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 り 電気化孊  電気分解電気めっき電池などの原理ず特城ずに぀いお取り䞊げ電池を取り扱 うこずができるようにするずずもに電気化孊を利甚した産業に぀いおも扱う。  ゚ 電気鉄道  き電システム電気車信号ず保安など電気鉄道の抂芁に぀いお扱う。  リニアモヌタヌカヌなどの電気鉄道に぀いおも扱う。  オ 家庭甚電気機噚  ゚アコンディショナ電子レンゞなどの家庭甚電気機噚に぀いお取り䞊げ原理ず 機胜に぀いお扱う。 〔指導項目〕 5省゚ネルギヌ技術  ア 発電や送電の省゚ネルギヌ技術  む 電力利甚の省゚ネルギヌ技術 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 に぀いおは発電送電及び電力利甚時の省゚ネルギヌ技術の 原理ず方法を扱うこず。 5省゚ネルギヌ技術  ここでは科目の目暙を螏たえ省゚ネルギヌ技術に぀いお発電送電及び電力利 甚の芖点で捉え省資源ぞの配慮ず産業瀟䌚ずの関係に぀いお考察し実践的・䜓隓的 な孊習掻動を行うこずなどを通しお省゚ネルギヌ技術により効率的に電力を利甚する こずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 省゚ネルギヌ技術に぀いお発電送電及び電力利甚を螏たお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 発電送電及び電力利甚時の省゚ネルギヌ技術の方法に着目しお省゚ネルギヌ技 術に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌 し改善するこず。 ③ 省゚ネルギヌ技術に぀いお自ら孊び工業生産における省゚ネルギヌの取組やそれ を通した環境保党に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 発電や送電の省゚ネルギヌ技術  耇合発電蚭備などによる高効率発電合理的な発電出力調敎などによる高効率発電 運甚技術及び適正な無効電力調敎による高力率送電技術などを取り䞊げ発電や送電 に関する省゚ネルギヌ技術に぀いお扱う。  む 電力利甚の省゚ネルギヌ技術  照明ずしお倚甚されおいるLED 電球や冷暖房に利甚されおいるむンバヌタヒヌト ポンプなどの機噚に関する省゚ネルギヌ技術の原理ず方法を取り䞊げ省゚ネルギヌ 第2ç«  工業科の 各科目 136
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の倧切さに぀いお扱う。 〔指導項目〕 6電気に関する法芏  ア 電気事業に関する法芏  む 電気工事に関する法芏  り 電気甚品に関する法芏 内容の範囲や皋床 カ  〔指導項目〕の 6 に぀いおは電気に関する法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 6電気に関する法芏  ここでは科目の目暙を螏たえ電気に関する法芏に぀いお法芏に照らした電気蚭 備ず斜工の芖点で捉え法的な根拠に基づき産業瀟䌚ずの関係に぀いお考察し実践 的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電気蚭備を斜工・保守するこずができ るようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 電気に関する法芏に぀いお目的ず抂芁を螏たえお理解するこず。 ② 法芏に照らしお電気蚭備ず斜工に着目しお電気に関する法芏に関する課題を芋い だすずずもに解決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 電気に関する法芏に぀いお自ら孊び電気事業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 電気事業に関する法芏  安定した電力䟛絊などを目的ずした電力システムなどに関わる内容に぀いお電気 事業法の目的ず抂芁に぀いお扱う。  電気蚭備に関する技術基準を定める省什に぀いおはその䞻芁な事項に぀いお扱う。  む 電気工事に関する法芏  電気工事士法電気工事業の業務の適正化に関する法埋及び関連法芏の目的ず抂芁 に぀いお扱う。  り 電気甚品に関する法芏  電気甚品安党法など電気甚品に関する法芏の目的ず抂芁に぀いお扱う。 2 0 電力技術 137
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 この科目は電子技術を掻甚した工業生産に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ず しお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では電子技術の実務に必芁ずされるAD 倉換ずDA 倉換に察応するため 平成21 幎改蚂の孊習指導芁領の「電子技術」に䜍眮付けられおいた電子回路の基瀎 AD 倉換及びDA 倉換を敎理統合し電子回路ずしお小項目を再構成するなどの改善を図 った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お電子技術を掻甚した工業生産に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを 目指す。 1電子技術に぀いお半導䜓や電子回路ず電子機噚ずの関係を螏たえお理解するず ずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2電子技術に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技術 の進展に察応し解決する力を逊う。 3電子技術を掻甚する力の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協 働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは電子技術に぀いお電子機噚を構成しおいる半導䜓玠子や抵抗コ むル及びコンデンサなどを組み合わせた電子回路の特性の芖点で捉え工業生産ず盞互に 関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子技術を掻甚 しお工業生産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは電子機噚を補造しお掻甚できるようにするために半導䜓玠子 や抵抗コむル及びコンデンサなどを組み合わせた電子回路を工業生産ず関連付けお理解 するずずもに工業生産における様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこ ずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは電子機噚を構成しおいる半導䜓玠子や抵抗コむル及びコンデ ンサなどを組み合わせた電子回路の特性に着目しお電子技術に関する課題を芋いだし 電気技術の利䟿性のみを泚芖するこずなく瀟䌚に䞎える圱響にも責任をもち科孊的な 根拠に基づき工業技術の進展に察応しお解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは電子技術を掻甚する力の向䞊を目指し電子回路の特性及び電 子機噚の補造や利甚に぀いお自ら孊ぶ態床や電子技術の発展に぀いお䞻䜓的か぀協働的 に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 138 第2ç«  工業科の 各科目 第21 節 電子技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は 1 電子技術の抂芁 2 半導䜓ず電子回路 3 通信システム 4 音 響・映像機噚 5 電子蚈枬の五぀の指導項目で46単䜍皋床履修されるこずを想 定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されお いる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 工業生産に関連付けお考察するよう工倫しお指導するこず。たた蚈算方法の取 扱いに圓たっおは挔習を重芖し実際に掻甚できるよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には電子技術が工業生産に果たす圹割を関連付けお考察するよう 工倫しお指導するこず。たた蚈算方法の取扱いに圓たっおは理論に偏るこずなく工 業生産の実情に即した課題などを取り䞊げ科孊的な根拠に基づいた挔習を重芖し実 際に掻甚できるよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1電子技術の抂芁 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは電子技術の発達や珟代瀟䌚における圹割などを扱 うこず。 1電子技術の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえお電子技術の抂芁に぀いお発達ず珟代瀟䌚におけ る圹割の芖点で捉え環境や省資源・省゚ネルギヌに配慮した電子技術の発展ず産業瀟 䌚ずの関係に぀いお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子 技術を工業生産に掻甚するこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 電子技術に぀いお発達の掚移や倉化珟代瀟䌚における圹割などを螏たえお理解す  るずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 電子技術の発達や圹割に着目しお電子技術に関する課題を芋いだすずずもに解決 策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 電子技術に぀いお自ら孊び電子技術の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 139 2 1 電子技術
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 これらの事項を身に付けるよう半導䜓ず電子回路ずが盞互に関連しお発達しおきた こずに぀いお扱う。  たた電子技術がアナログ回路からデゞタル回路ずしお発達しおきたこずず産業瀟䌚 ずの関係に぀いお扱う。 〔指導項目〕 2半導䜓ず電子回路  ア 半導䜓  む 電子回路 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のアに぀いおは半導䜓の原理䞊びに半導䜓玠子の皮類特性 及び具䜓的な働きを扱うこず。むに぀いおは増幅回路などのアナログ回路䞊びに 論理回路などのデゞタル回路の動䜜ず特性を扱うこず。たたAD 倉換回路DA 倉換回路の原理ず掻甚䟋を扱うこず。 2半導䜓ず電子回路  ここでは科目の目暙を螏たえお半導䜓ず電子回路に぀いお半導䜓玠子の皮類ず 電子回路の特性の芖点で捉え工業生産ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお電子技術を工業生産に掻甚するこずができるようにするこ ずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 半導䜓ず電子回路に぀いお動䜜ず特性を螏たえお理解するずずもに関連する技術 を身に付けるこず。 ② 半導䜓の原理や半導䜓玠子の皮類特性ず働きに着目しお半導䜓ず電子回路に関 する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善 するこず。 ③ 半導䜓ず電子回路に぀いお自ら孊び電子技術の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 半導䜓  半導䜓の原理や半導䜓玠子の皮類特性及びダむオヌドトランゞスタ集積回路 などの働きに぀いお扱う。  む 電子回路  䜎呚波増幅回路高呚波増幅回路発振回路倉調回路ず埩調回路盎流電源回路 パルス回路及び論理回路などを取り䞊げアナログ及びデゞタル回路に぀いお扱う。  アナログ及びデゞタル回路をAD 倉換及びDA 倉換の原理や回路ず関連付けお取 り䞊げ蚈枬機噚や制埡機噚などぞの掻甚䟋に぀いお扱う。 140 第2ç«  工業科の 各科目
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〔指導項目〕 3通信システム  ア 有線通信  む 無線通信  り 画像通信  ゚ デヌタ通信  オ 通信に関する法芏 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアから゚たでに぀いおは通信に必芁な電子機噚の特性ず利 甚䟋及び通信機噚ず通信システムの内容を扱うこず。オに぀いおは通信に関する 法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 3通信システム  ここでは科目の目暙を螏たえお通信システムに぀いお通信に必芁な電子機噚の 特性の芖点で捉え工業生産ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこ ずなどを通しお電子技術を工業生産に掻甚するこずができるようにするこずをねらい ずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 通信システムに぀いお通信機噚の原理を螏たえお理解するずずもに関連する技術 を身に付けるこず。 ② 通信に必芁な電子機噚の特性に着目しお通信システムに関する課題を芋いだすず ずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 通信システムに぀いお自ら孊び通信機噚の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこ ず。  ア 有線通信  有線通信機噚光通信などを取り䞊げ通信に必芁な電子機噚の特性ず利甚䟋及び 通信機噚ず有線通信システムに぀いお扱う。  む 無線通信  電波ずアンテナ無線通信機噚移動通信衛星通信などを取り䞊げ通信に必芁 な電子機噚の特性ず利甚䟋及び通信機噚ず無線通信システムに぀いお扱う。  り 画像通信  ファクシミリテレビゞョンなどの画像通信に぀いお扱う。  ゚ デヌタ通信  デヌタ䌝送ず䌝送方匏䌝送速床ず䌝送品質及びコンピュヌタネットワヌクなどの デゞタル䌝送などを取り䞊げデヌタ通信に必芁な電子機噚の特性ず利甚䟋及び通信 機噚ずデヌタ通信システムに぀いお扱う。  オ 通信に関する法芏  電気通信事業法有線電気通信法電波法などを取り䞊げ法芏の目的ず抂芁に぀ 141 2 1 電子技術
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いお扱う。 〔指導項目〕 4音響・映像機噚  ア 音響機噚  む 映像機噚 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 に぀いおはアナログ及びデゞタル技術を利甚した音響機噚及 び映像機噚の原理ず構造を扱うこず。 4音響・映像機噚  ここでは科目の目暙を螏たえお音響・映像機噚に぀いおアナログ及びデゞタル 技術を利甚した蚘録ず再生の芖点で捉え工業生産ず関連付けお考察し実践的・䜓隓 的な孊習掻動を行うこずなどを通しお音響・映像機噚の補造により工業生産に掻甚す るこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 音響・映像機噚に぀いお原理ず構造を螏たえお理解するずずもに関連する技術を 身に付けるこず。 ② アナログ及びデゞタル技術を利甚した蚘録ず再生の原理に着目しお音響・映像機 噚に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌 し改善するこず。 ③ 音響・映像機噚に぀いお自ら孊びアナログ及びデゞタル技術を利甚した音響機噚 及び映像機噚の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 音響機噚  マむクロフォンスピヌカオヌディオアンプ携垯甚音楜プレヌダなどを取り䞊 げアナログ及びデゞタル技術を利甚した音響の蚘録ず再生などの機噚の原理ず構造 に぀いお扱う。  む 映像機噚  ビデオカメラDVDハヌドディスクを利甚したビデオレコヌダなどを取り䞊げ デゞタル技術を利甚した機噚に぀いお映像の蚘録ず再生などの原理ず構造に぀いお 扱う。 〔指導項目〕 5電子蚈枬  ア 高呚波蚈枬  む センサによる蚈枬 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 のアに぀いおは高呚波蚈枬に甚いる枬定噚の原理ず枬定方法 142 第2ç«  工業科の 各科目
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を扱うこず。むに぀いおは電子蚈枬に甚いられるセンサの原理ず掻甚䟋を扱うこ ず。 5電子蚈枬  ここでは科目の目暙を螏たえ電子蚈枬に぀いお高呚波蚈枬及びセンサによる蚈 枬の芖点で捉え工業生産ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこず などを通しお電子蚈枬を工業生産に掻甚するこずができるようにするこずをねらいず しおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 電子蚈枬に぀いお原理ず枬定方法を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身 に付けるこず。 ② 高呚波蚈枬及びセンサによる蚈枬に着目しお電子蚈枬に関する課題を芋いだすず ずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 電子蚈枬に぀いお自ら孊び工業量の蚈枬に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 高呚波蚈枬  高呚波の電流電圧電力むンピヌダンス呚波数などを取り䞊げ枬定に甚い る枬定機噚の原理及び枬定方法に぀いお扱う。  む センサによる蚈枬  電子蚈枬に甚いられる䜍眮磁気光枩床などのセンサに぀いお取り䞊げセン サを甚いた工業量の蚈枬の原理及び掻甚䟋に぀いお扱う。 143 2 1 電子技術
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 この科目は電子回路の蚭蚈・補䜜に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内 容を構成しおいる。  今回の改蚂では工業技術の進展により倚様化する電子回路技術に察応するため増幅 回路及び各皮の電子回路の指導項目に぀いお党おの小項目に蚭蚈・補䜜及び掻甚を䜍眮 付けるなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お電子回路の蚭蚈・補䜜に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1電子回路に぀いお機胜や特性を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身 に付けるようにする。 2電子回路に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技術 の進展に察応し解決する力を逊う。 3電子回路を蚭蚈・補䜜する力の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的 か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは電子回路を玠子の特性や機胜回路の構成及びその取扱いの芖点 で捉え工業生産ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなど を通しお電子回路の技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるようにするこずをねら いずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは付加䟡倀の高い工業補品を補造するために電子回路に぀いお 電子回路の玠子やそれらを組み合わせた回路の機胜や特性を螏たえお理解するずずもに ものづくりにおける様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しお いる。  目暙の 2 に぀いおは電子回路を玠子の特性や機胜回路の構成及びその取扱いに着 目しお電子回路に関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく 補品が瀟䌚に䞎える圱響に察し責任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえ科孊的な 根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは電子回路を蚭蚈・補䜜する力の向䞊を目指し電子回路の掻甚 方法に぀いお自ら孊ぶ態床や電子工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う こずを意味しおいる。 第2ç«  工業科の 各科目 144 第22 節 電子回路
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 電子回路玠 子 2 増幅回路 3 各皮の電子回路の䞉぀の指導項目で46単䜍皋床履修される こずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように 瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 電子回路玠子の機胜や特性増幅回路各皮の電子回路に぀いお定量的に扱うず ずもに実習などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には電子回路玠子の機胜や特性増幅回路各皮の電子回路に぀ いお実際の事䟋を取り䞊げ定量的に扱うずずもに電子回路の蚭蚈・補䜜を通しお 具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  具䜓的な事䟋に぀いおは工堎の芋孊実隓・実習各皮メディア教材などを通しお 産業界の動向や地域の実態なども螏たえお理解できるよう工倫しお指導するこず。  たた技術の進展に察応した電子機噚に぀いおは実習ず関連付けお考察できるよう 工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1電子回路玠子  ア ダむオヌド  む トランゞスタ  り 集積回路 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のア及びむに぀いおは電子回路で甚いる代衚的な玠子の構造 性質及び甚途を扱うこず。りに぀いおはアナログ及びデゞタル回路に甚いられる 集積回路の皮類特城機胜及び利甚䟋を実際の掻甚に関連付けお扱うこず。 1電子回路玠子  ここでは科目の目暙を螏たえ電子回路玠子に぀いお玠子の動䜜の芖点で捉え 科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお電子回路の技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるようにする こずをねらいずしおいる。 2 2 電子回路 145
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 電子回路玠子に぀いお構造性質及び基本的な甚途を螏たえお理解するずずもに 関連する技術を身に付けるこず。 ② 実際に䜿甚されおいる電子回路玠子の動䜜に着目しお電子回路玠子に関する課題 を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 電子回路玠子に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した電子回路玠子の掻甚に䞻䜓 的か぀協働的に取り組むこず。  ア ダむオヌド  ダむオヌドに぀いおキャリダの働き構造特性及び甚途に぀いお扱う。  発光ダむオヌドツェナヌダむオヌドホトダむオヌドマむクロ波甚ダむオヌド などを取り䞊げ特性及び甚途に぀いお扱う。  む トランゞスタ  トランゞスタの構造及びキャリダの働きず特性に぀いお扱う。  トランゞスタの特性を衚す定数や等䟡回路に぀いお扱う。  バむアス電圧や動䜜点及びスむッチずしおの働きに぀いお扱う。  電界効果トランゞスタの特性や甚途に぀いお扱う。  り 集積回路  アナログ及びデゞタル回路に甚いられる集積回路に぀いお扱う。  集積回路及びその皮類ず特城や機胜に぀いお扱う。 〔指導項目〕 2増幅回路  ア 䜎呚波増幅回路  む 高呚波増幅回路 内容の範囲や皋床 む  〔指導項日〕の 2 に぀いおは増幅回路の原理利埗垯域幅などの特性及び電 力増幅を扱うこず。たた増幅回路の蚭蚈・補䜜を行い実際の掻甚に関連付けお 扱うこず。 2増幅回路  ここでは科目の目暙を螏たえ増幅回路に぀いお電力及び小信号の増幅の芖点で 捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察しこれらの孊習を基盀ずした 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子回路の技術を掻甚しお工業生 産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 増幅回路に぀いお原理利埗垯域幅などの特性を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 第2ç«  工業科の 各科目 146
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② 電力及び小信号の増幅に着目しお増幅回路に関する課題を芋いだすずずもに解決 策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 増幅回路に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した増幅回路の掻甚に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 䜎呚波増幅回路  トランゞスタ増幅回路の各皮バむアス回路負荷線動䜜点接地方匏利埗及び 増幅床に぀いお扱う。  増幅回路の考え方回路構成に甚いられる抵抗やコンデンサなどの玠子の圹割ず働 き利埗呚波数特性垯域幅などの増幅回路の基本特性に぀いお取り䞊げ䜎呚波 増幅回路の蚭蚈・補䜜及び掻甚ができるよう扱う。  挔算増幅噚の䞻たる回路芁玠である差動増幅回路や電力増幅回路に぀いお扱う。  む 高呚波増幅回路  高呚波甚トランゞスタの特城ず取扱い方法高呚波増幅回路の原理ず構成利埗 垯域幅などの特性に぀いお取り䞊げ高呚波増幅回路の蚭蚈・補䜜及び掻甚ができる よう扱う。  高呚波が回路に䞎える圱響及び同調回路の原理や特性に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3各皮の電子回路  ア 電源回路  む 発振回路  り パルス回路  ゚ 倉調・埩調回路 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおは回路の構成動䜜原理及び取扱い方法を実際の掻 甚に関連付けお扱うこず。りに぀いおはパルス波の有甚性発生及び敎圢の方法 を扱うこず。 3各皮の電子回路  ここでは科目の目暙を螏たえ各皮の電子回路に぀いお特性や機胜の芖点で捉え 科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお電子回路の技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるようにする こずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 各皮の電子回路に぀いお構成動䜜原理及び取扱い方法を螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるこず。 ② 特性や機胜に着目しお各皮の電子回路に関する課題を芋いだすずずもに解決策を 考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 2 2 電子回路 147
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③ 各皮の電子回路に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した電源回路発振回路パ ルス回路及び倉調・埩調回路の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 電源回路  盎流電源の原理基本回路構成及び取扱い方法に぀いお取り䞊げ電源回路の蚭 蚈・補䜜及び掻甚ができるよう扱う。  む 発振回路  発振の原理や発振回路の呚波数を安定化させる方法に぀いお取り䞊げCR 発振回 路LC 発振回路氎晶発振回路及び集積回路を甚いた発振回路などに぀いお扱う。  回路の構成動䜜原理特性取扱い方法及び甚途に぀いお取り䞊げ発振回路の 蚭蚈・補䜜及び掻甚ができるよう扱う。  り パルス回路  各皮マルチバむブレヌタ回路埮分・積分回路集積回路を甚いたパルス回路など に぀いお扱う。  パルス波の有甚性パルス波の発生ず波圢敎圢の方法に぀いお取り䞊げパルス回 路の蚭蚈・補䜜及び掻甚ができるよう扱う。  ゚ 倉調・埩調回路  振幅倉調や呚波数倉調パルス倉調などに぀いお扱う。  倉調・埩調回路の構成原理特城などに぀いお取り䞊げ倉調・埩調回路の蚭 蚈・補䜜及び掻甚ができるよう扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 148
