【84V10】高等学校学習指導要領(平成30年告示及び一部改正)コード表 Ver 1.0
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国語
400
(1) 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8414503221000000
国語
401
ア 文章の種類を踏まえて,内容や構成,展開,描写の仕方などを的確に捉えること。
8414503221100000
国語
402
イ 語り手の視点や場面の設定の仕方,表現の特色について評価することを通して,内容を解釈すること。
8414503221200000
国語
403
ウ 他の作品と比較するなどして,文体の特徴や効果について考察すること。
8414503221300000
国語
404
エ 文章の構成や展開,表現の仕方を踏まえ,解釈の多様性について考察すること。
8414503221400000
国語
405
オ 作品に表れているものの見方,感じ方,考え方を捉えるとともに,作品が成立した背景や他の作品などとの関係を踏まえ,作品の解釈を深めること。
8414503221500000
国語
406
カ 作品の内容や解釈を踏まえ,人間,社会,自然などに対するものの見方,感じ方,考え方を深めること。
8414503221600000
国語
407
キ 設定した題材に関連する複数の作品などを基に,自分のものの見方,感じ方,考え方を深めること。
8414503221700000
国語
408
(2) (1)に示す事項については,例えば,次のような言語活動を通して指導するものとする。
8414503222000000
国語
409
ア 作品の内容や形式について,書評を書いたり,自分の解釈や見解を基に議論したりする活動。
8414503222100000
国語
410
イ 作品の内容や形式に対する評価について,評論や解説を参考にしながら,論述したり討論したりする活動。
8414503222200000
国語
411
ウ 小説を,脚本や絵本などの他の形式の作品に書き換える活動。
8414503222300000
国語
412
エ 演劇や映画の作品と基になった作品とを比較して,批評文や紹介文などをまとめる活動。
8414503222400000
国語
413
オ テーマを立てて詩文を集め,アンソロジーを作成して発表し合い,互いに批評する活動。
8414503222500000
国語
414
カ 作品に関連のある事柄について様々な資料を調べ,その成果を発表したり短い論文などにまとめたりする活動。
8414503222600000
国語
415
3 内容の取扱い
8414505000000000
国語
416
(1) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕における授業時数については,次の事項に配慮するものとする。
8414505100000000
国語
417
ア 「A書くこと」に関する指導については,30~40単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
8414505110000000
国語
418
イ 「B読むこと」に関する指導については,100~110単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
8414505120000000
国語
419
(2) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕に関する指導については,次の事項に配慮するものとする。
8414505200000000
国語
420
ア 「B読むこと」に関する指導については,必要に応じて,文学の変遷を扱うこと。
8414505210000000
国語
421
(3) 教材については,次の事項に留意するものとする。
8414505300000000
国語
422
ア 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「B読むこと」の教材は,近代以降の文学的な文章とすること。また,必要に応じて,翻訳の文章,古典における文学的な文章,近代以降の文語文,演劇や映画の作品及び文学などについての評論文などを用いることができること。
8414505310000000
国語
423
イ 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「A書くこと」及び「B読むこと」のそれぞれの(2)に掲げる言語活動が十分行われるよう教材を選定すること。
8414505320000000
国語
424
第5 国語表現
8415500000000000
国語
425
1 目 標 言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
8415502000000000
国語
426
(1) 実社会に必要な国語の知識や技能を身に付けるようにする。
8415502100000000
国語
427
(2) 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし,実社会における他者との多様な関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
8415502200000000
国語
428
(3) 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ,我が国の言語文化の担い手としての自覚を深め,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
8415502300000000
国語
429
2 内 容
8415503000000000
国語
430
〔知識及び技能〕
8415503100000000
国語
431
(1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8415503110000000
国語
432
ア 言葉には,自己と他者の相互理解を深める働きがあることを理解すること。
8415503111000000
