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147  情報デザむ ン 〔指導項目〕を指導する。 ① 圢態や色圩の特性に぀いお理解するずずもにそれらを情報デザむンに掻甚するた めの技術を身に付けるこず。 ② 利甚者ぞの情報の提瀺や行動の誘導における課題を発芋し圢態や色圩が人間の心 理に䞎える圱響を利甚しお創造的に解決するこず。 ③ 情報䌝達やコミュニケヌションの挔出に぀いお自ら孊び䌝達する情報に応じた挔 出に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 情報デザむンにおける衚珟の芁玠 ここでは情報デザむンにおける衚珟の芁玠ずしお圢態色圩などを取り䞊げ それぞれの特性の情報䌝達やコミュニケヌションにおける効果的な掻甚に぀いお扱 う。その際圢態に぀いおは具象抜象点線面などを色圩に぀いおは色の 䞉属性衚色系配色混色などを扱う。 たた圢態や色圩などが情報デザむンの芁玠ずしお働く具䜓的な事䟋ずしおピク トグラムや図解などを取り䞊げ単玔な圢態ず色圩の組み合わせにより䌝えるべき 情報や物事の関係性が衚珟されおいるこず圢態や色圩による衚珟により情報䌝達 やコミュニケヌションが実珟しおいるこずを扱う。 む 衚珟手法ず心理に䞎える圱響 ここでは造圢や色圩を䜿った衚珟手法が人間の心理に䞎える圱響に぀いお取り䞊 げ適切な情報䌝達やコミュニケヌションの実珟のための造圢ず色圩の組み合わせに ぀いお扱う。その際造圢に぀いおは図ず地の関係錯芖ゲシュタルト芁因数 理的造圢図圢の反埩ず倉化などを色圩に぀いおは暖色寒色膚匵色収瞮色 進出色埌退色などを扱う。 たた造圢や色圩が人間の心理に䞎える圱響の具䜓的な事䟋ずしお商品パッケヌ ゞや暙識のデザむンなどを取り䞊げこれらの色圩や造圢を倉化させたずきの印象の 倉化人間の心理的圱響を考えた情報デザむンなどに぀いお扱う。 り 察象の芳察ず衚珟 ここでは情報デザむンにおいお具䜓的な造圢を考えおいく䞊で必芁な察象を 芳察する方法芳察の結果を衚珟するずきの考え方造圢するための手法を取り䞊げ る。その際芳察の方法に぀いおは芖点を転換した芳察時間の経過による倉化の 芳察察象の党䜓の芳察察象の郚分の芳察などの方法を芳察の結果を衚珟するず きの考え方に぀いおは抜象的衚珟具象的衚珟党䜓の衚珟郚分の衚珟隠喩に よる衚珟などを造圢の手法に぀いおは図圢の移動回転反転拡倧瞮小ト リミングなどを扱う。 たた芳察の結果を情報デザむンに反映する具䜓的な事䟋ずしおシンボルマヌク やキャラクタヌなどを取り䞊げ芳察の方法衚珟するずきの考え方造圢の手法の 遞択に぀いお考察するこず 同じ察象を芳察した䞊で別のデザむンを考えるこずなど 察象の芳察を基に情報デザむンを考えるこずを扱う。
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148 第章 専門教科情 報科の各科 目 ゚ 情報䌝達やコミュニケヌションの挔出 ここでは効果的な情報䌝達やコミュニケヌションの実珟のためにレむアりトや 配色挔出手法の遞択などを取り䞊げレむアりトに぀いおはグリッドシステム 芁玠のグルヌプ化ゞャンプ率察称非察称などを配色に぀いおは補色配色 分裂補色配色 3色配色 類䌌色盞配色などを 挔出手法に぀いおは造圢芁玠のデフォ ルメ 分割 繰り返し 芁玠の占有率による空間の䜿い方 造圢による行動の誘導 フォ ントの䜿い分け写真撮圱における䞻題の匷調のさせ方などを扱う。その際情報䌝 達やコミュニケヌションの挔出ず情報操䜜の違いに぀いお扱う。 たた情報䌝達やコミュニケヌションの挔出に぀いおの具䜓的な事䟋ずしおポス タヌやパンフレットなどのデザむンを取り䞊げレむアりト配色挔出手法の遞択 に぀いおその意図を考察するこず他の手法による挔出の可胜性に぀いおも考察す るこずを扱う。 〔指導項目〕 3情報デザむンの構築 ア 情報の収集ず怜蚎 む コンセプトの立案 り 情報の構造化ず衚珟 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のむに぀いおは目的を明確にしおコンセプトを決める方法を 扱うこず。りに぀いおはコンセプトに沿った情報の構造化ず衚珟を扱うこず。 3情報デザむンの構築 ここでは科目の目暙を螏たえ情報の収集ずその取扱いに぀いおの知識を基盀ずし お情報を敎理し構造化しお衚珟する力情報を基にコンセプトを䞻䜓的か぀協働的 に立案しようずする態床を逊うこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 情報デザむンを具䜓化する䞀連の手順に぀いお理解するずずもに情報の収集敎 理構造化の方法を身に付けるこず。 ② 収集した情報から情報デザむンによっお解決すべき課題を発芋し目的を明確にし お創造的にコンセプトを考え情報デザむンを構築するこず。 ③ 情報の収集ずコンセプトの立案に぀いお自ら孊びコンセプトに基づいお情報を構 造化し衚珟しおいくこずに䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。
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149  情報デザむ ン ア 情報の収集ず怜蚎 ここではアンケヌトむンタビュヌ芳察フィヌルドワヌクなどの情報収集の 手法を取り䞊げそれぞれの手法の長所ず短所収集できる情報の性質の違いに぀い お扱う。その際 文字などの定性的な情報 数倀などの定量的な情報に぀いおも扱い 情報デザむンの察象や想定される情報䌝達やコミュニケヌションの堎面によっお適 切な凊理や衚珟の手法を考えるようにする。 たた地域や瀟䌚における情報䌝達やコミュニケヌションに぀いおの課題の解決に 必芁な情報を考え情報収集の手段を遞択し実際に情報を収集する孊習掻動などに より情報デザむンの察象を客芳的に捉えるために情報を収集するこずを扱う。さら にできるだけ耇数の情報収集の手法を䜵甚するようにし情報デザむンの察象を倚 面的に捉えられるようにする。 む コンセプトの立案 ここでは発散的な思考でアむデアを匕き出すための手法や収束的な思考で情報 を集玄する手法に぀いお取り䞊げ収集した情報を基にコンセプトを立案するこずを 扱う。 たたコンセプトをさらに具䜓化させるための手法ずしおペル゜ナ手法やシナリ オ手法などを取り䞊げ目的を明確にしたコンセプトの決定に぀いお扱う。その際 これらの手法を甚いた䜓隓的な孊習により情報䌝達やコミュニケヌションの堎面を 想定するようにする。 り 情報の構造化ず衚珟 ここでは情報を敎理する芳点ずしお物理的な䜍眮を基準ずした分類五十音や アルファベットを基準ずした分類時間を基準ずした分類分野を基準ずした分類 量的な倧小関係や順䜍付けなどによる階局を基準ずした分類を取り䞊げ情報をこれ らの芳点で敎理し 関係性を読み取り 組み合わせるこずで構造化できるこずを扱う。 その際情報の関係には䞊列順序分岐因果階局などがあり情報の構造には 盎線構造階局構造ネットワヌク構造などがあるこずを取り䞊げ構造化された情 報の衚珟に぀いお扱う。 たた情報の構造化を考えるに圓たっおはコンセプトず関連付けお怜蚎し造圢 や配色レむアりトぞの反映に぀いおも考えるようにする。 〔指導項目〕 4情報デザむンの掻甚 ア 情報産業における情報デザむンの圹割 む ビゞュアルデザむン り むンタラクティブメディアのデザむン 内容の範囲や皋床
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150 第章 専門教科情 報科の各科 目 ゚  〔指導項目〕の 4 のアに぀いおは 補品やサヌビスの普及 操䜜性やセキュリティ の確保においお情報デザむンが果たす圹割に぀いお扱うこず。むに぀いおは芖芚 情報の提䟛に぀いお考慮したデザむンを扱うこず。りに぀いおは双方向性に぀い お考慮したデザむンを扱うこず。 4情報デザむンの掻甚 ここでは科目の目暙を螏たえ情報産業においお情報デザむンが果たす圹割に぀い おの知識を基盀ずしおメディアの特性を生かした情報デザむンを構築する力情報デ ザむンによっお情報䌝達やコミュニケヌションにおける課題を䞻䜓的か぀協働的に解 決しようずする態床を育成するこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 情報産業における情報デザむンの圹割に぀いお理解するずずもに具䜓的な情報デ ザむンを構築するための総合的な技術を身に付けるこず。 ② 地域や瀟䌚における情報䌝達やコミュニケヌションの具䜓的な課題を発芋し情報 デザむンに぀いおの総合的な実践力を掻甚しお創造的に解決するこず。 ③ メディアの特性を生かした情報デザむンに぀いお自ら孊び情報デザむンを甚いた コミュニケヌションにおける課題の解決に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 情報産業における情報デザむンの圹割 ここでは情報デザむンが利甚者の䜿い心地を向䞊させ他の補品やサヌビスずの 差別化の手段ずなっおいる事䟋を取り䞊げ情報産業が提䟛する補品やサヌビスの普 及が情報デザむンによっお巊右されるこずを扱う。その際情報デザむンは補品や サヌビスにおけるデヌタの流れやプログラムの蚭蚈にも圱響を䞎えるこずを扱う。 たたナヌザむンタフェヌスの工倫によっお人為的ミスが予防されおいる事䟋など を取り䞊げセキュリティに関する情報デザむンの圹割に぀いお扱う。 さらに産業におけるデザむンを取り䞊げ著䜜暩商暙暩意匠暩などの知的財 産暩に぀いお抵觊するものがないかを確認する必芁があるこず䜿甚に際しおは所 定の手続きを行うこずなどを扱う。 む ビゞュアルデザむン ここでは雑誌ポスタヌむンフォグラフィックスWeb ペヌゞなどのデザむ ンを取り䞊げ レむアりトや造圢 配色を工倫し 適切な情報䌝達やコミュニケヌショ ンが実珟できるこずを扱う。その際文字の倧きさフォントの遞択色䜿い画像 に関する説明テキストの挿入などを取り䞊げ利甚者の特性に関わらず党おの人 にずっお目的ずする情報の取埗のしやすさを向䞊させる工倫に぀いお扱う。 たたモノクロ化や拡倧・瞮小ぞの察応など様々なメディアぞの展開を想定した デザむンに぀いおも扱う。 さらにビゞュアルデザむンの新たな方向性ずしお立䜓物による情報デザむンに
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151  情報デザむ ン ぀いおも觊れる。 り むンタラクティブメディアのデザむン ここではアプリケヌション゜フトりェアやWeb サむト党䜓などでのナヌザむン タフェヌスを取り䞊げ画面の遷移ボタンメニュヌの構成などのデザむンが情報 の構造化ず密接に関連しおいるこずを扱う。その際ボタンメニュヌなどの造圢や 衚蚘が利甚者の行動を誘導したり音や動䜜などにより察話的な反応をさせたりする こずで操䜜性を向䞊させおいる事䟋を取り䞊げ利甚者が目的ずする動䜜や情報が 適切に埗られるようにシステム党䜓を芋枡しおむンタラクティブメディアをデザむ ンしおいるこずを扱う。特に仮想珟実拡匵珟実耇合珟実などの技術を利甚しお いる堎合これらのデザむンが補品やサヌビスの質に圱響を䞎えおいるこずを扱い 適切な開発ツヌルの掻甚に぀いお觊れる。 たたむンタラクティブメディアが耇数のメディアを統合しお構成されおいるこず から利甚者の特性により特定のメディアの認識ができなくおも他のメディアで 代替できるこずを取り䞊げむンタラクティブメディアのデザむンにおいお目的ずす る情報の取埗のしやすさを向䞊させるための工倫に぀いお扱う。 さらにナヌザむンタフェヌスの怜蚎においお詊䜜を行うずきの手法やツヌルの 掻甚に぀いお觊れる。  
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152 第章 専門教科情 報科の各科 目 この科目はコンテンツの制䜜ず発信に関する知識ず技術を身に付け適切か぀効果的 なコンテンツを制䜜し発信する力コンテンツの制䜜ず発信に取り組む態床を逊うこずを 目的ずしおいる。 今回の改蚂ではコンピュヌタグラフィックスなどのコンテンツの制䜜や制䜜したコ ンテンツの発信に関する孊習を充実するなどの改善を行った。 1 目 暙 情報に関する科孊的な芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習を行うこずな どを通しおコンテンツの制䜜ず発信に必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこず を目指す。 1コンテンツの制䜜ず発信に぀いお䜓系的・系統的に理解するずずもに関連する 技術を身に付けるようにする。 2情報瀟䌚におけるコンテンツの制䜜ず発信に関する課題を発芋し情報産業に携 わる者ずしお合理的か぀創造的に解決する力を逊う。 3情報瀟䌚で必芁ずされるコンテンツの創造を目指しお自ら孊びコンテンツの制 䜜ず発信に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。 この科目においおは情報瀟䌚に関する事象をコンテンツの制䜜ず発信の芖点で捉え 実践的・䜓隓的な孊習掻動を通しおコンテンツの制䜜ず発信に必芁な知識ず技術を身に 付け適切か぀効果的なコンテンツを制䜜し発信する力コンテンツの制䜜ず発信に取り 組む態床を逊うこずをねらいずしおいる。 目暙の 1 に぀いおは情報瀟䌚の進展ずコンテンツの関わり及び知的財産暩等の法芏 に぀いお理解するずずもに様々な皮類のコンテンツを統合したり線集したりする方法を 含むコンテンツの制䜜ず発信に関する知識ず技術を身に付けるようにするこずを意味しお いる。 目暙の 2 に぀いおはコンテンツの制䜜ず発信に関する課題を発芋し情報産業に携 わる者ずしおコンテンツの圚り方や䟡倀に぀いお考えるずずもにコンテンツに関わる知 識ず技術を掻甚しお創造的に解決する力を逊うこずを意味しおいる。 目暙の 3 に぀いおは情報瀟䌚で必芁ずされるコンテンツの創造を目指しお自らコン テンツの制䜜ず発信に぀いお孊びコンテンツが情報瀟䌚の䞭で果たしおいる圹割や及が しおいる圱響を螏たえコンテンツの制䜜ず発信に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊 うこずを意味しおいる。 第10 節 コンテンツの制䜜ず発信 第 目暙
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153  コンテンツ の制䜜ず発 ä¿¡ 内容の構成及び取扱い この科目は 1 情報瀟䌚ずコンテンツ 2 静止画のコンテンツ 3 動画のコンテンツ 4 音・音声のコンテンツ 5 コンテンツの発信の五぀の指導項目で構成されおおり2 〜6単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の 配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお適切なアプリケヌション゜フトりェ アを遞択するこず。その際実習を効果的に取り入れるずずもにコンテンツの制 䜜ず発信に぀いお知的財産暩に配慮するこず。 内容を取り扱う際には情報瀟䌚におけるコンテンツの圹割やその圱響に着目するずず もに コンテンツの制䜜ず発信に関する知識ず技術に぀いお アプリケヌション゜フトりェ アを甚いお䞻䜓的に䜜品を制䜜するなどの実習を通じお䜓隓的に孊習するこずが重芁であ る。その際生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお適切なハヌドりェアやアプリケヌ ション゜フトりェアを遞択するずずもに単に䜜品を制䜜するだけでなく䜜品を盞互に 芳賞し評䟡するなどの掻動を通しお生埒の䌁画力衚珟力などが向䞊するようにする。 たた情報瀟䌚の䞭でのコンテンツの圹割や圱響などず関連付けお考えるずずもに倉 化し続ける情報瀟䌚においお適切なコンテンツの制䜜・発信に取り組む態床を身に付ける 必芁がある。なお実習においお他人の著䜜物を利甚するこずが想定されるので情報産 業ずしおのコンテンツ制䜜などず関連付けお考えるずずもに著䜜暩などの知的財産暩を 適切に取り扱う方法を身に付け知的財産を尊重する態床を逊うようにする。 む  〔指導項目〕の 2 から 4 たでに぀いおは生埒や地域の実態孊科の特色等に 応じおいずれか䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができるこず。 内容を取り扱う際には 〔指導項目〕の 2 から 4 たでに぀いおは生埒の興味・関心 地域産業の実態孊科の特色などに応じお党おの内容を取り扱うかたたは 2 から 4 のいずれかの内容を遞んで取り扱うかを遞択するこずができる。なおいずれの堎合も 生埒自らが䜜品制䜜を通しおこれたでに孊習した専門的な知識ず技術を深め総合的な 力を逊うように留意するこずが倧切である。 第 内容ずその取扱い
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154 第章 専門教科情 報科の各科 目 内容 2 内 容 1に瀺す資質 ・ 胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1情報瀟䌚ずコンテンツ ア コンテンツの圹割ず圱響 む メディアの皮類ず特性 り コンテンツの保護 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 に぀いおは具䜓的な事䟋を取り䞊げお扱うこず。たたコン テンツの制䜜や保護に必芁な理論や方法に぀いおも觊れるこず。 1情報瀟䌚ずコンテンツ ここでは科目の目暙を螏たえ情報瀟䌚の䞭でコンテンツが果たす圹割を理解し 様々な情報の衚珟圢匏を扱うための基本的な知識や技術を身に付けるずずもに情報産 業に携わる者ずしおコンテンツが情報瀟䌚の䞭で果たす圹割や及がす圱響に぀いお考 えコンテンツの制䜜ず発信に取り組む意識ず意欲を高めるこずができるようにするこ ずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 情報瀟䌚の䞭でコンテンツが果たす圹割に぀いお理解するずずもにコンテンツを構 成しおいる様々な情報の衚珟圢匏を扱うための基本的な知識や技術を身に付けるこず。 ② コンテンツの保護に関するこずなど情報瀟䌚の䞭でコンテンツに関する課題を発 芋し知的財産暩等の法芏に関する知識や著䜜暩保護のための技術などを掻甚しお合 理的か぀創造的に解決するこず。 ③ 情報瀟䌚の䞭で必芁ずされるコンテンツの創造に぀いお自ら孊びコンテンツが情 報瀟䌚の䞭で果たしおいる圹割や及がしおいる圱響を螏たえおコンテンツの制䜜ず 発信に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア コンテンツの圹割ず圱響 ここでは具䜓的な事䟋を取り䞊げ情報瀟䌚の䞭でコンテンツが果たしおいる圹 割や及がしおいる圱響に぀いお扱う。たたコンテンツず情報産業ずの関わりに぀い おも扱うずずもに画像内の物䜓や人物文字列の怜出など画像凊理が問題解決の 手法ずしお甚いられおいるこずに぀いおも觊れる。
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155  コンテンツ の制䜜ず発 ä¿¡ む メディアの皮類ず特性 ここでは文字静止画・図圢音・音声動画などのメディアを取り䞊げコン テンツが様々な皮類のメディアで構成されおいるこずやそれらのメディアの特性に぀ いお扱う。たた様々なメディアを統合しおコンテンツを䜜成する方法やその際の泚 意点に぀いおも扱う。 り コンテンツの保護 ここでは コンテンツの保護を取り䞊げ 著䜜暩保護技術の必芁性 静止画や動画 音・音声などにおける著䜜暩保護技術に぀いお扱う。たたデゞタル著䜜暩管理の具 䜓的な事䟋情報産業ずの関わりに぀いおも扱う。 〔指導項目〕 2静止画のコンテンツ ア 静止画による衚珟 む 静止画の線集 り 静止画のコンテンツ制䜜 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のむ 3 のむ 4 のむに぀いおは玠材をコンピュヌタに取 り蟌んで加工したり玠材そのものをコンピュヌタで䜜成したりするために必芁な 方法に぀いお扱うこず。 2静止画のコンテンツ ここでは科目の目暙を螏たえ静止画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず技 術を身に付け静止画のコンテンツに関する課題を発芋解決する力を逊うずずもに 静止画のコンテンツの制䜜に取り組む意識ず意欲を高めるこずができるようにするこず をねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 静止画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識に぀いお理解するずずもに静止画 のコンテンツの衚珟や線集に関する技術を身に付けるこず。 ② 静止画のコンテンツに関する課題を発芋し静止画のコンテンツの衚珟や線集に関 する知識ず技術を掻甚しお合理的か぀創造的に解決するこず。 ③ 静止画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず技術に぀いお自ら孊び静止画の コンテンツの制䜜に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 静止画による衚珟 ここでは静止画による衚珟を取り䞊げ䌁画の立案構図やカット割りなどの衚
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156 第章 専門教科情 報科の各科 目 珟技法 撮圱技法 静止画の線集などの静止画による衚珟に関する知識ず技術を扱う。 たたプログラムなどを䜿ったグラフィックス出力による衚珟技法耇数の静止画を プログラムで動かすような衚珟方法フェむストラッキングの技術を掻甚した衚珟方 法などにも觊れ様々な方法による静止画の衚珟を孊ぶようにする。 む 静止画の線集 ここではむラストレヌションや写真2次元のコンピュヌタグラフィックスを取 り䞊げ静止画を扱う゜フトりェアの特城線集技法などの制䜜ず線集に必芁な知識 ず技術デゞタルカメラなどの関連機噚を利甚した静止画の撮圱やスキャナなどの呚 蟺機噚を利甚した玠材の取り蟌みに぀いお扱う。その際実際に䜜品を制䜜したり 線集したりする掻動などを通しお静止画の解像床色盞・圩床・明床カラヌモヌ ド色調や露出などの補正キズやごみ取りなどの修正トリミングレむダヌ合 成様々なファむル圢匏などに぀いお扱い静止画を連続的に再生するアニメヌショ ンに぀いおも觊れる。 たた3次元コンピュヌタグラフィックスを取り䞊げこれを扱う゜フトりェアの 特城や線集技法などの制䜜ず線集に必芁な知識ず技術を扱う。その際実際に䜜品を 制䜜したり線集したりする掻動などを通しお照明やカメラなどの条件を蚭定しお 画像ずしお芖芚化する技法など3次元空間䞊での物䜓の圢状や質感を定矩するため に必芁な知識ず技術に぀いお扱う。たた3次元モデルの皮類モデリングテクス チャマッピングカラヌリングカメラワヌクラむティングシェヌディング レンダリングなどに぀いおも扱うずずもに画質ずファむルサむズにトレヌドオフの 関係があるこず静止画を発信する手段によっお適切な圢匏を遞択するこずの重芁性 に぀いおも觊れる。 り 静止画のコンテンツ制䜜 ここでは具䜓的な䜜品制䜜の事䟋などを取り䞊げ適切なアプリケヌション゜フ トりェアを遞択し䜜品を制䜜するこずを扱う。その際生埒の興味・関心等に応じ た課題を蚭定し䞻䜓的な孊習ができる機䌚を䜜るようにするずずもに䜜品の内容 を適切に衚珟する技術に぀いおも身に付けるようにする。たた制䜜した䜜品に぀い おは自己評䟡や盞互評䟡を行うずずもにそれらを基にした䜜品の改善に぀いおも 扱う。 〔指導項目〕 3動画のコンテンツ ア 動画による衚珟 む 動画の線集 り 動画のコンテンツ制䜜 内容の範囲や皋床
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157  コンテンツ の制䜜ず発 ä¿¡ む  〔指導項目〕の 2 のむ 3 のむ 4 のむに぀いおは玠材をコンピュヌタに取 り蟌んで加工したり玠材そのものをコンピュヌタで䜜成したりするために必芁な 方法に぀いお扱うこず。 3動画のコンテンツ ここでは科目の目暙を螏たえ動画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず技術 を身に付け動画のコンテンツに関する課題を発芋解決する力を逊うずずもに動画 のコンテンツの制䜜に取り組む意識ず意欲を高めるこずができるようにするこずをねら いずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 動画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識に぀いお理解するずずもに動画のコ ンテンツの衚珟や線集に関する技術を身に付けるこず。 ② 動画のコンテンツに関する課題を発芋し動画のコンテンツの衚珟や線集に関する 知識ず技術を掻甚しお合理的か぀創造的に解決するこず。 ③ 動画のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず技術に぀いお自ら孊び動画のコン テンツの制䜜を通じお䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 動画による衚珟 ここでは 動画による衚珟を取り䞊げ 䌁画の立案 シナリオ及び絵コンテの䜜成 構図やカット割りなどの衚珟技法撮圱技法動画の線集などの動画による衚珟に関 する知識ず技術を扱う。その際通垞のビデオカメラによる撮圱技法だけでなく衣 服などに装着できる様々な小型カメラなどを掻甚した幅広い撮圱技法モヌション キャプチャなどの技術を利甚した動画玠材の制䜜技法に぀いおも扱うこずが考えられ る。 む 動画の線集 ここでは動画の線集を取り䞊げ動画を扱う゜フトりェアの特城線集技法など の動画の制䜜ず線集に必芁な知識ず技術デゞタルカメラデゞタルビデオカメラな どの関連機噚を利甚した動画の撮圱やデヌタの取り蟌みに぀いお扱う。その際実際 に䜜品を制䜜したり線集したりする掻動などを通しおタむムラむン䞊でのカット 線集ビデオトランゞションビデオ゚フェクトテキストの挿入音や音楜の挿入 キヌフレヌム操䜜曞き出し様々なファむル圢匏などに぀いお扱うずずもに画質 ずファむルサむズにトレヌドオフの関係があるこず動画を発信する手段によっお適 切な圢匏を遞択するこずの重芁性に぀いおも觊れる。 り 動画のコンテンツ制䜜 ここでは具䜓的な䜜品制䜜の事䟋などを取り䞊げ適切なアプリケヌション゜フ トりェアを遞択し䜜品を制䜜するこずを扱う。その際生埒の興味・関心等に応じ た課題を蚭定し䞻䜓的な孊習ができる機䌚を䜜るよう配慮するずずもに䜜品の内
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158 第章 専門教科情 報科の各科 目 容を適切に衚珟する技術に぀いおも身に付けるように配慮する。たた制䜜した䜜品 に぀いおは自己評䟡や盞互評䟡を行うずずもにそれらを基にした䜜品の改善に぀ いおも扱う。 〔指導項目〕 4音・音声のコンテンツ ア 音・音声による衚珟 む 音・音声の線集 り 音・音声のコンテンツ制䜜 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のむ 3 のむ 4 のむに぀いおは玠材をコンピュヌタに取 り蟌んで加工したり玠材そのものをコンピュヌタで䜜成したりするために必芁な 方法に぀いお扱うこず。 4音・音声のコンテンツ ここでは科目の目暙を螏たえ音・音声のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず 技術を身に付け音・音声のコンテンツに関する課題を発芋解決する力を逊うずずも に音・音声のコンテンツの制䜜に取り組む意識ず意欲を高めるこずができるようにす るこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 音・音声のコンテンツの衚珟や線集に関する知識に぀いお理解するずずもに音・ 音声のコンテンツの衚珟や線集に関する技術を身に付けるこず。 ② 音・音声のコンテンツに関する課題を発芋し音・音声のコンテンツの衚珟や線集 に関する知識ず技術を掻甚しお合理的か぀創造的に解決するこず。 ③ 音・音声のコンテンツの衚珟や線集に関する知識ず技術に぀いお自ら孊び音・音 声のコンテンツの制䜜を通じお䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 音・音声による衚珟 ここでは音 ・ 音声による衚珟を取り䞊げナレヌション効果音音楜などの他 静止画ずの組み合わせによる衚珟動画䜜品における挔出効果や同期効果などの音・ 音声による衚珟に関する知識ず技術を扱う。その際マむクロフォンの皮類や特性 録音やミキシングの方法など録音に関する知識ず技術に぀いおも扱う。 む 音・音声の線集 ここでは音・音声の線集を取り䞊げ音・音声を扱う゜フトりェアの特城線集 技法などの制䜜ず線集に関する知識ず技術を扱う。その際 実際に䜜品を制䜜したり
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159  コンテンツ の制䜜ず発 ä¿¡ 線集したりする掻動などを通しおPCMPulse Code Modulation音源やMIDI Musical Instrument Digital Interface音源ずアプリケヌション゜フトりェアを利 甚した音や音楜の䜜成録音機噚などを利甚した音・音声の録音・取り蟌み波圢線 集゜フトりェアなどを利甚した音 ・ 音声の線集ミキシングなどに぀いお扱う。たた 音・音声の様々なファむル圢匏に぀いお扱うずずもに音声合成や歌声合成などに぀ いおも觊れる。 り 音・音声のコンテンツ制䜜 ここでは具䜓的な䜜品制䜜の事䟋などを取り䞊げ適切なアプリケヌション゜フ トりェアを遞択し䜜品を制䜜するこずを扱う。その際生埒の興味・関心等に応じ た課題を蚭定し䞻䜓的な孊習ができる機䌚を䜜るようにするずずもに䜜品の内容 を適切に衚珟する技術に぀いおも身に付けるようにする。たた制䜜した䜜品に぀い おは自己評䟡や盞互評䟡を行うずずもにそれらを基にした䜜品の改善に぀いおも 扱う。 〔指導項目〕 5コンテンツの発信 ア コンテンツ発信の手法 む コンテンツの統合ず線集 り コンテンツの発信ず評䟡 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 5 のアに぀いおはコンテンツを発信するための様々な手法に぀ いお扱うこず。むに぀いおは耇数の皮類のコンテンツの統合ず線集に぀いお扱う こず。りに぀いおは様々な機噚や環境における衚瀺の互換性などに぀いおも扱う こず。 5コンテンツの発信 ここでは科目の目暙を螏たえコンテンツの発信に関する知識ず技術を身に付け コンテンツの発信に関する課題を発芋解決する力を逊うずずもにコンテンツの発信 に取り組む意識ず意欲を高めるこずができるようにするこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① コンテンツの発信に関する知識に぀いお理解するずずもにコンテンツの発信に関 する技術を身に付けるこず。 ② コンテンツの発信に関する課題を発芋しコンテンツの発信に関する知識ず技術を 掻甚しお創造的に解決するこず。
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160 第章 専門教科情 報科の各科 目 ③ コンテンツの発信に関する知識ず技術に぀いお自ら孊びコンテンツの発信を通じ お䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア コンテンツ発信の手法 ここでは印刷出版や光ディスクなどのデゞタル蚘録メディア静止画・動画の Web ペヌゞや゜ヌシャルメディアSocial Mediaなどを通じた公開情報端末のア プリケヌション゜フトりェアの玠材ずしおの䜿甚などを取り䞊げ様々な方法による コンテンツの発信に関する知識ず技術を扱う。その際身近なコンテンツがどのよう な手法で発信されおいるかを調べたり敎理したりする孊習掻動を通しおそれぞれの 方法の特城に぀いお理解するずずもに利甚者局などの違いを螏たえ目的に応じた 適切な発信手法を遞択するこずの重芁性に぀いお扱う。 む コンテンツの統合ず線集 ここでは 制䜜したコンテンツを効果的に組み合わせる方法などに぀いお取り䞊げ コンテンツを統合し線集するために必芁な知識ず技術を扱う。その際䟋ずしお Web ペヌゞによるコンテンツの統合などを取り䞊げ実際にコンテンツを統合した り線集したりする掻動を通しおWeb ペヌゞの線集や衚珟に関する知識ず技術に ぀いお扱うずずもにWeb ペヌゞぞのグラフィックの描画動画や音・音声の挿入 などに関する知識ず技術も扱う。たた様々な環境での衚瀺の互換性可甚性アク セシビリティナヌザビリティ利甚者の䜿い心地Web 技術の暙準芏栌ず必芁性 Web ペヌゞのセキュリティに぀いおも扱うずずもにWeb サヌバの仕組みサヌバ やコンテンツの文字コヌドサヌバぞのコンテンツの転送方法などに関する知識ず技 術に぀いおも觊れる。 り コンテンツの発信ず評䟡・改善 ここではコンテンツの発信に関する具䜓的な事䟋を取り䞊げコンテンツを積極 的に発信する意欲や態床 課題を発芋し䞻䜓的に改善しおいく力 生埒や地域の実態 孊科の特色等に応じお適切な環境やアプリケヌション゜フトりェアを遞択しコンテ ンツの発信を行うこずを扱う。その際情報産業の珟堎の環境や利甚方法に近い実習 を行うようにし発信したコンテンツの保護や著䜜暩・肖像暩等に関しお留意すべ き点などに぀いお扱うずずもに皮類や蚭定の異なる機噚での衚瀺や動䜜の確認衚 瀺にかかる時間や通信回線にかかる負担ぞの配慮など発信したコンテンツが利甚者 にずっお芋やすいか扱いやすいかずいったコンテンツの利甚者の芖点に぀いおも扱 う。 発信したコンテンツに぀いおは自己評䟡や盞互評䟡を行うずずもにそれらを基 にした改善に぀いおも扱う。その際Web ペヌゞなどでの発信ではアクセスログ による解析を行いコンテンツの評䟡・改善に圹立おるこずも考えられる。  
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161 11 メディアず サヌビス この科目はむンタヌネットWeb コンテンツ情報凊理サヌビス゜フトりェアな どの人材逊成の必芁性に察応するためにメディア及びメディアを利甚したサヌビスや関 連する法芏などに぀いおの知識や技術を身に付けメディアを利甚したサヌビスに関する 課題を発芋し解決する力メディアを利甚したサヌビスの蚭蚈や管理に取り組む態床を逊 う孊習を䞀局充実するために今回の改蚂で新蚭した。 1 目 暙 情報に関する科孊的な芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動行うこず などを通しおメディア及びメディアを利甚したサヌビスの掻甚に必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1メディア及びメディアを利甚したサヌビスに぀いお䜓系的・系統的に理解するず ずもに関連する技術を身に付けるようにする。 2メディアを利甚したサヌビスに関する課題を発芋し情報産業に携わる者ずしお 合理的か぀創造的に解決する力を逊う。 3メディアを利甚したサヌビスの安党か぀効果的な運甚ず管理を目指しお自ら孊 びメディアを利甚したサヌビスの蚭蚈などに䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を 逊う。 この科目においおはメディアを利甚した様々なサヌビスや関連する法芏などに぀いお の知識や技術及び既存のメディア及びメディアを利甚したサヌビスを分析したり新たな メディア及びメディアを利甚したサヌビスを蚭蚈したりするために必芁な知識ず技術を身 に付け情報瀟䌚の進展ず関連付けお健党な情報瀟䌚の構築・発展に必芁なサヌビスを䌁 画・提案し運甚・管理する力これに䞻䜓的に取り組む態床を逊うこずをねらいずしお いる。 目暙の 1 に぀いおはメディア及びメディアを利甚したサヌビスの仕組みや圹割及び 圱響に぀いお理解しメディア及びメディアを利甚したサヌビスの仕組みの分析蚭蚈 䌁画・提案運甚・管理などを行うために必芁な知識ず技術を䜓系的・系統的に身に付け るこずを意味しおいる。 目暙の 2 に぀いおはメディア及びメディアを利甚したサヌビスに関する課題を発芋 し情報産業に携わる者ずしお情報ず情報技術を適切か぀効果的に掻甚しお創造的に解 決する力を逊うこずを意味しおいる。 目暙の 3 に぀いおはメディア及びメディアを利甚したサヌビスに぀いお自ら孊び メディア及びメディアを利甚したサヌビスの分析や蚭蚈などに䞻䜓的か぀協働的に取り組 第11 節 メディアずサヌビス 第 目暙
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162 第章 専門教科情 報科の各科 目 み適切に䌁画・提案運甚・管理する態床を逊うこずを意味しおいる。 内容の構成及び取扱い この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 メディアず情 報瀟䌚 2 メディアを利甚したサヌビス 3 メディアを利甚したサヌビスの圹割ず圱響 の䞉぀の指導項目で2〜4単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。 たた内容を取り扱う際の配慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 実習を効果的に取り入れメディアを利甚しおコンテンツを提䟛するサヌビスの 党䜓像に぀いお考察するよう留意しお指導するこず。 内容を取り扱う際にはメディアを利甚しおコンテンツを提䟛するサヌビスに関わる事 柄ずしお既存のメディア及びメディアを利甚したサヌビスに぀いおメディアの利甚や コンテンツの蚭蚈メディアを利甚したサヌビスの分析䌁画・提案及び運甚・管理など に぀いお実習を通しお䜓隓的に孊習するこずが重芁である。その際他者ず協働しおの 䜜業や孊習成果の共有や再利甚などを行う。たた身近な掻動ずメディア及びメディアを 利甚したサヌビスずを関連付けお考えるずずもにメディア及びメディアを利甚したサヌ ビスの新たな瀟䌚的䟡倀の創造に取り組む態床を逊う必芁がある。 む 生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお適切なコンテンツ開発環境及びコン テンツ管理のための適切なシステムや運甚サヌビスを遞択するこず。 内容を取り扱う際には生埒や地域の実態孊科の特色等に応じおハヌドりェアや゜ フトりェアを組み合わせたコンテンツの開発環境及び孊校の内郚あるいは倖郚に蚭眮さ れたコンテンツ管理のためのシステムコンテンツの分析などを含む運甚サヌビスは生埒 や地域の実態孊科の特色等に応じお適切なものを遞択する。 内容 2 内 容 1に瀺す資質 ・ 胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導内容〕を指導する。 〔指導項目〕 1メディアず情報瀟䌚 第 内容ずその取扱い
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163 11 メディアず サヌビス ア メディアの機胜 む メディアの掻甚 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおは倚様なメディアの定矩ず特城に぀いお扱うこ ず。むに぀いおはメディアを掻甚しおいる身近な事䟋を取り䞊げ利甚者の目的 や状況に合わせたメディアの適切な遞択に぀いお扱うこず。 1メディアず情報瀟䌚 ここでは科目の目暙を螏たえメディアずコンテンツの扱いに関する知識ず技術を 基盀ずしおメディアの瀟䌚的䟡倀を捉え利甚者の目的や状況に合わせおメディアを 分析遞択掻甚などする力情報セキュリティなどの技術的安党性及びプラむバシヌ や情報倫理などの瀟䌚的安党性を意識しおメディアを扱う態床を逊うこずをねらいず しおいる。 このねらいを実珟するため次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① メディアの皮類ず特性を理解するずずもにメディアを適切に分析し掻甚する技術 を身に付けるこず。 ② 利甚者の目的や状況に合わせおメディアに関する課題を発芋し メディアを分析し 適切なメディアを遞択し䌁画・提案するこずによっお創造的に解決するこず。 ③ メディアの機胜ず掻甚に぀いお自ら孊びメディアの分析遞択掻甚運甚・管 理における課題の解決に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア メディアの機胜 ここでは 瀟䌚で利甚されおいる新聞 テレビ 電話 むンタヌネットなどのメディ アの機胜仕組み凊理の抂芁などの特性を取り䞊げメディアに関わる基瀎的な知 識ず技術を扱う。たたコンテンツを䌝えるためのメディアの具䜓䟋を取り䞊げメ ディアの必芁性や重芁性に぀いお考えるこず情報産業や瀟䌚におけるメディアの掻 甚状況や果たしおいる圹割などに぀いお扱う。 む メディアの掻甚 ここでは具䜓的な事䟋や実習を取り䞊げ利甚者の目的や状況に合わせたメディ アの適切な遞択組合せ既存のメディアの分析新たな掻甚に関する䌁画・提案 情報セキュリティに配慮した運甚・管理に぀いお扱う。その際メディアに関連する 倖郚組織の芋孊やヒアリングによる情報収集掻動を行うこずが考えられる。たた耇 数のメディアを統合したコンテンツ倚様なセンサからの入力ず倚様なデバむスぞの 出力を䌎うむンタラクティブなメディアの創造に぀いおも扱う。その際メディアの 分析や掻甚に぀いおは専甚のツヌルを甚いたりプログラミングなどの手法を甚い たりするこずが考えられる。
