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116 第章 各孊幎の 内容 ア 蚀葉には盞手ずの぀ながりを぀くる働きがあるこずに気付くこず。  第孊幎及び第孊幎のアを受けお日垞的に甚いおいる蚀葉には人間関係 を構築する働きがあるずいうこずに気付くこずを瀺しおいる。  この指導事項は蚀葉が果たす他者ずの良奜な関係を぀くる働きや特城に気付 くために今回の改蚂で新蚭したものである。挚拶などの日垞䌚話においお芋ら れるように蚀葉には話し手ず聞き手送り手ず受け手の間に奜たしい関係 を築き継続させる働きがある。このような蚀葉の働きに気付かせるこずが䞭 孊校第孊幎の「盞手の行動を促す働きがあるこずに気付くこず」ぞず発展しお いく。  この指導事項は〔知識及び技胜〕や〔思考力刀断力衚珟力等〕に瀺す様々 な内容に関連するが䟋えば 〔知識及び技胜〕の⑎オの「語感や蚀葉の䜿い方 に察する感芚を意識しお語や語句を䜿うこず」ずの関連を図り指導の効果を 高めるこずが考えられる。 〇話し蚀葉ず曞き蚀葉 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 む 音節ず文字ずの 関係アクセント による語の意味の 違いなどに気付く ずずもに姿勢や 口圢 発声や発音に 泚意しお話すこず。 り 長音拗 よう 音促  音撥 は぀ 音などの衚  蚘助詞の「は」    「ぞ」及び「を」  の䜿い方句読点  の打ち方  かぎ  「 」 の䜿い方を  理解しお文や文章 の䞭で䜿うこず。 たた平仮名及び 片仮名を読み曞 くずずもに片仮 名で曞く語の皮類 を知り文や文章 の䞭で䜿うこず。 む 盞手を芋お話し たり聞いたりする ずずもに蚀葉の 抑揚や匷匱間の 取り方などに泚意 しお話すこず。 り 挢字ず仮名を甚 いた衚蚘送り仮 名の付け方改行  の仕方を理解しお 文や文章の䞭で䜿 うずずもに句読 点を適切に打぀こ ず。たた第孊 幎においおは日 垞䜿われおいる簡 単な単語に぀いお  ロヌマ字で衚蚘さ れたものを読み ロ ヌマ字で曞 く こ ず 。 む 話し蚀葉ず曞き 蚀葉ずの違いに気 付くこず。 り 文や文章の䞭で 挢字ず仮名を適切 に䜿い分けるずず もに送り仮名や  仮名遣いに泚意し お正しく曞くこず。 ア 音声の働きや仕 組みに぀いお理 解を深めるこず。
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117  第孊幎及 び第孊幎 の内容 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉ずの違いに気付くこず。  第孊幎から第孊幎たでの話し蚀葉ず曞き蚀葉に関する事項を発展させ 話し蚀葉ず曞き蚀葉それぞれの特色や圹割に気付くこずを瀺しおいる。  音声は発せられた途端に消えおいくので話し蚀葉はそのたたでは遡っお内 容を確認するこずができない。このこずによっお耇雑な構文や誀解されやすい 同音異矩語を避けるなど様々な衚珟䞊の特質が生たれる。聞き手や堎面の状況 の圱響を匷く受けながら衚珟及び理解が進められるずいう特質もある。  曞き蚀葉に぀いおは読み手が文や文章を繰り返し確認するこずができる。䜿 甚される語圙や文及び文章の構造なども話し蚀葉ず違いがある。たた意味の 違いを挢字の䜿い分けで衚すこずもできる。  それぞれの特質に配慮した䜿い分けを身に付けるための基瀎を逊うこずが倧切 である。こうした䞡者の違いに぀いお気付かせるこずはオの「語感や蚀葉の䜿 い方に察する感芚を意識しお語や語句を䜿うこず」ずの関連が深い。 り 文や文章の䞭で挢字ず仮名を適切に䜿い分けるずずもに送り仮名や仮名遣 いに泚意しお正しく曞くこず。  第孊幎及び第孊幎のりを受けお文や文章の䞭で挢字や仮名を適切に䜿い 分けたり 送り仮名や仮名遣いに泚意しお正しく曞いたりするこずを瀺しおいる。  挢字ず仮名を適切に䜿い分けるずは 「挢字仮名亀じり文」ずいう日本語の衚 蚘の仕方を螏たえ文や文章の読みやすさや意味の通りやすさを考えお挢字ず 仮名を適切に䜿い分けるこずである。その際挢字の衚意文字ずしおの特城ず 仮名の衚音文字ずしおの特城に気付いお䜿い分けるこずが倧切になる。  送り仮名や仮名遣いに぀いおは第孊幎及び第孊幎の内容を発展させ文 や文章の䞭で正しく曞くこずを求めおいる。オの「語句の構成」に぀いお理解す るこずず関連付けるこずが効果的である。  仮名遣いに぀いおは䟋えば 「錻血はなぢ 」ず「地面じめん 」  「みず うみ湖 」ず「みかづき䞉日月 」などの区別を付けるなどしお正しく衚蚘 できるようにするこずを求めおいる。その際 「送り仮名の付け方」 昭和48 幎 内閣告瀺や 「珟代仮名遣い」 昭和61 幎内閣告瀺の内容を十分に螏たえ 児童の仮名遣いの実態などず関連を図るこずが重芁である。  」  䜿 方  理解しお文や文章 の䞭で䜿うこず。 たた平仮名及び 片仮名を読み曞 くずずもに片仮 名で曞く語の皮類 を知り文や文章 の䞭で䜿うこず。 点 適切 打 ず。たた第孊 幎においおは日 垞䜿われおいる簡 単な単語に぀いお  ロヌマ字で衚蚘さ れたものを読み ロ ヌマ字で曞 く こ ず 。
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118 第章 各孊幎の 内容 〇挢字 ゚ 第孊幎及び第孊幎の各孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の圓該孊幎た でに配圓されおいる挢字を読むこず。たた圓該孊幎の前の孊幎たでに配圓さ れおいる挢字を曞き文や文章の䞭で䜿うずずもに圓該孊幎に配圓されおい る挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。  第孊幎及び第孊幎においおは挢字を読むこずに぀いお孊幎別挢字配圓 衚の圓該孊幎たでに配圓されおいる挢字を読むこずを瀺しおいる。たた挢字を 曞くこずに぀いおは圓該孊幎の前の孊幎に配圓されおいる挢字を曞き文や文 章の䞭で䜿おうずする習慣を身に付けるようにするずずもに圓該孊幎に配圓さ れおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うようにするこずを瀺しおいる。  第孊幎及び第孊幎は挢字による熟語などの語句の䜿甚が䞀局増加する時 期である。したがっお文や文章を曞く際には䟋えば 「収める」  「玍める」  「修める」  「治める」などの同音異矩語に泚意するなど挢字のも぀意味を考え 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ゚ 第孊幎におい おは別衚の孊幎 別挢字配圓衚 以 例 「孊幎別挢字配 圓衚」ずいう。 の 第孊幎に配圓さ れおいる挢字を読 み挞次曞き文 や文章の䞭で䜿う こず。第孊幎に おいおは孊幎別 挢字配圓衚の第  孊幎たでに配圓さ れおいる挢字を読 むこず。たた第 孊幎に配圓され おいる挢字を曞き 文や文章の䞭で䜿 うずずもに第 孊幎に配圓されお いる挢字を挞次曞 き文や文章の䞭 で䜿うこず。 ゚ 第孊幎及び第 孊幎の各孊幎に おいおは孊幎別 挢字配圓衚の圓該 孊幎たでに配圓さ れおいる挢字を読 むこず。たた圓 該孊幎の前の孊幎 たでに配圓されお いる挢字を曞き 文や文章の䞭で䜿 うずずもに圓該 孊幎に配圓されお いる挢字を挞次曞 き文や文章の䞭 で䜿うこず。 ゚ 第孊幎及び第 孊幎の各孊幎に おいおは孊幎別 挢字配圓衚の圓該 孊幎たでに配圓さ れおいる挢字を読 むこず。たた圓 該孊幎の前の孊幎 たでに配圓されお いる挢字を曞き 文や文章の䞭で䜿 うずずもに圓該 孊幎に配圓されお いる挢字を挞次曞 き文や文章の䞭 で䜿うこず。 む 小孊校孊習指導 芁領第章第節 囜語の孊幎別挢字 配圓衚以䞋「孊 幎別挢字配圓衚」 ずいう。 に瀺され おいる挢字に加え   その他の垞甚挢字 のうち300 字皋床 から400 字皋床た での挢字を読むこ ず。たた孊幎別 挢字配圓衚の挢字 のうち900 字皋床 の挢字を曞き文 や文章の䞭で䜿う こず。
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119  第孊幎及 び第孊幎 の内容 お䜿う習慣が身に付くようにするこずが重芁である。 〇語圙 オ 思考に関わる語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに語句ず語句ず の関係語句の構成や倉化に぀いお理解し語圙を豊かにするこず。たた語 感や蚀葉の䜿い方に察する感芚を意識しお語や語句を䜿うこず。  第孊幎及び第孊幎のオを受けお思考に関わる語句の量を増したり語句 ず語句ずの関係語句の構成や倉化に぀いお理解したりするこずを通しお語圙を 豊かにするこずや語感を磚くこずを瀺しおいる。  思考に関わる語句ずは 「しかし」のように情報ず情報ずの関係を衚す語句 「芁するに」のように情報党䜓の䞭でその情報がどのような䜍眮付けにあるのか を瀺唆する語句 「考える」  「だろう」のように文の䞭の述郚などずしお衚れる 思考そのものに関わる語句などを指す。たた 「〜は〜より 」  「〜は〜に比べ お 」のように耇数の情報を比べる堎合や 「〜が〜するず 」  「〜になった原 因を考えおみるず 」のように原因ず結果の関係に぀いお述べる堎合の蚀い方な ども含たれる。これらの語句を話や文章の䞭で䜿うこずができるようにするこ ずが重芁である。  語句ず語句ずの関係には類矩語や察矩語䞊䜍語・䞋䜍語などがある。この ような語句ず語句ずの関係を理解するこずは語感を高めたり蚀葉の䜿い方に 察する感芚を豊かにしたりするこずにも぀ながる。話や文章の䞭で結び付きの 匷い語句同士が盞互に関連し合い文章の皮類や内容を特城付けおいる堎合があ 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 オ 身近なこずを衚 す語句の量を増し  話や文章の䞭で䜿 うずずもに蚀葉 には意味による語 句のたずたりがあ るこずに気付き  語圙を豊かにする こず。 オ 様子や行動気 持ちや性栌を衚す 語句の量を増し  話や文章の䞭で䜿 うずずもに蚀葉 には性質や圹割に よる語句のたずた りがあるこずを理 解し語圙を豊か にするこず。 オ 思考に関わる語 句の量を増し話 や文章の䞭で䜿う ずずもに語句ず 語句ずの関係語 句の構成や倉化に ぀いお理解し語 圙を豊かにするこ ず。たた語感や 蚀葉の䜿い方に察 する感芚を意識し お語や語句を䜿 うこず。 り 事象や行為心 情を衚す語句の量 を増すずずもに  語句の蟞曞的な意 味ず文脈䞊の意味 ずの関係に泚意し お話や文章の䞭で 䜿うこずを通しお 語感を磚き語圙を 豊かにするこず。
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120 第章 各孊幎の 内容 るこずに気付くこずも重芁である。  語句の構成に぀いおはお米の「お」のような接頭語お父さんの「さん」の ような接尟語のほかに耇合語略語慣甚語なども含んでいる。語句の倉化に ぀いおは䟋えば 「花畑」で「ハナバタケ」ずいうような音の倉化 「垰る 道」で「垰り道」ずいうような語圢の倉化などがある。  語圙を豊かにするずは自分の語圙を量ず質の䞡面から充実させるこずであ る。具䜓的には意味を理解しおいる語句の数を増やすだけでなく話や文章の 䞭で䜿いこなせる語句を増やすずずもに語句ず語句ずの関係語句の構成や倉 化などぞの理解を通しお語句の意味や䜿い方に察する認識を深め語圙の質を 高めるこずである。  語感や蚀葉の䜿い方に察する感芚ずは蚀葉や文文章に぀いおその正しさ や適切さを刀断したり矎しさ柔らかさリズムなどを感じ取ったりする感芚 のこずである。  こうしたこずを意識しお語や語句を䜿うためには倚くの文章を繰り返し読 んで優れた衚珟に觊れたり自分の衚珟に生かしたりしお語感や蚀葉の䜿い方 に関する感芚を逊うこずが重芁である。 〇文や文章 カ 文の䞭での語句の係り方や語順文ず文ずの接続の関係話や文章の構成や 展開話や文章の皮類ずその特城に぀いお理解するこず。  第孊幎及び第孊幎のカを受けお語句の係り方や語順文ず文ずの接続 話や文章の構成や展開皮類に぀いお理解するこずを瀺しおいる。  文の䞭での語句の係り方ずは䞻語ず述語ずの関係修食ず被修食ずの関係に 加え文の曞き出しず文末衚珟の関係などを含めた文の䞭の語句ず語句ずの係り 受けのこずを指しおいる。このうち䞻語ず述語ずの関係に着目しお文の構成を 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 カ 文の䞭における 䞻語ず述語ずの関 係に気付くこず。 カ 䞻語ず述語ずの 関係修食ず被修 食ずの関係指瀺 する語句ず接続す る語句の圹割段 萜の圹割に぀いお 理解するこず。 カ 文の䞭での語句 の係り方や語順 文ず文ずの接続の 関係話や文章の 構成や展開話や 文章の皮類ずその 特城に぀いお理解 するこず。 ゚ 単語の類別に぀ いお理解するずず もに指瀺する語 句ず接続する語句 の圹割に぀いお理 解を深めるこず。
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121  第孊幎及 び第孊幎 の内容 みるず単文・重文・耇文に分けるこずができる。  語順に぀いお理解するずは述語が文末に䜍眮するこずが倚かったり文の成 分の順序が比范的柔軟であったりする日本語の語順の特城を理解するこずを指し おいる。なお倖囜語科においおは第の⑵りに「 ア 児童が日本語ず英語 ずの語順等の違いや関連のある文や文構造のたずたりを認識できるようにする ために効果的な指導ができるよう工倫するこず。 」を瀺しおいる。このこずを 螏たえ指導に圓たっおは倖囜語科における指導ずの関連を図り盞互に指導 の効果を高めるこずが重芁である。  文ず文ずの接続の関係ずは前の文ず埌の文ずの぀ながりのこずである。どの ように぀ながるのかを明瀺する語句ずしお接続語などの接続する語句がある。 文ず文ずの関係を捉え接続する語句を適切に遞択するこずが重芁である。な お文ず文は接続する語句によっおのみ぀なげられるのではない。語句の係り方 や語順が適切であるこずはもちろんのこず曞き出しや文末の蚀い回し説明や 描写のための語句の遞択など様々な芁因が関わっおいるこずを理解し適切に文 ず文ずを぀なげるこずができるようにするこずが重芁である。  話や文章の構成や展開ずは 「始め−䞭−終わり」  「序論−本論−結論」や頭 括型尟括型双括型などの話や文章の組立おや説明などにおける論の進め方 のこずである。  話や文章の皮類ずその特城ずは玹介提案掚薊案内解説物語など 日垞生掻で児童が觊れるこずの倚い話や文章の皮類ずその特城のこずである。䟋 えば提案はその内容が実珟可胜で具䜓的なものであるこずが求められる。た た掚薊は目的に応じお固有のよさを捉えるなどしお掚薊する理由を明確に するこずが求められる。 〇蚀葉遣い キ 日垞よく䜿われる敬語を理解し䜿い慣れるこず。  第孊幎及び第孊幎のキを受けお日垞よく䜿われる敬語を理解しお䜿い慣 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 キ 䞁寧な蚀葉ず普 通の蚀葉ずの違い に気を付けお䜿う ずずもに敬䜓で 曞かれた文章に慣 れるこず。 キ 䞁寧な蚀葉を䜿 うずずもに敬䜓 ず垞䜓ずの違いに 泚意しながら曞く こず。 キ 日垞よく䜿われ る敬語を理解し䜿 い慣れるこず。
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122 第章 各孊幎の 内容 れるこずを瀺しおいる。  盞手ず自分ずの関係を意識しながら尊敬語や謙譲語などの敬語に぀いお理解 するこずが重芁である。  敬語の圹割や必芁性を自芚しおくる時期であるので児童の日垞生掻の䞭で盞 手や堎面に応じお適切に敬語を䜿うこずに慣れるようにするこずが重芁である。 䟋えば 初察面の盞手や目䞊の盞手などに察し 「いらっしゃる」  「おっしゃる」  「お垰りになる」などの敬語を䜿うこずができるよう孊校行事や来客があった 時などず関連させお指導するこずも考えられる。 〇衚珟の技法 ク 比喩や反埩などの衚珟の工倫に気付くこず。  衚珟の工倫ずは比喩や反埩など修蟞法に関する衚珟の工倫のこずである。  比喩ずはあるものを別のものにたずえお衚珟するこずである。 「たるで〜の ようだ」などのようにたずえであるこずを瀺す語句を䌎う盎喩やそのような語 句を甚いない隠喩などがある。反埩ずは同䞀又は類䌌した衚珟を繰り返すこず である。連続したり間を眮いたりしお繰り返すなど様々な堎合がある。衚珟の工 倫には比喩や反埩倒眮など様々なものがある。  これらの衚珟の工倫は第孊幎及び第孊幎の児童が読んだり曞いたりする 文章䞭にも頻繁に芋られる。第孊幎及び第孊幎においおはこれたでに觊れ おきたこうした衚珟の工倫ぞの気付きをたずめお敎理するこずが求められる。こ のこずが䞭孊校第孊幎の〔知識及び技胜〕の⑎「オ 比喩反埩倒眮䜓 蚀止めなどの衚珟の技法を理解し䜿うこず。 」の指導ぞず発展しおいく。 〇音読朗読 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ク 比喩や反埩など の衚珟の工倫に気 付くこず。 オ 比喩 反埩 倒眮 䜓蚀止めなどの衚 珟の技法を理解し 䜿うこず。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ク 語のたずたりや 蚀葉の響きなどに 気を付けお音読す るこず。 ク 文章党䜓の構成 や内容の倧䜓を意 識しながら音読す るこず。 ケ 文章を音読した り朗読したりする こず。
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123  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ケ 文章を音読したり朗読したりするこず。  第孊幎及び第孊幎においおは文章の構成や内容を理解しお音声化するこ ずに加え自分の思いや考えが聞き手に䌝わるように音読や朗読をするこずが求 められる。  音読ではこれたでに身に付けおきた声の倧きさや抑揚速さや間の取り方 ずいった音読の技胜を生かすこずが重芁である。  朗読は読者ずしお自分が思ったこずや考えたこずを螏たえ聞き手に䌝えよ うず衚珟性を高めお文章を声に出しお読むこずである。音読が文章の内容や 衚珟をよく理解し䌝えるこずに重点があるのに察しお朗読は児童䞀人䞀人が 思ったり考えたりしたこずを衚珟性を高めお䌝えるこずに重点がある。  指導に圓たっおは䟋えば 〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」 の「共有」に関する指導事項のカず関わらせたり 「読むこず」の「粟査・解 釈」  「考えの圢成」に関する指導事項のり゚オず関わらせたりするこずが考 えられる。
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124 第章 各孊幎の 内容 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 原因ず結果など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 む 情報ず情報ずの関係付けの仕方図などによる語句ず語句ずの関係の 衚し方を理解し䜿うこず。 〇情報ず情報ずの関係 ア 原因ず結果など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。  第孊幎及び第孊幎のアを受けお原因ず結果の関係などに重点を眮いお情 報ず情報ずの関係を理解するこずを瀺しおいる。  原因ずはある物事や状態を匕き起こすもずになるものを指し結果ずはあ る原因によっおもたらされた事柄や状態を指す。原因ず結果の関係に぀いお理解 するためには䟋えばある事象がどのような原因によっお起きたのかを把握し たり明らかにしたりするなど様々な情報の䞭から原因ず結果の関係を芋いだ し結び付けお捉えるこずができるようにするこずが重芁である。  指導に圓たっおは䟋えば 〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」 の⑎「む 筋道の通った文章ずなるように文章党䜓の構成や展開を考えるこ ず。 」や 「読むこず」の⑎「ア 事実ず感想意芋などずの関係を叙述を基に 抌さえ文章党䜓の構成を捉えお芁旚を把握するこず。 」などずの関連を図り 指導の効果を高めるこずが考えられる。 ⑵ 情報の扱い方に関する事項 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ア 共通盞違事 柄の順序など情報 ず情報ずの関係に ぀ い お 理解す る こ ず 。 ア 考えずそれを支 える理由や事䟋 党䜓ず䞭心など情 報ず情報ずの関係 に぀いお理解する こず。 ア 原因ず結果など 情報ず情報ずの関 係に぀いお理解す るこず。 ア 原因ず結果意 芋ず根拠など情報 ず情報ずの関係に ぀ い お 理解す る こ ず 。
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125  第孊幎及 び第孊幎 の内容 〇情報の敎理 む 情報ず情報ずの関係付けの仕方図などによる語句ず語句ずの関係の衚し方 を理解し䜿うこず。  第孊幎及び第孊幎のむを受けお情報ず情報ずの関係付けの仕方や語句ず 語句ずの関係の衚し方を理解し䜿うこずを瀺しおいる。  情報ず情報ずの関係付けの仕方ずしおは䟋えば耇雑な事柄などを分解しお 捉えたり倚様な内容や別々の芁玠などをたずめたり類䌌する点を基にしお他 のこずを類掚したり䞀定のきたりを基に順序立おお系統化したりするこずなど が挙げられる。  図などによる語句ず語句ずの関係の衚し方ずは耇数の語句を䞞や四角で囲ん だり語句ず語句を線で぀ないだりするなど図瀺するこずによっお情報を敎理 するこずを指しおいる。図瀺などにより語句ず語句ずの関係を衚すこずを通し お考えをより明確なものにしたり思考をたずめたりするこずができるこずを 理解するこずが重芁である。  指導に圓たっおは䟋えば 〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・ 聞くこず」の⑎アやむ 「曞くこず」の⑎アやむなどの材料を集めお敎理した り構成を怜蚎したりするこずに関する指導事項 「話すこず・聞くこず」の ⑎゚ 「読むこず」の⑎アやりなどの構造ず内容を把握し粟査・解釈するこず に関する指導事項ずの関連を図り指導の効果を高めるこずが考えられる。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 む 比范や分類の仕 方必芁な語句な どの曞き留め方 匕甚の仕方や出兞 の瀺し方蟞曞や 事兞の䜿い方を理 解し䜿うこず。 む 情報ず情報ずの 関係付けの仕方 図などによる語句 ず語句ずの関係の 衚し方を理解し䜿 うこず。 む 比范や分類関 係付けなどの情報 の敎理の仕方匕 甚の仕方や出兞の 瀺し方に぀いお理 解を深めそれら を䜿うこず。
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126 第章 各孊幎の 内容 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 芪しみやすい叀文や挢文近代以降の文語調の文章を音読するなどし お蚀葉の響きやリズムに芪しむこず。 む 叀兞に぀いお解説した文章を読んだり䜜品の内容の倧䜓を知ったり するこずを通しお昔の人のものの芋方や感じ方を知るこず。 り 語句の由来などに関心をも぀ずずもに時間の経過による蚀葉の倉化 や䞖代による蚀葉の違いに気付き共通語ず方蚀ずの違いを理解するこ ず。たた仮名及び挢字の由来特質などに぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  甚玙党䜓ずの関係に泚意しお文字の倧きさや配列などを決める ずずもに曞く速さを意識しお曞くこず。 む  毛筆を䜿甚しお 穂先の動きず点画の぀ながりを意識しお曞くこず。 り  目的に応じお䜿甚する筆蚘具を遞び その特城を生かしお曞くこず。 オ 日垞的に読曞に芪しみ読曞が自分の考えを広げるこずに圹立぀こ ずに気付くこず。 〇䌝統的な蚀語文化  ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する事項 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ア 昔話や神話・䌝 承などの読み聞か せを聞くなどしお 我が囜の䌝統的な 蚀語文化に芪しむ こず。 む 長く芪したれお いる蚀葉遊びを通 しお蚀葉の豊か さに気付くこず。 ア 易しい文語調の 短歌や俳句を音読 したり暗唱したり するなどしお蚀 葉の響きやリズム に芪しむこず。 む 長い間䜿われお きたこずわざや慣 甚句故事成語な どの意味を知り 䜿うこず。 ア 芪しみやすい叀 文や挢文近代以 降の文語調の文章 を音読するなどし お 蚀葉の響きやリ ズムに芪しむこず。 む 叀兞に぀いお解 説した文章を読ん だり䜜品の内容の 倧䜓を知ったりす るこずを通しお 昔の人のものの芋 方や感じ方を知る こず。 ア 音読に必芁な文 語のきたりや蚓読 の仕方を知り叀  文や挢文を音読し 叀兞特有のリズム を通しお叀兞の 䞖界に芪しむこず。 む 叀兞には様々な 皮類の䜜品がある こずを知るこず。
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127  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ア 芪しみやすい叀文や挢文近代以降の文語調の文章を音読するなどしお蚀 葉の響きやリズムに芪しむこず。  叀文や挢文近代以降の文語調の文章の音読を通しお蚀葉の響きやリズムに 芪しむこずを瀺しおいる。これらの文章には独特のリズムや矎しい語調が備 わっおいる。音読するこずなどによりその矎しさや楜しさを感芚的に味わうこ ずを求めおいる。  芪しみやすい叀文や挢文近代以降の文語調の文章ずは児童が蚀葉のリズ ムを実感しながら読めるもの音読するこずによっお内容の倧䜓を知るこずがで きるような芪しみやすい範囲のものを指す。たた唱歌や文語調の校歌各地域 に瞁のある䜜品など児童にずっお芪しみやすいものを教材にするこずも考えら れる。叀文や挢文を声に出しお読むこずで心地よい響きやリズムを味わうずず もに読んで楜しいものであるこずを実感させるようにするこずが倧切である。 む 叀兞に぀いお解説した文章を読んだり䜜品の内容の倧䜓を知ったりするこず を通しお昔の人のものの芋方や感じ方を知るこず。  叀兞に぀いお解説した文章を読むこずなどを通しお昔の人のものの芋方や感じ 方を知るこずを瀺しおいる。  叀兞に぀いお解説した文章ずは昔の人々の生掻や文化䞖の䞭の様子など 叀兞の背景に぀いお易しく解説したものである。䜜品の内容の倧䜓を知るために は児童向けに珟代語で易しく曞き換えられたものを甚いお理解を深めるこずも 考えられる。䜜品に盎接的に衚れおいる䜜者の考え方などを知り珟代人のもの の芋方や感じ方ず比べるなどしお叀兞ぞの興味・関心を深めるようにするこず が重芁である。たた蚀語文化ぞの興味・関心を深めるために胜狂蚀人圢 浄瑠璃歌舞䌎萜語などを鑑賞したり幎䞭行事や地域に䌝わる祭事などを調 べたりするこずも考えられる。 〇蚀葉の由来や倉化  第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 り 挢字がぞんや ぀くりなどから構 成されおいるこず に぀いお理解する こず。 り 語句の由来など に関心をも぀ずず もに時間の経過 による蚀葉の倉化 や䞖代による蚀葉 の違いに気付き 共通語ず方蚀ずの 違いを理解するこ ず。たた仮名及 び挢字の由来特 質などに぀いお理 解するこず。 り 共通語ず方蚀の 果たす圹割に぀い お理解するこず。
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128 第章 各孊幎の 内容 り 語句の由来などに関心をも぀ずずもに時間の経過による蚀葉の倉化や䞖代 による蚀葉の違いに気付き共通語ず方蚀ずの違いを理解するこず。たた仮 名及び挢字の由来特質などに぀いお理解するこず。  語句の由来時間の経過などによる蚀葉の倉化共通語ず方蚀ずの違い仮名 及び挢字の由来に぀いお瀺しおいる。  語句の由来などに関心をも぀ずは語源やその語がどのようにしお䌝わっお きたのかなどに぀いお関心をも぀こずができるようにするこずである。語源を調 べたり和語挢語倖来語などの区別に぀いお関心をもったりできるようにす るこずが重芁である。  時間の経過による蚀葉の倉化に気付くずは䌝統的な蚀語文化に觊れるうち に叀兞などの蚀葉には自分たちが普段䜿っおいる蚀葉ずは異なる蚀葉がある こずやそれは蚀葉が時間の経過によっお倉化したためであるこずに気付くこ ずである。そのように倉化する蚀葉の特質に気付き自分たちの蚀葉ぞの関心を 深めるずずもに蚀語文化ずしおの叀兞に芪しみ受け継いでいく態床を逊う契 機ずするこずが重芁である。ただし叀兞に芋られる過去の蚀葉は珟代の蚀葉 ず連続したものであるこず したがっお珟代の蚀葉に眮き換えなくおもそのたた 理解できる郚分があるこずにも自然に気付かせるように配慮するこずが倧切である。  䞖代による蚀葉の違いずは幎配者ず幎少者や若者にはそれぞれの䞖代に 特有の蚀葉遣いがあるこずを指す。それらの存圚に気付き䞖代間の芪近感や぀ ながりを匷めるずいう圹割を意識させた䞊で䟋えば若者の蚀葉が䜿える堎 合ず䜿うべきではない堎合ずがあるこずなどを理解できるようにするこずが重芁 である。  共通語ず方蚀ずの違いを理解するためには共通語ず方蚀ずを比范察照させ ながら違いを理解しそれぞれの特質ずよさを知り共通語を甚いるこずが必芁 な堎合を刀断しながら話すこずができるようにするこずが重芁である。  こうした蚀葉の倉化や違いを明確に意識するこずは堎に応じた適切な蚀葉遣 いができるようになるためにも重芁である。  仮名及び挢字の由来特質などに぀いお理解するこずは文字文化に関するこ ずを瀺したものである。第孊幎及び第孊幎の「り 挢字がぞんや぀くりな どから構成されおいるこずに぀いお理解するこず。 」を受けお仮名及び挢字の è§£ こず。 蚀葉 倉化 や䞖代による蚀葉 の違いに気付き 共通語ず方蚀ずの 違いを理解するこ ず。たた仮名及 び挢字の由来特 質などに぀いお理 解するこず。
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129  第孊幎及 び第孊幎 の内容 由来特質などに぀いお理解するこずを瀺しおいる。具䜓的には仮名や挢字が どのように圢成され継承されおきたのかなどに぀いお基本的な知識をも぀こ ずたた衚音文字ずしおの平仮名や片仮名衚意文字ずしおの挢字の特質を理 解するこず 文章が挢字仮名亀じりで衚蚘されおいるこずや 挢字には原則ずしお 音ず蚓の読み方があるこずなどをたずたった知識ずしお敎理するこずなどである。 〇曞写  ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。  第孊幎及び第孊幎の゚を受けお曞写に関する ア  む  り の事項を理解 し䜿うこずを瀺しおいる。 ア  甚玙党䜓ずの関係に泚意しお文字の倧きさや配列などを決めるずずもに 曞く速さを意識しお曞くこず。  第孊幎及び第孊幎の゚ む を受けお文や文章などの文字の集たりにおけ る文字の倧きさや配列の決定曞く速さの意識化を図るこずを瀺しおいる。曞く 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 り 曞写に関する次 の事項を理解し䜿 うこず。 ア  姿勢や筆蚘具 の持ち方を正し く しお曞く こず。 む  点画の曞き方 や文字の圢に泚 意しながら筆 順に埓っお䞁寧 に曞くこず。 り  点画盞互の接 し方や亀わり方 長短や方向など に泚意しお文 字を正しく曞く こず。 ゚ 曞写に関する次 の事項を理解し䜿 うこず。 ア  文字の組立お  方を理解し  圢を 敎えお曞く こず。 む   挢字や仮名の  倧きさ  配列に泚 意しお曞く こず。 り  毛筆を䜿甚し お点画の曞き方 ぞの理解を深め 筆圧などに泚意 しお曞くこず。 ゚ 曞写に関する次 の事項を理解し䜿 うこず。 ア  甚玙党䜓ずの 関係に泚意しお 文字の倧きさや 配列などを決め るずずもに曞 く速さを意識し お曞くこず。 む  毛筆を䜿甚し お穂先の動き ず点画の぀なが りを意識しお曞 くこず。 り  目的に応じお 䜿甚する筆蚘具 を遞びその特 城を生かしお曞 くこず。 ゚ 曞写に関する次 の事項を理解し䜿 うこず。 ア  字圢を敎え 文字の倧きさ 配列などに぀い お理解しお楷 曞で曞くこず。 む   挢字の行曞の 基瀎的な曞き方 を理解しお身 近な文字を行曞 で曞くこず。
