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公 民 82 するこず。 3内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア この科目の内容の特質に応じ孊習のねらいを明確にした䞊でそれぞれ関係する専門家や関係諞 機関などずの連携・協働を積極的に図り瀟䌚ずの関わりを意識した䞻題を远究したり解決したり する掻動の充実を図るようにするこず。たた生埒が他者ず共に生きる自らの生き方に関わっお䞻 䜓的・察話的に考察構想し衚珟できるよう孊習指導の展開を工倫するこず。 ã‚€ この科目においおは教科目暙の実珟を芋通した䞊でキャリア教育の充実の芳点から特別掻 動などず連携し自立した䞻䜓ずしお瀟䌚に参画する力を育む䞭栞的機胜を担うこずが求められる こずに留意するこず。 り 生埒が内容の基本的な意味を理解できるように配慮し小・䞭孊校瀟䌚科などで鍛えられた芋 方・考え方に加え人間ず瀟䌚の圚り方に぀いおの芋方・考え方を働かせ珟実瀟䌚の諞課題ず関 連付けながら具䜓的事䟋を通しお瀟䌚的事象等に぀いおの理解を深め倚面的・倚角的に考察構 想し衚珟できるようにするこず。 ゚ 科目党䜓を通しお遞択・刀断の手掛かりずなる考え方や公共的な空間における基本的原理を掻 甚しお事実を基に倚面的・倚角的に考察し公正に刀断する力を逊うずずもに考察構想したこ ずを説明したり論拠を基に自分の意芋を説明論述させたりするこずにより思考力刀断力 衚珟力等を逊うこず。たた考察構想させる堎合には資料から必芁な情報を読み取らせお解釈 させたり議論などを行っお考えを深めさせたりするなどの工倫をするこず。 オ 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  この科目の導入ずしお䜍眮付け 1  2  3 の順序で取り扱うものずし及びの孊習の 基盀を逊うよう指導するこず。その際に瀺した事項に぀いおは以降の孊習においおも それらを螏たえお孊習が行われるよう特に留意するこず。  に瀺したそれぞれの事項を適切に身に付けるこずができるよう指導のねらいを明確にした 䞊で今たで受け継がれおきた我が囜の文化的蓄積を含む叀今東西の先人の取組知恵などにも 觊れるこず。  1 に぀いおはアの  から  たでのそれぞれの事項ずの関連においお孊校や地域などに おける生埒の自発的自治的な掻動やで扱う珟実瀟䌚の事柄や課題に関わる具䜓的な堎面に觊 れ生埒の孊習意欲を喚起するこずができるよう工倫するこず。その際公共的な空間に生きる 人間は様々な集団の䞀員ずしおの圹割を果たす存圚であるこず䌝統や文化宗教などを背景 にしお珟代の瀟䌚が成り立っおいるこずに぀いおも觊れるこず。たた生涯における青幎期の課 題を人集団及び瀟䌚ずの関わりから捉え他者ず共に生きる自らの生き方に぀いおも考察でき るよう工倫するこず。  2 に぀いおは指導のねらいを明確にした䞊で環境保護生呜倫理などの課題を扱うこず。 その際で探究する課題ずの関わりに留意しお課題を取り䞊げるようにするこず。  3 に぀いおは指導のねらいを明確にした䞊で日本囜憲法ずの関わりに留意しお指導する こず。 「人間の尊厳ず平等個人の尊重」 に぀いおは男女が共同しお瀟䌚に参画するこずの重芁 性に぀いおも觊れるこず。 カ 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  アの  から  たでのそれぞれの事項は孊習の順序を瀺すものではなくむの  においお蚭 定する䞻題に぀いおは生埒の理解のしやすさに応じ孊習意欲を喚起するこずができるよう創 意工倫した適切な順序で指導するこず。  小孊校及び䞭孊校で習埗した知識などを基盀にで身に付けた遞択・刀断の手掛かりずなる
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公 民 83 考え方や公共的な空間における基本的原理を掻甚しお珟実瀟䌚の諞課題に関わり蚭定した䞻題 に぀いお個人を起点に他者ず協働しお倚面的・倚角的に考察構想するずずもに協働の必芁 な理由協働を可胜ずする条件協働を阻害する芁因などに぀いお考察を深めるこずができるよ うにするこず。その際生埒の孊習意欲を高める具䜓的な問いを立お協働しお䞻題を远究した り解決したりするこずを通しお自立した䞻䜓ずしおよりよい瀟䌚の圢成に参画するために必芁 な知識及び技胜を習埗できるようにするずいう芳点から生埒の日垞の瀟䌚生掻ず関連付けなが ら具䜓的な事柄を取り䞊げるこず。  生埒や孊校地域の実態などに応じおアの  から  たでのそれぞれの事項においお䞻題を 蚭定するこず。その際䞻題に関わる基本的人暩の保障に関連付けお取り扱ったり自立した䞻 䜓ずなる個人を支える家族・家庭や地域などにあるコミュニティに着目しお䞖代間の協力協 働や自助共助及び公助などによる瀟䌚的基盀の匷化などず関連付けたりするなどしお䞻題 を远究したり解決したりできるようにするこず。たた指導のねらいを明確にした䞊で珟実の 具䜓的な瀟䌚的事象等を扱ったり暡擬的な掻動を行ったりするこず。  アの  の 「法や芏範の意矩及び圹割」 に぀いおは法や道埳などの瀟䌚芏範がそれぞれの圹割 を有しおいるこずや法の圹割の限界に぀いおも扱うこず。 「倚様な契玄及び消費者の暩利ず責 任」 に぀いおは私法に関する基本的な考え方に぀いおも扱うこず。 「叞法参加の意矩」 に぀いお は裁刀員制床に぀いおも扱うこず。  アの  の 「政治参加ず公正な䞖論の圢成地方自治」 に぀いおは関連させお取り扱い地方自 治や我が囜の民䞻政治の発展に寄䞎しようずする自芚や䜏民ずしおの自治意識の涵 かん 逊に向けお 民䞻政治の掚進における遞挙の意矩に぀いお指導するこず。 「囜家䞻暩領土領海領空を含 む。  」に぀いおは関連させお取り扱い我が囜が固有の領土である竹島や北方領土に関し残さ れおいる問題の平和的な手段による解決に向けお努力しおいるこずや尖閣諞島をめぐり解決す べき領有暩の問題は存圚しおいないこずなどを取り䞊げるこず。 「囜家䞻暩領土 領海領空を 含む。  」及び「我が囜の安党保障ず防衛」に぀いおは囜際法ず関連させお取り扱うこず。 「囜際 貢献」に぀いおは囜際連合における持続可胜な開発のための取組に぀いおも扱うこず。  アの  の 「職業遞択」 に぀いおは産業構造の倉化やその䞭での起業に぀いおの理解を深める こずができるようにするこず。 「雇甚ず劎働問題」 に぀いおは仕事ず生掻の調和ずいう芳点から 劎働保護立法に぀いおも扱うこず。 「財政及び租皎の圹割少子高霢瀟䌚における瀟䌚保障の充 実・安定化」に぀いおは関連させお取り扱い囜際比范の芳点から我が囜の財政の珟状や少子 高霢瀟䌚など珟代瀟䌚の特色を螏たえお財政の持続可胜性ず関連付けお扱うこず。 「金融の働 き」に぀いおは金融ずは経枈䞻䜓間の資金の融通であるこずの理解を基に金融を通した経枈 掻動の掻性化に぀いおも觊れるこず。 「経枈のグロヌバル化ず盞互䟝存関係の深たり 囜際瀟䌚に おける貧困や栌差の問題を含む。  」に぀いおは文化や宗教の倚様性に぀いおも觊れ自他の文 化などを尊重する盞互理解ず寛容の態床を逊うこずができるよう留意しお指導するこず。  アの  に぀いおは  から  たでのそれぞれの事項ず関連させお取り扱い情報に関する 責任や利䟿性及び安党性を倚面的・倚角的に考察しおいくこずを通しお情報モラルを含む情 報の劥圓性や信頌性を螏たえた公正な刀断力を身に付けるこずができるよう指導するこず。その 際防灜情報の受信発信などにも觊れるこず。 キ 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  この科目のたずめずしお䜍眮付け瀟䌚的な芋方・考え方を総合的に働かせで身に付けた 遞択・刀断の手掛かりずなる考え方や公共的な空間における基本的原理などを掻甚するずずもに 及びで扱った課題などぞの関心を䞀局高めるよう指導するこず。たた個人を起点ずしお
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公 民 84 自立協働の芳点から倚様性を尊重し合意圢成や瀟䌚参画を芖野に入れながら探究できるよ う指導するこず。  課題の探究に圓たっおは法政治及び経枈などの個々の制床にずどたらず各領域を暪断し お総合的に探究できるよう指導するこず。 第 倫 理   目 暙  人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの芋方・考え方を働かせ珟代の諞課題を远究したり解決に向け お構想したりする掻動を通しお広い芖野に立ち人間尊重の粟神ず生呜に察する畏敬の念に基づいお グロヌバル化する囜際瀟䌚に䞻䜓的に生きる平和で民䞻的な囜家及び瀟䌚の有為な圢成者に必芁な公民 ずしおの資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 叀今東西の幅広い知的蓄積を通しお珟代の諞課題を捉えより深く思玢するための手掛かりずな る抂念や理論に぀いお理解するずずもに諞資料から人間ずしおの圚り方生き方に関わる情報を調 べたずめる技胜を身に付けるようにする。 2 自立した人間ずしお他者ず共によりよく生きる自己の生き方に぀いおより深く思玢する力や珟代 の倫理的諞課題を解決するために倫理に関する抂念や理論などを掻甚しお論理的に思考し思玢を 深め説明したり察話したりする力を逊う。 3 人間ずしおの圚り方生き方に関わる事象や課題に぀いお䞻䜓的に远究したり他者ず共によりよく 生きる自己を圢成しようずしたりする態床を逊うずずもに倚面的・倚角的な考察やより深い思玢を 通しお涵 かん 逊される珟代瀟䌚に生きる人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの自芚を深める。   内 容  珟代に生きる自己の課題ず人間ずしおの圚り方生き方 1人間ずしおの圚り方生き方の自芚  人間の存圚や䟡倀に関わる基本的な課題に぀いお思玢する掻動を通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  個性感情認知発達などに着目しお豊かな自己圢成に向けお他者ず共によりよく生き る自己の生き方に぀いおの思玢を深めるための手掛かりずなる様々な人間の心の圚り方に぀いお 理解するこず。  幞犏愛埳などに着目しお人間ずしおの圚り方生き方に぀いお思玢するための手掛かりず なる様々な人生芳に぀いお理解するこず。その際人生における宗教や芞術のも぀意矩に぀いお も理解するこず。  善正矩矩務などに着目しお瀟䌚の圚り方ず人間ずしおの圚り方生き方に぀いお思玢する ための手掛かりずなる様々な倫理芳に぀いお理解するこず。  真理存圚などに着目しお䞖界ず人間の圚り方に぀いお思玢するための手掛かりずなる様々 な䞖界芳に぀いお理解するこず。  叀今東西の先哲の思想に関する原兞の日本語蚳などの諞資料から人間ずしおの圚り方生き方 に関わる情報を読み取る技胜を身に付けるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  自己の生き方を芋぀め盎し自らの䜓隓や悩みを振り返り他者集団や瀟䌚生呜や自然な どずの関わりにも着目しお自己の課題を捉えその課題を珟代の倫理的課題ず結び付けお倚面
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公 民 85 的・倚角的に考察し衚珟するこず。  叀今東西の先哲の考え方を手掛かりずしおより広い芖野から人間ずしおの圚り方生き方に぀ いお倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。 2囜際瀟䌚に生きる日本人ずしおの自芚  日本人ずしおの圚り方生き方に぀いお思玢する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  叀来の日本人の心情ず考え方や日本の先哲の思想に着目しお我が囜の颚土や䌝統倖来思想 の受容などを基に囜際瀟䌚に生きる日本人ずしおの圚り方生き方に぀いお思玢するための手掛 かりずなる日本人に芋られる人間芳自然芳宗教芳などの特質に぀いお自己ずの関わりにお いお理解するこず。  叀来の日本人の心情ず考え方や日本の先哲の思想に関する原兞や原兞の口語蚳などの諞資料か ら日本人ずしおの圚り方生き方に関わる情報を読み取る技胜を身に付けるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  叀来の日本人の考え方や日本の先哲の考え方を手掛かりずしお囜際瀟䌚に䞻䜓的に生きる日 本人ずしおの圚り方生き方に぀いお倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。  珟代の諞課題ず倫理 1自然や科孊技術に関わる諞課題ず倫理  自然や科孊技術ずの関わりにおいお人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの芋方・考え方を働かせ 他者ず察話しながら珟代の諞課題を探究する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 生呜自然科孊技術などず人間ずの関わりに぀いお倫理的課題を芋いだしその解決に向けお 倫理に関する抂念や理論などを手掛かりずしお倚面的・倚角的に考察し公正に刀断しお構想し 自分の考えを説明論述するこず。 2瀟䌚ず文化に関わる諞課題ず倫理  様々な他者ずの協働共生に向けお人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの芋方・考え方を働かせ 他者ず察話しながら珟代の諞課題を探究する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 犏祉文化ず宗教平和などに぀いお倫理的課題を芋いだしその解決に向けお倫理に関する抂 念や理論などを手掛かりずしお倚面的・倚角的に考察し公正に刀断しお構想し自分の考えを説 明論述するこず。   内容の取扱い 1内容の党䜓にわたっお次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の及びに぀いおはこの順序で取り扱うものずし既習の孊習の成果を生かすこず。 ã‚€ 䞭孊校瀟䌚科及び特別の教科である道埳高等孊校公民科に属する他の科目この章に瀺す地理 歎史科家庭科及び情報科䞊びに特別掻動などずの関連を図るずずもに項目盞互の関連に留意し ながら党䜓ずしおのたずたりを工倫し特定の事項だけに指導が偏らないようにするこず。 2指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 第章第欟のの 2 に瀺す道埳教育の目暙に基づきこの科目の特質に応じお適切な指導を するこず。 3内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 倫理的諞䟡倀に関する叀今東西の先哲の思想を取り䞊げるに圓たっおは原兞の日本語蚳口語
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公 民 86 蚳なども掻甚し内容ず関連が深く生埒の発達や孊習の段階に適した代衚的な先哲の蚀説などを扱 うこず。たた生埒自らが人生芳䞖界芳などを確立するための手掛かりを埗るこずができるよう 孊習指導の展開を工倫するこず。 ã‚€ 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  小孊校及び䞭孊校で習埗した抂念などに関する知識などを基に 「公共」 で身に付けた遞択・刀 断の手掛かりずなる考え方を掻甚し哲孊に関わる察話的な手法などを取り入れた掻動を通しお 生埒自らがより深く思玢するための抂念や理論を理解できるようにしの孊習の基盀を逊う よう指導するこず。  1 のアの  に぀いおは青幎期の課題を螏たえ人栌感情認知発達に぀いおの心理孊 の考え方に぀いおも觊れるこず。  1 のアの  に぀いおは人間の尊厳ず生呜ぞの畏敬自己実珟ず幞犏などに぀いお叀代ギ リシアから近代たでの思想キリスト教むスラヌム仏教儒教などの基本的な考え方を代衚 する先哲の思想芞術家ずその䜜品を倫理的な芳点を明確にしお取り䞊げるこず。  1 のアの  に぀いおは民䞻瀟䌚における人間の圚り方瀟䌚参加ず奉仕などに぀いお倫 理的な芳点を明確にしお取り䞊げるこず。  1 のアの  に぀いおは自然ず人間ずの関わり䞖界を捉える知の圚り方などに぀いお倫 理的な芳点を明確にしお取り䞊げるこず。  1 のアの  に぀いおは叀今東西の代衚的な先哲の思想を取り䞊げ人間をどのように捉え どのように生きるこずを指し瀺しおいるかに぀いお自己の課題ず結び付けお思玢するために必 芁な技胜を身に付けるこずができるよう指導するこず。  2 のアの  に぀いおは叀来の日本人の心情ず考え方や代衚的な日本の先哲の思想を手掛か りにしお自己の課題ずしお孊習し囜際瀟䌚に生きる日本人ずしおの自芚を深めるよう指導す るこず。その際䌝統的な芞術䜜品茶道や華道などの芞道などを取り䞊げ理解を深めるこず ができるよう指導するこず。  2 のアの  に぀いおは叀来の日本人の心情ず考え方や代衚的な日本の先哲の思想を取り䞊 げそれらが日本人の思想圢成にどのような圱響を及がしおいるかに぀いお思玢するために必芁 な技胜を身に付けるこずができるよう指導するこず。 り 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  小孊校及び䞭孊校で習埗した抂念などに関する知識などや 「公共」 及びで身に付けた遞択・ 刀断の手掛かりずなる先哲の思想などを基に人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの芋方・考え 方を働かせ珟実瀟䌚の倫理的諞課題に぀いお探究するこずができるよう指導するこず。たた 科目のたずめずしお䜍眮付け適切か぀十分な授業時数を配圓するこず。  生埒や孊校地域の実態などに応じお課題を遞択し䞻䜓的に探究する孊習を行うこずができ るよう工倫するこず。その際哲孊に関わる察話的な手法などを取り入れた掻動を通しお人栌 の完成に向けお自己の生き方の確立を促し他者ず共に生きる䞻䜓を育むよう指導するこず。  1 のアの「生呜」に぀いおは生呜科孊や医療技術の発達を螏たえ生呜の誕生老いや病 生ず死の問題などを通しお生きるこずの意矩に぀いお思玢できるようにするこず。 「自然」 に぀ いおは人間の生呜が自然の生態系の䞭で怍物や他の動物ずの盞互䟝存関係においお維持され おおり調和的な共存関係が倧切であるこずに぀いおも思玢できるようにするこず。 「科孊技術」 に぀いおは近幎の飛躍的な科孊技術の進展を螏たえ人工知胜AIをはじめずした先端科孊 技術の利甚ず人間生掻や瀟䌚の圚り方に぀いおも思玢できるよう指導するこず。  2 のアの 「犏祉」 に぀いおは倚様性を前提ずしお協働ケア共生ずいった倫理的な芖点
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公 民 87 から犏祉の問題を取り䞊げるこず。 「文化ず宗教」 に぀いおは文化や宗教が過去を継承する人類 の知的遺産であるこずを螏たえそれらを尊重し異なる文化や宗教をも぀人々を理解し共生 に向けお思玢できるよう指導するこず。 「平和」 に぀いおは人類党䜓の犏祉の向䞊ずいった芖点 からも考察構想できるよう指導するこず。 第 政治・経枈   目 暙  瀟䌚の圚り方に぀いおの芋方・考え方を働かせ珟代の諞課題を远究したり解決に向けお構想したり する掻動を通しお広い芖野に立ちグロヌバル化する囜際瀟䌚に䞻䜓的に生きる平和で民䞻的な囜家 及び瀟䌚の有為な圢成者に必芁な公民ずしおの資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 瀟䌚の圚り方に関わる珟実瀟䌚の諞課題の解決に向けお探究するための手掛かりずなる抂念や理論 などに぀いお理解するずずもに諞資料から瀟䌚の圚り方に関わる情報を適切か぀効果的に調べた ずめる技胜を身に付けるようにする。 2 囜家及び瀟䌚の圢成者ずしお必芁な遞択・刀断の基準ずなる考え方や政治・経枈に関する抂念や理 論などを掻甚しお珟実瀟䌚に芋られる耇雑な課題を把握し説明するずずもに身に付けた刀断基 準を根拠に構想する力や構想したこずの劥圓性や効果実珟可胜性などを指暙にしお議論し公正に 刀断しお合意圢成や瀟䌚参画に向かう力を逊う。 3 よりよい瀟䌚の実珟のために珟実瀟䌚の諞課題を䞻䜓的に解決しようずする態床を逊うずずもに 倚面的・倚角的な考察や深い理解を通しお涵 かん 逊される囜民䞻暩を担う公民ずしお自囜を愛しそ の平和ず繁栄を図るこずや我が囜及び囜際瀟䌚においお囜家及び瀟䌚の圢成により積極的な圹割 を果たそうずする自芚などを深める。   内 容  珟代日本における政治・経枈の諞課題 1珟代日本の政治・経枈  個人の尊厳ず基本的人暩の尊重察立協調効率公正などに着目しお珟代の諞課題を远究し たり解決に向けお構想したりする掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  政治ず法の意矩ず機胜基本的人暩の保障ず法の支配暩利ず矩務ずの関係議䌚制民䞻䞻矩 地方自治に぀いお珟実瀟䌚の諞事象を通しお理解を深めるこず。  経枈掻動ず垂堎経枈䞻䜓ず経枈埪環囜民経枈の倧きさず経枈成長物䟡ず景気倉動財政 の働きず仕組み及び租皎などの意矩金融の働きず仕組みに぀いお珟実瀟䌚の諞事象を通しお 理解を深めるこず。  珟代日本の政治・経枈に関する諞資料から課題の解決に向けお考察構想する際に必芁な情 報を適切か぀効果的に収集し読み取る技胜を身に付けるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  民䞻政治の本質を基に日本囜憲法ず珟代政治の圚り方ずの関連に぀いお倚面的・倚角的に考 察し衚珟するこず。  政党政治や遞挙などの芳点から望たしい政治の圚り方及び䞻暩者ずしおの政治参加の圚り方 に぀いお倚面的・倚角的に考察構想し衚珟するこず。  経枈掻動ず犏祉の向䞊ずの関連に぀いお倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。  垂堎経枈の機胜ず限界持続可胜な財政及び租皎の圚り方金融を通した経枈掻動の掻性化に
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公 民 88 ぀いお倚面的・倚角的に考察構想し衚珟するこず。 2珟代日本における政治・経枈の諞課題の探究  瀟䌚的な芋方・考え方を総合的に働かせ他者ず協働しお持続可胜な瀟䌚の圢成が求められる珟代 日本瀟䌚の諞課題を探究する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 少子高霢瀟䌚における瀟䌚保障の充実・安定化地域瀟䌚の自立ず政府倚様な働き方・生き方 を可胜にする瀟䌚産業構造の倉化ず起業歳入・歳出䞡面での財政健党化食料の安定䟛絊の確 保ず持続可胜な蟲業構造の実珟防灜ず安党・安心な瀟䌚の実珟などに぀いお取り䞊げた課題の 解決に向けお政治ず経枈ずを関連させお倚面的・倚角的に考察構想しよりよい瀟䌚の圚り方に ぀いおの自分の考えを説明論述するこず。  グロヌバル化する囜際瀟䌚の諞課題 1珟代の囜際政治・経枈  囜際平和ず人類の犏祉に寄䞎しようずする自芚を深めるこずに向けお個人の尊厳ず基本的人暩の 尊重察立協調効率公正などに着目しお珟代の諞課題を远究したり解決に向けお構想したり する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  囜際瀟䌚の倉遷人暩囜家䞻暩領土 領海領空を含む。  などに関する囜際法の意矩囜 際連合をはじめずする囜際機構の圹割我が囜の安党保障ず防衛囜際貢献に぀いお珟実瀟䌚 の諞事象を通しお理解を深めるこず。  貿易の珟状ず意矩為替盞堎の倉動囜民経枈ず囜際収支囜際協調の必芁性や囜際経枈機関 の圹割に぀いお珟実瀟䌚の諞事象を通しお理解を深めるこず。  珟代の囜際政治・経枈に関する諞資料から課題の解決に向けお考察構想する際に必芁な情 報を適切か぀効果的に収集し読み取る技胜を身に付けるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  囜際瀟䌚の特質や囜際玛争の諞芁因を基に囜際法の果たす圹割に぀いお倚面的・倚角的に考 察し衚珟するこず。  囜際平和ず人類の犏祉に寄䞎する日本の圹割に぀いお倚面的・倚角的に考察構想し衚珟す るこず。  盞互䟝存関係が深たる囜際経枈の特質に぀いお倚面的・倚角的に考察し衚珟するこず。  囜際経枈においお果たすこずが求められる日本の圹割に぀いお倚面的・倚角的に考察構想し 衚珟するこず。 2グロヌバル化する囜際瀟䌚の諞課題の探究  瀟䌚的な芋方・考え方を総合的に働かせ他者ず協働しお持続可胜な瀟䌚の圢成が求められる囜際 瀟䌚の諞課題を探究する掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア グロヌバル化に䌎う人々の生掻や瀟䌚の倉容地球環境ず資源・゚ネルギヌ問題囜際経枈栌差 の是正ず囜際協力むノベヌションず成長垂堎人皮・民族問題や地域玛争の解決に向けた囜際瀟 䌚の取組持続可胜な囜際瀟䌚づくりなどに぀いお取り䞊げた課題の解決に向けお政治ず経枈ず を関連させお倚面的・倚角的に考察構想しよりよい瀟䌚の圚り方に぀いおの自分の考えを説明 論述するこず。   内容の取扱い 1内容の党䜓にわたっお次の事項に配慮するものずする。 ア 公民科に属する他の科目この章に瀺す地理歎史科家庭科及び情報科などずの関連を図るずず もに項目盞互の関連に留意しながら党䜓ずしおのたずたりを工倫し特定の事項だけに指導が
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公 民 89 偏らないようにするこず。 2内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア この科目の内容の特質に応じ孊習のねらいを明確にした䞊でそれぞれ関係する専門家や関係諞 機関などずの連携・協働を積極的に図り瀟䌚ずの関わりを意識した課題を远究したり解決に向け お構想したりする掻動の充実を図るようにするこず。 ã‚€ 内容の及びに぀いおは次の事項に留意するこず。  及びのそれぞれの 2 においおは小孊校及び䞭孊校で習埗した抂念などに関する知識や 「公共」 で身に付けた遞択・刀断の手掛かりずなる考え方などを基にそれぞれの 1 における孊 習の成果を生かし政治及び経枈の基本的な抂念や理論などの理解の䞊に立っお理論ず珟実の 盞互関連を螏たえながら事実を基に倚面的・倚角的に探究できるよう孊習指導の展開を工倫す るこず。その際生埒や孊校地域の実態などに応じお及びのそれぞれにおいお探究する 課題を遞択させるこず。たた適切か぀十分な授業時数を配圓するこず。 り 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  1 においおは日本の政治・経枈の珟状に぀いお觊れるこず。  1 のアの  に぀いおは日本囜憲法における基本的人暩の尊重囜民䞻暩倩皇の地䜍ず圹 割囜䌚内閣裁刀所などの政治機構に関する小・䞭孊校瀟䌚科及び「公共」の孊習ずの関連 性に留意しお指導するこず。  1 のアの  の 「政治ず法の意矩ず機胜基本的人暩の保障ず法の支配暩利ず矩務ずの関係」 に぀いおは関連させお取り扱うこず。その際裁刀員制床を扱うこず。たた私法に関する基本 的な考え方に぀いおも理解を深めるこずができるよう指導するこず。  1 のアの  に぀いおは分業ず亀換垌少性などに関する小・䞭孊校瀟䌚科及び「公共」の 孊習ずの関連性に留意しお指導するこず。たた事項の党䜓を通しお日本経枈のグロヌバル化を はじめずする経枈生掻の倉化珟代経枈の仕組みや機胜に぀いお扱うずずもにその特質を捉え 経枈に぀いおの抂念や理論に぀いおの理解を深めるこずができるよう指導するこず。  1 のむの  の「民䞻政治の本質」に぀いおは䞖界の䞻な政治䜓制ず関連させお取り扱うこ ず。  1 のむの  の「望たしい政治の圚り方及び䞻暩者ずしおの政治参加の圚り方」に぀いおは 1 のむの  の「珟代政治の圚り方」ずの関連性に留意しお䞖論の圢成などに぀いお具䜓的な 事䟋を取り䞊げお扱い䞻暩者ずしおの政治に察する関心を高め䞻䜓的に瀟䌚に参画する意欲 をもたせるよう指導するこず。  1 のむの  の「垂堎経枈の機胜ず限界」に぀いおは垂堎経枈の効率性ずずもに垂堎の倱 敗の補完の芳点から公害防止ず環境保党消費者に関する問題も扱うこず。 たた 「金融を通し た経枈掻動の掻性化」に぀いおは金融に関する技術倉革ず䌁業経営に関する金融の圹割にも觊 れるこず。  2 における課題の探究に圓たっおは日本瀟䌚の動向に着目したり囜内の諞地域や諞倖囜 における取組などを参考にしたりできるよう指導するこず。 「産業構造の倉化ず起業」 を取り䞊げ る際には䞭小䌁業の圚り方に぀いおも觊れるよう指導するこず。 ゚ 内容のに぀いおは次のずおり取り扱うものずするこず。  1 においおは囜際政治及び囜際経枈の珟状に぀いおも扱うこず。  1 のアの  の「囜家䞻暩領土領海領空を含む。 などに関する囜際法の意矩囜際連合 をはじめずする囜際機構の圹割」に぀いおは関連させお取り扱い我が囜が固有の領土である 竹島や北方領土に関し残されおいる問題の平和的な手段による解決に向けお努力しおいるこずや
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公 民 90 尖閣諞島をめぐり解決すべき領有暩の問題は存圚しおいないこずなどを取り䞊げるこず。   1 のむの  の「囜際玛争の諞芁因」に぀いおは倚様な角床から考察させるずずもに軍瞮 や栞兵噚廃絶などに関する囜際的な取組に぀いおも扱うこず。   2 における課題の探究に圓たっおは囜際瀟䌚の動向に着目したり諞倖囜における取組な どを参考にしたりできるよう指導するこず。その際文化や宗教の倚様性を螏たえるずずもに 囜際連合における持続可胜な開発のための取組に぀いおも扱うこず。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒の䞻䜓 的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際科目の特質に応じた芋方・考え方を働か せ瀟䌚的事象等の意味や意矩などを考察し抂念などに関する知識を獲埗したり瀟䌚ずの関わりを 意識した課題を远究したり解決したりする掻動の充実を図るこず。 2  各科目の履修に぀いおは党おの生埒に履修させる科目である「公共」を履修した埌に遞択科目であ る「倫理」及び「政治・経枈」を履修できるずいうこの教科の基本的な構造に留意し各孊校で創意 工倫しお適切な指導蚈画を䜜成するこず。 その際 「公共」 は原則ずしお入孊幎次及びその次の幎次の か幎のうちに履修させるこず。 3  障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  瀟䌚的な芋方・考え方を働かせるこずをより䞀局重芖する芳点に立っお瀟䌚的事象等の意味や意矩 事象の特色や事象間の関連珟実瀟䌚に芋られる課題などに぀いお考察したこずや構想したこずを論 理的に説明したり立堎や根拠を明確にしお議論したりするなどの蚀語掻動に関わる孊習を䞀局重芖す るこず。 2  諞資料から瀟䌚的事象等に関する様々な情報を効果的に収集し読み取りたずめる技胜を身に付 ける孊習掻動を重芖するずずもに具䜓的な䜓隓を䌎う孊習の充実を図るようにするこず。その際珟 代の諞課題を捉え倚面的・倚角的に考察構想するに圓たっおは関連する各皮の統蚈幎鑑癜曞 新聞読み物地図その他の資料の出兞などを確認しその信頌性を螏たえ぀぀適切に掻甚したり考 察構想の過皋ず結果を敎理し報告曞にたずめ発衚したりするなどの掻動を取り入れるようにするこ ず。 3  瀟䌚的事象等に぀いおは生埒の考えが深たるよう様々な芋解を提瀺するよう配慮し倚様な芋解の ある事柄未確定な事柄を取り䞊げる堎合には有益適切な教材に基づいお指導するずずもに特定の 事柄を匷調し過ぎたり䞀面的な芋解を十分な配慮なく取り䞊げたりするなどの偏った取扱いにより 生埒が倚面的・倚角的に考察したり事実を客芳的に捉え公正に刀断したりするこずを劚げるこずの ないよう留意するこず。 4  情報の収集凊理や発衚などに圓たっおは孊校図曞通や地域の公共斜蚭などを掻甚するずずもに コンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどの情報手段を積極的に掻甚し指導に生かすこずで生埒が 䞻䜓的に孊習に取り組めるようにするこず。その際課題の远究や解決の芋通しをもっお生埒が䞻䜓的 に情報手段を掻甚できるようにするずずもに情報モラルの指導にも配慮するこず。  内容の指導に圓たっおは教育基本法第14 条及び第15 条の芏定に基づき適切に行うよう特に慎重に 配慮しお政治及び宗教に関する教育を行うものずする。
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数 å­Š 91 第節 数孊 第欟 目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1  数孊における基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数孊化したり数孊的 に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2  数孊を掻甚しお事象を論理的に考察する力事象の本質や他の事象ずの関係を認識し統合的・発展的 に考察する力数孊的な衚珟を甚いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚珟する力を逊う。 3  数孊のよさを認識し積極的に数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に基づいお刀断 しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態床 や創造性の基瀎を逊う。 第欟 各 科 目 第 æ•°å­Šâ…    目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1  数ず匏図圢ず蚈量二次関数及びデヌタの分析に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に 理解するずずもに事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜 を身に付けるようにする。 2  呜題の条件や結論に着目し数や匏を倚面的にみたり目的に応じお適切に倉圢したりする力図圢 の構成芁玠間の関係に着目し図圢の性質や蚈量に぀いお論理的に考察し衚珟する力関数関係に着 目し事象を的確に衚珟しおその特城を衚匏グラフを盞互に関連付けお考察する力瀟䌚の事象 などから蚭定した問題に぀いおデヌタの散らばりや倉量間の関係などに着目し適切な手法を遞択 しお分析を行い問題を解決したり解決の過皋や結果を批刀的に考察し刀断したりする力を逊う。 3  数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に基づいお刀断しよう ずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態床や創 造性の基瀎を逊う。   内 容 1数ず匏  数ず匏に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 数を実数たで拡匵する意矩を理解し簡単な無理数の四則蚈算をするこず。 集合ず呜題に関する基本的な抂念を理解するこず。 二次の乗法公匏及び因数分解の公匏の理解を深めるこず。   䞍等匏の解の意味や䞍等匏の性質に぀いお理解し䞀次䞍等匏の解を求めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。
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数 å­Š 92 集合の考えを甚いお論理的に考察し簡単な呜題を蚌明するこず。  問題を解決する際に既に孊習した蚈算の方法ず関連付けお匏を倚面的に捉えたり目的に応 じお適切に倉圢したりするこず。 䞍等匏の性質を基に䞀次䞍等匏を解く方法を考察するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え䞀次䞍等匏を問題解決に掻甚するこず。 2図圢ず蚈量  図圢ず蚈量に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 鋭角の䞉角比の意味ず盞互関係に぀いお理解するこず。  䞉角比を鈍角たで拡匵する意矩を理解し鋭角の䞉角比の倀を甚いお鈍角の䞉角比の倀を求め る方法を理解するこず。  正匊定理や䜙匊定理に぀いお䞉角圢の決定条件や䞉平方の定理ず関連付けお理解し䞉角圢の 蟺の長さや角の倧きさなどを求めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  図圢の構成芁玠間の関係を䞉角比を甚いお衚珟するずずもに定理や公匏ずしお導くこず。  図圢の構成芁玠間の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え問題を解決 したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号  正匊sin䜙匊cos正接tan 3二次関数  二次関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 二次関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。 二次関数の最倧倀や最小倀を求めるこず。  二次方皋匏の解ず二次関数のグラフずの関係に぀いお理解するこず。たた二次䞍等匏の解ず 二次関数のグラフずの関係に぀いお理解し二次関数のグラフを甚いお二次䞍等匏の解を求める こず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  二次関数の匏ずグラフずの関係に぀いおコンピュヌタなどの情報機噚を甚いおグラフをかく などしお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え問題を解決したり 解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 4デヌタの分析  デヌタの分析に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 分散暙準偏差散垃図及び盞関係数の意味やその甚い方を理解するこず。  コンピュヌタなどの情報機噚を甚いるなどしおデヌタを衚やグラフに敎理したり分散や暙 準偏差などの基本的な統蚈量を求めたりするこず。 具䜓的な事象においお仮説怜定の考え方を理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。
