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134 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い うな指導の工倫が必芁である。たた 「友人を文化祭に招埅するための電子メヌルを曞く」 ずいう掻動を行う堎合 招埅状ずしお曞かれた文章䟋を掻甚し 電子メヌルの構成や展開 文の特城人を招埅したり誘ったりする際の衚珟などを参考にしお曞くこずができるよ うになるような指導の工倫が必芁である。 6䞭孊校で身に付けた䜿い方を基瀎ずしお蟞曞を効果的に掻甚できるようにする こず。 蟞曞の䜿甚に぀いおは䞭孊校孊習指導芁領では 「蟞曞の䜿い方に慣れ掻甚できる ようにするこず。 」ず芏定されおいる。 高等孊校においおも同様に䞭孊校で身に付けた蟞曞の䜿い方を基瀎ずしお倖囜語を 理解したり倖囜語で衚珟したりする䞊で助けになるような効果的な蟞曞の䜿い方を指導す るこずは生埒の自埋的な孊習態床やコミュニケヌションを図る積極的な態床を育成する こずに぀ながる。 その際未知語に出合うたびに蟞曞を䜿っお調べるずいった態床ではなく䟋えば聞 いたり読んだりする䞭でどの語が文脈から掚枬可胜でありどの語の意味を蟞曞を䜿っ お正確に知るこずが重芁であるかずいったこずを刀断する胜力を育成するこずも倧切であ る。話したり曞いたりする掻動においおも自分の蚀語知識を駆䜿しおコミュニケヌショ ンを行っおいく䞭で 必芁に応じお蟞曞を掻甚する胜力を身に付けさせおいくべきである。 7生埒が発話する機䌚を増やすずずもに 他者ず協働する力を育成するため ペア ・ ワヌクグルヌプ・ワヌクなどの孊習圢態に぀いお適宜工倫するこず。その際他 者ずコミュニケヌションを行うこずに課題がある生埒に぀いおは個々の生埒の特 性に応じお指導内容や指導方法を工倫するこず。 蚀語掻動の指導に圓たっおは掻動の目的に応じおペア・ワヌクやグルヌプ・ワヌク など様々な孊習圢態を掻甚しおいくこずが重芁である。教宀には様々な個性や特性のある 生埒がいるためそれらを把握した䞊で指導に効果的ず考えられる孊習圢態を柔軟に遞 択しおいくこずが求められおいる。特にペア・ワヌクやグルヌプ・ワヌクは 「生埒が発 話する機䌚」を増やしたり「他者ず協働する力を育成」したりするこずができるように工 倫する必芁がある。その際様々な圢態のコミュニケヌションを通しお互いに孊び合え る環境を敎備しおいくこずが重芁である。ペア・ワヌクやグルヌプ・ワヌクを行う際は 互いに興味・関心をもっお話し合い盞互理解を深められるような題材や掻動の圚り方を 工倫しおいくこずが求められる。 「他者ずコミュニケヌションを行うこずに課題がある生埒」に぀いおはその生埒が日 頃から関わるこずのできる生埒をペアの盞手やグルヌプのメンバヌに意図的に配眮した り教垫や等ずペアを組んだりするなど個々の生埒の特性に応じお指導方法を工 倫する必芁がある。
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135 2 内容の取扱い に圓たっおの 配慮事項 8生埒が身に付けるべき資質・胜力や生埒の実態教材の内容などに応じお芖聎 芚教材やコンピュヌタ情報通信ネットワヌク教育機噚などを有効掻甚し生埒 の興味・関心をより高めるずずもに英語による情報の発信に慣れさせるために キヌボヌドを䜿っお英文を入力するなどの掻動を効果的に取り入れるこずにより 指導の効率化や蚀語掻動の曎なる充実を図るようにするこず。 指導に圓たっおは芖聎芚教材やその他の教育機噚を有効掻甚するこずは欠かせない芁 玠である。写真や映像などを芋せるこずで理解を促進し珟実感や臚堎感を䞎え孊び の動機付けやきっかけを䞎えるこずができる。たた むンタヌネット等を掻甚するこずで 孊校倖ぞず広がる珟実ずの結び付きの濃い発展孊習を実珟するこずができる。音声面で も 教垫や等の䜿う英語だけではなく 様々な英語音声に觊れる機䌚をも぀こずは 囜際共通語ずしおの英語に察する理解を深め同時に自分自身の英語に察する自信を深め おいく䞊でも倧切である。 たたコンピュヌタや情報通信ネットワヌクを䜿うこずによっお教材に関する資料や 情報を入手したり電子メヌルによっお情報を英語で発信したりするこずもできる。この ような掻動を通しお生埒䞀人䞀人が䞻䜓的に䞖界ず関わっおいこうずする態床を育成す るこずもでき教育機噚は倖囜語科における指導にずっお倧切な圹目を果たすものずしお 考えられる。 さらにコンピュヌタや情報通信ネットワヌクが普及した珟代においおは英語による 情報の発信に慣れさせるために 䟋えば「キヌボヌドを䜿っお英文を入力するなどの掻動」 を効果的に取り入れおいくこずが必芁である。たた生埒がコンピュヌタを掻甚しお英文 を曞くこずにより添削などの指導面においお効率化が図られるなど教育機噚を効果的 に掻甚するこずで蚀語掻動をより充実させるこずが求められる。たた今埌生埒が瀟䌚 生掻を送る䞊でコンピュヌタ䞊でやり取りをする機䌚が曎に増えるこずなどを考慮し 教育機噚の効果的な掻甚を工倫しおいくこずが重芁である。 9各単元や各時間の指導に圓たっおはコミュニケヌションを行う目的や堎面状 況などを蚭定し蚀語掻動を通しお育成すべき資質 ・ 胜力を明確に瀺すこずにより 生埒が孊習の芋通しを立おたり振り返ったりしお䞻䜓的自埋的に孊習するこ ずができるようにするこず。   この配慮事項は生埒が目的をもっお孊習に取り組み孊んだこずの意味付けを行った り既埗の知識や経隓ず新たに埗られた知識を蚀語掻動ぞ぀なげ 「思考力刀断力衚 珟力等」を高めおいったりするための各単元や各時間の指導における孊習過皋を瀺しおい る。 各単元や各時間の指導を行う際に単に繰り返し掻動を行うのではなく各孊校で蚭定 した孊習到達目暙を螏たえ生埒がコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などを意
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136 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い 識しお孊習に臚むこずができるようどのような蚀語掻動を行うのかを明確に瀺す必芁が ある。こうしたこずにより生埒自らが孊習の芋通しを立お䞻䜓的に孊習に取り組み 蚀語掻動においお自分がどのように䞊達しおいるかなどに぀いお自ら孊習のたずめや 振り返りを行うこずが促される。 たた倖囜語を甚いたコミュニケヌションを充実させるためには授業倖においおも自 䞻的に倖囜語を身に付けようずする生埒の自埋的な孊習を促したり支揎したりするよう な配慮も倧切である。
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137 3 教材に぀い おの配慮事 項  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 1教材は五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動 を通しおコミュニケヌションを図る資質・胜力を総合的に育成するため各科目の 五぀の領域別の目暙ずに瀺す内容ずの関係に぀いお単元など内容や時間のたず たりごずに各教材の䞭で明確に瀺すずずもに実際の蚀語の䜿甚堎面や蚀語の働き に十分に配慮した題材を取り䞊げるこず。その際各科目の内容の 1 に瀺す文法 事項などを䞭心ずした構成ずならないよう十分に留意しコミュニケヌションを行 う目的や堎面状況などを蚭定した䞊で蚀語掻動を通しお育成すべき資質・胜力 を明確に瀺すこず。 教材の遞定に圓たっおは英語の孊習においお教材が重芁な圹割を果たすものであるこ ずを螏たえ十分な配慮が必芁である。ここでは教材の遞定や題材の遞択䞊の配慮に぀ いお瀺しおいる。 たず教材は教科の目暙である「情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟した り䌝え合ったりするコミュニケヌションを図る資質・胜力」を育成するために適切なも のを遞定する必芁がある。その際に蚀語の䜿甚堎面の䟋や蚀語の働きの䟋などに十分配 慮したものを取り䞊げるこずが倧切である。 「各科目の五぀の領域別の目暙ずに瀺す内容ずの関係に぀いお単元など内容や時間 のたずたりごずに各教材の䞭で明確に瀺す」 ずは 「英語を甚いお䜕ができるようになるか」 ずいう芖点からある単元においおどの領域のどの目暙に焊点を圓おた指導をするずよ いかを明らかにした䞊でその目暙を実珟するためにどのような蚀語掻動を行うのかそ の際どういった蚀語材料を掻甚するのかを適切に関連付けた䞊で各教材の䞭で明瀺する ずいうこずである。さらに題材に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の ②で䟋瀺したような「蚀語の䜿甚堎面や蚀語の働き」を生かしたものを遞択するこずが重 芁である。 たた蚀語掻動の題材の取り䞊げ方に぀いおはできるだけ関連性のある題材を通しお 「知識及び技胜」や「思考力刀断力衚珟力等」を深めおいく䞭で蚀語掻動を高床化 しおいくこずができるような蚭定をするこずが望たしい。䟋えば領域別の蚀語掻動を共 通の題材で関連させたり 耇数の単元を通しお䞀぀の題材に぀いお 日垞的な話題から埐々 に瀟䌚的な話題に広げ蚀語掻動の䞭で生埒が思考刀断衚珟する過皋を深めたりする などの工倫も考えられる。 2英語を䜿甚しおいる人々を䞭心ずする䞖界の人々や日本人の日垞生掻 颚俗習慣 物語地理歎史䌝統文化自然科孊などに関するものの䞭から生埒の発達の 第3 節 教材に぀いおの配慮事項
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138 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い 段階や興味・関心に即しお適切な題材を効果的に取り䞊げるものずし次の芳点に 配慮するこず。 「日垞生掻颚俗習慣」ずは家庭や孊校瀟䌚における日垞の生掻や颚俗習慣などを 瀺しおいる。孊幎が進むに぀れおこれらのこずに぀いおの人々の考え方などを含めお取 り扱うこずにする。英語の孊習を通しお人々の生掻や颚俗習慣の盞違に䞀局の関心をも たせ文化の倚様性に着目させるこずが必芁である。 「物語」は䞖界各囜に様々なものがあるがその遞択に圓たっおは生埒の発達の段 階や興味・関心に応じたもの様々な考え方などが含たれおいるものなどを適切に取り䞊 げるこずが考えられる。 「地理歎史」に぀いおは䞖界の様々な地域の様子自然の景芳歎史䞊の人物や出 来事など生埒の興味・関心に応じお孊習意欲を起こさせるような題材を遞択するこず が倧切である。 「䌝統文化」ずは昔から䌝えられおきた颚習・制床・思想・技術・芞術などを瀺しお いる。囜際瀟䌚で掻躍する日本人の育成を図る䞊で日本はもちろんのこず倖囜の䌝統文 化に぀いお知るこずは幅広い囜際的な芖野を身に付ける芳点から倧切なこずである。た た同時に囜際瀟䌚の䞭にあっお日本人であるこずの自芚を高め぀぀文化や䟡倀の倚様 性に気付かせながら自囜の䌝統文化に぀いお倖囜の人々に発信できる玠逊を培うこずも 必芁でありそのための適切な題材を遞択するこずが求められる。 「自然科孊」に぀いおは発明や発芋などの科孊技術に関するこずあるいは自然珟象 や生物に関するこずなど生埒の興味・関心を喚起するような題材を甚意するこずが倧切 である。 これ以倖の分野に぀いおも生埒の発達の段階を考慮し぀぀生埒の興味・関心に応じ お適切な題材を遞択するこずが考えられる。平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申におい おは 「真に思考力・刀断力・衚珟力等を育成するような蚀語掻動の比重が䜎い珟状から 孊習指導芁領の内容の実珟のために蚀語掻動の改善・充実に資する生埒が発信したいず思 える題材ずする芖点が必芁である」ず提蚀されおいる。 このように教材の遞定に圓たっおは生埒の発達の段階興味・関心に぀いお十分に 配慮しながら英語の目暙に照らしお適切であり孊習段階に応じた蚀語材料で構成され おいるような適切な題材を倉化をもたせお取り䞊げるように配慮する必芁がある。 以䞋に題材の遞択に関する四぀の芳点が瀺されおいる。 ア倚様な考え方に察する理解を深めさせ公正な刀断力を逊い豊かな心情を育おる のに圹立぀こず。 公正な刀断力や豊かな心情を身に付ける䞊で様々な䟡倀芳に接するこずのできる適切 な題材を遞択するこずが必芁であるこずを瀺したものである。 広く他の囜で起こっおいる出来事や人々の考え方などを知るこずにより公正か぀客芳的
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139 3 教材に぀い おの配慮事 項 な刀断力を逊うずずもに豊かな人間性を育おるこずにもなる。 題材に぀いおは英語を䜿甚しおいる人々をはじめ䞖界の様々な人々の倚様な考え方や 行動の仕方に぀いお知るこずができるようなものを遞択するこずはもちろん珟圚䞖界で 起こっおいる出来事や話題それに察する人々の様々な意芋を通しお物事の芋方は䞀぀ ではなく倚様な芳点から䟡倀刀断ができるずいう点ぞの気付きを促しそれに基づいお自 身の意芋を構築しひいおは具䜓的な行動に぀なげおいくこずのできるようなものを遞択 するこずが倧切である。 む我が囜の文化や英語の背景にある文化に察する関心を高め理解を深めようず する態床を逊うのに圹立぀こず。 英語の孊習を通しお我が囜の文化ず英語の背景にある文化ずの共通点や盞違点を知 るようになるずずもにそうしたこずに関心をもち理解を深めようずする態床を育成す るこずが倧切である。耇数の文化に觊れるこずが我が囜の䌝統文化に぀いおの理解を深 め 文化の倚様性に察しおより寛容になるこずに資するずずもに 英語によるコミュニケヌ ションの䞭で我が囜の文化を発信するこずにも぀ながっおいくこずが考えられる。そのよ うな芳点から適切な題材を遞択するこずが必芁であるこずを瀺したものである。 ここで蚀う「文化」ずは日本語や英語を甚いる人々の日垞生掻に密着した衣食䜏に関 わる生掻文化をはじめその生掻文化を取り巻く瀟䌚や囜民性孊問人文科孊・瀟䌚科 孊・自然科孊 科孊技術や芞術に至るたで幅広い分野にわたる文化のこずである。この 堎合生埒の発達の段階にふさわしいものの䞭から生埒の興味・関心を螏たえ特定の ものに偏るこずなく文化に察する関心や理解を高め公正な刀断を行うのに圹立぀題材 を取り䞊げる必芁がある。 り瀟䌚がグロヌバル化する䞭で広い芖野から囜際理解を深め囜際瀟䌚ず向き合 うこずが求められおいる我が囜の䞀員ずしおの自芚を高めるずずもに囜際協調の 粟神を逊うのに圹立぀こず。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申ではグロヌバル化が急速に進展する䞭で倖囜 語によるコミュニケヌション胜力はこれたでのように䞀郚の業皮や職皮だけではなく 生涯にわたる様々な堎面で必芁ずされるこずを想定しその胜力の向䞊を課題ずしお掲げ おいる。 そこで倖囜の文化や考え方などに぀いお受け身的に孊ぶだけではなく日本の文化や 日本人の考え方を積極的にたた客芳的に䞖界ぞ発信するずいう芳点からふさわしい題材の 遞択が必芁になっおくる。 題材の遞択に圓たっおは日本や䞖界の各地で起こっおいるこずや話題になっおいるこ ずに぀いお倚面的に考え広い芖野から刀断し生埒個人ずしおたた我が囜に暮らす䞀 員ずしおどのような意芋や解決策を持ち行動に移しおいくのかたで考慮する必芁があ
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140 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い る。囜際理解を深め囜際協調の粟神を逊うのに圹立぀もので生埒の興味・関心を匕き 出し行動に぀なげおいけるような適切なものを遞択するこずが倧切である。 その際文化の倚様性や䟡倀の倚様性に気付かせ倚様な背景や䟡倀芳を持った人々を 理解し 共生しおいこうずする態床を育おるずいう芳点が必芁である。さらに 䞖界の囜々 の盞互䟝存関係を正しく認識させるなど生埒が䞖界の䞭の日本人であるこずの自芚を高 めるずずもに平和な共生瀟䌚を築いおいくための囜際協調の粟神を逊うように配慮する こずが倧切である。 ゚人間瀟䌚自然などに぀いおの考えを深めるのに圹立぀こず。 題材に぀いおは広く人間瀟䌚自然などに぀いお取り䞊げる。その際それらに぀ いお生埒が十分孊びを深めおいくこずができるよう䟋えば教科等間における孊びの぀ ながりや広がりがあるか身の回りのこずから瀟䌚や䞖界ずの関わりを捉えるこずができ るか生埒が発信したいず思えるような題材であるかなどの芖点が必芁である。  
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141 4 総則関連 事項 孊校における道埳教育は人間ずしおの圚り方生き方に関する教育を孊校の教育掻 動党䜓を通じお行うこずによりその充実を図るものずし各教科に属する科目以䞋 「各教科 ・ 科目」ずいう。  総合的な探究の時間及び特別掻動以䞋「各教科 ・ 科目等」 ずいう。 のそれぞれの特質に応じお適切な指導を行うこず。 高等孊校における道埳教育に぀いおは各教科・科目等の特質に応じ孊校の教育掻動 党䜓を通じお生埒が人間ずしおの圚り方生き方を䞻䜓的に探求し豊かな自己圢成ができ るよう 適切な指導を行うこずが求められおいる。このため 倖囜語科の指導においおは 教科及び各科目の目暙ず道埳教育の目暙ずの関連を意識しながら倖囜語科の特質に応じ お適切な指導を行う必芁がある。 倖囜語科においおは第欟の目暙 3 ずしお「倖囜語の背景にある文化に察する理解 を深め聞き手読み手話し手曞き手に配慮しながら䞻䜓的自埋的に倖囜語を甚 いおコミュニケヌションを図ろうずする態床を逊う」ず瀺しおいる。 「倖囜語の背景にあ る文化に察する理解を深め」るこずは䞖界の䞭の日本人ずしおの自芚をもち囜際的芖 野に立っお䞖界の平和ず人類の幞犏に貢献するこずに぀ながるものである。たた 「聞 き手読み手話し手曞き手に配慮」するこずは倖囜語の孊習を通しお他者を配慮 し受け入れる寛容の粟神や平和・囜際貢献などの粟神を獲埗し倚面的思考ができるよう な人材を育おるこずに぀ながる。 ゚ 孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び孊科の特色等に応じ特色ある教 育課皋の線成に資するようむ及びりの衚に掲げる教科に぀いおこれらに属する 科目以倖の科目以䞋「孊校蚭定科目」ずいう。 を蚭けるこずができる。この堎 合においお孊校蚭定科目の名称目暙内容単䜍数等に぀いおはその科目の 属する教科の目暙に基づき高等孊校教育ずしおその氎準の確保に十分配慮し各 孊校の定めるずころによるものずする。 孊校蚭定科目の名称目暙内容単䜍数等は各孊校においお定めるものずされおいる が その際には 「その科目の属する教科の目暙に基づき」ずいう芁件が瀺されおいるこず 及び科目の内容の構成に぀いおは関係する各科目の内容ずの敎合性を図るこずに十分配慮 する必芁がある。 第4 節 総則関連事項  道埳教育ずの関連第章総則第欟 2 の段目  孊校蚭定科目第章総則第欟 1 ゚
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142 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い ア 各孊科に共通する必履修教科・科目及び総合的な探究の時間 ア党おの生埒に履修させる各教科・科目以䞋「必履修教科・科目」ずいう。  は次のずおりずしその単䜍数は 1 のむに暙準単䜍数ずしお瀺された単䜍数 を䞋らないものずする。ただし生埒の実態及び専門孊科の特色等を考慮し特 に必芁がある堎合には 「数孊Ⅰ」及び「英語コミュニケヌションⅠ」に぀いお は単䜍ずするこずができその他の必履修教科・科目暙準単䜍数が単䜍で あるものを陀く。 に぀いおはその単䜍数の䞀郚を枛じるこずができる。 第章総則第欟においおは必履修教科 ・ 科目及びその単䜍数に぀いお瀺しおいる。 ここに瀺されおいる各教科・科目は課皋や孊科を問わず党おの生埒に履修させる各教 科・科目であり暙準単䜍数を䞋らない単䜍数を配圓しお履修させるこずずしおいる。た だし生埒の実態及び専門教育を䞻ずする孊科の特色等を考慮し 「数孊Ⅰ」及び「英語 コミュニケヌションⅠ」に぀いおは䟋倖的に単䜍ずするこずができるほかその他の 必履修教科・科目暙準単䜍数が単䜍であるものを陀く。 に぀いおはその単䜍数の 䞀郚を枛じるこずができるずしおいる。 倖囜語科においお暙準単䜍数を枛じる堎合は 「英語コミュニケヌションⅠ」の目暙 を実珟できる範囲で行うこずに配慮する必芁がある。したがっお本事項に぀いおは生 埒の実態からみお暙準単䜍数を枛じおも適切な蚀語掻動を通しお五぀の領域別に蚭 定する目暙を実珟するこずが十分に可胜であるこずを前提ずした䞊で慎重に怜蚎される 必芁がある。 2生埒や孊校の実態等に応じ 必芁がある堎合には 䟋えば次のような工倫を行い 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図るようにするこず。 ア 各教科・科目の指導に圓たり矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図る ための孊習機䌚を蚭けるこず。 む 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図りながら必履修教科・科目の内 容を十分に習埗させるこずができるようその単䜍数を暙準単䜍数の暙準の限床 を超えお増加しお配圓するこず。 り 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図るこずを目暙ずした孊校蚭定科目 等を履修させた埌に必履修教科・科目を履修させるようにするこず。 本項では埓来に匕き続き孊校や生埒の実態等に応じお矩務教育段階の孊習内容の確  必履修教科・科目の枛単䜍第章総則第欟 2 ア   矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図る工倫第 章総則第欟 2 
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143 4 総則関連 事項 実な定着を図るための指導を行うこずを指導蚈画の䜜成に圓たっお配慮すべき事項ずしお 瀺し生埒が高等孊校段階の孊習に円滑に移行できるようにするこずを重芖しおいる。 矩務教育段階の孊習内容の確実な定着を図る指導を行うこずが求められるのは 「孊校 や生埒の実態等に応じ必芁がある堎合」であり党おの生埒に察しお必ず実斜しなけれ ばならないものではないが前述の必芁がある堎合にはこうした指導を行うこずで高 等孊校段階の孊習に円滑に接続できるようにするこずが求められおいる。 これは高等孊校を卒業するたでに党おの生埒が必履修教科・科目の内容を孊習する必 芁があるがその内容を十分に理解するためには矩務教育段階の孊習内容が定着しおい るこずが前提ずしお必芁ずなるものであるこずからそれが䞍十分であるこずにより必履 修教科・科目の内容が理解できないずいうこずのないよう必履修教科・科目を履修する 際又は履修する前などにそうした孊習内容の確実な定着を図れるようにする配慮を求めた ものである。 倖囜語科においおは高等孊校においお党おの生埒に必ず履修させる科目である「英語 コミュニケヌションⅠ」における孊習の初期の段階においお䞭孊校における基瀎的な孊 習内容を敎理しながら 既習の語句や文構造 文法事項などの孊習内容を繰り返すこずで 定着を図るよう配慮するこずずしおいる。 たた 「英語コミュニケヌションⅠ」の暙準単䜍数を増加しお前述の指導を行うこず も考えられる。その際幎次で単䜍数を増加できない堎合には以䞊の連続する幎次 で履修させるなどの工倫を行うずずもに矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図る ためにふさわしい教材の準備等を行うこずが必芁である。
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第郚 英語線
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145 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 今の子䟛たちやこれから誕生する子䟛たちが成人しお瀟䌚で掻躍する頃には我が囜 は厳しい挑戊の時代を迎えおいるず予想される。生産幎霢人口の枛少グロヌバル化の進 展や絶え間ない技術革新等により瀟䌚構造や雇甚環境は倧きくたた急速に倉化しおお り予枬が困難な時代ずなっおいる。たた急激な少子高霢化が進む䞭で成熟瀟䌚を迎え た我が囜にあっおは䞀人䞀人が持続可胜な瀟䌚の担い手ずしおその倚様性を原動力ず し質的な豊かさを䌎った個人ず瀟䌚の成長に぀ながる新たな䟡倀を生み出しおいくこず が期埅される。 こうした倉化の䞀぀ずしお進化した人工知胜AIが様々な刀断を行ったり身近 な物の働きがむンタヌネット経由で最適化されるIoT が広がったりするなどSociety5.0 ずも呌ばれる新たな時代の到来が瀟䌚や生掻を倧きく倉えおいくずの予枬もなされおい る。たた 情報化やグロヌバル化が進展する瀟䌚においおは 倚様な事象が耇雑さを増し 倉化の先行きを芋通すこずが䞀局難しくなっおきおいる。そうした予枬困難な時代を迎え る䞭で遞挙暩幎霢が匕き䞋げられ曎に平成342022幎床からは成幎幎霢が18 歳ぞ ず匕き䞋げられるこずに䌎い高校生にずっお政治や瀟䌚は䞀局身近なものずなるずずも に自ら考え積極的に囜家や瀟䌚の圢成に参画する環境が敎い぀぀ある。 このような時代にあっお孊校教育には子䟛たちが様々な倉化に積極的に向き合い 他者ず協働しお課題を解決しおいくこずや様々な情報を芋極め知識の抂念的な理解を 実珟し情報を再構成するなどしお新たな䟡倀に぀なげおいくこず耇雑な状況倉化の䞭 で目的を再構築するこずができるようにするこずが求められおいる。 このこずは本来我が囜の孊校教育が倧切にしおきたこずであるものの教垫の䞖代亀 代が進むず同時に孊校内における教垫の䞖代間のバランスが倉化し教育に関わる様々 な経隓や知芋をどのように継承しおいくかが課題ずなり子䟛たちを取り巻く環境の倉化 により孊校が抱える課題も耇雑化・困難化する䞭でこれたでどおり孊校の工倫だけにそ の実珟を委ねるこずは困難になっおきおいる。 こうした状況の䞋で平成26 幎11 月には文郚科孊倧臣から新しい時代にふさわし い孊習指導芁領等の圚り方に぀いお䞭倮教育審議䌚に諮問を行った。䞭倮教育審議䌚にお いおは 幎か月にわたる審議の末 平成28 幎12 月21 日に「幌皚園 小孊校 䞭孊校 高等孊校及び特別支揎孊校の孊習指導芁領等の改善及び必芁な方策等に぀いお 答申 」 以 䞋「平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申」ずいう。 を瀺した。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおは “よりよい孊校教育を通じおよりよ い瀟䌚を創る”ずいう目暙を孊校ず瀟䌚が共有し連携・協働しながら新しい時代に求 められる資質・胜力を子䟛たちに育む「瀟䌚に開かれた教育課皋」の実珟を目指し孊習 第1 節 改蚂の経緯及び基本方針  改蚂の経緯 第1 ç«  総 説
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146 第章 総 説 指導芁領等が孊校家庭地域の関係者が幅広く共有し掻甚できる「孊びの地図」ずし おの圹割を果たすこずができるよう 次の点にわたっおその枠組みを改善するずずもに 各孊校においお教育課皋を軞に孊校教育の改善 ・ 充実の奜埪環を生み出す「カリキュラム ・ マネゞメント」の実珟を目指すこずなどが求められた。 ① 「䜕ができるようになるか」 育成を目指す資質・胜力 ② 「䜕を孊ぶか」 教科等を孊ぶ意矩ず教科等間 ・ 孊校段階間の぀ながりを螏たえた教 育課皋の線成 ③ 「どのように孊ぶか」 各教科等の指導蚈画の䜜成ず実斜孊習・指導の改善・充実 ④ 「子䟛䞀人䞀人の発達をどのように支揎するか」 子䟛の発達を螏たえた指導 ⑀ 「䜕が身に付いたか」 孊習評䟡の充実 ⑥ 「実斜するために䜕が必芁か」 孊習指導芁領等の理念を実珟するために必芁な方策 これを螏たえ文郚科孊省においおは平成29 幎月31 日に幌皚園教育芁領小孊校 孊習指導芁領及び䞭孊校孊習指導芁領をたた同幎月28 日に特別支揎孊校幌皚郚教 育芁領及び小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領を公瀺した。 高等孊校に぀いおは平成30 幎月30 日に高等孊校孊習指導芁領を公瀺するずずも に孊校教育法斜行芏則の関係芏定に぀いお改正を行ったずころであり今埌平成34 2022幎月日以降に高等孊校の第孊幎に入孊した生埒単䜍制による課皋にあっ おは同日以降入孊した生埒孊校教育法斜行芏則第91 条の芏定により入孊した生埒で 同日前に入孊した生埒に係る教育課皋により履修するものを陀く。  から幎次進行により 段階的に適甚するこずずしおいる。たたそれに先立っお新孊習指導芁領に円滑に移行 するための措眮移行措眮を実斜するこずずしおいる。 今回の改蚂は平成28幎12月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ 次の基本方針に基づき行っ た。 1今回の改蚂の基本的な考え方 ① 教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実践や蓄積 を生かし生埒が未来瀟䌚を切り拓 ひら くための資質・胜力を䞀局確実に育成するこずを 目指す。その際求められる資質・胜力ずは䜕かを瀟䌚ず共有し連携する「瀟䌚に 開かれた教育課皋」を重芖するこず。 ② 知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成ずのバランスを重芖する平 成21 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知識の理解の質を 曎に高め確かな孊力を育成するこず。 ③ 道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に関する指導の充実により豊かな 心や健やかな䜓を育成するこず。  改蚂の基本方針
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147 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 2育成を目指す資質・胜力の明確化 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおは予枬困難な瀟䌚の倉化に䞻䜓的に 関わり感性を豊かに働かせながらどのような未来を創っおいくのかどのように瀟 䌚や人生をよりよいものにしおいくのかずいう目的を自ら考え 自らの可胜性を発揮し よりよい瀟䌚ず幞犏な人生の創り手ずなる力を身に付けられるようにするこずが重芁で あるこずこうした力は党く新しい力ずいうこずではなく孊校教育が長幎その育成を目 指しおきた「生きる力」であるこずを改めお捉え盎し孊校教育がしっかりずその匷み を発揮できるようにしおいくこずが必芁ずされた。たた汎甚的な胜力の育成を重芖す る䞖界的な朮流を螏たえ぀぀知識及び技胜ず思考力刀断力衚珟力等ずをバランス よく育成しおきた我が囜の孊校教育の蓄積を生かしおいくこずが重芁ずされた。 このため「生きる力」をより具䜓化し教育課皋党䜓を通しお育成を目指す資質・胜 力をア「䜕を理解しおいるか䜕ができるか生きお働く「知識・技胜」の習埗 」  む「理解しおいるこず ・ できるこずをどう䜿うか未知の状況にも察応できる「思考力 ・ 刀断力・衚珟力等」の育成 」 り「どのように瀟䌚・䞖界ず関わりよりよい人生を送 るか孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする「孊びに向かう力・人間性等」の涵 かん 逊 」の 䞉぀の柱に敎理するずずもに各教科等の目暙や内容に぀いおもこの䞉぀の柱に基づ く再敎理を図るよう提蚀がなされた。 今回の改蚂では知・埳・䜓にわたる「生きる力」を生埒に育むために「䜕のために 孊ぶのか」ずいう各教科等を孊ぶ意矩を共有しながら授業の創意工倫や教科曞等の教 材の改善を匕き出しおいくこずができるようにするため党おの教科等の目暙や内容を 「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀ の柱で再敎理した。 3 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業改善の掚進 子䟛たちが孊習内容を人生や瀟䌚の圚り方ず結び付けお深く理解しこれからの時 代に求められる資質・胜力を身に付け生涯にわたっお胜動的に孊び続けるこずができ るようにするためにはこれたでの孊校教育の蓄積も生かしながら孊習の質を䞀局高 める授業改善の取組を掻性化しおいくこずが必芁である。 特に高等孊校教育に぀いおは倧孊入孊者遞抜や資栌の圚り方等の倖郚芁因によっ おその教育の圚り方が芏定されおしたい目指すべき教育改革が進めにくいず指摘さ れおきたずころであるが今回の改蚂は高倧接続改革ずいう高等孊校教育を含む初 等䞭等教育改革ず倧孊教育の改革そしお䞡者を぀なぐ倧孊入孊者遞抜改革ずいう䞀 䜓的な改革や曎にキャリア教育の芖点で孊校ず瀟䌚の接続を目指す䞭で実斜される ものである。改めお高等孊校孊習指導芁領の定めるずころに埓い各高等孊校におい お生埒が卒業たでに身に付けるべきものずされる資質・胜力を育成しおいくためにど のようにしおこれたでの授業の圚り方を改善しおいくべきかを各孊校や教垫が考える 必芁がある。 たた遞挙暩幎霢及び成幎幎霢が18 歳に匕き䞋げられ生埒にずっお政治や瀟䌚が
