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20230308-mxt_kyoiku02-100002607_001.pdf
242 付録 食に関する教育珟代的な諞課題に関する教科等暪断的な教育内容  本資料は䞭孊校孊習指導芁領における「食に関する教育」に぀いお育成を目指す資質・胜力に関連する各教科等の内容のうち䞻芁なものを抜    各孊校におかれおはそれぞれの教育目暙や生埒の実態を螏たえた䞊で本資料をカリキュラム・マネゞメントの参考ずしおご掻甚ください。 総 則 第の (2) 各孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び生埒の発達の段階を考慮し豊かな人生の実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢    かした教育課皋の線成を図るものずする。 総則 理科 第  (3) 孊校における䜓育・健康に関する指導を生埒の発達の段階を考慮しお 孊校の教育掻動党䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安党な生掻ず豊 かなスポヌツラむフの実珟を目指した教育の充実に努めるこず。特に孊校 における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に関する指導安党に関する指導及び 心身の健康の保持増進に関する指導に぀いおは保健䜓育科技術・家庭科 及び特別掻動の時間はもずより各教科道埳科及び総合的な孊習の時間な どにおいおもそれぞれの特質に応じお適切に行うよう努めるこず。たたそ れらの指導を通しお家庭や地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻にお いお適切な䜓育・健康に関する掻動の実践を促し生涯を通じお健康・安党 で掻力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。 第  む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは孊校保健蚈画孊校安党蚈画食 に関する指導の党䜓蚈画いじめの防止等のための察策に関する基本的な方 針など各分野における孊校の党䜓蚈画等ず関連付けながら効果的な指導 が行われるように留意するものずする。 〔第分野〕 (3) 生物の䜓の぀くりず働き    生物の䜓の぀くりず働きに぀いおの芳察実隓などを通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生物の䜓の぀くりず働きずの関係に着目しながら次のこ ずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技 胜を身に付けるこず。 () 生物ず现胞 ㋐ 生物ず现胞       生物の組織などの芳察を行い生物の䜓が现胞からで きおいるこず及び怍物ず動物の现胞の぀くりの特城を芋 いだしお理解するずずもに芳察噚具の操䜜芳察蚘録 の仕方などの技胜を身に付けるこず。 () 動物の䜓の぀くりず働き ㋐ 生呜を維持する働き       消化や呌吞に぀いおの芳察実隓などを行い動物の 䜓が必芁な物質を取り入れ運搬しおいる仕組みを芳察 実隓の結果などず関連付けお理解するこず。たた䞍芁 ずなった物質を排出する仕組みがあるこずに぀いお理解 するこず。 ㋑ 刺激ず反応       動物が倖界の刺激に適切に反応しおいる様子の芳察を 行いその仕組みを感芚噚官神経系及び運動噚官の぀ くりず関連付けお理解するこず。 む 身近な怍物や動物の䜓の぀くりず働きに぀いお芋通しを もっお解決する方法を立案しお芳察実隓などを行いその 結果を分析しお解釈し生物の䜓の぀くりず働きに぀いおの 芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 (5) 生呜の連続性    生呜の連続性に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項 を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生呜の連続性に関する事物・珟象の特城に着目しながら 次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関 する技胜を身に付けるこず。 () 生物の成長ず殖え方 ㋐ 现胞分裂ず生物の成長       䜓现胞分裂の芳察を行いその順序性を芋いだしお理 解するずずもに现胞の分裂ず生物の成長ずを関連付け お理解するこず。 ㋑ 生物の殖え方       生物の殖え方を芳察し有性生殖ず無性生殖の特城を 芋いだしお理解するずずもに生物が殖えおいくずきに 芪の圢質が子に䌝わるこずを芋いだしお理解するこず。 () 遺䌝の芏則性ず遺䌝子 ㋐ 遺䌝の芏則性ず遺䌝子       亀配実隓の結果などに基づいお芪の圢質が子に䌝わ るずきの芏則性を芋いだしお理解するこず。 () 生物の皮類の倚様性ず進化 ㋐ 生物の皮類の倚様性ず進化       珟存の生物及び化石の比范などを通しお珟存の倚様 な生物は過去の生物が長い時間の経過の䞭で倉化しお生 じおきたものであるこずを䜓の぀くりず関連付けお理解 するこず。 む 生呜の連続性に぀いお芳察実隓などを行いその結果 や資料を分析しお解釈し生物の成長ず殖え方遺䌝珟象 生物の皮類の倚様性ず進化に぀いおの特城や芏則性を芋いだ しお衚珟するこず。たた探究の過皋を振り返るこず。 (7) 自然ず人間    自然環境を調べる芳察実隓などを通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するず ずもに自然環境を調べる芳察実隓などに関する技胜を身 に付けるこず。 () 生物ず環境 ㋐ 自然界の぀り合い       埮生物の働きを調べ怍物動物及び埮生物を栄逊の 面から盞互に関連付けお理解するずずもに自然界では これらの生物が぀り合いを保っお生掻しおいるこずを芋 いだしお理解するこず。 瀟䌚科 〔地理的分野〕  䞖界の様々な地域 (1) 䞖界各地の人々の生掻ず環境    堎所や人間ず自然環境ずの盞互䟝存関係などに着目しお課題を远究した り解決したりする掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 人々の生掻はその生掻が営たれる堎所の自然及び瀟䌚的条件から圱 響を受けたりその堎所の自然及び瀟䌚的条件に圱響を䞎えたりするこ ずを理解するこず。 () 䞖界各地における人々の生掻やその倉容を基に䞖界の人々の生掻や 環境の倚様性を理解するこず。その際䞖界の䞻な宗教の分垃に぀いお も理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 䞖界各地における人々の生掻の特色やその倉容の理由をその生掻が 営たれる堎所の自然及び瀟䌚的条件などに着目しお倚面的・倚角的に考 察し衚珟するこず。     ※  (1) に぀いおは䞖界各地の人々の生掻の特色やその倉容の理由 ずその生掻が営たれる堎所の自然及び瀟䌚的条件ずの関係を 考察するに圓たっお衣食䜏の特色や生掻ず宗教ずの関わり などを取り䞊げるようにするこず。 〔公民的分野〕  私たちず珟代瀟䌚 (1) 私たちが生きる珟代瀟䌚ず文化の特色 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 少子高霢化情報化グロヌバル化などが珟圚ず将来の政治経枈 囜際関係に䞎える圱響に぀いお倚面的 ・ 倚角的に考察し 衚珟するこず。 () 文化の継承ず創造の意矩に぀いお倚面的・倚角的に考察し衚珟する こず。     ※ むの() の「文化の継承ず創造の意矩」に぀いおは我が囜の䌝 統ず文化などを取り扱うこず。  私たちず経枈 (1) 垂堎の働きず経枈    察立ず合意効率ず公正分業ず亀換垌少性などに着目しお課題を远 究したり解決したりする掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 身近な消費生掻を䞭心に経枈掻動の意矩に぀いお理解するこず。 () 垂堎経枈の基本的な考え方に぀いお理解するこず。その際垂堎にお ける䟡栌の決たり方や資源の配分に぀いお理解するこず。
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243 付録  粋し通芧性を重芖しお掲茉したものです。  成するこずに向けた珟代的な諞課題に察応しお求められる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成しおいくこずができるよう各孊校の特色を生 技術・家庭科 特別の教科 道埳 〔家庭分野〕  衣食䜏の生掻 (1) 食事の圹割ず䞭孊生の栄逊の特城 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 生掻の䞭で食事が果たす圹割に぀いお理解するこず。   ※  (1) のアの() に぀いおは食事を共にする意矩や食文化を継承する こずに぀いおも扱うこず。 () 䞭孊生に必芁な栄逊の特城が分かり健康によい食習慣に぀いお理解す るこず。 む 健康によい食習慣に぀いお考え工倫するこず。 (2) 䞭孊生に必芁な栄逊を満たす食事 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 栄逊玠の皮類ず働きが分かり食品の栄逊的な特質に぀いお理解するこ ず。   ※  (2) のアの() に぀いおは氎の働きや食物繊維に぀いおも觊れるこ ず。 () 䞭孊生の日に必芁な食品の皮類ず抂量が分かり日分の献立䜜成の 方法に぀いお理解するこず。 む 䞭孊生の日分の献立に぀いお考え工倫するこず。 (3) 日垞食の調理ず地域の食文化 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 日垞生掻ず関連付け甚途に応じた食品の遞択に぀いお理解し適切に できるこず。   ※  (3) のアの() に぀いおは䞻ずしお調理実習で甚いる生鮮食品ず加 工食品の衚瀺を扱うこず。 () 食品や調理甚具等の安党ず衛生に留意した管理に぀いお理解し適切に できるこず。 () 材料に適した加熱調理の仕方に぀いお理解し基瀎的な日垞食の調理が 適切にできるこず。   ※  () に぀いおは煮る焌く蒞す等を扱うこず。たた魚肉野 菜を䞭心ずしお扱い基瀎的な題材を取り䞊げるこず。 () 地域の食文化に぀いお理解し地域の食材を甚いた和食の調理が適切に できるこず。   ※  () に぀いおはだしを甚いた煮物又は汁物を取り䞊げるこず。た た地域の䌝統的な行事食や郷土料理を扱うこずもできるこず。 む 日垞の食分の調理に぀いお食品の遞択や調理の仕方調理蚈画を考え 工倫するこず。  (3) 内容の「衣食䜏の生掻」に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 オ 食に関する指導に぀いおは技術・家庭科の特質に応じお食育の充実に 資するよう配慮するこず。  䞻ずしお自分自身に関するこず 節床節制  望たしい生掻習慣を身に付け心身の健康の増進を図り節 床を守り節制に心掛け安党で調和のある生掻をするこず。  䞻ずしお人ずの関わりに関するこず 思いやり感謝  思いやりの心をもっお人ず接するずずもに家族などの支え や倚くの人々の善意により日々の生掻や珟圚の自分があるこず に感謝し進んでそれに応え人間愛の粟神を深めるこず。  䞻ずしお生呜や自然厇高なものずの関わりに関するこず 生呜の尊さ  生呜の尊さに぀いおその連続性や有限性なども含めお理解 しかけがえのない生呜を尊重するこず。 総合的な孊習の時間  (5) 目暙を実珟するにふさわしい探究課題に぀いおは孊校の 実態に応じお䟋えば囜際理解情報環境犏祉・健康 などの珟代的な諞課題に察応する暪断的・総合的な課題地 域や孊校の特色に応じた課題生埒の興味・関心に基づく課 題職業や自己の将来に関する課題などを螏たえお蚭定する こず。 特別掻動 〔孊玚掻動〕 (2) 日垞の生掻や孊習ぞの適応ず自己の成長及び健康安党 オ 食育の芳点を螏たえた孊校絊食ず望たしい食習慣の圢成     絊食の時間を䞭心ずしながら成長や健康管理を意識す るなど望たしい食習慣の圢成を図るずずもに食事を通 しお人間関係をよりよくするこず。 〔孊校行事〕 (3) 健康安党・䜓育的行事    心身の健党な発達や健康の保持増進事件や事故灜害等 から身を守る安党な行動や芏埋ある集団行動の䜓埗運動に 芪しむ態床の育成責任感や連垯感の涵 かん 逊䜓力の向䞊など に資するようにするこず。 (5) 勀劎生産・奉仕的行事    勀劎の尊さや生産の喜びを䜓埗し職堎䜓隓掻動などの勀 劎芳・職業芳に関わる啓発的な䜓隓が埗られるようにするず ずもに共に助け合っお生きるこずの喜びを䜓埗しボラン ティア掻動などの瀟䌚奉仕の粟神を逊う䜓隓が埗られるよう にするこず。 保健䜓育科 〔保健分野〕 (1) 健康な生掻ず疟病の予防に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動 を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 健康な生掻ず疟病の予防に぀いお理解を深めるこず。 () 健康の保持増進には幎霢生掻環境等に応じた運動食事䌑逊及び 睡眠の調和のずれた生掻を続ける必芁があるこず。 () 生掻習慣病などは運動䞍足食事の量や質の偏り䌑逊や睡眠の䞍足 などの生掻習慣の乱れが䞻な芁因ずなっお起こるこず。たた生掻習慣病 などの倚くは適切な運動食事䌑逊及び睡眠の調和のずれた生掻を実 践するこずによっお予防できるこず。     ※  (3) 内容の(1) のアの() 及び() に぀いおは食育の芳点も螏たえ ぀぀健康的な生掻習慣の圢成に結び付くように配慮するずずもに 必芁に応じおコンピュヌタなどの情報機噚の䜿甚ず健康ずの関わ りに぀いお取り扱うこずにも配慮するものずする。 第  (6) 第章総則の第のの(3) に瀺す孊校における䜓育・健康に関する指導の 趣旚を生かし特別掻動運動郚の掻動などずの関連を図り日垞生掻におけ る䜓育・健康に関する掻動が適切か぀継続的に実践できるよう留意するこず。 なお䜓力の枬定に぀いおは蚈画的に実斜し運動の指導及び䜓力の向䞊に 掻甚するようにするこず。 äž­å­Šæ ¡
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244 付録 防灜を含む安党に関する教育珟代的な諞課題に関する教科等暪断的な教育内容  本資料は小孊校孊習指導芁領における「防灜を含む安党に関する教育」に぀いお育成を目指す資質・胜力に関連する各教科等の内容のうち䞻    各孊校におかれおはそれぞれの教育目暙や児童の実態を螏たえた䞊で本資料をカリキュラム・マネゞメントの参考ずしおご掻甚ください。 総 則 第の (2) 各孊校においおは児童や孊校地域の実態及び児童の発達の段階を考慮し豊かな人生の実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成す   線成を図るものずする。 総則 䜓育科 特別の教科 道埳 第  (3) 孊校における䜓育・健康に関す る指導を児童の発達の段階を考 慮しお孊校の教育掻動党䜓を通 じお適切に行うこずにより健康 で安党な生掻ず豊かなスポヌツラ むフの実珟を目指した教育の充実 に努めるこず。特に孊校におけ る食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に 関する指導安党に関する指導及 び心身の健康の保持増進に関する 指導に぀いおは䜓育科家庭科 及び特別掻動の時間はもずより 各教科道埳科倖囜語掻動及び 総合的な孊習の時間などにおいお もそれぞれの特質に応じお適切に 行うよう努めるこず。たたそれ らの指導を通しお家庭や地域瀟 䌚ずの連携を図りながら日垞生 掻においお適切な䜓育・健康に関 する掻動の実践を促し生涯を通 じお健康・安党で掻力ある生掻を 送るための基瀎が培われるよう配 慮するこず。 第 孊校運営䞊の留意事項  教育課皋の改善ず孊校評䟡等 む 教育課皋の線成及び実斜に圓 たっおは孊校保健蚈画孊校 安党蚈画食に関する指導の党 䜓蚈画いじめの防止等のため の察策に関する基本的な方針な ど各分野における孊校の党䜓 蚈画等ず関連付けながら効果 的な指導が行われるように留意 するものずする。 第 道埳教育に関する配慮事項    道埳教育を進めるに圓たっお は道埳教育の特質を螏たえ前 項たでに瀺す事項に加え次の事 項に配慮するものずする。  孊校や孊玚内の人間関係や環境 を敎えるずずもに集団宿泊掻動 やボランティア掻動自然䜓隓掻 動地域の行事ぞの参加などの豊 かな䜓隓を充実するこず。たた 道埳教育の指導内容が児童の日 垞生掻に生かされるようにするこ ず。その際いじめの防止や安党 の確保等にも資するこずずなるよ う留意するこず。 〔第孊幎及び第孊幎〕  䜓぀くり運動 (3) 運動に積極的に取り組み玄束を守り助け合っお運動をした り仲間の考えや取組を認めたり堎や甚具の安党に気を配っ たりするこず。 ※ 「 噚械運動」  「 陞䞊運動」  「 氎泳運動」  「ボヌ ル運動」  「 衚珟運動」及び第孊幎及び第孊幎第孊 幎及び第孊幎の同領域においおも同様に蚘茉。  氎泳運動   氎泳運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 (1) 次の運動の楜しさや喜びを味わいその行い方を理解するず ずもにその技胜を身に付けるこず。 り 安党確保に぀ながる運動では背浮きや浮き沈みをしなが ら続けお長く浮くこず。  保健 (2) けがの防止に぀いお課題を芋付けその解決を目指した掻 動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア けがの防止に関する次の事項を理解するずずもにけがな どの簡単な手圓をするこず。 () 亀通事故や身の回りの生掻の危険が原因ずなっお起こる けがの防止には呚囲の危険に気付くこず的確な刀断の 䞋に安党に行動するこず環境を安党に敎えるこずが必芁 であるこず。 () けがなどの簡単な手圓は 速やかに行う必芁があるこず。 む けがを防止するために危険の予枬や回避の方法を考え それらを衚珟するこず。 〔第孊幎及び第孊幎〕  䞻ずしお自分自身に関するこず 節床節制  健康や安党に気を付け物や金銭を倧 切にし身の回りを敎えわがたたをし ないで芏則正しい生掻をするこず。   䞻ずしお生呜や自然厇高なものず の関わりに関するこず 生呜の尊さ  生きるこずのすばらしさを知り生呜 を倧切にするこず。 〔第孊幎及び第孊幎〕  䞻ずしお自分自身に関するこず 節床節制  自分でできるこずは自分でやり安党 に気を付けよく考えお行動し節床の ある生掻をするこず。   䞻ずしお生呜や自然厇高なものず の関わりに関するこず 生呜の尊さ  生呜の尊さを知り生呜あるものを倧 切にするこず。 〔第孊幎及び第孊幎〕  䞻ずしお自分自身に関するこず 節床節制  安党に気を付けるこずや生掻習慣の 倧切さに぀いお理解し自分の生掻を芋 盎し節床を守り節制に心掛けるこず。   䞻ずしお生呜や自然厇高なものず の関わりに関するこず 生呜の尊さ  生呜が倚くの生呜の぀ながりの䞭にあ るかけがえのないものであるこずを理解 し生呜を尊重するこず。 家庭科 〔第孊幎及び第孊幎〕  衣食䜏の生掻   次の(1) から(6) たでの項目に぀いお課題をもっお健康 ・ 快適・安党で豊かな食生掻衣生掻䜏生掻に向けお考え工 倫する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 (2) 調理の基瀎 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 調理に必芁な甚具や食噚の安党で衛生的な取扱い及び加 熱甚調理噚具の安党な取扱いに぀いお理解し適切に䜿甚 できるこず。 (6) 快適な䜏たい方 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 䜏たいの敎理・敎頓や枅掃の仕方を理解し適切にでき るこず。 む 季節の倉化に合わせた䜏たい方敎理・敎頓や枅掃の仕方 を考え快適な䜏たい方を工倫するこず。 第   (1) 斜蚭・蚭備の安党管理に配慮し孊習環境を敎備するずずも に熱源や甚具機械などの取扱いに泚意しお事故防止の指導 を培底するこず。 (2) 服装を敎え衛生に留意しお甚具の手入れや保管を適切に行 うこず。 (3) 調理に甚いる食品に぀いおは生の魚や肉は扱わないなど 安党・衛生に留意するこず。たた食物アレルギヌに぀いおも 配慮するこず。 特別掻動 〔孊玚掻動〕 (2) 日垞の生掻や孊習ぞの適応ず自己の成長及び健康安党 り 心身ずもに健康で安党な生掻態床の圢成   珟圚及び生涯にわたっお心身の健康を保持増進するこず や事件や事故灜害等から身を守り安党に行動するこず。 〔孊校行事〕 (3) 健康安党・䜓育的行事   心身の健党な発達や健康の保持増進事件や事故灜害等か ら身を守る安党な行動や芏埋ある集団行動の䜓埗運動に芪し む態床の育成責任感や連垯感の涵 かん 逊䜓力の向䞊などに資す るようにするこず。 総合的な孊習の時間   (5) 目暙を実珟するにふさわしい探究課 題に぀いおは孊校の実態に応じお 䟋えば囜際理解情報環境犏 祉・健康などの珟代的な諞課題に察応 する暪断的・総合的な課題地域の 人々の暮らし䌝統ず文化など地域や 孊校の特色に応じた課題児童の興 味・関心に基づく課題などを螏たえお 蚭定するこず。
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245 付録  芁なものを抜粋し通芧性を重芖しお掲茉したものです。   るこずに向けた諞課題に察応しお求められる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成しおいく こずができるよう各孊校の特色を生かした教育課皋の 理科 瀟䌚科 〔第孊幎〕  生呜・地球 (3) 雚氎の行方ず地面の様子   雚氎の行方ず地面の様子に぀いお流れ方やしみ蟌み方に 着目しおそれらず地面の傟きや土の粒の倧きさずを関係付 けお調べる掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。 ア 次のこずを理解するずずもに芳察実隓などに関する 技胜を身に付けるこず。 () 氎は高い堎所から䜎い堎所ぞず流れお集たるこず。 む 雚氎の行方ず地面の様子に぀いお远究する䞭で既習の 内容や生掻経隓を基に雚氎の流れ方やしみ蟌み方ず地面 の傟きや土の粒の倧きさずの関係に぀いお根拠のある予 想や仮説を発想し衚珟するこず。 〔第孊幎〕  生呜・地球 (3) 流れる氎の働きず土地の倉化   流れる氎の働きず土地の倉化に぀いお氎の速さや量に着 目しおそれらの条件を制埡しながら調べる掻動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のこずを理解するずずもに芳察実隓などに関する 技胜を身に付けるこず。 () 雚の降り方によっお流れる氎の速さや量は倉わり 増氎により土地の様子が倧きく倉化する堎合があるこず。    ※自然灜害に぀いおも觊れるこず。  む 流れる氎の働きに぀いお远究する䞭で流れる氎の働き ず土地の倉化ずの関係に぀いおの予想や仮説を基に解決 の方法を発想し衚珟するこず。 (4) 倩気の倉化   倩気の倉化の仕方に぀いお雲の様子を芳枬したり映像 などの気象情報を掻甚したりする䞭で雲の量や動きに着目 しおそれらず倩気の倉化ずを関係付けお調べる掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のこずを理解するずずもに芳察実隓などに関する 技胜を身に付けるこず。 () 倩気の倉化は映像などの気象情報を甚いお予想でき るこず。  ※ 台颚の進路による倩気の倉化や台颚ず降雚ずの関 係及びそれに䌎う自然灜害に぀いおも觊れるこず。 む 倩気の倉化の仕方に぀いお远究する䞭で倩気の倉化の 仕方ず雲の量や動きずの関係に぀いおの予想や仮説を基 に解決の方法を発想し衚珟するこず。 〔第孊幎〕  生呜・地球 (4) 土地の぀くりず倉化   土地の぀くりず倉化に぀いお土地やその䞭に含たれる物 に着目しお土地の぀くりやでき方を倚面的に調べる掻動を 通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のこずを理解するずずもに芳察実隓などに関する 技胜を身に付けるこず。 () 土地は火山の噎火や地震によっお倉化するこず。 ※自然灜害に぀いおも觊れるこず。  む 土地の぀くりず倉化に぀いお远究する䞭で土地の぀く りやでき方に぀いおより劥圓な考えを぀くりだし衚珟 するこず。 第  (4) 倩気川土地などの指導に圓たっおは灜害に関する基 瀎的な理解が図られるようにするこず。 〔第孊幎〕 (3) 地域の安党を守る働きに぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 消防眲や譊察眲などの関係機関は地域の安党を守るために盞互に連 携しお緊急時に察凊する䜓制をずっおいるこずや関係機関が地域の人々 ず協力しお火灜や事故などの防止に努めおいるこずを理解するこず。  ※ 火灜ず事故はいずれも取り䞊げるこず。その際どちらかに重点を 眮くなど効果的な指導を工倫をするこず。 () 芋孊・調査したり地図などの資料で調べたりしおたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 斜蚭・蚭備などの配眮緊急時ぞの備えや察応などに着目しお関係機 関や地域の人々の諞掻動を捉え盞互の関連や埓事する人々の働きを考 え衚珟するこず。  ※ 瀟䌚生掻を営む䞊で倧切な法やきたりに぀いお扱うずずもに地域 や自分自身の安党を守るために自分たちにできるこずなどを考えた り遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 〔第孊幎〕 (2) 人々の健康や生掻環境を支える事業に぀いお孊習の問題を远究・解決する 掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 飲料氎電気ガスを䟛絊する事業は安党で安定的に䟛絊できるよう 進められおいるこずや地域の人々の健康な生掻の維持ず向䞊に圹立っお いるこずを理解するこず。 (3) 自然灜害から人々を守る掻動に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を 通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 地域の関係機関や人々は自然灜害に察し様々な協力をしお察凊しお きたこずや今埌想定される灜害に察し様々な備えをしおいるこずを理 解するこず。  ※ 地震灜害接波灜害颚氎害火山灜害雪害などの䞭から過去 に県内で発生したものを遞択しお取り䞊げるこず。 「関係機関」に ぀いおは県庁や垂圹所の働きなどを䞭心に取り䞊げ防灜情報の 発信避難䜓制の確保などの働き自衛隊など囜の機関ずの関わり を取り䞊げるこず。 () 聞き取り調査をしたり地図や幎衚などの資料で調べたりしおたずめる こず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 過去に発生した地域の自然灜害関係機関の協力などに着目しお灜害 から人々を守る掻動を捉えその働きを考え衚珟するこず。  ※ 地域で起こり埗る灜害を想定し日頃から必芁な備えをするなど 自分たちにできるこずなどを考えたり遞択・刀断したりできるよう 配慮するこず。 〔第孊幎〕 (5) 我が囜の囜土の自然環境ず囜民生掻ずの関連に぀いお孊習の問題を远究・ 解決する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 自然灜害は囜土の自然条件などず関連しお発生しおいるこずや自然灜 害から囜土を保党し囜民生掻を守るために囜や県などが様々な察策や事業 を進めおいるこずを理解するこず。 ※地震灜害 接波灜害 颚氎害 火山灜害 雪害などを取り䞊げるこず。  む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 灜害の皮類や発生の䜍眮や時期防灜察策などに着目しお囜土の自然 灜害の状況を捉え自然条件ずの関連を考え衚珟するこず。 〔第孊幎〕  (1) 内容の(1) に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 り アの() の「囜や地方公共団䜓の政治」に぀いおは瀟䌚保障自然灜害 からの埩旧や埩興地域の開発や掻性化などの取組の䞭から遞択しお取り䞊 げるこず。 生掻科 図画工䜜科 〔第孊幎及び第孊幎〕 〔孊校家庭及び地域の生掻に関する内容〕 (1) 孊校生掻に関わる掻動を通しお孊校の斜蚭の様子や孊校生掻を支えおいる人々や友達通孊路の様 子やその安党を守っおいる人々などに぀いお考えるこずができ孊校での生掻は様々な人や斜蚭ず関 わっおいるこずが分かり楜しく安心しお遊びや生掻をしたり安党な登䞋校をしたりしようずする。 (3) 地域に関わる掻動を通しお地域の堎所やそこで生掻したり働いたりしおいる人々に぀いお考えるこ ずができ自分たちの生掻は様々な人や堎所ず関わっおいるこずが分かりそれらに芪しみや愛着をも ち適切に接したり安党に生掻したりしようずする。 〔身近な人々瀟䌚及び自然ず関わる掻動に関する内容〕 (4) 公共物や公共斜蚭を利甚する掻動を通しおそれらのよさを感じたり働きを捉えたりするこずがで き身の回りにはみんなで䜿うものがあるこずやそれらを支えおいる人々がいるこずなどが分かるずず もにそれらを倧切にし安党に気を付けお正しく利甚しようずする。 第  造圢掻動で䜿甚する材料や甚具 掻動堎所に぀いおは安党な扱い方 に぀いお指導する事前に点怜する などしお事故防止に留意するもの ずする。 小孊校
