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wav/OKA_0048.wav|フン、ではまゆりにくれてやろう |
wav/OKA_0049.wav|鳳凰院凶真だ |
wav/OKA_0050.wav|………… |
wav/OKA_0051.wav|どうやら始まるようだな |
wav/OKA_0052.wav|行くぞまゆり |
wav/OKA_0053.wav|ドぉぉぉクぅぅぅターぁぁぁっ! |
wav/OKA_0054.wav|バカにするにもほどがあるぞ! |
wav/OKA_0055.wav|俺が誰なのかはどうでもいい! それより、今貴方が語ったタイムマシンの理論はいったいなんだ!? |
wav/OKA_0056.wav|&cTIPSC;ジョン・タイター&cMESC;のパクリではないか! 貴方はそれでも発明家かっ! |
wav/OKA_0057.wav|出ていくのは貴方だ、ドクター! 恥を知れ! &rs金輪際&rtこんりんざい&re、貴方には発明家を名乗る資格はないぞっ! |
wav/OKA_0058.wav|は、な、せっ……んん? |
wav/OKA_0059.wav|あ…… |
wav/OKA_0060.wav|き、貴様、“機関”の人間か!? |
wav/OKA_0061.wav|くっ、まさかここまで手が回っているとは……。俺としたことが |
wav/OKA_0062.wav|………… |
wav/OKA_0063.wav|ここで俺になにかすれば人目に付くぞ。そうなれば貴様も色々まずいだろう |
wav/OKA_0064.wav|それに答える義理はない。“機関”のやり方は分かっている |
wav/OKA_0065.wav|俺だ。“機関”のエージェントに捕まった。……ああ、牧瀬紅莉栖だ、あの女には気を付けろ……いや問題ない、ここはなんとか切り抜け── |
wav/OKA_0066.wav|くっ、なにをする! |
wav/OKA_0067.wav|………… |
wav/OKA_0068.wav|き、貴様に答える義理はないが一応教えてやろう。それは俺以外が触ると自動的に電源がオフになる、特別製のケータイなのだっ。フゥーハハハ! |
wav/OKA_0069.wav|……っ |
wav/OKA_0070.wav|さっきとはいつのことだ? |
wav/OKA_0071.wav|俺はすべてお見通しなのだ |
wav/OKA_0072.wav|天才少女よ、次会うときは敵同士だな! |
wav/OKA_0073.wav|さらばだ、フゥーハハハ! |
wav/OKA_0074.wav|き、“機関”め、あれほどのエージェントを送り込んでくるとは、ついに本気になったようだな……! |
wav/OKA_0075.wav|だ、だが、俺はまだヤツらに捕まるわけにはいかんのだ…… |
wav/OKA_0076.wav|チィッ! まゆりを置いてきた……! |
wav/OKA_0077.wav|ん……? メールか? |
wav/OKA_0078.wav|……? |
wav/OKA_0079.wav|くっ、まゆり。なぜ出ない |
wav/OKA_0080.wav|ハッ、まさか牧瀬紅莉栖め、まゆりをさらったな……! |
wav/OKA_0081.wav|おのれぇぇ。それが“機関”のやり方か……! |
wav/OKA_0082.wav|戻るしかないか…… |
wav/OKA_0083.wav|くくく、あの女、俺に怖じ気づいたか |
wav/OKA_0084.wav|よかろう。今日のところは見逃してやるとしよう |
wav/OKA_0085.wav|まゆり、なぜ電話に出ない。そろそろ帰るぞ |
wav/OKA_0086.wav|いなくなった? 勝手に動き出したのか。それは実にファンタジーだな |
wav/OKA_0087.wav|見つからないなら諦めろ。また当てればいい |
wav/OKA_0088.wav|な……に……? |
wav/OKA_0089.wav|まゆりよ、いったいどこで落としたのだ!? |
wav/OKA_0090.wav|フハハ、その1万円、この俺の研究資金にしてやる |
wav/OKA_0091.wav|おのれ、金にしか興味のない下劣なヤツめ、恥を知れ……! |
wav/OKA_0092.wav|ああああああああああああ────! |
wav/OKA_0093.wav|!? |
wav/OKA_0094.wav|まゆり、ここにいろ |
wav/OKA_0095.wav|ひっ…… |
wav/OKA_0096.wav|え、な、なんで……? |
wav/OKA_0097.wav|で、出るぞっ |
wav/OKA_0098.wav|はあ、はあ…… |
wav/OKA_0099.wav|人が……死んでた |
wav/OKA_0100.wav|──っ |
wav/OKA_0101.wav|消えた…… |
wav/OKA_0102.wav|おい、そこの貴様。俺たちが見えているか? |
wav/OKA_0103.wav|……なぜなにも答えない。貴様に聞いているんだぞ? モニタのそっち側にいる、貴様にだ |
wav/OKA_0104.wav|ふん。間抜け面をしおって。つまらんヤツだ |
wav/OKA_0105.wav|貴様からだと、俺たちはテレビのモニタの中にいるように見えるだろうな。ククク、だがそれは大きな間違いだ |
wav/OKA_0106.wav|モニタの中にいるのは貴様なのだよ。貴様が現実だと思っているその世界は、実はすべて虚構。もちろん貴様自身もな |
