||{{Flagicon|JPN}} [[落合陸]]||
|-
|'''41'''||{{Flagicon|JPN}} [[仙頭啓矢]]||
|-
|'''43'''||{{Flagicon|JPN}} [[モハマド・ファルザン・佐名]]||
|-
|'''48'''||{{Flagicon|JPN}} [[熊澤和希]]||
|-
|'''-'''||{{Flagicon|JPN}} [[熊坂光希]]||[[東京国際大学体育会サッカー部|東京国際大学]]から新加入
|-
| rowspan="7" |'''FW'''
|'''9'''||{{Flagicon|JPN}} [[武藤雄樹]]||
|-
|'''17'''||{{Flagicon|NED}} [[ジェイ=ロイ・フロート]]||
|-
|'''19'''||{{Flagicon|JPN}} [[細谷真大]]||
|-
|'''35'''||{{Flagicon|JPN}} [[真家英嵩]]||
|-
|'''45'''||{{Flagicon|JPN}} [[山本桜大]]||
|-
|'''47'''||{{Flagicon|JPN}} [[オウイエ・ウイリアム]]||
|-
|}
|}
=== コーチングスタッフ ===
{| class="wikitable" style="text-align:left"
|- style="text-align:center; background-color:yellow; color:black; font-weight:bold;"
|役職||名前||備考
|-
|'''監督'''||{{Flagicon|JPN}} [[井原正巳]]||
|-
|'''コーチ'''||{{Flagicon|JPN}} [[栗澤僚一]]||
|-
|'''コーチ'''||{{Flagicon|JPN}} [[大谷秀和]]||
|-
|'''コーチ 兼 フィジカルコーチ'''||{{Flagicon|JPN}} [[松原直哉]]||
|-
|'''GKコーチ'''||{{Flagicon|JPN}} [[井上敬太]]||
|}
== 結果 ==
=== プレシーズン ===
<!--
==== 練習試合 ====
{{footballbox collapsible
|round =
|date =
|time =
|team1 = 柏レイソル
|score = -
|report =
|team2 =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium =
|location =
|attendance =
|referee =
|result =
}}
-->
==== ちばぎんカップ ====
{{main|ちばぎんカップ}}
<!-- ホーム側をteam1に記入、resultはW(勝利)、L(敗戦)、D (引分)と記入-->
{{footballbox collapsible
|round = 第28回<br /><ref>[https://www.reysol.co.jp/news/event/036285.html 『第28回ちばぎんカップ』開催のお知らせ]柏レイソル公式サイト 2023年12月26日</ref>
|date = {{small|2024/{{0}}2/18 (日)}}
|time = 14:00
|team1 = 柏レイソル
|score = v
|team2 = [[ジェフユナイテッド千葉]]
|report =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = [[三協フロンテア柏スタジアム|三協フロンテア柏]]
|location = [[柏市|柏]]
|attendance =
|referee =
|result =
}}
=== J1リーグ ===
{{main|2024年のJ1リーグ}}
==== 年間成績 ====
{{Fb_rs |hw=0 |hd=0 |hl=0 |hgf=0 |hga=0 |aw=0 |ad=0 |al=0 |agf=0 |aga=0 }}
==== 年間順位表 ====
{{#section:2024年のJ1リーグ|J1順位}}
==== 節別成績表 ====
{{legend2|#BBF3BB|勝利|border=1px solid #AAAAAA}}
{{legend2|#FFFFBB|引分|border=1px solid #AAAAAA}}
{{legend2|#FFBBBB|敗戦|border=1px solid #AAAAAA}}
{{Fb rbr header|nr=18}}
{{Fb rbr ground |m1=H |m2=A |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18= }}
{{Fb_rbr_result |m1= |m2= |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18=
}}
{{Fb_rbr_position|m1= |m2= |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18=
}}
|-
! 節 !! 19 !! 20 !! 21 !! 22 !! 23 !! 24 !! 25 !! 26 !! 27 !! 28 !! 29 !! 30 !! 31 !! 32 !! 33 !! 34 !! 35 !! 36
|-
{{Fb rbr ground |m1= |m2= |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18= }}
{{Fb_rbr_result |m1= |m2= |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18=
}}
{{Fb_rbr_position|m1= |m2= |m3= |m4= |m5= |m6= |m7= |m8= |m9= |m10= |m11= |m12= |m13= |m14= |m15= |m16= |m17= |m18=
}}
{{Fb_rbr_footer|u=2023年12月09日|s=[https://data.j-league.or.jp/SFRT05/?search=search&yearIdLabel=2024%E5%B9%B4&yearId=2024&competitionIdLabel=%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%EF%BC%AA%EF%BC%91%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0 J.LEAGUE Data Site]}}
==== 節別試合結果 ====
{{legend2|#BBF3BB|勝利|border=1px solid #AAAAAA}}
{{legend2|#FFFFBB|引分|border=1px solid #AAAAAA}}
{{legend2|#FFBBBB|敗戦|border=1px solid #AAAAAA}}
<!-- ホーム側をteam1に記入、resultはW(勝利)、L(敗戦)、D (引分)と記入-->
{{footballbox collapsible
|round = 第1節
|date = {{small|2024/{{0}}2/23 (金)<br/>or 24 (土)<br/>or 25 (日)}}
|time =
|team1 = 柏レイソル
|score = v
|team2 = [[京都サンガF.C.]]
|report =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium =
|location =
|attendance =
|referee =
|result =
}}
{{footballbox collapsible
|round = 第2節
|date = {{small|2024/{{0}}3/2 (土)<br/>or 3 (日)}}
|time =
|team1 = [[ヴィッセル神戸]]
|score = v
|team2 = 柏レイソル
|report =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium =
|location =
|attendance =
|referee =
|result =
}}
=== ルヴァンカップ ===
{{main|2024年のJリーグカップ}}
<!--
==== 順位表 ====
{{small| {{#lst:2024年のJリーグカップ|Dグループ順位}} }}
==== グループステージ ====
{{footballbox collapsible
|round = 第1節
|date = {{small|2024/XX/XX (X)}}
|time =
|team1 = 柏レイソル
|score = -
|team2 =
|report =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium =
|location =
|attendance =
|referee =
|result =
}}
-->
=== 天皇杯 ===
{{main|天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会}}
<!--
{{footballbox collapsible
|round =
|date =
|time =
|team1 = 柏レイソル
|score = -
|team2 =
|report =
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium =
|location =
|attendance =
|referee =
|result =
}}
-->
== 選手成績 ==
{{updated|2023年12月09日}}
=== 出場試合数・得点数 ===
{| class="wikitable" style="font-size: 90%; text-align: center;"
|-
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''No.'''
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''国'''
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''Pos'''
|rowspan="2" width="20%" align="center"|'''選手名'''
|colspan="3" width="10%" align="center"|'''J 1'''
|colspan="3" width="10%" align="center"|'''ルヴァン杯'''
|colspan="3" width="10%" align="center"|'''天皇杯'''
|colspan="3" width="10%" align="center"|'''合計'''
|-
|'''試合数'''
|'''先発数'''
|'''得点数'''
|'''試合数'''
|'''先発数'''
|'''得点数'''
|'''試合数'''
|'''先発数'''
|'''得点数'''
|'''試合数'''
|'''先発数'''
|'''得点数'''
|-
| 1 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[猿田遥己]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 21 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[佐々木雅士]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 31 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[守田達弥]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 46 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[松本健太 (サッカー選手)|松本健太]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 2 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[三丸拡]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 3 || {{Flagicon|BRA}} || DF || [[ジエゴ・ジャラ・ロドリゲス|ジエゴ・ジャラ]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 4 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[古賀太陽]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 13 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[犬飼智也]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 16 || {{Flagicon|JPN}}|| DF || [[片山瑛一]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 20 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[田中隼人]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 23 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[岩下航]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 24 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[川口尚紀]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 32 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[関根大輝]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 44 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[桒田大誠]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 50 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[立田悠悟]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 5 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[高嶺朋樹]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 8 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[中村慶太]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 10 || {{Flagicon|BRA}} || MF || [[マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ|マテウス・サヴィオ]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 11 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[山田康太]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 14 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[小屋松知哉]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 28 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[戸嶋祥郎]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 30 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[加藤匠人]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 34 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[土屋巧]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 36 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[山田雄士]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 40 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[落合陸]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 41 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[仙頭啓矢]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 43 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[モハマド・ファルザン佐名]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 48 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[熊澤和希]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 9 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[武藤雄樹]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 17 || {{Flagicon|NED}}|| FW || [[ジェイ=ロイ・フロート]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 19 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[細谷真大]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 35 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[真家英嵩]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 38 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[升掛友護]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 45 || {{Flagicon|JPN}} || FW || [[山本桜大]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| 47 || {{Flagicon|JPN}} || FW || [[オウイエ・ウイリアム]]
| - || - || - || - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''|| '''-'''
|-
| colspan="6" |オウンゴール
| - || colspan="2" | || - || colspan="2" | || - || colspan="2" | || '''-'''
|-
! colspan="6" style="background: #efefef; text-align: center;" | '''合計'''
! -
! colspan="2" style="background: #efefef; text-align: center;" |
! -
! colspan="2" style="background: #efefef; text-align: center;" |
! -
! colspan="2" style="background: #efefef; text-align: center;" |
! -
|}
=== 警告・退場数 ===
{| class="wikitable" style="font-size: 100%; text-align: center;"
|-
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''No.'''
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''国'''
|rowspan="2" width="5%" align="center"|'''Pos'''
|rowspan="2" width="20%" align="center"|'''選手名'''
|colspan="2" width="10%" align="center"|'''J 1'''
|colspan="2" width="10%" align="center"|'''ルヴァン杯'''
|colspan="2" width="10%" align="center"|'''天皇杯'''
|colspan="2" width="10%" align="center"|'''合計'''
|-
|{{yel}}
|{{sent off}}
|{{yel}}
|{{sent off}}
|{{yel}}
|{{sent off}}
|{{yel}}
|{{sent off}}
|-
| 1 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[猿田遥己]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 21 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[佐々木雅士]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 31 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[守田達弥]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 42 || {{Flagicon|AUS}} || GK || [[ハーパー・タイガ・オリバー]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 46 || {{Flagicon|JPN}} || GK || [[松本健太]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 2 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[三丸拡]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 3 || {{Flagicon|BRA}} || DF || [[ジエゴ・ジャラ・ロドリゲス|ジエゴ]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 4 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[古賀太陽]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 13 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[犬飼智也]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 16 || {{Flagicon|JPN}}|| DF || [[片山瑛一]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 20 || {{Flagicon|JPN}} || DF || [[田中隼人]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 23 || {{Flagicon|JPN}}|| DF || [[岩下航]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 24 || {{Flagicon|JPN}}|| DF || [[川口尚紀]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 50 || {{Flagicon|JPN}}|| DF || [[立田悠悟]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 5 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[高嶺朋樹]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 8 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[中村慶太]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 10 || {{Flagicon|BRA}}|| MF || [[マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ|マテウス・サヴィオ]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 11 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[山田康太]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 14 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[小屋松知哉]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 28 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[戸嶋祥郎]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 30 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[加藤匠人]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 34 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[土屋巧]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 36 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[山田雄士]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 40 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[落合陸]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 41 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[仙頭啓矢]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 43 || {{Flagicon|JPN}}|| MF || [[モハマド・ファルザン佐名]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 48 || {{Flagicon|JPN}} || MF || [[熊澤和希]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 9 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[武藤雄樹]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 17 || {{Flagicon|NED}}|| FW || [[ジェイ=ロイ・フロート]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 19 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[細谷真大]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 35 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[真家英嵩]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 38 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[升掛友護]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 45 || {{Flagicon|JPN}}|| FW || [[山本桜大]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
| 47 || {{Flagicon|JPN}} || FW || [[オウイエ・ウイリアム]]
| - || - || - || - || - || - || '''-'''|| '''-'''
|-
! colspan="4" style="background: #efefef; text-align: center;" | '''合計'''
! -
! -
! -
! -
! -
! -
! '''-'''
! '''-'''
|}
== 関連項目 ==
* [[2024年のJ1リーグ]]
* [[天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会]]
* [[2024年のJリーグカップ]]
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist|30em}}
== 外部リンク ==
* [http://www.reysol.co.jp/main.php 柏レイソル公式ウェブサイト]
* [https://data.j-league.or.jp/SFTP01/ Jリーグ成績・記録]
{{柏レイソルのシーズン成績}}
{{2024年の日本の各サッカークラブ}}
{{2024年のJリーグ}}
{{DEFAULTSORT:かしわれいそる}}
[[Category:柏レイソルのシーズン|2024]]
[[Category:2024年の日本の各サッカークラブ]]
[[Category:2024年の千葉県]] | 2023-12-09T22:36:10Z | 2023-12-28T05:06:09Z | false | false | false | [
"Template:Updated",
"Template:Yel",
"Template:柏レイソルのシーズン成績",
"Template:2024年の日本の各サッカークラブ",
"Template:Sent off",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:2024年のJリーグ",
"Template:Infobox football club season",
"Template:Legend2",
"Template:Fb rbr header",
"Template:Fb rbr position",
"Template:Fb rbr footer",
"Template:Notelist",
"Template:Fb rbr ground",
"Template:Fb rbr result",
"Template:Pathnav",
"Template:Flagicon",
"Template:0",
"Template:Main",
"Template:Footballbox collapsible",
"Template:Fb rs",
"Template:脚注ヘルプ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/2024%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%9F%8F%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%AB |
4,864,508 | SCIENCE FICTION (宇多田ヒカルのアルバム) | 『SCIENCE FICTION』(サイエンス フィクション)は、宇多田ヒカルのキャリア初となるベストアルバム。またこのアルバムを引っ提げて宇多田6年ぶりの全国ツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』を行う予定。
宇多田ヒカルのデビュー25周年となった2023年12月9日に、自身の公式サイトや公式YouTubeチャンネルにて、宇多田ヒカルデビュー25周年を記念して2024年に初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」を発売すると発表され、同時に6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を行うことも発表された。 前述の通り、メディアでは「自身初のベストアルバム」と紹介されているが、過去に「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」、「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」と実質的なベストアルバムは発売しているが、コンピレーションアルバムという枠組みになっている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『SCIENCE FICTION』(サイエンス フィクション)は、宇多田ヒカルのキャリア初となるベストアルバム。またこのアルバムを引っ提げて宇多田6年ぶりの全国ツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』を行う予定。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "宇多田ヒカルのデビュー25周年となった2023年12月9日に、自身の公式サイトや公式YouTubeチャンネルにて、宇多田ヒカルデビュー25周年を記念して2024年に初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」を発売すると発表され、同時に6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を行うことも発表された。 前述の通り、メディアでは「自身初のベストアルバム」と紹介されているが、過去に「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」、「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」と実質的なベストアルバムは発売しているが、コンピレーションアルバムという枠組みになっている。",
"title": "背景と経緯"
}
] | 『SCIENCE FICTION』は、宇多田ヒカルのキャリア初となるベストアルバム。またこのアルバムを引っ提げて宇多田6年ぶりの全国ツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』を行う予定。 | {{Infobox Album
| Name = SCIENCE FICTION
| Cover =
| Type = [[ベスト・アルバム]]
| Artist = [[宇多田ヒカル]]
| Released = [[2024年]]
| Recorded =
| Genre = [[J-POP]]
| Length = <!-- 分秒 -->
| Label = [[エピックレコードジャパン]]
| Producer =
| Reviews =
| Chart position =
| Certification =
| Last album = [[BADモード]]<br />([[2022年]])
| This album = '''SCIENCE FICTION'''<br />(2024年)
| Next album =
| Misc =
| EAN =
| Tracklist =
}}
『'''SCIENCE FICTION'''』(サイエンス フィクション)は、[[宇多田ヒカル]]のキャリア初となる[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]<ref name=":0">[https://www.sonymusic.co.jp/artist/utadahikaru/info/558786 デビュー25周年を記念し 2024年初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」を発売 6年ぶりの全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」開催決定! | 宇多田ヒカル] - ソニーミュージックオフィシャルサイト(2023年12月9日)</ref>。
2024年に、このアルバムを引っ提げて宇多田6年ぶりの全国ツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』を行う予定<ref name=":0" /><ref name=":1">[https://natalie.mu/music/news/552438 宇多田ヒカル、デビュー25周年記念でベストアルバム「SCIENCE FICTION」発売&全国ツアー開催] - ナタリー(2023年12月9日)</ref>。
== 背景と経緯 ==
宇多田ヒカルのデビュー25周年となった[[2023年]][[12月9日]]に、自身の公式サイトや公式YouTubeチャンネルにて、宇多田ヒカルデビュー25周年を記念して[[2024年]]に初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」を発売すると発表され、同時に6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を行うことも発表された<ref name=":0" /><ref name=":1" />。
前述の通り、メディアでは「自身初のベストアルバム」と紹介されているが、過去に「[[Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1]]」、「[[Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2]]」と実質的なベストアルバムは発売しているが、[[コンピレーション・アルバム|コンピレーションアルバム]]という枠組みになっている。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{宇多田ヒカル}}
{{DEFAULTSORT:さいえんすふいくしよん}}
[[Category:宇多田ヒカルのベスト・アルバム]]
[[Category:2024年のベスト・アルバム]] | 2023-12-09T22:49:17Z | 2023-12-24T07:09:30Z | false | false | false | [
"Template:Infobox Album",
"Template:Reflist",
"Template:宇多田ヒカル"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/SCIENCE_FICTION_(%E5%AE%87%E5%A4%9A%E7%94%B0%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0) |
4,864,510 | 日吉定雄 | 日吉 定雄(ひよし さだお、1943年9月1日 - )は日本のプロゴルファー。
1969年の日本プロでは杉本英世が予選で姿を消し、河野高明・安田春雄が下位に低迷するという波乱含みの展開となったが、初日に鈴村照男と共に67で首位に立ち、2日目には69の石井裕士と共に通算6アンダーでリードする。最終日は前半の18ホールを69で回り、67の村上隆に並ばれる。午後には激しい雷雨でプレーは一時中断となり、石井が再開直後の8番でバーディーを奪って勢いをつける一方で日吉は中断でリズムを崩したのか10番から3連続ボギーを叩き、陳健忠(中華民国)と並んでの5位タイに終わった。
1971年の日本プロでは、初日が田中文雄と共に首位から3打差2位タイで、2日目には杉本と共に首位から1打差2位タイとする。
1973年にはロレックスクラシックで青木功をプレーオフの末に破って唯一の優勝を飾り 、1974年はフジサンケイクラシックで初日に首位に立つと、2日目も通算10アンダーで快調に飛ばした。日本オープンでは常陸宮ご夫妻が観戦に訪れた3日目こそ7アンダーで首位から6打差3位に留まったが、最終的には青木功、テッド・ボール(オーストラリア)と並んでの6位タイに終わった 。
その後はテレビ朝日系列解説者・ラウンドレポーターとして活躍し 、瀬戸内海放送アナウンサーの多賀公人が神戸大学大学院経営学で、ゴルフ実況歴20年のゴルフ人脈を活かした「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を2013年に実施した際にも登場している。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "日吉 定雄(ひよし さだお、1943年9月1日 - )は日本のプロゴルファー。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1969年の日本プロでは杉本英世が予選で姿を消し、河野高明・安田春雄が下位に低迷するという波乱含みの展開となったが、初日に鈴村照男と共に67で首位に立ち、2日目には69の石井裕士と共に通算6アンダーでリードする。最終日は前半の18ホールを69で回り、67の村上隆に並ばれる。午後には激しい雷雨でプレーは一時中断となり、石井が再開直後の8番でバーディーを奪って勢いをつける一方で日吉は中断でリズムを崩したのか10番から3連続ボギーを叩き、陳健忠(中華民国)と並んでの5位タイに終わった。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1971年の日本プロでは、初日が田中文雄と共に首位から3打差2位タイで、2日目には杉本と共に首位から1打差2位タイとする。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1973年にはロレックスクラシックで青木功をプレーオフの末に破って唯一の優勝を飾り 、1974年はフジサンケイクラシックで初日に首位に立つと、2日目も通算10アンダーで快調に飛ばした。日本オープンでは常陸宮ご夫妻が観戦に訪れた3日目こそ7アンダーで首位から6打差3位に留まったが、最終的には青木功、テッド・ボール(オーストラリア)と並んでの6位タイに終わった 。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "その後はテレビ朝日系列解説者・ラウンドレポーターとして活躍し 、瀬戸内海放送アナウンサーの多賀公人が神戸大学大学院経営学で、ゴルフ実況歴20年のゴルフ人脈を活かした「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を2013年に実施した際にも登場している。",
"title": "来歴"
}
] | 日吉 定雄は日本のプロゴルファー。 | {{ゴルファー
|名前=日吉 定雄
|ラテン文字=Sadao HIYOSHI
|画像=
|国籍={{JPN}}
|生年月日={{生年月日と年齢|1943|9|1}}
|没年月日=
|出身地=
|身長=
|体重=
|血液型=
|利き手=
|経歴=
|プロ転向=
|優勝歴=
|初優勝=
|賞金王=
|ベストスコア=
|世界ランキング最高位=
|賞金ランキング最高位=
}}
'''日吉 定雄'''(ひよし さだお、[[1943年]][[9月1日]] - )は[[日本国|日本]]の[[プロゴルファー]]。
== 来歴 ==
[[1969年]]の[[日本プロゴルフ選手権大会|日本プロ]]では[[杉本英世]]が予選で姿を消し、[[河野高明]]・[[安田春雄]]が下位に低迷するという波乱含みの展開<ref name="亡父の墓前に捧げた初優勝">[https://www.golfdendou.jp/jpga_championship/37-1969.html 第37回日本プロゴルフ選手権(1969年)]</ref>となったが、初日に[[鈴村照男]]と共に67で首位に立ち、2日目には69の[[石井裕士]]と共に通算6アンダーでリードする<ref>[https://www.pga.or.jp/tour/sp/nenpyo/nenpyou_1969.html 9月5日~7日]</ref>。最終日は前半の18ホールを69で回り、67の[[村上隆 (ゴルファー)|村上隆]]に並ばれる<ref name="亡父の墓前に捧げた初優勝" />。午後には激しい雷雨でプレーは一時中断となり、石井が再開直後の8番でバーディーを奪って勢いをつける一方で日吉は中断でリズムを崩したのか10番から3連続ボギーを叩き、陳健忠([[中華民国]])と並んでの5位タイに終わった<ref name="亡父の墓前に捧げた初優勝" />。
[[1971年]]の日本プロでは、初日が[[田中文雄 (ゴルファー)|田中文雄]]と共に首位から3打差2位タイで、2日目には杉本と共に首位から1打差2位タイとする<ref>[https://www.golfdendou.jp/jpga_championship/39-1971.html 第39回日本プロゴルフ選手権(1971年)]</ref>。
[[1973年]]にはロレックスクラシックで[[青木功]]をプレーオフの末に破って唯一の優勝を飾り<ref>{{cite news |title=Jacklin 13 behind |url=https://news.google.com/newspapers?id=jpBAAAAAIBAJ&sjid=8aQMAAAAIBAJ&pg=6306%2C2889421 |access-date=20 January 2021 |work=Glasgow Herald |date=12 November 1973 |page=5 |via=Google News Archive}}</ref> <ref>[https://tanobe.sakuragolf.co.jp/?p=935 第88回 川崎国際生田緑地ゴルフ場| ブログ|桜ゴルフの会員権相場情報]</ref>、[[1974年]]は[[フジサンケイクラシック]]で初日に首位に立つと<ref>[https://photobank.mainichi.co.jp/kiji_detail.php?id=P20121122dd1dd1phj137000 日吉定雄(成田国際) 男子プロゴルファー “フジサンケイ・ゴルフ・クラシック” 第1日]</ref>、2日目も通算10アンダーで快調に飛ばした<ref>[https://photobank.mainichi.co.jp/kiji_detail.php?id=P20121122dd1dd1phj139000 日吉定雄(成田国際) 男子プロゴルファー “フジサンケイ・ゴルフ・クラシック” 第2日]</ref>。[[日本オープンゴルフ選手権競技|日本オープン]]では[[常陸宮]]ご夫妻が観戦に訪れた3日目こそ7アンダーで首位から6打差3位に留まったが、最終的には青木、テッド・ボール([[オーストラリア]])と並んでの6位タイに終わった<ref>[https://www.golfdendou.jp/jga_jog/39-1974.html 第39回日本オープンゴルフ選手権(1974年)]</ref> <ref>[https://golfdigest-play.jp/membership/17292918 【伝説の名勝負。ヒーローの足跡】セントラルゴルフクラブ。ジャパンOP初制覇、ジャンボ尾崎、国内グランドスラム達成。1974年日本オープン]</ref>。
[[1979年]]の[[千葉オープンゴルフトーナメント|千葉県オープン]]では初日を4位タイでスタートし<ref>[[朝日新聞]]縮刷版p727 昭和54年7月20日朝刊17面</ref>、[[草壁政治]]と並んで[[長谷川勝治]]の2位タイに入った<ref>朝日新聞縮刷版p774 昭和54年7月21日朝刊16面</ref>。
その後は[[テレビ朝日]]系列解説者・ラウンドレポーターとして活躍し<ref>[https://www.asahi.co.jp/mynaviabcgolf/smp/2015/onair.html 朝日放送テレビ|マイナビABC チャンピオンシップゴルフトーナメント]</ref> <ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/men/tahara/kako/golf.html 田原浩史]</ref>、[[瀬戸内海放送]][[アナウンサー]]の[[多賀公人]]が[[神戸大学]][[大学院]][[経営学]]で、ゴルフ実況歴20年のゴルフ人脈を活かした「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を[[2013年]]に実施した際にも登場している<ref>[https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/14/230480/ プロゴルファーという生き方 | 日経BOOKプラス]</ref>。
== 主な優勝 ==
* 1973年 - ロレックスクラシック
== 脚注 ==
<references />
== 外部リンク ==
* [https://www.jgto.org/player/757/profile 日吉 定雄選手 プロフィール - 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site]
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:ひよし さたお}}
[[Category:日本の男子プロゴルファー]]
[[Category:1943年生]] | 2023-12-09T22:55:11Z | 2023-12-10T12:22:53Z | false | false | false | [
"Template:ゴルファー",
"Template:Cite news",
"Template:Normdaten"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%90%89%E5%AE%9A%E9%9B%84 |
4,864,516 | 畑享和 | 畑 享和(はた みちかず、1990年3月17日 - )は、北海道釧路市出身のプロアイスホッケー選手。アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに所属。
幼少時にアイスホッケーを始め、中学は釧路市立北中学校、高校は青森の八戸工業大学第一高等学校に進学し、大学は大阪の関西大学へ進学。大学卒業後はアジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに入団。
2005年に釧路市出身のGKとしては異例の青森県の八戸工業大学第一高等学校に進学する。
高校3年生の時に選抜大会で全国制覇。
2007年にIIHF世界U18日本代表に選ばれる。
元々、八戸工業大学第一高等学校はGKの指導に関して他校よりも優れた部分は多かったが、畑の高校卒業後はそれまで以上に優秀なGK(元H.C.栃木日光アイスバックスの龍翔太郎、横浜グリッツの古川駿)が排出されるようになった。
2008年に八戸工業大学第一高等学校を卒業し、関東の大学に進学すると思われたが、アイスホッケをプレーするにはスケートリンクを所有しており関東の大学よりも絶対的に環境の整っている大阪の関西大学へ進学。
関西大学リーグでは立命館大学や同志社大学が常に上位を占めていたが、畑がGKとしてレギュラーになってからは一度も他大学に優勝を譲らせないという時代が続いている。
釧路で行われた第65回国民体育大会では釧路出身のGKとしては初めての青森県代表選手として出場し、準優勝をしている。
大学2年生の時にはU20の代表に選ばれる。
大学卒業後はアジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに入団。
2012年シーズンは2位と健闘し、プレーオフ進出しチーム二度目の優勝に貢献し、プレーオフMVPにも選ばれる。
2014年シーズンは3位と健闘し、プレーオフ進出しチーム三度目の優勝。
2017年に東京都で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。
2022年に長野県で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。
ゴールキーピング技術への探求や拘りが強く、自身の練習の為ならばと、17歳の時には大阪府立臨海スポーツセンターで行われていたホッケーラボジャパン実施のクリニックへ参加。その際に長年使用されてきたゴールの老朽化からポストプレーの練習の際にゴールが動き過ぎるのがやり辛いと、「ゴールの位置は体で覚えているのでゴールいらないです」と言い、ゴールなしでポストプレーの練習。その際にシューターがポストプレーの練習なのでポストギリギリにシュートを打つのに的がないから打ちにくいんですが...と困らせた事があった。
GK指導の師匠として釧路出身の佐々木健吾とWorldHockeyLabの若林弘紀を挙げている。両氏のクリニックが実施される際は必ずと言っていいほどデモンストレーターとして声がかかる。
師匠の若林弘紀に似て「かすうどん」が大好物で、大阪の知人にお土産を頼む際にも1個ではなく2個買ってくるよう頼み、貰う際にも試合会場でホッケー観戦中であっても離れて貰いに行くほどである。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "畑 享和(はた みちかず、1990年3月17日 - )は、北海道釧路市出身のプロアイスホッケー選手。アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに所属。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "幼少時にアイスホッケーを始め、中学は釧路市立北中学校、高校は青森の八戸工業大学第一高等学校に進学し、大学は大阪の関西大学へ進学。大学卒業後はアジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに入団。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2005年に釧路市出身のGKとしては異例の青森県の八戸工業大学第一高等学校に進学する。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "高校3年生の時に選抜大会で全国制覇。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "2007年にIIHF世界U18日本代表に選ばれる。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "元々、八戸工業大学第一高等学校はGKの指導に関して他校よりも優れた部分は多かったが、畑の高校卒業後はそれまで以上に優秀なGK(元H.C.栃木日光アイスバックスの龍翔太郎、横浜グリッツの古川駿)が排出されるようになった。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2008年に八戸工業大学第一高等学校を卒業し、関東の大学に進学すると思われたが、アイスホッケをプレーするにはスケートリンクを所有しており関東の大学よりも絶対的に環境の整っている大阪の関西大学へ進学。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "関西大学リーグでは立命館大学や同志社大学が常に上位を占めていたが、畑がGKとしてレギュラーになってからは一度も他大学に優勝を譲らせないという時代が続いている。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "釧路で行われた第65回国民体育大会では釧路出身のGKとしては初めての青森県代表選手として出場し、準優勝をしている。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "大学2年生の時にはU20の代表に選ばれる。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "大学卒業後はアジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに入団。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "2012年シーズンは2位と健闘し、プレーオフ進出しチーム二度目の優勝に貢献し、プレーオフMVPにも選ばれる。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "2014年シーズンは3位と健闘し、プレーオフ進出しチーム三度目の優勝。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "2017年に東京都で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "2022年に長野県で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "ゴールキーピング技術への探求や拘りが強く、自身の練習の為ならばと、17歳の時には大阪府立臨海スポーツセンターで行われていたホッケーラボジャパン実施のクリニックへ参加。その際に長年使用されてきたゴールの老朽化からポストプレーの練習の際にゴールが動き過ぎるのがやり辛いと、「ゴールの位置は体で覚えているのでゴールいらないです」と言い、ゴールなしでポストプレーの練習。その際にシューターがポストプレーの練習なのでポストギリギリにシュートを打つのに的がないから打ちにくいんですが...と困らせた事があった。",
"title": "人物"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "GK指導の師匠として釧路出身の佐々木健吾とWorldHockeyLabの若林弘紀を挙げている。両氏のクリニックが実施される際は必ずと言っていいほどデモンストレーターとして声がかかる。",
"title": "人物"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "師匠の若林弘紀に似て「かすうどん」が大好物で、大阪の知人にお土産を頼む際にも1個ではなく2個買ってくるよう頼み、貰う際にも試合会場でホッケー観戦中であっても離れて貰いに行くほどである。",
"title": "人物"
}
] | 畑 享和は、北海道釧路市出身のプロアイスホッケー選手。アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに所属。 | {{Infobox ice hockey player
| name = 畑享和
| image =S_1450038_0.jpg
| image_size = 280px
| birth_date = {{生年月日と年齢|1990|3|17}}
| birth_place = {{JPN}}<br>[[北海道]][[釧路市]]
| death_date =
| death_place =
| height_ft = 5
| height_in = 8
| weight_lb = 167
| position =
| shoots =
| shot = 左
| catches =
| caught =
| team = [[東北フリーブレイズ]]
|educational = [[八戸工業大学第一高等学校]]<br>[[関西大学]]
| teams = [[東北フリーブレイズ]] (2011 - )
| ntl_team =
| draft =
| draft_year =
| draft_team =
| career_start = 2011
| career_end =
| halloffame =
}}
'''畑 享和'''(はた みちかず、[[1990年]][[3月17日]] - )は、[[北海道]][[釧路市]]出身のプロアイスホッケー選手。[[アジアリーグアイスホッケー]]の[[東北フリーブレイズ]]に所属。
== 経歴 ==
幼少時にアイスホッケーを始め、中学は[[釧路市立北中学校]]、高校は青森の[[八戸工業大学第一高等学校]]に進学し、大学は大阪の[[関西大学]]へ進学。大学卒業後は[[アジアリーグアイスホッケー]]の[[東北フリーブレイズ]]に入団。
=== 八戸工大一高校時代 ===
2005年に釧路市出身のGKとしては異例の青森県の[[八戸工業大学第一高等学校]]に進学する。
高校3年生の時に選抜大会で全国制覇。
2007年にIIHF世界U18日本代表に選ばれる。
元々、[[八戸工業大学第一高等学校]]はGKの指導に関して他校よりも優れた部分は多かったが、畑の高校卒業後はそれまで以上に優秀なGK(元[[H.C.栃木日光アイスバックス]]の龍翔太郎、[[横浜GRITS|横浜グリッツ]]の[[古川駿]])が排出されるようになった。
=== 関西大学時代 ===
2008年に[[八戸工業大学第一高等学校]]を卒業し、関東の大学に進学すると思われたが、アイスホッケをプレーするにはスケートリンクを所有しており関東の大学よりも絶対的に環境の整っている<ref>{{Cite web |title=関西大学 たかつき アイスアリーナ|社会・地域連携|関西大学 |url=https://www.kansai-u.ac.jp/ja/community/ice_arena/ |website=www.kansai-u.ac.jp |access-date=2023-12-09 |language=ja-JP}}</ref>大阪の[[関西大学]]へ進学。
関西大学リーグでは立命館大学や同志社大学が常に上位を占めていたが、畑がGKとしてレギュラーになってからは一度も他大学に優勝を譲らせないという時代が続いている。
釧路で行われた第65回国民体育大会では釧路出身のGKとしては初めての青森県代表選手として出場し、準優勝をしている。<ref>{{Cite web |title=『Photo日記』 |url=https://ameblo.jp/michi55-hockey--japan/entry-10454303482.html |website=2011 Michikazu HATA BLOG |access-date=2023-12-11 |language=ja}}</ref>
大学2年生の時にはU20の代表に選ばれる。
=== 東北フリーブレイズ時代 ===
大学卒業後は[[アジアリーグアイスホッケー]]の[[東北フリーブレイズ]]に入団。
2012年シーズンは2位と健闘し、プレーオフ進出しチーム二度目の優勝に貢献し、プレーオフMVPにも選ばれる。
2014年シーズンは3位と健闘し、プレーオフ進出しチーム三度目の優勝。
2017年に東京都で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。<ref>{{Cite web |title=Schulze BLOG:東北フリーブレイズ、全日本選手権初優勝! 明日の新アリーナ建設発表に花を添える |url=http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52203837.html |website=blog.livedoor.jp |access-date=2023-12-11}}</ref>
2022年に長野県で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝。
== 人物 ==
ゴールキーピング技術への探求や拘りが強く、自身の練習の為ならばと、17歳の時には[[大阪府立臨海スポーツセンター]]で行われていた[[ホッケーラボジャパン]]実施のクリニックへ参加。その際に長年使用されてきたゴールの老朽化からポストプレーの練習の際にゴールが動き過ぎるのがやり辛いと、「ゴールの位置は体で覚えているのでゴールいらないです」と言い、ゴールなしでポストプレーの練習。その際にシューターがポストプレーの練習なのでポストギリギリにシュートを打つのに的がないから打ちにくいんですが…と困らせた事があった。
GK指導の師匠として釧路出身の佐々木健吾とWorldHockeyLabの[[若林弘紀]]を挙げている。両氏のクリニックが実施される際は必ずと言っていいほどデモンストレーターとして声がかかる。
師匠の[[若林弘紀]]に似て「[[かすうどん]]」が大好物で、大阪の知人にお土産を頼む際にも1個ではなく2個買ってくるよう頼み、貰う際にも試合会場でホッケー観戦中であっても離れて貰いに行くほどである。
== 脚注 ==
<references />
== 外部リンク ==
* [https://freeblades.jp/player/hata-michikazu/ 畑 享和]- 東北フリーブレイズ
* [https://www.instagram.com/55oalie/?hl=ja 畑 享和/ Michikazu Hata] (@55oalie) - [[Instagram]]
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:はた みちかす}}
[[Category:日本のアイスホッケー選手]]
[[Category:東北フリーブレイズの選手]]
[[Category:関西大学出身の人物]]
[[Category:北海道出身のスポーツ選手]]