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数 å­Š 93 デヌタの散らばり具合や傟向を数倀化する方法を考察するこず。  目的に応じお耇数の皮類のデヌタを収集し適切な統蚈量やグラフ手法などを遞択しお分析 を行いデヌタの傟向を把握しお事象の特城を衚珟するこず。  䞍確実な事象の起こりやすさに着目し䞻匵の劥圓性に぀いお実隓などを通しお刀断したり 批刀的に考察したりするこず。 甚語・蚘号  倖れ倀 〔課題孊習〕   1 から 4 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり発展させたりするな どした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを認識させ孊習意欲を含めた数孊的に考 える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 1 から 4 たでに぀いおは䞭孊校数孊科ずの関連を十分に考慮するものずする。 2 内容の 1 のアの  に぀いおは分数が有限小数や埪環小数で衚される仕組みを扱うものずする。 3 内容の 2 のアの  に぀いおは関連しお°90 °180 °の䞉角比を扱うものずする。 4 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう指導蚈画に適切に 䜍眮付けるものずする。 第 æ•°å­Šâ…¡   目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1 いろいろな匏図圢ず方皋匏指数関数・察数関数䞉角関数及び埮分・積分の考えに぀いおの基 本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数孊化したり数孊的に解釈したり 数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 数の範囲や匏の性質に着目し等匏や䞍等匏が成り立぀こずなどに぀いお論理的に考察する力座 暙平面䞊の図圢に぀いお構成芁玠間の関係に着目し方皋匏を甚いお図圢を簡朔・明瞭・的確に衚珟 したり図圢の性質を論理的に考察したりする力関数関係に着目し事象を的確に衚珟しおその特 城を数孊的に考察する力関数の局所的な倉化に着目し事象を数孊的に考察したり問題解決の過 皋や結果を振り返っお統合的・発展的に考察したりする力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論拠に基づいお刀断 しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態 床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1いろいろな匏  いろいろな匏に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  䞉次の乗法公匏及び因数分解の公匏を理解しそれらを甚いお匏の展開や因数分解をするこず。  倚項匏の陀法や分数匏の四則蚈算の方法に぀いお理解し簡単な堎合に぀いお蚈算をするこず。 数を耇玠数たで拡匵する意矩を理解し耇玠数の四則蚈算をするこず。 二次方皋匏の解の皮類の刀別及び解ず係数の関係に぀いお理解するこず。  因数定理に぀いお理解し簡単な高次方皋匏に぀いお因数定理などを甚いおその解を求めるこ
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数 å­Š 94 ず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  匏の蚈算の方法を既に孊習した数や匏の蚈算ず関連付け倚面的に考察するこず。  実数の性質や等匏の性質䞍等匏の性質などを基に等匏や䞍等匏が成り立぀こずを論理的に 考察し蚌明するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え方皋匏を問題解決に掻甚するこず。 甚語・蚘号二項定理虚数i 2図圢ず方皋匏  図圢ず方皋匏に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  座暙を甚いお平面䞊の線分を内分する点倖分する点の䜍眮や二点間の距離を衚すこず。 座暙平面䞊の盎線や円を方皋匏で衚すこず。 軌跡に぀いお理解し簡単な堎合に぀いお軌跡を求めるこず。  簡単な堎合に぀いお䞍等匏の衚す領域を求めたり領域を䞍等匏で衚したりするこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  座暙平面䞊の図圢に぀いお構成芁玠間の関係に着目しそれを方皋匏を甚いお衚珟し図圢の 性質や䜍眮関係に぀いお考察するこず。  数量ず図圢ずの関係などに着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉えコンピュヌ タなどの情報機噚を甚いお軌跡や䞍等匏の衚す領域を座暙平面䞊に衚すなどしお問題解決に掻 甚したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこ ず。 3指数関数・察数関数  指数関数及び察数関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項 を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  指数を正の敎数から有理数ぞ拡匵する意矩を理解し指数法則を甚いお数や匏の蚈算をするこ ず。 指数関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  察数の意味ずその基本的な性質に぀いお理解し簡単な察数の蚈算をするこず。 察数関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 指数ず察数を盞互に関連付けお考察するこず。  指数関数及び察数関数の匏ずグラフの関係に぀いお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え問題を解決したり 解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号环乗根loga x垞甚察数 4䞉角関数  䞉角関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  角の抂念を䞀般角たで拡匵する意矩や匧床法による角床の衚し方に぀いお理解するこず。
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数 å­Š 95 䞉角関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。 䞉角関数の盞互関係などの基本的な性質を理解するこず。  䞉角関数の加法定理や倍角の公匏䞉角関数の合成に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  䞉角関数に関する様々な性質に぀いお考察するずずもに䞉角関数の加法定理から新たな性質 を導くこず。 䞉角関数の匏ずグラフの関係に぀いお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え問題を解決したり 解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 5埮分・積分の考え  埮分ず積分の考えに぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身 に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  埮分係数や導関数の意味に぀いお理解し関数の定数倍和及び差の導関数を求めるこず。  導関数を甚いお関数の倀の増枛や極倧・極小を調べグラフの抂圢をかく方法を理解するこず。  䞍定積分及び定積分の意味に぀いお理解し関数の定数倍和及び差の䞍定積分や定積分の倀 を求めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 関数ずその導関数ずの関係に぀いお考察するこず。  関数の局所的な倉化に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え問題を解決した り解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。  埮分ず積分の関係に着目し積分の考えを甚いお盎線や関数のグラフで囲たれた図圢の面積を 求める方法に぀いお考察するこず。 甚語・蚘号極限倀lim 〔課題孊習〕   1 から 5 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり発展させたりするな どした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを認識させ孊習意欲を含めた数孊的に考 える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 5 のアの  に぀いおは䞉次たでの関数を䞭心に扱いアの  に぀いおは二次たでの 関数を䞭心に扱うものずする。たた埮分係数や導関数を求める際に必芁ずなる極限に぀いおは盎 芳的に理解させるよう扱うものずする。 2 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう指導蚈画に適切に 䜍眮付けるものずする。 第 æ•°å­Šâ…¢   目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1 極限埮分法及び積分法に぀いおの抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数孊化 したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。
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数 å­Š 96 2 数列や関数の倀の倉化に着目し極限に぀いお考察したり関数関係をより深く捉えお事象を的確 に衚珟し数孊的に考察したりする力いろいろな関数の局所的な性質や倧域的な性質に着目し事 象を数孊的に考察したり問題解決の過皋や結果を振り返っお統合的・発展的に考察したりする力を 逊う。 3 数孊のよさを認識し積極的に数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論拠に基づ いお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしよう ずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1極限  数列及び関数の倀の極限に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  数列の極限に぀いお理解し数列{r n} の極限などを基に簡単な数列の極限を求めるこず。  無限玚数の収束発散に぀いお理解し無限等比玚数などの簡単な無限玚数の和を求めるこず。  簡単な分数関数ず無理関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  合成関数や逆関数の意味を理解し簡単な堎合に぀いおそれらを求めるこず。 関数の倀の極限に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  匏を倚面的に捉えたり目的に応じお適切に倉圢したりしお極限を求める方法を考察するこず。  既に孊習した関数の性質ず関連付けお簡単な分数関数ず無理関数のグラフの特城を倚面的に 考察するこず。  数列や関数の倀の極限に着目し事象を数孊的に捉えコンピュヌタなどの情報機噚を甚いお 極限を調べるなどしお問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の 事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号∞ 2埮分法  埮分法に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  埮分可胜性関数の積及び商の導関数に぀いお理解し関数の和差積及び商の導関数を求 めるこず。 合成関数の導関数に぀いお理解しそれを求めるこず。  䞉角関数指数関数及び察数関数の導関数に぀いお理解しそれらを求めるこず。  導関数を甚いおいろいろな曲線の接線の方皋匏を求めたりいろいろな関数の倀の増枛極 倧・極小グラフの凹凞などを調べグラフの抂圢をかいたりするこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  導関数の定矩に基づき䞉角関数指数関数及び察数関数の導関数を考察するこず。  関数の連続性ず埮分可胜性関数ずその導関数や第二次導関数の関係に぀いお考察するこず。  関数の局所的な倉化や倧域的な倉化に着目し事象を数孊的に捉え問題を解決したり解決 の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号自然察数e倉曲点 3積分法
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数 å­Š 97  積分法に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  䞍定積分及び定積分の基本的な性質に぀いおの理解を深めそれらを甚いお䞍定積分や定積分 を求めるこず。  眮換積分法及び郚分積分法に぀いお理解し簡単な堎合に぀いおそれらを甚いお䞍定積分や 定積分を求めるこず。  定積分を利甚しおいろいろな曲線で囲たれた図圢の面積や立䜓の䜓積及び曲線の長さなどを 求めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  関数の匏を倚面的にみたり目的に応じお適切に倉圢したりしおいろいろな関数の䞍定積分や 定積分を求める方法に぀いお考察するこず。  極限や定積分の考えを基に立䜓の䜓積や曲線の長さなどを求める方法に぀いお考察するこず。  埮分ず積分ずの関係に着目し事象を数孊的に捉え問題を解決したり解決の過皋を振り返 っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 〔課題孊習〕   1 から 3 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり発展させたりする などした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを認識させ孊習意欲を含めた数孊的 に考える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 2 のむの  に぀いおは関連しお盎線䞊の点の運動や平面䞊の点の運動の速床及び加速床 を扱うものずする。 2 内容の 3 のアの  に぀いおは眮換積分法はax b tx asin i ず眮き換えるものを䞭心に 扱うものずする。たた郚分積分法は簡単な関数に぀いお回の適甚で結果が埗られるものを䞭心 に扱うものずする。 3 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう指導蚈画に適切に 䜍眮付けるものずする。 第 数孊   目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1 図圢の性質堎合の数ず確率に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに 数孊ず人間の掻動の関係に぀いお認識を深め事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に 衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 図圢の構成芁玠間の関係などに着目し図圢の性質を芋いだし論理的に考察する力䞍確実な事 象に着目し確率の性質などに基づいお事象の起こりやすさを刀断する力数孊ず人間の掻動ずの関 わりに着目し事象に数孊の構造を芋いだし数理的に考察する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に基づいお刀断しよう ずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態床や創 造性の基瀎を逊う。
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数 å­Š 98   内 容 1図圢の性質  図圢の性質に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 䞉角圢に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。 円に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。 空間図圢に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  図圢の構成芁玠間の関係や既に孊習した図圢の性質に着目し図圢の新たな性質を芋いだし その性質に぀いお論理的に考察したり説明したりするこず。  コンピュヌタなどの情報機噚を甚いお図圢を衚すなどしお図圢の性質や䜜図に぀いお統合 的・発展的に考察するこず。 2堎合の数ず確率  堎合の数ず確率に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  集合の芁玠の個数に関する基本的な関係や和の法則積の法則などの数え䞊げの原則に぀いお 理解するこず。  具䜓的な事象を基に順列及び組合せの意味を理解し順列の総数や組合せの総数を求めるこず。  確率の意味や基本的な法則に぀いおの理解を深めそれらを甚いお事象の確率や期埅倀を求め るこず。 独立な詊行の意味を理解し独立な詊行の確率を求めるこず。  条件付き確率の意味を理解し簡単な堎合に぀いお条件付き確率を求めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 事象の構造などに着目し堎合の数を求める方法を倚面的に考察するこず。 確率の性質や法則に着目し確率を求める方法を倚面的に考察するこず。  確率の性質などに基づいお事象の起こりやすさを刀断したり期埅倀を意思決定に掻甚したり するこず。 甚語・蚘号  nPrnCr階乗n!排反 3数孊ず人間の掻動  数孊ず人間の掻動に぀いお数孊的掻動を通しおそれらを数理的に考察するこずの有甚性を認識 するずずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  数量や図圢に関する抂念などず人間の掻動ずの関わりに぀いお理解するこず。  数孊史的な話題数理的なゲヌムやパズルなどを通しお数孊ず文化ずの関わりに぀いおの理 解を深めるこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 数量や図圢に関する抂念などを関心に基づいお発展させ考察するこず。  パズルなどに数孊的な芁玠を芋いだし目的に応じお数孊を掻甚しお考察するこず。   内容の取扱い 1 この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。
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数 å­Š 99 2 内容の 2 のアの  及び  䞊びにむの  の確率に぀いおは論理的な確率及び頻床確率を扱うも のずする。 3 内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な考えを生かした孊 習が行われるよう配慮するものずする。 4 内容の 3 のアでは敎数の玄数や倍数ナヌクリッドの互陀法や二進法平面や空間においお点 の䜍眮を衚す座暙の考え方などに぀いおも扱うものずする。 第 数孊   目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1 数列統蚈的な掚枬に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに数孊ず瀟 䌚生掻ずの関わりに぀いお認識を深め事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・ 凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 離散的な倉化の芏則性に着目し事象を数孊的に衚珟し考察する力確率分垃や暙本分垃の性質に 着目し母集団の傟向を掚枬し刀断したり暙本調査の方法や結果を批刀的に考察したりする力日 垞の事象や瀟䌚の事象を数孊化し問題を解決したり解決の過皋や結果を振り返っお考察したりす る力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論拠に基づいお刀断 しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態 床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1数列  数列に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 等差数列ず等比数列に぀いお理解しそれらの䞀般項や和を求めるこず。 いろいろな数列の䞀般項や和を求める方法に぀いお理解するこず。  挞化匏に぀いお理解し事象の倉化を挞化匏で衚したり簡単な挞化匏で衚された数列の䞀般 項を求めたりするこず。 数孊的垰玍法に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  事象から離散的な倉化を芋いだしそれらの倉化の芏則性を数孊的に衚珟し考察するこず。  事象の再垰的な関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え数列の考えを問 題解決に掻甚するこず。  自然数の性質などを芋いだしそれらを数孊的垰玍法を甚いお蚌明するずずもに他の蚌明方 法ず比范し倚面的に考察するこず。 甚語・蚘号Σ 2統蚈的な掚枬  統蚈的な掚枬に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。
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数 å­Š 100 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。 暙本調査の考え方に぀いお理解を深めるこず。 確率倉数ず確率分垃に぀いお理解するこず。 二項分垃ず正芏分垃の性質や特城に぀いお理解するこず。 正芏分垃を甚いた区間掚定及び仮説怜定の方法を理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  確率分垃や暙本分垃の特城を確率倉数の平均分散暙準偏差などを甚いお考察するこず。  目的に応じお暙本調査を蚭蚈し収集したデヌタを基にコンピュヌタなどの情報機噚を甚いお 凊理するなどしお母集団の特城や傟向を掚枬し刀断するずずもに暙本調査の方法や結果を批 刀的に考察するこず。 甚語・蚘号信頌区間有意氎準 3数孊ず瀟䌚生掻  数孊ず瀟䌚生掻に぀いお数孊的掻動を通しおそれらを数理的に考察するこずの有甚性を認識す るずずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  瀟䌚生掻などにおける問題を数孊を掻甚しお解決する意矩に぀いお理解するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊化し数理的に問題を解決する方法を知るこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象においお数・量・圢やそれらの関係に着目し理想化したり単玔化 したりしお問題を数孊的に衚珟するこず。 数孊化した問題の特城を芋いだし解決するこず。 問題解決の過皋や結果の劥圓性に぀いお批刀的に考察するこず。  解決過皋を振り返りそこで甚いた方法を䞀般化しお他の事象に掻甚するこず。   内容の取扱い 1 この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。 2 内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な考えを生かした孊 習が行われるよう配慮するものずする。 3 内容の 3 のアの  に぀いおは散垃図に衚したデヌタを関数ずみなしお凊理するこずも扱うもの ずする。 第 数孊   目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次のずおり育成 するこずを目指す。 1 ベクトル平面䞊の曲線ず耇玠数平面に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するず ずもに数孊的な衚珟の工倫に぀いお認識を深め事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊 的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 倧きさず向きをもった量に着目し挔算法則やその図圢的な意味を考察する力図圢や図圢の構造 に着目しそれらの性質を統合的・発展的に考察する力数孊的な衚珟を甚いお事象を簡朔・明瞭・ 的確に衚珟する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論拠に基づいお刀断
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数 å­Š 101 しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり評䟡・改善したりしようずする態 床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1ベクトル  ベクトルに぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  平面䞊のベクトルの意味盞等和差実数倍䜍眮ベクトルベクトルの成分衚瀺に぀い お理解するこず。 ベクトルの内積及びその基本的な性質に぀いお理解するこず。 座暙及びベクトルの考えが平面から空間に拡匵できるこずを理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 実数などの挔算の法則ず関連付けおベクトルの挔算法則を考察するこず。  ベクトルやその内積の基本的な性質などを甚いお平面図圢や空間図圢の性質を芋いだしたり 倚面的に考察したりするこず。  数量や図圢及びそれらの関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉えベクト ルやその内積の考えを問題解決に掻甚するこず。 2平面䞊の曲線ず耇玠数平面  平面䞊の曲線ず耇玠数平面に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  攟物線楕 だ 円双曲線が二次匏で衚されるこず及びそれらの二次曲線の基本的な性質に぀いお 理解するこず。 曲線の媒介倉数衚瀺に぀いお理解するこず。 極座暙の意味及び曲線が極方皋匏で衚されるこずに぀いお理解するこず。  耇玠数平面ず耇玠数の極圢匏耇玠数の実数倍和差積及び商の図圢的な意味を理解する こず。 ド・モアブルの定理に぀いお理解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。 攟物線楕 だ 円双曲線を盞互に関連付けお捉え考察するこず。  耇玠数平面における図圢の移動などず関連付けお耇玠数の挔算や环乗根などの意味を考察す るこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉えコンピュヌタなどの情報機噚を甚いお曲線を衚 すなどしお媒介倉数や極座暙及び耇玠数平面の考えを問題解決に掻甚したり解決の過皋を振 り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号焊点準線 3数孊的な衚珟の工倫  数孊的な衚珟の工倫に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項を 身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを図衚統蚈グラフなどを甚いお工倫しお衚珟するこずの意 矩を理解するこず。
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数 å­Š 102   日垞の事象や瀟䌚の事象などを離散グラフや行列を甚いお工倫しお衚珟するこずの意矩を理 解するこず。 ã‚€ 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。   図衚統蚈グラフ離散グラフ及び行列などを甚いお日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊 的に衚珟し考察するこず。   内容の取扱い 1  この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。 2  内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な考えを生かした孊 習が行われるよう配慮するものずする。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお数孊的掻動を 通しお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際数孊的な芋方・考え 方を働かせながら日垞の事象や瀟䌚の事象を数理的に捉え数孊の問題を芋いだし問題を自立的 協働的に解決し孊習の過皋を振り返り抂念を圢成するなどの孊習の充実を図るこず。 2   「数孊Ⅱ」  「数孊Ⅲ」 を履修させる堎合は 「数孊Ⅰ」  「数孊Ⅱ」  「数孊Ⅲ」 の順に履修させるこずを 原則ずするこず。 3   「数孊」 に぀いおは 「数孊Ⅰ」 ず䞊行しおあるいは 「数孊Ⅰ」 を履修した埌に履修させ 「数孊」 及び「数孊」に぀いおは 「数孊Ⅰ」を履修した埌に履修させるこずを原則ずするこず。 4  各科目を履修させるに圓たっおは圓該科目や数孊科に属する他の科目の内容及び理科家庭科情 報科この章に瀺す理数科等の内容を螏たえ盞互の関連を図るずずもに孊習内容の系統性に留意す るこず。 5  障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  各科目の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等を育成するため数孊的な衚珟を甚いお簡 朔・明瞭・的確に衚珟したり数孊的な衚珟を解釈したり互いに自分の考えを衚珟し䌝え合ったりす るなどの機䌚を蚭けるこず。 2  各科目の指導に圓たっおは必芁に応じおコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを適切に掻甚 し孊習の効果を高めるようにするこず。 3  各科目の内容の甚語・蚘号は圓該科目で扱う内容の皋床や範囲を明確にするために瀺したもの であり内容ず密接に関連させお扱うこず。  各科目の指導に圓たっおは数孊を孊習する意矩などを実感できるよう工倫するずずもに次のような 数孊的掻動に取り組むものずする。 1  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数理的に捉え数孊的に衚珟・凊理しお問題を解決し解決の過皋や 結果を振り返っお考察する掻動。 2  数孊の事象から自ら問題を芋いだし解決しお解決の過皋や結果を振り返っお統合的・発展的に考察 する掻動。 3自らの考えを数孊的に衚珟しお説明したり議論したりする掻動。
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理 科 103 第節 理科 第欟 目 暙  自然の事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずなどを 通しお自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1  自然の事物・珟象に぀いおの理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する技 胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3自然の事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 科孊ず人間生掻   目 暙  自然の事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずな どを通しお自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこず を目指す。 1  自然ず人間生掻ずの関わり及び科孊技術ず人間生掻ずの関わりに぀いおの理解を深め科孊的に探 究するために必芁な芳察実隓などに関する技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い人間生掻ず関連付けお科孊的に探究する力を逊う。 3  自然の事物・珟象に進んで関わり科孊的に探究しようずする態床を逊うずずもに科孊に察する 興味・関心を高める。   内 容 1科孊技術の発展  科孊技術の発展に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 科孊技術の発展が今日の人間生掻に察しおどのように貢献しおきたかに぀いお理解するこず。 ã‚€ 科孊技術の発展ず人間生掻ずの関わりに぀いお科孊的に考察し衚珟するこず。 2人間生掻の䞭の科孊  身近な自然の事物・珟象及び日垞生掻や瀟䌚の䞭で利甚されおいる科孊技術を取り䞊げそれらに ぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 光や熱の科孊物質の科孊生呜の科孊宇宙や地球の科孊ず人間生掻ずの関わりに぀いお認識 を深めるずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 光や熱の科孊 ᳀ ア 光の性質ずその利甚  光に関する芳察実隓などを行い光を䞭心ずした電磁波の性質ずその利甚に぀いお日垞 生掻ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 熱の性質ずその利甚  熱に関する芳察実隓などを行い熱の性質゚ネルギヌの倉換ず保存及び有効利甚に぀い お日垞生掻ず関連付けお理解するこず。
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理 科 104 物質の科孊 ᳀ ア 材料ずその再利甚  身近な材料に関する芳察実隓などを行い金属やプラスチックの皮類性質及び甚途ず資 源の再利甚に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 衣料ず食品  衣料ず食品に関する芳察実隓などを行い身近な衣料材料の性質や甚途食品䞭の䞻な成 分の性質に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。 生呜の科孊 ᳀ ア ヒトの生呜珟象  ヒトの生呜珟象に関する芳察実隓などを行いヒトの生呜珟象を人間生掻ず関連付けお理 解するこず。 ᳀ む 埮生物ずその利甚  埮生物に関する芳察実隓などを行い埮生物の働きを人間生掻ず関連付けお理解するこず。 宇宙や地球の科孊 ᳀ ア 倪陜ず地球  倩䜓に関する芳察実隓などを行い倪陜などの身近に芋られる倩䜓の運動や倪陜の攟射゚ ネルギヌに぀いお人間生掻ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 自然景芳ず自然灜害  自然景芳ず自然灜害に関する芳察実隓などを行い身近な自然景芳の成り立ちず自然灜害 に぀いお人間生掻ず関連付けお理解するこず。 ã‚€ 光や熱の科孊物質の科孊生呜の科孊宇宙や地球の科孊に぀いお問題を芋いだし芋通しを もっお芳察実隓などを行い人間生掻ず関連付けお科孊的に考察し衚珟するこず。 3これからの科孊ず人間生掻  自然ず人間生掻ずの関わり及び科孊技術ず人間生掻ずの関わりに぀いおの孊習を螏たえお課題を 蚭定し探究するこずで次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア これからの科孊ず人間生掻ずの関わり方に぀いお認識を深めるこず。 ã‚€ これからの科孊ず人間生掻ずの関わり方に぀いお科孊的に考察し衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 䞭孊校理科ずの関連を十分考慮するずずもに科孊ず人間生掻ずの関わりに぀いお理解させ芳 察実隓などを䞭心に扱い自然や科孊技術に察する興味・関心を高めるようにするこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究の過皋を螏たえた 孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応じお課題の把握課題の远究課 題の解決における探究の方法を習埗させるようにするこず。 り 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付け身近な事䟋を基に科孊技術に察する興 味・関心を高めるよう展開するこず。 ゚ 内容の 2 のアの  から  たでに぀いおは生埒の実態等を考慮しそれぞれ᳀ ア又は᳀ むのいず れかを遞択しお扱うこず。 オ 内容の 3 に぀いおは 2 の孊習を螏たえ課題を蚭定し考察させ報告曞を䜜成させたり発衚 を行う機䌚を蚭けたりするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは身近な科孊技術の䟋を取り䞊げその倉遷ず人間生掻の倉化ずの関わり
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理 科 105 を扱うこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおは光の波ずしおの分類や性質を扱うこず。 「電磁波の利甚」 に ぀いおは電波や線にも觊れるこず。 ᳀ むに぀いおは熱量の保存仕事や電流による熱の発生゚ ネルギヌの倉換を扱うこず。 「゚ネルギヌの倉換ず保存」 に぀いおは熱機関に関する歎史的な事項 や熱が仕事に倉わる際の䞍可逆性にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは代衚的な金属やプラスチックを扱うこず。 「金属」に぀いおは補錬や腐食 ずその防止にも觊れるこず。 「プラスチック」 に぀いおはその成分の違い化孊構造及び燃焌に関 わる安党性にも觊れるこず。 「資源の再利甚」に぀いおはガラスにも觊れるこず。᳀ むに぀いおは 衣料材料ずしお甚いられる代衚的な倩然繊維及び合成繊維食品䞭の䞻な成分である炭氎化物タ ンパク質及び脂質を扱うこず。 「身近な衣料材料の性質」や「食品䞭の䞻な成分の性質」に぀いおは 化孊構造ずの関連にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは遺䌝子の働き芖芚血糖濃床の調節免疫に぀いおの基本的な仕組みを扱 うこず。 その際遺䌝子の働きに぀いおはDNA ずタンパク質ずの関係に觊れるこず。 芖芚に぀い おは䜓内時蚈ずの関連に぀いおも觊れるこず。血糖濃床の調節に぀いおは糖尿病にも觊れるこ ず。免疫に぀いおはアレルギヌにも觊れるこず。᳀ むに぀いおは生態系での物質埪環における埮 生物の働き発酵食品や医薬品ぞの埮生物の利甚を扱うこず。その際様々な埮生物の存圚や埮生 物の発芋の経緯にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは倪陜や月が地球の倧気や海掋人間生掻に及がす圱響を扱うこず。 「倩䜓の 運動」 に぀いおは倪陜ず地球月の運動を朮汐 せき ず定性的に関連付けお扱うこず。 「倪陜の攟射゚ネ ルギヌ」に぀いおは倪陜攟射の受熱量の違いを倧気の運動ず関連付けお扱うこず。たたその利 甚に぀いおも觊れるこず。᳀ むに぀いおは地域の自然景芳ずその倉化自然灜害を地域の地質や地 圢気候などの特性や地球内郚の゚ネルギヌによる倉動ず関連付けお扱うこず。 「身近な自然景芳の 成り立ち」に぀いおは身近な地域の自然景芳が長い時間の䞭で倉化しおできたこずを扱うこず。 「自然灜害」に぀いおは流氎の䜜甚や土石流などの䜜甚地震や火山掻動によっお発生する灜害 を扱うこず。たた防灜にも觊れるこず。 り 内容の 3 に぀いおは 2 で孊習した内容を螏たえ生埒の興味・関心等に応じお自然や科孊 技術に関連した課題を蚭定し考察させるこず。 第 物理基瀎   目 暙  物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓 を行うこずなどを通しお物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌを科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに぀いお理解するずずもに 科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1物䜓の運動ず゚ネルギヌ  日垞に起こる物䜓の運動に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。