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 この科目は電子蚈枬制埡に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成 しおいる。  今回の改蚂では情報化の進展により倚様化する電子蚈枬制埡技術に察応するため平 成21 幎改蚂の孊習指導芁領の「電子蚈枬制埡」に䜍眮付けられおいたコンピュヌタによ る制埡の基瀎に぀いおネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡ずしお指導項目を再構成するな どの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お電子蚈枬制埡に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1電子蚈枬制埡に぀いお蚈枬ず制埡ずの関係を螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるようにする。 2電子蚈枬制埡に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3蚈枬制埡システムを構築する力の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発展に䞻䜓 的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは電子蚈枬制埡を各皮の工法や補品の利䟿性などの諞事象の芖点で 捉え工業生産ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを 通しお電子蚈枬制埡の技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるようにするこずをね らいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは付加䟡倀の高い工業補品を補造するために電子蚈枬制埡技術 に぀いお蚈枬ず制埡技術を螏たえお理解できるようにするずずもにものづくりにおける 様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは電子蚈枬制埡に関する各皮の工法や補品の利䟿性などの諞事象 に着目しおものづくりにおける電子蚈枬制埡に関する課題を芋いだし単に生産性や効 率だけを優先するのではなく補品が瀟䌚に䞎える圱響に察し責任をもち技術者に求め られる倫理芳を螏たえ科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこ ずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは蚈枬制埡システムを構築する力の向䞊を目指し電子蚈枬制埡 を通しおセンサアクチュ゚ヌタコンピュヌタ及びネットワヌクを掻甚した電子蚈枬制 埡に぀いお自ら孊ぶ態床や電子蚈枬制埡技術の発展による生産の自動化に䞻䜓的か぀協 働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 2 3 電子蚈枬 制埡 149 第23 節 電子蚈枬制埡
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 電子蚈枬制 埡の抂芁 2 シヌケンス制埡 3 フィヌドバック制埡 4 ネットワヌクを掻甚した 蚈枬制埡の四぀の指導項目で46単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成し おいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 蚈枬技術自動制埡技術及びネットワヌク技術を総合的に理解できるよう工倫し お指導するこず。  内容を取り扱う際には電子蚈枬制埡技術が蚈枬技術自動制埡技術及びネットワ ヌク技術を総合したシステム技術であるこずを螏たえ機噚や装眮などに぀いお補品 や図面を掻甚するなどしお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  具䜓的な事䟋に぀いおは工堎の芋孊実隓・実習各皮メディア教材などの掻甚を 通しお産業界の動向や地域の実態なども螏たえお理解できるよう工倫しお指導するこ ず。  たた技術革新に察応した電子蚈枬制埡技術に぀いおは実習ず関連付けお考察でき るよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1電子蚈枬制埡の抂芁  ア 電子蚈枬制埡の仕組み  む 蚈枬制埡機噚ずデヌタ凊理 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは電子蚈枬制埡の考え方人間生掻を支える技 術及び蚈枬・制埡の察象ずなる物質の性質に぀いお盞互に関連付けお扱うこず。 むに぀いおは蚈枬制埡機噚によるデヌタの枬定方法及び凊理方法を実際の掻甚に 関連付けお扱うこず。 1電子蚈枬制埡の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ電子蚈枬制埡の抂芁に぀いおセンサや蚈枬機噚な どのデヌタを制埡に掻甚する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお 考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子蚈枬制埡の技術を掻甚 しお工業生産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。 第2ç«  工業科の 各科目 150
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 電子蚈枬制埡に぀いお蚈枬制埡機噚によるデヌタの枬定方法及び凊理方法を螏たえ お理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② センサや蚈枬機噚などのデヌタを制埡ぞ掻甚するこずに着目しお電子蚈枬制埡に 関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改 善するこず。 ③ 電子蚈枬制埡の仕組みに぀いお自ら孊び技術の進展に察応した電子蚈枬制埡に䞻 䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 電子蚈枬制埡の仕組み  人間生掻を支えるロボットや身近な家電機噚などの電子機噚に䜿甚されおいるセン サやアクチュ゚ヌタを取り䞊げ電子蚈枬制埡技術の進展や枩床光圧力ガスな どの制埡をするために必芁である蚈枬ず制埡の関連性電子蚈枬制埡の仕組みなどに ぀いお扱う。  む 蚈枬制埡機噚ずデヌタ凊理  蚈枬制埡機噚の原理ず構成枬定方法デヌタの皮類ず凊理方法コンピュヌタに よるデヌタ凊理の有甚性などに぀いお扱う。 〔指導項目〕 2シヌケンス制埡  ア シヌケンス制埡の抂芁  む シヌケンス制埡の機噚  り シヌケンス制埡の回路  ゚ プログラマブルコントロヌラの掻甚 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおはシヌケンス制埡の原理ず特城及びシヌケンス制埡 に䜿甚される電子機噚の構成ず取扱い方法を扱うこず。 2シヌケンス制埡  ここでは科目の目暙を螏たえシヌケンス制埡に぀いお制埡の特城を補品の補䜜 及び生産に掻甚する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子蚈枬制埡の技術を掻甚しお工 業生産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① シヌケンス制埡に぀いお電子機噚の原理や動䜜を螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② 制埡の特城を補品の補䜜及び生産ぞ掻甚するこずに着目しおシヌケンス制埡に関 する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善 2 3 電子蚈枬 制埡 151
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するこず。 ③ シヌケンス制埡に぀いお自ら孊び技術の進展に察応したシヌケンス制埡の掻甚に 䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア シヌケンス制埡の抂芁  シヌケンス制埡の圹割原理構成及び特性などに぀いお扱う。  む シヌケンス制埡の機噚  シヌケンス制埡に䜿甚される機噚センサの皮類ず甚途及び論理玠子などに぀いお 扱う。  り シヌケンス制埡の回路  シヌケンス制埡の回路の機胜動䜜回路構成及び回路図などに぀いお具䜓的な事 䟋を通しお扱うずずもに回路蚭蚈ができるよう扱う。  ゚ プログラマブルコントロヌラの掻甚  プログラマブルコントロヌラPLCの抂芁特城基本構成機胜などに぀いお 扱う。  プログラミングに぀いおは実習や関連科目ずの連携を図り具䜓的な事䟋を通し お扱うずずもにプログラミングができるよう扱う。 〔指導項目〕 3フィヌドバック制埡  ア フィヌドバック制埡の抂芁  む 制埡特性  り フィヌドバック制埡の掻甚 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおはフィヌドバック制埡の原理ず特城及び実甚䟋を扱 うこず。 3フィヌドバック制埡  ここでは科目の目暙を螏たえフィヌドバック制埡に぀いお制埡の特城を補品の 補䜜及び生産に掻甚する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察 し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子蚈枬制埡の技術を掻甚し お工業生産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① フィヌドバック制埡に぀いお制埡特性及び掻甚を螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② 制埡の特城を補品の補䜜及び生産ぞ掻甚するこずに着目しおフィヌドバック制埡 に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し 改善するこず。 ③ フィヌドバック制埡に぀いお自ら孊び技術の進展に察応したフィヌドバック制埡 第2ç«  工業科の 各科目 152
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の掻甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア フィヌドバック制埡の抂芁  フィヌドバック制埡の考え方シヌケンス制埡ず察比したフィヌドバック制埡の特 城に぀いお扱う。  む 制埡特性  フィヌドバック制埡システムの応答特性に぀いお扱う。  り フィヌドバック制埡の掻甚  プロセス制埡サヌボ制埡などの生産ぞの実甚䟋に぀いお取り䞊げフィヌドバッ ク制埡を掻甚できるよう扱う。 〔指導項目〕 4ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡  ア 制埡装眮ずむンタフェヌス  む 制埡プログラム  り ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡システム 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおはコンピュヌタず倖郚機噚ずの接続方法を扱う こず。むに぀いおは倖郚機噚を制埡するプログラミングの方法を扱うこず。りに ぀いおはネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡システムの抂芁を扱うこず。 4ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡  ここでは科目の目暙を螏たえネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡に぀いお制埡の 特城を補品の補䜜及び生産に掻甚する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関 連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお電子蚈枬制埡の 技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡に぀いお制埡の自動化及び掻甚を螏たえお理解す るずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 制埡の特城を補品の補䜜及び生産ぞ掻甚するこずに着目しおネットワヌクを掻甚 した蚈枬制埡に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき 結果を怜蚌し改善するこず。 ③ ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡に぀いお自ら孊び技術の進展に察応したコンピ ュヌタを掻甚した蚈枬制埡に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 制埡装眮ずむンタフェヌス  コンピュヌタによる制埡システムの構成機胜及び制埡方法などに぀いお扱う。  む 制埡プログラム  入出力制埡AD 倉換DA 倉換ハンドシェヌクを䜿った事䟋割蟌み凊理など を取り䞊げ制埡プログラムの考え方などに぀いお扱う。 2 3 電子蚈枬 制埡 153
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 なおプログラミング蚀語に぀いおは実習や関連科目ずの連携を図り適切な蚀 語を遞択しお扱うこずができるこず。  り ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡システム  ネットワヌクを掻甚した蚈枬制埡システムの抂芁構成及びデヌタの流れなどに぀ いお扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 154
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 この科目は情報通信を行うこずに必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容 を構成しおいる。  今回の改蚂では情報化の進展による倧容量デヌタの掻甚に必芁ずされる通信技術に察 応するため平成21 幎改蚂の孊習指導芁領の「通信技術」に䜍眮付けられおいた画像通 信に぀いおマルチメディアの通信技術を圧瞮に敎理統合しお再構成するなどの改善を図 った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お情報通信を行うこずに必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1通信技術に぀いお通信機噚の機胜や特性を螏たえお理解するずずもに関連す る技術を身に付けるようにする。 2通信技術に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技術 の進展に察応し解決する力を逊う。 3通信技術を通しお情報通信の付加䟡倀を高める力の向䞊を目指しお自ら孊び 工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは通信技術に぀いお情報を電気信号に倉換しお䌝送する芖点で捉え 通信システムず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通 しお新たな䟡倀を創造する通信技術を担うこずができるようにするこずをねらいずしお いる。  目暙の 1 に぀いおは付加䟡倀の高い工業補品の補造ができるようにするために通 信技術を技術の進展に察応した情報通信の掻甚ず関連付けお理解できるようにしものづ くりにおける様々な状況に察応できる技術を身に付けるこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは情報を電気信号に倉換しお䌝送する方法に着目しお通信技術 に関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく補品が瀟䌚に䞎 える圱響に責任をもち科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う こずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは通信技術を通しお情報通信の付加䟡倀を高める力の向䞊を目指 し情報通信に関する技術の掻甚に぀いお自ら孊ぶ態床や工業の発展に䞻䜓的か぀協働 的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 2 4 通信技術 155 第24 節 通信技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 有線通信 2 無線通信 3 画像通信 4 通信装眮の入出力機噚 5 通信に関する法芏の五぀の 指導項目で26単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内 容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア  〔指導項目〕の 5 に぀いおは法的な根拠を螏たえ 1 から 4 たでず関連付け お理解できるよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には 〔指導項目〕の 5 通信に関する法芏に぀いお法的な根拠を 螏たえ通信の瀟䌚的意矩及びモラルに぀いお扱うずずもに通信技術は技術革新の早 い分野であるこずから技術の進展産業界の動向や実際の珟堎で䜿甚されおいる具䜓 的な事䟋を取り䞊げるなどしお理解できるよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1有線通信  ア 有線通信システム  む デヌタ通信ずネットワヌク  り 光通信 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは有線通信回線を甚いたアナログ及びデゞタル 通信による通信システムの構成及び抂芁を扱うこず。むに぀いおはデヌタ通信シ ステム及びネットワヌクの抂芁を扱うこず。たた通信プロトコルず亀換機に぀い おも扱うこず。りに぀いおは光通信の原理ず利甚方法を扱うこず。 1有線通信  ここでは科目の目暙を螏たえ有線通信に぀いお有線の䌝送路を掻甚した通信シ ステムの芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓 隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお通信技術を掻甚しお工業生産を担うこずがで きるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 第2ç«  工業科の 各科目 156
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① 有線通信に぀いお有線通信回線を甚いたアナログ及びデゞタル通信に䜿甚されおい るシステムを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 有線の䌝送路を掻甚した通信システムに着目しお有線通信の利甚に関する課題を 芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 有線通信に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した有線通信の掻甚に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 有線通信システム  通信の基本抂念アナログ及びデゞタル通信の特城電話回線などの有線通信回線 を甚いた情報通信システム通信䌝送路信号の倚重化亀換機などの具䜓的な事䟋 を取り䞊げ有線通信システムの構成方匏及び抂芁に぀いお扱う。  む デヌタ通信ずネットワヌク  デヌタ通信システムの基本構成デゞタル亀換機の抂芁亀換方匏䌝送技術通 信プロトコルの考え方各皮端末装眮情報ネットワヌクの圢態などを取り䞊げコ ンピュヌタを利甚した具䜓的な事䟋を通しおデヌタ通信システムの構成及び抂芁に ぀いお扱う。  通信プロトコルず亀換機デヌタ通信ずネットワヌクに぀いおは実習ず関連付け お扱う。  り 光通信  光半導䜓の特性光ファむバケヌブルの皮類構造及び特性光通信システムの構 成などを取り䞊げ光通信の原理ず利甚方法に぀いお扱う。  光通信の原理ず利甚方法に぀いおは実習ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 2無線通信  ア 電波ずアンテナ  む 無線通信システム  り 無線機噚  ゚ 衛星を利甚した通信システム 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のアに぀いおは電波の性質アンテナの電気的特性及び電波 の攟射ず受信を扱うこず。むに぀いおは無線通信の方法ず通信システムに぀いお アナログ及びデゞタル通信を扱うこず。 2無線通信  ここでは科目の目暙を螏たえ無線通信に぀いお電波を掻甚した通信システムの 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお通信技術を掻甚しお工業生産を担うこずができるよう にするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 2 4 通信技術 157
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〔指導項目〕を指導する。 ① 無線通信に぀いお電波を甚いたアナログ及びデゞタル通信に䜿甚されおいるシステ ムを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 電波を掻甚した通信システムに着目しお無線通信の利甚に関する課題を芋いだす ずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 無線通信に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した無線通信の掻甚に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 電波ずアンテナ  電波の性質ず䌝搬ダむポヌルアンテナなどのアンテナの構造及び電気的特性など を取り䞊げ電波の攟射受信の抂芁などに぀いお扱う。  む 無線通信システム  攟送移動通信マむクロ波通信などの䞻な無線通信の皮類方法及び通信システ ムを取り䞊げアナログ及びデゞタル通信の構成ず抂芁携垯電話などの移動通信機 噚の抂芁に぀いお扱う。  実際に珟堎で䜿甚されおいるレヌダシステムの具䜓䟋を取り䞊げ構成機胜に぀ いお扱う。  り 無線機噚  AMFMSSB 送受信回路の回路構成ずその動䜜を取り䞊げ操䜜や保守点怜 調敎に぀いお扱う。  ゚ 衛星を利甚した通信システム  衛星攟送衛星通信などの構成特城利甚圢態に぀いお取り䞊げ衛星を利甚し た通信システムの抂芁に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3画像通信  ア 静止画像の通信  む テレビゞョン技術  り 圧瞮  ゚ 暗号化 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアに぀いおはファクシミリの送受信の原理を扱うこず。む に぀いおはテレビゞョンの電波ず送受信機の抂芁及びデゞタル攟送の特城を扱う こず。りに぀いおは通信デヌタの圧瞮及び埩元の仕組みを扱うこず。゚に぀いお は暗号化の理論を扱うこず。 3画像通信  ここでは科目の目暙を螏たえ画像通信に぀いお静止画像や動画像などを送受信 する通信システムの芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお通信技術を掻甚しお工業生産を担 第2ç«  工業科の 各科目 158
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うこずができる資質・胜力を育おるこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 画像通信に぀いお通信デヌタを送受信する通信システムを螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるこず。 ② 静止画像や動画像などを送受信する通信システムに着目しお画像通信の利甚に関 する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善 するこず。 ③ 画像通信に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した画像通信の掻甚に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 静止画像の通信  ファクシミリの送受信の原理構成方匏及びファクシミリ通信網の抂芁に぀いお 取り䞊げ実際に䜿甚されおいる具䜓䟋などを掻甚できるよう扱う。  む テレビゞョン技術  テレビゞョン電波の抂芁テレビゞョン送受信機の回路ず動䜜デゞタル攟送方匏 の特城に぀いお取り䞊げテレビゞョン技術の抂芁に぀いお実際に掻甚できるよう 扱う。  ケヌブルテレビゞョンシステムの抂芁に぀いおも扱う。  り 圧瞮  画像や音声などを通信する際に膚倧なデヌタ量を扱うための圧瞮技術の抂芁画像 通信の抂芁情報通信ネットワヌクの構成などに぀いお扱う。  デヌタ圧瞮技術における笊号化誀り蚂正画像の圧瞮方匏などず圧瞮したデヌタ を埩元する技術を取り䞊げ実際に掻甚できるよう扱う。  ゚ 暗号化  セキュリティが芁求される通信に䜿甚する暗号化の理論や重芁性に぀いお扱うずず もに実際に掻甚できるよう扱う。 〔指導項目〕 4通信装眮の入出力機噚  ア 情報のデゞタル化  む 入出力機噚 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 に぀いおは情報のデゞタル化技術や技術の進展に察応した入 出力機噚を扱うこず。 4通信装眮の入出力機噚  ここでは科目の目暙を螏たえ通信装眮の入出力機噚に぀いお通信装眮の入出力 機噚を甚いたシステムの芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察 し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお通信技術を掻甚しお工業生産 2 4 通信技術 159
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を担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 通信装眮の入出力機噚に぀いお情報のデゞタル化を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 通信装眮の入出力機噚を甚いたシステムに着目しお通信機噚の入出力機噚の利甚 に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し 改善するこず。 ③ 通信装眮の入出力機噚に぀いお自ら孊び技術の進展に察応した通信機噚の掻甚に 䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 情報のデゞタル化  音声ず映像の性質ず特性アナログ及びデゞタル信号の特城AD 倉換DA 倉換 などを取り䞊げ実習などず関連付けお扱い実際に掻甚できるよう扱う。  む 入出力機噚  マむクロフォンカメラスピヌカなどの機噚を取り䞊げ入出力機噚の皮類ず特 性に぀いお扱い実際に入出力機噚を掻甚できるよう扱う。  たたプリンタむメヌゞスキャナデゞタルカメラ及びデゞタルビデオカメラな どに぀いおも扱う。様々な蚘録メディアの構造や原理に぀いおも扱う。 〔指導項目〕 5通信に関する法芏 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 に぀いおは通信に関する法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 5通信に関する法芏  ここでは科目の目暙を螏たえ通信に関する法芏に぀いお事業者や利甚者が円滑 に通信を行う芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践 的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお情報通信の技術を掻甚しお工業生産を 担うこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 通信に関する法芏に぀いお法芏の目的ず抂芁を螏たえお理解するこず。 ② 事業者や利甚者が円滑な通信を行うこずに着目しお通信に関する法芏に関する課 題を芋いだすずずもに解決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 通信に関する法芏に぀いお自ら孊び法什を遵守しお円滑な電気通信に䞻䜓的か぀ 協働的に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう通信の秘密劚害品質の確保瀟䌚においお通信 が果たす公共性や瀟䌚性通信を取り扱う䞊での責任やモラルなどを取り䞊げ電気通 信事業法有線電気通信法電波法の目的ず抂芁などに぀いお扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 160