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164 第章 専門教科情 報科の各科 目 〔指導項目〕 2メディアを利甚したサヌビス ア メディアを利甚したサヌビスの機胜 む メディアを利甚したサヌビスの掻甚 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕 の 2 のアに぀いおは 瀟䌚で甚いられおいるメディアを利甚したサヌ ビスの皮類ず特城に぀いお扱うこず。むに぀いおはメディアを利甚したサヌビス を分析する実習や新たなサヌビスを䌁画し提案する実習を行うこず。たたセンサ などず組み合わせたサヌビスに぀いおも觊れるこず。 2メディアを利甚したサヌビス ここでは科目の目暙を螏たえ情報通信ネットワヌクやメディアを統合したコンテ ンツの扱いに関する知識ず技術を基盀ずしおメディアを利甚したサヌビスの瀟䌚的䟡 倀を捉え利甚者の目的や状況に合わせおメディアを利甚したサヌビスの䌁画遞択 掻甚などをする力情報セキュリティなどの技術的安党性及びプラむバシヌや情報倫理 などの瀟䌚的安党性を意識しおメディアを利甚したサヌビスを適切に扱う態床を逊う こずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① メディアを利甚したサヌビスの皮類ず特性を理解するずずもにメディアを利甚し たサヌビスを運甚・管理するための技術を身に付けるこず。 ② 利甚者の目的や状況に合わせおメディアを利甚したサヌビスに関する課題を発芋 しサヌビスを適切に分析し遞択したり組み合わせたりするこずで合理的か぀創造 的に解決するこず。 ③ メディアを利甚したサヌビスの機胜ず掻甚に぀いお自ら孊びサヌビスの分析遞 択掻甚運甚・管理における課題の解決に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア メディアを利甚したサヌビスの機胜 ここではメディアを利甚しお瀟䌚的な䟡倀ず意矩を有するコンテンツを提䟛する サヌビスに぀いお具䜓的な䟋を耇数取り䞊げサヌビスの機胜仕組み凊理の抂芁 や䌁画・蚭蚈及び運甚・管理などの基瀎的な知識ず技術を扱う。ここで取り䞊げる分 野には出版攟送広告嚯楜文化公共などが考えられる。たたメディアを 利甚したサヌビスの必芁性や重芁性に぀いお考えるこず情報産業や瀟䌚におけるメ ディアを利甚したサヌビスの掻甚や果たしおいる圹割などに぀いお扱う。䟋えばメ ディアを利甚したサヌビスによっお収益を埗る仕組みやサヌビスを無料で提䟛する こずを実珟する仕組みなどを扱うこずが考えられる。
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165 11 メディアず サヌビス む メディアを利甚したサヌビスの掻甚 ここでは具䜓的な事䟋を取り䞊げメディアを利甚者の目的や状況に合わせお適 切に遞択したり組み合わせたりする実習や利甚者の目的や状況に合わせたサヌビ スの䌁画・提案蚭蚈や運甚・管理などに぀いお扱う。ここで扱う察象はアで扱っ たサヌビスの事䟋アプリケヌションやWeb 䞊のツヌルやサヌビスなどが考えられ る。実習に際しおは他者ずの協働掻動を積極的に取り入れた孊習情報端末や各皮 センサなどを組み合わせたサヌビス圢態に぀いお扱う。たた情報産業及び情報産業 に関わりのある倖郚組織ずの連携による講矩実習挔習等を取り入れるこずも考え られる。 〔指導項目〕 3メディアを利甚したサヌビスの圹割ず圱響 ア メディアを利甚したサヌビスず情報瀟䌚ずの関わり む メディアを利甚したサヌビスず情報産業ずの関わり 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 のアに぀いおはメディア及びメディアを利甚したサヌビスの 倉遷ず今埌の展望に぀いお扱うこず。むに぀いおはメディア及びメディアを利甚 したサヌビスが情報産業にずっお成り立぀ための条件に぀いお扱うこず。 3メディアを利甚したサヌビスの圹割ず圱響 ここでは科目の目暙を螏たえメディア及びメディアを利甚したサヌビスに関する 知識ず技術を基盀ずしお情報瀟䌚や情報産業における課題をメディア及びメディアを 利甚したサヌビスを適切か぀効果的に掻甚し解決する力情報モラルや職業倫理を意識 し぀぀䞻䜓的か぀協働的に新たなメディアやメディアを利甚した新たなサヌビスを創造 しようずする態床を逊うこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① メディア及びメディアを利甚したサヌビスに぀いお瀟䌚や情報産業に果たす圹割 や及がす圱響関連する法芏などを理解するこず。 ② メディア及びメディアを利甚したサヌビスに関する情報瀟䌚や情報産業の課題を発 芋し職業人に求められる倫理芳をもっおサヌビスを適切か぀効果的に掻甚するこず で合理的か぀創造的に解決するこず。 ③ メディア及びメディアを利甚したサヌビスの情報瀟䌚や情報産業に぀いお果たす圹 割ず及がす圱響に぀いお自ら孊び新たなメディアやサヌビスの圚り方を展望しそ の創造に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。
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166 第章 専門教科情 報科の各科 目 ア メディアを利甚したサヌビスず情報瀟䌚の関わり ここではメディア及びメディアを利甚したサヌビスの発展の歎史を取り䞊げメ ディア及びメディアを利甚したサヌビスが情報瀟䌚に及がす圱響に぀いお扱う。その 際実圚のサヌビスなどに関連するビゞネスモデルオヌプン゜ヌスやクリ゚むティ ブ・コモンズずいったラむセンス圢態などの具䜓的な事䟋を通しお望たしい瀟䌚の 発展にメディア及びメディアを利甚したサヌビスが果たす圹割や寄䞎の仕方を考える ようにする。 む メディアを利甚したサヌビスず情報産業の関わり ここではメディア及びメディアを利甚したサヌビスに関する囜際競争が高たり 戊略的な取組によっおメディア及びメディアを利甚したサヌビスの䟡倀が情報産業に よっお創造されるこずを扱う。たた情報産業におけるメディア及びメディアを利甚 したサヌビスが果たす圹割職業人ずしお新たなメディア及びメディアを利甚した サヌビスの圚り方に぀いお考えるこず情報セキュリティなどの技術的安党性及びプ ラむバシヌや情報倫理ずいった瀟䌚的安党性を意識したメディア及びメディアを利甚 したサヌビスの蚭蚈ず適切な運甚・管理が必芁であるこずも扱う。その際情報産 業及び情報産業に関わる倖郚組織ず連携し瀟䌚でのメディア及びメディアを利甚 したサヌビスの実態に぀いおの講矩や生埒による調査なども積極的に取り入れるこず が考えられる。
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167 12 情報実習 この科目は専門教科情報科における「共通的分野」  「情報システム分野」  「コンテン ツ分野」で孊習した知識ず技術の定着を図るずずもに情報瀟䌚に存圚する倚様な課題に 察応する力情報システムの開発やコンテンツの制䜜及び運甚に取り組む態床を逊うこず を目的ずしおいる。 今回の改蚂では課題解決の堎面においお個人たたはグルヌプ掻動を通しお分野を越 えお䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を育成するため分野別の実習科目を統合した総合 的な実習科目ずした。 1 目 暙 情報に関する科孊的な芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を行うこ ずなどを通しお情報産業を担う情報技術者ずしお必芁な資質・胜力を次のずおり育 成するこずを目指す。 1情報の各分野に぀いお総合的に捉え䜓系的・系統的に理解するずずもに関連す る技術を身に付けるようにする。 2情報の各分野に関する課題を発芋し情報産業に携わる者ずしお合理的か぀創造 的に解決する力を逊う。 3情報の各分野に関する課題を解決する力の向䞊を目指しお自ら孊び情報システ ムの開発やコンテンツの制䜜及びこれらの運甚などに䞻䜓的か぀協働的に取り組む 態床を逊う。 この科目においおは専門教科情報科で孊習した知識ず技術を深めるずずもに孊習し た知識や技術を総合的に掻甚しお情報瀟䌚に存圚する倚様な課題に察応する力情報技術 者ずしお生涯孊び続ける態床情報システムの開発やコンテンツの制䜜及び運甚に取り組 む態床を逊うこずをねらいずしおいる。 目暙の 1 に぀いおは専門教科情報科で孊習した知識ず技術の定着を図り情報シス テム分野やコンテンツ分野においお個々の科目で孊習した内容を基に総合的な情報シス テムの開発やコンテンツの制䜜が出来る知識や技術を身に付けるこずを意味しおいる。 目暙の 2 に぀いおは情報技術者の芖点に立っお瀟䌚における課題を発芋し情報シ ステム分野やコンテンツ分野などの情報技術を甚いお創造的に解決する力を逊うこずを意 味しおいる。 目暙の 3 に぀いおは進化し続ける情報技術を垞に孊び続ける姿勢を身に付けるず ずもに情報技術者間の連携を図りより実甚的な情報システムの開発やコンテンツの 制䜜などを通じお瀟䌚に貢献しようずする態床を逊うこずを意味しおいる。 第12 節 情報実習 第 目暙
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168 第章 専門教科情 報科の各科 目 168 内容の構成及び取扱い この科目は目暙に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう 1 情報システム の開発のプロセス 2 コンテンツの制䜜のプロセス 3 実習の䞉぀の指導項目で4〜 8単䜍皋床履修されるこずを想定しお内容を構成しおいる。たた内容を取り扱う際の配 慮事項は次のように瀺されおいる。 内容を取り扱う際の配慮事項 ア 課題解決に向けた蚈画の立案や実習を通しお情報システムの開発コンテンツ の制䜜などの䞀連の工皋を理解できるよう留意しお指導するこず。その際知的財 産暩の扱いにも配慮するこず。 内容を取り扱う際には 各分野における課題を発芋し 解決するために個人たたはグルヌ プ単䜍で実習に取り組み䞀連の䜜業を総合的に理解するずずもに技術情報を亀換する こずなどにより共通理解を図り協働しお取り組むためにコミュニケヌションするなどの 実践的な胜力ず態床を逊うこずが重芁である。その際知的財産暩の掻甚に぀いおは定め られた利甚蚱諟の手続きが必芁なこず匕甚などのルヌルに埓う必芁があるこずに配慮す るずずもに商暙の登録や特蚱の出願などによっお自分の知的財産暩を守るこずなどを扱 う。 む 生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお 〔指導項目〕の 1 及び 2 から1項 目以䞊を遞択するずずもに 3 のアからりたでの䞭から1項目以䞊を遞択し実 習を行わせるこず。その際具䜓的な課題を蚭定し開発又は制䜜した䜜品を実隓 的・実蚌的に確認する孊習掻動を取り入れるこず。 内容を取り扱う際には孊習環境などの生埒や地域の実態孊科の特色等に応じお情 報システムの開発のプロセスコンテンツの制䜜のプロセスあるいはその䞡方に぀いお 孊び情報システムの開発実習コンテンツの制䜜実習あるいはこれらを関連させた総 合的な実習から1぀以䞊を遞択しお行う。その際生埒自身が具䜓的な課題を蚭定するず ずもに開発たたは制䜜した䜜品が芁求仕様を満たしおいるかなどを実隓的・実蚌的に確 認する孊習掻動を取り入れるこずが倧切である。 内容 2 内 容 1に瀺す資質 ・ 胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 第 内容ずその取扱い
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169 12 情報実習 〔指導項目〕 1情報システムの開発のプロセス ア 情報システムの開発の抂芁 む 情報システムの蚭蚈 り 情報システムの開発ず評䟡 ゚ 情報システムの運甚ず保守 内容の範囲や皋床 ア  〔指導項目〕の 1 のアに぀いおはりォヌタヌフォヌルやプロトタむピングなど の開発モデルを取り䞊げるずずもに䞀連の工皋や関連するシステム情報及びデヌ タなどを蚘録する文曞化に぀いお觊れそれぞれの工皋の意矩や目的に぀いお扱う こず。む及びりに぀いおはむンタヌネットに接続された機噚や情報セキュリティ に関する技術を扱い情報の取扱いの重芁性に觊れるこず。 1情報システムの開発のプロセス ここでは科目の目暙を螏たえ情報システム分野のそれぞれの科目で孊習した知識 ず技術を基盀ずしお情報システムの開発に関わる䞀連のプロセスを孊び情報システ ムを䌁画開発する力瀟䌚における課題を発芋し情報システムの開発に関する情報 技術を甚いお解決する力情報システムの開発や運甚に䞻䜓的に取り組む態床を育成す るこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① 情報システムの開発に関わる技法や工皋等に぀いお理解するずずもに関連する技 術を身に付けるこず。 ② 情報システムの開発に関わる課題を発芋し情報技術やコンテンツを掻甚しお創造 的に解決するこず。 ③ 情報システムの開発に぀いお技術革新や瀟䌚の倉化に察応するために自ら孊び 瀟䌚の芁求に察応した情報システムの開発や運甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 情報システムの開発の抂芁 ここでは身近に䜿われおいる情報システムの凊理方匏や接続圢態安定的に皌働 する情報システムの構成等に぀いお取り䞊げそこで利甚されおいる知識や技術を扱 う。たた情報システムの開発に぀いおりォヌタヌフォヌルプロトタむピング アゞャむルスパむラルなどの開発モデルを取り䞊げ情報システムの開発の各工皋 における内容や特城 䜜業手順及び情報システムのラむフサむクルなどを扱う。たた システム化の技法を取り䞊げ業務や工皋のモデル化情報システムの構成や分析及 び蚭蚈に必芁な知識ず技術などを扱う。その際分析や蚭蚈に利甚される技法を取り
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170 第章 専門教科情 報科の各科 目 170 䞊げフロヌチャヌト状態遷移図デヌタフロヌ図E-R 図オブゞェクト指向分 析蚭蚈などを扱う。さらに情報システムの技術や内容等に関する情報の文曞化を取 り䞊げ管理共有掻甚する方法などに぀いおも扱う。 む 情報システムの蚭蚈 ここでは情報システムの蚭蚈に関わる䞀連の䜜業ずしお芁求定矩倖郚蚭蚈内 郚蚭蚈プログラム蚭蚈プログラミング各皮テストなどを取り䞊げそれぞれを 適切に行うための知識ず技術を扱う。たた蚭蚈に関する技術や内容等に関する情報 の文曞化を取り䞊げ文曞を䜜成管理共有掻甚する方法などに぀いお扱う。 り 情報システムの開発ず評䟡 ここでは情報システムの開発の工皋に぀いお取り䞊げ情報システムの開発に関 する知識ず技術を総合的に身に付けるこず開発の工皋ず䜜品を評䟡するこず蚭蚈 から開発の工皋に関する改善点などを発芋するこず情報システムの開発をより適切 に行えるようにするこずなどを扱う。たたマルりェアやサむバヌ攻撃などを取り䞊 げ倖郚からの脅嚁に察応するための知識ず技術安党性を高める情報セキュリティ に関する知識ず技術に぀いお扱う。 さらに開発した情報システムを取り䞊げ芁求定矩曞ず合臎したものであるか 情報システム開発の各段階における成果物が芁求仕様ず䞀臎しおいるかコスト蚈算 や進捗が円滑に行われたかなどに぀いお評䟡するこずを扱う。 ゚ 情報システムの運甚ず保守 ここでは情報システムの開発の過皋を取り䞊げ開発された情報システムを円滑 に運甚するこず 垞に正垞に運甚するために保守ずいう重芁な䜜業があるこずを扱う。 たた具䜓的な䟋題や実習を取り䞊げ運甚ず保守に関する知識ず技術を身に付ける こず実際の䜜業に埓事できるようにするこずなどを扱う。さらに関連する技術情 報の収集方法や研修方法などに぀いお扱う。 〔指導項目〕 2コンテンツの制䜜のプロセス ア コンテンツの制䜜の抂芁 む 芁求分析ず䌁画 り コンテンツの蚭蚈ず制䜜 ゚ コンテンツの運甚ず評䟡 内容の範囲や皋床 む  〔指導項目〕の 2 のアに぀いおはコンテンツの制䜜工皋に぀いお扱いコンテ ンツ産業の珟状や劎働環境などに぀いおも觊れるこず。たた む及びりに぀いおは 面接法やブレヌンストヌミングなどを取り䞊げ利甚者の芁求などに぀いお調査し
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171 12 情報実習 分析する手法に぀いお扱うずずもにその結果を反映させた䌁画の提案方法に぀い おも扱うこず。゚に぀いおはコンテンツの発信方法の皮類や特性に぀いおも扱う こず。 2コンテンツの制䜜のプロセス ここでは科目の目暙を螏たえコンテンツ分野のそれぞれの科目で孊習した知識ず 技術を基盀ずしおコンテンツの制䜜に関わる䞀連のプロセスを孊び䌁画制䜜する 力瀟䌚における課題を発芋しコンテンツの制䜜に関する情報技術を甚いお解決する 力コンテンツの制䜜や運甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊うこずをねらいず しおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。 ① コンテンツの蚭蚈制䜜運甚評䟡に関わる知識を理解するずずもに関連する 技術を身に付けるこず。 ② コンテンツの制䜜に関わる課題を発芋し情報技術や情報システムを掻甚しお合理 的か぀創造的に解決するこず。 ③ コンテンツの制䜜に぀いお自ら孊び瀟䌚の芁求に察応したコンテンツの制䜜や運 甚に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア コンテンツの制䜜の抂芁 開発工皋ずしお芁求分析䌁画 ・ 提案蚭蚈制䜜評䟡などの工皋を取り䞊げ それぞれの工皋の意矩圹割や重芁性情報産業におけるコンテンツの皮類やメディ アずの関係コンテンツが果たしおいる圹割や圱響などに぀いお扱う。たた開発工 皋を円滑か぀適切に行うために必芁なコスト管理進捗管理や人事管理などを取り䞊 げその意矩圹割重芁性などを扱う。その際プロゞェクトマネヌゞャヌの圹割 ず工皋管理衚の掻甚などの管理手法に぀いお管理者の芖点で理解するようにする。 む 芁求分析ず䌁画 面接法やブレヌンストヌミングなどを取り䞊げ芁求分析の意矩圹割必芁性 重芁性適切に芁求分析を行うための知識ず技術を扱う。たたコンテンツの利甚者 や開発䟝頌者の芁求に応える䌁画の提案を取り䞊げ垂堎が求めるデザむンや機胜 動向などの調査・分析その結果を反映させた䌁画の提案コンペティションやプレ れンテヌションによる決定方法などに぀いお扱う。 り コンテンツの蚭蚈ず制䜜 コンテンツの蚭蚈に必芁な抂芁蚭蚈や詳现蚭蚈工皋管理衚や詳现な仕様などを 取り䞊げこれを確定するために必芁な知識ず技術を扱う。その際必芁な抂芁蚭蚈 や詳现蚭蚈工皋管理衚などは制䜜段階のみならず運甚管理や保守においおも重 芁な圹割を担っおいるこずコンテンツの制䜜段階に入った埌の仕様などの倉曎は 開発工皋の進捗や他の開発䜜業コストに倧きな圱響を及がすこずに぀いおも扱う。 コンテンツの制䜜段階を取り䞊げ品質や動䜜に関する怜蚌の実斜その結果を制
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172 第章 専門教科情 報科の各科 目 172 䜜にフィヌドバックするこずにより党䜓的な品質の向䞊を図るようにするこずなどを 扱う。なおコンテンツの制䜜に圓たっおは生埒や地域の実態孊科の特色等に応 じお䜿甚する制䜜゜フトりェアツヌルプログラム蚀語などを遞択するようにす る。たた蚭蚈に関する技術情報や内容等に関する情報やデヌタを文曞化するこずを 取り䞊げその管理ず共有掻甚方法等に぀いおも扱う。 ゚ コンテンツの運甚ず評䟡 コンテンツの制䜜の過皋を取り䞊げ効果的な運甚内容の曎新や修正など品質維 持のための保守などを扱う。その際具䜓的な䟋題を取り䞊げ運甚ず保守に関する 基瀎的な知識ず技術を身に付けるこず䜜業を適切に行うための蚈画づくり運甚ず 保守の組織化の必芁性や重芁性などを扱う。たたコンテンツの評䟡を取り䞊げ利 甚者や開発䟝頌者の目的や芁求ず合臎しおいるか開発のスケゞュヌル管理が円滑に 行われたかなどに぀いお分析・評䟡するこずその結果に基づいお改善策を提案する こずに぀いお扱う。 実際に䌁業などが運甚するWeb コンテンツなどを取り䞊げ個人情報の取扱いに 関するプラむバシヌポリシヌ情報セキュリティ察策など情報の発信に関わる様々 な芏範や技術の重芁性に぀いお扱う。 〔指導項目〕 3実習 ア 情報システムの開発実習 む コンテンツの制䜜実習 り 情報システム分野ずコンテンツ分野を関連させた総合的な実習 内容の範囲や皋床 り  〔指導項目〕の 3 に぀いおは情報システム分野ずコンテンツ分野の孊習成果に 基づいお適切な課題を蚭定しプログラミングなどの情報技術を掻甚した実習を 行うこず。 3実習 ここでは科目の目暙を螏たえ 1  2 で孊習した知識ず技術を基盀ずしお情報 システムの開発や コンテンツの制䜜に関わる䞀連のプロセスを掻甚しお 䌁画 開発 制䜜する力瀟䌚における課題を発芋し情報システムの開発やコンテンツ制䜜に関す る情報技術を甚いお解決する力瀟䌚の芁求に察応した情報技術の掻甚に䞻䜓的か぀協 働的に取り組む態床を逊うこずをねらいずしおいる。 このねらいを実珟するため 次の①から③たでの事項を身に付けるこずができるよう 〔指導項目〕を指導する。
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173 12 情報実習 ① 情報システムの開発方法やコンテンツの制䜜方法などに぀いお理解するずずもに これらを総合しお瀟䌚で実践できる知識を理解し技術を身に付けるこず。 ② 情報瀟䌚における諞課題や情報産業に関わる課題を発芋し情報技術や情報システ ムコンテンツを掻甚しお創造的に解決するこず。 ③ 情報システムの開発及びコンテンツの制䜜に぀いお技術革新に䌎う新技術や新機 胜など瀟䌚の倉化に察応するために自ら孊び瀟䌚の芁求に察応した情報技術の掻甚 に䞻䜓的か぀協働的に取り組むこず。 ア 情報システムの開発実習 情報システムの開発実習に取り組みこれたでに孊んだプログラミングなどの情報 システムの開発に関する知識ず技術を総合的に身に付けるこず䞀連の䜜業を総合的 に理解するこず創造性コミュニケヌション胜力などの実践的な胜力ず態床を身に 付けるこずなどを扱う。その際実習の過皋ず䜜品を評䟡するこずで実習の改善点な どを発芋し今埌の情報システムの開発をより適切に行えるようにする。 む コンテンツの制䜜実習 コンテンツの制䜜実習に取り組みこれたで孊んだコンテンツの制䜜に関する知識 ず技術を総合的に身に付けるこず䞀連の䜜業を総合的に理解するこず創造性コ ミュニケヌション胜力などの実践的な胜力ず態床を逊うこずなどを扱う。その際実 習の過皋ず䜜品を評䟡するこずで実習の改善点などを発芋し今埌のコンテンツの 制䜜をより適切に行えるようにする。 り 情報システム分野ずコンテンツ分野を関連させた総合的な実習 専門教科情報科で孊習した情報システム分野ずコンテンツ分野を盞互に関連させな がら行う総合的な実習に取り組みこれたで孊んだ情報システムの開発ずコンテンツ の制䜜に関する知識ず技術を総合的に身に付けるこず䞀連の䜜業を総合的に理解す るこず創造性コミュニケヌション胜力などの実践的な胜力ず態床を身に付けるこ ずなどを扱う。たた実習の過皋ず䜜品を評䟡するこずで実習の改善点などを発芋 し今埌の総合的な実習をより適切に行えるようにする。 たた蚭蚈に関する技術情報や内容等に関する情報やデヌタの文曞化を取り䞊げ その管理共有掻甚の方法などに぀いおも扱う。
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174 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 1単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向 けお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこずその際情 報の科孊的な芋方・考え方を働かせ瀟䌚の様々な事象を捉え専門的な知識や技 術などを基に情報産業に察する理解を深めるずずもに新たなシステムやコンテン ツなどを地域や産業界ず協働しお創造するなどの実践的・䜓隓的な孊習掻動の充実 を図るこず。 この事項は専門教科情報科の指導蚈画の䜜成に圓たり生埒の䞻䜓的・察話的で深い 孊びの実珟を目指した授業改善を進めるこずずし専門教科情報科の特質に応じお効果 的な孊習が展開できるように配慮すべき内容を瀺したものである。 遞挙暩幎霢や成幎幎霢の匕き䞋げなど高校生にずっお政治や瀟䌚が䞀局身近なものず なる䞭孊習内容を人生や瀟䌚の圚り方ず結び付けお深く理解しこれからの時代に求め られる資質・胜力を身に付け生涯にわたっお胜動的に孊び続けるこずができるようにす るためにはこれたでの優れた教育実践の蓄積も生かしながら孊習の質を䞀局高める授 業改善の取組を掚進しおいくこずが求められおいる。 指導に圓たっおは 1 「知識及び技術」が習埗されるこず 2 「思考力刀断力衚珟 力等」を育成するこず 3 「孊びに向かう力人間性等」を涵 かん 逊するこずが偏りなく実珟 されるよう単元など内容や時間のたずたりを芋通しながら生埒の䞻䜓的・察話的で深 い孊びの実珟に向けた授業改善を行うこずが重芁である。 䞻䜓的・察話的で深い孊びは必ずしも1単䜍時間の授業の䞭で党おが実珟されるもの ではない。単元など内容や時間のたずたりの䞭で䟋えば䞻䜓的に孊習に取り組めるよ う孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりしお自身の孊びや倉容を自芚でき る堎面をどこに蚭定するか察話によっお自分の考えなどを広げたり深めたりする堎面を どこに蚭定するか孊びの深たりを぀くりだすために生埒が考える堎面ず教垫が教える 堎面をどのように組み立おるかずいった芳点で授業改善を進めるこずが求められる。た た生埒や孊校の実態に応じ倚様な孊習掻動を組み合わせお授業を組み立おおいくこず が重芁であり単元など内容や時間のたずたりを芋通した孊習を行うに圓たり基瀎ずなる 「知識及び技術」の習埗に課題が芋られる堎合にはそれを身に付けるために生埒の䞻 䜓性を匕き出すなどの工倫を重ね確実な習埗を図るこずが必芁である。 䞻䜓的 ・ 察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進めるに圓たり特に「深い孊び」 の芖点に関しお各教科等の孊びの深たりの鍵ずなるのが「芋方・考え方」である。各教 第節 指導蚈画の䜜成に圓たっおの配慮事項  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟 第3 ç«  各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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175 1 指導蚈画の䜜 成に圓たっお の配慮事項 科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方である「芋方・考え方」を習埗・掻甚・ 探究ずいう孊びの過皋の䞭で働かせるこずを通じおより質の高い深い孊びに぀なげるこ ずが重芁である。 専門教科情報科における「䞻䜓的な孊び」ずは芋通しをもっお詊行錯誀するこずを通 しお自らの情報掻甚を振り返り評䟡・改善しお次の問題解決に取り組むこずや生埒 に達成感を味わわせ孊習に取り組む意欲を高めたり個々の興味・関心や胜力・適性に応 じおより進んだ課題に取り組んだりするこずなどであるず考えられる。 「察話的な孊び」ずは生埒が協働しお問題の発芋・解決に取り組んだり互いに評䟡 し合ったりしお情報技術のより効果的な掻甚を志向し探究したり地域や産業界など実 瀟䌚の人々ず関わるなどしお珟実の問題解決に情報技術を掻甚するこずの有効性を実感 をもっお理解したりするこずなどであるず考えられる。 「深い孊び」ずは具䜓的な問題の発芋・解決に取り組むこずを通しお日垞生掻にお いおそうした問題の発芋・解決を行っおいるこずを認識しその過皋や方法を意識しお考 えるずずもに その過皋における情報技術の適切か぀効果的な掻甚を探究しおいく䞭で 「芋 方・考え方」を豊かで確かなものずするこずそれずずもに情報技術を掻甚し詊行錯 誀しお目的を達成するこずにより情報や情報技術等に関する抂念化された知識問題の 発芋・解決に情報技術を掻甚する力や情報瀟䌚ずの適切な関わりに぀いお考え䞻䜓的に参 画し寄䞎しようずする態床などずいった資質・胜力を獲埗しおいくこずであるず考えられ る。 このような孊習の実珟を図るためには瀟䌚の様々な事象を情報技術を甚いた問題解決 の芖点で捉え 情報の科孊的理解に基づいた情報技術の適切か぀効果的な掻甚ず関連付け 新たなシステムやコンテンツなどを地域や産業界ず協働しお創造するなどの実践的・䜓隓 的な孊習掻動が考えられる。 以䞊のような授業改善の芖点を螏たえ情報に関する各孊科で育成を目指す資質・胜力 及びその評䟡の芳点ずの関係も十分に考慮し指導蚈画等を䜜成するこずが必芁である。 2情報に関する各孊科においおは 「情報産業ず瀟䌚」及び「課題研究」を原則ず しお党おの生埒に履修させるこず。 情報に関する各孊科においお原則ずしお党おの生埒に履修させる科目原則履修科目 に぀いおは埓前ず同様「情報産業ず瀟䌚」ず「課題研究」の2科目ずした。 「情報産業ず瀟䌚」は情報ず瀟䌚ずの関わりや情報産業ず職業に぀いおの基瀎的な内 容など情報に関する専門的な孊習ぞの動機付けずなるような内容で構成しおいる。たた 「課題研究」は生埒が䞻䜓的に課題を発芋し知識ず技術の深化・総合化を図る孊習掻 動を通しお問題解決の胜力や創造的な孊習態床を育成するこずをねらいずしおいる。 なお 「情報産業ず瀟䌚」はこの科目の性栌やねらいからみお入孊幎次で 「課題研究」  原則履修科目
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176 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い は卒業幎次で履修させるこずが望たしい。 3情報に関する各孊科においおは原則ずしおこの章に瀺す情報科に属する科目に 配圓する総授業時数の10 分の5以䞊を実隓・実習に配圓するこず。 情報に関する各孊科においおは埓前より実隓・実習を䞻芁な孊習方法ずしおきたが これからの技術革新の進展や新しい情報産業の圢成などに察応するため創造性や問題解 決胜力の育成及び望たしい勀劎芳や職業芳の育成などを䞀局重芖しお実隓・実習を充実 するこずがたすたす重芁である。このこずを螏たえ情報に関する各孊科においおは埓 前から情報に関する科目に配圓時数の合蚈の10 分の5以䞊を実隓・実習に充おるこずず しおおり匕き続き時数の確保ずずもに内容の䞀局の充実に努めるこずが倧切である。 なおここでいう実隓・実習は実隓調査蚭蚈や制䜜芋孊珟堎実習などの実際 的䜓隓的な孊習掻動を指すものである。 4地域や産業界倧孊等ずの連携・亀流を通じた実践的な孊習掻動や就業䜓隓掻動 を積極的に取り入れるずずもに瀟䌚人講垫を積極的に掻甚するなどの工倫に努め るこず。 情報に関する各孊科における教育のより䞀局の改善・充実を図っおいくためには地域 や産業界倧孊等ずの連携・亀流などの双方向の協力関係を確立しおいくこずが極めお重 芁である。その際単に地域や産業界倧孊などの協力を仰ぐずいうだけでなく各孊校 の教育力を地域に還元するこずにより地域や産業界倧孊等ずの協力関係を築くこずが 倧切である。 今回の改蚂においおは 「瀟䌚に開かれた教育課皋」の実珟が目指されおおり珟実の 瀟䌚ずの関わりの䞭で子䟛たち䞀人䞀人の豊かな孊びを実珟しおいくこずが課題ずなっお いる。 地域や産業界倧孊等ずの連携・亀流を通じた実践的な孊習掻動や就業䜓隓掻動を取り 入れるなど地域産業や地域瀟䌚ずの連携や亀流を促進するこずで瀟䌚ぞの適応胜力な どの育成を図るずずもに地域産業や地域瀟䌚ぞの理解ず貢献の意識を深めるこずが考えら れる。たた職業に関する各教科・科目に぀いおは就業䜓隓掻動をもっお実習に替える こずができるこずが瀺されおいる。したがっお情報に関する各孊科においおもこれた で以䞊により実践的な孊習掻動や就業䜓隓掻動を積極的に取り入れおいくこずが求められ おいる。 さらに生埒が情報における各分野の最新の知識ず技術を身に付けたり望たしい勀劎  各科目の履修に関する配慮事項  地域や産業界倧孊等ずの連携・亀流
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177 1 指導蚈画の䜜 成に圓たっお の配慮事項 芳・職業芳を逊ったりするために情報に関する各分野の第䞀線で掻躍する孊校内倖の職 業人や研究者などを孊校に招請し孊校における教育掻動に協力しおもらうこずは有意矩 なこずである。各孊校においおは瀟䌚人講垫等を積極的に招請するなどの工倫が考えら れる。さらに倧孊などずの連携や亀流を促進するこずで最新の知識や技術に觊れるこ ずができ䞻䜓的に専門的知識を深めるきっかけになるこずが期埅される。 たた地域や産業界倧孊等ずの協力関係を確立するためには孊校の教育力を地域に 還元する努力も重芁であり各孊校の斜蚭・蚭備などを地域に開攟しプログラミングや コンテンツ䜜成等の䜓隓教宀の実斜などに取り組むなど生埒が自らの孊習の成果によっ お身に付けた専門性を生かした掻動を行うこずが考えられる。 5障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指 導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 障害者の暩利に関する条玄に掲げられたむンクルヌシブ教育システムの構築を目指し 生埒の自立ず瀟䌚参加を䞀局掚進しおいくためには通垞の孊玚通玚による指導特別 支揎孊玚特別支揎孊校においお生埒の十分な孊びを確保し䞀人䞀人の生埒の障害の 状態や発達の段階に応じた指導や支揎を䞀局充実させおいく必芁がある。 通垞の孊玚においおも発達障害を含む障害のある生埒が圚籍しおいる可胜性があるこ ずを前提に党おの教科等においお䞀人䞀人の教育的ニヌズに応じたきめ现かな指導や 支揎ができるよう障害皮別の指導の工倫のみならず各教科等の孊びの過皋においお考 えられる困難さに察する指導の工倫の意図手立おを明確にするこずが重芁である。 これを螏たえ今回の改蚂では障害のある生埒などの指導に圓たっおは個々の生埒 によっお芋えにくさ聞こえにくさ道具の操䜜の困難さ移動䞊の制玄健康面や安 党面での制玄発音のしにくさ心理的な䞍安定人間関係圢成の困難さ読み曞きや蚈 算等の困難さ泚意の集䞭を持続するこずが苊手であるこずなど孊習掻動を行う堎合に 生じる困難さが異なるこずに留意し個々の生埒の困難さに応じた指導内容や指導方法を 工倫するこずを各教科等においお瀺しおいる。 その際専門教科情報科の目暙や内容の趣旚孊習掻動のねらいを螏たえ孊習内容の 倉曎や孊習掻動の代替を安易に行うこずがないよう留意するずずもに生埒の孊習負担や 心理面にも配慮する必芁がある。 䟋えば専門教科情報科における配慮ずしお次のようなものが考えられる。 ・コンピュヌタ等の画面が芋えにくい堎合には情報を的確に取埗できるよう生埒 の芋え方に応じおフォントを適切に遞択したり拡倧したり文字ず背景の色を 調敎したりするなどの配慮をする ・コンピュヌタ等の発する音が聞きずりにくい堎合には情報を的確に取埗できるよ う音の代わりに光や振動画面䞊の衚瀺で䌝えたりスピヌカヌを適切な䜍眮に  障害のある生埒などぞの指導䞊の配慮
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178 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 蚭眮したり音量の調敎やヘッドホンの䜿甚などの配慮をする ・キヌボヌドによる文字入力やマりス操䜜等の動䜜に困難がある堎合にはコン ピュヌタ等の操䜜が可胜ずなるようレバヌ操䜜型のコントロヌラなどの入力手段 を䜿えるようにするなどの配慮をする ・生埒が車怅子等を䜿甚する堎合には車怅子の移動に支障をきたさないよう机ず 机の間の距離配線など床の突起物等に぀いおも配慮をする ・コンピュヌタ等の画面䞊の文字を目で远っお読むこずに困難がある堎合にはどこ を読んでいるのかが分かるよう読んでいる箇所をハむラむト衚瀺や反転衚瀺する などの配慮をする ・コンピュヌタ等を扱いながら指瀺を聞くこずに困難がある堎合には同時に二぀ の䜜業が重なるこずがないようたずは手を止めるよう指瀺をしおから次の話をす るなどの配慮をする ・集䞭しお孊習を継続するこずが難しい堎合には芋通しをもっお孊習に取り組める よう孊習掻動の手順を芖芚化しお明瀺したりスモヌルステップで孊習を展開で きるようにしたりするなどの配慮をする ・自ら問題解決の蚈画を立おたり蚭蚈したりするこずが難しい堎合には生埒が孊習 に取り組みやすくなるよう あらかじめ甚意した蚈画や蚭蚈から生埒が遞択したり それらの䞀郚を改良する課題に取り組めるようにしたりするなど段階的な指導を 行うなどの配慮をする なお孊校においおはこうした点を螏たえ個別の指導蚈画を䜜成し必芁な配慮を 蚘茉し他教科等の担任ず共有したり翌幎床の担任等に匕き継いだりするこずが必芁で ある。  
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179  内容の取扱い に圓たっおの 配慮事項 1情報産業に関する課題の発芋や解決の過皋においお協働しお分析考察蚎議 するなど蚀語掻動の充実を図るこず。 蚀語は自分の考えをたずめたり発衚したりするなどの知的掻動の基盀であり人ず人 を぀なぐ意思の䌝達機胜さらには感性・情緒の基盀ずしおの圹割をも぀。 今回の改蚂においおも生埒の思考力刀断力衚珟力等を育むためにレポヌトの䜜 成や論述ずいった知識及び技術を掻甚する堎面を蚭定するなど蚀語の胜力を高める孊習 掻動を重芖しおいる。 専門教科情報科においおも囜語科で培った胜力を基本に知的掻動の基盀ずいう蚀語 の圹割の芳点から協働しお分析考察蚎議するなどの堎面を蚭定するずいった蚀語掻 動を充実する必芁がある。たた情報に関する各孊科の特質を螏たえ蚀葉だけでなく フロヌチャヌトや状態遷移図などのアルゎリズムを衚珟するための図や蚘号モデルを衚 珟するための図や蚘号プログラムを衚珟するための蚀語などを甚いお考えたり説明し たりするなどの孊習掻動も充実する必芁がある。その際情報通信ネットワヌクの特性を 生かしお䌁業や倧孊等で掻躍する瀟䌚人から指導を受けたり別の高校の生埒ず協働しお 䜜業を進めたりするなどの孊習掻動も考えられる。 2個人情報や知的財産の保護ず掻甚に぀いお扱うずずもに情報モラルや職業人ず しお求められる倫理芳の育成を図るこず。 ① 個人情報や知的財産の保護ず掻甚 個人情報や知的財産に぀いおは関連する法芏を理解するこずに加えおその法芏 の意矩や実際の堎面での適甚に぀いお考える孊習掻動を行い適切に扱うこずができ るようにする必芁がある。 個人情報に぀いおは 䞍必芁なものを業者に提䟛しおいないか 業者のプラむバシヌ ポリシヌは適切かなど自分の個人情報を守るために行うべきこずや確認すべきこず があるこずを理解するずずもに個人情報が挏掩した際の察策に぀いおも考えるよう 留意する。たた自分が提䟛する個人情報に応じたサヌビスが提䟛されたり倚数の 人の移動デヌタなどの匿名化された個人情報を解析するこずにより公共亀通機関の運 第節 内容の取扱いに圓たっおの配慮事項  蚀語掻動の充実   個人情報や知的財産の保護ず掻甚・情報モラルや職業人ず しお求められる倫理芳の育成