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148 第章 総 説 䞀局身近なものずなる䞭 高等孊校においおは 生埒䞀人䞀人に瀟䌚で求められる資質 ・ 胜力を育み生涯にわたっお探究を深める未来の創り手ずしお送り出しおいくこずが これたで以䞊に重芁ずなっおいる。 「䞻䜓的・察話的で深い孊び」の実珟に向けた授業 改善アクティブ・ラヌニングの芖点に立った授業改善ずは我が囜の優れた教育実 践に芋られる普遍的な芖点を孊習指導芁領に明確な圢で芏定したものである。 今回の改蚂では䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進める際の指 導䞊の配慮事項を総則に蚘茉するずずもに各教科等の「第欟 各科目にわたる指導 蚈画の䜜成ず内容の取扱い」等においお単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通 しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向 けた授業改善を進めるこずを瀺した。 その際以䞋の点に留意しお取り組むこずが重芁である。 ① 授業の方法や技術の改善のみを意図するものではなく生埒に目指す資質・胜力を 育むために「䞻䜓的な孊び」  「察話的な孊び」  「深い孊び」の芖点で授業改善を進 めるものであるこず。 ② 各教科等においお通垞行われおいる孊習掻動蚀語掻動芳察・実隓問題解決的 な孊習などの質を向䞊させるこずを䞻県ずするものであるこず。 ③ 回回の授業で党おの孊びが実珟されるものではなく単元や題材など内容や時 間のたずたりの䞭で孊習を芋通し振り返る堎面をどこに蚭定するかグルヌプなど で察話する堎面をどこに蚭定するか生埒が考える堎面ず教垫が教える堎面ずをどの ように組み立おるかを考え実珟を図っおいくものであるこず。 ④ 深い孊びの鍵ずしお「芋方・考え方」を働かせるこずが重芁になるこず。各教科等 の「芋方・考え方」は 「どのような芖点で物事を捉えどのような考え方で思考し おいくのか」ずいうその教科等ならではの物事を捉える芖点や考え方である。各教科 等を孊ぶ本質的な意矩の䞭栞をなすものであり教科等の孊習ず瀟䌚を぀なぐもので あるこずから生埒が孊習や人生においお「芋方・考え方」を自圚に働かせるこずが できるようにするこずにこそ教垫の専門性が発揮されるこずが求められるこず。 ⑀ 基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗に課題がある堎合にはそれを身に付けさせ るために生埒の孊びを深めたり䞻䜓性を匕き出したりずいった工倫を重ねながら 確実な習埗を図るこずを重芖するこず。 4各孊校におけるカリキュラム・マネゞメントの掚進 各孊校においおは教科等の目暙や内容を芋通し特に孊習の基盀ずなる資質・胜力 蚀語胜力情報掻甚胜力情報モラルを含む。以䞋同じ。  問題発芋・解決胜力等 や珟代的な諞課題に察応しお求められる資質・胜力の育成のために教科等暪断的な孊習 を充実するこずや䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を単元や題材な ど内容や時間のたずたりを芋通しお行うこずが求められる。これらの取組の実珟のため には孊校党䜓ずしお生埒や孊校地域の実態を適切に把握し教育内容や時間の配 分必芁な人的・物的䜓制の確保教育課皋の実斜状況に基づく改善などを通しお教
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149 1 改蚂の経緯 及び基本方 針 育掻動の質を向䞊させ孊習の効果の最倧化を図るカリキュラム・マネゞメントに努め るこずが求められる。 このため総則においお 「生埒や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的や 目暙の実珟に必芁な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこず教育課 皋の実斜状況を評䟡しおその改善を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は 物的な䜓制を確保するずずもにその改善を図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基 づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の質の向䞊を図っおいくこず 以䞋 「カリキュ ラム・マネゞメント」ずいう。 に努める」こずに぀いお新たに瀺した。 5教育内容の䞻な改善事項 このほか 蚀語胜力の確実な育成 理数教育の充実 䌝統や文化に関する教育の充実 道埳教育の充実倖囜語教育の充実職業教育の充実などに぀いお総則や各教科・科 目等各教科・科目総合的な探究の時間及び特別掻動をいう。以䞋同じ。 においお その特質に応じお内容やその取扱いの充実を図った。
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150 第章 総 説 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申の䞭で職業以倖の専門教育に関する各教科・科 目に぀いお次のような改蚂の基本的な考え方が瀺されおいる。 ・職業以倖の専門教育に関する各教科・科目に぀いおも専門分野ごずに求められる資 質・胜力を関係団䜓等ずの間で共有化し぀぀䞉぀の柱を螏たえお各教科・科目の 䜍眮付けを明確化し目暙を瀺すこずずする。 ・たた専門教育を䞻ずする孊科の特色が䞀局生かされ䞀人䞀人の生埒の進路に応じ た倚様な可胜性を䌞ばすためにより高床で専門的な孊習ができる科目構成に芋盎す などの改善を行う。 ・具䜓的には䟋えば専門教科「英語」においおは高床な発衚蚎論・議論亀枉 等ができる総合的なコミュニケヌションの力を高める孊習の充実を図る芳点から 「ディベヌト・ディスカッションⅠ・Ⅱ」を蚭けるなどの改善を行う。 倖囜語科の改善の基本方針や職業以倖の専門教科の各教科・科目に関する改蚂の基本的 な考え方を螏たえ専門教育の英語科及び各科目に぀いお次のような改善を図った。 1英語科の目暙の改善 英語科の目暙は前述の改蚂の趣旚を螏たえ 「知識及び技胜」  「思考力刀断力 衚珟力等」  「孊びに向かう力人間性等」の䞉぀の資質・胜力を明確にした䞊で①各 孊校段階の孊びを接続させるずずもに②「倖囜語を䜿っお䜕ができるようになるか」 を明確にするずいう芳点から改善・充実を図っおいる。 英語の孊習においおは語圙や文法等の個別の知識がどれだけ身に付いたかに䞻県が 眮かれるのではなく 児童生埒の孊びの過皋党䜓を通しお 知識 ・ 技胜が 実際のコミュ ニケヌションにおいお掻甚され思考・刀断・衚珟するこずを繰り返すこずを通しお獲 埗され孊習内容の理解が深たるなど資質・胜力が盞互に関係し合いながら育成され るこずが必芁である。 このためそれらの育成を目指す力に぀いお前述の改蚂の趣旚を螏たえ぀぀我が 囜の珟状や倖囜語孊習の特性を螏たえお「知識及び技胜」ず「思考力刀断力衚珟力 等」を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお 「孊びに向かう力人間性等」 に瀺す資質・胜力を育成し小・䞭・高等孊校で䞀貫した目暙を実珟するためそこに 至る段階を瀺すものずしお囜際的な基準である 2を参考に 「聞くこず」  「読 むこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の五぀の領域以 䞋 「五぀の領域」ずいう。 で英語科の各科目の目暙を蚭定しおいる。その目暙を実珟 するために行う埌述の蚀語掻動に぀いおもを参照しながらその内容を蚭定し おいる。 今回の改蚂では小孊校䞭孊幎に新たに倖囜語掻動を導入し䞉぀の資質・胜力の䞋 第2 節 英語科改蚂の芁点
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151 2 英語科改蚂 の芁点 で倖囜語の目暙ずしお「聞くこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」の 䞉぀の領域を蚭定し音声面を䞭心ずした倖囜語を甚いたコミュニケヌションを図る玠 地を育成した䞊で高孊幎においお「読むこず」  「曞くこず」を加えた教科ずしお倖囜 語を導入し五぀の領域の蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る基瀎ずなる資 質・胜力を育成するこずずしおいる。䞭孊校及び高等孊校ではこうした小孊校での孊 びを螏たえ五぀の領域の蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る資質・胜力を育 成するこずずしおいる。 2科目構成の改善 科目構成においおは 「話すこず」  「曞くこず」における発信力の匷化や高校生の 卒業埌の進路の倚様化などに察応するためより高床で専門的な科目を新蚭した。 「聞 くこず」  「読むこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の蚀 語掻動やこれらを結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお五぀の領域を総合的に扱うこ ずを䞀局重芖する科目ずしお「総合英語Ⅰ」  「総合英語Ⅱ」及び「総合英語Ⅲ」を蚭定 した。たた高床な発衚蚎論・議論亀枉等を通しお「話すこず」  「曞くこず」によ るコミュニケヌションの力を高める孊習の充実を図る芳点から 「ディベヌト・ディス カッションⅠ」  「ディベヌト・ディスカッションⅡ」  「゚ッセむラむティングⅠ」及び 「゚ッセむラむティングⅡ」を蚭けるなどの改善を行い 「総合英語Ⅰ」及び「ディベヌ ト・ディスカッションⅠ」を必履修科目ずした。 3各科目の内容構成の改善 倖囜語教育においお育成を目指す䞉぀の資質・胜力を確実に身に付けられるように 小・䞭・高等孊校を通じた領域別の目暙の䞋で内容等に぀いお以䞋のずおり䜓系的に 構成を敎理した。 前述の英語科の目暙及び英語に関する各科目の目暙を実珟するため  ⅰ  「知識及び技胜」ずしお「英語の特城やきたりに関する事項」  ⅱ  「思考力刀断力衚珟力等」ずしお「情報を敎理しながら考えなどを圢成し英 語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項」 2 囜際的な基準Common European Framework of Reference for Languages: Learningteachingassessment 倖囜語 の孊習・教授・評䟡のためのペヌロッパ蚀語共通参照枠は語孊シラバスやカリキュラムの手匕の䜜成孊習指導教材の線 集倖囜語運甚胜力の評䟡のために透明性が高く包括的な基盀を提䟛するものずしお20 幎以䞊にわたる研究を経お 2001 幎に欧州評議䌚が耇蚀語䞻矩の理念の䞋 発衚した。は 孊習者 教授する者 評䟡者が共有するこずによっお 倖囜語の熟達床を同䞀の基準で刀断しながら「孊び教え評䟡できるよう」開発されたものである。囜によりの 「共通参照レベル」が初等教育䞭等教育を通じた目暙ずしお適甚されたり欧州域内の蚀語胜力に関する調査を実斜する に圓たっお甚いられたりするなどしおいる。䞭でも 「話すこず」のやり取りinteractionでは少なくずも人以䞊の個 人が蚀葉のやり取りをしその際産出的掻動ず受容的掻動が亀互に行われ口頭のコミュニケヌションの堎合は同時に行わ れるこずもある。察話者が同時に話し聞くだけではなく聞き手は話し手の話を先回りしお予枬しその間に答えを準備す るなどやり取りは蚀語䜿甚ず蚀語孊習の䞭でも倧きな重芁性が認められるこずからコミュニケヌションにおける䞭枢的圹 割を果たしおいるずされおいる。では人間が蚀語を甚いお行うタスクでは人間の行為党般をいうは reception受容  interactionやり取り  production産出の぀に分かれおおり それらが総合的に「コミュニケヌショ ン掻動communicative activities 」ず呌ばれおいる。ではcommunicative competenceコミュニケヌション胜力 の内容をlinguistic competence語圙・文法などの知識ず技胜 sociolinguistic competence瀟䌚的文脈などを考慮しお蚀 葉を䜿える力 pragmatic competence堎面・状況・盞手などを考慮しお蚀葉を䜿える力ず定矩しおいる。
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152 第章 総 説 を敎理した䞊で ⅲ 蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項ずしお 「知識及び技胜」 を掻甚しお 「思考力 刀断力衚珟力等」を身に付けるための具䜓的な蚀語掻動蚀語の働き等 を敎理した。 4各科目の内容の改善・充実 英語科の各教科における内容に぀いおは小・䞭孊校における孊習内容ずの接続の芳 点も螏たえ次のような改善を図った。 小孊校ず䞭孊校の接続及び発信胜力の育成の匷化を図る芳点から 「話すこずやり 取り 」の領域を蚭定するずずもに文法などの蚀語材料を蚀語掻動ず関連付けお実 際のコミュニケヌションにおいお䞀局効果的に掻甚できる技胜を身に付けるようにする こずずした。 ① 「総合英語Ⅰ」は英語科においお党おの生埒に必ず履修させる科目の䞀぀ずし お創蚭した。五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動 を通しお英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすために五 ぀の領域の総合的な指導を行う科目である。特に聞いたり読んだりしたこずの抂芁 や芁点を目的に応じお捉えたり倚様な語句や文を䜿っお情報や考え気持ちなどを 話しお䌝え合うやり取りを続けたり論理性に泚意しお話したり曞いたりしお䌝える 又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ずしおいる。 ② 「総合英語Ⅱ」は原則ずしお「総合英語Ⅰ」を履修した埌に遞択履修させる科 目ずしお創蚭した。五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀 語掻動を通しお英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすため に五぀の領域の総合的な指導を発展的に行う科目である。特に聞いたり読んだり したこずの抂芁や芁点 詳现を目的に応じお捉えたり 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお適切に䜿っお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく 話したり曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ず しおいる。 ③ 「総合英語Ⅲ」は原則ずしお「総合英語Ⅱ」を履修した埌に遞択履修させる科 目ずしお創蚭した。五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀 語掻動を通しお英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすため に五぀の領域の総合的な指導を生涯にわたる自埋的な孊習に぀ながるよう発展的 に行う科目である。特に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に 甚いお情報や考え課題の解決策などを幅広い芖点から論理的に詳しく話したり曞 いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ずしおいる。 ④ 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」は英語科においお党おの生埒に必ず履修 させる科目の䞀぀ずしお創蚭した。 「話すこずやり取り 」の蚀語掻動及び耇数の領 域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお ディベヌトやディスカッションなどの 「話 すこず」を䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を
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153 2 英語科改蚂 の芁点 行う科目である。資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお賛成又は反察の立 堎をずった䞊で論理的に䞀貫性のある議論を展開するこずや情報や考え気持ち などを論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合うこずができるようにするこ ずを目暙ずしおいる。 ⑀ 「ディベヌト ・ ディスカッションⅡ」は原則ずしお「ディベヌト ・ ディスカッショ ンⅠ」を履修した埌に 遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 「話すこずやり取り 」 の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおディベヌトや ディスカッションなどを䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷 化する指導を発展的に行う科目である。耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や文 を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお 賛成又は反察の立堎をずった䞊で 論理的に䞀貫性のある議論をするこずができるこずや他者の意芋などに配慮しなが ら自分自身の意芋や䞻匵などを詳しく話しお䌝え合うこずができるようにするこずを 目暙ずしおいる。たた 「英語の特城やきたりに関する事項」においお 「論理の構成 や展開及び衚珟などに関する事項」を扱う。 ⑥ 「゚ッセむラむティングⅠ」は 専門教科の孊習においお 「曞くこず」の掻動を䞭 心ずした孊習を垌望する生埒に遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 「曞くこず」の 蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお耇数の段萜から成 る゚ッセむなどを曞くこずを䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成 を匷化する指導を行う科目である。資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお 情報や考え気持ちや意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜 から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 ⑊ 「゚ッセむラむティングⅡ」は原則ずしお「゚ッセむラむティングⅠ」を履修し た埌に遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 「曞くこず」の蚀語掻動及び耇数の領 域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお耇数の段萜から成る゚ッセむなどを曞く こずを䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を発 展的に行う科目である。特に耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を目的や 堎面状況などに応じお効果的に甚いお意芋や䞻匵などを読み手を匕き぀けたり説 埗したりできるよう幅広い芖点から論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成 る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 5孊習指導の改善・充実 英語科の各科目における孊習指導の改善・充実のため次のような改善を図った。 ・英語科の目暙においお英語による「聞くこず」  「読むこず」  「話すこずやり取 り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の蚀語掻動ずこれらを結び付けた統合的な蚀 語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったり するコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するこずを瀺し耇数の領域を関連 付けた統合的な蚀語掻動を䞀局重芖するこずを明瀺した。 ・英語科の蚀語掻動においお生埒が英語を理解したり英語で発信したりする状況を教
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154 第章 総 説 垫が把握しながら各科目の目暙においお瀺されおいる支揎の皋床や課題の遂行に 圓たり生埒がどの皋床自分の力で察凊できるかどのような配慮があれば課題を遂行 できるかなどを考慮し生埒に孊習䞊の様々な配慮を行うこずに぀いお明蚘した。 ・指導蚈画の䜜成ず内容の取扱いに぀いお文法事項の指導に぀いおは甚語や甚法の 区別などが䞭心ずならないよう実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できるよう にするための効果的な指導を工倫するこずを明蚘した。 ・教材の改善に向けお文法事項などを䞭心ずした構成ずならないよう蚀語掻動を通 しお育成すべき資質・胜力を明確に瀺すこずを明蚘した。 ・  「話すこずやり取り 」 「話すこず発衚 」や「曞くこず」の指導に圓たっおは 目的や堎面状況などに応じたやり取りや発衚文章などの具䜓䟋を瀺した䞊で生 埒がそれらを参考にしながら自分で衚珟できるよう留意するこずを明蚘した。
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155 3 英語科の 目暙 英語科では次のように目暙を蚭定した。 第 目 暙 倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方を働かせ英語による聞く こず読むこず話すこず曞くこずの蚀語掻動及びこれらを結び付けた統合的な蚀 語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったり するコミュニケヌションを図る資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 英語科の目暙は 「情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったり するコミュニケヌションを図る資質・胜力」を育成するこずである。このためには次の 1 2 3 に瀺す「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」  「孊びに向かう力人 間性等」のそれぞれに関わる英語特有の資質・胜力を育成する必芁がありその際倖囜 語教育の特質に応じお生埒が物事を捉え思考する「倖囜語によるコミュニケヌション における芋方・考え方」を働かせるこずが重芁である。 「倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方」ずは倖囜語によるコミュ ニケヌションの䞭でどのような芖点で物事を捉えどのような考え方で思考しおいくの かずいう物事を捉える芖点や考え方であり 「倖囜語で衚珟し䌝え合うため倖囜語や その背景にある文化を瀟䌚や䞖界他者ずの関わりに着目しお捉えコミュニケヌショ ンを行う目的や堎面状況等に応じお情報を敎理しながら考えなどを圢成し再構築す るこず」であるず考えられる。 倖囜語やその背景にある文化を瀟䌚や䞖界他者ずの関わりに着目しお捉えるずは 倖囜語で他者ずコミュニケヌションを行うには瀟䌚や䞖界ずの関わりの䞭で事象を捉え たり倖囜語やその背景にある文化を理解するなどしお盞手に十分配慮したりするこずが 重芁であるこずを瀺しおいる。たたコミュニケヌションを行う目的や堎面状況等に応 じお情報を敎理しながら考えなどを圢成し再構築するこずずは倚様な人々ずの察話 の䞭で目的や堎面状況などに応じお既習のものも含めお習埗した抂念知識を盞 互に関連付けおより深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成したり課題を芋いだし お解決策を考えたり身に付けた思考力を発揮させたりするこずであり 「倖囜語で衚珟 し䌝え合う」ためには適切な蚀語材料を掻甚し思考・刀断しお情報を敎理するずずも に自分の考えなどを圢成再構築するこずが重芁であるこずを瀺しおいる。 英語によるコミュニケヌションの䞀連の過皋を通しおこのような「芋方・考え方」を働 かせながら自分の思いや考えなどを衚珟するこずを通しお生埒の発達の段階に応じお 「芋方・考え方」を豊かにするこずが重芁である。この「芋方・考え方」を確かで豊かな ものずするこずで孊ぶこずの意味ず自分の生掻人生や瀟䌚䞖界の圚り方を䞻䜓的に 結び付ける孊びが実珟され孊校で孊ぶ内容が生きお働く力ずしお育たれるこずになる。 第3 節 英語科の目暙
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156 第章 総 説 さらにこうした孊びの過皋を実珟するこずが英語教育における䞻䜓的・察話的で深い 孊びの実珟に向けた授業改善に぀ながる。その鍵ずなるものが 教科等の特質に応じた 「芋 方・考え方」である。 「英語による聞くこず読むこず話すこず曞くこずの蚀語掻動及びこれらを結び付 けた統合的な蚀語掻動を通しお」ずは教科の目暙を実珟するために必芁な指導事項に぀ いお述べたものであり第〜節のの 3 で詳现を解説する。 統合的な蚀語掻動ずは 「聞くこず」  「読むこず」  「話すこずやり取り 」  「話すこず 発衚 」  「曞くこず」の耇数の領域を結び付けお統合した蚀語掻動のこずであり䞭孊校 の倖囜語科においおも耇数の領域を関連付ける統合的な蚀語掻動を芖野に入れた目暙が 蚭定されおいるが高等孊校ではこうした統合的な蚀語掻動を䞀局重芖した目暙蚭定が なされおいる。 「情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったりするコミュニ ケヌションを図る資質・胜力」は英語科の目暙の䞭心ずなる郚分である。英語の音声や 文字を䜿っお実際にコミュニケヌションを図る資質・胜力であり ・理解する ・衚珟する ・䌝え合う ずいう䞉぀の芁玠に敎理した。 「理解する」  「衚珟する」ずいう単に受け手ずなったり送 り手ずなったりする単方向のコミュニケヌションだけではなく 「䌝え合う」ずいう双方 向のコミュニケヌションも重芖しおいる。 たた今回の改蚂で小孊校に新たに倖囜語科が導入されたこずを螏たえ小孊校及び 䞭孊校における孊習ずの接続に䞀局留意する必芁がある。高等孊校の英語科の目暙である 「コミュニケヌションを図る資質・胜力」の育成は䞭孊校ず同様に小孊校の倖囜語科 においお「コミュニケヌションを図る基瀎ずなる資質・胜力」の育成を目暙ずしおいるこ ずを螏たえお蚭定されたものである。小孊校及び䞭孊校での孊習の成果が高等孊校での孊 習に円滑に接続され育成を目指す資質・胜力を生埒が確実に身に付けるこずができるよ うにするこずが倧切である。 改蚂前の英語科の目暙においおは ① 蚀語や文化に察する理解 ② 積極的にコミュニケヌションを図ろうずする態床 ③ 情報や考えなどを的確に理解したり適切に䌝えたりする胜力 の䞉぀の事項が瀺されおいたが今回の改蚂では育成を目指す資質・胜力の䞉぀の柱で ある「知識及び技胜」  「思考力刀断力衚珟力等」及び「孊びに向かう力人間性等」 のそれぞれに関わる目暙を以䞋 1 2 3 のように明確に蚭定しおいる。 1英語の音声や語圙衚珟文法蚀語の働きなどの理解を深めるずずもにこれ らの知識を聞くこず読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌ ションにおいお目的や堎面状況などに応じお適切に掻甚できる技胜を身に付け
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157 3 英語科の 目暙 るようにする。 1 は英語科における「䜕を理解しおいるか䜕ができるか」ずいう「知識及び技胜」 の習埗に関わる目暙ずしお掲げたものである。本目暙は 「英語の音声や語圙 衚珟 文法 蚀語の働きなどの理解を深める」ずいう「知識」の面ずその知識を「聞くこず読むこ ず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌションにおいお目的や堎面状況な どに応じお適切に掻甚できる」皋床に習熟しおいるずいう「技胜」の面ずで構成されおい る。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申にもあるずおりここでは「生きお働く『知識・ 技胜』の習埗」を重芖しおいる。本目暙での「 英語の音声や語圙衚珟文法蚀語の 働きなどの理解を深める」ずは新しい知識を確実に習埗しながら既存の知識や技胜 ず関連付けたり組み合わせたりしおいくこずにより孊習内容の深い理解ず個別の知識 の定着を図るずずもに 瀟䌚における様々な堎面で掻甚できる抂念ずしおいくこずである。 たた 「 聞くこず読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌションにお いお目的や堎面状況などに応じお適切に掻甚できる技胜を身に付ける」ずは䞀定 の手順や段階を远っお身に付く個別の技胜のみならず獲埗した個別の技胜が自分の経隓 やほかの技胜ず関連付けられ倉化する状況や課題に応じお䞻䜓的に掻甚するために必芁 な技胜ずしお習熟・熟達しおいくずいうこずである。 たた䞭孊校の倖囜語科が「実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できる技胜」ずし おいるのに察し 高等孊校においおは 「実際のコミュニケヌションにおいお 目的や堎面 状況などに応じお適切に掻甚できる技胜」ずしお目的や堎面状況盞手の反応などを 螏たえた䞊で適切な語圙や衚珟などを遞択しお掻甚するために必芁な技胜を身に付ける こずずしおいる。 2コミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお日垞的な話題や瀟䌚 的な話題に぀いお英語で情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の 意図などを的確に理解したりこれらを掻甚しお適切に衚珟したり䌝え合ったりす るこずができる力を逊う。 2 は 英語科における「理解しおいるこず ・ できるこずをどう䜿うか」ずいう「思考力 刀断力衚珟力等」の育成に関わる目暙ずしお掲げたものである。コミュニケヌションを 行う際はその「目的や堎面状況など」を意識する必芁がありその䞊で 「情報や考 えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に理解」したり理解した こずを掻甚しお 「適切に衚珟したり䌝え合ったりする」 こずが重芁である。たた 「思考力 刀断力衚珟力等」の育成のためには英語を実際に䜿甚するこずが䞍可欠である。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申においおも 「未知の状況にも察応できる 『思考力 ・ 刀断力・衚珟力等』の育成」のため思考・刀断・衚珟の過皋ずしお「粟査した情報を基 に自分の考えを圢成し文章や発話によっお衚珟したり目的や堎面状況等に応じお互
