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162 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い れるものではない。単元など内容や時間のたずたりの䞭で䟋えば䞻䜓的に孊 習に取り組めるよう孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりしお自 身の孊びや倉容を自芚できる堎面をどこに蚭定するか察話によっお自分の考え などを広げたり深めたりする堎面をどこに蚭定するか孊びの深たりを぀くり出 すために児童が考える堎面ず教垫が教える堎面をどのように組み立おるかず いった芖点で授業改善を進めるこずが求められる。たた児童や孊校の実態に応 じ倚様な孊習掻動を組み合わせお授業を組み立おおいくこずが重芁であり単 元のたずたりを芋通した孊習を行うに圓たり基瀎ずなる知識及び技胜の習埗に課 題が芋られる堎合にはそれを身に付けるために児童の䞻䜓性を匕き出すなど の工倫を重ね確実な習埗を図るこずが必芁である。  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進めるに圓たり特に 「深い孊び」の芖点に関しお各教科等の孊びの深たりの鍵ずなるのが「芋方・ 考え方」である。各教科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方である「芋 方・考え方」を習埗・掻甚・探究ずいう孊びの過皋の䞭で働かせるこずを通じ おより質の高い深い孊びに぀なげるこずが重芁である。  䜓育科においおは䜓育や保健の芋方・考え方を働かせ課題の解決を図るず ずもに孊習掻動を通しお運動の楜しさや喜びを味わったり健康の倧切さを実感 したりするこずを重芖するこずが倧切である。 (2) 䞀郚の領域の指導に偏るこずのないよう授業時数を配圓するこず。  (2) は䞻ずしお運動領域の内容の指導に察しおの授業時数を指すものである が各領域の授業時数の配圓に圓たっおは䞀郚の領域に偏るこずなく党おの領 域の指導がバランスよく行われるようにするずずもに領域別の授業時数の配圓 はある皋床の幅をもっお考えおもよいこずを瀺したものである。これに぀いお は目暙及び内容が「第孊幎及び第孊幎」  「第孊幎及び第孊幎」  「第 孊幎及び第孊幎」の䞉段階に分けお瀺されおいるこずずの関連で児童の実態 に応じた指導がより適切に行われるよう内容の取扱いに偏りがない限り䜎・ 䞭・高孊幎の䞉区分ごずの耇数孊幎の䞭で匟力的な扱いを工倫するこずが倧切で ある。したがっお幎間蚈画の䜜成に圓たっおは二぀の孊幎を䞀぀の単䜍ずし おその䞭で各運動皮目の単元構成や幎間配圓時間配圓を工倫しおいくこずが 考えられる。  このような幎間蚈画における匟力的な扱いによっお䞀人䞀人の児童がじっく りず孊習に取り組むこずができるばかりでなく指導内容の確実な定着を図るこ ずが可胜ずなる。たたこのような幎間蚈画の匟力化による孊習指導の効果は
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163  指導蚈画の 䜜成 これからの小孊校䜓育科の目指す方向である生涯にわたっお運動やスポヌツを豊 かに実践しおいくこずの基瀎を培うこずを促すものずなる。 (3) 第の第孊幎及び第孊幎の内容の「保健」に配圓する授業時 数は孊幎間で単䜍時間皋床たた第の第孊幎及び第孊 幎の内容の「保健」に配圓する授業時数は孊幎間で16単䜍時間 皋床ずするこず。  (3) は保健領域に配圓する授業時数に぀いお第孊幎及び第孊幎では 単䜍時間第孊幎及び第孊幎では16単䜍時間に若干の幅をもたせお「皋床」 ずしたものである。  これは䜓育科の目暙を螏たえ心ず䜓を䞀䜓ずしお捉え䟋えば䜓ほぐし の運動ず心の健康けがの防止や病気の予防ず運動の実践などの指導に圓たっ お運動領域ず保健領域ずの密接な関連をもたせお指導するように配慮する必芁 があるためである。 (4) 第の第孊幎及び第孊幎の内容の「保健」䞊びに第孊幎及 び第孊幎の内容の「保健」 以䞋「保健」ずいう。 に぀いおは 効果的な孊習が行われるよう適切な時期にある皋床たずたった時間 を配圓するこず。  (4) は保健領域の指導に぀いお児童の興味・関心や意欲などを高めながら 内容のたずたりを芋通しお効果的に孊習を進めるためには孊習時間を継続的又 は集䞭的に蚭定するこずが望たしいこずを瀺しおいる。 (5) 䜎孊幎においおは第章総則の第のの(1) を螏たえ他教科 等ずの関連を積極的に図り指導の効果を高めるようにするずずも に幌皚園教育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに育っおほしい姿ず の関連を考慮するこず。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を 䞭心ずした合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定を行うな どの工倫をするこず。  (5) は䜎孊幎の児童の孊習䞊の特性や傟向を考慮し他教科等ずの関連を積 極的に図るようにするこず及び幌皚園教育ずの関連を図るこずに぀いお瀺した䞊 で特に小孊校入孊圓初における教育課皋線成䞊の工倫に぀いお瀺したものであ
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164 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い る。  第章総則第の(1) においおは孊校段階等間の接続における幌児期の教 育ず小孊校教育の接続に぀いお次のように瀺しおいる。   「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿を螏たえた指導を工倫するこずによ り幌皚園教育芁領等に基づく幌児期の教育を通しお育たれた資質・胜力を螏た えお教育掻動を実斜し児童が䞻䜓的に自己を発揮しながら孊びに向かうこずが 可胜ずなるようにするこず。  たた䜎孊幎における教育党䜓においお䟋えば生掻科においお育成する自立 し生掻を豊かにしおいくための資質・胜力が他教科等の孊習においおも生かさ れるようにするなど教科等間の関連を積極的に図り幌児期の教育及び䞭孊幎 以降の教育ずの円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特に小孊校入孊圓初 においおは幌児期においお自発的な掻動ずしおの遊びを通しお育たれおきたこ ずが各教科等における孊習に円滑に接続されるよう生掻科を䞭心に合科 的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定など指導の工倫や指導蚈画の䜜成を 行うこず。 」ずしおいる。  幌児期は自発的な掻動ずしおの遊びを通しお呚りの人や物自然などの環境 に䜓ごず関わり党身で感じるなど掻動ず堎䜓隓ず感情が密接に結び付いおい る。小孊校䜎孊幎の児童は同じような発達の特性をもっおおり具䜓的な䜓隓を 通しお感じたこずや考えたこずなどを垞に自分なりに組み換えながら孊んでい る。こうした特性を生かし他教科等における孊習により育たれた資質・胜力を 孊習に生かすこずでより効果的に資質・胜力を育むこずに぀ながるずずもに 各教科の特質に応じた孊習ぞず分化しおいく孊習に円滑に適応しおいくこずがで きるようになるこずから教科等間の関連を図った指導の工倫を行うこずが重芁 である。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心に合科的・関連的な指導 を行ったり児童の生掻の流れを倧切にしお匟力的に時間割を工倫した指導を 行ったりしお幌児期の終わりたでに育った姿が発揮できるよう教育課皋線成䞊 の工倫スタヌトカリキュラムが重芁である。  こうしたこずを螏たえ䜓育科においおは育成を目指す資質・胜力を明らか にした䞊で䟋えば生掻科の「孊校家庭及び地域の生掻に関する内容」ず関 連付け斜蚭や甚具の安党に気を付けお運動遊びができるようにしたり氎遊び の心埗を守るなど危険を回避するこずができるようにしたりするこずなどが考え られる。  たた幌皚園等においお幌皚園教育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに育っお ほしい姿を考慮した指導が行われおいるこずを螏たえ䟋えば 「健康な心ず 䜓」  「道埳性・芏範意識の芜生え」  「思考力の芜生え」  「豊かな感性ず衚珟」な
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165  指導蚈画の 䜜成 ど幌児期の終わりたでに育っおほしい姿ずの関連を考慮し䜓を䜿った遊びの芁 玠を取り入れお楜しく運動遊びに取り組み健康な心ず䜓の育成を図るこずなど が考えられる。 (6) 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難 さに応じた指導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。  障害者の暩利に関する条玄に掲げられたむンクルヌシブ教育システムの構築を 目指し児童の自立ず瀟䌚参加を䞀局掚進しおいくためには通垞の孊玚通玚 による指導特別支揎孊玚特別支揎孊校においお児童の十分な孊びを確保 し䞀人䞀人の児童の障害の状態や発達の段階に応じた指導や支揎を䞀局充実さ せおいく必芁がある。  通垞の孊玚においおも発達障害を含む障害のある児童が圚籍しおいる可胜性 があるこずを前提に党おの教科等においお䞀人䞀人の教育的ニヌズに応じた きめ现かな指導や支揎ができるよう障害皮別の指導の工倫のみならず各教科 等の孊びの過皋においお考えられる困難さに察する指導の工倫の意図手立おを 明確にするこずが重芁である。  これを螏たえ今回の改蚂では障害のある児童などの指導に圓たっおは 個々の児童によっお芋えにくさ聞こえにくさ道具の操䜜の困難さ移動䞊 の制玄健康面や安党面での制玄発音のしにくさ心理的な䞍安定人間関係 圢成の困難さ読み曞きや蚈算等の困難さ泚意の集䞭を持続するこずが苊手で あるこずなど孊習掻動を行う堎合に生じる困難さが異なるこずに留意し個々 の児童の困難さに応じた指導内容や指導方法を工倫するこずを各教科等におい お瀺しおいる。  運動領域の指導に圓たっおは圓該児童の運動遊びの行い方を工倫するず ずもに掻動の堎や甚具補助の仕方に配慮するなど困難さに応じた手立おを 講じるこずが倧切である。たた保健領域においおも新たに瀺された䞍安や悩 みぞの察凊やけがの手圓などの技胜の実技指導に぀いおは運動領域の指導ず同様 の配慮をするこずが倧切である。  その際䜓育科の目暙や内容の趣旚孊習掻動のねらいを螏たえ孊習内容の 倉曎や孊習掻動の代替を安易に行うこずがないよう留意するずずもに児童の孊 習負担や心理面にも配慮する必芁がある。  䟋えば䜓育科における配慮ずしお次のようなものが考えられる。 ・ 耇雑な動きをしたりバランスを取ったりするこずに困難がある堎合には 極床の䞍噚甚さや動きを組み立おるこずぞの苊手さがあるこずが考えられるこ
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166 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い ずから動きを现分化しお指導したり適切に補助をしながら行ったりするな どの配慮をする。 ・ 勝ち負けに過床にこだわったり負けた際に感情を抑えられなかったりする 堎合には掻動の芋通しがもおなかったり考えたこずや思ったこずをすぐに 行動に移しおしたったりするこずがあるこずから掻動の芋通しを立おおから 掻動させたり勝ったずきや負けたずきの衚珟の仕方を事前に確認したりする などの配慮をする。  なお孊校においおはこうした点を螏たえ個別の指導蚈画を䜜成し必芁 な配慮を蚘茉し翌幎床の担任等に匕き継ぐこずなどが必芁である。 (7) 第章総則の第のの(2) に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳 科などずの関連を考慮しながら第章特別の教科道埳の第に瀺す 内容に぀いお䜓育科の特質に応じお適切な指導をするこず。  䜓育科の指導においおはその特質に応じお道埳に぀いお適切に指導する必 芁があるこずを瀺すものである。  第章総則第の(2) においおは 「孊校における道埳教育は特別の教科で ある道埳以䞋「道埳科」ずいう。 を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行 うものであり道埳科はもずより各教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及 び特別掻動のそれぞれの特質に応じお児童の発達の段階を考慮しお適切な指 導を行うこず」ず芏定されおいる。  䜓育科における道埳教育の指導においおは孊習掻動や孊習態床ぞの配慮教 垫の態床や行動による感化ずずもに以䞋に瀺すような䜓育科ず道埳教育ずの関 連を明確に意識しながら適切な指導を行う必芁がある。 ・ 自己の課題の解決に向けお運動をしたり集団で楜しくゲヌムを行ったりす るこずを通しお最埌たで粘り匷く取り組む気持ちのよい挚拶をする仲間 ず協力する勝敗を受け入れるフェアなプレむを倧切にする仲間の考えや 取組を理解するなどの態床が逊われる。 ・ 健康・安党に぀いおの理解は生掻習慣の倧切さを知り自己の生掻を芋盎 すこずに぀ながるものである。  次に道埳教育の芁ずしおの道埳科の指導ずの関連を考慮する必芁がある。䜓 育科で扱った内容や教材の䞭で適切なものを道埳科に掻甚するこずが効果的な 堎合もある。たた道埳科で取り䞊げたこずに関係のある内容や教材を䜓育科で 扱う堎合には道埳科における指導の成果を生かすように工倫するこずも考えら れる。そのためにも䜓育科の幎間指導蚈画の䜜成などに際しお道埳教育の党
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167  内容の取扱 い 䜓蚈画ずの関連指導の内容及び時期等に配慮し䞡者が盞互に効果を高め合う ようにするこずが倧切である。  内容の取扱い  内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮をするものずする。 (1) 孊校や地域の実態を考慮するずずもに個々の児童の運動経隓や技 胜の皋床などに応じた指導や児童自らが運動の課題の解決を目指す掻 動を行えるよう工倫するこず。特に運動を苊手ず感じおいる児童 や運動に意欲的に取り組たない児童ぞの指導を工倫するずずもに 障害のある児童などぞの指導の際には呚りの児童が様々な特性を尊 重するよう指導するこず。 (2) 筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合うこずや身近な健康の保 持増進に぀いお話し合うこずなどコミュニケヌション胜力や論理的 な思考力の育成を促すための蚀語掻動を積極的に行うこずに留意する こず。 (3) 第の内容の指導に圓たっおはコンピュヌタや情報通信ネット ワヌクなどの情報手段を積極的に掻甚し各領域の特質に応じた孊習 掻動を行うこずができるように工倫するこず。その際情報機噚の基 本的な操䜜に぀いおも内容に応じお取り扱うこず。 (4) 運動領域におけるスポヌツずの倚様な関わり方や保健領域の指導に ぀いおは具䜓的な䜓隓を䌎う孊習を取り入れるよう工倫するこず。 (5) 第の内容の「䜓぀くりの運動遊び」及び「䜓぀くり運動」の (1) のアに぀いおは各孊幎の各領域においおもその趣旚を生かした 指導ができるこず。 (6) 第の内容の「氎遊び」及び「氎泳運動」の指導に぀いおは 適切な氎泳堎の確保が困難な堎合にはこれらを取り扱わないこずがで きるがこれらの心埗に぀いおは必ず取り䞊げるこず。 (7) オリンピック・パラリンピックに関する指導ずしおフェアなプレ むを倧切にするなど児童の発達の段階に応じお各皮の運動を通し おスポヌツの意矩や䟡倀等に觊れるこずができるようにするこず。 (8) 集合敎頓列の増枛などの行動の仕方を身に付け胜率的で安党 な集団ずしおの行動ができるようにするための指導に぀いおは第 の内容の「䜓぀くりの運動遊び」及び「䜓぀くり運動」をはじめ
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168 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い ずしお各孊幎の各領域保健を陀く。 においお適切に行うこず。 (9) 自然ずの関わりの深い雪遊び氷䞊遊びスキヌスケヌト氎蟺 掻動などの指導に぀いおは孊校や地域の実態に応じお積極的に行う こずに留意するこず。 (10) 保健の内容のうち運動食事䌑逊及び睡眠に぀いおは食育の芳 点も螏たえ぀぀健康的な生掻習慣の圢成に結び付くよう配慮するず ずもに保健を陀く第孊幎以䞊の各領域及び孊校絊食に関する指導 においおも関連した指導を行うようにするこず。 (11) 保健の指導に圓たっおは健康に関心をもおるようにし健康に関 する課題を解決する孊習掻動を取り入れるなどの指導方法の工倫を行 うこず。  (1) は各領域の内容を指導する際孊校や地域の実態を考慮するずずもに 個々の児童の運動経隓や技胜の皋床などに応じた指導に留意するこず及び児童 自らが運動の課題の解決を目指す掻動を行えるよう指導方法を工倫するこずを瀺 したものである。特に運動を苊手ず感じおいる児童や運動に意欲的でない児 童ぞの指導に぀いおは個に応じた指導の工倫を図るずずもに障害のある児童 などぞの指導の際には圓該児童ぞの個に応じた指導はもずより呚りの児童ぞ の指導ずしお様々な特性を尊重するこずができるよう留意するこずを瀺したも のである。  (2) は各領域の内容を指導する際筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合 うこずや身近な健康の保持増進に぀いお話し合うこずなどコミュニケヌショ ン胜力や論理的な思考力の育成を促すための蚀語掻動を積極的に行うこずに留意 するこずを瀺したものである。運動領域の指導に圓たっおは資質・胜力の䞉぀ の柱に぀いおの指導を効果的に行うために必芁に応じおグルヌプでの話合い等 を促すなど䜓を動かす機䌚を適切に確保したうえで蚀語掻動の充実を図るこず に留意するこずを瀺したものである。  (3) は各領域の内容を指導する際コンピュヌタや情報通信ネットワヌクな どの情報手段を積極的に掻甚するこずを瀺したものある。たた情報機噚の基本 的な操䜜に぀いおも内容に応じお取り扱うこずを瀺したものである。  (4) は運動領域の指導においおは各領域の内容ずの関連を図り運動を通 しお「するみる支える知る」のスポヌツずの倚様な関わり方に぀いお具 䜓的な䜓隓を䌎う孊習を取り入れるよう工倫するこずを瀺したものである。指導 に圓たっおはパラリンピック競技などの障害者スポヌツの䜓隓やスポヌツ倧䌚 の䌁画・運営などスポヌツずの倚様な関わり方を楜しむこずができるよう配慮
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169  䜓育・健康 に関する指 導 するこずを瀺したものである。たた保健領域の指導においおは知識に぀いお の指導に偏るこずなく資質・胜力の䞉぀の柱をバランスよく育むこずができる よう䞍安や悩みぞの察凊やけがの手圓の実習を取り入れるなどの孊習過皋を工 倫するこずに留意するこずを瀺したものである。  (5) は 「䜓぀くり運動」の内容に瀺された「䜓ほぐしの運動」の趣旚を生か した指導が「䜓぀くり運動」以倖の領域においおもできるこずを瀺したもので ある。  (6) の「氎遊び」及び「氎泳運動」を扱わないこずのできる条件ずしお は孊校及びその近くに公営のプヌル等の適切な氎泳堎がない堎合が挙げられ る。しかしその堎合であっおも事故防止等の芳点からこれらの心埗に぀いお は必ず取り䞊げるこずを瀺しおいる。  (7) はオリンピック・パラリンピックに関する指導ずしお各運動領域の内 容ずの関連を図りルヌルやマナヌを遵守するこずやフェアなプレむを倧切にす るこずなど児童の発達の段階に応じお運動を通しおスポヌツの意矩や䟡倀等 に觊れるこずができるようにするこずを瀺したものである。  (8) は集団ずしおの行動の仕方の指導に぀いお 「䜓぀くり運動」をはじめ ずしお各孊幎の各領域でその領域にふさわしい適切な指導を行うこずを瀺した ものである。  (9) は諞条件の敎っおいる孊校に察しお自然ずの関わりの深い運動の指導 を奚励しおいるこずを瀺したものである。  (10) は食育の芳点も螏たえ぀぀望たしい生掻習慣の圢成に関する孊習の効果 を高めるため保健領域の内容ず運動領域の内容及び孊校絊食に関する指導ずの 密接な関連を図った指導に配慮するこずを瀺したものである。  (11) は保健の内容に関心をもおるようにするずずもに健康に関する課題を 解決する孊習掻動を積極的に行うこずにより資質・胜力の䞉぀の柱をバランス よく育成しおいくこずを瀺したものである。指導に圓たっおは身近な日垞生掻 の䜓隓や事䟋などを題材にした話合い思考が深たる発問の工倫や思考を促す資 料の提瀺課題の解決的な掻動や発衚ブレむンストヌミングけがの手圓など の実習実隓などを取り入れるこずたた必芁に応じお地域の人材の掻甚や逊 護教諭栄逊教諭孊校栄逊職員などずの連携・協力を掚進するこずなど倚様 な指導方法の工倫を行うよう配慮するこずを瀺したものである。  䜓育・健康に関する指導  幎間蚈画を䜜成するに圓たっおは小孊校孊習指導芁領の総則第のの(3) 
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170 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 「孊校における䜓育・健康に関する指導」ずの関連を十分に考慮するこずが重芁 である。 (3) 孊校における䜓育・健康に関する指導を児童の発達の段階を考慮 しお孊校の教育掻動党䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安 党な生掻ず豊かなスポヌツラむフの実珟を目指した教育の充実に努め るこず。特に孊校における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に関する指 導安党に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導に぀い おは䜓育科家庭科及び特別掻動の時間はもずより各教科道埳 科倖囜語掻動及び総合的な孊習の時間などにおいおもそれぞれの特 質に応じお適切に行うよう努めるこず。たたそれらの指導を通し お家庭や地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻においお適切な 䜓育・健康に関する掻動の実践を促し生涯を通じお健康・安党で掻 力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。  教育基本法第条第号は教育の目的ずしお「健やかな身䜓を逊う」こずを 芏定しおおり本項では䜓育・健康に関する指導を児童の発達の段階を考慮 しお孊校教育掻動党䜓ずしお取り組むこずにより健康で安党な生掻ず豊かな スポヌツラむフの実珟を目指した教育の充実に努めるこずを瀺しおいる。健やか な䜓の育成は心身の調和的な発達の䞭で図られ心身の健康ず安党やスポヌ ツを通じた生涯にわたる幞犏で豊かな生掻の実珟ず密接に関わるものであるこず から䜓育・健康に関する指導のねらいずしお心身ずもに健康で安党な生掻ず 豊かなスポヌツラむフの実珟を䞀䜓的に瀺しおいるずころである健康・安党・ 食に関する力ず各教科等の孊習ずの関係の敎理に぀いおは第章総則第の (2) の解説を参照 。  これからの瀟䌚を生きる児童に健やかな心身の育成を図るこずは極めお重芁 である。䜓力は人間の掻動の源であり健康の維持のほか意欲や気力ずいった 粟神面の充実に倧きく関わっおおり 「生きる力」を支える重芁な芁玠である。 児童の心身の調和的発達を図るためには運動を通しお䜓力を逊うずずもに食 育の掚進を通しお望たしい食習慣を身に付けるなど健康的な生掻習慣を圢成す るこずが必芁である。たた東日本倧震灜をはじめずする様々な自然灜害の発生 や情報化等の進展に䌎う児童を取り巻く環境の倉化などを螏たえ児童の安 党・安心に察する懞念が広がっおいるこずから安党に関する指導の充実が必芁 である。さらに児童が心身の成長発達に぀いお正しく理解するこずが必芁であ る。
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171  䜓育・健康 に関する指 導  こうした珟代的課題を螏たえ䜓育・健康に関する指導は健康・安党で掻力 ある生掻を営むために必芁な資質・胜力を育お心身の調和的な発達を図り健 康で安党な生掻ず豊かなスポヌツラむフの実珟を目指すものである。こうした教 育は第章総則第のに瀺すずおり単元や題材など内容や時間のたずたり を芋通した䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお実珟が 図られるものでありそうした孊習の過皋の圚り方に぀いおは総則第節にお いお解説しおいる。  本項で瀺す䜓育に関する指導に぀いおは積極的に運動をする児童ずそうでな い児童の二極化傟向が指摘されおいるこずなどから生涯にわたっお運動やス ポヌツを豊かに実践しおいくこずず䜓力の向䞊を重芖し児童が自ら進んで運動 に芪しむ資質・胜力を身に付け心身を鍛えるこずができるようにするこずが倧 切である。  このため教科ずしおの䜓育科においお基瀎的な身䜓胜力の育成を図るずず もに運動系のクラブ掻動運動䌚遠足や集䌚などの特別掻動や教育課皋倖の 孊校教育掻動などを盞互に関連させながら孊校教育掻動党䜓ずしお効果的に取 り組むこずが求められおいる。  健康に関する指導に぀いおは児童が身近な生掻における健康に関する知識を 身に付けるこずや必芁な情報を自ら収集し適切な意思決定や行動遞択を行 い積極的に健康な生掻を実践するこずのできる資質・胜力を育成するこずが倧 切である。  特に孊校における食育の掚進においおは栄逊摂取の偏りや朝食欠食ずいっ た食習慣の乱れ等に起因する肥満や生掻習慣病食物アレルギヌ等の健康課題が 芋られるほか食品の安党性の確保等の食に関わる課題が顕圚化しおいる。こう した課題に適切に察応するため児童が食に関する正しい知識ず望たしい食習慣 を身に付けるこずにより生涯にわたっお健やかな心身ず豊かな人間性を育んで いくための基瀎が培われるよう栄逊のバランスや芏則正しい食生掻食品の安 党性などの指導が䞀局重芖されなければならない。たたこれら心身の健康に関 する内容に加えお自然の恩恵・勀劎などぞの感謝や食文化などに぀いおも教科 等の内容ず関連させた指導を行うこずが効果的である。食に関する指導に圓たっ おは䜓育科における望たしい生掻習慣の育成や家庭科における食生掻に関す る指導特別掻動における絊食の時間を䞭心ずした指導などを盞互に関連させな がら孊校教育掻動党䜓ずしお効果的に取り組むこずが重芁であり栄逊教諭等 の専門性を生かすなど教垫間の連携に努めるずずもに地域の産物を孊校絊食に 䜿甚するなどの創意工倫を行い぀぀孊校絊食の教育的効果を匕き出すよう取り 組むこずが重芁である。
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172 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い  たた, 安党に関する指導においおは様々な自然灜害の発生や情報化やグ ロヌバル化等の瀟䌚の倉化に䌎い児童を取り巻く安党に関する環境も倉化しおい るこずから身の回りの生掻の安党亀通安党防灜に関する指導や情報技術 の進展に䌎う新たな事件・事故防止囜民保護等の非垞時の察応等の新たな安党 䞊の課題に関する指導を䞀局重芖し, 安党に関する情報を正しく刀断し安党の ための行動に結び付けるようにするこずが重芁である。  さらに心身の健康の保持増進に関する指導においおは情報化瀟䌚の進展に より様々な健康情報や性・薬物等に関する情報の入手が容易になっおいるこず などから児童が適切に行動できるようにする指導が䞀局重芖されなければなら ない。なお児童が心身の成長発達に関しお適切に理解し行動するこずができ るようにする指導に圓たっおは第章総則第のの(1) に瀺す䞻に集団の堎 面で必芁な指導や揎助を行うガむダンスず䞀人䞀人が抱える課題に個別に察応し た指導を行うカりンセリングの双方の芳点から孊校の教育掻動党䜓で共通理解 を図り家庭の理解を埗るこずに配慮するずずもに関連する教科等においお 発達の段階を考慮しお指導するこずが重芁である。  䜓育・健康に関する指導はこうした指導を盞互に関連させお行うこずによ り生涯にわたり楜しく明るい生掻を営むための基瀎づくりを目指すものであ る。  したがっおその指導においおは䜓぀くり運動や各皮のスポヌツ掻動はもず より保健や安党に関する指導絊食を含む食に関する指導などが重芖されなけ ればならない。このような䜓育・健康に関する指導は䜓育科の時間だけではな く家庭科や特別掻動のほか関連の教科や道埳科総合的な孊習の時間なども含 めた孊校の教育掻動党䜓を通じお行うこずによっおその䞀局の充実を図るこず ができる。  各孊校においお䜓育・健康に関する指導を効果的に進めるためには党囜䜓 力・運動胜力運動習慣等調査などを甚いお児童の䜓力や健康状態等を的確に把 握し孊校や地域の実態を螏たえおそれにふさわしい孊校の党䜓蚈画を䜜成 し地域の関係機関・団䜓の協力を埗぀぀蚈画的継続的に指導するこずが重 芁である。  たた䜓育・健康に関する指導を通しお孊校生掻はもちろんのこず家庭や 地域瀟䌚における日垞生掻においおも自ら進んで運動を適切に実践する習慣を 圢成し生涯を通じお運動に芪しむための基瀎を培うずずもに児童が積極的に 心身の健康の保持増進を図っおいく資質・胜力を身に付け生涯を通じお健康・ 安党で掻力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこずが倧切であ る。
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173  䜓育・健康 に関する指 導 クラブ掻動運動郚の掻動  クラブ掻動運動郚の掻動はスポヌツ等に共通の興味や関心をも぀同奜の児 童によっお行われる掻動であり䜓育の授業で孊習した内容を発展させたり異 なる孊玚や孊幎の児童ずの亀流を深めたりするなどの成果が期埅される。  このうちクラブ掻動は孊校においお適切な授業時数を充おるものずしおお り孊校や地域の実態等を考慮し぀぀児童の興味・関心を螏たえお蚈画的に実 斜するこずが倧切である。  たた運動郚の掻動は䞻ずしお攟課埌を掻甚し特に垌望する児童によっお 行われるものであるが児童の胜力や適性などを考慮し教垫などの適切な指導 の䞋に自発的自䞻的な掻動が適正に展開されるよう配慮するこずが倧切であ る。
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174 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 参考 小孊校及び䞭孊校の領域別系統衚 (1) 「知識及び技胜」  䜓぀くり運動系 䜎孊幎 䜓 ほ ぐ し の 運 動 䞭孊幎 高孊幎 äž­å­Šæ ¡ 䜓 ほ ぐ し の 運 動 遊 び ○ 次の運動を通しお心 ず䜓の倉化に気付いた りみんなで関わり 合ったりするこず ・ 䌞び䌞びずした動䜜で 新聞玙やテヌプボヌ ル なわ 䜓操棒 フヌ プなど操䜜しやすい 甚具などを甚いた運動 遊びを行うこず ・ リズムに乗っお心が 匟むような動䜜で運動 遊びを行うこず ・ 動䜜や人数などの条件 を倉えお歩いたり 走ったりする運動遊び を行うこず ・ 䌝承遊びや集団による 運動遊びを行うこず ○ 次の運動を通しお心 ず䜓の倉化に気付いた りみんなで関わり 合ったりするこず ・ 䌞び䌞びずした動䜜で ボヌル なわ 䜓操棒 フヌプなどの甚具を甚 いた運動を行うこず ・ リズムに乗っお心が 匟むような動䜜での運 動を行うこず ・ 動䜜や人数などの条件 を倉えお歩いたり 走ったりする運動を行 うこず ・ 䌝承遊びや集団による 運動を行うこず ○ 次の運動を通しお心ず䜓ず の関係に気付いたり仲間ず 関わり合ったりするこず ・ 䌞び䌞びずした動䜜で党身を 動かしたりボヌルなわ 䜓操棒フヌプなどの甚具を 甚いた運動を行ったりする こず ・ リズムに乗っお心が匟むよ うな動䜜での運動を行うこ ず ・ ペアになっお背䞭合わせに座 り䜓を前埌巊右に揺らし リラックスできる運動を行 うこず ・ 動䜜や人数などの条件を倉え お歩いたり走ったりする運 動を行うこず ・ グルヌプや孊玚の仲間ず力を 合わせお挑戊する運動を行 うこず ・ 䌝承遊びや集団による運動を 行うこず ○ 次の運動を通しお心ず䜓 ずの関係に気付いたり仲 間ず関わり合ったりするこ ず ・ 䌞び䌞びずした動䜜で甚具 などを甚いた運動を行うこ ず ・ リズムに乗っお心が匟むよ うな運動を行うこず ・ 緊匵したり緊匵を解いお脱 力したりする運動を行うこ ず ・ いろいろな条件で歩いた り走ったり跳びはねたりす る運動を行うこず ・ 仲間ず動きを合わせたり 察応したりする運動を行う こず ・ 仲間ず協力しお課題を達成 するなど集団で挑戊する ような運動を行うこず 倚 様 な 動 き を ぀ く る 運 動 遊 び 䜓のバランスをずる運 動遊び ○回るなどの動き ○ 寝転ぶ起きるなどの 動き ○ 座る立぀などの動き 〇 䜓のバランスを保぀動 き 䜓を移動する運動遊び ○ 這う歩く走るなど の動き ○ 跳ぶはねるなどの動 き ○ 䞀定の速さでのかけ足 分 甚具を操䜜する運動遊 び ○ 甚具を぀かむ持぀ 降ろす回す転がす などの動き ○ 甚具をくぐるなどの動 き ○ 甚具を運ぶなどの動き ○ 甚具を投げる捕るな どの動き ○ 甚具を跳ぶなどの動き ○ 甚具に乗るなどの動き 力詊しの運動遊び ○ 人を抌す匕く動きや 力比べをするなどの動 き ○ 人を運ぶ支えるなど の動き 倚 様 な 動 き を ぀ く る 運 動 䜓のバランスをずる運 動 ○回るなどの動き ○ 寝転ぶ起きるなどの 動き ○ 座る立぀などの動き ○枡るなどの動き ○ 䜓のバランスを保぀動 き 䜓を移動する運動 ○ 這う歩く走るなど の動き ○ 跳ぶはねるなどの動 き ○ 登る䞋りるなどの動 き ○ 䞀定の速さでのかけ足 分 甚具を操䜜する運動 ○ 甚具を぀かむ持぀ 降ろす回す転がす などの動き ○ 甚具をくぐる運ぶな どの動き 〇 甚具を投げる捕る 振るなどの動き ○ 甚具を跳ぶなどの動き ○ 甚具に乗るなどの動き 力詊しの運動 ○ 人を抌す匕く動きや 力比べをするなどの動 き 〇 人を運ぶ支えるなど の動き 基本的な動きを組み合 わせる運動 ○ バランスをずりながら 移動するなどの動き ○ 甚具を操䜜しながら移 動するなどの動き 䜓 の 動 き を 高 め る 運 動 䜓の柔らかさを高める ための運動 ○埒手での運動 ・ 䜓の各郚䜍を倧きく広 げたり曲げたりする姿 勢を維持する ・ 党身や各郚䜍を振った り回したりねじっ たりする 〇 甚具などを甚いた運動 ・ ゎムひもを匵りめぐら せお䜜った空間や棒 の䞋や茪の䞭をくぐり 抜ける 巧みな動きを高めるた めの運動 ○ 人や物の動き堎の状 況に察応した運動 ・ 長座の姿勢で座り足 を開いたり閉じたりす る盞手の動きに応じ 開脚や閉脚を繰り返し ながら跳ぶ ・ マヌカヌをタッチしな がら玠早く埀埩走を する 〇 甚具などを甚いた運動 ・ 短なわや長なわを甚い おいろいろな跳び方を したりなわ跳びをし ながらボヌルを操䜜し たりする ・ フヌプを転がし回転 しおいるフヌプの䞭を くぐり抜けたり跳び 越したりする 力匷い動きを高めるた めの運動 ○ 人や物の重さなどを甚 いた運動 ・ 二人組䞉人組で互い に持ち䞊げる運ぶな どの運動をする 動きを持続する胜力を 高めるための運動 ○ 時間やコヌスを決めお 行う党身運動 ・ 短なわ長なわを甚い おの跳躍や゚アロビク スなどの党身運動を続 ける ・ 無理のない速さで 分皋床の持久走をす る 䜓の柔らかさを高めるための 運動 ・ 倧きくリズミカルに党身や 䜓の各郚䜍を振ったり回 したりねじったり曲げ 䌞ばしたりする ・ 䜓の各郚䜍をゆっくりず䌞 展しそのたたの状態で玄 10秒間維持する 巧みな動きを高めるための運 動 ・ 様々なフォヌムでいろいろ な甚具を甚いおタむミン グよく跳んだり転がした りする ・ 倧きな動䜜でボヌルなど の甚具を力を調敎しお投 げたり受けたりする ・ 人ず組んだり甚具を利甚 したりしおバランスを保持 する ・ 床やグラりンドに蚭定した いろいろな空間をリズミカ ルに歩いたり走ったり 跳んだり玠早く移動した りする 力匷い動きを高めるための運 動 ・ 自己の䜓重を利甚しお腕や 脚を屈䌞したり腕や脚を 䞊げたり䞋ろしたりしたり 同じ姿勢を維持したりする ・ 二人組で䞊䜓を起こしたり 脚を䞊げたり背負っお移 動したりする ・ 重い物を抌したり 匕いたり 投げたり受けたり振っ たり回したりする 動きを持続する胜力を高める ための運動 ・ 走やなわ跳びなどを䞀定 の時間や回数又は自己 で決めた時間や回数を持続 しお行う ・ ステップやゞャンプなど耇 数の異なる運動を組み合わ せお時間や回数を決めお ゚アロビクスなど有酞玠 運動を持続しお行う 運動の組合せ方 ・ 䜓の動きを高める運動の䞭 から䞀぀のねらいを取り 䞊げそれを高めるための 運動を効率よく組み合わせ る ・ 䜓の動きを高める運動の䞭 からねらいが異なる運動 をバランスよく組み合わせ お行う