[[Category:1990年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-09T23:54:55Z | 2023-12-27T04:51:40Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:Normdaten",
"Template:Infobox ice hockey player"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%91%E4%BA%AB%E5%92%8C |
4,864,518 | 安倍派5人衆 | 安倍派5人衆(あべはごにんしゅう)とは、清和政策研究会(安倍派)において、2022年7月の安倍晋三の死後、森喜朗が後継者として取り上げたことで派閥の中枢幹部と目されるようになった5人のこと。
2022年7月8日に会長の安倍が第26回参院選の遊説中に奈良市で銃撃を受け暗殺された。
同年7月10日、参議院議員選挙執行。この日の夜、森喜朗は風呂場で倒れ、集中治療室に救急車で運ばれた。集中治療室に入りながらも森は回復し、月刊誌『正論』の取材に応じた。そして安倍の後継問題について「少なくとも2年か、3年のうちに、5人のうちで自然に序列が決まっていく」と語った。5人とはすなわち、松野博一、西村康稔、萩生田光一、高木毅、世耕弘成であった。
同年7月11日に幹部らが協議し、会派の呼称に「安倍」の名を残すことを確認した。7月13日には当面は会長職を置かずに空席のままとし、会長代理の塩谷立と下村博文のほか、松野、西村、萩生田、高木、世耕の7人による世話人会を設置し、集団指導体制で運営する方針が決められた。7月21日、事件後初となる総会が党本部で開催され、派閥名称を変えないことや後任の派閥会長は空席とすることなどが正式に決定された。
同年8月1日、『正論』9月号が発売。前述の「5人のうちで自然に序列が決まっていく」との談話が掲載され、森は記事の中で「みんなの一致していることは、下村博文だけは排除しようということ」と暴露した。この頃から松野らは森のお墨付きのもと「安倍派5人衆」と称されるようになる。
同年8月3日、岸田文雄首相は内閣改造に向け、森、自民党参議院議員元会長の青木幹雄、党選対委員長の遠藤利明、党組織運動本部長の小渕優子と港区虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」の日本料理店で会食。森は岸田に「安倍さんの遺志もあり、5人をそれぞれ輝く存在にしてやってほしい」と伝え、特に萩生田、西村の要職起用を求めた。8月10日、第2次岸田第1次改造内閣が発足。岸田は、萩生田を自民党政調会長に抜擢し、萩生田の後任の経済産業大臣に西村を充てた。これに伴い、西村は安倍派の事務総長を退任。8月25日、後任に高木が就いた。
2023年2月20日、北國新聞は森喜朗のインタビュー記事を配信。森は安倍の後継候補として、萩生田、世耕、松野、西村、高木の5人をそれぞれ論評。萩生田を「総合力は最も高い」と褒めた。3月23日、森は「どこかで誰か一人、代表を決めなければならない」と都内の会合で述べ、再び5人の名前を挙げた。そして投票やくじ引きで決める案に言及した。翌3月24日夜、森は5人を都内のホテルに呼び、食事をしながら派閥の運営などについて意見を交わした。また、森は「総理候補・派閥会長分離論」を提唱している。
同年12月1日、朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ(のちに5億円に修正)、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた。
同年12月9日、安倍派座長の塩谷と5人衆の萩生田、松野、西村、高木、世耕の安倍派の中枢幹部の6人全員が直近5年間でそれぞれ1千万円超~約100万円の裏金のキックバックを派閥から受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが明らかとなった。
同年12月14日、岸田首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田と高木と世耕も党要職を解かれた。
同年12月24日までに東京地検特捜部は塩谷、松野、高木、世耕を任意で事情聴取した。12月26日、萩生田からも任意で事情聴取していたことが報道により判明した。立件の可能性が浮上し、官邸の間では合言葉のように「パンツが防衛ライン。そこを突破されると北陸グループの頂点(森喜朗)にも影響があるかもしれない」とささやかれた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "安倍派5人衆(あべはごにんしゅう)とは、清和政策研究会(安倍派)において、2022年7月の安倍晋三の死後、森喜朗が後継者として取り上げたことで派閥の中枢幹部と目されるようになった5人のこと。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2022年7月8日に会長の安倍が第26回参院選の遊説中に奈良市で銃撃を受け暗殺された。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "同年7月10日、参議院議員選挙執行。この日の夜、森喜朗は風呂場で倒れ、集中治療室に救急車で運ばれた。集中治療室に入りながらも森は回復し、月刊誌『正論』の取材に応じた。そして安倍の後継問題について「少なくとも2年か、3年のうちに、5人のうちで自然に序列が決まっていく」と語った。5人とはすなわち、松野博一、西村康稔、萩生田光一、高木毅、世耕弘成であった。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "同年7月11日に幹部らが協議し、会派の呼称に「安倍」の名を残すことを確認した。7月13日には当面は会長職を置かずに空席のままとし、会長代理の塩谷立と下村博文のほか、松野、西村、萩生田、高木、世耕の7人による世話人会を設置し、集団指導体制で運営する方針が決められた。7月21日、事件後初となる総会が党本部で開催され、派閥名称を変えないことや後任の派閥会長は空席とすることなどが正式に決定された。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "同年8月1日、『正論』9月号が発売。前述の「5人のうちで自然に序列が決まっていく」との談話が掲載され、森は記事の中で「みんなの一致していることは、下村博文だけは排除しようということ」と暴露した。この頃から松野らは森のお墨付きのもと「安倍派5人衆」と称されるようになる。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "同年8月3日、岸田文雄首相は内閣改造に向け、森、自民党参議院議員元会長の青木幹雄、党選対委員長の遠藤利明、党組織運動本部長の小渕優子と港区虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」の日本料理店で会食。森は岸田に「安倍さんの遺志もあり、5人をそれぞれ輝く存在にしてやってほしい」と伝え、特に萩生田、西村の要職起用を求めた。8月10日、第2次岸田第1次改造内閣が発足。岸田は、萩生田を自民党政調会長に抜擢し、萩生田の後任の経済産業大臣に西村を充てた。これに伴い、西村は安倍派の事務総長を退任。8月25日、後任に高木が就いた。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "2023年2月20日、北國新聞は森喜朗のインタビュー記事を配信。森は安倍の後継候補として、萩生田、世耕、松野、西村、高木の5人をそれぞれ論評。萩生田を「総合力は最も高い」と褒めた。3月23日、森は「どこかで誰か一人、代表を決めなければならない」と都内の会合で述べ、再び5人の名前を挙げた。そして投票やくじ引きで決める案に言及した。翌3月24日夜、森は5人を都内のホテルに呼び、食事をしながら派閥の運営などについて意見を交わした。また、森は「総理候補・派閥会長分離論」を提唱している。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "同年12月1日、朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ(のちに5億円に修正)、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "同年12月9日、安倍派座長の塩谷と5人衆の萩生田、松野、西村、高木、世耕の安倍派の中枢幹部の6人全員が直近5年間でそれぞれ1千万円超~約100万円の裏金のキックバックを派閥から受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが明らかとなった。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "同年12月14日、岸田首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田と高木と世耕も党要職を解かれた。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "同年12月24日までに東京地検特捜部は塩谷、松野、高木、世耕を任意で事情聴取した。12月26日、萩生田からも任意で事情聴取していたことが報道により判明した。立件の可能性が浮上し、官邸の間では合言葉のように「パンツが防衛ライン。そこを突破されると北陸グループの頂点(森喜朗)にも影響があるかもしれない」とささやかれた。",
"title": "沿革"
}
] | 安倍派5人衆(あべはごにんしゅう)とは、清和政策研究会(安倍派)において、2022年7月の安倍晋三の死後、森喜朗が後継者として取り上げたことで派閥の中枢幹部と目されるようになった5人のこと。 | {{pathnav|清和政策研究会|frame=1}}
{{multiple image
| footer = 左から[[松野博一]]、[[西村康稔]]、[[萩生田光一]]、[[高木毅]]、[[世耕弘成]]
| align = right
| direction =horizontal
| caption_align =
| total_width =
| width = 80
| image2 = 20220201 message (cropped).jpg
| image3 = Yasutoshi Nishimura 20200916 (cropped).jpg
| image4 = Kōichi Hagiuda 20211004 (cropped).jpg
| image5 = Tsuyoshi Takagi 201309 (cropped).jpg
| image6 = Hiroshige Sekō 20160928 (cropped2).jpg
}}
'''安倍派5人衆'''(あべはごにんしゅう)とは、[[清和政策研究会]](安倍派)において、2022年7月の[[安倍晋三]]の死後、[[森喜朗]]が後継者として取り上げたことで派閥の中枢幹部と目されるようになった5人のこと<ref name="nhk20221110"/><ref name="kodansha20220804"/><ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/article/20230630-D73CK466RFIERNILSG2P7HVUC4/ |title=安倍派「5人衆」結束を確認 集団指導体制案が浮上 |access-date=2023年12月10日 |publisher=産経新聞}}</ref>。
== 5人衆 ==
{| class="sortable wikitable"
|-
! 氏名 !! 生年月日 !! 出身地 !! {{nowrap|初当選}} !! {{nowrap|当選回数}} !! class="unsortable" | 政務ポスト !! class="unsortable" | 党ポスト
|-
| {{Display none|まつの/}}[[松野博一]]
|{{生年月日と年齢|1962|9|13}}
|{{nowrap|千葉県[[木更津市]]}}
|2000年
|{{nowrap|衆院8回}}|| 第85・86代[[内閣官房長官]]<br />第21代[[文部科学大臣]] ||
|-
| {{Display none|にしむら/}}[[西村康稔]]
|{{nowrap|{{生年月日と年齢|1962|10|15}}}}
|兵庫県[[明石市]]
|2003年
|衆院7回|| 第29代[[経済産業大臣]]<br />第24代[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)]] ||
|-
| {{Display none|はきうた/}}{{nowrap|[[萩生田光一]]}}
|{{生年月日と年齢|1963|8|31}}
|東京都[[八王子市]]
|2003年
|衆院6回|| 第27・28代経済産業大臣<br />第25・26代文部科学大臣 || 第61代[[自由民主党政務調査会長]]
|-
| {{Display none|たかき/}}[[高木毅]]
|{{生年月日と年齢|1956|1|16}}
|福井県[[敦賀市]]
|2000年
|衆院8回|| 第5代[[復興大臣]] || 第58代[[自由民主党国会対策委員会#国会対策委員長|自由民主党国会対策委員長]]
|-
| {{Display none|せこう/}}[[世耕弘成]]
|{{生年月日と年齢|1962|11|9}}
|大阪府[[大阪市]]
|1998年
|参院5回|| 第22・23代経済産業大臣 || 自由民主党参議院幹事長
|}
== 沿革 ==
=== 2022年 ===
2022年7月8日に会長の安倍が[[第26回参議院議員通常選挙|第26回参院選]]の遊説中に奈良市で銃撃を受け[[安倍晋三銃撃事件|暗殺]]された<ref name="BBC20220709">{{Cite web|和書|url=https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-62103589 | title=安倍元首相の暗殺 どのように起きたのか | publisher=[[英国放送協会|BBC]] |language=ja |date=2022-7-9 | accessdate=2022-7-10 }}</ref>。
同年7月10日、参議院議員選挙執行。この日の夜、[[森喜朗]]は風呂場で倒れ、集中治療室に救急車で運ばれた<ref name="kodansha20220804"/>。集中治療室に入りながらも森は回復し、月刊誌『[[正論 (雑誌)|正論]]』の取材に応じた。そして安倍の後継問題について「少なくとも2年か、3年のうちに、5人のうちで自然に序列が決まっていく」と語った。5人とはすなわち、[[松野博一]]、[[西村康稔]]、[[萩生田光一]]、[[高木毅]]、[[世耕弘成]]であった<ref name="kodansha20220804"/>。
同年7月11日に幹部らが協議し、会派の呼称に「安倍」の名を残すことを確認した<ref name="jiji20220713">{{Cite news |title=安倍派、後継会長を置かず 塩谷氏ら7人が集団指導|newspaper=時事ドットコム|date=2022-7-13|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071300786|accessdate=2022-7-13|language=ja}}</ref>。7月13日には当面は会長職を置かずに空席のままとし、会長代理の[[塩谷立]]と[[下村博文]]のほか、松野、西村、萩生田、高木、世耕の7人による世話人会を設置し、集団指導体制で運営する方針が決められた<ref name="jiji20220713"/>。7月21日、事件後初となる総会が党本部で開催され、派閥名称を変えないことや後任の派閥会長は空席とすることなどが正式に決定された<ref>{{cite news |url=https://web.archive.org/web/20220721034551/https://nordot.app/922696143681830912 | title=安倍派、現体制維持を決定 元首相死去後初の総会 | newspaper=共同通信 | date=2022-7-21 | accessdate=2022-7-22 }}</ref>。
同年8月1日、『正論』9月号が発売。前述の「5人のうちで自然に序列が決まっていく」との談話が掲載され、森は記事の中で「みんなの一致していることは、下村博文だけは排除しようということ」と暴露した<ref name="kodansha20220804">{{cite web |author=小倉健一、週刊現代 |url=https://gendai.media/articles/-/98223 | title=森喜朗元首相が「血まみれ」で倒れ、集中治療室へ…一体、何が起きたのか | publisher=講談社 | date=2022-8-4 | accessdate=2023-12-18 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://www.fujisan.co.jp/product/1482/b/2283355/ | title=正論 2022年9月号 (発売日2022年08月01日) | publisher=Fujisan | date= | accessdate=2023-12-18 }}</ref>{{efn2|安倍晋三は2021年5月26日発売の『[[Hanada|月刊Hanada]]』7月号のインタビューにおいて、「ポスト菅」候補として、萩生田光一、下村博文、西村康稔、松野博一の名を挙げた<ref>{{Cite web|和書|author=岡村夏樹 |url=https://www.asahi.com/articles/ASP5V6SG5P5VUTFK019.html | title=安倍氏が挙げた「ポスト菅」の4人とは 再々登板は否定 | publisher=朝日新聞 |date=2021-5-26 | accessdate=2022-9-3 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=森田あゆ美 |url=https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/87199.html | title=どうなる 自民党 安倍派 後継者は誰?体制めぐり混乱も | publisher=NHK |date=2022-8-4 | accessdate=2022-9-3 }}</ref>。しかし下村は安倍の死後、森に嫌われたことにより出世コースから脱落。2023年8月31日に新しく設置された常任幹事会のメンバーからも外された<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA29AVF0Z20C23A8000000/|title=自民安倍派、常任幹事会に15人 下村氏外れる|work=日経電子版|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2023-08-31|accessdate=2023-08-31}}</ref><ref>{{cite web | url=https://nordot.app/1067823797594423919 | title=安倍派体制、下村氏除外へ 常任幹事会、31日決定 | publisher=共同通信 | date=2023-8-26 | accessdate=2023-12-21 }}</ref>。}}。この頃から松野らは森のお墨付きのもと「安倍派5人衆」と称されるようになる<ref name="nhk20221110">{{cite web | author=米津絵美、柳生寛吾、馬場勇人 | url=https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/91677.html | title=決められない最大派閥 トップ不在の“安倍派” | publisher=NHK | date=2022-11-10 | accessdate=2023-12-18 }}</ref><ref name="ntv20221228">{{cite web | url=https://news.ntv.co.jp/category/politics/627cd0522e834dacaf4efe3ecf999d86 | title=会長不在の自民党・安倍派“5人衆” 「後継者」アピールの訪台か 蔡総統との会談相次ぎ… | publisher=日テレNEWS | date=2022-12-28 | accessdate=2023-12-27 }}</ref>。
同年8月3日、[[岸田文雄]]首相は森、自民党参議院議員元会長の[[青木幹雄]]、党選対委員長の[[遠藤利明]]、党組織運動本部長の[[小渕優子]]と港区虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」の日本料理店で会食<ref>『朝日新聞』2022年8月4日付朝刊、4頁、「首相動静」。</ref>。森は内閣改造に触れ、岸田に「安倍さんの遺志もあり、5人をそれぞれ輝く存在にしてやってほしい」と伝えた。特に萩生田、西村の要職起用を求めた<ref>{{cite web | author=森岡航平 | url=https://www.asahi.com/articles/DA3S15609634.html | title=「森派」?85歳元首相の復権 「5人衆」起用を首相に要求、「安倍さんの遺志」 | publisher=朝日新聞 | date=2023-4-13 | accessdate=2023-12-26 }}</ref><ref name="mainichi20220812">{{cite web |author=源馬のぞみ |url=https://mainichi.jp/articles/20220812/ddm/003/010/071000c | title=クローズアップ:第2次岸田改造内閣 こだわりの「萩生田政調会長」 安倍派の「防波堤」期待 | publisher=毎日新聞 |date=2022-8-12 | accessdate=2022-9-2 }}</ref>。8月10日、[[第2次岸田内閣 (第1次改造)|第2次岸田第1次改造内閣]]が発足。岸田は、萩生田を[[自由民主党政務調査会#政務調査会長|自民党政調会長]]に抜擢し、萩生田の後任の経済産業大臣に西村を充てた。これに伴い、西村は安倍派の事務総長を退任。8月25日、後任に高木が就いた<ref>{{cite web | url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA254GE0V20C22A8000000/ | title=安倍派副会長に岸信夫前防衛相 事務総長に高木毅氏 | publisher=日本経済新聞 | date=2022-8-25 | accessdate=2023-12-26 }}</ref>。
=== 2023年 ===
2023年2月20日、[[北國新聞]]は森喜朗のインタビュー記事を配信。森は安倍の後継候補として、萩生田、世耕、松野、西村、高木の5人をそれぞれ論評。萩生田を「総合力は最も高い」と褒めた<ref>{{Cite web|和書| url=https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/993345 | title=第85、86代・森喜朗氏 能吏の西村氏、総合力の萩生田氏 【総理が語る(4)】 | publisher=北國新聞 | date=2023-2-20 | accessdate=2023-3-28 }}</ref><ref>{{Cite web|和書| url=https://smart-flash.jp/sociopolitics/227754/1/ | title=森元首相が安倍派会長に「萩生田氏を指名」か 地元紙に語っていたライバルたちへの「苦言」「けん制」 | publisher=Smart FLASH | date=2023-3-25 | accessdate=2023-3-28 }}</ref>。3月23日、森は「どこかで誰か一人、代表を決めなければならない」と都内の会合で述べ、再び5人の名前を挙げた。そして投票やくじ引きで決める案に言及した<ref>{{Cite web|和書| url=https://nordot.app/1011605741881163776 | title=安倍派会長「誰か一人に」 森元首相、5人名前挙げ | publisher=共同通信 | date=2023-3-23 | accessdate=2023-3-28 }}</ref>。翌3月24日夜、森は5人を都内のホテルに呼び、食事をしながら派閥の運営などについて意見を交わした<ref>{{Cite web|和書| url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230325/k10014019321000.html | title=自民 安倍派有力議員5人 森元首相と会談 派閥運営で意見交換か | publisher=NHK | date=2023-3-25 | accessdate=2023-3-28 }}</ref>。また、森は「総理候補・派閥会長分離論」を提唱している。
同年12月1日、朝日新聞が、自民党5派閥が開いた[[政治資金パーティー]]をめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあると[[スクープ]]した<ref name="asahi202312010500">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRCZ6W8LRCZUTIL03K.html | title=安倍派、1億円超の裏金か パー券ノルマ超えを還流 地検が立件視野 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-1 | accessdate=2023-12-8 }}</ref>。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している<ref name="mainichi202312091133">{{cite web | author= | url=https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/080000c | title=松野博一官房長官を更迭へ パー券還流、裏金1000万円未記載疑惑 | publisher=毎日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ(のちに5億円に修正<ref name="asahi202312120400">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDC6399RDCUTIL02Y.html | title=安倍派の裏金、5億円か 所属議員の大半に還流 派閥側の立件不可避 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-12 | accessdate=2023-12-12 }}</ref>)、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた<ref>{{cite web | author= | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/293442 | title=安倍派、8億円前後収入か 裏金含め、記載は6億円超 | publisher=共同通信(東京新聞) | date=2023-12-1 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。{{see|政治資金パーティー収入の裏金問題}}
同年12月9日、安倍派座長の塩谷と5人衆の萩生田、松野、西村、高木、世耕の安倍派の中枢幹部の6人全員が直近5年間でそれぞれ1千万円超~約100万円の裏金のキックバックを派閥から受け、[[政治資金収支報告書]]に記載していない疑いがあることが明らかとなった<ref name="asahi202312090400">{{cite web | author= | url= https://www.asahi.com/articles/ASRD86JXCRD8UTIL020.html| title=安倍派幹部6人に裏金か 塩谷・松野・高木・世耕・萩生田・西村氏 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-11 }}</ref><ref name="mainichi202312091111">{{cite web | author=井口慎太郎、北村秀徳、黒川晋史、遠藤龍 | url=https://mainichi.jp/articles/20231209/k00/00m/010/076000c | title=安倍派主要6幹部に裏金か 塩谷、萩生田、西村の3氏にも疑い | publisher=毎日新聞 | date=2023-12-9 | accessdate=2023-12-9 }}</ref>。
同年12月14日、岸田首相は安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人を事実上更迭し、安倍派5人衆のうちの残りの萩生田と高木と世耕も党要職を解かれた<ref name="asahi202312102223">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDB7D5BRDBUTFK00H.html | title=安倍派の政務三役、計15人を全員交代へ 鈴木総務相、宮下農水相も | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-10 | accessdate=2023-12-10 }}</ref><ref name="nhk202312141234">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231214/k10014287861000.html | title=【速報中】政治資金問題で閣僚交代へ 安倍派「5人衆」辞任へ | publisher=NHK NEWS WEB | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref>。
同年12月24日までに東京地検特捜部は塩谷、松野、高木、世耕を任意で事情聴取した<ref name="asahi202312250400">{{cite web | author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDS7WCWRDSUTIL00G.html | title=松野前官房長官を任意聴取 高木、世耕、塩谷氏も 安倍派・裏金事件 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-25 | accessdate=2023-12-25 }}</ref>。12月26日、萩生田からも任意で事情聴取していたことが報道により判明した<ref name="asahi_20231226">{{Cite news |和書 |title= 萩生田・前自民党政調会長も任意聴取 安倍派・裏金事件 東京地検|newspaper= 朝日新聞|date= 2023-12-26|author= |url= https://www.asahi.com/articles/ASRDT6FD3RDTUTIL039.html|access-date=2023-12-26}}</ref>。立件の可能性が浮上し、官邸の間では合言葉のように「パンツが防衛ライン。そこを突破されると北陸グループの頂点([[森喜朗]])にも影響があるかもしれない」{{efn2|[[高木毅]]を指す。高木は大学時代、帰省時にかつて交際していた女性の下着を盗んだ。また若い頃、見初めた女性の自宅に合鍵を作って侵入し下着を盗んだ。30代は下着泥棒の常習犯であったとされ、[[福井県警]]に[[現行犯逮捕]]された<ref>「『安倍内閣』が踏んだ大型地雷! 『下着ドロボー』が『大臣閣下』にご出世で『高木毅』復興相の資質」『[[週刊新潮]]』60巻40号、[[新潮社]]、[[2015年]][[10月22日]]、24-27頁。</ref><ref>「ああ『一億総活躍』アベノミクス新三本の矢という名の的外れ」『[[週刊文春]]』57巻40号、[[文藝春秋]]、[[2015年]][[10月22日]]、22-26頁。</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASHBJ3K7SHBJUTFK004.html 復興相『お答え控える』30年前下着窃盗と週刊誌報道] 朝日新聞2015年10月16日</ref><ref name="bunshun20151022_25">「ああ『一億総活躍』アベノミクス新三本の矢という名の的外れ」『[[週刊文春]]』57巻40号、[[文藝春秋]]、[[2015年]][[10月22日]]、25頁。</ref>。2015年10月7日に高木は初入閣するが、下着事件の件は同月の週刊誌報道によって再燃し、「パンツ高木」の異名が定着した<ref name="shukan-bunshun20231221">『週刊文春』2023年12月21日号、14-19頁、「安倍派・現役幹部が激白『森喜朗さんから全て始まったんです』」。</ref><ref name="shukan-shincho20240104">『週刊新潮』2024年1月4日・11日号、「巨額裏金事件 検察vs.『安倍派』『二階派』 『大物立件』の最終攻防」。</ref>。}}とささやかれた<ref>{{cite web | url=https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12260602/?all=1 | title=【自民党裏金疑惑】「パンツが防衛ライン」という妙な合言葉 岸田官邸の命運を握る特捜部捜査の進展スピード | publisher=デイリー新潮 | date=2023-12-26 | accessdate=2023-12-26 }}</ref>。塩谷、松野、高木、世耕、萩生田の5人はいずれも特捜部に対し、「ノルマを超えた金額が還付されていることは知っていたが、パーティー収入の一部が派閥側の収支報告書に記載されていないことは知らなかった」と話した<ref name="nhk202312261842">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231226/k10014300831000.html | title=安倍派幹部5人 派閥の政治資金収支報告書 不記載への関与否定 | publisher=NHK NEWS WEB | date=2023-12-26 | accessdate=2023-12-29 }}</ref>。12月29日、特捜部が西村にも任意で事情聴取していたことが明らかとなった<ref>{{cite web |和書 |author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRDY75LLRDYUTIL00X.html | title=西村前経産相を任意聴取 安倍派裏金事件 幹部ら、不記載の関与否定 | publisher=朝日新聞 | date=2023-12-30 | accessdate=2023-12-30 }}</ref>。
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 関連項目 ==
* [[安倍派四天王]]
* [[政治資金パーティー収入の裏金問題]]
{{安倍晋三}}
{{自由民主党 (日本)}}
{{デフォルトソート:あへはこにんしゆう}}
[[Category:日本の名数5]]
[[Category:安倍晋三]] | 2023-12-10T00:05:11Z | 2023-12-29T22:55:46Z | false | false | false | [
"Template:Multiple image",
"Template:Nowrap",
"Template:Display none",
"Template:Reflist",
"Template:自由民主党 (日本)",
"Template:安倍晋三",
"Template:Pathnav",
"Template:生年月日と年齢",
"Template:Efn2",
"Template:See",
"Template:Cite web",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%B4%BE5%E4%BA%BA%E8%A1%86 |
4,864,520 | 2024年の政治 | < 2023年 | 2024年の政治 | 2025年 >
2024年の政治(2024ねんのせいじ)とは、2024年の政治分野に於ける出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "< 2023年 | 2024年の政治 | 2025年 >",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2024年の政治(2024ねんのせいじ)とは、2024年の政治分野に於ける出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。",
"title": null
}
] | < 2023年 | 2024年の政治 | 2025年 > 2024年の政治(2024ねんのせいじ)とは、2024年の政治分野に於ける出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。 | {{Notice|<br/>本記事に新しい内容を加筆をする際は、[[Wikipedia:出典を明記する|検証可能な出典を忘れない]]でください。Citeテンプレート使用時を含め、出典追加時は[[WP:WEBREF|最低限入力が求められている以下情報]]の記入を'''必ず'''お願いします。<br/>'''ビジュアルエディターで自動生成された出典を提示される方は、生成後に不備を埋めるようお願いします。'''<br/>記事名(title)、配信元・作成元(publisher/work/newspaper/website)、'''配信日・記事作成日(date)'''。<br/>'''これらのいずれかが抜けている出典を発見した際は情報の補強をお願いします。<br/>記事のリンクを入れる際には[[新聞社]]・[[通信社]]などマスコミ各社公式サイトのリンクを使用して下さい([[Yahoo! JAPAN]]ヘッドラインのリンクは1週間位で消滅してしまうため、検証可能なリンクには適していないためです)。'''<br/>ビジュアルエディターでの出典の自動生成を含めたCiteテンプレートの使用はなるべくお控えください。Citeテンプレートが使われすぎるとエラーを起こし、脚注が表示できなくなってしまいます。<br/>本記事の内容は、出典があり内容の検証性がとれるもののみ掲載しています。出典無き記述を発見した場合は検証可能な出典を提示してください。|title=本記事に内容加筆および出典を追加される方へ|date=2010年12月}}
{{注意|連続投稿はお控えください。([[Wikipedia:同じ記事への連続投稿を減らす]])<br />特筆性のない個人の名前は載せないでください。出典に名前が含まれる場合は伏字(◯◯)にしてください。<br />記事には掲載できない内容もあります。([[WP:IINFO|ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません]])<br/>文章への終始内部リンクはお控えください。内部リンクは1つだけで十分です、当該のページがある場合はリンク先に出典を掲示します。([[WP:OVERLINKING|リンクすべきでないもの]])}}
{{各年の政治ヘッダ|2024}}
< [[2023年の政治|2023年]] | '''2024年の政治''' | [[2025年の政治|2025年]] >
'''2024年の政治'''(2024ねんのせいじ)とは、[[2024年]]の[[政治]]分野に於ける出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。
== 予定 ==
=== 1月 ===
* [[1月7日|7日]] - {{Flagicon|BGD}} {{ill2|2024年バングラデシュ総選挙|en|2024 Bangladeshi general election|label=バングラデシュ総選挙}}<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB168AG0W3A111C2000000/ バングラデシュ、2024年1月7日に総選挙] [[日本経済新聞]] 2023年11月16日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[1月9日|9日]] - {{Flagicon|BTN}} {{ill2|2023-2024年ブータン国民議会選挙|en|2023–24 Bhutanese National Assembly election|label=ブータン国民議会選挙}}本選<ref>[https://www.sankei.com/article/20231201-VISPCOFUIFK3HLUEHZA4P4SZDE/ ブータンで政権交代へ 来年1月に国民議会本選] [[産経新聞]] 2023年12月1日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[1月13日|13日]] - {{Flagicon|ROC}} [[2024年中華民国総統選挙|中華民国総統選挙]]・[[第十一回中華民国立法委員選挙]]<ref>[https://www.jiji.com/amp/article?k=2023031001187 台湾総統選、来年1月13日 ポスト蔡氏を選出] [[時事通信社]] 2023年3月10日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[1月14日|14日]] - {{flagicon|DEN}} [[デンマーク]]の女王[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]が退位し、[[フレデリック (デンマーク皇太子)|フレデリック]]王太子が国王に即位<ref>[https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-67854395 Queen of Denmark announces abdication live on TV] [[英国放送協会|BBC]] 2023年12月31日配信 2024年1月1日閲覧</ref><ref>[https://news.sky.com/story/denmarks-queen-margrethe-ii-unexpectedly-announces-abdication-in-new-years-eve-speech-13040139 Denmark's queen Margrethe II unexpectedly announces abdication in New Year's Eve speech] [[スカイUK]] 2023年12月31日配信 2024年1月1日閲覧</ref>。
* [[1月28日|28日]] - {{Flagicon|FIN}} {{ill2|2024年フィンランド大統領選挙|en|2024 Finnish presidential election|label=フィンランド大統領選挙}}<ref>[https://www.jiji.com/amp/article?k=2023060801096 大統領選出馬を表明 フィンランド外相] [[時事通信社]] 2023年6月8日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[1月31日|31日]] - {{Flagicon|MYS}} [[マレーシア]]国王に[[ジョホール州]][[スルターン]]の{{ill2|イブラヒム・イスマーイール|en|Ibrahim Ismail of Johor}}が即位<ref>[https://jp.reuters.com/economy/industry/YTEEP6QMSBIE7PJDFLLWBCHF2E-2023-10-27/ マレーシア、次期国王はイブラヒム氏に ジョホール州スルタン] [[ロイター]] 2023年12月24日配信 2023年12月24日閲覧</ref>。
=== 2月 ===
* [[2月4日|4日]]
** [[2024年京都市長選挙|京都市長選挙]]<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF128G60S3A910C2000000/ 京都市長選、24年2月4日に投開票] [[日本経済新聞]] 2023年9月12日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
** {{Flagicon|SLV}} {{ill2|2024年エルサルバドル総選挙|en|2024 Salvadoran general election|label=エルサルバドル議会選挙・大統領選挙}}<ref>[https://www.washingtonpost.com/world/2023/11/30/el-salvador-nayib-bukele-reelection/9609598e-8ffd-11ee-95e1-edd75d825df0_story.html El Salvador's President Nayib Bukele granted leave to campaign for reelection] [[ワシントン・ポスト]] 2023年12月1日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[2月7日|7日]] - {{Flagicon|AZE}} {{ill2|2024年アゼルバイジャン大統領選挙|en|2024 Azerbaijani presidential election|label=アゼルバイジャン大統領選挙}}<ref>[https://medyascope.tv/2023/12/07/azerbaycanda-ilham-aliyev-cumhurbaskanligi-secimlerini-bir-yil-one-cekti/ Azerbaycan’da İlham Aliyev cumhurbaşkanlığı seçimlerini bir yıl öne çekti] [[:tr:Medyascope|Medyascope]] 2023年12月7日配信 2023年12月8日閲覧</ref>
* [[2月8日|8日]] - {{Flagicon|PAK}} {{ill2|2024年パキスタン総選挙|en|2024 Pakistani general election|label=パキスタン総選挙}}<ref>[https://www.jiji.com/amp/article?k=2023110300241 下院選、来年2月8日に パキスタン] [[ロイター]] 2023年11月3日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[2月14日|14日]] - {{Flagicon|IDN}} {{ill2|2024年インドネシア大統領選挙|en|2024 Indonesian presidential election|label=インドネシア大統領選挙}}<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231128/amp/k10014271421000.html インドネシア大統領選挙 運動スタート 現職の政策継続か改革か] [[日本放送協会|NHK]] 2023年11月28日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[2月25日|25日]] - {{Flagicon|SEN}} {{ill2|2024年セネガル大統領選挙|en|2024 Senegalese presidential election|label=セネガル大統領選挙}}<ref>[https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/11/9e8cc7fbc8b78287.html 世界の政治・経済日程(2023年12月~2024年2月)(アフリカ)] [[日本貿易振興機構]] 2023年11月30日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 3月 ===
* [[3月10日|10日]] - {{Flagicon|PRT}} {{ill2|2024年ポルトガル総選挙|en|2024 Portuguese legislative election|label=ポルトガル総選挙}}<ref>[https://jp.reuters.com/world/europe/ZUQO6PY34FLZVOWQMBS5FBZINQ-2023-11-10/ ポルトガル、来年3月に総選挙 予算成立後に議会解散へ] [[ロイター]] 2023年11月10日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[3月17日|17日]] - {{Flagicon|RUS}} {{ill2|2024年ロシア大統領選挙|en|2024 Russian presidential election|label=ロシア大統領選挙}}<ref>[https://jp.reuters.com/world/europe/O2JFZAZP7RLNBFPNOQAETXGNIE-2023-12-07/ ロシア大統領選、来年3月17日実施 併合したウクライナ4州でも投票] [[ロイター]] 2023年12月7日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
* [[3月24日|24日]] - [[2024年熊本知事選挙|熊本知事選挙]]<ref>[https://kumanichi.com/articles/1240269 熊本県知事選は2024年3月24日投開票] [[熊本日日新聞]] 2023年11月22日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 4月 ===
* [[4月28日|28日]] - 国会議員の[[2024年日本の補欠選挙#4月の補欠選挙|前期補欠選挙]]
** 衆議院[[島根県第1区]]<ref>[https://www.asahi.com/sp/articles/ASRCS71VRRCSPTIB001.html 衆院選島根1区は公募方針、自民県連が会合 細田博之氏の死去受け] [[朝日新聞]] 2023年11月25日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 5月 ===
=== 6月 ===
=== 7月 ===
* [[7月7日|7日]] - [[2024年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC28APO0Y3A121C2000000/ 2024年の東京都知事選挙、7月7日投開票 6月20日告示] [[日本経済新聞]] 2023年11月29日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 8月 ===
=== 9月 ===
=== 10月 ===
=== 11月 ===
* [[11月5日|5日]] - {{Flagicon|USA}} [[2024年アメリカ合衆国大統領選挙|アメリカ合衆国大統領選挙]]<ref>[https://www.asahi.com/sp/articles/ASRC43FZNRC3UHBI002.html 2024年11月のアメリカ大統領選 仕組みとこれからの日程を解説] [[ロイター]] 2023年11月5日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 12月 ===
* [[12月7日|7日]] - {{Flagicon|GHA}} {{ill2|2024年ガーナ大統領選挙|en|2024 Ghanaian general election|label=ガーナ大統領選挙}}<ref>[https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/0bdcee235255d621.html ジョン・マハマ前大統領、ガーナ野党大統領予備選で勝利(ガーナ)] [[日本貿易振興機構]] 2023年5月23日配信 2023年12月10日閲覧</ref>
=== 日程未確定 ===
*日本の選挙
** [[2024年鹿児島県知事選挙]]
** [[2024年富山県知事選挙]]
** [[2024年岡山県知事選挙]]
** [[2024年栃木県知事選挙]]
== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|30em}}
{{各年の政治}}
{{Poli-stub}}
{{デフォルトソート:2024ねんのせいし}}
[[Category:2024年の政治|*]] | 2023-12-10T00:20:05Z | 2023-12-31T17:43:45Z | false | false | false | [
"Template:Notelist2",
"Template:各年の政治",
"Template:Ill2",
"Template:注意",
"Template:各年の政治ヘッダ",
"Template:Flagicon",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Poli-stub",
"Template:Notice"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/2024%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB |
4,864,522 | 牧内栄蔵 | 牧内 栄蔵(まきうち えいぞう、1920年12月18日 - 1995年9月25日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。
東京都出身。1941年に大阪商科大学高商部を卒業し、1942年に倉敷紡績に入社。1965年12月に取締役に就任し、1967年12月に常務、1974年12月に専務を経て、1976年7月に副社長に就任し、1979年7月に社長に昇格。1987年7月には会長に就任し、1993年6月から相談役を務めた。
1984年4月に藍綬褒章を受章し、1992年4月に勲三等旭日中綬章を受章した。
1995年9月25日、肺炎のために死去。74歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "牧内 栄蔵(まきうち えいぞう、1920年12月18日 - 1995年9月25日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "東京都出身。1941年に大阪商科大学高商部を卒業し、1942年に倉敷紡績に入社。1965年12月に取締役に就任し、1967年12月に常務、1974年12月に専務を経て、1976年7月に副社長に就任し、1979年7月に社長に昇格。1987年7月には会長に就任し、1993年6月から相談役を務めた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1984年4月に藍綬褒章を受章し、1992年4月に勲三等旭日中綬章を受章した。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1995年9月25日、肺炎のために死去。74歳没。",
"title": "経歴"
}
] | 牧内 栄蔵は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。 | '''牧内 栄蔵'''(まきうち えいぞう、[[1920年]][[12月18日]] - [[1995年]][[9月25日]])は、[[日本]]の[[経営者]]。[[倉敷紡績]]社長、会長を務めた。
== 経歴 ==
[[東京都]]出身{{sfn|人事興信所|1991|loc=ま40頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1941年]]に[[大阪商科大学 (旧制)|大阪商科大学]]高商部を卒業し、[[1942年]]に[[倉敷紡績]]に入社{{sfn|人事興信所|1991|loc=ま40頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1965年]]12月に取締役に就任し、[[1967年]]12月に常務、[[1974年]]12月に専務を経て、[[1976年]]7月に副社長に就任し、[[1979年]]7月に社長に昇格{{sfn|人事興信所|1991|loc=ま40頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1987年]]7月には会長に就任し、[[1993年]]6月から相談役を務めた{{sfn|人事興信所|1991|loc=ま40頁|ref=jinji-36-ge}}<ref>1993年 5月11日 [[日本経済新聞]] 朝刊 p13</ref>。
[[1984年]]4月に[[褒章|藍綬褒章]]を受章し、[[1992年]]4月に[[旭日章|勲三等旭日中綬章]]を受章した{{sfn|人事興信所|1991|loc=ま40頁|ref=jinji-36-ge}}<ref>1992年 4月30日 [[日経産業新聞]] p24</ref>。
[[1995年]][[9月25日]]、[[肺炎]]のために死去<ref>1995年 9月26日 [[日本経済新聞]] 朝刊 p39</ref>。{{没年齢|1920|12|18|1995|9|25}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第36版 下|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1991|pages = |url = |ref = jinji-36-ge}}
{{People-substub}}
{{先代次代|倉敷紡績社長|1979年 - 1987年|[[田中敦 (実業家)|田中敦]]|[[藤田温]]}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:まきうち えいそう}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:倉敷紡績の人物]]
[[Category:藍綬褒章受章者]]
[[Category:勲三等旭日中綬章受章者]]
[[Category:大阪市立大学出身の人物]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:1920年生]]
[[Category:1995年没]] | 2023-12-10T00:34:35Z | 2023-12-30T15:44:31Z | false | false | false | [
"Template:先代次代",
"Template:Normdaten",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:People-substub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E5%86%85%E6%A0%84%E8%94%B5 |
4,864,525 | ヘラルト・ファン・ゼイル | ヘラルト・ピーテルスゾーン・ファン・ゼイル(Gerard Pietersz. van Zijl、姓は Zyl や Zyllとも、1607年か1608年生まれ、1665年12月19日に埋葬)は、オランダの画家、版画の下絵画家である。アンソニー・ヴァン・ダイクとともにイギリスでも働き、「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。
ライデンの工芸家、ピーテル・ヘーリッツゾーン(Pieter Gerretsz.)の息子に生まれた。アムステルダムでヤン・ピナス(1583/1584-1637) の弟子であったとされる。1629年からアムステルダムで画家として働き始めた。1639年から1641年の間はロンドンで働き、イギリスで名声を得ていたアンソニー・ヴァン・ダイク(1599-1641)と交流している。
肖像画や風俗画を専門に描き、ヴァン・ダイクのスタイルから影響を受けていて「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。後期の作品にはピーテル・デ・ホーホ(1629-1684)の影響が見られるとされる。多くの作品がいろいろな版画家によって版画にされて出版された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ヘラルト・ピーテルスゾーン・ファン・ゼイル(Gerard Pietersz. van Zijl、姓は Zyl や Zyllとも、1607年か1608年生まれ、1665年12月19日に埋葬)は、オランダの画家、版画の下絵画家である。アンソニー・ヴァン・ダイクとともにイギリスでも働き、「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "ライデンの工芸家、ピーテル・ヘーリッツゾーン(Pieter Gerretsz.)の息子に生まれた。アムステルダムでヤン・ピナス(1583/1584-1637) の弟子であったとされる。1629年からアムステルダムで画家として働き始めた。1639年から1641年の間はロンドンで働き、イギリスで名声を得ていたアンソニー・ヴァン・ダイク(1599-1641)と交流している。",
"title": "略歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "肖像画や風俗画を専門に描き、ヴァン・ダイクのスタイルから影響を受けていて「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。後期の作品にはピーテル・デ・ホーホ(1629-1684)の影響が見られるとされる。多くの作品がいろいろな版画家によって版画にされて出版された。",
"title": "略歴"
}
] | ヘラルト・ピーテルスゾーン・ファン・ゼイルは、オランダの画家、版画の下絵画家である。アンソニー・ヴァン・ダイクとともにイギリスでも働き、「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。 | {{Infobox 芸術家
| bgcolour = #6495ED
| name = ヘラルト・ファン・ゼイル<br>Gerard van Zijl
| image = File:Gerrit Pietersz van Zijl - A group portrait of a family in an elegant interior 2007 NYR 01822 0031.jpg
| imagesize = 280px
| caption = ファン・ゼイル作の集団肖像画 (1664)
| birthdate = 1607年か1608年
| location = [[ライデン]]
| deathdate = [[1665年]][[12月19日]](埋葬日)
| deathplace = [[アムステルダム]]
| field =
| training =
| movement =
| works =
| patrons =
| influenced by =
| influenced =
| awards =
}}
'''ヘラルト・ピーテルスゾーン・ファン・ゼイル'''(Gerard Pietersz. van Zijl、姓は Zyl や Zyllとも、1607年か1608年生まれ、[[1665年]][[12月19日]]に埋葬)は、[[オランダ]]の画家、版画の下絵画家である。[[アンソニー・ヴァン・ダイク]]とともにイギリスでも働き、「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた。
== 略歴 ==
[[ライデン]]の工芸家、ピーテル・ヘーリッツゾーン(Pieter Gerretsz.)の息子に生まれた<ref name=vanderaa>[http://resources.huygens.knaw.nl/retroboeken/vdaa/#source=aa__001biog26_01.xml&page=91&view=imagePane Biografisch Woordenboek der Nederlanden]</ref>。[[アムステルダム]]で[[ヤン・ピナス]](1583/1584-1637) の弟子であったとされる<ref name=larousse>[http://www.larousse.fr/encyclopedie/peinture/Zyl/155022 Enciclopedia online Larousse]</ref>。1629年からアムステルダムで画家として働き始めた<ref name=rkd>[https://rkd.nl/explore/artists/86802 Rijksbureau voor Kunsthistorische Documentatie]</ref>。1639年から1641年の間は[[ロンドン]]で働き、イギリスで名声を得ていたアンソニー・ヴァン・ダイク(1599-1641)と交流している。
肖像画や風俗画を専門に描き、ヴァン・ダイクのスタイルから影響を受けていて「小ファン・ダイク(de kleine van Dyck)」の仇名でも呼ばれた<ref name=vanderaa/>。後期の作品には[[ピーテル・デ・ホーホ]](1629-1684)の影響が見られるとされる<ref name=rkd/>。多くの作品がいろいろな版画家によって版画にされて出版された。
== 作品 ==
<gallery mode="nolines" widths="180" heights="200" style="font-size:smaller">
File:Portrait of the artist Govert Flinck PK-P-AW-1197.tiff|画家[[ホーファールト・フリンク]]の肖像画 (版画制作はAbraham Blooteling)
File:Musicerend paar met luit en dwarsfluit Musicerend paar, RP-P-OB-17.460.jpg|リュートとフルートを奏でるカップル (版画制作はWallerant Vaillant)
File:Geeraert Pietersz van Zyl (Zijl) (1606-1667) - "Der Brief", zwei Frauen sitzend, von denen eine einen Brief hält - 3495 - Führermuseum.jpg|音楽を楽しむ仲間 (c.1631) <br> リンツ美術館
</gallery>
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* "Gerard Pietersz. van Zijl", su Rijksbureau voor Kunsthistorische Documentatie, 2017. URL consultato il 30 giugno 2017.