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158 第章 総 説 いの考えを適切に䌝え合い倚様な考えを理解したり集団ずしおの考えを圢成したりし おいく過皋」などに蚀及しおいる。 蚀語は通垞人ずの関わりの䞭で甚いられるため他者を尊重し聞き手読み手話 し手 曞き手に配慮しながらコミュニケヌションを図るこずが求められる。䟋えば コミュ ニケヌションの目的に応じお聞き手の理解の状況を確認しながら話しおいるか盞手の発 話に反応しながら聞き続けようずする態床を瀺しおいるかなど盞手ぞの配慮が求められ るこずになる。これたでの課題を螏たえるず英語教育の特性ずしお「コミュニケヌショ ンを行う目的や堎面状況など」を蚭定し生埒が英語を理解し英語で衚珟し䌝え合う 力を育成するための孊習過皋を曎に改善・充実させる必芁がある。 英語教育における孊習過皋ずしおは①蚭定されたコミュニケヌションの目的や堎面 状況などを理解する②目的に応じお情報や意芋などを発信するたでの方向性を決定し コミュニケヌションの芋通しを立おる③目的達成のため具䜓的なコミュニケヌション を行う④蚀語面・内容面で自ら孊習のたずめず振り返りを行うずいった流れの䞭で孊 んだこずの意味付けを行ったり既埗の知識や経隓ず新たに埗られた知識を蚀語掻動で 掻甚したりするこずで 「思考力刀断力衚珟力等」を高めおいくこずが倧切になる。 本目暙での「コミュニケヌションを行う目的や堎面 状況など」ずは コミュニケヌショ ンを行うこずによっお達成しようずする際の目的や話し手や聞き手を含む発話の堎面 コミュニケヌションを行う盞手ずの関係性やコミュニケヌションを行う際の環境などを指 す。母語でコミュニケヌションを行うずきず同様に英語で行う堎合にも読んだ情報を 他の情報ず比べるなど目的に応じお情報を粟査したり盞手に応じた話の内容構成 衚珟などを遞択するずずもに䌝える内容を自らが正確に理解し自分の蚀葉ずしお衚珟 したりできるようにする必芁がある。このように 「目的や堎面状況など」に応じた蚀 語の運甚を考えるこずで 「思考力刀断力衚珟力等」が育成される。 本目暙での「日垞的な話題」ずは生埒の日々の生掻に関わる話題のこずであり 「瀟 䌚的な話題」ずは瀟䌚的な課題や瀟䌚で起こっおいる出来事に関わるこずである。取り 扱う話題に぀いおは䞭孊校ず倧きな違いはないが高等孊校ではより深く倚面的な考察 が求められおおりそのため英語に関しおも䜿甚すべき語圙や衚珟などが高床化される こずが必芁であるこずに留意しなければならない。䞭孊校で扱った話題ず同じ話題を扱う 堎合でも生埒の発達の段階に応じお生埒がその話題を自分のこずずしお捉え䞻䜓的 に考えるこずができるような具䜓的で適切な蚭定が望たれる。 「情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に理解」する ずはコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお䜕を聞き取るべきか 読み取るべき内容は䜕かなどを刀断し 「聞くこず」や「読むこず」を通しお情報や考え などを理解するこずである。 「これらを掻甚しお適切に衚珟したり䌝え合ったりする」 ずは 理解した情報や考えなどを敎理した䞊でコミュニケヌションを行う目的や堎面状況な どに応じお䜕をどのように取り䞊げるかを既存の知識や䜓隓などずも関連付けながら刀 断し 「話すこず」 や 「曞くこず」 を通しお適切に衚珟したり䌝え合ったりするこずである。 高等孊校の目暙では䞭孊校の目暙の蚘述にそれぞれ「的確に」及び「適切に」が加えら
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159 3 英語科の 目暙 れおいるがこれはコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などを螏たえお理解し たり話題や内容に応じた語圙や衚珟論理性などに留意しお衚珟したり䌝え合ったりす るこずを瀺しおいる。 これらのこずを螏たえ未知の状況にも察応できる「思考力刀断力衚珟力等」を育 成するためには第章第節のの 1 〔知識及び技胜〕で解説する蚀語材料を掻甚し 第章第〜節のの 3 で解説するずおり蚀語の䜿甚堎面に応じお具䜓的な蚀語の 働きを取り䞊げ蚀語掻動を行うこずが必芁である。 3英語の背景にある文化に察する理解を深め聞き手読み手話し手曞き手に 配慮しながら䞻䜓的自埋的に英語を甚いおコミュニケヌションを図ろうずする 態床を逊う。 3 は英語科における「どのように瀟䌚や䞖界ず関わりよりよい人生を送るか」ず いう「孊びに向かう力人間性等」の涵 かん 逊に関わる目暙ずしお掲げたものである。 「文化 に察する理解」やコミュニケヌションの盞手ずなる「聞き手読み手話し手曞き手」 に察しお「配慮」しながら 「䞻䜓的・自埋的に英語を甚いおコミュニケヌションを図ろ うずする態床」を逊うこずを目暙ずしおいる。 平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申ではこの「孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする 『孊びに向かう力・人間性等』の涵 かん 逊」は 1 「知識及び技胜」や 2 「思考力刀断力 衚珟力等」の資質・胜力をどのような方向性で働かせおいくかを決定付ける重芁な芁玠ず されおいる。 英語教育における「孊びに向かう力人間性等」は生埒が蚀語掻動に䞻䜓的・自埋的 に取り組むこずが英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を身に付ける䞊で䞍可 欠であるため極めお重芁な芳点である。 「知識及び技胜」を実際のコミュニケヌション の堎面においお掻甚し考えを圢成・深化させ話したり曞いたりしお衚珟するこずを繰 り返すこずで生埒に自信が生たれ䞻䜓的・自埋的に孊習に取り組む態床が䞀局向䞊す るため 「知識及び技胜」及び「思考力刀断力衚珟力等」ず「孊びに向かう力人間 性等」は䞍可分に結び付いおいる。生埒が興味をもっお取り組める蚀語掻動を段階的に取 り入れたり自己衚珟掻動を工倫したりするなど様々な手立おを通しお生埒の䞻䜓的・ 自埋的に孊習に取り組む態床の育成を目指した指導をするこずが倧切である。 本目暙における 「英語の背景にある文化に察する理解を深め」 に぀いおは 改蚂前は 「蚀 語や文化に察する理解を深め」ずなっおおりその「文化」を「その蚀語の背景にある文 化」ず解説しおいたこずから 今回の改蚂においおはその意味合いを明確に瀺した。たた 「蚀語」 を倖しお 「 英語の背景にある 文化に察する理解」 ずしたのは 「コミュニケヌショ ンを図ろうずする態床」を逊う䞊では次に述べる「聞き手読み手話し手曞き手に 配慮しながら」コミュニケヌションを図るこずが倧切であり英語の文化的背景によっお 「配慮」の仕方も異なっおくるためである。あわせお英語の孊習を通しお他者を配慮 し受け入れる寛容の粟神や平和・囜際貢献などの粟神を獲埗し倚面的思考ができるよう
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160 第章 総 説 な人材を育おるこずも重芁である。 「聞き手 読み手 話し手 曞き手に配慮しながら」に぀いおは 2 でも述べたずおり 䟋えば「話すこず」や「聞くこず」の掻動であれば 盞手の理解を確かめながら話したり 盞手が蚀ったこずを共感的に受け止める蚀葉を返しながら聞いたりするこずなどが考えら れる。小孊校の倖囜語科では「他者に配慮しながら」ずしおいるのに察し䞭・高等孊校 においおは五぀の領域にわたっおコミュニケヌションを図る資質・胜力をバランスよく 育成するこずや 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を重芖しおいるこずなどから 特に「聞き手読み手話し手曞き手」ずしおいる。 たた 改蚂前は「積極的にコミュニケヌションを図ろうずする態床」ずしおいたものを 今回の改蚂で「䞻䜓的・自埋的に英語を甚いおコミュニケヌションを図ろうずする態床」 ずしたこずに留意する必芁がある。 「䞻䜓的・自埋的に英語を甚いおコミュニケヌション を図ろうずする態床」ずは授業等においお積極的に英語を䜿っおコミュニケヌションを 図ろうずする態床はもちろんのこず孊校教育以倖の堎面においおも生涯にわたっお英 語習埗に継続しお取り組もうずする意識や態床を逊うこずを目暙ずしおいる。これは孊 校教育法においお 孊力の重芁な芁玠ずしお 「生涯にわたり孊習する基盀が培われるよう」  「䞻䜓的に孊習に取り組む態床」を逊うこずを掲げおいるこずを螏たえたものである。 たた高等孊校では䞭孊校における「䞻䜓的」に加え「自埋的にコミュニケヌションを 図ろうずする態床」ずしおいる。これは倖囜語科の特性ずしお目暙を達成するための 蚀語掻動においお他者ずのコミュニケヌションが必芁ずされるが孊習内容等が高床化・ 耇雑化する高等孊校においおは授業等においお蚀語掻動を通しお実際にコミュニケヌ ションを図るだけでなくそれらのコミュニケヌションを通しお自分にはどのような力が 足りないかどのような孊習が曎に必芁かなどを自ら考えそれぞれが授業での蚀語掻動 を充実させるための努力を授業倖でも続けようずするより自埋的な態床が䞀局匷く求めら れるこずず関連しおいる。 これらのこずを螏たえ孊びを人生や瀟䌚に生かそうずする「孊びに向かう力人間性 等」は 1 「知識及び技胜」及び 2 「思考力刀断力衚珟力等」の資質・胜力を䞀䜓的 に育成する必芁がある。
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161 1 総 論 本節では英語科の「各科目の特城」を瀺すずずもに第〜節の各科目の領域ごず の目暙や蚀語掻動にそれぞれ芏定しおいる「話題」や「支揎」  「䜿甚する語句や文」など に぀いおは蚘茉の重耇を避けるためこれらの考え方に぀いお以䞋のずおり蚘茉しおい る。 「総合英語Ⅰ」  「総合英語Ⅱ」及び「総合英語Ⅲ」 以䞋 「総合英語Ⅰ ・ Ⅱ ・ Ⅲ」ずいう。  は五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおコ ミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすため五぀の領域の総合的な指導を行う 科目である。たた 「総合英語Ⅰ ・ Ⅱ」における孊習内容は 基本的には「英語コミュニケヌ ションⅠ・Ⅱ」の内容に準ずるが本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ より自埋的な孊習を目指し 「英語コミュニケヌションⅠ ・ Ⅱ」より少ない支揎を掻甚しお 専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずが求められる。 「総合英語Ⅲ」に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」を発展させた内容ずなっおいる。 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ」 及び 「ディベヌト ・ ディスカッションⅡ」 以䞋 「ディ ベヌト・ディスカッションⅠ・Ⅱ」ずいう。 では特にディベヌトやディスカッション などを䞭心ずした「話すこずやり取り 」の力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷 化する指導を行う。ここでは 「論理・衚珟Ⅰ」及び「論理・衚珟Ⅱ」の内容を参照した 䞊でディベヌトやディスカッションだけでなくスピヌチやプレれンテヌションにおい おも専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずが求められる。 「゚ッセむラむティングⅠ」 及び 「゚ッセむラむティングⅡ」 以䞋 「゚ッセむラむティ ングⅠ ・ Ⅱ」 ずいう。  では 特に耇数の段萜から成る文章を曞くこずなどを䞭心ずした 「曞 くこず」 の力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を行う。ここでは 「論理 ・ 衚珟Ⅰ」及び「論理・衚珟Ⅱ」の内容を参照した䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を 取り扱うこずが求められる。 日垞的な話題及び瀟䌚的な話題における留意点に぀いおは第郚第章第節のに 準ずる。 「総合英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」では五぀の領域別の目暙及び蚀語掻動のア又は ア で日垞的な 話題 む で瀟䌚的な話題を扱う。 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ ・ Ⅱ」においおは 「話 すこずやり取り 」の目暙及び蚀語掻動のア又は ア で日垞的な話題む又は む で日垞 的な話題及び瀟䌚的な話題を扱っおいる。 「゚ッセむラむティングⅠ ・ Ⅱ」においおは 「曞 くこず」の目暙及び蚀語掻動のア又は ア で日垞的な話題む又はむで日垞的な話題及び 第1 節 総 論  各科目の特城  話題に぀いお 第2 ç«  英語科の各科目
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162 第章 英語科の 各科目 瀟䌚的な話題を扱っおいる。  第2章第28節の各科目では領域別の目暙及び蚀語掻動それぞれにおける支揎に぀ いお明蚘しおいる。 小孊校及び䞭孊校の孊習指導芁領においおは䟋えば 「聞くこず」の目暙では 「ゆっ くりはっきりず話された際に」 小孊校倖囜語掻動  「ゆっくりはっきりず話されれば」 小孊校倖囜語科  「はっきりず話されれば」 䞭孊校倖囜語科などのように児童生埒 の孊習の段階に応じた条件を具䜓的に瀺しおいる。䞀方高等孊校では英語科で扱う内 容が高床化・耇雑化し科目ごずに目暙ずする氎準が異なるこずを螏たえ実際のコミュ ニケヌションの過皋で考えられる様々な配慮などを目暙においお「支揎」ず総称するこ ずずした。 これは実際のコミュニケヌションを行う䞊で䟋えば①聞き手に合わせお話す速床や 情報量が調敎されたり 「聞くこず」  ②読み手に合わせお䜿甚される語句や文や情報量 が調敎されたり 「読むこず」  ③話し手に䜿甚する語句や䌚話や発衚の仕方などが䞎 えられたり 「話すこずやり取り 発衚 」  ⑀曞き手に曞く際に有甚な語圙や衚珟 などが䞎えられたり 「曞くこず」 するなどの前提条件があればそれぞれの目暙を達成 するこずができるこずを瀺しおいる。 たた 生埒の英語によるコミュニケヌションの胜力の向䞊に埓っお 実際のコミュニケヌ ションで必芁になる前提条件は少なくなっおくるこずから 「総合英語Ⅰ ・ Ⅱ ・ Ⅲ」 及び 「ディ ベヌト・ディスカッションⅠ・Ⅱ」 「゚ッセむラむティングⅠ・Ⅱ」においお科目の段 階がⅠからⅡあるいはⅢぞず䞊がるに぀れおより少ない支揎を掻甚しお目暙を達成する よう芏定しおいる。具䜓的には 「総合英語Ⅰ」  「ディベヌト・ディスカッションⅠ」及 び「゚ッセむラむティングⅠ」では「䞀定の支揎を掻甚すれば」  「総合英語Ⅱ」及び「総 合英語Ⅲ」  「ディベヌト ・ ディスカッションⅡ」及び「゚ッセむラむティングⅡ」では「支 揎をほずんど掻甚しなくおも」ずしその目暙を達成するための蚀語掻動においお教垫 が段階的に指導䞊の配慮を調敎する必芁があるこずを瀺した。 たた英語科における各科目においおは党科目が専門教科に属する科目であるこずを 螏たえ䞭孊校における孊習内容ずの接続に留意した「倚くの支揎」を必芁ずする科目を 創蚭しおいない。しかし実際には倚様な生埒が存圚するこずを螏たえ基瀎的・基本的 な知識や技胜の習熟に資するよう必芁に応じた様々な配慮をしながら段階的に指導する こずが重芁である。 英語科の各科目の「話すこずやり取り 」  「話すこず発衚 」及び「曞くこず」にお いおはそれぞれの蚀語掻動を行う際に生埒が甚いる語句や文に぀いお芏定しおいる。 「総合英語Ⅰ」  「ディベヌト・ディスカッションⅠ」及び「゚ッセむラむティングⅠ」 ではこれらの科目が専門科目に属する科目であるこずを螏たえ語圙や衚珟などにおい  支揎に぀いお  䜿甚する語句や文に぀いお
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163 1 総 論 おも発展的な指導を行うこずから 「倚様な語句や文を甚いお」ずした。ここでは䞭孊 校で孊習した基瀎的・基本的な蚀語材料を掻甚しながら高等孊校の孊習における豊富な 語圙や衚珟を生かしおいくこずが必芁である。 「総合英語Ⅱ」ではそれたでに孊習した 倚様な蚀語材料を目的や堎面状況などに応じお䜿い分けお掻甚するこずが求められる こずから 「倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお」ずした。 「総 合英語Ⅲ」  「ディベヌト・ディスカッションⅡ」及び「゚ッセむラむティングⅡ」では それたでに孊習しおきた倚様な蚀語材料を目的や堎面状況などに応じお適切に䜿い分 けた䞊で聞き手や読み手を説埗したり自分の考えなどを印象付けたりするなど効果 的に衚珟できるようになるこずが求められるこずから 「倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお」ずした。 どの段階においおも生埒がそれたでに孊習した語句や文を䜿っお豊かに衚珟できる よう指導しおいくこずが倧切である。語圙や衚珟などを増やすだけではなくそれらをど のように掻甚するかの芳点から生埒が䌝えたい内容にあった語圙はどれか䌝えたい内 容を効果的に䌝えるためにはどのような文構造や文法事項などを掻甚すればいいかなどに ぀いお生埒から匕き出しながら指導しおいくこずが重芁である。 第3章第1節で詳しく説明する通り前回改蚂に匕き続き英語に関する各科目におい おは「生埒が英語に觊れる機䌚を充実するずずもに授業を実際のコミュニケヌションの 堎面ずするため授業は英語で行うこずを基本ずする。その際生埒の理解の皋床に応じ た英語を甚いるようにするこず。 」ずした。これは高等孊校における生埒の倚様な実態 に配慮しながら生埒の豊富な英語䜿甚を促し英語による蚀語掻動を行うこずを授業の 䞭心ずするこずを瀺したものである。 蚀語掻動においおは生埒が英語を理解したり英語で発信したりする状況を教垫が把握 しながら各科目の目暙においお瀺されおいる支揎の皋床や課題の遂行に圓たっお生埒 がどの皋床自分の力で察凊できるかどのような配慮があれば課題を遂行できるかなどを 考慮し生埒に孊習䞊の様々な配慮を行うこずが必芁である。䟋えば①話す速床を萜ず したり䞀床にたくさんの情報を䌝えるのではなく分けお䌝えたりする 「聞くこず」   ②理解が難しい語圙や衚珟が含たれおいる堎合に簡単なものに曞き換える 「読むこず」   ③察話の䟋を瀺すため教垫が実際のやり取りを芋せる 「話すこずやり取り 」  ④発衚 の事前準備ずしおグルヌプで話し合わせたりアりトラむンを曞かせたりする 「話す こず発衚 」  ⑀曞く掻動を行うに圓たっお有甚な語圙や衚珟を瀺す 「曞くこず」 な ど様々な配慮が考えられる。たたこうした指導䞊の配慮は生埒の孊習過皋のあらゆる段 階で䞎えるこずが可胜であり生埒の実態や孊習過皋における必芁性に応じお柔軟に工倫 するこずが求められる。 たた高等孊校の英語科の目暙では倖囜語による「聞くこず」  「読むこず」  「話すこ ずやり取り 」  「話すこず発衚 」  「曞くこず」の蚀語掻動ずこれらを結び付けた統合 的な蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的確に理解したり適切に衚珟したり䌝え合った  蚀語掻動に぀いお
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164 第章 英語科の 各科目 りするコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するこずを瀺しおいる。䞭孊校の倖囜 語科においおも耇数の領域を関連付ける統合的な蚀語掻動を芖野に入れた目暙が蚭定さ れおいるが第1章第3節で述べたように高等孊校の英語の目暙ではこうした統合的 な蚀語掻動を䞀局重芖した目暙蚭定がなされおいるこずに留意する必芁がある。 具䜓的には第章第節「総合英語Ⅰ」のの 3 のむでは「聞いたり読んだりした こずを基に倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話し お䌝え合うこずができるようにする。 」 の 3 の①のアの ア では 「たた聞き取った 内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 」などのように䞀぀の領域を他の領域ず結 び付けた統合的な蚀語掻動を䟋瀺しおいる。 実際の授業においおはこのような䟋瀺を参考ずしながら指導の過皋においお生埒が 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を行えるようにするこずが必芁である。  
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165 2 総合英語Ⅰ 「総合英語Ⅰ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓的な目暙を蚭定し おいる。 英語孊習の特質を螏たえ 以䞋に瀺す 聞くこず 読むこず 話すこずやり取り  話すこず 発衚  曞くこずの五぀の領域 以䞋この節においお 「五぀の領域」 ずいう。  別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・ 胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜 力を育成する。 本科目は 高等孊校の英語科においお 党おの生埒に必ず履修させる科目の䞀぀であり 五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお英語に よるコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすために五぀の領域の総合的な指 導を行う科目である。特に聞いたり読んだりしたこずの抂芁や芁点を目的に応じお捉え たり倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話したり曞 いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ずしおいる。 今回の改蚂においお小孊校倖囜語掻動・倖囜語科䞭孊校倖囜語科高等孊校倖囜語 科の目暙は倖囜語で聞いたり読んだりしお埗た知識や情報考えなどを的確に理解した りそれらを掻甚しお適切に衚珟し䌝え合ったりするこずで育成される「知識及び技胜」 ず「思考力刀断力衚珟力等」に぀いお高等孊校卒業時においお求められる資質・胜 力を芋据えた䞊で 蚭定されおいる。このため 小孊校から䞭孊校 高等孊校に至るたで 児童生埒の発達の段階に応じお五぀の領域ごずに蚭定された蚀語掻動を通しお 「知識 及び技胜」ず「思考力 刀断力 衚珟力等」を䞀䜓的に育成するよう目暙を蚭定しおいる。 たた第1節でも述べたずおり 「知識及び技胜」及び「思考力刀断力衚珟力等」 の育成の過皋を通しお「孊びに向かう力人間性等」に関する資質・胜力を育成するこず を目指す必芁がありここではこのこずを明確に瀺しおいる。 なお今回の改蚂では領域ずしお「話すこず」が やり取りず 発衚に分かれお いるが 䞡者を瀺すこずで 耇数の話者が盞互に話し䌝え合う堎合  「話すこず やり取り 」  ず䞀人の話者が連続しお話す堎合 「話すこず発衚 」 ずいう特性の違いを明確にしお いる。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙は五぀の領域別の目暙を螏たえながらの 内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照しお蚭定されたものにするこ ずが望たしい。同䞀の孊習到達目暙を耇数の単元で異なる蚀語材料を掻甚した異なる蚀 語掻動を行うこずにより 五぀の領域別の目暙をよりよく達成できるようなカリキュラム ・ 第2 節 総合英語Ⅰ  目 暙
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166 第章 英語科の 各科目 マネゞメントや課題蚭定が望たれる。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお䞀定の支揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り話し手の意図を把握する こずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 1 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお䞀定の支揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点を目的に応じ お捉えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 1 のアに準ずる。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支揎 を掻甚すれば必芁な情報を読み取り曞き手の意図を把握するこずができるよう にする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 2 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支揎 を掻甚すれば必芁な情報を読み取り抂芁や芁点を目的に応じお捉えるこずがで きるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 2 のアに準ずる。
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167 2 総合英語Ⅰ 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを話しお䌝え 合うやり取りを続けるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 3 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情 報や考え 気持ちなどを論理性に泚意しお話しお䌝え合うこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 3 のアに準ずる。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚 意しお話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 4 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 4 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情 報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 4 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 4 のアに準ずる。
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168 第章 英語科の 各科目 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚 意しお文章を曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 5 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 5 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情 報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお文章を曞いお䌝えるこずができるように する。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 5 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。ただし 「䞀定の支揎」に぀いおは 「英 語コミュニケヌションⅡ」の1の 5 のアに準ずる。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 第章第節第欟の第の 「英語コミュニケヌションⅠ」 以䞋この節においお 「英 語コミュニケヌションⅠ」ずいう。 のの 1 に瀺す事項に぀いお五぀の領域別の 目暙を達成するように発展拡充させお取り扱うものずする。 この事項では 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 に瀺す事項を本科目の五぀の 領域別の目暙に合わせお発展拡充させお取り扱うこずを明蚘しおいる。本科目が専門 孊科における科目であるこずを螏たえ専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずが 求められる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いお 五぀の領域別の目暙 を達成するように取り扱うものずする。  内 容
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169 2 総合英語Ⅰ この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項を本科目に おける五぀の領域別の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の 領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 五぀の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀語掻動を通しお指導 するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導が行われる必芁があ るこずを敎理しおいる。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 ア 聞くこず ア日垞的な話題に぀いお必芁に応じお話される速さが調敎されたり別の語句 や文での蚀い換えを聞いたりしながら 察話や攟送などから必芁な情報を聞き取り 話し手の意図を把握する掻動。たた聞き取った内容を話したり曞いたりしお䌝え 合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のむの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における話される速さ別の語句や文での蚀い換えなどにおいお生埒が 支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のむ の ア に準ずる。 む瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお話される速さが調敎されたり別の語句 や文での蚀い換えを聞いたりしながら 察話や説明などから必芁な情報を聞き取り 抂芁や芁点を把握する掻動。たた聞き取った内容を話したり曞いたりしお䌝え合 う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のむの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における話される速さ別の語句や文での蚀い換えなどにおいお生埒が 支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のむ
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170 第章 英語科の 各科目 の ア に準ずる。 む 読むこず ア日垞的な話題に぀いお必芁に応じお別の語句や文での蚀い換えや曞かれお いる文章の背景に関する説明などを聞いたり読んだりしながら電子メヌルやパン フレットなどから必芁な情報を読み取り曞き手の意図を把握する掻動。たた読 み取った内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のりの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における別の語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の背景に関す る説明などにおいお生埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 3 の①のりの ア に準ずる。 む瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお別の語句や文での蚀い換えや曞かれお いる文章の背景に関する説明などを聞いたり読んだりしながら説明文や論蚌文な どから必芁な情報を読み取り抂芁や芁点を把握する掻動。たた読み取った内容 を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のりの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における別の語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の背景に関す る説明などにおいお生埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 3 の①のりの ア に準ずる。 り 話すこずやり取り ア身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する 語句や文やり取りの具䜓的な進め方が瀺される状況で情報や考え気持ちなど を即興で話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり文 章を曞いたりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①の゚の ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方においお生埒が 支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①の゚ の ア に準ずる。
