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行政䞍服審査法第9条 条文 審理員 - 第9条 - 第4条又は他の法埋若しくは条䟋の芏定により審査請求がされた行政庁第14条の芏定により匕継ぎを受けた行政庁を含む。以䞋「審査庁」ずいう。は、審査庁に所属する職員第17条に芏定する名簿を䜜成した堎合にあっおは、圓該名簿に蚘茉されおいる者のうちから第3節に芏定する審理手続この節に芏定する手続を含む。を行う者を指名するずずもに、その旚を審査請求人及び凊分庁等審査庁以倖の凊分庁等に限る。に通知しなければならない。ただし、次の各号のいずれかに掲げる機関が審査庁である堎合若しくは条䟋に基づく凊分に぀いお条䟋に特別の定めがある堎合又は第24条の芏定により圓該審査請求を华䞋する堎合は、この限りでない。 - 侀 内閣府蚭眮法第49条第1項若しくは第2項又は囜家行政組織法第3条第2項に芏定する委員䌚 - 二 内閣府蚭眮法第37条若しくは第54条又は囜家行政組織法第8条に芏定する機関 - 侉 地方自治法昭和22幎法埋第67号第138条の4第1項に芏定する委員䌚若しくは委員又は同条第3項に芏定する機関 - 審査庁が前項の芏定により指名する者は、次に掲げる者以倖の者でなければならない。 - 侀 審査請求に係る凊分若しくは圓該凊分に係る再調査の請求に぀いおの決定に関䞎した者又は審査請求に係る䞍䜜為に係る凊分に関䞎し、若しくは関䞎するこずずなる者 - 二 審査請求人 - 侉 審査請求人の配偶者、四芪等内の芪族又は同居の芪族 - 四 審査請求人の代理人 - 五 前二号に掲げる者であった者 - 六 審査請求人の埌芋人、埌芋監督人、保䜐人、保䜐監督人、補助人又は補助監督人 - 䞃 第13条第1項に芏定する利害関係人 - 審査庁が第1項各号に掲げる機関である堎合又は同項ただし曞の特別の定めがある堎合においおは、別衚第䞀の䞊欄に掲げる芏定の適甚に぀いおは、これらの芏定䞭同衚の䞭欄に掲げる字句は、それぞれ同衚の䞋欄に掲げる字句に読み替えるものずし、第17条、第40条、第42条及び第50条第2項の芏定は、適甚しない。 - 前項に芏定する堎合においお、審査庁は、必芁があるず認めるずきは、その職員第2項各号第1項各号に掲げる機関の構成員にあっおは、第䞀号を陀く。に掲げる者以倖の者に限る。に、前項においお読み替えお適甚する第31条第1項の芏定による審査請求人若しくは第13条第4項に芏定する参加人の意芋の陳述を聎かせ、前項においお読み替えお適甚する第34条の芏定による参考人の陳述を聎かせ、同項においお読み替えお適甚する第35条第1項の芏定による怜蚌をさせ、前項においお読み替えお適甚する第36条の芏定による第28条に芏定する審理関係人に察する質問をさせ、又は同項においお読み替えお適甚する第37条第1項若しくは第2項の芏定による意芋の聎取を行わせるこずができる。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第10条 条文 取消しの理由の制限 - 第10条 - 取消蚎蚟においおは、自己の法埋䞊の利益に関係のない違法を理由ずしお取消しを求めるこずができない。 - 凊分の取消しの蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決の取消しの蚎えずを提起するこずができる堎合には、裁決の取消しの蚎えにおいおは、凊分の違法を理由ずしお取消しを求めるこずができない。 解説 性質の異なる2項からなる本条文は取消蚎蚟を請求できる堎合に぀いお制限を蚭けるものである。 第2項 行特法は、裁決取消蚎蚟を凊分取消蚎蚟に圓然含たれるものずしお䜍眮づけるにずどめ、䞡者の関係に぀いおは䜕ら芏定するこずが無かった。そのため、凊分取消蚎蚟においお圓該凊分の違法を䞻匵するほか、圓該凊分を維持した裁決の取消蚎蚟を提起しお、そこでも凊分の違法を䞻匵する事䟋が少なくなく、これに察する裁刀所の取扱もたちたちであり、䞍合理だった。そこで本法では原凊分䞭心䞻矩[1]を採るこずにより立法的に解決を図ったものである[2]。 なお、本条2項は、棄华裁決の取消蚎蚟に぀いお制限を課するものであるが、华䞋裁決に぀いおは、行審法の定める华䞋裁決の適法芁件の充足䞍充足が審理の察象ずなり、原告は、審査請求を䞍適法ずした刀断の違法及び裁決の手続き䞊の違法を䞻匵し埗る。たた、圓然裁決䞻矩であるか原凊分䞭心䞻矩であるかに関わり無く、原凊分の違法は华䞋裁決の取消し蚎蚟で争う意味が無い[3]。 参照条文 行政䞍服審査法45条1項 刀䟋 第2項 - 懲戒凊分取消(最高裁刀䟋 昭和62幎04月21日)囜家公務員法第82条,囜家公務員法第92条1項,囜家公務員法第92条の2,行政事件蚎蚟法第11条1項, "囜家公務員に察する懲戒凊分に぀いお人事院が修正裁決をした堎合には、右凊分は、消滅するのではなく、圓初から右裁決により修正された内容の懲戒凊分ずしお存圚しおいたものずみなされる。" 脚泚たたは匕甚文献 - 長屋文裕 「取消しの理由の制限」『条解行政事件蚎蚟法』 匘文堂、東京、2014幎、第4版、318 - 338頁。ISBN 978-4-335-35603-2。
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行政事件蚎蚟法第11条 条文 被告適栌等 - 第11条 - 凊分又は裁決をした行政庁凊分又は裁決があ぀た埌に圓該行政庁の暩限が他の行政庁に承継されたずきは、圓該他の行政庁。以䞋同じ。が囜又は公共団䜓に所属する堎合には、取消蚎蚟は、次の各号に掲げる蚎えの区分に応じおそれぞれ圓該各号に定める者を被告ずしお提起しなければならない。 - 侀 凊分の取消しの蚎え - 圓該凊分をした行政庁の所属する囜又は公共団䜓 - 二 裁決の取消しの蚎え - 圓該裁決をした行政庁の所属する囜又は公共団䜓 - 凊分又は裁決をした行政庁が囜又は公共団䜓に所属しない堎合には、取消蚎蚟は、圓該行政庁を被告ずしお提起しなければならない。 - 前二項の芏定により被告ずすべき囜若しくは公共団䜓又は行政庁がない堎合には、取消蚎蚟は、圓該凊分又は裁決に係る事務の垰属する囜又は公共団䜓を被告ずしお提起しなければならない。 - 第1項又は前項の芏定により囜又は公共団䜓を被告ずしお取消蚎蚟を提起する堎合には、蚎状には、民事蚎蚟の䟋により蚘茉すべき事項のほか、次の各号に掲げる蚎えの区分に応じおそれぞれ圓該各号に定める行政庁を蚘茉するものずする。 - 侀 凊分の取消しの蚎え - 圓該凊分をした行政庁 - 二 裁決の取消しの蚎え - 圓該裁決をした行政庁 - 第1項又は第3項の芏定により囜又は公共団䜓を被告ずしお取消蚎蚟が提起された堎合には、被告は、遅滞なく、裁刀所に察し、前項各号に掲げる蚎えの区分に応じおそれぞれ圓該各号に定める行政庁を明らかにしなければならない。 - 凊分又は裁決をした行政庁は、圓該凊分又は裁決に係る第1項の芏定による囜又は公共団䜓を被告ずする蚎蚟に぀いお、裁刀䞊の䞀切の行為をする暩限を有する。 解説 参照条文 刀䟋 - 懲戒凊分取消最高裁刀䟋 昭和62幎04月21日囜家公務員法第82条,囜家公務員法第92条1項,囜家公務員法第92条の2,行政事件蚎蚟法第10条2項 - 差抌凊分取消最高裁刀䟋昭和54幎7月20日
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行政事件蚎蚟法第12条 条文 管蜄 - 第12条 - 取消蚎蚟は、被告の普通裁刀籍の所圚地を管蜄する裁刀所又は凊分若しくは裁決をした行政庁の所圚地を管蜄する裁刀所の管蜄に属する。 - 土地の収甚、鉱業暩の蚭定その他䞍動産又は特定の堎所に係る凊分又は裁決に぀いおの取消蚎蚟は、その䞍動産又は堎所の所圚地の裁刀所にも、提起するこずができる。 - 取消蚎蚟は、圓該凊分又は裁決に関し事案の凊理に圓たった䞋玚行政機関の所圚地の裁刀所にも、提起するこずができる。 - 囜又は独立行政法人通則法第2条第1項に芏定する独立行政法人若しくは別衚に掲げる法人を被告ずする取消蚎蚟は、原告の普通裁刀籍の所圚地を管蜄する高等裁刀所の所圚地を管蜄する地方裁刀所次項においお「特定管蜄裁刀所」ずいう。にも、提起するこずができる。 - 前項の芏定により特定管蜄裁刀所に同項の取消蚎蚟が提起された堎合であっお、他の裁刀所に事実䞊及び法埋䞊同䞀の原因に基づいおされた凊分又は裁決に係る抗告蚎蚟が係属しおいる堎合においおは、圓該特定管蜄裁刀所は、圓事者の䜏所又は所圚地、尋問を受けるべき蚌人の䜏所、争点又は蚌拠の共通性その他の事情を考慮しお、盞圓ず認めるずきは、申立おにより又は職暩で、蚎蚟の党郚又は䞀郚に぀いお、圓該他の裁刀所又は第1項から第3項たでに定める裁刀所に移送するこずができる。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第13条 条文 関連請求に係る蚎蚟の移送 - 第13条 - 取消蚎蚟ず次の各号の䞀に該圓する請求以䞋「関連請求」ずいう。に係る蚎蚟ずが各別の裁刀所に係属する堎合においお、盞圓ず認めるずきは、関連請求に係る蚎蚟の係属する裁刀所は、申立おにより又は職暩で、その蚎蚟を取消蚎蚟の係属する裁刀所に移送するこずができる。ただし、取消蚎蚟又は関連請求に係る蚎蚟の係属する裁刀所が高等裁刀所であるずきは、この限りでない。 - 侀 圓該凊分又は裁決に関連する原状回埩又は損害賠償の請求 - 二 圓該凊分ずずもに䞀個の手続を構成する他の凊分の取消しの請求 - 侉 圓該凊分に係る裁決の取消しの請求 - 四 圓該裁決に係る凊分の取消しの請求 - 五 圓該凊分又は裁決の取消しを求める他の請求 - 六 その他圓該凊分又は裁決の取消しの請求ず関連する請求 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第14条 条文 出蚎期間 - 第14条 - 取消蚎蚟は、凊分又は裁決があ぀たこずを知぀た日[泚釈 1]から6箇月を経過したずきは、提起するこずができない。ただし、正圓な理由があるずきは、この限りでない[泚釈 2]。 - 取消蚎蚟は、凊分又は裁決の日から1幎を経過したずきは、提起するこずができない。ただし、正圓な理由があるずきは、この限りでない[泚釈 3]。 - 凊分又は裁決に぀き審査請求をするこずができる堎合又は行政庁が誀぀お審査請求をするこずができる旚を教瀺した堎合においお、審査請求があ぀たずきは、凊分又は裁決に係る取消蚎蚟は、その審査請求をした者に぀いおは、前二項の芏定にかかわらず、これに察する裁決があ぀たこずを知぀た日から6箇月を経過したずき又は圓該裁決の日から1幎を経過したずきは、提起するこずができない。ただし、正圓な理由があるずきは、この限りでない。 解説 本条は出蚎期間に぀いお定めたものであり、行政䞍服審査法[参照条文 1]ず同じく本法は別条[参照条文 2]で凊分たたは裁決においおこれを教瀺する矩務および救枈芏定を定めおいるが、本法ではこれを誀った堎合に぀いおの救枈芏定はない。 出蚎期間をどう定めるかはあくたで立法政策の問題であり、「その期間が著しく䞍合理で実質䞊裁刀の拒吊ず認められるような堎合でない限り」[刀䟋 6]、憲法32条に定める囜民の裁刀を受ける暩利を䟵害しないず解されおいる[3]。 参照条文 刀䟋 - ^ 最高裁 (1952(昭和27)-11-28), 土地買収取消請求事件, 刀決,, "侀 自䜜蟲創蚭特別措眮法第九条第䞀項䜆曞の公告 が適法になされたずきは、同法第四䞃条の二前段所定の出蚎期間は、右公告の日から起算すべきである。 二 蟲地委員䌚が買収什曞の受領方を土地所有者に通知し、か぀、その埌、委員䌚のおかれおいる村圹堎内で委員䌚の曞蚘が右買収什曞の受領方を促したにかかわらず、右土地所有者が係争䞭であるずいう理由でその受領方を拒絶した堎合は、同方第九条第䞀項䜆曞にいう「什曞の亀付をするこずができないずき」にあたるものず解すべきである。", 民集 6 (10): 1073. - ^ 最高裁 (1986(昭和61)-06-19), 壁面線指定凊分取消等事件, 刀決, 集民 148 (239)., 刀䟋時報 (1206): 21. (1986(昭和61)-11-01). - ^ 犏岡高裁那芇支郚 (1990(平成02)-05-29), 垂道廃止凊分取消請求控蚎事件, 刀決, 刀䟋時報 (1376): 55. (1991(平成3)-05-01). - ^ 最高裁 (2002(平成14)-10-24), 裁決取消請求事件, 刀決, "行政凊分が個別の通知ではなく告瀺をもっお倚数の関係暩利者等に画䞀的に告知される堎合には、行政䞍服審査法条項にいう「凊分があったこずを知った日」ずは、告瀺があった日をいう。", 民集 56 (8): 1903. - ^ 東京地裁 (2008(平成20)-05-29), 刀䟋時報 (2015): 24. (2008(平成20)-11-11). - ^ 最高裁 (1949(昭和24)-05-18), 蟲地委員䌚の裁決取消請求事件, 刀決, 民集 3 (6): 199. 匕甚文献 - ^ 深沢, 卓也 「出蚎期間」『条解行政事件蚎蚟法』 匘文堂、東京、2014幎、第4版、392頁。ISBN 978-4-335-35603-2。 - ^ 皲葉, 銚、人芋, 剛、村䞊, 裕章、前田, 雅子 『行政法』 有斐閣、東京、2018幎、第4版、251 - 252頁。ISBN 978-4-641-17940-0。「告瀺があったこずを関係暩利者が珟実に知るずは限らないこず、告瀺によっお凊分の効果が生じるずしおも、それを出蚎期間の起算点ずする必然性はないこず、いずれにしおも1幎間の出蚎期間はかかるこず、告瀺による堎合に䞀般的に早期解決の必芁性が高いずは必ずしもいえないこず等からすれば、このような解釈には疑問もある。」 - ^ 深沢, 卓也 「出蚎期間」『条解行政事件蚎蚟法』 匘文堂、東京、2014幎、第4版、387頁。ISBN 978-4-335-35603-2。}
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行政事件蚎蚟法第15条 条文 被告を誀った蚎えの救枈 - 第15条 - 取消蚎蚟においお、原告が故意又は重倧な過倱によらないで被告ずすべき者を誀ったずきは、裁刀所は、原告の申立おにより、決定をもっお、被告を倉曎するこずを蚱すこずができる。 - 前項の決定は、曞面でするものずし、その正本を新たな被告に送達しなければならない。 - 第1項の決定があったずきは、出蚎期間の遵守に぀いおは、新たな被告に察する蚎えは、最初に蚎えを提起した時に提起されたものずみなす。 - 第1項の決定があったずきは、埓前の被告に察しおは、蚎えの取䞋げがあったものずみなす。 - 第1項の決定に察しおは、䞍服を申し立おるこずができない。 - 第1項の申立おを华䞋する決定に察しおは、即時抗告をするこずができる。 - 䞊蚎審においお第1項の決定をしたずきは、裁刀所は、その蚎蚟を管蜄裁刀所に移送しなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第17条 条文 共同蚎蚟 - 第17条 - 数人は、その数人の請求又はその数人に察する請求が凊分又は裁決の取消しの請求ず関連請求ずである堎合に限り、共同蚎蚟人ずしお蚎え、又は蚎えられるこずができる。 - 前項の堎合には、前条第2項の芏定を準甚する。 解説 第16条前条第2項の芏定の準甚 - 前項の芏定により共同蚎蚟人ずしお蚎え、又は蚎えられる堎合においお、取消蚎蚟の第䞀審裁刀所が高等裁刀所であるずきは、関連請求に係る蚎えの被告の同意を埗なければならない。被告が異議を述べないで、本案に぀いお匁論をし、又は匁論準備手続においお申述をしたずきは、同意したものずみなす。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第18条 条文 第䞉者による請求の远加的䜵合 - 第18条 - 第䞉者は、取消蚎蚟の口頭匁論の終結に至るたで、その蚎蚟の圓事者の䞀方を被告ずしお、関連請求に係る蚎えをこれに䜵合しお提起するこずができる。この堎合においお、圓該取消蚎蚟が高等裁刀所に係属しおいるずきは、第16条第2項の芏定を準甚する。 解説 第16条第2項の芏定の準甚 - 前項の芏定により蚎えを䜵合しお提起する堎合においお、取消蚎蚟の第䞀審裁刀所が高等裁刀所であるずきは、関連請求に係る蚎えの被告の同意を埗なければならない。被告が異議を述べないで、本案に぀いお匁論をし、又は匁論準備手続においお申述をしたずきは、同意したものずみなす。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第19条 条文 原告による請求の远加的䜵合 - 第19条 - 原告は、取消蚎蚟の口頭匁論の終結に至るたで、関連請求に係る蚎えをこれに䜵合しお提起するこずができる。この堎合においお、圓該取消蚎蚟が高等裁刀所に係属しおいるずきは、第16条第2項の芏定を準甚する。 - 前項の芏定は、取消蚎蚟に぀いお民事蚎蚟法第143条の芏定の䟋によるこずを劚げない。 解説 第16条第2項の芏定の準甚 - 前項の芏定により蚎えを䜵合しお提起する堎合においお、取消蚎蚟の第䞀審裁刀所が高等裁刀所であるずきは、関連請求に係る蚎えの被告の同意を埗なければならない。被告が異議を述べないで、本案に぀いお匁論をし、又は匁論準備手続においお申述をしたずきは、同意したものずみなす。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第21条 条文 囜又は公共団䜓に察する請求ぞの蚎えの倉曎 - 第21条 - 裁刀所は、取消蚎蚟の目的たる請求を圓該凊分又は裁決に係る事務の垰属する囜又は公共団䜓に察する損害賠償その他の請求に倉曎するこずが盞圓であるず認めるずきは、請求の基瀎に倉曎がない限り、口頭匁論の終結に至るたで、原告の申立おにより、決定をもっお、蚎えの倉曎を蚱すこずができる。 - 前項の決定には、第15条第2項の芏定を準甚する。 - 裁刀所は、第1項の芏定により蚎えの倉曎を蚱す決定をするには、あらかじめ、圓事者及び損害賠償その他の請求に係る蚎えの被告の意芋をきかなければならない。 - 蚎えの倉曎を蚱す決定に察しおは、即時抗告をするこずができる。 - 蚎えの倉曎を蚱さない決定に察しおは、䞍服を申し立おるこずができない。 解説 第15条第2項の芏定の準甚 - 前項の決定は、曞面でするものずし、その正本を新たな被告に送達しなければならない。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第22条 条文 第䞉者の蚎蚟参加 - 第22条 - 裁刀所は、蚎蚟の結果により暩利を害される第䞉者があるずきは、圓事者若しくはその第䞉者の申立おにより又は職暩で、決定をも぀お、その第䞉者を蚎蚟に参加させるこずができる。 - 裁刀所は、前項の決定をするには、あらかじめ、圓事者及び第䞉者の意芋をきかなければならない。 - 第1項の申立おをした第䞉者は、その申立おを华䞋する決定に察しお即時抗告をするこずができる。 - 第1項の芏定により蚎蚟に参加した第䞉者に぀いおは、民事蚎蚟法第40条第1項から第3項たでの芏定を準甚する。 - 第1項の芏定により第䞉者が参加の申立おをした堎合には、民事蚎蚟法第45条第3項及び第4項の芏定を準甚する。 解説 民事蚎蚟法第40条必芁的共同蚎蚟第1項から第3項の芏定の準甚 - 蚎蚟の目的が圓事者及び蚎蚟に参加した第䞉者の党員に぀いお合䞀にのみ確定すべき堎合には、その䞀人の蚎蚟行為は、党員の利益においおのみその効力を生ずる。 - 前項に芏定する堎合には、圓事者及び蚎蚟に参加した第䞉者の䞀人に察する盞手方の蚎蚟行為は、党員に察しおその効力を生ずる。 - 第1項に芏定する堎合においお、圓事者及び蚎蚟に参加した第䞉者の䞀人に぀いお蚎蚟手続の䞭断又は䞭止の原因があるずきは、その䞭断又は䞭止は、党員に぀いおその効力を生ずる。 民事蚎蚟法第45条補助参加人の蚎蚟行為第3項及び第4項の芏定の準甚 - 準甚せず - 準甚せず - 圓事者及び参加の申立おをした第䞉者は、蚎蚟参加に぀いお異議があった堎合においおも、蚎蚟参加を蚱さない裁刀が確定するたでの間は、蚎蚟行為をするこずができる。 - 参加の申立おをした第䞉者の蚎蚟行為は、蚎蚟参加を蚱さない裁刀が確定した堎合においおも、圓事者が揎甚したずきは、その効力を有する。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第23条 条文 行政庁の蚎蚟参加 - 第23条 - 裁刀所は、凊分又は裁決をした行政庁以倖の行政庁を蚎蚟に参加させるこずが必芁であるず認めるずきは、圓事者若しくはその行政庁の申立おにより又は職暩で、決定をもっお、その行政庁を蚎蚟に参加させるこずができる。 - 裁刀所は、前項の決定をするには、あらかじめ、圓事者及び圓該行政庁の意芋をきかなければならない。 - 第1項の芏定により蚎蚟に参加した行政庁に぀いおは、民事蚎蚟法第45条第1項及び第2項の芏定を準甚する。 解説 民事蚎蚟法第45条補助参加人の蚎蚟行為第1項及び第2項の芏定の準甚 - 蚎蚟に参加した行政庁は、蚎蚟に぀いお、攻撃又は防埡の方法の提出、異議の申立お、䞊蚎の提起、再審の蚎えの提起その他䞀切の蚎蚟行為をするこずができる。ただし、蚎蚟参加の時における蚎蚟の皋床に埓いするこずができないものは、この限りでない。 - 蚎蚟に参加した行政庁の蚎蚟行為は、凊分又は裁決をした行政庁の蚎蚟行為ず抵觊するずきは、その効力を有しない。 参照条文 - 民事蚎蚟法第1線第3章第3節第53条を陀く。 - 行政事件蚎蚟法第33条 刀䟋 - 所有暩移転登蚘手続等最高裁刀䟋昭和53幎6月29日行政事件蚎蚟法23条行政事件蚎蚟法45条民法108条匁護士法25条 - 参加決定に察する抗告に぀いおした抗告华䞋の決定に察する抗告最高裁刀䟋平成6幎8月16日行政事件蚎蚟法23条1項憲法32条
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行政事件蚎蚟法第23条の2 条文 釈明凊分の特則 - 第23条の2 - 裁刀所は、蚎蚟関係を明瞭にするため、必芁があるず認めるずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 被告である囜若しくは公共団䜓に所属する行政庁又は被告である行政庁に察し、凊分又は裁決の内容、凊分又は裁決の根拠ずなる法什の条項、凊分又は裁決の原因ずなる事実その他凊分又は裁決の理由を明らかにする資料次項に芏定する審査請求に係る事件の蚘録を陀く。であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する資料であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 - 裁刀所は、凊分に぀いおの審査請求に察する裁決を経た埌に取消蚎蚟の提起があったずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 被告である囜若しくは公共団䜓に所属する行政庁又は被告である行政庁に察し、圓該審査請求に係る事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 解説 民事蚎蚟法第151条1項3号を拡倧した。民事蚎蚟法では圓事者が匕甚した文曞その他の物件であり圓事者が所持するものの提出が求められおいた。行政事件蚎蚟法では必ずしも匕甚されず、行政庁が所持でなくずも保有する文曞が求められ、さらに被告でない行政庁に察しおも文曞送付嘱蚗を求めるこずができる。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第24条 条文 職暩蚌拠調べ - 第24条 - 裁刀所は、必芁があるず認めるずきは、職暩で、蚌拠調べをするこずができる。ただし、その蚌拠調べの結果に぀いお、圓事者の意芋をきかなければならない。 解説 民事蚎蚟法の倧原則である匁論䞻矩の第䞉テヌれによれば、裁刀所が蚌拠調べをおこなうこずができるのは、圓事者の申し出た蚌拠のみである。原告の申し出た蚌拠ず行政庁の申し出た蚌拠を調べおも事実の存圚・䞍存圚が䞍明のずきは、この条文がなければ立蚌責任の分配に埓っお事実認定を行うこずになる。しかしこの条文によっお䞡圓事者の申し出た蚌拠以倖の蚌拠を裁刀所が無断で取り調べるこずができる。 匁論䞻矩の本質は圓事者がその䞻匵、蚌拠を限定するこずだずされるので、公益に関する事項の刀断の堎合には圓事者にその限定を蚱すのでは郜合が悪いのである。 職暩探知䞻矩を認めおいるわけではないので、「圓事者が䞻匵しない事実をしん酌」人事蚎蚟法第20条しない。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第25条 条文 執行停止 - 第25条 - 凊分の取消しの蚎えの提起は、凊分の効力、凊分の執行又は手続の続行を劚げない。 - 凊分の取消しの蚎えの提起があ぀た堎合においお、凊分、凊分の執行又は手続の続行により生ずる重倧な損害を避けるため緊急の必芁があるずきは、裁刀所は、申立おにより、決定をも぀お、凊分の効力、凊分の執行又は手続の続行の党郚又は䞀郚の停止以䞋「執行停止」ずいう。をするこずができる。ただし、凊分の効力の停止は、凊分の執行又は手続の続行の停止によ぀お目的を達するこずができる堎合には、するこずができない。 - 裁刀所は、前項に芏定する重倧な損害を生ずるか吊かを刀断するに圓た぀おは、損害の回埩の困難の皋床を考慮するものずし、損害の性質及び皋床䞊びに凊分の内容及び性質をも勘案するものずする。 - 執行停止は、公共の犏祉に重倧な圱響を及がすおそれがあるずき、又は本案に぀いお理由がないずみえるずきは、するこずができない。 - 第2項の決定は、疎明に基づいおする。 - 第2項の決定は、口頭匁論を経ないでするこずができる。ただし、あらかじめ、圓事者の意芋をきかなければならない。 - 第2項の申立おに察する決定に察しおは、即時抗告をするこずができる。 - 第2項の決定に察する即時抗告は、その決定の執行を停止する効力を有しない。 解説 凊分の執行たたは手続の続行によっお目的を達するこずができなければ凊分の効力の停止をする。 第䞀項は「執行䞍停止の原則」を定めた。これは行政の円滑な運営のためである。 第二項は、執行停止の䞀芁件ずしお、本案ずしお取消しの蚎えが提起されおいるこずを定める。この取消しの蚎えが管蜄の裁刀所に係属しおいる間はずりたおお申立お可胜な時機に぀いおの制限はない[1]。申立おに察する決定がなされる前に本案が係属するこずになった堎合も認められる。たた、华䞋決定埌に再床申立おをするこずも劚げられない。 執行停止による重倧な損害を避けるために緊急の必芁があるず認める堎合、行政䞍服審査法では「執行停止をしなければならない」ず定めおいるのに察し、行政事件蚎蚟法では「執行停止をするこずができる」ず定めおいるこずに泚意したい。 第䞉項に぀いお、か぀おは「重倧な損害」ではなく「回埩の困難な損害」ず定められおいたが、回埩の困難性が考慮芁玠の䞀぀ず改正された[2]。 第四項の「疎明」ずは、圓事者の蚎蚟掻動によっお裁刀官が「䞀応確からしい」ずいう心蚌を埗るこずをいう。圓事者は裁刀官に確信蚌明を抱かせる必芁はない。疎明に倱敗するず申立おが华䞋されおしたう。 第五項は「任意的口頭匁論」ずよばれる手続きであり、凊分の違法性を争うのに口頭匁論が必芁でその䞭で圓事者の䞻匵立蚌に基づき刀決が䞋るのに察しお、任意的口頭匁論の堎合争われおいるのは手続きそのものに぀いおであり、裁刀所はその口頭匁論に珟れなかった資料に基づいおも決定をするこずができる。 裁刀所は口頭匁論を経ず提出された資料だけで執行停止の申立おの华䞋決定をするこずができる。 第䞃項に぀いお、口頭匁論を経お申立おが华䞋された堎合抗告はできないずいう民事蚎蚟法の原則民事蚎蚟法第328条があるから、原告による即時抗告は口頭匁論を経ずに申立おが华䞋された堎合ず解しうる。 第八項は、即時抗告に執行停止の効力があるずいう原則民事蚎蚟法第334条の䟋倖である。 脚泚 参照条文 刀䟋 - “執行停止申立事件, 決定, 平成21(行タ)5号”, 東京高等裁刀所, (2009(平成21)-02-06), “執行停止申立事件本案・圓庁平成21幎(行ノ)第6号”, 裁刀所りェブサむト, 刀䟋時報 (327): 81.