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 この科目はコンピュヌタのプログラミングに必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県 ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では情報技術の進展に察応するためアルゎリズムずプログラム技法に関 する指導項目に重点化しお内容を再構成するなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し おコンピュヌタのプログラミングに必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこず を目指す。 1コンピュヌタのプログラミングに぀いおシステム゜フトりェアずプログラミン グツヌルを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2コンピュヌタのプログラミングに関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な 根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3コンピュヌタのプログラムを開発する力の向䞊を目指しお自ら孊び情報技術 の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおはコンピュヌタのプログラミングをアルゎリズムずプログラム技法 の芖点から捉え工業生産や瀟䌚生掻ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタのプログラミングができるようにするこずを ねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは情報技術の進展に察応するためにコンピュヌタのプログラミ ングに぀いおシステム゜フトりェアずプログラミングツヌルずを工業生産や瀟䌚生掻ず関 連付けお理解するずずもにプログラミングにおける様々な状況に察応できる技術を身に 付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおはアルゎリズムずプログラム技法に着目しおコンピュヌタのプ ログラミングに関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなくプ ログラムが瀟䌚に䞎える圱響に責任をもち科孊的な根拠に基づき情報技術の進展に察応 し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおはコンピュヌタのプログラムを開発する力の向䞊を目指し効果 的に情報などを凊理するプログラミング技法に぀いお自ら孊ぶ態床や情報技術の発展に 䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 2 5 プログラミ ング技術 161 第25 節 プログラミング技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 アルゎリズ ム 2 プログラム技法の二぀の指導項目で28単䜍皋床履修されるこずを想定し お内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 生埒の実態や孊科の特色等に応じお適切なプログラミング蚀語を遞択し挔習 や実習などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。 む  〔指導項目〕の 1 に぀いおはプログラム蚀語の芏則の習埗に偏るこずのないよ う適切な事䟋を掻甚した挔習を取り入れ論理的な思考を重芖するよう工倫しお 指導するこず。  内容を取り扱う際には情報技術の進展にも留意し生埒の実態や孊科の特色等に応 じお適切なプログラミング蚀語を遞択し挔習や実習などを通しお具䜓的に理解で きるよう工倫しお指導するこず。   〔指導項目〕の 1 アルゎリズムに぀いおはプログラム蚀語の芏則の習埗に偏るこず のないよう適切な事䟋を掻甚した挔習や実際にコンピュヌタを掻甚した実習を取り入 れアルゎリズムの基本構造である順次型遞択型繰り返し型の構造などの論理的な 思考を重芖するよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1アルゎリズム  ア アルゎリズムず流れ図  む 順次型のアルゎリズム  り 遞択型のアルゎリズム  ゚ 繰り返し型のアルゎリズム 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおはアルゎリズムの衚珟方法及びプログラムの凊理手 順を扱うこず。 1アルゎリズム  ここでは科目の目暙を螏たえアルゎリズムに぀いお情報を効率的に凊理する方 法の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産などに関連付けお考察し実践的・䜓 隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタのプログラミングができるよう 第2ç«  工業科の 各科目 162
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にするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① アルゎリズムに぀いお衚珟方法及びプログラムの凊理手順を螏たえお理解するずず もに関連する技術を身に付けるこず。 ② 情報を効率的に凊理する方法に着目しおアルゎリズムに関する課題を芋いだすず ずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ アルゎリズムに぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこ ず。  ア アルゎリズムず流れ図  アルゎリズムを図匏化するために必芁な流れ図の蚘述の仕方を取り䞊げアルゎリ ズムの衚珟方法に぀いお扱う。  む 順次型のアルゎリズム  適切なプログラム蚀語を甚いお蚀語特有のプログラムの曞き方デヌタの型入 出力蚈算倉数の䜿い方を取り䞊げプログラムの実行順及びコンピュヌタの動䜜 原理に぀いお扱う。  り 遞択型のアルゎリズム  倉数オブゞェクトなどの状態割蟌み発生などの動䜜によっお異なった凊理を行 う事象を取り䞊げ適切な遞択条件の蚭定方法倚分岐遞択及び耇数条件分岐の堎合 の遞択条件によるプログラムの䜜成方法に぀いお扱う。  ゚ 繰り返し型のアルゎリズム  反埩凊理の事象を取り䞊げ繰り返しの条件の蚭定方法繰り返し範囲内郚の倀や 状態の倉化に぀いお扱う。たた繰り返し凊理の郚分を関数やサブルヌチンに眮き換 えたりデヌタを配列で衚珟したりするなど効率的にプログラムを䜜成する方法に぀ いおも扱う。 〔指導項目〕 2プログラム技法  ア デヌタ構造  む プログラムの暙準化  り ファむル凊理  ゚ 入出力蚭蚈  オ プログラムの構造化蚭蚈 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは適切な事䟋を掻甚した挔習を取り入れプログラ ムの蚈画䜜成実斜評䟡及び効果的に情報を凊理する方法を扱うこず。 2 5 プログラミ ング技術 163
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2プログラム技法  ここでは科目の目暙を螏たえプログラム技法に぀いお情報を効率的に凊理する プログラムを蚭蚈する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産などに関連付けお考 察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタのプログラミ ングができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① プログラム技法に぀いお実際のプログラムの開発に即しお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② 情報を効率的に凊理するプログラムの蚭蚈に着目しおプログラム技法に関する課 題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこ ず。 ③ プログラム技法に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む こず。  ア デヌタ構造  配列キュヌスタック連結リスト朚構造などのデヌタ構造を取り䞊げデヌ タ構造ず効率的なアルゎリズムずの関係に぀いお扱う。  む プログラムの暙準化  プログラムの実行順序を調べるこずなどを通しおプログラムのトレヌス手法や開 発支揎を効率的に行うサヌビスプログラムの操䜜に぀いお扱う。たた構造化プログ ラミングの技法やプログラム開発の効率化を図るための暙準化の必芁性プログラム のモゞュヌル化再利甚化テスト技法プログラムむンタフェヌスなどの暙準化に ぀いおも扱う。  り ファむル凊理  各皮線成ファむルの䜜成デヌタの怜玢䞊べ換え曎新などのファむル凊理に぀ いお扱う。  ゚ 入出力蚭蚈  センサやアクチュ゚ヌタむンタフェヌスなどの入出力制埡凊理描画や画像凊理 画像認識などのグラフィック凊理サヌバずクラむアント間のメッセヌゞ亀換におけ るネットワヌク凊理などの最適な入出力蚭蚈に぀いお扱う。なおシステム開発を行 う堎合には基本的な凊理プログラムを盞互に関連付けお構成したシステムに぀いお 取り䞊げる。  オ プログラムの構造化蚭蚈  蚭蚈したプログラムが長期的に高い信頌性のもずで䜿甚できるようにするため構 造化プログラミングの技法を取り入れメンテナンスを長期間か぀効率的に行うこず のできる蚭蚈方法に぀いお扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 164
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 この科目は工業生産や瀟䌚生掻に圹立぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発に必芁な 資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では情報技術の進展に察応するため平成21 幎改蚂の孊習指導芁領の 「ハヌドりェア技術」及び「電子情報技術」を敎理統合しコンピュヌタの電子回路コ ンピュヌタの構成コンピュヌタによる制埡を指導項目ずしお䜍眮付けるずずもにマむ クロコンピュヌタの組蟌み技術に関する指導項目では組蟌みシステムの構成組蟌みハ ヌドりェア及び組蟌み゜フトりェアずしお再構成するなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お工業生産や瀟䌚生掻に圹立぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発に必芁な資 質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1コンピュヌタのハヌドりェアに぀いお機胜構成及び制埡技術を螏たえお理解 するずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2コンピュヌタのハヌドりェアに関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根 拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3コンピュヌタのハヌドりェアを開発する力の向䞊を目指しお自ら孊び情報技 術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおはハヌドりェア技術をコンピュヌタの構成やコンピュヌタによる制 埡などの芖点で捉え工業生産や瀟䌚生掻ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な 孊習を行うこずなどを通しおコンピュヌタのハヌドりェアの開発ができるようにするこ ずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは情報技術の進展に察応するためにコンピュヌタのハヌドりェ アに぀いお機胜や構成及び制埡技術を工業生産や瀟䌚生掻ず関連付けお理解するずずもに コンピュヌタのハヌドりェアに関わる様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにす るこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおはコンピュヌタの構成やコンピュヌタによる制埡などに着目しお コンピュヌタのハヌドりェアに関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先する のではなく科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味 しおいる。  目暙の 3 に぀いおはコンピュヌタのハヌドりェアの開発を目指しコンピュヌタの ハヌドりェアの機胜や構成及び制埡技術に぀いお自ら孊ぶ態床や情報技術の発展に䞻䜓 的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 2 6 ハヌドりェ ア技術 165 第26 節 ハヌドりェア技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 コンピュヌ タの電子回路 2 コンピュヌタの構成 3 コンピュヌタによる制埡 4 マむクロコ ンピュヌタの組蟌み技術の四぀の指導項目で28単䜍皋床履修されるこずを想定し お内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 生埒の実態や孊科の特色等に応じお適切なマむクロコンピュヌタ及びプログラ ミング蚀語を遞択し挔習や実習などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお 指導するこず。 む  〔指導項目〕の 1 のア及びオに぀いおは生埒の実態や孊科の特色等に応じお 遞択しお扱うこずができるこず。  内容を取り扱う際には情報技術の進展にも留意し生埒の実態や孊科の特色等に応 じお適切なマむクロコンピュヌタ及びプログラミング蚀語を遞択し挔習や実習など を通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。   〔指導項目〕の 1 のア及びオに぀いおは孊科による必芁性の有無に配慮し生埒の 実態や孊科の特色等に応じお遞択しお扱うこずができるこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1コンピュヌタの電子回路  ア 電子回路ず玠子  む 論理回路  り フリップフロップ  ゚ 各皮レゞスタ  オ コンピュヌタによる論理回路蚭蚈 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおはコンピュヌタのハヌドりェアを構成する回路の動 䜜原理を扱うこず。 1コンピュヌタの電子回路  ここでは科目の目暙を螏たえコンピュヌタの電子回路に぀いおコンピュヌタの ハヌドりェアを構成する回路の動䜜の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟 䌚生掻などに関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお 第2ç«  工業科の 各科目 166
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工業生産や瀟䌚生掻に圹立぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発ができるようにするこ ずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① コンピュヌタの電子回路に぀いおハヌドりェアを構成する各皮電子回路や玠子の動 䜜原理を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② コンピュヌタのハヌドりェアを構成する回路の動䜜に着目しおコンピュヌタの電 子回路に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を 怜蚌し改善するこず。 ③ コンピュヌタの電子回路に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  ア 電子回路ず玠子  コンピュヌタを構成する電子回路及び電子回路を構成する玠子に぀いお扱う。  む 論理回路  論理玠子や論理回路を取り䞊げその原理に぀いお扱う。  り フリップフロップ  フリップフロップの原理各皮フリップフロップ回路の回路構成及び機胜に぀いお 扱う。  ゚ 各皮レゞスタ  コンピュヌタの各皮レゞスタの働きに぀いお扱う。  オ コンピュヌタによる論理回路蚭蚈  コンピュヌタを掻甚した論理回路の蚭蚈に぀いお扱う 〔指導項目〕 2コンピュヌタの構成  ア マむクロプロセッサず凊理装眮  む 蚘憶装眮ず呚蟺機噚  り デヌタの流れず呜什語の構成 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のア及びむに぀いおは装眮や機噚の動䜜原理機胜及び圹割 を扱うこず。りに぀いおはデヌタの凊理手順を扱うこず。 2コンピュヌタの構成  ここでは科目の目暙を螏たえコンピュヌタの構成に぀いお装眮や機噚の機胜や 圹割などの芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻などに関連付けお考 察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお工業生産や瀟䌚生掻に圹立 ぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 2 6 ハヌドりェ ア技術 167
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① コンピュヌタの構成に぀いおマむクロプロセッサや凊理装眮蚘憶装眮呚蟺機噚 及びデヌタの流れず呜什語を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付ける こず。 ② コンピュヌタを構成する装眮や機噚の機胜や圹割に着目しおコンピュヌタの構成 に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し 改善するこず。 ③ コンピュヌタの構成に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア マむクロプロセッサず凊理装眮  2進数16 進数による情報の衚珟方法ず10 進数ずの関係に぀いお扱う。  たたマむクロプロセッサを䞭心に各郚の構造機胜圹割に぀いお取り䞊げコ ンピュヌタの基本構成ずその働きに぀いお扱う。  む 蚘憶装眮ず呚蟺機噚  䞻蚘憶装眮補助蚘憶装眮及び䞻な入出力装眮などの呚蟺装眮を取り䞊げその機 胜ずコンピュヌタにおけるそれぞれの圹割構造むンタフェヌス制埡の仕組み及 びデヌタの蚘録方法などに぀いお扱う。  たた新しい技術を取り入れた機噚に぀いおも取り䞊げる。  り デヌタの流れず呜什語の構成  コンピュヌタ内郚のデヌタの流れ呜什の凊理手順機械語呜什の構成呜什のア ドレス方匏及び割蟌み凊理などを取り䞊げ呜什によっおコンピュヌタを制埡する仕 組みに぀いお扱う。 〔指導項目〕 3コンピュヌタによる制埡  ア ハヌドりェアに適した蚀語  む コンピュヌタによる制埡の構成  り センサずアクチュ゚ヌタ  ゚ 制埡プログラム 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアに぀いおは機械語及びアセンブリ蚀語の特城ず甚途を扱 うこず。むに぀いおはむンタフェヌスの甚途ず機胜を扱うこず。りに぀いおは コンピュヌタ制埡に甚いられるセンサずアクチュ゚ヌタの原理構造及び特性を扱 うこず。 3コンピュヌタによる制埡  ここでは科目の目暙を螏たえコンピュヌタによる制埡に぀いおコンピュヌタを 掻甚しお的確に制埡察象を動䜜させる芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟 䌚生掻などず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお 工業生産や瀟䌚生掻に圹立぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発ができるようにするこ 第2ç«  工業科の 各科目 168
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ずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① コンピュヌタによる制埡に぀いおハヌドりェアに適した蚀語の仕組みず機胜及び基 本的なプログラムコンピュヌタによる制埡の構成などを螏たえお理解するずずもに 関連する技術を身に付けるこず。 ② コンピュヌタを掻甚しお的確に制埡察象を動䜜させるこずに着目しおコンピュヌ タによる制埡に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき 結果を怜蚌し改善するこず。 ③ コンピュヌタによる制埡に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  ア ハヌドりェアに適した蚀語  機械語及びアセンブリ蚀語などの䞻なプログラム蚀語の抂芁特城及び利甚方法を 取り䞊げハヌドりェアに適した蚀語の仕組みに぀いお扱う。  む コンピュヌタによる制埡の構成  コンピュヌタによる制埡におけるデヌタや信号の入出力むンタフェヌスの甚途ず 機胜及びコンピュヌタによる制埡の仕組みに぀いお扱う。  り センサずアクチュ゚ヌタ  コンピュヌタによる電子制埡に適したセンサやアクチュ゚ヌタの原理構造特性 及びそれらを掻甚した制埡回路に぀いお扱う。  ゚ 制埡プログラム  怜出郚操䜜郚制埡甚コンピュヌタ及び制埡察象などずの関係ず各郚の動䜜に぀ いお取り䞊げコンピュヌタによる入出力制埡プログラムの䜜成方法に぀いお扱う。  たた割蟌み凊理の事䟋を取り䞊げ割蟌み制埡の必芁性に぀いおも扱う。 〔指導項目〕 4マむクロコンピュヌタの組蟌み技術  ア 組蟌みシステムの構成  む 組蟌みハヌドりェア  り 組蟌み゜フトりェア 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおはマむクロプロセッサを搭茉した組蟌みシステ ムの構成ず動䜜や仕組みを扱うこず。むに぀いおはマむクロプロセッサを組み蟌 むための実装技術を扱うこず。りに぀いおはマむクロプロセッサを組み蟌むため のプログラムの開発を扱うこず。 4マむクロコンピュヌタの組蟌み技術  ここでは科目の目暙を螏たえマむクロコンピュヌタの組蟌み技術に぀いおマむ クロプロセッサを甚いた組蟌みシステムを開発する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき 2 6 ハヌドりェ ア技術 169
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工業生産や瀟䌚生掻などず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずな どを通しお工業生産や瀟䌚生掻に圹立぀コンピュヌタのハヌドりェアの開発ができる ようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① マむクロコンピュヌタの組蟌み技術に぀いおマむクロコンピュヌタが組み蟌たれた システムを構成するハヌドりェアず゜フトりェアを螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② マむクロプロセッサを甚いた組蟌みシステムの開発に着目しおマむクロコンピュ ヌタの組蟌み技術に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基 づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ マむクロコンピュヌタの組蟌み技術に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か ぀協働的に取り組むこず。  ア 組蟌みシステムの構成  実際に身近な工業補品に組み蟌たれおいるマむクロコンピュヌタの組蟌みシステム の構成ず動䜜仕組みに぀いお扱う。  む 組蟌みハヌドりェア  実際に身近な工業補品に組み蟌たれおいるマむクロコンピュヌタを取り䞊げ動䜜 ず特城に぀いお扱う。  たた組蟌み技術が利甚されおいる呚蟺装眮を取り䞊げ動䜜ず特城に぀いおも扱 う。  り 組蟌み゜フトりェア  コンピュヌタを掻甚しお組蟌みシステム開発を行うための開発環境の構築を行い 高氎準蚀語によるプログラム開発技術を取り䞊げ効果的なプログラムの開発を行う ための統合開発環境に぀いお扱う。  たた組蟌み制埡などに必芁なリアルタむム制埡ずリアルタむムオペレヌティング システムの働きに぀いおも扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 170
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 この科目は制埡察象を動䜜させるコンピュヌタの゜フトりェアの掻甚に必芁な資質・ 胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では情報技術の進展に察応するため平成21 幎改蚂の孊習指導芁領の 「゜フトりェア技術」に䜍眮付けられおいた゜フトりェアに぀いお゜フトりェアの制䜜 に関する指導項目に再構成するなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お制埡察象を動䜜させるコンピュヌタの゜フトりェアの掻甚に必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1コンピュヌタの゜フトりェアに぀いおシステム゜フトりェアずプログラミング ツヌルを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2コンピュヌタの゜フトりェアに関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根 拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3コンピュヌタの゜フトりェアを開発する力の向䞊を目指しお自ら孊び情報技 術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは゜フトりェア技術をファむルシステムネットワヌクセキュリ ティグラフィカルナヌザむンタフェヌスGUIの管理の芖点で捉え工業生産や瀟䌚 生掻ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習を行うこずなどを通しお制埡察 象を動䜜させるコンピュヌタの゜フトりェアの掻甚ができるようにするこずをねらいずし おいる。  目暙の 1 に぀いおは情報技術の進展に察応するためにコンピュヌタの゜フトりェ アに぀いおシステム゜フトりェアずプログラミングツヌルずを工業生産や瀟䌚生掻ず関連 付けお理解するずずもに゜フトりェアの掻甚における様々な状況に察応できる技術を身 に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおはファむルシステムネットワヌクセキュリティグラフィカ ルナヌザむンタフェヌスGUIの管理に着目しおコンピュヌタの゜フトりェアに関す る課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく科孊的な根拠に基づき 工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおはコンピュヌタの゜フトりェアを開発する力の向䞊を目指し効 果的にデヌタや信号などを凊理するコンピュヌタの゜フトりェアに぀いお自ら孊ぶ態床や 情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 2 7 ゜フトりェ ア技術 171 第27 節 ゜フトりェア技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 オペレヌテ ィングシステム 2 セキュリティ技術 3 ゜フトりェアの制䜜の䞉぀の指導項目で 28単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う 際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 生埒の実態や孊科の特色等に応じお適切なオペレヌティングシステム及びアプ リケヌションプログラムを遞択し挔習や実習などを通しお具䜓的に理解できる よう工倫しお指導するこず。 む 情報化の進展が及がす圱響に぀いお技術者倫理の芖点から考察できるようにする ずずもに情報モラルに぀いお理解できるよう工倫しお指導するこず。 り  〔指導項目〕の 3 のりに぀いおは生埒の実態や孊科の特色等に応じお遞択し お扱うこずができるこず。  内容を取り扱う際には情報技術の進展にも留意し生埒の実態や孊科の特色等に応 じお適切なオペレヌティングシステム及びアプリケヌションプログラムを遞択し実 習等ず関連付けお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  たた情報化の進展により情報が瀟䌚に及がす圱響に぀いお技術者倫理の芳点から扱 い情報モラルに぀いお理解できるよう工倫しお指導するこず。   〔指導項目〕の 3 のりに぀いおは情報技術などに関する孊科ではモバむル環境に おけるアプリケヌションの䌁画蚭蚈実装などに぀いお生埒の実態や孊科の特色等 に応じお遞択しお扱うこずができるこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1オペレヌティングシステム  ア オペレヌティングシステムの抂芁  む オペレヌティングシステムの機胜  り オペレヌティングシステムの管理 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のむに぀いおはオペレヌティングシステムの機胜ず圹割を扱 うこず。りに぀いおはオペレヌティングシステムのむンストヌル運甚及び管理 を扱うこず。 第2ç«  工業科の 各科目 172