国語
433
イ 話し言葉と書き言葉の特徴や役割,表現の特色について理解を深め,伝え合う目的や場面,相手,手段に応じた適切な表現や言葉遣いを理解し,使い分けること。
8415503112000000
国語
434
ウ 自分の思いや考えを多彩に表現するために必要な語句の量を増し,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすること。
8415503113000000
国語
435
エ 実用的な文章などの種類や特徴,構成や展開の仕方などについて理解を深めること。
8415503114000000
国語
436
オ 省略や反復などの表現の技法について理解を深め使うこと。
8415503115000000
国語
437
(2) 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8415503120000000
国語
438
ア 自分の思いや考えを伝える際の言語表現を豊かにする読書の意義と効用について理解を深めること。
8415503121000000
国語
439
〔思考力,判断力,表現力等〕
8415503200000000
国語
440
A 話すこと・聞くこと
8415503210000000
国語
441
(1) 話すこと・聞くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8415503211000000
国語
442
ア 目的や場に応じて,実社会の問題や自分に関わる事柄の中から話題を決め,他者との多様な交流を想定しながら情報を収集,整理して,伝え合う内容を検討すること。
8415503211100000
国語
443
イ 自分の主張の合理性が伝わるよう,適切な根拠を効果的に用いるとともに,相手の反論を想定して論理の展開を考えるなど,話の構成や展開を工夫すること。
8415503211200000
国語
444
ウ 自分の思いや考えが伝わるよう,具体例を効果的に配置するなど,話の構成や展開を工夫すること。
8415503211300000
国語
445
エ 相手の反応に応じて言葉を選んだり,場の状況に応じて資料や機器を効果的に用いたりするなど,相手の同意や共感が得られるように表現を工夫すること。
8415503211400000
国語
446
オ 論点を明確にして自分の考えと比較しながら聞き,話の内容や構成,論理の展開,表現の仕方を評価するとともに,聞き取った情報を吟味して自分の考えを広げたり深めたりすること。
8415503211500000
国語
447
カ 視点を明確にして聞きながら,話の内容に対する共感を伝えたり,相手の思いや考えを引き出したりする工夫をして,自分の思いや考えを広げたり深めたりすること。
8415503211600000
国語
448
キ 互いの主張や論拠を吟味したり,話合いの進行や展開を助けたりするために発言を工夫するなど,考えを広げたり深めたりしながら,話合いの仕方や結論の出し方を工夫すること。
8415503211700000
国語
449
(2) (1)に示す事項については,例えば,次のような言語活動を通して指導するものとする。
8415503212000000
国語
450
ア 聴衆に対してスピーチをしたり,面接の場で自分のことを伝えたり,それらを聞いて批評したりする活動。
8415503212100000
国語
451
イ 他者に連絡したり,紹介や依頼などをするために話をしたり,それらを聞いて批評したりする活動。
8415503212200000
国語
452
ウ 異なる世代の人や初対面の人にインタビューをしたり,報道や記録の映像などを見たり聞いたりしたことをまとめて,発表する活動。
8415503212300000
国語
453
エ 話合いの目的に応じて結論を得たり,多様な考えを引き出したりするための議論や討論を行い,その記録を基に話合いの仕方や結論の出し方について批評する活動。
8415503212400000
国語
454
オ 設定した題材について調べたことを,図表や画像なども用いながら発表資料にまとめ,聴衆に対して説明する活動。
8415503212500000
国語
455
B 書くこと
8415503220000000
国語
456
(1) 書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8415503221000000
国語
457
ア 目的や意図に応じて,実社会の問題や自分に関わる事柄の中から適切な題材を決め,情報の組合せなどを工夫して,伝えたいことを明確にすること。
8415503221100000
国語
458
イ 読み手の同意が得られるよう,適切な根拠を効果的に用いるとともに,反論などを想定して論理の展開を考えるなど,文章の構成や展開を工夫すること。
8415503221200000
国語
459
ウ 読み手の共感が得られるよう,適切な具体例を効果的に配置するなど,文章の構成や展開を工夫すること。
8415503221300000
国語
460
エ 自分の考えを明確にし,根拠となる情報を基に的確に説明するなど,表現の仕方を工夫すること。
8415503221400000
国語
461
オ 自分の思いや考えを明確にし,事象を的確に描写したり説明したりするなど,表現の仕方を工夫すること。
8415503221500000
国語
462
カ 読み手に対して自分の思いや考えが効果的に伝わるように書かれているかなどを吟味して,文章全体を整えたり,読み手からの助言などを踏まえて,自分の文章の特長や課題を捉え直したりすること。
8415503221600000
国語
463
(2) (1)に示す事項については,例えば,次のような言語活動を通して指導するものとする。
8415503222000000
国語
464
ア 社会的な話題や自己の将来などを題材に,自分の思いや考えについて,文章の種類を選んで書く活動。
8415503222100000
国語
465
イ 文章と図表や画像などを関係付けながら,企画書や報告書などを作成する活動。
8415503222200000
国語
466
ウ 説明書や報告書の内容を,目的や読み手に応じて再構成し,広報資料などの別の形式に書き換える活動。
8415503222300000