* "les Van Zyl", su Encyclopédie Larousse, 2017. URL consultato il 29 giugno 2017.
* Abraham Jacob van der Aa, Karel Johan Reinier van Harderwijk;Gilles Dionysius Jacobus Schotel, Biografisch Woordenboek der Nederlanden, vol.XX°, Haarlem, J.J. van Brederode, 1878, p. 88. URL consultato il 30 giugno 2017.
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:ふあんせいる へらると}}
[[Category:17世紀オランダの画家]]
[[Category:ライデン出身の人物]]
[[Category:1600年代生]]
[[Category:1665年没]] | 2023-12-10T00:36:42Z | 2023-12-10T09:42:45Z | false | false | false | [
"Template:Infobox 芸術家",
"Template:Reflist",
"Template:Normdaten"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%82%A4%E3%83%AB |
4,864,526 | Voice of Cards 囚われの魔物 | 『Voice of Cards 囚われの魔物』(ボイス・オブ・カーズ とらわれのまもの、Voice of Cards: The Beasts of Burden)は、2022年に発売されたコンピューターゲーム。ヨコオタロウがクリエイティブディレクターを務めた。開発はエイリム。発売はスクウェア・エニックス。プラットフォームはPlayStation 4、Steam、Nintendo Switch。2023年にはスマートフォン版もリリースされた。
『Voice of Cards』シリーズ三部作の3作目にあたる作品である。2022年9月13日にPlayStation 4、Nintendo Switch版が、同年9月14日はSteam版がリリースされた。2023年3月23日にはスマートフォン版もリリースされた。
前2作同様に、スマートフォン版を含めて追加課金なくエンディングまで楽しむことができるが、ゲーム内のカードのデザイン、コマやサイコロの見た目、BGMを変更できる有料の追加コンテンツが販売されている。
前2作からの変更点として、戦闘で倒した魔物をカードに封じ込めて「魔物カード」にし、戦闘中に使用できるシステムが登場した。これによって、高ランクの魔物カードを集めることで、戦闘がより戦略的に楽しめるようになっている。
魔物カードをキャラクターのスキルとして装備することで魔物に応じたスキルが使用可能になる。その分、各キャラクターの固有スキルは1種類のみと少なく、魔物カードによるスキルを自由に付け替えることで、カスタマイズ性が前2作よりも向上している。
同じ魔物の魔物カードでも最大5段階のランクがあり、上位ランクの魔物カードほどダメージ値などが上がる。
魔物カードは魔物を倒して(ランダムで)入手する以外にも、街の「ペット屋」で購入することもできる。
なお、ランクが高く出現頻度がレアな魔物カードを所持していなければゲーム進行が滞るようなゲームバランスにはなっていない。魔物カードによるスキル構築の自由度の高さから、ボスキャラ攻略などの「絶対的な解」が存在せず、各プレイヤーのプレイスタイルに依存するゲーム的な自由度も過去作と比べて大幅に進化していると言える。
人間と魔物が対立する世界。
主人公アルエは地下の村で襲い来る魔物を防ぎつつ母親と暮らしていた。14歳の誕生日を迎えたアルエは母親の手作りのぬいぐるみをもらい、普段よりは良いささやかな晩餐を食した。その翌日、村は魔物に襲われ、母親を含む村人は全て殺されてしまった。自分が護るべき物が全て失われ絶望し自身も魔物に襲われそうになったところにルゴールという少年が現われて(名を知るのはずっと後になる)、アルエを救う。
ルゴールに連れられ、初めて地上に出たアルエが見た世界は、昼しかない砂漠の世界であった。その世界で「鋼の街」へ連れて行かれ、アルエは鋼の街の元老院たちから地下の民には魔物を従える力があると伝承されていること、近頃魔物が活性化したのは鋼の街の北西に位置する鉱山に棲む「鋼の神獣」のせいだと伝えられる。
伝承通りに、倒した魔物を使役することができたアルエは、魔物を憎みつつも、その魔物を使役して戦うことの矛盾に戸惑う。
「鋼の神獣」をカードに封じ込めたアルエは街に戻るが、元老院は近隣の街へ戦争をしかけるためにカードを差し出すようアルエに迫る。戸惑うアルエだったがルゴールにカードを奪われる。しかし、ルゴールはカードの神獣の力を使って元老院を皆殺しにしてしまった。ルゴールは元老院に拾われ、育てられはしたものの、人扱いされずに育てられたことを恨んでもいたのだ。ルゴールの口から地下の村を魔物に襲わせたのも、地下の民の力を利用するために元老院が仕組んだことだと暴露される。
復讐を終えたアルエとルゴールは、アルエが読んでいた絵本にあった「天にまたたく星」を見つけるため、昼しかない世界へと旅立つ。
食糧や水も準備する暇も無かったアルエとルゴールは砂漠で行き倒れ、同様に行き倒れかかっていたプルケとそろってサーカス団に拾われて、命を救われる。サーカス団では猛獣使いをしていた半人半魔の少女トラリスが、魔物を使役する修行として同行することになった。
「炎の神獣」をカードに封じ込め、「氷の神獣」を倒した一行は、「新世界」と呼ばれる極寒の地に到着するが、そこには魔物の村があり、魔物たちが生活をしていた。魔物の村のペット屋で売られる人間たちを救うため、一行は魔物の村の魔物たちを殲滅する。その魔物の村にいた大型の魔物は地下の村を襲った魔物であり、自分とアルエの行いと何が違うのかと問いかけながら倒された。
魔物の村に隠されていた地下への通路を降りて行くと、そこには広大な滅びた都市があった。そして、死んだと思われていたプルケの母親・ミザルから、この世界の真相が語られる。
かつて人間同士の戦争のために作られた「異形」のため、人間は絶滅の危機に瀕していた。「異形」に対抗する強い力を得るため人は「魔物」になり戦った。しかし、「異形」の脅威がなくなると、残された人間は「魔物」を迫害するようになった。
ミザルはこれを正すために魔物を率いて人間の世界に攻め込もうとしているのだった。そして、ルゴールもミザルの実験で魔物にされ、逃げ出したところを元老院に拾われたのだった。
自らも魔物となり、「鋼の神獣」「炎の神獣」「氷の神獣」を従えたミザルを倒し、魔物による侵攻を食い止めることはできたものの、「鋼の街」の軍勢が一行に襲いかかる。ルゴールが魔物の姿になり、アルエたちを逃がした。
地下深くで目覚めたアルエ、プルケ、トラエスの3人はルゴールを探して回り、傷ついた魔物と出会う。アルエはいっしょに星を探しに行こうと魔物に手を伸ばすのだった。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『Voice of Cards 囚われの魔物』(ボイス・オブ・カーズ とらわれのまもの、Voice of Cards: The Beasts of Burden)は、2022年に発売されたコンピューターゲーム。ヨコオタロウがクリエイティブディレクターを務めた。開発はエイリム。発売はスクウェア・エニックス。プラットフォームはPlayStation 4、Steam、Nintendo Switch。2023年にはスマートフォン版もリリースされた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "『Voice of Cards』シリーズ三部作の3作目にあたる作品である。2022年9月13日にPlayStation 4、Nintendo Switch版が、同年9月14日はSteam版がリリースされた。2023年3月23日にはスマートフォン版もリリースされた。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "前2作同様に、スマートフォン版を含めて追加課金なくエンディングまで楽しむことができるが、ゲーム内のカードのデザイン、コマやサイコロの見た目、BGMを変更できる有料の追加コンテンツが販売されている。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "前2作からの変更点として、戦闘で倒した魔物をカードに封じ込めて「魔物カード」にし、戦闘中に使用できるシステムが登場した。これによって、高ランクの魔物カードを集めることで、戦闘がより戦略的に楽しめるようになっている。",
"title": "変更点"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "魔物カードをキャラクターのスキルとして装備することで魔物に応じたスキルが使用可能になる。その分、各キャラクターの固有スキルは1種類のみと少なく、魔物カードによるスキルを自由に付け替えることで、カスタマイズ性が前2作よりも向上している。",
"title": "変更点"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "同じ魔物の魔物カードでも最大5段階のランクがあり、上位ランクの魔物カードほどダメージ値などが上がる。",
"title": "変更点"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "魔物カードは魔物を倒して(ランダムで)入手する以外にも、街の「ペット屋」で購入することもできる。",
"title": "変更点"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "なお、ランクが高く出現頻度がレアな魔物カードを所持していなければゲーム進行が滞るようなゲームバランスにはなっていない。魔物カードによるスキル構築の自由度の高さから、ボスキャラ攻略などの「絶対的な解」が存在せず、各プレイヤーのプレイスタイルに依存するゲーム的な自由度も過去作と比べて大幅に進化していると言える。",
"title": "変更点"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "人間と魔物が対立する世界。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "主人公アルエは地下の村で襲い来る魔物を防ぎつつ母親と暮らしていた。14歳の誕生日を迎えたアルエは母親の手作りのぬいぐるみをもらい、普段よりは良いささやかな晩餐を食した。その翌日、村は魔物に襲われ、母親を含む村人は全て殺されてしまった。自分が護るべき物が全て失われ絶望し自身も魔物に襲われそうになったところにルゴールという少年が現われて(名を知るのはずっと後になる)、アルエを救う。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "ルゴールに連れられ、初めて地上に出たアルエが見た世界は、昼しかない砂漠の世界であった。その世界で「鋼の街」へ連れて行かれ、アルエは鋼の街の元老院たちから地下の民には魔物を従える力があると伝承されていること、近頃魔物が活性化したのは鋼の街の北西に位置する鉱山に棲む「鋼の神獣」のせいだと伝えられる。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "伝承通りに、倒した魔物を使役することができたアルエは、魔物を憎みつつも、その魔物を使役して戦うことの矛盾に戸惑う。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "「鋼の神獣」をカードに封じ込めたアルエは街に戻るが、元老院は近隣の街へ戦争をしかけるためにカードを差し出すようアルエに迫る。戸惑うアルエだったがルゴールにカードを奪われる。しかし、ルゴールはカードの神獣の力を使って元老院を皆殺しにしてしまった。ルゴールは元老院に拾われ、育てられはしたものの、人扱いされずに育てられたことを恨んでもいたのだ。ルゴールの口から地下の村を魔物に襲わせたのも、地下の民の力を利用するために元老院が仕組んだことだと暴露される。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "復讐を終えたアルエとルゴールは、アルエが読んでいた絵本にあった「天にまたたく星」を見つけるため、昼しかない世界へと旅立つ。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "食糧や水も準備する暇も無かったアルエとルゴールは砂漠で行き倒れ、同様に行き倒れかかっていたプルケとそろってサーカス団に拾われて、命を救われる。サーカス団では猛獣使いをしていた半人半魔の少女トラリスが、魔物を使役する修行として同行することになった。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "「炎の神獣」をカードに封じ込め、「氷の神獣」を倒した一行は、「新世界」と呼ばれる極寒の地に到着するが、そこには魔物の村があり、魔物たちが生活をしていた。魔物の村のペット屋で売られる人間たちを救うため、一行は魔物の村の魔物たちを殲滅する。その魔物の村にいた大型の魔物は地下の村を襲った魔物であり、自分とアルエの行いと何が違うのかと問いかけながら倒された。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "魔物の村に隠されていた地下への通路を降りて行くと、そこには広大な滅びた都市があった。そして、死んだと思われていたプルケの母親・ミザルから、この世界の真相が語られる。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "かつて人間同士の戦争のために作られた「異形」のため、人間は絶滅の危機に瀕していた。「異形」に対抗する強い力を得るため人は「魔物」になり戦った。しかし、「異形」の脅威がなくなると、残された人間は「魔物」を迫害するようになった。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "ミザルはこれを正すために魔物を率いて人間の世界に攻め込もうとしているのだった。そして、ルゴールもミザルの実験で魔物にされ、逃げ出したところを元老院に拾われたのだった。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "自らも魔物となり、「鋼の神獣」「炎の神獣」「氷の神獣」を従えたミザルを倒し、魔物による侵攻を食い止めることはできたものの、「鋼の街」の軍勢が一行に襲いかかる。ルゴールが魔物の姿になり、アルエたちを逃がした。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "地下深くで目覚めたアルエ、プルケ、トラエスの3人はルゴールを探して回り、傷ついた魔物と出会う。アルエはいっしょに星を探しに行こうと魔物に手を伸ばすのだった。",
"title": "あらすじ"
}
] | 『Voice of Cards 囚われの魔物』は、2022年に発売されたコンピューターゲーム。ヨコオタロウがクリエイティブディレクターを務めた。開発はエイリム。発売はスクウェア・エニックス。プラットフォームはPlayStation 4、Steam、Nintendo Switch。2023年にはスマートフォン版もリリースされた。 | 『'''Voice of Cards 囚われの魔物'''』(ボイス・オブ・カーズ とらわれのまもの、{{lang|en|Voice of Cards: The Beasts of Burden}})は、[[2022年]]に発売された[[コンピューターゲーム]]{{R|発売}}。[[ヨコオタロウ]]がクリエイティブディレクターを務めた{{R|発売}}。開発は[[gumi (企業)|エイリム]]。発売は[[スクウェア・エニックス]]。プラットフォームは[[PlayStation 4]]、[[Steam]]、[[Nintendo Switch]]{{R|発売}}。2023年には[[スマートフォン]]版もリリースされた{{R|スマホ}}。
== 概要 ==
『Voice of Cards』シリーズ三部作の3作目にあたる作品である{{R|スマホ}}。2022年9月13日にPlayStation 4、Nintendo Switch版が、同年9月14日はSteam版がリリースされた{{R|発売}}。2023年3月23日にはスマートフォン版もリリースされた{{R|スマホ}}。
前2作同様に、スマートフォン版を含めて追加課金なくエンディングまで楽しむことができるが、ゲーム内のカードのデザイン、コマやサイコロの見た目、BGMを変更できる有料の追加コンテンツが販売されている{{R|スマホ}}。
== 変更点 ==
*[[ゲームマスター]]は[[石川由依]]が担当する{{R|スマホ}}。
*ストーリー進行は、第1作がギャグテイストや主人公が欲望のままに動いていたり、第2作が[[ボーイミーツガール]]の王道とも呼べる展開だったのに対し、特に序盤はシリアス要素が強め。主人公アルエとルゴールの2人は真面目一辺倒であり、特にシリアス感が強く、プルケとトラリスがドタバタ感を担っている{{R|G|電撃}}。
=== 魔物カード ===
前2作からの変更点として、戦闘で倒した魔物をカードに封じ込めて「魔物カード」にし、戦闘中に使用できるシステムが登場した{{R|スマホ}}。これによって、高ランクの魔物カードを集めることで、戦闘がより戦略的に楽しめるようになっている{{R|スマホ}}。
魔物カードをキャラクターのスキルとして装備することで魔物に応じたスキルが使用可能になる{{R|電撃}}。その分、各キャラクターの固有スキルは1種類のみと少なく、魔物カードによるスキルを自由に付け替えることで、カスタマイズ性が前2作よりも向上している{{R|電撃}}。
同じ魔物の魔物カードでも最大5段階のランクがあり、上位ランクの魔物カードほどダメージ値などが上がる{{R|電撃}}。
魔物カードは魔物を倒して(ランダムで)入手する以外にも、街の「ペット屋」で購入することもできる{{R|電撃}}。
なお、ランクが高く出現頻度がレアな魔物カードを所持していなければゲーム進行が滞るようなゲームバランスにはなっていない{{R|G}}。魔物カードによるスキル構築の自由度の高さから、ボスキャラ攻略などの「絶対的な解」が存在せず、各プレイヤーのプレイスタイルに依存するゲーム的な自由度も過去作と比べて大幅に進化していると言える{{R|G}}。
== スタッフ ==
*ヨコオタロウ - クリエイティブディレクター{{R|ファミ通}}
*[[齊藤陽介]] - エグセクティブ・プロデューサー{{R|ファミ通}}
*[[岡部啓一]]([[MONACA]]) - ミュージックディレクター{{R|ファミ通}}
*[[藤坂公彦]] - キャラクターデザイナー{{R|ファミ通}}
*[[三村麻亜沙]](エイリム) - ディレクター{{R|ファミ通}}
*[[赤羽良保]] - シナリオライター{{R|ファミ通}}
*[[阿方鹿朗]] - シナリオライター{{R|ファミ通}}
== あらすじ ==
人間と魔物が対立する世界。
主人公アルエは地下の村で襲い来る魔物を防ぎつつ母親と暮らしていた。14歳の誕生日を迎えたアルエは母親の手作りのぬいぐるみをもらい、普段よりは良いささやかな晩餐を食した。その翌日、村は魔物に襲われ、母親を含む村人は全て殺されてしまった。自分が護るべき物が全て失われ絶望し自身も魔物に襲われそうになったところにルゴールという少年が現われて(名を知るのはずっと後になる)、アルエを救う。
ルゴールに連れられ、初めて地上に出たアルエが見た世界は、昼しかない砂漠の世界であった。その世界で「鋼の街」へ連れて行かれ、アルエは鋼の街の元老院たちから地下の民には魔物を従える力があると伝承されていること、近頃魔物が活性化したのは鋼の街の北西に位置する鉱山に棲む「鋼の神獣」のせいだと伝えられる。
伝承通りに、倒した魔物を使役することができたアルエは、魔物を憎みつつも、その魔物を使役して戦うことの矛盾に戸惑う。
「鋼の神獣」をカードに封じ込めたアルエは街に戻るが、元老院は近隣の街へ戦争をしかけるためにカードを差し出すようアルエに迫る。戸惑うアルエだったがルゴールにカードを奪われる。しかし、ルゴールはカードの神獣の力を使って元老院を皆殺しにしてしまった。ルゴールは元老院に拾われ、育てられはしたものの、人扱いされずに育てられたことを恨んでもいたのだ。ルゴールの口から地下の村を魔物に襲わせたのも、地下の民の力を利用するために元老院が仕組んだことだと暴露される。
復讐を終えたアルエとルゴールは、アルエが読んでいた絵本にあった「天にまたたく星」を見つけるため、昼しかない世界へと旅立つ。
食糧や水も準備する暇も無かったアルエとルゴールは砂漠で行き倒れ、同様に行き倒れかかっていたプルケとそろってサーカス団に拾われて、命を救われる。サーカス団では猛獣使いをしていた半人半魔の少女トラリスが、魔物を使役する修行として同行することになった。
「炎の神獣」をカードに封じ込め、「氷の神獣」を倒した一行は、「新世界」と呼ばれる極寒の地に到着するが、そこには魔物の村があり、魔物たちが生活をしていた。魔物の村のペット屋で売られる人間たちを救うため、一行は魔物の村の魔物たちを殲滅する。その魔物の村にいた大型の魔物は地下の村を襲った魔物であり、自分とアルエの行いと何が違うのかと問いかけながら倒された。
魔物の村に隠されていた地下への通路を降りて行くと、そこには広大な滅びた都市があった。そして、死んだと思われていたプルケの母親・ミザルから、この世界の真相が語られる。
かつて人間同士の戦争のために作られた「異形」のため、人間は絶滅の危機に瀕していた。「異形」に対抗する強い力を得るため人は「魔物」になり戦った。しかし、「異形」の脅威がなくなると、残された人間は「魔物」を迫害するようになった。
ミザルはこれを正すために魔物を率いて人間の世界に攻め込もうとしているのだった。そして、ルゴールもミザルの実験で魔物にされ、逃げ出したところを元老院に拾われたのだった。
自らも魔物となり、「鋼の神獣」「炎の神獣」「氷の神獣」を従えたミザルを倒し、魔物による侵攻を食い止めることはできたものの、「鋼の街」の軍勢が一行に襲いかかる。ルゴールが魔物の姿になり、アルエたちを逃がした。
地下深くで目覚めたアルエ、プルケ、トラエスの3人はルゴールを探して回り、傷ついた魔物と出会う。アルエはいっしょに星を探しに行こうと魔物に手を伸ばすのだった。
== 主な登場人物 ==
; アルエ / Al'e
: シリーズ初の女性主人公{{R|電撃}}。名前の変更は可能。
: ヒットポイントの回復能力が高い{{R|電撃}}。
; ルゴール / L'gol
: 主人公と共に旅する少年。
: 幼い頃に元老院に拾われ、感情を殺して任務遂行するように育てられた{{R|発売}}。
: 攻撃力が高い{{R|電撃}}。
; プルケ / Pulche
: 魔物学者の青年。
: 魔物研究者だった両親は、魔物に襲われて死亡。母が最期に遺した言葉の意味を解き明かすために魔物学者になった{{R|発売}}。
: ジェムの回復能力がある{{R|電撃}}。行動順も速いが、ジェムを消費しない攻撃手段がない{{R|G}}。
; トラリス / Tralis
: サーカス団で猛獣使いをする少女。
: 魔物を使いこなす修業のために主人公たちに同行する{{R|発売}}。
: カタコトで話す{{R|電撃}}。魔物と人間のハーフである。
; ミザル / Mizar
: プルケの母親。
== 出典 ==
{{Reflist|refs=
<ref name="スマホ">{{Cite web|和書|website=[[ファミ通App]]|url=https://app.famitsu.com/20230323_2066588/|title=【配信開始】魔物に全てを奪われた少女の復讐の物語{{!}}シリーズ3作目のスマホ版『Voice of Cards 囚われの魔物』|date=2023-03-23|accessdate=2023-12-10}}</ref>
<ref name="発売">{{Cite web|和書|website=[[GAME Watch]]|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1436470.html|title=シリーズ第3弾「Voice of Cards 囚われの魔物」が9月13日に発売決定! ストーリーや登場キャラなどが公開|author=緑里孝行|date=2022-09-01|accessdate=2023-12-10}}</ref>
<ref name="ファミ通">{{Cite web|和書|website=[[ファミ通.com]]|url=https://www.famitsu.com/news/202209/13275597.html|title=『Voice of Cards 囚われの魔物』プレイレビュー。倒した魔物をカードに封じ込め“魔物カード”として使えることで、魔物との出会いがさらに楽しく!|author=杉原貴宏|date=2023-09-13|accessdate=2023-12-10}}</ref>
<ref name="G">{{Cite web|和書|website=Gamer|url=https://www.gamer.ne.jp/news/202210290001/|title=力の入った物語に驚愕――魔物を集めたりデッキを考えたりとゲームらしい要素も大幅に増えた「Voice of Cards 囚われの魔物」プレイレビュー 力の入った物語に驚愕――魔物を集めたりデッキを考えたりとゲームらしい要素も大幅に増えた「Voice of Cards 囚われの魔物」プレイレビュー|date=2022-10-29|author=アサミリナ|accessdate=2023-12-10}}</ref>
<ref name="電撃">{{Cite web|和書|website=[[電撃オンライン]]|url=https://dengekionline.com/articles/149204/|title=『Voice of Cards 囚われの魔物』レビュー。魔物のカード化で収集&カスタマイズ要素が大幅進化!|author=Ak|date=2022-09-13|accessdate=2023-12-10}}</ref>
}}
== 関連項目 ==
*[[Voice of Cards ドラゴンの島]] - 第1作。ゲームマスターは[[安元洋貴]]。
*[[Voice of Cards できそこないの巫女]] - 第2作。ゲームマスターは[[速水奨]]。
== 外部リンク ==
*{{Official|https://www.jp.square-enix.com/vocb/|Voice of Cards 囚われの魔物}} - SQUARE ENIX
{{Game-stub}}
{{DEFAULTSORT:ほいすおふかあす 3 とらわれのまもの}}
[[Category:2022年のコンピュータゲーム]]
[[Category:スクウェア・エニックスのゲームソフト]]
[[Category:PlayStation 4用ソフト]]
[[Category:Windows用ゲームソフト]]
[[Category:Nintendo Switch用ソフト]]
[[Category:コンピュータRPG]] | 2023-12-10T00:38:12Z | 2023-12-29T13:13:49Z | false | false | false | [
"Template:Lang",
"Template:R",
"Template:Reflist",
"Template:Official",
"Template:Game-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Voice_of_Cards_%E5%9B%9A%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AE%E9%AD%94%E7%89%A9 |
4,864,527 | 内閣官房危機管理等特命事項担当室 | 内閣官房危機管理等特命事項担当室 (ないかくかんぼうききかんりとうとくめいじこうたんとうしつ) は、1984年7月1日に危機管理担当大臣の設置とともに、内閣官房に設置された危機管理体制の検討のための部局。
1983年9月1日、28名の日本人が搭乗していた大韓航空機撃墜事件が発生。同機は旧ソ連戦闘機によって撃墜されていたが、その情報を当時の防衛庁が傍受し、米国に報告されていたにも関わらず、我が国の官邸に直接報告が挙げられるまでには時間を要した。省庁同士の情報共有等の不備も目立ち、当時の中曽根内閣の官邸中枢にあった後藤田正晴(内閣官房長官から行政管理庁長官)が危機管理体制を問題視するきっかけとなった。
1984年5月7日、後藤田は臨時行政改革推進審議会(行革審)に危機管理体制を諮問し、政府レベルにおける危機管理体制の検討が開始された。
1984年7月1日、賞勲局を除く旧総理府本府部局と、総理府外局の行政管理庁が統合され、新たに総務庁が発足した(国務大臣をもって充てる総務庁長官は前行政管理庁長官の後藤田正晴が続投)。その際、旧総理府本府の行政事務を国務大臣として掌理していた総理府総務長官(総務庁長官ではない)の職が廃止されたが、総務庁発足まで総理府総務長官と沖縄開発庁長官を兼務していた中西一郎が沖縄開発庁長官として続投しつつ、同日付で新たに「危機管理問題すなわち突発的緊急事態発生の際の行政の対応のあり方」を検討する特命を受けた「危機管理担当大臣」に補職された。同時に内閣官房に設置された「内閣官房危機管理等特命事項担当室」(内閣危機管理室などと通称された)を率いて危機管理体制の検討を行った。同室の初代室長は警察官僚の上野治男。
1984年11月9日、「危機管理の現状と対策──突発的緊急事態を中心に」と題する報告書として中曽根総理に提出された。
危機管理担当大臣の職は、昭和59年の自民党総裁選後に行われた内閣改造(第二次中曽根内閣第一次改造内閣、昭和59年11月1日〜)で中西一郎が退任すると同時に事実上休眠状態となったが、内閣官房の危機管理体制に関わる業務は、1986年に設置された内閣安全保障室に引き継がれたとされる。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "内閣官房危機管理等特命事項担当室 (ないかくかんぼうききかんりとうとくめいじこうたんとうしつ) は、1984年7月1日に危機管理担当大臣の設置とともに、内閣官房に設置された危機管理体制の検討のための部局。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1983年9月1日、28名の日本人が搭乗していた大韓航空機撃墜事件が発生。同機は旧ソ連戦闘機によって撃墜されていたが、その情報を当時の防衛庁が傍受し、米国に報告されていたにも関わらず、我が国の官邸に直接報告が挙げられるまでには時間を要した。省庁同士の情報共有等の不備も目立ち、当時の中曽根内閣の官邸中枢にあった後藤田正晴(内閣官房長官から行政管理庁長官)が危機管理体制を問題視するきっかけとなった。",
"title": "危機管理担当大臣と危機管理担当"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1984年5月7日、後藤田は臨時行政改革推進審議会(行革審)に危機管理体制を諮問し、政府レベルにおける危機管理体制の検討が開始された。",
"title": "危機管理担当大臣と危機管理担当"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1984年7月1日、賞勲局を除く旧総理府本府部局と、総理府外局の行政管理庁が統合され、新たに総務庁が発足した(国務大臣をもって充てる総務庁長官は前行政管理庁長官の後藤田正晴が続投)。その際、旧総理府本府の行政事務を国務大臣として掌理していた総理府総務長官(総務庁長官ではない)の職が廃止されたが、総務庁発足まで総理府総務長官と沖縄開発庁長官を兼務していた中西一郎が沖縄開発庁長官として続投しつつ、同日付で新たに「危機管理問題すなわち突発的緊急事態発生の際の行政の対応のあり方」を検討する特命を受けた「危機管理担当大臣」に補職された。同時に内閣官房に設置された「内閣官房危機管理等特命事項担当室」(内閣危機管理室などと通称された)を率いて危機管理体制の検討を行った。同室の初代室長は警察官僚の上野治男。",
"title": "危機管理担当大臣と危機管理担当"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1984年11月9日、「危機管理の現状と対策──突発的緊急事態を中心に」と題する報告書として中曽根総理に提出された。",
"title": "危機管理担当大臣と危機管理担当"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "危機管理担当大臣の職は、昭和59年の自民党総裁選後に行われた内閣改造(第二次中曽根内閣第一次改造内閣、昭和59年11月1日〜)で中西一郎が退任すると同時に事実上休眠状態となったが、内閣官房の危機管理体制に関わる業務は、1986年に設置された内閣安全保障室に引き継がれたとされる。",
"title": "危機管理担当大臣と危機管理担当"
}
] | 内閣官房危機管理等特命事項担当室 (ないかくかんぼうききかんりとうとくめいじこうたんとうしつ) は、1984年7月1日に危機管理担当大臣の設置とともに、内閣官房に設置された危機管理体制の検討のための部局。 | '''内閣官房危機管理等特命事項担当室''' (ないかくかんぼうききかんりとうとくめいじこうたんとうしつ) は、1984年7月1日に危機管理担当大臣の設置とともに、内閣官房に設置された危機管理体制の検討のための部局。
== 危機管理担当大臣と危機管理担当 ==
1983年9月1日、28名の日本人が搭乗していた[[大韓航空機撃墜事件]]が発生。同機は旧ソ連戦闘機によって撃墜されていたが、その情報を当時の防衛庁が傍受し、米国に報告されていたにもかかわらず、我が国の官邸に直接報告が挙げられるまでには時間を要した。省庁同士の情報共有等の不備も目立ち、当時、内閣官房長官として中曽根内閣の中枢にあった[[後藤田正晴]](その後に行政管理庁長官)が危機管理体制を問題視するきっかけとなった<ref>{{Cite journal|author=上野治男|year=2014|title=連載随筆 黎明期のリスクマネジメント1 ―中曽根内閣はなぜ危機管理を導入したのか―|url=https://saa44f2f67c007bf9.jimcontent.com/download/version/1499394515/module/13329298827/name/letter56.pdf|journal=ARIMASS Letter|volume=第56号|page=6-12}}</ref>。
1984年5月7日、後藤田は[[臨時行政改革推進審議会]](行革審)に危機管理体制を諮問し、政府レベルにおける危機管理体制の検討が開始された。
1984年7月1日、賞勲局を除く旧総理府本府部局と、総理府外局の行政管理庁が統合され、新たに[[総務庁]]が発足した(国務大臣をもって充てる総務庁長官は前行政管理庁長官の後藤田正晴が続投)。その際、旧総理府本府の行政事務を国務大臣として掌理していた総理府総務長官(<u>総務庁長官ではない</u>)の職が廃止されたが、総務庁発足まで総理府総務長官と沖縄開発庁長官を兼務していた[[中西一郎]]が沖縄開発庁長官として続投しつつ、同日付で新たに「危機管理問題すなわち突発的緊急事態発生の際の行政の対応のあり方」を検討する特命を受けた「危機管理担当大臣」に補職された。同時に内閣官房に設置された「内閣官房危機管理等特命事項担当室」(内閣危機管理室などと通称された)を率いて危機管理体制の検討を行った。同室の初代室長は警察官僚の[[上野治男]]。
1984年11月9日、「危機管理の現状と対策──突発的緊急事態を中心に」と題する報告書として中曽根総理に提出された<ref>{{Cite journal|author=宮脇岑生|year=2000|title=危機管理の概念とわが国の対応|url=https://crmsj.org/journal/crmsj_journal_8.pdf|journal=年報 危機管理研究(日本危機管理学会)|volume=8号|page=22-30}}</ref>。
危機管理担当大臣の職は、昭和59年の自民党総裁選後に行われた内閣改造(第二次中曽根内閣第一次改造内閣、昭和59年11月1日〜)で中西一郎が退任すると同時に事実上休眠状態となったが、内閣官房の危機管理体制に関わる業務は、1986年に設置された[[内閣安全保障室]]に引き継がれたとされる。
== 出典 ==
{{DEFAULTSORT:ないかくかんほうききかんりとうしこうとくめいたんとうしつ}}
[[Category:危機管理]]
[[Category:日本の内閣官房]]
[[Category:20世紀の日本の設立]]
[[Category:1984年設立の政府機関]] | 2023-12-10T00:40:39Z | 2023-12-23T16:27:59Z | false | false | false | [
"Template:出典の明記",
"Template:参照方法"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E5%AE%98%E6%88%BF%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E7%AE%A1%E7%90%86%E7%AD%89%E7%89%B9%E5%91%BD%E4%BA%8B%E9%A0%85%E6%8B%85%E5%BD%93%E5%AE%A4 |
4,864,530 | 中村哲之助 | 中村 哲之助(なかむら てつのすけ、1945年 <昭和20年> – 、)は、日本の政治家。民主党所属。大阪府議会議員(6期)、大阪府議会副議長、枚方市議会議員(6期)、枚方市議会議長を歴任。旭日中綬章受章者。
1945年生まれ。枚方市立蹉跎小学校、枚方市立第二中学校、大阪府立大手前高等学校を経て関西学院大学法学部卒業。
1971年 枚方市議会議員に初当選し、連続6期24年。この間、第38代議長にも就任。
1995年 (平成7年) 大阪府議会議員に初当選し、連続6期24年。2005年5月から1年間、第99代副議長を務めた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "中村 哲之助(なかむら てつのすけ、1945年 <昭和20年> – 、)は、日本の政治家。民主党所属。大阪府議会議員(6期)、大阪府議会副議長、枚方市議会議員(6期)、枚方市議会議長を歴任。旭日中綬章受章者。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1945年生まれ。枚方市立蹉跎小学校、枚方市立第二中学校、大阪府立大手前高等学校を経て関西学院大学法学部卒業。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1971年 枚方市議会議員に初当選し、連続6期24年。この間、第38代議長にも就任。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1995年 (平成7年) 大阪府議会議員に初当選し、連続6期24年。2005年5月から1年間、第99代副議長を務めた。",
"title": "来歴"
}
] | 中村 哲之助は、日本の政治家。民主党所属。大阪府議会議員(6期)、大阪府議会副議長、枚方市議会議員(6期)、枚方市議会議長を歴任。旭日中綬章受章者。 | {{政治家
|人名 = 中村 哲之助
|各国語表記 = なかむら てつのすけ
|画像 =
|画像サイズ =
|画像説明 =
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = 1945年
|出生地 =
|没年月日 =
|死没地 =
|出身校 = [[関西学院大学]]法学部
|前職 =
|現職 =
|所属政党 = [[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]
|称号・勲章 = 旭日中綬章
|親族(政治家) =
|配偶者 =
|サイン =
|ウェブサイト =
|サイトタイトル =
|国旗 =
|職名 = [[ファイル:Flag of Osaka.svg|22x20px]] [[大阪府議会]]副議長
|内閣 =
|選挙区 =
|当選回数 =
|就任日 = [[2005年]]([[平成]]17年)5月
|退任日 = [[2006年]](平成18年) 5月<ref name="seifuku">{{citeweb|url=https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3059/00006976/seifuku-itiran_20230519.pdf|title=大阪府議会歴代議長・副議長一覧|publisher=大阪府|date=2023-05|accessdate=2023-11-26}}</ref>
|職名2 = [[ファイル:Flag of Osaka.svg|22x20px]] 大阪府議会議員
|内閣2 =
|選挙区2 = [[枚方市]]選挙区
|当選回数2 = 6回
|就任日2 = [[1995年]](平成7年)4月
|退任日2 = [[2019年]](平成31年)4月
|職名3 = [[ファイル: Flag_of_Hirakata,_Osaka.svg|22x20px]] [[枚方市]]議会議員
|内閣3 =
|選挙区3 =
|当選回数3 = 6回
|就任日3= [[1971年]]([[昭和]]46年)4月
|退任日3= [[1995年]](平成7年)4月
|所属委員会 =
|議員会館 =
|元首職 =
|元首 =
}}
'''中村 哲之助'''(なかむら てつのすけ、[[1945年]] <[[昭和]]20年><ref name=”cc-net“>{{citeweb|url=http://www.cc-net.or.jp/nakamura/Profile.html|title=中村哲之助のプロフィール|publisher=cc-net|accessdate=2023-12-10}}</ref> – 、)は、[[日本]]の[[政治家]]。[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]所属。[[大阪府議会]]議員(6期)、大阪府議会副議長、[[枚方市]]議会議員(6期)、枚方市議会議長を歴任。[[旭日章|旭日中綬章]]受章者。
== 来歴 ==
1945年生まれ。[[枚方市立蹉跎小学校]]、[[枚方市立第二中学校]]、[[大阪府立大手前高等学校]]を経て[[関西学院大学]][[法学部]]卒業。
[[1971年]] 枚方市議会議員に初当選し、連続6期24年。この間、第38代議長にも就任。
[[1995年]] ([[平成]]7年) 大阪府議会議員に初当選し、連続6期24年<ref name=”cc-net“/>。[[2005年]]5月から1年間、第99代副議長を務めた<ref name="seifuku"/>。
== 選挙歴 ==
*[[2003年]]4月 [[第15回統一地方選挙|大阪府議会議員選挙]] 枚方市選挙区 (定数5) で2位当選(3選)<ref>{{citeweb|url= https://go2senkyo.com/local/senkyo/12165/18480|title=大阪府議会議員選挙枚方市|publisher=選挙ドットコム|accessdate=2023-11-26}}</ref>
*[[2007年]]4月 [[2007年大阪府議会議員選挙|大阪府議会議員選挙]] 枚方市選挙区 (定数5) で2位当選(4選)<ref>{{citeweb|url= https://go2senkyo.com/local/senkyo/12163/18422|title=大阪府議会議員選挙枚方市|publisher=選挙ドットコム|accessdate=2023-12-10}}</ref>
*[[2011年]]4月 [[2011年大阪府議会議員選挙|大阪府議会議員選挙]] 枚方市選挙区 (定数5) で3位当選(5選)<ref>{{citeweb|url= https://go2senkyo.com/local/senkyo/12161/18359|title=大阪府議会議員選挙枚方市|publisher=選挙ドットコム|accessdate=2023-11-26}}</ref>
*[[2015年]]4月 [[2015年大阪府議会議員選挙|大阪府議会議員選挙]] 枚方市選挙区 (定数4) で4位当選(6選)<ref>{{citeweb|url= https://go2senkyo.com/local/senkyo/12159/18302|title=大阪府議会議員選挙枚方市|publisher=選挙ドットコム|accessdate=2023-11-26}}</ref>
== 栄典 ==
*[[2019年]]11月 令和元年秋の[[勲章 (日本)|叙勲]]で旭日中綬章を受章<ref name=”jyokun”>{{citeweb|url=https://www.soumu.go.jp/main_content/000650735.pdf|title=令和元年秋の叙勲勲章受章者名簿P2|publisher=総務省|accessdate=2023-12-08}}</ref>
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
*[[岡沢健二]] – 大阪府議会議員 (中村と同時期、同一選挙区から選出)
{{Poli-stub}}
{{DEFAULTSORT:なかむら てつのすけ}}
[[Category:大阪府議会議員]]
[[Category:枚方市議会議員]]
[[Category:民主党の人物]]
[[Category:旭日中綬章受章者]]
[[Category:関西学院大学出身の人物]]
[[Category:大阪府立大手前高等学校出身の人物]]
[[Category:大阪府出身の人物]]
[[Category:1945年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T00:48:43Z | 2023-12-11T12:21:56Z | false | false | false | [
"Template:Citeweb",
"Template:Poli-stub",
"Template:政治家",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%93%B2%E4%B9%8B%E5%8A%A9 |
4,864,531 | 田中敦 (実業家) | 田中 敦(たなか あつし、1910年1月8日 - 1998年10月24日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。
京都府亀岡市出身。1935年に京都帝国大学法学部を卒業し、同年に三和銀行に入行。1944年4月に倉敷紡績に転じ、1955年6月に取締役に就任し、1959年6月に常務、1962年3月に専務を経て、1964年6月に副社長に就任し、1965年6月に社長に昇格。1979年7月には会長に就任し、1987年6月から相談役を務めた。
1982年11月に勲三等旭日中綬章を受章した。
1998年10月24日、心不全のために死去。88歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "田中 敦(たなか あつし、1910年1月8日 - 1998年10月24日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "京都府亀岡市出身。1935年に京都帝国大学法学部を卒業し、同年に三和銀行に入行。1944年4月に倉敷紡績に転じ、1955年6月に取締役に就任し、1959年6月に常務、1962年3月に専務を経て、1964年6月に副社長に就任し、1965年6月に社長に昇格。1979年7月には会長に就任し、1987年6月から相談役を務めた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1982年11月に勲三等旭日中綬章を受章した。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1998年10月24日、心不全のために死去。88歳没。",
"title": "経歴"
}
] | 田中 敦は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。 | '''田中 敦'''(たなか あつし、[[1910年]][[1月8日]] - [[1998年]][[10月24日]])は、[[日本]]の[[経営者]]。[[倉敷紡績]]社長、会長を務めた。
== 経歴 ==
[[京都府]][[亀岡市]]出身{{sfn|人事興信所|1991|loc=た29頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1935年]]に[[京都大学|京都帝国大学]]法学部を卒業し、同年に[[三和銀行]]に入行{{sfn|人事興信所|1991|loc=た29頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1944年]]4月に[[倉敷紡績]]に転じ、[[1955年]]6月に取締役に就任し、[[1959年]]6月に常務、[[1962年]]3月に専務を経て、[[1964年]]6月に副社長に就任し、[[1965年]]6月に社長に昇格{{sfn|人事興信所|1991|loc=た29頁|ref=jinji-36-ge}}。[[1979年]]7月には会長に就任し、[[1987年]]6月から相談役を務めた{{sfn|人事興信所|1991|loc=た29頁|ref=jinji-36-ge}}。