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1オペレヌティングシステム  ここでは科目の目暙を螏たえオペレヌティングシステムに぀いおハヌドりェア を効率よく管理する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻ず関連付け お考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお制埡察象を動䜜させる コンピュヌタの゜フトりェアの掻甚ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① オペレヌティングシステムに぀いお目的ず機胜を螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② ハヌドりェアの効率的な管理に着目しおオペレヌティングシステムに関する課題 を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ オペレヌティングシステムに぀いお自ら孊び情報技術の進展に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。  ア オペレヌティングシステムの抂芁  コンピュヌタのハヌドりェアず゜フトりェアを有機的に結び付けるオペレヌティン グシステムの目的ず必芁性倉遷ず䞻な皮類に぀いお扱う。  む オペレヌティングシステムの機胜  プロセス管理メモリ管理入出力管理デバむス管理API の提䟛などを取り 䞊げコンピュヌタのオペレヌティングシステムの機胜及び圹割に぀いお扱う。  り オペレヌティングシステムの管理  オペレヌティングシステムのむンストヌル環境敎備セキュリティ管理システ ム状況の監芖及び障害管理などに぀いお扱う。 〔指導項目〕 2セキュリティ技術  ア 情報セキュリティ技術  む 情報セキュリティ管理  り 情報セキュリティに関する法芏 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のアに぀いおは暗号化やアクセス管理の必芁性を扱うこず。 むに぀いおはリスク分析ず評䟡情報セキュリティポリシヌ及びネットワヌクの セキュリティ管理など具䜓的な事䟋を扱うこず。りに぀いおは情報セキュリティ に関する法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 2セキュリティ技術  ここでは科目の目暙を螏たえセキュリティ技術に぀いおコンピュヌタシステム を安心しお利甚できる状態の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻ず 関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお制埡察象を動 䜜させるコンピュヌタの゜フトりェアの掻甚ができるようにするこずをねらいずしおい 2 7 ゜フトりェ ア技術 173
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る。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① セキュリティ技術に぀いおコンピュヌタシステムを倖郚からの脅嚁から保護するこ ずを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② コンピュヌタシステムを安心しお利甚できる状態に着目しおセキュリティ技術に 関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改 善するこず。 ③ セキュリティ技術に぀いお自ら孊び情報技術の進展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 情報セキュリティ技術  情報セキュリティポリシヌの芳点から暗号化やアクセス管理の必芁性に぀いお扱 う。  む 情報セキュリティ管理  ネットワヌクのセキュリティ管理障害管理゜フトりェアの保護などの具䜓的事 䟋を取り䞊げネットワヌクセキュリティ及びリスク管理などに぀いお扱う。  たたデヌタ・ファむルの䞍正アクセス防止コンピュヌタりむルス察策障害情 報の収集の方法及び障害察策などに぀いおも扱う。  り 情報セキュリティに関する法芏  個人情報の保護に関する法埋䞍正アクセス行為の犁止等に関する法埋や著䜜暩法 などの情報に関する法芏の目的ず抂芁に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3゜フトりェアの制䜜  ア ゜フトりェアの制䜜手順  む ゜フトりェアの制䜜環境  り アプリケヌション゜フトりェアの制䜜 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のア及びむに぀いおは゜フトりェアの制䜜における芁求分析 や蚭蚈ドキュメンテヌション及びテストを関連付けた効果的な制䜜の技法を扱う こず。 3゜フトりェアの制䜜  ここでは科目の目暙を螏たえ゜フトりェアの制䜜に぀いお゜フトりェアの制䜜 手順制䜜環境アプリケヌション゜フトりェアの制䜜の芖点で捉え科孊的な根拠に 基づき工業生産や瀟䌚生掻ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこず などを通しお制埡察象を動䜜させるコンピュヌタの゜フトりェアの掻甚ができるよう にするこずをねらいずしおいる。 第2ç«  工業科の 各科目 174
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① ゜フトりェアの制䜜に぀いお゜フトりェアの制䜜における芁求分析や蚭蚈ドキュ メンテヌション及びテストを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付ける こず。 ② ゜フトりェアの制䜜手順制䜜環境アプリケヌション゜フトりェアの制䜜に着目 しお゜フトりェアの制䜜に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な 根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ ゜フトりェアの制䜜に぀いお自ら孊び情報技術の進展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア ゜フトりェアの制䜜手順  コンピュヌタを掻甚し課題を凊理するために必芁な課題の分析方法゜フトりェア の蚭蚈ず䜜成各皮プログラムのモゞュヌルやサヌビスプログラムの掻甚開発した ゜フトりェアのテスト及び修正に぀いお扱う。  たた流れ図や状態遷移図グラフ芁求分析や蚭蚈するための情報の文曞化の手 法に぀いおも扱う。  む ゜フトりェアの制䜜環境  コンピュヌタを掻甚し課題を解決するための効果的な゜フトりェアの開発環境に぀ いお扱う。  り アプリケヌション゜フトりェアの制䜜  コンピュヌタ環境やモバむル環境をもずにラむブラリを甚いたむンタフェヌスデ ザむン環境に応じた開発方法ずアプリケヌションの䌁画及び蚭蚈・実装及び開発方 法に぀いお扱う。 2 7 ゜フトりェ ア技術 175
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 この科目はコンピュヌタシステムを掻甚した情報凊理の効率化に必芁な資質・胜力を 育成するこずを䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂ではもののむンタヌネット化IoTによる情報化を通じた倚様な分野を ぀なぐ動きぞず発展する情報技術に察応するためネットワヌクサヌビスをネットワヌク システムの運甚ず保守に敎理統合デヌタベヌスの蚭蚈ず運甚はデヌタベヌスの蚭蚈及び デヌタベヌスの利甚に分割圧瞮ず送受信をデゞタル化技術に敎理統合しお再構成するな どの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し おコンピュヌタシステムを掻甚した情報凊理の効率化に必芁な資質・胜力を次の ずおり育成するこずを目指す。 1コンピュヌタシステム技術に぀いお情報凊理システムの運甚を螏たえお理解す るずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2コンピュヌタシステムに関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基 づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3コンピュヌタシステムを開発する力の向䞊を目指しお自ら孊び情報技術の発 展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおはコンピュヌタシステム技術をコンピュヌタシステムの構築ず運甚 ずの芖点で捉え工業生産や瀟䌚生掻ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 を行うこずなどを通しおコンピュヌタシステムを掻甚した情報凊理の効率化ができるよ うにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは情報技術の進展に察応するためにコンピュヌタシステム技術 に぀いお情報凊理システムの運甚を螏たえお理解するずずもにコンピュヌタシステムの 掻甚における様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおはコンピュヌタシステムの構築ず運甚に着目しおコンピュヌタ システムに関する課題を芋いだし単にコンピュヌタシステムの構築や効率だけを優先す るのではなくコンピュヌタシステムの運甚が瀟䌚に䞎える圱響に責任をもち科孊的な 根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおはコンピュヌタシステムを開発する力の向䞊を目指し効果的に 情報などを凊理するコンピュヌタシステムの構築ず運甚に぀いお自ら孊ぶ態床や情報技 術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。 第2ç«  工業科の 各科目 176 第28 節 コンピュヌタシステム技術
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 コンピュヌ タシステムの構築 2 ネットワヌク技術 3 デヌタベヌス技術 4 情報媒䜓の掻甚 技術の四぀の指導項目で28単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおい る。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 生埒の実態や孊科の特色等に応じお適切なオペレヌティングシステム及びアプ リケヌションプログラムを遞択し挔習や実習などを通しお具䜓的に理解できる よう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には情報技術の進展にも留意し生埒の実態や孊科の特色等に応 じお適切なオペレヌティングシステム及びアプリケヌションプログラムを遞択し挔 習や実習などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1コンピュヌタシステムの構築  ア コンピュヌタシステムの抂芁  む コンピュヌタシステムの分析ず蚭蚈  り コンピュヌタシステムの評䟡 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおはディレクトリ構成環境蚭定及びナヌザ管理 を扱うこず。むに぀いおはコンピュヌタシステムの具䜓的な事䟋を取り䞊げシ ステムの分析及び蚭蚈の手法を扱うこず。りに぀いおはコンピュヌタシステムの 運甚方法保守及び評䟡方法を扱うこず。 1コンピュヌタシステムの構築  ここでは科目の目暙を螏たえコンピュヌタシステムの構築に぀いお効果的な掻 甚の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻などに関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタシステムを掻甚した 情報凊理の効率化ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 2 8 コンピュヌ タシステム 技術 177
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① コンピュヌタシステムの構築に぀いおシステムの分析ず蚭蚈及び評䟡を螏たえお理 解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② コンピュヌタシステムの効果的な掻甚に着目しおコンピュヌタシステムの構築に 関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改 善するこず。 ③ コンピュヌタシステムの構築に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働 的に取り組むこず。  ア コンピュヌタシステムの抂芁  産業珟堎における郚品管理システムや比范的小芏暡な事䟋を通しおディレクトリ 構成環境蚭定及びナヌザ管理などを取り䞊げ情報をコンピュヌタで凊理するため のシステムの抂芁に぀いお扱う。  む コンピュヌタシステムの分析ず蚭蚈  産業瀟䌚における生産管理システムやIC カヌドを媒䜓ずした亀通システムなど比 范的倧芏暡な事䟋を取り䞊げシステムの分析蚭蚈及び開発の方法に぀いお扱う。  り コンピュヌタシステムの評䟡  コンピュヌタを䜿った具䜓的なシステム事䟋を通しお運甚方法及び保守に぀いお 取り䞊げシステムの安党性信頌性及びシステム党䜓の評䟡方法に぀いお扱う。 〔指導項目〕 2ネットワヌク技術  ア デヌタ通信の抂芁  む デヌタ通信の技術  り ネットワヌクアヌキテクチャ  ゚ ネットワヌクシステムの蚭蚈  オ ネットワヌクシステムの運甚ず保守  カ ネットワヌクセキュリティ 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のむに぀いおはデヌタ通信の方匏䌝送方匏䌝送制埡手順 及び無線通信技術を扱うこず。りに぀いおはネットワヌク階局通信プロトコル 及び䌝送制埡を扱うこず。゚に぀いおはIP ネットワヌクの動䜜の仕組み及びIP 通信を支える物理むンフラを扱うこず。オに぀いおは利甚者登録リ゜ヌス管理 及びセキュリティ管理を扱うこず。 2ネットワヌク技術  ここでは科目の目暙を螏たえネットワヌク技術に぀いおコンピュヌタシステム を安党に効率よく掻甚する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻など に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌ タシステムを掻甚した情報凊理の効率化ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 第2ç«  工業科の 各科目 178
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〔指導項目〕を指導する。 ① ネットワヌク技術に぀いおコンピュヌタシステムずネットワヌクシステムずを安党 に接続できる環境の構築を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこ ず。 ② コンピュヌタシステムの安党で効率的な掻甚に着目しおネットワヌク技術に関す る課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善す るこず。 ③ ネットワヌク技術に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア デヌタ通信の抂芁  デヌタ通信の抂芁ネットワヌクシステムの抂芁に぀いお扱う。  む デヌタ通信の技術  デヌタ通信の方匏䌝送方匏䌝送制埡手順及び無線通信技術などに぀いお扱う。  り ネットワヌクアヌキテクチャ  コンピュヌタネットワヌクを構成するために必芁なネットワヌク階局OSI 参照モ デル 通信プロトコルTCP/IP及び䌝送制埡ルヌティングなどに぀いお扱 う。  ゚ ネットワヌクシステムの蚭蚈  ロヌカル゚リアネットワヌクシステムの蚭蚈方法IP ネットワヌクの動䜜の仕組 み及びIP 通信を支える物理むンフラに぀いお扱う。  オ ネットワヌクシステムの運甚ず保守  ネットワヌクシステムの抂芁を取り䞊げオペレヌティングシステムの機胜や構成 及び圹割に぀いお扱う。  たたネットワヌクシステムの起動ず終了メンテナンス利甚者の登録デヌタ バックアップやハヌドりェアなどのリ゜ヌス管理及びネットワヌク監芖゜フトりェア によるシステムの監芖に぀いおも扱う。  カ ネットワヌクセキュリティ  コンピュヌタシステムのネットワヌク化に関しおコンピュヌタの䞍正䜿甚デヌ タの䞍正アクセスデヌタの暗号化及び電子認蚌などのネットワヌクのセキュリティ 管理障害情報の収集の方法及び障害察策などの障害管理コンピュヌタりむルス察 策などの具䜓的事䟋を取り䞊げネットワヌクセキュリティずリスク管理に぀いお扱 う。 〔指導項目〕 3デヌタベヌス技術  ア デヌタベヌスの抂芁  む デヌタベヌスの蚭蚈  り デヌタベヌスの利甚 2 8 コンピュヌ タシステム 技術 179
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内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアに぀いおはデヌタずファむル構造を扱うこず。 3デヌタベヌス技術  ここでは科目の目暙を螏たえデヌタベヌス技術に぀いお情報を有効に利甚する 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻などに関連付けお考察し実践 的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタシステムを掻甚した情報 凊理の効率化ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① デヌタベヌス技術に぀いおデヌタベヌスの蚭蚈及び利甚を螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるこず。 ② 情報の有効な利甚に着目しおデヌタベヌス技術に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ デヌタベヌス技術に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア デヌタベヌスの抂芁  デヌタベヌスの目的皮類特城及び倉遷などに぀いお取り䞊げファむルの線成 法ずファむルの生成デヌタの远加削陀などの操䜜やSQL を䜿った遞択射圱及 び結合の操䜜などに぀いお扱う。  む デヌタベヌスの蚭蚈  デヌタベヌスの蚭蚈ず運甚に぀いお実習や挔習を通しお掻甚ができるよう扱う。  なおデヌタベヌスの蚭蚈ではデヌタの分析定矩及び入出力の蚭蚈をデヌタ ベヌスの運甚ではデヌタのセキュリティ同時実行制埡及び障害回埩に぀いお扱う。 たた他のプログラム蚀語からの䜿甚方法やモゞュヌル蚀語によるプログラミングに ぀いおも扱う。  り デヌタベヌスの利甚  デヌタベヌスを操䜜する機胜を埋め蟌んだ゜フトりェアを甚いおデヌタベヌスシス テムを利甚する方法に぀いお扱う。 〔指導項目〕 4情報媒䜓の掻甚技術  ア 情報媒䜓の抂芁  む デゞタル化技術  り 情報媒䜓の衚珟技法 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のむに぀いおは文字音声画像をデゞタル化する技術ず情 報の圧瞮䌞匵の原理ず方法を扱うこず。りに぀いおは情報機噚を掻甚した具䜓 的な事䟋を通しお情報衚珟の特性を扱うこず。 第2ç«  工業科の 各科目 180
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4情報媒䜓の掻甚技術  ここでは科目の目暙を螏たえ情報媒䜓の掻甚技術に぀いお倚様化する利甚者に 配慮した情報䌝達手段の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産や瀟䌚生掻などに 関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しおコンピュヌタ システムを掻甚した情報凊理の効率化ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 情報媒䜓の掻甚技術に぀いお情報媒䜓の抂芁デゞタル化技術及び情報媒䜓の衚珟 技法を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 倚様化する利甚者に配慮した情報䌝達手段に着目しお情報媒䜓の掻甚技術に関す る課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善す るこず。 ③ 情報媒䜓の掻甚技術に぀いお自ら孊び情報技術の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア 情報媒䜓の抂芁  情報媒䜓の定矩皮類及び特城などに぀いお取り䞊げ情報媒䜓の掻甚方法に぀い お扱う。  む デゞタル化技術  文字静止画動画䞉次元映像音声などのデゞタル化を取り䞊げ情報をデゞ タル化するための暙準化や量子化に぀いお扱う。  り 情報媒䜓の衚珟技法  アプリケヌション゜フトりェアを掻甚しお文字静止画動画䞉次元映像音声 などの衚珟技法に぀いお扱う。 2 8 コンピュヌ タシステム 技術 181
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 この科目は建築物の構造の提案に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容 を構成しおいる。  今回の改蚂では建築物の構造が倚様化しおいるこずや耐震技術が進展しおいるこずな どに察応するため合成構造及び建築物の耐震技術に関する指導項目をそれぞれ䜍眮付け るなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お建築物の構造の提案に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1建築物の構造に぀いお荷重に察する安党性や材料の特性を螏たえお理解するず ずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2建築物の構造や建築材料に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に 基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3安党で安心な建築物の構造を実珟する力の向䞊を目指しお自ら孊び建築の発 展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは建築物を構造の皮類や機胜歎史的発達材料の性質及び地震に 察する安党の芖点から捉え工業生産ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 掻動を行うこずなどを通しお建築物の構造の提案を行うこずができるようにするこずを ねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で安心な建築物の構造の提案ができるようにするために 建築物の構法や建築材料の特性などを工業生産ず関連付けお理解するずずもに建築物の 構造の提案における様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しお いる。  目暙の 2 に぀いおは構造䜓の特性や建築材料の性質に着目しお建築物の構造や建 築材料に関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく建築物が 瀟䌚に䞎える圱響に察し責任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえ科孊的な根拠に 基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で安心な建築物の構造を実珟する力の向䞊を目指し先端 的な構法や玠材など建築物の構造や建築材料に぀いお自ら孊ぶ態床や建築の発展に䞻䜓 的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 第2ç«  工業科の 各科目 182 第29 節 建築構造
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 建築構造の 抂芁 2 建築材料 3 朚構造 4 鉄筋コンクリヌト構造 5 鋌構造 6 合成構造 7 建築物の耐震技術の䞃぀の指導項目で26単䜍皋床履修されるこずを想定しお 内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 地域の実態を螏たえ建築物の芋孊メディア教材の掻甚及び実習などを通しお 具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。 む 建築物の構造に関わる課題に぀いお建築に携わる技術者に求められる倫理芳を 螏たえ法的な偎面から考察するよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には技術の進展や産業界の動向地域の実態にも着目するずずも に先端的な構法や建築材料のほか䌝統的な構法に぀いおも扱うようにするこず。  建築構造物は立䜓的で耇雑であり芏暡も倧きく様々な建築材料の組み合わせで構 成されおいるため各皮メディア教材のほか建築物や生産工堎の芋孊珟堎実習など を適切に掻甚するこずにより具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  建築物の構造に関わる課題の解決に圓たっおは建築物が瀟䌚に䞎える圱響や建築に 携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ建築基準法など建築関係法芏の法的な偎面 から考察できるよう工倫しお指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1建築構造の抂芁 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは技術の進展に察応した建築物の構法建築物の構 造の皮類歎史的な発達過皋及び特城を扱うこず。 1建築構造の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ建築構造の抂芁に぀いお歎史的な発達の過皋や構 造䜓の力孊的な特性の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の構造を提案するこずがで きるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 2 9 建築構造 183
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① 建築物の構造に぀いお建築構造の皮類ず特城を螏たえお理解するこず。 ② 建築物の力孊的な特性に着目しお建築物の構造に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築構造の抂芁に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か぀ 協働的に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう建築構造の皮類ずその歎史的な発達過皋建築構造 を構成する䞻芁な郚䜍の名称及び建築構造の機胜別・甚途別などの特城に぀いお材料 の特性や環境に䞎える圱響ず関連付けお扱う。  たた朚構造鉄筋コンクリヌト構造鋌構造など䞻芁な建築構造のほか超高局建 築物や倧空間建築物などに甚いられる構造の抂芁に぀いお技術の進展瀟䌚や産業の 発展ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 2建築材料 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは建築材料の皮類特城芏栌及び性胜を扱うこず。 2建築材料  ここでは科目の目暙を螏たえ建築材料に぀いお材料の性質や甚途の芖点で捉え 科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこずをねらいずし おいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築材料に぀いお皮類ず特城芏栌ず性胜を螏たえお理解するずずもに関連する 技術を身に付けるこず。 ② 物理的・化孊的性質ず甚途に着目しお建築材料に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築材料に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう建築材料の皮類ず特城などに぀いお建築物の構造 や関連法芏ず関連付けお扱う。  たた建築材料の芏栌ず性胜に぀いお建築構造䜓系における性胜芏定に配慮し高 匷床化された材料や環境ぞの負荷を䜎枛する材料など技術の進展瀟䌚や産業の発展 ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 3朚構造 第2ç«  工業科の 各科目 184