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130 第章 各孊幎の 内容 速さの意識化は䞭孊校における行曞の指導ぞの橋枡しずいう䜍眮付けになる。  甚玙党䜓ずの関係の甚玙ずは原皿甚玙や䟿箋などの曞匏に察応した甚玙半 玙画甚玙や暡造玙などの癜玙に始たりそれらに準ずる垃や金属ガラスなど ずいった甚材党般のこずを指す。  文字の倧きさは第孊幎及び第孊幎の゚ む の「挢字や仮名の倧きさ」ず 関連しおいる。第孊幎及び第孊幎たでは挢字より仮名は小さく曞くずいっ た文字盞互の盞察的な倧きさの関係であったのに察しお第孊幎及び第孊幎 では䞻に甚玙党䜓ずの関係から刀断される文字の倧きさを指しおいる。䟋え ば甚玙党䜓からはみださずに曞く逆に䜙癜を぀くり過ぎずに曞くたた甚 玙の䞭で芋出しの文字を目立たせる地の文章の文字は控えめに芋せるずいった ようなこずである。  配列も同じように第孊幎及び第孊幎の゚ む の「配列」ず関連しおいる。 第孊幎及び第孊幎たでは 「配列」が字間は均等にする行の䞭心はそろ える行間は均等にするずいう䞀般的なものであったのに察しお第孊幎及び 第孊幎では甚玙党䜓ずの関係から考えられる文字の䜍眮字間行間などの 効果的な圚り方に重点を眮いおいる。  曞く速さを意識しおずは曞く堎面の状況によっお速さが決たっおくるこずを 意識するこずである。速く曞くこずが求められるだけでなくゆっくりず䞁寧に 曞くこずが求められる堎面もある。䟋えば聞き取りメモや板曞の芖写をするず いった時間が限定されおいる堎面ではある皋床の速さが求められる。自分の持 ち物に名前を曞く堎面や目䞊の人に手玙を曞く堎面などではゆっくりず䞁寧に 曞くこずが求められる。 む  毛筆を䜿甚しお穂先の動きず点画の぀ながりを意識しお曞くこず。  第孊幎及び第孊幎の゚ り を受けお毛筆を䜿甚しお穂先の動きず点画の ぀ながりを意識しお曞くこずを瀺しおいる。  穂先の動きに぀いおは第孊幎及び第孊幎の゚ り で暪画・瞊画や巊右 の払いなどの点画の皮類ごずにある䞀定の穂先の動きを指導しおいる。ここで は点画の䞭での穂先の動きだけでなく点画から点画ぞさらには文字から 文字ぞず移動しおいく過皋に重点を眮く。したがっお 「穂先の動き」ず「点画 の぀ながり」ずは䞀䜓化した事項ず蚀える。  たた穂先の柔軟さが曞写する際の筆圧を吞収し匷匱のあるリズミカルな運 筆を可胜にするずいう毛筆ずいう甚具の特性を生かしお曞き始めから曞き終わ りたでを無理なく぀ないで曞き進める効率よい曞写のリズムを習埗させるように する。たた点画盞互文字盞互の぀ながりずいう点では小筆や筆ペンなどを
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131  第孊幎及 び第孊幎 の内容 䜿甚しお日垞で文字を曞く条件に近づけるこずが求められる。 り  目的に応じお䜿甚する筆蚘具を遞びその特城を生かしお曞くこず。  手曞きの慣習に関わる文字文化に関する事項ずしお䜍眮付けられる。  目的に応じおの目的は生掻や孊習掻動においお文字を曞く様々な堎面におけ る目的のこずである。䟋えば党校児童に䌝えるために倧きく読みやすく曞くこ ずやお䞖話になった人にお瀌の気持ちを䌝えるために䞁寧に敎った文字で曞く こずなどである。  筆蚘具を遞びの筆蚘具は鉛筆フェルトペン毛筆ボヌルペン筆ペンな どから遞択するこずが考えられる。これらの筆蚘具に適した甚材の遞択にも配慮 する必芁がある。その特城を生かしおの特城は筆蚘具党䜓の圢状曞く郚分の 材質や圢状色などである。䟋えば暪断幕を曞くずきには倧きく曞ける毛筆 ず墚で曞きやすい垃を遞ぶこずが考えられる。 〇読曞  オ 日垞的に読曞に芪しみ読曞が自分の考えを広げるこずに圹立぀こずに気 付くこず。  第孊幎及び第孊幎のオを受けお日垞的に読曞に芪しむこずや読曞が自 分の考えを広げるこずなどに圹立぀こずに気付くこずを瀺しおいる。  日垞的に読曞に芪しむずは読曞の楜しさや有効性を実感しながら日垞生掻 の䞭で䞻䜓的継続的に読曞を行うこずである。  読曞が 自分の考えを広げるこずなどに圹立぀こずに気付くずは 読曞によっお 倚様な芖点から物事を考えるこずができるようになるこずに気付くこずである。  本などの䞭の蚀葉は時間や空間を超えお読者に䌝わり様々な物事を理解し たり曞き手の倚様なものの芋方や考え方に觊れたりするこずを可胜にする。そ れらの䞭から自分を支える蚀葉を芋付けたり今たでになかった考えを発芋した りするこずなどによっお読曞の意矩をより匷く実感するこずができる。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ゚ 読曞に芪しみ いろいろな本があ るこずを知るこず。 オ 幅広く読曞に芪 しみ読曞が必 芁な知識や情報を 埗るこずに圹立぀ こずに気付くこず。 オ 日垞的に読曞に 芪しみ読曞が 自分の考えを広げ るこずに圹立぀こ ずに気付くこず。 オ 読曞が知識や 情報を埗たり自 分の考えを広げた りするこずに圹立 ぀こずを理解する こず。
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132 第章 各孊幎の 内容  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指 導する。 ア 目的や意図に応じお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を分 類したり関係付けたりしお䌝え合う内容を怜蚎するこず。 む 話の内容が明確になるように事実ず感想意芋ずを区別するなど 話の構成を考えるこず。 り 資料を掻甚するなどしお自分の考えが䌝わるように衚珟を工倫する こず。 ゚ 話し手の目的や自分が聞こうずする意図に応じお話の内容を捉え 話し手の考えず比范しながら自分の考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や意図を明確にしながら蚈画的に話し合い考えを広げた りたずめたりするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 意芋や提案など自分の考えを話したりそれらを聞いたりする掻動。 む むンタビュヌなどをしお必芁な情報を集めたりそれらを発衚したり する掻動。 り それぞれの立堎から考えを䌝えるなどしお話し合う掻動。 〇話題の蚭定情報の収集内容の怜蚎 ア 目的や意図に応じお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を分類した 2 〔思考力刀断力衚珟力等〕 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第1 孊幎 ア 身近なこずや経 隓したこずなどか ら話題を決め䌝 え合うために必芁 な事柄を遞ぶこず。 ア 目的を意識しお 日垞生掻の䞭から 話題を決め 集めた 材料を比范したり 分類したり しお 䌝 え合うために必芁 な事柄を遞ぶこず。 ア 目的や意図に応 じお日垞生掻の 䞭から話題を決め 集めた材料を分類 したり関係付けた りしお 䌝え合う内 容を怜蚎するこず。 ア 目的や堎面に応 じお日垞生掻の 䞭から話題を決め 集めた材料を敎理 し䌝え合う内容 を怜蚎するこず。
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133  第孊幎及 び第孊幎 の内容 り関係付けたりしお䌝え合う内容を怜蚎するこず。  第孊幎及び第孊幎のアを受けお目的や意図に応じお話題を決め集め た材料を敎理し䌝え合う内容を怜蚎するこずを瀺しおいる。  話すこずにおいおは自分の目的や意図に応じるずずもに聞き手の求めおい るこずに応じお集めた材料をどのように敎理すればよいかを考えるこずが求めら れる。たた話す際の材料の敎理だけでなく聞くこず話し合うこずにおいお も聞いたり話し合ったりするこずを具䜓的に考え関係する材料を敎理しおお くこずが重芁である。  目的や意図に応じるずは第孊幎及び第孊幎で意識しおきた目的に加え 堎面や状況を考慮するこずなども含んだものである。  集めた材料を分類したり関係付けたりするずは集めた材料を話す目的や意図 に応じお内容ごずにたずめたりそれらを互いに結び付けお関係を明確にしたり するこずである。䟋えばある事柄を説明するために材料を耇数のたずたりに分 けたり異なる内容の材料を総合しおどのようなこずが蚀えるのかを明確にした りするこずなどが考えられる。 〇構成の怜蚎考えの圢成話すこず む 話の内容が明確になるように事実ず感想意芋ずを区別するなど話の構 成を考えるこず。  第孊幎及び第孊幎のむを受けお話の内容が明確になるように構成を考え るこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは事実ず感想意芋など を区別したり関係付けたりしお話の党䜓の構成に぀いお考えるこずに重点を眮 いおいる。  話の内容が明確になるようにするずは自分の立堎や結論などが明確になるよ う話の内容を構成するこずである。そのためには第孊幎及び第孊幎で取り 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第1 孊幎 む 盞手に䌝わるよ うに行動したこ ずや経隓したこず に基づいお話す 事柄の順序を考え るこず。 む 盞手に䌝わるよ うに理由や事䟋 などを挙げながら 話の䞭心が明確に なるよう話の構成 を考えるこず。 む 話の内容が明確 になるように事 実ず感想意芋ず を区別するなど 話の構成を考える こず。 む 自分の考えや根 拠が明確になるよ うに話の䞭心的 な郚分ず付加的な 郚分事実ず意芋 ずの関係などに泚 意しお話の構成 を考えるこず。
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134 第章 各孊幎の 内容 䞊げた「話の䞭心を明確に」するこずに加え事実ず感想意芋ずを区別した り詳しい説明を付け加えたりするこずが考えられる。  事実ず感想意芋ずを区別するためには接続語や文末衚珟などにも泚意しな がら事実意芋感想などの関係を明らかにするこずが求められる。たた話 の構成を考える際には話の皮類や特城を意識するこずも重芁である。 〇衚珟共有話すこず り 資料を掻甚するなどしお自分の考えが䌝わるように衚珟を工倫するこず。  第孊幎及び第孊幎のりを受けお話の内容を分かりやすく䌝えるために 資料を掻甚するなどしお衚珟を工倫するこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊 幎においおは資料を掻甚したり芖線や指瀺の仕方に぀いお意識したりするこ ずを通しお衚珟を工倫するこずに重点を眮いおいる。  資料を掻甚するずは音声蚀語だけでは聞き手が理解しにくかったり誀解を 招きそうだったりする堎合などに資料を䜿いながら話すこずである。資料を甚 いる目的ずしおは説明を補足したり䌝えたいこずを匷調したりするこずなど が挙げられる。䟋えば必芁な文蚀や数倀などを匕甚したり実物や画像映像 などを甚いたり図解したものや重芁な語句の定矩付けなどを明瀺したりするこ ずが考えられる。その際目的や盞手状況などを螏たえ話す内容ず資料ずの 敎合適切な時間や機䌚での資料の提瀺の仕方などに泚意する必芁がある。  衚珟を工倫するためには盞手や目的を䞀局意識するこずが求められる。聞き 手の興味・関心や情報量などを予想し補足説明が必芁な箇所や蚀葉だけでは䌝 わりにくい内容に぀いおどのような資料を甚意すればよいかを考えるこずも重 芁である。その際目的や意図に応じお資料の順番を倉えたり資料を提瀺し ながら話す仕方に぀いお怜蚎したりするこずが求められる。たた実際に発衚す る堎面では聞き手のうなずきや衚情にも泚意するこずが重芁である。  たた堎面や盞手を意識しお話すためには䟋えば 〔知識及び技胜〕の⑎ 「キ 日垞よく䜿われる敬語を理解し䜿い慣れるこず。 」における蚀葉遣いに関す 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 り 䌝えたい事柄や 盞手に応じお声 の倧きさや速さな どを工倫するこず。 り 話の䞭心や話す 堎面を意識しお 蚀葉の抑揚や匷匱 間の取り方などを 工倫するこず。 り 資料を掻甚する などしお自分の 考えが䌝わるよう に衚珟を工倫する こず。 り 盞手の反応を螏 たえながら 自分の 考えが分かりやす く䌝わるように衚 珟を工倫するこず。
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135  第孊幎及 び第孊幎 の内容 る理解ずの関連を図り指導の効果を高めるこずが考えられる。 〇構造ず内容の把握粟査・解釈考えの圢成共有聞くこず ゚ 話し手の目的や自分が聞こうずする意図に応じお話の内容を捉え話し手 の考えず比范しながら自分の考えをたずめるこず。  第孊幎及び第孊幎の゚を受けお話を聞き自他の意芋を比范しお考えを たずめるこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは話し手の目的や 自分が聞こうずする意図を考慮しながら聞くこずに重点を眮いおいる。  話し手の目的に応じお話の内容を捉えるずは話の目的は䜕か自分に䌝えた いこずは䜕か共に考えたいこずは䜕かなどを螏たえお話の内容を十分に聞き 取るこずである。自分が聞こうずする意図に応じお話の内容を捉えるずは自分 はどのような情報を求めおいるのか聞いた内容をどのように生かそうずしおい るのかそのためにどういった情報を盞手から匕き出そうずしおいるのかなどを 明確にしお聞くこずである。  話し手の考えず比范しながら自分の考えをたずめるずは話し手の考えず自 分の考えずを比范しお共通点や盞違点を敎理したり共感した内容や玍埗した事 䟋を取り䞊げたりしお自分の考えをたずめるこずである。自分の考えず比范す る経隓を積み重ねるこずで䞭孊校第孊幎の「゚ 必芁に応じお蚘録したり質 問したりしながら話の内容を捉え共通点や盞違点などを螏たえお自分の考え をたずめるこず。 」においお自分の考えを筋道立おお敎えるこずぞず発展させ るこずができる。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ゚ 話し手が知らせ たいこずや自分が 聞きたいこずを萜 ずさないように集 䞭しお聞き話の 内容を捉えお感想 をも぀こず。 ゚ 必芁なこずを蚘 録したり質問した りしながら聞き 話し手が䌝えたい こずや自分が聞き たいこずの䞭心を 捉え自分の考え をも぀こず。 ゚ 話し手の目的や 自分が聞こうずす る意図に応じお 話の内容を捉え 話し手の考えず比 范しながら自分 の考えをたずめる こず。 ゚ 必芁に応じお蚘 録したり質問した りしながら話の内 容を捉え共通点 や盞違点などを螏 たえお自分の考 えをたずめるこず。
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136 第章 各孊幎の 内容 〇話合いの進め方の怜蚎考えの圢成共有話し合うこず オ 互いの立堎や意図を明確にしながら蚈画的に話し合い考えを広げたりたず めたりするこず。  第孊幎及び第孊幎のオを受けお蚈画的に話し合い考えを圢成するこず を瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは互いの立堎や意図を明確にし ながら蚈画的に話し合うこずで考えを広げたりたずめたりするこずに重点を眮 いおいる。  互いの立堎を明確にするずは話題に察しおどのような考えをもっおいるかを 互いに明らかにするこずである。立堎が察立的な関係にある堎合においおも互 いに蚀い負かすこずを話合いの目的ずするのではなく異なる立堎からの考えを 聞き意芋の基ずなる理由を尋ね合うこずで互いに考えを広げたりたずめたり するこずが倧切である。意図を明確にするずは話合いを通しお䜕を達成しよう ずするのかずいうこずに加えお盞手や目的状況などを螏たえながらどのよ うに話し合うのかずいった話合いの方法に関する意識を明確にするこずである。 たた話合いにおいお立堎や意図を明確に瀺すためには話合いの冒頭で意芋を 述べるこずなども重芁である。  蚈画的に話し合うずは話合いを始める前に話合いの内容順序時間配分 等を事前に怜蚎するこずに加えお意芋を䞀぀にたずめるために話し合うのか 互いの考えを広げるために話し合うのかずいった話合いの目的や方向性を怜蚎す るこずも含んでいる。  考えを広げたりたずめたりするずは話合いを通しお様々な芖点から怜蚎し 自分の考えを広げたり互いの意芋の共通点や盞違点利点や問題点等をたずめ たりするこずである。話し合った埌で考えをたずめる際には異なる意芋を自分 の考えに生かせるように「〜ずいう意芋もあったが」  「〜ずいう考えもあるけれ ど」などの衚珟を甚いられるようにするこずが効果的である。  指導に圓たっおは䟋えば 〔知識及び技胜〕の⑎「む 話し蚀葉ず曞き蚀葉 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 オ 互いの話に関心 をもち盞手の発 蚀を受けお話を぀ なぐこず。 オ 目的や進め方を 確認し叞䌚など の圹割を果たしな がら話し合い互 いの意芋の共通点 や盞違点に着目し お考えをたずめ るこず。 オ 互いの立堎や意 図を明確にしなが ら蚈画的に話し合 い考えを広げた りたずめたりする こず。 オ 話題や展開を捉 えながら話し合い 互いの発蚀を結び 付けお考えをたず めるこず。
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137  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ずの違いに気付くこず。 」ずの関連を図り 指導の効果を高めるこずが考えられる。 〇蚀語掻動䟋 ア 意芋や提案など自分の考えを話したりそれらを聞いたりする掻動。  自分の考えを話したりそれらを聞いたりする蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  提案ずは聞き手に䜕らかの行動を促すために自分の考えを瀺し意芋を求め るこずである。  たたそれらを聞いたりするずは必芁なこずを蚘録したり質問したりしなが ら聞き話の内容を捉えるこずである。 む むンタビュヌなどをしお必芁な情報を集めたり それらを発衚したりする掻動。  むンタビュヌなどをしお必芁な情報を集めたりそれらを発衚したりする蚀語 掻動を䟋瀺しおいる。  情報を集めるためにむンタビュヌをするずは目的をもっお特定の盞手に質問 し必芁な情報を聞き出すこずである。そのようにしお集めた情報に぀いお話 したり文章にたずめたりしお発衚する掻動に぀いおも䟋瀺しおいる。 り それぞれの立堎から考えを䌝えるなどしお話し合う掻動。  それぞれの立堎から話し合う蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  それぞれの立堎から話し合うずは賛成又は反察などのそれぞれの立堎を明ら かにした䞊で考えを述べ合い互いの考えを基にしお考えを広げたりたずめた りするこずである。 第孊幎及び第孊幎 第孊幎及び第孊幎 第孊幎及び第孊幎 ア 玹介や説明報告など 䌝えたいこずを話したり それらを聞いお声に出し お確かめたり感想を述べ たりする掻動。 む 尋ねたり応答したりす るなどしお少人数で話 し合う掻動。 ア 説明や報告など調べた こずを話したりそれら を聞いたりする掻動。 む 質問するなどしお情報 を集めたりそれらを発 衚したりする掻動。 り 互いの考えを䌝えるな どしおグルヌプや孊玚 党䜓で話し合う掻動。 ア 意芋や提案など自分の 考えを話したりそれら を聞いたりする掻動。 む むンタビュヌなどをし お必芁な情報を集めたり それらを発衚したりする 掻動。 り それぞれの立堎から考 えを䌝えるなどしお話し 合う掻動。
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138 第章 各孊幎の 内容  話し合う蚀語掻動は他教科等においおも取り入れられるこずが倚いためそ れらの掻動ずの連携が求められる。
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139  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお感じたこずや考えたこずなどから曞くこずを遞 び集めた材料を分類したり関係付けたりしお䌝えたいこずを明確に するこず。 む 筋道の通った文章ずなるように 文章党䜓の構成や展開を考えるこず。 り 目的や意図に応じお簡単に曞いたり詳しく曞いたりするずずもに事 実ず感想意芋ずを区別しお曞いたりするなど自分の考えが䌝わるよ うに曞き衚し方を工倫するこず。 ゚ 匕甚したり図衚やグラフなどを甚いたりしお自分の考えが䌝わる ように曞き衚し方を工倫するこず。 オ 文章党䜓の構成や曞き衚し方などに着目しお 文や文章を敎えるこず。 カ 文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなど文章に察する感想 や意芋を䌝え合い自分の文章のよいずころを芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 事象を説明したり意芋を述べたりするなど考えたこずや䌝えたいこ ずを曞く掻動。 む 短歌や俳句を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じたり考えたりしたこずや自分にずっおの意味 に぀いお文章に曞く掻動。 〇題材の蚭定情報の収集内容の怜蚎  曞くこず 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ア 経隓したこずや 想像したこずなど から曞くこずを芋 付け必芁な事柄 を集めたり確かめ たりしお䌝えた いこずを明確にす るこず。 ア 盞手や目的を意 識しお経隓した こずや想像したこ ずなどから曞くこ ずを遞び集めた 材料を比范したり 分類したりしお 䌝えたいこずを明 確にするこず。 ア 目的や意図に応 じお感じたこず や考えたこずなど から曞くこずを遞 び集めた材料を 分類したり関係付 けたりしお䌝え たいこずを明確に するこず。 ア 目的や意図に応 じお日垞生掻の 䞭から題材を決め 集めた材料を敎理 し䌝えたいこず を明確にするこず。
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140 第章 各孊幎の 内容 ア 目的や意図に応じお感じたこずや考えたこずなどから曞くこずを遞び集 めた材料を分類したり関係付けたりしお䌝えたいこずを明確にするこず。  第孊幎及び第孊幎のアを受けお目的や意図に応じお曞くこずを遞び 集めた材料を敎理し䌝えたいこずを明確にするこずを瀺しおいる。第孊幎及 び第孊幎では目的や意図に応じお集めた材料を分類したり関係付けたりし お敎理するこずに重点を眮いおいる。  目的や意図に応じお曞くずは第孊幎及び第孊幎で意識しおきた盞手や目 的に加え堎面や状況を考慮するこずなども含んだものである。  感じたこずや考えたこずなどから曞くこずを遞ぶずは家庭や地域孊校生掻 での孊習などで感じたり考えたりしたこずから遞択しお曞く題材を決めるこずで ある。目的や意図が明確になっおいおそれに基づいお題材を考えるこずもあれ ば以前から疑問や問題意識をもっおおりそこから題材を遞んだ䞊で目的や 意図を蚭定しおいくこずも考えられる。  集めた材料を分類したり関係付けたりするずは集めた材料を曞く目的や意図 に応じお内容ごずにたずめたりそれらを互いに結び付けお関係を明確にしたり するこずである。䟋えば集めた材料を目的や意図盞手に応じお䞻匵の理 由事䟋ずしお適切なものを遞んだり優先順䜍を考えお䞊べたりするこずであ る。その際こうした敎理が䌝えたいこずを明確にするこずや曞き衚し方を工 倫するこずにどのように぀ながるかを芋いだすこずが重芁である。たた賛成 の立堎から集めた材料ず反察の立堎から集めた材料ずに分類するこずで䞀方の 立堎からの材料の䞍足に気付き曎なる情報収集の必芁性を感じるこずも考えら れる。  集めた材料盞互の関係が敎理されるこずによっお瀺すべき理由や事䟋などの 事実が絞られ䌝えたいこずを明確にするこずができる。  なお情報を収集する察象や手段ずしおは本や文章パンフレットやリヌフ レット雑誌や新聞音声や映像むンタビュヌやアンケヌトなど様々なものが 考えられる。 〇構成の怜蚎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 む 自分の思いや考 えが明確になるよ うに事柄の順序 に沿っお簡単な構 成を考えるこず。 む 曞く内容の䞭心 を明確にし内容 のたずたりで段萜 を぀くったり段 萜盞互の関係に泚 意したりしお文 章の構成を考える こず。 む 筋道の通った文 章ずなるように 文章党䜓の構成や 展開を考えるこず。 む 曞く内容の䞭心 が明確になるよう に段萜の圹割な どを意識しお文章 の構成や展開を考 えるこず。
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141  第孊幎及 び第孊幎 の内容 む 筋道の通った文章ずなるように文章党䜓の構成や展開を考えるこず。  第孊幎及び第孊幎のむを受けお文章の構成を考えるこずを瀺しおいる。 第孊幎及び第孊幎においおは䌝えたいこずを筋道の通った文章で䌝えるた めに文章党䜓の構成や展開を考えるこずに重点を眮いおいる。  筋道の通った文章ずは盞手に分かりやすく䌝わるように䌝えたいこずや知 らせたいこずを明確にし銖尟䞀貫した展開ずなるよう論の進め方に泚意しお 組み立おた文章のこずである。筋道の通った文章にするためには第孊幎及び 第孊幎で取り䞊げた「事柄の順序」に沿った構成や第孊幎及び第孊幎で 取り䞊げた「曞く内容の䞭心を明確に」した構成を工倫するこずに加え䟋え ば 「考えず理由や事䟋」  「原因ず結果」  「疑問ず解決」などの぀ながりや配列 を意識しお文章党䜓の筋道を敎えおいくこずが倧切である。  文章党䜓の構成や展開には䟋えば基本的なものずしお「序論−本論−結 論」などが挙げられる。たた統括する内容を䜍眮付ける箇所によっお 「頭括 型」  「尟括型」  「双括型」がある。  文章党䜓の構成を考える際にはそれぞれの段萜の内容ずしおどのようなこず を曞けばよいのかを考えたり自分の考えを䞀貫しお述べたりするこずなどに泚 意したりするこずが倧切である。たた曞き出しに読み手の関心を喚起する事䟋 や党䜓の抂略を配眮したり終結郚に党䜓のたずめを曞いたりしお読み手が考 えを理解しやすいように曞き方を工倫するこずも考えられる。  その際䟋えば 〔知識及び技胜〕の⑎カの「話や文章の構成や展開話や文 章の皮類ずその特城」ず関連付けお指導するこずも有効である。 〇考えの圢成蚘述 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 り 語ず語や文ず文 ずの続き方に泚意 しながら内容の たずたりが分かる ように曞き衚し方 を工倫するこず。 り 自分の考えずそ れを支える理由や 事䟋ずの関係を明 確にしお 曞き衚し 方を工倫するこず。 り 目的や意図に応 じお簡単に曞いた り詳しく曞いたり するずずもに事 実ず感想意芋ず を区別しお曞いた りするなど自分 の考えが䌝わるよ うに曞き衚し方を 工倫するこず。 ゚ 匕甚したり図 衚やグラフなどを り 根拠を明確にし ながら自分の考 えが䌝わる文章に なるように工倫す るこず。 自分 考 えが明確になるよ うに事柄の順序 に沿っお簡単な構 成を考えるこず。 曞く 容 äž­ を明確にし内容 のたずたりで段萜 を぀くったり段 萜盞互の関係に泚 意したりしお文 章の構成を考える こず。 筋道 通 文 章ずなるように 文章党䜓の構成や 展開を考えるこず。 曞く 容 äž­ が明確になるよう に段萜の圹割な どを意識しお文章 の構成や展開を考 えるこず。
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142 第章 各孊幎の 内容 り 目的や意図に応じお簡単に曞いたり詳しく曞いたりするずずもに事実ず感 想意芋ずを区別しお曞いたりするなど自分の考えが䌝わるように曞き衚し 方を工倫するこず。  第孊幎及び第孊幎のりを受けお簡単に曞いたり詳しく曞いたり事実ず 感想意芋ずを区別しお曞いたりするなど自分の考えが䌝わるように曞き衚し 方を工倫するこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは目的や意図 に応じお簡単に曞く郚分ず詳しく曞く郚分を決めたり事実ず感想意芋ずを区 別しお曞いたりするなど曞き衚し方を工倫するこずに重点を眮いおいる。   目的や意図に応じお簡単に曞いたり詳しく曞いたりするずは曞く目的や意図 を明確にした䞊で詳しく曞く必芁のある堎合や簡単に曞いた方が効果的である 堎合などを刀断しながら曞き衚し方を工倫するこずである。むの指導事項の「構 成や展開を考える」過皋においお文章のどこを詳しくどこを簡単に曞けば効 果的かをあらかじめ怜蚎しおおくこずも考えられる。  事実ず感想意芋ずを区別しお曞いたりするには事実を客芳的に曞くこずず ずもにその事実ず感想や意芋ずの関係を十分捉えお曞くこずが重芁である。そ れは自分の考えたこずなどが客芳的な事象に裏付けられたものになっおいるか どうかを振り返り自分の考えをより深めおいくこずに぀ながるからである。た た事実ず感想意芋ずを明確に区別しお曞くためには文末衚珟に泚意するこ ずも重芁である。 ゚ 匕甚したり図衚やグラフなどを甚いたりしお自分の考えが䌝わるように 曞き衚し方を工倫するこず。  匕甚したり図衚やグラフなどを甚いたりしお自分の考えが䌝わるように曞 き衚し方を工倫するこずを瀺しおいる。  匕甚しお曞くずは本や文章などから必芁な語句や文を抜き出しお曞くこずで ある。匕甚する堎合はたず䜕のために匕甚するのかずいう目的を明確にするこ 内容 たずたりが分かる ように曞き衚し方 を工倫するこず。 事䟋 関係 明 確にしお 曞き衚し 方を工倫するこず。 詳 く曞 するずずもに事 実ず感想意芋ず を区別しお曞いた りするなど自分 の考えが䌝わるよ うに曞き衚し方を 工倫するこず。 ゚ 匕甚したり図 衚やグラフなどを 甚いたりしお自 分の考えが䌝わる ように曞き衚し方 を工倫するこず。 䌝 文章 なるように工倫す るこず。
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143  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ずが必芁である。原文に正確に匕甚するこずや匕甚した郚分ず自分の考えずの 関係などを明確にするこずなどに泚意するこずも必芁である。  図衚やグラフなどを甚いるのは瀺すべき事実が図解したり衚圢匏やグラ フ圢匏で瀺したりした方が分かりやすい堎合である。芳察や実隓調査の結果な どの事実の蚘述はこのような図衚やグラフを甚いる方が自分にずっおも考えを 深めやすく盞手にずっおもよく理解できるものずなる。なお甚いる図衚やグ ラフは本や文章から匕甚する堎合のほか自分で䜜成する堎合もある。ただ し自分で䜜成する堎合には囜語科の孊習であるこずに鑑み図衚やグラフを 䜜成する掻動に過床に偏らないよう留意する必芁がある。  なお匕甚した文章や図衚等の出兞に぀いおは必ず明蚘するずずもに匕甚郚 分が適切な量になるようにする必芁がある。このこずは著䜜暩を尊重し保護 するために必芁なこずであり指導に圓たっおは十分留意するこずが求められ る。たた文章を匕甚する堎合には匕甚する郚分をかぎ 「 」 でくくるこず や図衚を甚いる堎合には本文に「図は〜」  「衚は〜」ずいった衚珟 を甚いお本文ずの関連を瀺すこずなども必芁である。 〇掚敲 オ 文章党䜓の構成や曞き衚し方などに着目しお文や文章を敎えるこず。  第孊幎及び第孊幎の゚を受けお文や文章を敎えるこずを瀺しおいる。  文章党䜓の構成や曞き衚し方などに着目しお文や文章を敎えるずはア むり゚の指導事項を芳点に文や文章を掚敲するこずである。第孊幎及び 第孊幎においおは文章党䜓を芋たずきに内容や衚珟に䞀貫性があるか目 的や意図に照らしお適切な構成や蚘述になっおいるか事実ず感想意芋ずが区 別しお曞かれおいるか匕甚の仕方図衚やグラフなどの甚い方は適切かずいっ たこずなどが掚敲の芳点ずなる。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ゚ 文章を読み返す 習慣を付けるずず もに間違いを正 したり語ず語や 文ず文ずの続き方 を確かめたりする こず。 ゚ 間違いを正した り盞手や目的を 意識した衚珟にな  っおいるかを確か めたりしお文や 文章を敎えるこず。 オ 文章党䜓の構成 や曞き衚し方など に着目しお文や 文章を敎えるこず。 ゚ 読み手の立堎に 立っお衚蚘や語 句の甚法叙述の 仕方などを確かめ お文章を敎える こず。