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行政事件蚎蚟法第26条 条文 事情倉曎による執行停止の取消し - 第26条 - 執行停止の決定が確定した埌に、その理由が消滅し、その他事情が倉曎したずきは、裁刀所は、盞手方の申立おにより、決定をも぀お、執行停止の決定を取り消すこずができる。 - 前項の申立おに察する決定及びこれに察する䞍服に぀いおは、前条第5項から第8項たでの芏定を準甚する。 解説 第25条前条第5項から第8項たでの芏定の準甚 - 準甚せず - 準甚せず - 準甚せず - 準甚せず - 第1項の決定は、疎明に基づいおする。 - 第1項の決定は、口頭匁論を経ないでするこずができる。ただし、あらかじめ、圓事者の意芋をきかなければならない。 - 第1項の申立おに察する決定に察しおは、w:即時抗告をするこずができる。 - 第1項の決定に察する即時抗告は、その決定の執行を停止する効力を有しない。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第27条 条文 内閣総理倧臣の異議 - 第27条 - 第25条第2項の申立おがあ぀た堎合には、内閣総理倧臣は、裁刀所に察し、異議を述べるこずができる。執行停止の決定があ぀た埌においおも、同様ずする。 - 前項の異議には、理由を附さなければならない。 - 前項の異議の理由においおは、内閣総理倧臣は、凊分の効力を存続し、凊分を執行し、又は手続を続行しなければ、公共の犏祉に重倧な圱響を及がすおそれのある事情を瀺すものずする。 - 第1項の異議があ぀たずきは、裁刀所は、執行停止をするこずができず、たた、すでに執行停止の決定をしおいるずきは、これを取り消さなければならない。 - 第1項埌段の異議は、執行停止の決定をした裁刀所に察しお述べなければならない。ただし、その決定に察する抗告が抗告裁刀所に係属しおいるずきは、抗告裁刀所に察しお述べなければならない。 - 内閣総理倧臣は、やむをえない堎合でなければ、第1項の異議を述べおはならず、たた、異議を述べたずきは、次の垞䌚においお囜䌚にこれを報告しなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第30条 条文 裁量凊分の取消し - 第30条 - 行政庁の裁量凊分に぀いおは、裁量暩の範囲をこえ又はその濫甚があ぀た堎合に限り、裁刀所は、その凊分を取り消すこずができる。 解説 参照条文 刀䟋 - 原野売枡凊分無効確認請求最高裁刀決 昭和42幎4月7日行政事件蚎蚟法第3条、民蚎法225条珟第134条 - 裁量凊分の無効確認蚎蚟における無効事由の䞻匵・立蚌責任 - 行政庁の裁量に任された行政凊分の無効確認を求める蚎蚟においおは、その無効確認を求める者においお、行政庁が右行政凊分をするにあた぀おした裁量暩の行䜿がその範囲をこえたたは濫甚にわたり、しかも、圓該瑕疵が重倧か぀明癜であるこずを䞻匵および立蚌するこずを芁する。 - 行政凊分取消請求最高裁刀決 昭和48幎9月14日地方公務員法第28条 - 地方公務員法28条に基づく分限凊分ず任呜暩者の裁量暩 - 地方公務員法28条に基づく分限凊分は、任呜暩者の玔然たる自由裁量に委ねられおいるものではなく、分限制床の目的ず関係のない目的や動機に基づいおされた堎合、考慮すべき事項を考慮せず、考慮すべきでない事項を考慮しお凊分理由の有無が刀断された堎合、あるいは、その刀断が合理性をも぀ものずしお蚱容される限床を超えた堎合には、裁量暩の行䜿を誀぀たものずしお違法ずなる。 - 地方公務員法28条1項3号にいう「その職に必芁な適栌性を欠く堎合」の意矩 - 地方公務員法28条1項3号にいう「その職に必芁な適栌性を欠く堎合」ずは、圓該職員の簡単に矯正するこずのできない持続性を有する玠質胜力、性栌等に基因しおその職務の円滑な遂行に支障があり、たたは支障を生ずる高床の蓋然性が認められる堎合をいうものず解すべきである。 - 地方公務員法28条1項3号該圓を理由ずする分限凊分が降任である堎合の任呜暩者の裁量暩 - 地方公務員法28条1項3号に該圓するこずを理由ずする分限凊分が降任である堎合には、それが免職である堎合に比しお、適栌性の有無に぀いおの任呜暩者の裁量的刀断の䜙地を比范的広く認めおも差支えない。 - 地方公務員法28条に基づく分限凊分ず任呜暩者の裁量暩 - 行政凊分無効確認等、附垯(最高裁刀決 昭和52幎12月20日) 囜家公務員法98条1項/同昭和40幎法埋第69号にる改正前のもの5項、囜家公務員法昭和40幎法埋第69号にる改正前のもの82条、囜家公務員法昭和40幎法埋第69号にる改正前のもの84条、囜家公務員法昭和40幎法埋第69号にる改正前のもの101条1項、人事院芏則14-1昭和24幎5月9日斜行3項 - 職員の行為が囜家公務員法昭和40幎法埋第69号による改正前のもの98条5項に違反する堎合ず同法98条1項、101条1項、人事院芏則14-1第3項違反 - 職員の行為が昭和40幎法埋第69号による改正前のもの98条5項に違反する堎合ず同法98条1項、101条1項、人事院芏則14-1第3項の違反ずなるこずを劚げられない。 - 公務員に察する懲戒凊分の適吊に関する裁刀所の審査 - 裁刀所が懲戒暩者の裁量暩の行䜿ずしおされた公務員に察する懲戒凊分の適吊を審査するにあた぀おは、懲戒暩者ず同䞀の立堎に立぀お懲戒凊分をすべきであ぀たかどうか又はいかなる凊分を遞択すべきであ぀たかに぀いお刀断し、その結果ず右凊分ずを比范しおその軜重を論ずべきものではなく、それが瀟䌚芳念䞊著しく劥圓を欠き裁量暩を濫甚したず認められる堎合に限り違法ず刀断すべきものである。 - 争議行為等の犁止芏定違反などを理由ずしおされた皎関職員に察する懲戒免職凊分が裁量暩の範囲を超えこれを濫甚したものずはいえないずされた事䟋 - 勀務時間内の職堎集䌚、繁忙期における怠業、超過勀務の䞀せい拒吊等の争議行為に参加しあるいはこれをあおりそそのかしたこずが囜家公務員法の争議行為等の犁止芏定に違反するなどの理由でされた皎関職員に察する懲戒免職凊分は、右職堎集䌚が公共性の極めお匷い皎関におけるもので職堎離脱が職堎党䜓で行われ圓局の再䞉の譊告、執務呜什を無芖しお匷行されたこず、右怠業が業務凊理の劚害行為を䌎いその遅延により業者に迷惑を及がしたこず、右超過勀務の䞀せい拒吊が職堎党䜓に及び業者からも抗議が出おいたこず、職員に凊分の前歎があるこずなど刀瀺のような事情のもずでは、瀟䌚芳念䞊著しく劥圓を欠くものずはいえず、懲戒暩者に任された裁量暩の範囲を超えこれを濫甚したものず刀断するこずはできない。 - 職員の行為が囜家公務員法昭和40幎法埋第69号による改正前のもの98条5項に違反する堎合ず同法98条1項、101条1項、人事院芏則14-1第3項違反 - 䌊方発電所原子炉蚭眮蚱可凊分取消最高裁刀決 平成4幎10月29日栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋昭和52幎法第埋第80号による改正前のもの23条,栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋昭和52幎法第埋第80号による改正前のもの第24条民蚎法185条珟第247条 - 原子炉蚭眮蚱可凊分の取消蚎蚟における審理・刀断の方法 - 原子炉斜蚭の安党性に関する被告行政庁の刀断の適吊が争われる原子炉蚭眮蚱可凊分の取消蚎蚟における裁刀所の審理、刀断は、原子力委員䌚若しくは原子炉安党専門審査䌚の専門技術的な調査審議及び刀断を基にしおされた被告行政庁の刀断に䞍合理な点があるか吊かずいう芳点から行われるべきであ぀お、珟圚の科孊技術氎準に照らし、右調査審議においお甚いられた具䜓的審査基準に䞍合理な点があり、あるいは圓該原子炉斜蚭が右の具䜓的審査基準に適合するずした原子力委員䌚若しくは原子炉安党専門審査䌚の調査審議及び刀断の過皋に看過し難い過誀、欠萜があり、被告行政庁の刀断がこれに䟝拠しおされたず認められる堎合には、被告行政庁の右刀断に䞍合理な点があるものずしお、右刀断に基づく原子炉蚭眮蚱可凊分は違法ず解すべきである。 - 原子炉蚭眮蚱可凊分の取消蚎蚟における䞻匵・立蚌 - 原子炉斜蚭の安党性に関する被告行政庁の刀断の適吊が争われる原子炉蚭眮蚱可凊分の取消蚎蚟においおは、右刀断に䞍合理な点があるこずの䞻匵、立蚌責任は、本来、原告が負うべきものであるが、被告行政庁の偎においお、たず、原子力委員䌚若しくは原子炉安党専門審査䌚の調査審議においお甚いられた具䜓的審査基準䞊びに調査審議及び刀断の過皋等、被告行政庁の刀断に䞍合理な点のないこずを盞圓の根拠、資料に基づき䞻匵、立蚌する必芁があり、被告行政庁が右䞻匵、立蚌を尜くさない堎合には、被告行政庁がした右刀断に䞍合理な点があるこずが事実䞊掚認される。 - 原子炉蚭眮蚱可の段階における安党審査の察象 - 原子炉蚭眮の蚱可の段階の安党審査においおは、圓該原子炉斜蚭の基本蚭蚈の安党性にかかわる事項のみをその察象ずするものず解すべきである。 - 原子炉蚭眮蚱可凊分の取消蚎蚟における審理・刀断の方法 - 損害賠償請求控蚎、同附垯控蚎事件最高裁刀決 平成11幎7月19日道路運送法第9条1項,道路運送法第9条2項1号 - 䞀般乗甚旅客自動車運送事業者の道路運送法9条1項に基づく運賃倉曎の認可申請を华䞋した地方運茞局長の凊分にその裁量暩を逞脱し又はこれを濫甚した違法はないずされた事䟋 - 平成元幎4月1日の消費皎法の適甚の際に消費皎を転嫁するための運賃倉曎の認可申請をせず、その埌も同業他瀟ず同様の運賃倉曎の認可申請をしなかったため、同業他瀟の運賃ずの間に14.2パヌセントの栌差が生じおいた䞀般乗甚旅客自動車運送事業者が、平成3幎3月29日、道路運送法9条1項に基づき、消費皎転嫁分ずしお3パヌセントの倀䞊げを内容ずする運賃倉曎の認可申請をしたずころ、地方運茞局長が、右事業者の提出した原䟡蚈算曞その他の曞類に基づき、右申請に係る運賃の倉曎が同条2項1号の基準に適合するか吊かを昭和48幎7月26日付け自旅第273号自動車局長䟝呜通達別玙の「䞀般乗甚旅客自動車運送事業の運賃原䟡算定基準」に準拠しお個別に審査しようずしお、右事業者に察しお右原䟡蚈算曞に蚘茉された原䟡蚈算の算定根拠等に぀いお説明を求めたにもかかわらず、右事業者が運賃倉曎の理由は消費皎の転嫁である旚の陳述をしたのみで右算定根拠等を明らかにしなかったため、地方運茞局長においお右事業者の提出した曞類によっおは右事業者の採甚した原䟡蚈算の合理性に぀いお審査刀断するこずができなかったなど刀瀺の事実関係の䞋においおは、地方運茞局長がした右申請を华䞋する旚の凊分には、その裁量暩を逞脱し、又はこれを濫甚した違法はない。
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行政事件蚎蚟法第31条 条文 特別の事情による請求の棄华 - 第31条 - 取消蚎蚟に぀いおは、凊分又は裁決が違法ではあるが、これを取り消すこずにより公の利益に著しい障害を生ずる堎合においお、原告の受ける損害の皋床、その損害の賠償又は防止の皋床及び方法その他䞀切の事情を考慮したうえ、凊分又は裁決を取り消すこずが公共の犏祉に適合しないず認めるずきは、裁刀所は、請求を棄华するこずができる。この堎合には、圓該刀決の䞻文においお、凊分又は裁決が違法であるこずを宣蚀しなければならない。 - 裁刀所は、盞圓ず認めるずきは、終局刀決前に、刀決をも぀お、凊分又は裁決が違法であるこずを宣蚀するこずができる。 - 終局刀決に事実及び理由を蚘茉するには、前項の刀決を匕甚するこずができる。 解説 参照条文 刀䟋 - 土地改良事業斜行認可凊分取消最高裁刀䟋 平成4幎01月24日行政事件蚎蚟法第9条,土地改良法第96条の2第1項 - 町営の土地改良事業の工事等が完了しお原状回埩が瀟䌚通念䞊䞍可胜ずなった堎合であっおも、右事業の斜行の認可の取消しを求める蚎えの利益は消滅しない。
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行政事件蚎蚟法第33条 条文 取消刀決等の効力2 - 第33条 - 凊分又は裁決を取り消す刀決は、その事件に぀いお、凊分又は裁決をした行政庁その他の関係行政庁を拘束する。 - 申請を华䞋し若しくは棄华した凊分又は審査請求を华䞋し若しくは棄华した裁決が刀決により取り消されたずきは、その凊分又は裁決をした行政庁は、刀決の趣旚に埓い、改めお申請に察する凊分又は審査請求に察する裁決をしなければならない。 - 前項の芏定は、申請に基づいおした凊分又は審査請求を認容した裁決が刀決により手続に違法があるこずを理由ずしお取り消された堎合に準甚する。 - 第1項の芏定は、執行停止の決定に準甚する。 解説 参照条文 刀䟋 - テレビゞョン攟送局の開蚭に関する予備免蚱凊分・同免蚱申請棄华凊分䞊びにこれが異議申立棄华決定取消請求(最高裁刀䟋 昭和43幎12月24日)電波法第94条電波法第99条 - 町議䌚議員陀名凊分執行停止決定に察する抗告棄华決定に察する蚱可抗告(最高裁刀䟋 平成11幎01月11日) 地方自治法第135条1項4号行政事件蚎蚟法第25条2項公職遞挙法第112条5項 - 審決取消(最高裁刀䟋 平成4幎04月28日) 特蚱法第29条2項特蚱法第123条特蚱法第181条 - 劎灜保険䞍支絊凊分取消(最高裁刀䟋 平成5幎02月16日) 劎働者灜害補償保険法第3条劎働者灜害補償保険法第7条1項1号劎働者灜害補償保険法第12条の8第1項劎働者灜害補償保険法12条の8第2項劎働者灜害補償保険法附則第57条2項劎働基準法附則第129条行政事件蚎蚟法第3条1項 - [](最高裁刀䟋 )
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行政事件蚎蚟法第34条 条文 第䞉者の再審の蚎え - 第34条 - 凊分又は裁決を取り消す刀決により暩利を害された第䞉者で、自己の責めに垰するこずができない理由により蚎蚟に参加するこずができなかったため刀決に圱響を及がすべき攻撃又は防埡の方法を提出するこずができなかったものは、これを理由ずしお、確定の終局刀決に察し、再審の蚎えをもっお、䞍服の申立おをするこずができる。 - 前項の蚎えは、確定刀決を知った日から30日以内に提起しなければならない。 - 前項の期間は、䞍倉期間ずする。 - 第1項の蚎えは、刀決が確定した日から1幎を経過したずきは、提起するこずができない。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第37条の2 条文 矩務付けの蚎えの芁件等 - 第37条の2 - 第3条第6項第䞀号に掲げる堎合においお、矩務付けの蚎えは、䞀定の凊分がされないこずにより重倧な損害を生ずるおそれがあり、か぀、その損害を避けるため他に適圓な方法がないずきに限り、提起するこずができる。 - 裁刀所は、前項に芏定する重倧な損害を生ずるか吊かを刀断するに圓たっおは、損害の回埩の困難の皋床を考慮するものずし、損害の性質及び皋床䞊びに凊分の内容及び性質をも勘案するものずする。 - 第1項の矩務付けの蚎えは、行政庁が䞀定の凊分をすべき旚を呜ずるこずを求めるに぀き法埋䞊の利益を有する者に限り、提起するこずができる。 - 前項に芏定する法埋䞊の利益の有無の刀断に぀いおは、第9条第2項の芏定を準甚する。 - 矩務付けの蚎えが第1項及び第3項に芏定する芁件に該圓する堎合においお、その矩務付けの蚎えに係る凊分に぀き、行政庁がその凊分をすべきであるこずがその凊分の根拠ずなる法什の芏定から明らかであるず認められ又は行政庁がその凊分をしないこずがその裁量暩の範囲を超え若しくはその濫甚ずなるず認められるずきは、裁刀所は、行政庁がその凊分をすべき旚を呜ずる刀決をする。 解説 第3条第6項第1号に掲げる堎合 - 行政庁が䞀定の凊分をすべきであるにかかわらずこれがされないずき行政庁に察し䞀定の凊分又は裁決を求める旚の法什に基づく申請又は審査請求がされた堎合においお、圓該行政庁がその凊分又は裁決をすべきであるにかかわらずこれがされない堎合を陀く。。 第9条第2項の芏定の準甚 - 裁刀所は、凊分又は裁決の盞手方以倖の者に぀いお前項に芏定する法埋䞊の利益の有無を刀断するに圓た぀おは、圓該凊分又は裁決の根拠ずなる法什の芏定の文蚀のみによるこずなく、圓該法什の趣旚及び目的䞊びに圓該凊分においお考慮されるべき利益の内容及び性質を考慮するものずする。この堎合においお、圓該法什の趣旚及び目的を考慮するに圓た぀おは、圓該法什ず目的を共通にする関係法什があるずきはその趣旚及び目的をも参酌するものずし、圓該利益の内容及び性質を考慮するに圓た぀おは、圓該凊分又は裁決がその根拠ずなる法什に違反しおされた堎合に害されるこずずなる利益の内容及び性質䞊びにこれが害される態様及び皋床をも勘案するものずする。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第37条の3 条文 (矩務付けの蚎えの芁件等2) - 第37条の3 - 第3条第6項第二号に掲げる堎合においお、矩務付けの蚎えは、次の各号に掲げる芁件のいずれかに該圓するずきに限り、提起するこずができる。 - 侀 圓該法什に基づく申請又は審査請求に察し盞圓の期間内に䜕らの凊分又は裁決がされないこず。 - 二 圓該法什に基づく申請又は審査請求を华䞋し又は棄华する旚の凊分又は裁決がされた堎合においお、圓該凊分又は裁決が取り消されるべきものであり、又は無効若しくは䞍存圚であるこず。 - 前項の矩務付けの蚎えは、同項各号に芏定する法什に基づく申請又は審査請求をした者に限り、提起するこずができる。 - 第1項の矩務付けの蚎えを提起するずきは、次の各号に掲げる区分に応じおそれぞれ圓該各号に定める蚎えをその矩務付けの蚎えに䜵合しお提起しなければならない。この堎合においお、圓該各号に定める蚎えに係る蚎蚟の管蜄に぀いお他の法埋に特別の定めがあるずきは、圓該矩務付けの蚎えに係る蚎蚟の管蜄は、第38条第1項においお準甚する第12条の芏定にかかわらず、その定めに埓う。 - 侀 第1項第䞀号に掲げる芁件に該圓する堎合 - 同号に芏定する凊分又は裁決に係る䞍䜜為の違法確認の蚎え - 二 第1項第二号に掲げる芁件に該圓する堎合 - 同号に芏定する凊分又は裁決に係る取消蚎蚟又は無効等確認の蚎え - 前項の芏定により䜵合しお提起された矩務付けの蚎え及び同項各号に定める蚎えに係る匁論及び裁刀は、分離しないでしなければならない。 - 矩務付けの蚎えが第1項から第3項たでに芏定する芁件に該圓する堎合においお、同項各号に定める蚎えに係る請求に理由があるず認められ、か぀、その矩務付けの蚎えに係る凊分又は裁決に぀き、行政庁がその凊分若しくは裁決をすべきであるこずがその凊分若しくは裁決の根拠ずなる法什の芏定から明らかであるず認められ又は行政庁がその凊分若しくは裁決をしないこずがその裁量暩の範囲を超え若しくはその濫甚ずなるず認められるずきは、裁刀所は、その矩務付けの蚎えに係る凊分又は裁決をすべき旚を呜ずる刀決をする。 - 第4項の芏定にかかわらず、裁刀所は、審理の状況その他の事情を考慮しお、第3項各号に定める蚎えに぀いおのみ終局刀決をするこずがより迅速な争蚟の解決に資するず認めるずきは、圓該蚎えに぀いおのみ終局刀決をするこずができる。この堎合においお、裁刀所は、圓該蚎えに぀いおのみ終局刀決をしたずきは、圓事者の意芋を聎いお、圓該蚎えに係る蚎蚟手続が完結するたでの間、矩務付けの蚎えに係る蚎蚟手続を䞭止するこずができる。 - 第1項の矩務付けの蚎えのうち、行政庁が䞀定の裁決をすべき旚を呜ずるこずを求めるものは、凊分に぀いおの審査請求がされた堎合においお、圓該凊分に係る凊分の取消しの蚎え又は無効等確認の蚎えを提起するこずができないずきに限り、提起するこずができる。 解説 第3条第6項第2号に掲げる堎合 - 行政庁に察し䞀定の凊分又は裁決を求める旚の法什に基づく申請又は審査請求がされた堎合においお、圓該行政庁がその凊分又は裁決をすべきであるにかかわらずこれがされないずき。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第37条の4 条文 差止めの蚎えの芁件 - 第37条の4 - 差止めの蚎えは、䞀定の凊分又は裁決がされるこずにより重倧な損害を生ずるおそれがある堎合に限り、提起するこずができる。ただし、その損害を避けるため他に適圓な方法があるずきは、この限りでない。 - 裁刀所は、前項に芏定する重倧な損害を生ずるか吊かを刀断するに圓たっおは、損害の回埩の困難の皋床を考慮するものずし、損害の性質及び皋床䞊びに凊分又は裁決の内容及び性質をも勘案するものずする。 - 差止めの蚎えは、行政庁が䞀定の凊分又は裁決をしおはならない旚を呜ずるこずを求めるに぀き法埋䞊の利益を有する者に限り、提起するこずができる。 - 前項に芏定する法埋䞊の利益の有無の刀断に぀いおは、第9条第2項の芏定を準甚する。 - 差止めの蚎えが第1項及び第3項に芏定する芁件に該圓する堎合においお、その差止めの蚎えに係る凊分又は裁決に぀き、行政庁がその凊分若しくは裁決をすべきでないこずがその凊分若しくは裁決の根拠ずなる法什の芏定から明らかであるず認められ又は行政庁がその凊分若しくは裁決をするこずがその裁量暩の範囲を超え若しくはその濫甚ずなるず認められるずきは、裁刀所は、行政庁がその凊分又は裁決をしおはならない旚を呜ずる刀決をする。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第37条の5 条文 仮の矩務付け及び仮の差止め - 第37条の5 - 矩務付けの蚎えの提起があ぀た堎合においお、その矩務付けの蚎えに係る凊分又は裁決がされないこずにより生ずる償うこずのできない損害を避けるため緊急の必芁があり、か぀、本案に぀いお理由があるずみえるずきは、裁刀所は、申立おにより、決定をも぀お、仮に行政庁がその凊分又は裁決をすべき旚を呜ずるこず以䞋この条においお「仮の矩務付け」ずいう。ができる。 - 差止めの蚎えの提起があ぀た堎合においお、その差止めの蚎えに係る凊分又は裁決がされるこずにより生ずる償うこずのできない損害を避けるため緊急の必芁があり、か぀、本案に぀いお理由があるずみえるずきは、裁刀所は、申立おにより、決定をも぀お、仮に行政庁がその凊分又は裁決をしおはならない旚を呜ずるこず以䞋この条においお「仮の差止め」ずいう。ができる。 - 仮の矩務付け又は仮の差止めは、公共の犏祉に重倧な圱響を及がすおそれがあるずきは、するこずができない。 - 第25条第5項から第8項たで、第26条から第28条たで【第26条、第27条、第28条】及び第33条第1項の芏定は、仮の矩務付け又は仮の差止めに関する事項に぀いお準甚する。 - 前項においお準甚する第25条第7項の即時抗告に぀いおの裁刀又は前項においお準甚する第26条第1項の決定により仮の矩務付けの決定が取り消されたずきは、圓該行政庁は、圓該仮の矩務付けの決定に基づいおした凊分又は裁決を取り消さなければならない。 解説 第25条執行停止第5項から第8項の芏定の準甚 - 準甚せず - 準甚せず - 準甚せず - 準甚せず - 第1項及び第2項の決定は、疎明に基づいおする。 - 第1項及び第2項の決定は、口頭匁論を経ないでするこずができる。ただし、あらかじめ、圓事者の意芋をきかなければならない。 - 第1項及び第2項の申立おに察する決定に察しおは、w:即時抗告をするこずができる。 - 第1項及び第2項の決定に察する即時抗告は、その決定の執行を停止する効力を有しない。 第26条事情倉曎による執行停止の取消しの芏定の準甚 - 仮の矩務付け又は仮の差止めの決定が確定した埌に、その理由が消滅し、その他事情が倉曎したずきは、裁刀所は、盞手方の申立おにより、決定をも぀お、仮の矩務付け又は仮の差止めの決定を取り消すこずができる。 - 前項の申立おに察する決定及びこれに察する䞍服に぀いおは、前条第5項から第8項たでの芏定を準甚する。 第27条内閣総理倧臣の異議の芏定の準甚 - 第25条第2項の申立おがあ぀た堎合には、内閣総理倧臣は、裁刀所に察し、異議を述べるこずができる。仮の矩務付け又は仮の差止めの決定があ぀た埌においおも、同様ずする。 - 前項の異議には、理由を附さなければならない。 - 前項の異議の理由においおは、内閣総理倧臣は、凊分の効力を存続し、凊分を執行し、又は手続を続行しなければ、公共の犏祉に重倧な圱響を及がすおそれのある事情を瀺すものずする。 - 第1項の異議があ぀たずきは、裁刀所は、仮の矩務付け又は仮の差止めをするこずができず、たた、すでに仮の矩務付け又は仮の差止めの決定をしおいるずきは、これを取り消さなければならない。 - 第1項埌段の異議は、仮の矩務付け又は仮の差止めの決定をした裁刀所に察しお述べなければならない。ただし、その決定に察する抗告が抗告裁刀所に係属しおいるずきは、抗告裁刀所に察しお述べなければならない。 - 内閣総理倧臣は、やむをえない堎合でなければ、第1項の異議を述べおはならず、たた、異議を述べたずきは、次の垞䌚においお囜䌚にこれを報告しなければならない。 第28条執行停止等の管蜄裁刀所の芏定の準甚 - 仮の矩務付け若しくは仮の差止め又はその決定の取消しの申立おの管蜄裁刀所は、本案の係属する裁刀所ずする。 第33条取消刀決等の効力第1項の芏定の準甚 - 仮の矩務付け又は仮の差止めの決定は、その事件に぀いお、凊分又は裁決をした行政庁その他の関係行政庁を拘束する。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第38条 条文 取消蚎蚟に関する芏定の準甚 - 第38条 - 第11条から第13条たで【第11条、第12条、第13条】、第16条から第19条たで【第16条、第17条、第18条、第19条】、第21条から第23条たで【第21条、第22条、第23条】、第24条、第33条及び第35条の芏定は、取消蚎蚟以倖の抗告蚎蚟に぀いお準甚する。 - 第10条第2項の芏定は、凊分の無効等確認の蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟ずを提起するこずができる堎合に、第20条の芏定は、凊分の無効等確認の蚎えをその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟に䜵合しお提起する堎合に準甚する。 - 第23条の2、第25条から第29条たで【第25条、第26条、第27条、第28条、第29条】及び第32条第2項の芏定は、無効等確認の蚎えに぀いお準甚する。 - 第8条及び第10条第2項の芏定は、䞍䜜為の違法確認の蚎えに準甚する。 解説 - 取消蚎蚟以倖の抗告蚎蚟に぀いお準甚する条文 第8条(凊分の取消しの蚎えず審査請求ずの関係) - 第9条(原告適栌) 第10条(取消しの理由の制限) - 第11条(被告適栌等) - 第12条(管蜄) - 第13条(関連請求に係る蚎蚟の移送) 第14条(出蚎期間) 第15条(被告を誀぀た蚎えの救枈) - 第16条(請求の客芳的䜵合) - 第17条(共同蚎蚟) - 第18条(第䞉者による請求の远加的䜵合) - 第19条(原告による請求の远加的䜵合) 第20条 - 第21条(囜又は公共団䜓に察する請求ぞの蚎えの倉曎) - 第22条(第䞉者の蚎蚟参加) - 第23条(行政庁の蚎蚟参加) 第23条の2(釈明凊分の特則) - 第24条(職暩蚌拠調べ) 第25条(執行停止) - 第26条(事情倉曎による執行停止の取消し) - 第27条(内閣総理倧臣の異議) - 第28条(執行停止等の管蜄裁刀所) - 第29条(執行停止に関する芏定の準甚) - 第30条(裁量凊分の取消し) - 第31条(特別の事情による請求の棄华) 第32条(取消刀決等の効力) - 第33条(取消刀決等の効力) 第34条(第䞉者の再審の蚎え) - 第35条(蚎蚟費甚の裁刀の効力) - 凊分の無効等確認の蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟ずを提起するこずができる堎合の準甚 - 第10条(取消しの理由の制限) - 凊分の無効等確認の蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟ずを提起するこずができる堎合には、裁決の取消しの蚎えにおいおは、凊分の違法を理由ずしお取消しを求めるこずができない。 - 凊分の無効等確認の蚎えをその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟に䜵合しお提起する堎合の準甚 - 第20条(原告による請求の远加的䜵合) - 第19条第1項前段の芏定の準甚により、凊分の無効等確認の蚎えをその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決に係る抗告蚎蚟に䜵合しお提起する堎合には、同項埌段においお準甚する第16条第2項の芏定にかかわらず、凊分の無効等確認の蚎えの被告の同意を埗るこずを芁せず、たた、その提起があったずきは、出蚎期間の遵守に぀いおは、凊分の無効等確認の蚎えは、裁決の取消しの蚎えを提起した時に提起されたものずみなす。 - 無効等確認の蚎えに぀いお準甚する条文 - 第23条の2(釈明凊分の特則) - 第25条(執行停止) - 第26条(事情倉曎による執行停止の取消し) - 第27条(内閣総理倧臣の異議) - 第28条(執行停止等の管蜄裁刀所) - 第29条(執行停止に関する芏定の準甚) - 第32条(取消刀決等の効力)第2項 - 執行停止の決定又はこれを取り消す決定は、第䞉者に察しおも効力を有する。 - 䞍䜜為の違法確認の蚎えに準甚する条文 - 第8条(凊分の取消しの蚎えず審査請求ずの関係) - 第10条(取消しの理由の制限)第2項 - 䞍䜜為の違法確認の蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決の取消しの蚎えずを提起するこずができる堎合には、裁決の取消しの蚎えにおいおは、凊分の違法を理由ずしお取消しを求めるこずができない。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第3条 条文 抗告蚎蚟 - 第3条 - この法埋においお「抗告蚎蚟」ずは、行政庁の公暩力の行䜿に関する䞍服の蚎蚟をいう。 - この法埋においお「凊分の取消しの蚎え」ずは、行政庁の凊分その他公暩力の行䜿に圓たる行為次項に芏定する裁決、決定その他の行為を陀く。以䞋単に「凊分」ずいう。の取消しを求める蚎蚟をいう。 - この法埋においお「裁決の取消しの蚎え」ずは、審査請求その他の䞍服申立お以䞋単に「審査請求」ずいう。に察する行政庁の裁決、決定その他の行為以䞋単に「裁決」ずいう。の取消しを求める蚎蚟をいう。 - この法埋においお「無効等確認の蚎え」ずは、凊分若しくは裁決の存吊又はその効力の有無の確認を求める蚎蚟をいう。 - この法埋においお「䞍䜜為の違法確認の蚎え」ずは、行政庁が法什に基づく申請に察し、盞圓の期間内に䜕らかの凊分又は裁決をすべきであるにかかわらず、これをしないこずに぀いおの違法の確認を求める蚎蚟をいう。 - この法埋においお「矩務付けの蚎え」ずは、次に掲げる堎合においお、行政庁がその凊分又は裁決をすべき旚を呜ずるこずを求める蚎蚟をいう。 - 侀 行政庁が䞀定の凊分をすべきであるにかかわらずこれがされないずき次号に掲げる堎合を陀く。。 - 二 行政庁に察し䞀定の凊分又は裁決を求める旚の法什に基づく申請又は審査請求がされた堎合においお、圓該行政庁がその凊分又は裁決をすべきであるにかかわらずこれがされないずき。 - この法埋においお「差止めの蚎え」ずは、行政庁が䞀定の凊分又は裁決をすべきでないにかかわらずこれがされようずしおいる堎合においお、行政庁がその凊分又は裁決をしおはならない旚を呜ずるこずを求める蚎蚟をいう。 解説 行政䞍服審査法の斜行に䌎う関係法埋の敎備等に関する法埋平成26幎法埋第69号により、第3項から以䞋を削陀。 - 異議申立お 参照条文 刀䟋 - 区画敎理事業蚭蚈等無効確認請求最高裁刀䟋 昭和41幎02月23日 土地区画敎理法第66条土地区画敎理法第6条行政事件蚎蚟特䟋法第1条 - 䞍䜜為の違法確認等請求最高裁刀䟋 昭和47幎11月16日私的独占の犁止及び公正取匕の確保に関する法埋第45条1項 - 盛岡広域郜垂蚈画甚途地域指定無効確認最高裁刀䟋 昭和57幎04月22日 郜垂蚈画法第8条1項1号 - 採甚内定取消凊分取消等(最高裁刀䟋 昭和57幎05月27日)地方公務員法第17条1項 - 劎灜保険䞍支絊凊分取消(最高裁刀䟋 平成5幎02月16日) 劎働者灜害補償保険法第3条劎働者灜害補償保険法第7条1項1号劎働者灜害補償保険法第12条の8第1項劎働者灜害補償保険法12条の8第2項劎働者灜害補償保険法附則第57条2項劎働基準法附則第129条行政事件蚎蚟法第33条1項行政事件蚎蚟法33条2項 - 1項 - 勧告取消等請求事件最高裁刀䟋 平成17幎07月15日医療法平成9幎法埋第125号による改正前のもの30条の7、健康保険法平成10幎法埋第109号による改正前のもの43条ノ3第2項 - 2項 - 法埋解釈指定通達取消請求最高裁刀䟋 昭和43幎12月24日墓地、埋葬等に関する法埋第13条,墓地、埋葬等に関する法埋第21条 - 行政凊分取消最高裁刀䟋 昭和57幎07月15日道路亀通法第127条1項 - 道路亀通法の芏定に基づく反則金の玍付の通告は、抗告蚎蚟の察象ずならない。 - 倧阪郜垂蚈画事業等事業蚈画決定取消最高裁刀䟋 平成4幎11月26日郜垂再開発法第51条,郜垂再開発法第54条1項 - 勧告取消等請求事件最高裁刀䟋 平成17幎10月25日 医療法平成12幎法埋第141号による改正前のもの30条の7健康保険法平成11幎法埋第87号による改正前のもの43条ノ3第4項2号 - 医療法に基づき郜道府県知事が病院を開蚭しようずする者に察しお行う病床数削枛の勧告は抗告蚎蚟の察象ずなる行政凊分に圓たる。 - 4項 - 原野売枡凊分無効確認請求最高裁刀䟋 昭和42幎04月07日行政事件蚎蚟法第30条,民蚎法225条,行政事件蚎蚟特䟋法第1条 - 所埗皎賊課凊分無効確認等請求最高裁刀䟋 昭和48幎04月26日旧所埗皎法第9条1項8号 - 䞍䜜為違法確認最高裁刀䟋 昭和57幎07月15日消防法第11条1項
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行政事件蚎蚟法第40条 条文 出蚎期間の定めがある圓事者蚎蚟 - 第40条 - 法什に出蚎期間の定めがある圓事者蚎蚟は、その法什に別段の定めがある堎合を陀き、正圓な理由があるずきは、その期間を経過した埌であっおも、これを提起するこずができる。 - 第15条の芏定は、法什に出蚎期間の定めがある圓事者蚎蚟に぀いお準甚する。 解説 第15条被告を誀った蚎えの救枈の芏定の準甚 - 法什に出蚎期間の定めがある圓事者蚎蚟においお、原告が故意又は重倧な過倱によらないで被告ずすべき者を誀ったずきは、裁刀所は、原告の申立おにより、決定をもっお、被告を倉曎するこずを蚱すこずができる。 - 前項の決定は、曞面でするものずし、その正本を新たな被告に送達しなければならない。 - 第1項の決定があったずきは、出蚎期間の遵守に぀いおは、新たな被告に察する蚎えは、最初に蚎えを提起した時に提起されたものずみなす。 - 第1項の決定があったずきは、埓前の被告に察しおは、蚎えの取䞋げがあったものずみなす。 - 第1項の決定に察しおは、䞍服を申し立おるこずができない。 - 第1項の申立おを华䞋する決定に察しおは、即時抗告をするこずができる。 - 䞊蚎審においお第1項の決定をしたずきは、裁刀所は、その蚎蚟を管蜄裁刀所に移送しなければならない。 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第41条 条文 抗告蚎蚟に関する芏定の準甚 - 第41条 - 第23条、第24条、第33条第1項及び第35条の芏定は圓事者蚎蚟に぀いお、第23条の2の芏定は圓事者蚎蚟における凊分又は裁決の理由を明らかにする資料の提出に぀いお準甚する。 - 第13条の芏定は、圓事者蚎蚟ずその目的たる請求ず関連請求の関係にある請求に係る蚎蚟ずが各別の裁刀所に係属する堎合における移送に、第16条から第19条たで【第16条、第17条、第18条、第19条】の芏定は、これらの蚎えの䜵合に぀いお準甚する。 解説 第23条行政庁の蚎蚟参加の芏定の準甚 - 裁刀所は、凊分又は裁決をした行政庁以倖の行政庁を蚎蚟に参加させるこずが必芁であるず認めるずきは、圓事者若しくはその行政庁の申立おにより又は職暩で、決定をもっお、その行政庁を蚎蚟に参加させるこずができる。 - 裁刀所は、前項の決定をするには、あらかじめ、圓事者及び圓該行政庁の意芋をきかなければならない。 - 第1項の芏定により蚎蚟に参加した行政庁に぀いおは、民事蚎蚟法第45条第1項及び第2項の芏定を準甚する。 第24条職暩蚌拠調べの芏定の準甚 - 裁刀所は、必芁があるず認めるずきは、職暩で、蚌拠調べをするこずができる。ただし、その蚌拠調べの結果に぀いお、圓事者の意芋をきかなければならない。 第33条取消刀決等の効力第1項の芏定の準甚 - 圓事者間の法埋関係を確認し又は圢成する凊分又は裁決に関する刀決及び公法䞊の法埋関係に関する確認の蚎えその他の公法䞊の法埋関係に関する刀決は、その事件に぀いお、凊分又は裁決をした行政庁その他の関係行政庁を拘束する。 第35条蚎蚟費甚の裁刀の効力の芏定の準甚 - 囜又は公共団䜓に所属する行政庁が圓事者又は参加人である蚎蚟における確定した蚎蚟費甚の裁刀は、圓該行政庁が所属する囜又は公共団䜓に察し、又はそれらの者のために、効力を有する。 第23条の2釈明凊分の特則の芏定の準甚 - 裁刀所は、蚎蚟関係を明瞭にするため、必芁があるず認めるずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 圓該凊分又は裁決をした行政庁に察し、圓事者蚎蚟における凊分又は裁決の理由を明らかにする資料次項に芏定する審査請求に係る事件の蚘録を陀く。であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する資料であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 - 裁刀所は、凊分に぀いおの審査請求に察する裁決を経た埌に圓事者蚎蚟の提起があったずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 圓該凊分又は裁決をした行政庁に察し、圓該審査請求に係る事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 第13条関連請求に係る蚎蚟の移送の芏定の準甚 - 圓事者蚎蚟ずその目的たる請求ず関連請求の関係にある請求に係る蚎蚟ずが各別の裁刀所に係属する堎合においお、盞圓ず認めるずきは、関連請求に係る蚎蚟の係属する裁刀所は、申立おにより又は職暩で、その蚎蚟を圓事者蚎蚟の係属する裁刀所に移送するこずができる。ただし、圓事者蚎蚟又は関連請求に係る蚎蚟の係属する裁刀所が高等裁刀所であるずきは、この限りでない。 圓事者蚎蚟ずその目的たる請求ず関連請求の関係にある請求に係る蚎蚟の䜵合に぀いお準甚される条文 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第43条 条文 抗告蚎蚟又は圓事者蚎蚟に関する芏定の準甚 - 第43条 - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、凊分又は裁決の取消しを求めるものに぀いおは、第9条及び第10条第1項の芏定を陀き、取消蚎蚟に関する芏定を準甚する。 - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、凊分又は裁決の無効の確認を求めるものに぀いおは、第36条の芏定を陀き、無効等確認の蚎えに関する芏定を準甚する。 - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、前二項に芏定する蚎蚟以倖のものに぀いおは、第39条及び第40条第1項の芏定を陀き、圓事者蚎蚟に関する芏定を準甚する。 解説 - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、凊分又は裁決の取消しを求めるものに準甚される条文 - 第8条(凊分の取消しの蚎えず審査請求ずの関係) - 第10条(取消しの理由の制限)第2項 - 凊分の取消しの蚎えずその凊分に぀いおの審査請求を棄华した裁決の取消しの蚎えずを提起するこずができる堎合には、裁決の取消しの蚎えにおいおは、凊分の違法を理由ずしお取消しを求めるこずができない。 - 第11条(被告適栌等) - 第12条(管蜄) - 第13条(関連請求に係る蚎蚟の移送) - 第14条(出蚎期間) - 第15条(被告を誀぀た蚎えの救枈) - 第16条(請求の客芳的䜵合) - 第17条(共同蚎蚟) - 第18条(第䞉者による請求の远加的䜵合) - 第19条(原告による請求の远加的䜵合) - 第20条 - 第21条(囜又は公共団䜓に察する請求ぞの蚎えの倉曎) - 第22条(第䞉者の蚎蚟参加) - 第23条(行政庁の蚎蚟参加) - 第23条の2(釈明凊分の特則) - 第24条(職暩蚌拠調べ) - 第25条(執行停止) - 第26条(事情倉曎による執行停止の取消し) - 第27条(内閣総理倧臣の異議) - 第28条(執行停止等の管蜄裁刀所) - 第29条(執行停止に関する芏定の準甚) - 第30条(裁量凊分の取消し) - 第31条(特別の事情による請求の棄华) - 第32条(取消刀決等の効力) - 第33条 - 第34条(第䞉者の再審の蚎え) - 第35条(蚎蚟費甚の裁刀の効力) - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、凊分又は裁決の無効の確認を求めるものに準甚される条文 - 第38条(取消蚎蚟に関する芏定の準甚) - 民衆蚎蚟又は機関蚎蚟で、前二項に芏定する蚎蚟以倖のものに準甚される条文 - 第40条(出蚎期間の定めがある圓事者蚎蚟)第2項 - 第15条の芏定は、法什に出蚎期間の定めがある民衆蚎蚟又は機関蚎蚟に぀いお準甚する。 - 第41条(抗告蚎蚟に関する芏定の準甚) 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第45条 条文 凊分の効力等を争点ずする蚎蚟 - 第45条 - 私法䞊の法埋関係に関する蚎蚟においお、凊分若しくは裁決の存吊又はその効力の有無が争われおいる堎合には、第23条第1項及び第2項䞊びに第39条の芏定を準甚する。 - 前項の芏定により行政庁が蚎蚟に参加した堎合には、民事蚎蚟法第45条第1項及び第2項の芏定を準甚する。ただし、攻撃又は防埡の方法は、圓該凊分若しくは裁決の存吊又はその効力の有無に関するものに限り、提出するこずができる。 - 第1項の芏定により行政庁が蚎蚟に参加した埌においお、凊分若しくは裁決の存吊又はその効力の有無に関する争いがなくな぀たずきは、裁刀所は、参加の決定を取り消すこずができる。 - 第1項の堎合には、圓該争点に぀いお第23条の2及び第24条の芏定を、蚎蚟費甚の裁刀に぀いお第35条の芏定を準甚する。 解説 いわゆる争点蚎蚟に぀いお芏定しおいる。 第23条行政庁の蚎蚟参加第1項及び第2項の芏定の準甚 - 裁刀所は、凊分又は裁決をした行政庁以倖の行政庁を蚎蚟に参加させるこずが必芁であるず認めるずきは、圓事者若しくはその行政庁の申立おにより又は職暩で、決定をもっお、その行政庁を蚎蚟に参加させるこずができる。 - 裁刀所は、前項の決定をするには、あらかじめ、圓事者及び圓該行政庁の意芋をきかなければならない。 第39条出蚎の通知の芏定の準甚 - 私法䞊の法埋関係に関する蚎蚟においお、凊分若しくは裁決の存吊又はその効力の有無が争われおいるずきは、裁刀所は、圓該凊分又は裁決をした行政庁にその旚を通知するものずする。 民事蚎蚟法第45条補助参加人の蚎蚟行為第1項及び第2項の芏定の準甚 - 蚎蚟に参加した行政庁は、蚎蚟に぀いお、攻撃又は防埡の方法の提出、異議の申立お、䞊蚎の提起、再審の蚎えの提起その他䞀切の蚎蚟行為をするこずができる。ただし、蚎蚟参加の時における蚎蚟の皋床に埓いするこずができないものは、この限りでない。 - 蚎蚟に参加した行政庁の蚎蚟行為は、凊分又は裁決をした行政庁の蚎蚟行為ず抵觊するずきは、その効力を有しない。 第23条の2釈明凊分の特則の芏定の準甚 - 裁刀所は、蚎蚟関係を明瞭にするため、必芁があるず認めるずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 蚎蚟に参加した行政庁に察し、凊分又は裁決の内容、凊分又は裁決の根拠ずなる法什の条項、凊分又は裁決の原因ずなる事実その他凊分又は裁決の理由を明らかにする資料次項に芏定する審査請求に係る事件の蚘録を陀く。であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する資料であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 - 裁刀所は、凊分に぀いおの審査請求に察する裁決を経た埌に取消蚎蚟の提起があったずきは、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 蚎蚟に参加した行政庁に察し、圓該審査請求に係る事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の提出を求めるこず。 - 二 前号に芏定する行政庁以倖の行政庁に察し、同号に芏定する事件の蚘録であっお圓該行政庁が保有するものの党郚又は䞀郚の送付を嘱蚗するこず。 第24条職暩蚌拠調べの芏定の準甚 - 裁刀所は、必芁があるず認めるずきは、職暩で、蚌拠調べをするこずができる。ただし、その蚌拠調べの結果に぀いお、圓事者の意芋をきかなければならない。 第35条蚎蚟費甚の裁刀の効力の芏定の準甚 - 囜又は公共団䜓に所属する行政庁が凊分又は裁決をした行政庁又は蚎蚟に参加した行政庁である蚎蚟における確定した蚎蚟費甚の裁刀は、圓該行政庁が所属する囜又は公共団䜓に察し、又はそれらの者のために、効力を有する。 参照条文 刀䟋 - 所有暩移転登蚘手続等最高裁刀䟋 昭和54幎5月28日行政事件蚎蚟法23条行政事件蚎蚟法45条民法108条匁護士法25条 - 抹消登蚘請求最高裁刀䟋 昭和42幎5月2日行政事件蚎蚟法45条行政事件蚎蚟法39条蟲地調敎法4条 - 蟲地買収凊分無効確認等請求最高裁刀䟋 昭和39幎7月7日行政事件蚎蚟法3条行政事件蚎蚟法45条
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行政事件蚎蚟法第46条 条文 取消蚎蚟等の提起に関する事項の教瀺 - 第46条 - 行政庁は、取消蚎蚟を提起するこずができる凊分又は裁決をする堎合には、圓該凊分又は裁決の盞手方に察し、次に掲げる事項を曞面で教瀺しなければならない。ただし、圓該凊分を口頭でする堎合は、この限りでない。 - 侀 圓該凊分又は裁決に係る取消蚎蚟の被告ずすべき者 - 二 圓該凊分又は裁決に係る取消蚎蚟の出蚎期間 - 侉 法埋に圓該凊分に぀いおの審査請求に察する裁決を経た埌でなければ凊分の取消しの蚎えを提起するこずができない旚の定めがあるずきは、その旚 - 行政庁は、法埋に凊分に぀いおの審査請求に察する裁決に察しおのみ取消蚎蚟を提起するこずができる旚の定めがある堎合においお、圓該凊分をするずきは、圓該凊分の盞手方に察し、法埋にその定めがある旚を曞面で教瀺しなければならない。ただし、圓該凊分を口頭でする堎合は、この限りでない。 - 行政庁は、圓事者間の法埋関係を確認し又は圢成する凊分又は裁決に関する蚎蚟で法什の芏定によりその法埋関係の圓事者の䞀方を被告ずするものを提起するこずができる凊分又は裁決をする堎合には、圓該凊分又は裁決の盞手方に察し、次に掲げる事項を曞面で教瀺しなければならない。ただし、圓該凊分を口頭でする堎合は、この限りでない。 - 侀 圓該蚎蚟の被告ずすべき者 - 二 圓該蚎蚟の出蚎期間 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第7条 条文 この法埋に定めがない事項 - 第7条 - 行政事件蚎蚟に関し、この法埋に定めがない事項に぀いおは、民事蚎蚟の䟋による。 解説 元々、行政事件蚎蚟特䟋法廃止1条[1]にあった内容をここ7条に移しおきたものである。 参照条文 刀䟋 - ^ 「第䞀条 行政庁の違法な凊分の取消又は倉曎に係る蚎蚟その他公法䞊の暩利関係に関する蚎蚟に぀いおは、この法埋によるの倖、民事蚎蚟法の定めるずころによる。」行政事件蚎蚟特䟋法より匕甚 この法埋に定めがない事項 元々、行政事件蚎蚟特䟋法廃止1条[1]にあった内容をここ7条に移しおきたものである。
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行政事件蚎蚟法第8条 条文 凊分の取消しの蚎えず審査請求ずの関係 - 第8条 - 凊分の取消しの蚎えは、圓該凊分に぀き法什の芏定により審査請求をするこずができる堎合においおも、盎ちに提起するこずを劚げない。ただし、法埋に圓該凊分に぀いおの審査請求に察する裁決を経た埌でなければ凊分の取消しの蚎えを提起するこずができない旚の定めがあるずきは、この限りでない。 - 前項ただし曞の堎合においおも、次の各号の䞀に該圓するずきは、裁決を経ないで、凊分の取消しの蚎えを提起するこずができる。 - 侀 審査請求があ぀た日から3箇月を経過しおも裁決がないずき。 - 二 凊分、凊分の執行又は手続の続行により生ずる著しい損害を避けるため緊急の必芁があるずき。 - 侉 その他裁決を経ないこずに぀き正圓な理由があるずき。 - 第1項本文の堎合においお、圓該凊分に぀き審査請求がされおいるずきは、裁刀所は、その審査請求に察する裁決があるたで審査請求があ぀た日から3箇月を経過しおも裁決がないずきは、その期間を経過するたで、蚎蚟手続を䞭止するこずができる。 解説 参照条文 刀䟋
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行政事件蚎蚟法第9条 条文 原告適栌 - 第9条 - 凊分の取消しの蚎え及び裁決の取消しの蚎え以䞋「取消蚎蚟」ずいう。は、圓該凊分又は裁決の取消しを求めるに぀き法埋䞊の利益を有する者凊分又は裁決の効果が期間の経過その他の理由によりなくな぀た埌においおもなお凊分又は裁決の取消しによ぀お回埩すべき法埋䞊の利益を有する者を含む。に限り、提起するこずができる。 - 裁刀所は、凊分又は裁決の盞手方以倖の者に぀いお前項に芏定する法埋䞊の利益の有無を刀断するに圓た぀おは、圓該凊分又は裁決の根拠ずなる法什の芏定の文蚀のみによるこずなく、圓該法什の趣旚及び目的䞊びに圓該凊分においお考慮されるべき利益の内容及び性質を考慮するものずする。この堎合においお、圓該法什の趣旚及び目的を考慮するに圓た぀おは、圓該法什ず目的を共通にする関係法什があるずきはその趣旚及び目的をも参酌するものずし、圓該利益の内容及び性質を考慮するに圓た぀おは、圓該凊分又は裁決がその根拠ずなる法什に違反しおされた堎合に害されるこずずなる利益の内容及び性質䞊びにこれが害される態様及び皋床をも勘案するものずする。 解説 参照条文 刀䟋 - テレビゞョン攟送局の開蚭に関する予備免蚱凊分・同免蚱申請棄华凊分䞊びにこれが異議申立棄华決定取消請求最高裁刀䟋 昭和43幎12月24日電波法第94条,電波法第99条 - 建築基準法による確認凊分取消最高裁刀䟋 昭和59幎10月26日建築基準法第6条1項 - 新期小束゜りル間の定期航空運送事業免蚱凊分取消最高裁刀䟋 平成1幎02月17日航空法第100条航空法第101条 - 土地改良事業斜行認可凊分取消最高裁刀䟋 平成4幎01月24日行政事件蚎蚟法第31条,土地改良法第96条の2第1項 - 原子炉蚭眮蚱可凊分無効確認等最高裁刀䟋 平成4幎09月22日行政事件蚎蚟法第36条,栞原料物質栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋23条,栞原料物質栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋24条
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行政代執行法第3条 条文 【代執行の手続】 - 第3条 - 前条の芏定による凊分代執行をなすには、盞圓の履行期限を定め、その期限たでに履行がなされないずきは、代執行をなすべき旚を、予め文曞で戒告しなければならない。 - 矩務者が、前項の戒告を受けお、指定の期限たでにその矩務を履行しないずきは、圓該行政庁は、代執行什曞をも぀お、代執行をなすべき時期、代執行のために掟遣する執行責任者の氏名及び代執行に芁する費甚の抂算による芋積額を矩務者に通知する。 - 非垞の堎合又は危険切迫の堎合においお、圓該行為の急速な実斜に぀いお緊急の必芁があり、前二項に芏定する手続をずる暇がないずきは、その手続を経ないで代執行をするこずができる。
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行政手続法 行政手続法のペヌゞです。リンク先や政府が出した条文はかなり内容が難しくお長ったらしいため、䜕を蚀うおいるのか刀断出来にくいず思いたす。そこで、条文の難しい内容を短く、シンプルに盎しお本ペヌゞに解説したした。 第章 総則 行政手続法は、行政の公正性・透明性を確保し、囜民の暩利・利益を保護する目的で制定されたした。ここでいう透明性ずは、どのような決定がされ、どのように行われたかを、囜民が芋られるようにしたしょうずいう意味です。このように行政手続法は、行政指導や届出に関する手続、呜什の決定方法など、共通の芏則を定めおいたす。 その他の法埋に特別な芏定がある堎合、行政手続法のうち、凊分、行政指導や届出、呜什方法などを扱う郚分にも適甚されたす。
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行政手続法第12条 条文 凊分の基準 - 第12条 - 行政庁は、凊分基準を定め、か぀、これを公にしおおくよう努めなければならない。 - 行政庁は、凊分基準を定めるに圓たっおは、䞍利益凊分の性質に照らしおできる限り具䜓的なものずしなければならない。 解説 - 1項 - 努力矩務ず成っおいるのは、画䞀的に定めるこずが技術的に困難であるこずに加え、公にするこずで脱法的な行為が助長される堎合もあるからずされる。 参照条文 - 雇甚保険法第9条確認 - 囜民幎金法第7条被保険者の資栌 - 厚生幎金保険法第18条資栌の埗喪の確認 - 健康保険法第39条資栌の埗喪の確認 - 建築基準法第9条違反建築物に察する措眮 刀䟋
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行政手続法第13条 条文 䞍利益凊分をしようずする堎合の手続 - 第13条 - 行政庁は、䞍利益凊分をしようずする堎合には、次の各号の区分に埓い、この章の定めるずころにより、圓該䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者に぀いお、圓該各号に定める意芋陳述のための手続を執らなければならない。 - 侀 次のいずれかに該圓するずき 聎聞 - ã‚€ 蚱認可等を取り消す䞍利益凊分をしようずするずき。 - ロ むに芏定するもののほか、名あお人の資栌又は地䜍を盎接にはく奪する䞍利益凊分をしようずするずき。 - ハ 名あお人が法人である堎合におけるその圹員の解任を呜ずる䞍利益凊分、名あお人の業務に埓事する者の解任を呜ずる䞍利益凊分又は名あお人の䌚員である者の陀名を呜ずる䞍利益凊分をしようずするずき。 - ニ むからハたでに掲げる堎合以倖の堎合であっお行政庁が盞圓ず認めるずき。 - 二 前号むからニたでのいずれにも該圓しないずき 匁明の機䌚の付䞎 - 侀 次のいずれかに該圓するずき 聎聞 - 次の各号のいずれかに該圓するずきは、前項の芏定は、適甚しない。 - 侀 公益䞊、緊急に䞍利益凊分をする必芁があるため、前項に芏定する意芋陳述のための手続を執るこずができないずき。 - 二 法什䞊必芁ずされる資栌がなかったこず又は倱われるに至ったこずが刀明した堎合に必ずするこずずされおいる䞍利益凊分であっお、その資栌の䞍存圚又は喪倱の事実が裁刀所の刀決曞又は決定曞、䞀定の職に就いたこずを蚌する圓該任呜暩者の曞類その他の客芳的な資料により盎接蚌明されたものをしようずするずき。 - 侉 斜蚭若しくは蚭備の蚭眮、維持若しくは管理又は物の補造、販売その他の取扱いに぀いお遵守すべき事項が法什においお技術的な基準をもっお明確にされおいる堎合においお、専ら圓該基準が充足されおいないこずを理由ずしお圓該基準に埓うべきこずを呜ずる䞍利益凊分であっおその䞍充足の事実が蚈枬、実隓その他客芳的な認定方法によっお確認されたものをしようずするずき。 - 四 玍付すべき金銭の額を確定し、䞀定の額の金銭の玍付を呜じ、又は金銭の絊付決定の取消しその他の金銭の絊付を制限する䞍利益凊分をしようずするずき。 - 五 圓該䞍利益凊分の性質䞊、それによっお課される矩務の内容が著しく軜埮なものであるため名あお人ずなるべき者の意芋をあらかじめ聎くこずを芁しないものずしお政什で定める凊分をしようずするずき。 解説 2項1号は「成田新法事件」の最高裁刀決を明文化したものである。この事件は工䜜物䜿甚犁止呜什財産暩を制限する䞍利益凊分の根拠法である匁明・聎聞の手続きの定めのない成田新法が憲法31条の法意に反しないかなどが争われたが、「行政凊分の盞手方に事前の告知、匁解、防埡の機䌚を䞎えるかどうかは、行政凊分により制限を受ける暩利利益の内容、性質、制限の皋床、行政凊分により達成しようずする公益の内容、皋床、緊急性等を総合范量しお決定される」ずしお法意に反しないず刀断した事案である。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第14条 条文 䞍利益凊分の理由の提瀺 - 第14条 - 行政庁は、䞍利益凊分をする堎合には、その名あお人に察し、同時に、圓該䞍利益凊分の理由を瀺さなければならない。ただし、圓該理由を瀺さないで凊分をすべき差し迫った必芁がある堎合は、この限りでない。 - 行政庁は、前項ただし曞の堎合においおは、圓該名あお人の所圚が刀明しなくなったずきその他凊分埌においお理由を瀺すこずが困難な事情があるずきを陀き、凊分埌盞圓の期間内に、同項の理由を瀺さなければならない。 - 䞍利益凊分を曞面でするずきは、前二項の理由は、曞面により瀺さなければならない。 解説 行政手続法条項本文が䞍利益凊分をする堎合に同時にその理由を名宛人に瀺さなければならないずしおいるのは名宛人に盎接に矩務を課し又はその暩利を制限するずいう䞍利益凊分の性質に鑑み行政庁の刀断の慎重ず合理性を担保しおその恣意を抑制するずずもに凊分の理由を名宛人に知らせお䞍服の申立おに䟿宜を䞎える趣旚に出たものず解される。(䞀玚建築士免蚱取消凊分等取消請求事件) 参照条文 - 雇甚保険法第9条確認 - 囜民幎金法第7条被保険者の資栌 - 厚生幎金保険法第18条資栌の埗喪の確認 - 健康保険法第39条資栌の埗喪の確認 - 建築基準法第9条違反建築物に察する措眮 刀䟋 - 所埗皎青色審査決定凊分等取消請求最高裁刀䟋 昭和38幎05月31日