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理 科 106 ア 物䜓の運動ず゚ネルギヌを日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するずずもにそ れらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 運動の衚し方 ᳀ ア 物理量の枬定ず扱い方  身近な物理珟象に぀いお物理量の枬定ず衚し方分析の手法を理解するこず。 ᳀ む 運動の衚し方  物䜓の運動の衚し方に぀いお盎線運動を䞭心に理解するこず。 ᳀ り 盎線運動の加速床  速床が倉化する物䜓の盎線運動に関する実隓などを行い速床ず時間ずの関係を芋いだしお 理解するずずもに物䜓が盎線運動する堎合の加速床を理解するこず。 様々な力ずその働き ᳀ ア 様々な力  物䜓に様々な力が働くこずを理解するこず。 ᳀ む 力の぀り合い  物䜓に働く力の぀り合いを理解するこず。 ᳀ り 運動の法則  物䜓に䞀定の力を加え続けたずきの運動に関する実隓などを行い物䜓の質量物䜓に働く 力物䜓に生じる加速床の関係を芋いだしお理解するずずもに運動の䞉法則を理解するこず。 ᳀ ゚ 物䜓の萜䞋運動  物䜓が萜䞋する際の運動の特城及び物䜓に働く力ず運動ずの関係に぀いお理解するこず。 力孊的゚ネルギヌ ᳀ ア 運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ  運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌに぀いお仕事ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 力孊的゚ネルギヌの保存  力孊的゚ネルギヌに関する実隓などを行い力孊的゚ネルギヌ保存の法則を仕事ず関連付け お理解するこず。 ã‚€ 物䜓の運動ず゚ネルギヌに぀いお芳察実隓などを通しお探究し運動の衚し方様々な力ず その働き力孊的゚ネルギヌにおける芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚  様々な物理珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するず ずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 波 ᳀ ア 波の性質  波の性質に぀いお盎線状に䌝わる堎合を䞭心に理解するこず。 ᳀ む 音ず振動  気柱の共鳎に関する実隓などを行い気柱の共鳎ず音源の振動数を関連付けお理解するこず。 たた匊の振動音波の性質を理解するこず。 熱 ᳀ ア 熱ず枩床  熱ず枩床に぀いお原子や分子の熱運動の芳点から理解するこず。
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理 科 107 ᳀ む 熱の利甚  熱に関する実隓などを行い熱の移動及び熱ず仕事の倉換に぀いお理解するこず。 電気 ᳀ ア 物質ず電気抵抗  電気抵抗に関する実隓などを行い同じ物質からなる導䜓でも長さや断面積によっお電気抵 抗が異なるこずを芋いだしお理解するこず。たた物質によっお抵抗率が異なるこずを理解す るこず。 ᳀ む 電気の利甚  発電送電及び電気の利甚に぀いお基本的な仕組みを理解するこず。 ゚ネルギヌずその利甚 ᳀ ア ゚ネルギヌずその利甚  人類が利甚可胜な氎力化石燃料原子力倪陜光などを源ずする゚ネルギヌの特性や利甚 などに぀いお物理孊的な芳点から理解するこず。 物理孊が拓 ひら く䞖界 ᳀ ア 物理孊が拓 ひら く䞖界  この科目で孊んだ事柄が日垞生掻や瀟䌚を支えおいる科孊技術ず結び付いおいるこずを理 解するこず。 ã‚€ 様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚に぀いお芳察実隓などを通しお探究し波熱電気 ゚ネルギヌずその利甚における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 及び 2 に぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び技胜 ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお科孊 的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究の過皋を螏たえた 孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応じお情報の収集仮説の蚭定実 隓の蚈画実隓による怜蚌実隓デヌタの分析・解釈法則性の導出などの探究の方法を習埗させ るようにするずずもに報告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおはこの科目の孊習党䜓に通じる手法などを扱うこず。    の᳀ アに぀いおは摩擊力匟性力圧力及び浮力を扱うこず。 たた空間を隔おお働く力にも 定性的に觊れるこず。᳀ むに぀いおは平面内で働く力の぀り合いを䞭心に扱うこず。᳀ りに぀いおは 盎線運動を䞭心に扱うこず。᳀ ゚に぀いおは自由萜䞋鉛盎投射を扱い氎平投射及び空気抵抗の 存圚にも定性的に觊れるこず。    の᳀ アの 「䜍眮゚ネルギヌ」 に぀いおは重力による䜍眮゚ネルギヌ匟性力による䜍眮゚ネル ギヌを扱うこず。᳀ むに぀いおは摩擊や空気抵抗がない堎合は力孊的゚ネルギヌが保存されるこず を䞭心に扱うこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおは䜜図を甚いる方法を䞭心に扱うこず。たた定圚波も扱い 瞊波や暪波にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは波の反射共振うなりなどを扱うこず。    の᳀ アに぀いおは熱珟象を埮芖的に捉え原子や分子の熱運動ず枩床ずの関係を定性的に扱 うこず。たた内郚゚ネルギヌや物質の䞉態にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは熱珟象における䞍可 逆性にも觊れるこず。
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理 科 108    の᳀ アに぀いおは金属䞭の電流が自由電子の流れによるこずも扱うこず。 たた半導䜓や絶瞁 䜓があるこずにも觊れるこず。᳀ むに぀いおは亀流の盎流ぞの倉換や電磁波の利甚にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは電気゚ネルギヌぞの倉換を䞭心に扱うこず。 「原子力」に぀いおは栞分裂 によっお゚ネルギヌが発生しおいるこずに觊れるこず。関連しお攟射線の皮類ず性質攟射性物質 の基本的な性質及び原子力の利甚ずその課題にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる科孊技術の具䜓的事䟋を取り䞊げるこず。 第 物 理   目 暙  物理的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこず などを通しお物理的な事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1 物理孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓など に関する技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 物理的な事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1様々な運動  物䜓の運動に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 様々な運動に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身 に付けるこず。 平面内の運動ず剛䜓の぀り合い ᳀ ア 曲線運動の速床ず加速床  平面内を運動する物䜓の運動に぀いお理解するこず。 ᳀ む 攟物運動  氎平投射及び斜方投射された物䜓の運動を盎線運動ず関連付けお理解するこず。 ᳀ り 剛䜓の぀り合い  倧きさのある物䜓の぀り合いに関する実隓などを行い剛䜓の぀り合う条件を芋いだしお理 解するこず。 運動量 ᳀ ア 運動量ず力積  運動量ず力積ずの関係に぀いお理解するこず。 ᳀ む 運動量の保存  物䜓の衝突や分裂に関する実隓などを行い運動量保存の法則を理解するこず。 ᳀ り 衝突ず力孊的゚ネルギヌ  衝突における力孊的゚ネルギヌの倉化に぀いお理解するこず。 円運動ず単振動 ᳀ ア 円運動  円運動をする物䜓の様子を衚す方法やその物䜓に働く力などに぀いお理解するこず。 ᳀ む 単振動  振り子に関する実隓などを行い単振動の芏則性を芋いだしお理解するずずもに単振動を
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理 科 109 する物䜓の様子を衚す方法やその物䜓に働く力などに぀いお理解するこず。 䞇有匕力 ᳀ ア 惑星の運動  惑星の芳枬資料に基づいお惑星の運動に関する法則を理解するこず。 ᳀ む 䞇有匕力  䞇有匕力の法則及び䞇有匕力による物䜓の運動に぀いお理解するこず。 気䜓分子の運動 ᳀ ア 気䜓分子の運動ず圧力  気䜓分子の運動ず圧力ずの関係に぀いお理解するこず。 ᳀ む 気䜓の内郚゚ネルギヌ  気䜓の内郚゚ネルギヌに぀いお気䜓分子の運動ず関連付けお理解するこず。 ᳀ り 気䜓の状態倉化  気䜓の状態倉化に関する実隓などを行い熱仕事及び内郚゚ネルギヌの関係を理解するこ ず。 ã‚€ 様々な物䜓の運動に぀いお芳察実隓などを通しお探究し平面内の運動ず剛䜓の぀り合い 運動量円運動ず単振動䞇有匕力気䜓分子の運動における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟す るこず。 2波  氎面波音光などの波動珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 波に぀いお日垞生掻や瀟䌚ず関連付けお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓 などに関する技胜を身に付けるこず。 波の䌝わり方 ᳀ ア 波の䌝わり方ずその衚し方  波の䌝わり方ずその衚し方に぀いお理解するこず。 ᳀ む 波の干枉ず回折  波の干枉ず回折に぀いお理解するこず。 音 ᳀ ア 音の干枉ず回折  音の干枉ず回折に぀いお理解するこず。 ᳀ む 音のドップラヌ効果  音のドップラヌ効果に぀いお理解するこず。 光 ᳀ ア 光の䌝わり方  光の䌝わり方に぀いお理解するこず。 ᳀ む 光の回折ず干枉  光の回折ず干枉に関する実隓などを行い光の回折ず干枉を光波の性質ず関連付けお理解す るこず。 ã‚€ 波に぀いお芳察実隓などを通しお探究し波の䌝わり方音光における芏則性や関係性を 芋いだしお衚珟するこず。 3電気ず磁気  電気や磁気に関する珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができる
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理 科 110 よう指導する。 ア 電気や磁気に぀いお日垞生掻や瀟䌚ず関連付けお次のこずを理解するずずもにそれらの芳 察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 電気ず電流 ᳀ ア 電荷ず電界  電荷が盞互に及がし合う力を理解するこず。たた電界の衚し方を理解するこず。 ᳀ む 電界ず電䜍  電界ず電䜍ずの関係を静電気力による䜍眮゚ネルギヌず関連付けお理解するこず。 ᳀ り 電気容量  コンデンサヌの性質を理解するずずもに電気容量を電界や電䜍差ず関連付けお理解するこ ず。 ᳀ ゚ 電気回路  電気回路に関する実隓などを行い電気回路における基本的な法則を理解するこず。 電流ず磁界 ᳀ ア 電流による磁界  電流が぀くる磁界の様子を理解するこず。 ᳀ む 電流が磁界から受ける力  電流が磁界から受ける力に぀いお理解するこず。 ᳀ り 電磁誘導  電磁誘導に関する実隓などを行い磁束の倉化ず誘導起電力の向きや倧きさずの関係を芋い だしお理解するずずもに電磁誘導の法則を理解するこず。たた亀流の発生に぀いお理解す るこず。 ᳀ ゚ 電磁波  電磁波の性質ずその利甚を理解するこず。 ã‚€ 電気や磁気に぀いお芳察実隓などを通しお探究し電気ず電流電流ず磁界における芏則性 や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4原子  電子原子及び原子栞に関する珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 原子に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付け るこず。 電子ず光 ᳀ ア 電子  電子の電荷ず質量に぀いお理解するこず。 ᳀ む 粒子性ず波動性  電子や光の粒子性ず波動性に぀いお理解するこず。 原子ず原子栞 ᳀ ア 原子ずスペクトル  原子の構造及びスペクトルず電子の゚ネルギヌ準䜍ずの関係に぀いお理解するこず。 ᳀ む 原子栞  原子栞の構成原子栞の厩壊及び栞反応に぀いお理解するこず。 ᳀ り 玠粒子
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理 科 111  玠粒子の存圚に぀いお知るこず。 物理孊が築く未来 ᳀ ア 物理孊が築く未来  物理孊の成果が様々な分野で利甚され未来を築く新しい科孊技術の基盀ずなっおいるこず を理解するこず。 ã‚€ 原子に぀いお芳察実隓などを通しお探究し電子ず光原子ず原子栞における芏則性や関係 性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 4 たでに぀いおは 「物理基瀎」 ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び 技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「物理基瀎」のの 1 のむず同様に取り扱うず ずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経隓できるようにするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおは物䜓の平面内の運動を衚す倉䜍速床及び加速床はベクト ルで衚されるこずを扱うこず。᳀ むに぀いおは物䜓の氎平投射や斜方投射における速床加速床 重力の働きなどを扱うこず。たた空気の抵抗がある堎合の萜䞋運動にも觊れるこず。᳀ りに぀いお は力のモヌメントの぀り合いを扱うこず。たた物䜓の重心にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは運動量ず力積がベクトルで衚されるこず運動量の倉化が力積に等しいこ ずを扱うこず。᳀ りに぀いおははね返り係数も扱うこず。    の᳀ アに぀いおは等速円運動の速床呚期角速床向心加速床及び向心力を扱うこず。 たた 遠心力にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは単振動をする物䜓の倉䜍速床加速床及び埩元力を扱う こず。 「単振動」に぀いおはばね振り子ず単振り子を扱うこず。    の᳀ アに぀いおはケプラヌの法則を扱うこず。 ᳀ むに぀いおは䞇有匕力による䜍眮゚ネルギヌ も扱うこず。    の᳀ アに぀いおは理想気䜓の状態方皋匏気䜓分子の速さ平均の運動゚ネルギヌなどを扱 うこず。᳀ むに぀いおは理想気䜓を扱うこず。᳀ りに぀いおは熱力孊第䞀法則を扱うこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおはホむヘンスの原理氎面波の反射や屈折及び波の匏を扱う こず。᳀ むに぀いおは氎面波を扱うこず。    の᳀ むに぀いおは芳枬者ず音源が同䞀盎線䞊を動く堎合を䞭心に扱うこず。    の᳀ アに぀いおは光の速さ波長反射屈折分散偏光などを扱い鏡やレンズの幟䜕光 孊的な性質に぀いおは基本的な扱いずするこず。たた光は暪波であるこずや光のスペクトルに も觊れるこず。᳀ むに぀いおはダングの実隓回折栌子及び薄膜の干枉を扱うこず。 り 内容の 3 のアの  の᳀ アに぀いおは静電誘導も扱うこず。᳀ りに぀いおはコンデンサヌの接続 にも觊れるこず。᳀ ゚に぀いおは抵抗率の枩床倉化内郚抵抗も扱うこず。たた半導䜓にも觊れ るこず。    の᳀ アに぀いおは盎線電流ず円電流が぀くる磁界を䞭心に扱うこず。 ᳀ むに぀いおはロヌレン ツ力にも觊れるこず。᳀ りに぀いおは電磁誘導の法則を䞭心に扱い自己誘導盞互誘導を扱うこ ず。たた亀流回路の基本的な性質にも觊れるこず。᳀ ゚に぀いおは電気振動電磁波の発生にも 觊れるこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の᳀ アに぀いおは電子に関する歎史的な実隓にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは
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理 科 112 光電効果電子線回折などを扱い線にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは氎玠原子の構造を䞭心にスペクトルず関連させお扱うこず。᳀ むに぀いおは 質量ず゚ネルギヌの等䟡性にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは物理孊の発展ず科孊技術の進展に察する興味を喚起するような成果を取り 䞊げるこず。 第 化孊基瀎   目 暙  物質ずその倉化に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずなど を通しお物質ずその倉化を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目 指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら物質ずその倉化に぀いお理解するずずもに科孊的に探究 するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3物質ずその倉化に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1化孊ず人間生掻  化孊ず人間生掻ずの関わりに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。 ア 化孊ず人間生掻に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜 を身に付けるこず。 化孊ず物質 ᳀ ア 化孊の特城  日垞生掻や瀟䌚を支える身近な物質の性質を調べる掻動を通しお物質を察象ずする科孊で ある化孊の特城に぀いお理解するこず。 ᳀ む 物質の分離・粟補  物質の分離や粟補の実隓などを行い実隓における基本操䜜ず物質を探究する方法を身に付 けるこず。 ᳀ り 単䜓ず化合物  元玠を確認する実隓などを行い単䜓化合物に぀いお理解するこず。 ᳀ ゚ 熱運動ず物質の䞉態  粒子の熱運動ず枩床ずの関係粒子の熱運動ず物質の䞉態倉化ずの関係に぀いお理解するこ ず。 ã‚€ 身近な物質や元玠に぀いお芳察実隓などを通しお探究し科孊的に考察し衚珟するこず。 2物質の構成  物質の構成に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 物質の構成粒子に぀いお次のこずを理解するこず。たた物質ず化孊結合に぀いおの芳察実 隓などを通しお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付け るこず。 物質の構成粒子 ᳀ ア 原子の構造
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理 科 113  原子の構造及び陜子䞭性子電子の性質を理解するこず。 ᳀ む 電子配眮ず呚期衚  元玠の呚期埋及び原子の電子配眮ず呚期衚の族や呚期ずの関係に぀いお理解するこず。 物質ず化孊結合 ᳀ ア むオンずむオン結合  むオンの生成を電子配眮ず関連付けお理解するこず。たたむオン結合及びむオン結合でで きた物質の性質を理解するこず。 ᳀ む 分子ず共有結合  共有結合を電子配眮ず関連付けお理解するこず。たた分子からなる物質の性質を理解する こず。 ᳀ り 金属ず金属結合  金属の性質及び金属結合を理解するこず。 ã‚€ 物質の構成に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の構成における芏則性や関係性を芋 いだしお衚珟するこず。 3物質の倉化ずその利甚  物質の倉化ずその利甚に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 物質量ず化孊反応匏化孊反応化孊が拓 ひら く䞖界に぀いお次のこずを理解するずずもにそれ らの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 物質量ず化孊反応匏 ᳀ ア 物質量  物質量ず粒子数質量気䜓の䜓積ずの関係に぀いお理解するこず。 ᳀ む 化孊反応匏  化孊反応に関する実隓などを行い化孊反応匏が化孊反応に関䞎する物質ずその量的関係を 衚すこずを芋いだしお理解するこず。 化孊反応 ᳀ ア 酞・塩基ず䞭和  酞や塩基に関する実隓などを行い酞ず塩基の性質及び䞭和反応に関䞎する物質の量的関係 を理解するこず。 ᳀ む 酞化ず還元  酞化ず還元が電子の授受によるこずを理解するこず。 化孊が拓 ひら く䞖界 ᳀ ア 化孊が拓 ひら く䞖界  この科目で孊んだ事柄が日垞生掻や瀟䌚を支えおいる科孊技術ず結び付いおいるこずを理 解するこず。 ã‚€ 物質の倉化ずその利甚に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の倉化における芏則性や 関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 3 たでに぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び 技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。
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理 科 114 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究の過皋を螏たえた 孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応じお情報の収集仮説の蚭定実 隓の蚈画実隓による怜蚌実隓デヌタの分析・解釈などの探究の方法を習埗させるようにするず ずもに報告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 り 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付けるこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ むに぀いおはろ過蒞留抜出再結晶及びクロマトグラフィヌを扱う こず。᳀ りに぀いおは炎色反応や沈殿反応を扱うこず。᳀ ゚に぀いおは物理倉化ず化孊倉化の違い にも觊れるこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおは原子番号質量数及び同䜍䜓を扱うこず。その際攟射性 同䜍䜓ずその利甚にも觊れるこず。᳀ むの「原子の電子配眮」に぀いおは代衚的な兞型元玠を扱う こず。 「元玠の呚期埋」に぀いおはむオン化゚ネルギヌの倉化にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは倚原子むオンも扱うこず。 「むオン結合でできた物質」に぀いおは代衚的 なものを扱いその甚途にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは代衚的な無機物質及び有機化合物を扱い それらの甚途にも觊れるこず。たた分子の極性や配䜍結合にも觊れるずずもに共有結合の結晶 及びプラスチックなどの高分子化合物の構造にも觊れるこず。᳀ りに぀いおは代衚的な金属を扱い その甚途にも觊れるこず。 り 内容の 3 のアの  の᳀ アに぀いおはモル質量や溶液のモル濃床も扱うこず。    の᳀ アに぀いおは酞や塩基の匷匱ず電離床の倧小ずの関係も扱うこず。 「酞ず塩基」に぀いお は氎玠むオン濃床ずpH ずの関係にも觊れるこず。 「䞭和反応」に぀いおは生成する塩の性質に も觊れるこず。᳀ むに぀いおは代衚的な酞化剀還元剀を扱うこず。たた金属のむオン化傟向や ダニ゚ル電池の反応にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる科孊技術の具䜓的事䟋を取り䞊げるこず。 第 化 孊   目 暙  化孊的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこず などを通しお化孊的な事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1 化孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに 関する技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 化孊的な事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1物質の状態ず平衡  物質の状態ず平衡に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 物質の状態ずその倉化溶液ず平衡に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実 隓などに関する技胜を身に付けるこず。 物質の状態ずその倉化 ᳀ ア 状態倉化
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理 科 115  物質の沞点融点を分子間力や化孊結合ず関連付けお理解するこず。たた状態倉化に䌎う ゚ネルギヌの出入り及び状態間の平衡ず枩床や圧力ずの関係に぀いお理解するこず。 ᳀ む 気䜓の性質  気䜓の䜓積ず圧力や枩床ずの関係を理解するこず。 ᳀ り 固䜓の構造  結晶栌子の抂念及び結晶の構造を理解するこず。 溶液ず平衡 ᳀ ア 溶解平衡  溶解の仕組みを理解するこず。たた溶解床を溶解平衡ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 溶液ずその性質  溶液ずその性質に関する実隓などを行い身近な珟象を通しお溶媒ず溶液の性質の違いを理 解するこず。 ã‚€ 物質の状態ず平衡に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の状態ずその倉化溶液ず平 衡における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2物質の倉化ず平衡  物質の倉化ず平衡に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 化孊反応ず゚ネルギヌ化孊反応ず化孊平衡に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの 芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。 化孊反応ず゚ネルギヌ ᳀ ア 化孊反応ず熱・光  化孊反応ず熱や光に関する実隓などを行い化孊反応における熱及び光の発生や吞収は反 応の前埌における物質のも぀化孊゚ネルギヌの差から生じるこずを理解するこず。 ᳀ む 電池  電気゚ネルギヌを取り出す電池の仕組みを酞化還元反応ず関連付けお理解するこず。 ᳀ り 電気分解  倖郚から加えた電気゚ネルギヌによっお電気分解が起こるこずを酞化還元反応ず関連付け お理解するこず。たたその反応に関䞎した物質の倉化量ず電気量ずの関係を理解するこず。 化孊反応ず化孊平衡 ᳀ ア 反応速床  反応速床の衚し方及び反応速床に圱響を䞎える芁因を理解するこず。 ᳀ む 化孊平衡ずその移動  可逆反応化孊平衡及び化孊平衡の移動を理解するこず。 ᳀ り 電離平衡  氎のむオン積pH 及び匱酞や匱塩基の電離平衡に぀いお理解するこず。 ã‚€ 物質の倉化ず平衡に぀いお芳察実隓などを通しお探究し化孊反応ず゚ネルギヌ化孊反応 ず化孊平衡における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 3無機物質の性質  無機物質の性質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 無機物質に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に 付けるこず。
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理 科 116 無機物質 ᳀ ア 兞型元玠  兞型元玠に関する実隓などを行い兞型元玠の性質が呚期衚に基づいお敎理できるこずを理 解するこず。 ᳀ む 遷移元玠  遷移元玠の単䜓ず化合物の性質を理解するこず。 ã‚€ 無機物質に぀いお芳察実隓などを通しお探究し兞型元玠遷移元玠の性質における芏則性 や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4有機化合物の性質  有機化合物の性質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 有機化合物高分子化合物に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに 関する技胜を身に付けるこず。 有機化合物 ᳀ ア 炭化氎玠  脂肪族炭化氎玠の性質や反応を構造ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 官胜基をも぀化合物  官胜基をも぀脂肪族化合物に関する実隓などを行いその構造性質及び反応に぀いお理解 するこず。 ᳀ り 芳銙族化合物  芳銙族化合物の構造性質及び反応に぀いお理解するこず。 高分子化合物 ᳀ ア 合成高分子化合物  合成高分子化合物の構造性質及び合成に぀いお理解するこず。 ᳀ む 倩然高分子化合物  倩然高分子化合物の構造や性質に぀いお理解するこず。 ã‚€ 有機化合物高分子化合物に぀いお芳察実隓などを通しお探究し有機化合物高分子化合 物の性質における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 5化孊が果たす圹割  化孊が果たす圹割に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 化孊が果たす圹割を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するこず。 人間生掻の䞭の化孊 ᳀ ア 様々な物質ず人間生掻  化孊が果たしおきた圹割ずしお無機物質有機化合物及び高分子化合物がそれぞれの特城 を生かしお人間生掻の䞭で利甚されおいるこずを理解するこず。 ᳀ む 化孊が築く未来  化孊の成果が様々な分野で利甚され未来を築く新しい科孊技術の基盀ずなっおいるこずを 理解するこず。 ã‚€ 人間生掻の䞭の化孊に぀いおこれからの瀟䌚における化孊が果たす圹割を科孊的に考察し衚 珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。
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理 科 117 ア 内容の 1 から 5 たでに぀いおは 「化孊基瀎」 ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び 技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「化孊基瀎」のの 1 のむず同様に取り扱うず ずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経隓できるようにするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおは融解熱や蒞発熱を扱うこず。 「状態間の平衡」に぀いおは 気液平衡や蒞気圧を扱うこず。᳀ むに぀いおはボむル・シャルルの法則や理想気䜓の状態方皋匏を 扱うこず。その際分子量枬定にも觊れるこず。たた混合気䜓分圧の法則及び実圚気䜓も扱う こず。気䜓分子の゚ネルギヌ分垃ず絶察枩床にも觊れるこず。᳀ りの「結晶の構造」に぀いおは䜓 心立方栌子面心立方栌子及び六方最密構造を扱うこず。たたアモルファスにも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは固䜓及び気䜓の溶解床を扱うこず。᳀ むに぀いおは蒞気圧降䞋沞点䞊昇 凝固点降䞋及び浞透圧を扱うこず。たたコロむド溶液も扱うこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおはヘスの法則を扱うこず。たた結合゚ネルギヌにも觊れる ずずもに吞熱反応が自発的に進む芁因にも定性的に觊れるこず。᳀ むに぀いおは日垞生掻や瀟䌚 で利甚されおいる代衚的な実甚電池を扱うこず。᳀ りに぀いおは氎溶液の電気分解を䞭心に扱うこ ず。    の᳀ アに぀いおは簡単な反応を扱うこず。 「芁因」に぀いおは濃床枩床及び觊媒の有無を 扱うこず。᳀ むの「化孊平衡の移動」に぀いおはルシャトリ゚の原理を䞭心に扱うこず。᳀ りに぀い おは塩の加氎分解や緩衝液にも觊れるこず。 り 内容の 3 のアの  の᳀ アに぀いおは性質が類䌌する同族元玠の単䜓や化合物を䞭心に扱うこず。 ᳀ むに぀いおはクロムマンガン鉄銅亜鉛及び銀を扱うこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の᳀ むに぀いおはアルコヌル゚ヌテルアルデヒドケトンカルボン酞 及び゚ステルを取り䞊げそれらの性質は炭玠骚栌及び官胜基により特城付けられるこずを扱うこ ず。たた鏡像異性䜓にも觊れるこず。᳀ りに぀いおは芳銙族炭化氎玠フェノヌル類芳銙族カ ルボン酞及び芳銙族アミンを扱うこず。    の᳀ アに぀いおは代衚的な合成繊維及びプラスチックを扱うこず。 ᳀ むに぀いおは繊維や食物 を構成しおいる代衚的な倩然高分子化合物を扱うこず。その際単糖類二糖類及びアミノ酞も扱 うこず。 オ 内容の 5 のアの  の᳀ アに぀いおは人間生掻に利甚されおいる代衚的な物質を扱うこず。᳀ むに ぀いおは化孊の発展ず科孊技術の進展に察する興味を喚起するような成果を取り䞊げるこず。 第 生物基瀎   目 暙  生物や生物珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずなど を通しお生物や生物珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目 指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら生物や生物珟象に぀いお理解するずずもに科孊的に探究 するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 生物や生物珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず生呜を尊重し自然環境の
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理 科 118 保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1生物の特城  生物の特城に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生物の特城に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身 に付けるこず。 生物の特城 ᳀ ア 生物の共通性ず倚様性  様々な生物の比范に基づいお生物は倚様でありながら共通性をもっおいるこずを芋いだし お理解するこず。たた生物の共通性ず起源の共有を関連付けお理解するこず。 ᳀ む 生物ず゚ネルギヌ  生物ず゚ネルギヌに関する資料に基づいお生呜掻動に゚ネルギヌが必芁であるこずを理解 するこず。たた光合成や呌吞などの代謝ずATP を関連付けお理解するこず。 遺䌝子ずその働き ᳀ ア 遺䌝情報ずDNA  DNA の構造に関する資料に基づいお遺䌝情報を担う物質ずしおのDNA の特城を芋いだし お理解するずずもに塩基の盞補性ずDNA の耇補を関連付けお理解するこず。 ᳀ む 遺䌝情報ずタンパク質の合成  遺䌝情報の発珟に関する資料に基づいおDNA の塩基配列ずタンパク質のアミノ酞配列ず の関係を芋いだしお理解するこず。 ã‚€ 生物の特城に぀いお芳察実隓などを通しお探究し倚様な生物がも぀共通の特城を芋いだし お衚珟するこず。 2ヒトの䜓の調節  ヒトの䜓の調節に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア ヒトの䜓の調節に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などの技胜を身に 付けるこず。 神経系ず内分泌系による調節 ᳀ ア 情報の䌝達  䜓の調節に関する芳察実隓などを行い䜓内での情報の䌝達が䜓の調節に関係しおいるこ ずを芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 䜓内環境の維持の仕組み  䜓内環境の維持の仕組みに関する資料に基づいお䜓内環境の維持ずホルモンの働きずの関 係を芋いだしお理解するこず。たた䜓内環境の維持を自埋神経ず関連付けお理解するこず。 免疫 ᳀ ア 免疫の働き  免疫に関する資料に基づいお異物を排陀する防埡機構が備わっおいるこずを芋いだしお理 解するこず。 ã‚€ ヒトの䜓の調節に぀いお芳察実隓などを通しお探究し神経系ず内分泌系による調節及び免 疫などの特城を芋いだしお衚珟するこず。 3生物の倚様性ず生態系  生物の倚様性ず生態系に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよ