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144 第章 各孊幎の 内容 〇共有 カ 文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなど文章に察する感想や意芋 を䌝え合い自分の文章のよいずころを芋付けるこず。  第孊幎及び第孊幎のオを受けお感想や意芋を䌝え合い文章の内容や衚 珟のよいずころを芋付けるこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においお は文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなどの芳点から自分の文章の よいずころを芋付けるこずに重点を眮いおいる。  文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなど文章に察する感想や意芋を 䌝え合うずは互いの曞いた文章を読み合い目的や意図に応じた文章の構成や 展開になっおいるかなどに぀いお具䜓的に感想や意芋を述べ合うこずである。 このこずを通しお自分の文章のよいずころを芋付けるこずずなる。たた互い の文章のよいずころを芋付けお䌝え合うこずを通しおそれらを自分の衚珟に生 かそうずするこずが倧切である。 〇蚀語掻動䟋 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 オ 文章に察する感 想を䌝え合い自 分の文章の内容や 衚珟のよいずころ を芋付けるこず。 オ 曞こ う ず したこ ず が明確になっおい るかなど文章に 察する感想や意芋 を䌝え合い自分 の文章のよいずこ ろを芋付けるこず。 カ 文章党䜓の構成 や展開が明確にな っおいるかなど 文章に察する感想 や意芋を䌝え合い 自分の文章のよい ずころを芋付ける こず。 オ 根拠の明確さな どに぀いお読み 手からの助蚀など を螏たえ 自分の文 章のよい点や改善 点を芋いだすこず。 第孊幎及び第孊幎 第孊幎及び第孊幎 第孊幎及び第孊幎 ア 身近なこずや経隓したこ ずを報告したり芳察した こずを蚘録したりするなど 芋聞き したこ ずを曞く掻動。 む 日蚘や手玙を曞くなど 思ったこずや䌝えたいこず を曞く掻動。 り 簡単な物語を぀く るなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 ア 調べたこずをたずめお報 告するなど事実やそれを 基に考えたこずを曞く掻動。 む 行事の案内やお瀌の文章 を曞くなど䌝えたいこず を手玙に曞く掻動。 り 詩や物語を぀くるなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 ア 事象を説明したり意芋を 述べたりするなど考えた こずや䌝えたいこずを曞く 掻動。 む 短歌や俳句を぀く るなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じ たり考えたりしたこずや自 分にずっおの意味に぀いお 文章に曞く掻動。
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145  第孊幎及 び第孊幎 の内容 ア 事象を説明したり意芋を述べたりするなど考えたこずや䌝えたいこずを曞 く掻動。  考えたこずや䌝えたいこずを文章に曞く蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  事象を説明する文章を曞くずは察象ずなる事象に぀いお衚面に衚れおいる 事実を説明するのみならずその事実が生起した背景や原因経過などを敎理し お曞き衚すこずである。䟋えば調査などを通しお明らかになったこずを解説す る文章などが考えられる。  意芋を述べる文章を曞くずは理由や事䟋を明確にしながら筋道を立おお自 分の考えを述べるこずである。䟋えば自分の考えを異なる立堎の読み手に向 けお䞻匵する文章や自分たちの生掻をより良いものにするために提案する文 章事物のよさを倚くの人に掚薊する文章などを曞くこずが考えられる。 む 短歌や俳句を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。  感じたこずや想像したこずを曞く蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  短歌や俳句に぀いおは第孊幎及び第孊幎の〔知識及び技胜〕の⑶「ア  易しい文語調の短歌や俳句を音読したり暗唱したりするなどしお蚀葉の響きや リズムに芪しむこず。 」においお取り䞊げおいる。これを螏たえ第孊幎及び 第孊幎においおは䌝統的な定型詩の特城を生かした創䜜を行うこずによっ お䞃音五音を䞭心ずする蚀葉の調子やリズムに芪しみ凝瞮した衚珟によっお 創䜜する掻動ずしお䟋瀺しおいる。 り 事実や経隓を基に感じたり考えたりしたこずや自分にずっおの意味に぀い お文章に曞く掻動。  事実や経隓を基に感じたり考えたりしたこずや自分にずっおの意味に぀いお 文章に曞く蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  身近に起こったこず芋たこずや聞いたこず経隓したこずなどを描写しなが ら感想や自分にずっおの意味などをたずめお曞く蚀語掻動である。この蚀語掻 動は䞭孊校第孊幎の随筆を曞く蚀語掻動に぀ながるものである。 思 た ずや䌝えた ず を曞く掻動。 り 簡単な物語を぀く るなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 を曞くなど䌝えた ず を手玙に曞く掻動。 り 詩や物語を぀くるなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 む 短歌や俳句を぀く るなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じ たり考えたりしたこずや自 分にずっおの意味に぀いお 文章に曞く掻動。
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146 第章 各孊幎の 内容 ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 事実ず感想意芋などずの関係を叙述を基に抌さえ文章党䜓の構成 を捉えお芁旚を把握するこず。 む 登堎人物の盞互関係や心情などに぀いお描写を基に捉えるこず。 り 目的に応じお文章ず図衚などを結び付けるなどしお必芁な情報を芋 付けたり論の進め方に぀いお考えたりするこず。 ゚ 人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に想像したり衚珟の効果を考え たりするこず。 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお自分の考えをたずめるこず。 カ 文章を読んでたずめた意芋や感想を共有し 自分の考えを広げるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導す るものずする。 ア 説明や解説などの文章を比范するなどしお読み分かったこずや考え たこずを話し合ったり文章にたずめたりする掻動。 む 詩や物語䌝蚘などを読み内容を説明したり自分の生き方などに ぀いお考えたこずを䌝え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し耇数の本や新聞などを掻甚しお調べたり 考えたりしたこずを報告する掻動。 〇構造ず内容の把握説明的な文章 ア 事実ず感想意芋などずの関係を叙述を基に抌さえ文章党䜓の構成を捉え お芁旚を把握するこず。  第孊幎及び第孊幎のアを受けお事実ず感想意芋などずの関係を抌さえ  読むこず 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ア 時間的な順序や 事柄の順序などを  考えながら 内容の 倧䜓を捉えるこず。 ア 段萜盞互の関係 に着目しながら  考えずそれを支え る理由や事䟋ずの 関係などに぀いお 叙述を基に捉える こず。 ア 事実ず感想意 芋などずの関係を 叙述を基に抌さえ 文章党䜓の構成を 捉えお芁旚を把握 するこず。 ア 文章の䞭心的な 郚分ず付加的な郚 分事実ず意芋ず の関係などに぀い お叙述を基に捉え 芁旚 を把握す る こ ず 。
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147  第孊幎及 び第孊幎 の内容 た䞊で文章党䜓の構成を捉え芁旚を把握するこずを瀺しおいる。  芁旚ずは曞き手が文章で取り䞊げおいる内容の䞭心ずなる事柄や曞き手の 考えの䞭心ずなる事柄などである。芁旚を把握するためには文章党䜓の構成を 捉えるこずが必芁になる。文章の各郚分だけを取り䞊げるのではなく党䜓を通 しおどのように構成されおいるのかを正確に捉えるこずが重芁である。その際 叙述を基に曞き手がどのような事実を理由や事䟋ずしお挙げおいるのかど のような感想や意芋などをもっおいるのかなどに着目しお事実ず感想意芋な どずの関係を抌さえるこずずなる。  たた䟋えば 〔知識及び技胜〕の⑎カの「話や文章の構成や展開」ず関連付 けお指導するこずも有効である。 〇構造ず内容の把握文孊的な文章 む 登堎人物の盞互関係や心情などに぀いお描写を基に捉えるこず。  第孊幎及び第孊幎のむを受けお登堎人物の盞互関係や心情の倉化など を描写を基に捉えるこずを瀺しおいる。  登堎人物の盞互関係や心情などには登堎人物の性栌や情景なども含たれる。  描写ずは物事の様子や堎面行動や心情などを読み手が想像できるように 描いたものである。第孊幎及び第孊幎においおは描写に着目しながら読み 進めおいくこずが重芁である。登堎人物の心情は盎接的に描写されおいる堎合 もあるが登堎人物盞互の関係に基づいた行動や䌚話情景などを通しお暗瀺的 に衚珟されおいる堎合もある。このような衚珟の仕方にも泚意し想像を豊かに しながら読むこずが倧切になる。  たた登堎人物の盞互関係や心情などに぀いお描写を基に捉えるこずは 「゚ 人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に想像したり衚珟の効果を考えたり するこず。 」に぀ながる。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 む 堎面の様子や登 堎人物の行動など 内容の倧䜓を捉え るこず。 む 登堎人物の行動 や気持ちなどに぀ いお叙述を基に 捉えるこず。 む 登堎人物の盞互 関係や心情などに ぀いお描写を基 に捉えるこず。 む 堎面の展開や登 堎人物の盞互関係 心情の倉化などに ぀いお描写を基 に捉えるこず。
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148 第章 各孊幎の 内容 〇粟査・解釈説明的な文章 り 目的に応じお文章ず図衚などを結び付けるなどしお必芁な情報を芋付けた り論の進め方に぀いお考えたりするこず。  第孊幎及び第孊幎のりを受け目的に応じおアの指導事項で捉えた芁旚 を手掛かりずしお必芁な情報を芋付けたり論の進め方に぀いお考えたりする こずを瀺しおいる。  目的に応じお必芁な情報を芋付けるずは曞き手の述べたいこずを知るため に読む読み手の知りたいこずを調べるために読む知的欲求を満たすために読 む自分の衚珟に生かすために読むなどの目的に応じお文章の䞭から必芁な情 報を取捚遞択したり敎理したり再構成したりするこずである。必芁な情報 は目的に応じお倉わるため読む目的を明確にするこずが重芁である。  論の進め方に぀いお考えるずはアの指導事項で捉えた「事実ず感想意芋な どずの関係」や「文章党䜓の構成」などを基に目的に応じお曞き手は自分の 考えをより適切に䌝えるためにどのように論を進めおいるのかどのような理 由や事䟋を甚いるこずで説埗力を高めようずしおいるのかなどに぀いお考えをも ぀こずである。  たた日垞生掻においお児童が觊れる文章には図衚やグラフ写真や挿絵な どを含むものも倚い。文章ず図衚などを結び付けるなどしお読むずは文章䞭に 甚いられおいる図衚などが文章のどの郚分ず結び付くのかを明らかにするこず によっお必芁な情報を芋付けたり論の進め方を捉えたりするこずである。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 り 文章の䞭の重芁 な語や文を考えお 遞び出すこず。 り 目的を意識しお 䞭心ずなる語や文 を芋付けお芁玄す るこず。 り 目的に応じお 文章ず図衚などを 結び付けるなどし お必芁な情報を芋 付けたり論の進 め方に぀いお考え たりするこず。 り 目的に応じお必 芁な情報に着目し お芁玄したり堎 面ず堎面 堎面ず 描写などを結び付 けたりしお内容 を解釈するこず。 ゚ 文章の構成や展 開衚珟の効果に ぀いお根拠を明 確 に し お 考 え る こ ず 。
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149  第孊幎及 び第孊幎 の内容 〇粟査・解釈文孊的な文章 ゚ 人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に想像したり衚珟の効果を考えたりす るこず。  第孊幎及び第孊幎の゚を受けおむの指導事項で捉えた登堎人物の盞互関 係などを手掛かりにその人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に思い描くこず や 優れた叙述に着目しながら様々な衚珟の効果に぀いお考えるこずを瀺しおいる。  登堎人物の人物像を具䜓的に想像するためには登堎人物の行動や䌚話様子 などを衚しおいる耇数の叙述を結び付けそれらを基に性栌や考え方などを総合 しお刀断するこずが必芁である。むの指導事項で捉えた性栌や心情を螏たえ物 語などの展開ず結び付けながら読んでいくこずが重芁である。  物語などの党䜓像は登堎人物や堎面蚭定個々の叙述などを基にその䞖界 や人物像を豊かに想像するこずで捉えられる。 「䜕が曞かれおいるか」ずいう内 容面だけでなく 「どのように描かれおいるか」ずいう衚珟面にも着目しお読む こずが物語などの党䜓像を具䜓的にむメヌゞするこずに぀ながる。  第孊幎及び第孊幎で登堎人物の性栌に぀いお具䜓的に想像するこずが第 孊幎及び第孊幎では人物像を捉えるこずに結び付き同様に堎面の移り 倉わりを捉えるこずが物語などの党䜓像を捉えるこずぞず぀ながっおいく。た た物語などの党䜓像を具䜓的に想像するこずは䞭孊校第孊幎の指導事項の 「内容を解釈するこず」ぞず発展しおいくものである。  衚珟の効果を考えるずは想像した人物像や党䜓像ず関わらせながら様々な 衚珟が読み手に䞎える効果に぀いお自分の考えを明らかにしおいくこずである。 感動やナヌモアなどを生み出す優れた叙述暗瀺性の高い衚珟メッセヌゞや題 材を匷く意識させる衚珟などに着目しながら読むこずが重芁である。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 ゚ 堎面の様子に着 目しお登堎人物 の行動を具䜓的に 想像するこず。 ゚ 登堎人物の気持 ちの倉化や性栌 情景に぀いお堎 面の移り倉わりず 結び付けお具䜓的 に想像するこず。 ゚ 人物像や物語な どの党䜓像を具䜓 的に想像したり 衚珟の効果を考え たりするこず。 り 目的に応じお必 芁な情報に着目し お芁玄したり堎 面ず堎面堎面ず 描写などを結び付 けたりしお内容 を解釈するこず。 ゚ 文章の構成や展 開衚珟の効果に ぀いお 根拠を明確 にしお考えるこず。
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150 第章 各孊幎の 内容  なお衚珟の効果を考えるこずができるようにするためには䟋えば 〔知識 及び技胜〕の⑎「ク 比喩や反埩などの衚珟の工倫に気付くこず。 」ず関連付け お指導するこずも有効である。 〇考えの圢成 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお自分の考えをたずめるこず。  第孊幎及び第孊幎のオを受けお文章を読んで自分の考えをたずめるこず を瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは感想や考えをも぀こずに加え おそれらをたずめるこずに重点を眮いおいる。  文章を読んで理解したこずに基づくずは文章の内容や構造を捉え粟査・解 釈しながら考えたり理解したりしたこずを基にするずいうこずである。たた自 分の考えをたずめるずは文章を読んで理解したこずに぀いお既有の知識や理 解した内容ず結び付けお自分の考えを圢成するこずである。 〇共有 カ 文章を読んでたずめた意芋や感想を共有し自分の考えを広げるこず。  第孊幎及び第孊幎のカを受けお意芋や感想を共有し自分の考えを広げ るこずを瀺しおいる。第孊幎及び第孊幎においおは共有するこずを通しお 自分の考えを広げるこずに重点を眮いおいる。  文章を読んでたずめた意芋や感想ずは文章の構造ず内容を把握し粟査・解 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 オ 文章の内容ず自 分の䜓隓ずを結び 付けお感想をも ぀こず。 オ 文章を読んで理 解したこずに基づ いお感想や考え をも぀こず。 オ 文章を読んで理 解したこずに基づ いお自分の考え をたずめるこず。 オ 文章を読んで理 解したこずに基づ いお自分の考え を確かなものにす るこず。 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 第  孊幎及び第  孊幎 䞭孊校第孊幎 カ 文章を読んで感 じたこずや分かっ たこずを共有する こず。 カ 文章を読んで感 じたこずや考えた こずを共有し䞀 人䞀人の感じ方な どに違いがあるこ ずに気付くこず。 カ 文章を読んでた ずめた意芋や感想 を共有し自分の 考えを広げるこず。
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151  第孊幎及 び第孊幎 の内容 釈するこずを通しお意芋や感想をも぀こずである。たた自分の考えを広げる ためには互いの意芋や感想の違いを明らかにしたり互いの意芋や感想のよさ を認め合ったりするこずが倧切である。 〇蚀語掻動䟋 ア 説明や解説などの文章を比范するなどしお読み分かったこずや考えたこず を話し合ったり文章にたずめたりする掻動。  説明的な文章を読み分かったこずや考えたこずを話し合ったり文章にたず めたりする蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  取り䞊げる文章ずしおは説明や解説の文章のほか意芋提案報道などの 文章が考えられる。  これらの文章を比范しながら読むこずにより共通点や盞違点が明確になり それぞれの文章をよく理解するこずに぀ながる。小孊校第孊幎及び第孊幎に おいおは日垞生掻においお考えをたずめる際に単䞀の情報のみに基づくので はなく耇数の情報を比范や分類をしたり関係付けたりしお怜蚎するこずが必 芁である。 む 詩や物語䌝蚘などを読み内容を説明したり自分の生き方などに぀いお 考えたこずを䌝え合ったりする掻動。 第1 孊幎及び第2 孊幎 第3 孊幎及び第4 孊幎 第5 孊幎及び第6 孊幎 ア 事物の仕組みを説明し た文章などを読み分かっ たこずや考えたこずを述べ る 掻動。 む 読み聞かせを聞いたり 物語などを読んだりしお 内容や感想などを䌝え合 ったり 挔じたりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚 し図鑑や科孊的なこず に぀いお曞いた本などを 読み 分かったこずなどを 説明する掻動。 ア 蚘録や報告などの文章 を読み文章の䞀郚を匕 甚しお分かったこずや考 えたこずを説明したり意 芋を述べたりする掻動。 む 詩や物語などを読み 内容を説明したり考えた こずなどを䌝え合ったりす る掻動。  り 孊校図曞通などを利甚 し事兞や図鑑などから 情報を埗お分か ったこ ずなどをたずめお説明する 掻動。 ア 説明や解説などの文 章を比范するなどしお読 み分かったこずや考えた こずを話し合ったり文章 にたずめたりする掻動。 む 詩や物語䌝蚘などを 読み内容を説明したり 自分の生き方などに぀い お考えたこずを䌝え合った りする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚 し耇数の本や新聞など を掻甚しお調べたり考 えたり したこずを報告する 掻動。
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152 第章 各孊幎の 内容  文孊的な文章を読んでその内容を説明したり読んで考えたこずなどを䌝え 合ったりする蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  取り䞊げる文章ずしおは詩や物語短線小説䌝蚘などが考えられる。  䌝蚘は物語や詩のような行動や䌚話心情などを基軞に物語る文孊的な描写 ず事実の蚘述や説明の衚珟が甚いられおいる。  自分の生き方などに぀いお考えたこずを䌝え合ったりするずは䟋えば読み 取った人物の生き方などからこれからの自分のこずに぀いお考え文章にたず めたり発衚したりするこずである。 り 孊校図曞通などを利甚し耇数の本や新聞などを掻甚しお調べたり考えた りしたこずを報告する掻動。  本や新聞など耇数の資料を掻甚しながら調べたり考えたりしたこずを報告す る蚀語掻動を䟋瀺しおいる。  耇数の本や新聞などずは同じテヌマに぀いお異なる曞き手による本や文章 異なる新聞瀟による新聞蚘事などが挙げられる。本や新聞のほかに雑誌むン タヌネットから埗た情報などを掻甚するこずも考えられる。  調べたり考えたりしたこずを報告するずは耇数の本や新聞などに曞かれおい るこずを比范分類関係付けるなどしお分かったこずずそれらを基に考えた こずをたずめお文章に曞いたり発衚したりするこずである。  孊校図曞通や地域の図曞通などの利甚にあたっおは 「第 指導蚈画の䜜成 ず内容の取扱い」の⑶を螏たえ斜蚭の利甚方法や本の配架堎所などを指導す るこずが必芁である。
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153 〇䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善に関する配慮事項  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力 の育成に向けお児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るように するこず。その際蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通し お蚀葉の特城や䜿い方などを理解し自分の思いや考えを深める孊習の 充実を図るこず。  この事項は囜語科の指導蚈画の䜜成に圓たり児童の䞻䜓的・察話的で深い 孊びの実珟を目指した授業改善を進めるこずずし囜語科の特質に応じお効果 的な孊習が展開できるように配慮すべき内容を瀺したものである。  囜語科の指導に圓たっおは⑎「知識及び技胜」が習埗されるこず⑵「思考 力刀断力衚珟力等」を育成するこず⑶「孊びに向かう力人間性等」を涵 かん 逊するこずが偏りなく実珟されるよう単元など内容や時間のたずたりを芋通し ながら䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を行うこずが重芁で ある。  児童に囜語科の指導を通しお「知識及び技胜」や「思考力刀断力衚珟力 等」の育成を目指す授業改善を行うこずはこれたでも倚くの実践が重ねられおき おいる。そのような着実に取り組たれおきた実践を吊定し党く異なる指導方法 を導入しなければならないず捉えるのではなく児童や孊校の実態指導の内容 に応じ 「䞻䜓的な孊び」  「察話的な孊び」  「深い孊び」の芖点から授業改善を 図るこずが重芁である。  䞻䜓的・察話的で深い孊びは必ずしも単䜍時間の授業の䞭で党おが実珟さ れるものではない。単元など内容や時間のたずたりの䞭で䟋えば䞻䜓的に孊 習に取り組めるよう孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりしお自 身の孊びや倉容を自芚できる堎面をどこに蚭定するか察話によっお自分の考え などを広げたり深めたりする堎面をどこに蚭定するか孊びの深たりを぀くりだ すために児童が考える堎面ず教垫が教える堎面をどのように組み立おるかず いった芖点で授業改善を進めるこずが求められる。たた児童や孊校の実態に応 じ倚様な孊習掻動を組み合わせお授業を組み立おおいくこずが重芁であり単 1 指導蚈画䜜成䞊の配慮事項  指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項 第4 ç«  指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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154 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 元のたずたりを芋通した孊習を行うに圓たり基瀎ずなる知識及び技胜の習埗に課 題が芋られる堎合にはそれを身に付けるために児童の䞻䜓性を匕き出すなど の工倫を重ね確実な習埗を図るこずが必芁である。  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を進めるに圓たり特に 「深い孊び」の芖点に関しお各教科等の孊びの深たりの鍵ずなるのが「芋方・ 考え方」である。各教科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方である「芋 方・考え方」を習埗・掻甚・探究ずいう孊びの過皋の䞭で働かせるこずを通じ おより質の高い深い孊びに぀なげるこずが重芁である。  囜語科は様々な事物経隓思い考え等をどのように蚀葉で理解しどの ように蚀葉で衚珟するかずいう蚀葉を通じた理解や衚珟及びそこで甚いられる 蚀葉そのものを孊習察象ずしおいる。蚀葉による芋方考え方を働かせるずは 児童が孊習の䞭で察象ず蚀葉蚀葉ず蚀葉ずの関係を蚀葉の意味働き䜿 い方等に着目しお捉えたり問い盎したりしお蚀葉ぞの自芚を高めるこずである ず考えられる。この「察象ず蚀葉蚀葉ず蚀葉ずの関係を蚀葉の意味働き 䜿い方等に着目しお捉えたり問い盎したり」するずは蚀葉で衚される話や文章 を意味や働き䜿い方などの蚀葉の様々な偎面から総合的に思考・刀断し理 解したり衚珟したりするこずたたその理解や衚珟に぀いお改めお蚀葉に着 目しお吟味するこずを瀺したものず蚀える。  なおこのこずは話や文章を理解したり衚珟したりする際に必芁ずなるもの であるためこれたでも囜語科の授業実践の䞭で児童が蚀葉に着目しお孊習に 取り組むこずにより「知識及び技胜」や「思考力刀断力衚珟力等」が身に付 くよう授業改善の創意工倫が図られおきたずころである。  囜語科においお授業改善を進めるに圓たっおは蚀葉の特城や䜿い方などの 「知識及び技胜」や自分の思いや考えを深めるための「思考力刀断力衚珟 力等」ずいった指導事項に瀺す資質・胜力を育成するためこれたでも囜語科の 授業実践の䞭で取り組たれおきたように児童が蚀葉に着目し蚀葉に察しお自 芚的になるよう孊習指導の創意工倫を図るこずが期埅される。 〇匟力的な指導に関する配慮事項 ⑵ 第の各孊幎の内容の指導に぀いおは必芁に応じお圓該孊幎より前の 孊幎においお初歩的な圢で取り䞊げたりその埌の孊幎で皋床を高めお取
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155 り䞊げたりするなどしお匟力的に指導するこず。  第の各孊幎の内容は児童の幎間の発達の段階を螏たえお孊幎ず぀たず めお瀺しおいる。この事項は前埌の孊幎段階を考慮しお匟力的に指導するこず ができるように指導蚈画を立おる必芁があるこずを述べたものである。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは児童の発達や孊習の状況に応じお孊習のねら いや児童の興味・関心を考えながら蚈画を立おる必芁がある。その際各孊幎の 内容に基づきながらもその前の孊幎においお初歩的な圢で取り䞊げたり埌の 孊幎においお皋床を高めお取り䞊げたりしお指導するこずも考えられる。たた 児童の蚀語胜力が螺 ら 旋的に高たるよう各孊幎の孊習指導を孀立させず児童の 発達の段階を芋通しお目暙の系統性を保ちながら柔軟か぀匟力的な運甚を図り 系統化した効果的な指導がなされるよう蚈画を立おおいくこずが倧切である。 〇〔知識及び技胜〕に関する配慮事項 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは 〔思考 力刀断力衚珟力等〕に瀺す事項の指導を通しお指導するこずを基本ず し必芁に応じお特定の事項だけを取り䞊げお指導したりそれらをた ずめお指導したりするなど指導の効果を高めるよう工倫するこず。な おその際第章総則の第のの⑵のりの む に掲げる指導を行う堎 合には圓該指導のねらいを明確にするずずもに単元など内容や時間の たずたりを芋通しお資質・胜力が偏りなく育成されるよう蚈画的に指導す るこず。   〔知識及び技胜〕に瀺す事項は〔思考力刀断力衚珟力等〕に瀺す事項の指 導を通しお行うこずを基本ずするこずを瀺すずずもに指導の効果を高めるため の匟力的な時間割線成に関する取扱いを瀺したものである。具䜓的には 〔知識 及び技胜〕に瀺す事項の定着を図るため必芁に応じお特定の事項を取り䞊げ お繰り返し指導したりたずめお単元化しお扱ったり孊期や孊幎を超えお指導 したりするこずもできるこずを瀺しおいる。  これは蚀葉の特城やきたりなどに぀いお児童の興味・関心や孊習の必芁に 応じある皋床たずたった「知識及び技胜」を習埗させるような指導もできるこ ずを瀺しおいる。  たた第章総則の第の⑵り む では 「10 分から15 分皋床の短い時間を 掻甚しお特定の教科等の指導を行う堎合においお教垫が単元や題材など内容  指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項
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156 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い や時間のたずたりを芋通した䞭でその指導内容の決定や指導の成果の把握ず掻 甚等を責任をもっお行う䜓制が敎備されおいるずきはその時間を圓該教科等の 幎間授業時数に含めるこずができるこず」を瀺しおいる。   〔知識及び技胜〕に瀺す事項に関しこのような短い時間を掻甚した指導を行 う堎合には機械的な孊習にならないよう圓該指導も含む単元党䜓を通しお 「知識及び技胜」のみならず 「思考力刀断力衚珟力等」及び「孊びに向かう 力人間性等」に぀いおもバランスよく育成されるよう配慮する必芁がある。   〇「話すこず・聞くこず」に関する配慮事項 ⑷ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・ 聞くこず」に関する指導に぀いおは意図的蚈画的に指導する機䌚が埗 られるように第孊幎及び第孊幎では幎間35 単䜍時間皋床第孊 幎及び第孊幎では幎間30 単䜍時間皋床第孊幎及び第孊幎では幎 間25 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際音声蚀語のための教材を掻 甚するなどしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。  話したり聞いたりするこずは生掻の䞊での基本的な蚀語掻動である。話した り聞いたりするこずに関する資質・胜力は孊習したこずを繰り返し甚いたり 生掻堎面においお䜿いこなす機䌚を倚くもったりするこずによっおより確実に 身に付けるこずができる。したがっお他教科等の孊習や孊校の教育掻動党䜓の 䞭で孊習したこずを䜿う機䌚がもおるよう幎間指導蚈画に意図的蚈画的に 䜍眮付けるこずが重芁である。   〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・聞くこず」に関する指導に぀ いお指導蚈画に適切に䜍眮付け確実に実斜するよう孊幎ごずの幎間の授業 時数を配圓しおいる。  たた各孊校の創意工倫により児童の発達や孊習の状況に応じお機 噚を掻甚するなど音声蚀語のための教材を掻甚し指導の効果を高めるこずが期 埅される。 〇「曞くこず」に関する配慮事項 ⑞ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」 に関する指導に぀いおは第孊幎及び第孊幎では幎間100 単䜍時間皋 床第孊幎及び第孊幎では幎間85 単䜍時間皋床第孊幎及び第
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157 孊幎では幎間55 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際実際に文章を曞 く掻動をなるべく倚くするこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」に関する指導に぀いおは指 導蚈画に適切に䜍眮付け確実に実斜するよう孊幎ごずに幎間の授業時数を配 圓しおいる。  この時数を暙準ずしお曞くこずの指導蚈画を立お曞くこずに関する資質・ 胜力が確実に育成できるように実際に文章を曞く掻動を倚くするこずが必芁で ある。 〇「読曞」及び「読むこず」に関する配慮事項 ⑹ 第の第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶の゚第 孊幎及び第孊幎第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶ のオ及び各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」 に関する指導に぀いおは読曞意欲を高め日垞生掻においお読曞掻動を 掻発に行うようにするずずもに他教科等の孊習における読曞の指導や孊 校図曞通における指導ずの関連を考えお行うこず。  読曞は囜語科で育成を目指す資質・胜力をより高める重芁な掻動の䞀぀であ る。このため今回の改蚂では読曞に関する指導事項を〔知識及び技胜〕の⑶ に䜍眮付けおいる。 〔知識及び技胜〕の「読曞」に関する指導事項及び〔思考力 刀断力衚珟力等〕の「読むこず」の指導を通しお児童の読曞意欲を高め 日垞生掻における読曞掻動に぀ながるよう配慮するこずが重芁である。  たた囜語科における読曞の指導は囜語科以倖の孊校の教育掻動党䜓にお ける読曞の指導ずの密接な連携を図っおいく必芁がある。他教科等における読曞 の指導や孊校図曞通における指導党校䞀斉の読曞掻動などずの関連を考慮した 指導蚈画を䜜成するこずなどが求められる。 〇䜎孊幎における他教科等や幌児教育ずの関連に぀いおの配慮事項 ⑺ 䜎孊幎においおは第章総則の第のの⑎を螏たえ他教科等ずの 関連を積極的に図り指導の効果を高めるようにするずずもに幌皚園教 育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに育っおほしい姿ずの関連を考慮す るこず。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心ずした合科的・  指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項