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内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 から 5 たでに぀いおはそれぞれの構造に関する各郚の名称 構成及び機胜を扱うこず。 3朚構造  ここでは科目の目暙を螏たえ朚構造に぀いお機胜ず特性の芖点で捉え科孊的 な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずな どを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 朚構造に぀いお各郚の名称構成及び機胜を螏たえお理解するずずもに関連する 技術を身に付けるこず。 ② 朚材の性質や斜工法に着目しお朚構造に関する課題を芋いだすずずもに解決策を 考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 朚構造に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう朚構造の各郚の名称や構成及び機胜に぀いお性胜 芏定や芏栌を螏たえお扱う。たた日本家屋特有の和宀の構法に぀いお畳などの構成 芁玠ずの関連を螏たえお扱う。  技術の進展に察応した構法に぀いお瀟䌚や産業の発展環境に䞎える圱響や耐震技 術ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 4鉄筋コンクリヌト構造 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 から 5 たでに぀いおはそれぞれの構造に関する各郚の名称 構成及び機胜を扱うこず。 4鉄筋コンクリヌト構造  ここでは科目の目暙を螏たえ鉄筋コンクリヌト構造に぀いお機胜ず特性の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこずをね らいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 鉄筋コンクリヌト構造に぀いお各郚の名称構成及び機胜を螏たえお理解するずず もに関連する技術を身に付けるこず。 ② 鉄筋ずコンクリヌトの性質や斜工法に着目しお鉄筋コンクリヌト構造に関する課 題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこ ず。 2 9 建築構造 185
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③ 鉄筋コンクリヌト構造に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓 的か぀協働的に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう鉄筋コンクリヌト構造の各郚の名称や構成・機胜に ぀いお鉄筋やコンクリヌトの性質ず関連付けお扱う。たた性胜芏定や芏栌に配慮し ながら郚材の性質及び構法に぀いお扱う。  技術の進展に察応した構法に぀いお瀟䌚や産業の発展環境に䞎える圱響や耐震技 術ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 5鋌構造 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 から 5 たでに぀いおはそれぞれの構造に関する各郚の名称 構成及び機胜を扱うこず。 5鋌構造  ここでは科目の目暙を螏たえ鋌構造に぀いお機胜ず特性の芖点で捉え科孊的 な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずな どを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 鋌構造に぀いお各郚の名称構成及び機胜を螏たえお理解するずずもに関連する 技術を身に付けるこず。 ② 鋌材の性質や斜工法に着目しお鋌構造に関する課題を芋いだすずずもに解決策を 考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 鋌構造に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう鋌構造の各郚の名称や構成・機胜に぀いお鋌材の 性質ず関連付けお扱う。たた性胜芏定や芏栌に配慮しながら郚材の性質及び構法に ぀いお扱う。  技術の進展に察応した構法に぀いお瀟䌚や産業の発展環境に䞎える圱響や耐震技 術ず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 6合成構造  ア 鉄骚鉄筋コンクリヌト構造  む コンクリヌト充填 おん 鋌管構造 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 6 に぀いおは合成構造の皮類構成及び機胜の抂芁を扱うこず。 第2ç«  工業科の 各科目 186
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6合成構造  ここでは科目の目暙を螏たえ各皮の合成構造に぀いお機胜ず特性の芖点で捉え 科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこずをねらいずし おいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 合成構造に぀いお皮類ず構成及び機胜を螏たえお理解するずずもに関連する技術 を身に付けるこず。 ② 合理性や力孊的な特性に着目しお合成構造に関する課題を芋いだすずずもに解決 策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 合成構造に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。  ア 鉄骚鉄筋コンクリヌト構造  鉄骚鉄筋コンクリヌト構造の構成及び機胜に぀いお扱う。  む コンクリヌト充填 おん 鋌管構造  コンクリヌト充填 おん 鋌管構造の構成及び機胜に぀いお扱う。 〔指導項目〕 7建築物の耐震技術  ア 耐震技術  む 耐震補匷ず䜏宅の耐震化 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 7 に぀いおは耐震技術及び耐震補匷を扱うこず。 7建築物の耐震技術  ここでは科目の目暙を螏たえ建築物の耐震技術に぀いお地震に察する安党性の 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお建築物の構造を提案するこずができるようにするこず をねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築物の耐震技術に぀いお地震に察する建築物の考え方を螏たえお理解するこず。 ② 力孊的な特性に着目しお建築物の耐震技術に関する課題を芋いだすずずもに解決 策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築物の耐震技術に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の構造の実珟に䞻䜓的か ぀協働的に取り組むこず。  ア 耐震技術  地震による被害を螏たえ耐震改修の重芁性耐震構造免震構造制振構造など 2 9 建築構造 187
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日本の耐震技術及び゚キスパンションゞョむントによる構造䜓分割の考え方などに぀ いお扱う。  む 耐震補匷ず䜏宅の耐震化  地震が建築物に䞎える圱響を螏たえ耐震補匷の重芁性䜏宅における耐震化の珟 状及び耐震補匷の手法に぀いお扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 188
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 この科目は建築物の蚈画に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成 しおいる。  今回の改蚂では省゚ネルギヌ技術の進展ずナニバヌサル瀟䌚の実珟などに察応するた め建築の蚭備の倧項目には省゚ネルギヌ技術の小項目を建築物の䌁画や蚈画の倧項目 にはバリアフリヌずナニバヌサルデザむンの小項目をそれぞれ䜍眮付けるなどの改善を図 った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お建築物の蚈画に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1建築物の蚈画に぀いお䜏空間の快適性や゚ネルギヌを螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるようにする。 2建築物の蚈画に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3安党で快適な建築物を蚈画する力の向䞊を目指しお自ら孊び建築の発展に䞻 䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは建築物を歎史的な倉遷快適性ず省゚ネルギヌバリアフリヌ及 びナニバヌサルデザむンの芖点から捉え工業生産ず盞互に関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねら いずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で快適な建築物の蚈画ができるようにするために䜏環境 を構成する芁玠や蚈画の手法などを工業生産ず関連付けお理解するずずもに建築物の蚈 画における様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは䜏環境の快適性や省゚ネルギヌに着目しお建築物の蚈画に関 する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく建築物が瀟䌚に䞎え る圱響に察し責任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえ科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で快適な建築物を蚈画する力の向䞊を目指し先端的な建 築蚭備や省゚ネルギヌ技術など建築物の蚈画に぀いお自ら孊ぶ態床や建築の発展に䞻䜓 的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 3 0 建築蚈画 189 第30 節 建築蚈画
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 建築蚈画の 抂芁 2 建築の歎史 3 建築ず䜏環境 4 建築の蚭備 5 建築物の䌁画や蚈画 6 郜垂の蚈画の六぀の指導項目で38単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を 構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 地域の実態を螏たえ建築物の芋孊メディア教材の掻甚身の回りの環境に関 する調査及び実枬などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。 む 建築物の蚈画に関わる課題に぀いお建築に携わる技術者に求められる倫理芳を 螏たえ考察するよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には技術の進展や産業界の動向環境や゚ネルギヌにも着目する ずずもに最新の建築蚭備や省゚ネルギヌの手法バリアフリヌ及びナニバヌサルデザ むンぞの配慮の重芁性を螏たえお扱うようにするこず。  建築蚈画は歎史的な建造物や環境に関する内容に぀いお扱うこずから地域の実態 を螏たえ建築物の芋孊や各皮メディア教材などの掻甚身の回りの環境に関する調査 や実枬などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  建築物の蚈画に関わる課題の解決に圓たっおは建築物が瀟䌚に䞎える圱響や建築に 携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ考察するこずができるよう工倫しお指導する こず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1建築蚈画の抂芁 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは建築蚈画の意矩ず過皋建築蚈画の芁玠を扱うこ ず。 1建築蚈画の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ建築蚈画の抂芁に぀いお快適性や省゚ネルギヌの 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいずしお いる。 第2ç«  工業科の 各科目 190
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築蚈画に぀いお意矩ず過皋建築蚈画の芁玠を螏たえお理解するこず。 ② 建築物の快適性などに着目しお建築物の蚈画に関する課題を芋いだすずずもに解 決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築蚈画の抂芁に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう建築蚈画の意矩ず過皋建築蚈画の芁玠に぀いお 建築物が環境に䞎える圱響や省゚ネルギヌバリアフリヌ及びナニバヌサルデザむンぞ の配慮の重芁性などず関連付けお扱う。 〔指導項目〕 2建築の歎史  ア 日本の建築  む 西掋の建築  り 近代の建築  ゚ 珟代の建築 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは建築の歎史的な倉遷や建築様匏の特城を扱うこず。 2建築の歎史  ここでは科目の目暙を螏たえ建築の歎史に぀いお文化的背景や倉遷の芖点で捉 え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を 行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築の歎史に぀いお倉遷や建築様匏の特城を螏たえお理解するこず。 ② 歎史的・文化的背景などに着目しお建築の歎史に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築の歎史に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協働的に取 り組むこず。  ア 日本の建築  日本における䜏宅の倉遷ず圢匏宗教建築の倉遷ず建築様匏及び郜垂建蚭の倉遷な どに぀いお扱う。  む 西掋の建築  生掻様匏や文化・宗教を背景ずした西掋の建築様匏の倉遷及び特城的な建築物に぀ いお扱う。  り 近代の建築  産業革呜以埌の近代建築に぀いお近代建築の倉遷や特城及び産業遺産など特城的 3 0 建築蚈画 191
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な建築物に぀いお扱う。  ゚ 珟代の建築  第二次䞖界倧戊以埌の建築物に぀いお超高局建築物や倧空間建築物など特城的な 建築物に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3建築ず䜏環境  ア 気候  む 熱  り 通颚ず換気  ゚ 光  オ 音  カ 色圩 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおはそれぞれの項目ず建築物ずの関係及び自然条件が 建築物に䞎える圱響を扱うこず。 3建築ず䜏環境  ここでは科目の目暙を螏たえ建築ず䜏環境に぀いお快適性や省゚ネルギヌの芖 点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおい る。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築ず䜏環境に぀いお建築環境の芁玠を螏たえお理解するずずもに関連する技術 を身に付けるこず。 ② 䜏環境の快適性や省゚ネルギヌなどに着目しお䜏環境に関する課題を芋いだすず ずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築ず䜏環境に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  ア 気候  日本の気候の特城や気枩湿床雚雪などず建築物ずの関係枩熱芁玠による有 効枩床などの環境指暙の考え方や宀内空気汚染に぀いお扱う。  む 熱  建築空間における日照ず日圱日射による熱䜜甚の圱響熱移動の原理ず熱量䜏 宅の断熱性胜及び結露珟象に぀いお扱う。  り 通颚ず換気  通颚や換気の必芁性換気方匏換気に必芁な開口郚及び䜏宅の気密性胜に぀いお 扱う。 第2ç«  工業科の 各科目 192
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 ゚ 光  明るさの単䜍採光及び照明の原理ず方匏に぀いお扱う。  オ 音  音の物理的な性質遮音ず吞音良奜な音響状態を保぀ための方法及び隒音による 䞍快感や障害に぀いお扱う。  カ 色圩  色圩䜓系に぀いお取り䞊げ色圩ず心理及び色圩による環境調敎の手法に぀いお扱 う。 〔指導項目〕 4建築の蚭備  ア 絊排氎や衛生に関わる蚭備  む 空気調和や換気に関わる蚭備  り 電気や通信に関わる蚭備  ゚ 防灜や搬送に関わる蚭備  オ 省゚ネルギヌ技術 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のアから゚たでに぀いおは技術の進展に察応した蚭備に぀い おも扱うこず。アからりたでに぀いおは蚭備の皮類構成及び特城を扱うこず。 ゚に぀いおは灜害の予防や人呜の保護に関する蚭備を扱うこず。オに぀いおは 環境ぞの配慮や省゚ネルギヌの必芁性ず関連する技術を扱うこず。 4建築の蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ建築の蚭備に぀いお䜏空間の快適性や省゚ネルギ ヌの芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的 な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいず しおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築の蚭備に぀いお各蚭備の機胜を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身 に付けるこず。 ② 䜏空間の快適性や省゚ネルギヌなどに着目しお建築の蚭備に関する課題を芋いだ すずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築の蚭備に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協働的に取 り組むこず。  ア 絊排氎や衛生に関わる蚭備  生掻に必芁な絊氎排氎の方法や関係する蚭備機噚の遞定など絊排氎や衛生に関 わる蚭備の抂芁に぀いお扱う。 3 0 建築蚈画 193
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 む 空気調和や換気に関わる蚭備  空気調和の目的ず空気調和蚭備の構成・方匏など空気調和や換気に関わる蚭備の 抂芁に぀いお扱う。  り 電気や通信に関わる蚭備  電気の䟛絊方匏各皮の通信蚭備など電気や通信に関わる蚭備の抂芁に぀いお扱 う。  ゚ 防灜や搬送に関わる蚭備  灜害の予防察策ず人呜保護のための安党察策ずしお建築基準法や消防法に基づい た蚭備及び人や物を茞送する蚭備など防灜や搬送に関わる蚭備の抂芁に぀いお扱う。  オ 省゚ネルギヌ技術  建築物の省゚ネルギヌに察する必芁性及び倪陜光発電や蓄熱匏冷暖房など省゚ネ ルギヌに配慮した蚭備の抂芁に぀いお扱う。 〔指導項目〕 5建築物の䌁画や蚈画  ア 独立䜏宅  む 集合䜏宅  り 各皮建築物  ゚ バリアフリヌずナニバヌサルデザむン 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 のア及びむに぀いおは建築物の䌁画や蚈画の手法に぀いお 身近な䜏宅を䞭心ずしお扱うこず。りに぀いおは䞍特定倚数の利甚者を察象ずし た公共建築物などの空間構成ず灜害に察する配慮の必芁性を扱うこず。゚に぀いお はバリアフリヌぞの配慮の必芁性ナニバヌサルデザむンずの関係性を扱うこず。 5建築物の䌁画や蚈画  ここでは科目の目暙を螏たえ建築物の䌁画や蚈画に぀いお快適性や利䟿性の芖 点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおい る。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築物の䌁画や蚈画に぀いお身近な䜏宅を䌁画や蚈画した事䟋を螏たえお理解する ずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 快適性や利䟿性に着目しお建築物の䌁画や蚈画に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築物の䌁画や蚈画に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。 第2ç«  工業科の 各科目 194
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 ア 独立䜏宅  独立䜏宅を事䟋ずしお䜏宅蚈画の手法に぀いお扱う。  む 集合䜏宅  集合䜏宅の蚈画の手法や郜垂蚈画ずの関わりに぀いお扱う。  り 各皮建築物  䞍特定倚数の人が利甚する公共建築物などに぀いお平面蚈画や空間構成の圚り方 及び灜害に察する配慮の必芁性に぀いお扱う。  ゚ バリアフリヌずナニバヌサルデザむン  バリアフリヌずナニバヌサルデザむンの必芁性ず考え方建築空間におけるバリア フリヌやナニバヌサルデザむンの手法及び関係する法埋に぀いお扱う。 〔指導項目〕 6郜垂の蚈画  ア 郜垂蚈画の抂芁  む 郜垂蚈画ず地域蚈画 内容の範囲や皋床 カ  〔指導項目〕の 6 に぀いおは郜垂景芳及び郜垂防灜の抂芁に぀いおも扱うこず。 6郜垂の蚈画  ここでは科目の目暙を螏たえ郜垂の蚈画に぀いお快適性や利䟿性の芖点で捉え 科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお建築物の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 郜垂の蚈画に぀いお地域蚈画を螏たえお理解するこず。 ② 快適性や利䟿性などに着目しお郜垂の蚈画に関する課題を芋いだすずずもに解決 策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 郜垂の蚈画に぀いお自ら孊び安党で快適な建築物の蚈画に䞻䜓的か぀協働的に取 り組むこず。  ア 郜垂蚈画の抂芁  道路蚈画公園・緑地蚈画郜垂景芳郜垂防灜及びバリアフリヌのたちづくりの 抂芁に぀いお扱う。  む 郜垂蚈画ず地域蚈画  工業商業䜏居などの地域蚈画の抂芁に぀いお郜垂蚈画ず関連付けお扱う。 3 0 建築蚈画 195
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 この科目は建築物の蚭蚈に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成 しおいる。  今回の改蚂では地震に察する建築物の安党性や耐震技術が進展しおいるこずなどに察 応するため建築構造蚭蚈の抂芁建築物の地震被害及び耐震改修に関する指導項目を䜍 眮付けるなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お構造物の蚭蚈に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1構造物の蚭蚈に぀いお構造物の安党性を螏たえお理解するずずもに関連する 技術を身に付けるようにする。 2構造物に関する力孊的な課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工 業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3安党で安心な構造物を蚭蚈する力の向䞊を目指しお自ら孊び建築の発展に䞻 䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは構造物を力の぀り合い条件や郚材断面の力孊的性質耐震蚭蚈の 芖点から捉え工業生産ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこ ずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で安心な構造物の蚭蚈ができるようにするために構造物 に働く力や蚭蚈法などを工業生産ず関連付けお理解するずずもに構造物の蚭蚈におけ る様々な状況に察応できる技術を身に付けるこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは荷重の原理や断面の性質に着目しお構造物に関する力孊的な 課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく構造物が瀟䌚に䞎える圱 響に察し責任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえお科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で安心な構造物を蚭蚈する力の向䞊を目指し反力や応力 の蚈算など構造物の蚭蚈法に぀いお自ら孊ぶ態床や建築の発展に䞻䜓的か぀協働的に取 り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 建築構造蚭 蚈の抂芁 2 構造物に働く力 3 静定構造物に働く力 4 郚材に関する力孊 5 䞍 196 第2ç«  工業科の 各科目 第31 節 建築構造蚭蚈
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静定構造物に働く力 6 各皮構造物の蚭蚈 7 建築物の耐震蚭蚈の䞃぀の指導項目で 38単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う 際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 地域の実態を螏たえ構造物に働く力の珟象に぀いお構造暡型を甚いた実隓 建築物の芋孊メディア教材の掻甚及び実習などを通しお具䜓的に理解できるよ う工倫しお指導するこず。 む 建築物の蚭蚈に関わる課題に぀いお建築に携わる技術者に求められる倫理芳を 螏たえ考察するよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には技術の進展産業界の動向及び地域の実態にも着目するずず もに構造暡型を甚いた実隓建築物や工堎の芋孊各皮メディア教材の適切な掻甚及 び珟堎実習などを通しお構造物に働く力の珟象を具䜓的に理解できるよう工倫しお指 導するこず。  建築物の蚭蚈に関わる課題の解決に圓たっおは構造物が瀟䌚に䞎える圱響や建築に 携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ考察するこずができるよう工倫しお指導する こず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1建築構造蚭蚈の抂芁 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは地震が建築物に䞎える圱響ず関連付けお建築構造 蚭蚈の意矩を扱うこず。 1建築構造蚭蚈の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ建築構造蚭蚈の抂芁に぀いお構造物の安党性の芖 点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習 掻動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいずしおい る。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築構造蚭蚈に぀いお意矩ず過皋を螏たえお理解するこず。 ② 構造物の安党性に着目しお構造物の蚭蚈に関する課題を芋いだすずずもに解決策 を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築構造蚭蚈の抂芁に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀協 197 3 1 建築構造 蚭蚈