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180 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 行を最適化したりするなど新たな䟡倀が生み出されるこずにも觊れる。 知的財産に぀いおは著䜜暩だけでなく意匠暩商暙暩特蚱暩実甚新案暩な どの産業財産暩などに぀いおも理解し音楜や動画などの電子的暩利保護などの技術 的察策に぀いおも觊れる。知的財産を保護するこずにより創䜜意欲が高たり質の 高い知的財産が生産されるような環境を維持するこずの重芁性を理解するずずもに 知的財産暩に配慮した流通や利甚の圚り方に぀いおも觊れる。 ② 情報モラルや職業人ずしおの倫理芳の育成 情報モラルずは 「情報瀟䌚で適正な掻動を行うための基になる考え方ず態床」で あり具䜓的には他者ぞの圱響を考え人暩知的財産暩など自他の暩利を尊重し情 報瀟䌚での行動に責任をも぀こずや犯眪被害を含む危険の回避など情報を正しく 安党に利甚できるこずコンピュヌタなどの情報機噚の䜿甚による健康ずの関わりを 理解するこずなどである。たた倧量の個人情報を扱ったり公共性の高い情報通信 ネットワヌクシステムを開発したり維持・管理したりする情報産業に携わる職業人 にはそれに応じた職業人ずしおの倫理芳が必芁である。 これらを育成するには䜕々をしおはいけないずいうような察凊的なルヌルを身に 付けるだけではなくそれらのルヌルの意味を正しく理解し新たな堎面でも正しい 行動がずれるような考え方ず態床を身に付けるこずが必芁である。これは特定の内 容においお指導すれば枈むこずではなく授業党䜓を通しお育成を図らなければなら ない。そのためには 様々な堎面においお適切な行動がずれるよう 生埒自らが考え 蚎議し発衚し合う孊習掻動を倚く取り入れるなどしお単なるルヌルの理解の指導 にならないようにするこずが倧切である。 3コンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの掻甚を図り孊習の効果を高めるよ う工倫するこず。 情報手段の掻甚は䞀぀の孊校の枠を越えお様々な地域や産業界倧孊等ずの情報の 共有・亀流を可胜にし孊校がそれらずの連携の䞋に教育掻動を展開するこずを可胜にす るものである。生埒たちに豊富な教材を提䟛する䞊で たた生埒たちの孊習の察象を広げ 興味や関心を高める䞊での効果は極めお倧きなものがある。 䟋えば 産業界や倧孊等ずネッ トワヌクを結ぶこずによっお必芁ずする情報を迅速に入手できるこずや最新の情報に関 する専門的な知識ず技術を埗るこずが可胜ずなり生埒の孊習に察する興味や関心を広く 豊かにするこずができるずずもにこうした孊習を通しお生埒自らの情報発信胜力を育 成するこずにも぀ながる。 したがっお専門教科情報科に属する各科目に぀いおは情報手段を積極的に掻甚し 指導の充実を図っおいくこずが必芁である。  コンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの掻甚
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181  実隓・実習の 実斜に圓たっ おの配慮事項 実隓・実習を行うに圓たっおは斜蚭・蚭備の安党管理に配慮し孊習環境を敎え るずずもに事故防止の指導を培底し安党ず衛生に十分留意するものずする。 実隓・実習を行うに圓たっおは斜蚭・蚭備の安党管理に配慮し孊習環境を敎えるず ずもに事故防止の指導を培底し安党ず衛生に十分留意するこずが倧切である。特に 情報に関する実隓・実習においおは先端的な斜蚭・蚭備や新技術を掻甚した実隓・実習 等が実斜されるようになるこずから情報セキュリティ察策を含めこれらに関する安党 ず衛生に十分留意する必芁がある。 さらにコンピュヌタなどの情報関連機噚を操䜜する際の姿勢照床や操䜜時間など生埒 の心身の健康に察する様々な圱響などに十分配慮するこずが必芁である。   第節 実隓・実習の実斜に圓たっおの配慮事項
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182 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 孊校における道埳教育は人間ずしおの圚り方生き方に関する教育を孊校の教育掻 動党䜓を通じお行うこずによりその充実を図るものずし各教科に属する科目以䞋 「各教科 ・ 科目」ずいう。  総合的な探究の時間及び特別掻動以䞋「各教科 ・ 科目等」 ずいう。 のそれぞれの特質に応じお適切な指導を行うこず。 高等孊校における道埳教育に぀いおは各教科・科目等の特質に応じ孊校の教育掻動 党䜓を通じお生埒が人間ずしおの圚り方生き方を䞻䜓的に探求し豊かな自己圢成ができ るよう適切な指導を行うこずが求められおいる。 このため各教科・科目においおも目暙や内容配慮事項の䞭に関連する蚘述があり 専門教科情報科ずの関連をみるず特に次のような点を指摘するこずができる。 専門教科情報科においおは今回の改蚂においお教科の目暙に「情報産業に関する課 題を発芋し 職業人に求められる倫理芳を螏たえ合理的か぀創造的に解決する力を逊う。 」  「職業人ずしお必芁な豊かな人間性を育みよりよい瀟䌚の構築を目指しお自ら孊び情 報産業の創造ず発展に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う。 」ず瀺すなど情報産業 に埓事する者ずしおの芏範意識や倫理芳豊かな人間性の育成を重芖しおいる。 各孊校においおは道埳教育の充実が今回の改蚂においおも重芖されおいるこずを螏た え校長の方針の䞋に道埳教育掚進教垫を䞭心に党教垫の連携協力のもず幎間指導 蚈画に基づき教育掻動党䜓を通じお人間ずしおの圚り方生き方に関する教育が䞀局具䜓 的に展開されるよう努める必芁がある。 各孊校においおは教育課皋の線成に圓たっお次の衚に掲げる䞻ずしお専門孊科 専門教育を䞻ずする孊科をいう。以䞋同じ。 においお開蚭される各教科・科目及び 蚭眮者の定めるそれぞれの暙準単䜍数を螏たえ生埒に履修させる各教科・科目及び その単䜍数に぀いお適切に定めるものずする。 専門教科・科目に぀いおは埓前から地域の実態や孊科の特色等に応じるためその 暙準単䜍数の決定を蚭眮者に委ねおおり今回の改蚂においおも同様の扱いずしおいる。 したがっおこれらの各教科・科目に぀いお蚭眮者がその暙準単䜍数を定めその暙準 単䜍数を暙準ずしお各孊校が具䜓的な単䜍数を定めるこずになる。各蚭眮者においおは 圓該地域の実態や管内の孊校の実態等に留意し適切な暙準単䜍数を定めるこずが必芁で 第節 総則関連事項  道埳教育ずの関連第1 章総則第1 欟2 2 の2 段目  専門教科・科目の暙準単䜍数第1 章総則第2 欟3 1 り
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183  総則関連事 項 ある。 専門教科情報科に属する科目に぀いおは蚭眮者は地域の実態や蚭眮する孊科の特色 等に応じお本解説第2章を参考にしお暙準単䜍数を定めるこずになる。各孊校においお は蚭眮者の定める暙準単䜍数を螏たえ孊科の特色や生埒の実態などに応じお適切に 科目を遞定し履修単䜍数を定めるこずが必芁である。 ゚ 孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び孊科の特色等に応じ特色ある教 育課皋の線成に資するようむ及びりの衚に掲げる教科に぀いおこれらに属する 科目以倖の科目以䞋「孊校蚭定科目」ずいう。 を蚭けるこずができる。この堎 合においお孊校蚭定科目の名称目暙内容単䜍数等に぀いおはその科目の 属する教科の目暙に基づき高等孊校教育ずしおその氎準の確保に十分配慮し各 孊校の定めるずころによるものずする。 孊校蚭定科目の名称目暙内容単䜍数等は各孊校においお定めるものずされおいる が その際には 「その科目の属する教科の目暙に基づき」ずいう芁件が瀺されおいるこず 及び科目の内容の構成に぀いおは関係する各科目の内容ずの敎合性を図るこずに十分配慮 する必芁がある。 専門教科情報科においおは情報に関する各分野に察応しお通垞履修される教育内容 などを想定しお12 科目が瀺されおいる。しかし情報の各分野の倚様な発展や地域の 実態等に察応し新しい分野の教育を積極的に展開する必芁がある堎合など孊校蚭定科 目を蚭けるこずにより特色ある教育課皋を線成するこずができる。 1専門教科・科目の最䜎必修単䜍数 ア専門孊科においおは専門教科・科目 1 のりの衚に掲げる各教科・科目同 衚に掲げる教科に属する孊校蚭定科目及び専門教育に関する孊校蚭定教科に関する 科目をいう。以䞋同じ。 に぀いお党おの生埒に履修させる単䜍数は25 単䜍を 䞋らないこず。ただし商業に関する孊科においおは䞊蚘の単䜍数の䞭に倖囜語 に属する科目の単䜍を5単䜍たで含めるこずができるこず。たた商業に関する孊 科以倖の専門孊科においおは各孊科の目暙を達成する䞊で専門教科・科目以倖 の各教科・科目の履修により専門教科・科目の履修ず同様の成果が期埅できる堎 合においおはその専門教科・科目以倖の各教科・科目の単䜍を5単䜍たで䞊蚘の 単䜍数の䞭に含めるこずができるこず。  孊校蚭定科目第1 章総則第2 欟3 1 ゚   専門孊科における各教科・科目の履修第1 章総則第2 欟 3 2 む
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184 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 専門孊科における専門教科・科目の最䜎必修単䜍数は埓前ず同様に25 単䜍以䞊ずし 生埒の倚様な実態に応じた匟力的な教育課皋の線成を可胜にしおいる。なお25 単䜍を 䞋らないこずずしおいるので専門教育の深化のためあるいは職業資栌の取埗芁件等を 考慮しお教育課皋を線成する堎合は圓然最䜎必修単䜍数の25 単䜍を超えお履修する こずができるよう配慮する必芁がある。 孊習指導芁領では埓前ず同様に専門教科・科目に぀いお第1章総則第2欟3 1 りの衚に掲げる各教科・科目同衚の教科に属する孊校蚭定科目及び専門教育に関する孊 校蚭定教科に関する科目であるこずを明確にしおいる。すなわち孊習指導芁領に瀺され おいる専門教科・科目及びその教科に属する孊校蚭定科目はもずより専門教育の䞀環ず しお蚭けられる孊校蚭定教科及び圓該教科に関する科目に぀いおも専門教科・科目に含 たれるこずずなる。 専門教科・科目以倖の教科・科目の履修を専門教科・科目の履修ずみなす措眮に぀いお は埓前ず同様専門教科・科目の履修単䜍数を確保する芳点から特䟋ずしお芏定しおい る。 情報に関する孊科においおは孊科の特色に埓い倚様な職業教育の芁求に応えるため に専門教科・科目ず同様の成果が期埅できる堎合は5単䜍を限床ずしお専門教科・ 科目以倖の科目を専門教科・科目の履修ずしお認めるこずができるこずに留意する必芁が ある。 2専門教科・科目による必履修教科・科目の代替 む専門教科・科目の履修によっおアの必履修教科・科目の履修ず同様の成果が期 埅できる堎合においおはその専門教科・科目の履修をもっお必履修教科・科目 の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができるこず。 専門教科・科目を履修するこずによっお必履修教科・科目の履修ず同様の成果が期埅 できる堎合はその専門教科・科目の履修をもっお必履修教科・科目の履修の䞀郚又は党 郚に替えるこずができる。 これは各教科・科目間の指導内容の重耇を避け教育内容の粟遞を図ろうずするもの であり必履修教科・科目の単䜍数の䞀郚を枛じその分の単䜍数に぀いお専門教科・科 目の履修で代替させる堎合ず必履修教科・科目の単䜍数の党郚に぀いお専門教科・科目 の履修で代替させる堎合ずがある。 実斜に圓たっおは専門教科・科目ず必履修教科・科目盞互の目暙や内容に぀いおあ るいは代替の範囲などに぀いお十分な怜蚎を行うこずが必芁である。この調敎が適切に行 われるこずによりより効果的で匟力的な教育課皋の線成に取り組むこずができる。 情報に関する孊科においおは䟋えば 「情報産業ず瀟䌚」の履修により「情報Ⅰ」の 履修ず同様の成果が期埅できる堎合は代替するこずが可胜である。なお党郚代替する 堎合 「情報産業ず瀟䌚」の履修単䜍数は2単䜍以䞊必芁である。
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185  総則関連事 項 なお盞互の代替が可胜ずされるのは 「同様の成果が期埅できる堎合」ずされおおり 䟋えば 「課題研究等」の履修によっお総合的な探究の時間の履修に代替するためには 「課 題研究等」を履修した成果が総合的な探究の時間の目暙等からみおも満足できる成果を期 埅できるこずが必芁であり自動的に代替が認められるものでない。 3職業孊科における総合的な探究の時間の特䟋 り職業教育を䞻ずする専門孊科においおは総合的な探究の時間の履修により蟲 業工業商業氎産家庭若しくは情報の各教科の「課題研究」 看護の「看護 臚地実習」又は犏祉の「介護総合挔習」 以䞋「課題研究等」ずいう。 の履修ず同 様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な探究の時間の履修をもっお課題研 究等の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができるこず。たた課題研究等の履修に より総合的な探究の時間の履修ず同様の成果が期埅できる堎合においおは課題 研究等の履修をもっお総合的な探究の時間の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずがで きるこず。 情報に関する孊科においおは 「課題研究」が原則履修科目ずされおいる。 この科目では情報の各分野に関する課題を発芋し䞻䜓的か぀協働的に取り組む孊習 掻動を通しお専門的な知識技術などの深化・総合化を図り科孊的な根拠に基づいお 創造的にか぀倫理芳をもっお解決する力を逊うこずずしおおり総合的な探究の時間の目 暙ず「課題研究等」の目暙が軌を䞀にする堎合も想定される。そのため総合的な探究の 時間の履修により 「課題研究等」の履修ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総 合的な探究の時間の履修をもっお「課題研究等」の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずがで きるずするずずもに 「課題研究等」の履修により総合的な探究の時間の履修ず同様の 成果が期埅できる堎合においおは 「課題研究等」の履修をもっお総合的な探究の時間の 履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができるずしおいる。 なお盞互の代替が可胜ずされるのは 「同様の成果が期埅できる堎合」ずされおおり 䟋えば 「課題研究等」の履修によっお総合的な探究の時間の履修に代替するためには 「課 題研究等」を履修した成果が総合的な探究の時間の目暙等からみおも満足できる成果を期 埅できるこずが必芁であり自動的に代替が認められるものでない。
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186 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 1実隓・実習に配圓する授業時数の確保 ア職業に関する各教科・科目に぀いおは実隓・実習に配圓する授業時数を十分確 保するようにするこず。 ア は職業に関する各教科 ・ 科目における実隓 ・ 実習の重芖に぀いお瀺したものである。 たた商業を陀く職業教育を䞻ずする専門孊科においおは各教科の各科目にわたる指導 蚈画の䜜成に぀いお原則ずしお総授業時数の10 分の5以䞊を実隓・実習に配圓するこ ずが明蚘されおいるこずにも配慮すべきである。 職業教育は各教科・科目の履修を通しお䞀般的教逊を身に付けるこずにずどたらず 実隓・実習ずいう実際的・䜓隓的な孊習を䞀局重芖し実践力を䜓埗するこずに特色があ るず蚀える。 実隓・実習には䜓隓を通しお知識の習埗に圹立お技胜を習熟させるずいう偎面があ る。これたでの実隓・実習では基瀎的・基本的事項の習埗ずいう立堎からこのねらい を䞀貫しお重芖しおきた。 しかしながら産業の各分野における急速な技術革新の進展や産業構造・就業構造の倉 化等に適切に察応するためには基瀎的・基本的事項を確実に習埗するこずに加えお実 際に問題を解決する䜓隓の機䌚をできる限り拡充しおいくこずによりよりよい瀟䌚の構 築を目指しお自ら孊び産業の振興や瀟䌚貢献に䞻䜓的か぀協働的に取り組む態床を逊う こずが必芁である。このため実隓・実習のもう䞀぀の偎面である生埒の自発的・創造的 な孊習態床の育成を䞀局重芖しおいく必芁がある。特に䞻䜓的に取り組む孊習掻動を通 しお専門的な知識技術などの深化・総合化を図るこずは重芁であり実際的・䜓隓的 な孊習である実隓・実習の䞀局の充実が求められる。 実隓・実習の授業時数の確保に圓たっおはいわゆる座孊ず実隓・実習ずの調和ず関連 性基瀎的・基本的事項ず発展的・応甚的事項ずの関連特に新技術等新たな内容の習埗 に぀いお配慮する必芁がある。 2生埒の実態に応じた配慮 む生埒の実態を考慮し職業に関する各教科・科目の履修を容易にするため特別な 配慮が必芁な堎合には 各分野における基瀎的又は䞭栞的な科目を重点的に遞択し その内容に぀いおは基瀎的 ・ 基本的な事項が確実に身に付くように取り扱いたた 䞻ずしお実隓・実習によっお指導するなどの工倫をこらすようにするこず。 む に瀺されおいる生埒の各教科・科目の履修を容易にするための配慮事項は埓前   職業教育を䞻ずする専門孊科における配慮事項第1 章総 則第2 欟3 7 り
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187  総則関連事 項 ず同じであり①各分野における基瀎的又は䞭栞的な科目を重点的に遞択するこず②そ の内容に぀いおは基瀎的・基本的な事項が確実に身に付くように取り扱うこず③䞻ずし お実隓・実習によっお指導するなどの工倫をこらすこずが瀺されおいる。①は職業に関す る各教科・科目の遞択②は職業に関する各教科・科目の内容の取扱い③は指導方法の 工倫に぀いおの配慮事項である。 今回の改蚂では専門教科情報科においおは科目構成の芋盎しを図っおいるがこれら の科目を網矅的に履修させるのではなく生埒の実態等に応じお適切に遞択しお履修させ るこずが倧切である。そのため特に1〜2単䜍皋床の科目を倚く履修させるこずは避け なければならない。たた内容や教材に぀いおは䞀局粟遞し十分時間をかけお理解させ るようにしなければならない。曎に生埒の理解習埗を容易にするためいわゆる座孊 による説明にずどめずできるだけ実隓・実習を通しお䜓隓的に孊ばせる機䌚を倚くする こずに努める必芁がある。 1就業䜓隓掻動による実習の代替 ア職業に関する各教科・科目に぀いおは就業䜓隓掻動をもっお実習に替えるこず ができるこず。この堎合就業䜓隓掻動はその各教科・科目の内容に盎接関係が ありか぀その䞀郚ずしおあらかじめ蚈画し評䟡されるものであるこずを芁す るこず。 就業䜓隓掻動を掚進する芳点から特に職業に関する各教科・科目に぀いおは珟堎 実習を含め就業䜓隓掻動を積極的に取り入れるこずずし就業䜓隓掻動をもっお実習に替 えるこずができるこずを瀺したものである。なおこの堎合の就業䜓隓掻動は関係する 科目の指導蚈画に適切に䜍眮付けお行う必芁がある。 専門教科情報科に属する科目における就業䜓隓掻動は生埒が実際の情報産業に觊れる こずによる孊習意欲の喚起䞻䜓的な職業遞択の胜力や高い職業意識の育成異䞖代ずの コミュニケヌション胜力の向䞊などその教育䞊の意矩が倧きいものである。 そのため埓来から「課題研究」や各科目の実習の䞀郚ずしお産業珟堎等における実 習が行われおきおいる。これらの実践等を螏たえ瀟䌚人・職業人ずしお自立しおいくた めには生埒䞀人䞀人の勀劎芳・職業芳を育おるキャリア教育を充実するこずが重芁であ りその䞀環ずしお小孊校での職堎芋孊䞭孊校での職堎䜓隓掻動高等孊校での就業䜓 隓掻動等を通じた䜓系的な指導も必芁である。たた就業䜓隓掻動を通じお実瀟䌚や職業 ず関わりをもち高い職業意識勀劎芳・職業芳芏範意識コミュニケヌション胜力等 に根ざした実践力を高めるように配慮するこずが必芁である。   職業に関する各教科・科目に぀いおの配慮事項第1 章総 則第2 欟3 7 ゚
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188 第章 各科目にわたる 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い 2定時制及び通信制の課皋における実務等による職業に関する各教科・ 科目の履修の䞀郚代替 り定時制及び通信制の課皋においお職業に関する各教科 ・ 科目を履修する生埒が 珟にその各教科・科目ず密接な関係を有する職業家事を含む。 に埓事しおいる 堎合でその職業における実務等がその各教科・科目の䞀郚を履修した堎合ず同 様の成果があるず認められるずきはその実務等をもっおその各教科・科目の履修 の䞀郚に替えるこずができるこず。 この芏定は定時制及び通信制の課皋においお職に就き珟にその各教科・科目ず密接 な関係を有する生埒の実務等の䜓隓を評䟡し職業科目の履修の䞀郚に代替できるこずを 定めたものである。 生埒の校倖における実務等を職業に関する各教科・科目の履修の䞀郚ずしお評䟡するた めには次のような芁件が満たされる必芁がある。 ① 職業科目が教育課皋に䜍眮付けられおいるこず ② 職業科目を履修する生埒が珟にその各教科・科目ず密接な関係を有する職業に埓 事しおいるこず ③ 生埒の職業等における実務等がその各教科・科目の䞀郚を履修したず同様の成果 があるず認められるこず 代替の方法ずしおは生埒䞀人䞀人の職堎における実務等の䜓隓に応ずるよう職業科 目を網矅した教育課皋を線成した䞊で校倖における実務等をそれらの各教科・科目の増 加単䜍ずしお評䟡するこずあるいは孊校における履修の䞀郚を免陀するこずなどが考え られるが党おの生埒の職業に察応した職業科目を網矅するこずは実際䞊困難な堎合が倚 い。したがっお各孊校においお孊校や生埒の実態に応じお教育課皋の線成等が工倫され なければならないが䞀般的には生埒の職業に察応した共通的な職業科目をできるだけ 蚭けお実務等の評䟡を行う方法が考えられる。 生埒の職堎における実務等ず密接な関係を有する職業科目を履修しおいる堎合や特定 の䌁業等から比范的倚数の生埒が通孊し職堎における職皮が䞀 二に限定され実務等 の経隓が共通である堎合などに぀いおは生埒の職堎における実務等を履修の䞀郚に替え るこずが比范的容易である。 なお実務の内容執務の状況等の把握に぀いおは生埒からのレポヌトその各教科 ・ 科目の担任による職堎蚪問雇甚䞻からの報告等によるこずになるず考えられる。
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教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 音楜Ⅰ    目   æš™  音楜の幅広い掻動を通しお音楜的な芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の音や音楜音楜文化ず幅広く関わる資質 ・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  音楜の諞掻動を通しお音楜的な芋方 ・考え方を働か を目指す。 「知識及び技胜」㆒ 曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的背景などずの関わり及び音楜の倚様性に぀いお理解するずずもに創意工倫を生かし た音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにする。 ㆒ 曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的及び音楜の倚様 に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 自己のむメヌゞをもっお音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を評䟡しながらよさや矎しさを自ら味わっお聎くこずが できるようにする。 ㆓ 個性豊かに音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的 ・協働的に音楜の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め音楜文 化に芪しみ音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。 叅 䞻䜓的 ・協働的に音楜の諞掻動に取り組み生涯に 生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 歌唱 ㆒ 歌唱   歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができる 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお歌唱衚珟を創意工倫するこず。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や歌詞文化的 ・歎史的背景ずの関わり     蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり     様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の特城 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や歌詞文化的・歎史的背景     蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり及び     様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の固有性や倚様 「技胜」 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお歌う技胜     衚珟圢態の特城を生かしお歌う技胜 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な     曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い     他者ずの調和を意識しお歌う技胜     衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお歌う ㆓ 噚楜 ㆓ 噚楜   噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお噚楜衚珟を創意工倫するこず。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的背景ずの関わり     曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり     様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の特城 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景ずの関     曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり及びその関     様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の固有性や倚様 「技胜」 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜     衚珟圢態の特城を生かしお挔奏する技胜 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な     曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜     衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお挔奏 叅 創䜜 叅 創䜜   創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお創䜜衚珟を創意工倫するこず。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音階や音型などの特城及び構成䞊の特城に぀いお衚したいむメヌゞ ず関わらせお理解するこず。 む 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音 るこず。 「技胜」 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を぀くる技胜     旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋埋や和音などを付けた音楜を぀くったりする技胜     音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ倉奏や線曲をする技胜 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な     反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を     旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋     音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさや矎しさを自ら味わっ お聎くこず。     曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠     自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀     音楜衚珟の共通性や固有性 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次     曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠     自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀     音楜衚珟の共通性や固有性 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり     音楜の特城ず文化的 ・歎史的背景他の芞術ずの関わり     我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特城 む 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。     曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり     音楜の特城ず文化的 ・歎史的背景他の芞術ず     我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚したこずず感受したこずず の関わりに぀いお考えるこず。 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚 こず。 「知識」 む 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わらせお理解するこず。 む 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語 付録 教科の目暙各科目の目暙及び内容の系統衚高等孊校芞術科音楜 534 教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 音楜Ⅰ    目   æš™  音楜の幅広い掻動を通しお音楜的な芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の音や音楜音楜文化ず幅広く関わる資質 ・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  音楜の諞掻動を通しお音楜的な芋方 ・考え方を働か を目指す。 「知識及び技胜」㆒ 曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的背景などずの関わり及び音楜の倚様性に぀いお理解するずずもに創意工倫を生かし た音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにする。 ㆒ 曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的及び音楜の倚様 に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 自己のむメヌゞをもっお音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を評䟡しながらよさや矎しさを自ら味わっお聎くこずが できるようにする。 ㆓ 個性豊かに音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的 ・協働的に音楜の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め音楜文 化に芪しみ音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。 叅 䞻䜓的 ・協働的に音楜の諞掻動に取り組み生涯に 生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 歌唱 ㆒ 歌唱   歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができる 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお歌唱衚珟を創意工倫するこず。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や歌詞文化的 ・歎史的背景ずの関わり     蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり     様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の特城 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や歌詞文化的・歎史的背景     蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり及び     様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の固有性や倚様 「技胜」 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお歌う技胜     衚珟圢態の特城を生かしお歌う技胜 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な     曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い     他者ずの調和を意識しお歌う技胜     衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお歌う ㆓ 噚楜 ㆓ 噚楜   噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお噚楜衚珟を創意工倫するこず。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的背景ずの関わり     曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり     様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の特城 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景ずの関     曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり及びその関     様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の固有性や倚様 「技胜」 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜     衚珟圢態の特城を生かしお挔奏する技胜 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な     曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜     他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜     衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお挔奏 叅 創䜜 叅 創䜜   創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお創䜜衚珟を創意工倫するこず。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりし 「知識」 む 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音階や音型などの特城及び構成䞊の特城に぀いお衚したいむメヌゞ ず関わらせお理解するこず。 む 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音 るこず。 「技胜」 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。     反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を぀くる技胜     旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋埋や和音などを付けた音楜を぀くったりする技胜     音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ倉奏や線曲をする技胜 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な     反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を     旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋     音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさや矎しさを自ら味わっ お聎くこず。     曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠     自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀     音楜衚珟の共通性や固有性 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次     曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠     自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀     音楜衚珟の共通性や固有性 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり     音楜の特城ず文化的 ・歎史的背景他の芞術ずの関わり     我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特城 む 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。     曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり     音楜の特城ず文化的 ・歎史的背景他の芞術ず     我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚したこずず感受したこずず の関わりに぀いお考えるこず。 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚 こず。 「知識」 む 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わらせお理解するこず。 む 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語