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175  䜓育・健康 に関する指 導  噚械運動系  䜎孊幎 䞭孊幎 高孊幎 äž­å­Šæ ¡ çš® 目 ç³» 技 矀 グ ル ヌ プ 運動遊び 基本的な技 発展技 発展技 曎なる発展技 基本的な技 発展技 マ ッ ト 運 動 回 転 ç³» 接   転   技 前   転 ゆりかご 前転が り 埌ろ転がり 背支持倒立銖倒 立 だるた転がり 䞞 倪転がり かえるの逆立ち かえるの足打ち うさぎ跳び 壁䞊 り逆立ち 前転 易しい堎での開脚 前転開脚前転 補助倒立前転倒立 前転 跳び前転 開脚前転易しい堎 での䌞膝前転 補助倒立前転倒立 前転 跳び前転 開脚前転 䌞膝前転 埌   転 埌転 開脚埌転䌞膝埌 転 䌞膝埌転 埌転倒立開脚埌転䌞膝埌転  埌転倒立 ほ ん 転 技 倒 立 回 転 背支持倒立銖倒 立 壁䞊り逆立ち ブ リッゞ かえるの逆立ち かえるの足打ち うさぎ跳び 支持 での川跳び 腕立お暪跳び越し 肋朚 補助倒立ブリッゞ 倒立ブリッゞ 偎方倒立回転ロ ンダヌト 倒立ブリッゞ前方 倒立回転 前方倒立 回転跳び ロンダヌト 倒立ブリッゞ前方 倒立回転 前方倒立 回転跳び 偎方倒立回転ロン ダヌト は ね èµ· き 銖はね起き頭は ね起き 頭はね起き 頭はね起き å·§ 技 ç³» å¹³ 均 立 ち 技 倒 立 壁倒立 補助倒立 頭倒立 補助倒立倒立 補助倒立倒立 頭倒立 鉄 棒 運 動 支 持 ç³» 前 方 支 持 回 転 技 前   転 ふずん干し ツバ メ 足抜き回り ぶたの䞞焌き さ る こうもり ぶら䞋がり 跳び 䞊がり・跳び䞋り 前に回っお䞋りる ○ 固定斜蚭を䜿っ た運動遊び ・ ゞャングルゞム ・雲梯 ・登り棒 ・肋朚 前回り䞋り前方 支持回転 かかえ蟌み前回り 前方支持回転 転向前䞋り片足 螏み越し䞋り 前方支持回転前方 䌞膝支持回転 片足螏み越し䞋り 暪ずび越し䞋り 前方支持回転前方 䌞膝支持回転 転向前䞋り 螏み越 し䞋り支持跳び越 し䞋り 前 方 è¶³ 掛 け 回 転 膝掛け振り䞊がり 腰掛け䞊がり 前方片膝掛け回転 前方もも掛け回 転 膝掛け䞊がりもも 掛け䞊がり 前方もも掛け回転 膝掛け䞊がりもも 掛け䞊がり け䞊が り 前方膝掛け回転前 方もも掛け回転 埌 方 支 持 回 転 技 埌   転 補助逆䞊がり逆 䞊がり かかえ蟌み埌ろ回 り 埌方支持回転 逆䞊がり 埌方支持回転埌方 䌞膝支持回転 埌方支持回転埌方 䌞膝支持回転 埌 方 è¶³ 掛 け 回 転 埌方片膝掛け回転 埌方もも掛け回 転 䞡膝掛け倒立䞋り 䞡膝掛け振動䞋 り 埌方もも掛け回転 䞡膝掛け振動䞋り 埌方膝掛け回転埌 方もも掛け回転 è·³ び ç®± 運 動 切 り 返 し ç³» 切 り 返 し è·³ び 銬跳び タむダ跳 び うさぎ跳び ゆりかご 前転が り 背支持倒立銖倒 立 かえるの逆立ち  かえるの足打ち 壁䞊り䞋り倒立 支持でたたぎ乗 り・たたぎ䞋り 支持で跳び乗り・ 跳び䞋り 螏み越し跳び 開脚跳びかかえ 蟌み跳び かかえ蟌み跳び屈 身跳び 開脚跳び開脚䌞身 跳び かかえ蟌み跳び屈 䌞跳び 回 転 ç³» 回 転 è·³ び 台䞊前転䌞膝台 䞊前転 䌞膝台䞊前転 銖はね跳び頭は ね跳び 頭はね跳び前方屈 腕倒立回転跳び 頭はね跳び前方屈 腕倒立回転跳び 前 方倒立回転跳び
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176 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い  陞䞊運動系 䜎孊幎 䞭孊幎 高孊幎 äž­å­Šæ ¡ 走・跳の運動遊び 走・跳の運動 陞䞊運動 陞䞊競技 èµ° の 運 動 遊 び ○ 3040m 皋床の かけっこ ・ いろいろな圢状の 線䞊等を真っ盎ぐ に走ったり蛇行 しお走ったりする ○ 折り返しリレヌ遊 び䜎い障害物を 甚いおのリレヌ遊 び ・ 盞手の手の平に タッチをしたり バトンの受枡しを したりしお走る ・ いろいろな間隔に 䞊べられた䜎い障 害物を走り越える か け っ こ ・ リ レ ヌ ○ 3050m 皋床の かけっこ ・ いろいろな走り出 しの姿勢から玠 早く走り始める ・ 真っ盎ぐ前を芋 お腕を前埌に倧 きく振っお走る ○ 呚回リレヌ ・ 走りながらタむ ミングよくバトン の受枡しをする ・ コヌナヌの内偎に 䜓を軜く傟けお走 る 短 距 離 èµ° ・ リ レ ヌ ○ 4060m 皋床の 短距離走 ・ スタンディングス タヌトから玠早 く走り始める ・ 䜓を軜く前傟させ お党力で走る ○ いろいろな距離で のリレヌ䞀人が 走る距離4060m 皋床 ・ テヌクオヌバヌ ゟヌン内で枛速 の少ないバトンの 受枡しをする 短 距 離 èµ° ・ リ レ ヌ ○ 50100m 皋床 の短距離走 ・ クラりチングス タヌトから埐々に 䞊䜓を起こしおい き加速する ・ 自己に合ったピッ チずストラむドで 速く走る ○ リレヌ䞀人50 100m 皋床 ・ バトンを受け枡す タむミングや次走 者がスタヌトする タむミングを合わ せる 長 距 離 èµ° ○ 1,000 3,000m 皋床の長距離走 ・ 腕に䜙分な力を入 れないでリラッ クスしお走る ・ 自己に合ったピッ チずストラむド で䞊䞋動の少な い動きで走る ・ ペヌスを䞀定にし お走る 小 型 ハ ヌ ド ル èµ° ○ いろいろなリズム での小型ハヌドル èµ° ・ むンタヌバルの距 離や小型ハヌドル の高さに応じたい ろいろなリズムで 小型ハヌドルを走 り越える ○ 3040m 皋床の 小型ハヌドル走 ・ 䞀定の間隔に䞊べ られた小型ハヌド ルを䞀定のリズム で走り越える ハ ヌ ド ル èµ° ○ 4050皋床の ハヌドル走 ・ 第ハヌドルを決 めた足で螏み切っ お走り越える ・ スタヌトから最埌 たで䜓のバラン スをずりながら 真っ盎ぐ走る ・ むンタヌバルを 歩たたは歩で走 る ハ ヌ ド ル èµ° ○ 5080m 皋床の ハヌドル走 ・ ハヌドルを 台皋床眮く ・ むンタヌバルを たたは歩でリズ ミカルに走る ・ 遠くから螏み切 り勢いよくハヌ ドルを走り越す ・ 抜き脚の膝を折り たたんで前に運ぶ などの動䜜でハヌ ドルを越える è·³ の 運 動 遊 び ○幅跳び遊び ・ 助走を付けお片足 でしっかり地面を 蹎っお前方に跳ぶ ○ ケンパヌ跳び遊び ・ 片足や䞡足でい ろいろな間隔に䞊 べられた茪等を連 続しお前方に跳ぶ ○ゎム跳び遊び ・ 助走を付けお片足 でしっかり地面を 蹎っお䞊方に跳ぶ ・ 片足や䞡足で連続 しお䞊方に跳ぶ 幅 è·³ び ○ 短い助走からの幅 跳び ・ 歩皋床の助 走から螏切り足を 決めお前方に匷く 螏み切り遠くぞ 跳ぶ ・ 膝を柔らかく曲げ お䞡足で着地す る èµ° り 幅 è·³ び ○ リズミカルな助走 からの走り幅跳び ・ 歩皋床のリ ズミカルな助走を する ・ 幅3040㎝皋床 の螏切りゟヌンで 力匷く螏み切る ・ かがみ跳びから䞡 足で着地する èµ° り 幅 è·³ び ○走り幅跳び ・ 自己に適した距 離たたは歩数の 助走をする ・ 螏切り線に足を合 わせお螏み切る ・ かがみ跳びなどの 空䞭動䜜からの流 れの䞭で着地する 高 è·³ び ○ 短い助走からの高 跳び ・ 歩皋床の短 い助走から螏切り 足を決めお䞊方に 匷く螏み切り高 く跳ぶ ・ 膝を柔らかく曲げ お足から着地す る èµ° り 高 è·³ び ○ リズミカルな助走 からの走り高跳び ・ 歩皋床のリ ズミカルな助走を する ・ 䞊䜓を起こしお力 匷く螏み切る ・ はさみ跳びで足 から着地する èµ° り 高 è·³ び ○走り高跳び ・ リズミカルな助走 から力匷い螏切り に移る ・ 跳躍の頂点ずバヌ の䜍眮が合うよう に自己に合った 螏切り䜍眮で螏み 切る ・ 脚ず腕のタむミン グを合わせお螏み 切り倧きなはさ み動䜜で跳ぶ
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177  䜓育・健康 に関する指 導  氎泳運動系 ◎䜎孊幎から䞭孊幎の技胜の系統衚 䜎 孊 幎 䞭 孊 幎 æ°Ž の äž­ を ç§» 動 す る 運 動 遊 び ◯ 氎に぀かっおの氎かけっこたねっこ 遊び ・氎を手ですくっお友達ず氎をかけ合う ・ 氎に぀かっおいろいろな動物の真䌌を しながら歩く ◯ 氎に぀かっおの電車ごっこリレヌ遊 び鬌遊び ・ 自由に歩いたり走ったり方向を倉え たりする ・手で氎をかきながら速く走る æµ® い お 進 む 運 動 ◯け䌞び ・ プヌルの壁を力匷く蹎りだした勢い で䜓を䞀盎線に䌞ばした姿勢で進む ◯初歩的な泳ぎ ・呌吞をしながら手や足を動かしお進む ・ばた足泳ぎやかえる足泳ぎ も ぐ る ・ æµ® く 運 動 遊 び ◯ 氎䞭でのじゃんけんにらめっこ石 拟い ・ 氎に顔を぀けたりもぐっお目を開け たりする ・ 手や足を䜿っおいろいろな姿勢でもぐ る ◯くらげ浮き䌏し浮き倧の字浮き ・壁や補助具に぀かたっお浮く ・ 息を吞っお止め党身の力を抜いお浮 く ◯バブリングやボビング ・氎䞭で息を止めたり吐いたりする ・ 跳び䞊がっお息を吐いた埌 すぐに吞っ おたたもぐる も ぐ る ・ æµ® く 運 動 ◯ プヌルの底にタッチ股くぐり倉身 もぐり ・䜓の䞀郚分をプヌルの底に぀ける ・友達の股の䞋をくぐり抜ける ・氎の䞭でもぐった姿勢を倉える ◯背浮きだるた浮き倉身浮き ・ 党身の力を抜いおいろいろな浮き方を する ・ゆっくりず浮いた姿勢を倉える ◯簡単な浮き沈み ・ だるた浮きの状態で浮䞊する動きを する ・ボビングを連続しお行う ◎高孊幎から䞭孊校ぞの技胜泳法の系統衚 高 孊 幎 䞭 孊 校 å§¿ 勢 を ç¶­ 持 し な が ら の 運 動 ク ロ ヌ ル ◯2550皋床を目安にしたクロヌル ・ 手を亀互に前方に䌞ばしお氎に入れ かく ・リズミカルなばた足をする ・顔を暪に䞊げお呌吞をする ◯ゆったりずしたクロヌル ・ 䞡手を揃えた姿勢で片手ず぀倧きく氎 をかく ・ゆっくりず動かすばた足をする ク ロ ヌ ル ○バランスをずり速く泳ぐ ・腕党䜓で氎をずらえ氎をかく ・䞀定のリズムで匷いキックを打぀ ・ プルずキックロヌリングの動䜜に合 わせお呌吞をする 背 æ³³ ぎ ○バランスをずり泳ぐ ・ 䞡手を頭䞊で組んで背䞭を䌞ばし 氎平に浮いおキックをする ・ 肘が60〜90床皋床曲がるようにしお かく ・ 手・肘を高く䌞ばした盎線的なリカバ リヌ ・プルずキックの動䜜に合わせた呌吞 安 å…š 確 保 に ぀ な が る 運 動 ◯10〜20秒皋床を目安にした背浮き ・ 顔以倖の郚䜍が氎䞭に入った姿勢を維 持する ・ 姿勢を厩さず手や足をゆっくりず動か す æµ® き 沈 み を し な が ら の 運 動 ◯回皋床を目安にした浮き沈み ・ 浮いおくる動きに合わせお䞡手を動か し顔をあげお呌吞をした埌再び息 を止めお浮いおくるたで姿勢を保぀ バ タ フ ラ ã‚€ ○バランスをずり泳ぐ ・ドルフィンキックをする ・鍵穎の圢を描くように氎をかく ・ 手の入氎時ずかき終わりの時にキック する ・顔を氎面䞊に出しお呌吞をする å¹³ æ³³ ぎ ◯2550皋床を目安にした平泳ぎ ・ 䞡手を円を描くように巊右に開き氎を かく ・ 足の裏や脚の内偎で氎を挟み出すかえ る足をする ・ 氎をかきながら顔を前に䞊げお呌吞 をする ◯ゆったりずした平泳ぎ ・ キックの埌に顎を匕いた䌏し浮きの姿 勢を保぀ å¹³ æ³³ ぎ ○バランスをずり長く泳ぐ ・ 䞡手で逆ハヌト型を描くように氎をか く ・蹎り終わりで長く䌞びるキックをする ・ 顔を氎面䞊に出しお息を吞いキック の蹎り終わりに合わせお䌞びグラむ ドをずり進む
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178 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い  ボヌル運動系◇ボヌル操䜜 ◆ボヌルを持たないずきの動き 䜎孊幎 䞭孊幎 高孊幎 äž­å­Šæ ¡ ボ ヌ ル ゲ ヌ ム ボ ヌ ル 操 䜜 ◇ ねらったずころに 緩やかにボヌルを 転がす投げる 蹎る 的に圓おる 埗点する ◇ 盞手コヌトに緩や かにボヌルを投げ 入れたり捕った りする ◇ ボヌルを捕ったり 止めたりする ボ ヌ ル 操 䜜 ゎ ヌ ル 型 ゲ ヌ ム ◇ 味方ぞのボヌルの 手枡しパス シュヌトゎヌル ぞのボヌルの持ち 蟌み ゎ ヌ ル 型 ◇ 近くにいるフリヌ の味方ぞのパス ◇ 盞手に取られない 䜍眮でのドリブル ◇ パスを受けおの シュヌト ◇ ゎヌル方向に守備者が いない䜍眮でのシュヌ ト ◇ マヌクされおいない味 方ぞのパス ◇ 埗点しやすい空間にい る味方ぞのパス ◇ パスやドリブルなどで のボヌルキヌプ ボ ヌ ル を 持 た な い ず き の 動 き ◆ ボヌル保持時に䜓 をゎヌルに向ける ◆ ボヌル保持者ず自 分の間に守備者が いないように移動 ◆ ボヌル保持者ず自 分の間に守備者が 入らない䜍眮ぞの 移動 ◆ 埗点しやすい堎所 ぞの移動 ◆ ボヌル保持者ず ゎヌルの間に䜓を 入れた守備 ◆ ボヌルずゎヌルが同時 に芋える堎所での䜍眮 取り ◆ パスを受けるために ゎヌル前の空いおいる 堎所ぞの移動 ◆ ボヌルを持っおいる盞 手のマヌク ボ ヌ ル を 持 た な い ず き の 動 き ◆ ボヌルが飛んだ り転がったりし おくるコヌスぞの 移動 ◆ ボヌルを操䜜でき る䜍眮ぞの移動 ボ ヌ ル 操 䜜 ネ ッ ト 型 ゲ ヌ ム ◇ いろいろな高さの ボヌルを片手䞡 手もしくは甚具な どではじいたり 打ち぀けたりする ◇ 盞手コヌトから返 球されたボヌルの 片手䞡手甚具 での返球 ネ ッ ト 型 ◇ 自陣のコヌト䞭 倮付近から盞手 コヌトぞのサヌビ ス ◇ 味方が受けやすい ようにボヌルを぀ なぐ ◇ 片手䞡手甚具 を䜿っおの盞手 コヌトぞの返球 ◇ ボヌルやラケットの䞭 心付近でのサヌビスの ヒット ◇ ボヌルを返す方向にラ ケット面を向けおのヒ ット ◇ 盞手偎のコヌトの空い た堎所ぞのボヌルの返 球 ◇ 味方が操䜜しやすい䜍 眮ぞのボヌルの぀なぎ ◇ テむクバックをずった 肩より高い䜍眮での ボヌルの打ち蟌み 鬌       遊       び ◆ 空いおいる堎所を芋付 けお速く走ったり 急に曲がったり身を かわしたりする ◆ 盞手鬌のいない堎 所ぞの移動駆け蟌み ◆ 少人数で連携しお盞手 鬌をかわしたり走 り抜けたりする ◆ 逃げる盞手を远いかけ おタッチしたりマヌ クタグやフラッグ を取ったりする ボ ヌ ル を 持 た な い ず き の 動 き ◆ ボヌルの方向に䜓 を向けるこずも しくはボヌルの 萜䞋点や操䜜しや すい䜍眮ぞの移動 ◆ ボヌルの方向に䜓 を向けるこずず ボヌル方向ぞの玠 早い移動 ◆ 盞手の打球に備えた準 備姿勢 ◆ プレむ開始時の定䜍眮 でのポゞション取り ◆ ボヌルを打ったり受け たりした埌のボヌルや 盞手ぞの正察 ボ ヌ ル 操 䜜 ベ ヌ ス ボ ヌ ル 型 ゲ ヌ ム ◇ ボヌルをフェアグ ラりンド内に蹎っ たり打ったりする ◇ 投げる手ず反察の 足を䞀歩前に螏み 出しおボヌルを投 げる ベ ヌ ス ボ ヌ ル 型 ◇ 止たったボヌル 易しいボヌルを フェアグラりンド 内に打぀ ◇打球の捕球 ◇ 捕球する盞手に向 かっおの投球 バット操䜜 ◇ 投球の方向ず平行立ち での肩越しのバットの 構え ◇ 地面ず氎平状態での バットの振り抜き ◇ タむミングを合わせた ボヌルのヒット ボヌル操䜜 ◇ ボヌルの正面に回り蟌 んだゆるい打球の捕球 ◇ 投げる腕を埌方に匕き ながら足を螏み出した 倧きな動䜜でのねらっ た方向ぞの投球 ◇ 守備䜍眮から塁䞊ぞ移 動した味方からの送球 の捕球 ボ ヌ ル を 持 た な い ず き の 動 き ◆ 向かっおくるボヌ ルの正面ぞの移動 ◆ ベヌスに向かっお 党力で走り駆け 抜けるこず ◆ 打球方向ぞの移動 ◆ 簡易化されたゲヌ ムにおける塁間の 党力での走塁 ◆ 守備の隊圢をずっ お埗点を䞎えない ようにする 走塁 ◆ 党力疟走でタむミン グを合わせた塁の駆け 抜け ◆ 打球や守備の状況によ る枛速反転した塁䞊 での停止 連携した守備 ◆ 捕球しやすい守備䜍眮 に繰り返し立った準備 姿勢の確保 ◆ ポゞションの圹割に応 じたベヌスカバヌや バックアップの基本的 な動き
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179  䜓育・健康 に関する指 導  衚珟運動系 䜎孊幎 䞭孊幎 高孊幎 äž­å­Šæ ¡ 衚       珟       ç³» 題材の䟋 ・ 特城が捉えやすく 倚様な感じを倚 く含む題材 ・ 特城が捉えやすく 速さに倉化のあ る動きを倚く含 む題材 ・ 身近な生掻からの 題材 ・ 空想の䞖界からの 題材 ・ 激しい感じの題材 ・ 矀集団が生き る題材 ・倚様な題材 ・ 身近な生掻や日垞 動䜜 ・ 察極の動きの連続 ・倚様な感じ ・ 矀集団の動き ・ もの小道具を 䜿う ひず流れの 動きで即興 的に衚珟 ・ いろいろな題材の 特城や様子を捉 え高䜎の差や速 さの倉化のある 党身の動きで即 興的に螊る ・ どこかに「倧倉 だ〇〇だ」な どの急倉する堎 面を入れお簡単 な話にしお続け お螊る ・ 題材の䞻な特城を 捉え動きに差を 付けお誇匵した り衚したい感じ を人組で察応 する動きや察立 する動きで倉化 を付けたりしお メリハリ緩急・ 匷匱のあるひず 流れの動きで即 興的に螊る ・ 題材の特城を捉え お衚したい感じ やむメヌゞを動 きに倉化を付け たり繰り返した りしおメリハリ 緩急・匷匱の あるひず流れの 動きにしお即興 的に螊る ・ 倚様なテヌマから むメヌゞを捉え る ・ むメヌゞを即興的 に衚珟する ・ 倉化を付けたひず 流れの動きで衚 珟する ・ 動きを誇匵したり 繰り返したりし お衚珟する 簡単なひず たずたりの 動きで衚珟 ・ 衚したい感じやむ メヌゞを「はじめ なかおわり」 の構成や矀の動 きを工倫しお簡 単なひずたずた りの動きで衚珟 する ・ 倉化ず起䌏のある 「はじめなか おわり」のひずた ずたりの動きで 衚珟する 発衚の様子 ・続けお螊る ・ 感じを蟌めお螊る ・ 感じを蟌めお通し お螊る ・ 動きを芋せ合っお 発衚する リ ズ ム ç³» リズムの䟋 ・ 匟んで螊れるよう なロックやサン バなどの軜快な リズム ・ 軜快なテンポや ビヌトの匷い ロックのリズム ・ 陜気で小刻みな ビヌトのサンバ のリズム 加えお指導可 ・ シンプルなビヌト のロックのリズ ム ・ 䞀拍ごずにアクセ ントのあるヒッ プホップのリズ ム リズムに乗っ お党身で即 興的に螊る ・ ぞそ䜓幹郚を 䞭心に軜快なリ ズムの音楜に 乗っお即興的に 螊る。 ・ 友達ず関わっお螊 る ・ ロックやサンバな どのリズムの特 城を捉えお螊る ・ ぞそ䜓幹郚を 䞭心にリズムに 乗っお党身で即 興的に螊る ・ 動きに倉化を付け お螊る ・ 友達ず関わり合っ お螊る ・ ロックやヒップ ホップなどのリ ズムの特城を捉 えお螊る ・ リズムに乗っお党 身で自由に匟ん で螊る ・ 簡単な繰り返しの リズムで螊る 発衚や亀流 ・ 友達ず䞀緒に螊る ・螊りで亀流する ・ 動きを芋せ合っお 亀流する フ ォ ヌ ク ダ ン ス 螊りず特城 含めお指導可 ・ 軜快なリズムず易 しいステップの 繰り返しで構成 される簡単な フォヌクダンス 加えお指導可 ・ 日本の民螊 よう 軜快 なリズムの螊り 力匷い螊り ・ 倖囜のフォヌクダ ンスシングル サヌクルで螊る 力匷い螊りパヌ トナヌチェンゞ のある軜快な螊 り特城的な隊圢 ず構成の螊り ・ 日本の民螊 よう 小道 具を操䜜する螊 り童歌の螊り 躍動的な動䜜が 倚い螊り ・ 倖囜のフォヌクダ ンスパヌトナヌ チェンゞのある 螊り隊圢が倉化 する螊り隊圢を 組む螊り 発衚や亀流 ・ 友達ず䞀緒に螊る ・螊りで亀流する ・ 仲間ず楜しく螊っ お亀流する
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180 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い  保健 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 保 健 領 域 ア  健康な生掻に ぀いお理解する こず。 () 健康の状態 は䞻䜓の芁 因や呚囲の環 境の芁因が関 わっおいるこ ず () 運動 食事 䌑逊及び睡眠 の調和のずれ た生掻ず䜓の 枅朔 () 明るさの調 節換気など の生掻環境 ア  䜓の発育・発 達に぀いお理解 するこず。 () 幎霢に䌎う 䜓の倉化ず個 人差 () 思春期の䜓 の倉化  ・ 䜓぀きの倉 化  ・ 初経粟通 など  ・ 異性ぞの関 心の芜生え () 䜓をよりよ く発育・発達 させるための 生掻 ア  心の発達及び䞍 安や悩みぞの察凊 に぀いお理解する ずずもに簡単な 察凊をするこず。 () 心の発達 () 心ず䜓ずの密 接な関係 () 䞍安や悩みぞ の察凊の知識及 び技胜 ア  病気の予防に぀いお理 解するこず。 () 病気の起こり方 () 病原䜓が䞻な芁因ず なっお起こる病気の予 防  ・ 病原䜓が䜓に入るの を防ぐこず  ・ 病原䜓に察する䜓の 抵抗力を高めるこず () 生掻習慣病など生掻 行動が䞻な芁因ずなっ お起こる病気の予防   適切な運動栄逊の 偏りのない食事をず るこず   口腔 くう の衛生を保぀こ ず () 喫煙飲酒薬物乱 甚ず健康  ・ 健康を損なう原因 () 地域の保健に関わる 様々な掻動 ア  けがの防止に関 する次の事項を理 解するずずもに けがなどの簡単な 手圓をするこず。 () 亀通事故や身 の回りの生掻の 危険が原因ず なっお起こるけ がの防止   呚囲の危険に 気付くこず   的確な刀断の 䞋に安党に行 動するこず   環境を安党に 敎えるこず () けがなどの簡 単な手圓の知識 及び技胜
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181  䜓育・健康 に関する指 導 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 保 健 分 野 ア  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお理解を深める こず。 () 健康は䞻䜓ず環境の 盞互䜜甚の䞋に成り 立っおいるこず。たた 疟病は䞻䜓の芁因ず環 境の芁因が関わり合っ お発生するこず () 幎霢生掻環境等に応 じた運動食事䌑逊及 び睡眠の調和のずれた 生掻 ア  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお理解を深める こず。 () 生掻習慣病などの予 防  ・ 運動䞍足食事の量 や質の偏り䌑逊や 睡眠の䞍足などの生 掻習慣の乱れが䞻な 芁因  ・ 適切な運動食事 䌑逊及び睡眠の調和 のずれた生掻の実践 () 喫煙飲酒薬物乱 甚ず健康  ・心身に様々な圱響  ・健康を損なう原因  ・ 個人の心理状態や人 間関係瀟䌚環境が 圱響 ア  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお理解を深める こず。 () 感染症の予防  ・病原䜓が䞻な芁因  ・発生源をなくすこず  ・ 感染経路を遮断する こず  ・ 䞻䜓の抵抗力を高め るこず () 健康の保持増進や疟 病の予防のための個人 や瀟䌚の取組  ・ 保健・医療機関の有 効利甚  ・医薬品の正しい䜿甚 ア  心身の機胜の発達ず心 の健康に぀いお理解を深 めるずずもにストレスぞ の察凊をするこず。 () 身䜓機胜の発達ず個 人差 () 生殖に関わる機胜の 成熟ず適切な行動 () 粟神機胜の発達ず自 己圢成 () 欲求やストレスの心 身ぞの圱響ず欲求やス トレスぞの察凊の知識 及び技胜 ア  傷害の防止に぀いお理 解を深めるずずもに応急 手圓をするこず。  () 亀通事故や自然灜害 などによる傷害は人 的芁因や環境芁因など が関わっお発生するこ ず () 亀通事故などによる 傷害の防止  ・安党な行動  ・環境の改善 () 自然灜害による傷害 の防止  ・ 灜害発生時ず二次灜 害  ・ 灜害に備えおおくこ ず  ・安党に避難するこず () 応急手圓  ・傷害の悪化の防止  ・ 心肺蘇生法などの応 急手圓の知識及び技 胜 ア  健康ず環境に぀いお理 解を深めるこず。 () 身䜓の適応胜力ずそ れを超えた環境による 健康圱響快適で胜率 のよい生掻を送る環境 の範囲  () 飲料氎や空気ず健康 ずの関わり飲料氎や 空気の衛生的管理 () 生掻によっお生じた 廃棄物の衛生的な凊理
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182 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い (2) 「思考力刀断力衚珟力等」 領 域 小孊校 第孊幎及び第孊幎 小孊校 第孊幎及び第孊幎 小孊校 第孊幎及び第孊幎 䜓 ぀ く り 運 動 ç³»  䜓をほぐしたり倚様な動 きを぀くったりする遊び方 を工倫するずずもに考えた こずを友達に䌝える  自己の課題を芋付けその 解決のための掻動を工倫す るずずもに考えたこずを友 達に䌝える  自己の䜓の状態や䜓力に 応じお運動の行い方を工倫 するずずもに自己や仲間の 考えたこずを他者に䌝える 噚 械 運 動 ç³»  噚械・噚具を甚いた簡単な 遊び方を工倫するずずもに 考えたこずを友達に䌝える  自己の胜力に適した課題 を芋付け技ができるように なるための掻動を工倫する ずずもに考えたこずを友達 に䌝える  自己の胜力に適した課題 の解決の仕方や技の組み合 わせ方を工倫するずずもに 自己や仲間の考えたこずを 他者に䌝える 陾 侊 運 動 ç³»  走ったり跳んだりする簡 単な遊び方を工倫するずず もに考えたこずを友達に䌝 える  自己の胜力に適した課題 を芋付け動きを身に付ける ための掻動や競走争の仕 方を工倫するずずもに考え たこずを友達に䌝える  自己の胜力に適した課題 の解決の仕方競争や蚘録ぞ の挑戊の仕方を工倫するず ずもに自己や仲間の考えた こずを他者に䌝える æ°Ž æ³³ 運 動 ç³»  氎の䞭を移動したりも ぐったり浮いたりする簡単 な遊び方を工倫するずずも に考えたこずを友達に䌝え る  自己の胜力に適した課題 を芋付け氎の䞭での動きを 身に付けるための掻動を工 倫するずずもに考えたこず を友達に䌝える  自己の胜力に適した課題 の解決の仕方や蚘録ぞの挑 戊の仕方を工倫するずずも に自己や仲間の考えたこず を他者に䌝える ボ ヌ ル 運 動 ç³»  簡単な芏則を工倫したり 攻め方を遞んだりするずず もに考えたこずを友達に䌝 える  芏則を工倫したりゲヌム の型に応じた簡単な䜜戊を 遞んだりするずずもに考え たこずを友達に䌝える  ルヌルを工倫したり自己 やチヌムの特城に応じた䜜 戊を遞んだりするずずもに 自己や仲間の考えたこずを 他者に䌝える 衚 珟 運 動 ç³»  身近な題材の特城を捉え お螊ったり軜快なリズムに 乗っお螊ったりする簡単な 螊り方を工倫するずずもに 考えたこずを友達に䌝える  自己の胜力に適した課題 を芋付け題材やリズムの特 城を捉えた螊り方や亀流の 仕方を工倫するずずもに考 えたこずを友達に䌝える  自己やグルヌプの課題の 解決に向けお衚したい内容 や螊りの特城を捉えた緎習 や発衚・亀流の仕方を工倫す るずずもに自己や仲間の考 えたこずを他者に䌝える
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183  䜓育・健康 に関する指 導 領 域 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎及び第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 䜓 ぀ く り 運 動  自己の課題を発芋し合理的な解決に向け お運動の取り組み方を工倫するずずもに自 己や仲間の考えたこずを他者に䌝える  自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決 に向けお運動の取り組み方を工倫するずず もに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝え る 噚 械 運 動  技などの自己の課題を発芋し合理的な解 決に向けお運動の取り組み方を工倫するず ずもに自己の考えたこずを他者に䌝える  技などの自己や仲間の課題を発芋し合理 的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫 するずずもに自己の考えたこずを他者に䌝 える 陾 侊 ç«¶ 技  動きなどの自己の課題を発芋し合理的な 解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己の考えたこずを他者に䌝える  動きなどの自己や仲間の課題を発芋し合 理的な解決に向けお運動の取り組み方を工 倫するずずもに自己の考えたこずを他者に 䌝える æ°Ž æ³³  泳法などの自己の課題を発芋し合理的な 解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己の考えたこずを他者に䌝える  泳法などの自己や仲間の課題を発芋し合 理的な解決に向けお運動の取り組み方を工 倫するずずもに自己の考えたこずを他者に 䌝える 球 技  攻防などの自己の課題を発芋し合理的な 解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に 䌝える  攻防などの自己やチヌムの課題を発芋し 合理的な解決に向けお運動の取り組み方を 工倫するずずもに自己や仲間の考えたこず を他者に䌝える ダ ン ス  衚珟などの自己の課題を発芋し合理的な 解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に 䌝える  衚珟などの自己や仲間の課題を発芋し合 理的な解決に向けお運動の取り組み方を工 倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを 他者に䌝える
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184 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い (3) 「孊びに向かう力人間性等」 領 域 小孊校 第孊幎及び第孊幎 小孊校 第孊幎及び第孊幎 小孊校 第孊幎及び第孊幎 䜓 ぀ く り 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・ きたりを守り誰ずでも仲よ く運動をする ・堎の安党に気を付ける ・運動に進んで取り組む ・ きたりを守り誰ずでも仲よ く運動をする ・友達の考えを認める ・ 堎や甚具の安党に気を付け る ・運動に積極的に取り組む ・ 玄束を守り助け合っお運動 をする ・仲間の考えや取組を認める ・堎や甚具の安党に気を配る 噚 械 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・ 順番やきたりを守り誰ずで も仲よく運動をする ・ 堎や噚械・噚具の安党に気 を付ける ・運動に進んで取り組む ・ きたりを守り誰ずでも仲よ く運動をする ・友達の考えを認める ・ 堎や噚械・噚具の安党に気 を付ける ・運動に積極的に取り組む ・ 玄束を守り助け合っお運動 をする ・仲間の考えや取組を認める ・ 堎や噚械・噚具の安党に気 を配る 陾 侊 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・ 順番やきたりを守り誰ずで も仲よく運動をする ・勝敗を受け入れる ・堎の安党に気を付ける ・運動に進んで取り組む ・ きたりを守り誰ずでも仲よ く運動をする ・勝敗を受け入れる ・友達の考えを認める ・ 堎や甚具の安党に気を付け る ・運動に積極的に取り組む ・ 玄束を守り助け合っお運動 をする ・勝敗を受け入れる ・仲間の考えや取組を認める ・堎や甚具の安党に気を配る æ°Ž æ³³ 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・ 順番やきたりを守り誰ずで も仲よく運動をする ・ 氎遊びの心埗を守っお安党 に気を付ける ・運動に進んで取り組む ・ きたりを守り誰ずでも仲よ く運動をする ・友達の考えを認める ・ 氎泳運動の心埗を守っお安 党に気を付ける ・運動に積極的に取り組む ・ 玄束を守り助け合っお運動 をする ・仲間の考えや取組を認める ・ 氎泳運動の心埗を守っお安 党に気を配る ボ ヌ ル 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・ 芏則を守り誰ずでも仲よく 運動をする ・勝敗を受け入れる ・ 堎や甚具の安党に気を付け る ・運動に進んで取り組む ・ 芏則を守り誰ずでも仲よく 運動をする ・勝敗を受け入れる ・友達の考えを認める ・ 堎や甚具の安党に気を付け る ・運動に積極的に取り組む ・ ルヌルを守り助け合っお運 動をする ・勝敗を受け入れる ・仲間の考えや取組を認める ・堎や甚具の安党に気を配る 衚 珟 運 動 ç³» ・運動遊びに進んで取り組む ・誰ずでも仲よく螊る ・堎の安党に気を付ける ・運動に進んで取り組む ・誰ずでも仲よく螊る ・友達の動きや考えを認める ・堎の安党に気を付ける ・運動に積極的に取り組む ・ 互いのよさを認め合い助け 合っお螊る ・堎の安党に気を配る
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185  䜓育・健康 に関する指 導 領 域 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎及び第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 䜓 ぀ く り 運 動 ・䜓぀くり運動に積極的に取り組む ・仲間の孊習を揎助しようずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた動きなどを認めよ うずする ・話合いに参加しようずする ・健康・安党に気を配る ・䜓぀くり運動に自䞻的に取り組む ・互いに助け合い教え合おうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた動きなどを倧切に しようずする ・話合いに貢献しようずする ・健康・安党を確保する 噚 械 運 動 ・噚械運動に積極的に取り組む ・よい挔技を認めようずする ・仲間の孊習を揎助しようずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認め ようずする ・健康・安党に気を配る ・噚械運動に自䞻的に取り組む ・よい挔技を讃えようずする ・互いに助け合い教え合おうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切 にしようずする ・健康・安党を確保する 陾 侊 ç«¶ 技 ・陞䞊競技に積極的に取り組む ・ 勝敗などを認めルヌルやマナヌを守ろう ずする ・分担した圹割を果たそうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認め ようずする ・健康・安党に気を配る ・陞䞊競技に自䞻的に取り組む ・ 勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマ ナヌを倧切にしようずする ・自己の責任を果たそうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切 にしようずする ・健康・安党を確保する æ°Ž æ³³ ・氎泳に積極的に取り組む ・ 勝敗などを認めルヌルやマナヌを守ろう ずする ・分担した圹割を果たそうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認め ようずする ・ 氎泳の事故防止に関する心埗を遵守するな ど健康・安党に気を配る ・氎泳に自䞻的に取り組む ・ 勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマ ナヌを倧切にしようずする ・自己の責任を果たそうずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切 にしようずする ・ 氎泳の事故防止に関する心埗を遵守するな ど健康・安党を確保する 球 技 ・球技に積極的に取り組む ・フェアなプレむを守ろうずする ・ 䜜戊などに぀いおの話合いに参加しようず する ・ 䞀人䞀人の違いに応じたプレむなどを認め ようずする ・仲間の孊習を揎助しようずする ・健康・安党に気を配る ・球技に自䞻的に取り組む ・フェアなプレむを倧切にしようずする ・ 䜜戊などに぀いおの話合いに貢献しようず する ・ 䞀人䞀人の違いに応じたプレむなどを倧切 にしようずする ・互いに助け合い教え合おうずする ・健康・安党を確保する ダ ン ス ・ダンスに積極的に取り組む ・仲間の孊習を揎助しようずする ・亀流などの話合いに参加しようずする ・ 䞀人䞀人の違いに応じた衚珟や圹割を認め ようずする ・健康・安党に気を配る ・ダンスに自䞻的に取り組む ・互いに助け合い教え合おうずする ・ 䜜品や発衚などの話合いに貢献しようずす る ・ 䞀人䞀人の違いに応じた衚珟や圹割を倧切 にしようずする ・健康・安党を確保する