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246 付録 防灜を含む安党に関する教育珟代的な諞課題に関する教科等暪断的な教育内容  本資料は䞭孊校孊習指導芁領における「防灜を含む安党に関する教育」に぀いお育成を目指す資質・胜力に関連する各教科等の内容のうち䞻    各孊校におかれおはそれぞれの教育目暙や生埒の実態を螏たえた䞊で本資料をカリキュラム・マネゞメントの参考ずしおご掻甚ください。 総 則 第の (2) 各孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び生埒の発達の段階を考慮し豊かな人生の実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成す   課皋の線成を図るものずする。 総則 保健䜓育科 第  孊校の教育掻動を進めるに圓たっお は各孊校においお第のに瀺す 䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向 けた授業改善を通しお創意工倫を生 かした特色ある教育掻動を展開する䞭 で次の(1) から(3) たでに掲げる事 項の実珟を図り生埒に生きる力を育 むこずを目指すものずする。 (3) 孊校における䜓育・健康に関する指 導を生埒の発達の段階を考慮しお 孊校の教育掻動党䜓を通じお適切に行 うこずにより健康で安党な生掻ず豊 かなスポヌツラむフの実珟を目指した 教育の充実に努めるこず。特に孊校 における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊 に関する指導安党に関する指導及び 心身の健康の保持増進に関する指導に ぀いおは保健䜓育科技術・家庭科 及び特別掻動の時間はもずより各教 科道埳科及び総合的な孊習の時間な どにおいおもそれぞれの特質に応じお 適切に行うよう努めるこず。たたそ れらの指導を通しお家庭や地域瀟䌚 ずの連携を図りながら日垞生掻にお いお適切な䜓育・健康に関する掻動の 実践を促し生涯を通じお健康・安党 で掻力ある生掻を送るための基瀎が培 われるよう配慮するこず。 第 孊校運営䞊の留意事項  教育課皋の改善ず孊校評䟡教育課 皋倖の掻動ずの連携等 む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっ おは孊校保健蚈画孊校安党蚈 画食に関する指導の党䜓蚈画い じめの防止等のための察策に関する 基本的な方針など各分野における 孊校の党䜓蚈画等ず関連付けなが ら効果的な指導が行われるように 留意するものずする。 第 道埳教育に関する配慮事項     道埳教育を進めるに圓たっおは 道埳教育の特質を螏たえ前項たで に瀺す事項に加え次の事項に配慮 するものずする。  孊校や孊玚内の人間関係や環境を敎 えるずずもに職堎䜓隓掻動やボラン ティア掻動自然䜓隓掻動地域の行 事ぞの参加などの豊かな䜓隓を充実す るこず。たた道埳教育の指導内容 が生埒の日垞生掻に生かされるよう にするこず。その際いじめの防止や 安党の確保等にも資するこずずなるよ う留意するこず。 〔䜓育分野 第孊幎及び第孊幎〕  内容  䜓぀くり運動 (3) 䜓぀くり運動に積極的に取り組むずずもに仲間の孊習を揎助しようずするこず䞀人䞀人の違い に応じた動きなどを認めようずするこず話合いに参加しようずするこずなどや健康・安党に気を 配るこず。  ※ 「噚械運動」  「陞䞊競技」  「氎泳」  「球技」  「歊道」  「ダンス」においおも同様 に蚘茉。    たた第孊幎の同領域においおは 「健康・安党を確保するこず」ず蚘茉。  䜓育理論 (2) 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお課題を発芋しその解決を目指し た掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお理解するこず。 () 運動やスポヌツを行う際はその特性や目的発達の段階や䜓調などを螏たえお運動を遞ぶな ど健康・安党に留意する必芁があるこず。 む 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いお自己の課題を発芋しよりよい 解決に向けお思考し刀断するずずもに他者に䌝えるこず。 り 運動やスポヌツの意矩や効果ず孊び方や安党な行い方に぀いおの孊習に積極的に取り組むこず。 〔内容の取扱い〕 ゚  「氎泳」の(1) の運動に぀いおは 略 。なお孊校や地域の実態に応じお安党を確保するた めの泳ぎを加えお履修させるこずができるこず。たた泳法ずの関連においお氎䞭からのスタヌト 及びタヌンを取り䞊げるこず。なお氎泳の指導に぀いおは適切な氎泳堎の確保が困難な堎合に はこれを扱わないこずができるが氎泳の事故防止に関する心埗に぀いおは必ず取り䞊げるこ ず。たた保健分野の応急手圓ずの関連を図るこず。 カ  「歊道」に぀いおは 略 。たた歊道堎などの確保が難しい堎合は指導方法を工倫しお行う ずずもに孊習段階や個人差を螏たえ段階的な指導を行うなど安党を十分に確保するこず。 (3) 内容の「䜓぀くり運動」から「ダンス」たでの領域及び運動の遞択䞊びにその指導に圓たっお は 略 。たた第孊幎の領域の遞択に圓たっおは安党を十分に確保した䞊で生埒が自由に遞 択しお履修するこずができるよう配慮するこず。その際 略 。 (5) 集合敎頓列の増枛方向倉換などの行動の仕方を身に付け胜率的で安党な集団ずしおの行動 ができるようにするための指導に぀いおは内容の「䜓぀くり運動」から「ダンス」たでの領域 においお適切に行うものずする。 〔保健分野〕 (3) 傷害の防止に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 傷害の防止に぀いお理解を深めるずずもに応急手圓をするこず。 () 亀通事故や自然灜害などによる傷害は人的芁因や環境芁因などが関わっお発生するこず。 () 亀通事故などによる傷害の倚くは安党な行動環境の改善によっお防止できるこず。 () 自然灜害による傷害は灜害発生時だけでなく二次灜害によっおも生じるこず。たた自然 灜害による傷害の倚くは 灜害に備えおおくこず 安党に避難するこずによっお防止できるこず。 () 応急手圓を適切に行うこずによっお傷害の悪化を防止するこずができるこず。たた心肺蘇 そ 生 せい 法などを行うこず。   ※ 包垯法止血法など傷害時の応急手圓も取り扱い実習を行うものずする。たた効果的 な指導を行うため氎泳など䜓育分野の内容ずの関連を図るものずする。 む 傷害の防止に぀いお危険の予枬やその回避の方法を考えそれらを衚珟するこず。 特別の教科 道埳 第  䞻ずしお自分自身に関するこず 節床節制  望たしい生掻習慣を身に付け心身の健康の増進を図り節床を守り節制に心掛け安党で調和のあ る生掻をするこず。  䞻ずしお生呜や自然厇高なものずの関わりに関するこず 生呜の尊さ  生呜の尊さに぀いお その連続性や有限性なども含めお理解し かけがえのない生呜を尊重するこず。
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247 付録  芁なものを抜粋し通芧性を重芖しお掲茉したものです。   るこずに向けた珟代的な諞課題に察応し お求められる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成し おいく こずができるよう各孊校の特色を生かした教育 瀟䌚科 理科 〔地理的分野〕  日本の様々な地域 (1) 地域調査の手法    ※ 地域調査に圓たっおは察象地域は孊校呚蟺ずし䞻題は孊 校所圚地の事情を螏たえお防灜人口の偏圚産業の倉容 亀通の発達などの事象から適切に蚭定し芳察や調査を指導蚈 画に䜍眮付けお実斜するこず。なお孊習の効果を高めるこず ができる堎合には内容のの(3) の䞭の孊校所圚地を含む地 域の孊習やの(4) ず結び付けお扱うこずができるこず。    堎所などに着目しお課題を远究したり解決したりする掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 芳察や野倖調査文献調査を行う際の芖点や方法地理的な たずめ方の基瀎を理解するこず。 () 地圢図や䞻題図の読図目的や甚途に適した地図の䜜成などの 地理的な技胜を身に付けるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 地域調査においお察象ずなる堎所の特城などに着目しお適 切な䞻題や調査たずめずなるように調査の手法やその結果を 倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。 (2) 日本の地域的特色ず地域区分    次の①から④たでの項目を取り䞊げ分垃や地域などに着目しお課 題を远究したり解決したりする掻動を通しお以䞋のア及びむの事項 を身に付けるこずができるよう指導する。  ① 自然環境  ② 人口  ③ 資源・ ゚ネルギヌず産業   ④ 亀通・通信 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 () 日本の地圢や気候の特色海掋に囲たれた日本の囜土の特色 自然灜害ず防灜ぞの取組などを基に日本の自然環境に関する特 色を理解するこ ず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () ①から④たでの項目に぀いおそれぞれの地域区分を地域の 共通点や差異分垃などに着目し お倚面的・倚角的に考察し衚 珟するこ ず。 () 日本の地域的特色を ①から④たでの項目に基づく地域区分など に着目しおそれらを関連付けお倚面的・倚角的に考察し衚珟 するこず。 (3) 日本の諞地域    次の①から⑀たでの考察の仕方を基に し お 空間的盞互䟝存䜜甚や地 域などに着目しお䞻題を蚭けお課題を远究したり解決したりする掻動 を通し お 以䞋のア及びむの事項を身に付けるこ ずができるよ う指導する。  ① 自然環境を䞭栞ずした考察の仕方  ② 人口や郜垂・村萜を䞭栞ずした考察の仕方  ③ 産業を䞭栞ずした考察の仕方  ④ 亀通や通信を䞭栞ずした考察の仕方  ⑀ その他の事象を䞭栞ずした考察の仕方 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 幟぀かに区分した日本のそれぞれの地域に぀いおその地域的 特色や地域の課題を理解するこず。 () ①から⑀たでの考察の仕方で取り 䞊げた特色ある事象ず それに 関連する他の事象や そ こで生ずる課題を理解するこ ず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 日本の諞地域においおそれぞれ①から⑀たでで扱う䞭栞ずな る事象の成立条件を地域の広がりや地域内の結び付き人々の 察応などに着目 しお他の事象やそこで生ずる課題ず有機的に関 連付けお倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。 (4) 地域の圚 り 方    ※ 取り 䞊げる地域や課題に぀いおは 各孊校においお具䜓的に地域 の圚り方を考察できるような適切な芏暡の地域や適切な課題 を取り 䞊げるこ ず。    空間的盞互䟝存䜜甚や地域などに着目し お課題を远究したり解決し たりする掻動を通し お 次の事項を身に付けるこずができるよう指導す る。 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 地域の実態や課題解決のための取組を理解するこず。 () 地域的な課題の解決に向けお考察 構想したこずを適切に説明 議論したずめる手法に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 地域の圚り方を地域の結び付きや地域の倉容持続可胜性な どに着目しそこで芋られる地理的な課題に぀いお倚面的・倚角的 に考察構想し衚珟するこず。  (1) 内容の及びに぀いおはこの順序で取り扱うものずし既習 の孊習成果を生かすこず。 (5) 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア (1) に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 〔第分野〕 (2) 倧地の成り立ちず倉化 ア 倧地の成り立ちず倉化を地衚に芋られる様々な事物・珟象ず関連付 けながら次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに 関する技胜を身に付けるこず。 () 身近な地圢や地局岩石の芳察 ㋐ 身近な地圢や地局岩石の芳察       身近な地圢や地局岩石などの芳察を通しお土地の成り立ち や広がり構成物などに぀いお理解するずずもに芳察噚具の操 䜜蚘録の仕方などの技胜を身に付けるこず。 () 地局の重なりず過去の様子 ㋐ 地局の重なりず過去の様子       地局の様子やその構成物などから地局のでき方を考察し重な り方や広がり方に぀いおの芏則性を芋いだしお理解するずずも に地局ずその䞭の化石を手掛かりずしお過去の環境ず地質幎代 を掚定できるこずを理解するこず。 () 火山ず地震 ㋐ 火山掻動ず火成岩       火山の圢掻動の様子及びその噎出物を調べそれらを地䞋の マグマの性質ず関連付けお理解するずずもに火山岩ず深成岩の 芳察を行いそれらの組織の違いを成因ず関連付けお理解するこ ず。       ※ 「火山」に぀いおは粘性ず関係付けながら代衚的な火山 を扱うこず。 「マグマの性質」に぀いおは粘性を扱うこ ず。 「火山岩」及び「深成岩」に぀いおは代衚的な岩石 を扱うこず。たた代衚的な造岩鉱物も扱うこず。 ㋑ 地震の䌝わり方ず地球内郚の働き       地震の䜓隓や蚘録を基にその揺れの倧きさや䌝わり方の芏則 性に気付くずずもに地震の原因を地球内郚の働きず関連付けお 理解し地震に䌎う土地の倉化の様子を理解するこず。     ※ 地震の珟象面を䞭心に扱い初期埮動継続時間ず震源たで の距離ずの定性的な関係にも觊れるこず。たた 「地球内 郚の働き」に぀いおは日本付近のプレヌトの動きを䞭心 に扱い地球芏暡でのプレヌトの動きにも觊れるこず。そ の際接波発生の仕組みに぀いおも觊れるこず。 () 自然の恵みず火山灜害・地震灜害 ㋐ 自然の恵みず火山灜害・地震灜害       自然がもたらす恵み及び火山灜害ず地震灜害に぀いお調べこ れらを火山掻動や地震発生の仕組みず関連付けお理解するこず。      ※ 「火山灜害ず地震灜害」に぀いおは蚘録や資料などを甚 いお調べるこず。 む 倧地の成り立ちず倉化に぀いお問題を芋いだし芋通しをもっお芳 察実隓などを行い地局の重なり方や広がり方の芏則性地䞋のマ グマの性質ず火山の圢ずの関係性などを芋いだしお衚珟するこず。 (4) 気象ずその倉化 ア 気象芁玠ず倩気の倉化ずの関係に着目しながら次のこずを理解す るずずもに それらの芳察 実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 () 気象芳枬 ㋐ 気象芁玠       気象芁玠ずしお気枩湿床気圧颚向などを理解するこ ず。たた気圧を取り䞊げ圧力に぀いおの実隓を行い圧力は 力の倧きさず面積に関係があるこずを芋いだしお理解するずずも に倧気圧の実隓を行いその結果を空気の重さず関連付けお理 解するこず。 ㋑ 気象芳枬       校庭などで気象芳枬を継続的に行いその芳枬蚘録などに基づ いお気枩湿床気圧颚向などの倉化ず倩気ずの関係を芋い だしお理解するずずもに芳枬方法や蚘録の仕方を身に付けるこ ず。 () 倩気の倉化 ㋐ 霧や雲の発生       霧や雲の発生に぀いおの芳察実隓を行いそのでき方を気 圧気枩及び湿床の倉化ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 前線の通過ず倩気の倉化       前線の通過に䌎う倩気の倉化の芳枬結果などに基づいおその 倉化を暖気寒気ず関連付けお理解するこず。 () 日本の気象 ㋐ 日本の倩気の特城       倩気図や気象衛星画像などから日本の倩気の特城を気団ず関 連付けお理解するこず。 ㋑ 倧気の動きず海掋の圱響       気象衛星画像や調査蚘録などから日本の気象を日本付近の倧 気の動きや海掋の圱響に関連付けお理解するこず。 () 自然の恵みず気象灜害 ㋐ 自然の恵みず気象灜害       気象珟象がもたらす恵みず気象灜害に぀いお調べこれらを倩 äž­å­Šæ ¡
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248 付録 自然愛護  自然の厇高さを知り自然環境を倧切にするこずの意矩を理解し進んで自然の愛護に努めるこず。 総合的な孊習の時間 第  (5) 目暙を実珟するにふさわしい探究課題に぀いおは孊校の実態に応じお䟋えば囜際理解情 報環境犏祉・健康などの珟代的な諞課題に察応する暪断的・総合的な課題地域や孊校の特色に 応じた課題生埒の興味・関心に基づく課題職業や自己の将来に関する課題などを螏たえお蚭定す るこず。 特別掻動 〔孊玚掻動〕 (2) 日垞の生掻や孊習ぞの適応ず自己の成長及び健康安党 ゚ 心身ずもに健康で安党な生掻態床や習慣の圢成     節床ある生掻を送るなど珟圚及び生涯にわたっお心身の健康を保持増進するこずや事件や事 故灜害等から身を守り安党に行動するこず。 〔孊校行事〕 (3) 健康安党・䜓育的行事    心身の健党な発達や健康の保持増進事件や事故灜害等から身を守る安党な行動や芏埋ある集団 行動の䜓埗運動に芪しむ態床の育成責任感や連垯感の涵 かん 逊䜓力の向䞊などに資するようにする こず。 〔技術分野〕  材料ず加工の技術 (2) 生掻や瀟䌚における問題を材料ず加工の技術によっ お解決する掻動を通しお次の事項を身に付ける    ア 補䜜に必芁な図をかき安党・適切な補䜜や怜査・点怜等ができるこず。  生物育成の技術 (2) 生掻や瀟䌚における問題を生物育成の技術によっ お解決する掻動を通しお次の事項を身に付けるこ    ア 安党・適切な栜培又は飌育怜査等ができるこず。  ゚ネルギヌ倉換の技術 (2) 生掻や瀟䌚における問題を゚ネルギヌ倉換の技術によっ お解決する掻動を通しお次の事項を身に付    ア 安党・適切な補䜜実装点怜及び調敎等ができるこず。 ※内容の「゚ネルギヌ倉換の技術」の(1) に぀いおは電気機噚や屋内配線等の生掻の䞭で䜿甚する     ※各内容における(1) に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。  む むでは瀟䌚からの芁求安党性環境負荷や経枈性などに着目し技術が最適化されおきたこ     ※各内容における(2) 及び内容の 「情報の技術」の(3) に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。  ゚ 補䜜・制䜜・育成堎面で䜿甚する工具・機噚や材料等に぀いおは図画工䜜科等の孊習経隓を螏    〔家庭分野〕  衣食䜏の生掻   次の(1) から(7) たでの項目に぀いお課題をもっお健康・快適・安党で豊かな食生掻衣生掻     (3) 日垞食の調理ず地域の食文化 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  () 食品や調理甚具等の安党ず衛生に留意した管理に぀いお理解し適切にできるこず。 (5) 生掻を豊かにするための垃を甚いた補䜜 ア 補䜜する物に適した材料や瞫い方に぀いお理解し甚具を安党に取り扱い補䜜が適切にできるこ    (6) 䜏居の機胜ず安党な䜏たい方 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 家庭内の事故の防ぎ方など家族の安党を考えた䜏空間の敎え方に぀いお理解するこず。 む 家族の安党を考えた䜏空間の敎え方に぀いお考え工倫するこず。  ※内容の「衣食䜏の生掻」に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。  ク  (6) のアに぀いおは簡単な図などによる䜏空間の構想を扱うこず。たたア及びむに぀いおは    いおも扱うこず。 第  実習の指導に圓たっおは斜蚭・蚭備の安党管理に配慮し孊習環境を敎備するずずもに火気甚       家庭分野においおは幌児や高霢者ず関わるなど校倖での孊習に぀いお事故の防止策及び事故発生    ものずする。
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249 付録 () 地域調査 に圓た っ おは 察象地域は孊校呚蟺ず し 䞻題は孊校所圚 地の事情を螏たえお防灜人口の偏圚産業の倉容亀通の発 達などの事象から適切に蚭定し芳察や調査を指導蚈画に䜍眮付 けお実斜するこず。なお 孊習の効果を高めるこ ずができる堎合に は 内容のの(3) の䞭の孊校所圚地を含む地域の孊習や の(4) ず結び付けお扱う こ ずができるこ ず。 () 様々な資料を的確に読み取ったり  地図を有効に掻甚し お事象を 説明した りするなどの䜜業的な孊習掻動を取り 入れるこ ず。たた 課 題の远究に圓た り  䟋えば 防灜に関わり危険を予枬した り  人口の 偏圚に関わり 人口動態を掚枬したりする際には 瞮尺の倧きな地図 や統蚈その他の資料を含む地理空間情報を適切に取り扱い その掻 甚の技胜を高めるよ う にする こ ず。 り (3) に぀ いおは次のずおり取り扱うものずする。 () 地域の考察に圓たっ おは そ こに暮らす 人々の生掻・ 文化 地域の 䌝統や歎史的な背景 地域の持続可胜な瀟䌚づく り を螏たえた芖点 に留意する こ ず。 〔公民的分野〕  私たち ず珟代瀟䌚 (1) 私たちが生きる珟代瀟䌚ず文化の特色    䜍眮や空間的な広がり掚移や倉化などに着目 し お課題を远究した り解決したりする掻動を通し お次の事項を身に付けるこ ずができるよ う 指導する。 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 珟代日本の特色ず し お少子高霢化情報化 グロヌバル化などが 芋られるこずに぀いお理解するこ ず。    ※ 「情報化」に぀いおは人工知胜の急速な進化な どによ る産 業や瀟䌚の構造的な倉化など ず関連付けた り 灜害時におけ る防灜情報の発信・掻甚などの具䜓的事䟋を取り 䞊げた りす るこ ず。  私たち ず経枈 (2) 囜民の生掻ず政府の圹割    察立ず合意効率ず公正分業ず亀換垌少性などに着目しお課 題を远究したり解決したりする掻動を通し お次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識を身に付けるこず。 () 瀟䌚資本の敎備公害の防止など環境の保党少子高霢瀟䌚に おける瀟䌚保障の充実・安定化消費者の保護に぀いおそれらの 意矩を理解するこ ず。  私たち ず囜際瀟䌚の諞課題 (1) 䞖界平和ず人類の犏祉の増倧    察立ず合意効率ず公正協調持続可胜性などに着目しお課題 を远究したり解決したりする掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 () 日本囜憲法の平和䞻矩を基に 我が囜の安党ず防衛 囜際貢献を 含む囜際瀟䌚に おけ る我が囜の圹割に぀いお倚面的 ・ 倚角的に考察 構想し 衚珟するこ ず。     気の倉化や日本の気象ず関連付けお理解するこず。      ※ 「気象灜害」に぀いおは蚘録や資料などを甚いお調べる こず。 む 気象ずその倉化に぀いお芋通しをもっお解決する方法を立案しお 芳察実隓などを行いその結果を分析しお解釈し倩気の倉化や日 本の気象に぀いおの芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 (7) 自然ず人間    自然環境を調べる芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するずずもに 自然環境を調べる芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 () 生物ず環境 ㋒ 地域の自然灜害       地域の自然灜害に぀いお総合的に調べ自然ず人間ずの関わ り方に぀いお認識するこず。 む 身近な自然環境や地域の自然灜害などを調べる芳察実隓などを行 い自然環境の保党ず科孊技術の利甚の圚り方に぀いお科孊的に考 察しお刀断するこず。   ※ 地域の自然灜害を調べたり蚘録や資料を基に調べたりするな どの掻動を行うこず。 第  芳察実隓野倖芳察の指導に圓たっおは特に事故防止に十分留意 するずずもに䜿甚薬品の管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮をずるよ う配慮するものずする。 矎術科 第  事故防止のため特に刃物類塗料噚具などの䜿い方の指導ず保 管掻動堎所における安党指導などを培底するものずする。 技術・家庭科  こずができるよう指導する。  ずができるよう指導する。  けるこずができるよう指導する。  補品やシステムの安党な䜿甚に぀いおも扱うものずする。   ずに気付かせるこず。  たえるずずもに安党や健康に十分に配慮しお遞択するこず。   䜏生掻に向けお考え工倫する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。  ず。   内容の「家族・家庭生掻」の(2) 及び3ずの関連を図るこず。さらにアの() 及びむに぀いおは自然灜害に備えた䜏空間の敎え方に぀  具材料などの取扱いに泚意しお事故防止の指導を培底し安党ず衛生に十分留意するものずする。 略  時の察応策等を綿密に蚈画するずずもに盞手に察する配慮にも十分留意するものずする。たた調理実習に぀いおは食物アレルギヌにも配慮する
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250 付録7  教育は教育基本法第条に定めるずおり人栌の完成を目指し平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の 圢成者ずしお必芁な資質を備えた心身ずもに健康な囜民の育成を期すずいう目的のもず同法第条 に掲げる次の目暙を達成するよう行われなければならない。  幅広い知識ず教逊を身に付け真理を求める態床を逊い豊かな情操ず道埳心を培うずずも に健やかな身䜓を逊うこず。  個人の䟡倀を尊重しおその胜力を䌞ばし創造性を培い自䞻及び自埋の粟神を逊うずずも に職業及び生掻ずの関連を重芖し勀劎を重んずる態床を逊うこず。  正矩ず責任男女の平等自他の敬愛ず協力を重んずるずずもに公共の粟神に基づき䞻䜓 的に瀟䌚の圢成に参画しその発展に寄䞎する態床を逊うこず。  生呜を尊び自然を倧切にし環境の保党に寄䞎する態床を逊うこず。  䌝統ず文化を尊重しそれらをはぐくんできた我が囜ず郷土を愛するずずもに他囜を尊重 し囜際瀟䌚の平和ず発展に寄䞎する態床を逊うこず。  たた幌児期の教育に぀いおは同法第11条に掲げるずおり生涯にわたる人栌圢成の基瀎を培う 重芁なものであるこずにかんがみ囜及び地方公共団䜓は幌児の健やかな成長に資する良奜な環境 の敎備その他適圓な方法によっおその振興に努めなければならないこずずされおいる。  これからの幌皚園には孊校教育の始たりずしおこうした教育の目的及び目暙の達成を目指し぀ ぀䞀人䞀人の幌児が将来自分のよさや可胜性を認識するずずもにあらゆる他者を䟡倀のある 存圚ずしお尊重し倚様な人々ず協働しながら様々な瀟䌚的倉化を乗り越え豊かな人生を切り拓 き持続可胜な瀟䌚の創り手ずなるこずができるようにするための基瀎を培うこずが求められる。こ のために必芁な教育の圚り方を具䜓化するのが各幌皚園においお教育の内容等を組織的か぀蚈画的 に組み立おた教育課皋である。  教育課皋を通しおこれからの時代に求められる教育を実珟しおいくためにはよりよい孊校教育 を通しおよりよい瀟䌚を創るずいう理念を孊校ず瀟䌚ずが共有しそれぞれの幌皚園においお幌児 期にふさわしい生掻をどのように展開しどのような資質・胜力を育むようにするのかを教育課皋に おいお明確にしながら瀟䌚ずの連携及び協働によりその実珟を図っおいくずいう瀟䌚に開かれた 教育課皋の実珟が重芁ずなる。  幌皚園教育芁領ずはこうした理念の実珟に向けお必芁ずなる教育課皋の基準を倧綱的に定めるも のである。幌皚園教育芁領が果たす圹割の䞀぀は公の性質を有する幌皚園における教育氎準を党囜 的に確保するこずである。たた各幌皚園がその特色を生かしお創意工倫を重ね長幎にわたり積み 重ねられおきた教育実践や孊術研究の蓄積を生かしながら幌児や地域の珟状や課題を捉え家庭や 地域瀟䌚ず協力しお幌皚園教育芁領を螏たえた教育掻動の曎なる充実を図っおいくこずも重芁であ る。  幌児の自発的な掻動ずしおの遊びを生み出すために必芁な環境を敎え䞀人䞀人の資質・胜力を育 んでいくこずは教職員をはじめずする幌皚園関係者はもずより家庭や地域の人々も含め様々な 立堎から幌児や幌皚園に関わる党おの倧人に期埅される圹割である。家庭ずの緊密な連携の䞋小孊 校以降の教育や生涯にわたる孊習ずの぀ながりを芋通しながら幌児の自発的な掻動ずしおの遊びを 通しおの総合的な指導をする際に広く掻甚されるものずなるこずを期埅しおここに幌皚園教育芁領 を定める。 幌皚園教育芁領
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251 付録7 第章 総 則 第 幌皚園教育の基本  幌児期の教育は生涯にわたる人栌圢成の基瀎を培う重芁なものであり幌皚園教育は孊校教育 法に芏定する目的及び目暙を達成するため幌児期の特性を螏たえ環境を通しお行うものであるこ ずを基本ずする。  このため教垫は幌児ずの信頌関係を十分に築き幌児が身近な環境に䞻䜓的に関わり環境ずの 関わり方や意味に気付きこれらを取り蟌もうずしお詊行錯誀したり考えたりするようになる幌 児期の教育における芋方・考え方を生かし幌児ず共によりよい教育環境を創造するように努めるも のずする。これらを螏たえ次に瀺す事項を重芖しお教育を行わなければならない。  幌児は安定した情緒の䞋で自己を十分に発揮するこずにより発達に必芁な䜓隓を埗おいくもの であるこずを考慮しお幌児の䞻䜓的な掻動を促し幌児期にふさわしい生掻が展開されるよう にするこず。  幌児の自発的な掻動ずしおの遊びは心身の調和のずれた発達の基瀎を培う重芁な孊習である こずを考慮しお遊びを通しおの指導を䞭心ずしお第章に瀺すねらいが総合的に達成されるよ うにするこず。  幌児の発達は心身の諞偎面が盞互に関連し合い倚様な経過をたどっお成し遂げられおいく ものであるこずたた幌児の生掻経隓がそれぞれ異なるこずなどを考慮しお幌児䞀人䞀人の 特性に応じ発達の課題に即した指導を行うようにするこず。  その際教垫は幌児の䞻䜓的な掻動が確保されるよう幌児䞀人䞀人の行動の理解ず予想に基づ き蚈画的に環境を構成しなければならない。この堎合においお教垫は幌児ず人やものずの関わ りが重芁であるこずを螏たえ教材を工倫し物的・空間的環境を構成しなければならない。たた 幌児䞀人䞀人の掻動の堎面に応じお様々な圹割を果たしその掻動を豊かにしなければならない。 第 幌皚園教育においお育みたい資質・胜力及び「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」  幌皚園においおは生きる力の基瀎を育むためこの章の第に瀺す幌皚園教育の基本を螏た え次に掲げる資質・胜力を䞀䜓的に育むよう努めるものずする。 (1) 豊かな䜓隓を通じお感じたり気付いたり分かったりできるようになったりする「知 識及び技胜の基瀎」 (2) 気付いたこずやできるようになったこずなどを䜿い考えたり詊したり工倫したり 衚珟したりする「思考力刀断力衚珟力等の基瀎」 (3) 心情意欲態床が育぀䞭でよりよい生掻を営もうずする「孊びに向かう力人間性等」  に瀺す資質・胜力は第章に瀺すねらい及び内容に基づく掻動党䜓によっお育むものであ る。  次に瀺す「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」は第章に瀺すねらい及び内容に基づく 掻動党䜓を通しお資質・胜力が育たれおいる幌児の幌皚園修了時の具䜓的な姿であり教垫が指 導を行う際に考慮するものである。 (1) 健康な心ず䜓   幌皚園生掻の䞭で充実感をもっお自分のやりたいこずに向かっお心ず䜓を十分に働かせ 芋通しをもっお行動し自ら健康で安党な生掻を぀くり出すようになる。 (2) 自立心   身近な環境に䞻䜓的に関わり様々な掻動を楜しむ䞭でしなければならないこずを自芚し
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252 付録7 自分の力で行うために考えたり工倫したりしながら諊めずにやり遂げるこずで達成感を味 わい自信をもっお行動するようになる。 (3) 協同性   友達ず関わる䞭で互いの思いや考えなどを共有し共通の目的の実珟に向けお考えた り工倫したり協力したりし充実感をもっおやり遂げるようになる。 (4) 道埳性・芏範意識の芜生え   友達ず様々な䜓隓を重ねる䞭でしおよいこずや悪いこずが分かり自分の行動を振り返っ たり友達の気持ちに共感したりし盞手の立堎に立っお行動するようになる。たたきたり を守る必芁性が分かり自分の気持ちを調敎し友達ず折り合いを付けながらきたりを぀ くったり守ったりするようになる。 (5) 瀟䌚生掻ずの関わり   家族を倧切にしようずする気持ちをも぀ずずもに地域の身近な人ず觊れ合う䞭で人ずの 様々な関わり方に気付き盞手の気持ちを考えお関わり自分が圹に立぀喜びを感じ地域に 芪しみをも぀ようになる。たた幌皚園内倖の様々な環境に関わる䞭で遊びや生掻に必芁な 情報を取り入れ情報に基づき刀断したり情報を䌝え合ったり掻甚したりするなど情報 を圹立おながら掻動するようになるずずもに公共の斜蚭を倧切に利甚するなどしお瀟䌚ず の぀ながりなどを意識するようになる。 (6) 思考力の芜生え   身近な事象に積極的に関わる䞭で物の性質や仕組みなどを感じ取ったり気付いたりし 考えたり予想したり工倫したりするなど倚様な関わりを楜しむようになる。たた友達 の様々な考えに觊れる䞭で自分ず異なる考えがあるこずに気付き自ら刀断したり考え盎 したりするなど新しい考えを生み出す喜びを味わいながら自分の考えをよりよいものにす るようになる。 (7) 自然ずの関わり・生呜尊重   自然に觊れお感動する䜓隓を通しお自然の倉化などを感じ取り奜奇心や探究心をもっお 考え蚀葉などで衚珟しながら身近な事象ぞの関心が高たるずずもに自然ぞの愛情や畏敬の 念をも぀ようになる。たた身近な動怍物に心を動かされる䞭で生呜の䞍思議さや尊さに気 付き身近な動怍物ぞの接し方を考え呜あるものずしおいたわり倧切にする気持ちをもっ お関わるようになる。 (8) 数量や図圢暙識や文字などぞの関心・感芚   遊びや生掻の䞭で数量や図圢暙識や文字などに芪しむ䜓隓を重ねたり暙識や文字の圹 割に気付いたりし自らの必芁感に基づきこれらを掻甚し興味や関心感芚をも぀ようにな る。 (9) 蚀葉による䌝え合い   先生や友達ず心を通わせる䞭で絵本や物語などに芪しみながら豊かな蚀葉や衚珟を身に 付け経隓したこずや考えたこずなどを蚀葉で䌝えたり盞手の話を泚意しお聞いたりし蚀 葉による䌝え合いを楜しむようになる。 (10) 豊かな感性ず衚珟   心を動かす出来事などに觊れ感性を働かせる䞭で様々な玠材の特城や衚珟の仕方などに気 付き感じたこずや考えたこずを自分で衚珟したり友達同士で衚珟する過皋を楜しんだり し衚珟する喜びを味わい意欲をも぀ようになる。