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  音楜Ⅱ 音楜Ⅲ せ生掻や瀟䌚の䞭の音や音楜音楜文化ず深く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこず  音楜の諞掻動を通しお音楜的な芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の倚様な音や音楜音楜文化ず深く関わる資質 ・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 性に぀いお理解を深めるずずもに創意工倫を生かした音楜衚珟をするために必芁な技胜を身 ㆒ 曲想ず音楜の構造や文化的 ・歎史的背景などずの関わり及び音楜文化の倚様性に぀いお理解するずずもに創意工倫や衚 珟䞊の効果を生かした音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにする。 評䟡しながらよさや矎しさを深く味わっお聎くこずができるようにする。 ㆓ 音楜に関する知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに音楜衚珟を創意工倫したり音楜を評䟡しながらよさや矎 しさを深く味わっお聎いたりするこずができるようにする。 わたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め音楜文化に芪しみ音楜によっお 叅 䞻䜓的 ・協働的に音楜の諞掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感性を磚き音楜文化を 尊重し音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 歌唱 よう指導する。   歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ながら個性豊かに歌唱衚珟を創意工倫するこず。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに歌唱衚珟を創意工倫するこず。 ずの関わり及びその関わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 その関わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 性 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     曲の衚珟内容や様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の固有性や倚様性     歌や歌うこずず生掻や瀟䌚ずの関わり 次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 方などの技胜 技胜 り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした歌唱衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。 ㆓ 噚楜 う指導する。   噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ながら個性豊かに噚楜衚珟を創意工倫するこず。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに噚楜衚珟を創意工倫するこず。 わり及びその関わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 性 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     曲の衚珟内容や様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の固有性や倚様性     曲や挔奏するこずず生掻や瀟䌚ずの関わり 次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 する技胜 り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした噚楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。 叅 創䜜 う指導する。   創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ながら個性豊かに創䜜衚珟を創意工倫するこず。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに創䜜衚珟を創意工倫するこず。 階や音型などの特城及び構成䞊の特城に぀いお衚したいむメヌゞず関わらせお理解を深め む 様々な音玠材や様匏衚珟圢態などの特城に぀いお衚したいむメヌゞず関わらせお理解するこず。 次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 ぀くる技胜 埋や和音などを付けた音楜を぀くったりする技胜 倉奏や線曲をする技胜 り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした創䜜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 鑑賞 う指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 の  から  たでに぀いお考え音楜のよさや矎しさを深く味わっお聎くこず。 ア 鑑賞に関わる知識を総合的に働かせながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさや矎しさを深く味わっお聎 くこず。     曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠     文化や芞術ずしおの音楜の意味や䟡倀     音楜衚珟の共通性や固有性 の関わり 城 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。     音楜の矎しさず音楜の構造ずの関わり     芞術ずしおの音楜ず文化的 ・歎史的背景他の芞術や文化ずの関わり     珟代の我が囜及び諞倖囜の音楜の特城     音楜ず人間の感情ずの関わり及び瀟䌚における音楜に関わる人々の圹割 胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。 を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 しそれらの働きを感受しながら知芚したこずず感受したこずずの関わりに぀いお考える ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚したこずず感受したこずず の関わりに぀いお考えるこず。 や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わらせお理解するこず。 む 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わらせお理解するこず。 付録 535
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音楜Ⅰ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは䞭孊校音楜科ずの関連を十分に考慮しそれぞれ特定の掻 動のみに偏らないようにするずずもに 必芁に応じお 〔共通事項〕 を芁ずしお各領域や分野の関連を図るものずする。 ㆓ 内容の「衚珟」の ㆒  ㆓ 及び 叅 の指導に぀いおはアむ及びりの各事項を 「鑑賞」の ㆒ の指導に぀ いおはア及びむの各事項を適切に関連させお指導する。 叅 生埒の特性等を考慮し内容の「衚珟」の 叅 のりに぀いおは    又は  のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱う こずができる。 ㆕ 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚珟」及び「 鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導が行われるよう工倫する。 ⓹ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは生埒の特性等を考慮し芖唱ず芖奏及び読譜ず蚘譜の指導を含めるもの ずする。 ⓺ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは我が囜の䌝統的な歌唱及び和楜噚を含めお扱うようにする。その際内 容の「鑑賞」の ㆒ のア及びむの  又は  ずの関連を図るよう配慮するものずする。 柒 内容の「衚珟」の 叅 の指導に圓たっおは即興的に音を出しながら音の぀ながり方を詊すなど音を音楜ぞ ず構成するこずを重芖するずずもに䜜品を蚘録する方法を工倫させるものずする。 Ⓦ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等の育成を図るため音や音楜 及び蚀葉によるコミュニケヌションを図り芞術科音楜の特質に応じた蚀語掻動を適切に䜍眮付けられるよう指導 を工倫する。なお内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは曲や挔奏に぀いお根拠をもっお批評する掻動などを取 り入れるようにする。 ⓜ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の教材に぀いおは孊校や地域の実態等を考慮し我が囜や郷土の䌝統音楜を 含む我が囜及び諞倖囜の様々な音楜から幅広く扱うようにする。たた 「鑑賞」の教材に぀いおはアゞア地域の 諞民族の音楜を含めお扱うようにする。 ㆒₀  音楜掻動を通しおそれぞれの教材等に応じ生埒が音や音楜ず生掻や瀟䌚ずの関わりを実感できるよう指 導を工倫する。なお適宜自然音や環境音などに぀いおも取り扱い音環境ぞの関心を高めるこずができるよう 指導を工倫する。 ㆒㆒  自己や他者の著䜜物及びそれらの著䜜者の創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに必芁に応じお音 楜に関する知的財産暩に぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が音楜文化の継承発展創造を 支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮する。 音楜Ⅱ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは必芁に応じお 〔共通事項〕を芁ずしお盞互の関連を図る ものずする。 ㆓ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒  ㆓ 又は 叅 のうち䞀぀以䞊を遞択 しお扱うこずができる。 叅 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよう適切か぀ 十分な授業時数を配圓するものずする。 ㆕ 内容の取扱いに圓たっおは 「音楜Ⅰ」のの ㆓ から ㆒㆒ たでず同様に取り扱うものずする。 音楜Ⅲ ㆒ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒  ㆓ 又は 叅 のうち䞀぀以䞊を遞択 しお扱うこずができる。たた内容の「鑑賞」の ㆒ のアに぀いおは  を扱うずずもに  又は  のうち䞀 ぀以䞊をむに぀いおは      又は  のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 ㆓ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の教材に぀いおは孊校や地域の実態等を考慮し我が囜や郷土の䌝統音楜を 含めお扱うようにする。 叅 内容の取扱いに圓たっおは 「音楜Ⅰ」のの ㆓  ㆕  ⓹  柒  Ⓦ  ㆒₀ 及び ㆒㆒  「音楜Ⅱ」のの ㆒ 及 び 叅 ず同様に取り扱うものずする。 付録 内容の取扱い 536
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教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 矎術Ⅰ    目   æš™  矎術の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭の矎術や矎術文化ず 幅広く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  矎術の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を創意工倫し創造的に衚す こずができるようにする。 ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深 ようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し創造的に発想し構想を緎 ったり䟡倀意識をもっお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ 衚珟の意図ず創造的な工倫 芳を高めお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に矎術の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め矎術文化 に芪しみ心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。 叅 䞻䜓的に矎術の創造的な諞掻動に取り組み生涯に な生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 絵画 ・圫刻 ㆒ 絵画 ・圫刻   絵画 ・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   絵画 ・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や  自然や自己生掻などを芋぀め感じ取ったこずや考えたこず倢や想像などから䞻題を生成するこず。  自然や自己瀟䌚などを深く芋぀め感じ取ったこず  衚珟圢匏の特性を生かし圢䜓や色圩構成などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  䞻題に応じお衚珟圢匏に぀いお考え個性豊かで創 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。  䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造  衚珟方法を創意工倫し䞻題を远求しお創造的に衚すこず。 ㆓ デザむン ㆓ デザむン   デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想  目的や条件矎しさなどを考え䞻題を生成するこず。  目的や条件などを基に人ず瀟䌚を぀なぐデザむン  デザむンの機胜や効果衚珟圢匏の特性などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  瀟䌚におけるデザむンの機胜や効果 衚珟圢匏の特 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。   䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで  衚珟方法を創意工倫し目的や蚈画を基に創造的に衚すこず。 叅 映像メディア衚珟 叅 映像メディア衚珟   映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想  感じ取ったこずや考えたこず目的や機胜などを基に映像メディアの特性を生かしお䞻題を生成するこず。  自然や自己人ず瀟䌚ずの぀ながりなどを深く芋぀  色光や芖点動きなどの映像衚珟の芖芚的な芁玠の働きに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  映像衚珟の芖芚的な芁玠などの効果的な生かし方に 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお映像メディア機噚等の甚具の特性を生かすこず。  䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創  衚珟方法を創意工倫し衚珟の意図を効果的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  造圢的なよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお考え芋方や感じ方を深める こず。  造圢的なよさや矎しさを感じ取り発想や構想の  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお 考え芋方や感じ方を深めるこず。  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなど 方を深めるこず。  映像メディア衚珟の特質や衚珟効果などを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお考え芋方 や感じ方を深めるこず。 む 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず矎術の関わり生掻や瀟䌚を心豊かにする矎術の働きに ぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから矎意識や創造性などを感じ取り日本の矎術の歎史や衚珟の特質それ ぞれの囜の矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから衚珟 ら矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事 「知識」 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚 付録 教科の目暙各科目の目暙及び内容の系統衚高等孊校芞術科矎術 538 教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 矎術Ⅰ    目   æš™  矎術の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭の矎術や矎術文化ず 幅広く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  矎術の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を創意工倫し創造的に衚す こずができるようにする。 ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深 ようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し創造的に発想し構想を緎 ったり䟡倀意識をもっお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ 衚珟の意図ず創造的な工倫 芳を高めお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に矎術の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め矎術文化 に芪しみ心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。 叅 䞻䜓的に矎術の創造的な諞掻動に取り組み生涯に な生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 絵画 ・圫刻 ㆒ 絵画 ・圫刻   絵画 ・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   絵画 ・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や  自然や自己生掻などを芋぀め感じ取ったこずや考えたこず倢や想像などから䞻題を生成するこず。  自然や自己瀟䌚などを深く芋぀め感じ取ったこず  衚珟圢匏の特性を生かし圢䜓や色圩構成などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  䞻題に応じお衚珟圢匏に぀いお考え個性豊かで創 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。  䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造  衚珟方法を創意工倫し䞻題を远求しお創造的に衚すこず。 ㆓ デザむン ㆓ デザむン   デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想  目的や条件矎しさなどを考え䞻題を生成するこず。  目的や条件などを基に人ず瀟䌚を぀なぐデザむン  デザむンの機胜や効果衚珟圢匏の特性などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  瀟䌚におけるデザむンの機胜や効果 衚珟圢匏の特 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。   䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで  衚珟方法を創意工倫し目的や蚈画を基に創造的に衚すこず。 叅 映像メディア衚珟 叅 映像メディア衚珟   映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想  感じ取ったこずや考えたこず目的や機胜などを基に映像メディアの特性を生かしお䞻題を生成するこず。  自然や自己人ず瀟䌚ずの぀ながりなどを深く芋぀  色光や芖点動きなどの映像衚珟の芖芚的な芁玠の働きに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。  映像衚珟の芖芚的な芁玠などの効果的な生かし方に 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  意図に応じお映像メディア機噚等の甚具の特性を生かすこず。  䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創  衚珟方法を創意工倫し衚珟の意図を効果的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  造圢的なよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお考え芋方や感じ方を深める こず。  造圢的なよさや矎しさを感じ取り発想や構想の  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお 考え芋方や感じ方を深めるこず。  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなど 方を深めるこず。  映像メディア衚珟の特質や衚珟効果などを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお考え芋方 や感じ方を深めるこず。 む 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず矎術の関わり生掻や瀟䌚を心豊かにする矎術の働きに ぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから矎意識や創造性などを感じ取り日本の矎術の歎史や衚珟の特質それ ぞれの囜の矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから衚珟 ら矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事 「知識」 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚
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矎術Ⅱ 矎術Ⅲ 方を働かせ矎的䜓隓を深め生掻や瀟䌚の䞭の矎術や矎術文化ず深く関わる資質 ・胜力を次  矎術の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を豊かにし生掻や瀟䌚の䞭の倚様な矎術や 矎術文化ず深く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 めるずずもに意図に応じお衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造的に衚すこずができる ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を远求し個性を生かしお創 造的に衚すこずができるようにする。 矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し個性豊かに発想し構想を緎ったり自己の䟡倀 めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ独創的な衚珟の意図ず創造的な工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し個性を生か しお発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を働かせお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずができるよ うにする。 わたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感性ず矎意識を高め矎術文化に芪しみ心豊か 叅 䞻䜓的に矎術の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感性ず矎意識を磚き 矎術文化を尊重し心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 絵画 ・圫刻 きるよう指導する。   絵画 ・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 構想 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想 や考えたこずなどから䞻題を生成するこず。  自然や自己瀟䌚などを深く芋぀め感じ取ったこずや考えたこずなどから独創的な䞻題を生成し䞻題に応じた衚珟の 可胜性に぀いお考え個性を生かしお創造的な衚珟の構想を緎るこず。 造的な衚珟の構想を緎るこず。 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 的に衚すこず。  䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 ㆓ デザむン るよう指導する。   デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想 の働きに぀いお考え䞻題を生成するこず。  目的や条件などを基に デザむンの瀟䌚的な圹割に぀いお考察しお独創的な䞻題を生成し 䞻題に応じた衚珟効果を考え 個性を生かしお創造的な衚珟の構想を緎るこず。 性などに぀いお考え個性豊かで創造的な衚珟の構想を緎るこず。 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 創造的に衚すこず。  䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 叅 映像メディア衚珟 ずができるよう指導する。   映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想 め映像メディアの特性を生かしお䞻題を生成するこず。  映像メディアの特性を生かしお独創的な䞻題を生成し䞻題に応じた衚珟の可胜性や効果に぀いお考え個性を生かし お創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ぀いお考え個性豊かで創造的な衚珟の構想を緎るこず。 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 造的に衚すこず。  䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 鑑賞 う指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 独自性ず衚珟の工倫などに぀いお倚様な芖点から考え芋方や感じ方を深めるこず。  造圢的なよさや矎しさ目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り䜜者の䞻匵䜜品ず時代や瀟 䌚ずの関わりなどに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 を感じ取り発想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに぀いお倚様な芖点から考え芋方や感じ 芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 り心豊かな生き方の創造に関わる矎術の働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから䌝統や文化の䟡倀を感じ取り囜際理解に果たす矎術の圹割や矎術文化 の継承発展創造するこずの意矩に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 の独自性などを感じ取り時代民族颚土宗教などによる衚珟の盞違点や共通点などか 胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 付録 539
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矎術Ⅰ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは 䞭孊校矎術科ずの関連を十分に考慮し 「衚珟」及び「 鑑賞」盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊 習が深められるようにする。 ㆓ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」の ㆒ に぀いおは絵画ず圫刻のいずれかを遞択した り䞀䜓的に扱ったりするこずができる。たた ㆓ 及び 叅 に぀いおはいずれかを遞択しお扱うこずができる。その際 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした衚珟ず目的や機胜などを考えた衚珟の孊習が調和的に行えるように する。 叅 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよう適切か぀ 十分な授業時数を配圓するものずする。 ㆕ 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚珟」及び「 鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導を行い各事項の実感的な理解を通しお生埒が造圢を豊かに捉える倚様な芖 点がもおるように配慮するものずする。 ⓹ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおはスケッチやデッサンなどにより芳察力思考力描写力などが十分に高 たるよう配慮するものずする。 ⓺ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは䞻題の生成から衚珟の確認及び完成に至る党過皋を通しお自分のよさ を発芋し喜びを味わい自己実珟を果たしおいく態床の圢成を図るよう配慮するものずする。 柒 内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは日本の矎術も重芖しお扱うずずもにアゞアの矎術などに぀いおも扱う ようにする。 Ⓦ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは芞術科矎術の特質に応じお発想や構想に関する資質・ 胜力や鑑賞に関する資質・胜力を育成する芳点から 〔共通事項〕に瀺す事項を芖点にアむデアスケッチなどで構 想を緎ったり 蚀葉などで考えを敎理したりするこずや 䜜品に぀いお批評し合う掻動などを取り入れるようにする。 ⓜ 創造するこずの䟡倀を捉え自己や他者の䜜品などに衚れおいる創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに 必芁に応じお矎術に関する知的財産暩や肖像暩などに぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が 矎術文化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮するものずする。 ㆒₀ 事故防止のため特に刃物類塗料噚具などの䜿い方の指導ず保管掻動堎所における安党指導などを培 底するものずする。 矎術Ⅱ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず 鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 ㆓ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒  ㆓ 又は 叅 のうち䞀぀以䞊を遞択 しお扱うこずができる。たた内容の「衚珟」の ㆒ に぀いおは絵画ず圫刻のいずれかを遞択したり䞀䜓的に扱 ったりするこずができる。 叅 内容の取扱いに圓たっおは 「矎術Ⅰ」のの 叅 から ㆒₀ たでず同様に取り扱うものずする。 矎術Ⅲ ㆒ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒  ㆓ 又は 叅 のうち䞀぀以䞊を 「 鑑賞」の ㆒ に぀いおはア又はむのうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。たた内容の「衚珟」の ㆒ に぀ いおは絵画ず圫刻のいずれかを遞択したり䞀䜓的に扱ったりするこずができる。 ㆓ 内容の取扱いに圓たっおは 「矎術Ⅰ」のの 叅 から ㆒₀ たで 「矎術Ⅱ」のの ㆒ ず同様に取り扱うものずす る。 付録 内容の取扱い 540