[[1982年]]11月に[[旭日章|勲三等旭日中綬章]]を受章した{{sfn|人事興信所|1991|loc=た29頁|ref=jinji-36-ge}}。
[[1998年]][[10月24日]]、[[心不全]]のために死去<ref>1998年 10月26日 [[日本経済新聞]] 朝刊 p39</ref>。{{没年齢|1910|1|8|1998|10|24}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第36版 下|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1991|pages = |url = |ref = jinji-36-ge}}
{{People-substub}}
{{先代次代|倉敷紡績社長|1965年 - 1979年|[[三木哲持]]|[[牧内栄蔵]]}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:たなか あつし}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:三菱UFJフィナンシャル・グループの人物]]
[[Category:倉敷紡績の人物]]
[[Category:勲三等旭日中綬章受章者]]
[[Category:京都大学出身の人物]]
[[Category:京都府出身の人物]]
[[Category:1910年生]]
[[Category:1998年没]] | 2023-12-10T00:51:32Z | 2023-12-10T00:51:32Z | false | false | false | [
"Template:Citation",
"Template:People-substub",
"Template:先代次代",
"Template:Normdaten",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%95%A6_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6) |
4,864,532 | 過分極 (生物学) | 生物学において、過分極(かぶんきょく、英: hyperpolarization)は、細胞の膜電位が静止膜電位(英語版)よりも負に変化することである。これは脱分極の逆である。過分極は、膜電位を閾値電位(英語版)まで移動させるのに要する刺激を増すことにより、活動電位を抑制する。
多くの場合、過分極は、Kチャネルを介したK(陽イオン)の流出、またはClチャネル(英語版)を介したCl(陰イオン)の流入によって引き起こされる。一方、Naチャネルを介したNaや、Caチャネルを介したCaなどの陽イオンの流入は、過分極を抑制する。細胞が静止状態でNaまたはCa電流を持っている場合は、その電流の阻害も過分極を引き起こす。このように、過分極状態は、電位依存性イオンチャネルの応答によって達成される。神経細胞では、活動電位が分極した直後に、過分極の状態になる。過分極の間、神経細胞は約2ミリ秒継続する不応期にあり、この間はその後の活動電位を発生させることができなくなる。Na/K-ATPアーゼは、膜電位が約-70 mVの静止膜電位に戻るまで、KイオンとNaイオンを再分配する。神経細胞はこの時点で、再び次の活動電位を伝達する準備が整う。
電位依存性イオンチャネルは膜電位の変化に応答する。電位依存性(英語版)のカリウム、塩素イオン、ナトリウムの各チャネルは、活動電位と過分極の達成における重要な構成要素である。これらのチャネルは、静電引力や反発力(斥力)に基づいてイオンを選択し、イオンがチャネルに結合することで機能する。これにより、チャネルに結合していた水分子が放出し、イオンは細孔を通過する。電位依存性ナトリウムチャネルは、刺激に応答して開き、再び閉じる。すなわち、チャネルは開いているか閉じているかのどちらかであり、部分的に開くことはない。チャネルは閉じても、すぐに再開通することもあり、チャネル開閉(英: channel gating)と呼ばれる。また、すぐに再開通できずに閉じたままとなることもあり、チャネル不活性化(英: channel inactivation)と呼ばれる。
静止膜電位(英語版)では、電位依存性のナトリウムチャネルもカリウムチャネルも閉じているが、細胞膜が脱分極すると、電位依存性ナトリウムチャネルが開き始め、神経細胞は脱分極を始め、ホジキンサイクル(英語版)と呼ばれる電流フィードバックループ(英語版)が形成される。ただし、カリウムイオンは自然に細胞外へ移動するため、最初の脱分極が不十分な場合、神経細胞は活動電位を生じない。しかし、すべてのナトリウムチャネルが開いている場合、神経細胞に対するナトリウムの透過性は、カリウムよりも10倍高くなり、細胞は急速に脱分極して+40 mVのピークに達する。このレベルでは、ナトリウムチャネルが不活性化し始め、電位依存性カリウムチャネルが開き始める。こうして、ナトリウムチャネルの閉口とカリウムチャネルの開口が組み合わさって、神経細胞は再分極し、再び負に転じる。神経細胞は、カリウムイオンの平衡電位である約-75 mVに達するまで再分極を続ける。これが、神経細胞が過分極するポイントであり、-70 mVと-75 mVの間である。過分極後は、カリウムチャネルは閉じ、ナトリウムとカリウムに対する神経細胞の自然な透過性により、神経細胞は-70 mVの静止膜電位に戻る。過分極後、神経細胞が静止膜電位に戻るまでの期間を不応期という。神経細胞は、不応期の間、ナトリウムチャネルの開口によって活動電位を引き起こすことができるものの、より負極性を持つために閾値電位に達することが難しくなる。
HCNチャネル(英語版)は過分極によって活性化される。
最近の研究では、神経細胞の不応期が20ミリ秒を超える可能性が示されており、過分極と神経細胞の不応期との関係が疑問視されている。
過分極は、膜電位の変化である。神経科学者(英語版)は、パッチクランプ法と呼ばれる手法を使用してこれを測定し、個々のチャネルを通過するイオン電流を記録することができる。これには、パッチピペットと呼ばれる、直径1マイクロメートルのガラス製マイクロピペットが使われる。小さなパッチはいくつかイオンチャネルを持ち、残りは封鎖されていて、これが電流の入り口となる。アンプと電子フィードバック回路であるボルテージクランプ(英語版)を使用して、膜電位を一定に保ちながら、ボルテージクランプで電流の微小変化を測定することができる。過分極を引き起こす膜電流は、外向き電流の増加か、内向き電流の減少のいずれかである。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "生物学において、過分極(かぶんきょく、英: hyperpolarization)は、細胞の膜電位が静止膜電位(英語版)よりも負に変化することである。これは脱分極の逆である。過分極は、膜電位を閾値電位(英語版)まで移動させるのに要する刺激を増すことにより、活動電位を抑制する。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "多くの場合、過分極は、Kチャネルを介したK(陽イオン)の流出、またはClチャネル(英語版)を介したCl(陰イオン)の流入によって引き起こされる。一方、Naチャネルを介したNaや、Caチャネルを介したCaなどの陽イオンの流入は、過分極を抑制する。細胞が静止状態でNaまたはCa電流を持っている場合は、その電流の阻害も過分極を引き起こす。このように、過分極状態は、電位依存性イオンチャネルの応答によって達成される。神経細胞では、活動電位が分極した直後に、過分極の状態になる。過分極の間、神経細胞は約2ミリ秒継続する不応期にあり、この間はその後の活動電位を発生させることができなくなる。Na/K-ATPアーゼは、膜電位が約-70 mVの静止膜電位に戻るまで、KイオンとNaイオンを再分配する。神経細胞はこの時点で、再び次の活動電位を伝達する準備が整う。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "電位依存性イオンチャネルは膜電位の変化に応答する。電位依存性(英語版)のカリウム、塩素イオン、ナトリウムの各チャネルは、活動電位と過分極の達成における重要な構成要素である。これらのチャネルは、静電引力や反発力(斥力)に基づいてイオンを選択し、イオンがチャネルに結合することで機能する。これにより、チャネルに結合していた水分子が放出し、イオンは細孔を通過する。電位依存性ナトリウムチャネルは、刺激に応答して開き、再び閉じる。すなわち、チャネルは開いているか閉じているかのどちらかであり、部分的に開くことはない。チャネルは閉じても、すぐに再開通することもあり、チャネル開閉(英: channel gating)と呼ばれる。また、すぐに再開通できずに閉じたままとなることもあり、チャネル不活性化(英: channel inactivation)と呼ばれる。",
"title": "電位依存性イオンチャネルと過分極"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "静止膜電位(英語版)では、電位依存性のナトリウムチャネルもカリウムチャネルも閉じているが、細胞膜が脱分極すると、電位依存性ナトリウムチャネルが開き始め、神経細胞は脱分極を始め、ホジキンサイクル(英語版)と呼ばれる電流フィードバックループ(英語版)が形成される。ただし、カリウムイオンは自然に細胞外へ移動するため、最初の脱分極が不十分な場合、神経細胞は活動電位を生じない。しかし、すべてのナトリウムチャネルが開いている場合、神経細胞に対するナトリウムの透過性は、カリウムよりも10倍高くなり、細胞は急速に脱分極して+40 mVのピークに達する。このレベルでは、ナトリウムチャネルが不活性化し始め、電位依存性カリウムチャネルが開き始める。こうして、ナトリウムチャネルの閉口とカリウムチャネルの開口が組み合わさって、神経細胞は再分極し、再び負に転じる。神経細胞は、カリウムイオンの平衡電位である約-75 mVに達するまで再分極を続ける。これが、神経細胞が過分極するポイントであり、-70 mVと-75 mVの間である。過分極後は、カリウムチャネルは閉じ、ナトリウムとカリウムに対する神経細胞の自然な透過性により、神経細胞は-70 mVの静止膜電位に戻る。過分極後、神経細胞が静止膜電位に戻るまでの期間を不応期という。神経細胞は、不応期の間、ナトリウムチャネルの開口によって活動電位を引き起こすことができるものの、より負極性を持つために閾値電位に達することが難しくなる。",
"title": "電位依存性イオンチャネルと過分極"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "HCNチャネル(英語版)は過分極によって活性化される。",
"title": "電位依存性イオンチャネルと過分極"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "最近の研究では、神経細胞の不応期が20ミリ秒を超える可能性が示されており、過分極と神経細胞の不応期との関係が疑問視されている。",
"title": "電位依存性イオンチャネルと過分極"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "過分極は、膜電位の変化である。神経科学者(英語版)は、パッチクランプ法と呼ばれる手法を使用してこれを測定し、個々のチャネルを通過するイオン電流を記録することができる。これには、パッチピペットと呼ばれる、直径1マイクロメートルのガラス製マイクロピペットが使われる。小さなパッチはいくつかイオンチャネルを持ち、残りは封鎖されていて、これが電流の入り口となる。アンプと電子フィードバック回路であるボルテージクランプ(英語版)を使用して、膜電位を一定に保ちながら、ボルテージクランプで電流の微小変化を測定することができる。過分極を引き起こす膜電流は、外向き電流の増加か、内向き電流の減少のいずれかである。",
"title": "実験法"
}
] | 生物学において、過分極(かぶんきょく、英: hyperpolarization)は、細胞の膜電位が静止膜電位よりも負に変化することである。これは脱分極の逆である。過分極は、膜電位を閾値電位まで移動させるのに要する刺激を増すことにより、活動電位を抑制する。 多くの場合、過分極は、K+チャネルを介したK+(陽イオン)の流出、またはCl-チャネルを介したCl–(陰イオン)の流入によって引き起こされる。一方、Na+チャネルを介したNa+や、Ca2+チャネルを介したCa2+などの陽イオンの流入は、過分極を抑制する。細胞が静止状態でNa+またはCa2+電流を持っている場合は、その電流の阻害も過分極を引き起こす。このように、過分極状態は、電位依存性イオンチャネルの応答によって達成される。神経細胞では、活動電位が分極した直後に、過分極の状態になる。過分極の間、神経細胞は約2ミリ秒継続する不応期にあり、この間はその後の活動電位を発生させることができなくなる。Na+/K+-ATPアーゼは、膜電位が約-70 mVの静止膜電位に戻るまで、K+イオンとNa+イオンを再分配する。神経細胞はこの時点で、再び次の活動電位を伝達する準備が整う。 | {{出典の明記| date = 2013年5月}}
[[生物学]]において、'''過分極'''(かぶんきょく、{{Lang-en-short|hyperpolarization}})は、[[細胞]]の[[膜電位]]が{{Ill2|静止膜電位|en|Resting potential|preserve=1}}よりも負に変化することである。これは[[脱分極]]の逆である。過分極は、膜電位を{{Ill2|閾値電位|en|Threshold potential}}まで移動させるのに要する刺激を増すことにより、[[活動電位]]を抑制する。
多くの場合、過分極は、[[カリウムチャネル|K<sup>+</sup>チャネル]]を介した[[カリウム|K<sup>+</sup>]]([[陽イオン]])の流出、または{{Ill2|塩素イオンチャネル|en|Chloride channel|label=Cl<sup>-</sup>チャネル}}を介した[[塩素|Cl<sup>–</sup>]]([[陰イオン]])の流入によって引き起こされる。一方、[[ナトリウムチャネル|Na<sup>+</sup>チャネル]]を介した[[ナトリウム|Na<sup>+</sup>]]や、[[カルシウムチャネル|Ca<sup>2+</sup>チャネル]]を介した[[カルシウム|Ca<sup>2+</sup>]]などの陽イオンの流入は、過分極を抑制する。細胞が静止状態でNa<sup>+</sup>またはCa<sup>2+</sup>電流を持っている場合は、その電流の阻害も過分極を引き起こす。このように、過分極状態は、電位依存性イオンチャネルの応答によって達成される。[[神経細胞]]では、活動電位が分極した直後に、過分極の状態になる。過分極の間、神経細胞は約2ミリ秒継続する[[不応期]]にあり、この間はその後の活動電位を発生させることができなくなる。[[Na+/K+-ATPアーゼ|Na<sup>+</sup>/K<sup>+</sup>-ATPアーゼ]]は、膜電位が約-70 [[ミリボルト|mV]]の静止膜電位に戻るまで、K<sup>+</sup>イオンとNa<sup>+</sup>イオンを再分配する。神経細胞はこの時点で、再び次の活動電位を伝達する準備が整う<ref>Pack, Phillip E. "Cliffs AP Biology 3rd Edition"</ref>。
== 電位依存性イオンチャネルと過分極 ==
[[File:Ion channel activity before during and after polarization.jpg|thumb|right|(a) 静止状態では全てのK+チャネルとNa+チャネルは閉じ、[[Na+/K+-ATPアーゼ|Na<sup>+</sup>/K<sup>+</sup>-ATPアーゼ]]が細胞内にK<sup>+</sup>を輸送し細胞外にNa<sup>+</sup>を排出する。細胞内外でNa<sup>+</sup>イオンとK<sup>+</sup>イオンの濃度が異なる結果、静止膜電位が生じる。(b) [[神経インパルス]]によってNa<sup>+</sup>が細胞内に侵入し、脱分極が起こる。(c) 活動電位がピークに達すると、Na<sup>+</sup>チャネルは閉じ、K<sup>+</sup>チャネルが開いてK<sup>+</sup>イオンが排出され、細胞は過分極になる。]] [[電位依存性イオンチャネル]]は膜電位の変化に応答する。{{Ill2|ゲーティング (電気生理学)|en|Gating (electrophysiology)|label=電位依存性}}の[[カリウムチャネル|カリウム]]、塩素イオン、ナトリウムの各チャネルは、活動電位と過分極の達成における重要な構成要素である。これらのチャネルは、静電引力や反発力(斥力)に基づいてイオンを選択し、イオンがチャネルに結合することで機能する<ref name="Becker">Becker, W. M., Kleinsmith, L. J., Hardin, J., & Bertoni, G. P. (2009). Signal Transduction Mechanisms: I. Electrical and Synaptic Signaling in Neurons. The World of the Cell (7th ed., ). San Francisco: Pearson/Benjamin Cummings.</ref>。これにより、チャネルに結合していた水分子が放出し、イオンは細孔を通過する。電位依存性ナトリウムチャネルは、刺激に応答して開き、再び閉じる。すなわち、チャネルは開いているか閉じているかのどちらかであり、部分的に開くことはない。チャネルは閉じても、すぐに再開通することもあり、チャネル開閉({{Lang-en-short|channel gating}})と呼ばれる。また、すぐに再開通できずに閉じたままとなることもあり、チャネル不活性化({{Lang-en-short|channel inactivation}})と呼ばれる。
{{Ill2|静止膜電位|en|Resting potential|preserve=1}}では、電位依存性のナトリウムチャネルもカリウムチャネルも閉じているが、細胞膜が脱分極すると、電位依存性ナトリウムチャネルが開き始め、神経細胞は脱分極を始め、{{Ill2|ホジキンサイクル|en|Hodgkin cycle}}と呼ばれる{{Ill2|マイナーループ・フィードバック|en|Minor loop feedback|label=電流フィードバックループ}}が形成される<ref name="Becker" />。ただし、カリウムイオンは自然に細胞外へ移動するため、最初の脱分極が不十分な場合、神経細胞は活動電位を生じない。しかし、すべてのナトリウムチャネルが開いている場合、神経細胞に対するナトリウムの透過性は、カリウムよりも10倍高くなり、細胞は急速に脱分極して+40 mVのピークに達する<ref name="Becker" />。このレベルでは、ナトリウムチャネルが不活性化し始め、電位依存性カリウムチャネルが開き始める。こうして、ナトリウムチャネルの閉口とカリウムチャネルの開口が組み合わさって、神経細胞は再分極し、再び負に転じる。神経細胞は、カリウムイオンの平衡電位である約-75 mVに達するまで再分極を続ける<ref name="Becker" />。これが、神経細胞が過分極するポイントであり、-70 mVと-75 mVの間である。過分極後は、カリウムチャネルは閉じ、ナトリウムとカリウムに対する神経細胞の自然な透過性により、神経細胞は-70 mVの静止膜電位に戻る。過分極後、神経細胞が静止膜電位に戻るまでの期間を[[不応期]]という。神経細胞は、不応期の間、ナトリウムチャネルの開口によって活動電位を引き起こすことができるものの、より負極性を持つために閾値電位に達することが難しくなる。
{{Ill2|HCNチャネル|en|HCN channel}}は過分極によって活性化される。
最近の研究では、神経細胞の不応期が20ミリ秒を超える可能性が示されており、過分極と神経細胞の不応期との関係が疑問視されている<ref>{{Cite journal|last1=Vardi|first1=Roni|last2=Tugendhaft|first2=Yael|last3=Sardi|first3=Shira|last4=Kanter|first4=Ido|date=2021-06-01|title=Significant anisotropic neuronal refractory period plasticity|url=https://doi.org/10.1209/0295-5075/ac177a|journal=EPL (Europhysics Letters)|language=en|volume=134|issue=6|pages=60007|doi=10.1209/0295-5075/ac177a|arxiv=2109.02041 |s2cid=237408101 |issn=0295-5075}}</ref><ref>{{Cite journal|last1=Sardi|first1=Shira|last2=Vardi|first2=Roni|last3=Tugendhaft|first3=Yael|last4=Sheinin|first4=Anton|last5=Goldental|first5=Amir|last6=Kanter|first6=Ido|date=2022-01-03|title=Long anisotropic absolute refractory periods with rapid rise times to reliable responsiveness|url=https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevE.105.014401|journal=Physical Review E|volume=105|issue=1|pages=014401|doi=10.1103/PhysRevE.105.014401|pmid=35193251 |arxiv=2111.02689 |bibcode=2022PhRvE.105a4401S |s2cid=242757511 }}</ref>。
== 実験法 ==
[[File:Patch pipette model.jpg|thumb|right|神経科学で使用される[[パッチクランプ法]]の概略を示す。ピペットチップをイオンチャネル開口部に置き、電流を印加し、ボルテージクランプで測定する。]]
過分極は、膜電位の変化である。{{Ill2|神経科学者|en|Neuroscientist|preserve=1}}は、[[パッチクランプ法]]と呼ばれる手法を使用してこれを測定し、個々のチャネルを通過するイオン電流を記録することができる。これには、パッチピペットと呼ばれる、直径1マイクロメートルのガラス製マイクロピペットが使われる。小さなパッチはいくつかイオンチャネルを持ち、残りは封鎖されていて、これが電流の入り口となる。アンプと電子フィードバック回路である{{Ill2|ボルテージクランプ|en|Voltage clamp}}を使用して、膜電位を一定に保ちながら、ボルテージクランプで電流の微小変化を測定することができる。過分極を引き起こす膜電流は、外向き電流の増加か、内向き電流の減少のいずれかである<ref name="Becker" />。
== 例 ==
[[Image:Apshoot.jpg|thumb|right|300px|活動電位中の膜電位変化]]
# 細胞の[[活動電位]]において、{{Ill2|後過分極|en|Afterhyperpolarization}}({{Lang-en-short|afterhyperpolarization}})期間の膜電位は、細胞が{{Ill2|静止膜電位|en|Resting potential|preserve=1}}にあるときよりも負になる。右図では、このアンダーシュート(過分極)は時間軸上でおよそ2.5から4.5 [[ミリ秒|ms]]の範囲で見られる。後過分極は、静止膜電位に対して膜電位が負に行き過ぎている期間を指す。
# 活動電位の上昇相では、膜電位が負から正に変化し、オーバーシュート(脱分極)する。 右図では、上昇相は約1から2 msの範囲で見られる。上昇相では、膜電位がいったん正になると、活動電位のピークである約+40 mVに達するまで脱分極を続ける。活動電位のピークの後、過分極により膜電位は静止膜電位に再分極する。右図では、この再分極は、約2から3 msの範囲で見られる。まず、膜電位が0 mVに達するまで正電位を下げ、その後、電位はさらに負を維持する。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
==推薦文献==
* {{cite book |title=Neuroscience |year=2001 |publisher=Sinauer Assoc. |location=Sunderland (MA) |isbn=0-87893-742-0 |url=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK10799/ |edition=2.|洋書 |author=Dale Purves, George J Augustine, David Fitzpatrick, Lawrence C Katz, Anthony-Samuel LaMantia, James O McNamara, and S Mark Williams.}}
* {{Cite book |edition=8th edition |title=Basic neurochemistry: principles of molecular, cellular and medical neurobiology |publisher=Elsevier, Academic Press |date=2012 |location=Amsterdam Boston Heidelberg London |isbn=978-0-12-374947-5 |editor-first=Scott T. |editor-last=Brady |editor2-first=George J. |editor2-last=Siegel |editor3-first=R. Wayne |editor3-last=Albers |editor4-first=Donald L. |editor4-last=Price|和書 |url=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/bv.fcgi?call=bv.View..ShowTOC&rid=bnchm.TOC&depth=2}}
{{DEFAULTSORT:かふんきよく}}
[[Category:膜生物学]]
[[Category:電気生理学]]
[[Category:電気化学]]
[[Category:細胞神経科学]] | 2023-12-10T01:01:42Z | 2023-12-18T09:22:45Z | false | false | false | [
"Template:Lang-en-short",
"Template:Ill2",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Cite journal",
"Template:Cite book",
"Template:改名提案",
"Template:出典の明記"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%88%86%E6%A5%B5_(%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6) |
4,864,535 | 豊田神社 (花蓮港庁) | 豊田神社(とよたじんじゃ)は、日本統治時代の台湾における台湾の官営日本人移民村(中国語版)のひとつ、豊田村(現在の台湾花蓮県寿豊郷豊裡、豊山、豊坪など3集落にわたる地域)に存在した神社である。1915年に建立され、第2次世界大戦後は碧蓮寺に改装された。神社遺跡の鳥居、石燈籠と狛犬などは2009年8月13日をもって「豊田神社参道と遺構(碧蓮寺の周辺施設)」の名義で花蓮県歴史建築(中国語版)に指定された。
豊田村は日本統治時代の台湾における日本人移民村の一つで、1913年に開基した。翌年の1914年10月、村の代表者である上野二三、金子義敦、石内伝三郎に小松兼太郎らが台湾総督府に神社設立を申請した。神社は豊田村の大平、中里、森本、山下集落の日本人住民の精神的支柱としての存在が求められた。豊田神社は大正3年(1914年)12月に建築が開始され、翌年1月に本殿が完成、拝殿と鳥居、6月5日に鎮座式が挙行された。例祭日ははじめ鎮座式の6月5日と定められたが、この時期は農繁期でなおかつ炎熱の気候にさいなまれるため大正11年(1922年)に10月25日に改められた。豊田神社は後の1937年6月5日、改築を祝っての遷座式が改めて執り行われた。
第2次世界大戦後も豊田神社の建築は残され、民国35年(1946年)年に釈迦および不動明王を祀る「豊田碧蓮寺」に改められ、灌仏会、中元節、下元節(中国語版)の折は祭礼が執り行われた。だが民国47年(1958年)7月、ウイニー台風(中国語版)の襲来によって神社以来の建築は倒壊し、住民は仮小屋を設けて釈迦と不動明王の像を守った。そして民国50年(1961年)、宜蘭県羅東鎮の東山寺に新築された大殿を参考として再建工事が進み翌年3月に落成、名称は正式に「豊田碧蓮寺」と改められ、新たに神農、地母娘宮、媽祖が祀られた。
豊田神社は北向き(実際には北東向き)の建築である。他の台湾の神社が南向きであることから見れば珍しい。かつての神社の拝殿の位置に碧蓮寺が建てられ、豊裡村中山路と民権街の交差点に寺の山門の意味合いを持つ鳥居がある。一の鳥居から寺院の敷地まで数百メートルにわたる南西向きの道のりはかつての参道であり、碧蓮寺に改装された現在でも石灯籠が配置され狛犬が鎮座している。境内には台湾総督・長谷川清の揮毫による「開村三十週年紀念碑」が現存する。
豊田神社の祭神は大国魂命、大己貴命、少彦名命、能久親王だった。碧蓮寺に改められてのちは釈迦、不動明王、五穀爺、地母娘娘、天上聖母、関聖帝君と、仏教と道教が同居している。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "豊田神社(とよたじんじゃ)は、日本統治時代の台湾における台湾の官営日本人移民村(中国語版)のひとつ、豊田村(現在の台湾花蓮県寿豊郷豊裡、豊山、豊坪など3集落にわたる地域)に存在した神社である。1915年に建立され、第2次世界大戦後は碧蓮寺に改装された。神社遺跡の鳥居、石燈籠と狛犬などは2009年8月13日をもって「豊田神社参道と遺構(碧蓮寺の周辺施設)」の名義で花蓮県歴史建築(中国語版)に指定された。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "豊田村は日本統治時代の台湾における日本人移民村の一つで、1913年に開基した。翌年の1914年10月、村の代表者である上野二三、金子義敦、石内伝三郎に小松兼太郎らが台湾総督府に神社設立を申請した。神社は豊田村の大平、中里、森本、山下集落の日本人住民の精神的支柱としての存在が求められた。豊田神社は大正3年(1914年)12月に建築が開始され、翌年1月に本殿が完成、拝殿と鳥居、6月5日に鎮座式が挙行された。例祭日ははじめ鎮座式の6月5日と定められたが、この時期は農繁期でなおかつ炎熱の気候にさいなまれるため大正11年(1922年)に10月25日に改められた。豊田神社は後の1937年6月5日、改築を祝っての遷座式が改めて執り行われた。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "第2次世界大戦後も豊田神社の建築は残され、民国35年(1946年)年に釈迦および不動明王を祀る「豊田碧蓮寺」に改められ、灌仏会、中元節、下元節(中国語版)の折は祭礼が執り行われた。だが民国47年(1958年)7月、ウイニー台風(中国語版)の襲来によって神社以来の建築は倒壊し、住民は仮小屋を設けて釈迦と不動明王の像を守った。そして民国50年(1961年)、宜蘭県羅東鎮の東山寺に新築された大殿を参考として再建工事が進み翌年3月に落成、名称は正式に「豊田碧蓮寺」と改められ、新たに神農、地母娘宮、媽祖が祀られた。",
"title": "沿革"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "豊田神社は北向き(実際には北東向き)の建築である。他の台湾の神社が南向きであることから見れば珍しい。かつての神社の拝殿の位置に碧蓮寺が建てられ、豊裡村中山路と民権街の交差点に寺の山門の意味合いを持つ鳥居がある。一の鳥居から寺院の敷地まで数百メートルにわたる南西向きの道のりはかつての参道であり、碧蓮寺に改装された現在でも石灯籠が配置され狛犬が鎮座している。境内には台湾総督・長谷川清の揮毫による「開村三十週年紀念碑」が現存する。",
"title": "建築"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "豊田神社の祭神は大国魂命、大己貴命、少彦名命、能久親王だった。碧蓮寺に改められてのちは釈迦、不動明王、五穀爺、地母娘娘、天上聖母、関聖帝君と、仏教と道教が同居している。",
"title": "祭神"
}
] | 豊田神社(とよたじんじゃ)は、日本統治時代の台湾における台湾の官営日本人移民村のひとつ、豊田村(現在の台湾花蓮県寿豊郷豊裡、豊山、豊坪など3集落にわたる地域)に存在した神社である。1915年に建立され、第2次世界大戦後は碧蓮寺に改装された。神社遺跡の鳥居、石燈籠と狛犬などは2009年8月13日をもって「豊田神社参道と遺構(碧蓮寺の周辺施設)」の名義で花蓮県歴史建築に指定された。 |
{{神社
|名称=豊田神社
|画像=
|所在地=[[花蓮港庁]]{{仮リンク|花蓮郡|zh|花蓮郡}}{{仮リンク|寿庄|zh|寿庄}}豊田村森本(現在の[[花蓮県]][[寿豊郷]]豊裡村民権街と中山路交差点および民権街と豊正路交差点{{r|文}}
|祭神=[[能久親王]]<br/>[[大国魂命]]<br/>[[大己貴命]]<br/>[[少彦名命]]{{r|社}}
|社格= 無格社{{r|社}}
|創建=[[1915年]]([[大正]]4年)
| 緯度度 =23 | 緯度分 =50 | 緯度秒 =19.79 | N(北緯)及びS(南緯) = N
| 経度度 =121 |経度分 =30 | 経度秒 =1.01 | E(東経)及びW(西経) = E
| ISO = TW
|地図 = Taiwan
|ラベル位置 = left
}}
[[File:Bilian Temple, Hualien (Taiwan).jpg|thumb|碧蓮寺]]
[[File:Bilian Temple, Shoufeng Township, Hualien (Taiwan).jpg|thumb|豊田神社参道と遺構]]
[[File:Fengtian Shinto Shrine (Bilian Temple), Main Shrine (Taiwan).jpg|thumb|right|碧蓮寺]]
'''豊田神社'''(とよたじんじゃ)は、[[日本統治時代の台湾]]における{{仮リンク|台湾の官営日本人移民村|zh|台灣日治時期日本移民村}}のひとつ、[[豊田村 (花蓮港庁)|豊田村]](現在の[[台湾]][[花蓮県]][[寿豊郷]]豊裡、豊山、豊坪など3集落にわたる地域)に存在した神社である。1915年に建立され、[[第2次世界大戦]]後は'''碧蓮寺'''に改装された{{r|潘}}。神社遺跡の[[鳥居]]、石燈籠と狛犬などは2009年8月13日をもって「豊田神社参道と遺構(碧蓮寺の周辺施設)」の名義で{{仮リンク|花蓮県歴史建築|zh|花蓮県歷史建築}}に指定された{{r|文}}。
== 沿革 ==
=== 日本統治時代 ===
豊田村は日本統治時代の台湾における日本人移民村の一つで、1913年に開基した。翌年の1914年10月、村の代表者である上野二三、金子義敦、石内伝三郎に小松兼太郎らが[[台湾総督府]]に神社設立を申請した。神社は豊田村の大平、中里、森本、山下集落の日本人住民の精神的支柱としての存在が求められた<ref>{{Cite web|title=豊田神社建設許可|url=http://ds3.th.gov.tw/ds3/app000/list3.php?ID1=00002252007|author=臺灣總督府|date=1914|format=|accessdate= 2023-12-09|publisher=臺灣總督府檔案|language=}}</ref>。豊田神社は大正3年(1914年)12月に建築が開始され、翌年1月に本殿が完成、拝殿と鳥居、6月5日に鎮座式が挙行された。例祭日ははじめ鎮座式の6月5日と定められたが、この時期は農繁期でなおかつ炎熱の気候にさいなまれるため大正11年(1922年)に10月25日に改められた{{r|潘}}。豊田神社は後の1937年6月5日、改築を祝っての遷座式が改めて執り行われた<ref>{{Cite journal|title=豐田神社祭|author=臺灣農林新聞社|url=|journal=臺灣農林新聞|issue=18|doi=|others=|year=1937-06-23|volume=|page=|pmid=}}</ref>。
<gallery>
File:豐田神社1.jpg|豊田神社鳥居と参道
File:豐田神社2.jpg|豊田神社拝殿および本殿
</gallery>
=== 戦後 ===
第2次世界大戦後も豊田神社の建築は残され、民国35年([[1946年]])年に[[釈迦]]および[[不動明王]]を祀る「豊田碧蓮寺」に改められ、[[灌仏会]]、[[中元節]]、{{仮リンク|下元節|zh|下元節}}の折は祭礼が執り行われた{{r|內}}。だが民国47年([[1958年]])7月、{{仮リンク|ウイニー台風|zh|熱帶氣旋溫妮}}の襲来によって神社以来の建築は倒壊し、住民は仮小屋を設けて釈迦と不動明王の像を守った。そして民国50年([[1961年]])、[[宜蘭県]][[羅東鎮]]の東山寺に新築された大殿を参考として再建工事が進み翌年3月に落成、名称は正式に「豊田碧蓮寺」と改められ、新たに[[神農]]、[[后土|地母娘宮]]、[[媽祖]]が祀られた{{r|內}}。
== 神職 ==
{| class="wikitable"
|+豊田神社歴代神職一覽<ref>{{Cite web|title=臺灣總督府職員錄系統|url=http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action|author=|date=|format=|accessdate= 2023-12-09|publisher=中央研究院臺灣史研究所|language=|archive-date=2019-07-13|archive-url=https://web.archive.org/web/20190713180357/http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action|dead-url=no}}</ref>
!姓名
!任期
!備考
|-
|小松兼太郎
|1930年から1937年
|1930年から豊田神社の神職を勤めるが、任期中に死去した<ref>{{Cite journal|title=彙報 神職死亡|author=臺灣總督府|url=|journal=臺灣總督府報|issue=|doi=|others=|year=1937-09-10|volume=|page=|pmid=}}</ref>
|-
|立川虎之助
|1938年至1942年
|[[林田神社 (花蓮港庁)|林田神社]]の神職を兼任<ref>{{Cite journal|title=敘任及辭令|author=臺灣總督府|url=|journal=臺灣總督府報|issue=|doi=|others=|year=1938-04-05|volume=|page=|pmid=}}</ref>、のちに依頼退職。
|-
|小松石夫
|1942年から1945年
|小松兼太郎の子<ref>{{Cite book|title=後山來去: 豐田村誌|last=楊|first=富民|publisher=大塊文化|year=2019|isbn=9789865406400|location=|pages=}}</ref>
|}
== 建築 ==
[[File:Torii of Toyota Jinjya in Hualien, Taiwan.JPG|thumb|200px|豊田神社鳥居]]
豊田神社は北向き(実際には北東向き)の建築である。他の台湾の神社が南向きであることから見れば珍しい。かつての神社の拝殿の位置に碧蓮寺が建てられ、豊裡村中山路と民権街の交差点に寺の山門の意味合いを持つ鳥居がある。一の鳥居から寺院の敷地まで数百メートルにわたる南西向きの道のりはかつての参道であり、碧蓮寺に改装された現在でも石灯籠が配置され狛犬が鎮座している。境内には[[台湾総督]]・[[長谷川清]]の揮毫による「開村三十週年紀念碑」が現存する{{r|潘}}。
== 祭神 ==
豊田神社の祭神は[[大国魂命]]、[[大己貴命]]、[[少彦名命]]、[[能久親王]]だった。碧蓮寺に改められてのちは[[釈迦]]、[[不動明王]]、[[神農|五穀爺]]、[[后土|地母娘娘]]、[[媽祖|天上聖母]]、[[関羽|関聖帝君]]と、[[仏教]]と[[道教]]が同居している。
== 関連項目 ==
* [[台湾の神社]]
* [[林田神社 (花蓮港庁)|林田神社]]
* [[吉野神社 (花蓮港庁)|吉野神社]]
== 参考文献 ==
{{reflist|refs=
<ref name="社">{{cite book|url=http://jdlib.ntl.gov.tw/cgi-bin/gs/gsweb.cgi?ccd=ik3Dwg&o=v0-6#|author=臺灣總督府社會課編|title=《臺灣に於ける神社及宗教》|language=ja|publisher=臺灣總督府文教局社會課|year=1943|pages=18頁}}{{dead link|date=2017-10 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>
<ref name="潘">{{cite journal|author=潘繼道 |title=〈花蓮豐田村日治時期遺跡(上)——豐田神社〉|journal=《臺灣文獻別冊》1 |date=2002-06-30 |publisher=國史館臺灣文獻館 |pages=48─53頁}}</ref>
<ref name="文">{{cite web |url=http://www.boch.gov.tw/boch/frontsite/cultureassets/caseBasicInfoAction.do?method=doViewCaseBasicInfo&caseId=UA09905000145&version=1&assetsClassifyId=1.2&menuId=310&iscancel=true |title=豐田神社參道與遺構(碧蓮寺之週邊設施) |accessdate=2013-08-24 |publisher=文化部文化資產局 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304141042/http://www.boch.gov.tw/boch/frontsite/cultureassets/caseBasicInfoAction.do?method=doViewCaseBasicInfo&caseId=UA09905000145&version=1&assetsClassifyId=1.2&menuId=310&iscancel=true |archivedate=2016-03-04 }}</ref>
<ref name="內">{{cite web|url=http://religion.moi.gov.tw/web/04-data.aspx?tag=TP&id=U974010103011&part=H|title=內政部全國宗教資訊系統——碧蓮寺歷史沿革|accessdate=2013-08-24}}{{dead link|date=2018年1月 |bot=InternetArchiveBot |fix-attempted=yes }}</ref>
}}
{{DEFAULTSORT:とよたしんしや}}
[[Category:台湾の神社]]
[[Category:現存しない台湾の建築物]]
[[Category:花蓮県の歴史]] | 2023-12-10T01:09:20Z | 2023-12-10T01:09:20Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:Cite journal",
"Template:Cite book",
"Template:神社",
"Template:仮リンク",
"Template:R"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E8%8A%B1%E8%93%AE%E6%B8%AF%E5%BA%81) |
4,864,537 | きゃんひとみの琉球花物語 | 『きゃんひとみの琉球花物語』(きゃんひとみのりゅうきゅうはなものがたり)は、2004年から琉球放送ラジオで放送されているトーク番組である。2023年12月時点では日曜11:45-12:00に放送されている。
同番組は、沖縄県出身のタレントで、元琉球放送アナウンサーのきゃんひとみが、主に沖縄出身の著名人を中心にマンスリーゲストとして迎えてトークを展開するもので、特にBEGIN、夏川りみは毎年のように出演しており準レギュラー的な存在である他、沖縄出身以外からもミュージシャン、俳優、スポーツ界からもゲストを招いている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『きゃんひとみの琉球花物語』(きゃんひとみのりゅうきゅうはなものがたり)は、2004年から琉球放送ラジオで放送されているトーク番組である。2023年12月時点では日曜11:45-12:00に放送されている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "同番組は、沖縄県出身のタレントで、元琉球放送アナウンサーのきゃんひとみが、主に沖縄出身の著名人を中心にマンスリーゲストとして迎えてトークを展開するもので、特にBEGIN、夏川りみは毎年のように出演しており準レギュラー的な存在である他、沖縄出身以外からもミュージシャン、俳優、スポーツ界からもゲストを招いている。",
"title": null
}
] | 『きゃんひとみの琉球花物語』(きゃんひとみのりゅうきゅうはなものがたり)は、2004年から琉球放送ラジオで放送されているトーク番組である。2023年12月時点では日曜11:45-12:00に放送されている。 同番組は、沖縄県出身のタレントで、元琉球放送アナウンサーのきゃんひとみが、主に沖縄出身の著名人を中心にマンスリーゲストとして迎えてトークを展開するもので、特にBEGIN、夏川りみは毎年のように出演しており準レギュラー的な存在である他、沖縄出身以外からもミュージシャン、俳優、スポーツ界からもゲストを招いている。 | 『'''きゃんひとみの琉球花物語'''』(きゃんひとみのりゅうきゅうはなものがたり)は、[[2004年]]から[[琉球放送]]ラジオで放送されているトーク番組である。2023年12月時点では日曜11:45-12:00([[沖野綾亜のチルドキ!!]][[フロート番組|内包]])に放送されている。初期のころは「'''きゃんひとみの琉球夜遊び'''」と題して放送されていた。
同番組は、[[沖縄県]]出身のタレントで、元琉球放送アナウンサーの[[きゃんひとみ]]が、主に沖縄出身の著名人を中心にマンスリーゲストとして迎えてトークを展開するもので、特に[[BEGIN]]、[[夏川りみ]]は毎年のように出演しており準レギュラー的な存在である他、沖縄出身以外からもミュージシャン、俳優、スポーツ界からもゲストを招いている。
==外部リンク==
*[https://www.rbc.co.jp/radio/radio_program/ryukyuhana/ きゃんひとみの琉球花物語]
{{radio-stub}}
{{DEFAULTSORT:きやんひとみのりゆうきゆうはなものかたり}}
[[Category:琉球放送のラジオ番組]]
[[Category:ラジオのトーク番組]]
[[Category:2004年のラジオ番組 (日本)]] | 2023-12-10T01:15:44Z | 2023-12-10T23:17:54Z | false | false | false | [
"Template:Radio-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%81%AE%E7%90%89%E7%90%83%E8%8A%B1%E7%89%A9%E8%AA%9E |