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253 付録7 第 教育課皋の圹割ず線成等  教育課皋の圹割    各幌皚園においおは教育基本法及び孊校教育法その他の法什䞊びにこの幌皚園教育芁領の瀺 すずころに埓い創意工倫を生かし幌児の心身の発達ず幌皚園及び地域の実態に即応した適切 な教育課皋を線成するものずする。   たた各幌皚園においおはに瀺す党䜓的な蚈画にも留意しながら 「幌児期の終わりたで に育っおほしい姿」を螏たえ教育課皋を線成するこず教育課皋の実斜状況を評䟡しおその改善 を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその改善を 図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各幌皚園の教育掻動の質の 向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努めるものずする。  各幌皚園の教育目暙ず教育課皋の線成   教育課皋の線成に圓たっおは幌皚園教育においお育みたい資質・胜力を螏たえ぀぀各幌皚 園の教育目暙を明確にするずずもに教育課皋の線成に぀いおの基本的な方針が家庭や地域ずも 共有されるよう努めるものずする。  教育課皋の線成䞊の基本的事項 (1) 幌皚園生掻の党䜓を通しお第章に瀺すねらいが総合的に達成されるよう教育課皋に係る 教育期間や幌児の生掻経隓や発達の過皋などを考慮しお具䜓的なねらいず内容を組織するもの ずする。この堎合においおは特に自我が芜生え他者の存圚を意識し自己を抑制しよう ずする気持ちが生たれる幌児期の発達の特性を螏たえ入園から修了に至るたでの長期的な芖 野をもっお充実した生掻が展開できるように配慮するものずする。 (2) 幌皚園の毎孊幎の教育課皋に係る教育週数は特別の事情のある堎合を陀き39週を䞋っお はならない。 (3) 幌皚園の日の教育課皋に係る教育時間は時間を暙準ずする。ただし幌児の心身の発 達の皋床や季節などに適切に配慮するものずする。  教育課皋の線成䞊の留意事項   教育課皋の線成に圓たっおは次の事項に留意するものずする。 (1) 幌児の生掻は入園圓初の䞀人䞀人の遊びや教垫ずの觊れ合いを通しお幌皚園生掻に芪し み安定しおいく時期から他の幌児ずの関わりの䞭で幌児の䞻䜓的な掻動が深たり幌児が 互いに必芁な存圚であるこずを認識するようになりやがお幌児同士や孊玚党䜓で目的をもっ お協同しお幌皚園生掻を展開し深めおいく時期などに至るたでの過皋を様々に経ながら広げ られおいくものであるこずを考慮し掻動がそれぞれの時期にふさわしく展開されるようにす るこず。 (2) 入園圓初特に歳児の入園に぀いおは家庭ずの連携を緊密にし生掻のリズムや安党 面に十分配慮するこず。たた満歳児に぀いおは孊幎の途䞭から入園するこずを考慮し 幌児が安心しお幌皚園生掻を過ごすこずができるよう配慮するこず。 (3) 幌皚園生掻が幌児にずっお安党なものずなるよう教職員による協力䜓制の䞋幌児の䞻䜓 的な掻動を倧切にし぀぀園庭や園舎などの環境の配慮や指導の工倫を行うこず。  小孊校教育ずの接続に圓たっおの留意事項 (1) 幌皚園においおは幌皚園教育が小孊校以降の生掻や孊習の基盀の育成に぀ながるこずに 配慮し幌児期にふさわしい生掻を通しお創造的な思考や䞻䜓的な生掻態床などの基瀎を培 うようにするものずする。 (2) 幌皚園教育においお育たれた資質・胜力を螏たえ小孊校教育が円滑に行われるよう小孊 校の教垫ずの意芋亀換や合同の研究の機䌚などを蚭け 「幌児期の終わりたでに育っおほしい
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254 付録7 姿」を共有するなど連携を図り幌皚園教育ず小孊校教育ずの円滑な接続を図るよう努めるも のずする。  党䜓的な蚈画の䜜成   各幌皚園においおは教育課皋を䞭心に第章に瀺す教育課皋に係る教育時間の終了埌等に 行う教育掻動の蚈画孊校保健蚈画孊校安党蚈画などずを関連させ䞀䜓的に教育掻動が展開 されるよう党䜓的な蚈画を䜜成するものずする。 第 指導蚈画の䜜成ず幌児理解に基づいた評䟡  指導蚈画の考え方   幌皚園教育は幌児が自ら意欲をもっお環境ず関わるこずにより぀くり出される具䜓的な掻動 を通しおその目暙の達成を図るものである。   幌皚園においおはこのこずを螏たえ幌児期にふさわしい生掻が展開され適切な指導が行わ れるようそれぞれの幌皚園の教育課皋に基づき調和のずれた組織的発展的な指導蚈画を䜜 成し幌児の掻動に沿った柔軟な指導を行わなければならない。  指導蚈画の䜜成䞊の基本的事項 (1) 指導蚈画は幌児の発達に即しお䞀人䞀人の幌児が幌児期にふさわしい生掻を展開し必芁 な䜓隓を埗られるようにするために具䜓的に䜜成するものずする。 (2) 指導蚈画の䜜成に圓たっおは次に瀺すずころにより具䜓的なねらい及び内容を明確に蚭 定し適切な環境を構成するこずなどにより掻動が遞択・展開されるようにするものずする。 ア 具䜓的なねらい及び内容は幌皚園生掻における幌児の発達の過皋を芋通し幌児の生掻 の連続性季節の倉化などを考慮しお幌児の興味や関心発達の実情などに応じお蚭定す るこず。 む 環境は具䜓的なねらいを達成するために適切なものずなるように構成し幌児が自らそ の環境に関わるこずにより様々な掻動を展開し぀぀必芁な䜓隓を埗られるようにするこず。 その際幌児の生掻する姿や発想を倧切にし垞にその環境が適切なものずなるようにする こず。 り 幌児の行う具䜓的な掻動は生掻の流れの䞭で様々に倉化するものであるこずに留意し 幌児が望たしい方向に向かっお自ら掻動を展開しおいくこずができるよう必芁な揎助をする こず。   その際幌児の実態及び幌児を取り巻く状況の倉化などに即しお指導の過皋に぀いおの評䟡 を適切に行い垞に指導蚈画の改善を図るものずする。  指導蚈画の䜜成䞊の留意事項   指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に留意するものずする。 (1) 長期的に発達を芋通した幎孊期月などにわたる長期の指導蚈画やこれずの関連を保ちな がらより具䜓的な幌児の生掻に即した週日などの短期の指導蚈画を䜜成し適切な指導が行 われるようにするこず。特に週日などの短期の指導蚈画に぀いおは幌児の生掻のリズム に配慮し幌児の意識や興味の連続性のある掻動が盞互に関連しお幌皚園生掻の自然な流れの 䞭に組み蟌たれるようにするこず。 (2) 幌児が様々な人やものずの関わりを通しお倚様な䜓隓をし心身の調和のずれた発達を促 すようにしおいくこず。その際幌児の発達に即しお䞻䜓的・察話的で深い孊びが実珟するよ うにするずずもに心を動かされる䜓隓が次の掻動を生み出すこずを考慮し䞀぀䞀぀の䜓隓 が盞互に結び付き幌皚園生掻が充実するようにするこず。
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255 付録7 (3) 蚀語に関する胜力の発達ず思考力等の発達が関連しおいるこずを螏たえ幌皚園生掻党䜓を 通しお幌児の発達を螏たえた蚀語環境を敎え蚀語掻動の充実を図るこず。 (4) 幌児が次の掻動ぞの期埅や意欲をも぀こずができるよう幌児の実態を螏たえながら教垫 や他の幌児ず共に遊びや生掻の䞭で芋通しをもったり振り返ったりするよう工倫するこず。 (5) 行事の指導に圓たっおは幌皚園生掻の自然の流れの䞭で生掻に倉化や最いを䞎え幌児が 䞻䜓的に楜しく掻動できるようにするこず。なおそれぞれの行事に぀いおはその教育的䟡倀 を十分怜蚎し適切なものを粟遞し幌児の負担にならないようにするこず。 (6) 幌児期は盎接的な䜓隓が重芁であるこずを螏たえ芖聎芚教材やコンピュヌタなど情報機噚 を掻甚する際には幌皚園生掻では埗難い䜓隓を補完するなど幌児の䜓隓ずの関連を考慮す るこず。 (7) 幌児の䞻䜓的な掻動を促すためには教垫が倚様な関わりをも぀こずが重芁であるこずを螏 たえ教垫は理解者共同䜜業者など様々な圹割を果たし幌児の発達に必芁な豊かな䜓隓 が埗られるよう掻動の堎面に応じお適切な指導を行うようにするこず。 (8) 幌児の行う掻動は個人グルヌプ孊玚党䜓などで倚様に展開されるものであるこずを螏 たえ幌皚園党䜓の教垫による協力䜓制を䜜りながら䞀人䞀人の幌児が興味や欲求を十分に 満足させるよう適切な揎助を行うようにするこず。  幌児理解に基づいた評䟡の実斜   幌児䞀人䞀人の発達の理解に基づいた評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずす る。 (1) 指導の過皋を振り返りながら幌児の理解を進め幌児䞀人䞀人のよさや可胜性などを把握 し指導の改善に生かすようにするこず。その際他の幌児ずの比范や䞀定の基準に察する達 成床に぀いおの評定によっお捉えるものではないこずに留意するこず。 (2) 評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう創意工倫を行い組織的か぀蚈画的な取組を掚進す るずずもに次幎床又は小孊校等にその内容が適切に匕き継がれるようにするこず。 第 特別な配慮を必芁ずする幌児ぞの指導  障害のある幌児などぞの指導   障害のある幌児などぞの指導に圓たっおは集団の䞭で生掻するこずを通しお党䜓的な発達を 促しおいくこずに配慮し特別支揎孊校などの助蚀又は揎助を掻甚し぀぀個々の幌児の障害の 状態などに応じた指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。たた家 庭地域及び医療や犏祉保健等の業務を行う関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で幌児ぞ の教育的支揎を行うために個別の教育支揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるずずもに, 個々 の幌児の実態を的確に把握し個別の指導蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるものずする。  海倖から垰囜した幌児や生掻に必芁な日本語の習埗に困難のある幌児の幌皚園生掻ぞの適応   海倖から垰囜した幌児や生掻に必芁な日本語の習埗に困難のある幌児に぀いおは安心しお自 己を発揮できるよう配慮するなど個々の幌児の実態に応じ指導内容や指導方法の工倫を組織的 か぀蚈画的に行うものずする。 第 幌皚園運営䞊の留意事項  各幌皚園においおは園長の方針の䞋に園務分掌に基づき教職員が適切に圹割を分担し぀ ぀盞互に連携しながら教育課皋や指導の改善を図るものずする。たた各幌皚園が行う孊校 評䟡に぀いおは教育課皋の線成実斜改善が教育掻動や幌皚園運営の䞭栞ずなるこずを螏た えカリキュラム・マネゞメントず関連付けながら実斜するよう留意するものずする。
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256 付録7  幌児の生掻は家庭を基盀ずしお地域瀟䌚を通じお次第に広がりをも぀ものであるこずに留意 し家庭ずの連携を十分に図るなど幌皚園における生掻が家庭や地域瀟䌚ず連続性を保ち぀぀ 展開されるようにするものずする。その際地域の自然高霢者や異幎霢の子䟛などを含む人 材行事や公共斜蚭などの地域の資源を積極的に掻甚し幌児が豊かな生掻䜓隓を埗られるよう に工倫するものずする。たた家庭ずの連携に圓たっおは保護者ずの情報亀換の機䌚を蚭けた り保護者ず幌児ずの掻動の機䌚を蚭けたりなどするこずを通じお保護者の幌児期の教育に関 する理解が深たるよう配慮するものずする。  地域や幌皚園の実態等により幌皚園間に加え保育所幌保連携型認定こども園小孊校 䞭孊校高等孊校及び特別支揎孊校などずの間の連携や亀流を図るものずする。特に幌皚園教 育ず小孊校教育の円滑な接続のため幌皚園の幌児ず小孊校の児童ずの亀流の機䌚を積極的に蚭 けるようにするものずする。たた障害のある幌児児童生埒ずの亀流及び共同孊習の機䌚を蚭 け共に尊重し合いながら協働しお生掻しおいく態床を育むよう努めるものずする。 第 教育課皋に係る教育時間終了埌等に行う教育掻動など  幌皚園は第章に瀺す教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動に぀いお孊校教育法 に芏定する目的及び目暙䞊びにこの章の第に瀺す幌皚園教育の基本を螏たえ実斜するものずする。 たた幌皚園の目的の達成に資するため幌児の生掻党䜓が豊かなものずなるよう家庭や地域におけ る幌児期の教育の支揎に努めるものずする。
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257 付録7 第章 ねらい及び内容  この章に瀺すねらいは幌皚園教育においお育みたい資質・胜力を幌児の生掻する姿から捉えたも のであり内容はねらいを達成するために指導する事項である。各領域はこれらを幌児の発達の 偎面から心身の健康に関する領域「健康」 人ずの関わりに関する領域「人間関係」 身近な環境ず の関わりに関する領域「環境」 蚀葉の獲埗に関する領域「蚀葉」及び感性ず衚珟に関する領域「衚 珟」ずしおたずめ瀺したものである。内容の取扱いは幌児の発達を螏たえた指導を行うに圓たっ お留意すべき事項である。  各領域に瀺すねらいは幌皚園における生掻の党䜓を通じ幌児が様々な䜓隓を積み重ねる䞭で盞 互に関連をもちながら次第に達成に向かうものであるこず内容は幌児が環境に関わっお展開する 具䜓的な掻動を通しお総合的に指導されるものであるこずに留意しなければならない。  たた 「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿」がねらい及び内容に基づく掻動党䜓を通しお資 質・胜力が育たれおいる幌児の幌皚園修了時の具䜓的な姿であるこずを螏たえ指導を行う際に考慮 するものずする。  なお特に必芁な堎合には各領域に瀺すねらいの趣旚に基づいお適切な具䜓的な内容を工倫 しそれを加えおも差し支えないがその堎合にはそれが第章の第に瀺す幌皚園教育の基本を 逞脱しないよう慎重に配慮する必芁がある。 健 康 〔健康な心ず䜓を育お自ら健康で安党な生掻を぀くり出す力を逊う。 〕  ねらい (1) 明るく䌞び䌞びず行動し充実感を味わう。 (2) 自分の䜓を十分に動かし進んで運動しようずする。 (3) 健康安党な生掻に必芁な習慣や態床を身に付け芋通しをもっお行動する。  内 容 (1) 先生や友達ず觊れ合い安定感をもっお行動する。 (2) いろいろな遊びの䞭で十分に䜓を動かす。 (3) 進んで戞倖で遊ぶ。 (4) 様々な掻動に芪しみ楜しんで取り組む。 (5) 先生や友達ず食べるこずを楜しみ食べ物ぞの興味や関心をも぀。 (6) 健康な生掻のリズムを身に付ける。 (7) 身の回りを枅朔にし衣服の着脱食事排泄 せ぀ などの生掻に必芁な掻動を自分でする。 (8) 幌皚園における生掻の仕方を知り自分たちで生掻の堎を敎えながら芋通しをもっお行動す る。 (9) 自分の健康に関心をもち病気の予防などに必芁な掻動を進んで行う。 (10) 危険な堎所危険な遊び方灜害時などの行動の仕方が分かり安党に気を付けお行動する。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 心ず䜓の健康は盞互に密接な関連があるものであるこずを螏たえ幌児が教垫や他の幌児ず の枩かい觊れ合いの䞭で自己の存圚感や充実感を味わうこずなどを基盀ずしおしなやかな心ず 䜓の発達を促すこず。特に十分に䜓を動かす気持ちよさを䜓隓し自ら䜓を動かそうずする意 欲が育぀ようにするこず。 (2) 様々な遊びの䞭で幌児が興味や関心胜力に応じお党身を䜿っお掻動するこずにより䜓を
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258 付録7 動かす楜しさを味わい自分の䜓を倧切にしようずする気持ちが育぀ようにするこず。その際 倚様な動きを経隓する䞭で䜓の動きを調敎するようにするこず。 (3) 自然の䞭で䌞び䌞びず䜓を動かしお遊ぶこずにより䜓の諞機胜の発達が促されるこずに留意 し幌児の興味や関心が戞倖にも向くようにするこず。その際幌児の動線に配慮した園庭や遊 具の配眮などを工倫するこず。 (4) 健康な心ず䜓を育おるためには食育を通じた望たしい食習慣の圢成が倧切であるこずを螏た え幌児の食生掻の実情に配慮し和やかな雰囲気の䞭で教垫や他の幌児ず食べる喜びや楜しさ を味わったり様々な食べ物ぞの興味や関心をもったりするなどし食の倧切さに気付き進ん で食べようずする気持ちが育぀ようにするこず。 (5) 基本的な生掻習慣の圢成に圓たっおは家庭での生掻経隓に配慮し幌児の自立心を育お幌 児が他の幌児ず関わりながら䞻䜓的な掻動を展開する䞭で生掻に必芁な習慣を身に付け次第 に芋通しをもっお行動できるようにするこず。 (6) 安党に関する指導に圓たっおは情緒の安定を図り遊びを通しお安党に぀いおの構えを身に 付け危険な堎所や事物などが分かり安党に぀いおの理解を深めるようにするこず。たた亀 通安党の習慣を身に付けるようにするずずもに避難蚓緎などを通しお灜害などの緊急時に適 切な行動がずれるようにするこず。 人間関係 〔他の人々ず芪しみ支え合っお生掻するために自立心を育お人ず関わる力を逊う。 〕  ねらい (1) 幌皚園生掻を楜しみ自分の力で行動するこずの充実感を味わう。 (2) 身近な人ず芪しみ関わりを深め工倫したり協力したりしお䞀緒に掻動する楜しさを味わ い愛情や信頌感をも぀。 (3) 瀟䌚生掻における望たしい習慣や態床を身に付ける。  内 容 (1) 先生や友達ず共に過ごすこずの喜びを味わう。 (2) 自分で考え自分で行動する。 (3) 自分でできるこずは自分でする。 (4) いろいろな遊びを楜しみながら物事をやり遂げようずする気持ちをも぀。 (5) 友達ず積極的に関わりながら喜びや悲しみを共感し合う。 (6) 自分の思ったこずを盞手に䌝え盞手の思っおいるこずに気付く。 (7) 友達のよさに気付き䞀緒に掻動する楜しさを味わう。 (8) 友達ず楜しく掻動する䞭で共通の目的を芋いだし工倫したり協力したりなどする。 (9) よいこずや悪いこずがあるこずに気付き考えながら行動する。 (10) 友達ずの関わりを深め思いやりをも぀。 (11) 友達ず楜しく生掻する䞭できたりの倧切さに気付き守ろうずする。 (12) 共同の遊具や甚具を倧切にし皆で䜿う。 (13) 高霢者をはじめ地域の人々などの自分の生掻に関係の深いいろいろな人に芪しみをも぀。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 教垫ずの信頌関係に支えられお自分自身の生掻を確立しおいくこずが人ず関わる基盀ずなるこ ずを考慮し幌児が自ら呚囲に働き掛けるこずにより倚様な感情を䜓隓し詊行錯誀しながら諊 めずにやり遂げるこずの達成感や前向きな芋通しをもっお自分の力で行うこずの充実感を味わ
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259 付録7 うこずができるよう幌児の行動を芋守りながら適切な揎助を行うようにするこず。 (2) 䞀人䞀人を生かした集団を圢成しながら人ず関わる力を育おおいくようにするこず。その際 集団の生掻の䞭で幌児が自己を発揮し教垫や他の幌児に認められる䜓隓をし自分のよさや 特城に気付き自信をもっお行動できるようにするこず。 (3) 幌児が互いに関わりを深め協同しお遊ぶようになるため自ら行動する力を育おるようにす るずずもに他の幌児ず詊行錯誀しながら掻動を展開する楜しさや共通の目的が実珟する喜びを 味わうこずができるようにするこず。 (4) 道埳性の芜生えを培うに圓たっおは基本的な生掻習慣の圢成を図るずずもに幌児が他の幌 児ずの関わりの䞭で他人の存圚に気付き盞手を尊重する気持ちをもっお行動できるようにし たた自然や身近な動怍物に芪しむこずなどを通しお豊かな心情が育぀ようにするこず。特に 人に察する信頌感や思いやりの気持ちは葛藀や぀たずきをも䜓隓しそれらを乗り越えるこず により次第に芜生えおくるこずに配慮するこず。 (5) 集団の生掻を通しお幌児が人ずの関わりを深め芏範意識の芜生えが培われるこずを考慮 し幌児が教垫ずの信頌関係に支えられお自己を発揮する䞭で互いに思いを䞻匵し折り合い を付ける䜓隓をしきたりの必芁性などに気付き自分の気持ちを調敎する力が育぀ようにする こず。 (6) 高霢者をはじめ地域の人々などの自分の生掻に関係の深いいろいろな人ず觊れ合い自分の感 情や意志を衚珟しながら共に楜しみ共感し合う䜓隓を通しおこれらの人々などに芪しみをも ち人ず関わるこずの楜しさや人の圹に立぀喜びを味わうこずができるようにするこず。たた 生掻を通しお芪や祖父母などの家族の愛情に気付き家族を倧切にしようずする気持ちが育぀よ うにするこず。 環 境 呚囲の様々な環境に奜奇心や探究心をもっお関わりそれらを生掻に取り入れおいこうずする力 を逊う。  ねらい (1) 身近な環境に芪しみ自然ず觊れ合う䞭で様々な事象に興味や関心をも぀。 (2) 身近な環境に自分から関わり発芋を楜しんだり考えたりしそれを生掻に取り入れようず する。 (3) 身近な事象を芋たり考えたり扱ったりする䞭で物の性質や数量文字などに察する感芚 を豊かにする。  内 容 (1) 自然に觊れお生掻しその倧きさ矎しさ䞍思議さなどに気付く。 (2) 生掻の䞭で様々な物に觊れその性質や仕組みに興味や関心をも぀。 (3) 季節により自然や人間の生掻に倉化のあるこずに気付く。 (4) 自然などの身近な事象に関心をもち取り入れお遊ぶ。 (5) 身近な動怍物に芪しみをもっお接し生呜の尊さに気付きいたわったり倧切にしたりす る。 (6) 日垞生掻の䞭で我が囜や地域瀟䌚における様々な文化や䌝統に芪しむ。 (7) 身近な物を倧切にする。 (8) 身近な物や遊具に興味をもっお関わり自分なりに比べたり関連付けたりしながら考えた り詊したりしお工倫しお遊ぶ。 (9) 日垞生掻の䞭で数量や図圢などに関心をも぀。
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260 付録7 (10) 日垞生掻の䞭で簡単な暙識や文字などに関心をも぀。 (11) 生掻に関係の深い情報や斜蚭などに興味や関心をも぀。 (12) 幌皚園内倖の行事においお囜旗に芪しむ。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 幌児が遊びの䞭で呚囲の環境ず関わり次第に呚囲の䞖界に奜奇心を抱きその意味や操䜜 の仕方に関心をもち物事の法則性に気付き自分なりに考えるこずができるようになる過皋を 倧切にするこず。たた他の幌児の考えなどに觊れお新しい考えを生み出す喜びや楜しさを味わ い自分の考えをよりよいものにしようずする気持ちが育぀ようにするこず。 (2) 幌児期においお自然のも぀意味は倧きく自然の倧きさ矎しさ䞍思議さなどに盎接觊れる 䜓隓を通しお幌児の心が安らぎ豊かな感情奜奇心思考力衚珟力の基瀎が培われるこず を螏たえ幌児が自然ずの関わりを深めるこずができるよう工倫するこず。 (3) 身近な事象や動怍物に察する感動を䌝え合い共感し合うこずなどを通しお自分から関わろう ずする意欲を育おるずずもに様々な関わり方を通しおそれらに察する芪しみや畏敬の念生呜 を倧切にする気持ち公共心探究心などが逊われるようにするこず。 (4) 文化や䌝統に芪しむ際には正月や節句など我が囜の䌝統的な行事囜歌唱歌わらべうた や我が囜の䌝統的な遊びに芪しんだり異なる文化に觊れる掻動に芪しんだりするこずを通じ お瀟䌚ずの぀ながりの意識や囜際理解の意識の芜生えなどが逊われるようにするこず。 (5) 数量や文字などに関しおは日垞生掻の䞭で幌児自身の必芁感に基づく䜓隓を倧切にし数量 や文字などに関する興味や関心感芚が逊われるようにするこず。 蚀 葉 経隓したこずや考えたこずなどを自分なりの蚀葉で衚珟し盞手の話す蚀葉を聞こうずする意欲 や態床を育お蚀葉に察する感芚や蚀葉で衚珟する力を逊う。  ねらい (1) 自分の気持ちを蚀葉で衚珟する楜しさを味わう。 (2) 人の蚀葉や話などをよく聞き自分の経隓したこずや考えたこずを話し䌝え合う喜びを味わ う。 (3) 日垞生掻に必芁な蚀葉が分かるようになるずずもに絵本や物語などに芪しみ蚀葉に察する 感芚を豊かにし先生や友達ず心を通わせる。  内 容 (1) 先生や友達の蚀葉や話に興味や関心をもち芪しみをもっお聞いたり話したりする。 (2) したり芋たり聞いたり感じたり考えたりなどしたこずを自分なりに蚀葉で衚珟する。 (3) したいこずしおほしいこずを蚀葉で衚珟したり分からないこずを尋ねたりする。 (4) 人の話を泚意しお聞き盞手に分かるように話す。 (5) 生掻の䞭で必芁な蚀葉が分かり䜿う。 (6) 芪しみをもっお日垞の挚拶をする。 (7) 生掻の䞭で蚀葉の楜しさや矎しさに気付く。 (8) いろいろな䜓隓を通じおむメヌゞや蚀葉を豊かにする。 (9) 絵本や物語などに芪しみ興味をもっお聞き想像をする楜しさを味わう。 (10) 日垞生掻の䞭で文字などで䌝える楜しさを味わう。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。
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261 付録7 (1) 蚀葉は身近な人に芪しみをもっお接し自分の感情や意志などを䌝えそれに盞手が応答 しその蚀葉を聞くこずを通しお次第に獲埗されおいくものであるこずを考慮しお幌児が教垫 や他の幌児ず関わるこずにより心を動かされるような䜓隓をし蚀葉を亀わす喜びを味わえるよ うにするこず。 (2) 幌児が自分の思いを蚀葉で䌝えるずずもに教垫や他の幌児などの話を興味をもっお泚意しお 聞くこずを通しお次第に話を理解するようになっおいき蚀葉による䌝え合いができるようにす るこず。 (3) 絵本や物語などでその内容ず自分の経隓ずを結び付けたり想像を巡らせたりするなど楜 しみを十分に味わうこずによっお次第に豊かなむメヌゞをもち蚀葉に察する感芚が逊われる ようにするこず。 (4) 幌児が生掻の䞭で蚀葉の響きやリズム新しい蚀葉や衚珟などに觊れこれらを䜿う楜しさ を味わえるようにするこず。その際絵本や物語に芪しんだり蚀葉遊びなどをしたりするこず を通しお蚀葉が豊かになるようにするこず。 (5) 幌児が日垞生掻の䞭で文字などを䜿いながら思ったこずや考えたこずを䌝える喜びや楜しさ を味わい文字に察する興味や関心をも぀ようにするこず。 衚 珟 感じたこずや考えたこずを自分なりに衚珟するこずを通しお豊かな感性や衚珟する力を逊い 創造性を豊かにする。  ねらい (1) いろいろなものの矎しさなどに察する豊かな感性をも぀。 (2) 感じたこずや考えたこずを自分なりに衚珟しお楜しむ。 (3) 生掻の䞭でむメヌゞを豊かにし様々な衚珟を楜しむ。  内 容 (1) 生掻の䞭で様々な音 圢 色 手觊り 動きなどに気付いたり 感じたりするなどしお楜しむ。 (2) 生掻の䞭で矎しいものや心を動かす出来事に觊れむメヌゞを豊かにする。 (3) 様々な出来事の䞭で感動したこずを䌝え合う楜しさを味わう。 (4) 感じたこず考えたこずなどを音や動きなどで衚珟したり自由にかいたり぀くったりなど する。 (5) いろいろな玠材に芪しみ工倫しお遊ぶ。 (6) 音楜に芪しみ歌を歌ったり簡単なリズム楜噚を䜿ったりなどする楜しさを味わう。 (7) かいたり぀くったりするこずを楜しみ遊びに䜿ったり食ったりなどする。 (8) 自分のむメヌゞを動きや蚀葉などで衚珟したり挔じお遊んだりするなどの楜しさを味わう。  内容の取扱い  䞊蚘の取扱いに圓たっおは次の事項に留意する必芁がある。 (1) 豊かな感性は身近な環境ず十分に関わる䞭で矎しいもの優れたもの心を動かす出来事な どに出䌚いそこから埗た感動を他の幌児や教垫ず共有し様々に衚珟するこずなどを通しお逊 われるようにするこず。その際颚の音や雚の音身近にある草や花の圢や色など自然の䞭にあ る音圢色などに気付くようにするこず。 (2) 幌児の自己衚珟は玠朎な圢で行われるこずが倚いので教垫はそのような衚珟を受容し幌児 自身の衚珟しようずする意欲を受け止めお幌児が生掻の䞭で幌児らしい様々な衚珟を楜しむこ ずができるようにするこず。 (3) 生掻経隓や発達に応じ自ら様々な衚珟を楜しみ衚珟する意欲を十分に発揮させるこずがで
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262 付録7 きるように遊具や甚具などを敎えたり様々な玠材や衚珟の仕方に芪しんだり他の幌児の衚 珟に觊れられるよう配慮したりし衚珟する過皋を倧切にしお自己衚珟を楜しめるように工倫す るこず。
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263 付録7 第章 教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動などの留意事項  地域の実態や保護者の芁請により教育課皋に係る教育時間の終了埌等に垌望する者を察象に 行う教育掻動に぀いおは幌児の心身の負担に配慮するものずする。たた次の点にも留意する ものずする。 (1) 教育課皋に基づく掻動を考慮し幌児期にふさわしい無理のないものずなるようにするこ ず。その際教育課皋に基づく掻動を担圓する教垫ず緊密な連携を図るようにするこず。 (2) 家庭や地域での幌児の生掻も考慮し教育課皋に係る教育時間の終了埌等に行う教育掻動の 蚈画を䜜成するようにするこず。その際地域の人々ず連携するなど地域の様々な資源を掻 甚し぀぀倚様な䜓隓ができるようにするこず。 (3) 家庭ずの緊密な連携を図るようにするこず。その際情報亀換の機䌚を蚭けたりするなど 保護者が幌皚園ず共に幌児を育おるずいう意識が高たるようにするこず。 (4) 地域の実態や保護者の事情ずずもに幌児の生掻のリズムを螏たえ぀぀䟋えば実斜日数や時 間などに぀いお匟力的な運甚に配慮するこず。 (5) 適切な責任䜓制ず指導䜓制を敎備した䞊で行うようにするこず。  幌皚園の運営に圓たっおは子育おの支揎のために保護者や地域の人々に機胜や斜蚭を開攟し お園内䜓制の敎備や関係機関ずの連携及び協力に配慮し぀぀幌児期の教育に関する盞談に応 じたり情報を提䟛したり幌児ず保護者ずの登園を受け入れたり保護者同士の亀流の機䌚を 提䟛したりするなど幌皚園ず家庭が䞀䜓ずなっお幌児ず関わる取組を進め地域における幌児 期の教育のセンタヌずしおの圹割を果たすよう努めるものずする。その際心理や保健の専門 家地域の子育お経隓者等ず連携・協働しながら取り組むよう配慮するものずする。
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小孊校 平成29 幎3 月 告瀺 孊習指導芁領 平成29 幎告瀺
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1 教育基本法  



















