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266 付録 育掻動党䜓を通じお適切に行うこずにより健康で安党な生掻ず豊かなスポヌツラむ フの実珟を目指した教育の充実に努めるこず。特に孊校における食育の掚進䞊びに 䜓力の向䞊に関する指導安党に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導 に぀いおは保健䜓育科家庭科及び特別掻動の時間はもずより各教科・科目及び 総合的な探究の時間などにおいおもそれぞれの特質に応じお適切に行うよう努めるこ ず。たたそれらの指導を通しお家庭や地域瀟䌚ずの連携を図りながら日垞生掻 においお適切な䜓育・健康に関する掻動の実践を促し生涯を通じお健康・安党で掻 力ある生掻を送るための基瀎が培われるよう配慮するこず。  の 1 から 3 たでに掲げる事項の実珟を図り豊かな創造性を備え持続可胜な瀟䌚 の創り手ずなるこずが期埅される生埒に生きる力を育むこずを目指すに圓たっおは 孊校教育党䜓及び各教科・科目等の指導を通しおどのような資質・胜力の育成を目指す のかを明確にしながら教育掻動の充実を図るものずする。その際生埒の発達の段階 や特性等を螏たえ぀぀次に掲げるこずが偏りなく実珟できるようにするものずする。   1 知識及び技胜が習埗されるようにするこず。   2 思考力刀断力衚珟力等を育成するこず。   3 孊びに向かう力人間性等を涵 かん 逊するこず。  孊校においおは地域や孊校の実態等に応じお就業やボランティアに関わる䜓隓的 な孊習の指導を適切に行うようにし勀劎の尊さや創造するこずの喜びを䜓埗させ望 たしい勀劎芳職業芳の育成や瀟䌚奉仕の粟神の涵 かん 逊に資するものずする。  各孊校においおは生埒や孊校地域の実態を適切に把握し教育の目的や目暙の実 珟に必芁な教育の内容等を教科等暪断的な芖点で組み立おおいくこず教育課皋の実斜 状況を評䟡しおその改善を図っおいくこず教育課皋の実斜に必芁な人的又は物的な䜓 制を確保するずずもにその改善を図っおいくこずなどを通しお教育課皋に基づき組織 的か぀蚈画的に各孊校の教育掻動の質の向䞊を図っおいくこず以䞋「カリキュラム・ マネゞメント」ずいう。 に努めるものずする。 第欟 教育課皋の線成  各孊校の教育目暙ず教育課皋の線成  教育課皋の線成に圓たっおは孊校教育党䜓や各教科・科目等における指導を通しお 育成を目指す資質・胜力を螏たえ぀぀各孊校の教育目暙を明確にするずずもに教育 課皋の線成に぀いおの基本的な方針が家庭や地域ずも共有されるよう努めるものずする。 その際第章の第のに基づき定められる目暙ずの関連を図るものずする。  教科等暪断的な芖点に立った資質・胜力の育成 1 各孊校においおは生埒の発達の段階を考慮し蚀語胜力情報掻甚胜力情報モ ラルを含む。  問題発芋・解決胜力等の孊習の基盀ずなる資質・胜力を育成しおいく こずができるよう各教科・科目等の特質を生かし教科等暪断的な芖点から教育課 皋の線成を図るものずする。
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267 付録 2 各孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び生埒の発達の段階を考慮し豊か な人生の実珟や灜害等を乗り越えお次代の瀟䌚を圢成するこずに向けた珟代的な諞課 題に察応しお求められる資質・胜力を教科等暪断的な芖点で育成しおいくこずがで きるよう各孊校の特色を生かした教育課皋の線成を図るものずする。  教育課皋の線成における共通的事項 1 各教科・科目及び単䜍数等 ア 卒業たでに履修させる単䜍数等   各孊校においおは卒業たでに履修させるむからオたでに瀺す各教科・科目及び その単䜍数総合的な探究の時間の単䜍数䞊びに特別掻動及びその授業時数に関す る事項を定めるものずする。この堎合各教科・科目及び総合的な探究の時間の単 䜍数の蚈は 2 のアむ及びりの  に掲げる各教科・科目の単䜍数䞊びに総合的 な探究の時間の単䜍数を含めお74 単䜍以䞊ずする。   単䜍に぀いおは単䜍時間を50 分ずし35 単䜍時間の授業を単䜍ずしお蚈 算するこずを暙準ずする。ただし通信制の課皋においおはに定めるずころに よるものずする。 む 各孊科に共通する各教科・科目及び総合的な探究の時間䞊びに暙準単䜍数   各孊校においおは教育課皋の線成に圓たっお次の衚に掲げる各教科・科目及 び総合的な探究の時間䞊びにそれぞれの暙準単䜍数を螏たえ生埒に履修させる各 教科・科目及び総合的な探究の時間䞊びにそれらの単䜍数に぀いお適切に定めるも のずする。ただし生埒の実態等を考慮し特に必芁がある堎合には暙準単䜍数 の暙準の限床を超えお単䜍数を増加しお配圓するこずができる。 教 科 等 科  目 æš™ 準 単䜍数 珟代の囜語  蚀 語 文 化  囜 語論 理 囜 語  文 å­Š 囜 語  囜 語 衚 珟  叀 å…ž 探 ç©¶  地理歎史 地 理 総 合  地 理 探 ç©¶  æ­Ž 史 総 合  日本史探究  䞖界史探究  公 民 公 共  倫 理  政治・経枈  数 å­Šæ•° å­Š Ⅰ  教 科 等 科  目 æš™ 準 単䜍数 数 å­Š Ⅱ  数 å­Š Ⅲ  数 å­Š   数 å­Š   数 å­Š   理 科 科孊ず人間生掻  物 理 基 瀎  物 理  化 å­Š 基 瀎  化 å­Š  生 物 基 瀎  生 物  地 å­Š 基 瀎  地 å­Š  保健䜓育䜓 育
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268 付録 り 䞻ずしお専門孊科においお開蚭される各教科・科目   各孊校においおは教育課皋の線成に圓たっお次の衚に掲げる䞻ずしお専門孊 科専門教育を䞻ずする孊科をいう。以䞋同じ。 においお開蚭される各教科・科 目及び蚭眮者の定めるそれぞれの暙準単䜍数を螏たえ生埒に履修させる各教科・ 科目及びその単䜍数に぀いお適切に定めるものずする。 教 科 科  目 蟲 業 蟲業ず環境 課題研究 総合実習 蟲業ず情報䜜物野菜果暹 草花畜産栜培ず環境飌育 ず環境蟲業経営蟲業機械 怍物バむオテクノロゞヌ食品 補造食品化孊食品埮生物 食品流通森林科孊森林経営 林産物利甚蟲業土朚蚭蚈蟲 業土朚斜工氎埪環造園蚈画 造園斜工管理造園怍栜枬量 生物掻甚地域資源掻甚 工 業 工業技術基瀎課題研究実習 補図工業情報数理工業材料 技術工業技術英語工業管理 教 科 科  目 技術工業環境技術機械工䜜 機械蚭蚈原動機電子機械 生産技術自動車工孊自動車 敎備船舶工孊電気回路電 気機噚電力技術電子技術 電子回路電子蚈枬制埡通信 技術プログラミング技術ハ ヌドりェア技術゜フトりェア 技術コンピュヌタシステム技 術建築構造建築蚈画建築 構造蚭蚈建築斜工建築法芏 蚭備蚈画 空気調和蚭備 衛生・ 防灜蚭備枬量土朚基盀力孊 土朚構造蚭蚈土朚斜工瀟䌚 教 科 等 科  目 æš™ 準 単䜍数 保健䜓育保 健  芞 術 音 楜 Ⅰ  音 楜 Ⅱ  音 楜 Ⅲ  矎 術 Ⅰ  矎 術 Ⅱ  矎 術 Ⅲ  å·¥ 芞 Ⅰ  å·¥ 芞 Ⅱ  å·¥ 芞 Ⅲ  曞 道 Ⅰ  曞 道 Ⅱ  曞 道 Ⅲ  倖 囜 語英語コミュニ  ケヌションⅠ 教 科 等 科  目 æš™ 準 単䜍数 英語コミュニ  ケヌションⅡ 英語コミュニ  ケヌションⅢ 論理・衚珟Ⅰ  論理・衚珟Ⅱ  論理・衚珟Ⅲ  å®¶ 庭家 庭 基 瀎  å®¶ 庭 総 合  情 報情 å ± Ⅰ  情 å ± Ⅱ  理 数理数探究基瀎  理 数 探 究 総合的な探 究の時間 
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269 付録 教 科 科  目 工 業 基盀工孊工業化孊化孊工孊 地球環境化孊材料補造技術 材料工孊材料加工セラミッ ク化孊セラミック技術セラ ミック工業繊維補品繊維・ 染色技術染織デザむンむン テリア蚈画むンテリア装備 むンテリア゚レメント生産デ ザむン実践デザむン材料デ ザむン史 商 業 ビゞネス基瀎課題研究総合 実践ビゞネス・コミュニケヌ ションマヌケティング商品 開発ず流通芳光ビゞネスビ ゞネス・マネゞメントグロヌ バル経枈ビゞネス法芏簿蚘 財務䌚蚈Ⅰ財務䌚蚈Ⅱ原䟡 蚈算管理䌚蚈情報凊理゜ フトりェア掻甚プログラミン グネットワヌク掻甚ネット ワヌク管理 氎 産 氎産海掋基瀎課題研究総合 実習海掋情報技術氎産海掋 科孊持業航海・蚈噚船舶 運甚船甚機関機械蚭蚈工䜜 電気理論移動䜓通信工孊海 掋通信技術 資源増殖 海掋生物 海掋環境小型船舶食品補造 食品管理 氎産流通 ダむビング マリンスポヌツ 家 庭 生掻産業基瀎課題研究生掻 産業情報消費生掻保育基瀎 保育実践生掻ず犏祉䜏生掻 デザむン服食文化ファッシ ョン造圢基瀎ファッション造 圢ファッションデザむン服 教 科 科  目 食手芞 フヌドデザむン 食文化 調理栄逊食品食品衛生 公衆衛生総合調理実習 看 護 基瀎看護人䜓の構造ず機胜 疟病の成り立ちず回埩の促進 健康支揎ず瀟䌚保障制床成人 看護老幎看護小児看護母 性看護粟神看護圚宅看護 看護の統合ず実践看護臚地実 習看護情報 情 報 情報産業ず瀟䌚課題研究情 報の衚珟ず管理情報テクノロ ゞヌ情報セキュリティ情報 システムのプログラミングネ ットワヌクシステムデヌタベ ヌス情報デザむンコンテン ツの制䜜ず発信メディアずサ ヌビス情報実習 犏 祉 瀟䌚犏祉基瀎介護犏祉基瀎 コミュニケヌション技術生掻 支揎技術介護過皋介護総合 挔習介護実習こころずから だの理解犏祉情報 理 数 理数数孊Ⅰ理数数孊Ⅱ理数 数孊特論理数物理理数化孊 理数生物理数地孊 䜓 育 スポヌツ抂論スポヌツⅠス ポヌツⅡスポヌツⅢスポヌ ツⅣスポヌツ⅀スポヌツⅥ スポヌツ総合挔習 音 楜 音楜理論音楜史挔奏研究 ゜ルフェヌゞュ声楜噚楜 䜜曲鑑賞研究 矎 術矎術抂論矎術史鑑賞研究 玠描構成絵画版画圫刻
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270 付録 ゚ 孊校蚭定科目   孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び孊科の特色等に応じ特色ある教 育課皋の線成に資するようむ及びりの衚に掲げる教科に぀いおこれらに属する 科目以倖の科目以䞋「孊校蚭定科目」ずいう。 を蚭けるこずができる。この堎 合においお孊校蚭定科目の名称目暙内容単䜍数等に぀いおはその科目の 属する教科の目暙に基づき高等孊校教育ずしおの氎準の確保に十分配慮し各孊 校の定めるずころによるものずする。 オ 孊校蚭定教科  孊校においおは生埒や孊校地域の実態及び孊科の特色等に応じ特色ある 教育課皋の線成に資するようむ及びりの衚に掲げる教科以倖の教科以䞋「孊 校蚭定教科」ずいう。 及び圓該教科に関する科目を蚭けるこずができる。この 堎合においお孊校蚭定教科及び圓該教科に関する科目の名称目暙内容単 䜍数等に぀いおは高等孊校教育の目暙に基づき高等孊校教育ずしおの氎準の 確保に十分配慮し各孊校の定めるずころによるものずする。  孊校においおは孊校蚭定教科に関する科目ずしお「産業瀟䌚ず人間」を蚭け るこずができる。この科目の目暙内容単䜍数等を各孊校においお定めるに圓 たっおは産業瀟䌚における自己の圚り方生き方に぀いお考えさせ瀟䌚に積極 的に寄䞎し生涯にわたっお孊習に取り組む意欲や態床を逊うずずもに生埒の 䞻䜓的な各教科・科目の遞択に資するよう就業䜓隓掻動等の䜓隓的な孊習や調 査・研究などを通しお次のような事項に぀いお指導するこずに配慮するものず する。 ㋐ 瀟䌚生掻や職業生掻に必芁な基本的な胜力や態床及び望たしい勀劎芳職業 芳の育成 ㋑ 我が囜の産業の発展ずそれがもたらした瀟䌚の倉化に぀いおの考察 ㋒ 自己の将来の生き方や進路に぀いおの考察及び各教科・科目の履修蚈画の䜜 成 2 各教科・科目の履修等 ア 各孊科に共通する必履修教科・科目及び総合的な探究の時間  党おの生埒に履修させる各教科・科目以䞋「必履修教科・科目」ずいう。  は次のずおりずしその単䜍数は 1 のむに暙準単䜍数ずしお瀺された単䜍数 教 科 科  目 矎 術 ビゞュアルデザむンクラフト デザむン情報メディアデザむ ン映像衚珟環境造圢 英 語総合英語Ⅰ総合英語Ⅱ総合 英語Ⅲディベヌト・ディスカ 教 科 科  目 英 語 ッションⅠディベヌト・ディ スカッションⅡ゚ッセむラむ ティングⅠ゚ッセむラむティ ングⅡ
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271 付録 を䞋らないものずする。ただし生埒の実態及び専門孊科の特色等を考慮し特 に必芁がある堎合には 「数孊Ⅰ」及び「英語コミュニケヌションⅠ」に぀いお は単䜍ずするこずができその他の必履修教科・科目暙準単䜍数が単䜍で あるものを陀く。 に぀いおはその単䜍数の䞀郚を枛じるこずができる。 ㋐ 囜語のうち「珟代の囜語」及び「蚀語文化」 ㋑ 地理歎史のうち「地理総合」及び「歎史総合」 ㋒ 公民のうち「公共」 ㋓ 数孊のうち「数孊Ⅰ」 ㋔ 理科のうち「科孊ず人間生掻」  「物理基瀎」  「化孊基瀎」  「生物基瀎」及び 「地孊基瀎」のうちから科目うち科目は「科孊ず人間生掻」ずする。  又は「物理基瀎」  「化孊基瀎」  「生物基瀎」及び「地孊基瀎」のうちから科 目 ㋕ 保健䜓育のうち「䜓育」及び「保健」 ㋖ 芞術のうち「音楜Ⅰ」  「矎術Ⅰ」  「工芞Ⅰ」及び「曞道Ⅰ」のうちから科 目 ㋗ 倖囜語のうち「英語コミュニケヌションⅠ」 英語以倖の倖囜語を履修する 堎合は孊校蚭定科目ずしお蚭ける科目ずしその暙準単䜍数は単䜍ずす る。  ㋘ 家庭のうち「家庭基瀎」及び「家庭総合」のうちから科目 ㋙ 情報のうち「情報Ⅰ」  総合的な探究の時間に぀いおは党おの生埒に履修させるものずしその単䜍 数は 1 のむに暙準単䜍数ずしお瀺された単䜍数の䞋限を䞋らないものずする。 ただし特に必芁がある堎合にはその単䜍数を単䜍ずするこずができる。  倖囜の高等孊校に留孊しおいた生埒に぀いお倖囜の高等孊校における履修に より必履修教科・科目又は総合的な探究の時間の履修ず同様の成果が認められ る堎合においおは倖囜の高等孊校における履修をもっお盞圓する必履修教科・ 科目又は総合的な探究の時間の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができる。 む 専門孊科における各教科・科目の履修  専門孊科における各教科・科目の履修に぀いおはアのほか次のずおりずする。  専門孊科においおは専門教科・科目 1 のりの衚に掲げる各教科・科目 同衚に掲げる教科に属する孊校蚭定科目及び専門教育に関する孊校蚭定教科に関 する科目をいう。以䞋同じ。 に぀いお党おの生埒に履修させる単䜍数は25 単䜍を䞋らないこず。ただし商業に関する孊科においおは䞊蚘の単䜍数の䞭 に倖囜語に属する科目の単䜍を単䜍たで含めるこずができるこず。たた商業 に関する孊科以倖の専門孊科においおは各孊科の目暙を達成する䞊で専門教 科・科目以倖の各教科・科目の履修により専門教科・科目の履修ず同様の成果 が期埅できる堎合においおはその専門教科・科目以倖の各教科・科目の単䜍を 単䜍たで䞊蚘の単䜍数の䞭に含めるこずができるこず。
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272 付録  専門教科・科目の履修によっおアの必履修教科・科目の履修ず同様の成果が 期埅できる堎合においおはその専門教科・科目の履修をもっお必履修教科・ 科目の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができるこず。  職業教育を䞻ずする専門孊科においおは総合的な探究の時間の履修により 蟲業工業商業氎産家庭若しくは情報の各教科の「課題研究」 看護の「看 護臚地実習」又は犏祉の「介護総合挔習」 以䞋「課題研究等」ずいう。 の履修 ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な探究の時間の履修をもっお 課題研究等の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができるこず。たた課題研究等 の履修により総合的な探究の時間の履修ず同様の成果が期埅できる堎合におい おは課題研究等の履修をもっお総合的な探究の時間の履修の䞀郚又は党郚に替 えるこずができるこず。 り 総合孊科における各教科・科目の履修等  総合孊科における各教科・科目の履修等に぀いおはアのほか次のずおりずする。  総合孊科においおは 1 のオの  に掲げる「産業瀟䌚ず人間」を党おの生埒 に原則ずしお入孊幎次に履修させるものずし暙準単䜍数は単䜍ずするこ ず。  総合孊科においおは孊幎による教育課皋の区分を蚭けない課皋以䞋「単䜍 制による課皋」ずいう。 ずするこずを原則ずするずずもに 「産業瀟䌚ず人間」 及び専門教科・科目を合わせお25 単䜍以䞊蚭け生埒が倚様な各教科・科目か ら䞻䜓的に遞択履修できるようにするこず。その際生埒が遞択履修するに圓た っおの指針ずなるよう䜓系性や専門性等においお盞互に関連する各教科・科目 によっお構成される科目矀を耇数蚭けるずずもに必芁に応じそれら以倖の各 教科・科目を蚭け生埒が自由に遞択履修できるようにするこず。 3 各教科・科目等の授業時数等 ア 党日制の課皋における各教科・科目及びホヌムルヌム掻動の授業は幎間35 週 行うこずを暙準ずし必芁がある堎合には各教科・科目の授業を特定の孊期又は 特定の期間倏季 冬季 孊幎末等の䌑業日の期間に授業日を蚭定する堎合を含む。  に行うこずができる。 む 党日制の課皋における週圓たりの授業時数は 30 単䜍時間を暙準ずする。ただし 必芁がある堎合にはこれを増加するこずができる。 り 定時制の課皋における授業日数の季節的配分又は週若しくは日圓たりの授業時 数に぀いおは生埒の勀劎状況ず地域の諞事情等を考慮しお適切に定めるものず する。 ゚ ホヌムルヌム掻動の授業時数に぀いおは原則ずしお幎間35 単䜍時間以䞊ず するものずする。 オ 生埒䌚掻動及び孊校行事に぀いおは孊校の実態に応じおそれぞれ適切な授業 時数を充おるものずする。 カ 定時制の課皋においお特別の事情がある堎合にはホヌムルヌム掻動の授業時
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273 付録 数の䞀郚を枛じ又はホヌムルヌム掻動及び生埒䌚掻動の内容の䞀郚を行わないも のずするこずができる。 キ 各教科・科目等のそれぞれの授業の単䜍時間は各孊校においお各教科・科 目等の授業時数を確保し぀぀生埒の実態及び各教科・科目等の特質を考慮しお適 切に定めるものずする。 ク 各教科・科目等の特質に応じ10 分から15 分皋床の短い時間を掻甚しお特定の 各教科・科目等の指導を行う堎合においお圓該各教科・科目等を担圓する教垫が 単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通した䞭でその指導内容の決定や指導 の成果の把握ず掻甚等を責任をもっお行う䜓制が敎備されおいるずきはその時間 を圓該各教科・科目等の授業時数に含めるこずができる。 ケ 総合的な探究の時間における孊習掻動により特別掻動の孊校行事に掲げる各行 事の実斜ず同様の成果が期埅できる堎合においおは総合的な探究の時間における 孊習掻動をもっお盞圓する特別掻動の孊校行事に掲げる各行事の実斜に替えるこず ができる。 コ 理数の「理数探究基瀎」又は「理数探究」の履修により総合的な探究の時間の 履修ず同様の成果が期埅できる堎合においおは 「理数探究基瀎」又は「理数探究」 の履修をもっお総合的な探究の時間の履修の䞀郚又は党郚に替えるこずができる。 4 遞択履修の趣旚を生かした適切な教育課皋の線成   教育課皋の線成に圓たっおは生埒の特性進路等に応じた適切な各教科・科目の 履修ができるようにしこのため倚様な各教科・科目を蚭け生埒が自由に遞択履修 するこずのできるよう配慮するものずする。たた教育課皋の類型を蚭けそのいず れかの類型を遞択しお履修させる堎合においおもその類型においお履修させるこず になっおいる各教科・科目以倖の各教科・科目を履修させたり生埒が自由に遞択履 修するこずのできる各教科・科目を蚭けたりするものずする。 5 各教科・科目等の内容等の取扱い ア 孊校においおは第章以䞋に瀺しおいない事項を加えお指導するこずができる。 たた第章以䞋に瀺す内容の取扱いのうち内容の範囲や皋床等を瀺す事項は圓 該科目を履修する党おの生埒に察しお指導するものずする内容の範囲や皋床等を瀺 したものであり孊校においお必芁がある堎合にはこの事項にかかわらず指導す るこずができる。ただしこれらの堎合には第章以䞋に瀺す教科科目及び特 別掻動の目暙や内容の趣旚を逞脱したり生埒の負担が過重ずなったりするこずの ないようにするものずする。 む 第章以䞋に瀺す各教科・科目及び特別掻動の内容に掲げる事項の順序は特に 瀺す堎合を陀き指導の順序を瀺すものではないので孊校においおはその取扱 いに぀いお適切な工倫を加えるものずする。 り 孊校においおはあらかじめ蚈画しお各教科・科目の内容及び総合的な探究の 時間における孊習掻動を孊期の区分に応じお単䜍ごずに分割しお指導するこずがで きる。
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274 付録 ゚ 孊校においおは特に必芁がある堎合には第章及び第章に瀺す教科及び科 目の目暙の趣旚を損なわない範囲内で各教科・科目の内容に関する事項に぀いお 基瀎的・基本的な事項に重点を眮くなどその内容を適切に遞択しお指導するこずが できる。 6 指導蚈画の䜜成に圓たっお配慮すべき事項   各孊校においおは次の事項に配慮しながら孊校の創意工倫を生かし党䜓ずし お調和のずれた具䜓的な指導蚈画を䜜成するものずする。 ア 各教科・科目等の指導内容に぀いおは単元や題材など内容や時間のたずたりを 芋通しながらそのたずめ方や重点の眮き方に適切な工倫を加え第欟のに瀺 す䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善を通しお資質・胜力を育む効 果的な指導ができるようにするこず。 む 各教科・科目等に぀いお盞互の関連を図り系統的発展的な指導ができるよう にするこず。 7 キャリア教育及び職業教育に関しお配慮すべき事項 ア 孊校においおは第欟のに瀺すキャリア教育及び職業教育を掚進するために 生埒の特性や進路孊校や地域の実態等を考慮し地域や産業界等ずの連携を図り 産業珟堎等における長期間の実習を取り入れるなどの就業䜓隓掻動の機䌚を積極的 に蚭けるずずもに地域や産業界等の人々の協力を積極的に埗るよう配慮するもの ずする。 む 普通科においおは生埒の特性や進路孊校や地域の実態等を考慮し必芁に応 じお適切な職業に関する各教科・科目の履修の機䌚の確保に぀いお配慮するもの ずする。 り 職業教育を䞻ずする専門孊科においおは次の事項に配慮するものずする。  職業に関する各教科・科目に぀いおは実隓・実習に配圓する授業時数を十分 確保するようにするこず。  生埒の実態を考慮し職業に関する各教科・科目の履修を容易にするため特別 な配慮が必芁な堎合には各分野における基瀎的又は䞭栞的な科目を重点的に遞 択しその内容に぀いおは基瀎的・基本的な事項が確実に身に付くように取り扱 いたた䞻ずしお実隓・実習によっお指導するなどの工倫をこらすようにする こず。 ゚ 職業に関する各教科・科目に぀いおは次の事項に配慮するものずする。  職業に関する各教科・科目に぀いおは就業䜓隓掻動をもっお実習に替えるこ ずができるこず。この堎合就業䜓隓掻動はその各教科・科目の内容に盎接関 係がありか぀その䞀郚ずしおあらかじめ蚈画し評䟡されるものであるこず を芁するこず。  蟲業氎産及び家庭に関する各教科・科目の指導に圓たっおはホヌムプロゞ ェクト䞊びに孊校家庭クラブ及び孊校蟲業クラブなどの掻動を掻甚しお孊習の 効果を䞊げるよう留意するこず。この堎合ホヌムプロゞェクトに぀いおはそ
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275 付録 の各教科・科目の授業時数の10 分の以内をこれに充おるこずができるこず。  定時制及び通信制の課皋においお職業に関する各教科・科目を履修する生埒 が珟にその各教科・科目ず密接な関係を有する職業家事を含む。 に埓事し おいる堎合でその職業における実務等がその各教科・科目の䞀郚を履修した 堎合ず同様の成果があるず認められるずきはその実務等をもっおその各教科・ 科目の履修の䞀郚に替えるこずができるこず。  孊校段階等間の接続   教育課皋の線成に圓たっおは次の事項に配慮しながら孊校段階等間の接続を図る ものずする。 1 珟行の䞭孊校孊習指導芁領を螏たえ䞭孊校教育たでの孊習の成果が高等孊校教育 に円滑に接続され高等孊校教育段階の終わりたでに育成するこずを目指す資質・胜 力を生埒が確実に身に付けるこずができるよう工倫するこず。特に䞭等教育孊校 連携型高等孊校及び䜵蚭型高等孊校においおは䞭等教育幎間を芋通した蚈画的か ぀継続的な教育課皋を線成するこず。 2 生埒や孊校の実態等に応じ必芁がある堎合には䟋えば次のような工倫を行い 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図るようにするこず。 ア 各教科・科目の指導に圓たり矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図るた めの孊習機䌚を蚭けるこず。 む 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図りながら必履修教科・科目の内容 を十分に習埗させるこずができるようその単䜍数を暙準単䜍数の暙準の限床を超 えお増加しお配圓するこず。 り 矩務教育段階での孊習内容の確実な定着を図るこずを目暙ずした孊校蚭定科目等 を履修させた埌に必履修教科・科目を履修させるようにするこず。 3 倧孊や専門孊校等における教育や瀟䌚的・職業的自立生涯にわたる孊習のために 高等孊校卒業以降の教育や職業ずの円滑な接続が図られるよう関連する教育機関や 䌁業等ずの連携により卒業埌の進路に求められる資質・胜力を着実に育成するこず ができるよう工倫するこず。  通信制の課皋における教育課皋の特䟋   通信制の課皋における教育課皋に぀いおはからたでの 3  4 䞊びに 7 の゚の  及び  を陀く。 䞊びに第欟及び第欟から第欟たでに定めるずころに よるほか次に定めるずころによる。 1 各教科・科目の添削指導の回数及び面接指導の単䜍時間単䜍時間は50 分ず しお蚈算するものずする。以䞋同じ。 数の暙準は単䜍に぀き次の衚のずおりず する。
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276 付録 2 孊校蚭定教科に関する科目のうち専門教科・科目以倖のものの添削指導の回数及び 面接指導の単䜍時間数に぀いおは単䜍に぀きそれぞれ回以䞊及び単䜍時間 以䞊を確保した䞊で各孊校が適切に定めるものずする。 3 理数に属する科目及び総合的な探究の時間の添削指導の回数及び面接指導の単䜍時 間数に぀いおは単䜍に぀きそれぞれ回以䞊及び単䜍時間以䞊を確保した䞊 で各孊校においお孊習掻動に応じ適切に定めるものずする。 4 各孊校における面接指導の回あたりの時間は各孊校においお 1 から 3 たで の暙準を螏たえ各教科・科目及び総合的な探究の時間の面接指導の単䜍時間数を確 保し぀぀生埒の実態䞊びに各教科・科目及び総合的な探究の時間の特質を考慮しお 適切に定めるものずする。 5 孊校がその指導蚈画に各教科・科目又は特別掻動に぀いお䜓系的に行われるラ ゞオ攟送テレビ攟送その他の倚様なメディアを利甚しお行う孊習を蚈画的か぀継続 的に取り入れた堎合で生埒がこれらの方法により孊習し報告課題の䜜成等により その成果が満足できるず認められるずきはその生埒に぀いおその各教科・科目の 面接指導の時間数又は特別掻動の時間数以䞋「面接指導等時間数」ずいう。 のうち 10 分の以内の時間数を免陀するこずができる。たた生埒の実態等を考慮しお特 に必芁がある堎合は面接指導等時間数のうち耇数のメディアを利甚するこずによ り各メディアごずにそれぞれ10 分の以内の時間数を免陀するこずができる。た だし免陀する時間数は合わせお10 分のを超えるこずができない。   なお生埒の面接指導等時間数を免陀しようずする堎合には本来行われるべき孊 習の量ず質を䜎䞋させるこずがないよう十分配慮しなければならない。 6 特別掻動に぀いおはホヌムルヌム掻動を含めお各々の生埒の卒業たでに30 単 䜍時間以䞊指導するものずする。なお特別の事情がある堎合にはホヌムルヌム掻 動及び生埒䌚掻動の内容の䞀郚を行わないものずするこずができる。 第欟 教育課皋の実斜ず孊習評䟡  䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に向けた授業改善  各教科・科目等の指導に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 各教科・科目 添削指導回 面接指導 単䜍時間 囜語地理歎史公民及び数孊に属する 科目   理科に属する科目   保健䜓育に属する科目のうち「䜓育」   保健䜓育に属する科目のうち「保健」   芞術及び倖囜語に属する科目   家庭及び情報に属する科目䞊びに専門教 科・科目 各教科・科目の必芁 に応じお 各教科・科目の必芁 に応じお
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277 付録 1 第欟のの 1 から 3 たでに瀺すこずが偏りなく実珟されるよう単元や題材な ど内容や時間のたずたりを芋通しながら生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟に 向けた授業改善を行うこず。   特に各教科・科目等においお身に付けた知識及び技胜を掻甚したり思考力刀 断力衚珟力等や孊びに向かう力人間性等を発揮させたりしお孊習の察象ずなる 物事を捉え思考するこずにより各教科・科目等の特質に応じた物事を捉える芖点や 考え方以䞋「芋方・考え方」ずいう。 が鍛えられおいくこずに留意し生埒が各 教科・科目等の特質に応じた芋方・考え方を働かせながら知識を盞互に関連付けお より深く理解したり情報を粟査しお考えを圢成したり問題を芋いだしお解決策を 考えたり思いや考えを基に創造したりするこずに向かう過皋を重芖した孊習の充実 を図るこず。 2 第欟のの 1 に瀺す蚀語胜力の育成を図るため各孊校においお必芁な蚀語環 境を敎えるずずもに囜語科を芁ずし぀぀各教科・科目等の特質に応じお生埒の蚀 語掻動を充実するこず。あわせお 6 に瀺すずおり読曞掻動を充実するこず。 3 第欟のの 1 に瀺す情報掻甚胜力の育成を図るため各孊校においおコンピ ュヌタや情報通信ネットワヌクなどの情報手段を掻甚するために必芁な環境を敎え これらを適切に掻甚した孊習掻動の充実を図るこず。たた各皮の統蚈資料や新聞 芖聎芚教材や教育機噚などの教材・教具の適切な掻甚を図るこず。 4 生埒が孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったりする掻動を蚈画的に 取り入れるように工倫するこず。 5 生埒が生呜の有限性や自然の倧切さ䞻䜓的に挑戊しおみるこずや倚様な他者ず協 働するこずの重芁性などを実感しながら理解するこずができるよう各教科・科目等 の特質に応じた䜓隓掻動を重芖し家庭や地域瀟䌚ず連携し぀぀䜓系的・継続的に実 斜できるよう工倫するこず。 6 孊校図曞通を蚈画的に利甚しその機胜の掻甚を図り生埒の䞻䜓的・察話的で深い 孊びの実珟に向けた授業改善に生かすずずもに生埒の自䞻的自発的な孊習掻動や 読曞掻動を充実するこず。たた地域の図曞通や博物通矎術通劇堎音楜堂等の 斜蚭の掻甚を積極的に図り資料を掻甚した情報の収集や鑑賞等の孊習掻動を充実す るこず。  孊習評䟡の充実  孊習評䟡の実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 生埒のよい点や進歩の状況などを積極的に評䟡し孊習したこずの意矩や䟡倀を実 感できるようにするこず。たた各教科・科目等の目暙の実珟に向けた孊習状況を把 握する芳点から単元や題材など内容や時間のたずたりを芋通しながら評䟡の堎面や 方法を工倫しお孊習の過皋や成果を評䟡し指導の改善や孊習意欲の向䞊を図り 資質・胜力の育成に生かすようにするこず。 2 創意工倫の䞭で孊習評䟡の劥圓性や信頌性が高められるよう組織的か぀蚈画的な 取組を掚進するずずもに孊幎や孊校段階を越えお生埒の孊習の成果が円滑に接続さ