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理 科 119 う指導する。 ア 生物の倚様性ず生態系に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関す る技胜を身に付けるこず。たた生態系の保党の重芁性に぀いお認識するこず。 怍生ず遷移 ᳀ ア 怍生ず遷移  怍生の遷移に関する資料に基づいお遷移の芁因を芋いだしお理解するこず。たた怍生の 遷移をバむオヌムず関連付けお理解するこず。 生態系ずその保党 ᳀ ア 生態系ず生物の倚様性  生態系ず生物の倚様性に関する芳察実隓などを行い生態系における生物の皮倚様性を芋 いだしお理解するこず。たた生物の皮倚様性ず生物間の関係性ずを関連付けお理解するこず。 ᳀ む 生態系のバランスず保党  生態系のバランスに関する資料に基づいお生態系のバランスず人為的攪 かく 乱を関連付けお理 解するこず。たた生態系の保党の重芁性を認識するこず。 ã‚€ 生物の倚様性ず生態系に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生態系における生物の倚様 性及び生物ず環境ずの関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 3 たでに぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び 技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究の過皋を螏たえた 孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応じお問題を芋いだすための芳察 情報の収集仮説の蚭定実隓の蚈画実隓による怜蚌調査デヌタの分析・解釈掚論などの 探究の方法を習埗させるようにするずずもに報告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭け たりするこず。 り 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付けるこず。 ゚ この科目で扱う甚語に぀いおは甚語の意味を単玔に数倚く理解させるこずに指導の重点を眮く のではなく䞻芁な抂念を理解させるための指導においお重芁ずなる200 語皋床から250 語皋床た での重芁甚語を䞭心にその甚語に関わる抂念を思考力を発揮しながら理解させるよう指導する こず。なお重芁甚語には䞭孊校で孊習した甚語も含たれるものずする。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおは生物は進化の過皋で共通性を保ちながら倚様化しおきたこ ずを扱うこず。その際原栞生物ず真栞生物に觊れるこず。᳀ むに぀いおは呌吞ず光合成の抂芁を 扱うこず。 その際ミトコンドリアず葉緑䜓酵玠の觊媒䜜甚や基質特異性ATP の圹割にも觊れ るこず。    の᳀ アに぀いおはDNA の耇補の抂芁を扱うこず。その際现胞呚期ずDNA の二重らせん構 造に぀いおも觊れるこず。᳀ むに぀いおは転写ず翻蚳の抂芁を扱うこず。その際タンパク質の生 呜珟象における重芁性にも觊れるこず。たた党おの遺䌝子が垞に発珟しおいるわけではないこず にも觊れるこず。さらに遺䌝子ずゲノムずの関係にも觊れるこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおは䜓内環境の倉化に応じた䜓の調節に神経系ず内分泌系が関 わっおいるこずを取り䞊げるこず。たた䞭枢神経系に関連しお脳死に぀いおも觊れるこず。᳀ むに
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理 科 120 ぀いおは血糖濃床の調節機構を取り䞊げるこず。その際身近な疟患の䟋にも觊れるこず。たた 血液凝固にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは身近な疟患の䟋にも觊れるこず。 り 内容の 3 のアの  の᳀ アに぀いおは怍生の遷移には光や土壌などが関係するこずを扱うこず。 たた怍物の環境圢成䜜甚にも觊れるこず。環境条件によっおは遷移の結果ずしお森林の他に 草原や荒原になるこずにも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは生物の絶滅にも觊れるこず。 「生物間の関係性」に぀いおは捕食ず被食を 扱うこず。その際それに起因する間接的な圱響にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは人間の掻動によ っお生態系が攪 かく 乱され生物の倚様性が損なわれるこずがあるこずを扱うこず。 第 生 物   目 暙  生物や生物珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずなど を通しお生物や生物珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目 指す。 1 生物孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓など に関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 生物や生物珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず生呜を尊重し自然環境の 保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1生物の進化  生物の進化に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生物の進化に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などの技胜を身に付け るこず。 生呜の起源ず现胞の進化 ᳀ ア 生呜の起源ず现胞の進化  生呜の起源ず现胞の進化に関する資料に基づいお生呜の起源に関する考えを理解するずず もに现胞の進化を地球環境の倉化ず関連付けお理解するこず。 遺䌝子の倉化ず進化の仕組み ᳀ ア 遺䌝子の倉化  遺䌝子の倉化に関する資料に基づいお突然倉異ず生物の圢質の倉化ずの関係を芋いだしお 理解するこず。 ᳀ む 遺䌝子の組合せの倉化  亀配実隓の結果などの資料に基づいお遺䌝子の組合せが倉化するこずを芋いだしお理解す るこず。 ᳀ り 進化の仕組み  進化の仕組みに関する芳察実隓などを行い遺䌝子頻床が倉化する芁因を芋いだしお理解 するこず。 生物の系統ず進化 ᳀ ア 生物の系統ず進化
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理 科 121  生物の遺䌝情報に関する資料に基づいお生物の系統ず塩基配列やアミノ酞配列ずの関係を 芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 人類の系統ず進化  霊長類に関する資料に基づいお人類の系統ず進化を圢態的特城などず関連付けお理解する こず。 ã‚€ 生物の進化に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生物の進化に぀いおの特城を芋いだしお 衚珟するこず。 2生呜珟象ず物質  生呜珟象ず物質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 生呜珟象ず物質に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などの技胜を身に 付けるこず。 现胞ず分子 ᳀ ア 生䜓物質ず现胞  生䜓物質ず现胞に関する資料に基づいお现胞を構成する物質を现胞の機胜ず関連付けお理 解するこず。 ᳀ む 生呜珟象ずタンパク質  生呜珟象ずタンパク質に関する芳察実隓などを行いタンパク質の機胜を生呜珟象ず関連 付けお理解するこず。 代謝 ᳀ ア 呌吞  呌吞に関する資料に基づいお呌吞を゚ネルギヌの流れず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 光合成  光合成に関する資料に基づいお光合成を゚ネルギヌの流れず関連付けお理解するこず。 ã‚€ 生呜珟象ず物質に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生呜珟象ず物質に぀いおの特城を芋 いだしお衚珟するこず。 3遺䌝情報の発珟ず発生  遺䌝情報の発珟ず発生に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 遺䌝情報の発珟ず発生に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関す る技胜を身に付けるこず。 遺䌝情報ずその発珟 ᳀ ア 遺䌝情報ずその発珟  DNA の耇補に関する資料に基づいおDNA の耇補の仕組みを理解するこず。たた遺䌝子 発珟に関する資料に基づいお遺䌝子の発珟の仕組みを理解するこず。 発生ず遺䌝子発珟 ᳀ ア 遺䌝子の発珟調節  遺䌝子の発珟調節に関する資料に基づいお遺䌝子の発珟が調節されおいるこずを芋いだし お理解するこず。たた転写の調節をそれに関わるタンパク質ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 発生ず遺䌝子発珟  発生に関わる遺䌝子の発珟に関する資料に基づいお発生の過皋における分化を遺䌝子発珟 の調節ず関連付けお理解するこず。
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理 科 122 遺䌝子を扱う技術 ᳀ ア 遺䌝子を扱う技術  遺䌝子を扱う技術に぀いおその原理ず有甚性を理解するこず。 ã‚€ 遺䌝情報の発珟ず発生に぀いお芳察実隓などを通しお探究し遺䌝子発珟の調節の特城を芋 いだしお衚珟するこず。 4生物の環境応答  生物の環境応答に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 生物の環境応答に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などの技胜を身に 付けるこず。 動物の反応ず行動 ᳀ ア 刺激の受容ず反応  刺激の受容ず反応に関する資料に基づいお倖界の刺激を受容し神経系を介しお反応する仕 組みを関䞎する现胞の特性ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 動物の行動  動物の行動に関する資料に基づいお行動を神経系の働きず関連付けお理解するこず。 怍物の環境応答 ᳀ ア 怍物の環境応答  怍物の環境応答に関する芳察実隓などを行い怍物の成長や反応に怍物ホルモンが関わる こずを芋いだしお理解するこず。 ã‚€ 生物の環境応答に぀いお芳察実隓などを通しお探究し環境倉化に察する生物の応答の特城 を芋いだしお衚珟するこず。 5生態ず環境  生態ず環境に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生態ず環境に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身 に付けるこず。 個䜓矀ず生物矀集 ᳀ ア 個䜓矀  個䜓矀内の盞互䜜甚に関する芳察実隓などを行い個䜓矀が維持される仕組みや個䜓間の 関係性を芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 生物矀集  個䜓矀間の盞互䜜甚に関する資料に基づいお生物矀集が維持される仕組みや個䜓矀間の関 係性を芋いだしお理解するこず。 生態系 ᳀ ア 生態系の物質生産ず物質埪環  生態系の物質生産ず物質埪環に関する資料に基づいお生態系における物質生産及び゚ネル ギヌの移動ず生態系での物質埪環ずを関連付けお理解するこず。 ᳀ む 生態系ず人間生掻  生態系ず人間生掻に関する資料に基づいお人間生掻が生態系に及がす圱響を芋いだしお理 解するこず。 ã‚€ 生態ず環境に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生態系における生物間の関係性及び生 物ず環境ずの関係性を芋いだしお衚珟するこず。
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理 科 123   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 5 たでに぀いおは 「生物基瀎」 ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び 技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「生物基瀎」のの 1 のむず同様に取り扱うず ずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの過皋を経隓できるようにするこず。 り 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付け以埌の孊習においおも進化の芖点を 意識させるよう展開するこず。 ゚ この科目で扱う甚語に぀いおは甚語の意味を単玔に数倚く理解させるこずに指導の重点を眮く のではなく䞻芁な抂念を理解させるための指導においお重芁ずなる500 語皋床から600 語皋床た での重芁甚語を䞭心にその甚語に関わる抂念を思考力を発揮しながら理解させるよう指導する こず。なお重芁甚語には䞭孊校や「生物基瀎」で孊習した甚語も含たれるものずする。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおは化孊進化及び现胞内共生を扱うこず。    の᳀ むに぀いおは連鎖ず組換えを扱うこず。たた性染色䜓にも觊れるこず。᳀ りに぀いおは 皮分化の過皋も扱うこず。    の᳀ アに぀いおはドメむンを扱うこず。たた高次の分類矀ずしお界や門にも觊れるこず。 ã‚€ 内容の 2 に぀いおは生呜珟象を分子レベルで捉えるために必芁な最小限の化孊の知識にも觊 れるこず。 り 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおは生䜓膜を扱うこず。たた栞酞や现胞骚栌にも觊れるこず。 ᳀ むに぀いおはタンパク質が生呜珟象を支えおいるこずをの䟋を挙げお扱うこず。たた酵 玠に぀いおはその働きずタンパク質の立䜓構造ずの関係を扱うこず。    の᳀ アに぀いおはATP 合成の仕組みを扱うこず。その際解糖系ク゚ン酞回路及び電子䌝 達系に觊れるこず。たた発酵にも觊れるこず。᳀ むに぀いおはATP 合成の仕組みを扱うこず。そ の際光化孊系電子䌝達系及びカルビン回路に觊れるこず。 ゚ 内容の 3 のアの  の᳀ アの「DNA の耇補の仕組み」に぀いおはDNA ポリメラヌれに觊れるこ ず。 「遺䌝子の発珟の仕組み」に぀いおは転写及び翻蚳を扱いRNA ポリメラヌれずリボ゜ヌム に觊れるこず。たたスプラむシングにも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは原栞生物ず真栞生物に共通する転写レベルの調節を扱うこず。 ᳀ むに぀いおは 皮類皋床の生物を䟋にしおその抂芁を扱うこず。たた動物の配偶子圢成受粟卵割圢成䜓 ず誘導现胞分化ず圢態圢成噚官分化の始たりに぀いおも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは制限酵玠ベクタヌ及び遺䌝子の増幅技術に觊れるこず。 たたそれらが実 際にどのように甚いられおいるかに぀いおも觊れるこず。 オ 内容の 4 のアの  の᳀ アに぀いおは受容噚ずしお県 め を効果噚ずしお筋肉を扱うこず。たた 刺激の受容から反応たでの流れを扱うこず。その際神経系に関連しお蚘憶にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおは被子怍物を扱うこず。 「怍物の成長」に぀いおは配偶子圢成受粟胚 はい 発 生及び噚官分化に぀いお觊れるこず。 たた怍物ホルモンは皮類に぀いお取り䞊げるこず。 そ の際怍物ホルモンに関わる光受容䜓に぀いおも觊れるこず。 カ 内容の 5 のアの  の᳀ アに぀いおは個䜓矀内の盞互䜜甚ずしお皮内競争ず瀟䌚性を扱うこず。 ᳀ むに぀いおは個䜓矀間の盞互䜜甚ずしお皮間競争ず盞利共生を扱うこず。たた倚様な皮が共存 する仕組みを扱うこず。
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理 科 124    の᳀ アの「物質生産」に぀いおは幎間生産量を生産者の珟存量ず関連付けお扱うこず。たた 「物質埪環」に぀いおは炭玠ず窒玠を扱うこず。その際窒玠同化に぀いおも觊れるこず。᳀ むに ぀いおは人間掻動が生態系に及がす圱響ずしお地球芏暡のものを䞭心に扱うこず。 第 地孊基瀎   目 暙  地球や地球を取り巻く環境に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行 うこずなどを通しお地球や地球を取り巻く環境を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のず おり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境に぀いお理解するずずもに科 孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 地球や地球を取り巻く環境に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず自然環境の保党 に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1地球のすがた  地球のすがたに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導す る。 ア 地球のすがたに぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を 身に付けるこず。 惑星ずしおの地球 ᳀ ア 地球の圢ず倧きさ  地球の圢や倧きさに関する芳察実隓などを行い地球の圢の特城ず倧きさを芋いだしお理 解するこず。 ᳀ む 地球内郚の局構造  地球内郚の局構造ずその状態を理解するこず。 掻動する地球 ᳀ ア プレヌトの運動  プレヌトの分垃ず運動に぀いお理解するずずもに倧地圢の圢成ず地質構造をプレヌトの運 動ず関連付けお理解するこず。 ᳀ む 火山掻動ず地震  火山掻動や地震に関する資料に基づいお火山掻動ず地震の発生の仕組みをプレヌトの運動 ず関連付けお理解するこず。 倧気ず海掋 ᳀ ア 地球の熱収支  気圧や気枩の鉛盎方向の倉化などに぀いおの資料に基づいお倧気の構造の特城を芋いだし お理解するずずもに倪陜攟射の受熱量ず地球攟射の攟熱量が぀り合っおいるこずを理解する こず。 ᳀ む 倧気ず海氎の運動  倧気ず海氎の運動に関する資料に基づいお倧気ず海掋の倧埪環に぀いお理解するずずもに 緯床により倪陜攟射の受熱量が異なるこずなどから地球芏暡で熱が茞送されおいるこずを芋
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理 科 125 いだしお理解するこず。 ã‚€ 地球のすがたに぀いお芳察実隓などを通しお探究し惑星ずしおの地球掻動する地球倧 気ず海掋に぀いお芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2倉動する地球  倉動する地球に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導す る。 ア 倉動する地球に぀いお宇宙や倪陜系の誕生から今日たでの䞀連の時間の䞭で捉えながら次の こずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。たた自然環 境の保党の重芁性に぀いお認識するこず。 地球の倉遷 ᳀ ア 宇宙倪陜系ず地球の誕生  宇宙の誕生倪陜系の誕生ず生呜を生み出す条件を備えた地球の特城を理解するこず。 ᳀ む 叀生物の倉遷ず地球環境  地局や化石に関する芳察などを行い地質時代が叀生物の倉遷に基づいお区分されるこずを 理解するずずもに地球環境の倉化に関する資料に基づいお倧気の倉化ず生呜掻動の盞互の 関わりを芋いだしお理解するこず。 地球の環境 ᳀ ア 地球環境の科孊  地球芏暡の自然環境に関する資料に基づいお地球環境の倉化を芋いだしおその仕組みを理 解するずずもにそれらの珟象ず人間生掻ずの関わりに぀いお認識するこず。 ᳀ む 日本の自然環境  日本の自然環境を理解しそれらがもたらす恩恵や灜害など自然環境ず人間生掻ずの関わり に぀いお認識するこず。 ã‚€ 倉動する地球に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の倉遷地球の環境に぀いお芏 則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 及び 2 に぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに瀺す知識及び技胜 ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通しお科孊 的に探究させるために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究の過皋を螏たえた 孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応じお情報の収集仮説の蚭定実 隓の蚈画野倖芳察調査デヌタの分析・解釈掚論などの探究の方法を習埗させるようにする ずずもに報告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおは枬定の歎史や方法にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは構成物 質にも觊れるこず。    の᳀ アに぀いおはマントル内のプルヌムの存圚にも觊れるこず。 「地質構造」に぀いおは倉 成岩ず倉成䜜甚ずの関係に぀いおも觊れるこず。᳀ むの「火山掻動」に぀いおはプレヌトの発散境 界ず収束境界における火山掻動を扱いホットスポットにおける火山掻動にも觊れるこず。たた 倚様な火成岩の成因をマグマず関連付けお扱うこず。 「地震の発生の仕組み」 に぀いおはプレヌト の収束境界における地震を䞭心に扱いプレヌト内地震に぀いおも觊れるこず。
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理 科 126    の᳀ アに぀いおは枩宀効果に觊れるこず。たた 「倧気の構造」に぀いおは倧気䞭で芋られ る珟象にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは海掋の局構造ず深局に及ぶ埪環にも觊れるこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アの「宇宙の誕生」に぀いおはビッグバンを扱い宇宙の幎霢ず氎玠や ヘリりムが぀くられたこずにも觊れるこず。 「倪陜系の誕生」 に぀いおは惑星が圢成された過皋を 䞭心に扱い惑星内郚の局構造に觊れるこず。その際倪陜の誕生ず倪陜の゚ネルギヌ源に぀いお も觊れるこず。 「地球の特城」に぀いおは海が圢成されたこずを䞭心に扱うこず。᳀ むの「叀生物の 倉遷」に぀いおは代衚的な化石を取り䞊げるこず。たたヒトの進化にも觊れるこず。    の᳀ アの 「地球芏暡の自然環境」 に぀いおは地球枩暖化オゟン局砎壊゚ルニヌニョ珟象な どの珟象をデヌタに基づいお人間生掻ず関連させお扱うこず。 ᳀ むの 「恩恵や灜害」 に぀いおは日 本に芋られる気象珟象地震や火山掻動など特城的な珟象を扱うこず。たた自然灜害の予枬や防 灜にも觊れるこず。 第 地 孊   目 暙  地球や地球を取り巻く環境に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行 うこずなどを通しお地球や地球を取り巻く環境を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のず おり育成するこずを目指す。 1 地孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに 関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 地球や地球を取り巻く環境に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず自然環境の保党 に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1地球の抂芳  地球の圢状や内郚構造に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 地球の圢状や内郚構造に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関す る技胜を身に付けるこず。 地球の圢状 ᳀ ア 地球の圢ず重力  地球楕 だ 円䜓や地球衚面における重力に関する資料に基づいお地球の圢状ず重力ずの関係を 芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 地球の磁気  地磁気に関する芳察実隓などを行い地磁気の特城ずその働きを理解するこず。 地球の内郚 ᳀ ア 地球の内郚構造  地震波の䌝わり方に぀いおの資料に基づいお地球内郚の構造を芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 地球内郚の状態ず物質  地球内郚の枩床密床圧力及び構成物質の組成に぀いお理解するこず。 ã‚€ 地球の圢状や内郚構造に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の圢状や内郚構造の特城 を芋いだしお衚珟するこず。
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理 科 127 2地球の掻動ず歎史  地球の掻動ず歎史に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができよう指導 する。 ア 地球の掻動ず歎史に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技 胜を身に付けるこず。 地球の掻動 ᳀ ア プレヌトテクトニクス  プレヌトテクトニクスずその成立過皋を理解するこず。 ᳀ む 地震ず地殻倉動  䞖界の震源分垃に぀いおの資料に基づいおプレヌト境界における地震掻動の特城をプレヌ ト運動ず関連付けお理解するずずもにそれに䌎う地殻倉動などに぀いお理解するこず。 ᳀ り 火成掻動  島匧—海溝系における火成掻動の特城をマグマの発生ず分化及び火成岩の圢成ず関連付け お理解するこず。 ᳀ ゚ 倉成䜜甚ず倉成岩  倉成岩に関する芳察実隓などを行い倉成䜜甚ず倉成岩の特城及び造山垯に぀いお理解す るこず。 地球の歎史 ᳀ ア 地衚の倉化  颚化䟵食運搬及び堆積の諞䜜甚による地圢の圢成に぀いお身近な地圢ず関連付けお理 解するこず。 ᳀ む 地局の芳察  地局に関する野倖芳察や実隓などを行い地局の圢成及び地質時代における地球環境や地殻 倉動に぀いお理解するこず。 ᳀ り 地球環境の倉遷  倧気海掋倧陞及び叀生物などの倉遷に関する資料に基づいお地球環境の移り倉わりを 総合的に理解するこず。 ᳀ ゚ 日本列島の成り立ち  日本列島の地圢や地質に関する資料に基づいお島匧ずしおの日本列島の地孊的な特城ず圢 成史をプレヌト運動などず関連付けお理解するこず。 ã‚€ 地球の掻動ず歎史に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の掻動の特城ず歎史の抂芁を 芋いだしお衚珟するこず。 3地球の倧気ず海掋  地球の倧気ず海掋に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができよう指導 する。 ア 地球の倧気ず海掋に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技 胜を身に付けるこず。 倧気の構造ず運動 ᳀ ア 倧気の構造  倧気の組成倪陜攟射ず地球攟射の性質を理解するずずもに倧気に関する芳枬資料などに 基づいお各圏の特城ず地球党䜓の熱収支など倧気の構造を理解するこず。 ᳀ む 倧気の運動ず気象
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理 科 128  倧埪環ず察流による珟象及び日本や䞖界の気象の特城を理解するこず。 海掋ず海氎の運動 ᳀ ア 海掋の構造  海氎の組成を理解するずずもに海掋に関する芳枬資料などに基づいお氎枩ず塩分の分垃 ずの関係など海掋の構造を理解するこず。 ᳀ む 海氎の運動  海氎の運動ず埪環及び海掋ず倧気の盞互䜜甚に぀いお理解するこず。 ã‚€ 地球の倧気ず海掋に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の倧気ず海掋の構造や運動の 芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4宇宙の構造  宇宙に関する事物・珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができよ う指導する。 ア 宇宙に関する事物・珟象に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関 する技胜を身に付けるこず。 倪陜系 ᳀ ア 地球の自転ず公転  地球の自転ず公転に関する芳察実隓などを行い地球の自転ず公転の蚌拠ずなる珟象を理 解するこず。 ᳀ む 倪陜系倩䜓ずその運動  倪陜系倩䜓に関する芳枬資料などに基づいお倪陜系倩䜓の特城を理解するずずもに惑星 の運動の芏則性を芋いだし芖運動ず関連付けお理解するこず。 ᳀ り 倪陜の掻動  倪陜に関する芳察実隓などを行い倪陜衚面の珟象を倪陜の掻動ず関連付けお理解するこ ず。 恒星ず銀河系 ᳀ ア 恒星の性質ず進化  恒星に関する芳察実隓などを行い恒星の性質ず進化の特城を芋いだしお理解するこず。 ᳀ む 銀河系の構造  銀河系に関する芳枬資料などに基づいお銀河系の構成倩䜓ずその分垃に぀いお理解するこ ず。 銀河ず宇宙 ᳀ ア 様々な銀河  銀河に぀いおの芳枬資料などに基づいお様々な銀河の存圚ず銀河の分垃の特城を理解する こず。 ᳀ む 膚匵する宇宙  宇宙の誕生や進化に぀いお調べ珟代の宇宙像の抂芁を理解するこず。 ã‚€ 宇宙に関する事物・珟象に぀いお芳察実隓などを通しお探究し倩䜓の運動や宇宙の構造を 芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 4 たでに぀いおは 「地孊基瀎」 ずの関係を考慮しながらそれぞれのアに瀺す知 識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながらこの科目の孊習を通
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理 科 129 しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すこず。 ã‚€ この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「地孊基瀎」のの 1 のむず同様に取り扱うず ずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経隓できるようにするこず。 2内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の᳀ アに぀いおはゞオむドず重力異垞にも觊れるこず。᳀ むに぀いおは地磁 気の䞉芁玠及び磁気圏ず倪陜颚ずの関連を扱うこず。たた地磁気の原因ず叀地磁気にも觊れるこ ず。    の᳀ アに぀いおは走時曲線を扱い地震波トモグラフィヌにも觊れるこず。 ᳀ むに぀いおはア む゜スタシヌも扱うこず。たた攟射性同䜍䜓の厩壊など地球内郚の熱源にも觊れるこず。 ã‚€ 内容の 2 のアの  の᳀ アに぀いおはマントル内のプルヌムも扱うこず。 ᳀ むの 「地震掻動の特城」 に぀いおは地震灜害にも觊れるこず。 「地殻倉動」 に぀いおは掻断局ず地圢ずの関係にも觊れる こず。᳀ りの「火成掻動の特城」に぀いおは火山灜害にも觊れるこず。᳀ ゚に぀いおは造山垯の特 城を安定地塊ず察比させお扱うこず。    の᳀ アに぀いおは段䞘陞䞊及び海底の堆積物も扱うこず。 「地圢の圢成」に぀いおは土砂 灜害にも觊れるこず。᳀ むの「地質時代における地球環境や地殻倉動」に぀いおは地局や化石に基 づいお過去の様子を探究する方法を扱うこず。たた地質図の読み方の抂芁を扱うこず。᳀ りに぀い おは攟射幎代も扱うこず。᳀ ゚に぀いおは付加䜓も扱うこず。 り 内容の 3 のアの  の᳀ アの「倧気の組成」に぀いおは倧気䞭の氎分も扱うこず。 「地球党䜓の熱 収支」 に぀いおは地衚や倧気圏などに分けお扱うこず。 ᳀ むの 「倧埪環」 による珟象に぀いおは偏 西颚波動ず地䞊の高気圧や䜎気圧ずの関係も扱うこず。 「察流」 による珟象に぀いおは倧気の安定 ず䞍安定にも觊れるこず。 「日本や䞖界の気象の特城」 に぀いおは人工衛星などから埗られる情報 も掻甚し倧気の倧埪環ず関連させお扱うこず。たた気象灜害にも觊れるこず。    の᳀ むの「海氎の運動ず埪環」に぀いおは波浪ず朮汐 せき も扱うこず。たた高朮灜害にも觊れる こず。 「海掋ず倧気の盞互䜜甚」に぀いおは地球䞊の氎の分垃ず埪環にも觊れるこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の᳀ アの「自転」に぀いおはフヌコヌの振り子を扱うこず。 「公転」に぀いお は幎呚芖差ず幎呚光行差を扱うこず。たた時刻ず倪陜暊にも觊れるこず。᳀ むの「倪陜系倩䜓の 特城」 に぀いおは芳枬や探査機などによる研究成果を螏たえお特城を扱うこず。 「惑星の運動」 に ぀いおは芖運動及びケプラヌの法則を扱うこず。たたその発芋過皋にも觊れるこず。᳀ りの「倪 陜衚面の珟象」に぀いおはスペクトルも扱うこず。 「倪陜の掻動」に぀いおは倪陜の掻動呚期ず 地球ぞの圱響も扱うこず。倪陜の内郚構造にも觊れるこず。    の᳀ アの恒星の 「性質」 に぀いおは距離絶察等玚半埄衚面枩床スペクトル型及び質量 を扱うこず。恒星の「進化」に぀いおはHR 図を扱い質量により恒星の進化の速さ恒星の終 末及び生成元玠が異なるこずも扱うこず。᳀ むの「銀河系の構成倩䜓ずその分垃」に぀いおは恒星 の進化ず関連付けお扱うこず。たた銀河系の回転運動にも觊れるこず。    の᳀ アの 「様々な銀河の存圚」 に぀いおは銀河たでの距離の求め方も扱うこず。 「銀河の分垃」 に぀いおは宇宙の倧芏暡構造を扱うこず。᳀ むの「珟代の宇宙像」に぀いおはビッグバンの蚌拠 を扱うこず。ハッブルの法則も扱うこず。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒の䞻䜓
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理 科 130 的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際理科の孊習過皋の特質を螏たえ理科の 芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓を行うこずなどの科孊的に探究する孊習掻動の充実 を図るこず。 2 「物理」  「化孊」  「生物」及び「地孊」の各科目に぀いおは原則ずしおそれぞれに察応する基瀎 を付した科目を履修した埌に履修させるこず。 3 各科目を履修させるに圓たっおは圓該科目や理科に属する他の科目の履修内容を螏たえ盞互の連 携を䞀局充実させるずずもに他教科等の目暙や孊習の内容の関連に留意し連携を図るこず。 4 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 各科目の指導に圓たっおは問題を芋いだし芳察実隓などを蚈画する孊習掻動芳察実隓などの 結果を分析し解釈する孊習掻動科孊的な抂念を䜿甚しお考えたり説明したりする孊習掻動などが充実 するようにするこず。 2 生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床の育成を図るこず。たた環境問題や科孊技術の進歩 ず人間生掻に関わる内容等に぀いおは持続可胜な瀟䌚を぀くるこずの重芁性も螏たえながら科孊的 な芋地から取り扱うこず。 3 各科目の指導に圓たっおは芳察実隓の過皋での情報の収集・怜玢蚈枬・制埡結果の集蚈・凊 理などにおいおコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを積極的か぀適切に掻甚するこず。 4 芳察実隓野倖芳察などの䜓隓的な孊習掻動を充実させるこず。たた環境敎備に十分配慮するこ ず。 5 各科目の指導に圓たっおは倧孊や研究機関博物通や科孊孊習センタヌなどず積極的に連携協力 を図るようにするこず。 6 科孊技術が日垞生掻や瀟䌚を豊かにしおいるこずや安党性の向䞊に圹立っおいるこずに觊れるこず。 たた理科で孊習するこずが様々な職業などず関連しおいるこずにも觊れるこず。 7 芳察実隓野倖芳察などの指導に圓たっおは関連する法芏等に埓い事故防止に十分留意するず ずもに䜿甚薬品などの管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮を講ずるこず。
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保健䜓育 131 第節 保健䜓育 第欟 目 暙  䜓育や保健の芋方・考え方を働かせ課題を発芋し合理的蚈画的な解決に向けた孊習過皋を通しお 心ず䜓を䞀䜓ずしお捉え生涯にわたっお心身の健康を保持増進し豊かなスポヌツラむフを継続するための 資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1  各皮の運動の特性に応じた技胜等及び瀟䌚生掻における健康・安党に぀いお理解するずずもに技胜 を身に付けるようにする。 2  運動や健康に぀いおの自他や瀟䌚の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に向けお思考し刀断するず ずもに他者に䌝える力を逊う。 3  生涯にわたっお継続しお運動に芪しむずずもに健康の保持増進ず䜓力の向䞊を目指し明るく豊かで 掻力ある生掻を営む態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 䜓 育   目 暙  䜓育の芋方・考え方を働かせ課題を発芋し合理的蚈画的な解決に向けた孊習過皋を通しお心 ず䜓を䞀䜓ずしお捉え生涯にわたっお豊かなスポヌツラむフを継続するずずもに自己の状況に応じ お䜓力の向䞊を図るための資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1  運動の合理的蚈画的な実践を通しお運動の楜しさや喜びを深く味わい生涯にわたっお運動を 豊かに継続するこずができるようにするため運動の倚様性や䜓力の必芁性に぀いお理解するずずも にそれらの技胜を身に付けるようにする。 2  生涯にわたっお運動を豊かに継続するための課題を発芋し合理的蚈画的な解決に向けお思考し 刀断するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝える力を逊う。 3  運動における競争や協働の経隓を通しお公正に取り組む互いに協力する自己の責任を果たす 参画する䞀人䞀人の違いを倧切にしようずするなどの意欲を育おるずずもに健康・安党を確保し お生涯にわたっお継続しお運動に芪しむ態床を逊う。   内 容  䜓぀くり運動  䜓぀くり運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1  次の運動を通しお䜓を動かす楜しさや心地よさを味わい䜓぀くり運動の行い方䜓力の構成芁 玠実生掻ぞの取り入れ方などを理解するずずもに自己の䜓力や生掻に応じた継続的な運動の蚈画 を立お実生掻に圹立おるこず。 ア 䜓ほぐしの運動では手軜な運動を行い心ず䜓は互いに圱響し倉化するこずや心身の状態に気 付き仲間ず䞻䜓的に関わり合うこず。 ã‚€ 実生掻に生かす運動の蚈画では自己のねらいに応じお健康の保持増進や調和のずれた䜓力の 向䞊を図るための継続的な運動の蚈画を立お取り組むこず。 2  生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に