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教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 工芞Ⅰ    目   æš™  工芞の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭の工芞や工芞の䌝統 ず文化ず幅広く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  工芞の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を創意工倫し創造的に衚す こずができるようにする。 ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深 うにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いなどから心豊かに発想し構 想を緎ったり䟡倀意識をもっお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ 衚珟の意図ず創造的な工倫 の䟡倀芳を高めお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に工芞の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め工芞の䌝 統ず文化に芪しみ生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。 叅 䞻䜓的に工芞の創造的な諞掻動に取り組み生涯に 生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 身近な生掻ず工芞 ㆒ 身近な生掻ず工芞   身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付ける 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想  自然や玠材自己の思いなどから心豊かな発想をするこず。  生掻の䞭の工芞を捉え自己の思いや䜓隓倢など  甚途ず矎しさずの調和を考え日本の䌝統的な衚珟のよさなどを生かした制䜜の構想を緎るこず。  甚途ず矎しさずの調和を考え玠材の特質や衚珟の 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順  手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。 ㆓ 瀟䌚ず工芞 ㆓ 瀟䌚ず工芞   瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずが 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想  䜿う人の願いや心情生掻環境などから心豊かな発想をするこず。  瀟䌚や生掻環境などの倚様な芖点や䜿う人の願いな  䜿甚する人や堎などに求められる機胜ず矎しさずの調和を考え制䜜の構想を緎るこず。  瀟䌚における有甚性 機胜ず矎しさずの調和を考え 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順  手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工倫や玠材の生かし方技 法などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取 めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工倫や玠材の生かし方技法な どに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り発 む 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず工芞ずの関わり生掻や瀟䌚を心豊かにする工芞の働き に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  工芞のも぀機胜性ず矎しさなどを感じ取り生掻環  工芞䜜品や文化遺産などから日本の工芞の特質や矎意識を感じ取り工芞の䌝統ず文化に぀いお考え芋方や感じ方を 深めるこず。  工芞䜜品や文化遺産などから衚珟の独自性などを感 いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「知識」 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚 付録 教科の目暙各科目の目暙及び内容の系統衚高等孊校芞術科工芞 542 教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 工芞Ⅰ    目   æš™  工芞の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭の工芞や工芞の䌝統 ず文化ず幅広く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  工芞の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を創意工倫し創造的に衚す こずができるようにする。 ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深 うにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いなどから心豊かに発想し構 想を緎ったり䟡倀意識をもっお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ 衚珟の意図ず創造的な工倫 の䟡倀芳を高めお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に工芞の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め工芞の䌝 統ず文化に芪しみ生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。 叅 䞻䜓的に工芞の創造的な諞掻動に取り組み生涯に 生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。    内   容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚   珟 ㆒ 身近な生掻ず工芞 ㆒ 身近な生掻ず工芞   身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付ける 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想  自然や玠材自己の思いなどから心豊かな発想をするこず。  生掻の䞭の工芞を捉え自己の思いや䜓隓倢など  甚途ず矎しさずの調和を考え日本の䌝統的な衚珟のよさなどを生かした制䜜の構想を緎るこず。  甚途ず矎しさずの調和を考え玠材の特質や衚珟の 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順  手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。 ㆓ 瀟䌚ず工芞 ㆓ 瀟䌚ず工芞   瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずが 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想  䜿う人の願いや心情生掻環境などから心豊かな発想をするこず。  瀟䌚や生掻環境などの倚様な芖点や䜿う人の願いな  䜿甚する人や堎などに求められる機胜ず矎しさずの調和を考え制䜜の構想を緎るこず。  瀟䌚における有甚性 機胜ず矎しさずの調和を考え 「技胜」 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順  手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑   賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよ 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工倫や玠材の生かし方技 法などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取 めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工倫や玠材の生かし方技法な どに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り発 む 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず工芞ずの関わり生掻や瀟䌚を心豊かにする工芞の働き に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  工芞のも぀機胜性ず矎しさなどを感じ取り生掻環  工芞䜜品や文化遺産などから日本の工芞の特質や矎意識を感じ取り工芞の䌝統ず文化に぀いお考え芋方や感じ方を 深めるこず。  工芞䜜品や文化遺産などから衚珟の独自性などを感 いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「知識」 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚
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  工芞Ⅱ 工芞Ⅲ 方を働かせ矎的䜓隓を深め生掻や瀟䌚の䞭の工芞や工芞の䌝統ず文化ず深く関わる資質 ・  工芞の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方 ・考え方を働かせ矎的䜓隓を豊かにし生掻や瀟䌚の䞭の倚様な工芞や 工芞の䌝統ず文化ず深く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 めるずずもに意図に応じお制䜜方法を創意工倫し個性豊かで創造的に衚すこずができるよ㆒ 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を远求し個性を生かしお創 造的に衚すこずができるようにする。 工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いなどから個性豊かに発想し構想を緎ったり自己 や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 ㆓ 造圢的なよさや矎しさ独創的な衚珟の意図ず工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いなどから個性を生かし お発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を働かせお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方や感じ方を深めたりするこずがで きるようにする。 わたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに 感性ず矎意識を高め 工芞の䌝統ず文化に芪しみ叅 䞻䜓的に工芞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感性ず矎意識を磚き 工芞の䌝統ず文化を尊重し生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 身近な生掻ず工芞 こずができるよう指導する。   身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想 から個性豊かで創造的な発想をするこず。  生掻の䞭の工芞を倚様な芖点に立っお考え自己の思いなどから個性を生かしお独創的に発想し矎的で心豊かな制䜜 の構想を緎るこず。 倚様性などを生かした制䜜の構想を緎るこず。 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 技法などを生かし個性豊かで創造的に衚すこず。  制䜜過皋党䜓を芋通しお制䜜方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 ㆓ 瀟䌚ず工芞 できるよう指導する。   瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想 どから個性豊かで創造的な発想をするこず。  瀟䌚における有甚性生掻環境の特性などに぀いお倚様な芖点に立っお考え䜿う人の願いなどから個性を生かしお独 創的に発想し矎的で心豊かな制䜜の構想を緎るこず。 玠材の特質や衚珟の倚様性などを生かした制䜜の構想を緎るこず。 む 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 技法などを生かし個性豊かで創造的に衚すこず。  制䜜過皋党䜓を芋通しお制䜜方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 鑑賞 う指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞 り発想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに぀いお倚様な芖点から考え芋方や感じ方を深  身近な生掻や瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り生掻文化ず工芞ずの関わり䜜品が生たれた背景などに ぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに぀いお倚様な芖点から考え 芋方や感じ方を深めるこず。 ぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 む 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞 境の改善や心豊かな生き方に関わる工芞の働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  工芞䜜品や文化遺産などから䌝統ず文化の䟡倀を感じ取り囜際理解に果たす工芞の圹割や工芞の䌝統ず文化の継承 発展創造するこずの意矩に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 じ取り時代民族颚土などによる衚珟の盞違点や共通点などから工芞の䌝統ず文化に぀ 胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。 を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 様匏などで捉えるこずを理解するこず。 む 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。 付録 543
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工芞Ⅰ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは 䞭孊校矎術科ずの関連を十分に考慮し 「衚珟」及び「 鑑賞」盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊 習が深められるようにする。 ㆓ 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよう適切か぀ 十分な授業時数を配圓するものずする。 叅 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚珟」及び「 鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導を行い各事項の実感的な理解を通しお生埒が造圢を豊かに捉える倚様な芖 点がもおるように配慮するものずする。 ㆕ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは地域の材料及び䌝統的な工芞の衚珟などを取り入れるこずにも配慮する ものずする。 ⓹ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは発想から制䜜の確認及び完成に至る党過皋を通しお自分のよさを発芋 し喜びを味わい自己実珟を果たしおいく態床の圢成を図るよう配慮するものずする。 ⓺ 内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは日本の工芞も重芖しお扱うずずもにアゞアをはじめずする諞倖囜の工 芞などに぀いおも扱うようにする。 柒 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは芞術科工芞の特質に応じお発想や構想に関する資質・ 胜力や鑑賞に関する資質・胜力を育成する芳点から 〔共通事項〕に瀺す事項を芖点にアむデアスケッチなどで構 想を緎ったり 蚀葉などで考えを敎理したりするこずや 䜜品に぀いお批評し合う掻動などを取り入れるようにする。 Ⓦ 創造するこずの䟡倀を捉え自己や他者の䜜品などに衚れおいる創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに 必芁に応じお工芞に関する知的財産暩などに぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が工芞の䌝 統ず文化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮するものずする。 ⓜ 事故防止のため特に刃物類塗料噚具などの䜿い方の指導ず保管掻動堎所における安党指導などを培底 するものずする。 工芞Ⅱ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず 鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 ㆓ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒ 又は ㆓ のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱 うこずができる。 叅 内容の取扱いに圓たっおは 「工芞Ⅰ」のの ㆓ から ⓜ たでず同様に取り扱うものずする。 工芞Ⅲ ㆒ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒ 又は ㆓ のうち䞀぀以䞊を 「鑑賞」 の ㆒ に぀いおはア又はむのうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 ㆓ 内容の取扱いに圓たっおは 「工芞Ⅰ」のの ㆓ から ⓜ たで 「工芞Ⅱ」のの ㆒ ず同様に取り扱うものずする。 付録 内容の取扱い 544
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教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 曞道Ⅰ    目 æš™  曞道の幅広い掻動を通しお曞に関する芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の文字や曞曞の䌝統ず文化ず幅広く関 わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  曞道の創造的な諞掻動を通しお曞に関する芋方・考 のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお幅広く理解するずずもに曞写胜力の向䞊を図り曞の䌝統に基づき効 果的に衚珟するための基瀎的な技胜を身に付けるようにする。 ㆒ 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお理解を 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお構想し衚珟を工倫したり䜜品や曞の䌝統ず文化の意味や䟡倀を考え曞 の矎を味わい捉えたりするこずができるようにする。 ㆓ 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお創造的 矎を味わい深く捉えたりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に曞の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め曞の䌝統ず文化に 芪しみ曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。  叅 䞻䜓的に曞の創造的な諞掻動に取り組み生涯に お心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。    内 容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚 珟 ㆒ 挢字仮名亀じりの曞 ㆒ 挢字仮名亀じりの曞   挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付け 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の      挢字ず仮名の調和した字圢文字の倧きさ党䜓の構成     目的や甚途,衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     目的や甚途に即した衚珟圢匏意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟     名筆を生かした衚珟や珟代に生きる衚珟      珟代に生きる創造的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     挢字仮名亀じりの曞を構成する様々な芁玠     名筆や珟代の曞の衚珟ず甚筆 ・運筆ずの関わり     名筆や珟代の様々な曞の衚珟ず甚筆 ・運筆ずの 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     目的や甚途に即した効果的な衚珟      目的や甚途意図に応じた効果的な衚珟     挢字ず仮名の調和した線質による衚珟      挢字ず仮名の調和等による党䜓の構成 ㆓ 挢字の曞 ㆓ 挢字の曞   挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の     叀兞の曞䜓や曞颚に即した甚筆 ・運筆字圢党䜓の構成     衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     挢字の曞を構成する様々な芁玠      曞䜓や曞颚ず甚筆 ・運筆ずの関わり     叀兞の特城ず甚筆 ・運筆ずの関わり 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     叀兞に基づく基本的な甚筆 ・運筆     叀兞に基づく効果的な衚珟     叀兞の線質字圢や構成を生かした衚珟     倉化や調和等による党䜓の構成 叅 仮名の曞 叅 仮名の曞   仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の      叀兞の曞颚に即した甚筆 ・運筆字圢党䜓の構成     衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     仮名の曞を構成する様々な芁玠      線質や曞颚ず甚筆 ・運筆ずの関わり          叀兞の特城ず甚筆 ・運筆ずの関わり 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     叀兞に基づく基本的な甚筆 ・運筆     叀兞に基づく効果的な衚珟     連綿ず単䜓線質や字圢を生かした衚珟       墚継ぎや散らし曞き等による党䜓の構成  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑 賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができる 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら 次の  及び  に぀いお考え 曞のよさや矎しさを味わっお捉えるこず。ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次     䜜品の䟡倀ずその根拠         䜜品の䟡倀ずその根拠     生掻や瀟䌚における曞の効甚     生掻や瀟䌚における曞の矎の効甚ず珟代的意矩 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 む 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。     線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ずの関わり      線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ず     日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化     日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化     挢字の曞䜓の倉遷仮名の成立等                挢字の曞仮名の曞挢字仮名亀じりの曞の特     曞の䌝統的な鑑賞の方法や圢態        曞の矎ず時代颚土筆者などずの関わり  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「知識」 ア 甹筆 ・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。  ア 甹筆 ・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟 「知識」 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いお,それら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いおそれら盞互の関連がも 付録 教科の目暙各科目の目暙及び内容の系統衚高等孊校芞術科曞道 546 教科目暙 芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず豊かに関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 「思考力刀断 力衚珟力等」㆓ 創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」叅 生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊い豊かな情操を培う。 各 科 目 の 目 æš™ 及 び 内 容 曞道Ⅰ    目 æš™  曞道の幅広い掻動を通しお曞に関する芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の文字や曞曞の䌝統ず文化ず幅広く関 わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。  曞道の創造的な諞掻動を通しお曞に関する芋方・考 のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」㆒ 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお幅広く理解するずずもに曞写胜力の向䞊を図り曞の䌝統に基づき効 果的に衚珟するための基瀎的な技胜を身に付けるようにする。 ㆒ 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお理解を 「思考力刀断 力衚珟力等」 ㆓ 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお構想し衚珟を工倫したり䜜品や曞の䌝統ず文化の意味や䟡倀を考え曞 の矎を味わい捉えたりするこずができるようにする。 ㆓ 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお創造的 矎を味わい深く捉えたりするこずができるようにする。 「孊びに向かう 力人間性等」 叅 䞻䜓的に曞の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め曞の䌝統ず文化に 芪しみ曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。  叅 䞻䜓的に曞の創造的な諞掻動に取り組み生涯に お心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。    内 容  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    衚 珟 ㆒ 挢字仮名亀じりの曞 ㆒ 挢字仮名亀じりの曞   挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付け 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の      挢字ず仮名の調和した字圢文字の倧きさ党䜓の構成     目的や甚途,衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     目的や甚途に即した衚珟圢匏意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟     名筆を生かした衚珟や珟代に生きる衚珟      珟代に生きる創造的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     挢字仮名亀じりの曞を構成する様々な芁玠     名筆や珟代の曞の衚珟ず甚筆 ・運筆ずの関わり     名筆や珟代の様々な曞の衚珟ず甚筆 ・運筆ずの 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     目的や甚途に即した効果的な衚珟      目的や甚途意図に応じた効果的な衚珟     挢字ず仮名の調和した線質による衚珟      挢字ず仮名の調和等による党䜓の構成 ㆓ 挢字の曞 ㆓ 挢字の曞   挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の     叀兞の曞䜓や曞颚に即した甚筆 ・運筆字圢党䜓の構成     衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     挢字の曞を構成する様々な芁玠      曞䜓や曞颚ず甚筆 ・運筆ずの関わり     叀兞の特城ず甚筆 ・運筆ずの関わり 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     叀兞に基づく基本的な甚筆 ・運筆     叀兞に基づく効果的な衚珟     叀兞の線質字圢や構成を生かした衚珟     倉化や調和等による党䜓の構成 叅 仮名の曞 叅 仮名の曞   仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずがで 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の      叀兞の曞颚に即した甚筆 ・運筆字圢党䜓の構成     衚珟圢匏に応じた党䜓の構成     意図に基づいた衚珟     感興や意図に応じた個性的な衚珟 「知識」 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。 む 次の  及び  に぀いお理解するこず。     甚具 ・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり     仮名の曞を構成する様々な芁玠      線質や曞颚ず甚筆 ・運筆ずの関わり          叀兞の特城ず甚筆 ・運筆ずの関わり 「技胜」 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。     叀兞に基づく基本的な甚筆 ・運筆     叀兞に基づく効果的な衚珟     連綿ず単䜓線質や字圢を生かした衚珟       墚継ぎや散らし曞き等による党䜓の構成  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。    鑑 賞 ㆒ 鑑賞 ㆒ 鑑賞   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができる 「思考力刀断 力衚珟力等」 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら 次の  及び  に぀いお考え 曞のよさや矎しさを味わっお捉えるこず。ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次     䜜品の䟡倀ずその根拠         䜜品の䟡倀ずその根拠     生掻や瀟䌚における曞の効甚     生掻や瀟䌚における曞の矎の効甚ず珟代的意矩 「知識」 む 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 む 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。     線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ずの関わり      線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ず     日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化     日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化     挢字の曞䜓の倉遷仮名の成立等                挢字の曞仮名の曞挢字仮名亀じりの曞の特     曞の䌝統的な鑑賞の方法や圢態        曞の矎ず時代颚土筆者などずの関わり  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・ 〔 共 通 事 項 〕 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項 「知識」 ア 甹筆 ・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。  ア 甹筆 ・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟 「知識」 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いお,それら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いおそれら盞互の関連がも
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曞道Ⅱ 曞道Ⅲ え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の文字や曞曞の䌝統ず文化ず深く関わる資質・胜力を次  曞道の創造的な諞掻動を通しお曞に関する芋方 ・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の倚様な文字や曞曞の䌝統ず文化 ず深く関わる資質 ・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 深めるずずもに曞の䌝統に基づき効果的に衚珟するための技胜を身に付けるようにする。㆒ 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお理解を深めるずずもに曞の䌝統に基づき創造的に衚珟するための技胜 を身に付けるようにする。                       に構想し個性豊かに衚珟を工倫したり䜜品や曞の䌝統ず文化の意味や䟡倀を考え曞の ㆓ 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお創造的に深く構想し個性豊かに衚珟を工倫したり䜜品や曞の䌝統ず文化 の意味や䟡倀を考え曞の矎を味わい深く捉えたりするこずができるようにする。 わたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め曞の䌝統ず文化に芪しみ曞を通し 叅 䞻䜓的に曞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を磚き曞の䌝統ず文 化を尊重し曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。  衚珟に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 挢字仮名亀じりの曞 るこずができるよう指導する。   挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。  から  たでに぀いお構想し工倫するこず。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 む 珟代の瀟䌚生掻に生きる様々な曞の衚珟ずその芁玠に぀いお理解を深めるこず。 関わり り 曞の䌝統を螏たえ目的や甚途意図に応じお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。 ㆓ 挢字の曞 きるよう指導する。   挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 む 挢字の曞を構成する様々な芁玠に぀いお理解を深めるこず。 り 曞の䌝統を螏たえ曞䜓の特色を生かしお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。 叅 仮名の曞 きるよう指導する。   仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 及び  に぀いお構想し工倫するこず。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 む 仮名の曞を構成する様々な芁玠に぀いお理解を深めるこず。 り 曞の䌝統を螏たえ仮名の曞の特色を生かしお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。  鑑賞に関する資質 ・胜力を次のずおり育成する。 ㆒ 鑑賞 よう指導する。   鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 の  及び  に぀いお考え曞のよさや矎しさを味わっお深く捉えるこず。  ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお考え、曞のよさや矎しさを味わっお深く捉え るこず。      曞の普遍的䟡倀     曞論を螏たえた曞の芞術性 む 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。 の関わり      線質字圢構成等の芁玠ず曞の矎の倚様性      日本及び䞭囜等の曞の䌝統ずその背景ずなる諞文化等ずの関わり    質ずその歎史     曞の歎史ず曞論 胜力を次のずおり育成する。  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質 ・胜力を次のずおり育成する。 を身に付けるこずができるよう指導する。 ㆒ 「衚珟」及び 「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 効果ずの関わりに぀いお理解するこず。  ア 甹筆 ・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。  たらす働きず関わらせお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いお,それら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。 付録 547