国語
467
エ 紹介,連絡,依頼などの実務的な手紙や電子メールを書く活動。
8415503222400000
国語
468
オ 設定した題材について多様な資料を集め,調べたことを整理したり話し合ったりして,自分や集団の意見を提案書などにまとめる活動。
8415503222500000
国語
469
カ 異なる世代の人や初対面の人にインタビューをするなどして聞いたことを,報告書などにまとめる活動。
8415503222600000
国語
470
3 内容の取扱い
8415505000000000
国語
471
(1) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕における授業時数については,次の事項に配慮するものとする。
8415505100000000
国語
472
ア 「A話すこと・聞くこと」に関する指導については,40~50単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
8415505110000000
国語
473
イ 「B書くこと」に関する指導については,90~100単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
8415505120000000
国語
474
(2) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕に関する指導については,次の事項に配慮するものとする。
8415505200000000
国語
475
ア 「A話すこと・聞くこと」に関する指導については,必要に応じて,発声や発音の仕方,話す速度などを扱うこと。
8415505210000000
国語
476
イ 「B書くこと」に関する指導については,必要に応じて,文章の形式などを扱うこと。
8415505220000000
国語
477
(3) 教材については,次の事項に留意するものとする。
8415505300000000
国語
478
ア 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「A話すこと・聞くこと」の教材は,必要に応じて,音声や画像の資料などを用いることができること。
8415505310000000
国語
479
イ 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「A話すこと・聞くこと」及び「B書くこと」のそれぞれの(2)に掲げる言語活動が十分行われるよう教材を選定すること。
8415505320000000
国語
480
第6 古典探究
8416500000000000
国語
481
1 目 標 言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
8416502000000000
国語
482
(1) 生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに,我が国の伝統的な言語文化に対する理解を深めることができるようにする。
8416502100000000
国語
483
(2) 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし,古典などを通した先人のものの見方,感じ方,考え方との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
8416502200000000
国語
484
(3) 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって古典に親しみ自己を向上させ,我が国の言語文化の担い手としての自覚を深め,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
8416502300000000
国語
485
2 内 容
8416503000000000
国語
486
〔知識及び技能〕
8416503100000000
国語
487
(1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8416503110000000
国語
488
ア 古典に用いられている語句の意味や用法を理解し,古典を読むために必要な語句の量を増すことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすること。
8416503111000000
国語
489
イ 古典の作品や文章の種類とその特徴について理解を深めること。
8416503112000000
国語
490
ウ 古典の文の成分の順序や照応,文章の構成や展開の仕方について理解を深めること。
8416503113000000
国語
491
エ 古典の作品や文章に表れている,言葉の響きやリズム,修辞などの表現の特色について理解を深めること。
8416503114000000
国語
492
(2) 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8416503120000000
国語
493
ア 古典などを読むことを通して,我が国の文化の特質や,我が国の文化と中国など外国の文化との関係について理解を深めること。
8416503121000000
国語
494
イ 古典を読むために必要な文語のきまりや訓読のきまりについて理解を深めること。
8416503122000000
国語
495
ウ 時間の経過による言葉の変化や,古典が現代の言葉の成り立ちにもたらした影響について理解を深めること。
8416503123000000
国語
496
エ 先人のものの見方,感じ方,考え方に親しみ,自分のものの見方,感じ方,考え方を豊かにする読書の意義と効用について理解を深めること。
8416503124000000
国語
497
〔思考力,判断力,表現力等〕
8416503200000000
国語
498
A 読むこと
8416503210000000
国語
499
(1) 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
8416503211000000