4,864,538 | 機動戦士ガンダム 赤い三巨星 | 『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』(きどうせんしガンダム あかいさんきょせい、MOBILE SUIT GUNDAM RED GIANT 3rd MS TEAM)は 、2022年4月からスタートした「ガンダムシリーズ」のメディアミックス企画。
漫画は、2023年3月から漫画:江尻立真、シナリオ:関西リョウジによって、雑誌『ガンダムエース』にて連載中。
『ガンダムエース』、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆II』、そしてガンプラの連動企画として、『ガンダムエース』2022年6月号(4月26日発行)で「特報」が掲載された。6月28日から、プレミアムバンダイ限定で主役モビルスーツ (MS) 3機をセットにした『HG 1/144 赤い三巨星チームセット』が発売され、付属するキャンペーンコードによって『戦場の絆II』内で「赤い三巨星」の称号、エンブレム、コックピットアクセサリー(ガンプラ)が使用可能となった。また、9月21日からジムRR(ヒート・スパイク装備)が、11月1日にガンダムRRが『戦場の絆II』の新規参戦機体として支給開始された。
『ガンダムエース』2022年10月号(8月26日発行)で漫画化決定が発表された。2023年3月号で連邦側の、4月号でジオン側の短編イラストストーリーが掲載され、発表から半年が経った2023年5月号(3月26日発行)から連載が開始された。それまでは、「赤い三巨星」のMSを除くキャラクターやストーリーなどの設定は公表されていなかった。
一年戦争も終盤の宇宙世紀0079年12月。ジャブロー攻略戦が失敗に終わり、南米大陸を敗走するジオン公国軍の兵士の間で、「連邦の“赤”」、すなわち地球連邦軍では珍しい赤で塗装されたMSの存在が噂され始める。それらは、「赤い彗星」「青い巨星」「黒い三連星」を混ぜた「赤い三巨星」のふたつ名を(隊員のマロビが)名乗るラルフ隊が、ボルン工業の協力のもと現地改修したばかりのガンダムRR(リレイジ)とジムRR(レッズ)であった。
冒頭のシーン(開戦時)に登場する兵器は本編と無関係のため省略。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』(きどうせんしガンダム あかいさんきょせい、MOBILE SUIT GUNDAM RED GIANT 3rd MS TEAM)は 、2022年4月からスタートした「ガンダムシリーズ」のメディアミックス企画。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "漫画は、2023年3月から漫画:江尻立真、シナリオ:関西リョウジによって、雑誌『ガンダムエース』にて連載中。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "『ガンダムエース』、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆II』、そしてガンプラの連動企画として、『ガンダムエース』2022年6月号(4月26日発行)で「特報」が掲載された。6月28日から、プレミアムバンダイ限定で主役モビルスーツ (MS) 3機をセットにした『HG 1/144 赤い三巨星チームセット』が発売され、付属するキャンペーンコードによって『戦場の絆II』内で「赤い三巨星」の称号、エンブレム、コックピットアクセサリー(ガンプラ)が使用可能となった。また、9月21日からジムRR(ヒート・スパイク装備)が、11月1日にガンダムRRが『戦場の絆II』の新規参戦機体として支給開始された。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "『ガンダムエース』2022年10月号(8月26日発行)で漫画化決定が発表された。2023年3月号で連邦側の、4月号でジオン側の短編イラストストーリーが掲載され、発表から半年が経った2023年5月号(3月26日発行)から連載が開始された。それまでは、「赤い三巨星」のMSを除くキャラクターやストーリーなどの設定は公表されていなかった。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "一年戦争も終盤の宇宙世紀0079年12月。ジャブロー攻略戦が失敗に終わり、南米大陸を敗走するジオン公国軍の兵士の間で、「連邦の“赤”」、すなわち地球連邦軍では珍しい赤で塗装されたMSの存在が噂され始める。それらは、「赤い彗星」「青い巨星」「黒い三連星」を混ぜた「赤い三巨星」のふたつ名を(隊員のマロビが)名乗るラルフ隊が、ボルン工業の協力のもと現地改修したばかりのガンダムRR(リレイジ)とジムRR(レッズ)であった。",
"title": "あらすじ"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "冒頭のシーン(開戦時)に登場する兵器は本編と無関係のため省略。",
"title": "登場兵器"
}
] | 『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』は 、2022年4月からスタートした「ガンダムシリーズ」のメディアミックス企画。 漫画は、2023年3月から漫画:江尻立真、シナリオ:関西リョウジによって、雑誌『ガンダムエース』にて連載中。 | {{Infobox animanga/Header
| タイトル = 機動戦士ガンダム 赤い三巨星
| ジャンル = [[ロボット]]
}}
{{Infobox animanga/Manga
| 作者 = [[関西リョウジ]](シナリオ)<br />[[矢立肇]]・[[富野由悠季]](原作)
| 作画 = [[江尻立真]]
| 出版社 = [[KADOKAWA]]
| 掲載誌 = [[ガンダムエース]]
| レーベル = [[角川コミックス・エース]]
| 開始号 = 2023年5月号
| 終了号 =
| 開始日 = 2023年3月26日
| 終了日 =
| 巻数 = 既刊1巻
| 話数 =
}}
{{Infobox animanga/Footer
| ウィキプロジェクト = [[プロジェクト:漫画|漫画]]
| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]
}}
『'''機動戦士ガンダム 赤い三巨星'''』(きどうせんしガンダム あかいさんきょせい、''MOBILE SUIT GUNDAM RED GIANT 3rd MS TEAM'')は 、2022年4月からスタートした「[[ガンダムシリーズ]]」の[[メディアミックス]]企画。
[[漫画]]は、2023年3月から漫画:[[江尻立真]]、シナリオ:[[関西リョウジ]]によって、雑誌『[[ガンダムエース]]』にて連載中。
== 概要 ==
『ガンダムエース』、アーケードゲーム『[[機動戦士ガンダム 戦場の絆II]]』、そして[[ガンプラ]]の連動企画として、『ガンダムエース』2022年6月号(4月26日発行)で「特報」が掲載された<ref>{{Cite journal |和書 |journal=ガンダムエース |issue=2022年6月号 |publisher=KADOKAWA |pages=10-11 }}</ref>。6月28日から、プレミアムバンダイ限定で主役[[モビルスーツ]] (MS) 3機をセットにした『HG 1/144 赤い三巨星チームセット』が発売され<ref>{{Cite web|和書|url=https://p-bandai.jp/item/item-1000202116/ |title=HG 1/144 赤い三巨星チームセット |website=プレミアムバンダイ |publisher=BANDAI SPIRITS |accessdate=2022-06-28 }}</ref>、付属するキャンペーンコードによって『戦場の絆II』内で「赤い三巨星」の称号、エンブレム、コックピットアクセサリー(ガンプラ)が使用可能となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://kizuna2.gundam-kizuna.jp/akai3/ |title=「機動戦士ガンダム 戦場の絆Ⅱ」 × 赤い三巨星チームセット 購入特典 |website=機動戦士ガンダム 戦場の絆Ⅱ 公式サイト |publisher=Bandai Namco Amusement |accessdate=2022-06-08 }}</ref>。また、9月21日からジムRR(ヒート・スパイク装備)が<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.youtube.com/watch?v=WIHH7vYgoZE |title=「機動戦士ガンダム 戦場の絆Ⅱ」2022年9月アップデート新規参戦機体|ジムRR(レッズ) |author=バンダイナムコアミューズメント公式チャンネル |website=Youtube |accessdate=2022-09-16 }}</ref>、11月1日にガンダムRRが『戦場の絆II』の新規参戦機体として支給開始された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.youtube.com/watch?v=WIHH7vYgoZE |title=「機動戦士ガンダム 戦場の絆Ⅱ」2022年11月アップデート新規参戦機体|ガンダムRR |author=バンダイナムコアミューズメント公式チャンネル |website=Youtube |accessdate=2022-10-26 }}</ref>。
『ガンダムエース』2022年10月号(8月26日発行)で漫画化決定が発表された<ref>{{Cite journal |和書 |journal=ガンダムエース |issue=2022年10月号 |publisher=KADOKAWA |pages=14 }}</ref>。2023年3月号で連邦側の、4月号でジオン側の短編イラストストーリーが掲載され{{Efn2|連邦側のイラストストーリーは単行本第1巻に収録。}}、発表から半年が経った2023年5月号(3月26日発行)から連載が開始された。それまでは、「赤い三巨星」のMSを除くキャラクターやストーリーなどの設定は公表されていなかった。
== あらすじ ==
[[一年戦争]]も終盤の[[宇宙世紀]]0079年12月。[[ジャブロー]]攻略戦が失敗に終わり、南米大陸を敗走する[[ジオン公国]]軍の兵士の間で、「連邦の“赤”」、すなわち[[地球連邦軍]]では珍しい赤で塗装されたMSの存在が噂され始める。それらは、「[[シャア・アズナブル|赤い彗星]]」「[[ランバ・ラル|青い巨星]]」「[[黒い三連星]]」を混ぜた「赤い三巨星」のふたつ名を(隊員のマロビが)名乗るラルフ隊が、ボルン工業の協力のもと現地改修したばかりの[[陸戦型ガンダム#ガンダムRR(リレイジ)|ガンダムRR(リレイジ)]]と[[陸戦型ジム#ジムRR(レッズ)|ジムRR(レッズ)]]であった。
== 登場人物 ==
=== 地球連邦軍 ===
==== 赤い三巨星(ラルフ隊) ====
; {{Anchors|ラルフ・ザブカ}}ラルフ・ザブカ (Ralph Zabka<ref name="エースパイロットログ">{{Cite web|和書|url=https://bandai-hobby.net/site/acepilot/profile/profile_redgiant.html |title=赤い三巨星チーム (RED GIANT 03rd MS TEAM) - エース・パイロットログ |website=バンダイホビーサイト |accessdate=2023-09-01 }}</ref>)
: ラルフ隊(制式名称:地球連邦軍第17機械化混成部隊)の隊長で、階級は中尉。戦闘機[[地球連邦軍の艦船およびその他の兵器#セイバーフィッシュ|セイバーフィッシュ]]のパイロットとして知る人ぞ知る存在であり、MSへの機種転換にも難なく対応している優秀なパイロット。品行方正で人望も厚いが、人の良さから他人のペースに巻き込まれがちである。ガンダムRR(リレイジ)に搭乗。
: 戦闘機乗りの間では「火照(ほてり)の大虎」のふたつ名で有名であるが、これは泥酔すると性格が一変し、誰彼構わず殴りかかるところに由来しており、隊員からも恐れられている。
; {{Anchors|マロビ・ブレイドン}}マロビ・ブレイドン (Marobi Bradon<ref name="エースパイロットログ" />)
: 女性、階級は曹長。兄も別部隊のMSパイロット。明朗快活で竹を割ったような性格だが、それが口の悪さとしてあらわれることもある。重力・無重力関係なくどこでも爆睡できるのが特技。
: 公国軍パイロットのパーソナル・カラーや「ふたつ名」に憧れを抱く。ジャブロー防衛戦で乗機の陸戦型ジムが中破し、みずからも負傷するが、現地改修の混乱に乗じてその想いのたけを投入。積極的にバルンにプランをもち込み、部隊章もデザインし、同僚を巻き込んで念願であるパーソナル・カラーの一個小隊を完成させる。そして、あくまで自称であるが「赤い三巨星」のふたつ名を命名する。その1機であるジムRR(レッズ)(アイアン・バンカー装備)に搭乗。
; {{Anchors|ウィリアム・マッチオ}}ウィリアム・マッチオ (William Macchio<ref name="エースパイロットログ" />)
: 階級は軍曹。浅黒い肌に短髪、色の薄いサングラスをかけている。愛称はウィリー。楽観的な性格で、部隊のムードメーカー。もともとはメカニック志望であるが、同期のマロビに押し切られてパイロットの道を進む<ref>{{Cite journal |和書 |journal=ガンダムエース |issue=2023年6月号 |publisher=KADOKAWA |pages=184 }}</ref>。[[サイド (ガンダムシリーズ)#サイド3(ムンゾ)|サイド3]]で生まれるが、幼少期に両親が離婚し母と地球に移住する。そのため、ほかの連邦兵から「宇宙人」とさげすまれることが多い。落ち着くとの理由で、幼少期から右の耳たぶを触る癖がある。時折エスパーのような勘の鋭さを見せるが、周りからは運が良いだけと流され、本人もあまり気にしていない<ref name="エースパイロットログ" />。ジムRR(レッズ)(ヒート・スパイク装備)に搭乗。
; シュウカ・ナラサキ
: 女性オペレーターで、階級は伍長。趣味は孤児院の子供の相手。
; オト
: 女性、階級は少尉。常に[[ノーマルスーツ]]とヘルメットを着用しており、顔は見えない。言葉も発さず、ジェスチャーで伝える。料理が得意。ボルン工業の社員を乗せたガンペリーやホバートラックを操縦する。
=== ジオン公国軍 ===
; {{Anchors|クライシンガ・アス}}クライシンガ・アス
: 階級は少尉。浅黒い肌に薄紫の髪と眉をもつ。愛称はクライ。ジャブロー攻略戦では降下部隊の一員となる。いつもは何ごとにも無関心であるが、「赤い三巨星」には珍しく興味をもつ。グフ・カスタム(左腕はフィンガー・バルカン)に搭乗。
; {{Anchors|セラフィマ・シーン}}セラフィマ・シーン
: 女性、階級は伍長。愛称はセラフィ。ジャブロー攻略戦では地上部隊のオペレーターを担当している。クライとは両想いだが、ふたりとも表には出さない(周りにはばれている)。陸戦型ザクIIに搭乗。
; {{Anchors|ザルゴ}}ザルゴ
: クライの同僚。巨漢で、殴られても鈍感で逆に殴ったほうが痛がるほど頑丈。陸戦型ザクIIに搭乗。
; {{Anchors|トマス}}トマス
: 階級は軍曹。浅黒い肌に刈り上げのドレッドヘア、サングラスをかけている。ゾックに搭乗し、僚機のゴッグとともにラルフ隊と交戦するも敗れる。しかし、救難信号を受信したクライたちが駆け付け、機体を捨てて脱出に成功する。その後はクライの部隊と行動をともにする。
; ソフィア・アンデルス
: 別働隊の女性オペレーター。セラフィとは顔馴染み。
=== 民間人 ===
; {{Anchors|バルン・ボルン}}バルン・ボルン (Barun Born)
: 24歳の若さで民間企業「[[宇宙世紀の企業#ボルン工業|ボルン工業]]」の女社長を務める。寡黙な職人気質で怖い印象だが、老人だらけの工場を守るため粉骨砕身する優しい女性。ラルフ隊のMSの改修に協力し、メカニックマンとして社員とともに帯同する。
; コッド
: ボルン工業に勤務する小柄な老人たちのひとり。白髪のモヒカンで、眉毛と口髭が長い。
; ハプイ
: 同じく老人のひとりで、坊主頭。無類の酒好き。
; デバ
: 連邦軍の協力者で、ラルフ隊の道案内をおこなう。
== 登場兵器 ==
冒頭のシーン(開戦時)に登場する兵器は本編と無関係のため省略。
; 地球連邦軍
* [[陸戦型ガンダム#ガンダムRR(リレイジ)|ガンダムRR(リレイジ)]]
* [[陸戦型ジム]]
** [[陸戦型ジム#ジムRR(レッズ)|ジムRR(レッズ)]]
* [[ジム (ガンダムシリーズ)|ジム]]
* [[ガンペリー]]
* [[地球連邦軍の艦船およびその他の兵器#ホバートラック|ホバートラック]]
* [[地球連邦軍の艦船およびその他の兵器#ファンファン|ファンファン]]
* [[地球連邦軍の艦船およびその他の兵器#デッシュ|デッシュ]]
; ジオン公国軍
* [[陸戦型ザクII]]
* [[グフ#グフ・カスタム|グフ・カスタム]]
* [[ゴッグ]]
* [[ゾック]]
== 書誌情報 ==
# 2023年9月26日発売、{{ISBN2|978-4-04-114217-2}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://bandai-hobby.net/site/akai3/ 機動戦士ガンダム 赤い三巨星 - バンダイホビーサイト]
{{宇宙世紀|作品}}
{{ガンダムシリーズの書籍}}
{{デフォルトソート:きとうせんしかんたむあかいさんきよせい}}
[[Category:ガンダムシリーズ漫画作品]]
[[Category:宇宙世紀]]
[[Category:漫画作品 き|とうせんしかんたむあかいさんきよせい]]
[[Category:2023年の漫画]]
[[Category:月刊ガンダムエースの漫画作品]] | 2023-12-10T01:17:17Z | 2023-12-10T08:18:05Z | false | false | false | [
"Template:ISBN2",
"Template:Anchors",
"Template:Infobox animanga/Manga",
"Template:Infobox animanga/Footer",
"Template:Efn2",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Notelist2",
"Template:Reflist",
"Template:Cite journal",
"Template:Infobox animanga/Header",
"Template:宇宙世紀",
"Template:ガンダムシリーズの書籍",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0_%E8%B5%A4%E3%81%84%E4%B8%89%E5%B7%A8%E6%98%9F |
4,864,539 | Theodoxus | Theodoxus(“テオドクサス”属)はアマオブネガイ科に属する巻貝の属で、ヨーロッパから西アジアにかけての河川に生息する。主な種として“カワヒメカノコ” Theodoxus fluviatilisが知られている。
殻高約1 cm以下の半卵形の貝殻をもつ。色模様は変化に富む。貝殻内部の螺柱や内壁は溶解され広い部屋となる。蓋は特徴的で、内面螺軸側の下部に半円形の蝶番が出るが、種によっては蝶番上に外側下向きに骨状突起が出る。軟体部は左側に1つの鰓をもつ。
淡水の流水中に棲み、石の上の痂状になった藻類を食べる。雌雄が交尾し、産卵はカプセルが石の上や他の貝殻上に産みつけられる。カプセル内に数十個の卵があるが、孵化して幼体となるのは1個のみで、他は餌とされる。
ヨーロッパから西アジアにかけての温帯域の淡水および一部は汽水にも生息。
現生の主な種を下に示した。その他多くの化石種がヨーロッパでみつかっている。
過去に太平洋沿岸に生息する種がTheodoxus属として紹介されていたが、別の属に分類されるようになった。
アマオブネガイ科 “テオドクサス”属関連の系統分岐図の一部を一例として示す。
アマオブネガイ科の中で最も古い時期にアマオブネガイ属から分岐したのが“テオドクサス”属で、中新世に地中海から分離したパラテチス海の淡水化と関係があると考えられている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "Theodoxus(“テオドクサス”属)はアマオブネガイ科に属する巻貝の属で、ヨーロッパから西アジアにかけての河川に生息する。主な種として“カワヒメカノコ” Theodoxus fluviatilisが知られている。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "殻高約1 cm以下の半卵形の貝殻をもつ。色模様は変化に富む。貝殻内部の螺柱や内壁は溶解され広い部屋となる。蓋は特徴的で、内面螺軸側の下部に半円形の蝶番が出るが、種によっては蝶番上に外側下向きに骨状突起が出る。軟体部は左側に1つの鰓をもつ。",
"title": "外観"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "淡水の流水中に棲み、石の上の痂状になった藻類を食べる。雌雄が交尾し、産卵はカプセルが石の上や他の貝殻上に産みつけられる。カプセル内に数十個の卵があるが、孵化して幼体となるのは1個のみで、他は餌とされる。",
"title": "生態"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "ヨーロッパから西アジアにかけての温帯域の淡水および一部は汽水にも生息。",
"title": "分布"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "現生の主な種を下に示した。その他多くの化石種がヨーロッパでみつかっている。",
"title": "種類"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "過去に太平洋沿岸に生息する種がTheodoxus属として紹介されていたが、別の属に分類されるようになった。",
"title": "種類"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "アマオブネガイ科 “テオドクサス”属関連の系統分岐図の一部を一例として示す。",
"title": "系統発生"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "アマオブネガイ科の中で最も古い時期にアマオブネガイ属から分岐したのが“テオドクサス”属で、中新世に地中海から分離したパラテチス海の淡水化と関係があると考えられている。",
"title": "系統発生"
}
] | Theodoxus(“テオドクサス”属)はアマオブネガイ科に属する巻貝の属で、ヨーロッパから西アジアにかけての河川に生息する。主な種として“カワヒメカノコ” Theodoxus fluviatilisが知られている。 | {{生物分類表
|色 = 動物界
|名称 = ''Theodoxus''
|fossil_range = {{fossil range|Eocene|Recent}}
|画像 = [[File:Theodoxus fluviatilis 3.png|250px|Theodoxus fluviatilis 3]]
|画像キャプション = ''Theodoxus fluviatilis''
|界 = [[動物]]界 {{sname||Animalia}}
|門 = [[軟体動物]]門 {{sname||Mollusca}}
|綱 = [[腹足綱]] {{sname||Gastropoda}}
|目 = [[アマオブネガイ目]]<ref name="fukuda2023">福田宏 (2023年6月13日)「軟体動物門」、In {{Cite book |和書 |editor=岡山県野生動植物調査検討会 |title=岡山県野生生物目録2019 |edition=Ver.1-4 |publisher=岡山県環境文化部自然環境課 |url=https://www.pref.okayama.jp/page/602836.html |accessdate=2023-12-02}}</ref> {{sname||Neritimorpha|Neritopsida}}
|科 = [[アマオブネガイ科]] {{sname||Neritidae}}
|属 = “テオドクサス”属 {{snamei||Theodoxus}}
|学名 = ''Theodoxus''<br />{{AUY|Monfort|1810}}<ref name=worms2019 />
}}
'''''Theodoxus'''''(“テオドクサス”属{{Refnest|group=注釈|和名はまだ見つからないが''Theodoxus''の自動翻訳で”テオドクサス”と変換され検索に便利なため仮表記した。}})は[[アマオブネガイ科]]に属する[[巻貝]]の属で、[[ヨーロッパ]]から西アジアにかけての河川に生息する。主な種として“カワヒメカノコ” {{snamei||Theodoxus fluviatilis}}が知られている。
== 外観 ==
殻高約{{Nowrap|1 [[センチメートル|cm]]}}以下の半卵形の貝殻をもつ。色模様は変化に富む。貝殻内部の螺柱や内壁は溶解され広い部屋となる。蓋は特徴的で、内面螺軸側の下部に半円形の蝶番が出るが、種によっては蝶番上に外側下向きに骨状突起が出る{{sfn|Alba|Corbella|Guillén|Prats|Tarruella|2016|p=42,52}}。軟体部は左側に1つの鰓をもつ。
== 生態 ==
淡水の流水中に棲み、石の上の[[痂状]]になった藻類を食べる。雌雄が交尾し、産卵はカプセルが石の上や他の貝殻上に産みつけられる。カプセル内に数十個の卵があるが、孵化して幼体となるのは1個のみで、他は餌とされる<ref name=AnimalBase />。
== 分布 ==
[[ヨーロッパ]]から西アジアにかけての温帯域の淡水および一部は汽水にも生息{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020}}。
== 種類 ==
現生の主な種を下に示した。その他多くの化石種が[[ヨーロッパ]]でみつかっている。
* {{snamei||Theodoxus altenai}} {{Small|Schütt, 1965}} トルコ [[アンタルヤ]]県Kırkgöz湖{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=30}}
* {{snamei||Theodoxus anatolicus}} {{Small|(Récluz, 1841)}} トルコ [[デニズリ]]県{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=32}}
* ''Theodoxus baeticus'' {{Small|(Lamarck, 1822)}} [[地中海]]沿岸諸国{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|pp=34-35}}
* {{snamei||Theodoxus danubialis}} {{Small|(Pfeiffer, 1828)}} [[ドナウ川]]
* {{snamei||Theodoxus euxinus}} {{Small|(Clessin, 1886)}} [[ドナウ・デルタ]]
* {{snamei||Theodoxus fluviatilis}} {{Small|(Linnaeus, 1758)}} “カワヒメカノコ”。スペイン [[カタルーニャ州]][[エブロ川]]{{sfn|Alba|Corbella|Guillén|Prats|Tarruella|2016}}、[[モロッコ]]、[[ドナウ川]]、トルコ、[[ウクライナ]]{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=37}}
* ''Theodoxus gloeri'' {{Small|Odabaşı & Arslan, 2015}} トルコ [[サカリヤ川]]
* ''Theodoxus guadianensis'' {{Small|(Lamarck, 1822)}} [[アンダルシア州]]、[[グアディアナ川]] {{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=34}}
* ''Theodoxus gurgur'' {{Small|Sands & & Glöer, 2020}} トルコ [[イズミル]] {{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=39}}
* {{snamei||Theodoxus jordani}} {{Small|(G. B. Sowerby I, 1836)}} イスラエル [[ヨルダン川]]、[[イラン]]、トルコ、[[キプロス]] {{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=42}}
* ''Theodoxus macri'' {{Small|G.B. Sowerby II, 1849}} トルコ [[アンタキヤ]]など{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=46}}
* ''Theodoxus major'' {{Small|Issel, 1865}} [[カザフスタン]]、イラン、ウクライナ{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=47}}
* {{snamei||Theodoxus meridionalis}} {{Small|(Philippi, 1836)}} スペイン[[カタルーニャ州]]{{sfn|Alba|Corbella|Guillén|Prats|Tarruella|2016}}、 [[シチリア]]、[[チュニジア]]{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=34}}
* ''Theodoxus pallidus'' {{Small|(Dunker, 1861)}} イラン{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=49}}
* {{snamei||Theodoxus prevostianus}} {{Small|(Pfeiffer, 1828)}} 温帯東ヨーロッパ諸国
* {{snamei||Theodoxus saulcyi}} {{Small|(Bourguignat, 1852)}} [[ギリシャ]]
* ''Theodoxus syriacus'' {{Small|(Bourguignat, 1852)}} トルコ [[マルディン県]]など{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=51}}
* {{snamei||Theodoxus transversalis}} {{Small|(Pfeiffer, 1828)}} 温帯東ヨーロッパ諸国
* ''Theodoxus valentinus'' {{Small|(Graells, 1846)}} [[バレンシア県]] Verd川{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=36}}
* ''Theodoxus velox'' {{Small|V. Anistratenko in O. Anistratenko et al., 1999}} ウクライナ [[ドニエプル川]]など{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=52}}
* ''Theodoxus wasselinghi'' {{Small|Sands & & Glöer, 2020}} トルコ [[エスキシェヒル]]県{{sfn|Sands|Glöer|Gürlek|Albrecht|Neubauer|2020|p=57}}
過去に太平洋沿岸に生息する種が''Theodoxus''属として紹介されていたが、別の属に分類されるようになった。
{| class="wikitable" style="font-size:small;text-align:center"
|+ 表 テオドクサス属の種の学名の変遷の例
! 和名 !! 旧名の例{{sfn|アボット|ダンス|1985|p=59}}!! WoRMS学名 (2019)<ref name=worms2019 />
|-
! ハリカノコ
| style="font-size:smaller" |''Theodoxus (Clithon) coronatus''|| style="font-size:smaller" |''Clithon coronatum'' Leach, 1815
|-
! ベニツケカノコ
| style="font-size:smaller" |''Theodoxus (Vittoclithon) luteofasciatus''|| style="font-size:smaller" |''Vitta luteofasciata'' (K. Miller, 1879)
|-
! ヒメカノコ
| style="font-size:smaller" |''Theodoxus (Vittoclithon) oualaniense''|| style="font-size:smaller" |''Clithon oualaniense'' (Lesson, 1831)
|-
|}
== 系統発生 ==
[[アマオブネガイ科]] “テオドクサス”属関連の系統分岐図の一部を一例として示す{{sfn|Quintero-Galvis|Raquel-Castro|2013}}。
<div>
{{cladogram|width=500|cladogram=
{{Clade|style=font-size:85%;line-height:85%
| 1= {{Clade
| 1= {{snamei||Nerita}} アマオブネガイ属。主に熱帯域の海水性
| 2= {{Clade
|label1 ='''{{snamei||Theodoxus}}'''
| 1= {{Clade
| 1= {{snamei||Theodoxus fluviatilis}} “カワヒメカノコ” [[ドナウ川]]など淡水
| 2= {{Clade
| 1={{snamei||Theodoxus baeticus}} [[地中海]]沿岸諸国
| 2={{snamei||Theodoxus meridionaris}} [[シチリア]], [[チュニジア]]
}}
}}
| 2= {{Clade
| 1= {{snamei||Septaria}} [[フネアマガイ]]属 インド-太平洋、汽水
| 2= {{Clade
| 1= {{snamei||Neritrina}} ホシクズカノコ等 [[大西洋]], 汽水-淡水
| 2= {{snamei||Clithon}} [[イシマキガイ]]属 西太平洋、汽水-淡水
}}
}}
}}
}}
}}
|caption={{Harvtxt|Quintero-Galvis|Raquel-Castro|2013}}による[[アマオブネガイ科]]の系統分岐図の一部{{sfn|Quintero-Galvis|Raquel-Castro|2013}}
}}
</div>
[[アマオブネガイ科]]の中で最も古い時期にアマオブネガイ属から分岐したのが“テオドクサス”属で、[[中新世]]に[[地中海]]から分離した[[:w:Paratethys|パラテチス海]]の淡水化と関係があると考えられている{{sfn|Bunje|Lindberg|2007}}。
{|
|[[File:Theodoxus fluviatilis radula.png|300px|Theodoxus fluviatilisの歯舌]]
|-
| style="font-size:smaller" |''Theodoxus fluviatilis''の歯舌
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2|refs=
<ref name=worms2019>
{{Cite web|url=http://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=153531|title=''Theodoxus''|accessdate=2023/12/9|publisher=WoRMS Maxim Vinarski}}</ref>
<ref name=AnimalBase>
{{Cite web|url= http://www.animalbase.uni-goettingen.de/zooweb/servlet/AnimalBase/home/genus?id=741|title=''Theodoxus''|accessdate=2023/12/9|publisher=AnimalBase}}</ref>
}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=R.T.アボット |author2=S.P.ダンス |others=波部忠重、奥谷喬司 監修・訳 |title=世界海産貝類大図鑑 |publisher=平凡社 |date=1985-03 |ISBN=4582518117 |ncid=BN00814197 |id={{NDLJP|12602136}} |ref={{harvid|アボット|ダンス|1985}}}}
* {{Cite journal |last=Bunje |first=Paul M.E. |last2=Lindberg |first2=David R. |year=2007 |title=Lineage divergence of a freshwater snail clade associated with post-Tethys marine basin development |journal=Molecular Phylogenetics and Evolution |volume=42 |issue=2 |pages=373-387 |doi=10.1016/j.ympev.2006.06.026 |ref=harv}}
* {{Cite journal |last=Quintero-Galvis |first=Julian F. |last2=Raquel-Castro |first2=Lyda |year=2013 |title=Molecular phylogeny of the Neritidae (Gastropoda : Neritimorpha) based on the mitochondrial genes cytochrome oxidase I ( COI ) and 16S rRNA |journal=Acta Biologica Colombiana |volume=18 |pages=307-318 |ref=harv}}
* {{Cite journal |last1=Alba |first=David M. |last2=Corbella |first2=Jordi |last3=Guillén |first3=Glòria |last4=Prats |first4=Lluís |last5=Tarruella |first5=Antoni |year=2016 |title=Presence of two different species of Theodoxus Montfort, 1810 (Gastropoda: Neritidae) in Catalonia |journal=Spira |volume=6 |issue= |pages=41-65 |publisher=Associació Catalana de Malacologia |doi= |url= https://molluscat.com/wp-content/uploads/2022/08/spira_6_12_3.pdf |ref=harv}}
* {{Cite journal |last1=Sands |first=A.F. |last2=Glöer |first2=P. |last3=Gürlek |first3=M.E. |last4=Albrecht |first4=C.|last5=Neubauer |first5=T.A. |year=2020 |title=A revision of the extant species of Theodoxus (Gastropoda, Neritidae) in Asia, with the description of three new species |journal=Zoosystematics and Evolution |volume=96 |issue=1 |pages=25-66 |doi=10.3897/zse.96.48312 |ref=harv}}
== 関連項目 ==
* [[アマオブネガイ科]]
* [[タニシ]]
* [[カワニナ]]
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Theodoxus}}
{{Wikispecies|Theodoxus}}
* [http://www.animalbase.uni-goettingen.de/zooweb/servlet/AnimalBase/home/genus?id=741 AnimalBase_Theodoxus]
* [https://gastropods.wordpress.com/2014/10/23/photo-of-the-day-34-theodoxus-fluviatilis/ gastropodsブログ_Teodoxus fluviatilis]
* [https://www.fossilshells.nl/Fran/frparspargast01.html 始新世フランスの化石]
* [https://bishogai.com/pic_book/data46/r004594.html 美貝データベース_ヨーロッパカノコ]
{{Animal-stub}}
{{Taxonbar|from=Q148631}}
{{DEFAULTSORT:ておとくさす}}
[[Category:アマオブネガイ科]]
[[Category:ヨーロッパの動物相]] | 2023-12-10T01:17:21Z | 2023-12-28T09:15:31Z | false | false | false | [
"Template:Nowrap",
"Template:Cladogram",
"Template:Cite book",
"Template:Commonscat",
"Template:Animal-stub",
"Template:生物分類表",
"Template:Wikispecies",
"Template:Sfn",
"Template:Cite journal",
"Template:Taxonbar",
"Template:Snamei",
"Template:Small",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Refnest"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/Theodoxus |
4,864,541 | 三木哲持 | 三木 哲持(みき てつじ、1898年8月12日 - 1984年8月17日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長を務めた。兵庫県出身。
1921年に神戸高等商業学校を卒業し、同年に倉敷紡績に入社した。
1951年に常務に就任し、専務、1953年12月に副社長を経て、1955年6月に社長に就任。1965年6月に会長を経て、1971年5月には相談役に就任。
1964年11月に藍綬褒章を受章し、1968年11月に勲三等旭日中綬章を受章。
1984年8月17日心不全のために死去。86歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "三木 哲持(みき てつじ、1898年8月12日 - 1984年8月17日)は、日本の経営者。倉敷紡績社長を務めた。兵庫県出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1921年に神戸高等商業学校を卒業し、同年に倉敷紡績に入社した。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1951年に常務に就任し、専務、1953年12月に副社長を経て、1955年6月に社長に就任。1965年6月に会長を経て、1971年5月には相談役に就任。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "1964年11月に藍綬褒章を受章し、1968年11月に勲三等旭日中綬章を受章。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1984年8月17日心不全のために死去。86歳没。",
"title": "経歴・人物"
}
] | 三木 哲持は、日本の経営者。倉敷紡績社長を務めた。兵庫県出身。 | '''三木 哲持'''(みき てつじ、[[1898年]][[8月12日]] - [[1984年]][[8月17日]])は、日本の[[経営者]]。[[倉敷紡績]]社長を務めた。[[兵庫県]]出身{{sfn|人事興信所|1979|loc=み23頁|ref=jinji-30-ge}}。
==経歴・人物==
[[1921年]]に[[神戸商業大学 (旧制)|神戸高等商業学校]]を卒業し、同年に[[倉敷紡績]]に入社した{{sfn|人事興信所|1979|loc=み23頁|ref=jinji-30-ge}}。
[[1951年]]に常務に就任し、専務、[[1953年]]12月に副社長を経て、[[1955年]]6月に社長に就任{{sfn|人事興信所|1979|loc=み23頁|ref=jinji-30-ge}}。[[1965年]]6月に会長を経て、[[1971年]]5月には相談役に就任{{sfn|人事興信所|1979|loc=み23頁|ref=jinji-30-ge}}。
[[1964年]]11月に[[褒章|藍綬褒章]]を受章し、[[1968年]]11月に[[旭日章|勲三等旭日中綬章]]を受章{{sfn|人事興信所|1979|loc=み23頁|ref=jinji-30-ge}}。
[[1984年]][[8月17日]][[心不全]]のために死去<ref>1984年 8月17日 日本経済新聞 夕刊 p11</ref>。{{没年齢|1898|08|12|1984|08|17}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第30版 下|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1979|pages = |url = |ref = jinji-30-ge}}
{{先代次代|倉敷紡績社長|1955年 - 1965年|[[塚田公太]]|[[田中敦 (実業家)|田中敦]] }}
{{デフォルトソート:みき てつし}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:倉敷紡績の人物]]
[[Category:藍綬褒章受章者]]
[[Category:勲三等旭日中綬章受章者]]
[[Category:神戸大学出身の人物]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]
[[Category:1898年生]]
[[Category:1984年没]] | 2023-12-10T01:18:59Z | 2023-12-10T01:18:59Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:先代次代",
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E5%93%B2%E6%8C%81 |
4,864,542 | 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 | 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(だい32かいぜんにほんこうとうがっこうじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、2023年12月30日から2024年1月7日にかけて神戸市を中心とする兵庫県内で開催されている全日本高等学校女子サッカー選手権大会である。
組み合わせ抽選は2023年11月27日に行われた。
藤枝順心 v 神戸弘陵学園
筑陽学園 v 姫路女学院
開志学園JSC v 高知学園高知
神村学園 v 北海道文教大学
東海大学福岡 v AICJ
日ノ本学園 v 宇都宮文星女子
聖カピタニオ女子 v 星槎国際湘南
作陽学園 v 大阪学芸
高川学園 v 福井工大福井
十文字 v 京都精華学園
佐久長聖 v 暁星国際
旭川実業 v 鳴門渦潮
常盤木学園 v 常葉大学橘
霞ヶ浦 v 柳ヶ浦