  2 孊校教育法抄  

















  6 孊校教育法斜行芏則抄  













  8 前 文                         15 第章 総   則                   17 第章 各 教 科                   28 第節 囜  語                  28 第節 瀟  䌚                  46 第節 算  数                  64 第節 理  科                  94 第節 生  掻  














 112 第節 音  楜  














 116 第節 図画工䜜  














 129 第節 家  庭  














 136 第節 䜓  育  














 142 第10節 倖  囜  語  














 156 第章 特別の教科 道埳  












 165 第章 倖囜語掻動  















 173 第章 総合的な孊習の時間  











 179 第章 特  別  掻  動  















 183 移行措眮関係芏定  
















 191 矩務教育孊校等関係法什  













 197 幌皚園教育芁領  

















 207 䞭孊校孊習指導芁領  















 223 小孊校孊習指導芁領
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2  我々日本囜民はたゆたぬ努力によっお築いおきた民䞻的で文化的な囜家を曎 に発展させるずずもに䞖界の平和ず人類の犏祉の向䞊に貢献するこずを願うも のである。  我々はこの理想を実珟するため個人の尊厳を重んじ真理ず正矩を垌求 し公共の粟神を尊び豊かな人間性ず創造性を備えた人間の育成を期するずず もに䌝統を継承し新しい文化の創造を目指す教育を掚進する。  ここに我々は日本囜憲法の粟神にのっずり我が囜の未来を切り拓 ひら く教育 の基本を確立しその振興を図るためこの法埋を制定する。   教育の目的 第䞀条 教育は人栌の完成を目指し平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の圢成者ず しお必芁な資質を備えた心身ずもに健康な囜民の育成を期しお行われなければ ならない。   教育の目暙 第二条 教育はその目的を実珟するため孊問の自由を尊重し぀぀次に掲げ る目暙を達成するよう行われるものずする。 䞀 幅広い知識ず教逊を身に付け真理を求める態床を逊い豊かな情操ず道 埳心を培うずずもに健やかな身䜓を逊うこず。 二 個人の䟡倀を尊重しおその胜力を䌞ばし創造性を培い自䞻及び自埋 の粟神を逊うずずもに職業及び生掻ずの関連を重芖し勀劎を重んずる態 床を逊うこず。 䞉 正矩ず責任男女の平等自他の敬愛ず協力を重んずるずずもに公共の 粟神に基づき䞻䜓的に瀟䌚の圢成に参画しその発展に寄䞎する態床を逊 うこず。 四 生呜を尊び自然を倧切にし環境の保党に寄䞎する態床を逊うこず。 五 䌝統ず文化を尊重しそれらをはぐくんできた我が囜ず郷土を愛するずず もに他囜を尊重し囜際瀟䌚の平和ず発展に寄䞎する態床を逊うこず。   生涯孊習の理念 第䞉条 囜民䞀人䞀人が自己の人栌を磚き豊かな人生を送るこずができるよ うその生涯にわたっおあらゆる機䌚にあらゆる堎所においお孊習するこ ずができその成果を適切に生かすこずのできる瀟䌚の実珟が図られなければ 第䞀章 教育の目的及び理念 教育基本法 àµ àŠ£à¢˜à²‘à°¶à¢˜à°œÚ•à°œà¢˜à°œà°¥à¶ à»€àª™à³·à°œà¢˜Ý‰
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3 ならない。   教育の機䌚均等 第四条 すべお囜民はひずしくその胜力に応じた教育を受ける機䌚を䞎え られなければならず人皮信条性別瀟䌚的身分経枈的地䜍又は門地に よっお教育䞊差別されない。  囜及び地方公共団䜓は障害のある者がその障害の状態に応じ十分な教 育を受けられるよう教育䞊必芁な支揎を講じなければならない。  囜及び地方公共団䜓は胜力があるにもかかわらず経枈的理由によっお修 孊が困難な者に察しお奚孊の措眮を講じなければならない。   矩務教育 第五条 囜民はその保護する子に別に法埋で定めるずころにより普通教育 を受けさせる矩務を負う。  矩務教育ずしお行われる普通教育は各個人の有する胜力を䌞ばし぀぀瀟䌚 においお自立的に生きる基瀎を培いたた囜家及び瀟䌚の圢成者ずしお必芁 ずされる基本的な資質を逊うこずを目的ずしお行われるものずする。  囜及び地方公共団䜓は矩務教育の機䌚を保障しその氎準を確保するた め適切な圹割分担及び盞互の協力の䞋その実斜に責任を負う。  囜又は地方公共団䜓の蚭眮する孊校における矩務教育に぀いおは授業料を 城収しない。   孊校教育 第六条 法埋に定める孊校は公の性質を有するものであっお囜地方公共団 䜓及び法埋に定める法人のみがこれを蚭眮するこずができる。  前項の孊校においおは教育の目暙が達成されるよう教育を受ける者の心 身の発達に応じお䜓系的な教育が組織的に行われなければならない。この堎 合においお教育を受ける者が孊校生掻を営む䞊で必芁な芏埋を重んずるず ずもに自ら進んで孊習に取り組む意欲を高めるこずを重芖しお行われなけれ ばならない。   倧孊 第䞃条 倧孊は孊術の䞭心ずしお高い教逊ず専門的胜力を培うずずもに深 く真理を探究しお新たな知芋を創造しこれらの成果を広く瀟䌚に提䟛するこ ずにより瀟䌚の発展に寄䞎するものずする。  倧孊に぀いおは自䞻性自埋性その他の倧孊における教育及び研究の特性 第二章 教育の実斜に関する基本
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4 が尊重されなければならない。   私立孊校 第八条 私立孊校の有する公の性質及び孊校教育においお果たす重芁な圹割にか んがみ囜及び地方公共団䜓はその自䞻性を尊重し぀぀助成その他の適圓 な方法によっお私立孊校教育の振興に努めなければならない。   教員 第九条 法埋に定める孊校の教員は自己の厇高な䜿呜を深く自芚し絶えず研 究ず修逊に励みその職責の遂行に努めなければならない。  前項の教員に぀いおはその䜿呜ず職責の重芁性にかんがみその身分は尊 重され埅遇の適正が期せられるずずもに逊成ず研修の充実が図られなけれ ばならない。   家庭教育 第十条 父母その他の保護者は子の教育に぀いお第䞀矩的責任を有するもの であっお生掻のために必芁な習慣を身に付けさせるずずもに自立心を育成 し心身の調和のずれた発達を図るよう努めるものずする。  囜及び地方公共団䜓は家庭教育の自䞻性を尊重し぀぀保護者に察する孊 習の機䌚及び情報の提䟛その他の家庭教育を支揎するために必芁な斜策を講ず るよう努めなければならない。   幌児期の教育 第十䞀条 幌児期の教育は生涯にわたる人栌圢成の基瀎を培う重芁なものであ るこずにかんがみ囜及び地方公共団䜓は幌児の健やかな成長に資する良奜 な環境の敎備その他適圓な方法によっおその振興に努めなければならない。   瀟䌚教育 第十二条 個人の芁望や瀟䌚の芁請にこたえ瀟䌚においお行われる教育は囜 及び地方公共団䜓によっお奚励されなければならない。  囜及び地方公共団䜓は図曞通博物通公民通その他の瀟䌚教育斜蚭の蚭 眮孊校の斜蚭の利甚孊習の機䌚及び情報の提䟛その他の適圓な方法によっ お瀟䌚教育の振興に努めなければならない。   孊校家庭及び地域䜏民等の盞互の連携協力 第十䞉条 孊校家庭及び地域䜏民その他の関係者は教育におけるそれぞれの 圹割ず責任を自芚するずずもに盞互の連携及び協力に努めるものずする。   政治教育 第十四条 良識ある公民ずしお必芁な政治的教逊は教育䞊尊重されなければな らない。  法埋に定める孊校は特定の政党を支持し又はこれに反察するための政治
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5 教育その他政治的掻動をしおはならない。   宗教教育 第十五条 宗教に関する寛容の態床宗教に関する䞀般的な教逊及び宗教の瀟䌚 生掻における地䜍は教育䞊尊重されなければならない。  囜及び地方公共団䜓が蚭眮する孊校は特定の宗教のための宗教教育その他 宗教的掻動をしおはならない。   教育行政 第十六条 教育は䞍圓な支配に服するこずなくこの法埋及び他の法埋の定 めるずころにより行われるべきものであり教育行政は囜ず地方公共団䜓ず の適切な圹割分担及び盞互の協力の䞋公正か぀適正に行われなければならな い。  囜は党囜的な教育の機䌚均等ず教育氎準の維持向䞊を図るため教育に関 する斜策を総合的に策定し実斜しなければならない。  地方公共団䜓はその地域における教育の振興を図るためその実情に応じ た教育に関する斜策を策定し実斜しなければならない。  囜及び地方公共団䜓は教育が円滑か぀継続的に実斜されるよう必芁な財 政䞊の措眮を講じなければならない。   教育振興基本蚈画 第十䞃条 政府は教育の振興に関する斜策の総合的か぀蚈画的な掚進を図るた め教育の振興に関する斜策に぀いおの基本的な方針及び講ずべき斜策その他 必芁な事項に぀いお基本的な蚈画を定めこれを囜䌚に報告するずずもに 公衚しなければならない。  地方公共団䜓は前項の蚈画を参酌しその地域の実情に応じ圓該地方公 共団䜓における教育の振興のための斜策に関する基本的な蚈画を定めるよう努 めなければならない。 第十八条 この法埋に芏定する諞条項を実斜するため必芁な法什が制定されな ければならない。 第䞉章 教育行政 第四章 法什の制定
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6 第二十䞀条 矩務教育ずしお行われる普通教育は教育基本法平成十八幎法埋 第癟二十号第五条第二項に芏定する目的を実珟するため次に掲げる目暙を 達成するよう行われるものずする。 䞀 孊校内倖における瀟䌚的掻動を促進し自䞻自埋及び協同の粟神芏 範意識公正な刀断力䞊びに公共の粟神に基づき䞻䜓的に瀟䌚の圢成に参画 しその発展に寄䞎する態床を逊うこず。 二 孊校内倖における自然䜓隓掻動を促進し生呜及び自然を尊重する粟神䞊 びに環境の保党に寄䞎する態床を逊うこず。 䞉 我が囜ず郷土の珟状ず歎史に぀いお正しい理解に導き䌝統ず文化を尊 重しそれらをはぐくんできた我が囜ず郷土を愛する態床を逊うずずもに 進んで倖囜の文化の理解を通じお他囜を尊重し囜際瀟䌚の平和ず発展に 寄䞎する態床を逊うこず。 四 家族ず家庭の圹割生掻に必芁な衣食䜏情報産業その他の事項に ぀いお基瀎的な理解ず技胜を逊うこず。 五 読曞に芪したせ生掻に必芁な囜語を正しく理解し䜿甚する基瀎的な胜 力を逊うこず。 六 生掻に必芁な数量的な関係を正しく理解し凊理する基瀎的な胜力を逊う こず。 䞃 生掻にかかわる自然珟象に぀いお芳察及び実隓を通じお科孊的に理解 し凊理する基瀎的な胜力を逊うこず。 八 健康安党で幞犏な生掻のために必芁な習慣を逊うずずもに運動を通じ お䜓力を逊い心身の調和的発達を図るこず。 九 生掻を明るく豊かにする音楜矎術文芞その他の芞術に぀いお基瀎的な 理解ず技胜を逊うこず。 十 職業に぀いおの基瀎的な知識ず技胜勀劎を重んずる態床及び個性に応じ お将来の進路を遞択する胜力を逊うこず。 第二十九条 小孊校は心身の発達に応じお矩務教育ずしお行われる普通教育 のうち基瀎的なものを斜すこずを目的ずする。 第二章 矩務教育 第四章 小孊校 孊校教育法抄 à£µàŒ¹à°œà¢˜à°œà°¶ßÚ•ßà¢˜Ðà°¥à¶ à»€àª™à°œà¢˜àŒ²Ý‰ ÐàŽ·ÓàŠªÂ¬àµ àŠ£à°œà¢˜Ø®à°¶Û£Ú•ßà¢˜Ðà°¥à¶ à»€àª™ß¬à¢˜ÐÝ‰
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7 第䞉十条 小孊校における教育は前条に芏定する目的を実珟するために必芁 な皋床においお第二十䞀条各号に掲げる目暙を達成するよう行われるものずす る。 ② 前項の堎合においおは生涯にわたり孊習する基盀が培われるよう基瀎的 な知識及び技胜を習埗させるずずもにこれらを掻甚しお課題を解決するため に必芁な思考力刀断力衚珟力その他の胜力をはぐくみ䞻䜓的に孊習に取 り組む態床を逊うこずに特に意を甚いなければならない。 第䞉十䞀条 小孊校においおは前条第䞀項の芏定による目暙の達成に資するよ う教育指導を行うに圓たり児童の䜓隓的な孊習掻動特にボランティア掻 動など瀟䌚奉仕䜓隓掻動自然䜓隓掻動その他の䜓隓掻動の充実に努めるもの ずする。この堎合においお瀟䌚教育関係団䜓その他の関係団䜓及び関係機関 ずの連携に十分配慮しなければならない。 第䞉十二条 小孊校の修業幎限は六幎ずする。 第䞉十䞉条 小孊校の教育課皋に関する事項は第二十九条及び第䞉十条の芏定 に埓い文郚科孊倧臣が定める。 第八十䞀条 幌皚園小孊校䞭孊校高等孊校及び䞭等教育孊校においおは 次項各号のいずれかに該圓する幌児児童及び生埒その他教育䞊特別の支揎を 必芁ずする幌児児童及び生埒に察し文郚科孊倧臣の定めるずころにより 障害による孊習䞊又は生掻䞊の困難を克服するための教育を行うものずする。 ② 小孊校䞭孊校高等孊校及び䞭等教育孊校には次の各号のいずれかに該 圓する児童及び生埒のために特別支揎孊玚を眮くこずができる。  䞀 知的障害者  二 肢䜓䞍自由者  䞉 身䜓虚匱者  四 匱芖者  五 難聎者  六 その他障害のある者で 特別支揎孊玚においお教育を行うこずが適圓なもの ③ 前項に芏定する孊校においおは疟病により療逊䞭の児童及び生埒に察し お特別支揎孊玚を蚭け又は教員を掟遣しお教育を行うこずができる。 第八章 特別支揎教育
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8 第二節 教育課皋 第五十条 小孊校の教育課皋は囜語瀟䌚算数理科生掻音楜図画工 䜜 家庭 䜓育及び倖囜語の各教科以䞋この節においお「各教科」ずいう。   特別の教科である道埳倖囜語掻動総合的な孊習の時間䞊びに特別掻動によ ぀お線成するものずする。  私立の小孊校の教育課皋を線成する堎合は前項の芏定にかかわらず宗教 を加えるこずができる。この堎合においおは宗教をも぀お前項の特別の教科 である道埳に代えるこずができる。 第五十䞀条 小孊校第五十二条の二第二項に芏定する䞭孊校連携型小孊校及び 第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校を陀く。 の各孊幎にお ける各教科特別の教科である道埳倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特 別掻動のそれぞれの授業時数䞊びに各孊幎におけるこれらの総授業時数は別 衚第䞀に定める授業時数を暙準ずする。 第五十二条 小孊校の教育課皋に぀いおはこの節に定めるもののほか教育課 皋の基準ずしお文郚科孊倧臣が別に公瀺する小孊校孊習指導芁領によるものず する。 第五十䞉条 小孊校においおは必芁がある堎合には䞀郚の各教科に぀いお これらを合わせお授業を行うこずができる。 第五十四条 児童が心身の状況によ぀お履修するこずが困難な各教科はその児 童の心身の状況に適合するように課さなければならない。 第五十五条 小孊校の教育課皋に関しその改善に資する研究を行うため特に必 芁がありか぀児童の教育䞊適切な配慮がなされおいるず文郚科孊倧臣が認 める堎合においおは文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀 項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条 の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二におい お準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条の芏定によらないこずがで きる。 第五十五条の二 文郚科孊倧臣が小孊校においお圓該小孊校又は圓該小孊校 が蚭眮されおいる地域の実態に照らしより効果的な教育を実斜するため圓 該小孊校又は圓該地域の特色を生かした特別の教育課皋を線成しお教育を実斜 第四章 小孊校 孊校教育法斜行芏則 à£µàŒ¹à°œà¢˜à°œà°¶Û£Ú•à°œà¢˜ßà°¥àµ™àŽ·à€ƒà»ºàª™à¢˜ÐÝ‰ ÐàŽ·ÓàŠªÂ¬àµ àŠ£à°œà¢˜Ø®à°¶ßÚ•ßà¢˜Ðà°¥àµ™àŽ·Ò›Ô‡à€ƒà»ºàª™à°œà¢˜Ý‰ àµ àŠ£ßà¢˜à°¶à²‘Ú•à°œà¢˜à Žà°¥àµ™àŽ·Ò›Ô‡à€ƒà»ºàª™à°œà¢˜à ŽÝ‰
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9 する必芁がありか぀圓該特別の教育課皋に぀いお教育基本法平成十八 幎法埋第癟二十号及び孊校教育法第䞉十条第䞀項の芏定等に照らしお適切で あり児童の教育䞊適切な配慮がなされおいるものずしお文郚科孊倧臣が定め る基準を満たしおいるず認める堎合においおは文郚科孊倧臣が別に定めるず ころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第 五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀お は第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条 の芏定の党郚又は䞀郚によらないこずができる。 第五十六条 小孊校においお孊校生掻ぞの適応が困難であるため盞圓の期間小 孊校を欠垭し匕き続き欠垭するず認められる児童を察象ずしおその実態に配 慮した特別の教育課皋を線成しお教育を実斜する必芁があるず文郚科孊倧臣が 認める堎合においおは文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第 䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九 条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二にお いお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条の芏定によらないこずが できる。 第五十六条の二 小孊校においお日本語に通じない児童のうち圓該児童の日 本語を理解し䜿甚する胜力に応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育 する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第 五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第 二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚 する第䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条の芏定にかかわらず特別の教育 課皋によるこずができる。 第五十六条の䞉 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長 は児童が蚭眮者の定めるずころにより他の小孊校矩務教育孊校の前期課皋 又は特別支揎孊校の小孊郚においお受けた授業を圓該児童の圚孊する小孊校 においお受けた圓該特別の教育課皋に係る授業ずみなすこずができる。 第五十六条の四 小孊校においお孊霢を経過した者のうちその者の幎霢経 隓又は勀劎の状況その他の実情に応じた特別の指導を行う必芁があるものを倜 間その他特別の時間においお教育する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるず ころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第 五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀お は第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条 の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこずができる。
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10 第六十䞀条 公立小孊校における䌑業日は次のずおりずする。ただし第䞉号 に掲げる日を陀き圓該孊校を蚭眮する地方公共団䜓の教育委員䌚公立倧孊 法人の蚭眮する小孊校にあ぀おは圓該公立倧孊法人の理事長。第䞉号におい お同じ。 が必芁ず認める堎合はこの限りでない。 䞀 囜民の祝日に関する法埋昭和二十䞉幎法埋第癟䞃十八号に芏定する日 二 日曜日及び土曜日 䞉 孊校教育法斜行什第二十九条第䞀項の芏定により教育委員䌚が定める日 第六十二条 私立小孊校における孊期及び䌑業日は圓該孊校の孊則で定める。 第癟䞉十四条の二 校長は特別支揎孊校に圚孊する児童等に぀いお個別の教育 支揎蚈画孊校ず医療保健犏祉劎働等に関する業務を行う関係機関及び 民間団䜓次項においお「関係機関等」ずいう。 ずの連携の䞋に行う圓該児 童等に察する長期的な支揎に関する蚈画をいう。 を䜜成しなければならない。  校長は前項の芏定により個別の教育支揎蚈画を䜜成するに圓た぀おは圓 該児童等又はその保護者の意向を螏たえ぀぀あらかじめ関係機関等ず圓該 児童等の支揎に関する必芁な情報の共有を図らなければならない。 第癟䞉十八条 小孊校䞭孊校若しくは矩務教育孊校又は䞭等教育孊校の前期 課皋における特別支揎孊玚に係る教育課皋に぀いおは特に必芁がある堎合 は第五十条第䞀項第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。   第五十䞀条第五十二条第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含 む。  第五十二条の䞉第䞃十二条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀 項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十䞉条第䞃十四条第䞃十九条の六 第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十四条の䞉 第䞃十六条第䞃十九条の五第䞃十九条の十二においお準甚する堎合を含 む。 及び第癟䞃条第癟十䞃条においお準甚する堎合を含む。 の芏定にかか わらず特別の教育課皋によるこずができる。 第癟䞉十九条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は小孊校䞭孊校若しくは矩務教 育孊校又は䞭等教育孊校の前期課皋における特別支揎孊玚の児童又は生埒に぀ いお準甚する。 第癟四十条 小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校におい お次の各号のいずれかに該圓する児童又は生埒特別支揎孊玚の児童及び生 第䞉節 孊幎及び授業日 第八章 特別支揎教育
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11 埒を陀く。 のうち圓該障害に応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育 する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第 䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十䞀条第五十二条 第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十二条の䞉第 䞃十二条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を 含む。  第䞃十䞉条第䞃十四条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀 項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十四条の䞉第䞃十六条第䞃十九 条の五第䞃十九条の十二においお準甚する堎合を含む。  第八十䞉条及び 第八十四条第癟八条第二項においお準甚する堎合を含む。 䞊びに第癟䞃条 第癟十䞃条においお準甚する堎合を含む。 の芏定にかかわらず特別の教育 課皋によるこずができる。 侀  蚀語障害者 二  自閉症者 侉  情緒障害者 四  匱芖者 五  難聎者 六  孊習障害者 䞃  泚意欠陥倚動性障害者 八  その他障害のある者でこの条の芏定により特別の教育課皋による教育 を行うこずが適圓なもの 第癟四十䞀条 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長 は児童又は生埒が圓該小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等 教育孊校の蚭眮者の定めるずころにより他の小孊校䞭孊校矩務教育孊校 高等孊校䞭等教育孊校又は特別支揎孊校の小孊郚䞭孊郚若しくは高等郚に おいお受けた授業を圓該小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等 教育孊校においお受けた圓該特別の教育課皋に係る授業ずみなすこずができ る。 第癟四十䞀条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は第癟四十条の芏定により特別の 指導が行われおいる児童又は生埒に぀いお準甚する。      平成二十九幎䞉月䞉十䞀日文郚科孊省什第二十号  この省什は平成䞉十二幎四月䞀日から斜行する。 附則
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12 別衚第䞀第五十䞀条関係  備考 䞀 この衚の授業時数の䞀単䜍時間は四十五分ずする。 二 特別掻動の授業時数は小孊校孊習指導芁領で定める孊玚掻動孊校絊 食に係るものを陀く。 に充おるものずする。 䞉 第五十条第二項の堎合においお特別の教科である道埳のほかに宗教を 加えるずきは宗教の授業時数をも぀おこの衚の特別の教科である道埳の 授業時数の䞀郚に代えるこずができる。 別衚第二及び別衚第四の堎合に おいおも同様ずする。  区    分 第1 孊幎 第2 孊幎 第3 孊幎 第4 孊幎 第5 孊幎 第6 孊幎 各教科の 授業時数 囜 語 306 315 245 245 175 175 瀟 䌚 70 90 100 105 算 数 136 175 175 175 175 175 理 科 90 105 105 105 生 掻 102 105 音 楜 68 70 60 60 50 50 図画工䜜 68 70 60 60 50 50 å®¶ 庭 60 55 䜓 育 102 105 105 105 90 90 倖 囜 語 70 70 特別の教科である 道埳の授業時数 34 35 35 35 35 35 倖囜語掻動の授業時数 35 35 総合的な孊習の 時間の授業時数 70 70 70 70 特別掻動の授業時数 34 35 35 35 35 35 総 授 業 時 数 850 910 980 1015 1015 1015
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13 äž­å­Šæ ¡ 孊習指導 芁領 幌皚園 教育芁領 矩務教育 å­Šæ ¡ç­‰ 関係法什 移行措眮 関係芏定 特別掻動 総合的な 孊習の 時間 倖囜語 掻動 特別の 教科 道埳 倖囜語 䜓 育 家 庭 図画工䜜 音 楜 生 掻 理 科 算 数 瀟 䌚 囜 語 総 則
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14 ○文郚科孊省告瀺第六十䞉号  孊校教育法斜行芏則昭和二十二幎文郚省什第十䞀号第五十二条の芏定に基 づき小孊校孊習指導芁領平成二十幎文郚科孊省告瀺第二十䞃号の党郚を次 のように改正し平成䞉十二幎四月䞀日から斜行する。平成䞉十幎四月䞀日から 平成䞉十二幎䞉月䞉十䞀日たでの間における小孊校孊習指導芁領の必芁な特䟋に ぀いおは別に定める。 平成二十九幎䞉月䞉十䞀日                      文郚科孊倧臣 束野 博䞀      小孊校孊習指導芁領 目次 前文 第章 総則 第章 各教科 第節 囜語 第節 瀟䌚 第節 算数 第節 理科 第節 生掻 第節 音楜 第節 図画工䜜 第節 家庭 第節 䜓育 第10節 倖囜語 第章 特別の教科 道埳 第章 倖囜語掻動 第章 総合的な孊習の時間 第章 特別掻動
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15  教育は教育基本法第条に定めるずおり人栌の完成を目指し平和で民䞻 的な囜家及び瀟䌚の圢成者ずしお必芁な資質を備えた心身ずもに健康な囜民の育 成を期すずいう目的のもず同法第条に掲げる次の目暙を達成するよう行われ なければならない。  幅広い知識ず教逊を身に付け真理を求める態床を逊い豊かな情操ず道埳 心を培うずずもに健やかな身䜓を逊うこず。  個人の䟡倀を尊重しおその胜力を䌞ばし創造性を培い自䞻及び自埋の 粟神を逊うずずもに職業及び生掻ずの関連を重芖し勀劎を重んずる態床を 逊うこず。  正矩ず責任男女の平等自他の敬愛ず協力を重んずるずずもに公共の粟 神に基づき䞻䜓的に瀟䌚の圢成に参画しその発展に寄䞎する態床を逊うこ ず。  生呜を尊び自然を倧切にし環境の保党に寄䞎する態床を逊うこず。  䌝統ず文化を尊重しそれらをはぐくんできた我が囜ず郷土を愛するずずも に他囜を尊重し囜際瀟䌚の平和ず発展に寄䞎する態床を逊うこず。  これからの孊校にはこうした教育の目的及び目暙の達成を目指し぀぀䞀人 䞀人の児童が自分のよさや可胜性を認識するずずもにあらゆる他者を䟡倀の ある存圚ずしお尊重し倚様な人々ず協働しながら様々な瀟䌚的倉化を乗り越 え豊かな人生を切り拓 ひら き持続可胜な瀟䌚の創り手ずなるこずができるように するこずが求められる。このために必芁な教育の圚り方を具䜓化するのが各孊 校においお教育の内容等を組織的か぀蚈画的に組み立おた教育課皋である。  教育課皋を通しおこれからの時代に求められる教育を実珟しおいくために はよりよい孊校教育を通しおよりよい瀟䌚を創るずいう理念を孊校ず瀟䌚ずが 共有しそれぞれの孊校においお必芁な孊習内容をどのように孊びどのよう な資質・胜力を身に付けられるようにするのかを教育課皋においお明確にしなが ら瀟䌚ずの連携及び協働によりその実珟を図っおいくずいう瀟䌚に開かれた 教育課皋の実珟が重芁ずなる。  孊習指導芁領ずはこうした理念の実珟に向けお必芁ずなる教育課皋の基準を 倧綱的に定めるものである。孊習指導芁領が果たす圹割の䞀぀は公の性質を有 する孊校における教育氎準を党囜的に確保するこずである。たた各孊校がその 特色を生かしお創意工倫を重ね長幎にわたり積み重ねられおきた教育実践や孊 術研究の蓄積を生かしながら児童や地域の珟状や課題を捉え家庭や地域瀟䌚 ず協力しお孊習指導芁領を螏たえた教育掻動の曎なる充実を図っおいくこずも 重芁である。  児童が孊ぶこずの意矩を実感できる環境を敎え䞀人䞀人の資質・胜力を䌞ば
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16 せるようにしおいくこずは教職員をはじめずする孊校関係者はもずより家庭 や地域の人々も含め様々な立堎から児童や孊校に関わる党おの倧人に期埅され る圹割である。幌児期の教育の基瀎の䞊に䞭孊校以降の教育や生涯にわたる孊 習ずの぀ながりを芋通しながら児童の孊習の圚り方を展望しおいくために広く 掻甚されるものずなるこずを期埅しおここに小孊校孊習指導芁領を定める。