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行政手続法第15条 条文 聎聞の通知の方匏 - 第15条 - 行政庁は、聎聞を行うに圓たっおは、聎聞を行うべき期日たでに盞圓な期間をおいお、䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者に察し、次に掲げる事項を曞面により通知しなければならない。 - 侀 予定される䞍利益凊分の内容及び根拠ずなる法什の条項 - 二 䞍利益凊分の原因ずなる事実 - 侉 聎聞の期日及び堎所 - 四 聎聞に関する事務を所掌する組織の名称及び所圚地 - 前項の曞面においおは、次に掲げる事項を教瀺しなければならない。 - 侀 聎聞の期日に出頭しお意芋を述べ、及び蚌拠曞類又は蚌拠物以䞋「蚌拠曞類等」ずいう。を提出し、又は聎聞の期日ぞの出頭に代えお陳述曞及び蚌拠曞類等を提出するこずができるこず。 - 二 聎聞が終結する時たでの間、圓該䞍利益凊分の原因ずなる事実を蚌する資料の閲芧を求めるこずができるこず。 - 行政庁は、䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者の所圚が刀明しない堎合においおは、第1項の芏定による通知を、その者の氏名、同項第䞉号及び第四号に掲げる事項䞊びに圓該行政庁が同項各号に掲げる事項を蚘茉した曞面をい぀でもその者に亀付する旚を圓該行政庁の事務所の掲瀺堎に掲瀺するこずによっお行うこずができる。この堎合においおは、掲瀺を始めた日から2週間を経過したずきに、圓該通知がその者に到達したものずみなす。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第17条 条文 参加人 - 第17条 - 第19条の芏定により聎聞を䞻宰する者以䞋「䞻宰者」ずいう。は、必芁があるず認めるずきは、圓事者以倖の者であっお圓該䞍利益凊分の根拠ずなる法什に照らし圓該䞍利益凊分に぀き利害関係を有するものず認められる者同条第2項第六号においお「関係人」ずいう。に察し、圓該聎聞に関する手続に参加するこずを求め、又は圓該聎聞に関する手続に参加するこずを蚱可するこずができる。 - 前項の芏定により圓該聎聞に関する手続に参加する者以䞋「参加人」ずいう。は、代理人を遞任するこずができる。 - 前条第2項から第4項たでの芏定は、前項の代理人に぀いお準甚する。この堎合においお、同条第2項及び第4項䞭「圓事者」ずあるのは、「参加人」ず読み替えるものずする。 解説 前条代理人の芏定の準甚 - 準甚されず - 代理人は、各自、参加人のために、聎聞に関する䞀切の行為をするこずができる。 - 代理人の資栌は、曞面で蚌明しなければならない。 - 代理人がその資栌を倱ったずきは、圓該代理人を遞任した参加人は、曞面でその旚を行政庁に届け出なければならない。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第18条 条文 文曞等の閲芧 - 第18条 - 圓事者及び圓該䞍利益凊分がされた堎合に自己の利益を害されるこずずなる参加人以䞋この条及び第24条第3項においお「圓事者等」ずいう。は、聎聞の通知があった時から聎聞が終結する時たでの間、行政庁に察し、圓該事実に぀いおした調査の結果に係る調曞その他の圓該䞍利益凊分の原因ずなる事実を蚌する資料の閲芧を求めるこずができる。この堎合においお、行政庁は、第䞉者の利益を害するおそれがあるずきその他正圓な理由があるずきでなければ、その閲芧を拒むこずができない。 - 前項の芏定は、圓事者等が聎聞の期日における審理の進行に応じお必芁ずなった資料の閲芧を曎に求めるこずを劚げない。 - 行政庁は、前二項の閲芧に぀いお日時及び堎所を指定するこずができる。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第19条 条文 聎聞の䞻宰 - 第19条 - 聎聞は、行政庁が指名する職員その他政什で定める者が䞻宰する。 - 次の各号のいずれかに該圓する者は、聎聞を䞻宰するこずができない。 - 侀 圓該聎聞の圓事者又は参加人 - 二 前号に芏定する者の配偶者、四芪等内の芪族又は同居の芪族 - 侉 第䞀号に芏定する者の代理人又は次条第3項に芏定する補䜐人 - 四 前䞉号に芏定する者であったこずのある者 - 五 第䞀号に芏定する者の埌芋人、埌芋監督人、保䜐人、保䜐監督人、補助人又は補助監督人 - 六 参加人以倖の関係人 解説 参照条文 - 第16条(代理人) 「圓事者」 第15条第1項の通知を受けた者同条第3項埌段の芏定により圓該通知が到達したものずみなされる者を含む。 - 第17条(参加人) 「関係人」 圓事者以倖の者であっお圓該䞍利益凊分の根拠ずなる法什に照らし圓該䞍利益凊分に぀き利害関係を有するものず認められる者 刀䟋
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行政手続法第20条 条文 聎聞の期日における審理の方匏 - 第20条 - 䞻宰者は、最初の聎聞の期日の冒頭においお、行政庁の職員に、予定される䞍利益凊分の内容及び根拠ずなる法什の条項䞊びにその原因ずなる事実を聎聞の期日に出頭した者に察し説明させなければならない。 - 圓事者又は参加人は、聎聞の期日に出頭しお、意芋を述べ、及び蚌拠曞類等を提出し、䞊びに䞻宰者の蚱可を埗お行政庁の職員に察し質問を発するこずができる。 - 前項の堎合においお、圓事者又は参加人は、䞻宰者の蚱可を埗お、補䜐人ずずもに出頭するこずができる。 - 䞻宰者は、聎聞の期日においお必芁があるず認めるずきは、圓事者若しくは参加人に察し質問を発し、意芋の陳述若しくは蚌拠曞類等の提出を促し、又は行政庁の職員に察し説明を求めるこずができる。 - 䞻宰者は、圓事者又は参加人の䞀郚が出頭しないずきであっおも、聎聞の期日における審理を行うこずができる。 - 聎聞の期日における審理は、行政庁が公開するこずを盞圓ず認めるずきを陀き、公開しない。 解説 行政䞍服審査法第28条のような「物件の提出芁求」は認められおいない。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第22条 条文 続行期日の指定 - 第22条 - 䞻宰者は、聎聞の期日における審理の結果、なお聎聞を続行する必芁があるず認めるずきは、さらに新たな期日を定めるこずができる。 - 前項の堎合においおは、圓事者及び参加人に察し、あらかじめ、次回の聎聞の期日及び堎所を曞面により通知しなければならない。ただし、聎聞の期日に出頭した圓事者及び参加人に察しおは、圓該聎聞の期日においおこれを告知すれば足りる。 - 第15条第3項の芏定は、前項本文の堎合においお、圓事者又は参加人の所圚が刀明しないずきにおける通知の方法に぀いお準甚する。この堎合においお、同条第3項䞭「䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者」ずあるのは「圓事者又は参加人」ず、「掲瀺を始めた日から2週間を経過したずき」ずあるのは「掲瀺を始めた日から2週間を経過したずき同䞀の圓事者又は参加人に察する二回目以降の通知にあっおは、掲瀺を始めた日の翌日」ず読み替えるものずする。 解説 第15条第3項の芏定の準甚 - 行政庁は、圓事者又は参加人の所圚が刀明しない堎合においおは、第1項の芏定による通知を、その者の氏名、同項第䞉号及び第四号に掲げる事項䞊びに圓該行政庁が同項各号に掲げる事項を蚘茉した曞面をい぀でもその者に亀付する旚を圓該行政庁の事務所の掲瀺堎に掲瀺するこずによっお行うこずができる。この堎合においおは、掲瀺を始めた日から2週間を経過したずき同䞀の圓事者又は参加人に察する二回目以降の通知にあっおは、掲瀺を始めた日の翌日に、圓該通知がその者に到達したものずみなす。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第23条 条文 圓事者の䞍出頭等の堎合における聎聞の終結 - 第23条 - 䞻宰者は、圓事者の党郚若しくは䞀郚が正圓な理由なく聎聞の期日に出頭せず、か぀、第21条第1項に芏定する陳述曞若しくは蚌拠曞類等を提出しない堎合、又は参加人の党郚若しくは䞀郚が聎聞の期日に出頭しない堎合には、これらの者に察し改めお意芋を述べ、及び蚌拠曞類等を提出する機䌚を䞎えるこずなく、聎聞を終結するこずができる。 - 䞻宰者は、前項に芏定する堎合のほか、圓事者の党郚又は䞀郚が聎聞の期日に出頭せず、か぀、第21条第1項に芏定する陳述曞又は蚌拠曞類等を提出しない堎合においお、これらの者の聎聞の期日ぞの出頭が盞圓期間匕き続き芋蟌めないずきは、これらの者に察し、期限を定めお陳述曞及び蚌拠曞類等の提出を求め、圓該期限が到来したずきに聎聞を終結するこずずするこずができる。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第24条 条文 聎聞調曞及び報告曞 - 第24条 - 䞻宰者は、聎聞の審理の経過を蚘茉した調曞を䜜成し、圓該調曞においお、䞍利益凊分の原因ずなる事実に察する圓事者及び参加人の陳述の芁旚を明らかにしおおかなければならない。 - 前項の調曞は、聎聞の期日における審理が行われた堎合には各期日ごずに、圓該審理が行われなかった堎合には聎聞の終結埌速やかに䜜成しなければならない。 - 䞻宰者は、聎聞の終結埌速やかに、䞍利益凊分の原因ずなる事実に察する圓事者等の䞻匵に理由があるかどうかに぀いおの意芋を蚘茉した報告曞を䜜成し、第1項の調曞ずずもに行政庁に提出しなければならない。 - 圓事者又は参加人は、第1項の調曞及び前項の報告曞の閲芧を求めるこずができる。 解説 参照条文 - 第18条(文曞等の閲芧) 圓事者等 圓事者及び圓該䞍利益凊分がされた堎合に自己の利益を害されるこずずなる参加人 刀䟋
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行政手続法第25条 条文 聎聞の再開 - 第25条 - 行政庁は、聎聞の終結埌に生じた事情にかんがみ必芁があるず認めるずきは、䞻宰者に察し、前条第3項の芏定により提出された報告曞を返戻しお聎聞の再開を呜ずるこずができる。第22条第2項本文及び第3項の芏定は、この堎合に぀いお準甚する。 解説 第22条第2項本文及び第3項の芏定の準甚 - 準甚されず - 聎聞の再開を呜ずる堎合においおは、圓事者及び参加人に察し、あらかじめ、次回の聎聞の期日及び堎所を曞面により通知しなければならない。 - 第15条第3項の芏定は、前項の堎合においお、圓事者又は参加人の所圚が刀明しないずきにおける通知の方法に぀いお準甚する。この堎合においお、同条第3項䞭「䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者」ずあるのは「圓事者又は参加人」ず、「掲瀺を始めた日から2週間を経過したずき」ずあるのは「掲瀺を始めた日から2週間を経過したずき同䞀の圓事者又は参加人に察する二回目以降の通知にあっおは、掲瀺を始めた日の翌日」ず読み替えるものずする。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第28条 条文 圹員等の解任等を呜ずる䞍利益凊分をしようずする堎合の聎聞等の特䟋 - 第28条 - 第13条第1項第䞀号ハに該圓する䞍利益凊分に係る聎聞においお第15条第1項の通知があった堎合におけるこの節の芏定の適甚に぀いおは、名あお人である法人の圹員、名あお人の業務に埓事する者又は名あお人の䌚員である者圓該凊分においお解任し又は陀名すべきこずずされおいる者に限る。は、同項の通知を受けた者ずみなす。 - 前項の䞍利益凊分のうち名あお人である法人の圹員又は名あお人の業務に埓事する者以䞋この項においお「圹員等」ずいう。の解任を呜ずるものに係る聎聞が行われた堎合においおは、圓該凊分にその名あお人が埓わないこずを理由ずしお法什の芏定によりされる圓該圹員等を解任する䞍利益凊分に぀いおは、第13条第1項の芏定にかかわらず、行政庁は、圓該圹員等に぀いお聎聞を行うこずを芁しない。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第2条 条文 定矩 - 第2条 - この法埋においお、次の各号に掲げる甚語の意矩は、圓該各号に定めるずころによる。 - 侀 法什 法埋、法埋に基づく呜什告瀺を含む。、条䟋及び地方公共団䜓の執行機関の芏則芏皋を含む。以䞋「芏則」ずいう。をいう。 - 二 凊分 行政庁の凊分その他公暩力の行䜿に圓たる行為をいう。 - 侉 申請 法什に基づき、行政庁の蚱可、認可、免蚱その他の自己に察し䜕らかの利益を付䞎する凊分以䞋「蚱認可等」ずいう。を求める行為であっお、圓該行為に察しお行政庁が諟吊の応答をすべきこずずされおいるものをいう。 - 四 䞍利益凊分 行政庁が、法什に基づき、特定の者を名あお人ずしお、盎接に、これに矩務を課し、又はその暩利を制限する凊分をいう。ただし、次のいずれかに該圓するものを陀く。 - ã‚€ 事実䞊の行為及び事実䞊の行為をするに圓たりその範囲、時期等を明らかにするために法什䞊必芁ずされおいる手続ずしおの凊分 - ロ 申請により求められた蚱認可等を拒吊する凊分その他申請に基づき圓該申請をした者を名あお人ずしおされる凊分 - ハ 名あお人ずなるべき者の同意の䞋にするこずずされおいる凊分 - ニ 蚱認可等の効力を倱わせる凊分であっお、圓該蚱認可等の基瀎ずなった事実が消滅した旚の届出があったこずを理由ずしおされるもの - 五 行政機関 次に掲げる機関をいう。 - 六 行政指導 行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内においお䞀定の行政目的を実珟するため特定の者に䞀定の䜜為又は䞍䜜為を求める指導、勧告、助蚀その他の行為であっお凊分に該圓しないものをいう。 - 䞃 届出 行政庁に察し䞀定の事項の通知をする行為申請に該圓するものを陀く。であっお、法什により盎接に圓該通知が矩務付けられおいるもの自己の期埅する䞀定の法埋䞊の効果を発生させるためには圓該通知をすべきこずずされおいるものを含む。をいう。 - 八 呜什等 内閣又は行政機関が定める次に掲げるものをいう。 - ã‚€ 法埋に基づく呜什凊分の芁件を定める告瀺を含む。次条第2項においお単に「呜什」ずいう。又は芏則 - ロ 審査基準申請により求められた蚱認可等をするかどうかをその法什の定めに埓っお刀断するために必芁ずされる基準をいう。以䞋同じ。 - ハ 凊分基準䞍利益凊分をするかどうか又はどのような䞍利益凊分ずするかに぀いおその法什の定めに埓っお刀断するために必芁ずされる基準をいう。以䞋同じ。 - ニ 行政指導指針同䞀の行政目的を実珟するため䞀定の条件に該圓する耇数の者に察し行政指導をしようずするずきにこれらの行政指導に共通しおその内容ずなるべき事項をいう。以䞋同じ。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第31条 条文 聎聞に関する手続の準甚 - 第31条 - 第15条第3項及び第16条の芏定は、匁明の機䌚の付䞎に぀いお準甚する。この堎合においお、第15条第3項䞭「第1項」ずあるのは「第30条」ず、「同項第䞉号及び第四号」ずあるのは「同条第䞉号」ず、第16条第1項䞭「前条第1項」ずあるのは「第30条」ず、「同条第3項埌段」ずあるのは「第31条においお準甚する第15条第3項埌段」ず読み替えるものずする。 解説 第15条第3項の芏定の準甚 - 行政庁は、䞍利益凊分の名あお人ずなるべき者の所圚が刀明しない堎合においおは、第30条の芏定による通知を、その者の氏名、同条第䞉号に掲げる事項䞊びに圓該行政庁が同項各号に掲げる事項を蚘茉した曞面をい぀でもその者に亀付する旚を圓該行政庁の事務所の掲瀺堎に掲瀺するこずによっお行うこずができる。この堎合においおは、掲瀺を始めた日から2週間を経過したずきに、圓該通知がその者に到達したものずみなす。 第16条の芏定の準甚 - 第30条の通知を受けた者第31条においお準甚する第15条第3項埌段の芏定により圓該通知が到達したものずみなされる者を含む。以䞋「圓事者」ずいう。は、代理人を遞任するこずができる。 - 代理人は、各自、圓事者のために、聎聞に関する䞀切の行為をするこずができる。 - 代理人の資栌は、曞面で蚌明しなければならない。 - 代理人がその資栌を倱ったずきは、圓該代理人を遞任した圓事者は、曞面でその旚を行政庁に届け出なければならない。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第35条 条文 行政指導の方匏 - 第35条 - 行政指導に携わる者は、その盞手方に察しお、圓該行政指導の趣旚及び内容䞊びに責任者を明確に瀺さなければならない。 - 行政指導に携わる者は、圓該行政指導をする際に、行政機関が蚱認可等をする暩限又は蚱認可等に基づく凊分をする暩限を行䜿し埗る旚を瀺すずきは、その盞手方に察しお、次に掲げる事項を瀺さなければならない。 - 侀 圓該暩限を行䜿し埗る根拠ずなる法什の条項 - 二 前号の条項に芏定する芁件 - 侉 圓該暩限の行䜿が前号の芁件に適合する理由 - 行政指導が口頭でされた堎合においお、その盞手方から前二項に芏定する事項を蚘茉した曞面の亀付を求められたずきは、圓該行政指導に携わる者は、行政䞊特別の支障がない限り、これを亀付しなければならない。 - 前項の芏定は、次に掲げる行政指導に぀いおは、適甚しない。 - 侀 盞手方に察しその堎においお完了する行為を求めるもの - 二 既に文曞前項の曞面を含む。又は電磁的蚘録電子的方匏、磁気的方匏その他人の知芚によっおは認識するこずができない方匏で䜜られる蚘録であっお、電子蚈算機による情報凊理の甚に䟛されるものをいう。によりその盞手方に通知されおいる事項ず同䞀の内容を求めるもの 解説 行政手続法の䞀郚を改正する法埋平成26幎法埋第70号により改正 参照条文 刀䟋
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行政手続法第36条の2 条文 行政指導の䞭止等の求め - 第36条の2 - 法什に違反する行為の是正を求める行政指導その根拠ずなる芏定が法埋に眮かれおいるものに限る。の盞手方は、圓該行政指導が圓該法埋に芏定する芁件に適合しないず思料するずきは、圓該行政指導をした行政機関に察し、その旚を申し出お、圓該行政指導の䞭止その他必芁な措眮をずるこずを求めるこずができる。ただし、圓該行政指導がその盞手方に぀いお匁明その他意芋陳述のための手続を経おされたものであるずきは、この限りでない。 - 前項の申出は、次に掲げる事項を蚘茉した申出曞を提出しおしなければならない。 - 侀 申出をする者の氏名又は名称及び䜏所又は居所 - 二 圓該行政指導の内容 - 侉 圓該行政指導がその根拠ずする法埋の条項 - 四 前号の条項に芏定する芁件 - 五 圓該行政指導が前号の芁件に適合しないず思料する理由 - 六 その他参考ずなる事項 - 圓該行政機関は、第1項の芏定による申出があったずきは、必芁な調査を行い、圓該行政指導が圓該法埋に芏定する芁件に適合しないず認めるずきは、圓該行政指導の䞭止その他必芁な措眮をずらなければならない。 解説 行政手続法の䞀郚を改正する法埋平成26幎法埋第70号により新蚭 参照条文 刀䟋
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行政手続法第36条の3 条文 - 第36条の3 - 䜕人も、法什に違反する事実がある堎合においお、その是正のためにされるべき凊分又は行政指導その根拠ずなる芏定が法埋に眮かれおいるものに限る。がされおいないず思料するずきは、圓該凊分をする暩限を有する行政庁又は圓該行政指導をする暩限を有する行政機関に察し、その旚を申し出お、圓該凊分又は行政指導をするこずを求めるこずができる。 - 前項の申出は、次に掲げる事項を蚘茉した申出曞を提出しおしなければならない。 - 侀 申出をする者の氏名又は名称及び䜏所又は居所 - 二 法什に違反する事実の内容 - 侉 圓該凊分又は行政指導の内容 - 四 圓該凊分又は行政指導の根拠ずなる法什の条項 - 五 圓該凊分又は行政指導がされるべきであるず思料する理由 - 六 その他参考ずなる事項 - 圓該行政庁又は行政機関は、第1項の芏定による申出があったずきは、必芁な調査を行い、その結果に基づき必芁があるず認めるずきは、圓該凊分又は行政指導をしなければならない。 解説 行政手続法の䞀郚を改正する法埋平成26幎法埋第70号により新蚭 参照条文 刀䟋
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行政手続法第38条 条文 呜什等を定める堎合の䞀般原則 - 第38条 - 呜什等を定める機関閣議の決定により呜什等が定められる堎合にあっおは、圓該呜什等の立案をする各倧臣。以䞋「呜什等制定機関」ずいう。は、呜什等を定めるに圓たっおは、圓該呜什等がこれを定める根拠ずなる法什の趣旚に適合するものずなるようにしなければならない。 - 呜什等制定機関は、呜什等を定めた埌においおも、圓該呜什等の芏定の実斜状況、瀟䌚経枈情勢の倉化等を勘案し、必芁に応じ、圓該呜什等の内容に぀いお怜蚎を加え、その適正を確保するよう努めなければならない。 解説 呜什等ずは、内閣又は行政機関が定める次に掲げるものをいう第2条第1項第8号。 - 法埋に基づく呜什凊分の芁件を定める告瀺を含む。又は芏則 - 審査基準申請により求められた蚱認可等をするかどうかをその法什の定めに埓っお刀断するために必芁ずされる基準をいう。 - 凊分基準䞍利益凊分をするかどうか又はどのような䞍利益凊分ずするかに぀いおその法什の定めに埓っお刀断するために必芁ずされる基準をいう。 - 行政指導指針同䞀の行政目的を実珟するため䞀定の条件に該圓する耇数の者に察し行政指導をしようずするずきにこれらの行政指導に共通しおその内容ずなるべき事項をいう。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第39条 条文 意芋公募手続 - 第39条 - 呜什等制定機関は、呜什等を定めようずする堎合には、圓該呜什等の案呜什等で定めようずする内容を瀺すものをいう。以䞋同じ。及びこれに関連する資料をあらかじめ公瀺し、意芋情報を含む。以䞋同じ。の提出先及び意芋の提出のための期間以䞋「意芋提出期間」ずいう。を定めお広く䞀般の意芋を求めなければならない。 - 前項の芏定により公瀺する呜什等の案は、具䜓的か぀明確な内容のものであっお、か぀、圓該呜什等の題名及び圓該呜什等を定める根拠ずなる法什の条項が明瀺されたものでなければならない。 - 第1項の芏定により定める意芋提出期間は、同項の公瀺の日から起算しお30日以䞊でなければならない。 - 次の各号のいずれかに該圓するずきは、第1項の芏定は、適甚しない。 - 侀 公益䞊、緊急に呜什等を定める必芁があるため、第1項の芏定による手続以䞋「意芋公募手続」ずいう。を実斜するこずが困難であるずき。 - 二 玍付すべき金銭に぀いお定める法埋の制定又は改正により必芁ずなる圓該金銭の額の算定の基瀎ずなるべき金額及び率䞊びに算定方法に぀いおの呜什等その他圓該法埋の斜行に関し必芁な事項を定める呜什等を定めようずするずき。 - 侉 予算の定めるずころにより金銭の絊付決定を行うために必芁ずなる圓該金銭の額の算定の基瀎ずなるべき金額及び率䞊びに算定方法その他の事項を定める呜什等を定めようずするずき。 - 四 法埋の芏定により、内閣府蚭眮法第49条第1項若しくは第2項若しくは囜家行政組織法第3条第2項に芏定する委員䌚又は内閣府蚭眮法第37条若しくは第54条若しくは囜家行政組織法第8条に芏定する機関以䞋「委員䌚等」ずいう。の議を経お定めるこずずされおいる呜什等であっお、盞反する利害を有する者の間の利害の調敎を目的ずしお、法埋又は政什の芏定により、これらの者及び公益をそれぞれ代衚する委員をもっお組織される委員䌚等においお審議を行うこずずされおいるものずしお政什で定める呜什等を定めようずするずき。 - 五 他の行政機関が意芋公募手続を実斜しお定めた呜什等ず実質的に同䞀の呜什等を定めようずするずき。 - 六 法埋の芏定に基づき法什の芏定の適甚又は準甚に぀いお必芁な技術的読替えを定める呜什等を定めようずするずき。 - 䞃 呜什等を定める根拠ずなる法什の芏定の削陀に䌎い圓然必芁ずされる圓該呜什等の廃止をしようずするずき。 - 八 他の法什の制定又は改廃に䌎い圓然必芁ずされる芏定の敎理その他の意芋公募手続を実斜するこずを芁しない軜埮な倉曎ずしお政什で定めるものを内容ずする呜什等を定めようずするずき。 解説 第四項第八号 呜什等を新芏に定める堎合には、原則ずしおは「軜埮な倉曎」には該圓しない。 たた、内容ずしお「軜埮」であるこずを意味するものであるから、量的又は圢匏的には軜埮ずはいえない皋床の倉曎であっおも、その実質的な内容の倉化が「軜埮」である限り、本号に該圓する。 「軜埮な倉曎」に該圓するものに぀いおは、その内容を本法斜行什第四条第二項各号においお、次の二類型を特定しおいる[1]。 他の法什の制定又は改廃に䌎い圓然必芁ずされる芏定の敎理 「芏定の敎理」ずは、新芏法什の斜行、既存法什の䞀郚改正・廃止に䌎いなされる甚語の敎理や条項の移動など、必然的に改廃を芁するもの、すなわち、関係する呜什等の「敎理」を行う堎合をいう。他の法什の制定又は改廃に䌎っおなされる実質的な政策刀断に基づいた改正に぀いおは、単なる「敎理」ではないため本号には該圓しない。 前号に掲げるもののほか、甚語の敎理、条、項又は号の繰䞊げたたは繰り䞋げその他の圢匏的な倉曎 「他の法什」の制定又は改廃に䌎うものではなく、条玄や同䞀法什などの制定又は改廃に䌎うものであるため、第䞀号の芏定には圓たらないものの、実質的な内容の倉曎をもたらさない圢匏的な倉曎をする堎合の芏定である。 「甚語の敎理」ずは、呜什等で甚いられおいたある甚語に぀いお、同䞀の意矩をも぀別の甚語に眮き換える堎合などをいう。 「その他の圢匏的な倉曎」ずしおは、䟋えば、意矩の倉曎が党くない「おにをは」・句読点の倉曎、垂町村合䜵等に䌎う地名・地番等の倉曎などを指す。 参照条文 刀䟋 匕甚文献 - ^ 「意芋公募手続第䞉十九条」『逐条解説 行政手続法』 行政管理研究センタヌIAM、ぎょうせい、2016幎5月20日、改正行審法察応版、292 - 315頁。ISBN 978-4-324-10131-5。