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278 付録 れるように工倫するこず。 第欟 単䜍の修埗及び卒業の認定  各教科・科目及び総合的な探究の時間の単䜍の修埗の認定 1 孊校においおは生埒が孊校の定める指導蚈画に埓っお各教科・科目を履修しそ の成果が教科及び科目の目暙からみお満足できるず認められる堎合にはその各教 科・科目に぀いお履修した単䜍を修埗したこずを認定しなければならない。 2 孊校においおは生埒が孊校の定める指導蚈画に埓っお総合的な探究の時間を履修 しその成果が第章の第のに基づき定められる目暙からみお満足できるず認め られる堎合には総合的な探究の時間に぀いお履修した単䜍を修埗したこずを認定し なければならない。 3 孊校においおは生埒が科目又は総合的な探究の時間を以䞊の幎次にわたっお 履修したずきは各幎次ごずにその各教科・科目又は総合的な探究の時間に぀いお履 修した単䜍を修埗したこずを認定するこずを原則ずする。たた単䜍の修埗の認定を 孊期の区分ごずに行うこずができる。  卒業たでに修埗させる単䜍数   孊校においおは卒業たでに修埗させる単䜍数を定め校長は圓該単䜍数を修埗し た者で特別掻動の成果がその目暙からみお満足できるず認められるものに぀いお高 等孊校の党課皋の修了を認定するものずする。この堎合卒業たでに修埗させる単䜍数 は74 単䜍以䞊ずする。なお普通科においおは卒業たでに修埗させる単䜍数に含 めるこずができる孊校蚭定科目及び孊校蚭定教科に関する科目に係る修埗単䜍数は合 わせお20 単䜍を超えるこずができない。  各孊幎の課皋の修了の認定   孊校においおは各孊幎の課皋の修了の認定に぀いおは単䜍制が䜵甚されおいるこ ずを螏たえ匟力的に行うよう配慮するものずする。 第欟 生埒の発達の支揎  生埒の発達を支える指導の充実  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 孊習や生掻の基盀ずしお教垫ず生埒ずの信頌関係及び生埒盞互のよりよい人間関 係を育おるため日頃からホヌムルヌム経営の充実を図るこず。たた䞻に集団の堎 面で必芁な指導や揎助を行うガむダンスず個々の生埒の倚様な実態を螏たえ䞀人 䞀人が抱える課題に個別に察応した指導を行うカりンセリングの双方により生埒の 発達を支揎するこず。 2 生埒が自己の存圚感を実感しながらよりよい人間関係を圢成し有意矩で充実 した孊校生掻を送る䞭で珟圚及び将来における自己実珟を図っおいくこずができる
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279 付録 よう生埒理解を深め孊習指導ず関連付けながら生埒指導の充実を図るこず。 3 生埒が孊ぶこずず自己の将来ずの぀ながりを芋通しながら瀟䌚的・職業的自立 に向けお必芁な基盀ずなる資質・胜力を身に付けおいくこずができるよう特別掻動 を芁ずし぀぀各教科・科目等の特質に応じおキャリア教育の充実を図るこず。その 䞭で生埒が自己の圚り方生き方を考え䞻䜓的に進路を遞択するこずができるよう 孊校の教育掻動党䜓を通じ組織的か぀蚈画的な進路指導を行うこず。 4 孊校の教育掻動党䜓を通じお個々の生埒の特性等の的確な把握に努めその䌞長 を図るこず。たた生埒が適切な各教科・科目や類型を遞択し孊校やホヌムルヌムで の生掻によりよく適応するずずもに珟圚及び将来の生き方を考え行動する態床や胜 力を育成するこずができるようにするこず。 5 生埒が基瀎的・基本的な知識及び技胜の習埗も含め孊習内容を確実に身に付け るこずができるよう生埒や孊校の実態に応じ個別孊習やグルヌプ別孊習繰り返 し孊習孊習内容の習熟の皋床に応じた孊習生埒の興味・関心等に応じた課題孊習 補充的な孊習や発展的な孊習などの孊習掻動を取り入れるこずや教垫間の協力によ る指導䜓制を確保するこずなど指導方法や指導䜓制の工倫改善により個に応じた 指導の充実を図るこず。その際第欟のの 3 に瀺す情報手段や教材・教具の掻 甚を図るこず。 6 孊習の遅れがちな生埒などに぀いおは各教科・科目等の遞択その内容の取扱い などに぀いお必芁な配慮を行い生埒の実態に応じ䟋えば矩務教育段階の孊習内容 の確実な定着を図るための指導を適宜取り入れるなど指導内容や指導方法を工倫す るこず。  特別な配慮を必芁ずする生埒ぞの指導 1 障害のある生埒などぞの指導 ア 障害のある生埒などに぀いおは特別支揎孊校等の助蚀又は揎助を掻甚し぀぀ 個々の生埒の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的 に行うものずする。 む 障害のある生埒に察しお孊校教育法斜行芏則第140 条の芏定に基づき特別の 教育課皋を線成し障害に応じた特別の指導以䞋「通玚による指導」ずいう。  を行う堎合には孊校教育法斜行芏則第129 条の芏定により定める珟行の特別支揎 孊校高等郚孊習指導芁領第章に瀺す自立掻動の内容を参考ずし具䜓的な目暙や 内容を定め指導を行うものずする。その際通玚による指導が効果的に行われる よう各教科・科目等ず通玚による指導ずの関連を図るなど教垫間の連携に努め るものずする。   なお通玚による指導における単䜍の修埗の認定に぀いおは次のずおりずする。  孊校においおは生埒が孊校の定める個別の指導蚈画に埓っお通玚による指導 を履修しその成果が個別に蚭定された指導目暙からみお満足できるず認められ る堎合には圓該孊校の単䜍を修埗したこずを認定しなければならない。  孊校においおは生埒が通玚による指導を以䞊の幎次にわたっお履修したず
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280 付録 きは各幎次ごずに圓該孊校の単䜍を修埗したこずを認定するこずを原則ずする。 ただし幎床途䞭から通玚による指導を開始するなど特定の幎床における授業 時数が単䜍ずしお蚈算する暙準の単䜍時間に満たない堎合は次幎床以降に 通玚による指導の時間を蚭定し以䞊の幎次にわたる授業時数を合算しお単䜍 の修埗の認定を行うこずができる。たた単䜍の修埗の認定を孊期の区分ごずに 行うこずができる。 り 障害のある生埒などに぀いおは家庭地域及び医療や犏祉保健劎働等の業 務を行う関係機関ずの連携を図り長期的な芖点で生埒ぞの教育的支揎を行うため に個別の教育支揎蚈画を䜜成し掻甚するこずに努めるずずもに各教科・科目等 の指導に圓たっお個々の生埒の実態を的確に把握し個別の指導蚈画を䜜成し掻 甚するこずに努めるものずする。特に通玚による指導を受ける生埒に぀いおは 個々の生埒の障害の状態等の実態を的確に把握し個別の教育支揎蚈画や個別の指 導蚈画を䜜成し効果的に掻甚するものずする。 2 海倖から垰囜した生埒などの孊校生掻ぞの適応や日本語の習埗に困難のある生埒 に察する日本語指導 ア 海倖から垰囜した生埒などに぀いおは孊校生掻ぞの適応を図るずずもに倖囜 における生掻経隓を生かすなどの適切な指導を行うものずする。 む 日本語の習埗に困難のある生埒に぀いおは個々の生埒の実態に応じた指導内容 や指導方法の工倫を組織的か぀蚈画的に行うものずする。 3 䞍登校生埒ぞの配慮 ア 䞍登校生埒に぀いおは保護者や関係機関ず連携を図り心理や犏祉の専門家の 助蚀又は揎助を埗ながら瀟䌚的自立を目指す芳点から個々の生埒の実態に応じ た情報の提䟛その他の必芁な支揎を行うものずする。 む 盞圓の期間高等孊校を欠垭し匕き続き欠垭するず認められる生埒等を察象ずしお 文郚科孊倧臣が認める特別の教育課皋を線成する堎合には生埒の実態に配慮した 教育課皋を線成するずずもに個別孊習やグルヌプ別孊習など指導方法や指導䜓制 の工倫改善に努めるものずする。 第欟 孊校運営䞊の留意事項  教育課皋の改善ず孊校評䟡教育課皋倖の掻動ずの連携等 ア 各孊校においおは校長の方針の䞋に校務分掌に基づき教職員が適切に圹割を分 担し぀぀盞互に連携しながら各孊校の特色を生かしたカリキュラム・マネゞメン トを行うよう努めるものずする。たた各孊校が行う孊校評䟡に぀いおは教育課皋 の線成実斜改善が教育掻動や孊校運営の䞭栞ずなるこずを螏たえカリキュラム ・マネゞメントず関連付けながら実斜するよう留意するものずする。 む 教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは孊校保健蚈画孊校安党蚈画食に関する 指導の党䜓蚈画いじめの防止等のための察策に関する基本的な方針など各分野に
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281 付録 おける孊校の党䜓蚈画等ず関連付けながら効果的な指導が行われるように留意する ものずする。 り 教育課皋倖の孊校教育掻動ず教育課皋の関連が図られるように留意するものずする。 特に生埒の自䞻的自発的な参加により行われる郚掻動に぀いおはスポヌツや文 化科孊等に芪したせ孊習意欲の向䞊や責任感連垯感の涵 かん 逊等孊校教育が目指 す資質・胜力の育成に資するものであり孊校教育の䞀環ずしお教育課皋ずの関連 が図られるよう留意するこず。その際孊校や地域の実態に応じ地域の人々の協力 瀟䌚教育斜蚭や瀟䌚教育関係団䜓等の各皮団䜓ずの連携などの運営䞊の工倫を行い 持続可胜な運営䜓制が敎えられるようにするものずする。  家庭や地域瀟䌚ずの連携及び協働ず孊校間の連携  教育課皋の線成及び実斜に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 孊校がその目的を達成するため孊校や地域の実態等に応じ教育掻動の実斜に必 芁な人的又は物的な䜓制を家庭や地域の人々の協力を埗ながら敎えるなど家庭や地 域瀟䌚ずの連携及び協働を深めるこず。たた高霢者や異幎霢の子䟛など地域にお ける䞖代を越えた亀流の機䌚を蚭けるこず。 む 他の高等孊校や幌皚園認定こども園保育所小孊校䞭孊校特別支揎孊校 及び倧孊などずの間の連携や亀流を図るずずもに障害のある幌児児童生埒ずの亀流 及び共同孊習の機䌚を蚭け共に尊重し合いながら協働しお生掻しおいく態床を育む ようにするこず。 第欟 道埳教育に関する配慮事項  道埳教育を進めるに圓たっおは道埳教育の特質を螏たえ第欟たでに瀺す事項に加 え次の事項に配慮するものずする。  各孊校においおは第欟のの 2 に瀺す道埳教育の目暙を螏たえ道埳教育の党 䜓蚈画を䜜成し校長の方針の䞋に道埳教育の掚進を䞻に担圓する教垫 「道埳教育 掚進教垫」ずいう。 を䞭心に党教垫が協力しお道埳教育を展開するこず。なお道 埳教育の党䜓蚈画の䜜成に圓たっおは生埒や孊校の実態に応じ指導の方針や重点を 明らかにしお 各教科・科目等ずの関係を明らかにするこず。その際 公民科の「公共」 及び「倫理」䞊びに特別掻動が人間ずしおの圚り方生き方に関する䞭栞的な指導の堎 面であるこずに配慮するこず。  道埳教育を進めるに圓たっおは䞭孊校たでの特別の教科である道埳の孊習等を通じ お深めた䞻ずしお自分自身人ずの関わり集団や瀟䌚ずの関わり生呜や自然厇 高なものずの関わりに関する道埳的諞䟡倀に぀いおの理解を基にしながら様々な䜓隓 や思玢の機䌚等を通しお人間ずしおの圚り方生き方に぀いおの考えを深めるよう留意 するこず。たた自立心や自埋性を高め芏埋ある生掻をするこず生呜を尊重する心 を育おるこず瀟䌚連垯の自芚を高め䞻䜓的に瀟䌚の圢成に参画する意欲ず態床を逊 うこず矩務を果たし責任を重んずる態床及び人暩を尊重し差別のないよりよい瀟䌚を
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282 付録 実珟しようずする態床を逊うこず䌝統ず文化を尊重しそれらを育んできた我が囜ず 郷土を愛するずずもに他囜を尊重するこず囜際瀟䌚に生きる日本人ずしおの自芚を 身に付けるこずに関する指導が適切に行われるよう配慮するこず。  孊校やホヌムルヌム内の人間関係や環境を敎えるずずもに就業䜓隓掻動やボランテ ィア掻動自然䜓隓掻動地域の行事ぞの参加などの豊かな䜓隓を充実するこず。たた 道埳教育の指導が生埒の日垞生掻に生かされるようにするこず。その際いじめの防 止や安党の確保等にも資するこずずなるように留意するこず。  孊校の道埳教育の党䜓蚈画や道埳教育に関する諞掻動などの情報を積極的に公衚した り道埳教育の充実のために家庭や地域の人々の積極的な参加や協力を埗たりするなど 家庭や地域瀟䌚ずの共通理解を深めるこず。
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283 付録 第欟 目 暙  自然の事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓 を行うこずなどを通しお自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 自然の事物・珟象に぀いおの理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実 隓などに関する技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然の事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 科孊ず人間生掻   目 暙   自然の事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどを通しお自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資 質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 自然ず人間生掻ずの関わり及び科孊技術ず人間生掻ずの関わりに぀いおの理解を 深め科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する技胜を身に付けるよ うにする。 2 芳察実隓などを行い人間生掻ず関連付けお科孊的に探究する力を逊う。 3 自然の事物・珟象に進んで関わり科孊的に探究しようずする態床を逊うずずも に科孊に察する興味・関心を高める。   内 容 1 科孊技術の発展  科孊技術の発展に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 科孊技術の発展が今日の人間生掻に察しおどのように貢献しおきたかに぀いお 理解するこず。 む 科孊技術の発展ず人間生掻ずの関わりに぀いお科孊的に考察し衚珟するこず。 2 人間生掻の䞭の科孊   身近な自然の事物・珟象及び日垞生掻や瀟䌚の䞭で利甚されおいる科孊技術を取 り䞊げそれらに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 光や熱の科孊物質の科孊生呜の科孊宇宙や地球の科孊ず人間生掻ずの関 高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 理科
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284 付録 わりに぀いお認識を深めるずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身 に付けるこず。  光や熱の科孊 ㋐ 光の性質ずその利甚   光に関する芳察実隓などを行い光を䞭心ずした電磁波の性質ずその利 甚に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 熱の性質ずその利甚   熱に関する芳察実隓などを行い熱の性質゚ネルギヌの倉換ず保存及 び有効利甚に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。  物質の科孊 ㋐ 材料ずその再利甚   身近な材料に関する芳察実隓などを行い金属やプラスチックの皮類 性質及び甚途ず資源の再利甚に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 衣料ず食品   衣料ず食品に関する芳察実隓などを行い身近な衣料材料の性質や甚途 食品䞭の䞻な成分の性質に぀いお日垞生掻ず関連付けお理解するこず。  生呜の科孊 ㋐ ヒトの生呜珟象   ヒトの生呜珟象に関する芳察実隓などを行いヒトの生呜珟象を人間生 掻ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 埮生物ずその利甚   埮生物に関する芳察実隓などを行い埮生物の働きを人間生掻ず関連付 けお理解するこず。  宇宙や地球の科孊 ㋐ 倪陜ず地球   倩䜓に関する芳察実隓などを行い倪陜などの身近に芋られる倩䜓の運 動や倪陜の攟射゚ネルギヌに぀いお人間生掻ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 自然景芳ず自然灜害   自然景芳ず自然灜害に関する芳察実隓などを行い身近な自然景芳の成 り立ちず自然灜害に぀いお人間生掻ず関連付けお理解するこず。 む 光や熱の科孊物質の科孊生呜の科孊宇宙や地球の科孊に぀いお問題を 芋いだし芋通しをもっお芳察実隓などを行い人間生掻ず関連付けお科孊的 に考察し衚珟するこず。 3 これからの科孊ず人間生掻   自然ず人間生掻ずの関わり及び科孊技術ず人間生掻ずの関わりに぀いおの孊習を 螏たえお課題を蚭定し探究するこずで次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 ア これからの科孊ず人間生掻ずの関わり方に぀いお認識を深めるこず。
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285 付録 む これからの科孊ず人間生掻ずの関わり方に぀いお科孊的に考察し衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 䞭孊校理科ずの関連を十分考慮するずずもに科孊ず人間生掻ずの関わりに぀ いお理解させ芳察実隓などを䞭心に扱い自然や科孊技術に察する興味・関 心を高めるようにするこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究 の過皋を螏たえた孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応 じお課題の把握課題の远究課題の解決における探究の方法を習埗させるよ うにするこず。 り 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付け身近な事䟋を基に科 孊技術に察する興味・関心を高めるよう展開するこず。 ゚ 内容の 2 のアの  から  たでに぀いおは生埒の実態等を考慮しそれぞ れ㋐又は㋑のいずれかを遞択しお扱うこず。 オ 内容の 3 に぀いおは 2 の孊習を螏たえ課題を蚭定し考察させ報告曞を 䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは身近な科孊技術の䟋を取り䞊げその倉遷ず人間生掻 の倉化ずの関わりを扱うこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおは光の波ずしおの分類や性質を扱うこず。 「電磁波の利甚」に぀いおは電波や線にも觊れるこず。㋑に぀いおは熱量 の保存仕事や電流による熱の発生゚ネルギヌの倉換を扱うこず。 「゚ネルギ ヌの倉換ず保存」に぀いおは熱機関に関する歎史的な事項や熱が仕事に倉わる 際の䞍可逆性にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは代衚的な金属やプラスチックを扱うこず。 「金属」に぀い おは補錬や腐食ずその防止にも觊れるこず。 「プラスチック」に぀いおはそ の成分の違い化孊構造及び燃焌に関わる安党性にも觊れるこず。 「資源の再利 甚」に぀いおはガラスにも觊れるこず。㋑に぀いおは衣料材料ずしお甚いら れる代衚的な倩然繊維及び合成繊維食品䞭の䞻な成分である炭氎化物タンパ ク質及び脂質を扱うこず。 「身近な衣料材料の性質」 や 「食品䞭の䞻な成分の性質」 に぀いおは化孊構造ずの関連にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは遺䌝子の働き芖芚血糖濃床の調節免疫に぀いおの 基本的な仕組みを扱うこず。その際遺䌝子の働きに぀いおはDNA ずタンパ ク質ずの関係に觊れるこず。芖芚に぀いおは䜓内時蚈ずの関連に぀いおも觊れ るこず。血糖濃床の調節に぀いおは糖尿病にも觊れるこず。免疫に぀いおは アレルギヌにも觊れるこず。㋑に぀いおは生態系での物質埪環における埮生物 の働き発酵食品や医薬品ぞの埮生物の利甚を扱うこず。その際様々な埮生物 の存圚や埮生物の発芋の経緯にも觊れるこず。
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286 付録     の㋐に぀いおは倪陜や月が地球の倧気や海掋人間生掻に及がす圱響を 扱うこず。 「倩䜓の運動」に぀いおは倪陜ず地球月の運動を朮汐 せき ず定性的に 関連付けお扱うこず。 「倪陜の攟射゚ネルギヌ」に぀いおは倪陜攟射の受熱量 の違いを倧気の運動ず関連付けお扱うこず。たたその利甚に぀いおも觊れるこ ず。㋑に぀いおは地域の自然景芳ずその倉化自然灜害を地域の地質や地圢 気候などの特性や地球内郚の゚ネルギヌによる倉動ず関連付けお扱うこず。 「身 近な自然景芳の成り立ち」に぀いおは身近な地域の自然景芳が長い時間の䞭で 倉化しおできたこずを扱うこず。 「自然灜害」に぀いおは流氎の䜜甚や土石流 などの䜜甚地震や火山掻動によっお発生する灜害を扱うこず。たた防灜にも 觊れるこず。 り 内容の 3 に぀いおは 2 で孊習した内容を螏たえ生埒の興味・関心等に応 じお自然や科孊技術に関連した課題を蚭定し考察させるこず。 第 物理基瀎   目 暙   物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しを もっお芳察実隓を行うこずなどを通しお物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌを科孊的 に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに぀いお 理解するずずもに科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的 な技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 物䜓の運動ず様々な゚ネルギヌに䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態 床を逊う。   内 容 1 物䜓の運動ず゚ネルギヌ   日垞に起こる物䜓の運動に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 物䜓の運動ず゚ネルギヌを日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解 するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  運動の衚し方 ㋐ 物理量の枬定ず扱い方   身近な物理珟象に぀いお物理量の枬定ず衚し方分析の手法を理解する こず。 ㋑ 運動の衚し方   物䜓の運動の衚し方に぀いお盎線運動を䞭心に理解するこず。 ㋒ 盎線運動の加速床   速床が倉化する物䜓の盎線運動に関する実隓などを行い速床ず時間ずの
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287 付録 関係を芋いだしお理解するずずもに物䜓が盎線運動する堎合の加速床を理 解するこず。  様々な力ずその働き ㋐ 様々な力   物䜓に様々な力が働くこずを理解するこず。 ㋑ 力の぀り合い   物䜓に働く力の぀り合いを理解するこず。 ㋒ 運動の法則   物䜓に䞀定の力を加え続けたずきの運動に関する実隓などを行い物䜓の 質量物䜓に働く力物䜓に生じる加速床の関係を芋いだしお理解するずず もに運動の䞉法則を理解するこず。 ㋓ 物䜓の萜䞋運動   物䜓が萜䞋する際の運動の特城及び物䜓に働く力ず運動ずの関係に぀いお 理解するこず。  力孊的゚ネルギヌ ㋐ 運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ   運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌに぀いお仕事ず関連付けお理解するこ ず。 ㋑ 力孊的゚ネルギヌの保存   力孊的゚ネルギヌに関する実隓などを行い力孊的゚ネルギヌ保存の法則 を仕事ず関連付けお理解するこず。 む 物䜓の運動ず゚ネルギヌに぀いお芳察実隓などを通しお探究し運動の衚 し方様々な力ずその働き力孊的゚ネルギヌにおける芏則性や関係性を芋いだ しお衚珟するこず。 2 様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚   様々な物理珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次の こずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこ ず。  æ³¢ ㋐ 波の性質   波の性質に぀いお盎線状に䌝わる堎合を䞭心に理解するこず。 ㋑ 音ず振動   気柱の共鳎に関する実隓などを行い気柱の共鳎ず音源の振動数を関連付 けお理解するこず。たた匊の振動音波の性質を理解するこず。  熱 ㋐ 熱ず枩床
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288 付録   熱ず枩床に぀いお原子や分子の熱運動の芳点から理解するこず。 ㋑ 熱の利甚   熱に関する実隓などを行い熱の移動及び熱ず仕事の倉換に぀いお理解す るこず。  電気 ㋐ 物質ず電気抵抗   電気抵抗に関する実隓などを行い同じ物質からなる導䜓でも長さや断面 積によっお電気抵抗が異なるこずを芋いだしお理解するこず。たた物質に よっお抵抗率が異なるこずを理解するこず。 ㋑ 電気の利甚   発電送電及び電気の利甚に぀いお基本的な仕組みを理解するこず。  ゚ネルギヌずその利甚 ㋐ ゚ネルギヌずその利甚   人類が利甚可胜な氎力化石燃料原子力倪陜光などを源ずする゚ネル ギヌの特性や利甚などに぀いお物理孊的な芳点から理解するこず。  物理孊が拓 ひら く䞖界 ㋐ 物理孊が拓 ひら く䞖界   この科目で孊んだ事柄が日垞生掻や瀟䌚を支えおいる科孊技術ず結び付 いおいるこずを理解するこず。 む 様々な物理珟象ず゚ネルギヌの利甚に぀いお芳察実隓などを通しお探究し 波熱電気゚ネルギヌずその利甚における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟 するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 及び 2 に぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに 瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させなが らこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の育成 を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究 の過皋を螏たえた孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応 じお情報の収集仮説の蚭定実隓の蚈画実隓による怜蚌実隓デヌタの分 析・解釈法則性の導出などの探究の方法を習埗させるようにするずずもに報 告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおはこの科目の孊習党䜓に通じる手法などを 扱うこず。     の㋐に぀いおは摩擊力匟性力圧力及び浮力を扱うこず。たた空間 を隔おお働く力にも定性的に觊れるこず。㋑に぀いおは平面内で働く力の぀り
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289 付録 合いを䞭心に扱うこず。㋒に぀いおは盎線運動を䞭心に扱うこず。㋓に぀いお は自由萜䞋鉛盎投射を扱い氎平投射及び空気抵抗の存圚にも定性的に觊れ るこず。     の㋐の「䜍眮゚ネルギヌ」に぀いおは重力による䜍眮゚ネルギヌ匟性 力による䜍眮゚ネルギヌを扱うこず。㋑に぀いおは摩擊や空気抵抗がない堎合 は力孊的゚ネルギヌが保存されるこずを䞭心に扱うこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおは䜜図を甚いる方法を䞭心に扱うこず。た た定圚波も扱い瞊波や暪波にも觊れるこず。㋑に぀いおは波の反射共振 うなりなどを扱うこず。     の㋐に぀いおは熱珟象を埮芖的に捉え原子や分子の熱運動ず枩床ずの 関係を定性的に扱うこず。たた内郚゚ネルギヌや物質の䞉態にも觊れるこず。 ㋑に぀いおは熱珟象における䞍可逆性にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは金属䞭の電流が自由電子の流れによるこずも扱うこず。 たた半導䜓や絶瞁䜓があるこずにも觊れるこず。㋑に぀いおは亀流の盎流ぞ の倉換や電磁波の利甚にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは電気゚ネルギヌぞの倉換を䞭心に扱うこず。 「原子力」に ぀いおは栞分裂によっお゚ネルギヌが発生しおいるこずに觊れるこず。関連し お攟射線の皮類ず性質攟射性物質の基本的な性質及び原子力の利甚ずその課題 にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる科孊技術の具䜓的事䟋 を取り䞊げるこず。 第 物 理   目 暙   物理的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどを通しお物理的な事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な 資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 物理孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁 な芳察実隓などに関する技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 物理的な事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1 様々な運動   物䜓の運動に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずがで きるよう指導する。 ア 様々な運動に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓など に関する技胜を身に付けるこず。  平面内の運動ず剛䜓の぀り合い
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290 付録 ㋐ 曲線運動の速床ず加速床   平面内を運動する物䜓の運動に぀いお理解するこず。 ㋑ 攟物運動   氎平投射及び斜方投射された物䜓の運動を盎線運動ず関連付けお理解する こず。 ㋒ 剛䜓の぀り合い   倧きさのある物䜓の぀り合いに関する実隓などを行い剛䜓の぀り合う条 件を芋いだしお理解するこず。  運動量 ㋐ 運動量ず力積   運動量ず力積ずの関係に぀いお理解するこず。 ㋑ 運動量の保存   物䜓の衝突や分裂に関する実隓などを行い運動量保存の法則を理解する こず。 ㋒ 衝突ず力孊的゚ネルギヌ   衝突における力孊的゚ネルギヌの倉化に぀いお理解するこず。  円運動ず単振動 ㋐ 円運動   円運動をする物䜓の様子を衚す方法やその物䜓に働く力などに぀いお理解 するこず。 ㋑ 単振動   振り子に関する実隓などを行い単振動の芏則性を芋いだしお理解するず ずもに単振動をする物䜓の様子を衚す方法やその物䜓に働く力などに぀い お理解するこず。  䞇有匕力 ㋐ 惑星の運動   惑星の芳枬資料に基づいお惑星の運動に関する法則を理解するこず。 ㋑ 䞇有匕力   䞇有匕力の法則及び䞇有匕力による物䜓の運動に぀いお理解するこず。  気䜓分子の運動 ㋐ 気䜓分子の運動ず圧力   気䜓分子の運動ず圧力ずの関係に぀いお理解するこず。 ㋑ 気䜓の内郚゚ネルギヌ   気䜓の内郚゚ネルギヌに぀いお気䜓分子の運動ず関連付けお理解するこ ず。 ㋒ 気䜓の状態倉化   気䜓の状態倉化に関する実隓などを行い熱仕事及び内郚゚ネルギヌの 関係を理解するこず。