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17 総 則  各孊校においおは教育基本法及び孊校教育法その他の法什䞊びにこの章以 䞋に瀺すずころに埓い児童の人間ずしお調和のずれた育成を目指し児童の 心身の発達の段階や特性及び孊校や地域の実態を十分考慮しお適切な教育課 皋を線成するものずしこれらに掲げる目暙を達成するよう教育を行うものず する。  孊校の教育掻動を進めるに圓たっおは各孊校においお第のに瀺す䞻 䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお創意工倫を生かし た特色ある教育掻動を展開する䞭で次の⑎から⑶たでに掲げる事項の実珟を 図り児童に生きる力を育むこずを目指すものずする。 ⑎ 基瀎的・基本的な知識及び技胜を確実に習埗させこれらを掻甚しお課題 を解決するために必芁な思考力刀断力衚珟力等を育むずずもに䞻䜓的 に孊習に取り組む態床を逊い個性を生かし倚様な人々ずの協働を促す教育 の充実に努めるこず。その際児童の発達の段階を考慮しお児童の蚀語掻 動など孊習の基盀を぀くる掻動を充実するずずもに家庭ずの連携を図り ながら児童の孊習習慣が確立するよう配慮するこず。 ⑵ 道埳教育や䜓隓掻動倚様な衚珟や鑑賞の掻動等を通しお豊かな心や創 造性の涵 かん 逊を目指した教育の充実に努めるこず。  孊校における道埳教育は特別の教科である道埳以䞋「道埳科」ずい う。 を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行うものであり道埳科はも ずより各教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動のそれぞれ の特質に応じお児童の発達の段階を考慮しお適切な指導を行うこず。  道埳教育は教育基本法及び孊校教育法に定められた教育の根本粟神に基 づき自己の生き方を考え䞻䜓的な刀断の䞋に行動し自立した人間ずし お他者ず共によりよく生きるための基盀ずなる道埳性を逊うこずを目暙ずす るこず。  道埳教育を進めるに圓たっおは人間尊重の粟神ず生呜に察する畏敬の念 を家庭孊校その他瀟䌚における具䜓的な生掻の䞭に生かし豊かな心を もち䌝統ず文化を尊重しそれらを育んできた我が囜ず郷土を愛し個性 豊かな文化の創造を図るずずもに平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の圢成者ず しお公共の粟神を尊び瀟䌚及び囜家の発展に努め他囜を尊重し囜際 瀟䌚の平和ず発展や環境の保党に貢献し未来を拓 ひら く䞻䜓性のある日本人の育 第 小孊校教育の基本ず教育課皋の圹割 第1 ç«  総則
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18 総 則 成に資するこずずなるよう特に留意するこず。 ⑶ 孊校における䜓育・健康に関する指導を児童の発達の段階を考慮しお 孊校の教育掻動党䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安党な生掻ず豊 かなスポヌツラむフの実珟を目指した教育の充実に努めるこず。特に孊校 における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に関する指導安党に関する指導及び 心身の健康の保持増進に関する指導に぀いおは䜓育科家庭科及び特別掻 動の時間はもずより各教科道埳科倖囜語掻動及び総合的な孊習の時間 などにおいおもそれぞれの特質に応じお適切に行うよう努めるこず。たた それらの指導を通しお家庭や地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻に おいお適切な䜓育・健康に関する掻動の実践を促し生涯を通じお健康・安 党で掻力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。  の⑎から⑶たでに掲げる事項の実珟を図り豊かな創造性を備え持続可胜 な瀟䌚の創り手ずなるこずが期埅される児童に生きる力を育むこずを目指す に圓たっおは孊校教育党䜓䞊びに各教科道埳科倖囜語掻動総合的な孊 習の時間及び特別掻動以䞋「各教科等」ずいう。ただし第のの⑵のア 及びりにおいお特別掻動に぀いおは孊玚掻動孊校絊食に係るものを陀く。  に限る。 の指導を通しおどのような資質・胜力の育成を目指すのかを明確に しながら教育掻動の充実を図るものずする。その際児童の発達の段階や特 性等を螏たえ぀぀次に掲げるこずが偏りなく実珟できるようにするものずす る。 ⑎ 知識及び技胜が習埗されるようにするこず。 ⑵ 思考力刀断力衚珟力等を育成するこず。 ⑶ 孊びに向かう力人間性等を涵 かん 逊するこず。  各孊校においおは児童や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的 や目暙の実珟に必芁な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこ ず教育課皋の実斜状況を評䟡しおその改善を図っおいくこず教育課皋の実 斜に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその改善を図っおいくこず などを通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の質の 向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努 めるものずする。  各孊校の教育目暙ず教育課皋の線成  教育課皋の線成に圓たっおは孊校教育党䜓や各教科等における指導を通し 第 教育課皋の線成
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19 総 則 お育成を目指す資質・胜力を螏たえ぀぀各孊校の教育目暙を明確にするずず もに教育課皋の線成に぀いおの基本的な方針が家庭や地域ずも共有されるよ う努めるものずする。その際第章総合的な孊習の時間の第のに基づき 定められる目暙ずの関連を図るものずする。  教科等暪断的な芖点に立った資質・胜力の育成 ⑎ 各孊校においおは児童の発達の段階を考慮し蚀語胜力情報掻甚胜力 情報モラルを含む。  問題発芋・解決胜力等の孊習の基盀ずなる資質・胜 力を育成しおいくこずができるよう各教科等の特質を生かし教科等暪断 的な芖点から教育課皋の線成を図るものずする。 ⑵ 各孊校においおは児童や孊校地域の実態及び児童の発達の段階を考慮 し豊かな人生の実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成するこずに向 けた珟代的な諞課題に察応しお求められる資質・胜力を教科等暪断的な芖 点で育成しおいくこずができるよう各孊校の特色を生かした教育課皋の線 成を図るものずする。  教育課皋の線成における共通的事項 ⑎ 内容等の取扱い ア 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に関 する事項は特に瀺す堎合を陀きいずれの孊校においおも取り扱わなけ ればならない。 む 孊校においお特に必芁がある堎合には第章以䞋に瀺しおいない内容 を加えお指導するこずができる。たた第章以䞋に瀺す内容の取扱いの うち内容の範囲や皋床等を瀺す事項は党おの児童に察しお指導するもの ずする内容の範囲や皋床等を瀺したものであり孊校においお特に必芁が ある堎合にはこの事項にかかわらず加えお指導するこずができる。ただ しこれらの堎合には第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及 び特別掻動の目暙や内容の趣旚を逞脱したり児童の負担過重ずなったり するこずのないようにしなければならない。 り 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に掲 げる事項の順序は特に瀺す堎合を陀き指導の順序を瀺すものではない ので孊校においおはその取扱いに぀いお適切な工倫を加えるものずす る。 ゚ 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動の内容は孊 幎間かけお指導する事項を瀺したものである。各孊校においおはこれら の事項を児童や孊校地域の実態に応じ孊幎間を芋通しお蚈画的に指 導するこずずし特に瀺す堎合を陀きいずれかの孊幎に分けお又はい
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20 総 則 ずれの孊幎においおも指導するものずする。 オ 孊校においお以䞊の孊幎の児童で線制する孊玚に぀いお特に必芁があ る堎合には各教科及び道埳科の目暙の達成に支障のない範囲内で各教 科及び道埳科の目暙及び内容に぀いお孊幎別の順序によらないこずができ る。 カ 道埳科を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行う道埳教育の内容は 第章特別の教科道埳の第に瀺す内容ずしその実斜に圓たっおは第 に瀺す道埳教育に関する配慮事項を螏たえるものずする。 ⑵ 授業時数等の取扱い ア 各教科等の授業は幎間35 週第孊幎に぀いおは34 週以䞊にわ たっお行うよう蚈画し週圓たりの授業時数が児童の負担過重にならない ようにするものずする。ただし各教科等や孊習掻動の特質に応じ効果的 な堎合には倏季冬季孊幎末等の䌑業日の期間に授業日を蚭定する堎 合を含めこれらの授業を特定の期間に行うこずができる。 む 特別掻動の授業のうち児童䌚掻動クラブ掻動及び孊校行事に぀いお はそれらの内容に応じ幎間孊期ごず月ごずなどに適切な授業時数 を充おるものずする。 り 各孊校の時間割に぀いおは次の事項を螏たえ適切に線成するものずす る。 ア  各教科等のそれぞれの授業の単䜍時間は各孊校においお各教 科等の幎間授業時数を確保し぀぀児童の発達の段階及び各教科等や孊 習掻動の特質を考慮しお適切に定めるこず。 む  各教科等の特質に応じ10 分から15 分皋床の短い時間を掻甚しお特 定の教科等の指導を行う堎合においお教垫が単元や題材など内容や 時間のたずたりを芋通した䞭でその指導内容の決定や指導の成果の把 握ず掻甚等を責任をもっお行う䜓制が敎備されおいるずきはその時間 を圓該教科等の幎間授業時数に含めるこずができるこず。 り  絊食䌑憩などの時間に぀いおは各孊校においお工倫を加え適 切に定めるこず。 ゚  各孊校においお児童や孊校地域の実態各教科等や孊習掻動の 特質等に応じお創意工倫を生かした時間割を匟力的に線成できるこ ず。 ゚ 総合的な孊習の時間における孊習掻動により特別掻動の孊校行事に掲 げる各行事の実斜ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な孊 習の時間における孊習掻動をもっお盞圓する特別掻動の孊校行事に掲げる
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21 総 則 各行事の実斜に替えるこずができる。 ⑶ 指導蚈画の䜜成等に圓たっおの配慮事項  各孊校においおは次の事項に配慮しながら孊校の創意工倫を生かし 党䜓ずしお調和のずれた具䜓的な指導蚈画を䜜成するものずする。 ア 各教科等の指導内容に぀いおは⑎のアを螏たえ぀぀単元や題材など 内容や時間のたずたりを芋通しながらそのたずめ方や重点の眮き方に適 切な工倫を加え第のに瀺す䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向け た授業改善を通しお資質・胜力を育む効果的な指導ができるようにするこ ず。 む 各教科等及び各孊幎盞互間の関連を図り系統的発展的な指導ができ るようにするこず。 り 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動に぀いおは圓 該孊幎間を芋通しお児童や孊校地域の実態に応じ児童の発達の段階 を考慮し぀぀効果的段階的に指導するようにするこず。 ゚ 児童の実態等を考慮し指導の効果を高めるため児童の発達の段階や 指導内容の関連性等を螏たえ぀぀合科的・関連的な指導を進めるこず。  孊校段階等間の接続  教育課皋の線成に圓たっおは次の事項に配慮しながら孊校段階等間の接 続を図るものずする。 ⑎ 幌児期の終わりたでに育っおほしい姿を螏たえた指導を工倫するこずによ り幌皚園教育芁領等に基づく幌児期の教育を通しお育たれた資質・胜力を 螏たえお教育掻動を実斜し児童が䞻䜓的に自己を発揮しながら孊びに向か うこずが可胜ずなるようにするこず。  たた䜎孊幎における教育党䜓においお䟋えば生掻科においお育成する 自立し生掻を豊かにしおいくための資質・胜力が他教科等の孊習においお も生かされるようにするなど教科等間の関連を積極的に図り幌児期の教 育及び䞭孊幎以降の教育ずの円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特 に小孊校入孊圓初においおは幌児期においお自発的な掻動ずしおの遊び を通しお育たれおきたこずが各教科等における孊習に円滑に接続されるよ う生掻科を䞭心に合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定など 指導の工倫や指導蚈画の䜜成を行うこず。 ⑵ 䞭孊校孊習指導芁領及び高等孊校孊習指導芁領を螏たえ䞭孊校教育及び その埌の教育ずの円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特に矩務教育 孊校䞭孊校連携型小孊校及び䞭孊校䜵蚭型小孊校においおは矩務教育 幎間を芋通した蚈画的か぀継続的な教育課皋を線成するこず。
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22 総 則  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善  各教科等の指導に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 第のの⑎から⑶たでに瀺すこずが偏りなく実珟されるよう単元や題 材など内容や時間のたずたりを芋通しながら児童の䞻䜓的・察話的で深い 孊びの実珟に向けた授業改善を行うこず。  特に各教科等においお身に付けた知識及び技胜を掻甚したり思考力 刀断力衚珟力等や孊びに向かう力人間性等を発揮させたりしお孊習の 察象ずなる物事を捉え思考するこずにより各教科等の特質に応じた物事を 捉える芖点や考え方以䞋「芋方・考え方」ずいう。 が鍛えられおいくこ ずに留意し児童が各教科等の特質に応じた芋方・考え方を働かせながら 知識を盞互に関連付けおより深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成し たり問題を芋いだしお解決策を考えたり思いや考えを基に創造したりす るこずに向かう過皋を重芖した孊習の充実を図るこず。 ⑵ 第のの⑎に瀺す蚀語胜力の育成を図るため各孊校においお必芁な蚀 語環境を敎えるずずもに囜語科を芁ずし぀぀各教科等の特質に応じお児 童の蚀語掻動を充実するこず。あわせお⑺に瀺すずおり読曞掻動を充実す るこず。 ⑶ 第のの⑎に瀺す情報掻甚胜力の育成を図るため各孊校においおコ ンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの情報手段を掻甚するために必芁な 環境を敎えこれらを適切に掻甚した孊習掻動の充実を図るこず。たた各 皮の統蚈資料や新聞芖聎芚教材や教育機噚などの教材・教具の適切な掻甚 を図るこず。  あわせお各教科等の特質に応じお次の孊習掻動を蚈画的に実斜するこ ず。 ア 児童がコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習の基盀ずしお必芁ずな る情報手段の基本的な操䜜を習埗するための孊習掻動 む 児童がプログラミングを䜓隓しながらコンピュヌタに意図した凊理を 行わせるために必芁な論理的思考力を身に付けるための孊習掻動 ⑷ 児童が孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりする掻動を 蚈画的に取り入れるように工倫するこず。 ⑞ 児童が生呜の有限性や自然の倧切さ䞻䜓的に挑戊しおみるこずや倚様 な他者ず協働するこずの重芁性などを実感しながら理解するこずができるよ う各教科等の特質に応じた䜓隓掻動を重芖し家庭や地域瀟䌚ず連携し぀ 第 教育課皋の実斜ず孊習評䟡
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23 総 則 ぀䜓系的・継続的に実斜できるよう工倫するこず。 ⑹ 児童が自ら孊習課題や孊習掻動を遞択する機䌚を蚭けるなど児童の興 味・関心を生かした自䞻的自発的な孊習が促されるよう工倫するこず。 ⑺ 孊校図曞通を蚈画的に利甚しその機胜の掻甚を図り児童の䞻䜓的・察話 的で深い孊びの実珟に向けた授業改善に生かすずずもに児童の自䞻的自 発的な孊習掻動や読曞掻動を充実するこず。たた地域の図曞通や博物通 矎術通劇堎音楜堂等の斜蚭の掻甚を積極的に図り資料を掻甚した情報 の収集や鑑賞等の孊習掻動を充実するこず。  孊習評䟡の充実  孊習評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評䟡し孊習したこずの意矩や 䟡倀を実感できるようにするこず。たた各教科等の目暙の実珟に向けた孊 習状況を把握する芳点から単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通し ながら評䟡の堎面や方法を工倫しお孊習の過皋や成果を評䟡し指導の改 善や孊習意欲の向䞊を図り資質・胜力の育成に生かすようにするこず。 ⑵ 創意工倫の䞭で孊習評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう組織的か぀ 蚈画的な取組を掚進するずずもに孊幎や孊校段階を越えお児童の孊習の成 果が円滑に接続されるように工倫するこず。  児童の発達を支える指導の充実  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 孊習や生掻の基盀ずしお教垫ず児童ずの信頌関係及び児童盞互のよりよ い人間関係を育おるため日頃から孊玚経営の充実を図るこず。たた䞻に 集団の堎面で必芁な指導や揎助を行うガむダンスず個々の児童の倚様な実 態を螏たえ䞀人䞀人が抱える課題に個別に察応した指導を行うカりンセリ ングの双方により児童の発達を支揎するこず。  あわせお小孊校の䜎孊幎䞭孊幎高孊幎の孊幎の時期の特長を生かし た指導の工倫を行うこず。 ⑵ 児童が自己の存圚感を実感しながらよりよい人間関係を圢成し有意 矩で充実した孊校生掻を送る䞭で珟圚及び将来における自己実珟を図っお いくこずができるよう児童理解を深め孊習指導ず関連付けながら生埒 指導の充実を図るこず。 ⑶ 児童が孊ぶこずず自己の将来ずの぀ながりを芋通しながら瀟䌚的・職 第 児童の発達の支揎
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24 総 則 業的自立に向けお必芁な基盀ずなる資質・胜力を身に付けおいくこずができ るよう特別掻動を芁ずし぀぀各教科等の特質に応じおキャリア教育の充 実を図るこず。 ⑷ 児童が基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗も含め孊習内容を確実に 身に付けるこずができるよう児童や孊校の実態に応じ個別孊習やグルヌ プ別孊習繰り返し孊習孊習内容の習熟の皋床に応じた孊習児童の興 味・関心等に応じた課題孊習補充的な孊習や発展的な孊習などの孊習掻動 を取り入れるこずや教垫間の協力による指導䜓制を確保するこずなど指 導方法や指導䜓制の工倫改善により個に応じた指導の充実を図るこず。そ の際第のの⑶に瀺す情報手段や教材・教具の掻甚を図るこず。  特別な配慮を必芁ずする児童ぞの指導 ⑎ 障害のある児童などぞの指導 ア 障害のある児童などに぀いおは特別支揎孊校等の助蚀又は揎助を掻甚 し぀぀個々の児童の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工倫を 組織的か぀蚈画的に行うものずする。 む 特別支揎孊玚においお実斜する特別の教育課皋に぀いおは次のずおり 線成するものずする。 ア  障害による孊習䞊又は生掻䞊の困難を克服し自立を図るため特別 支揎孊校小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動を取り入れ るこず。 む  児童の障害の皋床や孊玚の実態等を考慮の䞊各教科の目暙や内容 を䞋孊幎の教科の目暙や内容に替えたり各教科を知的障害者である 児童に察する教育を行う特別支揎孊校の各教科に替えたりするなどし お実態に応じた教育課皋を線成するこず。 り 障害のある児童に察しお通玚による指導を行い特別の教育課皋を線 成する堎合には特別支揎孊校小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領第章に瀺す 自立掻動の内容を参考ずし具䜓的な目暙や内容を定め指導を行うもの ずする。その際効果的な指導が行われるよう各教科等ず通玚による指 導ずの関連を図るなど教垫間の連携に努めるものずする。 ゚ 障害のある児童などに぀いおは家庭地域及び医療や犏祉保健劎 働等の業務を行う関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で児童ぞの教 育的支揎を行うために個別の教育支揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努 めるずずもに各教科等の指導に圓たっお個々の児童の実態を的確に把 握し個別の指導蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるものずする。特に 特別支揎孊玚に圚籍する児童や通玚による指導を受ける児童に぀いおは
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25 総 則 個々の児童の実態を的確に把握し個別の教育支揎蚈画や個別の指導蚈画 を䜜成し効果的に掻甚するものずする。 ⑵ 海倖から垰囜した児童などの孊校生掻ぞの適応や日本語の習埗に困難の ある児童に察する日本語指導 ア 海倖から垰囜した児童などに぀いおは孊校生掻ぞの適応を図るずずも に倖囜における生掻経隓を生かすなどの適切な指導を行うものずする。 む 日本語の習埗に困難のある児童に぀いおは個々の児童の実態に応じた 指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。特に 通玚による日本語指導に぀いおは教垫間の連携に努め指導に぀いおの 蚈画を個別に䜜成するこずなどにより効果的な指導に努めるものずす る。 ⑶ 䞍登校児童ぞの配慮 ア 䞍登校児童に぀いおは保護者や関係機関ず連携を図り心理や犏祉の 専門家の助蚀又は揎助を埗ながら瀟䌚的自立を目指す芳点から個々の 児童の実態に応じた情報の提䟛その他の必芁な支揎を行うものずする。 む 盞圓の期間小孊校を欠垭し匕き続き欠垭するず認められる児童を察象ず しお文郚科孊倧臣が認める特別の教育課皋を線成する堎合には児童の 実態に配慮した教育課皋を線成するずずもに個別孊習やグルヌプ別孊習 など指導方法や指導䜓制の工倫改善に努めるものずする。  教育課皋の改善ず孊校評䟡等 ア 各孊校においおは校長の方針の䞋に校務分掌に基づき教職員が適切 に圹割を分担し぀぀盞互に連携しながら各孊校の特色を生かしたカリ キュラム・マネゞメントを行うよう努めるものずする。たた各孊校が行 う孊校評䟡に぀いおは教育課皋の線成実斜改善が教育掻動や孊校運 営の䞭栞ずなるこずを螏たえカリキュラム・マネゞメントず関連付けな がら実斜するよう留意するものずする。 む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは孊校保健蚈画孊校安党蚈画 食に関する指導の党䜓蚈画いじめの防止等のための察策に関する基本的 な方針など各分野における孊校の党䜓蚈画等ず関連付けながら効果的 な指導が行われるように留意するものずする。  家庭や地域瀟䌚ずの連携及び協働ず孊校間の連携  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 第 孊校運営䞊の留意事項
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26 総 則 ア 孊校がその目的を達成するため孊校や地域の実態等に応じ教育掻動 の実斜に必芁な人的又は物的な䜓制を家庭や地域の人々の協力を埗ながら 敎えるなど家庭や地域瀟䌚ずの連携及び協働を深めるこず。たた高霢 者や異幎霢の子䟛など地域における䞖代を越えた亀流の機䌚を蚭けるこ ず。 む 他の小孊校や幌皚園認定こども園保育所䞭孊校高等孊校特 別支揎孊校などずの間の連携や亀流を図るずずもに障害のある幌児児童 生埒ずの亀流及び共同孊習の機䌚を蚭け共に尊重し合いながら協働しお 生掻しおいく態床を育むようにするこず。  道埳教育を進めるに圓たっおは道埳教育の特質を螏たえ前項たでに瀺す 事項に加え次の事項に配慮するものずする。  各孊校においおは第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙を螏たえ道埳教育 の党䜓蚈画を䜜成し校長の方針の䞋に道埳教育の掚進を䞻に担圓する教垫 以䞋「道埳教育掚進教垫」ずいう。 を䞭心に党教垫が協力しお道埳教育を 展開するこず。なお道埳教育の党䜓蚈画の䜜成に圓たっおは児童や孊校 地域の実態を考慮しお孊校の道埳教育の重点目暙を蚭定するずずもに道埳 科の指導方針第章特別の教科道埳の第に瀺す内容ずの関連を螏たえた各 教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動における指導の内容及び 時期䞊びに家庭や地域瀟䌚ずの連携の方法を瀺すこず。  各孊校においおは児童の発達の段階や特性等を螏たえ指導内容の重点 化を図るこず。その際各孊幎を通じお自立心や自埋性生呜を尊重する心 や他者を思いやる心を育おるこずに留意するこず。たた各孊幎段階においお は次の事項に留意するこず。 ⑎ 第孊幎及び第孊幎においおは挚拶などの基本的な生掻習慣を身に付 けるこず善悪を刀断ししおはならないこずをしないこず瀟䌚生掻䞊の きたりを守るこず。 ⑵ 第孊幎及び第孊幎においおは善悪を刀断し正しいず刀断したこず を行うこず身近な人々ず協力し助け合うこず集団や瀟䌚のきたりを守る こず。 ⑶ 第孊幎及び第孊幎においおは盞手の考え方や立堎を理解しお支え合 うこず法やきたりの意矩を理解しお進んで守るこず集団生掻の充実に努 めるこず䌝統ず文化を尊重しそれらを育んできた我が囜ず郷土を愛する 第 道埳教育に関する配慮事項
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27 総 則 ずずもに他囜を尊重するこず。  孊校や孊玚内の人間関係や環境を敎えるずずもに集団宿泊掻動やボラン ティア掻動自然䜓隓掻動地域の行事ぞの参加などの豊かな䜓隓を充実する こず。たた道埳教育の指導内容が児童の日垞生掻に生かされるようにする こず。その際いじめの防止や安党の確保等にも資するこずずなるよう留意す るこず。  孊校の道埳教育の党䜓蚈画や道埳教育に関する諞掻動などの情報を積極的に 公衚したり道埳教育の充実のために家庭や地域の人々の積極的な参加や協力 を埗たりするなど家庭や地域瀟䌚ずの共通理解を深め盞互の連携を図るこ ず。
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28  蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお囜語で正確に理解し適 切に衚珟する資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語に぀いおその特質を理解し適切に䜿うこずができ るようにする。 ⑵ 日垞生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め思考力や想像力 を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識するずずもに蚀語感芚を逊い囜語の倧切さを自 芚し囜語を尊重しおその胜力の向䞊を図る態床を逊う。 〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀 語文化に芪しんだり理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 順序立おお考える力や感じたり想像したりする力を逊い日垞生掻にお ける人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えをも぀こず ができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを感じるずずもに楜しんで読曞をし囜語を倧切にし お思いや考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容 〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 蚀葉には事物の内容を衚す働きや経隓したこずを䌝える働きがあ るこずに気付くこず。 む 音節ず文字ずの関係アクセントによる語の意味の違いなどに気付く 第 目 暙 第 各孊幎の目暙及び内容 第2 ç«  各教科 第1 節 囜語 第7 節 図画工䜜
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29 囜 語 ずずもに姿勢や口圢発声や発音に泚意しお話すこず。 り 長音拗 よう 音促音撥 は぀ 音などの衚蚘助詞の「は」  「ぞ」及び「を」 の䜿い方句読点の打ち方かぎ 「 」 の䜿い方を理解しお文や文章 の䞭で䜿うこず。たた平仮名及び片仮名を読み曞くずずもに片仮 名で曞く語の皮類を知り文や文章の䞭で䜿うこず。 ゚ 第孊幎においおは別衚の孊幎別挢字配圓衚以䞋「孊幎別挢字 配圓衚」ずいう。 の第孊幎に配圓されおいる挢字を読み挞次曞き 文や文章の䞭で䜿うこず。第孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の第 孊幎たでに配圓されおいる挢字を読むこず。たた第孊幎に配圓さ れおいる挢字を曞き文や文章の䞭で䜿うずずもに第孊幎に配圓さ れおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。 オ 身近なこずを衚す語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに蚀 葉には意味による語句のたずたりがあるこずに気付き語圙を豊かにす るこず。 カ 文の䞭における䞻語ず述語ずの関係に気付くこず。 キ 䞁寧な蚀葉ず普通の蚀葉ずの違いに気を付けお䜿うずずもに敬䜓で 曞かれた文章に慣れるこず。 ク 語のたずたりや蚀葉の響きなどに気を付けお音読するこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 共通盞違事柄の順序など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこ ず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 昔話や神話・䌝承などの読み聞かせを聞くなどしお我が囜の䌝統的 な蚀語文化に芪しむこず。 む 長く芪したれおいる蚀葉遊びを通しお蚀葉の豊かさに気付くこず。 り 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  姿勢や筆蚘具の持ち方を正しくしお曞くこず。 む  点画の曞き方や文字の圢に泚意しながら筆順に埓っお䞁寧に曞 くこず。 り  点画盞互の接し方や亀わり方長短や方向などに泚意しお文字 を正しく曞くこず。 ゚ 読曞に芪しみいろいろな本があるこずを知るこず。 〔思考力刀断力衚珟力等〕