wav/OKA_0107.wav|真の現実、それはこちら側にある |
wav/OKA_0108.wav|自分がなにを指摘されているのかすら分かっていないか。無理もない |
wav/OKA_0109.wav|まあいい。貴様には分かりやすく、俺たちのことについて説明してやろうではないか |
wav/OKA_0110.wav|まず、俺たちがいるのはどこかということだ。ここは東京、秋葉原にある、未来ガジェット研究所だ。俺たちは普段“ラボ”と呼んでいる。世界の支配構造を作り替えるという我が野望の拠点だな |
wav/OKA_0111.wav|まゆりは少し黙っていろ |
wav/OKA_0112.wav|駅から出たら中央通りを進み、末広町駅の交差点を蔵前橋通りへ左折。次の信号の一歩手前の路地を入ると、大檜山ビルという古くさい雑居ビルがある。その2階に我がラボは居を構えている |
wav/OKA_0113.wav|目印は、ビル1階にある『ブラウン管工房』というマニアックなテナントだな |
wav/OKA_0114.wav|今どき、旧式のブラウン管テレビだけを扱っているショップだ。いかに電気街である秋葉原と言えども需要があるとは思えない、寂れた店なのだ |
wav/OKA_0115.wav|だが『ブラウン管工房』店長である&rs天王寺&rtてんのうじ&reというおっさんは、このビルのオーナーでもある |
wav/OKA_0116.wav|故に、今や急ピッチで都市開発が進み、地価も高騰してるこの秋葉原であろうと、道楽丸出しの店を構えていられるというわけだ |
wav/OKA_0117.wav|幸いにもあの店長は、人を見る目はあるようでな。この俺のカリスマ性を見抜き、ビル2階をまるまるワンフロア、タダ同然で貸してくれたのだ。フゥーハハハ! |
wav/OKA_0118.wav|だが未来ガジェット研究所は深刻な人材不足のため、優秀な研究員を随時募集中だ。今のところ、所属研究員は── |
wav/OKA_0119.wav|……ラボメン、すなわちラボラトリーメンバーは、俺を含めて3人である |
wav/OKA_0120.wav|ラボメンナンバー001、ラボ創設者にして狂気のマッドサイエンティストであるこの俺、鳳凰院凶真 |
wav/OKA_0121.wav|そして&cTIPSC;コスプレ&cMESC;が趣味の紅一点、ラボメンナンバー002、椎名まゆり |
wav/OKA_0122.wav|最後に&cTIPSC;スーパーハカー&cMESC;、ラボメンナンバー003、&rs橋田&rtはしだ&re&rs至&rtいたる&reだ |
wav/OKA_0123.wav|そんな我々3人で構成される未来ガジェット研究所の活動内容は、そのものずばり“発明”である |
wav/OKA_0124.wav|詳細は我がラボのホームページを見てくれ |
wav/OKA_0125.wav|もちろん闇の支配権力と戦うための未来ガジェットが最優先事項だが、その研究から派生する副産物的な発明も多い。というか今のところはそっちばかりだ |
wav/OKA_0126.wav|すでに我々は8つの未来ガジェットを完成させた。だがこれはまだ序章でしかない。未来ガジェットのアイデアは、俺の中に108まであるのだ |
wav/OKA_0127.wav|人の煩悩の数と言え、この&cTIPSC;@ちゃんねる&cMESC;脳め |
wav/OKA_0128.wav|それと、俺が話しているのだから口出しをするなと言っているだろう |
wav/OKA_0129.wav|独り言ではない。見て分からないのか。俺は今、モニタの向こうにいるこいつに話しかけているのだ |
wav/OKA_0130.wav|おのれ貴様、なにを笑っているのか! モニタの中の存在のくせに! |
wav/OKA_0131.wav|俺たちに話しかけられていることにすら、気付いていないらしいな。自覚がないというのは、実に不幸なことだ |
wav/OKA_0132.wav|ダルの嫁の話はどうでもいい |
wav/OKA_0133.wav|ないな |
wav/OKA_0134.wav|故に、そのような議論は不毛。世界の支配構造を打ち砕く方法について考える方が、よほど有意義だ |
wav/OKA_0135.wav|黙れスーパーハカー。俺は厨二病ではない |
wav/OKA_0136.wav|鳳凰院……凶真だっ! |
wav/OKA_0137.wav|やれやれ。ダルの、人とのコミュニケーションの取れなさは、どれだけ経っても治らないな |
wav/OKA_0138.wav|いや、全然 |
wav/OKA_0139.wav|この無愛想アルパカめが |
wav/OKA_0140.wav|ん? |
wav/OKA_0141.wav|くっ。後で修理できるか聞きに行かなければ |
wav/OKA_0142.wav|消えた…… |
wav/OKA_0143.wav|今っ、ひ、人がっ、消えたよな!? |
wav/OKA_0144.wav|消えただろう!? 今、目の前で! |
wav/OKA_0145.wav|まゆりも見たか!? 見たよな!? |
wav/OKA_0146.wav|見て、ない……? |
wav/OKA_0147.wav|見ていない? 見ていないのか? だってついさっきまで、ここにはたくさんの人たちが歩いていたんだぞ!? |
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