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186 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 保健領域保健分野 (2) 「思考力刀断力衚珟力等」 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 小孊校 第孊幎 保 健 領 域 ã‚€  健康な生掻に぀ いお課題を芋付け その解決に向けお 考えそれを衚珟 する。 ã‚€  䜓がよりよく発 育・発達するため に 課題を芋付け その解決に向けお 考えそれを衚珟 する。 ã‚€  心の健康に぀い お 課題を芋付け その解決に向けお 思考し刀断するず ずもにそれらを 衚珟する。 ã‚€  病気を予防する ために課題を芋 付けその解決に 向けお思考し刀断 するずずもにそ れらを衚珟する。 ã‚€  けがを防止する ために危険の予 枬や回避の方法を 考えそれらを衚 珟する。
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187  䜓育・健康 に関する指 導 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 äž­å­Šæ ¡ 第孊幎 保 健 分 野 ã‚€  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお課題を発芋 しその解決に向けお思考 し刀断するずずもにそれ らを衚珟する。 ã‚€  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお課題を発芋 しその解決に向けお思考 し刀断するずずもにそれ らを衚珟する。 ã‚€  健康な生掻ず疟病の予 防に぀いお課題を発芋 しその解決に向けお思考 し刀断するずずもにそれ らを衚珟する。 ã‚€  心身の機胜の発達ず心 の健康に぀いお課題を発 芋しその解決に向けお思 考し刀断するずずもにそ れらを衚珟する。 ã‚€  傷害の防止に぀いお危 険の予枬やその回避の方 法を考えそれらを衚珟す る。 ã‚€  健康ず環境に関する情 報から課題を発芋しその 解決に向けお思考し刀断 するずずもにそれらを衚 珟する。
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付録 目次 付録孊校教育法斜行芏則抄 付録小孊校孊習指導芁領 第章 総則 付録小孊校孊習指導芁領 第章 第節 䜓育 付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 保健䜓育 付録小孊校孊習指導芁領 第章 特別の教科 道埳 付録 「道埳の内容」の孊幎段階・孊校段階の䞀芧衚 付録幌皚園教育芁領
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190 付録1 第四章 小孊校 第二節 教育課皋 第五十条 小孊校の教育課皋は囜語瀟䌚算数理科生掻音楜図画工䜜家 庭䜓育及び倖囜語の各教科以䞋この節においお「各教科」ずいう。  特別の教科で ある道埳倖囜語掻動総合的な孊習の時間䞊びに特別掻動によ぀お線成するものずす る。  私立の小孊校の教育課皋を線成する堎合は前項の芏定にかかわらず宗教を加える こずができる。この堎合においおは宗教をも぀お前項の特別の教科である道埳に代え るこずができる。 第五十䞀条 小孊校第五十二条の二第二項に芏定する䞭孊校連携型小孊校及び第䞃十九 条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校を陀く。 の各孊幎における各教科特別 の教科である道埳倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動のそれぞれの授業時 数䞊びに各孊幎におけるこれらの総授業時数は別衚第䞀に定める授業時数を暙準ずす る。 第五十二条 小孊校の教育課皋に぀いおはこの節に定めるもののほか教育課皋の基準 ずしお文郚科孊倧臣が別に公瀺する小孊校孊習指導芁領によるものずする。 第五十䞉条 小孊校においおは必芁がある堎合には䞀郚の各教科に぀いおこれらを 合わせお授業を行うこずができる。 第五十四条 児童が心身の状況によ぀お履修するこずが困難な各教科はその児童の心身 の状況に適合するように課さなければならない。 第五十五条 小孊校の教育課皋に関しその改善に資する研究を行うため特に必芁があ りか぀児童の教育䞊適切な配慮がなされおいるず文郚科孊倧臣が認める堎合におい おは文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校 連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭 型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第 五十二条の芏定によらないこずができる。 第五十五条の二 文郚科孊倧臣が小孊校においお圓該小孊校又は圓該小孊校が蚭眮さ れおいる地域の実態に照らしより効果的な教育を実斜するため圓該小孊校又は圓該 地域の特色を生かした特別の教育課皋を線成しお教育を実斜する必芁がありか぀圓 該特別の教育課皋に぀いお教育基本法平成十八幎法埋第癟二十号及び孊校教育法 第䞉十条第䞀項の芏定等に照らしお適切であり児童の教育䞊適切な配慮がなされおい るものずしお文郚科孊倧臣が定める基準を満たしおいるず認める堎合においおは文郚 科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊 孊校教育法斜行芏則 抄 昭和二十二幎五月二十䞉日文郚省什第十䞀号 䞀郚改正平成二十九幎䞉月䞉十䞀日文郚科孊省什第二十号      平成䞉十幎八月二十䞃日文郚科孊省什第二十䞃号
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191 付録1 校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校に あ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条の 芏定の党郚又は䞀郚によらないこずができる。 第五十六条 小孊校においお孊校生掻ぞの適応が困難であるため盞圓の期間小孊校を欠 垭し匕き続き欠垭するず認められる児童を察象ずしおその実態に配慮した特別の教育 課皋を線成しお教育を実斜する必芁があるず文郚科孊倧臣が認める堎合においおは文 郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小 孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校 にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条 の芏定によらないこずができる。 第五十六条の二 小孊校においお日本語に通じない児童のうち圓該児童の日本語を理 解し䜿甚する胜力に応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育する堎合には文 郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小 孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校 にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条 の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこずができる。 第五十六条の䞉 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長は児童 が蚭眮者の定めるずころにより他の小孊校矩務教育孊校の前期課皋又は特別支揎孊校 の小孊郚においお受けた授業を圓該児童の圚孊する小孊校においお受けた圓該特別の 教育課皋に係る授業ずみなすこずができる。 第五十六条の四 小孊校においお孊霢を経過した者のうちその者の幎霢経隓又は勀 劎の状況その他の実情に応じた特別の指導を行う必芁があるものを倜間その他特別の時 間においお教育する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀 項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二 項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第 䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこず ができる。 第䞉節 孊幎及び授業日 第六十䞀条 公立小孊校における䌑業日は次のずおりずする。ただし第䞉号に掲げる 日を陀き圓該孊校を蚭眮する地方公共団䜓の教育委員䌚公立倧孊法人の蚭眮する小 孊校にあ぀おは圓該公立倧孊法人の理事長。第䞉号においお同じ。 が必芁ず認める 堎合はこの限りでない。 䞀 囜民の祝日に関する法埋昭和二十䞉幎法埋第癟䞃十八号に芏定する日 二 日曜日及び土曜日 䞉 孊校教育法斜行什第二十九条第䞀項の芏定により教育委員䌚が定める日 第六十二条 私立小孊校における孊期及び䌑業日は圓該孊校の孊則で定める。
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192 付録1 第八章 特別支揎教育 第癟䞉十四条の二 校長は特別支揎孊校に圚孊する児童等に぀いお個別の教育支揎蚈画 孊校ず医療保健犏祉劎働等に関する業務を行う関係機関及び民間団䜓次項に おいお「関係機関等」ずいう。 ずの連携の䞋に行う圓該児童等に察する長期的な支揎 に関する蚈画をいう。 を䜜成しなければならない。  校長は前項の芏定により個別の教育支揎蚈画を䜜成するに圓た぀おは圓該児童等 又はその保護者の意向を螏たえ぀぀あらかじめ関係機関等ず圓該児童等の支揎に関 する必芁な情報の共有を図らなければならない。 第癟䞉十八条 小孊校䞭孊校若しくは矩務教育孊校又は䞭等教育孊校の前期課皋におけ る特別支揎孊玚に係る教育課皋に぀いおは特に必芁がある堎合は第五十条第䞀項 第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十䞀条第五十二条第 䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十二条の䞉第䞃十二条第 䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十䞉条 第䞃十四条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含 む。  第䞃十四条の䞉第䞃十六条第䞃十九条の五第䞃十九条の十二においお準甚 する堎合を含む。 及び第癟䞃条第癟十䞃条においお準甚する堎合を含む。 の芏定に かかわらず特別の教育課皋によるこずができる。 第癟䞉十九条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は小孊校䞭孊校若しくは矩務教育孊校又 は䞭等教育孊校の前期課皋における特別支揎孊玚の児童又は生埒に぀いお準甚する。 第癟四十条 小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校においお次の 各号のいずれかに該圓する児童又は生埒特別支揎孊玚の児童及び生埒を陀く。 のう ち圓該障害に応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育する堎合には文郚科孊倧 臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第䞃十九条の六第䞀項においお準甚す る堎合を含む。  第五十䞀条第五十二条第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎 合を含む。  第五十二条の䞉第䞃十二条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項 においお準甚する堎合を含む。  第䞃十䞉条第䞃十四条第䞃十九条の六第二項及び 第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十四条の䞉第䞃十六条第 䞃十九条の五第䞃十九条の十二においお準甚する堎合を含む。  第八十䞉条及び第 八十四条第癟八条第二項においお準甚する堎合を含む。 䞊びに第癟䞃条第癟十䞃 条においお準甚する堎合を含む。 の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこずが できる。 䞀 蚀語障害者 二 自閉症者 䞉 情緒障害者 四 匱芖者 五 難聎者
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193 付録1 別衚第䞀第五十䞀条関係 区    分 第孊幎 第孊幎 第孊幎 第孊幎 第孊幎 第孊幎 各教科の 授業時数 囜 語 306 315 245 245 175 175 瀟 䌚 70 90 100 105 算 数 136 175 175 175 175 175 理 科 90 105 105 105 生 掻 102 105 音 楜 68 70 60 60 50 50 図画工䜜 68 70 60 60 50 50 å®¶ 庭 60 55 䜓 育 102 105 105 105 90 90 倖 囜 語 70 70 特別の教科である道埳 の授業時数 34 35 35 35 35 35 倖囜語掻動の授業時数 35 35 総合的な孊習の時間の 授業時数 70 70 70 70 特別掻動の授業時数 34 35 35 35 35 35 総授業時数 850 910 980 1015 1015 1015 備考  䞀 この衚の授業時数の䞀単䜍時間は四十五分ずする。  二  特別掻動の授業時数は小孊校孊習指導芁領で定める孊玚掻動孊校絊食に係るものを陀 く。 に充おるものずする。  䞉  第五十条第二項の堎合においお特別の教科である道埳のほかに宗教を加えるずきは宗教 の授業時数をも぀おこの衚の特別の教科である道埳の授業時数の䞀郚に代えるこずができる。 別衚第二及び別衚第四の堎合においおも同様ずする。  六 孊習障害者 䞃 泚意欠陥倚動性障害者 八 その他障害のある者でこの条の芏定により特別の教育課皋による教育を行うこず が適圓なもの 第癟四十䞀条 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長は児童又 は生埒が圓該小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校の蚭眮者の 定めるずころにより他の小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校䞭等教育孊校又は 特別支揎孊校の小孊郚䞭孊郚若しくは高等郚においお受けた授業を圓該小孊校䞭 孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校においお受けた圓該特別の教育課皋に 係る授業ずみなすこずができる。 第癟四十䞀条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は第癟四十条の芏定により特別の指導が行 われおいる児童又は生埒に぀いお準甚する。 附 則平成二十九幎䞉月䞉十䞀日文郚科孊省什第二十号  この省什は平成䞉十二幎四月䞀日から斜行する。
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194 付録2 第 小孊校教育の基本ず教育課皋の圹割  各孊校においおは教育基本法及び孊校教育法その他の法什䞊びにこの章以䞋に瀺すずころに 埓い児童の人間ずしお調和のずれた育成を目指し児童の心身の発達の段階や特性及び孊校や 地域の実態を十分考慮しお適切な教育課皋を線成するものずしこれらに掲げる目暙を達成す るよう教育を行うものずする。  孊校の教育掻動を進めるに圓たっおは各孊校においお第のに瀺す䞻䜓的・察話的で深 い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお創意工倫を生かした特色ある教育掻動を展開する䞭 で次の(1) から(3) たでに掲げる事項の実珟を図り児童に生きる力を育むこずを目指すもの ずする。 (1) 基瀎的・基本的な知識及び技胜を確実に習埗させこれらを掻甚しお課題を解決するために 必芁な思考力刀断力衚珟力等を育むずずもに䞻䜓的に孊習に取り組む態床を逊い個性 を生かし倚様な人々ずの協働を促す教育の充実に努めるこず。その際児童の発達の段階を考 慮しお児童の蚀語掻動など孊習の基盀を぀くる掻動を充実するずずもに家庭ずの連携を 図りながら児童の孊習習慣が確立するよう配慮するこず。 (2) 道埳教育や䜓隓掻動倚様な衚珟や鑑賞の掻動等を通しお豊かな心や創造性の涵 かん 逊を目指 した教育の充実に努めるこず。   孊校における道埳教育は特別の教科である道埳以䞋「道埳科」ずいう。 を芁ずしお孊 校の教育掻動党䜓を通じお行うものであり道埳科はもずより各教科倖囜語掻動総合的 な孊習の時間及び特別掻動のそれぞれの特質に応じお児童の発達の段階を考慮しお適切な 指導を行うこず。   道埳教育は教育基本法及び孊校教育法に定められた教育の根本粟神に基づき自己の生き 方を考え䞻䜓的な刀断の䞋に行動し自立した人間ずしお他者ず共によりよく生きるための 基盀ずなる道埳性を逊うこずを目暙ずするこず。   道埳教育を進めるに圓たっおは人間尊重の粟神ず生呜に察する畏敬の念を家庭孊校そ の他瀟䌚における具䜓的な生掻の䞭に生かし豊かな心をもち䌝統ず文化を尊重しそれら を育んできた我が囜ず郷土を愛し個性豊かな文化の創造を図るずずもに平和で民䞻的な囜 家及び瀟䌚の圢成者ずしお公共の粟神を尊び瀟䌚及び囜家の発展に努め他囜を尊重し 囜際瀟䌚の平和ず発展や環境の保党に貢献し未来を拓 ひら く䞻䜓性のある日本人の育成に資するこ ずずなるよう特に留意するこず。 (3) 孊校における䜓育・健康に関する指導を児童の発達の段階を考慮しお孊校の教育掻動党 䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安党な生掻ず豊かなスポヌツラむフの実珟を目指し た教育の充実に努めるこず。特に孊校における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に関する指導 安党に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導に぀いおは䜓育科家庭科及び特 別掻動の時間はもずより各教科道埳科倖囜語掻動及び総合的な孊習の時間などにおいお もそれぞれの特質に応じお適切に行うよう努めるこず。たたそれらの指導を通しお家庭や 地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻においお適切な䜓育・健康に関する掻動の実践を促 し生涯を通じお健康・安党で掻力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。  の(1) から(3) たでに掲げる事項の実珟を図り豊かな創造性を備え持続可胜な瀟䌚の創り 手ずなるこずが期埅される児童に生きる力を育むこずを目指すに圓たっおは孊校教育党䜓䞊 びに各教科道埳科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動以䞋「各教科等」ずい 小孊校孊習指導芁領 第章 総則
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195 付録2 う。ただし第のの(2) のア及びりにおいお特別掻動に぀いおは孊玚掻動孊校絊食に係 るものを陀く。 に限る。 の指導を通しおどのような資質・胜力の育成を目指すのかを明確にし ながら教育掻動の充実を図るものずする。その際児童の発達の段階や特性等を螏たえ぀぀ 次に掲げるこずが偏りなく実珟できるようにするものずする。 (1) 知識及び技胜が習埗されるようにするこず。 (2) 思考力刀断力衚珟力等を育成するこず。 (3) 孊びに向かう力人間性等を涵 かん 逊するこず。  各孊校においおは児童や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的や目暙の実珟に必芁 な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこず教育課皋の実斜状況を評䟡しおそ の改善を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその 改善を図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の 質の向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努めるものずす る。 第 教育課皋の線成  各孊校の教育目暙ず教育課皋の線成   教育課皋の線成に圓たっおは孊校教育党䜓や各教科等における指導を通しお育成を目指す資 質・胜力を螏たえ぀぀各孊校の教育目暙を明確にするずずもに教育課皋の線成に぀いおの基 本的な方針が家庭や地域ずも共有されるよう努めるものずする。その際第章総合的な孊習の 時間の第のに基づき定められる目暙ずの関連を図るものずする。  教科等暪断的な芖点に立った資質・胜力の育成 (1) 各孊校においおは児童の発達の段階を考慮し蚀語胜力情報掻甚胜力情報モラルを含 む。  問題発芋・解決胜力等の孊習の基盀ずなる資質・胜力を育成しおいくこずができるよ う各教科等の特質を生かし教科等暪断的な芖点から教育課皋の線成を図るものずする。 (2) 各孊校においおは児童や孊校地域の実態及び児童の発達の段階を考慮し豊かな人生の 実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成するこずに向けた珟代的な諞課題に察応しお求め られる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成しおいくこずができるよう各孊校の特色を 生かした教育課皋の線成を図るものずする。  教育課皋の線成における共通的事項 (1) 内容等の取扱い ア 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に関する事項は特に 瀺す堎合を陀きいずれの孊校においおも取り扱わなければならない。 む 孊校においお特に必芁がある堎合には第章以䞋に瀺しおいない内容を加えお指導する こずができる。たた第章以䞋に瀺す内容の取扱いのうち内容の範囲や皋床等を瀺す事項 は党おの児童に察しお指導するものずする内容の範囲や皋床等を瀺したものであり孊校 においお特に必芁がある堎合にはこの事項にかかわらず加えお指導するこずができる。た だしこれらの堎合には第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の目 暙や内容の趣旚を逞脱したり児童の負担過重ずなったりするこずのないようにしなければ ならない。 り 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に掲げる事項の順序 は特に瀺す堎合を陀き指導の順序を瀺すものではないので孊校においおはその取扱 いに぀いお適切な工倫を加えるものずする。
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196 付録2 ゚ 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動の内容は孊幎間かけお指導す る事項を瀺したものである。各孊校においおはこれらの事項を児童や孊校地域の実態に 応じ孊幎間を芋通しお蚈画的に指導するこずずし特に瀺す堎合を陀きいずれかの孊 幎に分けお又はいずれの孊幎においおも指導するものずする。 オ 孊校においお以䞊の孊幎の児童で線制する孊玚に぀いお特に必芁がある堎合には各教 科及び道埳科の目暙の達成に支障のない範囲内で各教科及び道埳科の目暙及び内容に぀い お孊幎別の順序によらないこずができる。 カ 道埳科を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行う道埳教育の内容は第章特別の教科 道埳の第に瀺す内容ずしその実斜に圓たっおは第に瀺す道埳教育に関する配慮事項 を螏たえるものずする。 (2) 授業時数等の取扱い ア 各教科等の授業は幎間35週( 第孊幎に぀いおは34週以䞊にわたっお行うよう蚈画 し週圓たりの授業時数が児童の負担過重にならないようにするものずする。ただし各教 科等や孊習掻動の特質に応じ効果的な堎合には倏季冬季孊幎末等の䌑業日の期間に授 業日を蚭定する堎合を含めこれらの授業を特定の期間に行うこずができる。 む 特別掻動の授業のうち児童䌚掻動クラブ掻動及び孊校行事に぀いおはそれらの内容 に応じ幎間孊期ごず月ごずなどに適切な授業時数を充おるものずする。 り 各孊校の時間割に぀いおは次の事項を螏たえ適切に線成するものずする。 () 各教科等のそれぞれの授業の単䜍時間は各孊校においお各教科等の幎間授業時数 を確保し぀぀児童の発達の段階及び各教科等や孊習掻動の特質を考慮しお適切に定める こず。 () 各教科等の特質に応じ10分から15分皋床の短い時間を掻甚しお特定の教科等の指導を 行う堎合においお教垫が単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通した䞭でその 指導内容の決定や指導の成果の把握ず掻甚等を責任をもっお行う䜓制が敎備されおいるず きはその時間を圓該教科等の幎間授業時数に含めるこずができるこず。 () 絊食䌑憩などの時間に぀いおは各孊校においお工倫を加え適切に定めるこず。 () 各孊校においお児童や孊校地域の実態各教科等や孊習掻動の特質等に応じお創 意工倫を生かした時間割を匟力的に線成できるこず。 ゚ 総合的な孊習の時間における孊習掻動により特別掻動の孊校行事に掲げる各行事の実斜 ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な孊習の時間における孊習掻動をもっお 盞圓する特別掻動の孊校行事に掲げる各行事の実斜に替えるこずができる。 (3) 指導蚈画の䜜成等に圓たっおの配慮事項   各孊校においおは次の事項に配慮しながら孊校の創意工倫を生かし党䜓ずしお調和 のずれた具䜓的な指導蚈画を䜜成するものずする。 ア 各教科等の指導内容に぀いおは(1) のアを螏たえ぀぀単元や題材など内容や時間のた ずたりを芋通しながらそのたずめ方や重点の眮き方に適切な工倫を加え第のに瀺す 䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお資質・胜力を育む効果的な指導 ができるようにするこず。 む 各教科等及び各孊幎盞互間の関連を図り系統的発展的な指導ができるようにするこ ず。 り 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動に぀いおは圓該孊幎間を芋通し お児童や孊校地域の実態に応じ児童の発達の段階を考慮し぀぀効果的段階的に指 導するようにするこず。
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197 付録2 ゚ 児童の実態等を考慮し指導の効果を高めるため児童の発達の段階や指導内容の関連性 等を螏たえ぀぀合科的・関連的な指導を進めるこず。  孊校段階等間の接続   教育課皋の線成に圓たっおは次の事項に配慮しながら孊校段階等間の接続を図るものずす る。 (1) 幌児期の終わりたでに育っおほしい姿を螏たえた指導を工倫するこずにより幌皚園教育芁 領等に基づく幌児期の教育を通しお育たれた資質・胜力を螏たえお教育掻動を実斜し児童が 䞻䜓的に自己を発揮しながら孊びに向かうこずが可胜ずなるようにするこず。   たた䜎孊幎における教育党䜓においお䟋えば生掻科においお育成する自立し生掻を豊か にしおいくための資質・胜力が他教科等の孊習においおも生かされるようにするなど教科 等間の関連を積極的に図り幌児期の教育及び䞭孊幎以降の教育ずの円滑な接続が図られるよ う工倫するこず。特に小孊校入孊圓初においおは幌児期においお自発的な掻動ずしおの遊 びを通しお育たれおきたこずが各教科等における孊習に円滑に接続されるよう生掻科を䞭 心に合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定など指導の工倫や指導蚈画の䜜成を行 うこず。 (2) 䞭孊校孊習指導芁領及び高等孊校孊習指導芁領を螏たえ䞭孊校教育及びその埌の教育ずの 円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特に矩務教育孊校䞭孊校連携型小孊校及び䞭孊 校䜵蚭型小孊校においおは矩務教育幎間を芋通した蚈画的か぀継続的な教育課皋を線成す るこず。 第 教育課皋の実斜ず孊習評䟡  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善   各教科等の指導に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 第のの(1) から(3) たでに瀺すこずが偏りなく実珟されるよう単元や題材など内容や 時間のたずたりを芋通しながら児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を 行うこず。   特に各教科等においお身に付けた知識及び技胜を掻甚したり思考力刀断力衚珟力等 や孊びに向かう力人間性等を発揮させたりしお孊習の察象ずなる物事を捉え思考するこず により各教科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方以䞋「芋方 ・ 考え方」ずいう。  が鍛えられおいくこずに留意し児童が各教科等の特質に応じた芋方・考え方を働かせなが ら知識を盞互に関連付けおより深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成したり問題を 芋いだしお解決策を考えたり思いや考えを基に創造したりするこずに向かう過皋を重芖した 孊習の充実を図るこず。 (2) 第のの(1) に瀺す蚀語胜力の育成を図るため各孊校においお必芁な蚀語環境を敎える ずずもに囜語科を芁ずし぀぀各教科等の特質に応じお児童の蚀語掻動を充実するこず。あ わせお(7) に瀺すずおり読曞掻動を充実するこず。 (3) 第のの(1) に瀺す情報掻甚胜力の育成を図るため各孊校においおコンピュヌタや情 報通信ネットワヌクなどの情報手段を掻甚するために必芁な環境を敎えこれらを適切に掻甚 した孊習掻動の充実を図るこず。たた各皮の統蚈資料や新聞芖聎芚教材や教育機噚などの 教材・教具の適切な掻甚を図るこず。   あわせお各教科等の特質に応じお次の孊習掻動を蚈画的に実斜するこず。 ア 児童がコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習の基盀ずしお必芁ずなる情報手段の基本
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198 付録2 的な操䜜を習埗するための孊習掻動 む 児童がプログラミングを䜓隓しながらコンピュヌタに意図した凊理を行わせるために必 芁な論理的思考力を身に付けるための孊習掻動 (4) 児童が孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりする掻動を蚈画的に取り入れ るように工倫するこず。 (5) 児童が生呜の有限性や自然の倧切さ䞻䜓的に挑戊しおみるこずや倚様な他者ず協働するこ ずの重芁性などを実感しながら理解するこずができるよう各教科等の特質に応じた䜓隓掻動 を重芖し家庭や地域瀟䌚ず連携し぀぀䜓系的・継続的に実斜できるよう工倫するこず。 (6) 児童が自ら孊習課題や孊習掻動を遞択する機䌚を蚭けるなど児童の興味・関心を生かした 自䞻的自発的な孊習が促されるよう工倫するこず。 (7) 孊校図曞通を蚈画的に利甚しその機胜の掻甚を図り児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実 珟に向けた授業改善に生かすずずもに児童の自䞻的自発的な孊習掻動や読曞掻動を充実す るこず。たた地域の図曞通や博物通矎術通劇堎音楜堂等の斜蚭の掻甚を積極的に図 り資料を掻甚した情報の収集や鑑賞等の孊習掻動を充実するこず。  孊習評䟡の充実   孊習評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評䟡し孊習したこずの意矩や䟡倀を実感できる ようにするこず。たた各教科等の目暙の実珟に向けた孊習状況を把握する芳点から単元や 題材など内容や時間のたずたりを芋通しながら評䟡の堎面や方法を工倫しお孊習の過皋や成 果を評䟡し指導の改善や孊習意欲の向䞊を図り資質・胜力の育成に生かすようにするこ ず。 (2) 創意工倫の䞭で孊習評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう組織的か぀蚈画的な取組を掚 進するずずもに孊幎や孊校段階を越えお児童の孊習の成果が円滑に接続されるように工倫す るこず。 第 児童の発達の支揎  児童の発達を支える指導の充実   教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 孊習や生掻の基盀ずしお教垫ず児童ずの信頌関係及び児童盞互のよりよい人間関係を育お るため日頃から孊玚経営の充実を図るこず。たた䞻に集団の堎面で必芁な指導や揎助を行 うガむダンスず個々の児童の倚様な実態を螏たえ䞀人䞀人が抱える課題に個別に察応した 指導を行うカりンセリングの双方により児童の発達を支揎するこず。   あわせお小孊校の䜎孊幎䞭孊幎高孊幎の孊幎の時期の特長を生かした指導の工倫を行 うこず。 (2) 児童が自己の存圚感を実感しながらよりよい人間関係を圢成し有意矩で充実した孊校 生掻を送る䞭で珟圚及び将来における自己実珟を図っおいくこずができるよう児童理解を 深め孊習指導ず関連付けながら生埒指導の充実を図るこず。 (3) 児童が孊ぶこずず自己の将来ずの぀ながりを芋通しながら瀟䌚的・職業的自立に向けお 必芁な基盀ずなる資質・胜力を身に付けおいくこずができるよう特別掻動を芁ずし぀぀各教 科等の特質に応じおキャリア教育の充実を図るこず。 (4) 児童が基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗も含め孊習内容を確実に身に付けるこずが できるよう児童や孊校の実態に応じ個別孊習やグルヌプ別孊習繰り返し孊習孊習内容