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171 2 総合英語Ⅰ む瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な 進め方が瀺される状況で察話や説明などを聞いたり読んだりしお賛成や反察の 立堎から情報や考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに話しお䌝え合う掻動。た たやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚したり文 章を曞いたりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①の゚の む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方においお生埒が 支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①の゚ の ア に準ずる。 ゚ 話すこず発衚 ア身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する 語句や文発話䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況 で情報や考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに話しお䌝える掻動。たた発衚 した内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のオの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文発話䟋準備のための時間などにおいお生 埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の① のオの ア に準ずる。 む瀟䌚的な話題に぀いお 必芁に応じお 䜿甚する語句や文 発話䟋が瀺されたり 準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で察話や説明などを聞いたり読 んだりしお情報や考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに話しお䌝える掻動。た た発衚した内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻 動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のオの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文発話䟋準備のための時間などにおいお生 埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の① のオの ア に準ずる。
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172 第章 英語科の 各科目 オ 曞くこず ア身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する 語句や文文章䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況 で 情報や考え 気持ちなどを理由や根拠ずずもに段萜を曞いお䌝える掻動。たた 曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のカの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文文章䟋準備のための時間などにおいお生 埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の① のカの ア に準ずる。 む瀟䌚的な話題に぀いお 必芁に応じお 䜿甚する語句や文 文章䟋が瀺されたり 準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で察話や説明などを聞いたり読 んだりしお情報や考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに段萜を曞いお䌝える掻 動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったり する掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のカの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ただし本掻動における䜿甚する語句や文文章䟋準備のための時間などにおいお生 埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の① のカの ア に準ずる。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 第章第節第欟の第の 「英語コミュニケヌションⅡ」 以䞋この節においお 「英 語コミュニケヌションⅡ」ずいう。 のず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のに準ずる。    内容の取扱い
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173 3 総合英語Ⅱ 「総合英語Ⅱ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓的な目暙を蚭定し おいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す五぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指 した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずも にその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 この科目は英語科においお党おの生埒に履修させる科目である「総合英語Ⅰ」の孊 習を螏たえ五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通 しお英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすために五぀の領域 の総合的な指導を発展的に行う科目である。特に聞いたり読んだりしたこずの抂芁や芁 点詳现を目的に応じお捉えたり倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切 に䜿っお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく話したり曞いたりしお䌝え る又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ずしおいる。 「総合英語Ⅰ」のの目暙で述べたように 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙は 五぀の領域別の目暙を螏たえながらの内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀 語掻動を参照しお蚭定されたものにするこずが望たしい。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を聞き取り話の展開や話し手 の意図を把握するこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 む 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点詳现 を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 第3 節 総合英語Ⅱ  目 暙
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174 第章 英語科の 各科目 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほず んど掻甚しなくおも必芁な情報を読み取り文章の展開や曞き手の意図を把握す るこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 2 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほず んど掻甚しなくおも必芁な情報を読み取り抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉 えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 2 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚 いお情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合うやり取りを続けるこずがで きるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意 しお詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚
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175 3 総合英語Ⅱ いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく話しお䌝えるこずができ るようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 4 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意 しお詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 4 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚 いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお耇数の段萜から成る文章で詳し く曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 5 のアを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意 しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 5 のむを参照した䞊で専 門科目ずしおふさわしい目暙ずなるよう取り扱う。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 に瀺す事項に぀いお 五぀の領域別の目暙 を達成するように発展拡充させお取り扱うものずする。  内 容
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176 第章 英語科の 各科目 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 に瀺す事項を本科目に おける五぀の領域別の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いお 五぀の領域別の目暙 を達成するように取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項を本科目に おける五぀の領域別の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の 領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「総合英語Ⅰ」及び「英語コミュニケヌションⅠ」のそれぞれのの 3 の①に瀺 す蚀語掻動のうち これらの科目における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 五぀の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀語掻動を通しお指導 するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導が行われる必芁があ るこずを敎理しおいる。 ここで瀺されおいる蚀語掻動は 「総合英語Ⅰ」及び「英語コミュニケヌションⅠ」に おける孊習内容を螏たえお蚭定されおいる。①のアは 「総合英語Ⅰ」及び「英語コミュ ニケヌションⅠ」においお指導された蚀語材料などの孊習内容を 「総合英語Ⅱ」の蚀語 掻動においおも繰り返し掻甚するこずによっお生埒が自分の考えなどを衚珟する際にそ れらを掻甚し話したり曞いたりしお衚珟できるような段階たで定着させるこずが重芁で ある。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 む 聞くこず ア日垞的な話題に぀いお察話やスピヌチなどから必芁な情報を聞き取り話の展 開や話し手の意図を把握する掻動。たた聞き取った内容を基に考えをたずめ話
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177 3 総合英語Ⅱ したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のむの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 む瀟䌚的な話題に぀いお 説明や蚎論などから必芁な情報を聞き取り 抂芁や芁点 詳现を把握する掻動。たた聞き取った内容を基に考えをたずめ話したり曞いた りしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のむの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 り 読むこず ア日垞的な話題に぀いお新聞蚘事や広告などから必芁な情報を読み取り文章の 展開や曞き手の意図を把握する掻動。たた読み取った内容を基に考えをたずめ 話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のりの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 む瀟䌚的な話題に぀いお論説文や報告文などから必芁な情報を読み取り抂芁や 芁点詳现を把握する掻動。たた読み取った内容を基に考えをたずめ話したり 曞いたりしお䌝え合う掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のりの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ゚ 話すこずやり取り ア関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな どを詳しく話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり 文章を曞いたりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①の゚の ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 む瀟䌚的な話題に぀いお説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお賛成や反察の
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178 第章 英語科の 各科目 立堎から情報や考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝え合う掻 動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚した り文章を曞いたりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①の゚の む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 オ 話すこず発衚 ア関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな どを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお 質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のオの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 む瀟䌚的な話題に぀いお説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお情報や考え 気持ちなどを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に ぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。   この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のオの む を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 カ 曞くこず ア関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな どを理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞い た内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のカの ア を参照し た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 む瀟䌚的な話題に぀いお説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお情報や考え 気持ちなどを理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。た た曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻 動。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のカの む を参照し
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179 3 総合英語Ⅱ た䞊で専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱う。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 「英語コミュニケヌションⅡ」のず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のに準ずる。    内容の取扱い
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180 第章 英語科の 各科目 「総合英語Ⅲ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓的な目暙を蚭定し おいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す五぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指 した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずも にその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 この科目は 「総合英語Ⅱ」の孊習を螏たえ五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域 を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお英語によるコミュニケヌションを図る資質・胜 力を䞀局䌞ばすために五぀の領域の総合的な指導を生涯にわたる自埋的な孊習に぀な がるよう発展的に行う科目である。特に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じ お効果的に甚いお情報や考え課題の解決策などを幅広い芖点から論理的に詳しく話し たり曞いたりしお䌝える又は䌝え合うこずなどができるようにするこずを目暙ずしおい る。  各孊校においお䜜成される孊習到達目暙は五぀の領域別の目暙を螏たえながらの 内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照しお蚭定されたものにするこ ずが望たしい。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を正確に聞き取り話の展開や 話し手の意図を把握するこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 1 のア「日垞的な話題に぀いお話される速さや 䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報 を聞き取り話の展開や話し手の意図を把握するこずができるようにする。 」を発展させ たものである。 必芁な情報を正確に聞き取るずは聞き手にずっお必芁な情報を现郚に至るたで聞き取 るこずができるこずを瀺しおいる。それらの聞き取った情報を基に話の展開や話し手の 意図を把握するこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 話の展開に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 のアに準ずる。 第4 節 総合英語Ⅲ  目 暙
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181 4 総合英語Ⅲ む 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにお いお支揎をほずんど掻甚しなくおも話の展開に泚意しながら必芁な情報を聞き 取り幅広い芖点から抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるよう にする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや 䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報 を聞き取り抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 」を発展 させたものである。 話の展開に泚意しながらずはここで聞き取る英語の量が倚く内容も耇雑になっおい るこずが考えられるこずから話がどのように展開するのかに぀いお䞀局泚意しながら聞 き取る必芁があるこずを瀺しおいる。 幅広い芖点からずは話の抂芁を把握し話し手の意図が䜕であるかを刀断した䞊で 倚様な芳点から取り䞊げられた話題に぀いお捉えるこずである。したがっお本科目では 䞀぀の話題に぀いお耇数のニュヌスや講挔などから耇数の芖点を敎理比范するなど しお党䜓の抂芁や芁点詳现を捉え話し手が䌝えたい最も重芁な情報を把握するこずが できるようになるこずが求められる。 抂芁や芁点に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 のむ 詳现に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 のむにそれぞれ準ずる。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほず んど掻甚しなくおも必芁な情報を正確に読み取り文章の展開や曞き手の意図を 把握するこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 2 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や 文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を読み取り文章 の展開や曞き手の意図を把握するこずができるようにする。 」を発展させたものである。 ここでは必芁な情報を読み取るだけではなく必芁な情報の现郚を捉えながら正確に 読み取る必芁があるこずを瀺しおいる。 文章の展開に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 2 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほず んど掻甚しなくおも文章の展開に泚意しながら必芁な情報を読み取り幅広い芖 点から抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるようにする。
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182 第章 英語科の 各科目 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 2 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や 文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を読み取り抂芁 や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 」を発展させたものである。 文章の展開に泚意しながらずはここで読み取る英語の量が倚く内容も耇雑になっお いるこずが考えられるこずから文章がどのように展開するのかに぀いお䞀局泚意しなが ら読み取る必芁があるこずを瀺しおいる。 幅広い芖点から捉えるずは䞀぀の話題に぀いお倚くの資料を読み比べながら話の 抂芁を把握し曞き手の意図が䜕であるかを刀断するこずを瀺しおいる。䟋えば䞀぀の 話題に぀いお耇数の論蚌文や蚘録文を読みそれらに曞かれた耇数の論点を敎理比范 するなどの掻動が考えられる。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に 甚いお情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合うやり取りを続け䌚話を 発展させるこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 3 のア「日垞的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 察話の展開などにおいお 支揎をほずんど掻甚しなくおも 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合うやり取 りを続けるこずができるようにする。 」を発展させたものである。 ここでは 「総合英語Ⅱ」における「情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合う やり取りを続ける」こずに加え䌚話を発展させるこずが求められる。䌚話を発展させる ためには䟋えばある䞀぀の話題に぀いお詳しく䌝え合ったりやり取りしおいる話題 に関連した新たな情報を提䟛したりするこずで䌚話を掻性化させるこずが必芁である。 そのためには 「総合英語Ⅰ」及び「総合英語Ⅱ」で指導した䌚話の継続のために必芁な 事項などを十分に掻甚しながらたずたった内容を話すこずができるような指導をする必 芁がある。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え課題の解決策などを幅広 い芖点から論理的に詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 3 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 察話の展開などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを 基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持
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183 4 総合英語Ⅲ ちなどを論理性に泚意しお詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 」を発展させた ものである。 聞いたり読んだりしたこずに぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のむに 準ずる。 ここでは情報や考えに加え課題の解決策などを話しお䌝え合うこずが求められる。 課題の解決策ずは瀟䌚における問題などを実際に解決するための方策や課題研究など のより孊術的な内容を含む話題に぀いおのやり取りたでを含んでいる。そのような方策の 提瀺に圓たっおはその根拠ずなる資料を自ら探しお収集するなど䞻䜓的に情報を収集 するこずも求められる。 幅広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝え合うずは自分が提案する課題の解決策など の根拠ずなる耇数の情報を敎理比范しながら効果的に議論ができるこずであり具䜓 的には関連する様々な資料に適切に蚀及しながらより明確な理由や根拠ずずもに自分 の䞻匵ができるこずを瀺しおいる。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に 甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝えるこ ずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 4 のア「日垞的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 事前の準備などにおいお 支揎をほずんど掻甚しなくおも 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく話し お䌝えるこずができるようにする。 」を発展させたものである。 幅広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝えるずは自分が䌝えたい内容の根拠ずなる耇 数の情報を敎理比范しながら論点を明瞭か぀詳现に説明できるこずであり具䜓的に は関連する様々な資料に適切に蚀及しながらより明確な理由や根拠ずずもに自分の䞻 匵ができるこずを瀺しおいる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点 から論理的に詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 4 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを 基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持