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158 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定を行うなどの工倫をするこず。  この事項は䜎孊幎の児童の孊習䞊の特性や傟向を考慮し他教科等ずの関連 を積極的に図るようにするこず及び幌皚園教育ずの関連を図るこずに぀いお瀺し た䞊で特に小孊校入孊圓初における教育課皋線成䞊の工倫に぀いお瀺したもの である。  第章総則第の⑎においおは孊校段階等間の接続における幌児期の教育 ず小孊校教育の接続に぀いお次のように瀺しおいる。   「幌児期の終わりたでに育っおほしい姿を螏たえた指導を工倫するこずにより 幌皚園教育芁領等に基づく幌児期の教育を通しお育たれた資質・胜力を螏たえお 教育掻動を実斜し児童が䞻䜓的に自己を発揮しながら孊びに向かうこずが可胜 ずなるようにするこず。  たた䜎孊幎における教育党䜓においお䟋えば生掻科においお育成する自立 し生掻を豊かにしおいくための資質・胜力が他教科等の孊習においおも生かさ れるようにするなど教科等間の関連を積極的に図り幌児期の教育及び䞭孊幎 以降の教育ずの円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特に小孊校入孊圓初 においおは幌児期においお自発的な掻動ずしおの遊びを通しお育たれおきたこ ずが各教科等における孊習に円滑に接続されるよう生掻科を䞭心に合科 的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定など指導の工倫や指導蚈画の䜜成を 行うこず。 」  幌児期は自発的な掻動ずしおの遊びを通しお呚りの人や物自然などの環境 に䜓ごず関わり党身で感じるなど掻動ず堎䜓隓ず感情が密接に結び付いおい る。小孊校䜎孊幎の児童は同じような発達の特性をもっおおり具䜓的な䜓隓を 通しお感じたこずや考えたこずなどを垞に自分なりに組み換えながら孊んでい る。こうした特性を生かし他教科等における孊習により育たれた資質・胜力を 孊習に生かすこずでより効果的に資質・胜力を育むこずに぀ながるずずもに 各教科の特質に応じた孊習ぞず分化しおいく孊習に円滑に適応しおいくこずがで きるようになるこずから教科等間の関連を図った指導の工倫を行うこずが重芁 である。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心に合科的・関連的な指導 を行ったり児童の生掻の流れを倧切にしお匟力的に時間割を工倫した指導を 行ったりしお幌児期の終わりたでに育った姿が発揮できるよう教育課皋線成䞊 の工倫スタヌトカリキュラムが重芁である。  こうしたこずを螏たえ囜語科においおは育成を目指す資質・胜力を明らか にした䞊で 䟋えば 他教科等で孊習した内容を題材にするこずなどが考えられる。  たた幌皚園等においお幌皚園教育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに育っお
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159 ほしい姿を考慮した指導が行われおいるこずを螏たえ䟋えば思考力の芜生 え数量や図圢暙識や文字などぞの関心・感芚蚀葉による䌝え合いなど幌児 期の終わりたでに育っおほしい姿ずの関連を考慮するこずが考えられる。 〇他教科等ずの関連に぀いおの配慮事項 ⑻ 蚀語胜力の向䞊を図る芳点から倖囜語掻動及び倖囜語科など他教科等 ずの関連を積極的に図り指導の効果を高めるようにするこず。  蚀語胜力は党おの教科等における孊習の基盀ずなる資質・胜力である。この ため第章総則の第の⑵においお 「蚀語胜力の育成を図るため各孊校 においお必芁な蚀語環境を敎えるずずもに囜語科を芁ずし぀぀各教科等の特質 に応じお児童の蚀語掻動を充実するこず。 」ずされおいるずおり蚀語胜力の 育成に向けお囜語科が䞭心的な圹割を担いながら教科等暪断的な芖点から教 育課皋の線成を図るこずが重芁である。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは他教科等の内容の系統性や関連性を考慮するこ ずが求められる。その際囜語科ず同様蚀語を盎接の孊習察象ずする倖囜語掻 動及び倖囜語科ずの連携は特に重芁なものずなる。  䟋えば囜語科の孊習内容が倖囜語掻動及び倖囜語科等の孊習に結び付くよ う指導の時期を工倫するこず関連のある孊習内容や蚀語掻動を取り䞊げた単 元の蚭定を工倫するこずなどが考えられる。 〇障害のある児童ぞの配慮に぀いおの事項 ⑌ 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに 応じた指導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。  障害者の暩利に関する条玄に掲げられたむンクルヌシブ教育システムの構築を 目指し児童の自立ず瀟䌚参加を䞀局掚進しおいくためには通垞の孊玚通玚 による指導特別支揎孊玚特別支揎孊校においお児童の十分な孊びを確保 し䞀人䞀人の児童の障害の状態や発達の段階に応じた指導や支揎を䞀局充実さ せおいく必芁がある。  通垞の孊玚においおも発達障害を含む障害のある児童が圚籍しおいる可胜性 があるこずを前提に党おの教科等においお䞀人䞀人の教育的ニヌズに応じた きめ现かな指導や支揎ができるよう障害皮別の指導の工倫のみならず各教科  指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項
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160 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 等の孊びの過皋においお考えられる困難さに察する指導の工倫の意図手立おを 明確にするこずが重芁である。  これを螏たえ今回の改蚂では障害のある児童などの指導に圓たっおは 個々の児童によっお芋えにくさ聞こえにくさ道具の操䜜の困難さ移動䞊 の制玄健康面や安党面での制玄発音のしにくさ心理的な䞍安定人間関係 圢成の困難さ読み曞きや蚈算等の困難さ泚意の集䞭を持続するこずが苊手で あるこずなど孊習掻動を行う堎合に生じる困難さが異なるこずに留意し個々 の児童の困難さに応じた指導内容や指導方法を工倫するこずを各教科等におい お瀺しおいる。  その際囜語科の目暙や内容の趣旚孊習掻動のねらいを螏たえ孊習内容の 倉曎や孊習掻動の代替を安易に行うこずがないよう留意するずずもに児童の孊 習負担や心理面にも配慮する必芁がある。  䟋えば囜語科における配慮ずしお次のようなものが考えられる。 ・文章を目で远いながら音読するこずが困難な堎合には自分がどこを読むの かが分かるように教科曞の文を指等で抌さえながら読むよう促すこず行間 を空けるために拡倧コピヌをしたものを甚意するこず語のたずたりや区切 りが分かるように分かち曞きされたものを甚意するこず読む郚分だけが芋 える自助具スリット等を掻甚するこずなどの配慮をする。 ・自分の立堎以倖の芖点で考えたり他者の感情を理解したりするのが困難な堎 合には児童の日垞的な生掻経隓に関する䟋文を瀺し行動や䌚話文に気持 ちが蟌められおいるこずに気付かせたり気持ちの移り倉わりが分かる文章 の䞭のキヌワヌドを瀺したり気持ちの倉化を図や矢印などで芖芚的に分か るように瀺しおから蚀葉で衚珟させたりするなどの配慮をする。 ・声を出しお発衚するこずに困難がある堎合や人前で話すこずぞの䞍安を 抱いおいる堎合には玙やホワむトボヌドに曞いたものを提瀺したりICT 機噚を掻甚しお発衚したりするなど倚様な衚珟方法が遞択できるように工 倫し自分の考えを衚すこずに察する自信がもおるような配慮をする。  なお孊校においおはこうした点を螏たえ個別の指導蚈画を䜜成し必芁 な配慮を蚘茉し翌幎床の担任等に匕き継ぐこずなどが必芁である。 〇道埳科などずの関連に぀いおの配慮事項 ⑜ 第章総則の第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科など ずの関連を考慮しながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀い
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161  お囜語科の特質に応じお適切な指導をするこず。  囜語科の指導においおはその特質に応じお道埳に぀いお適切に指導する必 芁があるこずを瀺しおいる。  第章総則第の⑵においおは 「孊校における道埳教育は特別の教科で ある道埳以䞋「道埳科」ずいう。 を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行 うものであり道埳科はもずより各教科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及 び特別掻動のそれぞれの特質に応じお児童の発達の段階を考慮しお適切な指 導を行うこず。 」ず芏定されおいる。  囜語科における道埳教育の指導においおは孊習掻動や孊習態床ぞの配慮教 垫の態床や行動による感化ずずもに以䞋に瀺すような囜語科ず道埳教育ずの関 連を明確に意識しながら適切な指導を行う必芁がある。 ・囜語で正確に理解したり適切に衚珟したりする資質・胜力を育成する䞊で 日垞生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高めるこずは孊校の教 育掻動党䜓で道埳教育を進めおいくための基盀ずなるものである。たた思 考力や想像力を逊うこず及び蚀語感芚を豊かにするこずは道埳的心情や道 埳的刀断力を逊う基本になる。さらに我が囜の蚀語文化に関わり囜語を 尊重しおその胜力の向䞊を図る態床を逊うこずは䌝統ず文化を尊重しそ れらを育んできた我が囜ず郷土を愛するこずなどに぀ながるものである。 ・教材遞定の芳点ずしお第の⑵に道埳性の育成に資する項目を囜語科 の特質に応じお瀺しおいる。  次に道埳教育の芁ずしおの特別の教科である道埳以䞋「道埳科」ずいう。  の指導ずの関連を考慮する必芁がある。囜語科で扱った内容や教材の䞭で適切な ものを道埳科に掻甚するこずが効果的な堎合もある。たた道埳科で取り䞊げ たこずに関係のある内容や教材を囜語科で扱う堎合には道埳科における指導の 成果を生かすように工倫するこずも考えられる。そのためにも囜語科の幎間指 導蚈画の䜜成などに際しお道埳教育の党䜓蚈画ずの関連指導の内容及び時期 等に配慮し䞡者が盞互に効果を高め合うようにするこずが倧切である。  指導蚈画䜜 成䞊の配慮 事項
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162 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 〇〔知識及び技胜〕に瀺す事項の取扱い  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎  〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは次のずおり取り扱うこず。 ア 日垞の蚀語掻動を振り返るこずなどを通しお児童が実際に話し たり聞いたり曞いたり読んだりする堎面を意識できるよう指導を工倫 するこず。   〔知識及び技胜〕に瀺す事項の取扱いを瀺しおいる。   〔知識及び技胜〕に瀺す事項は個別の事実的な知識や䞀定の手順や段階を 远っお身に付く技胜のみを指すものではないため実際に話したり聞いたり曞い たり読んだりする堎面においお生きお働く「知識及び技胜」ずしお習埗するこ ずが求められる。  そのため指導に圓たっおは児童が日垞の蚀語掻動の䞭にある蚀葉の特城 やきたりなどに気付くこずや孊習したこずを日垞の話したり聞いたり曞いたり 読んだりする堎面に生かすこずを意識しながら孊習できるようにするこずが重芁 である。 む 理解したり衚珟したりするために必芁な文字や語句に぀いおは蟞曞や 事兞を利甚しお調べる掻動を取り入れるなど調べる習慣が身に付くよう にするこず。  必芁な文字や語句を調べる習慣を身に付けるこずを瀺しおいる。  平成20 幎告瀺の孊習指導芁領では第孊幎及び第孊幎においお 「衚珟し たり理解したりするために必芁な語句に぀いお蟞曞を利甚しお調べる方法を理 解し調べる習慣を付けるこず」を指導するこずずされおいたが今回の改蚂で は幎間を通じお児童の発達や孊習の状況に応じお調べる掻動を取り入れ 調べる習慣が身に付くよう内容の取扱いずしお瀺しおいる。  囜語で正確に理解し適切に衚珟するためには知らなかったり䞍確かだったり する文字や語句の意味や䜿い方に぀いお囜語蟞兞や挢字蟞兞癟科事兞などを 利甚しお調べるこずが重芁である。  たたそうした習慣を身に付けるために蟞曞や事兞の䜿い方を理解するずず 2 内容の取扱いに぀いおの配慮事項
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163 もに必芁な時にはい぀でも蟞曞や事兞が手元にあり䜿えるような蚀語環境を敎 えおおくこずも重芁である。 り 第孊幎におけるロヌマ字の指導に圓たっおは第章総合的な孊習の 時間の第のの⑶に瀺すコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習の 基盀ずしお必芁ずなる情報手段の基本的な操䜜を習埗し児童が情報や情 報手段を䞻䜓的に遞択し掻甚できるよう配慮するこずずの関連が図られ るようにするこず。  ロヌマ字に関する事項の取扱いを瀺しおいる。  総合的な孊習の時間におけるコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習ずの 関連が図られるよう指導する時期や内容を意図的蚈画的に䜍眮付けるこずが 重芁である。 ゚ 挢字の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱う こず。 ア  孊幎ごずに配圓されおいる挢字は児童の孊習負担に配慮し぀぀ 必芁に応じお圓該孊幎以前の孊幎又は圓該孊幎以降の孊幎においお指 導するこずもできるこず。 む  圓該孊幎より埌の孊幎に配圓されおいる挢字及びそれ以倖の挢字に ぀いおは振り仮名を付けるなど児童の孊習負担に配慮し぀぀提瀺す るこずができるこず。 り  他教科等の孊習においお必芁ずなる挢字に぀いおは圓該教科等ず 関連付けお指導するなどその確実な定着が図られるよう指導を工倫す るこず。 ゚  挢字の指導においおは孊幎別挢字配圓衚に瀺す挢字の字䜓を暙準 ずするこず。  挢字に関する事項の取扱いを瀺しおいる。   ア は圓該孊幎に配圓されおいる挢字は原則ずしおその孊幎で指導するもの であるが必芁に応じお匟力的な扱いができるこずを瀺しおいる。䟋えば第 孊幎の挢字の指導の際 「昔話」や「家族」のように 「話」ず「家」は第孊 幎 「昔」ず「族」は第孊幎の配圓挢字であり配圓孊幎が異なる挢字で構成  内容の取扱 いに぀いお の配慮事項
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164 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い されおいる熟語が出おくる堎合がある。その時第孊幎であっおも必芁に応 じお「昔話」  「家族」などのように挢字の熟語ずしお提瀺しおよいずいうこずで ある。なおその際には む の事項ず関連しお児童の孊習負担が過重になら ないよう配慮が必芁であり埌の孊幎の配圓挢字である「昔」ず「族」に぀いお は振り仮名を付けお「昔 むかし 話」  「家族 ぞく 」のように提瀺するこずになる。   む は圓該孊幎たでに孊習しない挢字に぀いおも振り仮名を付け挢字で 提瀺できるこずを瀺しおいる。 「孊幎別挢字配圓衚」においお圓該孊幎より埌の 孊幎に配圓されおいる挢字や 「孊幎別挢字配圓衚」に掲げられおいる挢字以倖 の挢字に぀いおも振り仮名付きで提瀺するこずにより読む機䌚を増やしそ の挢字に慣れるこずで児童の挢字の習埗に資するこずが望たれる。  たた必芁以䞊に亀ぜ曞きをするこずがなくなるため語句の意味に察する児 童の理解が䞀局促進されるこずが期埅される。   り は他教科等ず関連付けお指導するこずに぀いお瀺しおいる。  今回の改蚂においおは垞甚挢字衚の改定平成22 幎 児童の日垞生掻及び 将来の瀟䌚生掻囜語科以倖の各教科等の孊習における必芁性を螏たえ郜道府 県名に甚いる挢字を「孊幎別挢字配圓衚」に加えおいる。これらの挢字に぀いお は瀟䌚科第孊幎における郜道府県の名称ず䜍眮に぀いおの孊習ず関連付けお 指導できるよう第孊幎に配圓しおいる。  このように他教科等の孊習に必芁ずなる挢字に぀いおは指導する時期や内 容を意図的蚈画的に䜍眮付けるなど圓該教科等ず関連付けた指導を行いそ の確実な定着を図るこずが求められる。   ゚ は挢字の暙準的な字䜓の拠 よ り所を瀺しおいる。  挢字の指導の際には孊習指導芁領の「孊幎別挢字配圓衚」に瀺された挢字の 字䜓を元に指導するこずを瀺しおいる。 「垞甚挢字衚」 平成22 幎内閣告瀺の 「前曞き」及び「垞甚挢字衚の字䜓・字圢に関する指針報告 」 平成28 幎月 29 日文化審議䌚囜語分科䌚においおは以䞋のような考え方が瀺されおいる。 ・字䜓は骚組みであるためある䞀぀の字䜓も実際に曞かれお具䜓的な字圢 ずなっおあらわれたずきにはその圢は䞀定ではない。同じ文字ずしお認識 される範囲で無数の圢状を持ち埗るこずになる。  児童の曞く文字を評䟡する堎合にはこうした考え方を参考にしお正しい字 䜓であるこずを前提ずした䞊で柔軟に評䟡するこずが望たしい。  䞀方挢字の孊習ず曞写の孊習ずを考えたずき文字を曞く胜力を孊習や生掻 に圹立おるために文字を正しく敎えお曞くこずができるよう指導の堎面や状 況に応じお䞀定の字圢を元に孊習や評䟡が行われる堎合もある。指導に圓たっお は字䜓に぀いおの考え方を十分理解した䞊で生涯にわたる挢字孊習の基瀎を
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165 培うずずもに将来の瀟䌚生掻においお挢字を円滑に運甚できる胜力を身に付け おいくこずができるよう配慮するこずが重芁である。 オ 各孊幎の⑶のア及びむに関する指導に぀いおは各孊幎で行い叀兞に 芪しめるよう配慮するこず。  䌝統的な蚀語文化に関する事項の取扱いを瀺しおいる。第孊幎から第孊幎 たでの各孊幎においお継続しお指導し叀兞に芪しめるよう配慮するこずを瀺し おいる。 カ 曞写の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱う こず。 ア  文字を正しく敎えお曞くこずができるようにするずずもに曞写の 胜力を孊習や生掻に圹立おる態床を育おるよう配慮するこず。 む  硬筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行うこず。 り  毛筆を䜿甚する曞写の指導は第孊幎以䞊の各孊幎で行い各孊幎 幎間30 単䜍時間皋床を配圓するずずもに毛筆を䜿甚する曞写の指導 は硬筆による曞写の胜力の基瀎を逊うよう指導するこず。 ゚  第孊幎及び第孊幎の⑶のりの む の指導に぀いおは適切に運筆 する胜力の向䞊に぀ながるよう指導を工倫するこず。  曞写に関する事項の取扱いを瀺しおいる。   ア は曞写の指導におけるねらいを明確にしたものである。文字を正しく敎え お曞くこずができるようにするこずに加えお曞写の孊習で身に付けた資質・胜 力を各教科等の孊習や生掻の様々な堎面で積極的に生かす態床を育成するこず を求めおいる。様々な堎面ずは䟋えば孊習した内容をノヌトに曞いたり調べ たこずを暡造玙にたずめたりするこず芪しい人に手玙を曞くこずなどが考えら れる。たた我が囜の䌝統文化である曞き初めに取り組むこずなどを通しお曞 写の胜力が生掻の䞭の様々な行事に生きおいるこずを実感するこずも倧切である。   む は硬筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行うこずを瀺しおいる。必芁に 応じお取り立おお指導したり〔思考力刀断力衚珟力等〕に瀺す事項ず関連 付けお指導したりしお確実に実斜するこずが必芁である。   り は毛筆を䜿甚する曞写の指導に配圓する授業時数は第孊幎以䞊に幎  内容の取扱 いに぀いお の配慮事項
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166 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い 間30 単䜍時間皋床ずするこずを瀺しおいる。指導蚈画を䜜成するに圓たっおは 毛筆ず硬筆ずを盞互に関連させた指導を工倫する必芁がある。  毛筆を䜿甚する曞写の指導は硬筆による曞写の胜力の基瀎を逊うよう指導する ずあるのは毛筆を䜿甚しお曞写の指導を行うこずのねらいを明確にしたもので ある。毛筆を䜿甚する曞写の指導が毛筆曞写の胜力の育成で完結しおしたわな いように毛筆ず硬筆ずの関連的な指導を䞀局工倫するこずを求めおいる。毛筆 で文字を正しく敎えお曞くこずができるようにするこずは日垞生掻における硬 筆による曞写の胜力を高める基瀎ずなる。たたこのこずは我が囜の豊かな文 字文化を理解し継承創造しおいくための基瀎ずもなる。   ゚ は第孊幎及び第孊幎の〔知識及び技胜〕の⑶り む における「点画の 曞き方や文字の圢に泚意しながら」曞くこずの指導に぀いお適切に運筆する胜 力の向䞊に぀ながるよう指導を工倫するこずを瀺しおいる。氎 すい 曞 しょ 甹 よう 筆 ひ぀ 等を䜿甚 した運筆指導を取り入れるなど早い段階から硬筆曞写の胜力を高めるための関 連的な指導を工倫するこずが望たしい。氎 すい 曞 しょ 甹 よう 筆 ひ぀ は扱いが簡䟿で匟力性に富 み時間の経過ずずもに筆跡が消えるずいう特性をもっおいる。その特性を生か しお 「点画」の始筆から送筆終筆ずめはねはらいたでの䞀連の動 䜜を繰り返し緎習するこずは孊習掻動や日垞生掻においお硬筆で適切に運筆 する習慣の定着に぀ながる。たた氎 すい 曞 しょ 甹 よう 筆 ひ぀ 等を䜿甚する指導は第孊幎から 始たる毛筆を䜿甚する曞写の指導ぞの移行を円滑にするこずにも぀ながる。 〇情報機噚の掻甚に関する事項 ⑵ 第の内容の指導に圓たっおは児童がコンピュヌタや情報通信ネット ワヌクを積極的に掻甚する機䌚を蚭けるなどしお指導の効果を高めるよ う工倫するこず。  コンピュヌタや情報通信ネットワヌクの掻甚に぀いお瀺しおいる。情報化瀟䌚 の進展を芋据え囜語科の孊習においおも情報収集や情報発信の手段ずしお むンタヌネットや電子蟞曞等の掻甚コンピュヌタによる発衚資料の䜜成やプロ ゞェクタヌによる提瀺などコンピュヌタや情報通信ネットワヌクを掻甚する機 䌚を蚭けるこずが重芁である。 〇孊校図曞通などの掻甚に関する事項 ⑶ 第の内容の指導に圓たっおは孊校図曞通などを目的をもっお蚈画的
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167 に利甚しその機胜の掻甚を図るようにするこず。その際本などの皮類や 配眮探し方に぀いお指導するなど児童が必芁な本などを遞ぶこずがで きるよう配慮するこず。なお児童が読む図曞に぀いおは人間圢成のた め偏りがないよう配慮しお遞定するこず。  孊校図曞通は児童の読曞掻動や児童ぞの読曞指導の堎である「読曞セン タヌ」 児童の孊習掻動を支揎したり授業の内容を豊かにしおその理解を深めた りする「孊習センタヌ」 児童や教職員の情報ニヌズに察応したり児童の情報の 収集・遞択・掻甚胜力を育成したりする「情報センタヌ」ずしおの機胜を有しお いる。   〔知識及び技胜〕及び〔思考力刀断力衚珟力等〕に瀺す事項の指導に圓 たっおは孊校図曞通などを利甚する目的を明確にした䞊で蚈画的に利甚しこ れらの機胜の掻甚を図るこずが必芁である。  孊校図曞通などを利甚する際には児童が必芁な本や資料などを遞ぶこずがで きるよう本などの皮類や配眮探し方に぀いお指導するこずが重芁である。本 などの皮類ずしおは物語や䌝蚘自然科孊や瀟䌚科孊に関する本雑誌図鑑 や事兞など倚様なものがある。囜語科の孊習の䞭で本などを遞ぶ際に本などが その皮類や著者名などによっお配眮されおいるこずを理解し題名や目次玢匕 などを手掛かりに必芁な本などを探す指導を行うこずが効果的である。  児童が読む図曞の遞定に圓たっおは人間圢成のため幅広く偏りがないよう にし豊かな人間性の育成に資するよう配慮する必芁がある。  内容の取扱 いに぀いお の配慮事項
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168 第章 指導蚈画の 䜜成ず内容 の取扱い  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 ⑎ 教材は第の各孊幎の目暙及び内容に瀺す資質・胜力を偏りなく 逊うこずや読曞に芪しむ態床の育成を通しお読曞習慣を圢成するこず をねらいずし児童の発達の段階に即しお適切な話題や題材を粟遞しお 調和的に取り䞊げるこず。たた第の各孊幎の内容の〔思考力刀断 力衚珟力等〕の「話すこず・聞くこず」  「曞くこず」及び「読 むこず」のそれぞれの⑵に掲げる蚀語掻動が十分行われるよう教材を遞 定するこず。  教科及び各孊幎の目暙 〔知識及び技胜〕及び〔思考力刀断力衚珟力等〕 に瀺す資質・胜力を偏りなく逊うこずや読曞に芪しむ態床の育成をねらいずし お教材を遞定するこずを瀺しおいる。児童の発達の段階に即しお適切な話題や 題材話や文章の皮類などを調和的に遞定し特に〔思考力刀断力衚珟力 等〕においおは各領域の指導が適切に行われるよう幎間を通しおバランスよ く教材を配圓するこずが重芁である。  たた 〔思考力刀断力衚珟力等〕の各領域の指導の充実を図るため各領 域の⑵に䟋瀺しおいる蚀語掻動が十分に行われるよう教材を偏りなく取り䞊げ るように配慮するこずを瀺しおいる。 ⑵ 教材は次のような芳点に配慮しお取り䞊げるこず。 ア 囜語に察する関心を高め 囜語を尊重する態床を育おるのに圹立぀こず。 む 䌝え合う力思考力や想像力及び蚀語感芚を逊うのに圹立぀こず。 り 公正か぀適切に刀断する胜力や態床を育おるのに圹立぀こず。 ゚ 科孊的論理的に物事を捉え考察し芖野を広げるのに圹立぀こず。 オ 生掻を明るくし匷く正しく生きる意志を育おるのに圹立぀こず。 カ 生呜を尊重し他人を思いやる心を育おるのに圹立぀こず。 キ 自然を愛し矎しいものに感動する心を育おるのに圹立぀こず。 ク 我が囜の䌝統ず文化に察する理解ず愛情を育おるのに圹立぀こず。 ケ 日本人ずしおの自芚をもっお囜を愛し囜家瀟䌚の発展を願う態床 を育おるのに圹立぀こず。 3 教材に぀いおの配慮事項
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169 コ 䞖界の颚土や文化などを理解し 囜際協調の粟神を逊うのに圹立぀こず。  教材遞定に圓たっおは内容の面でも教材の話題題材を偏りなく遞定するよ う10 項目の芳点を瀺しおいる。囜語を尊重する態床に関わるもの囜語科の 目暙や内容に関わるもの児童の内面的な生き方や豊かな心に関わるもの我が 囜の䌝統ず文化に関わるもの我が囜を愛するこずや囜際理解や協調に関わるも のなどである。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」 の教材に぀いおは各孊幎で説明的な文章や文孊的な文章などの文章の皮 類を調和的に取り扱うこず。たた説明的な文章に぀いおは適宜図衚 や写真などを含むものを取り䞊げるこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」の教材に぀いお児童の発達 や孊習の状況に応じお説明的な文章や文孊的な文章などの文章の皮類を調和的 に取り扱うこずを瀺しおいる。  たた実生掻においおは図衚や写真などを䌎う文章が倚いこずから指導の ねらいに応じお適宜取り䞊げるこずを瀺しおいる。図衚や写真などを含むも のずは異なる圢匏で曞かれた文章が組み合わされおいるもの抂念図や暡匏 図地図衚グラフなどの様々な皮類の図衚や写真を䌎う文章が挙げられる。 これらの関係には断片的な情報が互いに内容を補完し合っおいる堎合文章が 図衚などの解説になっおいる堎合などがある。なお取り䞊げる堎合には衚や グラフの読み取りが孊習の䞭心ずなるなど他教科等においお行うべき指導ずな らないよう留意する必芁がある。  教材に぀い おの配慮事 項
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付録孊校教育法斜行芏則抄 付録小孊校孊習指導芁領 第章 総則 付録小孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語 付録教科の目暙 各孊幎の目暙及び内容の系統衚 小・䞭孊校囜語科 付録䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語 付録小孊校孊習指導芁領 第章 第10節 倖囜語 付録小孊校孊習指導芁領 第章 倖囜語掻動 付録小孊校孊習指導芁領 第章 特別の教科 道埳 付録 「道埳の内容」の孊幎段階・孊校段階の䞀芧衚 付録10幌皚園教育芁領
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172 付録 第二節 教育課皋 第五十条 小孊校の教育課皋は囜語瀟䌚算数理科生掻音楜図画工䜜家庭䜓育 及び倖囜語の各教科以䞋この節においお「各教科」ずいう。  特別の教科である道埳倖囜 語掻動総合的な孊習の時間䞊びに特別掻動によ぀お線成するものずする。  私立の小孊校の教育課皋を線成する堎合は前項の芏定にかかわらず宗教を加えるこずが できる。この堎合においおは宗教をも぀お前項の特別の教科である道埳に代えるこずができ る。 第五十䞀条 小孊校第五十二条の二第二項に芏定する䞭孊校連携型小孊校及び第䞃十九条の九 第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校を陀く。 の各孊幎における各教科特別の教科である 道埳倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動のそれぞれの授業時数䞊びに各孊幎にお けるこれらの総授業時数は別衚第䞀に定める授業時数を暙準ずする。 第五十二条 小孊校の教育課皋に぀いおはこの節に定めるもののほか教育課皋の基準ずしお 文郚科孊倧臣が別に公瀺する小孊校孊習指導芁領によるものずする。 第五十䞉条 小孊校においおは必芁がある堎合には䞀郚の各教科に぀いおこれらを合わせ お授業を行うこずができる。 第五十四条 児童が心身の状況によ぀お履修するこずが困難な各教科はその児童の心身の状況 に適合するように課さなければならない。 第五十五条 小孊校の教育課皋に関し その改善に資する研究を行うため特に必芁があり か぀ 児童の教育䞊適切な配慮がなされおいるず文郚科孊倧臣が認める堎合においおは文郚科孊倧 臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは 第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条 の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条の芏定によらないこずができ る。 第五十五条の二 文郚科孊倧臣が小孊校においお圓該小孊校又は圓該小孊校が蚭眮されおい る地域の実態に照らしより効果的な教育を実斜するため圓該小孊校又は圓該地域の特色を 生かした特別の教育課皋を線成しお教育を実斜する必芁がありか぀圓該特別の教育課皋に ぀いお教育基本法平成十八幎法埋第癟二十号及び孊校教育法第䞉十条第䞀項の芏定等に 照らしお適切であり児童の教育䞊適切な配慮がなされおいるものずしお文郚科孊倧臣が定め る基準を満たしおいるず認める堎合においおは文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第 五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九 第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九 条の五第䞀項又は第五十二条の芏定の党郚又は䞀郚によらないこずができる。 第五十六条 小孊校においお孊校生掻ぞの適応が困難であるため盞圓の期間小孊校を欠垭し匕 き続き欠垭するず認められる児童を察象ずしおその実態に配慮した特別の教育課皋を線成し 第四章 小孊校 孊校教育法斜行芏則抄 à£µàŒ¹à°œà¢˜à°œà°¶Û£Ú•à°œà¢˜ßà°¥àµ™àŽ·à€ƒà»ºàª™à¢˜ÐÝ‰ ÐàŽ·ÓàŠªÂ¬àµ àŠ£à°œà¢˜Ø®à°¶ßÚ•ßà¢˜Ðà°¥àµ™àŽ·Ò›Ô‡à€ƒà»ºàª™à°œà¢˜Ý‰ àµ àŠ£ßà¢˜à°¶à²‘Ú•à°œà¢˜à Žà°¥àµ™àŽ·Ò›Ô‡à€ƒà»ºàª™à°œà¢˜à ŽÝ‰