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働的に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるよう建築構造蚭蚈の意矩ず過皋に぀いお地震が建築物 に䞎える圱響ず瀟䌚の動向ずを関連付けお扱う。 〔指導項目〕 2構造物に働く力  ア 構造物ず荷重  む 力の぀り合い  り 支点ず反力  ゚ 構造物の安定・䞍安定ず静定・䞍静定 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは構造物に䜜甚する荷重の原理及び力孊的な特性を 扱うこず。 2構造物に働く力  ここでは科目の目暙を螏たえ構造物に働く力に぀いお荷重の原理や力孊的な特 性の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的 な孊習掻動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいず しおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 構造物に働く力に぀いお荷重や力の぀り合い条件を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 構造物の力孊的な特性に着目しお構造物に働く力に関する課題を芋いだすずずも に解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 構造物に働く力の解法に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀  協働的に取り組むこず。  ア 構造物ず荷重  構造物に䜜甚する荷重の皮類に぀いお扱う。  む 力の぀り合い  構造物に働く力の぀り合い条件及び力の぀り合いに関する蚈算方法に぀いお扱う。  り 支点ず反力  構造物に荷重が䜜甚するずきの支点に生ずる反力及び反力の蚈算方法に぀いお扱う。  ゚ 構造物の安定・䞍安定ず静定・䞍静定  構造物は圢が厩れたり移動したりしおはならないこずや構造物の安定・䞍安定 ず静定・䞍静定に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3静定構造物に働く力 198 第2ç«  工業科の 各科目
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 ア 応力  む 静定ばり  り 静定ラヌメン  ゚ 静定トラス 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおは静定構造物に働く力の解法を扱うこず。 3静定構造物に働く力  ここでは科目の目暙を螏たえ静定構造物に働く力に぀いお力の぀り合い条件の 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいずしお いる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 静定構造物に働く力に぀いお力の぀り合い条件や応力を螏たえお理解するずずもに 関連する技術を身に付けるこず。 ② 構造物に働く力の぀り合い条件に着目しお静定構造物に働く力に関する課題を芋 いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 静定構造物に働く力に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 応力  郚材に荷重が加わった結果生ずる軞方向力せん断力及び曲げモヌメントの蚈算方 法に぀いお扱う。  む 静定ばり  静定ばりの軞方向力せん断力曲げモヌメント図の求め方及び静定ばりの解法に ぀いお扱う。  り 静定ラヌメン  静定ラヌメンの軞方向力図せん断力図曲げモヌメント図の求め方及び静定ラヌ メンの解法に぀いお扱う。  ゚ 静定トラス  静定トラスの各郚材に生じる応力の求め方及び静定トラスの解法に぀いお扱う。 〔指導項目〕 4郚材に関する力孊  ア 構造材料の力孊的特性  む 断面の性質  り はりや郚材の倉圢 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおは応力床ずひずみ床ずの関係及び蚱容応力床ず 199 3 1 建築構造 蚭蚈
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郚材蚭蚈ずの関係を扱うこず。むに぀いおは郚材の断面圢状に぀いお力孊的な特 性を扱うこず。りに぀いおははりや郚材の倉圢ず安党性及び郚材の蚭蚈に関する 内容を扱うこず。 4郚材に関する力孊  ここでは科目の目暙を螏たえ郚材に関する力孊に぀いお構造材料の力孊的特性 や断面の性質の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践 的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこず をねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 郚材に関する力孊に぀いお応力床や断面の力孊的な性質を螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるこず。 ② 構造物を構成する郚材の力孊的特性や断面の性質に着目しお郚材の力孊的特性に 関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改 善するこず。 ③ 郚材の蚭蚈に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀協働的に取 り組むこず。  ア 構造材料の力孊的特性  応力床倉圢の性質匟性䜓の性質応力床ずひずみ床の関係及び蚱容応力床ず郚 材蚭蚈ずの関係に぀いお扱う。  む 断面の性質  断面䞀次モヌメントず図心断面二次モヌメント断面係数断面二次半埄及び断 面の蚭蚈に぀いお扱う。  り はりや郚材の倉圢  各支点の支持条件ずたわみたわみ角の生じ方静定ばりの倉圢及び静定ばりの解 法に぀いお扱う。 〔指導項目〕 5䞍静定構造物に働く力  ア 䞍静定構造物の抂芁  む 䞍静定ばりず䞍静定ラヌメン 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 に぀いおは䞍静定構造物に働く力の解法を扱うこず。 5䞍静定構造物に働く力  ここでは科目の目暙を螏たえ䞍静定構造物に働く力に぀いお郚材の倉圢の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 200 第2ç«  工業科の 各科目
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〔指導項目〕を指導する。 ① 䞍静定構造物に働く力に぀いお郚材の倉圢を螏たえお理解するずずもに関連する 技術を身に付けるこず。 ② 䞍静定構造物を構成する郚材の倉圢条件に着目しお䞍静定構造物に働く力に関す る課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善す るこず。 ③ 䞍静定構造物の蚭蚈に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀協 働的に取り組むこず。  ア 䞍静定構造物の抂芁  䞍静定構造物の抂芁及び䞍静定構造物の解法に぀いお扱う。  む 䞍静定ばりず䞍静定ラヌメン  たわみ各法固定モヌメント法による䞍静定ばり及び䞍静定ラヌメンの解法に぀い お扱う。 〔指導項目〕 6各皮構造物の蚭蚈  ア 朚構造  む 鉄筋コンクリヌト構造  り 鋌構造 内容の範囲や皋床 カ  〔指導項目〕の 6 に぀いおは各皮構造物の断面蚭蚈の抂芁ず構造蚭蚈の蚈算方 法を扱うこず。 6各皮構造物の蚭蚈  ここでは科目の目暙を螏たえ各皮構造物の蚭蚈に぀いお安党性や合理性の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 各皮構造物の蚭蚈の抂芁ず蚭蚈法に぀いお構造䜓による手法の違いを螏たえお理解 するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 各皮構造物の安党性や効率性に着目しお各皮構造物の蚭蚈に関する課題を芋いだ すずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 各皮構造物の蚭蚈に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か぀協働 的に取り組むこず。  ア 朚構造  朚質構造蚭蚈芏準に基づく構造蚭蚈の進め方及び郚材の蚭蚈ができるよう扱う。  む 鉄筋コンクリヌト構造  鉄筋コンクリヌト構造蚈算芏準に基づく構造蚭蚈の進め方及び郚材の蚭蚈ができる 201 3 1 建築構造 蚭蚈
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よう扱う。  り 鋌構造  鋌構造蚭蚈芏準に基づく構造蚭蚈の進め方及び郚材の蚭蚈ができるよう扱う。 〔指導項目〕 7建築物の耐震蚭蚈  ア 建築物の地震被害  む 耐震蚭蚈の抂芁  り 耐震改修 7建築物の耐震蚭蚈  ここでは科目の目暙を螏たえ建築物の耐震蚭蚈に぀いお地震に察する安党性を 確保する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓 隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお構造物の蚭蚈ができるようにするこずをねら いずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築物の耐震蚭蚈に぀いお抂芁ず蚭蚈法を螏たえお理解するずずもに関連する技 術を身に付けるこず。 ② 建築物の地震に察する安党性に着目しお建築物の耐震性胜に関する課題を芋いだ すずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築物の耐震蚭蚈の方法に぀いお自ら孊び安党で安心な構造物の蚭蚈に䞻䜓的か ぀協働的に取り組むこず。  ア 建築物の地震被害  日本における建築物の地震被害及び建築物に䜜甚する地震力に぀いお扱う。  む 耐震蚭蚈の抂芁  建築物の耐震基準建築物の固有呚期及び耐震蚭蚈の手順に぀いお扱う。  り 耐震改修  耐震改修の抂芁ず重芁性耐震蚺断の考え方及び耐震補匷の手法に぀いお扱う。 202 第2ç«  工業科の 各科目
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 この科目は建築物の斜工に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成 しおいる。  今回の改蚂では建築物の斜工における安党管理や斜工技術が進展しおいるこずなどに 察応するため建築斜工の抂芁の倧項目には安党管理を各皮工事の倧項目には耐震補匷 工事及び生産システムの自動化や省力化の小項目をそれぞれ䜍眮付けるなどの改善を図っ た。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お建築物の斜工に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1建築物の斜工に぀いお安党性や環境ぞの配慮を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるようにする。 2建築物の斜工に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3安党で安心な建築物を斜工する力の向䞊を目指しお自ら孊び建築の発展に䞻 䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは建築物を工事の手法や工事監理及び積算の芖点から捉え工業生 産ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築 物の斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で安心な建築物の斜工ができるようにするために建築工 事に関する各皮の工法工事監理積算などを工業生産ず関連付けお理解するずずもに 建築物の斜工における様々な堎面で工倫し掻甚できる技術を身に付けるこずを意味しおい る。  目暙の 2 に぀いおは工事の安党性や合理性経枈性に着目しお建築物の斜工䞊の 課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく建築物が瀟䌚に䞎える圱 響に察し責任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえお科孊的な根拠に基づき工業 技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で安心な建築物を斜工する力の向䞊を目指し先端的な工 法や工事甚機械など建築物の斜工に぀いお自ら孊ぶ態床や建築の発展に䞻䜓的か぀協働 的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 203 3 2 建築斜工 第32 節 建築斜工
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 建築斜工の 抂芁 2 建築の斜工業務 3 各皮工事 4 工事甚機械や関連する噚具 5 建築積算 の五぀の指導項目で26単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。 たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 地域の実態を螏たえ建築珟堎の芋孊メディア教材の掻甚及び実習などを通し お具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。 む 建築物の斜工に関わる課題に぀いお建築に携わる技術者に求められる倫理芳を 螏たえ考察するよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には技術の進展産業界の動向及び地域の実態に着目するずずも に建築斜工は建築工事に関する実際的な内容を䌎うこずから先端的な工法工事甚 機械及び噚具の扱いに぀いおは建築珟堎の芋孊や各皮メディア教材などの掻甚珟堎 実習などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  建築物の斜工に関わる課題の解決に圓たっおは建築物が瀟䌚に䞎える圱響や建築に 携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ考察するこずができるよう工倫しお指導する こず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1建築斜工の抂芁  ア 建築斜工の意矩ず工事の過皋  む 安党管理  り 建築物の維持保党 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは建築工事に関する技術者の資栌に぀いおも扱うこ ず。 1建築斜工の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ建築斜工の抂芁に぀いお斜工の安党性や合理性の 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお建築物の斜工ができるようにするこずをねらいずしお いる。 204 第2ç«  工業科の 各科目
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築斜工に぀いお意矩ず過皋安党管理及び建築物の維持保党を螏たえお理解する こず。 ② 斜工の安党性や合理性に着目しお建築物の斜工に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築斜工の抂芁に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の斜工に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。  ア 建築斜工の意矩ず工事の過皋  建築斜工の意矩工事の過皋建築工事に携わる技術者の圹割や資栌に぀いお扱う。  む 安党管理  安党管理の必芁性工事珟堎における安党管理の抂芁及び関係法芏に぀いお扱う。  り 建築物の維持保党  建築物の維持保党の意矩リフォヌムの必芁性ず方法建築物の保守・修繕・改修 の抂芁に぀いお扱う。 〔指導項目〕 2建築の斜工業務  ア 斜工方匏  む 工事契玄  り 斜工蚈画ず斜工監理 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは建築物の斜工に関する法芏や性胜保蚌ずの関係に ぀いおも扱うこず。 2建築の斜工業務  ここでは科目の目暙を螏たえ建築の斜工業務に぀いお斜工の安党性や合理性の 芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊 習掻動を行うこずなどを通しお建築物の斜工ができるようにするこずをねらいずしお いる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築の斜工業務に぀いお斜工方匏や斜工蚈画などを螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 安党性や合理性に着目しお建築物の斜工業務に関する課題を芋いだすずずもに解 決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築の斜工業務に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の斜工に䞻䜓的か぀協働的 に取り組むこず。 205 3 2 建築斜工
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 ア 斜工方匏  建築工事の実斜方匏斜工者の遞定方法など斜工方匏の抂芁に぀いお扱う。  む 工事契玄  建築工事の契玄の方法や枉倖手続工事契玄の抂芁関連する法芏及び性胜保蚌に ぀いお扱う。  り 斜工蚈画ず斜工監理  建築工事の斜工蚈画斜工管理及び斜工監理の抂芁ネットワヌク工皋衚を䞭心ず した工皋管理及び関連法芏に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3各皮工事  ア 仮蚭工事  む 基瀎工事ず地業工事  り く䜓工事  ゚ 仕䞊工事  オ 蚭備工事  カ 耐震補匷工事  キ 生産システムの自動化や省力化  ク 解䜓工事ず環境保党 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアからキたでに぀いおは建築枬量ず関連付けお工事の斜工 法や工堎における生産システムを扱うこず。たた技術の進展に察応した工法や斜 工技術に぀いおも扱うこず。クに぀いおは解䜓工事における廃材の凊理リサむ クル及び環境ぞの配慮を扱うこず。 3各皮工事  ここでは科目の目暙を螏たえ各皮工事に぀いお斜工の安党性や合理性の芖点で 捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動 を行うこずなどを通しお建築物の斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築物の工事に぀いお工皋や斜工法を螏たえお理解するずずもに関連する技術を 身に付けるこず。 ② 建築物の斜工の安党性や合理性に着目しお建築物の工事に関する課題を芋いだす ずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 各皮の工事に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の斜工に䞻䜓的か぀協働的に取 り組むこず。  ア 仮蚭工事  仮蚭工事の皮類や必芁性遣 やり 方足堎仮囲い及び仮蚭建築物に぀いお扱う。 206 第2ç«  工業科の 各科目
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 む 基瀎工事ず地業工事  基瀎工事の皮類や必芁性地盀調査土工事及び地業工事に぀いお扱う。  り く䜓工事  く䜓工事の皮類や必芁性朚構造におけるく䜓工事鉄筋コンクリヌト構造におけ るく䜓工事及び鋌構造におけるく䜓工事に぀いお扱う。  ゚ 仕䞊工事  仕䞊工事の皮類や必芁性防氎工事屋根工事造䜜工事巊官工事タむル工事 金属工事建具工事塗装工事及び内装工事などに぀いお扱う。  オ 蚭備工事  絊排氎・衛生蚭備空気調和蚭備電気・ガス蚭備及び消火蚭備などの工事に぀い お扱う。  カ 耐震補匷工事  耐震補匷の必芁性建築物の耐震改修の促進に関する法埋及び基瀎壁屋根接 合郚などの耐震補匷工事の抂芁に぀いお扱う。  キ 生産システムの自動化や省力化  工堎における郚材の生産システムの抂芁プレカット工法及び建築生産の合理化や 省力化などに぀いお扱う。  ク 解䜓工事ず環境保党  解䜓工事の抂芁ず方法廃材の凊理及び関連法芏に぀いお扱う。たた建築におけ るリサむクルに぀いお扱う。 〔指導項目〕 4工事甚機械や関連する噚具 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 に぀いおは工事甚機械や関連する噚具の皮類特城及び甚途 を扱うこず。 4工事甚機械や関連する噚具  ここでは科目の目暙を螏たえ工事甚機械や関連する噚具に぀いお工事の安党性 や合理性の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の斜工ができるようにするこずをね らいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 䞻な工事甚機械や噚具の皮類に぀いお特城及び甚途を螏たえお理解するずずもに 関連する技術を身に付けるこず。 ② 工事の安党性や合理性に着目しお工事甚機械や関連する噚具に関する課題を芋い だすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 工事甚機械や関連する噚具に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の斜工に䞻䜓的 207 3 2 建築斜工
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か぀協働的に取り組むこず。  これらの事項を身に付けるようアヌスドリルバックホヌタワヌクレヌンなど工 事甚機械や関連する噚具に぀いお取り䞊げその皮類甚途及び特城を工事の工皋ず関 連付けお扱う。  たた工事甚機械や関連する噚具を操䜜する際の安党ぞの配慮に぀いおも扱う。 〔指導項目〕 5建築積算  ア 建築積算の抂芁  む 抂算芋積ず明现芋積  り 入札制床 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 に぀いおは建築積算の意矩を扱うこず。りに぀いおは電子 入札に぀いおも扱うこず。 5建築積算  ここでは科目の目暙を螏たえ建築積算に぀いお建築物の経枈性や合理性の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお建築物の斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築積算に぀いお積算の抂芁や方法及び入札制床を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 建築物の経枈性や合理性に着目しお建築物の費甚に関する課題を芋いだすずずも に解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築積算に぀いお自ら孊び経枈的で合理的な建築物の斜工に䞻䜓的か぀協働的に 取り組むこず。  ア 建築積算の抂芁  建築積算の意矩や皮類に぀いお斜工方匏や工事契玄ず関連付けお扱う。  む 抂算芋積ず明现芋積  抂算積算の方法及び建築数量積算基準に沿った明现積算の方法に぀いお扱う。  り 入札制床  建築工事の入札制床や電子入札システムに぀いお扱う。 208 第2ç«  工業科の 各科目
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 この科目は建築関係法芏を螏たえた建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理に必芁な資 質・胜力を育成するこずを䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂ではナニバヌサル瀟䌚の実珟ず建築物の耐震化の促進などに察応するため 建築業務等に関する法芏に良奜な建築物の促進に関する法芏を䜍眮付けるなどの改善を図 った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理に必芁な資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1建築関係法芏に぀いお法的な偎面から建築物の安党性や快適性を螏たえお理解 するようにする。 2法的な偎面から建築物に関する課題を発芋し技術者ずしお法的な根拠に基づ き解決する力を逊う。 3安党で安心な建築物を蚈画蚭蚈斜工及び管理する力の向䞊を目指しお自ら 孊び建築の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは建築物を各皮関係法芏や芏制の芖点から捉え工業生産ず盞互に 関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築関係法芏を 螏たえた建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理ができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で快適な建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理ができるよう にするために建築関係法芏などを工業生産ず関連付けお理解するずずもに建築物の蚈 画蚭蚈斜工及び管理における様々な状況に察応し掻甚できる知識を身に付けるこずを 意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは建築関係法芏に着目しお建築物に関する法芏䞊の課題を芋い だし単に生産性や効率だけを優先するのではなく建築物が瀟䌚に䞎える圱響に察し責 任をもち技術者に求められる倫理芳を螏たえ法的な根拠に基づいお解決する力を逊うこ ずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは建築関係法芏の芏定を掻甚した安党で安心な建築物の蚈画蚭 蚈斜工及び管理する力の向䞊を目指し建築基準法など建築関係法芏に぀いお自ら孊ぶ 態床や建築の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 209 3 3 建築法芏 第33 節 建築法芏
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 建築業務等 に関する法芏の抂芁 2 建築基準法 3 建築業務等に関する法芏の䞉぀の指導項目で 24単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う 際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 建築物の芋孊メディア教材の掻甚及び具䜓的な事䟋を通しお建築物が法芏に よっお芏制されおいるこずや法什を遵守するこずの意矩を理解できるよう工倫しお 指導するこず。 む 建築物に関わる課題に぀いお法的な偎面から捉え建築に携わる技術者に求め られる倫理芳を螏たえ考察するよう工倫しお指導するこず。  内容を取り扱う際には建築物の安党性や快適性に着目するずずもに建築物の芋孊 各皮メディア教材を適切に掻甚するこずなどにより建築物が倚くの関係法芏により芏制 されおいるこず斜工及び管理を行う䞊で法什を遵守するこずの意矩を具䜓的に理解で きるよう工倫しお指導するこず。  建築物に関わる課題の解決に圓たっおは建築物が瀟䌚に䞎える圱響や建築に携わる 技術者に求められる倫理芳を螏たえ法的な偎面から考察するこずができるよう工倫し お指導するこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1建築業務等に関する法芏の抂芁  ア 建築に関する法芏の意矩  む 建築に関する法芏の構成 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは建築に関する法芏の沿革を扱うこず。むに぀ いおは建築関係法芏の䜓系ず構成の抂芁を扱うこず。 1建築業務等に関する法芏の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ建築物や郜垂蚈画劎働安党衛生など建築業務等に 関わる法芏に぀いお安党性や快適性を確保する芖点で捉え法的な根拠に基づき法芏 の意矩や構成の党䜓像を䜓系的に取り䞊げ具䜓的な事䟋ず関連付けお考察し実践 的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理が 210 第2ç«  工業科の 各科目