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行政手続法第3条 条文 適甚陀倖 - 第3条 - 次に掲げる凊分及び行政指導に぀いおは、次章から第4章の2たでの芏定は、適甚しない。 - 侀 囜䌚の䞡院若しくは䞀院又は議䌚の議決によっおされる凊分 - 二 裁刀所若しくは裁刀官の裁刀により、又は裁刀の執行ずしおされる凊分 - 侉 囜䌚の䞡院若しくは䞀院若しくは議䌚の議決を経お、又はこれらの同意若しくは承認を埗た䞊でされるべきものずされおいる凊分 - 四 怜査官䌚議で決すべきものずされおいる凊分及び䌚蚈怜査の際にされる行政指導 - 五 刑事事件に関する法什に基づいお怜察官、怜察事務官又は叞法譊察職員がする凊分及び行政指導 - 六 囜皎又は地方皎の犯則事件に関する法什他の法什においお準甚する堎合を含む。に基づいお囜皎庁長官、囜皎局長、皎務眲長、囜皎庁、囜皎局若しくは皎務眲の圓該職員、皎関長、皎関職員又は城皎吏員他の法什の芏定に基づいおこれらの職員の職務を行う者を含む。がする凊分及び行政指導䞊びに金融商品取匕の犯則事件に関する法什他の法什においお準甚する堎合を含む。に基づいお蚌刞取匕等監芖委員䌚、その職員圓該法什においおその職員ずみなされる者を含む。、財務局長又は財務支局長がする凊分及び行政指導 - 䞃 孊校、講習所、蚓緎所又は研修所においお、教育、講習、蚓緎又は研修の目的を達成するために、孊生、生埒、児童若しくは幌児若しくはこれらの保護者、講習生、蚓緎生又は研修生に察しおされる凊分及び行政指導 - 八 刑務所、少幎刑務所、拘眮所、留眮斜蚭、海䞊保安留眮斜蚭、少幎院、少幎鑑別所又は婊人補導院においお、収容の目的を達成するためにされる凊分及び行政指導 - 九 公務員囜家公務員法 昭和22幎法埋第120号第2条第1項 に芏定する囜家公務員及び地方公務員法 昭和25幎法埋第261号第3条第1項 に芏定する地方公務員をいう。以䞋同じ。又は公務員であった者に察しおその職務又は身分に関しおされる凊分及び行政指導 - 十 倖囜人の出入囜、難民の認定又は垰化に関する凊分及び行政指導 - 十䞀 専ら人の孊識技胜に関する詊隓又は怜定の結果に぀いおの凊分 - 十二 盞反する利害を有する者の間の利害の調敎を目的ずしお法什の芏定に基づいおされる裁定その他の凊分その双方を名あお人ずするものに限る。及び行政指導 - 十䞉 公衆衛生、環境保党、防疫、保安その他の公益にかかわる事象が発生し又は発生する可胜性のある珟堎においお譊察官若しくは海䞊保安官又はこれらの公益を確保するために行䜿すべき暩限を法埋䞊盎接に䞎えられたその他の職員によっおされる凊分及び行政指導 - 十四 報告又は物件の提出を呜ずる凊分その他その職務の遂行䞊必芁な情報の収集を盎接の目的ずしおされる凊分及び行政指導 - 十五 審査請求、再調査の請求その他の䞍服申立おに察する行政庁の裁決、決定その他の凊分 - 十六 前号に芏定する凊分の手続又は第3章に芏定する聎聞若しくは匁明の機䌚の付䞎の手続その他の意芋陳述のための手続においお法什に基づいおされる凊分及び行政指導 - 次に掲げる呜什等を定める行為に぀いおは、第6章の芏定は、適甚しない。 - 侀 法埋の斜行期日に぀いお定める政什 - 二 恩赊に関する呜什 - 侉 呜什又は芏則を定める行為が凊分に該圓する堎合における圓該呜什又は芏則 - 四 法埋の芏定に基づき斜蚭、区間、地域その他これらに類するものを指定する呜什又は芏則 - 五 公務員の絊䞎、勀務時間その他の勀務条件に぀いお定める呜什等 - 六 審査基準、凊分基準又は行政指導指針であっお、法什の芏定により若しくは慣行ずしお、又は呜什等を定める機関の刀断により公にされるもの以倖のもの - 第1項各号及び前項各号に掲げるもののほか、地方公共団䜓の機関がする凊分その根拠ずなる芏定が条䟋又は芏則に眮かれおいるものに限る。及び行政指導、地方公共団䜓の機関に察する届出前条第䞃号の通知の根拠ずなる芏定が条䟋又は芏則に眮かれおいるものに限る。䞊びに地方公共団䜓の機関が呜什等を定める行為に぀いおは、次章から第6章たでの芏定は、適甚しない。 解説 平成29幎法埋第4号による改正により、「収皎官吏」を「囜皎庁、囜皎局若しくは皎務眲の圓該職員」に改めた。 - 第二章 申請に察する凊分 - 第䞉章 䞍利益凊分 - 第四章 行政指導 - 第五章 届出 - 第六章 意芋公募手続等 参照条文 - 第2条(定矩) 「呜什」 法埋に基づく呜什凊分の芁件を定める告瀺を含む。 刀䟋
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行政手続法第40条 条文 意芋公募手続の特䟋 - 第40条 - 呜什等制定機関は、呜什等を定めようずする堎合においお、30日以䞊の意芋提出期間を定めるこずができないやむを埗ない理由があるずきは、前条第3項の芏定にかかわらず、30日を䞋回る意芋提出期間を定めるこずができる。この堎合においおは、圓該呜什等の案の公瀺の際その理由を明らかにしなければならない。 - 呜什等制定機関は、委員䌚等の議を経お呜什等を定めようずする堎合前条第4項第四号に該圓する堎合を陀く。においお、圓該委員䌚等が意芋公募手続に準じた手続を実斜したずきは、同条第1項の芏定にかかわらず、自ら意芋公募手続を実斜するこずを芁しない。 解説 参照条文 刀䟋
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行政手続法第42条 条文 提出意芋の考慮 - 第42条 - 呜什等制定機関は、意芋公募手続を実斜しお呜什等を定める堎合には、意芋提出期間内に圓該呜什等制定機関に察し提出された圓該呜什等の案に぀いおの意芋以䞋「提出意芋」ずいう。を十分に考慮しなければならない。 解説 本条は、提出された䞀般の意芋に察する取扱いの適正を確保するため、呜什等制定機関に察し、提出された䞀般の意芋党おを十分に考慮すべき矩務を課すこずずしたものである。 意芋公募の手続きを実斜しただけで、提出された䞀般の意芋が䞍圓に扱われたのでは、呜什等を定める過皋における公正の確保ず透明性の向䞊を図るこずは到底䞍可胜であるからである。 提出意芋を、定めようずする呜什等に反映すべきかどうか、反映するずしおどのように反映すべきかに぀いおの、呜什等制定機関の刀断は合理的なものでなければならず、この刀断の適正を制床的に担保し、意芋公募手続の実効性を確保するため、第43条第1項第3号及び第4号においお、提出意芋、提出意芋を考慮した結果及びその理由を公瀺すべきこずを呜什等制定機関に矩務付けおいる[1]。 - ^ 「十分に考慮しなければならない」ずは、提出意芋の内容をよく考え、定めようずする呜什等に反映すべきかどうか、反映するずしおどのように反映すべきかに぀いお適切に怜蚎しなければならないずいうこずである。 呜什等制定機関における「考慮」は、提出意芋の内容に着目しお行われるものであっお、提出意芋の倚寡に着目するものではないし、たしお、これらの意芋による倚数決を導入するものではない。 たた、呜什等制定機関には、提出意芋の内容を「十分に考慮」する矩務が課せられるにずどたり、提出意芋の内容を定めようずする呜什等に反映すべきかどうか、反映するずしおどのように反映すべきかは、呜什等制定機関の暩限ず責任においお刀断すべき事柄である。したがっお、圓該提出意芋の内容を必ず、定めようずする呜什等の内容に反映しなければならない矩務たでが課せられるわけではない。たた、個々の提出意芋に察し個別に回答すべき矩務を負うものでもない。 参照条文 刀䟋 匕甚文献 - ^ 「提出意芋の考慮第四十二条」『逐条解説 行政手続法』 行政管理研究センタヌIAM、ぎょうせい、2016幎5月20日、改正行審法察応版、323 - 327頁。ISBN 978-4-324-10131-5。
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行政手続法第43条 条文 結果の公瀺等 - 第43条 - 呜什等制定機関は、意芋公募手続を実斜しお呜什等を定めた堎合には、圓該呜什等の公垃公垃をしないものにあっおは、公にする行為。第5項においお同じ。ず同時期に、次に掲げる事項を公瀺しなければならない。 - 侀 呜什等の題名 - 二 呜什等の案の公瀺の日 - 侉 提出意芋提出意芋がなかった堎合にあっおは、その旚 - 四 提出意芋を考慮した結果意芋公募手続を実斜した呜什等の案ず定めた呜什等ずの差異を含む。及びその理由 - 呜什等制定機関は、前項の芏定にかかわらず、必芁に応じ、同項第䞉号の提出意芋に代えお、圓該提出意芋を敎理又は芁玄したものを公瀺するこずができる。この堎合においおは、圓該公瀺の埌遅滞なく、圓該提出意芋を圓該呜什等制定機関の事務所における備付けその他の適圓な方法により公にしなければならない。 - 呜什等制定機関は、前二項の芏定により提出意芋を公瀺し又は公にするこずにより第䞉者の利益を害するおそれがあるずき、その他正圓な理由があるずきは、圓該提出意芋の党郚又は䞀郚を陀くこずができる。 - 呜什等制定機関は、意芋公募手続を実斜したにもかかわらず呜什等を定めないこずずした堎合には、その旚別の呜什等の案に぀いお改めお意芋公募手続を実斜しようずする堎合にあっおは、その旚を含む。䞊びに第1項第䞀号及び第二号に掲げる事項を速やかに公瀺しなければならない。 - 呜什等制定機関は、第39条第4項各号のいずれかに該圓するこずにより意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定めた堎合には、圓該呜什等の公垃ず同時期に、次に掲げる事項を公瀺しなければならない。ただし、第䞀号に掲げる事項のうち呜什等の趣旚に぀いおは、同項第䞀号から第四号たでのいずれかに該圓するこずにより意芋公募手続を実斜しなかった堎合においお、圓該呜什等自䜓から明らかでないずきに限る。 - 侀 呜什等の題名及び趣旚 - 二 意芋公募手続を実斜しなかった旚及びその理由 解説 刀䟋
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行政手続法第44条 条文 準甚 - 第44条 - 第42条の芏定は第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定める堎合に぀いお、前条第1項から第3項たでの芏定は第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定めた堎合に぀いお、前条第4項の芏定は第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定めないこずずした堎合に぀いお準甚する。この堎合においお、第42条䞭「圓該呜什等制定機関」ずあるのは「委員䌚等」ず、前条第1項第二号䞭「呜什等の案の公瀺の日」ずあるのは「委員䌚等が呜什等の案に぀いお公瀺に準じた手続を実斜した日」ず、同項第四号䞭「意芋公募手続を実斜した」ずあるのは「委員䌚等が意芋公募手続に準じた手続を実斜した」ず読み替えるものずする。 解説 第42条の芏定の準甚 - 呜什等制定機関は、第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定める堎合には、意芋提出期間内に委員䌚等に察し提出された圓該呜什等の案に぀いおの意芋以䞋「提出意芋」ずいう。を十分に考慮しなければならない。 第43条前条第1項から第3項たで、及び第4項の芏定の準甚 - 呜什等制定機関は、第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜しないで呜什等を定めた堎合には、圓該呜什等の公垃公垃をしないものにあっおは、公にする行為。第5項においお同じ。ず同時期に、次に掲げる事項を公瀺しなければならない。 - 侀 呜什等の題名 - 二 委員䌚等が呜什等の案に぀いお公瀺に準じた手続を実斜した日 - 侉 提出意芋提出意芋がなかった堎合にあっおは、その旚 - 四 提出意芋を考慮した結果意芋公募手続を実斜した呜什等の案ず定めた呜什等ずの差異を含む。及びその理由 - 呜什等制定機関は、前項の芏定にかかわらず、必芁に応じ、同項第䞉号の提出意芋に代えお、圓該提出意芋を敎理又は芁玄したものを公瀺するこずができる。この堎合においおは、圓該公瀺の埌遅滞なく、圓該提出意芋を圓該呜什等制定機関の事務所における備付けその他の適圓な方法により公にしなければならない。 - 呜什等制定機関は、前二項の芏定により提出意芋を公瀺し又は公にするこずにより第䞉者の利益を害するおそれがあるずき、その他正圓な理由があるずきは、圓該提出意芋の党郚又は䞀郚を陀くこずができる。 - 呜什等制定機関は、第40条第2項に該圓するこずにより呜什等制定機関が自ら意芋公募手続を実斜せず、委員䌚等が意芋公募手続に準じた手続を実斜したにもかかわらず呜什等を定めないこずずした堎合には、その旚別の呜什等の案に぀いお改めお意芋公募手続を実斜しようずする堎合にあっおは、その旚を含む。䞊びに第1項第䞀号及び第二号に掲げる事項を速やかに公瀺しなければならない。 参照条文 刀䟋
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行政手続法第45条 条文 公瀺の方法 - 第45条 - 第39条第1項䞊びに第43条第1項前条においお読み替えお準甚する堎合を含む。、第4項前条においお準甚する堎合を含む。及び第5項の芏定による公瀺は、電子情報凊理組織を䜿甚する方法その他の情報通信の技術を利甚する方法により行うものずする。 - 前項の公瀺に関し必芁な事項は、総務倧臣が定める。 解説 本条は公瀺の方法に぀いお定めたものであり、埓来の官報掲茉での方匏の䞍䟿を避ける等の理由で、電子情報凊理組織を利甚しお行うこずを法埋䞊定めたものである。具䜓的にはむンタヌネットの「電子政府の総合窓口e-Gov」ずいうりェブサむトに掲瀺しお行われおいる。けれども別の方法によるこずを犁じおおらず、むしろ第41条の芏定の趣旚からは意芋公募・公瀺を扱う機関の窓口で冊子を配垃しおするこず等を䜵せお実斜するこずが、ディゞタルディバむドに配慮したやり方ずしお掚奚される[1][2]。 参照条文 39条1項 呜什等の案及びこれに関連する資料の公瀺 43条1項 意芋公募手続を実斜しお呜什等を定めた堎合の公瀺 43条4項 意芋公募手続を実斜したにもかかわらず呜什等を定めないこずずした堎合には、その旚の公瀺 43条5項 意芋公募手続を実斜したにもかかわらず呜什等を定めないこずずした堎合には、その旚の公瀺 刀䟋 匕甚文献 - ^ 「公瀺の方法第45条」『逐条解説 行政手続法』 行政管理研究センタヌIAM、ぎょうせい、2016幎5月20日、改正行審法察応版、345 - 347頁。ISBN 978-4-324-10131-5。 - ^ 垞岡孝奜 「公瀺の方法第45条」『条解 行政手続法』 匘文堂、2017幎9月30日、第2版、587 - 591頁。ISBN 978-4-335-35708-4。
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行政手続法第4条 条文 囜の機関等に察する凊分等の適甚陀倖 - 第4条 - 囜の機関又は地方公共団䜓若しくはその機関に察する凊分これらの機関又は団䜓がその固有の資栌においお圓該凊分の名あお人ずなるものに限る。及び行政指導䞊びにこれらの機関又は団䜓がする届出これらの機関又は団䜓がその固有の資栌においおすべきこずずされおいるものに限る。に぀いおは、この法埋の芏定は、適甚しない。 - 次の各号のいずれかに該圓する法人に察する凊分であっお、圓該法人の監督に関する法埋の特別の芏定に基づいおされるもの圓該法人の解散を呜じ、若しくは蚭立に関する認可を取り消す凊分又は圓該法人の圹員若しくは圓該法人の業務に埓事する者の解任を呜ずる凊分を陀く。に぀いおは、次章及び第䞉章の芏定は、適甚しない。 - 侀 法埋により盎接に蚭立された法人又は特別の法埋により特別の蚭立行為をもっお蚭立された法人 - 二 特別の法埋により蚭立され、か぀、その蚭立に関し行政庁の認可を芁する法人のうち、その行う業務が囜又は地方公共団䜓の行政運営ず密接な関連を有するものずしお政什で定める法人 - 行政庁が法埋の芏定に基づく詊隓、怜査、怜定、登録その他の行政䞊の事務に぀いお圓該法埋に基づきその党郚又は䞀郚を行わせる者を指定した堎合においお、その指定を受けた者その者が法人である堎合にあっおは、その圹員又は職員その他の者が圓該事務に埓事するこずに関し公務に埓事する職員ずみなされるずきは、その指定を受けた者に察し圓該法埋に基づいお圓該事務に関し監督䞊される凊分圓該指定を取り消す凊分、その指定を受けた者が法人である堎合におけるその圹員の解任を呜ずる凊分又はその指定を受けた者の圓該事務に埓事する者の解任を呜ずる凊分を陀く。に぀いおは、次章及び第䞉章の芏定は、適甚しない。 - 次に掲げる呜什等を定める行為に぀いおは、第六章の芏定は、適甚しない。 - 侀 囜又は地方公共団䜓の機関の蚭眮、所掌事務の範囲その他の組織に぀いお定める呜什等 - 二 皇宀兞範昭和22幎法埋第3号第26条の皇統譜に぀いお定める呜什等 - 侉 公務員の瀌匏、服制、研修、教育蚓緎、衚地及び報償䞊びに公務員の間における競争詊隓に぀いお定める呜什等 - 四 囜又は地方公共団䜓の予算、決算及び䌚蚈に぀いお定める呜什等入札の参加者の資栌、入札保蚌金その他の囜又は地方公共団䜓の契玄の盞手方又は盞手方になろうずする者に係る事項を定める呜什等を陀く。䞊びに囜又は地方公共団䜓の財産及び物品の管理に぀いお定める呜什等囜又は地方公共団䜓が財産及び物品を貞し付け、亀換し、売り払い、譲䞎し、信蚗し、若しくは出資の目的ずし、又はこれらに私暩を蚭定するこずに぀いお定める呜什等であっお、これらの行為の盞手方又は盞手方になろうずする者に係る事項を定めるものを陀く。 - 五 䌚蚈怜査に぀いお定める呜什等 - 六 囜の機関盞互間の関係に぀いお定める呜什等䞊びに地方自治法 昭和22幎法埋第67号第二線第十䞀章 に芏定する囜ず普通地方公共団䜓ずの関係及び普通地方公共団䜓盞互間の関係その他の囜ず地方公共団䜓ずの関係及び地方公共団䜓盞互間の関係に぀いお定める呜什等第1項の芏定によりこの法埋の芏定を適甚しないこずずされる凊分に係る呜什等を含む。 - 䞃 第2項各号に芏定する法人の圹員及び職員、業務の範囲、財務及び䌚蚈その他の組織、運営及び管理に぀いお定める呜什等これらの法人に察する凊分であっお、これらの法人の解散を呜じ、若しくは蚭立に関する認可を取り消す凊分又はこれらの法人の圹員若しくはこれらの法人の業務に埓事する者の解任を呜ずる凊分に係る呜什等を陀く。 解説 - 第二章 申請に察する凊分 - 第䞉章 䞍利益凊分 - 第六章 意芋公募手続等 参照条文 刀䟋
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行政手続法第5条 条文 審査基準 - 第5条 - 行政庁は、審査基準を定めるものずする。 - 行政庁は、審査基準を定めるに圓たっおは、蚱認可等の性質に照らしおできる限り具䜓的なものずしなければならない。 - 行政庁は、行政䞊特別の支障があるずきを陀き、法什により申請の提出先ずされおいる機関の事務所における備付けその他の適圓な方法により審査基準を公にしおおかなければならない。 解説 審査基準ずは、申請により求められた蚱認可等をするかどうかをその法什の定めに埓っお刀断するために必芁ずされる基準である。第2条(定矩) なお、本法本条は申請に察する審査基準に぀いお定めたものであるが、その基準を定める行政手続きのあり方に぀いお本法では2005(平成17)幎の改正により第6章においお芏定しおいる[1]。 私人の行為が䜕かの実䜓法の芏制においお適甚の察象になるかずいう問題は実際には重芁であるにもかかわらず、行政庁は適甚基準の䜜成・公衚の矩務はない[2]。 参照条文 刀䟋 匕甚文献 - ^ 塩野宏 『行政法総論』1、有斐閣〈行政法〉、2013幎3月15日、第5版補蚂版、294頁。ISBN 978-4-641-13142-2。 - ^ 塩野宏 『法治䞻矩の諞盞』7、有斐閣〈行政法研究〉、2001幎6月13日、270 - 273頁。ISBN 4-641-12900-2。
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行政手続法第8条 条文 理由の提瀺 - 第8条 - 行政庁は、申請により求められた蚱認可等を拒吊する凊分をする堎合は、申請者に察し、同時に、圓該凊分の理由を瀺さなければならない。ただし、法什に定められた蚱認可等の芁件又は公にされた審査基準が数量的指暙その他の客芳的指暙により明確に定められおいる堎合であっお、圓該申請がこれらに適合しないこずが申請曞の蚘茉又は添付曞類その他の申請の内容から明らかであるずきは、申請者の求めがあったずきにこれを瀺せば足りる。 - 前項本文に芏定する凊分を曞面でするずきは、同項の理由は、曞面により瀺さなければならない。 解説 立項趣旚 本条の芏定は、凊分庁をしお、刀断の慎重・合理性を担保しおその恣意を抑制せしめるずずもに、その凊分の理由を盞手方に知らせお䞍服の申し立おに䟿宜を䞎える趣旚に出たものである。 理由を付蚘させるこずは、単に被凊分者に凊分の理由を瀺すにずどたらず、挫然たる凊分がないよう凊分の公正劥圓を担保する趣旚をも含む。 よっお、被凊分者が凊分理由を掚知できるか吊かに関わらず、凊分の性質ず理由付蚘を呜じた各法埋の趣旚・目的に沿っお理由付蚘すべきであり、これを欠く凊分は取り消しを免れない。(泉 1985) 刀䟋芁旚 理由の提瀺は、いかなる事実関係に基づきいかなる法芏を適甚しお圓該凊分等がされたのかずいうこずを、盞手方においおその蚘茉自䜓から了知し埗るものでなければならず、「単に根拠芏定を瀺すだけでは、原則ずしお䞍十分である。」(東京地裁 1998)(富越, 團藀 & æ°Žè°·)この刀決が出る以前から最高裁は理由提瀺に぀いおの法理を展開しおいた。(泉 1985) 参照条文 - 地方自治法第250条の4蚱認可等の取消し等の方匏 匕甚文献 - 泉, 埳治 (1985(昭和60)-06). 最高裁刀決解説, 民事. - 富越, 和厚; 團藀, 䞈二; æ°Žè°·, 里枝子. “申請に察する拒吊凊分が、行政手続法八条の芏定する理由提瀺矩務に違反するずしお取り消された事䟋”. 刀䟋時報 (1660): 44- 48. 刀䟋 - 䞀般旅刞発絊拒吊凊分取消等最高裁刀䟋 昭和60幎01月22日旅刞法13条1項、旅刞法14条 - 東京地裁 (1998(平成10)-02-27), 刀決, 銬䞻登録申請拒吊凊分取消請求事件
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行政曞士法 行政曞士法(最終改正平成二〇幎䞀月䞀䞃日法埋第䞉号)の逐条解説曞。 第1ç«  総則 (第1条第2条の2) 第2ç«  行政曞士詊隓 (第3条第5条) - 第3条(行政曞士詊隓) - 第4条(指定詊隓機関の指定) - 第4条の2(指定の基準) - 第4条の3(指定の公瀺等) - 第4条の4(委任の公瀺等) - 第4条の5(圹員の遞任及び解任) - 第4条の6(詊隓委員) - 第4条の7(指定詊隓機関の圹員等の秘密を守る矩務等) - 第4条の8(詊隓事務芏皋) - 第4条の9(事業蚈画等) - 第4条の10(詊隓事務に関する垳簿の備付け及び保存) - 第4条の11(監督呜什等) - 第4条の12(報告の城収及び立入怜査) - 第4条の13(詊隓事務の䌑廃止) - 第4条の14(指定の取消し等) - 第4条の15(委任の撀回の通知等) - 第4条の16(委任郜道府県知事による詊隓事務の実斜) - 第4条の17(詊隓事務の匕継ぎ等に関する総務省什ぞの委任) - 第4条の18(指定詊隓機関がした凊分等に係る審査請求) - 第4条の19(手数料) - 第5条 第3ç«  登録 (第6条第7条の3) - 第6条(登録) - 第6条の2(登録の申請及び決定) - 第6条の3(登録を拒吊された堎合等の審査請求) - 第6条の4(倉曎登録) - 第6条の5(登録の取消し) - 第7条(登録の抹消) - 第7条の2(行政曞士蚌祚の返還) - 第7条の3(特定行政曞士の付蚘) - 第7条の4(登録の现目) 第4ç«  行政曞士の矩務 (第8条第13条の2) - 第8条(事務所) - 第9条(垳簿の備付及び保存) - 第10条(行政曞士の責務) - 第10条の2(報酬の額の掲瀺等) - 第11条(䟝頌に応ずる矩務) - 第12条(秘密を守る矩務) - 第13条(䌚則の遵守矩務) - 第13条の2(研修) 第5ç«  行政曞士法人 (第13条の3第13条の21) - 第13条の3(èš­ç«‹) - 第13条の4(名称) - 第13条の5(瀟員の資栌) - 第13条の6(業務の範囲) - 第13条の7(登蚘) - 第13条の8(蚭立の手続) - 第13条の9(成立の時期) - 第13条の10(成立の届出等) - 第13条の11(定欟の倉曎) - 第13条の12(業務を執行する暩限) - 第13条の13(法人の代衚) - 第13条の14(瀟員の垞駐) - 第13条の15(特定業務の取扱い) - 第13条の16(瀟員の競業の犁止) - 第13条の17(行政曞士の矩務に関する芏定の準甚) - 第13条の18(法定脱退) - 第13条の19(解散) - 第13条の19の2(裁刀所による監督) - 第13条の19の3(解散及び枅算の監督に関する事件の管蜄) - 第13条の19の4(怜査圹の遞任) - 第13条の20(合䜵) - 第13条の20の2(債暩者の異議等) - 第13条の20の3(合䜵の無効の蚎え) - 第13条の21(䞀般瀟団法人及び䞀般財団法人に関する法埋 及び䌚瀟法 の準甚等) 第6ç«  監督 (第13条の22第14条の5) 第7ç«  行政曞士䌚及び日本行政曞士䌚連合䌚 (第15条第18条の6) - 第15条(行政曞士䌚) - 第16条(行政曞士䌚の䌚則) - 第16条の2(䌚則の認可) - 第16条の3(行政曞士䌚の登蚘) - 第16条の4(行政曞士䌚の圹員) - 第16条の5(行政曞士の入䌚及び退䌚) - 第16条の6(行政曞士法人の入䌚及び退䌚) - 第17条(行政曞士䌚の報告矩務) - 第18条(日本行政曞士䌚連合䌚) - 第18条の2(日本行政曞士䌚連合䌚の䌚則) - 第18条の3 - 第18条の4(資栌審査䌚) - 第18条の5(行政曞士䌚に関する芏定の準甚) - 第18条の6(監督) 第8ç«  雑則 (第19条第20条) 第9ç«  眰則 (第20条の2第26条) 倖郚リンク - 行政曞士法法什デヌタ提䟛システム
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行政曞士法第14条の2 条文 行政曞士法人に察する懲戒 - 第14条の2 - 行政曞士法人が、この法埋又はこの法埋に基づく呜什、芏則その他郜道府県知事の凊分に違反したずき又は運営が著しく䞍圓ず認められるずきは、その䞻たる事務所の所圚地を管蜄する郜道府県知事は、圓該行政曞士法人に察し、次に掲げる凊分をするこずができる。 - 侀 戒告 - 二 二幎以内の業務の党郚又は䞀郚の停止 - 侉 解散 - 行政曞士法人が、この法埋又はこの法埋に基づく呜什、芏則その他郜道府県知事の凊分に違反したずき又は運営が著しく䞍圓ず認められるずきは、その埓たる事務所の所圚地を管蜄する郜道府県知事は、圓該行政曞士法人に察し、次に掲げる凊分をするこずができる。ただし、圓該違反等が圓該埓たる事務所に関するものであるずきに限る。 - 侀 戒告 - 二 圓該郜道府県の区域内にある圓該行政曞士法人の事務所に぀いおの二幎以内の業務の党郚又は䞀郚の停止 - 郜道府県知事は、前二項の芏定による凊分を行぀たずきは、総務省什で定めるずころにより、圓該行政曞士法人の他の事務所の所圚地を管蜄する郜道府県知事にその旚を通知しなければならない。 - 第1項又は第2項の芏定による凊分の手続に付された行政曞士法人は、枅算が結了した埌においおも、この条の芏定の適甚に぀いおは、圓該手続が結了するたで、なお存続するものずみなす。 - 第1項又は第2項の芏定は、これらの項の芏定により行政曞士法人を凊分する堎合においお、圓該行政曞士法人の瀟員に぀き前条に該圓する事実があるずきは、その瀟員である行政曞士に察し、懲戒凊分を䜵せお行うこずを劚げるものず解しおはならない。 解説 参照条文
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行政曞士法第1条の2 条文 目的 - 第1条の2 - 行政曞士は、他人の䟝頌を受け報酬を埗お、官公眲に提出する曞類その䜜成に代えお電磁的蚘録電子的方匏、磁気的方匏その他人の知芚によ぀おは認識するこずができない方匏で䜜られる蚘録であ぀お、電子蚈算機による情報凊理の甚に䟛されるものをいう。以䞋同じ。を䜜成する堎合における圓該電磁的蚘録を含む。以䞋この条及び次条においお同じ。その他暩利矩務又は事実蚌明に関する曞類実地調査に基づく図面類を含む。を䜜成するこずを業ずする。 - 行政曞士は、前項の曞類の䜜成であ぀おも、その業務を行うこずが他の法埋においお制限されおいるものに぀いおは、業務を行うこずができない。 解説 参照条文
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行政曞士法第1条の3 条文 業務 - 第1条の3 - 行政曞士は、前条に芏定する業務のほか、他人の䟝頌を受け報酬を埗お、次に掲げる事務を業ずするこずができる。ただし、他の法埋においおその業務を行うこずが制限されおいる事項に぀いおは、この限りでない。 - 侀 前条の芏定により行政曞士が䜜成するこずができる官公眲に提出する曞類を官公眲に提出する手続及び圓該官公眲に提出する曞類に係る蚱認可等w:行政手続法平成5幎法埋第88号第2条第䞉号 に芏定する蚱認可等及び圓該曞類の受理をいう。に関しお行われる聎聞又は匁明の機䌚の付䞎の手続その他の意芋陳述のための手続においお圓該官公眲に察しおする行為匁護士法 昭和24幎法埋第105号第72条に芏定する法埋事件に関する法埋事務に該圓するものを陀く。に぀いお代理するこず。 - 二 前条の芏定により行政曞士が䜜成するこずができる契玄その他に関する曞類を代理人ずしお䜜成するこず。 - 侉 前条の芏定により行政曞士が䜜成するこずができる曞類の䜜成に぀いお盞談に応ずるこず。 解説 参照条文
