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wav/OKA_0451.wav|トップシークレットだ。あえて部外者のお前に1つだけ教えてやれるとするなら、こいつの名前は『電話レンジ(仮)』だということぐらいだ
wav/OKA_0452.wav|そのままの意味だ。名前はまだ仮なのだ
wav/OKA_0453.wav|だが名前以外は教えることはできないぞ
wav/OKA_0454.wav|む、それは……
wav/OKA_0455.wav|クリスティーナと言ったか、貴様
wav/OKA_0456.wav|このレンジの秘密を教えてほしければ、俺と取引してもらおうか
wav/OKA_0457.wav|まず1つ。貴様にはラボメンとなってもらう
wav/OKA_0458.wav|ラボメンだ、馬鹿者! ラボラトリーメンバー!
wav/OKA_0459.wav|他者に秘密を漏らさないという誓約書を書いてもらうさ。もし破ったら、貴様がムッツリスケベのHENTAIだと『サイエンス』誌に告発する
wav/OKA_0460.wav|ラボメンとなった暁には、帰国するまでゲストとしてその頭脳を我がラボのために役立ててもらって結構だ
wav/OKA_0461.wav|そんなものはない! ここはサークルであって会社ではないのだ
wav/OKA_0462.wav|取って食ったりしないから安心しろ
wav/OKA_0463.wav|しないっつーの!
wav/OKA_0464.wav|2つめの条件は──
wav/OKA_0465.wav|この俺が貴様に対して行ったセクハラ一歩手前の行為について、すべて不問にすることだ!
wav/OKA_0466.wav|ダルに言われたくない。ちなみにダルのセクハラ行為はこの件に含まれない。そっちは2人で話し合え
wav/OKA_0467.wav|こちらからの要求は以上だ! この2点を呑めないのなら、今すぐお引き取り願おう!
wav/OKA_0468.wav|……ククク、さあ、どうする? 悪くない取引だと思うがな
wav/OKA_0469.wav|貴様が&rs顎&rtがく&re関節症になろうと知ったことではない! 要求を呑むか呑まないか、さあ答えろクリスティーナ!
wav/OKA_0470.wav|ククク、いい返事だ。今この瞬間、君はラボメンナンバー004となった
wav/OKA_0471.wav|歓迎しよう、クリスティーナ。いや、&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&reよ
wav/OKA_0472.wav|…………
wav/OKA_0473.wav|なにか言ったか、天才“HENTAI”少女
wav/OKA_0474.wav|分かればいいのだ。では本題に入ろう。ダルよ、クリスティーナに──
wav/OKA_0475.wav|紅莉栖くんに、これまでに我々が行った実験について説明してやりたまえ
wav/OKA_0476.wav|…………
wav/OKA_0477.wav|貴様の見解を聞こう
wav/OKA_0478.wav|俺に指図しないでもらおうか。俺はマッドサイエンティストの鳳凰──
wav/OKA_0479.wav|…………
wav/OKA_0480.wav|そっちはどうだった?
wav/OKA_0481.wav|やはりテレポートなのだよ。人類史上初のな!
wav/OKA_0482.wav|現実から目を背けるな。その目で見たものがすべてだ
wav/OKA_0483.wav|ならば天才少女よ、今の現象はなんだと言うのだ?
wav/OKA_0484.wav|……例えば、テレポートできる物の大きさに限度があるのかもしれん
wav/OKA_0485.wav|実験にはいつも、同じからあげを使っていた。1パック12個入りだ
wav/OKA_0486.wav|もちろん皿無しの状態でもやってみたが、変化なしだった
wav/OKA_0487.wav|電話レンジではなく、電話レンジ(仮)だ
wav/OKA_0488.wav|なに!? そんな話は初耳だぞ!?
wav/OKA_0489.wav|それはいつのことだ?
wav/OKA_0490.wav|だが待て。ダルよ、お前は言ったはずだぞ。ドクター中鉢の発表会は中止になったと──
wav/OKA_0491.wav|そう言えばその時間、俺はダルにメールをした。着信しなかったのか?
wav/OKA_0492.wav|ああ。だがダルのケータイにはなぜか1週間以上前に届いていて……
wav/OKA_0493.wav|俺はいつも真実しか言わん! というかそこまで言うなら、送信履歴を見せてやる
wav/OKA_0494.wav|ない……
wav/OKA_0495.wav|なぜ、ないんだ……? 俺は確かに送ったぞ。昼の1時前には──
wav/OKA_0496.wav|なるほどな……。そういうことだったのか
wav/OKA_0497.wav|黙れ! 俺は気付いた! 気付いてしまったのだ!