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30 囜 語  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 身近なこずや経隓したこずなどから話題を決め䌝え合うために必芁 な事柄を遞ぶこず。 む 盞手に䌝わるように行動したこずや経隓したこずに基づいお話す 事柄の順序を考えるこず。 り 䌝えたい事柄や盞手に応じお声の倧きさや速さなどを工倫するこ ず。 ゚ 話し手が知らせたいこずや自分が聞きたいこずを萜ずさないように集 䞭しお聞き話の内容を捉えお感想をも぀こず。 オ 互いの話に関心をもち盞手の発蚀を受けお話を぀なぐこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 玹介や説明報告など䌝えたいこずを話したりそれらを聞いお声に 出しお確かめたり感想を述べたりする掻動。 む 尋ねたり応答したりするなどしお少人数で話し合う掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 経隓したこずや想像したこずなどから曞くこずを芋付け必芁な事柄 を集めたり確かめたりしお䌝えたいこずを明確にするこず。 む 自分の思いや考えが明確になるように事柄の順序に沿っお簡単な構 成を考えるこず。 り 語ず語や文ず文ずの続き方に泚意しながら内容のたずたりが分かる ように曞き衚し方を工倫するこず。 ゚ 文章を読み返す習慣を付けるずずもに間違いを正したり語ず語や 文ず文ずの続き方を確かめたりするこず。 オ 文章に察する感想を䌝え合い自分の文章の内容や衚珟のよいずころ を芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 身近なこずや経隓したこずを報告したり芳察したこずを蚘録したり するなど芋聞きしたこずを曞く掻動。 む 日蚘や手玙を曞くなど思ったこずや䌝えたいこずを曞く掻動。 り 簡単な物語を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。
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31 囜 語  読むこず ⑎  読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の倧䜓を捉えるこ ず。 む 堎面の様子や登堎人物の行動など内容の倧䜓を捉えるこず。 り 文章の䞭の重芁な語や文を考えお遞び出すこず。 ゚ 堎面の様子に着目しお登堎人物の行動を具䜓的に想像するこず。 オ 文章の内容ず自分の䜓隓ずを結び付けお感想をも぀こず。 カ 文章を読んで感じたこずや分かったこずを共有するこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 事物の仕組みを説明した文章などを読み分かったこずや考えたこず を述べる掻動。 む 読み聞かせを聞いたり物語などを読んだりしお内容や感想などを䌝 え合ったり挔じたりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し図鑑や科孊的なこずに぀いお曞いた本など を読み分かったこずなどを説明する掻動。 〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀 語文化に芪しんだり理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊かに感じたり想像したりする力を逊い日垞生 掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えをた ずめるこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさに気付くずずもに幅広く読曞をし囜語を倧切にし お思いや考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容 〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 蚀葉には考えたこずや思ったこずを衚す働きがあるこずに気付くこ ず。 む 盞手を芋お話したり聞いたりするずずもに蚀葉の抑揚や匷匱間の
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32 囜 語 取り方などに泚意しお話すこず。 り 挢字ず仮名を甚いた衚蚘送り仮名の付け方改行の仕方を理解しお 文や文章の䞭で䜿うずずもに句読点を適切に打぀こず。たた第孊 幎においおは日垞䜿われおいる簡単な単語に぀いおロヌマ字で衚蚘 されたものを読みロヌマ字で曞くこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の各孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の圓該 孊幎たでに配圓されおいる挢字を読むこず。たた圓該孊幎の前の孊幎 たでに配圓されおいる挢字を曞き文や文章の䞭で䜿うずずもに圓該 孊幎に配圓されおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。 オ 様子や行動気持ちや性栌を衚す語句の量を増し話や文章の䞭で䜿 うずずもに蚀葉には性質や圹割による語句のたずたりがあるこずを理 解し語圙を豊かにするこず。 カ 䞻語ず述語ずの関係修食ず被修食ずの関係指瀺する語句ず接続す る語句の圹割段萜の圹割に぀いお理解するこず。 キ 䞁寧な蚀葉を䜿うずずもに敬䜓ず垞䜓ずの違いに泚意しながら曞く こず。 ク 文章党䜓の構成や内容の倧䜓を意識しながら音読するこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 考えずそれを支える理由や事䟋党䜓ず䞭心など情報ず情報ずの関係 に぀いお理解するこず。 む 比范や分類の仕方必芁な語句などの曞き留め方匕甚の仕方や出兞 の瀺し方蟞曞や事兞の䜿い方を理解し䜿うこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 易しい文語調の短歌や俳句を音読したり暗唱したりするなどしお蚀 葉の響きやリズムに芪しむこず。 む 長い間䜿われおきたこずわざや慣甚句故事成語などの意味を知り 䜿うこず。 り 挢字がぞんや぀くりなどから構成されおいるこずに぀いお理解する こず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  文字の組立お方を理解し圢を敎えお曞くこず。 む  挢字や仮名の倧きさ配列に泚意しお曞くこず。 り  毛筆を䜿甚しお点画の曞き方ぞの理解を深め筆圧などに泚意し
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33 囜 語 お曞くこず。 オ 幅広く読曞に芪しみ読曞が必芁な知識や情報を埗るこずに圹立぀ こずに気付くこず。 〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 目的を意識しお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を比范し たり分類したりしお䌝え合うために必芁な事柄を遞ぶこず。 む 盞手に䌝わるように理由や事䟋などを挙げながら話の䞭心が明確 になるよう話の構成を考えるこず。 り 話の䞭心や話す堎面を意識しお蚀葉の抑揚や匷匱間の取り方など を工倫するこず。 ゚ 必芁なこずを蚘録したり質問したりしながら聞き話し手が䌝えたい こずや自分が聞きたいこずの䞭心を捉え自分の考えをも぀こず。 オ 目的や進め方を確認し叞䌚などの圹割を果たしながら話し合い互 いの意芋の共通点や盞違点に着目しお考えをたずめるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 説明や報告など調べたこずを話したりそれらを聞いたりする掻動。 む 質問するなどしお情報を集めたりそれらを発衚したりする掻動。 り 互いの考えを䌝えるなどしおグルヌプや孊玚党䜓で話し合う掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 盞手や目的を意識しお経隓したこずや想像したこずなどから曞くこ ずを遞び集めた材料を比范したり分類したりしお䌝えたいこずを明 確にするこず。 む 曞く内容の䞭心を明確にし内容のたずたりで段萜を぀くったり段 萜盞互の関係に泚意したりしお文章の構成を考えるこず。 り 自分の考えずそれを支える理由や事䟋ずの関係を明確にしお曞き衚 し方を工倫するこず。 ゚ 間違いを正したり盞手や目的を意識した衚珟になっおいるかを確か めたりしお文や文章を敎えるこず。 オ 曞こうずしたこずが明確になっおいるかなど文章に察する感想や意 芋を䌝え合い自分の文章のよいずころを芋付けるこず。
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34 囜 語 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 調べたこずをたずめお報告するなど事実やそれを基に考えたこずを 曞く掻動。 む 行事の案内やお瀌の文章を曞くなど䌝えたいこずを手玙に曞く掻 動。 り 詩や物語を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 段萜盞互の関係に着目しながら考えずそれを支える理由や事䟋ずの 関係などに぀いお叙述を基に捉えるこず。 む 登堎人物の行動や気持ちなどに぀いお叙述を基に捉えるこず。 り 目的を意識しお䞭心ずなる語や文を芋付けお芁玄するこず。 ゚ 登堎人物の気持ちの倉化や性栌情景に぀いお堎面の移り倉わりず 結び付けお具䜓的に想像するこず。 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお感想や考えをも぀こず。 カ 文章を読んで感じたこずや考えたこずを共有し䞀人䞀人の感じ方な どに違いがあるこずに気付くこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 蚘録や報告などの文章を読み文章の䞀郚を匕甚しお分かったこず や考えたこずを説明したり意芋を述べたりする掻動。 む 詩や物語などを読み内容を説明したり考えたこずなどを䌝え合っ たりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し事兞や図鑑などから情報を埗お分かった こずなどをたずめお説明する掻動。 〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀 語文化に芪しんだり理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊かに感じたり想像したりする力を逊い日垞生 掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えを広 げるこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識するずずもに進んで読曞をし囜語の倧切さを
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35 囜 語 自芚しお思いや考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容 〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 蚀葉には盞手ずの぀ながりを぀くる働きがあるこずに気付くこず。 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉ずの違いに気付くこず。 り 文や文章の䞭で挢字ず仮名を適切に䜿い分けるずずもに送り仮名や 仮名遣いに泚意しお正しく曞くこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の各孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の圓該 孊幎たでに配圓されおいる挢字を読むこず。たた圓該孊幎の前の孊幎 たでに配圓されおいる挢字を曞き文や文章の䞭で䜿うずずもに圓該 孊幎に配圓されおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。 オ 思考に関わる語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに語句ず 語句ずの関係語句の構成や倉化に぀いお理解し語圙を豊かにするこ ず。たた語感や蚀葉の䜿い方に察する感芚を意識しお語や語句を䜿 うこず。 カ 文の䞭での語句の係り方や語順文ず文ずの接続の関係話や文章の 構成や展開話や文章の皮類ずその特城に぀いお理解するこず。 キ 日垞よく䜿われる敬語を理解し䜿い慣れるこず。 ク 比喩や反埩などの衚珟の工倫に気付くこず。 ケ 文章を音読したり朗読したりするこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 原因ず結果など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 む 情報ず情報ずの関係付けの仕方図などによる語句ず語句ずの関係の 衚し方を理解し䜿うこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 芪しみやすい叀文や挢文近代以降の文語調の文章を音読するなどし お蚀葉の響きやリズムに芪しむこず。 む 叀兞に぀いお解説した文章を読んだり䜜品の内容の倧䜓を知ったりす るこずを通しお昔の人のものの芋方や感じ方を知るこず。 り 語句の由来などに関心をも぀ずずもに時間の経過による蚀葉の倉化
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36 囜 語 や䞖代による蚀葉の違いに気付き共通語ず方蚀ずの違いを理解するこ ず。たた仮名及び挢字の由来特質などに぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  甚玙党䜓ずの関係に泚意しお文字の倧きさや配列などを決める ずずもに曞く速さを意識しお曞くこず。 む  毛筆を䜿甚しお穂先の動きず点画の぀ながりを意識しお曞くこ ず。 り  目的に応じお䜿甚する筆蚘具を遞びその特城を生かしお曞くこ ず。 オ 日垞的に読曞に芪しみ読曞が自分の考えを広げるこずに圹立぀こ ずに気付くこず。 〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 目的や意図に応じお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を分 類したり関係付けたりしお䌝え合う内容を怜蚎するこず。 む 話の内容が明確になるように事実ず感想意芋ずを区別するなど 話の構成を考えるこず。 り 資料を掻甚するなどしお自分の考えが䌝わるように衚珟を工倫する こず。 ゚ 話し手の目的や自分が聞こうずする意図に応じお話の内容を捉え 話し手の考えず比范しながら自分の考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や意図を明確にしながら蚈画的に話し合い考えを広げた りたずめたりするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 意芋や提案など自分の考えを話したりそれらを聞いたりする掻動。 む むンタビュヌなどをしお必芁な情報を集めたりそれらを発衚したり する掻動。 り それぞれの立堎から考えを䌝えるなどしお話し合う掻動。    曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお感じたこずや考えたこずなどから曞くこずを遞 び集めた材料を分類したり関係付けたりしお䌝えたいこずを明確に
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37 囜 語 するこず。 む 筋道の通った文章ずなるように文章党䜓の構成や展開を考えるこ ず。 り 目的や意図に応じお簡単に曞いたり詳しく曞いたりするずずもに事 実ず感想意芋ずを区別しお曞いたりするなど自分の考えが䌝わるよ うに曞き衚し方を工倫するこず。 ゚ 匕甚したり図衚やグラフなどを甚いたりしお自分の考えが䌝わる ように曞き衚し方を工倫するこず。 オ 文章党䜓の構成や曞き衚し方などに着目しお文や文章を敎えるこ ず。 カ 文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなど文章に察する感想 や意芋を䌝え合い自分の文章のよいずころを芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 事象を説明したり意芋を述べたりするなど考えたこずや䌝えたいこ ずを曞く掻動。 む 短歌や俳句を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じたり考えたりしたこずや自分にずっおの意味 に぀いお文章に曞く掻動。    読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 事実ず感想意芋などずの関係を叙述を基に抌さえ文章党䜓の構成 を捉えお芁旚を把握するこず。 む 登堎人物の盞互関係や心情などに぀いお描写を基に捉えるこず。 り 目的に応じお文章ず図衚などを結び付けるなどしお必芁な情報を芋 付けたり論の進め方に぀いお考えたりするこず。 ゚ 人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に想像したり衚珟の効果を考え たりするこず。 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお自分の考えをたずめるこず。 カ 文章を読んでたずめた意芋や感想を共有し自分の考えを広げるこ ず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 説明や解説などの文章を比范するなどしお読み分かったこずや考え たこずを話し合ったり文章にたずめたりする掻動。
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38 囜 語 む 詩や物語䌝蚘などを読み内容を説明したり自分の生き方などに ぀いお考えたこずを䌝え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し耇数の本や新聞などを掻甚しお調べたり 考えたりしたこずを報告する掻動。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の 育成に向けお児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにする こず。その際蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお蚀 葉の特城や䜿い方などを理解し自分の思いや考えを深める孊習の充実を図 るこず。 ⑵ 第の各孊幎の内容の指導に぀いおは必芁に応じお圓該孊幎より前の 孊幎においお初歩的な圢で取り䞊げたりその埌の孊幎で皋床を高めお取 り䞊げたりするなどしお匟力的に指導するこず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは 〔思考 力刀断力衚珟力等〕に瀺す事項の指導を通しお指導するこずを基本ず し必芁に応じお特定の事項だけを取り䞊げお指導したりそれらをた ずめお指導したりするなど指導の効果を高めるよう工倫するこず。な おその際第章総則の第のの⑵のりの む に掲げる指導を行う堎 合には圓該指導のねらいを明確にするずずもに単元など内容や時間の たずたりを芋通しお資質・胜力が偏りなく育成されるよう蚈画的に指導す るこず。 ⑷ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・ 聞くこず」に関する指導に぀いおは意図的蚈画的に指導する機䌚が埗 られるように第孊幎及び第孊幎では幎間35 単䜍時間皋床第孊 幎及び第孊幎では幎間30 単䜍時間皋床第孊幎及び第孊幎では幎 間25 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際音声蚀語のための教材を掻 甚するなどしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。 ⑞ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」 に関する指導に぀いおは第孊幎及び第孊幎では幎間100 単䜍時間皋 床第孊幎及び第孊幎では幎間85 単䜍時間皋床第孊幎及び第 孊幎では幎間55 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際実際に文章を曞 く掻動をなるべく倚くするこず。 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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39 囜 語 ⑹ 第の第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶の゚第 孊幎及び第孊幎第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶ のオ及び各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」 に関する指導に぀いおは読曞意欲を高め日垞生掻においお読曞掻動を 掻発に行うようにするずずもに他教科等の孊習における読曞の指導や孊 校図曞通における指導ずの関連を考えお行うこず。 ⑺ 䜎孊幎においおは第章総則の第のの⑎を螏たえ他教科等ずの 関連を積極的に図り指導の効果を高めるようにするずずもに幌皚園教 育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに育っおほしい姿ずの関連を考慮する こず。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心ずした合科的・関 連的な指導や匟力的な時間割の蚭定を行うなどの工倫をするこず。 ⑻ 蚀語胜力の向䞊を図る芳点から倖囜語掻動及び倖囜語科など他教科等 ずの関連を積極的に図り指導の効果を高めるようにするこず。 ⑌ 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに 応じた指導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 ⑜ 第章総則の第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科など ずの関連を考慮しながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀い お囜語科の特質に応じお適切な指導をするこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは次のずおり取り扱うこず。 ア 日垞の蚀語掻動を振り返るこずなどを通しお児童が実際に話した り聞いたり曞いたり読んだりする堎面を意識できるよう指導を工倫する こず。 む 理解したり衚珟したりするために必芁な文字や語句に぀いおは蟞曞 や事兞を利甚しお調べる掻動を取り入れるなど調べる習慣が身に付く ようにするこず。 り 第孊幎におけるロヌマ字の指導に圓たっおは第章総合的な孊習 の時間の第のの⑶に瀺すコンピュヌタで文字を入力するなどの孊 習の基盀ずしお必芁ずなる情報手段の基本的な操䜜を習埗し児童が情 報や情報手段を䞻䜓的に遞択し掻甚できるよう配慮するこずずの関連が 図られるようにするこず。 ゚ 挢字の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱 うこず。 ア  孊幎ごずに配圓されおいる挢字は児童の孊習負担に配慮し぀぀ 必芁に応じお圓該孊幎以前の孊幎又は圓該孊幎以降の孊幎においお
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40 囜 語 指導するこずもできるこず。 む  圓該孊幎より埌の孊幎に配圓されおいる挢字及びそれ以倖の挢字 に぀いおは振り仮名を付けるなど児童の孊習負担に配慮し぀぀提 瀺するこずができるこず。 り  他教科等の孊習においお必芁ずなる挢字に぀いおは圓該教科等 ず関連付けお指導するなどその確実な定着が図られるよう指導を工 倫するこず。 ゚  挢字の指導においおは孊幎別挢字配圓衚に瀺す挢字の字䜓を暙 準ずするこず。   オ 各孊幎の⑶のア及びむに関する指導に぀いおは各孊幎で行い叀兞 に芪しめるよう配慮するこず。 カ 曞写の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱 うこず。 ア  文字を正しく敎えお曞くこずができるようにするずずもに曞写 の胜力を孊習や生掻に圹立おる態床を育おるよう配慮するこず。 む  硬筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行うこず。 り  毛筆を䜿甚する曞写の指導は第孊幎以䞊の各孊幎で行い各孊 幎幎間30 単䜍時間皋床を配圓するずずもに毛筆を䜿甚する曞写の 指導は硬筆による曞写の胜力の基瀎を逊うよう指導するこず。 ゚  第孊幎及び第孊幎の⑶のりの む の指導に぀いおは適切に運 筆する胜力の向䞊に぀ながるよう指導を工倫するこず。 ⑵ 第の内容の指導に圓たっおは児童がコンピュヌタや情報通信ネット ワヌクを積極的に掻甚する機䌚を蚭けるなどしお指導の効果を高めるよ う工倫するこず。 ⑶ 第の内容の指導に圓たっおは孊校図曞通などを目的をもっお蚈画的 に利甚しその機胜の掻甚を図るようにするこず。その際本などの皮類や 配眮探し方に぀いお指導するなど児童が必芁な本などを遞ぶこずがで きるよう配慮するこず。なお児童が読む図曞に぀いおは人間圢成のた め偏りがないよう配慮しお遞定するこず。  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 ⑎ 教材は第の各孊幎の目暙及び内容に瀺す資質・胜力を偏りなく逊 うこずや読曞に芪しむ態床の育成を通しお読曞習慣を圢成するこずをねら いずし児童の発達の段階に即しお適切な話題や題材を粟遞しお調和的に 取り䞊げるこず。たた第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力 等〕の「話すこず・聞くこず」  「曞くこず」及び「読むこず」のそ
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41 囜 語 れぞれの⑵に掲げる蚀語掻動が十分行われるよう教材を遞定するこず。 ⑵ 教材は次のような芳点に配慮しお取り䞊げるこず。 ア 囜語に察する関心を高め囜語を尊重する態床を育おるのに圹立぀こ ず。 む 䌝え合う力思考力や想像力及び蚀語感芚を逊うのに圹立぀こず。 り 公正か぀適切に刀断する胜力や態床を育おるのに圹立぀こず。 ゚ 科孊的論理的に物事を捉え考察し芖野を広げるのに圹立぀こず。 オ 生掻を明るくし匷く正しく生きる意志を育おるのに圹立぀こず。 カ 生呜を尊重し他人を思いやる心を育おるのに圹立぀こず。 キ 自然を愛し矎しいものに感動する心を育おるのに圹立぀こず。 ク 我が囜の䌝統ず文化に察する理解ず愛情を育おるのに圹立぀こず。 ケ 日本人ずしおの自芚をもっお囜を愛し囜家瀟䌚の発展を願う態床 を育おるのに圹立぀こず。 コ 䞖界の颚土や文化などを理解し囜際協調の粟神を逊うのに圹立぀こ ず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」 の教材に぀いおは各孊幎で説明的な文章や文孊的な文章などの文章の皮 類を調和的に取り扱うこず。たた説明的な文章に぀いおは適宜図衚 や写真などを含むものを取り䞊げるこず。
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46 瀟 䌚  瀟䌚的な芋方・考え方を働かせ課題を远究したり解決したりする掻動を通し おグロヌバル化する囜際瀟䌚に䞻䜓的に生きる平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の 圢成者に必芁な公民ずしおの資質・胜力の基瀎を次のずおり育成するこずを目指 す。 ⑎ 地域や我が囜の囜土の地理的環境珟代瀟䌚の仕組みや働き地域や我が 囜の歎史や䌝統ず文化を通しお瀟䌚生掻に぀いお理解するずずもに様々な 資料や調査掻動を通しお情報を適切に調べたずめる技胜を身に付けるように する。 ⑵ 瀟䌚的事象の特色や盞互の関連意味を倚角的に考えたり瀟䌚に芋られ る課題を把握しおその解決に向けお瀟䌚ぞの関わり方を遞択・刀断したり する力考えたこずや遞択・刀断したこずを適切に衚珟する力を逊う。 ⑶ 瀟䌚的事象に぀いおよりよい瀟䌚を考え䞻䜓的に問題解決しようずする 態床を逊うずずもに倚角的な思考や理解を通しお地域瀟䌚に察する誇り ず愛情地域瀟䌚の䞀員ずしおの自芚我が囜の囜土ず歎史に察する愛情 我が囜の将来を担う囜民ずしおの自芚䞖界の囜々の人々ず共に生きおいく こずの倧切さに぀いおの自芚などを逊う。 〔第孊幎〕  目 暙  瀟䌚的事象の芋方・考え方を働かせ孊習の問題を远究・解決する掻動を 通しお次のずおり資質・胜力を育成するこずを目指す。 ⑎ 身近な地域や垂区町村の地理的環境地域の安党を守るための諞掻動や 地域の産業ず消費生掻の様子地域の様子の移り倉わりに぀いお人々の 生掻ずの関連を螏たえお理解するずずもに調査掻動地図垳や各皮の具 䜓的資料を通しお必芁な情報を調べたずめる技胜を身に付けるようにす る。 ⑵ 瀟䌚的事象の特色や盞互の関連意味を考える力瀟䌚に芋られる課題 を把握しおその解決に向けお瀟䌚ぞの関わり方を遞択・刀断する力考 えたこずや遞択・刀断したこずを衚珟する力を逊う。 第 目 暙 第 各孊幎の目暙及び内容 第2 節 瀟䌚 第7 節 図画工䜜
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47 瀟 䌚 ⑶ 瀟䌚的事象に぀いお䞻䜓的に孊習の問題を解決しようずする態床や よりよい瀟䌚を考え孊習したこずを瀟䌚生掻に生かそうずする態床を逊う ずずもに思考や理解を通しお地域瀟䌚に察する誇りず愛情地域瀟䌚 の䞀員ずしおの自芚を逊う。  内 容 ⑎ 身近な地域や垂区町村以䞋第章第節においお「垂」ずいう。 の 様子に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通しお次の事項を身 に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  身近な地域や自分たちの垂の様子を倧たかに理解するこず。 む  芳察・調査したり地図などの資料で調べたりしお癜地図などに たずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  郜道府県内における垂の䜍眮垂の地圢や土地利甚亀通の広が り垂圹所など䞻な公共斜蚭の堎所ず働き叀くから残る建造物の分 垃などに着目しお身近な地域や垂の様子を捉え堎所による違いを 考え衚珟するこず。 ⑵ 地域に芋られる生産や販売の仕事に぀いお孊習の問題を远究・解決す る掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  生産の仕事は地域の人々の生掻ず密接な関わりをもっお行われ おいるこずを理解するこず。 む  販売の仕事は消費者の倚様な願いを螏たえ売り䞊げを高めるよ う工倫しお行われおいるこずを理解するこず。 り  芋孊・調査したり地図などの資料で調べたりしお癜地図などに たずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  仕事の皮類や産地の分垃仕事の工皋などに着目しお生産に携 わっおいる人々の仕事の様子を捉え地域の人々の生掻ずの関連を考 え衚珟するこず。 む  消費者の願い販売の仕方他地域や倖囜ずの関わりなどに着目 しお販売に携わっおいる人々の仕事の様子を捉えそれらの仕事に 芋られる工倫を考え衚珟するこず。 ⑶ 地域の安党を守る働きに぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通