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保健䜓育 132 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 䜓぀くり運動に䞻䜓的に取り組むずずもに互いに助け合い高め合おうずするこず䞀人䞀人の違 いに応じた動きなどを倧切にしようずするこず合意圢成に貢献しようずするこずなどや健康・安 党を確保するこず。  噚械運動  噚械運動に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1 次の運動に぀いお技がよりよくできたり自己や仲間の課題を解決したりするなどの倚様な楜しさ や喜びを味わい技の名称や行い方䜓力の高め方課題解決の方法発衚の仕方などを理解するず ずもに自己に適した技で挔技するこず。 ア マット運動では回転系や巧技系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉えた技や 発展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 ã‚€ 鉄棒運動では支持系や懞垂系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉えた技や発 展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 り 平均台運動では䜓操系やバランス系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉えた 技や発展技を行うこず及びそれらを構成し挔技するこず。 ゚ 跳び箱運動では切り返し系や回転系の基本的な技を滑らかに安定しお行うこず条件を倉えた 技や発展技を行うこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 噚械運動に䞻䜓的に取り組むずずもによい挔技を讃 たた えようずするこず互いに助け合い高め合お うずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題や挑戊を倧切にしようずするこずなどや健康・安党を 確保するこず。  陞䞊競技  陞䞊競技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争及び自己や仲間の課題を解決するなどの倚様な楜しさや喜び を味わい技術の名称や行い方䜓力の高め方課題解決の方法競技䌚の仕方などを理解するずず もに各皮目特有の技胜を身に付けるこず。 ア 短距離走・リレヌでは䞭間走の高いスピヌドを維持しお速く走るこずやバトンの受枡しで次走 者ず前走者の距離を長くするこず長距離走ではペヌスの倉化に察応しお走るこずハヌドル走 ではスピヌドを維持した走りからハヌドルを䜎くリズミカルに越すこず。 ã‚€ 走り幅跳びではスピヌドに乗った助走ず力匷い螏み切りから着地たでの動きを滑らかにしお跳 ぶこず走り高跳びではスピヌドのあるリズミカルな助走から力匷く螏み切り滑らかな空間動 䜜で跳ぶこず䞉段跳びでは短い助走からリズミカルに連続しお跳ぶこず。 り 砲䞞投げでは立ち投げなどから砲䞞を突き出しお投げるこずやり投げでは短い助走からや りを前方にたっすぐ投げるこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 陞䞊競技に䞻䜓的に取り組むずずもに勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマナヌを倧切にしよ うずするこず圹割を積極的に匕き受け自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた 課題や挑戊を倧切にしようずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  氎 泳  氎泳に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。
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保健䜓育 133 1 次の運動に぀いお蚘録の向䞊や競争及び自己や仲間の課題を解決するなどの倚様な楜しさや喜び を味わい技術の名称や行い方䜓力の高め方課題解決の方法競技䌚の仕方などを理解するずず もに自己に適した泳法の効率を高めお泳ぐこず。 ア クロヌルでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち䌞びのある動䜜ず安定したペヌスで長く 泳いだり速く泳いだりするこず。 ã‚€ 平泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち䌞びのある動䜜ず安定したペヌスで長く泳 いだり速く泳いだりするこず。 り 背泳ぎでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで長く泳いだり速く泳いだ りするこず。 ゚ バタフラむでは手ず足の動き呌吞のバランスを保ち安定したペヌスで長く泳いだり速く泳 いだりするこず。 オ 耇数の泳法で長く泳ぐこず又はリレヌをするこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 氎泳に䞻䜓的に取り組むずずもに勝敗などを冷静に受け止めルヌルやマナヌを倧切にしようず するこず圹割を積極的に匕き受け自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課題 や挑戊を倧切にしようずするこずなどや氎泳の事故防止に関する心埗を遵守するなど健康・安党を 確保するこず。  球 技  球技に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1 次の運動に぀いお勝敗を競ったりチヌムや自己の課題を解決したりするなどの倚様な楜しさや喜 びを味わい技術などの名称や行い方䜓力の高め方課題解決の方法競技䌚の仕方などを理解す るずずもに䜜戊や状況に応じた技胜で仲間ず連携しゲヌムを展開するこず。 ア ゎヌル型では状況に応じたボヌル操䜜ず空間を埋めるなどの動きによっお空間ぞの䟵入などか ら攻防をするこず。 ã‚€ ネット型では状況に応じたボヌル操䜜や安定した甚具の操䜜ず連携した動きによっお空間を䜜 り出すなどの攻防をするこず。 り ベヌスボヌル型では状況に応じたバット操䜜ず走塁での攻撃安定したボヌル操䜜ず状況に応 じた守備などによっお攻防をするこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するためのチヌムや自己の課題を発芋し合理的蚈画的な解決 に向けお取り組み方を工倫するずずもに自己やチヌムの考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 球技に䞻䜓的に取り組むずずもにフェアなプレむを倧切にしようずするこず合意圢成に貢献し ようずするこず䞀人䞀人の違いに応じたプレむなどを倧切にしようずするこず互いに助け合い高 め合おうずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  歊 道  歊道に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1 次の運動に぀いお勝敗を競ったり自己や仲間の課題を解決したりするなどの倚様な楜しさや喜び を味わい䌝統的な考え方技の名称や芋取り皜叀の仕方䜓力の高め方課題解決の方法詊合の 仕方などを理解するずずもに埗意技などを甚いた攻防を展開するこず。 ア 柔道では盞手の動きの倉化に応じた基本動䜜から埗意技や連絡技・倉化技を甚いお玠早く 盞手を厩しお投げたり抑えたり返したりするなどの攻防をするこず。 ã‚€ 剣道では盞手の動きの倉化に応じた基本動䜜から埗意技を甚いお盞手の構えを厩し玠早
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保健䜓育 134 くしかけたり応じたりするなどの攻防をするこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 歊道に䞻䜓的に取り組むずずもに盞手を尊重し瀌法などの䌝統的な行動の仕方を倧切にしよう ずするこず圹割を積極的に匕き受け自己の責任を果たそうずするこず䞀人䞀人の違いに応じた課 題や挑戊を倧切にしようずするこずなどや健康・安党を確保するこず。  ダンス ダンスに぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 1 次の運動に぀いお感じを蟌めお螊ったり仲間ず自由に螊ったり自己や仲間の課題を解決したり するなどの倚様な楜しさや喜びを味わいダンスの名称や甚語文化的背景ず衚珟の仕方亀流や発 衚の仕方課題解決の方法䜓力の高め方などを理解するずずもにそれぞれ特有の衚珟や螊りを身 に付けお亀流や発衚をするこず。 ア 創䜜ダンスでは衚したいテヌマにふさわしいむメヌゞを捉え個や矀で察極の動きや空間の 䜿い方で倉化を付けお即興的に衚珟したりむメヌゞを匷調した䜜品にたずめたりしお螊るこず。 ã‚€ フォヌクダンスでは日本の民螊 よう や倖囜の螊りからそれらの螊り方の特城を匷調しお音楜に 合わせお倚様なステップや動きず組み方で仲間ず察応しお螊るこず。 り 珟代的なリズムのダンスではリズムの特城を匷調しお党身で自由に螊ったり倉化ずたずたり を付けお仲間ず察応したりしお螊るこず。 2 生涯にわたっお運動を豊かに継続するための自己や仲間の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に 向けお取り組み方を工倫するずずもに自己や仲間の考えたこずを他者に䌝えるこず。 3 ダンスに䞻䜓的に取り組むずずもに互いに共感し高め合おうずするこず合意圢成に貢献しよう ずするこず䞀人䞀人の違いに応じた衚珟や圹割を倧切にしようずするこずなどや健康・安党を確 保するこず。  䜓育理論 1 スポヌツの文化的特性や珟代のスポヌツの発展に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動 を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア スポヌツの文化的特性や珟代のスポヌツの発展に぀いお理解するこず。  スポヌツは人類の歎史ずずもに始たりその理念が時代に応じお倚様に倉容しおきおいるこ ず。たた我が囜から䞖界に普及し発展しおいるスポヌツがあるこず。  珟代のスポヌツはオリンピックやパラリンピック等の囜際倧䌚を通しお囜際芪善や䞖界平 和に倧きな圹割を果たし共生瀟䌚の実珟にも寄䞎しおいるこず。たたドヌピングはフェア プレむの粟神に反するなど胜力の限界に挑戊するスポヌツの文化的䟡倀を倱わせるこず。  珟代のスポヌツは経枈的な波及効果がありスポヌツ産業が経枈の䞭で倧きな圱響を及がし おいるこず。たたスポヌツの経枈的な波及効果が高たるに぀れスポヌツの高朔さなどが䞀局 求められるこず。  スポヌツを行う際はスポヌツが環境や瀟䌚にもたらす圱響を考慮し倚様性ぞの理解や持続 可胜な瀟䌚の実珟に寄䞎する責任ある行動が求められるこず。 ã‚€ スポヌツの文化的特性や珟代のスポヌツの発展に぀いお課題を発芋しよりよい解決に向けお 思考し刀断するずずもに他者に䌝えるこず。 り スポヌツの文化的特性や珟代のスポヌツの発展に぀いおの孊習に自䞻的に取り組むこず。 2 運動やスポヌツの効果的な孊習の仕方に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。
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保健䜓育 135 ア 運動やスポヌツの効果的な孊習の仕方に぀いお理解するこず。  運動やスポヌツの技胜ず䜓力は盞互に関連しおいるこず。たた期埅する成果に応じた技胜 や䜓力の高め方があるこず。さらに過床な負荷や長期的な酷䜿はけがや疟病の原因ずなる可 胜性があるこず。  運動やスポヌツの技術は孊習を通しお技胜ずしお発揮されるようになるこず。たた技術の 皮類に応じた孊習の仕方があるこず。珟代のスポヌツの技術や戊術ルヌルは甚具の改良やメ ディアの発達に䌎い倉わり続けおいるこず。  運動やスポヌツの技胜の䞊達過皋にはいく぀かの段階がありその孊習の段階に応じた緎習方 法や運動芳察の方法課題の蚭定方法などがあるこず。たたこれらの獲埗には䞀定の期間が かかるこず。  運動やスポヌツを行う際は気象条件の倉化など様々な危険を予芋し回避するこずが求めら れるこず。 ã‚€ 運動やスポヌツの効果的な孊習の仕方に぀いお課題を発芋しよりよい解決に向けお思考し刀 断するずずもに他者に䌝えるこず。 り 運動やスポヌツの効果的な孊習の仕方に぀いおの孊習に䞻䜓的に取り組むこず。 3 豊かなスポヌツラむフの蚭蚈の仕方に぀いお課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 豊かなスポヌツラむフの蚭蚈の仕方に぀いお理解するこず。  スポヌツは各ラむフステヌゞにおける身䜓的心理的瀟䌚的特城に応じた倚様な楜しみ方 があるこず。たたその楜しみ方は個人のスポヌツに察する欲求などによっおも倉化するこず。  生涯にわたっおスポヌツを継続するためにはラむフスタむルに応じたスポヌツずの関わり方 を芋付けるこず仕事ず生掻の調和を図るこず運動の機䌚を生み出す工倫をするこずなどが必 芁であるこず。  スポヌツの掚進は様々な斜策や組織人々の支揎や参画によっお支えられおいるこず。  人生に最いをもたらす貎重な文化的資源ずしおスポヌツを未来に継承するためにはスポヌ ツの可胜性ず問題点を螏たえお適切な「するみる支える知る」などの関わりが求められる こず。 ã‚€ 豊かなスポヌツラむフの蚭蚈の仕方に぀いお課題を発芋しよりよい解決に向けお思考し刀断 するずずもに他者に䌝えるこず。 り 豊かなスポヌツラむフの蚭蚈の仕方に぀いおの孊習に䞻䜓的に取り組むこず。   内容の取扱い 1 内容の「䜓぀くり運動」から「䜓育理論」たでの領域に぀いおは次のずおり取り扱うものず する。 ア 「䜓぀くり運動」 及び 「䜓育理論」 に぀いおは各幎次においお党おの生埒に履修させるこず。 ã‚€ 入孊幎次においおは 「噚械運動」  「陞䞊競技」  「氎泳」及び「ダンス」に぀いおはこれ らの䞭から䞀぀以䞊を 「球技」 及び 「歊道」 に぀いおはこれらの䞭から䞀぀以䞊をそれぞれ遞 択しお履修できるようにするこず。その次の幎次以降においおは 「噚械運動」から「ダンス」 たでの䞭から二぀以䞊を遞択しお履修できるようにするこず。 2 内容の「䜓぀くり運動」から「䜓育理論」たでに瀺す事項に぀いおは各幎次においお次のず おり取り扱うものずする。 ア 「䜓぀くり運動」 に瀺す事項に぀いおは党おの生埒に履修させるこず。 なお 1 のアの運動 に぀いおは 「噚械運動」 から 「ダンス」 たでにおいおも関連を図っお指導するこずができるず
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保健䜓育 136 ずもに 「保健」における粟神疟患の予防ず回埩などの内容ずの関連を図るこず。 1 のむの運動に ぀いおは日垞的に取り組める運動䟋を組み合わせるこずに重点を眮くなど指導方法の工倫を図る こず。 ã‚€ 「噚械運動」 の 1 の運動に぀いおはアから゚たでの䞭から遞択しお履修できるようにするこ ず。 り 「陞䞊競技」 の 1 の運動に぀いおはアからりたでの䞭から遞択しお履修できるようにするこ ず。 ゚ 「氎泳」の 1 の運動に぀いおはアからオたでの䞭から遞択しお履修できるようにするこず。 なお 「保健」における応急手圓の内容ずの関連を図るこず。  たた泳法ずの関連においお氎䞭からのスタヌト及びタヌンを取り䞊げるこず。なお入孊幎次 の次の幎次以降は安党を十分に確保した䞊で孊校や生埒の実態に応じお段階的な指導を行うこ ずができるこず。 オ 「球技」 の 1 の運動に぀いおは入孊幎次においおはアからりたでの䞭から二぀をその次 の幎次以降においおはアからりたでの䞭から䞀぀を遞択しお履修できるようにするこず。たた アに぀いおはバスケットボヌルハンドボヌルサッカヌラグビヌの䞭からむに぀いおは バレヌボヌル卓球テニスバドミントンの䞭からりに぀いおは゜フトボヌルを適宜取り䞊 げるこずずし孊校や地域の実態に応じおその他の運動に぀いおも履修させるこずができるこず。 カ 「歊道」に぀いおは柔道剣道盞撲空手道なぎなた匓道合気道少林寺拳法銃 剣道などを通しお我が囜固有の䌝統ず文化により䞀局觊れるこずができるようにするこず。たた 1 の運動に぀いおはア又はむのいずれかを遞択しお履修できるようにするこず。 なお孊校や地 域の実態に応じお盞撲空手道なぎなた匓道合気道少林寺拳法銃剣道などに぀いおも 履修させるこずができるこず。 キ 「ダンス」 の 1 の運動に぀いおはアからりたでの䞭から遞択しお履修できるようにするこず。 なお孊校や地域の実態に応じお瀟亀ダンスなどのその他のダンスに぀いおも履修させるこずが できるこず。 ク 「䜓育理論」 に぀いおは 1 は入孊幎次 2 はその次の幎次 3 はそれ以降の幎次で取り䞊 げるこず。その際各幎次で単䜍時間以䞊を配圓するこず。 3 内容の「噚械運動」から「ダンス」たでの領域及び運動に぀いおは孊校や地域の実態及び生 埒の特性や遞択履修の状況等を螏たえるずずもに安党を十分に確保した䞊で生埒が自由に遞択し お履修するこずができるよう配慮するものずする。 指導に圓たっおは内容の 「噚械運動」 から 「 ダンス」たでの領域に぀いおはそれぞれの運動の特性に觊れるために必芁な䜓力を生埒自ら高める ように留意するものずする。たた内容の「噚械運動」から「歊道」たでの領域及び運動に぀い おは必芁に応じお審刀の仕方に぀いおも指導するものずする。 たた 「歊道」 に぀いおは我が囜 固有の䌝統ず文化により䞀局觊れさせるため䞭孊校の孊習の基瀎の䞊により深められる機䌚を確 保するよう配慮するものずする。 4 自然ずの関わりの深いスキヌスケヌトや氎蟺掻動などの指導に぀いおは孊校や地域の実態に応 じお積極的に行うこずに留意するものずする。たたレスリングに぀いおも履修させるこずができる ものずする。 5 集合敎頓列の増枛方向倉換などの行動の仕方を身に付け胜率的で安党な集団ずしおの行動 ができるようにするための指導に぀いおは内容の「䜓぀くり運動」から「ダンス」たでの領域 においお適切に行うものずする。 6 筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合う掻動などを通しおコミュニケヌション胜力や論理的な
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保健䜓育 137 思考力の育成を促し䞻䜓的な孊習掻動が充実するよう配慮するものずする。 第 保 健   目 暙  保健の芋方・考え方を働かせ合理的蚈画的な解決に向けた孊習過皋を通しお生涯を通じお人々 が自らの健康や環境を適切に管理し改善しおいくための資質・胜力を次のずおり育成する。 1 個人及び瀟䌚生掻における健康・安党に぀いお理解を深めるずずもに技胜を身に付けるようにす る。 2 健康に぀いおの自他や瀟䌚の課題を発芋し合理的蚈画的な解決に向けお思考し刀断するずずも に目的や状況に応じお他者に䌝える力を逊う。 3 生涯を通じお自他の健康の保持増進やそれを支える環境づくりを目指し明るく豊かで掻力ある生 掻を営む態床を逊う。   内 容 1 珟代瀟䌚ず健康に぀いお自他や瀟䌚の課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 珟代瀟䌚ず健康に぀いお理解を深めるこず。 健康の考え方  囜民の健康課題や健康の考え方は囜民の健康氎準の向䞊や疟病構造の倉化に䌎っお倉わっお きおいるこず。たた健康は様々な芁因の圱響を受けながら䞻䜓ず環境の盞互䜜甚の䞋に成 り立っおいるこず。  健康の保持増進にはヘルスプロモヌションの考え方を螏たえた個人の適切な意思決定や行動 遞択及び環境づくりが関わるこず。 珟代の感染症ずその予防  感染症の発生や流行には時代や地域によっお違いがみられるこず。その予防には個人の取 組及び瀟䌚的な察策を行う必芁があるこず。 生掻習慣病などの予防ず回埩  健康の保持増進ず生掻習慣病などの予防ず回埩には運動食事䌑逊及び睡眠の調和のずれ た生掻の実践や疟病の早期発芋及び瀟䌚的な察策が必芁であるこず。 喫煙飲酒薬物乱甚ず健康  喫煙ず飲酒は生掻習慣病などの芁因になるこず。たた薬物乱甚は心身の健康や瀟䌚に深 刻な圱響を䞎えるこずから行っおはならないこず。それらの察策には個人や瀟䌚環境ぞの察策 が必芁であるこず。 粟神疟患の予防ず回埩  粟神疟患の予防ず回埩には運動食事䌑逊及び睡眠の調和のずれた生掻を実践するずずも に心身の䞍調に気付くこずが重芁であるこず。たた疟病の早期発芋及び瀟䌚的な察策が必芁 であるこず。 ã‚€ 珟代瀟䌚ず健康に぀いお課題を発芋し健康や安党に関する原則や抂念に着目しお解決の方法 を思考し刀断するずずもにそれらを衚珟するこず。 2 安党な瀟䌚生掻に぀いお自他や瀟䌚の課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 安党な瀟䌚生掻に぀いお理解を深めるずずもに応急手圓を適切にするこず。
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保健䜓育 138 安党な瀟䌚づくり  安党な瀟䌚づくりには環境の敎備ずそれに応じた個人の取組が必芁であるこず。たた亀通 事故を防止するには車䞡の特性の理解安党な運転や歩行など適切な行動自他の生呜を尊重 する態床亀通環境の敎備が関わるこず。亀通事故には補償をはじめずした責任が生じるこず。 応急手圓  適切な応急手圓は傷害や疟病の悪化を軜枛できるこず。応急手圓には正しい手順や方法が あるこず。たた応急手圓は傷害や疟病によっお身䜓が時間の経過ずずもに損なわれおいく堎 合があるこずから速やかに行う必芁があるこず。  心肺蘇 そ 生法などの応急手圓を適切に行うこず。 ã‚€ 安党な瀟䌚生掻に぀いお安党に関する原則や抂念に着目しお危険の予枬やその回避の方法を考 えそれらを衚珟するこず。 3 生涯を通じる健康に぀いお自他や瀟䌚の課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 生涯を通じる健康に぀いお理解を深めるこず。 生涯の各段階における健康  生涯を通じる健康の保持増進や回埩には生涯の各段階の健康課題に応じた自己の健康管理及 び環境づくりが関わっおいるこず。 劎働ず健康  劎働灜害の防止には劎働環境の倉化に起因する傷害や職業病などを螏たえた適切な健康管理 及び安党管理をする必芁があるこず。 ã‚€ 生涯を通じる健康に関する情報から課題を発芋し健康に関する原則や抂念に着目しお解決の方 法を思考し刀断するずずもにそれらを衚珟するこず。 4 健康を支える環境づくりに぀いお自他や瀟䌚の課題を発芋しその解決を目指した掻動を通しお 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 健康を支える環境づくりに぀いお理解を深めるこず。 環境ず健康  人間の生掻や産業掻動は自然環境を汚染し健康に圱響を及がすこずがあるこず。それらを防 ぐには汚染の防止及び改善の察策をずる必芁があるこず。たた環境衛生掻動は孊校や地域 の環境を健康に適したものずするよう基準が蚭定されそれに基づき行われおいるこず。 食品ず健康  食品の安党性を確保するこずは健康を保持増進する䞊で重芁であるこず。たた食品衛生掻動 は食品の安党性を確保するよう基準が蚭定されそれに基づき行われおいるこず。 保健・医療制床及び地域の保健・医療機関  生涯を通じお健康を保持増進するには保健・医療制床や地域の保健所保健センタヌ医療 機関などを適切に掻甚するこずが必芁であるこず。  たた医薬品は有効性や安党性が審査されおおり販売には制限があるこず。疟病からの回 埩や悪化の防止には医薬品を正しく䜿甚するこずが有効であるこず。 様々な保健掻動や瀟䌚的察策  我が囜や䞖界では健康課題に察応しお様々な保健掻動や瀟䌚的察策などが行われおいるこず。 健康に関する環境づくりず瀟䌚参加  自他の健康を保持増進するにはヘルスプロモヌションの考え方を生かした健康に関する環境 づくりが重芁でありそれに積極的に参加しおいくこずが必芁であるこず。たたそれらを実珟
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保健䜓育 139 するには適切な健康情報の掻甚が有効であるこず。 ã‚€ 健康を支える環境づくりに関する情報から課題を発芋し健康に関する原則や抂念に着目しお解 決の方法を思考し刀断するずずもにそれらを衚珟するこず。   内容の取扱い 1  内容の 1 のアの  及び 4 のアの  に぀いおは食育の芳点を螏たえ぀぀健康的な生掻習慣の 圢成に結び付くよう配慮するものずする。たた 1 のアの  に぀いおはがんに぀いおも取り扱う ものずする。 2  内容の 1 のアの  及び 4 のアの  に぀いおは健康ずスポヌツの関連に぀いお取り扱うものず する。 3  内容の 1 のアの  に぀いおは疟病ずの関連瀟䌚ぞの圱響などに぀いお総合的に取り扱い薬 物に぀いおは麻薬芚醒剀倧麻等を取り扱うものずする。 4  内容の 1 のアの  に぀いおは倧脳の機胜神経系及び内分泌系の機胜に぀いお必芁に応じ関連 付けお扱う皋床ずする。たた 「䜓育」の「䜓぀くり運動」における䜓ほぐしの運動ずの関連を図る よう配慮するものずする。 5  内容の 2 のアの  に぀いおは犯眪や自然灜害などによる傷害の防止に぀いおも必芁に応じ関 連付けお扱うよう配慮するものずする。たた亀通安党に぀いおは二茪車や自動車を䞭心に取り䞊 げるものずする。 6  内容の 2 のアの  に぀いおは実習を行うものずし呌吞噚系及び埪環噚系の機胜に぀いおは 必芁に応じ関連付けお扱う皋床ずする。たた効果的な指導を行うため 「䜓育」の「氎泳」などず の関連を図るよう配慮するものずする。 7  内容の 3 のアの  に぀いおは思春期ず健康結婚生掻ず健康及び加霢ず健康を取り扱うものず する。たた生殖に関する機胜に぀いおは必芁に応じ関連付けお扱う皋床ずする。責任感を涵 かん 逊す るこずや異性を尊重する態床が必芁であるこず及び性に関する情報等ぞの適切な察凊に぀いおも扱 うよう配慮するものずする。 8  内容の 4 のアの  に぀いおは廃棄物の凊理ず健康に぀いおも觊れるものずする。 9  指導に際しおは自他の健康やそれを支える環境づくりに関心をもおるようにし健康に関する課 題を解決する孊習掻動を取り入れるなどの指導方法の工倫を行うものずする。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒の䞻䜓 的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際䜓育や保健の芋方・考え方を働かせなが ら運動や健康に぀いおの自他や瀟䌚の課題を発芋しその合理的蚈画的な解決のための掻動の充実 を図るこず。たた運動の楜しさや喜びを深く味わったり健康の倧切さを実感したりするこずができ るよう留意するこず。 2  第章第欟のの 3 に瀺す孊校における䜓育・健康に関する指導の趣旚を生かし特別掻動運 動郚の掻動などずの関連を図り日垞生掻における䜓育・健康に関する掻動が適切か぀継続的に実践で きるよう留意するこず。なお䜓力の枬定に぀いおは蚈画的に実斜し運動の指導及び䜓力の向䞊に 掻甚するようにするこず。 3   「䜓育」は各幎次継続しお履修できるようにし各幎次の単䜍数はなるべく均分しお配圓するこず。 なお内容の「䜓぀くり運動」に察する授業時数に぀いおは各幎次で〜10 単䜍時間皋床を内容
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保健䜓育 140 の「䜓育理論」に察する授業時数に぀いおは各幎次で単䜍時間以䞊を配圓するずずもに内容の 「噚械運動」から「ダンス」たでの領域に察する授業時数の配圓に぀いおはその内容の習熟を図 るこずができるよう考慮するこず。 4 「保健」は原則ずしお入孊幎次及びその次の幎次のか幎にわたり履修させるこず。 5矩務教育段階ずの接続を重芖し䞭孊校保健䜓育科ずの関連に留意するこず。 6 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 蚀語胜力を育成する蚀語掻動を重芖し筋道を立おお緎習や䜜戊に぀いお話し合ったり身振りや身䜓 を䜿っお動きの修正を図ったりする掻動や個人及び瀟䌚生掻における健康の保持増進や回埩に぀いお 話し合う掻動などを通しおコミュニケヌション胜力や論理的な思考力の育成を促し䞻䜓的な孊習掻 動の充実を図るこず。 2 各科目の指導に圓たっおはその特質を螏たえ必芁に応じおコンピュヌタや情報通信ネットワヌ クなどを適切に掻甚し孊習の効果を高めるよう配慮するこず。 3 䜓力や技胜の皋床性別や障害の有無等にかかわらず運動の倚様な楜しみ方を瀟䌚で実践するこず ができるよう留意するこず。 4 「䜓育」におけるスポヌツずの倚様な関わり方や「保健」の指導に぀いおは具䜓的な䜓隓を䌎う孊 習の工倫を行うよう留意するこず。 5 「䜓育」ず「保健」で瀺された内容に぀いおは盞互の関連が図られるようそれぞれの内容を適切 に指導した䞊で孊習成果の関連が実感できるよう留意するこず。
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芞 術 141 第節 芞術 第欟 目 暙  芞術の幅広い掻動を通しお各科目における芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の芞術や芞術文化ず 豊かに関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1  芞術に関する各科目の特質に぀いお理解するずずもに意図に基づいお衚珟するための技胜を身に付 けるようにする。 2  創造的な衚珟を工倫したり芞術のよさや矎しさを深く味わったりするこずができるようにする。 3  生涯にわたり芞術を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく 態床を逊い豊かな情操を培う。 第欟 各 科 目 第 音楜Ⅰ   目 暙  音楜の幅広い掻動を通しお音楜的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の音や音楜音楜文化 ず幅広く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1  曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景などずの関わり及び音楜の倚様性に぀いお理解するずずも に創意工倫を生かした音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにする。 2  自己のむメヌゞをもっお音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を評䟡しながらよさや矎しさを自ら 味わっお聎くこずができるようにする。 3  䞻䜓的・協働的に音楜の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに 感性を高め音楜文化に芪しみ音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1歌唱  歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお歌唱衚珟を 創意工倫するこず。 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 曲想ず音楜の構造や歌詞文化的・歎史的背景ずの関わり 蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり 様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の特城 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い方などの技胜 他者ずの調和を意識しお歌う技胜 衚珟圢態の特城を生かしお歌う技胜 2噚楜
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芞 術 142  噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお噚楜衚珟を 創意工倫するこず。 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景ずの関わり 曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり 様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の特城 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜 他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜 衚珟圢態の特城を生かしお挔奏する技胜 3創䜜  創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら自己のむメヌゞをもっお創䜜衚珟を 創意工倫するこず。 ã‚€ 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音階や音型などの特城及び構成䞊の特城に぀い お衚したいむメヌゞず関わらせお理解するこず。 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を぀くる技胜  旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋埋や和音などを付けた音楜を぀くったりする技 胜 音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ倉奏や線曲をする技胜  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさ や矎しさを自ら味わっお聎くこず。 曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠 自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀 音楜衚珟の共通性や固有性 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり 音楜の特城ず文化的・歎史的背景他の芞術ずの関わり 我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特城 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚した こずず感受したこずずの関わりに぀いお考えるこず。 ã‚€ 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わ らせお理解するこず。
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芞 術 143   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは䞭孊校音楜科ずの関連を十分に考慮しそれ ぞれ特定の掻動のみに偏らないようにするずずもに必芁に応じお 〔共通事項〕 を芁ずしお各領域や 分野の関連を図るものずする。 2 内容の「衚珟」の 1  2 及び 3 の指導に぀いおはアむ及びりの各事項を 「鑑賞」の 1 の指導に぀いおはア及びむの各事項を適切に関連させお指導する。 3 生埒の特性等を考慮し内容の「衚珟」の 3 のりに぀いおは    又は  のうち䞀぀以䞊を 遞択しお扱うこずができる。 4 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚 珟」及び「鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導が行われるよう工倫する。 5 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは生埒の特性等を考慮し芖唱ず芖奏及び読譜ず蚘譜の指導 を含めるものずする。 6 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは我が囜の䌝統的な歌唱及び和楜噚を含めお扱うようにする。 その際内容の「鑑賞」の 1 のア及びむの  又は  ずの関連を図るよう配慮するものずする。 7 内容の「衚珟」の 3 の指導に圓たっおは即興的に音を出しながら音の぀ながり方を詊すなど 音を音楜ぞず構成するこずを重芖するずずもに䜜品を蚘録する方法を工倫させるものずする。 8 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等の育成を図るた め音や音楜及び蚀葉によるコミュニケヌションを図り芞術科音楜の特質に応じた蚀語掻動を適切 に䜍眮付けられるよう指導を工倫する。なお内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは曲や挔奏に぀ いお根拠をもっお批評する掻動などを取り入れるようにする。 9 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の教材に぀いおは孊校や地域の実態等を考慮し我が囜や郷土 の䌝統音楜を含む我が囜及び諞倖囜の様々な音楜から幅広く扱うようにする。 たた 「鑑賞」 の教材 に぀いおはアゞア地域の諞民族の音楜を含めお扱うようにする。 10 音楜掻動を通しおそれぞれの教材等に応じ生埒が音や音楜ず生掻や瀟䌚ずの関わりを実感で きるよう指導を工倫する。なお適宜自然音や環境音などに぀いおも取り扱い音環境ぞの関心を 高めるこずができるよう指導を工倫する。 11 自己や他者の著䜜物及びそれらの著䜜者の創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに必芁に 応じお音楜に関する知的財産暩に぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が音楜文 化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮する。 第 音楜Ⅱ   目 暙  音楜の諞掻動を通しお音楜的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の音や音楜音楜文化ず深 く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景などずの関わり及び音楜の倚様性に぀いお理解を深めるず ずもに創意工倫を生かした音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにする。 2 個性豊かに音楜衚珟を創意工倫するこずや音楜を評䟡しながらよさや矎しさを深く味わっお聎く こずができるようにする。 3 䞻䜓的・協働的に音楜の諞掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感 性を高め音楜文化に芪しみ音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。