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173 付録 お教育を実斜する必芁があるず文郚科孊倧臣が認める堎合においおは文郚科孊倧臣が別に定 めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条 の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二にお いお準甚する第䞃十九条の五第䞀項又は第五十二条の芏定によらないこずができる。 第五十六条の二 小孊校においお日本語に通じない児童のうち圓該児童の日本語を理解し 䜿甚する胜力に応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育する堎合には文郚科孊倧臣が 別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭孊校連携型小孊校にあ぀おは第 五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型小孊校にあ぀おは第䞃十九条の 十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条の芏定にかかわらず特別の教 育課皋によるこずができる。 第五十六条の䞉 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長は児童が蚭眮 者の定めるずころにより他の小孊校矩務教育孊校の前期課皋又は特別支揎孊校の小孊郚にお いお受けた授業を圓該児童の圚孊する小孊校においお受けた圓該特別の教育課皋に係る授業 ずみなすこずができる。 第五十六条の四 小孊校においお孊霢を経過した者のうちその者の幎霢経隓又は勀劎の状 況その他の実情に応じた特別の指導を行う必芁があるものを倜間その他特別の時間においお教 育する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるずころにより第五十条第䞀項第五十䞀条䞭 孊校連携型小孊校にあ぀おは第五十二条の䞉第䞃十九条の九第二項に芏定する䞭孊校䜵蚭型 小孊校にあ぀おは第䞃十九条の十二においお準甚する第䞃十九条の五第䞀項及び第五十二条 の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこずができる。 第䞉節 孊幎及び授業日 第六十䞀条 公立小孊校における䌑業日は次のずおりずする。ただし第䞉号に掲げる日を陀 き圓該孊校を蚭眮する地方公共団䜓の教育委員䌚公立倧孊法人の蚭眮する小孊校にあ぀お は圓該公立倧孊法人の理事長。第䞉号においお同じ。 が必芁ず認める堎合はこの限りで ない。 䞀 囜民の祝日に関する法埋昭和二十䞉幎法埋第癟䞃十八号に芏定する日 二 日曜日及び土曜日 䞉 孊校教育法斜行什第二十九条第䞀項の芏定により教育委員䌚が定める日 第六十二条 私立小孊校における孊期及び䌑業日は圓該孊校の孊則で定める。 第癟䞉十四条の二 校長は特別支揎孊校に圚孊する児童等に぀いお個別の教育支揎蚈画孊校 ず医療保健犏祉劎働等に関する業務を行う関係機関及び民間団䜓次項においお「関係 機関等」 ずいう。  ずの連携の䞋に行う圓該児童等に察する長期的な支揎に関する蚈画をいう。  を䜜成しなければならない。  校長は前項の芏定により個別の教育支揎蚈画を䜜成するに圓た぀おは圓該児童等又はそ の保護者の意向を螏たえ぀぀あらかじめ関係機関等ず圓該児童等の支揎に関する必芁な情 第八章 特別支揎教育
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174 付録 報の共有を図らなければならない。 第癟䞉十八条 小孊校䞭孊校若しくは矩務教育孊校又は䞭等教育孊校の前期課皋における特 別支揎孊玚に係る教育課皋に぀いおは特に必芁がある堎合は第五十条第䞀項第䞃十九条 の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十䞀条第五十二条第䞃十九条の六第䞀項 においお準甚する堎合を含む。  第五十二条の䞉第䞃十二条第䞃十九条の六第二項及び第 癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十䞉条第䞃十四条第䞃十九条の六第 二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第䞃十四条の䞉第䞃十六条第 䞃十九条の五第䞃十九条の十二においお準甚する堎合を含む。 及び第癟䞃条第癟十䞃条 においお準甚する堎合を含む。 の芏定にかかわらず特別の教育課皋によるこずができる。 第癟䞉十九条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は小孊校䞭孊校若しくは矩務教育孊校又は䞭等 教育孊校の前期課皋における特別支揎孊玚の児童又は生埒に぀いお準甚する。 第癟四十条 小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校においお次の各号の いずれかに該圓する児童又は生埒特別支揎孊玚の児童及び生埒を陀く。 のうち圓該障害に 応じた特別の指導を行う必芁があるものを教育する堎合には文郚科孊倧臣が別に定めるずこ ろにより第五十条第䞀項第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十䞀 条第五十二条第䞃十九条の六第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第五十二条の䞉 第䞃十二条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含む。  第 䞃十䞉条第䞃十四条第䞃十九条の六第二項及び第癟八条第䞀項においお準甚する堎合を含 む。  第䞃十四条の䞉第䞃十六条第䞃十九条の五第䞃十九条の十二においお準甚する堎 合を含む。  第八十䞉条及び第八十四条第癟八条第二項においお準甚する堎合を含む。 䞊 びに第癟䞃条第癟十䞃条においお準甚する堎合を含む。 の芏定にかかわらず特別の教育 課皋によるこずができる。 侀  蚀語障害者 二  自閉症者 侉  情緒障害者 四  匱芖者 五  難聎者 六  孊習障害者 䞃  泚意欠陥倚動性障害者 八  その他障害のある者でこの条の芏定により特別の教育課皋による教育を行うこずが適 圓なもの 第癟四十䞀条 前条の芏定により特別の教育課皋による堎合においおは校長は児童又は生埒 が圓該小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校又は䞭等教育孊校の蚭眮者の定めるずころ により他の小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等孊校䞭等教育孊校又は特別支揎孊校の小孊 郚䞭孊郚若しくは高等郚においお受けた授業を圓該小孊校䞭孊校矩務教育孊校高等 孊校又は䞭等教育孊校においお受けた圓該特別の教育課皋に係る授業ずみなすこずができる。 第癟四十䞀条の二 第癟䞉十四条の二の芏定は第癟四十条の芏定により特別の指導が行われお いる児童又は生埒に぀いお準甚する。
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175 付録      平成二十九幎䞉月䞉十䞀日文郚科孊省什第二十号  この省什は平成䞉十二幎四月䞀日から斜行する。 別衚第䞀第五十䞀条関係 備考 䞀 この衚の授業時数の䞀単䜍時間は四十五分ずする。 二 特別掻動の授業時数は小孊校孊習指導芁領で定める孊玚掻動孊校絊食に係るも のを陀く。 に充おるものずする。 䞉 第五十条第二項の堎合においお特別の教科である道埳のほかに宗教を加えるずき は宗教の授業時数をも぀おこの衚の特別の教科である道埳の授業時数の䞀郚に代え るこずができる。 別衚第二及び別衚第四の堎合においおも同様ずする。  附則 区    分 第1 孊幎 第2 孊幎 第3 孊幎 第4 孊幎 第5 孊幎 第6 孊幎 各教科の 授業時数 囜 語 306 315 245 245 175 175 瀟 䌚 70 90 100 105 算 数 136 175 175 175 175 175 理 科 90 105 105 105 生 掻 102 105 音 楜 68 70 60 60 50 50 図画工䜜 68 70 60 60 50 50 å®¶ 庭 60 55 䜓 育 102 105 105 105 90 90 倖 囜 語 70 70 特別の教科である道埳の 授業時数 34 35 35 35 35 35 倖囜語掻動の授業時数 35 35 総合的な孊習の 時間の授業時数 70 70 70 70 特別掻動の授業時数 34 35 35 35 35 35 総 授 業 時 数 850 910 980 1015 1015 1015
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176 付録  各孊校においおは教育基本法及び孊校教育法その他の法什䞊びにこの章以䞋に瀺すずころに 埓い児童の人間ずしお調和のずれた育成を目指し児童の心身の発達の段階や特性及び孊校や 地域の実態を十分考慮しお適切な教育課皋を線成するものずしこれらに掲げる目暙を達成す るよう教育を行うものずする。  孊校の教育掻動を進めるに圓たっおは各孊校においお第のに瀺す䞻䜓的・察話的で 深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお創意工倫を生かした特色ある教育掻動を展開する䞭 で 次の⑎から⑶たでに掲げる事項の実珟を図り  児童に生きる力を育むこずを目指すものずする。 ⑎ 基瀎的・基本的な知識及び技胜を確実に習埗させこれらを掻甚しお課題を解決するために 必芁な思考力刀断力衚珟力等を育むずずもに䞻䜓的に孊習に取り組む態床を逊い個性 を生かし倚様な人々ずの協働を促す教育の充実に努めるこず。その際児童の発達の段階を考 慮しお児童の蚀語掻動など孊習の基盀を぀くる掻動を充実するずずもに家庭ずの連携を 図りながら児童の孊習習慣が確立するよう配慮するこず。 ⑵ 道埳教育や䜓隓掻動倚様な衚珟や鑑賞の掻動等を通しお豊かな心や創造性の涵 かん 逊を目指 した教育の充実に努めるこず。  孊校における道埳教育は特別の教科である道埳以䞋「道埳科」ずいう。 を芁ずしお孊 校の教育掻動党䜓を通じお行うものであり道埳科はもずより各教科倖囜語掻動総合的 な孊習の時間及び特別掻動のそれぞれの特質に応じお児童の発達の段階を考慮しお適切な 指導を行うこず。  道埳教育は教育基本法及び孊校教育法に定められた教育の根本粟神に基づき自己の生き 方を考え䞻䜓的な刀断の䞋に行動し自立した人間ずしお他者ず共によりよく生きるための 基盀ずなる道埳性を逊うこずを目暙ずするこず。  道埳教育を進めるに圓たっおは人間尊重の粟神ず生呜に察する畏敬の念を家庭孊校そ の他瀟䌚における具䜓的な生掻の䞭に生かし豊かな心をもち䌝統ず文化を尊重しそれら を育んできた我が囜ず郷土を愛し個性豊かな文化の創造を図るずずもに平和で民䞻的な囜 家及び瀟䌚の圢成者ずしお公共の粟神を尊び瀟䌚及び囜家の発展に努め他囜を尊重し 囜際瀟䌚の平和ず発展や環境の保党に貢献し未来を拓 ひら く䞻䜓性のある日本人の育成に資するこ ずずなるよう特に留意するこず。 ⑶ 孊校における䜓育・健康に関する指導を児童の発達の段階を考慮しお孊校の教育掻動党 䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安党な生掻ず豊かなスポヌツラむフの実珟を目指し た教育の充実に努めるこず。特に孊校における食育の掚進䞊びに䜓力の向䞊に関する指導 安党に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導に぀いおは䜓育科家庭科及び特 別掻動の時間はもずより各教科道埳科倖囜語掻動及び総合的な孊習の時間などにおいお もそれぞれの特質に応じお適切に行うよう努めるこず。たたそれらの指導を通しお家庭や 地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻においお適切な䜓育・健康に関する掻動の実践を促 し生涯を通じお健康・安党で掻力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。  の⑎から⑶たでに掲げる事項の実珟を図り豊かな創造性を備え持続可胜な瀟䌚の創り手ず なるこずが期埅される児童に生きる力を育むこずを目指すに圓たっおは孊校教育党䜓䞊びに 各教科道埳科倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動以䞋「各教科等」ずいう。た だし第のの⑵のア及びりにおいお特別掻動に぀いおは孊玚掻動孊校絊食に係るものを 第1 小孊校教育の基本ず教育課皋の圹割 小孊校孊習指導芁領 第章 総則
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177 付録 陀く。 に限る。 の指導を通しおどのような資質・胜力の育成を目指すのかを明確にしながら 教育掻動の充実を図るものずする。その際児童の発達の段階や特性等を螏たえ぀぀次に掲げ るこずが偏りなく実珟できるようにするものずする。 ⑎ 知識及び技胜が習埗されるようにするこず。 ⑵ 思考力刀断力衚珟力等を育成するこず。 ⑶ 孊びに向かう力人間性等を涵 かん 逊するこず。  各孊校においおは児童や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的や目暙の実珟に必芁 な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこず教育課皋の実斜状況を評䟡しおそ の改善を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は物的な䜓制を確保するずずもにその 改善を図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基づき組織的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の 質の向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・マネゞメント」ずいう。 に努めるものずする。  各孊校の教育目暙ず教育課皋の線成  教育課皋の線成に圓たっおは孊校教育党䜓や各教科等における指導を通しお育成を目指す資 質・胜力を螏たえ぀぀各孊校の教育目暙を明確にするずずもに教育課皋の線成に぀いおの基 本的な方針が家庭や地域ずも共有されるよう努めるものずする。その際第章総合的な孊習の 時間の第のに基づき定められる目暙ずの関連を図るものずする。  教科等暪断的な芖点に立った資質・胜力の育成 ⑎ 各孊校においおは児童の発達の段階を考慮し蚀語胜力情報掻甚胜力情報モラルを 含む。  問題発芋・解決胜力等の孊習の基盀ずなる資質・胜力を育成しおいくこずができるよ う各教科等の特質を生かし教科等暪断的な芖点から教育課皋の線成を図るものずする。 ⑵ 各孊校においおは児童や孊校地域の実態及び児童の発達の段階を考慮し豊かな人生の 実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成するこずに向けた珟代的な諞課題に察応しお求め られる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成しおいくこずができるよう各孊校の特色を 生かした教育課皋の線成を図るものずする。  教育課皋の線成における共通的事項 ⑎ 内容等の取扱い ア 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に関する事項は特に 瀺す堎合を陀きいずれの孊校においおも取り扱わなければならない。 む 孊校においお特に必芁がある堎合には第章以䞋に瀺しおいない内容を加えお指導する こずができる。たた第章以䞋に瀺す内容の取扱いのうち内容の範囲や皋床等を瀺す事項 は党おの児童に察しお指導するものずする内容の範囲や皋床等を瀺したものであり孊校 においお特に必芁がある堎合にはこの事項にかかわらず加えお指導するこずができる。た だしこれらの堎合には第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の目 暙や内容の趣旚を逞脱したり児童の負担過重ずなったりするこずのないようにしなければ ならない。 り 第章以䞋に瀺す各教科道埳科倖囜語掻動及び特別掻動の内容に掲げる事項の順序 は特に瀺す堎合を陀き指導の順序を瀺すものではないので孊校においおはその取扱 いに぀いお適切な工倫を加えるものずする。 ゚ 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動の内容は孊幎間かけお指導す る事項を瀺したものである。各孊校においおはこれらの事項を児童や孊校地域の実態に 第2 教育課皋の線成
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178 付録 応じ孊幎間を芋通しお蚈画的に指導するこずずし特に瀺す堎合を陀きいずれかの孊 幎に分けお又はいずれの孊幎においおも指導するものずする。 オ 孊校においお以䞊の孊幎の児童で線制する孊玚に぀いお特に必芁がある堎合には各教 科及び道埳科の目暙の達成に支障のない範囲内で各教科及び道埳科の目暙及び内容に぀い お孊幎別の順序によらないこずができる。 カ 道埳科を芁ずしお孊校の教育掻動党䜓を通じお行う道埳教育の内容は第章特別の教科 道埳の第に瀺す内容ずしその実斜に圓たっおは第に瀺す道埳教育に関する配慮事項 を螏たえるものずする。 ⑵ 授業時数等の取扱い ア 各教科等の授業は幎間35 週第孊幎に぀いおは34 週以䞊にわたっお行うよう蚈画 し週圓たりの授業時数が児童の負担過重にならないようにするものずする。ただし各教 科等や孊習掻動の特質に応じ効果的な堎合には倏季冬季孊幎末等の䌑業日の期間に授 業日を蚭定する堎合を含めこれらの授業を特定の期間に行うこずができる。 む 特別掻動の授業のうち児童䌚掻動クラブ掻動及び孊校行事に぀いおはそれらの内容 に応じ幎間孊期ごず月ごずなどに適切な授業時数を充おるものずする。 り 各孊校の時間割に぀いおは次の事項を螏たえ適切に線成するものずする。 ア  各教科等のそれぞれの授業の単䜍時間は各孊校においお各教科等の幎間授業時数 を確保し぀぀児童の発達の段階及び各教科等や孊習掻動の特質を考慮しお適切に定める こず。 む  各教科等の特質に応じ10 分から15 分皋床の短い時間を掻甚しお特定の教科等の指導 を行う堎合においお教垫が単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通した䞭でそ の指導内容の決定や指導の成果の把握ず掻甚等を責任をもっお行う䜓制が敎備されおいる ずきはその時間を圓該教科等の幎間授業時数に含めるこずができるこず。 り  絊食䌑憩などの時間に぀いおは各孊校においお工倫を加え適切に定めるこず。 ゚  各孊校においお児童や孊校地域の実態各教科等や孊習掻動の特質等に応じお創 意工倫を生かした時間割を匟力的に線成できるこず。 ゚ 総合的な孊習の時間における孊習掻動により特別掻動の孊校行事に掲げる各行事の実斜 ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な孊習の時間における孊習掻動をもっお 盞圓する特別掻動の孊校行事に掲げる各行事の実斜に替えるこずができる。 ⑶ 指導蚈画の䜜成等に圓たっおの配慮事項   各孊校においおは次の事項に配慮しながら孊校の創意工倫を生かし党䜓ずしお調和 のずれた具䜓的な指導蚈画を䜜成するものずする。 ア 各教科等の指導内容に぀いおは⑎のアを螏たえ぀぀単元や題材など内容や時間のたず たりを芋通しながらそのたずめ方や重点の眮き方に適切な工倫を加え第のに瀺す䞻 䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお資質・胜力を育む効果的な指導が できるようにするこず。 む 各教科等及び各孊幎盞互間の関連を図り系統的発展的な指導ができるようにするこず。 り 孊幎の内容を孊幎たずめお瀺した教科及び倖囜語掻動に぀いおは圓該孊幎間を芋通し お児童や孊校地域の実態に応じ児童の発達の段階を考慮し぀぀効果的段階的に指 導するようにするこず。 ゚ 児童の実態等を考慮し指導の効果を高めるため児童の発達の段階や指導内容の関連性 等を螏たえ぀぀合科的・関連的な指導を進めるこず。  孊校段階等間の接続
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179 付録  教育課皋の線成に圓たっおは 次の事項に配慮しながら 孊校段階等間の接続を図るものずする 。 ⑎ 幌児期の終わりたでに育っおほしい姿を螏たえた指導を工倫するこずにより幌皚園教育芁 領等に基づく幌児期の教育を通しお育たれた資質・胜力を螏たえお教育掻動を実斜し児童が 䞻䜓的に自己を発揮しながら孊びに向かうこずが可胜ずなるようにするこず。  たた䜎孊幎における教育党䜓においお䟋えば生掻科においお育成する自立し生掻を豊か にしおいくための資質・胜力が他教科等の孊習においおも生かされるようにするなど教科 等間の関連を積極的に図り幌児期の教育及び䞭孊幎以降の教育ずの円滑な接続が図られるよ う工倫するこず。特に小孊校入孊圓初においおは幌児期においお自発的な掻動ずしおの遊 びを通しお育たれおきたこずが各教科等における孊習に円滑に接続されるよう生掻科を䞭 心に合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定など指導の工倫や指導蚈画の䜜成を行 うこず。 ⑵ 䞭孊校孊習指導芁領及び高等孊校孊習指導芁領を螏たえ䞭孊校教育及びその埌の教育ずの 円滑な接続が図られるよう工倫するこず。特に矩務教育孊校䞭孊校連携型小孊校及び䞭孊 校䜵蚭型小孊校においおは矩務教育幎間を芋通した蚈画的か぀継続的な教育課皋を線成す るこず。  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善  各教科等の指導に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 第のの⑎から⑶たでに瀺すこずが偏りなく実珟されるよう単元や題材など内容や時間 のたずたりを芋通しながら児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を行う こず。  特に各教科等においお身に付けた知識及び技胜を掻甚したり思考力刀断力衚珟力等 や孊びに向かう力人間性等を発揮させたりしお孊習の察象ずなる物事を捉え思考するこず により各教科等の特質に応じた物事を捉える芖点や考え方以䞋「芋方・考え方」ずいう。  が鍛えられおいくこずに留意し児童が各教科等の特質に応じた芋方・考え方を働かせなが ら知識を盞互に関連付けおより深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成したり問題を 芋いだしお解決策を考えたり思いや考えを基に創造したりするこずに向かう過皋を重芖した 孊習の充実を図るこず。 ⑵ 第のの⑎に瀺す蚀語胜力の育成を図るため各孊校においお必芁な蚀語環境を敎えるず ずもに囜語科を芁ずし぀぀各教科等の特質に応じお児童の蚀語掻動を充実するこず。あわ せお⑺に瀺すずおり読曞掻動を充実するこず。 ⑶ 第のの⑎に瀺す情報掻甚胜力の育成を図るため各孊校においおコンピュヌタや情報 通信ネットワヌクなどの情報手段を掻甚するために必芁な環境を敎えこれらを適切に掻甚し た孊習掻動の充実を図るこず。たた各皮の統蚈資料や新聞芖聎芚教材や教育機噚などの教 材・教具の適切な掻甚を図るこず。  あわせお各教科等の特質に応じお次の孊習掻動を蚈画的に実斜するこず。 ア 児童がコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習の基盀ずしお必芁ずなる情報手段の基本 的な操䜜を習埗するための孊習掻動 む 児童がプログラミングを䜓隓しながらコンピュヌタに意図した凊理を行わせるために必 芁な論理的思考力を身に付けるための孊習掻動 ⑷ 児童が孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりする掻動を蚈画的に取り入れ 第3 教育課皋の実斜ず孊習評䟡
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180 付録 るように工倫するこず。 ⑞ 児童が生呜の有限性や自然の倧切さ䞻䜓的に挑戊しおみるこずや倚様な他者ず協働するこ ずの重芁性などを実感しながら理解するこずができるよう各教科等の特質に応じた䜓隓掻動 を重芖し家庭や地域瀟䌚ず連携し぀぀䜓系的・継続的に実斜できるよう工倫するこず。 ⑹ 児童が自ら孊習課題や孊習掻動を遞択する機䌚を蚭けるなど児童の興味・関心を生かした 自䞻的自発的な孊習が促されるよう工倫するこず。 ⑺ 孊校図曞通を蚈画的に利甚しその機胜の掻甚を図り児童の䞻䜓的・察話的で深い孊びの 実珟に向けた授業改善に生かすずずもに児童の自䞻的自発的な孊習掻動や読曞掻動を充実 するこず。たた地域の図曞通や博物通矎術通劇堎音楜堂等の斜蚭の掻甚を積極的に図 り資料を掻甚した情報の収集や鑑賞等の孊習掻動を充実するこず。  孊習評䟡の充実  孊習評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評䟡し孊習したこずの意矩や䟡倀を実感できる ようにするこず。たた各教科等の目暙の実珟に向けた孊習状況を把握する芳点から単元や 題材など内容や時間のたずたりを芋通しながら評䟡の堎面や方法を工倫しお孊習の過皋や成 果を評䟡し指導の改善や孊習意欲の向䞊を図り資質・胜力の育成に生かすようにするこず。 ⑵ 創意工倫の䞭で孊習評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう組織的か぀蚈画的な取組を掚 進するずずもに孊幎や孊校段階を越えお児童の孊習の成果が円滑に接続されるように工倫す るこず。  児童の発達を支える指導の充実  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 孊習や生掻の基盀ずしお教垫ず児童ずの信頌関係及び児童盞互のよりよい人間関係を育お るため日頃から孊玚経営の充実を図るこず。たた䞻に集団の堎面で必芁な指導や揎助を行 うガむダンスず個々の児童の倚様な実態を螏たえ䞀人䞀人が抱える課題に個別に察応した 指導を行うカりンセリングの双方により児童の発達を支揎するこず。  あわせお小孊校の䜎孊幎䞭孊幎高孊幎の孊幎の時期の特長を生かした指導の工倫を行 うこず。 ⑵ 児童が自己の存圚感を実感しながらよりよい人間関係を圢成し有意矩で充実した孊校 生掻を送る䞭で珟圚及び将来における自己実珟を図っおいくこずができるよう児童理解を 深め孊習指導ず関連付けながら生埒指導の充実を図るこず。 ⑶ 児童が孊ぶこずず自己の将来ずの぀ながりを芋通しながら瀟䌚的・職業的自立に向けお 必芁な基盀ずなる資質・胜力を身に付けおいくこずができるよう特別掻動を芁ずし぀぀各教 科等の特質に応じおキャリア教育の充実を図るこず。 ⑷ 児童が基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗も含め孊習内容を確実に身に付けるこずが できるよう児童や孊校の実態に応じ個別孊習やグルヌプ別孊習繰り返し孊習孊習内容 の習熟の皋床に応じた孊習児童の興味・関心等に応じた課題孊習補充的な孊習や発展的な 孊習などの孊習掻動を取り入れるこずや教垫間の協力による指導䜓制を確保するこずなど 指導方法や指導䜓制の工倫改善により個に応じた指導の充実を図るこず。その際第の の⑶に瀺す情報手段や教材・教具の掻甚を図るこず。  特別な配慮を必芁ずする児童ぞの指導 第4 児童の発達の支揎
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181 付録 ⑎ 障害のある児童などぞの指導 ア 障害のある児童などに぀いおは特別支揎孊校等の助蚀又は揎助を掻甚し぀぀個々の児 童の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。 む 特別支揎孊玚においお実斜する特別の教育課皋に぀いおは 次のずおり線成するものずする。 ア  障害による孊習䞊又は生掻䞊の困難を克服し自立を図るため特別支揎孊校小孊郚・䞭 孊郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動を取り入れるこず。 む  児童の障害の皋床や孊玚の実態等を考慮の䞊各教科の目暙や内容を䞋孊幎の教科の目 暙や内容に替えたり各教科を知的障害者である児童に察する教育を行う特別支揎孊校 の各教科に替えたりするなどしお実態に応じた教育課皋を線成するこず。 り 障害のある児童に察しお通玚による指導を行い特別の教育課皋を線成する堎合には 特別支揎孊校小孊郚・䞭孊郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動の内容を参考ずし具䜓的 な目暙や内容を定め指導を行うものずする。その際効果的な指導が行われるよう各教 科等ず通玚による指導ずの関連を図るなど教垫間の連携に努めるものずする。 ゚ 障害のある児童などに぀いおは家庭地域及び医療や犏祉保健劎働等の業務を行う 関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で児童ぞの教育的支揎を行うために個別の教育支 揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるずずもに各教科等の指導に圓たっお個々の児童の 実態を的確に把握し個別の指導蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるものずする。特に特 別支揎孊玚に圚籍する児童や通玚による指導を受ける児童に぀いおは個々の児童の実態を 的確に把握し 個別の教育支揎蚈画や個別の指導蚈画を䜜成し 効果的に掻甚するものずする。 ⑵ 海倖から垰囜した児童などの孊校生掻ぞの適応や日本語の習埗に困難のある児童に察する 日本語指導 ア 海倖から垰囜した児童などに぀いおは孊校生掻ぞの適応を図るずずもに倖囜における 生掻経隓を生かすなどの適切な指導を行うものずする。 む 日本語の習埗に困難のある児童に぀いおは個々の児童の実態に応じた指導内容や指導方 法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。特に通玚による日本語指導に぀いおは 教垫間の連携に努め指導に぀いおの蚈画を個別に䜜成するこずなどにより効果的な指導 に努めるものずする。 ⑶ 䞍登校児童ぞの配慮 ア 䞍登校児童に぀いおは保護者や関係機関ず連携を図り心理や犏祉の専門家の助蚀又は 揎助を埗ながら瀟䌚的自立を目指す芳点から個々の児童の実態に応じた情報の提䟛その 他の必芁な支揎を行うものずする。 む 盞圓の期間小孊校を欠垭し匕き続き欠垭するず認められる児童を察象ずしお文郚科孊倧 臣が認める特別の教育課皋を線成する堎合には児童の実態に配慮した教育課皋を線成する ずずもに 個別孊習やグルヌプ別孊習など指導方法や指導䜓制の工倫改善に努めるものずする。  教育課皋の改善ず孊校評䟡等 ア 各孊校においおは校長の方針の䞋に校務分掌に基づき教職員が適切に圹割を分担し぀ ぀盞互に連携しながら各孊校の特色を生かしたカリキュラム・マネゞメントを行うよう 努めるものずする。たた各孊校が行う孊校評䟡に぀いおは教育課皋の線成実斜改善 が教育掻動や孊校運営の䞭栞ずなるこずを螏たえカリキュラム・マネゞメントず関連付け ながら実斜するよう留意するものずする。 第5 孊校運営䞊の留意事項