wav/OKA_0498.wav|俺が送ったメールの不可思議な現象と、放電が起きたことには、ずばり──
wav/OKA_0499.wav|なにか関係がある!
wav/OKA_0500.wav|…………
wav/OKA_0501.wav|は?
wav/OKA_0502.wav|それを調べるのがお前の仕事だクリスティーナ
wav/OKA_0503.wav|そこ! 俺の言動を全否定するな!
wav/OKA_0504.wav|ダル、放電現象が起きたときの電話レンジ(仮)の状態を教えろ
wav/OKA_0505.wav|ダル、&rsX68000&rtペケロッパ&reでどんな操作を?
wav/OKA_0506.wav|まゆり、ジューシーからあげナンバーワンを電話レンジ(仮)の中へ!
wav/OKA_0507.wav|これで、放電現象が起きたときの条件は再現したはずだな?
wav/OKA_0508.wav|そこに突っ立っている助手!
wav/OKA_0509.wav|他に誰がいるのだ!
wav/OKA_0510.wav|いいから俺のメルアドになにかメールを送れ!
wav/OKA_0511.wav|使えない助手だな
wav/OKA_0512.wav|ダル、お前のケータイからメールを!
wav/OKA_0513.wav|適当でいい!
wav/OKA_0514.wav|『クリスティーナはHENTAI』これで送れ!
wav/OKA_0515.wav|この裏切り者め……!
wav/OKA_0516.wav|なぜ俺なのだ!
wav/OKA_0517.wav|そういうことだ
wav/OKA_0518.wav|おい待て、開けるなまゆり!
wav/OKA_0519.wav|ぜ、全員、ケガはないか?
wav/OKA_0520.wav|大丈夫か? 火傷とかしてないか?
wav/OKA_0521.wav|ク、ククク、フゥーハハハ! す、すべて計算通り!
wav/OKA_0522.wav|ジューシーからあげナンバーワンは、偉大な実験の成功のため尊い犠牲となったのだ。冥福を祈ろうではないか
wav/OKA_0523.wav|うるさい、黙れお前たち
wav/OKA_0524.wav|フ、フハハ、フゥーハハハハ!
wav/OKA_0525.wav|すべてが繋がった。一連の出来事が意味する、唯一無二の答え
wav/OKA_0526.wav|この電話レンジ(仮)に隠された機能の真実、それが見えた……!
wav/OKA_0527.wav|直感というより、そう、これは確信ッ
wav/OKA_0528.wav|まず最初に言っておこう。大発明のほとんどは、なにかの研究中に起こる偶然の産物である、と。これをセレンディピティと言う
wav/OKA_0529.wav|メールは“過去”へと送られた
wav/OKA_0530.wav|溶けかけたからあげは冷凍状態に“戻った”
wav/OKA_0531.wav|房から千切られたバナナは房へと“戻った”
wav/OKA_0532.wav|その、まさかだ……!
wav/OKA_0533.wav|この電話レンジ(仮)は──
wav/OKA_0534.wav|タイムマシンだ……!
wav/OKA_0535.wav|なあ、『サンボ』に牛丼でも食いにいかないか?
wav/OKA_0536.wav|腹は減ってないのか?
wav/OKA_0537.wav|フン……煮え切らない男め
wav/OKA_0538.wav|き、貴様……! 今、なんと言った!?
wav/OKA_0539.wav|寝ぼけているのか?
wav/OKA_0540.wav|そのラージハドロンコライダーとはなんなんだ?
wav/OKA_0541.wav|お前、人でないものにも性欲を……
wav/OKA_0542.wav|そう言えば少し前は、工場や高速道路の高架下がたまらないとか言っていたな
wav/OKA_0543.wav|節操がなさすぎる
wav/OKA_0544.wav|SERNか……
wav/OKA_0545.wav|ジョン・タイター!
wav/OKA_0546.wav|それは偽者である可能性もある。俺が言っているジョン・タイターは、10年前に現れた方だ
wav/OKA_0547.wav|とにかくジョン・タイターが、SERNのことについて触れていた
wav/OKA_0548.wav|タイターはこんな“予言”を残した。すなわち、2034年までにSERNがタイムマシンを完成させると……!
wav/OKA_0549.wav|10年前だろうが今だろうが、どちらでもいい。それより気にならないか、ダル
wav/OKA_0550.wav|この奇妙な符合は、&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択である可能性が高い!