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芞 術 144   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1歌唱  歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら個性豊かに歌唱衚珟を創意工倫する こず。 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。  曲想ず音楜の構造や歌詞文化的・歎史的背景ずの関わり及びその関わりによっお生み出され る衚珟䞊の効果  蚀葉の特性ず曲皮に応じた発声ずの関わり及びその関わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の固有性や倚様性 り 創意工倫を生かした歌唱衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 曲にふさわしい発声蚀葉の発音身䜓の䜿い方などの技胜 他者ずの調和を意識しお歌う技胜 衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお歌う技胜 2噚楜  噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら個性豊かに噚楜衚珟を創意工倫する こず。 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。  曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景ずの関わり及びその関わりによっお生み出される衚珟 䞊の効果  曲想ず楜噚の音色や奏法ずの関わり及びその関わりによっお生み出される衚珟䞊の効果 様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の固有性や倚様性 り 創意工倫を生かした噚楜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 曲にふさわしい奏法身䜓の䜿い方などの技胜 他者ずの調和を意識しお挔奏する技胜 衚珟圢態の特城や衚珟䞊の効果を生かしお挔奏する技胜 3創䜜  創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を埗たり生かしたりしながら個性豊かに創䜜衚珟を創意工倫する こず。 ã‚€ 音玠材音を連ねたり重ねたりしたずきの響き音階や音型などの特城及び構成䞊の特城に぀い お衚したいむメヌゞず関わらせお理解を深めるこず。 り 創意工倫を生かした創䜜衚珟をするために必芁な次の  から  たでの技胜を身に付けるこず。 反埩倉化察照などの手法を掻甚しお音楜を぀くる技胜  旋埋を぀くったり぀くった旋埋に副次的な旋埋や和音などを付けた音楜を぀くったりする技 胜 音楜を圢づくっおいる芁玠の働きを倉化させ倉奏や線曲をする技胜  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。
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芞 術 145 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさ や矎しさを深く味わっお聎くこず。 曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠 自分や瀟䌚にずっおの音楜の意味や䟡倀 音楜衚珟の共通性や固有性 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。 曲想や衚珟䞊の効果ず音楜の構造ずの関わり 音楜の特城ず文化的・歎史的背景他の芞術ずの関わり 我が囜や郷土の䌝統音楜の皮類ずそれぞれの特城 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚した こずず感受したこずずの関わりに぀いお考えるこず。 ã‚€ 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わ らせお理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは必芁に応じお 〔共通事項〕を芁ずしお盞互の 関連を図るものずする。 2 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1  2 又は 3 のうち䞀぀ 以䞊を遞択しお扱うこずができる。 3 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよ う適切か぀十分な授業時数を配圓するものずする。 4 内容の取扱いに圓たっおは 「音楜Ⅰ」のの 2 から11たでず同様に取り扱うものずする。 第 音楜Ⅲ   目 暙  音楜の諞掻動を通しお音楜的な芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の倚様な音や音楜音楜文 化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 曲想ず音楜の構造や文化的・歎史的背景などずの関わり及び音楜文化の倚様性に぀いお理解するず ずもに創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした音楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるようにす る。 2 音楜に関する知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに音楜衚珟を創意工倫したり音楜を評 䟡しながらよさや矎しさを深く味わっお聎いたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的・協働的に音楜の諞掻動に取り組み生涯にわたり音楜を愛奜する心情を育むずずもに感 性を磚き音楜文化を尊重し音楜によっお生掻や瀟䌚を明るく豊かなものにしおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。
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芞 術 146 1歌唱  歌唱に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 歌唱衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに歌唱衚珟を創意工倫するこず。 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 曲の衚珟内容や様々な衚珟圢態による歌唱衚珟の固有性や倚様性 歌や歌うこずず生掻や瀟䌚ずの関わり り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした歌唱衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。 2噚楜  噚楜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 噚楜衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに噚楜衚珟を創意工倫するこず。 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 曲の衚珟内容や様々な衚珟圢態による噚楜衚珟の固有性や倚様性 曲や挔奏するこずず生掻や瀟䌚ずの関わり り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした噚楜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。 3創䜜  創䜜に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 創䜜衚珟に関わる知識や技胜を総合的に働かせながら個性豊かに創䜜衚珟を創意工倫するこず。 ã‚€ 様々な音玠材や様匏衚珟圢態などの特城に぀いお衚したいむメヌゞず関わらせお理解するこ ず。 り 創意工倫や衚珟䞊の効果を生かした創䜜衚珟をするために必芁な技胜を身に付けるこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を総合的に働かせながら次の  から  たでに぀いお考え音楜のよさや矎 しさを深く味わっお聎くこず。 曲や挔奏に察する評䟡ずその根拠 文化や芞術ずしおの音楜の意味や䟡倀 音楜衚珟の共通性や固有性 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 音楜の矎しさず音楜の構造ずの関わり 芞術ずしおの音楜ず文化的・歎史的背景他の芞術や文化ずの関わり 珟代の我が囜及び諞倖囜の音楜の特城 音楜ず人間の感情ずの関わり及び瀟䌚における音楜に関わる人々の圹割 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音楜を圢づくっおいる芁玠や芁玠同士の関連を知芚しそれらの働きを感受しながら知芚した こずず感受したこずずの関わりに぀いお考えるこず。 ã‚€ 音楜を圢づくっおいる芁玠及び音楜に関する甚語や蚘号などに぀いお音楜における働きず関わ らせお理解するこず。
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芞 術 147   内容の取扱い 1 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1  2 又は 3 のうち䞀぀ 以䞊を遞択しお扱うこずができる。たた内容の「鑑賞」の 1 のアに぀いおは  を扱うずずも に  又は  のうち䞀぀以䞊をむに぀いおは      又は  のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱 うこずができる。 2 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の教材に぀いおは孊校や地域の実態等を考慮し我が囜や郷土 の䌝統音楜を含めお扱うようにする。 3 内容の取扱いに圓たっおは 「音楜Ⅰ」のの 2  4  5  7  8  10及び11  「音楜 Ⅱ」のの 1 及び 3 ず同様に取り扱うものずする。 第 矎術Ⅰ   目 暙  矎術の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭 の矎術や矎術文化ず幅広く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を創意工 倫し創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し創造 的に発想し構想を緎ったり䟡倀意識をもっお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深めたりする こずができるようにする。 3 䞻䜓的に矎術の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感 性を高め矎術文化に芪しみ心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1絵画・圫刻  絵画・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想  自然や自己生掻などを芋぀め感じ取ったこずや考えたこず倢や想像などから䞻題を生成す るこず。  衚珟圢匏の特性を生かし圢䜓や色圩構成などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこ ず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。 衚珟方法を創意工倫し䞻題を远求しお創造的に衚すこず。 2デザむン  デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想 目的や条件矎しさなどを考え䞻題を生成するこず。  デザむンの機胜や効果衚珟圢匏の特性などに぀いお考え創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 意図に応じお材料や甚具の特性を生かすこず。
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芞 術 148 衚珟方法を創意工倫し目的や蚈画を基に創造的に衚すこず。 3映像メディア衚珟  映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想  感じ取ったこずや考えたこず目的や機胜などを基に映像メディアの特性を生かしお䞻題を 生成するこず。  色光や芖点動きなどの映像衚珟の芖芚的な芁玠の働きに぀いお考え創造的な衚珟の構想を 緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 意図に応じお映像メディア機噚等の甚具の特性を生かすこず。 衚珟方法を創意工倫し衚珟の意図を効果的に衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  造圢的なよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫などに぀いお考え 芋方や感じ方を深めるこず。  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な 衚珟の工倫などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  映像メディア衚珟の特質や衚珟効果などを感じ取り䜜者の心情や意図ず創造的な衚珟の工倫 などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず矎術の関わり生掻や瀟䌚を心 豊かにする矎術の働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから矎意識や創造性などを感じ取り日本の矎術の 歎史や衚珟の特質それぞれの囜の矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは䞭孊校矎術科ずの関連を十分に考慮し 「衚 珟」及び「鑑賞」盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜 力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 2 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の 「衚珟」 の 1 に぀いおは絵画ず圫刻のいずれか を遞択したり䞀䜓的に扱ったりするこずができる。たた 2 及び 3 に぀いおはいずれかを遞択しお 扱うこずができる。その際感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした衚珟ず目的や機胜などを 考えた衚珟の孊習が調和的に行えるようにする。 3 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよ う適切か぀十分な授業時数を配圓するものずする。
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芞 術 149 4 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚 珟」及び「鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導を行い各事項の実感的な理解を通しお生埒が造 圢を豊かに捉える倚様な芖点がもおるように配慮するものずする。 5 内容の「衚珟」の指導に圓たっおはスケッチやデッサンなどにより芳察力思考力描写力な どが十分に高たるよう配慮するものずする。 6 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは䞻題の生成から衚珟の確認及び完成に至る党過皋を通しお 自分のよさを発芋し喜びを味わい自己実珟を果たしおいく態床の圢成を図るよう配慮するものずす る。 7 内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは日本の矎術も重芖しお扱うずずもにアゞアの矎術などに ぀いおも扱うようにする。 8 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは芞術科矎術の特質に応じお発想や構想に 関する資質・胜力や鑑賞に関する資質・胜力を育成する芳点から 〔共通事項〕に瀺す事項を芖点に アむデアスケッチなどで構想を緎ったり蚀葉などで考えを敎理したりするこずや䜜品に぀いお批 評し合う掻動などを取り入れるようにする。 9 創造するこずの䟡倀を捉え自己や他者の䜜品などに衚れおいる創造性を尊重する態床の圢成を図 るずずもに必芁に応じお矎術に関する知的財産暩や肖像暩などに぀いお觊れるようにする。たた こうした態床の圢成が矎術文化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮 するものずする。 10 事故防止のため特に刃物類塗料噚具などの䜿い方の指導ず保管掻動堎所における安党 指導などを培底するものずする。 第 矎術Ⅱ   目 暙  矎術の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を深め生掻や瀟䌚の䞭 の矎術や矎術文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を創意工 倫し個性豊かで創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創造的な工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題を生成し 個性豊かに発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を高めお矎術や矎術文化に察する芋方や感じ方を深 めたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に矎術の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感 性ず矎意識を高め矎術文化に芪しみ心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1絵画・圫刻  絵画・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想  自然や自己瀟䌚などを深く芋぀め感じ取ったこずや考えたこずなどから䞻題を生成するこず。  䞻題に応じお衚珟圢匏に぀いお考え個性豊かで創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜
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芞 術 150 䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造的に衚すこず。 2デザむン  デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想  目的や条件などを基に人ず瀟䌚を぀なぐデザむンの働きに぀いお考え䞻題を生成するこず。  瀟䌚におけるデザむンの機胜や効果衚珟圢匏の特性などに぀いお考え個性豊かで創造的な 衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造的に衚すこず。 3映像メディア衚珟  映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想  自然や自己人ず瀟䌚ずの぀ながりなどを深く芋぀め映像メディアの特性を生かしお䞻題を 生成するこず。  映像衚珟の芖芚的な芁玠などの効果的な生かし方に぀いお考え個性豊かで創造的な衚珟の構 想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 䞻題に合った衚珟方法を創意工倫し個性豊かで創造的に衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  造圢的なよさや矎しさを感じ取り発想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに぀いお倚様な芖点 から考え芋方や感じ方を深めるこず。  目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り発想や構想の独自性ず衚珟の 工倫などに぀いお倚様な芖点から考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り心豊かな生き方の創造に関わる矎術の 働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから衚珟の独自性などを感じ取り時代民族颚 土宗教などによる衚珟の盞違点や共通点などから矎術文化に぀いお考え芋方や感じ方を深め るこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図り特に発想や構想に関する 資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 2 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1  2 又は 3 のうち䞀぀
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芞 術 151 以䞊を遞択しお扱うこずができる。たた内容の「衚珟」の 1 に぀いおは絵画ず圫刻のいずれか を遞択したり䞀䜓的に扱ったりするこずができる。 3 内容の取扱いに圓たっおは 「矎術Ⅰ」のの 3 から10たでず同様に取り扱うものずする。 第 矎術Ⅲ   目 暙  矎術の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を豊かにし生掻や瀟䌚 の䞭の倚様な矎術や矎術文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお衚珟方法を远求し 個性を生かしお創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ独創的な衚珟の意図ず創造的な工倫矎術の働きなどに぀いお考え䞻題 を生成し個性を生かしお発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を働かせお矎術や矎術文化に察する芋 方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に矎術の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり矎術を愛奜する心情を育むずずもに感 性ず矎意識を磚き矎術文化を尊重し心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1絵画・圫刻  絵画・圫刻に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 感じ取ったこずや考えたこずなどを基にした発想や構想  自然や自己瀟䌚などを深く芋぀め感じ取ったこずや考えたこずなどから独創的な䞻題を生成 し䞻題に応じた衚珟の可胜性に぀いお考え個性を生かしお創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 2デザむン  デザむンに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や機胜などを考えた発想や構想  目的や条件などを基にデザむンの瀟䌚的な圹割に぀いお考察しお独創的な䞻題を生成し䞻 題に応じた衚珟効果を考え個性を生かしお創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 3映像メディア衚珟  映像メディア衚珟に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 映像メディアの特性を螏たえた発想や構想  映像メディアの特性を生かしお独創的な䞻題を生成し䞻題に応じた衚珟の可胜性や効果に぀ いお考え個性を生かしお創造的な衚珟の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 䞻題に合った衚珟方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。
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芞 術 152 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 矎術䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  造圢的なよさや矎しさ目的や機胜ずの調和の取れた掗緎された矎しさなどを感じ取り䜜者 の䞻匵䜜品ず時代や瀟䌚ずの関わりなどに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の矎術の働きや矎術文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  日本及び諞倖囜の矎術䜜品や文化遺産などから䌝統や文化の䟡倀を感じ取り囜際理解に果た す矎術の圹割や矎術文化の継承発展創造するこずの意矩に぀いお考え芋方や感じ方を深め るこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1  2 又は 3 のうち䞀぀ 以䞊を 「鑑賞」の 1 に぀いおはア又はむのうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。たた内 容の 「衚珟」 の 1 に぀いおは絵画ず圫刻のいずれかを遞択したり䞀䜓的に扱ったりするこずがで きる。 2 内容の取扱いに圓たっおは 「矎術Ⅰ」のの 3 から10たで 「矎術Ⅱ」のの 1 ず同様に取 り扱うものずする。 第 工芞Ⅰ   目 暙  工芞の幅広い創造掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を重ね生掻や瀟䌚の䞭 の工芞や工芞の䌝統ず文化ず幅広く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を創意工 倫し創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創意工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いなどか ら心豊かに発想し構想を緎ったり䟡倀意識をもっお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋方や感じ方 を深めたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に工芞の幅広い創造掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感 性を高め工芞の䌝統ず文化に芪しみ生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1身近な生掻ず工芞  身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想 自然や玠材自己の思いなどから心豊かな発想をするこず。  甚途ず矎しさずの調和を考え日本の䌝統的な衚珟のよさなどを生かした制䜜の構想を緎るこ
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芞 術 153 ず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。 手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。 2瀟䌚ず工芞  瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想 䜿う人の願いや心情生掻環境などから心豊かな発想をするこず。  䜿甚する人や堎などに求められる機胜ず矎しさずの調和を考え制䜜の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜 制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料や甚具を生かすこず。 手順や技法などを吟味し創造的に衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工 倫や玠材の生かし方技法などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り䜜者の心情や意図ず制䜜過皋における工倫や 玠材の生かし方技法などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  環境の䞭に芋られる造圢的なよさや矎しさを感じ取り自然ず工芞ずの関わり生掻や瀟䌚を 心豊かにする工芞の働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  工芞䜜品や文化遺産などから日本の工芞の特質や矎意識を感じ取り工芞の䌝統ず文化に぀い お考え芋方や感じ方を深めるこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは䞭孊校矎術科ずの関連を十分に考慮し 「衚 珟」及び「鑑賞」盞互の関連を図り特に発想や構想に関する資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜 力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 2 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよ う適切か぀十分な授業時数を配圓するものずする。 3 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚 珟」及び「鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導を行い各事項の実感的な理解を通しお生埒が造 圢を豊かに捉える倚様な芖点がもおるように配慮するものずする。 4 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは地域の材料及び䌝統的な工芞の衚珟などを取り入れるこず にも配慮するものずする。
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芞 術 154 5 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは発想から制䜜の確認及び完成に至る党過皋を通しお自分 のよさを発芋し喜びを味わい自己実珟を果たしおいく態床の圢成を図るよう配慮するものずする。 6 内容の「鑑賞」の指導に圓たっおは日本の工芞も重芖しお扱うずずもにアゞアをはじめずす る諞倖囜の工芞などに぀いおも扱うようにする。 7 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは芞術科工芞の特質に応じお発想や構想に 関する資質・胜力や鑑賞に関する資質・胜力を育成する芳点から 〔共通事項〕に瀺す事項を芖点に アむデアスケッチなどで構想を緎ったり蚀葉などで考えを敎理したりするこずや䜜品に぀いお批 評し合う掻動などを取り入れるようにする。 8 創造するこずの䟡倀を捉え自己や他者の䜜品などに衚れおいる創造性を尊重する態床の圢成を図 るずずもに必芁に応じお工芞に関する知的財産暩などに぀いお觊れるようにする。たたこうし た態床の圢成が工芞の䌝統ず文化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配 慮するものずする。 9 事故防止のため特に刃物類塗料噚具などの䜿い方の指導ず保管掻動堎所における安党指 導などを培底するものずする。 第 工芞Ⅱ   目 暙  工芞の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を深め生掻や瀟䌚の䞭 の工芞や工芞の䌝統ず文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を創意工 倫し個性豊かで創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ衚珟の意図ず創造的な工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いな どから個性豊かに発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を高めお工芞や工芞の䌝統ず文化に察する芋 方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に工芞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感 性ず矎意識を高め工芞の䌝統ず文化に芪しみ生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊 う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1身近な生掻ず工芞  身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想  生掻の䞭の工芞を捉え自己の思いや䜓隓倢などから個性豊かで創造的な発想をするこず。  甚途ず矎しさずの調和を考え玠材の特質や衚珟の倚様性などを生かした制䜜の構想を緎るこ ず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順技法などを生かし個性豊かで創造的に 衚すこず。 2瀟䌚ず工芞  瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。
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芞 術 155 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想  瀟䌚や生掻環境などの倚様な芖点や䜿う人の願いなどから個性豊かで創造的な発想をするこず。  瀟䌚における有甚性機胜ず矎しさずの調和を考え玠材の特質や衚珟の倚様性などを生かし た制䜜の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜方法を螏たえ意図に応じお材料甚具手順技法などを生かし個性豊かで創造的に 衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  身近な生掻の芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り発想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに ぀いお倚様な芖点から考え芋方や感じ方を深めるこず。  瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り発想や構想の独自性ず衚珟の工倫などに぀い お倚様な芖点から考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  工芞のも぀機胜性ず矎しさなどを感じ取り生掻環境の改善や心豊かな生き方に関わる工芞の 働きに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。  工芞䜜品や文化遺産などから衚珟の独自性などを感じ取り時代民族颚土などによる衚珟 の盞違点や共通点などから工芞の䌝統ず文化に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図り特に発想や構想に関する 資質・胜力ず鑑賞に関する資質・胜力ずを総合的に働かせお孊習が深められるようにする。 2 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1 又は 2 のうち䞀぀以䞊 を遞択しお扱うこずができる。 3 内容の取扱いに圓たっおは 「工芞Ⅰ」のの 2 から 9 たでず同様に取り扱うものずする。 第 工芞Ⅲ   目 暙  工芞の創造的な諞掻動を通しお造圢的な芋方・考え方を働かせ矎的䜓隓を豊かにし生掻や瀟䌚 の䞭の倚様な工芞や工芞の䌝統ず文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 察象や事象を捉える造圢的な芖点に぀いお理解を深めるずずもに意図に応じお制䜜方法を远求し 個性を生かしお創造的に衚すこずができるようにする。 2 造圢的なよさや矎しさ独創的な衚珟の意図ず工倫工芞の働きなどに぀いお考え思いや願いな どから個性を生かしお発想し構想を緎ったり自己の䟡倀芳を働かせお工芞や工芞の䌝統ず文化に察
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芞 術 156 する芋方や感じ方を深めたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に工芞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり工芞を愛奜する心情を育むずずもに感 性ず矎意識を磚き工芞の䌝統ず文化を尊重し生掻や瀟䌚を心豊かにするために工倫する態床を逊 う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1身近な生掻ず工芞  身近な生掻ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 身近な生掻の芖点に立った発想や構想  生掻の䞭の工芞を倚様な芖点に立っお考え自己の思いなどから個性を生かしお独創的に発想 し矎的で心豊かな制䜜の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜過皋党䜓を芋通しお制䜜方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。 2瀟䌚ず工芞  瀟䌚ず工芞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 瀟䌚的な芖点に立った発想や構想  瀟䌚における有甚性生掻環境の特性などに぀いお倚様な芖点に立っお考え䜿う人の願いな どから個性を生かしお独創的に発想し矎的で心豊かな制䜜の構想を緎るこず。 ã‚€ 発想や構想をしたこずを基に創造的に衚す技胜  制䜜過皋党䜓を芋通しお制䜜方法を远求し個性を生かしお創造的に衚すこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 工芞䜜品などの芋方や感じ方を深める鑑賞  身近な生掻や瀟䌚的な芖点に立っおよさや矎しさを感じ取り生掻文化ず工芞ずの関わり䜜 品が生たれた背景などに぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 ã‚€ 生掻や瀟䌚の䞭の工芞の働きや工芞の䌝統ず文化に぀いおの芋方や感じ方を深める鑑賞  工芞䜜品や文化遺産などから䌝統ず文化の䟡倀を感じ取り囜際理解に果たす工芞の圹割や工 芞の䌝統ず文化の継承発展創造するこずの意矩に぀いお考え芋方や感じ方を深めるこず。 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 造圢の芁玠の働きを理解するこず。 ã‚€ 造圢的な特城などを基に党䜓のむメヌゞや䜜颚様匏などで捉えるこずを理解するこず。   内容の取扱い 1 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1 又は 2 のうち䞀぀以䞊 を 「鑑賞」の 1 に぀いおはア又はむのうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 2 内容の取扱いに圓たっおは 「工芞Ⅰ」 のの 2 から 9 たで 「工芞Ⅱ」 のの 1 ず同様に取り扱 うものずする。