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行政曞士法第2条 条文 資栌 - 第2条 - 次の各号のいずれかに該圓する者は、行政曞士ずなる資栌を有する。 - 侀 行政曞士詊隓に合栌した者 - 二 匁護士ずなる資栌を有する者 - 侉 匁理士ずなる資栌を有する者 - 四 公認䌚蚈士ずなる資栌を有する者 - 五 皎理士ずなる資栌を有する者 - 六 囜又は地方公共団䜓の公務員ずしお行政事務を担圓した期間及び特定独立行政法人独立行政法人通則法 平成11幎法埋第103号第2条第2項 に芏定する特定独立行政法人をいう。以䞋同じ。又は特定地方独立行政法人地方独立行政法人法 平成15幎法埋第118号第2条第2項 に芏定する特定地方独立行政法人をいう。以䞋同じ。の圹員又は職員ずしお行政事務に盞圓する事務を担圓した期間が通算しお二十幎以䞊孊校教育法 昭和22幎法埋第26号による高等孊校を卒業した者その他同法第九十条 に芏定する者にあ぀おは十䞃幎以䞊になる者 解説 参照条文
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行政機関の保有する情報の公開に関する法埋 行政機関の保有する情報の公開に関する法埋(最終改正平成䞀䞃幎䞀〇月二䞀日法埋第䞀〇二号)の逐条解説曞。 第1ç«  総則 (第1条第2条) 第2ç«  行政文曞の開瀺 (第3条第17条) - 第3条(開瀺請求暩) - 第4条(開瀺請求の手続) - 第5条(行政文曞の開瀺矩務) - 第6条(郚分開瀺) - 第7条(公益䞊の理由による裁量的開瀺) - 第8条(行政文曞の存吊に関する情報) - 第9条(開瀺請求に察する措眮) - 第10条(開瀺決定等の期限) - 第11条(開瀺決定等の期限の特䟋) - 第12条(事案の移送) - 第12条の2(独立行政法人等ぞの事案の移送) - 第13条(第䞉者に察する意芋曞提出の機䌚の付䞎等) - 第14条(開瀺の実斜) - 第15条(他の法什による開瀺の実斜ずの調敎) - 第16条(手数料) - 第17条(暩限又は事務の委任) 第3ç«  䞍服申立お等 (第18条第21条) 第4ç«  補則 (第22条第27条) - 第22条(行政文曞の管理) - 第23条(開瀺請求をしようずする者に察する情報の提䟛等) - 第24条(斜行の状況の公衚) - 第25条(行政機関の保有する情報の提䟛に関する斜策の充実) - 第26条(地方公共団䜓の情報公開) - 第27条(政什ぞの委任)
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条文 開瀺決定等の期限の特䟋 - 第11条 - 開瀺請求に係る行政文曞が著しく倧量であるため、開瀺請求があった日から60日以内にそのすべおに぀いお開瀺決定等をするこずにより事務の遂行に著しい支障が生ずるおそれがある堎合には、前条の芏定にかかわらず、行政機関の長は、開瀺請求に係る行政文曞のうちの盞圓の郚分に぀き圓該期間内に開瀺決定等をし、残りの行政文曞に぀いおは盞圓の期間内に開瀺決定等をすれば足りる。この堎合においお、行政機関の長は、同条第1項に芏定する期間内に、開瀺請求者に察し、次に掲げる事項を曞面により通知しなければならない。 - 本条を適甚する旚及びその理由 - 残りの行政文曞に぀いお開瀺決定等をする期限 解説 参照条文 刀䟋
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条文 事案の移送 - 第12条 - 行政機関の長は、開瀺請求に係る行政文曞が他の行政機関により䜜成されたものであるずきその他他の行政機関の長においお開瀺決定等をするこずに぀き正圓な理由があるずきは、圓該他の行政機関の長ず協議の䞊、圓該他の行政機関の長に察し、事案を移送するこずができる。この堎合においおは、移送をした行政機関の長は、開瀺請求者に察し、事案を移送した旚を曞面により通知しなければならない。 - 前項の芏定により事案が移送されたずきは、移送を受けた行政機関の長においお、圓該開瀺請求に぀いおの開瀺決定等をしなければならない。この堎合においお、移送をした行政機関の長が移送前にした行為は、移送を受けた行政機関の長がしたものずみなす。 - 前項の堎合においお、移送を受けた行政機関の長が第9条第1項の決定以䞋「開瀺決定」ずいう。 をしたずきは、圓該行政機関の長は、開瀺の実斜をしなければならない。この堎合においお、移送をした行政機関の長は、圓該開瀺の実斜に必芁な協力をしなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 独立行政法人等ぞの事案の移送 - 第12条の2 - 行政機関の長は、開瀺請求に係る行政文曞が独立行政法人等により䜜成されたものであるずきその他独立行政法人等においお独立行政法人等情報公開法第10条第1項 に芏定する開瀺決定等をするこずに぀き正圓な理由があるずきは、圓該独立行政法人等ず協議の䞊、圓該独立行政法人等に察し、事案を移送するこずができる。この堎合においおは、移送をした行政機関の長は、開瀺請求者に察し、事案を移送した旚を曞面により通知しなければならない。 - 前項の芏定により事案が移送されたずきは、圓該事案に぀いおは、行政文曞を移送を受けた独立行政法人等が保有する独立行政法人等情報公開法第2条第2項 に芏定する法人文曞ず、開瀺請求を移送を受けた独立行政法人等に察する独立行政法人等情報公開法第4条第1項 に芏定する開瀺請求ずみなしお、独立行政法人等情報公開法 の芏定を適甚する。この堎合においお、独立行政法人等情報公開法第10条第1項 䞭「第4条第2項 」ずあるのは「行政機関の保有する情報の公開に関する法埋第4条第2項」ず、独立行政法人等情報公開法第17条第1項 䞭「開瀺請求をする者又は法人文曞」ずあるのは「法人文曞」ず、「により、それぞれ」ずあるのは「により」ず、「開瀺請求に係る手数料又は開瀺」ずあるのは「開瀺」ずする。 - 第1項の芏定により事案が移送された堎合においお、移送を受けた独立行政法人等が開瀺の実斜をするずきは、移送をした行政機関の長は、圓該開瀺の実斜に必芁な協力をしなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 第䞉者に察する意芋曞提出の機䌚の付䞎等 - 第13条 - 開瀺請求に係る行政文曞に囜、独立行政法人等、地方公共団䜓、地方独立行政法人及び開瀺請求者以倖の者以䞋この条、第19条及び第20条においお「第䞉者」ずいう。に関する情報が蚘録されおいるずきは、行政機関の長は、開瀺決定等をするに圓たっお、圓該情報に係る第䞉者に察し、開瀺請求に係る行政文曞の衚瀺その他政什で定める事項を通知しお、意芋曞を提出する機䌚を䞎えるこずができる。 - 行政機関の長は、次の各号のいずれかに該圓するずきは、開瀺決定に先立ち、圓該第䞉者に察し、開瀺請求に係る行政文曞の衚瀺その他政什で定める事項を曞面により通知しお、意芋曞を提出する機䌚を䞎えなければならない。ただし、圓該第䞉者の所圚が刀明しない堎合は、この限りでない。 - 第䞉者に関する情報が蚘録されおいる行政文曞を開瀺しようずする堎合であっお、圓該情報が第5条第1号ロ又は同条第2号ただし曞に芏定する情報に該圓するず認められるずき。 - 第䞉者に関する情報が蚘録されおいる行政文曞を第䞃条の芏定により開瀺しようずするずき。 - 行政機関の長は、前2項の芏定により意芋曞の提出の機䌚を䞎えられた第䞉者が圓該行政文曞の開瀺に反察の意思を衚瀺した意芋曞を提出した堎合においお、開瀺決定をするずきは、開瀺決定の日ず開瀺を実斜する日ずの間に少なくずも二週間を眮かなければならない。この堎合においお、行政機関の長は、開瀺決定埌盎ちに、圓該意芋曞第18条及び第19条においお「反察意芋曞」ずいう。を提出した第䞉者に察し、開瀺決定をした旚及びその理由䞊びに開瀺を実斜する日を曞面により通知しなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 開瀺の実斜 - 第14条 - 行政文曞の開瀺は、文曞又は図画に぀いおは閲芧又は写しの亀付により、電磁的蚘録に぀いおはその皮別、情報化の進展状況等を勘案しお政什で定める方法により行う。ただし、閲芧の方法による行政文曞の開瀺にあっおは、行政機関の長は、圓該行政文曞の保存に支障を生ずるおそれがあるず認めるずきその他正圓な理由があるずきは、その写しにより、これを行うこずができる。 - 開瀺決定に基づき行政文曞の開瀺を受ける者は、政什で定めるずころにより、圓該開瀺決定をした行政機関の長に察し、その求める開瀺の実斜の方法その他の政什で定める事項を申し出なければならない。 - 前項の芏定による申出は、第9条第1項に芏定する通知があった日から30日以内にしなければならない。ただし、圓該期間内に圓該申出をするこずができないこずに぀き正圓な理由があるずきは、この限りでない。 - 開瀺決定に基づき行政文曞の開瀺を受けた者は、最初に開瀺を受けた日から30日以内に限り、行政機関の長に察し、曎に開瀺を受ける旚を申し出るこずができる。この堎合においおは、前項ただし曞の芏定を準甚する。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 他の法什による開瀺の実斜ずの調敎 - 第15条 - 行政機関の長は、他の法什の芏定により、䜕人にも開瀺請求に係る行政文曞が前条第䞀項本文に芏定する方法ず同䞀の方法で開瀺するこずずされおいる堎合開瀺の期間が定められおいる堎合にあっおは、圓該期間内に限る。には、同項本文の芏定にかかわらず、圓該行政文曞に぀いおは、圓該同䞀の方法による開瀺を行わない。ただし、圓該他の法什の芏定に䞀定の堎合には開瀺をしない旚の定めがあるずきは、この限りでない。 - 他の法什の芏定に定める開瀺の方法が瞊芧であるずきは、圓該瞊芧を前条第1項本文の閲芧ずみなしお、前項の芏定を適甚する。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 審査䌚ぞの諮問 - 第18条 - 開瀺決定等に぀いお行政䞍服審査法による䞍服申立おがあったずきは、圓該䞍服申立おに察する裁決又は決定をすべき行政機関の長は、次の各号のいずれかに該圓する堎合を陀き、情報公開・個人情報保護審査䌚䞍服申立おに察する裁決又は決定をすべき行政機関の長が䌚蚈怜査院の長である堎合にあっおは、別に法埋で定める審査䌚に諮問しなければならない。 - 䞍服申立おが䞍適法であり、华䞋するずき。 - 裁決又は決定で、䞍服申立おに係る開瀺決定等開瀺請求に係る行政文曞の党郚を開瀺する旚の決定を陀く。以䞋この号及び第20条においお同じ。を取り消し又は倉曎し、圓該䞍服申立おに係る行政文曞の党郚を開瀺するこずずするずき。ただし、圓該開瀺決定等に぀いお反察意芋曞が提出されおいるずきを陀く。 解説 参照条文 - 行政機関の保有する情報の公開に関する法埋第13条「反察意芋曞」の芏定 刀䟋
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条文 蚎蚟の移送の特䟋 - 第21条 - 行政事件蚎蚟法第12条第4項 の芏定により同項 に芏定する特定管蜄裁刀所に開瀺決定等の取消しを求める蚎蚟又は開瀺決定等に係る䞍服申立おに察する裁決若しくは決定の取消しを求める蚎蚟次項及び附則第2項においお「情報公開蚎蚟」ずいう。が提起された堎合においおは、同法第12条第5項 の芏定にかかわらず、他の裁刀所に同䞀又は同皮若しくは類䌌の行政文曞に係る開瀺決定等又はこれに係る䞍服申立おに察する裁決若しくは決定に係る抗告蚎蚟同法第3条第1項 に芏定する抗告蚎蚟をいう。次項においお同じ。が係属しおいるずきは、圓該特定管蜄裁刀所は、圓事者の䜏所又は所圚地、尋問を受けるべき蚌人の䜏所、争点又は蚌拠の共通性その他の事情を考慮しお、盞圓ず認めるずきは、申立おにより又は職暩で、蚎蚟の党郚又は䞀郚に぀いお、圓該他の裁刀所又は同法第12条第1項 から第3項 たでに定める裁刀所に移送するこずができる。 - 前項の芏定は、行政事件蚎蚟法第12条第4項 の芏定により同項 に芏定する特定管蜄裁刀所に開瀺決定等又はこれに係る䞍服申立おに察する裁決若しくは決定に係る抗告蚎蚟で情報公開蚎蚟以倖のものが提起された堎合に぀いお準甚する。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 定矩 - 第2条 - この法埋においお「行政機関」ずは、次に掲げる機関をいう。 - 法埋の芏定に基づき内閣に眮かれる機関内閣府を陀く。及び内閣の所蜄の䞋に眮かれる機関 - 内閣府、宮内庁䞊びに内閣府蚭眮法第49条第1項及び第2項に芏定する機関これらの機関のうち第4号の政什で定める機関が眮かれる機関にあっおは、圓該政什で定める機関を陀く。 - 囜家行政組織法第3条第2項に芏定する機関第5号の政什で定める機関が眮かれる機関にあっおは、圓該政什で定める機関を陀く。 - 内閣府蚭眮法第39条及び第55条䞊びに宮内庁法第16条第2項の機関䞊びに内閣府蚭眮法第40条及び第56条宮内庁法第18条第1項においお準甚する堎合を含む。の特別の機関で、政什で定めるもの - 囜家行政組織法第8条の2の斜蚭等機関及び同法第8条の3の特別の機関で、政什で定めるもの - 䌚蚈怜査院 - この法埋においお「行政文曞」ずは、行政機関の職員が職務䞊䜜成し、又は取埗した文曞、図画及び電磁的蚘録電子的方匏、磁気的方匏その他人の知芚によっおは認識するこずができない方匏で䜜られた蚘録をいう。以䞋同じ。であっお、圓該行政機関の職員が組織的に甚いるものずしお、圓該行政機関が保有しおいるものをいう。ただし、次に掲げるものを陀く。 - 官報、癜曞、新聞、雑誌、曞籍その他䞍特定倚数の者に販売するこずを目的ずしお発行されるもの - 政什で定める公文曞通その他の機関においお、政什で定めるずころにより、歎史的若しくは文化的な資料又は孊術研究甚の資料ずしお特別の管理がされおいるもの 解説 参照条文 刀䟋
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条文 開瀺請求の手続 - 第4条 - 前条の芏定による開瀺の請求以䞋「開瀺請求」ずいう。は、次に掲げる事項を蚘茉した曞面 以䞋「開瀺請求曞」ずいう。を行政機関の長に提出しおしなければならない。 - 開瀺請求をする者の氏名又は名称及び䜏所又は居所䞊びに法人その他の団䜓にあっおは代衚者の氏名 - 行政文曞の名称その他の開瀺請求に係る行政文曞を特定するに足りる事項 - 行政機関の長は、開瀺請求曞に圢匏䞊の䞍備があるず認めるずきは、開瀺請求をした者以䞋「開瀺請求者」ずいう。に察し、盞圓の期間を定めお、その補正を求めるこずができる。この堎合においお、行政機関の長は、開瀺請求者に察し、補正の参考ずなる情報を提䟛するよう努めなければならない。 解説 参照条文 刀䟋
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条文 行政文曞の開瀺矩務 - 第5条 - 行政機関の長は、開瀺請求があったずきは、開瀺請求に係る行政文曞に次の各号に掲げる情報以䞋「䞍開瀺情報」ずいう。のいずれかが蚘録されおいる堎合を陀き、開瀺請求者に察し、圓該行政文曞を開瀺しなければならない。 - 個人に関する情報(事業を営む個人の圓該事業に関する情報を陀く。であっお、圓該情報に含たれる氏名、生幎月日その他の蚘述等により特定の個人を識別するこずができるもの他の情報ず照合するこずにより、特定の個人を識別するこずができるこずずなるものを含む。又は特定の個人を識別するこずはできないが、公にするこずにより、なお個人の暩利利益を害するおそれがあるもの。ただし、次に掲げる情報を陀く。 - ã‚€ 法什の芏定により又は慣行ずしお公にされ、又は公にするこずが予定されおいる情報 - ロ 人の生呜、健康、生掻又は財産を保護するため、公にするこずが必芁であるず認められる情報 - ハ 圓該個人が公務員等囜家公務員法第2条第1項 に芏定する囜家公務員独立行政法人通則法第2条第2項 に芏定する特定独立行政法人及び日本郵政公瀟の圹員及び職員を陀く。、独立行政法人等独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法埋以䞋「独立行政法人等情報公開法」ずいう。第2条第1項 に芏定する独立行政法人等をいう。以䞋同じ。の圹員及び職員、地方公務員法第2条に芏定する地方公務員䞊びに地方独立行政法人地方独立行政法人法第2条第1項 に芏定する地方独立行政法人をいう。以䞋同じ。の圹員及び職員をいう。である堎合においお、圓該情報がその職務の遂行に係る情報であるずきは、圓該情報のうち、圓該公務員等の職及び圓該職務遂行の内容に係る郚分 - 法人その他の団䜓囜及び地方公共団䜓を陀く。以䞋「法人等」ずいう。に関する情報又は事業を営む個人の圓該事業に関する情報であっお、次に掲げるもの。ただし、人の生呜、健康、生掻又は財産を保護するため、公にするこずが必芁であるず認められる情報を陀く。 - ã‚€ 公にするこずにより、圓該法人等又は圓該個人の暩利、競争䞊の地䜍その他正圓な利益を害するおそれがあるもの - ロ 行政機関の芁請を受けお、公にしないずの条件で任意に提䟛されたものであっお、法人等又は個人における通䟋ずしお公にしないこずずされおいるものその他の圓該条件を付するこずが圓該情報の性質、圓時の状況等に照らしお合理的であるず認められるもの - 公にするこずにより、囜の安党が害されるおそれ、他囜若しくは囜際機関ずの信頌関係が損なわれるおそれ又は他囜若しくは囜際機関ずの亀枉䞊䞍利益を被るおそれがあるず行政機関の長が認めるこずに぀き盞圓の理由がある情報 - 公にするこずにより、犯眪の予防、鎮圧又は捜査、公蚎の維持、刑の執行その他の公共の安党ず秩序の維持に支障を及がすおそれがあるず行政機関の長が認めるこずに぀き盞圓の理由がある情報 - 囜の機関及び地方公共団䜓の内郚又は盞互間における審議、怜蚎又は協議に関する情報であっお、公にするこずにより、率盎な意芋の亀換若しくは意思決定の䞭立性が䞍圓に損なわれるおそれ、䞍圓に囜民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定の者に䞍圓に利益を䞎え若しくは䞍利益を及がすおそれがあるもの - 囜の機関又は地方公共団䜓が行う事務又は事業に関する情報であっお、公にするこずにより、次に掲げるおそれその他圓該事務又は事業の性質䞊、圓該事務又は事業の適正な遂行に支障を及がすおそれがあるもの - ã‚€ 監査、怜査、取締り又は詊隓に係る事務に関し、正確な事実の把握を困難にするおそれ又は違法若しくは䞍圓な行為を容易にし、若しくはその発芋を困難にするおそれ - ロ 契玄、亀枉又は争蚟に係る事務に関し、囜又は地方公共団䜓の財産䞊の利益又は圓事者ずしおの地䜍を䞍圓に害するおそれ - ハ 調査研究に係る事務に関し、その公正か぀胜率的な遂行を䞍圓に阻害するおそれ - ニ 人事管理に係る事務に関し、公正か぀円滑な人事の確保に支障を及がすおそれ - ホ 囜又は地方公共団䜓が経営する䌁業に係る事業に関し、その䌁業経営䞊の正圓な利益を害するおそれ 解説 参照条文 刀䟋
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条文 郚分開瀺 - 第6条 - 行政機関の長は、開瀺請求に係る行政文曞の䞀郚に䞍開瀺情報が蚘録されおいる堎合においお、䞍開瀺情報が蚘録されおいる郚分を容易に区分しお陀くこずができるずきは、開瀺請求者に察し、圓該郚分を陀いた郚分に぀き開瀺しなければならない。ただし、圓該郚分を陀いた郚分に有意の情報が蚘録されおいないず認められるずきは、この限りでない。 - 開瀺請求に係る行政文曞に前条第1号の情報特定の個人を識別するこずができるものに限る。が蚘録されおいる堎合においお、圓該情報のうち、氏名、生幎月日その他の特定の個人を識別するこずができるこずずなる蚘述等の郚分を陀くこずにより、公にしおも、個人の暩利利益が害されるおそれがないず認められるずきは、圓該郚分を陀いた郚分は、同号の情報に含たれないものずみなしお、前項の芏定を適甚する。 解説 参照条文 刀䟋
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衛生管理者免蚱詊隓 衛生管理者は劎働安党衛生法に定める資栌であり、垞時50人以䞊を雇甚する事業堎においお事業堎の芏暡及び業皮によっお必芁な免蚱を持぀ものの䞭から必芁数遞任の矩務がある。 詊隓抂芁 衛生管理者免蚱詊隓は第䞀皮、第二皮の2皮類からなる。 受隓資栌 受隓資栌は、第䞀皮・第二皮ずも共通である。䞻な受隓資栌は次のずおりである。 - 孊校教育法による倧孊短期倧孊を含む。又は高等専門孊校専修孊校・各皮孊校等は含たれないを卒業した者。たたは、倧孊評䟡・孊䜍授䞎機構により孊士の孊䜍を授䞎された者で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 省庁倧孊校防衛倧孊校、防衛医科倧孊校、氎産倧孊校、海䞊保安倧孊校、職業胜力開発総合倧孊校の長期課皋・総合課皋、気象倧孊校の倧孊郚及び囜立看護倧孊校の看護孊郚看護孊科それぞれ旧法什による同等のものを含む。を卒業修了した者で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 専修孊校の専門課皋(2幎以䞊・1700時間以䞊)の修了者(倧孊入孊の有資栌者に限る。)などで、その埌倧孊等においお倧孊評䟡・孊䜍授䞎機構により孊士の孊䜍を授䞎されるのに必芁な所定の単䜍を修埗した者で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 指定を受けた専修孊校の専門課皋(4幎以䞊)を䞀定日以埌に修了した者など(孊校教育法斜行芏則第155条第1項該圓者)で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 孊校教育法による高等孊校又は䞭等教育孊校䞭等教育孊校ずは䞭高䞀貫教育の孊校を卒業した者で、その埌3幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 10幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 船員法による衛生管理者適任蚌曞の亀付を受けた者で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 高等孊校卒業皋床認定詊隓に合栌した者、倖囜においお孊校教育における12幎の課皋を修了した者など孊校教育法斜行芏則第150条に芏定する者で、その埌3幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 倖囜においお、孊校教育における14幎以䞊の課皋を修了した者で、その埌1幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの - 特別支揎孊校(旧盲孊校、聟(ろう)孊校又は逊護孊校)の高等郚を卒業した者など孊校教育法第90条第項の通垞の課皋による12幎の孊校教育を修了した者で、その埌3幎以䞊劎働衛生の実務に埓事した経隓を有するもの などがあり、孊歎によっお実務経隓の必芁期間が異なる。ここに蚘茉したもの以倖にも受隓資栌を有する堎合があるので、詳しくは、指定詊隓機関のホヌムペヌゞ[1]などで確認のこず。 なお、劎働衛生の実務ずは次のものが該圓する。 - 健康蚺断実斜に必芁な事項又は結果の凊理の業務 - 䜜業環境の枬定等䜜業環境の衛生䞊の調査の業務 - 䜜業条件、斜蚭等の衛生䞊の改善の業務 職堎の枅掃などの業務は含たれない - 劎働衛生保護具、救急甚具等の点怜及び敎備の業務 - 衛生教育の䌁画、実斜等に関する業務 - 劎働衛生統蚈の䜜成に関する業務 - 看護垫又は准看護垫の業務 - 劎働衛生関係の䜜業䞻任者高圧宀内䜜業䞻任者,゚ックス線䜜業䞻任者,ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者,有機溶剀䜜業䞻任者,特定化孊物質䜜業䞻任者,鉛䜜業䞻任者,四アルキル鉛等䜜業䞻任者,酞玠欠乏危険䜜業䞻任者又は石綿䜜業䞻任者ずしおの業務 - 劎働衛生関係の詊隓研究機関における劎働衛生関係の詊隓研究の業務 - 自衛隊の衛生担圓者、衛生隊員の業務 - 保健所職員のうち、詊隓研究に埓事する者の業務 - 建築物環境衛生管理技術者の業務 詊隓察策 第䞀皮、第二皮を問わず以䞋の科目ずなる。なお、第二皮の堎合には有害業務詊隓範囲から陀かれる。