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291 付録 む 様々な物䜓の運動に぀いお芳察実隓などを通しお探究し平面内の運動ず 剛䜓の぀り合い運動量円運動ず単振動䞇有匕力気䜓分子の運動における 芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2 æ³¢   氎面波音光などの波動珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を 身に付けるこずができるよう指導する。 ア 波に぀いお日垞生掻や瀟䌚ず関連付けお次のこずを理解するずずもにそ れらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  波の䌝わり方 ㋐ 波の䌝わり方ずその衚し方   波の䌝わり方ずその衚し方に぀いお理解するこず。 ㋑ 波の干枉ず回折   波の干枉ず回折に぀いお理解するこず。  音 ㋐ 音の干枉ず回折   音の干枉ず回折に぀いお理解するこず。 ㋑ 音のドップラヌ効果   音のドップラヌ効果に぀いお理解するこず。  光 ㋐ 光の䌝わり方   光の䌝わり方に぀いお理解するこず。 ㋑ 光の回折ず干枉   光の回折ず干枉に関する実隓などを行い光の回折ず干枉を光波の性質ず 関連付けお理解するこず。 む 波に぀いお芳察実隓などを通しお探究し波の䌝わり方音光における 芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 3 電気ず磁気   電気や磁気に関する珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 電気や磁気に぀いお日垞生掻や瀟䌚ず関連付けお次のこずを理解するずず もにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  電気ず電流 ㋐ 電荷ず電界   電荷が盞互に及がし合う力を理解するこず。たた電界の衚し方を理解す るこず。 ㋑ 電界ず電䜍   電界ず電䜍ずの関係を静電気力による䜍眮゚ネルギヌず関連付けお理解す るこず。
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292 付録 ㋒ 電気容量   コンデンサヌの性質を理解するずずもに電気容量を電界や電䜍差ず関連 付けお理解するこず。 ㋓ 電気回路   電気回路に関する実隓などを行い電気回路における基本的な法則を理解 するこず。  電流ず磁界 ㋐ 電流による磁界   電流が぀くる磁界の様子を理解するこず。 ㋑ 電流が磁界から受ける力   電流が磁界から受ける力に぀いお理解するこず。 ㋒ 電磁誘導   電磁誘導に関する実隓などを行い磁束の倉化ず誘導起電力の向きや倧き さずの関係を芋いだしお理解するずずもに電磁誘導の法則を理解するこず。 たた亀流の発生に぀いお理解するこず。 ㋓ 電磁波   電磁波の性質ずその利甚を理解するこず。 む 電気や磁気に぀いお芳察実隓などを通しお探究し電気ず電流電流ず磁 界における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4 原子   電子原子及び原子栞に関する珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 原子に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関す る技胜を身に付けるこず。  電子ず光 ㋐ 電子   電子の電荷ず質量に぀いお理解するこず。 ㋑ 粒子性ず波動性   電子や光の粒子性ず波動性に぀いお理解するこず。  原子ず原子栞 ㋐ 原子ずスペクトル   原子の構造及びスペクトルず電子の゚ネルギヌ準䜍ずの関係に぀いお理解 するこず。 ㋑ 原子栞   原子栞の構成原子栞の厩壊及び栞反応に぀いお理解するこず。 ㋒ 玠粒子   玠粒子の存圚に぀いお知るこず。  物理孊が築く未来
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293 付録 ㋐ 物理孊が築く未来   物理孊の成果が様々な分野で利甚され未来を築く新しい科孊技術の基盀 ずなっおいるこずを理解するこず。 む 原子に぀いお芳察実隓などを通しお探究し電子ず光原子ず原子栞にお ける芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 4 たでに぀いおは 「物理基瀎」ずの関連を考慮しそれぞれ のアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連さ せながらこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 の育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「物理基瀎」のの 1 のむず 同様に取り扱うずずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経 隓できるようにするこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおは物䜓の平面内の運動を衚す倉䜍速床及 び加速床はベクトルで衚されるこずを扱うこず。㋑に぀いおは物䜓の氎平投射 や斜方投射における速床加速床重力の働きなどを扱うこず。たた空気の抵 抗がある堎合の萜䞋運動にも觊れるこず。㋒に぀いおは力のモヌメントの぀り 合いを扱うこず。たた物䜓の重心にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは運動量ず力積がベクトルで衚されるこず運動量の倉化 が力積に等しいこずを扱うこず。㋒に぀いおははね返り係数も扱うこず。     の㋐に぀いおは等速円運動の速床呚期角速床向心加速床及び向心 力を扱うこず。たた遠心力にも觊れるこず。㋑に぀いおは単振動をする物䜓 の倉䜍速床加速床及び埩元力を扱うこず。 「単振動」に぀いおはばね振り 子ず単振り子を扱うこず。     の㋐に぀いおはケプラヌの法則を扱うこず。㋑に぀いおは䞇有匕力に よる䜍眮゚ネルギヌも扱うこず。     の㋐に぀いおは理想気䜓の状態方皋匏気䜓分子の速さ平均の運動゚ ネルギヌなどを扱うこず。㋑に぀いおは理想気䜓を扱うこず。㋒に぀いおは 熱力孊第䞀法則を扱うこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおはホむヘンスの原理氎面波の反射や屈折 及び波の匏を扱うこず。㋑に぀いおは氎面波を扱うこず。     の㋑に぀いおは芳枬者ず音源が同䞀盎線䞊を動く堎合を䞭心に扱うこず。     の㋐に぀いおは光の速さ波長反射屈折分散偏光などを扱い 鏡やレンズの幟䜕光孊的な性質に぀いおは基本的な扱いずするこず。たた光 は暪波であるこずや光のスペクトルにも觊れるこず。㋑に぀いおはダングの実 隓回折栌子及び薄膜の干枉を扱うこず。
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294 付録 り 内容の 3 のアの  の㋐に぀いおは静電誘導も扱うこず。㋒に぀いおはコ ンデンサヌの接続にも觊れるこず。㋓に぀いおは抵抗率の枩床倉化内郚抵抗 も扱うこず。たた半導䜓にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは盎線電流ず円電流が぀くる磁界を䞭心に扱うこず。㋑に ぀いおはロヌレンツ力にも觊れるこず。㋒に぀いおは電磁誘導の法則を䞭心 に扱い自己誘導盞互誘導を扱うこず。たた亀流回路の基本的な性質にも觊 れるこず。㋓に぀いおは電気振動電磁波の発生にも觊れるこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の㋐に぀いおは電子に関する歎史的な実隓にも觊れるこ ず。㋑に぀いおは光電効果電子線回折などを扱い線にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは氎玠原子の構造を䞭心にスペクトルず関連させお扱うこ ず。㋑に぀いおは質量ず゚ネルギヌの等䟡性にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは物理孊の発展ず科孊技術の進展に察する興味を喚起する ような成果を取り䞊げるこず。 第 化孊基瀎   目 暙   物質ずその倉化に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実 隓を行うこずなどを通しお物質ずその倉化を科孊的に探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら物質ずその倉化に぀いお理解するずずも に科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付 けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 物質ずその倉化に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1 化孊ず人間生掻    化孊ず人間生掻ずの関わりに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 化孊ず人間生掻に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓 などに関する技胜を身に付けるこず。  化孊ず物質 ㋐ 化孊の特城   日垞生掻や瀟䌚を支える身近な物質の性質を調べる掻動を通しお物質を 察象ずする科孊である化孊の特城に぀いお理解するこず。 ㋑ 物質の分離・粟補   物質の分離や粟補の実隓などを行い実隓における基本操䜜ず物質を探究 する方法を身に付けるこず。 ㋒ 単䜓ず化合物
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295 付録   元玠を確認する実隓などを行い単䜓化合物に぀いお理解するこず。 ㋓ 熱運動ず物質の䞉態   粒子の熱運動ず枩床ずの関係粒子の熱運動ず物質の䞉態倉化ずの関係に ぀いお理解するこず。 む 身近な物質や元玠に぀いお芳察実隓などを通しお探究し科孊的に考察し 衚珟するこず。 2 物質の構成   物質の構成に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 物質の構成粒子に぀いお次のこずを理解するこず。たた物質ず化孊結合に ぀いおの芳察実隓などを通しお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察 実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  物質の構成粒子 ㋐ 原子の構造   原子の構造及び陜子䞭性子電子の性質を理解するこず。 ㋑ 電子配眮ず呚期衚   元玠の呚期埋及び原子の電子配眮ず呚期衚の族や呚期ずの関係に぀いお理 解するこず。  物質ず化孊結合 ㋐ むオンずむオン結合   むオンの生成を電子配眮ず関連付けお理解するこず。たたむオン結合及 びむオン結合でできた物質の性質を理解するこず。 ㋑ 分子ず共有結合   共有結合を電子配眮ず関連付けお理解するこず。たた分子からなる物質 の性質を理解するこず。 ㋒ 金属ず金属結合   金属の性質及び金属結合を理解するこず。 む 物質の構成に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の構成における芏 則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 3 物質の倉化ずその利甚   物質の倉化ずその利甚に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 物質量ず化孊反応匏化孊反応化孊が拓 ひら く䞖界に぀いお次のこずを理解す るずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  物質量ず化孊反応匏 ㋐ 物質量   物質量ず粒子数質量気䜓の䜓積ずの関係に぀いお理解するこず。 ㋑ 化孊反応匏   化孊反応に関する実隓などを行い化孊反応匏が化孊反応に関䞎する物質
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296 付録 ずその量的関係を衚すこずを芋いだしお理解するこず。  化孊反応 ㋐ 酞・塩基ず䞭和   酞や塩基に関する実隓などを行い酞ず塩基の性質及び䞭和反応に関䞎す る物質の量的関係を理解するこず。 ㋑ 酞化ず還元   酞化ず還元が電子の授受によるこずを理解するこず。  化孊が拓 ひら く䞖界 ㋐ 化孊が拓 ひら く䞖界   この科目で孊んだ事柄が日垞生掻や瀟䌚を支えおいる科孊技術ず結び付 いおいるこずを理解するこず。 む 物質の倉化ずその利甚に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の倉化 における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 3 たでに぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれの アに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させ ながらこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の 育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究 の過皋を螏たえた孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応 じお情報の収集仮説の蚭定実隓の蚈画実隓による怜蚌実隓デヌタの分 析・解釈などの探究の方法を習埗させるようにするずずもに報告曞などを䜜成 させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。 り 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付けるこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋑に぀いおはろ過蒞留抜出再結晶及びクロマト グラフィヌを扱うこず。㋒に぀いおは炎色反応や沈殿反応を扱うこず。㋓に぀ いおは物理倉化ず化孊倉化の違いにも觊れるこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおは原子番号質量数及び同䜍䜓を扱うこず。 その際攟射性同䜍䜓ずその利甚にも觊れるこず。㋑の「原子の電子配眮」に぀ いおは代衚的な兞型元玠を扱うこず。 「元玠の呚期埋」に぀いおはむオン化 ゚ネルギヌの倉化にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは倚原子むオンも扱うこず。 「むオン結合でできた物質」に ぀いおは代衚的なものを扱いその甚途にも觊れるこず。㋑に぀いおは代衚 的な無機物質及び有機化合物を扱いそれらの甚途にも觊れるこず。たた分子 の極性や配䜍結合にも觊れるずずもに共有結合の結晶及びプラスチックなどの 高分子化合物の構造にも觊れるこず。㋒に぀いおは代衚的な金属を扱いその
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297 付録 甚途にも觊れるこず。 り 内容の 3 のアの  の㋐に぀いおはモル質量や溶液のモル濃床も扱うこず。     の㋐に぀いおは酞や塩基の匷匱ず電離床の倧小ずの関係も扱うこず。 「酞 ず塩基」 に぀いおは 氎玠むオン濃床ずpH ずの関係にも觊れるこず。 「䞭和反応」 に぀いおは生成する塩の性質にも觊れるこず。㋑に぀いおは代衚的な酞化剀 還元剀を扱うこず。たた金属のむオン化傟向やダニ゚ル電池の反応にも觊れる こず。     の㋐に぀いおは日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる科孊技術の具䜓的事䟋 を取り䞊げるこず。 第 化 孊   目 暙   化孊的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどを通しお化孊的な事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な 資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 化孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な 芳察実隓などに関する技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 化孊的な事物・珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容 1 物質の状態ず平衡   物質の状態ず平衡に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 物質の状態ずその倉化溶液ず平衡に぀いお次のこずを理解するずずもに それらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  物質の状態ずその倉化 ㋐ 状態倉化   物質の沞点融点を分子間力や化孊結合ず関連付けお理解するこず。たた 状態倉化に䌎う゚ネルギヌの出入り及び状態間の平衡ず枩床や圧力ずの関係 に぀いお理解するこず。 ㋑ 気䜓の性質   気䜓の䜓積ず圧力や枩床ずの関係を理解するこず。 ㋒ 固䜓の構造   結晶栌子の抂念及び結晶の構造を理解するこず。  溶液ず平衡 ㋐ 溶解平衡   溶解の仕組みを理解するこず。たた溶解床を溶解平衡ず関連付けお理解 するこず。
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298 付録 ㋑ 溶液ずその性質   溶液ずその性質に関する実隓などを行い身近な珟象を通しお溶媒ず溶液 の性質の違いを理解するこず。 む 物質の状態ず平衡に぀いお芳察実隓などを通しお探究し物質の状態ずそ の倉化溶液ず平衡における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2 物質の倉化ず平衡   物質の倉化ず平衡に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 化孊反応ず゚ネルギヌ化孊反応ず化孊平衡に぀いお次のこずを理解するず ずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  化孊反応ず゚ネルギヌ ㋐ 化孊反応ず熱・光   化孊反応ず熱や光に関する実隓などを行い化孊反応における熱及び光の 発生や吞収は反応の前埌における物質のも぀化孊゚ネルギヌの差から生じ るこずを理解するこず。 ㋑ 電池   電気゚ネルギヌを取り出す電池の仕組みを酞化還元反応ず関連付けお理解 するこず。 ㋒ 電気分解   倖郚から加えた電気゚ネルギヌによっお電気分解が起こるこずを酞化還 元反応ず関連付けお理解するこず。たたその反応に関䞎した物質の倉化量 ず電気量ずの関係を理解するこず。  化孊反応ず化孊平衡 ㋐ 反応速床   反応速床の衚し方及び反応速床に圱響を䞎える芁因を理解するこず。 ㋑ 化孊平衡ずその移動   可逆反応化孊平衡及び化孊平衡の移動を理解するこず。 ㋒ 電離平衡   氎のむオン積pH 及び匱酞や匱塩基の電離平衡に぀いお理解するこず。 む 物質の倉化ず平衡に぀いお芳察実隓などを通しお探究し化孊反応ず゚ネ ルギヌ化孊反応ず化孊平衡における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 3 無機物質の性質   無機物質の性質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 無機物質に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに 関する技胜を身に付けるこず。  無機物質  ㋐ 兞型元玠
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299 付録   兞型元玠に関する実隓などを行い兞型元玠の性質が呚期衚に基づいお敎 理できるこずを理解するこず。 ㋑ 遷移元玠   遷移元玠の単䜓ず化合物の性質を理解するこず。 む 無機物質に぀いお芳察実隓などを通しお探究し兞型元玠遷移元玠の性 質における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4 有機化合物の性質   有機化合物の性質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 有機化合物高分子化合物に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの 芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  有機化合物 ㋐ 炭化氎玠   脂肪族炭化氎玠の性質や反応を構造ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 官胜基をも぀化合物   官胜基をも぀脂肪族化合物に関する実隓などを行いその構造性質及び 反応に぀いお理解するこず。 ㋒ 芳銙族化合物   芳銙族化合物の構造性質及び反応に぀いお理解するこず。  高分子化合物 ㋐ 合成高分子化合物   合成高分子化合物の構造性質及び合成に぀いお理解するこず。 ㋑ 倩然高分子化合物   倩然高分子化合物の構造や性質に぀いお理解するこず。 む 有機化合物高分子化合物に぀いお芳察実隓などを通しお探究し有機化 合物高分子化合物の性質における芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 5 化孊が果たす圹割   化孊が果たす圹割に぀いお次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 化孊が果たす圹割を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するこ ず。  人間生掻の䞭の化孊 ㋐ 様々な物質ず人間生掻   化孊が果たしおきた圹割ずしお無機物質有機化合物及び高分子化合物 がそれぞれの特城を生かしお人間生掻の䞭で利甚されおいるこずを理解する こず。 ㋑ 化孊が築く未来   化孊の成果が様々な分野で利甚され未来を築く新しい科孊技術の基盀ず なっおいるこずを理解するこず。
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300 付録 む 人間生掻の䞭の化孊に぀いおこれからの瀟䌚における化孊が果たす圹割を科 孊的に考察し衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 5 たでに぀いおは 「化孊基瀎」ずの関連を考慮しそれぞれ のアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連さ せながらこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 の育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「化孊基瀎」のの 1 のむず 同様に取り扱うずずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経 隓できるようにするこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおは融解熱や蒞発熱を扱うこず。 「状態間の 平衡」に぀いおは気液平衡や蒞気圧を扱うこず。㋑に぀いおはボむル・シャ ルルの法則や理想気䜓の状態方皋匏を扱うこず。その際分子量枬定にも觊れる こず。たた混合気䜓分圧の法則及び実圚気䜓も扱うこず。気䜓分子の゚ネル ギヌ分垃ず絶察枩床にも觊れるこず。㋒の「結晶の構造」に぀いおは䜓心立方 栌子面心立方栌子及び六方最密構造を扱うこず。たたアモルファスにも觊れ るこず。     の㋐に぀いおは固䜓及び気䜓の溶解床を扱うこず。㋑に぀いおは蒞気 圧降䞋沞点䞊昇凝固点降䞋及び浞透圧を扱うこず。たたコロむド溶液も扱 うこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおはヘスの法則を扱うこず。たた結合゚ネ ルギヌにも觊れるずずもに吞熱反応が自発的に進む芁因にも定性的に觊れるこ ず。㋑に぀いおは日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる代衚的な実甚電池を扱うこ ず。㋒に぀いおは氎溶液の電気分解を䞭心に扱うこず。     の㋐に぀いおは簡単な反応を扱うこず。 「芁因」に぀いおは濃床枩床 及び觊媒の有無を扱うこず。㋑の「化孊平衡の移動」に぀いおはルシャトリ゚ の原理を䞭心に扱うこず。㋒に぀いおは塩の加氎分解や緩衝液にも觊れるこず。 り 内容の 3 のアの  の㋐に぀いおは性質が類䌌する同族元玠の単䜓や化合物 を䞭心に扱うこず。㋑に぀いおはクロムマンガン鉄銅亜鉛及び銀を扱 うこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の㋑に぀いおはアルコヌル゚ヌテルアルデヒドケ トンカルボン酞及び゚ステルを取り䞊げそれらの性質は炭玠骚栌及び官胜基 により特城付けられるこずを扱うこず。たた鏡像異性䜓にも觊れるこず。㋒に ぀いおは芳銙族炭化氎玠フェノヌル類芳銙族カルボン酞及び芳銙族アミン を扱うこず。     の㋐に぀いおは代衚的な合成繊維及びプラスチックを扱うこず。㋑に぀
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301 付録 いおは繊維や食物を構成しおいる代衚的な倩然高分子化合物を扱うこず。その 際単糖類二糖類及びアミノ酞も扱うこず。 オ 内容の 5 のアの  の㋐に぀いおは人間生掻に利甚されおいる代衚的な物質 を扱うこず。㋑に぀いおは化孊の発展ず科孊技術の進展に察する興味を喚起す るような成果を取り䞊げるこず。 第 生物基瀎   目 暙   生物や生物珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実 隓を行うこずなどを通しお生物や生物珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら生物や生物珟象に぀いお理解するずずも に科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付 けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 生物や生物珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず生呜を尊 重し自然環境の保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1 生物の特城   生物の特城に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずがで きるよう指導する。 ア 生物の特城に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓など に関する技胜を身に付けるこず。  生物の特城 ㋐ 生物の共通性ず倚様性   様々な生物の比范に基づいお生物は倚様でありながら共通性をもっおい るこずを芋いだしお理解するこず。たた生物の共通性ず起源の共有を関連 付けお理解するこず。 ㋑ 生物ず゚ネルギヌ   生物ず゚ネルギヌに関する資料に基づいお生呜掻動に゚ネルギヌが必芁 であるこずを理解するこず。たた光合成や呌吞などの代謝ずATP を関連 付けお理解するこず。  遺䌝子ずその働き ㋐ 遺䌝情報ずDNA   DNA の構造に関する資料に基づいお遺䌝情報を担う物質ずしおの DNA の特城を芋いだしお理解するずずもに塩基の盞補性ずDNA の耇補 を関連付けお理解するこず。 ㋑ 遺䌝情報ずタンパク質の合成
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302 付録   遺䌝情報の発珟に関する資料に基づいおDNA の塩基配列ずタンパク質 のアミノ酞配列ずの関係を芋いだしお理解するこず。 む 生物の特城に぀いお芳察実隓などを通しお探究し倚様な生物がも぀共通 の特城を芋いだしお衚珟するこず。 2 ヒトの䜓の調節   ヒトの䜓の調節に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア ヒトの䜓の調節に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓 などの技胜を身に付けるこず。  神経系ず内分泌系による調節  ㋐ 情報の䌝達   䜓の調節に関する芳察実隓などを行い䜓内での情報の䌝達が䜓の調節 に関係しおいるこずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 䜓内環境の維持の仕組み   䜓内環境の維持の仕組みに関する資料に基づいお䜓内環境の維持ずホル モンの働きずの関係を芋いだしお理解するこず。たた䜓内環境の維持を自 埋神経ず関連付けお理解するこず。  免疫 ㋐ 免疫の働き   免疫に関する資料に基づいお異物を排陀する防埡機構が備わっおいるこ ずを芋いだしお理解するこず。 む ヒトの䜓の調節に぀いお芳察実隓などを通しお探究し神経系ず内分泌系 による調節及び免疫などの特城を芋いだしお衚珟するこず。 3 生物の倚様性ず生態系   生物の倚様性ず生態系に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 生物の倚様性ず生態系に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察 実隓などに関する技胜を身に付けるこず。たた生態系の保党の重芁性に぀いお 認識するこず。  怍生ず遷移 ㋐ 怍生ず遷移   怍生の遷移に関する資料に基づいお遷移の芁因を芋いだしお理解するこ ず。たた怍生の遷移をバむオヌムず関連付けお理解するこず。  生態系ずその保党 ㋐ 生態系ず生物の倚様性   生態系ず生物の倚様性に関する芳察実隓などを行い生態系における生 物の皮倚様性を芋いだしお理解するこず。たた生物の皮倚様性ず生物間の 関係性ずを関連付けお理解するこず。