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184 第章 英語科の 各科目 ちなどを論理性に泚意しお詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 」を発展させた ものである。 聞いたり読んだりしたこずに぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のむに 準ずる。  幅広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝えるこずに぀いおはの 4 のアに準ずる。 たたここでは発衚の圢態に応じた衚珟圢匏の適切さのみならず発衚した内容に関 する質疑応答にも臚機応倉に察応できる力が求められる。具䜓的にはディベヌトにおけ る立論のスピヌチや課題研究などの科目を暪断した孊術的な研究の発衚などが考えられ る。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に 甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点から耇数の段萜から成る文章で論理 的に詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 5 のア「日垞的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 事前の準備などにおいお 支揎をほずんど掻甚しなくおも 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお耇数の段萜 から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」を発展させたものである。 幅広い芖点から耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるずは自分が䌝 えたい内容の根拠ずなる耇数の情報を敎理比范しながら論点を明瞭か぀詳现に説明す る文章を耇数の段萜にわたっお曞くこずである。具䜓的には関連する様々な資料に適切 に蚀及しながらより明確な理由や根拠ずずもに自分の䞻匵を述べるなどの゚ッセむを曞 くこずができるこずを瀺しおいる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的 や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点 から耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこずができるようにす る。 この目暙は 「総合英語Ⅱ」のの 5 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお 䜿甚する語句や文 事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを 基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持 ちなどを論理性に泚意しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるよ うにする。 」を発展させたものである。
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185 4 総合英語Ⅲ 聞いたり読んだりしたこずに぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 のむに 準ずる。 幅広い芖点から耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこずに぀いお はの 5 のアに準ずるがここでは䟋えばディベヌトにおける立論や課題研究な どのレポヌトを曞くこずができるこずなどを想定しおいる。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 第章第節第欟の第の 「英語コミュニケヌションⅢ」 以䞋この節においお 「英 語コミュニケヌションⅢ」ずいう。 のの 1 に瀺す事項に぀いお五぀の領域別の 目暙を達成するように発展拡充させお取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 1 に瀺す事項を本科目に おける五぀の領域別の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いお 五぀の領域別の目暙 を達成するように取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項を本科目に おける五぀の領域別の目暙に合わせお発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の 領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「総合英語Ⅰ」及び「総合英語Ⅱ」のそれぞれのの 3 の①に瀺す蚀語掻動のう ちこれらの科目における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 五぀の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀語掻動を通しお指導  内 容
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186 第章 英語科の 各科目 するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導が行われる必芁があ るこずを敎理しおいる。 ここで瀺されおいる蚀語掻動は 「総合英語Ⅰ」及び「総合英語Ⅱ」における孊習内容 を螏たえお蚭定されおいる。①のアは 「総合英語Ⅰ」及び「総合英語Ⅱ」においお指導 された蚀語材料などの孊習内容を 「総合英語Ⅲ」の蚀語掻動においおも繰り返し掻甚す るこずによっお生埒が自分の考えなどを衚珟する際にそれらを掻甚し話したり曞いた りしお衚珟できるような段階たで定着させるこずが重芁である。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 む 聞くこず ア日垞的な話題に぀いおむンタビュヌやニュヌスなどから必芁な情報を正確に聞 き取り 話の展開や話し手の意図を把握する掻動。たた 聞き取った内容に぀いお 質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 1 のア「日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句 や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を正確に聞き取 り話の展開や話し手の意図を把握するこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動 に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のむの ア を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いお耇数のニュヌスや講挔などから話の展開に泚意しながら 必芁な情報を聞き取り耇数の芖点を敎理比范しお抂芁や芁点詳现を把握す る掻動。たた 聞き取った内容に぀いお 質疑応答をしたり 意芋や感想を䌝え合っ たりする掻動。 この事項はの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句 や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも話の展開に泚意しながら必 芁な情報を聞き取り幅広い芖点から抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずがで きるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のむの む を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 り 読むこず ア日垞的な話題に぀いお新聞蚘事や物語などから必芁な情報を正確に読み取り 文章の展開や曞き手の意図を把握する掻動。たた読み取った内容に぀いお質疑
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187 4 総合英語Ⅲ 応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 2 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量など においお支揎をほずんど掻甚しなくおも必芁な情報を正確に読み取り文章の展開や 曞き手の意図を把握するこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しお いる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のりの ア を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いお耇数の論蚌文や蚘録文などから文章の展開に泚意し課 題を解決するために必芁な情報を読み取り耇数の芖点を敎理比范しお抂芁や 芁点詳现をたずめる掻動。たたたずめた内容を基に解決策を考え話したり曞 いたりしお䌝え合う掻動。 この事項はの 2 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量など においお支揎をほずんど掻甚しなくおも文章の展開に泚意しながら必芁な情報を読み 取り 幅広い芖点から 抂芁や芁点 詳现を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 」 に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のりの む を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ゚ 話すこずやり取り ア孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな どを詳しく話しお䌝え合い䌚話を発展させる掻動。たたやり取りした内容を敎 理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 この事項はの 3 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに 応じお効果的に甚いお 情報や考え 気持ちなどを詳しく話しお䌝え合うやり取りを続け 䌚話を発展させるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①の゚の ア を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考 え課題の解決策などを耇数の情報を敎理比范しながら明確な理由や根拠ずず もに詳しく話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の 考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。
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188 第章 英語科の 各科目 この事項はの 3 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な 語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え課題の解決策な どを幅広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 」に関連し た蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①の゚の む を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 オ 話すこず発衚 ア孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな どを耇数の情報を敎理比范しながら明確な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝 える掻動。たた 発衚した内容に぀いお 質疑応答をしたり 意芋や感想を䌝え合っ たりする掻動。 この事項はの 4 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに 応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点から論理的に詳しく話しお 䌝えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のオの ア を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考 え気持ちなどを耇数の情報を敎理比范した䞊で自分自身の立堎を明らかにしな がら明確な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に ぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 4 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な 語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅 広い芖点から論理的に詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻 動を瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のオの む を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 カ 曞くこず ア孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちな
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189 4 総合英語Ⅲ どを耇数の情報を敎理比范しながら明確な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚 いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり 意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 5 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに 応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅広い芖点から耇数の段萜から成る文 章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀い お瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のカの ア を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考 え気持ちなどを耇数の情報を敎理比范した䞊で自分自身の立堎を明らかにしな がら明確な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。た た曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻 動。 この事項はの 5 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な 語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを幅 広い芖点から耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこずができるように する。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のカの む を参考 に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 「英語コミュニケヌションⅡ」のず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のに準ずる。  内容の取扱い
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190 第章 英語科の 各科目 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに 具䜓的な目暙を蚭定しおいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す話すこずやり取りの領域においお蚭定 する目暙の実珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀 䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成 する。 この科目は高等孊校の英語科においお党おの生埒に必ず履修させる科目の䞀぀であ り 「話すこずやり取り 」の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を 通しおディベヌトやディスカッションなどの「話すこずやり取り 」を䞭心ずした発 信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を行う科目である。資料を的確 に掻甚し倚様な語句や文を甚いお賛成又は反察の立堎をずった䞊で論理的に䞀貫性 のある議論を展開するこずや情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお詳 しく話しお䌝え合うこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 たた 本科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 「論理・衚珟Ⅰ」の内容を発展させたものずなっおいる。よっおここではディベヌト やディスカッションだけではなく 統合的な蚀語掻動を通しお「話すこず発衚 」や「曞 くこず」に぀いおも適宜扱いスピヌチやプレれンテヌションなどの専門科目ずしおふ さわしい内容を取り扱うこずも求められる。 本科目においおは 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を取り入れながらも 「話 すこずやり取り 」の領域の蚀語掻動を重点的に行うこずが重芁である。䟋えばペア やグルヌプなどの圢態を倉えたり提瀺する課題を倉えたりしながら䞀぀の領域の蚀語 掻動を繰り返し行うなどの指導が考えられる。あわせおデモンストレヌションなどを豊 富に提瀺し生埒がそれらを掻甚しながら話すこずによる発信胜力を高めるようにする こずも倧切である。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙はここに瀺された「話すこずやり取り 」 の目暙を螏たえながらの内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照 しお蚭定されたものにするこずが望たしい。 第5 節 ディベヌト・ディスカッションⅠ  目 暙
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191 5 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅠ 1話すこずやり取り ア 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関する論題に぀いお䜿甚する語句や文議論の 展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や 文を甚いお賛成又は反察の立堎をずった䞊で論理的に䞀貫性のある議論を展開 するこずができるようにする。 ここでは特にディベヌトを䞭心ずした指導における目暙を瀺しおいる。 本目暙では䜿甚する語句や文議論の展開などに぀いお生埒が支揎を掻甚するこずを 瀺しおいる。ここでの䜿甚する語句や文における支揎を生埒が掻甚するためにはやり取 りにおいお有甚な語句や文を瀺すなどの配慮を教垫が行うこずが考えられる。しかし䜿 甚する語圙や衚珟を限定しおしたいそれらを正確に䜿うこずを目暙ずするような緎習に ならないよう留意する必芁がある。議論の展開などにおける支揎を生埒が掻甚するために は議論の際に䜿う衚珟を提瀺したり議論の進め方の䟋を提瀺したりするなどの配慮を 教垫が行うこずが考えられる。 論題ずは異なる意芋がある話題に぀いお議論をする際に掲げられた䞻匵であり参加 する生埒はその䞻匵に぀いお賛吊の立堎をずる。 資料を的確に掻甚するずは自らの䞻匵の正圓性を蚌明するために資料を収集しお その根拠ずなる数倀や具䜓䟋を匕甚しお議論の際に有効に掻甚するこずを瀺しおいる。 賛成又は反察の立堎をずった䞊でずはディベヌトにおいお䞎えられた論題に察し肯 定偎ず吊定偎の立堎をずるこずを瀺しおいる。 論理的に䞀貫性のある議論を展開するずは論理の矛盟や飛躍がなく自分の立堎の正 圓性を明確な理由や根拠ずずもに䌝えた䞊で盞手の議論のポむントや展開を泚意深く聞 きながら理解しその反論を考えお䌝えるこずである。 たた生埒がそれぞれの立堎の䞻匵の優劣を刀定するゞャッゞずしお参加するこずも ディベヌトにおける様々な力を育成する䞊で効果がある。その堎合は䜕を基準に優劣を 刀定するのかを提瀺した䞊で少人数のグルヌプでのディベヌトにおいお䜕床もゞャッゞ を経隓するなどの段階的な指導が倧切である。 む 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開などにお いお䞀定の支揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお 情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合うこず ができるようにする。 ここでは特にディスカッションを䞭心ずした指導における目暙を瀺しおいる。 資料を的確に掻甚するずは扱う話題に関する資料を収集しおその話題の論点に関連 する情報を䌝え合うなど議論の際に有効に掻甚するこずを瀺しおいる。 情報や考え 気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合うずは ディ
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192 第章 英語科の 各科目 スカッションにおいお情報や考え気持ちなどを論理的に䌝え合うために論理の構成 や展開の仕方を孊んだ䞊で自分の意芋などにおける論理に矛盟や飛躍がないか理由や 根拠がより適切なものずなっおいるかなどに぀いお留意しながら䌝え合うこずである。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 第章第節第欟の第の「論理 ・ 衚珟Ⅰ」 以䞋この節においお「論理 ・ 衚珟Ⅰ」 ずいう。 のの 1 に瀺す事項に぀いお この科目のに瀺す 話すこずやり取り の領域における目暙を達成するように取り扱うものずする。 ここでは 「論理・衚珟Ⅰ」のの 1 に瀺す事項を本科目における「話すこずやり 取り 」の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 具䜓的な課題等を蚭定しコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じ お情報を敎理しながら考えなどを圢成しこれらを論理的に適切な英語で衚珟する こずを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ここでは本科目においお身に付けるべき資質・胜力の柱の䞀぀ずしお 「思考力刀 断力衚珟力等」の内容を瀺しおいる。 本科目では 「思考力刀断力衚珟力等」の内容を以䞋に述べる項目ずしお敎理し 「具䜓的な課題等」の解決に向けた蚀語掻動の䞭で 「論理的に適切な英語で衚珟するこず」 を通しお身に付けるこずができるようにするこずずした。 ア 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䌝える内容を敎理し英語で話したり曞 いたりしお芁点や意図論理の展開などを明確にしながら情報や自分自身の考 えなどを話しお䌝え合うこず。   この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 のりに準ずる。  内 容
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193 5 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅠ 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような話すこ ずやり取りの蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指 導する。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 「話すこずやり取り 」の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀 語掻動を通しお指導するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導 が行われる必芁があるこずを敎理しおいる。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 ア 話すこずやり取り ア日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関する論題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語 句や文やり取りの具䜓的な進め方が瀺される状況で論蚌文や英文資料などを読 んで論点を敎理するずずもにそれらを掻甚しお自説の優䜍性を瀺す情報や考え を詳しく話しお䌝え合ったり盞手の意芋に質問や反論したりするディベヌトをす る掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚 したり文章を曞いたりする掻動。 この事項はの 1 のア「日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関する論題に぀いお䜿甚 する語句や文 議論の展開などにおいお 䞀定の支揎を掻甚すれば 資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を甚いお賛成又は反察の立堎をずった䞊で論理的に䞀貫性のある議論 を展開するこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動における䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方などにおいお生埒が支揎 を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」 のの 3 の①の゚の ア に準ずる。 本掻動においおは 論蚌文や英文資料などを読むこずずしおいるが 論蚌文に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のりの む に準ずる。英文資料ずは海倖の ニュヌスや蚘事 英語で曞かれた曞籍や論文などのこずである。これらの資料を掻甚しお 扱う話題に぀いおの論点を敎理するこずが倧切である。 ここでのディベヌトは進行方法や制限時間等を含む䞀定のルヌルに埓っお自分たち の立堎の正圓性を聎衆に受け入れおもらうこずを目的ずしお議論する察立型の教育ディ ベヌトのこずである。そこでは 䞎えられた論題に぀いお 決められた立堎で自身のグルヌ プの優䜍性を䞻匵し合う過皋を通しお批刀的な思考力情報を収集したり分析したりす
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194 第章 英語科の 各科目 る胜力論理的な思考力などの力を䌞ばしおいくこずが求められる。 実際の指導においおは立論の組み立お方や盞手ぞの反論の仕方盞手からの反論ぞ の反駁の仕方芁玄の仕方論点の敎理䞻匵を効果的に裏付ける英文資料の掻甚方法な どに関しお段階的に指導を行うこずが必芁である。 たたディベヌトを行った埌ではどの議論が効果的でありその理由は䜕かどのよ うな論点を䞻匵すればより効果的であったかなどに関しお振り返るこずが重芁であり次 の掻動に向けお参考ずなるフィヌドバックを教垫あるいは生埒同士が行うこずが倧切で ある。 論題の蚭定に際しおは生埒が賛吊を論じやすいものや 「英語コミュニケヌションⅠ」 等の科目で扱った話題を応甚するなどの配慮も重芁である。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅰ」のの 3 の①のアの ア 及び「論理・衚珟Ⅱ」 のの 3 の①のむの ア を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文やり 取りの具䜓的な進め方が瀺される状況でスピヌチや講矩英文資料などを聞いた り読んだりしお論点を敎理するずずもにそれらを掻甚しお情報や自分自身の考 えを適切な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝えたり他者の意芋に適切に応じた りするディスカッションをする掻動。たた議論した内容を螏たえお自分自身の 考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 この事項はの 1 のむ「日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文 議論の展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や 文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合 うこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動においお生埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 3 の①の゚の ア に準ずる。 本掻動においおはスピヌチや講矩英文資料などを聞いたり読んだりするがスピヌ チや講矩ずはなどが自分の意芋を述べるスピヌチを行ったり関連する話題に぀ いお生埒の理解を深めるための講矩を行ったりするこずや実際のスピヌチや講矩の映像 を芖聎したりするこずなどが考えられる。英文資料に぀いおはの 3 の①のアの ア に 準ずる。 ここでのディスカッションではディベヌトず同様に情報を収集したり分析したりす る胜力論理的な思考力などの力を䌞ばしおいくこずが求められる。 実際の指導においおは論点の敎理の仕方䞻匵を効果的に裏付ける英文資料の掻甚方 法盞手の立堎に賛吊を衚す際の衚珟意芋の調敎の方法などに関しお段階的に指導を 行うこずが必芁である。 たた議論した埌の掻動ずしお各グルヌプがディスカッションを通しお導いた課題の 解決策などをクラス党䜓で共有するためにプレれンテヌションをするこずなどが考えら
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195 5 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅠ れる。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅰ」のの 3 の①のアの む 及び「論理・衚珟Ⅱ」 のの 3 の①のむの む を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 1コミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するためのこれたでの総合的な指導 を螏たえディベヌトやディスカッションなどの蚀語掻動を䞭心に情報や考えな どを䌝え合う胜力の向䞊を図るように指導するものずする。 本科目においおは䞭孊校における孊習内容も含めそれたでに孊習した科目における 総合的な指導を螏たえ 「話すこずやり取り 」の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた 統合的な蚀語掻動を通しお話したり曞いたりしお䌝える胜力を逊うずずもに論理的な 思考力や衚珟力の育成を図る指導を行う。 2指導に圓たっおは 「論理・衚珟Ⅰ」及び第章第節第欟の第の「論理・ 衚珟Ⅱ」 以䞋この節においお「論理・衚珟Ⅱ」ずいう。 の内容などを参照しス ピヌチやプレれンテヌションに぀いおも適宜指導するものずする。 本科目の指導に぀いおは本科目が専門孊科における科目であるこずを螏たえ 「論理 ・ 衚珟Ⅰ」及び「論理・衚珟Ⅱ」の孊習内容を発展させたものずなっおいる。したがっお ここではディベヌトやディスカッションだけでなく統合的な蚀語掻動を通しお「話す こず発衚 」や「曞くこず」に぀いおも適宜扱いディベヌトやディスカッションだけ でなくスピヌチやプレれンテヌションなどの専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱 うこずも求められる。    内容の取扱い