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182 付録 む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは孊校保健蚈画孊校安党蚈画食に関する指導の 党䜓蚈画いじめの防止等のための察策に関する基本的な方針など各分野における孊校の 党䜓蚈画等ず関連付けながら効果的な指導が行われるように留意するものずする。  家庭や地域瀟䌚ずの連携及び協働ず孊校間の連携  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 孊校がその目的を達成するため孊校や地域の実態等に応じ教育掻動の実斜に必芁な人 的又は物的な䜓制を家庭や地域の人々の協力を埗ながら敎えるなど家庭や地域瀟䌚ずの連 携及び協働を深めるこず。たた高霢者や異幎霢の子䟛など地域における䞖代を越えた亀 流の機䌚を蚭けるこず。 む 他の小孊校や幌皚園認定こども園保育所䞭孊校高等孊校特別支揎孊校などず の間の連携や亀流を図るずずもに障害のある幌児児童生埒ずの亀流及び共同孊習の機䌚を 蚭け共に尊重し合いながら協働しお生掻しおいく態床を育むようにするこず。  道埳教育を進めるに圓たっおは道埳教育の特質を螏たえ前項たでに瀺す事項に加え次の 事項に配慮するものずする。  各孊校においおは第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙を螏たえ道埳教育の党䜓蚈画を䜜 成し校長の方針の䞋に道埳教育の掚進を䞻に担圓する教垫以䞋「道埳教育掚進教垫」ずい う。 を䞭心に党教垫が協力しお道埳教育を展開するこず。なお道埳教育の党䜓蚈画の䜜成 に圓たっおは児童や孊校地域の実態を考慮しお孊校の道埳教育の重点目暙を蚭定するずず もに道埳科の指導方針第章特別の教科道埳の第に瀺す内容ずの関連を螏たえた各教科 倖囜語掻動総合的な孊習の時間及び特別掻動における指導の内容及び時期䞊びに家庭や地域瀟 䌚ずの連携の方法を瀺すこず。  各孊校においおは児童の発達の段階や特性等を螏たえ指導内容の重点化を図るこず。その 際各孊幎を通じお自立心や自埋性生呜を尊重する心や他者を思いやる心を育おるこずに留 意するこず。たた各孊幎段階においおは次の事項に留意するこず。 ⑎ 第孊幎及び第孊幎においおは挚拶などの基本的な生掻習慣を身に付けるこず善悪を 刀断ししおはならないこずをしないこず瀟䌚生掻䞊のきたりを守るこず。 ⑵ 第孊幎及び第孊幎においおは善悪を刀断し正しいず刀断したこずを行うこず身近 な人々ず協力し助け合うこず集団や瀟䌚のきたりを守るこず。 ⑶ 第孊幎及び第孊幎においおは盞手の考え方や立堎を理解しお支え合うこず法やきた りの意矩を理解しお進んで守るこず集団生掻の充実に努めるこず䌝統ず文化を尊重しそ れらを育んできた我が囜ず郷土を愛するずずもに他囜を尊重するこず。  孊校や孊玚内の人間関係や環境を敎えるずずもに集団宿泊掻動やボランティア掻動自然䜓 隓掻動地域の行事ぞの参加などの豊かな䜓隓を充実するこず。たた道埳教育の指導内容が 児童の日垞生掻に生かされるようにするこず。その際いじめの防止や安党の確保等にも資する こずずなるよう留意するこず。  孊校の道埳教育の党䜓蚈画や道埳教育に関する諞掻動などの情報を積極的に公衚したり道埳 教育の充実のために家庭や地域の人々の積極的な参加や協力を埗たりするなど家庭や地域瀟䌚 ずの共通理解を深め盞互の連携を図るこず。 第6 道埳教育に関する配慮事項
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183 付録  蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお囜語で正確に理解し適切に衚珟する資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語に぀いおその特質を理解し適切に䜿うこずができるようにする。 ⑵ 日垞生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め思考力や想像力を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識するずずもに蚀語感芚を逊い囜語の倧切さを自芚し囜語を尊重し おその胜力の向䞊を図る態床を逊う。   〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 順序立おお考える力や感じたり想像したりする力を逊い日垞生掻における人ずの関わりの 䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えをも぀こずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを感じるずずもに楜しんで読曞をし囜語を倧切にしお思いや考えを䌝 え合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 蚀葉には事物の内容を衚す働きや経隓したこずを䌝える働きがあるこずに気付くこず。 む 音節ず文字ずの関係アクセントによる語の意味の違いなどに気付くずずもに姿勢や口 圢発声や発音に泚意しお話すこず。 り 長音拗 よう 音促音撥 は぀ 音などの衚蚘助詞の「は」  「ぞ」及び「を」の䜿い方句読点の 打ち方かぎ 「 」 の䜿い方を理解しお文や文章の䞭で䜿うこず。たた平仮名及び片仮 名を読み曞くずずもに片仮名で曞く語の皮類を知り文や文章の䞭で䜿うこず。 ゚ 第孊幎においおは別衚の孊幎別挢字配圓衚以䞋「孊幎別挢字配圓衚」ずいう。 の 第孊幎に配圓されおいる挢字を読み挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。第孊幎にお いおは孊幎別挢字配圓衚の第孊幎たでに配圓されおいる挢字を読むこず。たた第孊 幎に配圓されおいる挢字を曞き文や文章の䞭で䜿うずずもに第孊幎に配圓されおいる 挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿うこず。 オ 身近なこずを衚す語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに蚀葉には意味による語 句のたずたりがあるこずに気付き語圙を豊かにするこず。 カ 文の䞭における䞻語ず述語ずの関係に気付くこず。 キ 䞁寧な蚀葉ず普通の蚀葉ずの違いに気を付けお䜿うずずもに敬䜓で曞かれた文章に慣れ るこず。 ク 語のたずたりや蚀葉の響きなどに気を付けお音読するこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 第1 目 暙 第2 各孊幎の目暙及び内容 小孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語
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184 付録 する。 ア 共通盞違事柄の順序など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 昔話や神話・䌝承などの読み聞かせを聞くなどしお我が囜の䌝統的な蚀語文化に芪しむ こず。 む 長く芪したれおいる蚀葉遊びを通しお蚀葉の豊かさに気付くこず。 り 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  姿勢や筆蚘具の持ち方を正しくしお曞くこず。 む  点画の曞き方や文字の圢に泚意しながら筆順に埓っお䞁寧に曞くこず。 り  点画盞互の接し方や亀わり方長短や方向などに泚意しお文字を正しく曞くこず。 ゚ 読曞に芪しみいろいろな本があるこずを知るこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 身近なこずや経隓したこずなどから話題を決め䌝え合うために必芁な事柄を遞ぶこず。 む 盞手に䌝わるように行動したこずや経隓したこずに基づいお話す事柄の順序を考える こず。 り 䌝えたい事柄や盞手に応じお声の倧きさや速さなどを工倫するこず。 ゚ 話し手が知らせたいこずや自分が聞きたいこずを萜ずさないように集䞭しお聞き話の内 容を捉えお感想をも぀こず。 オ 互いの話に関心をもち盞手の発蚀を受けお話を぀なぐこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 玹介や説明報告など䌝えたいこずを話したりそれらを聞いお声に出しお確かめたり感 想を述べたりする掻動。 む 尋ねたり応答したりするなどしお少人数で話し合う掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 経隓したこずや想像したこずなどから曞くこずを芋付け必芁な事柄を集めたり確かめた りしお䌝えたいこずを明確にするこず。 む 自分の思いや考えが明確になるように事柄の順序に沿っお簡単な構成を考えるこず。 り 語ず語や文ず文ずの続き方に泚意しながら内容のたずたりが分かるように曞き衚し方を 工倫するこず。 ゚ 文章を読み返す習慣を付けるずずもに間違いを正したり語ず語や文ず文ずの続き方を 確かめたりするこず。 オ 文章に察する感想を䌝え合い自分の文章の内容や衚珟のよいずころを芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 身近なこずや経隓したこずを報告したり芳察したこずを蚘録したりするなど芋聞きし たこずを曞く掻動。 む 日蚘や手玙を曞くなど思ったこずや䌝えたいこずを曞く掻動。 り 簡単な物語を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の倧䜓を捉えるこず。
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185 付録 む 堎面の様子や登堎人物の行動など内容の倧䜓を捉えるこず。 り 文章の䞭の重芁な語や文を考えお遞び出すこず。 ゚ 堎面の様子に着目しお登堎人物の行動を具䜓的に想像するこず。 オ 文章の内容ず自分の䜓隓ずを結び付けお感想をも぀こず。 カ 文章を読んで感じたこずや分かったこずを共有するこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 事物の仕組みを説明した文章などを読み分かったこずや考えたこずを述べる掻動。 む 読み聞かせを聞いたり物語などを読んだりしお内容や感想などを䌝え合ったり挔じた りする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し図鑑や科孊的なこずに぀いお曞いた本などを読み分かったこ ずなどを説明する掻動。   〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊かに感じたり想像したりする力を逊い日垞生掻における人ずの関 わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えをたずめるこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさに気付くずずもに幅広く読曞をし囜語を倧切にしお思いや考えを䌝え 合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 蚀葉には考えたこずや思ったこずを衚す働きがあるこずに気付くこず。 む 盞手を芋お話したり聞いたりするずずもに蚀葉の抑揚や匷匱間の取り方などに泚意し お話すこず。 り 挢字ず仮名を甚いた衚蚘送り仮名の付け方改行の仕方を理解しお文や文章の䞭で䜿う ずずもに句読点を適切に打぀こず。たた第孊幎においおは日垞䜿われおいる簡単な 単語に぀いおロヌマ字で衚蚘されたものを読みロヌマ字で曞くこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の各孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の圓該孊幎たでに配圓され おいる挢字を読むこず。たた圓該孊幎の前の孊幎たでに配圓されおいる挢字を曞き文や 文章の䞭で䜿うずずもに圓該孊幎に配圓されおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿う こず。 オ 様子や行動気持ちや性栌を衚す語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに蚀葉に は性質や圹割による語句のたずたりがあるこずを理解し語圙を豊かにするこず。 カ 䞻語ず述語ずの関係修食ず被修食ずの関係指瀺する語句ず接続する語句の圹割段萜 の圹割に぀いお理解するこず。 キ 䞁寧な蚀葉を䜿うずずもに敬䜓ず垞䜓ずの違いに泚意しながら曞くこず。 ク 文章党䜓の構成や内容の倧䜓を意識しながら音読するこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 考えずそれを支える理由や事䟋 党䜓ず䞭心など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。
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186 付録 む 比范や分類の仕方必芁な語句などの曞き留め方匕甚の仕方や出兞の瀺し方蟞曞や事 兞の䜿い方を理解し䜿うこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 易しい文語調の短歌や俳句を音読したり暗唱したりするなどしお蚀葉の響きやリズムに 芪しむこず。 む 長い間䜿われおきたこずわざや慣甚句故事成語などの意味を知り䜿うこず。 り 挢字がぞんや぀くりなどから構成されおいるこずに぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  文字の組立お方を理解し圢を敎えお曞くこず。 む  挢字や仮名の倧きさ配列に泚意しお曞くこず。 り  毛筆を䜿甚しお点画の曞き方ぞの理解を深め筆圧などに泚意しお曞くこず。 オ 幅広く読曞に芪しみ読曞が必芁な知識や情報を埗るこずに圹立぀こずに気付くこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的を意識しお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を比范したり分類したりし お䌝え合うために必芁な事柄を遞ぶこず。 む 盞手に䌝わるように理由や事䟋などを挙げながら話の䞭心が明確になるよう話の構成 を考えるこず。 り 話の䞭心や話す堎面を意識しお蚀葉の抑揚や匷匱間の取り方などを工倫するこず。 ゚ 必芁なこずを蚘録したり質問したりしながら聞き話し手が䌝えたいこずや自分が聞きた いこずの䞭心を捉え自分の考えをも぀こず。 オ 目的や進め方を確認し叞䌚などの圹割を果たしながら話し合い互いの意芋の共通点や 盞違点に着目しお考えをたずめるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 説明や報告など調べたこずを話したりそれらを聞いたりする掻動。 む 質問するなどしお情報を集めたりそれらを発衚したりする掻動。 り 互いの考えを䌝えるなどしおグルヌプや孊玚党䜓で話し合う掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 盞手や目的を意識しお経隓したこずや想像したこずなどから曞くこずを遞び集めた材 料を比范したり分類したりしお䌝えたいこずを明確にするこず。 む 曞く内容の䞭心を明確にし内容のたずたりで段萜を぀くったり段萜盞互の関係に泚意 したりしお文章の構成を考えるこず。 り 自分の考えずそれを支える理由や事䟋ずの関係を明確にしお 曞き衚し方を工倫するこず。 ゚ 間違いを正したり盞手や目的を意識した衚珟になっおいるかを確かめたりしお文や文 章を敎えるこず。 オ 曞こうずしたこずが明確になっおいるかなど文章に察する感想や意芋を䌝え合い自分 の文章のよいずころを芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 調べたこずをたずめお報告するなど事実やそれを基に考えたこずを曞く掻動。 む 行事の案内やお瀌の文章を曞くなど䌝えたいこずを手玙に曞く掻動。 り 詩や物語を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。
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187 付録  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 段萜盞互の関係に着目しながら考えずそれを支える理由や事䟋ずの関係などに぀いお 叙述を基に捉えるこず。 む 登堎人物の行動や気持ちなどに぀いお叙述を基に捉えるこず。 り 目的を意識しお䞭心ずなる語や文を芋付けお芁玄するこず。 ゚ 登堎人物の気持ちの倉化や性栌情景に぀いお堎面の移り倉わりず結び付けお具䜓的に 想像するこず。 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお感想や考えをも぀こず。 カ 文章を読んで感じたこずや考えたこずを共有し䞀人䞀人の感じ方などに違いがあるこず に気付くこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 蚘録や報告などの文章を読み文章の䞀郚を匕甚しお分かったこずや考えたこずを説明 したり意芋を述べたりする掻動。 む 詩や物語などを読み内容を説明したり考えたこずなどを䌝え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し事兞や図鑑などから情報を埗お分かったこずなどをたずめお 説明する掻動。   〔第孊幎及び第孊幎〕  目 暙  ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊かに感じたり想像したりする力を逊い日垞生掻における人ずの関 わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えを広げるこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識するずずもに進んで読曞をし囜語の倧切さを自芚しお思いや考 えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 蚀葉には盞手ずの぀ながりを぀くる働きがあるこずに気付くこず。 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉ずの違いに気付くこず。 り 文や文章の䞭で挢字ず仮名を適切に䜿い分けるずずもに送り仮名や仮名遣いに泚意しお 正しく曞くこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の各孊幎においおは孊幎別挢字配圓衚の圓該孊幎たでに配圓され おいる挢字を読むこず。たた圓該孊幎の前の孊幎たでに配圓されおいる挢字を曞き文や 文章の䞭で䜿うずずもに圓該孊幎に配圓されおいる挢字を挞次曞き文や文章の䞭で䜿う こず。 オ 思考に関わる語句の量を増し話や文章の䞭で䜿うずずもに語句ず語句ずの関係語句 の構成や倉化に぀いお理解し語圙を豊かにするこず。たた語感や蚀葉の䜿い方に察する 感芚を意識しお語や語句を䜿うこず。 カ 文の䞭での語句の係り方や語順文ず文ずの接続の関係話や文章の構成や展開話や文 章の皮類ずその特城に぀いお理解するこず。
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188 付録 キ 日垞よく䜿われる敬語を理解し䜿い慣れるこず。 ク 比喩や反埩などの衚珟の工倫に気付くこず。 ケ 文章を音読したり朗読したりするこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 原因ず結果など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 む 情報ず情報ずの関係付けの仕方図などによる語句ず語句ずの関係の衚し方を理解し䜿う こず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 芪しみやすい叀文や挢文近代以降の文語調の文章を音読するなどしお蚀葉の響きやリ ズムに芪しむこず。 む 叀兞に぀いお解説した文章を読んだり䜜品の内容の倧䜓を知ったりするこずを通しお昔 の人のものの芋方や感じ方を知るこず。 り 語句の由来などに関心をも぀ずずもに時間の経過による蚀葉の倉化や䞖代による蚀葉の 違いに気付き共通語ず方蚀ずの違いを理解するこず。たた仮名及び挢字の由来特質な どに぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  甚玙党䜓ずの関係に泚意しお文字の倧きさや配列などを決めるずずもに曞く速さを 意識しお曞くこず。 む  毛筆を䜿甚しお穂先の動きず点画の぀ながりを意識しお曞くこず。 り  目的に応じお䜿甚する筆蚘具を遞びその特城を生かしお曞くこず。 オ 日垞的に読曞に芪しみ読曞が自分の考えを広げるこずに圹立぀こずに気付くこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を分類したり関係付けた りしお䌝え合う内容を怜蚎するこず。 む 話の内容が明確になるように 事実ず感想 意芋ずを区別するなど 話の構成を考えるこず。 り 資料を掻甚するなどしお自分の考えが䌝わるように衚珟を工倫するこず。 ゚ 話し手の目的や自分が聞こうずする意図に応じお話の内容を捉え話し手の考えず比范 しながら自分の考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や意図を明確にしながら蚈画的に話し合い 考えを広げたりたずめたりするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 意芋や提案など自分の考えを話したりそれらを聞いたりする掻動。 む むンタビュヌなどをしお必芁な情報を集めたりそれらを発衚したりする掻動。 り それぞれの立堎から考えを䌝えるなどしお話し合う掻動。    曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお感じたこずや考えたこずなどから曞くこずを遞び集めた材料を分 類したり関係付けたりしお䌝えたいこずを明確にするこず。 む 筋道の通った文章ずなるように文章党䜓の構成や展開を考えるこず。 り 目的や意図に応じお簡単に曞いたり詳しく曞いたりするずずもに事実ず感想意芋ずを 区別しお曞いたりするなど自分の考えが䌝わるように曞き衚し方を工倫するこず。
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189 付録 ゚ 匕甚したり図衚やグラフなどを甚いたりしお自分の考えが䌝わるように曞き衚し方を 工倫するこず。 オ 文章党䜓の構成や曞き衚し方などに着目しお文や文章を敎えるこず。 カ 文章党䜓の構成や展開が明確になっおいるかなど文章に察する感想や意芋を䌝え合い 自分の文章のよいずころを芋付けるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 事象を説明したり意芋を述べたりするなど考えたこずや䌝えたいこずを曞く掻動。 む 短歌や俳句を぀くるなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じたり考えたりしたこずや自分にずっおの意味に぀いお文章に曞く 掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 事実ず感想意芋などずの関係を叙述を基に抌さえ文章党䜓の構成を捉えお芁旚を把握 するこず。 む 登堎人物の盞互関係や心情などに぀いお描写を基に捉えるこず。 り 目的に応じお文章ず図衚などを結び付けるなどしお必芁な情報を芋付けたり論の進め 方に぀いお考えたりするこず。 ゚ 人物像や物語などの党䜓像を具䜓的に想像したり衚珟の効果を考えたりするこず。 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお自分の考えをたずめるこず。 カ 文章を読んでたずめた意芋や感想を共有し自分の考えを広げるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 説明や解説などの文章を比范するなどしお読み分かったこずや考えたこずを話し合っ たり文章にたずめたりする掻動。 む 詩や物語䌝蚘などを読み内容を説明したり自分の生き方などに぀いお考えたこずを 䌝え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し耇数の本や新聞などを掻甚しお調べたり考えたりしたこずを 報告する掻動。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお児童 の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際蚀葉による芋方・考え方 を働かせ蚀語掻動を通しお蚀葉の特城や䜿い方などを理解し自分の思いや考えを深める孊 習の充実を図るこず。 ⑵ 第の各孊幎の内容の指導に぀いおは必芁に応じお圓該孊幎より前の孊幎においお初歩的 な圢で取り䞊げたりその埌の孊幎で皋床を高めお取り䞊げたりするなどしお匟力的に指導 するこず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは 〔思考力刀断力衚珟力 等〕に瀺す事項の指導を通しお指導するこずを基本ずし必芁に応じお特定の事項だけを取 り䞊げお指導したりそれらをたずめお指導したりするなど指導の効果を高めるよう工倫 するこず。なおその際第章総則の第のの⑵のりの む に掲げる指導を行う堎合には 圓該指導のねらいを明確にするずずもに単元など内容や時間のたずたりを芋通しお資質・胜 第3 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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190 付録 力が偏りなく育成されるよう蚈画的に指導するこず。 ⑷ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・聞くこず」に関する 指導に぀いおは意図的蚈画的に指導する機䌚が埗られるように第孊幎及び第孊幎で は幎間35 単䜍時間皋床第孊幎及び第孊幎では幎間30 単䜍時間皋床第孊幎及び第 孊幎では幎間25 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際音声蚀語のための教材を掻甚するな どしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。 ⑞ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」に関する指導に぀い おは第孊幎及び第孊幎では幎間100 単䜍時間皋床第孊幎及び第孊幎では幎間85 単䜍時間皋床第孊幎及び第孊幎では幎間55 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際実 際に文章を曞く掻動をなるべく倚くするこず。 ⑹ 第の第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶の゚第孊幎及び第孊幎 第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶のオ及び各孊幎の内容の〔思考力刀断 力衚珟力等〕の「読むこず」に関する指導に぀いおは読曞意欲を高め日垞生掻におい お読曞掻動を掻発に行うようにするずずもに他教科等の孊習における読曞の指導や孊校図曞 通における指導ずの関連を考えお行うこず。 ⑺ 䜎孊幎においおは第章総則の第のの⑎を螏たえ他教科等ずの関連を積極的に図 り指導の効果を高めるようにするずずもに幌皚園教育芁領等に瀺す幌児期の終わりたでに 育っおほしい姿ずの関連を考慮するこず。特に小孊校入孊圓初においおは生掻科を䞭心ず した合科的・関連的な指導や匟力的な時間割の蚭定を行うなどの工倫をするこず。 ⑻ 蚀語胜力の向䞊を図る芳点から倖囜語掻動及び倖囜語科など他教科等ずの関連を積極的に 図り指導の効果を高めるようにするこず。 ⑌ 障害のある児童などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指 導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 ⑜ 第章総則の第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科などずの関連を考慮しな がら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀いお囜語科の特質に応じお適切な指導を するこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎  〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは次のずおり取り扱うこず。 ア 日垞の蚀語掻動を振り返るこずなどを通しお児童が実際に話したり聞いたり曞いたり 読んだりする堎面を意識できるよう指導を工倫するこず。 む 理解したり衚珟したりするために必芁な文字や語句に぀いおは蟞曞や事兞を利甚しお調 べる掻動を取り入れるなど調べる習慣が身に付くようにするこず。 り 第孊幎におけるロヌマ字の指導に圓たっおは第章総合的な孊習の時間の第のの ⑶に瀺すコンピュヌタで文字を入力するなどの孊習の基盀ずしお必芁ずなる情報手段の基 本的な操䜜を習埗し児童が情報や情報手段を䞻䜓的に遞択し掻甚できるよう配慮するこず ずの関連が図られるようにするこず。 ゚ 挢字の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱うこず。 ア  孊幎ごずに配圓されおいる挢字は児童の孊習負担に配慮し぀぀必芁に応じお圓該 孊幎以前の孊幎又は圓該孊幎以降の孊幎においお指導するこずもできるこず。 む  圓該孊幎より埌の孊幎に配圓されおいる挢字及びそれ以倖の挢字に぀いおは振り仮名 を付けるなど児童の孊習負担に配慮し぀぀提瀺するこずができるこず。 り  他教科等の孊習においお必芁ずなる挢字に぀いおは圓該教科等ず関連付けお指導する などその確実な定着が図られるよう指導を工倫するこず。
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191 付録 ゚  挢字の指導においおは孊幎別挢字配圓衚に瀺す挢字の字䜓を暙準ずするこず。   オ 各孊幎の⑶のア及びむに関する指導に぀いおは各孊幎で行い叀兞に芪しめるよう配慮 するこず。 カ 曞写の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱うこず。 ア  文字を正しく敎えお曞くこずができるようにするずずもに曞写の胜力を孊習や生掻に 圹立おる態床を育おるよう配慮するこず。 む  硬筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行うこず。 り  毛筆を䜿甚する曞写の指導は第孊幎以䞊の各孊幎で行い各孊幎幎間30 単䜍時間皋 床を配圓するずずもに毛筆を䜿甚する曞写の指導は硬筆による曞写の胜力の基瀎を逊う よう指導するこず。 ゚  第孊幎及び第孊幎の⑶のりの む の指導に぀いおは適切に運筆する胜力の向䞊に ぀ながるよう指導を工倫するこず。 ⑵ 第の内容の指導に圓たっおは児童がコンピュヌタや情報通信ネットワヌクを積極的に掻 甚する機䌚を蚭けるなどしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。 ⑶ 第の内容の指導に圓たっおは孊校図曞通などを目的をもっお蚈画的に利甚しその機胜の 掻甚を図るようにするこず。その際本などの皮類や配眮探し方に぀いお指導するなど児 童が必芁な本などを遞ぶこずができるよう配慮するこず。なお児童が読む図曞に぀いおは 人間圢成のため偏りがないよう配慮しお遞定するこず。  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。 ⑎ 教材は第の各孊幎の目暙及び内容に瀺す資質・胜力を偏りなく逊うこずや読曞に芪しむ 態床の育成を通しお読曞習慣を圢成するこずをねらいずし児童の発達の段階に即しお適切な 話題や題材を粟遞しお調和的に取り䞊げるこず。たた第の各孊幎の内容の〔思考力刀断 力衚珟力等〕の「話すこず・聞くこず」  「曞くこず」及び「読むこず」のそれぞれの ⑵に掲げる蚀語掻動が十分行われるよう教材を遞定するこず。 ⑵ 教材は次のような芳点に配慮しお取り䞊げるこず。 ア 囜語に察する関心を高め囜語を尊重する態床を育おるのに圹立぀こず。 む 䌝え合う力思考力や想像力及び蚀語感芚を逊うのに圹立぀こず。 り 公正か぀適切に刀断する胜力や態床を育おるのに圹立぀こず。 ゚ 科孊的論理的に物事を捉え考察し芖野を広げるのに圹立぀こず。 オ 生掻を明るくし匷く正しく生きる意志を育おるのに圹立぀こず。 カ 生呜を尊重し他人を思いやる心を育おるのに圹立぀こず。 キ 自然を愛し矎しいものに感動する心を育おるのに圹立぀こず。 ク 我が囜の䌝統ず文化に察する理解ず愛情を育おるのに圹立぀こず。 ケ 日本人ずしおの自芚をもっお囜を愛し囜家瀟䌚の発展を願う態床を育おるのに圹立぀ こず。 コ 䞖界の颚土や文化などを理解し囜際協調の粟神を逊うのに圹立぀こず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」の教材に぀いおは 各孊幎で説明的な文章や文孊的な文章などの文章の皮類を調和的に取り扱うこず。たた説明 的な文章に぀いおは適宜図衚や写真などを含むものを取り䞊げるこず。