流通経済大学柏 v 聖和学園
専修大学北上 v 修徳
1の勝者 v 2の勝者
3の勝者 v 4の勝者
5の勝者 v 6の勝者
7の勝者 v 8の勝者
9の勝者 v 10の勝者
11の勝者 v 12の勝者
13の勝者 v 14の勝者
15の勝者 v 16の勝者
17の勝者 v 18の勝者
19の勝者 v 20の勝者
21の勝者 v 22の勝者
23の勝者 v 24の勝者
25の勝者 v 26の勝者
27の勝者 v 28の勝者
29の勝者 v 30の勝者
大会応援リーダーとしてとして樋口幸平が就任した。
今大会もTBSテレビ(地上波)にて中継放送及び大会ハイライト番組を放送。
今大会はインターネットメディア・U-NEXTにて全試合ライブ動画配信予定。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(だい32かいぜんにほんこうとうがっこうじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、2023年12月30日から2024年1月7日にかけて神戸市を中心とする兵庫県内で開催されている全日本高等学校女子サッカー選手権大会である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "組み合わせ抽選は2023年11月27日に行われた。",
"title": "出場校"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "藤枝順心 v 神戸弘陵学園",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "筑陽学園 v 姫路女学院",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "開志学園JSC v 高知学園高知",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "神村学園 v 北海道文教大学",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "東海大学福岡 v AICJ",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "日ノ本学園 v 宇都宮文星女子",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "聖カピタニオ女子 v 星槎国際湘南",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "作陽学園 v 大阪学芸",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "高川学園 v 福井工大福井",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "十文字 v 京都精華学園",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "佐久長聖 v 暁星国際",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "旭川実業 v 鳴門渦潮",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "常盤木学園 v 常葉大学橘",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "霞ヶ浦 v 柳ヶ浦",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "流通経済大学柏 v 聖和学園",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "専修大学北上 v 修徳",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "1の勝者 v 2の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "3の勝者 v 4の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "5の勝者 v 6の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "7の勝者 v 8の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "9の勝者 v 10の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 23,
"tag": "p",
"text": "11の勝者 v 12の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 24,
"tag": "p",
"text": "13の勝者 v 14の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 25,
"tag": "p",
"text": "15の勝者 v 16の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 26,
"tag": "p",
"text": "17の勝者 v 18の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 27,
"tag": "p",
"text": "19の勝者 v 20の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 28,
"tag": "p",
"text": "21の勝者 v 22の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 29,
"tag": "p",
"text": "23の勝者 v 24の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 30,
"tag": "p",
"text": "25の勝者 v 26の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 31,
"tag": "p",
"text": "27の勝者 v 28の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 32,
"tag": "p",
"text": "29の勝者 v 30の勝者",
"title": "日程・結果"
},
{
"paragraph_id": 33,
"tag": "p",
"text": "大会応援リーダーとしてとして樋口幸平が就任した。",
"title": "その他"
},
{
"paragraph_id": 34,
"tag": "p",
"text": "今大会もTBSテレビ(地上波)にて中継放送及び大会ハイライト番組を放送。",
"title": "テレビ中継"
},
{
"paragraph_id": 35,
"tag": "p",
"text": "今大会はインターネットメディア・U-NEXTにて全試合ライブ動画配信予定。",
"title": "インターネット配信"
}
] | 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(だい32かいぜんにほんこうとうがっこうじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、2023年12月30日から2024年1月7日にかけて神戸市を中心とする兵庫県内で開催されている全日本高等学校女子サッカー選手権大会である。 | {{Infobox football tournament season
| title = 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
| year =
| other_titles =
| image =
| imagesize =
| caption =
| country = {{JPN}}
| dates = [[2023年]][[12月30日]] - [[2024年]][[1月7日]]
| num_teams = 32
| champions =
| runner-up =
| matches = 31
| goals =
| attendance =
| top goal scorer =
| player =
| prevseason = [[第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会|第31回]]
| nextseason = [[第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会|第33回]]
}}
'''第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会'''(だい32かいぜんにほんこうとうがっこうじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、[[2023年]][[12月30日]]から[[2024年]][[1月7日]]にかけて[[神戸市]]を中心とする[[兵庫県]]内で開催されている[[全日本高等学校女子サッカー選手権大会]]である。
== 概要 ==
=== 主催・主管団体 ===
* 主催:[[日本サッカー協会|公益財団法人日本サッカー協会]]、[[全国高等学校体育連盟|公益財団法人全国高等学校体育連盟]]、[[神戸市]]
* 主管:一般財団法人兵庫県サッカー協会、兵庫県高等学校体育連盟
=== 競技方法 ===
* [[トーナメント方式|ノックアウト方式]]で開催され3位決定戦は行わない。
* 試合時間
** 1回戦〜準々決勝:80分(40分ハーフ)
** 準決勝以降:90分(45分ハーフ)
* 決着がつかない場合
** 1回戦〜準決勝:[[PK戦]]で勝敗を決する([[延長戦]]は行わない)
** 決勝:20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK戦で勝敗を決する<ref>{{Cite web |url=http://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/about.html|title=大会要項|publisher=日本サッカー協会|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 試合会場 ==
* [[御崎公園球技場|ノエビアスタジアム神戸]] - 準決勝・決勝で使用
* [[兵庫県立三木総合防災公園|三木総合防災公園]]
** [[兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場|陸上競技場]] / 第2陸上競技場 - 1回戦〜準々決勝で使用
** みきぼうパークひょうご第1球技場 / 第2球技場 - 1・2回戦で使用
* いぶきの森球技場Aグラウンド / Bグラウンド - 1回戦で使用
* [[五色台運動公園]]メイングラウンド / サブグラウンド - 1回戦で使用
== 出場校 ==
{|
|-valign=top
|
{| class="wikitable"
!地区!!枠!!出場チーム!!所在地!!出場回数
|-
|rowspan="2"|'''北海道'''||rowspan="2"|2||[[北海道文教大学付属高等学校]]||[[北海道]][[恵庭市]]||2年ぶり31回目
|-
|[[旭川実業高等学校]]||北海道[[旭川市]]||2年連続2回目
|-
|rowspan="3"|'''東北'''||rowspan="3"|3||[[常盤木学園高等学校]]||[[宮城県]][[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]]||26年連続26回目
|-
|[[聖和学園高等学校]]||宮城県仙台市[[若林区]]||32年連続32回目
|-
|[[専修大学北上高等学校]]||[[岩手県]][[北上市]]||2年ぶり7回目
|-
|rowspan="7"|'''関東'''||rowspan="7"|7||[[修徳中学校・高等学校|修徳高等学校]]||[[東京都]][[葛飾区]]||14年連続14回目
|-
|[[十文字中学校・高等学校|十文字高等学校]]||東京都[[豊島区]]||2年連続16回目
|-
|[[暁星国際小学校・中学校・高等学校|暁星国際高等学校]]||[[千葉県]][[木更津市]]||4年連続4回目
|-
|[[星槎中学校・高等学校|星槎国際高等学校湘南]]||[[神奈川県]][[中郡]][[大磯町]]||10年連続10回目
|-
|[[流通経済大学付属柏中学校・高等学校|流通経済大学付属柏高等学校]]||千葉県[[柏市]]||初出場
|-
|[[霞ヶ浦高等学校附属中学校・霞ヶ浦高等学校|霞ヶ浦高等学校]]||[[茨城県]][[稲敷郡]][[阿見町]]||2年連続2回目
|-
|[[宇都宮文星女子高等学校]]||[[栃木県]][[宇都宮市]]||3年ぶり8回目
|-
|rowspan="3"|'''北信越'''||rowspan="3"|3||[[佐久長聖中学校・高等学校|佐久長聖高等学校]]||[[長野県]][[佐久市]]||2年連続2回目
|-
|[[福井工業大学附属福井中学校・高等学校|福井工業大学附属福井高等学校]]||[[福井県]][[福井市]]||2年ぶり19回目
|-
|[[JAPANサッカーカレッジ|開志学園JSC高等部]]||[[新潟県]][[北蒲原郡]][[聖籠町]]||11年連続11回目
|-
|}
|
{| class="wikitable"
!地区!!枠!!出場チーム!!出場回数
|-
|rowspan="3"|'''東海'''||rowspan="3"|3||[[藤枝順心中学校・高等学校|藤枝順心高等学校]]||[[静岡県]][[藤枝市]]||20年連続20回目
|-
|[[常葉大学附属橘中学校・高等学校|常葉大学附属橘高等学校]]||静岡県[[静岡市]][[葵区]]||5年連続15回目
|-
|[[聖カピタニオ女子高等学校]]||[[愛知県]][[瀬戸市]]||3年連続12回目
|-
|rowspan="4"|'''関西'''||rowspan="4"|4||[[大阪学芸高等学校・附属中学校|大阪学芸高等学校]]||[[大阪府]][[大阪市]][[住吉区]]||3年連続5回目
|-
|[[京都精華学園中学校・高等学校|京都精華学園高等学校]]||[[京都府]][[京都市]][[左京区]]||3年連続9回目
|-
|[[神戸弘陵学園高等学校]]||[[兵庫県]][[神戸市]][[北区 (神戸市)|北区]]||3年ぶり7回目
|-
|[[姫路女学院高等学校]]||兵庫県[[姫路市]]||4年連続5回目
|-
|rowspan="3"|'''中国'''||rowspan="3"|3||[[高川学園高等学校・中学校|高川学園高等学校]]||[[山口県]][[防府市]]||2年連続2回目
|-
|[[AICJ中学校・高等学校|AICJ高等学校]]||[[広島県]][[広島市]][[安佐南区]]||5年連続5回目
|-
|[[岡山県作陽高等学校]]||[[岡山県]][[津山市]]||16年連続16回目
|-
|rowspan="2"|'''四国'''||rowspan="2"|2||[[徳島県立鳴門渦潮高等学校]]||[[徳島県]][[鳴門市]]||12年連続12回目
|-
|[[高知中学校・高等学校|高知学園高知高等学校]]||[[高知県]][[高知市]]||初出場
|-
|rowspan="4"|'''九州'''||rowspan="4"|4||[[東海大学付属福岡高等学校]]||[[福岡県]][[宗像市]]||7年連続8回目
|-
|[[神村学園初等部・中等部・高等部|神村学園高等部]]||[[鹿児島県]][[いちき串木野市]]||30年連続30回目
|-
|[[筑陽学園中学校・高等学校|筑陽学園高等学校]]||福岡県[[太宰府市]]||2年ぶり3回目
|-
|[[柳ヶ浦高等学校]]||[[大分県]][[宇佐市]]||4年連続8回目
|-
|'''開催県'''||1||[[日ノ本学園高等学校]]||兵庫県姫路市||23年連続25回目
|}
|}
=== 組み合わせ抽選 ===
組み合わせ抽選は2023年11月27日に行われた<ref name="live">{{Cite press release|和書 |title=組み合わせ および 決勝テレビ放送・全試合配信決定のお知らせ 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会|date=2023-11-27|url=https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/news/00033309/|publisher=日本サッカー協会|accessdate=2023-12-10}}</ref>。
== 日程・結果 ==
=== トーナメント表 ===
{{round32
|RD1 = 1回戦<br />(2023年12月30日)
|RD2 = 2回戦<br />(12月31日)
|RD3 = 準々決勝<br />(2024年1月3日)
|RD4 = 準決勝<br />(1月5日)
|RD5 = 決勝<br />(1月7日)
|RD1-team01 = 神村学園 |RD1-score01 =
|RD1-team02 = 神戸弘陵 |RD1-score02 =
|RD1-team03 = 筑陽学園 |RD1-score03 =
|RD1-team04 = 姫路女学院 |RD1-score04 =
|RD1-team05 = 開志学園JSC |RD1-score05 =
|RD1-team06 = 高知学園高知 |RD1-score06 =
|RD1-team07 = 神村学園 |RD1-score07 =
|RD1-team08 = 北海道文教大学 |RD1-score08 =
|RD1-team09 = 東海大学福岡 |RD1-score09 =
|RD1-team10 = AICJ |RD1-score10 =
|RD1-team11 = 日ノ本学園 |RD1-score11 =
|RD1-team12 = 宇都宮文星女子 |RD1-score12 =
|RD1-team13 = 聖カピタニオ女子 |RD1-score13 =
|RD1-team14 = 星槎国際湘南 |RD1-score14 =
|RD1-team15 = 作陽学園 |RD1-score15 =
|RD1-team16 = 大阪学芸 |RD1-score16 =
|RD1-team17 = 高川学園 |RD1-score17 =
|RD1-team18 = 福井工大福井 |RD1-score18 =
|RD1-team19 = 十文字 |RD1-score19 =
|RD1-team20 = 京都精華学園 |RD1-score20 =
|RD1-team21 = 佐久長聖 |RD1-score21 =
|RD1-team22 = 暁星国際 |RD1-score22 =
|RD1-team23 = 旭川実業 |RD1-score23 =
|RD1-team24 = 鳴門渦潮 |RD1-score24 =
|RD1-team25 = 常盤木学園 |RD1-score25 =
|RD1-team26 = 常葉大学橘 |RD1-score26 =
|RD1-team27 = 霞ヶ浦 |RD1-score27 =
|RD1-team28 = 柳ヶ浦 |RD1-score28 =
|RD1-team29 = 流通経済大学柏 |RD1-score29 =
|RD1-team30 = 聖和学園 |RD1-score30 =
|RD1-team31 = 専修大学北上 |RD1-score31 =
|RD1-team32 = 修徳 |RD1-score32 =
|RD2-team01 = |RD2-score01 =
|RD2-team02 = |RD2-score02 =
|RD2-team03 = |RD2-score03 =
|RD2-team04 = |RD2-score04 =
|RD2-team05 = |RD2-score05 =
|RD2-team06 = |RD2-score06 =
|RD2-team07 = |RD2-score07 =
|RD2-team08 =' |RD2-score08 =
|RD2-team09 = |RD2-score09 =
|RD2-team10 = |RD2-score10 =
|RD2-team11 = |RD2-score11 =
|RD2-team12 = |RD2-score12 =
|RD2-team13 =' |RD2-score13 =
|RD2-team14 = |RD2-score14 =
|RD2-team15 = |RD2-score15 =
|RD2-team16 = |RD2-score16 =
|RD3-team01 = |RD3-score01 =
|RD3-team02 = |RD3-score02 =
|RD3-team03 = |RD3-score03 =
|RD3-team04 = |RD3-score04 =
|RD3-team05 = |RD3-score05 =
|RD3-team06 = |RD3-score06 =
|RD3-team07 = |RD3-score07 =
|RD3-team08 = |RD3-score08 =
|RD4-team01 = |RD4-score01 =
|RD4-team02 = |RD4-score02 =
|RD4-team03 = |RD4-score03 =
|RD4-team04 = |RD4-score04 =
|RD5-team01 = |RD5-score01 =
|RD5-team02 = |RD5-score02 =
}}
=== 1回戦 ===
----
{{Footballbox
|number = 01
|date = [[2023年]][[12月30日]]
|time = 10:30
|team1 = 藤枝順心
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m1.pdf 公式記録]}}
|team2 = 神戸弘陵学園
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 02
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 筑陽学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m2.pdf 公式記録]}}
|team2 = 姫路女学院
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第2球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 03
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 開志学園JSC
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m3.pdf 公式記録]}}
|team2 = 高知学園高知
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = いぶきの森球技場 Aグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 04
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 神村学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m4.pdf 公式記録]}}
|team2 = 北海道文教大学
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 05
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 東海大学福岡
|score = -
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m5.pdf 公式記録]}}
|team2 = AICJ
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 五色台運動公園サブグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 06
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 日ノ本学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m6.pdf 公式記録]}}
|team2 = 宇都宮文星女子
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 五色台運動公園メイングラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 07
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 聖カピタニオ女子
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m7.pdf 公式記録]}}
|team2 = 星槎国際湘南
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 08
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 作陽学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m8.pdf 公式記録]}}
|team2 = 大阪学芸
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 09
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 高川学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m9.pdf 公式記録]}}
|team2 = 福井工大福井
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 五色台運動公園サブグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 10
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 十文字
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m10.pdf 公式記録]}}
|team2 = 京都精華学園
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第1球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 11
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 佐久長聖
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m11.pdf 公式記録]}}
|team2 = 暁星国際
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = いぶきの森球技場 Bグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 12
|date = 2023年12月30日
|time = 10:30
|team1 = 旭川実業
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m12.pdf 公式記録]}}
|team2 = 鳴門渦潮
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 五色台運動公園メイングラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 13
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 常盤木学園
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m13.pdf 公式記録]}}
|team2 = 常葉大学橘
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第2球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 14
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 霞ヶ浦
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m14.pdf 公式記録]}}
|team2 = 柳ヶ浦
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = いぶきの森球技場 Aグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 15
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 流通経済大学柏
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m15.pdf 公式記録]}}
|team2 = 聖和学園
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = いぶきの森球技場 Bグラウンド
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 16
|date = 2023年12月30日
|time = 13:45
|team1 = 専修大学北上
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_page/m16.html 公式記録]}}
|team2 = 修徳
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第1球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
=== 2回戦 ===
----
{{Footballbox
|number = 17
|date = 2023年[[12月31日]]
|time = 10:30
|team1 = 1の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m17.pdf 公式記録]}}
|team2 = 2の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 18
|date = 2023年12月31日
|time = 10:30
|team1 = 3の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m18.pdf 公式記録]}}
|team2 = 4の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 19
|date = 2023年12月31日
|time = 13:45
|team1 = 5の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m19.pdf 公式記録]}}
|team2 = 6の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第2球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 20
|date = 2023年12月31日
|time = 13:45
|team1 = 7の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m20.pdf 公式記録]}}
|team2 = 8の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第1球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 21
|date = 2023年12月31日
|time = 10:30
|team1 = 9の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m21.pdf 公式記録]}}
|team2 = 10の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第1球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 22
|date = 2023年12月31日
|time = 10:30
|team1 = 11の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m22.pdf 公式記録]}}
|team2 = 12の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = みきぼうパークひょうご第2球技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 23
|date = 2023年12月31日
|time = 13:45
|team1 = 13の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m23.pdf 公式記録]}}
|team2 = 14の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 24
|date = 2023年12月31日
|time = 13:45
|team1 = 15の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m24.pdf 公式記録]}}
|team2 = 16の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
=== 準々決勝 ===
----
{{Footballbox
|number = 25
|date = [[2024年]][[1月3日]]
|time = 13:45
|team1 = 17の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2022/match_report/m25.pdf 公式記録]}}
|team2 = 18の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 26
|date = 2024年1月3日
|time = 10:30
|team1 = 19の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m26.pdf 公式記録]}}
|team2 = 20の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 27
|date = 2024年1月3日
|time = 13:45
|team1 = 21の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m27.pdf 公式記録]}}
|team2 = 22の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園第2陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 28
|date = 2024年1月3日
|time = 10:30
|team1 = 23の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m28.pdf 公式記録]}}
|team2 = 24の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = 三木総合防災公園陸上競技場
|attendance =
|referee =
}}
----
=== 準決勝 ===
----
{{Footballbox
|number = 29
|date = 2024年[[1月5日]]
|time = 14:00
|team1 = 25の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m29.pdf 公式記録]}}
|team2 = 26の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = ノエビアスタジアム神戸
|attendance =
|referee =
}}
----
{{Footballbox
|number = 30
|date = 2024年1月5日
|time = 11:00
|team1 = 27の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m30.pdf 公式記録]}}
|team2 = 28の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = ノエビアスタジアム神戸
|attendance =
|referee =
}}
----
=== 決勝 ===
----
{{Footballbox
|number = 31
|date = 2024年[[1月7日]]
|time = 12:00<ref group="注">例年より約2時間繰り上げ。</ref>
|team1 = 29の勝者
|score =
|report = {{PDFlink|[https://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/match_report/m31.pdf 公式記録]}}
|team2 = 30の勝者
|winner =
|goals1 =
|goals2 =
|stadium = ノエビアスタジアム神戸
|attendance =
|referee =
}}
----
== その他 ==
大会応援リーダーとしてとして[[樋口幸平]]が就任した<ref>[https://www.tbs.co.jp/joshisoccer/ouen/ 応援リーダー・TBS]</ref>。
== テレビ中継 ==
今大会も[[TBSテレビ]](地上波)にて中継放送及び大会ハイライト番組を放送。
*1回戦〜準々決勝のハイライトは2024年1月3日深夜、準決勝ハイライトは1月5日深夜に関東ローカルで放送。
*決勝は1月7日11:50より全国ネットで生中継<ref name="live"/><ref>[https://www.tbs.co.jp/joshisoccer/onair/ 放送情報・TBSテレビ]</ref>。なお14:00より、当大会決勝の試合時間が例年より繰り上がる一因となった「[[第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会]]」決勝<ref group="注">[[全国高等学校ラグビーフットボール大会|同大会]]の決勝は1月7日開催が所定で、同日を[[全国大学ラグビーフットボール選手権大会]]決勝に譲る年(例:2024年と同じく1月7日が日曜日だった2018年)はあるが、今回は[[第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会|大学ラグビー]]決勝が1月13日開催。</ref>の生中継([[毎日放送]]制作)が控えているが、当大会決勝が延長戦に突入した場合の中継の対応は未発表。
== インターネット配信 ==
今大会はインターネットメディア・[[U-NEXT]]にて全試合ライブ動画配信予定<ref name="live"/>。
== 脚注 ==
=== 注記 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [http://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2023/ 第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会] - [[日本サッカー協会]]
* [https://www.tbs.co.jp/joshisoccer/ 全日本高校女子サッカー選手権大会] - [[TBSテレビ|TBS]]
{{全日本高等学校女子サッカー選手権大会}}
{{日本のサッカー2023}}
{{Footy-stub}}
{{デフォルトソート:せんにほんこうとうかつこうしよしさつかあせんしゆけんたいかい2023}}
[[Category:全日本高等学校女子サッカー選手権大会|2023]]
[[Category:2023年の日本のサッカー]]
[[Category:2024年の日本のサッカー]]
[[Category:2023年12月]]
[[Category:2024年1月]]
[[Category:兵庫県のスポーツ史]]
[[Category:2023年の兵庫県]]
[[Category:2024年の兵庫県]] | 2023-12-10T01:27:57Z | 2023-12-31T18:06:55Z | false | false | false | [
"Template:Footballbox",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web",
"Template:全日本高等学校女子サッカー選手権大会",
"Template:Footy-stub",
"Template:Infobox football tournament season",
"Template:Round32",
"Template:Cite press release",
"Template:日本のサッカー2023"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC32%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A |
4,864,544 | 奥村勝彦 (実業家) | 奥村 勝彦(おくむら かつひこ、1944年5月14日- )は、日本の経営者。ダイハツ工業会長を務めた。
大阪府出身。1968年に兵庫県立神戸商科大学商業経済学部を卒業し、同年にダイハツ工業に入社。1998年6月に取締役に就任し、2003年6月に常務、2004年6月に専務を経て、2005年6月に副社長に就任。12010年6月に副会長に就任し、2011年6月に会長を経て、2013年6月から相談役を務めた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "奥村 勝彦(おくむら かつひこ、1944年5月14日- )は、日本の経営者。ダイハツ工業会長を務めた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "大阪府出身。1968年に兵庫県立神戸商科大学商業経済学部を卒業し、同年にダイハツ工業に入社。1998年6月に取締役に就任し、2003年6月に常務、2004年6月に専務を経て、2005年6月に副社長に就任。12010年6月に副会長に就任し、2011年6月に会長を経て、2013年6月から相談役を務めた。",
"title": "来歴・人物"
}
] | 奥村 勝彦は、日本の経営者。ダイハツ工業会長を務めた。 | '''奥村 勝彦'''(おくむら かつひこ、[[1944年]][[5月14日]]- )は、[[日本]]の[[経営者]]。[[ダイハツ工業]]会長を務めた。
== 来歴・人物 ==
[[大阪府]]出身{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=お287頁|ref=jinji-45-jo}}。[[1968年]]に[[神戸商科大学|兵庫県立神戸商科大学]]商業経済学部を卒業し、同年に[[ダイハツ工業]]に入社{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=お287頁|ref=jinji-45-jo}}。[[1998年]]6月に取締役に就任し、[[2003年]]6月に常務、[[2004年]]6月に専務を経て、[[2005年]]6月に副社長に就任{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=お287頁|ref=jinji-45-jo}}。[[2010年]]6月に副会長に就任し、[[2011年]]6月に会長を経て、[[2013年]]6月から相談役を務めた<ref>{{Cite web|和書|title=人事、ダイハツ工業 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNMSJH00501_Z20C10A3000000/ |website=日本経済新聞 |date=2010-03-29 |access-date=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=人事、ダイハツ工業 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNMSJH80202_X20C11A4000000/ |website=日本経済新聞 |date=2011-04-27 |access-date=2023-12-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=ダイハツ社長、三井氏昇格を正式発表 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNZO53000200Z10C13A3TJ3000/ |website=日本経済新聞 |date=2013-03-19 |access-date=2023-12-10}}</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 興信データ株式會社| title = 人事興信録 第45版 上| publisher = 興信データ| series = | volume = | edition = | date = 2009| pages = | url = |ref = jinji-45-jo}}
{{先代次代|ダイハツ会長|2011年 - 2013年|[[白水宏典]]|[[伊奈功一]]}}
{{businessperson-stub}}
{{デフォルトソート:おくむら かつひこ}}
[[Category:21世紀日本の実業家]]
[[Category:日本の自動車実業家]]
[[Category:ダイハツ工業の役員]]
[[Category:兵庫県立大学出身の人物]]
[[Category:大阪府出身の人物]]
[[Category:1944年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T01:31:48Z | 2023-12-10T03:54:22Z | false | false | false | [
"Template:Cite web",
"Template:Citation",
"Template:Businessperson-stub",
"Template:Sfn",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E6%9D%91%E5%8B%9D%E5%BD%A6_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6) |
4,864,548 | ノア・ダルヴィッチ | ノア・ダルヴィッチ(Noah Darvich, 2006年9月25日 - )は、ドイツのプロサッカー選手。U-17ドイツ代表。FCバルセロナB所属。ポジションはミッドフィールダー。
バート・クロツィンゲンで育ち、SCフライブルクの下部組織に所属した。2022-23シーズンには、U-17チームでゴールやアシストを量産し、16歳ながら飛び級でU-19チームに昇格。この世代で最も注目されるドイツ人選手のひとりとなった。
2023年8月8日、スペインのバルセロナBに移籍。移籍金は500万ユーロと報じられている。2023年10月には『ガーディアン』のネクスト・ジェネレーションに掲載された。
フランス生まれでイラクにルーツを持つ父親とドイツ人の母親のもと、ドイツに生まれた。
ドイツの世代別代表に選出されており、2022-23シーズンにはU-17代表の主力となった。2023年5月、UEFA U-17欧州選手権に臨むチームのキャプテンとして、クリスティアン・ヴク(ドイツ語版)が率いるU-17ドイツ代表に選出された。ポルトガルやフランスと同じになったグループで幾度も決定機を演出して首位通過に貢献。この大会で最も傑出した選手のひとりとなった。チームは決勝でフランスを破って優勝し、自身は大会ベストイレヴンに選出された。