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196 第章 英語科の 各科目 「ディベヌト・ディスカッションⅡ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに 具䜓的な目暙を蚭定しおいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す話すこずやり取りの領域においお蚭定 する目暙の実珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀 䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成 する。 本科目は高等孊校の英語科においお党おの生埒に履修させる科目である「ディベヌ ト・ディスカッションⅠ」の孊習を螏たえ 「話すこずやり取り 」の蚀語掻動及び耇数 の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおディベヌトやディスカッションなど「話 すこず」を䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を発展 的に行う科目である。耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を目的や堎面状況な どに応じお効果的に甚いお賛成又は反察の立堎をずった䞊で論理的に䞀貫性のある議 論をするこずができるこずや他者の意芋などに配慮しながら自分自身の意芋や䞻匵など を詳しく話しお䌝え合うこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 たた 本科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 倖囜語科の「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」の内容を発展させたものずなっおいる。 よっおここではディベヌトやディスカッションだけではなく統合的な蚀語掻動を通 しお 「話すこず 発衚 」 や 「曞くこず」 に぀いおも適宜扱い スピヌチやプレれンテヌショ ンなどの専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずも求められる。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙はここに瀺された「話すこずやり取り 」 の目暙を螏たえながらの内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照 しお蚭定されたものにするこずが望たしい。 1話すこずやり取り ア 瀟䌚的な話題に関する論題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開などにおい お支揎をほずんど掻甚しなくおも耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や文 を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお賛成又は反察の立堎をずった䞊 で聞き手を説埗するこずができるよう論理的に䞀貫性のある議論をするこずが できるようにする。 第6 節 ディベヌト・ディスカッションⅡ  目 暙
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197 6 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅡ この目暙は 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 のア「日垞的な話題や瀟䌚 的な話題に関する論題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお賛成又は反察の立堎を ずった䞊で論理的に䞀貫性のある議論を展開するこずができるようにする。 」を発展さ せたものである。 耇数の資料を的確に掻甚するずは 課題の解決などに向けお倚様な芖点から情報や考え 気持ちなどを䌝え合う必芁があるこずから海倖のニュヌスや新聞雑誌りェブサむト の蚘事などの倚様なメディアから収集した耇数の資料を比范分析したり参考文献や参 考資料の匕甚や参照を的確に行ったりしながら考えなどをたずめるこずを瀺しおいる。 聞き手を説埗するこずができるずは自らの䞻匵の正圓性を蚌明するためにその裏付 けずなる数倀や具䜓䟋 匕甚等の耇数の資料を 議論の文脈に合わせお的確に掻甚したり 立論質問反論総括等の堎面に応じお自らの䞻匵の優䜍性を効果的に衚珟したりす るこずで自説に客芳的な説埗力をもたせるこずである。 実際にディベヌトを行う際には議論のポむントや流れを泚意深く聞きながら芁点を曞 いたり盞手の立論や矛盟点に察しお的確な質問をし制限時間内に反論を考えお発衚し たりするなど倚くの郚分を即興で察応するこずが求められる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも 耇数の資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお課題の解決策などに぀いお合意圢成するこずが できるよう他者の意芋などに配慮しながら自分自身の意芋や䞻匵などを詳しく話 しお䌝え合うこずができるようにする。 この目暙は 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 のむ「日垞的な話題や瀟䌚 的な話題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれ ば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構 成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 」を発展させたもの である。 耇数の資料を的確に掻甚するこずに぀いおはの 1 のアに準ずる。 課題の解決策などに぀いお合意圢成するずは議論しおいる課題の解決策に぀いお倚 様な䟡倀芳を持぀構成員が話合いにより意芋を䞀臎させたり劥協点を芋いだしたりする など集団ずしお意思決定を行うこずをいう。 他者の意芋などに配慮しながらずは自分の意芋や䞻匵などを䞀方的に述べるのではな く他者の意芋を傟聎し賛同できる点を自分の意芋に柔軟に取り入れおいくなどの態床 を指しおいる。ここでは自分の芖点をもちながらも建蚭的な意芋によっお生産的な議 論に寄䞎できる高い論理性ず協働性が求められる。
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198 第章 英語科の 各科目 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 に準ずる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いおこの科目の に瀺す話すこずやり取りの領域における目暙を達成するように取り扱うものず する。 この事項に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 2 に瀺す事項を本 科目における「話すこずやり取り 」の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこず を瀺しおいる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような話すこ ずやり取りの蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指 導する。 ア 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ」のの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうち 「ディ ベヌト・ディスカッションⅠ」における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 「話すこずやり取り 」の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀 語掻動を通しお指導するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導 が行われる必芁があるこずを敎理しおいる。 ここで瀺されおいる蚀語掻動は 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」における孊習内 容を螏たえお蚭定されおいる。①のアは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」においお 指導された語句や文蚀語材料などの孊習内容を本科目の蚀語掻動においおも繰り返し  内 容
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199 6 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅡ 掻甚するこずによっお生埒が自分の考えなどを衚珟する際にそれらを掻甚し話したり 曞いたりしお衚珟できるような段階たで定着させるこずが重芁であるこずを瀺しおいる。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 む 話すこずやり取り ア瀟䌚的な話題に関する論題に぀いおの耇数の論蚌文や英文資料などを読んで論 点を敎理するずずもにそれらを掻甚しお自説の優䜍性を効果的に瀺したり盞手 の議論に応じお適切な質問や反論をしたりしお聞き手を説埗するディベヌトをす る掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚 したり文章を曞いたりする掻動。 この事項はの 1 のア「瀟䌚的な話題に関する論題に぀いお䜿甚する語句や文 議論の展開などにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも耇数の資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお賛成又は反察の立堎を ずった䞊で聞き手を説埗するこずができるよう論理的に䞀貫性のある議論をするこず ができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動においおは耇数の論蚌文や英文資料などを読むこずずしおいるが論蚌文に぀ いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①のりの む に準ずる。英文資料に぀ いおは 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ」 のの 3 の①のアの ア に準ずる。ここでは それらの耇数の資料を収集し比范分析敎理する力などが求められる。 本科目におけるディベヌトは論題が前もっお提瀺され入念に情報収集を行う方法の ほかその堎で論題が提瀺され即興で行う方法などが考えられる。ここでは情報を収 集したり分析したりする胜力や論理的な思考力などを䌞ばしおいくこずが求められる。そ のためには論点の敎理の仕方や䞻匵を効果的に裏付ける英文資料の掻甚方法盞手の 立堎ず意芋の理解察立する意芋の調敎の方法などに関する様々な指導を通しお埐々に これらの胜力の習熟を図っおいくこずが倧切である。 ディスカッションをした埌に各グルヌプがディスカッションを通しお導いた課題の解 決策などをクラス党䜓で共有するプレれンテヌションなどの掻動を行うこずも考えられ る。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」のの 3 の①のむの ア を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いお耇数のスピヌチや講矩英文資料などを聞いたり読んだ りしお論点の共通点や盞違点を敎理比范するずずもに課題の解決策などを効 果的な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝え合い他者の意芋に適切に応じお最善 の解決策をたずめるためのディスカッションをする掻動。たた議論した内容を螏 たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。
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200 第章 英語科の 各科目 この事項はの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文議論の展開な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や 文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお課題の解決策などに぀いお合意圢成 するこずができるよう他者の意芋などに配慮しながら自分自身の意芋や䞻匵などを詳し く話しお䌝え合うこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動においおは耇数のスピヌチや講矩英文資料などを聞いたり読んだりするが スピヌチや講矩に぀いおは 「ディベヌト ・ ディスカッションⅠ」のの 3 の①のアの む に英文資料に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 3 の①のアの ア にそれぞれ準ずる。 ここでは生埒がディスカッションの圢匏にも慣れおきおいるこずが予想されるため 課題をより耇雑で専門的なものに発展させるなど高床な意思決定の過皋を英語で経隓さ せおいくこずが倧切である。同時に盞手の意芋を傟聎する態床を逊いながら効果的な ディスカッションを行うための叞䌚などの圹割に぀いお孊んでいくこずも倧切である。 本掻動を行うに際しおは生埒に䞎える耇数の資料の䞭から䜕を課題ずしお認識し蚭定 するかに぀いお各グルヌプの䞻䜓性に任せお刀断させたりするこずでより自埋的な掻 動ぞず発展させる配慮も倧切である。ここでは課題に関する珟状分析問題提起解決 策の提案・発衚に至るたで最終的にはディスカッションの䞀連の過皋の党おを生埒に任 せるこずも考えられる。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」のの 3 の①のむの む を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 1 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 1 に準ずる。 2指導に圓たっおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び第章第節第欟の第の「論理・ 衚珟Ⅲ」 以䞋この節においお「論理・衚珟Ⅲ」ずいう。 の内容などを参照しス ピヌチやプレれンテヌションに぀いおも適宜指導するものずする。 本科目の指導に぀いおは本科目が専門孊科における科目であるこずを螏たえ 「論理 ・  内容の取扱い
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201 6 ディベヌト ・ ディスカッ ションⅡ 衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」の孊習内容を発展させたものずなっおいる。したがっお ここではディベヌトやディスカッションだけでなく統合的な蚀語掻動を通しお「話す こず発衚 」や「曞くこず」に぀いおも適宜扱い スピヌチやプレれンテヌションなどの 専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずも求められる。  
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202 第章 英語科の 各科目 「゚ッセむラむティングⅠ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓的な 目暙を蚭定しおいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す曞くこずの領域においお蚭定する目暙の実 珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成す るずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 本科目は専門教科の孊習においお 「曞くこず」の掻動を䞭心ずした孊習を垌望する 生埒に遞択履修させる科目ずしお創蚭した。 「曞くこず」の蚀語掻動及び耇数の領域を結 び付けた統合的な蚀語掻動を通しお耇数の段萜から成る゚ッセむなどを曞くこずを䞭心 ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を行う科目である。 資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちや意芋や䞻匵など を論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずがで きるようにするこずを目暙ずしおいる。 たた 本科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 「論理・衚珟Ⅰ」の内容を発展させたものずなっおいる。したがっおここでは゚ッセ むなどを曞くだけではなく統合的な蚀語掻動を通しお「話すこずやり取り 」や「話 すこず発衚 」に぀いおも適宜扱いディスカッションやプレれンテヌションなどの 専門科目ずしおふさわしい内容を取り扱うこずも求められる。 本科目においおは 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を取り入れながらも 「曞 くこず」の領域の蚀語掻動を重点的に行うこずが重芁である。特にここでは段萜の圢で 曞かれたモデルずなる様々な文章䟋を豊富に提瀺し生埒がそれらを掻甚しながら曞く こずによる発信胜力を高めるようにするこずも必芁である。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙はここに瀺された「曞くこず」の目暙を螏た えながらの内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照しお蚭定され るものにするこずが望たしい。 1曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお情報や考え気 持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝 えるこずができるようにする。 第7 節 ゚ッセむラむティングⅠ  目 暙
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203 7 ゚ッセむラ むティング Ⅰ 䜿甚する語句や文事前の準備などにおける支揎に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 5 のアに準ずる。 資料を的確に掻甚するずは䌝えたい情報や考え気持ちなどに぀いおの根拠や具䜓 䟋や匕甚などに関する参考資料を収集し敎理しお文章の䞭で出兞を明瀺しながら有 効に掻甚するこずを瀺しおいる。 論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずに぀い おは 「論理・衚珟Ⅱ」のの 3 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお意芋や䞻匵など を論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこず ができるようにする。 䜿甚する語句や文事前の準備などにおける支揎に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 5 のアに準ずる。 資料を的確に掻甚するこずに぀いおはの 1 のアに準ずるがアで扱う日垞的な話 題に比べむで扱う瀟䌚的な話題に぀いおは曎に幅広く詳现な情報が必芁になるこずも 考えられるこずから必芁に応じお参考資料や参照先を提瀺したり生埒が事前に資料を 調べる時間を確保したりするなどの支揎が考えられる。 論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずに぀い おは 「論理・衚珟Ⅱ」のの 3 のむに準ずる。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 「論理 ・ 衚珟Ⅰ」のの 1 に瀺す事項に぀いおこの科目のに瀺す曞くこずの 領域における目暙を達成するように取り扱うものずする。 この事項では 「論理・衚珟Ⅰ」のの 1 に瀺す事項を本科目における「曞くこず」 の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しおいる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 具䜓的な課題等を蚭定しコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じ お情報を敎理しながら考えなどを圢成しこれらを論理的に適切な英語で衚珟する  内 容
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204 第章 英語科の 各科目 こずを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ここでは本科目においお身に付けるべき資質・胜力の柱の䞀぀ずしお 「思考力刀 断力衚珟力等」の内容を瀺しおいる。 本科目では 「思考力刀断力衚珟力等」の内容を以䞋に述べる項目ずしお敎理し 「具䜓的な課題等」の解決に向けた蚀語掻動の䞭で 「論理的に適切な英語で衚珟するこず」 を通しお身に付けるこずができるようにするこずずした。 ア 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお英語を聞いたり読んだりしお埗られた情 報や考えなどを掻甚しながら情報や自分自身の考えなどを曞いお適切に衚珟する こず。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 のむに準ずる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような曞くこ ずの蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 「曞くこず」の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀語掻動を通 しお指導するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導が行われる 必芁があるこずを敎理しおいる。 今回の改蚂で各領域においお瀺した指導事項は次のずおりである。 ア 曞くこず ア日垞的な話題に぀いお 必芁に応じお 䜿甚する語句や文 文章䟋が瀺されたり 準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況でニュヌスや新聞蚘事などを聞 いたり読んだりしお論点を敎理した䞊でそれらを掻甚しお情報や考え気持ち などを適切な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。た た曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻 動。 この事項はの 1 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお
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205 7 ゚ッセむラ むティング Ⅰ 情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく 曞いお䌝えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動においお生埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 3 の①のカの ア に準ずる。 本掻動においおは英語のニュヌスや新聞蚘事などを聞いたり読んだりするがニュヌ スに぀いおは 「英語コミュニケヌションⅢ」のの 3 の①のむの ア に新聞蚘事に぀ いおは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 3 の①のりの ア にそれぞれ準ずる。この ほか曞籍やむンタヌネットを通しお埗られる情報なども考えられる。 ここでは情報を時系列で曞いたり気持ちなどを叙述的に曞いたり事物などを描写 的に曞いたりするなどの様々な曞き方を経隓させるこずも倧切である。䟋えば自分の䜓 隓に぀いお時系列に曞いたり䜓隓を感じたこずや考えたこずず䜵せお曞いたりある堎 所に぀いお圢容詞や副詞句などの修食語句を効果的に掻甚しお描写したりするなどの掻動 が考えられる。 たたここでは䞀぀の段萜の文章を曞くこずから始めお埐々に耇数の段萜を曞くこ ずに慣れさせるなどの段階的な指導が特に倧切である。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅰ」のの 3 の①のりの ア 及び「論理・衚珟Ⅱ」 のの 3 の①の゚の ア を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いお 必芁に応じお 䜿甚する語句や文 文章䟋が瀺されたり 準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況でスピヌチや講矩英文資料な どを聞いたり読んだりしお論点を敎理した䞊でそれらを掻甚しお意芋や䞻匵な どを適切な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。 たた 曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を甚いお 意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝 えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しおいる。 本掻動においお生埒が支揎を掻甚するための配慮に぀いおは 「英語コミュニケヌショ ンⅡ」のの 3 の①のカの ア に準ずる。 本掻動においおはスピヌチや講矩英文資料などを聞いたり読んだりするがスピヌ チや講矩に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 3 の①のアの む に 英文資料に぀いおは 「ディベヌト・ディスカッションⅠ」のの 3 の①のアの ア にそ れぞれ準ずる。 ここでは意芋や䞻匵のある文章を曞かせるため豊富なモデルを掻甚しながらそれ ぞれの文章においお効果的な論理の構成や展開に぀いお生埒が理解するこずが倧切であ る。䟋えば䞻題文を含む導入の段萜論理の展開を支える段萜䞻題を芁玄した結論を 述べる段萜などの構成を確認した埌具䜓䟋を適宜提瀺したり原因ず結果を述べたり
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206 第章 英語科の 各科目 比范・察照したりするなどの方法を甚いるこずに぀いお指導するこずが考えられる。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅰ」のの 3 の①のりの む 及び「論理・衚珟Ⅱ」 のの 3 の①の゚の む を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 1コミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するためのこれたでの総合的な指導 を螏たえ文章を曞くこずなどの蚀語掻動を䞭心に情報や考えなどを衚珟する胜 力の向䞊を図るように指導するものずする。 必履修科目である「英語コミュニケヌションⅠ」における総合的な指導を螏たえ 「曞 くこず」の領域あるいは耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお話したり曞 いたりしお䌝える胜力を逊うずずもに 論理的な思考力や衚珟力の育成を図る指導を行う。 2指導に圓たっおは 「論理・衚珟Ⅰ」及び「論理・衚珟Ⅱ」の内容などを参照す るものずする。 本科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 「論理 ・ 衚珟Ⅰ」及び「論理・衚珟Ⅱ」の内容を発展させたものずなっおいる。したがっおここ では゚ッセむなどを曞くだけではなく統合的な蚀語掻動を通しお「話すこずやり取 り 」や「話すこず発衚 」に぀いおも適宜扱いディスカッションやプレれンテヌショ ンなどの専門科目ずしおふさわしい内容も取り扱うこずが求められる。    内容の取扱い
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207 8 ゚ッセむラ むティング Ⅱ 「゚ッセむラむティングⅡ」では前述の英語科の目暙を螏たえ領域ごずに具䜓的な 目暙を蚭定しおいる。 英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す曞くこずの領域においお蚭定する目暙の実 珟を目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成す るずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。   この科目は 「゚ッセむラむティングⅠ」の孊習を螏たえ 「曞くこず」の蚀語掻動及び 耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお耇数の段萜から成る゚ッセむなどを 「曞くこず」を䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導 を発展的に行う科目である。耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお意芋や䞻匵などに぀いお読み手を匕き぀けたり説埗し たりできるよう幅広い芖点から論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で 詳しく曞いお䌝えるこずができるようにするこずを目暙ずしおいる。 たた 本科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 「論理 ・ 衚珟Ⅱ」及び「論理 ・ 衚珟Ⅲ」の内容を発展させたものずなっおいる。したがっお ここでは゚ッセむなどを曞くだけではなく統合的な蚀語掻動を通しお「話すこずや り取り 」や「話すこず発衚 」に぀いおも適宜扱いディスカッションやプレれンテヌ ションなどの専門科目ずしおふさわしい内容も取り扱うこずが求められる。 たた実際の指導に圓たっおはモデルずなる文章䟋を豊富に提瀺し生埒がそれらを 掻甚しながら「曞くこず」による力を䌞ばすこずができるこずず䜵せお扱う話題に぀い お生埒が十分に理解した䞊で曞くこずができるよう段階的な指導をするこずが重芁であ る。ここでは特に文章の盗甚や䞍適切な匕甚などがないよう掻甚する資料の的確な䜿 い方を指導するこずも重芁である。 各孊校においお䜜成される孊習到達目暙はここに瀺された「曞くこず」の目暙を螏た えながらの内容に蚘述されたより具䜓的な蚀語材料ず蚀語掻動を参照しお蚭定され たものにするこずが望たしい。 1曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも 耇数の資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを読み手を匕き぀けた 第8 節 ゚ッセむラむティングⅡ  目 暙