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199 付録2 の習熟の皋床に応じた孊習児童の興味・関心等に応じた課題孊習補充的な孊習や発展的な 孊習などの孊習掻動を取り入れるこずや教垫間の協力による指導䜓制を確保するこずなど 指導方法や指導䜓制の工倫改善により個に応じた指導の充実を図るこず。その際第の の(3) に瀺す情報手段や教材・教具の掻甚を図るこず。  特別な配慮を必芁ずする児童ぞの指導 (1) 障害のある児童などぞの指導 ア 障害のある児童などに぀いおは特別支揎孊校等の助蚀又は揎助を掻甚し぀぀個々の児 童の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずす る。 む 特別支揎孊玚においお実斜する特別の教育課皋に぀いおは次のずおり線成するものずす る。 () 障害による孊習䞊又は生掻䞊の困難を克服し自立を図るため特別支揎孊校小孊郚・䞭 孊郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動を取り入れるこず。 () 児童の障害の皋床や孊玚の実態等を考慮の䞊各教科の目暙や内容を䞋孊幎の教科の目 暙や内容に替えたり各教科を知的障害者である児童に察する教育を行う特別支揎孊校 の各教科に替えたりするなどしお実態に応じた教育課皋を線成するこず。 り 障害のある児童に察しお通玚による指導を行い特別の教育課皋を線成する堎合には 特別支揎孊校小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動の内容を参考ずし具䜓的 な目暙や内容を定め指導を行うものずする。その際効果的な指導が行われるよう各教 科等ず通玚による指導ずの関連を図るなど教垫間の連携に努めるものずする。 ゚ 障害のある児童などに぀いおは家庭地域及び医療や犏祉保健劎働等の業務を行う 関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で児童ぞの教育的支揎を行うために個別の教育支 揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるずずもに各教科等の指導に圓たっお個々の児童の 実態を的確に把握し個別の指導蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるものずする。特に特 別支揎孊玚に圚籍する児童や通玚による指導を受ける児童に぀いおは個々の児童の実態を 的確に把握し個別の教育支揎蚈画や個別の指導蚈画を䜜成し効果的に掻甚するものずす る。 (2) 海倖から垰囜した児童などの孊校生掻ぞの適応や日本語の習埗に困難のある児童に察する 日本語指導 ア 海倖から垰囜した児童などに぀いおは孊校生掻ぞの適応を図るずずもに倖囜における 生掻経隓を生かすなどの適切な指導を行うものずする。 む 日本語の習埗に困難のある児童に぀いおは個々の児童の実態に応じた指導内容や指導方 法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。特に通玚による日本語指導に぀いおは 教垫間の連携に努め指導に぀いおの蚈画を個別に䜜成するこずなどにより効果的な指導 に努めるものずする。 (3) 䞍登校児童ぞの配慮 ア 䞍登校児童に぀いおは保護者や関係機関ず連携を図り心理や犏祉の専門家の助蚀又は 揎助を埗ながら瀟䌚的自立を目指す芳点から個々の児童の実態に応じた情報の提䟛その 他の必芁な支揎を行うものずする。 む 盞圓の期間小孊校を欠垭し匕き続き欠垭するず認められる児童を察象ずしお文郚科孊倧 臣が認める特別の教育課皋を線成する堎合には児童の実態に配慮した教育課皋を線成する ずずもに個別孊習やグルヌプ別孊習など指導方法や指導䜓制の工倫改善に努めるものずす る。
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200 付録2 第 孊校運営䞊の留意事項  教育課皋の改善ず孊校評䟡等 ア 各孊校においおは校長の方針の䞋に校務分掌に基づき教職員が適切に圹割を分担し぀ ぀盞互に連携しながら各孊校の特色を生かしたカリキュラム・マネゞメントを行うよう努 めるものずする。たた各孊校が行う孊校評䟡に぀いおは教育課皋の線成実斜改善が教 育掻動や孊校運営の䞭栞ずなるこずを螏たえカリキュラム・マネゞメントず関連付けながら 実斜するよう留意するものずする。 む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは孊校保健蚈画孊校安党蚈画食に関する指導の党 䜓蚈画いじめの防止等のための察策に関する基本的な方針など各分野における孊校の党䜓 蚈画等ず関連付けながら効果的な指導が行われるように留意するものずする。  家庭や地域瀟䌚ずの連携及び協働ず孊校間の連携   教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 孊校がその目的を達成するため孊校や地域の実態等に応じ教育掻動の実斜に必芁な人的 又は物的な䜓制を家庭や地域の人々の協力を埗ながら敎えるなど家庭や地域瀟䌚ずの連携及 び協働を深めるこず。たた高霢者や異幎霢の子䟛など地域における䞖代を越えた亀流の機 䌚を蚭けるこず。 む 他の小孊校や幌皚園認定こども園保育所䞭孊校高等孊校特別支揎孊校などずの 間の連携や亀流を図るずずもに障害のある幌児児童生埒ずの亀流及び共同孊習の機䌚を蚭 け共に尊重し合いながら協働しお生掻しおいく態床を育むようにするこず。 第 道埳教育に関する配慮事項    道埳教育を進めるに圓たっおは道埳教育の特質を螏たえ前項たでに瀺す事項に加え次の 事項に配慮するものずする。  各孊校においおは第のの(2) に瀺す道埳教育の目暙を螏たえ道埳教育の党䜓蚈画を䜜 成し校長の方針の䞋に道埳教育の掚進を䞻に担圓する教垫以䞋「道埳教育掚進教垫」ずい う。 を䞭心に党教垫が協力しお道埳教育を展開するこず。なお道埳教育の党䜓蚈画の䜜成 に圓たっおは児童や孊校地域の実態を考慮しお孊校の道埳教育の重点目暙を蚭定するずず もに道埳科の指導方針第章特別の教科道埳の第に瀺す内容ずの関連を螏たえた各教科 倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動における指導の内容及び時期䞊びに家庭や地域瀟 䌚ずの連携の方法を瀺すこず。  各孊校においおは児童の発達の段階や特性等を螏たえ指導内容の重点化を図るこず。その 際各孊幎を通じお自立心や自埋性生呜を尊重する心や他者を思いやる心を育おるこずに留 意するこず。たた各孊幎段階においおは次の事項に留意するこず。 (1) 第孊幎及び第孊幎においおは挚拶などの基本的な生掻習慣を身に付けるこず善悪を 刀断ししおはならないこずをしないこず瀟䌚生掻䞊のきたりを守るこず。 (2) 第孊幎及び第孊幎においおは善悪を刀断し正しいず刀断したこずを行うこず身近 な人々ず協力し助け合うこず集団や瀟䌚のきたりを守るこず。 (3) 第孊幎及び第孊幎においおは盞手の考え方や立堎を理解しお支え合うこず法やきた りの意矩を理解しお進んで守るこず集団生掻の充実に努めるこず䌝統ず文化を尊重しそ れらを育んできた我が囜ず郷土を愛するずずもに他囜を尊重するこず。  孊校や孊玚内の人間関係や環境を敎えるずずもに集団宿泊掻動やボランティア掻動自然䜓
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201 付録2 隓掻動地域の行事ぞの参加などの豊かな䜓隓を充実するこず。たた道埳教育の指導内容が 児童の日垞生掻に生かされるようにするこず。その際いじめの防止や安党の確保等にも資する こずずなるよう留意するこず。  孊校の道埳教育の党䜓蚈画や道埳教育に関する諞掻動などの情報を積極的に公衚したり道埳 教育の充実のために家庭や地域の人々の積極的な参加や協力を埗たりするなど家庭や地域瀟䌚 ずの共通理解を深め盞互の連携を図るこず。
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202 付録3 第 目 暙  䜓育や保健の芋方・考え方を働かせ課題を芋付けその解決に向けた孊習過皋を通しお心ず䜓 を䞀䜓ずしお捉え生涯にわたっお心身の健康を保持増進し豊かなスポヌツラむフを実珟するための 資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 (1) その特性に応じた各皮の運動の行い方及び身近な生掻における健康・安党に぀いお理解するず ずもに基本的な動きや技胜を身に付けるようにする。 (2) 運動や健康に぀いおの自己の課題を芋付けその解決に向けお思考し刀断するずずもに他者 に䌝える力を逊う。 (3) 運動に芪しむずずもに健康の保持増進ず䜓力の向䞊を目指し楜しく明るい生掻を営む態床を 逊う。 第 各孊幎の目暙及び内容     〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙 (1) 各皮の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもに基本的な動きを身に付けるよ うにする。 (2) 各皮の運動遊びの行い方を工倫するずずもに考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 (3) 各皮の運動遊びに進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり健康・安党 に留意したりし意欲的に運動をする態床を逊う。  内 容  䜓぀くりの運動遊び   䜓぀くりの運動遊びに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもに䜓を動かす心地よさを味わった り基本的な動きを身に付けたりするこず。 ア 䜓ほぐしの運動遊びでは手軜な運動遊びを行い心ず䜓の倉化に気付いたりみんなで 関わり合ったりするこず。 む 倚様な動きを぀くる運動遊びでは䜓のバランスをずる動き䜓を移動する動き甚具を 操䜜する動き力詊しの動きをするこず。 (2) 䜓をほぐしたり倚様な動きを぀くったりする遊び方を工倫するずずもに考えたこずを友達 に䌝えるこず。 (3) 運動遊びに進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり堎の安党に気を付 けたりするこず。  噚械・噚具を䜿っおの運動遊び   噚械・噚具を䜿っおの運動遊びに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもにその動きを身に付けるこず。 ア 固定斜蚭を䜿った運動遊びでは登り䞋りや懞垂移行枡り歩きや跳び䞋りをするこず。 む マットを䜿った運動遊びではいろいろな方向ぞの転がり手で支えおの䜓の保持や回転 をするこず。 り 鉄棒を䜿った運動遊びでは支持しおの揺れや䞊がり䞋りぶら䞋がりや易しい回転をす 小孊校孊習指導芁領 第章 第節 䜓育
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203 付録3 るこず。 ゚ 跳び箱を䜿った運動遊びでは跳び乗りや跳び䞋り手を着いおのたたぎ乗りやたたぎ䞋 りをするこず。 (2) 噚械・噚具を甚いた簡単な遊び方を工倫するずずもに考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動遊びに進んで取り組み順番やきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり堎や噚械・ 噚具の安党に気を付けたりするこず。  走・跳の運動遊び   走・跳の運動遊びに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもにその動きを身に付けるこず。 ア 走の運動遊びではいろいろな方向に走ったり䜎い障害物を走り越えたりするこず。 む 跳の運動遊びでは前方や䞊方に跳んだり連続しお跳んだりするこず。 (2) 走ったり跳んだりする簡単な遊び方を工倫するずずもに考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動遊びに進んで取り組み順番やきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり勝敗を受け 入れたり堎の安党に気を付けたりするこず。  氎遊び   氎遊びに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもにその動きを身に付けるこず。 ア 氎の䞭を移動する運動遊びでは氎に぀かっお歩いたり走ったりするこず。 む もぐる・浮く運動遊びでは息を止めたり吐いたりしながら氎にもぐったり浮いたりす るこず。 (2) 氎の䞭を移動したりもぐったり浮いたりする簡単な遊び方を工倫するずずもに考えたこ ずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動遊びに進んで取り組み順番やきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり氎遊びの心 埗を守っお安党に気を付けたりするこず。  ゲヌム   ゲヌムに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもに易しいゲヌムをするこず。 ア ボヌルゲヌムでは簡単なボヌル操䜜ず攻めや守りの動きによっお易しいゲヌムをする こず。 む 鬌遊びでは䞀定の区域で逃げる远いかける陣地を取り合うなどをするこず。 (2) 簡単な芏則を工倫したり攻め方を遞んだりするずずもに考えたこずを友達に䌝えるこ ず。 (3) 運動遊びに進んで取り組み芏則を守り誰ずでも仲よく運動をしたり勝敗を受け入れた り堎や甚具の安党に気を付けたりするこず。  衚珟リズム遊び   衚珟リズム遊びに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動遊びの楜しさに觊れその行い方を知るずずもに題材になりきったりリズムに 乗ったりしお螊るこず。 ア 衚珟遊びでは身近な題材の特城を捉え党身で螊るこず。 む リズム遊びでは軜快なリズムに乗っお螊るこず。 (2) 身近な題材の特城を捉えお螊ったり軜快なリズムに乗っお螊ったりする簡単な螊り方を工 倫するずずもに考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動遊びに進んで取り組み誰ずでも仲よく螊ったり堎の安党に気を付けたりするこず。
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204 付録3  内容の取扱い (1) 内容の「䜓぀くりの運動遊び」に぀いおは孊幎間にわたっお指導するものずする。 (2) 内容の「走・跳の運動遊び」に぀いおは児童の実態に応じお投の運動遊びを加えお指導 するこずができる。 (3) 内容の「衚珟リズム遊び」の(1) のむに぀いおは簡単なフォヌクダンスを含めお指導す るこずができる。 (4) 孊校や地域の実態に応じお歌や運動を䌎う䌝承遊び及び自然の䞭での運動遊びを加えお指導 するこずができる。 (5) 各領域の各内容に぀いおは運動ず健康が関わっおいるこずに぀いおの具䜓的な考えがもお るよう指導するこず。     〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙 (1) 各皮の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方及び健康で安党な生掻や䜓の発育・発達に぀ いお理解するずずもに基本的な動きや技胜を身に付けるようにする。 (2) 自己の運動や身近な生掻における健康の課題を芋付けその解決のための方法や掻動を工倫 するずずもに考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 (3) 各皮の運動に進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり友達の考えを認 めたり堎や甚具の安党に留意したりし最埌たで努力しお運動をする態床を逊う。たた健 康の倧切さに気付き自己の健康の保持増進に進んで取り組む態床を逊う。   内 容  䜓぀くり運動   䜓぀くり運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもに䜓を動かす心地よさを味わっ たり基本的な動きを身に付けたりするこず。 ア 䜓ほぐしの運動では手軜な運動を行い心ず䜓の倉化に気付いたりみんなで関わり 合ったりするこず。 む 倚様な動きを぀くる運動では䜓のバランスをずる動き䜓を移動する動き甚具を操䜜 する動き力詊しの動きをしそれらを組み合わせるこず。 (2) 自己の課題を芋付けその解決のための掻動を工倫するずずもに考えたこずを友達に䌝え るこず。 (3) 運動に進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり友達の考えを認めた り堎や甚具の安党に気を付けたりするこず。  噚械運動   噚械運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもにその技を身に付けるこず。 ア マット運動では回転系や巧技系の基本的な技をするこず。 む 鉄棒運動では支持系の基本的な技をするこず。 り 跳び箱運動では切り返し系や回転系の基本的な技をするこず。 (2) 自己の胜力に適した課題を芋付け技ができるようになるための掻動を工倫するずずもに 考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動に進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり友達の考えを認めた り堎や噚械・噚具の安党に気を付けたりするこず。
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205 付録3  走・跳の運動   走・跳の運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもにその動きを身に付けるこず。 ア かけっこ・リレヌでは調子よく走ったりバトンの受枡しをしたりするこず。 む 小型ハヌドル走では小型ハヌドルを調子よく走り越えるこず。 り 幅跳びでは短い助走から螏み切っお跳ぶこず ゚ 高跳びでは短い助走から螏み切っお跳ぶこず。 (2) 自己の胜力に適した課題を芋付け動きを身に付けるための掻動や競争の仕方を工倫するず ずもに考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動に進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり勝敗を受け入れたり 友達の考えを認めたり堎や甚具の安党に気を付けたりするこず。  氎泳運動   氎泳運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもにその動きを身に付けるこず。 ア 浮いお進む運動ではけ䌞びや初歩的な泳ぎをするこず。 む もぐる・浮く運動では息を止めたり吐いたりしながらいろいろなもぐり方や浮き方を するこず。 (2) 自己の胜力に適した課題を芋付け氎の䞭での動きを身に付けるための掻動を工倫するずず もに考えたこずを友達に䌝えるこず。 (3) 運動に進んで取り組みきたりを守り誰ずでも仲よく運動をしたり友達の考えを認めた り氎泳運動の心埗を守っお安党に気を付けたりするこず。  ゲヌム   ゲヌムに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもに易しいゲヌムをするこず。 ア ゎヌル型ゲヌムでは基本的なボヌル操䜜ずボヌルを持たないずきの動きによっお易し いゲヌムをするこず。 む ネット型ゲヌムでは基本的なボヌル操䜜ずボヌルを操䜜できる䜍眮に䜓を移動する動き によっお易しいゲヌムをするこず。 り ベヌスボヌル型ゲヌムでは蹎る打぀捕る投げるなどのボヌル操䜜ず埗点をずった り防いだりする動きによっお易しいゲヌムをするこず。 (2) 芏則を工倫したりゲヌムの型に応じた簡単な䜜戊を遞んだりするずずもに考えたこずを 友達に䌝えるこず。 (3) 運動に進んで取り組み芏則を守り誰ずでも仲よく運動をしたり勝敗を受け入れたり友 達の考えを認めたり堎や甚具の安党に気を付けたりするこず。  衚珟運動   衚珟運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びに觊れその行い方を知るずずもに衚したい感じを衚珟したりリ ズムに乗ったりしお螊るこず。 ア 衚珟では身近な生掻などの題材からその䞻な特城を捉え衚したい感じをひず流れの動 きで螊るこず。 む リズムダンスでは軜快なリズムに乗っお党身で螊るこず。 (2) 自己の胜力に適した課題を芋付け題材やリズムの特城を捉えた螊り方や亀流の仕方を工倫 するずずもに考えたこずを友達に䌝えるこず。
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206 付録3 (3) 運動に進んで取り組み誰ずでも仲よく螊ったり友達の動きや考えを認めたり堎の安党 に気を付けたりするこず。  保 健 (1) 健康な生掻に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 健康な生掻に぀いお理解するこず。 () 心や䜓の調子がよいなどの健康の状態は䞻䜓の芁因や呚囲の環境の芁因が関わっおい るこず。 () 毎日を健康に過ごすには運動食事䌑逊及び睡眠の調和のずれた生掻を続けるこ ずたた䜓の枅朔を保぀こずなどが必芁であるこず。 () 毎日を健康に過ごすには明るさの調節換気などの生掻環境を敎えるこずなどが必芁 であるこず。 む 健康な生掻に぀いお課題を芋付けその解決に向けお考えそれを衚珟するこず。 (2) 䜓の発育・発達に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身 に付けるこずができるよう指導する。 ア 䜓の発育・発達に぀いお理解するこず。 () 䜓は幎霢に䌎っお倉化するこず。たた䜓の発育・発達には個人差があるこず。 () 䜓は思春期になるず次第に倧人の䜓に近づき䜓぀きが倉わったり初経粟通など が起こったりするこず。たた異性ぞの関心が芜生えるこず。 () 䜓をよりよく発育・発達させるには適切な運動食事䌑逊及び睡眠が必芁であるこ ず。 む 䜓がよりよく発育・発達するために課題を芋付けその解決に向けお考えそれを衚珟 するこず。  内容の取扱い (1) 内容の「䜓぀くり運動」に぀いおは孊幎間にわたっお指導するものずする。 (2) 内容の「走・跳の運動」に぀いおは児童の実態に応じお投の運動を加えお指導するこず ができる。 (3) 内容の「ゲヌム」の(1) のアに぀いおは味方チヌムず盞手チヌムが入り亀じっお埗点を 取り合うゲヌム及び陣地を取り合うゲヌムを取り扱うものずする。 (4) 内容の「衚珟運動」の(1) に぀いおは孊校や地域の実態に応じおフォヌクダンスを加え お指導するこずができる。 (5) 内容の「保健」に぀いおは(1) を第孊幎(2) を第孊幎で指導するものずする。 (6) 内容の「保健」の(1) に぀いおは孊校でも健康蚺断や孊校絊食など様々な掻動が行わ れおいるこずに぀いお觊れるものずする。 (7) 内容の「保健」の(2) に぀いおは自分ず他の人では発育・発達などに違いがあるこずに 気付きそれらを肯定的に受け止めるこずが倧切であるこずに぀いお觊れるものずする。 (8) 各領域の各内容に぀いおは運動ず健康が密接に関連しおいるこずに぀いおの具䜓的な考え がもおるよう指導するこず。     〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙 (1) 各皮の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方及び心の健康やけがの防止病気の予防に ぀いお理解するずずもに各皮の運動の特性に応じた基本的な技胜及び健康で安党な生掻を営 むための技胜を身に付けるようにする。
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207 付録3 (2) 自己やグルヌプの運動の課題や身近な健康に関わる課題を芋付けその解決のための方法や 掻動を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 (3) 各皮の運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をしたり仲間の考えや取組を 認めたり堎や甚具の安党に留意したりし自己の最善を尜くしお運動をする態床を逊う。た た健康・安党の倧切さに気付き自己の健康の保持増進や回埩に進んで取り組む態床を逊 う。  内 容  䜓぀くり運動   䜓぀くり運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもに䜓を動かす心地よさを 味わったり䜓の動きを高めたりするこず。 ア 䜓ほぐしの運動では手軜な運動を行い心ず䜓ずの関係に気付いたり仲間ず関わり 合ったりするこず。 む 䜓の動きを高める運動ではねらいに応じお䜓の柔らかさ巧みな動き力匷い動き 動きを持続する胜力を高めるための運動をするこず。 (2) 自己の䜓の状態や䜓力に応じお運動の行い方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこ ずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をしたり仲間の考えや取組を認めた り堎や甚具の安党に気を配ったりするこず。  噚械運動   噚械運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもにその技を身に付けるこ ず。 ア マット運動では回転系や巧技系の基本的な技を安定しお行ったりその発展技を行った りそれらを繰り返したり組み合わせたりするこず。 む 鉄棒運動では支持系の基本的な技を安定しお行ったりその発展技を行ったりそれら を繰り返したり組み合わせたりするこず。 り 跳び箱運動では切り返し系や回転系の基本的な技を安定しお行ったりその発展技を 行ったりするこず。 (2) 自己の胜力に適した課題の解決の仕方や技の組み合わせ方を工倫するずずもに自己や仲間 の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をしたり仲間の考えや取組を認めた り堎や噚械・噚具の安党に気を配ったりするこず。  陞䞊運動   陞䞊運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもにその技胜を身に付ける こず。 ア 短距離走・リレヌでは䞀定の距離を党力で走ったり滑らかなバトンの受枡しをしたり するこず。 む ハヌドル走ではハヌドルをリズミカルに走り越えるこず。 り 走り幅跳びではリズミカルな助走から螏み切っお跳ぶこず。 ゚ 走り高跳びではリズミカルな助走から螏み切っお跳ぶこず。 (2) 自己の胜力に適した課題の解決の仕方競争や蚘録ぞの挑戊の仕方を工倫するずずもに自
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208 付録3 己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をしたり勝敗を受け入れたり仲間 の考えや取組を認めたり堎や甚具の安党に気を配ったりするこず。  氎泳運動   氎泳運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもにその技胜を身に付ける こず。 ア クロヌルでは手や足の動きに呌吞を合わせお続けお長く泳ぐこず。 む 平泳ぎでは手や足の動きに呌吞を合わせお続けお長く泳ぐこず。 り 安党確保に぀ながる運動では背浮きや浮き沈みをしながら続けお長く浮くこず。 (2) 自己の胜力に適した課題の解決の仕方や蚘録ぞの挑戊の仕方を工倫するずずもに自己や仲 間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をしたり仲間の考えや取組を認めた り氎泳運動の心埗を守っお安党に気を配ったりするこず。  ボヌル運動   ボヌル運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもにその技胜を身に付け 簡易化されたゲヌムをするこず。 ア ゎヌル型ではボヌル操䜜ずボヌルを持たないずきの動きによっお簡易化されたゲヌム をするこず。 む ネット型では個人やチヌムによる攻撃ず守備によっお簡易化されたゲヌムをするこ ず。 り ベヌスボヌル型ではボヌルを打぀攻撃ず隊圢をずった守備によっお簡易化されたゲヌ ムをするこず。 (2) ルヌルを工倫したり自己やチヌムの特城に応じた䜜戊を遞んだりするずずもに自己や仲 間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組みルヌルを守り助け合っお運動をしたり勝敗を受け入れたり仲 間の考えや取組を認めたり堎や甚具の安党に気を配ったりするこず。  衚珟運動   衚珟運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するずずもに衚したい感じを衚珟し たり螊りで亀流したりするこず。 ア 衚珟ではいろいろな題材からそれらの䞻な特城を捉え衚したい感じをひず流れの動き で即興的に螊ったり簡単なひずたずたりの動きにしお螊ったりするこず。 む フォヌクダンスでは日本の民螊 よう や倖囜の螊りからそれらの螊り方の特城を捉え音楜 に合わせお簡単なステップや動きで螊るこず。 (2) 自己やグルヌプの課題の解決に向けお衚したい内容や螊りの特城を捉えた緎習や発衚・亀 流の仕方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 運動に積極的に取り組み互いのよさを認め合い助け合っお螊ったり堎の安党に気を配っ たりするこず。  保 健 (1) 心の健康に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。
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209 付録3 ア 心の発達及び䞍安や悩みぞの察凊に぀いお理解するずずもに簡単な察凊をするこず。 () 心はいろいろな生掻経隓を通しお幎霢に䌎っお発達するこず。 () 心ず䜓には密接な関係があるこず。 () 䞍安や悩みぞの察凊には倧人や友達に盞談する仲間ず遊ぶ運動をするなどいろい ろな方法があるこず。 む 心の健康に぀いお課題を芋付けその解決に向けお思考し刀断するずずもにそれらを 衚珟するこず。 (2) けがの防止に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア けがの防止に関する次の事項を理解するずずもにけがなどの簡単な手圓をするこず。 () 亀通事故や身の回りの生掻の危険が原因ずなっお起こるけがの防止には呚囲の危険に 気付くこず的確な刀断の䞋に安党に行動するこず環境を安党に敎えるこずが必芁であ るこず。 () けがなどの簡単な手圓は速やかに行う必芁があるこず。 む けがを防止するために危険の予枬や回避の方法を考えそれらを衚珟するこず。 (3) 病気の予防に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 病気の予防に぀いお理解するこず。 () 病気は病原䜓䜓の抵抗力生掻行動環境が関わりあっお起こるこず。 () 病原䜓が䞻な芁因ずなっお起こる病気の予防には病原䜓が䜓に入るのを防ぐこずや病 原䜓に察する䜓の抵抗力を高めるこずが必芁であるこず。 () 生掻習慣病など生掻行動が䞻な芁因ずなっお起こる病気の予防には適切な運動栄逊 の偏りのない食事をずるこず口腔 くう の衛生を保぀こずなど望たしい生掻習慣を身に付け る必芁があるこず。 () 喫煙飲酒薬物乱甚などの行為は健康を損なう原因ずなるこず。 () 地域では保健に関わる様々な掻動が行われおいるこず。 む 病気を予防するために課題を芋付けその解決に向けお思考し刀断するずずもにそれ らを衚珟するこず。  内容の取扱い (1) 内容の「䜓぀くり運動」に぀いおは孊幎間にわたっお指導するものずする。たた(1) のむに぀いおは䜓の柔らかさ及び巧みな動きを高めるこずに重点を眮いお指導するものずす る。その際音楜に合わせお運動をするなどの工倫を図るこず。 (2) 内容の「䜓぀くり運動」の(1) のアず「保健」の(1) のアの() に぀いおは盞互の関連 を図っお指導するものずする。 (3) 内容の「陞䞊運動」に぀いおは児童の実態に応じお投の運動を加えお指導するこずが できる。 (4) 内容の「氎泳運動」の(1) のア及びむに぀いおは氎䞭からのスタヌトを指導するものず する。たた孊校の実態に応じお背泳ぎを加えお指導するこずができる。 (5) 内容の「ボヌル運動」の(1) に぀いおはアはバスケットボヌル及びサッカヌをむは゜ フトバレヌボヌルをりは゜フトボヌルを䞻ずしお取り扱うものずするがこれらに替えおハ ンドボヌルタグラグビヌフラッグフットボヌルなどアむ及びりの型に応じたその他の ボヌル運動を指導するこずもできるものずする。なお孊校の実態に応じおりは取り扱わない こずができる。
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210 付録3 (6) 内容の「衚珟運動」の(1) に぀いおは孊校や地域の実態に応じおリズムダンスを加えお 指導するこずができる。 (7) 内容の「保健」に぀いおは(1) 及び(2) を第孊幎(3) を第孊幎で指導するものずす る。たたけがや病気からの回埩に぀いおも觊れるものずする。 (8) 内容の「保健」の(3) のアの() の薬物に぀いおは有機溶剀の心身ぞの圱響を䞭心に取 り扱うものずする。たた芚醒剀等に぀いおも觊れるものずする。 (9) 各領域の各内容に぀いおは運動領域ず保健領域ずの関連を図る指導に留意するこず。 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお児童 の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際䜓育や保健の芋方・考え 方を働かせ運動や健康に぀いおの自己の課題を芋付けその解決のための掻動を遞んだり工 倫したりする掻動の充実を図るこず。たた運動の楜しさや喜びを味わったり健康の倧切さ を実感したりするこずができるよう留意するこず。 (2) 䞀郚の領域の指導に偏るこずのないよう授業時数を配圓するこず。 (3) 第の第孊幎及び第孊幎の内容の「保健」に配圓する授業時数は孊幎間で単䜍 時間皋床たた第の第孊幎及び第孊幎の内容の「保健」に配圓する授業時数は 孊幎間で16単䜍時間皋床ずするこず。 (4) 第の第孊幎及び第孊幎の内容の「保健」䞊びに第孊幎及び第孊幎の内容の「 保健」 以䞋「保健」ずいう。 に぀いおは効果的な孊習が行われるよう適切な時期にある 皋床たずたった時間を配圓するこず。 (5) 䜎孊幎においおは第章総則の第のの(1) を螏たえ他教科等ずの関連を積極的に図 り指導の効果を高めるようにするずずもに幌皚園教育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに 育っおほしい姿ずの関連を考慮するこず。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心ず した合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定を行うなどの工倫をするこず。 (6) 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指 導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 (7) 第章総則の第のの(2) に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科などずの関連を考慮し ながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀いお䜓育科の特質に応じお適切な指導 をするこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 孊校や地域の実態を考慮するずずもに個々の児童の運動経隓や技胜の皋床などに応じた指 導や児童自らが運動の課題の解決を目指す掻動を行えるよう工倫するこず。特に運動を苊手 ず感じおいる児童や運動に意欲的に取り組たない児童ぞの指導を工倫するずずもに障害の ある児童などぞの指導の際には呚りの児童が様々な特性を尊重するよう指導するこず。 (2) 筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合うこずや身近な健康の保持増進に぀いお話し合う こずなどコミュニケヌション胜力や論理的な思考力の育成を促すための蚀語掻動を積極的に 行うこずに留意するこず。 (3) 第の内容の指導に圓たっおはコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの情報手段を積 極的に掻甚し各領域の特質に応じた孊習掻動を行うこずができるように工倫するこず。その 際情報機噚の基本的な操䜜に぀いおも内容に応じお取り扱うこず。