11月にはインドネシアで開催されたFIFA U-17ワールドカップに出場し、ここでもキャプテンとして優勝を果たした。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ノア・ダルヴィッチ(Noah Darvich, 2006年9月25日 - )は、ドイツのプロサッカー選手。U-17ドイツ代表。FCバルセロナB所属。ポジションはミッドフィールダー。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "バート・クロツィンゲンで育ち、SCフライブルクの下部組織に所属した。2022-23シーズンには、U-17チームでゴールやアシストを量産し、16歳ながら飛び級でU-19チームに昇格。この世代で最も注目されるドイツ人選手のひとりとなった。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2023年8月8日、スペインのバルセロナBに移籍。移籍金は500万ユーロと報じられている。2023年10月には『ガーディアン』のネクスト・ジェネレーションに掲載された。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "フランス生まれでイラクにルーツを持つ父親とドイツ人の母親のもと、ドイツに生まれた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "ドイツの世代別代表に選出されており、2022-23シーズンにはU-17代表の主力となった。2023年5月、UEFA U-17欧州選手権に臨むチームのキャプテンとして、クリスティアン・ヴク(ドイツ語版)が率いるU-17ドイツ代表に選出された。ポルトガルやフランスと同じになったグループで幾度も決定機を演出して首位通過に貢献。この大会で最も傑出した選手のひとりとなった。チームは決勝でフランスを破って優勝し、自身は大会ベストイレヴンに選出された。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "11月にはインドネシアで開催されたFIFA U-17ワールドカップに出場し、ここでもキャプテンとして優勝を果たした。",
"title": "経歴"
}
] | ノア・ダルヴィッチは、ドイツのプロサッカー選手。U-17ドイツ代表。FCバルセロナB所属。ポジションはミッドフィールダー。 | {{サッカー選手
| 名前 = ノア・ダルヴィッチ
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像の説明 =
| 本名 = Noah Yanis Darvich
| 愛称 =
| カタカナ表記 =
| アルファベット表記 = Noah Darvich
| 原語名 =
| 原語表記 =
| 国 = {{GER}}
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|2006|9|25}}
| 出身地 = [[フライブルク・イム・ブライスガウ]]
| 没年月日 = <!--{{死亡年月日と没年齢|2006|9|25|y|m|d}}-->
| 身長 = 184cm
| 体重 = 74kg
| 所属チーム名 = {{Flagicon|ESP}} [[FCバルセロナB|バルセロナB]]
| ポジション = [[ミッドフィールダー|MF]]
| 背番号 = 21
| 利き足 = 左足
| ユース年1 = 2015-2017 | ユースクラブ1 = {{Flagicon|GER}} {{仮リンク|SEフライブルク|de|Sportfreunde Eintracht Freiburg}}
| ユース年2 = 2017-2023 | ユースクラブ2 = {{Flagicon|GER}} [[SCフライブルク]]
| 年1 = 2023- | クラブ1 = {{Flagicon|ESP}} [[FCバルセロナB|バルセロナB]] | 出場1 = | 得点1 =
| クラブ成績更新日 = 2023年12月10日
| 代表年1 = 2021-2022 | 代表1 = {{Fbu|17|GER|name=ドイツ U-16}} | 代表出場1 = 4 | 代表得点1 = 1
| 代表年2 = 2022- | 代表2 = {{Fbu|17|GER|name=ドイツ U-17}} | 代表出場2 = 23 | 代表得点2 = 7
| 代表成績更新日 = 2023年12月10日
| 監督年1 = | 監督チーム1 =
| medaltemplates =
}}
'''ノア・ダルヴィッチ'''(Noah Darvich, [[2006年]][[9月25日]] - )は、[[ドイツ]]の[[プロサッカー選手]]。[[U-17サッカードイツ代表|U-17ドイツ代表]]。[[FCバルセロナB]]所属。ポジションは[[ミッドフィールダー]]。
== 経歴 ==
=== クラブ ===
[[バート・クロツィンゲン]]で育ち、[[SCフライブルク]]の下部組織に所属した<ref>{{Cite web2 |author=ノア・ダルヴィッチ |url=https://www.badische-zeitung.de/wir-haben-ein-super-team-x1x--119630236.html |title=Boris Darvich: "Wir haben ein super Team" |work=Badische Zeitung |language=de |df=ja |date=2016-03-18 |access-date=2023-05-31}}</ref>。2022-23シーズンには、U-17チームでゴールやアシストを量産し、16歳ながら飛び級でU-19チームに昇格。この世代で最も注目されるドイツ人選手のひとりとなった<ref name="sb20230518">{{Cite web2 |author=Ryan Smart |url=https://www.sportbible.com/football/noah-darvich-arsenal-transfer-news-germany-459374-20230518 |title=Who is Noah Darvich? All you need to know about 'incredible' German wonderkid linked with Arsenal |work=SPORTbible |language=en |df=ja |date=2023-05-18 |access-date=2023-05-31}}</ref><ref name="fm">{{Cite web2 |author=Dahbia Hattabi |url=https://www.footmercato.net/a466308698496317673-psg-luis-campos-a-deniche-une-nouvelle-pepite |title=PSG : Luis Campos a déniché une nouvelle pépite |work=Foot Mercato |language=fr |df=ja |date=2023-03-29 |access-date=2023-05-31}}</ref><ref name="sport.de">{{Cite web2 |url=https://www.sport.de/news/ne5318128/fc-bayern-nimmt-bundesliga-juwel-ins-visier/ |title=FC Bayern nimmt Bundesliga-Juwel ins Visier |work=sport.de |language=de |df=ja |date=2023-05-18 |access-date=2023-05-31}}</ref><ref>{{Cite web2 |author=Enzo Bruillot |url=https://madeinparisiens.ouest-france.fr/mercato-psg/article-mercato-le-psg-piste-un-jeune-milieu-de-terrain-allemand-409011.html |title=Mercato - Le PSG piste un jeune milieu de terrain allemand |work=MadeinPARISIENS |language=fr |df=ja |date=2023-03-29 |access-date=2023-05-31}}</ref><ref name="tmw">{{Cite web2 |author=Simone Lorini |url=https://www.tuttomercatoweb.com/il-talento-del-giorno/i-un-talento-al-giorno-i-noah-darvich-un-predestinato-con-tanti-club-sulle-sue-tracce-1830958 |title=Un talento al giorno, Noah Darvich: un predestinato con tanti club sulle sue tracce |work=TUTTOmercatoWEB.com |language=it |df=ja |date=2023-05-21 |access-date=2023-05-31}}</ref>。
2023年8月8日、[[スペイン]]の[[FCバルセロナB|バルセロナB]]に移籍<ref>{{Cite web2 |url=https://www.fcbarcelona.com/en/news/3621291/noah-darvich-joins-barca-atletic |title=Noah Darvich joins Barça Atlètic |work=[[FCバルセロナ]] |language=en |df=ja |date=2023-08-08 |access-date=2023-08-08}}</ref>。移籍金は500万ユーロ、また契約解除金は10億ユーロと報じられている<ref>{{Cite web2 |author=Raafay Humayun |url=https://barcanewsnetwork.com/barcelona-sign-16-year-old-german-wonderkid-romano/ |title=Barcelona sign 16-year-old German wonderkid – Romano |work=Barca News Network |language=en |df=ja |date=2023-08-05 |access-date=2023-09-26}}</ref><ref>{{Cite web2 |author= Yo Arakawa |url=https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/barcelona-transfer-noah-darvich-20230809/blteb82ff147e5fe150 |title=バルセロナ、フライブルクから16歳のU-17ドイツ代表MFダルヴィッチを獲得…契約解除金を1572億円に設定 |work=[[Goal.com]] |df=ja |date=2023-08-09 |access-date=2023-12-13}}</ref>。2023年10月には『[[ガーディアン]]』の[[ネクスト・ジェネレーション2023|ネクスト・ジェネレーション]]に掲載された<ref>{{Cite web2 |author1=Marcus Christenson |author2=Steven Bloor |author3=Garry Blight |url=https://www.theguardian.com/football/ng-interactive/2023/oct/11/next-generation-2023-60-of-the-best-young-talents-in-world-football |title=Next Generation 2023: 60 of the best young talents in world football |work=[[ガーディアン]] |language=en |df=ja |date=2023-10-11 |access-date=2023-10-11}}</ref>。
=== 代表 ===
[[フランス]]生まれで[[イラク]]にルーツを持つ父親と[[ドイツ人]]の母親のもと、ドイツに生まれた<ref>{{Cite web2 |url=https://purfoot.net/barcelone-soffre-noah-darvic-un-crack-allemand/ |title=Barcelone s’offre Noah Darvic, un crack allemand |work=PUR FOOT |language=fr |df=ja |date=2023-08-04 |access-date=2023-10-11}}</ref>。
ドイツの世代別代表に選出されており、2022-23シーズンには[[U-17サッカードイツ代表|U-17代表]]の主力となった<ref>{{Cite web2 |author=Ignacio Camacho |url=https://as.com/futbol/seleccion/darvich-el-peligro-para-la-sub-17-n/ |title=Darvich, el peligro para la Sub-17 |work=[[アス (新聞)|AS]] |language=es |df=ja |date=2023-03-28 |access-date=2023-05-31}}</ref>。2023年5月、[[UEFA U-17欧州選手権2023|UEFA U-17欧州選手権]]に臨むチームの[[キャプテン (サッカー)|キャプテン]]として、{{仮リンク|クリスティアン・ヴク|de|Christian Wück}}が率いるU-17ドイツ代表に選出された<ref name="sport.de"/><ref>{{Cite web2 |url=https://www.kicker.de/wueck-nominiert-u-17-kader-fuer-die-europameisterschaft-949742/artikel |title=Wück nominiert U-17-Kader für die Europameisterschaft |work=[[キッカー (新聞)|kicker]] |language=de |df=ja |date=2023-05-03 |access-date=2023-05-31}}</ref><ref name="marca20230526">{{Cite web2 |author=Diégo Pico |url=https://www.marca.com/futbol/futbol-internacional/2023/05/26/647070f8268e3e30378b459c.html |title=Noah Darvich, la joven estrella de Alemania, se sube al barco de Pedri |work=[[マルカ (新聞)|Marca]] |language=es |df=ja |date=2023-05-26 |access-date=2023-05-31}}</ref>。[[U-17サッカーポルトガル代表|ポルトガル]]や[[U-17サッカーフランス代表|フランス]]と同じになったグループで幾度も決定機を演出して首位通過に貢献。この大会で最も傑出した選手のひとりとなった<ref name="sb20230518"/><ref name="marca20230526"/><ref>{{Cite web2 |author=Christopher Michel |url=https://www.sport1.de/news/transfermarkt/2023/05/freiburg-talent-darvich-begehrt-europaische-top-teams-jagen-ihn |title=Freiburg-Talent Darvich begehrt: Europäische Top-Teams jagen ihn |work=Sport1 |language=de |df=ja |date=2023-05-30 |access-date=2023-05-31}}</ref>。チームは決勝でフランスを破って優勝し、自身は大会ベストイレヴンに選出された<ref name="uefa20230610">{{Cite web2 |url=https://www.uefa.com/under17/news/0282-1838df4ead94-bd5ca598e6c8-1000--2023-uefa-european-under-17-championship-team-of-the-tourn/ |title=2023 UEFA European Under-17 Championship Team of the Tournament |work=[[欧州サッカー連盟|UEFA]] |language=en |date=2023-06-10 |access-date=2023-11-28}}</ref>。
11月には[[インドネシア]]で開催された[[2023 FIFA U-17ワールドカップ|FIFA U-17ワールドカップ]]に出場し、ここでもキャプテンとして優勝を果たした<ref name="afpbb20231203">{{Cite web2 |url=https://www.afpbb.com/articles/-/3494285 |title=ドイツがU-17W杯初優勝、PK戦の末フランス下す |work=[[フランス通信社|AFPBB News]] |df=ja |date=2023-12-03 |access-date=2023-12-10}}</ref>。
== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
{{サッカー選手国内成績表 th|スペイン|all}}
|-
|[[:es:Primera Federación 2023-24|2023-24]]||[[FCバルセロナB|バルセロナB]]||21||[[プリメーラ・フェデラシオン|プリメーラ・F]]|| || || || ||colspan="2"|-|| ||
{{サッカー選手国内成績表 通算始|1|スペイン|プリメーラ・F}} || || || ||colspan="2"|-|| ||
{{サッカー選手国内成績表 通算終}} || || || || || || ||
|}
== タイトル ==
=== 代表 ===
;U-17ドイツ代表
* [[UEFA U-17欧州選手権2023|UEFA U-17欧州選手権(2023)]]
* [[2023 FIFA U-17ワールドカップ|FIFA U-17ワールドカップ(2023)]]<ref name="afpbb20231203"/>
=== 個人 ===
* UEFA U-17欧州選手権 ベストイレヴン(2023)<ref name="uefa20230610"/>
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{Sports links}}
* {{Instagram}}
{{FCバルセロナBのメンバー}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:たるういつち のあ}}
[[Category:ドイツのサッカー選手]]
[[Category:FCバルセロナBの選手]]
[[Category:フライブルク出身の人物]]
[[Category:2006年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T01:40:43Z | 2023-12-13T01:34:06Z | false | false | false | [
"Template:仮リンク",
"Template:サッカー選手国内成績表 通算始",
"Template:サッカー選手国内成績表 通算終",
"Template:Reflist",
"Template:Sports links",
"Template:Normdaten",
"Template:サッカー選手",
"Template:サッカー選手国内成績表 top",
"Template:サッカー選手国内成績表 th",
"Template:Cite web2",
"Template:Instagram",
"Template:FCバルセロナBのメンバー"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81 |
4,864,551 | 小菅宇三治 | 小菅 宇三治(こすが うさじ、1922年6月25日 - 没年不明)は、日本の経営者。プリマハム社長を務めた。小菅宇一郎の長男
兵庫県出身。1946年に大阪商科大学を卒業し、同年に伊藤忠商事に入社。1974年に取締役に就任し、1977年に常務を経て、1982年6月にプリマハム社長に就任。1990年6月に会長に就任し、1992年6月に取締役相談役を経て、1993年6月から2002年3月までに相談役を務めた。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "小菅 宇三治(こすが うさじ、1922年6月25日 - 没年不明)は、日本の経営者。プリマハム社長を務めた。小菅宇一郎の長男",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "兵庫県出身。1946年に大阪商科大学を卒業し、同年に伊藤忠商事に入社。1974年に取締役に就任し、1977年に常務を経て、1982年6月にプリマハム社長に就任。1990年6月に会長に就任し、1992年6月に取締役相談役を経て、1993年6月から2002年3月までに相談役を務めた。",
"title": "来歴・人物"
}
] | 小菅 宇三治は、日本の経営者。プリマハム社長を務めた。小菅宇一郎の長男 | '''小菅 宇三治'''(こすが うさじ、[[1922年]][[6月25日]] - 没年不明)は、日本の[[経営者]]。[[プリマハム]]社長を務めた。[[小菅宇一郎]]の長男{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=こ32頁|ref=jinji-45-jo}}
== 来歴・人物 ==
[[兵庫県]]出身{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=こ32頁|ref=jinji-45-jo}}。[[1946年]]に[[大阪商科大学 (旧制)|大阪商科大学]]を卒業し、同年に[[伊藤忠商事]]に入社{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=こ32頁|ref=jinji-45-jo}}。[[1974年]]に取締役に就任し、[[1977年]]に常務を経て、[[1982年]]6月に[[プリマハム]]社長に就任{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=こ73頁|ref=jinji-45-jo}}<ref>1981年 12月13日 日本経済新聞 夕刊 p2</ref>。[[1990年]]6月に会長に就任し、[[1992年]]6月に取締役相談役を経て、[[1993年]]6月から[[2002年]]3月までに相談役を務めた{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=こ73頁|ref=jinji-45-jo}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 興信データ株式會社| title = 人事興信録 第45版 上| publisher = 興信データ| series = | volume = | edition = | date = 2009年| pages = | url = |ref = jinji-45-jo}}
{{先代次代|プリマハム社長|1982年 - 1990年|[[安達豊治]]|[[小杉裕二]]}}
{{people-stub}}
{{デフォルトソート:こすか うさし}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:伊藤忠商事の人物]]
[[Category:大阪市立大学出身の人物]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]
[[Category:1922年生]]
[[Category:没年不明]] | 2023-12-10T01:43:18Z | 2023-12-10T01:43:18Z | false | false | false | [
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:先代次代",
"Template:People-stub",
"Template:Sfn"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%8F%85%E5%AE%87%E4%B8%89%E6%B2%BB |
4,864,559 | 渡辺一貴 | [] | null | '''渡辺 一貴'''(わたなべ かずたか)
* [[渡辺一貴 (演出家)]] - 日本のテレビドラマ演出家
* [[渡辺一貴 (競輪選手)]] - 日本の競輪選手
{{人名の曖昧さ回避}}
{{デフォルトソート:わたなべ かずたか}} | 2023-12-10T01:53:17Z | 2023-12-10T01:59:11Z | false | false | false | [] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E4%B8%80%E8%B2%B4 |
|
4,864,562 | 長野市青少年錬成センター | 長野市青少年錬成センター(ながのしせいしょうねんれんせいセンター)とは、長野県長野市にある青少年教育キャンプ施設。本稿では長野市青少年錬成センター分館(ながのしせいしょうねんれんせいセンターぶんかん)および長野市青少年山の家(ながのしせいしょうねんやまのいえ)についても述べる。
1969年から1980年にかけ、長野市青少年山の家が、1987年に長野市青少年錬成センターが、2001年に長野市青少年錬成センター分館が相次いで開設された。
青少年山の家は、主に小中学生を対象とした『自然の中の団体生活』、青少年錬成センターは、青少年を主な対象とした『心身ともに健全な青少年を育成する』という目的がある。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "長野市青少年錬成センター(ながのしせいしょうねんれんせいセンター)とは、長野県長野市にある青少年教育キャンプ施設。本稿では長野市青少年錬成センター分館(ながのしせいしょうねんれんせいセンターぶんかん)および長野市青少年山の家(ながのしせいしょうねんやまのいえ)についても述べる。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1969年から1980年にかけ、長野市青少年山の家が、1987年に長野市青少年錬成センターが、2001年に長野市青少年錬成センター分館が相次いで開設された。",
"title": "概要"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "青少年山の家は、主に小中学生を対象とした『自然の中の団体生活』、青少年錬成センターは、青少年を主な対象とした『心身ともに健全な青少年を育成する』という目的がある。",
"title": "目的"
}
] | 長野市青少年錬成センター(ながのしせいしょうねんれんせいセンター)とは、長野県長野市にある青少年教育キャンプ施設。本稿では長野市青少年錬成センター分館(ながのしせいしょうねんれんせいセンターぶんかん)および長野市青少年山の家(ながのしせいしょうねんやまのいえ)についても述べる。 | {{maplink2 |frame=yes |zoom=12 |frame-width=300
|type=point |marker=1 |title=長野市青少年錬成センター |coord={{Coord |36.647611 |138.127391 }}
|type2=point |marker2=2 |title2=長野市青少年錬成センター分館 |coord2={{Coord |36.6440609 |138.1188422 }}
|text=(1) 長野市青少年錬成センター<br />(2) 長野市青少年錬成センター分館<br />(3) 旧陣場平青少年山の家
|coord3={{Coord |36.647203 |138.080480 }}|marker3=3|title3=旧陣場平青少年山の家|type3=point}}
'''長野市青少年錬成センター'''(ながのしせいしょうねんれんせいセンター)とは、[[長野県]][[長野市]]にある青少年教育[[キャンプ]]施設。本稿では'''長野市青少年錬成センター分館'''(ながのしせいしょうねんれんせいセンターぶんかん)および'''長野市青少年山の家'''(ながのしせいしょうねんやまのいえ)についても述べる。
== 概要 ==
1969年から1980年にかけ、長野市青少年山の家が、1987年に長野市青少年錬成センターが、2001年に長野市青少年錬成センター分館が相次いで開設された。
== 目的 ==
青少年山の家は、主に小中学生を対象とした『自然の中の団体生活』<ref>{{Cite news|和書 |title=話題を追って=長野市青少年山の家、相次ぐ廃止 現代っ子は敬遠 |newspaper=信濃毎日新聞 |date=2001-11-08 |edition=朝刊、北信面、第6版 |page=16}}</ref>、青少年錬成センターは、青少年を主な対象とした『心身ともに健全な青少年を育成する』という目的がある<ref>{{Cite web |title=長野市青少年錬成センター |url=https://www.nagano-rensei.jp/ |access-date=2023-12-10 |language=ja}}</ref>。
== 建物 ==
=== 長野市青少年錬成センター ===
* 宿泊棟の新館・旧館、体育館、管理棟、工作棟からなり、アスレチックやキャンプ場、グラウンド、遊具がある屋外施設をもつ。
* 1987年開設、[[小田切]]の雄大な自然に触れることができるという特徴をもつ。
=== 長野市青年錬成センター分館 ===
[[File:Kagayakihiroba Otagiri.jpg|thumb|分館]]
* 廃校を利用した宿泊棟からなる。
* 2001年開設、1977年竣工の元小田切小中学校の廃校を利用している。
=== 廃止された施設 ===
[[ファイル:旧陣場平青少年山の家(中央右).png|サムネイル|中央に見える屋根が旧陣場平青少年山の家。{{国土航空写真}}]]
* 長野市青少年山の家 - 6つの施設があり、宿泊可能な自炊設備のある施設だった<ref name=":0">{{Cite news|和書 |title=長野市が青少年山の家を統廃合 利用者減少で半減へ |newspaper=信濃毎日新聞 |date=1993-03-21 |edition=朝刊、東北信面 |page=29}}</ref>。入浴施設がなかったりトイレが汲み取り式だったりすることによる利用者減少や老朽化などのため、2023年現在すべての施設が廃止または用途転換されている。現在は前述の青少年錬成センター・青少年錬成センター分館がその役割を担っている。
** 浅川青少年山の家 - 長野市真光寺にあった1980年竣工の木造2階建て<ref name=":1">{{Cite news|和書 |title=長野「青少年山の家」2カ所、閉鎖へ 市教委が決定 本年度末で |newspaper=信濃毎日新聞 |date=2004-12-17 |edition=朝刊、東北信面 |page=17}}</ref>。2004年廃止<ref name=":1" />。
** 小山田池青少年山の家- 同市篠ノ井有旅にあった1969年竣工の木造平屋建て<ref name=":1" />。2004年廃止<ref name=":1" />。
** 地蔵峠青少年山の家 - 同市松城町にあった1969年竣工の木造平屋建て<ref name=":2">{{Cite news|和書 |title=長野市の「青少年山の家」 2カ所を廃止へ 老朽化で |newspaper=信濃毎日新聞 |date=2000-03-01 |edition=朝刊、北信面 |page=18}}</ref>。2000年廃止<ref name=":2" />。なお、幾度か土砂崩れの対策が施された<ref>{{Cite web |title=市役所文書R3 |url=https://www.city.nagano.nagano.jp/kobunsho/p004924.html |website=長野市 |access-date=2023-12-10 |language=ja |last=長野市}}</ref>。
** 菅平青少年山の家 - 同市若穂保科にあった1972年竣工の建物。1993年から2000年の間に廃止<ref name=":0" />。
** 陣場平青少年山の家 - 同市七二会にあった1969年竣工の木造建造物。減築され現在は'''陣場平山の家'''として使われている。普段は施錠されており、外に簡易トイレが一基設置されている。
** 富士の塔青少年山の家 - 同市小鍋にあった1973年竣工の木造平屋建て<ref name=":2" />。2000年廃止<ref name=":2" />。
== 沿革 ==
* 1969年9月6日 - 陣場平・地蔵峠・小山田池青少年山の家が開設
* 1972年12月23日 - 菅平青少年山の家が開設
* 1973年6月- 富士の塔青少年山の家が開設
* 1980年4月1日 - 浅川青少年山の家が開設
* 1987年 - この年、長野市青少年錬成センターが開設
* 2000年 - 年度末までに地蔵峠・富士の塔青少年山の家が閉鎖
* 2001年 - この年、長野市青少年錬成センター分館が開設
* 2004年 - 年度末までに浅川・小山田池青少年山の家が閉鎖
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[少年自然の家]]
* [[廃校]]
== 外部リンク ==
* [https://www.nagano-rensei.jp/ 長野市青少年錬成センター]
* [https://www.city.nagano.nagano.jp/n603200/contents/p001652.html 青少年錬成センター - 長野市公式ホームページ]
* [https://www.city.nagano.nagano.jp/n603200/shisetsu/p000093.html 青少年錬成センター - 長野市公式ホームページ]
* [https://www.city.nagano.nagano.jp/reiki/H357901010043/H357901010043.html 長野市青少年錬成センターの設置及び管理に関する条例]
{{DEFAULTSORT:なかのしせいしようねんれんせいせんたあ}}
[[Category:長野市の建築物]]
[[Category:長野県のキャンプ場]] | 2023-12-10T01:58:20Z | 2023-12-19T06:31:58Z | false | false | false | [
"Template:Cite news",
"Template:Cite web",
"Template:Maplink2",
"Template:国土航空写真",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%87%8E%E5%B8%82%E9%9D%92%E5%B0%91%E5%B9%B4%E9%8C%AC%E6%88%90%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC |
4,864,563 | 丹羽旲 | 丹羽 旲(にわ ひろし、1942年7月29日 - )は、日本の経営者。東京都出身。
1965年に東京大学法学部公法学科を卒業し、同年に倉敷紡績に入社。1996年6月に取締役を就任し、1998年6月に常務を経て、2001年6月には社長に就任。2007年6月に会長に就任し、2010年6月には相談役に就任。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "丹羽 旲(にわ ひろし、1942年7月29日 - )は、日本の経営者。東京都出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1965年に東京大学法学部公法学科を卒業し、同年に倉敷紡績に入社。1996年6月に取締役を就任し、1998年6月に常務を経て、2001年6月には社長に就任。2007年6月に会長に就任し、2010年6月には相談役に就任。",
"title": "経歴"
}
] | 丹羽 旲は、日本の経営者。東京都出身。 | '''丹羽 旲'''(にわ ひろし、[[1942年]][[7月29日]] - )は、日本の[[経営者]]。[[東京都]]出身{{sfn|人事興信所|2009|loc=に6頁|ref=jinji-45-ge}}。
== 経歴 ==
[[1965年]]に[[東京大学]]法学部公法学科を卒業し、同年に[[倉敷紡績]]に入社{{sfn|人事興信所|2009|loc=に6頁|ref=jinji-45-ge}}。[[1996年]]6月に取締役を就任し、[[1998年]]6月に常務を経て、[[2001年]]6月には社長に就任{{sfn|人事興信所|2009|loc=に6頁|ref=jinji-45-ge}}。[[2007年]]6月に会長に就任し、2010年6月には相談役に就任{{sfn|人事興信所|2009|loc=に6頁|ref=jinji-45-ge}}<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXNMSJA21001_R10C10A5000000/ 人事、クラボウ]2010年 5月11日 日本経済新聞</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第45版 下|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 2009|pages = |url = |ref = jinji-45-ge}}
{{Normdaten}}
{{先代次代|倉敷紡績社長|2001年 - 2007年|[[真銅孝三]]|[[井上晶博]]}}
{{デフォルトソート:にわ ひろし}}
[[Category:21世紀日本の実業家]]
[[Category:倉敷紡績の人物]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:1942年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T01:59:47Z | 2023-12-10T01:59:47Z | false | false | false | [
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:Normdaten",
"Template:先代次代",
"Template:Sfn",
"Template:脚注ヘルプ"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%BE%BD%E6%97%B2 |
4,864,572 | 井上晶博 | 井上 晶博(いのうえ あきひろ、1948年8月11日 - )は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。
岡山県岡山市出身。1971年に慶應義塾大学商学部を卒業。2001年6月に取締役に就任し、2003年6月に常務、2006年6月に専務を経て、2007年6月に社長に就任。2014年6月に会長を経て、2016年6月に相談役に就任。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "井上 晶博(いのうえ あきひろ、1948年8月11日 - )は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "岡山県岡山市出身。1971年に慶應義塾大学商学部を卒業。2001年6月に取締役に就任し、2003年6月に常務、2006年6月に専務を経て、2007年6月に社長に就任。2014年6月に会長を経て、2016年6月に相談役に就任。",
"title": "来歴・人物"
}
] | 井上 晶博は、日本の経営者。倉敷紡績社長、会長を務めた。 | '''井上 晶博'''(いのうえ あきひろ、[[1948年]][[8月11日]] - )は、日本の[[経営者]]。[[倉敷紡績]]社長、会長を務めた。
== 来歴・人物 ==
[[岡山県]][[岡山市]]出身{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=い21頁|ref=jinji-45-jo}}。[[1971年]]に[[慶應義塾大学]]商学部を卒業し、同年に[[倉敷紡績]]に入社{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=い21頁|ref=jinji-45-jo}}。[[2001年]]6月に取締役に就任し、[[2003年]]6月に常務、[[2006年]]6月に専務を経て、[[2007年]]6月に社長に就任{{sfn|興信データ株式會社|2009|loc=い21頁|ref=jinji-45-jo}}。[[2014年]]6月に会長を経て、[[2016年]]6月に相談役に就任<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ250CV_V20C14A3TJ2000/ クラボウ社長に藤田氏]2014年 3月25日 日本経済新聞</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXLMSJA00601_Z00C16A5000000/ 人事、クラボウ]2016年 5月9日 日本経済新聞</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 興信データ株式會社| title = 人事興信録 第45版 上| publisher = 興信データ| series = | volume = | edition = | date = 2009年| pages = | url = |ref = jinji-45-jo}}
{{people-stub}}
{{デフォルトソート:いのうえ あきひろ}}
[[Category:21世紀日本の実業家]]
[[Category:倉敷紡績の人物]]
[[Category:慶應義塾大学出身の人物]]
[[Category:岡山市出身の人物]]
[[Category:1948年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T02:10:26Z | 2023-12-10T10:50:56Z | false | false | false | [
"Template:Sfn",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Citation",
"Template:People-stub"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%99%B6%E5%8D%9A |
4,864,574 | 豊田神社 | 豊田神社(とよたじんじゃ) | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "豊田神社(とよたじんじゃ)",
"title": null
}
] | 豊田神社(とよたじんじゃ) 豊田神社 (新発田市) - 新潟県新発田市にある神社。
豊田神社 (江戸川区) - 東京都江戸川区にある神社。
豊田神社 (益田市) - 島根県益田市にある神社。
豊田神社 (下関市) - 山口県下関市にある神社。
豊田神社 (花蓮港庁) - 台湾花蓮県寿豊郷にあった神社。 | '''豊田神社'''(とよたじんじゃ)
* [[豊田神社 (新発田市)]] - [[新潟県]][[新発田市]]にある神社。
* [[豊田神社 (江戸川区)]] - [[東京都]][[江戸川区]]にある神社。
* [[豊田神社 (益田市)]] - [[島根県]][[益田市]]にある神社。
* [[豊田神社 (下関市)]] - [[山口県]][[下関市]]にある神社。
* [[豊田神社 (花蓮港庁)]] - [[台湾]][[花蓮県]][[寿豊郷]]にあった神社。
{{aimai}}
{{デフォルトソート:とよたしんしや}}
[[Category:同名の神社]] | 2023-12-10T02:13:24Z | 2023-12-10T02:13:24Z | true | false | false | [
"Template:Aimai"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE |
4,864,579 | 上野治男 | 上野治男(うえのはるお)は、日本の警察官僚。
昭和40年、東京大学法学部を卒業し、警察庁入庁。兵庫県警察本部刑事部長や、在米大使館一等書記官を歴任。
昭和59年6月、京都府警察本部警務部長から、新設される内閣官房危機管理等特命事項担当室の初代室長に就任。
昭和64年1月7日の昭和天皇崩御の際、当時の内閣総理大臣・竹下登が皇居に赴く際、警察庁出身の総理大臣秘書官として付き添った。
その後、群馬県警察本部長や防衛庁教育訓練局長を歴任した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "上野治男(うえのはるお)は、日本の警察官僚。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "昭和40年、東京大学法学部を卒業し、警察庁入庁。兵庫県警察本部刑事部長や、在米大使館一等書記官を歴任。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "昭和59年6月、京都府警察本部警務部長から、新設される内閣官房危機管理等特命事項担当室の初代室長に就任。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "昭和64年1月7日の昭和天皇崩御の際、当時の内閣総理大臣・竹下登が皇居に赴く際、警察庁出身の総理大臣秘書官として付き添った。",
"title": "来歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "その後、群馬県警察本部長や防衛庁教育訓練局長を歴任した。",
"title": "来歴"
}
] | 上野治男(うえのはるお)は、日本の警察官僚。 | '''上野 治男'''(うえのはるお、)は、日本の警察官僚<ref name=":0">{{Cite web |title=contents |url=https://www.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/37488-0.html |website=www.diamond.co.jp |access-date=2023-12-10}}</ref>。
== 来歴 ==
{{Notice|年号表示について:年表の記載は元号ではなく西暦優先で記載ください(表記ガイド規定に準ずる)。}}
昭和40年、[[東京大学法学部]]を卒業し、[[警察庁]]入庁<ref name=":0" />。[[兵庫県警察本部]]刑事部長や、在米大使館[[一等書記官]]を歴任。
昭和59年6月、[[京都府警察本部]]警務部長から、新設される[[内閣官房危機管理等特命事項担当室]]の初代室長に就任。
昭和64年1月7日の[[昭和天皇]][[崩御]]の際、当時の[[内閣総理大臣]]・[[竹下登]]が[[皇居]]に赴く際、警察庁出身の[[内閣総理大臣秘書官]]として付き添った<ref>{{Cite web |title=“平成おじさん”誕生その時に…初めての証言 {{!}} 特集記事 |url=https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/15510.html |website=NHK政治マガジン |access-date=2023-12-10 |language=ja |last=日本放送協会}}</ref>。
その後、[[群馬県警察本部]]長や[[防衛庁]]教育訓練局長を歴任した<ref>{{Cite web |title=【警察・司法/リスクの中に自由あり】東京法令出版 |url=https://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?10144 |website=www.tokyo-horei.co.jp |access-date=2023-12-10}}</ref>。