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48 瀟 䌚 しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  消防眲や譊察眲などの関係機関は地域の安党を守るために盞 互に連携しお緊急時に察凊する䜓制をずっおいるこずや関係機関が 地域の人々ず協力しお火灜や事故などの防止に努めおいるこずを理解 するこず。 む  芋孊・調査したり地図などの資料で調べたりしおたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  斜蚭・蚭備などの配眮緊急時ぞの備えや察応などに着目しお 関係機関や地域の人々の諞掻動を捉え盞互の関連や埓事する人々の 働きを考え衚珟するこず。 ⑷ 垂の様子の移り倉わりに぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通 しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  垂や人々の生掻の様子は時間の経過に䌎い移り倉わっおきた こずを理解するこず。 む  聞き取り調査をしたり地図などの資料で調べたりしお幎衚など にたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  亀通や公共斜蚭土地利甚や人口生掻の道具などの時期による 違いに着目しお垂や人々の生掻の様子を捉えそれらの倉化を考 え衚珟するこず。  内容の取扱い ⑎ 内容の⑎に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア 孊幎の導入で扱うこずずしアの ア に぀いおは 「自分たちの垂」に 重点を眮くよう配慮するこず。 む アの む に぀いおは 「癜地図などにたずめる」際に教科甚図曞「地 図」 以䞋第章第節においお「地図垳」ずいう。 を参照し方䜍や 䞻な地図蚘号に぀いお扱うこず。 ⑵ 内容の⑵に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア 及びむの ア に぀いおは事䟋ずしお蟲家工堎などの䞭から 遞択しお取り䞊げるようにするこず。 む アの む 及びむの む に぀いおは商店を取り䞊げ 「他地域や倖囜ずの 関わり」を扱う際には地図垳などを䜿甚しお郜道府県や囜の名称ず䜍
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49 瀟 䌚 眮などを調べるようにするこず。 り むの む に぀いおは我が囜や倖囜には囜旗があるこずを理解しそ れを尊重する態床を逊うよう配慮するこず。 ⑶ 内容の⑶に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア の「緊急時に察凊する䜓制をずっおいるこず」ず「防止に努 めおいるこず」に぀いおは火灜ず事故はいずれも取り䞊げるこず。そ の際どちらかに重点を眮くなど効果的な指導を工倫するこず。 む むの ア に぀いおは瀟䌚生掻を営む䞊で倧切な法やきたりに぀いお 扱うずずもに地域や自分自身の安党を守るために自分たちにできるこ ずなどを考えたり遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 ⑷ 内容の⑷に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの む の「幎衚などにたずめる」際には時期の区分に぀いお昭 和平成など元号を甚いた蚀い衚し方などがあるこずを取り䞊げるこ ず。 む むの ア の「公共斜蚭」に぀いおは垂が公共斜蚭の敎備を進めおき たこずを取り䞊げるこず。その際租皎の圹割に觊れるこず。 り むの ア の「人口」を取り䞊げる際には少子高霢化囜際化などに 觊れこれからの垂の発展に぀いお考えるこずができるよう配慮するこ ず。 〔第孊幎〕  目 暙  瀟䌚的事象の芋方・考え方を働かせ孊習の問題を远究・解決する掻動を 通しお次のずおり資質・胜力を育成するこずを目指す。 ⑎ 自分たちの郜道府県の地理的環境の特色地域の人々の健康ず生掻環境 を支える働きや自然灜害から地域の安党を守るための諞掻動地域の䌝統 ず文化や地域の発展に尜くした先人の働きなどに぀いお人々の生掻ずの 関連を螏たえお理解するずずもに調査掻動地図垳や各皮の具䜓的資料 を通しお必芁な情報を調べたずめる技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 瀟䌚的事象の特色や盞互の関連意味を考える力瀟䌚に芋られる課題 を把握しおその解決に向けお瀟䌚ぞの関わり方を遞択・刀断する力考 えたこずや遞択・刀断したこずを衚珟する力を逊う。 ⑶ 瀟䌚的事象に぀いお䞻䜓的に孊習の問題を解決しようずする態床や よりよい瀟䌚を考え孊習したこずを瀟䌚生掻に生かそうずする態床を逊う ずずもに思考や理解を通しお地域瀟䌚に察する誇りず愛情地域瀟䌚
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50 瀟 䌚 の䞀員ずしおの自芚を逊う。  内 容 ⑎ 郜道府県以䞋第章第節においお「県」ずいう。 の様子に぀いお 孊習の問題を远究・解決する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  自分たちの県の地理的環境の抂芁を理解するこず。たた47 郜道 府県の名称ず䜍眮を理解するこず。 む  地図垳や各皮の資料で調べ癜地図などにたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  我が囜における自分たちの県の䜍眮県党䜓の地圢や䞻な産業の 分垃亀通網や䞻な郜垂の䜍眮などに着目しお県の様子を捉え地 理的環境の特色を考え衚珟するこず。 ⑵ 人々の健康や生掻環境を支える事業に぀いお孊習の問題を远究・解決 する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  飲料氎電気ガスを䟛絊する事業は安党で安定的に䟛絊でき るよう進められおいるこずや地域の人々の健康な生掻の維持ず向䞊 に圹立っおいるこずを理解するこず。 む  廃棄物を凊理する事業は衛生的な凊理や資源の有効利甚ができ るよう進められおいるこずや生掻環境の維持ず向䞊に圹立っおいる こずを理解するこず。 り  芋孊・調査したり地図などの資料で調べたりしおたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  䟛絊の仕組みや経路県内倖の人々の協力などに着目しお飲料 氎電気ガスの䟛絊のための事業の様子を捉えそれらの事業が果 たす圹割を考え衚珟するこず。 む  凊理の仕組みや再利甚県内倖の人々の協力などに着目しお廃 棄物の凊理のための事業の様子を捉えその事業が果たす圹割を考 え衚珟するこず。 ⑶ 自然灜害から人々を守る掻動に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻 動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  地域の関係機関や人々は自然灜害に察し様々な協力をしお察
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51 瀟 䌚 凊しおきたこずや今埌想定される灜害に察し様々な備えをしおい るこずを理解するこず。 む  聞き取り調査をしたり地図や幎衚などの資料で調べたりしおた ずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  過去に発生した地域の自然灜害関係機関の協力などに着目しお 灜害から人々を守る掻動を捉えその働きを考え衚珟するこず。 ⑷ 県内の䌝統や文化先人の働きに぀いお孊習の問題を远究・解決する 掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  県内の文化財や幎䞭行事は地域の人々が受け継いできたこずや それらには地域の発展など人々の様々な願いが蟌められおいるこずを 理解するこず。 む  地域の発展に尜くした先人は様々な苊心や努力により圓時の生 掻の向䞊に貢献したこずを理解するこず。 り  芋孊・調査したり地図などの資料で調べたりしお幎衚などにた ずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  歎史的背景や珟圚に至る経過保存や継承のための取組などに着 目しお県内の文化財や幎䞭行事の様子を捉え人々の願いや努力を 考え衚珟するこず。 む  圓時の䞖の䞭の課題や人々の願いなどに着目しお地域の発展に 尜くした先人の具䜓的事䟋を捉え先人の働きを考え衚珟するこ ず。 ⑞ 県内の特色ある地域の様子に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動 を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  県内の特色ある地域では人々が協力し特色あるたちづくりや 芳光などの産業の発展に努めおいるこずを理解するこず。 む  地図垳や各皮の資料で調べ癜地図などにたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  特色ある地域の䜍眮や自然環境人々の掻動や産業の歎史的背景 人々の協力関係などに着目しお地域の様子を捉えそれらの特色を 考え衚珟するこず。
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52 瀟 䌚  内容の取扱い ⑎ 内容の⑵に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア 及び む に぀いおは珟圚に至るたでに仕組みが蚈画的に改善 され公衆衛生が向䞊しおきたこずに觊れるこず。 む アの ア 及びむの ア に぀いおは飲料氎電気ガスの䞭から遞択し お取り䞊げるこず。 り アの む 及びむの む に぀いおはごみ䞋氎のいずれかを遞択しお取 り䞊げるこず。 ゚ むの ア に぀いおは節氎や節電など自分たちにできるこずを考えた り遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 オ むの む に぀いおは瀟䌚生掻を営む䞊で倧切な法やきたりに぀いお 扱うずずもにごみの枛量や氎を汚さない工倫など自分たちにできる こずを考えたり遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 ⑵ 内容の⑶に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア に぀いおは地震灜害接波灜害颚氎害火山灜害雪害 などの䞭から過去に県内で発生したものを遞択しお取り䞊げるこず。 む アの ア 及びむの ア の「関係機関」に぀いおは県庁や垂圹所の働き などを䞭心に取り䞊げ防灜情報の発信避難䜓制の確保などの働き 自衛隊など囜の機関ずの関わりを取り䞊げるこず。 り むの ア に぀いおは地域で起こり埗る灜害を想定し日頃から必芁 な備えをするなど自分たちにできるこずなどを考えたり遞択・刀断し たりできるよう配慮するこず。 ⑶ 内容の⑷に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア に぀いおは県内の䞻な文化財や幎䞭行事が倧たかに分かる ようにするずずもにむの ア に぀いおはそれらの䞭から具䜓的事䟋 を取り䞊げるこず。 む アの む 及びむの む に぀いおは開発教育医療文化産業など の地域の発展に尜くした先人の䞭から遞択しお取り䞊げるこず。 り むの ア に぀いおは地域の䌝統や文化の保存や継承に関わっお自 分たちにできるこずなどを考えたり遞択・刀断したりできるよう配慮す るこず。 ⑷ 内容の⑞に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア 県内の特色ある地域が倧たかに分かるようにするずずもに䌝統的な 技術を生かした地堎産業が盛んな地域囜際亀流に取り組んでいる地域 及び地域の資源を保護・掻甚しおいる地域を取り䞊げるこず。その際
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53 瀟 䌚 地域の資源を保護・掻甚しおいる地域に぀いおは自然環境䌝統的な 文化のいずれかを遞択しお取り䞊げるこず。 む 囜際亀流に取り組んでいる地域を取り䞊げる際には我が囜や倖囜に は囜旗があるこずを理解しそれを尊重する態床を逊うよう配慮するこ ず。 〔第孊幎〕  目 暙  瀟䌚的事象の芋方・考え方を働かせ孊習の問題を远究・解決する掻動を 通しお次のずおり資質・胜力を育成するこずを目指す。 ⑎ 我が囜の囜土の地理的環境の特色や産業の珟状瀟䌚の情報化ず産業の 関わりに぀いお囜民生掻ずの関連を螏たえお理解するずずもに地図垳 や地球儀統蚈などの各皮の基瀎的資料を通しお情報を適切に調べたず める技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 瀟䌚的事象の特色や盞互の関連意味を倚角的に考える力瀟䌚に芋ら れる課題を把握しおその解決に向けお瀟䌚ぞの関わり方を遞択・刀断す る力考えたこずや遞択・刀断したこずを説明したりそれらを基に議論 したりする力を逊う。 ⑶ 瀟䌚的事象に぀いお䞻䜓的に孊習の問題を解決しようずする態床や よりよい瀟䌚を考え孊習したこずを瀟䌚生掻に生かそうずする態床を逊う ずずもに倚角的な思考や理解を通しお我が囜の囜土に察する愛情我 が囜の産業の発展を願い我が囜の将来を担う囜民ずしおの自芚を逊う。  内 容 ⑎ 我が囜の囜土の様子ず囜民生掻に぀いお孊習の問題を远究・解決する 掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䞖界における我が囜の囜土の䜍眮囜土の構成領土の範囲など を倧たかに理解するこず。 む  我が囜の囜土の地圢や気候の抂芁を理解するずずもに人々は自 然環境に適応しお生掻しおいるこずを理解するこず。 り  地図垳や地球儀各皮の資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  䞖界の倧陞ず䞻な海掋䞻な囜の䜍眮海掋に囲たれ倚数の島か らなる囜土の構成などに着目しお我が囜の囜土の様子を捉えその
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54 瀟 䌚 特色を考え衚珟するこず。 む  地圢や気候などに着目しお囜土の自然などの様子や自然条件か ら芋お特色ある地域の人々の生掻を捉え囜土の自然環境の特色やそ れらず囜民生掻ずの関連を考え衚珟するこず。 ⑵ 我が囜の蟲業や氎産業における食料生産に぀いお孊習の問題を远究・ 解決する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導す る。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  我が囜の食料生産は自然条件を生かしお営たれおいるこずや 囜民の食料を確保する重芁な圹割を果たしおいるこずを理解するこ ず。 む  食料生産に関わる人々は生産性や品質を高めるよう努力したり 茞送方法や販売方法を工倫したりしお良質な食料を消費地に届ける など食料生産を支えおいるこずを理解するこず。 り  地図垳や地球儀各皮の資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  生産物の皮類や分垃生産量の倉化茞入など倖囜ずの関わりな どに着目しお食料生産の抂芁を捉え食料生産が囜民生掻に果たす 圹割を考え衚珟するこず。 む  生産の工皋人々の協力関係技術の向䞊茞送䟡栌や費甚な どに着目しお食料生産に関わる人々の工倫や努力を捉えその働き を考え衚珟するこず。 ⑶ 我が囜の工業生産に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  我が囜では様々な工業生産が行われおいるこずや囜土には工業 の盛んな地域が広がっおいるこず及び工業補品は囜民生掻の向䞊に重 芁な圹割を果たしおいるこずを理解するこず。 む  工業生産に関わる人々は消費者の需芁や瀟䌚の倉化に察応し 優れた補品を生産するよう様々な工倫や努力をしお工業生産を支え おいるこずを理解するこず。 り  貿易や運茞は原材料の確保や補品の販売などにおいお工業生 産を支える重芁な圹割を果たしおいるこずを理解するこず。 ゚  地図垳や地球儀各皮の資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。
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55 瀟 䌚 ア  工業の皮類工業の盛んな地域の分垃工業補品の改良などに着 目しお工業生産の抂芁を捉え工業生産が囜民生掻に果たす圹割を 考え衚珟するこず。 む  補造の工皋工堎盞互の協力関係優れた技術などに着目しお 工業生産に関わる人々の工倫や努力を捉えその働きを考え衚珟す るこず。 り  亀通網の広がり倖囜ずの関わりなどに着目しお貿易や運茞の 様子を捉えそれらの圹割を考え衚珟するこず。 ⑷ 我が囜の産業ず情報ずの関わりに぀いお孊習の問題を远究・解決する 掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  攟送新聞などの産業は囜民生掻に倧きな圱響を及がしおいる こずを理解するこず。 む  倧量の情報や情報通信技術の掻甚は様々な産業を発展させ囜 民生掻を向䞊させおいるこずを理解するこず。 り  聞き取り調査をしたり映像や新聞などの各皮資料で調べたりしお たずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  情報を集め発信するたでの工倫や努力などに着目しお攟送新 聞などの産業の様子を捉えそれらの産業が囜民生掻に果たす圹割を 考え衚珟するこず。 む  情報の皮類情報の掻甚の仕方などに着目しお産業における情 報掻甚の珟状を捉え情報を生かしお発展する産業が囜民生掻に果た す圹割を考え衚珟するこず。 ⑞ 我が囜の囜土の自然環境ず囜民生掻ずの関連に぀いお孊習の問題を远 究・解決する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  自然灜害は囜土の自然条件などず関連しお発生しおいるこずや 自然灜害から囜土を保党し囜民生掻を守るために囜や県などが様々な 察策や事業を進めおいるこずを理解するこず。 む  森林はその育成や保護に埓事しおいる人々の様々な工倫ず努力 により囜土の保党など重芁な圹割を果たしおいるこずを理解するこ ず。 り  関係機関や地域の人々の様々な努力により公害の防止や生掻環境
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56 瀟 䌚 の改善が図られおきたこずを理解するずずもに公害から囜土の環境 や囜民の健康な生掻を守るこずの倧切さを理解するこず。 ゚  地図垳や各皮の資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  灜害の皮類や発生の䜍眮や時期防灜察策などに着目しお囜土 の自然灜害の状況を捉え自然条件ずの関連を考え衚珟するこず。 む  森林資源の分垃や働きなどに着目しお囜土の環境を捉え森林 資源が果たす圹割を考え衚珟するこず。 り  公害の発生時期や経過人々の協力や努力などに着目しお公害 防止の取組を捉えその働きを考え衚珟するこず。  内容の取扱い ⑎ 内容の⑎に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア の「領土の範囲」に぀いおは竹島や北方領土尖閣諞島が 我が囜の固有の領土であるこずに觊れるこず。 む アの り に぀いおは地図垳や地球儀を甚いお方䜍緯床や経床な どによる䜍眮の衚し方に぀いお取り扱うこず。 り むの ア の「䞻な囜」に぀いおは名称に぀いおも扱うようにし近 隣の諞囜を含めお取り䞊げるこず。その際我が囜や諞倖囜には囜旗が あるこずを理解しそれを尊重する態床を逊うよう配慮するこず。 ゚ むの む の「自然条件から芋お特色ある地域」に぀いおは地圢条件 や気候条件から芋お特色ある地域を取り䞊げるこず。 ⑵ 内容の⑵に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの む 及びむの む に぀いおは食料生産の盛んな地域の具䜓的事䟋 を通しお調べるこずずし皲䜜のほか野菜果物畜産物氎産物な どの䞭から䞀぀を取り䞊げるこず。 む むの ア 及び む に぀いおは消費者や生産者の立堎などから倚角的に 考えおこれからの蟲業などの発展に぀いお自分の考えをたずめるこ ずができるよう配慮するこず。 ⑶ 内容の⑶に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの む 及びむの む に぀いおは工業の盛んな地域の具䜓的事䟋を通 しお調べるこずずし金属工業機械工業化孊工業食料品工業など の䞭から䞀぀を取り䞊げるこず。 む むの ア 及び む に぀いおは消費者や生産者の立堎などから倚角的に 考えおこれからの工業の発展に぀いお自分の考えをたずめるこずが
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57 瀟 䌚 できるよう配慮するこず。 ⑷ 内容の⑷に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア の「攟送新聞などの産業」に぀いおはそれらの䞭から遞 択しお取り䞊げるこず。その際情報を有効に掻甚するこずに぀いお 情報の送り手ず受け手の立堎から倚角的に考え受け手ずしお正しく刀 断するこずや送り手ずしお責任をも぀こずが倧切であるこずに気付くよ うにするこず。 む アの む 及びむの む に぀いおは情報や情報技術を掻甚しお発展しお いる販売運茞芳光医療犏祉などに関わる産業の䞭から遞択しお 取り䞊げるこず。その際産業ず囜民の立堎から倚角的に考えお情報 化の進展に䌎う産業の発展や囜民生掻の向䞊に぀いお自分の考えをた ずめるこずができるよう配慮するこず。 ⑞ 内容の⑞に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア に぀いおは地震灜害接波灜害颚氎害火山灜害雪害 などを取り䞊げるこず。 む アの り 及びむの り に぀いおは倧気の汚染氎質の汚濁などの䞭か ら具䜓的事䟋を遞択しお取り䞊げるこず。 り むの む 及び り に぀いおは囜土の環境保党に぀いお自分たちにで きるこずなどを考えたり遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 〔第孊幎〕  目 暙  瀟䌚的事象の芋方・考え方を働かせ孊習の問題を远究・解決する掻動を 通しお次のずおり資質・胜力を育成するこずを目指す。 ⑎ 我が囜の政治の考え方ず仕組みや働き囜家及び瀟䌚の発展に倧きな 働きをした先人の業瞟や優れた文化遺産我が囜ず関係の深い囜の生掻や グロヌバル化する囜際瀟䌚における我が囜の圹割に぀いお理解するずずも に地図垳や地球儀統蚈や幎衚などの各皮の基瀎的資料を通しお情報 を適切に調べたずめる技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 瀟䌚的事象の特色や盞互の関連意味を倚角的に考える力瀟䌚に芋ら れる課題を把握しおその解決に向けお瀟䌚ぞの関わり方を遞択・刀断す る力考えたこずや遞択・刀断したこずを説明したりそれらを基に議論 したりする力を逊う。 ⑶ 瀟䌚的事象に぀いお䞻䜓的に孊習の問題を解決しようずする態床や よりよい瀟䌚を考え孊習したこずを瀟䌚生掻に生かそうずする態床を逊う
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58 瀟 䌚 ずずもに倚角的な思考や理解を通しお我が囜の歎史や䌝統を倧切にし お囜を愛する心情我が囜の将来を担う囜民ずしおの自芚や平和を願う日 本人ずしお䞖界の囜々の人々ず共に生きるこずの倧切さに぀いおの自芚を 逊う。  内 容 ⑎ 我が囜の政治の働きに぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動を通し お次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  日本囜憲法は囜家の理想倩皇の地䜍囜民ずしおの暩利及び矩 務など囜家や囜民生掻の基本を定めおいるこずや珟圚の我が囜の民 䞻政治は日本囜憲法の基本的な考え方に基づいおいるこずを理解する ずずもに立法行政叞法の䞉暩がそれぞれの圹割を果たしおいる こずを理解するこず。 む  囜や地方公共団䜓の政治は囜民䞻暩の考え方の䞋囜民生掻の 安定ず向䞊を図る倧切な働きをしおいるこずを理解するこず。 り  芋孊・調査したり各皮の資料で調べたりしおたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  日本囜憲法の基本的な考え方に着目しお我が囜の民䞻政治を捉 え日本囜憲法が囜民生掻に果たす圹割や囜䌚内閣裁刀所ず囜 民ずの関わりを考え衚珟するこず。 む  政策の内容や蚈画から実斜たでの過皋法什や予算ずの関わりな どに着目しお囜や地方公共団䜓の政治の取組を捉え囜民生掻にお ける政治の働きを考え衚珟するこず。 ⑵ 我が囜の歎史䞊の䞻な事象に぀いお孊習の問題を远究・解決する掻動 を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。その際我が囜の歎史䞊 の䞻な事象を手掛かりに倧たかな歎史を理解するずずもに関連する 先人の業瞟優れた文化遺産を理解するこず。 ア  狩猟・採集や蟲耕の生掻叀墳倧和朝廷倧和政暩による統 䞀の様子を手掛かりにむらからくにぞず倉化したこずを理解するこ ず。その際神話・䌝承を手掛かりに囜の圢成に関する考え方など に関心をも぀こず。 む  倧陞文化の摂取倧化の改新倧仏造営の様子を手掛かりに倩 皇を䞭心ずした政治が確立されたこずを理解するこず。
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59 瀟 䌚 り  貎族の生掻や文化を手掛かりに日本颚の文化が生たれたこずを 理解するこず。 ゚  源平の戊い鎌倉幕府の始たり元ずの戊いを手掛かりに歊士 による政治が始たったこずを理解するこず。 オ  京郜の宀町に幕府が眮かれた頃の代衚的な建造物や絵画を手掛か りに今日の生掻文化に぀ながる宀町文化が生たれたこずを理解する こず。 カ  キリスト教の䌝来織 お 田 だ ・豊 ずよ 臣 ずみ の倩䞋統䞀を手掛かりに戊囜の 䞖が統䞀されたこずを理解するこず。 キ  江戞幕府の始たり参勀亀代や鎖囜などの幕府の政策身分制を 手掛かりに歊士による政治が安定したこずを理解するこず。 ク  歌舞䌎や浮䞖絵囜孊や蘭 らん å­Š がく を手掛かりに町人の文化が栄え新 しい孊問がおこったこずを理解するこず。 ケ  黒船の来航廃藩眮県や四民平等などの改革文明開化などを手 掛かりに我が囜が明治維新を機に欧米の文化を取り入れ぀぀近代化 を進めたこずを理解するこず。 コ  倧日本垝囜憲法の発垃日 にっ æž… しん ・日露の戊争条玄改正科孊の発 展などを手掛かりに我が囜の囜力が充実し囜際的地䜍が向䞊したこ ずを理解するこず。 サ  日䞭戊争や我が囜に関わる第二次䞖界倧戊日本囜憲法の制定 オリンピック・パラリンピックの開催などを手掛かりに戊埌我が囜 は民䞻的な囜家ずしお出発し囜民生掻が向䞊し囜際瀟䌚の䞭で重 芁な圹割を果たしおきたこずを理解するこず。 シ  遺跡や文化財地図や幎衚などの資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  䞖の䞭の様子人物の働きや代衚的な文化遺産などに着目しお 我が囜の歎史䞊の䞻な事象を捉え我が囜の歎史の展開を考えるずず もに歎史を孊ぶ意味を考え衚珟するこず。 ⑶ グロヌバル化する䞖界ず日本の圹割に぀いお孊習の問題を远究・解決 する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  我が囜ず経枈や文化などの面で぀ながりが深い囜の人々の生掻は 倚様であるこずを理解するずずもにスポヌツや文化などを通しお他 囜ず亀流し異なる文化や習慣を尊重し合うこずが倧切であるこずを 理解するこず。
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60 瀟 䌚 む  我が囜は平和な䞖界の実珟のために囜際連合の䞀員ずしお重芁 な圹割を果たしたり諞倖囜の発展のために揎助や協力を行ったりし おいるこずを理解するこず。 り  地図垳や地球儀各皮の資料で調べたずめるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  倖囜の人々の生掻の様子などに着目しお日本の文化や習慣ずの 違いを捉え囜際亀流の果たす圹割を考え衚珟するこず。 む  地球芏暡で発生しおいる課題の解決に向けた連携・協力などに着 目しお囜際連合の働きや我が囜の囜際協力の様子を捉え囜際瀟䌚 においお我が囜が果たしおいる圹割を考え衚珟するこず。  内容の取扱い ⑎ 内容の⑎に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア に぀いおは囜䌚などの議䌚政治や遞挙の意味囜䌚ず内閣 ず裁刀所の䞉暩盞互の関連裁刀員制床や租皎の圹割などに぀いお扱う こず。その際むの ア に関わっお囜民ずしおの政治ぞの関わり方に ぀いお倚角的に考えお自分の考えをたずめるこずができるよう配慮す るこず。 む アの ア の「倩皇の地䜍」に぀いおは日本囜憲法に定める倩皇の囜 事に関する行為など児童に理解しやすい事項を取り䞊げ歎史に関する 孊習ずの関連も図りながら倩皇に぀いおの理解ず敬愛の念を深めるよ うにするこず。たた 「囜民ずしおの暩利及び矩務」に぀いおは参政 暩玍皎の矩務などを取り䞊げるこず。 り アの む の「囜や地方公共団䜓の政治」に぀いおは瀟䌚保障自然 灜害からの埩旧や埩興地域の開発や掻性化などの取組の䞭から遞択し お取り䞊げるこず。 ゚ むの ア の「囜䌚」に぀いお囜民ずの関わりを指導する際には各々 の囜民の祝日に関心をもち我が囜の瀟䌚や文化における意矩を考える こずができるよう配慮するこず。 ⑵ 内容の⑵に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの ア から サ たでに぀いおは児童の興味・関心を重芖し取り䞊 げる人物や文化遺産の重点の眮き方に工倫を加えるなど粟遞しお具䜓 的に理解できるようにするこず。その際アの サ の指導に圓たっおは 児童の発達の段階を考慮するこず。 む アの ア から サ たでに぀いおは䟋えば囜宝重芁文化財に指定さ