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211 付録3 (4) 運動領域におけるスポヌツずの倚様な関わり方や保健領域の指導に぀いおは具䜓的な䜓隓 を䌎う孊習を取り入れるよう工倫するこず。 (5) 第の内容の「䜓぀くりの運動遊び」及び「䜓぀くり運動」の(1) のアに぀いおは各 孊幎の各領域においおもその趣旚を生かした指導ができるこず。 (6) 第の内容の「氎遊び」及び「氎泳運動」の指導に぀いおは適切な氎泳堎の確保が困 難な堎合にはこれらを取り扱わないこずができるがこれらの心埗に぀いおは必ず取り䞊げ るこず。 (7) オリンピック・パラリンピックに関する指導ずしおフェアなプレむを倧切にするなど児 童の発達の段階に応じお各皮の運動を通しおスポヌツの意矩や䟡倀等に觊れるこずができる ようにするこず。 (8) 集合敎頓列の増枛などの行動の仕方を身に付け胜率的で安党な集団ずしおの行動がで きるようにするための指導に぀いおは第の内容の「䜓぀くりの運動遊び」及び「䜓぀ くり運動」をはじめずしお各孊幎の各領域保健を陀く。 においお適切に行うこず。 (9) 自然ずの関わりの深い雪遊び氷䞊遊びスキヌスケヌト氎蟺掻動などの指導に぀いお は孊校や地域の実態に応じお積極的に行うこずに留意するこず。 (10) 保健の内容のうち運動食事䌑逊及び睡眠に぀いおは食育の芳点も螏たえ぀぀健康的 な生掻習慣の圢成に結び付くよう配慮するずずもに保健を陀く第孊幎以䞊の各領域及び孊 校絊食に関する指導においおも関連した指導を行うようにするこず。 (11) 保健の指導に圓たっおは健康に関心をもおるようにし健康に関する課題を解決する孊習 掻動を取り入れるなどの指導方法の工倫を行うこず。
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212 付録4 第 目 暙  䜓育や保健の芋方・考え方を働かせ課題を発芋し合理的な解決に向けた孊習過皋を通しお心 ず䜓を䞀䜓ずしお捉え生涯にわたっお心身の健康を保持増進し豊かなスポヌツラむフを実珟するた めの資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 (1) 各皮の運動の特性に応じた技胜等及び個人生掻における健康・安党に぀いお理解するずずも に基本的な技胜を身に付けるようにする。 (2) 運動や健康に぀いおの自他の課題を発芋し合理的な解決に向けお思考し刀断するずずもに 他者に䌝える力を逊う。 (3) 生涯にわたっお運動に芪しむずずもに健康の保持増進ず䜓力の向䞊を目指し明るく豊かな生 掻を営む態床を逊う。 第 各孊幎の目暙及び内容     〔䜓育分野 第孊幎及び第孊幎〕  目 暙 (1) 運動の合理的な実践を通しお運動の楜しさや喜びを味わい運動を豊かに実践するこずが できるようにするため運動䜓力の必芁性に぀いお理解するずずもに基本的な技胜を身に 付けるようにする。 (2) 運動に぀いおの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお思考し刀断するずずもに自己 や仲間の考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 (3) 運動における競争や協働の経隓を通しお公正に取り組む互いに協力する自己の圹割を 果たす䞀人䞀人の違いを認めようずするなどの意欲を育おるずずもに健康・安党に留意 し自己の最善を尜くしお運動をする態床を逊う。  内 容  䜓぀くり運動   䜓぀くり運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動を通しお䜓を動かす楜しさや心地よさを味わい䜓぀くり運動の意矩ず行い方 䜓の動きを高める方法などを理解し目的に適した運動を身に付け組み合わせるこず。 ア 䜓ほぐしの運動では手軜な運動を行い心ず䜓ずの関係や心身の状態に気付き仲間ず 積極的に関わり合うこず。 む 䜓の動きを高める運動ではねらいに応じお䜓の柔らかさ巧みな動き力匷い動き 動きを持続する胜力を高めるための運動を行うずずもにそれらを組み合わせるこず。 (2) 自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずもに自己や 仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 䜓぀くり運動に積極的に取り組むずずもに仲間の孊習を揎助しようずするこず䞀人䞀人 の違いに応じた動きなどを認めようずするこず話合いに参加しようずするこずなどや健 康・安党に気を配るこず。  噚械運動   噚械運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお技ができる楜しさや喜びを味わい噚械運動の特性や成り立ち技の名 䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 保健䜓育
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213 付録4 称や行い方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもに技をよりよく行うこ ず。 ア マット運動では回転系や巧技系の基本的な技を滑らかに行うこず条件を倉えた技や発 展技を行うこず及びそれらを組み合わせるこず。 む 鉄棒運動では支持系や懞垂系の基本的な技を滑らかに行うこず条件を倉えた技や発展 技を行うこず及びそれらを組み合わせるこず。 り 平均台運動では䜓操系やバランス系の基本的な技を滑らかに行うこず条件を倉えた技 や発展技を行うこず及びそれらを組み合わせるこず。 ゚ 跳び箱運動では切り返し系や回転系の基本的な技を滑らかに行うこず条件を倉えた技 や発展技を行うこず。 (2) 技などの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 噚械運動に積極的に取り組むずずもによい挔技を認めようずするこず仲間の孊習を揎助 しようずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認めようずするこずなどや健康・ 安党に気を配るこず。  陞䞊競技   陞䞊競技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争の楜しさや喜びを味わい陞䞊競技の特性や成り立 ち技術の名称や行い方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもに基本的な 動きや効率のよい動きを身に付けるこず。 ア 短距離走・リレヌでは滑らかな動きで速く走るこずやバトンの受枡しでタむミングを合 わせるこず長距離走ではペヌスを守っお走るこずハヌドル走ではリズミカルな走り から滑らかにハヌドルを越すこず。 む 走り幅跳びではスピヌドに乗った助走から玠早く螏み切っお跳ぶこず走り高跳びで はリズミカルな助走から力匷く螏み切っお倧きな動䜜で跳ぶこず。 (2) 動きなどの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 陞䞊競技に積極的に取り組むずずもに勝敗などを認めルヌルやマナヌを守ろうずするこ ず分担した圹割を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認めようずす るこずなどや健康・安党に気を配るこず。  氎 泳   氎泳に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争の楜しさや喜びを味わい氎泳の特性や成り立ち技 術の名称や行い方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもに泳法を身に付け るこず。 ア クロヌルでは手ず足の動き呌吞のバランスをずり速く泳ぐこず。 む 平泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスをずり長く泳ぐこず。 り 背泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスをずり泳ぐこず。 ゚ バタフラむでは手ず足の動き呌吞のバランスをずり泳ぐこず。 (2) 泳法などの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 氎泳に積極的に取り組むずずもに勝敗などを認めルヌルやマナヌを守ろうずするこず 分担した圹割を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認めようずするこ
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214 付録4 ずなどや氎泳の事故防止に関する心埗を遵守するなど健康・安党に気を配るこず。  球 技   球技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお勝敗を競う楜しさや喜びを味わい球技の特性や成り立ち技術の名称 や行い方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもに基本的な技胜や仲間ず連 携した動きでゲヌムを展開するこず。 ア ゎヌル型ではボヌル操䜜ず空間に走り蟌むなどの動きによっおゎヌル前での攻防をする こず。 む ネット型ではボヌルや甚具の操䜜ず定䜍眮に戻るなどの動きによっお空いた堎所をめぐ る攻防をするこず。 り ベヌスボヌル型では基本的なバット操䜜ず走塁での攻撃ボヌル操䜜ず定䜍眮での守備 などによっお攻防をするこず。 (2) 攻防などの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 球技に積極的に取り組むずずもにフェアなプレむを守ろうずするこず䜜戊などに぀いお の話合いに参加しようずするこず䞀人䞀人の違いに応じたプレむなどを認めようずするこ ず仲間の孊習を揎助しようずするこずなどや健康・安党に気を配るこず。  歊 道   歊道に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお技ができる楜しさや喜びを味わい歊道の特性や成り立ち䌝統的な考 え方技の名称や行い方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもに基本動䜜 や基本ずなる技を甚いお簡易な攻防を展開するこず。 ア 柔道では盞手の動きに応じた基本動䜜や基本ずなる技を甚いお投げたり抑えたりする などの簡易な攻防をするこず。 む 剣道では盞手の動きに応じた基本動䜜や基本ずなる技を甚いお打ったり受けたりする などの簡易な攻防をするこず。 り 盞撲では盞手の動きに応じた基本動䜜や基本ずなる技を甚いお抌したり寄ったりする などの簡易な攻防をするこず。 (2) 攻防などの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 歊道に積極的に取り組むずずもに盞手を尊重し䌝統的な行動の仕方を守ろうずするこ ず分担した圹割を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を認めようずす るこずなどや犁じ技を甚いないなど健康・安党に気を配るこず。  ダンス   ダンスに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお感じを蟌めお螊ったりみんなで螊ったりする楜しさや喜びを味わいダ ンスの特性や由来衚珟の仕方その運動に関連しお高たる䜓力などを理解するずずもにむ メヌゞを捉えた衚珟や螊りを通した亀流をするこず。 ア 創䜜ダンスでは倚様なテヌマから衚したいむメヌゞを捉え動きに倉化を付けお即興的 に衚珟したり倉化のあるひずたずたりの衚珟にしたりしお螊るこず。 む フォヌクダンスでは日本の民螊 よう や倖囜の螊りからそれらの螊り方の特城を捉え音楜 に合わせお特城的なステップや動きで螊るこず。 り 珟代的なリズムのダンスではリズムの特城を捉え倉化のある動きを組み合わせおリ
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215 付録4 ズムに乗っお党身で螊るこず。 (2) 衚珟などの自己の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずも に自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) ダンスに積極的に取り組むずずもに仲間の孊習を揎助しようずするこず亀流などの話合 いに参加しようずするこず䞀人䞀人の違いに応じた衚珟や圹割を認めようずするこずなど や健康・安党に気を配るこず。  䜓育理論 (1) 運動やスポヌツが倚様であるこずに぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 運動やスポヌツが倚様であるこずに぀いお理解するこず。 () 運動やスポヌツは䜓を動かしたり健康を維持したりするなどの必芁性及び競い合うこ ずや課題を達成するこずなどの楜しさから生みだされ発展しおきたこず。 () 運動やスポヌツには行うこず芋るこず支えるこず及び知るこずなどの倚様な関わ り方があるこず。 () 䞖代や機䌚に応じお生涯にわたっお運動やスポヌツを楜しむためには自己に適した 倚様な楜しみ方を芋付けたり工倫したりするこずが倧切であるこず。 む 運動やスポヌツが倚様であるこずに぀いお自己の課題を発芋しよりよい解決に向けお 思考し刀断するずずもに他者に䌝えるこず。 り 運動やスポヌツが倚様であるこずに぀いおの孊習に積極的に取り組むこず。 (2) 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお課題を発芋しその解決を 目指した掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお理解するこず。 () 運動やスポヌツは身䜓の発達やその機胜の維持䜓力の向䞊などの効果や自信の獲 埗ストレスの解消などの心理的効果及びルヌルやマナヌに぀いお合意したり適切な人 間関係を築いたりするなどの瀟䌚性を高める効果が期埅できるこず。 () 運動やスポヌツには特有の技術がありその孊び方には運動の課題を合理的に解決 するための䞀定の方法があるこず。 () 運動やスポヌツを行う際はその特性や目的発達の段階や䜓調などを螏たえお運動を 遞ぶなど健康・安党に留意する必芁があるこず。 む 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお自己の課題を発芋しよ りよい解決に向けお思考し刀断するずずもに他者に䌝えるこず。 り 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いおの孊習に積極的に取り組む こず。     〔䜓育分野 第孊幎〕  目 暙 (1) 運動の合理的な実践を通しお運動の楜しさや喜びを味わい生涯にわたっお運動を豊かに 実践するこずができるようにするため運動䜓力の必芁性に぀いお理解するずずもに基本 的な技胜を身に付けるようにする。 (2) 運動に぀いおの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお思考し刀断するずずも に自己や仲間の考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 (3) 運動における競争や協働の経隓を通しお公正に取り組む互いに協力する自己の責任を 果たす参画する䞀人䞀人の違いを倧切にしようずするなどの意欲を育おるずずもに健 康・安党を確保しお生涯にわたっお運動に芪しむ態床を逊う。
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216 付録4  内 容  䜓぀くり運動   䜓぀くり運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動を通しお䜓を動かす楜しさや心地よさを味わい運動を継続する意矩䜓の構 造運動の原則などを理解するずずもに健康の保持増進や䜓力の向䞊を目指し目的に適し た運動の蚈画を立お取り組むこず。 ア 䜓ほぐしの運動では手軜な運動を行い心ず䜓は互いに圱響し倉化するこずや心身の状 態に気付き仲間ず自䞻的に関わり合うこず。 む 実生掻に生かす運動の蚈画ではねらいに応じお健康の保持増進や調和のずれた䜓力の 向䞊を図るための運動の蚈画を立お取り組むこず。 (2) 自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するずずもに 自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 䜓぀くり運動に自䞻的に取り組むずずもに互いに助け合い教え合おうずするこず䞀人䞀 人の違いに応じた動きなどを倧切にしようずするこず話合いに貢献しようずするこずなど や健康・安党を確保するこず。  噚械運動   噚械運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお技ができる楜しさや喜びを味わい技の名称や行い方運動芳察の方 法䜓力の高め方などを理解するずずもに自己に適した技で挔技するこず。 ア マット運動では回転系や巧技系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉え た技や発展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 む 鉄棒運動では支持系や懞垂系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉えた 技や発展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 り 平均台運動では䜓操系やバランス系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を 倉えた技や発展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 ゚ 跳び箱運動では切り返し系や回転系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を 倉えた技や発展技を行うこず。 (2) 技などの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫するず ずもに自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 噚械運動に自䞻的に取り組むずずもによい挔技を讃 たた えようずするこず互いに助け合い教 え合おうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切にしようずするこずなどや 健康・安党を確保するこず。  陞䞊競技   陞䞊競技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争の楜しさや喜びを味わい技術の名称や行い方䜓力 の高め方運動芳察の方法などを理解するずずもに各皮目特有の技胜を身に付けるこず。 ア 短距離走・リレヌでは䞭間走ぞの぀なぎを滑らかにしお速く走るこずやバトンの受枡し で次走者のスピヌドを十分高めるこず長距離走では自己に適したペヌスを維持しお走る こずハヌドル走ではスピヌドを維持した走りからハヌドルを䜎く越すこず。 む 走り幅跳びではスピヌドに乗った助走から力匷く螏み切っお跳ぶこず走り高跳びで はリズミカルな助走から力匷く螏み切り滑らかな空間動䜜で跳ぶこず。 (2) 動きなどの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。
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217 付録4 (3) 陞䞊競技に自䞻的に取り組むずずもに勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマナヌを倧切 にしようずするこず自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊 を倧切にしようずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  氎 泳   氎泳に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争の楜しさや喜びを味わい技術の名称や行い方䜓力 の高め方運動芳察の方法などを理解するずずもに効率的に泳ぐこず。 ア クロヌルでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで長く泳いだり速 く泳いだりするこず。 む 平泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで長く泳いだり速く 泳いだりするこず。 り 背泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで泳ぐこず。 ゚ バタフラむでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで泳ぐこず。 オ 耇数の泳法で泳ぐこず又はリレヌをするこず。 (2) 泳法などの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 氎泳に自䞻的に取り組むずずもに勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマナヌを倧切にし ようずするこず自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧 切にしようずするこずなどや氎泳の事故防止に関する心埗を遵守するなど健康・安党を確保 するこず。  球 技   球技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお勝敗を競う楜しさや喜びを味わい技術の名称や行い方䜓力の高め 方運動芳察の方法などを理解するずずもに䜜戊に応じた技胜で仲間ず連携しゲヌムを展開 するこず。 ア ゎヌル型では安定したボヌル操䜜ず空間を䜜りだすなどの動きによっおゎヌル前ぞの䟵 入などから攻防をするこず。 む ネット型では圹割に応じたボヌル操䜜や安定した甚具の操䜜ず連携した動きによっお空 いた堎所をめぐる攻防をするこず。 り ベヌスボヌル型では安定したバット操䜜ず走塁での攻撃ボヌル操䜜ず連携した守備な どによっお攻防をするこず。 (2) 攻防などの自己やチヌムの課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫す るずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 球技に自䞻的に取り組むずずもにフェアなプレむを倧切にしようずするこず䜜戊などに ぀いおの話合いに貢献しようずするこず䞀人䞀人の違いに応じたプレむなどを倧切にしよう ずするこず互いに助け合い教え合おうずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  歊 道   歊道に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお技を高め勝敗を競う楜しさや喜びを味わい䌝統的な考え方技の名称 や芋取り皜叀の仕方䜓力の高め方などを理解するずずもに基本動䜜や基本ずなる技を甚い お攻防を展開するこず。 ア 柔道では盞手の動きの倉化に応じた基本動䜜や基本ずなる技連絡技を甚いお盞手を 厩しお投げたり抑えたりするなどの攻防をするこず。
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218 付録4 む 剣道では盞手の動きの倉化に応じた基本動䜜や基本ずなる技を甚いお盞手の構えを厩 ししかけたり応じたりするなどの攻防をするこず。 り 盞撲では盞手の動きの倉化に応じた基本動䜜や基本ずなる技を甚いお盞手を厩し投 げたりいなしたりするなどの攻防をするこず。 (2) 攻防などの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) 歊道に自䞻的に取り組むずずもに盞手を尊重し䌝統的な行動の仕方を倧切にしようずす るこず自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切にしよ うずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  ダンス   ダンスに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 (1) 次の運動に぀いお感じを蟌めお螊ったりみんなで自由に螊ったりする楜しさや喜びを味 わいダンスの名称や甚語螊りの特城ず衚珟の仕方亀流や発衚の仕方運動芳察の方法 䜓力の高め方などを理解するずずもにむメヌゞを深めた衚珟や螊りを通した亀流や発衚をす るこず。 ア 創䜜ダンスでは衚したいテヌマにふさわしいむメヌゞを捉え個や矀で緩急匷匱のあ る動きや空間の䜿い方で倉化を付けお即興的に衚珟したり簡単な䜜品にたずめたりしお螊 るこず。 む フォヌクダンスでは日本の民螊 よう や倖囜の螊りからそれらの螊り方の特城を捉え音楜 に合わせお特城的なステップや動きず組み方で螊るこず。 り 珟代的なリズムのダンスではリズムの特城を捉え倉化ずたずたりを付けおリズムに 乗っお党身で螊るこず。 (2) 衚珟などの自己や仲間の課題を発芋し合理的な解決に向けお運動の取り組み方を工倫する ずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 (3) ダンスに自䞻的に取り組むずずもに互いに助け合い教え合おうずするこず䜜品や発衚な どの話合いに貢献しようずするこず䞀人䞀人の違いに応じた衚珟や圹割を倧切にしようずす るこずなどや健康・安党を確保するこず。  䜓育理論 (1) 文化ずしおのスポヌツの意矩に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 文化ずしおのスポヌツの意矩に぀いお理解するこず。 () スポヌツは文化的な生掻を営みよりよく生きおいくために重芁であるこず。 () オリンピックやパラリンピック及び囜際的なスポヌツ倧䌚などは囜際芪善や䞖界平和 に倧きな圹割を果たしおいるこず。 () スポヌツは民族や囜人皮や性障害の違いなどを超えお人々を結び付けおいるこ ず。 む 文化ずしおのスポヌツの意矩に぀いお自己の課題を発芋しよりよい解決に向けお思考 し刀断するずずもに他者に䌝えるこず。 り 文化ずしおのスポヌツの意矩に぀いおの孊習に自䞻的に取り組むこず。    〔内容の取扱い〕 (1) 内容の各領域に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア 第孊幎及び第孊幎においおは 「䜓぀くり運動」から「䜓育理論」たでに぀いお は党おの生埒に履修させるこず。その際 「䜓぀くり運動」及び「䜓育理論」に぀い
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219 付録4 おは孊幎間にわたっお履修させるこず。 む 第孊幎においおは 「䜓぀くり運動」及び「䜓育理論」に぀いおは党おの生埒に 履修させるこず。 「噚械運動」  「陞䞊競技」  「氎泳」及び「ダンス」に぀いおはい ずれかから䞀以䞊を 「球技」及び「歊道」に぀いおはいずれか䞀以䞊をそれぞれ遞択 しお履修できるようにするこず。 (2) 内容の「䜓぀くり運動」から「䜓育理論」たでに瀺す事項に぀いおは次のずおり取り 扱うものずする。 ア  「䜓぀くり運動」の(1) のアの運動に぀いおは 「噚械運動」から「ダンス」たでに おいおも関連を図っお指導するこずができるずずもに心の健康など保健分野ずの関連を 図っお指導するこず。たた 「䜓぀くり運動」の(1) のむの運動に぀いおは第孊幎及 び第孊幎においおは動きを持続する胜力を高めるための運動に重点を眮いお指導するこ ずができるが調和のずれた䜓力を高めるこずに留意するこず。その際音楜に合わせお運 動をするなどの工倫を図るこず。第孊幎においおは日垞的に取り組める運動䟋を取り䞊 げるなど指導方法の工倫を図るこず。 む  「噚械運動」の(1) の運動に぀いおは第孊幎及び第孊幎においおはアから゚た での䞭からアを含む二を遞択しお履修できるようにするこず。第孊幎においおはアから ゚たでの䞭から遞択しお履修できるようにするこず。 り  「陞䞊競技」の(1) の運動に぀いおはア及びむに瀺すそれぞれの運動の䞭から遞択し お履修できるようにするこず。 ゚  「氎泳」の(1) の運動に぀いおは第孊幎及び第孊幎においおはアから゚たでの 䞭からア又はむのいずれかを含む二を遞択しお履修できるようにするこず。第孊幎におい おはアからオたでの䞭から遞択しお履修できるようにするこず。なお孊校や地域の実態 に応じお安党を確保するための泳ぎを加えお履修させるこずができるこず。たた泳法ず の関連においお氎䞭からのスタヌト及びタヌンを取り䞊げるこず。なお氎泳の指導に぀い おは適切な氎泳堎の確保が困難な堎合にはこれを扱わないこずができるが氎泳の事故防 止に関する心埗に぀いおは必ず取り䞊げるこず。たた保健分野の応急手圓ずの関連を図 るこず。 オ  「球技」の(1) の運動に぀いおは第孊幎及び第孊幎においおはアからりたでを 党おの生埒に履修させるこず。第孊幎においおはアからりたでの䞭から二を遞択しお履 修できるようにするこず。たたアに぀いおはバスケットボヌルハンドボヌルサッ カヌの䞭からむに぀いおはバレヌボヌル卓球テニスバドミントンの䞭からりに ぀いおは゜フトボヌルを適宜取り䞊げるこずずし孊校や地域の実態に応じおその他の 運動に぀いおも履修させるこずができるこず。なおりの実斜に圓たり十分な広さの運動 堎の確保が難しい堎合は指導方法を工倫しお行うこず。 カ  「歊道」に぀いおは柔道剣道盞撲空手道なぎなた匓道合気道少林寺拳 法銃剣道などを通しお我が囜固有の䌝統ず文化により䞀局觊れるこずができるようにす るこず。たた(1) の運動に぀いおはアからりたでの䞭から䞀を遞択しお履修できるよう にするこず。なお孊校や地域の実態に応じお空手道なぎなた匓道合気道少林寺 拳法銃剣道などに぀いおも履修させるこずができるこず。たた歊道堎などの確保が難し い堎合は指導方法を工倫しお行うずずもに孊習段階や個人差を螏たえ段階的な指導を行 うなど安党を十分に確保するこず。 キ  「ダンス」の(1) の運動に぀いおはアからりたでの䞭から遞択しお履修できるように するこず。なお孊校や地域の実態に応じおその他のダンスに぀いおも履修させるこずが
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220 付録4 できるこず。 ク 第孊幎及び第孊幎の内容の「䜓育理論」に぀いおは(1) は第孊幎(2) は第孊 幎で取り䞊げるこず。 (3) 内容の「䜓぀くり運動」から「ダンス」たでの領域及び運動の遞択䞊びにその指導に圓 たっおは孊校や地域の実態及び生埒の特性等を考慮するものずする。たた第孊幎の領域 の遞択に圓たっおは安党を十分に確保した䞊で生埒が自由に遞択しお履修するこずができ るよう配慮するこず。その際指導に圓たっおは内容の「噚械運動」から「ダンス」た での領域に぀いおはそれぞれの運動の特性に觊れるために必芁な䜓力を生埒自ら高めるよう に留意するものずする。 (4) 自然ずの関わりの深いスキヌスケヌトや氎蟺掻動などの指導に぀いおは孊校や地域の実 態に応じお積極的に行うこずに留意するものずする。 (5) 集合敎頓列の増枛方向倉換などの行動の仕方を身に付け胜率的で安党な集団ずしお の行動ができるようにするための指導に぀いおは内容の「䜓぀くり運動」から「ダン ス」たでの領域においお適切に行うものずする。     〔保健分野〕  目 暙 (1) 個人生掻における健康・安党に぀いお理解するずずもに基本的な技胜を身に付けるように する。 (2) 健康に぀いおの自他の課題を発芋しよりよい解決に向けお思考し刀断するずずもに他者 に䌝える力を逊う。 (3) 生涯を通じお心身の健康の保持増進を目指し明るく豊かな生掻を営む態床を逊う。  内 容 (1) 健康な生掻ず疟病の予防に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 健康な生掻ず疟病の予防に぀いお理解を深めるこず。 () 健康は䞻䜓ず環境の盞互䜜甚の䞋に成り立っおいるこず。たた疟病は䞻䜓の芁因 ず環境の芁因が関わり合っお発生するこず。 () 健康の保持増進には幎霢生掻環境等に応じた運動食事䌑逊及び睡眠の調和のず れた生掻を続ける必芁があるこず。 () 生掻習慣病などは運動䞍足食事の量や質の偏り䌑逊や睡眠の䞍足などの生掻習慣 の乱れが䞻な芁因ずなっお起こるこず。たた生掻習慣病などの倚くは適切な運動食 事䌑逊及び睡眠の調和のずれた生掻を実践するこずによっお予防できるこず。 () 喫煙飲酒薬物乱甚などの行為は心身に様々な圱響を䞎え健康を損なう原因ずな るこず。たたこれらの行為には個人の心理状態や人間関係瀟䌚環境が圱響するこず からそれぞれの芁因に適切に察凊する必芁があるこず。 () 感染症は病原䜓が䞻な芁因ずなっお発生するこず。たた感染症の倚くは発生源を なくすこず感染経路を遮断するこず䞻䜓の抵抗力を高めるこずによっお予防できるこ ず。 () 健康の保持増進や疟病の予防のためには個人や瀟䌚の取組が重芁であり保健・医療 機関を有効に利甚するこずが必芁であるこず。たた医薬品は正しく䜿甚するこず。 む 健康な生掻ず疟病の予防に぀いお課題を発芋しその解決に向けお思考し刀断するずず もにそれらを衚珟するこず。 (2) 心身の機胜の発達ず心の健康に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお
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221 付録4 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 心身の機胜の発達ず心の健康に぀いお理解を深めるずずもにストレスぞの察凊をするこ ず。 () 身䜓には倚くの噚官が発育しそれに䌎い様々な機胜が発達する時期があるこず。 たた発育・発達の時期やその皋床には個人差があるこず。 () 思春期には内分泌の働きによっお生殖に関わる機胜が成熟するこず。たた成熟に䌎 う倉化に察応した適切な行動が必芁ずなるこず。 () 知的機胜情意機胜瀟䌚性などの粟神機胜は生掻経隓などの圱響を受けお発達する こず。たた思春期においおは自己の認識が深たり自己圢成がなされるこず。 () 粟神ず身䜓は盞互に圱響を䞎え関わっおいるこず。欲求やストレスは心身に圱響 を䞎えるこずがあるこず。たた心の健康を保぀には欲求やストレスに適切に察凊する 必芁があるこず。 む 心身の機胜の発達ず心の健康に぀いお課題を発芋しその解決に向けお思考し刀断する ずずもにそれらを衚珟するこず。 (3) 傷害の防止に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 傷害の防止に぀いお理解を深めるずずもに応急手圓をするこず。  () 亀通事故や自然灜害などによる傷害は人的芁因や環境芁因などが関わっお発生するこ ず。 () 亀通事故などによる傷害の倚くは安党な行動環境の改善によっお防止できるこず。 () 自然灜害による傷害は灜害発生時だけでなく二次灜害によっおも生じるこず。た た自然灜害による傷害の倚くは灜害に備えおおくこず安党に避難するこずによっお 防止できるこず。 () 応急手圓を適切に行うこずによっお傷害の悪化を防止するこずができるこず。たた 心肺蘇 そ 生法などを行うこず。 む 傷害の防止に぀いお危険の予枬やその回避の方法を考えそれらを衚珟するこず。 (4) 健康ず環境に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 健康ず環境に぀いお理解を深めるこず。 () 身䜓には環境に察しおある皋床たで適応胜力があるこず。身䜓の適応胜力を超えた環 境は健康に圱響を及がすこずがあるこず。たた快適で胜率のよい生掻を送るための枩 床湿床や明るさには䞀定の範囲があるこず。 () 飲料氎や空気は健康ず密接な関わりがあるこず。たた飲料氎や空気を衛生的に保぀ には基準に適合するよう管理する必芁があるこず。 () 人間の生掻によっお生じた廃棄物は環境の保党に十分配慮し環境を汚染しないよう に衛生的に凊理する必芁があるこず。 む 健康ず環境に関する情報から課題を発芋しその解決に向けお思考し刀断するずずもに それらを衚珟するこず。  内容の取扱い (1) 内容の(1) のアの() 及び() は第孊幎(1) のアの() 及び() は第孊幎(1) のアの() 及び() は第孊幎で取り扱うものずし(1) のむは党おの孊幎で取り扱うものずする。内容 の(2) は第孊幎(3) は第孊幎(4) は第孊幎で取り扱うものずする。 (2) 内容の(1) のアに぀いおは健康の保持増進ず疟病の予防に加えお疟病の回埩に぀いおも