== 著書 ==
* 「米国の警察」(良書普及会)
* 「現場で生かす リスクマネジメント」(ダイヤモンド社)
* 「リスクの中に自由あり─市民主役社会におけるリスクマネジメント」(東京法令出版)
== 出典 ==
<references />{{デフォルトソート:うえのはるお}}
[[Category:日本の警察官僚]]
[[Category:内閣総理大臣秘書官]]
[[Category:法学士取得者]]
[[Category:東京大学出身の人物]] | 2023-12-10T02:20:40Z | 2023-12-10T10:52:39Z | false | false | false | [
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E6%B2%BB%E7%94%B7 |
4,864,580 | 神部健 | 神部 健(かんべ けん、1905年11月29日 - 1982年5月27日)は、日本の経営者である。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長・会長を務めた。神奈川県出身。
1930年に東京帝国大学経済学部商業学科を卒業し、同年に日本生命保険に入社。1963年に専務を経て、1964年から1970年までに監査役を務めた。1964年にオリンパス光学工業に就任し、1967年に副社長を経て、1971年に社長に就任。その後は、1973年12月に会長を経て、1976年1月に相談役に就任。
1982年5月27日、心不全のために死去。76歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "神部 健(かんべ けん、1905年11月29日 - 1982年5月27日)は、日本の経営者である。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長・会長を務めた。神奈川県出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1930年に東京帝国大学経済学部商業学科を卒業し、同年に日本生命保険に入社。1963年に専務を経て、1964年から1970年までに監査役を務めた。1964年にオリンパス光学工業に就任し、1967年に副社長を経て、1971年に社長に就任。その後は、1973年12月に会長を経て、1976年1月に相談役に就任。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1982年5月27日、心不全のために死去。76歳没。",
"title": "経歴・人物"
}
] | 神部 健は、日本の経営者である。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長・会長を務めた。神奈川県出身。 | '''神部 健'''(かんべ けん、[[1905年]][[11月29日]] - [[1982年]][[5月27日]])は、日本の[[経営者]]である。オリンパス光学工業(現在の[[オリンパス]])社長・会長を務めた。[[神奈川県]]出身。
== 経歴・人物 ==
[[1930年]]に[[東京大学|東京帝国大学]]経済学部商業学科を卒業し、同年に[[日本生命保険]]に入社{{sfn|人事興信所|1979|loc=か216頁|ref=jinji-30-jo}}。[[1963年]]に専務を経て、[[1964年]]から[[1970年]]までに監査役を務めた{{sfn|人事興信所|1979|loc=か216頁|ref=jinji-30-jo}}。1964年に[[オリンパス|オリンパス光学工業]]に就任し、[[1967年]]に副社長を経て、[[1971年]]に社長に就任{{sfn|人事興信所|1979|loc=か216頁|ref=jinji-30-jo}}。その後は、[[1973年]]12月に会長を経て、[[1976年]]1月に相談役に就任{{sfn|人事興信所|1979|loc=か216頁|ref=jinji-30-jo}}。
[[1982年]][[5月27日]]、[[心不全]]のために死去<ref>1982年 5月29日 日本経済新聞 朝刊 p23</ref>。{{没年齢|1905|11|29|1982|5|27}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第30版 上|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1979|pages = |url = |ref = jinji-30-jo}}
{{デフォルトソート:かんへ けん}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:日本生命保険の人物]]
[[Category:オリンパスの人物]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:神奈川県出身の人物]]
[[Category:1905年生]]
[[Category:1982年没]] | 2023-12-10T02:23:59Z | 2023-12-14T08:09:18Z | false | false | false | [
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Citation"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%83%A8%E5%81%A5 |
4,864,582 | マッテオ・フェラーリ (モーターサイクリスト) | マッテオ・フェラーリ ( Matteo Ferrari, 1997年2月12日 - ) は、スイス・ロールバッハ出身のオートバイレーサー。2019年のロードレース世界選手権MotoEクラスチャンピオン
2013年からロードレース世界選手権へデビュー。初年度はインディアナポリスGPとバレンシアGPの15位がベストで、ライダーズランキング27位で終えた。
2015年を最後にMoto3を離れていたが、2019年からはMotoEクラスにトレンティーノ・グレシーニMotoEから参戦。[サンマリノグランプリ (ロードレース)|サンマリノGP]]のみの優勝だったが、初代王者に輝く。
スーパーバイク世界選手権には2020年にバルニ・レーシングチームから最終戦ポルトガルへ代走参戦した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "マッテオ・フェラーリ ( Matteo Ferrari, 1997年2月12日 - ) は、スイス・ロールバッハ出身のオートバイレーサー。2019年のロードレース世界選手権MotoEクラスチャンピオン",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2013年からロードレース世界選手権へデビュー。初年度はインディアナポリスGPとバレンシアGPの15位がベストで、ライダーズランキング27位で終えた。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2015年を最後にMoto3を離れていたが、2019年からはMotoEクラスにトレンティーノ・グレシーニMotoEから参戦。[サンマリノグランプリ (ロードレース)|サンマリノGP]]のみの優勝だったが、初代王者に輝く。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "スーパーバイク世界選手権には2020年にバルニ・レーシングチームから最終戦ポルトガルへ代走参戦した。",
"title": "経歴"
}
] | マッテオ・フェラーリ は、スイス・ロールバッハ出身のオートバイレーサー。2019年のロードレース世界選手権MotoEクラスチャンピオン | {{表記揺れ案内|表記1=マッテオ・フェッラーリ}}
{{Infobox motorcycle rider
| Name = マッテオ・フェラーリ
| image = MotoGP - Sachsenring 2015 - Matteo Ferrari (cropped).jpg
| caption = 2015年
| Nationality = {{ITA}}
| birth_date = {{birth date and age|1997|02|12|df=y}}
| birth_place = {{ITA}}・[[チェゼーナ]]
| Current team = [[グレシーニ・レーシング|Felo グレシーニ・MotoE]]
| Bike number = 11
| website =
| Moto3 Active years = {{MGP|2013}}–{{MGP|2015}}
| Moto3 Manufacturers = [[FTRモト|FTR]] [[Honda]], [[マヒンドラ&マヒンドラ|マヒンドラ]]
| Moto3 Championships = 0
| Moto3 Race Starts = 47
| Moto3 Race Wins = 0
| Moto3 Podiums = 0
| Moto3 Poles = 0
| Moto3 Fastest laps = 0
| Moto3 Total Points = 15
| Moto3 Last season = 2015年
| Moto3 Last position = 33位 (1 pt)
| MotoE Active years= [[2019年のMotoE|2019年]]–
| MotoE Manufacturers = [[エネルジカ]], [[ドゥカティ]]
| MotoE Championships = 1 ([[2019年のMotoE|2019年]])
| MotoE Race Starts = 48
| MotoE Race Wins = 10
| MotoE Podiums = 20
| MotoE Poles = 5
| MotoE Fastest laps= 7
| MotoE Total Points= 660.5
| MotoE Last season = 2023年
| MotoE Last position = 3位 (216 pts)
| SBK Active years = {{SBK|2020}}
| SBK Manufacturers = [[ドゥカティ]]
| SBK Championships = 0
| SBK Race Starts = 6
| SBK Race Wins = 0
| SBK Podiums = 0
| SBK Poles = 0
| SBK Fastest laps = 0
| SBK Total Points = 5
| SBK Last season = 2020年
| SBK Last position = 23位 (5 pts)
}}
'''マッテオ・フェラーリ''' ( ''Matteo Ferrari'', [[1997年]][[2月12日]] - ) は、[[イタリア]]・[[チェゼーナ]]出身の[[オートバイ]]レーサー。[[2019年のMotoE|2019年]]の[[ロードレース世界選手権]]MotoEクラスチャンピオン<ref>{{cite news |title=A Matteo Ferrari il primo titolo delle moto elettriche |url=https://www.gazzetta.it/Moto/17-11-2019/motoe-matteo-ferrari-vince-primo-titolo-moto-elettriche-3501163906069.shtml |accessdate=17 November 2019 |work=gazzetta.it |publisher=[[ガゼッタ・デロ・スポルト]]|date=17 November 2019|language=Italian}}</ref>
== 経歴 ==
===ロードレース世界選手権===
{{MGP|2013}}から[[ロードレース世界選手権]]へデビュー。初年度は[[インディアナポリスグランプリ|インディアナポリスGP]]と[[バレンシアグランプリ|バレンシアGP]]の15位がベストで、ライダーズランキング27位で終えた。
{{MGP|2015}}を最後にMoto3を離れていたが、[[2019年のMotoE|2019年]]からはMotoEクラスに[[グレシーニ・レーシング|トレンティーノ・グレシーニMotoE]]から参戦。[[サンマリノグランプリ (ロードレース)|サンマリノGP]]のみの優勝だったが、初代王者に輝く。
===その他===
[[スーパーバイク世界選手権]]には{{SBK|2020}}にバルニ・レーシングチームから最終戦[[エストリル・サーキット|ポルトガル]]へ代走参戦した。
== 戦績 ==
=== ロードレース世界選手権 戦績 ===
*'''[[Template:MotoGP results legend|凡例]]'''
*'''太字'''は[[ポールポジション]]、''斜体''は[[ファステストラップ]]。
====シーズン====
{| class="wikitable" style="font-size: 85%; text-align:center"
!シーズン
!クラス
!車両
!出走数
!優勝回数
!表彰台数
!ポールポジション
!ファステストラップ
!ポイント
!順位
|-
! {{MGP|2019|MotoE}}
|rowspan="5"| MotoE
|rowspan="4"| [[エネルジカ・エゴ|エネルジカ・エゴ・コルサ]]
| 6
| 2
| 3
| 0
| 1
| 99
|style="background:#ffffbf;"| '''1st'''
|-
! {{MGP|2020|MotoE}}
| 7
| 2
| 4
| 1
| 0
| 97
| style="background:#dfdfdf;"| '''2nd'''
|-
! {{MGP|2021|MotoE}}
| 7
| 1
| 1
| 0
| 1
| 86
|style="background:#ffdf9f;"| '''3rd'''
|-
! {{MGP|2022|MotoE}}
| 12
| 2
| 5
| 0
| 2
| 162.5
|style="background:#ffdf9f;"| '''3rd'''
|-
! {{MGP|2023|MotoE}}
| [[ドゥカティ|ドゥカティ・V21L]]
| 16
| 3
| 7
| 4
| 3
| 216
| style="background:#ffdf9f;"| '''3rd'''
|-
!colspan=4|合計
| '''48'''
| '''10'''
| '''20'''
| '''5'''
| '''7'''
| '''660.5'''
|}
==参照==
{{Reflist}}
==外部リンク==
* [https://www.coni.it/it/attivita-istituzionali/onorificenze/home/scheda-persona/schedaatleta.html?id=137777 Profile on coni.it]
{{S-start}}
{{S-sports}}
{{Succession box| before = | title = MotoEチャンピオン| after = [[ジョルディ・トーレス]] | years = 2019}}
{{S-end}}
{{MotoEクラス世界チャンピオン}}
{{DEFAULTSORT:ふえらあり まつてお}}
[[Category:イタリアのライダー]]
[[Category:Moto3のライダー]]
[[Category:MotoEのライダー]]
[[Category:スーパーバイク世界選手権のライダー]]
[[Category:1997年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T02:28:55Z | 2023-12-10T02:30:56Z | false | false | false | [
"Template:SBK",
"Template:Reflist",
"Template:S-start",
"Template:Succession box",
"Template:S-end",
"Template:表記揺れ案内",
"Template:Infobox motorcycle rider",
"Template:S-sports",
"Template:MotoEクラス世界チャンピオン",
"Template:MGP",
"Template:Cite news"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA_(%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88) |
4,864,584 | 内藤隆福 | 内藤 隆福(ないとう たかとみ、1903年5月15日 - 2009年7月8日)は、日本の経営者。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長、会長を務めた。東京都出身。
1931年に早稲田大学理工学部電気工学科を卒業し、同年に高千穂製作所(現在のオリンパス)に入社。1945年12月に取締役に就任し、1954年7月に常務、1963年12月に専務を経て、1967年6月に社長に就任。1971年12月に会長に就任し、1973年12月から相談役を務めた。
1971年4月に藍綬褒章を受章し、1976年11月に勲三等旭日中綬章を受章。
2009年7月8日老衰のために死去。106歳没。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "内藤 隆福(ないとう たかとみ、1903年5月15日 - 2009年7月8日)は、日本の経営者。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長、会長を務めた。東京都出身。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "1931年に早稲田大学理工学部電気工学科を卒業し、同年に高千穂製作所(現在のオリンパス)に入社。1945年12月に取締役に就任し、1954年7月に常務、1963年12月に専務を経て、1967年6月に社長に就任。1971年12月に会長に就任し、1973年12月から相談役を務めた。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1971年4月に藍綬褒章を受章し、1976年11月に勲三等旭日中綬章を受章。",
"title": "経歴・人物"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "2009年7月8日老衰のために死去。106歳没。",
"title": "経歴・人物"
}
] | 内藤 隆福は、日本の経営者。オリンパス光学工業(現在のオリンパス)社長、会長を務めた。東京都出身。 | '''内藤 隆福'''(ないとう たかとみ、[[1905年]][[5月15日]] - [[2009年]][[7月8日]])は、日本の[[経営者]]。オリンパス光学工業(現在の[[オリンパス]])社長、会長を務めた。[[東京都]]出身{{sfn|人事興信所|1985|loc=な14頁|ref=jinji-33-ge}}。
==経歴・人物==
[[1931年]]に[[早稲田大学]]理工学部電気工学科を卒業し、同年に高千穂製作所(現在の[[オリンパス]])に入社{{sfn|人事興信所|1985|loc=な14頁|ref=jinji-33-ge}}。[[1945年]]12月に取締役に就任し、[[1954年]]7月に常務、[[1963年]]12月に専務を経て、[[1967年]]6月に社長に就任{{sfn|人事興信所|1985|loc=な14頁|ref=jinji-33-ge}}。[[1971年]]12月に会長に就任し、[[1973年]]12月から相談役を務めた{{sfn|人事興信所|1985|loc=な14頁|ref=jinji-33-ge}}。
[[1971年]]4月に[[褒章|藍綬褒章]]を受章し、[[1976年]]11月に[[旭日章|勲三等旭日中綬章]]を受章{{sfn|人事興信所|1985|loc=な14頁|ref=jinji-33-ge}}。
[[2009年]][[7月8日]][[老衰]]のために死去<ref>2009年 7月13日 日本経済新聞 朝刊 p35</ref>。{{没年齢|1905|5|15|2009|7|8}}。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Citation|和書|author = 人事興信所 編|title = 人事興信録 第33版 下|publisher = 人事興信所|series = |volume = |edition = |date = 1985|pages = |url = |ref = jinji-33-ge}}
{{デフォルトソート:ないとう たかとみ}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:オリンパスの人物]]
[[Category:藍綬褒章受章者]]
[[Category:勲三等旭日中綬章受章者]]
[[Category:早稲田大学出身の人物]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:1905年生]]
[[Category:2009年没]]
[[Category:日本のセンテナリアン]] | 2023-12-10T02:31:29Z | 2023-12-10T15:43:02Z | false | false | false | [
"Template:Sfn",
"Template:没年齢",
"Template:脚注ヘルプ",
"Template:Reflist",
"Template:Citation"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%97%A4%E9%9A%86%E7%A6%8F |
4,864,585 | ニューカレドニア独立住民投票 | ニューカレドニア独立住民投票(ニューカレドニアどくりつじゅうみんとうひょう) | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ニューカレドニア独立住民投票(ニューカレドニアどくりつじゅうみんとうひょう)",
"title": null
}
] | ニューカレドニア独立住民投票(ニューカレドニアどくりつじゅうみんとうひょう) 1987年ニューカレドニア独立住民投票
2018年ニューカレドニア独立住民投票
2020年ニューカレドニア独立住民投票
2021年ニューカレドニア独立住民投票 | '''ニューカレドニア独立住民投票'''(ニューカレドニアどくりつじゅうみんとうひょう)
*{{仮リンク|1987年ニューカレドニア独立住民投票|en|1987 New Caledonian independence referendum}}
*[[2018年ニューカレドニア独立住民投票]]
*[[2020年ニューカレドニア独立住民投票]]
*[[2021年ニューカレドニア独立住民投票]]
{{デフォルトソート:にゆうかれとにあとくりつしゆうみんとうひよう}}
{{曖昧さ回避}} | 2023-12-10T02:33:07Z | 2023-12-10T02:33:07Z | false | false | false | [
"Template:仮リンク",
"Template:曖昧さ回避"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%89%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8 |
4,864,588 | 幅野初毅 | 幅野 初毅(はばの はつき、2005年 - )は日本出身のフォトグラファー、アーティスト、デザイナー。
2023年現在、京都芸術大学に在籍中。
風景写真祭2022「第17回美しい風景写真100人展」学生部門入賞。
第46回全国高等学校総合文化祭(とうきょう総文2022)写真部門優秀賞獲得。
その他、受賞歴多数。
京都の東山高等学校入学と同時に写真部に入部し、写真を始める。
高校時代は主に風景写真やアート写真を撮影している。
幅野の独創性あるアート写真は、全国的にも評価を受けている。アート写真では、幅野の代表作「雨上がりの小宇宙」が全国2位になっている。この作品は東京・上野の東京都美術館で展示された後に、大阪でも展示された。
その一方で、風景写真においても、全国的に有名なコンテストで風景写真出版と富士フィルムが主催している「美しい風景写真100人展」において入賞するなど、幅広いジャンルで撮影している。
その後は、高校3年の1月に京都で個展「高校生の写真展」を開催し、大和書房が運営するWebメディアの「I am」には、個展開催時における取材がある。
2023年4月に京都芸術大学に入学。
同学で写真と映像を専攻しながら、アーティストとしても活躍している。
2023年11月に同学が主催している「芸能祭」において、同学出身のプロのカメラマンと一緒に専属の撮影スタッフとして活動しており、幅野が撮影した写真についても、X(旧ツイッター)の同学公式アカウントにて公開されている。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "幅野 初毅(はばの はつき、2005年 - )は日本出身のフォトグラファー、アーティスト、デザイナー。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "2023年現在、京都芸術大学に在籍中。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "風景写真祭2022「第17回美しい風景写真100人展」学生部門入賞。",
"title": "主な受賞歴"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "第46回全国高等学校総合文化祭(とうきょう総文2022)写真部門優秀賞獲得。",
"title": "主な受賞歴"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "その他、受賞歴多数。",
"title": "主な受賞歴"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "京都の東山高等学校入学と同時に写真部に入部し、写真を始める。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "高校時代は主に風景写真やアート写真を撮影している。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "幅野の独創性あるアート写真は、全国的にも評価を受けている。アート写真では、幅野の代表作「雨上がりの小宇宙」が全国2位になっている。この作品は東京・上野の東京都美術館で展示された後に、大阪でも展示された。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "その一方で、風景写真においても、全国的に有名なコンテストで風景写真出版と富士フィルムが主催している「美しい風景写真100人展」において入賞するなど、幅広いジャンルで撮影している。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "その後は、高校3年の1月に京都で個展「高校生の写真展」を開催し、大和書房が運営するWebメディアの「I am」には、個展開催時における取材がある。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "2023年4月に京都芸術大学に入学。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "同学で写真と映像を専攻しながら、アーティストとしても活躍している。",
"title": "経歴"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "2023年11月に同学が主催している「芸能祭」において、同学出身のプロのカメラマンと一緒に専属の撮影スタッフとして活動しており、幅野が撮影した写真についても、X(旧ツイッター)の同学公式アカウントにて公開されている。",
"title": "経歴"
}
] | 幅野 初毅は日本出身のフォトグラファー、アーティスト、デザイナー。 2023年現在、京都芸術大学に在籍中。 | {{脚注の不足|date=2023年12月10日 (日) 03:41 (UTC)}}
'''幅野 初毅'''(はばの はつき、[[2005年]] - )は[[日本]]出身の[[写真家|フォトグラファー]]、[[芸術家|アーティスト]]、[[デザイナー]]。
2023年現在、[[京都芸術大学]]に在籍中。
== 主な受賞歴 ==
[[風景写真出版|風景写真祭]]2022「第17回美しい風景写真100人展」学生部門入賞。
第46回[[全国高等学校総合文化祭]](とうきょう総文2022)写真部門優秀賞獲得。
その他、受賞歴多数。
== 経歴 ==
[[京都]]の[[東山中学校・高等学校|東山高等学校]]入学と同時に写真部に入部し、写真を始める。
高校時代は主に[[風景写真]]や[[アート]]写真を撮影している。
幅野の[[独創性]]あるアート写真は、全国的にも評価を受けている。アート写真では、幅野の代表作「雨上がりの小宇宙」が全国2位になっている。この作品は[[東京]]・[[上野]]の[[東京都美術館]]で展示された後に、[[大阪]]でも展示された。
その一方で、風景写真においても、全国的に有名なコンテストで[[風景写真出版]]と[[富士フイルム|富士フィルム]]が主催している「美しい風景写真100人展」において入賞するなど、幅広いジャンルで[[撮影]]している。
その後は、高校3年の1月に京都で個展「高校生の写真展」を開催し、[[大和書房]]が運営するWeb[[メディア]]の「I am」には、個展開催時における[[取材]]がある。
2023年4月に京都芸術大学に入学。
同学で写真と映像を専攻しながら、アーティストとしても活躍している。
2023年11月に同学が主催している「芸能祭」において、同学出身の[[プロフェッショナル|プロ]]の[[カメラマン]]と一緒に[[専属]]の撮影[[スタッフ]]として活動しており、幅野が撮影した写真についても、X(旧[[Twitter|ツイッター]])の同学公式アカウントにて公開されている。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
==参考文献==
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/9154 高校生新聞ONLINE「第46回全国高校総合文化祭「写真部門」優秀校・入賞者一覧」.2023年1月10日閲覧
https://iam-iam.jp/19184/ Webメディア「I am」プロフィール幅野初毅.2023年6月28日閲覧
https://k-pac.org/events/11165/?cn-reloaded=1 京都芸術劇場春秋座studio21「第9回瓜生山芸能祭」.2023年12月10日閲覧
{{DEFAULTSORT:ははの はつき}}
[[Category:2005年生]]
[[Category:存命人物]] | 2023-12-10T02:46:30Z | 2023-12-27T04:33:38Z | false | false | false | [
"Template:脚注の不足",
"Template:Reflist"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%85%E9%87%8E%E5%88%9D%E6%AF%85 |
4,864,590 | ホッブス (ニューメキシコ州) | ホッブス(Hobbs)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州のリー郡にある都市。人口は4万0508人(2020年)。テキサス州境に近い。サウスウェスト大学が立地する学園都市である。
町の歴史は1907年に始まった。地名は、ホームステッド法によって入植した最初の人物、「ジェームズ・ホッブス」に由来する。1927年に石油が発見され、町は急速に発展した。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "ホッブス(Hobbs)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州のリー郡にある都市。人口は4万0508人(2020年)。テキサス州境に近い。サウスウェスト大学が立地する学園都市である。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "町の歴史は1907年に始まった。地名は、ホームステッド法によって入植した最初の人物、「ジェームズ・ホッブス」に由来する。1927年に石油が発見され、町は急速に発展した。",
"title": null
}
] | ホッブス(Hobbs)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州のリー郡にある都市。人口は4万0508人(2020年)。テキサス州境に近い。サウスウェスト大学が立地する学園都市である。 町の歴史は1907年に始まった。地名は、ホームステッド法によって入植した最初の人物、「ジェームズ・ホッブス」に由来する。1927年に石油が発見され、町は急速に発展した。 | {{Infobox settlement
| name = ホッブス
| official_name = Hobbs
| settlement_type = 市
| image_skyline = File:Hobbs New Mexico Public Library.jpg
| imagesize =
| image_caption = ホッブス図書館
| pushpin_map = USA
| pushpin_map_caption = アメリカ合衆国内の位置
| subdivision_type = 国
| subdivision_name = {{USA}}
| subdivision_type1 = 州
| subdivision_name1 = [[ニューメキシコ州]]
| subdivision_type2 = 郡
| subdivision_name2 = [[リー郡 (ニューメキシコ州)|リー郡]]
| unit_pref = Metric
| area_footnotes = <ref name="TigerWebMapServer">{{cite web|title=ArcGIS REST Services Directory|url=https://tigerweb.geo.census.gov/arcgis/rest/services/TIGERweb/Places_CouSub_ConCity_SubMCD/MapServer/5/query?where=STATE='35'&outFields=NAME,STATE,PLACE,AREALAND,AREAWATER,LSADC,CENTLAT,CENTLON&orderByFields=PLACE&returnGeometry=false&returnTrueCurves=false&f=json|publisher=United States Census Bureau|accessdate=October 12, 2022}}</ref>
| area_magnitude =
| area_total_km2 = 68.47
| area_land_km2 = 68.39
| area_water_km2 = 0.09
| area_total_sq_mi = 26.44
| area_land_sq_mi = 26.40
| area_water_sq_mi = 0.03
| population_as_of = 2020年
| population_footnotes =<ref>{{citeweb|url=https://www.census.gov/quickfacts/fact/table/hobbscitynewmexico/PST045222|title=Quickfacts.census.gov|accessdate=10 Dec 2023}}</ref>
| population_total = 40508
| population_density_km2 = auto
| population_density_sq_mi =
| coordinates = {{coord|32|43|41|N|103|09|36|W|region:US-NM_type:city|display=inline,title}}<ref name=gnis>{{GNIS|2410771}}</ref>
| website = {{URL|www.hobbsnm.org}}
|footnote =
}}
'''ホッブス'''(Hobbs)は、[[アメリカ合衆国]][[ニューメキシコ州]]の[[リー郡 (ニューメキシコ州)|リー郡]]にある都市。人口は4万0508人(2020年)。[[テキサス州]]境に近い。[[サウスウェスト大学 (ニューメキシコ州)|サウスウェスト大学]]が立地する[[学園都市]]である。
町の歴史は1907年に始まった。[[ホームステッド法]]によって[[国有地]]の処分が行われ、農地が[[開拓]]された。地名は、最初に[[入植]]した人物「ジェームズ・ホッブス」に由来する。1927年に[[石油]]が発見され、町は急速に発展した。
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 外部リンク ==
{{commons category}}
*{{Official|www.hobbsnm.org}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:ほつふす}}
[[Category:ニューメキシコ州の都市]] | 2023-12-10T02:56:24Z | 2023-12-10T05:25:10Z | false | false | false | [
"Template:Official",
"Template:Normdaten",
"Template:Infobox settlement",
"Template:Reflist",
"Template:Commons category"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%96%E3%82%B9_(%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E5%B7%9E) |
4,864,591 | 林田神社 (花蓮港庁) |
林田神社(はやしだじんじゃ)は、日本統治時代の台湾東部、花蓮港庁鳳林郡(中国語版)鳳林街(中国語版)(現在の花蓮県鳳林鎮)に存在した神社である。大正2年(1913年)、日本当局は花蓮県鳳林鎮の地に日本の台湾の官営日本人移民村(中国語版)として林田村 (花蓮港庁)(中国語版)を設立した。林田神社は大正4年(1915年)に建立され、例大祭は毎年10日に執り行われた。
2014年,鳳林鎮公所行政院環境保護署は「環保示範区計劃」名義で経費を申請し、元の設計図を基に鳥居と石燈籠(ただし、石燈籠の柱部分は正方形を円形と誤解した)を参道に設置した。ただし本来の「一の鳥居」の位置は現在の復興路にあたるため、場所を移動して設置しなおされた。2016年9月6日、神社の「玉垣」、「神社拝殿および本殿基壇」が「林田神社残蹟」の名義で「花蓮県歷史建築」に指定された。 | [
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "林田神社(はやしだじんじゃ)は、日本統治時代の台湾東部、花蓮港庁鳳林郡(中国語版)鳳林街(中国語版)(現在の花蓮県鳳林鎮)に存在した神社である。大正2年(1913年)、日本当局は花蓮県鳳林鎮の地に日本の台湾の官営日本人移民村(中国語版)として林田村 (花蓮港庁)(中国語版)を設立した。林田神社は大正4年(1915年)に建立され、例大祭は毎年10日に執り行われた。",
"title": null
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "2014年,鳳林鎮公所行政院環境保護署は「環保示範区計劃」名義で経費を申請し、元の設計図を基に鳥居と石燈籠(ただし、石燈籠の柱部分は正方形を円形と誤解した)を参道に設置した。ただし本来の「一の鳥居」の位置は現在の復興路にあたるため、場所を移動して設置しなおされた。2016年9月6日、神社の「玉垣」、「神社拝殿および本殿基壇」が「林田神社残蹟」の名義で「花蓮県歷史建築」に指定された。",
"title": null
}
] | 林田神社(はやしだじんじゃ)は、日本統治時代の台湾東部、花蓮港庁鳳林郡鳳林街(現在の花蓮県鳳林鎮)に存在した神社である。大正2年(1913年)、日本当局は花蓮県鳳林鎮の地に日本の台湾の官営日本人移民村として林田村 (花蓮港庁)を設立した。林田神社は大正4年(1915年)に建立され、例大祭は毎年10日に執り行われた。 2014年,鳳林鎮公所行政院環境保護署は「環保示範区計劃」名義で経費を申請し、元の設計図を基に鳥居と石燈籠(ただし、石燈籠の柱部分は正方形を円形と誤解した)を参道に設置した。ただし本来の「一の鳥居」の位置は現在の復興路にあたるため、場所を移動して設置しなおされた。2016年9月6日、神社の「玉垣」、「神社拝殿および本殿基壇」が「林田神社残蹟」の名義で「花蓮県歷史建築」に指定された。 | {{神社
|名称=林田神社
|画像=[[File:林田.jpg|250px]]
|所在地=[[花蓮港庁]]{{仮リンク|鳳林郡|zh|鳳林郡}}(現在の[[花蓮県]][[鳳林x]]
|所在地=[[花蓮港庁]]{{仮リンク|鳳林郡|zh|鳳林郡}}(現在の[[花蓮県]][[鳳林]]
|祭神=[[能久親王]]<br/>[[大国魂命]]<br/>[[大己貴命]]<br/>[[少彦名命]]
|社格= 無格社
|創建=[[1915年]]([[大正]]4年)
| 緯度度 =23 | 緯度分 =44 | 緯度秒 =55.79 | N(北緯)及びS(南緯) = N
| 経度度 = 121|経度分 = 27| 経度秒 =56.38 | E(東経)及びW(西経) = E
| ISO = TW
|地図 = Taiwan
|ラベル位置 = left
}}
{{tw monument
|name=林田神社残蹟
|formername=
|image=
|imagename=
|othername=
|formalname=
|level=歷史建築
|class=其他設施
|time=
|destroyed=
|date=
|material=
|location=
|when=
|quantity=
|reg_url=https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/historicalBuilding/20160906000001
}}
'''林田神社'''(はやしだじんじゃ)は、[[日本統治時代の台湾]]東部、[[花蓮港庁]]{{仮リンク|鳳林郡|zh|鳳林郡}}{{仮リンク|鳳林街|zh|鳳林街}}(現在の[[花蓮県]][[鳳林鎮]])に存在した神社である。
== 歴史 ==
=== 日本統治時代 ===
[[大正]]2年([[1913年]])、[[日本]]当局は花蓮県鳳林鎮の地に日本の{{仮リンク|台湾の官営日本人移民村|zh|台灣日治時期日本移民村}}として{{仮リンク|林田村 (花蓮港庁)|zh|林田移民村}}を設立した。翌大正3年(1914)、日本人移民は心のよりどころを求め、林田村の笠井寬二、酒井亀太郎、清平福平の3人が「神社建立申請書」を時の[[台湾総督]]・[[佐久間左馬太]]に提出{{r|文}}。翌大正4年に着工開始、同年6月6日に鎮座式が挙行された。例大祭は毎年10月6日に執り行われた。
[[太平洋戦争]]開戦後の昭和20年(1945年)には[[花蓮市]]をはじめとした[[花蓮港庁]]一帯もアメリカ軍の空襲を受け、林田神社は社務所が焼失している{{r|文}}。
=== 戦後 ===
1945年の日本敗戦で日本人住民が引き揚げた後も林田神社の建築は「鳳林区忠烈祠」に改装され、[[清朝]]の末期に[[広州]]で発生した民衆蜂起・[[黄花崗起義]]の戦死者72名の霊「黃花崗七十二烈士」が神道の神に代わって祀られた{{r|文}}。毎年3月29日の「青年節」の折は鳳林鎮各区域の学校関係者が記念大会に集った。古老の記憶によれば、教師の先導によって忠烈祠を参拝する折は、まず隊列を組んでから手水鉢で手を洗い、拝殿前に列を組み、教師が代表して革命戦士に敬意を表した{{r|文}}。
民国61年(1972年)、時の日本国総理大臣・[[田中角栄]]が[[中華人民共和国]]と国交を回復する一方、[[中華民国]]の台湾は日本との断交に追い込まれる{{r|文}}。民國63年(1974年)2月25日台湾内務省は「內民字第573901號函」において『日本統治時代の日本帝国主義による記念遺跡』として「日本神社の遺跡を徹底的に撤去すべき」と明記した。この折に台湾国内の神社遺構は大部分が破壊された。林田神社もその中に含まれていた{{r|文}}。
2014年,鳳林鎮公所{{仮リンク|行政院環境保護署|zh|行政院環境保護署}}は「環保示範区計劃」名義で経費を申請し、元の設計図を基に[[鳥居]]と[[石燈籠]](ただし、石燈籠の柱部分は正方形を円形と誤解した)を参道に設置した{{r|文}}。ただし本来の「一の鳥居」の位置は現在の復興路にあたるため、場所を移動して設置しなおされた{{r|文}}。2016年9月6日、神社の「玉垣」、「神社拝殿および本殿基壇」が「林田神社残蹟」の名義で「花蓮県歷史建築」に指定された{{r|文}}。
== 神職 ==
* 小松兼太郎 : 昭和5年(1930年)<ref>{{Cite web |url=http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action |title=中研院臺史所《臺灣總督府職員錄》 |access-date=2018-02-21 |archive-date=2019-07-13 |archive-url=https://web.archive.org/web/20190713180357/http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action |dead-url=no }}</ref>
* 立川虎之助 : 昭和6年(1931年)から昭和20年(1945年)
== ギャラリー ==
<gallery>
File:林田神社玉垣.jpg|玉垣
File:林田神社拜殿及本殿基壇.jpg|拝殿および本殿の基壇
File:林田神社殘跡.jpg|遺構
File:林田神社入口.jpg|一の鳥居
File:世紀鳳林百年林田紀念碑.jpg|世紀鳳林百年林田紀念碑
File:Lin Tian Shrine, stone fence, Fenglin Township, Hualien County (Taiwan).jpg
</gallery>
==参考文献==
{{reflist|refs=
<ref name="文">{{cite web |url=https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/historicalBuilding/20160906000001 |title=林田神社殘蹟 |accessdate=2020-09-06 |publisher=文化部文化資產局 |work=國家文化資產資料庫 |archive-date=2020-11-28 |archive-url=https://web.archive.org/web/20201128173404/https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/historicalBuilding/20160906000001 |dead-url=no }}</ref>
}}
==関連項目==
*[[台湾の神社]]
*[[吉野神社 (花蓮港庁)|吉野神社]]
*[[豊田神社 (花蓮港庁)|豊田神社]]
{{DEFAULTSORT:はやしたしんしや}}
[[Category:台湾の神社]]
[[Category:現存しない台湾の建築物]]
[[Category:花蓮県の歴史]] | 2023-12-10T03:05:01Z | 2023-12-10T13:08:23Z | false | false | false | [
"Template:神社",
"Template:Tw monument",
"Template:仮リンク",
"Template:R",
"Template:Reflist",
"Template:Cite web"
] | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E8%8A%B1%E8%93%AE%E6%B8%AF%E5%BA%81) |
Subsets and Splits
No community queries yet
The top public SQL queries from the community will appear here once available.