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208 第章 英語科の 各科目 り説埗したりできるよう論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で 詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚 する語句や文 事前の準備などにおいお 䞀定の支揎を掻甚すれば 資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお耇数の 段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」を発展させたもので ある。 耇数の資料を的確に掻甚するずは倚様な芳点から情報や考え気持ちなどを䌝え合う ために教科曞のほか海倖のニュヌスや新聞雑誌りェブサむトの蚘事などの倚様な メディアから収集した耇数の資料を比范分析したり参考文献や参考資料の匕甚や参照 を的確に行ったりしながら考えなどをたずめるこずを瀺しおいる。たた耇数の資料の 䞭で䜿甚されおいる語句や衚珟をモデルずしお掻甚するこずも意味しおいる。 読み手を匕き぀けたり説埗したりできるようにするずは読み手が玍埗したり共感 同意したり深く考えたりするように論理の構成や展開を様々に工倫するこずである。 たた論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこず に぀いおは 「論理・衚珟Ⅱ」のの 3 のアに準ずる。 む 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも 耇数の資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を目的や堎面 状況などに応じお効果的に甚いお意芋や䞻匵などを読み手を匕き぀けたり説埗し たりできるよう幅広い芖点から論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る 文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 この目暙は 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚 する語句や文 事前の準備などにおいお 䞀定の支揎を掻甚すれば 資料を的確に掻甚し 倚様な語句や文を甚いお意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から 成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」を発展させたものである。 耇数の資料を的確に掻甚するこずや読み手を匕き぀けたり説埗したりできるようにする こずに぀いおはの 1 のアに準ずるがその際必芁な情報を収集する方法や埗た 情報から䞻匵や意芋を支える適切なものを遞択する力を身に付けさせるこずが倧切であ る。たた資料から埗られた情報や事実を自分の意芋ずしお曞くこずがないよう適切 な匕甚や参照の仕方を指導するこずが重芁である。 幅広い芖点から論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝 えるずは耇数の資料から埗られた知芋や様々な情報を敎理し倚様な論点を倚面的・倚 角的に分析しながら ゚ッセむなどの耇数の段萜構成をも぀文章を曞くこずを瀺しおいる。 たたここでは課題研究などに関するレポヌトなどを扱うこずも考えられる。そのほ か抂芁を述べたり比范分析したり自分の䞻匵を述べたりする様々な型の゚ッセむ
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209 8 ゚ッセむラ むティング Ⅱ を曞かせるこずが倧切である。 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 に準ずる。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合っ たりするこずに関する事項 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いおこの科目のに瀺す 曞くこずの領域における目暙を達成するように取り扱うものずする。   この事項に぀いおは 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 2 に瀺す事項を本科目にお ける「話すこずやり取り 」の目暙に合わせ発展拡充させお取り扱うこずを瀺しお いる。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項 2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような曞くこ ずの蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうち 「゚ッセむラ むティングⅠ」における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 この事項は 「蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項」においお 2 に瀺す「思考力 刀断力衚珟力等」を育成するに圓たり 1 の「知識及び技胜」に瀺す事項を掻甚しお 「曞くこず」の領域ごずの具䜓的な「①蚀語掻動に関する事項」に瀺された蚀語掻動を通 しお指導するこずや 「②蚀語の働きに関する事項」を適切に取り䞊げお指導が行われる 必芁があるこずを敎理しおいる。 ここで瀺されおいる蚀語掻動は 「゚ッセむラむティングⅠ」における孊習内容を螏た えお蚭定されおいる。①のアは 「゚ッセむラむティングⅠ」 においお指導された語句や文 蚀語材料などの孊習内容を 本科目の蚀語掻動においおも繰り返し掻甚するこずによっお 生埒が自分の考えなどを衚珟する際にそれらを掻甚し話したり曞いたりしお衚珟できる  内 容
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210 第章 英語科の 各科目 ような段階たで確実に定着させるこずが重芁であるこずを瀺しおいる。 む 曞くこず ア日垞的な話題に぀いお 耇数のニュヌスや新聞蚘事などを聞いたり読んだりしお 読み手を匕き぀けたり説埗したりできるよう論点を敎理した䞊でそれらを掻甚 しお情報や考え気持ちなどを効果的な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳 しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や 感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 1 のア「日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や 文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお情報や考え気持ちなどを読み手を 匕き぀けたり説埗したりできるよう論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文 章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」に関連した蚀語掻動に぀いお瀺しお いる。 ここでは倚様な芖点から情報や考え気持ちなどを䌝える必芁があるこずから海倖 のニュヌスや新聞雑誌りェブサむトの蚘事などの倚様なメディアから収集した耇数の 資料を掻甚しお考えなどをたずめるこずを瀺しおいる。こうした耇数の資料を収集し分 析敎理するだけではなくそれらを文章を曞く䞊でのモデルずしお掻甚するこずも意味 しおいる。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」のの 3 の①の゚の ア を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 む瀟䌚的な話題に぀いお耇数のスピヌチや講矩英文資料などを聞いたり読んだ りしお読み手を匕き぀けたり説埗したりできるよう論点を敎理した䞊でそれ らを掻甚しお意芋や䞻匵などを耇数の情報を敎理比范しながら効果的な理由や 根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読 み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 この事項はの 1 のむ「瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備な どにおいお支揎をほずんど掻甚しなくおも耇数の資料を的確に掻甚し倚様な語句や 文を目的や堎面状況などに応じお効果的に甚いお意芋や䞻匵などを読み手を匕き぀け たり説埗したりできるよう幅広い芖点から論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から 成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 」に関連する蚀語掻動に぀いお 瀺しおいる。 ここでは耇数の情報を敎理比范した䞊で倚様な芖点から意芋や䞻匵を䌝える必芁 があるこずから公の堎で発衚されたスピヌチやプレれンテヌションなどを含む講矩
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211 8 ゚ッセむラ むティング Ⅱ むンタヌネットで入手できる英語の情報など倚様なメディアから耇数の資料を手に入れ るこずを想定しおいる。 明確な論点が瀺された論理的な゚ッセむを曞くためには取り扱う話題に関する資料な どを参考に䞻匵したい内容ずそれを支える効果的な理由や根拠を考えるこずが倧切で ある。効果的な理由や根拠ずしお資料の文章を芁玄したり図衚などを匕甚したりしお 曞くこずなどが効果的である。その際適切な匕甚をするために孊校や地域の図曞通な どを掻甚するこずやむンタヌネットによる情報の掻甚の仕方などに觊れ情報を自分で 収集しお敎理するこずに぀いお指導するこずが倧事である。たた実際に収集した情報の 信憑性やその情報が自分の意芋の適切な論拠ずなっおいるかどうかを刀断する力を育成 するこずも重芁である。たた盎接匕甚したり匕甚笊を甚いお匕甚したりする際に匕甚 する郚分が倚すぎないか芁玄しお匕甚する際には原兞ず盞違がないかなどに぀いおも泚 意させる。 実際の掻動に぀いおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」のの 3 の①の゚の む を参考に目暙に合わせお発展させおいくこずが必芁である。 ② 蚀語の働きに関する事項 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②に準ずる。 1 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 この事項に぀いおは 「゚ッセむラむティングⅠ」のの 1 に準ずる。 2指導に圓たっおは 「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」の内容などを参照す るものずする。 この科目における孊習内容は 本科目が専門教科に属する科目であるこずを螏たえ 「論 理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」の内容を発展させたものずなっおいる。したがっお ここでは゚ッセむなどを曞くだけではなく統合的な蚀語掻動を通しお「話すこずや り取り 」や「話すこず発衚 」に぀いおも適宜扱いディスカッションやプレれンテヌ ションなどの専門科目ずしおふさわしい内容も取り扱うこずが求められる。  内容の取扱い
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212 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは小孊校や䞭孊校における指導ずの接続に留意しな がら次の事項に配慮するものずする。 指導蚈画の䜜成に圓たっおは小・䞭・高等孊校を通じた領域別の目暙の蚭定ずいう芳 点を螏たえ小孊校及び䞭孊校における指導ずの接続に留意した䞊で以䞋の事項に配慮 するこずずしおいる。 1単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向 けお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際具 䜓的な課題等を蚭定し生埒が倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考 え方を働かせながらコミュニケヌションの目的や堎面状況などを意識しお掻動 を行い 英語の音声や語圙 衚珟 文法などの知識を五぀の領域 「ディベヌト ・ ディ スカッションⅠ」  「ディベヌト ・ ディスカッションⅡ」  「゚ッセむラむティングⅠ」 及び「゚ッセむラむティングⅡ」においおはそれぞれの領域。においお同じ。  における実際のコミュニケヌションにおいお掻甚する孊習の充実を図るこず。 この事項は英語科の指導蚈画の䜜成に圓たり生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実 珟を目指した授業改善を進めるこずずし英語科の特質に応じお効果的な孊習が展開で きるように配慮すべき内容を瀺したものである。 英語科の指導に圓たっおは 1 「知識及び技胜」が習埗されるこず 2 「思考力刀断 力衚珟力等」を育成するこず 3 「孊びに向かう力人間性等」を涵 かん 逊するこずが偏り なく実珟されるよう単元など内容や時間のたずたりを芋通しながら生埒の䞻䜓的・察 話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を行うこずが重芁である。 䞻䜓的・察話的で深い孊びは必ずしも単䜍時間の授業の䞭で党おが実珟されるもの ではない。単元など内容や時間のたずたりの䞭で䟋えば䞻䜓的に孊習に取り組めるよ う孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりしお自身の孊びや倉容を自芚でき る堎面をどこに蚭定するか察話によっお自分の考えなどを広げたり深めたりする堎面を どこに蚭定するか孊びの深たりを぀くりだすために生埒が考える堎面ず教垫が教える 堎面をどのように組み立おるかずいった芳点で授業改善を進めるこずが求められる。た た生埒や孊校の実態に応じ倚様な孊習掻動を組み合わせお授業を組み立おおいくこず が重芁であり単元などの内容や時間のたずたりを芋通した孊習を行うに圓たり基瀎ずな る「知識及び技胜」の習埗に課題が芋られる堎合にはそれを身に付けるために生埒の 䞻䜓性を匕き出すなどの工倫を重ね確実な習埗を図るこずが必芁である。 第1 節 指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 第3 ç«  各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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213 1 指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項 䞻䜓的 ・ 察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進めるに圓たり特に「深い孊び」 の芖点に関しお各教科等の孊びの深たりの鍵ずなるのが「芋方・考え方」である。各教 科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方である「芋方・考え方」を習埗・掻甚・ 探究ずいう孊びの過皋の䞭で働かせるこずを通しおより質の高い深い孊びに぀なげるこ ずが重芁である。 高等孊校における教育が小孊校及び䞭孊校に比べ知識䌝達型の授業にずどたりがちで あるこずや卒業埌の孊習や瀟䌚生掻に必芁な力の育成に぀ながっおいないこずなども指 摘されおいる。䞀方で生埒に英語科の指導を通しお「知識及び技胜」や「思考力刀断 力衚珟力等」の育成を目指す授業改善を行うこずはこれたでも倚くの実践が重ねられお きおいるのも事実でありこうした優れた実践を吊定し党く異なる指導方法を導入しな ければならないず捉えるのではなくそのような実践を着実に積み重ね生埒や孊校の実 態指導の内容に応じ 「䞻䜓的な孊び」  「察話的な孊び」  「深い孊び」の芖点から授業 改善を図るこずが重芁である。 こうした各教科等共通の考え方の䞋 「その際」以䞋の蚘述においお英語科における 䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を行う際に特に充実を図るこずが期埅 される孊習ずしお授業においおコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応 じた蚀語掻動を効果的に蚭蚈するこずが重芁であるこずを瀺しおいる。第1章でも述べた 通り 英語科においお育成するこずを目指す「知識及び技胜」 「思考力 刀断力 衚珟力等」 「孊びに向かう力人間性等」は領域別に蚭定された蚀語掻動及びそれらを統合した蚀 語掻動においお英語の音声や語圙衚珟文法などの知識を掻甚する孊習を通しお総合 的に育成されおいくものである。このこずに぀いおは党く新たな孊習掻動を取り入れる 趣旚ではなく英語科においおこれたでも行われおきた孊習掻動の質を向䞊させるこずを 䞻県ずするものである。 高等孊校においおは䞭孊校における五぀の領域を有機的に関連させた掻動を通した指 導を螏たえ耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動の䞀局の充実を図るこずが重芁で ある。 2英語に関する孊科においおは 「総合英語Ⅰ」及び「ディベヌト ・ ディスカッショ ンⅠ」を原則ずしお党おの生埒に履修させるこず。 「総合英語Ⅰ」は五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語 掻動を通しおコミュニケヌションを図る資質・胜力を䞀局䌞ばすために五぀の領域の 総合的な指導を行う科目であり倖囜語科においお党おの生埒に履修させる科目である 「英語コミュニケヌションⅠ」 の内容を適宜 発展 ・ 拡充させお行う科目である。たた 「ディ ベヌト・ディスカッションⅠ」は 「話すこずやり取り 」の蚀語掻動及び耇数の領域を 結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおディベヌトやディスカッションなどの「話すこず やり取り 」を䞭心ずした発信胜力及び論理的な思考力や衚珟力の育成を匷化する指導を 行う科目であり特に専門教科においおは高床な発衚蚎論・議論亀枉等ができる総
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214 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い 合的なコミュニケヌションの力を高める孊習の充実を図る芳点から 「総合英語Ⅰ」ず同 様原則ずしお英語科の党おの生埒に履修させるこずずしおいる。 3    「総合英語Ⅱ」は「総合英語Ⅰ」又は「英語コミュニケヌションⅠ」を履修した 埌に 「総合英語Ⅲ」は「総合英語Ⅱ」を履修した埌に 「ディベヌト・ディスカッ ションⅡ」は「ディベヌト・ディスカッションⅠ」を履修した埌に 「゚ッセむラ むティングⅡ」は「゚ッセむラむティングⅠ」を履修した埌に履修させるこずを原 則ずするこず。 英語科では 「総合英語Ⅰ」を英語科における党おの生埒に履修させる科目ずしおおり 倖囜語科では五぀の領域を総合的に育成する「英語コミュニケヌションⅠ」を高等孊校 においお党おの生埒に履修させる科目ずしお蚭定しおいる。そのため 「総合英語Ⅱ」 では 「総合英語Ⅰ」又は「英語コミュニケヌションⅠ」で育成したコミュニケヌションを図る 資質 ・ 胜力を䞀局䌞ばすこずをねらいずしお 「総合英語Ⅰ」又は「英語コミュニケヌショ ンⅠ」を履修した埌に履修させるこずを原則ずしおいる。たた 「総合英語Ⅲ」は原則 ずしお「総合英語Ⅱ」を履修した埌でコミュニケヌションを図る資質・胜力を生涯に わたる自埋的な孊習に぀ながるよう曎に䌞ばすこずをねらいずしお履修させるこずず なっおいる。 「ディベヌト・ディスカッションⅡ」は 「話すこずやり取り 」を䞭心ず した蚀語掻動を発展的に行うこずをねらいずしお英語科における党おの生埒に履修させ る科目である「ディベヌト・ディスカッションⅠ」を履修した埌に履修させるこずを原則 ずしおいる。たた 「゚ッセむラむティングⅡ」は 原則ずしお「゚ッセむラむティングⅠ」 を履修した埌で 「曞くこず」を䞭心ずした蚀語掻動を生涯にわたる自埋的な孊習に぀ ながるよう発展的に行うこずをねらいずしお履修させるこずずなっおいる。 なお 「総合英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」は 「ディベヌト・ディスカッションⅠ・Ⅱ」及び「゚ッ セむラむティングⅠ・Ⅱ」ず䞊行履修させるこずが可胜である。 4倚様な生埒の実態に応じ生埒の孊習負担に配慮しながら幎次ごず及び科目ご ずの目暙を適切に定め孊校が定める卒業たでの指導蚈画を通しお十分に段階を螏 みながら英語科の目暙の実珟を図るようにするこず。 5実際に英語を䜿甚しお自分自身の考えを䌝え合うなどの蚀語掻動を行う際は既 習の語句や文構造文法事項などの孊習内容を繰り返し指導し定着を図るこず。 6生埒が英語に觊れる機䌚を充実させるずずもに授業を実際のコミュニケヌショ ンの堎面ずするため授業は英語で行うこずを基本ずする。その際生埒の理解の 皋床に応じた英語を甚いるようにするこず。 これらの事項に぀いおは第郚第章第節 4 から 6 に準ずる。 7蚀語胜力の向䞊を図る芳点から蚀語掻動などにおいお第2章に瀺す囜語科ず連
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215 1 指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項 携を図り指導の効果を高めるずずもに日本語ず英語の語圙や衚珟論理の展開 などの違いや共通点に気付かせその背景にある歎史や文化習慣などに察する理 解が深められるよう工倫をするこず。 この配慮事項は蚀語胜力の向䞊が孊校における孊びの質や教育課皋党䜓における 資質・胜力の育成に関わる重芁な課題であるずいう平成28 幎床12 月の䞭倮教育審議䌚答 申に基づき囜語科の指導内容ずの぀ながりに぀いお述べたものである。 囜語教育ず英語教育は孊習の察象ずなる蚀語は異なるが共に蚀語胜力の向䞊を目指 すものであるため共通する指導内容や指導方法を扱う堎面がある。各孊校においお指導 内容や指導方法等を適切に連携させるこずによっお英語教育を通しお日本語の特城に気 付いたり囜語教育を通しお英語の特城に気付いたりするなど日本語ず英語の蚀語ずし おの共通性や固有の特城ぞの気付きを促すこずにより蚀語胜力の効果的な育成に぀なげ おいくこずが重芁である。 䟋えば囜語科ずの連携に぀いおは 「自分の考えに぀いおスピヌチをしたりそれを 聞いお同意したり質問したり論拠を瀺しお反論したりする掻動」  「話合いの目的に 応じお結論を埗たり倚様な考えを匕き出したりするための議論や蚎論を他の議論や蚎 論の蚘録などを参考にしながら行う掻動」 などに぀いお囜語科で孊習し 英語科でのスピヌ チやディベヌトディスカッションなどの掻動に生かすなど同じ皮類の蚀語掻動を通し お指導するこずが考えられる。 たた日本語ず英語の語圙や衚珟だけではなく高等孊校の英語科においお身に付ける べき資質・胜力である「思考力刀断力衚珟力等」を 「論理的に適切な英語で衚珟す るこず」を通しお育成する芳点から論理の展開の仕方における䞡蚀語の違いや共通点に も目を向けながら英語指導に圓たるこずも蚀語的感性を逊うこずを助け英語䜿甚に際 しおの気付きを促す䞊で有効である。この点は特に英語による発信胜力を高める科目矀 である「゚ッセむラむティングⅠ・Ⅱ」においお英語で曞く際の論理の構成や展開の方 法を指導する際に留意する必芁がある。しかしその堎合日本語ず英語の共通する点や異 なる点を単なる知識ずしお孊習するものではないこずに留意する必芁がある。 このように囜語科及び英語科の連携を図りながらコミュニケヌションを図る資質・ 胜力が自然にか぀効果的に培われるようにするこずが重芁である。 8蚀語掻動で扱う題材は生埒の興味・関心に合ったものずし第2章に瀺す囜語 科や地理歎史科理科など他の教科等で孊習した内容ず関連付けるなどしお英 語を甚いお課題解決を図る力を育成する工倫をするこず。 9障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指 導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 10指導蚈画の䜜成や授業の実斜に圓たっおはネむティブ・スピヌカヌや英語が 堪胜な地域人材などの協力を埗る等指導䜓制の充実を図るずずもに指導方法の 工倫を行うこず。
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216 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い これらの事項に぀いおは第郚第章第節 8 から 10 に準ずる。
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217 2 内容の取扱い に圓たっおの 配慮事項  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1単に英語を日本語に 又は日本語を英語に眮き換えるような指導ずならないよう 各科目の内容の 1 に瀺す蚀語材料に぀いおは意味のある文脈でのコミュニケヌ ションの䞭で繰り返し觊れるこずを通しお指導するこず。たた生埒の発達の段階 に応じお聞いたり読んだりするこずを通しお意味を理解できるように指導すべき 事項ず話したり曞いたりしお衚珟できるように指導すべき事項ずがあるこずに留 意するこず。 2音声指導の補助ずしお必芁に応じお発音衚蚘を甚いお指導するこずもできるこ ずに留意するこず。 3文法事項の指導に圓たっおは文法はコミュニケヌションを支えるものであるこ ずを螏たえ過床に文法的な正しさのみを匷調したり甚語や甚法の区別などの指 導が䞭心ずなったりしないよう配慮し䜿甚する堎面や䌝えようずする内容ず関連 付けお敎理するなど実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できるよう効果的 な指導を工倫するこず。 4珟代の暙準的な英語によるこず。 ただし 様々な英語が囜際的に広くコミュニケヌ ションの手段ずしお䜿われおいる実態にも配慮するこず。 5話すこずや曞くこずの指導に圓たっおは目的や堎面状況などに応じたやり取 りや発衚文章などの具䜓䟋を瀺した䞊で生埒がそれらを参考にしながら自分で 衚珟できるよう留意するこず。 6䞭孊校で身に付けた䜿い方を基瀎ずしお蟞曞を効果的に掻甚できるようにする こず。 7生埒が発話する機䌚を増やすずずもに 他者ず協働する力を育成するため ペア ・ ワヌクグルヌプ・ワヌクなどの孊習圢態に぀いお適宜工倫するこず。その際他 者ずコミュニケヌションを行うこずに課題がある生埒に぀いおは個々の生埒の特 性に応じお指導内容や指導方法を工倫するこず。 8生埒が身に付けるべき資質・胜力や生埒の実態教材の内容などに応じお芖聎 芚教材やコンピュヌタ情報通信ネットワヌク教育機噚などを有効掻甚し生埒 の興味・関心をより高めるずずもに英語による情報の発信に慣れさせるために キヌボヌドを䜿っお英文を入力するなどの掻動を効果的に取り入れるこずにより 指導の効率化や蚀語掻動の曎なる充実を図るようにするこず。 9各単元や各時間の指導に圓たっおはコミュニケヌションを行う目的や堎面状 況などを蚭定し蚀語掻動を通しお育成すべき資質 ・ 胜力を明確に瀺すこずにより 生埒が孊習の芋通しを立おたり振り返ったりしお䞻䜓的自埋的に孊習するこ ずができるようにするこず。 第2 節 内容の取扱いに圓たっおの配慮事項
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218 第章 英語に関する各科目 にわたる指導蚈画の 䜜成ず内容の取扱い これらの事項に぀いおは第郚第章第節に準ずる。
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219 3 教材に぀い おの配慮事 項  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 1教材は五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動 を通しおコミュニケヌションを図る資質・胜力を総合的に育成するため各科目の 五぀の領域別の目暙ずに瀺す内容ずの関係に぀いお単元など内容や時間のたず たりごずに各教材の䞭で明確に瀺すずずもに実際の蚀語の䜿甚堎面や蚀語の働き に十分に配慮した題材を取り䞊げるこず。その際各科目の内容の 1 に瀺す文法 事項などを䞭心ずした構成ずならないよう十分に留意しコミュニケヌションを行 う目的や堎面状況などを蚭定した䞊で蚀語掻動を通しお育成すべき資質・胜力 を明確に瀺すこず。 2英語を䜿甚しおいる人々を䞭心ずする䞖界の人々や日本人の日垞生掻 颚俗習慣 物語地理歎史䌝統文化自然科孊などに関するものの䞭から生埒の発達の 段階や興味・関心に即しお適切な題材を効果的に取り䞊げるものずし次の芳点に 配慮するこず。 ア倚様な考え方に察する理解を深めさせ公正な刀断力を逊い豊かな心情を育お るのに圹立぀こず。 む我が囜の文化や英語の背景にある文化に察する関心を高め理解を深めよう ずする態床を逊うのに圹立぀こず。 り瀟䌚がグロヌバル化する䞭で広い芖野から囜際理解を深め囜際瀟䌚ず向き 合うこずが求められおいる我が囜の䞀員ずしおの自芚を高めるずずもに囜際協 調の粟神を逊うのに圹立぀こず。 ゚人間瀟䌚自然などに぀いおの考えを深めるのに圹立぀こず。 これらの事項に぀いおは第郚第章第節に準ずる。 第3 節 教材に぀いおの配慮事項
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平成30 幎7 月 芞術音楜 矎術 工芞 曞道線 音楜線 矎術線 高等孊校孊習指導芁領 平成30幎告瀺 解説
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た え が き 文郚科孊省では平成30 幎3 月30 日に孊校教育法斜行芏則の䞀郚改正ず高等孊校孊習 指導芁領の改蚂を行った。新高等孊校孊習指導芁領等は平成34 幎床から幎次進行で実斜 するこずずし平成31 幎床から䞀郚を移行措眮ずしお先行しお実斜するこずずしおいる。 今回の改蚂は平成28 幎12 月の䞭倮教育審議䌚答申を螏たえ ①  教育基本法孊校教育法などを螏たえこれたでの我が囜の孊校教育の実践や蓄積 を生かし生埒が未来瀟䌚を切り拓 ひら くための資質・胜力を䞀局確実に育成するこずを 目指す。その際求められる資質・胜力ずは䜕かを瀟䌚ず共有し連携する「瀟䌚に 開かれた教育課皋」を重芖するこず。 ②  知識及び技胜の習埗ず思考力刀断力衚珟力等の育成ずのバランスを重芖する平 成21 幎改蚂の孊習指導芁領の枠組みや教育内容を維持した䞊で知識の理解の質を 曎に高め確かな孊力を育成するこず。 ③  道埳教育の充実や䜓隓掻動の重芖䜓育・健康に関する指導の充実により豊かな 心や健やかな䜓を育成するこず。 を基本的なねらいずしお行った。 本曞は倧綱的な基準である孊習指導芁領の蚘述の意味や解釈などの詳现に぀いお説明 するために文郚科孊省が䜜成するものであり高等孊校孊習指導芁領第章第節「芞 術」 第3 章第11 節「音楜」及び第章第12 節「矎術」に぀いおその改善の趣旚や内 容を解説しおいる。 各孊校においおは本曞を埡掻甚いただき孊習指導芁領等に぀いおの理解を深め創 意工倫を生かした特色ある教育課皋を線成・実斜されるようお願いしたい。 むすびに本曞「高等孊校孊習指導芁領解説芞術線 音楜線 矎術線」の䜜成に埡協力 くださった各䜍に察し心から感謝の意を衚する次第である。   平成30幎月 文郚科孊省初等䞭等教育局長         髙 橋 道 和  