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222 付録4 取り扱うものずする。 (3) 内容の(1) のアの() 及び() に぀いおは食育の芳点も螏たえ぀぀健康的な生掻習慣の圢 成に結び付くように配慮するずずもに必芁に応じおコンピュヌタなどの情報機噚の䜿甚ず 健康ずの関わりに぀いお取り扱うこずにも配慮するものずする。たたがんに぀いおも取り扱 うものずする。 (4) 内容の(1) のアの() に぀いおは心身ぞの急性圱響及び䟝存性に぀いお取り扱うこず。た た薬物は芚醒剀や倧麻等を取り扱うものずする。 (5) 内容の(1) のアの() に぀いおは埌倩性免疫䞍党症候矀゚むズ及び性感染症に぀いお も取り扱うものずする。 (6) 内容の(2) のアの() に぀いおは呌吞噚埪環噚を䞭心に取り扱うものずする。 (7) 内容の(2) のアの() に぀いおは劊嚠や出産が可胜ずなるような成熟が始たるずいう芳点 から受粟・劊嚠を取り扱うものずし劊嚠の経過は取り扱わないものずする。たた身䜓の 機胜の成熟ずずもに性衝動が生じたり異性ぞの関心が高たったりするこずなどから異性 の尊重情報ぞの適切な察凊や行動の遞択が必芁ずなるこずに぀いお取り扱うものずする。 (8) 内容の(2) のアの() に぀いおは䜓育分野の内容の「䜓぀くり運動」の(1) のアの指導 ずの関連を図っお指導するものずする。 (9) 内容の(3) のアの() に぀いおは包垯法止血法など傷害時の応急手圓も取り扱い実習 を行うものずする。たた効果的な指導を行うため氎泳など䜓育分野の内容ずの関連を図る ものずする。 (10) 内容の(4) に぀いおは地域の実態に即しお公害ず健康ずの関係を取り扱うこずにも配慮す るものずする。たた生態系に぀いおは取り扱わないものずする。 (11) 保健分野の指導に際しおは自他の健康に関心をもおるようにし健康に関する課題を解決 する孊習掻動を取り入れるなどの指導方法の工倫を行うものずする。 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒 の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際䜓育や保健の芋方・考え 方を働かせながら運動や健康に぀いおの自他の課題を発芋しその合理的な解決のための掻 動の充実を図るこず。たた運動の楜しさや喜びを味わったり健康の倧切さを実感したりす るこずができるよう留意するこず。 (2) 授業時数の配圓に぀いおは次のずおり扱うこず。 ア 保健分野の授業時数は孊幎間で48単䜍時間皋床配圓するこず。 む 保健分野の授業時数は孊幎間を通じお適切に配圓し各孊幎においお効果的な孊習が 行われるよう考慮しお配圓するこず。 り 䜓育分野の授業時数は各孊幎にわたっお適切に配圓するこず。その際䜓育分野の内容 の「䜓぀くり運動」に぀いおは各孊幎で単䜍時間以䞊を 「䜓育理論」に぀いお は各孊幎で単䜍時間以䞊を配圓するこず。 ゚ 䜓育分野の内容の「噚械運動」から「ダンス」たでの領域の授業時数はそれらの内 容の習熟を図るこずができるよう考慮しお配圓するこず。 (3) 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指 導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。
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223 付録4 (4) 第章総則の第のの(2) に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科などずの関連を考慮し ながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀いお保健䜓育科の特質に応じお適切な 指導をするこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 䜓力や技胜の皋床性別や障害の有無等に関わらず運動の倚様な楜しみ方を共有するこず ができるよう留意するこず。 (2) 蚀語胜力を育成する蚀語掻動を重芖し筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合う掻動や 個人生掻における健康の保持増進や回埩に぀いお話し合う掻動などを通しおコミュニケヌ ション胜力や論理的な思考力の育成を促し自䞻的な孊習掻動の充実を図るこず。 (3) 第の内容の指導に圓たっおはコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの情報手段を積 極的に掻甚しお各分野の特質に応じた孊習掻動を行うよう工倫するこず。 (4) 䜓育分野におけるスポヌツずの倚様な関わり方や保健分野の指導に぀いおは具䜓的な䜓隓 を䌎う孊習の工倫を行うよう留意するこず。 (5) 生埒が孊習内容を確実に身に付けるこずができるよう孊校や生埒の実態に応じ孊習内容 の習熟の皋床に応じた指導個別指導ずの連携を螏たえた教垫間の協力的な指導などを工倫改 善し個に応じた指導の充実が図られるよう留意するこず。 (6) 第章総則の第のの(3) に瀺す孊校における䜓育・健康に関する指導の趣旚を生かし 特別掻動運動郚の掻動などずの関連を図り日垞生掻における䜓育・健康に関する掻動が適 切か぀継続的に実践できるよう留意するこず。なお䜓力の枬定に぀いおは蚈画的に実斜 し運動の指導及び䜓力の向䞊に掻甚するようにするこず。 (7) 䜓育分野ず保健分野で瀺された内容に぀いおは盞互の関連が図られるよう留意するこず。
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224 付録5 付録5 第 目 暙  第章総則の第のの(2) に瀺す道埳教育の目暙に基づきよりよく生きるための基盀ずなる道 埳性を逊うため道埳的諞䟡倀に぀いおの理解を基に自己を芋぀め物事を倚面的・倚角的に考 え自己の生き方に぀いおの考えを深める孊習を通しお道埳的な刀断力心情実践意欲ず態床を 育おる。 第 内 容  孊校の教育掻動党䜓を通じお行う道埳教育の芁である道埳科においおは以䞋に瀺す項目に぀いお 扱う。   䞻ずしお自分自身に関するこず  善悪の刀断自埋自由ず責任   〔第孊幎及び第孊幎〕     よいこずず悪いこずずの区別をしよいず思うこずを進んで行うこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     正しいず刀断したこずは自信をもっお行うこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     自由を倧切にし自埋的に刀断し責任のある行動をするこず。  正盎誠実   〔第孊幎及び第孊幎〕     うそを぀いたりごたかしをしたりしないで玠盎に䌞び䌞びず生掻するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     過ちは玠盎に改め正盎に明るい心で生掻するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     誠実に明るい心で生掻するこず。  節床節制   〔第孊幎及び第孊幎〕      健康や安党に気を付け物や金銭を倧切にし身の回りを敎えわがたたをしないで芏則 正しい生掻をするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      自分でできるこずは自分でやり安党に気を付けよく考えお行動し節床のある生掻をす るこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      安党に気を付けるこずや生掻習慣の倧切さに぀いお理解し自分の生掻を芋盎し節床を 守り節制に心掛けるこず。  個性の䌞長   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分の特城に気付くこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分の特城に気付き長所を䌞ばすこず。 小孊校孊習指導芁領 第章 特別の教科 道埳
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225 付録5 付録5   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分の特城を知っお短所を改め長所を䌞ばすこず。  垌望ず勇気努力ず匷い意志   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分のやるべき勉匷や仕事をしっかりず行うこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分でやろうず決めた目暙に向かっお匷い意志をもち粘り匷くやり抜くこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      より高い目暙を立お垌望ず勇気をもち困難があっおもくじけずに努力しお物事をやり抜 くこず。  真理の探究   〔第孊幎及び第孊幎〕     真理を倧切にし物事を探究しようずする心をも぀こず。   䞻ずしお人ずの関わりに関するこず  芪切思いやり   〔第孊幎及び第孊幎〕     身近にいる人に枩かい心で接し芪切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     盞手のこずを思いやり進んで芪切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     誰に察しおも思いやりの心をもち盞手の立堎に立っお芪切にするこず。  感謝   〔第孊幎及び第孊幎〕     家族など日頃䞖話になっおいる人々に感謝するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      家族など生掻を支えおくれおいる人々や珟圚の生掻を築いおくれた高霢者に尊敬ず感謝の 気持ちをもっお接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      日々の生掻が家族や過去からの倚くの人々の支え合いや助け合いで成り立っおいるこずに感 謝しそれに応えるこず。  瀌儀   〔第孊幎及び第孊幎〕     気持ちのよい挚拶蚀葉遣い動䜜などに心掛けお明るく接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     瀌儀の倧切さを知り誰に察しおも真心をもっお接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     時ず堎をわきたえお瀌儀正しく真心をもっお接するこず。  友情信頌   〔第孊幎及び第孊幎〕     友達ず仲よくし助け合うこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     友達ず互いに理解し信頌し助け合うこず。
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226 付録5 付録5   〔第孊幎及び第孊幎〕      友達ず互いに信頌し孊び合っお友情を深め異性に぀いおも理解しながら人間関係を築 いおいくこず。  盞互理解寛容   〔第孊幎及び第孊幎〕      自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに盞手のこずを理解し自分ず異なる意芋も倧切 にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに謙虚な心をもち広い心で自分ず異なる意芋や 立堎を尊重するこず。   䞻ずしお集団や瀟䌚ずの関わりに関するこず  芏則の尊重   〔第孊幎及び第孊幎〕     玄束やきたりを守りみんなが䜿う物を倧切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     玄束や瀟䌚のきたりの意矩を理解しそれらを守るこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      法やきたりの意矩を理解した䞊で進んでそれらを守り自他の暩利を倧切にし矩務を果た すこず。  公正公平瀟䌚正矩   〔第孊幎及び第孊幎〕     自分の奜き嫌いにずらわれないで接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     誰に察しおも分け隔おをせず公正公平な態床で接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      誰に察しおも差別をするこずや偏芋をも぀こずなく公正公平な態床で接し正矩の実珟 に努めるこず。  勀劎公共の粟神   〔第孊幎及び第孊幎〕     働くこずのよさを知りみんなのために働くこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     働くこずの倧切さを知り進んでみんなのために働くこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      働くこずや瀟䌚に奉仕するこずの充実感を味わうずずもにその意矩を理解し公共のため に圹に立぀こずをするこず。  家族愛家庭生掻の充実   〔第孊幎及び第孊幎〕     父母祖父母を敬愛し進んで家の手䌝いなどをしお家族の圹に立぀こず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     父母祖父母を敬愛し家族みんなで協力し合っお楜しい家庭を぀くるこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     父母祖父母を敬愛し家族の幞せを求めお進んで圹に立぀こずをするこず。
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227 付録5 付録5  よりよい孊校生掻集団生掻の充実   〔第孊幎及び第孊幎〕     先生を敬愛し孊校の人々に芪しんで孊玚や孊校の生掻を楜しくするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っお楜しい孊玚や孊校を぀くるこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っおよりよい孊玚や孊校を぀くるずずもに 様々な集団の䞭での自分の圹割を自芚しお集団生掻の充実に努めるこず。  䌝統ず文化の尊重囜や郷土を愛する態床   〔第孊幎及び第孊幎〕     我が囜や郷土の文化ず生掻に芪しみ愛着をも぀こず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし囜や郷土を愛する心をも぀こず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし先人の努力を知り囜や郷土を愛する心をも぀こ ず。  囜際理解囜際芪善   〔第孊幎及び第孊幎〕     他囜の人々や文化に芪しむこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     他囜の人々や文化に芪しみ関心をも぀こず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     他囜の人々や文化に぀いお理解し日本人ずしおの自芚をもっお囜際芪善に努めるこず。   䞻ずしお生呜や自然厇高なものずの関わりに関するこず  生呜の尊さ   〔第孊幎及び第孊幎〕     生きるこずのすばらしさを知り生呜を倧切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     生呜の尊さを知り生呜あるものを倧切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      生呜が倚くの生呜の぀ながりの䞭にあるかけがえのないものであるこずを理解し生呜を尊 重するこず。  自然愛護   〔第孊幎及び第孊幎〕     身近な自然に芪しみ動怍物に優しい心で接するこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     自然のすばらしさや䞍思議さを感じ取り自然や動怍物を倧切にするこず。   〔第孊幎及び第孊幎〕     自然の偉倧さを知り自然環境を倧切にするこず。  感動畏敬の念   〔第孊幎及び第孊幎〕     矎しいものに觊れすがすがしい心をも぀こず。
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228 付録5 付録5   〔第孊幎及び第孊幎〕     矎しいものや気高いものに感動する心をも぀こず。   〔第孊幎及び第孊幎〕      矎しいものや気高いものに感動する心や人間の力を超えたものに察する畏敬の念をも぀こ ず。  よりよく生きる喜び   〔第孊幎及び第孊幎〕      よりよく生きようずする人間の匷さや気高さを理解し人間ずしお生きる喜びを感じるこ ず。 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  各孊校においおは道埳教育の党䜓蚈画に基づき各教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間 及び特別掻動ずの関連を考慮しながら道埳科の幎間指導蚈画を䜜成するものずする。なお䜜 成に圓たっおは第に瀺す各孊幎段階の内容項目に぀いお盞圓する各孊幎においお党お取り 䞊げるこずずする。その際児童や孊校の実態に応じ孊幎間を芋通した重点的な指導や内容 項目間の関連を密にした指導䞀぀の内容項目を耇数の時間で扱う指導を取り入れるなどの工倫 を行うものずする。  第の内容の指導に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 (1) 校長や教頭などの参加他の教垫ずの協力的な指導などに぀いお工倫し道埳教育掚進教垫 を䞭心ずした指導䜓制を充実するこず。 (2) 道埳科が孊校の教育掻動党䜓を通じお行う道埳教育の芁ずしおの圹割を果たすこずができる よう蚈画的・発展的な指導を行うこず。特に各教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及 び特別掻動における道埳教育ずしおは取り扱う機䌚が十分でない内容項目に関わる指導を補う こずや児童や孊校の実態等を螏たえお指導をより䞀局深めるこず内容項目の盞互の関連を 捉え盎したり発展させたりするこずに留意するこず。 (3) 児童が自ら道埳性を逊う䞭で自らを振り返っお成長を実感したりこれからの課題や目暙 を芋付けたりするこずができるよう工倫するこず。その際道埳性を逊うこずの意矩に぀い お児童自らが考え理解し䞻䜓的に孊習に取り組むこずができるようにするこず。 (4) 児童が倚様な感じ方や考え方に接する䞭で考えを深め刀断し衚珟する力などを育むこ ずができるよう自分の考えを基に話し合ったり曞いたりするなどの蚀語掻動を充実するこ ず。 (5) 児童の発達の段階や特性等を考慮し指導のねらいに即しお問題解決的な孊習道埳的行 為に関する䜓隓的な孊習等を適切に取り入れるなど指導方法を工倫するこず。その際それ らの掻動を通じお孊んだ内容の意矩などに぀いお考えるこずができるようにするこず。たた 特別掻動等における倚様な実践掻動や䜓隓掻動も道埳科の授業に生かすようにするこず。 (6) 児童の発達の段階や特性等を考慮し第に瀺す内容ずの関連を螏たえ぀぀情報モラルに 関する指導を充実するこず。たた児童の発達の段階や特性等を考慮し䟋えば瀟䌚の持続 可胜な発展などの珟代的な課題の取扱いにも留意し身近な瀟䌚的課題を自分ずの関係におい お考えそれらの解決に寄䞎しようずする意欲や態床を育おるよう努めるこず。なお倚様な 芋方や考え方のできる事柄に぀いお特定の芋方や考え方に偏った指導を行うこずのないよう にするこず。 (7) 道埳科の授業を公開したり授業の実斜や地域教材の開発や掻甚などに家庭や地域の人々
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229 付録5 付録5 各分野の専門家等の積極的な参加や協力を埗たりするなど家庭や地域瀟䌚ずの共通理解を深 め盞互の連携を図るこず。  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 (1) 児童の発達の段階や特性地域の実情等を考慮し倚様な教材の掻甚に努めるこず。特に 生呜の尊厳自然䌝統ず文化先人の䌝蚘スポヌツ情報化ぞの察応等の珟代的な課題な どを題材ずし児童が問題意識をもっお倚面的・倚角的に考えたり感動を芚えたりするよう な充実した教材の開発や掻甚を行うこず。 (2) 教材に぀いおは教育基本法や孊校教育法その他の法什に埓い次の芳点に照らし適切ず刀 断されるものであるこず。 ア 児童の発達の段階に即しねらいを達成するのにふさわしいものであるこず。 む 人間尊重の粟神にかなうものであっお悩みや葛藀等の心の揺れ人間関係の理解等の課 題も含め児童が深く考えるこずができ人間ずしおよりよく生きる喜びや勇気を䞎えられ るものであるこず。 り 倚様な芋方や考え方のできる事柄を取り扱う堎合には特定の芋方や考え方に偏った取扱 いがなされおいないものであるこず。  児童の孊習状況や道埳性に係る成長の様子を継続的に把握し指導に生かすよう努める必芁が ある。ただし数倀などによる評䟡は行わないものずする。
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230 付録6 「道埳の内容」の孊幎段階・孊校段階の䞀芧衚 小孊校第孊幎及び第孊幎19 小孊校第孊幎及び第孊幎20  䞻ずしお自分自身に関するこず 善悪の刀断 自埋自由ず責任 (1) よいこずず悪いこずずの区別をしよいず思うこずを 進んで行うこず。 (1) 正しいず刀断したこずは自信をもっお行うこず。 正盎誠実 (2) うそを぀いたりごたかしをしたりしないで玠盎に䌞 び䌞びず生掻するこず。 (2) 過ちは玠盎に改め正盎に明るい心で生掻するこず。 節床節制 (3) 健康や安党に気を付け物や金銭を倧切にし身の回 りを敎えわがたたをしないで芏則正しい生掻をする こず。 (3) 自分でできるこずは自分でやり安党に気を付けよ く考えお行動し節床のある生掻をするこず。 個性の䌞長 (4) 自分の特城に気付くこず。 (4) 自分の特城に気付き長所を䌞ばすこず。 垌望ず勇気 努力ず匷い意志 (5) 自分のやるべき勉匷や仕事をしっかりず行うこず。 (5) 自分でやろうず決めた目暙に向かっお匷い意志をも ち粘り匷くやり抜くこず。 真理の探究  䞻ずしお人ずの関わりに関するこず 芪切思いやり (6) 身近にいる人に枩かい心で接し芪切にするこず。 (6) 盞手のこずを思いやり進んで芪切にするこず。 感謝 (7) 家族など日頃䞖話になっおいる人々に感謝するこず。 (7) 家族など生掻を支えおくれおいる人々や珟圚の生掻を 築いおくれた高霢者に尊敬ず感謝の気持ちをもっお接 するこず。 瀌儀 (8) 気持ちのよい挚拶蚀葉遣い動䜜などに心掛けお 明るく接するこず。 (8) 瀌儀の倧切さを知り誰に察しおも真心をもっお接す るこず。 友情信頌 (9) 友達ず仲よくし助け合うこず。 (9) 友達ず互いに理解し信頌し助け合うこず。 盞互理解寛容 (10) 自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに盞手のこ ずを理解し自分ず異なる意芋も倧切にするこず。  䞻ずしお集団や瀟䌚ずの関わりに関するこず 芏則の尊重 (10) 玄束やきたりを守りみんなが䜿う物を倧切にするこ ず。 (11) 玄束や瀟䌚のきたりの意矩を理解しそれらを守るこ ず。 公正公平 瀟䌚正矩 (11) 自分の奜き嫌いにずらわれないで接するこず。 (12) 誰に察しおも分け隔おをせず公正公平な態床で接 するこず。 勀劎公共の粟神 (12) 働くこずのよさを知りみんなのために働くこず。 (13) 働くこずの倧切さを知り進んでみんなのために働く こず。 家族愛 家庭生掻の充実 (13) 父母祖父母を敬愛し進んで家の手䌝いなどをし お家族の圹に立぀こず。 (14) 父母祖父母を敬愛し家族みんなで協力し合っお楜 しい家庭を぀くるこず。 よりよい孊校生掻 集団生掻の充実 (14) 先生を敬愛し孊校の人々に芪しんで孊玚や孊校の 生掻を楜しくするこず。 (15) 先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っお楜 しい孊玚や孊校を぀くるこず。 䌝統ず文化の尊重 囜や郷土を愛する態床 (15) 我が囜や郷土の文化ず生掻に芪しみ 愛着をも぀こず。(16) 我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし囜や郷土を愛 する心をも぀こず。 囜際理解囜際芪善 (16) 他囜の人々や文化に芪しむこず。 (17) 他囜の人々や文化に芪しみ関心をも぀こず。  䞻ずしお生呜や自然厇高なものずの関わりに関するこず 生呜の尊さ (17) 生きるこずのすばらしさを知り生呜を倧切にするこ ず。 (18) 生呜の尊さを知り生呜あるものを倧切にするこず。 自然愛護 (18) 身近な自然に芪しみ 動怍物に優しい心で接するこず。(19) 自然のすばらしさや䞍思議さを感じ取り自然や動怍 物を倧切にするこず。 感動畏敬の念 (19) 矎しいものに觊れすがすがしい心をも぀こず。 (20) 矎しいものや気高いものに感動する心をも぀こず。 よりよく生きる喜び
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231 付録6 小孊校第孊幎及び第孊幎22 䞭孊校22 (1) 自由を倧切にし自埋的に刀断し責任のある行動を するこず。 (1) 自埋の粟神を重んじ自䞻的に考え刀断し誠実に 実行しおその結果に責任をも぀こず。 自䞻自埋 自由ず責任 (2) 誠実に明るい心で生掻するこず。 (3) 安党に気を付けるこずや生掻習慣の倧切さに぀いお 理解し自分の生掻を芋盎し節床を守り節制に心掛け るこず。 (2) 望たしい生掻習慣を身に付け心身の健康の増進を図 り節床を守り節制に心掛け安党で調和のある生掻を するこず。 節床節制  (4) 自分の特城を知っお短所を改め長所を䌞ばすこず。 (3) 自己を芋぀め自己の向䞊を図るずずもに個性を䌞 ばしお充実した生き方を远求するこず。 向䞊心個性の䌞長 (5) より高い目暙を立お垌望ず勇気をもち困難があっ おもくじけずに努力しお物事をやり抜くこず。 (4) より高い目暙を蚭定しその達成を目指し垌望ず勇 気をもち困難や倱敗を乗り越えお着実にやり遂げるこ ず。 垌望ず勇気 克己ず匷い意志 (6) 真理を倧切にし物事を探究しようずする心をも぀こ ず。 (5) 真実を倧切にし真理を探究しお新しいものを生み出 そうず努めるこず。 真理の探究創造 (7) 誰に察しおも思いやりの心をもち盞手の立堎に立っ お芪切にするこず。 (6) 思いやりの心をもっお人ず接するずずもに家族など の支えや倚くの人々の善意により日々の生掻や珟圚の自 分があるこずに感謝し進んでそれに応え人間愛の粟 神を深めるこず。 思いやり感謝 (8) 日々の生掻が家族や過去からの倚くの人々の支え合い や助け合いで成り立っおいるこずに感謝しそれに応え るこず。 (9) 時ず堎をわきたえお瀌儀正しく真心をもっお接する こず。 (7) 瀌儀の意矩を理解し時ず堎に応じた適切な蚀動をず るこず。 瀌儀 (10) 友達ず互いに信頌し孊び合っお友情を深め異性に ぀いおも理解しながら人間関係を築いおいくこず。 (8) 友情の尊さを理解しお心から信頌できる友達をもち 互いに励たし合い高め合うずずもに異性に぀いおの 理解を深め悩みや葛藀も経隓しながら人間関係を深め おいくこず。 友情信頌 (11) 自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに謙虚な心 をもち広い心で自分ず異なる意芋や立堎を尊重するこ ず。 (9) 自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもにそれぞれ の個性や立堎を尊重しいろいろなものの芋方や考え方 があるこずを理解し寛容の心をもっお謙虚に他に孊 び自らを高めおいくこず。 盞互理解寛容 (12) 法やきたりの意矩を理解した䞊で進んでそれらを守 り自他の暩利を倧切にし矩務を果たすこず。 (10) 法やきたりの意矩を理解しそれらを進んで守るずず もにそのよりよい圚り方に぀いお考え自他の暩利を 倧切にし矩務を果たしお芏埋ある安定した瀟䌚の実 珟に努めるこず。 遵法粟神公埳心 (13) 誰に察しおも差別をするこずや偏芋をも぀こずなく 公正公平な態床で接し正矩の実珟に努めるこず。 (11) 正矩ず公正さを重んじ誰に察しおも公平に接し差 別や偏芋のない瀟䌚の実珟に努めるこず。 公正公平 瀟䌚正矩 (14) 働くこずや瀟䌚に奉仕するこずの充実感を味わうずず もにその意矩を理解し公共のために圹に立぀こずを するこず。 (12) 瀟䌚参画の意識ず瀟䌚連垯の自芚を高め公共の粟神 をもっおよりよい瀟䌚の実珟に努めるこず。 瀟䌚参画 公共の粟神 (13) 勀劎の尊さや意矩を理解し将来の生き方に぀いお考 えを深め勀劎を通じお瀟䌚に貢献するこず。 勀劎 (15) 父母祖父母を敬愛し家族の幞せを求めお進んで 圹に立぀こずをするこず。 (14) 父母祖父母を敬愛し家族の䞀員ずしおの自芚を もっお充実した家庭生掻を築くこず。 家族愛 家庭生掻の充実 (16) 先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っおよ りよい孊玚や孊校を぀くるずずもに様々な集団の䞭で の自分の圹割を自芚しお集団生掻の充実に努めるこず。 (15) 教垫や孊校の人々を敬愛し孊玚や孊校の䞀員ずしお の自芚をもち協力し合っおよりよい校颚を぀くるずず もに様々な集団の意矩や集団の䞭での自分の圹割ず責 任を自芚しお集団生掻の充実に努めるこず。 よりよい孊校生掻 集団生掻の充実 (17) 我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし先人の努力を 知り囜や郷土を愛する心をも぀こず。 (16) 郷土の䌝統ず文化を倧切にし瀟䌚に尜くした先人や 高霢者に尊敬の念を深め地域瀟䌚の䞀員ずしおの自芚 をもっお郷土を愛し進んで郷土の発展に努めるこず。 郷土の䌝統ず 文化の尊重 郷土を愛する態床 (17) 優れた䌝統の継承ず新しい文化の創造に貢献するずず もに日本人ずしおの自芚をもっお囜を愛し囜家及び 瀟䌚の圢成者ずしおその発展に努めるこず。 我が囜の䌝統ず 文化の尊重 囜を愛する態床 (18) 他囜の人々や文化に぀いお理解し日本人ずしおの自 芚をもっお囜際芪善に努めるこず。 (18) 䞖界の䞭の日本人ずしおの自芚をもち他囜を尊重 し囜際的芖野に立っお䞖界の平和ず人類の発展に寄 䞎するこず。 囜際理解 囜際貢献 (19) 生呜が倚くの生呜の぀ながりの䞭にあるかけがえのな いものであるこずを理解し生呜を尊重するこず。 (19) 生呜の尊さに぀いおその連続性や有限性なども含め お理解しかけがえのない生呜を尊重するこず。 生呜の尊さ (20) 自然の偉倧さを知り自然環境を倧切にするこず。 (20) 自然の厇高さを知り自然環境を倧切にするこずの意 矩を理解し進んで自然の愛護に努めるこず。 自然愛護 (21) 矎しいものや気高いものに感動する心や人間の力を超 えたものに察する畏敬の念をも぀こず。 (21) 矎しいものや気高いものに感動する心をもち人間の 力を超えたものに察する畏敬の念を深めるこず。 感動畏敬の念 (22) よりよく生きようずする人間の匷さや気高さを理解 し人間ずしお生きる喜びを感じるこず。 (22) 人間には自らの匱さや醜さを克服する匷さや気高く生 きようずする心があるこずを理解し人間ずしお生きる こずに喜びを芋いだすこず。 よりよく生きる喜び
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232 付録7  教育は教育基本法第条に定めるずおり人栌の完成を目指し平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の 圢成者ずしお必芁な資質を備えた心身ずもに健康な囜民の育成を期すずいう目的のもず同法第条 に掲げる次の目暙を達成するよう行われなければならない。  幅広い知識ず教逊を身に付け真理を求める態床を逊い豊かな情操ず道埳心を培うずずも に健やかな身䜓を逊うこず。  個人の䟡倀を尊重しおその胜力を䌞ばし創造性を培い自䞻及び自埋の粟神を逊うずずも に職業及び生掻ずの関連を重芖し勀劎を重んずる態床を逊うこず。  正矩ず責任男女の平等自他の敬愛ず協力を重んずるずずもに公共の粟神に基づき䞻䜓 的に瀟䌚の圢成に参画しその発展に寄䞎する態床を逊うこず。  生呜を尊び自然を倧切にし環境の保党に寄䞎する態床を逊うこず。  䌝統ず文化を尊重しそれらをはぐくんできた我が囜ず郷土を愛するずずもに他囜を尊重 し囜際瀟䌚の平和ず発展に寄䞎する態床を逊うこず。  たた幌児期の教育に぀いおは同法第11条に掲げるずおり生涯にわたる人栌圢成の基瀎を培う 重芁なものであるこずにかんがみ囜及び地方公共団䜓は幌児の健やかな成長に資する良奜な環境 の敎備その他適圓な方法によっおその振興に努めなければならないこずずされおいる。  これからの幌皚園には孊校教育の始たりずしおこうした教育の目的及び目暙の達成を目指し぀ ぀䞀人䞀人の幌児が将来自分のよさや可胜性を認識するずずもにあらゆる他者を䟡倀のある 存圚ずしお尊重し倚様な人々ず協働しながら様々な瀟䌚的倉化を乗り越え豊かな人生を切り拓 き持続可胜な瀟䌚の創り手ずなるこずができるようにするための基瀎を培うこずが求められる。こ のために必芁な教育の圚り方を具䜓化するのが各幌皚園においお教育の内容等を組織的か぀蚈画的 に組み立おた教育課皋である。  教育課皋を通しおこれからの時代に求められる教育を実珟しおいくためにはよりよい孊校教育 を通しおよりよい瀟䌚を創るずいう理念を孊校ず瀟䌚ずが共有しそれぞれの幌皚園においお幌児 期にふさわしい生掻をどのように展開しどのような資質・胜力を育むようにするのかを教育課皋に おいお明確にしながら瀟䌚ずの連携及び協働によりその実珟を図っおいくずいう瀟䌚に開かれた 教育課皋の実珟が重芁ずなる。  幌皚園教育芁領ずはこうした理念の実珟に向けお必芁ずなる教育課皋の基準を倧綱的に定めるも のである。幌皚園教育芁領が果たす圹割の䞀぀は公の性質を有する幌皚園における教育氎準を党囜 的に確保するこずである。たた各幌皚園がその特色を生かしお創意工倫を重ね長幎にわたり積み 重ねられおきた教育実践や孊術研究の蓄積を生かしながら幌児や地域の珟状や課題を捉え家庭や 地域瀟䌚ず協力しお幌皚園教育芁領を螏たえた教育掻動の曎なる充実を図っおいくこずも重芁であ る。  幌児の自発的な掻動ずしおの遊びを生み出すために必芁な環境を敎え䞀人䞀人の資質・胜力を育 んでいくこずは教職員をはじめずする幌皚園関係者はもずより家庭や地域の人々も含め様々な 立堎から幌児や幌皚園に関わる党おの倧人に期埅される圹割である。家庭ずの緊密な連携の䞋小孊 校以降の教育や生涯にわたる孊習ずの぀ながりを芋通しながら幌児の自発的な掻動ずしおの遊びを 通しおの総合的な指導をする際に広く掻甚されるものずなるこずを期埅しおここに幌皚園教育芁領 を定める。 幌皚園教育芁領
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233 付録7 第章 総 則 第 幌皚園教育の基本  幌児期の教育は生涯にわたる人栌圢成の基瀎を培う重芁なものであり幌皚園教育は孊校教育 法に芏定する目的及び目暙を達成するため幌児期の特性を螏たえ環境を通しお行うものであるこ ずを基本ずする。  このため教垫は幌児ずの信頌関係を十分に築き幌児が身近な環境に䞻䜓的に関わり環境ずの 関わり方や意味に気付きこれらを取り蟌もうずしお詊行錯誀したり考えたりするようになる幌 児期の教育における芋方・考え方を生かし幌児ず共によりよい教育環境を創造するように努めるも のずする。これらを螏たえ次に瀺す事項を重芖しお教育を行わなければならない。  幌児は安定した情緒の䞋で自己を十分に発揮するこずにより発達に必芁な䜓隓を埗おいくもの であるこずを考慮しお幌児の䞻䜓的な掻動を促し幌児期にふさわしい生掻が展開されるよう にするこず。  幌児の自発的な掻動ずしおの遊びは心身の調和のずれた発達の基瀎を培う重芁な孊習である こずを考慮しお遊びを通しおの指導を䞭心ずしお第章に瀺すねらいが総合的に達成されるよ うにするこず。  幌児の発達は心身の諞偎面が盞互に関連し合い倚様な経過をたどっお成し遂げられおいく ものであるこずたた幌児の生掻経隓がそれぞれ異なるこずなどを考慮しお幌児䞀人䞀人の 特性に応じ発達の課題に即した指導を行うようにするこず。  その際教垫は幌児の䞻䜓的な掻動が確保されるよう幌児䞀人䞀人の行動の理解ず予想に基づ き蚈画的に環境を構成しなければならない。この堎合においお教垫は幌児ず人やものずの関わ りが重芁であるこずを螏たえ教材を工倫し物的・空間的環境を構成しなければならない。たた 幌児䞀人䞀人の掻動の堎面に応じお様々な圹割を果たしその掻動を豊かにしなければならない。 第  幌皚園教育においお育みたい資質・胜力及び「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」  幌皚園においおは生きる力の基瀎を育むためこの章の第に瀺す幌皚園教育の基本を螏た え次に掲げる資質・胜力を䞀䜓的に育むよう努めるものずする。 (1) 豊かな䜓隓を通じお感じたり気付いたり分かったりできるようになったりする「知 識及び技胜の基瀎」 (2) 気付いたこずやできるようになったこずなどを䜿い考えたり詊したり工倫したり 衚珟したりする「思考力刀断力衚珟力等の基瀎」 (3) 心情意欲態床が育぀䞭でよりよい生掻を営もうずする「孊びに向かう力人間性等」  に瀺す資質・胜力は第章に瀺すねらい及び内容に基づく掻動党䜓によっお育むものであ る。  次に瀺す「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」は第章に瀺すねらい及び内容に基づく 掻動党䜓を通しお資質・胜力が育たれおいる幌児の幌皚園修了時の具䜓的な姿であり教垫が指 導を行う際に考慮するものである。 (1) 健康な心ず䜓   幌皚園生掻の䞭で充実感をもっお自分のやりたいこずに向かっお心ず䜓を十分に働かせ 芋通しをもっお行動し自ら健康で安党な生掻を぀くり出すようになる。 (2) 自立心   身近な環境に䞻䜓的に関わり様々な掻動を楜しむ䞭でしなければならないこずを自芚し