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曞道Ⅰ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは それぞれ特定の掻動のみに偏らないようにするずずもに 「 衚珟」及び「鑑賞」盞互の関連を図るものずする。 ㆓ 内容の「衚珟」の ㆒  ㆓ 及び 叅 の指導に぀いおはそれぞれアむ及びりの各事項を 「鑑賞」の ㆒ の 指導に぀いおはア及びむの各事項を適切に関連させお指導する。 叅 内容の「衚珟」の ㆒ に぀いおは挢字は楷曞及び行曞 仮名は平仮名及び片仮名 ㆓ に぀いおは楷曞及び行曞 叅 に぀いおは平仮名片仮名及び倉䜓仮名を扱うものずしたた ㆓ に぀いおは生埒の特性等を考慮し草曞 隷曞及び篆曞を加えるこずもできる。 ㆕ 内容の「衚珟」の ㆓ 及び 叅 に぀いおは臚曞及び創䜜を通しお指導するものずする。 ⓹ 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚珟」及び「 鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導が行われるよう工倫する。 ⓺ 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは篆刻刻字等を扱うよう配慮するものずする。 柒 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは䞭孊校囜語科の曞写ずの関連を十分に考慮するずずもに高等孊校囜語 科ずの関連を図り孊習の成果を生掻に生かす芖点から目的や甚途に応じお硬筆も取り䞊げるよう配慮するも のずする。 Ⓦ 内容の「鑑賞」の ㆒ のむのりの指導に圓たっおは挢字仮名亀じり文の成立に぀いお取り䞊げるように する。 ⓜ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等の育成を図るため芞術科曞 道の特質に応じた蚀語掻動を適切に䜍眮付けられるよう指導を工倫する。なお内容の「鑑賞」の指導に圓たっ おは䜜品に぀いお根拠をもっお批評する掻動などを取り入れるようにする。 ㆒₀ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは曞道の諞掻動を通しお生埒が文字や曞ず生掻や瀟䌚 ずの関わりを実感できるよう指導を工倫する。 ㆒㆒ 自己や他者の著䜜物及びそれらの著䜜者の創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに必芁に応じお曞に 関する知的財産暩に぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が曞の䌝統ず文化の継承発展創造 を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮する。 曞道Ⅱ ㆒ 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図るものずする。 ㆓ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒ を扱うずずもに ㆓ 又は 叅 のうち 䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずがで きる。 叅 内容の「衚珟」の ㆒ に぀いおは挢字は楷曞行曞草曞及び隷曞仮名は平仮名及び片仮名 ㆓ に぀いおは 楷曞行曞草曞隷曞及び篆曞 叅 に぀いおは平仮名片仮名及び倉䜓仮名を扱うものずする。 ㆕ 内容の「衚珟」の指導に぀いおは篆刻を扱うものずし生埒の特性等を考慮し刻字等を加えるこずもでき る。 ⓹ 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよう適切か぀ 十分な授業時数を配圓するものずする。 ⓺ 内容の取扱いに圓たっおは 「曞道Ⅰ」のの ㆓  ㆕  ⓹ 及び ⓜ から ㆒㆒ たでず同様に取り扱うものずする。 曞道Ⅲ ㆒ 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは ㆒  ㆓ 又は 叅 のうち䞀぀以䞊を 「 鑑賞」の ㆒ のむに぀いおはア  む又はりのうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 ㆓ 内容の「衚珟」の ㆓ 及び 叅 に぀いおは目的に応じお臚曞又は創䜜のいずれかを通しお指導するこずができ る。 叅 内容の取扱いに圓たっおは 「曞道Ⅰ」のの ⓹ 及び ⓜ から ㆒㆒ たで 「曞道Ⅱ」のの ㆒ 及び ⓹ ず同様に取 り扱うものずする。 付録 内容の取扱い 548
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高等孊校孊習指導芁領 平成30幎告瀺 解説 平成30 幎7 月 倖囜語線 英語線
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た え が き 文郚科孊省では平成30 幎3 月30 日に孊校教育法斜行芏則の䞀郚改正ず高等孊校孊習 指導芁領の改蚂を行った。新高等孊校孊習指導芁領等は平成34 幎床から幎次進行で実斜 するこずずし平成31 幎床から䞀郚を移行措眮ずしお先行しお実斜するこずずしおいる。 今回の改蚂は平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ ①  教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実践や蓄積 を生かし生埒が未来瀟䌚を切り拓 ひら くための資質・胜力を䞀局確実に育成するこずを 目指す。その際求められる資質・胜力ずは䜕かを瀟䌚ず共有し連携する「瀟䌚に 開かれた教育課皋」を重芖するこず。 ②  知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成ずのバランスを重芖する平 成21 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知識の理解の質を 曎に高め確かな孊力を育成するこず。 ③  道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に関する指導の充実により豊かな 心や健やかな䜓を育成するこず。 を基本的なねらいずしお行った。 本曞は倧綱的な基準である孊習指導芁領の蚘述の意味や解釈などの詳现に぀いお説明 するために文郚科孊省が䜜成するものであり高等孊校孊習指導芁領第章第節「倖 囜語」及び第章第13 節「英語」に぀いおその改善の趣旚や内容を解説しおいる。 各孊校においおは本曞を埡掻甚いただき孊習指導芁領等に぀いおの理解を深め創 意工倫を生かした特色ある教育課皋を線成・実斜されるようお願いしたい。 むすびに 本曞 「高等孊校孊習指導芁領解説倖囜語線 英語線」 の䜜成に埡協力くださっ た各䜍に察し心から感謝の意を衚する次第である。   平成30 幎7 月 文郚科孊省初等䞭等教育局長 髙 橋 道 和
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第郚 倖囜語線  第章 総説 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ1   第節 改蚂の経緯及び基本方針 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ1   第節 倖囜語科改蚂の趣旚及び芁点 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ6   第節 倖囜語科の目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ12  第章 倖囜語科の各科目 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ18   第節 総論 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ18     各科目の特城 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ18     話題に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ18     支揎に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ19     䜿甚する語句や文に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ19     蚀語掻動に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ20   第節 英語コミュニケヌションⅠ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ22     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ22     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ28     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ58   第節 英語コミュニケヌションⅡ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ59     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ59     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ64     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ73   第節 英語コミュニケヌションⅢ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ75     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ75     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ79     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ86   第節 論理・衚珟Ⅰ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ87     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ87     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ91     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ101   第節 論理・衚珟Ⅱ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ102     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ102     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ106 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
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    内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ111   第節 論理・衚珟Ⅲ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ112     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ112     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ116     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ120   第節 その他の倖囜語に関する科目 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ121  第章  各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い ᅵᅵᅵ123   第節 指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ123   第節 内容の取扱いに圓たっおの配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ132   第節 教材に぀いおの配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ137   第節 総則関連事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ141 ● ● ● ● ● ● ●
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第郚 英語線  第章 総説 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ145   第節 改蚂の経緯及び基本方針 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ145   第節 英語科改蚂の芁点 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ150   第節 英語科の目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ155  第章 英語科の各科目 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ161   第節 総論 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ161     各科目の特城 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ161     話題に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ161     支揎に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ162     䜿甚する語句や文に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ162     蚀語掻動に぀いお ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ163   第節 総合英語Ⅰ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ165     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ165     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ168     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ172   第節 総合英語Ⅱ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ173     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ173     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ175     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ179   第節 総合英語Ⅲ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ180     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ180     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ185     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ189   第節 ディベヌト・ディスカッションⅠ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ190     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ190     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ192     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ195   第節 ディベヌト・ディスカッションⅡ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ196     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ196     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ198     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ200   第節 ゚ッセむラむティングⅠ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ202     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ202 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
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    内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ203     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ206   第節 ゚ッセむラむティングⅡ ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ207     目暙 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ207     内容 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ209     内容の取扱い ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ211  第章  各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い ᅵᅵᅵ212   第節 指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ212   第節 内容の取扱いに圓たっおの配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ217   第節 教材に぀いおの配慮事項 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ219 ● ● ● ● ●
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付録 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ221  付録 1孊校教育法斜行芏則 抄  ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ222  付録 2高等孊校孊習指導芁領 第章 総則 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ227  付録 3高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 倖囜語 ᅵᅵ244  付録 4高等孊校孊習指導芁領 第章 第13節 英語ᅵᅵᅵ267  付録 5䞭孊校孊習指導芁領  第章 第節 倖囜語 ᅵᅵ285  付録 6小孊校孊習指導芁領  第章 第10節 倖囜語ᅵᅵ294  付録 7小孊校孊習指導芁領  第章 倖囜語掻動 ᅵᅵᅵᅵ301  付録 8 「倖囜語掻動・倖囜語の目暙」 の孊校段階別䞀芧衚 ᅵᅵ306  付録 9 「倖囜語の蚀語材料」 の孊校段階別䞀芧衚 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵ310   付録10 「倖囜語掻動・倖囜語の蚀語掻動の䟋」 の 孊校段階別䞀芧衚 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ312  付録11高等孊校 「倖囜語の目暙」 の科目段階別䞀芧衚 ᅵᅵᅵᅵ316  付録12高等孊校 「倖囜語の蚀語掻動の䟋」 の科目段階別䞀芧衚 320  付録13高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語 ᅵᅵᅵ324  付録14 小・䞭孊校における 「道埳の内容」 の孊幎段階・ 孊校段階の䞀芧衚 ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ344 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
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倖囜語線 第郚
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1 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 今の子䟛たちやこれから誕生する子䟛たちが成人しお瀟䌚で掻躍する頃には我が囜 は厳しい挑戊の時代を迎えおいるず予想される。生産幎霢人口の枛少グロヌバル化の進 展や絶え間ない技術革新等により瀟䌚構造や雇甚環境は倧きくたた急速に倉化しおお り予枬が困難な時代ずなっおいる。たた急激な少子高霢化が進む䞭で成熟瀟䌚を迎え た我が囜にあっおは䞀人䞀人が持続可胜な瀟䌚の担い手ずしおその倚様性を原動力ず し質的な豊かさを䌎った個人ず瀟䌚の成長に぀ながる新たな䟡倀を生み出しおいくこず が期埅される。 こうした倉化の䞀぀ずしお進化した人工知胜AIが様々な刀断を行ったり身近 な物の働きがむンタヌネット経由で最適化されるIoT が広がったりするなどSociety5.0 ずも呌ばれる新たな時代の到来が瀟䌚や生掻を倧きく倉えおいくずの予枬もなされおい る。たた 情報化やグロヌバル化が進展する瀟䌚においおは 倚様な事象が耇雑さを増し 倉化の先行きを芋通すこずが䞀局難しくなっおきおいる。そうした予枬困難な時代を迎え る䞭で遞挙暩幎霢が匕き䞋げられ曎に平成342022幎床からは成幎幎霢が18 歳ぞ ず匕き䞋げられるこずに䌎い高校生にずっお政治や瀟䌚は䞀局身近なものずなるずずも に自ら考え積極的に囜家や瀟䌚の圢成に参画する環境が敎い぀぀ある。 このような時代にあっお孊校教育には子䟛たちが様々な倉化に積極的に向き合い 他者ず協働しお課題を解決しおいくこずや様々な情報を芋極め知識の抂念的な理解を 実珟し情報を再構成するなどしお新たな䟡倀に぀なげおいくこず耇雑な状況倉化の䞭 で目的を再構築するこずができるようにするこずが求められおいる。 このこずは本来我が囜の孊校教育が倧切にしおきたこずであるものの教垫の䞖代亀 代が進むず同時に孊校内における教垫の䞖代間のバランスが倉化し教育に関わる様々 な経隓や知芋をどのように継承しおいくかが課題ずなり子䟛たちを取り巻く環境の倉化 により孊校が抱える課題も耇雑化・困難化する䞭でこれたでどおり孊校の工倫だけにそ の実珟を委ねるこずは困難になっおきおいる。 こうした状況の䞋で平成26 幎11 月には文郚科孊倧臣から新しい時代にふさわし い孊習指導芁領等の圚り方に぀いお䞭倮教育審議䌚に諮問を行った。䞭倮教育審議䌚にお いおは 幎か月にわたる審議の末 平成28 幎12 月21 日に「幌皚園 小孊校 䞭孊校 高等孊校及び特別支揎孊校の孊習指導芁領等の改善及び必芁な方策等に぀いお 答申 」 以 䞋「平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申」ずいう。 を瀺した。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおは “よりよい孊校教育を通じおよりよ い瀟䌚を創る”ずいう目暙を孊校ず瀟䌚が共有し連携・協働しながら新しい時代に求 められる資質・胜力を子䟛たちに育む「瀟䌚に開かれた教育課皋」の実珟を目指し孊習 第1 節 改蚂の経緯及び基本方針  改蚂の経緯 第1 ç«  総 説
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2 第章 総 説 指導芁領等が孊校家庭地域の関係者が幅広く共有し掻甚できる「孊びの地図」ずし おの圹割を果たすこずができるよう 次の点にわたっおその枠組みを改善するずずもに 各孊校においお教育課皋を軞に孊校教育の改善 ・ 充実の奜埪環を生み出す「カリキュラム ・ マネゞメント」の実珟を目指すこずなどが求められた。 ① 「䜕ができるようになるか」 育成を目指す資質・胜力 ② 「䜕を孊ぶか」 教科等を孊ぶ意矩ず教科等間 ・ 孊校段階間の぀ながりを螏たえた教 育課皋の線成 ③ 「どのように孊ぶか」 各教科等の指導蚈画の䜜成ず実斜孊習・指導の改善・充実 ④ 「子䟛䞀人䞀人の発達をどのように支揎するか」 子䟛の発達を螏たえた指導 ⑀ 「䜕が身に付いたか」 孊習評䟡の充実 ⑥ 「実斜するために䜕が必芁か」 孊習指導芁領等の理念を実珟するために必芁な方策 これを螏たえ文郚科孊省においおは平成29 幎月31 日に幌皚園教育芁領小孊校 孊習指導芁領及び䞭孊校孊習指導芁領をたた同幎月28 日に特別支揎孊校幌皚郚教 育芁領及び小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領を公瀺した。 高等孊校に぀いおは平成30 幎月30 日に高等孊校孊習指導芁領を公瀺するずずも に孊校教育法斜行芏則の関係芏定に぀いお改正を行ったずころであり今埌平成34 2022幎月日以降に高等孊校の第孊幎に入孊した生埒単䜍制による課皋にあっ おは同日以降入孊した生埒孊校教育法斜行芏則第91 条の芏定により入孊した生埒で 同日前に入孊した生埒に係る教育課皋により履修するものを陀く。  から幎次進行により 段階的に適甚するこずずしおいる。たたそれに先立っお新孊習指導芁領に円滑に移行 するための措眮移行措眮を実斜するこずずしおいる。 今回の改蚂は平成28幎12月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ 次の基本方針に基づき行っ た。 1今回の改蚂の基本的な考え方 ① 教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実践や蓄積 を生かし生埒が未来瀟䌚を切り拓 ひら くための資質・胜力を䞀局確実に育成するこずを 目指す。その際求められる資質・胜力ずは䜕かを瀟䌚ず共有し連携する「瀟䌚に 開かれた教育課皋」を重芖するこず。 ② 知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成ずのバランスを重芖する平 成21 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知識の理解の質を 曎に高め確かな孊力を育成するこず。 ③ 道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に関する指導の充実により豊かな 心や健やかな䜓を育成するこず。  改蚂の基本方針
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3 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 2育成を目指す資質・胜力の明確化 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおは予枬困難な瀟䌚の倉化に䞻䜓的に 関わり感性を豊かに働かせながらどのような未来を創っおいくのかどのように瀟 䌚や人生をよりよいものにしおいくのかずいう目的を自ら考え 自らの可胜性を発揮し よりよい瀟䌚ず幞犏な人生の創り手ずなる力を身に付けられるようにするこずが重芁で あるこずこうした力は党く新しい力ずいうこずではなく孊校教育が長幎その育成を目 指しおきた「生きる力」であるこずを改めお捉え盎し孊校教育がしっかりずその匷み を発揮できるようにしおいくこずが必芁ずされた。たた汎甚的な胜力の育成を重芖す る䞖界的な朮流を螏たえ぀぀知識及び技胜ず思考力刀断力衚珟力等ずをバランス よく育成しおきた我が囜の孊校教育の蓄積を生かしおいくこずが重芁ずされた。 このため「生きる力」をより具䜓化し教育課皋党䜓を通しお育成を目指す資質・胜 力をア「䜕を理解しおいるか䜕ができるか生きお働く「知識・技胜」の習埗 」  む「理解しおいるこず ・ できるこずをどう䜿うか未知の状況にも察応できる「思考力 ・ 刀断力・衚珟力等」の育成 」 り「どのように瀟䌚・䞖界ず関わりよりよい人生を送 るか孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする「孊びに向かう力・人間性等」の涵 かん 逊 」の 䞉぀の柱に敎理するずずもに各教科等の目暙や内容に぀いおもこの䞉぀の柱に基づ く再敎理を図るよう提蚀がなされた。 今回の改蚂では知・埳・䜓にわたる「生きる力」を生埒に育むために「䜕のために 孊ぶのか」ずいう各教科等を孊ぶ意矩を共有しながら授業の創意工倫や教科曞等の教 材の改善を匕き出しおいくこずができるようにするため党おの教科等の目暙や内容を 「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀ の柱で再敎理した。 3 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業改善の掚進 子䟛たちが孊習内容を人生や瀟䌚の圚り方ず結び付けお深く理解しこれからの時 代に求められる資質・胜力を身に付け生涯にわたっお胜動的に孊び続けるこずができ るようにするためにはこれたでの孊校教育の蓄積も生かしながら孊習の質を䞀局高 める授業改善の取組を掻性化しおいくこずが必芁である。 特に高等孊校教育に぀いおは倧孊入孊者遞抜や資栌の圚り方等の倖郚芁因によっ おその教育の圚り方が芏定されおしたい目指すべき教育改革が進めにくいず指摘さ れおきたずころであるが今回の改蚂は高倧接続改革ずいう高等孊校教育を含む初 等䞭等教育改革ず倧孊教育の改革そしお䞡者を぀なぐ倧孊入孊者遞抜改革ずいう䞀 䜓的な改革や曎にキャリア教育の芖点で孊校ず瀟䌚の接続を目指す䞭で実斜される ものである。改めお高等孊校孊習指導芁領の定めるずころに埓い各高等孊校におい お生埒が卒業たでに身に付けるべきものずされる資質・胜力を育成しおいくためにど のようにしおこれたでの授業の圚り方を改善しおいくべきかを各孊校や教垫が考える 必芁がある。 たた遞挙暩幎霢及び成幎幎霢が18 歳に匕き䞋げられ生埒にずっお政治や瀟䌚が
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4 第章 総 説 䞀局身近なものずなる䞭 高等孊校においおは 生埒䞀人䞀人に瀟䌚で求められる資質 ・ 胜力を育み生涯にわたっお探究を深める未来の創り手ずしお送り出しおいくこずが これたで以䞊に重芁ずなっおいる。 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業 改善アクティブ・ラヌニングの芖点に立った授業改善ずは我が囜の優れた教育実 践に芋られる普遍的な芖点を孊習指導芁領に明確な圢で芏定したものである。 今回の改蚂では䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進める際の指 導䞊の配慮事項を総則に蚘茉するずずもに各教科等の「第欟 各科目にわたる指導 蚈画の䜜成ず内容の取扱い」等においお単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通 しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向 けた授業改善を進めるこずを瀺した。 その際以䞋の点に留意しお取り組むこずが重芁である。 ① 授業の方法や技術の改善のみを意図するものではなく生埒に目指す資質・胜力を 育むために「䞻䜓的な孊び」  「察話的な孊び」  「深い孊び」の芖点で授業改善を進 めるものであるこず。 ② 各教科等においお通垞行われおいる孊習掻動蚀語掻動芳察・実隓問題解決的 な孊習などの質を向䞊させるこずを䞻県ずするものであるこず。 ③ 回回の授業で党おの孊びが実珟されるものではなく単元や題材など内容や時 間のたずたりの䞭で孊習を芋通し振り返る堎面をどこに蚭定するかグルヌプなど で察話する堎面をどこに蚭定するか生埒が考える堎面ず教垫が教える堎面ずをどの ように組み立おるかを考え実珟を図っおいくものであるこず。 ④ 深い孊びの鍵ずしお「芋方・考え方」を働かせるこずが重芁になるこず。各教科等 の「芋方・考え方」は 「どのような芖点で物事を捉えどのような考え方で思考し おいくのか」ずいうその教科等ならではの物事を捉える芖点や考え方である。各教科 等を孊ぶ本質的な意矩の䞭栞をなすものであり教科等の孊習ず瀟䌚を぀なぐもので あるこずから生埒が孊習や人生においお「芋方・考え方」を自圚に働かせるこずが できるようにするこずにこそ教垫の専門性が発揮されるこずが求められるこず。 ⑀ 基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗に課題がある堎合にはそれを身に付けさせ るために生埒の孊びを深めたり䞻䜓性を匕き出したりずいった工倫を重ねながら 確実な習埗を図るこずを重芖するこず。 4各孊校におけるカリキュラム・マネゞメントの掚進 各孊校においおは教科等の目暙や内容を芋通し特に孊習の基盀ずなる資質・胜力 蚀語胜力情報掻甚胜力情報モラルを含む。以䞋同じ。  問題発芋・解決胜力等 や珟代的な諞課題に察応しお求められる資質・胜力の育成のために教科等暪断的な孊習 を充実するこずや䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を単元や題材な ど内容や時間のたずたりを芋通しお行うこずが求められる。これらの取組の実珟のため には孊校党䜓ずしお生埒や孊校地域の実態を適切に把握し教育内容や時間の配 分必芁な人的・物的䜓制の確保教育課皋の実斜状況に基づく改善などを通しお教
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5 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 育掻動の質を向䞊させ孊習の効果の最倧化を図るカリキュラム・マネゞメントに努め るこずが求められる。 このため総則においお 「生埒や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的や 目暙の実珟に必芁な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこず教育課 皋の実斜状況を評䟡しおその改善を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は 物的な䜓制を確保するずずもにその改善を図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基 づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の質の向䞊を図っおいくこず 以䞋 「カリキュ ラム・マネゞメント」ずいう。 に努める」こずに぀いお新たに瀺した。 5教育内容の䞻な改善事項 このほか 蚀語胜力の確実な育成 理数教育の充実 䌝統や文化に関する教育の充実 道埳教育の充実倖囜語教育の充実職業教育の充実などに぀いお総則や各教科・科 目等各教科・科目総合的な探究の時間及び特別掻動をいう。以䞋同じ。 においお その特質に応じお内容やその取扱いの充実を図った。
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6 第章 総 説 今回の倖囜語科の改蚂に圓たっおは平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ 次のようなこれたでの成果ず課題等を螏たえた改善を図った。 ・グロヌバル化が急速に進展する䞭で倖囜語によるコミュニケヌション胜力はこれ たでのように䞀郚の業皮や職皮だけではなく生涯にわたる様々な堎面で必芁ずされ るこずが想定されその胜力の向䞊が課題ずなっおいる。 ・平成21 幎改蚂の孊習指導芁領は小・䞭・高等孊校で䞀貫した倖囜語教育を実斜す るこずにより倖囜語を通じお蚀語や文化に察する理解を深め積極的に倖囜語を 甚いおコミュニケヌションを図ろうずする態床や情報や考えなどを的確に理解した り適切に䌝えたりする力を身に付けさせるこずを目暙ずしお掲げ 「聞くこず」  「話 すこず」  「読むこず」  「曞くこず」などを総合的に育成するこずをねらいずしお改蚂 され様々な取組を通しお指導の充実が図られおきた。 ・しかし孊幎が䞊がるに぀れお児童生埒の孊習意欲に課題が生じるずいった状況や 孊校皮間の接続が十分ずは蚀えず進玚や進孊をした埌にそれたでの孊習内容や指 導方法等を発展的に生かすこずができないずいった状況も芋られおいる。 ・高等孊校の授業においおは䟝然ずしお倖囜語によるコミュニケヌション胜力の育成 を意識した取組特に「話すこず」及び「曞くこず」などの蚀語掻動が適切に行われ おいないこず 「やり取り」や「即興性」を意識した蚀語掻動が十分ではないこず 読んだこずに぀いお意芋を述べ合うなど耇数の領域を結び付けた蚀語掻動が適切に行 われおいないこずずいった課題がある。 ・これらの課題を螏たえ倖囜語教育を通じお育成を目指す資質・胜力党䜓を貫く軞ず しお特に他者ずのコミュニケヌションの基盀を圢成する芳点を重芖し぀぀他の 偎面創造的思考感性・情緒等からも育成を目指す資質・胜力が明確ずなるよう 敎理した。このため倖囜語の目暙ずしお倖囜語教育の特質に応じた「倖囜語によ るコミュニケヌションにおける芋方・考え方」を働かせ倖囜語による「聞くこず」  「読むこず」  「話すこず」及び「曞くこず」の蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的 確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったりするコミュニケヌションを図るために 必芁な「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」 の資質・胜力を曎に育成するこずを目指しお改善を図った。あわせお①各孊校段階 の孊びを接続させるずずもに②「倖囜語を䜿っお䜕ができるようになるか」を明確 にするずいう芳点から䞭孊校での孊びずの接続を意識しながら倖囜語科の目暙を蚭 定した。 ・このような目暙の䞋に統合的な蚀語掻動を通しお「聞くこず」  「読むこず」  「話す こずやり取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の五぀の領域以䞋「五぀の領 第2 節 倖囜語科改蚂の趣旚及び芁点  改蚂の趣旚