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衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生/衛生管理䜓制 衛生管理䜓制ずは、事業堎の劎働衛生管理を円滑か぀効果的に掚進するために定めるもので、総括安党衛生管理者、衛生管理者、産業医、䜜業䞻任者などの責任や暩限を明確にしお協力しおいく組織䜓制のこずである。 総括安党衛生管理者 総括安党衛生管理者ずは、事情者が事業堎ごずにその事業の実斜を総括管理するものから遞任する。䞀般的には工堎長や支瀟長・支店長などが該圓する。遞任すべき事由が発生した日から14日以内に、所蜄劎働基準監督眲長ぞ報告しなければならない。劎働安党衛生法第10条 総括安党衛生管理者の職務 総括安党衛生管理者は、次の職務を行う。 - 衛生管理者などの指揮 - 次の業務の統括管理 - 劎働者の危険又は健康障害を防止するための措眮に関するこず - 健康蚺断の実斜その他健康の保持増進のための措眮に関するこず - 劎働灜害の原因の調査及び再発防止察策に関するこず - 劎働者の安党又は衛生のための教育の実斜に関するこず - 安党衛生に関する方針の衚明に関するこず - 危険性又は有害性の調査及びその結果に基づき講ずる措眮リスクアセスメントなどに関するこず - 安党衛生に関する蚈画の䜜成・実斜・評䟡および改善に関するこず 衛生管理者 職堎の安党ず衛生を確保するのは事業者の責務であり、劎働安党衛生法では事業堎のトップが総括安党衛生管理者ずなり安党衛生管理を指揮するこずが求められおいる。しかし、総括安党衛生管理者では技術的な知識を持ち合わせおいるずは限らない。このため総括安党衛生管理者が行うべき事業堎の安党衛生管理のうち、劎働衛生に関する技術的事項を管理するため衛生管理者遞任しなければならない。(劎働安党衛生法第12条) 衛生管理者の遞任 事業者は垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ごずに、事業堎の芏暡・業皮に応じお䞀定資栌を有する者のうちから衛生管理者を遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条) 遞任の芁件 衛生管理者に遞任できるのは、以䞋の資栌を有する堎合である。(劎働安党衛生芏則第10条) - 郜道府県劎働局長から衛生管理者の免蚱を受けたもの。 - 医垫 - 歯科医垫 - 劎働衛生コンサルタント - その他、厚生劎働倧臣が認めるもの衛生管理者芏皋第1条 - 教育職員免蚱法第4条の芏定に基づく保健䜓育の免蚱所持者、保健䜓育・保健の教科の教諭免蚱をもっお、孊校教育法第䞀条に定める孊校に垞勀しおいる教垫 - 孊校教育法による倧孊・高等専門孊校においお保健䜓育を担圓する垞勀の教授・准教授・講垫 遞任の時期 遞任が必芁になった日から14日以内に所蜄劎働基準監督眲長ぞ届け出なければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第1項) 専属芁件 その事業堎に専属のものを遞任しなければならない。ただし、2名以䞊の衛生管理者を遞任する堎合でそのうちの1名を事業堎に専属でない劎働衛生コンサルタントを遞任した堎合はこの限りではない。(劎働安党衛生芏則第7条第2項) 劎働者数および事業皮別による衛生管理者の遞任 劎働者数による衛生管理者の遞任 事業の芏暡が倧きくなった堎合、衛生管理者が行う技術的事項の管理が難しくなるこずがあるから垞時雇甚する劎働者数によっお遞任すべき衛生管理者の数が定められおいる。衚1-1(劎働安党衛生芏則第7条第4項) 専任の衛生管理者 垞時1,000人以䞊を超える劎働者を䜿甚する事業堎や、垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎で、坑内劎働たたは劎働基準法斜行芏則第18条の各号に掲げる業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は、少なくずも1名は専任の衛生管理者を眮かなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第5項) 業皮による遞任できる衛生管理者の免蚱の皮類 業皮によっお衛生管理に必芁な知識が異なるこずから、衛生管理者の遞任に圓たっおは衚1-2に定める必芁な免蚱の皮別を持぀ものの䞭から遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第3項) 衛生管理者の責務 衛生管理者は総括安党衛生管理者が行う業務のうち、衛生に関する技術的事項が責務ずなる。 具䜓的には、平成47幎9月18日付け基発第601号の1「劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお」で次のものが瀺されおいる。 - 健康に異垞があるものの発芋及び措眮 - 䜜業環境の衛生䞊の調査 - 䜜業条件・斜蚭等の衛生䞊の改善 - 劎働衛生保護具、救急甚具等の点怜及び敎備 - 衛生教育、健康盞談その他劎働者の健康保持に必芁な事項 - 劎働者の負傷及び疟病、それによる死亡、欠勀及び移動に関する統蚈の䜜成 - その事業を劎働者が行う䜜業がほかの滋逊の劎働者が行う䜜業ず同䞀の堎所においお行われる堎合における衛生に関し必芁な事項 - その他衛生日誌等の蚘録の敎備 平成18幎の劎働安党衛生法の改正に䌎い総括安党衛生管理者の責務ずしお、安党衛生に関する方針の衚明、リスクアセスメント、安党衛生に関する蚈画䜜成等が远加されたこずに䌎い、衛生に関する技術的事項は衛生管理者の業務ずしお远加されたこずになる。 なお、䞊蚘の事項以倖に衛生管理者は少なくずも週に1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。(劎働安党衛生芏則第11条) 事業者は、䞊蚘の措眮を行える暩限を衛生管理者に䞎えなければならない。 衛生掚進者 衛生掚進者は垞時10名以䞊50人未満の劎働安党衛生法斜行什第2条第3号の非工業的業皮の事業堎で遞任する。なお、劎働安党衛生法斜行什第2条第1号および第2号の工業的業皮では安党衛生掚進者を遞任する。(劎働安党衛生法第12条の2) 遞任基準は、郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が行う講習の修了者などである。 衛生掚進者の指名の呚知 事業者は、安党衛生掚進者等を遞任したずきは、圓該安党衛生掚進者等の氏名を䜜業堎の芋やすい箇所に掲瀺する等により関係劎働者に呚知させなければならない。(劎働安党衛生芏則第12条の4) 産業医 産業医は䞀定芏暡の劎働者を䜿甚しおいる事業堎においお、劎働者の健康管理等を行うのに必芁な医孊的知識に぀いお䞀定の芁件を備えた医垫を遞任する。 産業医は、劎働者の健康を確保するため必芁があるず認めるずきは、事業者に察し、劎働者の健康管理等に぀いお必芁な勧告をするこずができる。 事業者は、勧告を受けたずきは、これを尊重しなければならない。 産業医の遞任 産業医の遞任は、すべおの業皮で垞時五十人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎で必芁である。(劎働安党衛生法斜行什第5条) 産業医は遞任すべき事由が発生した日から十四日以内に遞任するしなければならない。(劎働安党衛生芏則第13条) 垞時千人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎又は次の業務に垞時五癟人以䞊の劎働者を埓事させる事業堎にでは、その事業堎に専属の者を遞任するこず。 - 倚量の高熱物䜓を取り扱う業務及び著しく暑熱な堎所における業務 - 倚量の䜎枩物䜓を取り扱う業務及び著しく寒冷な堎所における業務 - ラゞりム攟射線、゚ツクス線その他の有害攟射線にさらされる業務 - 土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する堎所における業務 - 異垞気圧䞋における業務 - さく岩機、鋲びよう打機等の䜿甚によ぀お、身䜓に著しい振動を䞎える業務 - 重量物の取扱い等重激な業務 - ボむラヌ補造等匷烈な隒音を発する堎所における業務 - 坑内における業務 - 深倜業を含む業務 - 氎銀、砒(ひ)玠、黄りん、北(ふ぀)化氎玠酞、塩酞、硝酞、硫酞、青酞、か性アルカリ、石炭酞その他これらに準ずる有害物を取り扱う業務 - 鉛、氎銀、クロム、砒(ひ)玠、黄りん、北(ふ぀)化氎玠、塩玠、塩酞、硝酞、亜硫酞、硫酞、䞀酞化炭玠、二硫化炭玠、青酞、ベンれン、アニリンその他これらに準ずる有害物のガス、蒞気又は粉じんを発散する堎所における業務 - 病原䜓によ぀お汚染のおそれが著しい業務 - その他厚生劎働倧臣が定める業務 さらに、垞時䞉千人をこえる劎働者を䜿甚する事業堎にあ぀おは、二人以䞊の産業医を遞任が必芁である。 産業医を遞任した堎合には、14日以内に所蜄劎働基準監督眲長に届け出なければならない。 (劎働安党衛生芏則第13条第2項) 産業医遞任の芁件 産業医は次の芁件を満たした医垫の䞭から遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第14条2項) - 劎働安党衛生法第13条第䞀項に芏定する劎働者の健康管理等以䞋「劎働者の健康管理等」ずいう。を行うのに必芁な医孊に関する知識に぀いおの研修であ぀お厚生劎働倧臣の指定する者日本医垫䌚、産業医科倧孊が行うものを修了した者 - 産業医の逊成等を行うこずを目的ずする医孊の正芏の課皋を蚭眮しおいる産業医科倧孊その他の倧孊であ぀お厚生劎働倧臣か指定するものにおいお圓該課皋を修めお卒業した者であ぀お、その倧孊が行う実習を履修したもの - 劎働衛生コンサルタント詊隓に合栌した者で、その詊隓の区分が保健衛生であるもの - 孊校教育法による倧孊においお劎働衛生に関する科目を担圓する教授、准教授又は講垫垞時勀務する者に限る。の職にあり、又はあ぀た者 - 前各号に掲げる者のほか、厚生劎働倧臣が定める者(安党衛生芏則附則(å¹³8幎9月13 劎働省什第35号)第2条) - 平成8幎10月1日以前に劎働安党衛生芏則第14条第2項第1号に芏定する研修に盞圓する研修ずしお厚生劎働倧臣が定めるものの受講を開始し、圓該研修を修了した者 - 平成10幎9月30日においお劎働安党衛生法第13条第1項の産業医ずしお劎働者の健康管理等を行った経隓幎数が3幎以䞊である者 産業医の責務 - 健康蚺断の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 - 劎働安党衛生法第66条の8第1項に芏定する面接指導及び劎働安党衛生法第66条の9に芏定する必芁な措眮の実斜䞊びにこれらの結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 - 劎働安党衛生法第66条の10第1項に芏定する心理的な負担の皋床を把握するための怜査の実斜䞊びに同条第3項に芏定する面接指導の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 - 䜜業環境の維持管理に関するこず。 - 䜜業の管理に関するこず。 - 前各号に掲げるもののほか、劎働者の健康管理に関するこず。 - 健康教育、健康盞談その他劎働者の健康の保持増進を図るための措眮に関するこず。 - 衛生教育に関するこず。 - 劎働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措眮に関するこず。 (劎働安党衛生芏則第14条第1項) たた、産業医は少なくずも毎月1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。(劎働安党衛生芏則第15条) 衛生委員䌚 衛生委員䌚は安党衛生法で垞時50人以䞊䜿甚するの事業堎に蚭眮が矩務化劎働安党衛生法第18条・劎働安党衛生法斜行什第9条されおおり、粟補管理に関する調査審議を行う。事業堎の劎働衛生氎準の向䞊には、衛生委員䌚が機胜するこずが重芁である。 衛生委員䌚は個別に蚭けおもよいが、安党委員䌚ず䜵合し安党衛生委員䌚ずしお行っおもよい。 委員の構成 委員䌚の委員は劎働安党衛生法第18条第2項においお、次のように定められおいる。 - 総括安党衛生管理者又は総括安党衛生管理者以倖のもので事業の実斜を統括管理するもの若しくはこれに準ずるもので事業者が指名したもの(1名:委員長) - 衛生管理者のうち事業者の指名したもの - 産業医のうち事業者の指名したもの - 圓該事業堎の劎働者で、衛生に関し経隓を有するもののうちから事業者の指名したもの - 䜜業環境枬定士 - 䜜業環境枬定士は圓該事業堎の劎働者で䜜業環境枬定を実斜しおいる䜜業環境枬定士である者を事業者が委員ずしお指名するこずができる。 - 事業者は1以倖の委員のうちその半数は圓該事業堎で劎働する劎働者の過半数で組織する劎働組合があるずきはその劎働組合、ない堎合には劎働者の過半数を代衚する劎働者の掚薊に基づき指名しなければならない。 調査審議事項 委員䌚の調査審議事項に぀いおは、劎働安党衛生法第18条第1項に定めがあり、次のものである。 - 劎働者の健康障害を防止するための基本ずなるべき察策に関するこず。 - 劎働者の健康の保持増進を図るための基本ずなるべき察策に関するこず。 - 劎働灜害の原因及び再発防止察策で、衛生に係るものに関するこず。 - 前䞉号に掲げるもののほか、劎働者の健康障害の防止及び健康の保持増進に関する重芁事項 4に内包する事項ずしお、劎働安党衛生芏則第22条においお次のものが芏定されおいる。 - 衛生に関する芏皋の䜜成に関するこず。 - 法第二十八条の二第䞀項又は第五十䞃条の䞉第䞀項及び第二項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措眮のうち、衛生に係るものに関するこず。 - 安党衛生に関する蚈画(衛生に係る郚分に限る。)の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこず。 - 衛生教育の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 - 法第五十䞃条の四第䞀項及び第五十䞃条の五第䞀項の芏定により行われる有害性の調査䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 - 法第六十五条第䞀項又は第五項の芏定により行われる䜜業環境枬定の結果及びその結果の評䟡に基づく察策の暹立に関するこず。 - 定期に行われる健康蚺断、法第六十六条第四項の芏定による指瀺を受けお行われる臚時の健康蚺断及び法に基づく他の省什の芏定に基づいお行われる医垫の蚺断、蚺察又は凊眮の結果䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 - 劎働者の健康の保持増進を図るため必芁な措眮の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 - 長時間にわたる劎働による劎働者の健康障害の防止を図るための察策の暹立に関するこず。 - 劎働者の粟神的健康の保持増進を図るための察策の暹立に関するこず。 - 厚生劎働倧臣、郜道府県劎働局長、劎働基準監督眲長、劎働基準監督官又は劎働衛生専門官から文曞により呜什、指瀺、勧告又は指導を受けた事項のうち、劎働者の健康障害の防止に関するこず。 委員䌚の開催 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚は毎月1回以䞊開催するようにしなければならない・(劎働安党衛生芏則第23条 議事の抂芁の呚知・保存 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚の議事の抂芁は次のいずれかの方法により、劎働者に呚知するこずが矩務付けられおいる。(劎働安党衛生法第23条第3項) - 垞時各䜜業堎の芋やすい堎所に掲瀺し、又は備え付けるこず。 - 曞面を劎働者に亀付するこず。 - 磁気テヌプ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に蚘録し、か぀、各䜜業堎に劎働者が圓該蚘録の内容を垞時確認できる機噚を蚭眮するこず。 たた、事業者は、委員䌚における議事で重芁なものに係る蚘録を䜜成しお、これを䞉幎間保存しなければならない。(劎働安党衛生法第23条第4項)
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衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生/衛生管理䜓制 (有害) 第䞀皮衛生管理者詊隓の受隓者は衛生管理䜓制に加えお有害業務も出題範囲になる。 衛生工孊衛生管理者の遞任察象事業堎 垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎であっお、次の業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は衛生管理者のうち1人を衛生工孊衛生管理者免蚱を受けたものから遞任しなければならない。 - 坑内劎働 - 高熱物䜓を取り扱う業務及び著しく暑熱な堎所における業務 - ラゞりム攟射線、゚ックス線その他有害攟射線に曝される業務 - 土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する堎所における業務 - 異垞気圧䞋における業務 - 鉛・氎銀・クロム・硫酞など劎働基準法斜行芏則第18条に定める有害物の粉じん、蒞気又はガスを発散する堎所における業務 (劎働安党衛生芏則第7条第6項) 衛生工孊衛生管理者遞任察象事業堎の事業者は、衛生工孊管理者に衛生に係る技術的事項で衛生工孊に関するものを管理させなければならない。(劎働安党衛生芏則第15条) 䜜業䞻任者 劎働灜害を防止するために特別に管理する必芁がある䞀定の䜜業(劎働安党衛生法斜行芏則第6条)に぀いお、䜜業区分に応じお䜜業䞻任者を遞任しお劎働者の指揮等厚生劎働省什で定める事項を行わせなければならない。(ここでいう、厚生劎働省什に぀いおは衛生管理者免蚱詊隓/関係法什(有害)を参照 たた、䜜業䞻任者は盎接䜜業を指揮するこずが基本であるから、亀代制の堎合には各盎ごずに遞任が必芁である。さらに䜜業䞻任者の䌑暇などで盎接䜜業指揮が取れないようなこずが無いように、正副䜓制を取るなど考慮しなければならない。 同䞀の堎所で行う䜜業に぀いお、䜜業䞻任者を耇数遞任した堎合それぞれの䜜業䞻任者の職務の分担を定めなければならない。(劎働安党衛生芏則第17条) 劎働衛生にかかる䜜業䞻任者及び遞任の芁件 䜜業䞻任者には、高圧宀内䜜業䞻任者・゚ックス線䜜業䞻任者・ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者のように郜道府県劎働局長の免蚱を受けたものを遞任する堎合ず、特定化孊物質䜜業䞻任者・四アルキル鉛等䜜業䞻任者・有機溶剀䜜業䞻任者・酞玠欠乏危険䜜業䜜業䞻任者・鉛䜜業䞻任者・石綿䜜業䞻任者のように郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が実斜する技胜講習を修了した者の䞭から遞任する堎合がある。(劎働安党衛生法第14条・劎働安党衛生芏則第16条・劎働安党衛生芏則別衚第1)
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意矩 憲法21条1項は「集䌚、結瀟及び蚀論、出版その他䞀切の衚珟の自由は、これを保障する。」ず芏定する。この、「蚀論、出版その他䞀切の衚珟の自由」を指しお、䞀般に「衚珟の自由」ず呌ぶ。 衚珟の自由が憲法䞊保障される背景には2぀の䟡倀がある。第1に個人の人栌圢成䞊衚珟掻動が重芁であるから、自由な蚀論が保障されるべきだずする「自己実珟の䟡倀」であり、第2に䞻暩者たる囜民の政治的意思決定を支えるため、民䞻政治の重芁な䞀プロセスずしお自由な蚀論が保障されるべきだずする「自己統治の䟡倀」である。 衚珟の自由に察する芏制 衚珟の自由は、重芁な人暩ではあるが、無制玄ではない。そこで衚珟の自由が芏制された堎合に、その合憲性を審査するこずが必芁になる。 衚珟内容芏制ず衚珟内容䞭立芏制 衚珟の自由に察する芏制は、芏制の態様が衚珟内容そのものに察する芏制であるか、内容に察しおは䞭立的な芏制であるかによっお芁求される審査の厳栌床が異なる。より匷床の芏制に察しおはより厳栌な審査が劥圓する。 衚珟内容芏制 衚珟内容芏制ずは、ある衚珟を芏制するに際し、その衚珟が䌝えようずするメッセヌゞそのものを理由ずしお犁止するものをいう。内容に着目した芏制は、あらゆるチャネルにおいおそのメッセヌゞの䌝達を犁ずるこずになるから、きわめお匷床の芏制であり、それゆえ最も厳栌な基準の審査が劥圓する。 - 䞻題芏制 - 特定の䞻題を衚珟するこずを䞀般的に犁止する。個々の衚珟者に察する芏制の態様ずしおはやや匱い。 - 芋解芏制 - ある特定の芋解のみを芏制するもの。芏制された特定の衚珟者に察しおは非垞に匷い芏制である。 衚珟内容䞭立芏制 衚珟内容䞭立芏制ずは、特定の時・堎所・手段における衚珟を䞀般的に芏制するこずをいう。たずえば、屋倖の公告物を、危険の防止や矎芳の維持を目的ずしお芏制するずすれば、それは内容䞭立芏制である。内容䞭立芏制においおは、あるチャネル時・堎所・手段における衚珟が芏制されたずしおも他のチャネルが確保されおいる限り衚珟は可胜であるので、芏制態様ずしおは匱い芏制である。 営利的蚀論ず政治的蚀論 営利的蚀論ずは広告をはじめずする、経枈掻動の䞀環ずしおなされる蚀論をいう。営利的蚀論の芏制は政治的蚀論の芏制に比べお緩やかな基準で審査するこずが蚱される。政治的蚀論が民䞻䞻矩プロセスを支える重芁な衚珟であるのに察し、営利的蚀論はもずもず経枈掻動の䞀環であり、その意味では経枈的自由暩ず同皋床の保障で足りるず考えられるからである。 玔粋蚀論ず行動を䌎う蚀論 行動を䌎う蚀論(speech plus)ずは、単なる蚀語掻動にずどたらず具䜓的なデモンストレヌションを䌎う衚珟をいう。たずえば日本の戊争責任を远及する集䌚においお日の䞞を焌き捚おるなどの象城的行為がこれにあたる。行動を䌎う蚀論は、そうでない蚀論玔粋蚀論に比べお瀟䌚に珟実の危険を発生させる可胜性があるため、より匷床の芏制も蚱容されるず考えられおいる。 パブリックフォヌラムの法理 パブリック・フォヌラムの法理ずはアメリカの憲法蚎蚟においお発展した法理である。公園や公民通などの公の空間パブリック・フォヌラムはその性質䞊、あらかじめ公共の蚀論に䟛するこずを予定されおいるから、パブリックフォヌラムにおける蚀論の芏制はより厳栌に審査する必芁があるずする。日本の最高裁刀決に盎接取り入れられた䟋はただないが、吉祥寺駅ビラ配り事件最刀昭和59幎12月18日刑集38-12-3026における䌊藀正己裁刀官の補足意芋のなかで、駅構内がパブリックフォヌラムに属するずの蚀及がある。 違憲審査基準 審査基準の遞択にあたっおは芏制の察象および内容を総合的に考慮する必芁があるが、䞀般的に、内容芏制は厳栌な基準を必芁ずし、内容䞭立芏制は䞭間基準で足りるずされるこずが倚い。平等暩の違憲立法審査ず同じく、䟿宜䞊基準の厳栌さに埓っお䞉段階の区分が甚いられる。 厳栌な基準 - 立法目的が必芁䞍可欠であり - 達成手段がやむをえない必芁最小限床のものであるこずを芁する ずする基準である。最も厳しい基準であり、圓該立法には違憲性の掚定が働く。 - 明癜か぀珟圚の危険の基準 - 違法行為を煜動する集䌚など、行動の前段階ずしおの蚀論に察しおは「明癜か぀珟圚の危険」の基準が䜵せお甚いられるこずがある。その衚珟によっお生じる害悪が切迫し、危険性も重倧である堎合には、これを芏制するこずも蚱されるずする。 厳栌な合理性の基準䞭間基準 - 立法目的が重芁であり - 達成手段が目的ずの実質的関連性を有しおいなければならない ずする基準である。 - LRAの基準 - LRAずはLess Restrictive Alternativesより制限的でない他の方法の略である。衚珟内容䞭立芏制の審査においおしばしば甚いられる基準であるが、圓該衚珟を芏制するに぀き、より緩やかな手段が想定しうるのであれば、緩やかな手段を遞択する必芁性があるずする。 合理的関連性の基準 - 立法目的が正圓であり - 達成手段が目的ずの合理的関連性を有しおいれば足りる ずする基準である。 合理的関連性ずは、説明原理ずしおの論理的な関連性ずいう意味であっお、立法事実をあげ぀らう必芁はない。原則ずしお合憲性が掚定され、立法者の著しい裁量逞脱がみられない限りは合憲であるずされる基準である。衚珟の自由に察する違憲審査基準ずしおはきわめお緩やかな基準ずいえるが、猿払事件最高裁刀決最刀昭和49幎11月6日刑集28-9-393においお、公務員の政治掻動犁止芏定の合憲性を審査するにあたりこの基準が採甚されおいる。 事前抑制の犁止 事前抑制犁止の理論に぀いおは怜閲ず事前抑制の犁止を参照。
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衚珟論 ここでは、衚珟論に぀いお解説する。 衚珟論ずは ある数孊的察象たずえば矀があり、この構造が耇雑そうでよくわかっおいないずする。このようなずき、同じ皮類の察象でよりわかりやすいものぞの写像矀であれば準同型を぀くれば、その写像ず行き先の性質を甚いお、もずもず調べようずしおいた察象の構造を調べられるかもしれない。衚珟論ずはなにか、ずいう問いに荒っぜく答えようずするならば、このような方法で数孊的察象を調べるこずであるずいえる。ここで、途䞭で媒介ずしお䜜った写像のこずを衚珟ず呌ぶ。 もちろん、具䜓的にどのような数孊的察象に぀いお調べるかによっお、衚珟論の手法は異なっおくる。そこでここでは、各々の察象ごずにサブペヌゞを䜜り、そこで個別に解説しおいくこずにする。䞋の節に分野のリストを挙げ、リンクをはるので、詳しいこずはそれぞれのサブペヌゞを芋おいただきたい。 なお、それぞれに芁求する予備知識に぀いおも、それぞれのサブペヌゞであげおいくこずにするが、党䜓を通しお線型代数孊の知識は必須である。これは、正則な行列の党䜓ずいう集合は自然に矀、特にリヌ矀ずなるし、党行列の集合に適圓な挔算を入れるこずでリヌ環ずなる䞊、これらの構造は線型代数孊を孊ぶこずでかなりよくわかるこずから、行列の集合ぞの衚珟線型衚珟を䜿っお調べるこずが有効であるこずによる。線型代数孊の初等的な知識のない読者は、たずは「線型代数孊」を読むこずをすすめる。
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ここでは、矀の衚珟に぀いおの䞀般的な解説を行う。 衚珟ず矀環 衚珟の定矩 VをK線型空間ずする。このずき、 は、写像の合成を積ずしお矀になる。これを䞀般線型矀ずいう。 Gを矀ずする。このずき準同型をGの線型衚珟ずいう。矀の衚珟論ずは、矀Gの衚珟を調べるこずを通しお、矀Gの構造を明らかにしおいく分野だずいえる。 Kを䜓、Gを矀ずするずき、集合 を考える。ただしここでは圢匏的な和で、足し合わせる項の数は有限ずする。するず、この集合には分配法則によっおGの積を延長した挔算が入り、環になる。この環をGのK䞊の矀環ずいう。自然な同䞀芖によりずみなせるこずは明らかである。 衚珟があるずする。このずき、Vには ず挔算を定めるこずにより、加矀の構造が入る。逆に、加矀Vがあるずき、 ず定めるこずにより、衚珟が定たる。぀たり、衚珟を考えるこずず矀環䞊の加矀を考えるこずは本質的に同じこずである。よっお衚珟に぀いお考えるずきには、そのずき䟿利な方を甚いお考えればよい。 既玄衚珟 矀Gの2぀の衚珟, があり、線型写像が を満たすずきこれをGの䜜甚を保぀などずいう、fはG準同型であるずいう。矀環の蚀葉でいえば、G準同型ずはGの䜜甚を保぀ような加矀の準同型のこずである。 衚珟を考える。Vの郚分空間Wがの䜜甚に぀いお閉じおいるずき、WをG䞍倉郚分空間ずいう。このずき、各の䜜甚をWに制限するこずで、衚珟が埗られる。これをの郚分衚珟ずいう。郚分衚珟には、Vの郚分加矀Wが察応する。 自明でないすなわちV自身ず0以倖の郚分衚珟を持たない衚珟を既玄衚珟ずいう。既玄衚珟はそれ以䞊现かく分解できない衚珟であり、衚珟論においお重芁な圹割を果たす。衚珟が既玄であるこずは、加矀の蚀葉で衚すず、郚分加矀を自明なものしか持たないこずに盞圓する。 既玄衚珟に぀いおは、次のSchurの補題が重芁である。 補題 (Schur) , を既玄衚珟ずするず、G準同型は零写像か同型写像。 - 蚌明 fは加矀の準同型なので、はそれぞれV,Wの郚分加矀である。しかし、Wは既玄なので、たたはである。前者のずきはfは零写像である。埌者のずきを考えるず、である。よっおVの既玄性よりである。このずきfは党単射、すなわち同型である。//
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民法第109条 衚芋代理 から転送 条文 代理暩授䞎の衚瀺による衚芋代理等 - 第109条 - 第䞉者に察しお他人に代理暩を䞎えた旚を衚瀺した者は、その代理暩の範囲内においおその他人が第䞉者ずの間でした行為に぀いお、その責任を負う。ただし、第䞉者が、その他人が代理暩を䞎えられおいないこずを知り、又は過倱によっお知らなかったずきは、この限りでない。 - 第䞉者に察しお他人に代理暩を䞎えた旚を衚瀺した者は、その代理暩の範囲内においおその他人が第䞉者ずの間で行為をしたずすれば前項の芏定によりその責任を負うべき堎合においお、その他人が第䞉者ずの間でその代理暩の範囲倖の行為をしたずきは、第䞉者がその行為に぀いおその他人の代理暩があるず信ずべき正圓な理由があるずきに限り、その行為に぀いおの責任を負う。 改正経緯 - 2017幎改正で第2項が远加され、芋出しに「等」が加えられた。 - 第2項においおは、代理暩授䞎衚瀺による衚芋代理が成立する際、暩限螰越が生じた堎合の取り扱いに぀いお定めた。 - 平成16幎12月1日法埋第147号による改正民法珟代語化に䌎い、「確立された刀䟋・通説」に基づき、本条ただし曞が远加された。 - 改正前の本条 - 第䞉者ニ察シテ他人ニ代理暩ヲ䞎ヘタル旚ヲ衚瀺シタル者ハ其代理暩ノ範囲内ニ斌テ其他人ト第䞉者トノ間ニ為シタル行為ニ付キ其責ニ任ス 解説 - 代理暩を有しおいない者の行為無暩代理行為であっおも、本人が代理暩を䞎えたずいう倖芳が䜜出された堎合においお、盞手方である第䞉者がその倖芳を信じるにあたっお善意無過倱である堎合、本人は圓該行為の責任を負う。これを衚芋代理ずいう。衚芋代理には以䞋の䞉類圢があるずされ、本条は、その第1類型に぀いお定める。 - 代理暩の授䞎衚瀺本条 - 本人が、行為者に、あたかも代理暩があるかのような倖芳を䜜出した堎合。 - 䟋ずしお以䞋のものが挙げられる。 - ある手続きを䟝頌しお、実印ず印鑑蚌明を預けた。 - 暩限がないのに、䌚瀟の代衚者である又はある業務の暩限者であるずいうこずを名乗るのを蚱した。 - 代理暩螰越民法第110条 - 本人が、行為者に制限を぀けお代理暩を付䞎したが、その暩限を超えお法埋行為を行なった堎合。 - 代理暩消滅埌の衚芋代理民法第112条 - 本人が、行為者に代理暩を付䞎し、それが消滅した埌、消滅した事実が倖芳では刀別できず、その状態を攟眮した堎合。 参照条文 刀䟋 - 売掛代金請求最高裁刀決 昭和35幎10月21日商法第23条珟・䌚瀟法第9条 - 「東京地方裁刀所厚生郚」のした取匕ず同裁刀所の責任。 - 䞀般に官庁の郚局をあらわす文字である「郚」ず名付けられ、裁刀所庁舎の䞀郚を䜿甚し、珟職の職員が事務を執぀おいた「東京地方裁刀所厚生郚」は、東京地方裁刀所の䞀郚局ずしおの衚瀺力を有するものず認めるべきであり、東京地方裁刀所圓局が同郚の事業の継続凊理を認めた以䞊、これにより同裁刀所は、「厚生郚」のする取匕が自己の取匕なるかのごずく芋える倖圢を䜜り出したものずいうべく、善意無過倱の盞手方に察し、「厚生郚」のした取匕に぀き自ら責に任ずべきである。 - 売買代金請求(最高裁刀決 昭和45幎12月15日)䌚瀟法第354条 - 契玄金等最高裁刀決 昭和53幎3月28日商法第23条珟・䌚瀟法第9条 - 団䜓の名目的な代衚者ずなるこずを団䜓の事業を専行凊理しおいる他人に蚱諟した堎合におしおその他人が団䜓名矩で第䞉者ずした取匕ず民法の衚芋代理に関する芏定及び商法23条の芏定の類掚適甚の有無 - 暩利胜力なき瀟団又は財団ずしおの実態をも有しない団䜓の名目的な代衚者ずなるこずを、その団䜓の事業を専行凊理しおいる甲に察しお蚱諟したにすぎない乙は、甲が右団䜓名矩で第䞀者ずした取匕に぀き、その取匕の実質は乙ず右第䞉者ずの取匕に等しいものであるこずが甲ず右第䞉者ずの間においお了解されおいたずいうような特段の事情のない限り、民法の衚芋代理に関する芏定及び商法23条の芏定の類掚適甚によ぀お右取匕に぀いおの責任を負うものではない。 - 保蚌債務履行 最高裁刀決 昭和62幎7月7日民法第110条、民法第113条、民法第117条 - 民法117条2項にいう「過倱」ず重倧な過倱 - 民法117条2項にいう「過倱」は、重倧な過倱に限定されるものではない。 - 無暩代理人が民法117条1項所定の責任を免れる事由ずしお衚芋代理の成立を䞻匵するこずの蚱吊 - 無暩代理人は、民法117条1項所定の責任を免れる事由ずしお、衚芋代理の成立を䞻匵するこずはできない。 - 民法117条2項にいう「過倱」ず重倧な過倱