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303 付録 ㋑ 生態系のバランスず保党   生態系のバランスに関する資料に基づいお生態系のバランスず人為的攪 かく 乱を関連付けお理解するこず。たた生態系の保党の重芁性を認識するこず。 む 生物の倚様性ず生態系に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生態系にお ける生物の倚様性及び生物ず環境ずの関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 3 たでに぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれの アに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させ ながらこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力の 育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究 の過皋を螏たえた孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応 じお問題を芋いだすための芳察情報の収集仮説の蚭定実隓の蚈画実隓 による怜蚌調査デヌタの分析・解釈掚論などの探究の方法を習埗させるよ うにするずずもに報告曞などを䜜成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりする こず。 り 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付けるこず。 ゚ この科目で扱う甚語に぀いおは甚語の意味を単玔に数倚く理解させるこずに 指導の重点を眮くのではなく䞻芁な抂念を理解させるための指導においお重芁 ずなる200 語皋床から250 語皋床たでの重芁甚語を䞭心にその甚語に関わる抂 念を思考力を発揮しながら理解させるよう指導するこず。なお重芁甚語には 䞭孊校で孊習した甚語も含たれるものずする。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおは生物は進化の過皋で共通性を保ちながら 倚様化しおきたこずを扱うこず。その際原栞生物ず真栞生物に觊れるこず。㋑ に぀いおは呌吞ず光合成の抂芁を扱うこず。その際ミトコンドリアず葉緑䜓 酵玠の觊媒䜜甚や基質特異性ATP の圹割にも觊れるこず。     の㋐に぀いおはDNA の耇補の抂芁を扱うこず。その際现胞呚期ず DNA の二重らせん構造に぀いおも觊れるこず。㋑に぀いおは転写ず翻蚳の抂 芁を扱うこず。その際タンパク質の生呜珟象における重芁性にも觊れるこず。 たた党おの遺䌝子が垞に発珟しおいるわけではないこずにも觊れるこず。さら に遺䌝子ずゲノムずの関係にも觊れるこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおは䜓内環境の倉化に応じた䜓の調節に神経 系ず内分泌系が関わっおいるこずを取り䞊げるこず。たた䞭枢神経系に関連し お脳死に぀いおも觊れるこず。㋑に぀いおは血糖濃床の調節機構を取り䞊げる こず。その際身近な疟患の䟋にも觊れるこず。たた血液凝固にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは身近な疟患の䟋にも觊れるこず。
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304 付録 り 内容の 3 のアの  の㋐に぀いおは怍生の遷移には光や土壌などが関係する こずを扱うこず。たた怍物の環境圢成䜜甚にも觊れるこず。環境条件によっお は遷移の結果ずしお森林の他に草原や荒原になるこずにも觊れるこず。     の㋐に぀いおは生物の絶滅にも觊れるこず。 「生物間の関係性」に぀いお は捕食ず被食を扱うこず。その際それに起因する間接的な圱響にも觊れるこ ず。㋑に぀いおは人間の掻動によっお生態系が攪 かく 乱され生物の倚様性が損な われるこずがあるこずを扱うこず。 第 生 物   目 暙   生物や生物珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実 隓を行うこずなどを通しお生物や生物珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 生物孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁 な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 生物や生物珟象に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず生呜を尊 重し自然環境の保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1 生物の進化   生物の進化に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずがで きるよう指導する。 ア 生物の進化に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓など の技胜を身に付けるこず。  生呜の起源ず现胞の進化 ㋐ 生呜の起源ず现胞の進化   生呜の起源ず现胞の進化に関する資料に基づいお生呜の起源に関する考 えを理解するずずもに现胞の進化を地球環境の倉化ず関連付けお理解する こず。  遺䌝子の倉化ず進化の仕組み ㋐ 遺䌝子の倉化   遺䌝子の倉化に関する資料に基づいお突然倉異ず生物の圢質の倉化ずの 関係を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 遺䌝子の組合せの倉化   亀配実隓の結果などの資料に基づいお遺䌝子の組合せが倉化するこずを 芋いだしお理解するこず。 ㋒ 進化の仕組み   進化の仕組みに関する芳察実隓などを行い遺䌝子頻床が倉化する芁因
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305 付録 を芋いだしお理解するこず。  生物の系統ず進化 ㋐ 生物の系統ず進化   生物の遺䌝情報に関する資料に基づいお生物の系統ず塩基配列やアミノ 酞配列ずの関係を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 人類の系統ず進化   霊長類に関する資料に基づいお人類の系統ず進化を圢態的特城などず関 連付けお理解するこず。 む 生物の進化に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生物の進化に぀いおの 特城を芋いだしお衚珟するこず。 2 生呜珟象ず物質   生呜珟象ず物質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 生呜珟象ず物質に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓 などの技胜を身に付けるこず。  现胞ず分子  ㋐ 生䜓物質ず现胞   生䜓物質ず现胞に関する資料に基づいお现胞を構成する物質を现胞の機 胜ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 生呜珟象ずタンパク質   生呜珟象ずタンパク質に関する芳察実隓などを行いタンパク質の機胜 を生呜珟象ず関連付けお理解するこず。  代謝 ㋐ 呌吞   呌吞に関する資料に基づいお呌吞を゚ネルギヌの流れず関連付けお理解 するこず。 ㋑ 光合成   光合成に関する資料に基づいお光合成を゚ネルギヌの流れず関連付けお 理解するこず。 む 生呜珟象ず物質に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生呜珟象ず物質に ぀いおの特城を芋いだしお衚珟するこず。 3 遺䌝情報の発珟ず発生   遺䌝情報の発珟ず発生に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 遺䌝情報の発珟ず発生に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察 実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  遺䌝情報ずその発珟 ㋐ 遺䌝情報ずその発珟
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306 付録   DNA の耇補に関する資料に基づいおDNA の耇補の仕組みを理解する こず。たた遺䌝子発珟に関する資料に基づいお遺䌝子の発珟の仕組みを 理解するこず。  発生ず遺䌝子発珟 ㋐ 遺䌝子の発珟調節   遺䌝子の発珟調節に関する資料に基づいお遺䌝子の発珟が調節されおい るこずを芋いだしお理解するこず。たた転写の調節をそれに関わるタンパ ク質ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 発生ず遺䌝子発珟   発生に関わる遺䌝子の発珟に関する資料に基づいお発生の過皋における 分化を遺䌝子発珟の調節ず関連付けお理解するこず。  遺䌝子を扱う技術 ㋐ 遺䌝子を扱う技術   遺䌝子を扱う技術に぀いおその原理ず有甚性を理解するこず。 む 遺䌝情報の発珟ず発生に぀いお芳察実隓などを通しお探究し遺䌝子発珟 の調節の特城を芋いだしお衚珟するこず。 4 生物の環境応答    生物の環境応答に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 生物の環境応答に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓 などの技胜を身に付けるこず。  動物の反応ず行動 ㋐ 刺激の受容ず反応   刺激の受容ず反応に関する資料に基づいお倖界の刺激を受容し神経系を 介しお反応する仕組みを関䞎する现胞の特性ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 動物の行動   動物の行動に関する資料に基づいお行動を神経系の働きず関連付けお理 解するこず。  怍物の環境応答 ㋐ 怍物の環境応答   怍物の環境応答に関する芳察実隓などを行い怍物の成長や反応に怍物 ホルモンが関わるこずを芋いだしお理解するこず。 む 生物の環境応答に぀いお芳察実隓などを通しお探究し環境倉化に察する 生物の応答の特城を芋いだしお衚珟するこず。 5 生態ず環境   生態ず環境に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずがで きるよう指導する。 ア 生態ず環境に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓など
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307 付録 に関する技胜を身に付けるこず。  個䜓矀ず生物矀集 ㋐ 個䜓矀   個䜓矀内の盞互䜜甚に関する芳察実隓などを行い個䜓矀が維持される 仕組みや個䜓間の関係性を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 生物矀集   個䜓矀間の盞互䜜甚に関する資料に基づいお生物矀集が維持される仕組 みや個䜓矀間の関係性を芋いだしお理解するこず。  生態系 ㋐ 生態系の物質生産ず物質埪環   生態系の物質生産ず物質埪環に関する資料に基づいお生態系における物 質生産及び゚ネルギヌの移動ず生態系での物質埪環ずを関連付けお理解する こず。 ㋑ 生態系ず人間生掻   生態系ず人間生掻に関する資料に基づいお人間生掻が生態系に及がす圱 響を芋いだしお理解するこず。 む 生態ず環境に぀いお芳察実隓などを通しお探究し生態系における生物 間の関係性及び生物ず環境ずの関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 5 たでに぀いおは 「生物基瀎」ずの関連を考慮しそれぞれ のアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連さ せながらこの科目の孊習を通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 の育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「生物基瀎」のの 1 のむず 同様に取り扱うずずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの過皋を経隓で きるようにするこず。 り 内容の 1 に぀いおは この科目の導入ずしお䜍眮付け 以埌の孊習においおも 進化の芖点を意識させるよう展開するこず。 ゚ この科目で扱う甚語に぀いおは甚語の意味を単玔に数倚く理解させるこずに 指導の重点を眮くのではなく䞻芁な抂念を理解させるための指導においお重芁 ずなる500 語皋床から600 語皋床たでの重芁甚語を䞭心にその甚語に関わる抂 念を思考力を発揮しながら理解させるよう指導するこず。なお重芁甚語には 䞭孊校や「生物基瀎」で孊習した甚語も含たれるものずする。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおは化孊進化及び现胞内共生を扱うこず。     の㋑に぀いおは 連鎖ず組換えを扱うこず。たた 性染色䜓にも觊れるこず。 ㋒に぀いおは皮分化の過皋も扱うこず。
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308 付録     の㋐に぀いおはドメむンを扱うこず。たた高次の分類矀ずしお界や 門にも觊れるこず。 む 内容の 2 に぀いおは生呜珟象を分子レベルで捉えるために必芁な最小限の 化孊の知識にも觊れるこず。 り 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおは生䜓膜を扱うこず。たた栞酞や现胞骚 栌にも觊れるこず。㋑に぀いおはタンパク質が生呜珟象を支えおいるこずを の䟋を挙げお扱うこず。たた酵玠に぀いおはその働きずタンパク質の立䜓 構造ずの関係を扱うこず。     の㋐に぀いおはATP 合成の仕組みを扱うこず。その際解糖系ク゚ン 酞回路及び電子䌝達系に觊れるこず。たた発酵にも觊れるこず。㋑に぀いおは ATP 合成の仕組みを扱うこず。その際光化孊系電子䌝達系及びカルビン回 路に觊れるこず。 ゚ 内容の 3 のアの  の㋐の「DNA の耇補の仕組み」に぀いおはDNA ポリ メラヌれに觊れるこず。 「遺䌝子の発珟の仕組み」に぀いおは転写及び翻蚳を 扱いRNA ポリメラヌれずリボ゜ヌムに觊れるこず。たたスプラむシングに も觊れるこず。     の㋐に぀いおは原栞生物ず真栞生物に共通する転写レベルの調節を扱う こず。㋑に぀いおは皮類皋床の生物を䟋にしおその抂芁を扱うこず。たた 動物の配偶子圢成受粟卵割圢成䜓ず誘導现胞分化ず圢態圢成噚官分化 の始たりに぀いおも觊れるこず。     の㋐に぀いおは制限酵玠ベクタヌ及び遺䌝子の増幅技術に觊れるこず。 たたそれらが実際にどのように甚いられおいるかに぀いおも觊れるこず。 オ 内容の 4 のアの  の㋐に぀いおは受容噚ずしお県 め を効果噚ずしお筋肉を 扱うこず。たた刺激の受容から反応たでの流れを扱うこず。その際神経系に 関連しお蚘憶にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは被子怍物を扱うこず。 「怍物の成長」に぀いおは配偶子 圢成受粟胚 はい 発生及び噚官分化に぀いお觊れるこず。たた怍物ホルモンは 皮類に぀いお取り䞊げるこず。その際怍物ホルモンに関わる光受容䜓に぀い おも觊れるこず。 カ 内容の 5 のアの  の㋐に぀いおは個䜓矀内の盞互䜜甚ずしお皮内競争ず瀟 䌚性を扱うこず。㋑に぀いおは個䜓矀間の盞互䜜甚ずしお皮間競争ず盞利共生 を扱うこず。たた倚様な皮が共存する仕組みを扱うこず。     の㋐の「物質生産」に぀いおは幎間生産量を生産者の珟存量ず関連付け お扱うこず。たた 「物質埪環」に぀いおは炭玠ず窒玠を扱うこず。その際 窒玠同化に぀いおも觊れるこず。㋑に぀いおは人間掻動が生態系に及がす圱響 ずしお地球芏暡のものを䞭心に扱うこず。
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309 付録 第 地孊基瀎   目 暙   地球や地球を取り巻く環境に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっ お芳察実隓を行うこずなどを通しお地球や地球を取り巻く環境を科孊的に探究す るために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 日垞生掻や瀟䌚ずの関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境に぀いお理解 するずずもに科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技 胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 地球や地球を取り巻く環境に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず 自然環境の保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1 地球のすがた   地球のすがたに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 地球のすがたに぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓な どに関する技胜を身に付けるこず。  惑星ずしおの地球 ㋐ 地球の圢ず倧きさ   地球の圢や倧きさに関する芳察実隓などを行い地球の圢の特城ず倧き さを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 地球内郚の局構造   地球内郚の局構造ずその状態を理解するこず。  掻動する地球 ㋐ プレヌトの運動   プレヌトの分垃ず運動に぀いお理解するずずもに倧地圢の圢成ず地質構 造をプレヌトの運動ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 火山掻動ず地震   火山掻動や地震に関する資料に基づいお火山掻動ず地震の発生の仕組み をプレヌトの運動ず関連付けお理解するこず。  倧気ず海掋 ㋐ 地球の熱収支   気圧や気枩の鉛盎方向の倉化などに぀いおの資料に基づいお倧気の構造 の特城を芋いだしお理解するずずもに倪陜攟射の受熱量ず地球攟射の攟熱 量が぀り合っおいるこずを理解するこず。 ㋑ 倧気ず海氎の運動   倧気ず海氎の運動に関する資料に基づいお倧気ず海掋の倧埪環に぀いお 理解するずずもに緯床により倪陜攟射の受熱量が異なるこずなどから地
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310 付録 球芏暡で熱が茞送されおいるこずを芋いだしお理解するこず。 む 地球のすがたに぀いお芳察実隓などを通しお探究し惑星ずしおの地球 掻動する地球倧気ず海掋に぀いお芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 2 倉動する地球   倉動する地球に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 倉動する地球に぀いお宇宙や倪陜系の誕生から今日たでの䞀連の時間の䞭で 捉えながら次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技 胜を身に付けるこず。たた自然環境の保党の重芁性に぀いお認識するこず。  地球の倉遷 ㋐ 宇宙倪陜系ず地球の誕生   宇宙の誕生倪陜系の誕生ず生呜を生み出す条件を備えた地球の特城を理 解するこず。 ㋑ 叀生物の倉遷ず地球環境   地局や化石に関する芳察などを行い地質時代が叀生物の倉遷に基づいお 区分されるこずを理解するずずもに地球環境の倉化に関する資料に基づい お倧気の倉化ず生呜掻動の盞互の関わりを芋いだしお理解するこず。  地球の環境 ㋐ 地球環境の科孊   地球芏暡の自然環境に関する資料に基づいお地球環境の倉化を芋いだし おその仕組みを理解するずずもにそれらの珟象ず人間生掻ずの関わりに぀ いお認識するこず。 ㋑ 日本の自然環境   日本の自然環境を理解しそれらがもたらす恩恵や灜害など自然環境ず人 間生掻ずの関わりに぀いお認識するこず。 む 倉動する地球に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の倉遷地球の 環境に぀いお芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 及び 2 に぀いおは䞭孊校理科ずの関連を考慮しそれぞれのアに 瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させなが らこの科目の孊習を通しお科孊的に探究させるために必芁な資質・胜力の育 成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため芳察実隓などを行い探究 の過皋を螏たえた孊習掻動を行うようにするこず。その際孊習内容の特質に応 じお情報の収集仮説の蚭定実隓の蚈画野倖芳察調査デヌタの分析・ 解釈掚論などの探究の方法を習埗させるようにするずずもに報告曞などを䜜 成させたり発衚を行う機䌚を蚭けたりするこず。
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311 付録 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおは枬定の歎史や方法にも觊れるこず。㋑に ぀いおは構成物質にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは マントル内のプルヌムの存圚にも觊れるこず。 「地質構造」 に぀いおは 倉成岩ず倉成䜜甚ずの関係に぀いおも觊れるこず。㋑の「火山掻動」 に぀いおはプレヌトの発散境界ず収束境界における火山掻動を扱いホットス ポットにおける火山掻動にも觊れるこず。たた倚様な火成岩の成因をマグマず 関連付けお扱うこず。 「地震の発生の仕組み」に぀いおはプレヌトの収束境界 における地震を䞭心に扱いプレヌト内地震に぀いおも觊れるこず。     の㋐に぀いおは枩宀効果に觊れるこず。たた 「倧気の構造」に぀いおは 倧気䞭で芋られる珟象にも觊れるこず。㋑に぀いおは海掋の局構造ず深局に及 ぶ埪環にも觊れるこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐の「宇宙の誕生」に぀いおはビッグバンを扱い宇 宙の幎霢ず氎玠やヘリりムが぀くられたこずにも觊れるこず。 「倪陜系の誕生」 に぀いおは惑星が圢成された過皋を䞭心に扱い惑星内郚の局構造に觊れるこ ず。その際倪陜の誕生ず倪陜の゚ネルギヌ源に぀いおも觊れるこず。 「地球の 特城」に぀いおは 海が圢成されたこずを䞭心に扱うこず。㋑の「叀生物の倉遷」 に぀いおは代衚的な化石を取り䞊げるこず。たたヒトの進化にも觊れるこず。     の㋐の「地球芏暡の自然環境」に぀いおは地球枩暖化オゟン局砎壊 ゚ルニヌニョ珟象などの珟象をデヌタに基づいお人間生掻ず関連させお扱うこ ず。㋑の「恩恵や灜害」に぀いおは日本に芋られる気象珟象地震や火山掻動 など特城的な珟象を扱うこず。たた自然灜害の予枬や防灜にも觊れるこず。 第 地 孊   目 暙   地球や地球を取り巻く環境に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっ お芳察実隓を行うこずなどを通しお地球や地球を取り巻く環境を科孊的に探究す るために必芁な資質・胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 地孊の基本的な抂念や原理・法則の理解を深め科孊的に探究するために必芁な 芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 地球や地球を取り巻く環境に䞻䜓的に関わり科孊的に探究しようずする態床ず 自然環境の保党に寄䞎する態床を逊う。   内 容 1 地球の抂芳   地球の圢状や内郚構造に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 地球の圢状や内郚構造に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察
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312 付録 実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  地球の圢状 ㋐ 地球の圢ず重力   地球楕 だ 円䜓や地球衚面における重力に関する資料に基づいお地球の圢状 ず重力ずの関係を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 地球の磁気   地磁気に関する芳察実隓などを行い地磁気の特城ずその働きを理解す るこず。  地球の内郚 ㋐ 地球の内郚構造   地震波の䌝わり方に぀いおの資料に基づいお地球内郚の構造を芋いだし お理解するこず。 ㋑ 地球内郚の状態ず物質   地球内郚の枩床密床圧力及び構成物質の組成に぀いお理解するこず。 む 地球の圢状や内郚構造に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の圢状 や内郚構造の特城を芋いだしお衚珟するこず。 2 地球の掻動ず歎史   地球の掻動ず歎史に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 地球の掻動ず歎史に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実 隓などに関する技胜を身に付けるこず。  地球の掻動 ㋐ プレヌトテクトニクス   プレヌトテクトニクスずその成立過皋を理解するこず。 ㋑ 地震ず地殻倉動   䞖界の震源分垃に぀いおの資料に基づいおプレヌト境界における地震掻 動の特城をプレヌト運動ず関連付けお理解するずずもにそれに䌎う地殻倉 動などに぀いお理解するこず。 ㋒ 火成掻動   島匧海溝系における火成掻動の特城をマグマの発生ず分化及び火成岩 の圢成ず関連付けお理解するこず。 ㋓ 倉成䜜甚ず倉成岩   倉成岩に関する芳察実隓などを行い倉成䜜甚ず倉成岩の特城及び造山 垯に぀いお理解するこず。  地球の歎史 ㋐ 地衚の倉化   颚化䟵食運搬及び堆積の諞䜜甚による地圢の圢成に぀いお身近な地 圢ず関連付けお理解するこず。
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313 付録 ㋑ 地局の芳察   地局に関する野倖芳察や実隓などを行い地局の圢成及び地質時代におけ る地球環境や地殻倉動に぀いお理解するこず。 ㋒ 地球環境の倉遷   倧気海掋倧陞及び叀生物などの倉遷に関する資料に基づいお地球環 境の移り倉わりを総合的に理解するこず。 ㋓ 日本列島の成り立ち   日本列島の地圢や地質に関する資料に基づいお島匧ずしおの日本列島の 地孊的な特城ず圢成史をプレヌト運動などず関連付けお理解するこず。 む 地球の掻動ず歎史に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の掻動の特 城ず歎史の抂芁を芋いだしお衚珟するこず。 3 地球の倧気ず海掋   地球の倧気ず海掋に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこ ずができるよう指導する。 ア 地球の倧気ず海掋に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実 隓などに関する技胜を身に付けるこず。  倧気の構造ず運動 ㋐ 倧気の構造   倧気の組成倪陜攟射ず地球攟射の性質を理解するずずもに倧気に関す る芳枬資料などに基づいお各圏の特城ず地球党䜓の熱収支など倧気の構造 を理解するこず。 ㋑ 倧気の運動ず気象   倧埪環ず察流による珟象及び日本や䞖界の気象の特城を理解するこず。  海掋ず海氎の運動 ㋐ 海掋の構造   海氎の組成を理解するずずもに海掋に関する芳枬資料などに基づいお 氎枩ず塩分の分垃ずの関係など海掋の構造を理解するこず。 ㋑ 海氎の運動   海氎の運動ず埪環及び海掋ず倧気の盞互䜜甚に぀いお理解するこず。 む 地球の倧気ず海掋に぀いお芳察実隓などを通しお探究し地球の倧気ず海 掋の構造や運動の芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4 宇宙の構造   宇宙に関する事物・珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 宇宙に関する事物・珟象に぀いお次のこずを理解するずずもにそれらの芳 察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  倪陜系 ㋐ 地球の自転ず公転
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314 付録   地球の自転ず公転に関する芳察実隓などを行い地球の自転ず公転の蚌 拠ずなる珟象を理解するこず。 ㋑ 倪陜系倩䜓ずその運動   倪陜系倩䜓に関する芳枬資料などに基づいお倪陜系倩䜓の特城を理解す るずずもに惑星の運動の芏則性を芋いだし芖運動ず関連付けお理解する こず。 ㋒ 倪陜の掻動   倪陜に関する芳察実隓などを行い倪陜衚面の珟象を倪陜の掻動ず関連 付けお理解するこず。  恒星ず銀河系 ㋐ 恒星の性質ず進化   恒星に関する芳察実隓などを行い恒星の性質ず進化の特城を芋いだし お理解するこず。 ㋑ 銀河系の構造   銀河系に関する芳枬資料などに基づいお銀河系の構成倩䜓ずその分垃に ぀いお理解するこず。  銀河ず宇宙 ㋐ 様々な銀河   銀河に぀いおの芳枬資料などに基づいお様々な銀河の存圚ず銀河の分垃 の特城を理解するこず。 ㋑ 膚匵する宇宙   宇宙の誕生や進化に぀いお調べ珟代の宇宙像の抂芁を理解するこず。 む 宇宙に関する事物・珟象に぀いお芳察実隓などを通しお探究し倩䜓の運 動や宇宙の構造を芋いだしお衚珟するこず。   内容の取扱い 1 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 から 4 たでに぀いおは 「地孊基瀎」ずの関係を考慮しながらそ れぞれのアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に 関連させながら この科目の孊習を通しお 科孊的に探究するために必芁な資質・ 胜力の育成を目指すこず。 む この科目で育成を目指す資質・胜力を育むため 「地孊基瀎」のの 1 のむず 同様に取り扱うずずもにこの科目の孊習を通しお探究の党おの孊習過皋を経 隓できるようにするこず。 2 内容の範囲や皋床に぀いおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 のアの  の㋐に぀いおはゞオむドず重力異垞にも觊れるこず。㋑ に぀いおは地磁気の䞉芁玠及び磁気圏ず倪陜颚ずの関連を扱うこず。たた地 磁気の原因ず叀地磁気にも觊れるこず。     の㋐に぀いおは走時曲線を扱い地震波トモグラフィヌにも觊れるこず。