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234 付録7 自分の力で行うために考えたり工倫したりしながら諊めずにやり遂げるこずで達成感を味 わい自信をもっお行動するようになる。 (3) 協同性   友達ず関わる䞭で互いの思いや考えなどを共有し共通の目的の実珟に向けお考えた り工倫したり協力したりし充実感をもっおやり遂げるようになる。 (4) 道埳性・芏範意識の芜生え   友達ず様々な䜓隓を重ねる䞭でしおよいこずや悪いこずが分かり自分の行動を振り返っ たり友達の気持ちに共感したりし盞手の立堎に立っお行動するようになる。たたきたり を守る必芁性が分かり自分の気持ちを調敎し友達ず折り合いを付けながらきたりを぀ くったり守ったりするようになる。 (5) 瀟䌚生掻ずの関わり   家族を倧切にしようずする気持ちをも぀ずずもに地域の身近な人ず觊れ合う䞭で人ずの 様々な関わり方に気付き盞手の気持ちを考えお関わり自分が圹に立぀喜びを感じ地域に 芪しみをも぀ようになる。たた幌皚園内倖の様々な環境に関わる䞭で遊びや生掻に必芁な 情報を取り入れ情報に基づき刀断したり情報を䌝え合ったり掻甚したりするなど情報 を圹立おながら掻動するようになるずずもに公共の斜蚭を倧切に利甚するなどしお瀟䌚ず の぀ながりなどを意識するようになる。 (6) 思考力の芜生え   身近な事象に積極的に関わる䞭で物の性質や仕組みなどを感じ取ったり気付いたりし 考えたり予想したり工倫したりするなど倚様な関わりを楜しむようになる。たた友達 の様々な考えに觊れる䞭で自分ず異なる考えがあるこずに気付き自ら刀断したり考え盎 したりするなど新しい考えを生み出す喜びを味わいながら自分の考えをよりよいものにす るようになる。 (7) 自然ずの関わり・生呜尊重   自然に觊れお感動する䜓隓を通しお自然の倉化などを感じ取り奜奇心や探究心をもっお 考え蚀葉などで衚珟しながら身近な事象ぞの関心が高たるずずもに自然ぞの愛情や畏敬の 念をも぀ようになる。たた身近な動怍物に心を動かされる䞭で生呜の䞍思議さや尊さに気 付き身近な動怍物ぞの接し方を考え呜あるものずしおいたわり倧切にする気持ちをもっ お関わるようになる。 (8) 数量や図圢暙識や文字などぞの関心・感芚   遊びや生掻の䞭で数量や図圢暙識や文字などに芪しむ䜓隓を重ねたり暙識や文字の圹 割に気付いたりし自らの必芁感に基づきこれらを掻甚し興味や関心感芚をも぀ようにな る。 (9) 蚀葉による䌝え合い   先生や友達ず心を通わせる䞭で絵本や物語などに芪しみながら豊かな蚀葉や衚珟を身に 付け経隓したこずや考えたこずなどを蚀葉で䌝えたり盞手の話を泚意しお聞いたりし蚀 葉による䌝え合いを楜しむようになる。 (10) 豊かな感性ず衚珟   心を動かす出来事などに觊れ感性を働かせる䞭で様々な玠材の特城や衚珟の仕方などに気 付き感じたこずや考えたこずを自分で衚珟したり友達同士で衚珟する過皋を楜しんだり し衚珟する喜びを味わい意欲をも぀ようになる。
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235 付録7 第 教育課皋の圹割ず線成等  教育課皋の圹割    各幌皚園においおは教育基本法及び孊校教育法その他の法什䞊びにこの幌皚園教育芁領の瀺 すずころに埓い創意工倫を生かし幌児の心身の発達ず幌皚園及び地域の実態に即応した適切 な教育課皋を線成するものずする。   たた各幌皚園においおはに瀺す党䜓的な蚈画にも留意しながら 「幌児期の終わりたで に育っおほしい姿」を螏たえ教育課皋を線成するこず教育課皋の実斜状況を評䟡しおその改善 を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその改善を 図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各幌皚園の教育掻動の質の 向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努めるものずする。  各幌皚園の教育目暙ず教育課皋の線成   教育課皋の線成に圓たっおは幌皚園教育においお育みたい資質・胜力を螏たえ぀぀各幌皚 園の教育目暙を明確にするずずもに教育課皋の線成に぀いおの基本的な方針が家庭や地域ずも 共有されるよう努めるものずする。  教育課皋の線成䞊の基本的事項 (1) 幌皚園生掻の党䜓を通しお第章に瀺すねらいが総合的に達成されるよう教育課皋に係る 教育期間や幌児の生掻経隓や発達の過皋などを考慮しお具䜓的なねらいず内容を組織するもの ずする。この堎合においおは特に自我が芜生え他者の存圚を意識し自己を抑制しよう ずする気持ちが生たれる幌児期の発達の特性を螏たえ入園から修了に至るたでの長期的な芖 野をもっお充実した生掻が展開できるように配慮するものずする。 (2) 幌皚園の毎孊幎の教育課皋に係る教育週数は特別の事情のある堎合を陀き39週を䞋っお はならない。 (3) 幌皚園の日の教育課皋に係る教育時間は時間を暙準ずする。ただし幌児の心身の発 達の皋床や季節などに適切に配慮するものずする。  教育課皋の線成䞊の留意事項   教育課皋の線成に圓たっおは次の事項に留意するものずする。 (1) 幌児の生掻は入園圓初の䞀人䞀人の遊びや教垫ずの觊れ合いを通しお幌皚園生掻に芪し み安定しおいく時期から他の幌児ずの関わりの䞭で幌児の䞻䜓的な掻動が深たり幌児が 互いに必芁な存圚であるこずを認識するようになりやがお幌児同士や孊玚党䜓で目的をもっ お協同しお幌皚園生掻を展開し深めおいく時期などに至るたでの過皋を様々に経ながら広げ られおいくものであるこずを考慮し掻動がそれぞれの時期にふさわしく展開されるようにす るこず。 (2) 入園圓初特に歳児の入園に぀いおは家庭ずの連携を緊密にし生掻のリズムや安党 面に十分配慮するこず。たた満歳児に぀いおは孊幎の途䞭から入園するこずを考慮し 幌児が安心しお幌皚園生掻を過ごすこずができるよう配慮するこず。 (3) 幌皚園生掻が幌児にずっお安党なものずなるよう教職員による協力䜓制の䞋幌児の䞻䜓 的な掻動を倧切にし぀぀園庭や園舎などの環境の配慮や指導の工倫を行うこず。  小孊校教育ずの接続に圓たっおの留意事項 (1) 幌皚園においおは幌皚園教育が小孊校以降の生掻や孊習の基盀の育成に぀ながるこずに 配慮し幌児期にふさわしい生掻を通しお創造的な思考や䞻䜓的な生掻態床などの基瀎を培 うようにするものずする。 (2) 幌皚園教育においお育たれた資質・胜力を螏たえ小孊校教育が円滑に行われるよう小孊 校の教垫ずの意芋亀換や合同の研究の機䌚などを蚭け 「幌児期の終わりたでに育っおほしい
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236 付録7 姿」を共有するなど連携を図り幌皚園教育ず小孊校教育ずの円滑な接続を図るよう努めるも のずする。  党䜓的な蚈画の䜜成   各幌皚園においおは教育課皋を䞭心に第章に瀺す教育課皋に係る教育時間の終了埌等に 行う教育掻動の蚈画孊校保健蚈画孊校安党蚈画などずを関連させ䞀䜓的に教育掻動が展開 されるよう党䜓的な蚈画を䜜成するものずする。 第 指導蚈画の䜜成ず幌児理解に基づいた評䟡  指導蚈画の考え方   幌皚園教育は幌児が自ら意欲をもっお環境ず関わるこずにより぀くり出される具䜓的な掻動 を通しおその目暙の達成を図るものである。   幌皚園においおはこのこずを螏たえ幌児期にふさわしい生掻が展開され適切な指導が行わ れるようそれぞれの幌皚園の教育課皋に基づき調和のずれた組織的発展的な指導蚈画を䜜 成し幌児の掻動に沿った柔軟な指導を行わなければならない。  指導蚈画の䜜成䞊の基本的事項 (1) 指導蚈画は幌児の発達に即しお䞀人䞀人の幌児が幌児期にふさわしい生掻を展開し必芁 な䜓隓を埗られるようにするために具䜓的に䜜成するものずする。 (2) 指導蚈画の䜜成に圓たっおは次に瀺すずころにより具䜓的なねらい及び内容を明確に蚭 定し適切な環境を構成するこずなどにより掻動が遞択・展開されるようにするものずする。 ア 具䜓的なねらい及び内容は幌皚園生掻における幌児の発達の過皋を芋通し幌児の生掻 の連続性季節の倉化などを考慮しお幌児の興味や関心発達の実情などに応じお蚭定す るこず。 む 環境は具䜓的なねらいを達成するために適切なものずなるように構成し幌児が自らそ の環境に関わるこずにより様々な掻動を展開し぀぀必芁な䜓隓を埗られるようにするこず。 その際幌児の生掻する姿や発想を倧切にし垞にその環境が適切なものずなるようにする こず。 り 幌児の行う具䜓的な掻動は生掻の流れの䞭で様々に倉化するものであるこずに留意し 幌児が望たしい方向に向かっお自ら掻動を展開しおいくこずができるよう必芁な揎助をする こず。   その際幌児の実態及び幌児を取り巻く状況の倉化などに即しお指導の過皋に぀いおの評䟡 を適切に行い垞に指導蚈画の改善を図るものずする。  指導蚈画の䜜成䞊の留意事項   指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に留意するものずする。 (1) 長期的に発達を芋通した幎孊期月などにわたる長期の指導蚈画やこれずの関連を保ちな がらより具䜓的な幌児の生掻に即した週日などの短期の指導蚈画を䜜成し適切な指導が行 われるようにするこず。特に週日などの短期の指導蚈画に぀いおは幌児の生掻のリズム に配慮し幌児の意識や興味の連続性のある掻動が盞互に関連しお幌皚園生掻の自然な流れの 䞭に組み蟌たれるようにするこず。 (2) 幌児が様々な人やものずの関わりを通しお倚様な䜓隓をし心身の調和のずれた発達を促 すようにしおいくこず。その際幌児の発達に即しお䞻䜓的・察話的で深い孊びが実珟するよ うにするずずもに心を動かされる䜓隓が次の掻動を生み出すこずを考慮し䞀぀䞀぀の䜓隓 が盞互に結び付き幌皚園生掻が充実するようにするこず。
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237 付録7 (3) 蚀語に関する胜力の発達ず思考力等の発達が関連しおいるこずを螏たえ幌皚園生掻党䜓を 通しお幌児の発達を螏たえた蚀語環境を敎え蚀語掻動の充実を図るこず。 (4) 幌児が次の掻動ぞの期埅や意欲をも぀こずができるよう幌児の実態を螏たえながら教垫 や他の幌児ず共に遊びや生掻の䞭で芋通しをもったり振り返ったりするよう工倫するこず。 (5) 行事の指導に圓たっおは幌皚園生掻の自然の流れの䞭で生掻に倉化や最いを䞎え幌児が 䞻䜓的に楜しく掻動できるようにするこず。なおそれぞれの行事に぀いおはその教育的䟡倀 を十分怜蚎し適切なものを粟遞し幌児の負担にならないようにするこず。 (6) 幌児期は盎接的な䜓隓が重芁であるこずを螏たえ芖聎芚教材やコンピュヌタなど情報機噚 を掻甚する際には幌皚園生掻では埗難い䜓隓を補完するなど幌児の䜓隓ずの関連を考慮す るこず。 (7) 幌児の䞻䜓的な掻動を促すためには教垫が倚様な関わりをも぀こずが重芁であるこずを螏 たえ教垫は理解者共同䜜業者など様々な圹割を果たし幌児の発達に必芁な豊かな䜓隓 が埗られるよう掻動の堎面に応じお適切な指導を行うようにするこず。 (8) 幌児の行う掻動は個人グルヌプ孊玚党䜓などで倚様に展開されるものであるこずを螏 たえ幌皚園党䜓の教垫による協力䜓制を䜜りながら䞀人䞀人の幌児が興味や欲求を十分に 満足させるよう適切な揎助を行うようにするこず。  幌児理解に基づいた評䟡の実斜   幌児䞀人䞀人の発達の理解に基づいた評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずす る。 (1) 指導の過皋を振り返りながら幌児の理解を進め幌児䞀人䞀人のよさや可胜性などを把握 し指導の改善に生かすようにするこず。その際他の幌児ずの比范や䞀定の基準に察する達 成床に぀いおの評定によっお捉えるものではないこずに留意するこず。 (2) 評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう創意工倫を行い組織的か぀蚈画的な取組を掚進す るずずもに次幎床又は小孊校等にその内容が適切に匕き継がれるようにするこず。 第 特別な配慮を必芁ずする幌児ぞの指導  障害のある幌児などぞの指導   障害のある幌児などぞの指導に圓たっおは集団の䞭で生掻するこずを通しお党䜓的な発達を 促しおいくこずに配慮し特別支揎孊校などの助蚀又は揎助を掻甚し぀぀個々の幌児の障害の 状態などに応じた指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。たた家 庭地域及び医療や犏祉保健等の業務を行う関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で幌児ぞ の教育的支揎を行うために個別の教育支揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるずずもに, 個々 の幌児の実態を的確に把握し個別の指導蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるものずする。  海倖から垰囜した幌児や生掻に必芁な日本語の習埗に困難のある幌児の幌皚園生掻ぞの適応   海倖から垰囜した幌児や生掻に必芁な日本語の習埗に困難のある幌児に぀いおは安心しお自 己を発揮できるよう配慮するなど個々の幌児の実態に応じ指導内容や指導方法の工倫を組織的 か぀蚈画的に行うものずする。 第 幌皚園運営䞊の留意事項  各幌皚園においおは園長の方針の䞋に園務分掌に基づき教職員が適切に圹割を分担し぀ ぀盞互に連携しながら教育課皋や指導の改善を図るものずする。たた各幌皚園が行う孊校 評䟡に぀いおは教育課皋の線成実斜改善が教育掻動や幌皚園運営の䞭栞ずなるこずを螏た えカリキュラム・マネゞメントず関連付けながら実斜するよう留意するものずする。
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238 付録7  幌児の生掻は家庭を基盀ずしお地域瀟䌚を通じお次第に広がりをも぀ものであるこずに留意 し家庭ずの連携を十分に図るなど幌皚園における生掻が家庭や地域瀟䌚ず連続性を保ち぀぀ 展開されるようにするものずする。その際地域の自然高霢者や異幎霢の子䟛などを含む人 材行事や公共斜蚭などの地域の資源を積極的に掻甚し幌児が豊かな生掻䜓隓を埗られるよう に工倫するものずする。たた家庭ずの連携に圓たっおは保護者ずの情報亀換の機䌚を蚭けた り保護者ず幌児ずの掻動の機䌚を蚭けたりなどするこずを通じお保護者の幌児期の教育に関 する理解が深たるよう配慮するものずする。  地域や幌皚園の実態等により幌皚園間に加え保育所幌保連携型認定こども園小孊校 䞭孊校高等孊校及び特別支揎孊校などずの間の連携や亀流を図るものずする。特に幌皚園教 育ず小孊校教育の円滑な接続のため幌皚園の幌児ず小孊校の児童ずの亀流の機䌚を積極的に蚭 けるようにするものずする。たた障害のある幌児児童生埒ずの亀流及び共同孊習の機䌚を蚭 け共に尊重し合いながら協働しお生掻しおいく態床を育むよう努めるものずする。 第 教育課皋に係る教育時間終了埌等に行う教育掻動など  幌皚園は第章に瀺す教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動に぀いお孊校教育法 に芏定する目的及び目暙䞊びにこの章の第に瀺す幌皚園教育の基本を螏たえ実斜するものずする。 たた幌皚園の目的の達成に資するため幌児の生掻党䜓が豊かなものずなるよう家庭や地域におけ る幌児期の教育の支揎に努めるものずする。
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239 付録7 第章 ねらい及び内容  この章に瀺すねらいは幌皚園教育においお育みたい資質・胜力を幌児の生掻する姿から捉えたも のであり内容はねらいを達成するために指導する事項である。各領域はこれらを幌児の発達の 偎面から心身の健康に関する領域「健康」 人ずの関わりに関する領域「人間関係」 身近な環境ず の関わりに関する領域「環境」 蚀葉の獲埗に関する領域「蚀葉」及び感性ず衚珟に関する領域「衚 珟」ずしおたずめ瀺したものである。内容の取扱いは幌児の発達を螏たえた指導を行うに圓たっ お留意すべき事項である。  各領域に瀺すねらいは幌皚園における生掻の党䜓を通じ幌児が様々な䜓隓を積み重ねる䞭で盞 互に関連をもちながら次第に達成に向かうものであるこず内容は幌児が環境に関わっお展開する 具䜓的な掻動を通しお総合的に指導されるものであるこずに留意しなければならない。  たた 「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」がねらい及び内容に基づく掻動党䜓を通しお資 質・胜力が育たれおいる幌児の幌皚園修了時の具䜓的な姿であるこずを螏たえ指導を行う際に考慮 するものずする。  なお特に必芁な堎合には各領域に瀺すねらいの趣旚に基づいお適切な具䜓的な内容を工倫 しそれを加えおも差し支えないがその堎合にはそれが第章の第に瀺す幌皚園教育の基本を 逞脱しないよう慎重に配慮する必芁がある。 健 康 〔健康な心ず䜓を育お自ら健康で安党な生掻を぀くり出す力を逊う。 〕  ねらい (1) 明るく䌞び䌞びず行動し充実感を味わう。 (2) 自分の䜓を十分に動かし進んで運動しようずする。 (3) 健康安党な生掻に必芁な習慣や態床を身に付け芋通しをもっお行動する。  内 容 (1) 先生や友達ず觊れ合い安定感をもっお行動する。 (2) いろいろな遊びの䞭で十分に䜓を動かす。 (3) 進んで戞倖で遊ぶ。 (4) 様々な掻動に芪しみ楜しんで取り組む。 (5) 先生や友達ず食べるこずを楜しみ食べ物ぞの興味や関心をも぀。 (6) 健康な生掻のリズムを身に付ける。 (7) 身の回りを枅朔にし衣服の着脱食事排泄 せ぀ などの生掻に必芁な掻動を自分でする。 (8) 幌皚園における生掻の仕方を知り自分たちで生掻の堎を敎えながら芋通しをもっお行動す る。 (9) 自分の健康に関心をもち病気の予防などに必芁な掻動を進んで行う。 (10) 危険な堎所危険な遊び方灜害時などの行動の仕方が分かり安党に気を付けお行動する。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 心ず䜓の健康は盞互に密接な関連があるものであるこずを螏たえ幌児が教垫や他の幌児ず の枩かい觊れ合いの䞭で自己の存圚感や充実感を味わうこずなどを基盀ずしおしなやかな心ず 䜓の発達を促すこず。特に十分に䜓を動かす気持ちよさを䜓隓し自ら䜓を動かそうずする意 欲が育぀ようにするこず。 (2) 様々な遊びの䞭で幌児が興味や関心胜力に応じお党身を䜿っお掻動するこずにより䜓を
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240 付録7 動かす楜しさを味わい自分の䜓を倧切にしようずする気持ちが育぀ようにするこず。その際 倚様な動きを経隓する䞭で䜓の動きを調敎するようにするこず。 (3) 自然の䞭で䌞び䌞びず䜓を動かしお遊ぶこずにより䜓の諞機胜の発達が促されるこずに留意 し幌児の興味や関心が戞倖にも向くようにするこず。その際幌児の動線に配慮した園庭や遊 具の配眮などを工倫するこず。 (4) 健康な心ず䜓を育おるためには食育を通じた望たしい食習慣の圢成が倧切であるこずを螏た え幌児の食生掻の実情に配慮し和やかな雰囲気の䞭で教垫や他の幌児ず食べる喜びや楜しさ を味わったり様々な食べ物ぞの興味や関心をもったりするなどし食の倧切さに気付き進ん で食べようずする気持ちが育぀ようにするこず。 (5) 基本的な生掻習慣の圢成に圓たっおは家庭での生掻経隓に配慮し幌児の自立心を育お幌 児が他の幌児ず関わりながら䞻䜓的な掻動を展開する䞭で生掻に必芁な習慣を身に付け次第 に芋通しをもっお行動できるようにするこず。 (6) 安党に関する指導に圓たっおは情緒の安定を図り遊びを通しお安党に぀いおの構えを身に 付け危険な堎所や事物などが分かり安党に぀いおの理解を深めるようにするこず。たた亀 通安党の習慣を身に付けるようにするずずもに避難蚓緎などを通しお灜害などの緊急時に適 切な行動がずれるようにするこず。 人間関係 〔他の人々ず芪しみ支え合っお生掻するために自立心を育お人ず関わる力を逊う。 〕  ねらい (1) 幌皚園生掻を楜しみ自分の力で行動するこずの充実感を味わう。 (2) 身近な人ず芪しみ関わりを深め工倫したり協力したりしお䞀緒に掻動する楜しさを味わ い愛情や信頌感をも぀。 (3) 瀟䌚生掻における望たしい習慣や態床を身に付ける。  内 容 (1) 先生や友達ず共に過ごすこずの喜びを味わう。 (2) 自分で考え自分で行動する。 (3) 自分でできるこずは自分でする。 (4) いろいろな遊びを楜しみながら物事をやり遂げようずする気持ちをも぀。 (5) 友達ず積極的に関わりながら喜びや悲しみを共感し合う。 (6) 自分の思ったこずを盞手に䌝え盞手の思っおいるこずに気付く。 (7) 友達のよさに気付き䞀緒に掻動する楜しさを味わう。 (8) 友達ず楜しく掻動する䞭で共通の目的を芋いだし工倫したり協力したりなどする。 (9) よいこずや悪いこずがあるこずに気付き考えながら行動する。 (10) 友達ずの関わりを深め思いやりをも぀。 (11) 友達ず楜しく生掻する䞭できたりの倧切さに気付き守ろうずする。 (12) 共同の遊具や甚具を倧切にし皆で䜿う。 (13) 高霢者をはじめ地域の人々などの自分の生掻に関係の深いいろいろな人に芪しみをも぀。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 教垫ずの信頌関係に支えられお自分自身の生掻を確立しおいくこずが人ず関わる基盀ずなるこ ずを考慮し幌児が自ら呚囲に働き掛けるこずにより倚様な感情を䜓隓し詊行錯誀しながら諊 めずにやり遂げるこずの達成感や前向きな芋通しをもっお自分の力で行うこずの充実感を味わ
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241 付録7 うこずができるよう幌児の行動を芋守りながら適切な揎助を行うようにするこず。 (2) 䞀人䞀人を生かした集団を圢成しながら人ず関わる力を育おおいくようにするこず。その際 集団の生掻の䞭で幌児が自己を発揮し教垫や他の幌児に認められる䜓隓をし自分のよさや 特城に気付き自信をもっお行動できるようにするこず。 (3) 幌児が互いに関わりを深め協同しお遊ぶようになるため自ら行動する力を育おるようにす るずずもに他の幌児ず詊行錯誀しながら掻動を展開する楜しさや共通の目的が実珟する喜びを 味わうこずができるようにするこず。 (4) 道埳性の芜生えを培うに圓たっおは基本的な生掻習慣の圢成を図るずずもに幌児が他の幌 児ずの関わりの䞭で他人の存圚に気付き盞手を尊重する気持ちをもっお行動できるようにし たた自然や身近な動怍物に芪しむこずなどを通しお豊かな心情が育぀ようにするこず。特に 人に察する信頌感や思いやりの気持ちは葛藀や぀たずきをも䜓隓しそれらを乗り越えるこず により次第に芜生えおくるこずに配慮するこず。 (5) 集団の生掻を通しお幌児が人ずの関わりを深め芏範意識の芜生えが培われるこずを考慮 し幌児が教垫ずの信頌関係に支えられお自己を発揮する䞭で互いに思いを䞻匵し折り合い を付ける䜓隓をしきたりの必芁性などに気付き自分の気持ちを調敎する力が育぀ようにする こず。 (6) 高霢者をはじめ地域の人々などの自分の生掻に関係の深いいろいろな人ず觊れ合い自分の感 情や意志を衚珟しながら共に楜しみ共感し合う䜓隓を通しおこれらの人々などに芪しみをも ち人ず関わるこずの楜しさや人の圹に立぀喜びを味わうこずができるようにするこず。たた 生掻を通しお芪や祖父母などの家族の愛情に気付き家族を倧切にしようずする気持ちが育぀よ うにするこず。 環 境   呚囲の様々な環境に奜奇心や探究心をもっお関わりそれらを生掻に取り入れおいこうずする力 を逊う。  ねらい (1) 身近な環境に芪しみ自然ず觊れ合う䞭で様々な事象に興味や関心をも぀。 (2) 身近な環境に自分から関わり発芋を楜しんだり考えたりしそれを生掻に取り入れようず する。 (3) 身近な事象を芋たり考えたり扱ったりする䞭で物の性質や数量文字などに察する感芚 を豊かにする。  内 容 (1) 自然に觊れお生掻しその倧きさ矎しさ䞍思議さなどに気付く。 (2) 生掻の䞭で様々な物に觊れその性質や仕組みに興味や関心をも぀。 (3) 季節により自然や人間の生掻に倉化のあるこずに気付く。 (4) 自然などの身近な事象に関心をもち取り入れお遊ぶ。 (5) 身近な動怍物に芪しみをもっお接し生呜の尊さに気付きいたわったり倧切にしたりす る。 (6) 日垞生掻の䞭で我が囜や地域瀟䌚における様々な文化や䌝統に芪しむ。 (7) 身近な物を倧切にする。 (8) 身近な物や遊具に興味をもっお関わり自分なりに比べたり関連付けたりしながら考えた り詊したりしお工倫しお遊ぶ。 (9) 日垞生掻の䞭で数量や図圢などに関心をも぀。
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242 付録7 (10) 日垞生掻の䞭で簡単な暙識や文字などに関心をも぀。 (11) 生掻に関係の深い情報や斜蚭などに興味や関心をも぀。 (12) 幌皚園内倖の行事においお囜旗に芪しむ。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 幌児が遊びの䞭で呚囲の環境ず関わり次第に呚囲の䞖界に奜奇心を抱きその意味や操䜜 の仕方に関心をもち物事の法則性に気付き自分なりに考えるこずができるようになる過皋を 倧切にするこず。たた他の幌児の考えなどに觊れお新しい考えを生み出す喜びや楜しさを味わ い自分の考えをよりよいものにしようずする気持ちが育぀ようにするこず。 (2) 幌児期においお自然のも぀意味は倧きく自然の倧きさ矎しさ䞍思議さなどに盎接觊れる 䜓隓を通しお幌児の心が安らぎ豊かな感情奜奇心思考力衚珟力の基瀎が培われるこず を螏たえ幌児が自然ずの関わりを深めるこずができるよう工倫するこず。 (3) 身近な事象や動怍物に察する感動を䌝え合い共感し合うこずなどを通しお自分から関わろう ずする意欲を育おるずずもに様々な関わり方を通しおそれらに察する芪しみや畏敬の念生呜 を倧切にする気持ち公共心探究心などが逊われるようにするこず。 (4) 文化や䌝統に芪しむ際には正月や節句など我が囜の䌝統的な行事囜歌唱歌わらべうた や我が囜の䌝統的な遊びに芪しんだり異なる文化に觊れる掻動に芪しんだりするこずを通じ お瀟䌚ずの぀ながりの意識や囜際理解の意識の芜生えなどが逊われるようにするこず。 (5) 数量や文字などに関しおは日垞生掻の䞭で幌児自身の必芁感に基づく䜓隓を倧切にし数量 や文字などに関する興味や関心感芚が逊われるようにするこず。 蚀 葉   経隓したこずや考えたこずなどを自分なりの蚀葉で衚珟し盞手の話す蚀葉を聞こうずする意欲 や態床を育お蚀葉に察する感芚や蚀葉で衚珟する力を逊う。  ねらい (1) 自分の気持ちを蚀葉で衚珟する楜しさを味わう。 (2) 人の蚀葉や話などをよく聞き自分の経隓したこずや考えたこずを話し䌝え合う喜びを味わ う。 (3) 日垞生掻に必芁な蚀葉が分かるようになるずずもに絵本や物語などに芪しみ蚀葉に察する 感芚を豊かにし先生や友達ず心を通わせる。  内 容 (1) 先生や友達の蚀葉や話に興味や関心をもち芪しみをもっお聞いたり話したりする。 (2) したり芋たり聞いたり感じたり考えたりなどしたこずを自分なりに蚀葉で衚珟する。 (3) したいこずしおほしいこずを蚀葉で衚珟したり分からないこずを尋ねたりする。 (4) 人の話を泚意しお聞き盞手に分かるように話す。 (5) 生掻の䞭で必芁な蚀葉が分かり䜿う。 (6) 芪しみをもっお日垞の挚拶をする。 (7) 生掻の䞭で蚀葉の楜しさや矎しさに気付く。 (8) いろいろな䜓隓を通じおむメヌゞや蚀葉を豊かにする。 (9) 絵本や物語などに芪しみ興味をもっお聞き想像をする楜しさを味わう。 (10) 日垞生掻の䞭で文字などで䌝える楜しさを味わう。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。
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243 付録7 (1) 蚀葉は身近な人に芪しみをもっお接し自分の感情や意志などを䌝えそれに盞手が応答 しその蚀葉を聞くこずを通しお次第に獲埗されおいくものであるこずを考慮しお幌児が教垫 や他の幌児ず関わるこずにより心を動かされるような䜓隓をし蚀葉を亀わす喜びを味わえるよ うにするこず。 (2) 幌児が自分の思いを蚀葉で䌝えるずずもに教垫や他の幌児などの話を興味をもっお泚意しお 聞くこずを通しお次第に話を理解するようになっおいき蚀葉による䌝え合いができるようにす るこず。 (3) 絵本や物語などでその内容ず自分の経隓ずを結び付けたり想像を巡らせたりするなど楜 しみを十分に味わうこずによっお次第に豊かなむメヌゞをもち蚀葉に察する感芚が逊われる ようにするこず。 (4) 幌児が生掻の䞭で蚀葉の響きやリズム新しい蚀葉や衚珟などに觊れこれらを䜿う楜しさ を味わえるようにするこず。その際絵本や物語に芪しんだり蚀葉遊びなどをしたりするこず を通しお蚀葉が豊かになるようにするこず。 (5) 幌児が日垞生掻の䞭で文字などを䜿いながら思ったこずや考えたこずを䌝える喜びや楜しさ を味わい文字に察する興味や関心をも぀ようにするこず。 衚 珟   感じたこずや考えたこずを自分なりに衚珟するこずを通しお豊かな感性や衚珟する力を逊い 創造性を豊かにする。  ねらい (1) いろいろなものの矎しさなどに察する豊かな感性をも぀。 (2) 感じたこずや考えたこずを自分なりに衚珟しお楜しむ。 (3) 生掻の䞭でむメヌゞを豊かにし様々な衚珟を楜しむ。  内 容 (1) 生掻の䞭で様々な音 圢 色 手觊り 動きなどに気付いたり 感じたりするなどしお楜しむ。 (2) 生掻の䞭で矎しいものや心を動かす出来事に觊れむメヌゞを豊かにする。 (3) 様々な出来事の䞭で感動したこずを䌝え合う楜しさを味わう。 (4) 感じたこず考えたこずなどを音や動きなどで衚珟したり自由にかいたり぀くったりなど する。 (5) いろいろな玠材に芪しみ工倫しお遊ぶ。 (6) 音楜に芪しみ歌を歌ったり簡単なリズム楜噚を䜿ったりなどする楜しさを味わう。 (7) かいたり぀くったりするこずを楜しみ遊びに䜿ったり食ったりなどする。 (8) 自分のむメヌゞを動きや蚀葉などで衚珟したり挔じお遊んだりするなどの楜しさを味わう。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 豊かな感性は身近な環境ず十分に関わる䞭で矎しいもの優れたもの心を動かす出来事な どに出䌚いそこから埗た感動を他の幌児や教垫ず共有し様々に衚珟するこずなどを通しお逊 われるようにするこず。その際颚の音や雚の音身近にある草や花の圢や色など自然の䞭にあ る音圢色などに気付くようにするこず。 (2) 幌児の自己衚珟は玠朎な圢で行われるこずが倚いので教垫はそのような衚珟を受容し幌児 自身の衚珟しようずする意欲を受け止めお幌児が生掻の䞭で幌児らしい様々な衚珟を楜しむこ ずができるようにするこず。 (3) 生掻経隓や発達に応じ自ら様々な衚珟を楜しみ衚珟する意欲を十分に発揮させるこずがで
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244 付録7 きるように遊具や甚具などを敎えたり様々な玠材や衚珟の仕方に芪しんだり他の幌児の衚 珟に觊れられるよう配慮したりし衚珟する過皋を倧切にしお自己衚珟を楜しめるように工倫す るこず。
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245 付録7 第章 教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動などの留意事項  地域の実態や保護者の芁請により教育課皋に係る教育時間の終了埌等に垌望する者を察象に 行う教育掻動に぀いおは幌児の心身の負担に配慮するものずする。たた次の点にも留意する ものずする。 (1) 教育課皋に基づく掻動を考慮し幌児期にふさわしい無理のないものずなるようにするこ ず。その際教育課皋に基づく掻動を担圓する教垫ず緊密な連携を図るようにするこず。 (2) 家庭や地域での幌児の生掻も考慮し教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動の 蚈画を䜜成するようにするこず。その際地域の人々ず連携するなど地域の様々な資源を掻 甚し぀぀倚様な䜓隓ができるようにするこず。 (3) 家庭ずの緊密な連携を図るようにするこず。その際情報亀換の機䌚を蚭けたりするなど 保護者が幌皚園ず共に幌児を育おるずいう意識が高たるようにするこず。 (4) 地域の実態や保護者の事情ずずもに幌児の生掻のリズムを螏たえ぀぀䟋えば実斜日数や時 間などに぀いお匟力的な運甚に配慮するこず。 (5) 適切な責任䜓制ず指導䜓制を敎備した䞊で行うようにするこず。  幌皚園の運営に圓たっおは子育おの支揎のために保護者や地域の人々に機胜や斜蚭を開攟し お園内䜓制の敎備や関係機関ずの連携及び協力に配慮し぀぀幌児期の教育に関する盞談に応 じたり情報を提䟛したり幌児ず保護者ずの登園を受け入れたり保護者同士の亀流の機䌚を 提䟛したりするなど幌皚園ず家庭が䞀䜓ずなっお幌児ず関わる取組を進め地域における幌児 期の教育のセンタヌずしおの圹割を果たすよう努めるものずする。その際心理や保健の専門 家地域の子育お経隓者等ず連携・協働しながら取り組むよう配慮するものずする。
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平成29幎7月 図画工䜜線 小孊校孊習指導芁領 平成29 幎告瀺 解説
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た え が き  文郚科孊省では平成29 幎3 月31 日に孊校教育法斜行芏則の䞀郚改正ず小孊校 孊習指導芁領の改蚂を行った。新小孊校孊習指導芁領等は平成32 幎床から党面的 に実斜するこずずし平成30 幎床から䞀郚を移行措眮ずしお先行しお実斜するこ ずずしおいる。  今回の改蚂は平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ  ①  教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実瞟 や蓄積を生かし子䟛たちが未来瀟䌚を切り拓くための資質・胜力を䞀局確実 に育成するこずを目指すこず。その際子䟛たちに求められる資質・胜力ずは 䜕かを瀟䌚ず共有し連携する「瀟䌚に開かれた教育課皋」を重芖するこず。  ②  知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成のバランスを重芖す る平成20 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知識の 理解の質を曎に高め確かな孊力を育成するこず。  ③  先行する特別教科化など道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に関 する指導の充実により豊かな心や健やかな䜓を育成するこず。 を基本的なねらいずしお行った。  本曞は倧綱的な基準である孊習指導芁領の蚘述の意味や解釈などの詳现に぀い お説明するために文郚科孊省が䜜成するものであり小孊校孊習指導芁領第章 第節「図画工䜜」に぀いおその改善の趣旚や内容を解説しおいる。  各孊校においおは本曞を埡掻甚いただき孊習指導芁領等に぀いおの理解を深 め創意工倫を生かした特色ある教育課皋を線成・実斜されるようお願いしたい。  むすびに本曞「小孊校孊習指導芁領解説図画工䜜線」の䜜成に埡協力くださっ た各䜍に察し心から感謝の意を衚する次第である。   平成29 幎月  文郚科孊省初等䞭等教育局長       髙 橋 道 和  
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第章 総 説 
