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7 2 倖囜語科改 蚂の趣旚及 び芁点 域」ずいう。 を総合的に扱うこずを䞀局重芖する科目ず話すこずず曞くこずによ る発信胜力の育成を匷化する科目をそれぞれ新蚭し倖囜語でコミュニケヌションを 図る資質・胜力を育成するための蚀語掻動を充実させるこずずした。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ目暙及び内容等に関しお次のような 改善を図った。 1倖囜語科の目暙の改善 倖囜語科の目暙は前述のような課題を螏たえ 「知識及び技胜」  「思考力刀断力 衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀の資質・胜力を明確にした䞊で①各 孊校段階の孊びを接続させるずずもに②「倖囜語を䜿っお䜕ができるようになるか」 を明確にするずいう芳点から改善・充実を図っおいる。 倖囜語の孊習においおは語圙や文法等の個別の知識がどれだけ身に付いたかに䞻県 が眮かれるのではなく児童生埒の孊びの過皋党䜓を通しお知識・技胜が実際のコ ミュニケヌションにおいお掻甚され繰り返し思考・刀断・衚珟するこずを通しお獲埗 され孊習内容の理解が深たるなど資質・胜力が盞互に関係し合いながら育成される こずが必芁である。 このためそれらの育成を目指す力に぀いお前述のような課題を螏たえ぀぀我が 囜の珟状や倖囜語孊習の特性を螏たえお「知識及び技胜」ず「思考力刀断力衚珟力 等」を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお 「孊びに向かう力人間性等」 に瀺す資質・胜力を育成し小孊校及び䞭孊校高等孊校で䞀貫した目暙を実珟するた めそこに至る段階を瀺すものずしお囜際的な基準である 1を参考に五぀の 領域で倖囜語科の各科目の目暙を蚭定しおいる。その目暙を実珟するために行う埌述の 蚀語掻動に぀いおもを参照しながらその内容を蚭定しおいる。 今回の改蚂では小孊校䞭孊幎に新たに倖囜語掻動を導入し䞉぀の資質・胜力の䞋 で英語の目暙を「聞くこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」の領域に おいお蚭定し音声面を䞭心ずした倖囜語を甚いたコミュニケヌションを図る玠地を育  改蚂の芁点  囜際的な基準Common European Framework of Reference for Languages: Learningteachingassessment 倖囜語 の孊習・教授・評䟡のためのペヌロッパ蚀語共通参照枠は語孊シラバスやカリキュラムの手匕の䜜成孊習指導教材の線 集倖囜語運甚胜力の評䟡のために透明性が高く包括的な基盀を提䟛するものずしお20 幎以䞊にわたる研究を経お 2001 幎に欧州評議䌚が耇蚀語䞻矩の理念の䞋 発衚した。は 孊習者 教授する者 評䟡者が共有するこずによっお 倖囜語の熟達床を同䞀の基準で刀断しながら「孊び教え評䟡できるよう」開発されたものである。囜によりの 「共通参照レベル」が初等教育䞭等教育を通じた目暙ずしお適甚されたり欧州域内の蚀語胜力に関する調査を実斜する に圓たっお甚いられたりするなどしおいる。䞭でも 「話すこず」のやり取りinteractionでは少なくずも人以䞊の個 人が蚀葉のやり取りをしその際産出的掻動ず受容的掻動が亀互に行われ口頭のコミュニケヌションの堎合は同時に行わ れるこずもある。察話者が同時に話し聞くだけではなく聞き手は話し手の話を先回りしお予枬しその間に答えを準備す るなどやり取りは蚀語䜿甚ず蚀語孊習の䞭でも倧きな重芁性が認められるこずからコミュニケヌションにおける䞭枢的圹 割を果たしおいるずされおいる。では人間が蚀語を甚いお行うタスクでは人間の行為党般をいうは reception受容  interactionやり取り  production産出の぀に分かれおおり それらが総合的に「コミュニケヌショ ン掻動communicative activities 」ず呌ばれおいる。ではcommunicative competenceコミュニケヌション胜力 の内容をlinguistic competence語圙・文法などの知識ず技胜 sociolinguistic competence瀟䌚的文脈などを考慮しお蚀 葉を䜿える力 pragmatic competence堎面・状況・盞手などを考慮しお蚀葉を䜿える力ず定矩しおいる。
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8 第章 総 説 成した䞊で高孊幎においお「読むこず」  「曞くこず」を加えた教科ずしお倖囜語を導 入し五぀の領域の蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る基瀎ずなる資質・胜力 を育成するこずずしおいる。䞭孊校及び高等孊校ではこうした小孊校での孊びを螏た え五぀の領域の蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するこ ずずしおいる。 2科目構成の改善 各科目の構成に぀いおは五぀の領域を統合的な蚀語掻動を通しお総合的に指導するず ずもに䞭孊校における孊習内容の確実な定着ず曎なる発信力の匷化を図る芳点から科 目の構成を改善した。 䞭孊校における孊習を螏たえた䞊で五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付 けた統合的な蚀語掻動を通しお五぀の領域を総合的に扱うこずを䞀局重芖する必履修科 目ずしお「英語コミュニケヌションⅠ」を蚭定し曎なる総合的な英語力の向䞊を図るた めの遞択科目ずしお「英語コミュニケヌションⅡ」及び「英語コミュニケヌションⅢ」を 蚭定した。 たた 「話すこず」  「曞くこず」を䞭心ずした発信力の匷化を図るため特にスピヌチ プレれンテヌションディベヌトディスカッションたずたりのある文章を曞くこずな どを扱う遞択科目ずしお「論理・衚珟Ⅰ」  「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」を蚭定 した。 3各科目の内容構成の改善 倖囜語教育においお育成を目指す䞉぀の資質・胜力を確実に身に付けられるように 小・䞭・高等孊校を通じた領域別の目暙の䞋で内容等に぀いお以䞋のずおり䜓系的に 構成を敎理した。 前述の倖囜語科の目暙及び英語に関する各科目の目暙を実珟するため  ⅰ 「知識及び技胜」ずしお「英語の特城やきたりに関する事項」  ⅱ  「思考力刀断力衚珟力等」ずしお「情報を敎理しながら考えなどを圢成し英 語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項」 を敎理した䞊で ※䞋線は必履修科目 平成21 幎告瀺孊習指導芁領 平成30 幎告瀺孊習指導芁領 コミュニケヌション英語基瀎 単䜍 コミュニケヌション英語Ⅰ 単䜍 コミュニケヌション英語Ⅱ 単䜍 コミュニケヌション英語Ⅲ 単䜍 英語衚珟Ⅰ 単䜍 英語衚珟Ⅱ 単䜍 英語䌚話 単䜍 英語コミュニケヌションⅠ 単䜍 英語コミュニケヌションⅡ 単䜍 英語コミュニケヌションⅢ 単䜍 論理・衚珟Ⅰ 単䜍 論理・衚珟Ⅱ 単䜍 論理・衚珟Ⅲ 単䜍
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9 2 倖囜語科改 蚂の趣旚及 び芁点 ⅲ 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」ずしお 「知識及び技胜」を掻甚しお「思 考力刀断力衚珟力等」を身に付けるための具䜓的な蚀語掻動蚀語の働き等 を敎理した。 たた ⅳ 「内容の取扱い」においおは䞭孊校における孊習の孊び盎しや䞭孊校及び圓該 科目の前に履習する各科目における指導ずの接続に留意しながら指導すべき留意点等 を敎理し具䜓的な指導や評䟡においお掻甚されるよう内容の構成党䜓を改善した。 各孊校においおはこのような科目の構成を理解し蚀語材料ず蚀語掻動蚀語の働 き等を効果的に関連付け総合的に組み合わせお指導するずずもにこの構成の䞭で 䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を掚進するため孊習過皋党䜓を通 しお知識・技胜を実際のコミュニケヌションにおいお掻甚し思考・刀断・衚珟する こずを繰り返し経るような指導の改善・充実が図られる必芁がある。 4各科目の内容の改善・充実 倖囜語科の各科目における内容に぀いおは小・䞭孊校における孊習内容ずの接続の 芳点も螏たえ次のような改善を図った。 ・小孊校及び䞭孊校ずの接続及び発信胜力の育成の匷化を図る芳点から 「話すこずや り取り 」の領域を蚭定するずずもに語文法事項などの蚀語材料を蚀語掻動ず関 連付けお実際のコミュニケヌションにおいお効果的に掻甚できる技胜を身に付ける ようにするこずずした。 ・各科目における内容に぀いおは䞭孊校における孊習内容ずの接続や統合的な蚀語掻 動を通した総合的な指導及び発信胜力の育成の匷化の芳点から以䞋のような改善を 図った。 ① 「英語コミュニケヌションⅠ」は高等孊校の倖囜語科においお英語を履修する 堎合に党おの生埒に履修させる科目ずしお創蚭した。䞭孊校における孊習の確実 な定着を図りながら五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的 な蚀語掻動を通しお五぀の領域の総合的な指導を行う科目である。特に聞いた り読んだりしたこずの抂芁や芁点を目的に応じお捉えたり基本的な語句や文を 䜿っお情報や考え気持ちなどを話しお䌝え合うやり取りを続けたり論理性に泚 意しお話したり曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようになるこず を目暙ずしおいる。取り扱う語に぀いおは小孊校及び䞭孊校で孊習した語に400 〜600 語皋床の新語を加えた語ずした。たた文法事項に぀いおは意味のある文 脈の䞭でのコミュニケヌションを通しお繰り返し掻甚しながら党おの事項を本科 目においお適切に取り扱うものずした。 ② 「英語コミュニケヌションⅡ」は原則ずしお「英語コミュニケヌションⅠ」を 履修した埌に曎に英語の履修を垌望する生埒の胜力・適性などに応じお遞択履修 させる科目ずしお創蚭した。五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた 統合的な蚀語掻動を通しお 五぀の領域の総合的な指導を発展的に行う科目である。
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10 第章 総 説 特に聞いたり読んだりしたこずの抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えたり倚 様な語句や文を䜿っお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく話したり 曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようになるこずを目暙ずしおい る。たた取り扱う語に぀いおは①に瀺す語に700 〜950 語皋床の新語を加えた 語ずした。 ③ 「英語コミュニケヌションⅢ」は原則ずしお「英語コミュニケヌションⅡ」を 履修した埌に曎に英語の履修を垌望する生埒の胜力・適性などに応じお遞択履修 させる科目ずしお創蚭した。五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた 統合的な蚀語掻動を通しお五぀の領域の総合的な指導を生涯にわたる自埋的な 孊習に぀ながるよう発展的に行う科目である。特に 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお適切に䜿っお情報や考え気持ちなどを論理的に詳しく話した り曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようになるこずを目暙ずしお いる。たた取り扱う語に぀いおは②に瀺す語に700 〜950 語皋床の新語を加え た語ずした。 ④ 「論理・衚珟Ⅰ」は䞭孊校においお育成したコミュニケヌションを図る資質・ 胜力を螏たえ 「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」及び「曞くこず」の 䞉぀の領域以䞋「䞉぀の領域」ずいう。 を䞭心ずした発信胜力の育成を匷化す るため遞択履修させる科目ずしお創蚭した。特にスピヌチプレれンテヌショ ンディベヌトディスカッション䞀぀の段萜を曞くこずなどを通しお論理の 構成や展開を工倫しお話したり曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができ るようになるこずを目暙ずしおいる。たた 「英語の特城やきたりに関する事項」 においお 「論理の構成や展開及び衚珟などに関する事項」を扱う。 ⑀ 「論理・衚珟Ⅱ」は原則ずしお「論理・衚珟Ⅰ」を履修した埌に曎に英語の 履修を垌望する生埒の胜力 ・ 適性などに応じお遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 特にスピヌチプレれンテヌションディベヌトディスカッション耇数の段 萜から成る文章を曞くこずなどを通しお論理の構成や展開を工倫しお話したり 曞いたりしお詳しく䌝える又は䌝え合うこずなどができるようになるこずを目暙ず しおいる。 ⑥ 「論理・衚珟Ⅲ」は原則ずしお「論理・衚珟Ⅱ」を履修した埌に曎に英語の 履修を垌望する生埒の胜力 ・ 適性などに応じお遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 特にスピヌチプレれンテヌションディベヌトディスカッション耇数の段 萜から成る文章を曞くこずなどを通しお聞き手や読み手を説埗できるよう論理 の構成や展開を工倫しお話したり曞いたりしお詳しく䌝える又は䌝え合うこずな どができるようになるこずを目暙ずしおいる。 5孊習指導の改善・充実 倖囜語科の各科目における孊習指導の改善・充実のため次のような改善を図った。 ・倖囜語科の目暙においお倖囜語による「聞くこず」  「読むこず」  「話すこずやり
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11 2 倖囜語科改 蚂の趣旚及 び芁点 取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の蚀語掻動ずこれらを結び付けた統合的な 蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合った りするコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するこずを瀺し耇数の領域を関 連付けた統合的な蚀語掻動を䞀局重芖するこずを明瀺した。 ・倖囜語科の蚀語掻動においお生埒が倖囜語を理解したり倖囜語で発信したりする状 況を教垫が把握しながら各科目の目暙においお瀺されおいる支揎の皋床や課題の 遂行に圓たり生埒がどの皋床自分の力で察凊できるかどのような配慮があれば課題 を遂行できるかなどを考慮し生埒に孊習䞊の様々な配慮を行うこずに぀いお明蚘し た。 ・指導蚈画の䜜成ず内容の取扱いに぀いお文法事項の指導に぀いおは甚語や甚法の 区別などが䞭心ずならないよう実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できるよう にするための効果的な指導を工倫するこずを明蚘した。 ・教材の改善に向けお文法事項などを䞭心ずした構成ずならないよう蚀語掻動を通 しお育成すべき資質・胜力を明確に瀺すこずを明蚘した。 ・「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」及び「曞くこず」の指導に圓たっおは 目的や堎面状況などに応じたやり取りや発衚文章などの具䜓䟋を瀺した䞊で生 埒がそれらを参考にしながら自分で衚珟できるよう留意するこずを明蚘した。
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12 第章 総 説 倖囜語科では次のように目暙を蚭定した。 第 目 暙 倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方を働かせ倖囜語による聞 くこず読むこず話すこず曞くこずの蚀語掻動及びこれらを結び付けた統合的な 蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合った りするコミュニケヌションを図る資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 倖囜語科の目暙は 「情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合った りするコミュニケヌションを図る資質・胜力」を育成するこずである。このためには次 の 1 2 3 に瀺す「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊びに向かう力 人間性等」のそれぞれに関わる倖囜語特有の資質・胜力を育成する必芁がありその際 倖囜語教育の特質に応じお 生埒が物事を捉え 思考する「倖囜語によるコミュニケヌショ ンにおける芋方・考え方」を働かせるこずが重芁である。 「倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方」ずは倖囜語によるコミュ ニケヌションの䞭でどのような芖点で物事を捉えどのような考え方で思考しおいくの かずいう物事を捉える芖点や考え方であり 「倖囜語で衚珟し䌝え合うため倖囜語や その背景にある文化を瀟䌚や䞖界他者ずの関わりに着目しお捉えコミュニケヌショ ンを行う目的や堎面状況等に応じお情報を敎理しながら考えなどを圢成し再構築す るこず」であるず考えられる。 このうち倖囜語やその背景にある文化を瀟䌚や䞖界他者ずの関わりに着目しお捉 えるずは倖囜語で他者ずコミュニケヌションを行うには瀟䌚や䞖界ずの関わりの䞭で 事象を捉えたり倖囜語やその背景にある文化を理解するなどしお盞手に十分配慮したり するこずが重芁であるこずを瀺しおいる。たたコミュニケヌションを行う目的や堎面 状況等に応じお 情報を敎理しながら考えなどを圢成し 再構築するこずずは 倚様な人々 ずの察話の䞭で目的や堎面状況などに応じお既習のものも含めお習埗した抂念知 識を盞互に関連付けおより深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成したり課題を 芋いだしお解決策を考えたり身に付けた思考力を発揮させたりするこずであり 「倖囜 語で衚珟し䌝え合う」ためには適切な蚀語材料を掻甚し思考・刀断しお情報を敎理す るずずもに自分の考えなどを圢成し再構築するこずが重芁であるこずを瀺しおいる。 倖囜語によるコミュニケヌションの䞀連の過皋を通しおこのような「芋方・考え方」を 働かせながら自分の思いや考えなどを衚珟するこずを通しお生埒の発達の段階に応じ お「芋方・考え方」を豊かにするこずが重芁である。この「芋方・考え方」を確かで豊か なものずするこずで孊ぶこずの意味ず自分の生掻人生や瀟䌚䞖界の圚り方を䞻䜓的 に結び付ける孊びが実珟され 孊校で孊ぶ内容が生きお働く力ずしお育たれるこずになる。 第3 節 倖囜語科の目暙
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13 3 倖囜語科の 目暙 さらにこうした孊びの過皋を実珟するこずが倖囜語教育における䞻䜓的・察話的で深 い孊びの実珟に向けた授業改善に぀ながる。その鍵ずなるものが教科等の特質に応じた 「芋方・考え方」である。 「倖囜語による聞くこず読むこず話すこず曞くこずの蚀語掻動及びこれらを結び 付けた統合的な蚀語掻動を通しお」ずは教科の目暙を実珟するために必芁な指導事項に ぀いお述べたものであり本解説第章第〜節のの 3 で詳现を解説する。 統合的な蚀語掻動ずは 「聞くこず」  「読むこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず 発衚 」  「曞くこず」の耇数の領域を結び付けお統合した蚀語掻動のこずであり䞭孊校 の倖囜語科においおも耇数の領域を関連付ける統合的な蚀語掻動を芖野に入れた目暙が 蚭定されおいるが高等孊校ではこうした統合的な蚀語掻動を䞀局重芖した目暙蚭定が なされおいる。 「情報や考えなどを的確に理解したり 適切に衚珟したり䌝え合ったりするコミュニケヌ ションを図る資質・胜力」は倖囜語科の目暙の䞭心ずなる郚分である。倖囜語の音声や 文字を䜿っお実際にコミュニケヌションを図る資質・胜力であり ・理解する ・衚珟する ・䌝え合う ずいう䞉぀の芁玠に敎理した。 「理解する」  「衚珟する」ずいう単に受け手ずなったり送 り手ずなったりする単方向のコミュニケヌションだけではなく 「䌝え合う」ずいう双方 向のコミュニケヌションも重芖しおいる。 たた今回の改蚂で小孊校に新たに倖囜語科が導入されたこずを螏たえ小孊校及び 䞭孊校における孊習ずの接続に䞀局留意する必芁がある。小孊校及び䞭孊校での孊習の成 果が高等孊校での孊習に円滑に接続され育成を目指す資質・胜力を生埒が確実に身に付 けるこずができるようにするこずが倧切である。 改蚂前の倖囜語科の目暙においおは ① 蚀語や文化に察する理解 ② 積極的にコミュニケヌションを図ろうずする態床 ③ 情報や考えなどを的確に理解したり適切に䌝えたりする胜力 の䞉぀の事項が瀺されおいたが今回の改蚂では育成を目指す資質・胜力の䞉぀の柱で ある「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」及び「孊びに向かう力人間性等」 のそれぞれに関わる目暙を以䞋 1 2 3 のように明確に蚭定しおいる。 1倖囜語の音声や語圙衚珟文法蚀語の働きなどの理解を深めるずずもにこ れらの知識を 聞くこず 読むこず 話すこず 曞くこずによる実際のコミュニケヌ ションにおいお目的や堎面状況などに応じお適切に掻甚できる技胜を身に付け るようにする。 1 は 倖囜語科における「䜕を理解しおいるか 䜕ができるか」ずいう「知識及び技胜」
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14 第章 総 説 の習埗に関わる目暙ずしお掲げたものである。本目暙は 「倖囜語の音声や語圙衚珟 文法蚀語の働きなどの理解を深める」ずいう「知識」の面ずその知識を「聞くこず 読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌションにおいお目的や堎面 状況などに応じお適切に掻甚できる」ずいう「技胜」の面ずで構成されおいる。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申にもあるずおりここでは「生きお働く『知識・ 技胜』の習埗」を重芖しおいる。本目暙での「 倖囜語の音声や語圙衚珟文法蚀語 の働きなどの理解を深める」ずは新しい知識を確実に習埗しながら既存の知識や技 胜ず関連付けたり組み合わせたりしおいくこずにより孊習内容の深い理解ず個別の知 識の定着を図るずずもに瀟䌚における様々な堎面で掻甚できる抂念ずしおいくこずであ る。たた 「 聞くこず読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌション においお目的や堎面状況などに応じお適切に掻甚できる技胜を身に付ける」ずは 䞀定の手順や段階を远っお身に付く個別の技胜のみならず獲埗した個別の技胜が自分の 経隓やほかの技胜ず関連付けられ倉化する状況や課題に応じお䞻䜓的に掻甚できる技胜 ずしお習熟・熟達しおいくずいうこずである。 たた䞭孊校の倖囜語科が「実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できる技胜」ずし おいるのに察し 高等孊校においおは 「実際のコミュニケヌションにおいお 目的や堎面 状況などに応じお適切に掻甚できる技胜」ずしお目的や堎面状況盞手の反応などを 螏たえた䞊で適切な語圙や衚珟などを遞択しお掻甚するために必芁な技胜を身に付ける こずずしおいる。 2コミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお日垞的な話題や瀟䌚 的な話題に぀いお倖囜語で情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手 の意図などを的確に理解したりこれらを掻甚しお適切に衚珟したり䌝え合ったり するこずができる力を逊う。 2 は倖囜語科における「理解しおいるこず・できるこずをどう䜿うか」ずいう「思 考力 刀断力 衚珟力等」の育成に関わる目暙ずしお掲げたものである。コミュニケヌショ ンを行う際はその「目的や堎面状況など」を意識する必芁がありその䞊で 「情報 や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に理解」したり理解 したこずを掻甚しお「適切に衚珟したり䌝え合ったりする」こずが重芁である。たた 「思 考力刀断力衚珟力等」の育成のためには倖囜語を実際に䜿甚するこずが䞍可欠であ る。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおも 「未知の状況にも察応できる 『思考力 ・ 刀断力・衚珟力等』の育成」のため思考・刀断・衚珟の過皋ずしお「粟査した情報を基 に自分の考えを圢成し文章や発話によっお衚珟したり目的や堎面状況等に応じお互 いの考えを適切に䌝え合い倚様な考えを理解したり集団ずしおの考えを圢成したりし おいく過皋」などに蚀及しおいる。 蚀語は通垞人ずの関わりの䞭で甚いられるため他者を尊重し聞き手読み手話
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15 3 倖囜語科の 目暙 し手 曞き手に配慮しながらコミュニケヌションを図るこずが求められる。䟋えば コミュ ニケヌションの目的に応じお聞き手の理解の状況を確認しながら話しおいるか盞手の発 話に反応しながら聞き続けようずする態床を瀺しおいるかなど盞手ぞの配慮が求められ るこずになる。これたでの課題を螏たえるず 倖囜語教育の特性ずしお 「コミュニケヌショ ンを行う目的や堎面状況など」を蚭定し生埒が倖囜語を理解し倖囜語で衚珟し䌝え 合う力を育成するための孊習過皋を曎に改善・充実させる必芁がある。 倖囜語教育における孊習過皋ずしおは ①蚭定されたコミュニケヌションの目的や堎面 状況などを理解する②目的に応じお情報や意芋などを発信するたでの方向性を決定し コミュニケヌションの芋通しを立おる③目的達成のため具䜓的なコミュニケヌション を行う④蚀語面・内容面で自ら孊習のたずめず振り返りを行うずいった流れの䞭で孊 んだこずの意味付けを行ったり既埗の知識や経隓ず新たに埗られた知識を蚀語掻動で 掻甚したりするこずで 「思考力刀断力衚珟力等」を高めおいくこずが倧切になる。 本目暙での「コミュニケヌションを行う目的や堎面 状況など」ずは コミュニケヌショ ンを行うこずによっお達成しようずする際の目的や話し手や聞き手を含む発話の堎面 コミュニケヌションを行う盞手ずの関係性やコミュニケヌションを行う際の環境などを指 す。母語でコミュニケヌションを行うずきず同様に倖囜語で行う堎合にも読んだ情報 を他の情報ず比べるなど 目的に応じお情報を粟査したり 盞手に応じた話の内容 構成 衚珟などを遞択するずもに䌝える内容を自らが的確に理解し自分の蚀葉ずしお衚珟し たりできるようにする必芁がある。このように 「目的や堎面状況など」に応じた蚀語 の運甚を考えるこずで 「思考力刀断力衚珟力等」が育成される。 本目暙での「日垞的な話題」ずは生埒の日々の生掻に関わる話題のこずであり 「瀟 䌚的な話題」ずは瀟䌚的な話題や瀟䌚で起こっおいる出来事に関わるこずである。取り 扱う話題の皮類に぀いおは䞭孊校ず倧きな違いはないが 高等孊校では より深く倚面的 ・ 倚角的な考察が求められおいるこずから英語に関しおも䜿甚すべき語圙や衚珟などが高 床化するこずが必芁であるこずに留意しなければならない。䞭孊校で扱った話題ず同じ話 題を扱う堎合でも 生埒の発達の段階に応じお 生埒がその話題を自分のこずずしお捉え 䞻䜓的に考えるこずができるような具䜓的で適切な蚭定が望たれる。 「情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に理解」する ずはコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお䜕を聞き取るべきか 読み取るべき内容は䜕かなどを刀断し 「聞くこず」や「読むこず」を通しお情報や考え などを理解するこずである。 「これらを掻甚しお適切に衚珟したり䌝え合ったりする」 ずは 理解した情報や考えなどを敎理した䞊でコミュニケヌションを行う目的や堎面状況な どに応じお䜕をどのように取り䞊げるかを既存の知識や䜓隓などずも関連付けながら刀 断し 「話すこず」 や 「曞くこず」 を通しお適切に衚珟したり䌝え合ったりするこずである。 高等孊校の目暙では䞭孊校の目暙の蚘述にそれぞれ「的確に」及び「適切に」が加えら れおいるがこれはコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などを螏たえお理解し たり話題や内容に応じた語圙や衚珟論理性などに留意しお衚珟したり䌝え合ったりす るこずを瀺しおいる。
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16 第章 総 説 これらのこずを螏たえ未知の状況にも察応できる「思考力刀断力衚珟力等」を育 成するためには第章第節のの 1 〔知識及び技胜〕で解説する蚀語材料を掻甚し 第章第〜節のの 3 で解説するずおり蚀語の䜿甚堎面に応じお具䜓的な蚀語の 働きを取り䞊げ蚀語掻動を行うこずが必芁である。 3倖囜語の背景にある文化に察する理解を深め聞き手読み手話し手曞き手 に配慮しながら䞻䜓的自埋的に倖囜語を甚いおコミュニケヌションを図ろうず する態床を逊う。 3 は倖囜語科における「どのように瀟䌚や䞖界ず関わりよりよい人生を送るか」 ずいう「孊びに向かう力人間性等」の涵 かん 逊に関わる目暙ずしお掲げたものである。 「文 化に察する理解」やコミュニケヌションの盞手ずなる「聞き手 読み手 話し手 曞き手」 に察しお「配慮」しながら 「䞻䜓的自埋的に倖囜語を甚いおコミュニケヌションを図 ろうずする態床」を逊うこずを目暙ずしおいる。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申ではこの「孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする 『孊びに向かう力・人間性等』の涵 かん 逊」は 1 「知識及び技胜」や 2 「思考力刀断力 衚珟力等」の資質・胜力をどのような方向性で働かせおいくかを決定付ける重芁な芁玠ず されおいる。 倖囜語教育における「孊びに向かう力人間性等」は生埒が蚀語掻動に䞻䜓的・自埋 的に取り組むこずが倖囜語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を身に付ける䞊で 䞍可欠であるため 極めお重芁な芳点である。 「知識及び技胜」を実際のコミュニケヌショ ンの堎面においお掻甚し考えを圢成・深化させ話したり曞いたりしお衚珟するこずを 繰り返すこずで生埒に自信が生たれ䞻䜓的・自埋的に孊習に取り組む態床が䞀局向䞊 するため 「知識及び技胜」及び「思考力刀断力衚珟力等」ず「孊びに向かう力人 間性等」は䞍可分に結び付いおいる。生埒が興味をもっお取り組める蚀語掻動を段階的に 取り入れたり 自己衚珟掻動を工倫したりするなど 様々な手立おを通しお生埒の䞻䜓的 ・ 自埋的に孊習に取り組む態床の育成を目指した指導をするこずが倧切である。 本目暙における「倖囜語の背景にある文化に察する理解を深め」に぀いおは改蚂前は 「蚀語や文化に察する理解を深め」ずなっおおりその「文化」を「その蚀語の背景にあ る文化」ず解説しおいたこずから今回の改蚂においおはその意味合いを明確に瀺した。 たた 「蚀語」を倖しお「 倖囜語の背景にある文化に察する理解」ずしたのは 「コミュ ニケヌションを図ろうずする態床」を逊う䞊では 次に述べる「聞き手 読み手 話し手 曞き手に配慮しながら」コミュニケヌションを図るこずが倧切であり倖囜語の文化的背 景によっお「配慮」の仕方も異なっおくるためである。あわせお 倖囜語の孊習を通しお 他者に配慮し受け入れる寛容の粟神や平和・囜際貢献などの粟神を獲埗し倚面的思考が できるような人材を育おるこずも重芁である。 「聞き手 読み手 話し手 曞き手に配慮しながら」に぀いおは 2 でも述べたずおり 䟋えば「話すこず」や「聞くこず」の掻動であれば 盞手の理解を確かめながら話したり
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17 3 倖囜語科の 目暙 盞手が蚀ったこずを共感的に受け止める蚀葉を返しながら聞いたりするこずなどが考えら れる。小孊校の倖囜語科では「他者に配慮しながら」ずしおいるのに察し䞭孊校及び高 等孊校においおは五぀の領域にわたっおコミュニケヌションを図る資質・胜力をバラン スよく育成するこずや耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を重芖しおいるこずな どから特に「聞き手読み手話し手曞き手に配慮しながら」ずしおいる。 たた 改蚂前は「積極的にコミュニケヌションを図ろうずする態床」ずしおいたものを 今回の改蚂で「䞻䜓的 ・ 自埋的に倖囜語を甚いおコミュニケヌションを図ろうずする態床」 ずしたこずに留意する必芁がある。 「䞻䜓的自埋的に倖囜語を甚いおコミュニケヌショ ンを図ろうずする態床」ずは授業等においお積極的に倖囜語を䜿っおコミュニケヌショ ンを図ろうずする態床のみならず孊校教育以倖の堎面においおも生涯にわたっお倖囜 語の習埗に継続しお取り組もうずするずいった態床を逊うこずを目暙ずしおいる。 これは 孊校教育法においお孊力の重芁な芁玠ずしお「生涯にわたり孊習する基盀が培われるよ う」  「䞻䜓的に孊習に取り組む態床」 を逊うこずを掲げおいるこずを螏たえたものである。 たた高等孊校では䞭孊校における「䞻䜓的」に加え「自埋的にコミュニケヌションを 図ろうずする態床」ずしおいる。これは倖囜語科の特性ずしお目暙を達成するための 蚀語掻動においお他者ずのコミュニケヌションが必芁ずされるが孊習内容等が高床化・ 耇雑化する高等孊校においおは授業等においお蚀語掻動を通しお実際にコミュニケヌ ションを図るだけでなくそれらのコミュニケヌションを通しお自分にはどのような力が 足りないかどのような孊習が曎に必芁かなどを自ら考えそれぞれが授業での蚀語掻動 を充実させるための努力を授業倖でも続けようずするより自埋的な態床が䞀局匷く求めら れるこずず関連しおいる。 これらのこずを螏たえ孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする「孊びに向かう力人間性 等」は 1 「知識及び技胜」及び 2 「思考力刀断力衚珟力等」の資質・胜力を䞀䜓的 に育成する過皋を通しお育成する必芁がある。
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18 第章 倖囜語科の 各科目 本節では倖囜語科の「各科目の特城」を瀺すずずもに第〜節の各科目の領域ご ずの目暙や蚀語掻動にそれぞれ芏定しおいる「話題」や「支揎」  「䜿甚する語句や文」  「蚀 語掻動」に぀いおは蚘茉の重耇を避けるためこれらの考え方に぀いお以䞋のずおり蚘 茉しおいる。 「英語コミュニケヌションⅠ」  「英語コミュニケヌションⅡ」 及び 「英語コミュニケヌショ ンⅢ」 以䞋「英語コミュニケヌションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」ずいう。 は五぀の領域別の蚀語掻 動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る資 質・胜力を総合的に育成する科目である。その際これらの蚀語掻動ず蚀語掻動を行う ために必芁ずなる蚀語材料ずを効果的に関連付けながら指導しおいくこずが重芁である。 「論理・衚珟Ⅰ」  「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」 以䞋「論理・衚珟Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 ずいう。 は䞉぀の領域を䞭心に目的や堎面状況などに応じた論理の構成や展開 情報や考えなどを効果的に䌝える衚珟などの知識を掻甚しながら スピヌチ プレれンテヌ ションディベヌトディスカッションたずたりのある文章を曞くこずなどを通しお 英語を話したり曞いたりするこずによる発信胜力を高めるこずを目指す科目である。 高等孊校ではどの科目においおも「日垞的な話題」及び「瀟䌚的な話題」を扱う。取り 扱う話題の皮類に぀いおは䞭孊校ず倧きな違いはないが高等孊校ではより深く倚面 的・倚角的な考察が求められる。そのため英語に関しおも䜿甚すべき語圙や衚珟などが 高床化するこずが必芁であるこずに留意する。日垞的な話題ずは生埒の日々の生掻に関 わる話題のうち生埒にずっお身近な孊校生掻や家庭生掻などに関わるものであり䞭孊 校で扱った話題に高校生の生掻範囲の広がりに応じた話題を加えたものである。瀟䌚的 な話題ずは広く囜内倖で起こっおいる事象など瀟䌚で起こっおいる出来事や問題に関わ るものであるが日垞的な話題ず同様に生埒の発達の段階や習熟の状況などに応じお 高校生にずっお興味・関心のある話題を取り䞊げながら埐々に時事的な話題や孊術的 な話題でより抜象床が高い内容や詳现で具䜓的な情報などを扱っおいくこずが考えられ る。 具䜓的には 「英語コミュニケヌションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」においおは五぀の領域別の目暙 及び蚀語掻動のア又は ア で日垞的な話題 む又は む で瀟䌚的な話題を扱うこずずし 「論 理・衚珟Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」においおは䞉぀の領域別の目暙及び蚀語掻動のア又は ア で日垞 的な話題む又は む で日垞的な話題及び瀟䌚的な話題を扱うこずずしおいる。 第1 節 総 論  各科目の特城  話題に぀いお 第2 ç«  倖囜語科の各科目
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19 1 総 論 第章第節の各科目では領域別の目暙及び蚀語掻動それぞれにおける支揎に぀ いお明蚘しおいる。 小孊校及び䞭孊校の孊習指導芁領においおは䟋えば 「聞くこず」の目暙では 「ゆっ くりはっきりず話された際に」 小孊校倖囜語掻動  「ゆっくりはっきりず話されれば」 小孊校倖囜語科  「はっきりず話されれば」 䞭孊校倖囜語科などのように児童生埒 の孊習の段階に応じた条件を具䜓的に瀺しおいる。䞀方高等孊校では倖囜語科で扱う 内容が高床化・耇雑化し各科目ごずに目暙ずする氎準が異なるこずを螏たえ実際のコ ミュニケヌションの過皋で考えられる様々な配慮などを目暙においお「支揎」ず総称す るこずずした。 これは実際のコミュニケヌションを行う䞊で䟋えば①聞き手に合わせお話す速床や 情報量が調敎されたり 「聞くこず」  ②読み手に合わせお䜿甚される語句や文や情報量 が調敎されたり 「読むこず」  ③話し手に䜿甚する語句や䌚話や発衚の仕方などが䞎 えられたり 「話すこずやり取り 発衚 」  ⑀曞き手に曞く際に有甚な語圙や衚珟 などが䞎えられたり 「曞くこず」 するなどの前提条件があればそれぞれの目暙を達成 するこずができるこずを瀺しおいる。 たた 生埒の英語によるコミュニケヌションの胜力の向䞊に埓っお 実際のコミュニケヌ ションで必芁になる前提条件は少なくなっおくるこずから 「英語コミュニケヌションⅠ ・ Ⅱ・Ⅲ」及び「論理・衚珟Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」においお科目の段階がⅠからⅢぞず䞊がるに぀ れお 掻甚できる支揎が限定されおも目暙を達成できるこずを明瀺しおいる。具䜓的には 各科目の目暙においお「英語コミュニケヌションⅠ」及び「論理・衚珟Ⅰ」では「倚くの 支揎を掻甚すれば」  「英語コミュニケヌションⅡ」及び「論理・衚珟Ⅱ」では「䞀定の支 揎を掻甚すれば」  「英語コミュニケヌションⅢ」及び「論理・衚珟Ⅲ」では「支揎をほず んど掻甚しなくおも」ずしその目暙を達成するための蚀語掻動においお教垫が段階的 に指導䞊の配慮を調敎するこずを瀺した。特に 「倚くの支揎を掻甚」する段階の初期に おいおは䞭孊校における孊習ずの接続に留意し高等孊校における孊習に円滑に移行で きるよう蚀語掻動においお様々な配慮が必芁である。 「英語コミュニケヌションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」及び「論理・衚珟Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」における「話す こずやり取り 」  「話すこず発衚 」及び「曞くこず」においおはそれぞれの蚀語掻 動を行う際に生埒が甚いる語句や文に぀いお芏定しおいる。 「英語コミュニケヌションⅠ」及び「論理・衚珟Ⅰ」では䞭孊校における孊習の䞭で 觊れおきた「簡単な語句や文」も含め䞡科目で孊習する語圙や衚珟を甚いお蚀語掻動を 行うこずから 「基本的な語句や文を甚いお」 ずした。 「英語コミュニケヌションⅡ」 及び 「論 理・衚珟Ⅱ」ではそれたでに孊習した語圙や衚珟などを掻甚しおより詳现な説明をす るこずが求められるこずから 「倚様な語句や文を甚いお」 ずした。 「英語コミュニケヌショ  支揎に぀いお  䜿甚する語句や文に぀いお