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315 付録 ㋑に぀いおはアむ゜スタシヌも扱うこず。たた攟射性同䜍䜓の厩壊など地球 内郚の熱源にも觊れるこず。 む 内容の 2 のアの  の㋐に぀いおはマントル内のプルヌムも扱うこず。㋑の 「地震掻動の特城」に぀いおは地震灜害にも觊れるこず。 「地殻倉動」に぀い おは掻断局ず地圢ずの関係にも觊れるこず。㋒の「火成掻動の特城」に぀いお は火山灜害にも觊れるこず。㋓に぀いおは造山垯の特城を安定地塊ず察比さ せお扱うこず。     の㋐に぀いおは段䞘陞䞊及び海底の堆積物も扱うこず。 「地圢の圢成」 に぀いおは土砂灜害にも觊れるこず。㋑の「地質時代における地球環境や地殻 倉動」に぀いおは地局や化石に基づいお過去の様子を探究する方法を扱うこず。 たた地質図の読み方の抂芁を扱うこず。㋒に぀いおは攟射幎代も扱うこず。 ㋓に぀いおは付加䜓も扱うこず。 り 内容の 3 のアの  の㋐の「倧気の組成」に぀いおは倧気䞭の氎分も扱うこ ず。 「地球党䜓の熱収支」に぀いおは地衚や倧気圏などに分けお扱うこず。㋑ の「倧埪環」による珟象に぀いおは偏西颚波動ず地䞊の高気圧や䜎気圧ずの関 係も扱うこず。 「察流」による珟象に぀いおは倧気の安定ず䞍安定にも觊れる こず。 「日本や䞖界の気象の特城」に぀いおは人工衛星などから埗られる情報 も掻甚し倧気の倧埪環ず関連させお扱うこず。たた気象灜害にも觊れるこず。     の㋑の「海氎の運動ず埪環」に぀いおは波浪ず朮汐 せき も扱うこず。たた 高朮灜害にも觊れるこず。 「海掋ず倧気の盞互䜜甚」に぀いおは地球䞊の氎の 分垃ず埪環にも觊れるこず。 ゚ 内容の 4 のアの  の㋐の「自転」に぀いおはフヌコヌの振り子を扱うこず。 「公転」に぀いおは幎呚芖差ず幎呚光行差を扱うこず。たた時刻ず倪陜暊に も觊れるこず。㋑の「倪陜系倩䜓の特城」に぀いおは芳枬や探査機などによる 研究成果を螏たえお特城を扱うこず。 「惑星の運動」に぀いおは芖運動及びケ プラヌの法則を扱うこず。たたその発芋過皋にも觊れるこず。㋒の「倪陜衚面 の珟象」に぀いおはスペクトルも扱うこず。 「倪陜の掻動」に぀いおは倪陜 の掻動呚期ず地球ぞの圱響も扱うこず。倪陜の内郚構造にも觊れるこず。     の㋐の恒星の「性質」に぀いおは距離絶察等玚半埄衚面枩床ス ペクトル型及び質量を扱うこず。恒星の「進化」に぀いおはHR 図を扱い質 量により恒星の進化の速さ恒星の終末及び生成元玠が異なるこずも扱うこず。 ㋑の「銀河系の構成倩䜓ずその分垃」に぀いおは恒星の進化ず関連付けお扱う こず。たた銀河系の回転運動にも觊れるこず。     の㋐の「様々な銀河の存圚」に぀いおは銀河たでの距離の求め方も扱う こず。 「銀河の分垃」に぀いおは宇宙の倧芏暡構造を扱うこず。㋑の「珟代の 宇宙像」に぀いおはビッグバンの蚌拠を扱うこず。ハッブルの法則も扱うこず。
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316 付録 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向け お生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際理科の 孊習過皋の特質を螏たえ理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓 を行うこずなどの科孊的に探究する孊習掻動の充実を図るこず。 2 「物理」  「化孊」  「生物」及び「地孊」の各科目に぀いおは原則ずしおそれぞ れに察応する基瀎を付した科目を履修した埌に履修させるこず。 3 各科目を履修させるに圓たっおは圓該科目や理科に属する他の科目の履修内容を 螏たえ盞互の連携を䞀局充実させるずずもに他教科等の目暙や孊習の内容の関連 に留意し連携を図るこず。 4 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導 内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 各科目の指導に圓たっおは問題を芋いだし芳察実隓などを蚈画する孊習掻動 芳察実隓などの結果を分析し解釈する孊習掻動科孊的な抂念を䜿甚しお考えたり 説明したりする孊習掻動などが充実するようにするこず。 2 生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床の育成を図るこず。たた環境問題 や科孊技術の進歩ず人間生掻に関わる内容等に぀いおは持続可胜な瀟䌚を぀くるこ ずの重芁性も螏たえながら科孊的な芋地から取り扱うこず。 3 各科目の指導に圓たっおは芳察実隓の過皋での情報の収集・怜玢蚈枬・制埡 結果の集蚈・凊理などにおいおコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを積極的 か぀適切に掻甚するこず。 4 芳察実隓野倖芳察などの䜓隓的な孊習掻動を充実させるこず。たた環境敎備 に十分配慮するこず。 5 各科目の指導に圓たっおは倧孊や研究機関博物通や科孊孊習センタヌなどず積 極的に連携協力を図るようにするこず。 6 科孊技術が日垞生掻や瀟䌚を豊かにしおいるこずや安党性の向䞊に圹立っおいるこ ずに觊れるこず。たた理科で孊習するこずが様々な職業などず関連しおいるこずに も觊れるこず。 7 芳察実隓野倖芳察などの指導に圓たっおは関連する法芏等に埓い事故防止 に十分留意するずずもに䜿甚薬品などの管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮を講ず るこず。
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317 付録 第欟 目 暙  数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力を次 のずおり育成するこずを目指す。 1 数孊における基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数孊 化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるよ うにする。 2 数孊を掻甚しお事象を論理的に考察する力事象の本質や他の事象ずの関係を認識 し統合的・発展的に考察する力数孊的な衚珟を甚いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚 珟する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し積極的に数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論 拠に基づいお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。 第欟 各 科 目 第 数孊Ⅰ   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 数ず匏 図圢ず蚈量 二次関数及びデヌタの分析に぀いおの基本的な抂念や原理・ 法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数 孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 呜題の条件や結論に着目し数や匏を倚面的にみたり目的に応じお適切に倉圢し たりする力図圢の構成芁玠間の関係に着目し図圢の性質や蚈量に぀いお論理的 に考察し衚珟する力関数関係に着目し事象を的確に衚珟しおその特城を衚匏 グラフを盞互に関連付けお考察する力瀟䌚の事象などから蚭定した問題に぀いお デヌタの散らばりや倉量間の関係などに着目し適切な手法を遞択しお分析を行い 問題を解決したり解決の過皋や結果を批刀的に考察し刀断したりする力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に基 づいお刀断しようずする態床 問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・ 改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 数ず匏 高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 数孊
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318 付録   数ず匏に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  数を実数たで拡匵する意矩を理解し簡単な無理数の四則蚈算をするこず。  集合ず呜題に関する基本的な抂念を理解するこず。  二次の乗法公匏及び因数分解の公匏の理解を深めるこず。  䞍等匏の解の意味や䞍等匏の性質に぀いお理解し䞀次䞍等匏の解を求める こず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  集合の考えを甚いお論理的に考察し簡単な呜題を蚌明するこず。  問題を解決する際に既に孊習した蚈算の方法ず関連付けお匏を倚面的に 捉えたり目的に応じお適切に倉圢したりするこず。  䞍等匏の性質を基に䞀次䞍等匏を解く方法を考察するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え䞀次䞍等匏を問題解決に掻甚 するこず。 2 図圢ず蚈量   図圢ず蚈量に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次 の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  鋭角の䞉角比の意味ず盞互関係に぀いお理解するこず。  䞉角比を鈍角たで拡匵する意矩を理解し鋭角の䞉角比の倀を甚いお鈍角の 䞉角比の倀を求める方法を理解するこず。  正匊定理や䜙匊定理に぀いお䞉角圢の決定条件や䞉平方の定理ず関連付けお 理解し䞉角圢の蟺の長さや角の倧きさなどを求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  図圢の構成芁玠間の関係を䞉角比を甚いお衚珟するずずもに定理や公匏ず しお導くこず。  図圢の構成芁玠間の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に 捉え問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の 事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号 正匊sin䜙匊cos正接tan 3 二次関数   二次関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  二次関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  二次関数の最倧倀や最小倀を求めるこず。  二次方皋匏の解ず二次関数のグラフずの関係に぀いお理解するこず。たた
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319 付録 二次䞍等匏の解ず二次関数のグラフずの関係に぀いお理解し二次関数のグラ フを甚いお二次䞍等匏の解を求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  二次関数の匏ずグラフずの関係に぀いおコンピュヌタなどの情報機噚を甚 いおグラフをかくなどしお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え 問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ず の関係を考察したりするこず。 4 デヌタの分析   デヌタの分析に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  分散暙準偏差散垃図及び盞関係数の意味やその甚い方を理解するこず。  コンピュヌタなどの情報機噚を甚いるなどしおデヌタを衚やグラフに敎理 したり分散や暙準偏差などの基本的な統蚈量を求めたりするこず。  具䜓的な事象においお仮説怜定の考え方を理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  デヌタの散らばり具合や傟向を数倀化する方法を考察するこず。  目的に応じお耇数の皮類のデヌタを収集し適切な統蚈量やグラフ手法な どを遞択しお分析を行いデヌタの傟向を把握しお事象の特城を衚珟するこず。  䞍確実な事象の起こりやすさに着目し䞻匵の劥圓性に぀いお実隓などを 通しお刀断したり批刀的に考察したりするこず。 甚語・蚘号 倖れ倀 〔課題孊習〕    1 から 4 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり 発展させたりするなどした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを 認識させ孊習意欲を含めた数孊的に考える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 1 から 4 たでに぀いおは䞭孊校数孊科ずの関連を十分に考慮するもの ずする。 2 内容の 1 のアの  に぀いおは分数が有限小数や埪環小数で衚される仕組みを 扱うものずする。 3 内容の 2 のアの  に぀いおは関連しお0° 90° 180° の䞉角比を扱うものず する。 4 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう 指導蚈画に適切に䜍眮付けるものずする。
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320 付録 第 数孊Ⅱ   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 いろいろな匏図圢ず方皋匏指数関数・察数関数䞉角関数及び埮分・積分の 考えに぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずもに事象を数 孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付け るようにする。 2 数の範囲や匏の性質に着目し等匏や䞍等匏が成り立぀こずなどに぀いお論理的 に考察する力座暙平面䞊の図圢に぀いお構成芁玠間の関係に着目し方皋匏を甚 いお図圢を簡朔・明瞭・的確に衚珟したり図圢の性質を論理的に考察したりする 力関数関係に着目し事象を的確に衚珟しおその特城を数孊的に考察する力関 数の局所的な倉化に着目し事象を数孊的に考察したり問題解決の過皋や結果を 振り返っお統合的・発展的に考察したりする力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論 拠に基づいお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 いろいろな匏   いろいろな匏に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  䞉次の乗法公匏及び因数分解の公匏を理解しそれらを甚いお匏の展開や因 数分解をするこず。  倚項匏の陀法や分数匏の四則蚈算の方法に぀いお理解し簡単な堎合に぀い お蚈算をするこず。  数を耇玠数たで拡匵する意矩を理解し耇玠数の四則蚈算をするこず。  二次方皋匏の解の皮類の刀別及び解ず係数の関係に぀いお理解するこず。  因数定理に぀いお理解し簡単な高次方皋匏に぀いお因数定理などを甚いお その解を求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  匏の蚈算の方法を既に孊習した数や匏の蚈算ず関連付け倚面的に考察するこ ず。  実数の性質や等匏の性質䞍等匏の性質などを基に等匏や䞍等匏が成り立 ぀こずを論理的に考察し蚌明するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え方皋匏を問題解決に掻甚する こず。 甚語・蚘号二項定理虚数i
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321 付録 2 図圢ず方皋匏   図圢ず方皋匏に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  座暙を甚いお平面䞊の線分を内分する点倖分する点の䜍眮や二点間の距 離を衚すこず。  座暙平面䞊の盎線や円を方皋匏で衚すこず。  軌跡に぀いお理解し簡単な堎合に぀いお軌跡を求めるこず。  簡単な堎合に぀いお䞍等匏の衚す領域を求めたり領域を䞍等匏で衚したり するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  座暙平面䞊の図圢に぀いお構成芁玠間の関係に着目しそれを方皋匏を甚い お衚珟し図圢の性質や䜍眮関係に぀いお考察するこず。  数量ず図圢ずの関係などに着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に 捉えコンピュヌタなどの情報機噚を甚いお軌跡や䞍等匏の衚す領域を座暙平 面䞊に衚すなどしお問題解決に掻甚したり解決の過皋を振り返っお事象の 数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 3 指数関数・察数関数   指数関数及び察数関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するず ずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  指数を正の敎数から有理数ぞ拡匵する意矩を理解し指数法則を甚いお数や 匏の蚈算をするこず。  指数関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  察数の意味ずその基本的な性質に぀いお理解し簡単な察数の蚈算をするこ ず。  察数関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  指数ず察数を盞互に関連付けお考察するこず。  指数関数及び察数関数の匏ずグラフの関係に぀いお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え 問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ず の関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号环乗根logax垞甚察数 4 䞉角関数   䞉角関数に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。
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322 付録  角の抂念を䞀般角たで拡匵する意矩や匧床法による角床の衚し方に぀いお理 解するこず。  䞉角関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  䞉角関数の盞互関係などの基本的な性質を理解するこず。  䞉角関数の加法定理や倍角の公匏䞉角関数の合成に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  䞉角関数に関する様々な性質に぀いお考察するずずもに䞉角関数の加法定 理から新たな性質を導くこず。  䞉角関数の匏ずグラフの関係に぀いお倚面的に考察するこず。  二぀の数量の関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え 問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ず の関係を考察したりするこず。 5 埮分・積分の考え   埮分ず積分の考えに぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずも に次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  埮分係数や導関数の意味に぀いお理解し関数の定数倍和及び差の導関数 を求めるこず。  導関数を甚いお関数の倀の増枛や極倧・極小を調べグラフの抂圢をかく方 法を理解するこず。  䞍定積分及び定積分の意味に぀いお理解し関数の定数倍和及び差の䞍定 積分や定積分の倀を求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  関数ずその導関数ずの関係に぀いお考察するこず。  関数の局所的な倉化に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え 問題を解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ず の関係を考察したりするこず。  埮分ず積分の関係に着目し積分の考えを甚いお盎線や関数のグラフで囲た れた図圢の面積を求める方法に぀いお考察するこず。 甚語・蚘号極限倀lim 〔課題孊習〕    1 から 5 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり 発展させたりするなどした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを 認識させ孊習意欲を含めた数孊的に考える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 5 のアの  に぀いおは䞉次たでの関数を䞭心に扱いアの  に぀い おは二次たでの関数を䞭心に扱うものずする。たた埮分係数や導関数を求める 際に必芁ずなる極限に぀いおは盎芳的に理解させるよう扱うものずする。
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323 付録 2 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう 指導蚈画に適切に䜍眮付けるものずする。 第 数孊Ⅲ   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 極限埮分法及び積分法に぀いおの抂念や原理・法則を䜓系的に理解するずずも に事象を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技 胜を身に付けるようにする。 2 数列や関数の倀の倉化に着目し極限に぀いお考察したり関数関係をより深く 捉えお事象を的確に衚珟し数孊的に考察したりする力いろいろな関数の局所的 な性質や倧域的な性質に着目し事象を数孊的に考察したり問題解決の過皋や結 果を振り返っお統合的・発展的に考察したりする力を逊う。 3 数孊のよさを認識し積極的に数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え 数孊的論拠に基づいお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を 深めたり評䟡・改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 極限   数列及び関数の倀の極限に぀いお数孊的掻動を通しお次の事項を身に付ける こずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  数列の極限に぀いお理解し数列r nの極限などを基に簡単な数列の極限 を求めるこず。  無限玚数の収束発散に぀いお理解し無限等比玚数などの簡単な無限玚数 の和を求めるこず。  簡単な分数関数ず無理関数の倀の倉化やグラフの特城に぀いお理解するこず。  合成関数や逆関数の意味を理解し簡単な堎合に぀いおそれらを求めるこず。  関数の倀の極限に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  匏を倚面的に捉えたり目的に応じお適切に倉圢したりしお極限を求める方 法を考察するこず。  既に孊習した関数の性質ず関連付けお簡単な分数関数ず無理関数のグラフ の特城を倚面的に考察するこず。  数列や関数の倀の極限に着目し事象を数孊的に捉えコンピュヌタなどの 情報機噚を甚いお極限を調べるなどしお問題を解決したり解決の過皋を振 り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号∞
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324 付録 2 埮分法   埮分法に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  埮分可胜性関数の積及び商の導関数に぀いお理解し関数の和差積及 び商の導関数を求めるこず。  合成関数の導関数に぀いお理解しそれを求めるこず。  䞉角関数指数関数及び察数関数の導関数に぀いお理解しそれらを求める こず。  導関数を甚いおいろいろな曲線の接線の方皋匏を求めたりいろいろな関 数の倀の増枛極倧・極小グラフの凹凞などを調べグラフの抂圢をかいたり するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  導関数の定矩に基づき䞉角関数指数関数及び察数関数の導関数を考察す るこず。  関数の連続性ず埮分可胜性関数ずその導関数や第二次導関数の関係に぀い お考察するこず。  関数の局所的な倉化や倧域的な倉化に着目し事象を数孊的に捉え問題を 解決したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係 を考察したりするこず。 甚語・蚘号自然察数e倉曲点 3 積分法   積分法に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事 項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  䞍定積分及び定積分の基本的な性質に぀いおの理解を深めそれらを甚いお 䞍定積分や定積分を求めるこず。  眮換積分法及び郚分積分法に぀いお理解し簡単な堎合に぀いおそれらを 甚いお䞍定積分や定積分を求めるこず。  定積分を利甚しおいろいろな曲線で囲たれた図圢の面積や立䜓の䜓積及び 曲線の長さなどを求めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  関数の匏を倚面的にみたり目的に応じお適切に倉圢したりしおいろいろな 関数の䞍定積分や定積分を求める方法に぀いお考察するこず。  極限や定積分の考えを基に立䜓の䜓積や曲線の長さなどを求める方法に぀ いお考察するこず。  埮分ず積分ずの関係に着目し事象を数孊的に捉え問題を解決したり解 決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ずの関係を考察したりす
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325 付録 るこず。 〔課題孊習〕    1 から 3 たでの内容又はそれらを盞互に関連付けた内容を生掻ず関連付けたり 発展させたりするなどした課題を蚭け生埒の䞻䜓的な孊習を促し数孊のよさを 認識させ孊習意欲を含めた数孊的に考える資質・胜力を高めるようにする。   内容の取扱い 1 内容の 2 のむの  に぀いおは関連しお盎線䞊の点の運動や平面䞊の点の運動 の速床及び加速床を扱うものずする。 2 内容の 3 のアの  に぀いおは眮換積分法はaxbtxasinΞ ず眮き換え るものを䞭心に扱うものずする。たた郚分積分法は簡単な関数に぀いお回の 適甚で結果が埗られるものを䞭心に扱うものずする。 3 課題孊習に぀いおはそれぞれの内容ずの関連を螏たえ孊習効果を高めるよう 指導蚈画に適切に䜍眮付けるものずする。 第 数孊   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 図圢の性質堎合の数ず確率に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理 解するずずもに数孊ず人間の掻動の関係に぀いお認識を深め事象を数孊化した り数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるように する。 2 図圢の構成芁玠間の関係などに着目し図圢の性質を芋いだし論理的に考察す る力䞍確実な事象に着目し確率の性質などに基づいお事象の起こりやすさを刀 断する力数孊ず人間の掻動ずの関わりに着目し事象に数孊の構造を芋いだし 数理的に考察する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に基 づいお刀断しようずする態床 問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・ 改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 図圢の性質   図圢の性質に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次 の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  䞉角圢に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。  円に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。  空間図圢に関する基本的な性質に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。
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326 付録  図圢の構成芁玠間の関係や既に孊習した図圢の性質に着目し図圢の新たな 性質を芋いだしその性質に぀いお論理的に考察したり説明したりするこず。  コンピュヌタなどの情報機噚を甚いお図圢を衚すなどしお図圢の性質や䜜 図に぀いお統合的・発展的に考察するこず。 2 堎合の数ず確率   堎合の数ず確率に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  集合の芁玠の個数に関する基本的な関係や和の法則積の法則などの数え䞊 げの原則に぀いお理解するこず。  具䜓的な事象を基に順列及び組合せの意味を理解し順列の総数や組合せの 総数を求めるこず。  確率の意味や基本的な法則に぀いおの理解を深めそれらを甚いお事象の確 率や期埅倀を求めるこず。  独立な詊行の意味を理解し独立な詊行の確率を求めるこず。  条件付き確率の意味を理解し簡単な堎合に぀いお条件付き確率を求めるこ ず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  事象の構造などに着目し堎合の数を求める方法を倚面的に考察するこず。  確率の性質や法則に着目し確率を求める方法を倚面的に考察するこず。  確率の性質などに基づいお事象の起こりやすさを刀断したり期埅倀を意思 決定に掻甚したりするこず。 甚語・蚘号 nPrnCr階乗n!排反 3 数孊ず人間の掻動   数孊ず人間の掻動に぀いお数孊的掻動を通しおそれらを数理的に考察するこ ずの有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  数量や図圢に関する抂念などず人間の掻動ずの関わりに぀いお理解するこず。  数孊史的な話題数理的なゲヌムやパズルなどを通しお数孊ず文化ずの関 わりに぀いおの理解を深めるこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  数量や図圢に関する抂念などを関心に基づいお発展させ考察するこず。  パズルなどに数孊的な芁玠を芋いだし目的に応じお数孊を掻甚しお考察す るこず。   内容の取扱い 1 この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。 2 内容の 2 のアの  及び  䞊びにむの  の確率に぀いおは論理的な確率及び 頻床確率を扱うものずする。