 1     改蚂の経緯及び基本方針 







 1     図画工䜜科の改蚂の趣旚及び芁点 



 6 第章 図画工䜜科の目暙及び内容 







 9   第節 図画工䜜科の目暙 









 9     教科の目暙 













 9     孊幎の目暙 













 17   第節 図画工䜜科の内容 









 20     内容の構成 













 20     各領域及び〔共通事項〕の内容 




 26 第章 各孊幎の目暙及び内容 









 35   第節 第孊幎及び第孊幎の目暙ず内容 

 35     目 暙 















 35     内 容 















 38   第節 第孊幎及び第孊幎の目暙ず内容 

 58     目 暙 















 58     内 容 















 61   第節 第孊幎及び第孊幎の目暙ず内容 

 81     目 暙 















 81     内 容 















 84 第章 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い 





 104     指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 






 104     内容の取扱いず指導䞊の配慮事項 



 113     安党指導 














 124     孊校ずしおの鑑賞の環境づくり 




 125
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付 録   付録孊校教育法斜行芏則抄   付録小孊校孊習指導芁領 第章 総則   付録小孊校孊習指導芁領 第章 第節 図画工䜜   付録教科の目暙 各孊幎の目暙及び内容の系統衚小孊校図画工䜜科   付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 矎術   付録教科の目暙 各孊幎の目暙及び内容の系統衚䞭孊校矎術科   付録小孊校孊習指導芁領 第章 特別の教科 道埳   付録 「道埳の内容」の孊幎段階・孊校段階の䞀芧衚   付録幌皚園教育芁領
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1      改蚂の経緯 及び    基本方針  (1) 改蚂の経緯  今の子䟛たちやこれから誕生する子䟛たちが成人しお瀟䌚で掻躍する頃には 我が囜は厳しい挑戊の時代を迎えおいるず予想される。 生産幎霢人口の枛少 グロヌ バル化の進展や絶え間ない技術革新等により瀟䌚構造や雇甚環境は倧きくたた 急速に倉化しおおり予枬が困難な時代ずなっおいる。たた急激な少子高霢化が 進む䞭で成熟瀟䌚を迎えた我が囜にあっおは䞀人䞀人が持続可胜な瀟䌚の担い手 ずしおその倚様性を原動力ずし質的な豊かさを䌎った個人ず瀟䌚の成長に぀な がる新たな䟡倀を生み出しおいくこずが期埅される。  こうした倉化の䞀぀ずしお人工知胜の飛躍的な進化を挙げるこずがで きる。人工知胜が自ら知識を抂念的に理解し思考し始めおいるずも蚀われ雇甚 の圚り方や孊校においお獲埗する知識の意味にも倧きな倉化をもたらすのではない かずの予枬も瀺されおいる。このこずは同時に人工知胜がどれだけ進化し思考で きるようになったずしおもその思考の目的を䞎えたり目的のよさ・正しさ・矎 しさを刀断したりできるのは人間の最も倧きな匷みであるずいうこずの再認識に぀ ながっおいる。  このような時代にあっお孊校教育には子䟛たちが様々な倉化に積極的に向き 合い他者ず協働しお課題を解決しおいくこずや様々な情報を芋極め知識の抂念 的な理解を実珟し情報を再構成するなどしお新たな䟡倀に぀なげおいくこず耇雑 な状況倉化の䞭で目的を再構築するこずができるようにするこずが求められおい る。  このこずは本来我が囜の孊校教育が倧切にしおきたこずであるものの教垫 の䞖代亀代が進むず同時に孊校内における教垫の䞖代間のバランスが倉化し教 育に関わる様々な経隓や知芋をどのように継承しおいくかが課題ずなりたた子 䟛たちを取り巻く環境の倉化により孊校が抱える課題も耇雑化・困難化する䞭で これたでどおり孊校の工倫だけにその実珟を委ねるこずは困難になっおきおいる。  こうした状況を螏たえ平成26 幎11 月には文郚科孊倧臣から新しい時代にふ さわしい孊習指導芁領等の圚り方に぀いお䞭倮教育審議䌚に諮問を行った。䞭倮教 育審議䌚においおは幎か月にわたる審議の末平成28 幎12 月21 日に「幌 皚園小孊校䞭孊校高等孊校及び特別支揎孊校の孊習指導芁領等の改善及び必 芁な方策等に぀いお答申 」 以䞋「䞭倮教育審議䌚答申」ずいう。 を瀺した。  䞭倮教育審議䌚答申においおは “よりよい孊校教育を通じおよりよい瀟䌚を創 1 改蚂の経緯及び基本方針 第1 ç«  総 説
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 2 る”ずいう目暙を孊校ず瀟䌚が共有し連携・協働しながら新しい時代に求めら れる資質・胜力を子䟛たちに育む「瀟䌚に開かれた教育課皋」の実珟を目指し孊 習指導芁領等が孊校家庭地域の関係者が幅広く共有し掻甚できる「孊びの地 図」ずしおの圹割を果たすこずができるよう次の点にわたっおその枠組みを改 善するずずもに各孊校においお教育課皋を軞に孊校教育の改善・充実の奜埪環を 生み出す「カリキュラム・マネゞメント」の実珟を目指すこずなどが求められた。  ①「䜕ができるようになるか」 育成を目指す資質・胜力  ② 「䜕を孊ぶか」 教科等を孊ぶ意矩ず教科等間・孊校段階間の぀ながりを螏 たえた教育課皋の線成  ③ 「どのように孊ぶか」 各教科等の指導蚈画の䜜成ず実斜孊習・指導の改善・ 充実  ④「子䟛䞀人䞀人の発達をどのように支揎するか」 子䟛の発達を螏たえた指導  ⑀「䜕が身に付いたか」 孊習評䟡の充実  ⑥ 「実斜するために䜕が必芁か」 孊習指導芁領等の理念を実珟するために必芁 な方策  これを螏たえ平成29 幎月31 日に孊校教育法斜行芏則を改正するずずもに 幌皚園教育芁領小孊校孊習指導芁領及び䞭孊校孊習指導芁領を公瀺した。小孊校 孊習指導芁領は平成30 幎月日から第孊幎及び第孊幎においお倖囜語掻 動を実斜する等の円滑に移行するための措眮移行措眮を実斜し平成32 幎 月日から党面実斜するこずずしおいる。たた䞭孊校孊習指導芁領は平成30 幎月日から移行措眮を実斜し平成33 幎月日から党面実斜するこずずし おいる。 (2) 改蚂の基本方針  今回の改蚂は䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ次の基本方針に基づき行った。  ① 今回の改蚂の基本的な考え方   ア  教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実 践や蓄積を生かし子䟛たちが未来瀟䌚を切り拓 ひら くための資質・胜力を䞀局 確実に育成するこずを目指す。その際子䟛たちに求められる資質・胜力ず は䜕かを瀟䌚ず共有し 連携する 「瀟䌚に開かれた教育課皋」 を重芖するこず。   む  知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成のバランスを重芖 する平成20 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知 識の理解の質を曎に高め確かな孊力を育成するこず。   り  先行する特別教科化など道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に 関する指導の充実により豊かな心や健やかな䜓を育成するこず。
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3      改蚂の経緯 及び    基本方針   ② 育成を目指す資質・胜力の明確化    䞭倮教育審議䌚答申においおは予枬困難な瀟䌚の倉化に䞻䜓的に関わり感 性を豊かに働かせながらどのような未来を創っおいくのかどのように瀟䌚や 人生をよりよいものにしおいくのかずいう目的を自ら考え自らの可胜性を発揮 しよりよい瀟䌚ず幞犏な人生の創り手ずなる力を身に付けられるようにするこ ずが重芁であるこずこうした力は党く新しい力ずいうこずではなく孊校教育が 長幎その育成を目指しおきた「生きる力」であるこずを改めお捉え盎し孊校教 育がしっかりずその匷みを発揮できるようにしおいくこずが必芁ずされた。 たた 汎甚的な胜力の育成を重芖する䞖界的な朮流を螏たえ぀぀知識及び技胜ず思考 力刀断力衚珟力等をバランスよく育成しおきた我が囜の孊校教育の蓄積を生 かしおいくこずが重芁ずされた。    このため「生きる力」をより具䜓化し教育課皋党䜓を通しお育成を目指す資 質・胜力をア「䜕を理解しおいるか䜕ができるか生きお働く「知識・技胜」 の習埗 」 む「理解しおいるこず・できるこずをどう䜿うか未知の状況にも察 応できる「思考力・刀断力・衚珟力等」の育成 」 り「どのように瀟䌚・䞖界ず 関わりよりよい人生を送るか孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする「孊びに向 かう力・人間性等」の涵 かん 逊 」の䞉぀の柱に敎理するずずもに各教科等の目暙 や内容に぀いおもこの䞉぀の柱に基づく再敎理を図るよう提蚀がなされた。    今回の改蚂では知 ・ 埳 ・ 䜓にわたる「生きる力」を子䟛たちに育むために「䜕 のために孊ぶのか」ずいう各教科等を孊ぶ意矩を共有しながら授業の創意工倫 や教科曞等の教材の改善を匕き出しおいくこずができるようにするため党おの 教科等の目暙及び内容を「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊び に向かう力人間性等」の䞉぀の柱で再敎理した。  ③  「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業改善の掚進    子䟛たちが孊習内容を人生や瀟䌚の圚り方ず結び付けお深く理解しこれか らの時代に求められる資質・胜力を身に付け生涯にわたっお胜動的に孊び続け るこずができるようにするためにはこれたでの孊校教育の蓄積を生かし孊習 の質を䞀局高める授業改善の取組を掻性化しおいくこずが必芁であり我が囜の 優れた教育実践に芋られる普遍的な芖点である「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の 実珟に向けた授業改善アクティブ・ラヌニングの芖点に立った授業改善を掚 進するこずが求められる。    今回の改蚂では「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業改善を進め る際の指導䞊の配慮事項を総則に蚘茉するずずもに各教科等の「第 指導蚈 画の䜜成ず内容の取扱い」においお単元や題材など内容や時間のたずたりを芋
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 4 通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」 の実珟に向けた授業改善を進めるこずを瀺した。   その際以䞋の点に留意しお取り組むこずが重芁である。   ア  児童生埒に求められる資質・胜力を育成するこずを目指した授業改善の取 組は既に小・䞭孊校を䞭心に倚くの実践が積み重ねられおおり特に矩務 教育段階はこれたで地道に取り組たれ蓄積されおきた実践を吊定し党く異 なる指導方法を導入しなければならないず捉える必芁はないこず。   む  授業の方法や技術の改善のみを意図するものではなく児童生埒に目指す 資質・胜力を育むために「䞻䜓的な孊び」  「察話的な孊び」  「深い孊び」の 芖点で授業改善を進めるものであるこず。   り  各教科等においお通垞行われおいる孊習掻動蚀語掻動芳察・実隓問 題解決的な孊習などの質を向䞊させるこずを䞻県ずするものであるこず。   ゚  回回の授業で党おの孊びが実珟されるものではなく単元や題材など 内容や時間のたずたりの䞭で孊習を芋通し振り返る堎面をどこに蚭定する かグルヌプなどで察話する堎面をどこに蚭定するか児童生埒が考える堎 面ず教垫が教える堎面をどのように組み立おるかを考え実珟を図っおいく ものであるこず。   オ  深い孊びの鍵ずしお「芋方・考え方」を働かせるこずが重芁になるこず。 各教科等の「芋方・考え方」は 「どのような芖点で物事を捉えどのよう な考え方で思考しおいくのか」ずいうその教科等ならではの物事を捉える芖 点や考え方である。各教科等を孊ぶ本質的な意矩の䞭栞をなすものであり 教科等の孊習ず瀟䌚を぀なぐものであるこずから児童生埒が孊習や人生に おいお「芋方・考え方」を自圚に働かせるこずができるようにするこずにこ そ教垫の専門性が発揮されるこずが求められるこず。   カ  基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗に課題がある堎合にはその確実な 習埗を図るこずを重芖するこず。  ④ 各孊校におけるカリキュラム・マネゞメントの掚進    各孊校においおは 教科等の目暙や内容を芋通し 特に孊習の基盀ずなる資質 ・ 胜力蚀語胜力情報掻甚胜力情報モラルを含む。以䞋同じ。  問題発芋・解 決胜力等や珟代的な諞課題に察応しお求められる資質 ・ 胜力の育成のためには 教科等暪断的な孊習を充実するこずや 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に 向けた授業改善を単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通しお行うこずが 求められる。これらの取組の実珟のためには 孊校党䜓ずしお 児童生埒や孊校 地域の実態を適切に把握し 教育内容や時間の配分 必芁な人的 ・ 物的䜓制の確保
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5      改蚂の経緯 及び    基本方針  教育課皋の実斜状況に基づく改善などを通しお教育掻動の質を向䞊させ孊習 の効果の最倧化を図るカリキュラム・マネゞメントに努めるこずが求められる。    このため総則においお 「児童や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目 的や目暙の実珟に必芁な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこ ず教育課皋の実斜状況を評䟡しおその改善を図っおいくこず教育課皋の実斜 に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその改善を図っおいくこずなど を通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の質の向䞊を 図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努める」こ ずに぀いお新たに瀺した。  ⑀ 教育内容の䞻な改善事項    このほか蚀語胜力の確実な育成理数教育の充実䌝統や文化に関する教育 の充実䜓隓掻動の充実倖囜語教育の充実などに぀いお総則や各教科等におい おその特質に応じお内容やその取扱いの充実を図った。
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 6 (1) 改蚂の趣旚  䞭倮教育審議䌚答申では小孊校図画工䜜科䞭孊校矎術科及び高等孊校芞術科 矎術工芞における成果ず課題に぀いお次のように瀺されおいる。  ○  図画工䜜科矎術科芞術科矎術工芞においおは創造するこずの楜 しさを感じるずずもに思考・刀断し衚珟するなどの造圢的な創造掻動の基瀎 的な胜力を育おるこず生掻の䞭の造圢や矎術の働き矎術文化に関心を持っ お生涯にわたり䞻䜓的に関わっおいく態床を育むこず等に重点を眮いおそ の充実を図っおきたずころである。  ○  䞀方で感性や想像力等を豊かに働かせお思考・刀断し衚珟したり鑑賞 したりするなどの資質・胜力を盞互に関連させながら育成するこずや生掻を 矎しく豊かにする造圢や矎術の働き 矎術文化に぀いおの実感的な理解を深め 生掻や瀟䌚ず豊かに関わる態床を育成するこず等に぀いおは曎なる充実が求 められるずころである。  これらの成果ず課題を受け 各教科等における改蚂の具䜓的な方向性に぀いおは 小孊校図画工䜜科の関連では次のように瀺されおいる。   ・ 感性や想像力等を働かせお衚珟したり鑑賞したりする資質・胜力を盞互に関連 させながら育成できるよう内容の改善を図る。 ・ 生掻を矎しく豊かにする造圢や矎術の働き矎術文化に぀いおの理解を深める孊 習の充実を図る。  小孊校孊習指導芁領図画工䜜科は 以䞊のような改蚂の具䜓的な方向性に基づき 改蚂を行った。図画工䜜科の改蚂の基本的な考え方は次のずおりである。   ・ 衚珟及び鑑賞の掻動を通しお 生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに関わる資質 ・ 胜力を育成するこずを䞀局重芖し目暙及び内容を改善・充実する。 ・ 造圢的な芋方・考え方を働かせ衚珟及び鑑賞に関する資質・胜力を盞互に関連 させながら育成できるよう目暙及び内容を改善・充実する。 2 図画工䜜科の改蚂の趣旚及び芁点
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7      図画工䜜科 改蚂の趣旚 及び芁点  (2) 改蚂の芁点  小孊校孊習指導芁領の図画工䜜科の䞻な改蚂の芁点は次のずおりである。  ① 目暙の改善   目暙は次のような芖点を重芖しお改善を図る。     ア 教科の目暙    ・ 生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに関わる資質・胜力の育成を䞀局重芖 するこずを瀺す。    ・ 育成を目指す資質 ・ 胜力を 「知識及び技胜」  「思考力 刀断力 衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀の柱で敎理しお瀺す。    ・ 図画工䜜科の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方である「造圢的な芋 方・考え方」を働かせるこずを瀺す。    ・ 育成を目指す資質・胜力の䞉぀の柱のそれぞれに「創造」を䜍眮付け図 画工䜜科の孊習が造圢的な創造掻動を目指しおいるこずを瀺す。   む 孊幎の目暙    ・ 育成を目指す資質 ・ 胜力を 「知識及び技胜」  「思考力 刀断力 衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀の柱で敎理しお瀺す。  ② 内容の改善    目暙の改善に基づき内容を敎理するずずもに次のような芖点を重芖しお改善 を図る。   ア 衚珟領域の改善    ・ 「衚珟」の内容を「(1) 衚珟の掻動を通しお発想や構想に関する次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 」  「(2) 衚珟の掻動を通しお 技胜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 」 ずし 「思 考力 刀断力 衚珟力等」 ず 「技胜」 の芳点から敎理しお瀺す。その䞊で 「造 圢遊びをする掻動」ず「絵や立䜓工䜜に衚す掻動」の指導事項の違いを 明確に瀺し それぞれの掻動を通しお 「思考力 刀断力 衚珟力等」や「技 胜」を身に付けるこずができるようにする。
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 8   む 鑑賞領域の改善    ・ 「鑑賞」を「(1) 鑑賞の掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。 」ずしお 「思考力刀断力衚珟力等」の芳点から敎理 しお瀺す。    ・ 第孊幎及び第孊幎の鑑賞の察象に「生掻の䞭の造圢」を䜍眮付け生 掻を楜しく豊かにする圢や色などに぀いおの孊習を深めるこずができるよ うにする。   り  〔共通事項〕の改善    ・ 衚珟及び鑑賞の掻動においお共通に必芁ずなる資質・胜力である〔共通事 項〕を 「知識」ず「思考力 刀断力 衚珟力等」の芳点から敎理しお瀺す。    ・ 〔共通事項〕(1)「ア 自分の感芚や行為を基に圢や色などの造圢的な特 城を理解するこず。 」などを 「知識」ずしお䜍眮付ける。    ・ 〔共通事項〕(1)「む 圢や色などの造圢的な特城を基に自分のむメヌゞ をも぀こず。 」などを 「思考力刀断力衚珟力等」ずしお䜍眮付ける。     ゚  「知識」に぀いおの配慮事項の明瀺    ・ 内容の取扱いに 〔共通事項〕(1) アの指導に圓たっおの配慮事項を瀺す。
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9       図画工䜜科の 目暙      教科の目暙は小孊校教育ずしお図画工䜜科が担うべき圹割ずその目指すずこ ろを総括的に瀺しおいる。  この目暙は児童の発達の特性などを考慮しお第孊幎及び第孊幎第孊 幎及び第孊幎第孊幎及び第孊幎の孊幎ごずにたずめお瀺しおいる孊幎の 目暙及び内容ずずもに幎間の指導蚈画や具䜓的な指導を考える際のよりどころず なる。 (1) 教科の目暙に぀いお  児童は幌いころから身近な人やものなどず関わり合いながら生きおいる。自 分の感芚や行為を手掛かりに呚りの人や身近なもの自然などの環境に自分か ら働きかけたり働きかけられたりしながら成長しおいく。  そのこずを造圢的な面から捉えるず次のような姿が芋られる。䟋えば初めは 身近なものに觊れその心地よさに浞っおいるが次第に地面や身近にある玙など に跡が残せるこずに気付き線や圢をかいおその圢を意味付けする。それはやが お衚珟の欲求ず結び付き自分の願いや思いを衚すこずの楜しさや喜びを味わう ようになる姿である。たた初めは身近にある材料を手にしお䞊べたり぀ないだ 第1 節 図画工䜜科の目暙 1 教科の目暙  衚珟及び鑑賞の掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚 の䞭の圢や色などず豊かに関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指 す。     察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお自分の感芚や行為を通しお理 解するずずもに材料や甚具を䜿い衚し方などを工倫しお創造的に぀ くったり衚したりするこずができるようにする。     造圢的なよさや矎しさ衚したいこず衚し方などに぀いお考え創造 的に発想や構想をしたり䜜品などに察する自分の芋方や感じ方を深めた りするこずができるようにする。     ぀くりだす喜びを味わうずずもに感性を育み楜しく豊かな生掻を創 造しようずする態床を逊い豊かな情操を培う。 (1) (2) (3) 第2 ç«  図画工䜜科の目暙及び内容
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 10 り積んだりするこずを楜しむなどしおいるが次第にその圢や色などに意味付け をし手を働かせおいろいろなものを぀くるこずができるこずに気付く。それはや がお 衚珟の欲求ず結び付き 意図的にものを぀くるようになる姿もある。さらに 自分が぀くりだした圢や色などから新たなこずを思い付いお詊したり自分の思い を絵に衚しながら圢や色などから新たなこずを思い付いおかき加えおいったりする など぀くり぀くりかえ぀くる姿もある。  そこでは぀くりだす喜びを味わうずずもに芋たり感じたりする力次にどの ような圢や色にするかを考える力それを実珟するために甚具や衚し方を工倫する 力䞀床぀くったものを改めお芋お新たなものを぀くりだそうずする力などが働 いおいる。 これは 児童の造圢的な資質 ・ 胜力が自然に発揮されおいる姿ずもいえる。  教科の目暙はこのような児童自身に本来備わっおいる資質 ・ 胜力を䞀局䌞ばし 衚珟及び鑑賞の掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の 圢や色などず豊かに関わる資質・胜力を育成するこずを目指す芳点に立っおいる。  ここでは図画工䜜科でどのようなこずを孊ぶのかを瀺すずずもに育成を目指 す資質・胜力を䞉぀の柱で敎理しお瀺しおいる。(1) は「知識及び技胜」に関する 目暙を(2) は「思考力刀断力衚珟力等」に関する目暙を(3) は「孊びに向か う力人間性等」に関する目暙を瀺しおいる。 ○「衚珟及び鑑賞の掻動を通しお」に぀いお  衚珟及び鑑賞の掻動ずは図画工䜜科の孊習掻動のこずであり児童がこれらの 掻動を通しお孊ぶ教科であるずいうこずを瀺しおいる。  図画工䜜科の孊習は児童が感じたこずや想像したこずなどを造圢的に衚す衚珟 ず䜜品などからそのよさや矎しさなどを感じ取ったり考えたりし自分の芋方や 感じ方を深める鑑賞の二぀の掻動によっお行われる。衚珟ず鑑賞はそれぞれに独立 しお働くものではなく互いに働きかけたり働きかけられたりしながら䞀䜓的に 補い合っお高たっおいく掻動である。  衚珟及び鑑賞の掻動を通しおずは児童䞀人䞀人が衚珟や鑑賞の掻動を行うこ ずによっお教科の目暙を実珟するずいう図画工䜜科の性栌を衚しおいる。この掻動 を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに 関わる資質・胜力を育成するこずを目指すこずを瀺しおいる。 ○「造圢的な芋方・考え方を働かせ」に぀いお  ここではどのような芖点で物事を捉えどのような考え方で思考しおいくのか ずいう物事を捉える芖点や考え方を図画工䜜科の特質に応じお瀺しおいる。
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11       図画工䜜科の 目暙      造圢的な芋方・考え方ずは 「感性や想像力を働かせ察象や事象を圢や色な どの造圢的な芖点で捉え自分のむメヌゞをもちながら意味や䟡倀を぀くりだすこ ず」であるず考えられる。   「感性や想像力を働かせ」ずは衚珟及び鑑賞の掻動においお児童が感性や想 像力を十分に働かせるこずを䞀局重芖し それを明確にするために瀺しおいる。 「感 性」は様々な察象や事象を心に感じ取る働きであるずずもに知性ず䞀䜓化しお 創造性を育む重芁なものである。 「想像力」はこれたで高孊幎の孊幎の目暙や内 容などで瀺しおきたが党おの孊幎の孊習掻動においお児童が思いを膚らたせた り想像の䞖界を楜しんだりするこずが重芁であるこずから感性ずずもに瀺しおい る。   「察象や事象を圢や色などの造圢的な芖点で捉え」ずは材料や䜜品出来事 などを圢や色などの芖点で捉えるこずである。 「造圢的な芖点」は図画工䜜科 ならではの芖点であり図画工䜜科で育成を目指す資質 ・ 胜力を支えるものである。 具䜓的には「圢や色など」  「圢や色などの感じ」  「圢や色などの造圢的な特城」な どであり孊習掻動により様々な内容が考えられる。 「自分のむメヌゞをもちなが ら意味や䟡倀を぀くりだすこず」ずは児童が心の䞭に像を぀くりだしたり党䜓 的な感じ情景や姿を思い浮かべたりしながら自分ず察象や事象ずの関わりを深 め自分にずっおの意味や䟡倀を぀くりだすこずである。これは掻動や䜜品を぀ くりだすこずは自分にずっおの意味や䟡倀を぀くりだすこずであり同時に自 分自身をも぀くりだしおいるこずであるずいう図画工䜜科においお倧切にしおい るこずも瀺しおいる。 ○「生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに関わる資質・胜力」に぀いお  今回の改蚂では生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに関わるこずのできる児童 の姿を思い描きながら育成を目指す資質・胜力を瀺した。  生掻や瀟䌚の䞭の圢や色などず豊かに関わる資質・胜力ずは図画工䜜科の孊習 掻動においお児童が぀くりだす圢や色䜜品などや家庭地域瀟䌚で出䌚う 圢や色䜜品造圢矎術などず豊かに関わる資質・胜力を瀺しおいる。様々な堎 面においお圢や色などず豊かに関わる資質・胜力を働かせるこずが楜しく豊か な生掻を創造しようずするこずなどに぀ながる。   (2) 教科の目暙(1)(2)(3) に぀いお  図画工䜜科で育成を目指す資質 ・ 胜力である「知識及び技胜」  「思考力刀断力 衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」は盞互に関連し合い䞀䜓ずなっお働 く性質がある。それぞれの資質・胜力は児童が自分ず向き合いながら他者や瀟
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第章 総 説 第章 図画工䜜科の 目暙及び内容 第章 各孊幎の目暙 及び内容 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容の 取扱い 12 䌚自然や環境などずの倚様な関係の䞭で掻動するこずによっお育成される。  目暙の実珟に圓たっおはそれぞれを盞互に関連させながら資質・胜力の育成を 図る必芁がある。必ずしも別々に分けお育成したり 「知識及び技胜」を習埗し おから「思考力刀断力衚珟力等」を身に付けるずいった順序性をもっお育成し たりするものではないこずに留意する必芁がある。  たた教科の目暙(1)(2)(3) のそれぞれに「創造」を䜍眮付け図画工䜜科の 孊習が造圢的な創造掻動を目指しおいるこずを瀺しおいる。創造性を重芖する図画 工䜜科の特質を螏たえ䞀人䞀人の児童の創造性に着目し぀぀それ自䜓が文化や 生掻瀟䌚そのものを぀くりだす態床の育成に぀ながるずいう芖点を倧切にしおい る。 教科の目暙(1)  (1) は 「知識及び技胜」に関する目暙を瀺しおいる。前半郚分は「知識」に関す るものであり埌半郚分は「技胜」に関するものである。 ○ 「察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお自分の感芚や行為を通しお理解する」 に぀いお  ここでは 「知識及び技胜」のうち 「知識」に぀いお瀺しおいる。  察象や事象を捉える造圢的な芖点ずは 材料や䜜品 出来事などを捉える際の「圢 や色など」  「圢や色などの感じ」  「圢や色などの造圢的な特城」などのこずであり 䞀人䞀人が感性や想像力を働かせお様々なこずを感じ取ったり考えたりし自分な りに理解したり䜕かを぀くりだしたりするずきなどに必芁ずなるものである。  自分の感芚や行為を通しお理解するずは児童が自分の芖芚や觊芚などの感芚 持ち䞊げたり動かしたりする行為や掻動を通しお理解するこずである。これは児 童が自分の感芚や行為を通しお理解するこずが倧切であるこずや児童自身の䞻 䜓性や胜動性を重芖するこずを瀺すものでありこれらのこずにより䞀人䞀人の児 童が自分なりに理解を深めおいくこずになる。぀たり児童の感芚や行為を倧切に した指導により䞀人䞀人の理解が深たり 「知識」の習埗ずなる。  このように今回の改蚂では図画工䜜科における知識ずしお察象や事象を捉 える造圢的な芖点に぀いお自分の感芚や行為を通しお理解するこずを瀺しおいる。    察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお自分の感芚や行為を通しお理解 するずずもに材料や甚具を䜿い衚し方などを工倫しお創造的に぀くっ たり衚したりするこずができるようにする。 (1)