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できるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築業務等に関する法芏に぀いお意矩構成及び法什遵守の必芁性を螏たえお理解 するこず。 ② 建築物の安党性や快適性などに着目しお建築物に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築に関する法芏の抂芁に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の蚈画蚭蚈斜 工管理に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 建築に関する法芏の意矩  建築に関する法芏や関連する業務等に関する法芏の沿革意矩及び法什遵守の必芁 性に぀いお扱う。  む 建築に関する法芏の構成  建築に関する法芏や関連する業務等に関する法芏の䜓系及び党䜓的な構成に぀いお 扱う。 〔指導項目〕 2建築基準法  ア 単䜓芏定  む 集団芏定 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは単䜓芏定ず集団芏定を盞互に関連付けお扱うこず。 2建築基準法  ここでは科目の目暙を螏たえ建築基準法に぀いお安党性や快適性を確保する芖 点で捉え法的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理ができるようにするこ ずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築基準法に぀いお敷地蚭備構造及び甚途の芏定を螏たえお理解するこず。 ② 建築物の安党性や快適性などに着目しお建築物に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築基準法に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理に 䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 単䜓芏定  䞀般構造構造匷床換気採光防灜や避難及び建築蚭備などに関する芏定に぀ いお扱う。 211 3 3 建築法芏
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 む 集団芏定  土地利甚道路ず敷地建築密床及び圢態などに関する芏定に぀いお扱う。たた 手続関係などの芏定に぀いおも扱う。 〔指導項目〕 3建築業務等に関する法芏  ア 建築の業務に関する法芏  む 郜垂蚈画に関する法芏  り 良奜な建築物の促進に関する法芏  ゚ 劎働安党衛生に関する法芏 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおは建築業務等に関する法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 3建築業務等に関する法芏  ここでは科目の目暙を螏たえ建築業務等に関する法芏に぀いお建築物の安党性 や快適性を確保する芖点で捉え法的な根拠に基づき工業生産に関連付けお考察し実 践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお建築物の蚈画蚭蚈斜工及び管理 ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築業務等に関する法芏に぀いお法芏の目的を螏たえお理解するこず。 ② 建築業務に関する事䟋などに着目しお建築物に関する課題を芋いだすずずもに解 決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築業務等に関する法芏に぀いお自ら孊び安党で安心な建築物の蚈画蚭蚈斜 工及び管理に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 建築の業務に関する法芏  建築士法建蚭業法などを取り䞊げ建築の業務に関する法芏の抂芁に぀いお扱う。  む 郜垂蚈画に関する法芏  郜垂蚈画法などを取り䞊げ郜垂蚈画に関する法芏の抂芁に぀いお扱う。  り 良奜な建築物の促進に関する法芏  高霢者障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法埋建築物の耐震改修の促進 に関する法埋䜏宅の品質確保の促進等に関する法埋゚ネルギヌの䜿甚の合理化に 関する法埋長期優良䜏宅の普及の促進に関する法埋などを取り䞊げ良奜な建築物 の促進に関する法芏の抂芁に぀いお扱う。  ゚ 劎働安党衛生に関する法芏  劎働安党衛生法などを取り䞊げ劎働安党衛生に関する法芏の抂芁に぀いお扱う。 212 第2ç«  工業科の 各科目
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 この科目は建築物に関わる蚭備の蚈画に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずし お内容を構成しおいる。  今回の改蚂では省資源省゚ネルギヌ技術の進展や環境に関する法芏などに察応する ため建築物の蚭備蚈画ではナニバヌサルデザむンや省゚ネルギヌに぀いお取り扱うこず を䜍眮付けたた建築蚭備に関する法芏の指導項目に環境を保党するための法芏を䜍眮 付けるなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お蚭備の蚈画に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1蚭備蚈画に぀いお蚭備の芁玠ず建築物や瀟䌚基盀ずの関係を螏たえお理解する ずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2蚭備の蚈画に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技 術の進展に察応し解決する力を逊う。 3安党で快適な生掻環境における蚭備を提案する力の向䞊を目指しお自ら孊び 工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは蚭備蚈画を快適な䜏環境を提䟛する建築蚭備の芖点で捉え建築 蚭備の斜工ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお蚭 備の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党で安心な建築蚭備を提䟛するために蚭備蚈画に぀いお蚭 備の芁玠ず建築物や瀟䌚基盀など工業生産ず関連付けお理解するずずもに建築蚭備党䜓 の蚈画における様々な状況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは快適な䜏環境を提䟛する建築蚭備に着目しお建築蚭備の蚈画 に関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけを優先するのではなく蚭備蚈画が瀟䌚 に䞎える圱響に責任をもち技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し 解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で快適な生掻環境における蚭備を提案する力の向䞊を目指 し蚭備の蚈画における機噚や斜工法の発達省゚ネルギヌの手法などに぀いお自ら孊ぶ 態床や工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずを意味しおいる。 第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 䜏環境ず蚭 213 3 4 蚭備蚈画 第34 節 蚭備蚈画
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備 2 蚭備に関係した建築構造 3 建築物の蚭備蚈画 4 蚭備の斜工 5 建築蚭備 に関する法芏の五぀の指導項目で26単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構 成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 蚭備に関する技術の進展に察応するずずもに省資源省゚ネルギヌなど環境ぞ の配慮及びバリアフリヌぞの配慮の必芁性に぀いおも理解できるよう工倫しお指導 するこず。 む メディア教材を掻甚し実習や補図などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫 しお指導するこず。 り  〔指導項目〕の 4 のむに぀いおは生埒の実態や孊科の特色等に応じお扱わな いこずができるこず。  内容を取り扱う際には技術の進展による蚭備や地域の特性にも着目するずずもに 省資源省゚ネルギヌなど環境ぞの配慮及びバリアフリヌぞの配慮の必芁性に぀いおも 理解できるよう工倫しお指導するこず。  具䜓的な事䟋に぀いおは産業界の動向や地域の特性にも着目するずずもに実習や 補図工堎の芋孊珟堎実習及び各皮メディア教材を適切に関連付けるこずにより具 䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。   〔指導項目〕の 4 のむに぀いおは別の科目で孊習するこずができる堎合など生埒 の実態や孊科の特色等に応じお扱わないこずができるこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1䜏環境ず蚭備  ア 自然環境  む 宀内環境  り 流䜓や熱に関する力孊 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のりに぀いおは氎空気及び熱の流れを扱うこず。 1䜏環境ず蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ䜏環境ず蚭備に぀いお安党・安心で快適な建築蚭 備の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な 孊習掻動を行うこずなどを通しお蚭備の蚈画ができるようにするこずをねらいずしお いる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 214 第2ç«  工業科の 各科目
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〔指導項目〕を指導する。 ① 䜏環境ず蚭備に぀いお自然環境や宀内環境及び流䜓・熱の力孊的性質を螏たえお理 解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党・安心で快適な建築蚭備に着目しお䜏環境ず蚭備に関する課題を芋いだすず ずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 䜏環境ず蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 自然環境  蚭備蚈画に関わる自然条件ずしおの気枩地枩湿床雚量日照ず日射及び熱負 荷ず日射ずの関わり日本の独特な気枩・湿床の特城地枩ず埋蚭管の凍結雚量ず 排氎氎資源の有効利甚などに぀いお扱う。  む 宀内環境  枩熱芁玠ず快適性を瀺す環境指暙の考え方空気の汚染ず換気の必芁性照明ず採 光音の物理的性質ず蚭備機噚からの振動・隒音などに぀いお扱う。  り 流䜓や熱に関する力孊  枩床倉化による流䜓の倉化密床圧瞮性粘性氷結毛管珟象流䜓・熱の力 孊的性質などに぀いお扱う。  圧力連続の定理ベルヌヌむの定理流量の枬定ず圧力損倱などを取り䞊げ流 䜓に関する力孊に぀いお扱う。  䌝熱熱力孊の第䞀法則ず第二法則湿り空気氎蒞気などを取り䞊げ熱に関す る力孊に぀いお扱う。 〔指導項目〕 2蚭備に関係した建築構造  ア 建築物の蚈画  む 建築物の構造  り 構造物の力孊 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 に぀いおは建築物の構造及び構造物の力孊を蚭備蚈画ず関連 付けお扱うこず。 2蚭備に関係した建築構造  ここでは科目の目暙を螏たえ蚭備に関係した建築構造に぀いお構造の違いによ る建築物の特性の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築蚭備ず関連付けお考察し実 践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお蚭備の蚈画ができるようにするこず をねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 蚭備に関係した建築構造に぀いお建築物の蚈画構造及び力孊を螏たえお理解する ずずもに関連する技術を身に付けるこず。 215 3 4 蚭備蚈画
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② 構造の違いによる建築物の特性に着目しお蚭備に関係した建築構造に関する課題 を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 蚭備に関係した建築構造に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア 建築物の蚈画  身近な建築物である䜏宅を事䟋ずしお取り䞊げ建築蚈画の抂芁に぀いお扱う。た た事務所建築を取り䞊げ事務䜜業が快適に胜率よく行うこずができる䜏環境の圚 り方や防灜のための配慮などに぀いお扱う。  む 建築物の構造  朚構造鉄筋コンクリヌト構造及び鋌構造の構成や特性それぞれの斜工法などを 取り䞊げ蚭備に関係した建築物の構造に぀いお扱う。  り 構造物の力孊  単玔ばり片持ちばり静定ラヌメンなどの静定構造物の力の぀り合い条件による 応力の求め方匟性䜓の性質や応力ずひずみの関係断面の圢状に関わる断面二次モ ヌメント断面係数などに぀いお扱う。 〔指導項目〕 3建築物の蚭備蚈画  ア 蚭備蚈画の抂芁  む 各皮蚭備の蚈画  り 機噚や配管の所芁スペヌス 3建築物の蚭備蚈画  ここでは科目の目暙を螏たえ建築物の蚭備蚈画に぀いお建築蚭備の芁玠の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動 を行うこずなどを通しお蚭備の蚈画ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築物の蚭備蚈画に぀いお建築物の特性空気調和蚭備衛生防灜蚭備電気蚭備 及び瀟䌚基盀を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 建築蚭備の芁玠に着目しお建築物の蚭備蚈画に関する課題を芋いだすずずもに解 決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築物の蚭備蚈画に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこ ず。  ア 蚭備蚈画の抂芁  䜏宅集合䜏宅事務所などの建築物を取り䞊げそれぞれの建築物で必芁ずなる 蚭備に぀いお扱う。たた基本蚈画の段階で必芁な蚭備及び建築の蚈画ず蚭備の蚈画 ずを進める際にはナニバヌサルデザむンの必芁性に぀いおも扱う。 216 第2ç«  工業科の 各科目
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 む 各皮蚭備の蚈画  絊排氎蚭備空気調和蚭備電気蚭備などを取り䞊げ具䜓的な蚈画の進め方や各 皮機噚の配眮ず配管に぀いお扱う。たた技術の進展による省゚ネルギヌ技術に぀い おも扱う。  り 機噚や配管の所芁スペヌス  事務所などの具䜓的な建築物を取り䞊げ絊排氎蚭備空気調和蚭備などの蚭備蚈 画を行う䞊で必芁な各皮機噚及び配管の所芁スペヌスに぀いお扱う。 〔指導項目〕 4蚭備の斜工  ア 斜工管理  む 蚭備工事の積算 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおは斜工蚈画工皋管理及び安党管理を扱うこず。 4蚭備の斜工  ここでは科目の目暙を螏たえ蚭備の斜工に぀いお斜工管理の意矩や斜工蚈画及 び工皋管理の方匏の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実 践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお蚭備の蚈画ができるようにするこず をねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 蚭備の斜工に぀いお斜工蚈画や工皋管理などを螏たえお理解するずずもに関連す る技術を身に付けるこず。 ② 斜工管理の意矩や斜工蚈画及び工皋管理の方匏に着目しお蚭備の斜工に関する課 題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこ ず。 ③ 蚭備の斜工に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 斜工管理  斜工管理の意矩斜工蚈画工皋衚枉倖手続及び斜工関係者ずその圹割を取り䞊 げ斜工管理の抂芁に぀いお扱う。  工皋管理に぀いおは暪線匏グラフ匏及びネットワヌク匏の各工皋衚を取り䞊げ それぞれの特城に぀いお扱う。たた劎働灜害を防止するための安党管理に぀いおも 扱う。  む 蚭備工事の積算  䞀般競争入札指名競争入札特呜電子入札システムなどの入札方法や建蚭業法 に定められた工事請負契玄請負契玄玄欟や蚭蚈図曞などを取り䞊げ暙準歩掛りに よる盎接工事費や請負工事費などの積算の抂芁に぀いお扱う。 217 3 4 蚭備蚈画
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〔指導項目〕 5建築蚭備に関する法芏  ア 劎働安党衛生に関する法芏  む 建築に関する法芏  り 蚭備に関する法芏  ゚ 環境に関する法芏 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 5 に぀いおは建築蚭備に関する法芏の目的ず抂芁を扱うこず。 5建築蚭備に関する法芏  ここでは科目の目暙を螏たえ建築蚭備に関する法芏に぀いお建築蚭備に関する 法芏の重芁性の芖点で捉え法的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお蚭備の蚈画ができるようにするこずをねら いずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 建築蚭備に関する法芏に぀いお法芏の目的ず抂芁を螏たえお理解するずずもに関 連する技術を身に付けるこず。 ② 建築蚭備に関する法芏の重芁性に着目しお建築蚭備に関する法芏に即した課題を 芋いだすずずもに解決策を考え法的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 建築蚭備に関する法芏に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 劎働安党衛生に関する法芏  劎働基準法劎働安党衛生法などの法芏を取り䞊げ劎働安党に関する法芏の目的 ず抂芁に぀いお扱う。  む 建築に関する法芏  建築基準法建築物における衛生的環境の確保に関する法埋などの法芏を取り䞊げ 建築に関する法芏の目的ず抂芁に぀いお扱う。たた建蚭業法建蚭工事に係る資材 の再資源化等に関する法埋などを取り䞊げ瀟䌚情勢ず関連付けお扱う。  り 蚭備に関する法芏  氎道法䞋氎道法消防法及び高圧ガス保安法などの法芏を取り䞊げ蚭備に関す る法芏の目的ず抂芁に぀いお扱う。  ゚ 環境に関する法芏  氎質汚濁防止法倧気汚染防止法隒音芏制法地球枩暖化察策の掚進に関する法 埋及び゚ネルギヌの䜿甚の合理化等に関する法埋などの法芏を取り䞊げ環境に関す る法芏の目的ず抂芁に぀いお扱う。 218 第2ç«  工業科の 各科目
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 この科目は空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜工に必芁な資質・胜力を育成するこずを 䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では省資源省゚ネルギヌ技術の進展などに察応するため空気調和装眮 の倧項目には空気調和装眮の省゚ネルギヌ技術の小項目を䜍眮付けるずずもに換気や排 煙に関わる蚭備の倧項目はその重芁性を鑑みお必ず扱うこずずしたた盎接暖房装眮は 地域の実態などに応じお扱わないこずができるようにするなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜工に必芁な資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1空気調和に関わる蚭備に぀いお蚭蚈法や斜工法ず建築物ずの関係を螏たえお理 解するずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2空気調和に関わる蚭備に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基 づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3空気調和に関わる蚭備による生掻環境の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発展 に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは空気調和蚭備を空気調和の原理や様々な方匏各皮機噚の構造 性胜甚途及び斜工法などの芖点から捉え建築物の構造ず関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができる ようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党・安心で快適な居䜏空間を提䟛するために空気調和に関 わる蚭備に぀いお蚭蚈法や斜工法ず建築物の特性や省゚ネルギヌ技術ずも関連付けお理解 するずずもに空気調和蚭備の斜工などにおける様々な状況に察応できる技術を身に付け るようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは空気調和の原理や様々な方匏各皮機噚の構造性胜甚途及 び斜工法などに着目しお空気調和蚭備に関する課題を芋いだし単に生産性や効率だけ を優先するのではなく空気調和蚭備が瀟䌚に䞎える圱響に責任をもち技術者ずしお科 孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味しおいる。  目暙の 3 に぀いおは空気調和に関わる蚭備による生掻環境の向䞊を目指し先端的 な機噚や斜工法の発達省゚ネルギヌの手法など空気調和蚭備の蚭蚈・斜工に぀いお自ら 孊ぶ態床や工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。 219 3 5 空気調和 èš­å‚™ 第35 節 空気調和蚭備
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は 1 空気調和の抂芁 2 空気調和装眮 3 換気や排煙に関わる蚭備 4 盎接暖房装眮 5 空気調和蚭備の斜工の五぀の指導項目で28単䜍皋床履修さ れるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のよ うに瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 蚭備に関する技術の進展に察応するずずもに省資源省゚ネルギヌなど環境ぞ の配慮の必芁性に぀いおも理解できるよう工倫しお指導するこず。 む メディア教材を掻甚し実習や補図などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫 しお指導するこず。 り  〔指導項目〕の 4 に぀いおは生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお扱わ ないこずができるこず。  内容を取り扱う際には技術の進展による蚭備や地域の実態にも着目するずずもに 省資源省゚ネルギヌなど環境に配慮した内容を扱い実習や補図及び各皮メディア教 材の掻甚などにより具䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。   〔指導項目〕の 4 盎接暖房装眮に぀いおは地域による必芁性の有無に配慮し生埒 の実態や孊科の特色に応じお扱わないこずができるこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1空気調和の抂芁  ア 空気調和の方匏  む 冷房及び暖房の負荷  り 湿り空気の状態 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは地域の実態を考慮した方匏を扱うこず。むに ぀いおは冷房及び暖房の負荷蚈算を扱うこず。りに぀いおは湿り空気の組成及 び空気線図の仕組みを扱うこず。 1空気調和の抂芁  ここでは科目の目暙を螏たえ空気調和の抂芁に぀いお空気調和方匏や冷暖房熱 負荷湿り空気の性質の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜 220 第2ç«  工業科の 各科目
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工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 空気調和の抂芁に぀いお空気調和方匏や冷暖房熱負荷湿り空気の性質を空気調和 の方匏冷房暖房負荷及び湿り空気の状態を螏たえお理解するずずもに関連する技 術を身に付けるこず。 ② 空気調和方匏や冷暖房熱負荷湿り空気の性質に着目しお空気調和に関する課題 を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 空気調和の抂芁に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 空気調和の方匏  単䞀ダクト方匏ファンコむルナニット方匏パッケヌゞナニット方匏などの各皮 建築物に適甚する空調方匏熱源方匏地域冷暖房を取り䞊げその構成ず特城及び 利甚䟋に぀いお扱う。  む 冷房及び暖房の負荷  宀内空気の状態倉化に関連する顕熱・朜熱負荷の芁因や空気調和装眮の熱源機噚 熱亀換噚送颚機などを遞定する際の熱負荷の芁因を取り䞊げ冷房・暖房負荷に぀ いお扱う。  り 湿り空気の状態  空気線図の原理空気線図を甚いた空気の状態倉化及び冷房・暖房時の空調蚭備容 量などの求め方を取り䞊げ湿り空気の組成及び空気線図の仕組みに぀いお扱う。 〔指導項目〕 2空気調和装眮  ア 空気調和装眮の構成  む 䞭倮匏及び個別匏の空気調和機  り 空気調和装眮の制埡  ゚ 空気調和装眮の省゚ネルギヌ技術  オ 空気調和装眮の蚭蚈 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のア及びむに぀いおは空気調和装眮を構成しおいる機噚の構 造性胜及び甚途を扱うこず。り及び゚に぀いおは省゚ネルギヌに配慮した制埡 技術空気調和技術を扱うこず。 2空気調和装眮  ここでは科目の目暙を螏たえ空気調和装眮に぀いお安党・安心で快適な居䜏空 間を提䟛する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができ るようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 221 3 5 空気調和 èš­å‚™
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〔指導項目〕を指導する。 ① 空気調和装眮に぀いお装眮の構成機噚の構造性胜甚途省゚ネルギヌに配慮 した制埡技術などを螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党・安心で快適な居䜏空間の提䟛に着目しお空気調和装眮に関する課題を芋い だすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 空気調和装眮に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 空気調和装眮の構成  空気調和装眮を構成する空気調和機熱搬送蚭備熱源機噚などの構造皮類及び その特城性胜甚途を取り䞊げ空気調和装眮の構成に぀いお扱う。  たた冷凍機に぀いおは圧瞮匏・吞収匏冷凍機ず冷凍サむクルによる冷华の仕組 みに぀いお扱う。  む 䞭倮匏及び個別匏の空気調和機  代衚的な空気調和機である䞭倮匏ず個別匏ずの機噚の構造性胜及びその甚途を取 り䞊げそれぞれの機噚の構成ず圹割及び空調サむクルに぀いお扱う。  り 空気調和装眮の制埡  電流電圧電気抵抗送配電方匏及び電動機などに぀いお扱う。たたフィヌド バック制埡及びシヌケンス制埡を甚いた空気調和装眮の制埡甚機噚を取り䞊げこれ らの制埡機胜が空気調和装眮をコントロヌルする䞊で重芁な圹割を果たしおいるこず に぀いお扱う。  ゚ 空気調和装眮の省゚ネルギヌ技術  燃料電池コヌゞェネレヌション倪陜光発電地熱利甚などを取り䞊げ省゚ネ ルギヌ・省資源の重芁性に぀いお扱う。  オ 空気調和装眮の蚭蚈  空気調和蚭備を構成する各皮の機噚ず空気調和蚭備の蚭蚈の進め方や䜏宅や事務 所などの空気調和蚭備の蚭蚈ができるよう扱う。ダクトに぀いおは等摩擊損倱法に よる蚭蚈方法などを扱う。たた必芁に応じお熱亀換噚などの蚭蚈ができるよう扱 う。 〔指導項目〕 3換気や排煙に関わる蚭備  ア 換気蚭備の構成ず蚭蚈  む 省゚ネルギヌに配慮した換気蚭備  り 排煙蚭備の構成ず蚈画 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のア及びむに぀いおは換気蚭備の重芁性法的根拠及び省゚ ネルギヌ機胜を扱うこず。りに぀いおは排煙蚭備の重芁性及び法的根拠を扱うこ ず。 222 第2ç«  工業科の 各科目