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196 付録 小孊校  蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお囜語で正確に理解し適切 に衚珟する資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 「知識及び技胜」 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語に぀いおその特質を理解し適切に䜿うこずができるよ うにする。 「思考力刀断力  衚珟力等」 ⑵ 日垞生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め 思考力や想像力を逊う。 「孊びに向かう力  人間性等」 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識するずずもに蚀語感芚を逊い囜語の倧切さを自芚し 囜語を尊重しおその胜力の向䞊を図る態床を逊う。 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 「知識及び  技胜」 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 ⑎ 日垞生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 「思考力  刀断力  衚珟力等」 ⑵ 順序立おお考える力や感 じたり想像したりする力を 逊い日垞生掻における人 ずの関わりの䞭で䌝え合う 力を高め自分の思いや考 えをも぀こずができるよう にする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊 かに感じたり想像したりす る力を逊い日垞生掻にお ける人ずの関わりの䞭で䌝 え合う力を高め自分の思 いや考えをたずめるこずが できるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊 かに感じたり想像したりす る力を逊い日垞生掻にお ける人ずの関わりの䞭で䌝 え合う力を高め自分の思 いや考えを広げるこずがで きるようにする。 「孊びに向  かう力  人間性等」 ⑶ 蚀葉がも぀よさを感じる ずずもに楜しんで読曞を し囜語を倧切にしお思 いや考えを䌝え合おうずす る態床を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀よさに気付く ずずもに 幅広く読曞をし 囜語を倧切にしお思いや 考えを䌝え合おうずする態 床を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀よさを認識す るずずもに進んで読曞を し囜語の倧切さを自芚し お思いや考えを䌝え合お うずする態床を逊う。 教科の目暙 孊幎の目暙 教科の目暙各孊幎の目暙及び内容の系統衚小・䞭孊校囜語科
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197 付録 äž­å­Šæ ¡  蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお囜語で正確に理解し適切に衚珟 する資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語に぀いお その特質を理解し適切に䜿うこずができるようにする。 ⑵ 瀟䌚生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め思考力や想像力を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識するずずもに蚀語感芚を豊かにし我が囜の蚀語文化に関わ り囜語を尊重しおその胜力の向䞊を図る態床を逊う。 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の 知識や技胜を身に付けるず ずもに我が囜の蚀語文化 に芪しんだり理解したりす るこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊 かに感じたり想像したりす る力を逊い日垞生掻にお ける人ずの関わりの䞭で䌝 え合う力を高め自分の思 いや考えを確かなものにす るこずができるようにする。 ⑵ 論理的に考える力や共感 したり想像したりする力を 逊い瀟䌚生掻における人 ずの関わりの䞭で䌝え合う 力を高め自分の思いや考 えを広げたり深めたりする こずができるようにする。 ⑵ 論理的に考える力や深く 共感したり豊かに想像した りする力を逊い瀟䌚生掻 における人ずの関わりの䞭 で䌝え合う力を高め自分 の思いや考えを広げたり深 めたりするこずができるよ うにする。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀に気付く ずずもに 進んで読曞をし 我が囜の蚀語文化を倧切に しお思いや考えを䌝え合 おうずする態床を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識す るずずもに読曞を生掻に 圹立お我が囜の蚀語文化 を倧切にしお思いや考え を䌝え合おうずする態床を 逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識す るずずもに読曞を通しお 自己を向䞊させ我が囜の 蚀語文化に関わり思いや 考えを䌝え合おうずする態 床を逊う。
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198 付録 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 蚀葉の働き ア 蚀葉には事物の内容を 衚す働きや経隓したこず を䌝える働きがあるこずに 気付くこず。 ア 蚀葉には考えたこずや 思ったこずを衚す働きがあ るこずに気付くこず。 ア 蚀葉には盞手ずの぀な がりを぀くる働きがあるこ ずに気付くこず。 話し蚀葉ず 曞き蚀葉 む 音節ず文字ずの関係ア クセントによる語の意味の 違いなどに気付くずずも に姿勢や口圢発声や発 音に泚意しお話すこず。 り 長音拗 よう 音促音撥 は぀ 音 などの衚蚘 助詞の「は」  「ぞ」及び「を」の䜿い 方句読点の打ち方か ぎ 「 」 の䜿い方を理解 しお文や文章の䞭で䜿うこ ず。たた平仮名及び片仮 名を読み曞くずずもに 片仮名で曞く語の皮類を知 り  文や文章の䞭で䜿うこず 。 む 盞手を芋お話したり聞い たりするずずもに蚀葉の 抑揚や匷匱間の取り方な どに泚意しお話すこず。 り 挢字ず仮名を甚いた衚 蚘送り仮名の付け方改 行の仕方を理解しお文や文 章の䞭で䜿うずずもに句 読点を適切に打぀こず。た た第孊幎においおは 日垞䜿われおいる簡単な単 語に぀いおロヌマ字で衚 蚘されたものを読みロヌ マ字で曞くこず。 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉ずの 違いに気付くこず。 り 文や文章の䞭で挢字ず仮 名を適切に䜿い分けるずず もに送り仮名や仮名遣い に泚意しお正しく曞くこず。 挢字 ゚ 第孊幎においおは別 衚の孊幎別挢字配圓衚以 䞋「孊幎別挢字配圓衚」ず いう。 の第孊幎に配圓 されおいる挢字を読み挞 次曞き文や文章の䞭で䜿 うこず。第孊幎においお は孊幎別挢字配圓衚の第 孊幎たでに配圓されおい る挢字を読むこず。たた 第孊幎に配圓されおいる 挢字を曞き文や文章の䞭 で䜿うずずもに第孊幎 に配圓されおいる挢字を挞 次曞き文や文章の䞭で䜿 うこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の 各孊幎においおは孊幎別 挢字配圓衚の圓該孊幎たで に配圓されおいる挢字を読 むこず。たた圓該孊幎の 前の孊幎たでに配圓されお いる挢字を曞き文や文章 の䞭で䜿うずずもに圓該 孊幎に配圓されおいる挢字 を挞次曞き文や文章の䞭 で䜿うこず。 ゚ 第孊幎及び第孊幎の 各孊幎においおは孊幎別 挢字配圓衚の圓該孊幎たで に配圓されおいる挢字を読 むこず。たた圓該孊幎の 前の孊幎たでに配圓されお いる挢字を曞き文や文章 の䞭で䜿うずずもに圓該 孊幎に配圓されおいる挢字 を挞次曞き文や文章の䞭 で䜿うこず。 語圙 オ 身近なこずを衚す語句の 量を増し話や文章の䞭で 䜿うずずもに蚀葉には意 味による語句のたずたりが あるこずに気付き語圙を 豊かにするこず。 オ 様子や行動気持ちや性 栌を衚す語句の量を増し 話や文章の䞭で䜿うずずも に蚀葉には性質や圹割に よる語句のたずたりがある こずを理解し語圙を豊か にするこず。 オ 思考に関わる語句の量を 増し話や文章の䞭で䜿う ずずもに語句ず語句ずの 関係語句の構成や倉化に ぀いお理解し語圙を豊か にするこず。たた語感や 蚀葉の䜿い方に察する感芚 を意識しお語や語句を䜿 うこず。 文や文章 カ 文の䞭における䞻語ず述 語ずの関係に気付くこず。 カ 䞻語ず述語ずの関係修 食ず被修食ずの関係指瀺 する語句ず接続する語句の 圹割段萜の圹割に぀いお 理解するこず。 カ 文の䞭での語句の係り方 や語順文ず文ずの接続の 関係話や文章の構成や展 開話や文章の皮類ずその 特城に぀いお理解するこず 。 蚀葉遣い キ 䞁寧な蚀葉ず普通の蚀葉 ずの違いに気を付けお䜿う ずずもに敬䜓で曞かれた 文章に慣れるこず。 キ 䞁寧な蚀葉を䜿うずずも に敬䜓ず垞䜓ずの違いに 泚意しながら曞くこず。 キ 日垞よく䜿われる敬語を 理解し䜿い慣れるこず。 衚珟の技法 ク 比喩や反埩などの衚珟の 工倫に気付くこず。 音読朗読 ク 語のたずたりや蚀葉の響 きなどに気を付けお音読す るこず。 ク 文章党䜓の構成や内容の 倧䜓を意識しながら音読す るこず。 ケ 文章を音読したり朗読し たりするこず。 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する事項 〔知識及び技胜〕
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199 付録 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。   ア 蚀葉には盞手の行動を促 す働きがあるこずに気付くこず。 ア 音声の働きや仕組みに぀いお 理解を深めるこず。 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉の特城 に぀いお理解するこず。 む 小孊校孊習指導芁領第章 第節囜語の孊幎別挢字配圓 衚以䞋「孊幎別挢字配圓衚」 ずいう。 に瀺されおいる挢字 に加えその他の垞甚挢字の うち300 字皋床から400 å­—çš‹ 床たでの挢字を読むこず。た た孊幎別挢字配圓衚の挢字 のうち900 字皋床の挢字を曞 き文や文章の䞭で䜿うこず。 り 第孊幎たでに孊習した垞 甚挢字に加えその他の垞甚 挢字のうち350 字皋床から450 字皋床たでの挢字を読むこず。 たた孊幎別挢字配圓衚に瀺 されおいる挢字を曞き文や 文章の䞭で䜿うこず。 ア 第孊幎たでに孊習した垞 甚挢字に加えその他の垞甚 挢字の倧䜓を読むこず。たた 孊幎別挢字配圓衚に瀺されお いる挢字に぀いお文や文章 の䞭で䜿い慣れるこず。 り 事象や行為心情を衚す語 句の量を増すずずもに語句 の蟞曞的な意味ず文脈䞊の意 味ずの関係に泚意しお話や文 章の䞭で䜿うこずを通しお 語感を磚き語圙を豊かにする こず。 ゚ 抜象的な抂念を衚す語句の 量を増すずずもに類矩語ず 察矩語同音異矩語や倚矩的 な意味を衚す語句などに぀い お理解し話や文章の䞭で䜿 うこずを通しお語感を磚き 語圙を豊かにするこず。 む 理解したり衚珟したりする ために必芁な語句の量を増し 慣甚句や四字熟語などに぀い お理解を深め話や文章の䞭 で䜿うずずもに和語挢語 倖来語などを䜿い分けるこず を通しお語感を磚き語圙を 豊かにするこず。 ゚ 単語の類別に぀いお理解す るずずもに指瀺する語句ず 接続する語句の圹割に぀いお 理解を深めるこず。 オ 単語の掻甚助詞や助動詞 などの働き文の成分の順序 や照応など文の構成に぀いお 理解するずずもに話や文章 の構成や展開に぀いお理解を 深めるこず。 り 話や文章の皮類ずその特城 に぀いお理解を深めるこず。 カ 敬語の働きに぀いお理解し 話や文章の䞭で䜿うこず。 ゚ 敬語などの盞手や堎に応じ た蚀葉遣いを理解し適切に 䜿うこず。 オ 比喩反埩倒眮䜓蚀止 めなどの衚珟の技法を理解し 䜿うこず。
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200 付録 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 䌝統的な蚀 語文化 ア 昔話や神話・䌝承などの 読み聞かせを聞くなどし お我が囜の䌝統的な蚀語 文化に芪しむこず。 む 長く芪したれおいる蚀葉 遊びを通しお蚀葉の豊か さに気付くこず。 ア 易しい文語調の短歌や俳 句を音読したり暗唱したり するなどしお蚀葉の響き やリズムに芪しむこず。 む 長い間䜿われおきたこず わざや慣甚句故事成語な どの意味を知り 䜿うこず。 ア 芪しみやすい叀文や挢文 近代以降の文語調の文章を 音読するなどしお蚀葉の 響きやリズムに芪しむこず。 む 叀兞に぀いお解説した文 章を読んだり䜜品の内容の 倧䜓を知ったりするこずを 通しお昔の人のものの芋 方や感じ方を知るこず。 蚀葉の由来 や倉化 り 挢字がぞんや぀くりな どから構成されおいるこず に぀いお理解するこず。 り 語句の由来などに関心を も぀ずずもに時間の経過 による蚀葉の倉化や䞖代に よる蚀葉の違いに気付き 共通語ず方蚀ずの違いを理 解するこず。たた仮名及 び挢字の由来特質などに ぀いお理解するこず。 曞写 り 曞写に関する次の事項を 理解し䜿うこず。 ア姿勢や筆蚘具の持ち方 を正しくしお曞くこず。 む点画の曞き方や文字の 圢に泚意しながら筆順 に埓っお䞁寧に曞くこず。 り点画盞互の接し方や亀 わり方長短や方向など に泚意しお文字を正し く曞くこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を 理解し䜿うこず。 ア文字の組立お方を理解 し 圢を敎えお曞くこず。 む挢字や仮名の倧きさ 配列に泚意しお曞くこず。 り毛筆を䜿甚しお点画の 曞き方ぞの理解を深め 筆圧などに泚意しお曞く こず。 ゚ 曞写に関する次の事項を 理解し䜿うこず。 ア甚玙党䜓ずの関係に泚 意しお文字の倧きさや 配列などを決めるずずも に曞く速さを意識しお 曞くこず。 む毛筆を䜿甚しお穂先 の動きず点画の぀ながり を意識しお曞くこず。 り目的に応じお䜿甚する 筆蚘具を遞びその特城 を生かしお曞くこず。 読曞 ゚ 読曞に芪しみいろいろ な本があるこずを知るこず。 オ 幅広く読曞に芪しみ読 曞が必芁な知識や情報を 埗るこずに圹立぀こずに気 付くこず。 オ 日垞的に読曞に芪しみ 読曞が自分の考えを広げ るこずに圹立぀こずに気付 くこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する事項 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 情報ず情報 ずの関係 ア 共通盞違事柄の順序 など情報ず情報ずの関係に ぀いお理解するこず。 ア 考えずそれを支える理由 や事䟋党䜓ず䞭心など情 報ず情報ずの関係に぀いお 理解するこず。 ア 原因ず結果など情報ず情 報ずの関係に぀いお理解す るこず。 情報の敎理 む 比范や分類の仕方必芁 な語句などの曞き留め方 匕甚の仕方や出兞の瀺し 方蟞曞や事兞の䜿い方を 理解し䜿うこず。 む 情報ず情報ずの関係付け の仕方図などによる語句 ず語句ずの関係の衚し方を 理解し䜿うこず。 ⑵ 情報の扱い方に関する事項
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201 付録 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音読に必芁な文語のきたり や蚓読の仕方を知り叀文や 挢文を音読し叀兞特有のリ ズムを通しお叀兞の䞖界に 芪しむこず。 む 叀兞には様々な皮類の䜜品 があるこずを知るこず。 ア 䜜品の特城を生かしお朗読 するなどしお叀兞の䞖界に 芪しむこず。 む 珟代語蚳や語泚などを手掛 かりに䜜品を読むこずを通し お叀兞に衚れたものの芋方 や考え方を知るこず。 ア 歎史的背景などに泚意しお 叀兞を読むこずを通しおそ の䞖界に芪しむこず。 む 長く芪したれおいる蚀葉や 叀兞の䞀節を匕甚するなどし お䜿うこず。 り 共通語ず方蚀の果たす圹割 に぀いお理解するこず。 り 時間の経過による蚀葉の倉 化や䞖代による蚀葉の違いに ぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理 解し䜿うこず。 ア字圢を敎え文字の倧き さ配列などに぀いお理解 しお楷曞で曞くこず。 む挢字の行曞の基瀎的な曞 き方を理解しお身近な文 字を行曞で曞くこず。 り 曞写に関する次の事項を理 解し䜿うこず。 ア挢字の行曞ずそれに調和 した仮名の曞き方を理解し お読みやすく速く曞くこ ず。 む目的や必芁に応じお楷 曞又は行曞を遞んで曞くこ ず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理 解し䜿うこず。 ア身の回りの倚様な衚珟を 通しお文字文化の豊かさに 觊れ効果的に文字を曞く こず。 オ 読曞が知識や情報を埗た り自分の考えを広げたりす るこずに圹立぀こずを理解す るこず。 ゚ 本や文章などには様々な 立堎や考え方が曞かれおいる こずを知り自分の考えを広 げたり深めたりする読曞に生 かすこず。 オ 自分の生き方や瀟䌚ずの関 わり方を支える読曞の意矩ず 効甚に぀いお理解するこず。 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 原因ず結果意芋ず根拠な ど情報ず情報ずの関係に぀い お理解するこず。 ア 意芋ず根拠具䜓ず抜象な ど情報ず情報ずの関係に぀い お理解するこず。 ア 具䜓ず抜象など情報ず情報 ずの関係に぀いお理解を深め るこず。 む 比范や分類関係付けなど の情報の敎理の仕方匕甚の 仕方や出兞の瀺し方に぀いお 理解を深め それらを䜿うこず。 む 情報ず情報ずの関係の様々 な衚し方を理解し䜿うこず。 む 情報の信頌性の確かめ方を 理解し䜿うこず。
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202 付録 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 話すこず 話題の 蚭定 ア 身近なこずや経隓したこ ずなどから話題を決め䌝 え合うために必芁な事柄を 遞ぶこず。 ア 目的を意識しお日垞生 掻の䞭から話題を決め集 めた材料を比范したり分類 したりしお䌝え合うため に必芁な事柄を遞ぶこず。 ア 目的や意図に応じお日 垞生掻の䞭から話題を決 め集めた材料を分類した り関係付けたりしお䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 情報の 収集 内容の 怜蚎 構成の 怜蚎 む 盞手に䌝わるように行 動したこずや経隓したこず に基づいお話す事柄の順 序を考えるこず。 む 盞手に䌝わるように理 由や事䟋などを挙げなが ら話の䞭心が明確になる よう話の構成を考えるこず。 む 話の内容が明確になるよ うに事実ず感想意芋ず を区別するなど話の構成 を考えるこず。 考えの 圢成 衚珟 り 䌝えたい事柄や盞手に応 じお声の倧きさや速さな どを工倫するこず。 り 話の䞭心や話す堎面を意 識しお 蚀葉の抑揚や匷匱 間の取り方などを工倫する こず。 り 資料を掻甚するなどし お自分の考えが䌝わるよ うに衚珟を工倫するこず。 共有 聞くこず 話題の 蚭定 【再掲】 ア 身近なこずや経隓したこ ずなどから話題を決め䌝 え合うために必芁な事柄を 遞ぶこず。 【再掲】 ア 目的を意識しお日垞生 掻の䞭から話題を決め集 めた材料を比范したり分類 したりしお䌝え合うため に必芁な事柄を遞ぶこず。 【再掲】 ア 目的や意図に応じお日 垞生掻の䞭から話題を決 め集めた材料を分類した り関係付けたりしお䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 情報の 収集 構造ず 内容の 把握 ゚ 話し手が知らせたいこず や自分が聞きたいこずを萜 ずさないように集䞭しお聞 き話の内容を捉えお感想 をも぀こず。 ゚ 必芁なこずを蚘録したり 質問したりしながら聞き 話し手が䌝えたいこずや自 分が聞きたいこずの䞭心を 捉え自分の考えをも぀こ ず。 ゚ 話し手の目的や自分が聞 こうずする意図に応じお 話の内容を捉え話し手の 考えず比范しながら自分 の考えをたずめるこず。 粟査・ 解釈 考えの 圢成 共有 話し合うこず 話題の 蚭定 【再掲】 ア 身近なこずや経隓したこ ずなどから話題を決め䌝 え合うために必芁な事柄を 遞ぶこず。 【再掲】 ア 目的を意識しお日垞生 掻の䞭から話題を決め集 めた材料を比范したり分類 したりしお䌝え合うため に必芁な事柄を遞ぶこず。 【再掲】 ア 目的や意図に応じお日 垞生掻の䞭から話題を決 め集めた材料を分類した り関係付けたりしお䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 情報の 収集 内容の 怜蚎 話合いの 進め方の 怜蚎 オ 互いの話に関心をもち 盞手の発蚀を受けお話を぀ なぐこず。 オ 目的や進め方を確認し 叞䌚などの圹割を果たしな がら話し合い互いの意芋 の共通点や盞違点に着目し お考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や意図を明確 にしながら蚈画的に話し合 い考えを広げたりたずめ たりするこず。 考えの 圢成 共有 蚀語掻動䟋 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 玹介や説明報告など䌝 えたいこずを話したりそ れらを聞いお声に出しお確 かめたり感想を述べたりす る掻動。 む 尋ねたり応答したりする などしお少人数で話し合 う掻動。 ア 説明や報告など調べたこ ずを話したりそれらを聞 いたりする掻動。 む 質問するなどしお情報を 集めたりそれらを発衚し たりする掻動。 り 互いの考えを䌝えるなど しおグルヌプや孊玚党䜓 で話し合う掻動。 ア 意芋や提案など自分の考 えを話したりそれらを聞 いたりする掻動。 む むンタビュヌなどをしお 必芁な情報を集めたりそ れらを発衚したりする掻動。 り それぞれの立堎から考え を䌝えるなどしお話し合う 掻動。  話すこず・聞くこず 〔思考力 刀断力 衚珟力等〕
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203 付録 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や堎面に応じお日垞 生掻の䞭から話題を決め集 めた材料を敎理し䌝え合う 内容を怜蚎するこず。 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め異 なる立堎や考えを想定しなが ら集めた材料を敎理し䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め倚 様な考えを想定しながら材料 を敎理し䌝え合う内容を怜 蚎するこず。 む 自分の考えや根拠が明確に なるように話の䞭心的な郚 分ず付加的な郚分事実ず意 芋ずの関係などに泚意しお 話の構成を考えるこず。 む 自分の立堎や考えが明確に なるように根拠の適切さや 論理の展開などに泚意しお 話の構成を工倫するこず。 む 自分の立堎や考えを明確に し盞手を説埗できるように 論理の展開などを考えお話 の構成を工倫するこず。 り 盞手の反応を螏たえながら 自分の考えが分かりやすく䌝 わるように衚珟を工倫するこず。 り 資料や機噚を甚いるなどし お自分の考えが分かりやす く䌝わるように衚珟を工倫す るこず。 り 堎の状況に応じお蚀葉を遞 ぶなど自分の考えが分かり やすく䌝わるように衚珟を工 倫するこず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお日垞 生掻の䞭から話題を決め集 めた材料を敎理し䌝え合う 内容を怜蚎するこず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め異 なる立堎や考えを想定しなが ら集めた材料を敎理し䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め倚 様な考えを想定しながら材料 を敎理し䌝え合う内容を怜 蚎するこず。 ゚ 必芁に応じお蚘録したり質 問したりしながら話の内容を 捉え共通点や盞違点などを 螏たえお自分の考えをたず めるこず。 ゚ 論理の展開などに泚意しお 聞き話し手の考えず比范し ながら自分の考えをたずめ るこず。 ゚ 話の展開を予枬しながら 聞き聞き取った内容や衚珟 の仕方を評䟡しお自分の考 えを広げたり深めたりするこ ず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお日垞 生掻の䞭から話題を決め集 めた材料を敎理し䌝え合う 内容を怜蚎するこず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め異 なる立堎や考えを想定しなが ら集めた材料を敎理し䌝え 合う内容を怜蚎するこず。 【再掲】 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚 生掻の䞭から話題を決め倚 様な考えを想定しながら材料 を敎理し䌝え合う内容を怜 蚎するこず。 オ 話題や展開を捉えながら話 し合い互いの発蚀を結び付 けお考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や考えを尊重し ながら話し合い結論を導く ために考えをたずめるこず。 オ 進行の仕方を工倫したり互 いの発蚀を生かしたりしなが ら話し合い合意圢成に向け お考えを広げたり深めたりす るこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 玹介や報告など䌝えたいこ ずを話したりそれらを聞い お質問したり意芋などを述べ たりする掻動。 む 互いの考えを䌝えるなどし お少人数で話し合う掻動。 ア 説明や提案など䌝えたいこ ずを話したりそれらを聞い お質問や助蚀などをしたりす る掻動。 む それぞれの立堎から考えを 䌝えるなどしお議論や蚎論 をする掻動。 ア 提案や䞻匵など自分の考え を話したりそれらを聞いお 質問したり評䟡などを述べた りする掻動。 む 互いの考えを生かしながら 議論や蚎論をする掻動。
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204 付録 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 題材の蚭定ア 経隓したこずや想像した こずなどから曞くこずを芋 付け必芁な事柄を集めた り確かめたりしお䌝えた いこずを明確にするこず。 ア 盞手や目的を意識しお 経隓したこずや想像したこ ずなどから曞くこずを遞 び集めた材料を比范した り分類したりしお䌝えた いこずを明確にするこず。 ア 目的や意図に応じお感 じたこずや考えたこずなど から曞くこずを遞び集め た材料を分類したり関係付 けたりしお䌝えたいこず を明確にするこず。 情報の収集 内容の怜蚎 構成の怜蚎 む 自分の思いや考えが明確 になるように事柄の順序 に沿っお簡単な構成を考え るこず。 む 曞く内容の䞭心を明確に し内容のたずたりで段萜 を぀くったり段萜盞互の 関係に泚意したりしお文 章の構成を考えるこず。 む 筋道の通った文章ずなる ように文章党䜓の構成や 展開を考えるこず。 考えの圢成 り 語ず語や文ず文ずの続き 方に泚意しながら内容の たずたりが分かるように曞 き衚し方を工倫するこず。 り 自分の考えずそれを支え る理由や事䟋ずの関係を明 確にしお曞き衚し方を工 倫するこず。 り 目的や意図に応じお簡単 に曞いたり詳しく曞いたり するずずもに 事実ず感想 意芋ずを区別しお曞いたり するなど自分の考えが䌝 わるように曞き衚し方を工 倫するこず。 ゚ 匕甚したり図衚やグラ フなどを甚いたりしお自 分の考えが䌝わるように曞 き衚し方を工倫するこず。 蚘述 掚敲 ゚ 文章を読み返す習慣を付 けるずずもに間違いを正 したり語ず語や文ず文ず の続き方を確かめたりする こず。 ゚ 間違いを正したり盞手 や目的を意識した衚珟にな っおいるかを確かめたりし お 文や文章を敎えるこず。 オ 文章党䜓の構成や曞き衚 し方などに着目しお文や 文章を敎えるこず。 共有 オ 文章に察する感想を䌝え 合い自分の文章の内容や 衚珟のよいずころを芋付け るこず。 オ 曞こうずしたこずが明確 になっおいるかなど文章 に察する感想や意芋を䌝え 合い自分の文章のよいず ころを芋付けるこず。 カ 文章党䜓の構成や展開が 明確になっおいるかなど 文章に察する感想や意芋を 䌝え合い自分の文章のよ いずころを芋付けるこず。 蚀語掻動䟋 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 身近なこずや経隓したこ ずを報告したり芳察した こずを蚘録したりするな ど芋聞きしたこずを曞く 掻動。 む 日蚘や手玙を曞くなど 思ったこずや䌝えたいこず を曞く掻動。 り 簡単な物語を぀くるな ど感じたこずや想像した こずを曞く掻動。 ア 調べたこずをたずめお報 告するなど事実やそれを 基に考えたこずを曞く掻動。 む 行事の案内やお瀌の文章 を曞くなど䌝えたいこず を手玙に曞く掻動。 り 詩や物語を぀くるなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 ア 事象を説明したり意芋を 述べたりするなど考えた こずや䌝えたいこずを曞く 掻動。 む 短歌や俳句を぀くるなど 感じたこずや想像したこず を曞く掻動。 り 事実や経隓を基に感じ たり考えたりしたこずや自 分にずっおの意味に぀いお 文章に曞く掻動。  曞くこず
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205 付録 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお日垞 生掻の䞭から題材を決め集 めた材料を敎理し䌝えたい こずを明確にするこず。 ア 目的や意図に応じお瀟䌚 生掻の䞭から題材を決め倚 様な方法で集めた材料を敎理 し䌝えたいこずを明確にす るこず。 ア 目的や意図に応じお瀟䌚 生掻の䞭から題材を決め集 めた材料の客芳性や信頌性を 確認し䌝えたいこずを明確 にするこず。 む 曞く内容の䞭心が明確にな るように段萜の圹割などを 意識しお文章の構成や展開を 考えるこず。 む 䌝えたいこずが分かりやす く䌝わるように段萜盞互の 関係などを明確にし文章の 構成や展開を工倫するこず。 む 文章の皮類を遞択し倚様 な読み手を説埗できるように 論理の展開などを考えお文 章の構成を工倫するこず。 り 根拠を明確にしながら自 分の考えが䌝わる文章になる ように工倫するこず。 り 根拠の適切さを考えお説明 や具䜓䟋を加えたり衚珟の 効果を考えお描写したりする など自分の考えが䌝わる文 章になるように工倫するこず。 り 衚珟の仕方を考えたり資 料を適切に匕甚したりするな ど自分の考えが分かりやす く䌝わる文章になるように工 倫するこず。 ゚ 読み手の立堎に立っお衚 蚘や語句の甚法叙述の仕方 などを確かめお文章を敎え るこず。 ゚ 読み手の立堎に立っお衚 珟の効果などを確かめお文 章を敎えるこず。 ゚ 目的や意図に応じた衚珟 になっおいるかなどを確かめ お文章党䜓を敎えるこず。 オ 根拠の明確さなどに぀い お読み手からの助蚀などを 螏たえ自分の文章のよい点 や改善点を芋いだすこず。 オ 衚珟の工倫ずその効果など に぀いお読み手からの助蚀 などを螏たえ自分の文章の よい点や改善点を芋いだすこず 。 オ 論理の展開などに぀いお 読み手からの助蚀などを螏た え自分の文章のよい点や改 善点を芋いだすこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 本や資料から文章や図衚な どを匕甚しお説明したり蚘録 したりするなど事実やそれ を基に考えたこずを曞く掻動。 む 行事の案内や報告の文章を 曞くなど䌝えるべきこずを 敎理しお曞く掻動。 り 詩を創䜜したり随筆を曞い たりするなど感じたこずや 考えたこずを曞く掻動。 ア 倚様な考えができる事柄に ぀いお意芋を述べるなど自 分の考えを曞く掻動。 む 瀟䌚生掻に必芁な手玙や電 子メヌルを曞くなど䌝えた いこずを盞手や媒䜓を考慮し お曞く掻動。 り 短歌や俳句物語を創䜜す るなど感じたこずや想像し たこずを曞く掻動。 ア 関心のある事柄に぀いお批 評するなど自分の考えを曞 く掻動。 む 情報を線集しお文章にたず めるなど䌝えたいこずを敎 理しお曞く掻動。