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20 第章 倖囜語科の 各科目 ンⅢ」及び「論理・衚珟Ⅲ」ではそれたでに孊習した語圙や衚珟をより効果的に甚い る必芁があるこずから「倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお」 ずした。 どの段階においおも生埒がそれたでに孊習した語句や文を䜿っお豊かに衚珟できる よう指導しおいくこずが倧切である。語圙や衚珟などを増やすだけではなくそれらをど のように掻甚できるかの芳点から生埒が䌝えたい内容に合った語圙はどれか䌝えたい 内容を効果的に䌝えるためにはどのような文構造や文法事項を掻甚すればよいかなどに぀ いお生埒から匕き出しながら指導しおいくこずが重芁である。 第章第節で詳しく説明する通り前回改蚂に匕き続き英語に関する各科目におい おは「生埒が英語に觊れる機䌚を充実するずずもに授業を実際のコミュニケヌションの 堎面ずするため授業は英語で行うこずを基本ずする。その際生埒の理解の皋床に応じ た英語を甚いるようにするこず。 」ずした。これは高等孊校における生埒の倚様な実態 に配慮しながら生埒の豊富な英語䜿甚を促し英語による蚀語掻動を行うこずを授業の 䞭心ずするこずを瀺したものである。 蚀語掻動においおは生埒が英語を理解したり英語で発信したりする状況を教垫が把握 しながら各科目の目暙においお瀺されおいる支揎の皋床や課題の遂行に圓たっお生埒 がどの皋床自分の力で察凊できるかどのような配慮があれば課題を遂行できるかなどを 考慮し生埒に孊習䞊の様々な配慮を行うこずが必芁である。䟋えば①話す速床を萜ず したり䞀床にたくさんの情報を䌝えるのではなく分けお䌝えたりする 「聞くこず」   ②理解が難しい語圙や衚珟が含たれおいる堎合に簡単なものに曞き換える 「読むこず」   ③察話の䟋を瀺すため教垫が実際のやり取りを芋せる 「話すこずやり取り 」  ④発衚 の事前準備ずしおグルヌプで話し合わせたりアりトラむンを曞かせたりする 「話す こず発衚 」  ⑀曞く掻動を行うに圓たっお有甚な語圙や衚珟を瀺す 「曞くこず」 な ど様々な配慮が考えられる。たたこうした指導䞊の配慮は生埒の孊習過皋のあらゆる段 階で䞎えるこずが可胜であり生埒の実態や孊習過皋における必芁性に応じお柔軟に工倫 するこずが求められる。 たた高等孊校の倖囜語科の目暙では倖囜語による「聞くこず」  「読むこず」  「話す こずやり取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の蚀語掻動ずこれらを結び付けた統 合的な蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合っ たりするコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するこずを瀺しおいる。䞭孊校の倖 囜語科においおも耇数の領域を関連付ける統合的な蚀語掻動を芖野に入れた目暙が蚭定 されおいるが第章第節で述べたように高等孊校の倖囜語の目暙ではこうした統 合的な蚀語掻動を䞀局重芖した目暙蚭定がなされおいるこずに留意する必芁がある。 具䜓的には 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のむでは「聞いたり読んだりした こずを基に基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話 しお䌝え合うこずができるようにする。 」 の 3 の①のむの  では 「たた聞き取っ  蚀語掻動に぀いお
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21 1 総 論 た内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 」などのように䞀぀の領域を他の領域ず 結び付けた統合的な蚀語掻動を䟋瀺しおいる。 実際の授業においおはこのような䟋瀺を参考ずしながら指導の過皋においお生埒が 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を行えるようにするこずが必芁である。
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22 第章 倖囜語科の 各科目 「英語コミュニケヌションⅠ」では前述の倖囜語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓 的な目暙を蚭定しおいる。 英語孊習の特質を螏たえ 以䞋に瀺す 聞くこず 読むこず 話すこずやり取り  話すこず 発衚  曞くこずの五぀の領域 以䞋この節においお 「五぀の領域」 ずいう。  別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・ 胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜 力を育成する。 本科目は高等孊校の倖囜語科で英語を履修する堎合党おの生埒に履修させる科目ず しお創蚭した。この科目は䞭孊校における「英語」の孊習内容ずの接続や高等孊校での 孊習ぞの円滑な移行を考慮しながら五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付け た統合的な蚀語掻動を通しお五぀の領域を総合的に育成する科目である。 なお今回の改蚂では領域ずしお「話すこず」が「話すこずやり取り 」ず「話す こず発衚 」に分かれおいるが䞡者を瀺すこずで耇数の話者が盞互に話し䌝え合う 堎合 「話すこずやり取り 」 ず䞀人の話者が連続しお話す堎合 「話すこず発衚 」  ずいう特性の違いを明確にしおいる。 今回の改蚂においお小孊校倖囜語掻動・倖囜語科䞭孊校倖囜語科高等孊校倖囜語 科の目暙は倖囜語で聞いたり読んだりしお埗た知識や情報考えなどを的確に理解した りそれらを掻甚しお適切に衚珟し䌝え合ったりするこずで育成される「知識及び技胜」 ず「思考力刀断力衚珟力等」に぀いお高等孊校卒業時においお求められる資質・胜 力を芋据えた䞊で 蚭定されおいる。このため 小孊校から䞭孊校 高等孊校に至るたで 児童生埒の発達の段階に応じお五぀の領域ごずに蚭定された蚀語掻動を通しお 「知識 及び技胜」ず「思考力 刀断力 衚珟力等」を䞀䜓的に育成するよう目暙を蚭定しおいる。 たた第節でも述べたずおり 「知識及び技胜」及び「思考力刀断力衚珟力等」 の育成の過皋を通しお「孊びに向かう力人間性等」に関する資質・胜力を育成するこず を目指す必芁がありここではこのこずを明確に瀺しおいる。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙は五぀の領域別の目暙を螏たえながらの 内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照しお蚭定されたものにするこ ずが望たしい。同䞀の孊習到達目暙に぀いお耇数の単元で異なる蚀語材料を掻甚した異 なる蚀語掻動を行うこずにより五぀の領域別の目暙をよりよく達成できるようなカリ キュラム・マネゞメントや課題蚭定が望たれる。 第2 節 英語コミュニケヌションⅠ  目 暙
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23 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお倚くの支揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り話し手の意図を把握する こずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 1 のア「はっきりず話されれば日垞的な話題 に぀いお必芁な情報を聞き取るこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。 䞭孊校では「はっきりず話されれば」ずいう条件が付けられおいるが本目暙では話 される速さや䜿甚される語句や文情報量などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを瀺 しおいる。ここでの話される速さにおける支揎を生埒が掻甚するためには生埒の実態に 合わせお話す速床を調敎したり理解する䞊で重芁な情報を匷調しお発音したり生埒が 意味の凊理に十分な時間を確保したりできるよう文ず文の間に長めの区切りを入れたり するなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。 たた生埒が䜿甚される語句や文における支揎を掻甚するためには聞き取る情報の䞭 で䜿甚される語句や文のうち理解が難しいず思われる語句や衚珟を簡単な衚珟や既習 の衚珟に蚀い換えるなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。情報量における支揎を生 埒が掻甚するためには始めのうちは比范的少量の情報に分けお䌝えたり聞き取る芖点 を倉えながら情報の党䜓を䜕床も繰り返し聞いたりするこずで聞き取りの負担を軜枛す るなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。たた聞き取る情報を繰り返したり聞き 取る内容ず関連のあるむラスト写真映像などの芖芚情報を䞎えたりするこずなども考 えられる。 ここでの必芁な情報ずは話し手の意図を把握するために必芁ずなる情報を意味しおい る。したがっお本科目では党おを網矅的に聞き取ろうずするのではなく必芁な情報に 焊点を絞っお理解した䞊でそこから話し手が党䜓ずしお䜕を䌝えようずしおいるのかを 把握するこずができるようにするこずが求められる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお倚くの支揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点を目的に応じ お捉えるこずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 1 のむ「はっきりず話されれば日垞的な話題 に぀いお話の抂芁を捉えるこずができるようにする。 」及びり「はっきりず話されれば 瀟䌚的な話題に぀いお短い説明の芁点を捉えるこずができるようにする。 」を受けお蚭 定されおいる。 䞭孊校では「短い説明」ずいう条件が付けられおいるが 本目暙では 話される速さや 䜿甚される語句や文情報量などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを瀺しおおりそれ らに぀いおはの 1 のアに準ずる。
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24 第章 倖囜語科の 各科目 ここでの必芁な情報ずは抂芁や芁点を目的に応じお捉えるために必芁ずなる情報を意 味しおいる。抂芁ずは聞いた英語のおおよその内容や党䜓的な流れ芁点ずは話し手が䌝 えようずする䞻な考えなどの聞き萜ずしおはならない重芁なポむントのこずである。 目的に応じお捉えるずは䜕のために抂芁や芁点を捉える必芁があるのかを生埒があら かじめ理解しあるいは指導された䞊で必芁な情報を聞き取らせる必芁があるこずを瀺し おいる。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支揎 を掻甚すれば必芁な情報を読み取り曞き手の意図を把握するこずができるよう にする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 2 のア「日垞的な話題に぀いお簡単な語句や 文で曞かれたものから必芁な情報を読み取るこずができるようにする。 」を受けお蚭定さ れおいる。 䞭孊校では 「簡単な語句や文で曞かれたもの」 や 「簡単な語句や文で曞かれた短い文章」 ずいう条件が付けられおいるが本目暙では䜿甚される語句や文情報量などに぀いお 生埒が支揎を掻甚するこずを瀺しおいる。ここでの䜿甚される語句や文における支揎を生 埒が掻甚するためには読み取る必芁のある語句や文のうち理解が難しいず思われる語 圙や衚珟を簡単な衚珟や既習の衚珟に蚀い換えるなどの配慮を教垫が行うこずが考えら れる。情報量における支揎を掻甚するためには始めのうちは比范的少量の情報に分けお 読たせるこずで読むこずの負担を軜枛するなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。 たた取り䞊げた話題の背景に぀いお説明したり図衚などを掻甚しお文章の抂芁の理解 を助けたり読む内容ず関連のあるむラスト写真映像などの芖芚情報を䞎えたりする こずなども考えられる。 ここでの必芁な情報ずは曞き手の意図を把握するために必芁ずなる情報を意味しおい る。したがっお本科目では垞に情報の詳现を理解しようずするのではなく必芁な情報 に焊点を絞っお理解した䞊でそこから曞き手が党䜓ずしお䜕を䌝えようずしおいるのか を把握するこずができるようになるこずが求められる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支揎 を掻甚すれば必芁な情報を読み取り抂芁や芁点を目的に応じお捉えるこずがで きるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 2 のむ「日垞的な話題に぀いお簡単な語句や 文で曞かれた短い文章の抂芁を捉えるこずができるようにする。 」及びり「瀟䌚的な話題 に぀いお簡単な語句や文で曞かれた短い文章の芁点を捉えるこずができるようにする。 」
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25 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ を受けお蚭定されおいる。 䞭孊校では「簡単な語句や文で曞かれた短い文章」ずいう条件が付けられおいるが本 目暙では䜿甚される語句や文情報量などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを瀺しお おりそれらに぀いおはの 2 のアに準ずる。 ここでの必芁な情報ずは抂芁や芁点を捉えるために必芁ずなる情報を意味しおいる。 ここでの抂芁ずは 読んだ英語のおおよその内容や党䜓的な流れのこずであり 芁点ずは 曞き手が䌝えたい䞻な考えなどの読み萜ずしおはならない重芁なポむントのこずである。 目的に応じお捉えるずは文章を読む際に䜕のために読むのかずいう目的を生埒があ らかじめ理解しそれに応じた読み方ずしお文章の倧意や抂略を理解するために党䜓に 目を通したり文章䞭の特定の情報を埗るために読んだり内容を现かく吟味しながら䞁 寧に読んだりするこずなどを遞択する必芁があるこずを瀺しおいる。読む目的ずしおは 䟋えば必芁ずする情報を探す読み取った内容の抂芁あるいは芁点を口頭で誰かに䌝え る読み取った内容を曞いおたずめる読み取った内容に぀いおの感想や賛吊の意芋など を発衚するこずなどが考えられる。たた生埒の実態に応じお段階的に生埒が読む目的や 読み方を自ら刀断しおいくよう指導するこずも考えられるが少なくずも孊習の初期の段 階では教垫が目的を蚭定しそれに応じた読み方を指導するこずが倧切である。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを話しお䌝 え合うやり取りを続けるこずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 3 のア「関心のある事柄に぀いお簡単な語句 や文を甚いお即興で䌝え合うこずができるようにする。 」及びむ「日垞的な話題に぀いお 事実や自分の考え気持ちなどを敎理し簡単な語句や文を甚いお䌝えたり盞手からの 質問に答えたりするこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。 本目暙では䜿甚する語句や文察話の展開などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおいる。ここでの䜿甚する語句や文における支揎を生埒が掻甚するためにはやり取 りにおいお有甚な語句や文を瀺すなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。しかし䜿 甚する語圙や衚珟を限定しそれらを正確に䜿うこずを目暙ずした緎習に終始しないよう に留意する必芁がある。察話の展開における支揎を掻甚するためには䌚話の展開の仕方 や䌚話がうたく続けられないずきの察凊法を提瀺するなどの配慮を教垫が行うこずが考 えられる。 たたティヌム・ティヌチングによる教垫同士のやり取りやモデルずなる生埒同士の やり取りを芋せたりペアを䜕床も倉えおやり取りを続けるこずでやり取りに慣れさせ たりするこずなども考えられる。 情報や考え気持ちなどを話しお䌝え合うずはやり取りされる話題に関する情報を亀
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26 第章 倖囜語科の 各科目 換したり互いの考えや気持ちなどを䌝え合ったりするこずである。たたやり取りを続 けるずは互いの考えや気持ちの䌝え合いを自然に継続するこずを意味する。その際䞭 孊校においお孊習した䌚話を継続させるために必芁な衚珟などを繰り返し掻甚するずず もに䌚話のきっかけを䜜っお話を切り出したり䌚話の流れに応じお関連する質問をし たり䌚話の流れを倉えたりするこずなどができるように継続的に指導するこずで䌚話 を継続する力を育成しおいくこずが重芁である。 たた の 3 の゚の ア における本目暙の実珟のための蚀語掻動䟋で瀺しおいるように 原則ずしおここでのやり取りは話すための原皿を事前に甚意しおその内容を芚えたりそ のたた読んだりするのではなく即興で行うこずずしおいる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお 情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話しお䌝え合うこずができるようにす る。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 3 のり「瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだ りしたこずに぀いお考えたこずや感じたこずその理由などを簡単な語句や文を甚い お述べ合うこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。 本目暙では䜿甚する語句や文察話の展開などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおおりそれらに぀いおはの 3 のアに準ずる。 聞いたり読んだりしたこずずは 教垫や他の生埒による発話 様々な映像や音声の教材 教科曞などから埗た情報や考えなどのこずである。この䞭には倖囜語科だけではなく 他教科の授業などを通した孊習においお聞いたり読んだりしたこずも含たれる。 論理性に泚意するずはできる限り論理の矛盟や飛躍がないよう理由や根拠を明らか にするなどしお論理の䞀貫性に泚意するこずである。 たたここでのやり取りにおいおは簡単なメモなどを䜜成する皋床にずどめ事前に 話すための原皿を曞いおそれを読むだけずいうこずがないように留意する必芁がある。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に 泚意しお話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 4 のア「関心のある事柄に぀いお簡単な語句 や文を甚いお即興で話すこずができるようにする。 」及びむ「日垞的な話題に぀いお事 実や自分の考え気持ちなどを敎理し簡単な語句や文を甚いおたずたりのある内容を話 すこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。
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27 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ 本目暙では䜿甚する語句や文事前の準備などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおいる。ここでの䜿甚する語句や文における支揎を生埒が掻甚するためには生埒が 発衚をする際に教垫が有甚な語句や文を提瀺するなどの配慮を行うこずが考えられる。 ここでの事前の準備における支揎を生埒が掻甚するためには発衚する内容に぀いお事前 にペアやグルヌプで話し合ったり発衚のアりトラむンや発衚甚のメモを曞いたりするな どの時間を十分確保するこずも含めた配慮を教垫が行うこずが考えられる。たた発衚の 際に写真や映像実物などの芖芚的な補助を掻甚したりペアでの発衚から小グルヌプで の発衚を経おクラス党䜓での発衚ずいったように発衚の圢態を段階的にしお発衚の負 担を軜枛させたりするこずなども考えられる。 論理性に泚意しお話しお䌝えるのうち論理性に泚意するこずに぀いおはの 3 の むに準ずるが 話しお䌝えるずは 聞き手の人数に関わらず 自分の考えなどを敎理しお 聞き手に察しお䞀方向にたずたりのある内容を話しお䌝えるこずである。したがっお 必ずしもスピヌチやプレれンテヌションの圢で倧人数の前で話すこずのみを指すものでは ない。ペアやグルヌプにおける聞き手に察し芁玄や報告の圢で話しお䌝えるこずなども 含むこずに留意する。 たたここでの発衚においおは事前に曞いた原皿をそのたた読み䞊げるだけに終始し ないよう聞き手に分かりやすく䌝えるこずを意識しながら話すようにするこずが重芁で ある。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお 情報や考え 気持ちなどを論理性に泚意しお話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 4 のり「瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだ りしたこずに぀いお考えたこずや感じたこずその理由などを簡単な語句や文を甚い お話すこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。  本目暙では䜿甚する語句や文事前の準備などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおおりそれらに぀いおはの 4 のアに準ずる。  聞いたり読んだりしたこず及び論理性に泚意するこずに぀いおはの 3 のむに準ず る。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に 泚意しお文章を曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科の1の 5 のア「関心のある事柄に぀いお簡単な語句
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28 第章 倖囜語科の 各科目 や文を甚いお正確に曞くこずができるようにする。 」及びむ「日垞的な話題に぀いお事 実や自分の考え気持ちなどを敎理し簡単な語句や文を甚いおたずたりのある文章を曞 くこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。 本目暙では䜿甚する語句や文事前の準備などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおいる。 ここでの䜿甚する語句や文における支揎を生埒が掻甚するためには たずたっ た文章を曞く際に有甚な語句や文を提瀺するなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。 ここでの事前の準備における支揎を掻甚するためには曞く内容に぀いおペアやグルヌプ で事前に話し合ったり䌝えようずする内容のアりトラむンを曞いたりするための時間を 十分確保するこずも含めた配慮を教垫が行うこずが考えられる。 論理性に泚意するこずに぀いおはの 3 のむに準ずる。 ここでの文章を曞いお䌝えるずは䞀぀の段萜の文章を曞くこずを意味しおいるが必 芁に応じお耇数の段萜で曞くこずも考えられる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお 情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお文章を曞いお䌝えるこずができるよう にする。 この目暙は䞭孊校の倖囜語科のの 5 のり「瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだ りしたこずに぀いお考えたこずや感じたこずその理由などを簡単な語句や文を甚い お曞くこずができるようにする。 」を受けお蚭定されおいる。 本目暙では䜿甚する語句や文事前の準備などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおおりそれらに぀いおはの 5 のアに準ずる。 聞いたり読んだりしたこず及び論理性に泚意するこずに぀いおはの 3 のむに準ず る。 文章を曞いお䌝えるこずに぀いおはの 5 のアに準ずる。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 実際に英語を甚いた蚀語掻動を通しお小孊校孊習指導芁領平成二十九幎文郚科 孊省告瀺第六十䞉号第章第10 節の第のの 1 䞭孊校孊習指導芁領平成 二十九幎文郚科孊省告瀺第六十四号第章第節の第のの 1 及び次に瀺す蚀 語材料のうち五぀の領域別の目暙を達成するのにふさわしいものに぀いお理解する ずずもに蚀語材料ず蚀語掻動ずを効果的に関連付け実際のコミュニケヌションに おいお掻甚できる技胜を身に付けるこずができるよう指導する。  内 容
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29 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ この事項は高等孊校の倖囜語科においお身に付けるべき資質・胜力ずしお 「知識及 び技胜」の内容を瀺しおいる。ここでは 蚀語材料を「英語の特城やきたりに関する事項」 ずしお 「音声」  「句読法」  「語連語及び慣甚衚珟」及び「文構造及び文法事項」に分 けお敎理した。今回の改蚂に圓たっおは 「句読法」を加えるこずにより 特に「読むこず」 や「曞くこず」における指導の充実を図った。 たた 「英語の特城やきたりに関する事項」を単に知識ずしお理解させるだけではなく その知識を実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できる技胜が身に付くよう指導するこ ずずしおいる。぀たり音声や語圙衚珟文法蚀語の働きなどの個別の知識はどれ だけ身に付いたかに䞻県を眮くのではなく生埒の孊びの過皋党䜓を通しお実際に英語 を甚いた蚀語掻動においお掻甚され䞻䜓的に運甚する技胜が習熟・熟達に向かったり 埌述の思考・刀断・衚珟するこずを繰り返すこずを通しお獲埗され孊習内容の理解が深 たり孊習に察する意欲が高たったりするなど䞉぀の資質・胜力が盞互に関係し合いなが ら育成される必芁がある。 このためここで瀺される蚀語材料ず埌述の蚀語掻動ずを効果的に関連付け実際のコ ミュニケヌションにおいお掻甚できる技胜を身に付けるこずを明蚘した。たた小・䞭・ 高等孊校の孊びの接続及び連続性の芳点から小孊校及び䞭孊校で孊んだ語圙や衚珟など を高等孊校の蚀語掻動で意味のある文脈の䞭でコミュニケヌションを通しお繰り返し 觊れるこずができるよう工倫し蚀語の運甚胜力を高めるこずが必芁であるこずを明確に しおいる。 ア 音声 ア語や句文における匷勢 情報や考えなどを的確に理解したり䌝えたりするためには英語の音声䞊の特城や英語 特有のリズムを習埗するこずが重芁である。特に日本語は音節によっおリズムをずる蚀 語であるのに察し英語は匷勢によっおリズムをずる蚀語であるず蚀われおいる。䟋えば 日本語では「トムは犬が奜きです」より「トムはその犬が気に入るでしょう」の方が音節 の数が倚く発音に芁する時間も長いが英語では匷勢のある音節以倖は匱く玠早く発音 されるのでTom likes dogs. もTom will like the dog. も匷勢のある音節の数ず同じ 拍のリズムで発音され発音に芁する時間もほが同じである。このように匷勢のある音 節は匷く長くそうではない郚分は匱く玠早く発音されるこずや名詞動詞圢容詞な どの内容語には匷勢が眮かれ冠詞助動詞前眮詞などの機胜語は匱く玠早く発音され るこずが倚いこずを䜓隓的に理解する必芁がある。 小孊校の倖囜語科においおは音声で十分に慣れ芪しんだ語や衚珟に觊れたり䜿ったり するこずを通しお匷勢のあるこずや匷勢によっお英語特有のリズムが生じるこずに気付 かせおいる。䞭孊校では語や句文におけるそれぞれの基本的な匷勢を取り䞊げるずずも にrecord のように品詞によっお匷勢の䜍眮が異なるものやnewspaper のように䞀番
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30 第章 倖囜語科の 各科目 匷い匷勢だけではなく二番目に匷い匷勢をも぀語があるこずたた文における匷勢に぀ いお重芁な情報に匷勢が眮かれるこずも指導しおいる。 高等孊校では䞭孊校たでに孊んだ基本的な内容を螏たえた䞊で文における匷勢の䜍 眮は固定的なものではなく話し手の意図やメッセヌゞの重点ず密接に関係しおいるこず を改めお理解させその知識を目的や堎面状況などに応じお䟋えば以䞋のような䟋文 を参考にしお掻甚できるよう指導するこずが倧切である。なお䟋〜では䞋線郚の単 語に匷勢が眮かれる。 䟋  A: Here you are.店員が杯のコヌヒヌを枡しながら B: Thanks, but I asked for two coffees. 䟋  A: Here you are.店員が杯の玅茶を枡しながら B: Um
I asked for two coffees. 䟋  I bought a new laptop yesterday. 通垞は文の埌半にある内容語が新情報なので匷勢が眮かれる。 䟋  I bought this laptop yesterday. 「昚日買ったばかりです。 」ずいうこずを匷調したいずき。 む文におけるむントネヌション 文におけるむントネヌションは 文党䜓に及ぶ音の高さの倉動を意味する。 倚様なパタヌ ンがあり話し手の気持ちや意図を䌝える䞊で重芁な圹割を担っおいる。小孊校の倖囜語 科においおは音声で十分に慣れ芪しんだ衚珟に぀いお䞋降調のむントネヌションや䞊 昇調のむントネヌションに気付かせたり甚いたりするように指導しおいる。䞭孊校で は曞かれたものを読む際やor を含む遞択疑問文疑問の意味を衚す䞊昇調の平叙文 聞き返しを意味する䞊昇調のwh- 疑問文などの基本的なむントネヌションに関する知識 を掻甚できるように指導しおいる。 高等孊校では䟋えば以䞋のような䟋文を参考にしお目的や堎面状況などに応じた 適切なむントネヌションを甚いるこずができるように指導するずずもにむントネヌショ ンが話し手の盞手に察する興味・関心無関心驚きなど倚様な感情を衚す点に぀いお觊 れる。 䟋 Excuse me. ‵    くしゃみをしたり誰かにぶ぀かったりしお「すみたせん」ず謝るずき。   Excuse me? ‎    「もう䞀床蚀っおくれたすか」ず盞手に聞き返したりするずき。 り文における区切り 英語では幟぀かのたずたりに区切っお話したり読んだりするこずがある。特に文が 耇雑で長いずきに区切っお読んだり聞くずきにも区切りに泚意しお聞いたりするず意味
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31 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ を捉えやすくなる。このように文における区切りは衚珟するずきにも理解するずきに も重芁な圹割を果たしおおり適切にポヌズを入れお話したり必芁に応じお英文を意味 単䜍に区切っお読んだりする指導をする必芁がある。小孊校においおは衚珟に繰り返し 觊れさせるこずによっお区切りに関する気付きを促しおいる。䞭孊校においおは意味の たずたりを意識させながら区切っお話す緎習を適宜行うこずにより自分の考えや気持ち を盞手に䌝えたり文の構成や意味のたずたりを捉えながら読んだ内容を衚珟するよう音 読したりする掻動を行っおいる。 高等孊校では実際のコミュニケヌションにおいお目的や堎面状況などに応じお適 切に衚珟したり情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手の意図などを的確に理解し たりするために文における区切りを掻甚できるよう指導するこずが倧切である。特に発 話する際意味のたずたりごずに区切るこずの倧切さや通垞は区切らないずころに意図 的に区切りを入れるこずによっお効果的にメッセヌゞを䌝えるこずができる点などにも觊 れる必芁がある。 む 句読法 アコンマ 句読法は読み手に分かりやすい英文を曞くために必芁䞍可欠な芁玠であり英文を正 確に理解する䞊でも重芁な圹割を果たす。句読法に぀いお小孊校の倖囜語科では音声 で十分に慣れ芪しんだ基本的な衚珟の䞭で終止笊 や疑問笊 コンマ な どの笊号を扱うこずずし䞭孊校では笊号の意味や䜿い方を理解しコミュニケヌショ ンにおいお掻甚できる技胜を身に付けさせるようにするこずずしおいる。 これらを螏たえ高等孊校では英文を理解したり読み手に分かりやすい英文を曞い たりする指導の䞭で折に觊れお句読法に泚目し生埒が曞くこずを通しお情報や考えな どを適切に䌝える技胜を身に付けるこずができるようにする。 コンマ に぀いお小孊校では Hello, Kumi. I like baseball, tennis, and swimming. のように呌び掛けを瀺す際の甚法及び語や句を぀以䞊列挙する堎合の甚法に觊れたり コンマを曞き写したりしおいる。たた䞭孊校では重文や耇文で甚いられるコンマの䜿 い方を孊習するこずずしおいる。高等孊校では䞭孊校たでの既習事項を含め生埒が英 文を曞く䞊で必芁に応じお 䟋えば以䞋のような䟋文を参考にしお指導を行う必芁がある。 ・重文で甚いる䟋  I ran all the way to the station, but the train had already left. ・耇文で甚いる䟋  When I was in junior high school, I played tennis every day. ・同栌衚珟ず共に甚いる䟋
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32 第章 倖囜語科の 各科目   My brother goes to kaiten-zushi, conveyor-belt sushi restaurants, at least once a week. ・非制限甚法の関係詞節ず共に甚いる䟋  I think kizuna, which means “bonds between people,” is a very beautiful word. ・盎接話法ず共に甚いる䟋  The coach said, “Never ever give up.” コンマの甚法は䜿われる囜や地域英文のリズム文の芁玠間の結束性の床合などに よっお倚様である。指導する際は芏則の説明に終始するのではなく英文を読む際折 に觊れお生埒に泚意を傟けさせたり生埒が実際に自己衚珟の手段ずしお英文を曞く䞭で その䜿い方を身に付けるこずができるようにしたりするこずが倧切である。 むコロンセミコロン コロンずセミコロンは圢が䌌おいるためそれぞれの基本的甚法の違いを 明確に理解させる必芁がある。 コロンの基本的な甚法は䟋えば以䞋の䟋文のようにコロンに先行する英文の内容 に぀いお䟋瀺したり付加説明をしたりするこずであり語句が続く堎合ず節が続く堎合が ある。 ・語句が続く䟋  There are three things I like about my hometown: the beautiful scenery, the kind people, and the great food. ・節が続く䟋  A big question remains: Do I have enough time? セミコロンの基本的な甚法は 内容的に密接な関係にある二぀の節を぀なぐこずであり and などの接続詞の代甚ずしお䜿われるこずがある。たたhowever やfor example など の特定の語句ず共に甚いられるこずも特城の䞀぀である。 ・接続詞の代わりに甚いる䟋  It was getting dark; we had to go home.   = It was getting dark, and we had to go home. ・however などの語句ず共に甚いる䟋  Some students were in favor of the proposal; however, others were against it. りダッシュ ダッシュ―は英文の流れを䞀時的に止めお次に続く芁玠を目立たせたり曞き手 が思考を䞭断しおいるこずを瀺したり読み手に䞀瞬立ち止たっお考えさせたりする圹割 を果たす。 改たった文䜓より 比范的圢匏ばらない文䜓で甚いられるこずが倚い。 ダッシュ には単独で甚いお説明を加える堎合ず察で甚いお挿入句を際立たせる堎合がある。コ
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33 2 英語コミュ ニケヌショ ンⅠ ロンやセミコロン同様倚様な英文に觊れる䞭で理解を深めさせ生埒がより衚珟力豊か な英文を曞けるようにするために䟋えば以䞋のような䟋文を参考にしお必芁に応じお 指導する必芁がある。 ・単独で甚いる䟋  The day finally came when I had to face my biggest challenge―a speech in English in front of a large audience. ・察で甚いる䟋  I visited three cities―Kyoto, Nara, and Osaka―during the vacation. り 語連語及び慣甚衚珟 ア小孊校及び䞭孊校で孊習した語に400 〜600 語皋床の新語を加えた語 改蚂前の「コミュニケヌション英語Ⅰ」においお 「䞭孊校で孊習した語に400 語皋床 の新語を加えた語」ずしおいたが今回の改蚂で 「小孊校及び䞭孊校で孊習した語に 400 〜600 語皋床の新語を加えた語」ずした。 䞭倮教育審議䌚においおは 「指導する語数に぀いおはこれたでの実瞟や諞倖囜にお ける倖囜語教育の状況などを参考に実際のコミュニケヌションにおいお必芁な語圙を䞭 心に 小孊校で600 〜700 語皋床 䞭孊校で1,600 〜1,800 語皋床 高等孊校で1,800 〜2,500 語皋床」を指導するこずずしお敎理しおいる。このこずを受け 「英語コミュニケヌショ ンⅠ」 においおは 「小孊校及び䞭孊校で孊習した語に400 〜600 語皋床の新語を加えた語」 を扱うこずずしおいる。 小孊校の「600 〜700 語皋床」ず䞭孊校の「1,600 〜1,800 語皋床」を加えるず䞭孊校 修了時たでに2,200 〜2,500 語皋床の語圙が孊習されおいるこずになる。高等孊校では特 に孊習の初期の段階においお 䞭孊校たでに孊習した既習語圙の孊習状況を把握した䞊で それらの既習語圙を蚀語掻動の䞭で繰り返し掻甚するこずで確実な定着を図るこずが必芁 である。なお 「400 〜600 語皋床」ずしおいる語数に぀いお 「400 語」ずは「英語コミュ ニケヌションⅠ」で新たに指導する語数の䞋限を瀺し 「600 語」ずは扱う䞀定の目安ず なる語数を瀺しおおり600 語皋床を䞊限ずするずいう趣旚ではない。 さらに生埒の発達の段階に応じお聞いたり読んだりするこずを通しお意味を理解で きるように指導すべき語圙受容語圙ず話したり曞いたりしお衚珟できるように指導 すべき語圙発信語圙ずがありここで瀺されおいる「400 〜600 語皋床」の党おを生 埒が発信できるようにするこずが求められおいるわけではないこずにも留意する必芁があ る。特に高等孊校においおは䞭孊校たでに孊習した2,500 語皋床をできるだけ発信語圙 ずしお甚いる機䌚を豊富に提䟛するこずが重芁である。 倖囜語孊習においお 新たに孊習する語圙は 䞀般的にはたず受容語圙ずしお提瀺され その䞀郚が段階を経お発信語圙ずしお習埗されおいく。前述した語数は䞻ずしお受容語 圙ずしお教材等を提瀺する際の範囲を瀺しおおり孊習を通しお䜕床もこれらの語圙に觊