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3換気や排煙に関わる蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ換気や排煙に関わる蚭備に぀いお人呜を守るため の換気や排煙蚭備の蚭蚈・斜工の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付け お考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備 の蚭蚈・斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 換気や排煙に関わる蚭備に぀いお換気や排煙蚭備の構成や法芏を螏たえお理解する ずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 人呜を守るための換気や排煙蚭備の蚭蚈・斜工に着目しお換気や排煙に関わる蚭 備の蚭蚈に関する課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果 を怜蚌し改善するこず。 ③ 換気・排煙蚭備の蚭蚈に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 換気蚭備の構成ず蚭蚈  建築関係法芏に基づいた換気蚭備ずしお自然換気機械換気及び䞭倮匏の空気調 和蚭備に関する必芁換気量の求め方ず機噚の構成などに぀いお扱う。  む 省゚ネルギヌに配慮した換気蚭備  熱亀換型換気倪陜熱収集装眮を利甚した換気ナむトパヌゞ地䞭熱を利甚した 換気及び二酞化炭玠濃床に応じた換気量制埡などに぀いお扱う。  り 排煙蚭備の構成ず蚈画  排煙蚭備ずしお自然排煙機械排煙及び排煙蚭備の蚭眮矩務や機噚の構成などを 取り䞊げ排煙蚭備の蚭蚈手順に぀いお扱う。 〔指導項目〕 4盎接暖房装眮  ア 盎接暖房装眮の構成  む 盎接暖房装眮ず配管の蚭蚈 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおは盎接暖房装眮を構成する機噚の構造甚途及 び配管を扱うこず。 4盎接暖房装眮  ここでは科目の目暙を螏たえ盎接暖房装眮に぀いお安党・安心で快適な蚭備の 蚭蚈・斜工の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・ 䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができ るようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 223 3 5 空気調和 èš­å‚™
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① 盎接暖房装眮に぀いお装眮の構成ず配管の蚭蚈を螏たえお理解するずずもに関連 する技術を身に付けるこず。 ② 安党・安心で快適な蚭備の蚭蚈・斜工に着目しお盎接暖房装眮の蚭蚈に関する課 題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこ ず。 ③ 盎接暖房装眮の蚭蚈に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む こず。  ア 盎接暖房装眮の構成  枩氎暖房による各皮の盎接暖房方匏の宀内枩床分垃や特城を取り䞊げ各機噚の構 成甚途及び関連する配管に぀いお扱う。  む 盎接暖房装眮ず配管の蚭蚈  枩氎暖房による二管匏・䞋向き䟛絊匏・自然埪環匏の各方匏におけるタンクの容量 安党装眮及び枩氎管の管埄の求め方などの蚭蚈事䟋を取り䞊げ盎接暖房装眮ず配管 の蚭蚈ができるよう扱う。 〔指導項目〕 5空気調和蚭備の斜工  ア 機噚の据付けず配管工事  む 空気調和蚭備の詊隓怜査保守 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 のアに぀いおは保枩や保冷に関わる工事を扱うこず。むに぀ いおは空気調和蚭備に関する法芏ずの関わりを扱うこず。 5空気調和蚭備の斜工  ここでは科目の目暙を螏たえ空気調和蚭備の斜工に぀いお安党性経枈性及び 省゚ネルギヌを考慮する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお空気調和に関わる蚭備の蚭蚈・斜 工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 空気調和蚭備の斜工に぀いお機噚の据付けず配管工事及び空気調和蚭備の詊隓怜 査保守を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党性経枈性及び省゚ネルギヌの考慮に着目しお空気調和蚭備の斜工に関する 課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善する こず。 ③ 空気調和蚭備の斜工に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む こず。  ア 機噚の据付けず配管工事  ダクト工事に甚いられる鋌板・圢鋌などの材料の圢状・性質ダクトの加工などを 224 第2ç«  工業科の 各科目
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取り䞊げ各皮工事ずしおの機噚の据付け蒞気・冷枩氎の配管工事保枩・保冷工 事及び電気工事に぀いお扱う。  む 空気調和蚭備の詊隓怜査保守  斜工埌の氎圧詊隓ダクトの詊隓・怜査やビル管理の法芏に基づく宀内環境の枬定 空気調和機噚の保守管理に぀いお扱う。 225 3 5 空気調和 èš­å‚™
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 この科目は衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工に必芁な資質・胜力を育成するこず を䞻県ずしお内容を構成しおいる。  今回の改蚂では省資源省゚ネルギヌ技術及びナニバヌサルデザむンの掚進などぞの 察応に関する事項を内容の取扱いに明蚘するなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工に必芁な資質・胜力を次のずおり育成す るこずを目指す。 1衛生・防灜に関わる蚭備に぀いお蚭蚈法や斜工法ず建築物や瀟䌚基盀ずの関係 を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2衛生・防灜に関わる蚭備に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に 基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊う。 3衛生・防灜に関わる蚭備による生掻環境の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発 展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは衛生・防灜に関わる蚭備を絊氎・絊湯・排氎等の原理や様々な方 匏各皮機噚の構造性胜甚途及び斜工法などの芖点から捉え建築物の構造ず関連付 けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなど通しお衛生・防灜に関わる蚭備 の蚭蚈・斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは安党・安心で快適な居䜏環境を提䟛するために絊氎・絊湯・ 排氎等の仕組みを建築物の特性や省資源省゚ネルギヌ技術バリアフリヌの掚進ずも関 連付けお理解するずずもに衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工などにおける様々な状 況に察応できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおいる。  目暙の 2 に぀いおは絊氎・絊湯・排氎等の原理や様々な方匏各皮機噚の構造性 胜甚途及び斜工法に着目しお衛生・防灜に関わる蚭備に関する課題を芋いだし単に 生産性や効率だけを優先するのではなく衛生・防灜に関わる蚭備が瀟䌚に䞎える圱響に 責任をもち科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味 しおいる。  目暙の 3 に぀いおは衛生・防灜に関わる蚭備による生掻環境の向䞊を目指し機噚 や斜工法の発達省゚ネルギヌの手法など衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工に぀いお 自ら孊ぶ態床や工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。 226 第2ç«  工業科の 各科目 第36 節 衛生・防灜蚭備
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は 1 絊氎や絊湯に関わる蚭備 2 排氎や通気に関わる蚭備 3 排氎凊 理蚭備 4 防灜蚭備 5 ガス蚭備ず通信蚭備 6 衛生・防灜蚭備の斜工の六぀の指 導項目で28単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容 を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 蚭備に関する技術の進展に察応するずずもに省資源省゚ネルギヌなど環境ぞ の配慮及びバリアフリヌぞの配慮の必芁性に぀いおも理解できるよう工倫しお指導 するこず。 む メディア教材を掻甚し実習や補図などを通しお具䜓的に理解できるよう工倫 しお指導するこず。 り  〔指導項目〕の 3 及び 5 に぀いおは生埒や地域の実態孊科の特色等に応じ お遞択しお扱うこずができるこず。  内容を取り扱う際には技術の進展による蚭備や地域の実態にも着目するずずもに 省資源省゚ネルギヌなど環境ぞの配慮及びバリアフリヌぞの配慮の必芁性に぀いおも 理解できるよう工倫しお指導するこず。  具䜓的な事䟋に぀いおは産業界の動向や地域の特性にも着目するずずもに実習や 補図工堎の芋孊珟堎実習及び各皮メディア教材を適切に関連付けるこずにより具 䜓的に理解できるよう工倫しお指導するこず。  内容の 3 排氎凊理蚭備及び 5 ガス蚭備ず通信蚭備に぀いおは地域による必芁性の 有無に配慮し生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお遞択しお扱うこずができる こず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1絊氎や絊湯に関わる蚭備  ア 氎資源ず䞊氎道  む 絊氎や絊湯に関わる機噚ず構成  り 絊氎や絊湯に関わる蚭備の蚭蚈 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは氎質基準ず氎道斜蚭の抂芁を扱うこず。たた 雚氎の掻甚に぀いおも扱うこず。むに぀いおは絊氎の方匏を扱うこず。りに぀い 227 3 6 衛生・防灜 èš­å‚™
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おは絊氎量や絊湯量の蚈算方法配管機噚の蚭蚈及び絊氎管埄や絊湯管埄の蚈算 方法を扱うこず。 1絊氎や絊湯に関わる蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ絊氎や絊湯に関わる蚭備に぀いお絊氎や絊湯の方 匏や原理の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・䜓 隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができ るようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 絊氎や絊湯に関わる蚭備に぀いお氎資源ず䞊氎道絊氎や絊湯に関わる機噚ず構成 及び蚭備の蚭蚈を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 絊氎や絊湯の方匏原理に着目しお衛生・防灜蚭備に関する課題を芋いだすずず もに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 絊氎や絊湯に関わる蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア 氎資源ず䞊氎道  雚氎の掻甚や氎道法に基づく氎質基準ず氎道斜蚭を取り䞊げ氎資源ず䞊氎道の抂 芁に぀いお扱う。  む 絊氎や絊湯に関わる機噚ず構成  絊氎や絊湯に関する絊氎管絊湯管衛生噚具ポンプタンクボむラヌ倪陜 熱装眮ヒヌトポンプ匏絊湯噚燃料電池匏絊湯噚コヌゞェネレヌションによる絊 湯機噚及びバリアフリヌに察応した機噚などを取り䞊げ絊氎や絊湯の機噚構成及び 各皮方匏に぀いお扱う。  り 絊氎や絊湯に関わる蚭備の蚭蚈  絊氎量や絊湯量の蚈算各皮タンクの蚭蚈ポンプの遞定絊湯蚭備における加熱 装眮の遞定流量線図・管均等衚による絊氎管埄や絊湯管埄の求め方を取り䞊げ絊 氎や絊湯に関わる機噚ず配管の蚭蚈に぀いお扱う。たた絊氎の汚染防止や事故防止 の重芁性に぀いおも取り䞊げる。 〔指導項目〕 2排氎や通気に関わる蚭備  ア 排氎ず䞋氎道  む 排氎や通気に関わる蚭備の蚭蚈  り 䜏宅の絊排氎蚭備 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のアに぀いおは排氎の皮類ず䞋氎道斜蚭の抂芁を扱うこず。 むに぀いおは排氎系統や通気系統の機噚ず構成衛生噚具の排氎量及び排氎管埄 や通気管埄の蚈算方法を扱うこず。りに぀いおは䜏宅の具䜓的な事䟋を通しお 228 第2ç«  工業科の 各科目
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絊排氎蚭備の蚭蚈を扱うこず。 2排氎や通気に関わる蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ排氎や通気に関わる蚭備に぀いお排氎や通気の方 匏や原理の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・䜓 隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができ るようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 排氎や通気に関わる蚭備に぀いお排氎ず䞋氎道排氎や通気に関わる蚭備の蚭蚈及 び䜏宅の絊排氎蚭備を螏たえお理解させ関連する技術を身に付けるこず。 ② 排氎や通気の方匏や原理に着目しお排氎や通気に関わる蚭備に関する課題を芋い だすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 排氎や通気に関わる蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り 組むこず。  ア 排氎ず䞋氎道  排氎の皮類ず䞋氎道斜蚭ずを取り䞊げ排氎ず䞋氎道ずの抂芁に぀いお扱う。  む 排氎や通気に関わる蚭備の蚭蚈  排氎管衛生噚具通気管排氎槜排氎ポンプ排氎たすなどの構成及び排氎や 通気の方匏を取り䞊げ噚具及び機噚の排氎量雚量に察する排氎管や通気管の管埄 の蚈算及び円滑に排氎するための排氎管の配眮効果的な通気管の配眮など系統的 な蚭蚈ができるよう扱う。  り 䜏宅の絊排氎蚭備  䜏宅の絊排氎蚭備の具䜓的な蚭蚈䟋を取り䞊げ絊氎から排氎たでの氎が流れる過 皋や配管ず機噚ずの構成などに぀いお扱う。 〔指導項目〕 3排氎凊理蚭備  ア 排氎浄化の原理ず方法  む し尿浄化蚭備ず排氎再利甚 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおはし尿浄化蚭備の構成ず排氎の再利甚を扱うこず。 3排氎凊理蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ排氎凊理蚭備に぀いお排氎凊理蚭備の構成の芖点 で捉え科孊的な根拠に基づき建築物や瀟䌚基盀ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的 な孊習掻動を行うこずなどを通しお衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができるよ うにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 229 3 6 衛生・防灜 èš­å‚™
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① 排氎凊理蚭備に぀いお排氎浄化の原理ず方法ずし尿浄化蚭備ず排氎再利甚を螏たえ お理解させ関連する技術を身に付けるこず。 ② 排氎凊理蚭備の構成に着目しお排氎凊理蚭備に関する課題を芋いだすずずもに解 決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 排氎凊理蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 排氎浄化の原理ず方法  生掻排氎の特性や自然界のもっおいる氎の浄化䜜甚の原理及び物理・化孊的凊理法 ず生物孊的凊理法などを取り䞊げ排氎浄化の原理ず方法に぀いお扱う。  む し尿浄化蚭備ず排氎再利甚  単独凊理浄化槜ず合䜵凊理浄化槜における各皮凊理方匏の構造や性胜浄化槜の遞 定方法などを取り䞊げ浄化槜に぀いお扱う。たた氎資源の有効利甚ずしお氎質 基準を満たした雑甚氎道や排氎を積極的に再利甚するこずなどに぀いおも取り䞊げる。 〔指導項目〕 4防灜蚭備  ア 防火察象物ず消防甚蚭備  む 消火蚭備の蚭蚈 内容の範囲や皋床 ゚  〔指導項目〕の 4 に぀いおは防灜蚭備の重芁性を法的根拠ず関連付けお扱うこ ず。 4防灜蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえ防灜蚭備に぀いお人呜の尊重及び財産の保護の芖 点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・斜工ができるようにする こずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 防灜蚭備に぀いお防火察象物ず消防甚蚭備ず消火蚭備の蚭蚈を螏たえお理解するず ずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 人呜の尊重及び財産の保護に着目しお防灜蚭備に関する課題を芋いだすずずもに 解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 防灜蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。  ア 防火察象物ず消防甚蚭備  建築物甚途による防火察象物ず消火蚭備の蚭眮基準各皮消火蚭備譊報蚭備避 難蚭備などに぀いお扱う。  む 消火蚭備の蚭蚈  事務所などの具䜓的な建築物を取り䞊げ屋内消火栓蚭備スプリンクラヌ蚭備な ど消火蚭備の蚭蚈ができるよう扱う。 230 第2ç«  工業科の 各科目
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〔指導項目〕 5ガス蚭備ず通信蚭備  ア ガス蚭備  む 通信蚭備 内容の範囲や皋床 オ  〔指導項目〕の 5 に぀いおはコヌゞェネレヌションシステムに぀いおも扱うこ ず。 5ガス蚭備ず通信蚭備  ここでは科目の目暙を螏たえガス蚭備ず通信蚭備に぀いお安党・安心で快適な 居䜏環境の芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物や瀟䌚基盀ず関連付けお考察し 実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお衛生・防灜に関わる蚭備の蚭蚈・ 斜工ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① ガス蚭備ず通信蚭備に぀いお安党性快適性省資源省゚ネルギヌなどを螏たえ お理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党・安心で快適な居䜏環境に着目しおガス蚭備ず通信蚭備に関する課題を芋い だすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ ガス蚭備ず通信蚭備に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む こず。  ア ガス蚭備  ガスの有毒性及び可燃性などの性質ガス事業法に基づく䟛絊方匏ガス噚具の燃 焌圢匏ガス消費量ガス配管蚭蚈などに぀いお扱う。たた厚房蚭備掗濯蚭備 ごみ凊理蚭備特殊排氎蚭備ガスを甚いたコヌゞェネレヌションシステムなどに぀ いおも扱う。  む 通信蚭備  電話やLAN などの屋内甚通信蚭備の抂芁に぀いお扱う。 〔指導項目〕 6衛生・防灜蚭備の斜工  ア 機噚の据付けず配管工事  む 衛生・防灜蚭備の詊隓怜査保守 内容の範囲や皋床 カ  〔指導項目〕の 6 のむに぀いおは衛生・防灜蚭備に関する法芏ずの関わりを扱 うこず。 6衛生・防灜蚭備の斜工  ここでは科目の目暙を螏たえ衛生・防灜蚭備の斜工に぀いお安党性経枈性及 び省゚ネルギヌを考慮する芖点で捉え科孊的な根拠に基づき建築物の斜工ず関連付け 231 3 6 衛生・防灜 èš­å‚™
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お考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通しお衛生・防灜蚭備の斜工 ができるようにするこずをねらいずしおいる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 衛生・防灜蚭備に぀いお機噚の据付けず配管工事及び衛生・防灜蚭備の詊隓怜査 保守を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党性経枈性及び省゚ネルギヌの考慮に着目しお衛生・防灜蚭備の斜工に関す る課題を芋いだすずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善す るこず。 ③ 衛生・防灜蚭備の斜工に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組 むこず。  ア 機噚の据付けず配管工事  衛生・防灜蚭備に甚いられる管・継手類匁類などの付属品配管の接合方法など に関する斜工に぀いお扱う。たた衛生・防灜蚭備の各皮工事ずしお機噚の据付け 配管衛生噚具の取付け保枩及び塗装などを取り䞊げ斜工の抂芁に぀いおも扱う。  む 衛生・防灜蚭備の詊隓怜査保守  消防法などの法芏に基づく衛生・防灜蚭備の詊隓怜査保守の抂芁に぀いお扱う。 232 第2ç«  工業科の 各科目
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 この科目は枬量技術を甚いた土朚工事に必芁な資質・胜力を育成するこずを䞻県ずし お内容を構成しおいる。  今回の改蚂では内容を取り扱う際の配慮事項に土朚に携わる技術者に求められる倫 理芳を螏たえ考察するよう工倫しお指導するこずを明蚘するなどの改善を図った。 第1 目暙 1 目 暙  工業の芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこずなどを通し お枬量技術を甚いた土朚工事に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目 指す。 1枬量に぀いお実際の土朚工事を螏たえお理解するずずもに関連する技術を身 に付けるようにする。 2枬量に関する課題を発芋し技術者ずしお科孊的な根拠に基づき工業技術の進 展に察応し解決する力を逊う。 3安党で安心な瀟䌚基盀を敎備する力の向䞊を目指しお自ら孊び工業の発展に 䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。  この科目においおは枬量に぀いお枬量法や枬量機噚の構造怜査調敎法及び䜿甚法な どの芖点から捉え実際の土朚工事ず盞互に関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻 動を行うこずなどを通しお枬量技術を甚いお土朚工事を担うこずができるようにするこ ずをねらいずしおいる。  目暙の 1 に぀いおは枬量技術を甚いお安党で安心な土朚工事を担うこずができるよ うにするために枬量を実際の土朚工事ず関連付けお理解するずずもに土朚構造物の斜 工における様々な堎面で工倫し掻甚できる技術を身に付けるようにするこずを意味しおい る。  目暙の 2 に぀いおは枬量法や枬量機噚の構造怜査調敎法及び䜿甚法などに着目し お土朚工事における枬量に関する課題を芋いだし単に土朚工事の効率性だけを優先す るのではなく土朚事業が瀟䌚に䞎える圱響に察し責任をもち職業人に求められる倫理 芳を螏たえ科孊的な根拠に基づき工業技術の進展に察応し解決する力を逊うこずを意味し おいる。  目暙の 3 に぀いおは安党で安心な瀟䌚基盀を敎備する力の向䞊を目指し枬量技術 に぀いお自ら孊ぶ態床や工業の発展を図るこずに䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊 うこずを意味しおいる。 233 3 7 枬量 第37 節 枬量
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第2 内容ずその取扱い 1 内容の構成及び取扱い  この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 土朚におけ る枬量 2 平面の枬量 3 高䜎の枬量 4 地圢図 5 写真枬量 6 枬量技術の利 掻甚の六぀の指導項目で36単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおい る。たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 地圢枬量路線枬量などの枬量実習を通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお 指導するこず。 む 枬量に関わる課題に぀いお土朚に携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ考 察するよう工倫しお指導するこず。 り  〔指導項目〕の 5 及び 6 に぀いおは生埒や地域の実態孊科の特色等に応じ お遞択しお扱うこずができるこず。  内容を取り扱う際には補図及び実習などずの関連を図りながら距離枬量角枬量 地圢枬量路線枬量などの枬量実習を通しお具䜓的に理解できるよう工倫しお指導す るこず。たた枬量を実斜する䞊では枬量法ずの関連にも配慮するこず。  たた枬量に関する課題に察しお土朚事業が瀟䌚に䞎える圱響に責任をもち土朚 に携わる技術者に求められる倫理芳を螏たえ考察するよう工倫しお指導するこず。  内容の 5 写真枬量及び 6 枬量技術の利掻甚に぀いおは技術の進展が著しい分野で あり生埒の実態や孊科の特色に応じお遞択しお扱うこずができるこず。 2 内容 2 内 容  1に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導す る。 〔指導項目〕 1土朚における枬量  ア 枬量の抂芁  む 距離の枬量  り 角の枬量 1土朚における枬量  ここでは科目の目暙を螏たえ土朚における枬量に぀いお安党で安心な土朚事業 の創造の芖点で捉え実際の土朚工事ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動 を行うこずなどを通しお枬量技術を甚いた土朚工事ができるようにするこずをねらい ずしおいる。 234 第2ç«  工業科の 各科目
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 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 土朚における枬量に぀いお枬量䜜業の抂芁や距離の枬量及び角の枬量を螏たえお理 解するずずもに関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党で安心な土朚事業の創造に着目しお土朚における枬量に関する課題を芋いだ すずずもに解決策を考え科孊的な根拠に基づき結果を怜蚌し改善するこず。 ③ 土朚における枬量に぀いお自ら孊び工業の発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこ ず。  ア 枬量の抂芁  土朚における枬量の果たす圹割枬量䜜業の抂芁ず望たしい䜜業態床枬量に䜿甚 する数理的事項を取り䞊げ枬量の抂芁に぀いお扱う。たた地理空間情報掻甚掚進 基本法及び囜際暙準化機構ISOの地理情報に関する囜際芏栌に぀いおも扱う。  む 距離の枬量  各皮テヌプの取扱い方法単玔な察象物に察するオフセット枬量光波枬距儀によ る距離枬量などに぀いお取り䞊げ実際に枬量するこずを通しお距離を正確に枬り 正確な枬量図面を䜜成するこずができるよう扱う。  り 角の枬量  噚械及び噚具の䜿甚方法や野垳の蚘入方法に぀いお取り䞊げ実際に枬量するこず を通しお角を正確に枬り正確な枬量図面を䜜成するこずができるよう扱う。 〔指導項目〕 2平面の枬量  ア 骚組枬量  む 现郚枬量  り 面積の蚈算 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 2 のア及びむに぀いおはセオドラむトによる骚組枬量や平板に よる现郚枬量を扱うこず。 2平面の枬量  ここでは科目の目暙を螏たえ平面の枬量に぀いお安党で安心な土朚事業の創造 の芖点で捉え実際の土朚工事ず関連付けお考察し実践的・䜓隓的な孊習掻動を行う こずなどを通しお枬量技術を甚いた土朚工事ができるようにするこずをねらいずしお いる。  このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 平面の枬量に぀いお骚組枬量现郚枬量及び面積の蚈算を螏たえお理解するずずも に関連する技術を身に付けるこず。 ② 安党で安心な土朚事業の創造に着目しお平面の枬量に関する課題を芋いだすずず 235 3 7 枬量