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206 付録 小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎小第孊幎及び第孊幎 ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 構造ず内容 の把握 ア 時間的な順序や事柄の順 序などを考えながら内容 の倧䜓を捉えるこず。 む 堎面の様子や登堎人物の 行動など内容の倧䜓を捉 えるこず。 ア 段萜盞互の関係に着目し ながら考えずそれを支え る理由や事䟋ずの関係など に぀いお叙述を基に捉え るこず。 む 登堎人物の行動や気持ち などに぀いお叙述を基に 捉えるこず。 ア 事実ず感想意芋などず の関係を叙述を基に抌さ え文章党䜓の構成を捉え お芁旚を把握するこず。 む 登堎人物の盞互関係や心 情などに぀いお描写を基 に捉えるこず。 粟査・解釈 り 文章の䞭の重芁な語や文 を考えお遞び出すこず。 ゚ 堎面の様子に着目しお 登堎人物の行動を具䜓的に 想像するこず。 り 目的を意識しお䞭心ず なる語や文を芋付けお芁玄 するこず。 ゚ 登堎人物の気持ちの倉化 や性栌情景に぀いお堎 面の移り倉わりず結び付け お具䜓的に想像するこず。 り 目的に応じお文章ず図 衚などを結び付けるなどし お必芁な情報を芋付けた り論の進め方に぀いお考 えたりするこず。 ゚ 人物像や物語などの党䜓 像を具䜓的に想像したり 衚珟の効果を考えたりする こず。 考えの圢成 オ 文章の内容ず自分の䜓隓 ずを結び付けお感想をも ぀こず。 オ 文章を読んで理解したこ ずに基づいお感想や考え をも぀こず。 オ 文章を読んで理解したこ ずに基づいお自分の考え をたずめるこず。 共有 カ 文章を読んで感じたこず や分かったこずを共有する こず。 カ 文章を読んで感じたこず や考えたこずを共有し䞀 人䞀人の感じ方などに違い があるこずに気付くこず。 カ 文章を読んでたずめた意 芋や感想を共有し自分の 考えを広げるこず。 蚀語掻動䟋 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは 䟋えば 次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 事物の仕組みを説明した 文章などを読み分かった こずや考えたこずを述べる 掻動。 む 読み聞かせを聞いたり物 語などを読んだりしお内 容や感想などを䌝え合った り挔じたりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し 図鑑や科孊的なこずに぀い お曞いた本などを読み 分 かったこずなどを説明する 掻動。 ア 蚘録や報告などの文章を 読み文章の䞀郚を匕甚し お分かったこずや考えた こずを説明したり意芋を 述べたりする掻動。 む 詩や物語などを読み内 容を説明したり考えたこ ずなどを䌝え合ったりする 掻動。 り 孊校図曞通などを利甚 し事兞や図鑑などから情 報を埗お分かったこずな どをたずめお説明する掻動。 ア 説明や解説などの文章を 比范するなどしお読み分 かったこずや考えたこずを 話し合ったり文章にたずめ たりする掻動。 む 詩や物語䌝蚘などを読 み内容を説明したり自 分の生き方などに぀いお考 えたこずを䌝え合ったりす る掻動。 り 孊校図曞通などを利甚 し耇数の本や新聞などを 掻甚しお調べたり考えた りしたこずを報告する掻動。  読むこず
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207 付録 䞭第孊幎 䞭第孊幎 䞭第孊幎 ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 文章の䞭心的な郚分ず付加 的な郚分事実ず意芋ずの関 係などに぀いお叙述を基に捉 え芁旚を把握するこず。 む 堎面の展開や登堎人物の盞 互関係心情の倉化などに぀ いお 描写を基に捉えるこず。 ア 文章党䜓ず郚分ずの関係に 泚意しながら䞻匵ず䟋瀺ず の関係や登堎人物の蚭定の仕 方などを捉えるこず。 ア 文章の皮類を螏たえお論 理や物語の展開の仕方などを 捉えるこず。 り 目的に応じお必芁な情報に 着目しお芁玄したり堎面ず 堎面堎面ず描写などを結び 付けたりしお内容を解釈す るこず。 ゚ 文章の構成や展開衚珟の 効果に぀いお根拠を明確に しお考えるこず。 む 目的に応じお耇数の情報を 敎理しながら適切な情報を埗 たり登堎人物の蚀動の意味 などに぀いお考えたりしお 内容を解釈するこず。 り 文章ず図衚などを結び付け その関係を螏たえお内容を解 釈するこず。 ゚ 芳点を明確にしお文章を比 范するなどし文章の構成や 論理の展開衚珟の効果に぀ いお考えるこず。 む 文章を批刀的に読みながら 文章に衚れおいるものの芋方 や考え方に぀いお考えるこず。 り 文章の構成や論理の展開 衚珟の仕方に぀いお評䟡する こず。 オ 文章を読んで理解したこず に基づいお自分の考えを確 かなものにするこず。 オ 文章を読んで理解したこず や考えたこずを知識や経隓ず 結び付け自分の考えを広げ たり深めたりするこず。 ゚ 文章を読んで考えを広げた り深めたりしお 人間 瀟䌚 自然などに぀いお自分の意 芋をも぀こず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 説明や蚘録などの文章を読 み理解したこずや考えたこ ずを報告したり文章にたずめ たりする掻動。 む 小説や随筆などを読み考 えたこずなどを蚘録したり䌝 え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し 倚様な情報を埗お考えたこ ずなどを報告したり資料にた ずめたりする掻動。 ア 報告や解説などの文章を読 み理解したこずや考えたこ ずを説明したり文章にたずめ たりする掻動。 む 詩歌や小説などを読み匕 甚しお解説したり考えたこ ずなどを䌝え合ったりする掻 動。 り 本や新聞むンタヌネット などから集めた情報を掻甚し 出兞を明らかにしながら考 えたこずなどを説明したり提 案したりする掻動。 ア 論説や報道などの文章を比 范するなどしお読み理解し たこずや考えたこずに぀いお 蚎論したり文章にたずめたり する掻動。 む 詩歌や小説などを読み批 評したり考えたこずなどを 䌝え合ったりする掻動。 り 実甚的な文章を読み実生 掻ぞの生かし方を考える掻動。
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208 付録  蚀葉による芋方・考え方を働かせ蚀語掻動を通しお囜語で正確に理解し適切に衚珟する資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語に぀いおその特質を理解し適切に䜿うこずができるようにする。 ⑵ 瀟䌚生掻における人ずの関わりの䞭で䌝え合う力を高め思考力や想像力を逊う。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識するずずもに蚀語感芚を豊かにし我が囜の蚀語文化に関わり囜語 を尊重しおその胜力の向䞊を図る態床を逊う。   〔第孊幎〕  目 暙  ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 筋道立おお考える力や豊かに感じたり想像したりする力を逊い日垞生掻における人ずの関 わりの䞭で䌝え合う力を高め 自分の思いや考えを確かなものにするこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀に気付くずずもに進んで読曞をし我が囜の蚀語文化を倧切にしお思い や考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音声の働きや仕組みに぀いお理解を深めるこず。  む 小孊校孊習指導芁領第章第節囜語の孊幎別挢字配圓衚以䞋「孊幎別挢字配圓衚」ず いう。 に瀺されおいる挢字に加えその他の垞甚挢字のうち300 字皋床から400 字皋床た での挢字を読むこず。たた孊幎別挢字配圓衚の挢字のうち900 字皋床の挢字を曞き文 や文章の䞭で䜿うこず。 り 事象や行為心情を衚す語句の量を増すずずもに語句の蟞曞的な意味ず文脈䞊の意味ず の関係に泚意しお話や文章の䞭で䜿うこずを通しお語感を磚き語圙を豊かにするこず。 ゚ 単語の類別に぀いお理解するずずもに指瀺する語句ず接続する語句の圹割に぀いお理解 を深めるこず。 オ 比喩反埩倒眮䜓蚀止めなどの衚珟の技法を理解し䜿うこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 原因ず結果意芋ず根拠など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 む 比范や分類関係付けなどの情報の敎理の仕方匕甚の仕方や出兞の瀺し方に぀いお理解 を深めそれらを䜿うこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 音読に必芁な文語のきたりや蚓読の仕方を知り叀文や挢文を音読し叀兞特有のリズム を通しお叀兞の䞖界に芪しむこず。 む 叀兞には様々な皮類の䜜品があるこずを知るこず。 第1 目 暙 第2 各孊幎の目暙及び内容 䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 囜語
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209 付録 り 共通語ず方蚀の果たす圹割に぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  字圢を敎え文字の倧きさ配列などに぀いお理解しお楷曞で曞くこず。 む  挢字の行曞の基瀎的な曞き方を理解しお身近な文字を行曞で曞くこず。 オ 読曞が 知識や情報を埗たり 自分の考えを広げたりするこずに圹立぀こずを理解するこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や堎面に応じお日垞生掻の䞭から話題を決め集めた材料を敎理し䌝え合う内容 を怜蚎するこず。 む 自分の考えや根拠が明確になるように話の䞭心的な郚分ず付加的な郚分事実ず意芋ず の関係などに泚意しお話の構成を考えるこず。 り 盞手の反応を螏たえながら 自分の考えが分かりやすく䌝わるように衚珟を工倫するこず。 ゚ 必芁に応じお蚘録したり質問したりしながら話の内容を捉え共通点や盞違点などを螏た えお自分の考えをたずめるこず。 オ 話題や展開を捉えながら話し合い互いの発蚀を結び付けお考えをたずめるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 玹介や報告など䌝えたいこずを話したりそれらを聞いお質問したり意芋などを述べたり する掻動。 む 互いの考えを䌝えるなどしお少人数で話し合う掻動。   曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお日垞生掻の䞭から題材を決め集めた材料を敎理し䌝えたいこず を明確にするこず。 む 曞く内容の䞭心が明確になるように段萜の圹割などを意識しお文章の構成や展開を考え るこず。 り 根拠を明確にしながら自分の考えが䌝わる文章になるように工倫するこず。 ゚ 読み手の立堎に立っお 衚蚘や語句の甚法 叙述の仕方などを確かめお 文章を敎えるこず。 オ 根拠の明確さなどに぀いお読み手からの助蚀などを螏たえ自分の文章のよい点や改善 点を芋いだすこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 本や資料から文章や図衚などを匕甚しお説明したり蚘録したりするなど事実やそれを基 に考えたこずを曞く掻動。 む 行事の案内や報告の文章を曞くなど䌝えるべきこずを敎理しお曞く掻動。 り 詩を創䜜したり随筆を曞いたりするなど感じたこずや考えたこずを曞く掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 文章の䞭心的な郚分ず付加的な郚分事実ず意芋ずの関係などに぀いお叙述を基に捉え 芁旚を把握するこず。 む 堎面の展開や登堎人物の盞互関係心情の倉化などに぀いお描写を基に捉えるこず。 り 目的に応じお必芁な情報に着目しお芁玄したり堎面ず堎面堎面ず描写などを結び付け たりしお内容を解釈するこず。 ゚ 文章の構成や展開衚珟の効果に぀いお根拠を明確にしお考えるこず。
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210 付録 オ 文章を読んで理解したこずに基づいお自分の考えを確かなものにするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 説明や蚘録などの文章を読み理解したこずや考えたこずを報告したり文章にたずめたり する掻動。 む 小説や随筆などを読み考えたこずなどを蚘録したり䌝え合ったりする掻動。 り 孊校図曞通などを利甚し倚様な情報を埗お考えたこずなどを報告したり資料にたずめ たりする掻動。   〔第孊幎〕  目 暙  ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 論理的に考える力や共感したり想像したりする力を逊い瀟䌚生掻における人ずの関わりの 䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えを広げたり深めたりするこずができるようにする。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識するずずもに読曞を生掻に圹立お我が囜の蚀語文化を倧切にし お思いや考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 蚀葉には盞手の行動を促す働きがあるこずに気付くこず。 む 話し蚀葉ず曞き蚀葉の特城に぀いお理解するこず。 り 第孊幎たでに孊習した垞甚挢字に加えその他の垞甚挢字のうち350 字皋床から450 字 皋床たでの挢字を読むこず。たた孊幎別挢字配圓衚に瀺されおいる挢字を曞き文や文章 の䞭で䜿うこず。 ゚ 抜象的な抂念を衚す語句の量を増すずずもに類矩語ず察矩語同音異矩語や倚矩的な意 味を衚す語句などに぀いお理解し話や文章の䞭で䜿うこずを通しお語感を磚き語圙を豊 かにするこず。 オ 単語の掻甚助詞や助動詞などの働き文の成分の順序や照応など文の構成に぀いお理解 するずずもに話や文章の構成や展開に぀いお理解を深めるこず。  カ 敬語の働きに぀いお理解し話や文章の䞭で䜿うこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 意芋ず根拠具䜓ず抜象など情報ず情報ずの関係に぀いお理解するこず。 む 情報ず情報ずの関係の様々な衚し方を理解し䜿うこず。  ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 䜜品の特城を生かしお朗読するなどしお叀兞の䞖界に芪しむこず。 む 珟代語蚳や語泚などを手掛かりに䜜品を読むこずを通しお叀兞に衚れたものの芋方や考 え方を知るこず。 り 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  挢字の行曞ずそれに調和した仮名の曞き方を理解しお読みやすく速く曞くこず。 む  目的や必芁に応じお楷曞又は行曞を遞んで曞くこず。 ゚ 本や文章などには様々な立堎や考え方が曞かれおいるこずを知り自分の考えを広げた り深めたりする読曞に生かすこず。
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211 付録   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚生掻の䞭から話題を決め異なる立堎や考えを想定しながら集 めた材料を敎理し䌝え合う内容を怜蚎するこず。 む 自分の立堎や考えが明確になるように根拠の適切さや論理の展開などに泚意しお話の 構成を工倫するこず。 り 資料や機噚を甚いるなどしお 自分の考えが分かりやすく䌝わるように衚珟を工倫するこず。 ゚ 論理の展開などに泚意しお聞き 話し手の考えず比范しながら 自分の考えをたずめるこず。 オ 互いの立堎や考えを尊重しながら話し合い結論を導くために考えをたずめるこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 説明や提案など䌝えたいこずを話したり それらを聞いお質問や助蚀などをしたりする掻動。 む それぞれの立堎から考えを䌝えるなどしお議論や蚎論をする掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお瀟䌚生掻の䞭から題材を決め倚様な方法で集めた材料を敎理し 䌝えたいこずを明確にするこず。 む 䌝えたいこずが分かりやすく䌝わるように段萜盞互の関係などを明確にし文章の構成 や展開を工倫するこず。 り 根拠の適切さを考えお説明や具䜓䟋を加えたり衚珟の効果を考えお描写したりするな ど自分の考えが䌝わる文章になるように工倫するこず。 ゚ 読み手の立堎に立っお衚珟の効果などを確かめお文章を敎えるこず。 オ 衚珟の工倫ずその効果などに぀いお読み手からの助蚀などを螏たえ自分の文章のよい 点や改善点を芋いだすこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 倚様な考えができる事柄に぀いお意芋を述べるなど自分の考えを曞く掻動。 む 瀟䌚生掻に必芁な手玙や電子メヌルを曞くなど䌝えたいこずを盞手や媒䜓を考慮しお曞 く掻動。 り 短歌や俳句物語を創䜜するなど感じたこずや想像したこずを曞く掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 文章党䜓ず郚分ずの関係に泚意しながら䞻匵ず䟋瀺ずの関係や登堎人物の蚭定の仕方な どを捉えるこず。 む 目的に応じお耇数の情報を敎理しながら適切な情報を埗たり登堎人物の蚀動の意味など に぀いお考えたりしお内容を解釈するこず。 り 文章ず図衚などを結び付けその関係を螏たえお内容を解釈するこず。 ゚ 芳点を明確にしお文章を比范するなどし文章の構成や論理の展開衚珟の効果に぀いお 考えるこず。 オ 文章を読んで理解したこずや考えたこずを知識や経隓ず結び付け自分の考えを広げたり 深めたりするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 報告や解説などの文章を読み理解したこずや考えたこずを説明したり文章にたずめたり する掻動。
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212 付録 む 詩歌や小説などを読み匕甚しお解説したり考えたこずなどを䌝え合ったりする掻動。 り 本や新聞むンタヌネットなどから集めた情報を掻甚し出兞を明らかにしながら考え たこずなどを説明したり提案したりする掻動。   〔第孊幎〕  目 暙  ⑎ 瀟䌚生掻に必芁な囜語の知識や技胜を身に付けるずずもに我が囜の蚀語文化に芪しんだり 理解したりするこずができるようにする。 ⑵ 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を逊い瀟䌚生掻における人ず の関わりの䞭で䌝え合う力を高め自分の思いや考えを広げたり深めたりするこずができるよ うにする。 ⑶ 蚀葉がも぀䟡倀を認識するずずもに読曞を通しお自己を向䞊させ我が囜の蚀語文化に関 わり思いや考えを䌝え合おうずする態床を逊う。  内 容   〔知識及び技胜〕 ⑎ 蚀葉の特城や䜿い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 第孊幎たでに孊習した垞甚挢字に加えその他の垞甚挢字の倧䜓を読むこず。たた孊 幎別挢字配圓衚に瀺されおいる挢字に぀いお文や文章の䞭で䜿い慣れるこず。 む 理解したり衚珟したりするために必芁な語句の量を増し慣甚句や四字熟語などに぀いお 理解を深め話や文章の䞭で䜿うずずもに和語挢語倖来語などを䜿い分けるこずを通 しお語感を磚き語圙を豊かにするこず。 り 話や文章の皮類ずその特城に぀いお理解を深めるこず。 ゚ 敬語などの盞手や堎に応じた蚀葉遣いを理解し適切に䜿うこず。 ⑵ 話や文章に含たれおいる情報の扱い方に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導 する。 ア 具䜓ず抜象など情報ず情報ずの関係に぀いお理解を深めるこず。 む 情報の信頌性の確かめ方を理解し䜿うこず。 ⑶ 我が囜の蚀語文化に関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 歎史的背景などに泚意しお叀兞を読むこずを通しおその䞖界に芪しむこず。 む 長く芪したれおいる蚀葉や叀兞の䞀節を匕甚するなどしお䜿うこず。 り 時間の経過による蚀葉の倉化や䞖代による蚀葉の違いに぀いお理解するこず。 ゚ 曞写に関する次の事項を理解し䜿うこず。 ア  身の回りの倚様な衚珟を通しお文字文化の豊かさに觊れ効果的に文字を曞くこず。 オ 自分の生き方や瀟䌚ずの関わり方を支える読曞の意矩ず効甚に぀いお理解するこず。   〔思考力刀断力衚珟力等〕  話すこず・聞くこず ⑎ 話すこず・聞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や堎面に応じお瀟䌚生掻の䞭から話題を決め倚様な考えを想定しながら材料を敎 理し䌝え合う内容を怜蚎するこず。 む 自分の立堎や考えを明確にし盞手を説埗できるように論理の展開などを考えお話の構 成を工倫するこず。 り 堎の状況に応じお蚀葉を遞ぶなど自分の考えが分かりやすく䌝わるように衚珟を工倫す るこず。
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213 付録 ゚ 話の展開を予枬しながら聞き聞き取った内容や衚珟の仕方を評䟡しお自分の考えを広 げたり深めたりするこず。 オ 進行の仕方を工倫したり互いの発蚀を生かしたりしながら話し合い合意圢成に向けお考 えを広げたり深めたりするこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 提案や䞻匵など自分の考えを話したりそれらを聞いお質問したり評䟡などを述べたりす る掻動。 む 互いの考えを生かしながら議論や蚎論をする掻動。  曞くこず ⑎ 曞くこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 目的や意図に応じお瀟䌚生掻の䞭から題材を決め集めた材料の客芳性や信頌性を確認 し䌝えたいこずを明確にするこず。 む 文章の皮類を遞択し倚様な読み手を説埗できるように論理の展開などを考えお文章の 構成を工倫するこず。 り 衚珟の仕方を考えたり資料を適切に匕甚したりするなど自分の考えが分かりやすく䌝わ る文章になるように工倫するこず。 ゚ 目的や意図に応じた衚珟になっおいるかなどを確かめお文章党䜓を敎えるこず。 オ 論理の展開などに぀いお読み手からの助蚀などを螏たえ自分の文章のよい点や改善点 を芋いだすこず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 関心のある事柄に぀いお批評するなど自分の考えを曞く掻動。 む 情報を線集しお文章にたずめるなど䌝えたいこずを敎理しお曞く掻動。  読むこず ⑎ 読むこずに関する次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 文章の皮類を螏たえお論理や物語の展開の仕方などを捉えるこず。 む 文章を批刀的に読みながら文章に衚れおいるものの芋方や考え方に぀いお考えるこず。 り 文章の構成や論理の展開衚珟の仕方に぀いお評䟡するこず。 ゚ 文章を読んで考えを広げたり深めたりしお人間瀟䌚自然などに぀いお自分の意芋 をも぀こず。 ⑵ ⑎に瀺す事項に぀いおは䟋えば次のような蚀語掻動を通しお指導するものずする。 ア 論説や報道などの文章を比范するなどしお読み理解したこずや考えたこずに぀いお蚎論 したり文章にたずめたりする掻動。 む 詩歌や小説などを読み批評したり考えたこずなどを䌝え合ったりする掻動。 り 実甚的な文章を読み実生掻ぞの生かし方を考える掻動。  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎ 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向けお生埒 の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際蚀葉による芋方・考え方 を働かせ蚀語掻動を通しお蚀葉の特城や䜿い方などを理解し自分の思いや考えを深める孊 習の充実を図るこず。 ⑵ 第の各孊幎の内容の指導に぀いおは必芁に応じお圓該孊幎の前埌の孊幎で取り䞊げるこ 第3 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い
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214 付録 ずもできるこず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは 〔思考力刀断力衚珟力 等〕に瀺す事項の指導を通しお指導するこずを基本ずし必芁に応じお特定の事項だけを取 り䞊げお指導したりそれらをたずめお指導したりするなど指導の効果を高めるよう工倫す るこず。 ⑷ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話すこず・聞くこず」に関す る指導に぀いおは第孊幎及び第孊幎では幎間15 〜25 単䜍時間皋床第孊幎では幎間 10 〜20 単䜍時間皋床を配圓するこず。その際音声蚀語のための教材を積極的に掻甚するな どしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。 ⑞ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「曞くこず」に関する指導に぀い おは第孊幎及び第孊幎では幎間30 〜40 単䜍時間皋床第孊幎では幎間20 〜30 単䜍 時間皋床を配圓するこず。その際実際に文章を曞く掻動を重芖するこず。 ⑹  第の第孊幎及び第孊幎の内容の〔知識及び技胜〕の⑶のオ第孊幎の内容の〔知 識及び技胜〕の⑶の゚各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」に関 する指導に぀いおは様々な文章を読んで自分の衚珟に圹立おられるようにするずずもに 他教科等における読曞の指導や孊校図曞通における指導ずの関連を考えお行うこず。 ⑺ 蚀語胜力の向䞊を図る芳点から倖囜語科など他教科等ずの関連を積極的に図り指導の効 果を高めるようにするこず。 ⑻ 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導内容や指 導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 ⑌ 第章総則の第のの⑵に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科などずの関連を考慮しな がら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀いお囜語科の特質に応じお適切な指導を するこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ⑎  〔知識及び技胜〕に瀺す事項に぀いおは次のずおり取り扱うこず。 ア 日垞の蚀語掻動を振り返るこずなどを通しお生埒が実際に話したり聞いたり曞いたり 読んだりする堎面を意識できるよう指導を工倫するこず。 む 挢字の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱うこず。 ア  他教科等の孊習においお必芁ずなる挢字に぀いおは圓該教科等ず関連付けお指導する などその確実な定着が図られるよう工倫するこず。 り 曞写の指導に぀いおは第の内容に定めるほか次のずおり取り扱うこず。 ア  文字を正しく敎えお速く曞くこずができるようにするずずもに曞写の胜力を孊習や生 掻に圹立おる態床を育おるよう配慮するこず。 む  硬筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行うこず。 り  毛筆を䜿甚する曞写の指導は各孊幎で行い硬筆による曞写の胜力の基瀎を逊うよう指 導するこず。 ゚  曞写の指導に配圓する授業時数は第孊幎及び第孊幎では幎間20 単䜍時間皋床 第孊幎では幎間10 単䜍時間皋床ずするこず。 ⑵ 第の内容の指導に圓たっおは生埒がコンピュヌタや情報通信ネットワヌクを積極的に掻 甚する機䌚を蚭けるなどしお指導の効果を高めるよう工倫するこず。 ⑶ 第の内容の指導に圓たっおは孊校図曞通などを目的をもっお蚈画的に利甚しその機胜の 掻甚を図るようにするこず。  教材に぀いおは次の事項に留意するものずする。
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215 付録 ⑎ 教材は第の各孊幎の目暙及び内容に瀺す資質・胜力を偏りなく逊うこずや読曞に芪しむ 態床を育成するこずをねらいずし生埒の発達の段階に即しお適切な話題や題材を粟遞しお調 和的に取り䞊げるこず。たた第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「話 すこず・聞くこず」  「曞くこず」及び「読むこず」のそれぞれの⑵に掲げる蚀語掻動が十 分行われるよう教材を遞定するこず。 ⑵ 教材は次のような芳点に配慮しお取り䞊げるこず。 ア 囜語に察する認識を深め囜語を尊重する態床を育おるのに圹立぀こず。 む 䌝え合う力思考力や想像力を逊い蚀語感芚を豊かにするのに圹立぀こず。  り 公正か぀適切に刀断する胜力や創造的粟神を逊うのに圹立぀こず。 ゚ 科孊的論理的に物事を捉え考察し芖野を広げるのに圹立぀こず。 オ 人生に぀いお考えを深め豊かな人間性を逊いたくたしく生きる意志を育おるのに圹立 ぀こず。 カ 人間瀟䌚自然などに぀いおの考えを深めるのに圹立぀こず。 キ 我が囜の䌝統ず文化に察する関心や理解を深めそれらを尊重する態床を育おるのに圹立 ぀こず。 ク 広い芖野から囜際理解を深め日本人ずしおの自芚をもち囜際協調の粟神を逊うのに圹 立぀こず。 ⑶ 第の各孊幎の内容の〔思考力刀断力衚珟力等〕の「読むこず」の教材に぀いおは 各孊幎で説明的な文章や文孊的な文章などの文章の皮類を調和的に取り扱うこず。たた説明 的な文章に぀いおは適宜図衚や写真などを含むものを取り䞊げるこず。 ⑷ 我が囜の蚀語文化に芪しむこずができるよう近代以降の代衚的な䜜家の䜜品をいずれか の孊幎で取り䞊げるこず。 ⑞ 叀兞に関する教材に぀いおは叀兞の原文に加え叀兞の珟代語蚳叀兞に぀いお解説した 文章などを取り䞊げるこず。
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216 付録  倖囜語によるコミュニケヌションにおける芋方・考え方を働かせ倖囜語による聞くこず読むこ ず話すこず曞くこずの蚀語掻動を通しおコミュニケヌションを図る基瀎ずなる資質・胜力を次 のずおり育成するこずを目指す。 ⑎ 倖囜語の音声や文字語圙衚珟文構造蚀語の働きなどに぀いお日本語ず倖囜語ずの違 いに気付きこれらの知識を理解するずずもに読むこず曞くこずに慣れ芪しみ聞くこず 読むこず話すこず曞くこずによる実際のコミュニケヌションにおいお掻甚できる基瀎的な技 胜を身に付けるようにする。 ⑵ コミュニケヌションを行う目的や堎面状況などに応じお身近で簡単な事柄に぀いお聞い たり話したりするずずもに音声で十分に慣れ芪しんだ倖囜語の語圙や基本的な衚珟を掚枬しな がら読んだり語順を意識しながら曞いたりしお自分の考えや気持ちなどを䌝え合うこずがで きる基瀎的な力を逊う。 ⑶ 倖囜語の背景にある文化に察する理解を深め他者に配慮しながら䞻䜓的に倖囜語を甚いお コミュニケヌションを図ろうずする態床を逊う。  英 語  目 暙  英語孊習の特質を螏たえ以䞋に瀺す聞くこず読むこず話すこずやり取り 話すこ ず発衚 曞くこずの五぀の領域別に蚭定する目暙の実珟を目指した指導を通しお第の⑎ 及び⑵に瀺す資質・胜力を䞀䜓的に育成するずずもにその過皋を通しお第の⑶に瀺す資 質・胜力を育成する。 ⑎ 聞くこず ア ゆっくりはっきりず話されれば自分のこずや身近で簡単な事柄に぀いお簡単な語句や 基本的な衚珟を聞き取るこずができるようにする。 む ゆっくりはっきりず話されれば日垞生掻に関する身近で簡単な事柄に぀いお具䜓的な 情報を聞き取るこずができるようにする。 り ゆっくりはっきりず話されれば日垞生掻に関する身近で簡単な事柄に぀いお短い話の 抂芁を捉えるこずができるようにする。 ⑵ 読むこず ア 掻字䜓で曞かれた文字を識別しその読み方を発音するこずができるようにする。 む 音声で十分に慣れ芪しんだ簡単な語句や基本的な衚珟の意味が分かるようにする。 ⑶ 話すこずやり取り ア 基本的な衚珟を甚いお指瀺 䟝頌をしたり それらに応じたりするこずができるようにする。 む 日垞生掻に関する身近で簡単な事柄に぀いお自分の考えや気持ちなどを簡単な語句や 基本的な衚珟を甚いお䌝え合うこずができるようにする。 り 自分や盞手のこず及び身の回りの物に関する事柄に぀いお簡単な語句や基本的な衚珟を 甚いおその堎で質問をしたり質問に答えたりしお䌝え合うこずができるようにする。 ⑷ 話すこず発衚 第1 目 暙 第2 各蚀語の目暙及び内容等 小孊校孊習指導芁領 第章 第0 節 倖囜語