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327 付録 3 内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な 考えを生かした孊習が行われるよう配慮するものずする。 4 内容の 3 のアでは敎数の玄数や倍数ナヌクリッドの互陀法や二進法平面 や空間においお点の䜍眮を衚す座暙の考え方などに぀いおも扱うものずする。 第 数孊   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 数列統蚈的な掚枬に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓系的に理解するず ずもに数孊ず瀟䌚生掻ずの関わりに぀いお認識を深め事象を数孊化したり数 孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるようにする。 2 離散的な倉化の芏則性に着目し事象を数孊的に衚珟し考察する力確率分垃や 暙本分垃の性質に着目し母集団の傟向を掚枬し刀断したり暙本調査の方法や結 果を批刀的に考察したりする力日垞の事象や瀟䌚の事象を数孊化し問題を解決 したり解決の過皋や結果を振り返っお考察したりする力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論 拠に基づいお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 数列   数列に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の事項 を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  等差数列ず等比数列に぀いお理解しそれらの䞀般項や和を求めるこず。  いろいろな数列の䞀般項や和を求める方法に぀いお理解するこず。  挞化匏に぀いお理解し事象の倉化を挞化匏で衚したり簡単な挞化匏で衚 された数列の䞀般項を求めたりするこず。  数孊的垰玍法に぀いお理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  事象から離散的な倉化を芋いだしそれらの倉化の芏則性を数孊的に衚珟し 考察するこず。  事象の再垰的な関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉え 数列の考えを問題解決に掻甚するこず。  自然数の性質などを芋いだしそれらを数孊的垰玍法を甚いお蚌明するずず もに他の蚌明方法ず比范し倚面的に考察するこず。 甚語・蚘号∑ 2 統蚈的な掚枬
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328 付録   統蚈的な掚枬に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに 次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  暙本調査の考え方に぀いお理解を深めるこず。  確率倉数ず確率分垃に぀いお理解するこず。  二項分垃ず正芏分垃の性質や特城に぀いお理解するこず。  正芏分垃を甚いた区間掚定及び仮説怜定の方法を理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  確率分垃や暙本分垃の特城を確率倉数の平均分散暙準偏差などを甚い お考察するこず。  目的に応じお暙本調査を蚭蚈し収集したデヌタを基にコンピュヌタなどの 情報機噚を甚いお凊理するなどしお母集団の特城や傟向を掚枬し刀断するず ずもに暙本調査の方法や結果を批刀的に考察するこず。 甚語・蚘号信頌区間有意氎準 3 数孊ず瀟䌚生掻   数孊ず瀟䌚生掻に぀いお数孊的掻動を通しおそれらを数理的に考察するこず の有甚性を認識するずずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  瀟䌚生掻などにおける問題を数孊を掻甚しお解決する意矩に぀いお理解す るこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊化し数理的に問題を解決する方法を知 るこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象においお数・量・圢やそれらの関係に着目し理 想化したり単玔化したりしお問題を数孊的に衚珟するこず。  数孊化した問題の特城を芋いだし解決するこず。  問題解決の過皋や結果の劥圓性に぀いお批刀的に考察するこず。  解決過皋を振り返りそこで甚いた方法を䞀般化しお他の事象に掻甚する こず。   内容の取扱い 1 この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。 2 内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な 考えを生かした孊習が行われるよう配慮するものずする。 3 内容の 3 のアの  に぀いおは散垃図に衚したデヌタを関数ずみなしお凊理す るこずも扱うものずする。 第 数孊   目 暙
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329 付録   数孊的な芋方・考え方を働かせ数孊的掻動を通しお数孊的に考える資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 ベクトル平面䞊の曲線ず耇玠数平面に぀いおの基本的な抂念や原理・法則を䜓 系的に理解するずずもに数孊的な衚珟の工倫に぀いお認識を深め事象を数孊化 したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付けるよ うにする。 2 倧きさず向きをもった量に着目し挔算法則やその図圢的な意味を考察する力 図圢や図圢の構造に着目しそれらの性質を統合的・発展的に考察する力数孊的 な衚珟を甚いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚珟する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く柔軟に考え数孊的論 拠に基づいお刀断しようずする態床問題解決の過皋を振り返っお考察を深めたり 評䟡・改善したりしようずする態床や創造性の基瀎を逊う。   内 容 1 ベクトル   ベクトルに぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずずもに次の 事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  平面䞊のベクトルの意味盞等和差実数倍䜍眮ベクトルベクトル の成分衚瀺に぀いお理解するこず。  ベクトルの内積及びその基本的な性質に぀いお理解するこず。  座暙及びベクトルの考えが平面から空間に拡匵できるこずを理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  実数などの挔算の法則ず関連付けおベクトルの挔算法則を考察するこず。  ベクトルやその内積の基本的な性質などを甚いお平面図圢や空間図圢の性 質を芋いだしたり倚面的に考察したりするこず。  数量や図圢及びそれらの関係に着目し日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊 的に捉えベクトルやその内積の考えを問題解決に掻甚するこず。 2 平面䞊の曲線ず耇玠数平面   平面䞊の曲線ず耇玠数平面に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識す るずずもに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  攟物線楕 だ 円双曲線が二次匏で衚されるこず及びそれらの二次曲線の基本 的な性質に぀いお理解するこず。  曲線の媒介倉数衚瀺に぀いお理解するこず。  極座暙の意味及び曲線が極方皋匏で衚されるこずに぀いお理解するこず。  耇玠数平面ず耇玠数の極圢匏耇玠数の実数倍和差積及び商の図圢的 な意味を理解するこず。  ド・モアブルの定理に぀いお理解するこず。
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330 付録 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  攟物線楕 だ 円双曲線を盞互に関連付けお捉え考察するこず。  耇玠数平面における図圢の移動などず関連付けお耇玠数の挔算や环乗根な どの意味を考察するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを数孊的に捉えコンピュヌタなどの情報機噚 を甚いお曲線を衚すなどしお媒介倉数や極座暙及び耇玠数平面の考えを問題 解決に掻甚したり解決の過皋を振り返っお事象の数孊的な特城や他の事象ず の関係を考察したりするこず。 甚語・蚘号焊点準線 3 数孊的な衚珟の工倫   数孊的な衚珟の工倫に぀いお数孊的掻動を通しおその有甚性を認識するずず もに次の事項を身に付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを図衚統蚈グラフなどを甚いお工倫しお 衚珟するこずの意矩を理解するこず。  日垞の事象や瀟䌚の事象などを離散グラフや行列を甚いお工倫しお衚珟す るこずの意矩を理解するこず。 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  図衚統蚈グラフ離散グラフ及び行列などを甚いお日垞の事象や瀟䌚 の事象などを数孊的に衚珟し考察するこず。   内容の取扱い 1 この科目は内容の 1 から 3 たでの䞭から適宜遞択させるものずする。 2 内容の 3 の指導に圓たっおは数孊的掻動を䞀局重芖し生埒の関心や倚様な 考えを生かした孊習が行われるよう配慮するものずする。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向け お数孊的掻動を通しお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにする こず。その際数孊的な芋方・考え方を働かせながら日垞の事象や瀟䌚の事象を数 理的に捉え数孊の問題を芋いだし問題を自立的協働的に解決し孊習の過皋を 振り返り抂念を圢成するなどの孊習の充実を図るこず。 2 「数孊Ⅱ」  「数孊Ⅲ」を履修させる堎合は 「数孊Ⅰ」  「数孊Ⅱ」  「数孊Ⅲ」の順に 履修させるこずを原則ずするこず。 3 「数孊」に぀いおは 「数孊Ⅰ」ず䞊行しおあるいは「数孊Ⅰ」を履修した埌に履 修させ 「数孊」及び「数孊」に぀いおは 「数孊Ⅰ」を履修した埌に履修させる こずを原則ずするこず。
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331 付録 4 各科目を履修させるに圓たっおは圓該科目や数孊科に属する他の科目の内容及び 理科家庭科情報科この章に瀺す理数科等の内容を螏たえ盞互の関連を図るず ずもに孊習内容の系統性に留意するこず。 5 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指導 内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 各科目の指導に圓たっおは思考力刀断力衚珟力等を育成するため数孊的な 衚珟を甚いお簡朔・明瞭・的確に衚珟したり数孊的な衚珟を解釈したり互いに自 分の考えを衚珟し䌝え合ったりするなどの機䌚を蚭けるこず。 2 各科目の指導に圓たっおは必芁に応じおコンピュヌタや情報通信ネットワヌク などを適切に掻甚し孊習の効果を高めるようにするこず。 3 各科目の内容の甚語・蚘号は圓該科目で扱う内容の皋床や範囲を明確にする ために瀺したものであり内容ず密接に関連させお扱うこず。  各科目の指導に圓たっおは数孊を孊習する意矩などを実感できるよう工倫するずず もに次のような数孊的掻動に取り組むものずする。 1 日垞の事象や瀟䌚の事象などを数理的に捉え数孊的に衚珟・凊理しお問題を解決 し解決の過皋や結果を振り返っお考察する掻動。 2 数孊の事象から自ら問題を芋いだし解決しお解決の過皋や結果を振り返っお統合 的・発展的に考察する掻動。 3 自らの考えを数孊的に衚珟しお説明したり議論したりする掻動。
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332 付録 第欟 目 暙  様々な事象に関わり数孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考え方などを働かせ数孊 的掻動や芳察実隓などを通しお探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり育成す るこずを目指す。 1 数孊及び理科における基本的な抂念原理・法則などに぀いおの系統的な理解を深 め探究するために必芁な知識や技胜を身に付けるようにする。 2 倚角的耇合的に事象を捉え数孊的科孊的に考察し衚珟する力などを逊うずず もに創造的な力を高める。 3 数孊や理科などに関する事象や課題に向き合い課題の解決や新たな䟡倀の創造に 向けお積極的に挑戊しようずする態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 理数数孊Ⅰ   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ 数孊的掻動を通しお 探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 数孊における基本的な抂念や原理・法則を系統的に理解するずずもに事象を数 孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜を身に付け るようにする。 2 事象を数孊的に捉え論理的・統合的・発展的に考察する力数孊的な衚珟を甚 いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚珟する力を逊う。 3 数孊のよさを認識し数孊を掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊的論拠に 基づいお刀断しようずする態床事象を数孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 数ず匏 2 図圢ず蚈量 3 二次関数 4 指数関数・察数関数 5 デヌタの分析 高等孊校孊習指導芁領 第章 第節 理数
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333 付録 6 堎合の数ず確率   内容の取扱い 1 指導に圓たっおは第章第節第欟の第の「数孊Ⅰ」 第の「数孊Ⅱ」  第の「数孊Ⅲ」及び第の「数孊」の内容等を参照し必芁に応じおこれら の科目の内容を発展拡充させお取り扱うものずする。 2 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「数孊Ⅰ」の内容の 1 に加えおナヌクリッドの互陀 法や二進法も扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは 「数孊Ⅰ」の内容の 2 及び「数孊」の内容の 1 を扱 うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「数孊Ⅰ」の内容の 3 及び「数孊Ⅲ」の内容の 1 のア の  及び  むの  を扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「数孊Ⅱ」の内容の 3 を扱うこず。 オ 内容の 5 に぀いおは 「数孊Ⅰ」の内容の 4 を扱うこず。 カ 内容の 6 に぀いおは 「数孊」の内容の 2 を扱うこず。 第 理数数孊Ⅱ   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ 数孊的掻動を通しお 探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 数孊における基本的な抂念や原理・法則の系統的な理解を深めるずずもに事象 を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜に習熟 するようにする。 2 事象を数孊的に捉え論理的・統合的・発展的に考察する力数孊的な衚珟を甚 いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚珟する力を䌞ばす。 3 数孊のよさを認識し数孊を積極的に掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊 的論拠に基づいお刀断しようずする態床事象を数孊的に探究しようずする態床を 逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 いろいろな匏 2 数列 3 䞉角関数ず耇玠数平面 4 図圢ず方皋匏 5 極限 6 埮分法 7 積分法
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334 付録 8 統蚈的な掚枬   内容の取扱い 1 指導に圓たっおは第章第節第欟の第の「数孊Ⅱ」 第の「数孊Ⅲ」  第の「数孊」及び第の「数孊」の内容等を参照し必芁に応じおこれら の科目の内容を発展拡充させお取り扱うものずする。 2 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「数孊Ⅱ」の内容の 1 に加えお最倧公玄数及び最小 公倍数も扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは 「数孊」の内容の 1 を扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「数孊Ⅱ」の内容の 4 及び「数孊」の内容の 2 のア の   及びむの  ずそれらの掻甚を扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「数孊Ⅱ」の内容の 2 及び「数孊」の内容の 2 のア の    及びむの  ずそれらの掻甚に加えお円ず円の共有点を求めるこず も扱うこず。 オ 内容の 5 に぀いおは 「数孊Ⅲ」の内容の 1 のアの    及びむの   を扱うこず。 カ 内容の 6 に぀いおは 「数孊Ⅱ」の内容の 5 のアの   及びむの    「数孊Ⅲ」の内容の 2 を扱うこず。 キ 内容の 7 に぀いおは 「数孊Ⅱ」 の内容の 5 のアの  及びむの   「数孊Ⅲ」 の内容の 3 に加えお ky dy dx k は定数皋床の簡単な埮分方皋匏の意味ず解 法も扱うこず。 ク 内容の 8 に぀いおは 「数孊」の内容の 2 を扱うこず。 第 理数数孊特論   目 暙   数孊的な芋方・考え方を働かせ 数孊的掻動を通しお 探究するために必芁な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 数孊における基本的な抂念や原理・法則の系統的な理解を広げるずずもに事象 を数孊化したり数孊的に解釈したり数孊的に衚珟・凊理したりする技胜に習熟 するようにする。 2 事象を数孊的に捉え論理的・統合的・発展的に考察する力数孊的な衚珟を甚 いお事象を簡朔・明瞭・的確に衚珟する力を䌞ばす。 3 数孊のよさを認識し数孊を積極的に掻甚しようずする態床粘り匷く考え数孊 的論拠に基づいお刀断しようずする態床事象を数孊的に探究しようずする態床を 逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。
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335 付録 〔指導項目〕 1 ベクトル 2 行列ずその応甚 3 離散グラフ 4 数孊ず生掻や瀟䌚ずの関わり   内容の取扱い 1 内容の 1 から 4 たでに぀いおは適宜遞択させるものずする。指導に圓たっお は 第章第節第欟の第の「数孊」  第の「数孊」及び第の「数孊」 の内容等を参照し必芁に応じおこれらの科目の内容を発展拡充させお取り扱 うものずする。 2 内容の 1 から 4 たでの取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「数孊」の内容の 1 に加えお空間における盎線や 平面の方皋匏も扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは行列の衚し方や挔算行列の積ず逆行列行列を甚い た連立䞀次方皋匏の解法及び点の移動を扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは離散グラフの基本的な考え方いろいろな離散グラフ 及び離散グラフの掻甚を扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「数孊」の内容の 3 及び「数孊」の内容の 3 を扱 うこず。 第 理数物理   目 暙   物理的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどを通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずお り育成するこずを目指す。 1 物理孊における基本的な抂念原理・法則などに぀いおの系統的な理解を深め 科孊的に探究するために必芁な知識や技胜を身に付けるようにする。 2 物理的な事物・珟象に関しお芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然に察する関心を高め事物・珟象を科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 力ず運動 2 æ³¢ 3 電気ず磁気 4 原子   内容の取扱い 1 内容の指導に圓たっおは物理孊の基本的な抂念の圢成ず科孊の方法の習埗が無
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336 付録 理なく行われるようにする。たた第章第節第欟の第の「物理基瀎」及び 第の「物理」の内容等を参照し必芁に応じおこれらの科目の内容を発展拡 充させお取り扱うものずする。 2 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「物理基瀎」 の内容の 1 及び 2 のアの  䞊びに 「物理」 の内容の 1 を扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは 「物理基瀎」の内容の 2 のアの  及び「物理」の内容 の 2 を扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「物理基瀎」の内容の 2 のアの  及び「物理」の内容 の 3 を扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「物理基瀎」の内容の 2 のアの   及び「物理」の 内容の 4 を扱うこず。 オ 内容の 1 から 4 たでの䞭で身近な物理珟象に぀いおセンサを甚いた蚈枬ず コンピュヌタを甚いた分析の手法も扱うこず。 第 理数化孊   目 暙   化孊的な事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどを通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずお り育成するこずを目指す。 1 化孊における基本的な抂念原理・法則などに぀いおの系統的な理解を深め科 孊的に探究するために必芁な知識や技胜を身に付けるようにする。 2 化孊的な事物・珟象に関しお芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然に察する関心を高め事物・珟象を科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 化孊ず人間生掻 2 物質の構成 3 物質の倉化ずその利甚 4 物質の状態ず化孊平衡 5 無機物質の性質 6 有機化合物の性質 7 化孊が果たす圹割   内容の取扱い 1  内容の指導に圓たっおは化孊の基本的な抂念の圢成ず科孊の方法の習埗が無 理なく行われるようにする。たた第章第節第欟の第の「化孊基瀎」及び 第の「化孊」の内容等を参照し必芁に応じおこれらの科目の内容を発展拡
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337 付録 充させお取り扱うものずする。 2  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「化孊基瀎」の内容の 1 を扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは 「化孊基瀎」の内容の 2 を扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「化孊基瀎」の内容の 3 及び「化孊」の内容の 2 のア の  を扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「化孊」の内容の 1 及び 2 のアの  を扱うこず。 オ 内容の 5 に぀いおは 「化孊」の内容の 3 を扱うこず。 カ 内容の 6 に぀いおは 「化孊」の内容の 4 を扱うこず。 キ 内容の 7 に぀いおは 「化孊」の内容の 5 を扱うこず。 ク 内容の 1 から 7 たでの䞭で機噚による分析又はその原理理論を孊ぶこず ができる芳察実隓などを扱うこず。 第 理数生物   目 暙   生物や生物珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実 隓を行うこずなどを通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次のずおり 育成するこずを目指す。 1 生物孊における基本的な抂念原理・法則などに぀いおの系統的な理解を深め 科孊的に探究するために必芁な知識や技胜を身に付けるようにする。 2 生物や生物珟象に関しお芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然に察する関心を高め事物・珟象を科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 生物の特城ず進化 2 生呜珟象ず物質 3 遺䌝情報の発珟ず発生 4 生物の環境応答 5 生態ず環境   内容の取扱い 1 内容の指導に圓たっおは生物孊の基本的な抂念の圢成ず科孊の方法の習埗が無 理なく行われるようにする。たた第章第節第欟の第の「生物基瀎」及び 第の「生物」の内容等を参照し必芁に応じおこれらの科目の内容を発展拡 充させお取り扱うものずする。 2 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「生物基瀎」の内容の 1 及び「生物」の内容の 1 を扱 うこず。
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338 付録 む 内容の 2 に぀いおは 「生物」の内容の 2 に加えおタンパク質に関する実 隓も扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「生物」の内容の 3 に加えお遺䌝子に関する実隓も 扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「生物基瀎」の内容の 2 及び「生物」の内容の 4 を扱 うこず。 オ 内容の 5 に぀いおは 「生物基瀎」の内容の 3 及び「生物」の内容の 5 に加 えお野倖芳察又は調査も扱うこず。 3 内容の 1 に぀いおはこの科目の導入ずしお䜍眮付け以埌の孊習においおも 進化の芖点を意識させるよう展開するこず。 第 理数地孊   目 暙   地球や地球を取り巻く環境に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっ お芳察実隓を行うこずなどを通しお科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を 次のずおり育成するこずを目指す。 1 地孊における基本的な抂念原理・法則などに぀いおの系統的な理解を深め科 孊的に探究するために必芁な知識や技胜を身に付けるようにする。 2 地孊的な事物・珟象に関しお芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然に察する関心を高め事物・珟象を科孊的に探究しようずする態床を逊う。   内 容   に瀺す資質・胜力を身に付けるこずができるよう次の〔指導項目〕を指導する。 〔指導項目〕 1 地球の抂芳ず構造 2 地球の掻動 3 地球の歎史 4 倧気ず海掋の構造ず運動 5 宇宙の構造ず進化 6 自然環境ず人間生掻ずの関わり   内容の取扱い 1 内容の指導に圓たっおは地孊の基本的な抂念の圢成ず科孊の方法の習埗が無理 なく行われるようにする。たた第章第節第欟の第の「地孊基瀎」及び第 の「地孊」の内容等を参照し必芁に応じおこれらの科目の内容を発展拡充 させお取り扱うものずする。 2 内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 ア 内容の 1 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 1 のアの  及び「地孊」の内容 の 1 を扱うこず。 む 内容の 2 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 1 のアの  及び「地孊」の内容
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339 付録 の 2 のアの  に加えお岩石などの偏光顕埮鏡芳察も扱うこず。 り 内容の 3 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 2 のアの  の㋑及び「地孊」の 内容の 2 のアの  に加えお断面図を含めた地質図の実習も扱うこず。 ゚ 内容の 4 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 1 のアの  及び「地孊」の内容 の 3 を扱うこず。 オ 内容の 5 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 2 のアの  の㋐及び「地孊」の 内容の 4 に加えお耇数の光源のスペクトルを芳枬する実習も扱うこず。 カ 内容の 6 に぀いおは 「地孊基瀎」の内容の 2 のアの  に加えお地域のハ ザヌドマップを甚いた実習も扱うこず。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向 けお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際数 孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考え方を働かせ数孊や理科などに関する事象 や課題に向き合い探究する孊習掻動の充実を図るこず。 2 理数に関する孊科においおは 「理数数孊Ⅰ」及び「理数数孊Ⅱ」を原則ずしお 党おの生埒に履修させるこず。 3 理数に関する孊科においおは 「理数物理」  「理数化孊」  「理数生物」及び「理 数地孊」のうちから原則ずしお科目以䞊を党おの生埒に履修させるこず。 4 「理数数孊Ⅱ」及び「理数数孊特論」に぀いおは原則ずしお「理数数孊Ⅰ」を 履修した埌に履修させるこず。 5 各科目を履修させるに圓たっおは圓該科目やこの章に瀺す理数科に属する他の 科目の履修内容を螏たえ盞互の連携を䞀局充実させるずずもに他教科等の目暙 や孊習の内容の関連に留意し連携を図るこず。 6 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指 導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 「理数数孊Ⅰ」  「理数数孊Ⅱ」及び「理数数孊特論」の指導に圓たっおは第 章第節第欟のを参照し数孊的掻動を䞀局重芖するこず。 2 「理数物理」  「理数化孊」  「理数生物」及び「理数地孊」の指導に圓たっおは 芳察実隓などの結果を分析し解釈しお自らの考えを導き出しそれらを衚珟する などの孊習掻動を充実するこず。 3 生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床の育成を図るこず。たた環境問 題や科孊技術の進歩ず人間生掻に関わる内容等に぀いおは持続可胜な瀟䌚を぀く るこずの重芁性も螏たえながら科孊的な芋地から取り扱うこず。 4 各科目の指導に圓たっおは数理珟象の理解や倚数の蚈算䟋による法則性の認識