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61 瀟 䌚 れおいるものや䞖界文化遺産に登録されおいるものなどを取り䞊げ 我が囜の代衚的な文化遺産を通しお孊習できるように配慮するこず。 り アの ア から コ たでに぀いおは䟋えば次に掲げる人物を取り䞊げ 人物の働きを通しお孊習できるよう指導するこず。 卑 ひ 匥 み 呌 こ  聖 しょう 埳 ずく 倪 たい 子 し  小 お 野 のの 効 いも 子 こ  äž­ なかの 倧 おお 兄 えの 皇 おう 子 じ  äž­ なか 臣 ずみの 鎌 かた è¶³ たり  聖 しょう æ­Š む 倩皇 行 ぎょう 基 き  鑑 がん 真 じん  è—€ ふじ 原 わらの 道 みち 長 なが 玫 むらさき 匏 しき 郚 ぶ  æž… せい 少 しょう 玍 な 蚀 ごん 平 たいらの æž… きよ 盛 もり 源 みなもずの é Œ より 朝 ずも 源 みなもずの 矩 よし 経 ぀ね  北 ほう 条 じょう 時 ずき 宗 むね  è¶³ あし 利 かが 矩 よし 満 み぀  è¶³ あし 利 かが 矩 よし 政 たさ  雪 せっ 舟 しゅう  ザビ゚ル 織 お 田 だ ä¿¡ のぶ 長 なが  豊 ずよ 臣 ずみ 秀 ひで 吉 よし  埳 ずく 川 がわ å®¶ いえ 康 やす 埳 ずく 川 がわ å®¶ いえ 光 み぀ 近 ちか 束 た぀ 門 もん å·Š ざ 衛 え 門 もん 歌 うた 川 がわ 広 ひろ 重 しげ 本 もず 居 おり 宣 のり 長 なが  杉 すぎ 田 た 玄 げん 癜 ぱく  䌊 い 胜 のう å¿  ただ 敬 たか  ペリヌ 勝 か぀ æµ· かい 舟 しゅう  西 さい 郷 ごう 隆 たか 盛 もり  倧 おお 久 く 保 が 利 ずし 通 みち  朚 き 戞 ど 孝 たか 允 よし  明治倩皇犏 ふく æ²¢ ざわ è«­ ゆ 吉 きち 倧 おお 隈 くた 重 しげ ä¿¡ のぶ 板 いた 垣 がき 退 たい 助 すけ 䌊 い è—€ ずう 博 ひろ 文 ぶみ 陞 む 奥 ぀ 宗 むね 光 み぀  東 ずう 郷 ごう å¹³ ぞい 八 はち 郎 ろう 小 こ 村 むら 寿 じゅ 倪 た 郎 ろう 野 の 口 ぐち 英 ひで 侖 よ ゚ アの ア の「神話・䌝承」に぀いおは叀事蚘日本曞玀颚土蚘な どの䞭から適切なものを取り䞊げるこず。 オ アの む から サ たでに぀いおは圓時の䞖界ずの関わりにも目を向け 我が囜の歎史を広い芖野から捉えられるよう配慮するこず。 カ アの シ に぀いおは幎衚や絵画など資料の特性に留意した読み取り 方に぀いおも指導するこず。 キ むの ア に぀いおは歎史孊習党䜓を通しお我が囜は長い歎史をも ち䌝統や文化を育んできたこず我が囜の歎史は政治の䞭心地や䞖の䞭 の様子などによっお幟぀かの時期に分けられるこずに気付くようにする ずずもに珟圚の自分たちの生掻ず過去の出来事ずの関わりを考えた り過去の出来事を基に珟圚及び将来の発展を考えたりするなど歎史 を孊ぶ意味を考えるようにするこず。 ⑶ 内容の⑶に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アに぀いおは我が囜の囜旗ず囜歌の意矩を理解しこれを尊重する 態床を逊うずずもに諞倖囜の囜旗ず囜歌も同様に尊重する態床を逊う よう配慮するこず。 む アの ア に぀いおは我が囜ず぀ながりが深い囜から数か囜を取り䞊 げるこず。その際児童がか囜を遞択しお調べるよう配慮するこず。 り アの ア に぀いおは我が囜や諞倖囜の䌝統や文化を尊重しようずす る態床を逊うよう配慮するこず。 ゚ むに぀いおは䞖界の人々ず共に生きおいくために倧切なこずや今 埌我が囜が囜際瀟䌚においお果たすべき圹割などを倚角的に考えたり 遞択・刀断したりできるよう配慮するこず。 オ むの む に぀いおは網矅的抜象的な扱いを避けるため 「囜際連合
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62 瀟 䌚 の働き」に぀いおはナニセフやナネスコの身近な掻動を取り䞊げるこ ず。たた 「我が囜の囜際協力の様子」に぀いおは教育医療蟲業 などの分野で䞖界に貢献しおいる事䟋の䞭から遞択しお取り䞊げるこ ず。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の 育成に向けお児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにする こず。その際問題解決ぞの芋通しをも぀こず瀟䌚的事象の芋方・考え 方を働かせ事象の特色や意味などを考え抂念などに関する知識を獲埗す るこず孊習の過皋や成果を振り返り孊んだこずを掻甚するこずなど孊 習の問題を远究・解決する掻動の充実を図るこず。 ⑵ 各孊幎の目暙や内容を螏たえお事䟋の取り䞊げ方を工倫しお内容の 配列や授業時数の配分などに留意しお効果的な幎間指導蚈画を䜜成するこ ず。 ⑶ 我が囜の47 郜道府県の名称ず䜍眮䞖界の倧陞ず䞻な海掋の名称ず䜍 眮に぀いおは孊習内容ず関連付けながらその郜床地図垳や地球儀な どを䜿っお確認するなどしお小孊校卒業たでに身に付け掻甚できるよう に工倫しお指導するこず。 ⑷ 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに 応じた指導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 ⑞ 第章総則の第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科など ずの関連を考慮しながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀い お瀟䌚科の特質に応じお適切な指導をするこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 各孊校においおは地域の実態を生かし児童が興味・関心をもっお孊 習に取り組めるようにするずずもに芳察や芋孊聞き取りなどの調査掻 動を含む具䜓的な䜓隓を䌎う孊習やそれに基づく衚珟掻動の䞀局の充実を 図るこず。たた瀟䌚的事象の特色や意味瀟䌚に芋られる課題などに぀ いお倚角的に考えたこずや遞択・刀断したこずを論理的に説明したり 立堎や根拠を明確にしお議論したりするなど蚀語掻動に関わる孊習を䞀局 重芖するこず。 ⑵ 孊校図曞通や公共図曞通コンピュヌタなどを掻甚しお情報の収集や 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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63 瀟 䌚 たずめなどを行うようにするこず。たた党おの孊幎においお地図垳を 掻甚するこず。 ⑶ 博物通や資料通などの斜蚭の掻甚を図るずずもに身近な地域及び囜土 の遺跡や文化財などに぀いおの調査掻動を取り入れるようにするこず。た た内容に関わる専門家や関係者関係の諞機関ずの連携を図るようにす るこず。 ⑷ 児童の発達の段階を考慮し瀟䌚的事象に぀いおは児童の考えが深た るよう様々な芋解を提瀺するよう配慮し倚様な芋解のある事柄未確定 な事柄を取り䞊げる堎合には有益適切な教材に基づいお指導するずずも に特定の事柄を匷調し過ぎたり䞀面的な芋解を十分な配慮なく取り䞊 げたりするなどの偏った取扱いにより児童が倚角的に考えたり事実を 客芳的に捉え公正に刀断したりするこずを劚げるこずのないよう留意す るこず。
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64 算 数  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 数量や図圢などに぀いおの基瀎的・基本的な抂念や性質などを理解するず ずもに日垞の事象を数理的に凊理する技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 日垞の事象を数理的に捉え芋通しをもち筋道を立おお考察する力基瀎 的・基本的な数量や図圢の性質などを芋いだし統合的・発展的に考察する 力数孊的な衚珟を甚いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚したり目的に応じお 柔軟に衚したりする力を逊う。 ⑶ 数孊的掻動の楜しさや数孊のよさに気付き孊習を振り返っおよりよく問 題解決しようずする態床算数で孊んだこずを生掻や孊習に掻甚しようずす る態床を逊う。 〔第孊幎〕  目 暙 ⑎ 数の抂念ずその衚し方及び蚈算の意味を理解し量図圢及び数量の関 係に぀いおの理解の基瀎ずなる経隓を重ね数量や図圢に぀いおの感芚を 豊かにするずずもに加法及び枛法の蚈算をしたり圢を構成したり身 の回りにある量の倧きさを比べたり簡単な絵や図などに衚したりするこ ずなどに぀いおの技胜を身に付けるようにする。 ⑵ ものの数に着目し具䜓物や図などを甚いお数の数え方や蚈算の仕方を 考える力ものの圢に着目しお特城を捉えたり具䜓的な操䜜を通しお圢 の構成に぀いお考えたりする力身の回りにあるものの特城を量に着目し お捉え量の倧きさの比べ方を考える力デヌタの個数に着目しお身の回 りの事象の特城を捉える力などを逊う。 ⑶ 数量や図圢に芪しみ算数で孊んだこずのよさや楜しさを感じながら孊 ぶ態床を逊う。  内 容  数ず蚈算 第 目 暙 第 各孊幎の目暙及び内容 第3 節 算数 第7 節 図画工䜜
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65 算 数 ⑎ 数の構成ず衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  ものずものずを察応させるこずによっおものの個数を比べるこ ず。 む  個数や順番を正しく数えたり衚したりするこず。 り  数の倧小や順序を考えるこずによっお数の系列を䜜ったり数 盎線の䞊に衚したりするこず。 ゚  䞀぀の数をほかの数の和や差ずしおみるなどほかの数ず関係付 けおみるこず。 オ  䜍数の衚し方に぀いお理解するこず。 カ  簡単な堎合に぀いお䜍数の衚し方を知るこず。 キ  数を十を単䜍ずしおみるこず。 ク  具䜓物をたずめお数えたり等分したりしお敎理し衚すこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数のたずたりに着目し数の倧きさの比べ方や数え方を考えそ れらを日垞生掻に生かすこず。 ⑵ 加法及び枛法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  加法及び枛法の意味に぀いお理解しそれらが甚いられる堎合に ぀いお知るこず。 む  加法及び枛法が甚いられる堎面を匏に衚したり匏を読み取った りするこず。 り  䜍数ず䜍数ずの加法及びその逆の枛法の蚈算が確実にできる こず。 ゚  簡単な堎合に぀いお䜍数などに぀いおも加法及び枛法ができ るこずを知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の意味や蚈算の仕方を考えたり日垞 生掻に生かしたりするこず。  図圢 ⑎ 身の回りにあるものの圢に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。
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66 算 数 ア  ものの圢を認め圢の特城を知るこず。 む  具䜓物を甚いお圢を䜜ったり分解したりするこず。 り  前埌巊右䞊䞋など方向や䜍眮に぀いおの蚀葉を甚いおもの の䜍眮を衚すこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  ものの圢に着目し身の回りにあるものの特城を捉えたり具䜓 的な操䜜を通しお圢の構成に぀いお考えたりするこず。  枬定 ⑎ 身の回りのものの倧きさに関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  長さ広さかさなどの量を具䜓的な操䜜によっお盎接比べた り他のものを甚いお比べたりするこず。 む  身の回りにあるものの倧きさを単䜍ずしおその幟぀分かで倧き さを比べるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  身の回りのものの特城に着目し量の倧きさの比べ方を芋いだす こず。 ⑵ 時刻に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  日垞生掻の䞭で時刻を読むこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  時刻の読み方を甚いお時刻ず日垞生掻を関連付けるこず。  デヌタの掻甚 ⑎ 数量の敎理に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  ものの個数に぀いお簡単な絵や図などに衚したりそれらを読 み取ったりするこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  デヌタの個数に着目し身の回りの事象の特城を捉えるこず。   〔数孊的掻動〕 ⑎ 内容の「数ず蚈算」  「図圢」  「枬定」及び「デヌタの掻甚」に 瀺す孊習に぀いおは次のような数孊的掻動に取り組むものずする。
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67 算 数 ア 身の回りの事象を芳察したり具䜓物を操䜜したりしお数量や圢を 芋いだす掻動 む 日垞生掻の問題を具䜓物などを甚いお解決したり結果を確かめたりす る掻動 り 算数の問題を具䜓物などを甚いお解決したり結果を確かめたりする掻 動 ゚ 問題解決の過皋や結果を具䜓物や図などを甚いお衚珟する掻動   〔甚語・蚘号〕 䞀の䜍 十の䜍  −  〔第孊幎〕  目 暙  ⑎ 数の抂念に぀いおの理解を深め蚈算の意味ず性質基本的な図圢の抂 念量の抂念簡単な衚ずグラフなどに぀いお理解し数量や図圢に぀い おの感芚を豊かにするずずもに加法枛法及び乗法の蚈算をしたり図 圢を構成したり長さやかさなどを枬定したり衚やグラフに衚したりす るこずなどに぀いおの技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 数ずその衚珟や数量の関係に着目し必芁に応じお具䜓物や図などを甚 いお数の衚し方や蚈算の仕方などを考察する力平面図圢の特城を図圢を 構成する芁玠に着目しお捉えたり身の回りの事象を図圢の性質から考察 したりする力身の回りにあるものの特城を量に着目しお捉え量の単䜍 を甚いお的確に衚珟する力身の回りの事象をデヌタの特城に着目しお捉 え簡朔に衚珟したり考察したりする力などを逊う。 ⑶ 数量や図圢に進んで関わり数孊的に衚珟・凊理したこずを振り返り 数理的な凊理のよさに気付き生掻や孊習に掻甚しようずする態床を逊う。  内 容  数ず蚈算 ⑎ 数の構成ず衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  同じ倧きさの集たりにたずめお数えたり分類しお数えたりする こず。 む  䜍数たでに぀いお十進䜍取り蚘数法による数の衚し方及び数 の倧小や順序に぀いお理解するこず。
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68 算 数 り  数を十や癟を単䜍ずしおみるなど数の盞察的な倧きさに぀いお 理解するこず。 ゚  䞀぀の数をほかの数の積ずしおみるなどほかの数ず関係付けお みるこず。 オ  簡単な事柄を分類敎理しそれを数を甚いお衚すこず。 カ    など簡単な分数に぀いお知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数のたずたりに着目し倧きな数の倧きさの比べ方や数え方を考 え日垞生掻に生かすこず。 ⑵ 加法及び枛法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䜍数の加法及びその逆の枛法の蚈算が䜍数などに぀いおの 基本的な蚈算を基にしおできるこずを理解しそれらの蚈算が確実に できるこず。たたそれらの筆算の仕方に぀いお理解するこず。 む  簡単な堎合に぀いお䜍数などの加法及び枛法の蚈算の仕方を 知るこず。 り  加法及び枛法に関しお成り立぀性質に぀いお理解するこず。 ゚  加法ず枛法ずの盞互関係に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の仕方を考えたり蚈算に関しお成り立 ぀性質を芋いだしたりするずずもにその性質を掻甚しお蚈算を工 倫したり蚈算の確かめをしたりするこず。 ⑶ 乗法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  乗法の意味に぀いお理解しそれが甚いられる堎合に぀いお知る こず。 む  乗法が甚いられる堎面を匏に衚したり匏を読み取ったりするこ ず。 り  乗法に関しお成り立぀簡単な性質に぀いお理解するこず。 ゚  乗法九九に぀いお知り䜍数ず䜍数ずの乗法の蚈算が確実に できるこず。 オ  簡単な堎合に぀いお䜍数ず䜍数ずの乗法の蚈算の仕方を知 るこず。
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69 算 数 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の意味や蚈算の仕方を考えたり蚈算に 関しお成り立぀性質を芋いだしたりするずずもにその性質を掻甚し お蚈算を工倫したり蚈算の確かめをしたりするこず。 む  数量の関係に着目し蚈算を日垞生掻に生かすこず。  図圢 ⑎ 図圢に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䞉角圢四角圢に぀いお知るこず。 む  正方圢長方圢盎角䞉角圢に぀いお知るこず。 り  正方圢や長方圢の面で構成される箱の圢をしたものに぀いお理解 しそれらを構成したり分解したりするこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  図圢を構成する芁玠に着目し構成の仕方を考えるずずもに身 の回りのものの圢を図圢ずしお捉えるこず。  枬定 ⑎ 量の単䜍ず枬定に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  長さの単䜍ミリメヌトルmm センチメヌトルcm メヌト ルm 及びかさの単䜍ミリリットルmL  デシリットルdL  リットルL に぀いお知り枬定の意味を理解するこず。 む  長さ及びかさに぀いおおよその芋圓を付け単䜍を適切に遞択 しお枬定するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  身の回りのものの特城に着目し目的に応じた単䜍で量の倧きさ を的確に衚珟したり比べたりするこず。 ⑵ 時刻ず時間に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  日時分に぀いお知りそれらの関係を理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  時間の単䜍に着目し時刻や時間を日垞生掻に生かすこず。  デヌタの掻甚
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70 算 数 ⑎ デヌタの分析に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  身の回りにある数量を分類敎理し簡単な衚やグラフを甚いお衚 したり読み取ったりするこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  デヌタを敎理する芳点に着目し身の回りの事象に぀いお衚やグ ラフを甚いお考察するこず。   〔数孊的掻動〕 ⑎ 内容の「数ず蚈算」  「図圢」  「枬定」及び「デヌタの掻甚」に 瀺す孊習に぀いおは次のような数孊的掻動に取り組むものずする。 ア 身の回りの事象を芳察したり具䜓物を操䜜したりしお数量や図圢 に進んで関わる掻動 む 日垞の事象から芋いだした算数の問題を具䜓物図数匏などを 甚いお解決し結果を確かめる掻動 り 算数の孊習堎面から芋いだした算数の問題を具䜓物図数匏な どを甚いお解決し結果を確かめる掻動 ゚ 問題解決の過皋や結果を具䜓物図数匏などを甚いお衚珟し䌝 え合う掻動   〔甚語・蚘号〕 盎線 盎角 頂点 蟺 面 単䜍 ×    内容の取扱い ⑎ 内容の「数ず蚈算」の⑎に぀いおは䞇に぀いおも取り扱うものず する。 ⑵ 内容の「数ず蚈算」の⑵に぀いおは必芁な堎合には  や□な どを甚いるこずができる。たた蚈算の結果の芋積りに぀いお配慮するも のずする。 ⑶ 内容の「数ず蚈算」の⑵のアの り に぀いおは亀換法則や結合法則 を取り扱うものずする。 ⑷ 内容の「数ず蚈算」の⑶のアの り に぀いおは䞻に乗数がず぀増 えるずきの積の増え方や亀換法則を取り扱うものずする。 ⑞ 内容の「図圢」の⑎のアの む に関連しお正方圢長方圢が身の回 りで倚く䜿われおいるこずが分かるようにするずずもに敷き詰めるなど の操䜜的な掻動を通しお平面の広がりに぀いおの基瀎ずなる経隓を豊か
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71 算 数 にするよう配慮するものずする。  目 暙  ⑎ 数の衚し方敎数の蚈算の意味ず性質小数及び分数の意味ず衚し方 基本的な図圢の抂念量の抂念棒グラフなどに぀いお理解し数量や図 圢に぀いおの感芚を豊かにするずずもに敎数などの蚈算をしたり図圢 を構成したり長さや重さなどを枬定したり衚やグラフに衚したりする こずなどに぀いおの技胜を身に付けるようにする。 ⑵ 数ずその衚珟や数量の関係に着目し必芁に応じお具䜓物や図などを甚 いお数の衚し方や蚈算の仕方などを考察する力平面図圢の特城を図圢を 構成する芁玠に着目しお捉えたり身の回りの事象を図圢の性質から考察 したりする力身の回りにあるものの特城を量に着目しお捉え量の単䜍 を甚いお的確に衚珟する力身の回りの事象をデヌタの特城に着目しお捉 え簡朔に衚珟したり適切に刀断したりする力などを逊う。 ⑶ 数量や図圢に進んで関わり数孊的に衚珟・凊理したこずを振り返り 数理的な凊理のよさに気付き生掻や孊習に掻甚しようずする態床を逊う。  内 容  数ず蚈算 ⑎ 敎数の衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䞇の単䜍に぀いお知るこず。 む  10 倍100 倍1000 倍の倧きさの数及びそれらの衚し方に぀い お知るこず。 り  数の盞察的な倧きさに぀いおの理解を深めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数のたずたりに着目し倧きな数の倧きさの比べ方や衚し方を考 え日垞生掻に生かすこず。 ⑵ 加法及び枛法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䜍数や䜍数の加法及び枛法の蚈算が䜍数などに぀いおの 基本的な蚈算を基にしおできるこずを理解するこず。たたそれらの 〔第孊幎〕
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72 算 数 筆算の仕方に぀いお理解するこず。 む  加法及び枛法の蚈算が確実にできそれらを適切に甚いるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の仕方を考えたり蚈算に関しお成り立 ぀性質を芋いだしたりするずずもにその性質を掻甚しお蚈算を工 倫したり蚈算の確かめをしたりするこず。 ⑶ 乗法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  䜍数や䜍数に䜍数や䜍数をかける乗法の蚈算が乗法 九九などの基本的な蚈算を基にしおできるこずを理解するこず。た たその筆算の仕方に぀いお理解するこず。 む  乗法の蚈算が確実にできそれを適切に甚いるこず。 り  乗法に関しお成り立぀性質に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の仕方を考えたり蚈算に関しお成り立 ぀性質を芋いだしたりするずずもにその性質を掻甚しお蚈算を工 倫したり蚈算の確かめをしたりするこず。 ⑷ 陀法に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  陀法の意味に぀いお理解しそれが甚いられる堎合に぀いお知る こず。たた䜙りに぀いお知るこず。 む  陀法が甚いられる堎面を匏に衚したり匏を読み取ったりするこ ず。 り  陀法ず乗法や枛法ずの関係に぀いお理解するこず。 ゚  陀数ず商が共に䜍数である陀法の蚈算が確実にできるこず。 オ  簡単な堎合に぀いお陀数が䜍数で商が䜍数の陀法の蚈算の 仕方を知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し蚈算の意味や蚈算の仕方を考えたり蚈算 に関しお成り立぀性質を芋いだしたりするずずもにその性質を掻甚 しお蚈算を工倫したり蚈算の確かめをしたりするこず。 む  数量の関係に着目し蚈算を日垞生掻に生かすこず。 ⑞ 小数ずその衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付ける
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73 算 数 こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  端数郚分の倧きさを衚すのに小数を甚いるこずを知るこず。たた 小数の衚し方及び の䜍に぀いお知るこず。 む   の䜍たでの小数の加法及び枛法の意味に぀いお理解しそれら の蚈算ができるこずを知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数のたずたりに着目し小数でも数の倧きさを比べたり蚈算した りできるかどうかを考えるずずもに小数を日垞生掻に生かすこず。 ⑹ 分数ずその衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  等分しおできる郚分の倧きさや端数郚分の倧きさを衚すのに分数 を甚いるこずを知るこず。たた分数の衚し方に぀いお知るこず。 む  分数が単䜍分数の幟぀分かで衚すこずができるこずを知るこず。 り  簡単な堎合に぀いお分数の加法及び枛法の意味に぀いお理解し それらの蚈算ができるこずを知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数のたずたりに着目し分数でも数の倧きさを比べたり蚈算した りできるかどうかを考えるずずもに分数を日垞生掻に生かすこず。 ⑺ 数量の関係を衚す匏に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  数量の関係を衚す匏に぀いお理解するずずもに数量を□などを 甚いお衚しその関係を匏に衚したり□などに数を圓おはめお調べ たりするこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  数量の関係に着目し数量の関係を図や匏を甚いお簡朔に衚した り匏ず図を関連付けお匏を読んだりするこず。 ⑻ そろばんを甚いた数の衚し方ず蚈算に関わる数孊的掻動を通しお次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  そろばんによる数の衚し方に぀いお知るこず。 む  簡単な加法及び枛法の蚈算の仕方に぀いお知り蚈算するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。
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74 算 数 ア  そろばんの仕組みに着目し倧きな数や小数の蚈算の仕方を考え るこず。  図圢 ⑎ 図圢に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  二等蟺䞉角圢正䞉角圢などに぀いお知り䜜図などを通しおそ れらの関係に次第に着目するこず。 む  基本的な図圢ず関連しお角に぀いお知るこず。 り  円に぀いお䞭心半埄盎埄を知るこず。たた円に関連しお 球に぀いおも盎埄などを知るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  図圢を構成する芁玠に着目し構成の仕方を考えるずずもに図 圢の性質を芋いだし身の回りのものの圢を図圢ずしお捉えるこず。  枬定 ⑎ 量の単䜍ず枬定に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  長さの単䜍キロメヌトルkm 及び重さの単䜍グラムg  キログラムkg に぀いお知り枬定の意味を理解するこず。 む  長さや重さに぀いお適切な単䜍で衚したりおよその芋圓を付 け蚈噚を適切に遞んで枬定したりするこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  身の回りのものの特城に着目し単䜍の関係を統合的に考察する こず。 ⑵ 時刻ず時間に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  秒に぀いお知るこず。 む  日垞生掻に必芁な時刻や時間を求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  時間の単䜍に着目し時刻や時間の求め方に぀いお考察し日垞 生掻に生かすこず。  デヌタの掻甚 ⑎ デヌタの分析に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず
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75 算 数 ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  日時の芳点や堎所の芳点などからデヌタを分類敎理し衚に衚し たり読んだりするこず。 む  棒グラフの特城やその甚い方を理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 ア  デヌタを敎理する芳点に着目し身の回りの事象に぀いお衚やグ ラフを甚いお考察しお芋いだしたこずを衚珟するこず。   〔数孊的掻動〕 ⑎ 内容の「数ず蚈算」  「図圢」  「枬定」及び「デヌタの掻甚」に 瀺す孊習に぀いおは次のような数孊的掻動に取り組むものずする。 ア 身の回りの事象を芳察したり具䜓物を操䜜したりしお数量や図圢 に進んで関わる掻動 む 日垞の事象から芋いだした算数の問題を具䜓物図数匏などを 甚いお解決し結果を確かめる掻動 り 算数の孊習堎面から芋いだした算数の問題を具䜓物図数匏な どを甚いお解決し結果を確かめる掻動 ゚ 問題解決の過皋や結果を具䜓物図数匏などを甚いお衚珟し䌝 え合う掻動   〔甚語・蚘号〕 等号 䞍等号 小数点  の䜍 数盎線 分母 分子 ÷  内容の取扱い ⑎ 内容の「数ず蚈算」の⑎に぀いおは億に぀いおも取り扱うものず する。 ⑵ 内容の「数ず蚈算」の⑵及び⑶に぀いおは簡単な蚈算は暗算ででき るよう配慮するものずする。たた蚈算の結果の芋積りに぀いおも觊れる ものずする。 ⑶ 内容の「数ず蚈算」の⑶に぀いおは乗数又は被乗数がの堎合の蚈 算に぀いおも取り扱うものずする。 ⑷ 内容の「数ず蚈算」の⑶のアの り に぀いおは亀換法則結合法則 分配法則を取り扱うものずする。 ⑞ 内容の「数ず蚈算」の⑞及び⑹に぀いおは小数の0.1 ず分数の な どを数盎線を甚いお関連付けお取り扱うものずする。 ⑹ 内容の「図圢」の⑎の基本的な図圢に぀いおは定芏コンパスなど
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76 算 数 を甚いお図圢をかいたり確かめたりする掻動を重芖するずずもに䞉角 圢や円などを基にしお暡様をかくなどの具䜓的な掻動を通しお図圢のも ぀矎しさに関心をもたせるよう配慮するものずする。 ⑺ 内容の「枬定」の⑎に぀いおは重さの単䜍のトンtに぀いお觊 れるずずもに接頭語キロkやミリm に぀いおも觊れるものず する。 ⑻ 内容の「デヌタの掻甚」の⑎のアの む に぀いおは最小目盛りが 又は2050 などの棒グラフや耇数の棒グラフを組み合わせたグラフ などにも觊れるものずする。 〔第孊幎〕  目 暙  ⑎ 小数及び分数の意味ず衚し方四則の関係平面図圢ず立䜓図圢面 積角の倧きさ折れ線グラフなどに぀いお理解するずずもに敎数小 数及び分数の蚈算をしたり図圢を構成したり図圢の面積や角の倧きさ を求めたり衚やグラフに衚したりするこずなどに぀いおの技胜を身に付 けるようにする。 ⑵ 数ずその衚珟や数量の関係に着目し目的に合った衚珟方法を甚いお蚈 算の仕方などを考察する力図圢を構成する芁玠及びそれらの䜍眮関係に 着目し図圢の性質や図圢の蚈量に぀いお考察する力䌎っお倉わる二぀ の数量やそれらの関係に着目し倉化や察応の特城を芋いだしお二぀の 数量の関係を衚や匏を甚いお考察する力目的に応じおデヌタを収集し デヌタの特城や傟向に着目しお衚やグラフに的確に衚珟しそれらを甚い お問題解決したり解決の過皋や結果を倚面的に捉え考察したりする力な どを逊う。 ⑶ 数孊的に衚珟・凊理したこずを振り返り倚面的に捉え怜蚎しおよりよ いものを求めお粘り匷く考える態床数孊のよさに気付き孊習したこずを 生掻や孊習に掻甚しようずする態床を逊う。  内 容  数ず蚈算 ⑎ 敎数の衚し方に関わる数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 ア  億 兆の単䜍に぀いお知り十進䜍取り蚘数法に぀いおの理解を深