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wav/OKA_2056.wav|IBN5100について、他に情報はないか? 超レアなPCなのだ
wav/OKA_2057.wav|お前はカリスマメイドとして、このアキバに強いネットワークを持っているだろう? それを使って、今アキバにあるIBN5100を探してもらいたい
wav/OKA_2058.wav|条件……?
wav/OKA_2059.wav|……聞こう
wav/OKA_2060.wav|家だと? お前の家はどこだ?
wav/OKA_2061.wav|なんだ、お前アキバに住んでいるのか
wav/OKA_2062.wav|……で?
wav/OKA_2063.wav|なぜお前たちまで付いてくるんだ?
wav/OKA_2064.wav|む……?
wav/OKA_2065.wav|なんという幸運!
wav/OKA_2066.wav|おい指圧師!
wav/OKA_2067.wav|聞いているのか、&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&re!
wav/OKA_2068.wav|桐生萌郁!
wav/OKA_2069.wav|お前、ラボからIBN5100を持ち出したか?
wav/OKA_2070.wav|俺はお前の仕業とは思いたくない。仲間だからな。しかしお前はあのPCに異常な執着を見せていた
wav/OKA_2071.wav|どうだ? やったのかやってないのか
wav/OKA_2072.wav|見つけたが、なくなった
wav/OKA_2073.wav|案ずることはない。やっていたとしてもお前を警察に突き出すような真似はしない。アレを返してさえもらえるならな
wav/OKA_2074.wav|知らない……のか?
wav/OKA_2075.wav|済まない、指圧師よ
wav/OKA_2076.wav|俺は、ラボメンであるお前を、仲間を、疑ってしまった……!
wav/OKA_2077.wav|最低な男だな。殴ってくれても構わない
wav/OKA_2078.wav|だが、これだけは分かってくれ。……俺は“機関”から命を狙われ続けた結果、誰も信じることができなくなってしまったんだ……
wav/OKA_2079.wav|俺は常に疑心暗鬼で……、どれだけ仲間に囲まれていても、いつも、孤独を感じている……。滑稽だよな……
wav/OKA_2080.wav|お、俺の語りは完全スルーか……
wav/OKA_2081.wav|…………
wav/OKA_2082.wav|……な……に?
wav/OKA_2083.wav|お前、萌郁のことを知っているのか?
wav/OKA_2084.wav|なぜ知っている!?
wav/OKA_2085.wav|俺が……
wav/OKA_2086.wav|ダルは? あの女のことを覚えているのか?
wav/OKA_2087.wav|…………
wav/OKA_2088.wav|ときに、まゆり。フェイリスの本名はなんていうんだ?
wav/OKA_2089.wav|現実逃避はよせ、ダルよ。フェイリス・ニャンニャンは所詮、源氏名だ
wav/OKA_2090.wav|で、まゆり、どうなんだ? 知らないのか?
wav/OKA_2091.wav|特に口止めされているわけでもないんだろう? それに、これから自宅に行けばすぐに分かることだぞ
wav/OKA_2092.wav|秋葉……か
wav/OKA_2093.wav|超高級マンション……だと……?
wav/OKA_2094.wav|住所、聞き間違えたか……?
wav/OKA_2095.wav|まさかフェイリスは、“機関”の手に落ちたのか!?
wav/OKA_2096.wav|怪しげな黒服連中に命じられるまま、俺を組織の網の中へと呼び寄せ、一網打尽にするつもりだな!?
wav/OKA_2097.wav|お前こそ妄想乙だな
wav/OKA_2098.wav|まゆりとダルは勝手についてきた。迷惑なようなら帰らせる
wav/OKA_2099.wav|というか、自宅でもその語尾は変わらないのか?
wav/OKA_2100.wav|あくまでとぼける気か、秋葉留未穂
wav/OKA_2101.wav|しかしこの家はいったいどういうことだ。アキバの一等地の超高級マンションとは
wav/OKA_2102.wav|フェイリス……お前、いったい何者だ?
wav/OKA_2103.wav|とぼけるな。ちゃんと説明しないならば、帰らせてもらう!
wav/OKA_2104.wav|はあ?
wav/OKA_2105.wav|秋葉という姓……。まさか秋葉原の代々の大地主の名だとでも言うのかー!?
wav/OKA_2106.wav|なぜだ?
wav/OKA_2107.wav|俺はフェイリスLOVEなどではない!
wav/OKA_2108.wav|あまり調子に乗らないでもらおうか、フェイリス・ニャンニャン。でなければ、この高級マンション全体が血に染まることになるぞ
wav/OKA_2109.wav|家にわざわざ呼びつけて自らのセレブっぷりを見せ付け、この俺との交渉において精神的優位に立とうとしたのだろうが、無駄なこと
wav/OKA_2110.wav|なぜなら、俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だからだ!
wav/OKA_2111.wav|分けるもなにも、お前はすでに“フェイリス・ニャンニャン”として確立しているではないか
wav/OKA_2112.wav|意識しすぎているのはお前の方だと言うことだ、フェイリス
wav/OKA_2113.wav|お前は自意識過剰なのだ。俺にとってお前はどこまで行っても、“勝てる気がしない”ネコ耳メイドでしかない!