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340 付録 及び芳察実隓の過皋での情報の収集・怜玢蚈枬・制埡シミュレヌション結 果の集蚈・凊理などのためにコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを積極的 か぀適切に掻甚するこず。 5 芳察実隓野倖芳察などの䜓隓的な孊習掻動を充実させるこず。たた環境敎 備に十分配慮するこず。 6 各科目の指導に圓たっおは倧孊や研究機関博物通や科孊孊習センタヌなどず 積極的に連携協力を図るようにするこず。 7 科孊技術が日垞生掻や瀟䌚を豊かにしおいるこずや安党性の向䞊に圹立っおいる こずに觊れるこず。たた数孊・理科で孊習するこずが様々な職業などず関連しお いるこずにも觊れるこず。 8 芳察実隓野倖芳察などの指導に圓たっおは関連する法芏等に埓い事故防 止に十分留意するずずもに䜿甚薬品などの管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮を 講ずるこず。
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341 付録 第欟 目 暙  様々な事象に関わり数孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考え方を組み合わせるなど しお働かせ探究の過皋を通しお課題を解決するために必芁な資質・胜力を次のずおり 育成するこずを目指す。 1 察象ずする事象に぀いお探究するために必芁な知識及び技胜を身に付けるようにす る。 2 倚角的耇合的に事象を捉え数孊や理科などに関する課題を蚭定しお探究し課 題を解決する力を逊うずずもに創造的な力を高める。 3 様々な事象や課題に向き合い粘り匷く考え行動し課題の解決や新たな䟡倀の創 造に向けお積極的に挑戊しようずする態床探究の過皋を振り返っお評䟡・改善しよ うずする態床及び倫理的な態床を逊う。 第欟 各 科 目 第 理数探究基瀎   目 暙   様々な事象に関わり数孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考え方を組み合わせる などしお働かせ探究の過皋を通しお課題を解決するために必芁な基本的な資質・ 胜力を次のずおり育成するこずを目指す。 1 探究するために必芁な基本的な知識及び技胜を身に付けるようにする。 2 倚角的耇合的に事象を捉え課題を解決するための基本的な力を逊う。 3 様々な事象や課題に知的奜奇心をもっお向き合い粘り匷く考え行動し課題の 解決に向けお挑戊しようずする態床を逊う。   内 容   様々な事象に぀いおの探究の過皋を通しお次の事項を身に付けるこずができるよ う指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  探究の意矩に぀いおの理解  探究の過皋に぀いおの理解  研究倫理に぀いおの理解  芳察実隓調査等に぀いおの基本的な技胜  事象を分析するための基本的な技胜  探究した結果をたずめ発衚するための基本的な技胜 高等孊校孊習指導芁領 第章 第11 節 理数
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342 付録 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  課題を蚭定するための基瀎的な力  数孊的な手法や科孊的な手法などを甚いお探究の過皋を遂行する力  探究した結果をたずめ適切に衚珟する力   内容の取扱い 1 実斜に圓たっおは次のような事象等の探究の過皋を通しお内容に瀺す基本的 な知識及び技胜や思考力刀断力衚珟力等を身に付けるようにするものずする。 ア 自然事象や瀟䌚事象に関するこず む 先端科孊や孊際的領域に関するこず り 自然環境に関するこず ゚ 科孊技術に関するこず オ 数孊的事象に関するこず 2 実斜に圓たっおは探究した結果に぀いお報告曞などを䜜成させるものずする。 第 理数探究   目 暙   様々な事象に関わり数孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考え方を組み合わせる などしお働かせ探究の過皋を通しお課題を解決するために必芁な資質・胜力を次 のずおり育成するこずを目指す。 1 察象ずする事象に぀いお探究するために必芁な知識及び技胜を身に付けるように する。 2 倚角的耇合的に事象を捉え数孊や理科などに関する課題を蚭定しお探究し 課題を解決する力を逊うずずもに創造的な力を高める。 3 様々な事象や課題に䞻䜓的に向き合い粘り匷く考え行動し課題の解決や新た な䟡倀の創造に向けお積極的に挑戊しようずする態床探究の過皋を振り返っお評 䟡・改善しようずする態床及び倫理的な態床を逊う。   内 容   様々な事象に぀いお䞻䜓的に課題を蚭定し探究の過皋を通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 次のような知識及び技胜を身に付けるこず。  探究の意矩に぀いおの理解  探究の過皋に぀いおの理解  研究倫理に぀いおの理解  芳察実隓調査等に぀いおの技胜  事象を分析するための技胜  探究の成果などをたずめ発衚するための技胜 む 次のような思考力刀断力衚珟力等を身に付けるこず。  倚角的耇合的に事象を捉え課題を蚭定する力
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343 付録  数孊的な手法や科孊的な手法などを甚いお探究の過皋を遂行する力  探究の過皋を敎理し成果などを適切に衚珟する力   内容の取扱い 1 実斜に圓たっおは次のような事象等の探究の過皋を通しお内容に瀺す知識及 び技胜や思考力刀断力衚珟力等を身に付けるようにするものずする。 ア 自然事象や瀟䌚的事象に関するこず む 先端科孊や孊際的領域に関するこず り 自然環境に関するこず ゚ 科孊技術に関するこず オ 数孊的事象に関するこず 2 実斜に圓たっおは生埒の興味・関心進路垌望等に応じお 1 のアからオた での䞭から個人又はグルヌプで適切な課題を蚭定させるものずする。 3 実斜に圓たっおは数孊的な手法や科孊的な手法などを甚いるものずする。 4 実斜に圓たっおは探究の過皋を振り返る機䌚を蚭け意芋亀換や議論を通しお 探究の質の向䞊を図るものずする。 5 実斜に圓たっおは探究の成果などに぀いお報告曞を䜜成させるものずする。 第欟 各科目にわたる指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。   1 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向 けお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際生 埒や孊校地域の実態等に応じお生埒が数孊的な芋方・考え方や理科の芋方・考 え方を組み合わせるなどしお働かせ様々な事象や課題に向き合い䞻䜓的に探究 するこずができるよう創意工倫を生かした教育掻動の充実を図るこず。 2 探究した結果や探究の成果などを発衚させる機䌚を蚭けるこず。 3 各科目の指導に圓たっおは数孊又は理科の教垫が指導を行うこず。その際探 究の質を高める芳点から数孊及び理科の教垫を䞭心に耇数の教垫が協働しお指 導に圓たるなど指導䜓制を敎えるこずにも配慮するこず。 4 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指 導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 5 理数に関する孊科においおは原則ずしお「理数探究」を党おの生埒に履修させ るものずするこず。  内容の取扱いに圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 探究の過皋における芳察実隓などの内容やその䞭で生じた疑問それに察する 自らの思考の過皋などを蚘録させるこず。 2 「理数探究基瀎」の内容のむの  及び「理数探究」の内容のむの  の「数孊的 な手法」を甚いる探究の過皋に関しお生埒の孊習状況に応じ様々な事象を数匏
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344 付録 などを甚いお分析する数孊的モデルを぀くり探究するこずも行われるよう配慮する こず。 3 生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床の育成を図るこず。たた環境問 題や科孊技術の進歩ず人間生掻に関わる内容等に぀いおは持続可胜な瀟䌚を぀く るこずの重芁性も螏たえながら科孊的な芋地から取り扱うこず。 4 研究倫理などに十分配慮するこず。 5 芳察実隓などの過皋での情報の収集・怜玢蚈枬・制埡結果の集蚈・凊理な どにおいおコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを積極的か぀適切に掻甚す るこず。 6 芳察実隓野倖芳察などの䜓隓的な孊習掻動を充実させるこず。たた環境敎 備に十分配慮するこず。 7 倧孊や研究機関博物通や科孊孊習センタヌなどず積極的に連携協力を図るよ うにするこず。 8 芳察実隓野倖芳察などの指導に圓たっおは関連する法芏等に埓い事故防 止に十分留意するずずもに䜿甚薬品などの管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮を 講ずるこず。 9 理数に関する孊科においおは 「理数探究基瀎」 及び 「理数探究」 の指導に圓たり 芳察実隓などの結果を分析し解釈しお自らの考えを導き出しそれらを衚珟する などの孊習掻動を充実するこず。特に 「理数探究」の指導に圓たっおは課題の 蚭定や振り返りの機䌚を工倫するなどしお䞀局の探究の質の向䞊を図るこず。
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345 付録 第 目 暙  自然の事物・珟象に関わり理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察実隓 を行うこずなどを通しお自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 自然の事物・珟象に぀いおの理解を深め科孊的に探究するために必芁な芳察実 隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2 芳察実隓などを行い科孊的に探究する力を逊う。 3 自然の事物・珟象に進んで関わり科孊的に探究しようずする態床を逊う。 第 各分野の目暙及び内容   〔第分野〕   目 暙   物質や゚ネルギヌに関する事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力 を次のずおり育成するこずを目指す。 1 物質や゚ネルギヌに関する事物・珟象に぀いおの芳察実隓などを行い身近な 物理珟象 電流ずその利甚 運動ず゚ネルギヌ 身の回りの物質 化孊倉化ず原子・ 分子化孊倉化ずむオンなどに぀いお理解するずずもに科孊技術の発展ず人間生 掻ずの関わりに぀いお認識を深めるようにする。たたそれらを科孊的に探究する ために必芁な芳察実隓などに関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2 物質や゚ネルギヌに関する事物・珟象に関わりそれらの䞭に問題を芋いだし芋 通しをもっお芳察実隓などを行いその結果を分析しお解釈し衚珟するなど科 孊的に探究する掻動を通しお芏則性を芋いだしたり課題を解決したりする力を逊 う。 3 物質や゚ネルギヌに関する事物・珟象に進んで関わり科孊的に探究しようずす る態床を逊うずずもに自然を総合的に芋るこずができるようにする。   内 容 1 身近な物理珟象   身近な物理珟象に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 身近な物理珟象を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するずず もにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  光ず音 䞭孊校孊習指導芁領 第章 第節 理科
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346 付録 ㋐ 光の反射・屈折   光の反射や屈折の実隓を行い光が氎やガラスなどの物質の境界面で反射 屈折するずきの芏則性を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 凞レンズの働き   凞レンズの働きに぀いおの実隓を行い物䜓の䜍眮ず像のでき方ずの関係 を芋いだしお理解するこず。 ㋒ 音の性質   音に぀いおの実隓を行い音はものが振動するこずによっお生じ空気䞭な どを䌝わるこず及び音の高さや倧きさは発音䜓の振動の仕方に関係するこず を芋いだしお理解するこず。  力の働き ㋐ 力の働き   物䜓に力を働かせる実隓を行い物䜓に力が働くずその物䜓が倉圢したり 動き始めたり運動の様子が倉わったりするこずを芋いだしお理解するずず もに力は倧きさず向きによっお衚されるこずを知るこず。たた物䜓に働 く力に぀いおの実隓を行い力が぀り合うずきの条件を芋いだしお理解す るこず。 む 身近な物理珟象に぀いお問題を芋いだし芋通しをもっお芳察実隓などを行 い光の反射や屈折凞レンズの働き音の性質力の働きの芏則性や関係性を 芋いだしお衚珟するこず。 2 身の回りの物質   身の回りの物質に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 身の回りの物質の性質や倉化に着目しながら次のこずを理解するずずもに それらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  物質のすがた ㋐ 身の回りの物質ずその性質   身の回りの物質の性質を様々な方法で調べる実隓を行い物質には密床や 加熱したずきの倉化など固有の性質ず共通の性質があるこずを芋いだしお理 解するずずもに実隓噚具の操䜜蚘録の仕方などの技胜を身に付けるこず。 ㋑ 気䜓の発生ず性質   気䜓を発生させおその性質を調べる実隓を行い気䜓の皮類による特性を 理解するずずもに気䜓を発生させる方法や捕集法などの技胜を身に付ける こず。  氎溶液 ㋐ 氎溶液   氎溶液から溶質を取り出す実隓を行いその結果を溶解床ず関連付けお理 解するこず。
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347 付録  状態倉化 ㋐ 状態倉化ず熱   物質の状態倉化に぀いおの芳察実隓を行い状態倉化によっお物質の䜓 積は倉化するが質量は倉化しないこずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 物質の融点ず沞点   物質は融点や沞点を境に状態が倉化するこずを知るずずもに混合物を加 熱する実隓を行い沞点の違いによっお物質の分離ができるこずを芋いだし お理解するこず。 む 身の回りの物質に぀いお問題を芋いだし芋通しをもっお芳察実隓などを行 い物質の性質や状態倉化における芏則性を芋いだしお衚珟するこず。 3 電流ずその利甚   電流ずその利甚に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこず ができるよう指導する。 ア 電流磁界に関する事物・珟象を日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこず を理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  電流 ㋐ 回路ず電流・電圧   回路を぀くり回路の電流や電圧を枬定する実隓を行い回路の各点を流 れる電流や各郚に加わる電圧に぀いおの芏則性を芋いだしお理解するこず。 ㋑ 電流・電圧ず抵抗   金属線に加わる電圧ず電流を枬定する実隓を行い電圧ず電流の関係を芋 いだしお理解するずずもに金属線には電気抵抗があるこずを理解するこず。 ㋒ 電気ずその゚ネルギヌ   電流によっお熱や光などを発生させる実隓を行い熱や光などが取り出せ るこず及び電力の違いによっお発生する熱や光などの量に違いがあるこずを 芋いだしお理解するこず。 ㋓ 静電気ず電流   異なる物質同士をこすり合わせるず静電気が起こり垯電した物䜓間では 空間を隔おお力が働くこず及び静電気ず電流には関係があるこずを芋いだし お理解するこず。  電流ず磁界 ㋐ 電流が぀くる磁界   磁石や電流による磁界の芳察を行い磁界を磁力線で衚すこずを理解する ずずもにコむルの回りに磁界ができるこずを知るこず。 ㋑ 磁界䞭の電流が受ける力   磁石ずコむルを甚いた実隓を行い磁界䞭のコむルに電流を流すず力が働 くこずを芋いだしお理解するこず。 ㋒ 電磁誘導ず発電
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348 付録   磁石ずコむルを甚いた実隓を行いコむルや磁石を動かすこずにより電流 が埗られるこずを芋いだしお理解するずずもに盎流ず亀流の違いを理解す るこず。 む 電流磁界に関する珟象に぀いお芋通しをもっお解決する方法を立案しお芳 察実隓などを行いその結果を分析しお解釈し電流ず電圧電流の働き静 電気電流ず磁界の芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4 化孊倉化ず原子・分子   化孊倉化に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。 ア 化孊倉化を原子や分子のモデルず関連付けながら次のこずを理解するずずも にそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  物質の成り立ち ㋐ 物質の分解   物質を分解する実隓を行い分解しお生成した物質は元の物質ずは異なる こずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 原子・分子   物質は原子や分子からできおいるこずを理解するずずもに物質を構成す る原子の皮類は蚘号で衚されるこずを知るこず。  化孊倉化 ㋐ 化孊倉化   皮類の物質を反応させる実隓を行い反応前ずは異なる物質が生成する こずを芋いだしお理解するずずもに化孊倉化は原子や分子のモデルで説明 できるこず化合物の組成は化孊匏で衚されるこず及び化孊倉化は化孊反応 匏で衚されるこずを理解するこず。 ㋑ 化孊倉化における酞化ず還元   酞化や還元の実隓を行い酞化や還元は酞玠が関係する反応であるこずを 芋いだしお理解するこず。 ㋒ 化孊倉化ず熱   化孊倉化によっお熱を取り出す実隓を行い化孊倉化には熱の出入りが䌎 うこずを芋いだしお理解するこず。  化孊倉化ず物質の質量 ㋐ 化孊倉化ず質量の保存   化孊倉化の前埌における物質の質量を枬定する実隓を行い反応物の質量 の総和ず生成物の質量の総和が等しいこずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 質量倉化の芏則性   化孊倉化に関係する物質の質量を枬定する実隓を行い反応する物質の質 量の間には䞀定の関係があるこずを芋いだしお理解するこず。 む 化孊倉化に぀いお芋通しをもっお解決する方法を立案しお芳察実隓などを
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349 付録 行い原子や分子ず関連付けおその結果を分析しお解釈し化孊倉化における物 質の倉化やその量的な関係を芋いだしお衚珟するこず。 5 運動ず゚ネルギヌ   物䜓の運動ず゚ネルギヌに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 物䜓の運動ず゚ネルギヌを日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解 するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  力の぀り合いず合成・分解 ㋐ 氎䞭の物䜓に働く力   氎圧に぀いおの実隓を行いその結果を氎の重さず関連付けお理解するこ ず。たた氎䞭にある物䜓には浮力が働くこずを知るこず。 ㋑ 力の合成・分解   力の合成ず分解に぀いおの実隓を行い合力や分力の芏則性を理解するこ ず。  運動の芏則性 ㋐ 運動の速さず向き   物䜓の運動に぀いおの芳察実隓を行い運動には速さず向きがあるこず を知るこず。 ㋑ 力ず運動   物䜓に力が働く運動及び力が働かない運動に぀いおの芳察実隓を行い 力が働く運動では運動の向きや時間の経過に䌎っお物䜓の速さが倉わるこず 及び力が働かない運動では物䜓は等速盎線運動するこずを芋いだしお理解す るこず。  力孊的゚ネルギヌ ㋐ 仕事ず゚ネルギヌ   仕事に関する実隓を行い仕事ず仕事率に぀いお理解するこず。たた衝 突の実隓を行い物䜓のも぀力孊的゚ネルギヌは物䜓が他の物䜓になしうる 仕事で枬れるこずを理解するこず。 ㋑ 力孊的゚ネルギヌの保存   力孊的゚ネルギヌに関する実隓を行い運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ が盞互に移り倉わるこずを芋いだしお理解するずずもに力孊的゚ネルギヌ の総量が保存されるこずを理解するこず。 む 運動ず゚ネルギヌに぀いお芋通しをもっお芳察実隓などを行いその結果 を分析しお解釈し力の぀り合い合成や分解物䜓の運動力孊的゚ネルギヌ の芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。たた探究の過皋を振り返るこず。 6 化孊倉化ずむオン   化孊倉化に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができ るよう指導する。
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350 付録 ア 化孊倉化をむオンのモデルず関連付けながら次のこずを理解するずずもに それらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  氎溶液ずむオン ㋐ 原子の成り立ちずむオン   氎溶液に電圧をかけ電流を流す実隓を行い氎溶液には電流が流れるもの ず流れないものずがあるこずを芋いだしお理解するこず。たた電解質氎溶 液に電圧をかけ電流を流す実隓を行い電極に物質が生成するこずからむオ ンの存圚を知るずずもにむオンの生成が原子の成り立ちに関係するこずを 知るこず。 ㋑ 酞・アルカリ   酞ずアルカリの性質を調べる実隓を行い酞ずアルカリのそれぞれの特性 が氎玠むオンず氎酞化物むオンによるこずを知るこず。 ㋒ 䞭和ず塩   䞭和反応の実隓を行い酞ずアルカリを混ぜるず氎ず塩が生成するこずを 理解するこず。  化孊倉化ず電池 ㋐ 金属むオン   金属を電解質氎溶液に入れる実隓を行い金属によっおむオンぞのなりや すさが異なるこずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 化孊倉化ず電池   電解質氎溶液ず皮類の金属などを甚いた実隓を行い電池の基本的な仕 組みを理解するずずもに化孊゚ネルギヌが電気゚ネルギヌに倉換されおい るこずを知るこず。 む 化孊倉化に぀いお芋通しをもっお芳察実隓などを行いむオンず関連付け おその結果を分析しお解釈し化孊倉化における芏則性や関係性を芋いだしお衚 珟するこず。たた探究の過皋を振り返るこず。 7 科孊技術ず人間   科孊技術ず人間ずの関わりに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に 付けるこずができるよう指導する。 ア 日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するずずもにそれらの芳 察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  ゚ネルギヌず物質 ㋐ ゚ネルギヌず゚ネルギヌ資源   様々な゚ネルギヌずその倉換に関する芳察実隓などを通しお日垞生掻 や瀟䌚では様々な゚ネルギヌの倉換を利甚しおいるこずを芋いだしお理解す るこず。たた人間は氎力火力原子力倪陜光などから゚ネルギヌを 埗おいるこずを知るずずもに゚ネルギヌ資源の有効な利甚が倧切であるこ ずを認識するこず。
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351 付録 ㋑ 様々な物質ずその利甚   物質に関する芳察実隓などを通しお日垞生掻や瀟䌚では様々な物質 が幅広く利甚されおいるこずを理解するずずもに物質の有効な利甚が倧切 であるこずを認識するこず。 ㋒ 科孊技術の発展   科孊技術の発展の過皋を知るずずもに科孊技術が人間の生掻を豊かで䟿 利にしおいるこずを認識するこず。  自然環境の保党ず科孊技術の利甚 ㋐ 自然環境の保党ず科孊技術の利甚   自然環境の保党ず科孊技術の利甚の圚り方に぀いお科孊的に考察するこず を通しお持続可胜な瀟䌚を぀くるこずが重芁であるこずを認識するこず。 む 日垞生掻や瀟䌚で䜿われおいる゚ネルギヌや物質に぀いお芋通しをもっお芳 察実隓などを行いその結果を分析しお解釈するずずもに自然環境の保党ず 科孊技術の利甚の圚り方に぀いお科孊的に考察しお刀断するこず。   内容の取扱い 1 内容の 1 から 7 たでに぀いおはそれぞれのアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す 思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながら幎間を通じお科孊的に探 究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すものずする。 2 内容の 1 から 7 たでのうち 1 及び 2 は第孊幎 3 及び 4 は第孊幎 5 から 7 たでは第孊幎で取り扱うものずする。 3 内容の 1 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは党反射も扱い光の屈折では入射角ず屈折角の定性 的な関係にも觊れるこず。たた癜色光はプリズムなどによっおいろいろな色の 光に分かれるこずにも觊れるこず。 む アの  の㋑に぀いおは物䜓の䜍眮に察する像の䜍眮や像の倧きさの定性的 な関係を調べるこず。その際実像ず虚像を扱うこず。 り アの  の㋒に぀いおは音の䌝わる速さに぀いお空気䞭を䌝わるおよその 速さにも觊れるこず。 ゚ アの  の㋐に぀いおはばねに加える力の倧きさずばねの䌞びずの関係も扱 うこず。たた重さず質量ずの違いにも觊れるこず。力の単䜍ずしおは「ニュヌ トン」を甚いるこず。 4 内容の 2 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは有機物ず無機物ずの違いや金属ず非金属ずの違いを 扱うこず。 む アの  の㋑に぀いおは異なる方法を甚いおも同䞀の気䜓が埗られるこずに も觊れるこず。 り アの  の㋐に぀いおは粒子のモデルず関連付けお扱い質量パヌセント濃 床にも觊れるこず。たた 「溶解床」に぀いおは溶解床曲線にも觊れるこず。
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352 付録 ゚ アの  の㋐に぀いおは粒子のモデルず関連付けお扱うこず。その際粒子 の運動にも觊れるこず。 5 内容の 3 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐の「回路」に぀いおは盎列及び䞊列の回路を取り䞊げそれぞ れに぀いお二぀の抵抗の぀なぎ方を䞭心に扱うこず。 む アの  の㋑の「電気抵抗」に぀いおは物質の皮類によっお抵抗の倀が異な るこずを扱うこず。たた二぀の抵抗を぀なぐ堎合の合成抵抗にも觊れるこず。 り アの  の㋒に぀いおは電力量も扱うこず。その際熱量にも觊れるこず。 ゚ アの  の㋓に぀いおは電流が電子の流れに関係しおいるこずを扱うこず。 たた真空攟電ず関連付けながら攟射線の性質ず利甚にも觊れるこず。 オ アの  の㋑に぀いおは電流の向きや磁界の向きを倉えたずきに力の向きが 倉わるこずを扱うこず。 カ アの  の㋒に぀いおはコむルや磁石を動かす向きを倉えたずきに電流の向 きが倉わるこずを扱うこず。 6 内容の 4 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋑の 「物質を構成する原子の皮類」 を元玠ずいうこずにも觊れるこず。 たた 「蚘号」に぀いおは元玠蚘号で衚されるこずにも觊れ基瀎的なものを 取り䞊げるこず。その際呚期衚を甚いお倚くの皮類が存圚するこずにも觊れる こず。 む アの  の㋐の「化孊匏」及び「化孊反応匏」に぀いおは簡単なものを扱う こず。 り アの  の㋑の「酞化や還元」に぀いおは簡単なものを扱うこず。 7 内容の 5 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは氎䞭にある物䜓にはあらゆる向きから圧力が働く こずにも觊れるこず。たた物䜓に働く氎圧ず浮力ずの定性的な関係にも觊れる こず。 む アの  の㋐に぀いおは物䜓に力が働くずき反察向きにも力が働くこずにも 觊れるこず。 り アの  の㋑の「力が働く運動」のうち萜䞋運動に぀いおは斜面に沿った運 動を䞭心に扱うこず。その際斜面の角床が90 床になったずきに自由萜䞋にな るこずにも觊れるこず。 「物䜓の速さが倉わるこず」に぀いおは定性的に扱う こず。 ゚ アの  の㋐に぀いおは仕事の原理にも觊れるこず。 オ アの  の㋑に぀いおは摩擊にも觊れるこず。 8 内容の 6 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐の「原子の成り立ち」に぀いおは原子が電子ず原子栞からでき おいるこずを扱うこず。その際原子栞が陜子ず䞭性子でできおいるこずや同 じ元玠でも䞭性子の数が異なる原子があるこずにも觊れるこず。たた 「むオン」
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353 付録 に぀いおは化孊匏で衚されるこずにも觊れるこず。 む アの  の㋑に぀いおはpH にも觊れるこず。 り アの  の㋒に぀いおは氎に溶ける塩ず氎に溶けない塩があるこずにも觊れ るこず。 ゚ アの  の㋐の「金属むオン」に぀いおは基瀎的なものを扱うこず。 オ アの  の㋑の「電池」に぀いおは電極で起こる反応をむオンのモデルず関 連付けお扱うこず。その際 「電池の基本的な仕組み」に぀いおはダニ゚ル電 池を取り䞊げるこず。たた日垞生掻や瀟䌚で利甚されおいる代衚的な電池にも 觊れるこず。 9 内容の 7 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは熱の䌝わり方攟射線にも觊れるこず。たた 「゚ネ ルギヌの倉換」に぀いおはその総量が保存されるこず及び゚ネルギヌを利甚す る際の効率も扱うこず。 む アの  の㋑の「様々な物質」に぀いおは倩然の物質や人工的に぀くられた 物質のうち代衚的なものを扱うこず。その際プラスチックの性質にも觊れるこ ず。 り アの  の㋐に぀いおはこれたでの第分野ず第分野の孊習を生かし第 分野の内容の 7 のアの  の㋐及びむず関連付けお総合的に扱うこず。   〔第分野〕   目 暙   生呜や地球に関する事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な資質・胜力を次の ずおり育成するこずを目指す。 1 生呜や地球に関する事物・珟象に぀いおの芳察実隓などを行い生物の䜓の぀ くりず働き生呜の連続性倧地の成り立ちず倉化気象ずその倉化地球ず宇宙 などに぀いお理解するずずもに科孊的に探究するために必芁な芳察実隓などに 関する基本的な技胜を身に付けるようにする。 2 生呜や地球に関する事物・珟象に関わりそれらの䞭に問題を芋いだし芋通しを もっお芳察実隓などを行いその結果を分析しお解釈し衚珟するなど科孊的に 探究する掻動を通しお倚様性に気付くずずもに芏則性を芋いだしたり課題を解決 したりする力を逊う。 3 生呜や地球に関する事物・珟象に進んで関わり科孊的に探究しようずする態床 ず生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床を逊うずずもに自然を総合的 に芋るこずができるようにする。   内 容 1 いろいろな生物ずその共通点   身近な生物に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずがで きるよう指導する。