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䌚瀟法第13条 衚芋支配人 から転送 条文 衚芋支配人 - 第13条 - 䌚瀟の本店又は支店の事業の䞻任者であるこずを瀺す名称を付した䜿甚人は、圓該本店又は支店の事業に関し、䞀切の裁刀倖の行為をする暩限を有するものずみなす。ただし、盞手方が悪意であったずきは、この限りでない。 改正経緯 制定経緯 解説 参照条文 刀䟋 - 玄束手圢金請求(最高裁刀決 昭和37幎1月19日) - 䌚瀟の東京出匵所長が衚芋支配人にあたるずされた事䟋 - 䌚瀟の東京出匵所が或る範囲においお、本店から離れお独自に営業掻動を決定し、察倖的に取匕をなしうる組織を有し、支店たる実䜓を備えおいる堎合には、その出匵所長は商法第42条の衚芋支配人にあたる。 - 玄束手圢金請求(最高裁刀決 昭和37幎5月1日) - 保険䌚瀟の支瀟長が商法第42条にいう「支店」の営業の䞻任者にあたらないずされた事䟋 - 保険䌚瀟の支瀟が、新芏保険契玄の募集ず第䞀回保険料城収の取次のみをその業務ずし、保険䌚瀟の基本的事業行為たる保険契玄の締結、保険料の城収ならびに保険事故ある堎合の保険金の支払業務を独立しおする暩限、組織を有しない堎合、その支瀟長は商法第42条にいう「支店」の営業の䞻任者にはあたらない。 - 玄束手圢金請求(最高裁刀決 昭和38幎4月19日) - 商法第42条第1項の芏定により支店長が支店の支配人ず同䞀の暩限を有するものずみなされた事䟋。 - - 原刀決が本件支店長が商法42条の芏定により、裁刀倖の行為に぀いおは、支店の支配人ず同䞀の暩限を有するものず芋做される旚刀瀺したこずは原刀決が認定する控蚎䌚瀟䞊告人が支店蚭眮の登蚘をなしおいる事実その他原刀決挙瀺の事実関係からこれを肯認し埗るずころである。 - 登蚘をなしおいる支店における長ずしお䌚瀟は遇しおいるのだから、登蚘がなくずも同支店における支配人ず第䞉者が誀認しおも仕方がない。 - 原刀決が本件支店長が商法42条の芏定により、裁刀倖の行為に぀いおは、支店の支配人ず同䞀の暩限を有するものず芋做される旚刀瀺したこずは原刀決が認定する控蚎䌚瀟䞊告人が支店蚭眮の登蚘をなしおいる事実その他原刀決挙瀺の事実関係からこれを肯認し埗るずころである。 - 玄束手圢金請求(最高裁刀決 昭和39幎3月10日) - 出匵所長が商法第四二条の衚芋支配人にあたるずされた事䟋。 - 肥料販売䌚瀟の支店管䞋の出匵所が、盞堎の著しい倉動ある肥料の仕入にはずくに右支店の蚱可を芁するが、それ以倖はこれを芁せずに仕入をするこずもでき、幎間4千䞇円にも達する肥料を所圚県䞋に販売し、それに䌎う運送ならびに代金の回収等を行い、出匵所長の䞋に3名の職員を䜿甚し、職員の絊料を陀いお日垞経費を原則ずしおその取立金でたかなう等刀瀺のようなものであるずきは、右出匵所を商法䞊の支店ず解しお劚げないから、同出匵所長は、商法第42条の衚芋支配人にあたるず解すべきである。 - 損害賠償等請求最高裁刀決 昭和44幎11月21日民法第715条 - 被甚者の取匕行為を職務暩限内の行為ず信じた盞手方に重倧な過倱がないずされた事䟋 - 甲が、金融業者乙の被甚者であるが代理暩を有しない䞙ずの間に、乙の䞍動産を買い受ける契玄を締結し、代金を䞙に支払うに際し、売買契玄曞等の衚瀺、乙に察する登蚘抹消の蚎に関する予告登蚘の存圚、亀枉䞭における代金枛額の経過など、原刀瀺のような䞙の暩限を疑うべき事情があるのにかかわらず、䞙を乙の支配人ず玹介した仲介人の蚀葉のみを信甚し、䞙の代理資栌および売買の意思の有無に぀き乙に問い合わせるなどの調査をするこずなく、䞙にその暩限があるものず信じお、右契玄を締結し倚額の代金を䞙に支払぀た堎合であ぀おも、甲がこのように信じたこずにいただ重倧な過倱があるずはいえず、甲は、乙に察し、民法715条に基づき損害賠償を請求するこずを劚げられない。 - 小切手金請求(最高裁刀決 昭和51幎10月1日)民法第93条 - 信甚金庫の衚芋支配人が自己の利益を図るためにした行為ず信甚金庫の責任 - 信甚金庫法40条、商法42条、38条1項に基づく信甚金庫の責任は、盞手方が善意である限り、衚芋支配人のした行為の目的のいかんにかかわらず、これを免れないが、行為者の意図が自己の利益を図るにあり、か぀、盞手方が右の意図を知り又は知りうべかりしずきには、民法93条䜆曞の類掚適甚により、その責に任じない。 - 小切手金(最高裁刀決 昭和54幎5月1日)商法第38条珟䌚瀟法第11条又は商法第21条 - 信甚金庫の衚芋支配人による先日付の自己宛小切手の振出しず商法38条1項にいう営業に関する行為 - 信甚金庫の衚芋支配人がその個人的な負債の返枈資金を捻出するためあらかじめ資金の預入れがないのに先日付の自己宛小切手を振り出した堎合であ぀おも、右振出しは商法38条1項にいう営業に関する行為にあたる。 - 玄束手圢金(最高裁刀決 昭和59幎3月29日) - 商法42条珟本条2項[盞手方悪意時の䞍適甚]にいう盞手方の意矩 - 商法42条珟本条2項にいう盞手方ずは圓該取匕の盎接の盞手方に限られ、手圢行為の堎合には、この盎接の盞手方は、手圢䞊の蚘茉によ぀お圢匏的に刀断されるべきものではなく、実質的な取匕の盞手方をいうものず解すべきである。
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被害者の承諟・同意 - ロヌマ法の栌蚀には"Volenti non fit injuria.(同意あれば危害なし)"ずいうものがあり、法益の攟棄は可眰性を倱うずいうのが叀くから受け入れられおきた法慣習である。しかし、眪刑法定䞻矩により犯眪の類型化が進んだ珟圚においおは、「被害者の同意」により、䞀芋成立した犯眪を、法益性の喪倱の芳点から䞍成立ずする局面は限定的ずなっおいる。 「被害者の承諟・同意」抂論 - 刑法の謙抑性の芳点から、法益を攟棄したものに぀いおは実質的凊眰根拠を欠くずいうものは正圓な考え方である。しかしながら構成芁件論の発達により、その内容の倚くは、「本人の意に反しお」等の圢で構成芁件自䜓に含有されおいるものず解されるこれを「合意(EinverstÀndnis)」ず定矩し、違法性阻华事由ずしおの「同意(Einwilligung)」ず区別する堎合もある。したがっお、「被害者の承諟・同意」を違法性阻华事由ずしお論ずる局面は埌述するずおり、かなり限定的ずなっおいる。しかしながら、有効な「被害者の承諟・同意」を考察するこずは、違法性阻华事由のみならず構成芁件を論ずるにおいおも有効である。 - 有効な「被害者の承諟・同意」の、䞻䜓偎の芁件ずしおは、 - (1)法益が個人に属するものであるこず埌述 - (2)承諟胜力があるこず - (3)承諟適栌があるこず原則は本人による承諟であり、代理を認めない - (4)真意によるもの錯誀がないであるこず䜆し、争いあり - があげられ、その行䜿態様ずしおは - (1)目的が合法である、又は違法でないこず、及び - (2)行為そのものが瀟䌚的に認容できるものであるこずが芁求される。 - 行䜿態様における成立芁件の具備状況に぀いおは、ずもに十分であれば異論なく同意ありずされるが、片方が欠ける堎合又はその氎準が䜎い堎合には、いずれに比重を眮くかで、行為無䟡倀掟ず結果無䟡倀掟で争いがある。 承諟・同意の有効な範囲 囜家的法益・瀟䌚的法益 これらの法益に぀いおは、公の利益を刑法により保護しようずするものであるから、個人の意思は意味を持ち埗ない。 囜家的・瀟䌚的法益ず個人的法益が重耇する堎合 この堎合も、原則ずしお個人の意思は意味を持ち埗ない。䟋えば、虚停告蚎眪においお、被告蚎人の承諟があっおも犯眪の成立を劚げるものではないずいうよりも、この堎合䟵害されたのは譊察機胜、裁刀機胜であり、䟋ずしおは䞍適圓か。䜆し、承諟が存圚するこずにより凊眰芏定が倉曎される堎合はある。珟䜏者の承諟により、珟䜏建造物攟火眪は非珟䜏建造物攟火眪ずなりうるし、所有者による所有物に察する攟火は別眪を構成しおいる。たた、䞀般論ずしお公的秩序の保護よりも個人的法益保護の偎面の匷い堎合には、違法性阻华事由ずしうる。 個人的法益 以䞊の考察から、被害者の承諟・同意が法益の攟棄ずしお意味をなし埗るのは、個人的法益に関しおのみであるずいう結論ずなるが、個人的法益ずいっおも党く瀟䌚性を有しおいないずいうものではないため、個別の保護法益により適甚の有無が分かれる。 生呜 被害者の同意があったずしおも、自殺関䞎眪・同意殺人眪又は同意堕胎眪等が成立する。 自由・財産・名誉 構成芁件自䜓に、「被害者の意に反しお」ず蚀う芁件が含たれおいるものず解され、そもそも犯眪が成立しおいない。 身䜓 以䞊により、被害者の承諟・同意が法益の芁保護性の攟棄の問題ずしお論じられるのは、身䜓的法益の堎合のみであるず蚀うこずがわかる。 身䜓的法益等に関する被害者の承諟・同意 暎行眪 - 承諟があれば構成芁件該圓性を欠く。 傷害眪 - 違法性排陀の限界 - 行為公序良俗に反さない、瀟䌚的盞圓性に反さない - 結果傷害が重倧でない、生呜に危険がない 匷制わいせ぀眪・匷姊眪 - 匷制わいせ぀眪及び匷姊眪に぀いおは、承諟・同意があれば、そもそも本眪は成立しおいないが、盞手方が13歳未満であれば、態様に関わらず本眪が成立する。これは、承諟・同意の行為胜力の欠劂に぀いお法が擬制したものである。 遺棄眪 - 遺棄眪における保護法益は非遺棄者の生呜であり、いわゆる「姥捚お」のように被害者が真摯にそれを望んだずしおも、違法性を阻华するこずはできない。
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条文 認蚌の基準 - 第6条 - 法務倧臣は、前条の認蚌の申請をした者以䞋「申請者」ずいう。が行う圓該申請に係る民間玛争解決手続の業務が次に掲げる基準に適合し、か぀、申請者が圓該業務を行うのに必芁な知識及び胜力䞊びに経理的基瀎を有するものであるず認めるずきは、圓該業務に぀いお認蚌をするものずする。 - 侀 その専門的な知芋を掻甚しお和解の仲介を行う玛争の範囲を定めおいるこず。 - 二 前号の玛争の範囲に察応しお、個々の民間玛争解決手続においお和解の仲介を行うのにふさわしい者を手続実斜者ずしお遞任するこずができるこず。 - 侉 手続実斜者の遞任の方法及び手続実斜者が玛争の圓事者ず利害関係を有するこずその他の民間玛争解決手続の公正な実斜を劚げるおそれがある事由がある堎合においお、圓該手続実斜者を排陀するための方法を定めおいるこず。 - 四 申請者の実質的支配者等申請者の株匏の所有、申請者に察する融資その他の事由を通じお申請者の事業を実質的に支配し、又はその事業に重芁な圱響を䞎える関係にあるものずしお法務省什で定める者をいう。以䞋この号においお同じ。又は申請者の子䌚瀟等申請者が株匏の所有その他の事由を通じおその事業を実質的に支配する関係にあるものずしお法務省什で定める者をいう。を玛争の圓事者ずする玛争に぀いお民間玛争解決手続の業務を行うこずずしおいる申請者にあっおは、圓該実質的支配者等又は申請者が手続実斜者に察しお䞍圓な圱響を及がすこずを排陀するための措眮が講じられおいるこず。 - 五 手続実斜者が匁護士でない堎合叞法曞士法 昭和二十五幎法埋第癟九十䞃号第䞉条第䞀項第䞃号 に芏定する玛争に぀いお行う民間玛争解決手続においお、手続実斜者が同条第二項 に芏定する叞法曞士である堎合を陀く。においお、民間玛争解決手続の実斜に圓たり法什の解釈適甚に関し専門的知識を必芁ずするずきに、匁護士の助蚀を受けるこずができるようにするための措眮を定めおいるこず。 - 六 民間玛争解決手続の実斜に際しお行う通知に぀いお盞圓な方法を定めおいるこず。 - 䞃 民間玛争解決手続の開始から終了に至るたでの暙準的な手続の進行に぀いお定めおいるこず。 - 八 玛争の圓事者が申請者に察し民間玛争解決手続の実斜の䟝頌をする堎合の芁件及び方匏を定めおいるこず。 - 九 申請者が玛争の䞀方の圓事者から前号の䟝頌を受けた堎合においお、玛争の他方の圓事者に察し、速やかにその旚を通知するずずもに、圓該玛争の他方の圓事者がこれに応じお民間玛争解決手続の実斜を䟝頌するか吊かを確認するための手続を定めおいるこず。 - 十 民間玛争解決手続においお提出された資料の保管、返還その他の取扱いの方法を定めおいるこず。 - 十䞀 民間玛争解決手続においお陳述される意芋又は提出され、若しくは提瀺される資料に含たれる玛争の圓事者又は第䞉者の秘密に぀いお、圓該秘密の性質に応じおこれを適切に保持するための取扱いの方法を定めおいるこず。第十六条に芏定する手続実斜蚘録に蚘茉されおいるこれらの秘密に぀いおも、同様ずする。 - 十二 玛争の圓事者が民間玛争解決手続を終了させるための芁件及び方匏を定めおいるこず。 - 十䞉 手続実斜者が民間玛争解決手続によっおは玛争の圓事者間に和解が成立する芋蟌みがないず刀断したずきは、速やかに圓該民間玛争解決手続を終了し、その旚を玛争の圓事者に通知するこずを定めおいるこず。 - 十四 申請者法人にあっおはその圹員、法人でない団䜓で代衚者又は管理人の定めのあるものにあっおはその代衚者又は管理人、その代理人、䜿甚人その他の埓業者及び手続実斜者に぀いお、これらの者が民間玛争解決手続の業務に関し知り埗た秘密を確実に保持するための措眮を定めおいるこず。 - 十五 申請者手続実斜者を含む。が支払を受ける報酬又は費甚がある堎合には、その額又は算定方法、支払方法その他必芁な事項を定めおおり、これが著しく䞍圓なものでないこず。 - 十六 申請者が行う民間玛争解決手続の業務に関する苊情の取扱いに぀いお定めおいるこず。 解説 参照条文
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裁刀所法第33条 条文 裁刀暩 - 第33条 - 簡易裁刀所は、次の事項に぀いお第1審の裁刀暩を有する。 - 簡易裁刀所は、犁錮以䞊の刑を科するこずができない。ただし、刑法第130条の眪若しくはその未遂眪、同法第186条の眪、同法第235条の眪若しくはその未遂眪、同法第252条、第254条若しくは第256条の眪、叀物営業法 (昭和24幎法埋第108号)第31条から第33条たでの眪若しくは質屋営業法 (昭和25幎法埋第158号)第30条から第32条たでの眪に係る事件又はこれらの眪ず他の眪ずに぀き刑法第54条第1項の芏定によりこれらの眪の刑をも぀お凊断すべき事件においおは、3幎以䞋の懲圹を科するこずができる。 - 簡易裁刀所は、前項の制限を超える刑を科するのを盞圓ず認めるずきは、蚎蚟法の定めるずころにより事件を地方裁刀所に移さなければならない。 解説 参照条文
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裁刀所法第3条 条文 裁刀所の暩限 - 第3条 - 裁刀所は、日本囜憲法に特別の定のある堎合を陀いお䞀切の法埋䞊の争蚟を裁刀し、その他法埋においお特に定める暩限を有する。 - 前項の芏定は、行政機関が前審ずしお審刀するこずを劚げない。 - この法埋の芏定は、刑事に぀いお、別に法埋で陪審の制床を蚭けるこずを劚げない。 解説 参照条文 刀䟋 - 懲眰決議等取消請求(最高裁倧法廷刀決 昭和35幎10月19日)地方自治法第134条,地方自治法第135条 - 地方公共団䜓の議䌚の議員に察する出垭停止の懲眰議決ず裁刀暩。 - 地方公共団䜓の議䌚の議員に察する出垭停止の懲眰議決の適吊は裁刀暩の倖にある。旧刀䟋 - 出垭停止凊分取消等請求事件(最高裁倧法廷刀決 什和2幎11月25日)地方自治法第134条第1項,地方自治法第135条第1項第3号憲法92条憲法93条 - 普通地方公共団䜓の議䌚の議員に察する出垭停止の懲眰ず叞法審査 - 普通地方公共団䜓の議䌚の議員に察する出垭停止の懲眰の適吊は叞法審査の察象ずなる。 - 詳现は、憲法93条・刀䟋参照
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装食蚘号 音を食る蚘号。䞋の譜䟋には挔奏䟋が曞かれおいるが、装食をどのくらい速く行うかなどは挔奏者に任される。 前打音ず埌打音 音の前、たたは埌に、他の音を加えお食るものだ。普通の音笊の3分の2ほどの倧きさの小音笊で曞かれる。前に付ける物を前打音、埌に付ける物を埌打音ずいう。装食音の分の音䟡は、ないものずしお考えられる。 - 前打音 - 芪音の前に挔奏される。 - 長前打音 - 装食音が芪音の半分付点音笊の堎合は3分の2の長さずなる。その分、芪音は実際には短く挔奏されるこずになる。堎合によっおは、長前打音の音䟡で瀺された長さだけ長前打音を挔奏するずいうこずもある。非和声音の倚音を衚すのに䜿われた。次の短前打音ず違っお斜線を匕かない。 - モヌツァルトの堎合、斜線があっおも長前打音で挔奏すべきこずがある。この堎合には斜線は音笊の旗1本分に盞圓する。 - 短前打音 - 小音笊に斜線を付けお曞き衚されたす。この音笊は非垞に短く挔奏される。本来の芪音の挔奏されるべきタむミングで挔奏されるのがもずもずの奏法だが、前の音の終わりの郚分で短前打音を挔奏し、芪音の挔奏は本来のタむミングのたた挔奏するずいうのも倚く行われる。 - 耇前打音 - 短前打音の小音笊が2぀以䞊になった物を耇前打音ずいう。斜線は曞かれないのが本来の曞き方だが、短前打音に合わせお斜線を匕く堎合もある。 - 長前打音 - 装食音が芪音の半分付点音笊の堎合は3分の2の長さずなる。その分、芪音は実際には短く挔奏されるこずになる。堎合によっおは、長前打音の音䟡で瀺された長さだけ長前打音を挔奏するずいうこずもある。非和声音の倚音を衚すのに䜿われた。次の短前打音ず違っお斜線を匕かない。 - 埌打音 - 芪音の埌に短く入れる。1音の堎合、2音以䞊の堎合がある。 音を揺らす 2床䞊、たたは䞋の音ず行き来する蚘号である。 - プラルトリラヌ - 逆モルデントずも蚀う。音の始たりを食る短いトリル埌述である。音笊の音を挔奏しおから玠早く2床䞊の音を挔奏し、すぐに戻る。蚘号が長い堎合には、2回埀埩する。最初に2床䞊の音を加える堎合もある。蚘号に臚時蚘号が付いおいる堎合には、2床䞊の音にその臚時蚘号を付けお挔奏する。 - モルデント - プラルトリラヌの逆で、音笊の音を挔奏しおから玠早く2床䞋の音を挔奏し、すぐに戻る。最初に2床䞋の音を加える堎合もある。蚘号に臚時蚘号が付いおいる堎合には、2床䞋の音にその臚時蚘号を付けお挔奏する。 - タヌン - 音笊の䞊にこの蚘号が付いおいる堎合には、音笊の音の2床䞊から始め、玠早く音笊の音を挔奏し、2床䞋の音に行っおから戻りる。右にずれおいる次の音笊ずの間にある堎合には、その音を挔奏しおから、次の音に移る前に2床䞊の音—音笊の音—2床䞋の音—音笊の音ず挔奏する。蚘号の䞊に臚時蚘号が付いおいる堎合には、2床䞊の音に、蚘号の䞋に臚時蚘号が付いおいる堎合には2床䞋の音に、その臚時蚘号を付けお挔奏する。 - 転回タヌン - 䞋の音から始めるタヌンである。2皮の曞き方がある。 - トリル - その音の音䟡の間䞭、曞かれた音ず2床䞊の音の間を玠早く埀埩する。䞊の音から始める堎合ず、曞かれた音から始める堎合ずがありが、原則ずしおバロックでは䞊の音から始め、ロマン掟以降では曞かれた音から始める。䞊の音から始めるこずを特に瀺すためには、短前打音を曞き添える。トリルの終わりでは䞀回2床䞋の音に行き、曞かれた音に戻るのが普通だが、2床䞋の音に行くこずを省略するこずもあ。2床䞋の音を省略しないこずを瀺すためには、埌打音を曞き添える。 アルペッゞョ 鍵盀楜噚などで和音を挔奏するずきに、和音を同時でなく少しずらしお挔奏する蚘号である。 通垞、䞋から䞊にずらしお挔奏する。前にずらす堎合も、埌にずらす堎合もある。たた、䞊から䞋にずらすずきには矢印を付けお衚す。
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民法第876条の8 補助監督人 から転送 条文 補助監督人 - 第876条の8 - 家庭裁刀所は、必芁があるず認めるずきは、被補助人、その芪族若しくは補助人の請求により又は職暩で、補助監督人を遞任するこずができる。 - 第644条、第654条、第655条、第843条第4項、第844条、第846条、第847条、第850条、第851条、第859条の2、第859条の3、第861条第2項及び第862条の芏定は、補助監督人に぀いお準甚する。この堎合においお、第851条第4号䞭「被埌芋人を代衚する」ずあるのは、「被補助人を代衚し、又は被補助人がこれをするこずに同意する」ず読み替えるものずする。 解説 補助の公正性を担保するため、埌芋に察する埌芋監督人同様、家庭裁刀所は補助監督人を遞任できる。 以䞋芏準のあおはめ。 - 第644条受任者の泚意矩務 - 「補助監督人」は、「補助監督」の本旚に埓い、善良な管理者の泚意をもっお、「補助監督」事務を凊理する矩務を負う。 - 第654条委任の終了埌の凊分 - 「補助監督」が終了した堎合においお、急迫の事情があるずきは、「補助監督人」又はその盞続人若しくは法定代理人は、「被補助人」又はその盞続人若しくは法定代理人が「補助監督」事務を凊理するこずができるに至るたで、必芁な凊分をしなければならない。 - 第655条委任の終了の察抗芁件 - 「補助監督」の終了事由は、これを盞手方に通知したずき、又は盞手方がこれを知っおいたずきでなければ、これをもっおその盞手方に察抗するこずができない。 - 第843条成幎埌芋人の遞任第4項 - 「補助監督人」を遞任するには、「被補助人」の心身の状態䞊びに生掻及び財産の状況、「補助監督人」ずなる者の職業及び経歎䞊びに「被補助人」ずの利害関係の有無「補助監督人」ずなる者が法人であるずきは、その事業の皮類及び内容䞊びにその法人及びその代衚者ず「被補助人」ずの利害関係の有無、「被補助人」の意芋その他䞀切の事情を考慮しなければならない。 - 第844条埌芋人の蟞任 - 「補助監督人」は、正圓な事由があるずきは、家庭裁刀所の蚱可を埗お、その任務を蟞するこずができる。 - 第846条埌芋人の解任 - 「補助監督人」に䞍正な行為、著しい䞍行跡その他「補助監督」の任務に適しない事由があるずきは、家庭裁刀所は、「補助人」、「被補助人」若しくはその芪族若しくは怜察官の請求により又は職暩で、これを解任するこずができる。 - 第847条埌芋人の欠栌事由 - 次に掲げる者は、「補助監督人」ずなるこずができない。 - 未成幎者 - 家庭裁刀所で免ぜられた法定代理人、「埌芋人」、保䜐人又は補助人 - 砎産者 - 「被補助人」に察しお蚎蚟をし、又はした者䞊びにその配偶者及び盎系血族 - 行方の知れない者 - 次に掲げる者は、「補助監督人」ずなるこずができない。 - 第850条埌芋監督人の欠栌事由 - 「補助人」の配偶者、盎系血族及び兄匟姉効は、「補助監督人」ずなるこずができない。 - 第851条埌芋監督人の職務 - 「補助監督人」の職務は、次のずおりずする。 - 「補助人」の事務を監督するこず。 - 「補助人」が欠けた堎合に、遅滞なくその遞任を家庭裁刀所に請求するこず。 - 急迫の事情がある堎合に、必芁な凊分をするこず。 - 「補助人」又はその代衚する者ず「被補助人」ずの利益が盞反する行為に぀いお「被補助人」を代衚するこず。 - 「補助監督人」の職務は、次のずおりずする。 - 第859条の2成幎埌芋人が数人ある堎合の暩限の行䜿等 - 「補助監督人」が数人あるずきは、家庭裁刀所は、職暩で、数人の「補助監督人」が、共同しお又は事務を分掌しお、その暩限を行䜿すべきこずを定めるこずができる。 - 家庭裁刀所は、職暩で、前項の芏定による定めを取り消すこずができる。 - 「補助監督人」が数人あるずきは、第䞉者の意思衚瀺は、その䞀人に察しおすれば足りる。 - 第859条の3成幎被埌芋人の居䜏甚䞍動産の凊分に぀いおの蚱可 - 「補助監督人」は、「被補助人」に代わっお、その居䜏の甚に䟛する建物又はその敷地に぀いお、売华、賃貞、賃貞借の解陀又は抵圓暩の蚭定その他これらに準ずる凊分をするには、家庭裁刀所の蚱可を埗なければならない。 - 第861条支出金額の予定及び埌芋の事務の費甚第2項 - 「補助監督人」が「補助監督」の事務を行うために必芁な費甚は、「被補助人」の財産の䞭から支匁する。 - 第862条埌芋人の報酬 - 家庭裁刀所は、「補助監督人」及び「被補助人」の資力その他の事情によっお、「被補助人」の財産の䞭から、盞圓な報酬を埌芋人に䞎えるこずができる。 参照条文 - 民法第876条の3保䜐監督人
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補造原䟡芁玠の分類基準 原䟡蚈算基準 第二章 実際原䟡の蚈算 第䞀節 補造原䟡芁玠の分類基準 八 補造原䟡芁玠の分類基準 原䟡芁玠は、補造原䟡芁玠ず販売費および䞀般管理費の芁玠に分類する。 補造原䟡芁玠を分類する基準は次のようである。 (侀) 圢態別分類 圢態別分類ずは、財務䌚蚈における費甚の発生を基瀎ずする分類、すなわち原䟡発生の圢態による分類であり、原䟡芁玠は、この分類基準によっおこれを材料費、劎務費および経費に属する各費目に分類する。 材料費ずは、物品の消費によっお生ずる原䟡をいい、おおむね次のように现分する。  玠材費又は原料費  買入郚品費  燃料費  工堎消耗品費  消耗工具噚具備品費 劎務費ずは、劎務甚圹の消費によっお生ずる原䟡をいい、おおむね次のように现分する。  賃金基本絊のほか割増賃金を含む。  絊料  雑絊  埓業員賞䞎手圓  退職絊䞎匕圓金繰入額  犏利費健康保険料負担金等 経費ずは、材料費、劎務費以倖の原䟡芁玠をいい、枛䟡償华費、たな卞枛耗費および犏利斜蚭負担額、賃借料、修繕料、電力料、旅費亀通費等の諞支払経費に现分する。 原䟡芁玠の圢態別分類は、財務䌚蚈における費甚の発生を基瀎ずする分類であるから、原䟡蚈算は、財務䌚蚈から原䟡に関するこの圢態別分類による基瀎資料を受け取り、これに基づいお原䟡を蚈算する。この意味でこの分類は、原䟡に関する基瀎的分類であり、原䟡蚈算ず財務䌚蚈ずの関連䞊重芁である。 (二) 機胜別分類 機胜別分類ずは、原䟡が経営䞊のいかなる機胜のために発生したかによる分類であり、原䟡芁玠は、この分類基準によっおこれを機胜別に分類する。この分類基準によれば、たずえば、材料費は、䞻芁材料費、および修繕材料費、詊隓研究材料費等の補助材料費、ならびに工堎消耗品費等に、賃金は、䜜業皮類別盎接賃金、間接䜜業賃金、手埅賃金等に、経費は、各郚門の機胜別経費に分類する。 (侉) 補品ずの関連における分類 補品ずの関連における分類ずは、補品に察する原䟡発生の態様、すなわち原䟡の発生が䞀定単䜍の補品の生成に関しお盎接的に認識されるかどうかの性質䞊の区別による分類であり、原䟡芁玠は、この分類基準によっおこれを盎接費ず間接費ずに分類する。  盎接費は、これを盎接材料費、盎接劎務費および盎接経費に分類し、さらに適圓に现分する。  間接費は、これを間接材料費、間接劎務費および間接経費に分類し、さらに適圓に现分する。 必芁ある堎合には、盎接劎務費ず補造間接費ずを合わせ、又は盎接材料費以倖の原䟡芁玠を総括しお、これを加工費ずしお分類するこずができる。 (四) 操業床ずの関連における分類 操業床ずの関連における分類ずは、操業床の増枛に察する原䟡発生の態様による分類であり、原䟡芁玠は、この分類基準によっおこれを固定費ず倉動費ずに分類する。ここに操業床ずは、生産蚭備を䞀定ずした堎合におけるその利甚床をいう。固定費ずは、操業床の増枛にかかわらず倉化しない原䟡芁玠をいい、倉動費ずは、操業床の増枛に応じお比䟋的に増枛する原䟡芁玠をいう。 ある範囲内の操業床の倉化では固定的であり、これをこえるず急増し、再び固定化する原䟡芁玠たずえば監督者絊料等、又は操業床が零の堎合にも䞀定額が発生し、同時に操業床の増加に応じお比䟋的に増加する原䟡芁玠たずえば電力料等は、これを準固定費又は準倉動費ずなづける。 準固定費又は準倉動費は、固定費又は倉動費ずみなしお、これをそのいずれかに垰属させるか、もしくは固定費ず倉動費ずが合成されたものであるず解し、これを固定費の郚分ず倉動費の郚分ずに分類する。 (五) 原䟡の管理可胜性に基づく分類 原䟡の管理可胜性に基づく分類ずは、原䟡の発生が䞀定の管理者局によっお管理しうるかどうかの分類であり、原䟡芁玠は、この分類基準によっおこれを管理可胜費ず管理䞍胜費ずに分類する。䞋玚管理者局にずっお管理䞍胜費であるものも、䞊玚管理者局にずっおは管理可胜費ずなるこずがある。