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wav/OKA_0651.wav|なっ……
wav/OKA_0652.wav|ゼリーマンズレポート、というのはなんだ?
wav/OKA_0653.wav|ではそれは後回しだ。タイムマシンについて探してくれ
wav/OKA_0654.wav|ジャックさんのIDでは調べられないのか?
wav/OKA_0655.wav|では、今日のところはこれまでか……
wav/OKA_0656.wav|妙、というと?
wav/OKA_0657.wav|バグ?
wav/OKA_0658.wav|暗号化されている可能性は?
wav/OKA_0659.wav|気になるな
wav/OKA_0660.wav|ご苦労だった。もう休め、ダル
wav/OKA_0661.wav|……!
wav/OKA_0662.wav|…………
wav/OKA_0663.wav|ククク、そうか……今、点が線で繋がろうとしているぞ
wav/OKA_0664.wav|ジョン・タイター、SERN、タイムマシン……
wav/OKA_0665.wav|ダルよ、もしかするとそのプログラムの正体、判明するかもしれんぞ
wav/OKA_0666.wav|俺のひらめきが正しければ、ジョン・タイターが知っている……!
wav/OKA_0667.wav|なんとでも言うがいい。答えはすぐに出る
wav/OKA_0668.wav|来た!
wav/OKA_0669.wav|ク、ククク……。やはりな
wav/OKA_0670.wav|ダルよ、俺の予想は正しかった
wav/OKA_0671.wav|判明したぞ、そのプログラムの正体が
wav/OKA_0672.wav|ククク、否……断じて否だっ! 我らにとってこの発見はまさに必然。これこそが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だということだっ!
wav/OKA_0673.wav|ならば聞くが、外部からの&cTIPSC;クラッキング&cMESC;に対する最高のセキュリティ方法はなんだ?
wav/OKA_0674.wav|故にそこに眠るのは、SERNにとって最重要の機密だということだ!
wav/OKA_0675.wav|俺の頭の中に眠る膨大な&rs禁書目録&rtインデックス&reに記述されている、とでも言っておこう
wav/OKA_0677.wav|まゆり、大事な話があるから集まれ!
wav/OKA_0678.wav|聞こえるとか聞こえないとかの問題ではないのだ!
wav/OKA_0679.wav|これは我ら未来ガジェット研究所にとって、いや人類の未来にとって運命を左右する会議なのだよ!
wav/OKA_0680.wav|だからもっとこう、秘密めいた感じというか、企んでいる感じを出したい
wav/OKA_0681.wav|2人とも聞け! これより未来ガジェット研究所は、緊急極秘作戦を発動させる!
wav/OKA_0682.wav|これは世界を陰から操る巨大な闇との戦いの第一歩となるだろう! 敵はSERN! 世界的な研究機関でありながら邪悪な研究に魅入られた連中である!
wav/OKA_0683.wav|いいか、世界にマッドサイエンティストは2人いらん。ヤツらに先んじられる前に、我らが出し抜いてやるのだ……!
wav/OKA_0684.wav|ヤツらはヤツらだ
wav/OKA_0685.wav|つまり、このアキバのどこかにあるという、幻のレトロPC……IBN5100を手に入れるっ
wav/OKA_0686.wav|そうだったな……
wav/OKA_0687.wav|まあ、それができるのはダルだけなのだから、そっちは任せる
wav/OKA_0688.wav|ではIBN5100の捜索は、俺とまゆりで──
wav/OKA_0689.wav|…………
wav/OKA_0690.wav|いいだろう。この件は俺がなんとかする。そうと決まった以上、俺のやり方に口出しは無用だ。分かったな?
wav/OKA_0691.wav|なかなかのテクだな
wav/OKA_0692.wav|初めて!? 自転車に!?
wav/OKA_0693.wav|今からバイトか
wav/OKA_0694.wav|ちょうどよかった。お前に話がある
wav/OKA_0695.wav|このオンボロブラウン管屋に、なにを準備することがある?
wav/OKA_0696.wav|ならば話をさせてもらおう
wav/OKA_0697.wav|あまり……俺を怒らせない方がいい
wav/OKA_0698.wav|IBN5100はどこにある
wav/OKA_0699.wav|ふめ……? なに?
wav/OKA_0700.wav|昨日のお前の口振りは、知っているように見えた
wav/OKA_0701.wav|ならば、その知り合いのところへ案内してもらおう。イヤだとは言わせん。拒否すればお前はこの世の地獄を見ることになる
wav/OKA_0702.wav|どういう意味だ? まさか想像上の存在か──
wav/OKA_0703.wav|…………
wav/OKA_0704.wav|済まなかった
wav/OKA_0705.wav|欲情しているのは貴方ではないのか、ミスターブラウン
wav/OKA_0706.wav|いい目をしているな、バイト戦士。現代人にはない、野獣さながらのギラギラした輝きがある
wav/OKA_0707.wav|その目を忘れるな、そうすればお前は必ずや、バイト戦士から真の戦士へとクラスチェンジできるだろう
wav/OKA_0708.wav|SERNとの&cTIPSC;&rs最終聖戦&rtラグナロック&re&cMESC;の暁には、ともに戦おうではないか。それまで精進するがいい
wav/OKA_0709.wav|SERNとの最終決戦だ
wav/OKA_0710.wav|当たり前だ、今初めて明かしたのだからな。&rs最終聖戦&rtラグナロック&reは俺が起こす。世界を作り替えるためにだ!