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芞 術 157 第10 曞道Ⅰ   目 暙  曞道の幅広い掻動を通しお曞に関する芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の文字や曞曞の䌝 統ず文化ず幅広く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお幅広く理解するずずもに曞写胜力の向䞊を図り曞 の䌝統に基づき効果的に衚珟するための基瀎的な技胜を身に付けるようにする。 2 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお構想し衚珟を工倫したり䜜品や曞の䌝統ず文化の意 味や䟡倀を考え曞の矎を味わい捉えたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に曞の幅広い掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を高め 曞の䌝統ず文化に芪しみ曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1挢字仮名亀じりの曞  挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお構想し工倫するこず。 挢字ず仮名の調和した字圢文字の倧きさ党䜓の構成 目的や甚途に即した衚珟圢匏意図に基づいた衚珟 名筆を生かした衚珟や珟代に生きる衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 甚具・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり 名筆や珟代の曞の衚珟ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 目的や甚途に即した効果的な衚珟 挢字ず仮名の調和した線質による衚珟 2挢字の曞  挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 叀兞の曞䜓や曞颚に即した甚筆・運筆字圢党䜓の構成 意図に基づいた衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 甚具・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり 曞䜓や曞颚ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 叀兞に基づく基本的な甚筆・運筆 叀兞の線質字圢や構成を生かした衚珟 3仮名の曞  仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 叀兞の曞颚に即した甚筆・運筆字圢党䜓の構成
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芞 術 158 意図に基づいた衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 甚具・甚材の特城ず衚珟効果ずの関わり 線質や曞颚ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 叀兞に基づく基本的な甚筆・運筆 連綿ず単䜓線質や字圢を生かした衚珟  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお考え曞のよさや矎し さを味わっお捉えるこず。 䜜品の䟡倀ずその根拠 生掻や瀟䌚における曞の効甚 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解するこず。 線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ずの関わり 日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化 挢字の曞䜓の倉遷仮名の成立等 曞の䌝統的な鑑賞の方法や圢態 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 甚筆・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いおそれら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおはそれぞれ特定の掻動のみに偏らないようにす るずずもに 「衚珟」及び「鑑賞」盞互の関連を図るものずする。 2 内容の「衚珟」の 1  2 及び 3 の指導に぀いおはそれぞれアむ及びりの各事項を 「鑑 賞」の 1 の指導に぀いおはア及びむの各事項を適切に関連させお指導する。 3 内容の「衚珟」の 1 に぀いおは挢字は楷曞及び行曞仮名は平仮名及び片仮名 2 に぀いおは 楷曞及び行曞 3 に぀いおは平仮名片仮名及び倉䜓仮名を扱うものずしたた 2 に぀いおは 生埒の特性等を考慮し草曞隷曞及び篆 おん 曞を加えるこずもできる。 4 内容の「衚珟」の 2 及び 3 に぀いおは臚曞及び創䜜を通しお指導するものずする。 5 内容の〔共通事項〕は衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力であり 「衚 珟」及び「鑑賞」の指導ず䜵せお十分な指導が行われるよう工倫する。 6 内容の「衚珟」の指導に圓たっおは篆 おん 刻刻字等を扱うよう配慮するものずする。 7 内容の 「衚珟」 の指導に圓たっおは䞭孊校囜語科の曞写ずの関連を十分に考慮するずずもに高 等孊校囜語科ずの関連を図り孊習の成果を生掻に生かす芖点から目的や甚途に応じお硬筆も取 り䞊げるよう配慮するものずする。 8 内容の「鑑賞」の 1 のむの  の指導に圓たっおは挢字仮名亀じり文の成立に぀いお取り䞊げ るようにする。
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芞 術 159 9 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等の育成を図るた め芞術科曞道の特質に応じた蚀語掻動を適切に䜍眮付けられるよう指導を工倫する。なお内容の 「鑑賞」の指導に圓たっおは䜜品に぀いお根拠をもっお批評する掻動などを取り入れるようにす る。 10 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは曞道の諞掻動を通しお生埒が文字や曞 ず生掻や瀟䌚ずの関わりを実感できるよう指導を工倫する。 11 自己や他者の著䜜物及びそれらの著䜜者の創造性を尊重する態床の圢成を図るずずもに必芁に 応じお曞に関する知的財産暩に぀いお觊れるようにする。たたこうした態床の圢成が曞の䌝統 ず文化の継承発展創造を支えおいるこずぞの理解に぀ながるよう配慮する。 第11 曞道Ⅱ   目 暙  曞道の創造的な諞掻動を通しお曞に関する芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の文字や曞曞 の䌝統ず文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお理解を深めるずずもに曞の䌝統に基づき効果的に 衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 2 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお創造的に構想し個性豊かに衚珟を工倫したり䜜品や 曞の䌝統ず文化の意味や䟡倀を考え曞の矎を味わい深く捉えたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に曞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を 高め曞の䌝統ず文化に芪しみ曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1挢字仮名亀じりの曞  挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  から  たでに぀いお構想し工倫するこず。 目的や甚途衚珟圢匏に応じた党䜓の構成 感興や意図に応じた個性的な衚珟 珟代に生きる創造的な衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 挢字仮名亀じりの曞を構成する様々な芁玠 名筆や珟代の様々な曞の衚珟ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 目的や甚途意図に応じた効果的な衚珟 挢字ず仮名の調和等による党䜓の構成 2挢字の曞  挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 衚珟圢匏に応じた党䜓の構成 感興や意図に応じた個性的な衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。
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芞 術 160 挢字の曞を構成する様々な芁玠 叀兞の特城ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 叀兞に基づく効果的な衚珟 倉化や調和等による党䜓の構成 3仮名の曞  仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 知識や技胜を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお構想し工倫するこず。 衚珟圢匏に応じた党䜓の構成 感興や意図に応じた個性的な衚珟 ã‚€ 次の  及び  に぀いお理解するこず。 仮名の曞を構成する様々な芁玠 叀兞の特城ず甚筆・運筆ずの関わり り 次の  及び  の技胜を身に付けるこず。 叀兞に基づく効果的な衚珟 墚継ぎや散らし曞き等による党䜓の構成  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお考え曞のよさや矎し さを味わっお深く捉えるこず。 䜜品の䟡倀ずその根拠 生掻や瀟䌚における曞の矎の効甚ず珟代的意矩 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。 線質字圢構成等の芁玠ず衚珟効果や颚趣ずの関わり 日本及び䞭囜等の文字ず曞の䌝統ず文化 挢字の曞仮名の曞挢字仮名亀じりの曞の特質ずその歎史 曞の矎ず時代颚土筆者などずの関わり 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1 「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 甚筆・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いおそれら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。   内容の取扱い 1 内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に぀いおは盞互の関連を図るものずする。 2 生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1 を扱うずずもに 2 又 は 3 のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 3 内容の 「衚珟」 の 1 に぀いおは挢字は楷曞行曞草曞及び隷曞仮名は平仮名及び片仮名 2 に぀いおは楷曞行曞草曞隷曞及び篆 おん 曞 3 に぀いおは平仮名片仮名及び倉䜓仮名を扱うもの ずする。 4 内容の「衚珟」の指導に぀いおは篆 おん 刻を扱うものずし生埒の特性等を考慮し刻字等を加え
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芞 術 161 るこずもできる。 5 内容の「鑑賞」の指導に぀いおは各事項においお育成を目指す資質・胜力の定着が図られるよ う適切か぀十分な授業時数を配圓するものずする。 6 内容の取扱いに圓たっおは 「曞道Ⅰ」のの 2  4  5 及び 9 から11たでず同様に取り扱 うものずする。 第12 曞道Ⅲ   目 暙  曞道の創造的な諞掻動を通しお曞に関する芋方・考え方を働かせ生掻や瀟䌚の䞭の倚様な文字や 曞曞の䌝統ず文化ず深く関わる資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 曞の衚珟の方法や圢匏倚様性などに぀いお理解を深めるずずもに曞の䌝統に基づき創造的に 衚珟するための技胜を身に付けるようにする。 2 曞のよさや矎しさを感受し意図に基づいお創造的に深く構想し個性豊かに衚珟を工倫したり䜜 品や曞の䌝統ず文化の意味や䟡倀を考え曞の矎を味わい深く捉えたりするこずができるようにする。 3 䞻䜓的に曞の創造的な諞掻動に取り組み生涯にわたり曞を愛奜する心情を育むずずもに感性を 磚き曞の䌝統ず文化を尊重し曞を通しお心豊かな生掻や瀟䌚を創造しおいく態床を逊う。   内 容  衚 珟  衚珟に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1挢字仮名亀じりの曞  挢字仮名亀じりの曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 ã‚€ 珟代の瀟䌚生掻に生きる様々な曞の衚珟ずその芁玠に぀いお理解を深めるこず。 り 曞の䌝統を螏たえ目的や甚途意図に応じお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。 2挢字の曞  挢字の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 ã‚€ 挢字の曞を構成する様々な芁玠に぀いお理解を深めるこず。 り 曞の䌝統を螏たえ曞䜓の特色を生かしお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。 3仮名の曞  仮名の曞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 䞻䜓的な構想に基づく個性的創造的な衚珟を远求するこず。 ã‚€ 仮名の曞を構成する様々な芁玠に぀いお理解を深めるこず。 り 曞の䌝統を螏たえ仮名の曞の特色を生かしお創造的に衚珟する技胜を身に付けるこず。  鑑 賞  鑑賞に関する資質・胜力を次のずおり育成する。 1鑑賞  鑑賞に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 鑑賞に関わる知識を埗たり生かしたりしながら次の  及び  に぀いお考え曞のよさや矎し さを味わっお深く捉えるこず。 曞の普遍的䟡倀
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芞 術 162 曞論を螏たえた曞の芞術性 ã‚€ 次の  から  たでに぀いお理解を深めるこず。 線質字圢構成等の芁玠ず曞の矎の倚様性 日本及び䞭囜等の曞の䌝統ずその背景ずなる諞文化等ずの関わり 曞の歎史ず曞論 〔共通事項〕  衚珟及び鑑賞の孊習においお共通に必芁ずなる資質・胜力を次のずおり育成する。 1   「衚珟」及び「鑑賞」の指導を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 甚筆・運筆から生み出される曞の衚珟性ずその衚珟効果ずの関わりに぀いお理解するこず。 ã‚€ 曞を構成する芁玠に぀いおそれら盞互の関連がもたらす働きず関わらせお理解するこず。   内容の取扱い 1  生埒の特性孊校や地域の実態を考慮し内容の「衚珟」に぀いおは 1  2 又は 3 のうち䞀぀ 以䞊を 「鑑賞」 の 1 のむに぀いおは    又は  のうち䞀぀以䞊を遞択しお扱うこずができる。 2  内容の「衚珟」の 2 及び 3 に぀いおは目的に応じお臚曞又は創䜜のいずれかを通しお指導す るこずができる。 3  内容の取扱いに圓たっおは 「曞道Ⅰ」のの 5 及び 9 から11たで 「曞道Ⅱ」のの 1 及び 5 ず同様に取り扱うものずする。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  題材など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒の䞻䜓 的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際各科目における芋方・考え方を働かせ 各科目の特質に応じた孊習の充実を図るこず。 2  Ⅱを付した科目はそれぞれに察応するⅠを付した科目を履修した埌にⅢを付した科目はそれぞれに 察応するⅡを付した科目を履修した埌に履修させるこずを原則ずするこず。 3  障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1  内容の「衚珟」及び「鑑賞」の指導に圓たっおは孊校の実態に応じお孊校図曞通を掻甚するこ ず。たたコンピュヌタや情報通信ネットワヌクを積極的に掻甚しお衚珟及び鑑賞の孊習の充実を図 り生埒が䞻䜓的に孊習に取り組むこずができるように工倫するこず。 2  各科目の特質を螏たえ孊校や地域の実態に応じお文化斜蚭瀟䌚教育斜蚭地域の文化財等の掻 甚を図ったり地域の人材の協力を求めたりするこず。
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倖囜語 163 第節  倖囜語 第欟 目 暙  倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方を働かせ倖囜語による聞くこず読むこず話 すこず曞くこずの蚀語掻動及びこれらを結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお情報や考えなどを的確に 理解したり適切に衚珟したり䌝え合ったりするコミュニケヌションを図る資質・胜力を次のずおり育成する こずを目指す。 1  倖囜語の音声や語圙衚珟文法蚀語の働きなどの理解を深めるずずもにこれらの知識を聞く こず読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌションにおいお目的や堎面状況な どに応じお適切に掻甚できる技胜を身に付けるようにする。 2  コミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお 倖囜語で情報や考えなどの抂芁や芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に理解したりこれら を掻甚しお適切に衚珟したり䌝え合ったりするこずができる力を逊う。 3  倖囜語の背景にある文化に察する理解を深め聞き手読み手話し手曞き手に配慮しながら䞻 䜓的自埋的に倖囜語を甚いおコミュニケヌションを図ろうずする態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 英語コミュニケヌションⅠ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す聞くこず読むこず話すこずやり取り 話すこず発 衚 曞くこずの五぀の領域以䞋この節においお「五぀の領域」ずいう。 別に蚭定する目暙の実珟を 目指した指導を通しお第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋 を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り話し手の意図を把握するこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点を目的に応じお捉えるこずができるようにす る。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 必芁な情報を読み取り曞き手の意図を把握するこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 必芁な情報を読み取り抂芁や芁点を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを話しお䌝え合うやり取りを続けるこずがで きるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば
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倖囜語 164 聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性 に泚意しお話しお䌝え合うこずができるようにする。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお話しお䌝えるこずができ るようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性 に泚意しお話しお䌝えるこずができるようにする。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお文章を曞いお䌝えるこず ができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 聞いたり読んだりしたこずを基に基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性 に泚意しお文章を曞いお䌝えるこずができるようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項  実際に英語を甚いた蚀語掻動を通しお小孊校孊習指導芁領平成二十九幎文郚科孊省告瀺第六十 䞉号第章第10 節の第のの 1 䞭孊校孊習指導芁領平成二十九幎文郚科孊省告瀺第六十四 号 第章第節の第のの 1 及び次に瀺す蚀語材料のうち五぀の領域別の目暙を達成するのに ふさわしいものに぀いお理解するずずもに蚀語材料ず蚀語掻動ずを効果的に関連付け実際のコミ ュニケヌションにおいお掻甚できる技胜を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音声 語や句文における匷勢 文におけるむントネヌション 文における区切り ã‚€ 句読法 コンマ コロンセミコロン ダッシュ り 語連語及び慣甚衚珟 小孊校及び䞭孊校で孊習した語に400〜600 語皋床の新語を加えた語 連語 慣甚衚珟 ゚ 文構造及び文法事項  小孊校孊習指導芁領第章第10 節の第のの 1 の゚䞭孊校孊習指導芁領第章第節の第 のの 1 の゚及び次に瀺す事項に぀いおは意味のある文脈でのコミュニケヌションの䞭で繰 り返し觊れるこずを通しお掻甚するこず。 その際  に掲げる党おの事項を適切に取り扱うこず。 文構造のうち掻甚頻床の高いもの 文法事項
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倖囜語 165  䞍定詞の甚法  関係代名詞の甚法  関係副詞の甚法  接続詞の甚法  助動詞の甚法  前眮詞の甚法  動詞の時制及び盞など  仮定法 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項  具䜓的な課題等を蚭定しコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお情報を敎理 しながら考えなどを圢成しこれらを論理的に適切な英語で衚珟するこずを通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお英語を聞いたり読んだりしお情報や考えなどの抂芁や 芁点詳现話し手や曞き手の意図などを的確に捉えたり自分自身の考えをたずめたりするこず。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお英語を聞いたり読んだりしお埗られた情報や考えなどを 掻甚しながら話したり曞いたりしお情報や自分自身の考えなどを適切に衚珟するこず。 り 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䌝える内容を敎理し英語で話したり曞いたりしお芁 点や意図などを明確にしながら情報や自分自身の考えなどを䌝え合うこず。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の領域別の蚀語 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 䞭孊校孊習指導芁領第章第節の第のの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうち䞭孊校におけ る孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 ã‚€ 聞くこず  日垞的な話題に぀いお話される速さが調敎されたり基本的な語句や文での蚀い換えを十 分に聞いたりしながら察話や攟送などから必芁な情報を聞き取り話し手の意図を把握する 掻動。たた聞き取った内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお話される速さが調敎されたり基本的な語句や文での蚀い換えを十 分に聞いたりしながら察話や説明などから必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点を把握する掻 動。たた聞き取った内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 り 読むこず  日垞的な話題に぀いお基本的な語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の背景に関す る説明などを十分に聞いたり読んだりしながら電子メヌルやパンフレットなどから必芁な情 報を読み取り曞き手の意図を把握する掻動。たた読み取った内容を話したり曞いたりしお 䌝え合う掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお基本的な語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の背景に関す る説明などを十分に聞いたり読んだりしながら説明文や論蚌文などから必芁な情報を読み取 り抂芁や芁点を把握する掻動。たた読み取った内容を話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。 ゚ 話すこずやり取り  身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文やり取りの具䜓
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倖囜語 166 的な進め方が十分に瀺される状況で情報や考え気持ちなどを即興で話しお䌝え合う掻動。 たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方が十分に瀺される状 況で察話や説明などを聞いたり読んだりしお賛成や反察の立堎から情報や考え気持ち などを理由や根拠ずずもに話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自 身の考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 オ 話すこず発衚  身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文発話䟋が十分に 瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で情報や考え気持ちなどを 理由や根拠ずずもに話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をしたり意 芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文発話䟋が十分に瀺されたり準備のための倚く の時間が確保されたりする状況で察話や説明などを聞いたり読んだりしお情報や考え気 持ちなどを理由や根拠ずずもに話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答を したり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 カ 曞くこず  身近な出来事や家庭生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文文章䟋が十分に 瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で情報や考え気持ちなどを 理由や根拠ずずもに段萜を曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をした り意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文文章䟋が十分に瀺されたり準備のための倚く の時間が確保されたりする状況で察話や説明などを聞いたり読んだりしお情報や考え気 持ちなどを理由や根拠ずずもに段萜を曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑 応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  蚀語掻動を行うに圓たり䟋えば次に瀺すような蚀語の䜿甚堎面や蚀語の働きの䞭から五぀ の領域別の目暙を達成するためにふさわしいものを取り䞊げ有機的に組み合わせお掻甚するよう にする。 ア 蚀語の䜿甚堎面の䟋 生埒の暮らしに関わる堎面 ・ 家庭での生掻     ・ 孊校での孊習や掻動 ・ 地域での掻動     ・ 職堎での掻動 など 倚様な手段を通しお情報などを埗る堎面 ・ 本新聞雑誌などを読むこず ・ テレビや映画動画ラゞオなどを芳 み たり聞いたりするこず ・ 情報通信ネットワヌクを掻甚するこず など 特有の衚珟がよく䜿われる堎面 ・ 買物         ・ 食事 ・ 旅行         ・ 電話での応察 ・ 手玙や電子メヌルのやり取り など ã‚€ 蚀語の働きの䟋 コミュニケヌションを円滑にする
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倖囜語 167 ・ 盞づちを打぀     ・ 聞き盎す ・ 繰り返す       ・ 蚀い換える ・ 話題を発展させる   ・ 話題を倉える など 気持ちを䌝える ・ 共感する       ・ 耒める ・ 謝る         ・ 感謝する ・ 望む         ・ 驚く ・ 心配する など 事実・情報を䌝える ・ 説明する       ・ 報告する ・ 描写する       ・ 理由を述べる ・ 芁玄する       ・ 蚂正する など 考えや意図を䌝える ・ 提案する       ・ 申し出る ・ 賛成する       ・ 反察する ・ 承諟する       ・ 断る ・ 䞻匵する       ・ 掚論する ・ 仮定する       など 盞手の行動を促す ・ 質問する       ・ 䟝頌する ・ 誘う         ・ 蚱可する ・ 助蚀する       ・ 呜什する ・ 泚意をひく      ・ 説埗する など   内容の取扱い 1 䞭孊校におけるコミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するための総合的な指導を螏たえ五 ぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお総合的に指導するも のずする。 2 䞭孊校における孊習ずの接続のため既習の語句や文構造文法事項などの孊習内容を繰り返した り特にこの科目の孊習の初期の段階においおは䞭孊校における基瀎的な孊習内容を敎理したりしお 指導し定着を図るよう配慮するものずする。 第 英語コミュニケヌションⅡ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す五぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお 第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り話の展開や話し手の意図を把握するこずができるように する。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支
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倖囜語 168 揎を掻甚すれば必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるよ うにする。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 必芁な情報を読み取り文章の展開や曞き手の意図を把握するこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 必芁な情報を読み取り抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉えるこずができるようにする。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合うやり取りを続けるこず ができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に 泚意しお詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお詳しく話しお䌝えるこずが できるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に 泚意しお詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に泚意しお耇数の段萜から成る文章で 詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理性に 泚意しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項   「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。ただし指導する語に぀い おは 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 のりの  で瀺す語に700〜950 語皋床の新語を加えた 語ずする。 たた 「英語コミュニケヌションⅠ」 のの 1 の゚の  に぀いおは瀺された文法事項の 䞭から五぀の領域別の目暙を達成するのにふさわしいものを取り扱うものずする。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項   「英語コミュニケヌションⅠ」のの 2 に瀺す事項に぀いお五぀の領域別の目暙を達成するよう に取り扱うものずする。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の領域別の蚀語
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倖囜語 169 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうち 「英語コミュニケヌショ ンⅠ」における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 ã‚€ 聞くこず  日垞的な話題に぀いお必芁に応じお話される速さが調敎されたり別の語句や文での蚀 い換えを聞いたりしながら察話やスピヌチなどから必芁な情報を聞き取り話の展開や話し 手の意図を把握する掻動。たた聞き取った内容を基に考えをたずめ話したり曞いたりしお 䌝え合う掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお話される速さが調敎されたり別の語句や文での蚀 い換えを聞いたりしながら説明や蚎論などから必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点詳现を 把握する掻動。たた聞き取った内容を基に考えをたずめ話したり曞いたりしお䌝え合う掻 動。 り 読むこず  日垞的な話題に぀いお必芁に応じお別の語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の 背景に関する説明などを聞いたり読んだりしながら新聞蚘事や広告などから必芁な情報を読 み取り文章の展開や曞き手の意図を把握する掻動。たた読み取った内容を基に考えをたず め話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお別の語句や文での蚀い換えや曞かれおいる文章の 背景に関する説明などを聞いたり読んだりしながら論蚌文や報告文などから必芁な情報を読 み取り抂芁や芁点詳现を把握する掻動。たた読み取った内容を基に考えをたずめ話し たり曞いたりしお䌝え合う掻動。 ゚ 話すこずやり取り  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 やり取りの具䜓的な進め方が瀺される状況で情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合 う掻動。たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方が瀺 される状況で説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお賛成や反察の立堎から情報や考え 気持ちなどを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容を螏た えお自分自身の考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 オ 話すこず発衚  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 発話䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で情報や考え気持 ちなどを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応 答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文発話䟋が瀺されたり準備のた めの䞀定の時間が確保されたりする状況で説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお情報や 考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀い お質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 カ 曞くこず  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 文章䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で情報や考え気持 ちなどを理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容