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第郚 芞術線 第章 総説 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 1 第節 改蚂の経緯及び基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 1  改蚂の経緯 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 1  改蚂の基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 2   第節 芞術科改蚂の趣旚及び芁点 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 6  芞術科改蚂の趣旚 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 6  芞術科改蚂の芁点 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 7  各科目の改蚂の芁点 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 8 第節 芞術科の目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 15 第節 芞術科の科目線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 18  科目の線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 18  科目の性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 18  科目の履修 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 19 第章 各科目 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 20 第節 音楜Ⅰ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 20  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 20  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 20  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 28   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 28   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 46   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 52  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 55 第節 音楜Ⅱ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 61  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 61  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 61  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 64   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 64   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 75   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 77  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 79 第節 音楜Ⅲ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 81  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 81  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 81  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 84   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 84   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 91   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 96 目次
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 内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ 98 第節 矎術Ⅰ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ100  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ100  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ101  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ109   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ109   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ123   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ132  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ135 第節 矎術Ⅱ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ142  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ142  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ142  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ146   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ146   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ157   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ163  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ165 第節 矎術Ⅲ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ167  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ167  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ167  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ171   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ171   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ179   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ184  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ186 第節 工芞Ⅰ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ187  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ187  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ188  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ196   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ196   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ206   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ215  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ218 第節 工芞Ⅱ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ224  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ224  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ224  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ228   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ228   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ236   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ242  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ244
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第節 工芞Ⅲ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ246  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ246  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ246  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ250   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ250   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ256   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ261  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ263 第10 節 曞道Ⅰ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ264  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ264  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ265  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ271   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ271   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ293   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ300  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ305 第11 節 曞道Ⅱ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ310  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ310  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ310  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ314   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ314   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ334   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ340  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ344 第12 節 曞道Ⅲ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ346  性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ346  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ346  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ350   衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ350   鑑賞 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ358   〔共通事項〕 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ363  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ366 第章 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い ʜ367  指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ367  内容の取扱いに圓たっおの配慮事項 ʜʜʜʜʜ370  総則関連事項 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ371
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第郚 音楜線 第章 総説 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ375 第節 改蚂の経緯及び基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ375  改蚂の経緯 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ375  改蚂の基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ376 第節 音楜科改蚂の趣旚及び芁点 ʜʜʜʜʜʜʜʜ380  目暙の改善 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ380  科目の改善 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ380  指導蚈画の䜜成ず内容の取扱いの改善 ʜʜʜʜ380 第節 音楜科の目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ381 第節 音楜科の科目線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ384  科目の線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ384  科目の性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ384  科目の履修 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ384 第章 各科目 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ386 第節 音楜理論 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ386  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ386  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ387  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ387 第節 音楜史 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ388  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ388  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ389  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ389 第節 挔奏研究 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ390  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ390  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ391  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ392 第節 ゜ルフェヌゞュ ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ393  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ393  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ394  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ394 第節 声楜 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ396  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ396  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ397  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ397 第節 噚楜 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ399  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ399  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ400  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ400 第節 䜜曲 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ402
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 目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ402  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ403  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ403 第節 鑑賞研究 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ405  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ405  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ406  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ407 第章 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い ʜ408  指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ408  内容の取扱いに圓たっおの配慮事項 ʜʜʜʜʜ411
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第郚 矎術線 第章 総説 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ417 第節 改蚂の経緯及び基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ417  改蚂の経緯 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ417  改蚂の基本方針 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ418 第節 矎術科改蚂の趣旚及び芁点 ʜʜʜʜʜʜʜʜ422  目暙の改善 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ422  科目の改善 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ422  指導蚈画の䜜成ず内容の取扱いの改善 ʜʜʜʜ422 第節 矎術科の目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ423 第節 矎術科の科目線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ427  科目の線成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ427  科目の性栌 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ427  科目の履修 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ428 第章 各科目 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ429 第節 矎術抂論 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ429  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ429  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ429  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ431 第節 矎術史 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ432  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ432  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ432  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ433 第節 鑑賞研究 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ434  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ434  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ434  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ436 第節 玠描 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ437  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ437  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ437  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ438 第節 構成 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ439  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ439  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ439  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ440 第節 絵画 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ441  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ441  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ441  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ442 第節 版画 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ444
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 目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ444  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ444  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ445 第節 圫刻 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ446  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ446  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ446  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ447 第節 ビゞュアルデザむン ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ448  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ448  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ448  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ450 第10 節 クラフトデザむン ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ451  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ451  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ451  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ453 第11 節 情報メディアデザむン ʜʜʜʜʜʜʜʜʜ454  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ454  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ454  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ455 第12 節 映像衚珟 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ457  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ457  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ457  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ458 第13 節 環境造圢 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ459  目暙 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ459  内容 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ459  内容の取扱い ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ461 第章 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い ʜ462   指導蚈画䜜成䞊の配慮事項 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ462   内容の取扱いに圓たっおの配慮事項 ʜʜʜʜʜʜʜ464
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付録 付録孊校教育法斜行芏則抄 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ468 付録高等孊校孊習指導芁領 第章 総則 ʜʜʜʜʜ473 付録高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 芞術 ʜ491 付録高等孊校孊習指導芁領 第章 第11 節 音楜 519 付録高等孊校孊習指導芁領 第章 第12 節 矎術 525 付録教科の目暙各科目の目暙及び内容の系統衚   高等孊校芞術科 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ534 付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 音楜 ʜʜ549 付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 矎術 ʜʜ556 付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語   曞写に関する郚分の抜粋 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ562 付録10 小・䞭孊校における「道埳の内容」の孊幎段   階・孊校段階の䞀芧衚 ʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜʜ564
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