wav/OKA_0711.wav|やはり一緒に探す気になったか。いいラボメン精神だ
wav/OKA_0712.wav|…………
wav/OKA_0713.wav|で、どこで買うつもりだ?
wav/OKA_0714.wav|だが『サンボ』はこの時間だとまだ開店していないぞ──
wav/OKA_0715.wav|星なんて見えないだろう
wav/OKA_0716.wav|哲学的なことを言うのは結構だが、道のど真ん中で立ち止まるのは危ないだろうが
wav/OKA_0717.wav|助手か。ここでなにをしている
wav/OKA_0718.wav|気にするな。イライラしているのはお前が原因ではない
wav/OKA_0719.wav|お前だって以前、俺のことを何度もにらんだだろう
wav/OKA_0720.wav|イヤというより、常識外れなのだ
wav/OKA_0721.wav|それでクリスティーナ、ここでなにをしている?
wav/OKA_0722.wav|なんだ? なにを拗ねている
wav/OKA_0723.wav|なにをバカな。お前はすでにラボメンなのだぞ。ラボの利益のために働いてもらわないと困る
wav/OKA_0724.wav|人工衛星を見に来たのか?
wav/OKA_0725.wav|そもそもあれはどこの人工衛星だったのだ?
wav/OKA_0726.wav|そうか、あれも“機関”の差し金だったのだ……! あのとき、ラジ館にいたこの俺を抹殺するためのな!
wav/OKA_0727.wav|“機関”は“機関”だ。正式名称は別にあるが、その存在を知る者は全員、畏怖の感情をこめて“機関”とだけ呼ぶ
wav/OKA_0728.wav|世界を陰から操る、国家を超越した秘密機関であり、政治、経済、宗教、すべてを掌握しているのだ
wav/OKA_0729.wav|どうかしたか?
wav/OKA_0730.wav|なにをそんなに興奮しているのだ。ちなみに電話レンジではなく、電話レンジ(仮)であって──
wav/OKA_0731.wav|……進展はない。実験を繰り返してみたが、今のところあの放電現象、および過去へ遡るメールは一度も再現できていない
wav/OKA_0732.wav|そう言うな。メール魔が改心したのだから、それについてきちんと評価してやらねばならない
wav/OKA_0733.wav|その言葉、そっくりそのまま返してやるぞ、クリスティーナ
wav/OKA_0734.wav|ほう、俺の真名を覚えていたか。いかにも、我が名は鳳凰院凶真だ
wav/OKA_0735.wav|どこが皮肉なのだ? お前は俺の正しい名を呼んだ。なにも間違いはない。助手としていい心がけだ
wav/OKA_0736.wav|俺は岡部ではない!
wav/OKA_0737.wav|なんのことだ?
wav/OKA_0738.wav|そうか、だからお前、初めて会ったとき俺から強引にケータイを奪ったのだな
wav/OKA_0739.wav|しただろう。俺が定時報告をしているときに、お前は俺の手から──
wav/OKA_0740.wav|いや。なんでもない
wav/OKA_0741.wav|それで、電話レンジ(仮)の話だったな
wav/OKA_0742.wav|お前はあの実験の後、“タイムマシンなどウソだ”などと悲痛な叫びを上げていた。過去のトラウマでも思い出したか
wav/OKA_0743.wav|そう、あれはまだ5歳の頃。クリスティーナはアーカンソー州の草原で雷に──
wav/OKA_0744.wav|のどかな風景を思い浮かべたとき、最初に浮かんだ州の名はアーカンソーであり、次に浮かんだのがオレゴンだった
wav/OKA_0745.wav|では答えよ、クリスティーナ! なぜあのとき“ウソ”だと言った!?
wav/OKA_0746.wav|トンデモ科学だと? なにをバカな
wav/OKA_0747.wav|お前もはっきり見たはずだ、メールが過去へと跳んだあの現象を! バナナが瞬間移動したその瞬間を!
wav/OKA_0748.wav|だが実際に起きた。お前は自分自身の目で見たことを否定するのか? 現実よりも理論こそが正しいと言うのか? ならば一生、詭弁を弄して言葉遊びをしているがいい
wav/OKA_0749.wav|量子論など、俺からしてみれば言葉遊びにしか見えないということだ
wav/OKA_0750.wav|現象に対して素直になれ。起きたことがすべてであり、起きていないこと、観測できていないことはすべて仮説でしかない
wav/OKA_0751.wav|だが仮説が間違っている場合もある。かのアインシュタインでさえ、間違えたことがあるのだ