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倖囜語 170 を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文文章䟋が瀺されたり準備のた めの䞀定の時間が確保されたりする状況で説明や蚎論などを聞いたり読んだりしお情報や 考え気持ちなどを理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた 曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。   内容の取扱い  コミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するためのこれたでの総合的な指導を螏たえ五぀の領 域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお総合的に指導するものずする。 第 英語コミュニケヌションⅢ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す五぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお 第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1聞くこず ア 日垞的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも必芁な情報を聞き取り話の展開や話し手の意図を把握するこずができる ようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお話される速さや䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも話の展開に泚意しながら必芁な情報を聞き取り抂芁や芁点詳现を目的 に応じお捉えるこずができるようにする。 2読むこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなく おも必芁な情報を読み取り文章の展開や曞き手の意図を把握するこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚される語句や文情報量などにおいお支揎をほずんど掻甚しなく おも文章の展開に泚意しながら必芁な情報を読み取り抂芁や芁点詳现を目的に応じお捉える こずができるようにする。 3話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなど を詳しく話しお䌝え合うやり取りを続け䌚話を発展させるこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切 に甚いお情報や考え課題の解決策などを論理的に詳しく話しお䌝え合うこずができるようにす る。 4話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなど を論理的に詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。
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倖囜語 171 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切 に甚いお情報や考え気持ちなどを論理的に詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 5曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなど を耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 ã‚€ 瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも聞いたり読んだりしたこずを基に倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切 に甚いお情報や考え気持ちなどを耇数の段萜から成る文章で論理的に詳しく曞いお䌝えるこず ができるようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項   「英語コミュニケヌションⅠ」 のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 ただし指導する語に぀い おは 「英語コミュニケヌションⅡ」のの 1 で瀺す語に700〜950 語皋床の新語を加えた語ずする。 たた 「英語コミュニケヌションⅠ」 のの 1 の゚の  に぀いおは瀺された文法事項の䞭から五 ぀の領域別の目暙を達成するのにふさわしいものを取り扱うものずする。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項   「英語コミュニケヌションⅠ」 のの 2 に瀺す事項に぀いお五぀の領域別の目暙を達成するよう に取り扱うものずする。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような五぀の領域別の蚀語 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「英語コミュニケヌションⅠ」 及び 「英語コミュニケヌションⅡ」 のそれぞれのの 3 の①に 瀺す蚀語掻動のうちこれらの科目における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 ã‚€ 聞くこず  日垞的な話題に぀いおむンタビュヌやニュヌスなどから必芁な情報を聞き取り話の展開 や話し手の意図を把握する掻動。たた聞き取った内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や 感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお耇数のニュヌスや講挔などから話の展開に泚意しながら必芁な情報 を聞き取り抂芁や芁点詳现を把握する掻動。たた聞き取った内容に぀いお質疑応答を したり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 り 読むこず  日垞的な話題に぀いお新聞蚘事や物語などから必芁な情報を読み取り文章の展開や曞き 手の意図を把握する掻動。たた読み取った内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を 䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いお耇数の論蚌文や蚘録文などから文章の展開に泚意しながら課題を解 決するために必芁な情報を読み取り抂芁や芁点詳现をたずめる掻動。たたたずめた内容 を基に解決策を考え話したり曞いたりしお䌝え合う掻動。
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倖囜語 172 ゚ 話すこずやり取り  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちなどを詳しく 話しお䌝え合い䌚話を発展させる掻動。たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり文 章を曞いたりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考え課題の 解決策などを明確な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝え合う掻動。たたやり取りした内容 を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 オ 話すこず発衚  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちなどを明確な 理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をした り意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考え気持ち などを明確な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質 疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 カ 曞くこず  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお情報や考え気持ちなどを明確な 理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合 い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや講挔などを聞いたり読んだりしお情報や考え気持ち などを自分自身の立堎を明らかにしながら明確な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳 しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え 合ったりする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。   内容の取扱い   「英語コミュニケヌションⅡ」のず同様に取り扱うものずする。 第 論理・衚珟Ⅰ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す話すこずやり取り 話すこず発衚 曞くこずの䞉぀の 領域以䞋この節においお「䞉぀の領域」ずいう。 別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお 第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを話しお䌝え合ったりやり取りを通しお必 芁な情報を埗たりするこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお倚くの支 揎を掻甚すればディベヌトやディスカッションなどの掻動を通しお聞いたり読んだりしたこず を掻甚しながら基本的な語句や文を甚いお意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお話し お䌝え合うこずができるようにする。
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倖囜語 173 2話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお話しお䌝える こずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すればスピヌチやプレれンテヌションなどの掻動を通しお聞いたり読んだりしたこず を掻甚しながら基本的な語句や文を甚いお意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお話し お䌝えるこずができるようにする。 3曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支揎を掻甚すれば 基本的な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお文章を曞いお 䌝えるこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお倚くの支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを掻甚しながら基本的な語句や文を甚いお意芋や 䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお文章を曞いお䌝えるこずができるようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項  実際に英語を甚いた蚀語掻動を通しお小孊校孊習指導芁領第章第10 節の第のの 1 䞭孊 校孊習指導芁領第章第節の第のの 1 及び「英語コミュニケヌションⅠ」のの 1 に瀺す蚀 語材料及び次に瀺す事項のうち䞉぀の領域別の目暙を達成するのにふさわしいものに぀いお理解す るずずもにそれらず蚀語掻動ずを効果的に関連付け実際のコミュニケヌションにおいお掻甚でき る技胜を身に付けるこずができるよう指導する。ただし語や文法事項に぀いおは䞉぀の領域別の 目暙を達成するのにふさわしいものを適宜取り扱うものずする。 ア 論理の構成や展開及び衚珟などに関する事項 目的や堎面状況などに応じた論理の構成や展開 情報や考えなどを効果的に䌝える衚珟 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項  具䜓的な課題等を蚭定しコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお情報を敎理 しながら考えなどを圢成しこれらを論理的に適切な英語で衚珟するこずを通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお英語を聞いたり読んだりしお埗られた情報や考えなどを 掻甚しながら話したり曞いたりしお情報や自分自身の考えなどを適切に衚珟するこず。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䌝える内容を敎理し英語で話したり曞いたりしお芁 点や意図などを明確にしながら情報や自分自身の考えなどを䌝え合うこず。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような䞉぀の領域別の蚀語 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 話すこずやり取り  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文やり取りの具
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倖囜語 174 䜓的な進め方が十分に瀺される状況で情報や考え気持ちなどを話しお䌝え合ったりやり 取りを通しお必芁な情報を埗たりする掻動。たたやり取りした内容を敎理しお発衚したり 文章を曞いたりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお䜿甚する語句や 文やり取りの具䜓的な進め方が十分に瀺される状況で優れおいる点や改善すべき点を話し お䌝え合ったり意芋や䞻匵などを適切な理由や根拠ずずもに䌝え合うディベヌトやディスカ ッションをする掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えなどを敎理しお発 衚したり文章を曞いたりする掻動。 ã‚€ 話すこず発衚  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文発話䟋が十分 に瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で情報や考え気持ちなど を適切な理由や根拠ずずもに話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をし たり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお䜿甚する語句や 文発話䟋が十分に瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で段階的 な手順を螏みながら意芋や䞻匵などを適切な理由や根拠ずずもに䌝える短いスピヌチやプレ れンテヌションをする掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を 䌝え合ったりする掻動。 り 曞くこず  関心のある事柄や孊校生掻などの日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文文章䟋が十分 に瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で情報や考え気持ちなど を適切な理由や根拠ずずもに段萜を曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応 答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお䜿甚する語句や 文文章䟋が十分に瀺されたり準備のための倚くの時間が確保されたりする状況で発想か ら掚敲 こう たで段階的な手順を螏みながら意芋や䞻匵などを適切な理由や根拠ずずもに段萜を曞 いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合った りする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。   内容の取扱い  コミュニケヌションを図る資質・胜力を育成するためのこれたでの総合的な指導を螏たえ話したり 曞いたりする蚀語掻動を䞭心に情報や考えなどを衚珟したり䌝え合ったりする胜力の向䞊を図るよう に指導するものずする。 第 論理・衚珟Ⅱ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す䞉぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお 第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1話すこずやり取り
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倖囜語 175 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合ったり立堎や状況が異 なる盞手ず亀枉したりするこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すればディベヌトやディスカッションなどの掻動を通しお聞いたり読んだりしたこず を掻甚しながら倚様な語句や文を甚いお意芋や䞻匵課題の解決策などを論理の構成や展開を 工倫しお詳しく話しお䌝え合うこずができるようにする。 2話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝 えるこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すればスピヌチやプレれンテヌションなどの掻動を通しお聞いたり読んだりしたこず を掻甚しながら倚様な語句や文を甚いお意芋や䞻匵などを論理の構成や展開を工倫しお詳しく 話しお䌝えるこずができるようにする。 3曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支揎を掻甚すれば 倚様な語句や文を甚いお情報や考え気持ちなどを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から 成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお䞀定の支 揎を掻甚すれば聞いたり読んだりしたこずを掻甚しながら倚様な語句や文を甚いお意芋や䞻 匵などを論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができる ようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項   「論理・衚珟Ⅰ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項   「論理・衚珟Ⅰ」 のの 2 に瀺す事項に぀いお䞉぀の領域別の目暙を達成するように取り扱うも のずする。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような䞉぀の領域別の蚀語 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「論理・衚珟Ⅰ」のの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうち 「論理・衚珟Ⅰ」における孊習内容の 定着を図るために必芁なもの。 ã‚€ 話すこずやり取り  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 やり取りの具䜓的な進め方が瀺される状況で情報や考え気持ちなどを詳しく話しお䌝え合 ったり自分自身の状況や芁望を䌝え盞手の意向を把握しながら亀枉したりする掻動。たた やり取りした内容を敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。
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倖囜語 176  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお必芁に応じお 䜿甚する語句や文やり取りの具䜓的な進め方が瀺される状況で課題を明確に説明しその 解決策を提案し合ったり意芋や䞻匵課題の解決策などを適切な理由や根拠ずずもに詳しく 䌝え合ったりするディベヌトやディスカッションをする掻動。たたやり取りした内容を螏た えお自分自身の考えなどを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 り 話すこず発衚  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 発話䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で情報や考え気持 ちなどを適切な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお 質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお必芁に応じお 䜿甚する語句や文発話䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で 段階的な手順を螏みながら意芋や䞻匵などを適切な理由や根拠ずずもに詳しく䌝えるスピヌ チやプレれンテヌションをする掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をしたり意芋 や感想を䌝え合ったりする掻動。 ゚ 曞くこず  孊校倖での生掻や地域瀟䌚などの日垞的な話題に぀いお必芁に応じお䜿甚する語句や文 文章䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で情報や考え気持 ちなどを適切な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞い た内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお必芁に応じお 䜿甚する語句や文文章䟋が瀺されたり準備のための䞀定の時間が確保されたりする状況で 発想から掚敲 こう たで段階的な手順を螏みながら意芋や䞻匵などを適切な理由や根拠ずずもに耇 数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を読み合い質疑応答をしたり 意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。   内容の取扱い   「論理・衚珟Ⅰ」のず同様に取り扱うものずする。 第 論理・衚珟Ⅲ   目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す䞉぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお 第欟の 1 及び 2 に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第欟の 3 に瀺す資質・胜力を育成する。 1話すこずやり取り ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも耇数の資料を掻甚しながら倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚い お課題を解決するこずができるよう情報や考え気持ちなどを敎理しお話しお䌝え合うこずが できるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文察話の展開などにおいお支揎をほ
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倖囜語 177 ずんど掻甚しなくおもディベヌトやディスカッションなどの掻動を通しお耇数の資料を掻甚し ながら倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお意芋や䞻匵課題の解決 策などを聞き手を説埗できるよう論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝え合うこずがで きるようにする。 2話すこず発衚 ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなど を聞き手を説埗できるよう論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝えるこずができるよう にする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおもスピヌチやプレれンテヌションなどの掻動を通しお耇数の資料を掻甚し ながら倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお意芋や䞻匵などを聞き 手を説埗できるよう論理の構成や展開を工倫しお詳しく話しお䌝えるこずができるようにする。 3曞くこず ア 日垞的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほずんど掻甚しな くおも倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応じお適切に甚いお情報や考え気持ちなど を読み手を説埗できるよう論理の構成や展開を工倫しお耇数の段萜から成る文章で詳しく曞い お䌝えるこずができるようにする。 ã‚€ 日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いお䜿甚する語句や文事前の準備などにおいお支揎をほ ずんど掻甚しなくおも耇数の資料を掻甚しながら倚様な語句や文を目的や堎面状況などに応 じお適切に甚いお意芋や䞻匵などを読み手を説埗できるよう論理の構成や展開を工倫しお耇 数の段萜から成る文章で詳しく曞いお䌝えるこずができるようにする。   内 容 〔知識及び技胜〕 1英語の特城やきたりに関する事項   「論理・衚珟Ⅰ」のの 1 ず同様に取り扱うものずする。 〔思考力刀断力衚珟力等〕 2 情報を敎理しながら考えなどを圢成し英語で衚珟したり䌝え合ったりするこずに関する事項   「論理・衚珟Ⅰ」 のの 2 に瀺す事項に぀いお䞉぀の領域別の目暙を達成するように取り扱うも のずする。 3蚀語掻動及び蚀語の働きに関する事項 ① 蚀語掻動に関する事項   2 に瀺す事項に぀いおは 1 に瀺す事項を掻甚しお䟋えば次のような䞉぀の領域別の蚀語 掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しお指導する。 ア 「論理・衚珟Ⅰ」 及び 「論理・衚珟Ⅱ」 のそれぞれのの 3 の①に瀺す蚀語掻動のうちこれ らの科目における孊習内容の定着を図るために必芁なもの。 ã‚€ 話すこずやり取り  日垞的な話題に぀いおニュヌスや新聞蚘事などの耇数の資料を掻甚しお情報や考え気 持ちなどを敎理しお話しお䌝え合ったり課題を解決するために話し合ったりする掻動。たた やり取りした内容を敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に関しお聞いたり読んだりした内容に぀いお質疑応答をした り聞き手を説埗するこずができるようニュヌスや新聞蚘事などの耇数の資料を掻甚しお
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倖囜語 178 意芋や䞻匵課題の解決策などを効果的な理由や根拠ずずもに詳しく䌝え合ったりするディベ ヌトやディスカッションをする掻動。たたやり取りした内容を螏たえお自分自身の考えな どを敎理しお発衚したり文章を曞いたりする掻動。 り 話すこず発衚  日垞的な話題に぀いお聞き手を説埗するこずができるよう情報や考え気持ちなどを効 果的な理由や根拠ずずもに詳しく話しお䌝える掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答 をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや新聞蚘事などの耇数の資料を掻甚しお 段階的な手順を螏みながら聞き手を説埗するこずができるよう意芋や䞻匵などを効果的な 理由や根拠ずずもに詳しく䌝えるたずたりのある長さのスピヌチやプレれンテヌションをする 掻動。たた発衚した内容に぀いお質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 ゚ 曞くこず  日垞的な話題に぀いお読み手を説埗するこずができるよう情報や考え気持ちなどを効 果的な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞いた内容を 読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。  日垞的な話題や瀟䌚的な話題に぀いおニュヌスや新聞蚘事などの耇数の資料を掻甚しお 発想から掚敲 こう たで段階的な手順を螏みながら読み手を説埗するこずができるよう意芋や䞻 匵などを効果的な理由や根拠ずずもに耇数の段萜を甚いお詳しく曞いお䌝える掻動。たた曞 いた内容を読み合い質疑応答をしたり意芋や感想を䌝え合ったりする掻動。 ② 蚀語の働きに関する事項  「英語コミュニケヌションⅠ」のの 3 の②ず同様に取り扱うものずする。   内容の取扱い   「論理・衚珟Ⅰ」のず同様に取り扱うものずする。 第 その他の倖囜語に関する科目  その他の倖囜語に関する科目に぀いおは第から第たで及び第欟に瀺す英語に関する各科目の 目暙及び内容などに準じお指導を行うものずする。  高等孊校においお英語以倖の倖囜語を初めお履修させる堎合には生埒の孊習負担等を螏たえ適切 に指導するものずする。 第欟 英語に関する各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは小孊校や䞭孊校における指導ずの接続に留意しながら次の事項に配慮 するものずする。 1  単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒の䞻䜓 的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際具䜓的な課題等を蚭定し生埒が倖囜語 によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方を働かせながらコミュニケヌションの目的や堎面 状況などを意識しお掻動を行い英語の音声や語圙衚珟文法などの知識を五぀の領域  「論理・衚珟 Ⅰ」  「論理・衚珟Ⅱ」及び「論理・衚珟Ⅲ」においおは䞉぀の領域。においお同じ。 における実際の コミュニケヌションにおいお掻甚する孊習の充実を図るこず。 2   「英語コミュニケヌションⅡ」は「英語コミュニケヌションⅠ」を 「英語コミュニケヌションⅢ」は
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倖囜語 179 「英語コミュニケヌションⅡ」を履修した埌に履修させるこずを原則ずするこず。 3 「論理・衚珟Ⅱ」は「論理・衚珟Ⅰ」を 「論理・衚珟Ⅲ」は「論理・衚珟Ⅱ」を履修した埌に履修さ せるこずを原則ずするこず。 4 倚様な生埒の実態に応じ生埒の孊習負担に配慮しながら幎次ごず及び科目ごずの目暙を適切に定 め孊校が定める卒業たでの指導蚈画を通しお十分に段階を螏みながら倖囜語科の目暙の実珟を図る ようにするこず。 5 実際に英語を䜿甚しお自分自身の考えを䌝え合うなどの蚀語掻動を行う際は既習の語句や文構造 文法事項などの孊習内容を繰り返し指導し定着を図るこず。 6 生埒が英語に觊れる機䌚を充実させるずずもに授業を実際のコミュニケヌションの堎面ずするため 授業は英語で行うこずを基本ずする。その際生埒の理解の皋床に応じた英語を甚いるようにするこず。 7 蚀語胜力の向䞊を図る芳点から蚀語掻動などにおいお囜語科ず連携を図り指導の効果を高めるず ずもに日本語ず英語の語圙や衚珟論理の展開などの違いや共通点に気付かせその背景にある歎史 や文化習慣などに察する理解が深められるよう工倫をするこず。 8 蚀語掻動で扱う題材は生埒の興味・関心に合ったものずし囜語科や地理歎史科理科など他の 教科等で孊習した内容ず関連付けるなどしお英語を甚いお課題解決を図る力を育成する工倫をするこ ず。 9 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の 工倫を蚈画的組織的に行うこず。 10 指導蚈画の䜜成や授業の実斜に圓たっおはネむティブ・スピヌカヌや英語が堪胜な地域人材など の協力を埗る等指導䜓制の充実を図るずずもに指導方法の工倫を行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 単に英語を日本語に又は日本語を英語に眮き換えるような指導ずならないよう各科目の内容の 1 に瀺す蚀語材料に぀いおは意味のある文脈でのコミュニケヌションの䞭で繰り返し觊れるこずを 通しお指導するこず。たた生埒の発達の段階に応じお聞いたり読んだりするこずを通しお意味を理 解できるように指導すべき事項ず話したり曞いたりしお衚珟できるように指導すべき事項ずがあるこ ずに留意するこず。 2 音声指導の補助ずしお必芁に応じお発音衚蚘を甚いお指導するこずもできるこずに留意するこず。 3 文法事項の指導に圓たっおは文法はコミュニケヌションを支えるものであるこずを螏たえ過床に 文法的な正しさのみを匷調したり甚語や甚法の区別などの指導が䞭心ずなったりしないよう配慮し 䜿甚する堎面や䌝えようずする内容ず関連付けお敎理するなど実際のコミュニケヌションにおいお掻 甚できるように効果的な指導を工倫するこず。 4 珟代の暙準的な英語によるこず。ただし様々な英語が囜際的に広くコミュニケヌションの手段ずし お䜿われおいる実態にも配慮するこず。 5 話すこずや曞くこずの指導に圓たっおは目的や堎面状況などに応じたやり取りや発衚文章など の具䜓䟋を瀺した䞊で生埒がそれらを参考にしながら自分で衚珟できるよう留意するこず。 6 䞭孊校で身に付けた䜿い方を基瀎ずしお蟞曞を効果的に掻甚できるようにするこず。 7 生埒が発話する機䌚を増やすずずもに他者ず協働する力を育成するためペア・ワヌクグルヌ プ・ワヌクなどの孊習圢態に぀いお適宜工倫するこず。その際他者ずコミュニケヌションを行うこず に課題がある生埒に぀いおは個々の生埒の特性に応じお指導内容や指導方法を工倫するこず。 8 生埒が身に付けるべき資質・胜力や生埒の実態教材の内容などに応じお芖聎芚教材やコンピュヌ タ情報通信ネットワヌク教育機噚などを有効掻甚し生埒の興味・関心をより高めるずずもに英 語による情報の発信に慣れさせるためにキヌボヌドを䜿っお英文を入力するなどの掻動を効果的に取
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倖囜語 180 り入れるこずにより指導の効率化や蚀語掻動の曎なる充実を図るようにするこず。 9 各単元や各時間の指導に圓たっおはコミュニケヌションを行う目的や堎面状況などを蚭定し蚀 語掻動を通しお育成すべき資質・胜力を明確に瀺すこずにより生埒が孊習の芋通しを立おたり振り 返ったりしお䞻䜓的自埋的に孊習するこずができるようにするこず。  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 1 教材は五぀の領域別の蚀語掻動及び耇数の領域を結び付けた統合的な蚀語掻動を通しおコミュニケ ヌションを図る資質・胜力を総合的に育成するため各科目の五぀の領域別の目暙ずに瀺す内容ずの 関係に぀いお単元など内容や時間のたずたりごずに各教材の䞭で明確に瀺すずずもに実際の蚀語の 䜿甚堎面や蚀語の働きに十分に配慮した題材を取り䞊げるこず。 その際各科目の内容の 1 に瀺す文法 事項などを䞭心ずした構成ずならないよう十分に留意しコミュニケヌションを行う目的や堎面状況 などを蚭定した䞊で蚀語掻動を通しお育成すべき資質・胜力を明確に瀺すこず。 2 英語を䜿甚しおいる人々を䞭心ずする䞖界の人々や日本人の日垞生掻颚俗習慣物語地理歎史 䌝統文化自然科孊などに関するものの䞭から生埒の発達の段階や興味・関心に即しお適切な題材を 効果的に取り䞊げるものずし次の芳点に配慮するこず。  倚様な考え方に察する理解を深めさせ公正な刀断力を逊い豊かな心情を育おるのに圹立぀こず。  我が囜の文化や英語の背景にある文化に察する関心を高め理解を深めようずする態床を逊うの に圹立぀こず。  瀟䌚がグロヌバル化する䞭で広い芖野から囜際理解を深め囜際瀟䌚ず向き合うこずが求められ おいる我が囜の䞀員ずしおの自芚を高めるずずもに囜際協調の粟神を逊うのに圹立぀こず。  人間瀟䌚自然などに぀いおの考えを深めるのに圹立぀こず。
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å®¶ 庭 181 第節 家庭 第欟 目 暙  生掻の営みに係る芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を通しお様々な人々ず協働しよ りよい瀟䌚の構築に向けお男女が協力しお䞻䜓的に家庭や地域の生掻を創造する資質・胜力を次のずおり 育成するこずを目指す。 1  人間の生涯にわたる発達ず生掻の営みを総合的に捉え家族・家庭の意矩家族・家庭ず瀟䌚ずの関 わりに぀いお理解を深め家族・家庭衣食䜏消費や環境などに぀いお生掻を䞻䜓的に営むために 必芁な理解を図るずずもにそれらに係る技胜を身に付けるようにする。 2  家庭や地域及び瀟䌚における生掻の䞭から問題を芋いだしお課題を蚭定し解決策を構想し実践を 評䟡・改善し考察したこずを根拠に基づいお論理的に衚珟するなど生涯を芋通しお生掻の課題を解 決する力を逊う。 3  様々な人々ず協働しよりよい瀟䌚の構築に向けお地域瀟䌚に参画しようずするずずもに自分や 家庭地域の生掻を䞻䜓的に創造しようずする実践的な態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 家庭基瀎   目 暙  生掻の営みに係る芋方・考え方を働かせ実践的・䜓隓的な孊習掻動を通しお様々な人々ず協働し よりよい瀟䌚の構築に向けお男女が協力しお䞻䜓的に家庭や地域の生掻を創造する資質・胜力を次の ずおり育成するこずを目指す。 1  人の䞀生ず家族・家庭及び犏祉衣食䜏消費生掻・環境などに぀いお生掻を䞻䜓的に営むため に必芁な基瀎的な理解を図るずずもにそれらに係る技胜を身に付けるようにする。 2  家庭や地域及び瀟䌚における生掻の䞭から問題を芋いだしお課題を蚭定し解決策を構想し実践 を評䟡・改善し考察したこずを根拠に基づいお論理的に衚珟するなど生涯を芋通しお課題を解決 する力を逊う。 3  様々な人々ず協働しよりよい瀟䌚の構築に向けお地域瀟䌚に参画しようずするずずもに自分 や家庭地域の生掻の充実向䞊を図ろうずする実践的な態床を逊う。   内 容  人の䞀生ず家族・家庭及び犏祉  次の 1 から 5 たでの項目に぀いお生涯を芋通し䞻䜓的に生掻するために家族や地域瀟䌚の人々 ず協力・協働し実践的・䜓隓的な孊習掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう指導す る。 1生涯の生掻蚭蚈 ア 人の䞀生に぀いお自己ず他者瀟䌚ずの関わりから様々な生き方があるこずを理解するずずも に自立した生掻を営むために必芁な情報の収集・敎理を行い生涯を芋通しお生掻課題に察応 し意思決定をしおいくこずの重芁性に぀いお理解を深めるこず。 ã‚€ 生涯を芋通した自己の生掻に぀いお䞻䜓的に考えラむフスタむルず将来の家庭生掻及び職業生