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354 付録 ア いろいろな生物の共通点ず盞違点に着目しながら次のこずを理解するずずも にそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  生物の芳察ず分類の仕方 ㋐ 生物の芳察   校庭や孊校呚蟺の生物の芳察を行いいろいろな生物が様々な堎所で生掻 しおいるこずを芋いだしお理解するずずもに芳察噚具の操䜜芳察蚘録の 仕方などの技胜を身に付けるこず。 ㋑ 生物の特城ず分類の仕方   いろいろな生物を比范しお芋いだした共通点や盞違点を基にしお分類でき るこずを理解するずずもに分類の仕方の基瀎を身に付けるこず。  生物の䜓の共通点ず盞違点 ㋐ 怍物の䜓の共通点ず盞違点   身近な怍物の倖郚圢態の芳察を行いその芳察蚘録などに基づいお共通 点や盞違点があるこずを芋いだしお怍物の䜓の基本的な぀くりを理解する こず。たたその共通点や盞違点に基づいお怍物が分類できるこずを芋いだ しお理解するこず。 ㋑ 動物の䜓の共通点ず盞違点   身近な動物の倖郚圢態の芳察を行いその芳察蚘録などに基づいお共通 点や盞違点があるこずを芋いだしお動物の䜓の基本的な぀くりを理解する こず。たたその共通点や盞違点に基づいお動物が分類できるこずを芋いだ しお理解するこず。 む 身近な生物に぀いおの芳察実隓などを通しおいろいろな生物の共通点や盞 違点を芋いだすずずもに生物を分類するための芳点や基準を芋いだしお衚珟す るこず。 2 倧地の成り立ちず倉化   倧地の成り立ちず倉化に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付け るこずができるよう指導する。 ア 倧地の成り立ちず倉化を地衚に芋られる様々な事物・珟象ず関連付けながら 次のこずを理解するずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付け るこず。  身近な地圢や地局岩石の芳察 ㋐ 身近な地圢や地局岩石の芳察   身近な地圢や地局岩石などの芳察を通しお土地の成り立ちや広がり 構成物などに぀いお理解するずずもに芳察噚具の操䜜蚘録の仕方などの 技胜を身に付けるこず。  地局の重なりず過去の様子 ㋐ 地局の重なりず過去の様子   地局の様子やその構成物などから地局のでき方を考察し重なり方や広が
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355 付録 り方に぀いおの芏則性を芋いだしお理解するずずもに地局ずその䞭の化石 を手掛かりずしお過去の環境ず地質幎代を掚定できるこずを理解するこず。  火山ず地震 ㋐ 火山掻動ず火成岩   火山の圢掻動の様子及びその噎出物を調べそれらを地䞋のマグマの性 質ず関連付けお理解するずずもに火山岩ず深成岩の芳察を行いそれらの 組織の違いを成因ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 地震の䌝わり方ず地球内郚の働き   地震の䜓隓や蚘録を基にその揺れの倧きさや䌝わり方の芏則性に気付く ずずもに地震の原因を地球内郚の働きず関連付けお理解し地震に䌎う土 地の倉化の様子を理解するこず。  自然の恵みず火山灜害・地震灜害 ㋐ 自然の恵みず火山灜害・地震灜害   自然がもたらす恵み及び火山灜害ず地震灜害に぀いお調べこれらを火山 掻動や地震発生の仕組みず関連付けお理解するこず。 む 倧地の成り立ちず倉化に぀いお問題を芋いだし芋通しをもっお芳察実隓な どを行い地局の重なり方や広がり方の芏則性地䞋のマグマの性質ず火山の圢 ずの関係性などを芋いだしお衚珟するこず。 3 生物の䜓の぀くりず働き   生物の䜓の぀くりず働きに぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付 けるこずができるよう指導する。 ア 生物の䜓の぀くりず働きずの関係に着目しながら次のこずを理解するずずも にそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  生物ず现胞 ㋐ 生物ず现胞   生物の組織などの芳察を行い生物の䜓が现胞からできおいるこず及び怍 物ず動物の现胞の぀くりの特城を芋いだしお理解するずずもに芳察噚具の 操䜜芳察蚘録の仕方などの技胜を身に付けるこず。  怍物の䜓の぀くりず働き ㋐ 葉・茎・根の぀くりず働き   怍物の葉茎根の぀くりに぀いおの芳察を行いそれらの぀くりず光 合成呌吞蒞散の働きに関する実隓の結果ずを関連付けお理解するこず。  動物の䜓の぀くりず働き ㋐ 生呜を維持する働き   消化や呌吞に぀いおの芳察実隓などを行い動物の䜓が必芁な物質を取 り入れ運搬しおいる仕組みを芳察実隓の結果などず関連付けお理解するこ ず。たた䞍芁ずなった物質を排出する仕組みがあるこずに぀いお理解する こず。
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356 付録 ㋑ 刺激ず反応   動物が倖界の刺激に適切に反応しおいる様子の芳察を行いその仕組みを 感芚噚官神経系及び運動噚官の぀くりず関連付けお理解するこず。 む 身近な怍物や動物の䜓の぀くりず働きに぀いお芋通しをもっお解決する方法 を立案しお芳察実隓などを行いその結果を分析しお解釈し生物の䜓の぀く りず働きに぀いおの芏則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 4 気象ずその倉化   身近な気象の芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 ア 気象芁玠ず倩気の倉化ずの関係に着目しながら次のこずを理解するずずもに それらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  気象芳枬 ㋐ 気象芁玠   気象芁玠ずしお気枩湿床気圧颚向などを理解するこず。たた気 圧を取り䞊げ圧力に぀いおの実隓を行い圧力は力の倧きさず面積に関係 があるこずを芋いだしお理解するずずもに倧気圧の実隓を行いその結果 を空気の重さず関連付けお理解するこず。 ㋑ 気象芳枬   校庭などで気象芳枬を継続的に行いその芳枬蚘録などに基づいお気枩 湿床気圧颚向などの倉化ず倩気ずの関係を芋いだしお理解するずずもに 芳枬方法や蚘録の仕方を身に付けるこず。  倩気の倉化 ㋐ 霧や雲の発生   霧や雲の発生に぀いおの芳察実隓を行いそのでき方を気圧気枩及び 湿床の倉化ず関連付けお理解するこず。 ㋑ 前線の通過ず倩気の倉化   前線の通過に䌎う倩気の倉化の芳枬結果などに基づいおその倉化を暖気 寒気ず関連付けお理解するこず。  日本の気象 ㋐ 日本の倩気の特城   倩気図や気象衛星画像などから日本の倩気の特城を気団ず関連付けお理 解するこず。 ㋑ 倧気の動きず海掋の圱響   気象衛星画像や調査蚘録などから日本の気象を日本付近の倧気の動きや 海掋の圱響に関連付けお理解するこず。  自然の恵みず気象灜害 ㋐ 自然の恵みず気象灜害   気象珟象がもたらす恵みず気象灜害に぀いお調べこれらを倩気の倉化や
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357 付録 日本の気象ず関連付けお理解するこず。 む 気象ずその倉化に぀いお芋通しをもっお解決する方法を立案しお芳察実隓 などを行いその結果を分析しお解釈し倩気の倉化や日本の気象に぀いおの芏 則性や関係性を芋いだしお衚珟するこず。 5 生呜の連続性   生呜の連続性に぀いおの芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずが できるよう指導する。 ア 生呜の連続性に関する事物・珟象の特城に着目しながら次のこずを理解する ずずもにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  生物の成長ず殖え方 ㋐ 现胞分裂ず生物の成長   䜓现胞分裂の芳察を行いその順序性を芋いだしお理解するずずもに现 胞の分裂ず生物の成長ずを関連付けお理解するこず。 ㋑ 生物の殖え方   生物の殖え方を芳察し有性生殖ず無性生殖の特城を芋いだしお理解する ずずもに生物が殖えおいくずきに芪の圢質が子に䌝わるこずを芋いだしお 理解するこず。  遺䌝の芏則性ず遺䌝子 ㋐ 遺䌝の芏則性ず遺䌝子   亀配実隓の結果などに基づいお芪の圢質が子に䌝わるずきの芏則性を芋 いだしお理解するこず。  生物の皮類の倚様性ず進化 ㋐ 生物の皮類の倚様性ず進化   珟存の生物及び化石の比范などを通しお珟存の倚様な生物は過去の生物 が長い時間の経過の䞭で倉化しお生じおきたものであるこずを䜓の぀くりず 関連付けお理解するこず。 む 生呜の連続性に぀いお芳察実隓などを行いその結果や資料を分析しお解 釈し生物の成長ず殖え方遺䌝珟象生物の皮類の倚様性ず進化に぀いおの特 城や芏則性を芋いだしお衚珟するこず。たた探究の過皋を振り返るこず。 6 地球ず宇宙   身近な倩䜓の芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができるよう 指導する。 ア 身近な倩䜓ずその運動に関する特城に着目しながら次のこずを理解するずず もにそれらの芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  倩䜓の動きず地球の自転・公転 ㋐ 日呚運動ず自転   倩䜓の日呚運動の芳察を行いその芳察蚘録を地球の自転ず関連付けお理 解するこず。
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358 付録 ㋑ 幎呚運動ず公転   星座の幎呚運動や倪陜の南䞭高床の倉化などの芳察を行いその芳察蚘録 を地球の公転や地軞の傟きず関連付けお理解するこず。  倪陜系ず恒星 ㋐ 倪陜の様子   倪陜の芳察を行いその芳察蚘録や資料に基づいお倪陜の特城を芋いだ しお理解するこず。 ㋑ 惑星ず恒星   芳枬資料などを基に惑星ず恒星などの特城を芋いだしお理解するずずも に倪陜系の構造に぀いお理解するこず。 ㋒ 月や金星の運動ず芋え方   月の芳察を行いその芳察蚘録や資料に基づいお月の公転ず芋え方を関 連付けお理解するこず。たた金星の芳枬資料などを基に金星の公転ず芋 え方を関連付けお理解するこず。 む 地球ず宇宙に぀いお倩䜓の芳察実隓などを行いその結果や資料を分析し お解釈し倩䜓の運動ず芋え方に぀いおの特城や芏則性を芋いだしお衚珟するこ ず。たた探究の過皋を振り返るこず。 7 自然ず人間   自然環境を調べる芳察実隓などを通しお次の事項を身に付けるこずができる よう指導する。 ア 日垞生掻や瀟䌚ず関連付けながら次のこずを理解するずずもに自然環境を 調べる芳察実隓などに関する技胜を身に付けるこず。  生物ず環境 ㋐ 自然界の぀り合い   埮生物の働きを調べ怍物動物及び埮生物を栄逊の面から盞互に関連付 けお理解するずずもに自然界ではこれらの生物が぀り合いを保っお生掻 しおいるこずを芋いだしお理解するこず。 ㋑ 自然環境の調査ず環境保党   身近な自然環境に぀いお調べ様々な芁因が自然界の぀り合いに圱響しお いるこずを理解するずずもに自然環境を保党するこずの重芁性を認識する こず。 ㋒ 地域の自然灜害   地域の自然灜害に぀いお総合的に調べ自然ず人間ずの関わり方に぀い お認識するこず。  自然環境の保党ず科孊技術の利甚 ㋐ 自然環境の保党ず科孊技術の利甚   自然環境の保党ず科孊技術の利甚の圚り方に぀いお科孊的に考察するこず を通しお持続可胜な瀟䌚を぀くるこずが重芁であるこずを認識するこず。
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359 付録 む 身近な自然環境や地域の自然灜害などを調べる芳察実隓などを行い自然環 境の保党ず科孊技術の利甚の圚り方に぀いお科孊的に考察しお刀断するこず。   内容の取扱い 1 内容の 1 から 7 たでに぀いおはそれぞれのアに瀺す知識及び技胜ずむに瀺す 思考力刀断力衚珟力等ずを盞互に関連させながら幎間を通じお科孊的に探 究するために必芁な資質・胜力の育成を目指すものずする。 2 内容の 1 から 7 たでのうち 1 及び 2 は第孊幎 3 及び 4 は第孊幎 5 から 7 たでは第孊幎で取り扱うものずする。 3 内容の 1 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは身近な生物の芳察を扱うがルヌペや双県実䜓顕埮 鏡などを甚いお倖芋から芳察できる䜓の぀くりを䞭心に扱うこず。 む アの  の㋐に぀いおは花の぀くりを䞭心に扱い皮子怍物が被子怍物ず裞 子怍物に分類できるこずを扱うこず。その際胚 はい 珠が皮子になるこずにも觊れる こず。たた被子怍物が単子葉類ず双子葉類に分類できるこずに぀いおは葉の ぀くりを䞭心に扱うこず。なお皮子を぀くらない怍物が胞子を぀くるこずにも 觊れるこず。 り アの  の㋑に぀いおは脊怎動物ず無脊怎動物の違いを䞭心に扱うこず。脊 怎動物に぀いおはヒトや魚を䟋に䜓の぀くりの共通点ずしおの背骚の存圚に ぀いお扱うこず。たた䜓の衚面の様子や呌吞の仕方などの特城を基準ずしお分 類できるこずを扱うこず。無脊怎動物に぀いおは節足動物や軟䜓動物の芳察を 行いそれらの動物ず脊怎動物の䜓の぀くりの特城を比范しその共通点ず盞違 点を扱うこず。 4 内容の 2 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐の「身近な地圢や地局岩石などの芳察」に぀いおは孊校内倖 の地圢や地局岩石などを芳察する掻動ずするこず。 む アの  の㋐に぀いおは 地局を圢成しおいる代衚的な堆積岩も取り䞊げるこず。 「地局」に぀いおは断局耶 しゆう 曲にも觊れるこず。 「化石」に぀いおは瀺盞化 石及び瀺準化石を取り䞊げるこず。 「地質幎代」の区分は叀生代䞭生代新 生代を取り䞊げるこず。 り アの  の㋐の「火山」に぀いおは粘性ず関係付けながら代衚的な火山を扱 うこず。 「マグマの性質」に぀いおは 粘性を扱うこず。 「火山岩」及び「深成岩」 に぀いおは代衚的な岩石を扱うこず。たた代衚的な造岩鉱物も扱うこず。 ゚ アの  の㋑に぀いおは地震の珟象面を䞭心に扱い初期埮動継続時間ず震 源たでの距離ずの定性的な関係にも觊れるこず。たた 「地球内郚の働き」に぀ いおは日本付近のプレヌトの動きを䞭心に扱い地球芏暡でのプレヌトの動き にも觊れるこず。その際接波発生の仕組みに぀いおも觊れるこず。 オ アの  の㋐の「火山灜害ず地震灜害」に぀いおは蚘録や資料などを甚いお 調べるこず。
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360 付録 5 内容の 3 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは怍物ず動物の现胞の぀くりの共通点ず盞違点に぀い お觊れるこず。たた现胞の呌吞及び単现胞生物の存圚にも觊れるこず。 む アの  の㋐に぀いおは光合成における葉緑䜓の働きにも觊れるこず。たた 葉茎根の働きを盞互に関連付けお扱うこず。 り アの  の㋐に぀いおは各噚官の働きを䞭心に扱うこず。 「消化」に぀いおは 代衚的な消化酵玠の働きを扱うこず。たた摂取された食物が消化によっお小腞 の壁から吞収される物質になるこずにも觊れるこず。血液の埪環に関連しお血 液成分の働き腎臓や肝臓の働きにも觊れるこず。 ゚ アの  の㋑に぀いおは各噚官の働きを䞭心に扱うこず。 6 内容の 4 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐の「倧気圧」に぀いおは空気䞭にある物䜓にはあらゆる向きか ら圧力が働くこずにも觊れるこず。 む アの  の㋐に぀いおは気枩による飜和氎蒞気量の倉化が湿床の倉化や凝結 に関わりがあるこずを扱うこず。たた氎の埪環にも觊れるこず。 り アの  の㋑に぀いおは颚の吹き方にも觊れるこず。 ゚ アの  の㋑に぀いおは地球を取り巻く倧気の動きにも觊れるこず。たた 地球の倧きさや倧気の厚さにも觊れるこず。 オ アの  の㋐の「気象灜害」に぀いおは蚘録や資料などを甚いお調べるこず。 7 内容の 5 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは染色䜓が耇補されるこずにも觊れるこず。 む アの  の㋑に぀いおは有性生殖の仕組みを枛数分裂ず関連付けお扱うこず。 「無性生殖」に぀いおは単现胞生物の分裂や栄逊生殖にも觊れるこず。 り アの  の㋐に぀いおは分離の法則を扱うこず。たた遺䌝子の本䜓がDNA であるこずにも觊れるこず。 ゚ アの  の㋐に぀いおは進化の蚌拠ずされる事柄や進化の具䜓䟋に぀いお扱 うこず。その際生物にはその生息環境での生掻に郜合のよい特城が芋られるこ ずにも觊れるこず。たた遺䌝子に倉化が起きお圢質が倉化するこずがあるこず にも觊れるこず。 8 内容の 6 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋑の「倪陜の南䞭高床の倉化」に぀いおは季節による昌倜の長さ や気枩の倉化にも觊れるこず。 む アの  の㋐の「倪陜の特城」に぀いおは圢倧きさ衚面の様子などを扱 うこず。その際倪陜から攟出された倚量の光などの゚ネルギヌによる地衚ぞの 圱響にも觊れるこず。 り アの  の㋑の「惑星」に぀いおは倧きさ倧気組成衚面枩床衛星の存 圚などを取り䞊げるこず。その際地球には生呜を支える条件が備わっおいるこ ずにも觊れるこず。 「恒星」に぀いおは自ら光を攟぀こずや倪陜もその䞀぀で
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361 付録 あるこずも扱うこず。その際恒星の集団ずしおの銀河系の存圚にも觊れるこず。 「倪陜系の構造」に぀いおは惑星以倖の倩䜓が存圚するこずにも觊れるこず。 ゚ アの  の㋒の「月の公転ず芋え方」に぀いおは月の運動ず満ち欠けを扱う こず。その際日食や月食にも觊れるこず。たた 「金星の公転ず芋え方」に぀ いおは金星の運動ず満ち欠けや芋かけの倧きさを扱うこず。 9 内容の 7 に぀いおは次のずおり取り扱うものずする。 ア アの  の㋐に぀いおは生態系における生産者ず消費者ずの関係を扱うこず。 たた分解者の働きに぀いおも扱うこず。その際土壌動物にも觊れるこず。 む アの  の㋑に぀いおは生物や倧気氎などの自然環境を盎接調べたり蚘 録や資料を基に調べたりするなどの掻動を行うこず。たた気候倉動や倖来生物 にも觊れるこず。 り アの  の㋒に぀いおは地域の自然灜害を調べたり蚘録や資料を基に調べ たりするなどの掻動を行うこず。 ゚ アの  の㋐に぀いおはこれたでの第分野ず第分野の孊習を生かし第 分野の内容の 7 のアの  の㋐及びむず関連付けお総合的に扱うこず。 第 指導蚈画の䜜成ず内容の取扱い  指導蚈画の䜜成に圓たっおは次の事項に配慮するものずする。 1 単元など内容や時間のたずたりを芋通しおその䞭で育む資質・胜力の育成に向 けお生埒の䞻䜓的・察話的で深い孊びの実珟を図るようにするこず。その際理 科の孊習過皋の特質を螏たえ理科の芋方・考え方を働かせ芋通しをもっお芳察 実隓を行うこずなどの科孊的に探究する孊習掻動の充実を図るこず。 2 各孊幎においおは幎間を通じお各分野におよそ同皋床の授業時数を配圓する こず。その際各分野間及び各項目間の関連を十分考慮しお各分野の特城的な芋 方・考え方を総合的に働かせ自然の事物・珟象を科孊的に探究するために必芁な 資質・胜力を逊うこずができるようにするこず。 3 孊校や生埒の実態に応じ十分な芳察や実隓の時間課題解決のために探究する 時間などを蚭けるようにするこず。その際問題を芋いだし芳察実隓を蚈画する 孊習掻動芳察実隓の結果を分析し解釈する孊習掻動科孊的な抂念を䜿甚しお 考えたり説明したりする孊習掻動などが充実するようにするこず。 4 日垞生掻や他教科等ずの関連を図るこず。 5 障害のある生埒などに぀いおは孊習掻動を行う堎合に生じる困難さに応じた指 導内容や指導方法の工倫を蚈画的組織的に行うこず。 6 第章総則の第のの 2 に瀺す道埳教育の目暙に基づき道埳科などずの関 連を考慮しながら第章特別の教科道埳の第に瀺す内容に぀いお理科の特質 に応じお適切な指導をするこず。  第の内容の取扱いに぀いおは次の事項に配慮するものずする。
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362 付録 1 芳察実隓野倖芳察を重芖するずずもに地域の環境や孊校の実態を生かし 自然の事物・珟象に぀いおの基本的な抂念の圢成及び科孊的に探究する力ず態床の 育成が段階的に無理なく行えるようにするこず。 2 生呜を尊重し自然環境の保党に寄䞎する態床を逊うようにするこず。 3 の 3 の孊習掻動を通しお蚀語掻動が充実するようにするこず。 4 各分野の指導に圓たっおは芳察実隓の過皋での情報の怜玢実隓デヌタの 凊理実隓の蚈枬などにおいおコンピュヌタや情報通信ネットワヌクなどを積極 的か぀適切に掻甚するようにするこず。 5 指導に圓たっおは生埒が孊習の芋通しを立おたり孊習したこずを振り返ったり する掻動を蚈画的に取り入れるよう工倫するこず。 6 原理や法則の理解を深めるためのものづくりを各内容の特質に応じお適宜行う ようにするこず。 7 継続的な芳察や季節を倉えおの定点芳枬を各内容の特質に応じお適宜行うよう にするこず。 8 芳察実隓野倖芳察などの䜓隓的な孊習掻動の充実に配慮するこず。たた環 境敎備に十分配慮するこず。 9 博物通や科孊孊習センタヌなどず積極的に連携協力を図るようにするこず。 10  科孊技術が日垞生掻や瀟䌚を豊かにしおいるこずや安党性の向䞊に圹立っおい るこずに觊れるこず。たた理科で孊習するこずが様々な職業などず関係しおいる こずにも觊れるこず。  芳察実隓野倖芳察の指導に圓たっおは特に事故防止に十分留意するずずもに 䜿甚薬品の管理及び廃棄に぀いおも適切な措眮をずるよう配慮するものずする。
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364 付録 小孊校第孊幎及び第孊幎19 小孊校第孊幎及び第孊幎20  䞻ずしお自分自身に関するこず 善悪の刀断 自埋自由ず責任 よいこずず悪いこずずの区別をしよいず思うこ ずを進んで行うこず。 正しいず刀断したこずは自信をもっお行うこず。 正盎誠実 うそを぀いたりごたかしをしたりしないで玠盎 に䌞び䌞びず生掻するこず。 過ちは玠盎に改め正盎に明るい心で生掻するこ ず。 節床節制 健康や安党に気を付け物や金銭を倧切にし身 の回りを敎えわがたたをしないで芏則正しい生 掻をするこず。 自分でできるこずは自分でやり安党に気を付け よく考えお行動し節床のある生掻をするこず。 個性の䌞長 自分の特城に気付くこず。 自分の特城に気付き長所を䌞ばすこず。 垌望ず勇気 努力ず匷い意志 自分のやるべき勉匷や仕事をしっかりず行うこず。自分でやろうず決めた目暙に向かっお匷い意志 をもち粘り匷くやり抜くこず。 真理の探究  䞻ずしお人ずの関わりに関するこず 芪切思いやり 身近にいる人に枩かい心で接し芪切にするこず。盞手のこずを思いやり進んで芪切にするこず。 感謝 家族など日頃䞖話になっおいる人々に感謝するこ ず。 家族など生掻を支えおくれおいる人々や珟圚の生 掻を築いおくれた高霢者に尊敬ず感謝の気持ちを もっお接するこず。 瀌儀 気持ちのよい挚拶 蚀葉遣い 動䜜などに心掛けお 明るく接するこず。 瀌儀の倧切さを知り誰に察しおも真心をもっお 接するこず。 友情信頌 友達ず仲よくし助け合うこず。 友達ず互いに理解し信頌し助け合うこず。 盞互理解寛容 10自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに盞手 のこずを理解し自分ず異なる意芋も倧切にするこ ず。  䞻ずしお集団や瀟䌚ずの関わりに関するこず 芏則の尊重 10玄束やきたりを守りみんなが䜿う物を倧切にす るこず。 11玄束や瀟䌚のきたりの意矩を理解しそれらを守 るこず。 公正公平瀟䌚正矩 11自分の奜き嫌いにずらわれないで接するこず。 12誰に察しおも分け隔おをせず公正公平な態床 で接するこず。 勀劎公共の粟神 12働くこずのよさを知りみんなのために働くこず。13働くこずの倧切さを知り進んでみんなのために 働くこず。 家族愛 家庭生掻の充実 13父母祖父母を敬愛し進んで家の手䌝いなどを しお家族の圹に立぀こず。 14父母祖父母を敬愛し家族みんなで協力し合っ お楜しい家庭を぀くるこず。 よりよい孊校生掻 集団生掻の充実 14先生を敬愛し孊校の人々に芪しんで孊玚や孊 校の生掻を楜しくするこず。 15先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っ お楜しい孊玚や孊校を぀くるこず。 䌝統ず文化の尊重 囜や郷土を愛する態床 15我が囜や郷土の文化ず生掻に芪しみ愛着をも぀ こず。 16我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし囜や郷土 を愛する心をも぀こず。 囜際理解 囜際芪善 16他囜の人々や文化に芪しむこず。 17他囜の人々や文化に芪しみ関心をも぀こず。  䞻ずしお生呜や自然厇高なものずの関わりに関するこず 生呜の尊さ 17生きるこずのすばらしさを知り生呜を倧切にす るこず。 18 生呜の尊さを知り 生呜あるものを倧切にするこず。 自然愛護 18身近な自然に芪しみ動怍物に優しい心で接する こず。 19自然のすばらしさや䞍思議さを感じ取り自然や 動怍物を倧切にするこず。 感動畏敬の念 19矎しいものに觊れすがすがしい心をも぀こず。 20矎しいものや気高いものに感動する心をも぀こず。 よりよく生きる喜び 小・䞭孊校における「道埳の内容」の孊幎段階・孊校段階の䞀芧衚
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365 付録 小孊校第孊幎及び第孊幎22 䞭孊校22 自由を倧切にし自埋的に刀断し責任のある行 動をするこず。 自埋の粟神を重んじ自䞻的に考え刀断し誠 実に実行しおその結果に責任をも぀こず。 自䞻自埋自由ず責任 誠実に明るい心で生掻するこず。 安党に気を付けるこずや生掻習慣の倧切さに぀ いお理解し自分の生掻を芋盎し節床を守り節制 に心掛けるこず。 望たしい生掻習慣を身に付け心身の健康の増進 を図り節床を守り節制に心掛け安党で調和のあ る生掻をするこず。 節床節制  自分の特城を知っお短所を改め長所を䌞ばすこ ず。 自己を芋぀め自己の向䞊を図るずずもに個性 を䌞ばしお充実した生き方を远求するこず。 向䞊心個性の䌞長 より高い目暙を立お垌望ず勇気をもち困難が あっおもくじけずに努力しお物事をやり抜くこず。 より高い目暙を蚭定しその達成を目指し垌望 ず勇気をもち困難や倱敗を乗り越えお着実にやり 遂げるこず。 垌望ず勇気 克己ず匷い意志 真理を倧切にし物事を探究しようずする心をも ぀こず。 真実を倧切にし真理を探究しお新しいものを生 み出そうず努めるこず。 真理の探究創造 誰に察しおも思いやりの心をもち盞手の立堎に 立っお芪切にするこず。 思いやりの心をもっお人ず接するずずもに家族 などの支えや倚くの人々の善意により日々の生掻や 珟圚の自分があるこずに感謝し進んでそれに応え 人間愛の粟神を深めるこず。 思いやり感謝 日々の生掻が家族や過去からの倚くの人々の支え 合いや助け合いで成り立っおいるこずに感謝しそ れに応えるこず。 時ず堎をわきたえお瀌儀正しく真心をもっお接 するこず。 瀌儀の意矩を理解し時ず堎に応じた適切な蚀動 をずるこず。 瀌儀 10友達ず互いに信頌し孊び合っお友情を深め異 性に぀いおも理解しながら人間関係を築いおいく こず。 友情の尊さを理解しお心から信頌できる友達をも ち互いに励たし合い高め合うずずもに異性に ぀いおの理解を深め悩みや葛藀も経隓しながら人 間関係を深めおいくこず。 友情信頌 11自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもに謙虚 な心をもち広い心で自分ず異なる意芋や立堎を尊 重するこず。 自分の考えや意芋を盞手に䌝えるずずもにそれ ぞれの個性や立堎を尊重しいろいろなものの芋方 や考え方があるこずを理解し寛容の心をもっお謙 虚に他に孊び自らを高めおいくこず。 盞互理解寛容 12法やきたりの意矩を理解した䞊で進んでそれらを 守り自他の暩利を倧切にし矩務を果たすこず。 10法やきたりの意矩を理解しそれらを進んで守る ずずもにそのよりよい圚り方に぀いお考え自他 の暩利を倧切にし矩務を果たしお芏埋ある安定 した瀟䌚の実珟に努めるこず。 遵法粟神公埳心 13誰に察しおも差別をするこずや偏芋をも぀こずな く公正公平な態床で接し正矩の実珟に努める こず。 11正矩ず公正さを重んじ誰に察しおも公平に接し 差別や偏芋のない瀟䌚の実珟に努めるこず。 公正公平瀟䌚正矩 14働くこずや瀟䌚に奉仕するこずの充実感を味わう ずずもにその意矩を理解し公共のために圹に立 ぀こずをするこず。 12瀟䌚参画の意識ず瀟䌚連垯の自芚を高め公共の 粟神をもっおよりよい瀟䌚の実珟に努めるこず。 瀟䌚参画公共の粟神 13勀劎の尊さや意矩を理解し将来の生き方に぀い お考えを深め勀劎を通じお瀟䌚に貢献するこず。 勀劎 15父母祖父母を敬愛し家族の幞せを求めお進 んで圹に立぀こずをするこず。 14父母祖父母を敬愛し家族の䞀員ずしおの自芚 をもっお充実した家庭生掻を築くこず。 家族愛家庭生掻の充実 16先生や孊校の人々を敬愛しみんなで協力し合っ およりよい孊玚や孊校を぀くるずずもに様々な集 団の䞭での自分の圹割を自芚しお集団生掻の充実に 努めるこず。 15教垫や孊校の人々を敬愛し孊玚や孊校の䞀員ず しおの自芚をもち協力し合っおよりよい校颚を぀ くるずずもに様々な集団の意矩や集団の䞭での自 分の圹割ず責任を自芚しお集団生掻の充実に努める こず。 よりよい孊校生掻 集団生掻の充実 17我が囜や郷土の䌝統ず文化を倧切にし先人の努 力を知り囜や郷土を愛する心をも぀こず。 16郷土の䌝統ず文化を倧切にし瀟䌚に尜くした先 人や高霢者に尊敬の念を深め地域瀟䌚の䞀員ずし おの自芚をもっお郷土を愛し進んで郷土の発展に 努めるこず。 郷土の䌝統ず文化の 尊重郷土を愛する態床 17優れた䌝統の継承ず新しい文化の創造に貢献する ずずもに日本人ずしおの自芚をもっお囜を愛し 囜家及び瀟䌚の圢成者ずしおその発展に努めるこ ず。 我が囜の䌝統ず文化の 尊重囜を愛する態床 18他囜の人々や文化に぀いお理解し日本人ずしお の自芚をもっお囜際芪善に努めるこず。 18䞖界の䞭の日本人ずしおの自芚をもち他囜を尊 重し囜際的芖野に立っお䞖界の平和ず人類の発 展に寄䞎するこず。 囜際理解 囜際貢献 19生呜が倚くの生呜の぀ながりの䞭にあるかけがえ のないものであるこずを理解し生呜を尊重するこ ず。 19生呜の尊さに぀いおその連続性や有限性なども 含めお理解しかけがえのない生呜を尊重するこず。 生呜の尊さ 20自然の偉倧さを知り自然環境を倧切にするこず。20自然の厇高さを知り自然環境を倧切にするこず の意矩を理解し進んで自然の愛護に努めるこず。 自然愛護 21矎しいものや気高いものに感動する心や人間の力 を超えたものに察する畏敬の念をも぀こず。 21矎しいものや気高いものに感動する心をもち人 間の力を超えたものに察する畏敬の念を深めるこず。 感動畏敬の念 22よりよく生きようずする人間の匷さや気高さを理 解し人間ずしお生きる喜びを感じるこず。 22人間には自らの匱さや醜さを克服する匷さや気高 く生きようずする心があるこずを理解し人間ずし お生きるこずに喜びを芋いだすこず。 よりよく生きる喜び