wav/OKA_2114.wav|それでフェイリスよ、IBN5100を探す代わりにお前が要求する交換条件とは、いったいなんだ?
wav/OKA_2115.wav|……よく吟味して条件を出すことだな
wav/OKA_2116.wav|俺の右手は……一度解き放たれるとあらゆるものを破壊し、後にはなにも残らない……とだけ言っておく
wav/OKA_2117.wav|…………
wav/OKA_2118.wav|いかにも。俺たちは人類史上初のタイムマシン実験に成功済みだ
wav/OKA_2119.wav|だが勘違いするな
wav/OKA_2120.wav|タイムマシンとはいっても、机の引き出しを搭乗口にしている青い猫専用の4畳半タイムマシンほど万能ではない
wav/OKA_2121.wav|俺たちが成功したのは、過去の誰かのケータイに18文字までのメールを送れるというレベルだ
wav/OKA_2122.wav|ただし、これだけでもノーベル物理学賞ものであり、人類の歴史を塗り替える超絶スーパーな発明だがな
wav/OKA_2123.wav|タイムマシンは我がラボにおける最重要機密事項だ。どうしても使いたいと言うならば、ラボメンになってもらう必要があるが?
wav/OKA_2124.wav|契約書などは存在しない。必要なのは……そう、契約者同士による血の盟約のみ
wav/OKA_2125.wav|汝、フェイリス・ニャンニャンよ。&rs古&rtいにしえ&reより&rs超古代語&rtハイ・エンシェント・ワード&reにて語り継がれる法典に従い、ラボメンへと加わることを望むのならば──
wav/OKA_2126.wav|その肉、その骨、その血を天の&rs杯&rtさかずき&reへと捧げることを誓い、盟約という名の洗礼を受けよ
wav/OKA_2127.wav|さすれば古代の神はそれに応え、汝にラボメンナンバーを授けるだろう
wav/OKA_2128.wav|──!?
wav/OKA_2129.wav|ではフェイリス、お前をラボメンナンバー007に認定する
wav/OKA_2130.wav|ああ。そういうことになる。ただし他言無用だ。裏切り者には死を。それが我がラボの掟だと覚えておけ
wav/OKA_2131.wav|ククク……。まゆり、お前は実に無邪気だな
wav/OKA_2132.wav|……俺だ。……ああ、フェイリスはまんまと俺の思惑にはまったよ。所詮、17歳の小娘ということだ
wav/OKA_2133.wav|あの猫娘は、俺との交換条件によって、人類の夢、禁断の果実であるタイムマシンを使うという欲望を満たしたつもりでいるが──
wav/OKA_2134.wav|この俺、鳳凰院凶真の手の平の上で踊らされていることに気付いていない
wav/OKA_2135.wav|……フッ、俺が猫娘との条件を受けた理由だと? そんなもの、決まっているだろう? すなわち──
wav/OKA_2136.wav|あの猫娘は実験台なのだ
wav/OKA_2137.wav|……なに? 外道、とはひどい言い草だな。あながち間違ってはいないがね。ククク
wav/OKA_2138.wav|……ああ。つまりフェイリスは、俺たちを利用したつもりでいて──
wav/OKA_2139.wav|実は逆に、飛んで火に入る夏の虫状態だったというわけだ。フゥーハハハ!
wav/OKA_2140.wav|……では、予定通りに次の実験に移行する。すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ。エル・プサイ・コングルゥ
wav/OKA_2141.wav|むほっ!?
wav/OKA_2142.wav|気付くのが遅かったな、フェイリス・ニャンニャン
wav/OKA_2143.wav|すでに血の盟約は為された。契約を破れば、お前という人間には破滅が訪れるだろう
wav/OKA_2144.wav|もう、逃げることは叶わんぞ
wav/OKA_2145.wav|タイムマシン──正確には電話レンジ(仮)と呼ぶが、それは我がラボにある
wav/OKA_2146.wav|いや、実際にその秒数を動かすわけではない
wav/OKA_2147.wav|放電現象が起きた時点で送れば、過去へは届くのだ
wav/OKA_2148.wav|故にバタフライ効果により、残りの秒数についてはキャンセルされるはず
wav/OKA_2149.wav|俺だ。そちらの状況を伝えろ
wav/OKA_2150.wav|あの女……! 切りやがった!
wav/OKA_2151.wav|鳳凰院凶真だ。無言で切るな
wav/OKA_2152.wav|こっちの番号は表示されているだろう!?
wav/OKA_2153.wav|それはつまり、この俺、鳳凰院凶真の狂気ぶりに畏怖を覚えたというわけだな。それなら仕方な──
wav/OKA_2154.wav|あいつ、また切った! また切ったぞ!
wav/OKA_2155.wav|岡部倫太郎ですけど、電話レンジ(仮)の設定を少しいじってほしいんです